ミキオサカベ(MIKIO SAKABE)のデザイナー坂部三樹郎監修のフットウェアブランド・グラウンズ(grounds)とティー エイチ(th)のコラボレーションによるスニーカーが登場。2020年9月21日(月)から27日(日)までの期間、原宿・ギャラリー202(GALLERY202)で開催する期間限定ストアにて予約を受け付ける。7月には最上もがとコラボレーションを実施し話題になったグラウンズ。今回は、タロウ ホリウチ(TARO HORIUCHI)のデザイナー・堀内太郎が手掛けるブランド、ティー エイチとタッグを組む。なお、グラウンズのシューズにおいて、素材にレザーを採用するのは今回が初。カラーはオールブラックにすることでシックなムードに仕上げた。また、本コラボレーションシューズの予約を受け付ける期間限定ストアでは、グラウンズの新作シューズの予約も可能。サンプルセールも同時に開催予定なので、気になる人は是非会場に足を運んでみて。【詳細】グラウンズ×ティー エイチ コラボレーションスニーカー価格:39,000円+税<期間限定ストア>期間:2020年9月21日(月)~27日(日)時間:11:00~20:00(初日のみ16:00オープン)会場:ギャラリー202住所:東京都渋谷区神宮前5-17-24 キャットストリートビルディング2階■グラウンズ新作シューズ価格例:35,000円+税~37,000円+税
2020年09月20日大沢伸一の新ユニットRHYME SOが今年3月に発表した「ファッションブロガー(Fashion Blogger)」のMVがロンドン・ファッション・フィルム・フェスティバル(LONDON FASHION FILM FESTIVAL) 2020のベスト・ミュージック部門と女優・モデル部門の2つのアワードを獲得した。同フィルム・フェスティバルは2013年に設立され今回が6年目。今年の2D/3Dアニメーション部門ではエルメス(HERMES)がアワードを受賞した。因みに2019年の2D/3Dアニメーション部門はモンクレール・フラグメント・ヒロシ・フジワラ(Moncler Fragment Hiroshi Fujiwara)がアワードを獲得している。(2020年9月16日 更新)
2020年09月15日豊原功補と小泉今日子が映画初プロデュースを務めていることでも話題の映画『ソワレ』が8月28日に公開された。偶然出会い、ある事件をきっかけに始まった、青年と若い女性の逃避行を綴る本作の主演は村上虹郎(芋生悠とのW主演)。2014年の映画『2つ目の窓』での主演デビュー以降、他にない存在感で走り続ける村上が、本作でも観客の目をくぎ付けにする。役者になる夢を持ちながらも鳴かず飛ばずの毎日を送っていた翔太を演じた村上が、かつては身を任せていた感情的なシーンも、“新しいステージ”に入った今は、「自覚的でなければならない」とコントロールのもとで演技していること、最初はそれほど興味を持っていなかった役者業への思いの変化などを語った。○■無自覚な人物を自覚的に演じる『ソワレ』はとても重厚感のある映画です。決して明るい作品ではないけれど、ただ暗いわけではなく、光はある。こういう世界があるんだと気づかせてくれます。僕が演じた翔太はとても愚直で、いろいろなことに対して無自覚。そこを、演じる側としては自覚的にやらないといけないと思いました。今回、そこを特に意識しましたが、この“自覚的に”というスタンスは、どの役を演じているときもそうでないといけないと思っています。芝居をしていて「あの時の記憶がない」みたいな、いわゆるゾーンに入るといったこともないことはないし、それはそれでかっこいいけれど、でも僕は、それってダメでもあると思うんです。計算してその上にいかないといけないのに、飛んじゃっているのだと。○■“やってやったぜ感”から新しいステージへ翔太の感情が爆発するシーンも、コントロールしています。当然難しいです。役に生きることに集中して飛び込むことのほうが楽だし、タガを外せば“やった気”にはなるんです。「おれ、イケたっしょ」みたいな(笑)。でもそれが結果的にいい芝居になっているかは別なんです。もしかしたら自分の中でも、“やってやったぜ感”ではなく、自覚的であることの、新しいステージに入っているのかもしれない。それは舞台の経験も大きいのかなと思います。僕らの仕事は数値化できない。タガが外れていようがいまいが、限界突破していようが冷静だろうが、数字として分析できるわけではない。自分がOKだと思っていなくても監督がOKを出すこともあるし、でもそれをお客さんが違うと思うこともある。だからこそ、自覚的に、コントロールする必要があると思います。○■現場に飛び込んで、映画という文化に惹かれた翔太は売れない俳優で、世に出たいと思っています。一方、僕は河瀨直美監督の映画『2つ目の窓』で主演デビューしましたが、俳優という仕事を目指していたわけでも、すごく好きだったわけでもありませんでした。通っていた学校(シュタイナー学園)の教育スタンス上、メディアが禁止だったので、そもそも映画もさほど観ていませんでしたし。父(村上淳)の繋がりから、今回、アソシエイト・プロデューサーを務めている小泉今日子さんだったり、竹中直人さんや廣木(隆一)組の方々などには、子どもの頃から面識はありました。それこそ河瀨監督も。でも顔は知っていても、その人たちがどんな思いで、何をどう作っているのかは、何も知らなかったんです。そこから飛び込んで、映画を、現場を知った。僕は、俳優業に惹かれたというより、映画という文化に惹かれたんです。○■俳優業にハマったのは、悔しかったからそれが、役者そのものにハマっていった。理由は悔しかったからです。出来上がった映画で自分を見て、「なんだこいつ、下手くそだな、サイテーだな」と思ったんですよ。それで「次やったら、もうちょっとよくなるはずだ」と。一番ダメなやつです。ギャンブルと一緒。「次はイケるでしょ」みたいな(笑)。今もまだまだですが、10代から20代に入って、俳優として少しは作品を重ねてきました。でも、その気持ちは変わらないです。毎回自分を見て「サイテーだな」と思いますね。勉強のためと取材のために、自分の作品を観るようにしていますが、本当は見たくないです。悔しくなるだけなので(笑)。○■「誰々と共演だ!」と単純にミーハー心がうずく「次こそは」という気持ちもそうですが、俳優という仕事にハマっていったのは、魅力的な人たちとの出会いも大きいです。僕は本当に現場に恵まれているので。そうした方々との出会いから、「この世界って面白いな」と自然に思うようになっていきました。あとはミーハー魂も大きい。僕は芸能一家出身のように言われますが、僕の半分くらいは生まれ育った“田舎”で構成されているので、ミーハー心もしっかり植え付けられているんです。だから今でも「うわ、誰々と共演だ! 会える!」と単純に思ったりしています。まあ、そういう感じは隠しますけど(笑)。○■高校時代の留学は、自分にとって逃避行だった今は海外にも興味があります。翔太とタカラ(芋生)は逃避行することになりますが、僕も逃避行と言えるような経験があるんです。高校時代に留学して。あれは、いわば逃避行ですね。親のすねをかじった超贅沢な逃避行。日本という国から、自分の社会から逃げたんです。大義も夢も目標もなかった。英語もギリギリそこで暮らせればいいレベル。だいたい話せるわけないんです。日本語でも話せないのに。国語力がないのに自分の意見を言えるわけがない。今になって国語や文学を学んでいます。次に海外に行ったら、価値観も宗教も含めて、違いについて語り合いたい。だから今度は、もっと自分のレベルを上げてから行きたいと思っています。言ってしまえば役者業だって、すべて国語、文学、人間学に繋がっていると思いますね。(C) 2020ソワレフィルムパートナーズ■プロフィール村上虹郎1997年3月17日、東京都生まれ。2014年、河瀨直美監督の『2つ目の窓』でデビューし、映画初主演を果たす。これまで、『ディストラクション・ベイビーズ』『武曲 MUKOKU』『ナミヤ雑貨店の奇蹟』『ハナレイ・ベイ』『銃』ほか多数の作品に出演。公開待機作に『燃えよ剣』『佐々木、イン、マイマイン』などがある。望月ふみ 70年代生まれのライター。ケーブルテレビガイド誌の編集を経てフリーランスに。映画系を軸にエンタメネタを執筆。現在はインタビュー取材が中心で月に20本ほど担当。もちろんコラム系も書きます。愛猫との時間が癒しで、家全体の猫部屋化が加速中。 この著者の記事一覧はこちら
2020年08月29日豊原功補さんと小泉今日子さんの初プロデュース映画『ソワレ』に出演する村上虹郎さんと芋生悠さんに、制作の裏側を聞きました。映画の力に、魂が震える。出逢ったばかりの男女の逃避行。役者を夢見ながらもオレオレ詐欺の片棒を担いでいる岩松翔太と、父親から虐待を受けてきた山下タカラ。苦しみを抱えてもがいていた二人が出逢い、ある事件をきっかけに衝動的な逃避行をはじめたことから、それぞれに「生きる理由」があることを見出していく。豊原功補さんと小泉今日子さんの初プロデュース映画は、ふたりがその才能に惚れ込んだ外山文治監督の繊細な映像表現が、“映画”を観る幸福も味わわせてくれる感動作。芋生悠さんが演じるタカラ役のオーディションは、翔太役の村上虹郎さんも立ち会った。村上:選ぶ側で参加するのは初めてだったので、正直、楽しかったです。タカラは自発的なものがないように見えて、パワーを内包していなきゃいけない難しい役。一緒に演じていて、芋生さんからはそのパワーが強く伝わってきた。芋生:そのときが初対面だったんですけど、純粋に楽しくて。その日、私が最後だった?帰りに村上さんがひと言、「また」って。また会えるかもしれないって嬉しかった。村上:俺が?覚えてない…。全員に言ってたかも(笑)。話、作ってないですか?芋生:作ってないです(笑)。タカラという役は結構大変なシーンもある。そこに引っ張られて壊れてしまうのが怖かったので、撮影では役に入り込むというよりは、タカラに寄り添って一緒に歩けたらいいなと思ってました。村上:翔太は翔太で厳しい状況にあるけど、見ていても辛いシーンはタカラのほうが多いから。芋生:もし自分のせいで撮影が止まったらと、最初は怖かった。でも、監督さんはじめ、みんなが見守ってくれているという信頼関係があったので、私たちは本能のまま、和歌山の土地を走り続ければよかった。村上:俺はクランクインの日に体調壊して、迷惑をかけてしまったけど。どの地方に行っても1~2日はちょっと調子悪いから、今回は2日前に入ってたのに、クランクインがいちばん調子悪いっていう。主演のくせに何してるんだ、俺は。芋生:村上さんがうなだれてる写真が監督さんから送られてきた(笑)。村上:舞台で小泉さんと豊原さんとご一緒したときも、千秋楽に倒れたんですよ。外山監督とは以前短編でご一緒させていただいたことがあって。これは主人公が逃げる作品ですけど、外山監督は何からも逃げずに、丁寧に向き合ってる。ストーリー自体は仕掛けはあるけれども、どんでん返しがあるサスペンスではない。じゃあ、何を観るかっていうと、作家性やキャラクターや、そこに映ってるもの全部。そこに観てくれる人たちの想像力をちょっとお借りしないといけない。僕もそういう映画が大好きですけど、集中力は必要ですよね。芋生:撮影はドキュメンタリータッチと言われていたんですけど、わりと映画的だなって途中で感じてた。村上:二人の感情を影で見せたりとか、ギミックを使うシーンも印象的で、外山さんの新たな一面を知った感じ。“ザ・ソワレ”という幻想的なシーンでは、美術さんをはじめみんなの気合がひときわすごかった。芋生:ソワレはフランス語で「夜会」とか「夜明け前まで」の意味ですよね。でも、このタイトルには、景色も変わらないような暗い道をずっと歩いてきた子たちが、誰かがそばにいることや自分の足でちゃんと歩けるようになることで、景色が変わるというか、違う明日を迎えることができるという意味があるのかなって。今、大変な時代だからこそ、光を見つけられた子たちに勇気づけられる映画になった気がする。村上:確かに俺自身も面白い映画に出合うと、観ながら、俺だったらどうだろうって考える。結果、大事な台詞を聞き逃したりするんだけど。芋生:めちゃわかる。ほんと自分を見つめ直す感じになるよね。村上:ただ、俺はあまり「ソワレ」の意味は意識せずに演じてた。最初はまったく違う仮題が付いていたので、タイトルに託された意味も豊原さんのインタビューで知ったくらい。芋生さんはちゃんと説明されたんだね、プロデューサーのおふた方とよく飲んでるから。芋生:お酒が好きなので(笑)。村上さんはあまり飲まないですよね。村上:だから、俺のほうが付き合い長いのに誘われない。作品には呼んでいただいてるけど(笑)。『ソワレ』故郷の高齢者施設で演劇を教えることになった翔太と、そこで働くタカラ。出逢ったばかりの二人は、ある事件を機に衝動的に逃避行に出る。監督・脚本/外山文治出演/村上虹郎、芋生悠ほか8月28日よりテアトル新宿ほか全国公開。©2020ソワレフィルムパートナーズむらかみ・にじろう1997年3月17日生まれ。主演を務めた河瀬直美監督の『2つ目の窓』(‘14年)で映画デビュー。外山文治監督とは短編『春なれや』(‘17年)で顔を合わせている。映画『佐々木、イン、マイマイン』は11月27日公開。『燃えよ剣』が公開待機中。シャツ 参考価格¥49,000パンツ 参考価格¥67,000(共にMAGLIANO/Diptrics TEL:03・5464・8736)いもう・はるか1997年12月18日生まれ。『バレンタインナイトメア』(‘16年)で映画デビュー。ヒロイン役を務めた映画『#ハンド全力』が公開中。映画『HOKUSAI』が公開待機中。豊原功補演出の『後家安とその妹』(‘19年)では舞台女優としての力量も発揮。イヤリング¥1,880バングル¥2,280リング¥2,680(以上ROOM)その他はスタイリスト私物※『anan』2020年9月2日号より。写真・内田紘倫(The VOICE)スタイリスト・望月 唯(村上さん)末吉久美子(芋生さん)ヘア&メイク・Yoshikazu Miyamoto(村上さん)YOUCA(芋生さん)取材、文・杉谷伸子(by anan編集部)
2020年08月28日6月と7月の2夜にわたり、井上芳雄をホストに迎えた番組「僕らのミュージカル・ソング2020」をWOWOWで放送することが決定。井上さんからコメントも到着した。「僕らのミュージカル・ソング」は、2015年に同じく井上さんをホストに迎えて行われたWOWOWオリジナル・ライブ。今回、ミュージカル界で活躍するスターたちが集うスペシャル番組として復活することに。番組では、井上さんの歌とトークを中心に、“いまだからこそ聴きたいミュージカル・ソング”をテーマにスペシャルプログラムで放送。なお、出演者や詳しい内容は、これから順次発表されていくという。またリクエスト企画「あなたのミュージカル・ソング」も復活。Twitter上でリクエストを募り、その中から井上さんの歌唱曲が決定する。今回の放送に関して井上さんは「今年は世界中が想像もしていなかった事態となり、演劇・ミュージカル界も大きく影響を受けました。毎年生中継していたトニー賞授賞式も開催延期ということで、例年の時期には中継できませんでした。日本のミュージカルでもたくさんの公演が中止となっています。ミュージカルの灯を絶やさぬように、また、お客様が劇場に戻ってくださるまでの、“お楽しみ”として、今回、WOWOWでこのような番組をやらせていただくことになりました」と言い、「日本だけでなく、ブロードウェイも含めた今のエンターテインメント界の状況も、トークを含めてお届けする予定です。ミュージカルがお好きな方にも、そうではない方にも、エンターテインメント界の“今”を知るという意味でもぜひご覧いただきたいです」と呼びかけている。「僕らのミュージカル・ソング2020」第一夜は6月20日(土)20時~、第二夜は7月25日(土)21時~WOWOWプライムにて放送。(cinemacafe.net)
2020年06月03日お笑いコンビ・NON STYLEの石田明と井上裕介が26日、都内で行われた大学ミスコンテスト「MISS OF MISS CAMPUS QUEEN CONTEST 2020」「MR OF MR CAMPUS CONTEST 2020」でMCを担当。授賞式後の囲み取材で、井上は“自宅での過ごし方”について語った。新型コロナウイルス感染拡大を防ぐため、無観客で行われた同イベント。井上は、イベントなどの中止・延期が相次いでいる今の状況について、「仕方ない部分ではあると思います。人命第一が絶対なので。でも、なるべく早くお客さんが集まってくれるような時が来てくれればいいなと、一刻も早く。それは思いますね」と話した。すると、石田が「週末、自宅待機したほうがいいってなってますけど」と、東京都の小池百合子知事が都民に今週末の不要不急の外出自粛を要請したことに触れ、過去に接触事故で活動自粛していた時期があった井上に対して「井上さん自宅待機が得意な時期あったじゃないですか。アドバイスがあったら…」とコメントを求めて笑いを誘った。石田にイジられた井上は、「長期自宅待機すると頭がおかしくなります。自宅待機はしないといけないんですけど、外に出ることは大事だと思います」と経験者として意見。また、自宅でのおすすめの過ごし方を聞かれると「写経になりますね。1回精神統一するという意味で、写経が…」と語った。石田と井上は、「MISS OF MISS CAMPUS QUEEN CONTEST 2020」グランプリに輝いた日本大学2年の西脇萌さんと、「MR OF MR CAMPUS CONTEST 2020」グランプリに輝いた桜美林大学2年の一光希さんグランプリとともに取材に対応。2人は井上のアドバイスを笑いながら聞き、西脇さんは「勉強になります」と話していた。
2020年03月26日大沢伸一(MONDO GROSSO)が新たにスタートしたフューチャー・ポップ・デュオ、RHYME SOの新曲『ファッションブロガー(Fashion Blogger)』が3月13日にリリースされた。同日公開されたミュージックビデオは、最新のファッション業界とSNSを皮肉ったゴージャスかつ壮大なストーリーで展開されている。ビデオではフィギュアスケートの世界大会「IAFB グランプリ2020」を舞台に、RHYMEと世界的なドラァグクイーンであるMILKが氷上で見事なスケーティングで対戦。アルメニア代表の現役スケーターのアナスタシヤ・ガルスチャンはオープニングでスケーティングを披露。『仮面ライダー鎧武』の佐野岳も出演。大沢伸一本人はコーチ役(? )で濃いキャラで登場している。10代の頃にプロのフィギュアスケーターを目指していたというオーストラリア出身のRHYMEは18歳の時にモデルとミュージシャンに転身。詩人、ソングライター、DJ、モデルとしてグローバルに活動しており、現在インスタグラムのフォロワー数は約2万人。米国代表のアイスダンスのコンペティション選手として長年にわたって活躍してきたMILKは88万人4,000人のフォロワーを有し、マーク・ジェイコブスなどデザイナーとの交流で世界的に知られている。お互いが愛するスポーツへのリスペクトが込められたMVは8ヶ国の字幕が選べ、ファンキーなベースラインがシーンを盛り上げるハッピーなパーティーチューンとなっている。RHYME SOは、昨年に初音源となる『Just Used Music Again』が、88risingのJojiが監修を務めるレーベルコンピレーションアルバム「Head in the CloudsⅡ」へ収録され話題となった。2017年に14年ぶりにMONDO GROSSO名義で発表された作品はiTunesアルバムチャートで1位に輝き、満島ひかりが歌う『ラビリンス』のミュージックビデオは2,200万回以上再生された。なお、3月18日からカナダで開催が予定されていた現実の世界フィギュアスケート選手権は、新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受けてISU=国際スケート連盟から中止が発表されている。
2020年03月13日1983年に作家・劇作家の井上ひさしが立ち上げ、以降、井上作品を専門に上演し続けている制作集団・こまつ座が、井上が戦争前後の庶民の営みを描いた“昭和庶民伝三部作”の第1作となった音楽劇『きらめく星座』を、3月10日(火)から15日(日)まで東京・紀伊國屋サザンシアターTAKASHIMAYAで上演する。物語の舞台は昭和15年の東京・浅草。小さなレコード店・オデオン堂では、家族4人とふたりの間借り人が仲良く暮らしている。ある日、陸軍に入隊していた長男の正一が脱走し、すぐさま憲兵伍長“蝮の権藤”が乗り込んでくる。さらに、長女みさをが“ハガキの束から選んだ”という夫・源次郎が家族に加わるが、堅物の愛国主義者で傷痍軍人の源次郎は、音楽好きでジャズを流す家族たちが許しがたい。こうしてオデオン堂には大嵐が吹き荒れることになり……。本作は1985年に初演され、井上自身が演出した数少ない作品のひとつ。太平洋戦争前夜の昭和16年12月7日までの1年間を描く物語で、その時代は決して明るくはなく、戦争の愚かさを痛切に浮かび上がらせる。一方で、ピアノの生演奏にのせて『青空』や『一杯のコーヒーから』などの昭和初期の流行歌の軽快なメロディと数々の名セリフが劇空間を弾ませる。生前、井上はこの物語を「涙と笑いに満ちた懐かしい香りのするもの」とし、私戯曲的と位置付けている。これまで多彩な顔ぶれにより上演され、既に延べ500回の公演回数に達している舞台。演出は井上が絶大な信頼を寄せ、本作を手がけるのは4度目となる栗山民也。そしてキャストには久保酎吉、松岡依都美、高橋光臣、粟野史浩、瀬戸さおり、後藤浩明、高倉直人、村岡哲至、木村靖司、大鷹明良が揃い、上質なアンサンブルを紡ぐ。文:伊藤由紀子
2020年03月04日井上陽水が本日10月20日、東京・東京国際フォーラム ホールAで「井上陽水 50周年記念ライブツアー『光陰矢の如し』~少年老い易く 学成り難し~」を開催する。1969年のデビューから今年で50周年となる井上陽水。11月27日には細野晴臣、宇多田ヒカル、椎名林檎、槇原敬之、福山雅治ら豪華アーティストたちによるトリビュート作品『井上陽水トリビュート』のリリースも決定している。本日の公演は今春からスタートしたライブツアーの一環。当公演では懐かしい曲から最近の楽曲まで、誰もが楽しめるセットリストになるだろう。当ツアーの東京公演は本日が最後。この記念すべき公演をお見逃しなく。■公演情報「井上陽水 50周年記念ライブツアー『光陰矢の如し』~少年老い易く 学成り難し~」日時:10月20日(日)開場17:00/開演18:00場所:東京・東京国際フォーラム ホールA
2019年10月20日戦後日本を代表する劇作家・小説家の井上ひさしが、『蟹工船』の作者・小林多喜二を描いた『組曲虐殺』。2010年にこの世を去った井上ひさしの最後の戯曲であり、存命中だった2009年の初演時に数々の演劇賞に輝いた本作が、2012年の再演を経て3度目の上演を迎えている。井上ひさしをよく知る栗山民也の演出と、初演時に役者として大きく脱皮した井上芳雄の主演、さらに著名なジャズピアニスト小曽根真の音楽担当は変わらず。そこへ上白石萌音や土屋佑壱が初参加、新たな装いで井上ひさしの“遺伝子”を伝える。9月上旬に訪れた稽古場の様子から、本作の魅力をお届けしよう。【チケット情報はこちら】物語は昭和初期、29歳で生涯を終えた多喜二の、最後の2年9か月を描く。子供の頃から貧しい人々を見てきた多喜二(井上)は、言葉の力で社会を変えようと、プロレタリア文学を書くようになる。『蟹工船』が検閲を受けるなど特高警察に目をつけられ、治安維持法違反の名目で逮捕・監視されるようになる多喜二。それでも以前と変わらぬ穏やかさをもって活動を続ける多喜二を心配し、姉のチマ(高畑)や恋人の瀧子(上白石)は、しばしば彼のもとを訪れる。多喜二の同志・ふじ子(神野)に瀧子がやきもきし、刑事の古橋(山本)と山本(土屋)も多喜二の人柄に魅せられていくなか、ついに“その日”がやってきて……。稽古場に入ると、そこには無造作な髪にカーキ色のシャツ、サンダルばきの井上の姿が。その表情と佇まいは見慣れたミュージカルスターではなく、多喜二に魅入られ没頭する、いち役者のそれだ。この日はまだ“本読み”だったが、その段階から小曽根がピアノで生演奏をつけていくのが本作のスタイル。“本読み”が始まると、小曽根は劇伴だけでなく、演者の声の強弱や音楽とのタイミングにも指摘を入れていく。栗山の演出も受け、井上はすぐに別の歌い方をやってみせる。隣で聞いていた上白石が、必死に井上に食らいついていく。井上の成熟と上白石のポテンシャル。すかさず高畑と神野らが陰影豊かな表情とセリフ回しで呼応すれば、小曽根のピアノもますます色を帯びてゆく。それはまさに、クリエイトの現場だけがもつ熱気だった。井上ひさしの作品らしく、軽妙な笑いと心が温まるシーンは本作でも健在。だが物語を貫いているのは、紛れもなく、不条理な力に対する抵抗だ。経済格差が進むなか、2008年に何度めかの『蟹工船』ブームがあったことは知られているが、井上芳雄は今回特に「今の時代のことを書いているのかと思えるくらい、内容がリンクしていて怖い」と感じたという。“本読み”の合間の会話では、栗山から「ワーキングプア率が上がるばかりの日本。この物語と今は変わらないんだよ」という言葉も聞かれた。そんな時代だからこそ「人間の大きさや、娯楽小説も読んだりするところが好き」と演じる井上が言う温かな多喜二の姿が、じわりと心にしみる。2019年の今、改めて味わいたい舞台だ。取材・文:佐藤さくら
2019年10月09日井上ひさしの没後10年を記念した「井上ひさしメモリアル10」シリーズの掉尾を飾る『組曲虐殺』が、本日10月6日に東京・天王洲 銀河劇場で開幕する。亡くなる前年の2009年に初演された、“井上ひさし最後の戯曲”。数々の演劇賞に輝いた初演と再演(2012年)に続き、井上芳雄が「演じることに使命を感じる」と語る小林多喜二役に7年ぶりに挑む。貧しい人々が苦しむ姿を見て育ち、言葉の力で社会を変えようと発起、プロレタリア文学の旗手となった小林多喜二。特高警察に目をつけられた彼は、言論統制の激化に伴い次第に追い詰められていくが、その信念は決して揺るがない。潜伏先を変えながら執筆を続ける多喜二と、彼を心配しながらも明るく力強く生きる姉のチマ(高畑淳子)、恋人の瀧子(上白石萌音)、同志のふじ子(神野三鈴)。多喜二の人柄に共感しながらも、職務を全うしようと手を尽くす刑事の古橋(山本龍二)と山本(土屋佑壱)。そしてついに、その日は訪れる……。一人の内気な青年が、なぜ29歳4か月で死に至らなければならなかったのか。栗山民也演出のもと、実力派のキャスト陣と小曽根真の音楽が、重いテーマを明るく描き出す。もしかしたら初演や再演時以上にこの作品が求められているのかもしれない2019年、小林多喜二と井上ひさしの言葉と思いは、きっと観客の胸に深く響くことだろう。文:町田麻子
2019年10月06日モンドグロッソ(MONDO GROSSO)として1990年代より世界のクラブシーンの第一線で活動を続ける大沢伸一が、モデル/詩人/DJとして活動する女性アーティスト、ライム(RHYME)と結成したニューユニット、ライムソー(RHYME SO)のデビューシングルを、NYのレーベル88risingより配信リリースした。そのデビューシングル『Just Used Music Again』のアートワークは昨秋の東京でのショーを始め、2019年メンズのプレフォールコレクションでディオール(DIOR)とコラボで話題を集めた空山基が手がけた。RHYME SO『Just Used Music Again』ジャケットこれまで東京、パリ、NYなでパフォーマンスをして来た同ユニットをリリースした88risingは、2015年の創設以来、ニューヨークを拠点として、アジアンカルチャーをグローバルに発信し続けるハイブリッドなメディア・プラットフォーム。同曲は10月11日にリリースが予定されているコンピレーションアルバム『Head In The Clouds II』の先行カットシングルとなり、アートワークに起用された空山氏は「(8月にロスアンゼルス州立歴史公園で開催された)野外フェスとアルバムジャケット用のサーフガールロボットを描き下ろした。それ以外に私のアーカイブの作品を彼らの希望のイメージに合わせてアプルーブを出している」と話す。88risingのコンピレーション『Head In The Clouds II』ジャケット88risingは、「日本の伝説的プロデューサー大沢伸一と詩人/ミューズであるRHYME からなる、RHYME SOの音楽を初リリース出来る事を光栄に思い興奮している! 」と話している。Text by Tatsuya Noda
2019年09月25日井上ひさし没後10年のメモリアルイヤーである今年、最後の書き下ろし戯曲となった『組曲虐殺』が7年ぶりに再々演される。主人公の小林多喜二を三度演じるのは井上芳雄。10年前の初演以来ずっと心にあったと語るほど思い入れのある作品に、今どう向き合い、何を伝えてくれるのだろうか。『組曲虐殺』について、「自分が演劇をやらせてもらう意味があるかもしれないと思わせてくれた特別な作品」と井上は言う。演じたのは、プロレタリア文学の旗手として、貧しい人々が苦しむ世の中を変えたいと活動した小林多喜二。言論統制が激化して命を脅かされるような状況下にありながら信念を貫いた青年である。「初演は、こんなに大きな人物を演じるに値しないと思いながらも、みなさんの力に支えられてただただ一生懸命やらせてもらいました。そして、井上ひさし先生や多喜二に恥ずかしくない人間でいたいと思うようになったんです。だから、理想論かもしれないですけど、世の中が少しでも良くなるような生き方ができたらと思いますし。そういう使命感を基本に持ちながら、作品や役を表現できたらと思っているんですね」。再々演への思いは強い。自身にとっても大切な作品であるうえに、格差や排他感情、全体主義的な動きが激しくなるばかりの今、世界が多喜二の時代に逆戻りしている気がしてならないからだ。「井上先生はきっと今を見越しておられたんだと思いますが、やっぱりもう一度あの時代に戻るわけにはいかないですから。観て何を感じていただくかは自由ですし、演劇にできることは本当に小さいかもしれないんですけど、こういう時代があったんだという事実はちゃんとお伝えしたいなと思っています」。しかも、その事実の伝え方に、楽しい工夫がされているのが井上ひさし作品である。「井上先生が描いている多喜二は周りの人に愛されていて、多喜二も含め、みんな本当に明るく生きているんです。だから、悲劇的な面だけではなく、その力強さも表現するのが務めだろうなと思っています」。そしてその表現には音楽も使われる。「なかでも『信じて走れ』には、希望をつないでいこうという井上先生のメッセージを感じて、歌うたびにすばらしい曲だなと思うんです」。今回の上演では、初演から続投する神野三鈴、山本龍二、高畑淳子に加え、上白石萌音、土屋佑壱の新メンバーも加わる。こうしてまた作品がつながっていくことも喜びのひとつ。「みんなで“今”の『組曲虐殺』を作って、初演を超えたいと思います」。(取材・文:大内弓子)組曲虐殺は10/6(日)~10/27(日)まで天王洲 銀河劇場にて上演後、福岡、大阪、松本、富山、愛知を巡演。
2019年09月06日小坂涼太郎が客演する、theatre PEOPLE PURPLE『STRANGE CLAN』の開幕が迫る。初日を約1週間後に迎えたある日、稽古に臨む小坂に話を聞いた。【チケット情報はこちら】TVドラマ『99.9 刑事専門弁護士』シリーズの脚本などで知られる劇作家の宇田学が作・演出を手がける本作。第二次世界大戦中のイギリス・ロンドン郊外を舞台に、戦争孤児の少女・オリヴィアの視点を通じて、タイトルの和訳でもある“奇妙な一族”の秘密が描かれる。小坂は街でオリヴィアと出会う心優しい一族の青年、ノア・アトウッド役を演じる。近年、演劇『ハイキュー!!』シリーズをはじめ、舞台『刀剣乱舞』や『BRAVE10』など、2.5次元作品への出演が続いた小坂。久しぶりのストレートプレイにあたって「ワクワクしています!」と喜びつつ、「宇田さんや他のキャストとたくさん会話して、ノアとして生きようと思っています」と意気込む。作品の魅力を「予想もつかない展開」と「個性豊かなキャラクター」とする小坂に、ノアをどうやって演じるか尋ねると「常に明るく存在して、感じたままに反応しようと思っています」。宇田から「小坂くんの持っている優しさが、この舞台には必要」と期待されているように、自身の持ち味を生かした自然体の演技が求められている。劇団公演にキャスティングされたのは初めて。作品ごとに集まる公演と比べて「すでに集団としてまとまっている中に入るので、最初のうちは戸惑いがありました」と率直な気持ちを述べる。しかし最近はSNSに稽古場のにぎやかな様子をアップ。「いろいろな人たちと触れ合えてすごく楽しい」と刺激を受けている様子だ。初顔合わせとなる宇田の印象については「役者の気持ちや意向を汲みながら演出してくださる優しい方」とコメント。『探偵が早すぎる』など、過去に彼が手がけたTVドラマを動画配信サービスで“一気見”するほど作品に魅了されている近況を紹介しつつ、「いつか宇田さんのドラマに関われるよう、この作品をがんばっていきたい」と抱負を述べた。theatre PEOPLE PURPLE『STRANGE CLAN』は、8月29日(木)から9月1日(日)まで東京・あうるすぽっとにて上演される。チケット発売中。取材・文:岡山朋代
2019年08月29日舞台『虎者 ーNINJAPANー』の製作発表記者会見が6日に都内で行われ、ジャニーズJr.のグループ・Travis Japan(宮近海斗、中村海人、七五三掛龍也、川島如恵留、吉澤閑也、松田元太、松倉海斗)、松竹 代表取締役副社長/演劇本部長 安孫子正、KADOKAWA 代表取締役副社長 井上伸一郎が登場した。同舞台は、同グループトにとって初の単独公演。故・ジャニー喜多川さんが企画・構成を行い、滝沢秀明が構成・演出を引き継ぐ。公演に先駆けてテーマソング「Namidaの結晶」が製作され、7日12時より30秒ver.のMVが公開される。滝沢演出によるMVには、公演に出演する長谷川純、佐藤新、影山拓也、松田リマも登場した。公演は1部が舞台、2部がショータイムとなっており、セリフではなくダンスで感情を表現、壁で行うウォールトランポリンにプロジェクションマッピングを組み合わせるなど、新たな技術を取り入れたパフォーマンスを見せていく。「究極の家族愛」をテーマに、副題にもなっている「忍者」も、黒い忍びのイメージではなく、白く神々しい近未来の忍者をイメージするという。松竹 安孫子副社長は「ジャニー喜多川さんとも生前中に相談して決めさせていただいた公演」と振り返り、「従来のお客様プラス、将来に向かって、インバウンドであったり外国のお客様に訴えかけるようなパフォーマンスを作っていきたいというのが、ジャニーさんの思い。そして、継承されている滝沢さんとの思い」と明かした。また、KADOKAWA 井上副社長は「KADOKAWAはこれまで出版やアニメ、映画など作ってましたが、今後はステージイベントにも力を入れて参りたいと思っています。その魁といたしまして、Travis Japanのみなさまと『虎者』を送り出せることを喜びを感じています」と今後の展望を見せた。初のグループ単独舞台に、宮近は「めちゃくちゃ嬉しい気持ち。舞台で結成されたグループなので、目標でもあり夢でもあった舞台単独主演が叶って、とても嬉しい」と喜ぶ。「不安と喜びが半々だった」という中村は「Travis Japanというグループで一つの、ジャニーズの中に残るものができたというのは、信じられないくらい嬉しくて、今でも夢のように感じていて。大勢のみなさんがいる前で僕が一人でしゃべっているというのも信じられないくらい」と心境を表した。「ずっと前から、7人で何か大きなことをやりたいねと話していた」と明かした七五三掛は、自身の個性として「負けないところは、中性的なビジュアルです」と笑顔を見せ、松倉が「かわいい!」と声をかける。七五三掛は「自分のダンスとしても、指先まできれいめなダンスを意識しているので、自分にしかできないオーラを出せたら」と意気込んだ。吉澤は「ファンの方達や関係者の皆様に『トラジャの時代がきたぞ』って思ってもらえるような舞台を早く見せたいという気持ちになりました」と熱く語り、松田は「お母さんに『イエーイ、舞台決まったぜ!』ってすぐ電話した」と振り返る。松田はさらに「『Endless SHOCK』や『滝沢歌舞伎』のように、『この季節が来たらこの舞台』と、ジャニーズの歴史の中に『虎者』が刻まれればすごく嬉しい」と語った。公演名については、宮近が「僕らのことを、ファンの人たちが『トラジャ』と呼んでくれてる、その名前が入っている。ファンの人と Travis Japanで作り上げたもの」と噛みしめる。川島は「滝沢くんが僕たちに、『トラジャやるよ』と言ったので、『リハーサルでもやるのかなあ』って頭の中にクエスチョンマークだった」と状況を説明。さらに川島は「忍者って、オリンピックの選手みたいだなと思うんです。世界のアスリートが目指している強さなど、全てを兼ね備えているんじゃないかんと思いまして、2020年、オリンピック・パラリンピックが東京に来る前に、トラビスジャパンが忍者の舞台をやる。これはもう、まだまだこの先あるんじゃないか。なんて題材を用意したんだ滝沢秀明! って感じでしたね」と感心していた。最後に、松倉が「今、気づいちゃったことあって。みなさん見てください、こちら」と背後の『虎』という字を指す。松倉は「("虎"という漢字の中に)七って書いてある! "七人"にも見える! 七人で虎者を成功させよう! と思いました」と興奮気味に説明し、会場内も着眼点に驚いていた。○会見後取材では会見後の取材では、前日「全然寝れなかった」と明かした同ユニット。地声で良いにも関わらず、レポーターのマイクを奪おうとしてしまった宮近は「緊張してます!」と苦笑する。松倉は「コメントもかぶらないように何パターンか考えてきてメモって、ぎりぎりになって見てたんですけど、やばい、まとまんないってテンパっちゃって」と明かし、吉澤は「けっこうかぶってました。7人中5人くらい」と的確に指摘した。フォトセッションでそれぞれの「忍者ポーズ」をリクエストされたが、独特なポーズと指摘された中村は「あんまり忍者のポーズが思いつかず、みんなと一緒じゃつまらないなと思って」と手を上下にするようなポーズを再現。松田が「わかった、忍者のNだ! 忍者ってNだよね? そういうことだ!」と閃くと、2人は急に「イエ〜イ!」とハイタッチし、中村は「みんなと違うことしたら、一人だけちょっと注目を浴びるかなって。ちょっと恥ずかしいです」と赤面する。さらに松倉が「手裏剣かもしれないけどね!」とフォローするも、中村は「うん、ちょっともういい」と制し、「中村のN、忍者のN」と意味付けていた。宮近は「日本を代表できるように。なでしこジャパン、侍ジャパン、3番目くらいに『Travis Japan』と出るように。まずは日本の方々に認めてもらって、海外に出て、『Travis Japanといえば日本だよね』と言われるくらいになりたい」と野望を語る。さらに川島は「ジャニーズJr.大戦国時代の今、いろんなグループがありまして、横一列ではいられない。雪の下で耐え忍んで、これから大きくなろうというふきのとうのごとく、自分たちの時代の幕開けだと言えるような素敵な舞台にしたいと思います。たくさんいろんなことに耐え忍んで行きたいと思います」と、「忍」の文字にかけてまとめた。○その他、笑いが起きていた場面・自分が人に負けないところは?中村「負けないところは……あれです! あの……イエイ!」(報道陣どよめき)宮近「あれはどれですか?」中村「ダンスですね!」・公演名を聞いた時の印象宮近「さふぁり、さはり……すいません、やはり!」メンバー「サファリ!?」「すごいね!?」中村「そうですね……」宮近「(囁く)」メンバー「質問忘れた!?」「今通訳されてる」松田「『虎者 ーNINJAPANー』と聞いて、次の日にようやくわかりました。漢字を見てもわからなくて。漢字、全く読めなくて。漢字読めないんですけど、大体は読めますよ!」・これまでに持っている忍者のイメージは?松田「忍者のイメージは、水戸黄門しかなくて」(会場内騒然)松田「水戸黄門は忍者じゃないか! でも、やあやあやあ! みたいな」・公演名の題字は誰が書いたのか宮近「……これはたぶん、字が上手い人が」「(滝沢は)手が黒ずんでなかったので、ちょっと違うのかなと思います」・ウォールトランポリンについて宮近「挑戦になる。高い壁でもありますし。ウォールトランポリンだけに」メンバー「ウォ~~! ル!」・締めに再度忍者ポーズを求められ宮近「虎者!」メンバー「NINJAPAN!!」宮近「……すいません、あんま忍者ポーズやったことなくて! 修行中です!」
2019年08月07日お笑いコンビ・NON STYLEの石田明と井上裕介の全国ツアー、NON STYLE LIVE 2019「Re:争論~リソウロン~」がきょう21日に開幕。北海道公演を皮切りに全国8カ所を巡り、笑顔を届ける。開催に先立ち2人にインタビュー。今回のライブへの意気込みや、相方への思いなどを聞いた。――まず、今回のツアーはどんな内容を予定しているのか教えてください。石田:今までは漫才だけにこだわってずっとやってきたんですけど、今回はあえて、僕たちも若手の頃にやっていた単独みたいに、漫才やってコントあってトークあるみたいな。今回も漫才が多いですが、コントを長いことやっていなかったのでもう1回やることにしました。井上:僕はいつも決まってから教えられるので、内容に関して一切ノータッチです。ネタを送ってもらって、稽古を頑張るという感じです。――ネタを作られるのは石田さんですが、ネタ合わせのときに意見がぶつかることは?石田:もうないですね。井上の気分が乗ってないと意味がないので、やりにくそうだったら変えますし。井上:僕は何も関与していないので、文句言う権利もないです。――石田さんは脚本家としても活躍されていますが、脚本を書き出したきっかけは?石田:僕は、ザ・プラン9の久馬さんに憧れてこの世界に入ったんですけど、その方がずっとそういうことをやっているので、憧れている人の真似をしているだけです。最初はできないと思っていましたけど、継続は力なりと信じているので、なんでも続ければある程度まではいけるだろうと思って。――井上さんは、脚本家としての石田さんをどう見ていますか?井上:素晴らしいと思いますよ。僕にはできませんし。それこそ(ピースの)又吉(直樹)みたいになってくれれば。何かで評価されるのを願っています。そのほうがコンビとしてもやりやすくなると思いますし。石田:僕が又吉になったら井上さんにニューヨーク行ってもらわないと(笑)井上:そうですね。そのときはニューヨーク行きます(笑)――井上さんは、日めくりカレンダー『まいにち、ポジティヴ!』が大ヒットし、今年4月に書籍『SNSをポジティヴに楽しむための30の習慣』も発売。ポジティブキャラで大活躍ですが、昔からポジティブだったのでしょうか?井上:もともと自分の中にはある感情なので、生まれたときからそうなんだと思います。ポジティブだからって落ち込まないわけではなく、落ち込むけど次の日に持ち越さないということ。嫌なことがあったら落ち込みます。――石田さんは井上さんのポジティブぶりを見てどう感じていますか?石田:井上が生きていくためのディフェンス方法なんやろうなと思います(笑)――改めてお互いの魅力をどう感じているか教えてください。井上:真面目なところ。たくさんいる芸人さんの中でベスト10に入るくらい真面目だと思います。ずっとネタも書いてますし、子育ても仕事も。真面目なところがいいところであり、真面目なところがつまらなくもあり、でも今の時代では一番いいんじゃないかなと思います。石田:定期的に型落ちしていくというか、イケメン度がちゃんと落ちていくところが才能ですよね。しっかり老化に負けていく感じが、僕からするとうれしいです。ペンが走る。僕のペンが進むのは井上だから。ネタが尽きないですね。俺のために劣化してくれいるのかなと思ったりもするので(笑)井上:神様が与えた老化には勝てないです(笑)――井上さんが接触事故で謹慎した時期がありましたが、あのときにコンビの絆をとても感じましたし、笑いで返していくんだという強い思いも感じました。あの時期を乗り越えて成長できた部分など、振り返ってみていかがでしょうか。石田:また同級生に近づいた感じがして、いろんなもんが楽になった気はしました。お互い背伸びをしていたんじゃないですか。頑張りすぎていた部分もあったのが、いい距離感に戻れた気はします。井上:人も仕事も、残るものもあったし、残らないものもあったし、いい意味で現実を知ることができた。休んだことで離れていった先輩後輩もいたし、密につながった先輩後輩もいたし、そういうのがいい意味でジャッジできました。今の会社の騒動を含めてですけど、俺が例えば闇騒動で休んだら、事故で謹慎したときに残ってくれた人は残ってくれるんだろうなと。相方だけでなく、この世界を辞めてもつながっていける人間が見えたかなという感覚です。――お二人の今後の目標は?石田:井上にはいつも煙たがられるんですけど、月1でお見合い写真を送りつけているので早く成就してほしいですね。――石田さんがSNSでアップされるお子さんの写真に癒やされますが、井上さんにも家族の幸せを感じてほしいという思いが?石田:幸せ振りまいてすいません! まあ、差を見せつけているだけなんですけど(笑)――井上さんも、今年の目標として結婚を掲げられていましたよね?井上:そうなんですよ。今年は誰かとうまいことまとまって結婚できればと思っています。頑張っているところです。――最後に全国ツアーを楽しみにしているファンにメッセージをお願いします。井上:日本全国なるべくたくさんの方を笑顔に、幸せにできるように頑張ります!石田:全力の内輪ゲンカを見に来てください!
2019年07月21日お笑いコンビ・NON STYLEの井上裕介が21日、自身のツイッターを更新し、心境を吐露した。反社会的勢力との闇営業問題で19日に吉本興業から契約解除された雨上がり決死隊の宮迫博之と、謹慎中のロンドンブーツ1号2号の田村亮が、20日に都内で会見。一連の闇営業騒動を謝罪する一方で、吉本興業の岡本昭彦社長から「全員連帯責任でクビにするからな。それでもええんやったら記者会見やれ。俺にはお前ら全員クビにする力がある」など圧力があったことを告発した。井上はツイッターで「色々ありました。色んな気持ちで、胸がいっぱいですし、こんがらがってもいます。ただ、目の前の方を笑顔にさせたい。たくさんの人に笑ってもらいたい。純粋に、ただそれだけなんです」と心境を吐露。この日、NON STYLEの全国ツアーが幕を開けるが、「色んな人の色んな気持ちを背負いながら、北海道釧路で単独ライブツアー頑張って来ます」とつづった。
2019年07月21日このたび、病気にならない100の方法を記した本を出版した藤田紘一郎先生(79)。じつは、人間の寿命は食生活の改善で、大幅に延ばせるという。長寿のための食べ方を聞いた――。「人生100年時代といわれる昨今ですが、米国とドイツの人口学者の共同研究では『’07年生まれの日本人の半数は107歳まで生きるだろう』と推定されました。じつは人間の寿命のポテンシャルは思っているよりずっと長い。健康管理ができれば、125歳まで生きるのも理論上は可能です」こう話すのは、寄生虫学の第一人者で新著『人生100年、長すぎるけどどうせなら健康に生きたい。病気にならない100の方法』(光文社新書)を5月に出版した、医学博士の藤田紘一郎先生だ。この年になっても、まだまだ元気で健康。講演活動や研究と、現役で仕事に励む藤田先生。長寿のカギは「寿命の回数券の仕組みを知ることにあります」と続ける。「人の寿命は『テロメア』という『寿命の回数券』の使い方で決まります。人の染色体を守っている構造体・テロメアは、生まれたときには約1万塩基対あるんですが、1年で50塩基対ほど減っていってしまうのです。これが約5,000塩基対まで減ると人は死ぬ。これが寿命の正体なのです」計算してみると5,000に減るには100年かかることがわかるが。「病気などになると、テロメアが余計に減少してしまい、100年あるはずの寿命はどんどん短くなる。『寿命の回数券を減らさない』方法は、まずは病気を遠ざけること、そして抗酸化作用のあるものなど、テロメアを守る栄養素を取ること。いずれも、生活習慣、特に食生活の見直しが必要なんです」そこで藤田先生が「寿命の回数券を減らさない食べ方」を教えてくれた。■10時間の絶食で長寿遺伝子をオンに「人間のエネルギー源となるATP(アデノシン三リン酸)を作り出すエンジンは、“解糖エンジン”と“ミトコンドリアエンジン”の2種類です。解糖エンジンは糖質を分解することでATPを作り出しますが、これに頼っていると体の糖化が進んでしまうことに。そこでおすすめしたいのが、“ミトコンドリアエンジン”です」(藤田先生・以下同)ミトコンドリアは1つ1つの細胞内に2,000~5,000個存在する。「“ミトコンドリアエンジン”は酸素を使ってATPを作り出します。必要とする糖は少量で、非常に持久力に優れたエンジンです。更年期以降は、持久力に優れているミトコンドリアエンジンをメインに動かし、糖質を控えたほうが元気に生きていけるでしょう」ミトコンドリアは、空腹によっても新たに作られるという。「1日のあいだに10時間以上の絶食時間を持つのが望ましい。たとえば夜8時に食事したら、翌朝6時まで何も食べないことです」■ジュースではなく「梅干し水」を飲む「これからの季節、熱中症予防に水分補給は欠かせません。しかし、清涼飲料水やジュースに含有されるとうもろこし由来の甘味料『果糖ブドウ糖液糖』には要注意。ブドウ糖の10倍もの速さでAGE化を進めてしまいます」藤田先生が推奨するのが、つぶした梅と水を水筒に入れるだけの「梅干し水」だ。「梅干しに多く含まれるクエン酸は、ミトコンドリアエンジンをスムーズに動かすのに必要です。100歳以上の長寿の方々にインタビューすると、『梅干しを1日1個食べる』という方が多いんですが、添加物フリーでクエン酸が多く取れる梅干し水なら、水分と塩分を同時に補給できます」■魚と焼きのりでエンジンを動かす「ミトコンドリアエンジンを上手に動かすためには、ビタミンB群も必要。ごま、レバー、豚肉や納豆、バナナや卵などにも、多く含まれますが、朝食で継続して取りやすいのは、魚や焼きのりだと私は思っています。みなさんも、自分が日ごろからビタミンB群を取りやすい食品を決めておくといいと思います」“長寿細胞”を守る食べ方で、100歳を超えよう!
2019年06月26日かわいいルックスから繰り出される毒舌トークが世間をざわつかせている、東京ヤクルトスワローズの球団マスコット、つば九郎。なんと今年デビュー25周年、TVやイベントにも引っ張りだこの人気者が、ついに、ドラマ『つばめ刑事』で俳優デビュー!!神宮球場の治安をぱとろ~る。あのつば九郎がドラマに主演!?本誌初登場のつば九郎さん、ずばり本作の見どころは?「へんしゅうで どれだけ ごまかせているか」何をごまかしているのだろう。まぁ、いろんな事情がありそうだ。つば九郎が演じるのは、神宮球場の治安を守る「鳥小屋署」の刑事。球団マスコットをクビになってしょんぼりしていたところを署長にスカウトされ、持ち前のテキトーさでなぜか事件を解決していくというストーリー。監督、脚本、共演には人気劇団・ヨーロッパ企画の面々。また、スワローズファンのタレント、磯野貴理子らも出演する。デビュー作でいきなり主演をつとめたつば九郎が演技の参考にしたのは、「ざとういち あぶでか きんぱちせんせい」劇中に『あぶない刑事』ネタはたびたび出てくるけど、金八先生…?(ここでしきりに武田鉄矢さんのモノマネジェスチャーをするつば九郎)主演として苦労したことは?「こうかいまでの ふしょうじをしない がまん」配信スタートまでは大好きなる~び~(ビール)も控えていたそう。本当に不祥事を起こしたらドラマさながらに球団をクビになってしまうのではと心配だ。もし映画やドラマへの出演オファーが殺到したら、本格的に俳優に転身もある?「2とうりゅうします」やっぱりマスコットはやめたくないみたい。そんな愛するスワローズのチームメイトで、本誌グラビアに登場させたい“いいカラダ”の持ち主といえば?「ゆうへいくん きんにくおたく」(※雄平選手。背番号41に注目!)残念ながらマッチョな雄平選手は出ていないけれど、チームの中心、山田哲人選手や仲良しのドアラ(中日ドラゴンズ)も本人役でゲスト出演。プロ野球ファンはもちろん、野球を見たことがない人も、本作を見ればつば九郎に会いに、神宮に行きたくなるはず!『つばめ刑事』監督/諏訪雅、たかせしゅうほう出演/つば九郎、石田剛太、土佐和成、工藤綾乃、宮崎秋人、梅垣義明、磯野貴理子ほか全12話ひかりTV 、dTVチャンネルにて配信中。DVDは9月発売。※『anan』2019年6月26日号より。写真・小笠原真紀インタビュー、文・黒澤 彩(by anan編集部)
2019年06月25日●1部昇格は「実感が湧かなかった」4月からニッポン放送『オールナイトニッポン』の金曜パーソナリティを務める、お笑いコンビ・三四郎。三四郎は2015年から長く『オールナイトニッポン0 (ZERO)』パーソナリティを担当しており、念願の1部昇格となった。三四郎の小宮浩信と相田周二は、1部昇格を伝えられた際、「実感が湧かなかった」と明かす。裏番組であるバナナマンや、これまで印象的だった放送回、リスナーへの思いなどについて語った。○■「ずっと2部で最長記録を更新し続けても」――ここまでの1部(『オールナイトニッポン』)での放送を振り返ってみて、いかがでしょうか。小宮:次の日は営業などの仕事があるので、早く終わるのがありがたいですね。相田:そうですね。家に帰っても4時ぐらいなので、本当にうれしいです。今まではニッポン放送などで仮眠してから、そのまま営業の仕事に行ったりしていたので。――放送では、「1部だとタクシーチケットが出る」とも喜んでいましたね。相田:ただ、聞くところによると、今年度から2部(『オールナイトニッポン0 (ZERO)』)もタクシーチケットが出ることになったらしいです。どうなってるんすかね(笑)。「えー!」って思って。さんざん僕らがブーブー言ったから改善されたんですかね。――2015年春から『三四郎のオールナイトニッポン0(ZERO)』がスタートし、4年ほど続きました。ここまで2部での放送が続いたのは異例のことです。小宮:ずっと2部でやっていくんだろうなという感じはありました。習慣になってしまっていて、そのままなのかなって。相田:確かに1部に上がれるとは思わなかったです。1部はラインナップも強いですし、枠が空かないと入れないですから。それならそれで、ずっと2部で最長記録を更新し続けても、別にいいかなと思っていました。――そんななか、1部昇格を聞いたときの感想をお聞かせください。小宮:僕としては実感はなかったです。でも(1部の)初回の放送で「ビタースイートサンバ」が流れたり、ファンの方が出待ちで「1部おめでとうございます」と言ってくれたりして、だんだん実感が湧きましたね。相田:僕もあんまり実感が湧かなかったんですけど、初回の時に、金曜『オールナイトニッポン0(ZERO)』担当の霜降り(明星)や『オールナイトニッポンGOLD』を担当した日向坂46の子たちがあいさつに来てくれて、1部だと皆さんからあいさつされるのかと思いました(笑)。あとは、1部になると放送の中で提供読みがあるのですが、絶対に間違えてはいけないので緊張しますね。○■アルピーに「聞けるような雰囲気じゃない(笑)」――2部から1部への昇格はアルコ&ピースさん以来です。しかしアルピーさんは1年で2部へと降格したこともあり、お2人は会見で「アルピー路線は避けたい」と話していました(笑)。小宮:そうですね。アルピーさんみたいな流れは嫌ですね(笑)。ずっと2部だったら諦めもつくでしょうけど、1部に上がって甘い蜜を吸っちゃうと、やっぱり「1部の方がいいな」と思っちゃうので。相田:降格は避けたいよね。そのために4年間も2部をやってきたわけですから。――その後、アルピーさんとこの件について、話されたりしましたか。小宮:1部昇格が決まってからちょくちょく会いましたが、聞けるような雰囲気じゃない(笑)。相田:向こうも聞いてこないしね。ちょうど明日、酒井(健太)と飲むので聞いてきますよ(笑)。――裏番組がバナナマンさん(『バナナマンのバナナムーンGOLD』)であることについてはいかがですか。小宮:最初は意識してなかったんですけど、ファンの人に「バナナマンに勝ってください」とか言われたり、ヤマケンの最終回(『山下健二郎のオールナイトニッポン』)に出たときに「バナナマンさんは強いよ」って言われて、だんだん意識し始めていますね。相田:強すぎて、あんまり勝負というか、そういう感じにはならないですね。年齢も近かったら、意識するとは思うんですけど、あんまり「勝ってやるぞ」というバチバチな感じではないです。ただ、バナナさんはお忙しいので、録音放送の時があれば、そこが僕らのチャンスですね(笑)。――2部時代のゲストは、あばれる君やなかやまきんに君などユニークな方も多かった印象です。1部昇格後はどんな方をゲストに呼びたいですか。小宮:今後はもっとテレビで活躍している人を呼びたいですね(笑)。相田:やっぱりバナナさんが強いので、ゲストにも頼っていきたいです。小宮:あとは芸人さん以外も積極的にゲストに呼んで、話してみたいですね。●印象深い放送回を語る「賛否両論で…」――2部時代も含めて、これまでの放送で印象深い放送回を教えてください。小宮:やっぱり2部の初回放送ですかね。かなり緊張しましたし。あとは相田の家から放送した回ですね。相田:エミネムの曲をかけながら餃子を作った回ですね。小宮:なかやまきんに君の放送回は賛否両論で印象深いです。おかずクラブが出た放送は否だけだったんですが(笑)。相田:確かに黒歴史だね。あと、僕の「本当の兄を探せ!!」という企画は、「あなたは私のお兄ちゃんですか」って街中で聞くというサイコな企画で、記憶に残っていますね。巣鴨でおじいちゃんに聞いたら、「はい、そうです」って言われて、こっちもこっちで戸惑うという(笑)。○■相田、飯島直子に感謝「逆に心配していただいた」――今までの放送で、特に面白かったという相方さんのトークはありますか。小宮:相田が母親と確定申告に行く話ですね。あとは飯島直子さんと寿司屋で飲んで、次の日、広島でやっているレギュラー番組『Dear.ボス』(広島テレビ)のロケに遅刻した話かな。その話をしたら、事務所の人が「飯島直子さんのせいにするな」と怒ってました(笑)。相田:すみませんでした。その後、飯島さんの連絡先を知らなかったので、そのお寿司屋さんの大将に「飯島さんに謝っておいてください」と伝えました。飯島さんも怒っていたらどうしようと思ったんですが、次にお会いしたときに「大丈夫だった?」と逆に心配していただき、うれしかったです。僕は小宮の体弱い系が好きですね。虫歯が気になるとか、体がどっかしら痛くなって病院に行くというのは、小宮らしいなと。仕事以外の話は、僕の知らないことなので好きですね。――ラジオがスタートしたことで、何かし始めたことはありますか。小宮:ラジオが始まる前は、日常で起きたエピソードに対して、「じゃあこれ覚えておこう。どうやって話そうかな」ということはありませんでした。でも、ラジオが始まってからは、何か起きたらメモするとか、面白いことに意識的に飛び込むようになりましたね。あとは他の人のラジオを聴くようになりました。オードリーさんや佐久間(宣行)さん、山里(亮太)さんなどのラジオを聴いています。○■「なにが起こるか分からない放送にしたい」――先日、佐久間さんにインタビューした際、三四郎さんのラジオについて「神回も多いが、クソ回も多い」と話していました(笑)。相田:でも、あの人も数回しかやっていないですから。クソ回だったときに集中攻撃してやりますよ(笑)。めちゃくちゃに言ってやります。小宮:僕らやおぎやはぎさん、オードリーさんといった東京の芸人さんのラジオは、あまりボケとツッコミが分かれていないと思います。そちらの方が、個人的には聴いていてワクワクするので、そっちを目指したいなと。時には上手くいかない回もあるでしょうが、予定調和ではない方が面白いと思うので、なにが起こるか分からない放送にしたいですね。だから、なかやまきんに君さんを2回もゲストで呼んでいますし(笑)。――番組を聴き続けてきた、リスナーへの思いをお聞かせください。小宮:街中で「テレビ見ました」と言われるのもありがたいですが、「ラジオ聴いてます」「ラジオの小宮さんが好きです」と言われる方がよりうれしいですね。リスナーは僕らの本質を見てくれている感じがしますから、信頼しています。相田:街で「相田さんですよね」と言ってくれるのは、確実にリスナーです。やっぱり濃いですよね。リスナーは僕らのことをちゃんと好きでいてくれて、2人の素の部分が好きという人が多いと思います。地方に行った時も、「ラジオ聴いてます」と言ってくれる人が多くてありがたいですし、1部に上がることでさらに増えたら良いですね。――それでは最後に、今後の抱負をお聞かせください。小宮:時間帯が早くなり、シンプルにテンションが高くなりますので、面白い放送を届けられるかなと(笑)。2部からのファンに「1部に上がって面白くなくなったな」と言われないように、それでいて新規の方々にも聞いていただける放送にしたいです。自分が聴いて、自分が笑えるラジオにしたいですね。相田:2部のときとあまり変わんない方がいいと思いますし、変えるつもりもありません。コーナーで下ネタが多いので、怒られないかこの先、不安ですが(笑)。もし怒られてもへこたれずに、2部の内容のまま、1部に持っていけたらと思います。■三四郎ツッコミ・小宮浩信、ボケ・相田周二によるコンビ。『THE MANZAI2014』(認定漫才師50組)、『漫才新人大賞』(2013年決勝進出)、『M-1グランプリ』(2016年~2018年準決勝進出)など。コンビとしてテレビ東京『青春高校3年C組』水曜日に出演中。
2019年04月19日お笑いコンビ・三四郎が、13日に東京・ニッポン放送で行われた『オールナイトニッポン』『オールナイトニッポン0(ZERO)』パーソナリティ発表記者会見に出席し、意気込みを語った。三四郎は2015年から金曜の『オールナイトニッポン0(ZERO)』(毎週月曜~土曜 27:00~)パーソナリティを務めていたが、4月から金曜の『オールナイトニッポン』(毎週月曜~土曜 25:00~)へと昇格。三四郎の相田周二は「4年間、2部(『オールナイトニッポン0(ZERO)』)をやらせていただき、いつ1部(『オールナイトニッポン』)に上がるのかと言われてきました。5年目でようやく1部に昇格させていただき、ありがたいです。1年で終わらないように精進してまいります」とあいさつ。小宮浩信は「永遠に2部なのかなと…」と漏らし、「アルコ&ピースさんは2部から1部に行って、1年で2部に戻りました。あんな、ざんない感じにはなりたくないです(笑)」と話した。また、相田は「営業で地方に行ったりすると、『ラジオ聴いてます』と言う人が多いです。5年目で1部に上がれるのは、本当にリスナーのおかげだと思います」とリスナーに感謝の気持ちを述べ、小宮も「リスナーは見た目がヤバそうな、社会不適合者みたいな人ばかりですけどね(笑)」と言いつつも、「ありがたいですね」と感謝していた。4月からは、TBSラジオ『バナナマンのバナナムーンGOLD』が裏番組となるが、相田は「自分らがやれることをやるだけですね。いつも通りやるだけなので、そんな意識はしてないです。でも、一番最初のスペシャルウィークで聴取率が出た瞬間に意識するでしょうね(笑)」と話す。小宮は「これは"アルピー路線"かなって(笑)。それだけは避けたいなと思います。全力で頑張ります」と意気込んだ。『オールナイトニッポン』(毎週月曜~土曜 25:00~)では三四郎に加え、新たに、アイドルグループ・乃木坂46が水曜日パーソナリティを務め、メインパーソナリティを新内眞衣が担当する。『オールナイトニッポン0(ZERO)』では、新たに俳優・伊藤健太郎(月曜)、テレビ東京の佐久間宣行プロデューサー(水曜)、King Gnu・井口理(木曜)、お笑いコンビ・霜降り明星(金曜)がパーソナリティを務めることが発表された。火曜パーソナリティを務めているCreepy Nutsは継続して火曜日を担当する。
2019年03月13日お笑いコンビNON STYLEの井上裕介(38)が2月6日、自身のTwitterを更新。「イジり」と「イジメ」の境界線について持論を語った。井上は、Twitterで「イジりとイジメは紙一重」と前置きし、「僕も、誰かをイジることはある」と明かし、「その数十倍、イジられることがある」と伝えた。続いて、「笑いのためにイジることは必要だと思うし、笑いのためのイジメはあってはならない」と主張。また、「難しい線引き」としながらも「要は、イジる側もイジられる側も、お互いを尊敬しあえるかが大切。信頼関係こそ笑いの原点だと思う」と綴った。次のツイートでは、 「さぁ、フォロワーみなさん!!これからも、ドンドン僕のことをイジって下さいねぇ」と呼びかけた。これに対しファンは「かっこいい!」「 いじられキャラっていうのも必須やしそれの度が超えるとあかんなムッチャええこと言うやん」と称賛の声が寄せられ反響を呼んでいる。
2019年02月07日『植物図鑑 運命の恋、ひろいました』『覆面系ノイズ』の三木康一郎監督作『“隠れビッチ”やってました。』が公開決定。映画初主演となる佐久間由衣を迎えたほか、村上虹郎、大後寿々花、森山未來と異色のキャストが揃った。異性からモテ続けることで「認められたい欲求」を満たしてきた主人公・ひろみ。自分が傷つかずに、相手の気持ちだけを弄びながら、恋愛の美味しい所だけを楽しみ、体の関係は断る―というゲームのようなやり口に、ひろみのシェアハウス仲間であるバイセクシャルの晃と恋愛に失敗してばかりの彩は驚いていた。服の露出は少な目、鎖骨がちらりとのぞく透け感のあるワンピースが戦闘服。どこにでもいる女性に見えるのに、計算しつくした仕草と会話で、男性を落とすハンターぶりから、彩は「あんたは“隠れビッチ”ね!」と名付ける。そんなある日、同じ職場に気になる相手が現れ、ひろみは初めて自分の本音と向き合う――。原作は、あらいぴろよによる一見すると清純派の女性だけど、男性にチヤホヤされたい欲望の強いビッチ女だった実話のコミックエッセイ。本作は、そんな“隠れビッチ”のモテ戦術を面白可笑しく披露しつつも、その裏に潜む現代女性の心の隙間や歪みに寄り添う作品となっている。主人公・ひろみを演じるのは、「トランジットガールズ」『あの日のオルガン』に出演、本作が映画初主演となる佐久間由衣。「主人公・ひろみは、色々な戦略で男性を翻弄する役柄ですが、演じる時には、愛したい。でも愛し方がわからない主人公の寂しさやコンプレックス、彼女の感情の深い心の穴である部分を理解しようと精一杯努めました」と演じた感想を語り、「原作者であり、主人公のモデルにもなった、あらいぴろよさんの話も参考にさせて頂きながら、全てのシーンを大切にそして思い切り演じさせて頂きました。私にとって既にとても大切な作品です」とコメント。またひろみとシェアハウスをするバイセクシャルの晃と駄目な恋愛を繰り返す彩役には、「この世界の片隅に」『銃』の村上虹郎と、連続テレビ小説「わろてんか」の大後寿々花。そして、主人公を見守る男性・三沢役は、現在放送中の大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」に出演する森山未來に決定した。村上さんは「僕は、主人公・ひろみとその友人・彩とシェアハウスをしている、バイセクシャルの晃役なのですが、みんなの食事の支度から、駄目な恋愛を繰り返す女子2人の心のケアまでお世話する、“お母さん”みたいな役割を楽しんで演じました」と役どころについて触れ、大後さんも「彩は、外向きは仕事もプライベートも充実しているように見えて、実は自分に自信がなくて、気になる相手には嫌われないために体を許してしまうような恋愛を繰り返してしまう女性」と役について語り、「佐久間さんや村上さんとは初共演でしたが、和気あいあいとした雰囲気の中で撮影を終える事ができました」と撮影について明かした。一方、森山さんは「これは“もし佐久間由衣ちゃんがナチュラルに隠れビッチをやっていたとしたら誰も太刀打ちできないでしょ”、という映画です」と映画について語り、「僕も彼女に打ち砕かれた死屍累々の一人です」とコメントしている。『“隠れビッチ”やってました。』は2019年、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)■関連作品:“隠れビッチ”やってました。 2019年、全国にて公開予定©『“隠れビッチ”やってました。』フィルムパートナーズ/光文社
2019年01月29日お笑いコンビ・三四郎が、31日深夜(25:00~)に『三四郎のオールナイトニッポン2019新春初笑いスペシャル』のパーソナリティを務めることが決定した。三四郎が『オールナイトニッポン』の新春お笑い特番を担当するのは今回で3年連続となる。各芸能事務所一押しの芸人やアーティストが、『オールナイトニッポン』の次世代パーソナリティの座をかけて、熱いパフォーマンスを繰り広げていく。ゲストにはラブレターズが登場し、マシンガンズとウエストランド井口が、元旦の深夜の街中に飛び出し、中継を行う。スタジオでは、お笑い芸人のバッドナイス常田、マジカルラブリー、かが屋、宮下草薙、犬カブトムシ、歌手のにゃんぞぬデシ、男女ボーカルユニット・まるりとりゅうがが、パーソナリティ適性をアピール。番組を一番盛り上げた出演者には、『オールナイトニッポン0(ZERO)』を単独で担当する権利を与えられる。このほか、参加したリスナーにプレゼントが当たる『オールナイトニッポン』に関するクイズ企画も実施する。
2018年12月22日今回ご紹介するのはこれ!どん!スープカレーで有名な札幌の名店『木多郎』さんの『札幌スープカリー 木多郎』のチキンカレーです!■圧倒的なチキンのボリュームが胃袋を襲う!チキンカレー、よくあります!レトルトカレーでも何個食べてきたことか。しかし過去、これほどまでチキンの量が多かったカレーがあっただろうか!?いや、ないでしょう。(※ 個人の感想です)しかも、ごっつりニンジン入り。こんなに大きいニンジンが入ったレトルトカレーが他にあっただろうか!?いや、こちらもないでしょうねえ……。(※ 個人の感想)さあ、具材の見た目ががっちり心をつかんでくれました。肝心の味のほうはどうでしょうか……?■スッと染み渡るスープカレーするると飲める!本当にスープみたいな食感ですね!ただ、某レビューサイトで実店舗の木多郎さん対するコメントを見る限り、もう少し脂分が多く、とろみがあるスープらしいので、レトルト用にアレンジされているのかもしれませんね。さて、総評です。■総評味★★★★☆具材たっぷりで満足感があります。スープカレーなので、ご飯と一緒に食べるとリゾットぽくなり、味が染み込んでおいしいです。辛さ★☆☆☆☆まったくと言っていいほど辛さはないです。ココナッツミルクやはちみつも含まれているので、すごくマイルドでどなたでも美味しく食べられるはず!ニンジンの大きさ★★★★★こんなに大きいニンジンがカレーのなかに入っていることを見たことがありません。むしろこのサイズのニンジンが、カットされずに料理にはいっているのを見たことがありません。このサイズのニンジンに火を通し、美味しく食べられるようにするまで、レトルトカレー工場の人はどれくらいの試行錯誤をおこなったのか……その苦労を思うだけで、あと3杯は食べられますね。製造元のタンゼンテクニカルプロダクトさんは、地元北海道でスープやたれ造りを手掛けられているようです。スープの具材の煮込み方などにも、並外れたこだわりがあるのではないでしょうか!いつかは札幌のお店で本場の味を食べてみたいですね~。札幌スープカリー、いい響きだ。【参考】※ 木多郎※ タンゼンテクニカルプロダクト【筆者略歴】ビビり
2018年12月20日宮藤官九郎が演出を手がける『ロミオとジュリエット』が11月20日(火)に東京・本多劇場で開幕する。『ロミオとジュリエット』は、対立するふたつの旧家でそれぞれ生まれた男女が恋に落ち、悲劇的な結末を迎える物語。とあらすじを説明するまでもないほど有名なシェイクスピアの戯曲に宮藤官九郎が挑むのは初めてのこと。ロミオを演じるのは今年50歳を迎えた三宅弘城。このキャスティングだけで、ひと筋縄ではいかない『ロミジュリ』になりそうな予感が伝わってくる。また、宮藤の映画『TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ』でヒロインを務めた森川葵が初舞台となる今作でジュリエットを演じる。ロミオの親友マキューシオには勝地涼、ロミオにケンカをふっかけることとなるジュリエットの従兄弟には皆川猿時と、宮藤作品でおなじみの面々が名を連ねる。宮藤は「なるべくまんまやる!」とコメントしているが、上記のキャストに加え、小柳友、阿部力、今野浩喜、よーかいくん、篠原悠伸、安藤玉恵、池津祥子、大堀こういち、田口トモロヲという名を見ていると、「まんまやる」にしても、いや「まんまやる」ことによってより前代未聞の『ロミジュリ』になるのではないかという期待が募るばかりだ。もう新しい切り口など存在しないのではないかと思われるほど上演が重ねられてきた戯曲を、宮藤が生まれ変わらせるかもしれない瞬間がすぐそこまで来ている。三宅のいう「ロミジュリ史上、最珍傑作」を目撃しない手はないだろう。12月16日(日)まで東京公演を行い、その後は新潟、大阪、愛知でも上演される。文:釣木文恵
2018年11月20日展覧会「機動警察パトレイバー30周年記念展~30th HEADGEAR EXHIBITION~」が、2018年12月13日(木)から24日(月・振休)まで、東京・池袋マルイにて開催される。1988年のプロジェクト開始から、2018年で30周年を迎えた「機動警察パトレイバー」シリーズ。これを記念して開催される本展では、シリーズの制作に携わったスタジオ各社、参加クリエイターの協力を得て集められた原画や設定資料など、劇場版を中心にこれまで世に出ていない資料が初めて公開される。そのほか、原寸大のリボルバーカノンや歴代の特車二課制服、ヘッドギア、コックピット、2018年夏に東京アニメセンター in DNPプラザにて行われた『アニメと鉄道展』会場にて展示された「幻の新橋駅」をはじめとするプロモデラー製作のジオラマなどの造形物も合わせて展示。また、後藤隊長役の大林隆介と南雲隊長役の榊原良子によるクリスマストークイベントなど、歴代の作品に携わったスタッフをゲストに迎えたイベントの開催も予定されている。【開催概要】展覧会「機動警察パトレイバー30周年記念展~30th HEADGEAR EXHIBITION~」開催期間:2018年12月13日(木)〜12月24日(振休・月)時間:11:00〜20:30(イベント最終日12月24日のみ19:00まで)※入場は閉店の1時間前19:30まで※場内の混在状況によっては入場を制限する場合あり※物販会場の営業時間は20:30まで(イベント最終日は19:00まで)入場料金:1,000円(※物販会場は無料)<関連イベント>■HEADGEAR 伊藤和典 × 『月刊ニュータイプ』元編集長 井上伸一郎トークイベント開催日時:2018年12月15日(土) 14:00~15:00チケット料金:3,000円※チケットペイ+Famiパスで12月1日(土)より販売。※抽選で100名限定。■HEADGEAR高田明美サイン会開催日時:2018年12月15日(土) 16:00~17:00(予定)※参加方法の詳細は「機動警察パトレイバー」公式twitter(@patlabor0810)ほかにて告知。■冨永みーなトークイベント開催日時:2018年12月16日(日) 13:00~14:00※参加方法の詳細は「機動警察パトレイバー」公式twitter(@patlabor0810)ほかにて告知。■後藤隊長 × 南雲隊長 クリスマストークイベント開催日時:2018年12月24日(月・祝) 16:00~17:00※参加方法の詳細は「機動警察パトレイバー」公式twitter(@patlabor0810)ほかにて告知。
2018年11月10日ミキオサカベ(MIKIO SAKABE)のデザイナー坂部三樹郎が「DMM.make」とコラボレーションし、新ブランド「ギディーアップ(GIDDY UP)」をスタート。デビューコレクションが、フランス・パリで2018年9月25日(火)にランウェイショー形式で発表された。3Dプリンターで仕上げた、クリアソールスニーカー登場「ギディーアップ」は、坂部三樹郎がディレクターを務め、ブランドを監修。3Dプリンター技術を提供する「DMM.make」とともに開発したアイテムを展開する。デビューコレクションに先駆け公開されたスニーカーは、3Dプリンターならではの立体感のあるクリアソールが特徴で、そのユニークなビジュアルから話題を呼んだ。会場には、来場者を迎えるウェルカムボードのようにこのスニーカーが並べられ、ショーが始まる前に実際に手にとってみることができる体験型の仕掛けが用意されていた。クリア素材のスリムフィットウェアウェアはメンズ&ウィメンズをミックスして紹介。いずれもこのスニーカーを纏っている。ソールの透明感とリンクするように、シースルー素材を使ったウェアが多い。ジャンプスーツやスリムなパンツは、ラップのように肌に張り付いたスリムフィットな印象。その“ぴちぴち”の細いパンツの中に、カラーパンツまたはライナーを透かして見せているルックもある。パテントレザーとコットン、またカラフルなテープを格子状に並べて仕上げた、超ミニ丈のスカートには、3Dプリンターで仕上げたマグネットクリップを規則的に並べている。また、トップスやグローブ、バッグなどは、鳥の形にくり抜かれた厚手のラバー素材が起用されていて、高い技術力を感じさせた。こだわりのテーラードをMIX3Dシリーズと肩を並べて登場した坂部三樹郎によるアパレルウェアは、テーラードが中心。ロングジャケットにクロップドパンツを合わせたセットアップスタイルが多く、フラップポケットの内側に鮮やかな色を差すなど、ディテールへのこだわりが感じられた。
2018年09月29日お笑いコンビ・三四郎とタレントのYOUがパーソナリティを務めるニッポン放送『YOU&三四郎 恋愛見極め人 コレって脈あり!?』が、10月5日(毎週金曜 21:00~21:30 ※関東ローカル)よりスタートすることが明らかになった。同番組は4月30日から5月25日までの平日に毎日放送(26時10分頃~)されていた3分コラボコーナーが、好評によりレギュラー化したもの。恋愛サポートアプリ「Pairs」協力のもと、リスナーから寄せられる恋の悩みや相談に対して、三四郎とYOUがトークを交えて脈アリかどうか、判定していく。YOUは「経験と実績のニッポン放送に!ライドオン!」と喜びのコメント。三四郎の小宮浩信は「レギュラーやったー!YOUさんのおかげ!バチボコ頑張ります!」と抱負を述べ、相田周二は「ベテランの名に恥じぬよう毎週ベテランらしさを出せればと思っております!よろしくお願いします」と話した。
2018年09月22日女優の伊原六花、お笑いコンビ・流れ星のちゅうえい、瀧上伸一郎が11日、都内で行われたセンチュリー21の新CM発表会に出席した。センチュリー21・ジャパンは、登美丘高校ダンス部元キャプテンで伊原六花をセンチュリー21ガールに起用。芸能界デビューしたばかりの伊原が初めてのCMに挑んだ新CM「はじめての独り暮らし」編を7月21日から全国で放送する。同CMは、『東京タワー~オカンとボクと、時々、オトン~』などを手掛けた松岡錠司監督が演出したドラマ仕立てで、伊原がセンチュリー21の新人不動産営業社員を演じている。CMでも着用したセンチュリー21の制服姿で登場した伊原は、オーディションで同CMが決まった時のことを「その時は事務所にいたんですけど、みんなで喜びました。センチュリーガールの就任もその時に初めて知りました。想像がつかなかったんですけど、改めて頑張ろうと思いました」と振り返り、「撮影している時は精一杯でしたが、素敵なスタッフさんのお力をお貸しいただいて撮影することができたので、すごくうれしかったです」と関係者に感謝の言葉。同CMで演じた新人不動産営業社員については「無理に作るというよりは、等身大で演じることが信頼や親しみやすさにつながると思い、背伸びせずに演じさせていただきました」と自然体でキャラクターを演じたという。イベントの途中から、伊原が大好きだというお笑いコンビ・流れ星のちゅうえいと瀧上伸一郎がサプライズで登壇し、伊原に花束を贈呈。特にちゅうえいが好きだという伊原は「いるだけで周りを笑顔に出来るというか、そういうところが大好きなんです。私もちゅうえいさんのようになりたいと思っています」とその理由を説明し、ちゅうえいからギャグを伝授されることに。恥ずかしさのあまり顔芸が上手く出来なかった伊原は「今日は恥ずかしさもあったので、自分のものに出来るように練習したいと思います。次にお会いするまでに完璧にしておきます」と気合十分。対するちゅうえいは、伊原のギャグに対する素質を「すごく才能ありますよ。動きがすごかったしキレもありましたからね」と太鼓判を押し、「六花ちゃんが好きだ好きだって言ってくれるなら、ブルゾンちえみ with Bスタイルで僕らも伊原六花 with 流れ星でCMに出させていただきたいです」と関係者にお願いして笑いを誘っていた。
2018年07月11日