6月と7月の2夜にわたり、井上芳雄をホストに迎えた番組「僕らのミュージカル・ソング2020」をWOWOWで放送することが決定。井上さんからコメントも到着した。「僕らのミュージカル・ソング」は、2015年に同じく井上さんをホストに迎えて行われたWOWOWオリジナル・ライブ。今回、ミュージカル界で活躍するスターたちが集うスペシャル番組として復活することに。番組では、井上さんの歌とトークを中心に、“いまだからこそ聴きたいミュージカル・ソング”をテーマにスペシャルプログラムで放送。なお、出演者や詳しい内容は、これから順次発表されていくという。またリクエスト企画「あなたのミュージカル・ソング」も復活。Twitter上でリクエストを募り、その中から井上さんの歌唱曲が決定する。今回の放送に関して井上さんは「今年は世界中が想像もしていなかった事態となり、演劇・ミュージカル界も大きく影響を受けました。毎年生中継していたトニー賞授賞式も開催延期ということで、例年の時期には中継できませんでした。日本のミュージカルでもたくさんの公演が中止となっています。ミュージカルの灯を絶やさぬように、また、お客様が劇場に戻ってくださるまでの、“お楽しみ”として、今回、WOWOWでこのような番組をやらせていただくことになりました」と言い、「日本だけでなく、ブロードウェイも含めた今のエンターテインメント界の状況も、トークを含めてお届けする予定です。ミュージカルがお好きな方にも、そうではない方にも、エンターテインメント界の“今”を知るという意味でもぜひご覧いただきたいです」と呼びかけている。「僕らのミュージカル・ソング2020」第一夜は6月20日(土)20時~、第二夜は7月25日(土)21時~WOWOWプライムにて放送。(cinemacafe.net)
2020年06月03日お笑いコンビ・NON STYLEの石田明と井上裕介が26日、都内で行われた大学ミスコンテスト「MISS OF MISS CAMPUS QUEEN CONTEST 2020」「MR OF MR CAMPUS CONTEST 2020」でMCを担当。授賞式後の囲み取材で、井上は“自宅での過ごし方”について語った。新型コロナウイルス感染拡大を防ぐため、無観客で行われた同イベント。井上は、イベントなどの中止・延期が相次いでいる今の状況について、「仕方ない部分ではあると思います。人命第一が絶対なので。でも、なるべく早くお客さんが集まってくれるような時が来てくれればいいなと、一刻も早く。それは思いますね」と話した。すると、石田が「週末、自宅待機したほうがいいってなってますけど」と、東京都の小池百合子知事が都民に今週末の不要不急の外出自粛を要請したことに触れ、過去に接触事故で活動自粛していた時期があった井上に対して「井上さん自宅待機が得意な時期あったじゃないですか。アドバイスがあったら…」とコメントを求めて笑いを誘った。石田にイジられた井上は、「長期自宅待機すると頭がおかしくなります。自宅待機はしないといけないんですけど、外に出ることは大事だと思います」と経験者として意見。また、自宅でのおすすめの過ごし方を聞かれると「写経になりますね。1回精神統一するという意味で、写経が…」と語った。石田と井上は、「MISS OF MISS CAMPUS QUEEN CONTEST 2020」グランプリに輝いた日本大学2年の西脇萌さんと、「MR OF MR CAMPUS CONTEST 2020」グランプリに輝いた桜美林大学2年の一光希さんグランプリとともに取材に対応。2人は井上のアドバイスを笑いながら聞き、西脇さんは「勉強になります」と話していた。
2020年03月26日1983年に作家・劇作家の井上ひさしが立ち上げ、以降、井上作品を専門に上演し続けている制作集団・こまつ座が、井上が戦争前後の庶民の営みを描いた“昭和庶民伝三部作”の第1作となった音楽劇『きらめく星座』を、3月10日(火)から15日(日)まで東京・紀伊國屋サザンシアターTAKASHIMAYAで上演する。物語の舞台は昭和15年の東京・浅草。小さなレコード店・オデオン堂では、家族4人とふたりの間借り人が仲良く暮らしている。ある日、陸軍に入隊していた長男の正一が脱走し、すぐさま憲兵伍長“蝮の権藤”が乗り込んでくる。さらに、長女みさをが“ハガキの束から選んだ”という夫・源次郎が家族に加わるが、堅物の愛国主義者で傷痍軍人の源次郎は、音楽好きでジャズを流す家族たちが許しがたい。こうしてオデオン堂には大嵐が吹き荒れることになり……。本作は1985年に初演され、井上自身が演出した数少ない作品のひとつ。太平洋戦争前夜の昭和16年12月7日までの1年間を描く物語で、その時代は決して明るくはなく、戦争の愚かさを痛切に浮かび上がらせる。一方で、ピアノの生演奏にのせて『青空』や『一杯のコーヒーから』などの昭和初期の流行歌の軽快なメロディと数々の名セリフが劇空間を弾ませる。生前、井上はこの物語を「涙と笑いに満ちた懐かしい香りのするもの」とし、私戯曲的と位置付けている。これまで多彩な顔ぶれにより上演され、既に延べ500回の公演回数に達している舞台。演出は井上が絶大な信頼を寄せ、本作を手がけるのは4度目となる栗山民也。そしてキャストには久保酎吉、松岡依都美、高橋光臣、粟野史浩、瀬戸さおり、後藤浩明、高倉直人、村岡哲至、木村靖司、大鷹明良が揃い、上質なアンサンブルを紡ぐ。文:伊藤由紀子
2020年03月04日長編アニメーション映画『さよなら、ティラノ』が、当初2020年夏に公開予定だったが延期決定。今後のスケジュールは、決まり次第公式HP等で発表される。絵本『ずっとずっといっしょだよ』の“ティラノサウルスシリーズ”原作は、『ずっとずっといっしょだよ』をはじめとする、宮西達也の絵本作品“ティラノサウルスシリーズ”。ユニークな恐竜たちを主人公にした、累計200万部を超えるヒットシリーズ作品で、子供から大人まで幅広い世代に愛され続けている。豪華クリエイター集結!音楽には坂本龍一今回そんな人気絵本シリーズの映画化は、劇場版『名探偵コナン』シリーズを多く手掛ける静野孔文監督と、アニメーションスタジオ・手塚プロダクションがタッグを組んで実現。また坂本龍一が音楽を担当し、優しい音色で物語を包み込む。公開された予告編では、坂本龍一が手掛ける音楽を一足早くチェックすることができる。エンディング曲には、ハナレグミ&コトリンゴが歌う『楽園をふたりで』を起用。ユニークな恐竜たちの心温まるアドベンチャーストーリー映画で描かれるのは、地上最強なのに暗闇が怖いティラノサウルス・ティラノと、飛べないプテラノドンの少女・プノン、そして親とはぐれてしまったトリケラトプスの子ども・トプスが、天国を求めて旅立つ、“絆と友情”のアドベンチャーストーリー。三木眞一郎、石原夏織、悠木碧といった人気声優キャストが集まり、親しみやすいキャラクターたちに命を吹き込んでいく。キャラクター紹介物語に登場する、個性豊かな恐竜たちを紹介。ティラノ(声:三木眞一郎)誰もが怖れる肉食恐竜だが、ある出来事がきっかけで友を亡くしてから肉食をやめ、“赤い実”を食べるようになったティラノサウルス。ゴッチとルッチに追いかけられるプノンを助けたことをきっかけに、彼女と一緒に赤い実が豊富な「天国」への旅に出る。プノン(声:石原夏織)翼があるが飛ぶことのできない、いつも元気なプテラノドンの女の子。お母さんとの約束で「天国」を目指して旅をしている。ゴルゴに襲われ飛んで逃げる際、弟を落としてしまった事から飛ぶことが怖いと思っている。トプス(声:悠木碧)ひとり、家族と生き別れになったトリケラトプスの子供。赤い実しか食べないと言うティラノとプノンを信じていて、2人を「天国」に案内する。お母さんが大好きで甘えん坊。ゴルゴ(声:小西克幸)ティラノと並ぶ大きな体をもち、多くの恐竜たちから怖れられているボス恐竜。「天国」をわが物にしようとしている。ティラノやプノンとも過去に関わりがあるようだ。ルクト(声:井上喜久子)ティラノとプノンが目指す「天国」を支配しているアンタルクトサウルスの女王。たとえ同じ草食恐竜でも別種は天国に住むことを許さない厳しい性格。赤い実を求めて旅をしてきたティラノとプノンを拒否する。ゴッチ(声:檜山修之)ゴルゴの手下。自分の身を守るため、ゴルゴに差し出す獲物としてプノンを追いかけている。自分の尻尾と引き換えにハンターを雇うなど、いじらしい面を持つ。ルッチ(声:森川智之)ゴルゴの手下。自分の身を守るため、ゴッチと同じくプノンを追いかけている。プノンが飛べないと見抜くなど、意外にも分析が得意。トリケラ村のケラおじいさん(声:石塚運昇)トプスのおじいちゃん。ルクトたちが支配する「天国」の裏、環境の劣悪な荒地に住む。自分の命が長くない事を受け入れており、ティラノとプノンを信じ「天国」への裏道の存在を明かす。<ストーリー>大昔、恐竜の時代。氷河期が近づき、すべてが荒廃していた。そこに乱暴なゴルゴサウルスの群に追われているプテラノドンの少女「プノン」がいる。“もうダメ‼”捕まりそうになったプノンとゴルゴザウルスたちの前に現れたのは、巨大で、とても強そうなティラノサウルス。そう、地上最強との呼び声高いティラノサウルスだった。さすがのゴルゴサウルスたちも、ティラノの迫力におされ、プノンを諦め逃げ出してしまう。邪魔者がいなくなったら、ティラノがプノンを食べる番。しかし、ティラノはプノンに目もくれず、木の上になっている赤い実をむしゃむしゃと食べはじめた。“おじちゃん、私はプノンだよ。おじちゃんの名前は何?なんで私を食べないの?” “おじちゃんは肉食なのに、なんで赤い実を食べるの?”休む間もなく喋るプノンを後に、ティラノが自分の道を進もうとした瞬間、プノンはある提案をする。 “おじちゃん、私は「天国」というところを探してむかってるよ。そこは無数の赤い実を食べられるこの地上唯一の楽園だよ。一緒に行かない?”と声をかけられ乗り気になったティラノ、なんらかの事情があるか、飛べない特異なプテラノドンと一緒にいくことえを決意するが…….ティラノの「地上最強」の地位を奪おうと企てるゴルゴサウルスは、ティラノに執心してしつこく彼らを追った。果たして、「ティラノ」と「プノン」そして旅の途中で出会う親とはぐれたトリケラトプスの子ども「トプス」は、無事に天国に着けるのか?そして、その天国は本当に楽園なのだろうか??作品詳細『さよなら、ティラノ』公開時期:公開延期のため未定。決まり次第公式HPやSNSで発表予定。※当初は2020年初夏予定だった。出演:三木眞一郎、石原夏織、悠木碧、小西克幸、井上喜久子、森川智之、檜山修之、宮西達也/石塚運昇原作:宮西達也 ティラノサウルスシリーズ『ずっとずっといっしょだよ』ほか(ポプラ社刊)監督:静野孔文音楽:坂本龍一アニメーション・ディレクター:江口摩吏介脚本:佐藤大、うえのきみこ、福島直浩アニメーション制作:手塚プロダクション製作:MediaCastle Corp.配給:東映ビデオ
2020年02月02日井上陽水が本日10月20日、東京・東京国際フォーラム ホールAで「井上陽水 50周年記念ライブツアー『光陰矢の如し』~少年老い易く 学成り難し~」を開催する。1969年のデビューから今年で50周年となる井上陽水。11月27日には細野晴臣、宇多田ヒカル、椎名林檎、槇原敬之、福山雅治ら豪華アーティストたちによるトリビュート作品『井上陽水トリビュート』のリリースも決定している。本日の公演は今春からスタートしたライブツアーの一環。当公演では懐かしい曲から最近の楽曲まで、誰もが楽しめるセットリストになるだろう。当ツアーの東京公演は本日が最後。この記念すべき公演をお見逃しなく。■公演情報「井上陽水 50周年記念ライブツアー『光陰矢の如し』~少年老い易く 学成り難し~」日時:10月20日(日)開場17:00/開演18:00場所:東京・東京国際フォーラム ホールA
2019年10月20日戦後日本を代表する劇作家・小説家の井上ひさしが、『蟹工船』の作者・小林多喜二を描いた『組曲虐殺』。2010年にこの世を去った井上ひさしの最後の戯曲であり、存命中だった2009年の初演時に数々の演劇賞に輝いた本作が、2012年の再演を経て3度目の上演を迎えている。井上ひさしをよく知る栗山民也の演出と、初演時に役者として大きく脱皮した井上芳雄の主演、さらに著名なジャズピアニスト小曽根真の音楽担当は変わらず。そこへ上白石萌音や土屋佑壱が初参加、新たな装いで井上ひさしの“遺伝子”を伝える。9月上旬に訪れた稽古場の様子から、本作の魅力をお届けしよう。【チケット情報はこちら】物語は昭和初期、29歳で生涯を終えた多喜二の、最後の2年9か月を描く。子供の頃から貧しい人々を見てきた多喜二(井上)は、言葉の力で社会を変えようと、プロレタリア文学を書くようになる。『蟹工船』が検閲を受けるなど特高警察に目をつけられ、治安維持法違反の名目で逮捕・監視されるようになる多喜二。それでも以前と変わらぬ穏やかさをもって活動を続ける多喜二を心配し、姉のチマ(高畑)や恋人の瀧子(上白石)は、しばしば彼のもとを訪れる。多喜二の同志・ふじ子(神野)に瀧子がやきもきし、刑事の古橋(山本)と山本(土屋)も多喜二の人柄に魅せられていくなか、ついに“その日”がやってきて……。稽古場に入ると、そこには無造作な髪にカーキ色のシャツ、サンダルばきの井上の姿が。その表情と佇まいは見慣れたミュージカルスターではなく、多喜二に魅入られ没頭する、いち役者のそれだ。この日はまだ“本読み”だったが、その段階から小曽根がピアノで生演奏をつけていくのが本作のスタイル。“本読み”が始まると、小曽根は劇伴だけでなく、演者の声の強弱や音楽とのタイミングにも指摘を入れていく。栗山の演出も受け、井上はすぐに別の歌い方をやってみせる。隣で聞いていた上白石が、必死に井上に食らいついていく。井上の成熟と上白石のポテンシャル。すかさず高畑と神野らが陰影豊かな表情とセリフ回しで呼応すれば、小曽根のピアノもますます色を帯びてゆく。それはまさに、クリエイトの現場だけがもつ熱気だった。井上ひさしの作品らしく、軽妙な笑いと心が温まるシーンは本作でも健在。だが物語を貫いているのは、紛れもなく、不条理な力に対する抵抗だ。経済格差が進むなか、2008年に何度めかの『蟹工船』ブームがあったことは知られているが、井上芳雄は今回特に「今の時代のことを書いているのかと思えるくらい、内容がリンクしていて怖い」と感じたという。“本読み”の合間の会話では、栗山から「ワーキングプア率が上がるばかりの日本。この物語と今は変わらないんだよ」という言葉も聞かれた。そんな時代だからこそ「人間の大きさや、娯楽小説も読んだりするところが好き」と演じる井上が言う温かな多喜二の姿が、じわりと心にしみる。2019年の今、改めて味わいたい舞台だ。取材・文:佐藤さくら
2019年10月09日井上ひさしの没後10年を記念した「井上ひさしメモリアル10」シリーズの掉尾を飾る『組曲虐殺』が、本日10月6日に東京・天王洲 銀河劇場で開幕する。亡くなる前年の2009年に初演された、“井上ひさし最後の戯曲”。数々の演劇賞に輝いた初演と再演(2012年)に続き、井上芳雄が「演じることに使命を感じる」と語る小林多喜二役に7年ぶりに挑む。貧しい人々が苦しむ姿を見て育ち、言葉の力で社会を変えようと発起、プロレタリア文学の旗手となった小林多喜二。特高警察に目をつけられた彼は、言論統制の激化に伴い次第に追い詰められていくが、その信念は決して揺るがない。潜伏先を変えながら執筆を続ける多喜二と、彼を心配しながらも明るく力強く生きる姉のチマ(高畑淳子)、恋人の瀧子(上白石萌音)、同志のふじ子(神野三鈴)。多喜二の人柄に共感しながらも、職務を全うしようと手を尽くす刑事の古橋(山本龍二)と山本(土屋佑壱)。そしてついに、その日は訪れる……。一人の内気な青年が、なぜ29歳4か月で死に至らなければならなかったのか。栗山民也演出のもと、実力派のキャスト陣と小曽根真の音楽が、重いテーマを明るく描き出す。もしかしたら初演や再演時以上にこの作品が求められているのかもしれない2019年、小林多喜二と井上ひさしの言葉と思いは、きっと観客の胸に深く響くことだろう。文:町田麻子
2019年10月06日井上ひさし没後10年のメモリアルイヤーである今年、最後の書き下ろし戯曲となった『組曲虐殺』が7年ぶりに再々演される。主人公の小林多喜二を三度演じるのは井上芳雄。10年前の初演以来ずっと心にあったと語るほど思い入れのある作品に、今どう向き合い、何を伝えてくれるのだろうか。『組曲虐殺』について、「自分が演劇をやらせてもらう意味があるかもしれないと思わせてくれた特別な作品」と井上は言う。演じたのは、プロレタリア文学の旗手として、貧しい人々が苦しむ世の中を変えたいと活動した小林多喜二。言論統制が激化して命を脅かされるような状況下にありながら信念を貫いた青年である。「初演は、こんなに大きな人物を演じるに値しないと思いながらも、みなさんの力に支えられてただただ一生懸命やらせてもらいました。そして、井上ひさし先生や多喜二に恥ずかしくない人間でいたいと思うようになったんです。だから、理想論かもしれないですけど、世の中が少しでも良くなるような生き方ができたらと思いますし。そういう使命感を基本に持ちながら、作品や役を表現できたらと思っているんですね」。再々演への思いは強い。自身にとっても大切な作品であるうえに、格差や排他感情、全体主義的な動きが激しくなるばかりの今、世界が多喜二の時代に逆戻りしている気がしてならないからだ。「井上先生はきっと今を見越しておられたんだと思いますが、やっぱりもう一度あの時代に戻るわけにはいかないですから。観て何を感じていただくかは自由ですし、演劇にできることは本当に小さいかもしれないんですけど、こういう時代があったんだという事実はちゃんとお伝えしたいなと思っています」。しかも、その事実の伝え方に、楽しい工夫がされているのが井上ひさし作品である。「井上先生が描いている多喜二は周りの人に愛されていて、多喜二も含め、みんな本当に明るく生きているんです。だから、悲劇的な面だけではなく、その力強さも表現するのが務めだろうなと思っています」。そしてその表現には音楽も使われる。「なかでも『信じて走れ』には、希望をつないでいこうという井上先生のメッセージを感じて、歌うたびにすばらしい曲だなと思うんです」。今回の上演では、初演から続投する神野三鈴、山本龍二、高畑淳子に加え、上白石萌音、土屋佑壱の新メンバーも加わる。こうしてまた作品がつながっていくことも喜びのひとつ。「みんなで“今”の『組曲虐殺』を作って、初演を超えたいと思います」。(取材・文:大内弓子)組曲虐殺は10/6(日)~10/27(日)まで天王洲 銀河劇場にて上演後、福岡、大阪、松本、富山、愛知を巡演。
2019年09月06日お笑いコンビ・NON STYLEの石田明と井上裕介の全国ツアー、NON STYLE LIVE 2019「Re:争論~リソウロン~」がきょう21日に開幕。北海道公演を皮切りに全国8カ所を巡り、笑顔を届ける。開催に先立ち2人にインタビュー。今回のライブへの意気込みや、相方への思いなどを聞いた。――まず、今回のツアーはどんな内容を予定しているのか教えてください。石田:今までは漫才だけにこだわってずっとやってきたんですけど、今回はあえて、僕たちも若手の頃にやっていた単独みたいに、漫才やってコントあってトークあるみたいな。今回も漫才が多いですが、コントを長いことやっていなかったのでもう1回やることにしました。井上:僕はいつも決まってから教えられるので、内容に関して一切ノータッチです。ネタを送ってもらって、稽古を頑張るという感じです。――ネタを作られるのは石田さんですが、ネタ合わせのときに意見がぶつかることは?石田:もうないですね。井上の気分が乗ってないと意味がないので、やりにくそうだったら変えますし。井上:僕は何も関与していないので、文句言う権利もないです。――石田さんは脚本家としても活躍されていますが、脚本を書き出したきっかけは?石田:僕は、ザ・プラン9の久馬さんに憧れてこの世界に入ったんですけど、その方がずっとそういうことをやっているので、憧れている人の真似をしているだけです。最初はできないと思っていましたけど、継続は力なりと信じているので、なんでも続ければある程度まではいけるだろうと思って。――井上さんは、脚本家としての石田さんをどう見ていますか?井上:素晴らしいと思いますよ。僕にはできませんし。それこそ(ピースの)又吉(直樹)みたいになってくれれば。何かで評価されるのを願っています。そのほうがコンビとしてもやりやすくなると思いますし。石田:僕が又吉になったら井上さんにニューヨーク行ってもらわないと(笑)井上:そうですね。そのときはニューヨーク行きます(笑)――井上さんは、日めくりカレンダー『まいにち、ポジティヴ!』が大ヒットし、今年4月に書籍『SNSをポジティヴに楽しむための30の習慣』も発売。ポジティブキャラで大活躍ですが、昔からポジティブだったのでしょうか?井上:もともと自分の中にはある感情なので、生まれたときからそうなんだと思います。ポジティブだからって落ち込まないわけではなく、落ち込むけど次の日に持ち越さないということ。嫌なことがあったら落ち込みます。――石田さんは井上さんのポジティブぶりを見てどう感じていますか?石田:井上が生きていくためのディフェンス方法なんやろうなと思います(笑)――改めてお互いの魅力をどう感じているか教えてください。井上:真面目なところ。たくさんいる芸人さんの中でベスト10に入るくらい真面目だと思います。ずっとネタも書いてますし、子育ても仕事も。真面目なところがいいところであり、真面目なところがつまらなくもあり、でも今の時代では一番いいんじゃないかなと思います。石田:定期的に型落ちしていくというか、イケメン度がちゃんと落ちていくところが才能ですよね。しっかり老化に負けていく感じが、僕からするとうれしいです。ペンが走る。僕のペンが進むのは井上だから。ネタが尽きないですね。俺のために劣化してくれいるのかなと思ったりもするので(笑)井上:神様が与えた老化には勝てないです(笑)――井上さんが接触事故で謹慎した時期がありましたが、あのときにコンビの絆をとても感じましたし、笑いで返していくんだという強い思いも感じました。あの時期を乗り越えて成長できた部分など、振り返ってみていかがでしょうか。石田:また同級生に近づいた感じがして、いろんなもんが楽になった気はしました。お互い背伸びをしていたんじゃないですか。頑張りすぎていた部分もあったのが、いい距離感に戻れた気はします。井上:人も仕事も、残るものもあったし、残らないものもあったし、いい意味で現実を知ることができた。休んだことで離れていった先輩後輩もいたし、密につながった先輩後輩もいたし、そういうのがいい意味でジャッジできました。今の会社の騒動を含めてですけど、俺が例えば闇騒動で休んだら、事故で謹慎したときに残ってくれた人は残ってくれるんだろうなと。相方だけでなく、この世界を辞めてもつながっていける人間が見えたかなという感覚です。――お二人の今後の目標は?石田:井上にはいつも煙たがられるんですけど、月1でお見合い写真を送りつけているので早く成就してほしいですね。――石田さんがSNSでアップされるお子さんの写真に癒やされますが、井上さんにも家族の幸せを感じてほしいという思いが?石田:幸せ振りまいてすいません! まあ、差を見せつけているだけなんですけど(笑)――井上さんも、今年の目標として結婚を掲げられていましたよね?井上:そうなんですよ。今年は誰かとうまいことまとまって結婚できればと思っています。頑張っているところです。――最後に全国ツアーを楽しみにしているファンにメッセージをお願いします。井上:日本全国なるべくたくさんの方を笑顔に、幸せにできるように頑張ります!石田:全力の内輪ゲンカを見に来てください!
2019年07月21日お笑いコンビ・NON STYLEの井上裕介が21日、自身のツイッターを更新し、心境を吐露した。反社会的勢力との闇営業問題で19日に吉本興業から契約解除された雨上がり決死隊の宮迫博之と、謹慎中のロンドンブーツ1号2号の田村亮が、20日に都内で会見。一連の闇営業騒動を謝罪する一方で、吉本興業の岡本昭彦社長から「全員連帯責任でクビにするからな。それでもええんやったら記者会見やれ。俺にはお前ら全員クビにする力がある」など圧力があったことを告発した。井上はツイッターで「色々ありました。色んな気持ちで、胸がいっぱいですし、こんがらがってもいます。ただ、目の前の方を笑顔にさせたい。たくさんの人に笑ってもらいたい。純粋に、ただそれだけなんです」と心境を吐露。この日、NON STYLEの全国ツアーが幕を開けるが、「色んな人の色んな気持ちを背負いながら、北海道釧路で単独ライブツアー頑張って来ます」とつづった。
2019年07月21日お笑いコンビNON STYLEの井上裕介(38)が2月6日、自身のTwitterを更新。「イジり」と「イジメ」の境界線について持論を語った。井上は、Twitterで「イジりとイジメは紙一重」と前置きし、「僕も、誰かをイジることはある」と明かし、「その数十倍、イジられることがある」と伝えた。続いて、「笑いのためにイジることは必要だと思うし、笑いのためのイジメはあってはならない」と主張。また、「難しい線引き」としながらも「要は、イジる側もイジられる側も、お互いを尊敬しあえるかが大切。信頼関係こそ笑いの原点だと思う」と綴った。次のツイートでは、 「さぁ、フォロワーみなさん!!これからも、ドンドン僕のことをイジって下さいねぇ」と呼びかけた。これに対しファンは「かっこいい!」「 いじられキャラっていうのも必須やしそれの度が超えるとあかんなムッチャええこと言うやん」と称賛の声が寄せられ反響を呼んでいる。
2019年02月07日『フリクリ』シリーズ完全新作となる劇場版アニメーション映画『フリクリ オルタナ』と『フリクリ プログレ』の2作品が、2018年9月に全国の劇場で公開される。伝説的アニメシリーズ『フリクリ』『新世紀エヴァンゲリオン』で知られるガイナックスが、同作に続く待望の新作として企画し、2000年から2001年にかけて全6巻のOVAとしてリリースしたアニメーションシリーズ『フリクリ』。『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』シリーズや『トップをねらえ2!』の監督を務めた鶴巻和哉の初監督作品でもある本作は、鋭いデザインワークと予想のつかない演出、そしてロックバンド「the pillows」のオルタナティブ・ロックを乗せたアクションシーンで、国内外でヒットを記録した伝説的アニメ作品だ。劇場版は鶴巻和哉が監修、主題歌・挿入歌はthe pillowsその新たな劇場版となる『フリクリ オルタナ』、『フリクリ プログレ』の制作に当たっては、シリーズ生みの親である鶴巻和哉がスーパーバイザーに就任。そのほか、キャラクター原案に貞本義行、総監督に「PSYCHO-PASS サイコパス」の本広克行、脚本に「ラスト・ディナー」の岩井秀人と豪華スタッフが集結。主題歌・挿入歌を担当するのはもちろん、「the pillows」だ。『フリクリ オルタナ』劇場版『フリクリ オルタナ』の監督を務めるのは、「幼女戦記」で重厚な戦闘描写を描いた上 村泰。なんでもありの破天荒な“ベスパ女”、ハルハラ・ハル子は、OVAシリーズに引き続き新谷真弓がパラフルかつクレイジーに演じる。<ストーリー>モヤついている高校生・河本カナ。嵐のごとく登場するハル子。その時カナの額にお花が生えた!煙を吐きながら街をぶっ潰すアイロン。毎日が、毎日毎日続いていくと思っていた・・・力を手に入れたカナはアイロンをぶっ飛ばせるのか!?『フリクリ プログレ』3週間空けての公開となる劇場版『フリクリ プログレ』には、荒井和人、海谷敏久、小川優樹、井端義秀、末澤慧、博史池畠のフリクリ愛溢れる6人の監督陣が集結。ハル子が2人に分裂するという本作では、一方のハルハ・ラハル役を林原めぐみが、もう一方のジンユ役を沢城みゆきがそれぞれ演じる。<ストーリー>ありとあらゆる命題に明確な答えを用意せず、生理的欲動の充足のみをシコシコ満喫しその日暮らすような説得力ゼロ青少年たち。その中でなんてことない日常を過ごすヘッドフォンの少女ヒドミ。彼女が轢かれた夜、クラスメイトの少年・井出の額から巨大ロボットが出現した!ハル子から分裂したラハルとジンユと出会い、“特別なことなんてない日常”が終わりを告げる―!!!!!ピックキーホルダー付き前売券2018年7月13日(金)より、映画前売券(ムビチケ)が上映劇場にて発売。特典として、2種+シークレット1種の非売品ピックキーホルダー3種の中から、ランダムで1種類がプレゼントされる。<詳細>■ピックキーホルダー付き前売券発売日:2018年7月13日(金)価格:各1,400円(税込) ※ムビチケのみ劇場購入特典:ピックキーホルダー(3種のうちランダムに1種)※数量限定の為、無くなり次第配布終了the pillowsの主題歌を収録したサントラ&劇場先行限定版Blu-ray発売『フリクリ』の楽曲といえば、the pillows。2018年9月5日(水)には、書き下ろし主題歌2曲とセルフカバー挿入歌12曲を収録した「FooL on CooL generation」と、劇場版『フリクリ』の主題歌、挿入歌、劇中BGM(全89曲)を網羅した「COMPLETE CD-BOX」が同時にリリースされる。また、劇場版の公開に合わせて、 劇場先行限定版Blu-rayも各上映劇場にて発売。劇場購入限定の特典として、それぞれハルコのギターと、ラハルのベースをモチーフにしたアクリルスタンドが付属する。<詳細>■CD情報・劇場版『フリクリ オルタナ』&劇場版『フリクリ プログレ』Song Collection「FooL on CooL generation」/the pillows発売日:2018年9月5日(水)価格:2,400円+税仕様:アニメ描き下ろしジャケット/ジュエルケースCD1枚組収録曲数:14曲(内1曲inst)・劇場版『フリクリ オルタナ』&劇場版『フリクリ プログレ』COMPLETE CD-BOX発売日:2018年9月5日(水)価格:4,200円+税仕様:アニメ描き下ろし三方背ケース/CD3枚組ジュエルケース特典:「オルタナ」EDイラストステッカー収録曲数:主題歌・挿入歌・BGMを含む89曲■Blu-ray情報・劇場版『フリクリ オルタナ』劇場先行限定版 Blu-ray発売日:9月7日(金)価格:8,800円+税封入特典:無理くり詰め合わせステッカー5種(オルタナ編)劇場限定特典:ギターアクリルスタンド(オルタナ_ハル子モデル)・劇場版『フリクリ プログレ』劇場先行限定版 Blu-ray発売日:9月28日(金)価格:8,800円+税封入特典:無理くり詰め合わせステッカー5種(プログレ編)劇場限定特典:ベースアクリルスタンド(プログレ_ラハルモデル)作品情報■劇場版『フリクリ オルタナ』公開日:2018年9月7日(金)監督:上村泰副監督:鈴木清崇脚本:岩井秀人キャラクター原案:貞本義行キャラクターデザイン:高橋裕一メカデザイン:押山清高(スタジオドリアン)声の出演:ハルハラ・ハル子:新谷真弓、河本カナ:美山加恋、辺田友美(ペッツ):吉田有里、矢島聖(ヒジリ );飯田里穂、本山満(モッさん):田村睦心、須藤 完:小西克幸、佐々木 門:永塚拓馬、相田 弁:鈴木崚汰、河本静香:伊藤美紀、河本文太:真坂美帆、デニス用賀:森 功至、木滝真希:松谷彼哉、神田束太:青山穣■劇場版『フリクリ プログレ』公開日:2018年9月28日(金)監督:荒井和人、海谷敏久、小川優樹、井端義秀、末澤慧、博史池畠脚本:岩井秀人キャラクター原案:貞本義行キャラクターデザイン:久保田誓サブキャラクターデザイン:米山舞メカデザイン:押山清高(スタジオドリアン)声の出演:ハルハ・ラハル:林原めぐみ、ジンユ:沢城みゆき、雲雀弄ヒドミ:水瀬いのり、井出 交:福山 潤、森 吾郎:村中 知、マルコ野方:中澤まさとも、アイコ:黒沢ともよ、雲雀弄ヒナエ:井上喜久子、マスラオ:大倉孝二、アイパッチ:菅生隆之、屯吉:浦山 迅、花枝タミ:鈴木れい子© 2018 Production I.G / 東宝
2018年07月14日お笑いコンビのNON STYLE井上裕介(37)が1月23日にスマホゲームアプリ『ノンスタ井上の壁ドン無双』をiOS版、Android版ともに発売。ファンの間で話題となっている。 井上はTwitterで「新しいアプリが出ました。」とツイート。これは、プレイヤーが井上を操作して女の子に「壁ドン」をするゲームで、経験値を稼いでステージクリアを目指す。「壁ドン」シチュエーションは7つ以上。ステージをクリアするごとに井上の恋が進んでいき、ボーナスステージには相方の石田明(37)も登場する。クリアしたストーリーだけではなく、実際に井上の壁ドンを見ることも出来る特典もあるという。 現在、App Storeのカスタマレビューでは、4.5★、Google Playで3.4★の評価がされており、なかなかの高評価となっている。 相方の石田もTwitterで「なんだこの地獄のようなアプリは…。1億害あって1利なしだな。」と井上に壁ドンされ嫌がっている自身の写真とともにアップしている。 ファンは「石田さん目当てでインストールしました!!」「石田ファンには駄目でした石田くんバーションだったら…」「こんなに嬉しくない壁ドンが…」「井上さんのこと好きでいる人には凄くうれしいです。」「全てクリアした。めちゃめちゃキュンキュンした。」「本当にされたいー」「やってますよ!意外と面白いです笑」など賛否両論の反応を見せている。
2018年01月24日江戸川乱歩×三島由紀夫が織りなす戯曲『黒蜥蜴』に出演する井上芳雄さんに、作品の見どころを伺いました。美貌の女盗賊・黒蜥蜴と名探偵・明智小五郎の攻防を描いた江戸川乱歩の探偵小説を、三島由紀夫が妖艶で耽美な世界へと昇華させた戯曲『黒蜥蜴』。かねてより三島作品に強い憧れを抱く世界的演出家のデヴィッド・ルヴォーの演出で上演される。「ルヴォーは、世界の第一線で活躍する演出家でありながら、日本文化にとても造詣が深い方。そのルヴォーの感性を通した三島さんの作品は、シンプルな美しさを感じさせて、それがとても胸にくるんです。作中に、ピアノの音を聞き外を見るというシーンがあるんですが、ルヴォーは方向を指し示すのではなく『太陽が昇る方を見てください』と言うんです。登場人物それぞれが思い描く太陽の位置も色も形も違うはずですが、それでいいんですよね。具体的に説明しようとしないのに、彼が思い描いた世界が無限の広がりをもって舞台の上に立ち上がる。それがまるで魔法みたいに思えて」これまでの稽古を反芻し、じっくりと噛みしめるように語る井上芳雄さん。演じるのは明智小五郎だ。「三島作品というと美しく重厚なイメージがありますが、それだけじゃなく、時に滑稽だったりグロテスクだったり…。黒蜥蜴は、完璧な美を追い求めて犯罪に手を染め、正当な立場であるはずの明智自身も、犯罪に焦がれて探偵をしているという歪んだ部分をもっている。でも、歪(いびつ)だったりグロテスクだったりするからこそ、彼らの根底にある純粋さが際立つような気がするんですよね」黒蜥蜴に扮するのは中谷美紀さん。「お綺麗なのはもちろんですが、セリフは完璧、周りへの気遣いも素晴らしく、英語もできて…隙が一切ない。まさに黒蜥蜴みたいです(笑)」井上さん自身も、音大生の時に歌の才能を見出され、ミュージカル界のプリンスとして第一線を走ってきた人。しかし「自分は努力して完璧になろうとしてきた人」なのだそう。「生まれながらに音楽と共にある、みたいな人に昔から羨望をもっていました。でも、上手くなりたいと渇望するから走り続けてこられたとも思うんです。そこは犯罪に焦がれる明智と似ているのかもしれません」いのうえ・よしお1979年生まれ、福岡県出身。『エリザベート』などのミュージカルを中心に、近年はストレートプレイや映像作品などでも活躍。4月からは舞台『1984』も控える。ジャケット¥90,000カットソー¥18,000(共にランバン コレクション TEL:03・3486・1573)女盗賊の黒蜥蜴(中谷)から、宝石商の娘・早苗の誘拐予告が届いた。犯罪を阻止するために雇われた名探偵の明智(井上)は、一度は奪われた早苗を見事に奪還するが…。上演中~1月28日(日)日比谷・日生劇場原作/江戸川乱歩脚本/三島由紀夫演出/デヴィッド・ルヴォー出演/中谷美紀、井上芳雄、相楽樹、成河ほかS席1万2500円A席9000円(共に税込み)梅田芸術劇場 TEL:0570・077・039(10:00~18:00)2月1日~5日に大阪公演あり。※『anan』2018年1月17日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・吉田ナオキヘア&メイク・川端富生インタビュー、文・望月リサ(by anan編集部)
2018年01月15日人気コミック「曇天に笑う<外伝>」の物語が、全3部作の劇場アニメになって登場。前篇『曇天に笑う<外伝> ~決別、犲の誓い~』が2017年12月2日(土)より、中篇『曇天に笑う<外伝> ~宿命、双頭の風魔~』が2018年6月9日(土)より、後篇『曇天に笑う<外伝> ~桜華、天望の架橋~』が9月1日(土)より公開となる。「曇天に笑う」とは?原作コミック「曇天に笑う」は、唐々煙が手掛ける、累計発行部数120万部突破の人気漫画だ。主人公は古より大津の地を護ってきた、曇神社の神職を世襲する一族・曇家の三兄弟。大蛇の復活を阻止するために戦ってきた彼らの冒険活劇を描いている。2018年3月には、俳優・福士蒼汰を主演に迎え実写映画化。監督は、「踊る大捜査線」シリーズやアニメ「サイコパス」などで知られる本広克行が務める。あらすじ前篇『曇天に笑う<外伝> ~決別、犲の誓い~』では、主人公・曇天火の秘めたる思いが描かれる。300年に一度蘇る魔物・大蛇が復活する11年前、大蛇討伐のため部隊・犲(やまいぬ)が結成された。主人公・曇三兄弟の長男、曇天火(くもう てんか)はこの部隊に所属。曇家当主・大湖が師範を務め、天火の盟友・安倍蒼世、佐々木妃子らも犲の一員として活躍していた。しかし、ある事件をきっかけに犲に亀裂が走る。譲れぬものを突き通すため、曇天火が志を同じくした隊員たちから離れることになる。時は過ぎ、明治12年。大蛇が滅びたこのタイミングで、犲と曇兄弟たちは天火が明かすことのなかった思い知ることとなる。中篇『曇天に笑う<外伝> ~宿命、双頭の風魔~』では、風魔一族としての宿命を背負った金城白子の知られざる過去を描く。最終章となる後篇『曇天に笑う<外伝> ~桜華、天望の架橋~』では、兄の存在と己を乗り越えようと奮闘する、曇三兄弟の次男・空丸と三男・宙太郎の戦いと成長のドラマが映し出されている。制作は「進撃の巨人」のWIT STUDIO、中村悠一をはじめ豪華声優陣新たな形で原作を映像化するのは、「進撃の巨人」「甲鉄城のカバネリ」のアニメーション制作を手がけたWIT STUDIOだ。また声優陣も豪華なラインナップで、三兄弟の長兄・天火(てんか)役は中村悠一が、次男・曇空丸を梶裕貴が、三男・曇宙太郎を代永翼が担当する。登場人物曇天火曇家の長男。周囲の人々を自然と惹きつけてしまう器の大きな男で、腕っ節の強さと剣の腕前は天下一品。犲に所属していたが、ある事件をきっかけに犲たちとは距離を置く。曇空丸曇家の次男。兄の盟友・蒼世に剣を学んでいる。大蛇討伐ののち、左半身の自由が効かなくなった兄に代わり、曇家の当主となって大津を護る決意を固める。曇宙太郎年の離れた兄・天火を父のように慕う三男坊。素早い身のこなしとつぶて投げ、そして持ち前の明るさで兄たちを支える。大蛇討伐以来、天火の様子がどこか変わってしまったことに心を痛める。安倍蒼世<声:鳥海浩輔>天火の無二の盟友。天火が犲から脱けたのち、部隊を率いてきた。陰陽師・安倍家の末裔だが剣の道に進み、その腕の冴えは天火と肩を並べるほど。冷徹に振る舞うものの、秘めた優しさと熱い志を胸に抱く。金城白子(壱助)、壱雨中編のメインキャラクターを飾るのは、双子の風魔、壱助(金城白子)と壱雨。また、風魔一族として<外伝>オリジナルキャラクターの父親・永四郎、母親・六花が登場する。【作品情報】前編『曇天に笑う<外伝> ~決別、犲の誓い~』公開日:2017年12月2日(土)中編『曇天に笑う<外伝> ~宿命、双頭の風魔~』公開日:2018年6月9日(土)後篇『曇天に笑う<外伝> ~桜華、天望の架橋~』公開日:9月1日(土)原作:唐々煙「曇天に笑う<外伝>」(マッグガーデン刊)監督:若野哲也<キャスト>曇天火:中村悠一、曇空丸:梶裕貴、曇宙太郎:代永翼、安倍蒼世:鳥海浩輔、鷹峯誠一郎:安元洋貴、佐々木妃子:大原さやか、芦屋睦月:藤原祐規、犬飼善蔵:藤原貴弘、屍千狼:岩崎ひろし、武田楽鳥:下野紘、比良裏:鈴村健一、牡丹:佐藤利奈、錦:能登麻美子、金城白子(壱助):櫻井孝宏、壱雨:遊佐浩二、永四郎:津田健次郎、六花:井上喜久子、錦:能登麻美子、伍木:寺島拓篤、三津:諏訪彩花、長:チョー配給:松竹メディア事業部製作:松竹/Production I.G/木下グループ©唐々煙/マッグガーデン・曇天に笑う外伝製作委員会
2017年10月28日女優の井上和香(37)が13日、ブログを更新し「実は入院していました」と明かした。詳しい経緯については明言していないものの「私自身に関しては、もう元気です!」と無事に退院したことを報告している。 『実は…』というタイトルで更新された記事で、入院していたことを明かした井上。「手首のネームバンド。これをつけた時、「あ、入院するんだな」と実感しました」と病室で横になっている写真をアップ。 また、「娘とこんなに離れたのは初めて」だといい、「初日はテレビ電話をしたら、最初は笑顔だったのに次第に泣き顔に。私もですが、顔を見ると嬉しいけど寂しくなっちゃうんですよね」と入院初日を振り返った。 まだ本調子ではないそうだが、普通の生活がおくれるくらい体調は回復している様子。「入院している間は穏やかに過ごしてましたよ育児をせずに、ご飯もでてくるなんて、夢のような時間でした」と茶目っ気を交えて伝えた。 「今回の入院である事をしたんですが、それはまた今度お話しますね」と入院の詳しい経緯は今後のブログで公表されるものと見られる。
2017年09月13日女優の井上和香(36)が、育児の悩みをブログで告白し、読者の支えに涙したことを明かした。井上は17日、「みなさんありがとう」と題した記事を投稿。「辛くて辛くて本音書いちゃった…大丈夫かな?なんて思ってましたが、たくさんのコメントを頂けて…全て読みました。みなさん、ありがとう」と読者に感謝し、「みなさんのコメントに励まされ、涙がでました」と正直につづった。読者から励ましの声が寄せられたのは、13日に投稿された内容に関して。「こうやっとブログ書いてると楽しそうな日だったように感じるけど、本当は全然違う。自分の器の小ささに本当に情けなくなりました。自分の出来なさにイライラしてしまい、娘にもイライラしてしまった。そしてすぐに反省。その繰り返し。ダメな母親だなと落ち込んでばかりでした。大なり小なり、毎日こんな感じです。笑」「明日はたくさん笑顔でいられるようにしよう」「今日はごめんね、娘さん」と胸の内を明かしていた。そして17日、前向きになった井上は、「『イライラした』とか『辛い』とかって、人になかなか言えないんですよね。ダメな母親だと思われるんじゃないか。共感してもらえないんじゃないか。など。いろんなことを考えていくうちに、どんどん心に溜め込んじゃう事がありました。今は溜め込まずに、愚痴が言える友達がいるのでちょっとずつ発散出来てますが、この間のブログの時は溜まってたんですね~私。笑全然書くつもりなかったんですが、気づいたら本音を書いてた。って、かなりの重症な感じですね」と冷静に心情を記していく。次第に、「育児って辛くて大変!!イライラするのは毎日!!凹んで反省するのも毎日!!人を育ててるんだから、簡単で楽なわけがないんですよね!!」「辛いと思ってる日々の中に、楽しくて幸せを感じる瞬間があるからやっていけるんです」「子供って、可愛くて可愛くて仕方ない」「だから私、頑張れるんです」「これが私の本音です」と気持ちを整理。最後は、「言えてスッキリしたー。笑」「さ、これから仕事!気持ち切り替えて行ってきます」と明るく結んでいる。井上は、映画監督の飯塚健氏(38)と2012年5月に結婚。2015年7月、第1子となる女児を出産した。
2017年01月17日CLAMPによる人気コミックをアニメ化した「カードキャプターさくら 」。この度、1999年に公開された『劇場版カードキャプターさくら』が2017年1月21日(土)よりリバイバル上映されることが分かった。さくらはある日、家の近くの商店街の福引きで、なんと特賞の香港旅行を当てる。さくらにとっては初めての海外旅行で、もちろんケロちゃんも一緒に行けると大はしゃぎ。お父さんに代わって、兄の桃矢がさくらの保護者として同行し、さらに親友の知世、あこがれの雪兎も参加して、楽しい香港旅行に出発!そんなさくらたち一行を迎えたのは、華やかな香港の町並み。次々と目に入る初めての光景にはしゃぎまわるさくらであったが、しかしそのそばには必ず不思議な小鳥が…。そして夜、さくらは不思議な夢を見る。水がたたえられた空間に静かにたなびく白い布。その先には不思議な魔導士の姿が。この旅行は仕組まれたものなのか?古より続く魔都・香港を舞台に、カードキャプターさくら最大のピンチが訪れる――!1996年より「なかよし」(講談社)にて連載がスタートした漫画「カードキャプターさくら」。本作は、封印が解かれるとこの世に災いをもたらすという“クロウカード”の起こす事件を解決しながら、ケルベロス(ケロちゃん)や親友の大道寺知世らとカード集めに奮闘する小学4年生の少女・木之本桜の物語。1998年にはテレビアニメ化され、性別、世代、地域を越えた一大ムーブメントを巻き起こした大人気作品だ。今年で連載開始20周年を迎え、新たなプロジェクトが始動しており、「なかよし」では16年ぶりとなる新章「クリアカード編」がスタート、さらに新作アニメの制作も決定。加えて商品化にタイアップなど、これまで以上に大きな展開で、新たな盛り上がりを見せている。そんな中迎える2017年、観客動員数50万人以上を記録し、第4回アニメーション神戸作品賞劇場部門を受賞した『劇場版カードキャプターさくら』のリバイバル上映から幕を開けることが決定。劇場版は2作製作されており、今回リバイバル上映が決定したのは、そのうちの1作目。主人公の木之本桜役を演じるのは丹下桜、桜の親友の大道寺知世役に岩男潤子、ケルベロス役に久川綾、桜の兄・木之本桃矢役に関智一、月城雪兎役に緒方恵美、桜の父親・木之本藤隆役に田中秀幸、李小狼役にくまいもとこ、李苺鈴役にゆかな、クロウ・リード役に林一夫らアニメ版の人気声優の出演に加え、ゲスト声優として、魔導士役に林原めぐみ、小狼の母親の李夜蘭役に井上喜久子ら豪華声優が名を連ねる。東京・新宿ピカデリーや神奈川・109シネマズ川崎、大阪・なんばパークスシネマなど全国9都市で上映される。『劇場版カードキャプターさくら』は2017年1月21日(土)よりリバイバル上映。(cinemacafe.net)
2016年11月02日どんなに暴言を吐かれても、あっぱれな前向きさで切り返す、“スーパー・ポジティブ・シンキング”なノンスタイル・井上裕介さん。周りの目を気にして、小さくまとまりがちな人たちが増えてきた今こそ、彼に学ぶことは大いにありそう!井上さんが語る独自のポジティブメソッド&恋愛観に触れて、ネガティブ思考とお別れしよう。■過去の恋愛を引きずることが「ネガティブ」だとは思わない―井上さんは、誰もが認める“スーパー・ポジティブ”の代表格ですが、昔からポジティブ思考だったんですか?井上裕介さん(以下、井上)もともと性格は明るくて前向きだったと思います。さらにポジティブさに磨きがかかったきっかけはいろいろありますが、ひとつは高校3年生のときのアルバイトですね。今は手術で視力がよくなりましたが、当時はかなり悪くて、目を細めて見るから目つきも悪かったんです。ある日アルバイトの先輩に「目つきが悪いから普通にしゃべってても怖い」と指摘され、「目を細めるのを直すのは難しいから、それなら嘘でもずっとニコニコしたら?」みたいにアドバイスされたんです。それからニコニコすることを心がけていたら、次第に心もついてきた感じです。あと、身内の不幸があったときに「人って、いつ死ぬかわからないんだな」と思ったら、「じゃあ毎日悔いなく生きたほうがよっぽど楽しいな」と。そういう一つひとつの出来事が重なって、今の人格が形成されていったのかなと思います。―なるほど。恋愛面でもずっとポジティブでしたか?井上どうだろうなぁ。というのも、僕は引きずることがネガティブだとは思わないから。それこそ、昔は別れた彼女のことを1年も2年も引きずったこともありましたけど、それをネガティブと捉えたことはない。ヨリを戻そうと一生懸命努力して、その結果、振り向いてもらえなかっただけ。例えそれで傷ついたとしても、がむしゃらに前に進んでいるような気がします。むしろ、好きな人がいないことが一番ネガティブなんじゃないかな。そういう意味では、恋愛面でポジティブかネガティブかと聞かれたら、僕はポジティブだと思いますね。―過去の恋愛を引きずることは決してネガティブじゃない、と。けっこう救われる言葉です。でも、さすがにスーパー・ポジティブと言われる今は引きずらないですよね?井上いやいや、よく言われるんですが、そんなことはありません。いくらポジティブな人間だからって、落ち込まないわけじゃないから。ただ、僕は落ち込みをなるべく次の日に繰り越さないようにはしています。―その日で完結させるんですね。それがなかなか難しい気がするんですが、持ち越さないコツは?井上寝る寸前の記憶を「楽しい」で終わることかな。僕の場合は、後輩とご飯を食べて、騒いで、部屋に帰っても酒を飲みながらお笑いの話をして、その勢いで寝ます。■恋愛も人生も、長距離走―寝る直前の記憶は翌朝の気分に直結しますから、それはいい考えかもしれません。そんな井上さんから見て、いつも自信のないネガティブ女子はどんなふうに映りますか?井上かわいいとも思いますし、気持ちもわからないでもないですが、「私なんてブスだから」って言う女の子と、同じ顔だけど「私かわいいもん」って言う女の子がいたら、後者のほうが僕は好き。そのほうが、生きるパワーが前に進んでいる感じがしますもん。人を男前(美人)と不細工というカテゴリーに分けたとき、僕は不細工のほうに入る。でも、自分の顔は好きなんです。なぜかというと、僕が自分の顔を否定するのは僕を産んだ母親に申し訳ないし、そもそも男前や美人の定義って、しょせん狭いネットワークの中での話だと思っているので。それに、20歳のときはそれほどでもなかったのに、40歳になって味が出てきたとたんにかっこいいと言われ始める人もいるわけじゃないですか。そう考えると、人生は長距離走のはずなのに、恋愛だけ短距離走で考えている人が多いのは悲しいことですね。――人生は長距離走。確かにその通りですね。井上別に、無理して自分をかわいいと思い込む必要はないんですよ。「かわいくない」と口にしたっていい。ただ、それなら30歳のときに美人になるように、今パワーを貯めておいたら?とは思います。長い人生のどのタイミングでモテるか、の話だから。でも、ブスを言い訳にして10代でサボっていれば20代でもモテないし、20代でサボっていれば30代でもモテない。そういうことです。――そこを井上さんはサボってこなかった、と。井上そうですね、20代はかなり努力しましたよ。恋愛は野球の打率と一緒で、例えばモテ指数みたいなものが顔と性格で決まるとしたら、モテ指数100の人は誰を口説いてもモテるわけです。で、俺がモテ指数1だとすれば、100人口説けば1人はおとせる計算になる。それなら、俺はひたすら100人口説くだけです。それに、恋愛なんて自分本位のものじゃないですか。なのに「私なんてどうせブスだから」と恋愛に対して卑屈になるのはナンセンス。そんなネガティブ発言をすればするほど、余計にモテなくなる。モテるために一番手っ取り早い方法は、それをしないことなんだから。――では、井上さんがモテていることを実感したのはいつからですか?井上うーん、“モテる”の定義にもよりますよね。モテるの最上級が「好きな人に好きだと思われる」ことなら、僕は今もモテてない。彼女もいませんから。でも、20代の頃も貧乏な僕にご飯をおごってくれる女の子はたくさんいたし、今も僕になにかあれば助けてくれる人は、男女関係なくびっくりするほど大勢いる。そう考えれば、人としては絶えずモテていると思います。■少々タイプじゃなかろうが、来る者拒まず。まずは、抱かれてみる―井上さん自身はどんな女性がタイプですか?井上今までの彼女を振り返ってみると、いい意味で“バカ”が多かった。だから、一緒にいて楽しい明るい人が好きかな。―いい意味での“バカ”とは?井上喜怒哀楽をちゃんと表に出せて、知らないことを素直に「知らない」って言える人。そういう人は周りからも「知らないなら教えてあげよう」と手助けしてもらえるんです。バービーも、そのタイプ。だから、ブスでも明るい。実際に会うと「バービー、かわいいなぁ」ってなりますもん。―確かに、素直な女性はかわいいですよね。とはいえ、ネガティブな性格はなかなか簡単には変えられないし、恋愛にも急に積極的にはなれないものです。そんな中でもいい恋愛するためには、やはり自分からアプローチする術を身につけたほうがいいでしょうか。井上女の子なので、自分からアプローチなんかしなくていいですよ。基本的に、恋愛においては「恥ずかしいこと、しんどいこと、嫌なことは全部男が担うべき」というのが僕の持論ですから。―男前ですね・・・・・・。井上いや、要は「男をどう動かすか」なんです。そこを女の子は頑張らないといけない。もし自分ではなにもできないのであれば、周りにひとりは必ずいる“おせっかいな友達”に頑張ってもらえばいい。ほら、「私、あの人のこと好きなんだけど」と相談したら、「じゃあ、私が電話番号を聞いてきてあげる!」って張り切るおせっかいがいるじゃないですか。その子に、仲良くなるきっかけを作ってもらえばいい。もちろん、そのパスを活かすも殺すも、本人次第ですが。―つまり、ネガティブ女子はまずそういう友達を見つけることが先決?井上そう。異性とではなく同性とのコミュニケーションを頑張るのが一番。それさえ疎かにしていなければ、「出会いがない」なんてことはない。1人でもネットワークが広い人間を捕まえておいて、合コンを開いてもらえばいいわけだし。そういうことはいくらでも他人任せにしていいんです。あとは、自分にできることだけをすればOK。誘われた合コンにちょっと派手めなファッションで行って、来た者は拒まない。もう、抱かれる。―けっこう極端ですね(笑)。井上本当にモテたければ、ですよ。抱かれていけば、自然とモテオーラが出てきますから。やっぱり女性って、エッチするとキレイになるんですよ。だから、すればするほどキレイになるし、自信にもつながっていく。モテないのにお高くとまって抱かせなければ、モテないスパイラルからは抜け出せません。―モテない人ほど、エッチで経験値を上げていくしかない、と。井上はい、あくまで極論ですけどね。でも僕は、目の前に同じ顔で同じ性格の3人がいたら、一番エッチしている人にお願いしたいですもん。そのほうが楽しそうだし。女子の中には、経験人数は少ないほうが良しとする風潮があるかもしれないけど、僕の周りにはない。未経験VS経験豊富でアンケートを取ったら、ほとんどが経験豊富なほうを選ぶと思いますよ。―でも、それってその後の恋愛につながります?井上そこは女子の腕の見せどころですよ。ワンナイトを、いかにツーナイト、スリーナイト・・・・・・と引っぱっていけるかどうか。―ベッド上のテクニックではなく?井上はい。例えば、ワンナイトでエッチしたとします。次の日、早起きして朝ごはんが作ってあるだけでも男はうれしいわけです。そういうさりげない気遣いの中で、「こいつといたら、ちょっと楽かもな」と思わせることができたら、まずは“大人の関係”が続きます。で、大人の関係が続いているときに「やっぱり彼女にしたいな」と思わせられたら成功です。結局、セフレって派遣社員みたいなものなんです。大人の関係が続いている間が、契約期間。派遣社員はアルバイトよりは優遇されているんだから、あとは正社員=彼女として登用してもらうにはどうすればいいかを考えるしかないんです。■ 「遊ばれた」「浮気された」は、女性側にも50%原因がある―だから、派遣社員から正社員にステップアップするためのテクニックを磨くためにも、経験値はどんどん上げていったほうがいいわけですね。井上はい。もちろん、最初の好き・嫌いは本能によるものですが、「あっ、この人好きだな」と思った相手を自分のものにするのは、どちらかというと理性の戦略だと思うんです。だから男はおとしたい女性にご飯をおごったり、なにかサプライズを仕掛けたりする。それと同じように、女性側も、特にモテ男をおとしたいなら、戦略を持って動かないと。例えば、僕がファンの子をおとすのと深キョンをおとすのとでは、必要な努力の量は変わりますよね。だから言葉は悪いけど、今おとそうとしている相手が、顔・性格・年齢・社会的地位などを総合して自分より上か下かを見極めて、少しでも上だなと判断したなら、しっかり戦略を立てて望むべきなんです。―なかなか恋愛ビギナーには難しいですね。井上だから自信がない若者は、おせっかいな友達も含め、周りを巻き込んじゃえばいいんです。団体芸で臨む。要は、包囲網から逃がさなければいいんだから。―なるほど。また、「とにかく抱かれて経験値を上げる」ことに躊躇してしまうネガティブ女子も多いと思うのですが、もう少し楽に経験値を上げていく方法があれば教えてください。井上抱かれるのが無理なら、せめて合コンには積極的に顔を出すなどして男性としゃべる回数を増やしたらいいんじゃないかな。あとは、一カ月間毎日「相席屋」に居座ってみるとかね。女性なら無料だし。―相席屋!もしかすると、まったくしがらみのない相手のほうが意外と話せるかもしれませんね。ちなみにネガティブ女子にはどんなタイプの男性がおすすめですか?井上うーん、ネガティブ女子はどんな男にも嫌がられると思う。ポジティブな男とも、ネガティブな男とも合わない。だからモテなくて余計にネガティブになっちゃうわけですよね。悪循環ですよ。―悪循環はどこかで断ち切りたいものです。では、恋愛経験はあるけれど、その経験によるトラウマや苦手意識で恋愛にネガティブになってしまっている女性は、どう克服すればいいでしょうか。井上僕は、“遊ばれた”とか“浮気された”とかって、50%は男に原因があるけど、残りの50%は女性側にも原因があると思っています。だから、そういう人は「なぜ遊ばれたのか」「なぜ浮気されたのか」を分析したほうがいい。これはあくまで持論ですが、女性って彼氏に「付き合ってから変わったよね」って、よく言うでしょ。もちろん変わる男もいますが、大半の男はやっていることは大して変わらない。逆に、女の子のほうの受け皿は大きくなっているから、男の変わらない愛情だと少ないと感じてしまうんです。付き合う前は紙コップ程度だったのに、付き合ったとたん大ジョッキに変わって、彼氏に対してこうしてほしいという欲望が増えていく。だけど男からしたら、同じ量を注ぐなら、溢れてくれる受け皿のほうがうれしいし、付き合っていて楽なんです。それが遊びや浮気につながっていくわけです。だから女性側も、彼氏が愛情を注いだときに、付き合う前にはあった“感謝の気持ち”を忘れていませんでしたか?と僕は問いたいですね。―彼氏からの愛情表現を当たり前だと思わないことも大切なんですね。井上なかなか難しいかもしれないけど。だから、器の大きさをキープする方法としては、自分が彼氏にしてもらったこととかを友達に話すのが一番じゃないですかね。それで、「いいね、あなた愛されてるよね」って、周りに言ってもらう。中には、「なに、その彼氏。最低じゃない」という批判的なコメントがあってもいい。だって、彼氏の言動がいいのか悪いのか、当事者である自分が判断するのは難しいから。そんなふうに客観的にジャッジしてくれる人脈を作っておくのも大事かもしれないですね。それと、もうひとつ。男は浮気をする生き物ですから、それをわかった上で、「私は浮気ができるくらい“いい男”を捕まえてしまった」「モテ男と付き合った宿命だ」と思わないとダメ。だって、おいしいものを食べたかったら、みんな行列に並ぶでしょ。恋愛も同じ。イケメンと付き合えば、周りに他の女が並んでいる可能性があると心しておかないと。―むしろそんなモテ男と付き合えた自分に自信を持つぐらいポジティブに考えたほうがいい?井上そう。見る目があるんだなって。だって、浮気したいと思っても実際にはなかなかできないですよ。―できないですか?井上好きな女がいればいるほど、できないと思いますよ。■巷にあふれるモテテクは70点。そこに自分らしさを加えるべき―先ほど、恋愛も長距離走で考えるべきだというお話がありましたが、ネガティブであるがゆえに諦めやすい部分もあるかと思います。井上さんが思う、「この状況ならまだ諦めるな」「ここまできたら諦めるべき」という基準は?井上諦めるポイントは“期間”ではなくて、“自分の心が折れたとき”だと思います。「好き」って気持ちと「フラれて傷つく」って気持ちの天秤が50:50になったら、僕は諦めます。まだ90%好きで、フラれるのは傷つくけど、それが10%くらいであれば、気にせず追いかけます。で、10回、20回フラれ続けていくうちに天秤が傾いてくるんです。「もうこれ以上、フラれるのは嫌だな。もう無理かな」と。そのときが諦めどきです。―天秤が傾くまでは諦めないことで、いいこともあるんでしょうか?「時間を無駄にしたな」とかは思わない?井上思いません。だって、誰かを好きで、その人に振り向いてもらうために一生懸命口説き続けられるって、なかなかできないですよ。でもそれをできているということは、その間、キラキラ輝いているんです。そのうち、ふと周りを見渡したら、「あれ?俺の店、行列ができてる!」みたいな状態になっているから。「必死でおいしい料理を作っていたから気づかなかったけど、知らないうちに行列ができるまで店が育ってたわ」って。―そっか。振り向いてもらうために努力した結果、いつのまにか自分も磨かれていた。井上そう。いつのまにか僕という人間がすごくうまくなってるんですよ。―それはいいですね。好きな人に振り向いてもらう努力の中に、“モテテク”みたいなものも含まれると思いますが、女性が男性に対してモテテクを使うことに対してはどう思いますか?井上僕、いろんな雑誌やサイトのモテテク系の記事を見てきましたが、半分は正解で、半分はハズレですね。相手のタイプや時と場合にもよるから、具体的に「コレは間違ってる」とは示せなくて申し訳ないですが。また、スタンダードになりすぎて、もはや効果がないものもあります。例えば、サラダの取り分けとかね。もう取り分けなんか全然しなくていい。要はモテテクって、結局70点なんですよ。やってもらったらうれしいし、嫌じゃないけど、100点じゃない。「そんなところまで気が利く?」とはならないんですよ。サラダを取り分けるのも、「とりあえず生」と同じで、一連の作業に入っちゃってる。それなら、サラダを取り分けている女子を尻目に、近くに物があったら腕が当たらないようにそっとどかす女子のほうが、僕は「こいつ、気が利くな」ってなるし。―使い古されているモテテクをそのまま実践するよりは、そこにオリジナル加えたほうが効果的なんですね。井上自分が得た情報は、当然みんなも知っているということを念頭においたほうがいい。その中で自分が上に行くには、みんなが見ていないことをやらないと。だから、ハウコレ読者もこのサイトに載っているテクニックを実践しつつも、自分だけのテクニックを作らないとダメ。モテテクとモテテクをミックスさせるとかね。■僕みたいなブスをいかにかっこいいと思わせるかで勝負が決まる―モテテクに自分らしさをプラスアルファするという点で、なにかひとつ井上さん流のテクニックを教えてください。井上例えば、「合コンのお礼メールは、翌朝にしたほうがいい」と聞きますが、絶対に当日にメールしたほうがいい。むしろ僕は2回します。解散してすぐに「今日はありがとうございました。また、ご飯行こうね」と送って、次の日にも「おはよう。改めて昨日はありがとう」と伝えます。これは女子に限らず、先輩に対してもそうです。―女性からのメールもそのほうがいい?井上僕はそうですね。だって、翌朝だけだと、それまでなにしてるかわからないじゃないですか。ひょっとしたら、その子は僕と別れた後、ハシゴして別の男のところに行っていたかもしれないし。意外と男って、変なところで悩むんですよ。その日になにも連絡がなかったら、「僕らとの合コンがつまんなかったから、2軒目に行ったんじゃない?」って。だからこそ僕は、「ただいま」というメールは大事だと思うんです。―家に帰ったことがわかるような文面だと“なお良し”ということでしょうか。井上そう、「今日はあなたとの楽しい思い出で、私の1日が終わるんですよ」という明確な意思表示をしてほしい。「ただいま。今日はありがとう。またご飯に連れてってね」くらいでいいから。これだけで、男側も「家に帰ったんだな」って安心できるです。―さらに翌日にも送るのは、ダメ押し的なことですか?井上そのほうが単純にかわいいじゃないですか。結局、雑誌とかに書かれているモテテクを鵜呑みにして、その通りに1回しか送ってこない人はたくさんいるんですよ。だからこそ、2回、3回と送ってくる子に好感が持てる。だからやっぱり、“モテテク以上”のことをやったほうがいい。当たり前じゃないことをするから、男は「なに、この子」って気になるようになる。「他の子よりも俺に感謝してるな。もしかして俺のこと好きなんじゃない?」って、“いい勘違い”ができる。そういう意味では、してもしなくても自分に不利にならないことは、積極的にしたほうがいいと思いますね。―“いい勘違い”をさせられたほうが恋愛勝者になれるわけですね。井上恋愛なんて、「いかに勘違いさせるか」ですから。僕みたいなブスをいかにかっこいいと思わせるかで決まる。ポジティブの鎧もその“いい勘違い”を生み出させる方法のひとつです。―最後に、ついネガティブになってしまうハウコレ読者に向けて、メッセージをお願いします。井上きっとネガティブ女子のみなさんは、恋愛ポジティブ女子に生まれ変わりたいんですよね?簡単に生まれ変われる方法を教えます。それは・・・・・・俺のもとに抱かれに来てください!どうすれば僕に会えるか、わからない?いや、どこに行けば僕に会えるんだろうと探すことが恋愛の第一歩。家にずっと閉じこもっていたら、恋は始まりませんから。もしかしたら、その行動の先に、別の新たな出会いが待っているかもしれませんよ。(六識・ヨダヒロコ/取材・ライター)次回はNONSTYLE井上さんとフォーリンラブバービーさんが、ネガティブ女子の恋愛相談にズバッと解答!お楽しみに!(ハウコレ編集部)
2016年09月23日7月より放送スタートとなるTVアニメ『あまんちゅ!』の主要キャラクター詳細が発表され、鈴木絵理や茅野愛衣らが声優キャストを務めることが明らかになった。本作の原作は、漫画雑誌『月刊コミックブレイド』(マッグガーデン)で連載中の天野こずえ氏による同名コミック。広い海と自然に恵まれた伊豆半島を舞台に、ダイビング部所属の女子高生・小日向光(ぴかり)や大木双葉(てこ)の日常を描く。同じ天野氏原作の『ARIA』シリーズを手がけた佐藤純一氏が総監督を、『ハチミツとクローバー』シリーズのカサヰケンイチ氏が監督をそれぞれ務める。脚本は『赤髪の白雪姫』シリーズの赤尾でこ氏が執筆。『ハチミツとクローバー』シリーズや『じょしらく』(2012年)などのJ.C.STAFFがアニメーションを制作する。4月より放送するTVアニメ『ふらいんぐうぃっち』で倉本千夏役を務める鈴木や、『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』シリーズの本間芽衣子役で知られる茅野は、それぞれぴかりとてこを担当。ぴかりは、生まれ育って事情もよく知る地元・伊豆でプロのインストラクターになることを夢見ており、マイペース、前向き、底抜けの明るさといった三拍子そろった性格で、周囲も自分のペースに巻き込んでいくタイプのキャラクターだ。一方のてこは、中学卒業後に東京から縁もゆかりもない伊豆の町に引っ越してきたぴかりと同じ夢ヶ丘高校の1年生であるが、ぴかりとは正反対なマイナス思考に引っ張られて新たな一歩を踏み出せないことに悩みを抱えているキャラになっている。鈴木は、「こんなにすてきな作品に関わらせていただけるなんて信じられなくて、まだ夢のようです」と感激。「『好き』の気持ちに真っすぐなぴかりと、周りの等身大の登場人物たちがこれからどうやって絆を深めていくのか……考えるだけでワクワクします!」と想像をめぐらしている。また、周りを引っ張るパワーを持つぴかりについては、「私にとって『こんな人になりたい』という憧れの人」と表現し、「私も影響を受けながら引っ張ってもらうことになりそうです。そして一緒に走っていきたい……!」と意気込みを話す。『ARIA』にも出演してきた茅野は、「みらくるがみらくるを、私の元に運んできてくれました」と感慨深げ。「大好きな天野先生の作品に関われること、『ぷいにゅ~』と叫びたくなるくらいうれしいです!!」と『ARIA』に登場した火星猫アリア・ポコテンの鳴き声をまねながら感動を口にした。2人のほかのキャストとして発表されたのは、大西沙織、梅原裕一郎、伊藤静、久保ユリカ、井上喜久子。大西は、歯に衣着せぬ物言いや融通の効かない性格ながらも世話好きで面倒見がいい一面もあるダイビング部部長の2年生・二宮愛を、梅原は、愛の双子の弟でのんびり穏やかな性格のダイビング部唯一の男子部員・誠を、伊藤は、ぴかりとてクラス担任で部顧問・火鳥真斗を、久保は、校長の飼い猫で部室によく現れる部のマスコット的存在・ちゃ顧問を、井上は、伊豆で海の家「海女人屋」を経営しているぴかりの祖母・小日向きのを、それぞれ演じる。さらに、アニメ放送を記念して、原作初のドラマCD付単行本が2冊連続(10巻と11巻)で発売決定。こちらには、プロット協力として原作・天野氏が参加、脚本に赤尾でこ、録音監督に佐藤順一氏とアニメの制作メンバーで、前後編にわたる『ARIA』とのコラボレーションドラマCDとなる。前編収録の10巻は7月9日に、後編収録の11巻は9月10日に発売。価格は、いずれも1,389円(税別)となる。天野氏は「『あまんちゅ!』初のドラマCD化というだけでも楽しみなのに、『ドラマCDだからこそできる楽しさをファンの皆さまにお届けしましょう』という佐藤監督の粋な計らいで、何とこの度『ARIA』とのコラボレーション化まで実現しました!」とうれしそうにコメント。「昨年の『ARIA』劇場上映新作の時もそうでしたが、このように企画の初動段階からご一緒してお仕事をさせていただけるのは、私自身とても新鮮で実に楽しい体験でもあります」と喜びを語った。(C)2016 天野こずえ/マッグガーデン・夢ヶ丘高校ダイビング部
2016年04月07日声優・井上喜久子が、現在TOKYO MXほかで放送しているTVアニメ『ばくおん!!』に出演することが5日、発表された。原作は、漫画雑誌『月刊ヤングチャンピオン烈』(秋田書店)で連載しているおりもとみまな氏による同名コミック。バイクに魅せられた女子高生たちの青春や日常生活を描く。井上は、主人公・佐倉羽音(CV.上田麗奈)の通う教習所の教習車・バイ太役を務める。また、第1巻となるBlu-rayおよびDVDの発売告知CMが公開。羽音らの通う丘乃上女子高等学校のバイク部の来夢先輩がZX-12Rで疾走する実写映像となっている。Blu-ray(6,800円)とDVD(5,800円)は、6月21日に発売(価格はいずれも税別)。特典として、上田、東山奈央、内山夕実らによる先行上映会でのキャストトーク映像などが収められる。さらに、11日の24時30分からWebラジオの配信もスタート。上田と三ノ輪聖役の山口立花子がパーソナリティを務める。番組タイトルは、『ばくおん!!RADIO麗奈と立花子の放課後フルスロットル!!』で、インターネットラジオステーション・音泉で配信。普通のお便り・「ふつおた」から、リスナーから届いたバイクの良さを詠んだ俳句を紹介する「バイクDE俳句」など、さまざまなコーナー企画を展開する。(C)おりもとみまな(ヤングチャンピオン烈)/ばくおん!!製作委員会
2016年04月05日2016年5月28日、府中の森芸術劇場 どりーむホールにて『マジ音フェス』が開催される。同イベントは、「女性アーティスト+生バンド演奏」をコンセプトに開催される「マジで、真面目に、音楽で想いを伝えたい!」アーティストたちの情熱を、迫力の演奏で届けるもの。今回はこのイベントの発起人となった、小説家・ボカロPとしてもマルチに活躍中の砂守岳央氏と、その音楽面での相棒であるbuzzG氏、そしてメインMCを務める声優・井上喜久子が一堂に会し、対談を行った。砂守:砂守です、よろしくお願いします。buzzG:buzzGです、よろしくお願いします。井上:井上喜久子、17歳です。(オイオイ)よろしくお願いします。砂守:インタビューでも(オイオイ)やるんですね。井上:そうなんです、「喜久子」で止まらないんです!(オイオイ)まで含めてが名前なんです。砂守:やらせていただいて光栄です。一同:(笑)。砂守:さて、今回は5月28日に行う、『マジ音フェス』という音楽イベントに向けた鼎談、という形です。超簡単に言いますと、「生演奏でライブやろうぜ!」という音楽フェスです。井上喜久子さんはメインMCとして登場します!一同:(パチパチパチ……)。井上:よろしくお願いします!砂守:MCについては、後半に語っていただきたいと思います。そして、演奏メンバー代表で……。buzzG:ギター弾きます!砂守:そして、言い出しっぺが自分、という形になります。○これまでの流れと、お姉ちゃんとの出会い砂守:まず、このイベントに至るまでの流れと、コンセプトが生まれたきっかけについて語り合えれば、と思います。そもそもは、喜久子さんにも出演していただいた『魔法少女オーバーエイジ』という作品が根底にあります。最初はここにいるbuzzGと一緒に始めた同人企画でした。でした、というか今も同人でもやっています。buzzG:2014年5月の「ニコニコ超会議」で、二人で「こういうコンセプトの作品はどうだろう」と思いつきで作った同人CDを出しました。砂守:仲の良いボカロPに曲を書いてもらって、声優さんにボイスドラマを入れてもらうという形式でした。で、それが好評だったのですが、「やっぱり声優さんの歌で聴きたい」という声をいただいて、その楽曲をキャラソンとしてレコーディングしたミニアルバムを次に出して。そんなことがきっかけで、メジャーの会社から声をかけていただき、ポニーキャニオンさんからノベライズ、EXIT TUNESさんからアルバムを出しました。これが2015年です。buzzG:その間にイベントへの出演なども挟みつつ。砂守:最初がさいたまスーパーアリーナ(笑)。buzzG:楽しかったなあ……。砂守:その間、ずっとライブをやりたいと思っていたんです。ちなみに、メジャーアルバムを出した後も普通に同人でもやっています。井上:お客さんと近い感じですよね。砂守:そうなんです、自分で手売りできるので。それと、このキャラクター出したい、こういう曲も合うかも、といったときにすぐ出せるところも面白くて。その流れで2015年の冬に、喜久子さんにも参加していただきました。僕と喜久子さんは、最初、ラジオでしたよね?井上:そう!そうでした! 『おしゃべりメロン』というwebラジオにゲストで砂守さんが来ていただいたんですね。砂守:あのときは緊張しました(笑)。「なんで自分なの!?」と。そして、そのときはホントにおしゃべりだけだったんですが、その後、曲を作らせていただきまして。井上:25周年のイベント! 17歳25周年記念イベントです! 時空を超えるという!砂守:時空を超える壮大な曲を作ってくださいって言われました。一同:(笑)。砂守:それで『魔法少女オーバーエイジ』の作中に魔法少女達の司令官、お姉さん的な立場のキャラが出てきたんですが、このキャラにも歌を作りたいと思ったときに、喜久子さんにお願いしたいなあと思ったんです。周囲には「まさか、無理でしょ」って言われたんですが、相談させていただいたらご快諾いただいて。井上:いえいえ、呼んでいただいてうれしかったです。砂守:そしてできたのが、「魔法と雨のメモワール」という曲です。昭和歌謡のような。井上:胸にぐっとくるメロディーラインです! あ、これ詞も砂守さん?砂守:そうです(笑)。buzzG:その情報、今!?(笑)。砂守:大好きなんです、歌謡曲。歌詞もメロディも。井上:(唐突に)あ!砂守・buzzG:!?井上:今度、私、自分のライブがあるので(※1)、「魔法と雨のメモワール」歌わせてもらってもいいですか?砂守:もちろん! えっと何がいります? 譜面でしょうか?井上:ありがたい~良く分からないけど! 一式お願いします!砂・buzzG:(笑)。わかりました!砂・buzzG:見に行っていいですか?井上:ぜひ来てください!○コンセプトは「生演奏」砂守:で、その「魔法と雨のメモワール」のレコーディングのときに、雑談で話していたことが、このイベントのコンセプトにつながってくるんです。井上:はい。生演奏の話ですよね?砂守:自分は、元々かなり楽器の生演奏を多用するほうなのですが、このCDでも使ってるんですよー、という話をさせていただいて。ベース、ピアノ、ドラム、ギター……同時収録されている黒田はがね《CV: 徳井青空》が歌っている曲は尺八も。buzzG:尺八!?井上:すごいですよね?砂守:尺八奏者お呼びしました。井上:確か、ラジオでお話しさせていただいたときも、現代的なデジタルの音も好きだけど、生の音にもこだわりたいっておっしゃってましたよね?砂守:はい、レコーディングのときもその話になって……。生の音にこだわる、というのも二つあって、一つは楽器を打ち込みではなく、レコーディングしたいということ。もう一つが、カラオケではなく楽器演奏でライブをやりたい、ということです。これが今回のイベントコンセプトにつながっていくのですが、今の、特に若い声優さんの曲ってかなりの部分が打ち込みで、歌うときかなりの確率でカラオケなんですよね。もちろん利便性とか、良い部分もあるんですが。井上:確かにカラオケ、多いですよね。buzzG:多いよね、自分はバンド出身なので、これは生演奏で聴きたいなあと思ってしまうことがあります。砂守:井上さんにお聞きしたいんですが、上手い演奏の人と一緒のステージに乗ったりすると、こっちも上手くなったりしませんか?井上:本当にそう思います。そう感じます。私の口から言うとちょっと恥ずかしいんですが、この前、台湾で田中公平先生のバンドさんと共演させてもらったときに、「グルーヴ感」というものを感じました。「わ! なんだろうこれ!!!」って。私の人生で初めて出てきた感じだったんです。砂守:バンドがギュッとまとまった感じですかね。井上:そうそう! ずっと仲良くずっとやってらっしゃる方たちの大きな大海原に乗せさせてもらって感動しました。buzzG:分かります。井上:長年一緒にやってくださってる押谷さんとのセッションでも、そのたびに感動するのって生バンドの良さですよね。砂守:それを、若い人が経験しないで行っちゃうのはもったいないかと思うんです。一度でもやらないとつかめないものがある気がしまして。そこで得た経験が、次にカラオケでやりますというときに生きてこないかっていうと、多分生きてくる。井上:確かに。砂守:それを知らずに終わるのはもったいない。みたいなことを考えていたときに……そうだ、これでフェスやればいいなって思いまして。喜久子さんに相談したら「ぜひやりましょう」ということになった。buzzG:それでこのイベントにつながる、と。なんかいつもなるべく生演奏にしたいって言ってるもんね。砂守:以前、buzzGにも出てもらったカフェイベントでも、バンドとか入らないくらい小さい所だったんですが、パーカッションとピアノとアコギを無理矢理入れて。井上:buzzGさんはギター、砂守さんは……ピアノ?砂守:僕はいただけですね、あのときは……敢えて言えばバンマス……?井上:ええ!?砂守:楽器得意じゃないので……ごくまれにやりますけど(笑)。井上:え? じゃあ音楽hはどうやって作ってるんですか?砂守:ぽちぽち……(パソコンをいじる動作)。井上:えええ!?砂守:それで、バンドのメンバーには「ああして、こうして」と指示だけ出します。まあ、クラシックで言ったら指揮者みたいな立場だと思っていただけますと……。井上:びっくり……。○バンドメンバーは強力!砂守:もう一つ試してみたい思っていたことがあって。それが、「言いだしっぺ」となってフェスをやるという形です。buzzG:ロックのバンドとかだとよくあるよね、バンドが主催でやるフェス。砂守:こういうジャンルではあまり見ないのですが、『魔法少女オーバーエイジ』がきっかけになりつつ、関係ない作品が集まるのも面白いんじゃないかと思ったんですよね。そう考えたときに、「とにかく生演奏でやってみようぜ!」というフェスをいろんな、特にカラオケで普段やってる方を呼んでやってみようと思いつきました。可能な限りいろんな方に参加してもらいたいと思ってて、いろいろと声をかけさせていただいています! 皆さんの曲をちゃんとバンドでカバーしますので、どーんと来てください、という心意気です。buzzG:どんな曲でも?砂守:絶対演奏できないような曲が出てきちゃったらどうしようか、というドキドキもありつつ。buzzG:弾くのは僕らです(笑)。砂守:強力なバンドメンバーを揃えたので僕としては安心してるんですけど。buzzG:自分が弾かないからって……。砂守:演奏に幅を持たせるために、楽器の持ち替えも想定しています。井上:ああ、ひとつだけじゃなくて、たくさん楽器ができる方っていらっしゃいますよね、フルートを吹いていたと思ったら、ヴァイオリンを持っていたり……と。砂守:まだ全然決まっていないんですけど、曲によってはギターを三本にしたりするかもしれないです。他の楽器からの持ち替えで。井上:え、ギターだけで3本!? すごーーーい!!砂守:逆にキーボード2本にしたり、ちょっと変わった楽器を入れたり……。そのあたりも楽しみですね!buzzG:他人ごとのように(笑)。井上:じゃあ、かなり厚い音になりますね。砂守:かなりガツっとした音になりますよ。もちろん生音聴いてる方もいらっしゃるとは思うのですが、カラオケに慣れた方もいると思うので、ぜひそのあたりも聴いてもらえたらなと。○ちょっと昔話を砂守:ちょっと話を脇道に反らせまして……昔ってどうでした?……って話を喜久子さんに聞いていいのか悩むところではありますが(笑)。井上:昔? え、まだ17歳なのに!砂守:すみません、時空を歪ませていただいて!井上:ゆがませます! デビューのころとか? あ、生まれてますか!?buzzG:生まれてます!井上:良かった!砂守:そのころ、歌う機会があったときって、バンドでした? というところが聞いてみたくて。井上:そのころは……声優のお仕事と同時に歌のお仕事もいただいてて、生バンドだったと思います。砂守:当時はカラオケを流すのが今より手軽じゃなかったはずなんですよね。井上:そういえば、昔はテレビも生演奏ですよね。『8時だョ!全員集合』とか。砂守:現場で誰でも簡単に頭出しができるようになったのは、MDからだと思います。buzzG:MD! その言葉は久々に聞きました。井上:思い出しました! アルバム作ってるときに曲順を決めていて、ディレクターさんがMDを持ってきてくれて。これだと聴きながら曲順を変えられるんだよ~って!buzzG:おお~。砂守:欲しくて欲しくて仕方なかった覚えがありますね、MD。井上:懐かしい~! ライブというと、最初はゆうぽうとで99年に「春のぽかぽかツアー」というツアーを、その後「夏のうきうきツアー」というのを国際フォーラムでやったんですが、そのときの記憶があんまりなくて……。一同:ええ~(笑)。井上:声優って、当時は裏方のお仕事だと思ってこの世界に入ったんです。でも、何故か前に出ることになって……。今はキャラクターソングなど歌を歌わせてもらうことが多いと思いますが、当時は歌を歌うとは思っていませんでした。なので、当時は「うわ~」って……夢見てるみたいな感覚です。砂守:だから、記憶がない……(笑)。このときもバンドですか?井上:はい、そうでした!砂守:このころから聴いてらっしゃるファンの方はそれが当たり前だったんでしょうね。buzzG:そのころは小さい所でやる場合がカラオケで、大きくなったら必ずバックバンドが付くってイメージだった気がします?砂守:ああ、その感覚はある! 最近はアリーナでもバンドがいるとは限らないですね。この曲だったらバンドでやったらかっこいいのになあ……とか思ってしまうことも多いです。井上:壮大で重厚な曲の場合、それをバンド5人編成くらいにするとイメージが違ってきてしまうので、だったらカラオケで、ということもありますよね。砂守:レコーディング自体もトラックが増えて、再現不可能な曲がどんどん増えている、ということも影響してるんでしょうね。井上:なので、私はバンドの部分とカラオケの部分、両方使ったりしてます。○同期の使い方buzzG:でも生音に最近帰ってきてる感じ、ありますね。砂守:確かに、バンドとかもピースが少ないのが増えて。buzzG:8人編成だったのが5人にして大きいところでやったり、小編成にしてるバンド多いですよね。回帰してるような。井上:最近、バンドさんといっしょにオケ流したりしますよね。砂守:同期とか、マニピュレーターと呼ばれる手法ですね。井上:「どうき」って聞くと、息切れ? とか思っちゃう。一同:(爆笑)。井上:厚みが出ますよね。今回のこのフェスでも?砂守:同期は使うと思います。ちゃんと合わせながらグルーヴを出せるリズム隊がいれば生演奏とカラオケの「いいとこどり」ができるんです。井上:どういうことですか?砂守:うまい人は、いい感じに同期を「無視できる」んですよ。もちろん、大きくずらすことはないんですが、メトロノームぴったりの位置に対して、Bメロだけほんの少しだけずらして遅めに叩く……とか。そうすると、そのドラムに対して他のメンバーが合わせて、そこに同期の音が重なっていった場合に……。buzzG:生演奏みたいなグルーヴが出せる。砂守:生演奏にこだわる、といっても、曲によってはそういう手法ももちろん使います。演奏する曲によってベストの方法を選びたい。とはいえ、蓋を開けてみたら全然使いませんでした、みたいな可能性もあります。一同:(笑)。砂守:まあそういう新技術(?)も投入しつつ、全体としては敢えて「古臭いことをやりたい」なと思っています。井上:いいですね。砂守:喜久子さんとの話でインスピレーションを受けまして。井上:私の古い話から?砂守:いえいえ!(焦)。一同:(笑)。井上:いいですよね、「マジで真面目に音楽を」って。砂守:ネタばらしすると、最初は仮タイトル、『マジカルミュージック』とつけていて。でも考えてるうちに「マジ」だけでいいかなと。そこだけ残ればいいじゃないか、みたいな気持ちです。buzzG:この英語表記はなんなの……? りありーしりあす……?砂守:" Really Serious Music Fest"。この直訳感が、バカっぽくていいかなーと。○お姉ちゃん、「年上の娘」と共演!?砂守:そんなわけでフェス開催となったわけですが、メインMCとして喜久子さんに登場していただくことになりました。井上:よろしくお願いします。砂守:いろんなところで「MCは井上喜久子さんです」というと「ホントですか!?」という反応がほとんどで。一同:(笑)。井上:実は今までMCって苦手で……。砂守:え!!井上:お話は何度もいただいていたんですがお断りしていて。MCさんの横でボケるのは大好き。その位置で生き続けて何十年だったんですが。一同:(笑)。井上:でも、今回のお話しで参加者の方のお名前を見て、心底「応援したい!」って思えて。なんか、自分がここに一緒に立って笑ってる場合じゃないなって。一同:(爆笑)。井上:ボケ倒してるばかりじゃダメだって。そろそろ大人になろうかな~という心境だったんです。砂守:本当ですか!?井上:去年だったら断ってました。砂守:僕含めバンドはずっと後ろにいますので、本当にボケ倒し続けたら止めます(笑)。buzzG:実は、今日の鼎談もいきなり呼ばれたんですが(笑)、井上さんがいらっしゃるってことで非常に驚いていて……高校生のとき、すごい声優オタで。井上:え~、高校生くらいだと、ジャスト? 私頑張ってたときかも? どなたのファンだったんですか?buzzG:えっと、声優さん全般で……。砂守:好きだったのは何歳くらいの声優さんでした?buzzG:あ、17歳……。井上:言わされてる!!(笑)。buzzG:『セイバーマリオネット』とか、『ああっ女神さまっ』とか見てました。井上:ありがとうございます。砂守:それと今回、実は娘さんが……。buzzG:え!? 娘さん!?(初耳)。井上:本当にいいんでしょうか……ひとつ年上の娘が……。buzzG:年上の……娘……?砂守:この前、歌声を聴かせていただいたんですが、すごく透明感があって!井上:歌で先に『太鼓の達人』でデビューさせていただいたんですが、最近声のお仕事も。私が28年、しまじろうのお母さんをやらせていただいてて、そのご縁で劇場版でデビューしました。buzzG:すごい! 母娘で現場!井上:ビシビシ鍛えてます!砂守:自分のお父さんがギターの師匠だったらどう?buzzG:え!……関係値による……かな(笑)。砂守:ちょっと前にライトノベルを書き終えたんですが(※2)が、主人公たちが魔法を使って、音楽のトーナメントに出ます。そこにライバルで、すごい歌がうまい子が出てきます。その子のことを書いてるうちに、ふとそういえば素敵な歌声の方がいたぞ……!? と。井上:ええ、大丈夫かなあ……。砂守:ちなみに、今あるのは歌詞だけです。buzzG:ええっ!? なにそれ?砂守:なんとなくメロディはあるんだけど……小説に歌が登場するので、文字だけ先に決めてくださいって……。buzzG:(笑)。砂守:後から苦しむパターンだなあこれ……。まあ、すごいいい曲になります。一同:(笑)。井上:ドキドキします、5月初旬にもライブがあって、娘とはそこでも同じ舞台には立つのですが、ホームというか、ずっと応援してくださってる皆さんの前なので、ちょっとどこか安心感はあるんです。でもこちらは、フェスという場所でたくさんの皆さんにお会いするのは初なので……。でも、娘は歌が歌いたくて歌いたくて、昔からやりたいと言っていたこともあり、高校も卒業したということもあり、やらせてあげようと思って。buzzG:ずーっと歌は習ってらっしゃんですか?井上:高校生になってからボイストレーニングを始めました。私と同い年の時にデビューすれば? というお話はいただいてたんです。子役の方とか、若いうちにデビューされる方も多いですが、自分の子どもとなると、いや~無理無理! って思っちゃって。でも高校も卒業したことだしって。砂守:実は今回、共演者に同年代くらいの方もいる予定です。井上:あ、本人もうれしいかもしれないです、一緒に頑張れる人がいると。砂守:あ、喜久子さんともね。年下ですよね。井上:あ、忘れてた!砂守:見事に綺麗なボケをありがとうございます。最近、若いんですが、すごく昭和の香りがする歌い方をする方がいて……たまにそういう方がいるんですよね。井上:わかります。お母さんの影響とかなのかな。砂守:歌声を聴いてると、歌いまわしとかに聴いてる曲のくせって出るじゃないですか。井上:平成の子のキラキラした歌声もかわいいんですが、若手の声優さんなのに懐かしい感じの子っていますよね、キュンキュンします。砂守:かわいく歌ってみてください、と言うと、完全に昭和のアイドル感覚のかわいさを出してくる……。井上:やっぱりお母さんと曲を聴いてたんでしょうね。砂守:娘さんとのフェス共演、楽しみです!!砂守:それでは最後にメッセージをお願いします。buzzG:僕はバンド出身なので、単純にバンドが好きなんです。アニメ・声優さん系のイベントってオケのイメージが強かったのでこういうバンドって僕の中では新鮮で、イベントに参加させてもらえるのが嬉しいです。よろしくお願いします。井上:さっきもちょっと言ったんですが、未来につながるようなキラキラした若い女の子たちが頑張ってる姿を見られることも嬉しいし、いっぱい盛り上げていけたら、私自身も幸せだなって思ってます。『魔法少女オーバーエイジ』も、とっても素敵な作品なので、この世界がもっともっと広がって、いつかは……!! そして、娘のことで恐縮なのですが、彼女も昔から魔法使いになりたいって言ってたので、今回素敵な作品に参加させていただくことが恐縮ながらも有難いです。ぜひ皆さん一緒に盛り上げましょうね!井上喜久子がマジ音フェスに参戦することを記念して、第1次先行チケットを申し込むと抽選で3名に、今回撮影されたチェキにサインを入れたものをプレゼント。なお、当選は発送をもって発表。※1【ライブ情報】『井上喜久子ふんわりライブ4~柏餅ください☆~』■開催詳細・2016年5月5日(祝)13:30開場品川プリンスホテルクラブeX■出演・井上喜久子・押谷沙樹(Pf)、藤枝暁(Gt)、澤田将弘(Ba)、中村優規(Per)、和田朋美(Sax)■チケット情報他、詳細は井上喜久子オフィシャルサイト@manbow( )【朗読バラエティーショウ】『「セブンティーンズメイドカフェ」~スプーンひとさじの幸せ♡~』■開催詳細・2016年5月5日(祝)18:00開場品川プリンスホテルクラブeX■出演・井上喜久子・石黒千尋、よしだあゆみ、椎葉マリエ、藤川茜、菊池紗都、井上ほの花■チケット情報他、詳細は井上喜久子オフィシャルサイト@manbow( )【ライブ情報】『マジ音フェス2016』■開催詳細・2016年5月28日(土)府中の森芸術劇場どりーむホール■出演・井上喜久子(メインMC)・【魔法少女オーバーエイジズ】(井上喜久子 / 飯田里穂 / 松井恵理子 / 徳井青空 / 遠藤ゆりか / 鈴木愛奈 / 井上ほの花他)■チケット情報他、詳細は→ ※2【ライトノベル新刊情報】『魔法少女オーバーエイジ「二番煎じなんてレベルじゃないっ」』著/砂守岳央イラスト/日向あずり価格: 650円+税【アルバム情報】ライトノベルにスペシャルなアルバムがついた特別版も発売!きゃにめ.jpにて予約受付中!!→ ドラマ(参加声優)伊藤ましろ(CV: 花澤香奈)、桂ゆかり(CV: 渕上舞)、久坂そらの(CV: 飯田里穂)、小宮ももか(CV: M・A・O)、島津くれは(CV: 遠藤ゆりか)、児玉あおい(CV: 松井恵理子)、有馬こはく(CV: 鈴木愛奈)、黒田はがね(CV: 徳井青空※ドラマパートのみ)
2016年04月01日世界初のライブホログラフィック専用エンターテインメント常設劇場「DMM VR THEATER」で行われるVR朗読劇『その日のまえに』『ヒア・カムズ・ザ・サン』の公演に、追加キャストとして、女優で声優の平田裕香と、声優の大橋彩香、田辺留依、坂口候一が出演することがわかった。本公演は、直木賞作家・重松清の短編小説集『その日のまえに』『ヒア・カムズ・ザ・サン』をVR朗読劇化したもの。最新のサイネージ技術を駆使したライブホログラフィック演出をストーリーに盛り込んだ、新しい形の朗読劇になっているという。今回、追加キャストとして発表があった平田と坂口は『その日のまえに』に、大橋と田辺は『ヒア・カムズ・ザ・サン』に出演。大橋と田辺は、同じ役を日によって別々の役者が演じるダブルキャストで、カオル役を務める。なお、本公演には家中宏・東地宏樹、古川慎・増田俊樹、日高のり子・井上喜久子など、さまざまな人気声優も出演する。○公演情報公演タイトル朗読劇『その日のまえに』『ヒア・カムズ・ザ・サン』公演日2016年4月16日・17日・23日・24日(全日2回の計8公演)公演時間16日・23日…15時開演(開場14時)/19時開演(開場18時)17日…14時開演(開場13時)/18時開演(17時開場)24日…13時開演(開場12時)/17時開演(16時開場)チケット料金4,300円(税込)+ドリンク代500円チケット予約ローチケで販売中○出演者情報『その日のまえに』僕(ダブルキャスト)…家中宏(4月16日・23日)、東地宏樹(4月17日・24日)和美…平田裕香健哉…三輪建太大輔…真坂美帆店長…草摩そうすけ永原先生…坂口候一『ヒア・カムズ・ザ・サン』トシくん(ダブルキャスト)…古川慎(4月16日・23日)、増田俊樹(4月17日・24日)トシの母(ダブルキャスト)…日高のり子(4月17日・23日)、井上喜久子(4月16日・24日)カオル(ダブルキャスト)…大橋彩香(4月16日・17日)、田辺留依(4月23日・24日)
2016年03月24日DMM.comは、ライブホログラフィックによる演出を用いたVR朗読劇「その日のまえに」「ヒア・カムズ・ザ・サン」の公演を行うことを発表した。公演日は4月16日、17日、23日、24日(1日2回公演、全8公演)。会場は神奈川県・横浜駅西口の「DMM VR THEATER」。チケットは本日18日 12時よりローチケでにて発売開始。料金は4,300円(別途ドリンク代500円)。同公演は、ドラマ・映画化もされた、直木賞作家・重松清の短編小説集「その日のまえに」「ヒア・カムズ・ザ・サン」をVR朗読劇化し、サイネージ技術を駆使したライブホログラフィック演出をストーリーに効果的に挿入した新しい朗読劇。キャストには東地宏樹、増田俊樹、日高のり子、井上喜久子をはじめとした人気声優陣を起用している。会場の「DMM VR THEATER」は、昨年9月に横浜駅西口にオープンした世界初のライブホログラフィック専用エンタテイメント常設劇場。多元レイヤーで構成されたペッパーズゴースト(視覚トリック)型ホログラフィック投影装置をステージ舞台とすることで、3DCGで制作された映像に物理的な奥行きを加え、あたかもそこに役者が存在するかのような錯覚を作り出す仕組みを備えた新しいタイプの劇場だ。また、公演時間は、16日と23日が1回目 14:00開場/15:00開演、2回目 18:00開場/19:00開演。17日が1回目 13:00開場/14:00開演、2回目 17:00開場/18:00開演。24日は1回目 12:00開場/13:00開演、2回目 16:00開場/17:00開演となっている。なお、一部の声優陣は公演日によって異なるダブルキャスト方式となっている。詳しい公演スケジュールは、特設サイトを参照のこと。
2016年03月17日今年で10回を迎える「声優アワード」より、3月12日開催予定の授賞式に先駆け、受賞者の一部が発表された。「声優アワード」は、その年に最も活躍した声優、そして長年にわたって活躍するベテラン声優陣が一同に顔をそろえる声優界最大のイベント。3月12日に都内・文化放送 メディアプラスホールにて開催される「第十回 声優アワード 授賞式」では、「主演男優賞」「主演女優賞」をはじめ各賞の発表が行われる。今回、部門のうち主に実行委員会の推挙によって決定される「功労賞」「シナジー賞」「富山敬賞」「高橋和枝賞」「特別賞」の受賞者が先行発表された。長年に渡り洋画も含め多くのジャンルで貢献した声優に贈られる「功労賞」には、『ど根性ガエル』ピョン吉や『ドラえもん』のび太のママ役で知られる千々松幸子、『奥さまは魔女』ナレーションの中村正、『ドラえもん』源静香役や『サザエさん』磯野ワカメ役の野村道子が選出。作品として声優の魅力を最大限に発揮した作品に贈られる「シナジー賞」には『ちびまる子ちゃん』が選ばれ、授賞式には代表して声優のTARAKOが登壇を予定。声優という職業を各メディアを通じて広めた声優に贈られる「富山敬賞」では、『NARUTO疾風伝』奈良シカマル役の森久保祥太郎、「高橋和枝賞」に『機動戦士ガンダム第08MS小隊』アイナ・サハリン役の井上喜久子が選ばれた。さらに、どの賞にも当てはまらないが、表彰すべき特別な活動をした声優・作品・活動などに贈られる「特別賞」には、アニメ『おそ松さん』のオープニング曲「はなまるぴっぴ はよいこだけ」がヒットし注目を集めたガールズユニット・A応Pが選出された。なお、「第十回 声優アワード 授賞式」の模様は、文化放送で3月12日17時より放送される『超!A&G+ 第十回 声優アワード授賞式生中継SP』にて生中継される。(C)Seiyu Awards
2016年02月16日女優・井上真央と声優初挑戦となる鈴木亮平を迎え、ロングセラーを誇る児童文学をフル3DCGアニメーション映画化する『ルドルフとイッパイアッテナ』。この度、井上さんと鈴木さんの声が吹き込まれた2匹が登場する特報が公式サイトにて解禁された。大好きな飼い主と突然離ればなれになってしまった黒猫のルドルフ。迷い込んだ長距離トラックで辿り着いた先は、大都会・東京。そこで出会ったのは、街で最も恐れられている大きなボス猫・イッパイアッテナ。ルドルフは故郷へ帰ることもできずイッパイアッテナと共にノラ猫として生きていくことに。しかし、イッパイアッテナには思いもよらない秘密があった…。原作は、1987年初刊発行以来、28年のロングセラーを誇る“日本一有名なノラ猫”シリーズの「ルドルフとイッパイアッテナ」。第4巻までの累計発行部数は100万部を超え、NHKの「テレビ絵本」でも放送されるなど国民的な人気を誇る不朽の名作が、超大型フル3DCGアニメーション映画となって登場。ひょんなことから飼い主のもとを離れ思いがけず東京にやって来てしまった小さな黒猫・ルドルフを演じるのは、NHK大河ドラマ「花燃ゆ」の主演を務めた国民的女優の井上さん。みんなから一目おかれる巨漢のトラ猫、イッパイアッテナ役には、「天皇の料理番」『俺物語!!』と幅広い役を演じ分ける鈴木さんがキャスティングされた。今回公開された特報では、フルCGで表現された猫たちが、躍動感あふれ生き生きとした表情で駆け巡る映像が盛り込まれている。また、井上さんと鈴木さんが2匹の猫を演じた台詞も初解禁!井上さんは声優が2度目とは思えないほど、元気いっぱいで可愛らしい黒猫・ルドルフを見事に熱演。鈴木さんは大きな体のボス猫・イッパイアッテナを、声優初挑戦とは思えないほど圧巻の演技力で魅せ、低い声を巧みに使い分け、イッパイアッテナの持つ強さと優しさを表現している。モフモフした毛なみ一本一本にまでこだわり鮮明に作成された映像と、実力派俳優たちの演技力に、作品への期待が高まる映像に仕上がっている。『ルドルフとイッパイアッテナ』は2016年8月、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年12月22日2016年1月より放送開始となる、京都アニメーション制作のTVアニメ『無彩限のファントム・ワールド』より、ビジュアル第2弾とPV第2弾が公開された。KAエスマ文庫『無彩限のファントム・ワールド』のアニメ化作品となる本作は、京都アニメーション制作の最新作で、監督を石原立也氏、シリーズ構成を志茂文彦氏、キャラクターデザインを池田和美氏が務め、メインキャストは、一条晴彦役を下野紘、川神舞役を上坂すみれ、和泉玲奈役を早見沙織、水無瀬小糸役を内田真礼、ルル役を田所あずさ、熊枕久瑠美役を久野美咲、姫野アリス役を井上喜久子がそれぞれ担当する。TVアニメ『無彩限のファントム・ワールド』は、2016年1月6日よりABS朝日放送、TOKYO MX1、テレビ愛知、1月7日よりBS11にて放送開始予定。○TVアニメ『無彩限のファントム・ワールド』PV第2弾(C)秦野宗一郎・京都アニメーション/無彩限の製作委員会
2015年12月18日ワーナー・ブラザーズ・ホームエンターテイメントは、米国発3DCGアニメーションシリーズ『RWBY Volume1』の日本語吹き替え版Blu-ray&DVDを、2015年12月9日にリリースするが、それに先駆けて、11月14日(土)より東京・新宿ピカデリーなど全国6劇場で、2週間限定の先行イベント上映を行う。『RWBY Volume1』は、北米のCGプロダクションスタジオ「Rooster Teeth Productions」が企画・制作する3DCG WEBアニメーション。2013年7月にスタジオサイト、YouTubeの公式チャンネルで配信を開始し、現在ではシリーズ再生回数が7,000万回を突破するなど、国境を越えた人気を獲得している作品となっており、2014年国際WEBアカデミーでは最優秀アニメーションシリーズを受賞している。本作の主要スタッフは日本のアニメを愛好するメンバーにて構成されており、マンガやアニメにインスパイアされたキャラクターと北米的なドラマツルギーとの融合、そして何より、迫力のアクションが最大の特徴となっている。日本語吹き替え版では、ルビー・ローズ役を早見沙織、ワイス・シュニー役を日笠陽子、ブレイク・ベラドンナ役を嶋村侑、ヤン・シャオロン役を小清水亜美が担当するほか、下野紘、洲崎綾、豊口めぐみ、斉藤壮馬、井上和彦、浅野真澄、木村昴、潘めぐみ、前野智昭、井上喜久子、三木眞一郎、甲斐田裕子といった声優陣が名を連ねている。■『RWBY Volume1』ストーリー概要幻想世界・レムナントを跋扈する邪悪の化身・グリムと戦う――ただひとつの目的のために結集し、自らの技を磨く、"RWBY"と呼ばれる四人の少女たち。ビーコン・アカデミーへ入学した15歳の少女、ルビー・ローズ。伝統あるこの学園は、ハンターと呼ばれる魔物退治の専門家を育成するために設立された。しかし、それは決して孤独な在り方を求められるということを意味しない。戦場と学園生活。彼女たちは自らが望む未来のため、どのような時にあっても協力し、力をあわせて立ち向かうことを知る――2015年12月9日にリリースされるBlu-ray&DVDは、「初回生産限定版Blu-ray」「通常版Blu-ray」「通常版DVD」の3ラインナップ。価格は「初回生産限定版Blu-ray」が8,000円(税別)、「通常版Blu-ray」が5,800円(税別)、「通常版DVD」が4,800円(税別)で、「初回生産限定版Blu-ray」には、「Original Soundtrack Score CD (劇中のノンボーカル曲を2Diskで収録)」や「ブックレット (12ページ Gray G. Haddockインタビュー ほか収録)」などが特典として用意される。また、11月14日からの先行イベント上映では、「劇場限定版Blu-ray」(6,000円/税別)が上映劇場にて限定発売されるので、こちらも注目しておきたい。○「RWBY Volume1 前夜祭上映会」に早見沙織と小清水亜美が登壇先行イベント上映の開始に先立ち、2015年11月13日(金)には、東京・新宿の新宿ピカデリーにて「RWBY Volume1 前夜祭上映会」が開催され、メインキャスト陣から、ルビー・ローズ役の早見沙織とヤン・シャオロン役を小清水亜美が登壇し、舞台挨拶を実施。作品の見どころからアフレコ時のエピソードなどが語られた。『RWBY Volume1』の先行イベント上映は、2015年11月14日(土)より、新宿ピカデリー(東京)、シネ・リーブル池袋(東京)、109シネマズ川崎(神奈川)、109シネマズ名古屋(愛知)、なんばパークスシネマ(大阪)、MOVIX京都(京都)の全国6劇場にて、2週間限定公開。そのほか詳細は公式サイトをチェックしてほしい。(C) Rooster Teeth Productions, LLC
2015年11月14日人気ソーシャルゲーム『神撃のバハムート』や『グランブルーファンタジー』で知られるCygamesが、2016年初頭配信予定のスマホ向け新ゲームタイトル『Shadowverse』を発表した。『Shadowverse』は、本格対戦型のデジタルトレーディングカードゲーム(TCG)。16日に行われた記者発表会には、今年5月にシリーズ合計で世界登録者数2,000万人を突破したソーシャルゲーム『神撃のバハムート』などを手がけた木村唯人氏らが登場し、ゲームの内容を明らかにした。本作では、「ユニット」「SPELL」「FIELD」の3種からなるカードでデッキを編成し、相手キャラクターの体力を0にすれば勝ちとなるTCG。初期登場カードは400種類以上用意され、「ユニット」カードはすべて進化できるという。さらに、それぞれのカードに効果演出が加えられている。劇中の音楽は、映画『TIGER&BUNNY The Rising』(2014年)、TVアニメ『神撃のバハムート GENESIS』をはじめ数々のTVドラマ、アニメなどに曲を提供している作曲家の池頼広氏。キャラクターデザインは、『神撃のバハムート』でも活躍したイラストレーターの虫麻呂氏や香川太郎氏が担当し、同作でも評価が高かった魅力的なキャラクターを作り出している。ゲームでは「ストーリーモード」も用意され、このモードに登場するキャラクターには豪華声優陣が参加。アリサ役を優木かな、エリカ役を石上静香、イザベル役を佐倉薫、ローウェン役を杉田智和、ルナ役を小倉唯、ユリアス役を諏訪部順一、イリス役を井上喜久子、ロザリア役をゆかなが務める。また、優木、石上、佐倉3名によるWEBラジオの放送も予定。木村氏によると、『Shadowverse』は競技性の高いTCGを目指しているという。13日にCygamesが世界初のTCG『マジック:ザ・ギャザリング』のプロプレイヤーとスポンサー契約を締結し、「Team Cygames」を発足させたことと本作との関連性を指摘する声も上がったが、木村氏はそれを否定。しかし、e-Sportsへの関心の高まりを受け、『Shadowverse』の賞金制大会の開催を発表し、さらに英語版を配信することでグローバルなゲーム展開を行っていく狙いがあることを明かした。ゲームの配信開始は2016年初頭だが、公式サイトでは事前登録とβテスターを募集中。なお、本作の舞台を学園に移したコミカライズも予定しているという。(C)Cygames,inc.All Rights Reserved
2015年10月19日魅惑誘惑幻惑の学園異能ファンタジー『無彩限のファントム・ワールド』(KAエスマ文庫)のアニメ化が決定! 2016年1月より、ABC朝日放送、TOKYO MX、テレビ愛知、BS11にて放送開始予定となっている。アニメーション制作は京都アニメーションが担当。『ファントム』――それは幽霊・妖怪・UMAなど、人々がそれまで"幻"だと思い続けてきた存在。そのファントムに対抗するため学園に設置された『脳機能エラー対策室』。そこに所属する一条晴彦は、先輩の川神舞と共にファントム退治に日々悪戦苦闘していた。そんな彼らの元に、今日もまた依頼が飛び込んでくる――。TVアニメ化にあたり、監督は石原立也氏、シリーズ構成は志茂文彦氏、キャラクターデザインは池田和美氏、アニメーション制作は京都アニメーションがそれぞれ担当。注目のキャスト陣は、一条晴彦役を下野紘、川神舞役を上坂すみれが演じるほか、早見沙織、内田真礼、田所あずさ、久野美咲、井上喜久子らの名前が明らかにされている。○『無彩限のファントム・ワールド』登場キャラクター■一条晴彦 (いちじょう はるひこ) cv. 下野紘ホセア学院高等部1年A組。15歳。膨大な量の本を読破しており、豊富な知識で様々な難題を乗り越えるたくましい一面がある一方、使えないムダ知識を熱弁することもあり、周囲には『残念知識』と呼ばれている。絵を描くことが趣味で、常にカバンの中にスケッチブックを隠し持っている。ファントムを絵に描いて封印したり、逆に絵に描いたファントムを召喚したりして戦う。いつも持っているカバンはいなくなった母からの贈り物。■川神 舞 (かわかみ まい) cv. 上坂すみれホセア学院高等部2年A組。16歳。ブロンド髪のクォーターでひたすらに胸が大きい、活発ポニーテール美少女。両目の下にあるほくろがチャーミング。考えるより先に身体が動く攻撃的なタイプ。その性格もあってか誰もチームを組んでくれず、チームメイトは晴彦だけ。父に習った中国拳法を初めとし、格闘技全般と『五行の氣』を組み合わせた特殊武術でファントムと戦う。スカートだろうが気にしない。■和泉玲奈 (いずみ れいな) cv. 早見沙織ホセア学院高等部1年B組。15歳。4月からホセア学院に来た編入生。長く艶やかな黒髪をなびかせ、常に敬語口調で話す良家のお嬢様。お嬢様らしく所作が美しく、合気道も嗜んでいる。異性に不慣れであり、時より晴彦を合気道でねじ伏せてしまう。食べる事が大好きで、ファントムですら吸い込み食べてしまう、通称『ファントム・イーター』。ただし食べたくないものは食べたくない。■水無瀬 小糸 (みなせ こいと) cv. 内田真礼ホセア学院高等部1年C組。16歳。赤い髪とヘッドフォンがトレードマークの、クールビューティー。晴彦たちの所属する『脳機能エラー対策室』の一員ではなく、その高い能力を買われ一人ファントム退治をする、孤高の戦士。音楽が趣味で、その美しい『歌声』から発現する鎖で相手を縛り、炎で燃やし尽くす。ファントムは封印するものではなく、〝処分〟するものと考えている。可愛い星のヘアピンは、彼女の趣味。■ルル cv. 田所あずさ手のひらサイズの妖精ファントム。いつも晴彦と一緒にいる、お茶目でお気楽でお馬鹿なファントム。悪さをするわけではないので、退治されずに済んでいる。自由気ままにテンションで生きているため、晴彦たちに問題が起こる度に面白がって首を突っ込んでくる。面白ければそれでいい。小さくても、身体つきは大人。■熊枕 久瑠美 (くままくら くるみ) cv. 久野美咲ホセア学院初等部4年2組。10歳。触覚のように伸びるツインテールが異彩を放つ、内気で弱気な小学生。常にクマのぬいぐるみ・アルブレヒトを連れていて、度々アルブレヒトに話しかける。とにかくクマが大好き。クマであれば何でもいい。アルブレヒトに命令を下すことで動かし戦う『ドールマスター』。あとは見てるだけ。■諸橋翔介 (もろはし しょうすけ)ホセア学院高等部1年A組。15歳。ヘアバンドで髪を上げている、快活で気持ちのいい少年。晴彦のクラスメイトであり、『脳機能エラー対策室』の一員でもある特異能力者。『火球』を操りファントムを焦がし戦う。彼自身は恋に焦がれている。■姫野アリス (ひめのありす) cv. 井上喜久子ホセア学院高等部、国語教師。26歳。『脳機能エラー対策室』の顧問でもあり、和服の上から白衣を羽織る眼鏡美人。穏やかな性格をしており生徒たちにも人気が高いが、実はドライブテクニックが非常に荒かったりする。舞にも負けないナイスバディー……らしい。あと耳ざとい。TVアニメ『無彩限のファントム・ワールド』は、2016年1月より、ABC朝日放送、TOKYO MX、テレビ愛知、BS11にて放送開始予定。すでに公式サイトもオープンしているので、あわせてチェックしておきたい。■TVアニメ『無彩限のファントム・ワールド』おもなスタッフ原作 / 秦野宗一郎(KAエスマ文庫/京都アニメーション)◇原作イラスト / しらび◇監督 / 石原立也◇シリーズ構成 / 志茂文彦◇キャラクターデザイン / 池田和美◇総作画監督 / 池田和美◇美術監督 / 渡邊美希子◇色彩設計 / 宮田佳奈◇小物設定 / 唐田 洋◇ファントムデザイン / 澤 真平◇撮影監督 / 中上竜太◇音響監督 / 鶴岡陽太◇音楽 / EFFY◇アニメーション制作 / 京都アニメーション■TVアニメ『無彩限のファントム・ワールド』おもなキャスト一条晴彦 / 下野紘◇川神 舞 / 上坂すみれ◇和泉玲奈 / 早見沙織◇水無瀬 小糸 / 内田真礼◇ルル / 田所あずさ◇熊枕 久瑠美 / 久野美咲◇姫野アリス /井上喜久子(C)秦野宗一郎・京都アニメーション/無彩限のファントム・ワールド製作委員会
2015年10月16日