女優の井上和香(37)が13日、ブログを更新し「実は入院していました」と明かした。詳しい経緯については明言していないものの「私自身に関しては、もう元気です!」と無事に退院したことを報告している。 『実は…』というタイトルで更新された記事で、入院していたことを明かした井上。「手首のネームバンド。これをつけた時、「あ、入院するんだな」と実感しました」と病室で横になっている写真をアップ。 また、「娘とこんなに離れたのは初めて」だといい、「初日はテレビ電話をしたら、最初は笑顔だったのに次第に泣き顔に。私もですが、顔を見ると嬉しいけど寂しくなっちゃうんですよね」と入院初日を振り返った。 まだ本調子ではないそうだが、普通の生活がおくれるくらい体調は回復している様子。「入院している間は穏やかに過ごしてましたよ育児をせずに、ご飯もでてくるなんて、夢のような時間でした」と茶目っ気を交えて伝えた。 「今回の入院である事をしたんですが、それはまた今度お話しますね」と入院の詳しい経緯は今後のブログで公表されるものと見られる。
2017年09月13日女優の井上和香(36)が、育児の悩みをブログで告白し、読者の支えに涙したことを明かした。井上は17日、「みなさんありがとう」と題した記事を投稿。「辛くて辛くて本音書いちゃった…大丈夫かな?なんて思ってましたが、たくさんのコメントを頂けて…全て読みました。みなさん、ありがとう」と読者に感謝し、「みなさんのコメントに励まされ、涙がでました」と正直につづった。読者から励ましの声が寄せられたのは、13日に投稿された内容に関して。「こうやっとブログ書いてると楽しそうな日だったように感じるけど、本当は全然違う。自分の器の小ささに本当に情けなくなりました。自分の出来なさにイライラしてしまい、娘にもイライラしてしまった。そしてすぐに反省。その繰り返し。ダメな母親だなと落ち込んでばかりでした。大なり小なり、毎日こんな感じです。笑」「明日はたくさん笑顔でいられるようにしよう」「今日はごめんね、娘さん」と胸の内を明かしていた。そして17日、前向きになった井上は、「『イライラした』とか『辛い』とかって、人になかなか言えないんですよね。ダメな母親だと思われるんじゃないか。共感してもらえないんじゃないか。など。いろんなことを考えていくうちに、どんどん心に溜め込んじゃう事がありました。今は溜め込まずに、愚痴が言える友達がいるのでちょっとずつ発散出来てますが、この間のブログの時は溜まってたんですね~私。笑全然書くつもりなかったんですが、気づいたら本音を書いてた。って、かなりの重症な感じですね」と冷静に心情を記していく。次第に、「育児って辛くて大変!!イライラするのは毎日!!凹んで反省するのも毎日!!人を育ててるんだから、簡単で楽なわけがないんですよね!!」「辛いと思ってる日々の中に、楽しくて幸せを感じる瞬間があるからやっていけるんです」「子供って、可愛くて可愛くて仕方ない」「だから私、頑張れるんです」「これが私の本音です」と気持ちを整理。最後は、「言えてスッキリしたー。笑」「さ、これから仕事!気持ち切り替えて行ってきます」と明るく結んでいる。井上は、映画監督の飯塚健氏(38)と2012年5月に結婚。2015年7月、第1子となる女児を出産した。
2017年01月17日CLAMPによる人気コミックをアニメ化した「カードキャプターさくら 」。この度、1999年に公開された『劇場版カードキャプターさくら』が2017年1月21日(土)よりリバイバル上映されることが分かった。さくらはある日、家の近くの商店街の福引きで、なんと特賞の香港旅行を当てる。さくらにとっては初めての海外旅行で、もちろんケロちゃんも一緒に行けると大はしゃぎ。お父さんに代わって、兄の桃矢がさくらの保護者として同行し、さらに親友の知世、あこがれの雪兎も参加して、楽しい香港旅行に出発!そんなさくらたち一行を迎えたのは、華やかな香港の町並み。次々と目に入る初めての光景にはしゃぎまわるさくらであったが、しかしそのそばには必ず不思議な小鳥が…。そして夜、さくらは不思議な夢を見る。水がたたえられた空間に静かにたなびく白い布。その先には不思議な魔導士の姿が。この旅行は仕組まれたものなのか?古より続く魔都・香港を舞台に、カードキャプターさくら最大のピンチが訪れる――!1996年より「なかよし」(講談社)にて連載がスタートした漫画「カードキャプターさくら」。本作は、封印が解かれるとこの世に災いをもたらすという“クロウカード”の起こす事件を解決しながら、ケルベロス(ケロちゃん)や親友の大道寺知世らとカード集めに奮闘する小学4年生の少女・木之本桜の物語。1998年にはテレビアニメ化され、性別、世代、地域を越えた一大ムーブメントを巻き起こした大人気作品だ。今年で連載開始20周年を迎え、新たなプロジェクトが始動しており、「なかよし」では16年ぶりとなる新章「クリアカード編」がスタート、さらに新作アニメの制作も決定。加えて商品化にタイアップなど、これまで以上に大きな展開で、新たな盛り上がりを見せている。そんな中迎える2017年、観客動員数50万人以上を記録し、第4回アニメーション神戸作品賞劇場部門を受賞した『劇場版カードキャプターさくら』のリバイバル上映から幕を開けることが決定。劇場版は2作製作されており、今回リバイバル上映が決定したのは、そのうちの1作目。主人公の木之本桜役を演じるのは丹下桜、桜の親友の大道寺知世役に岩男潤子、ケルベロス役に久川綾、桜の兄・木之本桃矢役に関智一、月城雪兎役に緒方恵美、桜の父親・木之本藤隆役に田中秀幸、李小狼役にくまいもとこ、李苺鈴役にゆかな、クロウ・リード役に林一夫らアニメ版の人気声優の出演に加え、ゲスト声優として、魔導士役に林原めぐみ、小狼の母親の李夜蘭役に井上喜久子ら豪華声優が名を連ねる。東京・新宿ピカデリーや神奈川・109シネマズ川崎、大阪・なんばパークスシネマなど全国9都市で上映される。『劇場版カードキャプターさくら』は2017年1月21日(土)よりリバイバル上映。(cinemacafe.net)
2016年11月02日どんなに暴言を吐かれても、あっぱれな前向きさで切り返す、“スーパー・ポジティブ・シンキング”なノンスタイル・井上裕介さん。周りの目を気にして、小さくまとまりがちな人たちが増えてきた今こそ、彼に学ぶことは大いにありそう!井上さんが語る独自のポジティブメソッド&恋愛観に触れて、ネガティブ思考とお別れしよう。■過去の恋愛を引きずることが「ネガティブ」だとは思わない―井上さんは、誰もが認める“スーパー・ポジティブ”の代表格ですが、昔からポジティブ思考だったんですか?井上裕介さん(以下、井上)もともと性格は明るくて前向きだったと思います。さらにポジティブさに磨きがかかったきっかけはいろいろありますが、ひとつは高校3年生のときのアルバイトですね。今は手術で視力がよくなりましたが、当時はかなり悪くて、目を細めて見るから目つきも悪かったんです。ある日アルバイトの先輩に「目つきが悪いから普通にしゃべってても怖い」と指摘され、「目を細めるのを直すのは難しいから、それなら嘘でもずっとニコニコしたら?」みたいにアドバイスされたんです。それからニコニコすることを心がけていたら、次第に心もついてきた感じです。あと、身内の不幸があったときに「人って、いつ死ぬかわからないんだな」と思ったら、「じゃあ毎日悔いなく生きたほうがよっぽど楽しいな」と。そういう一つひとつの出来事が重なって、今の人格が形成されていったのかなと思います。―なるほど。恋愛面でもずっとポジティブでしたか?井上どうだろうなぁ。というのも、僕は引きずることがネガティブだとは思わないから。それこそ、昔は別れた彼女のことを1年も2年も引きずったこともありましたけど、それをネガティブと捉えたことはない。ヨリを戻そうと一生懸命努力して、その結果、振り向いてもらえなかっただけ。例えそれで傷ついたとしても、がむしゃらに前に進んでいるような気がします。むしろ、好きな人がいないことが一番ネガティブなんじゃないかな。そういう意味では、恋愛面でポジティブかネガティブかと聞かれたら、僕はポジティブだと思いますね。―過去の恋愛を引きずることは決してネガティブじゃない、と。けっこう救われる言葉です。でも、さすがにスーパー・ポジティブと言われる今は引きずらないですよね?井上いやいや、よく言われるんですが、そんなことはありません。いくらポジティブな人間だからって、落ち込まないわけじゃないから。ただ、僕は落ち込みをなるべく次の日に繰り越さないようにはしています。―その日で完結させるんですね。それがなかなか難しい気がするんですが、持ち越さないコツは?井上寝る寸前の記憶を「楽しい」で終わることかな。僕の場合は、後輩とご飯を食べて、騒いで、部屋に帰っても酒を飲みながらお笑いの話をして、その勢いで寝ます。■恋愛も人生も、長距離走―寝る直前の記憶は翌朝の気分に直結しますから、それはいい考えかもしれません。そんな井上さんから見て、いつも自信のないネガティブ女子はどんなふうに映りますか?井上かわいいとも思いますし、気持ちもわからないでもないですが、「私なんてブスだから」って言う女の子と、同じ顔だけど「私かわいいもん」って言う女の子がいたら、後者のほうが僕は好き。そのほうが、生きるパワーが前に進んでいる感じがしますもん。人を男前(美人)と不細工というカテゴリーに分けたとき、僕は不細工のほうに入る。でも、自分の顔は好きなんです。なぜかというと、僕が自分の顔を否定するのは僕を産んだ母親に申し訳ないし、そもそも男前や美人の定義って、しょせん狭いネットワークの中での話だと思っているので。それに、20歳のときはそれほどでもなかったのに、40歳になって味が出てきたとたんにかっこいいと言われ始める人もいるわけじゃないですか。そう考えると、人生は長距離走のはずなのに、恋愛だけ短距離走で考えている人が多いのは悲しいことですね。――人生は長距離走。確かにその通りですね。井上別に、無理して自分をかわいいと思い込む必要はないんですよ。「かわいくない」と口にしたっていい。ただ、それなら30歳のときに美人になるように、今パワーを貯めておいたら?とは思います。長い人生のどのタイミングでモテるか、の話だから。でも、ブスを言い訳にして10代でサボっていれば20代でもモテないし、20代でサボっていれば30代でもモテない。そういうことです。――そこを井上さんはサボってこなかった、と。井上そうですね、20代はかなり努力しましたよ。恋愛は野球の打率と一緒で、例えばモテ指数みたいなものが顔と性格で決まるとしたら、モテ指数100の人は誰を口説いてもモテるわけです。で、俺がモテ指数1だとすれば、100人口説けば1人はおとせる計算になる。それなら、俺はひたすら100人口説くだけです。それに、恋愛なんて自分本位のものじゃないですか。なのに「私なんてどうせブスだから」と恋愛に対して卑屈になるのはナンセンス。そんなネガティブ発言をすればするほど、余計にモテなくなる。モテるために一番手っ取り早い方法は、それをしないことなんだから。――では、井上さんがモテていることを実感したのはいつからですか?井上うーん、“モテる”の定義にもよりますよね。モテるの最上級が「好きな人に好きだと思われる」ことなら、僕は今もモテてない。彼女もいませんから。でも、20代の頃も貧乏な僕にご飯をおごってくれる女の子はたくさんいたし、今も僕になにかあれば助けてくれる人は、男女関係なくびっくりするほど大勢いる。そう考えれば、人としては絶えずモテていると思います。■少々タイプじゃなかろうが、来る者拒まず。まずは、抱かれてみる―井上さん自身はどんな女性がタイプですか?井上今までの彼女を振り返ってみると、いい意味で“バカ”が多かった。だから、一緒にいて楽しい明るい人が好きかな。―いい意味での“バカ”とは?井上喜怒哀楽をちゃんと表に出せて、知らないことを素直に「知らない」って言える人。そういう人は周りからも「知らないなら教えてあげよう」と手助けしてもらえるんです。バービーも、そのタイプ。だから、ブスでも明るい。実際に会うと「バービー、かわいいなぁ」ってなりますもん。―確かに、素直な女性はかわいいですよね。とはいえ、ネガティブな性格はなかなか簡単には変えられないし、恋愛にも急に積極的にはなれないものです。そんな中でもいい恋愛するためには、やはり自分からアプローチする術を身につけたほうがいいでしょうか。井上女の子なので、自分からアプローチなんかしなくていいですよ。基本的に、恋愛においては「恥ずかしいこと、しんどいこと、嫌なことは全部男が担うべき」というのが僕の持論ですから。―男前ですね・・・・・・。井上いや、要は「男をどう動かすか」なんです。そこを女の子は頑張らないといけない。もし自分ではなにもできないのであれば、周りにひとりは必ずいる“おせっかいな友達”に頑張ってもらえばいい。ほら、「私、あの人のこと好きなんだけど」と相談したら、「じゃあ、私が電話番号を聞いてきてあげる!」って張り切るおせっかいがいるじゃないですか。その子に、仲良くなるきっかけを作ってもらえばいい。もちろん、そのパスを活かすも殺すも、本人次第ですが。―つまり、ネガティブ女子はまずそういう友達を見つけることが先決?井上そう。異性とではなく同性とのコミュニケーションを頑張るのが一番。それさえ疎かにしていなければ、「出会いがない」なんてことはない。1人でもネットワークが広い人間を捕まえておいて、合コンを開いてもらえばいいわけだし。そういうことはいくらでも他人任せにしていいんです。あとは、自分にできることだけをすればOK。誘われた合コンにちょっと派手めなファッションで行って、来た者は拒まない。もう、抱かれる。―けっこう極端ですね(笑)。井上本当にモテたければ、ですよ。抱かれていけば、自然とモテオーラが出てきますから。やっぱり女性って、エッチするとキレイになるんですよ。だから、すればするほどキレイになるし、自信にもつながっていく。モテないのにお高くとまって抱かせなければ、モテないスパイラルからは抜け出せません。―モテない人ほど、エッチで経験値を上げていくしかない、と。井上はい、あくまで極論ですけどね。でも僕は、目の前に同じ顔で同じ性格の3人がいたら、一番エッチしている人にお願いしたいですもん。そのほうが楽しそうだし。女子の中には、経験人数は少ないほうが良しとする風潮があるかもしれないけど、僕の周りにはない。未経験VS経験豊富でアンケートを取ったら、ほとんどが経験豊富なほうを選ぶと思いますよ。―でも、それってその後の恋愛につながります?井上そこは女子の腕の見せどころですよ。ワンナイトを、いかにツーナイト、スリーナイト・・・・・・と引っぱっていけるかどうか。―ベッド上のテクニックではなく?井上はい。例えば、ワンナイトでエッチしたとします。次の日、早起きして朝ごはんが作ってあるだけでも男はうれしいわけです。そういうさりげない気遣いの中で、「こいつといたら、ちょっと楽かもな」と思わせることができたら、まずは“大人の関係”が続きます。で、大人の関係が続いているときに「やっぱり彼女にしたいな」と思わせられたら成功です。結局、セフレって派遣社員みたいなものなんです。大人の関係が続いている間が、契約期間。派遣社員はアルバイトよりは優遇されているんだから、あとは正社員=彼女として登用してもらうにはどうすればいいかを考えるしかないんです。■ 「遊ばれた」「浮気された」は、女性側にも50%原因がある―だから、派遣社員から正社員にステップアップするためのテクニックを磨くためにも、経験値はどんどん上げていったほうがいいわけですね。井上はい。もちろん、最初の好き・嫌いは本能によるものですが、「あっ、この人好きだな」と思った相手を自分のものにするのは、どちらかというと理性の戦略だと思うんです。だから男はおとしたい女性にご飯をおごったり、なにかサプライズを仕掛けたりする。それと同じように、女性側も、特にモテ男をおとしたいなら、戦略を持って動かないと。例えば、僕がファンの子をおとすのと深キョンをおとすのとでは、必要な努力の量は変わりますよね。だから言葉は悪いけど、今おとそうとしている相手が、顔・性格・年齢・社会的地位などを総合して自分より上か下かを見極めて、少しでも上だなと判断したなら、しっかり戦略を立てて望むべきなんです。―なかなか恋愛ビギナーには難しいですね。井上だから自信がない若者は、おせっかいな友達も含め、周りを巻き込んじゃえばいいんです。団体芸で臨む。要は、包囲網から逃がさなければいいんだから。―なるほど。また、「とにかく抱かれて経験値を上げる」ことに躊躇してしまうネガティブ女子も多いと思うのですが、もう少し楽に経験値を上げていく方法があれば教えてください。井上抱かれるのが無理なら、せめて合コンには積極的に顔を出すなどして男性としゃべる回数を増やしたらいいんじゃないかな。あとは、一カ月間毎日「相席屋」に居座ってみるとかね。女性なら無料だし。―相席屋!もしかすると、まったくしがらみのない相手のほうが意外と話せるかもしれませんね。ちなみにネガティブ女子にはどんなタイプの男性がおすすめですか?井上うーん、ネガティブ女子はどんな男にも嫌がられると思う。ポジティブな男とも、ネガティブな男とも合わない。だからモテなくて余計にネガティブになっちゃうわけですよね。悪循環ですよ。―悪循環はどこかで断ち切りたいものです。では、恋愛経験はあるけれど、その経験によるトラウマや苦手意識で恋愛にネガティブになってしまっている女性は、どう克服すればいいでしょうか。井上僕は、“遊ばれた”とか“浮気された”とかって、50%は男に原因があるけど、残りの50%は女性側にも原因があると思っています。だから、そういう人は「なぜ遊ばれたのか」「なぜ浮気されたのか」を分析したほうがいい。これはあくまで持論ですが、女性って彼氏に「付き合ってから変わったよね」って、よく言うでしょ。もちろん変わる男もいますが、大半の男はやっていることは大して変わらない。逆に、女の子のほうの受け皿は大きくなっているから、男の変わらない愛情だと少ないと感じてしまうんです。付き合う前は紙コップ程度だったのに、付き合ったとたん大ジョッキに変わって、彼氏に対してこうしてほしいという欲望が増えていく。だけど男からしたら、同じ量を注ぐなら、溢れてくれる受け皿のほうがうれしいし、付き合っていて楽なんです。それが遊びや浮気につながっていくわけです。だから女性側も、彼氏が愛情を注いだときに、付き合う前にはあった“感謝の気持ち”を忘れていませんでしたか?と僕は問いたいですね。―彼氏からの愛情表現を当たり前だと思わないことも大切なんですね。井上なかなか難しいかもしれないけど。だから、器の大きさをキープする方法としては、自分が彼氏にしてもらったこととかを友達に話すのが一番じゃないですかね。それで、「いいね、あなた愛されてるよね」って、周りに言ってもらう。中には、「なに、その彼氏。最低じゃない」という批判的なコメントがあってもいい。だって、彼氏の言動がいいのか悪いのか、当事者である自分が判断するのは難しいから。そんなふうに客観的にジャッジしてくれる人脈を作っておくのも大事かもしれないですね。それと、もうひとつ。男は浮気をする生き物ですから、それをわかった上で、「私は浮気ができるくらい“いい男”を捕まえてしまった」「モテ男と付き合った宿命だ」と思わないとダメ。だって、おいしいものを食べたかったら、みんな行列に並ぶでしょ。恋愛も同じ。イケメンと付き合えば、周りに他の女が並んでいる可能性があると心しておかないと。―むしろそんなモテ男と付き合えた自分に自信を持つぐらいポジティブに考えたほうがいい?井上そう。見る目があるんだなって。だって、浮気したいと思っても実際にはなかなかできないですよ。―できないですか?井上好きな女がいればいるほど、できないと思いますよ。■巷にあふれるモテテクは70点。そこに自分らしさを加えるべき―先ほど、恋愛も長距離走で考えるべきだというお話がありましたが、ネガティブであるがゆえに諦めやすい部分もあるかと思います。井上さんが思う、「この状況ならまだ諦めるな」「ここまできたら諦めるべき」という基準は?井上諦めるポイントは“期間”ではなくて、“自分の心が折れたとき”だと思います。「好き」って気持ちと「フラれて傷つく」って気持ちの天秤が50:50になったら、僕は諦めます。まだ90%好きで、フラれるのは傷つくけど、それが10%くらいであれば、気にせず追いかけます。で、10回、20回フラれ続けていくうちに天秤が傾いてくるんです。「もうこれ以上、フラれるのは嫌だな。もう無理かな」と。そのときが諦めどきです。―天秤が傾くまでは諦めないことで、いいこともあるんでしょうか?「時間を無駄にしたな」とかは思わない?井上思いません。だって、誰かを好きで、その人に振り向いてもらうために一生懸命口説き続けられるって、なかなかできないですよ。でもそれをできているということは、その間、キラキラ輝いているんです。そのうち、ふと周りを見渡したら、「あれ?俺の店、行列ができてる!」みたいな状態になっているから。「必死でおいしい料理を作っていたから気づかなかったけど、知らないうちに行列ができるまで店が育ってたわ」って。―そっか。振り向いてもらうために努力した結果、いつのまにか自分も磨かれていた。井上そう。いつのまにか僕という人間がすごくうまくなってるんですよ。―それはいいですね。好きな人に振り向いてもらう努力の中に、“モテテク”みたいなものも含まれると思いますが、女性が男性に対してモテテクを使うことに対してはどう思いますか?井上僕、いろんな雑誌やサイトのモテテク系の記事を見てきましたが、半分は正解で、半分はハズレですね。相手のタイプや時と場合にもよるから、具体的に「コレは間違ってる」とは示せなくて申し訳ないですが。また、スタンダードになりすぎて、もはや効果がないものもあります。例えば、サラダの取り分けとかね。もう取り分けなんか全然しなくていい。要はモテテクって、結局70点なんですよ。やってもらったらうれしいし、嫌じゃないけど、100点じゃない。「そんなところまで気が利く?」とはならないんですよ。サラダを取り分けるのも、「とりあえず生」と同じで、一連の作業に入っちゃってる。それなら、サラダを取り分けている女子を尻目に、近くに物があったら腕が当たらないようにそっとどかす女子のほうが、僕は「こいつ、気が利くな」ってなるし。―使い古されているモテテクをそのまま実践するよりは、そこにオリジナル加えたほうが効果的なんですね。井上自分が得た情報は、当然みんなも知っているということを念頭においたほうがいい。その中で自分が上に行くには、みんなが見ていないことをやらないと。だから、ハウコレ読者もこのサイトに載っているテクニックを実践しつつも、自分だけのテクニックを作らないとダメ。モテテクとモテテクをミックスさせるとかね。■僕みたいなブスをいかにかっこいいと思わせるかで勝負が決まる―モテテクに自分らしさをプラスアルファするという点で、なにかひとつ井上さん流のテクニックを教えてください。井上例えば、「合コンのお礼メールは、翌朝にしたほうがいい」と聞きますが、絶対に当日にメールしたほうがいい。むしろ僕は2回します。解散してすぐに「今日はありがとうございました。また、ご飯行こうね」と送って、次の日にも「おはよう。改めて昨日はありがとう」と伝えます。これは女子に限らず、先輩に対してもそうです。―女性からのメールもそのほうがいい?井上僕はそうですね。だって、翌朝だけだと、それまでなにしてるかわからないじゃないですか。ひょっとしたら、その子は僕と別れた後、ハシゴして別の男のところに行っていたかもしれないし。意外と男って、変なところで悩むんですよ。その日になにも連絡がなかったら、「僕らとの合コンがつまんなかったから、2軒目に行ったんじゃない?」って。だからこそ僕は、「ただいま」というメールは大事だと思うんです。―家に帰ったことがわかるような文面だと“なお良し”ということでしょうか。井上そう、「今日はあなたとの楽しい思い出で、私の1日が終わるんですよ」という明確な意思表示をしてほしい。「ただいま。今日はありがとう。またご飯に連れてってね」くらいでいいから。これだけで、男側も「家に帰ったんだな」って安心できるです。―さらに翌日にも送るのは、ダメ押し的なことですか?井上そのほうが単純にかわいいじゃないですか。結局、雑誌とかに書かれているモテテクを鵜呑みにして、その通りに1回しか送ってこない人はたくさんいるんですよ。だからこそ、2回、3回と送ってくる子に好感が持てる。だからやっぱり、“モテテク以上”のことをやったほうがいい。当たり前じゃないことをするから、男は「なに、この子」って気になるようになる。「他の子よりも俺に感謝してるな。もしかして俺のこと好きなんじゃない?」って、“いい勘違い”ができる。そういう意味では、してもしなくても自分に不利にならないことは、積極的にしたほうがいいと思いますね。―“いい勘違い”をさせられたほうが恋愛勝者になれるわけですね。井上恋愛なんて、「いかに勘違いさせるか」ですから。僕みたいなブスをいかにかっこいいと思わせるかで決まる。ポジティブの鎧もその“いい勘違い”を生み出させる方法のひとつです。―最後に、ついネガティブになってしまうハウコレ読者に向けて、メッセージをお願いします。井上きっとネガティブ女子のみなさんは、恋愛ポジティブ女子に生まれ変わりたいんですよね?簡単に生まれ変われる方法を教えます。それは・・・・・・俺のもとに抱かれに来てください!どうすれば僕に会えるか、わからない?いや、どこに行けば僕に会えるんだろうと探すことが恋愛の第一歩。家にずっと閉じこもっていたら、恋は始まりませんから。もしかしたら、その行動の先に、別の新たな出会いが待っているかもしれませんよ。(六識・ヨダヒロコ/取材・ライター)次回はNONSTYLE井上さんとフォーリンラブバービーさんが、ネガティブ女子の恋愛相談にズバッと解答!お楽しみに!(ハウコレ編集部)
2016年09月23日ミュージカル俳優・井上芳雄が10日、都内で行われた舞台『エリザベート』博多座公演の取材会に出席した。同作はオーストリア=ハンガリー帝国の皇后・エリザベートの生涯を描いた、ウィーン・ミュージカル。日本では1996年より宝塚歌劇団によって上演、また2000年から東宝版として上演され続けている人気演目で、井上と城田は"死"の概念である黄泉の帝王・トートを演じる。井上は、9日に女優・知念里奈との結婚報道が出たばかり。公私順調な中、トートという役への向き合い方を問われると、「公私が出てしまっているので、自分が頑張らなきゃいけないなと思うのは、あまり自分たちの日常を透けて見えないようにすること」と苦笑しつつ答えた。井上は「トートという役は非日常で神秘的な役だから。もう僕なんか普段も隠しきれてないですが、劇場に入ってからはお客さんに夢を見ていただきたいし、その世界にひたっていただきたいので、切り替えですかね」と現在の気持ちを表現した。さらに井上は「私生活、実人生はあるんだけど、そこを舞台上では感じさせない。それはもう、じぶんの腕次第だと思うんですけど、あとは周りのみなさんに協力してもらって、その世界に入って、しっかり役割を果たしたい」と、意気込みを語った。舞台『エリザベート』は28日より東京・帝国劇場で初日をむかえ、8月6日より福岡・博多座、9月11日より大阪・梅田芸術劇場、10月8日より愛知・中日劇場と四都市での公演を予定している。
2016年06月10日タレントの井上晴美(41)が16日、自身のブログを更新し、熊本地震で自宅が全壊したことを明かした。井上は、4年前から家族と熊本で生活。地震後、避難勧告のため近所の友人宅の庭でテント生活を送っていたが、この日、「自宅へ行く」というタイトルでブログを更新し、「だめだった全壊です」と報告した。その後、「お腹すく子どもたち」というタイトルで更新したブログでは、「もう食料がなく機嫌が悪くなりケンカが多くなってきてる泣き叫ぶ子どもたち…」と子供たちの様子を明かし、「無力だ」と吐露。さらに、「配給なし」というタイトルでも更新し、「まだこない行ってみたけどなにもなかった」と報告し、「いつになれば何か食べれるかな」と厳しい状況を訴えた。
2016年04月16日7月より放送スタートとなるTVアニメ『あまんちゅ!』の主要キャラクター詳細が発表され、鈴木絵理や茅野愛衣らが声優キャストを務めることが明らかになった。本作の原作は、漫画雑誌『月刊コミックブレイド』(マッグガーデン)で連載中の天野こずえ氏による同名コミック。広い海と自然に恵まれた伊豆半島を舞台に、ダイビング部所属の女子高生・小日向光(ぴかり)や大木双葉(てこ)の日常を描く。同じ天野氏原作の『ARIA』シリーズを手がけた佐藤純一氏が総監督を、『ハチミツとクローバー』シリーズのカサヰケンイチ氏が監督をそれぞれ務める。脚本は『赤髪の白雪姫』シリーズの赤尾でこ氏が執筆。『ハチミツとクローバー』シリーズや『じょしらく』(2012年)などのJ.C.STAFFがアニメーションを制作する。4月より放送するTVアニメ『ふらいんぐうぃっち』で倉本千夏役を務める鈴木や、『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』シリーズの本間芽衣子役で知られる茅野は、それぞれぴかりとてこを担当。ぴかりは、生まれ育って事情もよく知る地元・伊豆でプロのインストラクターになることを夢見ており、マイペース、前向き、底抜けの明るさといった三拍子そろった性格で、周囲も自分のペースに巻き込んでいくタイプのキャラクターだ。一方のてこは、中学卒業後に東京から縁もゆかりもない伊豆の町に引っ越してきたぴかりと同じ夢ヶ丘高校の1年生であるが、ぴかりとは正反対なマイナス思考に引っ張られて新たな一歩を踏み出せないことに悩みを抱えているキャラになっている。鈴木は、「こんなにすてきな作品に関わらせていただけるなんて信じられなくて、まだ夢のようです」と感激。「『好き』の気持ちに真っすぐなぴかりと、周りの等身大の登場人物たちがこれからどうやって絆を深めていくのか……考えるだけでワクワクします!」と想像をめぐらしている。また、周りを引っ張るパワーを持つぴかりについては、「私にとって『こんな人になりたい』という憧れの人」と表現し、「私も影響を受けながら引っ張ってもらうことになりそうです。そして一緒に走っていきたい……!」と意気込みを話す。『ARIA』にも出演してきた茅野は、「みらくるがみらくるを、私の元に運んできてくれました」と感慨深げ。「大好きな天野先生の作品に関われること、『ぷいにゅ~』と叫びたくなるくらいうれしいです!!」と『ARIA』に登場した火星猫アリア・ポコテンの鳴き声をまねながら感動を口にした。2人のほかのキャストとして発表されたのは、大西沙織、梅原裕一郎、伊藤静、久保ユリカ、井上喜久子。大西は、歯に衣着せぬ物言いや融通の効かない性格ながらも世話好きで面倒見がいい一面もあるダイビング部部長の2年生・二宮愛を、梅原は、愛の双子の弟でのんびり穏やかな性格のダイビング部唯一の男子部員・誠を、伊藤は、ぴかりとてクラス担任で部顧問・火鳥真斗を、久保は、校長の飼い猫で部室によく現れる部のマスコット的存在・ちゃ顧問を、井上は、伊豆で海の家「海女人屋」を経営しているぴかりの祖母・小日向きのを、それぞれ演じる。さらに、アニメ放送を記念して、原作初のドラマCD付単行本が2冊連続(10巻と11巻)で発売決定。こちらには、プロット協力として原作・天野氏が参加、脚本に赤尾でこ、録音監督に佐藤順一氏とアニメの制作メンバーで、前後編にわたる『ARIA』とのコラボレーションドラマCDとなる。前編収録の10巻は7月9日に、後編収録の11巻は9月10日に発売。価格は、いずれも1,389円(税別)となる。天野氏は「『あまんちゅ!』初のドラマCD化というだけでも楽しみなのに、『ドラマCDだからこそできる楽しさをファンの皆さまにお届けしましょう』という佐藤監督の粋な計らいで、何とこの度『ARIA』とのコラボレーション化まで実現しました!」とうれしそうにコメント。「昨年の『ARIA』劇場上映新作の時もそうでしたが、このように企画の初動段階からご一緒してお仕事をさせていただけるのは、私自身とても新鮮で実に楽しい体験でもあります」と喜びを語った。(C)2016 天野こずえ/マッグガーデン・夢ヶ丘高校ダイビング部
2016年04月07日声優・井上喜久子が、現在TOKYO MXほかで放送しているTVアニメ『ばくおん!!』に出演することが5日、発表された。原作は、漫画雑誌『月刊ヤングチャンピオン烈』(秋田書店)で連載しているおりもとみまな氏による同名コミック。バイクに魅せられた女子高生たちの青春や日常生活を描く。井上は、主人公・佐倉羽音(CV.上田麗奈)の通う教習所の教習車・バイ太役を務める。また、第1巻となるBlu-rayおよびDVDの発売告知CMが公開。羽音らの通う丘乃上女子高等学校のバイク部の来夢先輩がZX-12Rで疾走する実写映像となっている。Blu-ray(6,800円)とDVD(5,800円)は、6月21日に発売(価格はいずれも税別)。特典として、上田、東山奈央、内山夕実らによる先行上映会でのキャストトーク映像などが収められる。さらに、11日の24時30分からWebラジオの配信もスタート。上田と三ノ輪聖役の山口立花子がパーソナリティを務める。番組タイトルは、『ばくおん!!RADIO麗奈と立花子の放課後フルスロットル!!』で、インターネットラジオステーション・音泉で配信。普通のお便り・「ふつおた」から、リスナーから届いたバイクの良さを詠んだ俳句を紹介する「バイクDE俳句」など、さまざまなコーナー企画を展開する。(C)おりもとみまな(ヤングチャンピオン烈)/ばくおん!!製作委員会
2016年04月05日2016年5月28日、府中の森芸術劇場 どりーむホールにて『マジ音フェス』が開催される。同イベントは、「女性アーティスト+生バンド演奏」をコンセプトに開催される「マジで、真面目に、音楽で想いを伝えたい!」アーティストたちの情熱を、迫力の演奏で届けるもの。今回はこのイベントの発起人となった、小説家・ボカロPとしてもマルチに活躍中の砂守岳央氏と、その音楽面での相棒であるbuzzG氏、そしてメインMCを務める声優・井上喜久子が一堂に会し、対談を行った。砂守:砂守です、よろしくお願いします。buzzG:buzzGです、よろしくお願いします。井上:井上喜久子、17歳です。(オイオイ)よろしくお願いします。砂守:インタビューでも(オイオイ)やるんですね。井上:そうなんです、「喜久子」で止まらないんです!(オイオイ)まで含めてが名前なんです。砂守:やらせていただいて光栄です。一同:(笑)。砂守:さて、今回は5月28日に行う、『マジ音フェス』という音楽イベントに向けた鼎談、という形です。超簡単に言いますと、「生演奏でライブやろうぜ!」という音楽フェスです。井上喜久子さんはメインMCとして登場します!一同:(パチパチパチ……)。井上:よろしくお願いします!砂守:MCについては、後半に語っていただきたいと思います。そして、演奏メンバー代表で……。buzzG:ギター弾きます!砂守:そして、言い出しっぺが自分、という形になります。○これまでの流れと、お姉ちゃんとの出会い砂守:まず、このイベントに至るまでの流れと、コンセプトが生まれたきっかけについて語り合えれば、と思います。そもそもは、喜久子さんにも出演していただいた『魔法少女オーバーエイジ』という作品が根底にあります。最初はここにいるbuzzGと一緒に始めた同人企画でした。でした、というか今も同人でもやっています。buzzG:2014年5月の「ニコニコ超会議」で、二人で「こういうコンセプトの作品はどうだろう」と思いつきで作った同人CDを出しました。砂守:仲の良いボカロPに曲を書いてもらって、声優さんにボイスドラマを入れてもらうという形式でした。で、それが好評だったのですが、「やっぱり声優さんの歌で聴きたい」という声をいただいて、その楽曲をキャラソンとしてレコーディングしたミニアルバムを次に出して。そんなことがきっかけで、メジャーの会社から声をかけていただき、ポニーキャニオンさんからノベライズ、EXIT TUNESさんからアルバムを出しました。これが2015年です。buzzG:その間にイベントへの出演なども挟みつつ。砂守:最初がさいたまスーパーアリーナ(笑)。buzzG:楽しかったなあ……。砂守:その間、ずっとライブをやりたいと思っていたんです。ちなみに、メジャーアルバムを出した後も普通に同人でもやっています。井上:お客さんと近い感じですよね。砂守:そうなんです、自分で手売りできるので。それと、このキャラクター出したい、こういう曲も合うかも、といったときにすぐ出せるところも面白くて。その流れで2015年の冬に、喜久子さんにも参加していただきました。僕と喜久子さんは、最初、ラジオでしたよね?井上:そう!そうでした! 『おしゃべりメロン』というwebラジオにゲストで砂守さんが来ていただいたんですね。砂守:あのときは緊張しました(笑)。「なんで自分なの!?」と。そして、そのときはホントにおしゃべりだけだったんですが、その後、曲を作らせていただきまして。井上:25周年のイベント! 17歳25周年記念イベントです! 時空を超えるという!砂守:時空を超える壮大な曲を作ってくださいって言われました。一同:(笑)。砂守:それで『魔法少女オーバーエイジ』の作中に魔法少女達の司令官、お姉さん的な立場のキャラが出てきたんですが、このキャラにも歌を作りたいと思ったときに、喜久子さんにお願いしたいなあと思ったんです。周囲には「まさか、無理でしょ」って言われたんですが、相談させていただいたらご快諾いただいて。井上:いえいえ、呼んでいただいてうれしかったです。砂守:そしてできたのが、「魔法と雨のメモワール」という曲です。昭和歌謡のような。井上:胸にぐっとくるメロディーラインです! あ、これ詞も砂守さん?砂守:そうです(笑)。buzzG:その情報、今!?(笑)。砂守:大好きなんです、歌謡曲。歌詞もメロディも。井上:(唐突に)あ!砂守・buzzG:!?井上:今度、私、自分のライブがあるので(※1)、「魔法と雨のメモワール」歌わせてもらってもいいですか?砂守:もちろん! えっと何がいります? 譜面でしょうか?井上:ありがたい~良く分からないけど! 一式お願いします!砂・buzzG:(笑)。わかりました!砂・buzzG:見に行っていいですか?井上:ぜひ来てください!○コンセプトは「生演奏」砂守:で、その「魔法と雨のメモワール」のレコーディングのときに、雑談で話していたことが、このイベントのコンセプトにつながってくるんです。井上:はい。生演奏の話ですよね?砂守:自分は、元々かなり楽器の生演奏を多用するほうなのですが、このCDでも使ってるんですよー、という話をさせていただいて。ベース、ピアノ、ドラム、ギター……同時収録されている黒田はがね《CV: 徳井青空》が歌っている曲は尺八も。buzzG:尺八!?井上:すごいですよね?砂守:尺八奏者お呼びしました。井上:確か、ラジオでお話しさせていただいたときも、現代的なデジタルの音も好きだけど、生の音にもこだわりたいっておっしゃってましたよね?砂守:はい、レコーディングのときもその話になって……。生の音にこだわる、というのも二つあって、一つは楽器を打ち込みではなく、レコーディングしたいということ。もう一つが、カラオケではなく楽器演奏でライブをやりたい、ということです。これが今回のイベントコンセプトにつながっていくのですが、今の、特に若い声優さんの曲ってかなりの部分が打ち込みで、歌うときかなりの確率でカラオケなんですよね。もちろん利便性とか、良い部分もあるんですが。井上:確かにカラオケ、多いですよね。buzzG:多いよね、自分はバンド出身なので、これは生演奏で聴きたいなあと思ってしまうことがあります。砂守:井上さんにお聞きしたいんですが、上手い演奏の人と一緒のステージに乗ったりすると、こっちも上手くなったりしませんか?井上:本当にそう思います。そう感じます。私の口から言うとちょっと恥ずかしいんですが、この前、台湾で田中公平先生のバンドさんと共演させてもらったときに、「グルーヴ感」というものを感じました。「わ! なんだろうこれ!!!」って。私の人生で初めて出てきた感じだったんです。砂守:バンドがギュッとまとまった感じですかね。井上:そうそう! ずっと仲良くずっとやってらっしゃる方たちの大きな大海原に乗せさせてもらって感動しました。buzzG:分かります。井上:長年一緒にやってくださってる押谷さんとのセッションでも、そのたびに感動するのって生バンドの良さですよね。砂守:それを、若い人が経験しないで行っちゃうのはもったいないかと思うんです。一度でもやらないとつかめないものがある気がしまして。そこで得た経験が、次にカラオケでやりますというときに生きてこないかっていうと、多分生きてくる。井上:確かに。砂守:それを知らずに終わるのはもったいない。みたいなことを考えていたときに……そうだ、これでフェスやればいいなって思いまして。喜久子さんに相談したら「ぜひやりましょう」ということになった。buzzG:それでこのイベントにつながる、と。なんかいつもなるべく生演奏にしたいって言ってるもんね。砂守:以前、buzzGにも出てもらったカフェイベントでも、バンドとか入らないくらい小さい所だったんですが、パーカッションとピアノとアコギを無理矢理入れて。井上:buzzGさんはギター、砂守さんは……ピアノ?砂守:僕はいただけですね、あのときは……敢えて言えばバンマス……?井上:ええ!?砂守:楽器得意じゃないので……ごくまれにやりますけど(笑)。井上:え? じゃあ音楽hはどうやって作ってるんですか?砂守:ぽちぽち……(パソコンをいじる動作)。井上:えええ!?砂守:それで、バンドのメンバーには「ああして、こうして」と指示だけ出します。まあ、クラシックで言ったら指揮者みたいな立場だと思っていただけますと……。井上:びっくり……。○バンドメンバーは強力!砂守:もう一つ試してみたい思っていたことがあって。それが、「言いだしっぺ」となってフェスをやるという形です。buzzG:ロックのバンドとかだとよくあるよね、バンドが主催でやるフェス。砂守:こういうジャンルではあまり見ないのですが、『魔法少女オーバーエイジ』がきっかけになりつつ、関係ない作品が集まるのも面白いんじゃないかと思ったんですよね。そう考えたときに、「とにかく生演奏でやってみようぜ!」というフェスをいろんな、特にカラオケで普段やってる方を呼んでやってみようと思いつきました。可能な限りいろんな方に参加してもらいたいと思ってて、いろいろと声をかけさせていただいています! 皆さんの曲をちゃんとバンドでカバーしますので、どーんと来てください、という心意気です。buzzG:どんな曲でも?砂守:絶対演奏できないような曲が出てきちゃったらどうしようか、というドキドキもありつつ。buzzG:弾くのは僕らです(笑)。砂守:強力なバンドメンバーを揃えたので僕としては安心してるんですけど。buzzG:自分が弾かないからって……。砂守:演奏に幅を持たせるために、楽器の持ち替えも想定しています。井上:ああ、ひとつだけじゃなくて、たくさん楽器ができる方っていらっしゃいますよね、フルートを吹いていたと思ったら、ヴァイオリンを持っていたり……と。砂守:まだ全然決まっていないんですけど、曲によってはギターを三本にしたりするかもしれないです。他の楽器からの持ち替えで。井上:え、ギターだけで3本!? すごーーーい!!砂守:逆にキーボード2本にしたり、ちょっと変わった楽器を入れたり……。そのあたりも楽しみですね!buzzG:他人ごとのように(笑)。井上:じゃあ、かなり厚い音になりますね。砂守:かなりガツっとした音になりますよ。もちろん生音聴いてる方もいらっしゃるとは思うのですが、カラオケに慣れた方もいると思うので、ぜひそのあたりも聴いてもらえたらなと。○ちょっと昔話を砂守:ちょっと話を脇道に反らせまして……昔ってどうでした?……って話を喜久子さんに聞いていいのか悩むところではありますが(笑)。井上:昔? え、まだ17歳なのに!砂守:すみません、時空を歪ませていただいて!井上:ゆがませます! デビューのころとか? あ、生まれてますか!?buzzG:生まれてます!井上:良かった!砂守:そのころ、歌う機会があったときって、バンドでした? というところが聞いてみたくて。井上:そのころは……声優のお仕事と同時に歌のお仕事もいただいてて、生バンドだったと思います。砂守:当時はカラオケを流すのが今より手軽じゃなかったはずなんですよね。井上:そういえば、昔はテレビも生演奏ですよね。『8時だョ!全員集合』とか。砂守:現場で誰でも簡単に頭出しができるようになったのは、MDからだと思います。buzzG:MD! その言葉は久々に聞きました。井上:思い出しました! アルバム作ってるときに曲順を決めていて、ディレクターさんがMDを持ってきてくれて。これだと聴きながら曲順を変えられるんだよ~って!buzzG:おお~。砂守:欲しくて欲しくて仕方なかった覚えがありますね、MD。井上:懐かしい~! ライブというと、最初はゆうぽうとで99年に「春のぽかぽかツアー」というツアーを、その後「夏のうきうきツアー」というのを国際フォーラムでやったんですが、そのときの記憶があんまりなくて……。一同:ええ~(笑)。井上:声優って、当時は裏方のお仕事だと思ってこの世界に入ったんです。でも、何故か前に出ることになって……。今はキャラクターソングなど歌を歌わせてもらうことが多いと思いますが、当時は歌を歌うとは思っていませんでした。なので、当時は「うわ~」って……夢見てるみたいな感覚です。砂守:だから、記憶がない……(笑)。このときもバンドですか?井上:はい、そうでした!砂守:このころから聴いてらっしゃるファンの方はそれが当たり前だったんでしょうね。buzzG:そのころは小さい所でやる場合がカラオケで、大きくなったら必ずバックバンドが付くってイメージだった気がします?砂守:ああ、その感覚はある! 最近はアリーナでもバンドがいるとは限らないですね。この曲だったらバンドでやったらかっこいいのになあ……とか思ってしまうことも多いです。井上:壮大で重厚な曲の場合、それをバンド5人編成くらいにするとイメージが違ってきてしまうので、だったらカラオケで、ということもありますよね。砂守:レコーディング自体もトラックが増えて、再現不可能な曲がどんどん増えている、ということも影響してるんでしょうね。井上:なので、私はバンドの部分とカラオケの部分、両方使ったりしてます。○同期の使い方buzzG:でも生音に最近帰ってきてる感じ、ありますね。砂守:確かに、バンドとかもピースが少ないのが増えて。buzzG:8人編成だったのが5人にして大きいところでやったり、小編成にしてるバンド多いですよね。回帰してるような。井上:最近、バンドさんといっしょにオケ流したりしますよね。砂守:同期とか、マニピュレーターと呼ばれる手法ですね。井上:「どうき」って聞くと、息切れ? とか思っちゃう。一同:(爆笑)。井上:厚みが出ますよね。今回のこのフェスでも?砂守:同期は使うと思います。ちゃんと合わせながらグルーヴを出せるリズム隊がいれば生演奏とカラオケの「いいとこどり」ができるんです。井上:どういうことですか?砂守:うまい人は、いい感じに同期を「無視できる」んですよ。もちろん、大きくずらすことはないんですが、メトロノームぴったりの位置に対して、Bメロだけほんの少しだけずらして遅めに叩く……とか。そうすると、そのドラムに対して他のメンバーが合わせて、そこに同期の音が重なっていった場合に……。buzzG:生演奏みたいなグルーヴが出せる。砂守:生演奏にこだわる、といっても、曲によってはそういう手法ももちろん使います。演奏する曲によってベストの方法を選びたい。とはいえ、蓋を開けてみたら全然使いませんでした、みたいな可能性もあります。一同:(笑)。砂守:まあそういう新技術(?)も投入しつつ、全体としては敢えて「古臭いことをやりたい」なと思っています。井上:いいですね。砂守:喜久子さんとの話でインスピレーションを受けまして。井上:私の古い話から?砂守:いえいえ!(焦)。一同:(笑)。井上:いいですよね、「マジで真面目に音楽を」って。砂守:ネタばらしすると、最初は仮タイトル、『マジカルミュージック』とつけていて。でも考えてるうちに「マジ」だけでいいかなと。そこだけ残ればいいじゃないか、みたいな気持ちです。buzzG:この英語表記はなんなの……? りありーしりあす……?砂守:" Really Serious Music Fest"。この直訳感が、バカっぽくていいかなーと。○お姉ちゃん、「年上の娘」と共演!?砂守:そんなわけでフェス開催となったわけですが、メインMCとして喜久子さんに登場していただくことになりました。井上:よろしくお願いします。砂守:いろんなところで「MCは井上喜久子さんです」というと「ホントですか!?」という反応がほとんどで。一同:(笑)。井上:実は今までMCって苦手で……。砂守:え!!井上:お話は何度もいただいていたんですがお断りしていて。MCさんの横でボケるのは大好き。その位置で生き続けて何十年だったんですが。一同:(笑)。井上:でも、今回のお話しで参加者の方のお名前を見て、心底「応援したい!」って思えて。なんか、自分がここに一緒に立って笑ってる場合じゃないなって。一同:(爆笑)。井上:ボケ倒してるばかりじゃダメだって。そろそろ大人になろうかな~という心境だったんです。砂守:本当ですか!?井上:去年だったら断ってました。砂守:僕含めバンドはずっと後ろにいますので、本当にボケ倒し続けたら止めます(笑)。buzzG:実は、今日の鼎談もいきなり呼ばれたんですが(笑)、井上さんがいらっしゃるってことで非常に驚いていて……高校生のとき、すごい声優オタで。井上:え~、高校生くらいだと、ジャスト? 私頑張ってたときかも? どなたのファンだったんですか?buzzG:えっと、声優さん全般で……。砂守:好きだったのは何歳くらいの声優さんでした?buzzG:あ、17歳……。井上:言わされてる!!(笑)。buzzG:『セイバーマリオネット』とか、『ああっ女神さまっ』とか見てました。井上:ありがとうございます。砂守:それと今回、実は娘さんが……。buzzG:え!? 娘さん!?(初耳)。井上:本当にいいんでしょうか……ひとつ年上の娘が……。buzzG:年上の……娘……?砂守:この前、歌声を聴かせていただいたんですが、すごく透明感があって!井上:歌で先に『太鼓の達人』でデビューさせていただいたんですが、最近声のお仕事も。私が28年、しまじろうのお母さんをやらせていただいてて、そのご縁で劇場版でデビューしました。buzzG:すごい! 母娘で現場!井上:ビシビシ鍛えてます!砂守:自分のお父さんがギターの師匠だったらどう?buzzG:え!……関係値による……かな(笑)。砂守:ちょっと前にライトノベルを書き終えたんですが(※2)が、主人公たちが魔法を使って、音楽のトーナメントに出ます。そこにライバルで、すごい歌がうまい子が出てきます。その子のことを書いてるうちに、ふとそういえば素敵な歌声の方がいたぞ……!? と。井上:ええ、大丈夫かなあ……。砂守:ちなみに、今あるのは歌詞だけです。buzzG:ええっ!? なにそれ?砂守:なんとなくメロディはあるんだけど……小説に歌が登場するので、文字だけ先に決めてくださいって……。buzzG:(笑)。砂守:後から苦しむパターンだなあこれ……。まあ、すごいいい曲になります。一同:(笑)。井上:ドキドキします、5月初旬にもライブがあって、娘とはそこでも同じ舞台には立つのですが、ホームというか、ずっと応援してくださってる皆さんの前なので、ちょっとどこか安心感はあるんです。でもこちらは、フェスという場所でたくさんの皆さんにお会いするのは初なので……。でも、娘は歌が歌いたくて歌いたくて、昔からやりたいと言っていたこともあり、高校も卒業したということもあり、やらせてあげようと思って。buzzG:ずーっと歌は習ってらっしゃんですか?井上:高校生になってからボイストレーニングを始めました。私と同い年の時にデビューすれば? というお話はいただいてたんです。子役の方とか、若いうちにデビューされる方も多いですが、自分の子どもとなると、いや~無理無理! って思っちゃって。でも高校も卒業したことだしって。砂守:実は今回、共演者に同年代くらいの方もいる予定です。井上:あ、本人もうれしいかもしれないです、一緒に頑張れる人がいると。砂守:あ、喜久子さんともね。年下ですよね。井上:あ、忘れてた!砂守:見事に綺麗なボケをありがとうございます。最近、若いんですが、すごく昭和の香りがする歌い方をする方がいて……たまにそういう方がいるんですよね。井上:わかります。お母さんの影響とかなのかな。砂守:歌声を聴いてると、歌いまわしとかに聴いてる曲のくせって出るじゃないですか。井上:平成の子のキラキラした歌声もかわいいんですが、若手の声優さんなのに懐かしい感じの子っていますよね、キュンキュンします。砂守:かわいく歌ってみてください、と言うと、完全に昭和のアイドル感覚のかわいさを出してくる……。井上:やっぱりお母さんと曲を聴いてたんでしょうね。砂守:娘さんとのフェス共演、楽しみです!!砂守:それでは最後にメッセージをお願いします。buzzG:僕はバンド出身なので、単純にバンドが好きなんです。アニメ・声優さん系のイベントってオケのイメージが強かったのでこういうバンドって僕の中では新鮮で、イベントに参加させてもらえるのが嬉しいです。よろしくお願いします。井上:さっきもちょっと言ったんですが、未来につながるようなキラキラした若い女の子たちが頑張ってる姿を見られることも嬉しいし、いっぱい盛り上げていけたら、私自身も幸せだなって思ってます。『魔法少女オーバーエイジ』も、とっても素敵な作品なので、この世界がもっともっと広がって、いつかは……!! そして、娘のことで恐縮なのですが、彼女も昔から魔法使いになりたいって言ってたので、今回素敵な作品に参加させていただくことが恐縮ながらも有難いです。ぜひ皆さん一緒に盛り上げましょうね!井上喜久子がマジ音フェスに参戦することを記念して、第1次先行チケットを申し込むと抽選で3名に、今回撮影されたチェキにサインを入れたものをプレゼント。なお、当選は発送をもって発表。※1【ライブ情報】『井上喜久子ふんわりライブ4~柏餅ください☆~』■開催詳細・2016年5月5日(祝)13:30開場品川プリンスホテルクラブeX■出演・井上喜久子・押谷沙樹(Pf)、藤枝暁(Gt)、澤田将弘(Ba)、中村優規(Per)、和田朋美(Sax)■チケット情報他、詳細は井上喜久子オフィシャルサイト@manbow( )【朗読バラエティーショウ】『「セブンティーンズメイドカフェ」~スプーンひとさじの幸せ♡~』■開催詳細・2016年5月5日(祝)18:00開場品川プリンスホテルクラブeX■出演・井上喜久子・石黒千尋、よしだあゆみ、椎葉マリエ、藤川茜、菊池紗都、井上ほの花■チケット情報他、詳細は井上喜久子オフィシャルサイト@manbow( )【ライブ情報】『マジ音フェス2016』■開催詳細・2016年5月28日(土)府中の森芸術劇場どりーむホール■出演・井上喜久子(メインMC)・【魔法少女オーバーエイジズ】(井上喜久子 / 飯田里穂 / 松井恵理子 / 徳井青空 / 遠藤ゆりか / 鈴木愛奈 / 井上ほの花他)■チケット情報他、詳細は→ ※2【ライトノベル新刊情報】『魔法少女オーバーエイジ「二番煎じなんてレベルじゃないっ」』著/砂守岳央イラスト/日向あずり価格: 650円+税【アルバム情報】ライトノベルにスペシャルなアルバムがついた特別版も発売!きゃにめ.jpにて予約受付中!!→ ドラマ(参加声優)伊藤ましろ(CV: 花澤香奈)、桂ゆかり(CV: 渕上舞)、久坂そらの(CV: 飯田里穂)、小宮ももか(CV: M・A・O)、島津くれは(CV: 遠藤ゆりか)、児玉あおい(CV: 松井恵理子)、有馬こはく(CV: 鈴木愛奈)、黒田はがね(CV: 徳井青空※ドラマパートのみ)
2016年04月01日世界初のライブホログラフィック専用エンターテインメント常設劇場「DMM VR THEATER」で行われるVR朗読劇『その日のまえに』『ヒア・カムズ・ザ・サン』の公演に、追加キャストとして、女優で声優の平田裕香と、声優の大橋彩香、田辺留依、坂口候一が出演することがわかった。本公演は、直木賞作家・重松清の短編小説集『その日のまえに』『ヒア・カムズ・ザ・サン』をVR朗読劇化したもの。最新のサイネージ技術を駆使したライブホログラフィック演出をストーリーに盛り込んだ、新しい形の朗読劇になっているという。今回、追加キャストとして発表があった平田と坂口は『その日のまえに』に、大橋と田辺は『ヒア・カムズ・ザ・サン』に出演。大橋と田辺は、同じ役を日によって別々の役者が演じるダブルキャストで、カオル役を務める。なお、本公演には家中宏・東地宏樹、古川慎・増田俊樹、日高のり子・井上喜久子など、さまざまな人気声優も出演する。○公演情報公演タイトル朗読劇『その日のまえに』『ヒア・カムズ・ザ・サン』公演日2016年4月16日・17日・23日・24日(全日2回の計8公演)公演時間16日・23日…15時開演(開場14時)/19時開演(開場18時)17日…14時開演(開場13時)/18時開演(17時開場)24日…13時開演(開場12時)/17時開演(16時開場)チケット料金4,300円(税込)+ドリンク代500円チケット予約ローチケで販売中○出演者情報『その日のまえに』僕(ダブルキャスト)…家中宏(4月16日・23日)、東地宏樹(4月17日・24日)和美…平田裕香健哉…三輪建太大輔…真坂美帆店長…草摩そうすけ永原先生…坂口候一『ヒア・カムズ・ザ・サン』トシくん(ダブルキャスト)…古川慎(4月16日・23日)、増田俊樹(4月17日・24日)トシの母(ダブルキャスト)…日高のり子(4月17日・23日)、井上喜久子(4月16日・24日)カオル(ダブルキャスト)…大橋彩香(4月16日・17日)、田辺留依(4月23日・24日)
2016年03月24日DMM.comは、ライブホログラフィックによる演出を用いたVR朗読劇「その日のまえに」「ヒア・カムズ・ザ・サン」の公演を行うことを発表した。公演日は4月16日、17日、23日、24日(1日2回公演、全8公演)。会場は神奈川県・横浜駅西口の「DMM VR THEATER」。チケットは本日18日 12時よりローチケでにて発売開始。料金は4,300円(別途ドリンク代500円)。同公演は、ドラマ・映画化もされた、直木賞作家・重松清の短編小説集「その日のまえに」「ヒア・カムズ・ザ・サン」をVR朗読劇化し、サイネージ技術を駆使したライブホログラフィック演出をストーリーに効果的に挿入した新しい朗読劇。キャストには東地宏樹、増田俊樹、日高のり子、井上喜久子をはじめとした人気声優陣を起用している。会場の「DMM VR THEATER」は、昨年9月に横浜駅西口にオープンした世界初のライブホログラフィック専用エンタテイメント常設劇場。多元レイヤーで構成されたペッパーズゴースト(視覚トリック)型ホログラフィック投影装置をステージ舞台とすることで、3DCGで制作された映像に物理的な奥行きを加え、あたかもそこに役者が存在するかのような錯覚を作り出す仕組みを備えた新しいタイプの劇場だ。また、公演時間は、16日と23日が1回目 14:00開場/15:00開演、2回目 18:00開場/19:00開演。17日が1回目 13:00開場/14:00開演、2回目 17:00開場/18:00開演。24日は1回目 12:00開場/13:00開演、2回目 16:00開場/17:00開演となっている。なお、一部の声優陣は公演日によって異なるダブルキャスト方式となっている。詳しい公演スケジュールは、特設サイトを参照のこと。
2016年03月17日今年で10回を迎える「声優アワード」より、3月12日開催予定の授賞式に先駆け、受賞者の一部が発表された。「声優アワード」は、その年に最も活躍した声優、そして長年にわたって活躍するベテラン声優陣が一同に顔をそろえる声優界最大のイベント。3月12日に都内・文化放送 メディアプラスホールにて開催される「第十回 声優アワード 授賞式」では、「主演男優賞」「主演女優賞」をはじめ各賞の発表が行われる。今回、部門のうち主に実行委員会の推挙によって決定される「功労賞」「シナジー賞」「富山敬賞」「高橋和枝賞」「特別賞」の受賞者が先行発表された。長年に渡り洋画も含め多くのジャンルで貢献した声優に贈られる「功労賞」には、『ど根性ガエル』ピョン吉や『ドラえもん』のび太のママ役で知られる千々松幸子、『奥さまは魔女』ナレーションの中村正、『ドラえもん』源静香役や『サザエさん』磯野ワカメ役の野村道子が選出。作品として声優の魅力を最大限に発揮した作品に贈られる「シナジー賞」には『ちびまる子ちゃん』が選ばれ、授賞式には代表して声優のTARAKOが登壇を予定。声優という職業を各メディアを通じて広めた声優に贈られる「富山敬賞」では、『NARUTO疾風伝』奈良シカマル役の森久保祥太郎、「高橋和枝賞」に『機動戦士ガンダム第08MS小隊』アイナ・サハリン役の井上喜久子が選ばれた。さらに、どの賞にも当てはまらないが、表彰すべき特別な活動をした声優・作品・活動などに贈られる「特別賞」には、アニメ『おそ松さん』のオープニング曲「はなまるぴっぴ はよいこだけ」がヒットし注目を集めたガールズユニット・A応Pが選出された。なお、「第十回 声優アワード 授賞式」の模様は、文化放送で3月12日17時より放送される『超!A&G+ 第十回 声優アワード授賞式生中継SP』にて生中継される。(C)Seiyu Awards
2016年02月16日女優・井上真央と声優初挑戦となる鈴木亮平を迎え、ロングセラーを誇る児童文学をフル3DCGアニメーション映画化する『ルドルフとイッパイアッテナ』。この度、井上さんと鈴木さんの声が吹き込まれた2匹が登場する特報が公式サイトにて解禁された。大好きな飼い主と突然離ればなれになってしまった黒猫のルドルフ。迷い込んだ長距離トラックで辿り着いた先は、大都会・東京。そこで出会ったのは、街で最も恐れられている大きなボス猫・イッパイアッテナ。ルドルフは故郷へ帰ることもできずイッパイアッテナと共にノラ猫として生きていくことに。しかし、イッパイアッテナには思いもよらない秘密があった…。原作は、1987年初刊発行以来、28年のロングセラーを誇る“日本一有名なノラ猫”シリーズの「ルドルフとイッパイアッテナ」。第4巻までの累計発行部数は100万部を超え、NHKの「テレビ絵本」でも放送されるなど国民的な人気を誇る不朽の名作が、超大型フル3DCGアニメーション映画となって登場。ひょんなことから飼い主のもとを離れ思いがけず東京にやって来てしまった小さな黒猫・ルドルフを演じるのは、NHK大河ドラマ「花燃ゆ」の主演を務めた国民的女優の井上さん。みんなから一目おかれる巨漢のトラ猫、イッパイアッテナ役には、「天皇の料理番」『俺物語!!』と幅広い役を演じ分ける鈴木さんがキャスティングされた。今回公開された特報では、フルCGで表現された猫たちが、躍動感あふれ生き生きとした表情で駆け巡る映像が盛り込まれている。また、井上さんと鈴木さんが2匹の猫を演じた台詞も初解禁!井上さんは声優が2度目とは思えないほど、元気いっぱいで可愛らしい黒猫・ルドルフを見事に熱演。鈴木さんは大きな体のボス猫・イッパイアッテナを、声優初挑戦とは思えないほど圧巻の演技力で魅せ、低い声を巧みに使い分け、イッパイアッテナの持つ強さと優しさを表現している。モフモフした毛なみ一本一本にまでこだわり鮮明に作成された映像と、実力派俳優たちの演技力に、作品への期待が高まる映像に仕上がっている。『ルドルフとイッパイアッテナ』は2016年8月、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年12月22日2016年1月より放送開始となる、京都アニメーション制作のTVアニメ『無彩限のファントム・ワールド』より、ビジュアル第2弾とPV第2弾が公開された。KAエスマ文庫『無彩限のファントム・ワールド』のアニメ化作品となる本作は、京都アニメーション制作の最新作で、監督を石原立也氏、シリーズ構成を志茂文彦氏、キャラクターデザインを池田和美氏が務め、メインキャストは、一条晴彦役を下野紘、川神舞役を上坂すみれ、和泉玲奈役を早見沙織、水無瀬小糸役を内田真礼、ルル役を田所あずさ、熊枕久瑠美役を久野美咲、姫野アリス役を井上喜久子がそれぞれ担当する。TVアニメ『無彩限のファントム・ワールド』は、2016年1月6日よりABS朝日放送、TOKYO MX1、テレビ愛知、1月7日よりBS11にて放送開始予定。○TVアニメ『無彩限のファントム・ワールド』PV第2弾(C)秦野宗一郎・京都アニメーション/無彩限の製作委員会
2015年12月18日ワーナー・ブラザーズ・ホームエンターテイメントは、米国発3DCGアニメーションシリーズ『RWBY Volume1』の日本語吹き替え版Blu-ray&DVDを、2015年12月9日にリリースするが、それに先駆けて、11月14日(土)より東京・新宿ピカデリーなど全国6劇場で、2週間限定の先行イベント上映を行う。『RWBY Volume1』は、北米のCGプロダクションスタジオ「Rooster Teeth Productions」が企画・制作する3DCG WEBアニメーション。2013年7月にスタジオサイト、YouTubeの公式チャンネルで配信を開始し、現在ではシリーズ再生回数が7,000万回を突破するなど、国境を越えた人気を獲得している作品となっており、2014年国際WEBアカデミーでは最優秀アニメーションシリーズを受賞している。本作の主要スタッフは日本のアニメを愛好するメンバーにて構成されており、マンガやアニメにインスパイアされたキャラクターと北米的なドラマツルギーとの融合、そして何より、迫力のアクションが最大の特徴となっている。日本語吹き替え版では、ルビー・ローズ役を早見沙織、ワイス・シュニー役を日笠陽子、ブレイク・ベラドンナ役を嶋村侑、ヤン・シャオロン役を小清水亜美が担当するほか、下野紘、洲崎綾、豊口めぐみ、斉藤壮馬、井上和彦、浅野真澄、木村昴、潘めぐみ、前野智昭、井上喜久子、三木眞一郎、甲斐田裕子といった声優陣が名を連ねている。■『RWBY Volume1』ストーリー概要幻想世界・レムナントを跋扈する邪悪の化身・グリムと戦う――ただひとつの目的のために結集し、自らの技を磨く、"RWBY"と呼ばれる四人の少女たち。ビーコン・アカデミーへ入学した15歳の少女、ルビー・ローズ。伝統あるこの学園は、ハンターと呼ばれる魔物退治の専門家を育成するために設立された。しかし、それは決して孤独な在り方を求められるということを意味しない。戦場と学園生活。彼女たちは自らが望む未来のため、どのような時にあっても協力し、力をあわせて立ち向かうことを知る――2015年12月9日にリリースされるBlu-ray&DVDは、「初回生産限定版Blu-ray」「通常版Blu-ray」「通常版DVD」の3ラインナップ。価格は「初回生産限定版Blu-ray」が8,000円(税別)、「通常版Blu-ray」が5,800円(税別)、「通常版DVD」が4,800円(税別)で、「初回生産限定版Blu-ray」には、「Original Soundtrack Score CD (劇中のノンボーカル曲を2Diskで収録)」や「ブックレット (12ページ Gray G. Haddockインタビュー ほか収録)」などが特典として用意される。また、11月14日からの先行イベント上映では、「劇場限定版Blu-ray」(6,000円/税別)が上映劇場にて限定発売されるので、こちらも注目しておきたい。○「RWBY Volume1 前夜祭上映会」に早見沙織と小清水亜美が登壇先行イベント上映の開始に先立ち、2015年11月13日(金)には、東京・新宿の新宿ピカデリーにて「RWBY Volume1 前夜祭上映会」が開催され、メインキャスト陣から、ルビー・ローズ役の早見沙織とヤン・シャオロン役を小清水亜美が登壇し、舞台挨拶を実施。作品の見どころからアフレコ時のエピソードなどが語られた。『RWBY Volume1』の先行イベント上映は、2015年11月14日(土)より、新宿ピカデリー(東京)、シネ・リーブル池袋(東京)、109シネマズ川崎(神奈川)、109シネマズ名古屋(愛知)、なんばパークスシネマ(大阪)、MOVIX京都(京都)の全国6劇場にて、2週間限定公開。そのほか詳細は公式サイトをチェックしてほしい。(C) Rooster Teeth Productions, LLC
2015年11月14日人気ソーシャルゲーム『神撃のバハムート』や『グランブルーファンタジー』で知られるCygamesが、2016年初頭配信予定のスマホ向け新ゲームタイトル『Shadowverse』を発表した。『Shadowverse』は、本格対戦型のデジタルトレーディングカードゲーム(TCG)。16日に行われた記者発表会には、今年5月にシリーズ合計で世界登録者数2,000万人を突破したソーシャルゲーム『神撃のバハムート』などを手がけた木村唯人氏らが登場し、ゲームの内容を明らかにした。本作では、「ユニット」「SPELL」「FIELD」の3種からなるカードでデッキを編成し、相手キャラクターの体力を0にすれば勝ちとなるTCG。初期登場カードは400種類以上用意され、「ユニット」カードはすべて進化できるという。さらに、それぞれのカードに効果演出が加えられている。劇中の音楽は、映画『TIGER&BUNNY The Rising』(2014年)、TVアニメ『神撃のバハムート GENESIS』をはじめ数々のTVドラマ、アニメなどに曲を提供している作曲家の池頼広氏。キャラクターデザインは、『神撃のバハムート』でも活躍したイラストレーターの虫麻呂氏や香川太郎氏が担当し、同作でも評価が高かった魅力的なキャラクターを作り出している。ゲームでは「ストーリーモード」も用意され、このモードに登場するキャラクターには豪華声優陣が参加。アリサ役を優木かな、エリカ役を石上静香、イザベル役を佐倉薫、ローウェン役を杉田智和、ルナ役を小倉唯、ユリアス役を諏訪部順一、イリス役を井上喜久子、ロザリア役をゆかなが務める。また、優木、石上、佐倉3名によるWEBラジオの放送も予定。木村氏によると、『Shadowverse』は競技性の高いTCGを目指しているという。13日にCygamesが世界初のTCG『マジック:ザ・ギャザリング』のプロプレイヤーとスポンサー契約を締結し、「Team Cygames」を発足させたことと本作との関連性を指摘する声も上がったが、木村氏はそれを否定。しかし、e-Sportsへの関心の高まりを受け、『Shadowverse』の賞金制大会の開催を発表し、さらに英語版を配信することでグローバルなゲーム展開を行っていく狙いがあることを明かした。ゲームの配信開始は2016年初頭だが、公式サイトでは事前登録とβテスターを募集中。なお、本作の舞台を学園に移したコミカライズも予定しているという。(C)Cygames,inc.All Rights Reserved
2015年10月19日魅惑誘惑幻惑の学園異能ファンタジー『無彩限のファントム・ワールド』(KAエスマ文庫)のアニメ化が決定! 2016年1月より、ABC朝日放送、TOKYO MX、テレビ愛知、BS11にて放送開始予定となっている。アニメーション制作は京都アニメーションが担当。『ファントム』――それは幽霊・妖怪・UMAなど、人々がそれまで"幻"だと思い続けてきた存在。そのファントムに対抗するため学園に設置された『脳機能エラー対策室』。そこに所属する一条晴彦は、先輩の川神舞と共にファントム退治に日々悪戦苦闘していた。そんな彼らの元に、今日もまた依頼が飛び込んでくる――。TVアニメ化にあたり、監督は石原立也氏、シリーズ構成は志茂文彦氏、キャラクターデザインは池田和美氏、アニメーション制作は京都アニメーションがそれぞれ担当。注目のキャスト陣は、一条晴彦役を下野紘、川神舞役を上坂すみれが演じるほか、早見沙織、内田真礼、田所あずさ、久野美咲、井上喜久子らの名前が明らかにされている。○『無彩限のファントム・ワールド』登場キャラクター■一条晴彦 (いちじょう はるひこ) cv. 下野紘ホセア学院高等部1年A組。15歳。膨大な量の本を読破しており、豊富な知識で様々な難題を乗り越えるたくましい一面がある一方、使えないムダ知識を熱弁することもあり、周囲には『残念知識』と呼ばれている。絵を描くことが趣味で、常にカバンの中にスケッチブックを隠し持っている。ファントムを絵に描いて封印したり、逆に絵に描いたファントムを召喚したりして戦う。いつも持っているカバンはいなくなった母からの贈り物。■川神 舞 (かわかみ まい) cv. 上坂すみれホセア学院高等部2年A組。16歳。ブロンド髪のクォーターでひたすらに胸が大きい、活発ポニーテール美少女。両目の下にあるほくろがチャーミング。考えるより先に身体が動く攻撃的なタイプ。その性格もあってか誰もチームを組んでくれず、チームメイトは晴彦だけ。父に習った中国拳法を初めとし、格闘技全般と『五行の氣』を組み合わせた特殊武術でファントムと戦う。スカートだろうが気にしない。■和泉玲奈 (いずみ れいな) cv. 早見沙織ホセア学院高等部1年B組。15歳。4月からホセア学院に来た編入生。長く艶やかな黒髪をなびかせ、常に敬語口調で話す良家のお嬢様。お嬢様らしく所作が美しく、合気道も嗜んでいる。異性に不慣れであり、時より晴彦を合気道でねじ伏せてしまう。食べる事が大好きで、ファントムですら吸い込み食べてしまう、通称『ファントム・イーター』。ただし食べたくないものは食べたくない。■水無瀬 小糸 (みなせ こいと) cv. 内田真礼ホセア学院高等部1年C組。16歳。赤い髪とヘッドフォンがトレードマークの、クールビューティー。晴彦たちの所属する『脳機能エラー対策室』の一員ではなく、その高い能力を買われ一人ファントム退治をする、孤高の戦士。音楽が趣味で、その美しい『歌声』から発現する鎖で相手を縛り、炎で燃やし尽くす。ファントムは封印するものではなく、〝処分〟するものと考えている。可愛い星のヘアピンは、彼女の趣味。■ルル cv. 田所あずさ手のひらサイズの妖精ファントム。いつも晴彦と一緒にいる、お茶目でお気楽でお馬鹿なファントム。悪さをするわけではないので、退治されずに済んでいる。自由気ままにテンションで生きているため、晴彦たちに問題が起こる度に面白がって首を突っ込んでくる。面白ければそれでいい。小さくても、身体つきは大人。■熊枕 久瑠美 (くままくら くるみ) cv. 久野美咲ホセア学院初等部4年2組。10歳。触覚のように伸びるツインテールが異彩を放つ、内気で弱気な小学生。常にクマのぬいぐるみ・アルブレヒトを連れていて、度々アルブレヒトに話しかける。とにかくクマが大好き。クマであれば何でもいい。アルブレヒトに命令を下すことで動かし戦う『ドールマスター』。あとは見てるだけ。■諸橋翔介 (もろはし しょうすけ)ホセア学院高等部1年A組。15歳。ヘアバンドで髪を上げている、快活で気持ちのいい少年。晴彦のクラスメイトであり、『脳機能エラー対策室』の一員でもある特異能力者。『火球』を操りファントムを焦がし戦う。彼自身は恋に焦がれている。■姫野アリス (ひめのありす) cv. 井上喜久子ホセア学院高等部、国語教師。26歳。『脳機能エラー対策室』の顧問でもあり、和服の上から白衣を羽織る眼鏡美人。穏やかな性格をしており生徒たちにも人気が高いが、実はドライブテクニックが非常に荒かったりする。舞にも負けないナイスバディー……らしい。あと耳ざとい。TVアニメ『無彩限のファントム・ワールド』は、2016年1月より、ABC朝日放送、TOKYO MX、テレビ愛知、BS11にて放送開始予定。すでに公式サイトもオープンしているので、あわせてチェックしておきたい。■TVアニメ『無彩限のファントム・ワールド』おもなスタッフ原作 / 秦野宗一郎(KAエスマ文庫/京都アニメーション)◇原作イラスト / しらび◇監督 / 石原立也◇シリーズ構成 / 志茂文彦◇キャラクターデザイン / 池田和美◇総作画監督 / 池田和美◇美術監督 / 渡邊美希子◇色彩設計 / 宮田佳奈◇小物設定 / 唐田 洋◇ファントムデザイン / 澤 真平◇撮影監督 / 中上竜太◇音響監督 / 鶴岡陽太◇音楽 / EFFY◇アニメーション制作 / 京都アニメーション■TVアニメ『無彩限のファントム・ワールド』おもなキャスト一条晴彦 / 下野紘◇川神 舞 / 上坂すみれ◇和泉玲奈 / 早見沙織◇水無瀬 小糸 / 内田真礼◇ルル / 田所あずさ◇熊枕 久瑠美 / 久野美咲◇姫野アリス /井上喜久子(C)秦野宗一郎・京都アニメーション/無彩限のファントム・ワールド製作委員会
2015年10月16日2015年8月15日(土)、舞浜アンフィシアターにて、アニメ『ガールフレンド(仮)』のDVD特典イベント「聖櫻学園 真夏の音楽祭2015」が開催された。MCは、櫻井明音役の佐藤利奈とニッポン放送の吉田尚記アナウンサーが務め、ゲストとして、天都かなた役の井上喜久子、神楽坂砂夜役の寿美菜子、椎名心実役の佐藤聡美、クロエ・ルメール役の丹下桜、螺子川来夢役の豊崎愛生、村上文緒役の名塚佳織、望月エレナ役の原田ひとみが登場した。2014年10月に放送されたアニメ『ガールフレンド(仮)』のDVD特典イベントとして開催された本イベントでは、MCの佐藤利奈が浴衣姿で登場し、さらに豪華なゲスト7人が並ぶと、会場の雰囲気は一転、華やかさに感嘆の声が上がった。企画コーナーでは、事前にプレイヤーからTwitterで募集した質問の中から、「演じたキャラクターと似ている点や似ていない点を教えてください」「どのキャラクターとデートしたいか」の2つの質問が選ばれた。1つ目の質問では、名塚佳織が「声が似ている」とボケて会場を沸かせ、2つ目の質問では、豊崎愛生が「正統派の椎名心実ちゃん」と答えたほか、丹下桜が佐藤利奈の浴衣姿を見て、「佐藤利奈さんとデート」したいと答えるなど、会場の期待以上の回答が飛び出した。続いて会場限定のオリジナルストーリー生アフレコでは、夏にちなんで怪談をテーマにした朗読劇が行われたが、「これだけのメンバーが揃ってアフレコする場面はまず見られない!」とMCの吉田アナウンサーがコメントした通り、アニメやゲームでは普段なかなか楽しむことができないガール(キャラクター)同士の絡みやコミカルなストーリーで、会場は大いに盛り上がった。続いてステージでは、注目の『ガールフレンド(仮)』の新作リズムゲーム『ガールフレンド(♪)』(♪の読みは「おんぷ」)の最新ストーリー動画を公開。本作は『ガールフレンド(仮)』のキャラクターが登場するリズムゲームで、キャラクターの3Dモデルが一部公開されたほか、理事長役に大塚明夫が起用されていることも発表された。最後に、ゲストひとりひとりがキャラクターソングを披露したほか、出演者全員でアニメ『ガールフレンド(仮)』のオープニング曲「楽しきトキメキ」を歌い、イベントを締めくくった。■キャラクターソング - セットリスト1. NPMな彼女デス~ニッポン萌えな彼女デス / クロエ・ルメール (cv. 丹下桜)2. スキャンダルは如何? / 神楽坂砂夜 (cv. 寿美菜子)3. ロボティクス∞ (インフィニティ) / 螺子川来夢 (cv. 豊崎愛生)4. はれるかなぁ / 椎名心実 (cv. 佐藤聡美)5. 二人で綴る物語 / 村上文緒 (cv. 名塚佳織)6. はるかかなたで夢見ましょ / 天都かなた (cv. 井上喜久子)7. 妄想♥モーション (望月エレナ / cv. 原田ひとみ)
2015年08月17日日本俳優連合(日俳連)がチャリティイベント「日本俳優連合チャリティー・イベント2015 "東日本大震災復興支援 俳優・声優文化祭で復興支援 今年もやるよ☆大集合!"」の記者会見を7月31日、東京・芸能花伝舎にて行い、声優の島田敏、山寺宏一、平野文、田中真弓、水落幸子が出席した。同イベントは、東日本大震災復興支援を目的に日俳連が毎年行っているチャリティイベントで、今回で4回目を迎える。今年は10月11日、東京・西新宿の小学校跡地を利用した「芸能花伝舎」にて開催される。イベントの特徴は、準備・運営・当日のイベント等をすべて日俳連所属の俳優・声優が行うこと。実行委員長の島田敏によれば、今回のイベントは「買って食べて遊んで楽しんで」がコンセプト。イベント当日は山寺宏一、山口勝平、井上和彦、内田直哉、生天目仁美、松本梨香、山口由里子、飯塚昭三、井上喜久子、田中敦子ら人気声優が多数参加。サイン会&ミニオークション、岩手・宮城・福島の物産品販売、ステージイベント、バザー、手芸教室やカフェ、講座などが行われ、その全てを日俳連の俳優・声優が参加運営する。しおがま文化大使でもある山寺は「いろいろなイベントに参加してきましたが、このイベントはどことも違う本当に手作りのイベントなんです。業者さんは一切入っていません! 実行委員長を中心に高山みなみさんをはじめとした役者さんたちが事務的なことも全て担当しているんです。支援のためのお金を集めることも大切ですが、東北の皆さんに忘れてないよ、という気持ちを届けることも大事だと思います。まずはたくさんの人に来て頂いて、楽しんでもらえたらと思います」とイベントをアピールした。平野は「また一年たって東日本大震災の復興イベントを手作りで届けられるのがうれしいと思います。我々にとってもなかなか仕事場でもお目にかかれないレジェンド声優にお会いできる楽しみな機会でもあるんです。去年参加して、物産展の品揃えの豊かさに驚いたんですが、セレクトしているのが高山みなみちゃんだと聞いてびっくりしました。私は食いしん坊なので(物産販売に)どんな東北のものが出てくるか楽しみにしています」と語った。高山は、PRビデオの編集といった本当に細かい作業にも携わっているという。田中は「以前大槌町に行ったことがあるんですが、『お前たちは俺の仲間だ!』とか言うと子供たちがすごく喜んでくれて、アニメーションの力を感じます。チャリティオークションなどもありますので、私も私ができることをこつこつやって参りたいと思います」と語っていた。会見では当日販売予定の石巻カレーや、東松島の主婦が制作する靴下で制作した人形「おのくん」などもお披露目。昨年までの物産展や屋台にまつわる思い出として、島田は「以前「おらが丼」を出品して頂いた際、いろいろな店を楽しんでほしいからハーフで出そうと提案してくれた復興食堂さんはこのところ休業していたのですが、用地を見つけて再開に向けて動き出したそうです」とうれしそうに語っていた。水落によれば、昨年はサイン会の出番が終わった声優がそのまま物産展で売り子を買って出たりする光景も見られたとのこと。田中は「私は乾物担当でした!」と、乾物コーナーで売り子を担当した体験を語り、「わかめや海産物、ちりめんがすごくおいしかった。ふりかけがおいしくてしばらく朝晩朝晩食べて助かりました」とコミカルに語って会場を和ませた。平野は物産展で「赤べこ」ならぬ「青べこ」を販売したことを紹介し、「赤べこは家を守るものなんですが、東北は一度津波で全てを失いました。それでも海は必要なんだ、もう一度海と共に生きようという想いを込めたのが青べこなんです」と商品に込められた想いを語っていた。そして山寺は、「昨年のイベント当日は司会に専念してたんですが、私も宮城出身なので(池袋の)宮城ふるさとプラザには良く行って、牛タンカレーなんかをしょっちゅう食べるんですが、「石巻カレー」は僕もたべたことがないので、ぜひ当日は食べたいと思います」と期待を寄せていた。声優たちの手作りの文化祭的な「東日本大震災復興支援チャリティイベント」に参加するためには、往復はがきでの申し込みが必要で、締切は8月31日必着。当選者にのみ入場券がわりの返信はがきが届き、落選の場合は返信はがきは換金後、義援金に加えられる。イベントの詳細や応募の方法については、「日本俳優連合 チャリティー・イベント 東日本大震災復興支援2015」公式サイトまで。
2015年08月04日5月1日に発売された漫画誌『月刊ヒーローズ 6月号』(ヒーローズ)にて、OAD(オリジナルアニメDVD)化される島本和彦氏の漫画『ヒーローカンパニー』のアニメスタッフとキャストが明らかになった。『ヒーローカンパニー』は、街の人々と平和を守りながら利益も追及する会社「ヒーローカンパニー」に入社した主人公のアマノ・ギンガを描く等身大のヒーロー物語。本作は、今年秋頃に発売されるコミックス第8巻にOAD同梱版としてアニメ化される。監督は『緋色の欠片』『ヘタリア』を手がけたボブ白旗氏、シナリオは『ディスク・ウォーズ:アベンジャーズ』『弱虫ペダル』の広田光毅氏、キャラクターデザインは『これはゾンビですか?』『夢をかなえるゾウ』の田頭しのぶ氏といったスタッフが名を連ね、アニメーション製作は『幕末Rock』『ログ・ホライズン』のスタジオディーンが担当する。キャストは、アマノ・ギンガ役に入野自由、ハドウ・ダイチ役に杉田智和、ブソウ・シュン役に浪川大輔、ヒューガ・ヒカル役に渕上舞、ツルギ・サキ役にLynn、キバ・キハン役に小西克幸、カカオ・バレンタイン役に関智一、ギンガの母役に井上喜久子といった、こちらも豪華声優陣が名を連ねている。なお、『月刊ヒーローズ』6月号では、今回のアニメ化製作スタッフ&キャスト発表のほかに、未知のウイルスによる人類滅亡の危機に現れたニューヒーローを描いた『T-DRAGON』(桜谷シュウ・著)による新連載や、『Smoking Gun 民間科捜研調査員流田縁』などの作者・竹谷州史氏の読み切り作品『災厄乙女パン子』も掲載。5回目を迎える、円谷プロ作品を愛する作家たちによるトリビュート付録ポスター企画『総天然色円谷オールスターズ』では、『日常』などの作者・あらゐけいいち氏がトリビュートイラストを手がけている。さらに、先月号よりスタートした本格声優ストーリー『VOICE CUSSION』の連載を記念し、人気声優をゲストに迎えた新企画「声優魂!」がスタート。第1回目のゲストは、『HUNTER×HUNTER』のゴン=フリークス役などで知られる潘めぐみが登場し、『機動戦士ガンダム』のララァ・スン役などを演じた潘恵子との母娘関係など、赤裸々なインタビューが掲載されている。また、飲食店情報検索サイト「ぐるなび」の"みんなのごはん"コーナーに連載中の『酩酊!怪獣酒場』(青木U平・著)が出張掲載されるほか、『ULTRAMAN』の異星人デザイン募集キャンペーンや、5月号から連載スタートした『VOICE CUSSION』と連動した声優インタビュー企画も掲載。本誌は、全国のセブン-イレブンとセブンネットショッピングで発売中で、価格は200円。
2015年05月01日井上芳雄が主演する舞台『正しい教室』が3月21日にZeppブルーシアター六本木で開幕した。ミュージカル界のプリンスが、気鋭の演出家・蓬莱竜太とともにガッツリと骨太なストレートプレイに挑む注目作。前日の20日には井上、共演する鈴木砂羽、近藤正臣が意気込みと見どころを語った。舞台『正しい教室』チケット情報井上が蓬莱の書いたストレートプレイをやりたい、とラブコールを送ったことから実現した今回の作品。とある地方の小さな町、小学校の6年2組の教室に、かつて一緒に学んだ同級生たちがやってくる。現在はその学校で教師をやっている元クラス委員長の男の企画で、事故で息子を亡くしたかつてのマドンナを元気付けようと同窓会が開かれるのだ。思い出話に花を咲かせる同窓生たちだが、そこに厳しい指導で生徒たちに嫌われていた当時の担任教師がやってきて空気は一変。険悪なムードの中、思いもよらない過去の出来事が次々と暴かれていく…。会見では井上が「僕は本当にやりたいと熱望して、今回の舞台をやらせてもらった。出来上がった台本もとても面白いと思いましたし、何度も何度も繰り返す百本ノックのような蓬莱さんの稽古も楽しかった」と振り返ると、嫌われ者のかつての教師を演じる近藤は「俺は苦しかったよ…」とポツリ。「もっと嫌われて、もっと嫌われてと繰り返されて…。物語のためだからいいんだけど、やっぱり精神的にキツかった!」と言う近藤に、マドンナ役の鈴木も「私の役もかなり傷が深い役。舞台上に居ながらずっと黙っているという、あまりこういう役をやらないので、家でも悶々としていました」と明かす。負けじと元委員長役の井上も「僕もどんどん状況が悪くなるという役なので、追い詰められていきました。この稽古に入ってからずっと胃の調子が悪かった(笑)。この役のような大ピンチになることはそうそうない!」と苦労をアピール。とはいえ「やっている方は大変ですが、観る方は「ちょっと笑えるミステリかな」くらいの気持ちで気楽に、でも注意深く観てください」と近藤が楽しみ方を伝授。井上も「僕らと一緒に同窓会に参加するくらいの気持ちで観に来てください。思いもよらない体験が待っていると思います」、鈴木も「同窓会というテーマは皆さんにも近しい話題だと思います。その題材が蓬莱さんの手で迫力のある会話劇になりましたので、とても見応えのある舞台です」とそれぞれ見どころを語った。どんでん返しの連続から、各々が隠していた裏の顔が見えてくるスリリングな物語。ひと筋縄ではいかない物語を楽しんで欲しい。六本木公演を経て、3月24日(火)には愛知・名鉄ホール、3月26日(木)には福岡国際会議場 メインホール、3月28日(土)には大阪・森ノ宮ピロティホールで上演。その後ふたたび東京に戻り4月2日(木)から19日(日)にPARCO劇場で上演される。チケットはいずれも発売中。
2015年03月24日お笑いコンビ・NON STYLEの井上裕介と、アジアンの馬場園梓が23日、映画『ジュピター』(3月28日公開)のトークイベントに登場。井上は"今狙っている相手"として「石原さとみ」の名前を挙げ、「出会ったら恋に落ちる可能性もある」と、強い自信をのぞかせた。本作では、2012年People誌の最もセクシーな男性第1位のチャニング・テイタムと、2012年米Esquire誌の最もセクシーな女性第1位に輝くミラ・クニスという2大セクシー俳優が共演を果たしていることにちなみ、それぞれが演じるキャラクターのコスプレで登壇した2人。井上は、3時間以上かけて作り込んだ金髪と口ひげ、とがった耳という特殊メイクに加え、右腕にタトゥーも入れてチャニング・テイタム演じるケインに変身し、「僕の内なるオオカミが出てしまいました。セクシー過ぎてすいません!」と勝手に謝罪。黒のピチピチ衣装でミラ・クニス演じるジュピターを意識した馬場園は「くまモンではありません(笑)」と笑いを誘った。また、人類の危機を救うために運命に導かれた2人の戦いを描いていることから、それぞれの恋愛トークに発展。井上は「遠距離恋愛や、結ばれない恋も経験しましたました」という過去を明かし、今ターゲットにしている女性に「石原さとみ」の名前を挙げて「出会ってしまったら恋に落ちる可能性もある。まだ出会っていないだけ!」と自らのスキャンダルを予告した。一方、馬場園は「小出恵介」の名前を挙げて「本当に好きなんです」とラブコール。馬場園も「私も出会っていないだけ」と強がり、2人の自意識過剰ぶりが報道陣を沸かせた。さらに、ケインのような力強い男をアピールするため、井上が馬場園の"お姫様抱っこ"にチャレンジ。気合の雄たけびをあげて持ち上げるも、あえなく馬場園の下敷きとなり、「股関節をやってしまった。最近ロケで持った、丸太よりも重かった」と、その重さを木材に例えた。最後に、本作について語った井上は「映像がハンパない。どこまでがCGでリアルなのかわからないほど」と興奮。「ぜひ劇場で、未来の映像を目で耳で体感してほしいです」とPRした。一方の馬場園は「デートムービーとして素晴らしい。登場する豪華な衣装もかわいく、なんと言っても主人公ケインの肉体美がすごい」と見どころを解説。「女性ホルモンがあふれでてくるので、女子力が上がる映画です!」と、女性でも楽しめる映画であることを紹介した。『ジュピター』は、ウォシャウスキー姉弟監督が『マトリックス』以来初となる完全オリジナル・ストーリーを書き上げた作品。人類の危機を阻止するため、身分の違う2人が、宇宙最大の王朝を相手にした戦いを描く。(C) 2015 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITED. ALL RIGHTS RESERVED.
2015年03月23日人気ミュージカル『モーツァルト!』で2002年の初演以来、4回にわたり、主役のヴォルフガング・モーツァルト役を務めてきた井上芳雄。5度目の今回が主役として最後の出演となる井上に、現在の心境を聞いた。ミュージカル『モーツァルト!』チケット情報「最後といっても別に引退するわけではないですから(笑)。稽古では冗談で『芳雄先生、ここはどうでしたか?』と聞かれるぐらい僕にとっては居心地のいい作品。でも僕はひとつの場所に留まっているのはあまり良しとしない。15年間の役者人生の中ですべてを教えてくれた役ですが、新しいところに行くためには、何かを手放すことも必要だと思っています」。天才音楽家、モーツァルトの一生を青年ヴォルフガングと、彼の才能をつかさどる分身アマデのふたりで表現する。ヴォルフガングの父親との確執や、作曲家としての苦悩を力強い楽曲で描いた力作だ。「初演では、僕は経験も少ないし、ヴォルフガングみたいに激しい人生でもない、分からないことだらけで、なかなか彼に共感できなかった。でも今は、天才ではないけれど、表現者の苦しみは分かりますし、何か運命に導かれてここまでやってこられたと思う。それに、人生が思い通りにいかなかったり、良かれと思ってやったことが裏目に出たり、現状と戦うことは多い。前よりも、今はずっと彼に共感できますね」。井上も35歳で亡くなったモーツァルトと同じ年を迎えた。「モーツァルトは神に愛された人で幸福だけど、同じ分だけの不幸もあったはず。その振れ幅が激しいだけで、結局は凡人である僕たちの人生と変わらないかもと思うんです」初演からモーツァルトの父、レオポルトを演じ、病気で療養していた市村正親が本作で復帰するのも注目だ。「以前よりお元気です。市村さんのすごいところは心のありようと若さ、そのエネルギーですね。『モーツァルト!』でオファーがきたとき、父親役ではなく、ヴォルフガング役と思っていらっしゃったぐらいですから(笑)。今回で辞めると言った僕には、またリターンしろと言って下さっています(笑)」今やミュージカルは井上にとって「運命の相手と結婚しているようなもの」だという。「別れ話も出ていないですし、結婚生活は順調です(笑)。でも、子供ができて、親も年を取り役割が大きくなった。法事を取り仕切る長男の感じですね(笑)」。その結婚相手との幸福な時間をじっくりと見届けたい。ミュージカル 『モーツァルト!』は1月15日(木)まで大阪・梅田芸術劇場 メインホールにて上演中。チケットは発売中。取材・文:米満ゆうこ
2015年01月07日“ミュージカル界のプリンス”と称され、その歌声に定評のある俳優・井上芳雄が『アナと雪の女王』の「Let It Go」など、ディズニーの名曲をカバーしたアルバム『井上芳雄・ミーツ・ディズニー ~プラウド・オブ・ユア・ボーイ~』を発売した。それを記念し、2月18日(水)に一夜限りのコンサート「YOSHIO INOUE sings Disney ~One Night Dream!」を開催する。本公演にかける思いを井上が語った。「YOSHIO INOUE sings Disney ~One Night Dream!」の公演情報本アルバムは、井上が自身の好きな曲を中心に選曲。普通のカバー曲集ではなく「ひとつの物語が感じられるような内容にしようと思い、作った」という。2部構成となるコンサートの第1部では、それをいかしストーリー仕立てで贈る。「最初はCDだけの話でしたが、その物語を舞台上で、生のお客さまの前でやれるのは、さらに面白いと思いました。CDにはブックレットが付いていて、曲と曲の間にちょっとした台詞が挟み込まれています。その台詞を自分で声に出して読んで、お客さまに届けたい」。第2部では、スペシャルゲストとして坂本真綾を招く。「デュエットはもちろんありますが、真綾さんの声でこの曲を聞きたいと僕からリクエストしているものもあるんです」。さらに「ディズニーは、舞台のミュージカルもたくさん作っているので、その魅力もお届けできればと思っています。『美女と野獣』にしても『アラジン』にしても、アニメには入っていないけれど舞台版にはあるナンバーも結構多い。あとは『アイーダ』のようにアニメにはないミュージカルも存在するので、いわゆる映画のディズニーファンの方も知らないかもしれない曲も聞いていただけるんじゃないかな」と意欲を燃やす。もともと新譜が出るたびに「日本版が出る前に、輸入盤を買っちゃいます。どんな音楽で、どんな作曲家で、どんな人が歌ってるんだろうとすごい気になります」というディズニーミュージカルのファン。その魅力を「独特の高揚感、幸福感みたいなものがありますよね」と分析する。「夢と魔法の世界を作って、それを守っていくには本当に努力が必要なんだと思います。ここまで徹底して作るからお客さまが入り込んで、こんなにも熱狂するんだということがすごくよくわかって勉強になりました」「ディズニーの力を借りて、タイトルどおり、一夜限りの夢ではありますが、できるだけ極上の夢を見られるような時間にしたいなと思っています」と井上。壮大なファンタジーの世界を、歌を中心に舞台でどう表現していくのか、期待が膨らむ。公演は2月18日(水)に東京国際フォーラム ホールAで上演。
2015年01月05日日本俳優連合(以下、日俳連)に所属する声優たちが東日本大震災の被災地復興支援活動して毎年開催している「チャリティー・イベント東日本大震災復興支援2014」が24日、東京・西新宿の芸能花伝舎にて開催された。このチャリティーイベントは、約2,700人の俳優が所属する日俳連の外画部(洋画の吹き替え中心の声優)、動画部(アニメーションの声優)に所属する声優たちが中心となって開催。日俳連は2011年の東日本大震災発生以来、継続的に復興支援活動を行っており、チャリティイベントの開催は今回で3回目となる。今年の会場は小学校跡地ということで、文化祭のような出店やバザーなども展開。被災地の岩手県、福島県、宮城県の地元生産者による出店や物産品販売エリアも設けられ、地元生産者とともに声優たちが物販を協力して行い、会場には終始賑やかな声が響いていた。このほかにも声優たちが日用品を持ち寄ったプレミアムなバザー、さらにはアニメ製作会社と協力して『ワンピース』や『TIGER&BUNNY』の原画や台本、設定資料、グッズなどを展示する「激レア!?展示会」も。そして、今年1月27日にこの世を去った『サザエさん』の磯野波平や『機動戦士ガンダム』のギレン・ザビなどを演じた永井一郎さんが、生前に描いた油絵の特別展なども用意されていた。展示以外にも『うる星やつら』ラム役の平野文、諸星あたる役の古川登志夫、温泉マーク役の池水通洋による「うる星トーク」、『機動戦士ガンダムZZ』のマシュマー・セロや『天空戦記シュラト』の天王ヒュウガ役などで知られる堀内賢雄の「賢雄の部屋」などのトークステージ、若本規夫や草尾毅、田中真弓らによるサイン会なども実施された。声優たちの私物を提供したプレミアムオークションには、『アンパンマン』や『宇宙兄弟』『TIGER&BUNNY』『黒執事』などの出演者による寄せ書き色紙や制作スタッフによるイラスト入りサイン式、さらには大御所声優の野沢雅子愛用のジャケットやサインといったお宝アイテムの数々も登場。激レアなアイテムとはいえ、5,000円単位でポンポン価格がつり上がっていく様子に、司会の山寺宏一や山口勝平らもタジタジ。記録係の『TIGER&BUNNY』で虎徹役や『宇宙兄弟』の南波六太役でおなじみの平田広明も、自身の出演作品のオークションでは思わず飛び出して商品の解説を行っていた。ステージ出演などを終えた声優たちは、そのままバックヤードに入らずにイベント会場に姿を見せ、来場者たちからの握手やサインといった要望に気さくに応じていた。イベントの収益は、岩手県、宮城県、福島県の各災害対策本部の寄付される。実行委員長の島田敏は、「チャリティー・イベント東日本大震災復興支援2014」について「今年も多くの人に協力をしていただき、開催することができました。参加希望の応募もたくさんいただき感謝しております。来年については、まだ白紙の状態ですが、支援は続けていきたいと思っています」と、今後も継続して被災地支援を続けていくという。
2014年11月27日10月11日よりイベント上映がスタートしたアニメーション作品『宇宙戦艦ヤマト2199 追憶の航海』の舞台あいさつが18日、東京・丸の内ピカデリーで行われ、キャスト陣から沖田十三役の菅生隆之、スターシャ・イスカンダル役の井上喜久子、エンディング主題歌「BLUE」を担当した水樹奈々が登壇した。『宇宙戦艦ヤマト2199 追憶の航海』は、全七章の劇場公開後、2013年4月~9月までTV放送された『宇宙戦艦ヤマト2199』全26話に新規カットと新規収録ナレーションを追加し、シリーズ初の5.1ch化された特別総集編。ヤマトの長い旅路を主人公・古代進の視点で振り返る構成となっている。そして、2014年12月6日からは完全新作のアニメーション映画『宇宙戦艦ヤマト2199 星巡る方舟』の公開が控えている。『宇宙戦艦ヤマト2199 追憶の航海』エンディング主題歌「BLUE」の作詞と歌唱を担当した水樹は、「『宇宙戦艦ヤマト』は子供の頃からなんとなく知ってはいたんですが、作詞を担当するにあたって『宇宙戦艦ヤマト2199』の脚本と映像を全て観させていただきました」と前置きしながら、「私はヤマトのテーマは愛だと思っていて、つながっていく愛をイメージして作ったのが(劇場版『宇宙戦艦ヤマト2199』第七章エンディングテーマの)「愛の星」でした。今回はそれとイメージを変えながらも本質は変えないようにしたくて、人肌を感じるような、近くにいる人に向けて歌うイメージにしました」と楽曲に込めた想いを明かしていた。沖田艦長役の菅生は水樹の歌について、「奈々ちゃんの歌を聴かせてもらいましたが、男の戦いを描いた作品の中で癒やされる歌で、すばらしいと思いました」と太鼓判。スターシャ役の井上も「胸の中にあるあったかい気持ちを思い出させてくれて、胸にしみるんですよね」と絶賛していた。一方、お気に入りのキャラクターを聞かれた水樹が「スターシャです。スターシャが出てくるだけでもやがかかったようで、女神さまのような美しさ」と答えると、大感激の井上だった。総集編としてよみがった劇場版について井上は「26話を一本の劇場版にまとめるのは大変な作業だったと思います。まだ見たことない人が周りにいたら勧めていただいて、末長く愛してもらえる作品になればと思います」とアピール。また菅生は、ドメル役の大塚明夫との関係について「僕は文学座に40年いて、彼は研究生として所属していたんです。当時は一緒に芝居をしたことがありませんでした。『宇宙戦艦ヤマト2199』ではガミラス側とは別のチームで収録することが多いんですが、今回はじゃあ一緒にやるかとなって、ガチンコの芝居ができました」というエピソードを明かしていた。最後のあいさつで水樹は、「上映の終わり頃に袖でスタンバイしていて、皆さんの温かい拍手が聞こえてきたのがすごくうれしかったです。『宇宙戦艦ヤマト2199』は、愛が集結した作品です。これからも楽しんでください」と締めくくった。
2014年10月19日10月4日、金沢21世紀美術館 市民ギャラリーAにて「特別展 ガウディ×井上雄彦 -シンクロする創造の源泉-」がスタート。初日の開場式には井上雄彦も登場し、自らの手でテープカットを行った。「特別展 ガウディ×井上雄彦 -シンクロする創造の源泉-」は、7月から約2か月にわたり東京・森アーツセンターギャラリーで開催され、その斬新な内容が好評を博した展示会だ。19世紀末~20世紀初頭のスペインで活躍した建築家アントニ・ガウディと、現代日本を代表する漫画家である井上雄彦。時代も、国も、バックボーンも違うふたりを組み合わせる、いまだかつてないアイデアが大きな話題となった。金沢展は東京展に続いての2会場目。実物を含む資料約100件、井上による描きおろし作品約40点と、基本的な作品数は同じだが、ギャラリーの規模や環境に合わせ井上自身が若干のアレンジを加えている。展示レイアウトはもちろんのこと、作品と作品の間にある白壁に注訳やイラストを加筆。こちらは金沢展オリジナルの内容も含まれる。井上雄彦という稀代の漫画家を組み合わせることで、アントニ・ガウディの創作の原点にまで光を当てることに成功した本展。展示会の今後も感じる「特別展 ガウディ×井上雄彦 -シンクロする創造の源泉-」は、11月5日(水)まで金沢21世紀美術館 市民ギャラリーAにて開催される。ぴあ中部版WEBでは、井上雄彦へのインタビューを含めた初日レポートが掲載中なので、こちらもチェックしてみよう。■「特別展 ガウディ×井上雄彦 -シンクロする創造の源泉-」会期:開催中 ~ 11月5日(水)10:00~18:00会場:金沢21世紀美術館 市民ギャラリーA料金:前売券/大人-1,100円・中高生-800円・小学生-600円※入館は閉館の30分前まで。会期中無休。未就学児童無料。
2014年10月16日公開初日を迎えたアニメーション作品『宇宙戦艦ヤマト2199 追憶の航海』の初日舞台あいさつが11日、東京・丸の内ピカデリーで行われ、沖田十三役の菅生隆之、スターシャ役井上喜久子、脚本の森田繁、加戸誉夫監督の4人に加え、グラビアアイドルの森下悠里がスターシャのコスプレ姿で登壇した。スターシャの衣装は、今回のためにフルオーダーで森下の体型を細く採寸して作られた逸品で、森下は「私以外は着れないと思います。胸元はこの透明のパーツひとつで支えているので、前かがみになったり、激しく動くと大変なことになっちゃう」とはにかみつつ、「デザインの段階では胸元とかにストッキングのような物があったんですが、やっぱり素肌に付けたほうが本物だと思ったので、私のリクエストで外してもらいました」と、衣装へのこだわりを明かした。森下お気に入りのキャラクターは艦長の沖田十三で「私、40代以上がストライクゾーンなんですが、57歳の艦長はダンディでかっこいい。真面目な沖田艦長とホテルとかでブランデーとかウイスキーを片手にデートしたいです。最近、そういった方が身の回りにいないので……憧れます」と年上好きをアピール。さらに、スターシャの声を担当した井上喜久子の台詞に合わせて、森下が口パクで行う3次元アフレコも行われ、井上は「スターシャの映像の美しさが素敵で、長生きしてよかったです」と作品のクオリティの高さに感嘆。沖田役の菅生も「僕は新しい発見があったりして楽しかったです」と新鮮に映ったようだった。また、加戸監督よれば、TVシリーズの20話前後に出渕裕監督が描いた未使用のカットが大量にあるらしく「本作で復活しています。新作カットというと大げさかもしれませんが、ぜひ楽しんでいただきたいです」と総集編ならではの見どころを解説。音回りについては、効果音を再録するなど、映画用の5.1chにリニューアルされているという。また、加戸監督は「『宇宙戦艦ヤマト2199』を一番よくわかっている森田さんに相談するのは本当に困った時にしようと思っていましたが、森田さんから多くの相談があった」と明かしていた。そんな森田は「あれがない、これがないと思われるかもしれません。皆さんのどう思われるか不安でいっぱいです……」と吐露していたが、加戸監督は「『宇宙戦艦ヤマト2199』を最初から見ていらっしゃる方は、あれを切るだろう、これを切るだろうといろいろと想像をされていらっしゃっているかと思いますが、まずは見ていただいて、審判は後でいいので、とにかく2時間楽しんでいただければと思います」と締めくくっていた。『宇宙戦艦ヤマト2199 追憶の航海』は、2013年4月~9月まで放送されたTVシリーズ全26話に新規カットと新規収録ナレーションを追加し、ヤマトの長い旅路を主人公・古代進の視点で振り返る特別総集編。イベント上映館では「絵コンテ集」が同梱された劇場限定版Blu-rayも発売される。劇場限定版Blu-ray、11月21日発売のBlu-ray&DVDの初回特典には、加藤直之氏描き下ろしの「特製スリーブ」、封入特典に「特製ブックレット」、映像特典に「CM・PV集」「イベント映像」「ヤマトメカニック解説」「地球&ガミラス組織解説」、そして音声特典に「オーディオコメンタリー」など、さまざまな特典を収録。上映館の詳細については、本作の公式サイトまで。(C)2012 宇宙戦艦ヤマト2199 製作委員会(C)西﨑義展/2014 宇宙戦艦ヤマト2199 製作委員会
2014年10月12日10月11日より全国でイベント上映がスタートするアニメーション作品『宇宙戦艦ヤマト2199 追憶の航海』の劇場入場者特典として、本作の出渕裕総監督が監修した「シークレットファイル」がプレゼントされることが明らかになった。出渕総監督が完全監修した裏設定満載の機密書類「『宇宙戦艦ヤマト2199 追憶の航海』シークレットファイル」は週替りでプレゼント。1週目は「機密書類01:ドメル最後の戦い、その秘策を裏打ちした極秘情報」、2週目は「機密書類02:帝都攻防戦――ヤマトに救われたガミラス民族」、3週目は「機密書類03:ガミラス暫定政府、険しくも明るい未来へ」というラインナップで、それに加えて「機密書類00:デスラーがまとう青き影――親衛隊の暗躍」がパッケージ特典になるという。そして舞台あいさつ付き特別上映の詳細も明らかとなり、計5回、2つの劇場で開催される。初日10月11日の舞台あいさつは、東京・丸の内ピカデリー2にて9:20~(上映終了後)、12:45~(上映開始前)、神奈川・横浜ブルク13にて13:40~(上映終了後)というスケジュールに。それぞれ沖田十三役の菅生隆之、スターシャ・イスカンダル役の井上喜久子、加戸誉夫監督、構成を担当した森田繁氏、特別ゲストとしてグラビアアイドルの森下悠里が登壇する(森下は丸の内ピカデリー2のみ)。10月18日は、丸の内ピカデリー2にて9:40~(上映終了後)、13:00~(上映開始前)で、こちらは菅生隆之、井上喜久子、加戸誉夫監督、エンディングテーマを歌う水樹奈々が登壇。チケットは各劇場で販売され、価格は1,700円(購入枚数は1人5枚まで)。『宇宙戦艦ヤマト2199 追憶の航海』は、2013年4月~9月まで放送されたTVシリーズ全26話に新規カットと新規収録ナレーションを追加し、シリーズ初の5.1ch化された特別総集編。ヤマトの長い旅路を主人公・古代進の視点で振り返る構成で、イベント上映当日の10月11日からは、上映館で劇場限定版Blu-rayも発売される。『宇宙戦艦ヤマト2199』は、1974年に放送された『宇宙戦艦ヤマト』(読売テレビ・日本テレビ系)第1作をベースに、出渕裕総監督ら新たなスタッフで制作された完全新作アニメーション。2012年より全七章にわたるイベント上映と劇場限定版Blu-rayの同時発売、さらにVODと、これまでのアニメーションシリーズとは異なる展開を行い、開始1年半で経済圏100億円を突破。2014年12月6日からは、完全新作のアニメーション映画『宇宙戦艦ヤマト2199 星巡る方舟』が公開される。(C)2012 宇宙戦艦ヤマト2199 製作委員会
2014年10月04日咽頭がん治療のため4月から演奏活動を休止していた指揮者の井上道義が、10月2日、活動復帰記者会見を東京芸術劇場で行った。「井上道義」の公演情報「今はまるで生まれ変わったような気持ち」と語る井上道義。闘病中は喉の痛みや咳、不眠などとても音楽を聴く心境ではなかったという。「本当に辛いときは音楽は全然助けにならない。それよりもどうしたら咳が止むか、眠れるのか必死だった」と過酷な闘病生活を打ち明けた。「この場に戻ってこられたのは、たくさんの人たちの温かい応援があったから」と、オーケストラやファン、友人から贈られた千羽鶴や寄せ書きを紹介。「どう生きていくか。改めて自分の使命について考えさせられた。これからはひとつひとつをもっと大切に考えたい」と真剣な面持ちで語った。治療の経過は順調で、7月の退院後はリハビリテーションに努めている井上道義。復帰後初の公演は、10月11日(土)に鎌倉芸術館でNHK交響楽団、ヴァイオリニストの前橋汀子と共演する。また、今後は「大きな生きがい」と語る新曲の創作活動に加え、演出家・野田秀樹と共に手がけるオペラ『フィガロの結婚』(2015年に10都市13公演を予定)の準備にも取り組むという。<井上道義 今後の公演スケジュール>■NHK交響楽団 井上道義×鎌倉芸術館「いざ、鎌倉への道」Vol.410月11日(土) 鎌倉芸術館 大ホール(神奈川県)■上田市交流文化芸術センター開館記念事業 NHK交響楽団上田公演10月12日(日) 上田市交流文化芸術センター 大ホール(長野県)■大阪フィルハーモニー交響楽団 第482回定期演奏会10月23日(木)・24日(金) フェスティバルホール(大阪府)■佐倉市民音楽ホール会館 30周年記念 東京交響楽団演奏会11月3日(月・祝) 佐倉市民音楽ホール■大阪フィルハーモニー交響楽団 マチネ・シンフォニーVol.1211月13日(木) ザ・シンフォニーホール(大阪府)■オーケストラ・アンサンブル金沢 ファンタスティック・クラシカルコンサート11月23日(日・祝) 石川県立音楽堂 コンサートホール(石川県)■新日本フィルハーモニー交響楽団 埼玉会館公演11月29日(土) 埼玉会館 大ホール(埼玉県)
2014年10月03日