菅田将暉(26)主演のドラマ『3年A組―今から皆さんは、人質です―』(日本テレビ系)の最終話が3月10日に放送され、菅田演じる柊一颯の“最後の授業”が完結。毎回、菅田と29人の生徒キャストの熱演が視聴者の感動を呼んだ本作。そんななか、元水泳部員の水越涼音を好演したのが福原遥(20)。最終話を番組最高視聴率で終えた、この冬イチの話題作の裏側を語ってくれた。「街を歩いていて声をかけられることが増えました。小学生に『3Aだ!』って指を差されたときはビックリしましたけど、世代を問わずたくさんの人が見てくださってるんだなあと、うれしかったです。あるとき『学校から抜け出してきたんですか?』と聞かれたことがあって。その人はドラマのストーリーを知っていてジョークを言ってくださったんだと思うんですけど、それにまったく気付かない私は『大学生じゃないんです』って間抜けな答えをしてしまったことがありました。あとで気づいたとき、恥ずかしかった!(笑)」福原が演じた涼音は少し気の強いところはあるが、クラスメートでもある彼氏に真っ直ぐな愛を注ぐ女の子。「ドラマの予告映像で、涼音は“敵に回すと厄介者、恋多き女”という表現で紹介されていました。それを見たときはまだ役の性格をつかみきれていなかったのですが、台本を読み進めていくと何かあるんだろうなと。涼音の負けず嫌いなところは自分に重なりますし、実はすごい努力家なんですよね。辛いシーンも多かったので、涼音を応援してあげたいという気持ちで演じていました」水泳部の顧問だった教師に対し、涼音が「あいつのせいで部活を辞めた」と告発した場面は大きな話題に。福原と菅田の息詰まる演技合戦は視聴者の目をくぎ付けにした。「菅田さんや生徒役キャストが全員、私のお芝居を精一杯受け止めてくれましたし、引き出してもくれました。そのおかげで涼音の心に溜まった澱みたいなものを存分に吐き出すことができたように思います。こんな撮影は初めてっていうくらい。菅田さんが私たちに投げかける言葉はリアルに迫っていて、セリフじゃないみたいでした。現場の空気を一気に作って、生徒役の俳優陣を引っ張ってくださいました」いまをときめく個性豊かな若手が勢揃いした撮影現場。互いに切磋琢磨しながら、みんなで協力し合っていいものを作ろうという雰囲気だったようだ。「教室のシーンは常に緊迫した雰囲気で、撮影の合間でも緊張感がありました。気になったシーンがあると、休憩時間も集まって意見交換をしたりしていました。『こうしてあげたら相手の子もセリフが言いやすいよね』って。人のお芝居をどうこう言うわけではなく、どれだけ良いものが作り出せるかといった感じで。本番のカメラが回ったときの集中力は半端じゃないし、ものすごい緊張感のなかで演じているので、音声さんが『(キャストの)心臓の音が聞こえる!』と話しているのを聞いたことがあります」そんな緊張感みなぎる撮影期間、共演者とのステキな思い出もできたと語る。「クリスマスは差し入れのケーキとチキンを食べて盛り上がりましたし、イベントのたびにお祝いをしました。2月の菅田さんお誕生日には生徒キャスト全員で色紙に菅田さんの似顔絵を描いてプレゼントして、ドラマの主題歌『生きる』を合唱したんです。菅田さんが『こんな生徒が持てて幸せです!』と言ってくださったので、私も涙が出そうになりました。劇中では笑顔のシーンがほとんどなかったので、そういう場面になると涙腺が緩んでしまいました(笑)」福原といえば、6歳から芸能活動を始め、’09年からNHK Eテレで放送された料理アニメ『クッキンアイドル アイ!マイ!まいん!』で主人公を演じてブレーク。“まいんちゃん”の愛称で親しまれ、同世代の女の子から憧れの存在だった。「まいんちゃんは、子役時代の私にとって一番大きな出来事でした。実は、まいんのオーディションに合格しなかったら芸能の仕事を辞めようと決めていたので、受かったのが奇跡というか、こうして仕事を続けることになったのは運命だったのかなあと思います。正直、中学生になるまでは習いごと感覚だったので歌ったり、雑誌に出たり、ということがただただ楽しくて。女優さんになりたいとは思っていませんでした」しかし、ある映画へのゲスト出演をきっかけに女優になることを決意した。「中学2年生のころでした。完成した作品を見たらあまりにも演技ができてなくて、悔しかったんです。その思いが今も続いているからお芝居をやりたいと思えているのだと思います。人から注目される存在でいたいという思いは強くあります」目指したい女優ができたことも大きな動機となったという。「NHKの連続テレビ小説『おひさま』の井上真央さんの演技を見て、勇気やパワーをすごくもらったんです。私も、見る人の感情を揺さぶることができて、いろいろな思いを伝えられる女優になりたいと思っています」4月5日から全国公開の映画『4月の君、スピカ。』でヒロインを務めるほか、『映画 賭ケグルイ』など出演作が続く福原。さらなる目標を語ってくれた。「いま、女優や声優の仕事、バラエティーにも出演させていただいているので、これからも自分の知らない世界をたくさん見て吸収して、将来は引き出しを沢山持っている女性になりたいと思っています。ファミリードラマに出たいというのがいまの一つの目標。いろいろな夢がかなうように、努力して上を目指していきたいと思います」
2019年03月19日妻として漫才師として明るく生きる主人公の信子に大地真央、その夫の伸郎に中村梅雀という最強コンビで、2年前の初演が大好評を博した舞台『夫婦漫才』。人気俳優・豊川悦司の原作はそのままに、個性派俳優として活躍中の池田テツヒロが脚本を手掛けた本作。笑いと涙たっぷりの世界を緩急自在に描き出すラサール石井の演出が、川崎麻世や村上ショージ、竹内都子、正司花江、吉沢京子ら手練の共演者とともに舞台を盛り上げる。2月7日、明治座にて初日を目前に控えたゲネプロに足を運んだ。【チケット情報はこちら】物語は平成15年の道頓堀の橋の上から始まる。年老いた信子(大地)と伸郎(梅雀)は、賑やかな街の様子を眺めながら、「変わったなぁ、大阪の街も……」と呟く。すぐに時代は昭和7年、信子が生まれた日にさかのぼる。幼なじみとして育ったふたりだったが、戦後6年経ってようやく伸郎がシベリアから戻り、晴れて夫婦に。それからは3人の子どもを抱え、昼も夜も働く信子だったが、伸郎は定職にもつかずフラフラ。くちゲンカも多くなるが、明るい信子と伸郎の掛け合いは、自然と夫婦漫才のようになってしまう。評判が評判をよび、ついに芸能プロダクションがスカウトに訪れて……。“笑い”や“漫才”が本作の横糸だとすれば、縦糸は“夫婦の愛”と“高度成長期”。舞台は随所に笑いをまぶしながらも、信子と伸郎の人生を丁寧に描いてゆく。大地は19歳でキャバレー勤めをしているシーンから登場。冒頭の、高齢となった細い声の信子から一転、美人だが負けん気の強い下町っ子として明るいオーラを放つ。時代は昭和30年代~60年代まで巡り、夫婦には何度も危機が訪れるが、いつも伸郎を支えてきたのは信子のカラッとした強さだ。大地はコメディエンヌぶりをいかんなく発揮しつつ、シリアスな場面ではしみじみと演じて飽きさせない。時代に合わせて大地がこまめに変えるヘアスタイルとファッションも楽しい。伸郎役の梅雀は、不器用で頼りないが、どうにも憎めない男を演じて見事。それはセリフ以外の表情で、信子を一途に愛する夫であり、“漫才”に取りつかれた男であり、さらには戦争の影をぬぐい切れない男であることが、観る側にしっかりと伝わるからだろう。とびきりの美人・信子との夫婦ぶりが、不思議とハマっているから面白い。そのほか、信子に横恋慕する平田役・川崎のコミカルな二枚目ぶり、伸郎の母親で、信子を温かく見守る和子役・竹内の深い愛情が印象的。村上や正司、吉沢ら、舞台にいるだけで時代の匂いを漂わせる役者陣にも、改めてうならされる。元宝塚と現スーパー・エキセントリック・シアターそれぞれの演技巧者、未沙のえると野添義弘に加え、上杉祥三、福本伸一、弘中麻紀ら、小劇場出身の実力派がしっかりと脇を固めているのも頼もしい。チケットぴあでは、各公演の前日17時まで当日引換券発売中。取材・文:佐藤さくら※川崎麻世の「崎」は立つ崎が正式表記
2019年02月08日お笑いコンビNON STYLEの井上裕介(38)が2月6日、自身のTwitterを更新。「イジり」と「イジメ」の境界線について持論を語った。井上は、Twitterで「イジりとイジメは紙一重」と前置きし、「僕も、誰かをイジることはある」と明かし、「その数十倍、イジられることがある」と伝えた。続いて、「笑いのためにイジることは必要だと思うし、笑いのためのイジメはあってはならない」と主張。また、「難しい線引き」としながらも「要は、イジる側もイジられる側も、お互いを尊敬しあえるかが大切。信頼関係こそ笑いの原点だと思う」と綴った。次のツイートでは、 「さぁ、フォロワーみなさん!!これからも、ドンドン僕のことをイジって下さいねぇ」と呼びかけた。これに対しファンは「かっこいい!」「 いじられキャラっていうのも必須やしそれの度が超えるとあかんなムッチャええこと言うやん」と称賛の声が寄せられ反響を呼んでいる。
2019年02月07日アカデミー賞4 部門にノミネートされている話題作『メリー・ポピンズ リターンズ』前夜祭イベントが1月31日(木)、TOHOシネマズ 六本木ヒルズにて行われ、浅田真央によるオリジナル・パフォーマンス「魔法のエキシビション」がお披露目された。浅田真央が圧巻のパフォーマンス!浅田さんは現役時代、2012~2013年シーズンのエキシビション・ナンバーで『メリー・ポピンズ』の楽曲を使用するほど、本シリーズの大ファン。「振付師の方が“これで滑ったらどう?”と提案してくれたんです。そのとき、悩みもあってうまくいかない時期で…。『メリー・ポピンズ』は曲自体がすごく明るくて元気をもらえるので、滑っていて楽しかったです」と、調子も上がったと当時をふり返った浅田さん。さらには、本作を「3回観た(笑)」というほど、映画を観て感動した浅田さんが自身でイメージを膨らませ、楽曲を厳選し、全体構成や振り付けも自ら考えたのが「魔法のエキシビション」。「こんな大きなスクリーンで…!」と感激の面持ちで観客と3分ほどのエキシビジョンを観た浅田さんは、圧巻のパフォーマンスを映像の中で披露し、終了後には万雷の拍手を受けて、うれしそうに瞳を輝かせていた。『メリー・ポピンズ リターンズ』はディズニーが55年のときを経て現代に蘇らせる、新たなメリー・ポピンズの物語。大恐慌を迎え、暗く厳しい時代のロンドンで生活を送るマイケル・バンクスは、妻を亡くし3人の子どもたちと哀しみに暮れていた。そんなとき、20年前と同様に空から魔法使いのメリー・ポピンズが舞い降りてくる。浅田真央、「もしも魔法が使えたら?」メリー・ポピンズのように、「もしも魔法が使えたら?」と尋ねられた浅田さん。パッと表情を明るくすると、「本当に食べることが大好きなので、たくさん食べられる胃袋があと、ふたつくらい(ほしい)。食べても太らない魔法を自分にかけたいです(笑)」と、何ともユニークな回答。「色気ゼロ…」という突っ込みを司会者から受けた浅田さんだったが、「(色気のある回答は)思いもしませんでしたね…遠いですね。いつになるんでしょうか(笑)」と、ニコニコ微笑んでいた。『メリー・ポピンズ リターンズ』は2月1日(金)より全国にて公開。(cinamacafe.net)■関連作品:メリー・ポピンズ リターンズ 2019年2月1日より全国にて公開Ⓒ2018 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
2019年01月31日今年、デビュー10周年を迎えるシンガーソングライターの阿部真央。18歳でアルバム『ふりぃ』でデビューしてから精力的に活動を続け、これまでアルバム8枚、最新シングル『変わりたい唄』までシングル16枚をリリース。胸にザクリと刺さる率直な歌詞とパワフルで説得力ある歌声は、いつも聴き手の心を揺さぶり、刺激し、泣かせ、励ましてきた。「よく、10年は早かった?長かった?とか聞かれるんですけど、改めて振り返ってみると本当にみっちりやらせてもらえたなあって思います。もともと私はシンガー志望。だから、ここまで自分で曲を書き続けられるというのは自分でも驚きで。よくこれだけ長く続けてこられたよなあというのが率直な感想です」その活動の集大成として、初のベストアルバムをリリース。2枚組で全36曲収録の特大ボリュームだ。「ベストアルバムを出すなら10年は活動をしないとねっていうのはずっと思っていて。だから、やっと念願が叶いましたね。選曲はかなり悩みました。最初、話し合っていたら50曲近くリストが膨れ上がってしまって。でも、阿部真央の入門編としても間違いないし、長く私の曲を聴いてくれている人たちにも楽しんでもらえる、バランスのいい一枚になったんじゃないかなと思います」ディスク1から発売年順に収録されているだけに、そのまま阿部真央の10年の軌跡を追うことができる。「偶然なんですけどディスク1と2で歌声が変わるんですよ。2011年に声帯手術をしたタイミングがちょうど境目になってびっくりで。声帯手術は自分にとって大きな転機になったこと。それまでは、私にとって音楽は自己表現で、自分は自分は、ばっかりだったんですよ。自我がとにかく強くて(笑)。でも、それを受け取ってくれるリスナーの方がいるんだってことに気づいて。いろんなことを意識して曲を書けるようになったのがディスク2になってから」10代の痛々しいほどの叫びも、恋する気持ちの葛藤や迷いや願いも、そして母になったからこそ歌えた慈しみあるバラードも、どれも10年という道のりをきちんと見つめ、悩み、歩いてきたからこそ描けたもの。「そうですね。私生活でもいろいろあったので(笑)。結婚して、子ども産んで、離婚して…やっぱりこの10年は濃い!でもそういう着実な日々があったからこそやっと今、ここから踏み出せるぞっていう気持ちもあります。歌唱も曲作りも10年やってこられたっていう裏付けがあるからこそ、もっと前へと進める気がします。これからの10年は思い切り楽しめそうです。きっと、全然違う場所に飛んでいけるんだろうなって今はすごく感じています」あべ・まお1990年生まれ、大分県出身。’09年デビュー。全国ツアー「阿部真央 らいぶNo.8 ~ Road to 10th Anniversary ~」開催中。1/22には日本武道館公演を終え、1/27神戸ワールド記念ホールでファイナルを迎える。「ふりぃ」「ロンリー」「変わりたい唄」のほか書き下ろしの新曲「28歳の唄」など全36曲収録。『阿部真央ベスト』【初回生産限定盤2CD+DVD】¥4,500【通常盤2CD】¥3,000*共に税込み(ポニーキャニオン)※『anan』2019年1月30日号より。写真・内山めぐみインタビュー、文・梅原加奈(by anan編集部)
2019年01月29日女優の大地真央が、舞台『クイーン・エリザベス -輝ける王冠と秘められし愛-』主演を務めることが25日、明らかになった。同作は、『マリー・アントワネット』『カエサル』で知られる齋藤雅文が描き下ろした歴史ロマン劇。16世紀のイングランドを舞台に、女王の座を引き継いだエリザベス1世。心を寄せる男性がありつつも、あえて非婚の女性として生き、熾烈な権力争いの中を男たちに頼らず民のために生き抜こうとした生涯を描く。新国立劇場の前芸術監督・宮田慶子が演出を務める。大地は、フランス王妃マリー・アントワネットを演じて以来、13年ぶりに女王役を演じることになる。エリザベスに慕われた寵臣・レスター伯には、『TWENTIETH TRIANGLE TOUR 戸惑いの惑星』(2017)以来2年ぶりの舞台出演となる長野博が決定。レスター伯は、「自分は国と結婚したのだ」と宣言し未婚のまま王として生きるエリザベスを支えていくが、エリザベスは妻のあるレスター伯との許されない恋に苦しむことにもなる。また、エリザベス最愛のレスター伯亡き後、彼女の心を埋める若きエセックス伯を、『薔薇と白鳥』(18)でストレートプレイ初挑戦、初主演を経験した高木雄也が演じる。若く魅力あふれるエセックス伯だが、政治を操ることが得意でなかったために不満分子に祭り上げられ、謀反の罪で捕らえられてしまう。さらに、即位したエリザベスを初期から支え続けるウィリアム・セシル国務長官を、西岡德馬が演じる。公演は東京・日生劇場にて、5月5日~26日。○宮田慶子(演出) コメント16世紀、大英帝国の礎を作ったエリザベス1世……。すべては「女」として生まれたことから始まったと言える、その数奇で孤独な運命を果敢に生き抜いた「エリザベス」を、「人間・エリザベス」として齋藤雅文さんが描き出してくださいます。そして、壮大な歴史の流れに生きる"生身の女性"としてのエリザベスを演じる大地真央さんに、今からワクワクしています。強く、賢く、愛おしく、吹きすさぶ風に向かってすっくと立つエリザベスを夢見ています。そしてエリザベスの人生に大きな影響を与える二人の男性を長野さん、髙木さんという魅力的なお二人が演じてくださいます。初めてご一緒するお二人とのお仕事もとても楽しみです。○大地真央(エリザベス役) コメント新元号になって最初の舞台。この歴史の節目に、世界史に残る、偉大でスケールの大きい、波乱万丈を絵に描いたような君主の役を演じられる幸せに感謝し、幸福と絶望、孤独と愛に満ち溢れながら、生涯独身を貫いた勇敢な一人の女性として、新しいエリザベス1世を創り上げたいと思っております。○長野博(レスター伯役) コメント今回、舞台『クイーン・エリザベス』でエリザベスの幼馴染であり側近、人生に深く関わったレスター伯役を演じさせていただくことを大変嬉しく思っています。大地真央さん演じるエリザベスに寄り添いながらも、初めて共演させていただく楽しみも感じていけたらと思っています。○高木雄也(エセックス伯役) コメント舞台『クイーン・エリザベス』の舞台に立つ事が決まりました。大地真央さんそして事務所の先輩でもある長野さんと一緒にステージに立てる事を光栄に思います。一緒にステージに立たせていただくからには、遠慮せずにガンガン自分なりに攻めて先輩方から沢山学びながら、クイーン・エリザベスの世界に入り込み楽しみたいです。僕的には平成から元号が変わって1発目の仕事なので、新しい元号の時代にグループ名のHey! Say! JUMPという言葉を皆様の目に沢山触れていけるように頑張ります!
2019年01月25日阿部真央が、本日1月22日に東京・日本武道館にて『阿部真央 らいぶNo.8 ~ 10th Anniversary Special ~』を開催する。昨年、『Road to 10th Anniversary』と題し、これまで以上に精力的な活動をスタートさせた阿部真央。3月に8枚目となるアルバム『YOU』を発売し、4月からは約7年ぶりとなる全国ライブハウスツアー『阿部真央ライブハウスツアー“Closer”』(全7公演)を開催した。その後、7月に新曲「まだ僕は生きてる」を配信リリースし、夏から年末にかけて『COUNTDOWN JAPAN 18/19』などの大型フェスへ出演し、年の瀬いっぱいまで、全国各地に歌声を届けている。そんな阿部真央は、2009年1月21日にアルバム『ふりぃ』でデビューしており、今年1月にデビュー10周年を迎えた。昨年11月から全12公演の全国ホールツアー『らいぶNo.8』を実施し、本日の日本武道館公演と1月27日の兵庫・神戸ワールド記念ホール公演は『らいぶNo.8~10th Anniversary Special』と題している。記念すべき日に、日本武道館という大きな会場でライブを行うことは、阿部真央にとって、ひとつの節目となるかもしれない。これまでのキャリアを代表するような歌声とパフォーマンスを楽しめるライブになるのではないだろうか。さらに、1月23日には自身初のベストアルバム『阿部真央ベスト』をリリース。先日公開された同アルバムのトレイラー映像では、彼女のキャリアを追いながら、デビュー曲「ふりぃ」から最新シングル表題曲「変わりたい唄」までを楽しめる。デビューしてからの10年間、女性を中心に多くのファンから愛され続けている阿部真央は、これからもさらに活躍の場を広げていくことだろう。公演情報『阿部真央 らいぶNo.8 ~10th Anniversary Special~』会場:日本武道館日時:1月22日(火)東京開場18:00/開演19:00
2019年01月22日2018年もあと数えられるほどになった今日この頃。1年をふり返ると“VOD”動画配信の普及や、『カメラを止めるな!』や「おっさんずラブ」の社会現象化、『名探偵コナン ゼロの執行人』安室透のマルチ的活躍、是枝裕和監督『万引き家族』カンヌ国際映画祭パルム・ドール受賞など映像周りで多くの人の心を動かしてきた。そこでシネマカフェでは今年活躍した俳優・脚本・監督たちに独自取材した記事の中でもっとも読まれたインタビューランキングを発表!10位:桜井日奈子『ういらぶ。』「岡山の奇跡」の愛称でメディアに彗星の如く現れた桜井日奈子は、透明感のある佇まいで、数々の作品で印象を残し続けている。2年間で映画やテレビドラマ、舞台、CMと引っ張りだこの現状からラッキーガールと言われそうだが、走り続けているその足には、女優としての脚力が確かについている。ヴェールに包まれた桜井さんの内に潜む、思いがけないほどのパワーや強い意志は、インタビューでこの後、語られることになる。9位:リリー・フランキー×安藤サクラ『万引き家族』「是枝さんってすごくナチュラルなセリフを書く人なんですけど、その中にたまに、セリフらしいセリフが入ってくることがあるんです」。『万引き家族』で4度目の是枝裕和作品への出演を果たしたリリー・フランキーは言う。「そういうセリフにこそ、是枝さんが言いたいことがかくれていたりするんだけど、是枝さんの中で、そういうセリフらしいセリフを言わせる役者さんって今までは希林さんだった気がする。セリフに聞こえないスゴさがあるから」。今回、その重要な役割を担ったのが、是枝作品初出演となる安藤サクラだった。昨年、プライベートで母となった彼女だが、出産後、初めて臨んだ本作でも一家の“母”を演じている。「母性も母乳もだだ漏れの現場でした(笑)」――。そう楽しそうに現場をふり返った。8位:井上真央『焼肉ドラゴン』「最低、最悪やろ!」と目を吊り上げ怒号を響かせながら登場するファーストシーン。そこに映る井上真央の姿は、これまで観たことのないようなパンチの効いた迫力だった。映画『焼肉ドラゴン』で井上さんが演じた梨花は、昭和45年、万博で盛り上がる大阪の片隅で、強く明るく逞しく生きる女性だ。「ここまで攻撃的な役ははじめて」と語った井上さんに、作品への思いや、女優としてのスタンスなどを聞いた。7位:佐藤健『億男』『るろうに剣心』シリーズ、『バクマン。』、『亜人』――映画だけでも代表作を挙げればキリがない。佐藤健とは、最善のいまを常に更新し続ける、貪欲な俳優である。酸いも甘いも噛み分けたような表情で淡々とインタビューに答えながらも、あるときでは、やんわりと微笑みを広げ、質問を面白がったりする。かと思えば、スッと薄いガラス扉を隔てて向こうにいってしまったかのような、心地よい緊張感さえ持ち合わせる。29歳にして、対象者により代表作や好きな作品が異なってくる、佐藤さんの計り知れない魅力は『億男』でも如何なく発揮されている。6位:舞踏家・小森悠冊『グレイテスト・ショーマン』NYで生まれ、一流ダンサーの母・小森美紀の影響を強く受け、舞踏家として育った小森悠冊は、2016年、初めて映画のオーディションを受け、『グレイテスト・ショーマン』にてチャン&エン兄弟のチャン役を射止めた。多種多様な人物が躍動する物語の中で、小森さんは唯一の日本人キャストとして抜擢。これまで舞台をベースに活動してきた小森さんにとっては、初のハリウッド映画出演となった。「撮影よりも取材のほうが緊張しますよ(笑)」と屈託なく微笑んだ彼に、作品への思い入れやヒューに受けた影響、NYでの活動や、ポジティブなマインドの秘訣まで、話を聞いた。5位:田中圭『伊藤くん A to E』部屋に入ってきた瞬間、空気がパッと華やいだ。こう言っては失礼かもしれないが、隣りのお兄さんのようないい意味での普通っぽさが持ち味だとイメージしていた。だが、『伊藤くん A to E』完成披露試写の舞台挨拶を終え、スーツ姿で取材場所に現れた田中圭は身のこなしも優雅。表情や仕草に余裕があり、写真撮影ではジョークで周囲の緊張をほぐしてくれる。その振舞いは、スランプに苦しむ女性脚本家や関わる女性たちを翻弄しまくるイケメン“痛男”伊藤くんたちが繰り広げるドラマを見守るプロデューサー、田村という劇中の役どころと重なるようにも思える。10代でデビューしてから17年、着実にキャリアを積み重ねてきた田中さんに、演技について、女性観について聞いた。4位:有岡大貴×成田凌×新木優子×馬場ふみか『劇場版 コード・ブルー』『劇場版 コード・ブルー-ドクターヘリ緊急救命-』では、さらなる輝きを見せる彼らに、また会える。そこには、若き出演者ら――有岡大貴、成田凌、新木優子、馬場ふみか――の存在も欠かせない。ドラマシリーズの撮影現場では、すでに出来上がっているチームに入る緊張感があったと語った4人だが、劇場版では打って変わり「ホーム感に満ちていた」と異口同音に唱え、微笑み合う。その陰には、当然5人の先輩俳優がいたからだと、感謝の気持ちをにじませた。3位:松坂桃李『娼年』一糸まとわぬ姿で多くの女性と交わる様子が、観客の元へ幾度も届けられる。期待、好奇、欲望、嫉妬――様々な視線がスクリーンの中の松坂桃李、もといリョウの元に降り注ぐ。妥協のない描写からR18+指定の本作。セックスシーンのバリエーションはさすがの豊かさでありながらも、醸す行為がすべて下世話に終わっていないところに作品に宿す思いを見る。2位:脚本家・徳尾浩司「おっさんずラブ」<前編>相手を真っすぐに想うという切実でピュアな描写が視聴者に受けたこと、さらに、メインキャストの田中圭、吉田鋼太郎、林遣都らの名演も相まって春ドラマを席巻した「おっさんずラブ」。本ドラマの仕掛け人のひとり、脚本家の徳尾浩司は「作っているのも、撮っているのも、おっさんですからね」とニコニコと微笑みながら、ファンタジーとキュンキュンが絡み合うストーリーバランスの肝を語った。「ロスが怖くて逆に見られない」と嘆くOL(おっさんずラブ)ラヴァーに、徳尾さんの誠実な声を届けたい。1位:脚本家・徳尾浩司「おっさんずラブ」<後編>笑いと涙、感動で幕を下ろした土曜ナイトドラマ「おっさんずラブ」。田中圭、吉田鋼太郎、林遣都が演じた、いい年をした男性同士が、とにかくピュアな恋愛模様を繰り広げた本ドラマは、Twitterの世界トレンド1位に「#おっさんずラブ」がランクインするほど、2018年春ドラマの台風の目となった。最終回を迎え、「明日から何を楽しみに日常を送ればいいのか…」と愕然としているOL(おっさんずラブ)ロスの方々に、脚本家・徳尾浩司からのメッセージを届けたい。本インタビューでは、最終回で「書くのを悩んだ」という台詞について、「おっさん」について、まさか?よもや?どうなる?気になる続編についての想い等々を明かしてもらった。1位・2位はドラマ「おっさんずラブ」の裏話を語ってくれた脚本家・徳尾浩司氏。続いて3位は2018年の衝撃作であり今まで見たことのない一面を見せてくれた松坂桃李。そのほか大ヒットとなった『劇場版 コードブルー』の新米フェローたちや『グレイテスト・ショーマン』で唯一の日本人キャストとして抜擢された小森悠冊氏などのインタビューがランクインした。2019年公開作への期待が高まる中、作品への愛や自身の活動についてなどなど…来年は作り手たちのどんなエピソードが聞けるのか…乞うご期待!(text:cinemacafe.net)
2018年12月28日「映画の打ち上げは撮影終了から公開まで時間が空くこともあり、出席者が集まらないこともあります。しかし、そこはさすが“周防組”。驚異の出席率で、150人ほどが集まっていました。それだけ結束が固かったといえるでしょう」(映画関係者)来年12月公開にされる周防正行監督(62)の新作映画「カツベン!(仮)」。その打ち上げが、12月10日に都内のカフェで行われていた。カツベンとは、活動弁士の略称。映画がまだサイレントでモノクロだった大正時代。この活動弁士が独自の語り口で伝え、作品を盛り上げていた。そんなカツベンを夢見る主人公を演じるのは、映画初主演となる成田凌(25)。ヒロインを若手女優の黒島結菜(21)が務め、脇を固めるのは竹中直人(62)、永瀬正敏(52)、竹野内豊(47)、高良健吾(31)、井上真央(31)など。アクション、恋、笑いを織り交ぜた作品となっているという。そんなメンバーが集結した映画とあって、打ち上げも超豪華。永瀬は仕事で残念ながら欠席となったが、会場には主演級のメンバーがズラリ!「監督は『まだ撮り終えていないシーンもありますし、これから編集に入るところです。しかしひとまず本編は終了したということ、乾杯』と挨拶。その後は立食パーティとなりましたが、俳優さんたちはみんな監督のもとへ行って感謝の言葉を伝えていました」(出席者)出演者の挨拶も熱いものがあった。竹野内は「『shall we dance?』を見たときから、周防監督の映画に出ることが目標でした」と告白。「本当に幸せです」と続け、感動のあまり目を潤ませていたという。そんななか、主演の成田を慌てさせるできごとが起きていた。「高良さんが挨拶のなかで、成田さんの“ある発言”を暴露したんです。それは、成田さんが『井上真央さんとのラブシーンが超最高だった』と話していたというもの。突然の暴露に、成田さんは『言わないで!』と赤面。会場からも笑いが起きていました」(前出・出席者)思わぬハプニングがあったものの、成田は挨拶では作品への思いを熱弁。最後には男泣きする一幕もあったという。周防組での初主演映画は、彼にとって思い出深い作品となったようだ。
2018年12月21日2017年に初演され、大好評を博した舞台『夫婦漫才』が、待望の再演だ。妻として漫才師として明るく生きる信子に大地真央、その夫の伸郎に中村梅雀という最強コンビ。さらに川崎麻世のほか、村上ショージ、竹内都子、正司花江といった漫才界を肌で知る面々や、上杉祥三、吉沢京子ら手練のメンバー、大地と宝塚の同期で、在団中はいぶし銀の演技で魅せた未沙のえるなど、初演メンバーも再集結。そこに今回初参加の野添義弘が加わり、盤石の役者陣で挑む。【チケット情報はこちら】昭和初期の大阪。幼なじみとして育った信子(大地)と伸郎(梅雀)は、「のぶ」コンビとして長屋の人気者だ。戦後になり、晴れて夫婦となったふたりだったが、昼も夜も働き詰めで家事にも奮闘する信子にくらべ、伸郎は定職にも就かずフラフラ。自然と口喧嘩も多くなるが、明るい掛け合い漫才のような様子が評判を呼び、ついには芸能プロダクションがスカウトに訪れる。漫才師となった信子と伸郎は、高度成長期とテレビ黄金時代に乗って、売れっ子になっていくが……。初演時は、「現代に近い日本人を舞台で演じるのは初めて、関西弁でセリフを言うのも、宝塚のトップお披露目公演以来」だったという大地。それだけに、初演の好評を受けての再演は「本当に嬉しくて、お客様の再演希望が後押しとなりました。再演では、よりパワーアップしたものをお見せできるよう、お稽古に励みたいと思います」と意気込む。中でも注目されるのは、やはり梅雀との漫才シーンだ。「今回も大阪公演があるので、笑いの本場でご覧いただく緊張感はありますが、ここでの“漫才”は、信子と伸郎の会話の中から出来上がったもの。より自然な“おもろい夫婦”を目指したいですね。梅雀さんとは『夫が多すぎて』、そして『夫婦漫才』初演と、今回で3度目の共演。さらに息の合った夫婦ぶりをご覧いただけるはずです」と大地は笑う。その言葉通り、漫才が本作の横糸だとすれば、縦糸は夫婦の愛のドラマだ。「戦前から始まり、昭和、平成の時代にかけて夫を支えて生きた信子は、とても愛情の深い人。そこに日本人の持つ強さや優しさが見えるから、お客様はご自身と重ね合わせて感動していただけるのだと思います」と大地は語る。再演を得て、東京会場となる明治座に新たなレパートリーが加わった予感だ。「歴史がある明治座は、味わいがあって大好きな劇場です。ロビーに並んだお土産屋さんをのぞくのも楽しいですね。老若男女問わず、ご夫婦でも独身でも、お友達同士でもおひとりでも、思いきり笑って泣いて、心が温かくなる作品ですので、ぜひ劇場にお越しください!」公演は2月8日(金)から17日(日)まで、東京・明治座にて。その後全国を周る。取材・文:佐藤さくら※川崎麻世の「崎」は立つ崎が正式表記
2018年12月17日人気漫画家・青木琴美の累計発行部数800万部を超える「僕の初恋をキミに捧ぐ」が、来年1月、「おっさんずラブ」「ヒモメン」などを放送してきた土曜ナイトドラマ枠でドラマ化することが決定。主人公を野村周平、ヒロインに桜井日奈子を迎え、最強の純愛ドラマを作り上げる。■第1話ストーリー垣野内逞が8歳の頃。病院に入院している逞のそばにはいつも、同じ年の女の子・繭がいた。ある日、病室を抜け出して訪れた夜の公園で、逞と繭は夜空を仰ぎながら結婚の約束を交わす。自分たちには未来があると信じて、疑わずに…。それから7年後。15歳になった逞は、名門・私立紫堂高校に入学。新入生代表の挨拶で壇に上がった女子生徒の顔を見て、驚愕。なんとその女子生徒は、幼なじみの繭だった。全校生徒を前に壇上から大声で「この私から逃げようなんて百万年早いのよ!ぜっっったいに、逃さないからね!」と逞へ向け宣言する彼女は…誰よりも会うのを避けていた大切な初恋の人物なのだった。隠れて猛勉強してまで自分を追いかけてきた繭に対し、逞は戸惑いを隠せない。泣かせたくない大事な女の子との関係を「せっかく終わりにするって決めたのに」。小さい頃に偶然聞いてしまった自分の命のタイムリミットについての記憶が、逞の頭の中でまたよみがえるが…。■原作は「僕妹」「カノ嘘」の青木琴美の同名コミック原作は、映画化もされた「僕は妹に恋をする」「カノジョは嘘を愛しすぎてる」など、少女漫画の金字塔となる恋愛作品を多数生み出してきた青木氏の同名コミック。2005年~2008年にかけて「少女コミック」(現「Sho-Comi」小学館)にて連載され、2007年に「第53回 小学館漫画賞少女向け部門」を受賞。また、2009年には井上真央×岡田将生出演で実写映画化もされたそんな最強純愛ストーリーを、尾崎将也脚本で今回ドラマ化する。■野村周平×桜井日奈子で純愛を描く重い心臓病により20歳まで生きられないと宣告を受けている主人公・逞を演じるのは、『ちはやふる』シリーズや『帝一の國』などに出演し、今作がテレビ朝日系ドラマ初主演となる野村周平。また、逞が20歳まで生きられないと知って以来、一途に病を治す方法を探し求める幼なじみの繭を、『ママレード・ボーイ』『ういらぶ。』への出演で話題となっている桜井日奈子が演じる。「ただキュンキュンしているドラマではないというか。心臓病と向き合う中での葛藤や繭にどう接していけばいいのかなど、そういう人の心の部分が、とてもしっかりと動く作品だなと思いました」と物語の印象を語った野村さんは、「原作の読者の方に恥じないような作品にしますし、いろんな人たちとの絡み合いや人間関係の心のもつれなどを、しっかりと表現できたらいいなと思っております。必ず皆さんに納得いただけるような作品にしたいなと思っています」と力強くコメント。一方、原作を読み「感動してポロポロ涙が出てきてしまいました」と話す桜井さんは、「そういう作品の良いところをちゃんとドラマでも表現できたらなと思いますし、精一杯頑張りたいです」「一番は2人の純愛だと思っています。原作の漫画もすごく素敵ですが、ドラマになったときにまた違った魅力を生み出せていけるように頑張りたいです」と意気込みを語っている。■ドラマを盛り上げるキャストも決定2人のほかにも、熱い恋のライバルに馬場ふみかと松井愛莉。高校生活を彩る仲間に矢作穂香、岐洲匠、富田健太郎、福本莉子。主人公が通う病院の看護師役に是永瞳。主人公とヒロインを支えながらも、時にそれぞれの立場から対立する母親役に真飛聖と石田ひかりに決定。なお、時に繭を巡る恋敵として対峙するカリスマ生徒会長・鈴谷昂と、逞の高校の同級生で心優しい大親友・鈴谷律役のキャストはまた後日発表されるようだ。■原作者・青木琴美コメント『僕の初恋をキミに捧ぐ』を実写ドラマ化していただけることになりました。私にとって、国内では初めてのドラマ化作品になります。しかも、もっと大切な“初めて”があります。本作のプロデューサーさんは、学生時代から私の作品を読んでくださっていた方です。読者でいてくださった方に、映像化のプロデューサーをして頂けるのはこれが初めてです。作家にとって、これほど感慨深いことがあるでしょうか。漫画『僕キミ』を描き終え、2009年に実写映画が公開されて9年。今回のドラマ化で、当時『僕キミ』を読んで(観て)いただいた方々に、逞と繭のことを懐かしく想い出してもらえたら嬉しいです。そして、たくさんの方々に、新しく出会ってもらえたら嬉しいです。私も、新しい『僕キミ』で、逞と繭に再会できることを、楽しみにしています。土曜ナイトドラマ「僕の初恋をキミに捧ぐ」は2019年1月、毎週土曜日23時15分~テレビ朝日にて放送予定。(cinemacafe.net)
2018年11月21日女の子なら一度は憧れるラブストーリーのヒロインたち。実は、彼女たちのパーソナリティは設定は違えど共通している点がたくさんあるんです。今回は、平成の名作ドラマ「過保護のカホコ」「リッチマンプアウーマン」「花より男子」を参考に、彼女たちが”なぜ愛されるのか”を考え、愛され女子になるためのポイントを見ていきたいと思います。■やさしくて、思いやりがある女の子まず初めに参考にしたいのは「過保護のカホコ」のヒロインのカホコ。この物語は、タイトルの通り過保護に育てられた箱入り娘・根本カホコ(高畑充希)と美大生・麦野ハジメ(竹内涼真)の恋と成長を描いたストーリー。1人では何もできないドジっ子カホコにイラっとするシーンもしばしば・・・。そんなカホコだけれど、周りのみんなからとても愛されていました。いったいなぜでしょうか。それは彼女がとても《やさしい》から。家族想いで素直なカホコは、相手が誰であっても決して見放さずに、やさしく接します。いとこのイトちゃんにひどい暴言を吐かれても、彼女を悪く言ったりはしません。思いやりのある人って、やはりすんばらしく”モテるんですよね。その証拠に、最初はカホコをバカにしていたハジメくんも、彼女のやさしさに助けられ、どんどんと惹かれていきます。私たちの周りでも、「美人じゃないけど癒し系で、誰にでもやさしい人」って好感度が高くて人気がありますよね。それも、異性の前でだけやさしい自分を演出するのではなく、どんな相手にも分け隔てなくやさしく接することが出来る人。現実的に考えて、どんな人にもやさしく接するって案外難しいことなんですよ。誰だって、自分でいっぱいいっぱいになったり、余裕がなくなってしまうときはあるし、学校や仕事場には苦手な人だっているはず。それでも、分け隔てなくみんなにやさしく接することができる人が、男女を問わず周りから尊敬され、愛されます。そして男性も、そういう人なら自分を理解して受け入れてくれるんじゃないか、と考えるのです。つまり、愛され女子のモテポイントは、“誰に対しても”“やさしいということ。彼にやさしく接して、彼の話を最後までちゃんと聞く、だけではだめなんです。人の悪口を言わないようにする、人の良いところを探すようにするなど、普段の自分を振り返って、少し意識を変えてみましょう。■素直で、まっすぐな女の子次に参考にする作品は「リッチマン・プアウーマン」。石原さとみさん演じる東大生ながら内定ゼロの就活生・夏木真琴(澤木千尋)と小栗旬さん演じるITベンチャー企業の社長・日向徹のコミカルな掛け合いが話題となった大人気ドラマですね。ここで気になるのは、天才・日向徹がなぜ平凡で努力家の真琴を選んだのか、ということ。それは真琴が《素直でまっすぐ》だったからです。日頃から仕事で頭を使い、精神的にもストレスが溜まりやすい徹は、真琴の純粋で、感情も表情も豊かなところに惹かれました。程度の差はあるものの、会社でプレッシャーや責任を感じることが多い男性にとって、少女のように純粋で素直な女性というのは魅力的に見えるものです。その点で、裏表がなく、何事にも一生懸命に取り組むまっすぐな真琴は、愛される女性の理想的な姿とも言えるでしょう。誰だって、周りからは良く思われたいと考え、人の前では自分を取り繕ってしまいがち。純粋で何も考えていなかった子供の頃とは違い、裏表がなく誰にでも素直でいられることって、ある意味で強さでもあるのです。だから、素直でまっすぐな女性は人として魅力的であり、尊敬できる相手だと認識されるのです。愛され女子になりたいのなら、モテるために計算高く動くよりも、まずは素直になること。「ありがとう」とちゃんと伝えたり、嬉しいことがあったら素直に喜んだり、まずはそこから始めてみるのが良いんじゃないでしょうか。■守ってあげたくなる女の子最後は、誰もが憧れる大ヒットシンデレラストーリー「花より男子」。貧乏で負けず嫌いな牧野つくし(井上真央)と、わがままな御曹司・道明寺司(松本潤)が繰り広げる胸キュンラブストーリーです。主人公の2人と三角関係になるF4メンバーの花沢類(小栗旬)の行動も胸キュンすぎる!と話題になりましたよね♡イケメンでお金持ちな王子様たちからモテモテだったヒロインのつくしは、絶世の美女でもなければ、スタイルがいいわけでもありません。ではどうして、彼女はあんなにもモテたんでしょうか。それは、彼女がいつも全力で《守ってあげたくなる》女の子だったから。学校のいじめにも負けずに立ち向かっていき、一見強そうに見えるつくしだけれど、実は意外とナイーブで心は“か弱い女の子”。王子たちからモテまくる理由はこの《か弱さ》にあったんです。何でも一生懸命に頑張る女の子が、ふと見せるか弱い一面に、男性は弱いものです。弱っている女性を守ってあげたいと思ってしまうのが、男性本能ですからね。つまり、愛される女子は強がってばかりではありません。何でも一生懸命頑張る、けれどつらいときには助けを求める、そういう甘え上手な子が最終的に幸せになるんです。話を聞いてほしい、相談に乗ってほしい、そばにいてほしい、何でもいいんです。まずは、男性を頼ってみる。これを意識してみましょう。■結論恋愛ドラマのヒロインたちは、1.やさしさ、2.素直さ、3.か弱さを持っています。つまりそれって、《人として尊敬され》る面を持ちながらも、さらに《男性を頼れる》人ってことなんです。誰にでもやさしく、素直でいることが出来るのは、人として大事な“強さ”が備わっているから。さらにどんな事にも一生懸命で、助けてあげたくなっちゃうような“弱い”一面も持ち合わせています。この《強さと弱さのギャップ》が愛され女子になるためのカギだったんですね。いきなりこんな子になれるわけない~!と思うかもしれませんが、少しずつでいいんです。意識して生活してみるだけで、自然と幸せになれる可能性は上がっていくはずです。(IROHA/ライター)(ハウコレ編集部)
2018年10月29日10月19日(金)の日本テレビ系「金曜ロードSHOW!」は阿部サダヲ主演、宮藤官九郎脚本、水田伸生監督でおくる“謝罪師”という架空の職業の男を主人公にしたコメディ『謝罪の王様』を地上波初放送する。本作の主人公である“謝罪師”とはヤクザとのトラブルにセクハラ訴訟、息子の暴行事件を受けての大物俳優夫婦の会見に外交問題まで、様々な謝罪のレパートリーを駆使して解決へと導く職業。“謝罪師”の黒島譲を阿部さんが演じ、ケンカの仲裁から政府を巻き込んだ国家存亡の危機にいたるまで大小様々なトラブルを「東京謝罪センター所長」の黒島が謝罪のテクニックを駆使、和解へと導いていく姿を描いていく。黒島のもとに現れる司法書士を目指す倉持典子には井上真央。謝るのが苦手な典子は、車の追突事故の処理をこじらせにこじらせ400万円もの借金を背負っていたが、やりすぎなほどの誠意を見せた黒島のお陰で見事に示談が成立し、それがきっかけで典子は黒島のアシスタントとして働くことになる。典子が最初に担当することになるのが、岡田将生演じる下着メーカー勤務の沼田卓也。沼田は仕事相手の宇部美咲にセクハラで訴えられていたが、典子がどれだけ作戦を練っても“誠意ある謝罪”をすることができない。一方黒島も息子の傷害事件で謝罪会見を開くことになった大物俳優・南部哲郎に会見のいろはを伝授するものの、会見でマスコミから猛攻撃を浴びてしまい、仕方なく元妻で大物女優の壇乃はる香が代わりに謝罪するのだが、2人が謝罪すればするほど事態は収拾のつかない状況になっていく。さらに依頼人として現れた映画プロデューサーの和田耕作が謝りたい相手はなんと国家を揺るがす大物だった…というストーリー。美咲役には尾野真千子、南部役には高橋克実、はる香役には松雪泰子、和田役には荒川良々、そのほか竹野内豊、濱田岳らも共演する。阿部さんは主演最新作『音量を上げろタコ!なに歌ってんのか全然わかんねぇんだよ!!』が現在大ヒット公開中。阿部さんのほか吉岡里帆、千葉雄大、麻生久美子、小峠英二(バイきんぐ)、ふせえり、田中哲司、松尾スズキらが出演、4オクターブの音域と全ての人を虜にする声量をもつ一方、“声帯ドーピング”というオキテ破りな秘密を抱えるロックスター・シンと、対照的に異様に声が小さく何事にも逃げ腰なストリートミュージシャン・ふうかの2人が織りなすハイテンション・ロック・コメディとなっている。金曜ロードSHOW!『謝罪の王様』は10月19日(金)21時~日本テレビ系で地上波初放送。(笠緒)■関連作品:謝罪の王様 2013年9月28日より全国東宝系にて公開© 2013「謝罪の王様」製作委員会
2018年10月19日映画『カツベン!』が2019年12月13日(金)に全国で公開される。監督は周防正行、主演は成田凌。周防正行による4年ぶりのオリジナル映画周防正行監督による、『舞妓はレディ』以来4年ぶりとなるオリジナル映画『カツベン!』。物語は、今からおよそ100年前、映画=活動写真がまだサイレントでモノクロだった時代を描く。そのため、観客たちを映画の世界へと導く役割を担っていたのが、“活動弁士”、通称“活弁(カツベン)”。彼らは、楽士の奏でる音楽とともに独自の“しゃべり”で物語を進行し、日本の映画界を盛り上げていた。活動弁士と日本映画の始まりを描くノンストップエンターテインメント主人公は、そんな“活弁(カツベン)”を夢見る青年。とある小さな町の映画館に流れついたことからすべての物語が始まる。超満員の映画館、隣町のライバル映画館、再会を果たした初恋相手、大金を狙う泥棒、ニセ活動弁士を追う警察までもを巻き込み、やがて事態は誰もが予想もしなかった展開へ……。日本映画の始まりを題材に、アクション×恋×笑いの要素を織り交ぜたノンストップエンターテインメントが繰り広げられる。主演は成田凌、ヒロインは黒島結菜“活弁”を目指す主人公、俊太郎を演じるのは、雑誌『メンズノンノ』専属モデルとして活躍し、映画『劇場版 コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』にも出演している、若手俳優の成田凌。『カツベン!』で映画初主演を果たす。ヒロインは、映画『サクラダリセット』などにも出演している若手女優、黒島結菜が務める。永瀬正敏、高良健吾、井上真央など豪華キャストさらに、永瀬正敏、高良健吾、井上真央、音尾琢真、竹野内豊といった実力派俳優や、竹中直人、渡辺えり、小日向文世をはじめとする周防作品おなじみのキャストが物語を盛り上げる。竹中直人は成田演じる俊太郎が働く町の小さな映画館館主を、渡辺えりはその妻を演じる。その他キャスト池松壮亮…映画黎明期を支えた実在の映画監督・二川文太郎役。成河…主人公の俊太郎が働くことになる町 の映画館、靑木館の映写技師。酒井美紀…ヒロイン梅子の母親役。山本耕史…日本映画の礎を築いた“映画の父”として知ら れる牧野省三役。無声映画を完全再現!当時の映画界をリアルに映し出した本作は、当時主流だった“無声映画”を忠実に再現したこだわりのシーンもみどころのひとつ。例えば、パリの社交界を舞台に、“椿姫”と呼ばれる高級娼婦と純情な青年の悲しくも美しい愛の物語を描いた名作『椿姫』は、草刈民代×城田優のタッグで実現。作品の象徴となる情熱的なキスシーンを、当時の映像をもとに忠実に再現している。そのほか当時一大ムーブメントを起こした『金色夜叉』をはじめ、今回の為に制作されたオリジナル無声映画『南方のロマンス』も、人気キャストが揃う豪華映像と共に楽しむことができる。エンディング曲に奥田民生エンディング曲を手掛けたのは、ロックバンド 「UNICORN」 の一員として活躍し続けている奥田民生。今回は大正7年に発表されたのち、“パイノパイノパイ”というコミカルな歌詞で瞬く間にブレイクした「東京節」を、脚本の片島章三が『カツベン!』用に書き換えた楽曲「カツベン節」を担当する。レコーディングで熱の入った歌声を披露した奥田は、「子供の頃、大人たちが歌っていた感じというか、ムードを思い出してやりました。自分が昭和の生まれなので、この歌がもっていた心は分かると思います。」とコメントを寄せている。ストーリー一流の活動弁士を夢見る青年・俊太郎は、小さな町の映画館「靑木館」に流れつく。隣町のライバル映画館に客も、人材も取られて閑古鳥の鳴く靑木館に残ったのは、「人使いの荒い館主夫婦」、「傲慢で自信過剰な弁士」、「酔っぱらってばかりの弁士」、「気難しい職人気質な映写技師」と曲者揃い。雑用ばかり任される俊太郎の前に突如現る大金を狙う泥棒、泥棒とニセ活動弁士を追う警察、そして幼なじみの初恋相手!俊太郎の夢、恋、青春の行方は・・・!俊太郎の活弁がうなるとき、世紀のエンターテイナーの物語がはじまる。詳細映画『カツベン!』公開日:2019年12月13(金)全国ロードショー監督:周防正行脚本・監督補:片島章三出演:成田凌、黒島結菜、永瀬正敏、高良健吾、井上真央、音尾琢真、竹中直人、渡辺えり、小日向文世、竹野内豊エンディング曲:奥田民生
2018年10月01日俳優の成田凌(24)が周防正行監督(61)の新作映画「カツベン!(仮題)」(来年12月公開)で主演をつとめることになり、都内で会見を行ったことを各スポーツ紙が報じた。各紙によると、まだ日本映画が無声映画だった大正時代を舞台とした同映画。作品内容を語りで表現する「活弁士」に憧れる青年(成田)と、女優を夢見る少女(黒島結菜)。その恋を、アクションと笑いを織り交ぜてコミカルに描くという。主人公とヒロインは監督自らが3ヵ月をかけて約100人と面接。オーディションを行って成田と黒島を選んだという。「周防監督は『シコふんじゃった。』(92年)や『Shall we ダンス?』(96年)、『それでもボクはやってない』(07年)など話題作が多い。共演は竹中直人さん、渡辺えりさん、小日向文世さん、さらに永瀬正敏さん、井上真央さん、竹野内豊さんら豪華な面々。俳優としてはこれまで脇役が多かった成田さんですが、この作品で俳優として鍛えられれば大きくステップアップできそうです」(映画業界関係者)成田といえば昨年10月、戸田恵梨香(30)とのドライブデート中に写真誌「FRIDAY」(講談社)の張り込み車に接触。事故を起こしたことで、交際が発覚した。また8月には同誌が2人がフィリピン・セブ島旅行に出かけたことを報じ、順調な交際ぶりが明らかになった。「戸田さんといえばこれまで綾野剛さんや松山ケンイチさん、勝地涼さんらと交際が報じられました。彼らはことごとく売れっ子になっており、“戸田恵梨香の彼氏は出世する”とも言われています。成田さんは早くも“恩恵”を受けたようです。もともと才能のある方ですし、彼女超えを果たす日も遠くないかもしれません」(芸能記者)戸田も、成田が抜てきされたのを喜んでいるに違いない。
2018年09月30日人気若手俳優・成田凌が、周防正行監督の4年ぶりとなるオリジナル最新作『カツベン!(仮)』で映画初主演を務めることが分かった。併せて、ヒロインに黒島結菜、共演には永瀬正敏や高良健吾など豪華俳優陣が発表された。■周防監督4年ぶりの新作の舞台はおよそ100年前の映画界『カツベン!(仮)』と題される周防監督最新作は、いまからおよそ100年前、「映画(活動写真)」がまだサイレントでモノクロだった時代を描く。楽士の奏でる音楽とともに独自のしゃべりで物語をつくりあげ、観客たちを映画の世界に誘い、熱狂させる【活動弁士】通称“カツベン”を主人公にしたストーリー。ほかにはない日本独自の文化が花開き、映画を観に行くよりも活動弁士のしゃべりを聞きに行くほど注目を集めるカツベンにあこがれる青年が、とある小さな町の映画館に流れついたことから全てが始まる【アクション】×【恋】×【笑い】の要素を織り交ぜたノンストップエンターテインメントだ。周防監督は「日本映画の無声映画時代には“活動弁士”という存在がいて、映画を解説しながら上映していた時代があり、これは世界でも日本独自の文化でした。日本映画の始まりの物語をエンターテインメントとしてみなさんに知っていただき、日本映画の歴史というものを感じてもらいたかったという気持ちが一番強かった」と、作品に対する熱い思いをコメントしている。■主人公には映画初主演となる成田凌が抜擢!今回、主人公に抜擢され本作が映画初主演となるのは、モデルとしての活動のほか、大ヒットとなった『劇場版コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』へ出演するなど、様々な分野で活躍する若手最注目俳優の成田凌。ヒロインには映画『サクラダリセット』に出演するなど若手実力派女優の黒島結菜。周防監督は、成田さん、黒島さんを抜擢した理由について「ふたりともオーディション(3カ月にわたり男女100名ずつ実施)で選びました。日本映画のはじまりの頃はまだみんなが初々しく、そのような初々しさを2人に感じました」と明かすと、「成田さんは会った時の素直な感じ、そして活動弁士として映画を解説している姿がオーディションを通じて想像できたので、その才能を信じてキャスティングさせてもらいました。黒島さんは役でも駆け出しの女優を演じる、その役柄にふさわしい初々しさと可愛らしさを感じました」と、それぞれの魅力についても語った。また、脇を固めるのは、永瀬正敏、高良健吾、井上真央、音尾琢真、竹野内豊などの豪華俳優陣。また、竹中直人、渡辺えり、小日向文世をはじめとする周防作品お馴染みのキャストも登場する。■成田凌&黒島結菜のコメントも到着本作で映画初主演となる成田さんは「映画初主演を周防組で行えるということで、この世界にいる人間としては誰もが羨むようなことだと思っており、もちろんプレッシャーも感じておりますが、何より安心感と信頼があるので、何があっても、這いつくばってでも真ん中に立っていようと思っています」と、本作に対する熱い思いを語った。本作の役所については「活動弁士に憧れる青年で、真っ直ぐに、素直に、でもやんちゃな部分も持ちつつ、愛するものに突き進んでいく役です」とコメントした。黒島さんも「女優に憧れる女性で、非常に素直で純粋で、小さい頃に活動写真というものを見て、女優になりたいと思う一途な女の子です」と自身の役所を説明。さらに本作での豪華な共演陣に関して成田さんは「錚々たる方々がいる中で、主演という形で携わらせていただきますが、主演だからと変に気構えることなく、監督を信じ、共演者の方々を信じて一生懸命やっていきたいです」と、心の内を告白。黒島さんも「日本映画界の中でもオリジナルで、珍しい作品になると思っており、キャストの方々も素晴らし方々ばかりなので、みなさまの足を引っ張らないようにしがみついていきたいなと思っています」と意気込みを語った。周防作品史上、「一番映画愛に満ち溢れた、笑えて、泣けて、ハラハラドキドキする!」最高傑作が遂に動き始める。『カツベン!(仮)』は2019年12月より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2018年09月28日俳優の成田凌が、周防正行監督の最新映画『カツベン!(仮)』(2019年12月公開)で初主演を飾ることが28日、明らかになった。同作は『シコふんじゃった。』『Shall we ダンス?』『それでもボクはやってない』などで知られる周防監督4年ぶりのオリジナル新作。今からおよそ100年前、「映画(活動写真)」がまだサイレントでモノクロだった頃を舞台に、楽士の奏でる音楽とともに独自の“しゃべり”で物語をつくりあげる活動弁士、通称“活弁”(カツベン)を夢見る青年が主人公となる。さらに超満員の映画館、隣町のライバル映画館、再会を果たした初恋相手、大金を狙う泥棒、ニセ活動弁士を追う警察までもを巻き込み、事態は誰もが予想もしなかった展開に。ヒロインには若手実力派女優の黒島結菜を迎え、永瀬正敏、高良健吾、井上真央、音尾琢真、竹野内豊と超実力派俳優が脇を固める。さらに竹中直人、渡辺えり、小日向文世をはじめとする周防作品おなじみのキャストも登場する。東映京都撮影所で取材に応じた出演者陣。作品について聞かれた周防監督は「日本映画の無声映画時代には“活動弁士”という存在がいて、映画を解説しながら上映していた時代があり、これは世界でも日本独自の文化でした。日本映画の始まりの物語をエンターテインメントとしてみなさんに知っていただき、日本映画の歴史というものを感じてもらいたかったという気持ちが一番強かった」と、熱い思いを語った。成田、黒島を抜擢した理由について「ふたりともオーディション(3カ月にわたり男女100名ずつ)で選びました。日本映画のはじまりの頃はまだみんなが初々しく、そのような初々しさを2人に感じました。また成田さんは会った時の素直な感じ、そして活動弁士として映画を解説している姿がオーディションを通じて想像できたので、その才能を信じてキャスティングさせてもらいました。黒島さんは役でも駆け出しの女優を演じる、その役柄にふさわしい初々しさと可愛らしさを感じました」と、理由を明かした。成田は「映画初主演を周防組で行えるということで、この世界にいる人間としては誰もが羨むようなことだと思っており、もちろんプレッシャーも感じておりますが、何より安心感と信頼があるので、何があっても、這いつくばってでも真ん中に立っていようと思っています」と、意気込む。実際に練習もしており「練習をしてから2カ月半程度経つのですが、堂々と自信を持ってやればいい! というアドバイスをしていただきました」という。周防監督から「撮影が始まる前に、他の語り芸を絶対に見た方がいいと思い、講談や浪曲を(成田さんと)一緒に観に行きました。あとは、活動弁士としての基本的なことを磨いて、この映画のあとはアルバイトとして活動弁士ができるようになってほしいなと思います(笑)」とさらなる希望を言われると、成田は「活動弁士という仕事の楽しさを分かってきた。今後機会があれば本当にやってみたいなと思っています」と答え、会場の笑いを誘った。ヒロインに抜擢された黒島は「女優に憧れる女性で、非常に素直で純粋で、小さい頃に活動写真というものを見て、女優になりたいと思う一途な女の子です」と述べ、「今回オーディションで選んでいただいて、なんで私なんだろうという不思議な気持ちがあったのですが、素直に嬉しいです。あまりオーディションで受かることが今までなかったので(笑)、みなさんと良い作品を作っていけるというのは、今後の私の女優人生の中でも非常に貴重な経験になると思うので、撮影を頑張りたいなと思っています」と、真摯に語る。また活弁の具体的な練習内容について聞かれた成田は「活動弁士の方に男、女、説明部分の声色を色々と作っていただいたり、独特な話し方を教えていただいて練習しています」と説明。さらに竹中、渡辺との共演について聞かれ「昔から見ていた方々で、絶対に共演したいと思っていたお二人でしたが、一緒にやってみるとやっぱりさすがだなと感じることばかりです。『Shall we ダンス?』が23年前の作品なので、私が1歳のときからすでに活躍をされていると思うと本当にすごいと」と、共演できることの喜びを表した。
2018年09月28日メ~テレが開局55周年を記念して、妻夫木聡と井上真央の初共演で貫井徳郎の小説「乱反射」をスペシャルドラマ化。9月22日(土)今夜オンエアする。原作は「愚行録」「犯罪症候群」など数々のミステリーで知られる貫井氏が「週刊朝日」に連載、第63回日本推理作家協会賞長編、連作短編部門受賞のほか第141回直木三十五賞候補作にもなった同名小説。現代の日本が抱える社会問題を斬新な切り口で描き出した社会派ミステリーとして高く評価される原作を、今回、『川の底からこんにちは』で第53回ブルーリボン賞監督賞を受賞し、松田龍平主演の『舟を編む』で第37回日本アカデミー賞に輝いたほかアカデミー賞外国語映画部門にも選出されるなど世界的な評価を受けた石井裕也監督がメガホンを取って映像化。主演には貫井氏の原作を映画化した『愚行録』で主演を務めたほか、石井監督とも『バンクーバーの朝日』でタッグを組んだ妻夫木さん。妻夫木さん演じる主人公の妻役には「花より男子」や連続テレビ小説「おひさま」のヒロイン役で国民的人気となり大河ドラマ「花燃ゆ」や『白ゆき姫殺人事件』など数々の作品で知られる井上さん。そのほか「BG~身辺警護人~」などの萩原聖人をはじめ、『響 -HIBIKI-』「アンナチュラル」などの北村有起哉、「おんな城主 直虎」や『羊と鋼の森』の光石研、「高嶺の花」『3D彼女』の三浦貴大、「CRISIS 公安機動捜査隊特捜班」などの芹澤興人、「嫌われる勇気」などの相楽樹らが共演。自らの虚栄心を満たすため街路樹伐採の反対運動を起こす主婦、飼っている愛犬のフンを始末しない老人、医師としての責任を負うのが嫌で救急要請を断ってしまうアルバイト当直医、犬のフンを拾う仕事を放置した市の職員、極度の潔癖症で不潔なものに触れられないことを隠している造園業者…本当は悪いと思いながら行なってしまう「小さな罪」の連鎖によって奪われた2歳の男の子の命。誰も謝罪をせず誰もが人のせいにし自分の責任を認めない。責任を追及しようにも法でも裁くことができない。そして追い込まれた父親と母親は幼い息子を失った悲しみと怒りの矛先を、自分自身に向けていく…。妻夫木さんと井上さんを中心にして、重厚なキャスト陣による迫真の演技で日本社会の闇を暴き出す社会派ミステリーエンターテインメント。「乱反射」は9月22日(土)22時15分~メ~テレ・テレビ朝日系でオンエア。(笠緒)
2018年09月22日17年2月に発覚した櫻井翔(36)と小川彩佳アナ(33)の熱愛。ファンからも祝福されていた2人だが、今年4月に破局していたことが一部週刊誌に報じられた。しかし、結婚間近ともいわれていた小川アナとはなぜ破局に至ってしまったのだろうか――。芸能プロ関係者によると、その要因の1つとなったのが、嵐メンバーの“結婚決意”報道なのだという。「まずは、二宮和也さん(35)と伊藤綾子アナ(37)。2人はこの7月に婚前旅行をし、結婚を認めてくれるよう事務所に直談判したと報じられました。そして、松本潤さん(34)と井上真央さん(31)。13年に渡る交際をついに実らせようと結婚に向けた準備を始めた、との記事も出ています。しかし、国民的アイドルのメンバーが一気に3人も結婚するというのは考えづらい。しかも、嵐は今年11月からデビュー20周年の記念ツアーが始まります。そうした大事な時期だからこそ櫻井さんは、“いまは結婚のタイミングではない”と判断したのでしょう」加えて、“キャスター業に注力したい”という強い意志も、破局に大きく影響したようだ。現在、櫻井が月曜キャスターを務める『NEWS ZERO』(日本テレビ系)が、10月からリニューアルされる。元NHKの有働由美子アナ(49)をメーンキャスターに迎えるにあたって、櫻井もいままでとは違う立ち位置を志願しているという。「制作側としては、有働さんと櫻井さんを番組の二枚看板にしたい意向があるんです。櫻井さん本人も“できれば毎日出演したい!”とやる気満々。他の仕事もあるのでさすがに毎日は厳しいと思いますが、スケジュールを調整して週2~3回に出演が増えることもあるかもしれません」(番組関係者)そこまでしてキャスター業に磨きをかけたい櫻井の視線の先には、20年の東京五輪があった。「もともと彼には五輪取材に強い思い入れがあるんです。これまで、08年の北京五輪から6大会連続でキャスターを務め、取材活動を重ねてきました。自国開催の東京五輪はキャスターとしての集大成になる。それまでの2年間は“何よりも仕事が最優先”という姿勢を貫くつもりなのでしょう」(テレビ局関係者)彼のゴールインは、東京五輪よりも先の話になりそうだ――。
2018年08月23日フィギュアスケーターの浅田真央と姉の浅田舞が17日、千葉・舞浜アンフィシアターで行われた健康増進型保険 “住友生命「Vitality」”メディア発表会に登場した。同商品のアンバサダーを務める2人は、健康美輝くスポーツウエア姿で軽く走りながら登場。真央は「精一杯みなさんにお伝えできればいいなと思っています」とアンバサダーとしての意気込みを語り、舞は姉妹そろっての就任を「とてもうれしいですね」と喜んだ。また、健康維持のために日々心がけていることを聞かれると、真央は「ボクササイズを始めました」と明かし、「フィギュアスケートをやっているので毎日滑って運動はしているんですけど、そのほかに引退してから始めたのがボクササイズです」と説明。「アイスショーも開催しているので、体はしっかりつくっていかないといけないなと。運動は大切だなと思っています」と話した。舞は「身体が喜ぶものを食べるようにしています」と明かし、「私も真央と一緒にアイスショーに出演しているので、運動したあとはお肉や炭水化物をたくさんとったり、しっかり食べてしっかり動くようにしています」と笑顔で健康の秘訣を語った。発表会には、俳優の瑛太、巨人、ヤンキースなどで活躍した松井秀喜氏、 元新体操日本代表でスポーツキャスターの畠山愛理、サッカー元日本代表MFの福西崇史氏も出席した。
2018年07月17日フィギュアスケーターの浅田真央と姉の浅田舞、巨人やヤンキースなどで活躍した松井秀喜氏らが17日、千葉・舞浜アンフィシアターで行われた健康増進型保険 “住友生命「Vitality」”メディア発表会に出席。初対面の真央と松井氏は、“耳たぶが大きい”という共通点で盛り上がった。新商品“住友生命「Vitality」”は、「毎年変動する保険料」と「パートナー企業による特典(リワード)」という2つの特徴を備えた健康増進型保険。真央と舞は、同商品のアンバサダーを務める。松井氏は、全国でスポーツイベントを展開する住友生命の健康増進プロジェクト「スミセイバイタリティアクション~大切な人とカラダを動かそう~」の講師を務め、真央と舞も同プロジェクトに参加している。3人はステージ上で、スポーツの大切さやプロジェクトの魅力についてトーク。その途中、隣同士になった真央と松井氏が楽しそうに会話している場面も。その後の囲み取材で、報道陣から会話の内容を聞かれると、松井氏は「『松井さん耳たぶ大きいって言われませんか? 私もよく言われるんです。共通点があってよかったです』って言われたんです」と笑顔で明かした。「今までテレビで見てもまったく気付かなかったですけど、改めて見ると本当だって」と言われるまで気付かなかったという松井氏。真央が「『松井さんみたいに耳がでかいね』ってよく言われることがあったので、ぜひ今日松井さんにお伝えしたいなと思って」とうれしそうに話すと、「ありがとうございます。光栄です」と笑い、姉の舞も「私も気になっていたので今聞けてよかったです」と笑顔を見せた。発表会には、俳優の瑛太、元新体操日本代表でスポーツキャスターの畠山愛理、サッカーの元日本代表MF福西崇史氏も出席した。
2018年07月17日映画『焼肉ドラゴン』(6月22日公開)の公開初日舞台あいさつが22日に都内で行われ、真木よう子、井上真央、大泉洋、桜庭ななみ、大谷亮平、大江晋平、鄭義信監督が登場した。同作は鄭義信が作・演出を務めて2008年に製作され、日本の演劇賞を総なめにした伝説の舞台を映画化。鄭が脚本・監督を務める。1970年代を舞台に、故郷を奪われた6人の家族が関西で焼肉店「焼肉ドラゴン」を営み、時代の波に翻弄されながらも力強く生きる姿を描く。焼肉店の三姉妹、静花を真木、梨花を井上、美花を桜庭、そして常連客で静花の幼馴染の哲男を大泉が演じる。「今までやった役とは少し違った部分があり、感情を抑えたりするシーンが多かったので、辛いシーンもあったけど、現場ではみんな家族ですごく仲良くしていた」と撮影を振り返る真木。「本当に1年前も、この前のように覚えてるくらい濃厚な時間だった」と語った。また、この日舞台挨拶に来られなかった父親役のキム・サンホからサプライズで手紙が送られた。キムは「この映画を撮りながら私は良い思い出をたくさん作ることができました。こんな素晴らしい映画に出演させていただいたことを未だに嬉しく感じています。監督を始め、立派な共演者さんたちに囲まれて、恵まれて、いろんな意味で大事な体験だったと思います」と撮影の日々について感謝。さらに手紙は「日本の観客の皆様、この映画の物語は、皆様の家族、友達、隣に住んでいる方、そして今どこかで生きている人々の話です。この映画の登場人物と一緒に、笑ったり泣いたり怒ったり、一緒の時間をお過ごしください。それから私たちのように、私のように良い思い出をたくさん作ってお帰りになられたら幸いです。感謝します」と心のこもった文章で締めくくられた。真木は「キム・サンホさんからそんないい言葉聞いたの初めてな気がする。ちょっと泣きそうになった」と周囲を笑わせながらも、声を震わせ感動した様子だった。
2018年06月22日映画『焼肉ドラゴン』(6月22日公開)の公開初日舞台あいさつが22日に都内で行われ、真木よう子、井上真央、大泉洋、桜庭ななみ、大谷亮平、大江晋平、鄭義信監督が登場した。同作は鄭義信が作・演出を務めて2008年に製作され、日本の演劇賞を総なめにした伝説の舞台を映画化。鄭が脚本・監督を務める。1970年代を舞台に、故郷を奪われた6人の家族が関西で焼肉店「焼肉ドラゴン」を営み、時代の波に翻弄されながらも力強く生きる姿を描く。焼肉店の三姉妹、静花を真木、梨花を井上、美花を桜庭、そして常連客で静花の幼馴染の哲男を大泉が演じる。今回、父親役のキム・サンホは来れなかったものの、5月22日に行われた舞台挨拶後には食事会が開かれたという。そこで酒を飲みすぎてしまった大泉に、井上は「ひどかったですねえ」としみじみ。大泉は「私は酔っ払うと、なぜか相撲を取っちゃう人間なんですよ。韓国対日本で、結局相撲取っちゃって」と明かし、井上は「しっかり動画に納めさせていただきました」と頷く。大泉が「どうしてか、相撲を取っちゃうんですよ。その時の勝敗どうだった?」と尋ねると、井上は「勝敗というか、『ジャパニーズ・スモウ』と、『ジャパニーズ・ウケミ』と言って、一人で受け身してた……アボジ(父)は全く見てなかったです」と衝撃の真実を語った。大泉が「相撲取ってないの!? 相撲取っただろ俺!」と驚くと、井上は「取ったって思ってるかもしれないですけど、構えて『これがジャパニーズスモウ』、そのあと『ジャパニーズ・ウケミ』と言って、アボジは一切見ていない、という動画が」と説明。大泉がさらに「日韓の対決は実現してないの!?」と食い下がると、井上が「相手にもされていない」とバッサリ切り捨て、大泉は「やだあ〜」とショックを受ける。井上は自身が撮った動画について「YouTubeで」と公開することを提案し、大泉は「何万回再生されるだろうな」と苦笑した。
2018年06月22日「最低、最悪やろ!」と目を吊り上げ怒号を響かせながら登場するファーストシーン。そこに映る井上真央の姿は、これまで観たことのないようなパンチの効いた迫力だった。映画『焼肉ドラゴン』で井上さんが演じた梨花は、昭和45年、万博で盛り上がる大阪の片隅で、強く明るく逞しく生きる女性だ。「ここまで攻撃的な役ははじめて」と語った井上さんに、作品への思いや、女優としてのスタンスなどを聞いた。■超攻撃的キャラを好演!井上さんが「攻撃的」と表現したように、劇中、彼女が演じる梨花は、多くのシーンで、夫となる男性・哲男(大泉洋)に容赦ない罵声を浴びせ、感情を爆発させる。「私はこれまでどちらかというと、受け身の女性を演じることが多かったので、攻撃的な役は楽しみだなという思いはありつつも、監督は、現場で面白いと感じたアイデアをどんどん足していくので、慣れない関西弁という事もあり緊張の連続でした」と撮影をふり返る。確かに、これまでの井上さんの役柄は、思いを内に秘めながら生きていくような女性が多く、本作のように感情を暴発させるようなキャラクターは新鮮だ。「怒ったり怒鳴ったりするシーンは、現場に入るまではどこまでやって良いのか分からなかったんです。でもお母さん(イ・ジョンウン)のお芝居を見て『梨花にも同じ血が流れているんだ』と思えました」。この井上さんの言葉通り、本作では、腹の底から響き渡るような井上さんの“怒号”が炸裂する。しかし、こうした「攻撃性」の裏には「秘めた深い愛情」も内在していると井上さんは梨花という女性を解釈する。「相手への愛が深いけど、うまく気持ちを伝えられない。そんな梨花のいじらしい部分もみてほしいです」。■作品選びへのこだわりはない井上さんにとっては実写映画への出演は、2014年公開の『白ゆき姫殺人事件』以来となる。「特にドラマと映画で、自分自身、なにかを変えるわけではないのですが、映画はすごく時間をかけて撮るものなので、気持ちの部分で少し違いはあります。映画はワンシーンを何日もかけて撮影したりするので、贅沢だなと思いますね。本作もそうですが、みんなで話し合ってシーンを作り上げていく空間にいられるのは幸せだなと感じます」。これまで映画はもちろん、大河ドラマ、連続テレビ小説など数々の作品で主演を務めてきた井上さんだが、「出演作品へのこだわりはないんです。昔から、そのときのタイミングやご縁でやらせていただいて、今に繋がっていると思います。その意味では、これまでとても素敵な出会いに恵まれているなと感じています。」と周囲へ感謝する。■直感を大切にしていきたいそんななか出会った本作も、井上さんにとってはとても素敵な縁になったという。「鄭さんの初監督作品に参加できたことは光栄でした。いままで演じた事がないような役で監督の現場に身を置く事が出来たのは、緊張感もありましたが嬉しかったです」。脚本を読んだ段階から「この作品は面白くなりそう」と井上さんは感じていたという。「昔からマイペースで慎重な所はあったのですが、今回この作品に飛び込めたのは良かったです。これからもそうゆう直感みたいなものは大切にしていきたいです」。また、劇中「たとえ昨日がどんなでも、明日はきっとえぇ日になる」というセリフがある。井上さんは「私もですが、人って辛いことや大変なことに目を向けがちですよね。でも『ありがたいな』とか『幸せだな』ということに気づけた方が、人生は楽しいと思うんです。だからこそ、この作品は多くの方に響くと思います」。(text: Masakazu Isobe/photo:You Ishii)■関連作品:焼肉ドラゴン 2018年6月22日より全国にて公開© 2018「焼肉ドラゴン」製作委員会
2018年06月20日6月22日に封切りとなる映画『焼肉ドラゴン』は、家族の物語だ。舞台は1970年、高度経済成長期まっただなかの関西。小さな焼肉店を営む家族が、時代の波に翻弄されながらも、本気でぶつかり、本気で生きる姿を描いている。真木よう子が演じるのは、しっかり者の長女・静花。自分の気持ちよりも家族の幸せを優先する、控えめな女性だ。「私自身は、兄と弟ふたりの4人兄弟。みんなが読んでいるケンカ漫画やヤンキー漫画の口調を真似て、よく遊んでいました。『ふざけんなよ』みたいな荒々しい言葉も、それでいっぱい覚えたと思う。だから、いまだにそういう役が得意なんです」そう笑ってから、今回の静花役を振り返る。「今回、静花というおとなしやかな役でオファーをいただいて驚いたし、うれしく思いました。きっと、いままでとは違う気持ちが味わえる役だと思ったんです」静花のような女性が、何を見て何を思い、どんな行動をとるのか。どんな気持ちを押し殺し、どんな言葉を口にするのか。そして、どんな幸せを求めるのか。新しい役柄を演じることで、知らない世界が見えてくる。「全然違う人格の人間を演じていると、芝居で誰かと掛け合いしているときに“未知の感情”を発見することがあるんです。なんていうのかな……知らない人の内側にふれた、みたいな感じ。でも、演じられるということは、自分のなかにまったくない感情ではないんだな、とも思います」一言でいうなら、我慢と葛藤――そんな静花の内側にふれながら、自分の内側とも向き合うような感覚。真木と静花には、わかりやすい共通点もあった。「私も静花と同じ長女なんです。兄と一緒に、弟ふたりのことを『あの子たちはまだ若いしね』なんて見守っていたりもして。弟たちの仕事の相談にも乗るし、ごはんもご馳走するし、そういう意味では私も長女的だと思います」でも、と、いたずらっ子のように続ける。「私、結構お母さんに甘えちゃうんですよね。大事なシーンの撮影があってドキドキしている日なんか、お母さんに『頑張れって言って』ってお願いするし。それでお母さんが『頑張れ、よう子。大丈夫』って言ってくれると、安心して出かけられる。すっごく支えてもらっています」■肩の力を抜いて、幸せになるための道を選ぶ小学生で女優を志し、16歳で俳優養成所に入塾。舞台やドラマ、映画と活躍を続け、真木はずっと第一線を走ってきた。年齢を重ねて、変わってきたことを尋ねてみる。「数年前までは、とにかくがむしゃらだったんですよね。私が家族を背負っているって、勝手に思い込んでいたんです。でも、最近はもうすこし楽に考えられるようになってきました。愛している人たちとただ笑って、幸せに暮らしたい。それが一番いいなぁ、って思う」強いまなざしが、ふっとやわらいだ。「まだ35歳だし、そういうのちょっと早いかなとも思うんだけど」と、微笑む。その心境の変化は、どこからきたのだろうか。なんなんですかね……と、しばらく宙を見つめ、考える。「……やっぱり、幸せになりたいじゃないですか。自分が幸せじゃないと、愛してる人を幸せにできないし。そのためには身体を大切にするとか、ストレスをためないとか、基本的なことが大事だなって気づくし。もしかしたらまたすっごく働くかもしれないけれど、いまはすこしゆっくりな時期なんだと思います。無理なく、自分ができるかぎりのお仕事を、しっかりやっていきたい」あれほどお芝居にのめりこんできた女優が、ゆっくり過ごすことは、逆に勇気が要るのではないだろうか。世界はまだ、休むことを当たり前にできていないから。「全然不安がないかと聞かれたら、もちろんそういうわけじゃないんです。でも、いままでいつもどうにかしてきたし、なんとかなるか、とは思ってる。だけど『なんとかなる』は『怠惰になっていい』ということではありません。本当にやらなくちゃいけないことは、よりしっかりとやる。仕事だってこれまで以上に手を抜かず、きっちり計画しながら進めていきます」穏やかな日常を慈しみながら、さらに表現を深めるための爪を研いでいる、ように見えた。■ずっと自分で決めてきたから、この先も大丈夫物語のなかで静花は、妹の梨花(井上真央)を傷つけないために、哲夫(大泉洋)への想いに蓋をしようとする。誰かのために心を決めることは、みずからを大切にすることと同じくらい苦しくて、尊い。静花とは反対に、真木はいつも“自分”を貫きとおしてきた。「誰かに言われて何かを決めたことって、ないんです。自分から女優になりたいと決めて、いろんな反対も全部押し切ってやってきた。振り返れば、ずっと私らしい人生を歩いてきてるんですよね。がむしゃらに仕事ばかりしていた時期も、すこしゆっくりしているいまも全部、自分のなかにあった一面。だから、この先もずっと自分で決めていけば、大丈夫なんじゃないかなって思えるんです」もちろん、間違うことが怖くてためらう時期もあったという。それでも恐れずにトライ・アンド・エラーを繰り返して、すこしずつ前に進んできた。そしていま残ったのは、取り返しのつかない失敗でも癒えない傷でもなく、みずからの手で人生を選んできたという確信だ。どんな言葉が返ってくるかを知りたくて、尋ねてみた。自分の選択を信じてやっていくのって、怖くないですか?「えっ……そっか。私は誰かに任せたことがないから、逆に、任せるほうが怖い」真木よう子は、すこし恥ずかしそうに笑った。「『これをこうしたら、うまくやれるよ』みたいな言葉って、よく耳にするじゃないですか。でも、その『うまくやれる』っていう部分が、私にはなかなかしっくりこないんです。だって、人生が終わるときに『私うまくやれたなぁ』と思って死にたいわけじゃないから。周りからは“失敗”とか“成功”ってラベルを貼られるかもしれないけど、本当は全部、自分が決めること。だから、最後に自分が納得して終われたら、それでいいんです」うまくやろうなんて、思わなくていい。失敗してもそこから成長すればいい。何事もそうやってプラスに考えたほうが、きっと面白くなる、と言う。「すべてを成功させて完璧に幸せになることなんて、不可能だから。むしろ、いろんな挫折とかを経験しながら進んでいったほうが、楽しくないですか?」最後に「だから、大丈夫なんですよ」とつけくわえて、ふふっと笑った。エールがにじんだ彼女の笑顔はきっと、これからまた新しい道を進む自分自身にも、向けられている。Photo/池田博美映画『焼肉ドラゴン』あらすじ昭和45年・高度経済成長にうかれる大阪の片隅。龍吉(キム・サンホ)と英順(イ・ジョンウン)が営む小さな焼肉店「焼肉ドラゴン」は、騒がしい美人三姉妹(真木よう子、井上真央、桜庭ななみ)や常連客たちの喧嘩や笑い声が絶えない。失くした故郷、戦争で奪われた左腕。つらい過去は決して消えないけれど、“たとえ昨日がどんなでも、明日はきっとえぇ日になる”それが龍吉のいつもの口癖だった。店の中は、静花の幼馴染・哲男など騒がしい常連客たちでいつも賑わい、ささいなことで、泣いたり笑ったり―。強い絆で結ばれた彼らにも時代の波が押し寄せ…。映画『焼肉ドラゴン』の情報6月22日(金)ロードショー出演:真木よう子 井上真央 大泉洋 / 桜庭ななみ大谷亮平ハン・ドンギュイム・ヒチョル大江晋平宇野祥平根岸季衣 / イ・ジョンウンキム・サンホ監督:鄭義信配給:KADOKAWAファントム・フィルム公式サイト:
2018年06月15日世界の様々なテレビ番組を紹介するバラエティ「世界まる見え! テレビ特捜部」の6月11日(月)今夜放送回に、女優の井上真央と歌手のジェジュンがゲスト出演。2人をはじめとした豪華ゲストを迎え「ウソかマコトかSP」をお届けする。2005年にドラマ「花より男子」のヒロイン・牧野つくしを演じ、同作は続編、さらに映画化も製作される大ヒットとなると、2011年の連続テレビ小説「おひさま」ではヒロインに抜擢、2015年の大河ドラマ「花燃ゆ」では主演を務めたほか、『ダーリンは外国人』『白ゆき姫殺人事件』といった数々の映画にも主演するなど大きく飛躍した井上さん。一方、ジェジュンさんは2004年に東方神起のメンバーとしてデビューすると、その後2010年からは「JYJ」として活動。2013年には初のソロアルバムをリリースし、兵役を経て2017年から再始動、ソロアーティストとして新たな道を歩みはじめた。2人を迎えた今夜の本番組では、アメリカの大富豪が2億円の財宝を山に隠し、見つけた人に全部差し上げますと言ったことから35万人ものトレジャー・ハンターが殺到したという話題をお届け。カナダの有名トレジャーハンターの宝探しの様子を紹介するほか、世界のうそみたいな本当の映像とちょっと怪しい映像を大連発する。井上さんが出演する映画『焼肉ドラゴン』は6月22日(金)より全国にて公開。日本の演劇賞を総なめにした伝説の舞台を、舞台でも作・演出を務めた鄭義信が初監督を務め映画化。万国博覧会が催された1970(昭和45)年、高度経済成長に浮かれる時代の関西の地方都市の一角にあるちいさな焼肉店「焼肉ドラゴン」を舞台に、亭主・龍吉と妻・英順、 静花、梨花、美花の三姉妹と一人息子・時生の6人の暮らしを描く。真木よう子が静花、井上さんが梨花、桜庭ななみが美花の三姉妹を演じ、大泉洋、大谷亮平らも出演。ジェジュンさんはニューシングル「Sign」を6月27日(水)にリリース。また「The Reunion in Memory」ツアーが6月26日(火)・27日(水)の横浜アリーナを皮切りにスタートする。「世界まる見え! テレビ特捜部」は6月11日(月)今夜19時~日本テレビ系で放送。(笠緒)
2018年06月11日2008年、数多くの演劇賞を総なめした鄭義信監督原作の舞台『焼肉ドラゴン』。自身の舞台を映画化するにあたり、3姉妹に真木よう子、井上真央、桜庭ななみ、そして両親役には韓国の名優キム・サンホ、イ・ジョンウンが名を連ねます。舞台は万国博覧会が催された1970年、高度経済成長期真っ只中の関西の地方都市の一角で、焼肉屋「焼肉ドラゴン」を営む在日韓国人一家が主人公。時代の波に翻弄されながらも、泣いて笑って、力強く生きる家族の物語です。Interview「アボジの奥さんがつくってくれた韓国家庭料理がおいしかったです」───笑いや楽しい物語だけでなく、辛く悲しい現実も突きつけられ、涙なしには観られませんでした。試写会でもすすり泣きがたくさん聞こえてきまして……。真木よう子(以下、真木):私も初めにDVDで舞台の『焼肉ドラゴン』を拝見して、その素晴らしさに圧倒されました。出演のお話をいただいた時に、監督やプロデューサーから「国籍云々の問題ではなく、どういう状況下に置かれていても家族は笑ったりぶつかったりできる存在。絆は簡単に壊されるものではないということを伝える、前向きな映画にしたい」と言われました。その言葉に共感し、一緒に作品を作りたいと思いました。───パンフレットにも抱きしめあったり、肩を組んだり、とびっきり笑顔のまるで家族写真のようなスタッフ集合写真が載っていたのが印象的でした。現場はどのような雰囲気でしたか?真木:現場でも家族のような雰囲気でしたね。焼肉屋とその集落がセットに作ってあって、毎日そこで撮影をしていたので連帯感がとても強くなりました。みんな本当の家族のようでしたね。撮影終盤には、撮影が終わるのが寂しくて母役のイ・ジョンウンさんのところへ行って抱きしめてもらったり、いいこいいこしてもらったり(笑)、実際は若くて綺麗な方なんですが役になりきってくれて、本当のお母さんみたいでした。あたたかいキャストの人たちに囲まれた現場でしたね。───本当の家族のようになっていく上で、大事にしていたことは?真木:この作品は、韓国の俳優と日本の俳優が入り混じった現場でした。言語の壁がある分、きちんと自分の気持ちを伝えようと、私だけじゃなく全員が意識的にコミュニケーションを図るようにしていましたね。そういう“いい雰囲気”があったおかげで、「もっと知りたい」「もっと仲良くなりたい」と、ひとりひとりが思いはじめて、そこで家族として、ひとりの人間としての絆が生まれたと思います。───どのようなコミュニケーションを図られていたんですか?真木:国籍や言語の違いは関係なく、その人となりを知るためにコミュニケーションを図るようにしていました。優しくて、素敵な方ばかりだったので、お互いに「自分がしてもらったら嬉しいだろうな」ということを意識しながら動いていたと思います。───焼肉屋が舞台の作品ですが、キャストのみなさんで一緒に食事に行かれたことはあったのですか?真木:ありましたね。父役のキム・サンホさんがお酒とごはんが大好きだったので、頻繁にみんなをごはんに誘ってくれました。でも、アボジ(韓国語で父/キム・サンホ)は次の日が撮影の時もお構いなしにたくさん呑むので、そういう時は私が「アボジ、ダメですよ!」って、止めることもありましたね(笑)。芝居以外でも長女みたいになっちゃいました。───真木さんが思い出す、家庭の味はありますか?真木:うーん……、おにぎりがおいしかったですね。愛情がこもっていて、今も思い出す味です。現場で思い出深いのは、アボジが韓国から家族を連れてきていて、奥さんの手料理で韓国家庭料理をいただいたのですが、それがすごくおいしかったです。テッパン! 差し入れ品ハードな撮影現場で喜ばれる差し入れ。真木さんがお気に入りの差し入れ品を教えていただきました!オザワ洋菓子店の『イチゴシャンデ』『イチゴシャンデ』小サイズ200円、大サイズ230円(すべて税込)※写真は大サイズいちごが一粒まるごとチョコレートでコーティングされていて、土台のサクサクとしたクッキーもおいしい、【オザワ洋菓子店】の『イチゴシャンデ』がオススメです。マネージャーが見つけて現場に差し入れしたのですが、自分がハマって食べてしまって(笑)。もう一度差し入れしようと試みたのですが人気で手に入りませんでした。また食べたいです。【オザワ洋菓子店】電話:03-3815-9554住所:東京都文京区本郷3-22-9営業時間:[月~金]9:40~19:30、[土]9:40~18:30定休日:日曜、祝日『焼肉ドラゴン』(C)2018「焼肉ドラゴン」製作委員会万国博覧会が催された1970(昭和45)年。高度経済成長に浮かれる時代の片隅。関西の地方都市の一角で、ちいさな焼肉店「焼肉ドラゴン」を営む亭主・龍吉と妻・英順は、静花(真木よう子)、梨花(井上真央)、美花(桜庭ななみ)の三姉妹と一人息子・時生の6人暮らし。失くした故郷、戦争で奪われた左腕……。つらい過去は決して消えないけれど、“たとえ昨日がどんなでも、明日はきっとえぇ日になる―”それが龍吉のいつもの口癖だ。そして店の中は、静花の幼馴染・哲男(大泉洋)など騒がしい常連客たちでいつも賑わい、ささいなことで泣いたり、笑ったりー。そんな何が起きても強い絆で結ばれた「焼肉ドラゴン」にも、次第に時代の波が押し寄せてくるのだった。『焼肉ドラゴン』2018年6月22日より全国劇場にて公開真木よう子井上真央大泉洋桜庭ななみイ・ジョンウンキム・サンホ原作:戯曲「焼肉ドラゴン」(作:鄭義信)脚本・監督:鄭義信(C)2018「焼肉ドラゴン」製作委員会『焼肉ドラゴン』予告
2018年05月30日スタジオジブリ映画『耳をすませば』の背景美術で知られる画家・井上直久の個展「ふしぎな国 イバラード 井上直久の世界展」が、阪急うめだ本店9階の阪急うめだギャラリーにて、5月30日から6月4日まで開催される。制作参加作品『耳をすませば』(スタジオジブリ) ©1995 柊あおい/集英社・Studio Ghibli・NH1995年、映画『耳をすませば』の背景美術制作を皮切りに、2006年に宮崎駿が監督を務め、三鷹の森ジブリ美術館でしか上映されていない短編映画『星をかった日』への原作提供など、様々な形でスタジオジブリとのコラボレーションや協力を行ってきた井上直久。井上が制作していた「イバラード」が、『耳をすませば』の主人公、月島雫が生み出す空想物語の世界の元にもなっている。『イバラード 人形師の店 2018May』15変形「イバラード」とは、架空の幻想世界ではなく、今も目の前に広がる現実世界。日常の傍らにある当たり前の景色を「イバラード」と呼ぶことで、周りのすべてのものがキラキラと光りだし、この世は驚きと喜びに満ちていることに気付かされる。空の色や風の音、いつもの帰り道、何気ない日常に隠れている素敵なものがあふれ出し、そこに奇跡を見ることが出来る。すべての人にある、あたたかく懐かしい景色を井上の作品は感じさせてくれる。本展では、心の景色「イバラード」を描き続け、古希を迎えた井上の画業50年の歩みを辿る。会場では、秘蔵の初期作をはじめ、立体・陶彫、スケッチや映画『耳をすませば』などの関連作品、未発表作品から最新の大作に至るまで一堂に展示する。『古き良き友』60P また、井上の発想を育んだ茨木市も記念すべき市制施行70周年となり、福岡洋一茨木市長が記念事業として応援に来場。会期初日となる5月30日の10時からは、スペシャルイベント「福岡洋一茨木市長×井上直久 トークショー」が開催され、「イバラード」の世界観や茨木市の魅力について語る。なお、参加無料、予約不要。【展覧会情報】ふしぎな国 イバラード 井上直久の世界展会期:5月30日~6月4日会場:阪急うめだ本店9階 阪急うめだギャラリー住所:大阪府大阪市北区角田町8-7時間:10:00〜20:00(最終日は18時閉場)料金:無料
2018年05月28日5月22日発売5月22日発売に発売される人気美容誌「美的」7月号(株式会社小学館)で浅田真央が表紙を飾る。ロングインタビュー掲載浅田真央が美容誌の表紙を飾るのは初めてで、可愛らしい笑顔が印象的な表紙だ。今回の撮影は、音楽に合わせて次々とポージングし、終始楽しそうな雰囲気で撮影が進んだという。また、8ページにも及ぶ浅田真央のロングインタビューには、スケーターとしての思いや「スキンケア」「メイク」「料理」「バスタイム」「ストレス解消法」などが掲載されており、浅田真央の「最強笑顔」の秘密が明かされている。価格は690円(税込)。書店に立ち寄ったら、可愛らしい笑顔が印象的な浅田真央が表紙を飾る「美的」7月号を是非、手にとってご覧あれ。【美的】「肌・心・体」のキレイを追求するNo.1美容誌日々、キレイを更新するための「肌・心・体」のトータルな美容情報を発信。毎月の新作コスメを始め、インナーケアやダイエットなど、どこよりも深く掘り下げてお届けします。読むだけで美のモチベーションがグンと上がる一冊です。(小学館公式HPより)(画像は小学館公式HPより)【参考】※小学館公式HP「美的」7月号※美的.com
2018年05月25日6月22日公開の映画『焼肉ドラゴン』のタイアップ店オープニング記念イベントが22日、東京・渋谷肉横丁で行われ、真木よう子、井上真央、桜庭ななみ、大江晋平が出席した。左から桜庭ななみ、真木よう子、井上真央、大江晋平本作は、朝日舞台芸術グランプリや読売演劇大賞など日本の演劇賞を総なめにした鄭義信作・演出による舞台『焼肉ドラゴン』を映画化。日本万国博覧会が行われた1970年の関西にある地方都市の一角を舞台に、小さな焼肉屋"焼肉ドラゴン"を営む家族の姿を描く。本作と渋谷肉横丁のタイアップ店"焼肉ドラゴン"が期間限定でオープンすることが決定し、コラボ店舗のオープニングを記念して、長女・静花役の真木よう子、次女・梨花役の井上真央、三女・美花役の桜庭ななみ、長男・時生役の大江晋平が来店。撮影時と同じようなセットを前にした真木は「最終的にこの映画は温かい家族の絆をテーマにした作品です。昨年の今頃に撮影していましたが、記憶が鮮明に蘇ってきますね」と懐かしそうだった。その真木ら3姉妹に囲まれて長男を演じた大江は「いい匂いがしました。一人ひとり違う香りがするんです。井上さんはこういう香りだとか。そういうのはありましたね」と明かし、次女役の井上は「人懐っこいんですよ。相手の懐に入るのが上手で、みんなに可愛がられていました。撮影じゃない日も朝から晩までいましたから」と好印象の様子だった。イベントの後半では、この日登場した4人に加え、欠席した大泉洋(次女・梨花の夫・哲男役)のキャラクターをイメージしたオリジナル肉メニューを試食し、どのメニューが誰をイメージしているのかを当てる"利き肉"に挑戦。見事にすべてをメニューを当て、同店舗の1年間通い券をゲットした井上は「大泉さんはいいですよ。来てないし(笑)。でも誘ってあげようと思います」と笑顔を見せた。また、同イベントで舌鼓を打った肉の話題となり、真木が「お肉は大好きなので、食べたくなる時はしょっちゅうあります。特に疲れた時や明日頑張りたい時に食べますね」と大の肉食だとか。井上も「お肉は力が付く感じがありますし、夏になると食べたくなります」と話し、桜庭も「久しぶりに家に帰ったら焼き肉を食べたいというのはあります」と明かすなど、3人とも肉が好物のようだった。映画『焼肉ドラゴン』は、6月22日より全国公開。
2018年05月23日