新年の幕開け、いろいろなコンサートがあるなかで、これは異色。新春早々に、あの全世界で1億本(!)以上を売り上げたロールプレイングゲームの金字塔「FINAL FANTASY」シリーズをはじめ数多くのゲーム音楽を手掛ける植松伸夫。その作品を集めたコンサートが1月5日(土)に東京・東京芸術劇場コンサートホールで開催される。【チケット情報はこちら】「UEMATSU WORKS~ノビヨ、カンレキ!~」と題されたこのコンサート。ノビヨとは植松氏の愛称とのこと。2019年にカンレキ(還暦)を迎える植松氏の代表的な作品と、ルーツともいえる今までに聴いてきたクラシック音楽が迫力のオーケストラ・サウンドで一気に聴けるこのコンサート。年内休養が発表され、その復帰が待ち望まれていたが、このたび同公演から復帰を表明。あわせて、植松氏自身がセレクトしたプログラムのすべてが発表された。まずは代表作の『FINAL FANTASY』から『FFⅦメインテーマ』、『FFⅥティナのテーマ』、『FFⅣゴルベーザ四天王』、『FFⅦエアリスのテーマ』。1991年発売のFFⅣからもセレクションされているあたり、ちょっと大人の心をくすぐる選曲ではないだろうか。そのほか、ゲームクリエイター坂口博信が率いるミストウォーカーでの作品で、キャラクターデザインには人気漫画『SLAMDUNK』でおなじみの井上雄彦氏と豪華な布陣で作られた『ロストオデッセイ』、同じくミストウォーカーでの作品『ラストストーリー』、『ブルードラゴン』。ここまででもワクワクしてくる選曲だが、最近の植松氏のお気に入りとして、ゲームだけでなくアニメなどでも展開されている『グランブルーファンタジー』、今回の演奏会の開催にあたり、ぜひ演奏してほしいとの願いで取り入れた『オーシャンホーン』、それぞれのメインテーマがセレクトされている。さらに栗本薫の大著『グイン・サーガ』のアニメで使われた『グランドオープニング』が演奏される。そのほか、植松氏が聴いてきたクラシックの作品ということでラフマニノフ、チャイコフスキー、ラヴェルの小品があわせて演奏される。どんな曲を聴いて過ごしてきたのかぜひ本人の話も聞いてみたい。指揮にはゲーム好きで知られる竹本泰蔵、スペシャル・ゲストはもちろん植松伸夫、そしてオーケストラは最新のオーケストラ・サウンドを響かせる東京交響楽団とあっては、新春1回目のコンサートとして聴きのがすことはできないコンサートだろう。植松氏からは『皆様、ご心配をおかけしました!1月5日(土)東京芸術劇場でのコンサートでお会いできるのを楽しみにしています!―植松伸夫』とコメントが届いている。チケットは発売中。文:東京交響楽団・長久保宏太朗
2018年12月10日渋谷の「coast2coast」は、ファン垂涎のレアなグッズやイラストがいっぱい。バスケ好きもそうでない人も楽しめる、美味しくて楽しいスポーツカフェ&ダイナーです。2つのスクリーンには常時NBAやBリーグの映像が流れています。NBAの決勝戦のときはアメリカ時間に合わせてお店をオープン。いろんな国の人が100人以上集まってシュートに一喜一憂したそう。NBA選手のレアグッズや「スラムダンク」のイラストにワクワク・ドキドキ!とりわけ人目を引くビッグシューズは、NBAのアレン・アイバーソンとシャキール・オニールが実際に履いてプレーしていたもの。その横にある赤いスクエアな板は、マイケル・ジョーダンが踏んでいたシカゴスタジアムの床板で、改装時に手に入れたそう。手に取ってもOKだというから驚きです。また、キッチン横でこちらを見つめているのは、「スラムダンク」の主人公・桜木花道。なんと作者の井上雄彦氏が来店時に描いてくださったそう。その下にはジャック・ニコルソン、マイケル・ジョーダン、スパイク・リーらのイラストがずらり。お店にいるだけで、気分が高まります。ワンドリンクのサービスもバスケットは点数が三桁になることも多く、そのスピード感が楽しいとオーナー。バスケットボールに興味がわいたら、まずは気軽に訪れてみてはいかがでしょうか。サンロッカーズ渋谷とアルバルク東京のホームゲームの日にチケットを見せるとディナータイムに1ドリンクサービスもあります。取材・文/伊集院尚子スポット情報スポット名:coast 2 coast住所:東京都渋谷区神宮前5-12-12電話番号:03-6427-2268
2018年07月13日俳優で歌手の菅田将暉が、9日深夜に放送されたラジオ番組『菅田将暉のオールナイトニッポン』(ニッポン放送/毎週月曜25:00~27:00)で、漫画家・井上雄彦氏への願望を語った。番組では、7月14日に発売される『週刊少年ジャンプ』(集英社)の創刊50周年記念特大号について言及。大の漫画好きで「いまだに週刊少年ジャンプを定期購読している」という菅田は、今回の特大号において『こちら葛飾区亀有公園前派出所』が復活することなどを興奮気味に語った。その中でも菅田の関心を引いたのが、漫画『ドラゴンボール』などの作者・鳥山明氏と『SLAM DUNK』などの作者・井上氏が誌上で繰り広げるというスペシャル対談だ。「間に挟まって写真撮りたいっすよね」と言い、「左手にドラゴンボール、右手にバスケットボール持って…鳥山さんと井上さんに囲まれて…」と妄想を膨らませた。また、井上の漫画作品やイラストに見られる筆を駆使したタッチについても触れ、「井上先生の筆のあれはすごいっすね! 昔、(松坂)桃李くんとも話してたんですけど、あれで僕の絵とか描いてほしいな」と願望を口にした。
2018年07月10日スタジオジブリ映画『耳をすませば』の背景美術で知られる画家・井上直久の個展「ふしぎな国 イバラード 井上直久の世界展」が、阪急うめだ本店9階の阪急うめだギャラリーにて、5月30日から6月4日まで開催される。制作参加作品『耳をすませば』(スタジオジブリ) ©1995 柊あおい/集英社・Studio Ghibli・NH1995年、映画『耳をすませば』の背景美術制作を皮切りに、2006年に宮崎駿が監督を務め、三鷹の森ジブリ美術館でしか上映されていない短編映画『星をかった日』への原作提供など、様々な形でスタジオジブリとのコラボレーションや協力を行ってきた井上直久。井上が制作していた「イバラード」が、『耳をすませば』の主人公、月島雫が生み出す空想物語の世界の元にもなっている。『イバラード 人形師の店 2018May』15変形「イバラード」とは、架空の幻想世界ではなく、今も目の前に広がる現実世界。日常の傍らにある当たり前の景色を「イバラード」と呼ぶことで、周りのすべてのものがキラキラと光りだし、この世は驚きと喜びに満ちていることに気付かされる。空の色や風の音、いつもの帰り道、何気ない日常に隠れている素敵なものがあふれ出し、そこに奇跡を見ることが出来る。すべての人にある、あたたかく懐かしい景色を井上の作品は感じさせてくれる。本展では、心の景色「イバラード」を描き続け、古希を迎えた井上の画業50年の歩みを辿る。会場では、秘蔵の初期作をはじめ、立体・陶彫、スケッチや映画『耳をすませば』などの関連作品、未発表作品から最新の大作に至るまで一堂に展示する。『古き良き友』60P また、井上の発想を育んだ茨木市も記念すべき市制施行70周年となり、福岡洋一茨木市長が記念事業として応援に来場。会期初日となる5月30日の10時からは、スペシャルイベント「福岡洋一茨木市長×井上直久 トークショー」が開催され、「イバラード」の世界観や茨木市の魅力について語る。なお、参加無料、予約不要。【展覧会情報】ふしぎな国 イバラード 井上直久の世界展会期:5月30日~6月4日会場:阪急うめだ本店9階 阪急うめだギャラリー住所:大阪府大阪市北区角田町8-7時間:10:00〜20:00(最終日は18時閉場)料金:無料
2018年05月28日俳優の江口洋介、松本幸四郎、女優の井上真央が12日、都内で行われたキリンビールの第3のビール『本麒麟』新CM発表会に出席した。キリンビール「本麒麟」新CM発表会に出席した松本幸四郎、江口洋介、井上真央(左から)キリンビールは、3月13日より新商品『本麒麟』の発売を開始。これに伴い、江口洋介、松本幸四郎、井上真央を起用した新CMが発売日より全国で放映がスタートし、「手紙」編と『井上真央』編ではキリンビールの開発者が、江口と井上それぞれに手紙が読み上げ、2人が同商品の旨さに驚いた表情を見せるほか、「松本幸四郎」編では松本幸四郎のいる楽屋に江口が襲名祝いに駆けつけて同商品を一緒に飲むという内容になっている。CMでも飲んだ同商品について江口は「ビックリする美味しさで、力強いコクと美味さのバランスというか、非常にこれは美味いと思った飲み物ですね。パッケージからも分かるように本物感もあり、こう言った飲み物は好きで良く飲むんですけど、これはイケるなと感じましたね」と絶賛。一方の井上も「私も驚きました。苦味はしっかりしていて香りもあり、爽やかで飲みやすいなと思いました」とアピールした。同CMではお酒好きな設定の井上。「あまり公にされると恥ずかしい感じですよね(笑)。今回はそういう演出だったので……」とあくまでも演出だと強調したが、イベント中には昼間から同商品を試飲するシーンもあり「美味しい!」と思わず頬を緩める場面も。続けて「差し入れでもらいたいですけど、私は和食が好きなので、煮物とか煮魚にも合うんじゃないかなと思います。お家で一生懸命作ったお料理にもピッタリだと思いますよ」とオススメのシーンを紹介。同CMで江口から差し入れにもらって同商品を飲んだ松本は「芝居が終わって『ああ、今日は上手くいかなったな』と思う毎日なので、この刺激で忘れようと思います」と同商品の美味しさにすっかり魅了された様子だった。
2018年03月13日お笑いコンビのNON STYLE井上裕介(37)が1月23日にスマホゲームアプリ『ノンスタ井上の壁ドン無双』をiOS版、Android版ともに発売。ファンの間で話題となっている。 井上はTwitterで「新しいアプリが出ました。」とツイート。これは、プレイヤーが井上を操作して女の子に「壁ドン」をするゲームで、経験値を稼いでステージクリアを目指す。「壁ドン」シチュエーションは7つ以上。ステージをクリアするごとに井上の恋が進んでいき、ボーナスステージには相方の石田明(37)も登場する。クリアしたストーリーだけではなく、実際に井上の壁ドンを見ることも出来る特典もあるという。 現在、App Storeのカスタマレビューでは、4.5★、Google Playで3.4★の評価がされており、なかなかの高評価となっている。 相方の石田もTwitterで「なんだこの地獄のようなアプリは…。1億害あって1利なしだな。」と井上に壁ドンされ嫌がっている自身の写真とともにアップしている。 ファンは「石田さん目当てでインストールしました!!」「石田ファンには駄目でした石田くんバーションだったら…」「こんなに嬉しくない壁ドンが…」「井上さんのこと好きでいる人には凄くうれしいです。」「全てクリアした。めちゃめちゃキュンキュンした。」「本当にされたいー」「やってますよ!意外と面白いです笑」など賛否両論の反応を見せている。
2018年01月24日展覧会「創刊50周年記念 週刊少年ジャンプ展」の第2弾が森アーツセンターギャラリーで開催される。会期は、2018年3月19日(月)から6月17日(日)まで。創刊から現在までを振り返る大規模展2018年で50周年を迎える「週刊少年ジャンプ」。本展はこれを記念し、「週刊少年ジャンプ」の創刊から現在までを3期にわたり紹介する展覧会だ。『北斗の拳』や『キン肉マン』など、80年代の作品にフォーカスを当てた第1弾に引き続き、今回は90年代を特集する。第2弾は90年代の代表作を特集会場には、90年代を代表する”ジャンプヒーロー”たちが集結。『DRAGON BALL』(鳥山 明)を始め、 『SLAM DUNK』(井上雄彦)、 『幽☆遊☆白書』(冨樫義博)など、今もなお多くの世代に語り継がれる伝説の作品たちが登場する。人気キャラや悟空が登場する、オープニングシアター会場は7つのゾーンに分かれている。入場してすぐの「オープニングシアター」では、前方と後方に2つのスクリーンを用意。前方には、本展に登場するキャラクターたちが登場し、後方では、『DRAGON BALL』の悟空がスーパーサイヤ人に覚醒する名シーンが上映される。漫画のキャラクターにエフェクトの加えられた映像は、迫力満点の仕上がりだ。ジャンプ90’sヒーローズゾーン『DRAGON BALL』巨大グラフィック&吊り下げバナーで名シーンを展示続く「ジャンプ90’sヒーローズゾーン」では、90年代の作品の原画等が展示されるほか、映像なども交えた様々な企画を用意している。まず来場者を出迎えてくれるのは、『DRAGON BALL』をイメージしたエリア。エネルギッシュな黄色に彩られた会場には、巨大グラフィックや吊り下げバナー、作者による肉筆原画が展示され、悟空と強敵たちの歴史を振り返ることができる。また、スーパーファミコン向けに発売されていたゲームソフトやガチャガチャに入っていた懐かしのオモチャなども公開される。『ジョジョの奇妙な冒険』キャラクターの精神世界を表現した光の演出『ジョジョの奇妙な冒険』エリアでは、幽波紋(スタンド)が登場した第3部から第5部までの主人公とライバルを中心に展示。巨大バナーに描かれたキャラクターたちには、それぞれの精神エネルギーを象徴する、グリーンやイエロー、オレンジなどの光の演出が加えられた。また、「ちがうね‥‥『道』というものは自分で切り開くものだ」といった、名セリフも各キャラクターの横に記されるなど、ジョジョワールド全開の内容となっている。『SLAM DUNK』スターティングメンバーの巨大グラフィックが登場『SLAM DUNK』では、桜木花道、流川楓、三井寿などスターティングメンバー5人それぞれの大型グラフィックを設置。各グラフィックには、「バスケがしたいです…」と三井寿が安西先生に告白する場面など、当時の多くの読者の胸を熱くした、各キャラクターにまつわる名シーンが展示されている。エリア内で流れる主題歌と相まって、作品の世界観にどっぷりとつかれそうだ。『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』迫力満点の立体模型『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』エリアでは、白と黒で別れたグラフィックを壁に配置することで、「剣心」と「技刀斎」の人間関係や因縁を表現した。中央には、志々雄との激闘を立体化した迫力満点の模型が用意されており、「天翔龍閃」や「火産霊神」といった必殺技が記されている。ほかにも、エジプトの石室をイメージした『遊☆戯☆王』エリアや、壁全体に巨大グラフィックを用意した『幽☆遊☆白書』エリアなど、ファン必見のコーナーが盛り沢山だ。1990〜2000年代への歩みを辿るコーナーもさらに、90年代にデビューし、2000年代の「週刊少年ジャンプ」を担うことになるマンガ家たちの展示コーナー「Jump to 2000s」も用意。『ONE PIECE』の尾田栄一郎や『NARUTO-ナルト-』の岸本斉史など、次回開催される「週刊少年ジャンプ展」第3弾の主力作家の初期作品が展示される。オリジナルグッズ会場では90年代の作品をフィーチャーしたオリジナルグッズを販売。『SLAM DUNK』からは、花道と流川のイラストをプリントしたプレートを展開。『ジョジョの奇妙な冒険 Part3 スターダストクルセイダーズ』からは、イギーのモチーフのキュートなiPhone ケースが登場する。各作品の名シーンを上下にプリントした、バリエーション豊かな複製原画も必見だ。期間限定コラボカフェも登場「創刊50周年記念 週刊少年ジャンプ展」第2弾開催に伴って、会場に隣接するカフェ「Cafe THE SUN」とコラボレーションしたカフェ「ジャンプ ナインティーズ カフェ(JUMP 90’s CAFE)」が登場。2018年6月17日(日)までオープンする。カフェ内では、『DRAGON BALL』や『SLAM DUNK』とコラボレートしたフード&スイーツメニューなどが楽しめる。開催概要創刊50周年記念 週刊少年ジャンプ展VOL.2 -1990 年代、発行部数 653 万部の衝撃-会期:2018年3月19日(月)〜6月17日(日) ※会期中無休会場:森アーツセンターギャラリー住所:東京都港区六本木 6-10-1 六本木ヒルズ森タワー52階開館時間:10:00〜20:00 (最終入館 19:30)※4月28日(土)〜5月6日(日)間のみ9:00〜21:00(最終入館 20:30)■原画展示予定作品一覧秋本 治 『こちら葛飾区亀有公園前派出所』/ 浅美裕子『WILD HALF』『Romancers』/ 荒木飛呂彦『ジョジョの奇妙な冒険』/ あんど慶周『究極!!変態仮面』/ 井上雄彦『SLAM DUNK』/ うすた京介『セクシーコマンドー外伝 すごいよ!!マサルさん』/ 梅澤春人『BØY』『HARELUYA-ハレルヤ-』 / 江川達也『まじかる☆タルるートくん』/ 小栗かずまた『花さか天使 テンテンくん』/ 尾田栄一郎『ROMANCE DAWN』/ かずはじめ『明稜帝梧桐勢十郎』 『MIND ASSASSIN』/ 桂 正和 『電影少女』 『I’’s<アイズ>』 / ガモウひろし『とっても!ラッキーマン』/ 岸本斉史『カラクリ』桐山光侍『NINKŪ-忍空-』/ 久保帯人 『ZONBIEPOWDER』/ こせきこうじ 『ペナントレース やまだたいちの奇蹟』 / 許斐 剛 『COOL RENTAL BODY GUARD』 / 原作:三条 陸 漫画:稲田浩司 監修:堀井雄二『DRAGON QUEST-ダイの大冒険-』/ 島袋光年『世紀末リーダー伝 たけし!』/ 鈴木 央 『ライジングインパクト』/ 冨樫義博 『幽☆遊☆白書』 『レベル E』/ 徳弘正也『新ジャングルの王者 ターちゃん♡』 『水のともだち カッパーマン』/ 鳥山 明 『DRAGON BALL』/ なにわ小吉 『王様はロバ~はったり帝国の逆襲~』/ にわのまこと『陣内流柔術武闘伝 真島クンすっとばす!!』 『超機動暴発蹴球野郎リベトの武田』/ 樋口大輔『ホイッスル!』/ 藤崎 竜『封神演義(安能 務訳『封神演義』より)』 『PSYCHO+』/ 原作:真倉 翔 漫画:岡野 剛 『地獄先生ぬ~べ~』/ 光原 伸 『アウターゾーン』/ 森田まさのり 『ろくでなしBLUES』 『ROOKIES』/ 原作:隆慶一郎 漫画:原 哲夫 脚本:麻生未央 『花の慶次-雲のかなたに-』/ 和月伸宏 『るろうに剣心-明治剣客浪漫譚-』■Jump to 2000s 展示予定作品尾田栄一郎 『ROMANCE DAWN』/ 岸本斉史『カラクリ』/ 久保帯人 『ZOMBIEPOWDER.』/ 許斐 剛 『COOL RENTAL BODYGUARD』 / 島袋光年『世紀末リーダー伝 たけし!』島袋光年※著者氏名50音順。※都合により変更になる場合があり。
2018年01月18日江戸川乱歩×三島由紀夫が織りなす戯曲『黒蜥蜴』に出演する井上芳雄さんに、作品の見どころを伺いました。美貌の女盗賊・黒蜥蜴と名探偵・明智小五郎の攻防を描いた江戸川乱歩の探偵小説を、三島由紀夫が妖艶で耽美な世界へと昇華させた戯曲『黒蜥蜴』。かねてより三島作品に強い憧れを抱く世界的演出家のデヴィッド・ルヴォーの演出で上演される。「ルヴォーは、世界の第一線で活躍する演出家でありながら、日本文化にとても造詣が深い方。そのルヴォーの感性を通した三島さんの作品は、シンプルな美しさを感じさせて、それがとても胸にくるんです。作中に、ピアノの音を聞き外を見るというシーンがあるんですが、ルヴォーは方向を指し示すのではなく『太陽が昇る方を見てください』と言うんです。登場人物それぞれが思い描く太陽の位置も色も形も違うはずですが、それでいいんですよね。具体的に説明しようとしないのに、彼が思い描いた世界が無限の広がりをもって舞台の上に立ち上がる。それがまるで魔法みたいに思えて」これまでの稽古を反芻し、じっくりと噛みしめるように語る井上芳雄さん。演じるのは明智小五郎だ。「三島作品というと美しく重厚なイメージがありますが、それだけじゃなく、時に滑稽だったりグロテスクだったり…。黒蜥蜴は、完璧な美を追い求めて犯罪に手を染め、正当な立場であるはずの明智自身も、犯罪に焦がれて探偵をしているという歪んだ部分をもっている。でも、歪(いびつ)だったりグロテスクだったりするからこそ、彼らの根底にある純粋さが際立つような気がするんですよね」黒蜥蜴に扮するのは中谷美紀さん。「お綺麗なのはもちろんですが、セリフは完璧、周りへの気遣いも素晴らしく、英語もできて…隙が一切ない。まさに黒蜥蜴みたいです(笑)」井上さん自身も、音大生の時に歌の才能を見出され、ミュージカル界のプリンスとして第一線を走ってきた人。しかし「自分は努力して完璧になろうとしてきた人」なのだそう。「生まれながらに音楽と共にある、みたいな人に昔から羨望をもっていました。でも、上手くなりたいと渇望するから走り続けてこられたとも思うんです。そこは犯罪に焦がれる明智と似ているのかもしれません」いのうえ・よしお1979年生まれ、福岡県出身。『エリザベート』などのミュージカルを中心に、近年はストレートプレイや映像作品などでも活躍。4月からは舞台『1984』も控える。ジャケット¥90,000カットソー¥18,000(共にランバン コレクション TEL:03・3486・1573)女盗賊の黒蜥蜴(中谷)から、宝石商の娘・早苗の誘拐予告が届いた。犯罪を阻止するために雇われた名探偵の明智(井上)は、一度は奪われた早苗を見事に奪還するが…。上演中~1月28日(日)日比谷・日生劇場原作/江戸川乱歩脚本/三島由紀夫演出/デヴィッド・ルヴォー出演/中谷美紀、井上芳雄、相楽樹、成河ほかS席1万2500円A席9000円(共に税込み)梅田芸術劇場 TEL:0570・077・039(10:00~18:00)2月1日~5日に大阪公演あり。※『anan』2018年1月17日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・吉田ナオキヘア&メイク・川端富生インタビュー、文・望月リサ(by anan編集部)
2018年01月15日女優の井上和香(37)が13日、ブログを更新し「実は入院していました」と明かした。詳しい経緯については明言していないものの「私自身に関しては、もう元気です!」と無事に退院したことを報告している。 『実は…』というタイトルで更新された記事で、入院していたことを明かした井上。「手首のネームバンド。これをつけた時、「あ、入院するんだな」と実感しました」と病室で横になっている写真をアップ。 また、「娘とこんなに離れたのは初めて」だといい、「初日はテレビ電話をしたら、最初は笑顔だったのに次第に泣き顔に。私もですが、顔を見ると嬉しいけど寂しくなっちゃうんですよね」と入院初日を振り返った。 まだ本調子ではないそうだが、普通の生活がおくれるくらい体調は回復している様子。「入院している間は穏やかに過ごしてましたよ育児をせずに、ご飯もでてくるなんて、夢のような時間でした」と茶目っ気を交えて伝えた。 「今回の入院である事をしたんですが、それはまた今度お話しますね」と入院の詳しい経緯は今後のブログで公表されるものと見られる。
2017年09月13日女優の井上和香(36)が、育児の悩みをブログで告白し、読者の支えに涙したことを明かした。井上は17日、「みなさんありがとう」と題した記事を投稿。「辛くて辛くて本音書いちゃった…大丈夫かな?なんて思ってましたが、たくさんのコメントを頂けて…全て読みました。みなさん、ありがとう」と読者に感謝し、「みなさんのコメントに励まされ、涙がでました」と正直につづった。読者から励ましの声が寄せられたのは、13日に投稿された内容に関して。「こうやっとブログ書いてると楽しそうな日だったように感じるけど、本当は全然違う。自分の器の小ささに本当に情けなくなりました。自分の出来なさにイライラしてしまい、娘にもイライラしてしまった。そしてすぐに反省。その繰り返し。ダメな母親だなと落ち込んでばかりでした。大なり小なり、毎日こんな感じです。笑」「明日はたくさん笑顔でいられるようにしよう」「今日はごめんね、娘さん」と胸の内を明かしていた。そして17日、前向きになった井上は、「『イライラした』とか『辛い』とかって、人になかなか言えないんですよね。ダメな母親だと思われるんじゃないか。共感してもらえないんじゃないか。など。いろんなことを考えていくうちに、どんどん心に溜め込んじゃう事がありました。今は溜め込まずに、愚痴が言える友達がいるのでちょっとずつ発散出来てますが、この間のブログの時は溜まってたんですね~私。笑全然書くつもりなかったんですが、気づいたら本音を書いてた。って、かなりの重症な感じですね」と冷静に心情を記していく。次第に、「育児って辛くて大変!!イライラするのは毎日!!凹んで反省するのも毎日!!人を育ててるんだから、簡単で楽なわけがないんですよね!!」「辛いと思ってる日々の中に、楽しくて幸せを感じる瞬間があるからやっていけるんです」「子供って、可愛くて可愛くて仕方ない」「だから私、頑張れるんです」「これが私の本音です」と気持ちを整理。最後は、「言えてスッキリしたー。笑」「さ、これから仕事!気持ち切り替えて行ってきます」と明るく結んでいる。井上は、映画監督の飯塚健氏(38)と2012年5月に結婚。2015年7月、第1子となる女児を出産した。
2017年01月17日今週10月30日(日)放送の「情熱大陸」に、コミック売り上げ累計2,600万部突破、日本中に旋風を巻き起こし、山崎賢人が主演を務めた連載10周年実写化プロジェクトも話題を呼んだ「キングダム」の原作者、漫画家・原泰久が登場する。「週刊ヤングジャンプ」で10年もの長きにわたって連載が続いている歴史漫画「キングダム」。累計2,600万部を超える単行本は、2015年の青年コミック売上げ1位、第17回手塚治虫文化賞受賞、お笑い芸人やスポーツ選手など著名人の間にも熱烈なファンが多いことでも知られる大人気作品だ。物語は、2,300年前の中国・春秋戦国時代が舞台。大将軍を目指す貧しい少年・信と、後の始皇帝となる秦国の若き王の成長と友情を軸に、“天下統一”へ向けて駆け上がっていく若者たちのアツい人間ドラマや緻密な軍略の駆け引きを、中国の歴史書「史記」を基に描き出していく。原さんはいまでこそ“超売れっ子”だが、30歳で漫画を本業にした、いわば遅咲き。大学在学中に手がけた2作品が「ちばてつや賞」ヤング部門期待賞と準大賞を受賞するも、大学院卒業後にはシステムエンジニアとして働き始める。しかし、漫画家になる夢を諦めきれず27歳で脱サラ。その後、歴史物の読み切り漫画「覇と仙」が「第23回MANGAグランプリ」にて奨励賞を受賞し、その3年後に「キングダム」連載が決まる。同時に、「スラムダンク」「バカボンド」の超人気漫画家・井上雄彦の下で4か月間アシスタントを務めたという経歴の持ち主。その社会人・アシスタントの経験があったからこそ、“大人の格好よさ”を肌で感じ、それが現在の作風に繋がっているという。「キングダム」連載開始にあたり、「これまで誰も描いていない中国の春秋時代をテーマにしても読者の関心を集めないのでは?」と編集者から反対されたというが、「真っ白い雪の上に一歩踏み出したい」という強い思いで突き進んだ結果、若者だけでなく大人もハマる稀代のメガヒット作品が誕生することになった。本番組では、連載10周年実写プロジェクトが始動して大きな注目を集め、ストーリーのターニングポイントを迎えた「キングダム」の創作に悪戦苦闘する、原さんの5か月間に密着!原さんは、毎週18ページもの連載を届けるため、福岡県の仕事場でまさに“不眠不休”で原稿を描き続けたかと思うと、〆切の合間を縫って博物館に足を運び情報収集したり、サラリーマン時代の同僚の飲み会にも律儀に顔を出したり…という多忙ぶり。“一度読めば必ず虜になる”ともいわれる壮大なスケールの物語で読者の心を掴み続ける超人気漫画家の原点に迫っていく。「情熱大陸」(出演:漫画家・原泰久) は10月30日(日) 23時 ~MBS/TBS系にて放送。(text:cinemacafe.net)
2016年10月29日どんなに暴言を吐かれても、あっぱれな前向きさで切り返す、“スーパー・ポジティブ・シンキング”なノンスタイル・井上裕介さん。周りの目を気にして、小さくまとまりがちな人たちが増えてきた今こそ、彼に学ぶことは大いにありそう!井上さんが語る独自のポジティブメソッド&恋愛観に触れて、ネガティブ思考とお別れしよう。■過去の恋愛を引きずることが「ネガティブ」だとは思わない―井上さんは、誰もが認める“スーパー・ポジティブ”の代表格ですが、昔からポジティブ思考だったんですか?井上裕介さん(以下、井上)もともと性格は明るくて前向きだったと思います。さらにポジティブさに磨きがかかったきっかけはいろいろありますが、ひとつは高校3年生のときのアルバイトですね。今は手術で視力がよくなりましたが、当時はかなり悪くて、目を細めて見るから目つきも悪かったんです。ある日アルバイトの先輩に「目つきが悪いから普通にしゃべってても怖い」と指摘され、「目を細めるのを直すのは難しいから、それなら嘘でもずっとニコニコしたら?」みたいにアドバイスされたんです。それからニコニコすることを心がけていたら、次第に心もついてきた感じです。あと、身内の不幸があったときに「人って、いつ死ぬかわからないんだな」と思ったら、「じゃあ毎日悔いなく生きたほうがよっぽど楽しいな」と。そういう一つひとつの出来事が重なって、今の人格が形成されていったのかなと思います。―なるほど。恋愛面でもずっとポジティブでしたか?井上どうだろうなぁ。というのも、僕は引きずることがネガティブだとは思わないから。それこそ、昔は別れた彼女のことを1年も2年も引きずったこともありましたけど、それをネガティブと捉えたことはない。ヨリを戻そうと一生懸命努力して、その結果、振り向いてもらえなかっただけ。例えそれで傷ついたとしても、がむしゃらに前に進んでいるような気がします。むしろ、好きな人がいないことが一番ネガティブなんじゃないかな。そういう意味では、恋愛面でポジティブかネガティブかと聞かれたら、僕はポジティブだと思いますね。―過去の恋愛を引きずることは決してネガティブじゃない、と。けっこう救われる言葉です。でも、さすがにスーパー・ポジティブと言われる今は引きずらないですよね?井上いやいや、よく言われるんですが、そんなことはありません。いくらポジティブな人間だからって、落ち込まないわけじゃないから。ただ、僕は落ち込みをなるべく次の日に繰り越さないようにはしています。―その日で完結させるんですね。それがなかなか難しい気がするんですが、持ち越さないコツは?井上寝る寸前の記憶を「楽しい」で終わることかな。僕の場合は、後輩とご飯を食べて、騒いで、部屋に帰っても酒を飲みながらお笑いの話をして、その勢いで寝ます。■恋愛も人生も、長距離走―寝る直前の記憶は翌朝の気分に直結しますから、それはいい考えかもしれません。そんな井上さんから見て、いつも自信のないネガティブ女子はどんなふうに映りますか?井上かわいいとも思いますし、気持ちもわからないでもないですが、「私なんてブスだから」って言う女の子と、同じ顔だけど「私かわいいもん」って言う女の子がいたら、後者のほうが僕は好き。そのほうが、生きるパワーが前に進んでいる感じがしますもん。人を男前(美人)と不細工というカテゴリーに分けたとき、僕は不細工のほうに入る。でも、自分の顔は好きなんです。なぜかというと、僕が自分の顔を否定するのは僕を産んだ母親に申し訳ないし、そもそも男前や美人の定義って、しょせん狭いネットワークの中での話だと思っているので。それに、20歳のときはそれほどでもなかったのに、40歳になって味が出てきたとたんにかっこいいと言われ始める人もいるわけじゃないですか。そう考えると、人生は長距離走のはずなのに、恋愛だけ短距離走で考えている人が多いのは悲しいことですね。――人生は長距離走。確かにその通りですね。井上別に、無理して自分をかわいいと思い込む必要はないんですよ。「かわいくない」と口にしたっていい。ただ、それなら30歳のときに美人になるように、今パワーを貯めておいたら?とは思います。長い人生のどのタイミングでモテるか、の話だから。でも、ブスを言い訳にして10代でサボっていれば20代でもモテないし、20代でサボっていれば30代でもモテない。そういうことです。――そこを井上さんはサボってこなかった、と。井上そうですね、20代はかなり努力しましたよ。恋愛は野球の打率と一緒で、例えばモテ指数みたいなものが顔と性格で決まるとしたら、モテ指数100の人は誰を口説いてもモテるわけです。で、俺がモテ指数1だとすれば、100人口説けば1人はおとせる計算になる。それなら、俺はひたすら100人口説くだけです。それに、恋愛なんて自分本位のものじゃないですか。なのに「私なんてどうせブスだから」と恋愛に対して卑屈になるのはナンセンス。そんなネガティブ発言をすればするほど、余計にモテなくなる。モテるために一番手っ取り早い方法は、それをしないことなんだから。――では、井上さんがモテていることを実感したのはいつからですか?井上うーん、“モテる”の定義にもよりますよね。モテるの最上級が「好きな人に好きだと思われる」ことなら、僕は今もモテてない。彼女もいませんから。でも、20代の頃も貧乏な僕にご飯をおごってくれる女の子はたくさんいたし、今も僕になにかあれば助けてくれる人は、男女関係なくびっくりするほど大勢いる。そう考えれば、人としては絶えずモテていると思います。■少々タイプじゃなかろうが、来る者拒まず。まずは、抱かれてみる―井上さん自身はどんな女性がタイプですか?井上今までの彼女を振り返ってみると、いい意味で“バカ”が多かった。だから、一緒にいて楽しい明るい人が好きかな。―いい意味での“バカ”とは?井上喜怒哀楽をちゃんと表に出せて、知らないことを素直に「知らない」って言える人。そういう人は周りからも「知らないなら教えてあげよう」と手助けしてもらえるんです。バービーも、そのタイプ。だから、ブスでも明るい。実際に会うと「バービー、かわいいなぁ」ってなりますもん。―確かに、素直な女性はかわいいですよね。とはいえ、ネガティブな性格はなかなか簡単には変えられないし、恋愛にも急に積極的にはなれないものです。そんな中でもいい恋愛するためには、やはり自分からアプローチする術を身につけたほうがいいでしょうか。井上女の子なので、自分からアプローチなんかしなくていいですよ。基本的に、恋愛においては「恥ずかしいこと、しんどいこと、嫌なことは全部男が担うべき」というのが僕の持論ですから。―男前ですね・・・・・・。井上いや、要は「男をどう動かすか」なんです。そこを女の子は頑張らないといけない。もし自分ではなにもできないのであれば、周りにひとりは必ずいる“おせっかいな友達”に頑張ってもらえばいい。ほら、「私、あの人のこと好きなんだけど」と相談したら、「じゃあ、私が電話番号を聞いてきてあげる!」って張り切るおせっかいがいるじゃないですか。その子に、仲良くなるきっかけを作ってもらえばいい。もちろん、そのパスを活かすも殺すも、本人次第ですが。―つまり、ネガティブ女子はまずそういう友達を見つけることが先決?井上そう。異性とではなく同性とのコミュニケーションを頑張るのが一番。それさえ疎かにしていなければ、「出会いがない」なんてことはない。1人でもネットワークが広い人間を捕まえておいて、合コンを開いてもらえばいいわけだし。そういうことはいくらでも他人任せにしていいんです。あとは、自分にできることだけをすればOK。誘われた合コンにちょっと派手めなファッションで行って、来た者は拒まない。もう、抱かれる。―けっこう極端ですね(笑)。井上本当にモテたければ、ですよ。抱かれていけば、自然とモテオーラが出てきますから。やっぱり女性って、エッチするとキレイになるんですよ。だから、すればするほどキレイになるし、自信にもつながっていく。モテないのにお高くとまって抱かせなければ、モテないスパイラルからは抜け出せません。―モテない人ほど、エッチで経験値を上げていくしかない、と。井上はい、あくまで極論ですけどね。でも僕は、目の前に同じ顔で同じ性格の3人がいたら、一番エッチしている人にお願いしたいですもん。そのほうが楽しそうだし。女子の中には、経験人数は少ないほうが良しとする風潮があるかもしれないけど、僕の周りにはない。未経験VS経験豊富でアンケートを取ったら、ほとんどが経験豊富なほうを選ぶと思いますよ。―でも、それってその後の恋愛につながります?井上そこは女子の腕の見せどころですよ。ワンナイトを、いかにツーナイト、スリーナイト・・・・・・と引っぱっていけるかどうか。―ベッド上のテクニックではなく?井上はい。例えば、ワンナイトでエッチしたとします。次の日、早起きして朝ごはんが作ってあるだけでも男はうれしいわけです。そういうさりげない気遣いの中で、「こいつといたら、ちょっと楽かもな」と思わせることができたら、まずは“大人の関係”が続きます。で、大人の関係が続いているときに「やっぱり彼女にしたいな」と思わせられたら成功です。結局、セフレって派遣社員みたいなものなんです。大人の関係が続いている間が、契約期間。派遣社員はアルバイトよりは優遇されているんだから、あとは正社員=彼女として登用してもらうにはどうすればいいかを考えるしかないんです。■ 「遊ばれた」「浮気された」は、女性側にも50%原因がある―だから、派遣社員から正社員にステップアップするためのテクニックを磨くためにも、経験値はどんどん上げていったほうがいいわけですね。井上はい。もちろん、最初の好き・嫌いは本能によるものですが、「あっ、この人好きだな」と思った相手を自分のものにするのは、どちらかというと理性の戦略だと思うんです。だから男はおとしたい女性にご飯をおごったり、なにかサプライズを仕掛けたりする。それと同じように、女性側も、特にモテ男をおとしたいなら、戦略を持って動かないと。例えば、僕がファンの子をおとすのと深キョンをおとすのとでは、必要な努力の量は変わりますよね。だから言葉は悪いけど、今おとそうとしている相手が、顔・性格・年齢・社会的地位などを総合して自分より上か下かを見極めて、少しでも上だなと判断したなら、しっかり戦略を立てて望むべきなんです。―なかなか恋愛ビギナーには難しいですね。井上だから自信がない若者は、おせっかいな友達も含め、周りを巻き込んじゃえばいいんです。団体芸で臨む。要は、包囲網から逃がさなければいいんだから。―なるほど。また、「とにかく抱かれて経験値を上げる」ことに躊躇してしまうネガティブ女子も多いと思うのですが、もう少し楽に経験値を上げていく方法があれば教えてください。井上抱かれるのが無理なら、せめて合コンには積極的に顔を出すなどして男性としゃべる回数を増やしたらいいんじゃないかな。あとは、一カ月間毎日「相席屋」に居座ってみるとかね。女性なら無料だし。―相席屋!もしかすると、まったくしがらみのない相手のほうが意外と話せるかもしれませんね。ちなみにネガティブ女子にはどんなタイプの男性がおすすめですか?井上うーん、ネガティブ女子はどんな男にも嫌がられると思う。ポジティブな男とも、ネガティブな男とも合わない。だからモテなくて余計にネガティブになっちゃうわけですよね。悪循環ですよ。―悪循環はどこかで断ち切りたいものです。では、恋愛経験はあるけれど、その経験によるトラウマや苦手意識で恋愛にネガティブになってしまっている女性は、どう克服すればいいでしょうか。井上僕は、“遊ばれた”とか“浮気された”とかって、50%は男に原因があるけど、残りの50%は女性側にも原因があると思っています。だから、そういう人は「なぜ遊ばれたのか」「なぜ浮気されたのか」を分析したほうがいい。これはあくまで持論ですが、女性って彼氏に「付き合ってから変わったよね」って、よく言うでしょ。もちろん変わる男もいますが、大半の男はやっていることは大して変わらない。逆に、女の子のほうの受け皿は大きくなっているから、男の変わらない愛情だと少ないと感じてしまうんです。付き合う前は紙コップ程度だったのに、付き合ったとたん大ジョッキに変わって、彼氏に対してこうしてほしいという欲望が増えていく。だけど男からしたら、同じ量を注ぐなら、溢れてくれる受け皿のほうがうれしいし、付き合っていて楽なんです。それが遊びや浮気につながっていくわけです。だから女性側も、彼氏が愛情を注いだときに、付き合う前にはあった“感謝の気持ち”を忘れていませんでしたか?と僕は問いたいですね。―彼氏からの愛情表現を当たり前だと思わないことも大切なんですね。井上なかなか難しいかもしれないけど。だから、器の大きさをキープする方法としては、自分が彼氏にしてもらったこととかを友達に話すのが一番じゃないですかね。それで、「いいね、あなた愛されてるよね」って、周りに言ってもらう。中には、「なに、その彼氏。最低じゃない」という批判的なコメントがあってもいい。だって、彼氏の言動がいいのか悪いのか、当事者である自分が判断するのは難しいから。そんなふうに客観的にジャッジしてくれる人脈を作っておくのも大事かもしれないですね。それと、もうひとつ。男は浮気をする生き物ですから、それをわかった上で、「私は浮気ができるくらい“いい男”を捕まえてしまった」「モテ男と付き合った宿命だ」と思わないとダメ。だって、おいしいものを食べたかったら、みんな行列に並ぶでしょ。恋愛も同じ。イケメンと付き合えば、周りに他の女が並んでいる可能性があると心しておかないと。―むしろそんなモテ男と付き合えた自分に自信を持つぐらいポジティブに考えたほうがいい?井上そう。見る目があるんだなって。だって、浮気したいと思っても実際にはなかなかできないですよ。―できないですか?井上好きな女がいればいるほど、できないと思いますよ。■巷にあふれるモテテクは70点。そこに自分らしさを加えるべき―先ほど、恋愛も長距離走で考えるべきだというお話がありましたが、ネガティブであるがゆえに諦めやすい部分もあるかと思います。井上さんが思う、「この状況ならまだ諦めるな」「ここまできたら諦めるべき」という基準は?井上諦めるポイントは“期間”ではなくて、“自分の心が折れたとき”だと思います。「好き」って気持ちと「フラれて傷つく」って気持ちの天秤が50:50になったら、僕は諦めます。まだ90%好きで、フラれるのは傷つくけど、それが10%くらいであれば、気にせず追いかけます。で、10回、20回フラれ続けていくうちに天秤が傾いてくるんです。「もうこれ以上、フラれるのは嫌だな。もう無理かな」と。そのときが諦めどきです。―天秤が傾くまでは諦めないことで、いいこともあるんでしょうか?「時間を無駄にしたな」とかは思わない?井上思いません。だって、誰かを好きで、その人に振り向いてもらうために一生懸命口説き続けられるって、なかなかできないですよ。でもそれをできているということは、その間、キラキラ輝いているんです。そのうち、ふと周りを見渡したら、「あれ?俺の店、行列ができてる!」みたいな状態になっているから。「必死でおいしい料理を作っていたから気づかなかったけど、知らないうちに行列ができるまで店が育ってたわ」って。―そっか。振り向いてもらうために努力した結果、いつのまにか自分も磨かれていた。井上そう。いつのまにか僕という人間がすごくうまくなってるんですよ。―それはいいですね。好きな人に振り向いてもらう努力の中に、“モテテク”みたいなものも含まれると思いますが、女性が男性に対してモテテクを使うことに対してはどう思いますか?井上僕、いろんな雑誌やサイトのモテテク系の記事を見てきましたが、半分は正解で、半分はハズレですね。相手のタイプや時と場合にもよるから、具体的に「コレは間違ってる」とは示せなくて申し訳ないですが。また、スタンダードになりすぎて、もはや効果がないものもあります。例えば、サラダの取り分けとかね。もう取り分けなんか全然しなくていい。要はモテテクって、結局70点なんですよ。やってもらったらうれしいし、嫌じゃないけど、100点じゃない。「そんなところまで気が利く?」とはならないんですよ。サラダを取り分けるのも、「とりあえず生」と同じで、一連の作業に入っちゃってる。それなら、サラダを取り分けている女子を尻目に、近くに物があったら腕が当たらないようにそっとどかす女子のほうが、僕は「こいつ、気が利くな」ってなるし。―使い古されているモテテクをそのまま実践するよりは、そこにオリジナル加えたほうが効果的なんですね。井上自分が得た情報は、当然みんなも知っているということを念頭においたほうがいい。その中で自分が上に行くには、みんなが見ていないことをやらないと。だから、ハウコレ読者もこのサイトに載っているテクニックを実践しつつも、自分だけのテクニックを作らないとダメ。モテテクとモテテクをミックスさせるとかね。■僕みたいなブスをいかにかっこいいと思わせるかで勝負が決まる―モテテクに自分らしさをプラスアルファするという点で、なにかひとつ井上さん流のテクニックを教えてください。井上例えば、「合コンのお礼メールは、翌朝にしたほうがいい」と聞きますが、絶対に当日にメールしたほうがいい。むしろ僕は2回します。解散してすぐに「今日はありがとうございました。また、ご飯行こうね」と送って、次の日にも「おはよう。改めて昨日はありがとう」と伝えます。これは女子に限らず、先輩に対してもそうです。―女性からのメールもそのほうがいい?井上僕はそうですね。だって、翌朝だけだと、それまでなにしてるかわからないじゃないですか。ひょっとしたら、その子は僕と別れた後、ハシゴして別の男のところに行っていたかもしれないし。意外と男って、変なところで悩むんですよ。その日になにも連絡がなかったら、「僕らとの合コンがつまんなかったから、2軒目に行ったんじゃない?」って。だからこそ僕は、「ただいま」というメールは大事だと思うんです。―家に帰ったことがわかるような文面だと“なお良し”ということでしょうか。井上そう、「今日はあなたとの楽しい思い出で、私の1日が終わるんですよ」という明確な意思表示をしてほしい。「ただいま。今日はありがとう。またご飯に連れてってね」くらいでいいから。これだけで、男側も「家に帰ったんだな」って安心できるです。―さらに翌日にも送るのは、ダメ押し的なことですか?井上そのほうが単純にかわいいじゃないですか。結局、雑誌とかに書かれているモテテクを鵜呑みにして、その通りに1回しか送ってこない人はたくさんいるんですよ。だからこそ、2回、3回と送ってくる子に好感が持てる。だからやっぱり、“モテテク以上”のことをやったほうがいい。当たり前じゃないことをするから、男は「なに、この子」って気になるようになる。「他の子よりも俺に感謝してるな。もしかして俺のこと好きなんじゃない?」って、“いい勘違い”ができる。そういう意味では、してもしなくても自分に不利にならないことは、積極的にしたほうがいいと思いますね。―“いい勘違い”をさせられたほうが恋愛勝者になれるわけですね。井上恋愛なんて、「いかに勘違いさせるか」ですから。僕みたいなブスをいかにかっこいいと思わせるかで決まる。ポジティブの鎧もその“いい勘違い”を生み出させる方法のひとつです。―最後に、ついネガティブになってしまうハウコレ読者に向けて、メッセージをお願いします。井上きっとネガティブ女子のみなさんは、恋愛ポジティブ女子に生まれ変わりたいんですよね?簡単に生まれ変われる方法を教えます。それは・・・・・・俺のもとに抱かれに来てください!どうすれば僕に会えるか、わからない?いや、どこに行けば僕に会えるんだろうと探すことが恋愛の第一歩。家にずっと閉じこもっていたら、恋は始まりませんから。もしかしたら、その行動の先に、別の新たな出会いが待っているかもしれませんよ。(六識・ヨダヒロコ/取材・ライター)次回はNONSTYLE井上さんとフォーリンラブバービーさんが、ネガティブ女子の恋愛相談にズバッと解答!お楽しみに!(ハウコレ編集部)
2016年09月23日清水玲子の人気コミックを映画化したサスペンス大作『秘密 THE TOP SECRET』の初日舞台あいさつが8月6日、都内で行われ、主演の生田斗真をはじめ、岡田将生、松坂桃李、栗山千明、織田梨沙、大森南朋、大友啓史監督が出席した。『秘密』舞台あいさつ その他の写真公開初日がリオ五輪の開会式と重なるなか、生田は「開会式を見ずに、この映画を選ぶなんて、皆さん、なんですか!(笑)。猛者ですねえ」と観客に感謝の意。「誠心誠意、本気でぶつかった作品。見る前と後では、普段見る世界の景色が変わるくらいの衝撃があるので、ぜひ覚悟して」と力強くアピールした。死んだ人間の脳からスキャンした“過去の記憶”を頼りに、事件を捜査する第九のメンバーが、迷宮入りした猟奇事件の真相に迫る。すでに韓国、台湾、中国、フィリピンでの配給が決定しているほか、カナダのモントリオールで開催される第20回ファンタジア国際映画祭・コンペティション部門にも出品され、現地入りした大友監督は「生田くんの代わりに、ファンにサインしておいたよ」と現地の熱狂ぶりを報告していた。映画が描く“脳内捜査”にちなみ、「誰の脳に潜入したいか」と問われた生田は、「アーティストの皆さんが、どういう思考回路で作品を生み出しているのか知りたい。例えば、横尾忠則さんですね」。松坂も偉人に関心があるようで、「戦国武将なら織田信長。それと漫画家の井上雄彦さん」と答えた。一方、栗山は「イケメンの脳内映像を見て、キャーキャー言われる気分を味わいたい」と願望を明かしていた。『秘密 THE TOP SECRET』公開中取材・文・写真:内田 涼
2016年08月06日人気コミックを実写化した『秘密 THE TOP SECRET』の初日舞台挨拶が8月6日(土)、都内で行われ、生田斗真、岡田将生、松坂桃李、栗山千明、織田梨沙、大森南朋、大友啓史監督が出席した。この日、会場の視線をクギづけにしたのは日本を代表するクール・ビューティの栗山さん。胸元が大きくV字に開いた黒のセクシーなドレスは、腰元の部分が透け生地になっており、妖艶さもワンランクアップ。当然、フラッシュの嵐を浴びることになり、主演の生田さんも「カメラマンさん、栗山さんばっかり撮らないで…。確かにすごいドレスですけど」とヒヤヒヤ(?)していた。清水玲子によるミステリーコミックを原作に、被害者の脳に残った記憶をスキャンする「脳内捜査」を専門とする警察庁の特別機関「第九」の捜査官たちが、精神崩壊の危険にさらされながら、迷宮入り事件の真相を暴き出す。生田さんは「誠心誠意ぶつかった作品。見終わった後には、普段見ている景色が変わるほどの衝撃を受けるはず」とアピールした。“脳内捜査”にちなみ、「誰の脳に潜入したい?」の質問には、「アーティストがどういう思考回路で作品を生み出しているのか知りたい。例えば、横尾忠則さん」と生田さん。「猫ひろしさん」(岡田さん)、「織田信長がどう死んでいったのかが分かれば、歴史は変わるはず。それに漫画家の井上雄彦さん」(松坂さん)、「イケメンになって、キャーキャー言われたい」(栗山さん)、「うちの飼い犬」(織田さん)、「やっぱり、生田斗真の脳でしょ」(大森さん)と思い思いの回答が飛び出した。『秘密 THE TOP SECRET』は公開中(text:cinemacafe.net)
2016年08月06日ミュージカル俳優・井上芳雄が10日、都内で行われた舞台『エリザベート』博多座公演の取材会に出席した。同作はオーストリア=ハンガリー帝国の皇后・エリザベートの生涯を描いた、ウィーン・ミュージカル。日本では1996年より宝塚歌劇団によって上演、また2000年から東宝版として上演され続けている人気演目で、井上と城田は"死"の概念である黄泉の帝王・トートを演じる。井上は、9日に女優・知念里奈との結婚報道が出たばかり。公私順調な中、トートという役への向き合い方を問われると、「公私が出てしまっているので、自分が頑張らなきゃいけないなと思うのは、あまり自分たちの日常を透けて見えないようにすること」と苦笑しつつ答えた。井上は「トートという役は非日常で神秘的な役だから。もう僕なんか普段も隠しきれてないですが、劇場に入ってからはお客さんに夢を見ていただきたいし、その世界にひたっていただきたいので、切り替えですかね」と現在の気持ちを表現した。さらに井上は「私生活、実人生はあるんだけど、そこを舞台上では感じさせない。それはもう、じぶんの腕次第だと思うんですけど、あとは周りのみなさんに協力してもらって、その世界に入って、しっかり役割を果たしたい」と、意気込みを語った。舞台『エリザベート』は28日より東京・帝国劇場で初日をむかえ、8月6日より福岡・博多座、9月11日より大阪・梅田芸術劇場、10月8日より愛知・中日劇場と四都市での公演を予定している。
2016年06月10日タレントの井上晴美(41)が16日、自身のブログを更新し、熊本地震で自宅が全壊したことを明かした。井上は、4年前から家族と熊本で生活。地震後、避難勧告のため近所の友人宅の庭でテント生活を送っていたが、この日、「自宅へ行く」というタイトルでブログを更新し、「だめだった全壊です」と報告した。その後、「お腹すく子どもたち」というタイトルで更新したブログでは、「もう食料がなく機嫌が悪くなりケンカが多くなってきてる泣き叫ぶ子どもたち…」と子供たちの様子を明かし、「無力だ」と吐露。さらに、「配給なし」というタイトルでも更新し、「まだこない行ってみたけどなにもなかった」と報告し、「いつになれば何か食べれるかな」と厳しい状況を訴えた。
2016年04月16日連載開始から30年を突破した鳥山明氏による人気コミック作品『ドラゴンボール』の世界を、貴重な資料とともに振り返る「30th ANNIVERSARY ドラゴンボール 超史集-SUPER HISTORY BOOK-」が1月21日に発売される。本書は「原作」「アニメ」「ゲーム&トイ」など、多岐にわたるジャンルで人気を博した『ドラゴンボール』ならではの章立てで構成。「原作」の章では、悟空たちがメインを張った漫画雑誌『週刊少年ジャンプ』の表紙を網羅し、鳥山氏のコメントとともに当時を振り返る。さらに、貴重なラフスケッチも掲載し、キャラクターが生まれる軌跡を追跡。鳥山氏の30周年記念描き下ろしマンガも掲載されているという。「アニメ」の章では、鳥山氏が劇場アニメ用に描き下ろしたキャラクター設定画のほか、TVアニメ最新作『ドラゴンボール超』の最新キャラクターの設定画も公開。続く「ゲーム&トイ」の章では、『ドラゴンボール』が一大ブームを巻き起こしたカードダスシリーズの歩みや、ゲームの歴史や玩具を図録で紹介する。ほかにも、貴重な鳥山氏のロングインタビューをはじめ、アニメシリーズで主人公・孫悟空などの声優を務める野沢雅子、『ドラゴンボールZ』プロデューサー、そしてゲーム&玩具の開発担当者など、関係者によるインタビューも多数収録する。中でも注目なのが、世界初公開となる幻の最終回ネームと、総勢30名以上のマンガ家陣による『ドラゴンボール』寄稿イラスト。寄稿作家名は以下。寄稿作家一覧(五十音順)秋本治/浅田弘幸/麻生周一/荒木飛呂彦/池沢春人/井上雄彦/うすた京介/オオイシナホ/尾田栄一郎/小畑健/KAITO/川田/桂正和/岸本斉史/久保帯人/古味直志/佐伯俊/島袋光年/空知英秋/高橋和希/田畠裕基/附田祐斗/冨樫義博/とよたろう/仲間りょう/沼駿/原哲夫/古舘春一/北条司/堀越耕平/松井優征/村田雄介/森田まさのり/矢吹健太朗/ゆでたまご(嶋田隆司、中井義則)/横田卓馬/和月伸宏「30th ANNIVERSARY ドラゴンボール 超史集-SUPER HISTORY BOOK-」は1月21日発売で、価格は3,500円(税別)。(C)バードスタジオ/集英社(C)バードスタジオ/集英社・フジテレビ・東映アニメーション(C)バードスタジオ/集英社(C)「2013 ドラゴンボールZ」製作委員会(C)バードスタジオ/集英社(C)「2015 ドラゴンボールZ」製作委員会(C)BANDAI(C)BANDAI NAMCO Entertainment Inc.
2016年01月21日女優・井上真央と声優初挑戦となる鈴木亮平を迎え、ロングセラーを誇る児童文学をフル3DCGアニメーション映画化する『ルドルフとイッパイアッテナ』。この度、井上さんと鈴木さんの声が吹き込まれた2匹が登場する特報が公式サイトにて解禁された。大好きな飼い主と突然離ればなれになってしまった黒猫のルドルフ。迷い込んだ長距離トラックで辿り着いた先は、大都会・東京。そこで出会ったのは、街で最も恐れられている大きなボス猫・イッパイアッテナ。ルドルフは故郷へ帰ることもできずイッパイアッテナと共にノラ猫として生きていくことに。しかし、イッパイアッテナには思いもよらない秘密があった…。原作は、1987年初刊発行以来、28年のロングセラーを誇る“日本一有名なノラ猫”シリーズの「ルドルフとイッパイアッテナ」。第4巻までの累計発行部数は100万部を超え、NHKの「テレビ絵本」でも放送されるなど国民的な人気を誇る不朽の名作が、超大型フル3DCGアニメーション映画となって登場。ひょんなことから飼い主のもとを離れ思いがけず東京にやって来てしまった小さな黒猫・ルドルフを演じるのは、NHK大河ドラマ「花燃ゆ」の主演を務めた国民的女優の井上さん。みんなから一目おかれる巨漢のトラ猫、イッパイアッテナ役には、「天皇の料理番」『俺物語!!』と幅広い役を演じ分ける鈴木さんがキャスティングされた。今回公開された特報では、フルCGで表現された猫たちが、躍動感あふれ生き生きとした表情で駆け巡る映像が盛り込まれている。また、井上さんと鈴木さんが2匹の猫を演じた台詞も初解禁!井上さんは声優が2度目とは思えないほど、元気いっぱいで可愛らしい黒猫・ルドルフを見事に熱演。鈴木さんは大きな体のボス猫・イッパイアッテナを、声優初挑戦とは思えないほど圧巻の演技力で魅せ、低い声を巧みに使い分け、イッパイアッテナの持つ強さと優しさを表現している。モフモフした毛なみ一本一本にまでこだわり鮮明に作成された映像と、実力派俳優たちの演技力に、作品への期待が高まる映像に仕上がっている。『ルドルフとイッパイアッテナ』は2016年8月、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年12月22日バスケット漫画としていまでも絶大な人気を誇る「SLAM DUNK」。この度「SLAM DUNK THE MOVIE Blu-ray」リリースを記念して、ファン投票で選ばれたベストプレイ場面を上映するイベントが開催。7月24日(金)に新宿バルト9にて行われた上映会には、三井寿役・置鮎龍太郎と安西先生役・西村知道が登壇し、TV放送当時以来初めて“ミッチー×安西先生”の2ショットトークが実現。当時の思い出を語った。1990年に連載が開始され、1993年からはTVアニメ放送がスタートした「SLAM DUNK」。昨年はTVアニメ20周年を迎えイベントが開催されるなど、その人気は根強い。今回の上映イベントは、新宿バルト9、梅田ブルク7、T・ジョイ博多の3劇場で開催。2014年に実施された「みんなが決めるSLAM DUNK 名台詞」ランキングで上位に輝いたセリフを含むエピソードを中心に、各上映4話ずつ、3回構成にて上映。選ばれたのは「湘北VS海南編」「湘北VS陵南編」「三井寿編」だ。三井寿役の声を演じた置鮎さんと、安西先生役の声を演じた西村さんが登壇したこの日の上映テーマは、「三井寿編」。ファン投票で1位、2位にランクインされた不動の名セリフ「バスケがしたいです…」と「最後まで、希望を捨てちゃいかん…あきらめたら、そこで試合終了だよ」が出てくるシーンを中心にセレクトされた4作品で、TVシリーズの中でも人気の高いエピソードだ。2人は、その大人気セリフについて「僕の演じたキャラクターのセリフで、励まされたりするひとがいる。いまもいろんなところで使われる、それがとても嬉しい」(西村さん)、「色々なアニメでこのセリフが元になったセリフが出てきたり、いろんなシチュエーションで使われることも多い。あらためてすごいなと思う」(置鮎さん)と感慨深げに語った。さらに、当時のアフレコについての思い出を聞かれると、置鮎さんは「当時スタジオで僕が一番新人だった。主人公桜木を演じていた草尾さんより後輩なのに、先輩の役をやる、ということで緊張してました。そういえば今回上映する『三井寿15歳の悩み』のエピソードのアフレコのとき、実は高熱があったんです。そのままアフレコしたんですが、実は自分の声もきちんとわからない状態で、ちょっと納得いってない(笑)」と懐かしそうに振り返った。また西村は「僕は洋画の吹替えをしていたこともあって、『ほっほっほっ』っていうのも、(洋画のような)『はっはっはっ』じゃダメかと聞いたら『ダメです”と…(笑)。最初のほうは結構悩みました」と、いまでは誰もが知るおなじみの“口癖”の秘話を明かし、会場を沸かせた。本イベントも、残すところ31日(金)実施予定の梅田ブルク7とT・ジョイ博多のみ。梅田ブルク7には、主人公を演じる草尾毅と置鮎さんが登壇するトークショーを予定。さらにT・ジョイ博多では、31日(金)のみのスペシャル企画として、原作者・井上雄彦による直筆イラスト&サイン入のバスケットボールを展示することが決定。「SLAM DUNK THE MOVIE Blu-ray」は7月8日(水)より発売中。(text:cinemacafe.net)
2015年07月30日アドビシステムズは17日、同社の「Adobe Creative Cloud」の最新版である「Adobe Creative Cloud 2015年リリース」を解説する発表記念イベント「Adobe Live 2015」を都内にて開催した。本稿では、ゲストを招いての「ブレイクアウトセッション3」の様子をお届けする。今年度の最新版がリリースされた、同社のクラウドサービス「Adobe Creative Cloud」。発売を記念して東京都内で開催されたイベント「Adobe Live 2015」には、多数のクリエイターがゲストスピーカーとして登場した。そのうちのひとりがデザインの現場に留まらず、イベントやインスタレーション、ゲームの企画、制作、プロデュースなど、幅広い領域のクリエイティブ活動で知られる、株式会社カイブツを率いる木谷友亮氏だ。○"ポップン王子"が気鋭のクリエイターになるまで木谷氏は2006年に同社を設立。その後は、カンヌ広告祭銀賞をはじめ、ロンドン広告賞、NYADC銀賞など数々の広告賞を受賞するなど、現在は海外からも多数の注目を集めている。そんな新進気鋭のクリエイターの木谷氏がこれまでの経歴やプロジェクトなどをトークセッションで振り返った。大学で機械工学を専攻した木谷氏が、デザイナーの道を志したのは、卒業を控えた進路決断の時期。そのまま機械工学系の技術屋としての道を歩むか、迷った際に目に留まったのが、当時購入したものの、あまり使っていなかったという「PowerMac 8500」。「これを使いこなすと、オシャレに生きられるっぽい」という世の中の動きを察知した木谷氏は、その後デザイン専門学校に進学し、PhotoshopやIllustratorを2年間勉強した後、就職した会社ではコンビニのPOPを制作する部署に配属されたという。木谷氏のそこでのあだ名は"ポップン王子"。職人的にひたすらPOPを作り続ける毎日を送る中、「あまりいい悪いの価値観が持てていなかった」と当時の自信を振り返る。そこで、2年目からは「デザイナーとして表現者としてどういう人間なのか?」ということを強く意識するようになったという。そして自身を俯瞰して見た時に、「デザインの天才では全然ない」という結論に至ったとのこと。「デザインだけを見た時に、決して自分は天才的なデザインができるタイプではない。デザインでずっと生きていても、デザイナーとして大成できないかもしれない」と感じた木谷氏は、自身が人より優れたところを探すようにして生活していたと語る。そして次にたどり着いた結論が「私はガマン強い」。ダイエットが大得意という木谷氏は、時間をかけて何かをつくることはあまり苦痛ではないという。そこで「人より時間をかけてみよう」と制作したのが、香港やNYで撮った約2,000枚の写真をひたすら積み重ねた作品。制作には1年ほどの時間を費やしたという大作だが、この作品がデザインアワードを受賞したことで「賞で評価されることで、デザイナーとして自分がどのあたりの位置にいるのかというのがわかって勇気が出た」と振り返る。そんな木谷氏にとって次の転機となったのが、漫画家・井上雄彦氏の個人プロジェクト。大ヒットマンガ「スラムダンク」の販売数が一億冊に達したことに対して、井上氏が読者に感謝を表明するための個人プロジェクトに、木谷氏はデザイナーとしてチームに参加した。このプロジェクトは、当初新聞への感謝広告というかたちでスタートしたが、Webサイトに広がり、最終的には神奈川県・三浦市にある廃校となった高校の校舎を使ったリアルイベントへと発展した。教室の黒板23枚を使って、井上雄彦氏が「スラムダンク」最終回の10日後を描くというものだが、事前の告知がほとんどなかったにもかかわらず口コミで広がり、大勢の人が集まる大成功のイベントとなったという。当時、27,8歳だったという木谷氏がその時感じたキーワードとして挙げたのは"私はなんでもやれる"。「広告のデザイナーがやっていいことは決まっていないということが、このイベントを通して視野が広がった」と語る木谷氏は"企画のあるデザインを考える"ことに目覚め、「Macの前で作業するよりもマンガ喫茶で企画を考える時間が長くなった」と話す。そして生み出されたのが、「eposcard 100design cards project」の"印籠型のクレジットカード"や、NIKE「超短距離1m走選手権」といった、ユニークな制作物やイベントだ。○神は細部に宿らない一方で「わたしはPhotoshopが大好きだ」とも語る木谷氏が手掛けた最近の作品が、アパレルブランド「Dries Van Noten」がルーブル美術館で半年間にわたり開催した展覧会だ。フラワーアーティスト東信氏の花のコラージュ写真で、10メートル四方の会場一部屋全体が花束で覆われるというプロジェクトで、1カ月間徹夜で緻密な計算をしながら完成させたとのことだ。しかし「実際に会場に行ってみたところ、自分たちが最高傑作と思ってやった作品がめちゃくちゃズレていた」という。「あとからよく考えると、フランスから送られてきた会場の図面はセンチメートル単位。通常、我々が考える世界はミリ単位。それでも会場はとても盛り上がっていて、世界的な風潮で言うと"神は細部に宿っていない"、"神は全体に宿る"なんだと感じた」と冗談を交えて語った。その他、木谷氏の最近の著名なプロジェクトとしては、造形作家・倉田光吾郎氏が作り上げたるロボット「KURATAS」がある。高さ4メートル、重さ5tの人が乗ることができる世界初の人型巨大ロボットで、2012年に完成し、ワンダーフェスティバルでお披露目がなされた。"私は応援がうまい"と語る木谷氏はこのプロジェクトにも5年ほど関わっており、Amazonで出品しているほか、アラブの石油王と現在商談中であることも明かされた。○木谷氏が選ぶCreative Cloud最大の進化は?自らの異端な経歴や活動を人気クリエイターらしい独特なプレゼンテーションで紹介した木谷氏だが、今回リリースされた「Adobe Creative Cloud」の最新版については、「Illustratorの自動保存機能」を、「ついに」と前置きした上で衝撃的なニュースとして紹介。続けて、「特にIllustrator 8は、保存ボタンを押した瞬間に落ちることもあった」と、過去の苦労に言及。「アドビさんには、今回のリリースの一行目で、全世界のデザイナーにまず謝れと言いたい。そして、なぜ10年間(自動保存機能を)つけなかったのかを問いたい。なんとかつけてくださってありがとうございます」と語り、会場の共感と笑いを呼んでいた。
2015年06月22日“人生の1本に会いに行く”をテーマに、時代を彩る魅力的な人物を館長として招き、その館長自身の“思い入れのある1本”を上映するイベント「原宿シネマ」。このほど、第25回を迎える「原宿シネマ~青春を感じる映画たちvol.2~」では、井上雄彦の「バガボンド」や三田紀房の「ドラゴン桜」、安野モヨコの「働きマン」、小山宙哉の「宇宙兄弟」など超人気漫画を世に送り出してきたエージェント・佐渡島庸平を迎え、ジャン=ジャック・ベネックス監督による傑作『ベディ・ブルー/愛と激情の日々』を上映することが分かった。「原宿シネマ」は、館長が思い入れたっぷりに選んだ人生の1本について、その作品の魅力や味わい方を彼らの“コトバ”で紹介し、その“衝撃”と“高揚感”を参加者と共有していくことを狙った上映イベント。今回のゲスト館長は、講談社「週刊モーニング編集部」時代に「バガボンド」から伊坂幸太郎の小説「モダンタイムス」などまで話題作を数々世に送り出し、退社後はクリエイターのエージェント会社・コルクを立ち上げた稀代の作家エージェント。その佐渡島氏が選んだ1本は、1986年に劇場公開され、日本でも大ヒットロングラン上映された『ベティ・ブルー』。リュック・ベッソン、レオス・カラックスとともにフランス映画に新風を巻き起こした、『ディーバ』『溝の中の月』などのベネックス監督が、1組の恋人たちのあまりにも激しい愛の行方を独創的で圧倒的な映像美と物語とつづった傑作だ。『ニキータ』『キリング・ゾーイ』『王妃マルゴ』など幅広い作品で知られる名優ジャン=ユーグ・アングラード演じる主人公と、彼を翻弄する少女ベティを熱演するベアトリス・ダルによる“究極の愛”は、時を経てもいまだ色あせることのない衝撃と感動を与えている。「ずばりボクを映画の世界に目覚めさせてくれた“青春の1本”」と、佐渡島氏はコメント。「初めて観たのは、たしか高校生のころ。男と女の奔放な恋愛の形を独特の映像美で描いたこの作品は、ボクを映画の世界にドップリとはまらせるキッカッケとなりました」と明かしている。上映後は、日々マンガや小説といった日本のコンテンツづくりに携わっている館長ならではの視点で、映画やコンテンツビジネスをテーマにトークショーを実施。来場者全員にコルクの契約作家、羽賀翔一「ケシゴムライフ」がプレゼントされるという。「第25回原宿シネマ~青春を感じる映画たちvol.2~」は3月31日(火)、原宿・VACANTにて開催。(text:cinemacafe.net)
2015年03月25日井上芳雄が主演する舞台『正しい教室』が3月21日にZeppブルーシアター六本木で開幕した。ミュージカル界のプリンスが、気鋭の演出家・蓬莱竜太とともにガッツリと骨太なストレートプレイに挑む注目作。前日の20日には井上、共演する鈴木砂羽、近藤正臣が意気込みと見どころを語った。舞台『正しい教室』チケット情報井上が蓬莱の書いたストレートプレイをやりたい、とラブコールを送ったことから実現した今回の作品。とある地方の小さな町、小学校の6年2組の教室に、かつて一緒に学んだ同級生たちがやってくる。現在はその学校で教師をやっている元クラス委員長の男の企画で、事故で息子を亡くしたかつてのマドンナを元気付けようと同窓会が開かれるのだ。思い出話に花を咲かせる同窓生たちだが、そこに厳しい指導で生徒たちに嫌われていた当時の担任教師がやってきて空気は一変。険悪なムードの中、思いもよらない過去の出来事が次々と暴かれていく…。会見では井上が「僕は本当にやりたいと熱望して、今回の舞台をやらせてもらった。出来上がった台本もとても面白いと思いましたし、何度も何度も繰り返す百本ノックのような蓬莱さんの稽古も楽しかった」と振り返ると、嫌われ者のかつての教師を演じる近藤は「俺は苦しかったよ…」とポツリ。「もっと嫌われて、もっと嫌われてと繰り返されて…。物語のためだからいいんだけど、やっぱり精神的にキツかった!」と言う近藤に、マドンナ役の鈴木も「私の役もかなり傷が深い役。舞台上に居ながらずっと黙っているという、あまりこういう役をやらないので、家でも悶々としていました」と明かす。負けじと元委員長役の井上も「僕もどんどん状況が悪くなるという役なので、追い詰められていきました。この稽古に入ってからずっと胃の調子が悪かった(笑)。この役のような大ピンチになることはそうそうない!」と苦労をアピール。とはいえ「やっている方は大変ですが、観る方は「ちょっと笑えるミステリかな」くらいの気持ちで気楽に、でも注意深く観てください」と近藤が楽しみ方を伝授。井上も「僕らと一緒に同窓会に参加するくらいの気持ちで観に来てください。思いもよらない体験が待っていると思います」、鈴木も「同窓会というテーマは皆さんにも近しい話題だと思います。その題材が蓬莱さんの手で迫力のある会話劇になりましたので、とても見応えのある舞台です」とそれぞれ見どころを語った。どんでん返しの連続から、各々が隠していた裏の顔が見えてくるスリリングな物語。ひと筋縄ではいかない物語を楽しんで欲しい。六本木公演を経て、3月24日(火)には愛知・名鉄ホール、3月26日(木)には福岡国際会議場 メインホール、3月28日(土)には大阪・森ノ宮ピロティホールで上演。その後ふたたび東京に戻り4月2日(木)から19日(日)にPARCO劇場で上演される。チケットはいずれも発売中。
2015年03月24日お笑いコンビ・NON STYLEの井上裕介と、アジアンの馬場園梓が23日、映画『ジュピター』(3月28日公開)のトークイベントに登場。井上は"今狙っている相手"として「石原さとみ」の名前を挙げ、「出会ったら恋に落ちる可能性もある」と、強い自信をのぞかせた。本作では、2012年People誌の最もセクシーな男性第1位のチャニング・テイタムと、2012年米Esquire誌の最もセクシーな女性第1位に輝くミラ・クニスという2大セクシー俳優が共演を果たしていることにちなみ、それぞれが演じるキャラクターのコスプレで登壇した2人。井上は、3時間以上かけて作り込んだ金髪と口ひげ、とがった耳という特殊メイクに加え、右腕にタトゥーも入れてチャニング・テイタム演じるケインに変身し、「僕の内なるオオカミが出てしまいました。セクシー過ぎてすいません!」と勝手に謝罪。黒のピチピチ衣装でミラ・クニス演じるジュピターを意識した馬場園は「くまモンではありません(笑)」と笑いを誘った。また、人類の危機を救うために運命に導かれた2人の戦いを描いていることから、それぞれの恋愛トークに発展。井上は「遠距離恋愛や、結ばれない恋も経験しましたました」という過去を明かし、今ターゲットにしている女性に「石原さとみ」の名前を挙げて「出会ってしまったら恋に落ちる可能性もある。まだ出会っていないだけ!」と自らのスキャンダルを予告した。一方、馬場園は「小出恵介」の名前を挙げて「本当に好きなんです」とラブコール。馬場園も「私も出会っていないだけ」と強がり、2人の自意識過剰ぶりが報道陣を沸かせた。さらに、ケインのような力強い男をアピールするため、井上が馬場園の"お姫様抱っこ"にチャレンジ。気合の雄たけびをあげて持ち上げるも、あえなく馬場園の下敷きとなり、「股関節をやってしまった。最近ロケで持った、丸太よりも重かった」と、その重さを木材に例えた。最後に、本作について語った井上は「映像がハンパない。どこまでがCGでリアルなのかわからないほど」と興奮。「ぜひ劇場で、未来の映像を目で耳で体感してほしいです」とPRした。一方の馬場園は「デートムービーとして素晴らしい。登場する豪華な衣装もかわいく、なんと言っても主人公ケインの肉体美がすごい」と見どころを解説。「女性ホルモンがあふれでてくるので、女子力が上がる映画です!」と、女性でも楽しめる映画であることを紹介した。『ジュピター』は、ウォシャウスキー姉弟監督が『マトリックス』以来初となる完全オリジナル・ストーリーを書き上げた作品。人類の危機を阻止するため、身分の違う2人が、宇宙最大の王朝を相手にした戦いを描く。(C) 2015 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITED. ALL RIGHTS RESERVED.
2015年03月23日人気ミュージカル『モーツァルト!』で2002年の初演以来、4回にわたり、主役のヴォルフガング・モーツァルト役を務めてきた井上芳雄。5度目の今回が主役として最後の出演となる井上に、現在の心境を聞いた。ミュージカル『モーツァルト!』チケット情報「最後といっても別に引退するわけではないですから(笑)。稽古では冗談で『芳雄先生、ここはどうでしたか?』と聞かれるぐらい僕にとっては居心地のいい作品。でも僕はひとつの場所に留まっているのはあまり良しとしない。15年間の役者人生の中ですべてを教えてくれた役ですが、新しいところに行くためには、何かを手放すことも必要だと思っています」。天才音楽家、モーツァルトの一生を青年ヴォルフガングと、彼の才能をつかさどる分身アマデのふたりで表現する。ヴォルフガングの父親との確執や、作曲家としての苦悩を力強い楽曲で描いた力作だ。「初演では、僕は経験も少ないし、ヴォルフガングみたいに激しい人生でもない、分からないことだらけで、なかなか彼に共感できなかった。でも今は、天才ではないけれど、表現者の苦しみは分かりますし、何か運命に導かれてここまでやってこられたと思う。それに、人生が思い通りにいかなかったり、良かれと思ってやったことが裏目に出たり、現状と戦うことは多い。前よりも、今はずっと彼に共感できますね」。井上も35歳で亡くなったモーツァルトと同じ年を迎えた。「モーツァルトは神に愛された人で幸福だけど、同じ分だけの不幸もあったはず。その振れ幅が激しいだけで、結局は凡人である僕たちの人生と変わらないかもと思うんです」初演からモーツァルトの父、レオポルトを演じ、病気で療養していた市村正親が本作で復帰するのも注目だ。「以前よりお元気です。市村さんのすごいところは心のありようと若さ、そのエネルギーですね。『モーツァルト!』でオファーがきたとき、父親役ではなく、ヴォルフガング役と思っていらっしゃったぐらいですから(笑)。今回で辞めると言った僕には、またリターンしろと言って下さっています(笑)」今やミュージカルは井上にとって「運命の相手と結婚しているようなもの」だという。「別れ話も出ていないですし、結婚生活は順調です(笑)。でも、子供ができて、親も年を取り役割が大きくなった。法事を取り仕切る長男の感じですね(笑)」。その結婚相手との幸福な時間をじっくりと見届けたい。ミュージカル 『モーツァルト!』は1月15日(木)まで大阪・梅田芸術劇場 メインホールにて上演中。チケットは発売中。取材・文:米満ゆうこ
2015年01月07日“ミュージカル界のプリンス”と称され、その歌声に定評のある俳優・井上芳雄が『アナと雪の女王』の「Let It Go」など、ディズニーの名曲をカバーしたアルバム『井上芳雄・ミーツ・ディズニー ~プラウド・オブ・ユア・ボーイ~』を発売した。それを記念し、2月18日(水)に一夜限りのコンサート「YOSHIO INOUE sings Disney ~One Night Dream!」を開催する。本公演にかける思いを井上が語った。「YOSHIO INOUE sings Disney ~One Night Dream!」の公演情報本アルバムは、井上が自身の好きな曲を中心に選曲。普通のカバー曲集ではなく「ひとつの物語が感じられるような内容にしようと思い、作った」という。2部構成となるコンサートの第1部では、それをいかしストーリー仕立てで贈る。「最初はCDだけの話でしたが、その物語を舞台上で、生のお客さまの前でやれるのは、さらに面白いと思いました。CDにはブックレットが付いていて、曲と曲の間にちょっとした台詞が挟み込まれています。その台詞を自分で声に出して読んで、お客さまに届けたい」。第2部では、スペシャルゲストとして坂本真綾を招く。「デュエットはもちろんありますが、真綾さんの声でこの曲を聞きたいと僕からリクエストしているものもあるんです」。さらに「ディズニーは、舞台のミュージカルもたくさん作っているので、その魅力もお届けできればと思っています。『美女と野獣』にしても『アラジン』にしても、アニメには入っていないけれど舞台版にはあるナンバーも結構多い。あとは『アイーダ』のようにアニメにはないミュージカルも存在するので、いわゆる映画のディズニーファンの方も知らないかもしれない曲も聞いていただけるんじゃないかな」と意欲を燃やす。もともと新譜が出るたびに「日本版が出る前に、輸入盤を買っちゃいます。どんな音楽で、どんな作曲家で、どんな人が歌ってるんだろうとすごい気になります」というディズニーミュージカルのファン。その魅力を「独特の高揚感、幸福感みたいなものがありますよね」と分析する。「夢と魔法の世界を作って、それを守っていくには本当に努力が必要なんだと思います。ここまで徹底して作るからお客さまが入り込んで、こんなにも熱狂するんだということがすごくよくわかって勉強になりました」「ディズニーの力を借りて、タイトルどおり、一夜限りの夢ではありますが、できるだけ極上の夢を見られるような時間にしたいなと思っています」と井上。壮大なファンタジーの世界を、歌を中心に舞台でどう表現していくのか、期待が膨らむ。公演は2月18日(水)に東京国際フォーラム ホールAで上演。
2015年01月05日今年も残すところあとわずか。本チャンネルで取り上げたニュースのうち、特にクリエイターからの注目度が高かったものをピックアップし、あらためて2014年を振り返る。2014年1月~6月までのトピックはクリエイティブ業界トピック年鑑(上半期編)を参照してほしい。○7月●バスキュールとPARTYの学校「BAPA」の卒業制作展が開催バスキュールとPARTYが、共同で運営するスクール「Both Art and Programming Academy」(略称「BAPA」)の第1期生による卒業制作展を渋谷ヒカリエで開催。同スクールは、「デザイン」と「プログラミングスキル」を併せもった次世代クリエイターの育成を目的とし、理論と実践を組み合わせた多彩なカリキュラムを実施するもの。第1期では、朴正義(Bascule)、伊藤直樹(PARTY)をはじめ、クリエイティブな現場の最前線で実績をあげている17名が講師を務めた。東京都・渋谷ヒカリエで次世代クリエイター養成学校「BAPA」の卒展を開催中●建築家・ガウディと漫画家・井上雄彦が出会う展覧会が開催「特別展建築家ガウディ×漫画家 井上雄彦 -シンクロする想像の源泉」が東京・六本木の森アーツセンターギャラリーで開催。カタルーニャ工科大学監修のもとアントニ・ガウディの自筆スケッチや図面、大型の建築模型などの資料や作品約100点に加え、井上雄彦氏がガウディの人生や人物像を元に制作した約40点の書き下ろし作品が展示された。「東京都・六本木で建築家・ガウディと漫画家・井上雄彦が出会う展覧会を開催○8月●LINEスタンプクリエイターの約半数がデザイン経験なしLINEが、ユーザーが制作したスタンプを販売できるプラットフォーム「LINE Creators Market」において、実際にスタンプを販売している日本国内のクリエイター893名を対象として、プロフィールや制作・販売状況などに関するアンケートを実施。「クリエイターとしての業務経験の有無」ついて、現在クリエイティブ・アート系の仕事に就いているという人が39.9%、過去に経験がある人は13.8%である一方、そうした仕事の経験がない人が46.4%にのぼることがわかった。LINEスタンプクリエイターの実態調査を発表 - 約半数がデザイン経験なし●福岡市のクリエイター移住プロジェクトがキックオフ福岡市では、東京在住のデジタルクリエイター・エンジニアを対象とした、"福岡に住む・働く"を実行に移すプロジェクト「ぼくらの福岡クリエイティブキャンプ」が行われているが、本プロジェクトのキックオフイベントが、東京・代官山のDAIKANYAMA T-SITE GARDEN GALLERYにて開催された。IT・クリエイティブ分野において一定レベルのスキルを持つ人材に向け、市内への移住に関する総合的な情報提供および、最大2カ月間の就業体験機会を提供し、IT・クリエイティブ分野におけるよりよいワークスタイル、ワークライフバランスを提供していこうという狙いだ。2カ月の移住体験を提供! 福岡市の新たなプロジェクトのキックオフイベント○9月●デザインオフィスnendoらが手がける"男性向け"ハローキティサンリオは、人気キャラクター"ハローキティ"が40周年を迎えた節目として、新たなプロジェクト「HELLO KITTY MEN」を開始。同プロジェクトは、これまで女性を中心に愛されてきたハローキティを男性向けに展開していくというユニークなもの。手掛けたのは、プロダクトから空間まで幅広い活動で知られるデザインオフィスnendo、広告や書籍、雑誌で活躍するグラフィックデザイナーの田部井美奈氏、展覧会のアートディレクションやグラフィックデザインなどで知られる石黒篤史氏の3組。ハローキティ×デザインオフィスnendo! 男性向け“ハローキティメン”始動●セガがプロジェクションマッピングと砂場が融合した遊具を発表セガが、プロジェクションマッピングを取り入れた室内用キッズ向け遊具機器「え~でる すなば」を稼働すると発表。室内用の砂とプロジェクションマッピングによる映像技術の応用により、砂の造形に応じて投影される映像がインタラクティブに変化する子供向けの遊具機器。砂の高低差を感知して映像を投影することで、砂を掘ると川や海になり、積み上げると山になるなど、カラフルな映像がリアルタイムに変化するアクションを楽しむことができる。プロジェクションマッピングと砂場が融合した遊具「え~でる すなば」登場○10月●外国人から見た、「新国立競技場」のデザイン2013年9月に東京に招致が決定した2020年開催のオリンピック。その競技場の建設案に関しては、都内の環境や整備とも関わるため、今年もさまざまな議論が起こった。クリエイティブチャンネルでは、外国人のみなさんがそのデザインについて抱いているイメージに関するアンケートを実施した。「新国立競技場」のデザイン、どう思う? - 日本在住の外国人に聞いてみた!●アドビ初のデジタルガジェット「Adobe Ink & Slide」が国内発売アドビ システムズが、Adobe Creative Cloudと連携するデジタルペンと定規「Adobe Ink & Slide」を日本でも販売開始。デジタルペン「Adobe Ink」は軽量で、快適な握りやすさを考慮した形状を、液圧成型による三面構造で実現。iPad向けデジタル定規「Adobe Slide」はInkのコンパニオン製品。直線を引いたり、正円を描いたりと、アナログ環境で定規を用いて行うような描画体験を実現する。アドビ初のハードウェア「Adobe Ink & Slide」日本国内での発売が決定○11月●文化庁メディア芸術祭の大賞作品発表文化庁メディア芸術祭実行委員会が、平成26年度[第18回]メディア芸術祭の受賞作品・受賞者を発表。本年度は「アート部門」の大賞が「該当なし」となった。アート部門以外の大賞について、エンターテインメント部門は、スマートフォンのGPS機能を使った仮想世界の陣取りゲーム『Ingress』(グーグルズ ナイアンティック ラボズ = 米国)。アニメーション部門では、心の傷に苦しむ少女と、彼女が空想の中に棲息する毛むくじゃらの生き物が繰り広げる、悪夢のようでありながらも美しい友情を描いた9分21秒の短編アニメーション『The Wound』(アンナ・ブダノヴァ氏 = ロシア)が受賞した。文化庁メディア芸術祭の大賞作品発表 -「Ingress」や「五色の舟」など●佐藤可士和氏が語る、ヤンマーのブランドイメージ統一プロジェクトヤンマーが、ブランドイメージ統一プロジェクト「YANMAR PREMIUM BRAND PROJECT」を今年も継続して行った。クリエイティブチャンネルでは、それを総合プロデューサーとしてとりまとめているクリエイティブディレクターの佐藤可士和氏に、同プロジェクトの今後の方針や"デザイン"に関する考え方について話を聞いた。佐藤可士和「デザインとは"人の思い"を形にして伝えていくこと」 - ヤンマーを"変えた"ブランド戦略とは○12月●ソフトバンクがiPadとBluetooth接続で演奏可能なキーボードを発売ソフトバンク コマース&サービスが、クラウドファンディングサイト「Kickstarter」で注目を集めるMiselu製のワイヤレス音楽キーボード「C.24」を500個の数量限定にて発売。2015年1月末に予定する世界発売に先駆け、同社のオンラインショップで独占先行販売を実施した。ソフトバンク、iPadとBluetooth接続で演奏可能なキーボード「C.24」発売●チームラボが松竹映画のオープニングロゴと創業120周年記念ロゴを制作チームラボが、松竹の映画本編前に流れるオープニングロゴとブルーライン用オープニングロゴ、および同社の創業120周年記念ロゴを制作した。同社が制作を手がけたのは、松竹の映画作品の冒頭などで使われる「映画本編用オープニングロゴ」と、新たなクリエイターの発掘や若手監督・プロデューサー等の育成を目的した企画作品レーベルの「ブルーライン用オープニングロゴ」(2015年度よりレーベル名が「ブルーライン」となる)、そして2015年に松竹が創業120周年を迎えることを記念した「松竹創業120周年のロゴ」の3つの映像作品だ。チームラボ、松竹映画のオープニングロゴと創業120周年記念ロゴを制作2014年もさまざまな事柄があったが、「LINE Creators Market」や3Dプリンタ関連のサービスなど、クリエイターのデジタル作品が販売可能となるプラットフォームの登場が目立った1年だった。2015年はどのようなトピックがクリエイティブチャンネルを賑わしてくれるのだろうか。次の1年にも期待したい。
2014年12月31日FASHION HEADLINEでは今年、約6,000本の記事を配信しました。その中で、最も読まれたニュースは一体どれでしょう?……ということで、2014年の人気記事ランキングを発表します!続いて「アート」編。■1位■きらめく金魚が舞う新感覚お花見「江戸桜ルネッサンス&夜桜うたげ」日本橋でスタート毎年夏に恒例となっている「アートアクアリウム」が今回初めて春に開催。本物の桜の花は一輪も用いず、”江戸切子”や、泳ぐ金魚によって桜が舞い散る様子を表現した木村英智の作品により新しい花見体験が実現した。■2位■新江ノ島水族館、3Dで深海映す「ナイトアクアリウム」開催新江ノ島水族館が今春開業10周年を迎えたことを記念した特別企画。大水槽の前では巨大マッピングを投影し、優雅に泳ぐ魚やエイ達と臨場感ある映像が融合。訪れた人は、普段の水族館の体験とは異なる神秘的な深海の世界を堪能出来たはず。■3位■トーベ・ヤンソン生誕100年、最大規模の「ムーミン展」全国10都市開催フィンランドにあるムーミン谷博物館より、ムーミン童話の挿絵原画を中心にスケッチや習作など日本初公開作品約150点を含む、約200のオリジナル原画がそろい、かつてない規模の展覧会となった。2015年には宮崎、岡山、名古屋での展示を控えている。■4位■ガウディ×井上雄彦、時空を超えた特別展が六本木ヒルズで開催スペイン建築界の巨匠アントニ・ガウディと、国民的人気を誇る日本随一の漫画家・井上雄彦による時空を超えた未曾有のコラボレーション展。プロジェクションマッピング、3面スクリーンによるシアター映像、床への装飾や建築構造のインスタレーション等を駆使し「大胆かつ画期的」といわれたガウディの世界観をまるごと表現した。本プロジェクト制作のために、バルセロナに滞在した井上はサグラダ・ファミリアが正面に見える場に生活の拠点を置き、カサ・ミラ内にアトリエを構えたという。■5位■アンディ・ウォーホル最大回顧展、森美術館で開幕。シルバーファクトリー、タイムカプセル等集大成日本で過去最大となるウォーホルの回顧展。タイトルの「永遠の15分」は、「将来、誰でも15分は世界的な有名人になれるだろう」というウォーホルの有名な言葉に由来したもの。ポートレートや広告など主要のシリーズを網羅し、国内未公開作品も多数でそろった。個人的にはウォーホルが出演しているTDKビデオテープCMが印象的。以上、アート編でした。気になるニュースはありましたか?
2014年12月30日働いていないときに「働く」ことをイメージするのは難しい。テレビドラマや映画、マンガや小説など、周りにあふれている作品が影響を与えたことはないだろうか? 今回は、2015年卒業予定のマイナビ全会員(5,663名)を対象に実施した「2015年卒 マイナビ大学生のライフスタイル調査」の中から、文系女子の回答をご紹介する。調査期間は2013年12月13日~2014年1月13日。Q.就職活動をする上で、大きな影響を受けた作品を教えてください■半沢直樹(TBSのTVドラマ、及び池井戸潤『半沢直樹シリーズ』文藝春秋)・「銀行に就職したくなくなった」・「銀行に対して興味を持つきっかけになった。ドラマでは悪いイメージで描かれていたが、自分で調べてみると銀行の業務に興味がわいた」・「見るまで銀行で働くということは考えていなかったが、銀行で働くのも面白そうだと思った」・「もともと銀行に興味を持っていましたが、このドラマをみてさらに志望度が高まりました。大企業ではなく、これから成長するであろう中小企業への積極的な融資をしてみたいと感じました」「バブル時代に入社した方とゆとり世代といわれる私たちとの価値観の違いを表していて興味深かったです」■TVドラマ・「『Anego』(日本テレビ)…バリバリ働く女性はとてもかっこいいと思ったので、自分もバリバリ働く女性になりたいと思いました」・「『ごちそうさん』(NHK)…明治大正昭和の3つの時代をフィーチャーされており、当時の女性というものが家にいるものであると考えさせられます。そのたびに私は、今の時代だからこそできることが女性が男性と肩を並べて仕事ができるのだと思うと感銘を受けます」・「『ダンダリン』(日本テレビ)…公務員を志望したいという思いはあったが、ダンダリンを見て、労働基準監督官や社会保険労務士に関心をもつようになったから」・「『ハゲタカ』(MHK)…今まで知らなかったお金の動きを分かりやすく解説してくれたから」・「『リッチマン、プアウーマン』(フジテレビ)…大きい会社のオフィスで働いて、いい恋をしたいという大人への憧れや希望を感じることができた」・「『アグリーベティ』…ブスでダサいベティが政治経済系の部門に入りたくて出版社の面接を受けたのに一流ファッション雑誌で働くことになってしまったが、困難を乗り越えうまくやっていけていること」■エアライン人気・「『GOOD LUCK!!』(TBSドラマ)…ANAの制服やCAの仕事ぶりをを見て航空業界に興味を持った」・「『アテンションプリーズ』(フジテレビ)…アテンションプリーズというドラマを見て、客室乗務職に対するさらなる憧れを抱き、真剣に目指そうと思った」・「『あぽやん』(TBS)…以前から、エアライン業界には興味があったがこのドラマを見てさらにエアライン業界に就職したいという気持ちが強くなった」・「『ミス・パイロット』(フジテレビ)…航空業界の制服にあこがれを持ったため」■考え方が参考になったマンガ・「『3月のライオン』(羽海野チカ/講談社)…自分が正しいと思ったことを一人になっても正しいことであると貫く姿勢の大切さを教えられた」・「『ホタルノヒカリ』(ひうらさとる/講談社)…主人公の蛍は普段は干物女なのに、仕事に対してはできる女でひたむきに頑張っているところがキラキラして見えてとてもすてきで憧れます。現場でトラブルがあった時、自らも現場に足を運び協力し解決した場面は印象に残りかっこいいなと感じました。蛍が信念をもって仕事をしているところが好きです」・「『スラムダンク』(井上雄彦/集英社)…諦めたらそこで試合終了かなとorz」■職業の参考になったマンガ・「『サプリ』(おかざき真里/祥伝社)…広告代理店の仕事に興味をもった」・「『ぼく、オタリーマン』(よしたに/中経出版)…じっさいに、ITFでSEとして働いている作者が描いている漫画なので、日常の様子や退勤後の生活を想像しやすくなりました。とてもふざけている部分が多い漫画ですが、IT業界に興味を持つきっかけになりました」・「『世界一初恋』(中村春菊/角川書店)…出版社で働きたいと思いました」・「『名探偵コナン』(青山剛昌/小学館)…警察が出てくるのがかっこよくて憧れました。探偵もすてきだけど、現実的に考えたら探偵よりは警察がいいかと思いました」■書籍・「『姑獲鳥の夏』(京極夏彦/講談社)…「人間は自分の脳の中で生きている」という言葉が心理学に興味をもつきっかけとなった」・「『図書館戦争』シリーズ(有川浩/角川書店)…図書館戦争を読み、司書の資格を取得しようと思った。また、出版社などの業種にも興味を持つようになった」・「『東京ディズニーランドをつくった男たち』(野口恒/ぶんか社)…なぜ東京ディズニーランドができたのかという誕生の原点の部分を知ることができ、東京ディズニーランドを作った方々の尽力を感じることができ、よりこの企業の魅力を感じることができたから」■映画・「『GIRL』…働く女性がヒロインの映画で、就職しても、恋や仕事に一生懸命で自分もそういった一生懸命にひたむきに仕事をしていきたいと思った」・「『おくりびと』…人から嫌われる職業なんてあるのかと衝撃だった」・「『サウンドオブミュージック』…歌(音楽)の素晴らしさ。音楽は人をつなぎ、国を超えて感動を与えるものだと思い、広い意味でなにかを作り上げたり表現できる職をしたいと強く思うようになった」・「『チャーリーとチョコレート工場』…それまでもお菓子には興味はあったが菓子を作ることに対しての憧れを決定的にした映画だった。就職活動の際、まず製菓業界の仕事につきたいと思った」「『ハリー・ポッターシリーズ』…外国人と関わりたいと思うきっかけになった」「『ひみつのアッコちゃん』…化粧品会社の職場が作品で描かれていて、新商品開発のために社員が一丸となって取り組む姿などを見ることによって、もともと商品開発に興味があった自分中でこんな感じなのかとイメージが湧きました。また株主総会などのシーンも出てきて、今までそういったもののイメージが全くなかったので、イメージができたし、会社と株主の関係なども学べたりなど、映画の内容自体もちろん面白かったのですが、そういった会社内のイメージというものがこの作品でとてもできました」■『プラダを着た悪魔』人気・「さえない女性が仕事を通して劇的に変わっていく様子を見て人は自分の努力次第でいくらでも変えられる、何でも乗り越えられると感じ、自分もその映画を見た後海外ボランティアに参加したりインターンシップに参加したりと行動的になった」・「働く女性はカッコいいと思えた」・「働きたいと思う場所がある時、そこに入りたいとがむしゃらになるだけではなく、その会社、職場で働く上で自分に要求されるものを理解していかないといけないんだと感じました。また、主人公の女性が壁にぶつかりながら成長していく姿を見て、私も希望の職業について、この主人公のようにすてきな女性になっていきたいと、就職活動をする上で勇気をもらいました」■就職活動の参考になったもの・「『シューカツ!』(石田衣良/文藝春秋)…大学1年(2年?)の頃に読んで、初めて具体的に就活というものを意識するきっかけになりました」・「『フリーター、家を買う』(有川浩/幻冬舎)…まさしく就活について描かれている作品で、自分にとって何が大事なことであるか、そしてそのためにどうしたらいいのかを考えさせられる作品だと感じました」・「『何者』(朝井リョウ/新潮社)…就職活動の現実を知った。私の住んでいる県では就職活動をのんびりとする傾向があるので、他の大学生の就活の積極的な態度を知り、自分の状況に焦りを感じた。就職活動が怖くなった」・「『手紙屋~僕の就職活動を変えた十通の手紙』(喜多川泰/ディスカヴァー・トゥエンティワン)…自分がやりたいと思うことを発見する方法をこの本から教わりました。|自分が望む働き方の探し方はこの本を読まなければわからなかったと思います」・「『相棒』(テレビ朝日)…就活生の話の回で、就活のネタにするために大学外の活動を積極的にしていたという話があり、自分ももっと行動しなければいけないなと、焦りを感じた」・「『ミス・パイロット』(フジテレビ)…第1話で主人公が就職活動をしている場面があり、なかなか内定を取れずに苦戦していましたが、ひょんなきっかけで受けた航空会社のパイロット採用で内定を取ります。その姿を見て、ドラマの中での出来事とはいえ固定した考えにとらわれずさまざまな業界をチャレンジすることも大切なのだと感じました」■その他・「『レ・ミゼラブル』…業界選択のきっかけとなった(舞台興行、印刷)」・「『宝塚歌劇』…壮大な物語や、きらびやかなショーをたくさん見てきて今まで自分が見聞きしてきたものはなんて小さくて狭いことだったんだろうか、もっともっと視野を広げて世の中のいろいろなものを見たりして自分自身の視野を広げたいと思いました」・「『ヘタリア』…ヘタリアという国擬人化漫画を高校3年の時に読んでいて、英語以外の言語を学びたいと思った。今も読み続けており、外国と関わる仕事をしたいとおもっている。今のところ、旅行業、ホテル業を考えている」■総評文系女子に多かった作品は『半沢直樹』『プラダを着た悪魔』だった。『半沢直樹』については、文系男子、理系男子ともに多く回答を集めていたが、ポジティブな意見が目立ったことが大きな特徴だ。男子は「銀行で働きたくないと思った」という意見が多くを占めたが、文系女子の場合は「銀行に興味を持って、働いてみたいと思った」「半沢直樹がかっこよかった」など、むしろ金融業に興味を持ったという意見の方が割合が大きかった。女子の強さを表しているのかもしれない。働く女性の姿を描いた作品が多かったのも特徴で、中でも『プラダを着た悪魔』は人気を集めた。女性の社会進出について多くの学生が勇気をもらった作品のようだ。また、航空業界についての作品が人気を集めたのも特徴だ。その他、考え方の参考になったものや就職活動自体の参考になったものなど、さまざまな作品が挙げられた。気になるものをチェックすれば、もしかしたらこの先の人生を変えてくれる作品との出会いがあるかもしれない。調査時期: 2013年12月13日~2014年1月13日調査対象: マイナビ会員調査数: 552名調査方法: インターネットログイン式アンケート
2014年11月14日ナイキのバスケットシューズのジョーダンブランドから、井上雄彦の伝説的バスケ漫画「SLAM DUNK」(スラムダンク)とコラボレーションした限定のスラムダンクコレクションが登場。10月18日(土)からアジアの一部の市場で販売され、11月1日(土)に世界的に発売となった。90年代初め、バスケットボールは世界的に広がり、バスケットプレイヤーたちの華麗なプレーに世界中のファンが魅了された。中でも、NBA選手のマイケル・ジョーダンの人気は圧倒的で、ナイキとのコラボレーションで発売されたバスケットシューズ「エア ジョーダン」は大ヒットを記録。今回のスラムダンクコレクションでは、バスケットシューズにファンの心に残る漫画「スラムダンク」の主人公、桜木花道のイメージがデザインされた「エア ジョーダン6」と「ジョーダン スーパーフライ3」が登場。アパレルでは、桜木の背番号#10や湘北高校といった物語中のモチーフがデザインされたTシャツ(カラーは、レッド、ホワイトの2種)、そしてブラックキャップも発売される。井上雄彦氏は、今回のコラボレーションによって生まれたスラムダンクコレクションについて次のようにコメント。「マイケル・ジョーダンのプレイの姿勢からインスパイアされた部分はとても大きく、今回このような機会を得られたことはたいへん喜ばしいことです。はじめは、誰よりも長い時間空中にとどまることのできる異次元の存在として驚嘆と憧れの目で見ていました。私たちは理想を描き、それに挑戦してもいいのだと、何度も背中を押してくれる存在がマイケル・ジョーダンという人だ、と思うようになりました」。さらに井上氏は、1996年に連載を終えた物語の続きのイメージについて、桜木は怪我をしたが、それから18年、桜木はどこかで生きていてリハビリをし、トレーニングをし、高校の時と同じように「天才」と己を讃えているのだろうと想像していると述べた。「ジョーダン スーパーフライ3」に描かれたイラストは、そんな物語完結後の桜木の日々をイメージしている。ジョーダンブランドのエナジーディレクター、ジモ・ウォンは「エア ジョーダン6という伝説に残るシューズと、最新のパフィーマンスを持ったジョーダン スーパーフライ3を用いることは、プロダクトにとっても漫画のストーリーという面でも、過去と現在に光を当てる完璧な素材となります」と話した。価格は、エア ジョーダン6 レトロ×スラムダンク(30,240円)、ジョーダン スーパーフライ3×スラムダンク(20,520円)、スラムダンクTシャツ(ホワイト/レッド、各6,480円)、ジョーダン スラムダンク6 キャップ(5,940円)。ファン垂涎必至のレアアイテムだ。すでに完売している店舗が続出しているが、見つけることができたら迷わず購入をおススメする。(text:Miwa Ogata)
2014年11月06日ナイキはこのほど、往年のバスケットボールの名プレーヤー、マイケル・ジョーダンさんをモチーフにしている「JORDAN(ジョーダン)」ブランドと、人気バスケットボール漫画「SLAM DUNK(スラムダンク)」をコラボレーションしたシューズやTシャツなどを全世界で発売することを明らかにした。1990年代に「週刊少年ジャンプ」で連載されていた井上雄彦さん原作の「スラムダンク」は、これまでの国内累計発行部数が1億部を超える人気バスケットボール漫画。今回、ナイキはこの「スラムダンク」とコラボレーションしたコレクションとして、ジョーダンブランドより「エア ジョーダン 6 レトロ×スラムダンク」(税込3万240円)「ジョーダン スーパーフライ 3×スラムダンク」(税込2万520円)を展開する。「エア ジョーダン 6 レトロ×スラムダンク」は全体に赤色を採用し、アッパーには同作の名場面が描かれている。特に、主人公・桜木花道の成長過程や彼の才能を表現する瞬間のイメージが用いられているという。「ジョーダン スーパーフライ 3×スラムダンク」は、「スラムダンクの新しい世界」が表現されているとのこと。物語の終盤において、桜木が背中にケガを負うシーンが原作にあるが、そのけがから復帰するためのリハビリやその後のトレーニングをイメージしたイラストが描かれているという。全体が黒のアッパーとなっており、シューズボックスもその新たな世界観が楽しめる仕組みになっている。また、アパレルでは「スラムダンク Tシャツ」(ホワイト / レッド: 税込6,480円)と「ジョーダン スラムダンク 6 キャップ」(税込5,940円)を販売する。作者の井上さんは今回のコラボレーションに関して、「マイケル・ジョーダンのプレーや姿勢からインスパイアされた部分はとても大きく、今回このような機会を得られたことはたいへん喜ばしいことです」とのコメントを寄せている。これらのコラボレーションシリーズは、10月18日よりアジア一部において販売を開始し、11月1日に全世界で発売となる。
2014年10月17日