「今年一年、これを楽しみに生きてきたようなもの。稽古が始まった時点から、“終わっちゃうんだ”って寂しくなっているくらい」そう蒼井優さんが話すのは、数々の俳優から“いま一番仕事のしたい演出家”として名前が挙がる小川絵梨子さんが手掛ける舞台『スカイライト』。妻を亡くした男・トムが、かつて不倫関係にあった女・キラの元を訪れ、繰り広げられる濃密な会話劇だ。未練や愛情、不信感や罪の意識など、ふたりの口に出せない想いが水面下で激しく交錯し合う。不倫関係のふたりが3年ぶりに再会。夜通し語り合った会話の行方は――?「人生の肉離れみたいな時期に入っているトムと、本人は走っているつもりだけど客観的には膠着しているように見えるキラ。そんなふたりの姿は見ていて苦しいけれど、愛おしくもある。彼らの会話だけで物語が動いていくんですが、この戯曲には、ふたりがそれぞれに声に出して語っている言葉と、腹に抱えている言葉というのが存在している。稽古場で、話している言葉の内容が大切なのはどのセリフで、音として必要なのはどのセリフかを見極めて自分の整理をつけているところなんですが、その作業がとても面白いんです」小川さんの稽古場は、「全員が円になっていて、その真ん中に台本やステージがある」イメージ。「先頭に立って、自分の解釈についてこいっていうのではなく、この舞台に携わる全員が等間隔で作品と向かい合って、みんなで一緒に作っている感覚。そのうえ、役者の生理的な感覚も大事にしてくださるんです。そのぶん、疲れから無意識に出てしまう役者の甘えや自我は、どんどん削がれる。私にとって無意識に出てしまう緩みほど恥ずかしいものはないので、逆に安心できる現場です」その小川さんは、蒼井さんありきでこの戯曲の上演を決めたとか。意志の強さや、不器用にも思えるまっすぐさは役と通じている。「泥くさいんです…生き方が(笑)。20代の頃は、スマートな生き方に憧れて、おしゃれな自分を匂わせようと振る舞っていたんです。でも、自分を演じているような違和感があって、30歳くらいの頃に、そっちの器じゃないと気づいて。近頃はそんな自分を楽しんでいます」キャリアを重ね、純粋に「いま、稽古が一番楽しい」と笑顔で語る蒼井さんのまっすぐさが眩しい。「舞台って、本当に毎日全然違うんです。時どき、お客さんが作品を押し上げてくれる日があって、その日の本番は格別ですけどね」『スカイライト』ある夜、キラ(蒼井)が暮らす質素なアパートに、3年前に別れた不倫相手のトム(浅野)が訪ねてくる。ふたりは夜更けまで語り合うが…。12月6日(木)~24日(月)初台・新国立劇場 小劇場作/デイヴィッド・ヘア演出/小川絵梨子出演/蒼井優、葉山奨之、浅野雅博A席6480円B席3240円Z席1620円(すべて税込み)12月1日・2日にプレビュー公演あり。新国立劇場ボックスオフィスTEL:03・5352・9999(10:00~18:00)あおい・ゆう1985年8月17日生まれ。福岡県出身。ナビゲーター役で出演するドラマ『このマンガがすごい!』(テレビ東京系)が放送中。出演映画『斬、』も公開中。ワンピース(プルオーバー付き)¥49,000(エンフォルドTEL:03・6730・9191)トップス¥59,000(ペレック/タク&コーTEL:03・6712・2709)ブーツ¥36,000(ライラ ヴィンテージTEL:03・3406・4088)※『anan』2018年12月5日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・田畑アリサヘア&メイク・草場妙子インタビュー、文・望月リサ(by anan編集部)
2018年12月03日藍井エイルが本日10月24日に15枚目のシングル『アイリス』をリリースする。2016年11月の日本武道館公演をもって活動休止していた藍井エイルは、2018年春より活動を再開。復帰第一弾シングル『流星 / 約束』に続き、『アイリス』は今年2枚目のシングルとなる。表題曲「アイリス」は、人気TVアニメ『ソードアート・オンライン』の最新シリーズ『ソードアート・オンライン アリシゼーション』のエンディングテーマ曲。藍井エイルは『ソードアート・オンライン』のコラボレーションは恒例となっており、初期からその作品世界を彩ってきた。エンディングテーマを担当することについて、藍井エイルは「今回も 『ソードアート・オンライン』 のテーマソングを歌わせて頂くことで、再び大切な人の存在の大きさを感じました。優しさで溢れる 『アイリス』 があなたへ届きますように!!」と、ファンへ向けてメッセージを贈っている。『アイリス』の発売後、12月には自身のファンクラブ『エイルランド』会員限定ライブツアーを東名阪で開催。さらに8月16日に開催された復帰後初ワンマンの武道館公演の模様をLIVE Blu-ray & DVDとして発売する。復帰後精力的に活動を続ける藍井エイルの今後に注目だ。さらに本日には、ナオト・インティライミがシングル『Start To Rain』を発売。表題曲は、海外のトレンドを大胆に取り入れた新機軸のアップチューンに仕上がっている。また、4thシングル『Everything will be all right』をリリースするのはラストアイドル。ラストアイドルとは、アイドルオーディション番組『ラストアイドル』(テレビ朝日系)から派生したアイドルユニットで、秋元康がプロデュースを勤めている。表題曲は、AbemaTVにてレギュラー放送してきた『ラストアイドル in AbemaTV』内のユニット対抗バトルを制したLaLuceが歌っており、プロデュースは後藤次利が務めている。リリース情報『アイリス』TVアニメ『ソードアート・オンライン アリシゼーション』EDテーマ初回盤(CD+DVD)『アイリス』MV+Photobook1,944円(税込)※三方背BOX通常盤(CD)1,296円(税込)期間生産限定盤(CD)1,404円(税込)※デジパック仕様/アニメ絵柄オリジナルミニポスター封入番組情報『ソードアート・オンライン アリシゼーション』英語版:SWORD ART ONLINE Alicization放送時期:10月6日より放送中放送局:TOKYO MX、BS11、とちぎテレビ、群馬テレビ、MBS、テレビ愛知、AbemaTV ※地上波同時配信TOPICS1024-2『アイリス』通常版TOPICS1024-3『アイリス』期間生産限定版TOPICS1024-4『ソードアート・オンライン アリシゼーション』(c)2017 川原礫/KADOKAWAアスキー・メディアワークス/SAO-A Project
2018年10月24日サンリオのキャラクター「キキ&ララ」と声優アーティスト・蒼井翔太がコラボレーションしたカフェ「Shouta Aoi×Little Twin Stars Café~Halloween Party~」が、2018年9月12日(水)より東京で、9月19日(水)より大阪でオープンする。2018年5月に開催されたコラボレーションカフェの好評を受け、ハロウィンバージョンとして再登場。「リトルツインスターズの世界に、蒼井翔太がお友だちキャラクターになって登場する」というコンセプトのもと作られた、「キラキラ☆☆しょーたんカレー&たむたむサラダ」や「リトルツインスターズ☆スペシャルワッフル 」といった愛らしいメニューが前回に引き続き提供される。また、ハロウィン仕様のメニューも用意。黒いバンズにマカロニのイエローが鮮やかな、「しょーたん&リトルツインスターズのなかよしバーガープレート」や、かぼちゃやコウモリのデコレーションがチャーミングな「ハロウィン☆パンプキンパフェ」など、見た目からハロウィン気分を盛り上げてくれるフードが登場する。その他、キーホルダーやステッカーなど、キャラクターみんなで仲良くハロウィンパーティーをしている様子を描いたカフェ限定イラストのグッズも販売する。【詳細】Shouta Aoi×Little Twin Stars Café~Halloween Party~■東京開催期間:2018年9月12日(水)~10月14日(日)開催場所:有楽町マルイ8階 POP-UP BOX住所:東京都千代田区有楽町2-7-1営業時間:月~土/11:00~21:00(ラストオーダー 20:00)、日・祝/10:30~20:30(ラストオーダー 19:30)■大阪開催期間:2018年9月19日(水)~11月4日(日)開催場所:阪急うめだ本店4階 チアーズ カフェ アンド ダイニング住所:大阪府大阪市北区角田町8-7営業時間:日~木/10:00~20:00(L.O. フード 19:00 / ドリンク 19:30)、金・土/10:00~21:00(L.O. フード 20:00 / ドリンク 20:30)■メニュー例・しょーたん&リトルツインスターズのなかよしバーガープレート 1,390円+税 ※9月19日(水)より提供開始。・ハロウィン☆パンプキンパフェ 1,390円+税 ※9月19日(水)より提供開始。・キラキラ☆☆しょーたんカレー&たむたむサラダ 1,390円+税※来店特典として、オリジナルランチョンマットをもれなくプレゼント(全4種のうちランダムで1枚)。※ドリンク1品注文でオリジナルコースター1枚プレゼント(全4種のうちランダムで1枚)。※事前予約なし。※物販はカフェ利用者のみ購入可。
2018年09月10日こんにちは、イラストライターのモモです。実は、娘は最近まで薄毛ちゃんでした~。なので、頭の形がハッキリとわかるんですよね。娘が赤ちゃんの頃は、頭の形を見ては心配していました…そう、娘の後頭部はものすごい絶壁 だったんです!!最初はきれいな形だったのに…娘が産まれた時、それはそれは真ん丸な、きれいな頭の形をしていたんです。私自身が後頭部が絶壁気味なので、娘の頭の形を見て安堵していました。そして真ん丸のまま、きれいな形で成長していくんだと、勝手に思い込んでいましたー。当たり前ですが、新生児は1日の中で寝ている時間が多いです。そして寝ている間に成長していくので、後頭部がどんどん平らに なっていくんです~!もともと私の遺伝子を受け継いでいるので、絶壁の素質があった娘。1ヶ月検診の頃には後頭部は平らになり始め、2ヶ月目には平らどころか槍のような頭に!!さすがにここまで鋭角になると、親じゃなくても気になるほどの絶壁 です。「女の子だし、これは治してあげないと!」と、少しでも丸くするため、気をつけるようにしました。絶壁に試行錯誤まずは、寝ている娘の顔の向きをこまめに変えるように意識 しました。右向きに顔を倒す向き癖があったので、右側の方が平らになっていたんです。娘を抱いている間は「丸くなれ~丸くなれ~」と念じながら、娘の頭を撫でたりもしました。しかし、そんな簡単に絶壁が良くなるわけもなく…絶壁を治す方法を調べていると「ヘルメット治療」までたどり着きました。ヘルメット治療とは、その子に合わせたヘルメットを装着して生活する治療法です。長時間の装着により、頭の形がきれいに整っていくんです。インターネットでみる治療写真は、娘と変わらないほどの絶壁ちゃんばかり。という事は、娘もやっぱりヘルメット治療をした方がいいのかも…と夫と話し合い、料金を調べました。が、なかなかの高額―――!即決できる金額ではないけれど、娘の一生に関わること だと思うと、効果の高いヘルメット治療は魅力を感じました。1番の解決策は、1番簡単なことだったその方法を教えてくれたのは、助産師訪問で来てくれた助産師さんからでした。3ヶ月目に入ったので、うつ伏せの練習を始めましょう と指導を受けたんです。そして、助産師さんからこの言葉を聞いたのです!「うつ伏せができるようになると、頭の形も良くなるからね。」「えぇーーー?!この絶壁が治るの~!?」「うつ伏せで過ごせる時間が増えていけば、だんだんと丸くなるから心配なくても大丈夫。」その助産師さんからのアドバイスで、寝がえりが自由にできるようになるまで、ヘルメット治療は一旦見送ることに。それからは絶壁を治したいのもあり、うつ伏せの練習に励みました~!うつ伏せの練習効果から、今度は寝がえりに成功。寝がえりができるようになると、娘の就寝スタイルは必ずうつ伏せになりました。それが功を奏し、昼も夜もうつ伏せで過ごしていた娘の頭は、次第に丸くなっていきました~ !----------以上、いかがでしたでしょうか?娘に1番効果があったのは、成長過程の「うつ伏せと寝がえり」 でした!横から見ると鋭角だった娘の頭…たくさんの人から指摘され傷ついたこともありました。頭の形は一生ものだし、赤ちゃんの頃だと絶壁は目立ちやすいので、気にしてしまいます。女の子ママは「女の子なのにどうしよう…」と不安になりますよね。そして男の子ママは「髪の長さでごまかせないのに…」と心配になると思います。私も最初は気持ちが焦りましたが、赤ちゃんが動けるようになってくると変わってきます。写真を見てみると、3ヶ月の頃の鋭角な絶壁は、7ヶ月目には丸い頭に変わっていました。赤ちゃんの絶壁に悩まれている方はいますか?赤ちゃんが動けるようになるまでは、様子を見ているだけでも良いと思います~!それでも気になる場合は、ヘルメット治療や病院で聞いてみるといいと思います。それまでは「よく寝て成長している証」 だと思って、赤ちゃんを見守ってみてくださいね。●ライター/モモ(イラストライター)
2018年07月05日キキ&ララと人気声優アーティスト・蒼井翔太のコラボカフェ「Shouta Aoi×Little Twin Stars Cafe」が表参道ボックス カフェ アンド スペース(OMOTESANDO BOX CAFE & SPACE)にオープン。期間は、2018年5月11日(金)から6月10日(日)まで。蒼井翔太は、「うたの☆プリンスさまっ♪」シリーズの美風藍役、「ファンタシースターオンライン2 ジ アニメーション」の橘イツキ役など数多くの作品で声優としてだけでなく、歌手としても活躍しているアーティスト。2018年に入ってからは、人気俳優を起用し続けていた「ポプテピピック」に唯一実写で登場したことでも話題になった。そんな彼が、サンリオの人気者であるキキ&ララとコラボレーション。「リトルツインスターズの世界に、蒼井翔太がお友だちキャラクターになって登場する」というコンセプトのもと、ほっこり癒されるようなカフェメニューやグッズを展開する。また、メニューの中には蒼井が考案した公式マスコットキャラクター“たむたむ”をイメージした「キラキラ☆☆しょーたんカレー&タムタムサラダ」も登場する。なお、カフェは事前予約制となっており、予約者にはカフェ限定オリジナルステッカーをプレゼント。来店特典として、ランチョンマットも用意されている。【詳細】Shouta Aoi×Little Twin Stars Cafe期間:2018年5月11日(金)~6月10(日)場所:表参道ボックス カフェ アンド スペース住所:東京都渋谷区神宮前5-13-2 パインアンダーフラットB1F営業時間:11:00~21:40 ※80分入れ替え制事前予約:公式WEBサイト上にて(予約開始日時:4月18日(水)16:00~メニュー例:・大人もOK!わくわくお子様プレート 1,490円+税・キラキラ☆☆しょーたんカレー&たむたむサラダ 1,390円+税・しょーたん&リトルツインスターズのなかよしパスタプレート 1,490円+税・ふわふわお茶会ホワイトモカ 890円+税・キキ&ララの選べる☆キャンティーソーダ 990円+税
2018年04月21日宮司愛海アナウンサー(26・以下宮司)「ネコを飼っているんですよね?」 徳井義実(42・以下徳井)「あいつらを食わせるために働いています(笑)。2匹いて、名前はミコライオとエルドレッド。広島カープの助っ人外国人の名前なんですよ。実家が京都の田舎で、野良ネコが多いんですが、おかんがネコ好きで、餌付けしていたんですよ。そうしたら、勝手に家にすみ着いて。一時期は14匹くらいいましたね」 3月某日、都内の高級フレンチレストランで、お笑いコンビ・チュートリアルの徳井の顔は思わずほころんだ。’06年には『M-1グランプリ』で優勝し、さまざまなテレビ番組で活躍するチュートリアル。ボケの徳井は「よしもと男前ランキング」で3年連続1位に輝き、殿堂入りを果たしたお笑い界きってのイケメンとしても知られる。 だが、過去にさまざまな熱愛報道はあったが、いまだ独身だ。そんな徳井に、お見合いしたい相手を聞いてみると、熟考のすえに名前を挙げたのがフジテレビの宮司アナだった。平昌五輪から帰ってきた宮司アナと本気のお見合い対談が実現しました! インタビューマン山下(49・以下山下)「本日、仲人を務めさせていただく山下です。徳井さんは婚活中と聞きまして、ぜひ『女性自身』で結婚相手を探してもらおうと、お見合いを提案しました」 徳井「宮司さんは休みをどう過ごされていますか?」 宮司「去年の夏、1週間お休みがとれたときは、カンボジアに1人で行きました」 徳井「1人カンボジア!?(笑)」 宮司「ツアーに申し込んで、遺跡を回ったり、カンボジアの民族衣装を着る体験も……」 徳井「1人で?(笑)」 宮司「はい。でも、ツアーで一緒になった人と、仲よくなったりとか」 宮司アナは4月から始まるスポーツニュース番組『SPARK』でメインキャスターを務める。 徳井「もうフジテレビ女子アナのエースでしょ?今、(入社)何年目ですか?」 宮司「いえいえ、そういうのではまったくなくて。いま、3年目で、26歳です」 徳井「え!3年目なんや」 宮司「だから、徳井さんとは16歳差ですね」 徳井「上はどれくらいの人とお付き合いされたことがありますか?」 宮司「7~8歳ぐらい上は……。今の世の中は年の差婚みたいなのは珍しくないですし。ご両親に早く結婚してほしいと言われませんか?」 徳井「これがねぇ、言われないんですよ(笑)。去年結婚した4つ下の妹に、『お兄ちゃんは、結婚せえへんの?』と言われても、おかんは『そんな焦ってせんほうがええで』って。42歳の息子つかまえて、焦るなって!(笑)」 宮司「今まで結婚を考えたことはないんですか?」 徳井「それはあります。『あれ、これ、結婚なのか』みたいな。結婚願望はありますか?」 宮司「したいですよ。すぐにとかはないですけど」 山下「じつはアナウンサーと芸人さんのカップルは多いんですよね。フジテレビだと松村未央アナ(31)と陣内智則さん(44)。退職された方では、青木裕子さん(35)とナインティナインの矢部浩之さん(46)。中村仁美さん(38)とさまぁ~ずの大竹一樹さん(50)もです」 宮司「大竹さんとは『さまぁ~ずの神ギ問』という番組で共演していますけど、すごく尻に敷かれている感を出してらっしゃいます(笑)。芸人さんとアナウンサーの結婚は意外にあるんですね」 徳井「仕事を一緒にする機会が多いから……。どうですか。番組とかでの出会いは?」 宮司「みなさん、ある程度の距離感を持って接してくる感じです」 徳井「うかつに近づいていったらあかんのやろな、というのはありますね」 宮司「それはアナウンサーだからってことですか?」 徳井「アナウンサーの人もそうやし、女優さんとかもそう。俺、現場で見たことがあるんですが、役者さんとか音楽の人ってわりとガーッと行くんですよ。すごいな、なんか人種が違うな。そんなこと、ようせんわ、みたいな」 宮司「徳井さんはテレビで見ると、すごく下ネタが好きだし、グイグイ行くタイプだろうなと勝手に思っていました」 徳井「基本は人見知りなほうです。うちのコンビが若いタレントの女のコと一日ロケをすることになっても、たいてい相方の福田(充徳・42)とずっとしゃべってますからね」
2018年03月25日2月9日(金)放送のDlifeオリジナル旅番組「男子旅」では、いま注目の若手俳優である岡山天音、井之脇海、藤原季節が、横浜・横須賀を旅する模様を放送。放送に先駆け、今回の旅の様子が覗ける場面写真が到着した。今回旅に出かけるメンバーは、『帝一の國』や連続テレビ小説「ひよっこ」などの話題作に出演する岡山天音、『トウキョウソナタ』や大河ドラマ「おんな城主 直虎」の井之脇海、『ライチ☆光クラブ』「カルテット」の藤原季節と、今後の活躍に注目が集まる若手3人。そんな3人のうち、今回は横須賀市出身の井之脇さんが旅をリード!まず3人が向かったのは、井之脇さんが昔から行ってみたかったという無人島「猿島」。インスタ映えする写真が撮れると話題の島ということで、彼らも自撮りに挑戦。そしてどぶ板通りに寄り道し、横浜ベイサイドマリーナ、最後には横浜中華街を目指す。中でも今回の見どころのひとつとなっているのが、横浜ベイサイドマリーナの一角にある、見て・触れ合って・買える動物園「インナー・シティ・ズー ノア」ではしゃぐ3人の姿。珍しい動物がいっぱいの店内では、早速、井之脇さんがフタユビナマケモノに餌やり初体験。店長に「ゆっくり、葉っぱのにおいを嗅がせて」と教えてもらいながら、恐る恐る挑戦した。続いての動物は、ボールパイソン!ニシキヘビの仲間だと聞き、蛇が大の苦手だという藤原さんは苦笑い。まず店長がボールパイソンを岡山さんの首に。そのうちボールパイソンが岡山さんの首を捲き始め、怖がる岡山さんを井之脇さんらが撮影し、ここでもインスタ映えを狙う。そして最後は藤原さんの番。首にボールパイソンを捲かれた藤原さんは固まってしまい、それをまた井之脇さんが写真撮影。さらにインスタ映えを気にしてか、ボールパイソンが藤原さんの頬にキス。とうとう藤原さんは「助けて!」とギブアップする場面も。果たして、インスタ映えする写真は撮影することができたのか?ぜひ一緒に3人の旅を見届けてみて。「男子旅~横浜・横須賀~」は2月9日(金)23時55分~Dlifeにて放送。(cinemacafe.net)
2018年02月07日26日発売の写真週刊誌『FRIDAY』(講談社)で「横浜DeNA井納『嫁がブス』と書き込んだネット民を訴えた」と報じられたことを受け、横浜DeNA・井納翔一投手の妻が代理人弁護士を通じてコメントを発表した。『FRIDAY』が報じた内容によると、ネット上の匿名掲示板に井納の妻を中傷する書き込みがあり、井納側は通信会社に情報開示請求するなどして投稿者を特定。名誉を損害されたとして、書き込んだ20代女性に191万9,686円の損害賠償請求した。今回発表されたコメントによれば、ネット上での誹謗中傷が発覚したのは約3年前。当時1歳にも満たない子どもに対するものもあり、その後も繰り返されて現在に至ったという。「子供の将来のことを考えたとき、それらの誹謗中傷記事を無くし、投稿者に対しては、二度と人を誹謗中傷することをやめてもらいたい」という思いで申し立てをした。記事には投稿者の反省の弁と共に「通知に記載のあった井納の代理人弁護士に電話をしたが取り付く島もなかった」とあるが、「弁護士が門前払いしたこともありません。投稿者が弁護士からの連絡を無視し続けたために、やむを得ず裁判を申し立てることにしたものです」と主張。「今後、ネット上での心無い誹謗中傷記事が無くなることを願ってやみません」と結んだ。■コメント全文報道各位今回の件について、フライデーやニュースでは、事実と異なる内容が掲載・報道されている部分があったため、裁判に至った経緯も含めてご説明させていただきます。ある匿名掲示板で私が誹謗中傷されていたことが分かったのは、約3年前になります。それから、誹謗中傷が繰り返され現在に至りました。ある時、私や主人のみならず、私たちの子供(当時1歳にも満たない)に対する誹謗中傷記事が投稿されたことから、私たちは、弁護士に相談することにしました。その結果、私たちや子供に対する誹謗中傷記事は一旦は無くなったものの、平成29年7月頃から、再度誹謗中傷が繰り返されるようになりました。投稿の内容は、匿名をいいことに、事実とは異なるものばかりで、プライベートな内容の書き込みも多数ありました。私たちは、子供の将来のことを考えたとき、それらの誹謗中傷記事を無くし、投稿者に対しては、二度と人を誹謗中傷することをやめてもらいたいと思い、今回の申立をしました。しかし、私たちの思いとは裏腹に、投稿者の方はフライデーに記事を提供するなどしてしまいました。今回の件で、野球以外のことで何度も球団の名前がでてしまい、球団関係者やファンの皆様にご迷惑をおかけして申し訳ない気持ちでいっぱいです。裁判については、現在係争中のため内容に関するコメントは控えさせていただきますが、ニュースにあるように今回の投稿者が弁護士に名乗り出てきたことはありませんし、フライデーにあるように弁護士が門前払いしたこともありません。投稿者が弁護士からの連絡を無視し続けたために、やむを得ず裁判を申し立てることにしたものです。今後、ネット上での心無い誹謗中傷記事が無くなることを願ってやみません。平成30年1月30日
2018年01月31日オスカープロモーション所属のタレントが集う毎年恒例マスコミ向けイベント「晴れ着撮影会」が昨年12月7日、東京・明治記念館で行われ、井頭愛海(16)が4年ぶりに出席した。当時は、女優デビューを果たした映画『おしん』が公開されたばかりの頃で、同事務所の先輩・上戸彩との共演を経て、「もっと演技を磨きたい」「『井頭愛海みたいな女優になりたい』って言ってもらえるようになりたい」と語っていた井頭。2017年はNHK連続テレビ小説『べっぴんさん』で15歳から40歳までを演じ、女優としての成長ぶりを印象付けた。初めての「晴れ着撮影会」から4年。自身の成長過程と共に、朝ドラの撮影秘話を語ってもらった。○『べっぴんさん』前代から引き継ぐプレッシャー井頭愛海撮影:宮川朋久晴れ着撮影会は4年ぶり。ここの場所に立たせていただけるのは本当にありがたいことです。なかなかできない経験というか、自分ががんばってきたことを認めてくれたような気持ちです。実はこういう記者会見はすごく苦手で。4年前もすごく楽しかったんですけど、その楽しみと不安で昨日はほとんど眠れませんでした(笑)。でも、この日をすごく楽しみにしていました。2017年は『べっぴんさん』に出演させていただきました。オーディションを受けてからしばらく時間が経ってたので、「きっと受からなかったんだろうな」と落ち込んでいたんですけど、出演が決まって本当にうれしくて。小さい頃から憧れていた朝ドラなので「よし! がんばろう!」と気合いが入りました。でも、撮影がスタートするとすごく大きな壁がいくつもあって。心が10回ぐらい折れたんです(笑)。お芝居が自分の思い通りにいかなかったり、お稽古でも自分との闘いですごく落ち込んじゃったりしたことがあって。撮影前に一度心が折れて、立ち直ってから撮影に臨めたんですが、途中参加でもあったので現場になじめるのかも不安でした。私が演じさせていただいたさくらは、年代別に5代ぐらいに分かれていて、私より前の時代を演じた子たちの意志をきちんと繋げられるのかもプレッシャーでした。最初にごあいさつした時に前の世代のさくらを演じた子が、すごく名残惜しそうで。きっと寂しさもあると思うんですけど、バトンの重みを感じました。その時に支えてくださったスタッフさん、ご飯に誘ってくださった共演のみなさん。撮影が終わる時には、本当の家族になれたような気がしました。いい人ばかりで、「なんて私は幸せ者なんだろう」と感謝の気持ちでいっぱいでした。○4年前の『おしん』時代から変わったこと『べっぴんさん』では15歳から40歳までを演じさせていただいたんですが、最初はどこまで演じるのかも決まっていなくて、それでオーディションの結果が遅れたそうなんですが、「25歳の設定で演じてみて」と言われた時に何をどう変えればいいのか自分の中で分からなくて。お芝居をそこまで経験していないので不安もありましたが、環境が変わる前後の役の雰囲気を変えてみたり、視聴者の方は気づかないかもしれないんですけど、作業の手を汚してみたり、いろんな工夫をしました。これは現場で学んだこと。例えば走るシーンだったら、直前まで走っている方がいて、そういう部分は取り入れさせていただきました。前回、取材していただいたのは4年前の晴れ着撮影会だったんですね? ちょうど『おしん』が公開されたばかりの頃。以前はカンペに書いたことしか言えないような感じで(笑)、この質問にはこの答えみたいにガチガチに考えていたんですが、1通りから2通り、3通りと答えられるようになって、少しだけ成長できたのかなと思います。2018年は2017年の自分を超えていきたいです。2017年はたくさんの方から刺激を受けて吸収できたので、吸収するだけじゃなくて、それを自分なりに発揮していって、観てくださった方の印象に残るような女優さんになっていければいいなと思います。■プロフィール井頭愛海(いがしら まなみ)2001年3月15日生まれ。大阪府出身。身長158cm。O型。2012年に第13回全日本国民的美少女コンテストで審査員特別賞を受賞。翌年1月に同コンテストのファイナリストで結成された次世代ユニット・X21に加入し、同年10月公開の映画『おしん』で女優デビュー。2017年はNHK連続テレビ小説『べっぴんさん』のほか、ドラマ『明日の約束』などに出演した。
2018年01月07日オスカープロモーション所属のタレントが集う年末恒例のマスコミ向けイベント「晴れ着撮影会」が昨年12月7日、東京・明治記念館で行われ、剛力彩芽(25)ら10人の女優がきらびやかな晴れ着姿で登場。本記事では写真と共に、それぞれが会見で語った2017年の振り返りと2018年の目標をまとめる。○オスカー美女10人、2018年の目標は?剛力彩芽「2017年の前半は作品にいっぱい出させていただいて、その中でも新しい役柄だったり新しいことに挑戦させていただいて。本当に人としても成長がまだまだ足りないなと実感しました。後半で久しぶりにお休みが多くなって、自分をあらためて見つめ直す時間が増えました。今まで『忙しいから』とか『時間がない』を理由にしてやらなかったことにチャレンジできる時間が増えて、25歳の節目を迎えたこともあって楽しかった一年だったと思いましたし、まだまだ人としても役者としても吸収して成長していきたいと思えた一年でした。2018年は2017年に吸収したり学んだりしたことをいかせるような人になっていけたらいいなと思います」吉本実憂「2017年は自分の"素"というものを知って、素直に生きられたという気がしています。というのは、20歳になって役柄ではあるんですけど、長かった髪の毛を30cmバッサリ切ったことによって、実は小さい頃と同じ髪型になったんですね。今までは『大人になろう』としすぎていたんですけど、子どもの時と同じ髪型になったことによって自然体でいいんだ、子どものままで誰かに頼ったりとか甘えたりしていいんだと思うようになってそこから自分の"素"というものが見えた気がします。2018年は21の歳に差し掛かるので、ほんの少しだけ大人になるために自分の人生の選択、大きい小さいはあると思うんですけど意志を持って、慎重に丁寧に、でも大胆に生きていきたいと思います」小芝風花「2017年は縁を感じる年でした。以前一緒にお仕事をさせていただいた方から、もう1回違う役柄でお仕事をしたいと声を掛けてくださる方が多くて。『繋がってる』と思ってすごくうれしかったです。2018年も人との繋がりとか、作品との出会いを大切にして一つひとつの役にしっかり向き合っていきたいと思います」本田望結「2017年は悩んだり苦しんだりすることがあって、今まで当たり前にできていたことができなくなったり、自分の夢を考えないといけないのかなと思ったこともあったんですけど、スケートを脱ぐ勇気もなくてお芝居をやめる勇気もなく、両方がんばっている自分が好きだなと思ったので、2018年は"ホップ・ステップ・ジャンプ"のステップとジャンプをがんばれるようにしたいです」高橋ひかる「2017年は上京したり高校生になったり、初ドラマに挑戦したり新しいことがたくさんあって、やっとこうして上京できたのでやっとスタートラインに立てたという気がします。2018年はもっともっと努力をたくさんして2017年に学んだことを発揮できるような年にしたいと思っています」藤田ニコル「2017年は本当にいろんなことをさせてもらって。モデルのお仕事では『Popteen』を卒業して『ViVi』に入ったり、自分の中では怒涛の一年だったかなと思います。2018年はそれを超えるような、みなさんに驚いてもらえるようなことをがんばって、お仕事を見つけていきたいと思います」岡田結実「2017年はいろいろあったんですけど、周りの人にいかされた一年だったと思います。昨年の晴れ着撮影会の時に、『芸能人である前に人としてありたい』とこの場で言わせていただいたんですが、それもちゃんと意識して『人として』を心掛けて生きられたんじゃないかと思います。2018年は周りにいかされる年じゃなく、自分をいかし、周りをいかせたらと思います。そんな一年になるように精進して参りたいと思います」井頭愛海「2017年は新しいことにたくさん挑戦した年でした。その中でもいちばん大きかったのは、朝ドラの『べっぴんさん』に出させていただいたことです。15歳から40歳までという幅広い役に挑戦させていただいたり、すごく難しく悩んだ時期でもあったんですが、これをきっかけにステップアップできたと思うので、2018年ももっともっとお芝居をしていきたいですし、この経験をいかして来年はもっと役と向き合ってたくさんの作品に出たいと思います」井本彩花「2017年は国民的美少女コンテストでグランプリをいただけて、本当に人生がぐるっと変わった一年でした。2018年はいろいろなことにチャレンジして、120%の力を出し切れるようにがんばりたいと思います」是永瞳「2017年は『ドクターX』で女優デビューさせていただいたことが本当に大きくて。本当に先輩方にたくさん支えられたので、2018年に学んだことをいかせていけたらいいなと思います。東京オリンピックがあと2年に迫ってきているので、私が注目している空手をもっとたくさんアピールできるように頑張っていきたいと思います」
2018年01月01日映像に加えて、近年は舞台での活躍も印象に残る蒼井優。ことに『三人姉妹』『スポケーンの左手』『あわれ彼女は娼婦』など、翻訳劇に多く求められていることに、どんな劇世界をも担える大きさが表れる。最新作となるのは、フランスの劇作家ジャン・アヌイの悲劇作品『アンチゴーヌ』。ここでもまた、タイトルロールを演じ、人間が社会で生きるとはどういうことなのかという大きな問いを投げかける。舞台『アンチゴーヌ』チケット情報『アンチゴーヌ』の戯曲には、10年ほど前に出会っていたという。今ほど演劇作品に触れていなかった当時、出演した『オセロー』のスタッフから読んでおいたほうがいいと渡された戯曲のうちの1冊で、そのなかでも気になる作品となったそうだ。「もともと自分があまり勇気を出せるタイプではないので、こういう戦ってる女の子が好きだったんです。しかもアンチゴーヌは当時の私と同い歳。このヒロインを見てみたいと思ったんですね」。では、アンチゴーヌは何と戦うのか。生瀬勝久演じる王クレオンが象徴する“国家”“法律”といったものである。国家の反逆者として亡くなり埋葬を禁じられた兄の遺体に、弔いの土をかけて捕らえられるアンチゴーヌ。弔いをやめれば命を助けると言うクレオンに対しても、死刑をも恐れず自分の信念を貫き、その対立がやがて悲劇を導くのだ。「最初に読んだときは完璧にアンチゴーヌ派でした(笑)。でも、大人になった今は、クレオンの立場もよくわかる。どっちも間違ってないというか。私は常々、人間って、ひとつの生命として動物として“世界”に生きることと、ルールを守りながら“社会”に生きることの両方があるなと思ってるんですけど、この作品はまさに、“世界”対“社会”みたいな感じがして。しかも最終的にどちらかに軍配が上がるわけでもないので、観ていただいた方にいろいろ持って帰ってもらえる面白い作品になるんじゃないかなと思いますね」。セリフ量は膨大だ。「恐ろしい挑戦になるなと思いますが(笑)、だからこそ、相手の役者さんとキャッチボールする喜びも大きいだろうなと。役者同士が向き合ったエネルギーがお客さんに届くといいなと思っています」。十字状に組まれたステージの周りを観客が囲むという構造も、「お客さんと一緒に作れるから楽しみ」だと言い、「お客さんも民衆のひとりだと思って来ていただければいいんじゃないかなと思います」と語る。アンチゴーヌと王の対話のなかに飛び込み、思考する喜びを味わいたい。公演は1月9日(火)から27日(土)まで東京・新国立劇場 小劇場にて。その後、長野、京都、愛知、福岡を巡演。取材・文:大内弓子
2017年12月20日オスカープロモーションに所属する10名の女優・モデルが12月7日(木)、東京・明治記念館にて開催された恒例の晴れ着撮影会で一堂に会し、来年へ向けた抱負を語った。晴れ着撮影会には、剛力彩芽(25)、吉本実憂(20)、井頭愛海(16)、高橋ひかる(16)小芝風花(20)、本田望結(13歳)、藤田ニコル(19)、岡田結実(17)、是永瞳(22)、井本彩花(14)が出席。■剛力彩芽、晴れ着撮影会に8年間参加し「気付けば“お姉さん”」18歳のころから晴れ着撮影会に参加しているという剛力さんは、「気づいたら一番上で、『お姉さん』と言われました。『しっかりしなきゃな』と思いながら、『まだ全然ダメだな』と思いつつ」としみじみ。「(案内に)『フレッシュな10人』と書いてあったので、『私はまだそこに参加していいのかな』と思いながら、フレッシュさを頑張って出して楽しみたいと思います」と茶目っ気を発揮しながら声を弾ませた。そんな剛力さんは、2017年については、「前半は作品にいっぱい出させていただきました。新しい役柄だったり、新しいことに挑戦させていただけました。人としてもまだまだ成長が足らないなと実感しました」、「後半で久しぶりにお休みが多くなって、自分を改めて見つめ直す時間が増えました。いままで、『忙しいから』、『時間がないから』ということを理由にしてやらなかったことにチャレンジできる時間が増えました。25歳になったという節目もあったので、楽しかった1年だったと思います」とふり返った。「2018年は、今年、吸収できたことや学んだことを生かせる人になっていけたらいいなと思います」と抱負を言葉に。■高橋ひかる&井頭愛海、大河や朝ドラ出演…「挑戦した1年だった」2017年の大河ドラマ「おんな城主直虎」にてドラマデビューを果たした高橋さんは、「2017年は自分自身、東京に上京してきたり、高校生になったり、初ドラマに挑戦したりと、新しいことがたくさんありました。今年やっと上京できましたので、やっとスタートラインに立てたなという気がしました」と初々しく語った。「2018年は、もっと、もっと努力をたくさんして、今年学んだことを発揮できるような年にしたいなと思っています」と期待に胸を膨らませた。朝ドラ「べっぴんさん」にてヒロインの娘・坂東さくら役を演じた井頭さんは、新しいことにたくさん挑戦したという2017年の中で、「一番大きかったことは朝ドラ『べっぴんさん』に出させていただいたことです。15歳から40歳までという幅広い役を演じさせていただいたりして、難しくて悩んだ時期もあったのですが、これをきっかけにステップアップできたと思います」と述懐。「2018年も、もっと、もっと、お芝居をしていきたいですし、この経験を生かして、来年はもっと役と向き合って、たくさんの作品に出たいなと思います」と女優としてのさらなる飛躍への意気込みを語った。(竹内みちまろ)
2017年12月07日井上真央が高校のスクールカウンセラーを演じ、男子生徒の不可解な死の謎を究明するヒューマン・ミステリー「明日の約束」。“毒親”という現代家族の問題に斬り込み、話題を呼ぶ本作は、今夜放送の第7話を前に男子生徒が所属していたバスケ部関係者の連続襲撃犯が、佐久間由衣演じる幼馴染であることが明かされた。登校拒否の男子生徒・吉岡圭吾(遠藤健慎)の死の謎を、スクールカウンセラー・藍沢日向(井上さん)が自身も親子関係、人間関係に葛藤しながら追っていく本作。佳境を迎え、これまでの内容が5分でわかるダイジェスト映像も配信される中、今夜放送の第7話では、死んだ幼馴染・圭吾の敵討ちなのか、学校関係者への襲撃犯であることが判明した白井香澄(佐久間さん)の次なるターゲットが明かされる。香澄はかつて同級生からのイジメにあい、自殺未遂の末に高校を退学。それを知った圭吾が香澄に代わって、いじめていた女子生徒を階段から突き落とすという“仕返し”をしていた。香澄はその恩から、圭吾を死に追いやったと疑われたバスケ部の顧問やキャプテンを次々と襲撃していたのだ。■佐久間由衣、「『ごめんなさい』という気持ちでした」先の朝ドラ「ひよっこ」ではヒロイン・有村架純の“幼馴染”を好演していた佐久間さん。これまでの爽やかな演技に慣れ親しんでいるためか、当初から、ネット上では香澄が犯人ではないことを願う視聴者の声が続出していた。当の佐久間さんは、「ドラマを見てくれている両親や友だちからは『変装して襲撃しているのは由衣じゃないよね?そうじゃないことを願います』というメールが来ていました。実は私だったので、『ごめんなさい』という気持ちでした」と苦笑。しかし、「香澄は圭吾への強い想いから、周りが見えなくなってしまって、『自分がどうにかするしかない、やるしかない』という、使命感に近い“叫び”みたいなものだと思っています」と、その心中を代弁するかのようにコメント。さらに、「私は“可哀想”という言葉をあまり使わないようにしているのですが、香澄に対しては可哀想だと思うところがあります。捨てるものがもうない、と思っているところとか。自殺の道を1回選んだということも、自分の中で大きな何かが1つ終わっているのだなともと思います。実は、誰かに助けてもらいたいんじゃないかな。なので日向先生の存在は大きいと思います」と、自身が演じる香澄について鋭い分析を披露する。第6話のラストでは、「私、まだやることがあるから。あと1人、絶対に」と、さらなる襲撃を日向にほのめかしていた香澄。そのターゲットこそ、圭吾を死に追いやった張本人なのか。今夜の第7話で、また1歩、真実に近づいていくのかもしれない。■第7話あらすじ1年生のバスケ部員・圭吾の死以降、学校とバスケ部にはイジメによる自殺ではないかと非難の声が殺到。圭吾の母・真紀子(仲間由紀恵)も敵意を露わにし、学校や担任教師の霧島(及川光博)、スクールカウンセラーの日向相手に訴訟を起こすと“宣戦布告”。そんな中、バスケ部顧問の辻(神尾佑)とキャプテンの大翔(金子大地)が立て続けに何者かに襲われた。目撃情報から、犯人は2年前に学校を辞めた香澄だと気付く日向。罪を認めながらも、自分が圭吾に代わって復讐するという香澄を日向は説得するが、香澄は「まだやることがある」と言い残して行方をくらませてしまう。数日後、記者の小嶋(青柳翔)は日向に、香澄が最後に真紀子を狙うのではないかと話す。それもそのはず、ネット上には真紀子が毒親であり、そのせいで圭吾が自殺したという悪評が書き込まれていた。それらの中傷は本人の目にもとまり、怒りを覚えた真紀子は弁護士に相談する。一方、結婚の挨拶をするため本庄(工藤阿須加)の実家を訪ねた日向は、そこで初めて本庄に兄がいて、事故で亡くなっていたことを知る。さらに、結婚を機に過干渉な母・尚子(手塚理美)と自分の関係を修復させようと意気込む本庄に、うまく本心を伝えられない日向。一方、尚子は本庄のアラが見えてきたと言い出し、「ああいうタイプには気をつけた方がいい」と苦言を呈し…。なお、毎週の放送後、GYAO!では登場人物の秘密や過去など、地上波放送では描かれなかった秘密を映した新たなドラマを無料配信中。青柳さん、佐久間さん、遠藤さん、井頭愛海らが出演。併せて視聴することで、より本編も楽しむことができるという。「明日の約束」第7話は11月28日(火)21時~フジテレビ系にて放送。(text:cinemacafe.net)
2017年11月28日蒼井優と阿部サダヲのW主演で、沼田まほかるの20万部を超える人気ミステリー小説を映画化した『彼女がその名を知らない鳥たち』。このたび、蒼井さん演じる主人公の“クレーマーで自分勝手な女”十和子が、全身包帯グルグル巻きで登場する衝撃的な場面写真がいち早くシネマカフェに到着した。先日の第30回東京国際映画祭オープニングイベントでは、「Japan Now」部門で「銀幕のミューズたち」として特集上映が組まれる安藤サクラ、満島ひかり、宮崎あおいとともにレッドカーペットに登場、白い着物で艶やかな姿を見せていた蒼井さん。だが、このたび到着した場面写真は、十和子がかつてOLとして勤めていた時代のワンショット。制服に身を包んではいるものの、眼帯をつけ、頭にも左腕にも包帯がグルグル巻き…。満身創痍の痛々しい姿が収められており、哀しげな表情を浮かべながら右手1本で熱いお茶を運ぶ、見ているだけで切なくなる瞬間が映し出されている。こうして美女が眼帯をつけ、包帯をグルグル巻きにしている姿は、まるで「新世紀エヴァンゲリオン」シリーズのヒロイン・綾波レイが、主人公・碇シンジと初対面を果たす印象的なシーンを彷彿とさせるが、本作でも下劣で汚い男・陣治(阿部サダヲ)との出会いの場面という意外すぎる共通点が発覚!強烈な姿での初対面となったものの、十和子を見つめる陣治は“可愛い”“目が離せない”と言わんばかり、“危うい女子を守ってあげたい”、そんな表情を浮かべており、ここから十和子への異常な執着へと発展してしまうなんて想像もつかないほど純粋。陣治と出会う前の十和子はなぜ、こんな重傷を負う羽目になったのか、そして十和子と陣治の2人にはどんな物語が待ち受けているのか、気にならずにいられない。蒼井さんは、自身で演じた十和子について、「自分に対する諦めができない人。かといって何か行動を起こすわけでもない、甘ったれた女性。あまり共感は出来ない役でした」とその内面を考察。だが、クランクアップ後には「十和子自身が常に、良い夢だったり、悪夢の中にいる様な役だったので、自分もその中にまだ入り込んでいる感じです。共感は全く出来ない役だったけれど、ご覧になる方に自ら嫌われる勇気をどこまで持てるのか、試したいと思いました」と語り、演技幅が豊かな蒼井さんにとっても、挑戦的な難役を身を削る思いで演じきったことを明かしている。役者の新たな顔を引き出す演出に定評のある白石和彌監督のもと、女優・蒼井優が嫌われる覚悟と決意で臨んだ十和子。美女×包帯のあられもない姿を、スクリーンで確かめてみて。『彼女がその名を知らない鳥たち』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:彼女がその名を知らない鳥たち 2017年10月、全国にて公開(C) 2017映画「彼女がその名を知らない鳥たち」製作委員会
2017年10月29日「ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子」「任侠ヘルパー」「ガリレオ」の古家和尚が完全オリジナル脚本で描く、井上真央主演ドラマ「明日の約束」が10月17日(火)本日21時よりスタート。20分拡大で放送される第1話では、「井上真央VS仲間由紀恵」の対決がいきなり幕を開けるようだ。ドラマは、井上さんが高校のスクールカウンセラー・藍沢日向を演じ、親子をはじめとする人間関係に葛藤しながら、生徒の不可解な死の謎を追うヒューマンミステリー。今夜放送の注目の第1話冒頭は、物語の舞台である神奈川県の穏やかな海からスタート。学校内の日向は「最後に味方になってあげられる大人」として、生徒に温かいまなざしを向ける人物。しかし、そんな穏やかな日常は突然急変。不登校の男子生徒・吉岡圭吾(遠藤健慎)のことを気にかけ、担任教師の霧島直樹(及川光博)と家庭訪問をすると、そこに待ち受けていたのは、息子に過干渉で過保護な“毒親”真紀子(仲間さん)。真紀子は息子への日向の接触を妨げ、さらには家庭訪問や聞き取り自体を「息子にとってのストレス」として強くけん制。突き刺すようなまなざしで、不登校自体を学校のせいだと主張する真紀子に対し、日向は疑念と反発を抱いていく…。初共演となる“井上さんVS仲間さん”の対決は初回から幕を開け、今後緊迫感を増しながら、物語の大きな軸として繰り広げられていくという。加えて、本作を語るうえで欠かせない登場人物たちの“異様な人間関係”も初回から見逃せない!特に、“毒親”真紀子と圭吾の親子。圭吾を「圭ちゃん」と呼び、溺愛する真紀子は、息子の外部との接触を制限するために、ささいな行動の変化を日々見逃さない。その徹底された束縛は、見るものに恐怖感すら抱かせる…。先日の制作発表では、共演者から現場で「かわこわ」(=可愛いけど、怖い)とささやかれていると明かしていたが、そんな仲間さんの怪演に注目だ。また、負けずとも劣らずに異様な気配を漂わせるのが、日向とその母・尚子(手塚理美)との関係。「好きになれない」と日向が明言する尚子との関係は、自らがカウンセラーを志したきっかけにもなったほど重いもの。第1話では、日向の口から「中学生のとき、ブラジャーを買ってくれなかった」という衝撃の発言が。親子関係が幼少期からいびつだったことが如実に表わされている。また、尚子から日々の言動を改善するための「明日の約束」という交換日記を強制的につけさせられていた日向。物語を通して“毒親”真紀子と対峙する中で、自らの母親の姿を重ね合わせ、関係に悩み、向き合っていくことに。こちらの親子関係も見逃せない。なお「GYAO!」では、毎週の放送後に登場人物の秘密や過去など、地上波放送では描かれなかった秘密を映した新たなドラマが無料配信。青柳翔、佐久間由衣、遠藤健慎、井頭愛海らが出演する。「明日の約束」は10月17日(火)より毎週火曜日21時~カンテレ・フジテレビ系全国ネットにて放送(初回20分拡大)。(cinemacafe.net)
2017年10月17日蒼井優、阿部サダヲ、松坂桃李、竹野内豊という実力派俳優が全員“共感度0”のクズなキャラクター演じる『彼女がその名を知らない鳥たち』。その公開を記念して、蒼井さんが生放送でパーソナリティを務める特別番組「蒼井優のオールナイトニッポンGOLD」の放送が決定した。沼田まほかるの20万部を超える人気ミステリー小説を原作に、『凶悪』『日本で一番悪い奴ら』などノンフィクション小説から骨太な社会派エンターテインメントを作り出してきた白石和彌がメガホンを取り、初の本格的な大人のラブストーリーに挑むという本作。登場するのは、蒼井さん演じるクレーマーで自分勝手な女・十和子や、阿部さん演じる不潔で下劣、そのうえ十和子に異様な執着を見せる男・陣治、松坂さん演じる一見誠実そうな風貌ながらとにかく薄っぺらな水島、竹野内さん演じる十和子の昔の恋人であり、自身の出世や保身のためなら女を道具に使うことも厭わない黒崎と、全員“共感度0”なキャラクターたちばかり。原作ファン、映画ファン問わず熱い注目を集めている。そしてこのほど、本作の公開を記念し、10月13日(金)22時より「蒼井優のオールナイトニッポンGOLD」の放送が決定!生放送のスタジオには、共演の松坂さんと、白石監督の2人がゲストで駆けつけ、本作の内容にちなんだテーマを設け、リスナーからの投稿を基にしたトークコーナーを予定。さらに、阿部さん、竹野内さんの2人も登場予定と、盛りだくさんの内容になっている。昨年12月の「蒼井優のオールナイトニッポンGOLD~映画『アズミ・ハルコは行方不明』SP」以来、約1年ぶり&2度目のオールナイトニッポンパーソナリティとなる蒼井さん。本作撮影時のエピソードや、ラジオならではのぶっちゃけトークが展開されるかも…!?『かの鳥』一色の2時間をぜひお聴き逃しなく!「蒼井優のオールナイトニッポンGOLD」は10月13日(金)22時~ニッポン放送ほか全国18局ネット(9月現在)にて放送。『彼女がその名を知らない鳥たち』は10月28日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:彼女がその名を知らない鳥たち 2017年10月、全国にて公開(C) 2017映画「彼女がその名を知らない鳥たち」製作委員会
2017年10月06日沼田まほかるの同名人気ミステリー小説を、蒼井優&阿部サダヲのW主演で映画化した『彼女がその名を知らない鳥たち』。9月13日(現地時間)、現在カナダ・トロントにて開催中の第42回トロント国際映画祭にて、本作のワールド・プレミアが開催され、白石和彌監督が登壇した。アカデミー賞に向けた賞レースの始まりを告げる、北米最大規模の映画の祭典として名高い「トロント国際映画祭」。本作は、コンテンポラリー・ワールドシネマ部門(Contemporary World Cinema)という「世界的な視野と注目すべきストーリー性を持つ作品」をセレクションする部門に選出されている。本作の世界初お披露目の舞台となったワールド・プレミアには白石監督が登壇。注目の作品をいち早く観ようと集まった観客で埋めつくされた会場では、泣いている観客も多数みられた。万雷の拍手が鳴り響くなか、現地の観客から日本語で「この映画は凄い、オメデトウ」と声をかけられると、白石監督は「ありがとうございます。嬉しいです」と感無量の様子で挨拶した。Q&Aコーナーでは、多くの質問に1つ1つ丁寧に答えていた白石監督は、「個人的には特に(阿部さん演じる)陣治に感情移入をしました。陣治の愛の証明の仕方は誰にでもできるものではないし、心が張り裂けそうな気持ちになりました」とコメント。本作のテーマは「陣治の愛」かと問われると、「それもそうですし、大切なものは常に隣にある。日本の芸能スキャンダルはいま“不倫”が全盛時代を迎えていて、そのニュースが多い中で、真実の愛はフラフラっと来たいい男よりも、僕みたいなブサイクな男にあるんじゃないかと(笑)。それがひとつの大きなテーマです」とも語った。また、対する十和子役については「原作を最初に読んだときに蒼井さんが思い浮かびました。ほかの人にはオファーしておらず、蒼井優さんじゃなければ成立しなかったと思います」と告白し、「十和子の大事なシーンを撮っているときに、蒼井優さんに『どういう表情していいかわからない』と言われたんです。彼女の人生を想像したとき、『僕は凄い素敵だと思う、豊かな人生が待っているんじゃないかな』と、そう話したら、少しだけ泣きながらも、何とも言えないいい表情をしていた。素晴らしい女優です」とべた褒め。主演の蒼井さん、阿部さんの2人をそう絶賛しながらふり返る監督に、時間ギリギリまで質問が飛び交う大盛況ぶり。終了後には、会場の外で観客を出迎えた白石監督が「とても感動した!ありがとう!」とサイン攻め、握手攻めにあう光景も見られるなど、共感度0%、不快度100%の“まぎれもない愛の物語”が、トロントでセンセーションを巻き起こしていた。日本が誇る実力確かな豪華俳優陣の熱演と、『凶悪』『日本で一番悪い奴ら』の白石監督が初めて挑んだ本格的な大人のラブストーリー。本映画祭の最高賞となる観客賞(People’s Choice Award)は、期間中に作品を観た一般の観客の投票によって決定するが、過去に観客賞に輝いたのは『ラ・ラ・ランド』『英国王のスピーチ』『スラムドッグ$ミリオネア』など、アカデミー賞作品賞をはじめ数々の賞を総ナメにし、日本でも大ヒットを記録した作品ばかり。邦画作品では北野武監督『座頭市』(’03)が同賞を受賞しており、邦画作品として14年ぶりの受賞の快挙となるか、今後の動向にも要注目。トロント国際映画祭は9月17日(現地時間)まで開催される。『彼女がその名を知らない鳥たち』は10月28日(土)より新宿バルト9ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:彼女がその名を知らない鳥たち 2017年10月、全国にて公開(C) 2017映画「彼女がその名を知らない鳥たち」製作委員会
2017年09月14日2017年8月20日(日)までの期間中、鎌倉各所でワークショップ「鎌倉 海のアカデミア」が開催されています。海の美しさや自然の仕組みを学べるワークショップに親子で参加しませんか?ワークショップの成果を発表する「鎌倉 海のカーニバル」も、鎌倉中央海水浴場でおこなわれます。多彩なクリエイターとともに学び、作り、その成果を発信しましょう。イベントの内容を詳しく紹介します。まだ申し込める!「鎌倉 海のアカデミア」のワークショップ●海のぼんぼりをつくろう!海の生き物を描き、巨大ぼんぼりを作りましょう。完成したぼんぼりは「鎌倉 海のカーニバル」会場に設置。明かりが灯されます。実施日時:2017年8月20日(日)10:30~11:30講師:石井秀卓(アーティスト・幼稚園園長)場所:LIFULL HOME’S海の家(由比ガ浜海水浴場内)対象:未就学児(保護者同伴)〜小学生参加費:500円●海の生き物を調べよう 第2部(和賀江島で生き物探検)日本最古の築港遺跡である材木座海岸・和賀江島をフィールドに、海の生態系について考えましょう。いろいろな魚がすんでいることに驚きますよ。実施日時:2017年8月20日(日)8:30~12:00講師:長谷川孝一(一般社団法人地球の楽校代表理事・海の子森の子クラブ校長)場所:材木座海岸・和賀江島の磯対象:小学3年生以上(未就学児童、小学低学年は大人同伴)参加費:1,000円●海のゴミを宝モノに!(オブジェづくり)ビーチに落ちている廃材を使い、オブジェを完成させます。コンセプトは“誰かのゴミはだれかの宝物”。砂浜を清掃しながら観察しましょう。プラスチックごみがオブジェやアクセサリーに生まれ変わります。日時:2017年8月20日(日)14:00~17:00講師:オダジュンコ場所:鎌倉中央海水浴場対象:小学3年生以上参加費:1,000円●ラップはブンガクだ!スチャダラパーのBOSEなど、日本語ラップを代表する3人のアーティストが参加。一緒にラップをつくります。詩作のテーマは「海」とし、言葉遊びを楽しいながら音楽的に表現していきますよ。完成したラップは「鎌倉 海のカーニバル」のスペシャルライブで発表します。実施日時:2017年8月20日(日)午後から講師:高木完 + Bose(スチャダラパー)+ DJみそしるとMCごはん場所:海の家 Asia対象:小学生~中学生参加費:1,000円「鎌倉 海のカーニバル」はどなたでも参加OK!ワークショップの成果発表イベント「鎌倉 海のカーニバル」は、入場無料でどなたでも参加できます。主なプログラムは、絵本作家・ささめやゆきさんによる「鎌倉サーカス人形劇」、同時開催される「鎌倉浜の盆踊り」、鎌倉ローカルな店舗が飲食・物品ブースを出展する「マーケット」です。そのほか、各ワークショップの発表をお楽しみに。実施日時:2017年8月20日(日)会場:鎌倉中央海水浴場 “海の家 Asia”とその浜辺対象:一般料金:入場無料 ※一部有料イベントあり。ワークショップを通じ、鎌倉に根差した文化や自然を楽しく学ぶことができますよ。夏休みの思い出作り、自由研究にいかがですか?「鎌倉 海のカーニバル」では、お祭り気分で盛り上がりましょう!開催概要「鎌倉 海のアカデミア&海のカーニバル 2017」開催期間:2017年7月8日(土)~8月20日(日)※時間や会場はワークショップごとに異なります。URL(ワークショップ詳細・予約):
2017年08月07日『ユリゴコロ』に続いて映画化される、“イヤミスの女王”沼田まほかる原作の『彼女がその名を知らない鳥たち』。W主演の蒼井優&阿部サダヲ、さらに松坂桃李、竹野内豊ら“共感度ゼロ”“全員最低”な登場人物が織りなす愛の物語から、待望の予告編と場面写真が一挙に解禁となった。『凶悪』『日本で一番悪い奴ら』とノンフィクションを原作に、容赦のない描写で骨太な社会派エンターテインメントを生み出してきた白石和彌監督が、“イヤミスの女王”と呼ばれる沼田さんの人気ミステリー小説を映画化、初めて本格的な大人のラブストーリーを描く本作。このたび完成した予告編では、仕事もろくにせず自堕落な生活を送る女・北原十和子(蒼井優)を取り巻く、最低な男たちが映し出されていく。下品で貧相、地位もお金もないと十和子に毛嫌いされながらも、“十和子を異常なほど愛する男”・佐野陣治(阿部サダヲ)。家庭があるにも関わらず誠実を装い、“十和子と不倫関係となる男”・水島真(松坂桃李)。さらに、ほかの女との結婚話を隠し、自らの保身のために十和子を利用していたにもかかわらず、“十和子が忘れられない昔の男”・黒崎俊一(竹野内豊)。三者三様の男に翻弄される十和子のもとに、突如あらわれた刑事が「黒崎が5年前から失踪している」という驚きの事実を告げると、物語は一変。愛し合った在りし日の思い出を捨てきれず、ずっと引きずりつづけていた十和子は呆然とするが、共に暮らす陣治はその事実を知りながら黙っていたことが発覚。「十和子を弄ぶ奴、傷つける奴は絶対に許さへん」と言い放つ陣治に対して、十和子は疑心暗鬼になっていく…。観る者を限りなく不愉快にさせる、このキャラクターたちが起こす行動が、どのようにして“究極の愛”へと繋がっていくのか、“恋愛観を変える”ほどの驚きのラストとはいかなるものなのか…。十和子と水島、そして黒崎との逢瀬も妖艶に描かれ、いっそう気になる予告編に仕上がっている。また、新たに解禁された場面写真では、散らかり放題の部屋の中で、不機嫌な表情で電話をかける十和子の姿や、怒りに震えながら陣治に土下座をさせる様子など、2人の“主従関係”とともに、およそ清潔とは言い難い生活ぶりを垣間見ることができる。一方、イケメン時計販売員の水島に接客を受けながら艶っぽい表情を浮かべる様子や、神社の境内と思しき場所での水島との密会、また、黒崎と肩を寄せ合いながら満面の笑みを浮かべる姿など、蒼井さん演じる十和子が“女性”としての喜びを感じている瞬間もとらえられている。さまざまな連想を描き立てるシーンの数々にも、期待が高まらずにはいられない。『彼女がその名を知らない鳥たち』は10月28日(土)より新宿バルト9ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:彼女がその名を知らない鳥たち 2017年10月、全国にて公開(C) 2017映画「彼女がその名を知らない鳥たち」製作委員会
2017年08月03日毎年好評の「ランドネ山大学」。なんと今年は「ランドネ海大学」として開催決定!日程は2017年8月20日(日)です。都心から近くてとってもキレイな茨城の海を、SUP・ビーチヨガで満喫しましょう。ランドネ海大学「茨城県・大洗でSUP & ビーチヨガ体験」申し込みはコチラSUPにビーチヨガ!「ランドネ海大学」で茨城の海を満喫しよう「ランドネ海大学」は、雑誌「ランドネ」が開催するアウトドアイベントです。山を舞台にした恒例の「ランドネ山大学」は、プロによるアクティビティを体験しながら自然を満喫できるとあって、毎年大人気。今年の日程は2017年8月20日(日)。海を舞台として、満を持しての初開催となります。今回はSUPとヨガを体験し、地元野菜のランチを堪能する欲張りなコース。初心者でも楽しめるので、気軽に挑戦してみましょう。申し込みは2017年8月9日(水)21:00までです。先着順なので、気になる方は早めにチェックしてみてくださいね!●初心者でも大丈夫。SUPの魅力を体感SUPを教えてくれるのは、アクアワールド茨城県大洗水族館のすぐ近くに位置する「ウェッジ」のオーナー、小野瀬祐一さん。SUPが初めての人でも、基礎から順に教えてもらえるので安心です。ウエットスーツのレンタルもあるので、必要に応じて着用しましょう。体験場所は、那珂川の河口付近。河口は海よりもはるかに流れも波も穏やかな「平水面」なので、漕ぎやすいのだそうです。SUPの魅力にハマってしまうかもしれませんよ。●圧倒的な解放感。ビーチヨガだってできちゃう心と体をほぐせるビーチヨガも体験できます。砂浜で行うヨガは、解放感抜群です。青空の下思いっきり体を伸ばしてリラックスしましょう。◆当日のスケジュール(予定)◆10:00 ウェッジ集合、着替え10:45~12:15A班SUP体験/B班ビーチヨガ体験12:30~14:00アウトドアパーティー14:15~15:45A班ビーチヨガ体験/B班SUP体験16:00 解散※上記は予定のため、変更となる可能性もあります。地元食材を使ったアウトドアランチでお腹も満足お昼ごはんは、茨城県の地元食材を使った料理がふるまわれる、アウトドアパーティー。おいしいお料理を作ってくれるのは「and recipe」の山田英季さんと小池花恵さん。茨城の海の幸をメイン食材に、おいしいメニューを考案中とのこと。こちらも楽しみですね!ランドネ海大学「茨城県・大洗でSUP & ビーチヨガ体験」申し込みはコチラ自然の恵みを堪能し、思いっきりアクティビティを満喫できる「ランドネ海大学」。初心者の方でも楽しめるコンテンツが盛りだくさんです。今年の夏の素敵な思い出をつくりに、ぜひお出かけしてみてはいかがでしょうか。【イベント詳細】ランドネ海大学「茨城県・大洗でSUP & ビーチヨガ体験」開催日:8月20日(日)/予備日8月27日(日)※雨天決行。荒天の場合は8月27日(日)開催場所:ウェッジ(現地集合・解散)募集人数:20名※先着順募集期間:8月9日(水)21時まで参加費:5,500円HP:
2017年08月01日暑い夏の日に海に行くと、解放感にあふれエネルギーを感じます。それは、景色が良く心地いいだけではありません。海は天然の健康センターといってもいい場所なんです。海が体にいい理由と効果を知って夏のOFF の日の計画をしてみましょう。どうして海に行くと健康にいいの?「海」が健康にいいということは実は、昔から言われていることです。子供たちにとっても健康にいいことから医師たちも海に行くことを勧めることがあります。それは子供だけではなく、大人やお年寄りにも良い影響を与えます。海に含まれる天然の塩、太陽の光、波の音などを感じながら過ごすゆっくりとした時間は、自分をいたわる時間へとなります。海で過ごす時間は、心や気分までも良くしてくれます。海がある場所に数日間旅行に行き、感じるのもいいでしょう。そして、たくさんある良い効果の中でも忘れてはいけないのが「砂浜」と「太陽」からの効果です。内臓に良い影響を与えると数多くの研究でも発表されています。1.海水に含まれる良い効果まず最初に、海水に含まれる塩分が身体にミネラルを与えてくれます。海水には約3.5パーセントほどの塩分が含まれています。この理由から海の水はいろいろな身体のケア用品にも使われることがあります。肌に使ったり、ピーリングに使ったりすることが特に多いです。それ以外にも、塩水を使って鼻やのどのケアやうがいに使われることもあります。実際に塩水は、のどや鼻にたまった鼻水などを取り除いてくれて鼻口腔PHを整えてくれます。さらに、肌にもよい効果があります。塩は、肌の上を消毒する効果があり、病気予防やトラブル予防ができます。2.砂浜に隠された良い効果砂浜も身体にとって良い効果をもたらします。海の細かい砂は、自然のスクラブとなって肌の上に溜まった古い皮膚を取り除いてくれます。砂浜の上を歩いているとガサガサのかかとが、努力せずにすべすべになります。また砂浜で寝転ぶのが好きな人は、バスタオルなしで少し大胆に砂浜の上に横になっていましょう。砂浜の砂の中には天然のミネラル豊富な塩が含まれていて、肌に直接栄養補給してくれます。砂風呂もありますよね!砂浜には、病気を治したりする効果もあります。病気の治療を目的として砂風呂をする人もたくさんいます。砂浜で休憩するときなどは、砂を少し堀ってかぶせるといいでしょう。一番いいのは、一人ではなかなか難しいですが、首まですっぽりと砂で覆う状態です。もしできそうな場合は、綿素材の水着を着て、できるだけ肌を露出するようにします。首まで砂をかぶせて、周りの人に踏まれないようにパラソルなどでマーキングするようにしましょう。砂風呂をすると毒素がどんどん出て、デトックス効果があります。お塩の効果、暑い気温で、どんどん体に溜まった毒素が出ていきます。最近は、日常生活でも携帯やパソコンを触ることが多いですが、これらの電磁波も体から出すことができると言われています。3.裸足になろう海では、裸足になり砂浜の上を歩いてみましょう。少なくとも20分歩くといいと言われています。いつもは靴を履いて歩いているから足の裏も疲れていて、しっかりと足の裏の筋肉を動かせていません。ツボなどで知られているように足の裏をまんべんなく動かし、裸足で歩くことでツボを刺激して、どんどん体が元気に軽やかになっていきます。足の裏を刺激して血液循環がよくなる足の裏がすべすべになるリウマチや関節症にも効果的免疫・炎症予防マッサージ効果ツボ治療のような効果を歩いているだけで得られる4.海の中でアクティブに海の中でアクティブすることは、身体にとって良い効果が期待できます。泳いだり、海の中を歩いたり、浮き輪に浮かべてぷかぷかしているだけでも実は結構な運動量で、アクアジムをしているような感覚になります。海の中で過ごすと、水の抵抗、波によるマッサージ効果で体が引き締まり、ダイエット効果もいつもよりも上がります。夏の太陽は、強いので長時間皮膚をさらすのはいけませんが体にとって欠かせないものです。しっかりと体で日光を感じでビタミンDを作り出しましょう。5.海の音を感じてみよう時々、リラックスミュージックなどでも聞こえてくる波の音、水が流れる音は、心にリラックス効果を与えます。ストレスをなくしてくれ、不安な時期や心配事がある難しい時期であったとしても、バランスをもう一度取り戻すことを助けてくれ、心を落ち着かせてくれます。悩み事があるとき、悩んでいるお友達、少し恋人と喧嘩が増えてきたという悩みを持っていたら、思い切って海に出かけてみてはいかがですか?きっと、もう一度心を落ち着かせて前を見る気持ちにさせてくれます。夏のOFFの日は海に行ってエネルギーをチャージしませんか?海に行くと笑顔いなれるのはこのようないろいろな体や心にいい効果を知らずうちに感じていたのかもしれません。素敵な思い出を作りながら、リラックスができる海はロマンチックな気分にしてくれます。まだヴァカンスの予定を立てていないなら計画を立ててみてはいかがですか?
2017年07月07日蒼井優×阿部サダヲのW主演に加え、松坂桃李、竹野内豊といった豪華俳優陣が織りなす、沼田まほかるの人気ミステリーの実写映画化『彼女がその名を知らない鳥たち』。このほど、“全員最低なのにまぎれもない愛の物語”に期待が募る特報とポスタービジュアルが解禁された。八年前に別れた男・黒崎を忘れられない十和子は、いまは15歳上の男・陣治と暮らしている。下品で、貧相で、地位もお金もない陣治を激しく嫌悪しながらも、彼の稼ぎで働きもせず日々を過ごしていた。ある日、十和子は黒崎の面影を思い起こさせる妻子ある男・水島と関係を持ち、彼との情事に溺れていく。そんなとき、家に訪ねてきた刑事から「黒崎が行方不明だ」と知らされる。どんなに足蹴にされても文句を言わず、「十和子のためなら何でもできる」と言い続ける陣治が、執拗に自分をつけ回していることに気付いた十和子は、黒崎の失踪に陣治が関わっているのではないかと疑い、水島にも危険が及ぶのではないかと怯え始めるが…。「ユリゴコロ」の映画化も控える沼田まほかるの20万部を超える人気ミステリー小説を、『凶悪』『日本で一番悪い奴ら』の監督・白石和彌が映画化。ノンフィクションを原作に骨太な社会派エンターテイメントを作り出してきた白石監督が、蒼井さん、阿部さん、松坂さん、竹野内さんという人気実力派俳優を揃え、初めて本格的な大人のラブストーリーに挑むことでも話題。届いた特報では、この4人の登場人物たちの卑しく最低な一面が、まざまざと映し出されている。仕事もせず飲食店に入りびたり、電話で無茶な難癖をつけ続ける嫌な女・十和子(蒼井さん)、その十和子に毛嫌いされ、ぞんざいに扱われても執拗に付きまとう下劣な男・陣治(阿部さん)、家庭があるにも関わらず、誠実を装い十和子との不倫を愉しむゲスな男・水島(松坂さん)、他の女との結婚話を隠しながら、自らの保身のために十和子を利用していたクズな男・黒崎(竹野内さん)。彼らの立ち振る舞いは、限りなく不愉快なのに「でもこれは、まぎれもない愛の物語」の言葉でムードが一転。十和子の柔らかな視線と、男たちの十和子を呼ぶ声の先には、観る者の「恋愛観が変わる」ほどの結末が待ち受けることが暗示されている――。また、ポスタービジュアルは、冷たく薄暗い影と温かみを感じる灯りが相交わるなか、決して交わらない4人の視線が印象的。無数の鳥たちと共に中央に配された「共感度0% 不快度100% でもこれは、まぎれもない愛の物語」も目を引き、全員、最低な彼らを待ち受ける愛の結末が気にならずにいられないビジュアルとなっている。『彼女がその名を知らない鳥たち』は10月28日(土)より新宿バルト9ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:彼女がその名を知らない鳥たち 2017年10月、全国にて公開(C) 2017映画「彼女がその名を知らない鳥たち」製作委員会
2017年04月28日連続テレビ小説『べっぴんさん』の第26週(最終週)は、昭和59年3月。すみれ(芳根京子)は、月に1回のペースでキアリスのお直し部に出勤。紀夫(永山絢斗)は趣味のカメラを片手に隠居生活を送るようになっていた。春休みに入り、さくら(井頭愛海)が11歳になった娘の藍(渡邉このみ)を連れてすみれの家を訪れる。春休みの間はすみれの家で過ごし、塾に通うことになっている藍。すみれの作った大好物のぜんざいをうれしそうに食べる。 そのころ世界の料理店「レリビィ」では、昭一(平岡祐太)が常連客と将棋をしていた。側で、勝二(田中要次)は大きなあくびをしている。「もう、居眠りばっかして」と良子(百田夏菜子)。キアリス退職後、ウエイトレスとして龍一(森永悠希)の手伝いをしていたのだ。カウンター席には、明美(谷村美月)と栄輔(松下優也)の姿が。 そこに、君枝(土村芳)とすみれ、藍がやってくる。「また背高くなったやないか?」と孫の成長を喜ぶ昭一。良子は、40歳になった龍一がまだ独り身なのを愚痴るが、「いろんな生き方があってええんちゃうの?」と明美。栄輔と一緒に暮らし始めて10年、籍を入れていない。「この距離やから10年もうまくやってこれたんやと思う。な?」と栄輔を見るが、どこかしら元気のない栄輔。明日病院で検査を受けることになっていると明美に明かすのだった。 翌朝、藍を塾に送り出したすみれ。いつものように神戸を一望できる高台を歩いていると、仰向けに倒れている藍を見つける。驚き、声をかけると「おばあちゃん、私、寝てしもた」と藍。夕方、帰宅するが、紀夫に塾のことを訊かれても何も答えない。そんな藍は、どこか捉えどころのなく、何を考えているかよくわからない、と紀夫。 この年、キアリスは創業35周年を迎える。健太郎(古川雄輝)は、来月開催する35周年パーティーで発表する銀座店について、社長の武(中島広稀)と話し合っていた。パーティーでは、この春にオープンするキアリスの銀座店のほか、次の人事が発表される。「健太郎くんの社長就任を華々しく飾りたい」と武。10年務めた社長の座を健太郎に譲ることに。そこに、一通の外国からの手紙が届く。 すみれたちは健太郎に呼ばれ、レリビィに集まる。そこで健太郎が取り出したものは、アメリカから送られてきた手紙。差出人にジャスミン・モリスという名が。手紙の中に出てきた「エイミー」という名前を聞いてハッとするすみれ。その名の女性は、靴屋店「あさや」で働き始めたころ、すみれたちにベビードレスを依頼したエイミー・マクレガーだった。「そうしたら、ジャスミンさんはあのときの赤ちゃん?とすみれ。 手紙には、ジャスミンは生まれてすぐにアメリカに戻ったが、母のエイミーはよくすみれの話をし、ベビードレスのことも聞いていると書かれていた。すみれは、母・はな(菅野美穂)の形見のウエディングドレスを切って作ったベビードレスが大事に受け継がれていることを知る。 さらに、エイミーは昨年亡くなったが、すみれに感謝の気持ちを伝えたいという思いから手紙をしたためたとあり、ジャスミンの娘がすみれたちのベビードレスを着ている写真も同封されていた。「あなたが作った世界に一つしかないこのドレスを今度は娘に託します」と。感激する4人は、うれし涙を流す。 その晩、紀夫とすみれと藍は、ジャスミンの娘の写真を見ながら語り合う。「べっぴんやな」と紀夫。その写真をじっと見つめる藍は、棚の上に飾られている写真を見渡し、すみれと紀夫の結婚式の写真に目を止める。赤ちゃんが着ているドレスが、すみれのウエディングドレスと同じものだと気づいたのだ。「すごいなあ、写真って」と目を輝かせる藍に、写真は、誰かの幸せや喜びの瞬間を切り取って、一生、残しておくことができると語る紀夫。写真に興味を持ち始めた藍に大切にしていたカメラをプレゼントする。 翌朝、なかなか起きてこない藍を起こしに、藍の部屋に入る紀夫。机にふせったまま眠る藍の傍らにバラバラに解体されたカメラと大量の部品が転がっているのを発見し、驚く。「なんでこないなことを!」とめずらしく声を荒げる紀夫。すみれは、その様子を見て、声を失う。「ごめんなさい」と俯く藍。 その日の昼、すみれのもとに「藍が塾に来ていないとの連絡が入る。すでに数日間も塾に通っていなかったことがわかり、心配するすみれと紀夫、さくら(井頭愛海)たち。いつも通り夕方には戻ると信じて待つものの、夜になっても帰りがない。警察に連絡し手分けして探すことになるが、すみれは一人自宅で待機することに。藍の無事を必死で祈るすみれだったが、ふと懐かしい声が聞こえてくる。声をする方を振り返ると、そこには、父・五十八(生瀬勝久)とはなの姿があった。 「大丈夫や、そのうち帰ってきよる」と五十八。藍のことで悩んでいると話すすみれに「そら悩むやろなあ。あの子はすみれにそっくりやからな」としみじみと語る。すみれは、つかみどころがなく、何を考えているのかよくわからない子で、そうかと思えば、急にしっかり物を言う子だったと振り返る五十八。そんなすみれは芯の強い子だったと話すはなは、「辛抱強く、藍の話を聞いてあげて、心の声を」と助言する。 そこに、姉・ゆり(蓮佛美沙子)が現れる。「ゆりも、よう頑張ったね」と声をかけるはな。すみれ共々、「目には見えなくても、ずっと見守ってるよ」と優しく微笑む。「お前らは、お父さん、お母さんのべっぴんや!」と五十八。 行方不明だった藍が家に戻ってくる。しかし、どこにいたのか、なぜいなくなったのか訊ねても、何も答えようとしない藍。そんな藍にすみれは自分が子どものときに、針と糸に興味があったあまり、父の靴をバラバラにしてしまったエピソードを語る。そして、それを聞いた藍は、心に秘めていた気持ちをすみれたちに伝え始めるのだった。 「カメラの中はどうなっているんやろうって、なんであんなふうに写真に残すすごいことができるのやろうって思って。気になって気になって」と藍。さらに、塾は友だちが行っているから自分も行きたいと思ったが、実際、通ってみると行きたくなくなったと謝る。そんな藍に好きなことを見つけて、一生懸命頑張って欲しいと語るさくら。紀夫は、写真を見て、坂東家の人々の優しさや幸せを感じることができた藍の心は豊かだと言い、「その心をずっと持ち続けなさい。それがおじいちゃんとおばあちゃんの願いや!」と藍の背中を押すのだった。 栄輔の検査結果が出る日。レリビィで明美たちを待っていたすみれたちは、良性のポリープで、薬で治療できると聞き、安堵する。そんな4人に死を覚悟し、今後のことを考えたと明かす栄輔。突然、「結婚せえへんか?」と、明美にプロポーズする。思いがけない言葉に驚く明美だったが、準備してきた指輪をはめる栄輔の思いを素直に受け入れる。「素敵よ!」と感激するすみれたち。 すっかりカメラの魅力にとりつかれた藍に、すみれは明美と栄輔の記念写真を撮って欲しいと頼む。張り切る藍は「めっちゃいい写真!と会心の笑みを。「いっぱしのカメラマンやな」と紀夫。すると今度は、良子が4人を撮って欲しいと言い出し、すみれ、良子、君枝、良子は、楽しそうにカメラに収まるのだった。 後日、お礼として藍のために写真入れを作ろうと話し合うすみれたち。再び、べっぴん作りに取り掛かる。昔のように、君枝がデザインを描き、良子の作った型紙に合わせて、4人で選んだ布を裁断。そして四葉のクローバーを葉っぱ1枚ずつ、順番に刺繍していく。ひと針、ひと針、それぞれの思いを込めて丁寧に針を通す姿は戦後、「ベビーショップあさや」を始めたころと同じ。 また、変わらないものといえば、すみれの口癖だ。完成した刺繍をうれしそうに見つめる3人を見て、「なんか、なんかな……」と始まる。君枝が「なあに?」と訊ねると、「青春やねえ」と微笑むすみれ。そんな4人を、あの人が今でも見守っている。レリビィの棚のいちばん上には、今でも麻田(市村正親)の写真が飾られていた。 高台にある野原で、すみれがいつものように街を眺めていると、そこに紀夫が通りかかる。ここは、かつて紀夫が女学校時代のすみれに恋した思い出の場所。紀夫が声をかけると、すみれは「近ごろはこれまでのことをいろいろ思い出すと語る。静かに生まれ育った街を見渡す2人。いつしかぽろぽろと涙を流すすみれが「私にとって紀夫さんはたった一つの光る星やわ」と語ると、自分にとってもすみれは「たった一つの光る星や」と紀夫。2人は肩を寄せ合い、幸せそうに笑うのだった。 そうして、藍に写真入れをプレゼントするすみれたち。カメラと四葉のクローバーの刺繍が入った手作りの写真入れをもらって喜ぶ藍に、すみれは、クローバーの4枚の葉にはそれぞれ意味があり、これからの藍にとても大切なことだと語る。「勇気、愛情、信頼、希望。それが全部そろうと幸せになれるの。忘れんとってね。大人になっても」とすみれ。 キアリスの創業35周年の式典が無事に終わり、社員とその家族をはじめ、長年、キアリスを応援してきたし人たちがレリビィに集う。久しぶりの再会に、会話を弾ませる人々のなかで、すみれたち4人のもとにやって来る藍。「学校の友だちにあげたくて。みんな、いいな、欲しいなって」と、写真入れをもっと作って欲しいと頼むのだった。藍のクラスメイト全員の分を作ると約束するすみれたち。 やがて、宴もたけなわ、良子たちがアルバイトの春香のテキパキとした働きぶりを褒めると、「ええ子やろ。お母ちゃんの娘になる子や!」と龍一。その隣で照れくさそうに笑う春香を見て、これは結婚宣言だと悟る良子。「ついに龍が!」と感激のあまりその場に倒れこむ。 祝福ムードに包まれるなか、さくらが赤飯のおむすびの入った重箱を栄輔に差し出す。「これは、昔、栄輔さんが私たちのために用意してくれた小豆です」とさくら。かつて、特別なときのためにとって置こうと、喜代がお手玉に入れて保存していた小豆で作ったと話す。「うまいなあ」と涙がこらえて微笑む栄輔。 一方、社長を退く武を労う紀夫たち。「こげな大役を務めさせてくださって、本当にありがとうございました」と深々と頭を下げる武は、就職先にキアリスを紹介してくれた潔に「たくさんの素敵なご縁をくださった」と礼を言う。それは武の実力だと潔に対し、「人としての魅力や!」と武を讃える紀夫。中西(森優作)と阿部(上川周作)は、歌うことが好きな武にカラオケをプレゼントする。 すみれたちは、藍との約束どおり、クラスメイトの写真入れを作り始める。21人それぞれの好きなものを藍から聞き出し、その子に合った刺繍を考える4人。やがて、自分以外のキアリスメンバーに写真入れを作って交換することを思いつく。 レリビィでウエイトレスの手伝いをする良子にはエプロンを、ずっとデザイン画を描いてきた君枝には、色鉛筆をあしらった「KIMIE」の文字を、明美には花を散りばめた可愛らしいハートを、そしてすみれには、名前のすみれの花、とそれぞれに刺繍しした写真入れを完成させる。 そうして、神戸を見渡すクローバーの丘に、すみれ、紀夫、さくら、藍、家族が集まる。はなから受け継いだ刺繍用品を入れたバスケットを広げ、さくらに刺繍を教えるすみれ。そこに、サイドカー付きのバイクで乗って潔とゆりが現れる。「おばあちゃん、四つ葉のクローバーをみつけたよ!」と藍の声。すみれは、四つ葉のクローバーを青空にかざすと、幸せそうに見つめるのだった。
2017年04月02日連続テレビ小説『べっぴんさん』の第25週、すみれ(芳根京子)たちは東京の銀座に空きビルを借り、子育てに必要な物ならなんでもそろうキアリスの「ワンダーランド」を作ろうと意気込んでいた。「ここで1日過ごせるの。キアリスにくれば、お買い物もできる、子供も遊べる、相談もできる、お友達もできる」とすみれ。キアリス銀座店のイメージ絵を完成させる。「みんなで子育てを共有できる」と明美(谷村美月)。良子(百田夏菜子)は「楽しいね、ほんまのワンダーランドやわ」と期待で胸を膨らませる。 しかし君枝(土村芳)の夫・昭一(平岡祐太)が勤務先の銀行で必要な資金を調達できないかと動くが、オイルショックの影響で景気が冷え込んだこともあり融資は認められなかった。そんなとき、大手商社「KADOSHO」の古門(西岡德馬)から資金提供の申し出がある。「昔からキアリスさんには注目していました。何より魅力的なのは、キアリスさんの企業理念だ」と古門。 すみれたちは古門から資金提供の申し出を受け入れるかどうかで思い悩む。古門は栄輔(松下優也)がエイスを倒産させる元凶となった存在。しかし申し出通り資金を借りれば、自分たちの手で最後の夢をかなえることができる。 銀座店出店について会議を開くすみれたち。創業メンバー4人は、今までの集大成でもある夢を諦めたくないと主張するが、健太郎(古川雄輝)は「銀行からの融資が受けられなかったということは、今のキアリスの身の丈に合っていないと判断されたこと。それを古門の力で何とかしようというのはキアリスらしくないと反対する。「背伸びせず、地に足をつけて、自分たちらしくやっていこうというのがキアリスなんやないですか?と健太郎。 そんな健太郎の言葉で、大切なことを忘れていたと気づかされるすみれ。紀夫(永山絢斗)と健太郎とともに古門を訪ね、資金提供の申し出を断る。古門は「戦争に負けたことをバネに世界に勝ちに行こう!」と息巻くが、「前を見て生きていきたい。勇気を持って、愛情を胸に、信頼する仲間たちと、希望に向かって」と答えるすみれ。四葉のクローバーの刺繍が入ったハンカチを握りしめる。そして「自分たちの夢は今叶えなくてもいいのだと言い、「いつか花開く日を信じて、目の前の木のゆっくりとした成長を見守ることも大事なんやと改めて気づいた」と語る。「それはそれで素敵な生き方だ」と笑う古門。 ワンダーランドの件を通し、すみれ、明美、良子、君枝は、自分たちの思いが健太郎、さくら(井頭愛海)ら次世代のキアリス社員たちに受け継がれていることを確信し、キアリスを引退しようと考える。そして紀夫もまた同じ思いを抱いており、社長を引退することを決意する。雪の降る夜、これまでの自分たちの人生をゆっくりと振り返るすみれと紀夫。「キアリスは私の人生を大きく彩ってくれた」とすみれ。 同じころ、君枝も昭一に引退を告げていた。「私の人生、おまけのほうが長かったわ」と君枝。「生まれたときから体が弱く、いつまで生きられるかわからないと言われた自分が結婚し子供を生み、ましてや元気に仕事ができるなんて夢なのかもしれない」と。 そして良子も、世界の料理「レリヴィ」で勝二(田中要次)と2人語り合っていた。「こんなふうに勝二さんが作ったお料理を食べる日が来るなんて、あのころの私に教えてあげたいわ」と良子。女学生時代、15歳年上の勝二との縁談を不満に感じたことや、戦地から戻った勝二と息子の龍一と3人の暮らしが始まっても悩みが尽きなかったことを思い返す。「あとは、龍だけやわ。心配のタネは」。勝二の手を握り微笑む良子。 すみれ、紀夫、明美、良子、君枝は、若手社員たちを前に正式に引退することを発表する。次期社長に任命された武(中島広稀)は驚き慌て、自分が社長でよいのか紀夫に訊ねる。「君の汗かく姿、君の人を見る優しい目、君のまっすぐなところ、惜しみなく次の世代に伝えてくれ」と背中を押す紀夫。いっぽう「男のための着こなし講座」をきっかけに取材や講演の依頼が来るようになっていた栄輔は、すみれたちが引退することを知り、明美を訪ねる。 「前に言うてたよな?家族を作りたくないって。わしも、その気持ちようわかるんや」。長年抱えてきた思いを告白する栄輔。戦争で家、工場、家族、すべてを失ったことはまだ辛いが、死ぬときに一人というのもさみしいと言い、「一緒に住まへんか?」と訊ねる。すると「それやったら家建てるわ」と即答する明美。栄輔は思いもよらぬ提案に驚くが、「わくわくしてきた」と楽しそうに笑う明美を見て同意する。「かわいらしいなあ」と栄輔。 キアリスを引退したものの、やることがみつからず時間をもてあまし気味なすみれたち。そんなとき、一人の女性が幼い子どもを連れてキアリス本社を訪ねてくる。すみれたちの下にやってきたその女性が持参した風呂敷を広げると、中から現れたのは28年前に店の看板代わりに作ったワンピースだった。「大事にお手入れしてくださったのね」と嬉しく感じるすみれ。 美幸(星野真里)は幼いころに両親を亡くし、祖父と2人、さみしい毎日を送っていた。しかしあるとき、キアリスのショーウインドウに飾られているワンピースを見て、心が踊ったと振り返る。「寂しい女の子だった私にたくさんの自信をくれました。私にとっては、魔法のワンピースです。みなさんのおかげで、私は人の優しさも知りました」と涙をこぼしながら感謝の気持ちを伝えるのだった。 すみれたちが店を始めたころに手作りしたワンピースと28年ぶりに再会し、お直しをしたというエピソードが新聞記事となる。「創業時の4人のプロの手で、再度、息を吹き込んだワンピース」。するとその翌日から、キアリスの本社にお直し希望の大量の小包が届くように。「こんなにみなさん大事に持っていて下さったのね」と目を輝かせる君枝。懐かしい洋服を手に取り、4人はすべて直そうと楽しそうに話す。「みんなでまた集まったらきっと楽しいねえ」と良子。 退職したばかりのすみれたちだったが、キアリスに新しく「お直し部」を発足させ、昔作った服を直してさらに次の世代に受け継がせていくことを第二の人生で進めていこうと決意する。 ある日、レリヴィで夫たちを伴い食事を楽しむすみれたち。ファッション評論家として講演活動をしている栄輔のことや、もうすぐ定年になる昭一の話題で盛り上がっていると紀夫がカメラを取り出す。「みんなの笑顔、たくさん撮ってください」とすみれ。その言葉に乗せられ、紀夫は仲間たちの姿を楽しそうに撮り始めるのだった。 いっぽう健太郎は、社長室に飾られたキアリスのワンダーランドの絵を見ながら、さくらとかわした約束の言葉を思い巡らしていた。「いつかちゃんとワンダーランドを作らなな」。 後日、健太郎に招かれたすみれたち。阿部(上川周作)が扉を開けると、健太郎、さくら、武、中西(森優作)、明日香(大西礼芳)ら社員たちが勢揃いしていた。驚くすみれたちは、すっかり変わった店内を見回す。「ようこそ、キアリスのリトル・ワンダーランドへ!」。紙で作られた木に「カフェスペース」と書かれた看板、子供用のテーブルや椅子、絵本やおもちゃが並ぶ棚。小さいながらも、すみれ、良子、君枝、明美が夢見たワンダーランドが社員たちの手で作られたのだ。 「僕らもバトンを受け取ったような気がしました」と武。店舗のレイアウトとデザインを担当したさくらは、「私たちもまた、次の世代に思いを伝え続けられるようなものを作らなね」と微笑む。そして、「いつか必ず、ビックワンダーランドを作る」と宣言する健太郎に、4人は礼を言うのだった。 最終週(第26週)の『べっぴんさん』は、昭和59年3月。すみれ(芳根京子)は、月に1回のペースでキアリスに出勤。紀夫(永山絢斗)は趣味のカメラを片手に隠居生活を送るようになっていた。春休みに入り、さくら(井頭愛海)が10歳になった娘の藍(渡邉このみ)を連れてすみれの家を訪れる。藍は、春休みの間はすみれの家で過ごすのが毎年の恒例となっていた。そんなある日、すみれ、明美(谷村美月)、良子(百田夏菜子)、君枝(土村芳)は、健太郎(古川雄輝)に呼ばれ食堂「レリビィ」に集まっていた。そこで健太郎が取り出したものは、アメリカから送られてきた一通の手紙……。
2017年03月26日連続テレビ小説『べっぴんさん』の第24週は、「光が射す方へ」。エイスが倒産し、家も仕事も失った栄輔(松下優也)は、潔(高良健吾)とゆり(蓮佛美沙子)の家に居候の身となっていた。一方、エイス倒産のニュースを受け、キアリス・社長の紀夫(永山絢斗)は、これまでの積極的な経営から、慎重な方向に舵を切ろうとしていた。しかし、開発宣伝部の部長となった健太郎(古川雄輝)はその方針に反対。議論が進まない中で、すみれが突然、「映画を作ろう」と提案する。 すみれたちは、キアリスのお客さんや会社を引き継ぐ次世代の社員に渡すバトンとして、映画版キアリスガイドの制作に取りかかる。プロカメラマン・亀田(上地雄輔)の助けを借りて、内容や役割分担が決められていく。監督は紀夫、助監督は武(中島広稀)、脚本は明美(谷村美月)が担当することに。そんな時、明美は会社が倒産して生気を失っていた栄輔と再会し、映画作りに誘う。 次世代に渡すバトンとしての映画版キアリスガイド「ようこそ赤ちゃん」の制作に挑むすみれたち。プロカメラマン・亀田の助けで、無事にクランクインを迎える。主演はさくら(井頭愛海)と健太郎の娘の藍。撮影のため、坂東家にやって来た栄輔は、初めて藍と対面する。「お母さんが小さいころ、たくさん優しくしてもろたの。たくさん遊んでもろたのよ」と話すさくらに促され、藍を抱っこする。「かわいいなあ、幸せになってや」と優しい瞳で見つめる栄輔。 「それでは、ようこそ赤ちゃん、クランクインです。よーい、スタート!。紀夫の掛け声と、足立の鳴らすカチンコの音で始まったキアリスガイドの映画撮影。明美の誘いであまり気乗りしないまま制作を手伝うことになった栄輔だったが、一歩先を読む段取りの良さで力を発揮していく。「栄輔さん、大活躍ね」と良子(百田夏菜子)。一方、「日本中の男をカッコよくしたい」という栄輔の志を引き継ぎたいと考えていた潔は、新事業を始めようとしていた。「オライオン、紳士ラインの復活や!」と気勢を揚げる潔。 映画制作を続けるすみれたちは、戦後間もない頃に自分の子どもたちのために作った服を映画の中に出そうと考える。「商売商売と思ってたら、今のキアリスはなかったな、きっと」と明美。すみれたちの思いを込めたものづくりの原点を目の当たりにした健太郎は、キアリスの拡大を急ぐ自分の姿勢に疑問を抱くように。栄輔は、健太郎が大手商社「KADOSHOの古門社長(西岡徳馬)と会っていると聞き、「踊らされるなよ」と忠告するのだった。 そんな折、潔とゆりは、男性向けの新たなマーケットを開拓するための企画を話し合っていた。男性販売員に代わり、細かいところまで気がつく女性販売員を採用することを提案するゆり。「きっと大事な場面に出かける時は、みんなおうちで奥さんの意見聞いてるわ」と説明すると、「グレイト!最上級や!」と賛辞を送る潔。さらに、「それはゆりがやってくれ」と言い、もう一度、会社に戻って働くことを勧める。「人生はまだまだ続く。これかはら一緒に楽しもう!。そんな潔の言葉に、涙を浮かべてうなずくゆり。 キアリスガイドの映画撮影は、明美のナレーションで幕を閉じた。紀夫と亀田に花束を、主演を務めた藍には花の冠を贈るすみれたち。そのころ潔は、経営するオライオンで紳士服ブランドを新たに作り、その着こなし講座を開くよう栄輔に依頼する。会社を倒産させた責任を感じていた栄輔は、人前で話をすることにためらうが、「一回きりの人生よ。ほんまにそれでいいの!?」とゆりに説得され、引き受けることを決める。 オライオンの紳士服ブランドの発表会。集まったマスコミに矢継ぎ早に質問されるなか、栄輔は深々と頭を下げる。「栄輔さん、頑張れ!」。栄輔が顔を上げると、客席には「エイス」の紙袋を掲げてエールを送る青年たちの姿が。前を見据え、栄輔は語り出す。 「おしゃれとは、生き方に通じます。人に対して好感を与えようとする努力、誰しもがきっと持ちうる自分はこうありたいという理想、それに近づくようにふるまうことで、自分を律し、自分を高めることができる努力こそがおしゃれなのです。そのことを忘れずに、僕も、これからを生きたい。そう思います」。そうして栄輔が指南する「男のための着こなし講座」は開幕。会場は大きな拍手に包まれる。 キアリスの経営方針について、すみれたちと意見を違える健太郎は、助言を求めるために古門社長のもとを訪れる。「景気を理由に簡単に諦めないことだ」と助言する古門は、自分の手がけるビジネスを成功させることが夢だと言う健太郎に「そのことを強く念じていれば、自ずから見える」と助言する。さらに、ビジネスの成功の秘訣はスピードで、「風を読んでいち早く動いた結果だ」と告げる古門。健太郎にエイスへの出資をやめたのも同じ理由なのかと聞かれ、健太郎ほどの人材がキアリスで働くのはもったいないと言い、立ち去った。 その夜、風呂上がりに一人、ベランダで考えに耽る健太郎。発表会での栄輔を見て、人を惹きつける魅力があり、「それがこれまでの成功を導いたんやろな」とすみれに語る健太郎。すると、すみれは、「成功って、何を言うんやろうね?」と訊ね、お金持ちになることや自分の業績を世間に見せつけることが成功なら、自分は成功なんてしなくてもいいと語る。そして「それなら何を目指します?という健太郎の問いに、「私は誰かの笑顔を想像しながら日々、過ごすことかな」と答えるのだった。 すみれたちは、映画制作のメンバーや家族をキアリス本店に招き、キアリスガイド映画版「ようこそ赤ちゃん」の上映会を開くことに。子育てに必要な知識がわかりやすく紹介された映像は大好評を得る。挨拶に立ったすみれたちは、この映画は赤ちゃんを迎えられる明日のお母さんのために、頑張っているお母さんのために、そして明日のキアリスのみんなに向けて作ったと話す。そして50年後、60年後、会うことのできない人たちにキアリスが受け継がれても「私たちの原点にある思いは決して変わることはありません。お母さんのため、赤ちゃんのためにものを作ってきたんです」とすみれ。 次の世代に受け継がれるバトンとして、映画に込められたすみれたちの思いを受け取った健太郎は、元のキアリスに戻したいと経営陣に報告。大人用品から撤退し、ベビーと子供用品だけの形に戻し、育児相談の場を作ると説明する。「自分がやろうとしていたことは順番が間違ってました」と健太郎。その言葉を聞き、うれしそうに顔を見合わせるすみれ、良子、君枝(土村芳)、明美。 ある日、潔がある重要なニュースを伝えにキアリスを訪ねてくる。東京の銀座にある3階建のビルが相場よりも安く借りられると言い、「キアリスのワンダーランドを作ったら?おとぎの国や、お母さんと子供のたちのための」と語る。「ワンダーランド……」。嬉しそうに目を輝かせるすみれ。 すみれ(芳根京子)たちは、東京の銀座に空きビルを借り、子育てに必要な物ならなんでもそろうキアリスの「ワンダーランド」を作ろうと意気込んでいた。しかし君枝(土村芳)の夫・昭一(平岡祐太)が勤務先の銀行で必要な資金を調達できないかと動くが融資は認められなかった。そんな時、大手商社「KADOSHO」の古門(西岡徳馬)から資金提供の申し出が。古門は栄輔(松下優也)がエイスを倒産させる元凶となった存在。すみれたちの決断は……。
2017年03月19日連続テレビ小説『べっぴんさん』の23週は、「あいを継ぐもの」。すみれ(芳根京子)・紀夫(永山絢斗)夫婦と君枝(土村芳)・昭一(平岡祐太)夫婦は、さくら(井頭愛海)と健太郎(古川雄輝)の結婚を受け入れようとするが、一人息子と一人娘の結婚のため、家の継承問題でこじれてしまう。さくらと健太郎は、両親たちの考えが古いと主張するが聞いてもらえない。さらに健太郎は坂東家に婿に入っても構わないと言い出すと、「聞きたくないわ!」と言葉を遮る君枝。店を後にする。 すみれ夫婦は義兄の潔(高良健吾)とゆり(蓮佛美沙子)の家を訪ね、坂東家の存続について相談する。「僕としては、娘の代で五十八さんから引き継いだ坂東の名を終わらせるなんてことはとてもじゃないができません」と紀夫。その言葉を聞いたゆりは、坂東家の長女である自分が潔のもとに嫁いだせいで家のことをすみれに押し付けてしまったと謝る。 「何言うてるの。私は紀夫さんに出会って、幸せになることができた。よかったなあって心から思ってるのよ」とすみれ。帰宅した紀夫は、坂東の家を継がないのであれば、健太郎との結婚は白紙だとさくらに告げるのだった。 翌日、勝二(田中要次)と龍一(森永悠希)の世界料理の店ですみれ夫妻が食事をしていると、潔が訪ねてくる。さくらのことを心配する潔は、自分がゆりと結婚したときのことを話して聞かせる。潔の父・正蔵(名倉潤)も、すみれとゆりの父・五十八(生瀬勝久)も、最後は子供たちの幸せを優先してくれたと振り返り、紀夫を婿に出した経験を持つ実父・田中五郎(堀内正美)に一度会ってみたらどうだろうかと提案する。 潔のアドバイスを受けて、五郎を家に招いた紀夫。自分を坂東家に婿養子に出したときのことを聞きたいと話を切り出すと、五郎は「いくつになっても、一番嬉しいのは子供が幸せなことだからな」と言い、さらに紀夫の初恋の人がすみれだと知っていて、2人がうまくいくように祈って結婚させたと打ち明ける。 親の思いを初めて知って驚き、照れる紀夫。さくらが結婚したいと言っているが、坂東家を守るためにさくらに婿を取りたいと相談する。すると「家を継ぐというのは何なのだろうか?」と五郎。大事な息子の紀夫の名字が変わっても、今、生きている。それは、これまで命をつないでくれたご先祖様がいるから。「長い長い歴史の中、何事も形を変えていく。それでも、想いだけは、想いというのは形を変えて引き継がれていくもんじゃないのかと語るのだった。 その晩、紀夫は、棚に飾られた家族写真を見ながら五郎の言葉を思い返す。「もう坂東営業部という名前はないけど、お義父さんの信念や思いはオライオンにある。もちろん僕らの中にもとすみれに告げる紀夫。翌日、すみれたち夫婦は君枝と昭一と会い、さくらが村田家に入ることを許す。そしてさくらに、坂東家は五十八とはな(菅野美穂)の頑張りが坂東家の始まりなのだと話して聞かし「おじいさまとおばあさまの思いだけは引き継いでね」と微笑むすみれ。 すみれたちは、さくらと健太郎の結婚の報告と仲人を依頼するため、大急百貨店の大島社長(伊武雅刀)の元を訪れる。仲人を快諾した大島との会話の流れから、さくらの名前の由来をすみれと紀夫に聞く健太郎。すみれは、ゆりと自分の母の名が「はな」だったため、2人娘は花の名前を付けてもらったと説明する。「お母さんのように、そのまたお母さんのように、美しく花咲く人生を送って欲しい。そんな想いを込めて、さくらと名付けた」と紀夫。 こうしてさくらと健太郎の結婚式を無事終え、帰宅したすみれたち。一人娘を嫁に出し、寂しく感じていると、そこにさくらと健太郎がやってくる。「私たち、今日からこっちでお世話になっていい?」とさくら。村田家に住むと職場と家が一緒で、健太郎はそれが長年嫌だったと説明する。顔を見合わせ微笑むすみれと紀夫。2人きりの生活になると思っていた矢先に娘夫妻との同居と、思わぬ展開に驚きつつも、嬉しく感じるのだった 昭和48年の春。さくらと健太郎の結婚から3年の時がたった。さくらは子どもを身ごもり、健太郎は武(中島広稀)の後を引き継いでキアリスの開発宣伝部長に昇進することに。本店を任された健太郎は、大手商社社長の古門(西岡徳馬)から「成長のスピードが重要」という助言を受け、売り上げを上げるためキアリスを大きく変えようと奔走する。「大事なのはスピード。普通の人が10年かけてやることを、自分は1年でやる。これを機に僕は、自分の力を試したいんや」とさくらに宣言するのだった。 キアリスの本店のリニューアルを健太郎に任せるすみれたち。リニューアル後の店内を見学すると、店の最前列の棚にキャラクターがプリントされたTシャツや大人の女性向けのストッキングなどディスプレイされているのを見て戸惑う。「これって、キアリスかな?」とすみれ。戸惑いを隠せないすみれたちに、健太郎は「これからのキアリスです」と自信満々に語る。 キアリスを急成長させたいと奔走する健太郎は、さくらが生まれてくる我が子を思って生み出したキアリスの新キャラクター「サミーちゃん」を利用しようと考える。さくらはライセンスビジネスのために作ったキャラクターではないと反対。話を聞いていたすみれも、焦らずもっと時間をかけるべきだと諭すが、健太郎は今の時代に合ってないと聞き入れない。「会社を大事に思う気持ちはどの社員にも負けてないと思ってる」と健太郎。 そんな折、潔は社員たちから、オライオンが契約しようと思っていた路面店を栄輔(松下優也)の会社「エイス」がことこどく契約していると聞く。栄輔が日本中にショップを展開しようと躍起になっていることを知り、言い知れぬ不安を感じる潔。東京にいる栄輔の元に向かう。 一方、突然、現れた潔に驚く栄輔。居ても立ってもいられず駆けつけたという潔の真意が理解できない。「膨らみ続けた風船は、いつかは爆発する。今のやり方を続けたら、お前は爆発するぞ」と忠告する潔。その言葉はきちんと心に留めておくと答える栄輔だったが、立ち去る潔を見つめるその表情からは笑顔が消える。 それからしばらくして、臨月を迎えたさくらは無事に女の子を出産する。孫の誕生に喜ぶすみれたち。健太郎が生まれてきた我が子につけた名は「藍」。この時期に咲く可憐な花で、藍色は、やすらぎを与えるからだと名前の由来を説明する健太郎。「周りの人に安らぎを与える優しい女の子になってほしいと思って。 健太郎による拡大が進むキアリス。店の真ん中にはサミーちゃんグッズが置かれ、創業以来の看板商品だった肌着は店の奥の棚に置かれている。ある日、すみれは偶然キアリスが変わってしまったと嘆く女性客の声を耳にする。一方、娘を出産したさくらだったが、孫を溺愛する君枝が度々家を訪ねてくるようになり、悩まされる。その不満を健太郎に相談しているうちに夫婦仲にも亀裂が生じてしまう。 そんな折、「レリビィ」にキアリスのメンバーと家族が集まり、紀夫の8ミリカメラの上映会が開かれる。藍の姿を見ながら、自分たちが子育てをしていたころを思い出すすみれたち。明美がさくらにおしめの使い方を教える様子を見ながら、すみれにあるアイデアが浮かぶ。「残せないかな?こうして知識を映像に。そしたら、もっともっとこう分かりやすく、いろんな人に伝えられるんやないかな。良子や明美も「わくわくする」と、映像版のキアリスガイドに心を躍らせるのだった。 11月になると、オイルショックによって日本の経済は大混乱に陥った。すみれや紀夫は、キアリスの経営拡大に対し、今こそ慎重姿勢をとるべきだと訴えるが、健太郎だけは、守りに入ることに反論を続ける。そこにすみれはこう切り出す。「今、必要なものは赤ちゃんのものだ」と。そして、こんな状況でも赤ちゃんを笑顔にしてあげたいし、お母さんたちの気持ちに寄り添ってあげてほしいと説く。「それがキアリスの基本やもの」と良子。経営陣の意見にすぐに同意した健太郎だったが、その口からは「需要」「供給」と経営用語しか出てこない。うつむき悲しい表情のすみれたち。 いっぽう一時は飛ぶ鳥を落とす勢いだった栄輔のエイスは、売り上げが下がり始めたことを理由に古門から見放され、資金繰りに失敗してしまう。KADOCHOを後にする栄輔に玉井(土平ドンペイ)が声をかける。「ボロボロの時代に拾ってもろて、こんな立派にしてもろて、あんたには感謝してる。そやけど、一緒に泥船に乗って沈むことはできん」と。エイスはついに破綻し、社長の栄輔も行方をくらませる。 ある日、ゆりの家を訪ねる紀夫とすみれ。そこに、憔悴した栄輔の姿を見て驚く。「ばったり大阪で会ってな」と栄輔をかくまっていたことを明かす潔。会社更生法を申請して、それをもって会社をもう一度立て直すと言う栄輔に「意味がない」と制する。「自己破産してゼロになるんや。そこから自由な発想をして一から始めるんや」と潔。身を寄せる場所を失った栄輔に、自分の家にいたらいいと言って楽しそうに笑う。「また一緒なんて、闇市のころみたい。懐かしいわ」とゆり。そんな2人を見つめ、栄輔は目を潤ませるのだった。 第24週の『べっぴんさん』は、エイスが倒産し、家も仕事も失った栄輔(松下優也)は、潔(高良健吾)とゆり(蓮佛美沙子)の家に居候の身となっていた。一方、エイス倒産のニュースを受け、キアリス・社長の紀夫(永山絢斗)は、これまでの積極的な経営から、慎重な方向に舵を切ろうとしていた。しかし、開発宣伝部の部長となった健太郎(古川雄輝)はその方針に反対。議論が進まない中で、すみれ(芳根京子)が突然、「創業の思いを次世代に引き継ぐための映画を作ろう」と提案し、キアリスの映画作りが始まることに。龍一(森永悠希)に紹介されたプロカメラマン・亀田(上地雄輔)の助けを借りて、内容や役割分担が決められていく。
2017年03月12日連続テレビ小説『べっぴんさん』の第22週は、昭和45年4月。キアリスですみれ(芳根京子)たちの下で働くようになったさくら(井頭愛海)は、念願のデザイン部に配属される。意気込んださくらは、女の子用のワンピースのデザインを提案するが、すみれたちにはっきりと改善点を示されないまま却下され、「キアリスらしさ」について思い悩む。「なんか違うのよね。子供がワクワクしそうにないのよね」。すみれの漠然とした指摘に、さくらは「なんであんな感じで何十年もやってこれたんやろう?」と首をかしげる。 一方、君枝(土村芳)の息子・健太郎(古川雄輝)は開発宣伝部に配属されるが、経営の仕事に関わることができないことに落胆する。社長室では、「期待はしてる。だけど、まずはキアリスの仕事を理解して欲しいんや」とすみれと語り合う紀夫。 そのころ、良子の(百田夏菜子)夫・勝二(田中要次)の喫茶店に、ひとりの男性客がやってくる。珈琲屋で食べ物はないと謝る勝二に、その男は万博のときに食べたハンバーガーがとても美味かったと言い「世界には美味いもんがぎょうさんあるなあ」と語る。すると、息子の龍一(森永悠希)は食材を買い込み、店の厨房でハンバーガーを作り上げるのだった。その様子を見ながら何かを感じる勝二。 老朽化が進んでいたキアリス本店を改修する2週間の期間限定で、若手社員を集めて仮店舗を営業することになったさくらと健太郎。経営陣の身内が入社したことを快く思わない先輩たちとも話をまとめ、普段はキアリスに置かないカラーのストッキングや大人用パジャマなども商品として並べることに。不安を覚えるすみれたちだったが、見守ることに徹する。 そうして、「ベビーショップあさや」と名付けられた仮店舗が開店。変装した中西(森優作)と武(中島広稀)は店の様子をこっそり伺うが、やはり客はほとんど訪れず。「おぼっちゃんの思いつきに乗せられて、振り回されたような気分やわ」と明日香(大西礼芳)。社員たちのやりとりを見守る勝二はこう切り出す。「まず、お客さんに足を運んでもらうためにどんな努力した? さくらと健太郎は武に頼み、大切に保管されていたキアリス開店当時の宣伝用のカードや洋服のタグ、ポスターなどを見せてもらう。そのなかに、お弁当箱セットのポスターを見つけたさくら。「覚えてる?」と健太郎に見せると、健太郎も懐かしそうに微笑むのだった。 翌朝のキアリスで初日の売り上げを挽回するため、健太郎の発案で日本語と英語でポスターとチラシを制作する。「英語のほうは、万博近辺のおもに外国のかたに配ってください」。健太郎の掛け声で明日香たちも手分けして配布することに。 昭和45年。大阪万博が開幕し、世界中から多くの外国人が日本を訪れていた。日本中が沸き立つ中、すみれと紀夫(永山絢斗)は大手商社の「KADOSHO」を訪れる。そこで待ち受けていたのは、「エイス」社長として時代の寵児となっていた栄輔(松下優也)だった。「KADOSHO」社長の古門(西岡徳馬)の協力を得て、万博のフィナーレを飾るショーを演出することになっていた栄輔は、子どもたち用の衣装の提供をキアリスに依頼する。 勝二の喫茶店に設けられたキアリスの期間限定ショップ「べびーショップあさや」に外国の女性客がどんどん押し寄せる。得意の英語で接客をする健太郎。華やかな外国人客に引き寄せられるように日本人女性の客も増えていく。「この生地の大人用のパジャマもあるの? 気持ちええのよね」。商品を手に取る客の反応も上々だった。 そうして12日目にして、商品は完売。勝二の店で開かれた慰労会は、すみれたち経営陣も加わり、楽しい笑い声で包まれる。ショップの成功を褒められた明日香は「リーダーが、頑張ってくれました」と照れくさそうに笑う。その言葉に驚きながらも、嬉しく感じる健太郎。 テーブルには、ロシア、韓国、スイス、イタリアなど、世界各国を放浪してきた龍一の見よう見まねで作った料理が並ぶ。テーブルを囲み、楽しそうな社員たちを見ながら、健太郎のリーダーシップに感心する紀夫とすみれ。「いずれは、この子たちに引き継いでもらわなね」とつぶやく。 それから数日後、君枝が描いた万博企画のデザイン画を囲むすみれ、良子、明美(谷村美月)。「21世紀の子供たちも、こんな笑顔でいてほしいな」。久しぶりに4人で一つのことをする楽しさに浸る。「ワクワクする!素敵やわ!とすみれ。その仕事ぶりを眺めるさくらは、「涙色の青」や「ワクワク」について、思いを巡らせる。 9月になり、すみれたちは万博のショーの衣装を制作。ショーに出演する子供たちを集め、一人一人の体に合わせて一着ずつサイズの手直しを始める。さくらは、数ミリ単位の直しをわざわざするする必要があるのかと疑問を抱くが、そこにキアリスのものづくりへの思いが込められていることを教えられる。「私たちのショーの主役は子供たちよ。舞台に立つ子供たちのいちばん大事なものは笑顔やと思うの」とすみれ。そのためには洋服がその子に合っていないと、心から笑顔にならないとさくらに話して聞かせる。「笑顔を引き出すのは、着ていて気持ちのよい服なのよ」。 いよいよショーが開幕。ショーに出演する栄輔は、モデルたちを呼び込む。「次は21世紀を生きる世界の子供たちです!」。ステージを笑顔で歩く子供たちを舞台袖で見守るすみれたち。ショーを見ていた潔(高良健吾)とゆり(蓮佛美沙子)は、会場のなかにかつて梅田の闇市を仕切っていた根本を見つける。 「ご立派になられて、お噂は伺ってますよ」。潔に声をかける根本は、ゆりたちのおかげで梅田の闇市は立派な商店街になったと告げる。そして人々が去った場内を見やり、「今の日本は人の手から離れていくような感じがすると語るのだった。 すみれはゴミが投げ捨てられ雑然とした会場の光景に、戦後の焼き野原を思い浮かべる。「あんなに物がなくて、ただ生きることに精いっぱいやったのにね」。こうして大阪万博は幕を閉じたのだった。 すみれに次の商品審議会に参加したいと申し出るさくら。快く承諾されたものの、「キアリスらしさ」がなかなか理解できず悩んでいた。しかしそんなとき、すみれから子どもの想像力の豊かさについての話を聞き、ヒントをつかんださくらは猛然とスケッチブックに向かう。 商品審議会の日。ワンピースのデザイン画を見せるさくら。子供のころのことを思い出し、大事なのはワクワクと想像力を膨らますことのできる余地で、そのため自分は無地のワンピースをデザインしたと説明する。「もしかしたら、それがキアリスの基本やないかなと思いました」とさくら。涙を堪えながら、すれみはうれしそうにデザイン画を見つめる。「商品化に向けて検討しましょう」とすみれ。一方、周りには秘密にしながらさくらと交際していた健太郎は決意を固める。「今日のさくらの話を聞いて、僕も想像した。2人のことを、ワクワクした」と健太郎。 さくらと健太郎の突然の結婚宣言を受け、驚くすみれたち。紀夫と君枝は、「早すぎる」とすぐには受け入れられない。すみれと紀夫、君枝と昭一(平岡祐太)は、さくらと健太郎の結婚について話し合うため、勝二の名前のない喫茶店を訪れると、龍一が何やら看板に書き込んでいた。看板には「レリビィ?」の文字が。「レットイットビーや!『そのまま生きろ』って意味やで。ええ名前やろ」と龍一。じつは龍一もまた、将来のことを考えていたのだ。 「いまどき、喫茶店なんか流行らへんからな、俺が食堂やったる!」と龍一。勝二が経営する喫茶店を使って、世界中を回って覚えた料理を提供する食堂をやりたいと申し出るのだった。それを聞いた勝二は激怒するが、「仲ようやろうや!」と言う龍一に言葉が出てこない。「私も勝二さんの料理を食べてみたいわ」と笑う良子。そんな良子一家の様子を見ながら、すみれたちは、いつまでも子供だと思っていたさくら、健太郎、龍一も大人になったのだと痛感するのだった。「今思えば、親としてまだまだやったけど、どうにかここまで来たね」としみじみとするすみれ。人は、自分のことを思ってくれる人、願ってくれる人の愛情があって幸せになれるのかもしれない。自分たちの親がそうだったように、子供たちの幸せを願おうと、さくらと健太郎の結婚を認めるすみれたちだった。 第23週の『べっぴんさん』は、すみれ(芳根京子)・紀夫(永山絢斗)夫婦と君枝(土村芳)・昭一(平岡祐太)夫婦は、さくら(井頭愛海)と健太郎(古川雄輝)の結婚を受け入れようとするが、一人息子と一人娘の結婚のため、家の継承問題でこじれてしまう。すみれ夫婦は、潔(高良健吾)とゆり(蓮佛美沙子)の家を訪ね、坂東家の存続について相談する。潔からの提案もあり、紀夫は実父である田中五郎(堀内正美)と会い、自分を婿養子として坂東家に出した際の親の気持ちを知り、考え方を変えていく。
2017年03月05日連続テレビ小説『べっぴんさん』の第20週は、昭和37年6月。すみれ(芳根京子)の娘・さくら(井頭愛海)と、君枝(土村芳)の息子・健太郎は高校3年生に。それぞれ東京の美術大学と京都大学を目指して勉強に励んでいた。もう一人の幼なじみ・龍一(森永悠希)は、一足先に大学生となり、学生運動に参加しながら自分の将来を模索していた。 「ノンポリのお嬢ちゃんおぼっちゃんしかおらへんのや。俺が一人で反体制を叫んでも誰もついてけえへんし。ほんま、つまらんとこに入ってしもたなあ」と愚痴をこぼす龍一。「反体生」と書かれたヘルメットをかぶってキアリスに現れたかと思えば、ギターを持ち出し弾き語りすることも。「♪オレの人生~この先~不安を言葉にできない恐怖~♪」。龍一の歌に驚く中西(森優作)たちに、あきれ顔の良子(百田夏菜子)。 一方、この先の人生に不安を感じているのは若者だけではなく、すみれの家で長年働いてきた女中の喜代(宮田圭子)も同じだった。棚に飾られたすみれたちの家族写真をみながら、「さくらお嬢様がこの家をお出になったら、私はどないしたら……」とつぶやく喜代。すみれの父・五十八(生瀬勝久)やはな(菅野美穂)はゆりとすみれと会社を残し、それは未来につながる。「私は何を残してきたんやろ」と表情を曇らせる。 そんなある日、すみれとさくらは、忠一郎(曽我廼家文童)と喜代が、「二人で旅に出よう」と話しこむのを耳にする。「旦那様のおそばにおって、幸せやった。なんの後悔もない。そやけど、旦那様が亡くなってしもて、なんや考えるようになってしもてな」と忠一郎。残りの人生をどう生きようかと悩んでいるとき、新聞の「ヨットで太平洋横断」の記事を見て勇気がわいたのだと喜代に話して聞かせるのだった。「考えさせください」と喜代。 そのころ、龍一は「世界中を旅したい」という夢をあきらめきれず、一度は父親の勝二(田中要次)に激怒されたものの、再度自分の思いを訴える。世界を見て自分が何をやりたいのか探したい言う龍一は、自分は良子を見て育ち、自分のやりたいこと、やるべき人生を見つけた良子がかっこいいと思っていると語るのだった。「俺は、型紙切ってる時のお母ちゃんが一番好きや。俺もそんな風に生きたいんや!」と龍一。 一方、たまたまその場に居合わせた忠一郎。「ええやないですか!人生は一度きりや、長いようであっという間や!」と拍手を送ると、すみれたちに喜代と一緒に旅に出ると告げる。「龍一くんのようにやりたいことを見つける旅やあらしません。自分を見つめ、自分を見つける旅です」と忠一郎。すみれは、二人が決めたことならどんなことでも受け入れると賛同する。 すみれ、明美(谷村美月)、良子、君枝は、15歳の時から「キアリス」のために働き続けてくれている武(中島広稀)の将来を心配し、縁談相手をみつけようと奔走する。しかし、武の心の中にはいまだに明美への思いがくすぶっていた。武は酔った勢いでその気持ちを後輩の中西に漏らしてしまう。またたく間にその思いは周囲の知るところとなる。 「踏み出さな!」。すみれ、良子、君枝は、明美への思いをきちんと告げるべきだと武の背中を押す。明美と2人きりにさせられた武は、意を決して明美に告白。「わし、今でも、明美さんを幸せにしたいと思うちょります」。しかし、明美は、表情も変えず、「今晩、ヨーソローに来て」と一言告げる。その晩、ジャズ喫茶『ヨーソロー』に先回りしてやってきたすみれたちは、マスターの二郎(林遣都)に頼み、樽の後ろに隠れて2人の様子を見守ることに。 カウンターに並んで座った明美と武。「今朝のこと、急にすんません」と謝る武に明美は「うちはな、結婚しないって決めてるんや」と話を切り出す。物心がついたときには父を亡くし、戦争で家は焼け、さらに唯一の家族だった母も亡くした明美は、「もう亡くしたくないんや、家族を」と打ち明ける。そして、「タケちゃんは、ほんまにタケちゃんを必要としてくれる幸せにすべきや。それは、うちやない。ちゃんと見つけな」と告げるのだった。 明美の思いを知った武は、すみれたちの仲介で縁談を進めることを決意する。ところがお見合いの当日、明美がすみれたちと同席したいと言いだし、すみれたちを驚かせる。お見合いはヨーソローで行われ、武のお見合い相手のたみ子には、紹介者の小山(夙川アトム)と悦子(滝裕可里)が付き添う。なかなか会話が弾まず、ぎこちない雰囲気が続いていると、明美がふいに、自分は付き添い人ではないが、武の人ととなりを伝わなければいけないと思って来たと言い、おもむろに手帳を取り出すし、読み上げる。 「真面目である、誠実である、努力家である、思いやりがある、穏やかである、楽天家である、前向きである、みんなから好かれている、みんなから応援されている、きっといい父親になる、きっといい夫になる、幸せな人生を送るに違いない。以上、友人代表、小野明美。そう言葉を絞めると、席を立ち、店を出て行った。 そのころ、良子の息子・健太郎も将来について悩んでいた。祖母の琴子(いしのようこ)を中心に、一人息子として家から通える関西の大学を受験して欲しいと願う家族に、本当は東京の大学に行きたいと考えている健太郎は自分の思いを告げられないでいたのだ。 そうして昭和37年秋。さくらと健太郎は、大学受験の願書提出の時期を迎える。第一志望は東京大学だということを言い出せずにいた健太郎だったが、さくらやすみれたちの後押しで、ついに自分の本当の思いを打ち明ける。突然の健太郎の告白にショックを受ける琴子たちだったが、君枝が健太郎を応援してやってほしいと琴子に頼む。「私、こんなにハッキリ自分の希望を言う健太郎を初めて見ました」と君枝。健太郎は琴子に愛され、大事に育っててもらったことを一生忘れないと礼を言う。「頑張りなさい!」。涙ながらに応援する琴子。 翌日、「ヨーソロー」で、さくらを待つ健太郎。やってきたさくらに東大に行きたいと家族に言えたと報告する。笑顔で喜ぶさくらを見た健太郎は、突然「さくらが好きや」と告白。長年の思いを語り始める。驚くさくらだったが、「ありがとう。うれしいわ。私も健ちゃんのことを好きよ」と言い、その好きがどういう好きかはわからない。ただし、とても大事な人だと気持ちを伝えるのだった。 その晩、すみれの家では、居間ですみれと喜代が古い洋服を整理しながら、昔を懐かしむ2人。帰宅したさくらも、お手製のお手玉を手に取り、喜代の言葉に耳を傾ける。「その中の小豆、いよいよ食糧がなくなったときのために取っておこうと言うて、すみれ奥様がこうしてお手玉に。あのころは、大変な時代でした」と喜代。すみれは、自分の人生を振り返ると、いつも喜代がいてくれたと感謝の気持ちを告げる。「私にとって喜代さんはかけがえのない人です。忘れんとってね」。 そして翌年、さくらと健太郎の受験結果が発表される。「2人とも、合格よ!」。東京にいるさくらと健太郎から連絡を受け、安堵するすみれたち。店の外に出て「バンザイ!」と叫ぶ紀夫を見て微笑む。そして、すみれ、良子、君枝は、それぞれの将来に向かって旅立っていく子どもたちに手作りの服を贈ることに。君枝は健太郎のためにブレザーを、良子は龍一にジーパンを、すみれは刺繍が散りばめられたワンピースを作り始める。女学校時代のように一つの机を囲んで楽しそうに作業するすみれたち。 そうして迎えた大送別会。ジャズ喫茶「ヨーソロー」に、キアリスの関係者と家族が集まる。二郎のバンドの演奏で盛り上がるなか、談笑する人たちの中には、息子の伸太郎を連れた五月(久保田紗友)の姿もあった。喜代に向かって「伸太郎、おばあちゃんやで」と声をかける五月に、驚きながらもうれしそうに微笑む喜代。婚約者のたみ子を連れて参加した武が、来年結婚することを報告すると会は最高潮を迎える。 長年、すみれの家族を支えてきた喜代や忠一郎、大学に進学するさくら、健太郎、世界中を巡る旅に出る龍一がそれぞれの思いを伝える。忠一郎と喜代は、若い人たちにひと言だけと、「そのときを精一杯生きてください」と挨拶。続いて龍一郎は「世界をまわって、なんかをつかんできます。可能性を信じてくれた両親に心から感謝しています」と言い、良子から手渡されたジーパンを見て、「すごいなあ」と改めて母のすごさを思い知る。 君枝の作ったジャケットを着た健太郎は、「お父さん、お母さん、お体に気をつけて。おばあちゃん、いつまでも長生きしてください」と挨拶。さくらは、すみれの作った刺繍入りのワンピースを前に、「お母さんはすごいね。その手で誰かを幸せにすることができるんだもん」と目を輝かせる。そして、育ててもらった感謝の意を伝えると、こう宣言するのだった。「私は、もらった人が心から喜んでくれるような、想いを伝えられるような、そういうべっぴんを作る人になりたい」と。しっかりと抱き合うすみれとさくら。ゆりは涙をぬぐいながら嬉しそうに2人を見つめる。 春になって、紀夫と2人きりの朝食をとるさくら。紀夫に「さみしいか?」と訊かれ、「ちっとも」と微笑むと、「僕もちっともや」と笑うのだった。 『べっぴんさん』の第21週は、昭和44年4月。株式会社「キアリス」は、創業20周年を記念してパーティーを開いていた。社員数は大きく増え、専門知識を持った若い社員も働くように。会社の成長に深い感慨を得るすみれ、明美、良子、君枝。秋になり、「キアリス」の新入社員採用面接が実施される。その候補者の中に娘のさくらや君枝の息子・健太郎の姿を見つけ驚くすみれたちは……。
2017年02月19日日々の生活で、毎日使う“頭”。特に、悩みなどがあると、頭痛を引き起こしたり、なんとなく「頭が凝っているな」と感じる日、ありませんか?悩みなどはない方がいいのですが、お仕事となったりすると、なかなか悩みは尽きないもの。そうなると、頭の凝りも解消することは難しいのですよね。そんな方に、セルフで出来る「ヘッドスパ」にお勧めなヘアオイル5選をご紹介します。美容院に行く時間もなかなか取れない…「頭の凝りを解消したい」「日頃の疲れをリラックスさせたい」そんな想いを叶えるべく、「マッサージサロン行きたい!」「美容院でヘッドスパを!」という選択肢が頭をよぎるものの…。「美容院に行く時間がない。。」という方が多いのではないでしょうか。そこで“セルフヘッドスパ”を日常に取り入れてみませんか?セルフでも気持ちよくマッサージが出来れば、日頃の頭の凝りやストレスも解消されるはず!「セルフヘッドスパ」で頭の凝りを解消しよう!セルフヘッドスパというのは、簡単に言えば「自分で自分の頭をマッサージしてあげる」という意味なのです。美容院に行けば、誰かにヘッドスパをしてもらうことが可能なのですが、時間がなく「美容院に行く日が取れない…」と悩む方には、セルフヘッドスパはとってもおすすめなのです。今回は、セルフヘッドスパを行う際におすすめな“ヘアオイル”をご紹介します。セルフヘッドスパにおすすめなヘアオイル①ディーセス/エルジューダMO120ml 2,808円(税込)出典:@cosmeより髪をドライヤーで乾かす前に使用する、デザインベースオイルです。しなやかでうっとりする髪に整えてくれたり、思い通りに仕上げやすくしてくれる効果が期待できます。硬くて動かしづらい髪に適しているので、ヘッドスパに使用するオイルとして、おすすめです。また、アフリカの樹齢6千年の巨木からとれるといわれている、柔軟成分、バオバブオイルと、毛髪補修成分であるオリーブスクワランの働きによって、髪の毛のボリュームを柔らかく、しっとりと仕上げてくれるのも魅力的。セルフヘッドスパにおすすめなヘアオイル②モロッカンオイル/トリートメント100ml 4,644円(税込)出典:@cosmeより髪を美しく綺麗に整えてくれる、アルガンオイルを配合しているので、乾燥による髪の毛のトラブルへしっかり保湿してくれます。また、髪の毛の補修成分であるタンパク質、脂肪酸、オメガ3オイルも含んでいます。そして、髪の毛への美容成分としてビタミン類も配合。幅広い髪質の人に向けて、髪のベースをつくるトリートメントとして。またスタイリング剤や仕上げ剤として使用することができる優れもの。そんな優れものアイテムで、セルフヘッドスパの時間を楽しく有意義な時間にしましょう!セルフヘッドスパにおすすめなヘアオイル③ロレアル パリ/エルセーヴ エクストラオーディナリー オイル セラム100ml 2,376円(税込)出典:@cosmeよりこっくりとした濃密なテクスチャー。しっかりと保湿してくれるので、乾燥しがちな頭皮にとってもおすすめです。うるおいとまとまりのある髪の毛へと、導いてくれるでしょう。なんと、6種類ものフラワーエキストラオイルを含んでいるので、傷んだ髪やパサパサがちな髪の毛をしっかり保湿してくれますよ。べたつかず、しっとりなめらかな使い心地なので、ヘッドスパに効果的。香水のように移り変わるオリエンタルサニーで癒されたヘッドスパタイムが過ごせます。セルフヘッドスパにおすすめなヘアオイル④エッセンシャル/CCオイル60ml出典:@cosmeよりオイルタイプの洗い流さないトリートメント。独自のポリマーを配合しているので、濡れた髪にも乾いた髪にも、薄く均一に髪表面のキューティクルをコートすることができます。よって、ヘアケアアイテムとして十分な役割を果たしてくれます。また、髪の絡まりを防ぐこともできるので、カサカサした髪の毛にしっかり保湿してくれます。ベタベタせず、しっとりとした使い心地なので、場所を選ばずに使用することが可能。花を束ねたブーケの香りです。セルフヘッドスパにおすすめなヘアオイル⑤ジョンマスターオーガニック/ARオイル(アルガン)59ml 5,292円(税込)出典:@cosmeよりデイリー使いに最適なオーガニック植物をたっぷりと含んだ、ヘアケアオイルです。オリーブオイルと比較するとビタミンEが2~3倍含まれているので、髪の縮れや枝毛が気になるダメージヘアに効果的なのです。また、ヘアオイルだけではなく、スキンケアオイルとしても活用することができ、年齢肌によるシミ、しわにも効果的。保湿ケアにはもちろん、ヘッドスパのオイルとしても活用することができる、優れものアイテムなのです。頭が凝っていると、仕事のパフォーマンスが下がったり、日々を気持ちよく過ごせなくなってしまうことも…。だからこそ、セルフヘッドスパを日常に取り入れてみましょう!※筆者の個人的見解です。効果・効能を保証するものではありません。
2017年01月13日現在放送中のNHK連続テレビ小説『べっぴんさん』(毎週月~土曜8:00~8:15)で栄輔役を演じた歌手で俳優の松下優也が14日、自身のブログとインスタグラムを更新し、共演者の芳根京子、蓮佛美沙子との3ショット写真を公開。「栄輔さん戻って来てほしい」と再登場を望む声が上がっている。松下は、「NHKさんで『わが心の大阪メロディー』にX4として出演させて頂きました!」「大メロはメンバーのみんなもめちゃ気合い入ってたし、めっちゃ楽しめた!」と報告。「あと、芳根ちゃんと蓮佛さんも大メロにゲスト出演してたので、また一緒に写真撮ったよー!」と3ショット写真を公開した。また、「『べっぴんさん』スタッフの皆さんにも共演者の皆さんにも栄輔とはだいぶ違うから、すごい驚かれたよ。笑」とコメント。「でも凄い盛り上がってくれてたみたいで嬉しかったなぁ」とつづった。さらに、松下がリーダーを務めるボーカル&ダンスグループ・X4のメンバー全員と、 先日発表された新世代キャストの井頭愛海も含めた8ショットもアップした。以前にも"栄輔"としての3ショットが公開し話題を呼んだが、"X4 YUYA"としての新たな3ショットに、 ファンからは「素敵な再会ですねべっぴんさんでも再会出来ますように」「‘栄輔ロス’ですよね~」「すみれさん、ゆりさん、そして栄輔さん!! 是非是非ひょっこり再登場してください!!」「また栄輔さん戻って来てほしいです」と再共演を望む声が多く寄せられている。
2016年12月14日