伊藤沙莉を主演がつとめる、現在放送中の連続テレビ小説「虎に翼」が来週6月3日(月)からは主人公・佐田寅子が裁判官を目指す、新たな展開を迎える。この度、寅子を演じる伊藤さんが第8週と第9週をふり返るインタビューが到着した。本作は、日本史上初めて法曹の世界に飛び込んだ、1人の女性の実話に基づくオリジナルストーリー。困難な時代に立ち向かい、道なき道を切り開いてきた法曹たちの情熱あふれる姿を描く。「虎に翼」第37回第8週(36~40回)は、優三(仲野太賀)との子を授かるが妊娠を隠して働き、倒れてしまう寅子。仕事を辞め無事出産するも、優三には召集令状が届く。「虎に翼」第40回そして第9週(41~45回)では終戦後、これまでの後悔と秘密を全て打ち明けて直言(岡部たかし)が安らかに亡くなり、河原で「日本国憲法」の記事を見た寅子が立ち上がる。「虎に翼」第41回寅子にとってつらい出来事の連続ながら、愛する人との幸せを感じる瞬間も多くあった展開について、寅子の渦巻く感情を伊藤さんはどんな思いで演じていたのか。ーー第8週は、伊藤さんから見てどんな週でしたか?伊藤寅子にとっては理想や夢が打ち砕かれて、試練と挫折の連続。演じていてとてもつらかったです。やっと弁護士になれたのに辞めることになったり、やっと恋をして相手を大事に思えるようになったところで戦争へ行ってしまったり。いろいろなものを得ると同時に、失っていく週でした。1週目の第5回(4月5日放送)で、お母さんのはる(石田ゆり子)が予言のように「でも、(弁護士に)なれなかったときは?」「なれたとしても、うまくいかずその道を諦めることになったときは?」と寅子に問いかけていましたが、まさしくその通りになって。「虎に翼」第39回寅子としては一番悔しい展開だったと思います。つらいことも多かったですが、優三さん(仲野太賀)との愛が深まり、すごく幸せなときもありました。その幸せな時間があまりに短いという切なさも、物語としては好きなんですよね。「虎に翼」第39回ーー優三を演じる仲野太賀さんとの掛け合いはいかがでしたか。伊藤ご本人にも何度伝えたか分かりませんが、本当に優三さん役が太賀さんでよかったと心から思いましたし、互いにそうした言葉を掛け合ううちに、より絆が深まりました。「虎に翼」第40回太賀さんはお芝居についていろんな提案をしてくれながら、私の考えを整理させてもくれて。特に第8週で寅子として演技が自然とできたのは、優三さんが太賀さんだったというのがとても大きかったです。改めて振り返ると、演じていてすごくいい時間でした。「虎に翼」第37回ーー第43回(5月29日放送)では、優三の死を隠していたことを直言がざんげする場面について伊藤この週はもう、感情がぐちゃぐちゃで。このシーンでは、寅子の気持ちを整理したくて演出の方に相談したんです。なかでも「でも、お父さんだけだったよ……家族で女子部に行っていいって言ってくれたのは」というセリフを言うときは、寅子としてあふれてくる感情が、喜怒哀楽のどこに属しているのか分からなくなって。「虎に翼」第43回感情の焦点をどこにも合わせられなくなってしまったんです。そこで「答えなんか出そうと思わなくていいよ、もうぐちゃぐちゃのままでいい」とアドバイスをいただいて。その通りに、あえて特定の感情に焦点を定めずに演じたからこそ、違和感のない自然な表現ができたと感じています。「虎に翼」第43回ーーこのほかに、印象深かったシーンを教えてください。伊藤第44回(5月30日放送)の、第1回(4月1日放送)につながる河原のシーン! 優三さんの幻影に「トラちゃんができるのは、トラちゃんの好きに生きることです」と改めて励まされて、それと同時に新しい日本国憲法を手にするという、終わりと始まりがリンクするところが物語の造りとしてもおもしろいと思いました。続く10週からも、楽しんでいただけたらうれしいです!「虎に翼」第44回2024年度前期 連続テレビ小説「虎に翼」は毎週月曜~土曜8時~、[再]12時45分~NHK 総合にて(※土曜日は1週間のふりかえり)、毎週月曜~金曜7時30分~BS BSP4Kにて放送中。(シネマカフェ編集部)
2024年05月31日伊藤 蘭が、ホールツアー『伊藤 蘭 〜Over the Moon〜 コンサートツアー 2024-2025』を開催することが決定した。2023年にデビュー50周年を迎え、3rdアルバム『LEVEL9.9』のリリース、全国ツアーの開催、ソロ歌手として初の紅白歌合戦出場など、アグレッシブに音楽活動を続けている伊藤。本ツアーは、8月25日(日)の大阪・フェスティバルホールを皮切りに、9月に仙台、埼玉、名古屋、福岡、熊本、2025年1月に京都、神戸、そしてツアーファイナルは東京・東京ガーデンシアターと全国9都市のホールを巡る。バンドメンバーは、佐藤準(音楽監督・key)をバンマスに、是永巧一(g)、笹井BJ克彦(b)、そうる透(ds)、notch(per)、竹野昌邦(sax)、渡部沙智子(cho)、高柳千野(cho)と、お馴染みのミュージシャンたちが伊藤を支える。チケットの最速抽選先行は5月29日(水) 21時よりスタートする。また、ニュー・シングル「風にのって〜Over the Moon」を8月21日(水) にリリースすることが発表された。タイトル中の“Over the Moon”は、伊藤の初のエッセイ『Over the Moon〜わたしの人生の小さな物語』のタイトルでもあり、「うれしくて月もこえてしまう」「月もこえてしまうほど楽しい」といった比喩的なフレーズ。このコンセプトをテーマに、伊藤にとって新たな音楽へのチャレンジとなった「Shibuya Sta. Drivin’ Night」を手がけた安部純が楽曲を提供した。「Shibuya Sta. Drivin’ Night」では渋谷のクールな夜を描いたアーバンサウンドだったのに対して、「風にのって〜Over the Moon」は陽光きらめく開放感と高揚感にあふれる、洗練された歌詞とサウンドとなっている。なお「風にのって〜Over the Moon」は、5月29日(水) に東京・EX THEATER ROPPONGIで開催される一夜限りのプレミアムライブ『伊藤 蘭 Special Premium Live ~Don’t Stop The Music!~』で初披露される。カップリングは、軽快なポップチューンとなる「大人は泣かない」を収録。作詞は、過去「恋するリボルバー」「愛と同じくらい孤独」を提供した実績があるjam、作曲は「ヴィブラシオン」(JR西日本「おとなび」CM曲)、「明日はもっといい日」を提供してきたIKEZOが手がけた。■伊藤 蘭 コメントツアータイトルOver the moon……その意味は「月も超えてしまうぐらい楽しく嬉しい気持ち♪」今年夏から始まるツアーで皆さんとそんな時間を過ごせる日がまちどおしいです!!<ツアー情報>伊藤 蘭 〜Over the Moon〜 コンサートツアー 2024-20252024年8月25日(日) 大阪・フェスティバルホール開場17:00 / 開演18:002024年9月8日(日) 宮城・仙台サンプラザホール開場16:00 / 開演17:002024年9月19日(木) 埼玉・大宮ソニックシティ 大ホール開場17:30 / 開演18:302024年9月23日(月・祝) 愛知・愛知県芸術劇場 大ホール開場17:00 / 開演18:002024年9月28日(土) 福岡・キャナルシティ劇場開場16:00 / 開演17:002024年9月29日(日) 熊本・熊本県立劇場 演劇ホール開場16:00 / 開演16:302025年1月12日(日) 京都・ロームシアター京都 メインホール開場16:00 / 開演17:002025年1月13日(月・祝) 兵庫・神戸国際会館こくさいホール開場16:00 / 開演17:002025年1月25日(土) 東京・東京ガーデンシアター開場16:00 / 開演17:00【出演】伊藤 蘭バンド:佐藤準(音楽監督・key) / 是永巧一(g) / 笹井BJ克彦(b) / そうる透(ds) / notch(per) / 竹野昌邦(sax) / 渡部沙智子(cho) / 高柳千野(cho)※以下の公演では、バンドメンバーの変更がございます。・8月25日(日) 大阪・フェスティバルホール、9月23日(月・祝) 愛知・愛知芸術劇場 大ホールg:是永巧一→江渡大悟・9月8日(日) 宮城・仙台サンプラザホールsax:竹野昌邦→庵原良司・9月28日(土) 福岡・キャナルシティ劇場、9月29日(日) 熊本・熊本県立劇場 演劇ホールchorus:渡部沙智子→鈴木佐江子sax:竹野昌邦→庵原良司【チケット情報】指定席:9,900円(税込)U-18シート:5,500円(税込)※未就学児入場不可※U-18シートは18歳未満対象のお席となり、一般発売からの販売となります。公演当日「お名前・生年月日が確認できる身分証」をおひとり様ずつご提示ください。オフィシャル最速抽選先行:5月29日(水) 21:00~6月16日(日) 23:59()ツアー特設サイト:<リリース情報>ニュー・シングル「風にのって〜Over the Moon」8月21日(水) リリース●完全生産限定盤『風にのって〜Over the Moon <Special Edition>』・伊藤蘭ロゴTシャツ(キャンディーズ後期ロゴ・デザインをオマージュ/シルバープリント/サイズ:XL)・伊藤蘭ロゴ・ステッカー付・プレミアムなBOX仕様(タテ・ヨコそれぞれ260mm豪華BOX)定価:6,600円(税込)予約リンク:●通常盤初回仕様『風にのって〜Over the Moon』・標準ジュエルケース仕様・伊藤蘭ロゴ・ステッカー付(初回生産分のみ)定価:1,650円(税込)予約リンク:【収録曲】※全形態共通1. 「風にのって〜Over the Moon」作詞・作曲:安部純2. 「大人は泣かない」作詞:jam作曲:IKEZO3. 「風にのって〜Over the Moon」(オリジナル・カラオケ)4. 「大人は泣かない」(オリジナル・カラオケ)『伊藤 蘭 50 th Anniversary Tour~Started from Candies~』5月29日(水) リリース●初回生産限定盤『伊藤 蘭 50 th Anniversary Tour~Started from Candies~Deluxe Edition』・Blu-ray+ライブCD2枚の計3枚組、三方背ケース付定価:9,680円(税込)『伊藤 蘭 50 th Anniversary Tour~Started from Candies~Deluxe Edition』ジャケット●通常盤『伊藤 蘭 50 th Anniversary Tour~Started from Candies~』・Blu-ray 1枚組 定価:6,600円(税込)・DVD1枚組 定価:6,050(税込)『伊藤 蘭 50 th Anniversary Tour~Started from Candies~』Blu-rayジャケット【収録内容】・OPEN SESAME・JUPITER・PLAY THAT FUNKY MUSIC・春一番・Dandy・Shibuya Sta. Drivin’ Night・春になったら・明日はもっといい日・FUNK不肖の息子・キャンディーズ1676日(インターミッション/ライブCDは収録なし)・SUPER CANDIES・ハートのエースが出てこない・その気にさせないで・危い土曜日・年下の男の子・やさしい悪魔・あなたに夢中・どれがいいかしら・哀愁のシンフォニー・悲しきためいき・暑中お見舞い申し上げます・微笑がえし・恋するリボルバー・美しき日々・かーてん・こーる・ダンシング・ジャンピング・ラブ・さよならのないカーニバル・ネガフィルムの青空・HELLO!CANDIES(ボーナストラック/2023年8月19日 KAAT神奈川芸術劇場/ライブCDのみ収録)収録:2023年9月2日 東京国際フォーラム ホールAotonano 伊藤 蘭スペシャルページ:
2024年05月28日25日放送のNHK『土スタ』(後1:50)では、俳優・伊藤沙莉が主演を務める、連続テレビ小説『虎に翼』(月~土前8:00NHK総合※土曜日は1週間の振り返り/月~金前 7:30NHKBS、BSプレミアム4K)特集として、伊藤と仲野太賀がゲスト出演を果たした。きのう24日放送の第40話の模様も再びオンエアされ、VTR終わりには近藤春菜も涙ながらに感想を語った。第40話は、寅子(伊藤沙莉)は訪ねてきた後輩の小泉(福室莉音)から、女子部が閉鎖されることになったと知らされる。今年は高等試験も行われないため、寅子たち女性法曹の道は途絶えてしまうことに。戦局が厳しくなる中、寅子は優三(仲野太賀)と娘・優未(ゆみ)と戦争を乗り越えることを最優先にしようと心に決める。しかし、とうとう優三(仲野太賀)の元にも召集令状が届く…というストーリーだった。春菜は、40話のダイジェストを見て「変顔でこんなに泣かせるシーンあります。本当にすばらしいシーン」とあふれる思いを言葉にしていった。伊藤は、このシーンについて「きっと伝えたいこともたくさんあっただろうし。思いがあふれて、まとめられないと思うんです。一番、私たちらしいお見送りだった」と振り返った。仲野も「優三は、家族が幼い頃からいなかったし。法律の道を目指していたけど、志半ばで。一番ほしかったのは、愛する家族だったのかなと。このシーンを見るだけで、お腹が痛くなってきます」と役柄を交えて気持ちを伝えていた。SNS上でも「また泣いてる」「もう泣ける」「アカン泣く泣く」「号泣」「何度見ても泣ける」などといった声が相次いで寄せられている。
2024年05月25日25日放送のNHK『土スタ』(後1:50)では、俳優・伊藤沙莉が主演を務める、連続テレビ小説『虎に翼』(月~土前8:00NHK総合※土曜日は1週間の振り返り/月~金前 7:30NHKBS、BSプレミアム4K)特集として、伊藤と仲野太賀がゲスト出演を果たした。伊藤演じる寅子が、違和感を抱いた時などに発するせりふ「はて?」に関して、これまで何回劇中に登場してきたかというクイズも出題。正解は「44回」で、番組ではこれまでの全「はて?」もオンエアされた。伊藤は「大人になってもずっと言っているので、計算が合わなくなってくる。『はて?』を言い過ぎて、日常生活でも口ぐせに(笑)」と答えながら、せりふを発する時にスタッフとも相談しているそうで「これをどうしたらいいか言葉にできない時とか、なんでっていう時とか…。『はて?』が、変にキャラクターづけにならないように考えてくださっていて」との思いを明かしていた。
2024年05月25日伊藤沙莉が主演を務め、日本で初めて法曹の世界に飛び込んだ1人の女性の実話に基づくオリジナルストーリーを描くNHK連続テレビ小説「虎に翼」。これまで、「はて?」と世の理不尽や差別に疑問を呈しては、何事にも全力で取り組んできた寅子に多くの視聴者たちが勇気づけられてきたが、第8週「女冥利に尽きる?」まできて、女性弁護士としての道を切り拓いてきた寅子の怒りと苦悩と、挫折の過程をまざまざと見せつけられることになった。※以下、第8週までのネタバレを含む表現があります。ご注意ください。いまから約100年前、女性は女学校を卒業したら“花嫁修業”して結婚するのが当たり前、民法上では「無能力者」とされていた時代に、母・はる(石田ゆり子)に背中を押されながら、孤高の男装女性・山田よね(土屋志央梨)、華族令嬢の桜川涼子(桜井ユキ)、主婦の大庭梅子(平岩紙)、留学生の崔香淑(ハ・ヨンス)らとともに道なき道を歩んできた寅子。だが、現在の司法試験にあたる高等試験に合格できたのは寅子と、1学年先輩の久保田(小林涼子)、中山(安藤輪子)のみ。仲間たちが1人1人と去るなか、女子部閉鎖まで考えていた大学側は、彼女たちが合格した途端、手のひら返しで大々的に“婦人弁護士”をアピールし始めた。思えば、第6週「女の一念、岩をも通す?」の合格祝賀会の場で、「私たち、すごく怒っているんです」と切り出した寅子は、女性というだけでできないことばかり、そもそも法律によって女性が虐げられていると語り、男性か女性かで“ふるい”にかけられることのない社会を目指したい、「そのために良き弁護士になるよう尽力します。困ってる方を救い続けます、男女関係なく」と怒りのこもった熱い演説を打っていた。志半ばで諦めた友だけでなく、学ぶことすらできなかった、その選択肢があることすら知らなかった女性たちのためにも、いまこの瞬間にも何かに虐げられ、抑圧され、つらい思いをしている女性たちのためにも、「どんな地獄でも、乗り越えてみせる」と意気揚々と現場に飛び込んでいったはずの寅子。だが、道なき道を切り拓くのはそうそう簡単なことではなかった。今作は晴れて日本初の女性弁護士となった、キラキラと輝くかっこいい職業婦人を称えるだけのドラマではないのだ。まず、<弁護士・猪爪寅子>は未婚女性であるゆえに、男性はもとより同性の依頼人からも敬遠された。人権派の雲野弁護士(塚地武雅)でさえ、「結婚前の女性にしてほしいのは、弁護よりお酌だろうな」などと言う始末。寅子の思いが、その頑張りが、自分ではどうすることもできない性別によって“ふるい”にかけられ、真綿で首を絞められるように少しずつ、だが確実に自尊心を削っていく。そこで、社会的信用と地位を得るため、かつて猪爪家の書生だった佐田優三(仲野太賀)と結婚したところから第8週「女冥利に尽きる?」は始まる。「女冥利」とは、“女に生まれたことの幸せ”、“女に生まれた甲斐のあること”を意味する。寅子は女性であることで、子の親権を義父と争う両国満智(岡本玲)のうそを見抜くことができず「生ぬるい」と言われてしまう。経済的にも社会的にも弱い女性はときに道を外れて、あくどいやり方でしか生きていくことができない場合もあるのだ。また、寅子の妊娠が分かった矢先、心の糧にしてた先輩の久保田が弁護士を辞めることを知る。周囲に言われて“婦人らしい”言葉を使うようになり、女性であるがゆえに仕事も家のことも満点を求められると苦悩を吐露し、「婦人弁護士なんて物珍しいだけで誰も望んでなかった」と吐き出す久保田に、寅子は言葉を失う。「もう私しかいない」「もう私しかいない」と呪文のように繰り返す寅子は、桂場(松山ケンイチ)から“怒りが染みついている”とまで言われ、無理を重ねていたために倒れてしまう。穂高先生(小林薫)や雲野弁護士事務所にも妊娠が知られることになるが、「子を産み、よき母になること」こそがいま最も大切な仕事だと皆が口を揃えて言う。雨垂れ石を穿つ、君の犠牲は決して無駄にはならない、次の世代がきっと活躍するーー。穏やかな穂高先生の言葉は思慮あるように聞こえるが、残酷でもある。思いの通じ合った優三との間に授かった新しい命は、大きな歓びではある。そして、重い荷をもう下ろしてもよいのだと言われたら、そこで力は抜ける。信念を持って10年以上かけて切り拓いてきた道を、女性であるがゆえに自ら諦めるしかないとは…。雲野弁護士事務所にきてからも何かと力になってくれたよねからも、「二度とこっちの道に戻ってくるな」と突き放されてしまう寅子。「歩いても歩いても地獄でしかない。降参です」と、寅子の意志を挫いたものは何だったのか。米津玄師の主題歌「さよーならまたいつか!」の歌詞には「100年先も覚えてるかな」とあるが、100年近く経ってもあまり変わっていない、現在と地続きのやりきれなさを見せつけられた。第8週の演出を手がけたのは、第3週で重い生理痛に伏す、おそらく初の朝ドラヒロインを取り上げた橋本万葉監督。「虎に翼」の吉田恵里香脚本で話題を呼んだドラマ「生理のおじさんとその娘」も手がけており、身に覚えのある生々しさのある演出に納得した。戦争が激化し、「寅子は自分の好きに生きてほしい」「後悔せず心から人生をやり切ってほしい」と残して最大の理解者である夫・優三が出征していったいま、寅子は自ら手放すしかなかったものを、どうやって再びたぐり寄せるのか。第1回の冒頭につながる、憲法の条文「すべての国民は法の下に平等」が再び登場してくる戦後の展開に期待したい。【あらすじ】第9週「男は度胸、女は愛嬌?」昭和20年。度重なる空襲から逃げるため、寅子(伊藤沙莉)と花江(森田望智)は子どもたちを連れて疎開。やがて終戦。岡山にいた弟・直明(三山凌輝)と再会するも、働いて家族を助けると言う直明に納得できない寅子。そんな中、体調を崩していた直言(岡部たかし)がある重要な知らせを隠していたことが発覚。悲しむ寅子の目に飛び込んできたのは、新聞の「日本国憲法」の文字。そこには、「すべての国民は法の下に平等」だと書かれていた。連続テレビ小説「虎に翼」は毎週月~土曜日8時、NHK総合ほかにて放送中。※土曜は1週間をふり返り(上原礼子)
2024年05月25日伊藤沙莉主演のNHK連続テレビ小説「虎に翼」から、ついに思いを通じ合わせたヒロイン・寅子と優三(仲野太賀)のこれまでをふり返る動画が公式Instagramにアップされ、熱い声を集めている。本作は、戦前に日本初の女性弁護士となり、戦後は女性初の判事、女性初の裁判所所長となった三淵嘉子さんをモデルとした、極上のリーガルエンターテインメント。晴れて女性弁護士の道を歩み始めたものの、なかなか仕事に恵まれず悶々としていた寅子が独身女性への風当たりを痛感、結婚して“社会的地位を得るため”に「この手があったか」と選んだのが、ながらく猪爪家で書生をしていた優三だった。優三は当時から寅子に秘かに思いを寄せていたが、第8週「女冥利に尽きる?」では結婚後もなお苦悩や、やりきれなさを抱える寅子を理解し、優しく支え続けたことで、ついに寅子も“恋に落ちる”ことに。今回の投稿には、「過去イチ最高のプレイバックなんだが」「優三さんをこんなに魅力的に演じる仲野太賀さんに拍手」「ゴロゴロ寅子、めっちゃ可愛かった」「ドラマでこんなにキュンキュンしたことない」など、共演経験もある伊藤さんと仲野さんの息の合った演技にときめくコメントが寄せられ、「尾野さんの語りが最高」「優三さん目線で猪熊家、虎ちゃんへの想いと朝ドラでは描けなかった二人の仲の深まっていく様子をスピンオフで是非お願いします」との声も。ただ、太平洋戦争が激化し、兄・直道(上川周作)も出征していっただけに「このまま幸せが続けば良いのに…」といった声も上がっている。第8週「女冥利に尽きる?」結婚した寅子(伊藤沙莉)は手伝いとして働くよね(土居志央梨)とともに子の親権を義父と争う女性・両国満智(岡本玲)の依頼を引き受ける。弱い女性の味方になろうと奮闘する寅子だったが、満智のうそを見抜くことができず自分の甘さを痛感することに。そんな中、寅子は久保田(小林涼子)が弁護士を辞めることを知る。自身も子どもを授かるが、無理をしすぎて倒れてしまう。限界を感じて弁護士を辞める決意をした寅子はやがて、娘・優未(ゆみ)を出産。幸せな暮らしを営んでいたが、優三(仲野太賀)の元に召集令状が届く。連続テレビ小説「虎に翼」は毎週月~土曜日8時、NHK総合ほかにて放送中。※土曜は1週間をふり返り(シネマカフェ編集部)
2024年05月22日俳優・伊藤沙莉が主演を務める、連続テレビ小説『虎に翼』(月~土前8:00NHK総合※土曜日は1週間の振り返り/月~金前 7:30NHKBS、BSプレミアム4K)の新キャストが発表された。第110作目の連続テレビ小説となる本作は、日本初の女性弁護士で後に裁判官となった女性を俳優・伊藤沙莉が演じ、彼女とその仲間たちが困難な時代に道なき道を切り開き、迷える子どもや追いつめられた女性たちを救っていく。日本史上初めて法曹の世界に飛び込んだ三淵嘉子さんの実話に基づく、リーガルエンターテインメントとなっている。平田満が演じる星朋彦は、初代最高裁判所長官で、裁判官・星航一の父。寅子に自身の著作の改稿作業を手伝ってもらうことになり交流を深める。穂高重親とも親しく、老いてますます高い理想を語らう仲である。鷲尾真知子が演じる大庭常は、梅子の姑。弁護士一家としての大庭家の誇りを守ることを第一に考えている。梅子の長男・徹太も自ら育てあげ、梅子には子育てをさせなかった。いつも威厳を保ち梅子や孫たちに厳しくあたることも。高橋克実が演じる杉田太郎は、新潟県三条市の弁護士。同じく弁護士である弟とともに、地域の事件を多く引き受けている。裁判所の職員とも懇意にしており、幅広い人脈を持つ。東京からやってきた寅子にも愛想よくふるまうが…。<制作統括・尾崎裕和>今回発表した登場人物たちにはそれぞれに譲れない持ち場があります。最高裁判所・大庭家・新潟の三条、それぞれの場所の主とも言える人たちです。職場・家庭・地域、それぞれの場所を誇りを持って守る3人の所へ、寅子は自らの道を信じて突き進み、時にぶつかりあい時には心を通わせることになります。平田満さん、鷲尾真知子さん、高橋克実さんという、お名前を聞いただけで伊藤沙莉さんとのお芝居が楽しみになるみなさんの登場を、楽しみにお待ち下さい。
2024年05月21日「最初にプロデューサーが『視聴率、17%超えました!』とテンション高く挨拶。次に伊藤さんが、『ようやく半分まで撮り終えました。あと半分、折り返しありますが、今日は楽しく飲みましょう!』と乾杯の音頭をとって、宴が始まりました」(参加者)5月17日の夜、伊藤沙莉(30)がヒロイン・猪爪寅子を演じるNHK連続テレビ小説『虎に翼』の“懇親会”が、都内のレストランを貸し切りにして行われた。「コロナ禍もあり、朝ドラでこうした会が開かれるのは4年ぶりのこと。視聴者からも大変好評で、クランクアップの打ち上げを待たず、撮影途中での異例の“感謝の宴”となりました」(NHK関係者)寅子の夫となった優三役の仲野太賀(31)や母役の石田ゆり子(54)、学友・轟役の戸塚純貴(31)、弁護士事務所の代表・六郎役の塚地武雅(52)などの出演者やスタッフら計約150人が集まっていた。日本初の女性弁護士・寅子はこの日の放送回で、猪爪家に長らく書生として住み込んでいた優三と社会的な信用を得るため契約結婚。戦争の足音が迫るため式は挙げず、代わりに家族写真を撮影した。「結婚初夜、優三は不安な表情を見せた寅子に『指一本触れたりしないから。僕はずっと好きだったんだけどね』とようやく愛を告白。鈍感な寅子は初めて彼の気持ちに気づくというシーンが話題になりました」(テレビ誌ライター)前出のNHK関係者は言う。「懇親会をこの日に設定したのは、ドラマ内で晴れて夫婦となった伊藤さんと仲野さんが“皆さんに直接、感謝を伝えられる披露宴のような場を設けたい”という意図もあったと聞いています。今後、劇中では戦争が始まり、悲劇の日々が続きますから……」ドラマでは開催できなかった“涙の披露宴”が実現した当夜、前出の参加者によれば、伊藤はビールグラスを片手に各テーブルへ挨拶回りをしていたという。「料理はバイキング形式でしたが、伊藤さんは食事を取りに行くこともなくずっと話し込んでいました。その合間にも、彼女自らデザインした『虎に翼』Tシャツやパーカを着たスタッフたちとの記念写真撮影会が――。“新郎”の仲野さんも赤ら顔で『いやぁ、みんなで飲めるのは楽しいなぁ~』と笑顔でしたね。2時間ほどたって最後に監督が『残り3カ月、乗り切りましょう』と会を締めましたが、伊藤さんはまだ飲み足りなかったのか、お開きになった後もお店の外のテラスで飲んでいました(笑)」2時間の“披露宴”は短すぎて「はて?」と思ったに違いない。
2024年05月21日《朝ドラ最高すぎ!!!たらこがすんごい可愛い》NHK連続テレビ小説『虎に翼』のヒロイン・寅子を演じる伊藤沙莉(30)が、ドラマを見たある人物から送られてきたメッセージの画像をXに投稿した。「ヒロインの名前をたらこと間違えるおちゃめなメッセージを送ってきたのは沙莉さんの姉・史織さん(32)でした。史織さんは沙莉さんの朝ドラが決まったことを誰よりも喜び、最近はドラマを毎回録画して何度も繰り返し見ているのだとか。沙莉さんと近々会う予定があっても『今伝えたいから!待てないから!』と、感想をすぐにLINEで送ってきてくれるそうです。沙莉さんは史織さんのことを『友達のようでありながら、一番のよき理解者』と話しているのです」(芸能関係者)伊藤が頼りにしている姉・史織さんとはどんな人物なのか。「’17年に結婚し、現在は1児の母です。海が好きで、肌は常に健康的に焼けていて、泳げない季節でも休日になれば近所のビーチに通うアクティブな女性なのだとか。性格は義理人情に厚く、自由奔放だけど芯が強い人だそうです。沙莉さんは彼女のことを『パリピ』と呼んでいます。長男のオズワルド・伊藤俊介さん(34)も『3兄妹でいちばん芸能界で成功するタイプ。俺と沙莉は根暗だけどアイツは根っこから明るい。フワちゃんより明るい。気づいたらハワイにいる』と話していました」(制作関係者)’22年には『まつもtoなかい』(当時、フジテレビ系)に3兄妹で出演。その明るさと物おじしない振る舞いで視聴者を驚かせた。「史織さんはMCの松本人志さんと中居正広さんの前でも全く臆することなく、自然にトークを披露して笑いをとってみせたのです。あまりに流暢だったので、俊介さんから『頼むから少しは緊張してくれ!』とツッコまれるほどでした」(前出・芸能関係者)そんな“強い”姉を伊藤は幼いころから「ヒーロー」と慕っている。「沙莉さんが2歳のとき、父親が蒸発したため、母親は必死に働いていて家を空けることが多かったそうです。そこで史織さんが母親代わりになって、沙莉さんの面倒を見て、ずっと守ってくれていたのだとか。小学生のとき、沙莉さんをいじめた上級生の教室へ行って、『妹が何したってんだよ』と一喝して謝らせたこともあったそうです。沙莉さんが兄の俊介さんと取っ組み合いの兄妹げんかをするたびに、史織さんが毎回仲裁していたらしく、沙莉さんは『スーパーマンじゃんと思った』と話していました」(前出・制作関係者)史織さんは伊藤を守るだけでなく、時には妹が道を外さないように厳しく叱っていたという。「沙莉さんは20歳ぐらいのとき、女優の仕事に熱心ではなく、フリーターのような生活を送っていました。バイトも続かず、遊びまわっていたという沙莉さんがむちゃな飲み方をして朝帰りしたとき、史織さんはたった一言、『キモい女だよ』と説教したのだとか。彼女は尊敬する史織さんから叱られ、心から反省したそうです。一番の味方である史織さんをそれ以上失望させることがないよう、そこから女優業に真剣に取り組むようになっていったのでしょう」(前出・芸能関係者)紆余曲折を経て、現在さらに姉妹の絆は強まっている。「沙莉さんはSNSでファンからの《お兄ちゃんのこと好き?》という質問に《私は全然シスコン》と答えていました。2人は頻繁に会っていて、よく一緒にカラオケに行くそうです。カラオケは必ず2時間で予約し、後半の1時間は歌う曲のリストが決まっていて、画面が変わるたびに交互に歌うのだとか。声もそっくりですから、歌いやすい曲も一緒なのでしょう(笑)」(前出・制作関係者)2人が共演したインターネットラジオの番組で、伊藤は姉妹の関係性についてこう語った。「互いになんでも話すよね。話してないことがない。知らないことがない。変だったら変って言うし。私、いつもしーちゃん(史織さん)に『キモダル女』って言われる。私のやることなすことにね(笑)。そういうので軸を決めてもらってる」(『伊藤沙莉のsaireek channel』’21年2月20日放送)伊藤にとって姉は自分の指針となる絶対的な存在のようだ。自著では次のように明かしている。《常に私の道標になってくれるし1mmでも道を逸れる信号を読み取ろうもんなら一瞬で引き戻される。ちょっと過保護かしら。と思うこともあるけどでもとにかく幼少期からそこだけは一貫している。私を守る。ということに関してだ》(『【さり】ではなく【さいり】です。』KADOKAWA)仕事に関しても例外ではないという。「史織さんは、沙莉さんの出演作を見て、『話は面白かったけど、ここをもっとこうすればいいのに』『あそこの演技はイマイチだった』などと、辛辣なダメ出しをしているそうです。納得できるアドバイスも多いらしく、沙莉さんは真摯に受け止めて演技に生かしていると聞きました」(前出・制作関係者)朝ドラヒロインを覚醒させたのは、ヒーローのような姉からの愛の罵倒だった。
2024年05月16日俳優・伊藤沙莉が主演を務める、連続テレビ小説『虎に翼』(月~土前8:00NHK総合※土曜日は1週間の振り返り/月~金前 7:30NHKBS、BSプレミアム4K)の公式SNSが更新され、伊藤沙莉、岩田剛典のオフショットが公開された。公式SNSは「一生懸命作ったワンピースを着て花岡のもとに! レストランの雰囲気にピッタリでしたね!」と投稿し、劇中で描かれた寅子と花岡の“レストランデート”のオフショットを添えた。ファンからは「寅ちゃん、めちゃめちゃ可愛いかった~」「お似合いです」「お二人、大人の雰囲気になりましたね。素敵です」「クラシックなレストランでのデートにピッタリのワンピースでしたね!花岡さん、一握りの男」「美男美女のオフショットですね」「お似合いな2人ですね絵になる一握りの男女」などの声が寄せられている。第110作目の連続テレビ小説となる本作は、日本初の女性弁護士で後に裁判官となった女性を俳優・伊藤沙莉が演じ、彼女とその仲間たちが困難な時代に道なき道を切り開き、迷える子どもや追いつめられた女性たちを救っていく。日本史上初めて法曹の世界に飛び込んだ三淵嘉子さんの実話に基づく、リーガルエンターテインメントとなっている。
2024年05月14日連続テレビ小説「虎に翼」の公式SNSが、伊藤沙莉と土居志央梨演じる寅子&よねのオフショットとメイキング映像を公開した。本作は、日本初の女性弁護士・三淵嘉子さんをモデルとした、極上のリーガルエンターテインメント。主演を務める伊藤沙莉伊藤さんが日本初の女性弁護士となる猪爪寅子を演じているほか、石田ゆり子、仲野太賀、桜井ユキ、平岩紙、岩田剛典、戸塚純貴、松山ケンイチらが出演する。今回公開されたのは、寅子と大学時代の仲間・よね(土居志央梨)のシーンの舞台裏。コメント欄には、視聴者からの「仲良しのおふたり」、「よねさん出てきてくれて嬉しい」、「雲野弁護士のもとで意外過ぎる再会よねちゃんのトリセツする寅ちゃん嬉しそう」、「よねさんがどうなるのか気になってたので再会できて嬉しいです!!」、「またよねさん見れるんですね」などと再会を喜ぶ声が多数。寅子の母役の石田ゆり子も「可愛い2人いいですねぇ」とコメントしている。第7週「女の心は猫の目?」(33)5月15日放送晴れて弁護士になったが、性別を理由になかなか依頼をもらえない寅子(伊藤沙莉)は、「女の幸せより大事なものか」という稲(田中真弓)の言葉が頭を離れない――。連続テレビ小説「虎に翼」は毎週月~土曜日8時、NHK総合ほかにて放送中。※土曜は1週間をふり返り(シネマカフェ編集部)
2024年05月14日2024年5月9日、俳優の伊藤沙莉(いとう・さいり)さんがX(Twitter)を更新。メッセージアプリ『LINE』による、母親とのやり取りを公開し、8万件以上の『いいね』を集めました。『虎に翼』主演の伊藤沙莉、母親から来た『LINE』が?NHKの連続テレビ小説(以下、朝ドラ)『虎に翼』で、主演の猪爪寅子(いのつめ・ともこ)役を演じる、伊藤さん。母親から届いた『LINE』のメッセージは同ドラマの登場人物、山田よねの次の展開を気にするものでした。X(Twitter)に投稿された、親子のやり取りをご覧ください。待ちきれない母が諦めよくて可愛い #虎に翼 pic.twitter.com/dx9v8Yrz3G — 伊藤沙莉 (@SaiRi_iTo) May 9, 2024 気になるけど、やっぱり自分で観て確認したい…!朝ドラの放送時間は、朝8時から8時15分です。よほど次のストーリーが気になったのでしょう。放送を観た母親は、3分後の8時18分にメッセージを送っています。確かに、主演の伊藤さんに聞けば、簡単にドラマの内容が分かってしまうはず。しかし伊藤さんに諭され、内容を知るのを思いとどまっていますね。母親の朝ドラを楽しみにしている様子が伝わる『LINE』を見た人からは、たくさんのコメントが寄せられました。・母親が、娘の主演ドラマを楽しみにチェックしている!愛だなぁ。・気持ちが分かるわ~。続きが気になります!・めっちゃ笑いました。企業秘密でしょうに。・娘さんの主演ドラマですもんね。ハマって当然!ストーリーの続きが気になる母親に対して「諦めがよくてかわいい」と、つづる伊藤さん。これからも、伊藤さんの母親は、娘さんの活躍を楽しみにしながらも、どっぷりとドラマにハマっていくのでしょうね。[文・構成/grape編集部]
2024年05月13日俳優・伊藤沙莉が主演を務める、連続テレビ小説『虎に翼』(月~土前8:00NHK総合※土曜日は1週間の振り返り/月~金前 7:30NHKBS、BSプレミアム4K)の公式SNSが更新され、女子部メンバーたちのオフショットが公開された。公式SNSは「海ロケにて、カニをみつけた女子部のみなさん まだ寒い時期の撮影でしたが、とっても盛り上がっていました!」とつづりし、香淑との思い出作りのため、海にやってきたシーンのオフショットを公開。伊藤沙莉、土居志央梨、桜井ユキ、平岩紙、ハ・ヨンス、羽瀬川なぎらが笑顔でピースサインを決める写真を添え、メイキング動画も投稿した。ファンからは「このオフショットで女子部ロスが少し解消されました」「又戦友の仲間の皆様と寅ちゃんが再会できますように」「寒かったんですね。虎ちゃんの歌をバックに海の思い出シーン。泣けました」「6人が笑顔で海に行ったり、あんみつを食べに行かれますように」などの声が寄せられている。第110作目の連続テレビ小説となる本作は、日本初の女性弁護士で後に裁判官となった女性を俳優・伊藤沙莉が演じ、彼女とその仲間たちが困難な時代に道なき道を切り開き、迷える子どもや追いつめられた女性たちを救っていく。日本史上初めて法曹の世界に飛び込んだ三淵嘉子さんの実話に基づく、リーガルエンターテインメントとなっている。
2024年05月13日「今作の撮影は昨年の9月末に始まり、今年の8月末までを予定しています。少し撮影は遅れ気味ではありますが、主演の伊藤さんの明るさに助けられている部分はかなり大きいです」(NHK関係者)現在、放送中のNHK連続テレビ小説『虎に翼』で主人公の猪爪寅子を演じている伊藤沙莉(30)。伊藤は日本初の女性弁護士・判事・裁判所所長となった三淵嘉子氏をモデルに、法曹の世界に飛び込むヒロインを熱演している。「現場では彼女は常に出演者やスタッフとコミュニケーションを取っていて、同年代や自分より年下の俳優さんたちはみんな下の名前で呼んでいます。同級生を演じる年上の岩田(剛典)さんにも『岩ちゃん!』と呼びかけていました。『女王の教室』(’05年)で共演した、同じく子役出身の松川尚瑠輝さんと今作で再共演した際も『尚瑠輝!久しぶり!!』と彼女から声をかけていたとか。松川さんは『あんな大女優になったのに全然偉ぶることなく声をかけてくれて、こっちが逆に緊張するよ』と笑いながら話していましたよ」(前出・NHK関係者)また、伊藤は明律大学の同級生たちの結束を深めるため、プライベートでも率先して動いていた。「よね役の土居志央梨さん、涼子役の桜井ユキさん、崔役のハ・ヨンスさん、梅子役の平岩紙さんら明律大学の女子学生役とLINEグループを作ったそうです。お互い撮った写真を送ったり、たわいもない雑談をしていると聞きました。そのため、撮影現場では演技の意見交換もしやすいといいます」(前出・NHK関係者)特に伊藤は、韓国では主演級の俳優であるヨンスに、“日本と韓国ドラマの違い”を熱心に聞いていたという。「ヨンスさんは『韓国は遅くまで撮影もあるし、休みもあまりないけど、日本は撮影の手際がよくてうらやましい』と話していたそうです」(前出・NHK関係者)30歳にして芸歴21年の伊藤は、現場以外でも役者同士のつながりを大切にしていた。「伊藤さんは朝ドラの撮影がオフの日は、恋人の劇作家・蓬莱竜太さんとともに朝ドラで共演した出演者の舞台をサプライズで観劇しに行くこともあるそうです。ある出演者は“伊藤さんが多忙を縫って小劇場までわざわざ来てくれた”と感激していました。ただ、伊藤さんは単に観劇後に仲間たちと飲みたいだけと言っているとか(笑)。本人いわく“休肝日のない女”だそうです」(前出・NHK関係者)芸歴が長いだけに、伊藤は現場への差し入れにもこだわりが――。「彼女は千葉県出身に誇りを持っていて、千葉の“名産”を差し入れとして持参することが多いです。有名なのが、『御菓子処袖ヶ浦』の芋ようかん。千葉県産の紅あずまを使用しています。また、県内の果樹園『梨のカネク』で秋に収穫できる『あきづき』という梨も彼女の差し入れの定番。今回のクランクアップまでにギリギリ間に合うかもしれませんね」(制作関係者)■「カタログから3種類全部選んでください」実は『虎に翼』ではNHKから先に伊藤に“差し入れ”があった。「昨冬の撮影時に、局が防寒対策のため『虎に翼』のロゴが入ったネックウオーマーなど“冷え防止グッズ”を作って出演者たちに配ってくれました。伊藤さんはその好意に感謝して旧知のイラストレーター・師岡とおるさんと相談し、『虎に翼』のオリジナルグッズを作って配ろうと思い立ったそうなんです」(前出・NHK関係者)伊藤は師岡さんとコラボしたファッションブランドを始めている。「“のんべえ”の伊藤さんらしく、『NONBEE!』というブランド名なんです。『春に使えるTシャツを皆さんにプレゼントする!』と宣言した彼女は、すでに販売されていた虎のデザインTシャツの文字《BECOME A TIGER》(虎になる)を《WINGS ON THE TIGER》(虎に翼)と変え、新たに作ったのです。元のデザインのTシャツは公式HPでも全色完売するほどの人気デザインで、1枚6,600円します。それ以外にも、『虎に翼』スエットとトートバッグを新たに作りました。先日、これらの3種類のカタログが出演者とスタッフ全員に配られたんです。どれか好きな1つを選ぶのかなと思っていたら、伊藤さんは『全部ですよ!ぜひ3つとも選んでください!!』と太っ腹なことを言っていました。3種類全部あわせれば、おそらく2万円前後はすると思います。出演者とスタッフの数は150人以上いますので、300万円以上の出費となるはずです。“さすが座長だ”とみんな感心していました」(前出・NHK関係者)伊藤は『虎に翼』放送開始直前の各メディア合同取材で、「作品としても役としてもとても魅力的ですし、人間的にも成長できる予感があります。撮影中、ちょうど30歳になるというタイミングも含めて、いろいろなことが折り重なっていく、とても大事な作品になると思います」と語っていた。彼女にとって300万円の差し入れは、人生の節目となった感謝の表れなのだろう。
2024年05月10日俳優の伊藤沙莉が4日、30歳の誕生日を迎え、NHK連続テレビ小説『虎に翼』(月~土前8:00NHK総合※土曜日は1週間の振り返り/月~金前 7:30NHKBS、BSプレミアム4K)の公式インスタグラムで、“渾身”の祝福ショットが披露された。「きょう5月4日は…!猪爪寅子役 #伊藤沙莉 んの誕生日バースデーオフショットをお届けします」と伝え、「スタッフ渾身のフォトスポットや寅子ケーキを用意しました!」と報告した。伊藤は、黄色のTシャツの背中から翼が飛び出す、誕生日仕様の寅子コーデで、花束を持って笑顔。「寅子生誕」など凝りに凝った装飾が施されるなか、ケーキも圧巻の虎柄となり、「伊藤沙莉殿生誕三十周年 お目出度う御座います虎に翼スタッフ一同」などと描かれた。視聴者からも祝福が殺到し、「なんてゴージャスなお祝いなんでしょ」「翼がすてき!」「虎色Tシャツも虎色ケーキも愛を感じますね」「虎模様のロールケーキ、見ていたら、食べたくなりました」「これからの渾身の寅子の演技を楽しみにしています!」などのコメントが寄せられている。
2024年05月04日千葉雄大と伊藤沙莉が共演するドラマ「いいね!光源氏くん」が今夜より再放送がスタートする。本作は、えすとえむの同名漫画のドラマ化。千葉さんが、突然沙織の前に現れる昔の衣装をまとった男・光源氏を、伊藤さんがこじらせOL・沙織を演じるほか、「源氏物語」で光のライバル・中将役で桐山漣、沙織の妹・詩織役で入山杏奈らが出演する。「し~ずん1」とともに、「し~ずん2」も再放送される今回。続編では、紫の上までもが現代に次元ジャンプしている疑惑が持ち上がり、沙織は気が気でなくなっていく。一方、沙織にアメリカ帰りの同僚が猛アプローチをかけ…と、光と沙織、ふたりを取り巻く面々のその後が描かれていく。▼し~ずん1ストーリー藤原沙織(伊藤沙莉)は、会社から帰宅した週末に非日常の解放感に浸るため、バリで買ったすだれとお香をセットしてうたた寝していると、突然すだれを潜くぐって昔の衣装をまとった男(千葉雄大)が現れる。沙織は不審者と思って警察にも来てもらうが、平安時代の扮装をしていることから、ふと光源氏を思い出し、その名前を口にする。男はさも自分が光源氏と言わんばかりに沙織に抱きつき、カップルの痴話喧嘩と思い込んだ警察は退去。沙織はただのコスプレーヤーだと思う男が「事情があって帰るところもない」と聞き、人助けのつもりでしばらく住まわせることに。ところが、妹の詩織(入山杏奈)にこの同棲を知られたり、やがて源氏物語で光のライバル(?)の中将(桐山漣)も出現し――。▼し~ずん2ストーリー打ち上げ花火を1人寂しく見上げる沙織のもとに、平安の世から舞い戻ってきた光源氏。その日から再び2人のドキドキな同棲が始まる。中将やカイン(神尾楓珠)や詩織は光の帰還を喜び、2人の恋の行方を微笑ましく見守っていたが、沙織の職場で彼女に好意を寄せる同期の男・一条が現れ、関係はにわかにぎくしゃくし始める――。「いいね!光源氏くん」し~ずん1第1~4話は5月1日(水)1時31分~<※火曜深夜>、第5~8話は5月2日(木)1時51分~<※水曜深夜>、し~ずん2は5月5日(日・祝)1時10分~<※土曜深夜>NHK総合にて放送。(シネマカフェ編集部)
2024年04月30日「伊藤さんとの共演は2度目。2年前の初共演ドラマ『拾われた男 LOST MAN FOUND』(NHK)では夫婦役だったこともあり、今作でも2人は阿吽の呼吸で現場を盛り上げています」(NHK関係者)仲野太賀(31)は猪爪家に下宿する弁護士志望の書生・佐田優三役を演じている。伊藤沙莉(29)は仲野との再共演を待ち望んでいたそうだ。「もともと2人には約5年前、偶然ハワイで出会った奇縁があります。仲野さんは完全にプライベートで、伊藤さんは『全裸監督シーズン2』の海外ロケ中だったとか。かねて伊藤さんは仲野さんの“自然体の演技”のファンだそうで、初共演の際は『ヤバい!』を連発していました」(制作関係者)そのため『虎に翼』では、伊藤は演技に悩んだとき、仲野に相談を持ちかけていたという。「お互いにアイデアを出し合ってから監督に伝えに行くと聞いています。気心が知れた2人だけに、朝ドラでは珍しい“アドリブ合戦”を繰り広げることもあるそうです」(前出・NHK関係者)実際に2人のアドリブが採用されることが――。「優三のズボンが脱げるシーンでは、仲野さんがリハーサルよりオーバーな芝居でステテコのお尻を出したまま転倒。伊藤さんもそれに合わせて大きなリアクションをして盛り上げました。伊藤さんは仲野さんに対して“演技だけでなくアドリブまで全て受け止めてくれる“と全幅の信頼を寄せています。朝ドラであれだけの笑いが起きるのは演技の幅が広い仲野さんだからでしょう。また、伊藤さんは毎回ドラマの“エゴサーチ”をしているそうで、休憩中は苦笑いしながら仲野さんに絡んでいることがあります(笑)」(前出・NHK関係者)26年の大河ドラマ『豊臣兄弟!』では主演を務める売れっ子の仲野。もちろん『虎に翼』の次の出演作もすでに決まっているという。「大都会の野外病院を舞台にした、7月期の連ドラ出演が内定していると聞きました。敬愛する宮藤官九郎さん(53)の脚本だといいます」(テレビ局関係者)06年に俳優デビューした仲野の朝ドラ初出演作が『あまちゃん』。そして脚光を浴びたドラマが『ゆとりですがなにか』(16年・日本テレビ系)。両作品の脚本を担当したのはクドカンだった。「『ゆとりですが~』は、仲野さんが『人生が変わった!』と言い切るぐらい、役者として大きな転機となった作品だそうです。『虎に翼』出演で一層成長した姿を次の作品でも見せてくれるはずです」(前出・テレビ局関係者)“仲野ファン”の伊藤も思わずリアタイするかも!?
2024年04月26日初めて伊藤沙莉さんにお会いしたのは、昨年の4月20日。NHKのスタッフさんに『ドラマで描く戦前から戦後にかけての日本の法律の移り変わりとその内容について教えてほしい』と頼まれて、私は渋谷のNHKに赴きました。そこに、伊藤さんらしき人が見当たらなかったのでキョロキョロしていると、『私です!私が伊藤沙莉です(笑)』と笑う、目の前でちょこんと座っていた小柄でかわいいお嬢さんが、伊藤さんでした」今回のNHK連続テレビ小説『虎に翼』は女性初の弁護士のひとりで、家庭裁判所所長にもなった三淵嘉子さんをモデルにした物語だ。主役の猪爪寅子を演じる伊藤沙莉(29)に法律の講義を行ったのは、明治大学法学部の村上一博教授。『虎に翼』の法律考証も務めている。「最初は1時間ほど、伊藤さんやNHKのドラマ制作スタッフさんに向けて、戦前から戦後にかけての法律の歴史の流れを説明しました。そしたら、伊藤さんが『へぇ~、そうなんだ!面白いですね!』と喜んでくれましたね」(村上教授、以下同)偏差値が高く、「卒業後も潰しがきく」と言われてきた法学部だが、村上教授によると、近年人気が落ちているというのだ。「そんな窮状もあり、私は初対面の伊藤さんに『全国の大学法学部がこの朝ドラに注目してるんです。ですから、大学法学部の未来はあなたの肩にかかっているんです!』と熱弁しましたら、大笑いされまして……(笑)」そして、村上教授は、昨年9月中旬に明治大学の駿河台キャンパスで4日間にも及ぶ特別講義を開催した。参加メンバーは伊藤をはじめ、明律大学女子部の“魔女”たち同級生のメインキャスト6人。授業は1限の9時からスタート。90分にも及ぶ講義を4回行った。1回目は夫婦別姓など婚姻法、2回目は相続法、3回目は大逆事件や小作争議などを担当した弁護士について、4回目は女性法曹誕生にまつわる概略を話したそう。「皆さん一生懸命聴いてくださいましたし、2回目の相続税の授業後には『ウチも相続で大変なんです』と個人的な質問も受けました。伊藤さんも『大学に行くのは初めてで楽しかったし、授業内容も面白く、勉強になった』と言ってくれています」保育士に憧れた時期もあったものの高校卒業後、進学せず芸能活動に専念してきた伊藤。だが、講義では寅子の口癖である“はて?”を心の中で連発していたようだ。「実はちょっとした笑い話なのですが、伊藤さんは、初回はいちばん前の席に座っていましたが、回を追うごとに後ろの席に……。私が『ほら、もうちょっと前においで!』と追いかけたんです(笑)。まるで本当の学生のようでした」最終講義で、村上教授は一度も欠席することなく熱心に受講してくれた6人の女優に向けて「たった4回かもしれませんが、あなたたちはここでしっかり授業を聴いて学んだのだから、明治大学の生徒ですよ」とメッセージを送ったという。最後に、伊藤と三淵さんの共通点を聞いてみるとーー。「三淵さんの写真を見るとわかるのですが、丸顔で親しみやすい感じがにじみ出ているんですよ。気さくで明るくチャーミングな人柄は共通していますよね。女性初ということで三淵さんも確実につらい思いはたくさんしたと思いますが、一切『苦労した』とは言わずに、いつも笑顔だったと聞きます。そうした忍耐強さ、偉ぶらないあっけらかんとした感じが、2人の共通点でもあるのでしょうね」伊藤も笑顔で、過酷な朝ドラの撮影を乗り切ることだろうーー。
2024年04月25日伊藤沙莉主演で現在放送中の連続テレビ小説「虎に翼」の公式Instagramが、メイキング映像を投稿した。本作は、日本初の女性弁護士・三淵嘉子さんをモデルとした、極上のリーガルエンターテインメント。今回公開された映像は、伊藤さん演じるのちに日本初の女性弁護士となる寅子と、女性の社会進出に熱い信念を持つ大学の仲間・山田よね(土居志央梨)が、超至近距離で顔を合わせるシーンで、思わず笑いだしてしまう様子が見られる。視聴者からは、「お二人の笑顔、ほっこりします」、「楽しそう」といった声や、「いつもキビシイお顔のよねさんなので 笑顔が嬉しい」、「ドラマの中で見せるよねさんの表情と違って笑顔が素敵楽しそうなお二人のオフショットが嬉しいです」、「本編でも早く笑い合える仲になることをお祈りします」と、よねの本編とのギャップに多数のコメントが寄せられた。第3週「女は三界に家なし?」(15)まんじゅうをつくってみることにした寅子(伊藤沙莉)たち。すると、涼子(桜井ユキ)が急に謝罪したいと言い出す。脚本には、事実と違う脚色が加わっていたと分かり――。連続テレビ小説「虎に翼」は毎週月~土曜日8時、総合ほかにて放送中。※土曜は1週間をふり返り(シネマカフェ編集部)
2024年04月18日「婚姻状態にある女性は無能力者」という言葉に思わず「は?」と声を上げてしまうNHK連続テレビ小説『虎に翼』主人公の猪爪寅子。女性は女学校を出たら結婚し、子どもを産み、家庭を守るのが当然といった当時の風潮にモヤモヤが募る。そんな寅子を演じているのが伊藤沙莉(29)だ。「寅子はどちらかというと、現代寄りの感覚の持ち主。なぜ学校を卒業したら結婚して家庭に収まらなきゃいけないの?はて?と不思議に思う。無能力者ということに対しても、それはとても失礼な表現であることに気づくような子。そういった素朴な疑問が法律への疑問に変わり、夢へとつながっていくんです」物語のモデルは日本初の女性弁護士で、のちに裁判官になった三淵嘉子さん。当時、日本の法曹界は100%男性社会。三淵さんは文字どおり、道を切り開いていった女性だ。「三淵嘉子さんの人生、本当に壮絶なんです。これはドラマになるよって思いました。時代もあって、立ちはだかるものがあまりに大きいですし、いま撮影を通して経験させていただいても、『これは心が折れる!』といったことがたくさん起きているので。三淵さんが闘ってきたこと、食らってきたこと、負った傷、そういう部分はしっかり丁寧に演じていかなければと思っています」そして自身も5月に30歳になって節目を迎えることもあり、気合を入れて撮影にのぞんでいることが伝わってくる。「私自身が撮影を通して人間的に成長している気がするんです。確実に代表作で、大事な作品になると思います」たまに三淵さんの写真を見ることがあるという。「お写真を見て、勝手に元気をいただいています。やってこられたことのかっこよさはもっと広くに伝わってほしいですし、もっと頑張らないと! と常に思っています」連続テレビ小説『虎に翼』NHK総合 月~土8時~ほか。お見合い結婚を勧める母親を振り切って、日本史上初めて法曹の世界に飛び込んだ主人公・寅子の情熱あふれる姿を描く。
2024年04月13日伊藤沙莉を主演に迎えたNHK連続テレビ小説「虎に翼」が4月1日(月)よりスタート。第40回向田邦子賞を受賞するなど話題を呼んだNHKよるドラ「恋せぬふたり」の吉田恵里香が手がけるオリジナルストーリーは、早くも「寅ちゃんのこと大好き」「クスッとできてヒリヒリして勇気をくれる」「2024年にもささる」など、伊藤さん演じる主人公の言動やストーリーが大きな注目を集めている。日本初の女性弁護士・三淵嘉子さんをモデルに、激動の時代を生きた1人の女性法曹とその仲間たちの波乱万丈の物語を描く本作。主人公の猪爪寅子(いのつめ・ともこ)を伊藤さんが演じるほか、寅子の両親を石田ゆり子と岡部たかし、兄・直道役を上川周作、猪爪家に下宿している書生・優三役を仲野太賀が演じ、裁判官・桂場役で松山ケンイチ、寅子を導く法学者・穂高役で小林薫らが出演する。「寅子はこれまでの朝ドラにあまりなかったタイプのヒロイン」と伊藤さん自身がクランクイン時に語ったように、寅子は好奇心と向上心に溢れ、意志のはっきりとした、わきまえることを知らない、言いたいことは言わずにはいられない女性だ。第1週「女賢しくて牛売り損なう?」では朝ドラ定石の子役時代をすっ飛ばし、昭和6(1931)年、女学校に通う同級生の親友・米谷花江(森田望智)が寅子の兄・直道と婚約するなか、寅子は母・はる(石田さん)に勧められるまま見合いして3度連続で断られるところから幕を開ける。対等に何でも話し合える男性だと思い、世界情勢と日本の立ち位置について意見を言おうとすると突然、見合い相手(藤森慎吾)から「分をわきまえろ」と怒鳴られてしまうのだ。「結婚した自分が想像つかない。結婚に全く胸が踊らない」という寅子は見合いから逃げ出すことを考え、「梅丸少女歌劇団」に入団しようとしたことも。前作「ブギウギ」でスズ子が通っていた歌劇団である。奇しくも同じ時代に生きた女性が続いてヒロインとなっている。思ったことをすぐに口にしてしまうことはあれど、ドジをして笑いをとったり、周囲を翻弄したりする主人公では決してない。寅子には自他共に認める「賢しさ」がある。そんな寅子は、優三の弁当を届けに夜学を訪れた際、当時の民法では結婚した女性は「無能力者」という聞き捨てならない言葉を耳にする。財産の利用や相続、雇用など、夫の許可なしにはできないという。家に帰れば、はるが直道と花江の結婚を何から何まで取り仕切り、家事を完璧にこなしながら“スンッ”と澄ましているというのに。「はて?」と、その疑問に思ったことを穂高にぶつけてみると、穂高は話を遮ったり、怒鳴ったりすることなく寅子の声に耳を傾け、「(話を)続けて」と促す。そして、君のような女性こそ明律大学女子部法科にふさわしいと言う。第1週のタイトル「女賢しくて牛売り損なう?」とは「女が利口な様子をして出しゃばると、かえって物事をやりそこなう」という意味の慣用句からきている。「頭のいい女が確実に幸せになるためには、頭の悪いふりをするしかない」と母・はるは、寅子の幸せを願うからこそ見合いをさせようと諭すが、寅子の決意は固い。「心躍るあの場所(法科)にいけるなら、血ぐらいいくらでも流す」と、女性が法律を学ぶことに懸念を示す桂場に対しても寅子は言ってのける。だが、桂場に「(男性と同じ)土俵に上がるまでもなく、血を見るまでもなく、傷つき泣いて逃げ出すのが落ち」とまで言われたとき、「お黙んさない」「女の可能性の芽を積んできたのは誰?男たちでしょう」と奮起するのは、なんと母のはるだ。新調する予定だった見合い用の振り袖は、六法全書になり代わった。「新しい昭和の時代に自分の娘にはスンッとして欲しくない」と言うはる。娘の“心躍ること”の後押しを決める。こうして寅子は、女性が法律を学ぶという地獄への切符を手に入れ、第2週目では男子学生から「魔女部」と揶揄される女子部法科の個性豊かな面々と出会っていくことになる。米津玄師が歌う主題歌「さよーならまたいつか!」に乗せたオープニング映像では、優しい色彩のアニメーションから実際に法服を纏った寅子に変わり、教師や看護師など当時の“職業婦人”や女学生たちとともに踊る。その様子は、“女性はなりたい自分に、何にだってなれる”というメッセージをくれた世界的大ヒット映画『バービー』とも重なるのだ。YouTube:[虎に翼] 主題歌 米津玄師「さよーならまたいつか!」オープニング(ノンクレジットVer.)第2週「女三人寄ればかしましい?」あらすじ昭和7年。晴れて「明律大学女子部法科」に入学した寅子(伊藤沙莉)は女子の憧れの的の華族令嬢・涼子(桜井ユキ)、最年長の梅子(平岩紙)、留学生の香淑(ハ・ヨンス)らと出会う。「女性に弁護士資格が認められる法改正はまもなく」という学長の言葉や、穂高(小林薫)との再会もあり、やる気に胸を膨らませる寅子に、山田よね(土居志央梨)は「ヘラヘラしてうっとうしい」と言い放つ。新聞が女子部の存在を面白おかしく取り上げる中、人一倍熱いよねの言動にひかれた寅子は、思わずよねを尾行。初めて本物の裁判を傍聴する。連続テレビ小説「虎に翼」は毎週月~土曜日8時、NHK総合ほかにて放送中。※土曜は1週間をふり返り(上原礼子)
2024年04月06日伊藤沙莉主演連続テレビ小説「虎に翼」の公式SNSにて、メイキング映像が公開された。本作は、日本初の女性弁護士・三淵嘉子さんをモデルとした、極上のリーガルエンターテインメント。連続テレビ小説第110作目として、この4月からスタートしたばかりだ。今回公開された映像は、伊藤さん演じる、やがて日本初の女性弁護士となる猪爪寅子と、上川周作演じる寅子の兄・直道が登場。直道は、寅子の親友・花江に一目ぼれし、婚約する。映像は、そんな馴れ初めのシーンだ。視聴者からは、「この場面、とても好きです」、「撮影現場もとっても楽しそう」、「直道さん、動きのキレがすごい」、「こんな豪快に水かぶっても爽やかに『大丈夫!気にしないで!』と言えるお兄ちゃん、優しくてステキ過ぎ~」などとコメントが寄せられている。第1週「女賢しくて牛売り損なう?」(4)4月4日放送寅子(伊藤沙莉)は、母・はる(石田ゆり子)に女子部に願書を出したことを言えずにいた。そうこうするうちに、花江(森田望智)と直道(上川周作)の結婚式が迫り…。連続テレビ小説「虎に翼」は毎週月~土曜日8時、NHK総合ほかにて放送中。※土曜は1週間をふり返り(シネマカフェ編集部)
2024年04月03日「私は考えることが苦手なので、とにかく体当たりでやりました」3月21日の会見でこう語ったのは伊藤沙莉(29)。伊藤は4月1日開始のNHK連続テレビ小説『虎に翼』でヒロインを務める。「日本初の女性弁護士である三淵嘉子さんの生涯を基にしたリーガルエンターテインメント作品です。伊藤さんの主役はNHKからのオファーで決まったのですが、彼女はこれまで何度もオーディションで落ちていて、過去に『朝ドラはコンプレックス』とまで話していました」(制作関係者)伊藤の女優人生は決して華やかなものではなかった。「9歳で子役デビューしたものの、中学生になると仕事が少なくなり、周りからは『売れない子役』というあだ名で呼ばれていたそうです」(前出・制作関係者)2020年の映画『タイトル、拒絶』公開に際して、女優として感じてきた劣等感を明かしている。「伊藤さん演じる主人公が人気者の美女を“ウサギ”、そうではない自分を“タヌキ”にたとえるシーンがあります。それを踏まえて、『私もどっちかというと、タヌキの人生を歩んできたので、役に共感できた』と語っていました。芸能界は露骨な世界で、周囲の大人や男性はかわいらしい“ウサギ”をチヤホヤし、地味な“タヌキ”の彼女は容姿だけで視界にさえ入れてもらえないことも多かったそうです」(前出・制作関係者)それがトラウマとなり、次第に自信は薄れていったという。《王道のヒロインは、やってみたいけれど関係のない世界…諦めに近かった》(『日刊スポーツ』2020年11月15日)それでも伊藤がもがき続けられたのは、ドラマ『女王の教室』(日本テレビ系)で共演した天海祐希(56)にかけられた次の言葉のおかげと自著で明かしている。《あなたはカメラが自分に向いていない時でも常に気を抜かずにお芝居をしてる。(中略)端っこで踊ってる時でもお芝居をしてる時でも意外とね、見てくれてる人はいるのよ。自分なんて誰も見てないって思う時もあるかもしれないけど、そんなことない。この先何があってもどっかで誰かが見てるし、必ず誰かが見つけてくれるし認めてくれるから》(『【さり】ではなく【さいり】です。』KADOKAWA)天海の言葉は実体験を伴ったものだったという。「天海さんは宝塚音楽学校に主席で入学し、ずっとエリート街道を歩んできたと思われがちですが、実は卒業時の成績は42人中26番で半分より下でした。歌劇団入団後すぐはいい役に選ばれず、『うなぎ部屋』と呼ばれる“劣等生”が集まる、舞台から遠い奥の楽屋をあてがわれていたとか。舞台の端からトップスターに上り詰めた天海さんの激賞だからこそ、伊藤さんの心にも深く響いたのでしょう」(前出・制作関係者)コンプレックスをバネに全力で努力し、朝ドラヒロインの座をつかんだ伊藤。タヌキは虎に化けた。
2024年03月29日伊藤沙莉のファーストフォトエッセイ「【さり】ではなく【さいり】です。」が、本人の朗読でオーディオブック化されることが決定。Amazonのオーディオブック配信サービス「Audible」にて配信開始された。数々の話題作に出演し、NHK朝ドラ「虎に翼」の主演にも抜擢され、さらに注目を集める伊藤沙莉。全編本人書き下ろしによるフォトエッセイは、生い立ちから9歳のデビュー、オーディションに落ち続けていた下積み時代、そして大切な伊藤家の家族への思い…。大転機のひとつとなった連続テレビ小説「ひよっこ」の米子役以来の展開まで、折々の気持ちを赤裸々に綴った。本著の刊行から2年9か月。その後の変化を自ら語る限定コメントも収録し、この度、オーディオブック特別版としてリリースした。オーディオブック配信に際して:伊藤沙莉コメント自分をさらけ出して書いたものなので、少し恥ずかしさは正直あって私そのものが詰まったような本なので無理なく背伸びせず、等身大で語るものになればいいなと思って臨みました。ちょっとでも伊藤のことを知りたいと思ってくださった方がへぇそうなんだ、みたいなふうに聴いて頂けたら嬉しいです。(伊藤沙莉)オーディオブック「【さり】ではなく【さいり】です。」はAudibleにて配信中。(シネマカフェ編集部)
2024年03月23日現在放送中の「ブギウギ」から、4月スタートの「虎に翼」へ、連続テレビ小説のバトンタッチセレモニーが本日、3月15日(金)に行われ、ヒロインの趣里と伊藤沙莉が登壇した。今回、「虎に翼」で伊藤さんが演じる猪爪寅子の自宅・中庭のセット内で行われた。まず、「ブギウギ」の撮影をふり返り、趣里さんは「毎日のようにキャストやスタッフのみなさんとお会いしていたので、今はとても寂しい気持ちです」と話し、伊藤さんは「キャストやスタッフの皆さんに支えられながら、とても楽しい日々をおくっています。撮影現場は和気あいあいとした雰囲気に包まれており、幸せで贅沢な時間を経験させていただいています」とこれまでの撮影を語る。恒例のプレゼント交換も実施され、趣里さんからは、舞台地のひとつである東かがわ市の讃岐和三盆と手袋、伊藤さんからは、「おつかれさまでした!」の気持ちを込め、2作品をモチーフにした特製ケーキが贈られた。「讃岐和三盆の虎の模様がかわいいですね。手袋に私の名前が刺繍で入っていて、とてもうれしいです。大切にします」(伊藤さん)、「『ブギウギ』と『虎に翼』が交わって一つになっていて、とてもうれしいです。 もったいなくて、食べられないですね(笑)」(趣里さん)と喜びを語っている。次に、バトンパスが行われ、趣里さんは「無事にバトンタッチセレモニーを迎えられてホッとしているのと同時に、本当に感慨深い気持ちでいっぱいです」と安堵した様子。伊藤さんは「お父さん役の岡部たかしさんから、『趣里ちゃんがんばってるよ』ということをよく聞いていましたし、毎朝の放送を見て、本当にかっこいいなと思っていました。いま趣里さんから直接バトンをいただいて、最後まで走りきろうと、あらためて思いました。これからもがんばります!」と改めて意気込んだ。この春スタートする「虎に翼」は、日本初の女性弁護士・三淵嘉子さんをモデルとした、極上のリーガルエンターテインメント。やがて日本初の女性弁護士となる猪爪寅子を伊藤さんが演じるほか、石田ゆり子、岡部たかし、仲野太賀、桜井ユキ、岩田剛典、戸塚純貴、松山ケンイチらが出演する。連続テレビ小説「ブギウギ」は3月30日(土)までNHKにて放送。連続テレビ小説「虎に翼」は4月1日(月)NHKにて放送開始。※毎週月~土曜8時(総合)※土曜は1週間をふり返り/毎週月~金曜7時30分(BS・BS プレミアム4K)(シネマカフェ編集部)
2024年03月15日2024年3月9日イベントより株式会社アデッソ所属、嶋谷綺沙が、音楽ユニット『ニエロピエロ(NielloPierrot)』のパフォーマーとして参加!嶋谷綺沙は舞台で活躍中の女優であり、アートダンサーである。嶋谷綺沙エンターテイメント界に驚きと感動のニュースが飛び込んできました!アートダンスのパフォーマーとして知られる**嶋谷綺沙**が、ユニット「ニエロピエロ」に参加することが決定しました。嶋谷綺沙の加入は、多くのファンにとって待ち望まれた出来事です。彼女のダイナミックで独創的なパフォーマンスは、常に観客を魅了し、感動させてきました。彼女の加入により、ニエロピエロの舞台はさらに華やかさを増し、ファンの期待が高まることでしょう。この驚きの発表に対し、彼女の加入により、ニエロピエロの活動は新たなる高みへと進化することが期待されています。嶋谷綺沙自身もこの新たな挑戦に興奮しており、『「ニエロピエロ」と共に新たなる舞台に立つことを楽しみにしている』とコメントしています。ニエロピエロの新たなる旅が、ますますエキサイティングなものとなることは間違いありません。今後のユニットの活躍に期待が高まります。このニュースの詳細や最新情報については、公式ウェブサイトやSNSアカウントでご確認ください。<参加イベント詳細>☆2024年3月9日(土)公演名:『「MI・RA・I SUPER LIVE 2024」Saturday Stage編』場所:渋谷近未来会館出演13:35~13:55物販14:10~15:00※別会場予定※撮影NGTICKET: ※前方(事前購入)/一般(予約のみ当日支払)☆ニエロピエロ予約特典フォーム: ※記載いただくと、来場時、物販受付にて特典が受け取れます!!HP: ☆2024年3月23日(土)公演名:『INN Fes vol.02』場所:LUMINE 0※撮影NGTICKET: ☆ニエロピエロ予約特典フォーム: ※記載いただくと、来場時、物販受付にて特典が受け取れます!!<嶋谷綺沙(しまやきずな)プロフィール>2004年10月21日生まれ東京都出身趣味 :プーさんとお話特技:ダンス<ダンス経歴>歴12年:Hiphop、Jazz、GirlsHiphop、ロックLegend TOKYO 審査員特別賞Birthday準優勝CCC 優勝<SNS>☆X: ☆instagram: ☆Tiktok: アデッソHP: ニエロピエロ(NielloPierrot)についてニエロピエロ(NielloPierrot)このユニットは、音楽の魔法を広め、世界中の心に響くメロディと歌詞をお届けすることを使命としています。ユニットのメンバーは、才能溢れるアーティストで結成され、一つの魅力的な音楽ユニットを形成しています。個性とハーモニーが結集し、耳に心地よいメロディと深い感情をお届けします。<公式SNS>X: instagram: SHOWROOM: HP: <メンバー>☆三咲じゅな(みさきじゅな)/右9月8日生まれ趣味:食べること特技:ピアノX: instagram: HP: ☆中村珠希(なかむらたまき)/左1月19日生まれ特技:津軽三味線、民謡舞台女優として活躍中X: instagram: HP: <パフォーマー>☆茅乃碧依(かやのあおい)5月14日生まれ趣味特技 :一輪車、ロードバイク公益財団法人日本一輪車協会公認インストラクター☆Tiktok: ☆X: ☆instagram: アデッソHP: 株式会社アデッソは、 現在、インフルエンサーマーケティングが可能なアプリ「ENTAMAエンタマ」をローンチ中。ENTAMA : ENTAMA : 「ENTAMAエンタマ」☆WEBアプリ ☆AppStoreダウンロード ☆AndroidAPKダウンロード 「ENTAMAMOVIESTUDIO」多目的レンタルスタジオ 所属事務所:株式会社アデッソHP: twitter: instagram: Facebook: 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2024年03月08日伊藤沙莉主演の連続テレビ小説「虎に翼」が4月より放送開始。その前に、見どころを一挙紹介する「もうすぐ!虎に翼」の放送が決定した。連続テレビ小説第110作目となる本作は、日本初の女性弁護士・三淵嘉子さんをモデルとした、極上のリーガルエンターテインメント。日本初の女性弁護士となる猪爪寅子を伊藤さん、寅子の両親を石田ゆり子と岡部たかし、兄を上川周作、猪爪家に下宿している書生を仲野太賀、裁判官役で松山ケンイチらが出演。また、尾野真千子が“語り”を担当する。今回放送が決定した見どころ紹介番組「もうすぐ!虎に翼」は、メイキング映像のほか、伊藤さんや石田さん、岡部さんら、レギュラーキャストへのインタビューも盛りだくさん。また、主人公のモデルとなった三淵さんの足跡も辿る。「もうすぐ!虎に翼」は3月20日(水・祝)8時15分~NHK総合にて放送。※再放送あり連続テレビ小説「虎に翼」は4月1日(月)よりNHKにて放送開始。(シネマカフェ編集部)
2024年03月05日4月スタートの連続テレビ小説「虎に翼」より、主演・伊藤沙莉のクランクイン映像が公式Xにて公開された。連続テレビ小説第110作目となる本作は、日本初の女性弁護士・三淵嘉子をモデルとした、極上のリーガルエンターテインメント。日本初の女性弁護士となる猪爪寅子を伊藤さんが演じるほか、石田ゆり子、仲野太賀、桜井ユキ、平岩紙、岩田剛典、戸塚純貴、松山ケンイチらが出演。また、尾野真千子が“語り”を担当し、主題歌は米津玄師の「さよーならまたいつか!」に決定している。今回公開された映像は、本作の撮影初日、伊藤さんのクランクイン当日の様子だ。視聴者からは「楽しみにしております♪」「近づいてきましたね!」「推しの頑張りは励みになる」「沙莉ちゃんの袴姿がこれまた素敵。ドラマ撮影って改めて見ると沢山のスタッフさん演者さんで成り立ってるんだなあ」などとコメントが寄せられている。連続テレビ小説「虎に翼」は4月1日(月)よりNHKにて放送。(シネマカフェ編集部)
2024年02月20日伊藤沙莉がヒロインを務める2024年度前期連続テレビ小説「虎に翼」に、岡田将生、三山凌輝、平埜生成、田中真弓、沢村一樹、滝藤賢一の出演が発表された。昭和のはじめ、日本初の女性専門に法律を教える学校ができ、そこへ当時の日本のどこにも収まれない、溢れ出す何かを抱えた女性たちが集結する。この物語の主人公・猪爪寅子も、そんな女性。周囲から“魔女部”と陰口を叩かれた女性だけの学び舎で、彼女たちは自らの道を切り開くため法律を学んでいく。やがて戦後、寅子(伊藤さん)は裁判官となり、東京から新潟へ。法曹として働く中で彼女の運命を導いていく人々と出会っていく――。星 航一/岡田将生連続テレビ小説出演歴「なつぞら」父も法曹界の重鎮で自らも裁判官。温和な性格だが笑顔の奥の本心は誰にも分からない。その信念に寅子と通じ合う部分がある。岡田将生【コメント】虎に翼というタイトルを目にした時から惹かれてました。そして主演が伊藤沙莉さんとお聞きし惹かれ、参加したいと思いました。“朝ドラ”はなつぞら以来ですが、撮影期間が長くその分演じる役をより深く見せる事ができると思っています。僕は後半から参加させて頂きますが、みなさんが紡いだものをしっかりと受け取り、さらに新しい風を吹き込めるように頑張りたいと思います。早くトラコさんに会いたいです。猪爪直明/三山凌輝連続テレビ小説 初出演寅子の弟。純粋な性格で家族想い。責任感が強く、家計を支えるため自分を犠牲にしようとするような一面も。三山凌輝【コメント】この度「虎に翼」にて主人公 猪爪寅子の弟、猪爪直明を演じる事になりました三山凌輝です。まさか自分が連続テレビ小説に出演させて頂く事になるとは思いもしませんでしたが、役者としての1つの大きな目標でしたので心から感激し、同時に身が引き締まる思いです。沢山の方に愛される素晴らしい作品にワクワクしています。魂を注いで作品の一部になれる様、魅力的な直明を演じられるように精進致します。よろしくお願い致します。汐見圭/平埜生成連続テレビ小説出演歴「カムカムエヴリバディ」上司である多岐川(滝藤賢一)の右腕となり、家庭裁判所設立のために奔走する。優しい性格のため、気弱に見えるが、実は破天荒な多岐川をしっかりフォローしている。平埜生成 ©川村将貴【コメント】二度目の“朝ドラ”出演、嬉しくて嬉しくてたまりません!この作品に出てくる人たちは、みんな「翼」を持っていると思います。愛という翼、夢という翼、法律という翼、性別という翼......。脚本を読みながら、そんな「翼」について考えていました!ぼくの演じる汐見さんは、どんな「翼」を広げるのでしょうか!素敵なキャスト、スタッフの皆様と一緒に探していきたいと思います!大きな「翼」で羽ばたけるように、精一杯がんばります!稲/田中真弓連続テレビ小説出演歴「なつぞら」花江(森田望智)の実家・米谷家で働く女中。花江と寅子を母のように見守る。故郷の新潟に帰った後も、寅子との縁が続いていく。田中真弓【コメント】「おはなはん」を観終わってから学校に走っていた小学生時代人生計画白書なるモノに「18歳でNHKの連続テレビ小説に抜擢」と書いた中学生時代「繭子ひとり」の山口果林さんに憧れて桐朋学園演劇科に行くと決めたけど、まず学力足りなくて受からなかった高校生時代全てのことが走馬灯のように思い出される69歳の今“朝ドラ”出演のお話が。。。。ありがとうございますありがとうございますもう一つありがとうございます久藤頼安/沢村一樹連続テレビ小説出演歴「ひよっこ」人当たりがよく常にフレンドリー。海外の事情にも詳しく、振る舞いの全てがスマート。裁判官を目指す寅子の実力を買って、採用に力を貸してくれる。沢村一樹【コメント】「ひよっこ」以来7年ぶりの“朝ドラ”出演に胸が高鳴ります。主演の伊藤沙莉ちゃんとも“朝ドラ”以来で、今回は初めて彼女とのセリフのやり取りがあるので楽しみで仕方ないです。少し近寄り難い感のある戦後の「司法」の世界を皆様に身近に感じて頂けるよう、現場のスタッフ・キャストの皆さんと共に、明るく楽しくお届け出来たらと思います。多岐川幸四郎/滝藤賢一連続テレビ小説出演歴「梅ちゃん先生」「あまちゃん」「半分、青い。」寅子の上司となり、ともに家庭裁判所の設立準備にまい進する。かなりの変わり者で、寅子をあきれさせるが、家裁への情熱は誰にも負けない。滝藤賢一【コメント】4度目の“朝ドラ”です。なんて幸せな俳優人生なんだと感謝の気持ちでいっぱいです。“朝ドラ”ほど長い期間、役を共にすることはないですし、撮影期間も長い長い道のりになるので、気負わずのんびり大切に、スタッフの皆様、共演者の方々に助けていただきながら楽しみたいと思っております!途中からの参加になりますので、皆様お手柔らかにお願い致します。連続テレビ小説「虎に翼」は4月1日(月)よりNHKにて放送開始(※全26週/130回)。(シネマカフェ編集部)
2024年01月26日江戸後期創業、京都・宇治 伊藤久右衛門(所在地:京都府宇治市、代表取締役社長:広瀬 穣治)の子会社 台湾伊藤久右衛門有限公司は、2016年にオープンした唯一の海外店舗である『伊藤久右衛門 中山店』を2024年1月19日(金)にリニューアルオープンいたします。伊藤久右衛門 中山店 外観CG2016年7月に「京都・宇治の味をそのまま台湾でも楽しめる店舗」として伊藤久右衛門初の海外店舗として台湾にオープンした『伊藤久右衛門 台北中山店』。台北中山店独自のオリジナルメニューを開発したり、ふわふわのフレーバー氷でつくられたかき氷「雪花冰」を日本の店舗に逆輸入するなど、宇治茶の可能性を広げる挑戦を海外より積極的に行ってまいりました。地元のお客様に愛されて約8年。この度、立地を新たに『伊藤久右衛門 中山店』としてリニューアルオープンいたします。■新店舗概要店名 : 伊藤久右衛門 中山店所在地 : 台湾台北市中山区中山北路1段115号営業時間: 11時~21時開店日 : 2024年1月19日(金)アクセス: MRT中山駅 徒歩5分、中山市場バス停 徒歩1分Facebook: 伊藤久右衛門 中山店 内観CG■会社概要社名 : 株式会社伊藤久右衛門所在地 : 〒611-0013 京都府宇治市莵道荒槙19-3代表者 : 代表取締役社長 広瀬 穣治創業 : 天保3年事業内容 : 宇治茶・抹茶スイーツなどの製造販売URL : X(Twitter): Facebook : Instagram : ■伊藤久右衛門のあゆみ江戸後期・天保3年、初代伊藤常右衛門(いとうつねえもん)・瀧蔵が田原村 名村(現宇治田原南)にて茶業を携わったのがはじまりです。その後、二代目伊藤常右衛門・久三郎、三代目伊藤常右衛門・由松、四代目伊藤多吉と代々茶づくりを継承してまいりました。昭和27年、五代目伊藤久三が宇治田原から宇治の地へとうつり、宇治蓮華(現平等院表参道)で宇治茶販売の店舗を構えました。同年、会社設立にあたり、代々受け継いだ伊藤常右衛門の名を拝し、伊藤久三自身の名にある「久」の一文字をとって、社名を「株式会社伊藤久右衛門」といたしました。創業の地である宇治田原では、現在も伊藤家に代々受け継がれる茶園で茶づくりを続けております。平等院店頭での初荷の写真当時の茶工場 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年01月18日