“殺しても死なない”“何度でも命をリセットできる”というセンセーショナルな設定が話題を呼び、劇場版アニメ3部作も大ヒットとなった人気漫画を、佐藤健と『踊る大捜査線』シリーズの本広克行監督の初タッグで実写化する『亜人』。このほど、佐藤さんの前に立ちはだかる“新人類最凶の不死身男”として綾野剛の参戦が決定、さらに玉山鉄二、城田優、千葉雄大、川栄李奈、山田裕貴、浜辺美波といった最旬の人気&注目キャストの参加が明らかになった。2017年東京。病の妹を救うため、研修医として日々勉学に励む永井圭はある日、交通事故に遭い死亡。しかし直後、肉体が復活し、生き返る。絶対に死なない新人類【亜人】となった圭は、警察や懸賞金目当ての人間に追われ亜人研究施設に監禁される。そんな圭に同じく【亜人】の佐藤という謎の男が、救いの手を差し伸べる。佐藤は亜人としてこの国で生きていくため、国家転覆を図り、人類の大量虐殺を繰り返すテロリストだった。同じ亜人として、佐藤の思い描く未来に共感できない圭。そんな圭に対し、佐藤の怒りの矛先が向かっていく。【人間でいたい亜人】vs【亜人を救いたい亜人】の交わることも終わることもない、エンドレス・リピート・バトル。果たして【亜人】の未来は、どこへ向かうのか――。【亜人】とは、人間と姿かたちは同じだが、“死ぬことがなく”、どれだけ傷ついても絶命と共に再生を始める、死を超越した特殊な能力を持つ新人類。佐藤さんが演じる主人公・永井圭は、亜人というマイノリティーとなったことで、世界の差別や隔絶を経験しながら「自己」「生きる道」を懸命に模索し、国家権力や同じ種族の亜人と戦うことになる。そんな圭に、同じ亜人でありながら敵対する“最強最悪の不死身男・佐藤”を演じるのが、温厚な産婦人科医から歌舞伎町のスカウトマンまで、常に幅広い役柄に挑戦し続ける綾野さん。国家転覆を図り、大量虐殺を繰り返すテロリスト役であり、原作の元軍隊上がりというキャラクターを強く意識、撮影4か月半前から食事コントロールと筋肉トレーニングで強靭な肉体を目指したそうで、髪も銀色に染め、ビジュアル面からも亜人・佐藤に迫っていったという。「原作のイメージや印象はできればまんま一緒にしたいくらい大切にしたい」という綾野さんは、「ハンチングなどのアイテムもそうですが、進化した佐藤を実写の中で表現するべく、肉体作りもコミュニケーションやあらゆることを惜しまず、本当に魅力的な、ただ怖いだけではなく、妙にチャーミングさと軽快さもある新しい佐藤の造形を『亜人』という原作に敬意を払いながら作ることができました」と手応えを覗かせる。その役作りには撮影スタッフも驚くほどで、これまでの線の細い綾野さんのイメージからほど遠い姿に「(筋肉が)CGのようだ」と表現するスタッフも!戦いで致命傷を負うと、すかさず自分の持っているナイフや銃で自らを殺し、リセットして生き返る。亜人であることを最大限に生かした戦闘を行い、非常に高い戦闘能力を有するキャラクターを生き生きと、説得力たっぷりに体現してみせている。『るろうに剣心』以降の2度目共演となる佐藤さんは、「僕もですが、彼(綾野さん)もすごく漫画が大好きで読んでいて、漫画の実写化の難しさを重々わかっている人だったので、佐藤という役をやることの重さや、『亜人』という漫画の実写化について同じものをシェアできていて、同じ目線でいれたので、あとは必死にやるだけで、もちろん俳優としてもすごく信頼しているので、そっちは任せた、こっちはこっちでやるという安心感がありました」と、綾野さんとの信頼関係が作品に良い効果をもたらしたことを明かしている。さらに、綾野さん演じる佐藤と行動を共にする亜人の田中功次役に城田さん、奥山役に千葉さん、高橋役に山田さんとイケメン俳優が揃い踏み。佐藤と共に、国家転覆を図るため暗躍する。綾野さんとの撮影シーンが多かった城田さんは、「綾野さんは、作品のことや役のことを深く考えているのが、随所に現れていました。撮影中もいろんなことに気付いては、監督に報告したり、提案したり、本当に今回は佐藤役の綾野剛さんが亜人チームをまとめたというか、まとめようとしてまとめただけじゃなく、態度や行動で示して、先陣切って現場でも大活躍でした。圧倒的に強い佐藤という役に合っていたと思います」と、役柄同様の綾野さんのリーダーシップに絶賛を贈った。また、その亜人組織と対峙する厚生労働省・亜人管理委員会の戸崎優役には、玉山さんが決定。NHK連続テレビ小説「マッサン」などの熱い演技が印象的な玉山が、今回はクールな表情で、研究のためには亜人の非人道的な虐待を見ても顔色ひとつ変えない超ドS官僚に。原作でも人気のキャラクターであるだけに、「僕が感じた原作の戸崎の男っぽい、かっこいい部分と、ちょっとセクシーな部分、クレバーな部分をバランス取りながら、いろいろと試行錯誤して考えて表現したつもりです」とコメント、「僕が感じた戸崎のSな部分は、増長してやらせていただきました」とも語っている。そして、亜人でありながらもその正体を秘密にする代わりに、戸崎の秘書兼ボディーガードを務める下村泉役には、女優としての活躍著しい川栄さん。ロングの髪を原作キャラクターに近づけるべくボブにカットし、舞台「あずみ」で魅せたアクションを銀幕でも見せつける。「原作の泉ちゃんのファンはたくさんいらっしゃるので、恰好からでも近づけたらなという思いで髪をバッサリ切りました。玉山さん演じる戸崎さんのボディーガードという役でしたが、守れたと思います…守ったつもりです」と、笑顔でコメントを寄せた。本編では、身長152cmの川栄さんが、身長190cmの城田さんと約40cm差のアクションシーンにも挑戦。城田さんは「丸2日かけて撮ったのですが、2日目の後半は記憶がほとんどないくらい集中していましたし、結構限界が来ていました(笑)」と語り、川栄さんは「撮影自体は2日間ですが、1週間かのように長く感じました」と怒涛の撮影をふり返っている。なお、主人公・圭の妹・慧理子役として、『君の膵臓をたべたい』など今年ブレイクが予想される注目の美少女・浜辺さんも参戦。まさに演技派からフレッシュなキャストまで、幅広いキャストたちが揃う中、佐藤さんと綾野さんの作品に対するストイックな姿勢が、他キャストにも伝播していった様子だ。すでに撮影は、1月10日に都内でクランクアップを迎えており、スタントなしでアクションシーンに挑んだ佐藤さん同様、綾野さん率いる亜人チームや玉山さんら、ほかのキャストもスタントなしのガチのアクションシーンを体験。内外から高い評価を受けた『るろうに剣心』のアクションチームのもと、手応えあるアクションシーンに仕上がったとの声も上がっている。実写版『亜人』は9月30日(土)より全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年02月17日今年3月、TBSにて放送予定の佐藤浩市主演大型スペシャルドラマ「LEADERSII」。この度、数々の映画やドラマで活躍中の東出昌大が本作に出演することが明らかになった。1934年(昭和9年)、10年前の関東大震災によって物資輸送網が断絶された苦い経験から、日本の自動車需要は急速に加熱していた。欧州勢に加えて、アメリカのフォード、ゼネラルモーターズ(GM)の本格参入によって日本の市場はまさに外国車販売の戦国時代へ突入していた。愛知にあるGM車販売店「日の出モータース」の支配人・山崎亘(内野聖陽)は、アメリカ流の販売方針を押し付けられることに抵抗し、事あるごとに改善を訴えてきた。だが、大阪に拠点を置く「日本ゼネラルモータース」は、一販売店の意見に耳を傾けることはなかった。大阪からの帰りに山崎は、鈴鹿峠の山道で立ち往生しているシボレーを、背広のまま修理する男・愛知佐一郎(佐藤浩市)に出会う。これがアイチ自動車売店第1号となり、佐一郎を支え続けることになる山崎亘と佐一郎の運命の出会いであった…。本ドラマは、2014年3月に2夜連続で放送したドラマ「LEADERS」の続編。「LEADERS」では第2次世界大戦前後、日本の未来のために仲間を信じ、モノづくりに人生を賭けた人間たちの生き様を、史実に基づきドラマ化したが、今回の「LEADERSII」では、ストーリーの主軸を国産自動車開発の世界から販売の世界へと展開。国産自動車の開発に邁進する主人公・愛知佐一郎と、佐一郎を販売面で支え続けた男たちの物語となる予定だ。キャストには、主演の佐藤さんが愛知佐一郎を演じるほか、吉田栄作、萩原聖人、高橋和也、緋田康人、えなりかずき、前田敦子。今作からの新キャストとして、日の出モータース支配人・山崎亘役に内野聖陽、後に協愛会の会長となる大島プレス工業の大島磯吉役で山崎努が登場する。そんな中、新たに『デスノート Light up the NEW world』『聖の青春』などに出演する東出さんの参加が決定。東出さんが演じるのは、GM車販売店「日の出モータース」の支配人である山崎亘の人柄や考え方に惹かれ、山崎とともに苦楽を共にする「日の出モータース」の若き営業マン・日下部誠役。GMから鞍替えして、愛知佐一郎が開発した国産車の販売を取り扱うこととなった「日の出モータース」に、ただ一人残ることになる、という役どころだ。日本の自動車産業黎明期における「製造」と「販売」の物語となる本作におけるキーマンのひとりとなっている。東出さんは「内野さん演じる山崎亘が文系とすれば、私が演じる日下部誠は理系、言わば“デコボココンビ”です」と役どころについて話し、「そんな上司と部下の関係や、このドラマが持つ熱量が伝わるように演じていければ、と思っています」と意気込みを語っている。また東出さんは、先日行われた中国・上海の「上海影視楽園」において、ドラマとしては異例の規模で敢行された海外ロケにも参加し、佐藤さん内野さんと共に撮影に挑んだ。ロケ日数は、実景撮影も含め計5日間に及び、昭和初期の名古屋市内の街並を完全再現。現地エキストラは最大300人にも及び、街全体が舞台という壮大なスケール感も本作の見どころのひとつとなりそうだ。大型スペシャルドラマ「LEADERSII」は3月、TBSにて放送予定。(cinemacafe.net)
2017年02月05日佐藤流司、佐藤永典、赤澤燈ら“2.5次元”系舞台で活躍する若手俳優たちが、“孤独”を抱える若者たちをリアルに演じる映画『Please Please Please』。この度、本作から予告編が到着した。ある地方都市。兄弟のシンジ(佐藤流司)とナオ(佐藤永典)は変わらぬ日常をやり過ごしていた。兄のシンジはデート詐欺で若い女を騙し、弟のナオは3人の仲間たちと架空請求詐欺をしていた。以前、2人は共に居たが、ある事が原因で仲違いし、今は別々に行動していた。シンジは若い女性に甘い言葉を囁き、廃墟で待ち受ける詐欺仲間・アオイ(赤澤燈)のもとへ誘う。シンジの言動に騙された女性は、アオイから貴金属を買わせられる。ナオはアジトである潰れた映画館で、詐欺の実行犯をさせるため、弱みを握った教師を取り囲んでいた。そんな中、仲間の一人である、ダイの裏切りが発覚する。誰にも打ち明けず、ミュージシャンを目指していたシンジは、音楽スタジオの男にデビューの話を持ちかけられる。そのためには、ある程度の金が必要だと。そんなとき、ナオは先輩から不思議な機械を売り捌けと命令される。金が必要となったシンジ、不思議な機械を売れと命じられたナオは、偶然にもある老婆の家で再会する。詐欺に陥れようとしていた兄弟に老婆は親切にし、大金を2人に渡す。そんなとき、以前シンジに騙されたアミが兄弟や彼らの仲間のことを調べまわっていた。大金を手にした兄弟はお互いの夢を叶えるべく動き出す。そして、老婆の優しさに触れ、兄弟に僅かな良心が芽生えていた。が、それは全ての終わりへの始まりであった…。遊びのように詐欺を働く若者たち、騙される女たちや大人たちが複雑に絡み合いながら、次第に皆が、少女の妄想の世界へと迷いこむ。「どうして彼らはあんな事をするのか?どうして私は彼が好きなのか」。『反抗』『私の悲しみ』『縁(えにし)The Bride of Izumo』の堀内博志が監督・脚本を務めた本作。堀内監督が温めていたという青春映画の本企画には、ミュージカル「刀剣乱舞」やライブ・スペクタクル「NARUTO-ナルト-」など人気作品に多数出演する佐藤流司や、2017年1月期ドラマ&舞台の「男水!」に出演する実力派俳優の佐藤永典と赤澤燈ら3人がメインキャストに配役。そのほか野川大地、栗原卓也、黒羽麻璃央、小笠原健、上田悠介ら若手俳優陣が共演する。今後の活躍に大きな期待が持たれる彼らが、時にリアルに、時にファンタジックに物語を演じる本作の予告編が公開された。映画『Please Please Please』は2017年1月14日(土)よりシネマート新宿、イオンシネマ板橋ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年12月19日2.5次元系舞台で女性ファンを中心に絶大な人気を誇る佐藤流司、佐藤永典、赤澤燈ら若手俳優たちが主演の映画『Please Please Please』が、2017年1月14日(土)よりシネマート新宿、イオンシネマ板橋ほかにて公開されることが決定した。地方都市でデート詐欺や架空請求詐欺などをして、日々を空虚に過ごす兄弟を中心に、彼らの仲間たちや騙された女性たち、また彼らから搾取し、翻弄される大人たちを、リアルに、時にファンタジックに描いた本作。監督・脚本を務めるのは、『私の悲しみ』でTAMANEW WAVEグランプリ&女優賞の2冠の偉業を達成し、佐々木希主演『縁(えにし)The Bride of Izumo』がハワイ国際映画祭、上海国際映画祭に正式招待された堀内博志。堀内監督が温めていた青春映画の企画に、旬のイケメン若手俳優が集結。デート詐欺で若い女を騙す兄・シンジ役に、ミュージカル「刀剣乱舞」シリーズの加州清光役や、ライブ・スペクタクル「NARUTO-ナルト-」うちはサスケ役など、人気作品に多数出演し、2.5次元舞台を代表する俳優のひとりとまで呼ばれる佐藤流司。仲間たちと架空請求詐欺を企む弟・ナオ役に、ミュージカル「テニスの王子様」でデビューすると数々の舞台・映画に登場し、2017年1月期ドラマ&舞台の「男水!」に出演する実力派俳優、佐藤永典。2人が数奇な運命に翻弄される兄弟を熱演。そして、シンジの詐欺仲間・アオイ役には、「Messiah メサイア」シリーズをはじめ「美男高校地球防衛部LOVE!活劇!」箱根有基役、歌劇「明治東亰恋伽」泉鏡花役、そして「男水!」にも出演する赤澤燈が配役。2.5次元を中心に女性ファンを魅力する若手俳優の彼らが、3人の等身大の若者をいかに演じるか、期待が高まる。映画『Please Please Please』は2017年1月14日(土)よりシネマート新宿、イオンシネマ板橋ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年12月13日11月17日(木)今夜放送の「ニンゲン観察!モニタリング」に、映画『聖の青春』から俳優の松山ケンイチと東出昌大がゲストで登場。オタクに変装して秋葉原のアイドルカフェ会場に潜入する。同番組は日常の中に出現するありそうでありえないシチュエーションに対して、一般の人々や俳優、タレントたち“素のリアクション”を観察するニンゲン観察バラエティ。今回は“いい夫婦の日”にちなんで「夫婦モニタリング」。“良い夫”代表として登場した松山さんと東出さんはオタク風のファッションに身を包み、秋葉原のアイドルライブ会場で潜入モニタリングに挑戦する。アカデミー賞受賞俳優が完璧な変装&役作りでオタクになりきり、サイリウムを握りしめ初めてのアイドルライブ現場で、ファンに混じって声援を送る姿は必見。果たして2人は気付かれずにライブを満喫できるのか?そのほかやしろ優と芸人の野村辰ニ夫婦と椿鬼奴と佐藤大夫婦の2組が「夫に危険な仕事のオファーが舞い込んだら妻はどんな反応を見せるか?」というモニタリングで登場するなど、様々な“夫婦”をテーマにしたモニタリングが放送される。今回ゲストで登場した松山さんと東出さんが出演している『聖の青春』は11月19日(土)から丸の内・新宿ピカデリーほかで全国公開となる。1994年、将棋のプロ棋士・村山聖六段は、将棋界最高峰のタイトル「名人」を目指し、15歳の頃から10年間弟子入りし同居していた森師匠の元を離れ、上京しようとしていた。聖の上京を広島の両親は強く反対する。その理由は、聖が幼少期より「ネフローゼ」という腎臓の難病を患っていたからである。彼は、常に死と隣り合わせで生きていたのだった。聖が七段に昇段したころ、同じ年齢の羽生善治が前人未到のタイトル五冠を達成し、「名人」のタイトルを獲得する。聖は強烈に羽生を意識、彼に対し、ライバルのような、憧れのような想いを抱いていた。そんな中、聖の身体に癌が見つかる――。主人公・村山聖を松山さんが、聖の最大のライバル・羽生善治を東出さんが演じ、染谷将太、リリー・フランキー、竹下景子、安田顕、柄本時生、鶴見辰吾、北見敏之、筒井道隆ら豪華キャスト陣が共演。病と闘いながら将棋に全人生を賭けて全力で駆け抜けた奇跡の実話を描く。松山さんと東出さんのレアなオタク姿が見られる「ニンゲン観察!モニタリング」は11月17日(木)今夜19時56分~TBS系で放送。(笠緒)
2016年11月17日今注目の女の子を紹介する『anan』で連載中の「イットガール」。今回登場してくれたのは、大演出家&監督の作品に続々出演中の佐藤 玲さんです。蜷川幸雄監督の舞台で華々しくデビューを果たした佐藤さん。シンデレラストーリーを歩んできたのかと思いきや……?「実は、国民的美少女コンテストで落ちた経験があるんです。それが悔しくて何か武器を見つけたいと思い、15歳のときに劇団に入ってお芝居を始めたのが、女優になったキッカケです」。落ち着いた見た目とは裏腹に意外と積極的な一面も!「SNSで写真をアップし続けた“よこはまりょーさんぽ”は、横浜を一日中歩き回って撮影しました。次は東京駅での撮影を計画中です♪」◇週3~4日ペースで会いに行くほど溺愛!チワワとマルチーズのミックス、ぶぶちゃん!鎌倉の祖母の家にいます。◇祖母と一緒につくったサラダで優雅にランチ。お肉も、野菜も盛りだくさんの彩りサラダ。料理を作るのが大好き!◇音や照明に魅せられる不思議で美しい舞台。来年1月の神戸公演『ザワンダフルパレード』を、楽しみにしてます。◇さとう・りょう1992年生まれ。蜷川幸雄演出舞台『日の浦姫物語』の娘役でデビュー。高い演技力が評価され、多数のドラマやCMで活躍。来年公開の映画『沈黙-サイレンス-』に出演。※『anan』2016年11月2日号より。写真・土佐麻理子文・松下侑衣花
2016年10月28日女性の方が経済力がある夫婦っていますよね。中には男性はほとんど稼がない「ヒモ」状態のことも。一見すると、「どうしてその人と結婚したの?」と思ってしまうような場合も…。でも、ひょっとしたらそういうカップルってよっぽど相性がいいのかも?そこで今回、試しに「女性の方が稼いでいそう」な3組の芸能人夫婦について、占いサイト「魔性の宿曜」監修者である宇月田麻裕先生に、相性を占うのにぴったりな「宿曜占星術」で占ってみていただきました。イケメン代表!理想の環境を手に入れたヒモ男は…?川崎希さん(1987年8月23日 柳宿)×アレクサンダーさん(1982年12月3日 鬼宿)。まずはすっかり「ヒモ」キャラが定着しているこちらの夫婦から。川崎さんの「柳宿」は、生まれながらにして運がいい人が多く、困ったことがあったとしても、周囲からのバックアップがある人です。また、何かに熱狂的になり、自分の信じたものに関しては、エネルギーを注いでいきます。アレクサンダーさんは「鬼宿」。パーソナリティーあふれる好奇心旺盛な人で、「一般人とは違う」という印象を与えます。二人の相性は、もっとも好相性とされている「栄親」の関係。しかも、近距離なので、いつもべったり。大変仲がいいです。川崎さんは、恵まれた環境を生かして、少し頼りなさを感じるアレクサンダーさんをサポートしていきます。彼のほうも、川崎さんと一緒にいることで安心して、フリーダムな発言や行動をするができます。もし、何かあったとしても、彼女のところに戻ってくるでしょう。ただし近すぎるため、摩擦が生じる場合もあるので、激しいケンカになったときは要注意です。実は働き者?夢に頑張るヒモ男おさるさん(1968年9月19日 星宿)×山川恵里佳さん(1982年3月7日 張宿)。こちらもテレビなどで山川さんが語るおさるさんのダメ夫ぶりが話題の夫婦。おさるさんは「星宿」。じつは、働き者で、自分の掲げた夢や理想に向かって、頑張ることができる人です。山川さんは「張宿」。女性にとって、この宿は自分をプロジュースする力があり、その場に応じた演出とトークをしていくのが上手です。また、リーダーシップを取れる人でもあるので、二人の関係において、彼女が主導権を握っているように見えるでしょう。なお、目標に向かって努力し続ける点では似ているため、二人の夢や目標が合致したならば、そこに向かって邁進していけます。相性は、もっとも好相性とされている「栄親」の関係で、しかも近距離です。一緒にいることが多くなり、ときにはアシストし、ときには刺激し合えます。ただし距離が近すぎるため、刺激が衝突になる場合もあるので、その点は気をつけたいところです。お金に注意!でも強い魅力を感じさせる相手椿鬼奴さん(1972年4月15日 昴宿)×佐藤大さん(1980年2月18日 奎宿)。こちらは奥さんの方が知名度の高い、いわゆる「格差婚」が話題に。椿さんは「昴宿」。環境と人に恵まれる宿です。人から好かれるため、自然のうちに周囲からバックアップされることも多くなります。佐藤大さんは「奎宿」で、もっとも異性からのサポートを受ける宿になります。人生の岐路はもちろん、日常的にも女性からの援助あっての宿なので、二人の関係では彼が異性である椿さんにサポートをされるのは必然といえるでしょう。また結婚をすることで、運気、とくに金運がアップします。宿曜での相性は、「安壊」の関係で、近距離になります。つまり、"破壊"の関係です。ただ、この安壊の相性ほど、とても魅力を感じ、強く惹かれる相手はいません。しかし破壊が生じてしまうのもこの関係。刺激が欲しいカップルならば長続きしますが、通常はこの関係に徐々にストレスを感じていき、愛が冷めていきます。とくに二人の場合には、金銭問題が生じやすいので、その点は注意が必要です。こうして見てみると、ひとくちに「ヒモ」と言っても、種類はいろいろの様子。ですが、いずれも魅力的な相性には違いなさそうですし、女性の方が面倒を看る間柄も二人にとってそれが最適なスタイルということかもしれませんね。他にも、あなたと気になる人の相性を占ってみたいなら…「魔性の宿曜」がオススメです。監修者紹介宇月田麻裕皇室関係の家庭で育つ。学生時代から東洋・西洋の占いに関心を持ち、特に宿曜経の研究を積み重ね、「宿曜占星術」の若き第一人者として知られるようになる。そのプロセスの中で、「自分の存在を、人々の幸せに役だてたい」と願うようになり、ハッピネスファクトリー®を設立。現在、開運研究家、タレント、作家としてマスコミで活躍中。読売新聞日曜版連載、日本テレビ系列「ズームイン!!SUPER」(あかさたな占い)レギュラー出演。
2016年09月10日今年俳優デビュー10周年を迎える人気俳優・佐藤健。『世界から猫が消えたなら』『何者』と出演作の公開が立て続く中、「佐藤健10th ANNIVERSARY YEAR」企画として、9月12日(月)より発売の写真集+DVDブック「X(ten)」の未公開カットを展示する写真展“reflect”と、活動10周年の軌跡を追う写真展“recollect”の、大規模写真展の同時開催が決定した。2007年ドラマ「仮面ライダー電王」(テレビ朝日)での初主演で一躍脚光を浴びた佐藤さん。それ以降も「ROOKIES」「メイちゃんの執事」「龍馬伝」「Q10」「ビター・ブラッド」と話題ドラマに多数出演。また、2015年放送のTBSドラマ60周年特別企画日曜劇場「天皇の料理番」では主演を務め、今作で「東京ドラマアウォード」の主演男優賞を受賞するなど、名実ともに実力派俳優のひとりとなった。映画界での活躍も目覚ましく、『るろうに剣心』シリーズの緋村剣心役で海外での人気・知名度も急上昇。宮崎あおいと共演した『世界から猫が消えたなら』での好演も記憶に新しく、さらに10月には有村架純、二階堂ふみ、菅田将暉、岡田将生、山田孝之ら最旬俳優と競演する『何者』の公開が控えている。今年で俳優デビュー10周年を迎え、「佐藤健10th ANNIVERSARY YEAR」企画を実施中。先日第1弾として、ボリビア・ウユニ塩湖で撮影した写真集+DVDブック「X(ten)」と「たけてれDVDvol.3」の同時発売を発表。そして、写真集+DVDブック「X(ten)」と「たけてれDVDvol.3」をアスマートにて同時購入した人の中から抽選で、9月19日(月・祝)に開催される「佐藤健トークイベント(予定)」に参加できることが決定していた。この度、本企画第2弾として、丸の内にある丸ビル・新丸ビルの2会場で大規模写真展の同時開催が決定。新丸ビル会場の写真展のタイトルは“reflect”。ボリビア・ウユニ塩湖にて撮影された写真集+DVDブック「X(ten)」の、壮大なスケールを感じられる未公開カットが展示される。一方、丸ビル会場のタイトルは“recollect” 。デビュー当時からの、ここでしか見ることのできない貴重な秘蔵写真満載で、佐藤さんの10周年の軌跡を堪能できる内容となるようだ。写真集+DVDブック「X(ten)」は9月12日(月)より発売。佐藤健デビュー10周年記念写真展は、9月17日(土)~9月23日(金)11時~21時まで、新丸の内ビルディング3F「アトリウム」にて“reflect”を、丸の内ビルディング3F「マルキューブ回廊」にて“recollect”を、それぞれ開催。(※入場無料)佐藤健トークイベント(予定)は9月19日(月・祝)に開催。(text:cinemacafe.net)
2016年09月01日80年代を代表するヒット作として愛される同名映画を、現代に復活させた話題作『ゴーストバスターズ』が19日(金)から全国で封切られる。ニューヨークを舞台に、4人の女性が幽霊退治に挑む本作にちなみ、女芸人の友近、渡辺直美、椿鬼奴、山崎静代(南海キャンディーズ)が“ゴーストバスターズ・ジャパン”を結成し、約4カ月に渡り、さまざまなプロモーション活動に奮闘した。その他の写真特に話題を集めたのが、オリジナル版公開時(1984年)に映画とともに大ヒットした『ゴーストバスターズのテーマ曲』を日本語アレンジしたミュージックビデオの製作。完成度の高さは動画投稿サイトを通して、海外でも大反響を巻き起こした。渡辺は「YouTubeのコメントもほとんどが英語で、しかも褒めてくれる内容ばかり。すごく嬉しかったですね」と安どの表情を浮かべ、友近は「まさか、ここまで盛り上がるとは」と驚きを隠せない様子だ。4人は揃って日本語吹き替え版のボイスキャストを務めており、演技力を買われた友近と渡辺はそれぞれ主人公のエリン、相棒のアビーという大役に抜てきされた。一方、発声に若干難あり(?)な鬼奴はホテルのフロント係、山崎は女性レポーターというチョイ役に収まったが、「面白い経験でしたし、ぜひ聞き逃さないでほしい」(鬼奴)、「普段とは一味違う自分を表現できた」(山崎)とわずかな出演シーンにも手応えを示した。物理学者、超常現象研究家、発明のプロら理系女子が活躍する本作における“お笑い担当”が、ゴーストバスターズの事務所で受付兼秘書を務めるケヴィン(クリス・ヘムズワース)。マッチョでイケメンだが、IQが限りなく低い超天然キャラという設定だ。ズバリ、女性の目線からケヴィンみたいな男はあり?なし?「エリンは一目ぼれしていましたけど、私にとっては付き合うタイプとは違うかなあ」(友近)、「マジで無理ですね。行動も意味不明ですし(笑)、私は頼りがいがある男性が好きなので…」(渡辺)と否定的な意見が飛び出す一方、鬼奴は「イケメンとお付き合いしたことがないので、憧れはありますね。うちの主人(お笑いトリオ・グランジの佐藤大)が、だらしなく生きたらこうなるっていう典型的なタイプですし…」。山崎も「異性なら、誰でも受け入れます!」と肯定的な発言で、しばし4人は激論を交わしていた。『ゴーストバスターズ』8月19日(金)公開取材・文・写真:内田涼
2016年08月18日是枝裕和監督が公開中の最新作で団地を舞台にした映画『海よりもまだ深く』について、団地をこよなく愛し、活動する「団地団」の大山顕、佐藤大、速水健朗、山内マリコと5月26日(木)、上映後のトークセッションに出席。団地について熱く語り合った。映画は作家崩れのダメ中年の主人公が、別れた妻、妻に引き取られたひとり息子と共に、団地でひとり暮らしをする老母の元を訪ね、台風のひと晩を過ごすさまを描き出す。「団地団」は写真家の大山さん、アニメ脚本家の佐藤さん、「ラーメンと愛国」「フード左翼とフード右翼食で分断される日本人」などの著書で知られる速水さん、「ここは退屈迎えに来て」で鮮烈なデビューを飾り、「アズミ・ハルコは行方不明」が蒼井優主演で映画化されることも決まっている作家の山内さんら、団地を深く愛する異業種の面々で結成されたグループで、団地にまつわるトークイベントや著書の刊行を行なっている。大山さんは本作を「最高の団地映画!」と団地という観点から称賛。「安易な“団地あるある”で描かれておらず、あざとさがない」と語る。大山さんいわく、団地を舞台にした映画では、往々にして「いまの団地にはないよね」というものや描写が多く存在するそうだが、本作で“ジップロック”という現代的な台所用品が登場する点に言及し、きっちりと“現代の団地”が丁寧に描かれており「感動しました」と語る。是枝監督はこれについて「固有名詞を出して『ジップロックを…』と言ったわけではないけど、団地の部屋の時間の積み重ねを見せないといけないと思った」と説明する。また、団地ならではの“狭さ”を映像の中できちんと描き切っていることについても、団地団メンバーからは絶賛の声が上がる。佐藤さんは「冷蔵庫を開けるとき、よけないといけない!(描写が)細かい!」と語り、大山さんは、主人公の姉の家族も部屋にいる状態での会話シーンについて「姉の夫や娘が後ろにいることが感じられる。団地の狭さが感じられて感動しました」と感激を口にする。これらのシーンは実際の団地での撮影とセットを組んでの撮影を組み合わせて作られたそうだが、是枝監督は「スタジオで撮る場合も、カメラを部屋の広さよりも外に出して、引いて撮らないというルールを決めてました。それじゃウソになるから」と明かす。また、阿部寛が約190cmの巨体を縮めて入るお風呂のシーンに関しても、本物ではなくセットであることを明かした上で「(団地用のお風呂の中で)一番古くて小さいタイプのものを選びました」と語った。山内さんは、狭い空間に複数の人間がいるが故の、会話や動きの多さについて言及。「室内が狭いから、人の距離が近くて、会話が増えているのでは?」と指摘する。監督は自身の経験を踏まえ「ああいう状況だと母親は喋り続け、動き続けるんですよね(笑)。基本的に、(母親役の)樹木希林さん(の動き)をいかに止めないかを重視しました」と語った。映画の最後で、主人公たちを老母が団地の階段から見送るという画も団地ならでは。速水さんは、この樹木さんを「団地の妖精のよう」と語り、大山さんも「トトロみたいに見える」と表現。会場は笑いに包まれたが、是枝監督は納得とばかり深くうなずいていた。このほか、団地団からは団地に存在する「分譲組」と「賃貸組」の静かな対立や格差、遊具、団地ならではの人工的な緑地などについて、様々な視点から質問や指摘が飛び交い、是枝監督は鋭い分析に時に驚きつつ、嬉しそうな笑みを浮かべていた。『海よりもまだ深く』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)
2016年05月27日湊かなえのベストセラー小説を、本田翼と山本美月の出演で映画化する『少女』に、注目の若手女優の佐藤玲(さとうりょう)が出演することが発表になった。佐藤が演じるのは、主人公の由紀と敦子の学校に転校してくる謎に満ちた少女・紫織で、三島有紀子監督は佐藤の演技力の高さに驚き、紫織のシーンを増やしたという。『少女』/その他の画像本作は、高校2年生の桜井由紀と草野敦子が、“人が死ぬ瞬間を見たい”という想いにとらわれ、自らの願望をかなえるために行動する姿を描いたミステリー。紫織はふたりが通う学校の転校生で、自殺した親友の死体を見たと語ったり、されてもいない痴漢行為で相手を脅してお金を巻き上げる謎の少女だ。三島有紀子監督は、紫織役は「自己顕示欲が強く、非常にクレバーで、肌感覚で感じ取る事の出来る感度の良さを持ち合わせていなければ」ならないと考えていたが、思うような俳優が見つからず、何度もオーディションを重ねたという。そこにやってきたのが、佐藤だった。監督は「ひとたび声を発するとその声はお腹に響き、言葉が確実に心に届きました。そして、指の先まで繊細なお芝居をされ、目はギラギラと渇望に満ちていました。この時、『見つけた』と思ったのです」と振り返る。佐藤は、さいたまネクスト・シアターに所属していた時代に、先ごろこの世を去った演出家・蜷川幸雄の舞台『日の浦姫物語』の娘役に抜擢されデビューを果たし、映画『色あせてカラフル』やドラマ『表参道高校合唱部!』、サランラップや大江戸温泉物語のCMに出演。マーティン・スコセッシ監督の最新作『沈黙 Silence』への出演も決定している実力派女優だ。三島監督は「現場での集中力と根性も素晴らしく、紫織のシーンを増やしました。佐藤さんに紫織を演じてもらい本当によかったと心から思います。主演のふたりにも、演技の刺激を受けてもらいたく、彼女と接するように仕向けました」とコメント。愛らしいルックスと、多くの演出家が注目する演技力を兼ね備えた佐藤に今後、さらに注目が集まることになりそうだ。『少女』10月8日(土) 全国ロードショー
2016年05月18日Rev.from DVLの橋本環奈とSexy Zoneの佐藤勝利が、角川映画40周年記念作として製作される映画『ハルチカ』(2017年公開)でW主演を務めることが16日、明らかになった。佐藤は、同作で初の映画主演となる。原作は、累計55万部を記録している小説家・初野晴氏の同名シリーズ。幼なじみの上条春太(ハルタ)と穂村千夏(チカ)が、高校内で起こるさまざまな事件を解決しながら、弱小吹奏楽部のメンバーを集め、コンクール出場を目指す様子を描いており、TOKYO MXほかで『ハルチカ~ハルタとチカは青春する~』(放送中)のタイトルでTVアニメ化もされている。橋本が、少し気が強い面もあるが明るくて天真らんまんなフルート初心者のヒロイン・チカを、佐藤が、頭脳明晰(めいせき)なホルン奏者の美男子・ハルタを演じる。メガホンをとるのは、『箱入り息子の恋』(13年)の市井昌秀監督。4月中旬からのクランクインに向けて、主演の2人は現在、それぞれの担当楽器の猛練習している。オファーを受けてから原作を読んだという橋本は、「あまりに面白くてあっという間に全巻読破してしまいました」とその感想を口にする。その作品の実写化で主演を務めることも「原作を読ませていただくにつれ、ますます喜びが増してゆきました」と感慨を述べており、すっかり原作のとりこになったことを明かす。その上で、チカを「いろいろ悩みも夢も抱えているものの一般的な女子高生」と分析。自身も現役の高校生であることから、「過剰な作り込みはせずに等身大の自分が持っている感性や思いを率直に表現し、自然体で臨みたい」と意気込む。また、前作となった『セーラー服と機関銃 -卒業-』(公開中)を振り返りながら、「(劇中で高校を)やっとの思いで卒業したと思ったら、今度はまた高校に入学してひと騒動巻き起こすことになりました」と笑みを浮かべ、本作で「より自然体の橋本環奈演じますチカを楽しみにしていて」と呼びかけている。一方の佐藤は、映画で初の主演となることが決まった際、「その日の夜には家の近くの本屋に息を上げながら走っていき」原作を購入したほどまでに「とてもうれしくて胸が躍りました」と大感激。橋本同様に自身が演じるハルタについて、「繊細な心の持ち主」と分析し、それを踏まえて「その春太の心を芝居に入れ込む作業を、丁寧にしていきたい」とひた向きに話す。そんな主演の2人を通して、「まさに役柄と同じ等身大の若者の時間を映画として切り取れることは大変光栄です」と語る市井監督。「その年齢でしか産まれない繊細な心情や表情をオブラートに包まず、むき出しに映像に収め、生きている時間をしっかりと紡ぎたい」と表明しながら、「2人を囲むすてきな共演陣、そしてもう1人の主役と言っても過言ではない、吹奏楽の音楽にもご注目ください」とアピールした。(C)2017「ハルチカ」製作委員会
2016年03月17日「コロコロコミック」(小学館刊)の人気怪盗アクションまんがを原作とするTVアニメ『怪盗ジョーカー シーズン3』が、TOKYO MX、キッズステーションに加え、BS11でも放送されることが決定。さらに、テレビ放送に先駆けて第1話の先行上映とスタッフ&キャストのミラクルトークショーが2016年4月2日に開催されることが発表された。ステージには、原作者・たかはしひでやす氏、寺本幸代監督、シリーズ構成・佐藤大氏のほか、ジョーカー役の村瀬歩、スペード役の下野紘、そして新キャラクターのフェニックスを演じる松岡禎丞が登壇予定となっている。○『怪盗ジョーカー シーズン3』先行上映祭TOKYO MXにて4月4日(月)から放送開始となるのに先駆け、4月2日(土)に先行上映祭が実施される。【日時】2016年4月2日(土)開場13:00 / 開演13:30(予定)【会場】ユナイテッド・シネマ豊洲【登壇者】たかはしひでやす氏、寺本幸代監督、シリーズ構成・佐藤大氏、村瀬歩(ジョーカー役)、下野紘(スペード役)、松岡禎丞(フェニックス役)【チケット発売】3月5日(土)【入場料金】3,000円(税込)【入場特典】お宝ポストカードセット&番宣ポスターそのほかイベントに関する続報は、アニメ公式サイトおよびユナイテッド・シネマ公式サイトにて発表される予定となっている。○フェニックス/赤井翼役 : 松岡禎丞今回新たなるライバル(?)ポジションで戦わせていただきます。赤井翼君は、最初キャラクター絵を見せて頂いた時、難しそうだなーと考えていたのですが、いざ演じてみるとすんなり行けたので良かったですね。ここまでシリーズが続くというのは本当に凄いことだと思っています、これも皆様のお陰ですので、新シリーズも失望されないように楽しい作品を作って行きたいです! 宜しくお願い致します!!○ホッシー役 : 種﨑敦美一目見た瞬間から「ああ!! 可愛い!! 好き!!」の気持ちがMAXだった私は、ホッシーを演じる事が出来て本当に幸せです。現場の皆さんもとても仲が良くてその場に居るだけで心がホッコリします。いろいろ謎の多いホッシーですので、これからの展開にもいろいろ期待しつつ、皆さんと楽しく、可愛く、素敵な作品を作っていけたらと思います。どうぞよろしくお願い致します!○プレジデントD役 : 岸尾だいすけ私が演じますプレジデントD。まだどんなキャラなのかさっぱり分からないのが正直なところです。ザコなのか、ソコソコ凄いやつなのか、ラスボスなのか、ラスボスに見せかけた中ボスなのか、はたまた仲間になるのか……これからどんな展開になるのか楽しみにしております。プレジデントというからには大統領的なキャラかもしれませんので、Yes We Canの精神で頑張ろうと思います。目下の不安要素は出番ですね……ちゃんとレギュラーとして出演して頂きたいです!! それでは、プレジデントDを含め、今後の怪盗ジョーカーに更なるご声援を宜しくお願い致します! 我々は出来る!!(C)たかはしひでやす・小学館/怪盗ジョーカープロジェクト
2016年02月28日俳優の佐藤健と女優の宮崎あおいが14日、東京・浅草の今戸神社で行われた、映画『世界から猫が消えたなら』の大ヒット祈願イベントに出席した。5月14日公開の本作は、映画プロデューサー・川村元気のデビュー小説を実写化した作品。余命宣告を受けた"僕"が、自分と同じ姿をした"悪魔"と取引し、大切なものと引き換えに1日の命を得る――というストーリーだ。この日は猫神社として知られる浅草の今戸神社で大ヒット祈願が行われ、招き猫を奉納した佐藤健と宮崎あおい。佐藤が「こんな神社があるとはビックリしました!猫が好きなので、ここで祈願できてうれしかったです」と笑顔を見せれば、宮崎も「映画にぴったりの場所で貴重な体験をさせてもらいました。太鼓をポンポン叩いたんですけど、身体に響くし始まるんだという気持ちになりましたね」と満足げ。また、劇中では"僕"と"悪魔"の二役を演じた佐藤について「すごいなと思いました。とっても楽しそうにお芝居をしているという印象でしたよ」とべた褒めで「映画自体はとても静かな映画。静かだけど響く映画になっていると思います」とアピールした。そんな宮崎と佐藤は、意外にも本作で初共演。お互いの印象を尋ねられ、佐藤が「いや~緊張しましたよ~。一緒にアルゼンチンロケに行ってトラブルもあったんですが、男らしく対応されていて自分の不甲斐なさを感じました。可愛らしいイメージでしたが、すごくしっかりしている方だと思います」と明かして「宮崎さんはお芝居を何回やってもぶれない。勉強になったし、芯の強い女優さんだと感じました」と大絶賛。一方の宮崎は「すごい頭がいい方だと思いましたが、人懐っこい方でちょっとソワソワしてました(笑)」とこちらも好印象の様子だった。映画『世界から猫が消えたなら』は、5月14日より全国公開。
2016年02月15日人気SFコメディアニメ『スペース☆ダンディ』のBlu-ray BOXが2016年1月29日にバンダイビジュアルより発売される。価格は18,000円(税別)。『スペース☆ダンディ』は、未知なる宇宙人との出会いを求めて、銀河を駆けめぐる宇宙人ハンター・ダンディが仲間たちとともに繰り広げる冒険を描く。脚本にうえのきみこ氏、佐藤大氏、信本敬子氏、円城塔氏、森ハヤシ氏、大河内一楼氏ほか豪華執筆陣を多数迎え、コミカルかつ前衛的なストーリーが展開される。渡辺信一郎監督をはじめ、1998年放送ながら現在でも高い人気を誇るアニメ『カウボーイビバップ』の制作陣が集結して作られたことも話題を呼んだ。「スペース☆ダンディ Blu-ray BOX」は、アニメの全26話を収録したもの。特典などは付属しないものの、手に取りやすい価格に抑えたスペシャルプライスのアイテムとなっている。また、2016年1月23日には大阪ロフトプラスワンウエストにてトークイベント「スペース☆ダンディ『ロフトプラスワンウエストでトークじゃんよ!』」を開催。渡辺信一郎総監督とボンズの南雅彦プロデューサーが登壇する。(C)2014 BONES/Project SPACE DANDY
2015年12月28日現在大ヒット公開中の『バクマン。』や『るろうに剣心』シリーズなど、海外からも熱い注目を集める作品に多数出演する佐藤健。彼の2016年版カレンダーが、この度、日本を飛び出し韓国・台湾・香港・中国・シンガポールの各国で発売することが決定した。2007年、ドラマ「仮面ライダー電王」(テレビ朝日)で初主演を飾った佐藤さんは、それ以降「ROOKIES」「メイちゃんの執事」「龍馬伝」「Q10」「ビター・ブラッド」ど数々のドラマに出演。今年放送されたTBSドラマ60周年特別企画日曜劇場「天皇の料理番」でも主演を務め、今作で「東京ドラマアウォード」の主演男優賞を受賞した。また『るろうに剣心』シリーズをはじめ『BECK』『カノジョは嘘を愛しすぎてる』などでメインキャストを演じ、いまや映画界にも欠かせない実力派俳優のひとりとなった。また佐藤さんは、『るろうに剣心』シリーズなどが海外でも上演され高評価を獲得、国内外に多くのファンを持つ。そんなファンの熱い要望に応え、今回、カレンダーが各国で発売されることとなった。今回のカレンダーは、日本を離れロサンゼルスでの撮影を敢行。「ROAD TRIP」をテーマに、撮り下ろしショットが全136ページの大ボリュームで収録。まるで佐藤さんと旅をしているような気分になれる内容はファン必見だ。また、カレンダーの仕様は“佐藤めくる「ROAD TRIP」(卓上カレンダー)”と“佐藤かける「ROAD TRIP」(壁掛けカレンダー)”の2種類。1年中めくりながら佐藤さんを堪能するか、佐藤さんの表情&L.Aの風景を大きなサイズで楽しむか選ぶことができる。また「コンプリートセット」には、約30分を超えるメイキング映像を収めた「Documentary Film」が収録。佐藤さんのリラックスした表情や、撮影中のインタビューなど貴重な内容はファン必携の1枚となりそうだ。日本では10月30日より「A!SMART」にて発売中(香港での販売は11月6日に終了)。(text:cinemacafe.net)
2015年11月16日「第86回米国アカデミー賞 短編アニメーション部門」ノミネート作品『九十九』(2012年)を制作したスタッフチームが手がけた映像コンテンツ『超機動街区 KASHIWA-NO-HA』の第一話が、10月1日に公開された。『超機動街区 KASHIWA-NO-HA』は、千葉県・柏市に実在する「柏の葉スマートシティ」のコンセプトである「世界の未来像を作る」をテーマに制作された3DCGアニメ作品で、『東京喰種トーキョーグール』の森田修平監督を筆頭に、美術監督に中村豪希氏、キャラクターデザインに桟敷大祐氏といったチーム『九十九』のメンバーに加え、脚本には『カウボーイビバップ』の佐藤大氏が参加。キャストには『マクロスF』早乙女アルト役の中村悠一、『攻殻機動隊 新劇場版』草薙素子役の坂本真綾、『ファイナルファンタジーVII アドベントチルドレン』セフィロス役の森川智之ら人気声優陣を起用している。アニメは2018年の「柏の葉スマートシティ」を舞台に据え、マンションの購入を検討しているある一家の視点から、"住民たちの気持ち(民意)がシンクロして一つになった時にロボットに変身(トランスフォーム)するマンション"が存在する世界観が、全3話で描かれる。「自分たちの街がロボットだったら?」という子どものころに抱いたような空想を、実在する街を使って再現した本作。『機動戦士ガンダム00』『革命機ヴァルヴレイヴ』などでメカニックデザインを担当した柳瀬敬之氏の手によるロボット「一番街機」が、マンションからの見事なトランスフォームを見せる。「一番街機」は、2009年竣工のマンション「パークシティ柏の葉キャンパス一番」をモデルに、A~E棟の総戸数977世帯を搭乗させることができるなど、実際の建物・施設をベースにして構築された。本作はWEBコミックとも連動。映像コンテンツ第1話配信に合わせ、『三番目の月』(ワニブックス)の漫画家・文尾文氏が手掛けるコミック第1話を同日10月1日、第2話を10月8日に「コミックウォーカー」にて配信する。(C)YOMIKO・YAMATOWORKS
2015年10月01日映画『バクマン。』の高校生限定試写会が9月23日(水・祝)に開催され、主演の佐藤健、神木隆之介に大根仁監督が登壇した。週刊少年ジャンプに連載された大人気漫画を原作に、高校生にしてコンビでプロの漫画家を目指すサイコー(佐藤さん)とシュージン(神木さん)の友情、成長を描き出す。この日はサイコーとシュージンのように2人一組で約150名の高校生が招待されたが、事前のドレスコードがあったわけでもないのに多くは祝日にもかかわらず制服姿!歓声に迎えられて壇上に上がった佐藤さんはこの圧巻の様子に「すごい光景ですね…」と驚いた様子で、自主的に制服を着てきた高校生たちに「ナイス判断!」とニッコリ。神木さんも「元気っすねー!」と満面の笑みを浮かべていた。佐藤さんは自身の高校時代の思い出を問われ「普段からあまり後悔しないタイプなんですが、唯一、高校生活だけは悔いてます。友達も作らず、彼女もいないでずっと寝てました。スカしてたんですよ(苦笑)。サイコーもきっとシュージンと出会わなかったら僕みたいになってたと思います」と苦笑交じりに明かす。一方、神木さんは高校時代も俳優として活躍していたにもかかわらず、佐藤さんとは対照的にスクールライフも満喫したよう。「すごく楽しかったです。学級委員長やって、みんなをまとめてました。文化祭でも仕切ってました!」と楽しそうに語った。佐藤さんが高校生たちに「学校楽しい?」と聞くと「楽しい!」という声があちこちから上がり「うらやましいですね…」とポツリ。そんな佐藤さんは、20代半ばにしての高校生役が不安だったようで「高校生から見て高校生に見えた?」と不安そうに問いかけたが、会場からは「見えた!」という返事があり「良かったぁ。それが聞けたのが一番嬉しい」とホッとした表情を浮かべていた。この日は、2人の“友情度”のテストとして、お題に合わせて相手が何を考えているか正解を当てるというクイズが行われたが「お風呂に入って最初に洗う部位は?」というお題では、佐藤さんが神木さんの行動を正確に読み切り「ヘアー」と回答し見事正解!続いて神木さんが佐藤さんの性格・思考を当てる「小学校のころの夢は?」というお題では「特になし」という難解な答えを見事に当て、“シンクロ率”の高さを見せつけていた。最後に佐藤さんは高校生たちに向かい「僕がエラそうなことは言えないけど(笑)、高校生活は二度と戻ってこないので悔いの残らないように全力で謳歌してください。いい映画もたくさんあるので見てください!」と呼びかけた。最後の報道陣向けの写真撮影は佐藤さんらが客席に行き、高校生たちに交じって一緒に写ったが、握手を求める高校生たちにもみくちゃにされる一幕も!佐藤さんは「ホントにすごく楽しかったです!」と最後まで笑みを浮かべていた。『バクマン。』は10月3日(土)より公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:バクマン。 2015年10月3日より全国東宝系にて公開(C) 2015映画「バクマン。」製作委員会
2015年09月23日「佐藤と神木、逆じゃない?」人気漫画「バクマン。」の映画化および主人公のサイコーを佐藤健が、シュージンを神木隆之介が演じることが発表された際の、大多数の反応である。いや、ファンだけではない。当の佐藤さんも「最初に僕がサイコーで、シュージンを神木隆之介でと言われた時はびっくりした」というし、神木さんも「僕がメガネの方?『逆じゃないんですか?』と聞いた」という。人気漫画の実写化に関してその是非が問われるのは宿命であるし、人気キャラを誰が演じるのか?というキャスト論争ももはや日常茶飯事。だがメインキャスト2人が「逆じゃない?」というツッコミを受けつつ船出する作品もあまりない…。だが、佐藤さんも神木さんも、今では…いや、撮影の段階でこのキャスティングで間違いはないと自信と手応えを感じていた。改めて、佐藤健&神木隆之介が『バクマン。』キャスト論争について答えると共に、作品の魅力について語った!原作はあの「DEATH NOTE」の大場つぐみ×小畑健のコンビによる人気漫画で、まさに己の経験を元に自分たちの戦いの場である「週刊少年ジャンプ」を舞台にした本作。No.1の漫画家を目指すサイコー(作画担当)とシュージン(原作担当)が恋やライバルたちとの切磋琢磨の中で成長していくさまを描く。撮影開始前からの異例のキャスト論争に加え、佐藤さんは「まず、リュウ(=神木さん)とは5つも年が違うのに同級生ができるのか?いや、そもそも学生やれるのか?という不安もあった」という。それでも、原作、および映画の中での2人の関係性、そしてサイコーの内面について考えた時、最初に感じていた“違和感”はなくなっていた。「(逆という声は)ビジュアル的な部分なんですよね。でも、原作でも2人の関係性って、最初にシュージンがサイコーをマンガの世界に引き込むけど、サイコーに火がついた後は、どちらかというとサイコーが突っ走って、シュージンが後から追いかけていくという感じ。そういわれると、普段の僕とリュウの関係としてしっくりくるものがあったんです。(神木さんは)弟のように慕ってくれるところがすごくある。それから現場に入って、リュウのシュージンを見たら漫画そのまんまで、僕にはシュージンはできないなって思いました」。何より佐藤さん自身「本質的なところで、自分はサイコーだなと思った」という。「基本的にサイコーの気持ちが全て、自分と重ね合わせながら理解できましたね。だから、その気持ちに従って『作った』というよりも、自分が素直に感じたまんまでした。なかなか、サイコーたちのような状況に陥ることってないけど(笑)、もしそうなったら、僕もサイコーと同じ気持ちになると思う。好きな女の子から夢に向かって『頑張って』と言われたら燃えるし、自分がプライドを持って打ち込んでいることがあって、ライバル(=同年代の漫画家・新妻エイジ/染谷将太)がいて、そいつに『ヘタクソ』と言われたら、ものすごく悔しいだろうと思うでしょうから」。元々、原作の大ファンだったという神木さんも「台本を読んでみたら、ピッタリだなと感じました。僕そっくりというか、そのままのテンションで役作りをすることなしに演じられました」とうなずく。神木さんは、映画の中の原作と重なるシーンに関しては「いい意味で忠実に再現したいと思い、原作のページをコピーし台本に貼っていた」という。特に神木さんにとって「原作の中でもグッとくる大好きなシーン」であり、サイコーとシュージンの関係性や心情を表しているという点で、大切に演じたというのが、過労で倒れてしまったサイコーを見舞ったシュージンが病室を出て、涙を流すシーン。「シュージンは最初、自分は絵が描けないからと深く考えずに原作担当になったところもあったけど、いつしかサイコーの存在が支えになっていたと思うんです。まさに健くんが言ったように、最初に漫画家を目指すきっかけはシュージンが作ったけど、サイコーがどんどん前に出て、それを追いかけるようになって『よっしゃ、やるぞ!』となっていた矢先に、自分の先を走っていたサイコーが絵を描けなくなってしまったという悔しさ――。そこでサイコーのために泣けるくらい、大きい存在になっていた。2人で一つなんだと感じてもらえるシーンだと思います。初めてシュージンの心が折れた瞬間でもあるし、サイコーのために泣いているんだと感じてもらえたらと力を入れたシーンでもあります」。涙といえば、サイコーも劇中、あるシーンで涙を流す。実は台本上ではここでは涙を流すことにはなっておらず、演じる中で思いがけず、佐藤さんの目から涙がこぼれたという。大根監督はもう一度、涙を流さないバージョンを撮ったものの、編集の段階で結局、最初の“涙アリ”の方を使用することにしたという。佐藤さんは「あれはまあ、たまたま出ただけ(苦笑)。涙が出る、出ないはどっちでもいいんですけど…」と照れくさそうに語りつつ、のちにプロデューサーから聞かされたというこんなエピソードを明かしてくれた。「実は映画の“ピーク”を当初は別のシーンを想定していて、あのシーンをピークにする予定ではなかったそうです。でもああいう形になったので、結果的に後半のシーンの構成を最初の予定から変えたらしいです」。まさに、監督の頭の中の想像を超えた瞬間、いや漫画という二次元の世界で既に表現された物語を、生身の人間が演じることで新たなシーンとして塗り替えた瞬間といえるかもしれない。俳優の演技だけではない。「週刊少年ジャンプ」の歴史を紹介するオープニングでの映像や、本作ならではのエンドロール、2人が原稿を執筆するシーンでのプロジェクション・マッピングを映画に取り入れるという新たな試みが詰め込まれている。改めて佐藤さんは言う。「初めてこの映画のお話をうかがった時、大根さんが監督を務めるというのもそうですが『新しい映画を作りたい!』という気持ちがすごく強く見えたんです。台本にYouTubeのURLが書いてあったり、エンドロールの部分も台本上に『いままで見たことのないエンドロール』とあったり。誰もやったことないものを作りたいんだなっていうが伝わってきて、そういうところが一筋縄でいかないキャスティングにも表れていると思うし、すごく惹かれて『ぜひ出たい』って思いました。そういう精神は「バクマン。」という原作とものすごく相性がいいと思うんです。(同じ大場×小畑コンビの)『DEATH NOTE』もそうですが、それまでの『ジャンプ』になかった。革命的な作品だったと思うし、そういう精神をキャスト・スタッフ全員が持っていたし、完成した映画を見ても、すごく新しく魅力的な作品になっていると感じました」。(photo / text:Naoki Kurozu)
2015年08月31日日本を代表する俳優・佐藤浩市さん。54歳とは思えないスラリとしたスタイルは、洗練の佇まいだ。全てを受け止めてくれそうな包容力と、どこか破天荒な印象が同居する雰囲気。その大人の魅力を大解剖。佐藤さんが考える大人の男とは。「仕事柄か、大人にならなければということをあまり考えず、この年まできてしまいました」意外にも、自嘲気味にこう切り出した佐藤さん。たとえば警察官や医師のような職業に就いている人は早く大人になるけれど、役者みたいに人の生死に直接的に関わらない仕事をしている人は、どこか大人になりきれないところがある、というのが持論。そもそも大人とは何なのか、佐藤さんなりの解釈がまた面白い。「分別があって正しい行動をとるのが大人だという考え方は、たしかにわかりやすい。でも、そういう人間なんて実際はほんの少ししかいない。要するに、まともな大人はわずかで、大部分は普通の大人と、ろくでもない大人なんです。僕はどれかって?そりゃあ、ろくでもない大人でしょ!」若い頃は、“正しい人”こそが大人だと信じて疑わなかった。しかし自分が大人と呼ばれる年齢になってみて、憧れていたのはむしろ、ろくでもない大人のほうだったということに気がついた。「そういう人たちは普段はどうしようもないんだけど、土壇場のときの底力がある。それこそが大人力だと僕は思うんです。大人力のないやつは、若い人が何かしようとすると、頭ごなしに『やめとけ!』と抑えこんでしまう。ぎりぎりまで手綱を緩めてあげられるのが大人力なんじゃないかな」◇さとう・こういち1960年生まれ。スペシャルゲストとして出演した映画『HERO』が公開中。『アンフェアthe end 』『起終点駅 ターミナル』『64 ロクヨン』の公開も控えている。スーツ¥135,000ポケットチーフ¥7,000靴¥50,000(以上ボス/ヒューゴ ボス ジャパンTEL:03・5774・7670)シャツ、ベストはスタイリスト私物※『anan』2015年7月29日号より。写真・三部正博スタイリスト・藤井享子ヘア&メイク・及川久美(六本木美容室)文・兵藤育子
2015年07月23日「島ぜんぶでおーきな祭 第7回沖縄国際映画祭」最終日の29日、那覇市の国際通りでレッドカーペットが行われ、俳優、お笑い芸人ら39組271人のゲストが集結した。観光客でにぎわう沖縄のメインストリート・国際通りでのレッドカーペットは、昨年に続き2回目。天気に恵まれ夏のような日差しが降り注ぐ中、約170mのカーペット沿いに多くの観客が詰めかけた。ひときわ大きな歓声を浴びていたのは、『虎影』出演の斎藤工。観客から「やばい」「キャー!!」といった悲鳴のような歓声が沸き起こった。『Zアイランド』からは品川ヒロシ監督や俳優の哀川翔、そして、宮川大輔はゾンビメイクで登場し、盛り上げた。また、『原宿デニール』の武田梨奈、『鏡の中の笑顔たち』の夏菜、『任侠列伝』のトリンドル玲奈、『ワンダフルワールドエンド』の橋本愛といった女優陣も華やかな衣装を披露した。さらに、特別ゲストとして南明奈、IMALUも登場した。ウーマンラッシュアワー、パンサー、ジャングルポケット、渡辺直美といったお笑い芸人も集結。先日、お笑いトリオ・グランジの佐藤大との結婚を発表した椿鬼奴も登場し、「おめでとう!」と声をかけられ、笑顔を見せていた。
2015年03月29日先日、女芸人の椿鬼奴さんが婚約を発表しましたね。お相手は7歳年下のお笑い芸人、佐藤大さん。グランジというトリオのメンバーなのだそうです。美人なのに男運が悪いイメージがつきまとっていた鬼奴さんが、42歳にして幸運をつかんだ、という話にジーンと来た人は少なくないでしょう。しかも、2人にとって大切なスポットである新宿のルミネtheよしもとでサプライズプロポーズ!思い出の場所でのプロポーズなんてロマンチックですよね。≪おめでたい話に水を差す格差と借金≫ただ、心から祝福したい気持ちはやまやまなのですが、佐藤さんについて調べていくとちょっと不安が…。売れっ子の鬼奴さんと格差があるのは仕方ないにしても、ギャンブルにハマって多額の借金を抱えているとか。鬼奴さんの誘いで同棲を始める前はホームレス同然で、劇場の楽屋に寝ていたとか。少ないお給料を借金返済とギャンブルで使い果たし、鬼奴さんに交通費をねだるというのも、どうなの?という感じがしてしまいます。鬼奴さん、過去にもパチンコ好きで無職の彼氏と付き合っていたようですが、今回もまた…?なぜかダメ男ばかり好きになっちゃう女性っているけど、彼女はその典型と言えるかもしれませんね。≪ダメ男好き女性のエピソード≫ここで、実在する“ダメ男好き”アラサー女性の体験談をご紹介します。彼女たちいわく「ダメ男好きなんじゃなくて、好きになった人がダメ男だった」とのことですが、それは鶏が先か卵が先かみたいなものかと。要はダメ男的要素を持つ男性に恋をし、さらにそのダメな部分を増長させる才能があるってことなのでしょうから。◆彼氏にものを買ってあげたくなるAさん(30歳)はお金の無い男性に、ご馳走したり服や靴を買ってあげたりすることに喜びを覚えるそう。「彼がそれで笑顔になれば、私だってうれしいから」っていい人すぎだから!お金も貸してるって言うし。完全にヒモですよね、その彼氏。◆浮気されてもやっぱり好き「元カレ3人に浮気された」と力なく笑うMさん(34歳)。美人で性格も良いのに、尽くしすぎてしまうのが悪いのか、気が付くといつも彼には別の女の影が。「でも、好きだから許しちゃうんだ。そのうち、相手の女が妊娠して結婚する」心が広いのは素晴らしいけど、その考え方、そろそろ卒業したほうがいいと思います…。◆ただ働きの家政婦状態に彼氏の家に行ったら、ちょっとしたゴミ屋敷だったのでつい掃除をしてあげたというOさん(31歳)。「今も行くたびに掃除するし、料理や洗濯もします。彼が助かるって言うから」態のいいお手伝いさんじゃないですか。彼のダメ度を加速させてるとしか思えません。もしそんな人と結婚したりしたら…大変!3人の女性の共通点は、彼氏に何かしてあげるのが好きなこと。お金だったり行動だったり、それは人それぞれですが、とりあえず尽くし、許し、与えてしまう。「私がいなきゃダメになる」と思っているのでしょうが、その相手、あなたと出会う前から普通に生きてましたから!って事実を忘れないでいてほしいですよね。≪椿鬼奴と婚約者の運命は?≫…というわけで、鬼奴さんの結婚生活もかなり心配です…。ただ、彼女は前述のパチンコ好きの元カレを更正させた過去を持つそうなので(自分がパチスロにハマって彼氏にお金をせびるようになったら、彼が働き始めたとのこと)、佐藤さんも彼女と一緒にいれば変われるかも?数年後、夫婦揃って売れっ子芸人になって、プライベートでも笑顔の絶えない家庭を築けていたら…ステキですね。ともあれ鬼奴さん、佐藤さん、ご婚約おめでとうございます。末永くお幸せに!(文=Kawauso)あの人が浮気に走ってしまう可能性【無料占い】
2015年03月28日昨年11月に明らかになった、椿鬼奴と若手お笑いトリオ「グランジ」の佐藤大の交際。交際が公になった後。様々な番組で結婚について願望を語りつつも、いつプロポーズをするのかと中々煮え切らない2人だったが…このほどめでたくゴールインしたことが明らかとなった。3月2日、グランジ佐藤さんがサプライズでのプロポーズし、見事に成功したよう。しかし、その裏側では、先輩芸人の加藤浩次の後押しがあったという。きっかけは、「○○なら」というワガママを叶え、素敵な結婚式をあげてみたいというカップルを応援するバラエティ番組「なら婚」(日本テレビ)に昨年12月に出演した際、「ずっと私は結婚したいですよ」「佐藤が言ってくれれば結婚します」と鬼奴さんが漏らしたことが始まりだったそう。鬼奴さんの為に早速、加藤さんは次回の収録にグランジ佐藤さんを呼び出し、説得開始。そこで、グランジ佐藤さんは「お笑い芸人として何の実績もない自分が結婚をしていいのか、きちんとした結果を出してからの方がいいのでは…」とプロポーズに踏み出せない理由を告白したという。それでも加藤さんは、「結婚を機にグワーと上がっていくんだよ!奴さん家に入れるぐらい売れんだよ!」「売れるという保険を待って結婚するのが芸人かい?そんなのつまんねぇぜ!」と半ば追い込みをかけながら(?)熱く説得。この言葉を機に、グランジ佐藤さんは「オレ、結婚します!」と重い腰をあげた、という経緯があったそうだ。ちなみに鬼奴さんはイベントなどで「プロポーズはバンジージャンプや落とし穴とか変な仕掛けは絶対イヤ。地上で普通の格好でしてほしい」と意外にも乙女な希望を告白していたが、グランジ佐藤さんは、これは芸人としてのフリなのか…?果たして本気なのか?と大いに悩んだという。そしてプロポーズ決行となった、3月2日。いつも通りのデートを終え、グランジ佐藤さんが「荷物を取りに行く」といい、2人は新宿のルミネtheよしもとへ。2人がずっと立ってきたこの舞台こそが、グランジ佐藤さんが選んだプロポーズの場所だ。2人だけ、誰もいない劇場ーーそこで佐藤がサプライズプロポーズを実施!大号泣しながら鬼奴さんは「わかりました」と答えた。このビッグサプライズに鬼奴さんは、「『プロポーズされる仕事』を終えたという感覚で実感がありませんでしたが、改めて考えるとこれが婚約という事なのですね。私は『フィアンセ』なんですね。ありがとうございました」とハニカミ笑顔でコメント。そしてグランジ佐藤さんは、「おかげ様で婚約という運びになりました。世間様には全く興味の無い話だと思いますが、興味がある方はどうか末永く見守って下さい。椿鬼奴さんを幸福に出来るように頑張りたいと思います。ザスッ!!」と、ひとりの男としての気合いのコメントを寄せた。2人のサプライズ・プロポーズの模様は、3月25日(水)24:59~放送の「なら婚」でオンエアされる予定だ。(text:cinemacafe.net)
2015年03月24日4月より放送されるWOWOW連続ドラマW『闇の伴走者』で、松下奈緒と古田新太がW主演を務めることが発表された。本作は、『MASTERキートン』などの漫画原作・脚本を手がけた長崎尚志のミステリー小説を原作にしたクライムミステリーで、このほどふたりのビジュアル写真とコメントが公開された。その他の写真『闇の伴走者』は、伝説の漫画家が遺した未発表原稿に隠された迷宮入り失踪事件の謎を、元警察官と漫画編集者の異色コンビが、漫画の画稿をヒントに暴いていくクライムミステリー。三木孝浩監督がメガホンを執り、佐藤大と阿相クミコが脚本を担当し、劇中に登場する漫画を田中圭一と伊藤潤二が手がける。松下、古田のほか平田満、田中哲司、要潤、藤井美菜、真野響子、森本レオらが出演する。松下が演じるのは元警察官の調査員・水野優希、古田は偏屈な漫画編集者・醍醐真司を演じる。ふたりはお互いの印象について「醍醐さんを古田さんが演じられると聞き、まずご一緒できるのが嬉しく、『絶対!面白くなりそう!楽しくなる!!』と思いました。古田さん演じる強烈なキャラクター、醍醐真司に早く会いたいです。この撮影中は思いっきり振り回されたいと思います」(松下)、「今までご一緒する機会が無くテレビで拝見しただけですが、見たまま綺麗な人ですよね。クレバーな女優さんのイメージです。ま、オイラが癖の強い役者なので、上手い具合に反比例が生まれたらいいなと思います」(古田)と語っている。原作者の長崎氏は「プロデューサーの喜多氏より映像化したいと聞いた時には、『へーえ、本当にできるの?』くらいにしか思っていなかった。それが具体化して松下奈緒さん……主人公の水野優希と容姿もぴったりだ。もう一人の主役・古田新太さんは、醍醐真司よりずっといい男だが、博学、オタク、偏屈、反骨心……彼のキャラを見事に演じられる人と思い、強く希望した。あとは恋愛映画の巨匠・三木監督がどう料理してくれるか……一視聴者としても楽しみである」とコメントを寄せており、三木監督は「松下奈緒さん、古田新太さんという異色コンビが現場でどんなマッシュアップを放つのか、本当に楽しみです!この心強いキャストと共に、原作に潜む奥深い闇に挑んでいきたいと思います」と意気込みを語っている。WOWOW連続ドラマW『闇の伴走者』4月11日(土)スタートWOWOWプライムにて毎週土曜夜10:00(全5話)※第1話無料放送
2015年02月10日「MASTERキートン」などで知られれる漫画原作・脚本の長崎尚志による傑作ミステリー小説をWOWOWでドラマ化する連続ドラマW「闇の伴走者」。このほど本作で、WOWOW連続ドラマ初主演の松下奈緒と古田新太がW主演でコンビを組むことが明らかとなった。漫画家・田中圭一が劇中に登場する漫画を手がけ、「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX」の佐藤大が脚本を担当、『僕等がいた』『ホットロード』など恋愛映画の名手・三木孝浩が監督を務める本作。物語は、漫画界の巨匠・阿島文哉の一周忌に50枚の未発表画稿が発見されたことから始まる。作画は阿島そのものだが、それは35年前の連続女性失踪事件を彷彿とさせる謎の多い内容だった。阿島夫人は、本当に阿島が描いた画稿なのか調べるようアジマプロの部長・小澤に指示を出す。調査会社から派遣されて来た元警察官の水野優希は、漫画編集者で知識が豊富な醍醐に協力を求めた。醍醐真司は、画稿の背景やシャドーの描き方、ペンやスクリーントーンの種類などから描かれた年代と作者を割り出していくのだが…。本作でこの謎に挑んでいく元警察官で出版業界メインの調査員・優希と偏屈だけど漫画編集者としては異彩を放つ醍醐の2人を演じることとなるのが松下さんと古田さんだ。2人は本作で初共演となるが、互いの印象については「まずご一緒できるのが嬉しく、『絶対!面白くなりそう!楽しくなる!!』と思いました。古田さん演じる強烈なキャラクター、醍醐真司に早く会いたいです。この撮影中は思いっきり振り回されたいと思います」(松下さん)、「今までご一緒する機会が無くテレビで拝見しただけですが、見たまま綺麗な人ですよね。クレバーば女優さんのイメージです。ま、オイラが癖の強い役者なので、上手い具合に反比例が生まれたらいいなと思います」(古田さん)と、コンビ結成前からすでに息はぴったりの様子。しかし、古田さんには役作りの一抹の不安もあるようで…「(演じる醍醐は)原作では、とにかくデカい人ですが、それほどオイラはデカくないんです。大丈夫なんでしょうか。それから、とにかく大食漢ですが、オイラは以外と少食です。ちなみに甘いものが苦手です」とのこと。そんな古田さんの不安をよそに原作者・長崎氏は「古田新太さんは、醍醐真司よりずっといい男だが、博学、オタク、偏屈、反骨心ーー彼のキャラを見事に演じられる人と思い、強く希望した」とのこと。古田さんの役作りに加え、松下さんとのコンビっぷりに注目だ。連続ドラマW「闇の伴走者」は4月11日(土)スタート/毎週土曜22:00~WOWOWにて放送(全5話)。※第1話無料放送(text:cinemacafe.net)
2015年02月10日『MASTERキートン』などの漫画原作・脚本を手がける長崎尚志のミステリー小説『闇の伴走者』が脚本・佐藤大、監督・三木孝浩でドラマ化され、WOWOWで4月に放送されることが23日、明らかになった。ストーリーは、伝説の漫画家が遺した未発表原稿に隠された35年前の連続女性失踪事件の謎と犯人に、元警察官の優希と漫画編集者の醍醐という異色のコンビが迫っていくというもの。漫画の世界とリアルなドラマの世界が融合した、これまでにない異色のクライムミステリーだ。原作の長崎は「映像化不可能だと思っていたのですが、本当に出来ちゃうんですね。楽しみです」と期待を寄せ、映画『僕等がいた』、『ホットロード』などで知られる三木監督は「この一風変わったミステリーの裏側には底の見えない深淵なる闇があり、その魅力にすっかり引き込まれてしまいました。本作を監督するにあたり、その闇に臆することなく思いきりダイブして、この作品の核を掴み取りたいと思います」と初挑戦のミステリードラマへの意気込みを語った。脚本の佐藤は「刺激的な原作の魅力を損なうことなく、連続ドラマにしか出来ない展開とツイストで描きます。 普段、知ることの出来ない漫画家と編集者の関係や出版業界のリアルな裏側を知る知的好奇心と共に 、謎へ迫っていく凛々しい優希とマニアな醍醐という凸凹コンビの誕生を楽しんでください」と見どころをアピールしている。また、ドラマに登場する未発表原稿を描くのは手塚治虫のパロディー漫画で知られる田中圭一。田中は「原作を読んで『マンガ界の巨匠たちとライバル関係だった天才的な筆致を持つマンガ家』という設定に背筋が寒くなりました。 80年代に描かれたであろうという設定の原稿なので、あの当時にしか使われていなかった道具を揃えて80年代風の筆致も完全再現いたしました」とコメントしている。ほかにも『富江』『うずまき』のホラー漫画家・伊藤潤二も劇中に登場する漫画の作画を担当する。なお、出演者は未発表となっている。
2015年01月23日「MASTERキートン」などの漫画原作・脚本の長崎尚志による傑作ミステリー小説をWOWOWでドラマ化する連続ドラマW「闇の伴走者」。漫画家の田中圭一、脚本に「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX」の佐藤大、そして監督に『僕等がいた』『ホットロード』など恋愛映画の旗手、三木孝浩が集結していることが分かった。漫画界の巨匠・阿島文哉の一周忌に50枚の未発表画稿が発見された。作画は阿島そのものだが、35年前の連続女性失踪事件を彷彿とさせる謎の多い内容だった。阿島夫人は、本当に阿島が描いた画稿なのか調べるようアジマプロの部長・小澤に指示を出した。調査会社から派遣されて来た元警察官の優希は、漫画編集者で知識が豊富な醍醐に協力を求めた。醍醐は、画稿の背景やシャドーの描き方、ペンやスクリーントーンの種類などから描かれた年代と作者を割り出していく――。漫画の虚構の世界と、リアルなドラマの世界が融合した、未だかつて観たことのない異色のクライムミステリーを描く本作。これまで『陽だまりの彼女』『アオハライド』『くちびるに歌を』を描いてきた三木監督にとっては、今回が初のミステリー作品となるが、「初めてのサスペンス・ミステリーで非常にワクワクしてます」といまから撮影が待ち遠しい様子。「幻の原稿に隠された未解決事件の謎を解くというこの一風変わったミステリーの裏側には、底の見えない深淵なる闇があり、その魅力にすっかり引き込まれてしまいました。本作を監督するにあたり、その闇に臆することなく思いきりダイブして、この作品の核を掴み取りたいと思います」と語った。脚本を担当する佐藤さんは「刺激的な原作の魅力を損なう事なく、連続ドラマにしか出来ない展開とツイストで描きます。普段、知ることの出来ない漫画家と編集者の関係や出版業界のリアルな裏側を知る知的好奇心と共に、謎へ迫っていく凛々しい優希とマニアな醍醐という凸凹コンビの誕生を楽しんでください」とコメント。本作に登場する漫画を手掛ける田中さんは、「天才マンガ家の遺した謎の原稿を担当させていただくことになりました。原作を読んでみて、『マンガ界の巨匠たちとライバル関係だったマンガ家、その天才的な筆致は…』という設定に背筋が寒くなりました。そんなの“マンガ界のモノマネ芸人”である私に描けるの?しかし、これに挑まなければマンガ家として“負け”になる、そういう気持ちで執筆することにしました」と気合十分のようだ。「映像化不可能だと思っていたのですが、本当に出来ちゃうんですね。楽しみです」と語る原作者・長崎氏も納得の最強スタッフが集結した本作。キャストは、後日発表されるとのことだ。連続ドラマW「闇の伴走者」は4月より毎週土曜夜10:00~放送予定。(text:cinemacafe.net)
2015年01月23日11月23日から東京ビッグサイトで開催中の「東京モーターショー2013」は連日大盛況の模様。訪れたアニメファンの間では、三菱自動車ブースの『ガールズ&パンツァー』とのARコラボが話題を呼んでいるが、もうひとつ、忘れちゃいけないところがある。メカニックデザイナーの大河原邦男氏がデザインした、ロボットに変形する超小型EV(電気自動車)を出展している、Hiriko.jpブースの新潟発「みらいプロジェクト」だ。大河原氏といえば、『機動戦士ガンダム』のモビルスーツをはじめ、『装甲騎兵ボトムズ』『蒼き流星SPTレイズナー』などなど、数々のサンライズ作品でデザインを担当し、リアルロボットアニメのブームを巻き起こした立役者。一方で「タイムボカンシリーズ」や「勇者シリーズ」なども手がけ、コミカル系でもヒーロー系でも、メカならなんでもござれの巨匠だ。その大河原氏のデザインが、アニメやプラモの世界から、いよいよ現実の世界へ進出! という訳だ。さらに、マレーシア人の両親を持つイギリス出身のクール・ジャパン発信者、カルチャー・ジャパン代表取締役のダニー・チュー氏もプロジェクトに参加。彼の生み出した美少女キャラ「末永みらい」のアニメに大河原氏デザインの可変EVを登場させ、新潟から世界へ売り込んでいくという。そんなこんなで要注目のこのプロジェクト。ブースの展示紹介に、トークショーの様子やHiriko.jp提供の貴重な資料画像もまじえてレポートをお届けしたい。○アニメチックに異彩を放つHiriko.jp「みらいプロジェクト」ブース今回のモーターショーは東京ビッグサイトの東西全ホールを使って開催されているが、そのうち西4ホールは「SMART MOBILITY CITY 2013 ~KURUMA NETWORKING …くらしに、社会に、つながるクルマたち」というゾーンに設定。新世代の「超小型モビリティ」や「パーソナルモビリティ」の体験コーナーを中心に、大小さまざまなメーカーのEV(電気自動車)やFCV(燃料電池車)のブースが集まっている。Hiriko.jpブースがあるのは、このゾーン内のブース番号"SMC09"の位置。ガンダムやボトムズなど大河原氏の代表作と末永みらいをフィーチャーした空間に、噂の大河原EVがででんと陣取り、小さなスペースながらも大いに来場者の注目を集めている。○スペインの「Hiriko」をベースに、ロボモードへ三段変形する超小型EVが誕生!?そもそも「Hiriko」とは、米マサチューセッツ工科大学とスペイン・バスク自治州のHiriko Partners Consortiumが共同開発した、都市内移動用の2人乗り小型EVのこと。インホイールモーターの搭載により、その場で360°旋回が可能なばかりか、車体を折りたたむことで駐車時のさらなる省スペース化を実現したのが特徴だ。「みらいプロジェクト」は、この元祖Hirikoのコンセプトをベースに、新潟県の支援を受け、独自の日本版EVを開発する計画。いわば "Hiriko 新潟モデル" の開発プロジェクトだ。その仕様は、軽自動車と原付自動車の間の新カテゴリとして今年から国土交通省が認定制度をスタートさせた「超小型モビリティ」のレギュレーションに合致させるという。しかし、ただ走るだけでは面白くない。 "若者のクルマ離れ" が嘆かれる中、日本ならではのキャラクター性を持った、今までにないモビリティを誕生させようという野望(?)がそこにはあった!実は新潟は、高橋留美子、しげの秀一、小畑健など、多数の有名マンガ家を輩出してきた土地柄。そんな背景もあって、アニメやマンガのコンテンツ、キャラクターをからめたメディアミックス展開を構想し、大河原氏やダニー氏にプロジェクトへの参加を要請したという。かくして大河原氏が提案したのが、ロボットに変形する超小型EVのデザイン。ロボットといっても、ガンダムのような二足歩行のヒト型ではないが、『ヤッターマン』のヤッターワンのような車輪移動を基本とした、いわば "ロボ・ビークル" へのチェンジが想定されているのだ。通常の走行モードから、車体中央を軸に四輪が脚のようになって車体を持ち上げ、左右両腕にあたるマニピュレーターも展開。それだけでも実現すれば画期的だが、このガウォーク的な形態からコックピットを前傾させることで、よりロボットらしいフォルムに。シンプルな機構ながらも、各モードでしっかり印象が変わる三段変形のデザインは、さすが巨匠の仕事だ。●大河原氏とダニー氏出演のトークショーも開催! 未来はきっと"なんでもアリ"○美少女キャラ「末永みらい」とのメディアミックス展開で、新潟から世界へ!今回の出展は大河原氏のデザインを1/1サイズで再現したモックアップのみで、実際に走行や変形はできない。実は正式名称もまだ未定、という状態ではあるが、ブース内で上映されているプロモーション・ビデオの中では、この"大河原版Hiriko"のCGによる走行イメージや変形シーケンスが登場し、否が応でも期待が高まる。また、このビデオの中で、ダニー・チュー氏がプロデュースする「末永みらい」のアニメ『ミライミレニアム』とのコラボ第一弾が実現。キャラクターにからめてさまざまなカラーリングの大河原Hirikoが登場し、こちらもイメージをふくらませてくれる。今後、本格的なストーリー作品化も予定されており、大河原Hirikoは二次元のアニメ世界と三次元の現実世界をコネクトする存在になっていくようだ。プロジェクトの次の段階として、来年には走行可能な試作車を完成させる予定。走行モード以外でも、低速であれば変形したまま移動可能とするそうだ。量産が実現した場合、まずは都市部でのカーシェアリング用途を中心に考えているそうだが、いずれは個人ユーザーへの販売も想定。年間1000台の生産を目標とし、価格も軽自動車程度に抑えたいという。今回のデザインがどこまで実車に反映されるかは、技術的な検証も必要なため未定ということだが、ロボットへの変形やマニピュレータ搭載といった大河原氏のデザインのコアな要素は、ぜひともオミットすることなく実現して欲しいところだ。○大河原氏とダニー氏出演のトークショーも開催! 未来はきっと"なんでもアリ" !?去る11月24日には、大河原氏とダニー・チュー氏が実際にブースを訪れ、トークショーも開催。「みらいプロジェクト」の成り立ちや今後の展望などが語られ、質疑応答の時間には、熱心なファンからさまざまな質問があった。「今回の可変EVの先に、ガンダムのような二足歩行ロボットへの変形や合体などもイメージされていますか?」という質問に対し、大河原氏は「私は、わざわざ歩かなくてもいいんじゃないかと思っています。二足歩行が必要なら技術的にはもう可能でしょうが、大手のメーカーがどこも作らないのは需要がないということなので」と冷静なお答え。だが、続けて「ガンダムファンも40を過ぎて、いろんな企業で発案権を持ってきている。今でもビックリするようなコラボの話はいっぱいきてるんですが、問題はその上の決済する人たちの頭が硬いこと。彼らが定年退職して、決済する側もガンダム世代になれば、なんでもありで日本も面白くなると思う。それが見られるよう、私もなるべく健康に気をつけて長生きするつもりです(笑)」と、大河原チルドレンへの期待も語ってくれた。また、みらいプロジェクトに関しては「私は40年間、だいたい玩具やプラモのデザインを手がけてきましたが、実際のプロダクトは、一部の小物を除いてなかなか実現に結び付かなかった。このHirikoが走り回ったら、私の最初の1/1サイズのデザインということになるので、感慨深いですね」というコメントも。一方、ダニー氏も、ブースで上映中のプロモーション・アニメの今後について質問を受け、「もともと『ミライミレニアム』という未来ちゃんのオリジナル・ストーリーの企画なんですが、シナリオを『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』や『カウボーイビバップ』等の佐藤大さんにお願いして、もうできあがっています。先月、KADOKAWAの井上社長とお会いして "ウチでやりましょう" というお話もいただいたので、KADOKAWAで何か作品が生まれるかも知れません。その中でHirikoを走らせられればと思っています」と回答。「海外の人たちにもたくさん知ってもらって、大河原先生のデザインが世界中で走れるようにがんばりたい」と、国内のみならず世界展開への意気込みを語った。最後に、総括を求められた大河原氏は「これ(Hiriko)が現実になるということに、とてもワクワクしている。今後の発展に関しては全て私に任せてくれ、というぐらい、いろいろとアイディアを持っているので、プロジェクトの将来を楽しみにしていただけたらうれしいです」とコメント。 "乞うご期待!" ということでトークショーは終了した。ロボットアニメ好きにとって「変形」は見果てぬロマン。だが、「みらいプロジェクト」によって、そう遠くないうちに個人でリアル可変ロボを所有できる日もやってくるかも? 大河原氏の熱い言葉を信じて、プロジェクトの今後の展開を見守っていきたい。さて、東京モーターショーの会期もいよいよ今週末12月1日まで。これから行くという人も、しまった見逃してた! という人も、Hiriko.jpのブースへGOだ!!
2013年11月29日今年公開され、興行収入30億円という大ヒットを記録した『るろうに剣心』。主演の佐藤健を始めとする豪華なキャスト陣が繰り広げるハリウッド顔負けのアクションで、その人気は海を越え数多くの映画祭で上映され、いまなお世界中で熱狂を巻き起こしている。そんな熱気冷めやらぬ中、この冬、本作のブルーレイ&DVDがリリースされるのを記念して、剣心役に挑んだ佐藤さんから特別コメントが到着した。90年代に「週刊少年ジャンプ」で連載され、単行本の発行部数累計5,700万部を超える人気漫画の待望の実写化。佐藤さん扮するかつて“人斬り”として歴史の闇で暗躍した男・緋村剣心が、明治の時代の幕開けで「不殺(ころさず)」を誓い、生き抜く姿を描く。男女問わず、さらに国境を越えて人気を誇るベストセラーコミックが原作とあって、佐藤さんはかなりの気合いで挑んだよう。監督を務めた大友啓史(NHK大河ドラマ「龍馬伝」)には、「アクションカッコ悪かったら、役者辞めます」とまで宣言していたのだとか。そんな気合い十分で臨んだ佐藤さん、しかし撮影は思いのほか過酷なものだったようで「ここまで本格的なアクションに初めて挑戦した作品」、「本当に役者生命を賭けて挑まさせていただきました」としじみじみふり返る。さらに今回リリースされる豪華版には、向かうところ敵なしの剣心にも引けをとらないファン垂涎の“最強”の特典がついてくるのだとか。その中でも、佐藤さんが初挑戦したという劇中映像を見ながら撮影当時をふり返るビジュアルコメンタリーは必見!2回目に劇場で観たとき「泣きそうになった。人を斬りたくないのに、斬っている剣心を観て、悲しくなった」と語り、壁を使った宙返りアクションのシーンをふり返りながら、このとき足の指にヒビが入っていながらも1発でOKを出したという裏話など、貴重な秘話が満載。これを見れば、本編134分間の全てに役者魂・職人魂が込められていることが感じられるはずだ!『るろうに剣心』ブルーレイ&DVDは12月26日(水)より発売。「るろうに剣心 豪華版(2枚組)」[ブルーレイ]価格:6,930円(税込)「るろうに剣心 豪華版(2枚組)」[DVD]価格:5,985円(税込)「るろうに剣心 通常版」[ブルーレイ]価格:3,990円(税込)「るろうに剣心 通常版」[DVD]価格:2,980円(税込)発売日:12月26日(水) ※レンタル&オンデマンドも同日開始発売/販売元:アミューズソフトレンタル&オンデマンド発売元:ワーナー・ホーム・ビデオ© 和月伸宏/集英社 © 2012 「るろうに剣心」製作委員会■関連作品:るろうに剣心 2012年8月25日より全国にて公開© 和月伸宏/集英社© 2012「るろうに剣心」製作委員会
2012年11月01日佐藤健主演で和月伸宏の大ベストセラーコミックを実写映画化した『るろうに剣心』。夏休みが明けても勢い衰えず大ヒット記録更新中の本作が、このほど10月4日(木)より開幕する第17回釜山国際映画祭の招待作品枠「オープンシネマ」で上映されることが決定した。「週刊少年ジャンプ」で連載されて以来、いまなお多くのファンを熱くさせる人気漫画の待望の実写化。佐藤さん扮するかつて“人斬り”として歴史の闇で暗躍した男・緋村剣心が、明治の時代の幕開けで「不殺(ころさず)」を誓い、新しい世を生き抜く姿を描く。公開12日間(9月5日時点)で観客動員数132万4,560人、興行収入16億円超と、驚異的なスピードで快進撃を続けている本作。既に公開前からYouTubeにアップされた予告編が世界各国で話題を集め、64か国以上での公開も決定するなど、世界規模で熱狂の渦を巻き起こしている。その世界公開に先駆けて今回、アジア屈指の映画の祭典、第17回釜山国際映画祭から上映オファーがあり、5日(金)から始まるプログラム「オープンシネマ」での招待作品として、海外初のお披露目がなされる運びとなった。さらに、これに合わせて主演の佐藤さんと大友啓史監督の参戦も決定!4日のオープニングセレモニーでのレッドカーペット、5日に行われる上映会での舞台挨拶に出席する予定である。果たして、初の海外映画祭での反応やいかに?『るろうに剣心』は全国にて公開中。■関連作品:第17回釜山国際映画祭 [映画祭] 2012年10月4日から10月13日まで韓国・釜山にて開催るろうに剣心 2012年8月25日より全国にて公開© 和月伸宏/集英社© 2012「るろうに剣心」製作委員会
2012年09月06日