星河ばよさんの長男・タロくんが3歳だったころのこと。ばよさんは保育園の先生から「療育相談センターに行ってみますか?」と告げられます。保育園でのタロくんは、ほかの園児と同じ行動ができず、自分の興味のあることしかやらない、すぐに自分の世界に浸ってしまい、集中力が続かないというのです。それは暗に、タロくんが発達障害であることを示すような内容でした。ばよさんは戸惑いながらも療育センターを訪れ、タロくんは発達検査を受けることになります。すると、結果は「発達障害の特性をお持ちです」。保育園には加配の先生が配置されることになり、その後、年長さんになったタロくんは、小学校入学を見据えた療育教室に通い始めます。卒園を数カ月後に控えた夏には教育委員会との就学に関する面談が行われますが、通常学級への望みを抱くばよさんとは裏腹に、特別支援学級の見学を提案されます。そして、ばよさん親子と同様に支援学級を見学したママ友に話を聞くと、「うちは通常学級にするよ!」との返事。通常学級か、それとも特別支援学級かに迷うばよさんは焦りを感じますが、その年の秋に行われた運動会でのタロくんを見て、息子の成長を実感できたのです。小学校入学を数カ月後に控えた、保育園最後の運動会。一生懸命に頑張るタロくんの姿に、ばよさんは息子の成長を実感。 それだけに「通常学級で大丈夫なのでは?」と期待を抱きます。 普段の息子を知りに、保育園へ見学に行くと… 「タロくんが頑張れるのは、お母さんという心のよりどころがあるからではないでしょうか?」。 保育園の先生の言葉から、タロくんの発達障害を受け入れるきっかけをつかんだばよさん。もちろん、悩みや迷いが消えたわけではないはずです。しかし、以前よりも前向きな気持ちで、就学相談会の日を迎えたのでした。 保育園の先生の素敵な言葉かけに、心が洗われるようですね。時には保育園の先生とのコミュニケーションに戸惑い、不安になる保護者の方もいらっしゃるのではないでしょうか。それでも保育園や幼稚園という場所において、何よりも大切なのは子どもの存在。「子どもの様子を知りたい!」と思うなら、ばよさんのように率直に、見学を申し出るのも1つの方法なのかもしれません。 >>次の話 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。著者:マンガ家・イラストレーター 星河ばよ 監修者:医師 神奈川県立こども医療センター 産婦人科 松井 潔 先生
2023年12月19日皆さんは、保育園でトラブルになった経験はありますか?今回は「自分勝手な園長」にまつわる物語とその感想を紹介します。※この物語はフィクションです。(CoordiSnap編集部)イラスト:モナ・リザの戯言『保護者に圧をかける園長』息子を保育園に通わせている主人公。ある日、保育園に置いてあるはずの息子の布団なくなってしまいました。布団には名前が縫いつけられているため、誰かが意図的に持って帰ったとしか思えません。困った主人公は、園長に相談したのですが…。モヤッとする発言出典:モナ・リザの戯言園長は当たり前のように「買い直してください」と言ったのです。納得できない主人公は、警察に被害届を出すことを伝えました。すると園長は焦った様子で「明日まで待って!」と言います。不審に思いながらも翌日保育園に行くと、なぜか息子の布団が戻ってきたのです。お金に困っていた保護者が息子の布団を持って帰っていて…。園長はそれを知っていて黙っていたのでした。読者の感想主人公が盗まれたと言っているのに対応しないなんて、ひどい園長ですね。園長なら、保護者には平等に接してほしいです。(30代/女性)布団を持って行った保護者がいることを知っていて黙っていただなんて悪質だと思いました。主人公が被害届を出すと言ったおかげで、園長が焦り真実が分かってよかったです。(20代/女性)
2023年12月19日星河ばよさんの長男・タロくんが3歳だったころのこと。ばよさんは保育園の先生から「療育相談センターに行ってみますか?」と告げられます。保育園でのタロくんは、ほかの園児と同じ行動ができず、自分の興味のあることしかやらない、すぐに自分の世界に浸ってしまい、集中力が続かないというのです。それは暗に、タロくんが発達障害であることを示すような内容でした。ばよさんはショックを受けますが、保育園の提案を受けてから1カ月が経ち、ついにタロくんを連れて療育センターを訪れます。そして、発達検査の結果は「発達障害の特性をお持ちです」。結果を受け、保育園には加配の先生が配置されることとなり、ばよさん親子は月に1度、療育センターに通い始めます。その後、年長さんになったタロくんは小学校入学を見据えた療育教室に通うことになりますが、卒園を数カ月後に控えた夏のこと、教育委員会との就学に関する面談が行われます。「通常学級でも大丈夫でしょう」と言われることを期待していたばよさんでしたが、その言葉はもらえず、特別支援学級の見学を提案されます。実際に見学に訪れたものの、そこで出会った先生は驚くほどに冷たい態度……。ばよさんは、より悩みを深めてしまうのです。特別支援学級を見学し、余計に悩みを深めてしまったばよさん。 見学に訪れた翌日、発達障害の子どもを持つママ友に、そのことを打ち明けます。すると……。 ママ友に見学の感想を伝えると… 療育センターに通ってはいるものの、タロくんになかなか変化が見られず、一時は通い続けることに疑問を持つこともあったばよさん。しかし、一生懸命に頑張り、楽しそうに競技をするタロくんの姿を見たことで、周囲のサポートに心から感謝の気持ちを持てたのでした。 通常学級か、それとも特別支援学級か……。タロくんの就学先を選択するときが近づきつつあっただけに、ばよさんの心は疲弊していたはずです。それでも、ばよさんの疲れた心を癒やしたのはタロくんの頑張る姿であり、療育センターや加配の先生に心から感謝の気持ちが持てたのも、タロくんの成長した姿を目の当たりにしたからに違いありません。 子育てに悩み、疲れ、ヘトヘトになっていても、お子さんの姿に心癒やされ、不思議と疲れも吹き飛ぶ。皆さんにも、そんな経験があるのではないでしょうか? >>次の話 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。著者:マンガ家・イラストレーター 星河ばよ
2023年12月18日1歳の娘をそっぽ保育園に通わせることに決めたモモさんは、次第に園の対応に違和感を覚え始めました。その後、園側の対応や園長先生の言葉にモモさんはストレスを感じて不眠で悩まされてしまいます。そして、そのタイミングで娘が登園渋りを起こし始めてしまったのでした。事あるごとに敵対視してくる園長先生に疲弊したモモさんは、我慢の限界を感じて転園をしようと決意します。そして、無事手続きを済ませ、新しい保育園の見学を終えたのでした。無事に新しい保育園への転園も決まり、退園が迫ってきたある日、モモさんはそっぽ保育園に相談窓口のポスターが貼ってあることに気付きます。早速電話をかけて事情を話すと、その内容を聞いた第三者委員の人は驚いてしまいました。あまりにも衝撃的な内容に「保育園の理事長などに共有して事実確認などさせてもらいますね」という言葉が返ってきたのでした。 その後、モモさんはそっぽ保育園を無事に退園。新しい保育園に通うのですが、初日に園長先生に呼び出されました。園長先生は事前に取ったモモさんへのアンケートの回答で気になった点を伝えると、以前の保育園に対応について驚いたことを伝えると、園長先生自身の意見を述べたのでした。 さらに「理事長がとても怒っている」と話し始めた園長先生。理事長はこのままにしておけないと怒っていて、この事実を市に訴えたいと言っていることを伝えました。園長先生は、モモさんが以前の園からもらった報告書のコピーをもらえないかと尋ねると、"同じ思いをする人がひとりでも減れば"と、モモさんは報告書のコピーを提出したのでした。 安心して娘を預けられる園に出会えてママが思ったことは… 新しい保育園に通い始めてから数日後、娘のお迎えに行ったモモさん。 「果物さんこんばんは!!ぶどうちゃんをお連れしますね」 「すみません、今日ぶどうちゃんのお顔にお友だちが引っかいてしまって少し傷がついてしまいまして……」 「すぐに手当てをしましたが、まだ少し赤いです」 状況の説明をしてくれた保育士に、「大丈夫です」と返したモモさん。 「ありがとうございます!!ぶどうちゃん、積極的にいろんな子と遊ぼうとしていて、毎日すごく楽しそうです」 「前の保育園でよく手が出てしまっていたと伺っていましたが、手より先に言葉が出るようになっている様子ですよ」 モモさんはその話を聞いて安堵しました。 その後、娘の登園渋りもなくなり、毎日楽しく保育園に通えるようになったのでした。 一時期は保育園に行くことのストレスから体調不良になってしまったモモさん。娘さんも登園渋りになってしまうなど、負のスパイラルに陥っていましたが、保育園を変えたことで、娘さんを安心して預けられるステキな保育園に出会えて本当によかったです。もし、モモさんと同じように保育園との相性が合わなくて悩んでいる方は、転園をしてみるというのも1つの有効な手段なのではないかと思いました。 著者:マンガ家・イラストレーター 稲
2023年12月18日VISH株式会社(所在地:愛知県名古屋市、代表取締役:田淵 浩之)は、幼稚園・保育園・認定こども園の園業務負担軽減を支援するICTツール「園支援システム+バスキャッチ」を導入した学校法人志村学園 白山幼稚園(所在地:神奈川県川崎市、理事長:志村 雄治)の導入事例についてインタビューを行い、その導入の効果について発表いたします。白山幼稚園では、「園支援システム+バスキャッチ」導入により幅広い機能を活用して園業務の効率化と先生方、保護者の負担軽減を実現しました。導入事例記事全文: 理事長・志村 雄治(写真左) 担当・清水 由実(写真右)■「園支援システム+バスキャッチ」の導入背景白山幼稚園は、「やさしくたくましく」という教育テーマのもと、子どもたちが自然を感じ、感性を豊かに育む環境を提供しています。しかし、日々の業務においては、預かり保育の手続きや欠席の連絡、指導要録の作成などで多くの時間と手間がかかっていました。■導入効果預かり保育の効率化:保護者の預かり保育の申し込みがアプリで行えるようになり、これにより紙ベースの手続きが大幅に削減。先生方の業務効率も向上しました。欠席連絡の合理化:保護者はアプリを通じて欠席連絡を行え、朝の電話が大幅に削減されました。園内でも電話受けの手間が軽減され、保育開始前に時間を有効活用できるようになりました。指導要録の柔軟な作成:スマートフォンやタブレットで指導要録を作成できるようになり、先生たちが作成のためだけに園に来る必要がなくなりました。サポートセンターの素早い対応:VISH株式会社のサポートセンターが柔軟で迅速な対応を行い、先生方がシステムを最大限に活用できるようサポート。継続的な連絡や提案により、運用の最適化が進んでいます。■白山幼稚園からのコメント志村 雄治理事長は、「このシステムの導入により、当園の保育業務は大きく進化しました。先生方も保護者も、より重要な子どもたちとの時間に集中できるようになり、感謝しています。」と述べています。■今後の展望白山幼稚園では今後も、先生方が自身のやり方に合わせた柔軟な運用が可能な「園支援システム+バスキャッチ」を活用していく予定です。機能の活用度を向上させ、保護者とのコミュニケーションを一層円滑にし、園業務全体をさらに効率化していく方針です。【「園支援システム+バスキャッチ」とは?】「園支援システム+バスキャッチ」は、幼稚園・保育園・認定こども園向けに開発された総合的な運営支援システムです。預かり保育の効率化や欠席連絡のデジタル化、指導要録への柔軟なアクセスなど、様々な機能を組み合わせ、園の業務を円滑に進めることができます。園支援システム+バスキャッチ公式サイト: 「園支援システム+バスキャッチ」のポイント【VISH株式会社について】代表者: 代表取締役 田淵 浩之所在地: 愛知県名古屋市中区錦二丁目10番13号 SC錦ANNEX 5F設立 : 2004年12月資本金: 1,150万円URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年12月18日今回は、人気のマンガをクイズ形式で紹介します!マンガのストーリーがどんな結末になるか考えてみてくださいね。イラスト:アカネ金銭トラブルある日保育園から「保育料の引き落としができなかった」と連絡があった主人公。不審に思い、銀行で記帳してみると…。毎月請求が…出典:CoordiSnapなんと毎月30万円ずつ、クレジット会社から請求があったのです。その真相は恐ろしいものでした。問題さあ、ここで問題です。引き落としができなくなった理由は何でしょうか?ヒント夫が毎月「あること」をしていました。みなさんは答えがわかりましたか?正解は…出典:CoordiSnap正解は「夫が株で大負けしたため」でした。貯金も減り続けていて、主人公は2人目を妊娠中で働きにもいけません。仕方なく親に頼み、しばらく仕送りしてもらうことにしたのでした。※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。(CoordiSnap編集部)
2023年12月18日星河ばよさんの長男・タロくんが3歳だったころのこと。ばよさんは保育園の先生から「療育相談センターに行ってみますか?」と告げられます。保育園でのタロくんは、ほかの園児と同じ行動ができず、自分の興味のあることしかやらない、すぐに自分の世界に浸ってしまい、集中力が続かないというのです。それは暗に、タロくんが発達障害であることを示すような内容でした。ばよさんはショックを受けますが、保育園の提案を受けてから1カ月が経ち、ついにタロくんを連れて療育センターを訪れます。そして、発達検査の結果は「発達障害の特性をお持ちです」。結果を受け、保育園には加配の先生が配置されることとなり、ばよさん親子は月に1度、療育センターに通い始めます。その後、年長さんになったタロくんは小学校入学を見据えた療育教室に通うことになりますが、卒園を数カ月後に控えた夏のこと、教育委員会との就学に関する面談が行われます。「通常学級でも大丈夫でしょう」と言われることを期待していたばよさんでしたが、その言葉はもらえず、特別支援学級の見学を提案されます。それでもばよさんは通常学級への入学を諦めきれず、息子の発達障害を受け入れられない自分を恥じ、責めてしまうのです。どんなに悩んでいても、時間は進んでいきます。そして、ばよさんは夏のある日、家族一緒にとある場所を訪れます。 小学校入学は、すぐそこまで迫っているんだ… 以前、おこなわれた教育委員会との面談を経て、特別支援学級の見学に訪れたばよさん夫婦。しかし、支援学級の先生の態度に困惑し、通常学級か、それとも特別支援学級かの選択に、より深く悩んでしまうのでした。 特別支援学級の見学に訪れたばよさん夫婦ですが、特別支援学級だけでなく、通常学級の見学も可能なようです。障害のある子どもの就学先を検討するための学校見学は、文部科学省も「学校見学や体験入学の機会を活用した保護者への情報提供や面談等」というように位置づけています。学校見学は、保護者が情報を知るための重要な手段なのです。 学校の先生も十人十色のため、ばよさんのように悩みを深めてしまうこともあるかもしれません。ただ、見学は学級の雰囲気を実際に体感できる機会。 先輩ママやパパの経験談を見てみると、なかには子どもが実際に授業に参加したり、より就学時のイメージを膨らませるため、学区外を含めた複数の特別支援学級を見学したりした人もいる様子。やはり何事も、百聞は一見にしかず、なのかもしれません。 >>次の話 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。著者:マンガ家・イラストレーター 星河ばよ
2023年12月17日1歳の娘をそっぽ保育園に通わせることに決めたモモさんは、次第に園の対応に違和感を覚え始めました。ある日、モモさんの娘がお友だちに手を出してしまったとき、「保護者への直接的な謝罪はしなくていい」と言っていた先生。しかし、後になって「保護者への謝罪をするようにお願いします」と言ってきたのです。細かい説明などがなかったほか、いきなり言っていることが真逆に変わり、困惑するモモさん。このことについて一度話し合いの場を設けて欲しいと園に伝えると、話し合いをすることになるのですが、結局何も解決せずに終わってしまったのでした。その後も、園側の対応や園長先生の言葉にモモさんはストレスを感じて不眠で悩まされてしまいます。そして、そのタイミングで娘が登園渋りを起こし始めてしまったのでした。 事あるごとに敵対視してくる園長先生に疲弊したモモさんは、我慢の限界を感じて転園をしようと決意。無事手続きを済ませて新しい保育園の見学を終えました。さらに、夫が園に転園の連絡を入れると、電話に出た園長先生は「そうですか」とだけ言うと、すぐに切ってしまいました。その後、保育園とのやり取りが困難なため、転園を手続きはすべて市役所経由でおこなったのでした。 無事に新しい保育園への転園も決まり、退園が迫ってきたある日、モモさんはそっぽ保育園に相談窓口のポスターが貼ってあることに気付きます。早速電話をかけて事情を話すと、その内容を聞いた第三者委員の人は驚いてしまいました。あまりにも衝撃的な内容に「保育園の理事長などに共有して事実確認などさせてもらいますね」という言葉が返ってきたのでした。 その後、モモさんはそっぽ保育園を無事に退園。新しい保育園に通うことになったのですが……!? 新しい保育園は、理解のある園長先生で… 「お母様、ちょっと別室でお話いいですか?」 園長先生から呼び出されると、入園前のアンケートについて話を切り出されたのでした。 以前通っていたそっぽ保育園の保育士の対応や発言がトラウマとなり、保育士とどうやって関わればいいのかが分からなくなってしまっていたモモさん。 「ごめんなさいね私……あまりにもビックリしてしまって……」 「私もその時その時で精一杯対応してきたつもりでしたが、至らない点が多すぎてしまって……怒鳴られてしまいました」 モモさんの話を親身になって聞いてくれた園長先生。 「うちでは例えばボタンの掛け違いがあったとしても、怒鳴ったりはしないので、安心して何でもお話ししてください」 園長先生はやさしくそう言うと、続けて理事長先生がそっぽ保育園の対応についてとても怒っていたことを話し始めました。 「うちの理事長が市に訴えてもいいか、果物さんのご意見をいただきたいと申しておりました」 「コピーの件、検討していただけますか?」 「はい!検討してみます」 結局モモさんは前の保育園の資料を提出することに。 「資料ありがとうございます。うちの理事長を通して市に提出させていただきます」 園長先生の話を聞いて安心したモモさん。 心の中で、"同じ思いをする人がひとりでも減ればいいな"そんなことを思いながらも、「対応よろしくお願いします」と頭を下げたのでした。 転園先の理事長先生はそっぽ保育園の対応を知ると、「同じ保育に関わる者として、このままにしておけない」とすぐに行動に移そうとしてくれていて、とても心強いなと思いました。理事長先生や園長先生の言う通り、子どもの発達のことに加えて、保護者の対応の仕方など、そっぽ保育園では間違った認識をしているようなので、それを正すいい機会になればと思います。モモさんも"自分と同じ思いをする人が1人でも減れば"と思っていたようですが、その通りになることを願います。 著者:マンガ家・イラストレーター 稲
2023年12月17日皆さんは家族の行動に驚いた経験はありますか? 今回は「身勝手な両親」にまつわる物語とその感想を紹介します。 ※この物語はフィクションです。イラスト:モナ・リザの戯言『時代錯誤な考え方をする両親』両親の反対を押しきり、妻と結婚した主人公。結婚を機に両親とは一時疎遠になっていましたが、娘が生まれてからはいい関係が築けていました。そんなある日、両親が家にやってきます。妻の仕事の話になったため、今は育児休暇中で、すでに娘の保育園が決まっていると伝えました。すると両親は「母親なのに子どもを預けて仕事するの!?」と大反対。両親の身勝手な意見に激怒した主人公は、家から追い出しました。その数日後、保育園から連絡がきて…。まさかの連絡…出典:モナ・リザの戯言「ご両親がいらしてまして」と連絡を受け「えぇ!?」と驚愕した主人公。慌てて保育園に行くと、そこには先生に怒鳴っている両親がいたのです。両親は「孫の入園を取りやめろ!」と騒いでいて…。そんな両親に我慢の限界に達した主人公は、その場で絶縁を告げたのでした。読者の感想いつまでも時代錯誤な発言をする両親に、うんざりしてしまいますね。そんな両親とは、一度距離を置くのがいいと思いました。(30代/女性)自分たちの意見を押しつける両親には呆れてしまいました。主人公家族が安心して暮らせるといいなと思います。(20代/女性)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。※実際に募集した感想をもとに記事化しています。(lamire編集部)
2023年12月17日皆さんは、パートナーの行動に腹を立てたことはありますか?今回は「夫のお弁当を食べた娘に起こった悲劇」にまつわる物語とその感想を紹介します。※この物語はフィクションです。(CoordiSnap編集部)イラスト:モナ・リザの戯言娘のお弁当パートをしながら夫と娘と3人暮らしをしている主人公。ある日、実家から母親が倒れて入院したと主人公のもとに連絡が入ります。夫と娘のお弁当を用意して「翌日の娘のお弁当は買って持たせるように」と夫に指示を出し、実家へ向かいますが…。主人公が不在の間、夫は夜遅くまでゲームをしてしまい、翌朝は寝坊してしまいます。娘のお弁当を買う時間がないことに慌てていると…。主人公が用意してくれていた昨日のお弁当が残っていることに気づき、そのお弁当を娘に持たせることにしたのです。コンビニで買ってあげたはずなのに…一方、母のお見舞いをしている主人公のもとに、保育園から着信が何件も入ってきます。保育園からの電話に折り返すと…。出典:モナ・リザの戯言なんと元気だったはずの娘は、夫が持たせたお弁当が原因で食中毒になってしまい、病院にいたのです。それを聞いた主人公が、慌てて病院に行くと…。変わり果てた娘の姿に、大パニックになる主人公なのでした。読者の感想主人公が言った通りにすれば、子どもが大変な目にあわずに済んだだろうにと思うと、胸が痛いです。夫にはもう少し危機感をもってほしいですね。(30代/女性)元気だった娘が変わり果てた姿になっていると、主人公としてはショックだと思います。夫のいいかげんさには呆れてしまいますが、まずは娘の回復を願いたいですね。(40代/女性)
2023年12月17日子育ての応援団はたくさんいる!親をジャッジするのではなく伴走してくれる保育園離乳食の頃から、食事に関して悩みが多かった娘・ふーみん。今まで、様々な育児相談に行ったのですが、私の落ち度を指摘されることが多く、自分の努力不足だと思ってきました。ところが保育園の先生から「適切に出されたものを食べる・食べないは、ふーみんちゃんの課題だよ」と言われてびっくり!それでも、どこか裏の意味があるのではないかと思った私は、園のレシピを教えてくれるということは、私の調理スキルに疑問を持っているのかもしれないと思い、「私の料理が下手ですみません」と再び謝ってしまったのですが、先生は苦笑いして、すぐ次のように丁寧に説明してくれました。「お母さんの料理がまずいと言っているわけじゃないのよ!食べる・食べないは子どもの課題といえど、提供は親がしなきゃでしょ?食べるか食べないかわからないものを作るのは、単純にお母さんがしんどいじゃない?園で試して食べたやつならどうかなーって」続けて先生は「子どもの課題を親だけで応援するのは大変じゃない?周りの大人みんなで応援していこうよ」と言ってくれたんです。私は今まで、ふーみんが食べないことを家族以外に知られるのがとても気が重かったのです。それは、自治体の育児相談室では、私が叱られたり、注意されることが多かったから。しかし保育園は、娘の普段の様子を見ている複数のプロが連携し試行錯誤してくれているからこそ、想像や予想で私の行いをジャッジするのではなく「娘の課題」を共有してくれようとしていました。先生は親の行いをジャッジするのではなく、娘の成長のために伴走してくれようとしていると感じられて、「子どもの困ったことは親の責任なので、外にばれたら怒られたり批判される」と、恥じたり隠したりしたい気持ちがなくなったんです。とくに調理に関しては一人で頑張っているような気持ちになっていたのですが、夫が保育園という外部に話を広げてくれたおかげで、保育園の先生に相談することができ、夫婦で育児していてよかったと思いました。以降、保育園の調理師さんにレシピを聞いたり、園で比較的食べたものなどを積極的に聞けるようになりました。家でのレシピやふーみんの食事の傾向も相談でき、家で食べないという愚痴もこぼせるようになったんです。家族以外で、うちの娘にあった方法を真剣に考えて、見守ってくれる大人がいるということは、とてつもなく心強いこと。今までの「夫婦ふたりの子育て」から「夫婦と保育園との子育て」へと輪が広がったような気がして、とても頼もしく思いました。投稿募集子どものことを全て親だけで担うのは大変ですよね。祖父母、保育園の先生など、誰かが子育てを共有してくれて助かった経験があれば、ぜひ教えてください。#子育ての共有#ふうふう子育て※匿名ご希望の方はマシュマロをお使いください。※いただいたエピソードを作品で取り上げてさせていただいたり、出典を明記のもとシェアさせていただくこともあるかもしれません。予めご了承ください。======================================次回更新は、12/24(日)の予定です。どうぞお楽しみに!<<『青鹿ユウの夫婦でふうふう子育て』をすべて読む>>======================================(編集協力:大西まお)この記事の執筆者漫画家青鹿ユウ漫画家。夫と娘と猫と暮らしている。自分の経験、専門家から学んだことを「気軽に楽しく読めて、ちょっとためになる」漫画にしたいと思っている。著書に『今日から第二の患者さん』(小学館)、共著書に『子どものアトピー性皮膚炎のケア』、『ほむほむ先生のアレルギー教室』がある。→記事一覧へ
2023年12月17日星河ばよさんの長男・タロくんが3歳だったころのこと。ばよさんは保育園の先生から「療育相談センターに行ってみますか?」と告げられます。保育園でのタロくんは、ほかの園児と同じ行動ができず、自分の興味のあることしかやらない、すぐに自分の世界に浸ってしまい、集中力が続かないというのです。それは暗に、タロくんが発達障害であることを示すような内容でした。ばよさんはショックを受けますが、保育園の提案を受けてから1カ月が経ち、ついにタロくんを連れて療育センターを訪れます。そして、発達検査の結果は「発達障害の特性をお持ちです」。結果を受け、保育園には加配の先生が配置されることとなり、ばよさん親子は月に1度、療育センターに通い始めます。その後、タロくんは小学校入学を見据えた療育教室に通うようになりますが、ばよさんは同じ教室に通う子どもたちとタロくんのことを比較してしまい、ひどく落ち込んでしまいます。しかし、それから数カ月後……。療育教室の一環として行われた懇談会に参加したばよさんは、同じ教室に通うママさんたちが抱える悩みを知り、「自分はひとりじゃないんだ」と思うことができたのです。前向きな気持ちと不安な気持ち、ばよさんは両方を抱えながら、日々を過ごします。 そして、大事な約束のあったとある日、タロくんの弟が発熱してしまい……。 次男が発熱。でも、市役所に行かなくちゃ… 「この子は何も変わってない……変わらなきゃいけないのは、私だ……」。 ばよさんの気持ちは一進一退。同じ療育教室に通うママたちの悩みを知り、一度は「私はひとりじゃない」と思えたのもつかの間、通常学級か、それとも特別支援学級かの選択に、心が揺れ動きます。 そして、「ママ、大好き」というタロくんの言葉に、息子が発達障害であることに戸惑い続ける自分を恥じ、責めてしまうのでした。 ばよさんが向き合うことになった、通常学級か、特別支援学級かという選択。どちらに進むべきなのか提案されることはあるにせよ、文部科学省は「本人・保護者の意見を最大限尊重し」としています。また、通常学級に入学し、途中から特別支援学級に転籍することも、反対に特別支援学級から通常学級に転籍することも可能な様子。一方、なかには特別支援学級のない学区もあるとか……。 さまざまなケースがあるだけに、かえって戸惑ってしまいますが、ばよさんの経験が描かれたこのマンガをはじめ、先輩ママやパパたちの経験談がきっと参考になることでしょう。子どもが過ごしやすい環境を第一に考えて、じっくり検討したいものですね。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。著者:マンガ家・イラストレーター 星河ばよ
2023年12月16日1歳の娘をそっぽ保育園に通わせることに決めたモモさんは、次第に園の対応に違和感を覚え始めました。ある日、モモさんの娘がお友だちに手を出してしまったとき、「保護者への直接的な謝罪はしなくていい」と言っていた先生。しかし、後になって「保護者への謝罪をするようにお願いします」と言ってきたのです。細かい説明などがなかったほか、いきなり言っていることが真逆に変わり、困惑するモモさん。このことについて一度話し合いの場を設けて欲しいと園に伝えると、話し合いをすることになるのですが、結局何も解決せずに終わってしまったのでした。その後も、園側の対応や園長先生の言葉にモモさんはストレスを感じて不眠で悩まされてしまいます。そして、そのタイミングで娘が登園渋りを起こし始めてしまったのでした。 ある日、モモさんが娘が登園渋りを起こしていることをおたより帳に書いたところ、その日のお迎えの時、園長先生に呼び止められてしまいました。園長先生はぶっきらぼうに話しかけるのですが、会話が全然かみ合わず……。困惑したモモさんが質問をすると、園長先生は激怒し始めてしまったのです。 なぜか事あるごとに敵対視してくる園長先生に疲弊したモモさんは、転園しようと決意。無事手続きを済ませて新しい保育園の見学を終えました。さらに、夫が園に転園の連絡を入れると、電話に出た園長先生は「そうですか」とだけ言うと、すぐに切ってしまいました。その後、保育園とのやり取りが困難なため、転園を手続きはすべて市役所経由でおこなったのでした。 転園間近である物を見つけたママは…!? モモさんは転園先が決まるまでは、そっぽ保育園に我慢して通うしかないと考えていました。 すると数日後、転園先がNEW保育園に決まったという連絡が入ったのです。 その後、NEW保育園のオリエンテーションへの参加を終えると、退園まではそっぽ保育園に通っていたのですが、園長先生がモモさんに話しかけてくることはありませんでした。 そんなある日、モモさんは1枚のポスターを目にするうことに。 (今日まで目に入らなかったけど、こんなポスター貼ってあったのね) (転園するけど、ここに連絡して起こったことをすべてお話ししておこうかな) 早速ポスターにかいてあった番号に電話をかけると、今までの園の対応や起こったことすべてを話したのでした。 「え……ちょっと待って。ありえない……。え、こんなことになっているなんて……」 事情を聞いたキイロさんは驚愕してしまいます。 「私、第三者委員として時々保育園に顔を出しているんですが、そんな思いをしている保護者の方がいたなんて気づかなかった」 「保育園の理事長などに共有して事実確認などさせてもらいますね」 モモさんは「よろしくお願いします」と伝えると、自分が電話をしたことで、何かが変わればいいなと心底願うのでした。 そして、ついにそっぽ保育園に登園する最終日。 「ありがとうございました」 モモさんはお礼を言うと、そっぽ保育園での生活を無事終了したのでした。 相談窓口のポスターを見つけたモモさん。転園する前にそっぽ保育園の対応について電話で問い合わせをしていましたが、その対応のひどさに第三者委員の方も驚いてしまっていました。モモさんが電話をしたことで、そっぽ保育園が良い方向に変わるよう願うばかりです。 著者:マンガ家・イラストレーター 稲
2023年12月16日主人公の春山夫妻は、長女ゆあ、保育園に通う次女と長男の5人家族。ゆあが小学校に入学後、仕事中に娘が通う学童から「今日、学童はお休みですか?」と連絡があり頭が真っ白に。小学校に連絡すると、集計ミスで下校グループにいたと判明。すると今度は保育園からの電話でゆあが保育園に来たと知り、急いで向かうと…。「本当にありがとうございました」 保育園の教室で絵本を読んでいたゆあちゃんと再会。先生によると、保育園の玄関前で立ち尽くしていたそう。雨でずぶ濡れになった服は着替えを渡し、連絡してくれたのでした。 帰宅中のゆあちゃんはいつもの元気はなく、怖い思いをしていたと考えると胸が張り裂けて涙が止まりません…。 小学校へは連絡帳に書いて共有しましたが… ゆあちゃんと下校のことや学童についてゆっくり話し合いをした春山さん。小学校の先生に共有したものの、簡単なお返事だけで終わってしまったため親子で何度も確認が必要だと実感。 子どもに何度も説明すると嫌がられることがありますが、伝わってないほうが危険です。みなさんの家庭では帰宅後の過ごし方などについてルールはありますか?それはどんな内容で、どんなふうに決めましたか? 著者:マンガ家・イラストレーター いもやまようみん
2023年12月16日ある日突然家に帰ったら妻が子どもを置いて出ていってしまったら…?今回はモナ・リザの戯言さんの投稿をご紹介!『嫁が娘2人を置いて家を出たワケ3話』です。<<第1話はこちら!>>コウジは仕事も辞めることに…出典:YouTubeフリーとして独立するいい機会出典:YouTubeそうですか…出典:YouTube前向きに頑張るコウジ出典:YouTube育児も家事も仕事も…出典:YouTubeパパのお弁当恥ずかしい…出典:YouTubeママを恋しがり…出典:YouTube保育園の父母に挨拶すると…出典:YouTube妙によそよそしい…?出典:YouTubeするとヒソヒソ話が…出典:YouTube※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。(イラスト/モナ・リザの戯言)※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。(CoordiSnap編集部)
2023年12月16日星河ばよさんの長男・タロくんが3歳だったころのこと。ばよさんは保育園の先生から「療育相談センターに行ってみますか?」と告げられます。保育園でのタロくんは、ほかの園児と同じ行動ができず、自分の興味のあることしかやらない、すぐに自分の世界に浸ってしまい、集中力が続かないというのです。それは暗に、タロくんが発達障害であることを示すような内容でした。ばよさんはショックを受けますが、保育園の提案を受けてから1カ月が経ち、ついにタロくんを連れて療育センターを訪れます。そして、発達検査の結果は「発達障害の特性をお持ちです」。結果を受け、保育園には加配の先生が配置されることとなり、ばよさん親子は月に1度、療育センターに通い始めます。療育センターに通い始めた当時、タロくんは保育園の年中さん。翌年には年長さんを迎えるにあたり、センターの人から「小学校入学を見据えた療育教室が始まります」との話が。しかし、療育教室の初日を迎えたタロくんは最後まで気分がのらず、その様子を見守っていたばよさんは、ショックと疲れを隠しきれません。療育教室からの帰宅後、ばよさんはあまりのショックから寝つくことができず、朝を迎えてもベッドから出ることができずにいます。 うちの子が一番できない… 誰かに話せたらラクになるはずなのに、なかなか話せない——。お子さんの成長に悩みがあると、ついつい周囲と比較してしまい、かえって話しづらくなってしまいますよね。 自分の子どもと他人の子どもを比較してしまうのは、お子さんが発達障害かどうかにかかわらず、誰しもが経験することではないでしょうか。しかし、ばよさんが経験したように、「うちの子はできない……」と思っていても、ばよさんの息子であるタロくんのことを好きな子がいるのです。 となれば、お悩みの種であるお子さんも、“誰かにとっての特別な存在”であるかもしれません。そんなふうに考えると、心が少し軽くなり、あたたかい気持ちになれるのではないでしょうか。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。著者:マンガ家・イラストレーター 星河ばよ
2023年12月15日1歳の娘をそっぽ保育園に通わせることに決めたモモさんは、次第に園の対応に違和感を覚え始めました。ある日、モモさんの娘がお友だちに手を出してしまったとき、「保護者への直接的な謝罪はしなくていい」と言っていた先生。しかし、後になって「保護者への謝罪をするようにお願いします」と言ってきたのです。細かい説明などがなかったほか、いきなり言っていることが真逆に変わり、困惑するモモさん。このことについて一度話し合いの場を設けて欲しいと園に伝えると、話し合いをすることになるのですが、結局何も解決せずに終わってしまったのでした。その後も、園側の対応や園長先生の言葉にモモさんはストレスを感じて不眠で悩まされてしまいます。そして、そのタイミングで娘が登園渋りを起こし始めてしまったのでした。 ある日、モモさんが娘が登園渋りを起こしていることをおたより帳に書いたところ、その日のお迎えの時、園長先生に呼び止められてしまいました。園長先生はぶっきらぼうに話しかけるのですが、会話が全然かみ合わず……。困惑したモモさんが質問をすると、園長先生は激怒し始めてしまったのです。 なぜか事あるごとに敵対視してくる園長先生に疲弊したモモさんは、転園しようと決意。帰宅後に夫婦で話し合い、思い切って転園をすることに。無事手続きを済ませて新しい保育園の見学を終えると、モモさんは市役所の方に希望を伝えたのでした。 転園に向けて、どんどん話は進んでいって… 転園の準備を進めながらも、以前予約していた育児相談へ行くことに。 「この子、お友だちに手が出てしまうみたいなんです」 モモさんが育児の悩みを伝えると、担当者は親身になって相談に乗ってくれました。 「事前に保健士さんから資料をもらって読んだのですが、特に何か問題があるとは思えませんね。月齢でしょう」 そして、育児相談に行ってから数日後、保健士の方から電話がかかってきました。 「園長さんとは話がまったくかみ合わなかったです。私の話にも聞く耳を持ってくれませんでした」 「保育園と私たちとで板挟みにしてしまい、本当にすみませんでした……!!」 モモさんは保健士の方に謝罪をしながら、これまで親切に対応してくれたことに感謝したのでした。 その翌日、園に転園の連絡を入れた夫。 「お世話になりました。諸事情により、転園することになったのでご連絡しました、」 すると、園長先生は「そうですか」とひと言だけ言うと、すぐに電話を切ってしまったのです。 (それだけ……?) あまりにも雑な対応に夫は驚いたと同時に、あっけに取られてしまったのでした。 保健士の方が話をしても聞く耳を持たず、感情をあらわにする園長先生。さらに、夫が転園の連絡を入れた際も、電話をすぐにガチャッと切ってしまうなんて、あまりにも対応がひどすぎるように思ってしまいましたが……。仮にも園長先生という立場の方が、このような対応を平気でおこなってしまっていることに疑問を感じてしまいます。 著者:マンガ家・イラストレーター 稲
2023年12月15日主人公の春山夫妻は、長女ゆあ、保育園に通う次女と長男の5人家族。ゆあが小学校に入学して数日後、事件が発生。仕事中に娘が通う学童から「今日、学童はお休みですか?」と連絡があり頭が真っ白に。小学校に連絡すると、集計ミスで下校グループにいたと判明。すると今度は保育園から電話でゆあが保育園に来たと知り、急いで向かうと…。「わたし、どこに行ったらいいかわからなくて…」 先生からゆあちゃん発見までの流れを聞きました。先生が防犯カメラに映っていた人影を確認しに保育園の玄関へ行くと、ゆあちゃんが立ち尽くしていたそう。 大人の足でも徒歩で20分以上かかる距離には川や信号のない道、交通量の多い大通りが。そんなハードな道を小さい子どもが一人で歩いたとわかり、やり場のない気持ちでいっぱいに…。 雨に濡れて泣き疲れた表情だったゆあと再会でき… 帰宅中、元気がない娘の姿を見て涙があふれる春山さん。不安で怖い思いをした子どもの気持ちを考えると胸が張り裂けそうになります。 ゆあちゃんは雨でずぶ濡れになってしまいましたが、ケガがなくてよかったですよね。みなさんはお子さんが怖い思いをしたとき、どんなふうにケアしますか?>>次の話 著者:マンガ家・イラストレーター いもやまようみん
2023年12月15日知的障害がある息子、園の行事は無事に乗り切れる!?幼稚園、保育園、小学校、放課後等デイサービスなど、子どもたちが集団に属する生活を送ると、発表会や運動会、クリスマス会……といった行事やイベントに参加することが増えますよね(ちなみに私はイベントに疎いほうなので、そういった行事を園や学校側が開催してくださることがとてもありがたく、いつも感謝しています)。いっぽうで、わが子に障害があると「わが子がちゃんと行事に参加できるのか」というよりも、「乗り切れるのか!?」ととても不安になるのが実情だったりします。もちろん、わが家もそうです。発達の遅いわが子。発表会では、わが子の成長を楽しみに鑑賞するなんて余裕はなく、発表会で他の子の足を引っ張らないか内心とてもヒヤヒヤでした。息子1歳、忘れもしない初めての発表会きいちゃんは0歳から保育園に通っていたので、園の発表会などには小さい頃から参加してきました(が、0歳の時は体調を崩して発表会も運動会もお休みしました。なので1歳児からの参加です)。忘れもしない、初めて参加した発表会。ありがたいことに加配の先生がきいちゃんについて下さったので、練習の時から、「きいちゃん、とても頑張ってますよ」「今日はこんな踊りをしました。お母さん、楽しみにしてて下さいね!」などと教えてもらっていました。そして、いざ発表会が始まると……。全く動こうとしないわが子。みんなと一緒に踊れるようにと、一生懸命きいちゃんを抱っこしながら二人羽織状態で頑張る加配の先生。しかし嫌がってギャン泣きするきいちゃん。(た、大変や……)と青ざめる私。Upload By 星きのこなんとか会が終わると先生が私たち親のほうに駆け寄って来てくださって、「きいちゃん、頑張りましたー!」と汗だくになりながら話しかけてくれました。「いや!!頑張ったのは先生ですよね!?」と思わず心の中で突っ込み、先生を菩薩のように拝ませていただいたことを忘れません。Upload By 星きのこ本領発揮は年長さん!?しかし、当時きいちゃんは1歳児。そりゃまだまだ踊ったり、指示通りに動くのは無理があります。きいちゃんが2歳、3歳、いや年長さんくらいになったら成長も見られるだろうと気長に考えることにしました(他のダウン症のあるお子さんが、年長さんの発表会や運動会で、すごく成長が見られた!という報告をSNSなどで見ていたというのもあります)。なので、2歳、3歳、4歳……と、きいちゃんが発表会や運動会でも泣きっぱなしで先生に抱っこされて全く動かずの状態でも、それがきいちゃんのペースだから……と先生に申し訳ないと思いながら、見守ることができました。だって!きいちゃんの本領発揮は!!年長さんになってからだからっ!!!Upload By 星きのこ年長さんの発表会がやってきました!そしてきいちゃんが年長さんになった年の発表会。劇でクラスメイトたちがさまざまな野菜や果物に扮するなか、きいちゃんはレモンの役でした。さあ!!年長さんになったレモン役のきいちゃん!5年待ったけど、今だ!成長した姿をママとパパに見せてくれ……!!!……と思い固唾を飲んで見守っていましたが、相変わらず全く動く素振りはありません。というか、観客席の大勢の保護者に圧倒されて微動だにせず固まっています。そして両目をギュッととじて口もすぼまり、まるでそれは酸っぱいレモンを食べたかのような顔。(ある意味、誰よりもレモンを表現しているといえばしている……)とは思いましたが、その年はさすがに先生に抱っこはされなくなったものの、全く何もできなかったきいちゃん……。Upload By 星きのこ気長にゆっくりと、わが子の成長を楽しみたいきいちゃんと同じようにダウン症のある同い年のお子さんが、「運動会ですごく頑張った!」「発表会ではダンスを上手に踊れるようになってわが子の成長に泣いてしまった」という報告を見るたびに、正直、うう……うちはそんなことなかった……と、少し悲しい気持ちになってしまったりしました。そんなきいちゃんが、初めて人前で少しだけ踊ったりできるようになったのは今年、つまり小学2年生です。とにかく大勢の人に圧倒されるタイプのきいちゃん。もちろん、演目通りにはできなかったけど、やっときいちゃんが本番で踊る姿がすこーしだけ見られました(ちなみに、練習の時は保育園の年中さんくらいから完璧にできていたらしいです。本番に弱い男……それがきいちゃん……)。何が言いたいかというと、ダウン症のあるお子さんを育てているお母さーん!お父さーん!もし年長さんになっても本番で何もできないお子さんがいても、うちもそうでしたから!!何だったら今もそうです(笑)。園の行事などは「上手くいった」「成長が見れた」といういい情報のほうが発信しやすいし、目についたりもしますが、そうではない子もいることも知ってほしいなと思いました。本当に同じ障害があっても、もちろん障害が違っても、人それぞれ。何かが上手くできても、できなくても、それでその子の価値が決まるわけではないと私は思っています。わが家では、できなかったことに凹むのではなく笑い飛ばすようにしていました(レモン役なんて誰よりも酸っぱそうだったじゃん!って)。その子のいいところを見て子育てを楽しんでいけば、忘れた頃に思いがけず成長が見れるかもしれませんよ。うちはいつもそのパターンです。気長にゆっくり、成長を楽しむことができたらいいですね。執筆/星きのこ(監修:鈴木先生より)その子に「何ができないか」ではなく「何ができるか」に着目することが重要だと私は考えます。例えば、車いすのお子さんに向かって「頑張って歩きなさい」とは誰も言わないはずですよね。同様にダウン症やASDのお子さんのなかには言葉の理解が乏しく話が通じにくい子もいます。そういうお子さんの発表会には、自分の立ち位置をビニールテープなどで示す視覚的な指示が有効です。視覚的物理的構造化を駆使して対応する必要があります。発表会に参加できないお子さんもいる中、レモン役で参加できたこと自体が素晴らしいことです。できたことを褒めてあげればいいのではないでしょうか。前の記事はこちら(コラム内の障害名表記について)コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。神経発達症発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。知的発達症(知的障害)、自閉スペクトラム症、注意欠如・多動症、コミュニケーション症群、限局性学習症、チック症群、発達性協調運動症、常同運動症が含まれます。※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。知的発達症知的障害の名称で呼ばれていましたが、現在は知的発達症と呼ばれるようになりました。論理的思考、問題解決、計画、抽象的思考、判断、などの知的能力の困難性、そのことによる生活面の適応困難によって特徴づけられます。程度に応じて軽度、中等度、重度に分類されます。
2023年12月15日絶対に手を繋いでくれず「教授のよう」出典: (※画像は横澤夏子さんオフィシャルブログより)横澤夏子さんは2017年に一般男性と結婚し、2020年2月に第一子、2021年10月に第二子、今年6月に三女を出産。今は三姉妹の次女のイヤイヤ期がなかなか激しいようで……。子どもたちが通う保育園の連絡帳に綴ったエピソードをSNSでしばしば公開している横澤さん。子育て経験者なら共感できたり、思わず笑ってしまったりするような内容ばかりです。14日には次女が通う保育園の連絡帳の一部をアップ。そこには「外で手をつないでと言っても『ヤダ!』の一点張りで私からも夫からもヤダ!だったので、ついに両手が腰から離れなくなり、とても偉そうに歩いています」「教授のように、周囲を見渡しながら口をとんがらせてうなずきながら歩いています」と、絶賛イヤイヤ期の様子が綴られていました。さらに、「#名前を聞いてもヤダと答えるのよー!#手を繋ごうとすると液状化#液状化した状態を持ち上げて#活きのいいマグロとして移動してます」とハッシュタグを並べて、イヤイヤ期で言うことを聞いてくれない次女について表現。そうそう、立って歩いてくれないだけならまだしも、ドロドロに溶けたかのような状態になって抱っこも一苦労、なんてことよくあるんですよね。そんな横澤さんの報告に、コメント欄には「液状化も活きのいいマグロもすごくわかります」「本当に例えがドンピシャでおもしろい」と共感の声が続出していました。子どもがなんでも拒否するときは……イヤイヤ期の子どもは自分で決めたい、選びたいという気持ちを持っており、親の提案の何もかもを拒否することも。そんなとき、子どもに選ばせる機会を作ってその気持ちを満たしてあげると納得することもあるかもしれません。日常の些細なことですが、たとえばその日のおやつを選ぶとき、どれを選んでも子どもが納得できる選択肢を複数用意しておいたり、「歯磨きはお風呂の前にする?後にする?」など、子ども自身が選択できるように聞いたり……といった具合です。着替えや歯磨き、入浴など、普段嫌がりそうなことでも子ども自身に選ばせるとスムーズにやってくれることもあります。イヤイヤ期は子どもの成長過程であり、いつかは終わりますが、親に余裕がないとうまく対応するのは難しいものです。周囲のサポートを受けたり、親自身がリフレッシュする時間を作ったりしながら、うまく乗り越えていきましょう。参照:【医師監修】イヤイヤ期はどう対応する? 絶対やってはいけないNG例とは
2023年12月15日皆さんは、子どもの怪我で保育園を休んだことはありますか?今回は、子どもの怪我に関するエピソードとその感想を紹介します。イラスト:CHIHIRO足が痛いよー!!ある日の朝、足を痛がりだした息子。息子の様子を見てみると、立ち上がれないほどの痛みのよう…。昨日、保育園で転んだと報告を受けていた主人公は怖くなり、急いで病院へ息子を連れて行きます。医者の言葉は出典:愛カツ目で見える範囲に悪いところはないようなので、レントゲンをとることに。診断の結果、息子は異常なし。仮病を使っているだろうとのことでした。そして主人公は、お医者さんに「子どもの話をきいてあげて」と助言をもらうのでした。読者の感想仮病とわかってほっとしました。重大なケガでなくよかったです。(42歳/主婦)しっかりとレントゲンまで撮って確認してくれるお医者さんで良かったです。なぜ仮病を使ってしまったのか子どもとしっかりと話したほうが良いと思います。(31歳/主婦)※この記事はユーザーのエピソードをもとに作成しています。※実際に募集した感想をもとに記事化しています。
2023年12月15日星河ばよさんの長男・タロくんが3歳だったころのこと。ばよさんは保育園の先生から「療育相談センターに行ってみますか?」と告げられます。保育園でのタロくんは、ほかの園児と同じ行動ができず、自分の興味のあることしかやらない、すぐに自分の世界に浸ってしまい、集中力が続かないというのです。それは暗に、タロくんが発達障害であることを示すような内容でした。ばよさんはショックを受けますが、保育園の提案を受けてから1カ月が経ち、ついにタロくんを連れて療育センターを訪れました。そして、発達検査の結果は「発達障害の特性をお持ちです」。結果を受け、保育園には加配の先生が配置されることとなり、ばよさん親子は月に1度、療育センターに通い始めます。療育センターに通い始めた当時、タロくんは保育園の年中さん。翌年には年長さんを迎えるにあたり、センターの人から「小学校入学を見据えた療育教室が始まります」との話が。どんどんと進んでいく現実に戸惑うばよさんでしたが、それでも加配の先生や療育センターの人たちのサポートにより、少しずつ前を向けるようになっていたのです。月に1度、療育センターに通う、ばよさんとタロくん。 ばよさん親子が通う療育センターでは、子どもの課題活動が終わると、臨床心理士の先生と親との面談時間が設けられています。 保育園には息子専用の席が設けられていて… 療育教室の初日。タロくんは最後まで気分がのらず、その様子を見守っていたばよさんは、どっと疲れを感じてしまうのでした。 ばよさん親子が参加を始めた療育教室。しかし、“療育教室”という取り組みに、決まったひとつの定義はないようです。自治体が運営している機関もあれば、民間が運営している施設もあり、必ずしも「小学校入学を見据えた活動」という前提があるわけではなく、教室でおこなう活動の内容もそれぞれ。 ただ、多くの場合、療育教室に通うために必要になるのが「通所受給者証」です。これは、福祉サービスを利用するために市町村から交付される証明書。医療機関から発達障害の診断を受けていない、いわゆるグレーゾーンの場合でも、療育の必要性が確認できる書類(医師の意見書など)があれば申請可能なので、気になる方は自治体に問い合わせてみてもいいかもしれません。 >>次の話 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。著者:マンガ家・イラストレーター 星河ばよ
2023年12月14日自宅と保育園が近い方が何かと便利だろうと思い、近所にある保育園を見学。そこに決めたまでは良かったのですが……。 近所の保育園に決めたところ…子どもが通う保育園は、自宅のすぐ近所にあります。最初は近い方が登園なども便利でラクだろうと思ったのですが、それが間違いでした……。 家から近いため、同居している義母は散歩がてら保育園へ行き、花壇に勝手に花を植えたり、子どもたちが外遊びで出てくると干渉したり。とにかく深入りがすごくて……。 義母は先生たちに私の悪口を言っているようで、義母の行動範囲外にある保育園にすればよかったと後悔しています。 ◇ ◇ ◇ 子どもが小さいうちは、自宅と学校が近いと便利なことも多いですよね。義母の訪問は予想外ですが……。メリットとデメリットの両方を考えつつ、学校を選んでいきたいですね。 作画/森田家著者:松野さな
2023年12月14日主人公の春山夫妻は、長女ゆあ、保育園に通う次女と長男の5人家族。ゆあが小学校に入学して数日後、事件が発生。仕事中に娘が通う学童から「今日、学童はお休みですか?」と連絡があり頭が真っ白に。小学校に連絡すると、集計ミスで下校グループにいたと判明。すると今度は保育園から電話でゆあが保育園に来たと知り、急いで向かうと…。「ママー!」 保育園の先生に促されて教室に行き、ゆあちゃんを抱きしめます。「家に帰ったけどママがいないし、鍵は持ってないからどこに行けばいいのかわからなくて…」と号泣しながら話すゆあちゃん。 その数十分前、先生が外の防犯カメラをチェックすると玄関の前で佇む子どもを発見。園長先生と一緒に行ってみると…。 「ゆ、ゆあちゃん!?」先生が驚き声をかけると 先生からゆあちゃん発見までの流れを聞いた春山さん。大人の足でも徒歩で20分以上かかる距離を一人で歩いたとわかり、やり場のない気持ちでいっぱいに。 川や信号のない道、交通量の多い大通りを小さい子どもが歩くと考えると心配ですよね。みなさんはお子さんが一人で歩く際の注意点などは伝えていますか?>>次の話著者:マンガ家・イラストレーター いもやまようみん
2023年12月14日もうすぐ2歳になる息子はひとりっ子で、保育園でも弟分。他人にかわいがられることや、弟扱いされることが大好きです。家族や親戚に自分より年下の子どもがいないこともあり、今まで赤ちゃんに接する機会がありませんでした。しかし、図らずも初めて年下の0歳児と遊ぶことに! 弟役しかしてこなかった息子は、ちゃんとお兄ちゃんができるのか? 末っ子気質の息子が年下と初対面! わが家の2歳になる息子は、同じ年齢の子から「赤ちゃんだ!」と指をさされるほどのベビーフェイス。保育園では同じ学年の子どもや上の学年の子どもから、弟分としてかわいがられており、息子自身もまんざらでもない様子です。 ある日、息子を連れてキッズスペースのある整体院へ行きました。息子はそのキッズスペースでも自分より年齢が上の子どもとしか遊んだことがありません。それまで存分に弟分を満喫していましたが、この日は初めて、自分よりも幼い0歳児と対面しました。 笑顔で近寄ってきた赤ちゃんを見て固まる息子の姿に、攻撃しないか心配していたそのときでした。息子はおもむろに、おもちゃ箱から大好きな消防車のミニカーを手につかむと、赤ちゃんへと差し出したのです。その後も、私の心配とは裏腹に、息子は赤ちゃんが興味を示したおもちゃはすべて譲り、さらにはぐずり出す赤ちゃんに、あの手この手で構ってあげたのでした。 赤ちゃんのママには「ありがとうね、お兄ちゃん」と褒められ、ちょっとだけうれしそうな息子。弟分として過ごしながら、年上の友だちからやさしさを学び取っていたんだなと、感心しました。これからも、構ってくれるお兄ちゃんたちからいろいろな刺激を受けてほしいです。 作画/yacco著者:木村メイ
2023年12月14日1歳の娘をそっぽ保育園に通わせることに決めたモモさんは、次第に園の対応に違和感を覚え始めました。ある日、モモさんの娘がお友だちに手を出してしまったとき、「保護者への直接的な謝罪はしなくていい」と言っていた先生。しかし、後になって「保護者への謝罪をするようにお願いします」と言ってきたのです。細かい説明などがなかったほか、いきなり言っていることが真逆に変わり、困惑するモモさん。このことについて一度話し合いの場を設けて欲しいと園に伝えると、話し合いをすることになるのですが、結局何も解決せずに終わってしまったのでした。その後も、園側の対応や園長先生の言葉にモモさんはストレスを感じて不眠で悩まされてしまいます。そして、そのタイミングで娘が登園渋りを起こし始めてしまったのでした。 ある日、モモさんが娘が登園渋りを起こしていることをおたより帳に書いたところ、その日のお迎えの時、園長先生に呼び止められてしまいました。園長先生はぶっきらぼうに話しかけるのですが、会話が全然かみ合わず……。困惑したモモさんが質問をすると、園長先生は激怒し始めてしまったのです。 なぜか事あるごとに敵対視してくる園長先生に疲弊したモモさんは、転園しようと決意。帰宅後に夫婦で話し合い、思い切って転園をすることに。無事に手続きを済ませると、新しい保育園に見学へ行くことになって……!? 新しい保育園へ見学に行ったママの感想は…? 「初めまして。NEW保育園の園長です」 「ありがとうございます……あの……」 モモさんはそう言うと、震えながら園長先生に娘を受け入れてもらえるのかと尋ねました。 その様子を見て何かを察した園長先生。 2人は場所を移動して、奥の部屋で話をすることに。 モモさんがこれまでの経緯を話すと、園長先生は眉をひそめました。 「なにこれ……。なんでこんなことわざわざ……。1~2歳児のあるあるばかりじゃない……」 園長先生はモモさんに話しかけると、園の方針をやさしく丁寧に説明してくれました。 「お母様……相当思い悩んでいたんでしょうね。うちの園に来れたらいいわぁ」 モモさんの涙を流す姿を見て、そう言葉をかけてくれたのでした。 娘が手を出すことに悩んでいることを伝えると、「子どもの発達情で必要なこと」と説明をしてくれた園長先生。ほかにも、丁寧に園の方針を解説してくれたほか、保護者のモモさんにもちゃんと寄り添ってくれていました。こちらの保育園の園長先生は信頼ができそうでよかったです。NEW保育園に転園できるといいですね。 著者:マンガ家・イラストレーター 稲
2023年12月14日星河ばよさんの長男・タロくんが3歳だったころのこと。ばよさんは保育園の先生から「療育相談センターに行ってみますか?」と告げられます。保育園でのタロくんは、ほかの園児と同じ行動ができず、自分の興味のあることしかやらない、すぐに自分の世界に浸ってしまい、集中力が続かないというのです。それは暗に、タロくんが発達障害であることを示すような内容でした。ばよさんはショックを受けますが、保育園の提案を受けてから1カ月が経ち、ついにタロくんを連れて療育センターを訪れます。そして、発達検査の結果は「発達障害の特性をお持ちです」。結果に動揺すると同時に、ばよさんは「保育園に報告したら、私自身がタロの発達障害を認めることになる……」と葛藤します。それでも勇気を振り絞って保育園に伝えると、タロくんのために加配の先生が配置されることになったのです。発達検査を受け、その結果を保育園に報告したばよさん。以来、ばよさんとタロくんは月に1度、療育センターに通うようになります。 最初のうちはやる気があるけれど… 「その場にいられるだけでもいいんです。いられない日があってもいいんです」。 臨床心理士の先生もソーシャルワーカーの方も、保育園の先生も、ばよさん親子のことをあたたかく、前向きにサポート。タロくんの発達障害をなかなか受け入れることのできなかったばよさんですが、当時を振り返り、少しずつ、でも着実に、自身の心が溶けつつあったことに気づいたのでした。 ばよさんが「皆さんが少しずつ、私の心を溶かしていってくれた」と振り返るように、何事も一歩ずつ変化していくのかもしれません。自分ゴトとして考えてみても、特に人との信頼関係は、ゆっくりと築かれていくものですよね。 不安なときは気持ちが急いでしまいますが、皆さんにも「振り返ってみれば、少しずつ変化していたのかも?」と思えるような経験があるのではないでしょうか? 小児神経専門医の松井先生によると、今回のタロくんのように、早い時期から療育をおこなうことで徐々にいろいろなことができるようになりますが、これを“早期介入”と言うそうです。発達障害においては、早期発見、早期介入が重要とされています。 >>次の話 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修者:医師 神奈川県立こども医療センター 産婦人科 松井 潔 先生 著者:マンガ家・イラストレーター 星河ばよ
2023年12月13日皆さんは義家族のことで悩みはありますか? 今回は「働く嫁を認めない義両親」にまつわる物語を紹介します。※この物語はフィクションです。イラスト:モナ・リザの戯言育休中の主人公大手企業に勤める現在育休中の主人公。結婚前、夫より収入が高いことを理由に、義両親に結婚を大反対されていました。しかし娘が生まれてから義両親の態度は軟化し、主人公との関係も良好になります。夫と娘と平穏な日々を過ごす主人公でしたが…。ある日、ちょっとした世間話のつもりで、もう少しで職場復帰する予定だと義両親に伝えた主人公。すると義両親は突然激怒して…。義両親の発言に唖然出典:モナ・リザの戯言どうやら義両親は、出産をきっかけに主人公が仕事を辞めたと思っていた様子。「仕事辞めたら逆らわなくなると思ったのに…」という義母の発言に主人公は絶句してしまいます。さらに暴走した義両親は、主人公が申し込んでいた保育園に勝手に辞退の連絡を入れてしまったのです。幸いすぐに保育園から確認の連絡が入ったため、入園の取り消しは免れますが…。このことに夫は激怒したのでした。※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。(lamire編集部)
2023年12月13日最近、次男の保育園を通じて初めてできたママ友。ママ友のお宅に遊びに行くと、仕事で遅いはずの旦那さんがいきなり帰宅! 旦那さんの両腕には、びっしりと刺青が入っています。コワモテの旦那さんに私が圧倒されていると……!? 次男関係では初めてのママ友現在1歳の次男は、生後7カ月のころに保育園へ入園し、次男の同級生は現在8人います。次男が入園当時、0歳児クラスは次男ともう1人の男の子しかおらず、お互いの月齢が近いことや、その男の子のママと送迎時間がかぶることが多かったため、私とそのママは次第に仲良くなっていきました。 そして、ついに連絡先を交換して遊ぶ約束をしました。当日はママ友の家で遊ぶことになり、昼食を食べたあとにママ友と話していると、仕事で夜遅く帰ってくるはずの旦那さんがいきなり登場。 旦那さん、もしかして怖い人?ママ友の旦那さんはTシャツを着ていたのですが、両腕にはびっしりと入れ墨が入っているのが見えました。そして、真っ黒のサングラス……。 私が一瞬固まっていると、ママ友が「え、もう仕事上がったの!? ちょっと、腕隠してよ! 最悪……。ごめんね、◯◯ちゃん(私)。この入れ墨は、趣味だから。抵抗ある? ごめんね」と、私にひたすら謝ってきたのです。 旦那さんは、すぐにサングラスを外し、「いきなりすみません。息子に初めてのお友だちができたって聞いて、自分も会いたくて突然現れちゃいました。腕のこれは、おしゃれタトゥーで、怖い人とかじゃないんで! 今日は来てくれてありがとうございます」と、私に話してくれました。 ママ友の旦那さんは、私の次男の面倒もよく見てくれ、最初に見た目だけで「怖い人かも……」と思ってしまった自分を後悔するくらい、礼儀正しい方でした。私たちが帰るときも外まで見送りに来てくれ、次男に「また遊びに来てね」と言い、私たちの姿が見えなくなるまで手を振ってくれていたのです。ママ友の旦那さんのギャップにほっこりしました。 著者:鈴木 沙智イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター こちょれーと
2023年12月13日1歳の娘をそっぽ保育園に通わせることに決めたモモさんは、次第に園の対応に違和感を覚え始めました。ある日、モモさんの娘がお友だちに手を出してしまったとき、「保護者への直接的な謝罪はしなくていい」と言っていた先生。しかし、後になって「保護者への謝罪をするようにお願いします」と言ってきたのです。細かい説明などがなかったほか、いきなり言っていることが真逆に変わり、困惑するモモさん。このことについて一度話し合いの場を設けて欲しいと園に伝えると、話し合いをすることになるのですが、結局何も解決せずに終わってしまったのでした。その後も、園側の対応や園長先生の言葉にモモさんはストレスを感じて不眠で悩まされてしまいます。そして、そのタイミングで娘が登園渋りを起こし始めてしまったのでした。 ある日、モモさんが娘が登園渋りを起こしていることをおたより帳に書いたところ、その日のお迎えの時、園長先生に呼び止められてしまいました。園長先生はぶっきらぼうに話しかけるのですが、会話が全然かみ合わず……。困惑したモモさんが質問をすると、園長先生は激怒し始めてしまったのです。 なぜか事あるごとに敵対視してくる園長先生に疲弊したモモさんは、転園しようと決意。帰宅後に夫に相談をするのですが……!? 妻が事情を話すと、夫は口を開いて… 「もうさ、転園しよう?」 夫婦で話し合った結果、転園を決意し、動き始めることに。 モモさんが事情を話すと、保健士の方は「ずっと気になっていたんですが……」と以前保育園に見学に行ったときのことを話し始めました。 その話を聞いて、"やっぱり、園長先生たちからとんでもない親だと思われていたんだ"と確信したモモさん。 「なので私も転園は賛成です!!」 保健士の方の後押しもあり、早速モモさんは転園のための手続きをおこなうことにしたのでした。 夫婦で話し合い、夫と意気投合したことも相まって、ついに転園の手続きをおこなったモモさん。しかし、園側の出張もかなり一方的というか、偏りがあるように思えてしまいます。これ以上この保育園に通っている限り、それは改善されないように思うので、転園するというのは賢明な判断なのかもしれません。 著者:マンガ家・イラストレーター 稲
2023年12月13日