バンダイの公式ショッピングサイト「プレミアムバンダイ」にて、11月21日に公開される劇場アニメ『デジモンアドベンチャー tri.第1章「再会」』の「プレミア先行試写会のご招待キャンペーン」が、9月25日よりスタートしている。本キャンペーンへの応募には、「プレミアムバンダイ会員登録」「デジモンショッピングニュース」のメールマガジン購読が必要(いずれも無料)で、「プレミアムバンダイ」の応募フォームから応募が可能となっている。キャンペーンの応募締切は、10月7日23:59。抽選の末、10月23日に東京・新宿バルト9で開催される「プレミア先行試写会」のチケットが10組20名にプレゼントされる(開始時間・ゲスト、ともに未定)。キャンペーンの詳細は特設サイトまで。『デジモンアドベンチャー』は、1997年に発売された携帯型ゲームで、1999年3月~2000年3月にTVアニメ全54話が放送。小学生の主人公たちが仮想世界"デジタルワールド"と現実世界で"デジモン"と呼ばれるモンスターと関わりながら成長していく姿が描かれた。その後、『デジモンアドベンチャー02』『デジモンテイマーズ』『デジモンフロンティア』と、さまざまなシリーズが展開された。2015年11月21日に公開される劇場アニメ『デジモンアドベンチャー tri.第1章「再会」』は初代『デジモンアドベンチャー』シリーズの続編となっており、TVアニメ『デジモンアドベンチャー02』で展開されたベリアルヴァンデモンとの最後の戦いから3年後の世界が舞台となり、"選ばれし子どもたち"である主人公・八神太一たちが高校生になった、その後のストーリーが全6章で描かれる予定。八神太一役を花江夏樹、石田ヤマト役を細谷佳正、武之内空役を三森すずこ、泉光子郎役を田村睦心、太刀川ミミ役を吉田仁美、城戸丈役を池田純矢、高石タケル役を榎木淳弥、八神ヒカリ役をM・A・Oと、一新されたキャスト陣も話題となっている。なお「プレミアムバンダイ」では、『Complete Selection Animation(CSA) デジヴァイス』の2次受付も実施中。2次受注期間は2015年9月25日~12月7日23時予定。商品の発送は、2016年3月を予定している。(C)本郷あきよし・東映アニメーション
2015年09月28日2015年11月21日より全6章で公開される劇場アニメ『デジモンアドベンチャー tri.』より、現在「プレミアムバンダイ」で予約受付中の『Complete Selection Animation(CSA) デジヴァイス』の1次受注が、9月24日17時に予約締切となる。2015年12月発送予定で、価格は7,020円(税込)。『CSA デジヴァイス』は、発表のたびに話題となる特撮の大人向けシリーズ「Complete Selection MODEIFICATION(CSM)」の兄弟ブランド「CSA」の第1弾として商品化。2015年11月21日に第1章「再会」が公開される『デジモンアドベンチャーtri.(トライ)』初の公式アイテムであり、1999年に発売された初代『デジヴァイス』と比べて外観をよりディテールアップし、音声や発光などさまざまなギミックが搭載されている。本体には8体のデジモンの録りおろし音声が入っており、八神太一たちへの呼びかけや必殺技台詞なども収録。BGMボタンを押せば、和田光司が歌う名曲「Butter-Fly」(90秒)と宮崎歩が歌う「brave heart」(30秒)のそれぞれの新録音版が流れ、フルカラーLEDと1個の白色LEDの発光とともに、各デジモンの進化ボイスを楽しむこともできるという。なお、「アグモン」のシルエットが豪華銀箔押しされ、マット仕様と特殊コーティングを施した豪華パッケージデザインも公開されている。8月1日に東京・豊洲PITで開催された「デジモンアドベンチャーフェス2015」では、本商品もと「Butter-Fly」の新録音版もアナウンスされ、YouTubeでは「【デジモンアドベンチャー tri.】CSAデジヴァイス スペシャルムービー 和田光司ボーカル入り完全版!」と題したスペシャルムービーも公開されている。『CSA デジヴァイス』の商品価格は7,020円(税込)。今回は、2015年11月開催予定のイベントで『デジモンアドベンチャー tri.』が上映された際にも予約できるよう、「プレミアムバンダイ」では2回の受注期間が設けられている。1次受注期間は2015年7月31日11時~9月24日17時、2次受注期間は2015年9月25日~12月7日23時予定。商品の発送は、1次受注が12月、2次受注が2016年3月を予定している。予約は準備数に達し次第終了となる。なお、主人公・八神太一が『デジモンアドベンチャー tri.』の劇中で携帯電話に付けているメタルアクセサリーも初立体化。色々なところに付けられる金具が付いた仕様で、『Complete Selection Animation デジヴァイス』とこのアクセサリーがセットになった『Complete Selection Animation デジヴァイス 八神太一のメタルアクセサリーセット』の同時予約もスタートしている。(C)本郷あきよし・東映アニメーション
2015年09月22日初代『デジモンアドベンチャー』シリーズの続編として、2015年11月21日に公開される劇場アニメ『「デジモンアドベンチャー tri.」第1章「再会」』に登場する新キャラクターとキャストが発表された。本作は、TVアニメ『デジモンアドベンチャー02』で展開されたベリアルヴァンデモンとの最後の戦いから3年後の世界を舞台に、"選ばれし子どもたち"である主人公・八神太一たちが高校生になった、その後のストーリーが描かれる。全6章の公開が予定されており、第一報やティザー予告編の公開など、新情報のたびに大きな話題となっている。今回発表された新キャラクターは、主人公・太一のクラスの副担任をする非常勤講師・西島大吾と、"選ばれし子どもたち"の前に現れる謎の女性・姫川マキ。どちらもストーリーの鍵を握る重要なキャラクターとして劇中に登場するという。2人を演じるキャストも公開され、西島役を声優の浪川大輔が、姫川役を甲斐田裕子が担当する。さらに9月21日には、19時よりニコニコ生放送で行われる「『デジモンアドベンチャー02』1話~12話上映会」の終了後に、最新プロモーションビデオ(以下PV)が披露されることも決定。本作では"選ばれし子どもたち"のキャストが一新されており、八神太一役を花江夏樹、石田ヤマト役を細谷佳正、武之内空役を三森すずこ、泉光子郎役を田村睦心、太刀川ミミ役を吉田仁美、城戸丈役を池田純矢、高石タケル役を榎木淳弥、八神ヒカリ役をM・A・Oが演じる。最新PVでは、この8人のキャラクター全員の声を聞くことができるという。『デジモンアドベンチャー』は、1997年に発売された携帯型ゲームで、1999年3月~2000年3月にTVアニメ全54話が放送。小学生の主人公たちが仮想世界"デジタルワールド"と現実世界で"デジモン"と呼ばれるモンスターと関わりながら成長していく姿が描かれた。その後、『デジモンアドベンチャー02』『デジモンテイマーズ』『デジモンフロンティア』と、さまざまなシリーズが展開された。(C)本郷あきよし・東映アニメーション
2015年09月18日デジモンアドベンチャー15周年企画として発表された全6章からなる劇場版の第1章『デジモンアドベンチャー tri. 第1章「再会」』が2015年11月21日に公開されるのを前に、新旧ファンを巻き込んで盛り上がりを見せるオリジナル版『デジモンアドベンチャー』から【きゃらいど】ラバーストラップ全8種の発売が決定した。【きゃらいど】は、ローソンキャンペーンの景品からスタートしたグルーヴガレージのオリジナルシリーズ。キャラクターが関連性のある何かの上に乗っている、あるいはその逆パターンでデザインされ、これまでにフィギュア、ラバスト、アクリルなどで展開されている。今回は、オリジナル版『デジモンアドベンチャー』の主要キャラクター8人の頭の上に、各々のパートナーであるデジモンがちょこんと乗っているデザイン。デフォルメ作画は同社の"ぜろ"氏によるもので、これまでにありそうでなかったキャラクター+デジモンの組み合わせとなっている。キャラクターラインナップは、アグモンon八神太一 / ピヨモンon武之内空 / ガブモンon石田ヤマト / テントモンon泉光子郎 / パルモンon太刀川ミミ / ゴマモンon城戸丈 / パタモンon高石タケル / テイルモンon八神ヒカリの全8種。サイズはグルーヴガレージの通常シリーズとほぼ同じH71~77mm×W36~54mmで、同社としては初のブラインドボックス形式での販売となる。本日9月11日(金)より予約販売が開始し、発売は2015年12月上旬の予定となっている。価格は単品700円(税別)、BOX5,600円(税別)。(C)本郷あきよし・東映アニメーション
2015年09月11日「デジモンアドベンチャーフェス2015」が1日、東京・豊洲PITで開催され、歴代キャスト陣や主題歌アーティストたちが登場して様々なステージイベントが行われた。8月1日は初代『デジモンアドベンチャー』で、サマーキャンプに来ていた八神太一たちが初めて「デジタルワールド」に旅立った日であることから、デジモンファンにとっては記念日とされている。1999年のTVアニメ『デジモンアドベンチャー』放送開始から16年目を迎えた今年は、全6章の劇場アニメ『デジモンアドベンチャーtri.』の公開がスタート。パートナーデジモンたちは、初代のオリジナルキャストが参加し、成長した選ばれし子供たちは新規キャストが演じる。『デジモンアドベンチャーtri.』第1章「再会」は、2015年11月21日に公開予定。デジモン声優陣が登場した第1部(昼の部)には、トークパートを実施。前半には『デジモンアドベンチャーtri.』でもデジモンたちを演じるアグモン役の坂本千夏、ピヨモン役の重松花鳥、ガブモン役の山口眞弓、バルモン役の山田きのこ、ゴマモン役の竹内順子、パタモン役の松本美和、テイルモン役の徳光由禾が登場した。坂本によれば、こうしてデジモンキャスト陣一堂に会するイベント出演は初めてだという。竹内が「リアルタイムで見ていた人どれぐらいいる?」と会場に聞くとたくさんの手が上がり、目を丸くする竹内だった。初代『デジモンアドベンチャー』の思い出の名シーンを振り返るコーナーでは、重松が第一話のデジモンたちが自己紹介するシーンを挙げ、収録で手がぶるぶる震えていたことを告白。坂本は「太一って何回呼んだだろう」としんみりしながら、第一話の台詞を再現して大きな拍手を受けていた。出演者がそれぞれの思い出のシーンと台詞を紹介し、本人が演じて再現していくのは、デジモンファンには夢のような時間だった。『デジモンアドベンチャー』という作品は自分にとって何かを聞かれると、山口は「私にとっては初めての作品で、16年一緒にやってきたパートナーのような作品です」と回答。多くの登壇者が新人だった頃のことを懐かしんでいた。トークパートの後半には、『デジモンアドベンチャーtri.』で選ばれし子供たちを演じる八神太一役の花江夏樹、石田ヤマト役の細谷佳正、泉光子郎役の田村睦心、太刀川ミミ役の吉田仁美、城戸丈役の池田純矢、高石タケル役の榎木淳弥、八神ヒカリ役のM・A・Oがステージに登場。ステージにデジモン役と選ばれし子供たち役のキャストが勢ぞろいするのは壮観だ。すでに第一章のアフレコ収録は済んでおり、花江は「子供の頃からの憧れの作品に参加して本当に感動しました」と興奮の面持ち。山口が「私たちの頃に比べるとみんな本当に上手!」と褒めると、坂本は「本当に(初代の頃のアフレコは)大変だったのよ」と返して笑わせた。池田と榎木が「(初代『デジモンアドベンチャー』を)小学生の頃かぶりついて見てた」と語ると、時の流れに思わず天を仰ぐ先輩チームだった。吉田仁美は「ミミちゃんが一番大好きで共感していたので、今日ここにいるのが信じられないです。この場所に来て、始まるんだとようやく実感しています」と語ると、隣にいる山田も本当にうれしそうな表情を浮かべる。重松はアフレコ現場で、今日は参加できなかった三森すずこの隣にずっと座って譲らなかったエピソードを紹介。花江は『デジモンアドベンチャーtri.』について、「デジモンたちが変わらないでいてくれるから、太一たちの変化を感じると思います」と語っていた。当日参加できなかったキャストからのビデオメッセージでは、テントモン役の櫻井孝宏が「まさかの『デジモンアドベンチャー』復活びっくりしました。モンの皆さんも久しぶりに会ったらお互い老けましたね! 僕の初めてのレギュラーが『デジモンアドベンチャー』だったので、復活すると聞いて本当にうれしかったです。当時のままでありながら現代感が入っていて、皆さんの期待を裏切らない作品になっていると思います」と語っていた武之内空役の三森すずこは「新しい仲間として『デジモンアドベンチャー』に参加できて信じられない気持ちでいっぱいです。絶対やりたいと思っていた作品なんですが、いざ演じてみるとあの空を演じているんだ…! と夢のような気持ちでした。空は太一とヤマトの間で優しさや強さを見せられたらと思います」と意気込みを語っていた。トークコーナー最後のあいさつでは、パルモン役の山田が感動で泣きそうになるのを吉田が優しく支える一幕も。坂本が「うちらデジモンまだまだガッツです。若い者には負けてられません! 皆さんも子供の頃と同じ気持ちで応援してほしいと思います」、花江は「迷いながら考えながら太一を演じているので、ぜひ見てください。すごく楽しい内容になっていると思います」と締めて、トークは終了した。会場では、AIMと宮崎歩によるスペシャルライブも行われ、こちらも大盛況。グランドフィナーレには出演者全員が登場する。病気療養から体調が戻りきっておらず今回は参加できなかった和田光司にかわり、宮崎歩が中心となって出演者や会場を巻き込み、全員で『デジモンアドベンチャー』はじまりの名曲「Butter-Fly」を熱唱。イベントは大団円となった。『デジモンアドベンチャーtri.』第1章「再会」は、2015年11月21日より3週間限定で公開。(C)本郷あきよし・東映アニメーション
2015年08月01日コンビニエンスストアや書店などを中心に展開している"ハズレなしのキャラクターくじ"「一番くじ」より、『一番くじMINI デジモンアドベンチャー』が6月27日より一部の書店、ホビーショップ、ゲームセンターなどで順次発売される。(取り扱いのない店舗あり)。価格は1回310円(税込)。今回の「一番くじ」は、1999年に放送がスタートし今なお人気のアニメ『デジモンアドベンチャー』を題材にした全30種の「缶バッジ」(全長約3.5cm)をラインナップ。『デジモンアドベンチャー』の思い出のシーンを振り返るイラスト入りのデザインとなっている。さらに、IDチケットに記載されているバンプレIDから、モバイルくじにチャレンジすることが可能。モバイルくじA賞には、主人公・八神太一のパートナーであるアグモンをモチーフにした『でっかいアグモンぬいぐるみ わくわくポーズver.』(全長約28cm)を10名に、A賞当選者以外が該当するB賞では、作品の名シーンがデザインされた『デジタル画像』(全10種)がもらえる。(C)本郷あきよし・東映アニメーション
2015年06月16日俳優の早乙女太一が5月9日(土)、都内で行われた出演作「ゲキ×シネ『蒼の乱』」の初日舞台挨拶に登壇。本作で実弟の早乙女友貴と共演し「気持ちは複雑ですね。こいつには負けられないけど、頑張ってほしい気持ちもあって」と胸中を明かした。国内屈指の人気を誇る「劇団☆新感線」の舞台を10数台のHDカメラでデジタル映像化し、映画館のスクリーンで上映する人気企画「ゲキ×シネ」シリーズの最新作。平安時代の架空の国を舞台に、将門の乱を新解釈したスペクタクルが展開する。この日は同劇団3度目の出演で、座長を務めた天海祐希、共演する新感線初参加の松山ケンイチ、ベテラン俳優の平幹二朗が駆けつけた。一度は挫折した革命の志を取り戻す主人公・蒼真を演じる天海さんは、「座長という大役は恐れ多くて、押しつぶされそうになった」と告白。それでも「ここにいる皆さんをはじめ、キャスト、スタッフの皆さんと一緒だと思うと、気持ちも和らいだ」と言い、「私にとって、人生の宝物がひとつ増えた。私が感じた清々しさが、皆さんにも伝われば」と熱っぽくアピールした。一方、松山さんは蒼真と運命的に出会い、夫となる将門小次郎を演じ「みんな一丸となって、フルマラソンを完走した感覚」とふり返る。以前から新感線の大ファンで、「あがり症なので、ゲネプロではずっと足が震えていた。いろんなところから汁が出ていましたよ…」と当時の緊張ぶりを明かしていた。早乙女さんは都を騒がす大盗賊・帳の夜叉丸役で新境地。コミカルな役どころに加えて、実弟の友貴さんとの殺陣シーンを披露しており「ミスはなかったですね。あっ、弟には失敗がありましたけど」とライバル心を燃やした。また、天海さんが「上演中、女性陣が太一くん派、友貴くん派に分かれていた」と明かすと、照れ笑いを浮かべていた。舞台に立つ演者の表情や息づかいに加えて、新感線の魅力である豪華絢爛なセットや衣装を間近に見られるのも、『ゲキ×シネ』ならでは。御年80歳の平さんは、「芝居は1回限りで消えてしまう宿命。ですがゲキ×シネなら、芝居の緊張と映画の熱意が掛け合わされる。(インドの)ボリウッド映画にも負けません!」とその魅力を熱弁していた。(text:cinemacafe.net)
2015年05月09日初代『デジモンアドベンチャー』シリーズの続編となる『デジモンアドベンチャー tri.』が全6章で制作されることが決定し、『第1章「再会」』が2015年11月21日に公開されることが明らかになった。キャスト陣も一新され、八神太一役を花江夏樹、石田ヤマト役を細谷佳正、武之内空役を三森すずこ、泉光子郎役を田村睦心、太刀川ミミ役を吉田仁美、城戸丈役を池田純矢、高石タケル役を榎木淳弥、八神ヒカリ役をM・A・Oが務める。"選ばれし子供たち"は総入れ替えとなる一方で、アグモン役は坂本千夏、ガブモン役は山口眞弓、ピヨモン役は重松花鳥、テントモン役は櫻井孝宏、パルモン役を山田きのこ、ゴマモン役を竹内順子、パタモン役を松本美和、テイルモン役を徳光由禾とシリーズ1作目からの続投となる。さらに、AiMの歌う「I wish」が『第1章』のエンディングテーマに決定している。今回発表された『デジモンアドベンチャーtri.』は1作目の続編となり、"選ばれし子どもたち"である主人公・八神太一たちが高校生になった、その後のストーリーが描かれるという。監督は『銀河機攻隊 マジェスティックプリンス』(2013年)や『デート・ア・ライブ』(2013年)の元永慶太郎、シリーズ構成は『機巧少女は傷つかない』(2013年)や『えびてん 公立海老栖川高校天悶部』(2012年)の柿原優子。キャラクターデザインは『つり球』(2012年)の宇木敦哉が務め、東映アニメーションが制作を担当する。現在、公式サイトでは、ティザー予告編が公開中。また、デジモンファンの記念日である8月1日に「デジモンアドベンチャーフェス」の開催が決定。詳細は公式サイトにて追って発表される。『デジモンアドベンチャー』は、1997年に発売された携帯型ゲームで、1999年3月~2000年3月にTVアニメ全54話が放送。小学生の主人公たちが仮想世界"デジタルワールド"と現実世界で"デジモン"と呼ばれるモンスターと関わりながら成長していく姿が描かれた。その後、『デジモンアドベンチャー02』『デジモンテイマーズ』『デジモンフロンティア』と、さまざまなシリーズが展開された。(C)本郷あきよし・東映アニメーション
2015年05月08日大河ドラマ「平清盛」以来、3年ぶりの連続ドラマ主演となる松山ケンイチと「100年にひとりの女形」といわれる早乙女太一がタッグを組んで贈る、WOWOW初の時代劇「連続ドラマW ふたがしら」。京都太秦撮影所で行われた、本作の撮影現場に潜入した。「おもしろいことがやりたい」という野望を胸に、世話になった盗賊一味“赤目”から離れて、大坂、江戸を転々とする弁蔵(松山)と宗次(早乙女)。ふたりは旅の途中でさまざまな人々と出会い、成長し、やがて“ふたりで頭(ふたがしら)”をつとめる盗賊一味を作ることにーー。本作は、オノ・ナツメが描く人気コミックを原作に、「劇団☆新感線」の座付き作家・中島かずきが脚本を執筆。さらに、『日々ロック』『ジョーカー・ゲーム』などで知られる気鋭・入江悠が監督を務めた、痛快な時代劇エンターテインメントだ。その撮影は、3月~4月上旬にかけて東映京都撮影所を中心に行われ、京都市内のロケなども交えて、江戸時代の大坂や江戸の町の空気感を作りあげた。取材の当日は、撮影所のオープンセットにおいて、江戸から大坂の町にやってきた弁蔵と宗次が、泥棒として大きな仕事をすることもままならず焦っていたところ、出会った人たちからチャンスがもたらされるというシーンの撮影が行われていた。お稲荷さん屋やうどん屋の出店の装置などが立ち並ぶ中、エキストラたちが歩き回り、活気に満ちた大阪の盛り場の風景となっていく。そこに颯爽と現れたのが、着物を粋に着こなした松山さんと早乙女さん。熱くてワイルドな設定の弁蔵役の松山さんは、着物の着こなしもワイルドで、歩幅を大きく闊歩。一方、早乙女さん演じる宗次は弁蔵とは真逆、静かでクールな佇まいだ。ふたりは2014年、「劇団☆新感線」の舞台「蒼の乱」で一度共演していることもあり、息はピッタリ。「そのときのふたりの関係性が『ふたがしら』にちょっと似てるんですよ」と早乙女さん。だからこそ、より弁蔵、そして宗次への役作りが深まっている様子だ。また、しこたま酔ったふたりが歩く場面では、いつもクールな宗次もハメを外し過ぎて髷(まげ)まで乱れる、という設定にするなど、入江組は現場で臨機応変なアイデアが飛び出し、より活気を帯びていく。入江監督にとって本作は初の時代劇だが、実はもともと大の時代劇ファン。本作のメガホンを握ることが決まった昨年暮れから、毎日1本は時代劇を見ることを自らに課していたという熱の入れようだ。本作の撮影にもその研究は大いに生かされているようで、さらに京都撮影所のスタッフによる時代劇の手法には、監督自身、感銘を覚えていたという。そんな監督や早乙女さんの様子に、松山さんも、「(連続ドラマとしては)WOWOW初の時代劇で、いままでにない時代劇が生まれると思います」と熱く語り、手応えを覗かせていた。【松山ケンイチコメント】オノ・ナツメさんの原作には、時代劇、盗賊もの、バディもの、若者の成長譚とぼくの好きなものがたくさん詰まっていて、ぜひ映像化したいと希望を出しました。脚本はこれまたぼくの好きな中島かずきさん。原作をまた違った角度から再構築してくださいました。かずきさんの書く台詞は熱くて、気持ちが乗せられます。入江悠監督とは今回がはじめての仕事ですが、これまでの作品も素晴らしく信頼してお任せしています。ぼくらのアイデアも取り入れてくれるので、現場でアイデアを出し合いながら世界観を膨らませています。早乙女太一君とのコンビもかなり面白くなっていますので、お楽しみいただきたいと思います。すでに続編をつくる気満々ですので、よろしくお願いします(笑)。【早乙女太一コメント】盗賊を主人公にした、“いなせ”な時代劇になっていると思います。子どものころから時代劇を舞台で演じてきたぼくにとって、これまでやっていたフィールドとは違うテレビドラマの時代劇、はじめての入江監督との仕事は新鮮で、完成が楽しみです。いままでとの一番大きな違いは、今回は盗賊ということで忍んでいることが多く、得意な派手な立ち回りが少ないこと(笑)。映像経験もさほど多くないため、戸惑いもありますが、映像経験抱負な松山ケンイチさんにいろいろ教えていただきながらやっています。クールな宗次がドラマの中でどんなふうに変化していくか楽しみにしてください。「連続ドラマW ふたがしら」は6月13日(土)22:00よりWOWOWにて放送(全5話)。(text:cinemacafe.net)
2015年04月17日昨年「プレミアムバンダイ」で予約販売された、1999年放送のTVアニメ『デジモンアドベンチャー』の15周年記念商品『デジヴァイス Ver.15th』を、アニメに登場する本体の色で再現した新色バージョンの発売が决定した。現在「プレミアムバンダイ」にて予約受付中で価格は9,990円(税込)、2015年7月発送予定。『デジヴァイス Ver.15th』は、2014年8月に「プレミアムバンダイ」限定で『デジヴァイス Ver.15th 八神太一カラー(クリアオレンジ)/石田ヤマトカラー(クリアブルー)』と2つのバージョンで発売。ティザーサイトの公開時から大きな話題となり、受注開始から一カ月を待たずに完売となり二次受注を実施するなど、『デジモンアドベンチャー』の変わらぬ人気の高さを見せていた。今回の『デジヴァイス Ver.15th アニメオリジナルカラー』は、アニメに登場する色と実在の透明感を表現。アニメに登場した本体の色を再現したデジヴァイスは、初の商品化になるという。『八神太一カラー/石田ヤマトカラー』と同じく、「アグモン」「ガブモン」「ピヨモン」「パルモン」「テントモン」「ゴマモン」「パタモン」「テイルモン」の計8体のパートナーデジモンが究極進化。また、劇場版『デジモンアドベンチャー ぼくらのウォーゲーム!』に登場した「オメガモン」へも進化可能で、13体目のロイヤルナイツ「ジエスモン」も収録しているさらに、通信コマンドでのバトルや歩数カウントなどのオリジナル版の機能も変わらず、オートセーブ機能が新たに追加。また『デジヴァイス Ver.15th』同士はもちろん、過去に発売の携帯液晶シリーズとも通信対戦遊び(詳細は商品ページまで)が可能となっている。なお、2015年7月発送の初回購入分を注文すると、初回購入特典としてプレミアムピンズが付属する。商品価格は9,990円(税込)で、予約締切は2015年5月11日23:00。商品の発送は、2015年7月を予定している。(C)本郷あきよし・東映アニメーション
2015年03月03日1999年に放送されたTVアニメ『デジモンアドベンチャー』の15周年記念商品として話題となっている玩具『デジヴァイスVer.15th』2次受注の予約締切が、いよいよ10月15日23:00に終了する。『デジヴァイス Ver.15th』は、『デジモンアドベンチャー』にて主人公たちが使用する携帯デバイスを玩具化したもので、アニメ放送とともに1999年に発売されたオリジナル版の形状を再現しつつゼロから新設計。イエローベースの「八神太一カラー」、ブルーベースの「石田ヤマトカラー」の2種類(各9,990円/税込)が展開され、受注開始から一カ月を待たずに完売。バンダイの担当者は「相当数用意をしていたにも関わらず、予想以上の好評をいただいており、『デジモンアドベンチャー』の人気を実感しています」と話しており、「プレミアムバンダイ」では2次受注が開始された。商品の発送は2015年1月を予定している。実際の商品では、オリジナル版では収録のなかった究極体を新規収録しており、パートナーデジモンが、アグモン→ウォーグレイモン、ガブモン→メタルガルルモンのように、究極体へ進化。追加収録のテイルモンもホーリードラモンへと究極進化し、計8体が究極体へ進化を遂げる。さらに、劇場版『デジモンアドベンチャー ぼくらのウォーゲーム』で初登場したオメガモンへも超進化。同じく劇場版に登場したディアボロモンも敵として出現し、リジナル版では『デジヴァイス2』にのみ収録されていたテイルモンとウィザーモンも収録するなど、15周年記念にふさわしい仕上がり。さらに、予約開始後も、本邦初公開の完全体「セイバーハックモン」と13体目のロイヤルナイツ「ジエスモン」の収録、過去に発売された携帯液晶シリーズ『デジタルモンスターシリーズ』(1997年発売)、『デジモンペンデュラムシリーズ』(1998年発売)、『デジヴァイスシリーズ』(1999年発売)との通信、仲間になる幻の古代種「ブイドラモン」など続々と追加情報が判明。ファンから多くの指示を集めている。『デジヴァイス 15周年ver.』の商品価格は各9,990円(税込)で、2次受注の予約締切は、10月15日23:00。商品の発送は2015年1月を予定している。(C)本郷あきよし・東映アニメーション
2014年10月14日すみだ水族館は10月5日、トークイベント「生き物はおもしろい!」を開催する。○"理系アナ"桝太一氏のトークイベントを開催同イベントは、日本テレビアナウンサー・桝太一氏の著作「理系アナ桝太一の生物部な毎日」(岩波書店、840円・税別)の出版を記念し、開催されるもの。桝太一氏は、1981年千葉県生まれ。東京の麻布中学校・麻布高等学校を経て、東京大学理科二類入学、同大学農学部水圏環境専修卒業。同大学大学院農学生命科学研究科修了後の2006年、日本テレビに入社した"理系アナ"となる。当日は、同館のサンゴ水槽に関わりの深い同氏と、サンゴ水槽のアドバイザーを務めるサンゴ養殖の第一人者・金城浩二氏の特別なトークを楽しめる。生き物が大好きな2人が"生き物のおもしろさ"を語るトークイベントとなる。開催日時は、10月5日 10時30分~11時30分。場所は、すみだ水族館内(東京都墨田区押上1-1-2 東京スカイツリータウン・ソラマチ5F・6F)。料金は無料(水族館への入場料別途)。
2014年09月30日『デジタルモンスター』シリーズのTVアニメ第1作として1999年に放送された『デジモンアドベンチャー』の15周年記念商品として話題となっている玩具『デジヴァイスVer.15th』のパッケージ画像とさらなる続報が公開された。『デジヴァイス Ver.15th』は、『デジモンアドベンチャー』にて主人公たちが使用する携帯デバイスを玩具化したもので、アニメ放送とともに1999年に発売されたオリジナル版の形状を再現しながら15周年にふさわしいデザインにするため、ゼロから新設計されている。イエローベースの「八神太一カラー」、ブルーベースの「石田ヤマトカラー」の2種類(各9,990円/税込)が展開され、受注開始から一カ月を待たずに完売。現在「プレミアムバンダイ」では、2次受注が実施されている。追加情報としては、幻の古代種「ブイドラモン」が仲間になることが判明。仲間にする方法は、アグモン、ガブモン、ピヨモン、パルモン、テントモン、ゴマモン、パタモン、テイルモンを仲間にし、『デジヴァイス』を振ってデジモンが歩いた総歩数が120,000歩を超えることが条件となる。これらを満たすと電波呼び出しが入り、ブイドラモンとのイベントバトル開始。バトルに勝利するとブイドラモンが仲間になるという。そして、初代『デジヴァイス』にはなかったオートセーブ機能の搭載も明らかになり、電池を交換してもゲームの途中から再開可能。電池交換の後にロードするかしないかの選択ができ、交換前の冒険途中から再スタートすることができる。また、ロードしないを選択すれば、データをリセットして最初から遊び直すことも可能となる。パッケージ画像は、ブリスターパック&箔押し加工となり、裏面には「デジモン」のドッド絵を印刷。観賞用として楽しめるとともに、15周年記念商品に相応しい豪華パッケージに仕上がっている。本商品は8月1日の予約開始後も、本邦初公開の完全体「セイバーハックモン」と13体目のロイヤルナイツ「ジエスモン」の収録、過去の携帯液晶シリーズと通信可能など追加情報を公開しており、多くのファンから支持を集めている。なお、バンダイの「ボーイズトイパークショップ」では、『デジタルモンスター』の生みの親・渡辺けんじ氏やボルケーノ太田氏をはじめ、『デジヴァイス』に関わってきた開発者によるインタビュー記事の後編も公開されている。『デジヴァイス 15周年ver.』の商品価格は各9,990円(税込)で、2次受注の予約締切は、10月15日23:00。商品の発送は2015年1月を予定している。(C)本郷あきよし・東映アニメーション
2014年09月21日『デジタルモンスター』シリーズのTVアニメ第1作として1999年に放送された『デジモンアドベンチャー』の15周年記念商品として話題となっている玩具『デジヴァイスVer.15th』のさらなる続報として、過去の携帯液晶シリーズと通信可能であることが明らかになった。『デジヴァイス Ver.15th』は、『デジモンアドベンチャー』にて主人公たちが使用する携帯デバイスを玩具化したもので、アニメ放送とともに1999年に発売されたオリジナル版の形状を再現しながら15周年にふさわしいデザインにするため、ゼロから新設計されている。イエローベースの「八神太一カラー」、ブルーベースの「石田ヤマトカラー」の2種類(各9,990円/税込)が展開され、受注開始から一カ月を待たずに完売。現在「プレミアムバンダイ」では、2次受注が実施されている。これまでさまざまな新要素が公開されてきた『デジヴァイス Ver.15th』だが、過去に発売された携帯液晶シリーズ『デジタルモンスターシリーズ』(1997年発売)、『デジモンペンデュラムシリーズ』(1998年発売)、『デジヴァイスシリーズ』(1999年発売)と通信できることが新たに判明。(『デジモンペンデュラムシリーズ』とのジョグレスは不可)過去商品との通信対戦ができるという。本商品は8月1日の予約開始後も、本邦初公開の完全体「セイバーハックモン」と13体目のロイヤルナイツ「ジエスモン」の収録など追加情報を公開しており、多くのファンから支持を集めている。なお、バンダイの「ボーイズトイパークショップ」では、『デジタルモンスター』の生みの親・渡辺けんじ氏やボルケーノ太田氏をはじめ、『デジヴァイス』に関わってきた開発者によるインタビュー記事の後編も公開されている。『デジヴァイス 15周年ver.』の商品価格は各9,990円(税込)で、2次受注の予約締切は、10月15日23:00。商品の発送は2015年1月を予定している。(C)本郷あきよし・東映アニメーション
2014年09月06日ビジネスパーソン向けイベントコミュニティ「SHAKE100(シェイクハンドレッド)」で1月21日、経済ジャーナリスト 木暮太一氏と、元陸上選手でスポーツコメンテーターを務める為末大氏による『「頑張ってもムダ」は本当か!? ~僕らが生きるこんな時代の戦い方~』が行われた。前回に引き続き、『あきらめる力 勝てないのは努力が足りないからじゃない』(プレジデント社/1,500円+税)を著した為末さん、『カイジ「勝つべくして勝つ!」働き方の話』(サンマーク出版/1,500円+税)著書である木暮さんの話の中から、生きていく方法論を探っていく。○才能がない人はどうやって生きていったらいいのかまずテーマとして掲げられたのは「才能がない人はどうやって生きていったらいいのか」。木暮「僕自身はあんまり才能がないと思っているんですよ。人の何倍もかけないと同じことができなかったり、細かいところをミスしたり、要領が悪いんですよ。新人のころは『怒られ侍』というあだ名がついたくらい(笑)」為末「開き直り力って大事だなって思うんですよね。『僕の弱点はこれです』と開き直った時点で、ある種の価値がある。自分の欠点を隠しながら生きてる方がつらい気がします。自分の欠点を指摘してもらって、あだ名にしたりする方が、ポジショニングできますよね」昨今のアイドルでも「センター」を狙わずに自分のポジションを見つけることが多くなってきたのではないかと指摘する木暮さん。それを受けて、為末さんは「キラキラした場所を諦める」ことでもあると語る。為末「僕はいまだに100mをうらやましく思うことがある。でも諦められないでいたら、多分ハードルでの成功もなかったでしょう。そのときに僕が本当に戦っていたのは『みんなに最も尊敬されるポジションをとりたい』という気持ちです。プライドが高い方だったので、『みんなにほめられてー!』という気持ちをぐっと我慢して、光から振り向いて1人ニッチな戦いに行って…これ実はみんな頭ではわかっていて、心と戦えるかにかかっている気がしますね」本当に王道の道で戦い、逆転ホームランで勝てる場合も存在するが「宝くじを買うときは当たる確率を知っておかなければならない」と持論を展開。2名に共通しているのは、自分の弱さやできなさを認めた上で戦略的な選択を行っていることだそう。「確率をねじまげて挑んであとあと後悔するのはよくない」(為末さん)、「成功者バイアスというのがあって。成功事例しか見えてないので、同じ場所に行けば勝てるように見えてしまう。そういうのは正しくないと思います」(木暮さん)と、分析した。○自分の分野はどうやって決めたらいいのか続いて出たのは「自分の分野はどうやって決めたらいいでしょうか」という質問。木暮「自分の分野って僕自身まだ決まってないんです。今もたまたま通過点だと思っています」為末「僕もあまり決まってないですね。1個決まってるのは『生き残る』でしょうか」木暮「生き残るために何をしましたか?」為末「勘違いしないことですね。スポーツ選手は引退したとき、このままこの華やかな世界が続いていくのではないかと勘違いするんです。でも実際はただの人なので、自分が弱者だというところからスタートしないと。実は引退時会った人に必ずした質問があります。『もしあなたが私だったら何をしますか』『僕はどうしたらいいでしょう』という2つで、合計200~300人くらいに聞きました(笑)。きっと、やかんは自分がやかんだって知らないと思うんです。なので、ぼくの使い道を教えてくださいと聞いていきました。そうすると、『あなたはポットに見える』『あなたは包丁に見える』とか教えてくれるんですよね」木暮「今、為末さんのおっしゃったことと同じことをマルクスが言ってるんですよ。マルクスは、世の中で商品になるものには2つの要素が必要だと言っています。1つは『積み上げ』。そのものを誰もが手に入れられるなら商品にはならなくて、何かが手を加えたり経験を積んだりするから商品になるんです。もう1つは『他の人にとって価値がある』こと。引退したスポーツ選手は、今までの積み上げはあるのですが、それだけでは商品にはなり得ない。他の人から見てどうなのかが必要になるのでしょう。経済学的にすごく正しいですね」為末「みんなあまりにも意志の力を信じすぎている気がしていて。ビジョンや意志が世の中を動かすと言う人が多すぎる。そんなものなくても、生き残っていく可能性を探っていくのが大切だと思いますね」○やる気は有限、使うとなくなる!また最後には「勝つことが難しいところでどうやってモチベーションを保つべきか」という質問が。為末「ずっと自分を引き上げてる状況って人間疲れますよね。人は揺らぐってことを覚えておいてほしいんです。晴れの日も雨の日もあるけど、それなりにやっていこうと。技術も揺らぐんですよね。昨日はうまく走れたけど今日はできなかった。でもまた波が来るよって楽観的に考えている方が良いと思います」木暮「これは僕の持論ですが、やる気は有限で使うとなくなるんです。なのでやりすぎると、一気に消費してなくなり、次の日にやらなくなるんです。僕はやる気があるときほど、あえてすぐにやらないでじらすという方法をとっています(笑)」才能や自分の分野など、仕事をして生きていくうえで誰もが悩むところ。自分の実力や需要を把握して、だめなところも認めることで道が拓けてくるのかもしれない。現代を生き抜くためのヒントが見つかるイベントだった。
2014年03月10日