元AKB48で女優の前田敦子さん(29)と俳優で夫の勝地涼さん(34)が離婚協議に入ったことがサンケイスポーツで報じられ、世間を賑わせています。前田さんといえば“不動のセンター”と呼ばれ、”神7”の中で1番早くに結婚と妊娠を発表した人物でもあります。常にAKBのアイコン的な存在であり、アイドルとしての先陣を切り続けてきた前田さん。離婚というチャレンジも1番最初にするとは……。とはいえ、ニュースを読んだ人のリアクションの多くは「すると思っていた」「逆にやっとなんだ」「2年は持ちこたえたほうだと思う」と比較的想定内といった声が大きいのも特徴です。正直筆者も結婚当初から不穏な未来を若干予想していましたが、そもそもプライベートをまったく知らない一般人の外野すら離婚を予想する夫婦ってそういません。人は一体どこに、離婚しそうな空気を感じるのでしょう。■スピード婚×情緒×実家関係そもそもスピード婚と離婚率は連動しているとのこと。交際1年未満で結婚したカップルは3年以上交際した上で結婚したカップルよりも離婚率は39%高く、交際1~2年のカップルよりも20%高いことがアメリカのエモリー大学の研究で明らかになっています。前田さんと勝地さんは交際期間4カ月ということで、そもそも結婚報道時から「早すぎでは」という声が漏れていました。その上で他の要素をみていくと、前田さんのイメージや前評判にも離婚を想起させる要素が2つほどあったのかもしれません。・情緒的なイメージ前田さんといえば、AKB在籍時代からやや感情的で情緒的な性格であることが報じられていました。たとえば卒業直後に泥酔して泣きじゃくり、俳優の佐藤健さんにお姫様だっこをされたこと。昨年夏には前田さんが自宅近くで癇癪を起こし、勝地さんがなだめるといったシーンがスクープされています。それぞれ起きた原因はどうあれ、前田さんは気持ちが高まると感情的になるというイメージは周知されていました。この感情のアップダウンと子育ての大変さが相まって、「離婚を決めてしまうのでは……」と当初から多くの人に思わせていたかもしれません。・母親と仲良しすぎる前田さんは母親と非常に仲が良いと言われていました。出産後も一時期は同じマンションに家族を呼び寄せ、サポートを頼むなどの濃い関係性が築かれていたようです。一般的に、育児を実家がサポートしてくれる体制はありがたいこと。しかし同時に実家が子ども(今回であれば前田さん)と近すぎると、家の中には夫婦と実家という2つの判断軸が生まれることに。今回であれば、勝地さん側は難しい立場に置かれることとなります。常に2つの判断軸があると例えば何か意見が別れた際、多数決で実家側の意見が通ることが多くなりがち。その結果、夫婦の関係がギクシャクすることもあるのです。前田さんと勝地さんの実際の関係はわかりませんが、報道によると勝地さんが前田さんに合わせる形で生活が成り立っていたようです。その苦労も、かなりのものだったのかもしれません。現時点では協議に入ったとの報道ですし、記事内で前田さんの事務所は「事実ではありません」と否定。勝地さんの事務所は「聞いていない」と答えているとのこと。まだ離婚が成立しているわけでもありません。果たして、これからどうなるのでしょうか。■離婚してもイメージダウンのない不思議さそんな「離婚しても仕方ないかもね~」というイメージを抱かせている前田さん。興味深いのは今回の離婚協議報道やその前の夫婦不仲報道が出ても、前田さんのイメージがあまり落ちていない点です。なぜだろうと考えてみると、そもそもアイドル時代からあっちゃんのセンターとしての魅力は“今にも倒れそうな必死さや危うさ”。めちゃくちゃ輝いているのに、どこか影を感じる奥深さだったからかもしれません。今後も主演映画が控えている前田さん。離婚してもしなくても、らしさをより輝かせてほしいもの。でも同時に、情緒の激しさはちょっと心配もしちゃう……。ただ結局、この心配させちゃうほどの要素が“あっちゃんの魅力”なのかもしれません。(文:おおしまりえ)
2021年01月31日「私、本当は何がしたいのかな?」働いていれば誰だって、一度は考えたことがあるはず。アナウンサーとして活躍していた前田有紀さんも悩みを抱える一人だった。「仕事はやりがいもありましたが、5年ほど過ぎてから迷いが生じてきて。自分が夢中になれることを見つけようと必死でした」彼女を変えたのは、スーパーのレジ横で何気なく購入した花。「玄関に花を飾ったら、空間がパッと明るくなり、疲れて帰った時にすごく癒されて。もっと植物と触れ合う時間が持てたらと考えるようになりました。その気持ちが強くなり、花にまつわる仕事がしたいと思うように。会社を辞めることは人生のレールから外れる気がしてなかなか決断できませんでしたが、不安よりも好奇心が上回り、転職を決意したんです」会社を辞め、イギリスのガーデナーの下でインターンを経験。「想像以上に重労働で、毎日泥だらけになっていました。少し前までは身なりをきちんと整えて、カメラの前に立っていたのに、すごい変わりようですよね」周りの目も気にせず、植物に触れていると心が満たされていたという。修業を経て、帰国後は自由が丘にある生花店に就職した。「会社員を10年間やっていたので、世の中のことを知っているつもりでしたが、レジ打ちも梱包もまともにできなくて。でも、日々植物に囲まれ、気持ちはとても前向きでした。また、店に立っていると、想像以上に、限られた人しか花を買わないということもわかって。特別な日だけじゃなく、もっと日常で自然の息遣いを感じられる暮らしを多くの人に楽しんでもらいたいと思うようになりました」約2年半、勤務した後、独立。“都会の暮らしをもっと花と緑に溢れたものにすること”をテーマにオリジナルブランド『gui』を立ち上げた。店舗は持たず、オンラインで注文を受け、フラワーロスを抑えながら、花や緑のある暮らしを提案。また、カフェやアパレルブランドなどに積極的にポップアップショップを出店するなど、植物と触れる機会の少ない人にも出合いの場を創出している。転職後、着実にキャリアを進めてきた前田さんだが、起業する時には大きな葛藤もあった。「当時、妊娠していたので、“子育てしながら会社の経営なんて難しいんじゃない?”と、周囲から心配されました。でも、やってみなきゃわからないと思ったし、事実、大変なことはあったけれど、周りに助けてもらいながらできたこともたくさんありました」やりたいことを叶えるためには、周りの人に助けを求める姿勢も大切だと気づいたという。「昔は“できない”と言えなかったんです。今思えば、会社員の時は受け身で仕事をしていたし、周りの目が気になって、選択肢も消極的になっていたと思います。でも、好きなことを見つけてからは、人生の舵を切るのは自分しかいないと思えるようになり、やりたいことがクリアになって、すごく強くなったと思います」順調に仕事も増えていったが、コロナ禍の影響も受けたという。「イベントの装花の案件はほぼなくなってしまいました。そんな時、花を出荷しても値段がつかないと困っている農家さんもいると知って。もともと関心があった“農家さんの花の直送サービス”をスタートすることに。購入してくださる方が徐々に増え、新たな手応えを感じました」また、花の農家を取材し、記事を執筆したり、農園の人とインスタライブをして、花作りの現場を伝える取り組みも行っている。「どういう人がどういう環境で育てているのか、フラワーロスの実情など、知られていないことがこの業界にはたくさんあって。メディアの世界にいた私だからできることがあると思っています」花を飾る提案以外にも、花を使ったアクセサリーを作ったり、廃棄寸前の植物を活用してドレスを製作するなど表現の幅も広げる。「全く違う業界から入ってきたので、“花屋さんってこうだよね”っていう常識に縛られずに活動していきたいなと思います」HISTORY22歳:テレビ局入社。アナウンサーとして多くの番組で活躍。スポーツ番組を中心に担当。現場に出向いて、直接話を聞き、感じたことを自分の言葉で伝える大切さを学んだ。25歳:家に花を飾り、植物のある暮らしの心地よさに開眼。深夜に帰宅することも多く、不規則だった会社員時代。スーパーで購入した花に癒されている自分に気づく。32歳:会社を退職後、イギリスのガーデナーの下で修業。コッツウォルズでホームステイをしながら、中世の古城で庭を管理するガーデナーの下で下働き。泥だらけになりながらも花の仕事が好きだと再確認。33歳:自由が丘の生花店に勤務。店舗に立ちつつ基礎を学ぶ。店頭に立ち、花屋の仕事を基礎から学ぶ。「不慣れなため、怒られることもありましたが(笑)、できることが一つずつ増えていき、充実していました」34歳:花屋の仕事を応援してくれていた彼と結婚。大学の同級生とパートナーとして歩むことに。36歳:初めての子供を妊娠。生花店を退職し、独立。妊娠がわかり、花屋を退職して独立。起業し、ブーケや祝い花など個人向けのオーダーを中心に受ける。37歳:オリジナルフラワーブランド『gui』を立ち上げる。自身のフラワーブランドをスタート。育児と両立しながら商業施設のイベントの作品提供や企業コラボなどを行う。39歳:オンラインサイトで農家の花の直送サービスを強化。コロナ禍の影響で花を出荷できない農家を支援するため、直送サービスを強化。全国から多くのオーダーを受ける。まえだ・ゆき1981年生まれ、神奈川県出身。2003年、テレビ朝日入局。2013年に退社し、イギリスで見習いガーデナーとして修業。帰国後、都内の生花店に勤務し、独立。オリジナルブランド『gui』を立ち上げ、草花の魅力をさまざまな角度から発信中。※『anan』2021年1月13日号より。写真・大内香織取材、文・浦本真梨子(by anan編集部)
2021年01月07日●握手会の奇跡「ファン同士で結婚した人もいる」「一人一人名前があるから、何となく『ファン』という一言で片付けたくはない」(『前田亜美1stフォトブック AMI』より)今年25歳の節目を迎えた前田亜美は記念すべき初のフォトブックに、秘めてきた思いを赤裸々につづった。自身で選んだテーマは、「孤独」「悲しみ」「愛」「家族」「夢」という現在の前田亜美を形作る上でなくてはならないもの。「今が伝えるべき時」と判断し、心情を表す花々と共にそのメッセージを添えた。これまで自分を支えてくれた人々に向けて――。時に奇跡と幸運をもたらしてくれる「ファン」は、今の前田にとってどのような存在なのか。AKB48卒業から4年、溢れ出る思いをインタビューで記録した。○■握手会の心得は「覚えること」――前田亜美さんといえば、明るさに加えて、勝負強いイメージがあります。じゃんけん大会の常連でしたからね(笑)。その後、じゃんけん自体はあまりする機会はないんですけど、「運は良いよね」とはよく言われます。もともとクジ運は悪いのに、そういう大事な時にめちゃめちゃ強運で。「これやりたいな」と思っていると、それが叶ったりとか。今回のフォトブックもファンの方から「出してほしい」と要望が前からあって、「25歳くらいかなぁ」と3年前くらいからぼんやりと思っていたら実現しました!AKB48では写真集やフォトブックを出している子が多い中、私はメンバーと一緒に出すことはあっても、ソロでのそういう話には無縁で。握手会でも、楽しみにしてくださっている方がたくさんいて、アイドルにとってのソロ写真集は大きな意味を持つのかなと感じていました。でも、そう簡単に出せるものではないので、ファンの方には「いつか出せたらいいね」「もっといろいろな人に言ってよ~(笑)!」みたいに返してて。今回出すことができて、恩返しじゃないですけど、そうやって返答していたことがやっと報われたような気がします(笑)。――ファンとの距離感が近いんですね!そうですね。いつも友達のような、家族のような会話です(笑)。握手会のスタンスは人それぞれで、私は友達みたいになってしまうことが多いんですよね。13歳からAKB48に入って、最初は何を話せばいいのかも分からないし、そもそも知らない人に何を言えばいいんだろうと(笑)。時間も数秒と限られているので、考えていたらあっという間に終わってしまう。でも、そのわずか数秒でも地方から会いに来てくれたりするんですよね。そのことに気づいて、私もちゃんと考えなきゃと思うようになって。まずはファンの方を覚えることを心掛けて、こちらが覚えると相談事をしてくれる方もいて、時々私からも相談したりとか(笑)。友達みたいな関係性になっていって、そういう方々は卒業後も応援してくれています。もちろん、「アイドルの亜美ちゃんが好き」という方もいますが、友達感覚でお話していた方は「卒業してもしなくても亜美ちゃんが好きだから応援する」という人も増えて。――確かに、Twitter上でも皆さんの温かさが伝わりますよね。オフ会も開かれていて、「前田亜美は、どうやったら売れるのか」みたいなことも真剣に話し合ってくれているみたいです(笑)。本当に優しい人が多くて、私が舞台に出演した時も数十人で来てくれて。打ち上げもしたそうですよ。――楽しそう(笑)。同窓会も開かれそうな勢いですね。そうですね(笑)。私の握手会のレーンに並んでいた人同士で、結婚した人もいるんですよ。――えー!?そして、生まれた子の名前がアミちゃん(笑)。男性の方、女性の方、どちらも頻繁に来てくださっていて、一緒に並ぶ機会が重なって会話も増えていって。「あの人のこと気になるんだよね」みたいな感じで、両方からの恋愛相談を受けていたんですよ。私は、「そこは男から行くべきだよ!」と後押しして(笑)。交際がスタートして、ある日「ついに結婚しました」と報告を受けました。「もし、子どもが生まれたら名前もらってもいい? 私たちをつなげてくれたキューピットだから」と言われて、「うれしいし、もちろんいいよ!」と。たまたま女の子が生まれて、アミちゃんとつけたそうです。今でも家族ぐるみで応援してくれています。――人の人生にそれだけの影響を与えるお仕事なんですね。そうなんですよ! 大丈夫なんでしょうか(笑)。13歳から芸能界に入って、それだけ人の人生にかかわっていることが分かって、もっとこれからも頑張らなきゃなと身にしみて感じました。○■「孤独」「悲しみ」を告白した理由――フォトブックには、ファンへのメッセージとして5つのテーマ「孤独」「悲しみ」「愛」「家族」「夢」が設けられています。前半はこれまで明かしてこなかった「陰」の部分、後半にかけて明るいイメージの「陽」へと移っていく内容でした。25年間生きてきて、そうやってファンの人の前ではラフな感じで話していましたが、やっぱり「アイドルの前田亜美でいたい」という思いがあって。悲しませたりするようなことはできるだけ言いたくなくて、私の家族のこともきっと知りたくないのかなと。「実は違うんだよな」と思うことも、「ファンの方がうれしいのであればいいや」ってごまかしていたわけではないんですけど、そうやって過ごしていた時期があって……。それが自分の中で嫌だなと思うこともあって、大人になるにつれて、ちゃんと伝えたいなと思うようになりました。ここまでついて来てくれたので、今回はみんなに伝える良い機会だと思って、私のプライベートや家族の話も含めてエッセイにしました。人生の中で悲しいことがあっても、それを乗り越えて楽しいことに巡り会えているということが私の中では大きな意味を持っています。楽しいことの方が全然多いし、この仕事をしていて良かったと思う瞬間もたくさんある。そういうことも、この1冊に詰め込めたらいいなと思いました。●AKB48時代は「周りの支えがないと成立しなかった」――「孤独」や「悲しみ」はすぐに思い浮かんだテーマだったんですか?喜怒哀楽がはっきりして、自分の中で解消することが多いタイプです。かかえこみすぎて一人で泣くこともあったし、人に相談することも苦手。でも、助けてくれる人は自分の周りにたくさんいるということを25年間生きていて気づくことができました。それも含めてファンの方への相談じゃないですけど、最初にメッセージとして伝えたかったのが、「孤独」や「悲しみ」。ネガティブな部分を入れるか悩みましたが、そこも含めて人間味。アイドルをやっているといろいろな経験があるし、楽しいだけじゃない。そこを伝えるために「孤独」と「悲しみ」を最初に入れました。悲しい時はとことん落ち込むタイプ。お風呂でもわんわん泣いたり! そうやって悲しんでる自分のことが笑えてきて、泣くとスッキリします。そうやって生きてきたことも、伝えられればいいなと思って。せっかちな性格なのですぐに切り替えたいんですけど、そうやって落ち込まないと楽しさにも気づけない。悲しいと感じたら泣こう、溜め込まないと心に決めて。卒業して一人になりましたけど、誰も助けてくれないわけではない。家族やファンもいて、相談すれば助けてくれる人もいる。だからこそ一人の時間も大事だと受け止めています。――印象的だったのは「やり遂げる」という言葉。その「やり遂げる」原動力は何だったのでしょうか?私は母子家庭で育ちました。三姉妹の真ん中なんですけど、姉は小さい頃から身体が弱かったので、「私がお父さんにならなきゃ!」みたいな思いが小さい頃からあって。それも勝手に思っていただけで別に嫌なわけではななくて、「ママの助けになりたい」「褒められたい」と。どうやったら周りに認めてもらえるのかを考えながら生きてきたので、そういう我慢強さとかはアイドルの世界でも生かされたのかなとも思います。あとは小さいことを気にしなくなりました。「寂しい思いをしてきたよね」とか「つらい経験だよね」みたいにそういう経験をしたことがない人から気を使われることもあるんですが、私の中では母子家庭は全然悪いことではないし、むしろ家族があってありがたい。経験できてよかったと前向きに捉えています。楽しいことの方が、逆に多かった。母子家庭で三姉妹なので、当たり前なんですが家に女しかいないんですよ(笑)。いろんな話をするし、本当に自由。そして家族の絆がとにかく強いです。――家族への感謝の思いも、しっかりと伝わる文面でした。母は仕事をしながら私たちを育ててくれました。口癖は、「自分で何でもできるようになりなさい」。ご飯も作れるようになって、妹の面倒を見たり、姉の手助けをしたり。それが自然と身についていたので良かったのかなと思います。○■多忙なAKB48時代の記憶――AKB48で多忙な時期は、どのような生活だったんですか?中学2年から3年にかけてが一番忙しくて、学校行事もなかなか出ることができませんでした。早退して仕事に行って、帰って来たらまた朝から学校に行って……みたいな生活。次の日まで覚えなければいけない振り付けDVDをもらって、学校行って早退して、本番やって、レッスン、撮影……そんな毎日です。母も仕事をしていたので、今思うと私を支えるのも本当に大変だっただろうなと思います。それでも、「やりたい」と言ったことを応援して、励ましてくれました。当時は余裕がなくて、「私だってがんばってるのに。自分で稼いでなんとかしようとしてるのに」みたいに不満を抱いてしまうこともありましたが、今思うと、送り迎えだったり、周りの支えがないと成立しなかった。でも、その時は全然気づけなかったんですよね。落ち着いてから感じるようになったし、当時から言われてはいたんですけど、反抗期もあって聞き入れられなくて(笑)。せっかくお母さんがご飯作ってくれているのに、それを食べずに寝てしまったり。そういうのって、お母さんも精神的につらかったと思うし、私もいっぱいいっぱいだった。そういうことを大人になってから気づくことができました。――「一刻も早くお金を稼いで楽させてあげたかった」とも書いてありましたが、そこもモチベーションだったんですか?そうですね。でも、例えば授業料や車の免許とかも、自分の人生だから自分で払って当たり前だと思っていました。母も私のためにいろいろやってくれていたんですけど、自分でやらなきゃいけないなと。そういうことも含めて、早めに仕事をして自立したかったんです。高校生だったらアルバイトできますが、私はできなかったので、小さい頃から仕事をして積み重ねていけばなんとかなるかなと思っていました。でも、甘くない世界です。安定もしないので、母からは細かい節約術も教わっていました(笑)。お母さんのこと大好きで、本当は甘えたいのに甘える時間もなくて。AKB48に入る前から、お姉ちゃんにつきっきりだったり、お母さんは末っ子の妹を見てて、「私って放置されてるな」みたいに勝手に思って。それが高校生ぐらいで一番出てしまって、でもお母さんからしてみれば、「その歳で何言ってるの」みたいな(笑)。反抗したと思ったら甘えるし、お母さんもすごく振り回されたんじゃないかなと思います(笑)。――ステージ上での笑顔の裏には、そんなドラマがあったんですね。アイドル時代に、つらいと感じることは他にありましたか?「つらい」というほどではないんですけど、普通の生活ができなかったことですかね。青春がないというか、中学校も運動会に1度も出られなかったので。学校に行くと、みんな運動会の練習してたりするんですよ。でも、私は何の種目をするのかも分からないまま見学をして、迷惑をかけることばかりで。そういう意味でつらいというか、普通の生活ができませんでしたね。でも、友達がノートを全部とってくれていたりとか、周りの支えもたくさん感じられたのかなと思います。授業参観では知らない人が見に来たりするんですよ。「あの子、AKBだよ」とか聞こえてきて、学校以外でもどんなところに行っても、まわりからはAKBや推しメンの話題。どこで誰が見ているか分からない状態で生きていたので、ずっと緊張状態でした。それはそれでつらいなと思うこともあったんですけど、母からは「自分で選んだ道でしょ!」と言われて(笑)。あとは、妹も「あの子、AKBの前田亜美の妹だよ」とかいつも言われていたみたいなので、家族に迷惑をかけて申し訳ないという思いもありました。●“ファン”にも一人ひとり名前と個性がある――そういったことを乗り越えたからこそ、応援し続けてくれる温かいファンにも巡り会えた。「一人一人名前があるから、何となく『ファン』という一言で片付けたくはない」と書いたのは、そういう思いだったんですね。私は「ファンの人」と書いているんですけど、「ファンの人」と書いた時に今まで出会った人のことが一人ひとり思い浮かぶんです。できれば、一人ひとりを書いてあげたいけど、それはなかなか難しい。でも、みんなそれぞれに個性はある。そもそも、私自身が「AKB48」というグループでひとくくりにされることが多かったので、「私は一人の女性としての前田亜美だよ」と見てほしかった。この思いが、文章を通して伝わればいいんですけど……。――必ず届くと思いますよ。芸能界入りした時と今では、「ファン」という言葉の意味が変化したんですね。重みが全然違います。芸能界に入りたての頃は出会う機会が少ないですし、人数も少ないので、顔が思い浮かぶというよりは、「応援してくれる人」みたいなざっくりしたイメージでした。今、「ファンの人」と聞くと一人ひとりの顔が思い浮かぶし、私の知らないところで自分のことを応援してくれるって、生きていてなかなかないことですよね。○■「ヒマワリ」に込めた思い――今回のフォトブックは「花」もテーマになっています。最後にヒマワリを選んだのは、どういう思いだったんですか?ヒマワリは、見ているだけで明るくなりますよね。私が人生において心掛けているのが、「常に笑顔でいよう」。悲しい時は泣けばよくて、それでも笑ったら結構楽しくなったりして、忘れちゃうんですよ。笑顔でいると、楽しいことが舞い込んで来る。AKBにいる時から、それは実践していて。悲しいことばかりを考えていたら良いことは起きないし、マイナス思考になるし、これはダメだと思って、「無理やりでも明るく生きよう」と思って気をつけていたら、前向きになれたので「これか!」と(笑)。ヒマワリは太陽に向かって育って、見るだけで元気をもらえて、すごく大きくて明るいお花。ファンの人からも「ヒマワリみたいだね」と言われることや、生誕祭でファンの方が用意してくれるお花もヒマワリが多くて。それだけイメージが強いのかなと思ったので、最後のカットはヒマワリ一択でした。――それでは最後に家族、そしてファンに向けてのメッセージをお願いします。今までいろんなことがありました。私、本当に迷惑ばっかり掛けていたんですよ。知らないことが多すぎて、いっぱいいっぱいになって、自分の中で勝手に解決していたんですけど、「みんなで解決しないといけないこと」もあって。これからも相談事とか報告とか、ファンの方々や家族としていきたいです。今まで乗り越えてきたことを生かしていきたいので、これからはもっと私の方から頼ろうかなと。人に頼ることが苦手だったので、頼っていきたいし、みんなから頼られる女性にもなりたい。そこはみんなで一緒にがんばっていきたいと思っているので、これからも引き続き応援してくれたらうれしいです。この本に込めましたが、きっと伝えられない部分もあると思うので、そこは面と向かって、直接お話をしたりしながら伝えていきたい。自分のため、大切な人たちのために、その初心は忘れたくないです。■プロフィール前田亜美1995年6月1日生まれ。東京都出身。2008年12月、AKB48の第4回研究生オーディションに合格して芸能界入り。7期生としてチームAメンバーに昇格した後、2010年の「AKB48 19thシングル選抜じゃんけん大会」では5位になり、自身初のメディア選抜入りを果たした。その後も2011年、2012年のじゃんけん大会でも勝ち上がり、3年連続で選抜入りした。2016年8月にグループを卒業し、現在は女優として活動している。
2020年11月12日元AKB48の前田亜美が、10月7日に『前田亜美1stフォトブック AMI』を発売する。11歳から芸能活動をはじめ、2016年にAKB48を卒業。女優やタレントとして活動する中、以前よりファンから「写真集を出してほしい」と熱望されてきたことから、今年25歳を迎えた節目のタイミングで初のフォトブック発売を決意した。タイトル、表紙から中面まですべての写真セレクト、配色から構成に至るまですべて自らプロデュース。様々な表情を見せながらすべてのシーンにおいて好きな花を添え、「最初で最後」というランジェリーカットにも挑んだ。また、これまで語ることのなかった「AKB48時代の葛藤やつらさ」「ファンや家族に対する思い」などを、「孤独」「悲しみ」「愛」「家族」「夢」という5つのエッセイに込めた。前田は、「11歳から芸能活動を始めて、今年で25歳。1stフォトブックで、産まれてから今に至るまでの過去や未来を赤裸々にお話します。華やかな世界にいながらも、誰にも言えなかったあんなことやこんなこと。花が好きなので花と共に作り上げた1冊になっております」とアピール。帯にはAKB48時代から前田をかわいがっていたという篠田麻里子が、「すっかり大人の色気も出てきた25歳の前田亜美ちゃん。様々なお花のような可愛らしさ・美しさ・儚さ・・・芯が強く魅力的な少女から大人になった渾身の一冊です」と絶賛コメントを寄せている。(C)KADOKAWA PHOTO/MAKINO SHOTA
2020年09月07日2020年9月5日に、俳優の前田敦子さんがInstagramを更新。いきすぎた取材や報道の在り方について、苦言を呈しました。前田敦子「面白おかしく物語を作らないで」「真剣な内容を失礼します」という1文とともに、前田さんは同日起きた出来事について投稿。幼い我が子を連れてスーパーマーケットへ行く道中、記者に後ろから突然声をかけられたといいます。取材を断っても記者はついてきて、前田さんの行く先にはカメラを持った人が待ち構えていました。今朝子供を抱っこしながらスーパーに向かって歩いていたら、記者の方に声をかけられました。後から突然でびっくりしましたし、お断りしてエスカレーターに乗っている間もずっとで、エスカレーターを降りた先にはカメラを構えた方がいて。。子供が一緒だったのでとにかく危ないなと冷や冷やしました。子供との写真はもちろんやめてほしいです。atsuko_maeda_officialーより引用 この投稿をInstagramで見る 前田敦子(@atsuko_maeda_official)がシェアした投稿 - 2020年 9月月5日午前1時27分PDT前田さんは、生活をおびやかされるような取材の在り方について、胸の内をつづっています。スーパーもコンビニもいきますし、毎日普通に生活しています。面白おかしく物語をつくらないでほしいな。。切実に思います。自分の心の奥の気持ちは言ったり書いたりしたことはありませんでしたが、、今日はとにかく悲しかったですし、危ない目に遭いかねないと危機感を感じましたので、今まで思っていた事を含めて初めて書きました。毎日安全に穏やかに過ごせますように。atsuko_maeda_officialーより引用前田さんはいきすぎた取材に対し「面白おかしく物語を作らないでほしい」「悲しいし、危ない目に遭いかねないと危機感を抱いた」と訴えました。切実な呼びかけに対し、ネット上では労わりの声が上がっています。・子供が一緒にいる時に、そういう取材は本当に控えるべき。・最低限の配慮は持ってほしい。プライベートはそっとしてあげて…。・ほかの芸能人も同じような被害に遭っていそうなので、前田さんが声を上げてくれてよかったと思う。いうまでもなく、芸能人も私たちと同じ人間です。プライベートな領域を侵すような過度の取材に、不安や恐れを抱くこともあるでしょう。この呼びかけが然るべき相手のもとに届き、芸能人を取り巻く状況が少しでも改善されることを願います。[文・構成/grape編集部]
2020年09月06日元AKB48で女優の前田敦子が5日、インスタグラムを更新し、過度な取材を控えるよう訴えた。前田は、「真剣な内容を失礼します」と切り出し、「今朝子供を抱っこしながらスーパーに向かって歩いていたら、記者の方に声をかけられました」と説明。「後から突然でびっくりしましたし、お断りしてエスカレーターに乗っている間もずっとで、エスカレーターを降りた先にはカメラを構えた方がいて。。子供が一緒だったのでとにかく危ないなと冷や冷やしました」とその状況を伝えた。「子供との写真はもちろんやめてほしいです。スーパーもコンビニもいきますし、毎日普通に生活しています。面白おかしく物語をつくらないでほしいな。。切実に思います」と吐露する前田。「自分の心の奥の気持ちは言ったり書いたりしたことはありませんでしたが、、今日はとにかく悲しかったですし、危ない目に遭いかねないと危機感を感じましたので、今まで思っていた事を含めて初めて書きました」と今回の投稿の経緯に触れ、「毎日安全に穏やかに過ごせますように」とつづっている。
2020年09月05日元AKB48で現在女優の前田敦子さん(28)と夫で俳優の勝地涼さん(33)が別居中であると、7月1日発売の週刊文春が報じました。前田さんは2019年3月に第一子を出産。現在は子育てをしながら女優として復帰していますが、国民的アイドルの元センターは子どもを生んでも人気健在のようです。そんな彼女の尻に敷かれていることが夫の別居原因……と記事では書かれていましたが、個人的に1つ気になることがあります。それは前田さんと前田さんのお母さまがすごく仲良しで、ご実家が同じマンションの別フロアに住まうほどであるという点です。結婚後の実家との距離感は、一般的に両者の物理的な距離に比例する傾向があります。今回のように意図的に自分の親と距離を詰め、夫婦関係が悪くなるというのは、そこに何かしらの弊害が起きることもあります。母親と娘の距離感というのは、いくつになっても難しいものです。とさらりと書きましたが、ここで言う「難しい」に納得した方は今現在で自分の母親との関係にネガティブなモノを感じているか、はたまた好きすぎて依存的になっているかもしれません。前田さんのご家庭がどうか、記事には詳細は書かれていませんでした。ただ一般的に必要以上に実の母親と近すぎる距離に住もうとする場合、両者の間には共依存的な愛情のつながりが続いている可能性があります。いつまでも母娘が仲良しといった表現は一見すると微笑ましく思えますが、それも程度問題。本来、結婚したら妻が1番に優先していくべきは、夫との家族を築くことです。しかしここで母娘の距離が近すぎると、夫婦の関係性に母の存在が割って入ることになり、パワーバランスが崩れます。例えば夫と妻が話し合って決めるというシーンにおいて、母親が横から「こうした方がいいんじゃない?」と口出ししたとしましょう。その結果として夫の意見が不本意に押し込められるというのは、よくないやり取りの代表です。はたまた物理的な干渉が母親側になくとも、妻が何かと実家にばかり寄り付いているような関係は夫からすれば面白くない部分があるものです。三者でのやり取りが基本となると、夫は2人の依存関係を壊す要因になる。そうするとだんだんと関係性から排除されていくか、夫側が強引に抵抗してきます。具体的には空気のように扱われたり、いつも言いなり的な役割になったり……。逆に夫が妻に対して、モラハラにも似た強引な態度で自分をアピールしてくるなどもあるでしょう。どちらにせよ、母親が過剰に間に入った関係は健康的な夫婦円満とはなりにくいのです。母と娘の関係がべったりで、夫は傍観者としてそれを眺めている。それを「バランスが取れているんだし、良いのでは?」と思う方もいるかもしれません。しかし、人間関係に近すぎて良いことはありません。ここでの本当の問題は、母も娘も相手を求め続けるあまり、いつまでも心の隙間が埋まらないことが問題です。例えば娘の中には、いつまでも母親からの愛への渇望があります。「母親にべったりなのに?」と疑問に思うかもしれませんが、ありのままに母から愛されている感覚がないため、それを欲して母親にいつまでも執着するのです。その根底には母親の期待に答えられない自分への罪悪感や、長年愛されてこなかったという感覚への後ろめたさなど、いろんなものが蓄積されています。べったりすればするほど心の穴が満たされるわけでもないから、娘としては辛い状態が続きます。ではそんな不憫に見える娘に対して母親はどうなのかというと、実は母親も心のどこかでは同じようにありのままに愛されることを渇望しています。つまり母と娘、お互いがお互いの目線で「私を愛して」というメッセージを発し続け、そして見当違いのエネルギーを出しまくっている。なので、いつまでも関係は発展しません。ああ辛い。前田さんと勝地さんご夫婦がどういう関係性で成り立っているかは、これから明らかになっていくのでしょう。現在、夫婦は別居中とのこと。ただ今回ご紹介したような母娘の依存関係が根っこにある場合、別居を続けても根本的な解決にはなりにくいものです。AKB48の“神7”としては初めて結婚したあっちゃん。神7で初の離婚も、やはりあっちゃんなのか……。それだけは、避けて欲しいところです。(文:おおしまりえ)
2020年07月08日俳優の前田公輝が、マイナビニュースの公式YouTubeチャンネル内の企画「10秒インタビュー」に登場し、20の質問に答えた。本企画は「ウィズコロナ」をテーマに、著名人が「10秒」という限られた中で答えを絞り出す姿を通して、「家で過ごす楽しさ」などプライベートの一面を探るというもの。「今日の朝食のメニューは?」には、4秒ほどためて「……お茶漬けです」と爽やかな笑顔を見せ、「梅干しを入れてつぶして。ただ、種がちょっと……」とタイムオーバー。「魅力的な人は?」にも正直に答え、「何のためなら、朝ベッドから飛び起きられる?」には照れながらも「あなたのために……」とファンへの思いが伝わる“決めゼリフ”を披露した。また、26日に初写真集『Bright』(ワニブックス・税込2,800円)を発売することに触れ、「僕の名前は“公”に“輝”。その“輝”の文字をとって『Bright』」とタイトルの由来を説明し、「過去・現在・未来というテーマで20代の集大成がすべてここに詰まっています」とアピールする場面も。同写真集はその言葉通り、役者として歩んできた過去から現在、そしてこれからの未来に思いを馳せる姿まで、「20代最後の今」の貴重な瞬間をオール撮り下ろしで記録。6歳から子役として活動してきたからこそ語られる役者人生、そして友人や恋愛観などオフの一面をさらけ出したロングインタビューも収録されている。コロナ禍で懸命にがんばる人に向けてのメッセージを求められると、「自粛が続いて今までの生活が一変して『ちょっとつらい』と思う時もあるかもしれないですけど」と神妙な面持ちの前田。「コロナ対策を徹底していって、日常を取り戻せるように一緒に頑張れたらなと思います」とファンと共に歩んでいくことを強調し、「皆さんと笑顔で会える日を楽しみにしております」と再会できる日を心待ちにしていた。
2020年06月12日大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」(NHK総合)の最終回が12月15日に放送された。スポニチアネックスによると、同回の平均視聴率は8.3%。全47話を通した平均視聴率は8.2%で大河ドラマ史上初の1桁台だというが、ネットではその作品性を讃える声が相次いでいる。《私にとっては『独眼竜政宗』や『篤姫』さえ越える最高の大河でした。笑いあり、涙あり、日本のスポーツの歴史のお勉強になり、最高じゃんねえ。もう『いだてん』ロス》《本作を完走させたことは、NHK製作陣にとっては誇りになるでしょうし、日本のドラマ界にとっても貴重な財産になったことでしょう》《視聴率に意味はあるのか。テレビはこのまま視聴率と心中するつもりなのか。今年が時代の変わり目であり、いつか「あれが分岐点だったな」と言われる作品になったと思う》ピエール瀧(52)の逮捕や徳井義実(44)の税金申告漏れと、俳優陣に不祥事の相次いだ「いだてん」。そのいっぽうで名演はもちろん、脚本や演出を絶賛する声が後を絶たない。「キャストを揃えるだけでなく、撮影にもお金と手間をかけました。舞台セットも、250回作り直したんです。エキストラの数はのべ1万5千人。脚本を務めた宮藤官九郎さん(49)との打ち合わせは1年間で150回にも上ります。そのお陰でスタッフと出演者の結束も固まりましたし、『より良いものを!』という気持ちが生まれていました」(ドラマスタッフ)「いだてん」で主演を務めた中村勘九郎(38)は10月に開かれた打ち上げで「やっぱり1年間は長かったです。個性的な演出陣も多くて、たいへん苦労しました」とコメント。宮藤の作品に出ることが初めてである上に座長でもあったため、プレッシャーに苛まれたとも告白した。しかし、そんな彼を支えたのが妻の存在だったという。「打ち上げで勘九郎さんは『やっぱり、家族の支えがいちばんでした』と一言。そして『実は、今日は妻の誕生日なんです!』と明かしたんです。前田愛さんは梨園妻として、慣れない大河の現場で奮闘する夫のことを献身的に支えてくれたといいます。勘九郎さんはそのことに感謝しきりでした。最初はガヤガヤしていた会場の人たちも、次第に勘九郎さんの夫婦愛に耳を傾けるように。そして『愛ちゃん、おめでとう!そして、ありがとう!』と勘九郎さんが涙ながらに叫んで挨拶を結ぶと、会場からはこの日いちばんの拍手が送られました」(芸能関係者)また宮藤にとっても苦労の絶えない作品となったようだ。「『いだてん』は宮藤さんの持ち込み企画だったそうです。かなりの重圧を感じていたようで、実際に彼は今年だけで2回も胃カメラの検査を受けたと聞きます。数字だけを見ると残念な結果ですが、宮藤さんの作品は後になって評価されることのほうが多い。最終回の感想を見る限り、再放送やDVD販売で評価がさらに高まりそうです」(前出・ドラマスタッフ)視聴率の振るわなかった「いだてん」。しかし出演者やスタッフが全力を尽くしたこともあり、作品の素晴らしさはきちんと視聴者に伝わったようだ。
2019年12月16日10月4日、都内のホテルでNHK大河ドラマ『いだてん』の打ち上げが行われた。宮藤官九郎(49)が脚本を手掛け、中村勘九郎(37)と阿部サダヲ(49)のW主演。中村の妻役は綾瀬はるか(34)で母役は大竹しのぶ(62)。それ以外にもビートたけし(72)や役所広司(63)、薬師丸ひろ子(55)、小泉今日子(53)、竹野内豊(48)、星野源(38)、生田斗真(35)、松坂桃李(30)などなど書き切れないほどの超豪華メンバーが脇を固めていた。にもかかわらず視聴率は終始、低迷。8月25日にはついに5.0%となり、大河史上最低記録を更新することとなった。それだけに打ち上げも超質素になるかと思いきや……なんと600人が参加する超巨大パーティとなっていたのだ。これだけ大人数となれば、スケジュール調整も困難を極めるはず。だが、ほとんどのキャストが出席していたという。会はNHKの上田良一会長(70)のスピーチに始まり、その後は制作統括が挨拶。そして脚本家の宮藤官九郎と続く。その後は歓談タイムとなったが、すぐに第1部主演の中村勘九郎が挨拶を始めた。「勘九郎さんは『やっぱり1年間は長かったです。個性的な演出陣も多くて、たいへん苦労しました』と語っていました。というのも彼は宮藤さんの作品に出るのが初めてで、当初はかなり不安だったそうです。撮影が始まってからも、阿部さんに相談していました。ほかにも主演として現場を切り盛りしようと考えて、スタッフや出演者に必ず挨拶することを心がけていました。でも人数が多すぎて『挨拶するだけで疲れます』と漏らしていたこともありました」(芸能関係者)それだけ頑張っていても、視聴率はいっこうに振るわない。“史上最低視聴率の大河”といわれるなど、プレッシャーも大きかったようだ。そんな彼を支えていたのが、妻の存在だった。「勘九郎さんは続けて『やっぱり、家族の支えがいちばんでした』と一言。そして『実は、今日は妻の誕生日なんです!』と明かしたんです。前田愛さん(36)は梨園妻として、慣れない大河の現場で奮闘する夫のことを献身的に支えてくれたといいます。勘九郎さんはそのことに感謝していました。最初はガヤガヤしていた会場の人たちも、次第に彼の言葉に耳を傾けるように。そして彼が『愛ちゃん、おめでとう!そして、ありがとう!』と涙ながらに叫んで挨拶を締めくくると、会場からはこの日いちばんの拍手が湧き起こっていました」(前出・芸能関係者)その後も挨拶は続いたが、出演者が多いこともあって持ち時間は1人1分ほど。あっという間に1次会はお開きとなった。だが、多くの出演者はそのまま近くのイタリアンレストランで行われた2次会に参加。最後まで、“いだてんの絆”の固さを見せていた。「今回の作品は宮藤さんの持ち込み企画だったそうで、かなりの重圧を感じていたといいます。実際、彼は今年だけで2回も胃カメラの検査を受けていたそうです。数字だけを見ると惨憺たる結果だったでしょう。でも彼の作品は後になって評価されることも多い。再放送やDVD販売など、まだ期待できるはず。スタッフも一丸となって、巻き返しを図ろうとしています」(ドラマスタッフ)いだてんの奮闘は終わらない!
2019年10月08日女優の前田敦子が20日、都内で行われた主演映画『葬式の名人』の公開初日舞台挨拶に登壇し、胸元がざっくり開いたロングワンピース姿を披露した。本作は、大阪府茨木市で生まれ育った川端康成の作品群をモチーフに、同市を舞台に奇想天外な高校の同級生のお通夜を体験する人々を描いた物語。大阪・イオンシネマ 茨木で先行公開され、たった1館の上映ながらすでに動員1万2,000人、興行収入1,500万を突破している。舞台挨拶では、前田、高良健吾、白洲迅、尾上寛之、中西美帆、奥野瑛太、佐藤都輝子、樋井明日香、樋口尚文監督が豪華集結。女手一つで息子を育てる渡辺雪子役で、母親役と関西弁のせりふに初挑戦した前田は、胸元がざっくり開いたロングワンピース姿で登場した。そして、「やったねー尾上さん」「やったよ」と、ロケ地である茨木市出身の尾上と喜び合い、「撮影した場所で受け入れてもらえるのが一番うれしいですし、みなさんにも見に来てもらえて本当にうれしいです」とメッセージ。また、「本当に前向きな明るい気持ちで終われる清々しい映画です。“夢の世界へ行ってらっしゃい”って感じですかね」と独特な表現で魅力をアピールし、「でも寝ないでください」と付け加えると、会場から笑いが起こった。
2019年09月21日「嵐」櫻井翔と有吉弘行が司会を務める「櫻井・有吉THE夜会」。9月19日(木)今夜放送回のゲストに、女優の前田敦子が出演。先日第1子を出産した前田さんが最新プライベートを明かすほか、「Perfume」あ~ちゃんも登場する。2005年、AKB48のメンバーに選ばれ立ち上げ期からグループをリード。ブレイクの立役者となると、女優としても「毒島ゆり子のせきらら日記」や「民衆の敵~世の中、おかしくないですか!?~」などでその演技力が高く評価され、今年に入ってからも『マスカレード・ホテル』『コンフィデンスマンJP -ロマンス編-』『町田くんの世界』『旅のおわり世界のはじまり』と精力的に出演を続ける前田さん。今回は先日出産した前田さんが“食べて痩せる”衝撃の産後ダイエット法など、令和に入ってからの最新プライベートを大公開する。また2005年にメジャーデビュー、「ポリリズム」でブレイクすると「セラミックガール」「love the world」などが立て続けにヒット。日本だけでなく海外でも活躍し、いまや世界的なアーティストとなった「Perfume」からメンバーのあ~ちゃんが登場。今回はあ~ちゃんの自宅で起きた(秘)事件をメンバーが暴露。またSNSで話題の技に愛犬のぽぽたんが挑戦する。今夜のゲスト、前田さんが主演を務める映画『葬式の名人』は9月20日(金)より全国にて公開。大阪府茨木市で生まれ育った川端康成の作品群をモチーフに、奇想天外な高校の同級生のお通夜を体験する人々を描く同作で、前田さんは女手一つで息子を育てる渡辺雪子を演じる。雪子ら同級生を不思議な一夜に巻き込む豊川大輔を高良健吾が演じるほか、『HiGH&LOW THE WORST』も期待の白洲迅も出演する。「Perfume」は初のベストアルバム「Perfume The Best "P Cubed"」が好評発売中。「櫻井・有吉THE夜会」は9月19日(木)今夜22時~TBS系で放送。(笠緒)
2019年09月19日アイドルから女優に転身し、時には役に体当たりで挑みながら、お芝居の実績を積んでいる前田敦子さん。アイドル時代と同様、現在もオファーは途切れない。私生活では結婚、そして出産とハッピーな報告が続き、相変わらず注目の人だ。そんな前田さんが、初めて母親役を務めた主演映画『葬式の名人』が公開される。「樋口(尚文)監督から出演のオファーを受けた時、達筆すぎて読めないぐらいの情熱的なお手紙をいただきました(笑)。監督には数年前から映画のことについていろいろ教えてもらっていて、その“映画オタク”ぶりから、一緒にお仕事したら楽しいだろうなぁと思って、ぜひやらせてくださいってお返事しました」舞台は大阪府茨木市。前田さんが演じるのは、小学生の息子を一人で育てている雪子。ある日、高校時代の同級生だった吉田(白洲迅)が突然死んでしまうところから物語は始まる。同じ野球部で、吉田とバッテリーを組んでいた豊川(高良健吾)が葬儀屋と喧嘩したことで、彼らは母校で吉田のお通夜を行うはめに。なぜか消えた棺を捜して野球部の部室にたどり着いた雪子と同級生たちは、棺とともに一夜を明かすことになるが、いつの間にか寝てしまう。「目を覚ますと、有馬稲子さん演じる“見知らぬ女性”がいて、そのあたりから突然ファンタジー要素が濃くなってくる感じがすごく楽しくて、好きなシーンです。カメラの長回しで撮るシーンが山ほどあって撮影中は苦労したんですが、第三者からの目線のように撮っていたことを後から知って、そのうえで完成作品を観た時に納得。映画オタクの人たちが作った作品を、私も素直に面白い!と思えたことがうれしくて、興奮しました。すべての辻褄が合って、キレイに成立させる必要はない。映画ってこれでいいんだよな、映画らしいな、って腑に落ちて、すごく気持ちよかった。いい作品に関わることができて幸せだと思いました」25歳の時、一人の女性として考える時期があり、自ら初めて1か月の休暇をもらったという前田さん。「結局何もすることがなくて暇で、すぐにお仕事がしたくなった。それで、小さな役でも何でもいいからお芝居がしたいって事務所にお願いして。その結果、今年公開の出演映画は5本にもなりました。休暇は、何にも囚われずにその時もらった役をやるというスタイルは性に合っているかもしれない、と思えた、いいきっかけでした。私もオタクなのかも(笑)。これからも、映画らしい作品にどんどん関わっていきたいです」『葬式の名人』高校時代の同級生・吉田の訃報が届き、集まった友人たち。熱血漢の豊川が、最後に吉田を母校に連れていきたいと提案し、みんなで棺を担いで母校へ向かうが…。出演/前田敦子、高良健吾ほか9月20日より全国公開。©2018“The Master of Funerals” Film partnersまえだ・あつこ1991年7月10日生まれ、千葉県出身。AKB48の中心メンバーとして活躍し、2012年に卒業。今年は『コンフィデンスマンJP ‐ロマンス編‐』『旅のおわり世界のはじまり』含め5本の出演映画が公開。※『anan』2019年9月18日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・Ayaka.kヘア&メイク・熊谷美奈子インタビュー、文・若山あや(by anan編集部)
2019年09月11日前田敦子は「追いつめられ俳優」である。「追いつめられ俳優」とは追いつめられればられるほど圧倒的な力を発揮し、追いつめられる様まで最高のエンターテインメントにしてしまう俳優のことで、前田敦子のほかには藤原竜也、長谷川博己、戸田恵梨香などがいる。前田敦子はかつて、言わずとしれたAKB48のセンターとして活躍したトップアイドル。「過呼吸」になるほど自分をギリギリまで追いつめるパフォーマンスに定評があった。アイドルを卒業して俳優になってからも、監督は彼女を追いつめたいと思うのか、山下敦弘監督は『苦役列車』(12年)で土砂降りの中で追いつめ、中田秀夫監督は『クロユリ団地』(13年)で絶叫させていた。だが俳優としてキャリアを積むにつれ、アイドル時代のイメージに頼るだけではない面も出て来て、逆に追いつめる前田敦子を描いたのが黒沢清監督である。前田敦子の歌「セブンスコード」のイメージビデオ的に企画されたものが映画になった『Seventh Code』(14年)は、前田敦子演じる女が日本で会った男(鈴木亮平)をウラジオストクまで追いかける。思い込んだら一直線のちょっと危うい女性を演じているかと思ったら話はもっと壮大でのっぴきならず、男がまさに地獄まで追いつめられていく流れに。彼女のアクションが凄いのだが、冒頭のキャリーケースを引きずりながら猛ダッシュする前田敦子のパワーも見どころだ。追いつめようが追いつめられようがいずれにしても前田敦子の出る作品は体力勝負で身体的に負荷がかかるものが多い。華奢な体のどこからそんな力が湧き出てくるのか……とまばたきできないほど観客が見入ってしまうような状況をどれだけ用意できるかが監督に課されているような気さえする。それが堤幸彦監督の場合は、ちょっとひねって『イニシエーション・ラブ』(15年)にて真綿で男の首を締めるような前田敦子を描いた。とりたてて何もせずニコニコしているだけにもかかわらず強大な磁場ができあがるという前田敦子の蟻地獄的な“圧”だけを恋愛映画に取り入れたすばらしい企画であった。○非日常があっという間に収束するすごさ現在公開中の黒沢清監督作品『旅のおわり世界のはじまり』はまわりまわって追いつめられ俳優の面目躍如なところがある。中央アジアのウズベキスタンが舞台で、ドキュメンタリーというか旅に関するバラエティー番組のレポーターとして働いている主人公・葉子(前田)は海外の旅バラエティーといえば過酷なロケがつきものとばかり、体を張って様々なことにチャレンジさせられるのだ。とりわけものすごく危険そうな遊具に乗る場面を堂々とこなすところは涙なくしては見られない。誰もかばってくれず、やるしかない状況を淡々と引き受けていく葉子。もともと歌を歌いたかったのがなぜかレポーターで糊口を凌ぐしかなくて、このままでいいのかいけないのか悩んでいるところ、たまたま迷い込んだすばらしい劇場で歌ってみたことで彼女のなかで何かが動き出す。歌は前田にとって得意ジャンルであるはずだが、この映画では彼女を追いつめる。なぜなら、「愛の讃歌」という激しい愛を歌った普遍的な名曲である。エディット・ピアフが歌い、日本では越路吹雪や美輪明宏、大竹しのぶが歌っている歌だ。それを前田敦子が歌うのだ。相当精神的にも技術的にも追いつめられたはず。見た目に凄い状況ではなく静かに凄い状況で追いつめられたときどう出るか、前田敦子はこの映画でまた前進した。私はこの映画の前情報をほとんど入れずに見たので、前田敦子が首都タシケントにある由緒あるナボイ劇場というオペラ劇場で歌う場面がネタバレではなく、むしろ売りになっているらしきことを後で知った。たとえば、黒沢清監督と出演者の加瀬亮の対談の掲載された『文學界』では「闇に響いた前田敦子の歌声」というタイトルが堂々とついていた。この映画は「日本・ウズベキスタン国交樹立25周年」の記念プロジェクトで、全編ウズベキスタンロケでナボイ劇場を登場させるというのはお題だったそうだ。なるほど、そういう課題に、日本の歌姫でもあった俳優・前田敦子は生きる。この派手な部分ももちろんすばらしい。だが、絶叫マシーンに挑む表情、埃っぽい街を小走りに行く姿、ホテルでケータイの電波を探して窓を開けて風に吹かれたりホテルの屋上に上がったり、そういうほうも素敵に感じた。前田敦子はスポットライトがバーンっと当たったときよりも、その後が魅力的な稀有な人だと思うのだ。以前、私は前田敦子の笑顔の滞空時間が短いことについて書いたことがあるが、満面の笑顔や絶叫という非日常があっという間に収束して、ものすごく冷静な顔になるのが前田敦子の本当の凄さ。非日常の仮面を必死でかぶり続けることで俳優や歌手という特別なものでいられるものだという認識をさらりと破るのが前田敦子なのである。葉子は過酷なミッションを淡々とこなすと、たったひとりで食べ物を買いに遠くの繁華街に出かけていく。場所もわかりにくく言葉も不慣れで、ちょっと危険そうな目にあっても、はじめてのお使いに行く子供が誇りをもって口をへの字につぐんで弱音をはかず黙々と歩いていくような、プリミティブな強さがある。はじめてのお使いの子供を追った映像は目が離せなくて、ずっと見てしまうように、観客は葉子の行動を追いかけることで、ウズベキスタンのささやかな冒険を体験した気持ちになる。冒険が終われば、たちまちホテルで小さく丸まって座ってケータイいじって彼氏に連絡しているふつうな女の子に戻る。それはまるでわずか3分間しか変身できないウルトラマンのような、3分間の小さな魔法。前田敦子は、ふだん家でごろごろして、買った服の値札の紙の部分だけ手でちぎって、プラスチックの紐部分だけ残すような怠惰な生活を送るような(以前、前田がこういことをやると発言していたことに共感した)ふつうの人間が、ある瞬間、ものすごく劇的な追いつめられ体験をして、スターやヒーローになれる夢をひととき見せてくれる。次回作『葬式の名人』(樋口尚文監督)はシングルマザーの役だとか。どんな劇的体験を見せてくれるだろうか。■著者プロフィール木俣冬文筆業。『みんなの朝ドラ』(講談社現代新書)が発売中。ドラマ、映画、演劇などエンタメを中心に取材、執筆。著書『挑戦者たちトップアクターズ・ルポルタージュ』『ケイゾク、SPEC、カイドク』、ノベライズ『隣の家族は青く見える』『コンフィデンスマンJP』 など。5月29日発売の蜷川幸雄『身体的物語論』を企画、構成した。
2019年07月23日「最近、このあたりで前田さんをまったく見かけなくなったんです。石原さんの姿は、今でも目撃することがあるのですが……」(近隣の住民)7月9日スタートのドラマ『Heaven?~ご苦楽レストラン~』(TBS系)で主役を演じる石原さとみ(32)。9月には彼女の主演舞台『アジアの女』が始まることもあり、現在は急ピッチでドラマの撮影が進められている。そんな多忙を極めるなか、プライベートに“異変”が起きているという――。昨年4月に「週刊文春」で沖縄デートが報じられ、「SHOWROOM」社長・前田裕二氏(32)との交際が発覚した石原。8月には彼女の引越し先が前田と同じマンションだったことを、本誌がスクープ。彼女は連日、“愛の巣”からドラマ撮影へと向かっていた。そんなひとつ屋根の下で前田氏との仲を深めてきた石原。今回の撮影中も、帰宅するのは件のマンションだった。だが冒頭のように、最近はマンション付近で前田氏の姿を目撃することがなくなっているという。そこには、理由があった。「実は、2人は破局してしまったようです。最近、前田さんが友人に『もう彼女とは別れたんだ』と漏らしていたそうで……」(前田を知る芸能関係者)今年1月時点で、2人は結婚に向けて着々と準備を進めていたはずだった。当時、石原の知人は本誌にこう明かしていた。「実は前田さん、すでに石原さんのご両親への挨拶をすませているんです。その後も何度か会っていて、親睦を深めているとも聞きました。それほど石原さんとの結婚について“本気”ということ。カレの真剣な姿勢に、ご両親もかなり好印象を持っていたようだと聞いています」両親公認の仲となったことで、“結婚秒読み”とも言われていたふたり。だがそこから一転して、“まさかの決別”を迎えていたというのだ。いったい、何があったのか。前田氏を知るIT関係者は「私もすでに別れたと聞きました」と証言。理由について、こう明かした。「いよいよ結婚が見えてきたことで、2人は改めて将来について話し合うようになったそうです。しかし、そこで価値観のズレが出てきたのです。前田さんは “仕事大好き人間”。いっぽうで石原さんは少しでもいっしょの時間を過ごしたいタイプ。話し合いのなかで、そうした違いが鮮明になってきたようです。最終的には前田さんがマンションを出ていくことになったと聞きました。現在は都内にあるほかのマンションで暮らしているそうです」本誌が取材したところ、たしかに前田は引越していた。7月上旬の深夜1時過ぎ、都内にあるマンションへと帰っていった前田氏。話に聞いたとおり、“愛の巣”とは別のマンション。やはり転居していたのだ。石原との破局の真相について聞くべく、本誌は「SHOWROOM」に問い合わせた。だが担当者は「プライベートについてはお答えいたしかねます」と答えるのみだった。
2019年07月09日女優の前田敦子が23日、都内で行われた「ウズベキスタン共和国 観光大使就任イベント」に出席した。黒沢清監督がメガホンをとり、シルクロードを舞台に描かれる『旅のおわり世界のはじまり』(6月14日公開)で主演を務める前田。同作は、日本とウズベキスタンの共同製作により、ウズベキスタンでの全編ロケ撮影が実施された。前田は、“舞台で歌う”という夢への情熱を胸に秘めたテレビリポーターを演じる。夫で俳優の勝地涼との第1子を3月4日に出産したばかりの前田。産後初の公の場にブルーのワンピース姿でスレンダーなスタイルを見せ、就任状を受け取ると「すごくうれしいです」と喜びを伝えた。ウズベキスタン副首相からビデオメッセージで「無事にお子さんをご出産されたことを心よりお祝い申し上げます」と祝福されると笑顔を見せ、「ウズベキスタンでお会いしたんですけど、すごく明るくてステキな方で。その時にウズベキスタンのノートをいただいて、帰ってからそれに日記を書いています」とうれしそうに話す。また、「その後に妊娠して出産したので、そういうことを書いています」と出産や育児の日記をつけていることを告白。副首相の祝福に「ありがとうございます」とあらためて感謝し、昨年7月に結婚、そして今年3月に出産したことに触れ、「びっくりですよね」と笑顔を見せた。ウズベキスタンでの撮影では、片道7~8時間バスで移動することもあったが、「どんどん景色が変わっていくので、ずっとみんなでワクワクしっぱなし。ずっと楽しかったです」と苦にならなかった様子。現地の人々とも交流し、「いろいろ質問もしてくれるし、興味を持ってくれているのがすごくうれしかったです」「こんなステキな場所があったんだと、行ってすごく思いました。日本の方はすごく好きだと思います」と魅力をアピールしていた。
2019年04月23日前田敦子、加瀬亮、染谷将太、柄本時生を迎え、シルクロードを舞台に描く黒沢清監督の最新作『旅のおわり世界のはじまり』。この度、前田さんが異国の地で心の移ろいを繊細に表現した本予告と場面写真が一挙解禁となった。本作は、“舞台で歌う”という夢への情熱を胸に秘めたテレビ番組リポーターの主人公が、番組のクルーと取材のためにウズベキスタンを訪れ、異国での様々な出会いによって、新しい扉をひらき、成長していく姿を描く心の冒険物語。主人公の葉子を演じたのは、黒沢監督のもと、“プレッシャーが大きいほど輝く”という個性を発揮し、役者として新境地を開いた前田敦子。彼女と行動を共にする番組クルーを演じるのは加瀬亮、染谷将太、柄本時生という演技派たち。監督の意図を直感的に理解した“引きの演技”は本物の撮影スタッフと見紛うリアルさで、劇中でも絶妙のチームワークを見せている。今回解禁となった本予告は、前田さん演じるテレビ番組リポーターの葉子の心許ないリポートから始まり、ときに怯えながら、まるで自分の心の居場所を探すかのようにバザールを走り回る姿が印象的。ウズベキスタンで全編ロケ撮影されただけあり、シルクロードの美しい風景も相まって観る者も一緒に異郷を旅しているかのよう。そして号泣の後、ラストに見せるアップの葉子の表情は、ささやかな勇気を手に入れ、自分の殻から一歩踏み出せたかのような、心の移ろいを映し出している。また、解禁となった場面写真でも、雄大なシルクロードの草原や美しい湖と山脈、ホコリっぽい街角、バザールといった異国の地でのテレビ番組リポーターの葉子(前田さん)とクルー(加瀬さん、染谷さん、柄本さん)の様子が、まるでドキュメンタリーの1コマのように切り取られている。『旅のおわり世界のはじまり』は6月14日(金)よりテアトル新宿、渋谷ユーロスペースほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:旅のおわり世界のはじまり 2019年6月14日よりテアトル新宿、渋谷ユーロスペースほか全国にて公開Ⓒ2019「旅のおわり、世界のはじまり」製作委員会/UZBEKKINO
2019年04月23日キャスケットを被り、レザージャケットに黒のパンツ姿で颯爽と歩く、前田敦子(27)。3月下旬の夕方6時過ぎ、前田がバスに乗って1人で訪れたのは都内のビルの1室だった。彼女は3月4日に勝地涼(32)との第一子である長男の出産を発表したばかりだが、産後1カ月とは思えないスリムな体型に戻っていた。その秘密とは――。「前田さんが入って行ったのは美容骨格矯正を医学的に追及する完全会員制の接骨院で、産後の骨盤矯正のために来院する女性も多いそうです。90分の施術で2万円、初診料に5,000円かかります。ゴッドハンドのオーナーが経営しており、HPもパスワードを入力しなければならないと閲覧できないというプライベート性の高さから、芸能人がお忍びで通っているといいます」(美容関係者)産後1カ月での骨盤矯正にはいったいどんな効果が――。産後の骨盤矯正を専門とするバランス工房の岡林秀和代表はこう語る。「産後3週間は安静にするのが基本ですが、逆に長期間放っておくと出産で広がった骨盤が元に戻りにくくなってしまいます。なので、産後1カ月から2カ月までに施術を受けるのがベストです。骨盤の広がりを放っておくと、痛みが出るケースが多いです。また、姿勢が悪くなることで、太ももの外側とお尻が太くなることもあります。2人目を産むにも、1人目のときに骨盤をきちんとケアしたほうがよいとされています。健康のためにも産後太り予防のためにも、骨盤矯正はとても重要なこと。産後数カ月は骨盤矯正に通いつつ、骨盤ベルトを着けることを推奨しています」前田といえば、6月に2本の出演映画が公開される。「6月にある映画の舞台挨拶が、産後初の仕事復帰となりそうです。その復帰まで2カ月なので、いま前田さんは産後ダイエットに励む日々だといいます。前田さんが外出している間は勝地さんが赤ちゃんをみてくれるので、心置きなく出かけられているそうです」(夫妻の知人)「産後でもスリム!」の陰には、凄腕の骨盤矯正&イクメン夫のサポートがあった。
2019年04月03日いまにも雪が降り出しそうな寒さとなった2月中旬の昼下がり。都心のビル街に、お腹を気遣いながらゆっくりと歩く、前田敦子(27)の姿があった。前田といえば、昨年7月に俳優の勝地涼(32)と結婚。約2週間後の8月、本誌は前田の“お腹ぽっこり”写真をキャッチした。9月には所属事務所が第一子の妊娠を発表。安定期に入ったことを明かしている。あれから半年。出産を目前に控える前田は、大きいお腹にも慣れた様子だ。「前田さんは“スムーズなお産のために直前までウォーキングなどの軽い運動をしたほうがいい”と、先輩ママからアドバイスしてもらったそうです。それで外出するときも車は使わず、なるべく歩くように心がけているとか。初めての出産ということもあり、夫婦二人三脚で出産準備に励んでいます。年末には芸能の神様で知られる京都の車折神社へ。夫婦水入らずで、安産祈願をしてきたのでしょう」(知人)この日も赤ちゃんのため、買い物がてら散歩をしていたようだ。そんななか、現在公開中の映画『マスカレードホテル』では“夫婦共演”が話題になっている。勝地は前田のストーカー役で、年末に行われた舞台挨拶では「ストーカーしているうちに結婚しました」と会場を笑わせた。産休中の前田にかわって多忙を極める勝地だが、彼には父親としてのこんな目標が――。「勝地さんは男ばかり3人兄弟で育ち、お父さんもすごく厳しい人だったといいます。両親が共働きで、幼少期は“親子の時間”が少なく感じたこともあったそうです。だからこそ、アットホームな家庭を築きたいという思いが強い。親子で何でも話せるような、優しいお父さんを目指しているそうです」(前出・知人)2人の身近な“お手本”が、親友の山田孝之(35)と小栗旬(36)夫妻だという。「山田さんはもうすぐ6歳になる男の子のパパ。勝地さんは、妊娠・出産時の夫のサポートについても、山田さんにいろいろと相談しているそうです。小栗家は4歳と2歳の子どもを抱えながら、山田優さん(34)は徐々に仕事復帰。前田さんも育児と仕事の両立ぶりを参考にしているといいます」(前出・知人)待望の我が子との対面はもうすぐだ。
2019年02月19日元AKB48で女優の前田敦子(27)が11月20日、自身のインスタグラムを更新。夫で俳優の勝地涼(32)に作った愛妻弁当を公開した。前田は「朝はフルーツお昼は初日頑張ってねを込めて。。お弁当いい日になりますように」とお弁当とフルーツの写真をアップ。この日から上演される宮藤官九郎演出の舞台『ロミオとジュリエット』に出演する夫・勝地にエールを送った。その後、勝地も自身のインスタグラムのストーリーでお弁当を開いた写真をアップ。手書きで「ありがとう初日がんばる」と感謝を伝えた。2人の仲睦まじい投稿にAKB48元メンバーの高橋みなみ(27)も「食べたい」とコメント。さらにHKT48の指原莉乃(25)も「おいしそうかわいいです」と反応を寄せている。
2018年11月20日9月15日に第1子妊娠が明らかとなった前田敦子(27)。各スポーツ紙によると所属事務所はFAXで「前田敦子より現在妊娠しており、安定期に入ったとの報告を受けました」と明かしている。同日夜、夫である勝地涼(32)はInstagramを更新。《とにかく無事に産まれてきてほしいと願うばかりです。なので色んな不安もありますが楽しみのほうが大きいです》と期待を語り、《今まで以上に仕事を頑張れる気がします。いや、頑張ります!》と意気込んでいる。今回の妊娠発表に、ファンは驚きとともに歓喜。Twitterでは《前田敦子、妊娠発表 あのあっちゃんが、ママになるのか……》《桜の花びら 前田敦子ソロバージョン聞いてたら、このあっちゃんが妊娠してもう今は安定期か〜って思うと、わいもう泣いちまう》《あっちゃんが幸せなのほんまに嬉しい もっともっと幸せになっていい人やと思うから。頑張ってきたもん》といった声が上がっている。実はもともとママ願望の強かったという前田。その陰には、宮沢りえ(45)の影響があるという。14年のドラマ『LEADERS リーダーズ』(TBS系)で共演し、16年には『連続ドラマW グーグーだって猫である2―good good the fortune cat―』(WOWOW)でタッグを組んだ2人。以来、前田は大先輩である宮沢のことを慕ってきたという。「前田さんはりえさんのことを尊敬していて、共演をきっかけに“メル友”になったそうです。りえさんから送られてくるお子さんの近況が嬉しくてたまらないらしく、そんな微笑ましい“ママ便り”を楽しむうちに『りえさんのように女優もママも素敵に両立したい!』と考えるようになったそうです」(ドラマ関係者)その愛らしい姿を早く見たい!
2018年09月17日元・AKB48の前田敦子(27)が第1子を妊娠していると9月15日に報じられた。各スポーツ紙によると前田の所属事務所はFAXで「前田敦子より現在妊娠しており、安定期に入ったとの報告を受けましたのでここにお知らせいたします」と報告。さらに「体調も良好で今後とも仕事は出来る範囲で続けていくつもりでおります」と明かしているという。前田は今年7月に勝地涼(32)と結婚。5月に交際が報じられたばかりであったため、たびたび“おめでた”が噂されていた。本誌は8月中旬、前田と勝地の姿を目撃していた。結婚発表から約2週間後だったが、前田のお腹は明らかにぽっこりとしていた。服装も体形を隠すようなゆったりとしたもの。勝地は率先して買い物袋を持ってあげるなど、彼女の身体を気遣っていた。また本誌8月7日号では、前田にとって義母にあたる勝地の母に取材していた。勝地の母は「孫は何人くらい欲しい?」との質問に「そうですね、私は3人の子供を産みましたから、(2人の間に)3人くらい孫ができたら、にぎやかになるでしょうね」と希望を込めて語っていた。
2018年09月15日元AKB48で女優の大島優子(29)が31日、俳優の勝地涼(31)と結婚した前田敦子(27)のインスタグラムにお祝いコメントを寄せた。大島は「めでるおもいをでっかいこころでたいせつにしていっしょうおしあわせにねっ」とメッセージ。頭文字を縦読みすると「めでたいね」となる粋なお祝いコメントとなった。大島のほか、高橋みなみ、板野友美、篠田麻里子ら、現役時代を共に過ごしたOGメンバーが、SNSで続々と祝福コメントを投稿している。
2018年07月31日実に27年にわたって続く、フジテレビが贈る「中村屋ファミリー密着ドキュメント」。17作目となる今回は、4歳と6歳になった“小さな中村屋”の成長がたっぷり詰まった300日を追う「独占密着!中村屋ファミリー勘九郎父との約束&4歳と6歳の猛稽古泣いて笑って300日」を放送する。今年2月、愛らしくも凛々しい「二人桃太郎」の姿で感動の涙と笑いをもたらした、中村勘九郎の2人の息子たち。この小さな“中村屋”と、勘三郎亡き後の歌舞伎界を引っ張り奮闘する勘九郎・七之助兄弟を追った「密着!中村屋ファミリー」ドキュメンタリーの第17弾。独占密着で知られざる“中村屋”が明らかに見どころは、勘太郎、長三郎の凛々しくも愛らしい成長ぶりと、日本中に残る“芝居小屋”の美しさ、そして、その舞台に立つという勘三郎さんの強い意思を受け継ぎ躍動する勘九郎・七之助兄弟、さらに勘三郎さんが愛し育てたお弟子さんたちの活躍ぶり。まず独占密着の中で映し出されるのは、幼い中村屋の2人、まじめで頑張り屋の兄・勘太郎と、マイペースな弟・長三郎の間に勃発する兄弟ケンカ。常に中村屋のムードメーカーでもある2人が、いま再ブームになっている荻野目洋子の「ダンシング・ヒーロー」を流すと、父・勘九郎&叔父・七之助も踊り出すというお茶目なシーンも。そのほか、七之助が46歳で歌舞伎の世界に飛び込んだ市川中車(俳優・香川照之)と食事に行った際に、どちらがごちそうしたかについてある裏話を披露するなど、ここでしか見られない歌舞伎俳優や、中村屋ファミリーの素顔が盛りだくさん。また、いつも子どもたちを見守る母・前田愛が、息子のこと、夫・勘九郎のことを語るなど、貴重なインタビューも必見。勘三郎さんの死から5年、歌舞伎界の次世代を担う勘九郎&七之助兄弟と、勘九郎の幼い息子たちの300日に密着していく。前田愛、子どもを見守る母親としての思いとは…前田さんは初舞台のときの勘太郎さんをふり返り、「初日が開いてから、1週間くらいは毎晩泣いていました。『もっと稽古したかった。どうしてもっと稽古できなかったんだろう』と言って、泣いている姿を見て、悪いことしたなあと思いました。自分がここまでやったんだって、思えるようになってから出してあげたかったなと思って、私も凄く反省して。何も声をかけられないんですよね、そういうときは」と、母としての葛藤を感じながらも、その成長を見守った様子。それでも「1週間くらい経ってから、ピタッと言わなくなったんです。あ、今日泣かない、 自分の中で何か乗り越えたなっていう感じで、毎日のことが自信につながってきたのかな。だから良かったと思って、それはすごく驚いたことでもありました」とも語る。また、中村屋一門を率いる勘九郎さんと七之助さんの姿については、「お父さんが命がけで作ったものを絶やさないように2人で一緒に悩んだり苦しんだりしてきている同士のようで、すごくグッとつながっている感じがいつもするんですよね。ケンカもあるだろうし、何かを作り出すときは、そんなことはしょっちゅうだと思うんですけど、2人の強い絆を感じます。勘太郎と長三郎にも、そういう風に育ってほしいなぁとすごく思います」と明かしている。演出・松木創氏(共同テレビ)は「長い間番組を作り続けてきた中でただ一度だけ、放送後に勘三郎さんから間違っていると諭されたことがあります。縁の下で歌舞伎界を支えるお弟子さんについて、ナレーションで“生涯、主役を務めることは叶わない”と表現したときのこと。勘三郎さんから『そういった歌舞伎の慣習は変えていくつもりだから止めてくれ!』と言われました。勘三郎さんが亡くなった日の口上で、歌舞伎の歴史上初めてのことだと思いますが、勘九郎さんは中村屋一門全員の名前を挙げました。芝居の技術だけではなく精神もしっかりと受け継がれる様に深く感銘を受けました。我々の番組もその精神の元に作っているつもりですし、今作もそのテーマを深く扱っています」と、本作に込めた思いを明かしている。勘九郎&七之助、父・勘三郎の思いつなぐ中村屋の300日2017年2月、歌舞伎座・千穐楽。重たい桃太郎の鎧衣装を身に纏い初舞台を務め上げた、中村勘九郎の2人の息子・勘太郎6歳と長三郎4歳。「もっと舞台に立ちたい!」という勘太郎。一方、長三郎は「もう出ない…」と、まさかの引退宣言!? 周囲を驚かせる可愛いひと言から、今回の密着ドキュメントは始まっていく。4月、その父・勘九郎と、叔父・七之助兄弟は亡き父・勘三郎が作り上げた「赤坂大歌舞伎」で気鋭の演出家・蓬莱竜太と組み、新作歌舞伎に挑戦。幼い息子たちの成長とともに、自らもさらなる高みを目指す。中村屋一門にとっての今年の大勝負は6月。巨大プロジェクト「平成中村座」を8年ぶりに名古屋城、かつて勘三郎が大坂城に出現させた伝説の大舞台を彷彿とさせる場所で行う。そして代々、中村屋が大切に演じてきたお家芸「お祭り」と「仇ゆめ」を見事に演じ切った。長男・勘太郎の大勝負は8月。歌舞伎座・八月納涼歌舞伎の大舞台で、単独で10分間舞い続ける舞踊「玉兎」に挑戦。また10月、“引退宣言”をした次男・長三郎も、なんとわずか4歳で1人だけでの舞踊に挑戦。“つけ打ち”を買って出て応援する勘太郎。しかし…あることを巡って兄弟ゲンカが勃発!そんな幼い2人を支えるのが母である勘九郎の妻・前田愛と、亡き勘三郎の妻・好江さん。厳しくも愛情たっぷりに接する母と祖母、2人の女将さんも“小さな中村屋”に心血を注いでいく。そして迎えた11月。中村屋は日本全国の残る古い芝居小屋の巡業に旅立つ。この公演で勘九郎・七之助兄弟は、父・勘三郎が愛した芝居小屋の人々との感動の再会を果たすことに。12月、1年を締めくくる京都公演。勘三郎がこの世を去った2012年12月5日も、勘九郎と七之助は舞台に立ち続けたあの地。万感の思いを込めた京都の舞台で、試練を乗り越え大きく成長した新しい中村屋が躍動する――。「独占密着!中村屋ファミリー勘九郎父との約束&4歳と6歳の猛稽古泣いて笑って300日」は 12月22日(金)21時~フジテレビ系にて放送。(text:cinemacafe.net)
2017年12月21日女優の前田敦子(26)が12月5日放送のドキュメンタリー番組「セブンルール」(フジテレビ系)に出演した。 「せっかく密着してもらうんだったら、ウソの自分はいらないなあと思います」と話した前田は、アイドルグループ・欅坂46のコンサートを友人で俳優の柄本時生(28)とともに鑑賞する様子も明かした。 しかし「(密着取材を受けて)私って地味だなって、ちょっとショックだった」と複雑な心境を吐露。「一生独身じゃないですか?私。こんな感じだったら」と語っていたのだ。 そんな発言にファンからは≪地味というか飾ってないってことだよね≫≪私が男だったらどうにかして前田敦子と結婚する絶対≫などの声が上がっている。 「女優になる」という夢があり、AKB48を卒業した彼女。今年10月のモデルプレスでのインタビューでは「どんな仕事していてもそうだと思うんですけど、仕事には貪欲でいたいし、『やめたい』とも思わないです」と語っていた。 現在も「民衆の敵~世の中、おかしくないですか!?~」(フジテレビ系)で好演しており、順調に女優人生を歩んでいる。 また今年7月に放送された「もしかしてズレてる?」(フジテレビ系)でも「結婚相手に仕事辞めてほしいって言われたら?」との質問に「『やめてほしい』って言わせない」と答えており、やはり女優という仕事に思い入れのあることがうかがえる。 「相手もいないのに、これくらいまでに結婚したいなとか妄想します」と「セブンルール」で語っていた彼女。いまはまだ仕事が“恋人”なのかもしれない。
2017年12月07日女優・前田敦子が、来週12月5日(火)放送の「セブンルール」に登場。国民的トップアイドルから女優に転身した彼女に8月から密着し、その素顔に迫る。現在26歳の前田さんは、言わずと知れた国民的アイドルグループ「AKB48」の絶対エースとして活躍し、チームを卒業して5年間、『イニシエーション・ラブ』『散歩する侵略者』「ど根性ガエル」「毒島ゆり子のせきらら日記」「就活家族~きっと、うまくいく~」、そして現在放送中の月9ドラマ「民衆の敵~世の中、おかしくないですか!?~」などに出演し、常に第一線で活躍し続けている。普段はとっつきづらいと言われることもある彼女の素顔に、今回カメラが密着。番組はドラマの収録現場や、名監督の時代劇映画の収録現場のほか、彼女のプライベートにも迫る。多い時で週に5日遊ぶこともあるという俳優・柄本時生との様子や、普段は見られない休日の過ごし方も公開。「せっかく密着してもらうんだったら、嘘の自分はいらないから」と話し、自分を飾ろうとしない彼女にカメラは共感。また、恋愛についてもあっけらかんと現在の心境を語るが…?そして、彼女が“いつもしている7つのこと=セブンルール”とは何か?「セブンルール」#32は12月5日(火)23時~関西テレビ・フジテレビ系全国ネットにて放送。(cinemacafe.net)
2017年11月28日女優の前田敦子が15日、映画『武曲MUKOKU』(6月3日公開)の完成披露試写会舞台挨拶に、綾野剛、村上虹郎、前田敦子、風吹ジュン、小林薫、柄本明、熊切和嘉監督とともに登場した。同作は藤沢周の原作を実写化。剣道の道を捨てた谷田部研吾(綾野)の元へ、師匠の光邑師範(柄本)は、剣の才能を持つ今時の高校生・羽田融(村上)を送り込む。前田は研吾の恋人・カズノを演じる。作品にちなんでライバルを聞かれた前田は「AKB48にいた時はライバルという存在はたくさん、周りの方達が作り上げてくれたものがたくさんあった」と振り返った。そして、たくさんのライバルたちについて「今は一人ひとり大切な、なくてはならない存在になっているので、そういう存在がいるということはすごく幸せなことだなと思います」と笑顔で答えた。前田がさらに「それくらい、切磋琢磨してやってきたという絆がすごくあるのが、ライバルだなと思います」と答えると、綾野はAKB48時代にずっとセンターを務めていた前田を差し置いて「僕がセンターに立っちゃってる」と気付いた様子。「しっくりこないなと思ったら……」と冗談めかして苦笑し、その場を盛り上げていた。
2017年05月15日前田ゆかは、忙しいときこそ漢方雑誌「STORY」や「美STORY」でレギュラーモデルとして活躍している前田ゆか。ママでもある前田は、2017年4月23日、自身のオフィシャルブログの中で、春になると、漢方薬「牛黄(ごおう)」を取り入れていることを明かした。前田曰く、漢方薬なので苦味はあるが、1包ずつオブラートに包まれているため苦味は気にならず、身体の疲れや心の疲労に即効性があるとのこと。抗酸化力もあるという。前田は、朝に牛黄を飲んで、快適に動き回っていると、ブログの中で綴っている。牛黄とは前田ゆかが愛飲している漢方薬「牛黄」は、胆石症にかかった牛の胆のうや胆管中に発見される希少な「結石」を乾燥させたもので、ゴールドより高価といわれる高貴薬。主成分は、コレステロール、結合型ビリルビン。その他、コレステリン、胆汁酸、カロチノイド、蛋白質物質などを含んでいる。身体が疲れている人、良くお酒を飲む人、ストレスでイライラしがちな人、寝つきが悪い人、病中・病後の人、血圧が気になる人などにオススメ。牛黄は、前田ゆかが通っている赤玉漢方薬局で、リピート率99%の大人気商品だ。赤玉漢方薬局では、1ヶ月分30包入りが、12,900円(税抜き)で販売されている。(画像は前田ゆか オフィシャルブログより)【参考】※前田ゆか オフィシャルブログ※Space Craft※赤玉漢方薬局
2017年05月03日女優の前田敦子が30日、東京・有明の東京ビッグサイトで行われた「第3回インターペットアワード」授賞式に出席した。2015年に創設された同アワードは、ペットオーナーのライフスタイルの向上を目的に、ペット好きな著名人を表彰するというもの。2015年の第1回は森泉、昨年の第2回は鈴木砂羽、持田香織が受賞している。第3回の今年は、実家で11匹の猫、6頭の犬を飼い、一人暮らしの自宅では2匹の猫を飼っているという猫好きの前田敦子が受賞した。猫の模様が入ったシャツ姿で登場した前田は「本当に物心ついた時からハムスターやモルモットなど色んなペットを飼いながら育ってきました。今は自分の家に猫ちゃん2匹を飼っていますが、このような賞をいただけて本当にうれしいです」と受賞を喜び、「小さい頃から動物が大好きだったので、最初はワンちゃんが飼いたいと思っていました。引っ越してからまずワンちゃんを飼い、それから毎年増えて今では実家が大家族になっています。ペットは居て当たり前の存在だし私にとっては大切な家族ですね」と笑顔を見せた。授賞式が行われた同会場では4月2日まで「Interpets~人とペットの豊かな暮らしフェア~」を開催しているが、会場を回った前田は「ペットに関する新しいものがたくさんありますよね。私が気になったのはドッグフードやキャットフード!身体に良さそうなものが沢山あったので、新商品を猫ちゃんたちに食べさせたいと思いました」と気に入った様子だった。自宅で飼っている猫は、1匹がアメリカンショートヘアーで名前がポッツ、もう1匹がシャム猫のロジャーだという。この日はポッツも登壇して写真撮影を行い、「ポッツは猫見知りが激しいんですけど人が大好き。友だちが入ってくるとポッツが中心に入ってくるんです」と愛猫の話題になると止まらず、「人間だったらすごい美人だと思いますよ(笑)」と親バカぶりも。そんなポッツとロジャーが住んでいる自宅にはHKT48の指原莉乃も遊びに来たようで「自分がアレルギーだと思っていたらしいんですが、家に来たら大丈夫だったようです。その後にすぐ猫を飼っていましたね」と明かしつつ、3匹目の猫にも意欲的で「今は白い子が気になっています。エキゾチック系も可愛いしポチャっとしている子も可愛いな~。長毛な子を探しています」と目を輝かせていた。
2017年03月30日元AKB48で女優の前田敦子とフリーアナウンサーの田中みな実が、5日に放送されたテレビ朝日系バラエティ番組『さまぁ~ずチャート』(23:15~24:15)に出演。お互いの恋愛観などを明かした。この番組は、さまぁ~ずが関係性の深いゲスト2人を招き、チャートテストを行いながらトークを展開し、最終的にゲストの深層心理を丸裸にしてしまうというもの。今回、実は大親友だという前田と田中が出演した。2人はチャートテストを通じて、恋愛観などについて赤裸々に告白。田中は、恋人の過去の恋愛を聞くかという質問に、「自分から積極的には聞かないですけど、ほかから聞いたりすると聞きたくなっちゃう。参考にしようと思う」と答え、恋人とケンカしたときは「とりあえず1回謝る。自分が悪かったところを言うと、相手も言ってくれる」などと話した。そして、チャートテストの結果、田中が陥りやすい恋愛傾向は「一人ぼっち型」という結果に。「恋人の気持ちを感じ取りやすく何を考えているのかすぐに理解できてしまう反面、自分の気持ちがよくわからなくなって自分の意見がないまま人に流されていく傾向がある」「交際しても2人で愛をはぐくむ形にはなりづらく独りよがりの愛情が先行して相手の気持ちが付いてこない一人ぼっち恋愛」と診断されると、前田は「当たってると思う」と言い、田中自身も「うん。私、今自分がよくわかんないです」と納得していた。そして、前田は「みな実ちゃんは流されやすいタイプ」と言い、さまぁ~ずの大竹一樹が「ぐいぐい来られたら?」と聞くと、田中は「すぐ…」と告白。「流されやすいってわかっているから人がいっぱいいるところに行かない」と話し、三村マサカズが「オンエア見た人が狙いに来るかも」と言うと、「えっ、まだやめて。来ないで」と拒否した。また、前田は田中について「出会おうとしていない。本当に一人ぼっち」と明かした。
2017年01月06日