元AKB48で女優の前田敦子が22日、都内で開催された「スニーカーベストドレッサー賞 2021」授賞式・記者発表会に出席。スニーカーを素敵に履きこなしている著名人を表彰する同アワードの女優部門を受賞した。なお、前田は、夫で俳優の勝地涼と離婚協議に入ったと報じられており、離婚協議報道後初の公の場となった。前田は「スニーカーは本当に好きで、AKB時代もずっとレッスンのときはスニーカーでしたし、学生の頃もスニーカーでしたし、今、母になっても毎日スニーカーが欠かせませんし、人生の中では相当スニーカーを履いてきたので、選んでいただいて本当にうれしかったです。ありがとうございます」と喜びを語った。同賞は、2月22日(スニーカーの日)にちなんで、「スニーカーが似合う」「今後スニーカーを履いて欲しい」「スニーカーの需要喚起に貢献してくれた」人を部門ごとに選出し、表彰するというもの。4回目となる今年は、女優部門に前田敦子、俳優部門に川村壱馬(THE RAMPAGE from EXILE TRIBE)、モデル部門に生見愛瑠、芸人部門に松尾駿(チョコレートプラネット)、特別賞に福井県が選出された。
2021年02月22日ダンス&ボーカルグループ・THE RAMPAGE from EXILE TRIBEの川村壱馬が22日、オンラインで開催された「スニーカーベストドレッサー賞 2021」授賞式・記者発表会に出席。スニーカーを素敵に履きこなしている著名人を表彰する同アワードの俳優部門を受賞した。川村は「率直に『僕ですか!?』ってなったんですけど、スニーカーとかも好きなので光栄に思っています」と受賞した心境を告白。「私服がカジュアルというよりフォーマルな感じで、スーツのセットアップとかコートが多いので、その中でスニーカーはハズしてくれて、フォーマルすぎない感じがすごく好きです」とスニーカーの魅力を語った。同賞は、2月22日(スニーカーの日)にちなんで、「スニーカーが似合う」「今後スニーカーを履いて欲しい」「スニーカーの需要喚起に貢献してくれた」人を部門ごとに選出し、表彰するというもの。4回目となる今年は、女優部門に前田敦子、俳優部門に川村壱馬(THE RAMPAGE from EXILE TRIBE)、モデル部門に生見愛瑠、芸人部門に松尾駿(チョコレートプラネット)、特別賞に福井県が選出された。
2021年02月22日成田凌を筆頭に個性派かつ実力派の俳優たちを迎えた映画『くれなずめ』から、5年ぶりに友人の結婚式で再結集したアラサー男子6人たちの貴重な瞬間を切り取ったシーン写真7点が解禁された。高校時代、帰宅部でつるんでいた6人の仲間たちが、友人の結婚披露宴での余興の後、“披露宴”と“二次会”の間の妙に長い“狭間”の時間を持て余しながら、昔の思い出に想いを馳せる。 「しかし吉尾(成田さん)、お前ほんとに変わんねぇよな。なんでそんなに変わんねぇの? まあいいか、そんなのどうでも」。友人がある日突然、死んでしまったことを認めたくない仲間たち。この微妙な“狭間”の時間に起こる出来事は見るものの予想を超えていくーー。この度解禁するシーン写真は、友人の結婚式が終わった後、吉尾が高校時代一緒に清掃委員を務めていたミキエ(前田敦子)と再会し、それを冷やかす様に5人が遠巻きに眺めるシーンが。また、文化祭の打ち上げをしていたカラオケボックスで、彼ら6人組が怖がっていたヤンチャな同級生・松岡(城田優)と鉢合わせてしまいドギマギする様子も。ソース(浜野謙太)が妻(内田理央)とともに夕飯の買い物をしていたときに、全く予想していなかった内容の連絡を受け、動揺する姿のほか、ある瞬間、抑えきれなくなった感情を爆発させる明石(若葉竜也)の姿など、楽しい記憶ばかりではないけれど、絶対に忘れたくない貴重な瞬間を切り取ったものに。高校時代、清掃委員を務める吉尾こと成田さんの学ラン姿も収められている。『くれなずめ』は4月29日(木・祝)よりテアトル新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:くれなずめ 2021年4月29日よりテアトル新宿ほか全国にて公開(C)2020「くれなずめ」製作委員会
2021年02月14日イライジャ・ウッド製作、2人の新鋭俳優の競演で贈る“イマジナリー×スリラー”『ダニエル』から、この度、主人公・ルークがまるで“ジョーカー”のような“悪の顔”を覗かせる本編映像が解禁された。今回解禁となったのは、内気で冴えない純朴な青年・ルーク(マイルズ・ロビンス)が別人のように豹変するさまをとらえた映像。赤いスーツに身を包み、鏡に映る自分を見つめ不気味な笑みを浮かべたり、嬉々とした表情で煙草をふかす姿など、普段とは様子の違うルークの姿が次々と映し出される。笑顔に反し、目の奥にはとてつもない“狂気”を滲ませるルーク。映像の最後には踊るように歩き出す姿も捉えており、そのルークの豹変ぶりは、あの悪のカリスマ“ジョーカー”を彷彿とさせ、衝撃のクライマックスを予感させている。異色のブロマンスから一転、ダニエルが本性を露にし、ルークを“侵食”しようと追い詰めていく、狂気を帯びた世界が描かれていく本作。その独自の世界観に、SNSでは早くも「美しく頼もしいイマジナリーフレンドとの優しいブロマンスかと思いきや、予測不能の狂気の後半戦にただただ圧倒された…」「途中から脳を揺さぶる急展開、予想なんか振り落とされました」「悪夢の連鎖に翻弄される後半戦の衝撃がとにかく凄まじい…!!」と絶賛の声が相次いでいる。アダム・エジプト・モーティマー監督は、「魅力的な映画に仕上がったのは、マイルズとパトリックのパフォーマンスの力が大きかったと思います。ダニエルがより不吉になり、ルークは恐怖と妄想にとらわれていく…こうした彼らの姿は、演じる二人の演技によってより魅力的になりました」と語り、難役を演じきったマイルズ・ロビンスとパトリック・シュワルツェネッガーを称賛。まるで役に憑依したかのようなキャスト陣の鬼気迫る熱演が、観る者に“未体験のゾクゾク”をもたらしているようだ。さらに女優の前田敦子、モデル・アーティストの松田ゆう姫らからコメントも到着。「お二人ともすごく繊細にすごく熱くルークとダニエルを演じられていて、とにかく恐ろしかったです。釘付けであっという間にエンドロールでした」と前田さんが語り、松田さんは「心情の変化と共に主人公の表情がどんどん変化していき、最後の方には別人のようになっていく様が一番怖かった…。最後までハラハラさせられる映画!」とコメント。また、声優の村瀬歩は、「一度見始めると、気付けばサイコスリラーの世界にどっぷりと誘われる感覚に。狂気に呑まれているのはルークのはずなのに、自分までダニエルに魅入られているような没入感がある」と語る。そして、映像表現と物語に没頭したとふり返る佐藤拓也も、「イマジナリーフレンドという表現をとりつつも、普段生きていると無意識に行われている自我の葛藤を具現化したように感じられました。誰にでも起こりうるかもしれない出来事なのかもしれません。しかしながら、マイルズさんもパトリックさんもお芝居が素晴らしい!!」と絶賛のコメントを寄せている。『ダニエル』は2月5日(金)より新宿武蔵野館、渋谷ホワイトシネクイント、グランドシネマサンシャイン(池袋)ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ダニエル 2021年2月5日より新宿武蔵野館、渋谷ホワイトシネクイント、グランドシネマサンシャイン(池袋)ほか全国にて公開©2019 DANIEL FILM INC. ALL RIGHTS RESERVED.
2021年02月04日成田凌を筆頭に、高良健吾、若葉竜也、浜野謙太、藤原季節、目次立樹を迎えた松居大悟監督の最新作『くれなずめ』。この度、本作の公開日が4月29日(木・祝)に決定、さらに6人が揃ったポスタービジュアルと予告映像、「ウルフルズ」が本作のために書き下ろした主題歌が解禁となった。予告編は、高校時代からの仲間である6人が、意気消沈して披露宴の会場を後にする姿から始まる。披露宴の余興として「ウルフルズ」の楽曲「それが答えだ!」をバックに、全員で“赤フン衣装”を身につけたダンスを披露するも大スベりしてしまい、招待客から一斉にドン引きされてしまったのだ。「あれやって二次会行けます?」と大成(藤原季節)は動揺、それに対して「俺ら素人なんだしさ、一生懸命やったんだからそれで良くない?」と、のほほんと答える吉尾(成田凌)。披露宴会場の裏口にたむろする彼らは、このなんともやるせない“二次会が始まるまでの微妙な狭間の時間”を持て余し、他愛ないやりとりで時間を潰していた。その後、切り取られているのは彼らの過去の姿。12年前、高校生の時に「真剣に掃除してよ!」と清掃委員長(前田敦子)に怒鳴られたことや、カラオケ店で不良に絡まれたり、落ち込んだ時にわざとふざけて変顔していた吉尾の姿だったりと、“しょーもない”、でも、とても最高に楽しかった仲間たちとの記憶。しかし、映像はその楽しかった過去の思い出から、一転して“今”の世界へ。余興の練習をするために皆で集まっていたカラオケボックスで「ずっと気になってたんだけど、もしかして俺って…」と言い出す吉尾と、それを大声で遮る仲間たち。その後に映し出されるのは、卒業して大人になった彼らが過ごしてきた吉尾との何気ない時間。披露宴と二次会の間の“今”と、“過去”の時間が交錯する中、これまで6人それぞれの人生に立ちはだかり、目を背けていた現実を映し出すようで…。松居監督たっての希望で実現した主題歌主題歌は、松居監督たってのリクエストで実現し、本作のためにトータス松本が書き下ろした「ウルフルズ」の新曲「ゾウはネズミ色」。松居監督は「ありがとう以上の言葉があればいいのにって何度も思いました。間違い続けて、映画『くれなずめ』を作ってよかったです」と熱い感謝をコメント。主演の成田さんも「ドラマの現場で初めてトータス松本さんとお会いしたときに、『くれなずめ見たで』って言ってくれて、『どんな曲がいいと思う?』って言ってくれたんです。すごくおしゃれで最高な返事をしてくれて、とてもテンションが上がってずっと出来上がりを楽しみにしていました」と打ち明ける。「初めて聴いた時は、身体に染み込みながら響ききった感じがして、映画終わった後のエンドロールの風景で、曲が入るのかって思ったら鳥肌が立ちました」と大絶賛するこの曲は、トータスさんが、劇中で6人が赤フン姿でダンスを披露する曲「それが答えだ!」の「アンサーソングを意識して作りました」という。「あれから約20年経って、『答えとは何か』と言えるようになっているかというと全然そんなことはない。生活していく上で色んなことは学ぶけど、『答え』には辿り着かないということが、昔よりもさらによく分かってきた。だけど『そういうもんなんじゃないの』と思っています」とコメントを寄せている。成田凌&若葉竜也&高良健吾らカラオケでシャウト!解禁となったポスタービジュアルは、久々の再会を果たした後、カラオケボックスで熱唱する6人の姿を切り取ったもの。「思い出にするくらいなら忘れてやる」「過去を書き換えろ」という、寂しさを強がりで吹き飛ばそうとする男たちの熱情が感じられる、インパクトのある熱いビジュアルとなっている。『くれなずめ』は4月29日(木・祝)よりテアトル新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:くれなずめ 2021年4月29日よりテアトル新宿ほか全国にて公開(C)2020「くれなずめ」製作委員会
2021年02月03日1月中旬の夕方、前田敦子(29)はスーツ姿のマネージャーらしき男性と都内のビルに入っていった。そのビル内には、AKB時代から付き合いの深い会社が入っている。1時間ほど滞在すると、出口で関係者の男性に見送られ、前田は丁寧に頭を下げて自宅へと帰っていった――。「1月末、前田さんと夫・勝地涼さん(34)が互いに弁護士を立てて離婚協議に入ったと報じられました。前田さんは昨年末に’07年から所属していた大手事務所を退社。今後はフリーとして活動すると発表したのも、離婚の選択肢を考えていたからのようです」(スポーツ紙記者)この日、前田が付き合いの深い会社を訪問したのは、公私とも“再出発”の報告だったようだ。2人は交際4カ月で’18年夏に結婚し、’19年3月には第1子の男児を授かったのだが――。「前田さん夫妻は出産を機に、彼女の両親が住むマンションの別の部屋に引っ越したのです。育児と仕事を両立するため、夫婦で話し合って決めたそうです。しかし、育児に積極的ではなく出産後もたびたび飲みに出かける勝地さんに、前田さんは不信感を抱いたといいます。勝地さんも、自分の両親ばかり頼るようになった彼女の姿を見て、次第に孤立感を強めていったそうです。昨年6月、別居報道があり、勝地さんが自宅とは別のマンションで暮らしていることが報じられました。実際はすでに昨春には別居していたといいます。双方の所属事務所は当初、勝地さんの“仕事部屋”だというコメントを出しましたが、それ以来ずっと別居生活が続いていたんです」(スポーツ紙記者)■「今後も前田敦子をよろしく」と関係各所に挨拶回りそして、別居生活が解消されることないまま離婚の道を歩むこととなった2人。冒頭のマネージャーらしき男性との訪問には前田の“決意”が込められているようだ。「前田さんは、関係各所に自ら足を運び、改めて“今後も前田敦子をよろしくお願いします”と頭を下げているそうです。今年に入って、ようやく彼女も離婚を決めたようです。意欲的な挨拶回りは、シングルマザーとしてやっていくという“決意表明”なのでしょう」(テレビ局関係者)さらに離婚を決意した彼女は今後、ある野望も抱いているという。「ハリウッド俳優のウィル・スミスが代表を務める事務所が極秘裏に前田さんに接触していると聞きました。この事務所は、昨年ジャニーズ事務所を退所した山下智久さんがハリウッド進出を目指して契約しているところです。前田さんは超が付く映画オタクで、映画への情熱は人一倍強いのです。最終的に交渉がまとまるかは不透明ですが、前田さんはこれを機に“海外進出”まで視野に入れるようになったそうです」(芸能プロダクション関係者)「女性自身」2021年2月16日号 掲載
2021年02月02日「勝地さんは、親しい友人らと毎晩のようにオンラインゲームに興じているそうです。実はこれ、前田さんと別居する前からの日常なんです。以前はお店などに集まって、仲間たちとゲームをしていましたが、コロナ禍のステイホーム生活になってからは『荒野行動』や『フォートナイト』などのバトルロイヤル系のオンラインゲームを楽しんでいるといいます」(勝地の知人)現在、離婚協議中であることが報じられた前田敦子(29)と勝地涼(34)夫妻。昨夏の本誌では、勝地が親しい仲間に「もう、ウチらはダメですよ。終わってるんで」と、前田との夫婦関係の修復が難しいと漏らしていたことも報じている。新年を迎えたが、結局、夫婦仲が元に戻ることはなかったようだ。「同居当時、慣れない育児に2人とも余裕がなくなり、“イクメン”を目指した勝地さんは、精神的に不安定になる前田さんへの接し方がわからなくなってしまって落ち込んだそうです。ふさぎ込んだ彼は、友人と会って時々飲んだり、愚痴ったり、ゲームでストレスを発散するしかなかったようです。そんな勝地さんの態度に前田さんはひどく怒っていたといいます。別居後、しばらくは彼女が仕事の際は勝地さんが自宅に戻って息子さんの面倒を見ることはあったそうです。ただ、彼の休みの日は相変わらずゲーム三昧だと聞いて、呆れ果てていたそうです」(前出・勝地の知人)本誌は昨年7月、『ザ!世界仰天ニュース』(日本テレビ系)に前田が出演した際、長男を楽屋に連れて収録に臨んでいたことを報じている。今年3月には2歳になる長男。今はもっぱら前田の“ワンオペ”ということになるが――。■別居で息子と会えない日々が続くように…現在の夫婦関係について、勝地の所属事務所はこう語る。「基本的にプライベートは本人に任せております。家庭のこととなれば、なおのことです。本人からはオフの日だけでなく、育児にもできる限りの態勢を取っていると聞いております」前田は当初、別居によって、夫婦関係の修復に期待していた部分もあったという。「前田さんはいったん夫婦の距離を置いて、お互いがリフレッシュして冷静に考えることができれば、まだ夫婦としてやっていけるのではないかと思っていたようです。ただ、勝地さんは、目に入れても痛くないほどかわいがっている息子さんとなかなか会えない日々が続くようになり、前田さんとは“いつ別れてもいい”と周囲に漏らすようになりました」(前出・勝地の知人)すでに“離婚後”を見据えて動き始めているという前田。勝地も親権を争う気はなく、今後も父親として育児を手伝う意向だという。「女性自身」2021年2月16日号 掲載
2021年02月02日元AKB48で女優の前田敦子さん(29)と俳優で夫の勝地涼さん(34)が離婚協議に入ったことがサンケイスポーツで報じられ、世間を賑わせています。前田さんといえば“不動のセンター”と呼ばれ、”神7”の中で1番早くに結婚と妊娠を発表した人物でもあります。常にAKBのアイコン的な存在であり、アイドルとしての先陣を切り続けてきた前田さん。離婚というチャレンジも1番最初にするとは……。とはいえ、ニュースを読んだ人のリアクションの多くは「すると思っていた」「逆にやっとなんだ」「2年は持ちこたえたほうだと思う」と比較的想定内といった声が大きいのも特徴です。正直筆者も結婚当初から不穏な未来を若干予想していましたが、そもそもプライベートをまったく知らない一般人の外野すら離婚を予想する夫婦ってそういません。人は一体どこに、離婚しそうな空気を感じるのでしょう。■スピード婚×情緒×実家関係そもそもスピード婚と離婚率は連動しているとのこと。交際1年未満で結婚したカップルは3年以上交際した上で結婚したカップルよりも離婚率は39%高く、交際1~2年のカップルよりも20%高いことがアメリカのエモリー大学の研究で明らかになっています。前田さんと勝地さんは交際期間4カ月ということで、そもそも結婚報道時から「早すぎでは」という声が漏れていました。その上で他の要素をみていくと、前田さんのイメージや前評判にも離婚を想起させる要素が2つほどあったのかもしれません。・情緒的なイメージ前田さんといえば、AKB在籍時代からやや感情的で情緒的な性格であることが報じられていました。たとえば卒業直後に泥酔して泣きじゃくり、俳優の佐藤健さんにお姫様だっこをされたこと。昨年夏には前田さんが自宅近くで癇癪を起こし、勝地さんがなだめるといったシーンがスクープされています。それぞれ起きた原因はどうあれ、前田さんは気持ちが高まると感情的になるというイメージは周知されていました。この感情のアップダウンと子育ての大変さが相まって、「離婚を決めてしまうのでは……」と当初から多くの人に思わせていたかもしれません。・母親と仲良しすぎる前田さんは母親と非常に仲が良いと言われていました。出産後も一時期は同じマンションに家族を呼び寄せ、サポートを頼むなどの濃い関係性が築かれていたようです。一般的に、育児を実家がサポートしてくれる体制はありがたいこと。しかし同時に実家が子ども(今回であれば前田さん)と近すぎると、家の中には夫婦と実家という2つの判断軸が生まれることに。今回であれば、勝地さん側は難しい立場に置かれることとなります。常に2つの判断軸があると例えば何か意見が別れた際、多数決で実家側の意見が通ることが多くなりがち。その結果、夫婦の関係がギクシャクすることもあるのです。前田さんと勝地さんの実際の関係はわかりませんが、報道によると勝地さんが前田さんに合わせる形で生活が成り立っていたようです。その苦労も、かなりのものだったのかもしれません。現時点では協議に入ったとの報道ですし、記事内で前田さんの事務所は「事実ではありません」と否定。勝地さんの事務所は「聞いていない」と答えているとのこと。まだ離婚が成立しているわけでもありません。果たして、これからどうなるのでしょうか。■離婚してもイメージダウンのない不思議さそんな「離婚しても仕方ないかもね~」というイメージを抱かせている前田さん。興味深いのは今回の離婚協議報道やその前の夫婦不仲報道が出ても、前田さんのイメージがあまり落ちていない点です。なぜだろうと考えてみると、そもそもアイドル時代からあっちゃんのセンターとしての魅力は“今にも倒れそうな必死さや危うさ”。めちゃくちゃ輝いているのに、どこか影を感じる奥深さだったからかもしれません。今後も主演映画が控えている前田さん。離婚してもしなくても、らしさをより輝かせてほしいもの。でも同時に、情緒の激しさはちょっと心配もしちゃう……。ただ結局、この心配させちゃうほどの要素が“あっちゃんの魅力”なのかもしれません。(文:おおしまりえ)
2021年01月31日「私、本当は何がしたいのかな?」働いていれば誰だって、一度は考えたことがあるはず。アナウンサーとして活躍していた前田有紀さんも悩みを抱える一人だった。「仕事はやりがいもありましたが、5年ほど過ぎてから迷いが生じてきて。自分が夢中になれることを見つけようと必死でした」彼女を変えたのは、スーパーのレジ横で何気なく購入した花。「玄関に花を飾ったら、空間がパッと明るくなり、疲れて帰った時にすごく癒されて。もっと植物と触れ合う時間が持てたらと考えるようになりました。その気持ちが強くなり、花にまつわる仕事がしたいと思うように。会社を辞めることは人生のレールから外れる気がしてなかなか決断できませんでしたが、不安よりも好奇心が上回り、転職を決意したんです」会社を辞め、イギリスのガーデナーの下でインターンを経験。「想像以上に重労働で、毎日泥だらけになっていました。少し前までは身なりをきちんと整えて、カメラの前に立っていたのに、すごい変わりようですよね」周りの目も気にせず、植物に触れていると心が満たされていたという。修業を経て、帰国後は自由が丘にある生花店に就職した。「会社員を10年間やっていたので、世の中のことを知っているつもりでしたが、レジ打ちも梱包もまともにできなくて。でも、日々植物に囲まれ、気持ちはとても前向きでした。また、店に立っていると、想像以上に、限られた人しか花を買わないということもわかって。特別な日だけじゃなく、もっと日常で自然の息遣いを感じられる暮らしを多くの人に楽しんでもらいたいと思うようになりました」約2年半、勤務した後、独立。“都会の暮らしをもっと花と緑に溢れたものにすること”をテーマにオリジナルブランド『gui』を立ち上げた。店舗は持たず、オンラインで注文を受け、フラワーロスを抑えながら、花や緑のある暮らしを提案。また、カフェやアパレルブランドなどに積極的にポップアップショップを出店するなど、植物と触れる機会の少ない人にも出合いの場を創出している。転職後、着実にキャリアを進めてきた前田さんだが、起業する時には大きな葛藤もあった。「当時、妊娠していたので、“子育てしながら会社の経営なんて難しいんじゃない?”と、周囲から心配されました。でも、やってみなきゃわからないと思ったし、事実、大変なことはあったけれど、周りに助けてもらいながらできたこともたくさんありました」やりたいことを叶えるためには、周りの人に助けを求める姿勢も大切だと気づいたという。「昔は“できない”と言えなかったんです。今思えば、会社員の時は受け身で仕事をしていたし、周りの目が気になって、選択肢も消極的になっていたと思います。でも、好きなことを見つけてからは、人生の舵を切るのは自分しかいないと思えるようになり、やりたいことがクリアになって、すごく強くなったと思います」順調に仕事も増えていったが、コロナ禍の影響も受けたという。「イベントの装花の案件はほぼなくなってしまいました。そんな時、花を出荷しても値段がつかないと困っている農家さんもいると知って。もともと関心があった“農家さんの花の直送サービス”をスタートすることに。購入してくださる方が徐々に増え、新たな手応えを感じました」また、花の農家を取材し、記事を執筆したり、農園の人とインスタライブをして、花作りの現場を伝える取り組みも行っている。「どういう人がどういう環境で育てているのか、フラワーロスの実情など、知られていないことがこの業界にはたくさんあって。メディアの世界にいた私だからできることがあると思っています」花を飾る提案以外にも、花を使ったアクセサリーを作ったり、廃棄寸前の植物を活用してドレスを製作するなど表現の幅も広げる。「全く違う業界から入ってきたので、“花屋さんってこうだよね”っていう常識に縛られずに活動していきたいなと思います」HISTORY22歳:テレビ局入社。アナウンサーとして多くの番組で活躍。スポーツ番組を中心に担当。現場に出向いて、直接話を聞き、感じたことを自分の言葉で伝える大切さを学んだ。25歳:家に花を飾り、植物のある暮らしの心地よさに開眼。深夜に帰宅することも多く、不規則だった会社員時代。スーパーで購入した花に癒されている自分に気づく。32歳:会社を退職後、イギリスのガーデナーの下で修業。コッツウォルズでホームステイをしながら、中世の古城で庭を管理するガーデナーの下で下働き。泥だらけになりながらも花の仕事が好きだと再確認。33歳:自由が丘の生花店に勤務。店舗に立ちつつ基礎を学ぶ。店頭に立ち、花屋の仕事を基礎から学ぶ。「不慣れなため、怒られることもありましたが(笑)、できることが一つずつ増えていき、充実していました」34歳:花屋の仕事を応援してくれていた彼と結婚。大学の同級生とパートナーとして歩むことに。36歳:初めての子供を妊娠。生花店を退職し、独立。妊娠がわかり、花屋を退職して独立。起業し、ブーケや祝い花など個人向けのオーダーを中心に受ける。37歳:オリジナルフラワーブランド『gui』を立ち上げる。自身のフラワーブランドをスタート。育児と両立しながら商業施設のイベントの作品提供や企業コラボなどを行う。39歳:オンラインサイトで農家の花の直送サービスを強化。コロナ禍の影響で花を出荷できない農家を支援するため、直送サービスを強化。全国から多くのオーダーを受ける。まえだ・ゆき1981年生まれ、神奈川県出身。2003年、テレビ朝日入局。2013年に退社し、イギリスで見習いガーデナーとして修業。帰国後、都内の生花店に勤務し、独立。オリジナルブランド『gui』を立ち上げ、草花の魅力をさまざまな角度から発信中。※『anan』2021年1月13日号より。写真・大内香織取材、文・浦本真梨子(by anan編集部)
2021年01月07日《30才になるんだなあと考えているうちに、『何かしなきゃ』と思ってしまいました。デビューしてからお世話になって来た事務所を辞めて、自分で歩いてみようと決心しました》12月22日、Instagramにこうつづったのは前田敦子(29)。彼女は同日、所属事務所を退所すると発表した。各メディアによると、今後はフリーの女優として活動していくという。Instagramに《私にとって、2回目の卒業みたいな感じです》との心情も明かしている前田。’12年8月にAKB48を卒業し、以降は女優として活動している。「アイドルを卒業してからは、それまで以上に仕事をひとつずつ丁寧に取り組むことを心がけてきたそうです。『もっとこうしたい』と考えながらできるので、余裕をもって仕事ができるといいます。また、女優業は体力勝負。体を鍛えたり、きちんと食事をしたりといった基礎作りに多くの時間を割くことも意識しているそうです」(関係者)‘17年7月に放送された「もしかしてズレてる?」(フジテレビ系)で「結婚相手に『仕事を辞めてほしい』と言われたら?」との質問に「『やめてほしい』って言わせない」と答えた前田。女優という仕事に相当な思い入れがあるようだ。「前田さんは、かつて大映の看板女優だった若尾文子さん(享年87)に憧れています。『若尾さんのように、“前田敦子映画祭”ができるほど名を残したい!』ともいい、そのためには“とにかく長く続けることが大事”と考えているそうです。前田さんは‘18年7月に勝地涼さん(34)との結婚を発表し、のちに第一子を出産しています。今回の独立は末永く女優業を続けるために、ママになっても自分のペースで活動したいという気持ちが根底にあるのでしょう」(前出・関係者)‘13年9月、前田は30歳の目標について「どうきれいな人になれてるか。見た目じゃなくて心がきれいな、どれだけ大人の女性になれてるか」とデイリースポーツの取材に対し答えていた。29歳の決断は、その夢へと向かう一歩となりそうだ。
2020年12月22日友人の結婚式で余興(赤フンダンス)を披露するため、久々に集まった高校時代の旧友たちが歩く、結婚式の披露宴から二次会までの狭間を描いた映画『くれなずめ』。この度、本作に出演する前田敦子、城田優、飯豊まりえ、滝藤賢一ら10名のキャストが明らかになった。本作は、かつて松居大悟監督自身の実体験をモチーフに書かれた完全オリジナルの舞台劇を、成田凌、高良健吾、若葉竜也、浜野謙太、藤原季節、目次立樹を迎え映画化。今回の第2弾キャスト発表では、若手からベテランまで、バラエティに富んだ顔ぶれが明らかになった。気が強く責任感がある高校時代の同級生で、主人公・吉尾と一緒に清掃委員をしていたミキエを前田敦子。吉尾ら6人組が怖がるヤンチャな同級生・松岡を城田優。吉尾たちが余興を披露する結婚式場のウエディングプランナー・弘美を飯豊まりえ。ソース(浜野さん)の妻・愛を内田理央。清掃委員の後輩役で小林喜日と演技初挑戦となる都築拓紀(四千頭身)。ほかにも、滝藤賢一、近藤芳正、岩松了、そして今回、「赤フンダンス」の振付も担当したパパイヤ鈴木らが参加する。いつも怒っているミキエ役の前田さんは「映画の中と負けないくらい、現場での6人も一瞬で青春を取り戻したかのように無邪気で無防備に高め合っていて、とにかく楽しそうで、うらやましかったです」と撮影中について明かしている。そんなミキエについて松居監督は「初恋の子は周りから馬鹿にされていて、何も言えないことが悔しかった。何年も経った同窓会で会うと、その子の中身は何も変わらないのにみんなの目が丸くなるぐらい綺麗になっていて、ほら見たことか、と昔の自分と肩を組みたくなる。ミキエには前田敦子さんしかいない、と思っていました」と話し、ほかのキャストたちについても「何気ない瞬間を彩る素晴らしい役者陣にも出て頂きました。飯豊さん、内田さん、小林さん、都築さん、パパイヤさん。城田さんは大暴れしてくれて、滝藤さんは無駄遣いを楽しんでくれて、近藤さんはゴジゲン旗揚げから見てくれていて、岩松さんはその息子さんと僕と一緒に劇をやっていて。劇団公演のときはメンバーが後ろを向いて出していた声だったのに、全てに命が宿り、映画になりました」とコメントしている。『くれなずめ』は2021年GW、テアトル新宿ほか全国にて公開予定。(cinemacafe.net)■関連作品:くれなずめ 2021年GW全国公開(C)2020「くれなずめ」製作委員会
2020年12月21日待望の映画化、新シリーズの放送も決定した「バイプレイヤーズ」の第3弾出演キャストとして22名が一挙発表された。今回発表されたバイプレイヤーズたちは、先日最終回を迎えた「極主夫道」でも魅力的なキャラクターを演じたMEGUMI、「MIU404」の陣馬役が記憶に新しい橋本じゅん、「この男は人生最大の過ちです」で主演を務めた速水もこみちをはじめ、相島一之、稲葉友、井上肇、伊武雅刀、岡山天音、尾上寛之、木下ほうか、甲本雅裕、今野浩喜、渋川清彦、田中泯、玉置玲央、野間口徹、本多力、前田敦子、前野朋哉、松尾貴史、水間ロン、六平直政といった豪華な面々。元祖バイプレイヤーズの田口トモロヲ、松重豊、光石研、遠藤憲一をはじめ、総勢57名の豪華キャストがすでに発表されており、今回の発表で総勢79名の出演が明らかになった。なお、ドラマ新シリーズオープニングテーマが「10-FEET」の「アオ」に決定。1作目「ヒトリセカイ」、2作目「Fin」と続き、シリーズ最新作でもオープニングを担当することとなったメンバーのTAKUMAは「曲を作る所から縁を貰ったバイプレイヤーズ。本当に面白くて自分自身もファンになったドラマ。そのドラマで使用される楽曲をシリーズ通して作らせて貰えたのは本当に光栄です」と思いを語り、NAOKIは「今回の『アオ』がドラマの内容をより引き立たせるスパイスになればいいなと思っています。早く観たいな~♪♪」と作品の完成を期待。KOUICHIは「以前ドラマにメンバー3人で出演させてもらった時の演技が大根過ぎて悔いが残っています。次チャンスがあればカブぐらいの演技目指して頑張りたいので、そちらの方もよろしくお願いします!笑」とコメントした。キャストコメント相島一之仲間たちと現場で会える!幸せでした。バイプレイヤーズ最高!稲葉友プレイヤーとしても作品のファンとしても最高に幸せでした。井上肇今回も楽しく“テレ東プロデューサー”を演じさせて頂きました!伊武雅刀ありがたき幸せ岡山天音僕も格好良いおじさんになれるように頑張ります。尾上寛之念願のバイプレイヤーズ出演!幸せです!最高です!!!木下ほうか私はずっと機嫌が悪かった。でも今は上機嫌です!!えっ、それはなぜかって?出演できたから甲本雅裕撮影現場は檻のない動物園のようで、最高のグダグダ天国でした!今野浩喜とても愛のある現場でした渋川清彦やっと念願がかないました。これからも念願を持ちつつうまい具合に行けたら幸いです。そして、色々な先輩、後輩に出逢えた事が自分の宝になりました。ありがとうございました!田中泯僕はとてもバイプレイヤーズなんて言えないけれど!やってみました。玉置玲央本当に思い入れの強い作品で、参加出来ることを光栄に思います。野間口徹再び戻って来る事ができて、嬉しいです。橋本じゅん漣さんから頂いた眼鏡をこの作品で漣さんと共演させて頂くつもりで掛けて出ました。共演出来て嬉しかったです!速水もこみちバイプレイヤーズの一員として作品に参加出来て幸せな時間でした。本多力似たような3人でわちゃわちゃ出来て幸せでした。前田敦子心の中でずっとずっと、ニヤニヤがとまりませんでした。ありがとうございました!楽しかったです!前野朋哉普段は、競合他者の方達とも共演できて最高でした!松尾貴史バイプレイヤーズのメインプレイヤーズと一緒の場面がなく少し残念ですが(汗)バイプレイヤーズの撮影はすこぶる楽しゅうございました!水間ロンまた素晴らしい役者の方々との時間を過ごせて幸せでした。六平直政役者ってのはホント訳わかりませんな(笑)MEGUMI大好きなバイプレイヤーズの世界に入れて幸せです。ドラマ24「バイプレイヤーズ~名脇役の森の100日間~」は2021年1月8日(金)深夜0時12分~テレビ東京系にて放送。映画『バイプレイヤーズ~もしも100人の名脇役が映画を作ったら~』は2021年春公開予定。(cinemacafe.net)■関連作品:バイプレイヤーズ~もしも100人の名脇役が映画をつくったら~ 2021年春公開予定©2021「映画バイプレイヤーズ」製作委員会
2020年12月18日マスクが生活必需品となり東京オリンピックも延期――。新型コロナウイルスによってありとあらゆることが激変した2020年。芸能界もかつてないほど激動の1年を迎えていた。本誌が目撃してきた数々の“異変”のなかでも、特に反響が多かったものを改めて紹介する。公開中の映画『アンダードッグ』でボクサーを好演している勝地涼(34)。しかし、実生活では映画以上に打ちのめされていた。18年に結婚した前田敦子(29)から怒鳴られる日々。溝は埋まらぬまま、別居を決断していた。勝地が知人に漏らした“本音”とは――(以下、2020年8月18・25日合併号掲載記事)※日付、肩書、年齢等は掲載時のまま「7月に入ってから、勝地さんがあるお店で飲み仲間らと語らっていたんです。彼は大の酒好きで以前はよく深夜まで飲み歩いていましたが、前田さんの妊娠中や出産直後はしばらく控えていました。ただ、最近また、飲み歩くようになりましたね。正直、まだ1歳の息子の父親としては褒められたものではないのですが……。前田さんとの夫婦関係も『もう、ウチらはダメですよ。終わってるんで』と開き直っているような感じで仲間たちに話していました」(勝地の知人)2年前、交際4カ月で電撃婚をした前田敦子(29)と勝地涼(33)夫妻。しかし、6月中旬には、一部で別居を報じられていた。「出産から1年間、2人は前田さんの実家のあるマンションの別の部屋に住んでいました。今春、家族3人で都内のタワーマンションに引っ越したのですが、ドラマ『ハケンの品格』(日本テレビ系)の撮影を終えた勝地さんが帰っていったのは、自宅マンションから車で約20分も離れた別のマンションだったんです」(スポーツ紙記者)前田は、育児に積極的に関わらない勝地に幻滅しているという。「コロナ禍で育児に追われ、自分の大変さを理解してくれない勝地さんを怒鳴ることもあったといいます。勝地さんも、感情的になる前田さんに我慢できなかったようですね」(前出・スポーツ紙記者)前田は、自粛時期の育児の大変さについて取材でこう答えている。《3ヶ月ぐらい家からほぼ出ず、ガッツリ子どもに向き合えたことで『子どもも成長しているし、自分も外で頑張ろう』というメリハリを持つことはできました》(「オリコンNEWS」7月26日付)7月21日放送の『ザ!世界仰天ニュース』(日本テレビ系)に出演した前田は、長男を楽屋に連れて収録に臨んでいた。別居報道後、2人の関係はどうなっているのか。「勝地さんは離婚も視野に入れて考えているようですが、前田さんは子どものこともあり、関係修復を模索しているようです。ただ、2人で向き合うと口論になることも多く、“彼の生活スタンスも理解して、しばらく離れたほうがお互いにとってプラスになる”と前田さんも前向きに考えるようになったとか。時期が来たら夫婦で話し合い、家族3人の新しい生活が送れることを期待しているそうです」(夫妻の知人)前田の所属事務所はこう語る。「プライベートは本人に任せておりますが、離婚についての話は聞いておりません」果たして夫婦の距離が縮まる日は来るのだろうか――。
2020年12月12日西島秀俊演じる勇輝が、綾瀬はるか演じる菜美に拳銃を突きつけるという衝撃のシーンで終了したTVドラマの半年後を舞台に描く映画『奥様は、取り扱い注意』。新型コロナウィルスの影響により公開を延期していた本作の新たな公開日が2021年3月19日(金)に決定したことが分かった。2017年に放送されたドラマは、元特殊工作員だがその正体を隠し、新婚生活を送る高級住宅街で主婦たちが抱える様々なトラブルを菜美が解決していく様子を描き人気を博した。映画では、菜美は記憶喪失になっており、伊佐山夫婦は桜井久実&裕司と名前を変え、地方都市の珠海市で新しい生活をスタートさせる。新エネルギー源「メタンハイドレード」の発掘に活気づく珠海市だが、その裏でロシアと結託した国家レベルの陰謀が潜んでいることが発覚し…。また新公開日決定と共に、本ポスタービジュアルも到着。険しい表情で銃を構える裕司(=勇輝)と、銃を持ちながらも微笑む久実(=菜美)が写し出され、加えて物語のキーマンとなる矢部(鈴木浩介)、久実の親友となる珠里(岡田健史)、珠海市市長(檀れい)、勇輝の上司・池辺(小日向文世)、久実のカウンセラー・礼子(前田敦子)のカットも配置されている。『奥様は、取り扱い注意』は2021年3月19日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:奥様は、取り扱い注意 近日公開©2020映画「奥様は、取り扱い注意」製作委員会
2020年11月22日元AKB48の前田亜美が、10月7日に『前田亜美1stフォトブック AMI』を発売する。11歳から芸能活動をはじめ、2016年にAKB48を卒業。女優やタレントとして活動する中、以前よりファンから「写真集を出してほしい」と熱望されてきたことから、今年25歳を迎えた節目のタイミングで初のフォトブック発売を決意した。タイトル、表紙から中面まですべての写真セレクト、配色から構成に至るまですべて自らプロデュース。様々な表情を見せながらすべてのシーンにおいて好きな花を添え、「最初で最後」というランジェリーカットにも挑んだ。また、これまで語ることのなかった「AKB48時代の葛藤やつらさ」「ファンや家族に対する思い」などを、「孤独」「悲しみ」「愛」「家族」「夢」という5つのエッセイに込めた。前田は、「11歳から芸能活動を始めて、今年で25歳。1stフォトブックで、産まれてから今に至るまでの過去や未来を赤裸々にお話します。華やかな世界にいながらも、誰にも言えなかったあんなことやこんなこと。花が好きなので花と共に作り上げた1冊になっております」とアピール。帯にはAKB48時代から前田をかわいがっていたという篠田麻里子が、「すっかり大人の色気も出てきた25歳の前田亜美ちゃん。様々なお花のような可愛らしさ・美しさ・儚さ・・・芯が強く魅力的な少女から大人になった渾身の一冊です」と絶賛コメントを寄せている。(C)KADOKAWA PHOTO/MAKINO SHOTA
2020年09月07日2020年9月5日に、俳優の前田敦子さんがInstagramを更新。いきすぎた取材や報道の在り方について、苦言を呈しました。前田敦子「面白おかしく物語を作らないで」「真剣な内容を失礼します」という1文とともに、前田さんは同日起きた出来事について投稿。幼い我が子を連れてスーパーマーケットへ行く道中、記者に後ろから突然声をかけられたといいます。取材を断っても記者はついてきて、前田さんの行く先にはカメラを持った人が待ち構えていました。今朝子供を抱っこしながらスーパーに向かって歩いていたら、記者の方に声をかけられました。後から突然でびっくりしましたし、お断りしてエスカレーターに乗っている間もずっとで、エスカレーターを降りた先にはカメラを構えた方がいて。。子供が一緒だったのでとにかく危ないなと冷や冷やしました。子供との写真はもちろんやめてほしいです。atsuko_maeda_officialーより引用 この投稿をInstagramで見る 前田敦子(@atsuko_maeda_official)がシェアした投稿 - 2020年 9月月5日午前1時27分PDT前田さんは、生活をおびやかされるような取材の在り方について、胸の内をつづっています。スーパーもコンビニもいきますし、毎日普通に生活しています。面白おかしく物語をつくらないでほしいな。。切実に思います。自分の心の奥の気持ちは言ったり書いたりしたことはありませんでしたが、、今日はとにかく悲しかったですし、危ない目に遭いかねないと危機感を感じましたので、今まで思っていた事を含めて初めて書きました。毎日安全に穏やかに過ごせますように。atsuko_maeda_officialーより引用前田さんはいきすぎた取材に対し「面白おかしく物語を作らないでほしい」「悲しいし、危ない目に遭いかねないと危機感を抱いた」と訴えました。切実な呼びかけに対し、ネット上では労わりの声が上がっています。・子供が一緒にいる時に、そういう取材は本当に控えるべき。・最低限の配慮は持ってほしい。プライベートはそっとしてあげて…。・ほかの芸能人も同じような被害に遭っていそうなので、前田さんが声を上げてくれてよかったと思う。いうまでもなく、芸能人も私たちと同じ人間です。プライベートな領域を侵すような過度の取材に、不安や恐れを抱くこともあるでしょう。この呼びかけが然るべき相手のもとに届き、芸能人を取り巻く状況が少しでも改善されることを願います。[文・構成/grape編集部]
2020年09月06日元AKB48で女優の前田敦子が5日、インスタグラムを更新し、過度な取材を控えるよう訴えた。前田は、「真剣な内容を失礼します」と切り出し、「今朝子供を抱っこしながらスーパーに向かって歩いていたら、記者の方に声をかけられました」と説明。「後から突然でびっくりしましたし、お断りしてエスカレーターに乗っている間もずっとで、エスカレーターを降りた先にはカメラを構えた方がいて。。子供が一緒だったのでとにかく危ないなと冷や冷やしました」とその状況を伝えた。「子供との写真はもちろんやめてほしいです。スーパーもコンビニもいきますし、毎日普通に生活しています。面白おかしく物語をつくらないでほしいな。。切実に思います」と吐露する前田。「自分の心の奥の気持ちは言ったり書いたりしたことはありませんでしたが、、今日はとにかく悲しかったですし、危ない目に遭いかねないと危機感を感じましたので、今まで思っていた事を含めて初めて書きました」と今回の投稿の経緯に触れ、「毎日安全に穏やかに過ごせますように」とつづっている。
2020年09月05日渡哲也さん(享年78)の遺作となった、宝酒造「松竹梅」のCM。石原裕次郎さん(享年52)が87年に死去した後、渡さんが約30年に渡って引き継いだ。2人合わせて出演50周年を記念し、「よろこびをお伝えして50年~幻の共演~」が放送中。「SANSPO.COM」は8月16日、同社が放送継続を希望していると報じた。ただ、本CMはシリーズ最終作。裕次郎さんの三十三回忌を終えたことや、来年1月に石原プロが解散することもあって終止符を打つと決まっていた。記念すべき最後の共演者は裕次郎さんとなった。いっぽう、これまで共演した女優は2人。その代表格は吉永小百合(75)で、98年から10回登場している。令和の正月を2人で飾ったことも記憶に新しい。もう1人は、14年に起用された前田敦子(29)だ。渡さんが「あっちゃんさんと呼んでいいですか?」と語りかける、微笑ましい掛け合いは大反響だった。「異例ともいえる抜擢ですが、渡さんが直々に指名したといいます。会見では、まるで祖父と孫のように仲睦まじい様子でした。渡さんは前田さんを、『情感豊かな女性』と絶賛。前田さんも、渡さんを『理想の男性です』と語っていました」(スポーツ紙記者)なぜ、渡さんは前田を指名したのか。2人が親睦を深めたきっかけは、12年10月にドラマ『強行帰国〜忘れ去られた花嫁たち〜』(TBS系)での共演。前田にとって、AKB48を卒業してから初めてのドラマ出演だった。渡さん扮する日中戦争から帰国した元日本兵が、中国残留邦人の一時帰国を助けるドキュメンタリー。前田は、その手助けをする娘役を演じた。「渡さんは共演するまで、前田さんを知らなかったそうです。ですが、『趣味は?』『お父さんはいくつ?』など積極的にコミュニケーションを取られました。そのおかげで前田さんも緊張がほぐれ、互いに打ち解けたといいます。残留邦人についての歴史も一緒に学んだと聞きました。後輩に対して面倒見の良い渡さんは、前田さんにも丁寧にアドバイス。前田さんもそれを素直に聞き入れ、礼儀正しい姿勢も評価されました。クランクアップ後、渡さんは『前田さんが女優業を続けることに心配はない』と期待を語っていました」(テレビ局関係者)前田にとって、貴重な経験となった渡さんとの共演。その心情は察するに余りある。
2020年08月17日文:樋口尚文(映画評論家/映画監督)ぴあアプリ連載「銀幕の個性派」第56回から転載人生はひょんなことから運命が激変する。青山学院大学の空手部の学生だった「渡瀬道彦」は、石原裕次郎や小林旭の日活アクション映画こそ観ていたが、夢は飛行機乗りになることであった。実際彼はパイロットは無理でも飛行機の整備士になれたらと某航空会社に就職を試みるも、あいにく叶わなかった。ところがちょうど日活が浅丘ルリ子主演の百本目の映画、蔵原惟繕監督『執炎』の相手役を公募していて(実際の作品では伊丹一三が演じた)、弟の「渡瀬恒彦」や空手部の仲間が本人には無断で「道彦」のことを応募してしまった。このいたずらに「道彦」は怒ったというが、石原裕次郎見たさに気軽に出かけた日活撮影所の食堂で、公募の審査とは関係なくいきなりスカウトされた。1964年の、東京オリンピックの年であった。そんな「渡瀬道彦」は翌1965年、小杉勇監督『あばれ騎士道』で宍戸錠の弟役でデビュー、同年のやはり小杉監督『青春の裁き』では早くも主役に抜擢された。これが映画スタア「渡哲也」の誕生だった。渡は7歳年上の大スタア・石原裕次郎に挨拶に行った際の、あまりの紳士的な態度に感じ入り、後には不振の石原プロモーションの経営に加わって再建に貢献、裕次郎の早すぎる逝去の後も、終生その遺志を継いで活動を続けた。亡くなる少し前にはこの「石原軍団」も解散し、そのけじめのつけ方も見事だった。いま、渡哲也の死を悼む多くのファンにとっては、何よりこの渡の誠実実直なイメージがなじみ深いはずで、それこそが渡のカラーだと解している人も少なくないだろう。だが、いったん映画から遠ざかって1976年以降の『大都会』シリーズ、1979年以降の『西部警察』シリーズと石原プロのテレビ映画の仕事に注力専念しはじめる以前の、デビューから十年目までの季節こそ、渡哲也の俳優としてのポテンシャルが最強に狂い咲いた時代だと思う。そしてその頃の渡の身上とする役柄は、誠実実直どころか破滅へ一直線のやさぐれたはみだし者ばかり、まさに天下の二枚目スタアならぬ「個性派」の極北だった。その最も鮮烈な記憶の筆頭が、1968年の小澤啓一監督『大幹部 無頼』だろう。暗澹たる過去を捨てて生まれ変わろうとする藤川五郎を、裏街道の連中がまがまがしく引きずり戻す。ついに運命に殉ずる五郎は、ラストの下水道のドブ川で血と汚穢にまみれながらやくざどもとの壮絶な斬り合いになだれこむ(渡はなんと破傷風の予防注射をしてこの撮影にのぞんだそうだ)。そのほんの隣り合わせの陽のあたる場所では、清純な女子たちが快活にバレーボールに興じている。その両者のカットバックを通して、高度成長期の平和がまばゆい市民社会からはぐれてゆくアウトローの姿が痛覚とともに描かれる。その時、渡哲也の表情もしぐさのひとつひとつも、かけがえのない弾け方を見せる。さらに70年代日本映画の異形の至宝として強烈な印象とともに記憶され続けるのが、1975年の深作欣二監督『仁義の墓場』。そもそもあの『仁義なき戦い』の主役・広能昌三の最初の候補は渡であったが健康を害して受けられず(主演の大河ドラマ『勝海舟』も体調不良で途中降板し松方弘樹にバトンタッチするなど、渡は病気によっていくつもの大役を逃した悲劇的な人でもある)、喝采を浴びた実録路線も終わりを迎えつつあった時に、季節はずれの凄まじい「戦後」の亡霊が現れた感じであった。『無頼』シリーズと同じ藤田五郎の同名原作は、組織の掟に反逆し続けた伝説のやくざ・石川力夫の短くも壮絶な生涯を描いていたが、渡はこのやくざですら手に負えない究極の暴力性と破滅志向の権化のごとき男を圧倒的な迫力で演じきった。シャブと肺病に蝕まれ、文字通り死神の形相と化した渡が、自分のために心身を削って尽くしたあげく自殺した妻の遺骨をがりっがりっとかじる、あのまがまがしさ。戦後三十年を経て衣食満ち足りた時代に、のどかな市民社会が蓋をして忘れ去ろうとしている「戦後」の情念、怨念を今いちど焙り出した渡の熱演だった。そして渡が石原プロのテレビ映画に専心してお茶の間のヒーローを以て任ずるようになる直前の、アウトロー俳優としての遍歴の掉尾を飾ったのが、翌1976年の深作欣二監督『やくざの墓場 くちなしの花』だ。不思議なタイトルだが『くちなしの花』はこれより3年も前にリリースされた渡のシングル曲だ。ひじょうにじわじわと有線などで売れ、最終的に90万枚の大ヒットとなって劇中でも幾度か使用されているが、このヒット曲が流れることが緩衝材となってほっとするくらいの、これまた異様な負のエネルギーが渦巻く作品だった。満州からの引き揚げ者である刑事の黒岩竜は、在日朝鮮人のやくざの幹部と親交を持ち、型破りな捜査を押し通すなど警察組織から危険視されていた。『仁義の墓場』の石川力夫の刑事版のごとき黒岩は、狂犬のような個人プレーのあげくにヘロイン漬けとなり、情念のおもむくままに銃弾を放ち、組織に抹殺される。この『やくざの墓場くちなしの花』で「戦後」の情念を不穏に全身から発散させた黒岩「竜」刑事と、同年スタートのテレビ映画『大都会』の寡黙で照れ屋で正義感の強い黒岩「頼介」刑事はまるで別人のようであり、これをもってきっぱりとけじめをつけたかのように、渡は破滅型のアウトローに扮することはなくなり、ひたすらヒロイックで部下もいたわる好感たっぷりのデカを引き受けて、敬愛する石原裕次郎の作品づくりに貢献してゆくことになる。そして渡が銀幕に本格的に帰還するのは、二十年後の1996年、大森一樹監督『わが心の銀河鉄道宮沢賢治物語』からのことであるが、これ以降の渡が身上としたのはあの狂気ではなく、静謐な人生の横顔に透ける哀愁の味であった。だから、1997年の『誘拐』や2004年の『レディ・ジョーカー』での渡は、かつてのように堅牢な社会の理不尽に異議申し立てするアウトローを演じながらも、ひたすらに静かで哀しい。人として信ずるものが社会のメカニズムによってないがしろにされてゆくことへの、秘めし怒りや痛覚を表現する時、俳優人生後半の渡は実に冴えた。この味わいをぞんぶんに活かしたのは、1998年の山田太一脚本のドラマ『風になれ鳥になれ』だった。かつて自衛隊のパイロットで、今は小さな倒産しかかっている会社でヘリの操縦士をやっている主人公の心のさざなみを描いた作品で、かつてパイロットを夢見た渡は実に機嫌よく丁寧に演じている。渡の最後の映画作品は2006年の佐藤純彌監督『男たちの大和 YAMATO』だそうだが、晩年に最も印象深かった作品といえば1998年の澤井信一郎監督『時雨の記』ではなかろうか。20年もの間心に留めていた華道教授の吉永小百合と再会し、病魔に侵されて死期の迫るなか、少年のごとき純な思いをかたむける渡の演技は、その儚げなたたずまいがあの70年代のアナーキーな方角とは真反対に発揮されて、ひたすらに好ましく、哀しい。仏も死神も演じきった気骨の人に、合掌。プロフィール樋口 尚文(ひぐち・なおふみ)1962年生まれ。映画評論家/映画監督。著書に『大島渚のすべて』『黒澤明の映画術』『実相寺昭雄 才気の伽藍』『グッドモーニング、ゴジラ 監督本多猪四郎と撮影所の時代』『「砂の器」と「日本沈没」70年代日本の超大作映画』『ロマンポルノと実録やくざ映画』『「昭和」の子役 もうひとつの日本映画史』『有馬稲子 わが愛と残酷の映画史』『映画のキャッチコピー学』ほか。監督作に『インターミッション』。新作『葬式の名人』がDVD・配信リリース。『葬式の名人』『葬式の名人』2019年9月20日公開配給:ティ・ジョイ監督:樋口尚文原作:川端康成脚本:大野裕之出演:前田敦子/高良健吾/白洲迅/尾上寛之/中西美帆/奥野瑛太/佐藤都輝子/樋井明日香/中江有里/大島葉子/佐伯日菜子/阿比留照太/桂雀々/堀内正美/和泉ちぬ/福本清三/中島貞夫/栗塚旭/有馬稲子
2020年08月16日「7月に入ってから、勝地さんがあるお店で飲み仲間らと語らっていたんです。彼は大の酒好きで以前はよく深夜まで飲み歩いていましたが、前田さんの妊娠中や出産直後はしばらく控えていました。ただ、最近また、飲み歩くようになりましたね。正直、まだ1歳の息子の父親としては褒められたものではないのですが……。前田さんとの夫婦関係も『もう、ウチらはダメですよ。終わってるんで』と開き直っているような感じで仲間たちに話していました」(勝地の知人)2年前、交際4カ月で電撃婚をした前田敦子(29)と勝地涼(33)夫妻。しかし、6月中旬には、一部で別居を報じられていた。「出産から1年間、2人は前田さんの実家のあるマンションの別の部屋に住んでいました。今春、家族3人で都内のタワーマンションに引っ越したのですが、ドラマ『ハケンの品格』(日本テレビ系)の撮影を終えた勝地さんが帰っていったのは、自宅マンションから車で約20分も離れた別のマンションだったんです」(スポーツ紙記者)前田は、育児に積極的に関わらない勝地に幻滅しているという。「コロナ禍で育児に追われ、自分の大変さを理解してくれない勝地さんを怒鳴ることもあったといいます。勝地さんも、感情的になる前田さんに我慢できなかったようですね」(前出・スポーツ紙記者)前田は、自粛時期の育児の大変さについて取材でこう答えている。《3ヶ月ぐらい家からほぼ出ず、ガッツリ子どもに向き合えたことで『子どもも成長しているし、自分も外で頑張ろう』というメリハリを持つことはできました》(「オリコンNEWS」7月26日付)7月21日放送の『ザ!世界仰天ニュース』(日本テレビ系)に出演した前田は、長男を楽屋に連れて収録に臨んでいた。別居報道後、2人の関係はどうなっているのか。「勝地さんは離婚も視野に入れて考えているようですが、前田さんは子どものこともあり、関係修復を模索しているようです。ただ、2人で向き合うと口論になることも多く、“彼の生活スタンスも理解して、しばらく離れたほうがお互いにとってプラスになる”と前田さんも前向きに考えるようになったとか。時期が来たら夫婦で話し合い、家族3人の新しい生活が送れることを期待しているそうです」(夫妻の知人)前田の所属事務所はこう語る。「プライベートは本人に任せておりますが、離婚についての話は聞いておりません」果たして夫婦の距離が縮まる日は来るのだろうか――。「女性自身」2020年8月18・25日合併号 掲載
2020年08月03日アイドルグループ『AKB48』の元メンバーで女優の前田敦子(まえだ・あつこ)さんが、2020年7月26日にインスタグラムを更新。約5か月ぶりの投稿に、ファンから歓喜の声が上がっています。前田敦子の近影に「相変わらず、かわいい」前田敦子さんは「久しぶりです」と挨拶し、最新のヘアスタイルを公開。 View this post on Instagram A post shared by 前田敦子 (@atsuko_maeda_official) on Jul 25, 2020 at 9:04am PDT前田敦子さんの髪は、アイドル時代を思い出させるような短いボブヘアにカットされており、どこかレトロでかわいい印象を受けます。投稿を見たファンは「えっ、かわいい!」「ロングもいいけど、ショートも似合うね!」と口々に絶賛。現在までに6万件を超える『いいね!』が寄せられており、多くの反響を呼んでいます。・あっちゃんの投稿、嬉しいよ!ヘアスタイルもバッチリ決まってるね。・夏らしくて、かわいい!めちゃくちゃ似合ってる!・いつ見てもかわいくて、きれい!おそろいの髪型にしたいなー。同投稿で、自身が出演するドラマ『リモートで殺される』(日本テレビ系)をアピールしている前田敦子さん。同作はリモートで集まった高校時代の同級生が、リアルタイムで起こる連続殺人に巻き込まれていくというミステリーで、放送前から大きな話題になっていました。そして、前田敦子さん曰く「夏らしいゾクゾク、ゾワッと感」が感じられる作品になっているとのこと。前田敦子さんの活躍とともに、ドラマにも注目ですね!前田敦子の結婚生活は?インスタに公開した『お弁当』に「スゲェ…」の声[文・構成/grape編集部]
2020年07月27日本田翼、新田真剣佑、柄本時生、早乙女太一らが出演する、リモートでの会話を中心に繰り広げられるリアルタイムミステリー「リモートで殺される」より、本編映像と高校生時代のビジュアルが公開された。企画・原案を秋元康、監督を中田秀夫が務める本作は、緊急事態宣言による自粛期間中に高校時代の同級生たち6人がリモートで集まることから物語は始まる。そして同級生のひとり、古郡一馬が行方不明になり、さらに、高校時代に屋上から転落死した同級生・田村由美子の死の真相を探るうちにリアルタイムで起こる連続殺人に巻き込まれていくというあらすじ。今回到着したPRスポットでは、本作の本編映像を見ることができる。さらに合わせて公開されたのは、出演者が揃う高校生時代のビジュアル。撮られたこの日は、高校時代のシーンの撮影を行うため、本田さん、新田さん、柄本さん、早乙女さん、そして前野朋哉、齋藤飛鳥、前田敦子と出演者全員が高校時代の制服を着用し、集結。制服姿で教室のセットに集まった出演者たちは「学生時代、どの辺りの席だった?」「廊下側だったな~」などと、懐かしい学生時代のエピソードで盛り上がり、和気あいあいと撮影は行われたそうだ。なお、放送終了直後からは、新たな撮影シーンを加え、リモート画面の向こう側で起きた事件の詳細を描く“殺人の裏側編”が「Hulu」にて配信されることも決定した。スペシャルドラマ「リモートで殺される」は7月26日(日)22時30分~日本テレビにて放送。※放送終了直後からHuluで“殺人の裏側編”を配信(cinemacafe.net)
2020年07月17日元AKB48で現在女優の前田敦子さん(28)と夫で俳優の勝地涼さん(33)が別居中であると、7月1日発売の週刊文春が報じました。前田さんは2019年3月に第一子を出産。現在は子育てをしながら女優として復帰していますが、国民的アイドルの元センターは子どもを生んでも人気健在のようです。そんな彼女の尻に敷かれていることが夫の別居原因……と記事では書かれていましたが、個人的に1つ気になることがあります。それは前田さんと前田さんのお母さまがすごく仲良しで、ご実家が同じマンションの別フロアに住まうほどであるという点です。結婚後の実家との距離感は、一般的に両者の物理的な距離に比例する傾向があります。今回のように意図的に自分の親と距離を詰め、夫婦関係が悪くなるというのは、そこに何かしらの弊害が起きることもあります。母親と娘の距離感というのは、いくつになっても難しいものです。とさらりと書きましたが、ここで言う「難しい」に納得した方は今現在で自分の母親との関係にネガティブなモノを感じているか、はたまた好きすぎて依存的になっているかもしれません。前田さんのご家庭がどうか、記事には詳細は書かれていませんでした。ただ一般的に必要以上に実の母親と近すぎる距離に住もうとする場合、両者の間には共依存的な愛情のつながりが続いている可能性があります。いつまでも母娘が仲良しといった表現は一見すると微笑ましく思えますが、それも程度問題。本来、結婚したら妻が1番に優先していくべきは、夫との家族を築くことです。しかしここで母娘の距離が近すぎると、夫婦の関係性に母の存在が割って入ることになり、パワーバランスが崩れます。例えば夫と妻が話し合って決めるというシーンにおいて、母親が横から「こうした方がいいんじゃない?」と口出ししたとしましょう。その結果として夫の意見が不本意に押し込められるというのは、よくないやり取りの代表です。はたまた物理的な干渉が母親側になくとも、妻が何かと実家にばかり寄り付いているような関係は夫からすれば面白くない部分があるものです。三者でのやり取りが基本となると、夫は2人の依存関係を壊す要因になる。そうするとだんだんと関係性から排除されていくか、夫側が強引に抵抗してきます。具体的には空気のように扱われたり、いつも言いなり的な役割になったり……。逆に夫が妻に対して、モラハラにも似た強引な態度で自分をアピールしてくるなどもあるでしょう。どちらにせよ、母親が過剰に間に入った関係は健康的な夫婦円満とはなりにくいのです。母と娘の関係がべったりで、夫は傍観者としてそれを眺めている。それを「バランスが取れているんだし、良いのでは?」と思う方もいるかもしれません。しかし、人間関係に近すぎて良いことはありません。ここでの本当の問題は、母も娘も相手を求め続けるあまり、いつまでも心の隙間が埋まらないことが問題です。例えば娘の中には、いつまでも母親からの愛への渇望があります。「母親にべったりなのに?」と疑問に思うかもしれませんが、ありのままに母から愛されている感覚がないため、それを欲して母親にいつまでも執着するのです。その根底には母親の期待に答えられない自分への罪悪感や、長年愛されてこなかったという感覚への後ろめたさなど、いろんなものが蓄積されています。べったりすればするほど心の穴が満たされるわけでもないから、娘としては辛い状態が続きます。ではそんな不憫に見える娘に対して母親はどうなのかというと、実は母親も心のどこかでは同じようにありのままに愛されることを渇望しています。つまり母と娘、お互いがお互いの目線で「私を愛して」というメッセージを発し続け、そして見当違いのエネルギーを出しまくっている。なので、いつまでも関係は発展しません。ああ辛い。前田さんと勝地さんご夫婦がどういう関係性で成り立っているかは、これから明らかになっていくのでしょう。現在、夫婦は別居中とのこと。ただ今回ご紹介したような母娘の依存関係が根っこにある場合、別居を続けても根本的な解決にはなりにくいものです。AKB48の“神7”としては初めて結婚したあっちゃん。神7で初の離婚も、やはりあっちゃんなのか……。それだけは、避けて欲しいところです。(文:おおしまりえ)
2020年07月08日本田翼、新田真剣佑、柄本時生、早乙女太一、前野朋哉、齋藤飛鳥、前田敦子ら若手実力派キャストが集結し、秋元康が企画・原案、中田秀夫監督で贈るリアルタイムミステリードラマ「リモートで殺される」が7月26日(日)に放送されることが決定した。本作は、リモートでの会話を中心に繰り広げられるリアルタイムミステリー。緊急事態宣言による自粛期間の最中、野島絵里(本田翼)、野村優作(新田真剣佑)、藤原太(柄本時生)、井上透(早乙女太一)、北川淳二(前野朋哉)、松園佳代子(前田敦子)、高校時代の同級生6人がリモートで集まることから始まる。朝、藤原太の元に「“古郡一馬”くん知っていますよね? 最近、連絡がなかったか?」と、刑事が2人訪ねてきたという。ほかにも、実家に地元の警察が来たという仲間もいて…。高校時代の友人・古郡一馬が「どうやら、何かやったらしい」という話。高校卒業以来、誰とも会っていないと思われていた古郡だったが、「先週会った」と言う者や、元恋人の野島絵里も「最近、時々会っていた」と言う。古郡は、高校時代に自殺した田村由美子(齋藤飛鳥)が死んだとき、「僕たち以外に誰か屋上にいた」と話したという。その時、ニュースで「火事が起き、古郡一馬の部屋から出火し、焼死体が出た」と流れる。古郡一馬は死んだのか!?と、その中の一人の玄関のチャイムが鳴った。「えっ?誰……?」リモート画面の向こう側で一体何が起きているのか!?“古郡一馬”の行方は?高校時代の“田村由美子”は本当に自殺なのか?登場人物たちがその真相を探るうちに連続殺人に巻き込まれていく。また、本スペシャルの放送終了直後から動画配信サイト「Hulu」では、新たな撮影シーンを加え、リモート画面の向こう側で起きた事件の詳細を描く”殺人の裏側編”を配信する。本田翼/野島絵里職業:WEBデザイナー趣味:ビーズネックレス作り。ステイホーム中はジグソーパズルにハマる台本を読ませていただいて、いま世の中で多くの方が行っている「リモート」に、サスペンスが絡み合っていて、日常の中に起こるかもしれない非日常的な出来事の設定がとても興味深いと思いました。物語のなかでは描かない伏線になる裏設定がたくさんあり、随所に散らばってますのでドラマを観ながら見付けて頂きたいです。緊急事態宣言あけのドラマ撮影はこれが初めてですが、個性豊かな同世代のキャストのみなさんとの撮影になり楽しみです。新しい時代が来ていると感じる今、ピタッとはまるドラマになっているので是非ご覧いただけたらと思います。宜しくお願いします。新田真剣佑/野村優作職業:ゲーム会社(SE)趣味:天体観測、ゲーム、音楽、ギター今回は、本読みから本編に使う映像を撮ったり、はじめての試みでの撮影が多いのでどのような環境で撮影をするのかとても楽しみにしています。初めてご一緒する前野さん、前田さん、齋藤さん、再共演となる本田さん、そしてプライベートでお世話になっている柄本さん、早乙女さんとの共演なので本読みからとても楽しい現場です。皆さんに楽しんでいただけるよう、全力で頑張ります。柄本時生/藤原太職業:マンガ喫茶店員趣味:鉄道マニア中田秀夫監督とご一緒できるというのが嬉しいです。あまり聞いたことのない演出なので、楽しんで演じさせて頂きたいと思います。(共演者の方は)仕事でご一緒してる方が結構多いので、現場の空気を感じながら、楽しめればと思います。リモートのサスペンスのドラマというのは思い切ったことをするなと思いました。なかなか見ないものになると思うので、頑張りたいです。早乙女太一/井上透職業:大手自動車メーカー趣味:熱帯魚、自動車、デッサンリモートドラマもミステリーも初めてなので、参加できて嬉しく思います。僕が初めて見たホラー映画が子供の頃に見た『リング』でした。その監督とご一緒できて光栄です。本読みもリモートで行った為、今までにない取り組み方で、会話の仕方や空気感に手こずりましたが、出来る限り頑張りたいと思います。共演者の時生くんとはしょっちゅう遊ぶ友達なのですが、久し振りに仕事の現場で一緒になるので、とても楽しみです。新たな試みだらけですが、精一杯取り組みたいと思います。前野朋哉/北川淳二職業:建設会社勤務趣味:DIY、車好き同郷である中田監督との現場はとても楽しみです!台本はとてもスリリングでした。緊急事態宣言後の世界が描かれておりタイムリーですし、撮り方や、演出など、中田監督がどう表現されていくかも見所だと思います。共演者の中では僕が一番歳上なので、できるだけフレッシュに挑みたいですっ! 目の前で起こる様々な出来事に皆さんが驚いたり、閃いたり、恐怖を感じたり……、楽しんで貰えるよう、こちらも楽しんで撮影したいです! 是非ご期待下さい!前田敦子/松園佳代子職業:化粧品会社の研究者趣味:猫写真猫を飼っている中田監督をはじめとする皆さんと新たな挑戦ができる事が楽しみですし、秋元先生とご一緒させていただくのも久しぶりなので、参加させていただけたことが嬉しいです。新しいぞくぞく感を味わっていただける予感がします。リモートでの会話劇になるため、それぞれ1人ずつの撮影が大半なので、キャストの皆さんと集まる貴重な1日が楽しみでもあります。ミステリーの世界を楽しんでいただけるよう精一杯努めさせていただきたいです。齋藤飛鳥/田村由美子学生時代に屋上から転落死した同級生。自殺とみられていたが……趣味:ピアノ、バレエこれまでは乃木坂46のメンバーと一緒に出演するドラマが多かったのですが、今回の「リモートで殺される」はメンバーがいないので、とても緊張しています。中田監督の作品も観ていましたし、(中田監督作品に出演した)メンバーの白石麻衣から監督のお話も聞いていたのでお会いするのが楽しみでした! 共演者の方も本田翼さん、前田敦子さんをはじめ皆さんフランクに接して下さり、温かい現場でとても安心しています。私が演じる田村由美子は、今までに演じたことのない役柄ですが、あまり構えすぎず、ナチュラルに演じられたら良いなと思っております!スペシャルドラマ「リモートで殺される」は7月26日(日)22時30分~日本テレビ系にて放送。※放送終了直後から「Hulu」にて、新たな撮影シーンを加え、リモート画面の向こう側で起きた事件の詳細を描く”殺人の裏側編”を配信。(text:cinemacafe.net)
2020年07月05日誰にでも懐かしい「昔のトモダチ」はいると思う。一時期ほとんど毎日一緒にいたのに、学校を卒業したりバイトを辞めたりして、生活環境が変わると気が付いたら会わなくなってしまった。ガラケー時代は携帯電話の会社を変更してデータを引き継げず、アドレス帳からメアドも番号も消えてそのままだ。そう言えば、今頃あいつ何やってんのかなあ……みたいな関係性の数々。中年おじさんになると、そういう消息不明な元・トモダチって本当に多い。なんつって真夜中のテレフォンの内容とかいろいろ思い出して、今夜もひとりテレビの前でソロシネマを見るわけだ。○■映画から漂う時代性、役者のハマり具合が絶品今回紹介する映画は『イニシエーション・ラブ』(2015年)である。公開時で発行部数150万部超えの乾くるみ氏の大ヒット小説を、『TRICK』シリーズの堤幸彦監督が映画化。正直、堤作品は当たり外れが大きいイメージがある。テレビドラマの『池袋ウエストゲートパーク』(2000年)はもちろん、映画『チャイニーズ・ディナー』(2001年)は傑作で当時繰り返し観た。一方で続けて観賞するのが拷問のような『20世紀少年』三部作(2008~09年)のようなズンドコムービーも撮っている。三振かホームランか、最低打率で本塁打王の広島のランスか、今回はどっちに転がるか心配していたら、これが文句なしで面白かったのである。物語は1980年代後半の静岡と東京を舞台に、Side-AとSide-Bの2編で綴られるラブストーリー……なんだけど、映画上映前に「本作には大きな“秘密”が隠されています。劇場を出られましたら、これから映画をご覧になる方のためにどうか“秘密”を明かさないで下さいネ」と字幕が出る。ってことは、むちゃくちゃレビュー書きづらいんじゃと思いきや、そのストーリーを左右する亜蘭澄司的な秘密に関係なく、映画から漂う時代性、役者のハマり具合が本当に絶品だ。○■絶妙なバランス感覚で演じ切る前田敦子ヒロインの成岡繭子(マユ)役には前田敦子。マユはベタにかわいくて人当たりもいいんだけど、瞬間的に腹の奥底で何を考えているのかちょっと読めない一面も併せ持つ。2人で食事をしたり飲んだりする際の「あぁ20代前半の男は持っていかれちゃうよなあ」と納得させられる懐の深さを見せてくれる。以前、本連載でも「元アイドルだから……AKBだから……みたいな先入観に縛られ女優・前田敦子を避けるのは非常にもったいない」と書いたが、やっぱり本作でもちょっと現実感のない、どこにでもいそうでいない20歳(歯科助手)を絶妙なバランス感覚で演じ切っている。その繭子の彼氏・鈴木役には、もう彼と往年の渡辺久信くらいしか80年代の肩パッド入りのジャケットやハイウエストのパンツファッションを違和感なく着こなせる人はいないだろう、と思わせる松田翔太である。優しさと凶暴性が同居し、愛車スターレットをかっ飛ばし、東京転勤後も静岡の繭子へ会いに行く。歌詞も含めて重要な意味を持つ「SHOW ME」を含む当時の流行曲、恋人との連絡方法が携帯電話じゃなく公衆電話や家電話というのも物語上で効いている。原作を読んでいてSide-A(静岡編)とSide-B(東京編)の切り替えをどう映像化するのかが最大の難所だと感じたが、なんとエアジョーダン・ファーストをキーアイテムに見事な手法でカセットテープがA面からB面に変わるような舞台転換に成功している。○■木村文乃の初登場シーンに圧倒されるそして、Side-Bで鈴木が勤める東京の会社の同僚・石丸美弥子を演じる木村文乃の初登場シーン、「あ、鈴木さん、ですか?」ムーブ。もうそれが思わず観賞中に映像を戻して数回見ちゃうくらいの“完璧なイイ女”なのである。それが令和では古い表現なのは分かっているんだけど、もう80年代の、そしてバブルニッポンの“完璧なイイ女”トーナメントを5連覇してるんじゃねえかレベルの邦画史に残る登場シーンだと思う。で、鈴木がそれを見て呆然と「こ、これが、東京か……」なんつって呟く流れ込みで完璧。美弥子(ミヤコ)って、花の都・大東京を象徴する女という意味なのだろうかと圧倒される開始44分35秒の奇跡。ここだけで、この映画を観る価値があると言える絶品のシーンだ。「東京の人」を意識して作り込んだという木村文乃の“女優力”が存分に発揮されている。まあベッドシーンがヌルすぎて逆に不自然になっちゃってる日本映画界の永遠の課題とか、1987年の時代背景の作り込み(懐かしの小道具をそろえるだけじゃなく作品に馴染ませるまで)は、同時代を舞台にした映画『横道世之介』の方が明らかに上だったという小さな突っ込みどころはあるけど、本当に1時間50分楽しめた。個人的に堤作品でベストの一本となった。しかし、恋人や夫婦同士で観るのは本当に危険な映画でもある。だって、ある程度の年齢になると、人間関係って「繰り返し」から逃れられないから。カセットテープが回り続けて、決まった曲順で再生するように繰り返し同じような流れで進んでいく。合コンや職場で出会って、ドキドキしながら連絡取り合って、一緒に飲んで、運が良ければそういう大人の関係になって、くっついたり離れたり、ケンカしたり、やがて決定的に別れて、また違う人と出会って人生は続いていく。誰にだって「あれ?飲みに誘うこの会話、デジャブ感ハンパねぇな」とか「クリスマスにUSJへ行ったの、前とその前のどっちの彼氏だっけ?」みたいな経験はあるのではないだろうか。ある意味、マユと美弥子の間で揺れる鈴木という、本作の恋愛の過程はベタな描き方をされているが、だからこそベーシックで普遍性がある。こういう経験あったでしょ昔、みたいなあの感じ。誰にでもリアルに「お互いの過去の体験や別の相手をイメージさせる映画」なので怖い。ラストシーンまで、まったく油断できない。とにかくこの映画は、ひとりで楽しむことを全力でオススメします。
2020年06月19日これだけ日常に“時間”があるのはいつ以来だろうか?個人的に毎年4月になると、プロ野球を見て選手データやスポーツニュースを片っ端からチェックする作業に1日6時間近く費やしてきたが、無期限の開幕延期で先のスケジュールも立てようがない。緊急事態宣言で外出も控えたいので「いかに部屋で楽しむか」がこの春のテーマである。クリアできず放置してあったゲームをやったり(『メトロイド サムスリターンズ』とか)、懐かしの『キャプテン翼』の新作を20年ぶりくらいに読んだり(あの日向小次郎が初恋真っ只中の展開に驚愕)している。そして、ぶらり映画館で大人の「ソロシネマ」を楽しむというコンセプトだったこの連載も「家シネマ」へと一時変更。せっかくだから、これだけ時間に余裕がある今だからこそ「いつか見ようと思っていたけど乗り遅れて結局まだ見ていない」作品を楽しみたい。誰にでも名前は聞いたことあるけど今さら見るのも……みたいな映画はあると思う。とどのつまり、今さら映画体験だ。というわけでAmazonプライムビデオで物色していたら、一本の懐かしいタイトルが目についた。映画『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの「マネジメント」を読んだら』(以下『もしドラ』)である。言わずと知れた岩崎夏海氏が書く2010年頃の大ベストセラーで、漫画やアニメに、田中誠監督で映画化もされた。怒涛のメディアミックス展開だったので、もちろんそのタイトルは聞いたことがある。あの女子高生がよく晴れた空の真下こちらを見つめる表紙のビジュアルも覚えている。この本をきっかけにメディアにピーター・ドラッカーのブームが巻き起こったのも記憶にある。まだ世の中にスマホはそこまで普及していなかったが、電車内広告が大展開されていたのだ。ただし、だ。正直に書くと、本を読んだこともなければ、映画も結局スルーしてしまった。俺は当時ピーター・ドラッカーよりも、エドガー・ゴンザレスの方に興味があった。エドガーの二塁守備は下手でさあ……じゃなくて、当時は世の中の流行りを追う時間と心の余裕はなかった。ならば、今こそちゃんと向き合ってみよう。2020年にあえて3回りくらいした映画『もしドラ』を見る。これほど不要不急な行為はない気もするが、いざコーラとプロ野球チップスをおともに家映画である。物語は女子高生の川島みなみが、病気の親友の代わりに都立程久保高校の弱小野球部マネージャーになることから始まる。「野球部を甲子園に連れて行く」と宣言したみなみは書店で間違って買ってしまったドラッカーの名著『マネジメント』の内容に注目し、そこに書かれている教えを元に弱小野球部をマネジメントしていく。果たして強豪チームへと生まれ変わることはできるのだろうか?というシンプルなプロットを元にドラッカーの考えを紹介していくわけだが、まずドラッカー本と出会う街の書店の雰囲気がたまらなくいい。約10年前はまだこういう中規模の本屋さんが駅前に普通にあって日常に根付いていた。もはや懐かしさすら感じてしまう風景だ。主役の川島みなみ役を演じるのは当時AKB48の前田敦子。映画初主演で選抜総選挙1位にも輝いたスーパーアイドル時代というだけで引いてしまう人もいるかもしれないが、実は前田はのちの『苦役列車』の桜井康子役や『もらとりあむタマ子』の坂井タマ子役など役者としても評価が高い(2本ともマジ名作)。アイドルだから……AKBだから……みたいな先入観に縛られ女優・前田敦子を避けるのは非常にもったいないと思うわけだ。ちなみに当時のAKB48人気はまさに絶頂で、東京ドームの巨人戦でAKBクリアファイル付きチケットが販売されていたし、2012年開幕戦の巨人対ヤクルトでは国歌斉唱に登場したりしていた。そんな全盛期の格闘王・前田敦子を紹介役にドラッカーを知るというコンセプトは説明パートのテンポも良く退屈させない。もちろん野球部の定義や野球部のイノベーションの考え方はそのまま会社にも当てはまる(だからベストセラーになったわけだが)。「あらゆる組織において、共通のものの見方、理解、方向づけ、努力を実現するには『われわれの事業は何か。何であるべきかを』定義することが不可欠である」「イノベーションとは組織の外にもたらす変化なの。古い常識を打ち壊し、新しい野球部を創造することで高校野球界の常識を変える。古いもの、死につつあるもの、陳腐化したものは、計画的かつ体系的に捨てていく」そして、高校野球にとって死につつあるものは「送りバントとボール球を打たせる投球」というセイバーメトリクス的な答えを導きだす。この映画の折り返し地点までの約1時間はかんたんドラッカー入門編としても秀逸だと思う。さて、ここからは野球ファンの目線になってしまうが、後半は間延びする野球の試合や青春ドラマ展開で一気にペースダウンしてしまう。これは邦画の野球映画全体に言えることだが、試合の山場の見せ方や客席のエキストラ含め寂しく、役者のプレースキルもバラつきがありすぎて感情移入するのは難しい。いまだにアメリカ野球映画の定番としておなじみの『メジャーリーグ』や『ミスターベースボール』の何が最高かと言えば、やはり野球の試合シーンの見せ方なのである。そんな中、ひとり飛び抜けて素晴らしいのが、柏木次郎役で程久保高校の捕手を務める池松壮亮だ。池松は小学生時代に野球の上手い子が九州中から集まってくる強豪チームでセンターを守るバリバリの野球少年だったという(ほぼ日刊イトイ新聞「俳優の言葉。」より)。とにかく投げる、捕る、美しいバットスイングからユニフォームの着こなしまで、ひとりだけ別次元のポテンシャルを発揮している。ぜひ傑作と噂の野球小説『ボス、俺を使ってくれないか?』(白泉社)の映像化の際には、主役の石原昌利役を演じてほしいものである。正直、本作はアイドル映画としても野球映画としてもいまいち弱いと思う。ただ、この映画が劇場公開されたのは2011年6月4日だった。あの東日本大震災から約3カ月後のことである。当時の揺らぐ社会において、人々はこれまでの働き方や組織のあり方を問われていた。あれから9年、新型コロナウイルスに揺れる今の世界だからこそ、再び自分の仕事や会社を見つめなおすきっかけになりそうな一本だ。今さらじゃなく、今こそ。お前さん、この映画を見なくていいのかい?
2020年04月10日綾瀬はるかと西島秀俊が“最強夫婦”を演じる映画『奥様は、取り扱い注意』より、共闘シーンや夫婦喧嘩も収められた疾走感あふれる最新予告映像が到着。新キャストも発表された。2017年10月期に放送されたドラマは、勇輝(西島さん)が帰宅した菜美(綾瀬さん)に拳銃を突きつける衝撃のシーンで終了したが、映画はその半年後が舞台。菜美は記憶喪失になっており、伊佐山夫婦は桜井久実(=菜美)と桜井裕司(=勇輝)と名前を変え、地方都市の珠海市で新しい生活をスタート。新エネルギー源「メタンハイドレード」の発掘に活気づく珠海市は、美しい海を守るため、調査基地の建設を反対する“開発反対派”と、市長をはじめとする“推進派”の争いが日に日に激化。さらに、新エネルギー源開発の裏でロシアと結託した国家レベルの陰謀が潜んでいることが発覚し…というストーリー。到着した映像では、2人の平穏な日常を過ごす様子が映し出されるも、「公安の協力者にならなければ必ず始末するんだ」と命令が下り、葛藤する裕司(勇輝)。菜美の記憶の回復は、愛し合う2人の別れ(死)を意味する…。また映像では、お互いの背中を守り合う夫婦の共闘シーンが登場するも、銃を向け合い夫婦喧嘩が勃発!?そして、それぞれの本格的アクションが繰り広げられる中、「愛しているなら、殺して」と、銃声ととに転落していく久実のシーンで終了してしまう。さらに、予告編公開とともに新キャストも発表。<開発反対派>として、県立高校の生物教師で裕司の同僚・矢部真二役を鈴木浩介、調査基地の建設反対派リーダー・五十嵐晴夫役を六平直政。<開発推進派>には、開発コンサルティング会社社長・浅沼信雄役に佐野史郎、珠海市の市長・坂上洋子役に檀れい。<珠海市の住人>として、コスプレが趣味の久実の親友・岩尾珠里役に岡田健史、久実のカウンセラーを務める精神科医・三枝礼子役に前田敦子。<公安>の人間として、勇輝の上司・神岡恭平役を鶴見辰吾、池辺章役を小日向文世が演じる。『奥様は、取り扱い注意』は6月5日(金)より全国東宝系にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:奥様は、取り扱い注意 2020年6月5日より全国東宝系にて公開©2020映画「奥様は、取り扱い注意」製作委員会
2020年03月17日「前田さんは同年代らしき女性と一緒で、お子さんと旦那さんはいませんでした。生活雑貨や育児グッズコーナーで足を止めて、離乳食を入れるケースやシールブックなどを買い込んでいましたよ。“あっちゃんも100円ショップで買い物するんだ!”と驚きましたね」(目撃した女性)2月上旬、東京都・墨田区にあるショッピングモールを訪れていたのは前田敦子(28)。13年にAKB48を卒業し、18年に俳優の勝地涼(33)と結婚。昨年3月には第一子となる男児を出産した。前田は、放送中のドラマ『伝説のお母さん』(NHK)では、ワンオペ育児と冒険の両立に悪戦苦闘するお母さん・メイを好演。出産後初となるドラマに精力的に取り組むなか、この日、前田が自宅から離れた下町のショッピングモールまで出向いたのには理由があった。「ここの100円ショップは都内最大級の売り場面積を誇り、ママたちの間では“なんでも揃う!”と評判なんです。また別の階には超大型のベビー用品店も入っていて、“ママの聖地”と有名なショッピングスポットなんです」(地元住民)育児のために“遠征”をするなど、工夫を見せる前田。夫の勝地と二人三脚で、育児との仕事の両立に奮闘しているようだ。「前田さんは産後にかなり太ってしまったそうですが、復帰に向けて10キロのダイエットに成功したそうです。昨年9月に出演したバラエティ番組では、『1日2時間は歩くのを徹底している』とストイックな生活ぶりを明かしていました。そんな前田さんを勝地さんも応援していて、前田さんが忙しいときには積極的に育児や家事に参加しているそうです。前田さんも今回のドラマの会見で、勝地さんへの感謝を語っていました」(芸能関係者)前田は子どもとの日々について、昨年9月『Ray』のインタビューでこう明かしている。《子育ては実際にやってみると楽しいことばかりです。外でいい子にしているとその反動で、その日の夜はグズグズして寝ないこともあるんです。それが可愛くて!最近は寝返りを打てるようになって、起きたときにウッウ~って訴えかけてくるとキュンとします(中略)やっぱり息子のうれしそうな顔を見ると幸せですから》多忙でも、前向きに子育てと向き合う前田。“伝説のママタレ”になる日も近いかも!?
2020年02月22日様々なコンゲーム<騙し合い>が繰り広げられるTVドラマ、映画『ロマンス編』に続く第2弾映画『コンフィデンスマンJP プリンセス編』から、本作の全貌が明らかになる最新予告映像が到着した。「Official髭男dism」が本作のために書き下ろした主題歌「Laughter」が初披露される今回の予告編では、ダー子(長澤まさみ)、ボクちゃん(東出昌大)、リチャード(小日向文世)といった3人の信用詐欺師はじめ、すでに発表済みの主役級俳優陣の出演シーンがついにお披露目!本作からの登場となる関水渚やビビアン・スー、白濱亜嵐、古川雄大、柴田恭兵、北大路欣也らが演じる新キャラクター、前作に登場した竹内結子演じる最重要キーマン・スタア、三浦春馬演じる天才恋愛詐欺師・ジェシーらが続々登場。また、SPドラマ「運勢編」でリチャードを騙しかけた“ハニートラッパー”韮山波子(広末涼子)の姿や、なぜか高笑いするダー子たちの宿敵・赤星栄介(江口洋介)。さらにはドラマ版でダー子たちと争った大物からダー子の子猫まで、詐欺師大集合の映像となっている。『コンフィデンスマンJP プリンセス編』は5月1日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2020年02月06日脚本家・古沢良太による大人気テレビドラマの映画化第2弾『コンフィデンスマンJP プリンセス編』。先日、主題歌を「Official髭男dism」が担当することも発表されている本作に、新たな13名の追加キャストが判明した。今作から「コンフィデンスマンJP」の世界に参戦する新キャストで、世界有数の大富豪一族フウ家長女、ブリジット・フウを演じるのは、久々の日本映画出演となるビビアン・スー。長男クリストファー(古川雄大)、次男アンドリュー(白濱亜嵐)とともに10兆円の遺産争いを繰り広げる!さらに、フウ家の遺産争いに巻き込まれるホテルの支配人には滝藤賢一、謎の画家ユージーンに濱田岳、悪徳詐欺師ヤマンバに濱田マリ、そして、元某国大統領夫人として、まさかのデヴィ・スカルノが出演!個性豊かすぎる新キャストの加入がさらに本作の世界観を盛り上げる。また、前作映画の『ロマンス編』、ドラマシリーズからも主役級の超豪華出演者たちが再び顔を揃えることに。『ロマンス編』での最重要キーマンであり、ダー子(長澤まさみ)が敬愛するコンフィデンスマンであるスタアを竹内結子、前作でダー子の前に立ちふさがった天才恋愛詐欺師ジェシーを三浦春馬が再び演じ、SPドラマ「運勢編」でリチャードを騙しかけたハニートラッパー・韮山波子として広末涼子も再登場。第1話と『ロマンス編』で暗躍し、日本のゴッドファーザーと呼ばれるダー子たちの宿敵・赤星栄介として江口洋介が三度目の登場を果たし、前作映画でダー子に弟子入りした子猫・モナコに織田梨沙、悪徳美術商・城ケ崎善三に石黒賢、ダー子の子猫として活躍する鈴木さんに前田敦子、悪徳芸能プロモーター:ホー・ナムシェンに生瀬勝久、とシリーズお馴染みの面々も勢揃いする。『コンフィデンスマンJP プリンセス編』は5月1日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2020年01月27日