佐藤健を主演に迎え、2012年に公開され大ヒットした映画『るろうに剣心』の続編となる、映画『るろうに剣心 京都大火編』と『るろうに剣心 伝説の最期編』の2部作。先日の京都に続き、今回潜入したのは神奈川県南東部に位置する三浦半島でのロケ。2部作では、“志々雄真実”を演じる藤原竜也や“四乃森蒼紫”を体当たりで作り上げた伊勢谷友介、“瀬田宗次郎”役の神木隆之介、さらには十本刀の面々など新キャストたちが登場するが、今回の撮影現場で話を聞いたのは前作から剣心を支え続ける仲間たち。“神谷薫”役の武井咲、“相楽左之助”役の青木崇高、そして今作から新たに“明神弥彦”役に抜擢された大八木凱斗くん――“緋村剣心”役の佐藤さんとの再会、2年ぶりの『るろうに』ワールドへの帰還、その胸の内を語ってもらった。――今回の撮影に入った心境は?武井さん:「前作をやっていたときから、また会えるだろうなと感じていました。劇場公開中もみなからの評判や感想をたくさんいただけて…。前作チームとも『また会おうね』とお別れしていましたから、今回現場で再会できた時は何かホッとするような気持ちでした。また、前作を超えるものを作ろうという勢いをすごく感じました。前回は大友さんとも初めてだったので、今回は思い切りぶつかっていけたらいいなと思っています。剣心や左之助、薫さんだったり自分的にも慣れた環境で、本当の家族ではないけどそういう距離感でいられたので、すごく現場が楽しかったです」。青木さん:「海外の映画祭も監督と一緒に行きましたけど、これは続きを絶対やるだろうと、スタッフや自分たちだけでなく、世間も完全に志々雄の部分を期待しているだろうっていうのがあったので、自分としても前作終了時点からその心の準備はしていました」。大八木くん:「僕は初めてでしたので、最初は緊張していました。楽しみな部分もありましたが、みんなとうまくできるかな、という不安もありました。(共演の俳優さんは)優しすぎるくらい優しいです(笑)」。武井さん:「そう思ってたんだ(笑)」。――2年ぶりの『るろうに剣心』ということで、今回改めて感じるこの現場の魅力を聞かせてください。青木さん:「大友監督の現場はとにかく本当に刺激的・挑発的です。台本はあくまでも設計図で、僕たちがキャラクターをどれだけ輝かせられるか、その役として生きることができるのかという事を見せないと監督的にはOKにならないんです。それができない役者ははじかれてしまう。そういう危険な組ではあるんですけど。ただ、だからこそ中毒性がありますね。衣裳一つにしても実は前作と裏地が違っていたり、ルーティンワークをしているような人はこの現場には一人もいません。一人一人が自分の役割を最大限見つめ直しています。だから前作よりもだいぶ飛躍しているんじゃないかと思いますね。どのシーンも基本的には長回しで撮るんで、どういうことが起きてもいいように、何が起きても自分たちがどう用意して動けるかっていうのがすごく面白いです」。武井さん:「大友さんは、その作品の世界で生きていないと許してくれないんですよね。そのヒントはくれるけれど、答えは絶対に教えてくれない。自分で見つけて感じて、それをその場で表現しないとダメな現場」。青木さん:「ほかの役者に食われちゃう」。武井さん:「そう!消えちゃう!自分が思った通りに動いても許してもらえる現場はなかなかないのですが、逆に前作ではその環境に慣れなくてもったいなかったなという気持ちもありました」。青木さん:「前作の公開のときに小耳に挟んだんだけど、“悔しい思いをしている”っていうのを聞いた」。武井さん:「そうそう!本当にキャラクターが強いし…それだけじゃないんですけど。自由に動いて、それをいろんな角度から撮っていてもらえるのでちょっと舞台で演じているような感覚ですし、『るろうに剣心』の世界で生きている気がするので本当に楽しいです」。青木さん:「思いがけない表情を撮られている事もあるね」。武井さん:「どこを撮られているか、全然わからないです(笑)」。――続編となりますが、前回演じたキャラクターに戻るのに時間はかかりましたか?青木さん:「前作では役へのアプローチを、フィジカルなところから作っていったんです。だから今回もアクションの稽古に入ったらキャラクターに戻れる構造になっていました。実際、体を動かしたらすぐでした。頭で気持ちをイメージするのではなくて、体を動かしてそのリズムで役に入る、そんな回線ができていたんですね。キャラクターについて言うと、もちろん原作はありますが、そこをいかに膨らませるか、語弊はあるかもしれませんが“オレたちのるろうに剣心”がちゃんとできるかどうかが重要だと思っています。原作ではこうだからこっちじゃないといけない…という事ではなくて、こいつだったら絶対こうするなというかもう体が動いているというような直感を信じていいレベルには来ていると思います。オレが左之助だから、と信じて疑わない状態になっています。ほかのキャラクターに対しても同様です。そこは前作があってこその強みでしょうね」。武井さん:「私は前回と比べてビジュアルが…。前髪をちょっと横に流していて…(笑)。ちょっと大人っぽくなっているんです。前はパッツンだったんですけど(笑)」。青木さん:「気付きました?イメチェン全然気づかれてない…(笑)」。武井さん:「『ちょっと成長した薫』と監督からは言われていました。だから着物も少し雰囲気が変わっているんです。今回は薫も戦う場面があって、アクション練習をする時間もいただいていました。そこから薫の健気さや、気の強さのような感覚が勝手に出て来た気がします。監督もアクション監督も、前回からの私の弱点をよく分かってくださっていて、自分でも今度こそはアクションしっかりやりたいなという気合もあり、気持ちは最初からできていました」。――新しく参加された、伊勢谷さんや神木さんの印象はいかがですか?青木さん:「神木君はちょうど大河ドラマ『平清盛』で一緒に仕事をしていて、それをやっている頃から『剣心いいなあ』って言っていました。やるなら宗次郎ってずっと話していましたし。アクションも相当モチベーション高くやっている。僕は『竜馬伝』では伊勢谷さんと一緒の場面はないのですが…。この作品では共演していて、ちょっとパラドックス的な楽しさがありました。また別の役でご一緒できたらなと。やっぱりみなさんカッコいいですよ。アクションで『誰々が良かったよ』と聞くと、ちょっと嫉妬しますね」。武井さん:「あまり一緒の場面はないのですが、神木さんに連れ去られる場面がありました。アクションを部活並みにやっているという噂を聞いていたので、どんな感じに連れ去られるんだろうと…(笑)。もう気合が凄すぎて、いなくても感じるくらい、名前聞いただけでも気合を感じるレベルでした!」。青木さん:「瀬田隆之介ね(笑)」。武井さん:「そんなにも役を愛して、自分のものにしてしまうのは凄いなと思いました。伊勢谷さんとは戦うシーンはなくて、ご一緒するのはもう今日が初めてなんです。お話がすごく面白くて、私に『オレたちイオンチームだから』って(笑)。なんていうか、カッコいいですよね」。――伊勢谷さんは積極的にカメラの外でもいろんな方に話しかけられている印象ですが、チームワークはどうですか?青木さん:「心強いですよ。もしかして新キャストということでプレッシャーとか感じる部分もあるかもしれませんが、表には一切出さずに同じ撮影のチームとしてスッと入って来られました。それは大友さんの力かもしれません」。――前作を踏まえて、今回に活かそうと思っている事があれば教えてください。青木さん:「日本だけではなくて、海外の人にもたくさん観てもらいたいんです。海外ですごくウケている、という事実をあまり知られていないのが悔しくて。だから公開されたら、監督や共演者と海外にたくさん行きたいと思っています。この映画って、コンテンツとしてはすごく特殊だと思うんです。時代劇でコミック原作で、アクションもしっかりある。さらに西洋と東洋が入り混じった時期という特殊な時代背景でもある。ほかのコミック原作の実写化映画と比較しても、『るろうに剣心』は頭一つ突き抜けていると自負しています」。武井さん:「私は前作からの“続き”だと思っています。剣心とは離れている時間が多かったのですが、描かれていない部分を監督と話して気持ちを作って挑みました」。――最後に、今回の“剣心”はいかがでしたか?武井さん:「佐藤さんが剣心にしか見えなくなりました」。青木さん:「さっきのシーンでも、誰も左之助を心配してくれていなかった…(笑)」武井さん:「とにかく佐藤さんが演じる剣心が大好きなんです。今回、戦っているところを見ることができず、練習の部分しか見られなかったのですが…殺陣が好きなんです。惚れます!殺陣をやっている男子サイコーですね。めっちゃカッコいいです」。青木さん:「男から見ても殺陣やってる人はカッコいいと思う」。武井さん:「アクションチームのみなさんは本当にカッコよかったです。和服も似合うんですよね。素敵だなって思います。この人助けてくれそうだなって分かるんですよね。あ、この人はちょっと遅れそうだなとか(笑)。その人のセンスが見えたりして」。『るろうに剣心 京都大火編』は8月1日(金)より、『るろうに剣心 伝説の最期編』は9月13日(土)より、丸の内ピカデリー・新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年03月12日2014年夏に2本が続けて全国公開される映画『るろうに剣心 京都大火編』と『るろうに剣心 伝説の最期編』。シネマカフェは、姫路城西御屋敷跡庭園・好古園で行われた撮影現場に潜入!この日撮影されていたのは、大久保利通(宮沢和史「THE BOOM」)暗殺の現場。6人の士族が大久保の乗る馬車に襲い掛かるシーンや暗殺後の現場を多くの群集が遠巻きに覗き込むシーン。このシーンでは多くのエキストラに混じって剣心役の佐藤健、瀬田宗次郎役の神木隆之介の姿もあった。剣心とは別に影の“人斬り”を引き受けたもう一人の男・志々雄真実(藤原竜也)。志々雄の野心、功名心、支配欲を恐れた政府の人間たちによって殺されたはずだった。しかし、その志々雄が生きており、政府への復讐のため政府転覆を企てていた。そして剣心は内務卿・大久保利通から志々雄の抹殺を依頼されたのだった…。前作から2年ぶりの撮影――現場は出演者を始め、スタッフの間にも熱気があふれていた。現場には立ち居振る舞いなど、剣心そのものの佐藤さんの姿があった。佐藤さんは「歩き方、立ち姿、走る姿など、剣心になり切るため常に注意している」と意気込む。大友監督もそんな佐藤さんに「軸が全くブレていない」と太鼓判を押す。前作よりスケールがアップし、よりハードなアクションに悲鳴を上げながらも佐藤さんは「最初に演じた剣心を一度忘れ、初心に戻って、がむしゃらに向かっている」と語る。今回は初めてとなる乗馬にも初挑戦した。「使っていない筋肉を使い、やったことの無い動きもあって…」と苦労を吐露する。さらに、「今回は前作よりも人間・剣心が深く描かれている。自由にやらせてもらっていて、“自分の剣心”をやらせてもらっています」という佐藤さん。スタッフのエネルギーを感じながら撮影に邁進している姿があった。『るろうに剣心 京都大火編』と『るろうに剣心 伝説の最期編』の2部作を同時並行で撮影しているため、体力の消耗も生半可なものではない。佐藤さんは「アクション、多すぎる!」と悲鳴を上げながらも、過酷な撮影に備え、筋トレに励む日々で「後は楽しもう!ということ」と自身を叱咤激励している様子。食べたいものを食べ、マッサージも受けていることを明かした。現場には、大久保利通を演じる宮沢和史さん(THE BOOM」)や志々雄の部下・瀬田宗次郎役の神木隆之介さんの姿も見える。佐藤さんと神木さんは同じ事務所に所属しており、普段から仲もいいとか。撮影休みの時間は2人で和やかに笑みを浮かべながら話す姿も見られた。2人がガッツリと共演するは今回が初めてとなる。神木さんは、剣心に匹敵する剣の才能をもつ瀬田宗次郎役は念願だったそうで、役を手にして喜びもひとしおの様子。現場からは楽しそうに撮影に臨んでいる様子が感じられた。佐藤さんにとって代表作となった剣心役だが、「いい役をいただいた。この役にめぐり合えて、ほんとに幸せです。燃え尽きたい」と力強くコメント。佐藤さんからは、満身創痍、傷だらけになっても頑張り抜くという強い決意が体中にみなぎっているのが感じられた。撮影はまだまだ前半。公開は来年夏の予定。2部作の連続公開に早くも期待がかかる。映画『るろうに剣心 京都大火編』、『るろうに剣心 伝説の最期編』は2014年夏、全国にて公開。(Text:Sachiko Fukuzumi)
2013年12月24日佐藤健・主演で大ヒットを記録した映画『るろうに剣心』の続編として、2014年夏に2部作で連続公開される『るろうに剣心 京都大火編』と『るろうに剣心 伝説の最期編』。第1弾の神木隆之介ver.“瀬田宗次郎”、第2弾の伊勢谷友介ver.“四乃森蒼紫”に続いて、ビジュアル解禁第3弾となったのは、若手女優・土屋太鳳演じる“巻町操(まきまち みさお)”だ。今回、2部作として描かれるのは原作ファンに最も人気の高い「京都篇」。剣心(佐藤健)の後継者であるにもかかわらず最大の敵となる宿敵・志々雄真実(藤原竜也)の日本制圧の野望を阻止すべく、剣心やヒロイン・薫たちの活躍を描く。本作で土屋さんが扮するのは、御庭番衆先代御頭(四乃森蒼紫の師匠)の孫娘である巻町操。殺伐とした裏の世界で生きてきた操は男勝りな性格ながら、蒼紫に恋心を寄せる乙女な一面も持つ少女だ。土屋さんは、これまで『映画 鈴木先生』での女子高生・小川蘇美役を始め、優等生や美少女を演じることが多かっただけに、本作で挑んだ初の本格的なアクションは、女優として新境地と言える役柄となる。操というキャラクターについて、土屋さんは「ふざけることもすごく好きで、操ちゃんに近い部分が多い」とコメント。初挑戦となるアクションに関しては、「演技をしながらアクションするのが難しかった」と語るが、幼いころから日本舞踊やクラシックバレエを嗜んでいたそうで、その身体能力の高さには大友啓史監督始め、スタッフも舌を巻くシーンが多かったそうだ。土屋さん自身、「この役を取らなかったら自分がいままで踏ん張ってきた意味がない」と熱い想いを抱えてオーディションに臨んだそうだが、今回公開されたビジュアルでは、その気迫がそのまま乗り移ったかのような鬼気迫る表情を見せている。原作コミックスでは、飛んで・走って・ボロボロになって…と、剣心たち男性キャラに負けず劣らずのアクションが描かれているが、女優・土屋太鳳が初めて見せるアクションにも注目が集まりそうだ。『るろうに剣心 京都大火編』、『るろうに剣心 伝説の最期編』は2014年夏、全国にて2部作連続公開。(text:cinemacafe.net)
2013年12月12日佐藤健が頬の大きな十字傷を負った伝説の“人斬り”緋村剣心を演じ、興行収入30,1億円の大ヒットを記録した映画『るろうに剣心』。その続編となる『京都大火編』、『伝説の最期編』を来夏、2部作連続公開される。本作への期待が高まる中、続編の新キャラクター解禁第1弾として神木隆之介演じる、剣心の宿敵・志々雄(藤原竜也)の部下にして剣心にも匹敵する天賦の剣才・瀬田宗次郎(せた そうじろう)のビジュアルが初公開された。本作は、原作中のクライマックスにあたる「京都編」を2部作で描き、撮影期間は6か月、エキストラの起用は延べ4,000人、さらに茨城・山形・熊本・滋賀・兵庫・京都・長野・栃木・千葉・神奈川など全国を縦断する大規模なロケが敢行された。先日寄せられたコメントでは、「憧れていた役なので気合いが入っています。原作ファンの期待を裏切ること無く、かつオリジナリティのある瀬田をお見せしたい。アクションは精一杯、練習しております」と語っていた神木さん。本作の公開決定発表後からWEB上では「瀬田宗次郎は神木隆之介しかいない」という声が上がっていたほどのハマリ役。そんな中、今回お披露目された神木さん扮する宗次郎のビジュアル。前作『るろうに剣心』公開時の続編が決まっていない段階から宗次郎に憧れ、本作のために人生で初めて髪を染めて撮影に挑んだほど。撮影のたびに時間をかけてブリーチをかけ、髪を紺色に染める気合いの入れようで、ビジュアル面での役作りは完璧。さらに、憂いを帯びた表情で何かを狙う瞳はまさに宗次郎そのもの。感情の欠落を笑顔で隠す“ほっとけない男子”として、原作ファンの女性たちに特に人気の高いキャラクターだが、スクリーンでの心の揺れをどんな表情で演じているのかも本作の見どころの一つとなりそうだ。さらに、佐藤さん演じる剣心をも凌駕する“縮地(距離を縮めることで長距離を瞬時に移動する術)”の使い手でもあるが、剣心との壮絶なアクションシーンにも期待が高まる。『るろうに剣心 京都大火編』、『るろうに剣心 伝説の最期編』は2014年夏、全国にて2部作連続公開。(text:cinemacafe.net)
2013年11月29日外食事業を展開するロイヤルホールディングスが運営する天丼てんやは、年末年始にあわせ”冬のごちそう”を集めた「海の幸天丼」を、11月22日より期間限定で販売開始した。同商品は、冬季限定販売の天ぷら4種類を含む、5種類の天ぷらを使った海鮮天丼。同店の冬の風物詩である「ズワイガニ」、真冬に旬を迎える春菊を使った「貝柱と春菊のかき揚げ」、やわらかくあっさりとした「すけそう鱈(だら)」、しいたけの中でも肉厚な「どんこしいたけ」といった”冬のごちそう”4種に、自慢の「えび」を盛り込んでいるという。価格は、単品(みそ汁付き)830円、小うどんセット980円、小そばセット1,030円。セットとお持ち帰り弁当には、みそ汁はついていないとのこと。販売期間は2013年1月9日までを予定している。なお、11月22日から12月30日までの期間、大みそか限定販売となる「年越し天ぷら」の予約も実施。「天然大えび」、「穴子1本揚げ」、「天然マダイ」、「ずわいがに爪肉」などのメニュー6種類を詰め合わせた数量限定のパック「夢」(2,000円)や、「天然大えび」などの定番メニュー6種類を詰め合わせたパック「寿」(1,500円)など、人数や好みにあわせて選べる7種類のパックを用意しているとのこと。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月26日12月にブルーレイ&DVDが発売される佐藤健主演の映画『るろうに剣心』より、TSUTAYA限定で販売される豪華版に収録されているプレミアム映像の一部が公開された。『るろうに剣心』動画本作は、“人斬り抜刀斎”と呼ばれた伝説の刺客、緋村剣心が様々な人との出会いを通じて自らの生き方を見出していく姿を描いた物語。8月に劇場公開され、興収30億円の大ヒットを記録。日本だけでなく世界64か国での上映が決定している。12月26日(水)にTSUTAYAで発売されるブルーレイ&DVDの豪華版“TSUTAYA限定『るろうに剣心』オリジナル・プレミアムディスク”には、新たに撮影された大友啓史監督、佐藤らによるビジュアルコメンタリー、未公開シーン集のほか、佐藤、武井咲、吉川晃司、蒼井優ら豪華キャストによるインタビュー映像が、メイキング映像を織り交ぜて収録される。このほど公開された映像は、佐藤が「原作を全部知った上で台本を読んで“これだったらいける”と思った」と話す姿や、武井、蒼井が自身の役柄について語る場面、吉川が「日本映画にはなかったアクションの形態、展開だと思う」とコメントするシーンが、撮影風景と合わせて収録された、短いながらも見応えのある内容となっている。また、アミューズ公式オンラインショップ“アスマート”でブルーレイ、またはDVDを予約購入すると、佐藤のスペシャル・インタビュー映像や、釜山映画祭密着映像(完全版)が収録された限定特典ディスクが先着でプレゼントされる。『るろうに剣心』Blu-ray豪華版(2枚組)6930円(税込)通常版(1枚組)3990円(税込)DVD豪華版(2枚組)5985円(税込)通常版(1枚組)2980円(税込)12月26日(水)発売発売・販売元:アミューズソフト
2012年11月12日今年公開され、興行収入30億円という大ヒットを記録した『るろうに剣心』。主演の佐藤健を始めとする豪華なキャスト陣が繰り広げるハリウッド顔負けのアクションで、その人気は海を越え数多くの映画祭で上映され、いまなお世界中で熱狂を巻き起こしている。そんな熱気冷めやらぬ中、この冬、本作のブルーレイ&DVDがリリースされるのを記念して、剣心役に挑んだ佐藤さんから特別コメントが到着した。90年代に「週刊少年ジャンプ」で連載され、単行本の発行部数累計5,700万部を超える人気漫画の待望の実写化。佐藤さん扮するかつて“人斬り”として歴史の闇で暗躍した男・緋村剣心が、明治の時代の幕開けで「不殺(ころさず)」を誓い、生き抜く姿を描く。男女問わず、さらに国境を越えて人気を誇るベストセラーコミックが原作とあって、佐藤さんはかなりの気合いで挑んだよう。監督を務めた大友啓史(NHK大河ドラマ「龍馬伝」)には、「アクションカッコ悪かったら、役者辞めます」とまで宣言していたのだとか。そんな気合い十分で臨んだ佐藤さん、しかし撮影は思いのほか過酷なものだったようで「ここまで本格的なアクションに初めて挑戦した作品」、「本当に役者生命を賭けて挑まさせていただきました」としじみじみふり返る。さらに今回リリースされる豪華版には、向かうところ敵なしの剣心にも引けをとらないファン垂涎の“最強”の特典がついてくるのだとか。その中でも、佐藤さんが初挑戦したという劇中映像を見ながら撮影当時をふり返るビジュアルコメンタリーは必見!2回目に劇場で観たとき「泣きそうになった。人を斬りたくないのに、斬っている剣心を観て、悲しくなった」と語り、壁を使った宙返りアクションのシーンをふり返りながら、このとき足の指にヒビが入っていながらも1発でOKを出したという裏話など、貴重な秘話が満載。これを見れば、本編134分間の全てに役者魂・職人魂が込められていることが感じられるはずだ!『るろうに剣心』ブルーレイ&DVDは12月26日(水)より発売。「るろうに剣心 豪華版(2枚組)」[ブルーレイ]価格:6,930円(税込)「るろうに剣心 豪華版(2枚組)」[DVD]価格:5,985円(税込)「るろうに剣心 通常版」[ブルーレイ]価格:3,990円(税込)「るろうに剣心 通常版」[DVD]価格:2,980円(税込)発売日:12月26日(水) ※レンタル&オンデマンドも同日開始発売/販売元:アミューズソフトレンタル&オンデマンド発売元:ワーナー・ホーム・ビデオ© 和月伸宏/集英社 © 2012 「るろうに剣心」製作委員会■関連作品:るろうに剣心 2012年8月25日より全国にて公開© 和月伸宏/集英社© 2012「るろうに剣心」製作委員会
2012年11月01日俳優の加藤和樹とシンガーソングライターの伊達幸志によるユニットJOKERが、10月10日(水)にシングルをリリースする事が決定した。【公演情報はこちら】JOKERは2011年にデビュー。ミュージカル「テニスの王子様」出演がきっかけで知り合ったふたりはそれぞれソロで音楽活動をしていたが、加藤の誘いがきっかけでユニットを結成。セカンドシングルとなる今作のタイトルは『Rolling Life』。小室哲哉が作詞・作曲そしてコーラスやピアノ演奏まで参加する楽曲で、何度も繰り返されるサビメロが印象的でメロディアスなロックナンバーだ。9月26日(水)には今年の5月に行われたファーストライブを収録したDVD『ALIVE I』をリリース。12月14日(金)からはライブツアー、JOKER Live “GAME” Tour 2012-2013~OVER~が仙台を皮切りに全国12都市13会場で行われる。本人たちも「ライブという緊張感ある生の現場で新たなJOKERが誕生する」と語っているだけに、気になる方は是非ご確認を。なお、チケットぴあでは9月24日(月)午前11時まで、先行抽選プレリザーブを実施中。■JOKER Live “GAME” Tour 2012-2013~OVER~12月14日(金) 仙台 darwin12月16日(日) 札幌 ペニーレーン2412月22日(土) 広島 ナミキジャンクション12月23日(日) 広島 ナミキジャンクション12月24日(月) 福岡 BEAT STATION1月5日(土) 浜松 窓枠1月6日(日) 柏 PALOOZA1月12日(土) 名古屋 ダイアモンドホール1月14日(月) 松山 サロンキティ1月19日(土) 大阪 BIGCAT1月20日(日) 金沢 AZ1月26日(土) さいたま新都心 HEAVEN’S ROCK VJ-31月27日(日) 東京 SHIBUYA-AX※チケット一般発売11月10日(土)
2012年09月17日佐藤健主演の映画『るろうに剣心』の舞台あいさつが25日に新宿ピカデリーで行われ、佐藤、武井咲、蒼井優、青木崇高、江口洋介、香川照之、大友啓史監督らが登壇した。その他の写真本作は、幕末に“人斬り抜刀斎”として恐れられていたが、明治維新後に“不殺(ころさず)”の誓いをたて流浪人として旅をする伝説の剣客・緋村剣心(佐藤)が、様々な人との出会いを通じて自らの生き方を見出していく姿を描いた物語。観客からの熱烈な歓声を受けて登壇した佐藤は、「昨日は興奮して寝られなかったくらいこの日を待ち望んでいたので、本当にうれしい」と喜びの表情を浮かべ、役者生命をかけて挑んだ剣心役について聞かれると、「機会があれば是非またやらせていただきたい!」と続編への意欲を見せた。斎藤一役を演じた江口は、佐藤とのアクションシーンについて、「身体能力がすごく高くて、アスリートみたいだなと思っていました」と絶賛し、「観る者を楽しませるアクションシーンになっていると思います」と話した。最後に佐藤は、「みなさんがいてくれたからこそ今日まで頑張ることができました。この映画に関わってくれたすべての人に心から感謝しています。この映画を愛してください!」とメッセージを送った。『るろうに剣心』公開中
2012年08月27日人気コミックを原作に、『龍馬伝』の大友啓史がメガホンを執った映画『るろうに剣心』。キャラクターやアクションなど、見どころに事欠かない本作だが、特出すべき主人公・緋村剣心を演じる佐藤健がインタビューに応じた。その他の写真剣心として、そして剣心を演じる役者として、スクリーンの中、色気を放つ佐藤。作品を語る言葉から、彼の男としての強さが伝わってくる。「剣心の一番の魅力は、強いところだと思う。その主人公の強さがあるから原作が大人気なんだと思います。僕も子供の頃は剣心が敵をやっつけるのに興奮して、真似して遊んだりしていたのを憶えています。その強さがあるから言葉にも説得力があるし、『おろっ』みたいなところも生きてくる。強さっていうのは魅力だと思います」。その強さを体現するために、クランクイン2カ月前からアクションの特訓を開始したという佐藤。「『るろうに剣心』をやるって時点でハードルが高いのは当然だし、アクションがカッコ悪かったらあり得ないと自分で覚悟していました。練習も受け身や素振りから始めて、徐々に人と絡んでやったり、壁を使ってジャンプして斬るっていう練習をしたり。最初にアクションチームの人たちがやっているイメージ動画を見せてもらったんですけど、それがまさに剣心だったんですよね。とにかくそこを目指していこう、と。燃えるタイプなので、やってやろうっていう感じでしたね。もちろん皆さんはアクションのプロだけれど、言っても同じ男の子なわけですから。あの人たちにできて、俺にできないわけがない! っていう。負けず嫌いっていうのは、あるかもしれないですね(笑)」。華奢な印象でも、内面は骨太。そうして自身で作り上げた剣心像に対しては、「うーん、まぁまぁです(笑)。いい線はいったかな。悪くない」。自分に厳しく、ストイックでもある。佐藤健の男らしさを剣心で体感せよ。『るろうに剣心』8月25日(土)全国ロードショー※8月23日(木)、24日(金) 先行上映取材・文:渡辺水央写真:平岩亨●衣装協力:Venom TEL:03-5728-4765The Letters TEL:03-3460-0089LAKIC TEL:03-6419-3042
2012年08月23日佐藤健が国民的コミック・ヒーロー、緋村剣心を見事に演じ上げた映画『るろうに剣心』が8月25日(土)の全国公開に先駆けて、22日(水)より先行上映をスタート!同日、109シネマズ湘南、横浜ブルク13、109シネマズ川崎の3劇場にて、佐藤さんと大友啓史監督の2人が揃って舞台挨拶を実施した。同日より3日間にわたり行われる先行上映に際し、都内近郊の主要劇場全9劇場を2人で巡るという“ラストスパート”の舞台挨拶がスタートしたこの日。各劇場、チケットが即日完売となるほどの大盛況の中、佐藤さんは「恥ずかしいし、照れますね(笑)」と観客の反応に緊張を隠せない様子。劇中では、見事な殺陣を披露している佐藤さんだが、役作りにおいて何よりも「アクション」は妥協できなかったと明かし、「剣心という大好きなキャラクターを演じさせていただいているので、アクションが格好悪いのは論外だと思っていました。格好悪かったら恥ずかしくて人前に出れないな、役者を辞めるしかない…と。過酷な練習も楽しみながらさせていただきましたよ」と撮影をふり返った。そんな佐藤さんの演技について感想を聞かれた大友監督は、「役者生命まで賭けてくれるくらい、力を入れて演じてくれました。そんなことまでしてくれて、本当に監督冥利に尽きるし、彼のその想いでスタッフ共々、気合いが入りました。佐藤さん自身、いままでは繊細なイメージが強かったと思いますが、意外と男らしい一面もあって。ダイナミックなアクションも映える魅力的な俳優さんだと思いますし、本作が佐藤さんの代表作になればいいなと思っています」と最大限の賛辞を並べた。さらに、この先行上映行脚の中では、劇場をヒロインの薫(武井咲)のように明るく元気に切り盛りする女性スタッフを各劇場の“薫ちゃん(=劇場応援スタッフ)に公認するという取り組みも。109シネマズ川崎の薫ちゃんにも佐藤さんから“薫ちゃんタスキ”が進呈され、「心強いですね。贔屓めに応援してください(笑)」というラブコールが贈られた。『るろうに剣心』は8月25日(土)より全国にて公開。■関連作品:るろうに剣心 2012年8月25日より全国にて公開© 和月伸宏/集英社© 2012「るろうに剣心」製作委員会
2012年08月22日「運命」と「覚醒」――。いずれもこのインタビューの中で発せられた言葉だが、佐藤健と映画『るろうに剣心』を結びつける重要なキーワードと言える。原作は「週刊少年ジャンプ」で連載され、単行本の累計発行部数5,700万部を誇る大人気漫画。“人斬り”という重い過去を背負ったまま新たな時代を生きることを選んだ主人公・緋村剣心を佐藤さんはどのような思いで演じたのか?先に挙げた2つのキーワードと佐藤さん自身の言葉を軸に本作を解き明かす!映画『るろうに剣心』に導かれた「運命」デビュー以来、ドラマから映画となり大ヒットを記録した「ROOKIES」や2シーズンにわたって放送された「ブラッディ・マンデイ」など話題の作品で存在感を示し、着実にキャリアを積み重ねてきた。そんな佐藤さんに最初の“目覚め”をもたらしたのが2010年のNHK大河ドラマ「龍馬伝」。佐藤さんは実在の“人斬り”以蔵の悲哀を見事に表現し、自身のこれまでのイメージはおろか、数々の小説などでも描かれてきた以蔵像までも塗り替えるほど鮮烈に演じきった。この「龍馬伝」の演出を担当し、佐藤さんを新たなステージに導いた人物こそ、本作でメガホンを握っている大友啓史監督である。傍から見ると「龍馬伝」の成功に続く形で『るろうに剣心』が佐藤さん主演で動き出したかのように見えるが、実は、佐藤さんへの以蔵と剣心役という2つのオファーは、ほぼ同時期の全く別々のところから届けられたもの。『剣心』に関しては誰がメガホンを握るかもまだ決まっていなかった。そこには数奇としか言えないような運命的な交錯があった。「まず『剣心』の実写化をという話があって、ほぼ同時に『龍馬伝』のお話をいただいたんです。人斬り役のお話を同時期にいただいたということで、『これはやらなきゃ!』と特別な思いを感じました。結局、タイミングが合わずに『剣心』は先送りになってしまうんですが、何とか道を探っていく中で大友さんに行きついて『これなら行ける』ということで再び動き出したんです。人斬りの役が重なるだけでもすごいことですが、それを同じ監督でやれることになったんですから僕自身、強い運命を感じました」。“運命”というならば、そもそも「実写化不可能」と言われ続けてきたこの原作が、なぜ連載終了から13年が経過したいま映画化されたのか?ズバリ佐藤さんの存在こそがその答えである。スピーディでアクロバティックな剣戟を含む激しい格闘シーンこそが原作の大きな魅力であり、実写化における肝と言える部分。緋村剣心を演じうる俳優は誰か?久保田修プロデューサーを始めとする製作スタッフ、そして原作者の和月伸宏が揃って本作の映画化を可能にする唯一の俳優として名を挙げたのが佐藤さんだった。当の佐藤さんは、熱烈な原作ファンの存在も含め「正直、不安はあったし(剣心のイメージが)僕と合っているとも思わなかった」と照れくさそうに明かしつつ、剣心の内面を含めた役作りについてこう語る。「剣心はほぼ人間ではなく仙人のような完璧な人(笑)。僕にとっても『るろうに剣心』は小さい頃から読んでいた大好きな作品で、最初から自分の中に『剣心はこうあってほしい』、『剣心ならこうするはず』という理想の剣心像が明確にありました。常にその理想を目指してやっていきました」。現場で体感した「覚醒」そして、京都で行われた撮影の過程で佐藤さんを襲ったさらなる「覚醒」。それはこれまでにない新たな経験だった。「東京を離れて京都で集中して撮影するというのも初めてのことで、ものすごく贅沢にやらせてもらいましたが京都にいる間じゅう、ずっとアドレナリンが出ている状態で、夜になってもほとんど眠れなかったんです。自分でも色々考えちゃって、まさに覚醒し続けている感じでした。ものすごくハードルは高かったけどその分、終わったときにやりきった感はありましたし、そういうことも含めて初めての経験でした」。不安という言葉を自ら口にした割には全くと言っていいほどそれを感じさせず、どこか飄々としている。「考えるのは当たり前。でもジタバタと悩んだりは……してるのかな(笑)?悩んでるわけではないと思います」という口ぶりは小憎らしいほど落ち着いている。座右の銘は「臨機応変」――。「決めつけないでその場で考える。その場で出た答えを信じる。いつからだろう…?きっかけがあったわけではないと思います。気づいたらこうなってました」と浮かべる微笑みは天使のようにも悪魔のようにも見える。この春には「ロミオ&ジュリエット」のロミオ役で念願の初舞台も経験。今年は佐藤さんにとって転機と言える年になった。役者として今後、歩むべき道について尋ねると、自身の言葉を反芻し覚悟を決めるかのようにゆっくりと言葉を選びながらこんな思いを語ってくれた。「『剣心』も『ロミオ&ジュリエット』もそうなんですが、じっくりとひとつの大きなプロジェクトに集中して関わりたいですね。ジャンルは問わず、またアドレナリンが出続けるような(笑)」。覚醒の先にあるさらなる変貌を楽しみに待ちたい。(photo:Toru Hiraiwa/text:Naoki Kurozu)■関連作品:るろうに剣心 2012年8月25日より全国にて公開© 和月伸宏/集英社© 2012「るろうに剣心」製作委員会
2012年08月17日90年代に絶大な人気を誇った同名コミックを佐藤健主演で実写化した映画『るろうに剣心』の舞台あいさつが14日に大阪で行われ、佐藤、武井咲、青木崇高、大友啓史監督が登壇した。その他の写真本作は、幕末に“人斬り抜刀斎”として恐れられていたが、明治維新後に“不殺(ころさず)”の誓いをたてた伝説の刺客・緋村剣心が、神谷道場の師範代を務める薫(武井)や様々な人との出会いを通して自らの人生を切り開いていく姿を描いた物語。原作が『週刊少年ジャンプ』連載、TVアニメでの放映など各方面で人気を得た作品なだけに、大友監督は「マンガの剣心は最強でしてね(笑)。“神速”とも言いますか。神の速さですから。まず乗り越えなきゃいけないのは、その辺をどういうふうに作っていくか、勝算がないといけないんですね」と、実写化実現の苦労を吐露するも、「キャラクターひとりひとり、すごくエッジがきいているし、そういう意味ではまず健くんが決まった。剣心は彼以外にいない」と佐藤を絶賛。一方、小さい頃から剣心の大ファンだったという佐藤は、「自分が剣心をやるなんてありえないし、やるんだったら原作ファンの方も自分も納得できる物をやらなければいけないと思った。実際、大友監督や皆さんと現場で作って、これは間違いなく代表作になるんだろうなとか、今までの作品と全然違う特別な作品になるんだなという実感がわいてきた」と、本作に対する思いを語った。また、本作には多くのアクション・シーンが登場するが、背中に“悪”一文字を書いた服がトレードマークの喧嘩屋・相楽左之助を演じる青木は、「戦う相手が元格闘家の方だったので、相当気合も入りました。やっていく中でアドレナリンが出るんですよ」と当時を振り返っており、武井はその撮影風景を「すごく格好よかったですね。実際現場でモニターを見る限りも、本当に同じ人間かと思うぐらいすごいアクションをされていて。私が見ていないアクション・シーンもいっぱいあったから、実際の映像を見た時は、こりゃ大変だっただろうにと思いました」と思わず本音を漏らしていた。『るろうに剣心』8月25日(土)全国ロードショー※8月22日(水)、23日(木)、24日(金) 先行上映
2012年08月15日佐藤健主演の映画『るろうに剣心』の舞台あいさつが13日に名古屋で行なわれ、佐藤と大友啓史監督が登壇した。その他の写真『るろうに剣心』は、1994年から『週刊少年ジャンプ』に連載され、コミックの累計発行部数は5000万部を突破、テレビアニメ化もされた人気作。かつては“人斬り抜刀斎”として恐れられるも、維新後に殺さずの誓いを立てた伝説の剣客・緋村剣心(佐藤)が、様々な人との出会いを通じて、自らの生きる道を見出していく姿を描く。子どもの頃、リアルタイムでテレビアニメの放送を見ていたという佐藤は「ハードルは高かったです。僕自身がこのアニメを好きだったし、誰もが知っているマンガっていうのがわかっていたので、剣心を演じるっていうのがどれだけ高いハードルかっていうのは、最初から意識していました。でも、このハードルを超えられないならやらない方が良いと思った」と役への想いを告白。大友監督は「彼は自分から高いハードルを設定していた。そこに時間や場所を用意してあげれば、どんどん吸収していっていた」と称賛した。本作には本格的なアクションシーンが多く登場するが、大友監督は「今回は、時代劇の“殺陣”ではなく、“ソード(刀)アクション”と呼んでいます。“斬り合い”というのは人間とのぶつかり合いなので、そこにはドラマがある。今回はアクション俳優ではなく、健くんはじめ、素晴らしい役者たちが練習して演じた、CGに頼らない、汗を感じる生身のアクションになっています」と語った。また司会者から、この日を心待ちにしていたファンが開場の11時間前から列を作っていたことを聞くと佐藤は「マジっすか!? 暑いなか…。お水飲んでくださいね(笑)」と声をかけ、「この映画を楽しみにしていただいていたと思いますが、みなさんに見ていただけるのが本当にうれしいです」と笑顔を見せた。『るろうに剣心』8月25日(土)全国ロードショー※8月22日(水)、23日(木)、24日(金) 先行上映
2012年08月14日90年代に『週刊少年ジャンプ』で絶大な人気を誇った同名コミックを、佐藤健主演で実写化する映画『るろうに剣心』。現在、映画のPRとして、“るろう人”が全国各地を旅するキャンペーンを実施しており、本日よりロンドンに遠征することが発表された。その他の写真本キャンペーンは、映画『るろうに剣心』仕様に装飾したワゴン車“るろう号”に乗って旅する“るろう人”の目撃情報や、地元のお薦めスポット、名産物などをハッシュタグ「#るろう人が行く」をつけてツイートするというもの。有益な情報をツイートしたユーザーは、抽選で映画のグッズがもらえるという。期間は映画公開の8月25日(土)まで。ロンドンには本日到着し、8月2日(木)まで滞在。現在現地で開催されているオリンピックを観戦し、日本を応援するという企画だ。当初は全国各地をまわるキャンペーンだったが、国境を越えてロンドンに発った“るろう人”について佐藤は、「“るろう人”自身が全国を巡ってたくさんの人からのエネルギーをもらっていると思います。その気持ちを背負ってロンドンに行って、映画だけではなく日本全体を盛り上げていってほしいです」とコメント。全国を駆け回っている“るろう人”は、「まさかロンドンにいくとは思わなかったので…。“剣心”の心を持ってしっかり日本代表を応援してきたいと思います!」と意気込みを語っている。本作は、幕末に“人斬り抜刀斎”として恐れられていたが、明治維新後に“不殺(ころさず)”の誓いをたて流浪人として旅をする伝説の剣客・緋村剣心(佐藤)が、様々な人との出会いを通じて自らの生き方を見出していく姿を描いた物語。『るろうに剣心』8月25日(土)全国ロードショー
2012年07月30日和月伸宏の大人気コミックを佐藤健主演で実写化する映画『るろうに剣心』の最新予告編がこのほど公開され、華麗なアクションと壮大なドラマによって紡がれる“実写版剣心”の一端が明らかになった。映画『るろうに剣心』の最新予告動画『るろうに剣心』は1994年から5年に渡って週刊少年ジャンプに連載され、テレビアニメ化もされた大人気作。かつては“人斬り抜刀斎”として恐れられるも、維新後に“殺さずの誓い”を立てた伝説の剣客・緋村剣心(佐藤)が、神谷道場の師範代・薫(武井咲)や様々な人との出会いを通じて、自らの生きる道を見出していく姿を描く。ふたりの他にも蒼井優、江口洋介、香川照之ら主役級のキャストが参加している。このほど公開された予告編でまず目を奪われるのは、圧倒的なスピードとスケールで繰り広げられるアクション・シーンの数々だ。俳優陣は撮影前より、アクションや殺陣に備えて準備をしていたことが報道されているが、日本が誇るアクション監督・谷垣賢治が手がけたアクションは、ワイヤーを駆使したアクロバティックなものから、刀と刀がぶつかる緊張感を感じられる対決場面まで多彩な演出が施されており、本編でどんなアクションが展開されるのか気になるところだ。また、予告編には激動の時代を背景に描かれる人間ドラマの一端も登場。ドラマ『龍馬伝』などの作品で知られる大友啓史が監督を務める作品だけに、原作コミックになじみがなくても、じっくりと楽しめる人間ドラマが描かれているようだ。『るろうに剣心』8月25日(土)全国公開(C)和月伸宏/集英社(C)2012「るろうに剣心」製作委員会
2012年06月28日累計発行部数5,700万部を誇る国民的人気コミックを実写映画化した『るろうに剣心』の完成披露レッド・カーペットイベントが6月27日(水)、東京・六本木ヒルズアリーナで行われた。主人公・緋村剣心を演じる佐藤健を始め、ヒロイン役の武井咲、吉川晃司、蒼井優、青木崇高、田中偉登、江口洋介、大友啓史監督という豪華なメンバーが出席し、会場に集まったファン1,000人が熱狂的に迎え入れた。幕末に“人斬り抜刀斎”として恐れられていた伝説の剣客・緋村剣心(佐藤さん)は、明治維新を境に「不殺(ころさず)」の誓いを立て、流浪人として旅をしていた。神谷道場の師範代を務める薫(武井さん)らさまざまな人々との出会いを通し、自ら生きる道を切り開く中、謎の人斬り事件が勃発する…。佐藤さんは「すごく幸せ」と大勢のファンを前に感無量の様子。もともと原作の大ファンで「僕自身が『こうあってほしいな』と思う理想の剣心を目指した。役作りで意識したことはたくさんありすぎて…」とふり返る。「頑張った分、報われたと思えるほどすごい作品ができちゃいました。やっぱり大友監督はすごい」と、NHK大河ドラマ「龍馬伝」以来となる大友監督との再タッグが生み出した本作に、自信と手応えを示した。そんな佐藤さんに対し、武井さんは「いやあ、剣心カッコいいですよ!」と惚れぼれ。自身が演じるヒロイン像は「素直さと健気さがあり、演じていて愛おしくなる魅力的な女性」だと語った。すると佐藤さんは「武井さんは偏食なんですよ。武井さんが食べられるお店を、大人たちが探す…っていう(笑)」と撮影中の裏話を暴露。これには武井さんもタジタジで恐縮していた。蒼井さんは、生きるために仕方なく悪に手を染める名医の娘で、剣心たちに出会い誇りを取り戻していく高荷恵を演じる。佐藤さんと同じく「龍馬伝」への出演経験があり、「スタッフさんもほぼ同じだったので、撮影が始まる前からチームワークが出来上がっていた」のだとか。一方、浮浪(はぐれ)人斬り・鵜堂刃衛を演じた吉川さんは「斬るのは、やっぱり気持ち良かったですよ」と迫力あふれる(?)不敵な笑みを浮かべていた。剣心と対峙する旧幕府軍・新撰組三番隊組長、斉藤一役の江口さんは「みなさんがどんなに期待をしても、それを超える作品」とアピール。大友監督も「江口さんがおっしゃる通り、みなさんが観たことないビックリするような作品に仕上がった」と誇らしげに語っていた。豪華キャストの共演はもちろん、ハリウッド顔負けのアクションで早くも話題をさらう本作が日本映画界にどう“斬りこむ”のか?その狼煙を上げる華々しいイベントとなった。『るろうに剣心』は8月25日(土)より全国にて公開。■関連作品:るろうに剣心 2012年8月25日より全国にて公開© 和月伸宏/集英社© 2012「るろうに剣心」製作委員会
2012年06月27日『週刊少年ジャンプ』に連載され、テレビアニメ化もされた大人気コミックを実写化した映画『るろうに剣心』の完成披露レッドカーペットイベントが27日、東京・六本木ヒルズアリーナで行われ、主人公・緋村剣心を演じる佐藤健をはじめ、武井咲、吉川晃司、蒼井優、青木崇高、田中偉登、江口洋介、メガホンをとる大友啓史監督が出席。佐藤は「僕自身、剣心が大好きだったので『こうあってほしい』という理想像を演じたつもり。頑張った分、報われたと思うし、日本映画界にすごい作品ができちゃったと思う」と手応えたっぷりの様子だった。その他の写真かつては伝説の人斬りとして恐れられるも、維新後に“殺さずの誓い”を立てた伝説の剣客・緋村剣心が様々な人との出会いを通じて、自らの生きる道を見出す姿を描く。完成した作品に自信たっぷりの佐藤に対し、ヒロイン・神谷薫を演じる武井は「剣心、かっこいいですよ」とホレボレ。演じた役柄については「素直さや健気さ、純粋な部分は私自身も演じていて、とても愛おしく魅力的な女性」と笑みを浮かべた。金で人斬りを請け負う浮浪人斬り・鵜堂刃衛を演じる吉川は「バッサバッサ斬るのは、気持ちよかったですよ」と不敵な笑み。江口は、剣心と対峙する旧幕府軍・新撰組三番隊組長、斉藤一を演じ「剣心とはまた違う形で、剣と離れた男。そういったニュアンスを大切に演じた。どんなに期待していただいても、その期待を超える作品です」と誇らしげだった。大友監督も「江口さんがおっしゃる通り、皆さんが見たことないビックリするものに仕上がった」と胸を張った。佐藤、蒼井らは大友監督が演出を手掛けた大河ドラマ『龍馬伝』への出演経験があり、「撮影に入る前からすっかりチームワークが出来上がっていた」と蒼井。佐藤は「武井さんが偏食なんですよ。だから、武井さんが食事できるお店を探すのが大変だった(笑)」と大友組に初参加した武井の“偏食ぶり”を暴露。これには武井もタジタジで、恐縮しきりだった。『るろうに剣心』8月25日(土)全国公開取材・文・写真:内田 涼
2012年06月27日劇場公開に先立ち、原作漫画の再始動、新作アニメの放送開始と各方面から盛り上がりを見せている、映画『るろうに剣心』。世界各国でも字幕付きの特報が配信されるなど、早くから世界配給も視野に入れた動きを見せている本作だが、その本ポスター・ビジュアルがこのほど解禁となった。以前公開されたティザー・ポスターは、過去の自分と向き合い「不殺(ころさず)」の誓いを立てて流浪人として生きる剣心の“封印された狂気”をモノクロの静けさで表現していたのが印象的だったが、今回お目見えになった本ポスターは対照的に、剣心の“動”の魅力が伝わるビジュアルに。躍動感あふれる剣心の構えが目を引くと共に、彼を取り囲む豪華キャストの姿も大きく映し出されており、ティザーとはまた異なる、ドラマティックなアクションを期待させるビジュアルに仕上がった。そして、佐藤健扮する剣心の横に大きく記された「かならず、帰る」というキャッチコピー。その言葉が意味するものとは…?『るろうに剣心』は8月25日(土)より全国にて公開。■関連作品:るろうに剣心 2012年8月25日より全国にて公開© 和月伸宏/集英社© 2012「るろうに剣心」製作委員会
2012年06月25日服部栄養専門学校理事長・校長、医学博士の服部幸應氏と共同企画したオンラインショップ「服部幸應のお取り寄せ」が、5月28日オープンした。「服部幸應のお取り寄せ」は、服部幸應氏がすべて実食・厳選。素材本来のおいしさにこだわり、無農薬や減々農薬、無添加の商品を作り手より直接届けるお取り寄せサイト。取り扱う商品は、世代を超えた逸品はもちろん、育児や仕事などで忙しい30~40代の女性にもおススメの素材ばかり。保存や調理が簡単な、無添加のお総菜や冷凍食品など積極的に紹介し、健康的で華のある食生活をサポートしていく。各商品のページでは、作り手のもとへスタッフが足を運び、商品の製造現場や、作り手の商品に込める思い、誕生秘話をリポート。また、こだわりの食品をより楽しく、身近に感じてもらうため、服部幸應、スタッフ、購入者によるお勧めのおいしい食べ方やアレンジレシピを紹介する。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月04日和月伸宏の大人気コミックを佐藤健主演で実写化する映画『るろうに剣心』の新しい特報がこのほど解禁となった。新予告編はこちら『るろうに剣心』は1994年から5年に渡って週刊少年ジャンプに連載され、コミックの累計発行部数が5000万部を突破、テレビアニメ化もされた大人気作。かつては“人斬り抜刀斎”として恐れられるも、維新後に“殺さずの誓い”を立てた伝説の剣客・緋村剣心(佐藤)が、神谷道場の師範代・薫(武井咲)や様々な人との出会いを通じて、自らの生きる道を見出していく姿を描く。ふたりの他にも蒼井優、江口洋介、香川照之ら主役級のキャストが参加している。今回解禁となった最新特報映像では、第1弾では見られなかった剣心の“穏やかな面”が描かれている。剣心と薫が出会うシーンでは、剣心の口癖である「おろ?」が登場し、温厚な話し方や表情で普段の剣心を描写。一方、殺陣のシーンでは、敵である斎藤一(江口)、武田観柳(香川)との対決で静かな狂気を放つ激しい一面を見せ、大友啓史監督が撮影時から「CGに頼らず、生身のアクションにこだわりたい」と話していた通り、剣心の特徴である素早さと、剣技“逆刃刀(さかばとう)”を使った佐藤のアクションシーンの一部が公開されている。昨年12月に公開された第1弾の特報映像は、世界136か国からアクセスが集中するほど注目度が高く、今回の特報では英語、中国語、フランス語、スペイン語の4か国語の字幕付き映像の制作が決定。完成次第、公式サイトにアップされる予定。『るろうに剣心』8月25日(土)全国公開(C)和月伸宏/集英社(C)2012「るろうに剣心」製作委員会
2012年03月13日累計発行部数5,000万部を超える大ヒットを記録し、TVアニメ版も一世を風靡した大人気漫画「るろうに剣心−明治剣客浪漫譚−」を佐藤健主演で実写映画化した『るろうに剣心』。このほど、佐藤健扮する主人公・緋村剣心の迫力たっぷりのアクションシーンを収めた特報映像が公開となった。幕末に「人斬り抜刀斎」として恐れられていた伝説の剣客・緋村剣心。彼は明治という新しい時代の訪れと共に姿を消し、「不殺(ころさず)」の誓いを立て、流浪人として旅をしていた。初めて巡り合った大切な人たちを守るため、“斬れない刀=逆刃刀”で戦う剣心の姿を描く。本作でメガホンを握ったのは、大河ドラマ「龍馬伝」(NHK)も手がけた大友啓史監督。撮影時から「CGに頼らず、生身のアクションにこだわりたい」と話していた通り、今回届いた特報映像の見どころは何と言っても、佐藤さんによる大掛かりなアクションシーン。冒頭のほのぼのとした雰囲気から一変、ある種の殺気さえ感じさせる殺陣のシーンは、物語のキーでもなる鬼気迫る抜刀斎と愛に満ちた剣心という相反する二面性を伺わせる。佐藤さんのほかにも武井咲、吉川晃司、蒼井優、奥田瑛二、江口洋介、香川照之など豪華キャストが勢揃いした本作。昨年12月に約40秒の本編映像が公開された際には全世界136か国からアクセスが集中し、世界中の剣心ファンからの注目の高さを証明した。今回解禁となったの特報映像も英語、中国語、フランス語、スペイン語の4か国語の字幕付き映像の制作が既に決定しており、完成次第、公式サイトへアップされる予定となっている。世界配給も視野に入れているとのことで、今夏一番の話題作となりそうだ。果たして、佐藤さん演じる剣心はどんな剣さばきを見せてくれるのか?まずはこちらの映像からチェックしてみて。『るろうに剣心』は8月25日(土)より全国にて公開。※こちらの映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY■関連作品:るろうに剣心 2012年8月25日より全国にて公開© 和月伸宏/集英社© 2012「るろうに剣心」製作委員会■関連記事:武井咲、忽那汐里、剛力彩芽に続け!「国民的美少女コンテスト」3年ぶり開催原作者・和月伸宏の手で蘇る!「るろうに剣心」連載が13年ぶりに再スタート佐藤健版“剣心”がお目見え!『るろうに剣心』、撮影を終え公開初日も決定吉川・江口・香川が剣心に立ちはだかる!『るろうに剣心』新キャスト発表第4弾蒼井優、「龍馬伝」に続く大友組で『るろうに剣心』に参戦!妖艶な女医役に
2012年03月13日和月伸宏の大人気コミックを佐藤健主演で実写化した映画『るろうに剣心』の新ビジュアルがこのほど解禁となった。その他の写真『るろうに剣心』は1994年から5年に渡って週刊少年ジャンプに連載され、コミックの累計発行部数は5000万部を突破、テレビアニメ化もされた大人気作。かつては“人斬り抜刀斎”として恐れられるも、維新後に殺さずの誓いを立てた伝説の剣客・緋村剣心(佐藤)が、様々な人との出会いを通じて、自らの生きる道を見出していく姿を描く。佐藤のほかにヒロインの神谷薫役に武井咲、高荷恵役に蒼井優、斎藤一役に江口洋介など主役級のキャストが参加しており、原作のキャラクターがどう描かれるかに注目が集まっている。場面写真や特報に続き、ようやく解禁となったポスタービジュアル。全体がモノクロでデザインされているのは、幕末に“人斬り”として生きた過去の自分と向き合い、維新後に立てた人を殺めないという誓いを守りながら流浪人として生きる剣心の“封印された狂気”を表現しているという。また、ポスターに描かれる“優しいヤツほど気をつけろ”のコピーも剣心の隠された一面を表現しているようだ。昨年には本作のテレビアニメ化15周年を記念して新作アニメの制作も決定、5月には13年ぶりに原作漫画も再始動することが発表されている。『るろうに剣心』8月25日(土)全国公開(C)和月伸宏/集英社(C)2012「るろうに剣心」製作委員会
2012年03月09日累計発行部数5,000万部を超える大ヒットで、アニメ版も一世を風靡した大人気漫画「るろうに剣心−明治剣客浪漫譚−」を佐藤健主演で実写化した映画『るろうに剣心』が約4か月の撮影を終え、遂にクランクアップ!来年8月25日(土)より公開されることが決定し、このほど佐藤さん扮する主人公・緋村剣心のビジュアルが解禁となった。今年6月に佐藤さん主演での実写映画化が発表されて以来、ヒロイン・薫役の武井咲を始め、蒼井優、吉川晃司、江口洋介、香川照之ら重要キャストの出演が順に公表され、話題を呼んできた本作。8月2日にクランクインし、京都府、滋賀県、鳥取県、岡山県、兵庫県、大阪府の2府4県で約4か月にもおよぶ長期の撮影が行われ、11月21日にクランクアップした。撮影は各地で延べ1,200人のエキストラが参加する大規模のものとなった。“人斬り抜刀斎”と恐れられる伝説の剣客、剣心を演じた佐藤さんは、大河ドラマ「龍馬伝」に続く殺陣アクションへの挑戦となったが、クランクアップを迎え「ケガなく無事に撮影を終えることができてホッとしたのと解放感で思わず『終わったー!』って叫んじゃいました。この作品はたくさんの方に観ていただきたいですが、特に原作ファンに観ていただきたいです。公開を楽しみに待っていてください」と、やり遂げた充実感と手応えを語った。また、製作総指揮のウィリアム・アイアトンは「夏からの長期間の撮影を大きな事故もなく無事に終え、手応えを感じています。来春に本編完成を予定しており、世界マーケットへのデビュー、そして海外配給に向け準備を始めています。我々は剣心が世界中の観客に愛されると信じています」と本作の海外進出に向けての抱負を語っている。原作ファンにとってはもちろん、公開が待たれる本作だが、これに先駆けて12月17日(土)・18日(日)に千葉・幕張メッセで開催される集英社主催のイベント「ジャンプフェスタ2012」の会場にて数量限定でジャンプ限定ビジュアル前売鑑賞券が発売される。『るろうに剣心』は2012年8月25日(土)より全国にて公開。「ジャンプフェスタ2012」公式サイト■関連作品:るろうに剣心 2012年8月25日より全国にて公開© 和月伸宏/集英社© 2012「るろうに剣心」製作委員会■関連記事:吉川・江口・香川が剣心に立ちはだかる!『るろうに剣心』新キャスト発表第4弾蒼井優、「龍馬伝」に続く大友組で『るろうに剣心』に参戦!妖艶な女医役に三浦春馬と佐藤健、今度は熱帯雨林のジャングルへ!オランウータンの飼育にも挑戦実写版『るろうに剣心』ヒロイン・薫役に武井咲!監督「彼女以外考えられない」佐藤健で「るろうに剣心」実写化!「龍馬伝」監督と再タッグ
2011年12月03日さわやかなイケメンに演じてもらいたい!!テレビアニメが15周年を迎え、いよいよ実写化される『るろうに剣心―明治剣客浪漫譚―』。主人公の緋村剣心は佐藤健さんに決定しましたが、ほかにも似合う人がいるのでは……と考えるのも楽しいもの。そこで20代女性に、佐藤健さん以外で剣心を演じてほしい俳優を聞いてみました。>>男性編も見るQ.『るろうに剣心―明治剣客浪漫譚―』の主人公、緋村剣心を演じてほしい俳優は(佐藤健を除く)?※敬称略(複数回答)1位三浦春馬21.1%2位生田斗真15.4%3位岡田将生15.2%4位山下智久10.4%5位成宮寛貴9.7%5位松山ケンイチ9.7%■三浦春馬に演じてほしい!!・「普段のゆるさと、剣を持ち殺気立ったときの2つの表情をうまく演じることができそう」(27歳/運輸・倉庫/事務系専門職)・「どことなくかわいい雰囲気を持っていて、笑顔がすてきな人を選びました。あと、目が魅力的な人だから」(26歳/小売店/販売職・サービス系)・「美形の顔立ちと雰囲気が合っている」(28歳/団体・公益法人・官公庁/販売職・サービス系)・「目力があるところがいい」(28歳/人材派遣・人材紹介/事務系専門職)・「さわやかで、力強さもある」(27歳/マスコミ・広告/クリエイティブ職)■生田斗真に演じてほしい!!・「柔らかさと厳しい表情が必要なキャラクターだから、2つの顔ができる人を考えるとこの人かなぁと。顔がきれいな方がいいし(笑)」(24歳/金属・鉄鋼・化学/専門職)・「演技もうまいし、何となく雰囲気が似ているから。赤髪も似合いそう」(26歳/小売店/販売職・サービス系)・「りりしい部分と朗らかに笑うところをうまく演じ分けてくれそうだから」(24歳/通信/事務系専門職)・「似合いそうだし、ちゃんと役に合った演じ方をしてくれそうだから」(26歳/建設・土木/事務系専門職)■岡田将生に演じてほしい!!・「普段はおっとりしてそうだけど、いざというときには守ってくれそうなところが合いそう」(24歳/不動産/事務系専門職)・「切れ長の目が剣心っぽい。天然っぽいところもイメージに合う」(24歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)・「過去に傷を持った切ない感じを醸し出してくれそう」(23歳/食品・飲料/その他)■山下智久に演じてほしい!!・「ベビーフェイスだが強いところが似ている」(22歳/電機/事務系専門職)・「甘さと強さがいいバランスだから」(25歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)・「中性的な声で、体形も合っていると思うから」(25歳/医薬品・化粧品/専門職)■成宮寛貴に演じてほしい!!・「フラっとしていそうで、ちゃんとしんがあるところが似合うと思った」(24歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)・「涼しげだけど強そう、という雰囲気が合いそうだから」(24歳/情報・IT/技術職)■松山ケンイチに演じてほしい!!・「『カムイ外伝』で見せた表情からして、うまく役をこなしてくれそうだと思いました」(27歳/その他/事務系専門職)・「マンガ原作の完コピといえばこの人でしょう」(27歳/医薬品・化粧品/技術職)■番外編:この俳優に演じてほしい!!・大野智:「柔らかな雰囲気を持ちつつ、殺陣のシーンでは激しい。普段は穏やかな大野くんがダンスではビシっと決めているように、剣心になりきれそう」(25歳/自動車関連/秘書・アシスタント職)・二宮和也:「小柄で優しそうなところがイメージに合っていると思うし、殺陣もかっこよく決まりそうだから」(25歳/学校・教育関連/その他)・岡田准一:「普段はのんきそうだが、目力があるし、アクションもスタントマンなしでできるほどの実力があるから」(25歳/情報・IT/事務系専門職)・堂本光一:「自身の曲のPVで剣心そっくりの侍にふんしていたから。とても似合っていました」(23歳/団体・公益法人・官公庁/専門職)・瑛太:「生活感のない謎っぽい感じが似合いそう」(26歳/不動産/事務系専門職)総評『君に届け』をはじめ、マンガの実写映画に出演経験のある三浦春馬さんが1位。剣心のさわやかさ、かわいらしさを表現してほしいという声が多く寄せられました。暗い過去を背負う剣心の心の闇も表現できそうな演技力もポイントとなっています。原作ではアラサーの剣心ですが、春馬くんなら若いはつらつとした剣心を演じてくれそうですよね。"さわやか剣心”の春馬くんに対して、大人の色気も漂う"りりしい剣心”になりそうな生田斗真さんは2位。『人間失格』や『源氏物語 千年の謎』で主役に抜てきされた演技力の高さから「ギャップを演じ分けてくれそう」という意見が多数でした。3位の岡田将生さんは「過去に傷を負った剣心をうまく表現できそう」な演技力の高さに加え、バラエティで見せる天然の部分が「イメージに合う」と人気を集めました。おっとり色の強い剣心になりそうです。ストイックな剣心を演じてくれそうなのは4位の山下智久さん。中性的なルックスと、『あしたのジョー』で見せた男らしさの二面性を持ち合わせている山Pなら、剣心を上手に演じられそうですね。ドラマ『白虎隊』でのはかま姿も似合っていたので、剣心の衣装も着こなせるはず。5位にはひょうひょうとした雰囲気がぴったりの成宮寛貴さんと、『DEATH NOTE―デスノート―』や『デトロイト・メタル・シティ』の実写映画で見せた"そっくりぶり”から「マンガの完コピといえばこの人」と評価された松山ケンイチさんがランクイン。さわやかでりりしく、おっとりした面もある日常の剣心を見たい人は1位の三浦春馬さんや3位の岡田将生さんを選び、敵を前にした鬼気迫る姿を見たい人は2位の生田斗真さんや4位の山下智久さんを選ぶ傾向がありました。剣心のどの部分が好きかということで、選ぶ俳優が分かれたようですが、共通するのはイケメンであること!!もちろん顔だけでなく演技力を挙げた人もたくさんいました。人気のキャラだけに、演じる俳優に求めるものが多そうなのも事実。期待値の高い実写版『るろうに剣心―明治剣客浪漫譚―』、公開が楽しみですね。(文・飯塚雪/C-side)調査時期:2011年9月7日~9月25日調査対象:COBS ONLINE会員調査数:女性559名(その他と回答した81人を除く)調査方法:インターネットログイン式アンケート■関連リンク【ランキング女性編】読んでみたい時代劇マンガランキング【ランキング女性編】完結したけど続編が読みたいマンガランキング【ランキング女性編】この筋肉が好き!!マンガのキャラランキング完全版(画像などあり)を見る
2011年11月12日剣心の陰の部分を表現してほしいマンガの実写化が続いていますが、『るろうに剣心―明治剣客浪漫譚―』もついに映画化が決定。主人公の緋村剣心は佐藤健さんに決まりましたが、「こんな俳優も似合いそう」と想像した人もいるのでは?そこで20代男性に、佐藤健さん以外で剣心を演じてほしい俳優を聞いてみました。>>女性編も見るQ.『るろうに剣心―明治剣客浪漫譚―』の主人公、緋村剣心を演じてほしい俳優は(佐藤健を除く)?※敬称略(複数回答)1位三浦春馬15.9%2位堂本光一13.0%3位小栗旬10.1%3位亀梨和也10.1%4位妻夫木聡8.7%4位山下智久8.7%5位オダギリジョー8.2%■三浦春馬に演じてほしい!!・「性格のゆるさなど細かい表現ができそうだから」(23歳/小売店/事務系専門職)・「優しさと冷酷さを演じられそうだから」(28歳/ソフトウェア/技術職)・「陰のある二枚目なので」(27歳/学校・教育関連/その他)・「剣心の服装が一番似合いそうだから」(22歳/金属・鉄鋼・化学/技術職)■堂本光一に演じてほしい!!・「かっこいいだけでなく、おどけた感じも演じられるから」(22歳/金融・証券/営業職)・「何となく髪形と普段のぼけた雰囲気が似ていると思ったから」(24歳/金融・証券/営業職)・「舞台で演じているときの印象がぴったりだから」(22歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)■小栗旬に演じてほしい!!・「ビジュアル的にもよく、明るい表情と真剣な顔をうまく使い分けられそうだから」(25歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)・「クールさと優しい感じがあるから」(23歳/金融・証券/営業職)・「にらんだ顔が剣心に合いそう」(25歳/電機/技術職)■亀梨和也に演じてほしい!!・「きれいな顔立ちで、マンガとよく合っているから」(24歳/マスコミ・広告/営業職)・「切れ長の目が似ているから」(24歳/商社・卸/販売職・サービス系)・「雰囲気と声が剣心に合いそう」(24歳/情報・IT/技術職)■妻夫木聡に演じてほしい!!・「どこか哀愁漂う雰囲気が似ていると思うから」(22歳/商社・卸/営業職)・「剣心の普段の軽いノリも演じられそう」(24歳/小売店/販売職・サービス系)■山下智久に演じてほしい!!・「役作りがうまく、キャラクターになじみそうだと思ったので」(28歳/金属・鉄鋼・化学/事務系専門職)・「剣心はかわいい顔をしているから」(23歳/商社・卸/事務系専門職)■オダギリジョーに演じてほしい!!・「普段のゆるい雰囲気と真剣な雰囲気、両方の演技をうまくこなしそう」(23歳/機械・精密機器/技術職)・「殺陣ができそうだから」(25歳/農林・水産/技術職)■番外編:この俳優に演じてほしい!!・生田斗真:「かっこいいだけでなく、コミカルさも求められる役だから」(27歳/ソフトウェア/技術職)・大野智:「ロン毛ではないのが気になるが、どこか抜けているところとまじめな部分を持ち合わせているため」(24歳/ソフトウェア/技術職)・岡田准一:「普段は優しそうだが、怒ると怖い演技ができそうだから」(25歳/情報・IT/営業職)・二宮和也:「普段頼りなさそうなところが似ている感じがする」(24歳/マスコミ・広告/営業職)・松山ケンイチ:「演技が抜群にうまいから」(24歳/電力・ガス・石油/営業職)総評『ブラッディ・マンデイ』、『君に届け』などマンガの実写化ドラマや映画に出演経験のある三浦春馬さんが1位を獲得しました。剣心の持つ天然で柔らかな雰囲気と、戦うことへの迷いや過去の陰を表現できる巧みな演技力を挙げる意見が多数。主役に決定している佐藤健さんとは同じ事務所で年齢も1歳違いなので、もしかしたら"三浦剣心”が実現していたかもしれませんね。「雰囲気が似ている」という意見が多かった堂本光一さんは2位。自身が作曲を手掛けた『下弦の月』のPVでは長髪にはかま姿の、剣心をほうふつとさせるスタイルを見せていました。また、2000年から続く舞台『SHOCK』シリーズで殺陣やアクションをこなしているしなやかな筋肉は、細身ながら力強い剣心を演じる上では必要不可欠。同じ事務所の後輩、亀梨和也さんも「切れ長の目が似ている」というルックスが評価され3位に。野球で培った運動神経を生かしたアクションに期待!!同じく3位には「クールさと優しい雰囲気を演じ分けられそう」と支持された小栗旬さんがランクイン。しかし、160cmに満たない剣心を演じるには、少々がっちり&大きすぎるかも。個人的には四乃森蒼紫が似合うような気もします。4位に選ばれたのは、哀愁漂う雰囲気を持つ妻夫木聡さんと、剣心のような中性的な顔立ちの山下智久さん。2人とも、役柄に対するしんしな姿勢を評価する声も見られました。5位は、剣心のつかみどころのなさを表現できそうなオダギリジョーさんでした。童顔で身長も160cmに満たない小柄な剣心ですが、実はアラサー。佐藤健さんや、今回1位に選ばれた三浦春馬さんは、かなり若い剣心といえそうです。2位の堂本光一さんは32歳で、ルックスや雰囲気が似ています。抜けたところがありながら、「命を捨ててでも守らなきゃと思ったんだ」というようなおとこ気あふれる剣心。そこから、今回のランキングでは、ふざけたところと真剣な顔を同時に演じられる俳優が選ばれました。「ほかにこんな俳優もいいかも」と話し合ってみてはいかがでしょう?(文・飯塚雪/C-side)調査時期:2011年9月7日~9月25日調査対象:COBS ONLINE会員調査数:男性207名(その他と回答した34人を除く)調査方法:インターネットログイン式アンケート■関連リンク【ランキング男性編】読んでみたい時代劇マンガランキング【ランキング男性編】完結したけど続編が読みたいマンガランキング【ランキング男性編】あこがれる筋肉のマンガキャラランキング完全版(画像などあり)を見る
2011年11月12日新国立劇場が2011/2012シーズンで打ち出した、〈【美×劇】-滅びゆくものに託した美意識-〉。繁栄するものより滅びゆくものに向く日本人独特の美意識を探究する本シリーズは、『朱雀家の滅亡』を皮切りに先月スタートしたが、続く第2弾『イロアセル』の準備が佳境だ。開幕まで間もない稽古場を見学した。新国立劇場演劇『イロアセル』チケット情報『イロアセル』の最大の特色は"色"。舞台となるのは、発する言葉にその人固有の色(黒の5番、というように)を持つ人々が暮らす島だ。彼らがセリフを発するたびに色で包まれる様を、照明や映像を駆使して可視化するという。倉持裕が書き下ろしたSF的とも寓話的とも言える設定が舞台でどう具現化されるのか、大いに興味を抱いていた。稽古場に入ると、天井に地球を模した大きなスクリーンのようなものがある。これと、舞台奥にある障子のようなセットに、色が映し出される仕組みらしい。ほぼすべてのキャストがハンドバッグのようにぶら下げている"ファムスタ"という架空の機械(色を集めたり調整する機械という設定)が、異彩を放っている。物語は、島の外から色を持たない囚人と看守がやって来るところから始まる。舞台中央にベッド、机、便器のみが据えられた鳥かごのような檻があり、囚人役・藤井隆の演技スペースはこの狭い空間のみ。「動きのテがなくてかわいそうだと皆さん言ってくださるんですが、僕にすれば元々テがないというか、お芝居として効果的に動くってことができないから、『大変よねえ』と思ってもらえるのはかえってありがたい(笑)」(藤井)。だがその分、豊かな表情が際立つ。彼の前では自分たちの色も消えると知った島民たちは次々と面会に訪れ、普段はできない打ち明け話をして帰っていく。「いい大人たちがついはしゃいじゃったりする姿が、檻の中から見ていて愛おしく感じてしまう」と藤井。面会の場面は信者が神父に告解するような、どこか神聖な儀式にも見えてくるから不思議だ。どんな罪を犯したのかは明かされぬミステリアスな囚人はその後、責任感のない無色透明な言葉で、島の人々を確実に変化させてゆく……。頭から3幕手前まで約1時間。演出席の鵜山仁からストップの声が聞かれることはなく、順調な仕上がりがうかがえた。言葉に色があるという設定は突飛に聞こえるかもしれないが、藤井はこう話す。「ブログで書いたことが残り続けることなんかも似てますよね。感覚のゆるい人が無記名で他人を批判してたりするのを見るとすごく不愉快になるんですけど、この島の人たちは逆に言葉への責任感でがんじがらめになっている。単純にどちらがいいとは言えないけど、自由に慣れてしまった中での人間の醜さみたいなものを思い出させてもらった感じがします」。この奇妙な世界に日常的な何かを見出せれば、途端に"自分たちの物語"と成り得る画期的な風刺劇。色鮮やかな完成品が待ち遠しい。ほかに島田歌穂、加藤貴子、剣幸、ベンガルらが出演。『イロアセル』は10月18日(火)から11月5日(土)まで新国立劇場 小劇場で上演。チケット発売中。取材・文:武田吏都
2011年10月05日和月伸宏の大人気コミックを佐藤健主演で実写映画化する『るろうに剣心』の新キャストが決まり、吉川晃司、江口洋介、香川照之が主人公・剣心のライバルを演じることが発表された。その他の写真『るろうに剣心』は1994年から5年に渡って週刊少年ジャンプに連載され、コミックの累計発行部数は5000万部を突破、テレビアニメ化もされた大人気作。かつては“人斬り抜刀斎”として恐れられるも、維新後に殺さずの誓いを立てた伝説の剣客・緋村剣心(佐藤)が様々な人との出会いを通じて、自らの生きる道を見いだして行く姿を描く。佐藤のほかにも、武井咲、蒼井優、青木崇高らが出演し、ドラマ『龍馬伝』を手がけた大友啓史監督が手がける本作。このほど新キャストとして発表された吉川が演じるのは、己の欲望を満たすために金で人斬りを請け負っていた浮浪人斬り・鵜堂刃衛。吉川は「敵味方の分別を忘れただひたすらに斬りまくるは、己に相応しい死に場所を得る為か。そのまとう寂しさに“ゾクッ”とさせられながら演じられる幸せ。奇々怪々です!」とコメント。剣心と対峙する旧幕府軍・新撰組三番隊組長、斉藤一を演じる江口は「今まで経験したことのない大友監督の撮影方法に新たな可能性を感じ、僕自身どう仕上がるのかが今から楽しみでいます。きっと今までにないエンターテイメントをご披露できるのではないかと思います」と意気込みを語り、『龍馬伝』で大友監督作に参加し、本作では新政府にとって代わって自分の帝国を作ろうとする男・武田観柳を演じる香川は「監督からは“新しい悪、ただの悪ではないもの”を目指すと言われて、役作りと同時に、色々な小道具だったり、メイクだったり、髪の毛だったり、衣裳だったり、外見の造作には非常にこだわっています。観柳は自由勝手に生きた人なので、僕も作品の中で自由に振る舞えればいいなと思っています」とコメントを寄せている。三名ともが主演クラスの演技力と存在感、そしてキャリアをもつ名優だけに、佐藤演じる剣心とスクリーンでどのようなかたちで対峙するのか気になるところだ。撮影は現在、関西を中心に行われており、11月に撮了予定、来夏に全国公開される。『るろうに剣心ー明治剣客浪漫譚ー』2012年夏公開
2011年10月04日累計発行部数5,000万部を超える大ヒットで、TVアニメ版においても一世を風靡した人気コミックを実写映画化した『るろうに剣心』の第4弾となるキャスト陣が解禁に!佐藤健扮する主人公・剣心のライバル役のキャスト陣がこのほど明らかとなった。今回の実写化では、明治維新のために伝説の人斬りとして過ごした剣心が、維新以後“殺さず”の誓いをたて、町から町へ流浪の旅をしている、というところから物語が始まる。その道中、剣心が向き合っていく最強のライバルたちを演じるのが、日本エンタメ界を背負って立つ、個性あふれる面々。まず一人目は、ただただ人を殺すことを楽しみ、己の欲望を満たすために金で人斬りを請け負っている浮浪(はぐれ)人斬り・鵜堂刃衛(うどう じんえ)。ただの殺人鬼ではなく、独自の殺しの美学を持つなど、剣心とは対照的なキャラクターを演じるのは、昨年劇場公開された映画『必死剣鳥刺し』での大殺陣の演技が記憶に新しい、吉川晃司。その圧倒的な存在感で最凶キャラをどう演じるのか期待が高まる中、ご本人からは「敵味方の分別を忘れただひたすらに斬りまくるは、己に相応しい死に場所を得る為か。その纏う寂しさに“ゾクッ”とさせられながら演じられる幸せ。奇々怪々です!」と興奮交じりのコメントが寄せられた。また、維新時代に新政府の人斬りである剣心と対峙する旧幕府軍・新撰組三番隊組長、斉藤一には、ドラマに映画と幅広く活躍する江口洋介。維新後は明治政府の警察官となるが、剣心たちとは決して相容れない孤高のダーク・ヒーローを熱演する。「江戸時代の頃、侍は刀を魂と信じて生きていた。それが明治になり国から魂である刀を奪われた。そんな人間たちが明治という時代をどう生き抜いていくのかが、この作品には詰まっている。『るろうに剣心』を通して日本人が生きてきたルーツみたいなものを少しでもスクリーンの中から感じとってもらえればと思う」と本作について語る江口さん。本作の指揮をとる大友啓史監督とは初タッグとなるが、「いままで経験したことのない大友監督の撮影方法に新たな可能性を感じ、僕自身どう仕上がるのかがいまから楽しみでいます」と期待を寄せている。そして三人目は、蒼井優演じる純朴な娘・高荷恵を手下として利用し、薫(武井咲)が師範代を務める「神谷道場」を乗っ取ろうとし、新政府にとって代わって自分の帝国を作ろうとする武田観柳(たけだ かんりゅう)。この悪の親玉を演じるのは、先日、45歳にして歌舞伎入りを表明したばかりの香川照之。NHK大河ドラマ「龍馬伝」に引き続く大友組での撮影を楽しんでいるようで、「監督からは『新しい悪、ただの悪ではないもの』を目指すと言われて、役作りと同時に、色々な小道具だったり、メイクだったり、髪の毛だったり、衣裳だったり、外見の造作には非常にこだわっています。観柳は自由勝手に生きた人なので、僕も作品の中で自由にふる舞えればいいなと思っています」と意気込みを語る。原作のもっている冷徹で不気味なキャラクターをどう演じるのか、また観柳邸でのガトリングガンを使用したアクションシーンが実写でどう表現されているかも、大きな見どころとなりそう。主演・佐藤健にヒロイン・武井咲、さらに蒼井優、青木崇高などの競演キャスト決定に続く今回の発表と、少しずつ明らかとなる実写版『るろうに剣心』。現在、関西方面を中心として撮影は順調に進んでおり、11月頃にクランクアップを予定している。『るろうに剣心』は2012年夏、公開。■関連作品:るろうに剣心 2012年、公開■関連記事:蒼井優、「龍馬伝」に続く大友組で『るろうに剣心』に参戦!妖艶な女医役に三浦春馬と佐藤健、今度は熱帯雨林のジャングルへ!オランウータンの飼育にも挑戦実写版『るろうに剣心』ヒロイン・薫役に武井咲!監督「彼女以外考えられない」佐藤健で「るろうに剣心」実写化!「龍馬伝」監督と再タッグ
2011年10月04日新国立劇場演劇部門の2011/2012シーズンの幕開けを飾るシリーズ企画、【美×劇】-滅びゆくものに託した美意識-」の3作品合同制作発表会が9月9日、同劇場にて行われた。登壇者は演劇芸術監督の宮田慶子ほか。この企画は、同劇場の演劇芸術監督就任2年目に入る宮田が、日本の演劇人たちが日本人ならではの美意識をどのように作品に取り入れていったかをテーマに企画したもので、9月から11月にかけ『朱雀家の滅亡』『イロアセル』『天守物語』の3作品が上演される。昨シーズンでは翻訳物を取り上げた宮田は「今年は日本の芝居をやりたかった」と語り、「演劇は社会や時代を反映し変化を遂げてきたが、その中でも一本貫いていたもの、深いところでの日本人のアイデンティティ、日本独自の“美しさ”を探りたいと思った。そう考えると、日本人は滅びていくものや儚いものに強く惹かれる傾向がある」と企画意図を明かした。また自身が演出を手掛ける三島由紀夫の『朱雀家の滅亡』に関しては「三島独自の美しい流麗なセリフと強いテーマ性に加え、登場人物が生身の言葉を吐露しているところに魅力を感じる」と話す。出演は國村隼、香寿たつき、近藤芳正ら。國村は「三島さんの本はリアルに心情を表現すれば“こんな華美な言葉いらんやろ”と思うのですが、稽古を重ねていくうちに、言霊といいますか、言葉がパワーを持ってくるのがわかる」とその魅力を語った。第2弾は、宮田の「美意識という言葉が死語に近くなっている今、このテーマを受け留めていただくとどうなるのか」という投げかけに対し、倉持裕が書き下ろした『イロアセル』。倉持は「そのテーマを受け、マスコミ・ジャーナリズムが誕生し隆盛し、滅びるという話を寓話的に書きました」、また演出の鵜山仁は「しゃべる言葉に色がつき伝播していくという話。正直、こんなの初めてだなという作品です」とそれぞれ話した。出演は藤井隆、島田歌穂、剣幸ら。3作目は泉鏡花の『天守物語』。演出を手がける白井晃は「30年くらい芝居をやっているが、和の世界は初めて。鏡花の世界を真正面から味わい、変なアレンジは加えずにやりたい。どういう日本を発見できるか楽しみ」とコメント。また出演の篠井英介は「日本独特のファンタジーを体現したい。またこの3作品を観て、“日本ってイイじゃない”と新たに発見する機会になったら」と語った。ほかに平岡祐太、奥村佳恵らが出演する。それぞれ大正、昭和、平成に書かれた作品だが、この連続上演から浮かび上がる日本人の普遍的な美意識を改めて感じ取る良い機会になりそうだ。公演は、『朱雀家の滅亡』が9月20日(火)から10月10日(月・祝)まで小劇場にて、『イロアセル』が10月18日(火)から11月5日(土)まで小劇場にて、『天守物語』が11月5日(土)から20日(日)まで中劇場にて。チケットはいずれも発売中。
2011年09月12日