タレントの小倉優子が14日、都内で行われたNetflixオリジナル映画『ネクスト ロボ』(世界190カ国で配信中)の親子プレミア上映会イベントに、お笑い芸人の劇団ひとりと共に登場。消したい記憶について「こりん星」と話した。同作は、孤独な少女メイと勇敢でピュアな戦闘用ロボット7723の絆と冒険を描いたアニメーション映画。二児の母である小倉は「すごく楽しかったです。ずっと最後までかぶりついて見られますね」と感想を述べ、「うちは男の子2人なんですけど、ロボットや未来の世界観が大好きで、流しているだけでずっと見てくれるので、家事の合間にもすごい助かるなと」と語った。ロボット7723が、容量がいっぱいになって毎晩記憶を消さなければいけないということにちなんで“消したい記憶”を聞かれると「“こりん星”を消したい」と、“こりん星”からやってきたお姫様キャラで活動していた過去を消したいと告白。「子供に嘘は絶対にダメっていつも教えていて、そのうち『ママも嘘ついてたじゃん』って言われるんじゃないかって」と理由を説明した。また、メイと7723の絆にちなんで、偶然の出会いから生まれた絆で結ばれている人を聞かれると「ギャル曽根ちゃんと仲がいいんですけど、しょっちゅう電話して、子供も同い年だったりして。それが番組の食事会からで」と返答。「ママ友であり、仕事仲間であり、本当に信頼できる友達に出会えたことは宝物だなと思っています」と語った。
2018年09月14日「娘の反抗期は、財力で抑え込むつもりです」そうきれいごとナシの本音をぶっちゃけてくれたのは、Netflixで配信中の映画『ネクストロボ』で、吹き替え声優を務める劇団ひとり(41)。主人公の愛犬、モモを演じているが、小さくて愛らしい見た目とは裏腹に、超毒舌キャラ!放送禁止用語を連発するので、しゃべっているときは“ピー”という音が鳴りやまない。「アフレコでは“ピー”のところも声に出して読んでるんですよ。どんな言葉だったかって?ここでは絶対に言えない。卑猥なものばかりです(笑)」(劇団ひとり・以下同)モモの飼い主・メイは、反抗期まっただなかの女の子。一方、ひとりの娘は、まだまだ素直な小学3年生だ。「2歳の弟の面倒をよく見てくれるので、助かっています。でも、早い子はそろそろ反抗期が来ますからね。いつもビクビクしてるんですよ。もし『パパ嫌い』って言われたら、娘が大好きな金魚グッズを買い与えるつもりです」結婚10年目となる妻でタレントの大沢あかね(33)とは、最近はケンカもほとんどせず、夫婦円満だそう。「ケンカするのがバカらしくなっちゃったんですよ。だって、体力も奪われるし、言い合いしたあと廊下ですれ違うのも嫌だし。ぶつかりそうなときは、どっちかが一歩引くようになりました」とは言うものの、まったく不満がないわけではないようで。「強いて言えばですけど……。うちの奥さん、ペットボトルをつぶさずに捨てるんですよ。でも注意してケンカになるのは嫌だから、僕が夜な夜なこっそりつぶすようにしています」
2018年09月14日「所さんが突如、体調不良を訴え、8月24日収録の『1億人の大質問!?笑ってコラえて!』(日本テレビ系)を欠席したんです。劇団ひとりさんが代役を務めました。翌週には回復すると思っていましたが、31日の同番組の特番収録も欠席。代役は木梨憲武さん(56)に頼みましたが、局内では“緊急入院している”との噂が流れたんです」(テレビ局関係者)60歳を過ぎてもバラエティ番組の司会にCMにと引っ張りだこの所ジョージ(63)。「所さんは長らくレギュラー番組を休んでいません。8年前、過労と風邪で『奇跡体験!アンビリバボー』(フジテレビ系)の収録を急遽、欠席した程度。60代を迎え、体調管理により留意するようになったと聞いていただけに心配の声があがりました」(仕事関係者)9月上旬の朝8時半、本誌はテレビでおなじみの“世田谷ベース”を訪ねると、畑仕事を終えた本人が戻ってきた。収録を2週連続で休んだことを聞くと「そうそう」とあっさり認めた。「胆のうに胆石が溜まってね、胆石を取って、胆のうも取ってという手術をしたんです。手術ももう終わったの。それで今動いているわけで本人に話聞けるなんてビックリだろう」と笑みを浮かべると「詳しく説明してあげるよ」と本人自ら経緯を話してくれた。「痛くなったのがね、先々週の金曜日(8月24日)で病院に行って。その日に胆石だってわかって、これはすぐに取らないといけないという話になって。結構大変な手術だったんだよ、胆のうとるって。その翌日には胃カメラとか飲んでさ。胆管をキレイにしてとかいうのがあって。そんなこんなで今、そんな調子悪くないんだよ」胆石の手術について、近畿大学医学部付属病院消化器内科の竹中完先生はこう解説する。「脂っぽいものを消化するときに使う、肝臓で作られる胆汁を貯めていく袋が胆のう。胆石はそこにできる石なのですが、原因は残念なことによくわかっていません。40~50代にできやすいと言われ、胆石がある人は決して珍しくありません。胆石が出口に詰まり胆のうが腫れ、痛みが出る症状を急性胆のう炎といいます。長引くと慢性胆のう炎となり、炎症ががんにつながることも多い。腹腔鏡手術で摘出できれば、早いものだと1週間以内の退院も可能です」胆のうを摘出しても身体に大きな支障はなく「天気の悪い時に、お腹が痛くなる程度」だとか。来月からは『新説!所JAPAN』(フジテレビ系)と『ポツンと一軒家』(テレビ朝日系)の2本の新番組が始まり、レギュラー番組が9本となる。所は最後に本誌に極めて明るくこう語った。「こんな早く治るなんて鉄人じゃん。術後3日でもう仕事やってるんだから。でも胆石たまるなんて鉄人じゃないじゃん。どっちなんだろ。読者に聞いておいてよ!」また畑に農作業に行く、と去って行った所。“鉄人MC”は、今日も現場へ向かう――。
2018年09月10日夏も終わりに差しかかり、そろそろ秋の気配…。ハリウッド超大作やアクション映画などで盛り上がる季節から、胸にしみる感動作が観たくなる季節には、ピュアなロボットや“モジャかわ”なイエティなど、人間との垣根を超えた絆を描いた映画が目白押し!そんな心揺さぶられること間違いなしのアニメーション映画3作を紹介する。◆ピュアなロボットが大好きな少女を守るために選ぶ最後の手段とは…?『ネクスト ロボ』ロボットだらけの未来を舞台に、孤独な少女メイと勇敢でピュアなロボット“7723”の絆と冒険を描くNetflixオリジナル映画。人間とロボットの垣根を超えた友情、家族や友人とのかけがえのない“思い出”の大切さに気づかせてくれる、親子で一緒に楽しめるハートフルアニメーション。13歳の少女メイは、生活の全てをロボットに任せきりの母や友達とうまくいかず、ロボットだらけのハイテクな世界にも馴染めないまま、心を許せるのは犬のモモだけという孤独な毎日を送っていた。ある日メイは、密かにロボット会社IQロボティックに開発された戦闘用ロボット7723と出会う。メイと過ごすうちに7723は彼女を大好きになり、メイとの間に絆が芽生えていく。しかし、7723のメモリーには限度があり、メイとの“思い出”を残すため、大きな決断を迫られることに。やがて、7723を開発したIQロボティック社の共同創業者兼CEOのピンが人類滅亡を企んでいることを知ったメイたちは、街のみんなを守るため立ち上がる!主人公メイ役に山根舞、メイと心を通わせる優しい戦闘ロボット7723役に鈴木達央、世界をロボットの力で支配しようと企むピン役には藤原啓治、7723を開発したライス博士役に森久保祥太郎と、実力派の豪華人気声優陣が集結!さらに超毒舌なメイの愛犬モモ役を劇団ひとりが務める。9月7日(金)よりNetflixにて世界190か国で独占配信。◆演技力と心震わす歌唱力をあわせもつ大人気声優陣が集結!『スモールフット』『ミニオンズ』や『怪盗グルー』シリーズを手掛けた原作者と音楽スタッフが贈る、この秋一番の“モジャかわ”なミュージック・ファンタジー。舞台は、人里離れた雪深い山頂で、イエティたちだけが暮らす雪山。村でいちばん優しい主人公のイエティ・ミーゴは、ある日、偶然にも小さな足の伝説の生物“スモールフット”(=人間)と出会う。しかし、村に帰っても誰にも信じてもらえないばかりか、村から追放されてしまうミーゴ。そこで彼は、スモールフットの存在を証明するため、山の下に広がる未知の世界へ旅に出ることを決意する。旅に出たミーゴの元に現れたのは、スモールフットのパーシー。しかし、彼が偶然撮影したイエティ発見動画が瞬く間に拡散されてしまう…。イエティと人間を巻き込んだ大騒動はいったいどうなるのか?キャラクターたちの声には木村昴、宮野真守、早見沙織、立木文彦ら、演技のみならず、心震わす歌唱力をあわせもつ大人気声優陣が集結。この秋、クスッと笑えて癒される、イエティと人間の心温まる“絆の物語”に注目だ。10月12日(金)公開。◆スタジオポノックが贈る孤独な透明人間の物語『ちいさな英雄 カニとタマゴと透明人間』プロデューサーの西村義明がスタジオジブリ退社後に、『借りぐらしのアリエッティ』『思い出のマーニー』を手掛けた米林宏昌監督と立ち上げたスタジオポノック。本作は、そんなポノックの新たな短編レーベル「ポノック短編劇場」第1弾として、短編3作で構成されるオムニバスアニメ。1本目は、米林監督にとって初のオリジナルストーリーでカニの兄妹の冒険を描く『カニーニとカニーノ』。2本目は、『平成狸合戦ぽんぽこ』『ホーホケキョとなりの山田くん』に携わり、名匠・高畑勲の右腕といわれた百瀬義行が手掛ける『サムライエッグ』。そして3本目が、『千と千尋の神隠し』『ハウルの動く城』など、宮崎駿作品に数多く携わってきた山下明彦が監督を務める『透明人間』。主人公の青年は、ほかの人間と同じように平凡に暮らしているが、実は誰にも姿が見えず、自動ドアにすら認識されない透明人間だった。そんな彼は、自分を認識することの出来る男と出会うのだが…。主人公の透明人間の声優を務めるのはオダギリジョー、彼と出会う男には田中泯。2人の出会い、そして他人に認識されることのない透明人間の孤独な奮闘を、中田ヤスタカの音楽がさらに盛り立てる。本作はもちろんのこと、タイトルの「ちいさな英雄」をテーマに描かれる上質な短編3作から目が離せない。現在公開中。秋にぴったりの胸にしみる感動アニメーション映画に注目してみて。(text:cinemacafe.net)■関連作品:リズと青い鳥 2018年4月21日より全国にて公開© 武田綾乃・宝島社/『響け!』製作委員会【Netflixオリジナル】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflixオリジナル】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミングスモールフット 2018年10月12日より新宿ピカデリーほかにて公開(C)2018 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. ALL RIGHTS RESERVED.ちいさな英雄ーカニとタマゴと透明人間ー 2018年8月24日より全国にて公開(C)2018 STUDIO PONOC
2018年09月06日本日8月23日(木)より公開中の「ワンダ」の新WEB動画画「リンダリンダ(ワンダ ver.)」に、“サラリーマン”に扮したビートたけし、劇団ひとり、澤部佑(ハライチ)、神木隆之介、川栄李奈が登場。名曲「リンダリンダ」を熱唱している。今回のWEB動画は、「THE BLUE HEARTS」の名曲「リンダリンダ」を“ワンダver.”で歌いながら、5人が次々登場。神木さんと川栄さんが談笑したり、ひとりさんが会議のような場面に参加していたり、オフィスでよく見られるような、生き生きと頑張る姿が映し出されている。撮影では、数年ぶりに歌声を披露したたけしさんが「歌うとこんな難しかったっけ?リズムも普通じゃないからとりにくい!引き受けなきゃよかったな」とジョークを入れるなど、全体的に和やかな現場に。また神木さんと川栄さんは、2人揃ってのカットが多かったようで、絶妙な掛け合いやアドリブも交えつつ、さらに2人のさわやかな笑顔が現場を明るくしていたという。たけしさん、ひとりさん、澤部さんがインタビューに答える映像では、「カメラ目線で歌うって照れがある」「歌いながら笑うって…」など、撮影時の苦労した点などもそれぞれ語られ、ひとりさんが「不慣れな部分を楽しんでいただけたら」とアピールしている。(cinemacafe.net)
2018年08月23日アサヒ飲料の缶コーヒー『ワンダ』のCMキャラクターであるビートたけし、劇団ひとり、澤部佑、神木隆之介、川栄李奈が登場するWEB動画『リンダリンダ(ワンダver.)』が23日、公開された。WEB動画では、CMと同様に働くサラリーマンを演じる5人の生き生きと頑張る姿が映し出され、それぞれがTHE BLUE HEARTSの名曲「リンダリンダ」を熱唱。前向きになれる歌詞を力強く歌う姿が印象的な映像に仕上がっている。たけしは「好きな歌なんだけど、歌うとこんな難しかったっけ? リズムも普通じゃないからとりにくい! 引き受けなきゃよかったな」と冗談めかして語るも、本番になると監督の指示通りの演技をしながら、「リンダリンダ」特有のリズムを取り、周りからは感嘆の声が。ひとりは「カメラに向かって歌うの照れるよね~」と話していたが、本番では力強い表情で「リンダリンダ」を熱唱し、その迫力で現場スタッフを圧倒した。澤部は文字を書きながら歌うという複雑な動作を演じきるなど監督の難しい要求にもしっかり応え、一生懸命に働くサラリーマンを熱演。神木と川栄は2人そろって撮影するカットが多かったが、絶妙な掛け合いやアドリブで難しい演技も難なくこなすなど見事な演技力を披露していたという。
2018年08月23日「おひとりさま」ってなんだか寂しいし、悲惨な感じ、なんて印象があるのでは?でも世の中には、おひとりさまを思う存分楽しんでいる女性も大勢いますよね。今回は、そんな素敵な「おひとりさまライフ」のヒントとなりそうなマンガを2つご紹介します。■不幸っぽいのに、なぜか楽しそう『幸子、生きてます』(柘植文/講談社)主人公は市役所に勤める金子幸子、33歳。“金も幸せも子もない”と自虐的に言うおひとりさま女子です。欠陥マンションに住み、元カレにお金を貸し、婚活パーティに行っても収穫ナシ……。そのようなシングルライフなのですが、なんだか楽しそう。あるときは、周囲から“お似合い”と言われた図書館司書の男子・飯田さん(35歳)とデートへ。飯田さんは若いギャルが好きで、幸子はいつもあやうい人に惹かれてばかり、という共通点を見つけ、恋愛感情を持たぬまま共感し合うふたり。そこで愛が芽生えないのが面白すぎます。33歳ながら男性とのお付き合いの経験がないエミちゃん。美人なのに不倫にハマっているユリちゃんといった女友達も強烈。特筆すべきは、幸子のハンパない妄想力。その妄想プロセスがとにかく楽しいんです。今日も真実の愛を探して生きる……シュールでフフッと笑ってしまう幸子の世界に、あなたも迷い込んでみては?■地味なお局さんの裏の顔は!?『セクシー田中さん』(芦原妃名子/小学館)主人公は、23歳のOL朱里。頻繁に合コンに顔を出し、それなりにモテている女子です。その朱里が密かに注目しているのが、経理のアラフォーお局・田中さん。ロングヘアにひっつめ髪&眼鏡という地味な出で立ちですが、朱里は彼女のナイスバディが気になって仕方ありません。「絶対、何かやっている」と田中さんをウォッチ。実は田中さんには、セクシーなベリーダンスを踊る女、という別の顔があったのです。そんな田中さんに憧れを抱いた朱里は、同じようにベリーダンスを習うなど、自分をどんどん変えていくことに……。そこに男友達、合コンで知り合った男子との恋愛模様などが絡んでいきます。とにかく田中さんの豹変ぶりが楽しいのでおすすめ。普段は地味だけど裏の顔は……っていう女性、現実にもたまにいますよね!■終わりにちなみに『幸子、生きています』の幸子はアルゼンチンタンゴを習い、『セクシー田中さん』の田中さんはベリーダンスを踊ります。どちらも色っぽいダンスなので、マイペースなおひとりさまは、そういう踊りと縁があるのかしら?なんて面白く感じました。おひとりさまだからと言って日々、暗い顔をしているのではなく、自分らしく楽しんでいる女性は魅力的です。読めば「こんな“おひとりさま”ライフなら、ちょっといいかも」と思え、なんとなく気分がラクになるマンガたち。おひとりさまに飽きている人も、今の恋愛にお疲れ気味の人も、ぜひ手に取ってみてくださいね!
2018年07月14日劇団た組第16回目公演『心臓が濡れる』が7月5日(木)に開幕する。同劇団の加藤拓也が作・演出を手掛け、災害によってオフィスビルに閉じ込められた会社員たちの姿を描く本作。W主演を務める北乃きいと柄本時生に話を聞いた。【チケット情報はこちら】劇団た組の作品に参加することについて北乃は「舞台は今回で3作目ですし、まだ本当にわからないことだらけで。でも加藤さんとお話していると変わった方だなと思うので(笑)、どんな演出をされるのか今からとても楽しみです。稽古場で時生さんの引き出しが間近で見られるのもうれしいですし、先輩がたくさんいる現場なので勉強したいなと思っています」、柄本は「加藤さんは年下なんですよ。これは初めてのことで。年下に演出されるというのがどういうことなのか、自分の中で何が起きるのか、すごく楽しみにしています」と語る。柄本は28歳、加藤は24歳。年齢がどう関係してくるのか尋ねてみると「なんですかね。今は言うことを聞くつもりなんです。でも、年下に芝居のことを言われて自分がどう思うのか。自分が先輩風を吹かせたがるのか、どんなことが起きるのか…。今、僕はそこが1番楽しみだし、興味がある。そういうものを楽しめたらいいなと思っています」(柄本)。今作の脚本については、ふたりとも台詞の使い方が気になったそう。柄本は「加藤さんは台詞には興味がなさそう」と感想を語ったが、実際それは加藤作品の特徴でもある。台詞そのものより“シーンとして意味をなす”ことが重要で、“相手との細かな積み重ねから生まれるエネルギー”のために台詞が使われているというイメージだ。「台詞になにかしらの意志が感じられるものがないんですよ。それが面白いし、楽しいです」(柄本)。北乃も「例えば全部止まって台詞を言おうと思えば言える本なんですよ。ト書きもあまりないですし」と話すように、台詞そのもので人を動かそうとしているわけではないぶん、サラッと言えてしまえそうなものばかりなのだそう。しかし稽古を重ねるにつれ、それが変わっていく。「今は自分の役がどうかと聞かれたときも答えられない。もちろんそれぞれキャラクターがあるのですが、それはこの年齢のこういう立場の人はこうだろうな、というくらいのもので。最後まで読んでも“どうしよう…”という感じなんです」と北乃。ここからどうつくられていくのか、開幕を楽しみに待ちたい。「劇場も作品にとても合ってますよね。呼吸や空気が伝わる距離ですし、きっとお客さんが“いる”感じになると思います」(北乃)という公演は、7月5日(木)から16日(月・祝)まで東京・すみだパークスタジオ倉にて。取材・文:中川實穗(なかがわみほ)
2018年06月26日劇団四季創立65周年記念の『ソング&ダンス65』が、6月17日、大阪四季劇場にて開幕した。劇団四季「ソング&ダンス65」チケット情報ミュージカルの名曲の数々を四季独自のアレンジで再構築する『ソング&ダンス』シリーズ。同劇団の数あるレパートリーの中でも、とりわけ人気が高いショー形式のステージで、これまでも劇団の節目ごとに上演されてきた。創立65周年を記念して誕生したシリーズ最新作は「劇団四季の誕生から未来」、「祈り」や「願い」をコンセプトに構成。第一幕は『ウェストサイド物語』の「サムホエア」で幕を開け、『ライオンキング』『ウィキッド』『アンデルセン』『クレイジー・フォー・ユー』など、数々の名作から珠玉のナンバーが披露されていく。10月に大阪四季劇場で開幕する『リトルマーメイド』からも「深海の秘密」「海の上の世界」などが組み込まれている。フラッグパフォーマンスや、熱を帯びた迫力のフラメンコ、マリンバやシロフォンなどの打楽器を使ったパフォーマンスなどでも魅せ、一幕ラストの『クレイジー・フォー・ユー』メドレーでは、セクシーに魅せたりコミカルに表現したり、タップダンスで軽快にリズムを刻んだりと観客を高揚させる。第二幕は『アラジン』『美女と野獣』『キャッツ』『オペラ座の怪人』など、ディズニーミュージカルやアンドリュー・ロイド=ウェバーの作品を中心に展開。幕開きを観客参加型の演出で一体感を生み出したり、バトントワリングのパフォーマンスや大きな布を使った演出でも楽しませてくれる。数々の名曲と華やかなダンスをたっぷりと堪能できる『ソング&ダンス65』。いつもは作品の“役”として表現しているが、本公演では役に入っていないからこそ、ひとりひとりの歌唱力、ダンス力はもちろん、パフォーマンス力の高さが際立っている。本公演を上演するにあたり、構成・演出・振付を手がける加藤敬二は「劇団四季創立65周年を記念するこの作品で最も大事にしていることは、“この65周年は我々だけではなく、全国のお客様によって築かれた”という感謝の気持ちです。この想いを、様々な名曲とダンスにのせて、お客様にしっかり届けてまいります」とコメント。大阪四季劇場での上演は、8月19日(日)まで。チケットは発売中。取材・文:黒石悦子
2018年06月26日俳優の溝口琢矢が14日、同日に東京・EXシアター六本木で初日を迎えた主演舞台『ジョン万次郎』(6月14日~24日)の公開ゲネプロ前に取材に応じた。本シリーズは、教科書には詳しく載らないような歴史上の人物や出来事を、エンターテインメント舞台として表現する企画。『ジョン万次郎』は、14歳の時に海で遭難した土佐の漁師・万次郎がアメリカの捕鯨船に助けられ、そのままアメリカ東部に暮らす中で、いじめや差別にくじけることなく強く生き抜いていく姿を描く。溝口が演じるジョン万次郎といえば、NHK大河ドラマ『西郷どん』でお笑い芸人・劇団ひとりが演じたことでも話題になったばかり。それに関連して記者から「何か意識されたことは?」と聞かれると、溝口は「全く意識していません!」と即答して笑いを誘い、「劇団ひとりさんと自分の年齢が結構離れているというのもありますし、ジョン万次郎の生涯はすごく長いのでどこを切り取るのか。僕は僕なりの少年期と青年期を演じたいと思って、あまり外の情報を入れないようにしていました」と役柄との向き合い方を明かした。また、役に入り込みすぎたのか、稽古期間の終盤では付け毛を自毛と勘違いしてしまったのだそう。周囲に「こんなに髪伸びたんだよ」「影だけなら、福山(雅治)さんの龍馬を彷彿とさせる」と自慢していたことを振り返ると、共演者から「かわいいって話?」「かわいいー!」「すごい喜んでたよね」とイジられ「バカだなって話」と照れていた。囲み取材には溝口のほか、荒木宏文、石原壮馬、正木郁、山下聖菜、細貝圭が出席した
2018年06月14日お笑いコンビ・バナナマンの日村勇紀が、1日深夜に放送されたTBSラジオ『金曜JUNK バナナマンのバナナムーンGOLD』(毎週金曜 25:00~27:00)で、5月31日に神奈川・横浜アリーナで行われた『マジ歌ライブ2018 in 横浜アリーナ~今夜一発いくかい?~』に、オムツをはいて臨もうとしていたことを明かした。バナナマンの日村勇紀同ライブは、バラエティ番組『ゴッドタン』(テレビ東京)から誕生した恒例イベント。今回は過去最大規模となる1万2000人の観客を迎えて開催された。おぎやはぎ、劇団ひとりら番組レギュラーの他、DA PUMPのISSA、ベッキーなどがゲスト出演した。日村は"ヒム子"として登場し、大いに会場を盛り上げたが、ライブ当日の朝から体調不良で激しい下痢に襲われていたという。とはいえ、ステージになんとしてでも立ちたかった日村は、横浜アリーナへ向かう途中、「オムツを買いたいから薬局に寄りたい」と相談。それを聞いた相方の設楽統は「横浜アリーナにオムツはいた人が出るわけ?」と思い、笑ってしまったことを明かした。しかし、日村はステージに上がる直前、関係者に「オムツ、はきますか?」と問われると、「やっぱり、はかないわ!」「俺、オムツはいて出ない!」と宣言し、大観衆の前に立ったとのこと。そんなギリギリでの決断について、設楽が「かっこいいよね(笑)」と冗談めかして言うと、日村は「いやいや、どこがかっこいいんだよ(笑)」とツッコんでいた。
2018年06月04日第41回「至福のおひとりさま」(c)つめをぬるひと私がSOLOの連載にお声がけ頂いたのは、おひとりさま期間を終えて数ヶ月ほどたった頃だった。それまで、おひとりさまならではのエピソードが書けるくらいには、一人で何かをすることをひたすら満喫し、行きたい場所へ行き、たまには友人と飲み歩いたりして、自分の責任だけで動けることの“フットワークの軽さ”を武器に楽しんでいた。一人でいることが好きなのは今も変わらなくて、この連載でも様々なことを書いてきたが、最も多く書いたのは、・人と比べることがいかに生産性のないことか・そもそも誰しもがおひとりさまであるということだろう。割とベタなことを書いたかもしれない。ちなみに、これを言っちゃ元も子もないが、誰にでも当てはまることだと思っている。いくら一人で過ごしていようと、人と関わることには変わりない。いろいろな人と関わっていると、それだけ本当にいろいろなことが起こる。こういう人にはなりたくない、こんな人になりたい、そういう学びのようなものが自分を形成する。私は来月引っ越しをする。10年以上一人暮らしをしていたのが、一人暮らしではなくなる。普通なら「もうおひとりさまじゃないんだからちゃんとやらなきゃ」となるんだろうけれど、ここで私が書いてきたことは恐らく忘れちゃいけない気がしている。誰と一緒にいようと私たちは、おひとりさまと、おひとりさまだ。読者投稿を送ってきてくださった皆様や、私の文章を読みやすいよういろいろご提案してくださった編集の方、実は読んでますよと言ってくれた会社の人や友人、通りすがりに読んだことあるなあくらいの人も含めて、皆様のおかげで自分の忘れちゃいけない何かをその都度再認識させられました。一人でいることの至福は今後も大事に。Design&Text/つめをぬるひと前回記事<その時選択したことは最善だと思う>もチェック!
2018年05月28日芸能事務所オスカープロモーション所属の若手俳優らによって結成された、男性エンターテインメント集団“男劇団 青山表参道X”。その旗揚げ公演『SHIRO TORA ~beyond the time~』が、6月14日(木)より東京・AiiA 2.5 Theater Tokyoで開幕する。そこでリーダーの栗山航と、飯島寛騎、西銘駿の3人に話を聞いた。【チケット情報はこちら】男劇団のメンバーは総勢30人。それぞれ個性はバラバラで、それこそが男劇団の強みだという。そこで3人がお互いをどう見ているのか聞いてみると、「寛騎はクールの裏にあるお茶目さが素敵」と栗山。飯島は「西銘くんは自分でも言っていますけど、まさに“ハッピー野郎”(笑)。とにかく周りを明るく、元気にしてくれます。まぁ僕は真似しようとは思いませんけど」と笑う。西銘は「栗山くんはまさにリーダーになるべくして生まれてきた人。この30人を任せられるのは栗山くんだけです!」と絶大なる信頼を寄せる。そんな彼らの旗揚げ公演は、廃部の危機に立たされた演劇部員の前に白虎隊が現れて…というタイムスリップもの。西銘は脚本を読んだ瞬間に、「これは面白い、伝説になる!」と確信したという。するとすかさず飯島が、「伝説になるか、ならないかは、僕ら次第だから」と冷静にひと言。さらに栗山が「いや、僕と寛騎次第かな。西銘は関係ない(笑)」と続けると、真に受けた西銘は「うんうん、ふたりとも頑張って!」と突如ファン目線に。そんな西銘の天然ぶりに、栗山も飯島も笑いが止まらない。役どころは主人公であり、演劇部部長の小野田陽斗を飯島が、栗山と西銘が白虎隊の安達藤三郎、伊東悌次郎をそれぞれ演じる。「白虎隊がタイムスリップして現代の高校生に憑りつく、というちょっと変わったストーリーです。僕は寛騎に憑りつくことになるので、ふたりは一心同体の間柄。僕らがしっかり繋がって、物語をどんどん進めていければ、自然といい作品になると思います」と栗山。飯島も「栗山くんといろいろ話し合って、役を深めていきたいです」と意気込む。一方、「僕は気を抜いてもいいキャラなので~」と西銘。その瞬間、「みんな気抜いちゃダメ!」と栗山にツッコまれる。芝居はもちろん、歌にダンスに殺陣にと、メンバーそれぞれの持ち味が存分に生かされるであろう本作。主役を任された飯島は、「プレッシャーは大きいですが、お客さんに楽しかった、観てよかったと言ってもらえるような舞台にしなければ!」と奮起する。彼らの“伝説”の幕開けは、もう間もなくだ。公演は6月17日(日)まで東京・AiiA 2.5 Theater Tokyoにて。チケットは発売中。取材・文:野上瑠美子
2018年05月17日山口達也(46)の契約解除が発表されたが、TOKIOにとってはまだまだ茨の道が続くようだ。大打撃を受けたのは、山口が多く出演していた日本テレビだ。 「朝の情報番組『ZIP!』は降板がほぼ決定。しばらくして代役を立てるようです。『ザ!鉄腕!DASH!!』は4人だけでロケ再開となりそうです。じつは『幸せ!ボンビーガール』はすでに降板が決まり、劇団ひとり(41)さんが後任のMCに内定したようです」(別のテレビ局関係者) その中で問題になってくるのはCM各社の対応だ。放送中止となれば、巨額の違約金が発生することになる。山口が単独出演しているCMはないが、TOKIOの5人で出演するCMが前述のとおり4本あるのだ。 「TOKIOのCM出演料は5人で1億円とされています。今後もしCMが放送できなくなると出演料を残りの契約期間で日割り計算して、その分を返済しなければなりません。またCM中止にともなう商品の回収があれば、その損失も請求されます。今回は最大で3億円ほどの違約金が発生する可能性がありますね」(広告代理店関係者) この違約金についても、謝罪会見と同じく“連帯責任”になるという。 「出演CMのギャラは5人で分けますが、山口さんの起こした事件とはいえ、あくまでグループで出演していたCMですから、違約金も5人で分けて負担するのが通例になっています。一部のCMは4人での撮り直しが決まりましたから、その場合は山口さん1人が違約金を負担することになるかもしれません」(前出・広告代理店関係者) 山口がいなくなったMCポストは、早くも争奪戦が起きているという。 「『ZIP!』のMCには、大手お笑いプロダクションなどが早速営業をかけてきています。人気音楽グループのメンバーからの売り込みもあったと聞いていますよ」(テレビ局関係者)
2018年05月10日有吉弘行がMCを務めるクイズ番組「超問クイズ!真実か?ウソか?日テレ系春の新ドラマ!豪華俳優陣が大集結SP」が4月20日(金)今夜オンエアされ、菜々緒、「Sexy Zone」佐藤勝利、浜辺美波、広瀬アリスら話題の俳優、女優陣がゲスト出演する。本番組は常識を覆す「○×クイズ」が次々出題される総合クイズバラエティ。2人のプレゼンターが○と×それぞれの主張を展開して解答者の思考を惑わせる。有吉さんがMCを務め、日本テレビアナウンサーの尾崎里紗がアシスタントを担当。解答者を惑わすプレゼンターには劇団ひとりと日本テレビアナウンサー・桝太一。○×クイズ以外にも間違えると氷点下の吹雪が襲う「超問!ブリザードボン」や、気になるアンケート結果の1位と“1人しか答えなかった答え”を当てる「超問!国民アンケート」に、ベストセラー本の中身をクイズにして出題する「超問!ベストセラー」。1対1の決勝戦「超問!タイマンタイマー」などのバリエーション豊かなクイズが楽しめる。今回は日テレの春の新ドラマに出演している人気俳優たちがゲストとして登場。「Missデビル」からは菜々緒さんと佐藤さんが、「崖っぷちホテル」から浜辺さんが、「正義のセ」から広瀬アリスがそれぞれ番組が繰り出す様々なクイズに挑む。菜々緒さんが“悪魔”のような人事コンサルタントに扮し、佐藤さん扮する新入社員を手先に会社の問題を大胆に解決していく痛快オフィス・エンターテインメント「Missデビル人事の悪魔・椿眞子」は毎週土曜22時~好評放送中。浜辺さんがパティシエ役で出演、「EXILE/三代目 J Soul Brothers」岩田剛典が主演、戸田恵梨香らが共演。かつて栄華を極めたが現在は“ド底辺”に落ちぶれた老舗ホテルを舞台にした「崖っぷちホテル」は毎週日曜22時30分~好評放送中。広瀬さんが吉高由里子演じる主人公の妹役で出演、吉高さん演じる仕事も恋もあきらめない駆け出し検事・竹村凜々子の成長していく姿を描く痛快お仕事ドラマ「正義のセ」は毎週水曜22時~好評放送中。「超問クイズ!真実か?ウソか?日テレ系春の新ドラマ!豪華俳優陣が大集結SP」は4月20日(金)今夜19時~いずれも日本テレビ系で放送。(笠緒)
2018年04月20日タレントのビートたけしが3日、都内で行われた「WONDA 2018年ブランド戦略発表会」に出席。事務所独立騒動後初の公の場で、この4月から働き始めた新入社員へ意味深なメッセージを送った。WONDAの新CMで共演する劇団ひとり、ハライチの澤部佑、オードリーの春日俊彰と出席したたけし。新入社員へのメッセージを求められると、「会社に入ったらまずその会社の人間関係をよく見て、こいつにはついていってはいけない、こいつは上がっていくなと、そういう人たちの動向を見定めて忠実な会社員になって、いずれそいつを裏切って会長になるという下剋上の世の中を想定して生きていってほしい」と意味深な発言で会場をざわつかせた。ひとりが「何かあったんですか?」とツッコむと、たけしはさらに「一番裏切るヤツは、一番よく働くヤツです」と持論を展開。また、「俺みたいに自分の会社を自分で辞めて怒られるのも珍しい。自分が作った会社を出ていって何で文句を言われるのか、いまだによくわからないけどな」とぼやき、「そもそも俺の会社だ!」と主張した。たけしは「オフィス北野」を3月いっぱいで退社し、今月から新事務所「T.Nゴン」で活動を開始。1日には、オフィス北野に所属するたけし軍団のダンカン、水道橋博士らが、ブログなどで声明文を発表し、オフィス北野の森昌行社長の経営に「明らかな違法行為」や「完全な裏切り行為」があったと指摘し、森社長がいつの間にかオフィス北野の筆頭株主になっていたこと、会社の役員報酬の金額がたけしにとっては容認できない水準になっていたことを明かした。
2018年04月03日タレントのビートたけしが3日、都内で行われた「WONDA 2018年ブランド戦略発表会」に出席。事務所独立騒動後初の公の場で、"人生を楽しむ秘訣"を真面目に語った。ビートたけしWONDAの新CMで共演する劇団ひとり、ハライチの澤部佑、オードリーの春日俊彰と共に出席したたけし。ひとりと澤部が「こんなに集まりますか?」「鬼のようなカメラの数」と驚くほど、大勢の報道陣が駆けつけた。トークセッションで、たけしは"人生を楽しむ秘訣"について、「人生楽しいことばかりあるわけじゃないし、苦しいと思うことが生きている証だと思えばそれも楽しめる」と真面目にコメント。また、「一生懸命やっていることをみんなにわからせるためのわざとらしい行為はよくない。遊んでいるなと思ってよく見たら努力しているなって思わせる人になってほしいと思う今日この頃でございます」と語った。そして、「私も新しい一歩を、今月から頑張っております」と晴れやかな表情で独立に触れ、「できたら仕事ください。そんなことはないな。忙しくしている。仕事よこさないでください」と冗談交じりのトークで笑いを誘った。アサヒ飲料は、缶コーヒー「WONDA」の定番商品「ワンダ モーニングショット」「ワンダ 金の微糖」を4日より新発売するにあたり、同日より新テレビCM「モーニングショット キリッとスタート二人前編」「金の微糖 ギュッと凝縮二人前編」を全国で放映する。新CMには、ビートたけし、劇団ひとり、ハライチの澤部佑に加え、新たにオードリーの春日俊彰を起用し、発表会に4人が出席した。
2018年04月03日セリフを一切使わず、殺陣だけで物語を紡ぐ劇団壱劇屋の“WORDLESS殺陣芝居”シリーズ。その新作で劇団10周年記念公演の『二ツ巴-Futatsudomoe-』が、4月6日(金)よりABCホールにて上演される。開幕を1週間後に控えた3月29日、大阪・道頓堀の戎橋に出演者たちが登場し、ゲリラで殺陣パフォーマンスを敢行した。劇団壱劇屋10周年記念公演「二ツ巴-Futatsudomoe-」チケット情報人気の撮影スポットとしても知られ、観光客や若者たちでにぎわう戎橋。作・演出を手がける竹村晋太朗を先頭に、今作で主役を務めるNMB48の久代梨奈、谷川愛梨ほか、『二ツ巴』の衣装を身にまとった総勢12人の出演者が現れると、周囲の注目を集めた。約1分半、シーンを抜き取って殺陣を披露。竹村と岡村圭輔によるスピーディーな殺陣やアクションが繰り広げられると、周囲からは「すごい…!」と、感嘆の声が上がる。さらにそこに、久代と谷川が加わり、久代は竹村と、谷川は岡村と刀を交え、しなやかかつ華麗な立ち回りで魅せ、公演をアピールした。アイドルのふたりが真剣に取り組む殺陣芝居、そして彼らの迫力のパフォーマンスは、ぜひ劇場で体感してほしい。劇団壱劇屋10周年記念公演『二ツ巴-Futatsudomoe-』は、4月6日(金)から8日(日)まで、大阪・ABCホールにて。チケットは発売中。取材・文:黒石悦子
2018年03月30日ウエンツ瑛士がメインMCを務める日本テレビ系「火曜サプライズ」の4時間スペシャルが「EXILE/三代目J Soul Brothers」の岩田剛典、戸田恵梨香をはじめとした豪華ゲストを迎えて、3月27日(火)19時からオンエアとなる。本番組はウエンツさんのほか、石塚英彦、DAIGO、「オリエンタルラジオ」、江原啓之らが出演。ゲストが直接お店にアポを取る名物企画「アポなし旅」などのロケ企画が人気だ。今回は岩田さん、戸田さんのほか、上戸彩、ブルゾンちえみ、神田沙也加、小池徹平、大竹しのぶらがVTRゲストとして登場するほか、スタジオゲストには菜々緒、「三代目J Soul Brothers」山下健二郎、劇団ひとり、ANZEN漫才を迎える。今回は「有名人の豪邸訪問」でアメリカロケを敢行。ビバリーヒルズ&ニューヨーク一等地にある絶景テラスに数千万円の家具、執事付きの豪邸へ。この家の家主はいったい誰!? また岩田さんは昔住んでいたという学芸大学駅周辺を戸田さんに案内する。「アポなし旅」にはブルゾンさんが登場、石塚最強グルメ旅では神田さん(秘)結婚話を暴露。上戸さんは話題の謎解きテーマパークで意外な素顔を見せる。今夜のゲスト、岩田さんと戸田さんが出演する新ドラマ「崖っぷちホテル!」は4月15日(日)22時30分~日本テレビ系で放送開始。岩田さんの民放連続ドラマ初主演となる本作、郊外にたたずむ破産寸前の小さなホテルを舞台にした“クセ”が凄すぎる(!?)痛快シチュエーションコメディとなり、戸田さんのほか浜辺美波、中村倫也らも出演する。また菜々緒さんは新土曜ドラマ「Missデビル人事の悪魔・椿眞子」でゴールデンタイムのドラマ初主演。悪魔と呼ばれるほど冷酷非情にして凄腕の人事コンサルタント・椿眞子を演じる。同作は椿眞子がとある企業を舞台にセクハラ、パワハラ、派閥争い、モンスター社員など、どんな会社でも起こりうる問題を、眞子が悪魔のような大胆な方法で解決していく痛快オフィス・エンターテインメントとなる。上戸さんは4月13日(金)より全国東宝系にて公開される『名探偵コナン ゼロの執行人』に声優として出演。以前“本人役”でTVアニメに登場したことがある上戸さん、今回は弁護士の“橘境子”を演じる。神田さんは公開中の映画『アナと雪の女王/家族の思い出』で前作に引き続きアナ役を担当。今回もエルサ役を松たか子と共に美しい歌声を披露している。超豪華なメンバーによるロケ&トークが繰り広げられる「火曜サプライズ」4時間スペシャルは3月27日(火) 19時~日本テレビ系にて放送。(笠緒)
2018年03月27日3月いっぱいで所属事務所「オフィス北野」からの独立を表明したタレントのビートたけし(71)が、3月22日発売の「週刊文春」(文芸春秋)に書き下ろし小説「ゴンちゃん、またね。」を掲載し話題になった。 「うだつの上がらない小説家志望の主人公と飼い犬の物語。犬を飼っていた人なら確実に涙腺を刺激される、手堅い作品です。今後は小説執筆にシフトするとみられるたけしさんだけに、文学賞争いに関わるような作品を生み出すのではないでしょうか」(大手出版社の文芸担当者) 小説を書いた芸能人といえば、真っ先に思い浮かぶのが「火花」(文芸春秋刊)で芥川賞を受賞したお笑いコンビ・ピースの又吉直樹(37)だろう。 そのほかジャニーズ事務所の人気グループ・NEWSの加藤シゲアキ(30)は処女作「ピンクとグレー」(角川書店刊)が映画化されるなど、小説家としても活躍。お笑いタレントの劇団ひとり(41)は「陰日向に咲く」(幻冬舎)、「青天の霹靂」(同)が映画化されいずれもヒットしている。 さらにモデルの押切もえ(38)は「永遠とは違う一日」(新潮社刊)が「山本周五郎賞」の候補作に。最近ではロックバンド・THEALFEEの高見沢俊彦(63)が「音叉(おんさ)」で小説家デビューを果たし、「オール読物」(文芸春秋)に掲載された。 そんな芸能人たちが文学界を大いに盛り上げるなか、小説家デビューを期待される“2人の大物”がいるという。 「歌手で俳優の星野源さん(37)と、人気バンド・RADWIMPSの野田洋次郎さん(32)です。ともに根強いファンがいるだけにかなりの売り上げを叩き出しそうですが、超多忙なのでハードルが高いといえます。ただ2人ともすでにエッセイで非凡な文才を発揮しており、文学賞も狙えるレベル。出版界からも熱視線が注がれていますね」(出版プロデューサー) 果たして、次はどの芸能人の小説がヒット作となるのだろうか。
2018年03月26日AKBグループをはじめ乃木坂46の総合プロデューサーである秋元康さんが初めて劇団をプロデュースするということで、立ち上げから何かと話題になっていた劇団4ドル50セント。その正体に迫ります!文・尹 秀姫秋元康プロデュースの新劇団『4ドル50セント』って?約5000名のなかからオーディションで選ばれた30人の劇団員は、元AKBメンバーから現役の植木屋さんというバリエーション豊かな人たちが集まったものの、9割が演技経験ゼロという素人集団。にもかかわらず、昨年11月に行われたプレ公演『The Making of $4.50 夢を見たけりゃ、目を開けろ。』はチケットが即日完売となるほど大人気。そこには、今までにない新しい仕掛けがありました。演劇以外にも幅広い活動を行うエンタテインメント集団秋元康さんがプロデュースしているだけあって、劇団4ドル50セントは演劇というステージのみにこだわらず、モデルやバラエティ、音楽活動などさまざまなジャンルに活動の場を広げているのも大きな特徴。2月の本公演でメインキャストに選出された福島雪菜さんは、SHOWROOMでの個人配信閲覧者数が1万人を突破する記録を打ち立て、週刊「ヤングマガジン」(1月22日発売号)の表紙にもなるなど活躍目覚ましい看板女優のひとり。他にも、ぽっちゃり女子ファッション誌「la farfa」のモデルとしても活躍している隅田杏花さんなど、いろんな魅力を持った役者が集っているのも大きな魅力です。ファンがキャストを選ぶ斬新なシステムもそして、2月8日~12日に紀伊国屋ホールで行われる旗揚げ本公演『新しき国』では、メインキャストをYouTubeによるファン投票と審査員投票で行うという、今までにないスタイルでキャストが決定。舞台に上がる役者をファンが選ぶという新しいスタイルで、演劇界に革命を起こします。なお、この投票ではメインキャスト8名のうち、7名が決定。残り1名の枠をかけて4名が争っており、この結果にも注目が集まっています。7名のメインキャスト。糸原美波、福島雪菜、蕪祐典、岡田帆乃佳、前田悠雅、本西彩希帆、中村碧十。Information劇団4ドル50セント 旗揚げ本公演『新しい国』2018年2月8日(木)~12日(月・祝)東京都 紀伊國屋ホールトータルプロデューサー:秋元康クリエイティブディレクター:近山知史脚本:丸尾丸一郎音楽:和田俊輔振付:CRE8BOYあらすじ寂れた地方都市、夢沢町にある「夢沢銀座」はシャッター商店街になっている。昼は堅くシャッターを閉ざしているが、夜になると賑わう。お金は価値を持たない。夢を売り買いする不思議な商店街であった。ある日、夢に破れたミュージカル女優が死に場所を求めてやって来る。彼女と商店街の住人たちは、夢沢町を守るためにオリジナルミュージカルを創作する。しかし、雨の日に演じられたのは夢沢銀座の悲しき物語であった。
2018年01月29日女子の知らない男子のオナニー。ひとりでかつ密室で行われるもののため、何が行われているか謎に包まれていますよね。そこで今回は、ミステリアスな男子のひとり性生活の実態を紹介します。また、ユニークなオナニーネタも公開、話のネタにどうぞ♪文・オリ子【セックスリサーチ】立場や環境で変わる? 男子のオナニー事情アラサー男子による生の声から、一風変わったオナニー調査まで、男のひとりエッチ雑学を詰め込みました! 貴重!? な情報をどうぞ。性欲低下中!? 全然しない派「子供が2人いるけど、そのせいかあんまりしてない。そもそも性欲は薄いほうです」(35歳・会社員)「結婚してからあんまりしていない。出張先のホテルでカード購入してすることはあるくらい」(30歳・会社員)オトコとは、頻繁にひとりエッチしてる生き物と思いきや、意外にも子供がいることや、そもそも性欲が少ない人は、めったにしないという結果に。少し前まで草食系男子という言葉も流行りましたが、性欲的な面でも男子の ”男らしさ” は減少しているのかもしれませんね。彼女がいても!? オナニーは別もの派「彼女と毎日してるものの、自分で自分の気持ちいいところがわかるマスターベーションは別物。週に3回くらいしてる」(25歳・会社員)彼女と頻繁にしている男性はひとりエッチの回数も減ると思いきや、自分の体だからこそわかるツボがあるため、「オナニーは彼女とのSEXとは別物」という声も聞かれました。彼女の立場で女心としては複雑ですが、浮気されているわけではないので広い心で受け入れたいものですね。ひとり暮らしだから。毎晩してる派「ひとり暮らしなので、自由です。毎日してます」(26歳・SE)「毎晩しています。1日2回くらいすることも。家族と住んでいた頃はできなかったけど、彼女のいない今は、毎日してるし、しないとすっきりしないので眠れない」(25歳・エンジニア)ひとり暮らしの独身男性は、毎晩こっそりとでも確実にオナニーをしている人が多いようです。特に20代に多く、まだムラムラが止まらない世代といえそうです。こんなユニークな調査も!「オナニー国勢調査」(TENGAヘルスケア(楽天リサーチ株式会社)調べ)というのがあるのをご存じでしょうか。全国の男性(15歳~64歳)約5200人をターゲットに行われたもので、なんと都道府県別のオナニー頻度ランキングを公表しています。1週間のマスターベーション回数が最も多かった県は、神奈川県。意外とも予想通りとも言えない、微妙な結果なのかもしれませんが、神奈川県出身の男性のみなさまはとってもお盛ん。なんと、全国の一週間平均回数を約1回分ほど上回り、1週間のうち半分以上の約4回の結果になりました! この結果が示すもの、それは神奈川県の男性がセックス好きということなのか、それとも彼女がいないということなのか……気になるところです。この情報、なかなか語れる機会も少ないかもしれませんが、飲み会の話のネタになるはず(笑)。「オナニー国勢調査」TENGAヘルスケア(楽天リサーチ株式会社)調べ調査実施期間 2017年9月25日 – 2017年9月28日また、オナニーの “おかず” に関する調査もしており、約80%の男性が、リアル感の味わえる 「実写アダルト動画」を好んでいる模様。しかも ”無料” を選んで、お楽しみしているという結果になりました。最近、働き世代なはずの若い世代の年収が減っているなんて話も耳にしますが、こんなところにも、社会問題が影響しているのかも。奥深い、マスターベーションの世界です。このリアルな回答結果、使い道はなくとも興味深い!「オナニー国勢調査」TENGAヘルスケア(楽天リサーチ株式会社)調べ調査実施期間 2017年9月25日 – 2017年9月28日あなたの彼は大丈夫? 間違ったオナニーが不妊の原因に!?さて、最後にまじめなお話をひとつ。テンガさんが行った調査のなかには、頻度のほかに、ひとりエッチをする体勢もリサーチ結果があります。あまり公にすることのない話題ですから、それぞれにイキやすいスタイルがあるのかもしれませんが、腟内環境とは全く異なる環境でマスターベーションを頻繁に行うと、知らず知らずの間に「腟内射精障害」という現象に繋がってしまうことがあるんだとか。また、不適切なやり方でひとりエッチをしている男性の約7割が障害を抱えてしまうリスクがあるという結果も。今付き合っている彼との結婚を考えるなら、これを機に彼のオナニー生活について、彼女としてこっそりリサーチしてみるのも良いかもしれません。Information調査データ協力TENGAヘルスケア(楽天リサーチ株式会社)(C)yanyong/Gettyimages(C)dima_sidelnikov/Gettyimages
2018年01月15日振袖レンタル業者「はれのひ」の倒産による被害者への“リベンジ成人式”をプレゼントすると発表した、お笑いコンビ・キングコングの西野亮廣(37)。SNSに投稿した最近の写真ではすべて帽子をかぶっているが、その理由が話題となっている。 13日深夜放送の「ゴッドタン」(テレビ東京系)にて実施された、劇団ひとり(40)との“完全決着SP”。対決内容を選択する形式のなか、劇団ひとりが選んだのは“自分の髪をどれだけ切れるか対決”だった。より多く自分の髪を切れたほうが勝つという対決だ。 開口一番「嫌だよ!」と反発した西野だが、「絵本とか書いていますけど、根は芸人」と、“芸人魂”を発揮。台本上でも選ばれる想定ではなかったものの、後に引けなくなってしまった2人は、自らの髪をわしづかみにしてハサミを入れた。 西野は14日のブログにて画像を掲載し、「一ヶ所だけ特に激しくハサミを入れてしまったが為に、地肌が見えている」と状況を説明。収録後に行きつけの美容室に駆け込んだものの、「一番短い部分に合わせて切らないといけませんね」と言われたため、短髪にせざるを得なくなったという。 長めのパーマが印象的だった西野。「こんなことをして、誰が幸せになるのだろう?嫌がるオッサン二人が自分の髪の毛を自分で切ることを、世界の誰が求めているのだろう?」と疑問を呈し、「大切に、大切に育てあげてきた私の愛しいハンサムを返してくれ」と嘆きの心情をつづった。 芸人2人が体を張ったこの企画に、Twitterでは《間違いなく神回であり髪回だった》と、“神”と“髪”をかけて称賛する声が上がっている。 ちなみに劇団ひとりのほうでも、2017年の年末放送「クイズ☆正解は一年後」(TBS系)に出演した際に髪型が変わっていたため、こちらも話題となっていた。
2018年01月15日「ひとり人っ子だと子どもがいつも一人で申し訳ない…」「ひとり人っ子だからわがままに育っちゃうかも…」などなど、ひとり人っ子のお子さんを抱えると、このような悩みを抱えてしまいますよね。だけど、そんなに深く悩まなくても大丈夫です。今回は、ひとり人っ子を健やかに育てる方法を心理カウンセラーの資格を持つ筆者がご紹介します。きょうだいがいないのはかわいそう?きょうだいがいないと、コミュニケーションの機会が少なくなるので、子どものコミュニケーション能力が上がりにくくなります。そのため、「きょうだいがいなくて申し訳ない…」と口にするママは少なくないです。しかし、今の時代、子どもが交流する場はネットを探せばいくらでも見つかります。むしろ、見られない子と話すことで、より質の高いコミュニケーション能力を磨くことが可能です。ですので、ひとり人っ子の子どもに対して罪悪感を抱く必要はありません。ひとり人っ子はわがままになるの?「きょうだいがいれば親の愛情が分散できる。だけど、ひとり人っ子だと親の愛を一身に受けてしまうため、わがままな子どもになりやすい」とはよく言われます。しかし、愛情は与えすぎて困るものではありません。むしろ、愛情を分散させてしまった結果、得られる愛情が少なくなってしまい、人を信用できなかったり自分に自信が持てなかったりする人は多くいます。大切なのは、ちゃんとしつけをすることです。子どもがわがままな言動を見せたら「そういうことしちゃダメなんだよ」とちゃんと注意すれば何の問題もありません。まとめ「ひとり人っ子だと楽でいいわね」とマウンティングをしかけてくるママ友は一定数います。ですが、そういう心の寂しい人の意見には惑わされず、自信を持って子どもを思いっきり愛してあげましょう。written by 高萩 陽平
2017年12月31日益田ミリさんの著書『美しいものを見に行くツアーひとり参加』は、その名の通り、ツアーにひとりで参加する醍醐味を知ることができる一冊。いつか行ってみたい場所はたくさんあっても、きっと行けないのだろうと心のどこかで諦めてしまっていないだろうか。益田ミリさんは40代になって、そんな漠然とした夢を次々と実現してしまった。「30代の終わりにプラハを旅行したとき、教会で演奏会に遭遇して、死ぬということはこんなに美しい世界に別れを告げることなのだと焦るような気持ちになったんです」そして世界中の美しいものを見るために頼りにしたのが、添乗員が同行するツアー。本書では北欧オーロラの旅やモンサンミッシェル、リオのカーニバルなどひとりで参加した5つのツアーの様子が綴られていく。「最初にオーロラツアーに申し込んだときは、私でも行けるんだって胸が震えました。こんなに気軽に旅ができるなら、20代のうちにもっと参加すればよかったと思ったくらい」はじめは「寂しい人だと思われていないかしら」と、周りの目を気にしていた益田さん。しかしながらほかの参加者と大人な会話を交わしたり、美しい景色と向き合ったりしているうちに、徐々に解放されていく姿から旅の醍醐味が伝わってくる。「ドイツのクリスマスマーケットは、ひとりで回るのが本当に楽しくて、誰に気兼ねすることなく、これ食べよ!次はあれ食べよ!って、つい早歩きになってました(笑)。完全なひとり旅だと尻込みしてしまう場面も結構あるけれど、お母さんが近くにいてちょっと遠出をする子どもみたいに気楽だったのは、ツアーだからこそだと思います」団体行動の窮屈さも人間観察の場と捉え、ユーモアに転じてしまうところはさすが。自分自身とじっくり対話をしたり、いろんな想像を膨らませてみるのも、“ツアーひとり参加”のいいところといえそうだ。「バスの窓から町の風景をぼんやりと眺めながら、ここで生まれ育ったらあのカフェに行ってるだろうなと想像して、違う人生を生きられる瞬間があるんです。以前は記念にいろんなものを買いたくなっていたけど、見たり、その場で体験するほうに旅の楽しさを感じるようになったのが大きな変化かもしれません」達人でなくても「行きたい場所」と「行ける場所」がイコールになるこんな旅のしかたは、大人の贅沢といえるのではないだろうか。『美しいものを見に行くツアーひとり参加』旅先での感動はもちろん、参加者とのやり取りや、さりげない描写も魅力的。旅じたくや団体行動で気になるトイレ問題など役立つ情報も!幻冬舎1300円ますだ・みりイラストレーター。『ほしいものはなんですか?』『週末、森で』『お茶の時間』『今日の人生』『すーちゃん』シリーズなど著書多数。小誌にて「僕の姉ちゃん」を連載中。※『anan』2017年12月20日号より。写真・水野昭子インタビュー、文・兵藤育子
2017年12月16日近年、数々の演劇賞を受賞し、注目を集めている「劇団チョコレートケーキ」。その甘く可愛い劇団名からは想像できないような、歴史的事件や社会的テーマを扱った、硬質で濃密な作品を作り続けている。その中核を担うのが脚本担当の古川健さんと、演出担当の日澤雄介さんだ。ひとつの歴史の裏と表を描いた2作。「もともとは脚本のネタに苦しんで、どうしたら苦しくなくなるかを考えたときに、自分の興味のあることを書いてみようと思ったのが発端でした」(古川さん)あさま山荘事件や大正天皇など、歴史や社会的な事象を扱いながらも、古川さんが描くのは、「そこに関わる個の人間の感情の機微。あくまでも等身大の人なんです。自分の感性に落とし込んで観られるからこそ、多くの人に支持してもらえたんだと思います」(日澤さん)そこに、「演劇はやっぱり娯楽だと思うんです」と古川さんも続ける。「そのために、もっともらしい嘘を入れることもたびたび(笑)。ただ、僕自身の主張を語らせるような嘘はつきたくないと思っています。モチーフに対するリスペクトを失ったら、作品が途端に胡散くさいものになりますから」(古川さん)それを演出する日澤さん側は、「あえて知識を入れないようにしている」という。「もともと本をあまり読まないのもあるんですが、基本的に、脚本に書かれたものがすべてだと思うようにしています。僕のような史実を知らない人間が観たとき、ちゃんと枠組みを理解して楽しめるのかが大事だと思うので」(日澤さん)社会派劇というとなんだか小難しそうに感じるけれど、この完全分業システムが、題材について何も知らずに観ても、わかりやすく、楽しめる舞台を生み出している。そんな彼らの次回作は、初演時から2本同時上演されてきた『熱狂』と『あの記憶の記録』の再々演だ。「そもそものコンセプトは、第二次世界大戦を直接描かずに表現したいというもの。この2本はいわば、そのプロローグとエピローグに位置しています」(古川さん)『熱狂』ではヒトラーが国民の心を掌握していく過程を、『あの記憶~』では戦後25年を経た中東の家族を軸に、過去の記憶が描かれる。「ひとつの歴史の表と裏で、全然カラーが違う作品です」(古川さん)「1本だけでも楽しめる強度を持っている作品ですが、2本観ていただけたら、我々が伝えたいものが明確に伝わると思います」(日澤さん)『熱狂』『あの記憶の記録』初演は’12年。その翌年、劇場との特別提携公演として再演。第二次世界大戦というどっしりと重い題材を、まったく違う時代や国を舞台にした2作で描くという企画の面白さとドラマの重厚さで、観客の大きな支持を得、CoRich舞台芸術アワード!を受賞。撮影・池村隆司(共に2013年の公演より)12月7日(木)~19日(火)池袋・東京芸術劇場前売り3800円当日4000円2作品共通チケット7000円初日割3500円U25(25歳以下、要証明書)3000円*すべて税込み劇団チョコレートケーキTEL:080・9080・1861(月~金曜11:00~18:00)ふるかわ・たけし、ひさわ・ゆうすけ’00年に劇団チョコレートケーキを結成。’09年より古川さんが脚本を、’10年より日澤さんが演出を手掛けるようになり現在に至る。’15年に紀伊國屋演劇賞団体賞を受賞。※『anan』2017年12月13日号より。写真・土佐麻理子インタビュー、文・望月リサ(by anan編集部)
2017年12月11日第29回「ひとりが楽」と「ひとりが好き」の本意とは(c)つめをぬるひと今回は、「(誰かと一緒にいたいと思っているけど、深く傷つけあう関係がめんどいから)ひとりが楽」という投稿。ひとりが楽、ひとりが好き、というスタンスには、一言では語り尽くせない裏がある。ひとりでいることの良さは、人との煩わしさがないこと。しかし、人はひとりだけで行きていくのはほぼ不可能に近い。ひとりで生きていくこと、とはつまり、無駄に干渉してこない周囲でちょうど良い距離を保ちながら過ごすことと言えるだろう。それでも私達は、誰かと一緒にいたい時がある。こちらから歩み寄りたいと思う人と、ちょうど良い関係を保ちたいだけの人とがいる。歩み寄りたい人にも、同じように自分に歩み寄りたいと思ってもらえないと成立しないし、逆に、自分はそこまで干渉されたくないけど、相手から必要以上に歩み寄られて苦痛に感じる場合もある。自分の思いと相手の思いは合致しない場合が多く、これが面倒くささに繋がる。ひとりでいることが好きな人は、こういう人との距離感や難しさを分かっていて、本当はそういう人のほうが人間関係を築くのが上手なはずなんだけど、上手なのに、いや上手になってしまったからこそ、積極的に関係を築かない。と、真面目なことを書きながら私は、映画『ピンポン』で、「才能は求める人間にのみに与えられるものではない」というセリフを吐く眉毛のない中村獅童が脳裏に浮かんでしまったので、この話は終わり。今回はひとりが楽という思いに秘められたごちゃごちゃした思いや面倒くささを描いた。Design&Text/つめをぬるひとこの連載では、爪作家である私が、読者のみなさんが「どんなおひとりさまか?」をヒントに爪をつくります。あなたのエピソードを添えて、送ってください。前回記事<爪は身体で唯一、気軽に表現できる媒体だ!>もチェック!手軽に表現できる爪を堪能しよう。
2017年12月11日30代、仕事にも恋愛にも疲れてしまったという女性は多いのではないでしょうか?とはいえ、気持ちを切り替えるためにいきなり一人で何か特別なことを…と気を張る必要はありません。なんとなく出掛けてみたりすることから始めてみませんか?きっと新しい楽しみ方を見つけられるはずです。ひとりカラオケ最近ではひとりカラオケ用の部屋まで用意されているカラオケ店も多いです。店員さんも一人カラオケのお客さんには慣れているので、恥ずかしいことなんてなにもありません。むしろ一人でカラオケに行った方が、思う存分!練習したかったあの曲も、何度もリピートして予約できて、カラオケの練習にももってこいです!大きな声を出すと、かなりの爽快感を味わえます。ひとり映画一人で映画を見に行っても感想を言い合えないのはつまらない!そう思う方にはオススメできませんが、映画の後にじっくりとその世界に浸ったまま過ごせる時間があることは、おひとりさま映画鑑賞の特権です。自分とは全く違う解釈をして話してくる彼の意見は聞かずに、自分の思った解釈が正解!それで大満足な気持ちになれるのだから二度楽しんだ気分になれるはずです。一人で映画を見に行って、思いっきり涙を流すこともストレス発散になりますよ。実は私も実践済みです。ひとりグルメひとりで食事をするなんて恥ずかしいと思う女性がいるかもしれませんが、例えば、少し贅沢に高いお寿司を食べに行ってみませんか?案外おひとりさまって多いんです!ちょっと贅沢して高いネタを頼んで幸せに浸ってみるのも良いものです。行きつけのお店をもっている女性、かっこいいと思います!ひとり温泉旅行少しハードルが上がってしまうかもしれませんが、とても良いです。目的地にたどり着くまでものんびり過ごせますし、好きな食べ物、寄りたい場所、寝たいタイミング、好きなだけ入れる温泉、全てが誰かに合わせることなく自分で決めて良いという自由なところに解放感がいっぱいです。温泉旅館の方もおひとりさま旅行の女性には慣れているので、恥ずかしがることは全くありません。ひとりだからこそ、相手の懐事情を考慮せずに済みますし、少し贅沢したプランで旅行するのも優雅で楽しめます。おひとりさま活動は意外と身近なことからチャレンジできると思いませんか?慣れてしまえば、どこにでも行けるようになります。一人は気楽で楽しい!と思えてきたら上級者です。疲れてしまったときにはひとりでのんびりする時間が大切。楽しいこと、自分に合ったおひとりさま活動を見つけてみてくださいね!
2017年11月27日大泉洋&松田龍平が演じる、探偵と相棒の活躍を描く大人気シリーズの第3弾『探偵はBARにいる3』が、12月1日(金)の“映画の日”より公開される。この度、本作の公開を記念して、大泉さんの主演作から珠玉の7作品を上映する「大泉洋映画祭」が、11月22日(水)より開催されることが決定した。今回開催が決定した「大泉洋映画祭」のキャッチコピーは、「【映画な男】に会いたくないか?」。数ある大泉さんの映画主演作品の中から、ハードボイルド、ホームドラマ、コメディ、時代劇、パニック映画など幅広いジャンルに渡る珠玉の作品を厳選。様々なジャンルの作品で人々を魅了し、幅広い層に愛されるエンターテイナー大泉洋の魅力を、余すことなく感じることができる映画祭となっているようだ。配給会社の垣根を越えて今回連続上映されるのは、『探偵はBARにいる』シリーズ第1作目『探偵はBARにいる』、第2作目『探偵はBARにいる2ススキノ大交差点』を含む7作品。この2作のほかには、大泉さんが原田知世と夫婦役を演じた『しあわせのパン』(三島有紀子監督)、大泉さんと麻生久美子がW主演を務めた『グッモーエビアン!』(山本透監督)、お笑い芸人・劇団ひとりの小説を自らが初メガホンをとり映画化した『青天の霹靂』(劇団ひとり監督)、井上ひさしが晩年11年の歳月をかけて紡いだ小説「東慶寺花だより」を原作に映像化した『駆込み女と駆出し男』(原田眞人監督)、花沢健吾の人気コミックを原作に、大泉さんのほかにも有村架純や長澤まさみらが出演する『アイアムアヒーロ―』(佐藤信介監督)がラインナップされている。さらに映画祭初日には、大泉さんと今作でも共演した前田敦子が登壇する、オープニング舞台挨拶の実施も決定。また、本イベント限定の入場者プレゼントとして、「大泉洋映画祭」メインビジュアルのポストカードを入場者全員にプレゼント。なお、チケットは前売券がチケットぴあにて11月3日(金・祝)より発売開始、当日券は劇場窓口にて販売。また、大泉さんと前田さんによるオープニング舞台挨拶が予定されている舞台挨拶付き上映回のチケットは、チケットぴあにて11月3日よりプレリザーブ、11日(土)より一般発売がスタートする。「大泉洋映画祭」は11月22日(水)~30日(木)丸の内TOEIにて開催(18時30分開演)。『探偵はBARにいる3』は12月1日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:探偵はBARにいる 2011年9月10日より全国にて公開(C) 2011「探偵はBARにいる」製作委員会しあわせのパン 2012年1月21日より北海道にて先行公開、1月28日より渋谷シネクイント、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開(C) 2011『しあわせのパン』製作委員会グッモーエビアン! 2012年12月15日よりテアトル新宿ほか全国にて公開(C) 2012『グッモーエビアン!』製作委員会探偵はBARにいる2 ~ススキノ大交差点~ 2013年5月11日より全国にて公開(C) 2013「探偵はBARにいる2」製作委員会青天の霹靂 2014年5月24日より全国東宝系にて公開(C) 2014 「青天の霹靂」製作委員会駆込み女と駆出し男 2015年5月16日より全国にて公開(C) 2015「駆込み女と駆出し男」製作委員会
2017年11月01日日本演劇界を牽引する劇団四季。松島勇気は、そのトップ俳優の1人として、『キャッツ』『コーラスライン』など劇団の代表作に多数出演してきた。彼が現在キャスティングされているのが、ミュージカル『アンデルセン』。 主人公は童話作家として世界中でその作品を愛され続けるハンス・クリスチャン・アンデルセン。彼が生きた1830年代のデンマークを舞台に、貧しい靴職人だったアンデルセンが苦難の中でも希望を失わず、もちまえの想像力を駆使して“物語の王様”になるまでを描いた作品だ。 「初めて劇団四季の舞台を踏んだ思い入れの強い演目なので、また出演できてうれしいです。大スペクタクルミュージカルのような派手さはありませんが、始めから終わりまで緩やかで心地いい空気が流れるすばらしい作品だと思います」(松島・以下同) 『親指姫』『人魚姫』など、アンデルセンの名作童話を題材にした楽曲がちりばめられているのも本作の魅力。また、王室バレエ団の演出家兼プリンシパルダンサー・ニールス役のキャストの1人として、松島が担う本格的バレエシーンも見どころだ。 「見に来てくださった方に“バレエってこんなに美しいものなんだ!”と感じていただけるように毎回必死です。個人的には、前回(’11年)の出演後にさまざまな経験をしたことで、役柄のキャラクターを読み解く力がさらにアップしたと思っています。ニールスという人物をより深く演じられている手応えがありますね」 入団以来、数々のハマり役を手にし、劇団内でも一目置かれる松島。第一線で活躍を続けるために意識していることは? 「そう言ってもらえるのはありがたいのですが、まったくないんですよ(笑)。というか、僕はいつまでたっても本当に未熟な人間で。『アンデルセン』へ何度も出演してきたにもかかわらず、今回台本を読んで改めて気がつく部分がたくさんあって。当時の台本に書かれた、自分のトンチンカンな書き込みを見て愕然としました(笑)」 劇団のオーディションに合格し今年で15年目。今思う劇団四季の魅力って? 「劇団四季は、言葉に重きを置いているところが特に素晴らしいと思います。一語一句、言葉を、言葉に流れる意味や内容をしっかりお客さまに届ける。言葉が届くから作品が伝わり、感動して帰ってもらえる。ぜひ一度体感していただけたらうれしいです!」
2017年09月18日