第14回北京国際映画祭が4月18日、北京雁棲湖国際コンベンションセンターで開幕し、パノラマ部門への出品が決定していた映画『不死身ラヴァーズ』から、松居大悟監督と今作で主人公・⻑谷部りの(見上愛)の親友・田中を演じた⻘木柚が参加した。レッドカーペットイベントでは、松居監督はタキシードに蝶ネクタイ、そして雪駄という個性的なファッションで登場し、⻘木はストライプのスーツというクールな着こなしで多くのマスコミに囲まれ、会場は熱気に包まれていた。日本映画を中国の映画ファンに紹介する「2024北京・日本映画週間」。今年のオープニング作品として上映された『不死身ラヴァーズ』は、オープニングセレモニーに先立つ18日に、北京でインターナショナルプレミア上映が行われた。ワールドプレミア上映約450席の劇場は満員御礼。Q&Aでは、会場からさまざまな質問が飛び、松居監督の映画『アイスと雨音』に出演していた⻘木には、前回と今作の松居監督の演出の変化について問われる場面も。⻘木は「いい意味で大きく変わったところがなくて安心しました。リハーサルの時に、松居監督は俳優のまわりをぐるぐると裸足で歩いたり、あぐらをかいて顔を覗き込んだりしながら演出をするのですが、それが前回も『不死身ラヴァーズ』も一緒だったので懐かしくて嬉しい気持ちになりました」とエピソードを明かすと、通訳が翻訳している最中に、松居監督があぐらをかいて顔を覗き込む様子を再現し、会場からどっと笑いが起きていた。また松居監督は、「この映画が海外で初めての上映で、北京にこんなに人が集まっているのを見てどう思いますか?」と質問をしつつ「サインください」とリクエストする観客に対し、「柚と一緒に来られたことが嬉しいですし、北京のみなさんとお話できたことが嬉しいです。サインについては、ここでできるかわかりません(笑)」と返し、会場を沸かせた。他にも松居監督の過去作品と比較した内容や、10年の歳月を経て映画化することについてなど、松居監督や作品に対する関心の高さが伺える質問が続き、映画愛に溢れたティーチインとなった。翌19日にはオープニングセレモニーが、北京市内の映画館「英皇電影城」で開催された。同セレモニーには日本の金杉憲治特命全権大使、北京国際映画祭組織委員会の副秘書⻑を務める王志北京広播電視局副局⻑をはじめ、映画祭組織委員会の関係者が出席し、松居監督と⻘木がゲストとして登壇した。オープニングセレモニー松居監督は、前日のティーチインを振り返り「これまでの作品や、日本映画の歴史を含めた質問をいただいて、すごく面白かったです。もっと話したいと思いました」と感謝の気持ちを述べ、⻘木は、「(中国人ファンの)熱がすごくて驚きました。言葉に表せない気持ちです」と喜びを明かした。その後、在中国日本大使館でレセプションが開かれ、日中両国の映画・文化関係者ら約100人が出席した。トークセッションで、⻘木は「中国に初めて来ることができて嬉しい」と感想を述べつつ、「撮影時は北京で上映させてもらえるとは思ってもいなかった。会場の熱気を感じて今後の日本公開をポジティブな気持ちで迎えられそうだ」と笑顔で語った。松居監督には、レッドカーペットからレセプションまで雪駄姿で登壇していたことに対する質問が飛ぶと、「普段用とフォーマル用で使い分けており、先ほど普段用の雪駄からフォーマルな雪駄に履き替えたところだ」とコメントし、会場からは笑いが起きていた。なお、レセプションには東京国際映画祭のチェアマンである安藤裕康も出席しており、日本映画と中国映画の活発な交流の場となった。レセプション<作品情報>『不死身ラヴァーズ』5月10日(金) 公開公式サイト:「不死身ラヴァーズ」製作委員会(C)高木ユーナ/講談社
2024年04月23日松居大悟監督最新作のラブストーリー『不死身ラヴァーズ』が、4月18日から26日まで開催されている第14回北京国際映画祭に出品され、松居監督と主人公・長谷部りの(見上愛)の親友・田中を演じた青木柚が出席した。第14回北京国際映画祭は4月18日、北京雁棲湖国際コンベンションセンターで開幕。パノラマ部門へ出品された本作のレッドカーペット・イベントでは、松居監督はタキシードに蝶ネクタイ、そして雪駄という個性的なファッションで登場、青木さんはストライプのスーツというクールな着こなしで、多くのマスコミに囲まれ、会場は熱気に包まれていた。本作が上映されたのは、日本映画を中国の映画ファンに紹介する「2024北京・日本映画週間」のオープニング作品として。オープニングセレモニーに先立ち、18日にインターナショナルプレミア上映が行われると、約450席の劇場は満員御礼。Q&Aでは、会場から様々な質問が飛び、松居監督の映画『アイスと雨音』に出演していた青木さんには、前回と今作の松居監督の演出の変化について問われる場面も。「いい意味で大きく変わったところがなくて安心しました」と青木さん。「リハーサルの時に、松居監督は俳優のまわりをぐるぐると裸足で歩いたり、あぐらをかいて顔を覗き込んだりしながら演出をするのですが、それが前回も『不死身ラヴァーズ』も一緒だったので懐かしくて嬉しい気持ちになりました」とエピソードを明かすと、通訳の最中に松居監督があぐらをかいて顔を覗き込む様子を再現し、会場からどっと笑いが起きていた。また、松居監督は「この映画が海外で初めての上映で、北京にこんなに人が集まっているのを見てどう思いますか?」と質問をしつつ「サインください」とリクエストする観客に対し、「柚と一緒に来られたことが嬉しいですし、北京のみなさんとお話できたことが嬉しいです。サインについては、ここでできるかわかりません笑」と返して会場を沸かせる。ほかにも松居監督の過去作品と比較した内容や、10年の歳月を経て映画化することについてなど、松居監督や作品に対する関心の高さが伺える質問が続き、映画愛に溢れたティーチインとなった。翌19日にはオープニングセレモニーが、北京市内の映画館「英皇電影城」にて開催。同セレモニーには日本の金杉憲治特命全権大使、北京国際映画祭組織委員会の副秘書長を務める王志北京広播電視局副局長をはじめ、映画祭組織委員会の関係者が出席し、松居監督と青木さんがゲストとして登壇した。松居監督は、前日のティーチインをふり返り「これまでの作品や、日本映画の歴史を含めた質問をいただいて、すごく面白かったです。もっと話したいと思いました」と感謝の気持ちを述べ、青木さんは「(中国人ファンの)熱がすごくて驚きました。言葉に表せない気持ちです」と喜びを明かした。その後、在中国日本大使館でレセプションが開かれ、日中両国の映画・文化関係者ら約100人が出席。トークセッションで、青木さんは「中国に初めて来ることができて嬉しい」と感想を述べつつ、「撮影時は北京で上映させてもらえるとは思ってもいなかった。会場の熱気を感じて今後の日本公開をポジティブな気持ちで迎えられそうだ」と笑顔でコメント。松居監督には、レッドカーペットからレセプションまで雪駄姿で登壇していたことに対する質問が飛ぶと、「普段用とフォーマル用で使い分けており、先ほど普段用の雪駄からフォーマルな雪駄に履き替えたところだ」とコメントし、会場からは笑いを誘っていた。『不死身ラヴァーズ』は5月10日(金)よりテアトル新宿ほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:不死身ラヴァーズ 2024年5月10日よりテアトル新宿ほか全国にて公開©2024「不死身ラヴァーズ」製作委員会©️高木ユーナ/講談社
2024年04月23日ターゲットはメダルである。『東京オリンピック2020』『ロンドン五輪2012』の3位決定戦で涙を飲んだ日本代表は、今夏パリで56年ぶりとなるメダル獲得を目指す。U-23日本代表にとって『AFC U23アジアカップ カタール2024』はあくまで通過点だが、同時に最後にして最大の関門でもある。指揮官はそんなことは百も承知である。大岩剛監督は「我々の目標は当然パリに出場して勝ち抜くことにあるが、まずは最終予選にしっかり勝ち抜くことにフォーカスしているので、しっかり足元を見て、最終予選に向かっていきたい」と一戦必勝を誓った。本命に挙げられながら、A代表が準々決勝で敗退を余儀なくされた『AFC アジアカップ カタール 2023』の記憶も新しいことだろう。2か月前の『アジア杯』決勝に勝ち残ったのはカタールとヨルダンだった。日本だけではなく、韓国やイラン、サウジアラビアにオーストラリアも決勝トーナメントで姿を消したのだった。アジアの戦いはより拮抗し、番狂わせも散見している。しかも30℃を優に超えてくる中、グループステージは中2日のハードな日程を強いられる。上位3チームが『パリ五輪』の切符を手にする『U23アジア杯』は何が起きてもおかしくはない。藤田譲瑠チマ(c)スエイシナオヨシ厳しく過酷な戦いがカタールで待っているが、日本はベストメンバーを組めなかった。『U23アジア杯』ではクラブの招集義務が発生しないため、これまで主軸を担ってきたMF鈴木唯人(ブレンビヤネス・イドラーツファーイーニング/デンマーク)やMF斉藤光毅(スパルタ・ロッテルダム/オランダ)、MF三戸舜介(スパルタ)、小田裕太郎(ハート・オブ・ミドロシアンFC/スコットランド)らを選出できなかった。それでも、大岩監督は「人数制限だったり、悩みだったりはこういう大会でメンバー選考するのに起こり得ること」と意に返さず。4月8日からドーハでトレーニングを積むU-23日本代表はここまで順調な調整を見せている。4月11日、U-23イラク代表とのトレーニングマッチも1-0の勝利。試合は完全非公開のため、大岩監督は多くは語らなかったが、「いい状況が色々出たので、第1戦に向けて順調な調整になった。我々の狙いを出せていた部分と攻守で出せていない部分があった。トランジションの部分はみんな意識していたので、そこは良かったと思う」と手応えを口にした。また日々のトレーニングでも天候が変わり、「いろんな条件で練習できているので、暑い日、雨の日、風の強い日と色んな条件で練習できているので、準備はできている」とシミュレーションはバッチリである。大岩剛U-23日本代表監督日本は韓国、UAE、中国とグループBを戦う。グループ最大のライバルは10大会連続の五輪出場という世界最多記録を狙う韓国だろう。日本のファンにも馴染み深いファン・ソンホン監督率いる韓国は3月にメンバー発表しながら、FWペ・ジュノ(ストーク・シティ/イングランド)やMFヤン・ヒョンジュン(セルティック/スコットランド)、DFキム・ジス(ブレントフォードFC/イングランド)の選手派遣を拒否され、結局欧州組はMFキム・ミンウ(デュッセルドルフ/ドイツ)ひとりというドタバタぶりを見せている。選手たちが最も大切なゲームと口を揃えるのが、4月16日(火)・初戦の中国戦である。山田楓喜(東京ヴェルディ)が「初戦の中国戦からフルスロットルで、最初から自分たちの気持ちを出して全力で戦いたい」と言えば、平河悠(FC町田ゼルビア)も「(グループステージ)3試合の中でも一番大事と言ってもいいぐらいの中国戦。内容もそうだが、まずは勝点3を積むことによって次の試合につながる」とキッパリ。4月15日、前日会見の壇上で大岩監督は「非常にいい準備ができている。しっかりと明日の初戦に向けてチーム一丸となっていい準備をしたい。メンタル、個人戦術、チーム戦術、すべてを発揮して第1戦に向かっていきたい」とキックオフを待ちわびた。山田楓喜(c)スエイシナオヨシU-23日本代表のメンバーは次の通り。【GK】1小久保玲央ブライアン(ベンフィカ/ポルトガル)23山田大樹(鹿島アントラーズ)12野澤大志ブランドン(FC東京)【DF】16内野貴史(フォルトゥナ・デュッセルドルフ/ドイツ)21大畑歩夢(浦和レッズ)3西尾隆矢(セレッソ大阪)5木村誠二(サガン鳥栖)2半田陸(ガンバ大阪)4関根大輝(柏レイソル)15鈴木海音(ジュビロ磐田)22高井幸大(川崎フロンターレ)【MF】20平河悠(FC町田ゼルビア)11山田楓喜(東京ヴェルディ)10佐藤恵允(ヴェルダー・ブレーメン/ドイツ)6川﨑颯太(京都サンガF.C.)7山本理仁(シントトロイデンVV/ベルギー)8藤田譲瑠チマ(シントトロイデンVV/ベルギー)14田中聡(湘南ベルマーレ)17松木玖生(FC東京)【FW】9藤尾翔太(FC町田ゼルビア)19細谷真大(柏レイソル)13荒木遼太郎(FC東京)18内野航太郎(筑波大)『U23アジア杯』のグループステージ組み合わせは以下の通り。【グループA】カタール、オーストラリア、ヨルダン、インドネシア【グループB】日本、韓国、UAE、中国【グループC】サウジアラビア、イラク、タイ、タジキスタン【グループD】ウズベキスタン、ベトナム、クウェート、マレーシア果たして、日本は『パリ五輪』へ向けて、白星発進できるのか。『U23アジア杯』初戦・中国戦は4月16日(火)・キックオフ。試合の模様はテレビ朝日系列、DAZNにて生中継。
2024年04月16日カーリング女子の北京五輪銀メダル、ロコ・ソラーレの吉田知那美選手(32)が3日、自身のインスタグラムを更新。水着姿の“サップヨガ”ショットを公開した。「いつかのハワイでの初めてのサップヨガ」と、海での写真をアップ。水着姿の吉田選手がサップボードの上で“3点倒立”に挑む様子をとらえたもので、4枚目ではバランスを崩したのか海の中へ落ちる姿も。その横では妹が無邪気に笑っており「周囲の期待を裏切らなかったわたしと見守る妹の4コマ」と、ユーモアたっぷりに紹介した。この投稿に対して「スゲ〜ポーズ笑」「凄いバランス!って思ってたのに(笑)見事に落水ですね」「凄い〜 バランスもだけどお尻」「ちなっちゃん、セクシー」「さすがに体幹いいですね」「美しい!」など、さまざまな声が寄せられている。
2024年04月04日アーティスト 新海至人の初の個展「Sunkissed」が2023年5月27日(土)から6月22日(木)まで、中国・北京の北京当代潮流芸術画廊 42 Art Spaceにて開催されています。雑誌「月刊アートコレクターズ」の最新号でインタビュー記事も掲載され、いま注目のアーティスト 新海至人。自身が幼少期から親しんだいけばなの経験に加え、オタク文化やニューペインティングなどのイメージが作品に落とし込まれています。瞬発的に見える線は、実に精緻に計算されて画面を構成しています。自身のこれまでで最大の作品となる130号を含む新作の絵画が会場を彩ります。プロデュースとキュレーションは中華圏のアート市場でオンラインとオフラインを組み合わせた新たな手法を駆使し、積極的に日本人アーティストの活動を支援するHRD ART株式会社(本社:東京都中央区)が担当。Sunkissed会場風景(1)会場風景(2)会場風景(3)■新海至人個展「Sunkissed」開催概要展覧会名:新海至人個展「Sunkissed」会期 :2023年5月27日(土)から6月22日(木)まで会場 :北京当代潮流芸術画廊 42 Art Space主催 :HRD Artist Label(HRD ART株式会社)■展示作品(一部)《Sunkissed XXX》194×162cm、キャンバスに油彩、2023年《Sunkissed XXIV》145.5×112cm、キャンバスに油彩、2023年作品に関するお問い合わせは、HRD ART株式会社までお知らせください。メール: info@hrdart.co.jp ■新海至人 プロフィール1996年 東京都生まれ 東京都在住2022年 武蔵野美術大学造形学部油絵学科油絵専攻 卒業様々な距離を憶測させる他者像を描いている。シューゲイザーが音を歪め、歌詞を囁いたように、像を歪め、何かを囁くような絵画を作りたい。草月流いけばなを習っていた経験が抽象性や身体性に影響しており、オタク文化、ニューペインティングなどがイメージとして現れている。・2022年6月 グループ展「蝉鳴」台北/ホテル「美寓meistay」・2022年8月 グループ展「Moment to Last」東京/代官山ヒルサイドフォーラム・2022年9月 グループ展「Intermission 幕間休憩」上海/Lyceum Theatre・2022年10月 招待制展示会 「GINZA COLLECTOR’S CLUB」東京/銀座 蔦屋書店 GINZA ATRIUM・2022年10月 アートフェア「ART TAIPEI2022」台北/台北世界貿易センター・2022年10月 グループ展「Intermission」東京/銀座 蔦屋書店 GINZA ATRIUM・2022年11月 グループ展「シブヤスタイル vol.16」東京/西武渋谷店 美術画廊・2023年2月 グループ展「StarT.」東京/aL BASE・2023年3月 アートフェア「アートフェア東京2023」東京/東京国際フォーラムURL: ■HRD Artist Label(HRD)についてHRDは、アジアで急速に人気が高まっている現代アート市場を中心として、日本人アーティストの海外展開を支援してきました。具体的には、美術館やギャラリーでの作品展開催や作品のライセンス展開、ファッションブランドや映画俳優とのコラボレーション等、従来の枠にとらわれない方法によりアーティストのファン層の裾野を広げ、認知拡大を進めてきました。日本では2022年8月、代官山ヒルサイドフォーラムで大規模作品展「Moment to Last」を開催しました。2023年は丸山純奈とアシックス中国のコラボレーションなどを発表しました。今後は中華圏・日本ならびに、アジア圏での展開を加速してまいります。■会社概要会社名 : HRD ART株式会社所在地 : 〒104-0061 東京都中央区銀座6丁目13番16号 銀座wallビル UCF5階設立 : 2021年9月E-mail : info@hrdart.co.jp URL : Instagram: 事業内容 : アーティスト関連業務の代理運営、プロモーション、作品展の開催、その他関連業務 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年06月01日第13回北京国際映画祭の新人コンペティション「注目未来部門」で、第26回PFFスカラシップ作品『すべての夜を思いだす』(清原惟監督)が、審査員特別表彰を授与された。吉報を受け、清原惟監督からの喜びの声、そして審査員のひとりである深田晃司監督からのコメントが到着した。表彰式での清原惟監督(中央)と、プレゼンターのビー・ガン監督(右)、俳優のチャン・ソンウェンさん(左)。世界三大映画祭のひとつベルリン映画祭のフォーラム部門で、2018年に前作『わたしたちの家』、今年『すべての夜を思いだす』が上映された清原惟監督。初長編から2作品連続出品という快挙を成し遂げ、すでに海外でも高い注目を集めている。本作は、ベルリン映画祭をはじめ、世界中から選りすぐった新人監督の作品が集結することで著名な「ニューディレクターズ・ニューフィルムズ」(ニューヨーク)など注目の映画祭で次々に上映され、その感性と独自の世界観が激賞されている。現在も、世界中から招待の打診が続く中、国内公開に向けて鋭意準備中となっている。<コメント>■清原惟監督このような賞をいただけたこと、とても光栄に思います。この映画の最初の構想ができたのは5年前でした。私自身とても思い入れがあった最初の構想ですが、新型コロナウイルスの流行も含めたさまざまな問題が重なり実現することはできず、それから二回企画が変わりました。完成に辿り着くまでにたくさんの困難があったので、心が疲れ諦めそうになったこともありました。それでも、この映画が誕生することができたのは、素晴らしいキャストとスタッフのみなさんが、この作品の向かう先を共に考え作ってくれたからです。その力なくては生まれなかった映画だと、心から思います。そして、この静かな映画が発する声に耳を澄ませ、発見してくれた、北京国際映画祭のみなさん、審査員のみなさんに感謝いたします。■審査員・深田晃司監督とても平易な語り口で、かつ大胆に、世界のあり方を示してみせた映画でした。アクションの連鎖するユニークなリズムを紡いでいった俳優たちも素晴らしかった。私たちと隣り合う生きた時間がここにありました。受賞おめでとうございます。<作品情報>『すべての夜を思いだす』『すべての夜を思いだす』ビジュアル(C)PFF パートナーズ=ぴあ、ホリプロ、日活/一般社団法人 PFF2022年/カラー/116分監督・脚本:清原惟出演:兵藤公美、大場みなみ、見上愛、内田紅甘、遊屋慎太郎、奥野匡【ストーリー】世代が違う女性たちの一日の断片が響きあう。多摩ニュータウンですれ違う三人の女性たち。誰かにとって大切な記憶が、ほかの誰かの一日と呼応する。街に積み重なる時間の痕跡に触れ、小さな変化が起きていく、ある一日の物語。<監督プロフィール>清原惟(きよはら・ゆい)1992年生まれ、東京都出身。東京藝術大学大学院の修了制作作品 『わたしたちの家』がPFFアワード2017にてグランプリを受賞、ベルリン映画祭フォーラム部門での上映を皮切りに、18の海外映画祭で上映。国内でも劇場公開され、大きな話題を呼ぶ。第26回PFFスカラシップの権利を獲得して制作した本作『すべての夜を思いだす』が、商業映画デビューとなる。<イベント情報>『第45回ぴあフィルムフェスティバル 2023』9月9日(土)~23日(土・祝) ※月曜休館会場:国立映画アーカイブ(京橋)公式サイト:
2023年05月04日中華料理店で目にする北京ダック。アヒルをまるごと焼いた料理として知られ、多くの人が舌鼓を打っています。しかしいざ自宅で作ろうとしても、アヒルを用意することや、丸ごと焼くことを考えると、難しいですよね。レストランで料理長として働いている麦ライス(@HG7654321)さんは、本物ではなくとも、北京ダック風味を味わえる料理を紹介しました。アヒルではなく、サラダチキンを使うレシピです。甜麺醤(テンメンジャン)を塗り、醤油を少し垂らした生春巻きに、サラダチキンとキュウリ、白髪ネギを巻いたら完成!我が家では『北京ダック』を食べたくなったらこうして食べてます。【北京ダック風生春巻き】生春巻きに甜麺醤を塗り醤油をほんの少し垂らしたらサラダチキン、きゅうり、白髪ネギを巻いて完成。超簡単なのに物凄い再現度高いからやってみてほしい! pic.twitter.com/KVTAc5MCA7 — 麦ライス(シェフ) (@HG7654321) March 5, 2023 麦ライスさんによると、このレシピは簡単に作れるだけでなく、北京ダックの再現度も高いのだといいます。そのため、自宅で北京ダックを食べたくなった時に作っているとも。ネット上では「とてもおいしそう!」「これはやってみたい」と多くの人が参考にしたいと思った様子。お店で出てくる北京ダックは作れなくとも、本物に近い味を自宅でも味わいたいですね![文・構成/grape編集部]
2023年03月05日歌手の五輪真弓がデビュー50周年を記念して、25日からSpotify Podcastに登場。「My Music History」と題したインタビューが、6月25日までの全6回にわたって配信される(毎月25日配信)。1972年10月21日にシングル・アルバム『少女』の同時発売でデビューした五輪。デビュー作のレコーディングには、キャロル・キング、チャールズ・ラーキー、デヴィッド・キャンベルといった海外の超一流ミュージシャンが参加し、大きな話題となった。また当時としては異例の個人レーベル「UMI」がCBS・ソニー内に設立されるなど、鮮烈なデビューを飾ってから50年。1977年にはフランス語のアルバム『Mayumi』を発売するなど、海外進出の先駆者として日本の音楽シーンに大きな足跡を残した。その後も、中国、韓国、マレーシアなど、アジア各国でも多くのアーティストに楽曲がカバーされ、海外での公演も成功。代表曲「恋人よ」は日本のみならずアジアでも広く支持され、「心の友」はインドネシアでは「第二の国歌」と呼ばれるほど親しまれている。今回のPodcastは、五輪が自身の音楽のルーツを振り返る内容。米軍キャンプで歌っていた当時のエピソードやアメリカでのレコーディング、曲への思いなど、メディアに登場する機会の少ない五輪の素顔が垣間見えるインタビューとなる。
2023年01月27日東京五輪・パラリンピックのスポンサー選定と公式ライセンス商品の販売をめぐって、大会スポンサーだった紳士服大手「AOKIホールディングス」側から計5100万円の賄賂を受け取った疑いが強まったとして、東京地検特捜部は8月17日、大会組織委員会の高橋治之元理事(78)を受託収賄容疑で逮捕した。また、AOKI側からは、青木拡憲前会長(83)、青木寶久前副会長(76)、上田雄久専務(40)が贈賄容疑で逮捕された。「高橋元理事は2017年1月以降に、青木前会長側から、東京五輪のスポンサー契約や公式ライセンスを使った商品の契約に関して“有利に取り図ってほしい”という依頼を受けていたと特捜部は発表しています。そのうえで、同年10月から今年3月にかけて、高橋元理事が代表を務めるコンサルタント会社を受け皿にして、青木前会長の資産管理会社から計5100万円の賄賂を受け取ったとされています。また、高橋元理事のコンサルタント会社とAOKI側はコンサルタント契約を結んでおり、毎月100万円前後の“コンサル料”が高橋元理事側に支払われていた事実も明らかにされました」(全国紙司法担当記者)五輪組織委の理事は「みなし公務員」と規定されており、職務に関して金品などを受け取れば、収賄罪が成立するとされている。だが、東京五輪の開催に向けた準備を進める中で、組織委理事の影響力は小さくない。高橋容疑者は、逮捕前から違法性を否定していたというが……。「高橋容疑者は逮捕前から特捜部の任意の事情聴取に応じていて、組織委理事の仕事とコンサル契約は別のものとして、“収賄ではない”と、一貫して否定し続けています。しかし結果としてAOKIは、2018年に大会組織委と契約してスポンサーとなり、五輪エンブレムのロゴが入ったスーツなどを販売しています。こうした公式商品の審査などは、組織委マーケティング局が行っていましたが、ここには高橋容疑者が専務取締役まで務めた古巣の電通から多くの社員が出向しています。こうした関係性からも、特捜部は7月下旬までに高橋容疑者側とAOKIだけではなく、電通に対しても家宅捜索を行いました。AOKIが組織委に支払ったスポンサー料は7億5千万円とされていますが、AOKI側が先に支払った2億5千万円の一部が、電通の子会社を通じて高橋容疑者のコンサル会社に流れていると特捜部は掴んでいるそうです。今後の捜査で、こうしたカネの流れの全容が明らかになっていくでしょう」(社会部記者)高橋容疑者らの逮捕に対して、SNS上にも事件の全容解明に向けて期待する声が上がっている。《本当の悪は誰なのか?》《疑惑や闇については、根気強く解明されなければならないと思います》《最後までひどいオリンピックだったな》《この人も相当問題だけど、検察は徹底的に膿を出してほしい》
2022年08月18日食べ歩きから高級中華まで色々楽しめるグルメスポット中華街。なんといっても人気が高いのが「北京ダック」です!甘い甜麺醤とパリパリのダック、キュウリとネギのさっぱり感。北京ダックを一口食べたら至福の表情になりますよね。北京ダックを家でも食べられたら…そんな時、春巻きの皮の裏側にこんな表記を見つけました。春巻きの皮は餃子やワンタンの皮と違い一度火が通っているのでそのままで食べられるのです!※販売メーカーによって異なるので必ず裏側の表記をご確認ください。お店で食べる本物の北京ダックには勝てないかもしれませんが、こんがり焼いた鶏肉をそのまま巻くと北京ダック風の料理が楽しめます。その他、春巻きの皮をそのまま容器代わりにしたりイタリアンスイーツが作れたり楽しいアレンジがたくさん。今回は、春巻きの皮の変化球アレンジのレシピをご紹介します。■春巻きの皮に巻くとさらに美味しい!レシピ3選・「鶏モモ肉の北京ダック風」+春巻きの皮春巻きの皮でまず試したいのが北京ダック。甜面醤、白髪ネギと千切りキュウリと一緒に生のまま春巻きの皮に巻けば、おうちで北京ダック風の料理が楽しめます。お肉はサラダチキンやささ身でも美味しく作れます。・「タコライス風ふりかけ」+春巻きの皮暑くなると食べたくなるメキシカン。トルティーヤがなくても春巻きの皮で楽しめます。刻みレタスとチーズ、潰したアボカドとサルサソースを用意して手巻き寿司のように巻いて食べましょう!・「焼き肉のサンチュ巻き」+春巻きの皮みんな大好きな焼き肉。サンチュの他に春巻きの皮で巻くと腹持ちがよくボリューミーに。タレのバリエーションにサルサソースを加えるのもオススメです。■おつまみにデザートに!春巻きの皮アレンジ・パリパリエッグクスクスやハリッサなど今注目の地中海のチュニジア料理。チュニジア料理の「ブリック」は卵や鶏肉と玉ネギを炒めたものを薄皮に包んで揚げたB級グルメです。春巻きの皮で楽しみましょう。お好みで「ハリッサ」をつけながら食べても◎。・春巻きの皮でピザピザ生地を選べるピザ屋さんも多くなりましたね。パリパリ食感のクリスピー生地がお好きな方は春巻きの皮に具を乗せてピザ仕立てがオススメです。小腹がすいたときのおやつやビールやワインの手軽なおつまみになります。・イチゴカンノーリネクストブレイク必至のイタリアンデザート「カンノーリ」。春巻きの皮で再現できます!サクサクの皮から出てくるチーズクリーム。エスプレッソと一緒に楽しみたい簡単レシピです。・リボンリースサラダ何気ないサラダにちょこんとリボンを乗せたら、あっという間によそいきサラダに大変身。リボンの形が難しいようなら星やハートにくりぬいてサッと揚げても良いですね。春巻きの皮が残ってしまった時にオススメです。・パリパリ器のサラダ器ごと食べられるサステナブルなサラダは、お好みの野菜を入れて崩しながら食べるのがオススメです。アボカドやサルサソースを入れたサラダにすればタコス風に仕上がります。意外な使い方ができる「春巻きの皮」。皮が余った時はおつまみにデザートにとアレンジを楽しんでくださいね。
2022年06月24日北京オリンピック冬季競技大会に日本代表として出場し、競技史上初の団体戦銅メダルへ大きく貢献した樋口新葉選手(商学部4年生)に明治大学特別功労賞を贈呈します。また、明治大学生へ向けたミニトークイベントをあわせて実施します。※明治大学の在学生と報道関係者のみ参加できます。報道関係者以外の学外の方、校友、ご父母の方のご参加はできません。明治大学特別功労賞とは?明治大学の学生、教職員、校友(OB・OG)らの中で、学術・文化・スポーツなどの分野において顕著な功績を挙げ、明治大学の教育・研究の振興・発展に寄与したと認められる個人や団体に対し贈られます。これまでに、阿久悠氏や星野仙一氏、北野武氏らに贈呈。樋口選手は37人目の受賞者となりました。■ 日時4月22日(金)12:45~13:20報道関係者受付は、12:00より開始いたします12:45~13:00 特別功労賞贈呈式13:00~13:15 樋口新葉選手によるミニトークイベント北京オリンピックでの出来事、学生生活、今後の展望などのテーマ13:15~13:20 参加者全員で記念撮影※記念撮影後、同会場にて樋口新葉選手への個別取材の時間も設けます。■ 会場明治大学駿河台キャンパス リバティタワー1階 リバティホール〒101-8301東京都千代田区神田駿河台1-1キャンパスマップ ※会場内は飲食禁止となっております。■ 樋口新葉選手プロフィール2019年に明治大学商学部に入学・体育会スケート部に入部。現在同学部4年生。2019・2021年の全日本選手権で準優勝。国際大会では、2021年ISU(国際スケート連盟)グランプリシリーズフランス杯で日本人最高位の銅メダルを獲得。2018年の平昌五輪では、最終選考会である全日本選手権で惜しくも表彰台を逃し、出場が叶いませんでした。その後、怪我により思うような成績が残せない時期が続きましたが、それでも立ち止まることなく不屈の精神で競技にひたむきに打ち込んだ結果、2022年北京五輪代表の座を掴みました。北京五輪では、団体戦で日本史上初となる銅メダル獲得に貢献。女子シングルではトリプルアクセルを成功させた五輪史上5人目の選手となり、5位入賞も果たしました。■ 取材お申込方法取材をご希望の方は、お手数ですが、4月19日(火)17:00までに、下記のとおりメールをお送りいただくか、別紙取材申込書をFAXにてお送りください。送信先:明治大学広報課 koho@mics.meiji.ac.jp 件名:樋口新葉選手特別功労賞贈呈式 取材申込(1)社名/媒体名:(2)ご所属:(3)代表者氏名:(4)代表者連絡先(電話番号・メールアドレス)(5)参加人数・他参加者氏名(6)スチールor映像(7)備考 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年04月08日日本画家・黒木美都子は、中国国内で初の個展「至善至美―KALOKAGATHIA」を2022年3月4日(金)から3月27日(日)まで、北京の人気ギャラリーにて開催します。プロデュースとキュレーションは中国のアート市場に強みを持つHRD ART株式会社(本社:東京都中央区)が担当。伝統的かつ革新的な黒木作品の魅力を中国のコレクターに伝えてまいります。至善至美会場風景(1)会場風景(2)■「至善至美―KALOKAGATHIA」開催概要展覧会名:「至善至美―KALOKAGATHIA」開催日時:2022年3月4日(金)から3月27日(日)まで、10:00から19:00まで会場名 :北京当代潮流芸術画廊 42 Art Space主催 :HRD Artist Label■出品作品(一部)純然たるドグマ-混沌-プロセルピナの夜虚ろを焼き尽くして《純然たるドグマ-混沌-》182×86.4cm、アートクロスに水干、岩絵具、白土、モデリングペースト、2021年《プロセルピナの夜》116.7×91cm、アートクロスに水干、岩絵具、白土、モデリングペース、2022年《虚ろを焼き尽くして》91×72.7cm、アートクロスに水干、岩絵具、白土、モデリングペースト、2022年■「至善至美―KALOKAGATHIA」KALOKAGATHIA(カロカガティア)は、「美にして善なるもの」という言葉で、古代ギリシア哲学において、善と美は原理的に同一のものの2相ととらえられ、心身の調和的発達による善美の実現こそが人間完成の理想とする考えです。黒木の制作理念における「善く生きる」を示唆させるうえで、「美しさ」が人々の心の深い部分に響くものだということを再認識できる個展を目指し、人物像と色彩・絵肌の調和した美しい世界を描きます。■黒木美都子 制作理念古来より伝わる“神話・逸話・伝承”を発想の起点とし、自身の世界観を人類の“共同幻想”の新しいアイコンとして表現しています。文化や言語を超えた共感性により、人々に「より善く生きる」ことを示唆できるよう描いています。描かれる人物像は皆、太陽や月などの自然物からカオスのような目に見えない概念までを擬人化し、神的な存在として昇華させたもので、これは万物を八百万の神々として信仰する神道の精神に基づいています。また作品を構成する鮮やかな色彩、マチエール、フラットな黒色の背景は、日本美術における「余白の美」の感性を独自に解釈し、「粗密の美」を意識して描いたものです。絵具の粒子の粗密や色彩の明暗の粗密は、構図的に絵画をより美しくするものと考えています。■黒木美都子 プロフィール1991年東京都生まれ。2014年多摩美術大学美術学部絵画学科日本画専攻卒業。2016年多摩美術大学大学院美術研究科絵画専攻日本画領域修了黒木美都子【受賞歴】2015 FACE展2015 損保ジャパン日本興亜美術賞展審査員特別賞【個展】2021 「黒木美都子 日本画展 -純然たるドグマ-」Artglorieux GALLERY OF TOKYO、東京2020 「夜明け」清アートスペース、東京2020 「夜半の国」あべのハルカス近鉄本店、大阪2019 「幻想の青海原を越えて」Artglorieux GALLERY OF TOKYO、東京2019 「誰そ彼」COPER AOYAMA ARTSPACE、東京2018 「よわのつき」アートスペース羅針盤、東京2018 「昼と夜のあわい」あべのハルカス、大阪2017 「しゆい」ぎゃらりぃ朋、東京2016 「うつつのふち」ぎゃらりぃ朋、東京その他 グループ展多数■HRD ART株式会社について中国や日本をはじめとした世界でのアーティストの活動を支援する会社「HRD Artist Label」の日本国内法人です。所属アーティストは20代前半から30代と若いアーティストが中心で、アーティスト、コレクターと「ともに成長する」を理念にしています。有名な美術館やギャラリーでの展示を通して、アーティストの作品発表を行い、また、中国のSNSによる発信や中国の著名人、ブランドとのコラボレーションといった、様々な方法によりアーティストの認知促進および価値向上に取り組んでいます。特に中国のメッセージアプリ「WeChat」での発信の平均閲覧数は10,000回以上を数えます。また、中国のTikTokといわれる「抖音」では、所属アーティストのアカウントの動画総再生回数は158.2万回を超えています。こうしたSNS等のオンラインメディアを活用したファンとのコミュニケーションに強みがあります。会社名 : HRD ART株式会社所在地 : 〒104-0061 東京都中央区銀座6丁目13番16号 銀座wallビル UCF5階設立 : 2021年9月E-mail : info@hrdart.co.jp URL : Instagram: 事業内容 : アーティスト関連業務の代理運営、プロモーション、作品展の開催、その他関連業務 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年03月03日「スポーツ報知」を発行する報知新聞社(代表取締役社長・依田裕彦)は2月24日(木)からタブロイド新聞「北京冬季五輪総集編」(オールカラー32ページ、税込400円)を発売します。冬季五輪最多となる18個のメダルを獲得した日本勢の活躍ぶりを特集。フィギュアスケートで4回転アクセルに挑戦し、世界初の認定となった羽生結弦選手のA1サイズ写真紙面も収録します。読売新聞販売店(YC)、一部地域・店舗を除く主要コンビニエンスストア、駅売店と通信販売サイト「ショップ報知」( )でお買い求めいただけます。史上最多18個のメダルを獲得した日本勢日本中を感動の渦に巻き込んだ17日間の模様を収録。フィギュアスケートだけではなく、高木美帆らのスピードスケート、小林陵侑らのスキージャンプ、平野歩夢らのスノーボード、渡部暁斗らのスキーノルディック複合、堀島行真らのフリースタイルスキーモーグル、ロコ・ソラーレのカーリングなど掲載。史上最多18個のメダルを獲得した日本勢の活躍や数々のドラマを、現地で取材した記者の記事でお伝えします。3連覇を目指し、世界中の注目を集めたフィギュアスケート・羽生結弦を大特集。4位に終わったものの4回転アクセルへ果敢に挑戦し世界初の認定となったフリーやSP、エキシビションの演技を大展開。長年撮り続けてきた矢口亨カメラマンの写真でA1サイズの特大紙面もお届けします。鍵山優真、宇野昌磨、坂本香織や団体のメダリストたちも掲載しています。タイトル 北京冬季五輪総集編発売日 2022年2月24日(木)価格 400円(税込)発行 報知新聞社体裁 タブロイド判32ページ、オールカラー販売 YC(読売新聞販売店)、コンビニエンスストア、駅売店通信販売ショップ報知ショップ報知はこちら : ※CVS、駅売店は地域によって発売日が異なりますのでご了承ください。【CVS、駅売店の発売日と地域】☆東京本社発行版☆▼24日夕方から=東京、神奈川、埼玉、茨城、栃木、群馬の主要CVS、駅売店▼25日から=千葉、宮城、山形、福島、新潟、山梨、長野、愛知、岐阜、三重の主要CVS、駅売店▼27日から=北海道の主要CVS、駅売店▼28日から=石川の主要CVS、駅売店▼3月1日から=青森、岩手、秋田、富山の主要CVS、駅売店(静岡はYCのみで発売)☆大阪本社発行版☆▼24日朝から=大阪、兵庫、京都、滋賀の主要駅売店。奈良、和歌山、福井、岡山、広島、鳥取、島根、香川、愛媛、徳島、高知の主要CVS、駅売店。▼24日夕方から=大阪、京都、兵庫、滋賀の主要CVS※すべて一部駅売店、CVSは除きますお問い合わせは、報知新聞東京本社販売局☎03・5479・1231、報知新聞大阪本社販売局☎06-7732-2105。午前10時~午後5時(平日)。 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年02月23日2月20日放送の『安住紳一郎の日曜天国』(TBSラジオ)で、安住紳一郎アナウンサー(48)の北京五輪中継をめぐる“ぼやき”が波紋を呼んでいる。番組冒頭、「さて、私の話で恐縮なのですが」と切り出した安住アナ。スタジオで着用していたシャツが破れていることに触れ、突如として「民放テレビ・ラジオ、もうこんな時代ですよ。皆さん」と呼びかけた。そして、やや語尾を伸ばした口調で一気にこう捲し立てた。「フジテレビさんだって50歳以上の人の早期退職を募集してるでしょ。こんな時代が来るなんて思わなかった。嫌だ、嫌だぁ。本当に。私の口から言うのもどうかと思いますけれど。一応、民放では上の方のアナウンサーなんですよ」「人前に出る仕事してるのに、Yシャツに綻び作って仕事してるんだからぁ。皆さんが民放のテレビ・ラジオについてどういう風に評価してるのか知りませんけれども。ひどいもんだよ。こんなボロボロですよぉ」一方、本ラジオの放送時間帯には、北京五輪のカーリング女子決勝「日本vs英国」がNHK総合で中継されていた。勢いが止まらない安住アナの“自虐ネタ”は、この北京五輪にまで及んだ。「得するのはNHKだけだよ。オリンピック(の放送を)一緒にやろうって言ってさぁ、お金出しといて。民放が放送する種目は裏のBS(チャンネル)でやるっていうさぁ。何ていうやり方だぁ」「今日もどうせ皆んなNHK総合チャンネルを見るんでしょう。知ってるんだから。民放テレビなんて潰れればいいと思ってるんでしょ。すぐ、皆んな言うもんね。スポーツはNHKで見た方がいいんだみたいな。見ればいいじゃないの。民放テレビ・ラジオがなくなってからどんな感想を抱くか思い知ればいいわ」■安住アナの発言にネット上では賛否両論昨年の東京五輪に引き続き、北京五輪でもTBSの総合司会を担当した安住アナ。そんな安住アナの意見にネット上では、《安住アナは好きです。言われていることも至極もっともだと思います》《安住紳一郎アナのボヤキわかります。民放はスポンサー頼みで、予算も限界があり番組制作もきついでしょう。そういう意味で可哀想です》と共感する声が上がっている。しかし一方では、批判の声も相次いでいる。《そもそも今回民放はそんなに中継を放送しなかったし、NHKの方が競技自体の面白さを放送してるからNHKを見る。それだけですね》《スポーツでNHKを優先する理由は、余計な演出などがなく、説明・解説が丁寧で、純粋に試合・競技を観戦できるから。タレントのスタジオでの余計な感想とか、関連VTRを延々と流す余計な演出とか、そーいうのを求めていない人が多いということでしょう》《NHKの意義は、受信料によりまさにCMなく公平に解説しながらも日本に着目した放送で、実況解説もわかりやすいことにあると思う。だから視聴者は同じ内容ならNHKを選ぶし、そもそも放映権の分担が民放とは違う。民放がNHKに勝てないと言うのならそれはスポンサーとの関係の問題。だから今回は安住アナの評価を下げる意見だと思う》NHKと民放では五輪競技の中継配分は、放映権料が大きく関係する。テレビ局関係者が言う。「NHKと民間放送で構成するジャパンコンソーシアムは、’18年平昌冬季五輪、’20年東京五輪、’22年北京五輪、’24年パリ五輪の4大会の放映権を共同購入しました。この放映権料は4大会合わせて1,100億円です。夏季・冬季の抱き合わせで購入しなければならず、内訳は平昌・東京五輪で660億円、北京・パリで440億円となりました。ですがNHKが放映権料の約7割を負担しているため、主要な種目を抑えることができるのです。東京五輪では264億円の経費を計上したNHKが高視聴率を叩き出し、1人勝ちとなりました。タッグを組んだ民放5局は視聴率が伸びず、全体の収支も赤字でした」もちろん安住アナも、このことは承知しているという。「安住アナは昨夏の東京五輪の際に、ラジオ内でこの放映権料について解説していました。またパラリンピックが民放ではあまり放送されなかったことについても、“NHKが放映権を独占契約しているため、一部民放がNHKから放映権を購入した上で放送している”と説明していました。今回のラジオでは、様々な仕組みを理解した上での発言だったとは思いますが……」(前出・テレビ局関係者)最後は「いきなり愚痴っぽい話になってしまって申し訳ないなと思ってます。語尾が幼稚園の先生っぽいからギリギリ許せるかなって。これ語尾きつかったら、かなり問題発言ですからねぇ。語尾って大事ですね」と明るく締めくくった安住アナ。冗談混じりの“自虐ネタ”には、果たしてどのような意図があったのだろうか?
2022年02月23日「連日、日本人選手の活躍が続く北京五輪ですが、愛子さまも、天皇皇后両陛下とご一緒にテレビ観戦されていると聞いています」そう語るのは宮内庁関係者。天皇ご一家は、長年ウインタースポーツに親しまれてきた。本誌は、愛子さまにスケートを指導してきた長久保初枝さんに話を聞いた。長久保さんは、2大会連続で五輪入賞を果たした日本女子スピードスケートの黎明期の第一人者だ。「愛子さまがスケートの練習を始められたのは幼稚園の年長のころだったと思います。フィギュアスケートをされていた佳子さまに憧れて『ジャンプを飛びたい』とおっしゃったこともあったそうです。私が足をケガしたため、途中から直接ご指導ができなかったのは残念でした。高3の3月に最後の練習をする予定でしたが、それもコロナ禍でできなくなってしまいました。コロナ禍が落ち着いたら、立派に成人された愛子さまとリンクでお会いしたいですね」そんな愛子さまがとくに応援されているのが、フィギュアスケートの羽生結弦選手だという。ソチ、平昌に続く五輪3連覇に挑んだ羽生は4位に終わったものの、誰も成功したことのない「4回転アクセル」に挑戦。惜しくも転倒してしまい、2分の1の回転不足と判定されたが、史上初めて4回転半として認定される歴史的なジャンプとなった。「実は8年前に、愛子さまと羽生選手にはある接点がありました。’14年7月、ソチ五輪の入賞者を招いて皇居宮殿で開催された茶会に、羽生選手も出席しました。中学生だった愛子さまは出席されなかったのですが、天皇陛下(当時は皇太子)に質問を託されていたのです」(皇室担当記者)陛下が愛子さまから預かっていた質問は「得意なジャンプはなんですか?」だったという。羽生は茶会後の取材で、このときのやり取りを明かしている。「僕はアクセルジャンプが好きなので『アクセルジャンプが好きです、得意ですということを(愛子さまに)お伝えください』と言わせていただきました」その言葉通りに、羽生はアクセルジャンプをさらに極め、4回転半にまで挑んだのだ。「コロナ禍が落ち着いてからになりますが、北京五輪終了後にも、入賞者を招いた茶会が開かれるでしょう。成年皇族となられたので、今回は愛子さまも出席されます。羽生選手との“8年越しの対面”を楽しみにされているのではないでしょうか」(前出・皇室担当記者)夢の対面へ、愛子さまの胸も高鳴るーー。
2022年02月19日開催中の冬の北京オリンピックで使用されている人工芝は芝キングの芝が採用された。芝キングの人工芝は夏のオリンピック、2008年の北京オリンピックでも採用されている。IOCやFIFAでも指定された人工芝で日本のみならず世界中のスタジアムやグラウンドでも採用されている。サッカー場やアメフト場、その他プロゴルフ協会の練習場なども芝キングの人工芝。現役Jリーガーが自宅での練習に芝キングを指定して庭の工事を依頼したり、プロゴルファーが細かな数値を指定して自宅に練習場を芝キングに依頼する事も多い。2022北京オリンピック鳥の巣全国50拠点で日本中の工事をフォローこうした背景もあり、全国から大型施設の工事依頼や一般個人宅からの工事依頼が多い。芝キングは全国約50拠点で全国の人工芝工事の要望に応えている。見積もりは本部のお客様サポートセンターで一括して受付している。LINEが一番便利で庭の写メ、簡単な図面と寸法を送れば最短15分で見積書が送られてくる。実際の工事時に大きく寸法や状態が異ならない限り追加金額も発生せず、約98%程が見積もり時のまま施工されているので安心だ。お得なキャンペーン中芝キングでは現在、北京オリンピック採用記念キャンペーンとして期間限定のお得なキャンペーンを開催中だ。2021年以前の見積もりに対して10%の割引を行ったり、2022年新規顧客に関してはSNSでのレビューを条件に施工工事費が半額になるなど大幅な値引きを行っている。詳しくは問い合わせ頂きたい。問い合わせ先株式会社コンタクトセンター人工芝事業部:愛知県名古屋市中川区吉津町1丁目2112コンタクトセンター公式LINE: 人工芝事業部:052-990-1064LP: URL: 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年02月07日いよいよ2月4日に開幕する北京冬季五輪。日本選手団には今シーズン国際大会で好成績をあげる実力者がそろい、その活躍に期待が集まる。開幕までもうすぐ!金メダルを目指す精鋭たちに注目。なかでも筆頭格といえるのは、羽生結弦。男女を通じ史上3人目の3連覇の偉業がかかっている。それとともに、誰も成功させたことがない超高難度の大技“4回転アクセル”への挑戦を明言。そのチャレンジも楽しみなところ。スピードスケートは“ダブルエース”が健在。平昌大会の500mで金メダルを獲得した小平奈緒は、1000mとあわせ2種目に出場。35歳の現在もその滑りは世界トップクラス。平昌で金銀銅のすべての色のメダルを手にした髙木美帆は今シーズン、ワールドカップで計4勝するなど好調をキープしている。短距離から長距離まで計5種目に出場、オールラウンドな活躍に注目したい。今シーズン好調、といえば、スキー・ジャンプの小林陵侑(りょうゆう)を忘れるわけにはいかない。ワールドカップでは10戦中6勝(1月6日現在)と強さを誇り、ランキングでも1位。ジャンプでは長野大会以来24年ぶりの五輪王者誕生も見えてきた。平昌大会で悔しさを味わい、その雪辱を誓う若い選手たちの活躍も楽しみなところ。スノーボード・ハーフパイプの戸塚優斗は平昌で転倒し負傷、棄権を余儀なくされた。それをバネに、より高難度の技の習得に力を注ぎ、昨シーズンの世界選手権で優勝。世界のトップを争う地力を十分につけた。同じくスノーボードの岩渕麗楽(れいら)は、平昌大会のビッグエアでメダルまであと一歩の4位。今シーズンはワールドカップで優勝し成長のあとを示している。またスロープスタイルでも上位進出の実力を秘める。さらにはハーフタイムの軽食風景“もぐもぐタイム”や明るさに満ちたプレーで注目を集めつつ、日本カーリング史上初の銅メダルを獲得したロコ・ソラーレ。堀島行真(いくま)、川村あんりと男女にメダル候補がいて充実のスキー・モーグルも注目したい。自身が打ち込む競技を長年牽引してきた第一人者たち、台頭する若い世代……幅広い世代の多彩な顔ぶれが並ぶ日本選手たちの活躍を見逃すわけにはいかない。岩渕麗楽スノーボードビッグエア、スロープスタイルの2種目に出場。スポンサーに「GLAY」も名を連ねる。戸塚優斗スノーボード神奈川県横浜市で生まれ育った戸塚は、山梨県のスキー場に通って練習し頭角を現した。髙木美帆スピードスケート2010年バンクーバー大会に中学3年生で出場してから12年、世界トップを狙う位置に。小平奈緒スピードスケート五輪3度目出場の平昌大会で念願の金メダルを獲得。今シーズンもワールドカップで優勝。小林陵侑スキー・ジャンプ「師匠」と慕う葛西紀明に伝授された技術も生かしつつ、世界のトップジャンパーに成長。羽生結弦フィギュアスケート怪我からの復帰戦となった昨年末の全日本選手権で圧勝、3度目の大舞台への視界は良好。北京オリンピック2月4日~20日15競技109種目が実施される。平昌大会では日本は金メダル4個を含め史上最多の13個のメダルを獲得。3月4日~13日には冬季パラリンピックも行われる。※『anan』2022年2月2日号より。写真・Getty Images森田直樹/アフロスポーツ文・松原孝臣(by anan編集部)
2022年02月01日いよいよ『第24回オリンピック冬季競技大会(2022/北京)』の開幕が今週末に迫った。1月29日、北京へ旅立つTEAM JAPAN 結団式および記者会見が行われた。本来ならば総勢250名を超える日本代表選手団のほとんどが一堂に会すのだが、新型コロナウイルス感染症対策のため、都内ホテルでの式典に出席したのは日本オリンピック委員会(JOC)山下泰裕会長、TEAM JAPAN北京2022・伊東秀仁団長、原田雅彦総監督、スピードスケート・髙木美帆主将、旗手のスピードスケート・郷亜里砂の5名のみ。結団会でJOC・山下会長は次のようにあいさつした。「秋篠宮皇嗣同妃両殿下の前で結団式を挙行することは本会の伝統を継承すること、日本代表の誇りと競技間のつながりを感じる大事なことであります。来たる2月4日~20日、中華人民共和国北京市を中心に開催されます本大会は、夏季、冬季オリンピックの両大会が初めて同じ都市で開催される大会となります。『北京冬季オリンピック2022』が掲げるモットー『未来へ向けて一緒に』は世界がよりよい未来へ向けて協力すること、よりインクルーシブルな社会に貢献する決意を表していています。昨年7月に開催されました『東京2020オリンピック』は私たちに多くのことを教えてくれました。スポーツは社会の一部で、平和で安心な社会で初めてスポーツが開催できること、スポーツが人々の希望の光となり得ること、アスリートが誰かの勇気になり得ること、この純粋で大きな価値に改めて気付かされました。コロナ禍での分断された社会でスポーツは人と人をつなぎます。『北京2022オリンピック』に臨む選手には『東京2020大会』で躍動したアスリートの思いをつなぎ、全力で競技へ取り組むことで多くの方々に希望、勇気、感動を届けてくれることを期待しています。選手たちは海外遠征が難しい中、自らを律し、工夫し、最善を尽くしてこられた。いよいよその成果を発揮する機会がやってきました。支えてくれた多くの人への感謝、TEAM JAPANの誇りを胸に、フィールドで生き生きしてほしい。己を信じ、仲間を信じて精一杯戦っていただきたいと切に願っています」TEAM JAPANの紹介、団旗授与を経て、秋篠宮さまよりお言葉を述べられた。「TEAM JAPANのみなさまにごあいさつできますことを誠にうれしく思います。このたびの『オリンピック』においては、4つの混合種目も新たに加わり、前回の『平昌大会』を上回る7競技109種目が実施されると伺っております。この大会に向けては、COVID-19の影響により、練習環境も含めて大変困難を伴うことが多かったことと思います。そのような中、出場される方々には、厳しい選考を経て日本代表になられたことをお慶び申しあげます。今回は、通常の『冬季オリンピック』とは大きく異なる環境で開催される大会となります。参加されるみなさまには、感染症への対応に十分心を配られつつ、日頃の成果を存分に発揮されることを期待しております。そして、スポーツを通じての国際親善に努めていただくことを願っております。みなさまのご活躍をお祈りし、結団式に寄せる言葉とさせていただきます」250名を超えるTEAM JAPANをまとめる伊東団長は以下の通りあいさつした。「このたび団長を拝命し身にあまる光栄と同時にその責任の大きさを感じ、改めて気が引き締まる思いであります。今回の『北京大会』へ向けて我々は選手124名、監督・コーチ138名、総勢262名で6競技に参加します。海外大会の『冬季オリンピック』で過去最高の選手を派遣した『平昌大会』を上回ったことはこの4年間で競技力を伸ばし、より多くの出場枠を獲得できた成果であります。昨年7月の『東京2020大会』は当初は開催自体も危ぶまれた大会ではありましたが、夏季競技の選手たちの素晴らしい活躍は大会を大いに盛り上げ、史上最高となる成績を残しました。まさにJOCとして従来から掲げてきた夏季冬季連携、オリパラ一体であり、今回もその勢いに乗りそれぞれがベストを尽くして北京大会に臨んで参ります。収束しないコロナ禍により、選手や競技団体はさまざまな対応や心身の調整に苦労を強いられてきました。その困難な状況下においても今できることに集中し、努力を積み重ねてきた結果、今日という日を迎えることができました。選手のみなさんが『オリンピック』という素晴らしい舞台で最高のパフォーマンスを発揮することを楽しみにしています。選手団のみなさんは日の丸を胸につけた誇りと自覚を持ち、行動規範を順守し、自らの持てる力を大いに発揮してください。そして『オリンピック』を通してスポーツが持つ価値、力を広く国民のみなさまにお伝えするとともに『人間力なくして競技力向上なし』のスローガンのもと、TEAM JAPANとして心ひとつに全身全霊で臨みましょう」中学生で『バンクーバー2010オリンピック』に出場し、前回の『平昌大会』では金銀銅の3つのメダルを獲得した高木主将はこう決意表明をした。「私たちは『第24回冬季オリンピック」の名誉あるTEAM JAPANの選手団に選ばれたことを誇りとし、責任と自覚を持って大会に臨みます。この2年間のコロナ禍により多くの難しい状況が続きましたが、多くの方に支えていただき、この日を迎えることができました。本大会ではその感謝の気持ちを込め、選手それぞれがベストなパフォーマンスを発揮できるよう全力を尽くして参ります。また、日の丸の誇りを胸に『人間力なくして競技力向上なし』のスローガンのもと、行動規範を順守し、参加各国の選手団との国際親善にも努めて参ります。昨年開催された『東京オリンピック』の選手たちの活躍には、同じアスリートとして、また声援を送る側としても多くの刺激を受けました。今回は我々冬季競技の活躍が日本中へ勇気と明るさを届け、社会の未来への希望となれるようスポーツの力を信じてTEAM JAPAN一丸となって全力を尽くすことを誓います」結団式の後にはエールパフォーマンスが披露された。デジタル技術をフル活用した幻想的な空間で女性ボーカルグルーブ・Little Glee Monsterが『世界はあなたに笑いかけている』『ECHO』の2曲を熱唱、日本選手団へエールを送った。結団式のあと行われた記者会見には日本選手団を代表して団長、総監督とともに主将、旗手が出席した。伊東団長「結団式、エールパフォーマンスが終了し、いよいよ北京へ飛び立つということで緊張してきました。PCR検査の結果が先ほど出て83名全員陰性ということで明日無事に飛び立てることホッとしています。厳しい中最高のパフォーマンスをできるようしっかりサポートしていきます。コロナ禍で大変な思いをされている国民にスポーツで感動と夢を与えられると思っている、ぜひ応援のほどよろしくお願いします」原田総監督「『オリンピック』へ行くんだ、全力でがんばろうという気持ちになり、盛り上がりは現役の時と変わりません。思いは団長と同じです。立場が変わり今回は選手たちを全力でサポートしたい。選手たちが感動を伝えられるパフォーマンスができるように一生懸命がんばりたい」髙木主将「初めての『オリンピック』に出場したのが15歳、それから12年の時が経って主将の立場で『北京大会』に参加できることを誇りに思います。12年前はたくさんの先輩の背中を見てひたすら走っていました、今回は私が若手を引っ張っていきたいと思っていますが、自分にできることは限られています。自分のできることに目を向けて、ひとつひとつ集中して乗り越えていきたいと思います」郷旗手「最初旗手をと聞いた時は、不安でできるかなと思いましが、TEAM JAPANの代表としてしっかり務めていきたいと思います。さっき初めて団旗を持ちましたが、思っていたよりも重いと感じました。開会式ではしっかり笑顔で選手たちの先頭を歩きたいなと思います。」主将と旗手という大役を打診させた際の率直な感想を問われたふたりはこう答えた。高木主将「最初話を聞いた時はお受けするか悩んだ時間はありました。即決できずにコーチ、スタッフに相談し、自分の人間性や性格で主将を務めていいのかという思いもあったのですが、最初のバンクーバーから12年が経って、主将という大役を担うことの成長はうれしく思いますので、もう少しがんばってみようという思いがあってお受けさせてもらいました」郷旗手「私も高木選手と同じで最初に打診を受けた時はコーチ、スタッフに相談させていただき、旗手という大役が自分に務まるか不安が大きかったのですが、せっかく打診をいただき、誰もができることではないと思い、最後は自分で旗手という大役をがんばってみようと思い決めました。ここまでスケートを続けてこられたのは所属先やスポンサー、ナショナルチームのコーチやスタッフやチームメイトたちのおかげで今があるのと思うので、一本500mに思いを決めて臨みたいなと思います」目指す主将像を質問されると、高木はこう返答した。「前回小平(奈緒)選手が主将を務めて、身近に見ていたからこそ、今回受けた意義があると思います。小平選手と同じようなことはできませんが、私が先頭に立って引っ張るというよりみんなに助けてもらいながらTEAM JAPANの一体感が生まれるようにしていきたいです。コロナ禍で困難なことがこの先もあると思いますので、みんなでフォローし合いながら、冬は個人種目が多いですが、そのようにできればいいなと思っています。私自身が何かを強く発信するというより、選手たちが北京で最大限の力を発揮できるように祈ることしかできないかなと思っています。自分自身も成し遂げるために強い気持ちで臨もうと思っています」目標とするメダルの数を聞かれた団長はこう返した。「ソチと平昌は総監督という立場で、今回は自分が全責任を負う、自分が引っ張っていく立場。このエンブレムに恥じない成績を残したいと思います。ただコロナ禍で海外で戦うという機会も非常に少なくなっている中、今年からやっと海外でやれるようになった中、どれぐらいのメダルを取れるのかとはなかなか計れない。ただ気持ちとしては平昌(金4・銀5・銅4の冬季最多となった13個)を超えるメダルを取りたいと思います」5大会に出場し、3つのメダルを手にした原田総監督は選手へのアドバイスを求められこのようにコメントした。「『オリンピック』はたくさんの感動、勇気を伝える場だと思います。たくさんの名ドラマがあり、我々選手たちはそれによって成長してきました。今回の『北京オリンピック』でも選手たちが全力で競技に向かい、成長し、素晴らしいドラマが生まれる、そういう場になると思います」高木と郷は『北京オリンピック』での目標を力強く語った。高木「『北京オリンピック』の目標は金メダルを取るというものが変わらずにあります。その中で戦い抜くことが自分の中の目標であります。最初から最後まで力強くありたいと思っています。いよいよ北京の地に乗り込むんだ、普段と違う緊張や盛り上がりを感じています。コンディションは最後の最後まで詰めていく競技だと思うので、今よりもいいところへいけるようチャレンジしていきたいです」郷「2回目の『オリンピック』なのでしっかりここまで準備してきたと思っているので、気持ちの面でも落ち着いて、笑顔で終われる『オリンピック』にしたいと思っています」『第24回オリンピック冬季競技大会(2022/北京)』は2月4日(金)に開幕。開会式に先立ち、2日(水)からカーリングとリュージュがスタートする。20日(日)まで冬季大会史上最多の109種目が実施される。取材・文:碧山緒里摩(ぴあ)
2022年01月31日2月4日から北京五輪が開幕する。世界で初めて夏冬同じ都市で開催される五輪だが、今号は、氷上のアーティストらが華麗な演技を披露するフィギュアスケートをはじめ、前回の平昌(韓国)に続きメダルラッシュの期待が高まるスピードスケート、カーリングなど見どころを紹介する。また、昨年好評だった「五輪と私」が特別版として登場。長野五輪スピードスケート女子500㍍銅メダルをはじめ、5度の冬季五輪に出場した岡崎朋美さんが思い出を語った。定価210円(税込)タブロイド判24ページお買い上げご希望の場合は以下の方法でお願いいたします。①郵便振替、切手②お近くの毎日新聞販売店にお問い合わせ特集号・バックナンバー購入 - スポーツニッポン新聞社 : 【スポニチアーカイブスに関するお問い合わせ】株式会社スポーツニッポン新聞社東京本社販売局TEL:03-3212-1181 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年01月22日大林宣彦監督1989年の名作『北京的西瓜』(ぺきんのすいか)のデジタル配信が開始された。青果店を営む夫婦と中国人留学生たちとの心温まる交流を、実在の人物と実際にあった出来事を基に描いた本作は、およそ20年前にDVD発売されてはいるが、長らく今も続く廃盤状態で入手困難となっていた作品。1989年5月~7月に撮影されたが、天安門事件により、当初予定していた中国での撮影が急きょとん挫したという。現実の青果店の雑然とした空気感、自然で臨場感あふれる撮影手法と演出に安定的に下支えされた物語は、無償の思いやり、愛情と信頼、受けた恩に報いる気持ち、そして時代に翻弄される悲しみまでが、淡々粛々と描かれている。STORY船橋市郊外の青果業・八百春の主人の春三(ベンガル)は、李中山(ウー・ユエ)という中国留学生と知り合ったことから、彼らの苦しい生活を見兼ねて、援助の手を差し伸べた。最初は軽い気持ちでやった春三だったが、次第にエスカレートしていき、ついには自らの生活までをも犠牲にしてしまうのだった。留学生たちは彼を「日本のお父さん」として慕うが、春三が忙しくなればなるほど、女房の美智(もたいまさこ)の負担は重くなり、挙句の果てには店や家庭の危機にまで発展してしまった。「このままでは店が潰れてしまう!」と留学生たちは店を手伝うようになり、春三や美智は感涙にむせんだ。そして数年が過ぎ、中国に帰った李中山から国際電話が入り、彼らの招待で春三と美智は中国へ向かった。映画『北京的西瓜』監督:大林宣彦原作:林小利/久我山通脚本:石松愛弘撮影:長野重一音楽:根田哲雄出演:ベンガル/もたいまさこ/峰岸徹/林泰文(c)1989 MAXDAI CO., LTD.配信はコチラ:
2022年01月02日今月スイスで行われたスノーボードW杯女子ビッグエアで優勝した村瀬心椛選手が20日、都内で行われたガールズイベント「TGC teen 2021 Winter」に出演した。ボードを手にランウェイを歩いた村瀬選手。スノーボードは「4歳の頃からやっています」と言い、「お父さんとお母さんが趣味でやっていて」と両親の影響で始めたという。そして、「今シーズンはワールドカップもオリンピックもありますので、そこでいい成績を出して、オリンピックでは金メダルを獲って笑顔で日本に帰りたいと思っています」と来年2月に開催される北京オリンピックでの金メダル獲得を目標に掲げた。「TGC teen」は、SNSやYouTubeでティーンに絶大な影響力のあるモデルやタレント、YouTuberたちが出演する“令和teen”のためのガールズフェスタ。トレンドを発信するファッションショーをはじめ、アーティストライブなどを開催する。今回、2年ぶりの有観客開催となった。
2021年11月20日「世界が待ち望んでいた希望の象徴だった。安全な大会を実施できた」東京五輪をこう総括したのは、国際オリンピック委員会のトーマス・バッハ会長(67)。各メディアによると9月8日のIOC理事会後に開かれたオンライン記者会見で、冒頭のように語ったというバッハ会長。さらに「参加者の結束により新型コロナウイルスのパンデミック下でも大会を安全に開催できることが証明できた」と語り、’22年2月の北京五輪開催についても自信をのぞかせていたという。新型コロナウイルスの世界的大流行下で行われた東京五輪だが、バッハ会長にとっては大成功だったようだ。「東京オリンピックの開会式が行われたのが7月23日。この日の都の新規感染者数は、1,359人でした。そして閉会式が行われたのは8月8日で、新規感染者数は4,066人。五輪開催中の約2週間で、3倍に増えたことになります」(医療関係者)東京での感染者数増加と五輪の関係について、バッハ会長は会見でこう“言い訳”していた。「バブル外に感染が広まったと示すものは何もない。科学的な根拠がある。感染者数は東京だけでなく、日本全体で増えてもいた」だがバッハ会長といえば東京オリンピックの閉会式翌日に銀座を歩く姿が一部で報じられるなど、バブルを自ら率先して破っていた。また多くの会場で無観客開催となったものの、マラソン競技などの際は沿道に人があふれかえっていた。そのためネット上では、批判が殺到している。《銀座観光の貴方が言う》《バッハ会長には逆撫で大賞を贈りたい》《バッハ会長、他組織委など、嘘をつくのはやめてください》日本国民の怒りは、バッハ会長には届かないのだろうかーー。
2021年09月10日「12年間『Going! Sports&News』にレギュラー出演する上田晋也さんは、ロンドン、ソチ、リオ、平昌五輪と夏冬4大会連続で現地取材。今回の東京五輪でもスペシャルサポーターとして活躍が期待されましたが、7月24日にコロナ陽性が判明して出演できなくなりました。困り果てた日テレの窮地を救ってくれたのは、『Going~』で共演する亀梨和也さん(35)だったんです」(日本テレビ関係者)日本テレビは東京五輪期間中、特別中継態勢を組み放映。明石家さんま(66)、上田晋也(51)、有働由美子(52)、吉田沙保里(38)という“最強の布陣”で臨んだ。しかし、五輪開幕と同時に上田の新型コロナ感染が発覚――。「もともと亀梨さんは今回の五輪中継のメインメンバーではありませんでした。ただ、野球を中心に各界のアスリートとも親交が深い亀梨さんを局内で推す声があり、各競技会場に足を運び、アスリートの生の声を拾ってくる“現場レポーター”として五輪中継に参加していたんです」(前出・日本テレビ関係者)小学6年生時、軟式野球の世界大会にも出場した実力を持つ亀梨。本誌も、7月27日、横浜スタジアムで行われた米国とのソフトボール決勝戦で、意欲的に取材に臨む亀梨の姿を目撃している。待ち時間、彼は柔軟体操で体をほぐし、スタッフの緊張も和らげていた。前出の日本テレビ関係者は言う。「特に8月1日の出来事が忘れられません。日本テレビは朝から深夜までずっと五輪中継でした。重点的に放送を予定していた競技で予想外に日本人選手が敗退し、“目玉”がなく困り果てていたのです。唯一の期待はマスターズを制した松山英樹選手が出場する男子ゴルフの最終ラウンド。局としては、炎天下のゴルフレポートをタレントの方にはなかなか頼めない。でも亀梨さんは自ら志願して、全18ホール同行取材してくれたんです」残念ながら松山はメダル獲得とはならなかったが……。「この亀梨さんの金メダル級の“奮闘”に現場の士気が高まったのは事実。『亀梨さんとは末永くご一緒したい』と話すスポーツ局の関係者も多かったです」(別の日本テレビ関係者)8月9日、上田は日本テレビの五輪特番にVTR出演し、「オリンピック初日にコロナ発症しまして、関連番組すべて出られなくなりまして、日テレさんに“あいつ使えねーな”って言われているオリンピックキャスター上田晋也でございます」と苦笑いしていたが、亀梨の見事な“代役”ぶりに真っ青!?
2021年08月18日伝統のあるホテルで変わらない味を提供し続けている日本の中国料理の先駆けである老舗店の味を継承食事会や接待などにも利用できる円卓の個室伝統のあるホテルで変わらない味を提供し続けている重厚感のある設えで落ち着いた雰囲気のレストラン御茶ノ水駅から徒歩5分。山の上ホテルの地下1階にある【中国料理 新北京】。贅沢な食材を使った中国料理が堪能できます。ホテルならではの心のこもったサービスも魅力。ゲストの目の前で切り分けられる北京ダックや、紹興酒をかめからくみ出すサービスで楽しい時間を演出してくれます。家族の特別な日にも利用しやすい落ち着いた雰囲気店はホテルの地下にあるため、都心とは思えないほどの静かな時間を過ごせます。落ち着いた雰囲気のある店内は、大切な人との会食にもオススメ。家族でも利用しやすく、2世代、3世代と長年愛され続けています。贅沢な中国料理を囲みながら楽しい時間を過ごせば、家族の思い出が増えていくでしょう。日本の中国料理の先駆けである老舗店の味を継承【中国料理 新北京】では、創業時からのレシピが大切に引き継がれています。フカヒレやアワビ、カニなどの贅沢な食材をふんだんに使い、手間を惜しまずにつくられた中国料理はどれも絶品。中国料理一筋で経験を積んだ料理長が振る舞う料理を堪能できます。その中でも、お店オススメのメニューを3つご紹介します!『北京ダック』『北京ダック』2本1,760円(税込)こんがりと焼き上げられたパリパリの皮は絶品『北京ダック』は、家鴨をスチームコンベクションで焼き、熱した油を皮にかけて仕上げられています。そのため、皮はパリパリとした食感が楽しめます。肉の部分は脂肪のクセが強いことから、皮だけが提供されるという贅沢さ。スタッフが目の前で切り分けてくれるサービスにも注目です。『海老の北京風チリソース』『海老の北京風チリソース』中盆3~4人前5,280円(税込)小盆3,520円(税込)ソースが絡んだ衣はモチモチとした食感も楽しめる『海老の北京風チリソース』は、紹興酒をベースにしたチリソースが使われた一皿。材料は、醤油・酢・砂糖に、生姜・にんにく・辣粉の香りを効かせています。エビは丁寧に下処理がされていて、プリプリとした食感を楽しめます。オープン当初からの伝統のレシピでつくられた味をお試しあれ。『大型フカヒレの姿煮』『大型フカヒレの姿煮(一枚約90g)』一人前7,920円(税込)澄んだスープの逸品『大型フカヒレの姿煮』は、【新北京】の定番である「気仙沼産ヨシキリザメの尾びれ」を使用しています。あまり煮込まずに仕上げるため、プリプリした歯ごたえと弾力のある食感が特徴です。煮込むための上湯スープには、金華ハム・老鶏・豚のすね肉などを贅沢に使用。上品な味わいを堪能できます。食事会や接待などにも利用できる円卓の個室ラグジュアリーな雰囲気のある個室は会食に利用しやすい【中国料理 新北京】には、5名~12名まで利用できる円卓の個室があります。2019年にリニューアルされた個室は、広いスペースでくつろぎの時間を過ごせます。ホテルクオリティのサービスが受けられるので、ビジネスシーンの接待でも利用しやすいでしょう。家族やグループなど、少し人数が多くなりそうな食事会にも重宝しそうです。伝統の中華料理を味わえる【中国料理 新北京】。都会の喧噪を忘れさせてくれるような静かなレストランで、ゆったりと食事を楽しめます。創業時から受け継がれた、中国料理一筋のシェフ自慢の一皿を堪能してみてはいかがでしょうか。料理人プロフィール:海老原弘康さん1973年、茨城県生まれ。1995年に山の上ホテルに入社。【中国料理 新北京】に配属される。中国料理一筋に励む。2016年、料理長に就任。伝統を守りつつ、新しいものにもチャレンジし、ゲストのニーズに合わせた料理の提供に努めている。中国料理 新北京【エリア】御茶ノ水【ジャンル】中華料理【ランチ平均予算】4000円【ディナー平均予算】10000円【アクセス】御茶ノ水駅 徒歩5分
2021年08月13日日本人選手の金メダルラッシュに沸き上がった東京五輪。アスリートの活躍はうれしい限りだが、今回の五輪についてまわるのは“お金”の問題。そこで本誌では、今回の五輪で話題になっている「あれ」の“お値段”を調査した。選手がSNSにおいしいとアップして評判の選手村の食事。テレビ中継で目にする、猛暑の中、選手が体に当てているアイシング用の氷。また、開会式でのパフォーマンスが話題となった“動くピクトグラム”の費用は次のとおり。【選手村の食事】2,824円/1食各国の選手たちに「オイシイ♪」と評判の選手村の食事。1日あたりの提供可能数はメインダイニングで4万5,000食、カジュアルダイニングで3,000食。和食、洋食、アジア、ベジタリアン向けなど700種類とメニューも充実。食堂を取り仕切るのは、社員食堂や学校の食堂を展開するエームサービス。約62億円の契約金を入村期間の提供可能食数で割ってみると約3,000円に。【ピクトグラム】3,258万7,500円競技をわかりやすくデザイン記号で伝えるピクトグラム。今大会ではアニメーションとなっており、開会式では競技紹介のパントマイムが話題をさらった。開会式を取り仕切る電通が入札でセリ落としたのは、ピクトグラムの使用料を他社に請求されることを防ぐのが狙いか。【1日の氷代】964万4,451円/日連日の猛暑のなか、ほてった体を氷で冷やすアスリートの姿も。選手村でのアイスバス(氷風呂)やアイシングに使われる氷の発注額は約7,844万円。飲用なども含め、競技会場で使用される氷の費用は約2億1,089万円。「大会終了までにブロック氷1キロ入りを40万4,000個用意しました」とは氷を納入する小久保製氷冷蔵の担当者。【ドローン パフォーマンス】1億131万円全体的に地味でショボいといわれた開会式で人々の度肝を抜いたドローンの演出。「平昌五輪のパクリ」という批判の声もあったが、スポンサーのインテルの技術協力によるもの。200台のパッケージで約1,100万円。開会式で1,842機が空を舞った費用は、推計1億131万円に!【選手村】1,057億円選手村の建設費は、ロンドン五輪で1,800億円、リオ五輪で880億円。ロンドンの選手村は民間に売却され、2,800戸の低所得者層向け賃貸住宅にした一方、東京の選手村は大会終了後、「晴海フラッグ」の高級分譲マンションに。【金メダルの原価】9万8,145円廃棄された電子機器から集められた金属で作られた今回のメダル(重さは金556グラム、銀550グラム、銅450グラム)。金メダルは銀製のメダルに6グラム以上の金メッキをしたもの。金・銀の相場と重さから、原価は9万8,145円と推計される。
2021年08月12日8月5日、東京都内の感染者は5,042人と、ついに5千人の大台を突破した。東京五輪の強行が感染拡大の一因になっているという見方は強いが、東京五輪の関係者は火消しに躍起だ。小池百合子都知事(69)や丸川珠代五輪相(50)は五輪の高い視聴率を理由に「ステイホームに役立っている」と主張した。しかし、7月30日の東京都の人出は「オリンピックの開幕前で3回目の宣言が出ていた期間の平日の平均と比べ、日中、夜間とも増加」していたと『NHK NEWS』で報じられており、根拠のない希望的観測に過ぎないようだ。そんななか、五輪の悪影響について懸念を示したのは、感染症対策に詳しい神戸大学大学院の岩田健太郎教授だ。8月5日に自身のツイッターでこうツイート(複数に分かれたツイートを本誌が文節でまとめた)。《テレビやラジオをつけると「余震に気をつけましょう」「津波が襲ってくるかもしれないから絶対に海岸に近づかないでください」と連呼されれば人々の行動は変わります。実際、そうやって自然災害に対応してきました。しかし、今テレビをつけると笑顔のアスリートや解説者が出てくるわけで、L字の注意喚起すらありません。》災害時などに画面の端に、情報を表示するL字画面。過去の緊急事態宣言下でもたびたび登場し、コロナの注意喚起に一役買ってきた。いまもNHKなどではニュース番組中にコロナ情報がL字で表示されることもあるが、視聴者が盛り下がるからだろうか、五輪の放送中は消されてしまう。民放で見かけることはほぼ皆無だ。■倉持院長《金銀が取れたので、ミヤネ屋さんは無しに》そのうえで、岩田教授はこう懸念を示す。《これで危機感を共有とか言われてもできるわけがないので、五輪そのものの直接的効果よりも、「五輪を行うことでメッセージデリバリーの機会を損失した」という間接的効果が大きいのです。このへんは人文系の学者さんのほうがよくご存知だと思いますが。感染症は本当にやっかいで沢山の人が苦しんでいても危機感を共有しづらいです。》つまり、五輪に放送時間を割くことで、本来あったはずのコロナに対する注意喚起の機会が失われているという。確かに、NHK、民放を問わず、すべての局が五輪報道に力を入れている。特に、金メダルが出た翌日の民放の情報番組は顕著で、多くの時間が金メダリストの人物クローズアップに割かれることになる。実際に、テレビでコロナへの警鐘を鳴らし続けてきたインターパーク倉持呼吸器内科の倉持仁院長は、五輪のために出演予定だった番組がキャンセルになったことを8月4日にツイートしている。《失礼しました、スケートボードで金銀が取れたので、ミヤネ屋さんは無しになりました。おめでとうございます!》今までで最悪の感染状況に関わらず、過去の緊急事態宣言時よりもコロナに関する報道は明らかに少なくなった。そのうえで岩田教授はこう警告する。《地震が東京を襲い、瓦礫の下で9,700人の人が怪我して閉じ込められて病院にいけなくなったら都民は全員驚愕して楽しい気持ちなどゼロになることでしょう。が、9,700人のCOVID患者が自宅で苦しんで治療を受けられなくても誰も気づかないし、楽しく生活を続けられるのです。5月に医療崩壊した大阪や神戸もそんな感じでした。だから、せめてテレビなどではそういうアラートネスを繰り返し出すべきだったのですがtoo late。いや、今からでも。》五輪関係者は、根拠のない希望的観測を垂れ流すのではなく、岩田教授の警告に耳を傾けるべきではないだろうか。
2021年08月06日女優の吉永小百合が主演を務める映画『いのちの停車場』(5月21日公開)が第11回北京国際映画祭コンペティション部門にノミネートされることが5日、明らかになった。同作は都内の終末期医療専門病院に勤務する現役医師でありながら、作家として活躍する南杏子の同名小説の実写化作。救命救急医として、長年大学病院で患者と向き合ってきた咲和子(吉永)は、とある事情から石川県にある父の住む実家へと戻り、在宅医療を通して患者と向き合う「まほろば診療所」に勤めることになる。北京国際映画祭は、上海国際映画祭と並ぶ中国最大級の国際映画祭で、毎年世界中からの多くの映画人が参加、国際交流の場としても重要な地位を占めている。先日、コンペティション部門「天壇賞」の審査委員長に、人気女優コン・リーが選ばれたことを発表し、中国国内外で大きな話題となっていた。今回の「天壇賞」を争うコンペティション部門には中国国内外から15作品がノミネートされ、日本映画では本作『いのちの停車場』のみ。その他にはフィンランド映画『Any Day Now』や アルゼンチン映画『A School in Cerro Hueso Trailer』、ロシア映画『A Siege Diary』、中国映画は『関于我媽的一切(All About My Mother)』などが決定している。日本では公開された週末の興行成績では興行収入・動員数ともに第1位を飾り、東京・大阪などの映画館休業、他エリアでの時短営業の影響を受けつつも、感動の声が広がっていた同作。累計興行収入が951,418,820円(7月29日時点)となり、吉永122本目の映画にして大台の10億円突破は確実となっている。○成島出監督 コメントこの度、北京国際映画祭コンペティション部門にノミネート頂き、また中国の皆様に『いのちの停車場』をご覧いただけけるとのこと、大変嬉しく思っております。本作はコロナ禍の大変な状況の中で、キャスト・スタッフが一丸となって作り上げました。中国、そして世界の一人でも多くの方々に本作を通して“生きる希望”を感じていただけたら幸いです。
2021年08月05日小池百合子都知事(69)が7月30日、「五輪は視聴率20%だから、ステイホームに役立っている」と会見で豪語した。ネットでは呆れ返る声が上がっている。さかのぼること同月29日。政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会の尾身茂会長(72)は国会で、東京五輪が人出の増加に影響するのではと懸念していた。すると30日、小池都知事は定例会見でこう話した。「このところ、視聴率で20%を稼げるコンテンツっていうのは、なかなか無いというのがテレビ業界の方でも感じて、考えておられること。(中略)ステイホームに繋がっているということが考えられる」さらに「ですから、オリンピックはそういう意味でステイホームに一役かっているし、またそれが選手への声援にも繋がっているというふうに思います」と続けた。視聴率を持ち出し、“五輪効果”を讃えた小池都知事。しかし東京五輪の開会式から5日後となる先月28日、東京都の新規感染者数は3,177人を記録。以降5日間は毎日3,000人を突破しており、31日には4,058人もの新規感染者が確認されている。さらに『NHK NEWS』によると同月30日、東京都の人出は「オリンピックの開幕前で3回目の宣言が出ていた期間の平日の平均と比べ、日中、夜間とも増加」していたという。「東京五輪はステイホームに一役かっている」とは、言えそうにはない状況だ。それでも8月1日、小池都知事に“援軍“が登場した。東京五輪・パラリンピック組織委員会の武藤敏郎事務総長だ。『東スポweb』によると武藤事務総長は東京五輪と新型コロナの感染拡大に言及し「菅総理は因果関係はないと否定している。東京都の小池知事も五輪の人流増加を否定している。視聴率が上がって、むしろステイホーム率が上がっている」とコメント。そして「いろいろな意見があるが、菅総理、小池知事と同じ立場で考えている」と会見で話したという。しかし、ネットでは非難轟々の様子。「五輪は視聴率がいいからステイホームに役立っている説」に対して「根拠ゼロ」との異論が噴出している。《え、視聴率が科学的根拠なん?マジかよこんなん言ってる知事やから、東京がずっと増え続けてるんちゃうん?》《この視聴率は「世帯視聴率」で、「世帯内の各個人」がステイホームしていることは保証されていない》《視聴率が上がると在宅率が上がると同義する根拠は何か》《結局オリンピックの成功か否かは視聴率で決められるようですわ》20%の視聴率を注視する小池都知事と武藤事務総長。しかし、残りの80%は視野に入っているだろうか?
2021年08月03日一向に収まらない新型コロナウイルスの影響に加え、開会式のドタバタもあって開催前は否定的な声が圧倒的に多かった東京五輪。しかし、いざ開幕してみれば日本選手団が過去最多の金メダル数を獲得する大活躍となり、無観客でも大いに盛り上がっている。開幕前の6月にとった本誌のアンケートでは、「東京五輪は楽しみですか?」という質問に対し、半数以上の人が「興味がない」「最後まで楽しめない」と回答していた。【東京五輪は楽しみですか?】(6月23日~25日調べ)楽しみ=16%今は楽しみではないが、始まれば楽しめそう=31%最後まで楽しめないと思う=30%興味がない=23%しかし、開幕後のいま「東京五輪は開催して良かったと思いますか?」とアンケートをしたところ、実に77%の人が開催してよかったと回答。世論はすっかり逆転してしまったことがわかる。【東京五輪は開催して良かったと思いますか?】(7月27日~7月30日調べ)はい=77%いいえ=23%開催してよかったと思う理由としては、「最初は反対でしたがやっぱり見てしまう。選手の頑張りには感動します。日本の政治や委員会の人選は選手に関係ないから」「コロナ禍で明るいニュースもなかったが、選手の素晴らしい活躍のお陰で家族みんなで盛り上がれたため」といった声が寄せられた。東京五輪開催後、新型コロナウイルスはかつてないほど感染拡大しているが、五輪開催への否定的な声はさほど高まっていない。結果的には、トーマス・バッハIOC会長が言った「日本の方は大会が始まれば歓迎してくれると思う」のとおりになってしまったとも……。阿部一二三、詩選手の兄妹金メダル、西矢椛選手の最年少金メダル、水谷隼・伊藤美誠ペアの卓球悲願の初金メダル、ソフトボールの13年ぶり金メダルなど……これだけ朗報が続けば、世論が変わるのも無理はないだろう。五輪の盛り上がりとコロナ禍の収束、どちらかを選ぶなんてできない!?
2021年08月01日7月21日、東京五輪の全競技に先駆けて行われた、福島・あづま球場での女子ソフトボールの無観客試合。試合前には、東京五輪・パラリンピック組織委員会の橋本聖子会長(56)、森喜朗元首相(84)、丸川珠代五輪相(50)らが同球場を訪れた。丸川五輪相は始球式後、無観客のスタンドに移動。真夏の炎天下にはにつかわしくない、スーツ姿のSPが4人配置され、丸川五輪相の警備にあたっていたという。「スタンドにいたのは、報道陣、運営関係者、スポンサー関係者ら約100人。球場周辺も制服姿の警官が多数配置されており、“観客が誰もいないのに、こんなにSP要るの?”と“VIP待遇”をいぶかる関係者も多かったです。復興中の福島で丸川五輪相のド派手な赤のシャツは遠目に見ても浮いていました。さすが“上級国民”だな、と」(地元関係者)丸川五輪相には、再登板直後から“国民目線に立っていない”という批判が相次いでいる。「7月20日、東京の新型コロナの新規感染者数が2千人に迫る状況下で、丸川五輪相に立憲民主党の議員らが、“五輪を中止か延期すべきだ”と改めて要請。すると丸川五輪相は水際対策失敗を反省するどころか、開口一番、『もう選手が来ちゃったから!』と、また国民感情を逆なでする回答をしたんです」(政治部記者)さらに丸川五輪相は8月開幕の東京パラリンピックについては、有観客を主張している。「『状況が許せばぜひ観客を入れて行いたい!』と菅首相と同様の台詞を繰り返すだけ。東京に第5波の兆候が表れるなか、国民の安全を二の次にして有観客実施をアピールする。自分の意見がなく、政府の要望を上から目線で伝えるだけなんです」(前出・政治部記者)始球式に参加した丸川五輪相はソフトの試合中もプレーそっちのけで、近くに座る関係者とおしゃべりに夢中だったという。「関係者からの求めとはいえ、場所を変えながら何度も記念写真に笑顔で応じていました。試合終了を待たず、上機嫌で球場を離れていきました」(前出・地元関係者)地元民から顰蹙を買った丸川五輪相。彼女にとって五輪の主役は選手ではなく、自分なのだろう。
2021年07月29日