アイドルグループのNGT48が15日、東京・九段下の日本武道館で4thシングル「世界の人へ」発売記念リリースイベント「新章 NGT48宣言!!~世界の人よ、共に歌おう~」を行った。新潟を拠点に活動しているアイドルグループのNGT48は、10月3日に4枚目のシングル「世界の人へ」をリリース。その発売記念イベントを日本武道館で開催した。同イベントでは、この日初めて披露された新曲「世界の人へ」を含め、全14曲を熱唱。MCでは、会場となった日本武道館の感想を求められ、柏木由紀が「AKB48でもやったことがないので、さすがNGT48だと思いました」と自画自賛し、「安定の雨女を発揮しました(笑)。ちまたでは"恵みの雨"とも呼んでいます(笑)」とあいさつ。また、センターを務める荻野は「皆さん今日は雨の中お集まりくださり本当にありがとうございました」と観客に感謝の言葉。続けて「武道館でまさかリリースイベントが出来ると思っていませんでした。本当に夢のように感じます」と信じられない表情だったが、「皆さんにこれからのNGT48を期待していただけるように、頑張っていきます」とさらなる活躍に意欲を見せた。イベント後には、同イベントで共演したロッチのコカドケンタロウ、中岡創一とともに報道陣向けの会見に応じたNGT48のメンバーたち。チームNIIIのキャプテンを務める加藤美南が「新チームとして活動してから3カ月になろうとしています。まだまだ不安なことはありますが、NGT48の全メンバーで初めて披露することが初めてだったので、NGT48を見てもらえるぴったりの舞台でした。武道館という大きな舞台で新しい曲を披露できたのは、今のNGT48の勢いの象徴だと思っています」と自信を深め、「NGT48らしさを忘れず、いつも応援して下さるファンやこれから新しいファンになってくださる方を味方につけて、より一層グループが一つになって活動していきたいと思います」と決意を新たにした。加藤が語ったように、この日のイベントは北原里英卒業後に1期研究生全員が昇格、さらにはドラフト研究生5人と2期研究生16人が加わり、総勢43人が初めて揃った。新たに加わった新メンバーについて柏木は「今日のパフォーマンスを見ていてキラキラと輝いていたし、一生懸命でしたよ。NGT48にいい子たちがいっぱい入って、微笑ましい感じで見てました」とまるで母親目線。また、同グループの中心的メンバーでもある荻野は、NGT48単独として初めてのステージとなった日本武道館という場所を「ここが夢のステージだと実感しました」と感慨深げで、「このメンバーで戻ってこれるように、もっと素敵な景色をこのメンバーで見たいと思いました。夢へのドアがたくさん見えた、そんな希望がいっぱいの武道館でしたね」と目を輝かせていた。
2018年09月15日俳優の笠原秀幸(35)と元AKB48の北原里英(27)の熱愛がささやかれている。発端は二人がレストランでデートしている様子を、8月24日発売の写真週刊誌『FRIDAY』が報じたこと。またORICON NEWSの取材に対し、両事務所は『プライベートは本人に任せてます』と語っていたという。今年4月にAKB48を卒業した後は舞台や映画に取り組み、着々と評価を高めている北原。だが、相手の笠原も演技では負けていない。「『大地の子』(NHK)で子役デビューをして以降、様々な作品に出演して鍛えられてきた叩き上げの役者。シリアスからコメディまでこなすことができるので、オファーが絶えません。若手を代表する名バイプレーヤーの一人です」(芸能関係者)そんな笠原だが、実はロマンスが報じられるのは今回で2回目。意外にもモテ男の素顔があるようだ。「笠原さんは過去に桐谷美玲(28)さんとの熱愛が一部で報じられたことがあります。交友関係も広く、ムロツヨシさん(42)や勝地涼さん(32)などとも仲良し。先輩からも後輩からも慕われています。そうした人柄と演技へのストイックな姿勢が、女性を惹きつけるようです」(前出・芸能関係者)恋をしたことで、2人の演技にさらなる磨きがかかるか!?
2018年08月25日初の全曲クラシックアルバムをリリースした宮本笑里さん。その名も『classique』。11年目の挑戦は、初のオールクラシックの名曲アルバム。宮本笑里さんはニューアルバムのタイトルに、極めてシンプルに“クラシック”と付けた。というのも、実はこのアルバムは、宮本さん初の全曲クラシックアルバムだから。「わかりやすく“これはクラシックですよ”と、この名前にしました(笑)。意外に思われるかもしれないですが、まだ私はバイオリンの名曲を集めたアルバムを作ったことがなかったんです。それであえてこのタイトルに決めました」クラシックのみならず、J-POPや映画音楽、沖縄民謡まで、幅広く奏でてきた宮本さんの原点回帰、という意味合いのアルバムだろうか。昨年デビュー10周年を迎えたことも、その動機になったよう。「ありがたいことにクラシックの演奏以外にも様々な活動をさせていただいた10年間でした。弾いたことのないような楽曲にチャレンジすることで、自信もついてきたと感じています。では、さらに成長するにはどうする?と考えたとき、全曲クラシックのアルバムを残したいと思いました。とはいえ、どこか避けてきた部分もあったので、とても勇気の要ることでしたね。でも、いまやらなくちゃいけない!って」選ばれた18曲のバイオリンの名曲は、タイトルを見て、すぐにメロディが浮かぶというものではないけど、聴けば、あっ!この曲、と気づくような有名な曲がほとんど。クラシックのコアなファンでなくても、なじみやすく、楽しめる名曲ばかりだ。とくに宮本さんの代表曲ともいえるサラサーテの「ツィゴイネルワイゼン」やエルガーの「愛のあいさつ」など4曲を再録音している。「以前録音したときとは、年齢も人生経験も違うので、同じ曲を演奏しても、時間の積み重ねが音に反映されていると感じますね。とくに4年前に母親になり、いままで経験したことのない道を、日々勉強させてもらっているので、いい刺激をもらっていることもあるし、昔とは全然違う演奏になっています」また6曲の短い曲からなるバルトークの「ルーマニア民族舞曲」は、とりわけ思い出のある作品と言う。「幼いころ、五嶋みどりさんのCDで、この作品集を毎日のように聴いていました。舞曲なので華やかだけど、どこかあやしげでゾクゾクするような楽曲なんです。聴きながら、難しそうな曲だけど、なんか楽しいなって、一緒に踊っていました(笑)。そんな楽しい気持ちを、お子さんたちや大人の方にも感じてもらえたらすごく嬉しいですね」なお、レコーディングは宮本さんとピアニストのふたりで、ホールを3日間借り切って行われた。「普段はスタジオ録音が多いんですが、このスタイルははじめてでした。一発勝負のライブ録音なので、集中力や緊張感が必要で、普段とは違うレコーディングでしたけど、バイオリンの音そのものがスタジオとはまったく違う、ホールでしか出せない生音の響き。それは弾いていてすごく気持ち良かったですね」8th Album『classique』【初回生産限定盤CD+DVD】¥3,50018曲収録。DVDには最新MVやMay J.と共演した「My HeartWill Go On」などライブ映像も収録。【通常盤CD】¥3,000(SONY MUSIC)みやもと・えみり『smile』でCDデビューし、昨年10周年を迎えた。アルバムリリースツアーを8/16大阪・ザ・フェニックスホール、8/25愛知・宗次ホール、8/30東京・サントリーホールブルーローズで開催予定。衣裳協力・DHOLIC(DHOLIC LADIES+TEL:0120・989・002)※『anan』2018年8月1日号より。写真・土佐麻理子文・北條尚子(by anan編集部)
2018年08月02日7月7~30日(9・17・23日は休演)に東京・新宿の紀伊國屋ホールで上演されるつかこうへい生誕70年特別公演『「新・幕末純情伝」FAKE NEWS』の制作発表と稽古場公開が10日、都内で行われ、主演の北原里英が、味方良介、小松準弥らとともに登場した。つかこうへい生誕70年年特別公演『「新・幕末純情伝」FAKE NEWS』の制作発表と稽古場公開に出席した北原里英同舞台は、戦後の演劇界で一時代を築いた劇作家・つかこうへいの代表作でもある『幕末純情伝』のリバイバル公演。つかこうへい生誕70年にあたる今年、命日でもある7月10日を挟み、つかこうへいの本拠地でもある紀伊國屋ホールで上演され、10代目の主人公・沖田総司役にAKB48グループを卒業したばかりのNGT48元キャプテン・北原里英が務める。稽古4日目となったこの日は、劇中の1シーンを報道陣の前で披露してから記者会見。本格的な舞台初めてとなる北原は「稽古自体初めてで何からやるのか分からないまま稽古場に入りましたが、皆さん優しいので甘えさせてもらっているし楽しいです」と共演者や演出の河毛俊作に感謝。殺陣も初めてとなるが、「一人で秘密の特訓を2日間やって皆さんと合流しました」と稽古4日目とは思えない殺陣を披露すると、相手役の味方良介から「素晴らしいですね。中々女性ではやらない体勢をされて、それが出来た時の格好良さがすごいですよ。これができるということは、この先が楽しみです」と絶賛される場面も。それに気を良くした北原は「そこを大きく書いてください(笑)」と報道陣におねだりしながら「河毛さんがハードエロティックな部分を出していきたいと仰っていたので、今までの『幕末純情伝』よりも一番抱きたいと思われる沖田総司になれるように頑張っていきたいです」と意欲を見せていた。北原がキャプテンを務めていたNGT48の荻野由佳が、6月16日に名古屋のナゴヤドームで開催されるイベント「AKB48 53rdシングル 世界選抜総選挙」の速報で1位に。「2年連続で速報1位は実力だと思います。去年はまぐれだとか言われましたが、今年は実力だと思うので、このまま1位を獲ってくれたらうれしいです」とかつての後輩に期待。続けて「個人的にはずっと一緒にやってきた宮崎美穂ちゃんや大家志津香ちゃんも久しぶりのランクインを見たいので、これから投票したいと思います」と語っていた。
2018年06月11日7月に舞台「新・幕末純情伝」FAKE NEWSが上演される。「新・幕末純情伝」は“新撰組の沖田総司が実は女だった”という、つかこうへいのユニークな着想のもと、1989年の初演以来上演され続ける人気作。今回は、つかの生誕70年を記念し、縁の深い紀伊國屋ホールにて上演。命日である7月10日(火)には特別公演も行われる。演出は河毛俊作。広末涼子や石原さとみ、昨年と一昨年には松井玲奈と、錚々たる顔ぶれが演じてきた主人公・沖田総司役に抜擢された北原里英に話を聞いた。4月18日に卒業公演を行ったばかりの元NGT48キャプテン・北原。初の本格舞台出演、そして舞台初主演への挑戦は「今まではAKB48グループが好きな方の前に立つことが多かったので、この舞台で私のことを全く知らない方、舞台が好きな方の目に触れると思うと、やはり緊張はあります」と明かしつつ、「もともとお芝居がしたくてこの世界に入ってきたので、こうやって舞台に挑戦できることが嬉しいです。もちろん不安もありますが、やはり嬉しさのほうが大きい」と笑顔。その作品が「新・幕末純情伝」であることは「最近では(同じAKB48グループ卒業生の)松井玲奈ちゃんが出演していましたし、たくさんの女優さんが出演してこられた作品なので、こういうインタビューでも“負けたくないですか?”とか聞かれるのかなと思っているのですが(笑)、それより自分にしかできない『新・幕末純情伝』ができればいいなと思っています。もちろん今まで続いてきたものも大切にしつつですが、作品ファンの方にも“また違うよさがある”と思ってもらえるように挑戦していきたいです」。ビジュアル撮影では「儚く、強く」をイメージしたといい、「どこか儚さ、切なさもある物語だと感じているので、自分もその世界に入り込んでいけたら」と北原。男として育てられた女性・沖田総司を演じることについては「今までは女性として、特にかわいく生きなければいけない仕事だったので、まず、男として育てられた沖田総司を舞台上で生きられることがすごく楽しみです。難しい感情の多い役なので、本番が始まってからお客さんに気付かされる部分も多いだろうなとも思っています」。共通点は「全然ない」と笑い、「まず何かを背負って生きてきてない。明るく幸せに生きてきたので(笑)。そこは全然違いますよね。ただ、お芝居で別人の人生を歩むのはすごく楽しいです」。北原の初挑戦、どのような姿が観られるのか期待したい。公演は7月7日(土)から30日(月)まで東京・紀伊国屋ホールにて。取材・文:中川實穗
2018年05月09日アイドルグループNGT48の北原里英が、11日深夜に放送される『AKB48のオールナイトニッポン』(毎週水曜 25:00~)に出演することが決定。14日の卒業コンサートでグループを卒業する北原にとっては、グループ卒業前最後の出演となる。この日の放送は『AKB48のオールナイトニッポン~NGT48スペシャル~』と題し、北原の他にもNGT48の荻野由佳、中井りか、本間日陽が登場する。北原は『AKB48のオールナイトニッポン』がスタートした10年4月の初回放送から出演しており、大家志津香に次ぐ歴代2位の出演回数を誇る。14年11月の放送内で自身の主演映画の制作が発表されたり、15年春には新潟移籍直前の想いを放送で語った北原。「卒業を発表してからの一瞬一瞬がとても貴重で、グループの活動が今まで以上に楽しくて。『まだ続けていたい』と思うことが、最近多いですね」とも過去のインタビューで語っていた北原が、最後の出演となる『AKB48のオールナイトニッポン』で何を語るかにも注目が集まる。
2018年04月10日漫画や小説をもとに実写化される「原作モノ」が増える中、独自に生み出す世界観で「絶対に観客の心をつかむ」という揺るぎのない気概をもって、映画制作に挑む人々を取材するインタビュー連載「オリジナル映画の担い手たち」。第1回は、NGT48・北原里英主演の映画『サニー/32』(全国公開中)を手掛けた白石和彌監督の映画魂に迫る。ノンフィクションベストセラー小説を原作とした映画『凶悪』で第37回日本アカデミー賞の優秀監督賞をはじめ、映画賞を総ナメした白石監督。「原作モノ」の魅力と強みを誰よりも知る一方、オリジナルへの熱き思いを日々たぎらせてきた。そんな白石監督にある日、「北原主演で映画を撮ってほしい」という話が舞い込む。『凶悪』でタッグを組んだ脚本家・高橋泉と話し合いを重ねて生まれた完全オリジナル脚本の映画が『サニー/32』だ。北原が演じるのは、仕事も私生活も冴えない毎日を送る中学校教師・藤井赤理。『凶悪』でも観客を震え上がらせたピエール瀧とリリー・フランキー演じる"凶悪コンビ"は、ネット上で「犯罪史上、もっともかわいい殺人犯」として神格化された少女"サニー"の狂信的信者という役どころ。24歳の誕生日を迎えた赤理を誘拐し、冬山に監禁してしまう。この狂気的なストーリー展開の中には、白石監督の熱き情熱が注ぎ込まれていた。○秋元康との話し合いから生まれたもの――オリジナル映画を手掛けた方々を取材する連載企画、その記念すべき第1回でのご登場となります。強烈なインパクトを残す作品でした。おもねっては作ってないですからね(笑)。よろしくお願いします。――秋元康さんとも会われたそうですね。秋元さんはおそらく常に頭の中にいろいろな断片がある方で、その時も完全に固まった構想があるわけでもなくて、いろいろなアイデアを出してくださいました。でも、必ずそれを採用して欲しいというわけでもなくて。そのほかには具体的な作品名を出されてイメージのすり合わせをして、雑談に近い打ち合わせでした。――その話し合いの中で、『サニー/32』の"種"となる部分はあったのでしょうか。秋元さんはホラー作品を数多く手掛けていて、アイドルがホラー映えすることもおそらく分かっていらっしゃった。そんなこともお話をして、「極限の状況であれば人は変わる」という話になりました。僕も同じことを思っていたので、そこは起点になっています。尋常じゃない環境に北原さんを連れていけば、そのあたりが引き出せるだろうと予想はしていました。――確かに尋常じゃなかった(笑)。とんでもないロケーションですよね。ご本人にもインタビューしたんですが、とにかく必死だったそうです。生き残ることに必死にならなければいけなかった。撮影なのに(笑)。それほど過酷な環境でした。――最初に話をされた時に、監督から「何も準備しなくていい」と言われたことに驚いたそうですよ。「雪の中を裸足で歩く練習をしといてください」「2階から飛び降りる準備も」と事前に言ったところでね(笑)。とはいえ、安全を確保した環境でしか撮るつもりはなかったので、普段はアイドル活動に邁進している彼女にそのままの姿で来てもらって、「こんなことやらされるんだ……」という表情を切り取っていった方が絶対に面白くなる。半分はドキュメンタリーみたいなものです。――彼女の反応はいかがでしたか?徐々に自我がなくなって(笑)。最初はちょっと心配でしたが、それを乗り越えてから表情もより出てくるようになりました。――北原さんはこれから女優として生きていく決意をされています。その可能性を感じる部分はありましたか。芯に「やりたい」という思いと根性を非常に強く持っている方です。本人と話すと、ネガティブな発言が多いんですけど、女優に関してはそういう「食いつき」があった。今後、女優をやっていく上で、「あの時、これを経験したから」とたぶん思うはずです。その"はなむけ"は作ってあげたいなと思っていました。○役者の才能と"シン・ゴジラ"的進化――監督は門脇麦さんを「パワーファイター」と表現されています。北原さんとの共演シーンは1階と2階で中継するような環境で撮影したそうですね。北原さんに「パワーファイター」の刺激を与える、そういう計算もあったのでしょうか。別々に撮ってもあのシーンは成立しません。そこだけはこだわって中継して撮ることにしました。それはそれでシステムを作るのが結構大変で。投写してやっているので、1~2時間復旧に時間がかかったこともありました。――門脇さんは監督にとってどんな女優ですか?北原さんと同じように「女優になりたい」という時期があって、腹をくくってここまで来たと思います。いろいろな役が来て、それでも貪欲に日々何かを糧にしてどんどん大きくなっている感じ。『シン・ゴジラ』の進化のような(笑)。――その秘めた部分は北原さんにも?もちろん。役者って、実は「天才肌」ってなかなかいないんですよ。
2018年03月05日●『サニー/32』への思いと女優の一歩“偶像”を追い求める自分に「卒業」という区切りをつけ、第2の人生へと踏み出す人々を取材する連載「アイドルたちの転身」。第1回は、2018年春を目処にアイドルを卒業する北原里英(26)に前編・後編にわたって話を聞く。アイドルとしての10年を振り返り、胸の内を明かす北原。AKB48が国民的アイドルグループへと成長する中、どのような思いで女優への夢をいだきつづけていたのか。後編では心の葛藤に耳を傾けながら、主演映画『サニー/32』(2月17日公開)を経て女優へと転身しようとする姿を追う(前編:北原里英、人生で初めて聞こえた「集中力が切れる音」 秋元康に導かれて)。○「声優になりたい」友人の夢に刺激されて――この業界に入る前から女優に憧れていたんですか?女優になるために、これまで数々のオーディションを受けてきましたが、唯一合格したのがAKB48でした。――何がきっかけで女優に憧れるようになったんでしょうか?小学生の時に友だちの中で一人「声優になりたい」と言った子がいて、その時に初めて「芸能もなりたい仕事の1つなんだ」と実感しました。その頃から、友だちとふざけて寸劇をするのが大好きでした。それを誰かに見てもらうのが楽しくてしょうがなかったんです。――まさに女優は天職ですね。そうですね。実際にある作品をパロディ再現して、友だちを笑わせるのが好きでした。大人の恋愛ドラマも再現していましたね。――ずいぶんとオトナな中学生ですね(笑)。そんなことないですよ(笑)! その頃から誰かに憧れてというよりは、漠然と「楽しいから仕事にしたい」と。そうやってふざけている時間が幸せでした。○AKB48加入後も女優に憧れ――AKB48に加入すると予想を超える出来事が次々と起きて、応援してくれる人の数も日に日に増えていったと思います。環境が激変する中でも、女優への思いを抱き続けられたのは、なぜだと思いますか? すごくステキなことですよね。ありがとうございます。ドラマや映画を観るのが何よりも好きでしたし『マジすか学園』(テレビ東京系・10年~)で演技に触れる機会があってすごく楽しかったです。撮影現場は、私にとって「憧れの場所」でもありました。――いろいろな取材記事を読んできたのですが、いつもご自身を冷静に客観視していらっしゃるように感じます。それはこの業界で揉まれたから?わりと小さい頃からそうだったと思いますが、上京してますますそうなったのかもしれません。性格が変わったと自分でも思います。――以前、『ジョーカーゲーム』(12年)のインタビューで、中学生の時に知り合った決断力のある親友の話をしてくださいました。「その子のようになりたくて自分を変える努力をしました」と。今でも交流はありますよ。この間、結婚式にも出席してきました(笑)。正月に帰ると毎年会っていて、関係性は今も変わっていません。――そんな北原さんも昨年、卒業を決断されました。自身が変わることを心に決めて上京してから10年。変われたと思いますか?変わったとは思います。本当に良くも変わったし、悪く変わった部分もあるのかもしれません。卒業は久しぶりの大きな決断でした。震えましたね(笑)。○卒業発表後の本音――映画化決定時には、「この作品で新しい一歩を」というコメントも。覚悟を決めて挑みました。「絶対に人生を代表する一本にするぞ」という強い思いというか。――いつから女優のことが書いてあるんだろうとブログを遡ってみたんですが、2010年6月23日に投稿した「しあわせいっぱい!」には生誕祭の報告と共に、「本当はわたしは女優になるのが夢なのでその夢が叶うよう頑張ります」とつづられていました。おそらく、「女優になりたい」という目標を初めて人前で話したような気がします。アイドル活動以外の目標を初めて言う機会、それが自分の生誕祭だったのだと思います。――卒業を発表した今の気持ちは? きっといろいろな感情があると思います。卒業を発表してからの一瞬一瞬がとても貴重で、グループの活動が今まで以上に楽しくて。「まだ続けていたい」と思うことが、最近多いですね。――やり残したことがあると。やり残したことはありませんが、「貢献したい」という気持ち。NGT48もこれからです。「COUNTDOWN JAPAN」への出演だったり、NGT48にとってうれしいことが決まるのを体験していると、2018年はもっと楽しいんだろうなぁって。それを体験できないのは少しだけ悔しいです(笑)。でも、まだまだやりたい時に卒業できるのも、とても幸せなことだと思います。■プロフィール北原里英1991年6月24日生まれ。愛知県出身。A型。2007年に5期生としてAKB48に加入。2008年に10thシングル「大声ダイヤモンド」で初めて選抜入りを果たし、2012年から2013年まではSKE48を兼任。2015年からNGT48に移籍してキャプテンを務め、2017年8月に新潟歴史博物館で行われたNGT48のイベントで2018年春を目処に卒業することを発表した。『マジすか学園』シリーズのほか、『ろくでなしBLUES』(11)、『家族ゲーム』(13)、『みんな!エスパーだよ!番外編~エスパー、都へ行く~』(15)などのドラマに出演。映画では2012年の『ジョーカーゲーム』で初主演を務めている。●【プレゼント】北原里英さんサイン入りチェキ<応募〆:2月26日>北原里英のサイン入りチェキを2名様にプレゼントします。■応募期間:2018年2月21日から2018年2月26日23:59まで■内容:北原里英サイン入りチェキプレゼント■当選人数:2名様■応募方法1.マイナビニュースエンタメch公式Twitterをフォロー2.応募ツイートをリツイート。当選者には応募締め切り後、マイナビニュースエンタメch公式Twitterからダイレクトメッセージにて、送付先情報(送付先住所、受取人氏名、電話番号)を伺います。※ダイレクトメッセージ送信後48時間以内にご連絡のない場合や、フォローを外された場合(その場合ダイレクトメッセージを送付できません)は当選を無効とさせていただきます。当選条件日本国内にお住まいの方 <個人情報取扱いについてのご注意> 応募にあたって以下を必ずお読みください。応募には以下の「個人情報取扱いについて」に同意いただく必要があります。「個人情報取扱いについて」に同意いただけない場合はプレゼント抽選の対象となりません。(1)個人情報取扱いについて:マイナビでは個人情報保護マネジメントシステムを構築し、正しい個人情報の取扱および安全管理につきましてできるだけの体制を整え、日々改善に努めています。当社が運営するマイナビニュースにおいて、読者の皆様からお預かりする個人情報は、プレゼントの発送などに利用いたします。(2)開示等、個人情報の取り扱いについてのお問い合わせ:株式会社 マイナビ ニュースメディア事業部 編集部 〒100-0003 東京都千代田区一ツ橋1-1-1パレスサイドビル news-reader@mynavi.jp(3)個人情報保護管理者:株式会社 マイナビ 管理本部長 personal_data@mynavi.jp
2018年02月21日なんて危険なキャスティングなのだろうか?それが白石和彌監督作品の映画『サニー/32』(2月9日新潟・長岡先行公開/2月17日全国公開)の出演者を知った時の第一印象だ。同級生をカッターナイフで刺殺し、「犯罪史上、最も可愛い殺人犯」とネット上で神格化されてしまった当時11歳の少女“サニー”。事件から14年目に人気アイドルグループNGT48の北原里英演じる中学校教師・藤井赤理が、24歳の誕生日に拉致監禁されてしまう。彼女を“大人になったサニー”と信じ込み襲う2人組には、白石作品の『凶悪』でいつ何時誰にでもぶっこんじゃう最凶コンビが話題となったピエール瀧とリリー・フランキーが再タッグを組んでいる。さらにこれに加えて、“ネット上に現れた二人目のサニー”として、白石監督いわく「真のパワーファイター」で知られる女優・門脇麦をぶつけてくるわけだ。AKB48でデビューして、現在はNGT48チームN IIIのキャプテンを務める、いかにも王道アイドル的な風貌とキャラクターを持つ“きたりえ”こと北原里英は、アイドルグループという幻想溢れるファンタジーの世界観の中で戦い続けてきた。対する門脇は時に一糸まとわぬ体当たり演技も辞さない若手女優界随一のガチンコファイターである。「ごちゃごちゃ言わんと誰が一番強いか決めたらええんや!」と言ったのは全盛期の前田敦子ではなく前田日明だったが、まさに北原がプロレスラーなら、門脇は総合格闘家みたいなものだ。年齢もわずか1歳差と同世代で、このマッチアップは危険すぎる。一歩間違えば、まったく噛み合ないドラゴンストップ必至の潰し合いになってしまう。果たして、映画として成立するのだろうか?結果的に大成功である。『サニー/32』は危険な賭けに勝った。ただ、もし全編を通して北原と門脇がシュートマッチでやり合っていたら観客の神経も疲れ果ててしまったと思う。そこで緩衝材としての役割を果たすのが、ピエール瀧とリリー・フランキーの日本映画界が誇る悪役コンビだ。物語序盤は豪雪地帯の閉じられた部屋で監禁される藤井に対する、凶暴な中年男性の柏原勲(ピエール瀧)と小田武(リリー・フランキー)を中心としたグループのサニーへの歪んだ愛情を軸に進む。ここで、柏原や小田を滑稽だと笑うのは簡単だが、何かを好きになるという行為は、多かれ少なかれ“過剰すぎる片想い”である。握手会で会うアイドル、球場でサインを貰うプロ野球選手、ただそれだけの行為でファンは幸せな気分になれる。しかし、そこからさらに踏み込んで、自分だけは彼女のことを分かっているとか、これだけ好きで時間とカネを注ぎ込んでいるのになんで応援しているチームは勝ってくれないのか……なんて思い出したら、それはファンではなく、ストーカーへの危険な第一歩だ。物語中盤で柏原グループのサニーに対するその一方的な片想いが揺らぐ瞬間がある。24歳の女教師・藤井に対しての、「この娘は本物のサニーなのか?」という疑惑である。突如ネット上に現れた“二人目のサニー”門脇麦の圧倒的な存在感の前にリアリティを失う藤井赤理。そうして、北原里英と門脇麦のシュートマッチ……いやピエール瀧とリリー・フランキーも交えた何でもありのバトルロイヤルのゴングが打ち鳴らされる。国民的アイドル、新進気鋭の女優、ミュージシャン、イラストレーター兼作家とそれぞれ異なるバックボーンを持った俳優陣が『サニー/32』というひとつのリングでやり合う。いったい誰が誰と戦っているのか、物語はどこへ着地するのか、観客は一瞬たりとも目が離せない。ちなみにあるシーンの感情を解放した門脇麦が、“涙のカリスマ”こと往年の大仁田厚に見えたことも付け加えておこう。4月の卒業公演をもってNGT48を卒業する北原里英だが、この映画は“きたりえ”の向こう側の世界へ飛び込む意志と覚悟を感じさせてくれる作品だった。アイドルから、女優へ。いつの時代も、女優はリアルとファンタジーの狭間に存在するのである。(C)2018『サニー/32』製作委員会
2018年02月17日映画『Faces Places(英題)』が2018年9月より順次全国公開される。『Faces Places(英題)』は、女性映画監督の先駆者アニエス・ヴァルダと、フランス人アーティスト・JR(ジェイアール)がフランスの田舎を旅しながら、村々に住む人々と接し、一緒に作品を作り残していくロードムービー形式の心温まるドキュメンタリー。アニエス・ヴァルダは、1955年の長編映画『ラ・ポワント・クールト(La Pointe Courte)』でデビューを果たして以来、女流監督としての地位を確立。その功績を讃えて「ヌーヴェル・バーグの祖母」とも呼ばれる。2015年にはカンヌ国際映画祭で、史上6人目となるパルム・ドール名誉賞も受賞した監督だ。JRは、一般人のポートレートを大きなポスターにして写っている人に返し、写真を好きな場所に貼ってもらう、という参加型アートプロジェクト『インサイド・アウト(Inside Out)』で知られるアーティストだ。公開された予告編でも、JRによるポートレートが街中を飾る様子が見られる。第90回米国アカデミー賞にもドキュメンタリー部門でノミネートされた『Faces Places(英題)』は、フランスのアカデミー賞と言われる第43回セザール賞のドキュメンタリー部門、作曲部門にもノミネート。既に第70回カンヌ国際映画祭にて最優秀ドキュメンタリー賞、ルイユ・ドール(金の眼賞)、2017年のトロント国際映画祭では最高賞にあたるピープルズ・チョイス・アワード(観客賞)のドキュメンタリー部門を受賞。世界中の映画祭で評価、注目を集めている。【詳細】映画『Faces Places(英題)』公開時期:2018年9月よりシネスイッチ銀座、アップリンク渋谷ほか全国順次公開監督:アニエス・ヴァルダ&JR出演:アニエス・ヴァルダ、JR©Agnès Varda-JR-Ciné-Tamaris, Social Animals 2016
2018年02月05日●「『凶悪』のような映画に出たい」主演抜てきの経緯“偶像”を追い求める自分に「卒業」という区切りをつけ、第2の人生へと踏み出す人々を取材する連載「アイドルたちの転身」。第1回は、2007年に5期生としてAKB48に加入し、SKE48の兼任、NGT48への移籍などでAKB48グループを引っ張り、2018年春を目処に卒業する北原里英(26)に前編・後編にわたって話を聞く。アイドルとして駆け抜けた10年。AKB48グループのプロデューサー・秋元康氏の「どんな映画に出たいの?」という問い掛けが、運命を大きく変える。女優に憧れ続けた先にあった白石和彌監督作『サニー/32』(2月9日新潟・長岡先行公開/2月17日全国公開 新潟・東京の各会場にて公開初日舞台あいさつ開催予定)での主演抜てき。劇中ではピエール瀧とリリー・フランキー演じる”『凶悪』コンビ”に拉致され、「犯罪史上最もかわいい殺人犯」に祭り上げられる。夢への扉は開かれた。その第一歩は決して容易いものではなかったが、「白石監督の背中」「先輩役者の助言と共演者の支え」「気絶と隣り合わせの集中力」によって、力強く歩み始めている。○白石和彌「挑戦してみないと分からない」――白石監督といえば、いま勢いのある監督の一人です。これまで『日本で一番悪い奴ら』、『彼女がその名を知らない鳥たち』で取材させていただきました。『凶悪』を観て衝撃を受けて以来、大好きな監督です。大ファンという気持ちで臨ませてもらったので、クランクインする前は「憧れの白石監督と仕事をする」という緊張感もありました。――『凶悪』の影響なのか、大変恐ろしい監督だと思い込んでいました。思いますよね(笑)。でも、実際はとても優しい方なんです。過酷なシーンほど楽しそうに撮られていますが(笑)。本当に信頼できる方で、現場では自ら率先してスタンドインをやられるんです。「この方についていこう」と思うきっかけがありました。雪の中で車に追われて逃げるシーンは、臨場感たっぷりに撮るにはどうしたらいいかスタッフの皆さんが打ち合わせをされていて、ソリで滑る案が出たものの、不可能ではないかという雰囲気になりました。その時に白石監督が口にしたのは、「挑戦してみないと分からない。挑戦せずに『できない』とか『やらない』はありえない」。そのチャレンジ精神がすばらしくて、その言葉を聞いた時に、そういった姿勢だからこそ信頼されているのだなと思いましたし、自分にもチャレンジ精神がもっと必要だと感じました。――過酷な現場での精神的な柱も担っているわけですね。本当にスタッフさん全員が白石さんのことを好きだと分かるというか。「白石さんのもとで良い作品を作る」という気持ちを感じる現場だったので、私もその一員として全力で挑みました。――それも大きなプレッシャーですね。私で監督の評判を下げるわけにいきませんから。でも、次に『孤狼の血』が控えているので、少しだけ安心していました(笑)。○秋元康「どんな映画に出たいの?」――映画化が発表された当時、「震えるほどうれしい気持ち」とコメントを出されていましたね。そのような言葉を選んだのは、先ほどおっしゃっていたような監督への憧れから?そうですね、白石監督と一緒に仕事ができるということもありますし、『凶悪』コンビである(ピエール)瀧さんとリリー(・フランキー)さんとの共演も、私の妄想かと思うほど夢の空間でした。映画の話は、2014年のオールナイトニッポンがきっかけでした。放送中に秋元(康)さんからメールを通じてサプライズ発表がありました。その中で、私のサプライズが主演映画だったんです。発表されたことがいつの間にか流れてしまうことも稀にあるので、半信半疑の状態で。なかなかトントン拍子では進まなかったのですが、秋元さんから「北原はどんな映画に出たいの?」と聞かれたことがあり、その頃観た映画の中で一番印象的だった「『凶悪』のような映画に出たいです」と話しました。あの発言がまさかこんなことになるなんて……。そんな運を持っていた自分を褒めたいと思います(笑)。――強運で射止めた役だったわけですね。感情の起伏が激しい難役でした。すごく不安でした。『日本で一番悪い奴ら』の試写会が初対面だったのですが、そこで「何か準備していくものありますか?」と聞くと、「何もないです」と(笑)。すごくあっさりされていたのですが、「寒さは平気ですか?」と気遣ってくださいました。準備をしないのは心細かったですが、白石さんがどっしりと構えていらっしゃったので、「大丈夫かも……」と何となく安心したのを覚えています。――自主的に何か準備をされたことは?普段から声を荒らげたりすることはないので(笑)、まずは声を出さなくてはいけないと思い、防音のカラオケに行って声を出す練習をしました。一人でセリフを言ってみたり、声を張ってみたり。そうやって、現場に入る前の方が追い込まれていたように思います。秋元さんからお話を頂いてからインするまで、その間は「いずれ来るもの」と頭の片隅にあったのですが、いざ撮影がはじまると「準備期間あんなにあったのに!」と焦ってしまって(笑)。●「ほとんど記憶がない状態」体験して思うこと――ギリギリで焦る気持ちはすごく分かります(笑)。もうそうなったら腹を括るしかないですよね。はい(笑)。一人で練習していた時に、先輩に話を聞いてもらったことがありまして「そんなに練習しなくていい。現場で柔軟に対応できなくなってしまうから、そんなに固めなくていいと思うよ」と言われて。その言葉にすごく救われました。お芝居の中で涙を流すのが苦手だという話をしたら、その方が「自分も泣けなかったことがあるから大丈夫」「引きの時は泣けたのに、寄りで泣けなかった(笑)」と、実体験をふまえて教えてくださって、すごく悔しい思いをされたそうです。「でも、人生ってそういうものじゃない?」という言葉にとても納得しました。これだけ経験がある方でもそういうことがあるのなら……もちろん自分もそういうことがあっていいわけではないですがとにかくその言葉に救われて、とても気持ちが楽になりました。それまですごく追い込まれていたんですよね。――そうやって覚悟の上で挑んだ作品だったわけですが、とんでもないシーンの連続でしたね。そうですね(笑)、多くのシーンで皆さんに助けていただきました。はじめは現場の空気に圧倒されましたが、それまでイメージできなかったものが現場に入ったことで解消されましたね。――”凶悪コンビ”はいかがでしたか?『凶悪』の役のイメージがあり、恐い方々なのかな……と思っていましたがとても優しくて。今作のお2人の役柄は確かに恐ろしいですが、誰もが抱える悩みや弱さを持つ愛すべきキャラクターです。クライマックスに向けて、怖さだけじゃなく、愛おしさが募っていく印象でした。○共演者と"しりとり"する理由――ネット上に現れた2人目のサニーを演じたのが門脇麦さん。スクリーン越しというちょっと特殊な共演になりましたね。撮影現場の1階と2階で実際に中継しています。同じ建物内にはいるものの、映像を通じての掛け合い。その環境を作ってくださったおかげで気持ちを込めることができました。私にとっては「普段から出演作を観ていた憧れの人」。そんな門脇さんと共演するという緊張をあまり感じなかったのは、その撮影環境のおかげだったと思います。空き時間に共演者のみなさんとずっとしりとりをしていたのですけど、麦ちゃんも参加してくれました。――きっかけは誰だったんですか?もともとは私です。相手の考えていることだったり、言葉の守備範囲みたいなセンスが分かるので好きなんです(笑)。最初はリリーさんを誘いました。5文字しりとりだったのですが、みなさんご存知の通り聡明な方というか、選ぶ言葉が深い。そういう方としりとりをすると、自分では思いもよらないような単語も飛び出します。――映画と真逆の和気藹々とした雰囲気ですね(笑)。そうなんですよ。現場は明るく楽しかったのですが、それが逆に怖くなっていったというか。劇中でも、暴力に対するイメージが麻痺していく様は、映画とリンクしていたと思います。――中盤には人格が大きく転換する場面がありました。かなりのエネルギーを要したのでは?あのシーンだけで丸一日かかり、人生で初めて「集中力が切れる音」を感じました。「みんなが私をサニーと呼ぶならサニー」という一連のやりとりの最後のセリフまでが丸一日だったのですが、その直前で切れちゃって。そのセリフの時には、ほとんど記憶がない状態でした。――以前から女優を夢見ていたと思いますが、そういう消耗は心地良いものですか? 今振り返ると。やっぱりお芝居が好きだと思いました。自分のやりたいことはこれだなと。■プロフィール北原里英1991年6月24日生まれ。愛知県出身。A型。2007年に5期生としてAKB48に加入。2008年に10thシングル「大声ダイヤモンド」で初めて選抜入りを果たし、2012年から2013年まではSKE48を兼任。2015年からNGT48に移籍してキャプテンを務め、2017年8月に新潟歴史博物館みなとぴあで行われたNGT48のイベントで2018年春を目処に卒業することを発表した。『マジすか学園』シリーズのほか、『ろくでなしBLUES』(11)、『家族ゲーム』(13)、『みんな!エスパーだよ!番外編~エスパー、都へ行く~』(15)などのドラマに出演。映画では2012年の『ジョーカーゲーム』で初主演を務めている。(C)2018『サニー/32』製作委員会
2018年02月04日2月9日より新潟・長岡先行公開、2月17日より全国公開される映画『サニー/32』の完成披露イベントが18日、東京・新宿バルト9で行われ、主演の北原里英をはじめ、ピエール瀧、門脇麦、リリー・フランキー、白石和彌監督が出席した。映画『サニー/32』の完成披露イベントに出席した北原里英今年の春にアイドルグループ・NGT48からの卒業を発表している北原里英が主演を務めた本作。仕事も私生活も振るわない中学校教師の藤井赤理(北原)が、犯罪史上最も可愛い11歳の"サニー"と呼ばれる殺人犯の狂信的な信者(ピエール瀧とリリー・フランキー)に拉致される。新潟の雪深い山麓にある廃屋に監禁された赤理は、陸の孤島と化した豪雪地帯の監禁部屋から脱出を試みる、というストーリーだ。NGT48の卒業を発表してから初めての主演映画となる北原。「脚本を読んだ時は自分にできるか不安で、現場に入るまで緊張してましたが、入ってからは皆さんに引っ張っていただいて"サニー"の世界に連れてってもらった感じです」と共演者に感謝しつつ、「白石監督の大ファンだったので、ご一緒できてうれしかったし、凶悪コンビの瀧さんやリリーさんともご一緒できて楽しみでワクワクしつつ緊張した感じでした」と撮影前の心境を吐露した。北原は、昨年2月に行われた雪深い新潟の山中で、極寒の中、薄着で撮影に臨んだという。そんな彼女についてリリー・フランキーが「スタントの人がやるところを全部やってましたから。雪の中をあんな格好で歩いているのは逃げ出した風俗嬢みたいでしたね」と独特の言い回しで北原を褒め、ピエール瀧も「トム・クルーズか北原里英ですよ。監督に言われたことを『はい!』と言ってやって見せるところは、覚悟みたいなものを感じましたね」と大絶賛。当の北原は「私も初めて寒くて泣きました。思わず白石監督のことを無視しちゃいましたね」と精神的にも応えたことを明かした。劇中ではピエール瀧とリリー・フランキーに監禁される北原。ピエール瀧に舐められたり殴られるシーンにも果敢にチャレンジしている。ピエール瀧が「実際に平手で入っちゃった時もあり、(ファンから)『瀧め!』と思われるのは仕方ありませんが、顔を舐めたりしているので『北原さんってどんな味でした?』と言われるのが一番ヤバイと思いました。味を聞きに来るファンもいるんじゃないかと(笑)」と戦々恐々。一方の北原は「舐められたり殴られたりするのが気にならないぐらい他が辛かったので、舐められたことへの抵抗はありませんでした」と女優魂を見せていた。映画『サニー/32』は、2月9日より新潟・長岡先行公開、2月17日より全国公開。
2018年01月19日(写真:ロイター/アフロ) 英王室のハリー王子(33)が昨年11月27日に婚約を発表した。お相手は、人気ドラマ『スーツ』でブレークしたアメリカ人女優メーガン・マークル(36)。5月19日、ウィンザー城で結婚式を挙げる2人のため、英国はすでにお祝いムードに。新プリンセスには世界中の注目が集まっている。 メーガンの母親はアフリカ系アメリカ人。今までにアフリカ系のルーツを持つ妃は前例がない。また、離婚した両親はそれぞれ自己破産をしており、本人にも離婚歴がある。母親違いの義姉はメーガンの暴露本を執筆し、同じく義兄カップルは暴力沙汰で警察騒ぎを起こしたことも! そんな彼女のロイヤルファミリー入りを快く思わない英国市民も、決して少なくない。異例のバックグラウンドを持っていながら、王子を射止めたメーガンの魅力とは?英国で長く王室を取材してきたジャーナリストの多賀幹子さんが解説してくれた。 ■ヨガ&菜食主義でメロメロボディをキープ 抜群のスタイルの秘訣は、平日の食事はヴィーガン食(菜食)にし、週末は何でも好きなものを食べるという独特の食事法。また、ヨガインストラクターの母の影響で、自身もヨガの達人。難易度の高いポーズをインスタグラム(アカウントは1月に削除)にアップして反響を呼んでいる。 「“健康主義”のメーガンの影響で、王子は禁煙に成功したともいわれています」(多賀さん・以下同) ■人種ミックスのルーツは自分の誇り! 子どものころは、アフリカ系アメリカ人の母親が人種差別を受けるシーンを見てきた。学校の課題では「あなたの人種を選びなさい」という欄で、「ホワイト・ブラック・ヒスパニック・アジア」の「どこにチェックを入れていいかわからなかった」ことも。 「このとき父親に相談し、『それなら、自分で新たに欄を作るしかない』と激励を受けました。メーガンさんは『自分のアイデンティティは自分で作り出すものと、父親から教わったの』と語っています」 ちなみに、父は元ハリウッドの照明技師。家庭は決して豊かではなかったが、メーガンは名門のノースウェスタン大学を卒業している。 「父親はあるとき、宝くじで数千万円を当て、娘に教育を施すことができたともいわれていますが、真偽は不明。いずれにしても彼女は自分のルーツを『誇りに思っている』と言い切っています。王子がメーガンさんのどこが好きか問われたとき『強さ』と即答しましたが、さまざまな差別を乗り越えてアイデンティティを確立した、そのたくましさにも引かれたのでしょう」
2018年01月18日三谷幸喜が脚本・作詞・構成・演出を務め、川平慈英とシルビア・グラブが出演する『Koki MITANI’S SHOW GIRL vol.2「ショーガール」~告白しちゃいなよ、you~』が、2018年1月8日(月・祝)に開幕する。その稽古場にて川平慈英とシルビアに話を聞いた。Koki MITANI’S SHOW GIRL vol.2 チケット情報本シリーズは、1974年から1988年まで福田陽一郎脚本・構成・演出、木の実ナナと細川俊之の出演でパルコ劇場にて上演されてきた“大人のためのちょっと小洒落た時間”。川平とシルビアが出演する三谷版は2014年にスタートし、2016年に再演。今作はそれに続く第二弾として『告白しちゃいなよ、you』をタイトルに、第一部は三谷書き下ろしの“大人のコイバナ”ショートミュージカル、第二部は華やかなショータイムを届ける。20年ほど前の初共演以来、数多くのステージを共にしてきたふたりは、川平がシルビアを「“相方”という感じになってきた」というほどの仲。そんなふたりと三谷がタッグを組むことで、シルビアは「面白いです。三谷さんって、私たちが普段ステージで求められることとは違う、意外な部分も探し出そうとしてくださるので。もちろんそれで苦労することもありますが、そこがいいんだろうなと思うんですよ。自由にさせてもらうと自分たちがやりやすい方向に持っていっちゃう部分を、敢えてそうじゃない方向に手綱を引いてくれてます」、川平も「自分で言うのもなんですが、三谷さんは自分の大好きな玩具を手に入れて遊んでる感じ(笑)。そうくる!?っていう目から鱗の発想が面白い。稽古場では三谷さんが一番笑ってますよ」と、稽古を楽しむ様子が伝わるコメント。第二弾、三作目となる今作は、「初演は(福田版から作品を引き継ぐことで)失敗できないという思いもあったし、相当気負ってました。でもそろそろ三谷さんの『ショーガール』カラーも染み込んできたので。自由度が広がってきたかな」(川平)と、三谷ならではの“スタイリッシュな裏切りのある大人の芝居”が楽しめるという。日本ではまだまだ珍しい“ショー”を、さらに“大人の時間”として届けるシリーズ。川平は「音楽も知ってる、芝居も知ってる、映画も知ってる人たちが観て、溜飲が下がるようなお芝居にしたい」、シルビアも「もちろんがんばるのですが、観たときに『がんばってるな、あの人たち』と思われないようなものをみせれたら」と、“日本で観られる極上のブロードウエイショー”を目指し稽古に励んでいる。そんな一線級のショーに加え、長澤まさみ、髙嶋政宏、草刈正雄、斉藤由貴、戸田恵子、新納慎也、中川晃教、竹内結子という豪華ゲスト陣も日替わりで出演する公演は、2018年1月8日(月・祝)から14日(日)まで東京・EX THEATER ROPPONGIにて。チケットは発売中。取材・文・撮影中川實穗
2018年01月05日英ヘンリー王子(33)が、かねてから交際していた女優のメーガン・マークル(36)と婚約した。ヘンリー王子は1年4カ月に渡って交際しているメーガンに今月に入ってからプロポーズしていたようで、来春には挙式予定だという。ヘンリー王子(右)とメーガン・マークル(C)BANG Media International婚約のニュースは、ヘンリー王子の父であるチャールズ皇太子による声明文で発表された。「ウェールズ公チャールズはヘンリー王子とメーガン・マークル氏の婚約を喜んで発表します」「結婚式は2018年春に予定されています。結婚式の詳細については追ってお知らせさせていただきます」「王子とマークル氏は今月にロンドンで婚約しました」「ヘンリー王子はエリザベス女王をはじめ、親しい王室一家に報告しました」「ヘンリー王子はマークル氏のご両親にも承諾を求め、承諾されました」「2人はケンジントン宮殿のノッティンガム・コテージに居を構えます」メーガンの父トーマス・マークルと母ドリア・ラグランドも、2人の婚約のニュースに対して喜びのコメントを発表した。「メーガンとヘンリーのことを心から喜んでいます。私たちの娘メーガンは常に優しさと愛情を持った人間です。同じ心を持ったヘンリーと一緒になるということは、両親である私たちにとっても素晴らしい喜びの源です」「2人の生涯の幸せを願うと同時に、2人が共に歩んでいく将来を楽しみにしています」(C)BANG Media International
2017年11月28日アイドルグループ・NGT48の荻野由佳、加藤美南、北原里英、長谷川玲奈、本間日陽が16日、都内で行われた「Xperia×DMM.make 共同記者発表会」に出席した。ソニーモバイルコミュニケーションズジャパンは、ソニーモバイル独自の技術による3Dスキャンが行える新機能「3Dクリエーター」を搭載した新端末『XperiaXZ1』の発売を記念し、XperiaとDMMが連携した3Dプリント発注サービスによる3Dプリントを使用したキャンペーン『旅する3Dフィギュアフォトコンテスト』を実施。同キャンペーンでは、イメージキャラクターを務めるNGT48の荻野由佳、加藤美南、北原里英、長谷川玲奈、本間日陽の中から、旅に連れていきたいメンバーを選んで応募すると、抽選で250人に各メンバーを忠実に再現したフィギュアがプレゼントされる。同グループのキャプテンを務める北原は、同サービスで再現した自身のフィギュアを見て「ものすごく完成度が高くて驚きました。顔はもちろんですが、衣装のフリルの部分も再現されているし、私の足のふくらはぎの筋肉も細かく再現されていて感動しました」と驚いた表情。続けて「今回は私たちのフィギュアを連れて行って欲しいという企画ですが、私たちと一緒にデートしている気分でお出掛けしてもらえたらうれしいと思うので、皆さんに楽しく参加してもらえたらと思います」とアピールした。イベントが行われたこの日は、『第68回NHK紅白歌合戦』の出演者が発表され、姉妹グループのAKB48が10回目の出場を決めた。北原は「とりあえずAKB48として出場できるようになったので、うれしいというか安心した気持ちはあります。NGT48は姉妹グループなので、紅白に出演できるか分かりませんが、とりあえず本体のAKB48が出場できて嬉しいです」とコメントし、「いつかはNGT48単独で出演したいですね。私はその夢が叶わないので、いなくなった後にその夢を叶えて欲しいです」と後輩たちに期待を寄せると、横にいた荻野が「絶対に叶えます!」と宣言。その北原は同グループの卒業を宣言しているが、「AKB48は年末年始が一番忙しいんですけど、それが最後だと思うとすごく寂しいので、卒業を実感しています。来年どうやって年を越そうかと(笑)。本当に全員でどこかに旅行に行けたらと思っています」としんみりと語っていた。
2017年11月16日キャプテンを務める「NGT48」、並びに「AKB48」グループからの来春卒業を発表し、卒業後女優としての活躍を誓った北原里英が、女優業を本格始動する第1弾作品『サニー/32』の公開日が、2018年2月9日(金)新潟・長岡先行公開を経て、2月17日(土)より全国公開が決定。あわせて、本作の超“凶悪”なポスタービジュアルが到着した。今回到着したポスタービジュアルでは、不気味に笑みを浮かべるリリー・フランキーと、彼とは対照的に表情一つ変えず、北原さんのみ縛られた異様な写真を持ち、こちらをじっと見つめるピエール瀧の姿が。まさに超凶悪な2人に拉致・監禁され、極限まで追い込まれた中学校教師・藤井赤理を演じる北原さんは、捨て身で撮影を乗り切り、本格女優として覚醒した姿を見せているという。さらに北原さんの横には、本作での役どころが未だ明かされていない実力派女優・門脇麦が、笑みを浮かべ写真に写っている。一体、キャストたちそれぞれの表情の意味とは…。『サニー/32』は2018年2月9日(金)新潟・長岡にて先行公開、2月17日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2017年10月27日「NGT48」から来春卒業し、女優として活動することを発表した北原里英のグループ卒業後初の主演映画『サニー/32』が公開決定。この度、特報映像が到着し、『凶悪』『彼女がその名を知らない鳥たち』の白石和彌監督のもと、北原さんが体当たり演技を見せていることがわかった。■物語のあらすじと見どころ白石監督と脚本・高橋泉の『凶悪』タッグによる完全オリジナル作品となる本作は、中学校教師・藤井赤理の誘拐・監禁から始まる、息もつかせないジェットコースター・ムービー。24歳の誕生日に、“サニー”の狂信的信者に誘拐・監禁された赤理。“サニー”とは「犯罪史上、もっとも可愛い殺人犯」と呼ばれ、ネットなどで神格化し世間を騒がせた少女の愛称。誘拐犯の柏原(ピエール瀧)と小田(リリー・フランキー)の2人は赤理を“サニー”と呼び、誘拐するのだが…。主演を務める北原里英は、2007年10月「AKB48」第2回研究生オーディションに合格し、翌08年にデビュー。15年に「NGT48」のキャプテンとして移籍することを発表し、現在も同グループキャプテンとしてメンバーを引っ張る存在だ。8月21日に行われた「NGT48」お披露目2周年ライブにおいて、来年春ごろグループから卒業することを発表。卒業後は女優への転身を誓っていた。北原さんはこれまでに4本の映画に出演をしているが、卒業発表後、“女優・北原里英”の本格デビュー作ともいえる本作では、仕事も私生活もいまひとつの中学校教師・藤井赤理を熱演。誘拐犯に痛ぶられながらも対峙する、体を張った演技で女優としてリスタートを切る覚悟を感じさせている。■豪華スタッフ&共演者たち国民的アイドル・北原さんの持ち味を生かしながら、極限まで追い込むことで新たな姿を引き出すのは、『凶悪』で国内映画賞を席巻、北海道警察の不祥事を題材にした『日本で一番悪い奴ら』に続き、『牝猫たち』(’17)、『彼女がその名を知らない鳥たち』(’17年10月28日(土)公開)、『孤狼の血』(’18年5月12日(土)公開)と公開作品が続く白石監督。毎作品ごとに俳優陣の魅力を新ベクトルへ引き出す、その手腕で、北原さんをどう輝かせるのか注目を集めている。共演には、『凶悪』にも出演し、存在感あふれる芝居で俳優として高く評価され、いまやあらゆる作品に欠かせない顔となったピエール瀧&リリー・フランキー。『愛の渦』でその年の新人女優賞を多数獲得、若手実力派女優として名高い門脇麦、白石組の常連で個性的な役どころで出演し、強い印象を残す音尾琢真、さらには北原さん演じる主人公の同僚に駿河太郎ら、豪華出演陣が名を連ねている。■キャストからコメントが到着北原さんは、本作の情報解禁について、「待ちに待った瞬間を迎えて、震えるほど嬉しい気持ちです」とコメント。「この映画が決まったとき、そして撮影しているとき、ずっと早く言いたくてウズウズしていました。だけどどこかで、自分だけのものにしておきたいくらい大事な宝物のような気持ちもあり、不思議な感覚です」と感激もひとしお。「白石監督の作品はどれも、心にトラウマが残るシーンがあるので、どれだけ残虐な人間がどんな心境で撮影してるんだろう…と思っていたのですが(笑)、実際の白石監督はいつだって演者のことを考えてくださり、現場のことを思ってくださり、自分が1番に動いてくださる凄く信頼できる方でした」と、監督について絶大な信頼を寄せていたことを明かす。さらに、「瀧さんとリリーさんはわたしの大好きな『凶悪』コンビだったので、初めてお2人の2ショットを見たときは、こっそりテンションが上がりました!」と激白、門脇さんについても「とても尊敬している方だったので、お会いするまで緊張していた」というが、「現場は過酷ながらとても楽しかったです」とふり返っている。加えて、「すごい作品に参加させていただきました」と改めて語る北原さん。「この作品で新しい一歩を踏み出します!」と気合い十分の様子だ。瀧さんは、「相変わらずの白石組特有のぶっ飛んだ脚本なのですが、今回の悪事は鬼畜ぶりがこれまでとは異質というか特異というか…」と明かし、「無理難題を吹っかけてくることが通常営業なので、そのハードさを楽しめるようになってきました」と監督の現場を愛情たっぷり(?)に明かす。一方、リリーさんは脚本を読み、「もう、本当に、この人たちは…。とあきれるくらい白石節、高橋節でした」と吐露。「瀧は相変わらずギザかわいくて、白石さんは相変わらず憎たらしかったです」とタッグをふり返り、北原さんについては「この役を演じる『覚悟』というものを感じ、引っ張られました」と太鼓判。また、白石監督について「底知れぬバイタリティと精神力を持ってる」と語る門脇さんは、「どんなジャンルにも縛られず、いろんなものを突き破っていく作品になる予感がして胸が高鳴りました」と作品への思いをコメント。そして、白石監督は「北原里英の秘めた破壊力がこの作品で解き放たれます」と断言する。「この作品は脚本の高橋泉氏と、いずれは取り掛からなければならない物語だと酒を飲む度に話し合ってきた念願の企画です。瀧さんとリリーさんのプロレス的タッグマッチにセメントをしかける北原里英と門脇麦という構図です。みんな狂っていて、悲しく恐ろしい。閉鎖的な社会に生きる少年少女たちの行き場のない魂の慟哭。北原里英、飛べ!飛んで救いに行け!この作品は純然たるアイドル映画です。そう簡単に卒業させません」と、気にならずにいられない独特の表現で、北原さん、そして作品について語っている。強烈なキャラクターたちの群像劇がサスペンスフルに展開していく中、人間の弱さと強さ、さらにはネット社会の危うさまでも描き出す本作。撮影は、2017年2月2日~2月19日まで、降りしきる雪の中で「NGT48」の本拠地・新潟県にて完了しており、作品の完成は本年10月を予定している。『サニー/32』は2018年2月、全国にて公開予定。(text:cinemacafe.net)
2017年09月21日NGT48を来春目処に卒業する北原里英(26)が、『凶悪』(13)や『日本で一番悪い奴ら』(16)などで知られる白石和彌監督の映画『サニー/32』(2018年2月公開)で主演を務めることが21日、明らかになった。撮影は今年2月2日から19日まで、NGT48の本拠地でもある新潟県内で行われた。共演陣には、『凶悪』で極悪非道の人物を演じたピエール瀧とリリー・フランキーのほか、門脇麦、音尾琢真、駿河太郎といった実績十分の役者たちが名を連ねる。北原が演じるのは、仕事も私生活も冴えない毎日を送る中学校教師・藤井赤理。24歳の誕生日、ネット上で「犯罪史上、もっともかわいい殺人犯」として神格化された少女"サニー"の狂信的信者である柏原(瀧)と小田(リリー)に誘拐・監禁され、2人に殴られ、縛られ、舐められるといったハードな役どころに体当たりで挑んだ。高橋泉によるオリジナル脚本で、先読みできないスリリングなストーリーが展開する本作。卒業後は女優を目指すと宣言している北原は、「この映画をもって、新たな人生を歩み始められることをとても幸せに思います」と充実感をうかがわせ、「わたし自身が1 番楽しみにしているといっても過言ではありません。アイドルであるわたしが主演なので、それだけで避けてしまう方もいらっしゃるかもしれませんが、この映画の撮影は、そのことを忘れるほど集中して臨めました。この作品で新しい一歩を踏み出します! 本当にたくさんの方に観て欲しいです。ぜひ白石監督の世界を楽しんでください!」と精いっぱいアピールする。また、"凶悪コンビ"の2人については、「初めてお二人の2ショットを見たときは、こっそりテンションが上がりました!」と興奮を伝え、「映画などでは怖い印象の強いお二人ですが、実際はとても面白くてお茶目で可愛くて、瀧さんは少年のようで、リリーさんは包容力溢れる大人で、タイプの違うお二人なのですが2人がとても仲良しで癒されました。辛い撮影期間でしたがお二人といると甘えることができて、たくさん助けてもらいました」と感謝の言葉も口にする。北原にとっての門脇は「ずっと一方的に画面を通して観ていた方だし、とても尊敬している方」。対面するまでは緊張していたそうだが、「空き時間には現場のブームだったしりとりを一緒にしてくれて、ほっこりした時間を過ごせました!」と次第に距離が縮まった様子で、「共演者みんな仲が良くて、現場は過酷ながらとても楽しかったです」と現場の雰囲気をうれしそうに語った。一方の白石監督は、「北原里英の秘めた破壊力がこの作品で解き放たれます。この作品は脚本の高橋泉氏と、いずれは取り掛からなければならない物語だと酒を飲む度に話し合ってきた念願の企画です。瀧さんとリリーさんのプロレス的タッグマッチにセメントをしかける北原里英と門脇麦という構図です。みんな狂っていて、悲しく恐ろしい。閉鎖的な社会に生きる少年少女たちの行き場のない魂の慟哭」と物語の核となる部分に言及した上で、「北原里英、飛べ! 飛んで救いに行け! この作品は純然たるアイドル映画です。そう簡単に卒業させません」と北原に向けて激励メッセージを送っている。(C)2018『サニー/32』製作委員会
2017年09月21日英ヘンリー王子(32)が、過去に王室からの離脱を考えていたことを明かした。過去に王子という肩書きを捨て一般人として生きることを考えたというヘンリー王子だが、祖母エリザベス女王のために残ることを決めたという。ニューズウィーク誌の記者アンジェラ・レビン氏と赤裸々なインタビューを行ったヘンリー王子は、メール・オン・サンデー紙にその当時の心境を明かした。ヘンリー王子は退役後の20代のさなか戸惑いを覚え「成長したくなかった」と感じていたことや、世間の目にさらされながら自分のなすべき役目を探すことに苦戦していたと説明している。「自分のいた状況にいたたまれなくなった。でも最終的にはうずめていた頭をあげて、周囲の言葉に耳を傾け、自分の立場を良いことに使おうと決めたんだ」「今は活力に満ちているし、チャリティー活動で様々な人に会い、みんなを笑わせることが大好きさ」「まだ水槽の中で生きていると感じることはあるけど、昔より気にしなくなった」「まだやんちゃな面もあるし、それを楽しんでいるんだ。似たような気質から、トラブルに陥ってしまった人たちとも親近感が持てるし」王室の離脱こそ思いとどまったヘンリー王子だが、出来るだけ普通の生活を送るように心がけているそうだ。現在女優のメーガン・マークルと交際中のヘンリー王子は「比較的普通な生活を送ろうと決めているんだ。もし幸運にも子供に恵まれたら、子供たちにも同様の生活をさせたい。ただの有名人というだけでなく、その立場を何か良いことに使いたい」と語った。(C)BANG Media International
2017年06月28日AKB48の49枚目のシングルの選抜メンバーを決める「第9回AKB48選抜総選挙」の開票が17日に行われ、速報1位だったNGT48の荻野由佳は5位となり、前回の95位から大躍進となった。スピーチでは、応援してくれたファンに涙ながらに感謝。AKB48グループに憧れ続けてきた思いと、4年間オーディションを受け続けるも落選し、諦めかけたときにドラフト会議でNGT48のメンバーとして指名されたという長い道のりを振り返った。また、AKB48初代総監督の高橋みなみに「おぎゆかが、努力は必ず報われるを次に証明してね」と言葉をかけてもらったエピソードを披露。「私は、『努力は必ず報われる』を、今証明できていますか?」と尋ね、目標になかなかたどり着けず悩んでいる人たちに熱いエールも送り、この号泣スピーチに会場の多くのメンバーが涙した。■荻野由佳 スピーチ全文投票してくださった皆さん、本当に本当に本当にありがとうございます。NGT48チームNIII、"おぎゆか"こと荻野由佳です。私は、小学校6年生頃からAKB48グループに憧れ続けてきました。4年間ずっとオーディションを受けてきました。ずっと落選が続き、48グループは憧れのまま終わってしまうんじゃないか、そう諦めかけていました。そんな時に、ドラフト会議というものに参加しました。北原里英さん、柏木由紀さん、そして支配人の今村さん、私をNGT48に選んでくれました。そこで、一人暮らしで不安もありましたが、新潟県へ期待を寄せて引っ越しました。家族もみんなすごく不安だったと思います。でも新潟に来て、本当に良かったなって、今すごく思います。私は落ちこぼれでした。夢は絶対に叶わない、「努力は必ず報われる」そんなもの嘘に決まってるじゃん、ずっとそう思ってました。でもこの4年間、どうしてもAKBグループに入りたくて、ずっと、一生懸命、オーディションに参加しました。そして、速報で1位という順位をもらった時は、本当にびっくりしたし、誰もが「荻野由佳って誰?」、「なんでこの人なの?」って思ったと思います。私自身もすごく驚きました。AKB48の総選挙を、私が壊してしまったのか、そうやって思っていた時もありました。それでも、皆さんからいただいた愛だと思って、がっしりと離さずに受け止めてきました。今、憧れていたAKBグループに、総選挙で、こんなに素敵な順位をいただけるとは、思ってもいなくて夢のようです。今まで諦めずにAKBグループのオーディションを受けてきて良かったなと思いますし、応援してくれる皆さんがいてくれて、本当に良かったなと思います。高橋みなみさんに「努力は必ず報われますか?」と聞きました。「努力は必ず報われるかわからないけど、努力をして意味のないことはない」と言われました。そして、「おぎゆかが、努力は必ず報われるを次に証明してね」と言われました。私は、「努力は必ず報われる」を今、証明できていますか?きっとこの中にも、目標があって、たどり着けなくて、挫折もたくさん経験している方はいると思います。そんな方にも、私のキャッチフレーズである「何があってもへこたれない」を、皆さんの心で言い聞かせてほしいなと思います。本当に本当に、いつも応援してくれる皆さんのおかげです。こんな無名の私をここまで追い上げてくれて、本当に本当にありがとうございます。そして、私をアイドルにしてくれて、ありがとうございました。この結果を必ず、デビューして2年目のNGTにつなげたいし、恐縮ですが、AKBグループのためにも頑張りたいし、頑張らせてほしいです。私に任せたと言ってもらえるような存在になれるにはまだまだ遠いとは思いますが、一生懸命これからも頑張りますので、ぜひ応援をよろしくお願いします(C)AKS
2017年06月18日NGT48の北原里英(25)が17日、沖縄県内で行われた「第9回AKB48選抜総選挙」開票イベントで4万5,684票を獲得、自己最高の10位にランクインした。これまでの最高位は2015年の11位。2016年は1つ順位を落としていたが、今年は見事にトップ10入りを果たした。壇上では、「渡辺麻友ちゃんと指原莉乃ちゃんが最後の総選挙ということで今年はそれが見どころになっていたと思うんですけど、私も個人的に今回が最後の総選挙と決めていた」と告白。「10位という自己最高位をいただくことができました。有終の美を飾ることができて本当に本当にうれしいです」と喜びを爆発させた。また、選抜入りを果たせなかった頃を、「正直、いろいろあきらめながら活動していた時期もありました」と回顧。「またAKB48の活動がんばろう、自分も貢献したいと思うようになれたり、総選挙にしっかり自分も取り組みたいと思えるようになったのは、NGT48のみんなのおかげ」「NGT48のみんなが、ファンの方と一生懸命向き合ったり、みんなを楽しませようとがんばっているのを見て自分もがんばろうと初心を取り戻すことができました」と再起のきっかけを語り、「本当に新潟に移籍してよかったなと思っています」と一昨年の転機を感謝した。一方で、「全員チャンスがあるから、最後までいつまでもあきらめずに一緒に活動していきたい」「今後もNGT48の応援をお願いします」とキャプテンらしいコメントも。「これからも北原里英についてきてもらえたらうれしいなと思います。本当に本当にありがとうございました!」と元気良く締めくくった。
2017年06月17日5月31日、第9回AKB選抜総選挙の中間速報が発表された。ダントツの1位と目されていたHKT48指原莉乃(24)を抑え、NGT48荻野由佳(18)が速報史上初の5万票超えで1位に。5位には同じくNGT48の本間日陽(17)、7位に高倉萌香(16)がランクインした。 NGT48の3人は昨年の選抜総選挙・「紅白選抜」ともに圏外からの“神7”入り。あまりの急激な躍進に、「握手会などの指標を見る限り、ここまで大量にファンがいるとは思えない」「一体誰が投票したのか?」とファンの間では様々な声が飛び交っている。囁かれている説は以下の3つに大別される。 1. 不正投票説 NGT48モバイルサイトから重複投票ができたという説。モバイルサイトから投票した後でブラウザバックすると投票前の画面が現れ、再度投票できたという画像や動画がtwitterに出回っている。これはシステム管理会社から「集計時にも重複チェックを行っており、公正に投票が行われている」と正式に否定された。 2. 地元票説 本拠地・新潟の市民が結束して投票したという説。NGT48は地元企業の誘致により発足したと言われており、他グループよりも地元での活動を重視している。新潟の企業や自治体、市民が協力して一人一票投じるだけでもかなりの票数になると考えられる。ただ、それならなぜ「紅白選抜」でランクインした北原里英(25)、中井りか(19)、加藤美南(18)が軒並み低順位あるいは圏外なのか、という疑問は残る。 3. 大富豪説 一人の大富豪がNGT48ファンになり、推しメンに大量投票したという説。AKB48ファンクラブ「二本柱の会」はお金を出せば容易に複数アカウントを作ることができ、各アカウントに選抜総選挙やAKB48グループの楽曲人気投票イベント「リクエストアワー」の投票権がつく。今年の「二本柱の会」新規会員数が例年に比べて異様に増加しているという話が以前から出ており、これが何者かによるアカウント大量取得なのではないかとも言われている。今年の1月開催の「リクアワ」でもNGT48は圧勝しており、その際にもこのアカウントが使われた可能性がある。 指原の最大のライバルと期待されていたNMB48山本彩(23)の不出馬により、盛り下がるかと思われた選抜総選挙。大波乱の幕開けに、展開が全くわからなくなってきた。6月17日の結果発表を楽しみに待ちたい。
2017年06月03日イギリス王室のヘンリー王子と交際中のメーガン・マークルが、キャサリン妃の妹・ピッパの結婚式に出席するために渡英した。「E!News」によると、メーガンは16日(現地時間)、ロンドンのヒースロー空港に降り立ち、そのままヘンリー王子が暮らすケンジントン宮殿に直行した。ヘンリー王子の義姉にあたるキャサリン妃の妹で、ソーシャライトのピッパ・ミドルトンは20日(現地時間)に投資銀行CEOのジェームズ・マシューズ氏と挙式を予定している。新郎新婦は、結婚式に招待するのは親族か友人とその配偶者、婚約者のみとしているそうで、メーガンはまだ正式に婚約はしていないものの、彼女の存在を誰もが認めていることの証といえそうだ。ピッパとキャサリン妃が育ったバークシャーの実家近くのセント・マーク教会で行われる結婚式には、ウィリアム王子とキャサリン妃夫妻も出席。夫妻の愛児であるジョージ王子はページボーイ、シャーロット王女はブライズメイドを務める予定だ。メーガンは6日(現地時間)にもバークシャーで、ヘンリー王子が参加したポロのチャリティ試合を観戦。王子と2人そろって初めて公の場に姿を見せた。(text:Yuki Tominaga)
2017年05月19日日本が初の巡回展! 「大英自然史博物館展」ロンドンの人気スポット「大英自然史博物館」の貴重な収蔵品が集結する「大英自然史博物館展」は、上野の国立科学博物館にて6月11日(日)まで開催中。大英自然史博物館初の巡回展で、日本の巡回が一番最初に選ばれました。収蔵された8000万点以上の標本の中から、厳選されたコレクションを約370点を展示。日本初公開の動植物や化石、鉱物、自然史研究を支えた資料など、ユニークな展示品が揃っています。自然史研究の至宝を和モダンにアレンジ「サファイアのターバン用ボタン」や「呪われたアメジスト」など、本展の代表的な展示品を描いた「九谷焼 豆皿(各1200円)」。日本の伝統的な“宝尽くし”文様が、大英自然史博物館の“至宝尽くし”にアレンジされています。ポップなカラーリングが特徴の総柄もラインナップし、和モダンなインテリアとしてもおすすめです。ユニーク&キュートなキューピーが登場「コスチュームキューピー(各700円)」は始祖鳥、ダーウィン、猫のミイラの全3種類。始祖鳥の羽の質感やミイラの文様、ダーウィンの髭など、細部まで精巧に作りこまれています。どれも個性的で可愛らしいデザインです。始祖鳥がクラシカルノートのモチーフに!日本を代表する高級クラシックノートとコラボした「ツバメノート(各350円)」。おなじみのツバメのモチーフが始祖鳥になった、遊び心満点のアイテムです。豪奢な博物館モチーフとスケッチ風のモアモチーフも要チェック!取材・文/五十嵐綾子イベント情報イベント名:国立科学博物館催行期間:2017年03月18日 〜 2017年06月11日住所:台東区上野公園7-20
2017年04月20日AKB48の渡辺麻友、SKE48の北川綾巴、HKT48の宮脇咲良、NGT48の北原里英が15日、都内で行われた「新ファッションブランド「UNEEDNOW(ユーニードナウ)」お披露目記者発表会に出席した。渡辺が主演するドラマ『サヨナラ、きりたんぽ』(テレビ朝日系)は、渡辺演じる主人公が男性の局部を切断する描写があり、きりたんぽが男性の下腹部を連想させるとして、秋田県から抗議を受けた後、テレビ朝日はタイトルを変更すると発表した。騒動について、渡辺は「何とも言えないですけど」と断りを入れながらも「私もどうなるのか不安な状態です。直前であんなことになってしまったので、まだ撮影に入っていないんです。良い方向に転ぶことを願っています」と事態の収束を切望しているようだった。この日は、AKB48グループがモデルを務めるAKB48グループ公認のファッションブランド「UNEEDNOW(ユーニードナウ)」を立ち上げることを発表。その第1弾として、15日からECサイトがオープンして数量限定のファーストコレクションが販売されるほか、7月からはエドウィン「SOMETHING(サムシング)」ブランドとのコラボレーション商品も発売される。同ブランドのストリート系ファッションに身を包んで登場した宮脇は「ストリートっぽいファッションが大好きなので、今かなりテンションが高いんです。キャップやTシャツのロゴも可愛くて、メンバーからも大好評ですね」とご機嫌。ブランドのビジュアル撮影について北原は「AKB48としては珍しいジャンルのお仕事だったので、私たちで大丈夫かな? という戸惑いもありましたが、プロの方に安心して委ねることができ、自分たちじゃない仕上がりになってすごくうれしかったです」と振り返り、渡辺も「新しいビジュアルを初めて見ましたが、我ながらイイ感じで格好良く決まっていましたね」と満足げだった。また、ファッション業界にも進出することになったAKB48グループについて渡辺は「今回のブランドを通して、違ったメンバーも出てくると思うので、メンバーの新しい一面も見えてくるんじゃないかと思います」と期待を寄せていた。
2017年03月15日タレントの加藤紗里が19日、今年初めて自身のブログを更新し、売名疑惑を否定。また、俳優の袴田吉彦との不倫を暴露したグラビアアイドルは自分ではないと主張した。加藤は「2017ねん、最近の売名行為への紗里への文句につきまして~~~。の件」というタイトルで更新し、「紗里、もしもの時のための花嫁修行のために2017年はブログ辞めようと思ってたんだけど」と約3週間更新しなかった理由を説明。続けて、「ブス!またお前、売名行為やってるだろ!!!!」といったコメントが寄せられていることを報告し、「1つだけ言っていい?紗里は生まれてこのかた1秒も、売名行為なんてしたことないから~~」と疑惑を否定した。そして、「しかも、『やってるだろ?』って言われても、、、なんのことか全く身に覚えがございません。。。。」と再び訴え、「もしかしてだけど、もしかしてだけど、バイキングでやってた、これ~~~???」と、袴田吉彦との不倫を暴露したグラビアアイドルについて報じたニュース記事を添付。 「もぉ~~これ紗里じゃないから~~」と自分ではないと主張した。さらに、「しかも、これってガチの売名目的の炎上のやつじゃん!?コワーーーーイがたぶる…」と加藤。「そんな感じで、紗里はこれ全く関係ないから紗里に文句言わないで~~~」と呼びかけ、「逆に関係ないのにいきなり文句言われて、紗里がプンプン丸だよぉ」と怒りを示した。
2017年01月19日新垣結衣と星野源が共演するドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」が12月20日(火)今夜放送の第11話で最終回を迎える。各所で話題となった2人の恋の結末に注目だ。原作は「Kiss」(講談社)連載中で昨年「第39回講談社漫画賞」(少女部門)を受賞した海野つなみによる人気コミック。大学院を卒業するも就活で全敗「誰からも必要とされないつらさ」を日々感じていた新垣さん演じる主人公・森山みくりが、35年間恋愛経験ナシ、自らを“プロの独身”と自負する星野さん演じる津崎平匡と「雇用主=夫」「従業員=妻」として結婚。一緒に暮らすうち少しづつ恋愛感情が芽生え始める。前回の放送でついに“結ばれた”2人。このまま幸せに過ごしていくのかと思いきや、津崎が会社をリストラされることになり2人の未来に新たな不安要素が。このままでは“契約結婚”を維持できないと考えた津崎は正式にみくりにプロポーズするが、みくりはそれを“好きの搾取”と断ってしまう…というのが前回までのおはなし。星野さんが歌う主題歌「恋」にのせてキャストらが踊る“恋ダンス”は大人気となり、TBS各局アナウンサーによるバージョンなど数多くの“踊ってみた”がネットに投稿され続けているほか、初回放送で平均10.2%だった視聴率がその後12.1%、12.5%、13.0%、13.3%、13.6%、13.6%、16.1%、16.9%と上昇、第10話では17.1%を記録。TBS火曜ドラマ枠の歴代最高視聴率を更新し続ける大人気ぶりで全国的な“逃げ恥ブーム”を巻き起こしている。最終回の放送が迫るなかNGT48の北原里英も「逃げ恥も今週で終わりか。。。すでに #逃げ恥ロス だよ」とツイートするなどSNS上には“逃げ恥ロス”に不安を感じる声が続々投稿されており、その人気の高さと最終回の注目ぶりが感じられる。今夜の最終回は、プロポーズの理由に津崎のリストラが影響していることを知り複雑な心境のみくり。親友の安恵(真野恵里菜)の誘いで副業をはじめたことにあり、次第に“本職”の主婦の仕事が手につかなくなり、心の余裕の無さから津崎にもきつくあたってしまう。一方17歳年上の百合(石田ゆり子)に自分の本当の気持ちを伝えた風見(大谷亮平)。告白を受けて戸惑いを隠せない百合はあることを心に決める…という展開。ドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」最終回は12月20日(火)22時~TBS系で放送(15分拡大)。(笠緒)
2016年12月20日大みそかの『第67回NHK紅白歌合戦』に出演できるAKB48のメンバーを投票で選ぶ企画「AKB48 夢の紅白選抜をみんなで選ぼう!」の中間結果が15日、発表された。同企画は、AKB48グループ(AKB48、SKE48、NMB48、HKT48、NGT48)の国内全メンバー300人以上の中から、紅白のステージに立つ48人を一般投票で選ぶというもの。中間発表では、14日までの投票を集計し、上位48人が発表された。票数や順位は明かされていない。48人の中には、今年の「AKB48選抜総選挙」で2連覇を達成した指原莉乃、この紅白選抜で「リベンジで1位をとりたい」と宣言した渡辺麻友、すでに卒業を発表している小嶋陽菜、島崎遥香らが順当に入った。今後、28日に投票が締め切られ、29日に選抜メンバー48人を発表。31日の本番で順位発表が行われる。中間結果で選ばれたメンバー48人は以下の通り。【AKB48】入山杏奈、大家志津香、大和田南那、岡田奈々、柏木由紀、加藤玲奈、木崎ゆりあ、小嶋陽菜、小嶋真子、込山榛香、島崎遥香、高橋朱里、峯岸みなみ、向井地美音、武藤十夢、村山彩希、横山由依、渡辺麻友【SKE48】大場美奈、須田亜香里、高柳明音、古畑奈和、松井珠理奈【NMB48】市川美織、太田夢莉、木下百花、渋谷凪咲、上西恵、白間美瑠、須藤凜々花、藤江れいな、矢倉楓子、薮下柊、山本彩、吉田朱里【HKT48】兒玉遥、指原莉乃、田島芽瑠、田中美久、朝長美桜、松岡菜摘、松岡はな、宮脇咲良、本村碧唯、森保まどか、矢吹奈子【NGT48】北原里英、中井りか
2016年12月16日NHKは24日、東京・渋谷のNHK放送センターで第67回紅白歌合戦(12月31日 19:15~23:45)の出場発表記者会見を行い、アイドルグループ・AKB48の企画について説明した。会見には、AKB48の渡辺麻友、横山由依、入山杏奈、川本紗矢、NGT48の北原里英が登場。紅白歌合戦に出場するメンバーを投票で決める「AKB48 夢の紅白選抜をみんなで選ぼう!」企画の存在を知らされると、驚いた様子を見せた。同企画では、AKB48グループ(AKB48、SKE48、NMB48、HKT48、NGT48)の国内全メンバー300人以上が「今年叶えた夢」をサイトに掲載し、一般投票によりステージに立てる48人が決定する。"紅白版総選挙"ともいえる内容だが、同局制作部エンターテインメント番組部 矢島良プロデューサーは「選挙の意図はない」と明かした。矢島プロデューサーは「総選挙とは一線を画していて、あくまでも"夢の選抜"」と説明。「彼女たちの夢を多くの人たちに知ってほしいというのが、きっかけだった」と振り返り、「300人の人たちがどういう思いを持って活動されているかが、今回の企画で伝われば」と企画への思いを表した。12月上旬に全メンバーの「今年叶えた夢」を番組公式サイトに掲載し、8日より番組公式アプリで投票受付がスタート。中旬の中間発表を経て、29日に選抜メンバー48人が発表される。そして、31日の本番で順位発表が行われる。
2016年11月24日