冬は、イチゴがおいしい季節ですね。「パックのイチゴをそのまま野菜室に保存しておいたら、2~3日で傷んでしまった」という経験はないですか。料理人の麦ライス(@HG7654321)さんは、イチゴを長持ちさせる方法をTwitterに紹介しています。買ってきてすぐに、あることをするだけで鮮度の持ち具合がだいぶ違うそうですよ。イチゴの保存方法麦ライスさんのおすすめする方法は次の通りです。まず、買ってきたイチゴはパックから出して、すぐに水洗いをします。トレーや平たいお皿にキッチンペーパーを敷いたものを用意。水気をしっかり拭き取ったイチゴを、拡げて並べます。後はラップをかけて冷蔵庫で保存しましょう。いちごの保存方法①買って来てすぐに水洗いをする②水気を拭き取り厚めの紙を引いた広い容器に広げラップをかけて冷蔵庫で保存こうすると通常よりも長持ちします苺はパックのまま入れてくと苺同士の重さで潰れてそこから腐ってしまいますなので紙に広げてストレスを無くしてあげましょう pic.twitter.com/M7nUsIAfqe — 麦ライス@簡単レシピ&料理テク (@HG7654321) December 8, 2020 イチゴはデリケートな食材。パックに入れたままにしていると、ほかのイチゴの重さでつぶれ、傷んでしまうそうです。ちょっとした『ひと手間』で、新鮮さを少しでも保てるのはいいことですね!投稿を見て「参考になる」などの声が多数寄せられました。・なるほど。クリスマスケーキを作る時にやってみよう。・これから買う機会が増えるから、嬉しい情報です!・目からウロコでした!買ってきてすぐ水洗いが大事なんですね。・これは初耳。今後からこの方法を試します。イチゴを買ったら、ぜひ試してみてください![文・構成/grape編集部]
2020年12月11日~愛読書をご紹介してくださるのは~【BOTTEGA】 笹川 尚平さん1976年、富山県生まれ。20代でイタリアの料理と文化に魅了され、渡伊。ピエモンテやトスカーナなどで修業。帰国後、【アロマフレスカ】原田慎次シェフに師事、【カーザヴィニタリア】でシェフを11年間務めた。2017年、【BOTTEGA】をオープン。知性を養っていれば出会いはもっと生かせる中華からイタリアンへと転身した僕は異色派なのかもしれません。調理師学校卒業後に上京して念願の料理店で働いていたのですが、都会で暮らすようになって初めてピッツァやパスタだけではないイタリア料理の魅力に目覚め、そのあまりの衝撃から思い切って軌道修正しました。『LE RICETTEREGIONALI ITALIANE』Anna Gosetti della Salda/Solares社その時点で僕は20歳。イタリア料理に関してはまったくの素人。そこで、手始めに『LE RICETTE REGIONALI ITALIANE』というレシピ集を求め、辞書と首っ引きで片っ端から訳していきました。すると、各州の郷土料理の特色――例えば食材の組み合わせ、ハーブの使い方といったセオリーを読み解けるようになっていった。〝寝る間を惜しむ0という表現がありますが、当時の僕はそんな感じ。仕事以外の全エネルギーをこの作業に費やしていた。青春です。『架空の料理空想の食卓』澤口知之、リリー・フランキー/扶桑社それからイタリアで修業した僕は、帰国後、しばらくして麻布十番の【カーザ ヴィニタリア】でシェフを務めさせていただくのですが、時に自分の料理の方向性について迷いが生じる。すると、僕の足は敬愛する澤口知之シェフが切り盛りしていた【ラ・ゴーラ】あるいは【リストランテ アモーレ】によく向かいました。澤口シェフがつくるイタリア料理は実にイタリア的であり、僕にとっての道標。澤口シェフはこの世を去ったので、もう直接言葉を交わすことはできません。だからこそ、彼のイズムが全編に散りばめられている『架空の料理 空想の食卓』は貴重です。『結果的に幸せをつかむ人の「正しい考え方」あなたを支える36の言葉』小宮一慶/ 幻冬舎それから、小宮一慶氏の『結果的に幸せをつかむ人の「正しい考え方」』も欠かせない一冊。店の運営で壁にぶつかったとき、この本を通して、言葉ひとつで人間は気付き、道が開けることを実感させられました。料理をつくるのもそうですが、つくる人の人間性が大事だと僕は思います。料理人には店を介してたくさんの人と出会えるチャンスがある。その出会いを生かすには備えがないと。本は活用しがいがありますね。(談)~笹川さんの愛読書3選~『LE RICETTE REGIONALI ITALIANE』Anna Gosetti della Salda/Solares社イタリアの郷土料理を詳細に網羅したイタリア料理本の定番で、1967年の発売以来、重版し続けているベストセラー。1200ページの中に約2200点のレシピが収録されている。『架空の料理 空想の食卓』澤口知之、リリー・フランキー/扶桑社作家リリー・フランキーと、その盟友であるイタリア料理の鬼才・故澤口知之が雑誌「料理王国」に連載していた写真付きエッセイを再編。料理にあふれるパンチ力に目を奪われる。『結果的に幸せをつかむ人の「正しい考え方」あなたを支える36の言葉』小宮一慶/ 幻冬舎数々の企業経営者に伴走してきた経営コンサルタントの著者が自らの人生を振り返り、かつて己のメンタルを支えてくれた名言を紹介。「正しい」考え方とは何かを掘り下げる。いかがでしたか。料理人の愛読書「シェフの本棚」も掲載されている冊子「hitosara quarterly magazine」は、グルメサイト「ヒトサラ」が加盟店様向けに発行している食のトレンドブックです。日本から世界まで、あらゆる角度から食の情報を集めています。下記リンクより試し読みもできます。ぜひチェックしてみてください。BOTTEGA(ボッテガ)【エリア】広尾【ジャンル】イタリアン【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】13000円【アクセス】広尾駅 徒歩5分
2020年11月28日~愛読書をご紹介してくださるのは~【星のや東京 ダイニング】浜田統之さん1975年、鳥取県生まれ。2005年、「ボキューズ・ドール」日本大会で史上最年少優勝。2007年、【軽井沢ホテルブレストンコート】総料理長に就任。2013年には、「ボキューズ・ドール」仏大会本選で第3位の栄冠にも輝いた。2016年、【星のや東京】の料理長に就任。ひたすら素直な心をもって未来に残る料理を考える随分前のことです。今や僕の料理に欠かせない器のつくり手である陶芸家の青木良太さんから、「自分の作品は数千年後に生きる人々の心を揺さぶることができるだろうか」というメッセージとともに一枚の写真が送られてきました。写されていたのは三千年前の縄文土器。それは驚くほど美しく、現代においても色あせない魅力をたたえていました。『ここまでわかった!縄文人の植物利用』工藤 雄一郎、国立歴史民俗博物館 編/新泉社いつの時代もいいものはいい。青木さんによって示唆されたその事実に僕は大いに刺激され、料理人として〈未来に残る料理〉を追求していこうと心に固く誓いました。そのために、何はともあれ古代日本人の食生活を知らなければいけない。そこで、僕は縄文時代までさかのぼって調べることにしたのです。いやはや、当時は今よりよっぽど豊かですよ。高級だからとか、みんなが評価するからとか、そうした邪念にとらわれず、〈目の前のものをどうおいしく食べるか〉だけに心を砕いて一途に調理していたのですから。『木のいのち木のこころ―天・地・人』西岡常一、小川三夫、塩野米松 著/新潮社そうした真っすぐさは『木のいのち木のこころ―天・地・人』という本にも教えられましたね。ひどく感銘を受けたので読後に小川三夫棟梁に会いに行ってきたのですが、そこでこんなことを言われました。「法隆寺を建ててくださいと言われたら難しいと思うだろ?でも、要は木と木の組み合わせの集合体。そうやって素直に捉えられるかどうかが何事においても大切だ」『プレゼンテーションzen』ガー・レイノルズ 著/ピアソン・エデュケーション(現・桐原書店)考えるより、感じる。その在り方を心がけながら、今、僕は天然魚と山菜をメインに使ったコース料理に挑み続けています。食材を限定したのは、ミニマリズムの本質が凝縮された〈禅〉の精神にのっとって。つまり、あれこれ選択肢を持つのではなく、限られた中で最大限の効果を生み出す、という発想です。今回の3冊はいわゆる料理本ではありませんが、むしろ料理以外の分野に触れることが料理人の視野を広げ、未来に残る料理のヒントをもたらす。僕はそう確信しています。~浜田さんの愛読書3選~『ここまでわかった!縄文人の植物利用』工藤 雄一郎、国立歴史民俗博物館 編/新泉社狩猟や採集、漁労をなりわいとした縄文人は、現代よりもはるかに植物を利用していた。最新の理科学研究に基づき、縄文の暮らしと植物の関係を写真や図版を用いて解明する。『木のいのち木のこころ―天・地・人』西岡常一、小川三夫、塩野米松 著/新潮社世界最古の木造建築として知られる法隆寺の伝説的な宮大工、その唯一の内弟子などの聞き書きを通して、職人が何を思い、どのようにその技と知恵を継承してきたかをつづる。『プレゼンテーションzen』ガー・レイノルズ 著/ピアソン・エデュケーション(現・桐原書店)プレゼンテーション指導の第一人者がその極意を伝授。余分なものを極限までそぎ落とし、本当に伝えたいことのみをシンプルに伝えるという考え方を「禅」になぞらえている。いかがでしたか。料理人の愛読書「シェフの本棚」も掲載されている冊子「hitosara quarterly magazine」は、グルメサイト「ヒトサラ」が加盟店様向けに発行している食のトレンドブックです。日本から世界まで、あらゆる角度から食の情報を集めています。下記リンクより試し読みもできます。ぜひチェックしてみてください。星のや東京 ダイニング【エリア】大手町【ジャンル】フレンチ【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】30000円【アクセス】東京駅 徒歩10分
2020年11月01日~愛読書をご紹介してくださるのは~【Restaurant PAGES】 手島 竜司さん1976年、熊本県生まれ。19歳から地元のフランス料理店で修業を開始。26歳で渡仏し、パリの名店【Restaurant Lucas Carton】などで研鑽を積む。2014年、パリ16区の凱旋門近くに【RestaurantPAGES】を開業。’16年に仏・ミシュランガイドで一つ星を獲得した。先人の世界観を真に知るには本こそが頼り昔は「フライパンに残ったソースをなめて味を盗め」と言われたものですが、時代は変わりました。今は携帯がありさえすれば、苦労なくレシピを引き出せます。それによって浮いた時間を活用すれば、己の料理を進化させることも可能でしょう。科学的に美味を追求する『ModernistCuisine』を読んでみようと思った理由もそこにあります。『Modernist Cuisine』シリーズ 日本語版 ネイサン・マイアーボールド、マキシム・ビレット 著、山田 文、田畑 あや子、内藤 典子 訳/角川書店そんな今日的な便利さを歓迎する一方で、僕はアナログならではのよさも実感しています。例えば先に述べたようにインターネットを検索して先人のレシピを知り得たとしても、その先人がどんなアイデンティティーを持っていたから、食べ手の心を揺さぶる料理が生まれたのだということを体系的に理解するには至らない。それができるのは、やっぱり「本」なんですよ。僕は今まで給料の多くを本に費やしてきました。渡仏して数年はひどい貧乏生活でしたが、部屋の壁一面を埋め尽くすほどの料理本を求め、必死になって読みましたね。『皿の上に、僕がある。』三國 清三 著/柴田書店とくに印象的だったのが、三國清三シェフによる一冊『皿の上に、僕がある。』。三國シェフの大胆さ、豪快さ、激烈なバイタリティーがぎゅっと凝縮されていて、憧れずにはいられませんでした。料理人がアイデンティティーを持ち、それを表現することが大切であると、この本が無言のうちに諭してくれたのです。『「 京味」の十二か月』西 健一郎、平岩 弓枝 著/文藝春秋また、『「京味」の十二か月』には日本料理の奥深さをしみじみと教えられました。僕なりの解釈ですが、日本料理の素晴らしさとは、生産者、流通業者、仲買人、料理人など、プロフェッショナルたちによる総合力のたまものであることなんです。僕は今、フランスでフランス料理をやっていますが、日本人シェフとして、日本料理におけるその一貫性という文化を表現したい。それもあって、店ではあえて日本の食材を使いません。現地の食材を見極めておいしい状態に持っていくことが、日本人の料理哲学だと思っていますから~手島さんの愛読書3選~『Modernist Cuisine』シリーズ 日本語版マキシム・ビレット 著、山田 文、田畑 あや子、内藤 典子 訳/角川書店マイクロソフト社の最高技術責任者が料理の世界に転身し、ラボを創設。最先端の調理器具や、美味を科学的に追求。肉を煮る鍋の断面を写真にしたりと見せ方も徹底している。『皿の上に、僕がある。』三國 清三 著/柴田書店三國シェフが1986年に31歳で上梓。20の食材を取り上げ、それぞれに対する考え方、調理法を三國氏が自身の言葉でつづる。氏の世界観が投影された大胆なビジュアルは必見。『「 京味」の十二か月』西 健一郎、平岩 弓枝 著/文藝春秋名店【京味】をいとなむ西健一郎氏が、自身の料理のつくり方や考え方を、常連客である作家・平岩弓枝氏との対談によって解説。四季の素晴らしさを改めて実感できるはず。いかがでしたか。料理人の愛読書「シェフの本棚」も掲載されている冊子「hitosara quarterly magazine」は、グルメサイト「ヒトサラ」が加盟店様向けに発行している食のトレンドブックです。日本から世界まで、あらゆる角度から食の情報を集めています。下記リンクより試し読みもできます。ぜひチェックしてみてください。
2020年10月18日【ラルッチョラ】イタリア料理【アニエルドール】フランス料理【OSTERIA A L CORALLO】イタリア料理【浪速割烹 4川】日本料理【又三郎】肉料理イタリア料理【ラルッチョラ】市場で働いた経験をもつシェフがつくる絶品の鮮魚料理アサリから出ただしのみを使用し、魚の旨みが凝縮された『金目鯛のアクアパッツァ』大阪市中央卸売市場の鮮魚店での修業経験ももつ、【ラルッチョラ】の鈴木浩治シェフ。現在でも、魚の仕入れにはとくに力を注ぎ、毎朝、明け方の競り前に鮮魚店と話し合って、その日のいちばん良いものを仕入れているという。その素材の質、鮮度の良さは同業のシェフも認めるところだ。プリッとした食感の柔らかいアワビを白子で味わう『蒸しアワビとウニとカラスミの白子風味』奥行きのあるゆったりとしたカウンター席で、くつろぎのひとときその素材の良さを存分に感じられる料理の一つが、同店の『アクアパッツァ』であろう。使う魚は季節によって変えるが、仕入れた魚の素材の状態を見極め「焼く」「蒸す」「煮込む」など調理法を変え、火の入れ方を調整する。アサリと魚の旨みが凝縮された濃厚な煮汁に、ほんのりと漂うバジリコの香り。旬の魚の旨みを極限まで生かした、魚好きにはたまらない逸品だ。ラルッチョラ【エリア】梅田/大阪駅【ジャンル】イタリアン【ランチ平均予算】2000円【ディナー平均予算】10000円【アクセス】福島駅 徒歩3分オススメしたシェフの声フランス料理【アニエルドール】クラシックな手法の上に成り立つモダンフレンチ仔鳩、ビーツ、イチヂク、紫蘇を使った前菜ランチは約7皿、ディナーは約10皿と少量多皿で味わうコースは、一皿ごとに丁寧につくられたソースと、一つの素材をさまざまな調理法で味わえるのが印象的。「素材一つにも、さまざまな表情があっておいしいんだと思ってもらいたい」と話すのはシェフの藤田晃成氏。そのために、食材は旬のいいものを使いたいと日本全国や海外からも仕入れる。クラシックフレンチをベースにした独創的な料理の数々に、おいしさへの飽くなき探求心を感じる気鋭の一軒だ。アニエルドール【エリア】阿波座/京町堀【ジャンル】フレンチ【ランチ平均予算】8000円【ディナー平均予算】18000円【アクセス】阿波座駅 徒歩5分オススメしたシェフの声イタリア料理【OSTERIA A L CORALLO】すべて三重県の食材でつくられる、イタリア郷土の味『エビとピスタチオクリームのルンゲッティー』鳥羽や志摩の魚介をはじめ、野菜、肉、ジビエなど、すべての食材がシェフの出身地である三重県産という徹底ぶり。しかし、料理のなかで同業シェフからも人気が高いのが、手打ちの自家製パスタだ。北イタリアとシチリアで修業した塩野裕祐シェフがつくる自家製麺は、シチリアで学んだ手打ちパスタのルンゲッティーやスパゲッティーニ、全粒粉タリオリーニなど。さらに旬の野菜を練り込むなど、季節ごとの味わいをふんだんに盛り込んだパスタも登場する。OSTERIA AL CORALLO【エリア】本町/堺筋本町【ジャンル】イタリアン【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】-【アクセス】本町駅 徒歩1分オススメしたシェフの声日本料理【浪速割烹 4川】フレンチの技法も取り入れ、進化を続ける浪速割烹長年に渡り、浪速割烹の味を追求食材を最後まで使い切る“始末の心”。たとえば、タイなら上身は刺身・蒸す・焼く、かぶとはあら炊き、骨はだし、ウロコは唐揚げ。旬の食材を余すところなく楽しませる。それこそが開業50年余年、広く支持されてきた【4川】に受け継がれる精神だ。そこに「技法や食材は和食だけにこだわる必要はない」と、当主・上野修氏が、“和魂洋才”の精神で、若き日に学んだフレンチの手法も取り入れる。浪速割烹の名店とうたわれる老舗は、まだ進化の途にある。浪速割烹喜川【エリア】東心斎橋/心斎橋筋【ジャンル】和食【ランチ平均予算】8000円【ディナー平均予算】15000円【アクセス】なんば駅 徒歩5分オススメしたシェフの声【又三郎】ポテンシャルの高い素材から生まれる熟成肉これぞ【又三郎】を代表する逸品『熟成肉の厚切りステーキ』店内にある、大きな熟成庫。【又三郎】の熟成肉は、素材の状態によって熟成具合を見極め2 ~ 8週間、この熟成庫で管理される。元となる素材は、岩手・宮城・山形三県の限定した農家の黒毛和種と、現在高知県で約2,000頭しか肥育されていない「土佐あかうし」の雌牛のみという徹底ぶりだ。30分以上かけて丁寧に焼かれたその熟成肉は、口に入れた瞬間、肉の旨みと芳醇な香りがじゅわっと広がる。その肉質の良さに魅了される、同業のシェフも少なくない。又三郎【エリア】住吉【ジャンル】焼肉【ランチ平均予算】4000円【ディナー平均予算】10000円【アクセス】長居駅 徒歩1分オススメしたシェフの声
2020年10月11日【reminiscence】フランス料理【cucina siciliana Siculamente】イタリア料理【ふじ原】日本料理【トラットリア トペ】イタリア料理【深海】日本料理フランス料理【reminiscence】「余韻と記憶」をコンセプトにシェフが織り成す先鋭的な皿ソテーした川セリとあおいちごの酸味が鰻と絶妙なハーモニー『~記憶~鰻の白焼き川セリあおいちご』「生きること=豊かな人生を送ること」。レストランでそんな思いになってもらえたら、と葛原将季シェフがコンセプトに掲げるのが「余韻と記憶」。例えば、北海道のうにには、くず粉100%のチュイール、ゆり根、エシャロットのピクルスを合わせるが、これはうにという食材が持つ“ 余韻”を最大化しようと考えた結果。皿ごとの余韻は次第に積み重なり、いつしか幸福な“記憶”へと変わる。洗練された雰囲気の中、凛とした空気が似合う淑女の集い口の中に入れた瞬間にすっと消える口どけがクセになる『~余韻~鱒ふきのとう』一見、抽象的にも思えるコンセプトは、シェフの料理で、現実の形となって現れるのだ。「30歳で店を持つ」という目標を掲げ、24歳にはすでに今のコンセプトの原型を考えていたという。明確なビジョンをもち、それを形にした若きシェフから今後も目が離せない。reminiscence(レミニセンス)【エリア】伏見【ジャンル】フレンチ【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】20000円【アクセス】伏見駅 徒歩8分オススメしたシェフの声イタリア料理【cucina siciliana Siculamente】ゲストの好みに合わせて仕立てるおまかせコース生のエビを彩り豊かに盛りつけた『モサエビのフルーツキャビア添え』いい食材が入ればシェフに直接連絡が入る。それというのも、日々生産者と密に連絡を取っていればこそ。こうして手元に集まった良質な旬の食材をきちんと生かすべく、用意するメニューはシチリア料理がベースのおまかせコースのみ。それも、シェフ自身が各テーブルを回り、ゲストとの会話を頼りに一人一人に合わせて料理を仕立てていくのだ。「仕入れでもサービスでも、人と人とのつながりが大切です」と話すシェフの伊藤吉暢氏の信念が垣間見える。cucina siciliana Siculamente【エリア】矢場町/大須/上前津/鶴舞【ジャンル】イタリアン【ランチ平均予算】3240円【ディナー平均予算】8000円【アクセス】上前津駅 徒歩7分日本料理【ふじ原】季節感あふれる和食を自由なオーダーで楽しむホクホクとした身を満喫できる『甘鯛の若竹蒸し』大阪の名店【作一】で長年修業した店主・藤原光章さんがこだわりの旬の食材でもてなす割烹【ふじ原】。「走り、旬、名残」といった四季を大切にした料理が評判だが、驚くべきはその献立の数。なんと常時100以上もの料理が注文できるのだ。しかも、名店仕込みの匠の技がいかんなく発揮された料理の数々は、そのどれもが盛り付けも美しく、味も文句なし。その料理の腕前に魅了された人々で、数週先まで予約が埋まることもめずらしくない。ふじ原【エリア】新栄/東桜/泉【ジャンル】和食【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】13000円【アクセス】久屋大通駅 徒歩5分オススメしたシェフの声イタリア料理【トラットリア トペ】前菜とドルチェのワゴンがゲストの気分を上げる各地の「一番旨い」極上黒毛和牛のフィレ肉を厳選仕入れ「気取らず、くずさず、気軽に、粋に」がテーマの【トラットリアトペ】。同店のなかでも、とりわけ好評なのが前菜とドルチェのワゴンサービスだ。目で見て、香りを感じ、選ぶ楽しさを……と20種以上の前菜とドルチェをワゴンで運び、ゲストの五感を刺激する。しかし、こうしたエンターテインメント性のあるサービスが生きるのも、根幹に料理の味と居心地のよさがあってこそ。その上で、ゲストの心に“楽しさ”という付加価値を与えることの大切さがうかがえる。トラットリアトペ【エリア】新栄/東桜/泉【ジャンル】イタリアン【ランチ平均予算】2500円【ディナー平均予算】10000円【アクセス】新栄町駅 徒歩1分オススメしたシェフの声日本料理【深海】知多料理と伊勢湾の景色を一度に味わう「知多牛」の美味しさを堪能!『和牛サーロインステーキ』夕暮れどきともなれば、店内から伊勢湾に沈む美しい夕日が見える絶好のロケーション。内海東浜岸に面して立つ【深海】は、近海の魚介類や知多牛など、地場の味覚が存分に楽しめる日本料理店だ。なかでも、ぜひ一度味わいたいのが夏の名物・活穴子。鮮度抜群の穴子でしか味わえない『刺身』と『しゃぶしゃぶ』は、今まで出合うことのなかった穴子の上品な甘みを教えてくれる。その土地ならではの景色と味覚……。都心では味わうことのできない贅沢だ。深海【エリア】常滑/知多半島【ジャンル】和食【ランチ平均予算】1500円【ディナー平均予算】2500円【アクセス】内海駅オススメしたシェフの声
2020年10月04日【すぎなか】和食【神戸 北野 双】鮨【御影ジュエンヌ】フランス料理【季よせ ささま】和食【芦屋フレンチ北じま】フランス料理【すぎなか】確かな目利きと腕で織りなす端正な和食を楽しむ大人の割烹脂ののった上品な風味に魅了される『のどぐろ塩焼』東門筋から一本、東の道に入った角にある日本料理店。純和風の落ち着いた佇まいで、店内に足を踏み入れると、「なぐり加工」の木材が使用された、しっとりと手ざわりが心地よい店自慢のカウンターが出迎える。ゆったりと大人っぽいムードでの食事ができるよう、隣の席との間にも余裕をもうけているのもうれしい心配り。そんな雰囲気にふさわしく、料理からもていねいさ、端正さが垣間見える。『あぶり鱧』蛸の食感とは思えないくらいのやわらかさ『蛸やわらか煮』魚介は瀬戸内海のものを主に、野菜も肉も毎日市場まで大将みずから足を運んで見極める。旬の食材を使ったさまざまな「あて」を一皿で楽しめる『あて盛り合わせ』や、上品な味わいの『のどぐろ塩焼』など、ゆっくりと日本酒とともに味わいたい料理ばかりだ。すぎなか【エリア】三宮【ジャンル】和食【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】7000円【アクセス】三ノ宮駅 徒歩4分オススメしたシェフの声【神戸 北野 双】1階はバーを備え、幅広い用途に応える江戸前鮨店こだわりのシャリが美味しさを引き立てる『ウニのお寿司』このガラス張りの店内を覗いて、寿司店だと気づく人は少ないのではないだろうか。なにしろ、古民家をフルリノベーションしたという店は1階にバー、2階に寿司店という造りで、デートや会食まで用途に合わせた使い方ができるようになっているのだ。肝心の寿司はというと、赤酢を使ったシャリで握る正統派の江戸前鮨だというから驚きだ。江戸前鮨と旬の一品料理に舌つづみを打ち、バーでお酒を嗜む。「上質な大人の夜」が待つ一軒といえよう。オススメしたシェフの声【御影ジュエンヌ】彩りも美しい、五感で味わう極上フレンチ極上の逸品『淡路島のハモの炭火焼オーストラリアの黒トリュフ』地元農家が丹精込めてつくる無農薬野菜や豊富な食材を、至福のフレンチへと昇華させる大川シェフ。昼夜ともにおまかせのワンコースで、内容は季節に合わせて月替わり。定番『赤ピーマンのムース』や、魚介と野菜を使った『季節の野菜畑のサラダ』をはじめ、ていねいに仕上げる料理の数々が登場。かたや、カトラリーに目を向ければフランス銀食器の最高峰「ピュイフォルカ」が並ぶ。非日常の贅沢を味わえるとあって、地元以外にもファンの多い一軒だ。御影ジュエンヌ【エリア】御影【ジャンル】フレンチ【ランチ平均予算】10000円【ディナー平均予算】15000円【アクセス】御影駅 徒歩8分オススメしたシェフの声【季よせ ささま】瀬戸内海の恵みが五感に訴える、和の料理の数々目にも鮮やかな、五感で感じられる料理が揃った『八寸』季節の食材に重きを置き、料理長が卓越した技を駆使して仕立てた日本料理を堪能できる同店。「できるだけ旬のものを使い、鮮度のよい状態で供する」ことを信条に繰り出される料理は、どれも垂涎の品々。瀬戸内産の新鮮魚介を使った『お造り盛り合わせ』や、さまざまな食感と香りを楽しめる『八寸』など季節感あふれる料理には、播磨産を中心に全国から取り寄せられた地酒を合わせる。『雪彦山』や『龍力』など、いずれ劣らぬ名酒揃いです。季よせささま【エリア】姫路【ジャンル】和食【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】12000円【アクセス】姫路駅 徒歩6分オススメしたシェフの声【芦屋フレンチ北じま】選び抜いた素材の香りや旨みを大切にしたフレンチオードブル ~『徳島県阿部(あぶ)の活あわびのポワレソースプロバンサル』洗練された名店ながら堅苦しさは一切なく、大きな窓越しに中庭の緑を眺めながらゆったりと過ごせる一軒。毎朝かかさず市場で仕入れる新鮮な魚介、丹波篠山産を中心とする完全有機野菜など、選び抜いた素材の魅力を余すところなく引き出して器の上に集約。まるで寿司店のようにその場でできたてが供され、日本人の波長に合うフレンチを心と舌で味わえる。スタッフのていねいな接客や行き届いたサービスも心地よく、多くのファンを惹きつけている。芦屋フレンチ北じま【エリア】芦屋【ジャンル】フレンチ【ランチ平均予算】5000円【ディナー平均予算】11000円【アクセス】芦屋川駅 徒歩6分オススメするシェフの声
2020年09月27日~愛読書をご紹介してくださるのは~【赤坂 桃の木】小林武志さん1967年、愛知県に生まれる。大阪の辻調理師専門学校を卒業後、同校で講師を8年ほど務める。その後、【知味竹爐山房】をはじめ、数軒の中華料理店で研鑽を積み、2005年に【御田町 桃の木】を開店。2020年3月、紀尾井町に移転。店名を【赤坂 桃の木】に改めた。点と点をつないで一本の太い線にする読書の効能料理人は調理師の免許を取っても、すぐにいろんなことをやれるようになるわけではありません。だから、若かりし頃の私はせめて知識を養っておこうと、とにかく本を読みました。母校の辻調理師専門学校で講師をやっていたときは、夜中になるとしんと静まり返った校内の図書室に忍び込み、読書にふけったもの。四畳半の自宅も、その3分の2は書物で埋め尽くされていました。『華味三昧―中国料理の文化と歴史』/講談社『華味三昧―中国料理の文化と歴史』は、まさにそんな修業時代に出合った一冊。現場での最初の師匠、【知味 竹爐山房】の山本 豊さんが実に博識のある方で、「中国料理をやるならその文化や歴史を知っておいた方がいい。コバちゃん、これを読んでみたら?」と薦めてくださったのです。そもそも中国に円卓は存在せず、四角いテーブルで食事していたとかね、厨房にいるだけじゃ知り得ない蘊蓄がちりばめられていて、前のめりでページをめくりました。『ことばの歳時記』金田一春彦 著/新潮社山本さんの影響を受けて読んだ本の中には、『ことばの歳時記』というタイトルのものもありました。日本人の季節に対する感性はとても繊細であるということをしみじみと考えるきっかけになりましたっけ。『色の名前』近江源太郎 監修/角川書店料理長という立場になり、メニューの名前を決める際の参考にと求めた『色の名前』という本もそうです。日本人は微差に注目し、それを重んじられる民族だと感じました。私の料理は時に「丁寧を極めている」と形容していただきますが、実際は包丁をきちんと研いだり、火加減を大切にしたり、当たり前のことを当たり前にやっているだけです。思えばそれは、日本人である私にもともと備わっていた感性と、物心ついてから手に取った書物によって培われた感性の賜物かもしれません。読書には記憶の中の点と点をつなぎ合わせてくれる効能があります。それがいつか線になり、料理をするうえで閃きを与えてくれる。だから、若い方にはなるべくいろいろな本に親しんでいただきたいですね。~小林さんの愛読書3選~『華味三昧中国料理の文化と歴史』講談社1981年刊行。中国料理の変遷史、北京における食の歳時記・風俗記、豚食文化の歴史、医食同源のルーツなど、中国料理の文化と歴史をさまざまな角度から浮き彫りにした一冊。『ことばの歳時記』金田一春彦 著/新潮社著者である日本語研究の第一人者が深い学識とユニークな発想にもとづいて、四季折々の言葉の背後に広がる日本人の生活と感情、歴史と民俗を広い視野で捉えた異色の歳時記。『色の名前』近江源太郎 監修/角川書店自然の中に存在する多彩な色の名前を、その由来となった自然の風景写真と共に紹介した色彩図鑑。微差で色を識別するところに日本人ならではの繊細な美意識が感じられるはず。いかがでしたか。料理人の愛読書「シェフの本棚」も掲載されている冊子「hitosara quarterly magazine」は、グルメサイト「ヒトサラ」が加盟店様向けに発行している食のトレンドブックです。日本から世界まで、あらゆる角度から食の情報を集めています。下記リンクより試し読みもできます。ぜひチェックしてみてください。赤坂桃の木【エリア】田町/三田【ジャンル】中華料理【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】20000円【アクセス】永田町駅
2020年09月08日【LEGENTILHOMME】フランス料理【Restaurant MiYa-Vie】フランス料理【lien】フランス料理【さんか亭】焼肉【TXOKO】バスク料理【LEGENTILHOMME】北海道の食材を大切にした27年間愛されるグランメゾン重めの赤ワインがぴったり『蝦夷鹿のロースト赤ワインソース』札幌で27年続くグランメゾン【ル・ジャンティオム】は、北海道に正統派のフランス料理という文化を根付かせた草分け的な老舗。店を率いる大川正人シェフの料理は、クラシカルな技法を大切に、北海道の恵みを取り入れ、今なお進化を続ける。【ギー・サボア】や【ヴィエイユ・フォンテーヌ】【トロワグロ】などフランスの名だたるレストランでの修業の後、伝統的なフランス料理を実直に表現したのが同店の魅力。店を彩るアートの鑑賞も楽しみのひとつ海の旨味を凝縮『北海道産花ズッキーニのファルシに海の幸を添えて生姜の香るホタテのコンソメと共に』北海道の力強い食材は、トラディショナルな大川シェフの料理にすっとなじむ。さらに店の自慢の一つ、ファン垂ぜんのフランスワインと驚きのマリアージュでゲストを楽しませる。誰か大切な人を喜ばせたい。そんな時にぜひ訪れたい名店だ。LEGENTILHOMME【エリア】すすきの【ジャンル】フレンチ【ランチ平均予算】4000円【ディナー平均予算】18000円【アクセス】すすきの駅 徒歩6分オススメしたシェフの声【Restaurant MiYa-Vie】和の心と北海道食材が織り成す繊細で優雅なフレンチ豊富な食材の味わいを堪能できるコースの一品店名は、「雅(みやび)」と、フランス語で「人生」「生き様」を表す言葉である“Vie”から名付けられ、味わうことができる料理とともにシェフの思いが表現される。レストランの顔とも言うべきロゴマークは、愛する野菜をモチーフに、曲線の部分は葉野菜と根野菜、ふたつの楕円は実野菜を表すのだそう。すべてのコース料理は季節の葉野菜・根野菜・実野菜を用いた前菜からスタート。皿を通じて届くシェフの「思い」に、感銘を受ける同業シェフも少なくない。RestaurantMiYaーVie【エリア】円山公園/西28丁目【ジャンル】フレンチ【ランチ平均予算】5000円【ディナー平均予算】10000円【アクセス】西28丁目駅 徒歩3分オススメしたシェフの声【lien】クラシカルな調理法と創造性で旬食材を鮮やかに昇華エゾ鹿の力強い旨味が広がる『当別町産蝦夷鹿のロースト』メイン通りから脇道にそれ、住宅街の中にあるフランス料理店。おもに、道内の農家の方から直接仕入れた食材や自家菜園の野菜を使いつつも、海外にまで視野を広げ新しい味も模索する。古典的な技法と現代的な手法を照らし合わせながら、シェフの感性でつくられたフランス料理はいずれも秀逸。フロアは、シェフの目が全体に行き届くようにしたいと、12席ほどのアットホームな空間。そうした細やかなもてなしが、ゲストを優雅で非日常な空間へと誘う。札幌フレンチlien【エリア】西11丁目/18丁目【ジャンル】フレンチ【ランチ平均予算】3000円【ディナー平均予算】7000円【アクセス】西18丁目駅 徒歩3分オススメしたシェフの声【さんか亭】素材と味付けにこだわった極上の焼肉を!ボリューム満点の人気メニュー『王カルビ』まるで焼肉店を思わせないほど、いたるところに花や緑が配され、爽やかな印象の店内。しかし、提供するお肉はといえば本格かつ良質。肉質や鮮度、漬け込むタレにこだわった『王カルビ』や、数量限定の『上白タン塩』をはじめ、肉のいちばんおいしい瞬間をとらえ、提供される逸品ぞろいだ。また、ここの〆の定番が『盛岡冷麺』。さっぱりしつつ、コクのあるスープの中には自家製の手打ち麺。コシのある麺が、焼肉の後でもするする入るから不思議だ。焼肉と盛岡冷麺さんか亭【エリア】東札幌【ジャンル】焼肉【ランチ平均予算】990円【ディナー平均予算】5000円【アクセス】東札幌駅 徒歩10分オススメしたシェフの声【TXOKO】ビルの地下で隠れるように営む、バスク料理の名店クリーミーな白子の食感に根セロリの苦味がとけ合う『真だち(白子)と根セロリのムースとビーツのジュレ』【TXOKO】とは、美食の街といわれるバスクの言葉で、人々がおのおの楽しむ美食クラブの総称。おいしいものが集う店でありたいと、シェフの按田宏之氏がこの名前を付けた。料理もまた按田氏が長年過ごしたバスクの料理を、北海道の力強い食材で楽しませてくれるのが特徴。冬であればタラやジビエなど、素材の味付けはシンプルにし、そこにバスクらしいエッセンスを忍ばせる。すすきのの雑居ビルの地下から、本場・バスクの心意気を伝えている。オススメしたシェフの声
2020年08月01日~愛読書をご紹介してくださるのは~【HAJIME】米田肇さん1972年、大阪府生まれ。電子部品メーカーに就職した後、26歳で料理人に転身。2008年に自身の店を持つと、当時、ミシュラン史上最短となる1年5カ月で三つ星を獲得。「Asia’s50 Best Restaurants 2018」では、6年連続の入賞を果たした。誰もやっていないことに挑戦するのがやりがい2008年に自分の店を持ってしばらくした頃のことです。当時は単価を低く設定していたこともあり、毎週のようにリピートしてくださるお客さまも多かったのですが、それによって、私は今まで料理人として学んできたことをすべてやり尽くしてしまった。たとえ満席であっても、ロボットのように同じ作業を繰り返し、同じ料理をつくることを嫌う私は悩みました。それで、ふと、芸術家が自分の内側からどうやって表現しているのか知りたくなり、目につく本を片っ端から読んでいったのです。『今日の芸術』岡本太郎著/光文社知恵の森文庫岡本太郎さんの『今日の芸術』には特に感銘を受けました。そこには、「芸」とはすでに存在しているものに磨きをかけて継承していくこと、「芸術」とは創造であり、同じことを繰り返してはならない、というようなことが書かれていた。料理も芸術になりえる。私は自分の根源を見つけて心が震えました。今はガストロノミーをベースに生命学、生物学、脳科学などを取り人れて独自の美意識と世界観を表現していますが、それを実践するに至ったのはこの本に出合えたからかもしれません。『ゼロ・トゥ・ワン 君はゼロから何を生み出せるか』ピーター・ティール著/NHK出版また、『あたらしい働き方』という本は、経営者としての私に労働環境を変革するきっかけを与えてくれました。かつては昼夜営業していたのが今は夜のみ。1年ごとに給料見直し、スタッフのために休憩室を設けるなど、徐々に手を付けています。今や少子高齢化の時代。求人には苦労します。新しい試みを他に先駆けてやることで一緒に働きたいと思う人が増えたらうれしいですね。『あたらしい働き方』本田直之著/ダイヤモンド社振り返れば、大阪という土地で高価格帯の店をやること自体、チャレンジでした。大阪では難しい、すぐにつぶれるとよく言われたものですが、はやっているからといって似たような店を開いたらお客さまの取り合いになるでしょう。ならば、人がやっていないスタイルで勝負しないと。『ゼロ・トゥ・ワン』を読んでは、その考えは間違っていないと再確認し、自分を鼓舞しています。~米田さんの愛読書3選~『今日の芸術』岡本太郎著/光文社知恵の森文庫絶えず新たな挑戦をし続けてきた希代の芸術家・岡本太郎による芸術論集。「芸術はうまく、美しく、快いもの」という価値基準を覆そうとする彼の哲学はアート関係者ならずとも参考になるはず。『ゼロ・トゥ・ワン 君はゼロから何を生み出せるか』ピーター・ティール著/NHK出版投資家としてシリコンバレーで絶対的な影轡力を持つ著者が、自身の母校であるスタンフォード大学で学生向けに行った講義の内容を収録。起業についての考え方が基礎からわかりやすく語られている。『あたらしい働き方』本田直之著/ダイヤモンド社古い価値観や常識に縛られない働き方とはどういうものなのか。ハワイを拠点にノマドライフを実践する著者がパタゴニアなど日米約20社の先進企業を取材し、その中から得られた確信をつづっている。いかがでしたか。料理人の愛読書「シェフの本棚」も掲載されている冊子「hitosara quarterly magazine」は、グルメサイト「ヒトサラ」が加盟店様向けに発行している食のトレンドブックです。日本から世界まで、あらゆる角度から食の情報を集めています。下記リンクより試し読みもできます。ぜひチェックしてみてください。HAJIME【エリア】肥後橋【ジャンル】創作料理【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】50000円【アクセス】肥後橋駅 徒歩2分
2020年07月25日【ristorante la Tenda Rossa】イタリア料理【restaurant Artisan】フランス料理【Trattoria BiCOLORE Yokohama】イタリア料理【韓料理 夢回廊】韓国料理【惠土】蕎麦【ristorante la Tenda Rossa】本場トラットリアの空気が流れる横浜をけん引するイタリアン『手打ちピーチ天然猪のラグー』奄美大島や五島列島から仕入れる魚、牛やジビエの熟成肉。ワインはイタリア産だけを厳選し、1,000本以上をストック。料理やワインに確かなこだわりを持ちながらも、【ristorante la Tenda Rossa】に一切の気負いはない。一体感のある雰囲気がゲストの心を解きほぐす『シェフスペシャリテ伊産アーティチョークのリピエノ』「『オレの店ではこれを食え!』というのはないんです。いかにお客さんを喜ばせるか」とシェフ・西沢健三氏が話すように、ここでは奔放に料理とワインを楽しみ、笑い合うのが正解。それは、まさに西沢氏が修業時代に感銘を受けた京料理の文化の奥深さであり、イタリアのトラットリアのあり方である。70席の店内が連日満席になる活気は、奇をてらうことのない郷土料理、ウェイターのもてなし、ゲストの笑顔がひとつになって生み出されている。ristorantelaTendaRossa【エリア】関内/馬車道【ジャンル】イタリアン【ランチ平均予算】1400円【ディナー平均予算】5000円【アクセス】馬車道駅 徒歩2分オススメしたシェフの声【restaurant Artisan】シンプルながら、味の記憶が鮮明に残るフレンチ「記憶に残る一皿」がモットークラシックの技法と、豊かな発想力をもとに出される斬新なアイデアを武器に、Artisan(フランス語で職人の意味)という言葉にこだわり、おいしさを探求し続けるシェフの姿勢。それは何よりも、「食べる楽しさ」をゲストに伝えることを追求したいというシェフの思いの表れでもある。会食や記念日、デートなど、大切な日に店を利用したいというゲストが後をたたないのは、サービスや店づくりなど、隅々にまでその思いが行き届いているからなのだろう。restaurant Artisan(レストラン アルティザン)【エリア】関内/馬車道【ジャンル】フレンチ【ランチ平均予算】4000円【ディナー平均予算】8000円【アクセス】日本大通り駅 徒歩1分オススメしたシェフの声【Trattoria BiCOLORE Yokohama】自在な技でイタリア料理の魅力を発信する名店シェフのスペシャリテ『タコのサラミ仕立て』トラットリアの名が示す通り、気軽に立ち寄れる店構え。しかし登場する料理を前にすれば、そのクオリティに驚かされるはず。手がけるのは30年のキャリアを誇る佐藤護シェフ。4年半にわたるイタリア修業時代には、星付きの名店から郷土料理の人気店まで、のべ14軒もの店で腕を磨いた。伝統的なものからクリエイティブなものまで、自在にゲストの舌を楽しませる。気さくな空間と多彩な料理で、イタリア料理の魅力を余すところなく満喫できる名店だ。TrattoriaBiCOLOREYokohama【エリア】平沼【ジャンル】イタリアン【ランチ平均予算】3500円【ディナー平均予算】10000円【アクセス】横浜駅 徒歩8分オススメしたシェフの声【韓料理 夢回廊】母の味を受け継いだ店主がつくる韓国家庭料理外はカリッ、中はふんわりとした生地が魅力の『シイタケのチヂミ』一軒家を改装した店内は、まるで韓国で個人宅に招かれたかのよう。穏やかな時間が流れるこの空間でいただけるのが、店主の国本廷宏氏が母から受け継いだ韓国家庭料理。と、それだけ聞くと、本場の家庭料理そのままの素朴な料理が出てくるのかと思いきや、日本人の口に合うようしっかりと昇華されている。なかでも、名物の『シイタケのチヂミ』は必食。大ぶりのシイタケが丸ごと入り生地は外はカリッ、中はモチモチとしており絶妙な食感で、ファンも多数。韓料理夢回廊【エリア】磯子/新杉田【ジャンル】韓国料理【ランチ平均予算】1200円【ディナー平均予算】4000円【アクセス】磯子駅 徒歩3分オススメしたシェフの声【惠土】挽きぐるみを喉で味わう、野趣に富んだ手挽き蕎麦『手挽き蕎麦』店主が情熱を傾ける逸品は『手挽き蕎麦』。有機栽培の蕎麦の実を、石臼でていねいに挽いてつくられる。メニューは、蕎麦を中心とした『蕎麦懐石』のみ。自然栽培の野菜や鮮魚を使い、だしの風味や旬の素材を活かした彩りも美しい一皿へと生まれ変わらせる。その料理を引き立たせるのは、店主が趣味で集めたという骨董品や若き陶芸家の器。まるで時が止まったかのような穏やかな空間の中での食事に、心に染み入るひとときが過ごせる。オススメしたシェフの声
2020年07月25日選ぶのに迷ってしまうほど種類が豊富で、味も進化し続けるコンビニのお食事系メニュー。プロのお墨付きが出たおいしい商品をチョイスしてみませんか?「ジョブチューン」の「セブン-イレブン×超一流中華料理人」で大絶賛されたセブンの中華料理を2品紹介します。 名店の料理人たちが絶賛したコンビニの中華とは? 2020年7月11日にTBS系「ジョブチューン」で「セブン-イレブン×超一流中華料理人」が放送されました。 番組の内容は、中華の名店の料理人7人がセブン-イレブンの開発担当者イチ押しの中華10品を実食し、「合格」または「不合格」を判定するというもの。そのなかで全員から合格となったのが「1/2日分の野菜!9種具材の海鮮中華丼」と「Wガラスープが自慢!6種具材のタンメン」の2品です。超一流の料理人がこぞって認めた味とあれば、食べないわけにはいきません。番組内でのコメントも踏まえつつリポートしていきます! 野菜&魚介がたっぷり!手間にこだわった中華丼 「1/2日分の野菜!9種具材の海鮮中華丼」は、1日に必要な野菜の半分の量と、エビやイカなどの魚介がたっぷり入った中華丼。野菜の切り方やボイル、炒め方など何度も試行錯誤を繰り返して完成したロングセラー商品です。 自宅で温める場合は、500Wの電子レンジで約4分温めます。下は白米、上は具材の2段形式になっていて、具材を白米にかけたら完成です。白米の量も結構あり、食べごたえがありそうです。上皿を傾けると簡単にかけられますが、餡が熱々なのでご注意ください。 たっぷりトロトロの餡がキラキラしておいしそうです。食べてみると、野菜がシャキシャキ! 魚介風味もしっかり感じられてとってもおいしいです。シャキシャキ食感の秘密は、野菜を高温で炒めてうまみと水分を閉じ込めているからだそう。そこに牡蠣エキスの入った特製の中華餡を加えることで、より魚介のうまみが引き立つおいしさに仕上がっているんです。 ジョブチューンでも、「シャキシャキ野菜の食感がすごく残っていてビックリ」「野菜の食感・甘みや餡にも奥行きがあり、三位一体でおいしい」「さっきここで作ってきたんじゃないかと思うクオリティ」と大絶賛でした♪ ・価格:496円・カロリー:508kcal 野菜・めん・スープすべて完璧のタンメン もう1品、満点となったのが「Wガラスープが自慢!6種具材のタンメン」です。発売から10年以上愛され続ける人気商品で、こちらも中華丼と同様に、1/2日分以上の野菜が摂取できます。その上、カロリー275kcalととってもヘルシーでうれしいですね♪ 容器は2段仕様で、電子レンジで温める前にチラッとのぞいてみると、上段はめんと具材、下段には液体のスープが入っていました。てっきりスープはゼリー状で、温めると液体になるタイプと思っていたので意外でした。500Wの電子レンジで約6分温めて、スープにめんと具材を移したら完成です! 電子レンジで温めても、野菜はしっかりとシャキシャキしていて、かむほどに野菜のうまみがします。めんもちゃんとほぐれていて、つるっとしているのにコシもあり、コンビニのめんとは思えないおいしさでビックリ! 開発担当者によると、めんには特製の強力粉が使用され、毎日工場で作っためんをさらに熟成させることで、時間がたってもおいしく食べられるようになっているそうです。仕事が丁寧すぎる……! スープもコクがあるのに、さっぱりとした味わい。鮮度の良い豚ガラと鶏ガラを使用されているそうですよ。 ジョブチューンでの超一流料理人たちの評価も「インスタントとは思えない、料理人が作るような奥行きのあるスープ」「生めんのような食感で素晴らしい」など、絶賛の嵐でした! ・価格:429円・カロリー:275 kcal いかがでしたでしょうか? どちらの商品も非の打ちどころのない味で、超一流中華料理人が全員合格を出したのも納得でした。個人的には、お値段の安さも大いに評価したいところです。このクオリティの味が500円以下で食べられるとは、セブン-イレブンさんには感謝しかありません……! ランチや夕食に、ぜひ食べてみてください! ※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。※記事内の価格とカロリー表記は、商品パッケージに表記されていたカロリーを記載しています。価格表記は消費税込みの価格です。※新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、一部店舗では臨時休業や営業時間の変更などを実施している可能性があります。商品購入の際には自分だけではなく周りの方、スタッフの方への感染防止対策を十分におこない、安全性に配慮していただくなどご注意ください。外出を楽しめる日が1日も早く訪れますように! ベビーカレンダーでは家事や収納、ファッションなど、ママたちの暮らしに寄り添った【ライフスタイル記事】を強化配信中! 毎日がもっと楽しく、ラクになりますように。
2020年07月22日【ristorante NAKAMOTO】イタリア料理【宮川町 水簾】京料理【鮨まつもと】鮨【Reine des Pres(レーヌデプレ)】フランス料理【ristorante NAKAMOTO】人口7.5万人の街にありながら、関西屈指との呼び声も高いサクサク感が魅力の美しい前菜『舌平目のフリットと季節の野菜』オーナーシェフの仲本さんは、フィレンツェの三つ星【エノテカ・ピンキオーリ】やNY、東京の名店で腕を振るってきた。独立にあたり、シェフが舞台として選んだのは自身の故郷でもある、人口わずか7.5万人の木津川市。本場のレストラン文化を知るシェフだからこそ、「車で1時間の場所に名店があるのはイタリアではふつう。それを日本でやってみたかった」と思いを語る。歯切れの良さが特徴のパスタ『アンニョロッティ』フィレンツェの名店のために考案した『ドッピオ ラビオリ』ランチ、ディナーともにコースのみで提供される料理は、繊細でありながら食材の力強さを生かした線の太いイタリアン。この味を求めて関西の隣県だけでなく東京などからも美食家が集まると聞けば、日本の都市偏重の傾向を変えていく可能性を秘めたレストランだと感じざるにはいられない。ristoranteNAKAMOTO【エリア】城陽/京都府南部【ジャンル】イタリアン【ランチ平均予算】8000円【ディナー平均予算】12000円【アクセス】木津駅 徒歩5分オススメしたシェフの声【宮川町 水簾】伝統を重んじつつ、現代の嗜好にも寄り添う京料理味わいを楽しむだけなく、見事な包丁の技を目で楽しむ喜びも京都では古くからの情緒を残す5つの花街(はなまち)を総称して五花街(ごかがい)と呼ぶ。そのうちの一、鴨川東“ 宮川町”にしっとりと佇む同店。初代料理長として厨房を仕切る島谷さんは、卓越した包丁の技をもち、日本料理アカデミー主催の2009年「第2回日本料理コンペテイション」で優勝するなど活躍した料理人。見事な包丁さばきを目で楽しめるカウンター、接待などにはしっとりとした趣のある個室も用意し、盤石の体制で客をもてなす。宮川町水簾【エリア】祇園【ジャンル】和食【ランチ平均予算】6000円【ディナー平均予算】14000円【アクセス】祇園四条駅 徒歩5分オススメしたシェフの声【鮨まつもと】妥協を許さぬ仕事で祇園に江戸前を根づかせた名店おまかせで堪能する『江戸前寿司』花街・祇園の石畳の道に、白地に「鮨」の粋な暖簾。この店の主人・松本大典さんは、東京・新橋【鮨しみず】で腕を磨いたのち、京の魅力に惹かれてこの地に独立し、いまでは京都の寿司好きで知らぬ人のない名店としてその地位を確立。「可能な限りその日最高のものをお出しする」という信条のもと、毎朝、豊洲、明石から良質な魚介を直送。それらに煮る、炙る、一塩、漬けなど技法を凝らしたていねいな仕事をし、ゲストに江戸前の真髄を堪能させている。鮨まつもと【エリア】祇園【ジャンル】鮨・寿司【ランチ平均予算】9000円【ディナー平均予算】20000円【アクセス】祇園四条駅 徒歩5分オススメしたシェフの声【Reine des Pres】無駄をそぎ落とし、“小宇宙”を求道する実力派中原シェフ流、火入れの真骨頂『平鱸のポワレ』「油絵のように重ね合わせていくのではなく、墨絵のようにシンプルに」。そのコンセプトを料理で表現する中原シェフ。そのために、食材は全国からシェフが探し出したものを使い、そこに研鑽を重ね会得した独自の火入れの技で、食材の旨みと食感を引き出す。『オマール海老のサラダ仕立て』や『平スズキのポワレ』など、いずれも一般的なオマール海老や平スズキの概念を覆すような繊細でやさしい食感に、舌も心も奪われるゲストがあとを絶たない。Reine des pres【エリア】四条河原町周辺/寺町【ジャンル】フレンチ【ランチ平均予算】7000円【ディナー平均予算】18000円【アクセス】神宮丸太町駅 徒歩3分オススメしたシェフの声
2020年07月17日SBDB039セイコーウオッチ株式会社は、本格スポーツウオッチブランド<セイコー プロスペックス>から、南極が生んだ神秘的な情景から着想を得たグリーンが印象的な、数量限定モデルを2020年7月30日より国内、海外で順次発売いたします。希望小売価格は69万3,000円(税込)(税抜63万円)です。スカルブスネス湖底に広がる神秘の森を再現セイコーダイバーズの歴史は1965年に発売した国産初のダイバーズウオッチにまで遡ります。その後、南極をはじめとする過酷な環境へ赴く調査隊や冒険家の下で使用されることで、信頼を築き上げてきました。南極・昭和基地から約55kmの位置にある「スカルブスネス」と呼ばれる露岩地帯。そこには日本の研究チームが発見した、湖沼の底に広がるコケと藻の森が存在しています。南極の水中という極限の状況にあって、長い年月をかけて形成されるコケと藻による神秘の森。幻想的な姿の中に生命の力強さを感じさせるこの植物群は、発見者たちから「コケボウズ」と呼ばれ、南極の湖底にひっそりと佇んでいます。このコケボウズは1種の植物によって出来上がったのではなく、コケと複数の藻類、バクテリアが共存することで形成されていることが判明しています。地球が生んだ神秘的な情景からインスピレーションを受け、本作では群生するコケボウズをダイヤルパターンやグリーンカラーのセラミックスベゼル表示板で表現しました。スカルブスネス遠景南極の湖底に群生するコケボウズ 大きいものは高さ70~8-cmにもなる<セイコー プロスペックス>は、ダイビングやトレッキングなど、スポーツやアウトドアシーンに対応する本格機能を備えたスポーツウオッチブランドです。その中でもブランドを象徴するダイバーズウオッチは、1965年に国産初のダイバーズウオッチとして誕生して以来、独自のテクノロジーを搭載したエポックメーキングな商品を次々と世に送り出してきました。50年以上に渡って弛まぬ進化を続け、世界中のプロフェッショナルダイバーや冒険家から高い評価と信頼を獲得しています。また、JIS(日本工業規格)やISO(国際標準化機構)におけるダイバーズウオッチ規格制定には、セイコーが技術開発の基準にしてきた性能規格が大きく貢献するなど、セイコーは常に世界をリードし続けてきたダイバーズウオッチのパイオニアです。【商品仕様】品番 SBDB039希望小売価格 69万3,000円(税込)(税抜63万円)ケース チタン(ダイヤシールド(※1))防水性能 300m飽和潜水用防水ケースサイズ 44.8㎜(りゅうず含まず)[厚さ]15.7㎜販売数量 世界限定:500本発売予定日 7月30日(木)その他仕様【ムーブメント仕様】スプリングドライブ(※2)ムーブメント キャリバー5R65巻上方式:自動巻時間精度:平均月差±15秒(日差±1秒相当)(気温5℃~35℃において腕に着けた場合)パワーリザーブ:約72時間石数:30石(※1)ダイヤシールド「ダイヤシールド」とは、日常使いの擦り傷、小傷から時計本来の美しい輝きや、きれいな仕上げを守るために、セイコーが独自に開発した表面加工技術です。(※2)スプリングドライブ機械式時計と同様にぜんまいのほどける力を動力源としながら、ICと水晶振動子により正確に精度を制御するセイコー独自の駆動機構です。電池が不要であること、温度変化や衝撃・振動など外部環境の影響をほぼ受けない安定した時間精度、さらに、流れるように滑らかな秒針の動き(スイープ運針)が特徴です。企業プレスリリース詳細へ本記事に掲載しているプレスリリースは、株式会社PR TIMESから提供を受けた企業等のプレスリリースを原文のまま掲載しています。FASHION HEADLINEが、掲載している製品やサービスを推奨したり、プレスリリースの内容を保証したりするものではございません。掲載内容に関するお問い合わせは、株式会社PR TIMES()まで直接ご連絡ください。
2020年07月15日ほろ苦くも温かい人間ドラマや独特の笑いのセンスが光る世界観で、多くの映画ファンの心を鷲掴みにしてきた沖田修一監督。今回、常に新作が待ち望まれる沖田監督が初めて人気漫画原作の実写化に挑んだ最新作『子供はわかってあげない』に合わせ、南極基地内の隊員たちの生活をコミカルに描いた『南極料理人』や、お人好しすぎる青年の愛おしい日々を描いた青春群像劇『横道世之介』、無骨な木こりと気弱な映画監督の交流を描いた『キツツキと雨』と、“おうち時間”を満喫できる<沖田ワールド>の作品をピックアップした。個性豊かな隊員のコミカルな日常と“おいしいご飯”『南極料理人』(Huluほかで配信中)実際に南極観測隊に参加した西村淳によるエッセイ「面白南極料理人」を実写映画化した本作。ペンギンやアザラシはおろか、ウィルスさえ生存できない極寒の地、南極ドームふじ基地に派遣された観測隊員8名。そのうちのひとり、料理人の西村(堺雅人)は食事以外楽しみがない彼らのために、日々腕をふるい、ときに贅沢な食材を使い、娯楽の少ない彼らをもてなしていく。過酷な状況下で繰り広げられる、ひと癖もふた癖もある個性派隊員たちのコミカルなやり取りにクスッとさせられることはもちろん、喧嘩をしながらもゆっくりと絆を深めていく彼らの“隔離生活”は、沈んだ心もおのずと明るくしてくれるはず。また、伊勢エビフライや夜食のラーメン、いくらのおにぎり、具だくさんの豚汁など、劇中で次々に登場する豪華なご飯も必見!60歳の木こり×25歳の新人監督が意気投合?2人のふれあいに心癒される『キツツキと雨』(Netflixで配信中)舞台は、人里離れた山あいの村。地元の木こり・克彦(役所広司)は、ゾンビ映画の撮影にやってきた新人監督・幸一(小栗旬)と出会い、ひょんなことから映画のことなど何も知らないまま、映画作りの手伝いをすることに。最初は距離を感じていたふたりが、次第に良い影響を与え合い、心を通わせていくさまを映し出した本作。劇中では、あれよあれよという間に克彦が幸一の映画に出演することになり、愛らしい“ゾンビ演技”を披露。演じる役所さんの怪演(!?)はもちろん、絶妙なユーモアを交えながら描かれる、異色のふたりのふれあいや、緩やかに流れる山村の優しい空気には、思わず心が癒されてしまうこと間違いなし!どこまでもお人好しな世之介が愛おしい!切なくも温かい“大切な思い出”に涙があふれる『横道世之介』(Netflixほかで配信中)吉田修一による同名青春小説を映画化した本作。頼みごとは断れないお人好し・横道世之介(高良健吾)は、大学進学のために上京したばかりの18歳。お調子者の倉持(池松壮亮)を始め、女性に興味を持てずにいる加藤(綾野剛)、大人の魅力を漂わせる千春(伊藤歩)、一方的に世之介へ想いを寄せるお嬢様の祥子(吉高由里子)など、様々な人々と出会いながら、持ち前の明るさで周囲を幸せにしていく――。どこまでも純粋でまっすぐで、ちょっぴり図々しいけど憎めない不思議な魅力を持ち合せる世之介。そんな彼を取り巻く人々との、切ないけれど温かく、かけがえのない大切な思い出に、きっとラストは涙があふれてしまうはず。どこか懐かしくも新しい“宝箱のような夏休み”。いっぱい笑って、ほろりと泣ける青春映画『子供はわかってあげない』(6月26日公開)「マンガ大賞2015」や数々の漫画賞を受賞し、「モーニング」連載時から話題沸騰だった田島列島の傑作コミックが実写映画化。主演を務めるのは、「義母と娘のブルース」「いだてん~東京オリムピック噺~」で注目を集め、瑞々しい魅力と確かな演技力で引っぱりだこの上白石萌歌。相手役には、超新人ながら石井裕也監督作『町田くんの世界』主演に大抜擢された細田佳央太。さらに人間模様を鮮やかに彩るキャストには、豊川悦司、千葉雄大、斉藤由貴、古舘寛治など、実力派の名優陣が大集結し、物語をカラフルに広げる。高校2年の水泳部女子・美波(上白石さん)は、書道部男子のもじくん(細田さん)との運命的な出会いをきっかけに、幼い頃に別れた父親の居場所を探しあてる。何やら怪しげな父・友充(豊川さん)にとまどいながらも、海辺の町でいっしょに過ごすが…。心地よい海風。爽やかに鳴る風鈴に、超能力!?お気楽だけど、けっこう怒濤の展開が待ち受ける。本作で描かれるのは、主人公・美波とシャイで素朴な青年・もじくんとの甘酸っぱすぎ初恋や、“元教祖(?)”の実の父・友充、ジェンダーレスな雰囲気を漂わせるもじくんの兄・明大など、ちょっぴり“ワケあり”でステキな人々との“普通じゃない”夏休み。初めて漫画原作の実写化に挑んだ沖田監督は、原作・田島列島の甘酸っぱすぎる新感覚ボーイミーツガールを見事に表現しつつも、子どもと大人の狭間で揺れ動く高校生、そして大人たちの気持ちをゆるやかにやさしく描く。美波の感情が高まった告白シーンは、監督の新境地シーンとしても必見。いっぱい笑って“ほろり”とする、懐かしくも新しい青春映画の傑作が誕生した。『子供はわかってあげない』は6月26日(金)よりテアトル新宿・イオンシネマほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:南極料理人 2009年8月8日よりテアトル新宿にて先行公開、22日より全国にて公開キツツキと雨 2012年2月11日より角川シネマ有楽町ほか全国にて公開© 2011「キツツキと雨」製作委員会横道世之介 2013年2月23日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2013「横道世之介」製作委員会子供はわかってあげない 2020年6月26日よりテアトル新宿・イオンシネマほか全国にて公開©2020「子供はわかってあげない」製作委員会©田島列島/講談社
2020年04月25日オホーツクの流氷に触れることができる企画展「オホーツクの流氷に触れてみませんか」が、名古屋港ポートビル隣にある南極観測船ふじで開催される。会場には、オホーツク海の流氷が展示されるほか、知床の自然について紹介するコーナーもある。なお、開催日は流氷の状態によって決定し、流氷の状態によっては中止となる場合もある。オホーツクの流氷展「オホーツクの流氷に触れてみませんか」南極観測船ふじ(名古屋市港区港町1番9号)9時30分から17時まで(最終入場は16時30分)※休館日は毎週月曜(祝日の場合は翌日)入館料/大人300円、小中学生200円
2020年02月14日「小学4年生のとき、母の誕生日にハンバーグを作ってあげたんです。そのとき『おいしい』って言ってもらえたのがすごくうれしくて。それがきっかけで、料理人を目指していました」お母さんとの心温まるエピソードを語ってくれたのは、『仮面ライダーゼロワン』(テレビ朝日系・日曜9時〜)で主人公を演じている高橋文哉(18)。料理人を目指す高校生だった彼は、友人からの勧めを機に芸能界に足を踏み入れることに。料理人の夢を追い続けるか、芸能界に挑戦するか。悩む彼の背中を押したのも、やはり母の存在だった。「僕が小さいころ、芸能事務所に書類を送ったりしてたんです。それを思い出したとき、母の夢を一緒に追いかけられるなら、自分を信じて挑戦してみようと思いました」そして見事、令和初の仮面ライダーの座を射止めたものの、演技はほぼ初挑戦。現場では戸惑いの連続だったという。「朝から晩までかけて撮ったシーンが、放送では30秒にも満たなかったりして。正直、驚きが隠せなかったです(笑)。クランクインの前日から一人暮らしを始めたんですけど、その寂しさにも慣れなくて。もっと気持ちを整えてから現場に入るべきだったなって思います」しかし、劇場版『仮面ライダー 令和 ザ・ファースト・ジェネレーション』(公開中)の撮影が始まるころには、心境に変化が。「毎日、『俺は成長してる!』って思いながらやってたら、いつの間にか楽しめるようになってました(笑)。もちろん、まだ不安になるときもありますが、今は、目の前のことを頑張っていい作品を皆さんに届けたいです!」「女性自身」2020年1月21日号 掲載
2020年01月12日「Hulu」で配信する南極の科学研究基地を舞台にした“極限サバイバルミステリー”「THE HEAD」に、山下智久がメインキャストのひとりとして出演決定。「英語や製作スタイルをしっかり学びつつ、僕が持っているものも共有させていただき、さらに経験を積み上げていきたいです」と意気込みのコメントも到着した。本作は、ヨーロッパ有数の製作会社「THE MEDIAPRO STUDIO」が主導する超大型国際ドラマ。エミー賞も受賞した「HOMELAND/ホームランド」のエグゼクティブ・プロデューサーを務めたRan Tellemが製作総指揮を務め、日本国内ではHuluオリジナルの連続ドラマとして配信。ほか、ヨーロッパの主要放送局や中南米、HBO Asiaが網羅する23の国と地域での放送、そして各国の配信プラットフォームで同時公開する。南極の科学研究基地を舞台にした本作では、暗闇と氷河に覆われる“長い冬”を迎えるにあたり、研究員たちは「越冬隊」の10名を残し、基地を去ることに。しかし、半年にわたる冬のさなかに突如、基地と外界の交信が断絶。数週間後に研究員たちが基地に戻ると、そこには目も当てられない惨状が広がり、ほとんどの研究員が死亡、1名は行方不明、生存者2名になっていることが判明。6か月の間に基地では何が起こったのか?闇深き謎をめぐり、陸の孤島ともいえる南極の基地で、極限状態に置かれた人間たちが壮絶な心理合戦を繰り広げていく。そんな本作で、今回山下さんが世界規模のドラマシリーズ初出演!物語において極めて重要な役どころである研究員を演じるという。また、全編海外ロケとなる大掛かりな本作の撮影は、12週間かけてスペインとアイスランドで行われる予定。全編英語のセリフに挑み、新たな地平を切り開く。今回の出演に関して山下さんは「責任とプレッシャーも感じていますが、できる限り作品にフィットする人物を作り上げていきたいです」と意気込み、「セリフとしての英語は心情や状況を理解し、たくさん練習した上でこそ自然と出てくるものだと思うので、しっかりと準備して挑みたいです。また、共演者の皆さんも国際色豊かなので、最初は文化の壁もあるかもしれませんが、万国共通である“心”を通じ合わせて、作品を作っていきたいです」とコメントしている。ほかにも、スペインのアルバロ・モルテ、イギリスのキャサリン・オドネリー、アメリカのアメリア・ホイらの出演が決定している。脚本は、『フェーズ6』アレックス・パストールとダビ・パストール。監督は、『記憶探偵と鍵のかかった少女』のホルヘ・ドラドが手掛ける。「THE HEAD」は2020年春、Huluにて配信予定(全6話)。(cinemacafe.net)
2019年06月18日大阪の水族館「海遊館」の「南極大陸」水槽がリニューアル。。2019年3月29日(金)より1990年の開業以来となる大規模なリニューアルを終えリフレッシュオープンする。水陸両方で暮らす「ペンギン」にフォーカス新生「海遊館」の目玉となるのは、南極大陸にフォーカスを当てた「南極大陸」水槽だ。水陸両方の世界で暮らすペンギンたちの生態と、青く美しい南極大陸の豊かさを表現するため、アートワーク、照明などにもこだわり製作した。陸と繋がる海氷海の中を泳ぎ周り、仲良く陸を歩くペンギンたち。そんなペンギンたちの生活をリアルに再現するため、水槽の中には陸と海中のつながりを表した海氷を設置。陸の部分には、氷の大陸がイメージできるよう、最新のアートワークを取り入れて、青白く表現している。空の部分は、グラデーションカラーに仕上げることで、白色の氷の大地と青色の空のコントラストを詩的に描き出している。ペンギンの声が聞こえる臨場感あふれる空間ペンギンたちの細部まで観察できるよう、大型の二重ガラスすべて新品ガラスに取り換え。観覧通路は、ペンギンたちの声が聞こえるようにアレンジすることで、南極の世界を臨場感たっぷりに伝える。この「南極大陸」水槽には、ペンギンの仲間では2番目に大きい「オウサマペンギン」、ペアで挨拶したり鳴き交わしたり…と仲睦まじい姿をみせる「ジェンツーペンギン」、目の周りの白い輪が特徴の「アデリーペンギン」などが登場予定だ。【詳細】海遊館「南極大陸」水槽オープン日:2019年3月29日(金)住所:大阪府大阪市港区海岸通1丁目1−10入館料:大人(高校生・16歳以上) 2,300円、子ども(小・中学生) 1,200円、幼児(4歳以上) 600円、シニア(60歳以上) 2,000円、3歳以下 無料※価格は税込み。
2019年03月30日今回、お店をご紹介してくださるのは……【L’AS】兼子大輔シェフ1979年生まれ。大阪【ラ・ベカス】、東京【コートドール】を経て渡仏。2012年南青山に【L’AS】をオープン。2013年に同じ南青山内へ移転、【L’AS】移転と同時に【CORK】をオープン。その実力は世界でも高い評価を得ており、2014年イギリスの高級グルメ雑誌「FOUR」主催の世界の若手ベストシェフに選ばれる。兼子シェフがオススメするお店新宿【シェフス】過度に飾り立てず、素材の味を引き立てるシンプルな上海家庭料理白を基調にした、清潔感溢れるインテリア。気取らずにくつろげる雰囲気が漂います住宅街の一角、知らなければ喫茶店と見間違えてしまいそうなシンプルな店構えの上海家庭料理屋【シェフス】。この設えは「飾り立てずシンプルにおいしいもの」という店の信念を表しています。〆にはネギの風味とスープのコクが魅力の『ネギラーメン』を。老鶏スープを4~5時間煮詰めた琥珀色のスープが決め手本当の美食とは、見せかけの美しさではなく、心も身体も幸せになる料理――、そんな故・王恵仁さんの哲学を継ぐ、素材の持ち味を大切にする繊細で軽やかな口当たりの上海家庭料理です。燻製の香りとトマトの酸味が調和する『玉子トマト炒め』2,300円(税抜)エビ本来の旨みが引き立つ『海老香り蒸し』4,000円(税抜)料理は上質な調味料が生み出す軽やかなおいしさ。オリーブオイルや日本酒、ワインを使った仕込み、控え目にした香辛料など、見えない部分にこだわることで、重すぎず、食べ疲れしない中国料理を実現しています。南シェフ考案の新メニューも続々登場。素揚げにしたアジに八角のソースをかけたアジのマリネは南シェフのオリジナルメニューオススメした兼子シェフの声「中華ってこんなにおいしかったんだ」と初めて実感させてくれた中国料理店です。流行に流されることなく、信頼あるメニューで出迎えてくれます。【シェフス】店舗詳細シェフス(CHEF’S)【エリア】新宿1~2丁目【ジャンル】上海料理【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】7000円【アクセス】新宿御苑前駅 徒歩5分兼子シェフのお店【L’AS】店舗詳細L’AS【エリア】青山/信濃町【ジャンル】フレンチ【ランチ平均予算】6000円【ディナー平均予算】8000円【アクセス】表参道駅 徒歩5分
2019年02月21日日本に暮らす外国人の先生に、現地そのままの調理法を教わることができると人気の料理教室「tadaku」。なかでも評判というスリランカ料理の教室を、ライターKが初体験。いざ、スリランカの食卓へショートトリップ。にっこりと迎えてくれたガマゲ・モハンさんのお宅は料理教室用に改装した落ち着く空間。まずはスリランカという国とアーユルヴェーダについて1時間、お茶を飲みながらじっくり学ぶ。「料理を作るだけでなく、その国の歴史や文化について聞いたり、資料を読んだりして、スリランカのことをより深く理解していただきたいのです」と、モハンさん。料理は先生による実演を見て学ぶスタイル。自宅のキッチンなので、秘蔵の調味料を見せてもらって味見できたり、ホームステイ気分で4時間満喫。食と料理の枠を超えた異文化体験が楽しめました。次はどの国のレッスンに行こうかな!料理の前に、まずは現地を知る。先生が自己紹介をした後、スリランカの国の歴史や現地でのアーユルヴェーダ(伝統医療)の考え方について教わる。現地のお米の種類や味の要になるスパイスのことなど、興味がおもむくままに質問する。材料についてレクチャー。野菜は事前に切って用意されている。スパイスがいい香り!ターメリック、フェネグリーク、クローブなど、すべてのレシピにスパイスは欠かせない。「クローブやカルダモンは消化をよくし、腸を整えます」など、効能を解説してくれる。まずはお米の準備から。まずはお米をしっかり洗う。「スリランカのアーユルヴェーダでは、食材はしっかり洗うことで細胞が生き返る、と考えられています」。洗い米にカレーリーフ、クローグ、カルダモン、シナモンスティックなどスパイスを入れて炊きはじめる。野菜と豆、2種類のカレーを作る。『野菜カレー』スリランカでは煮込み料理全般を、すべて「カレー」と呼ぶのだそう。みじん切りにしたにんじん、じゃがいも、スパイス、少量の水を鍋に入れ煮込む。「スパイスが野菜の味を引き出してくれます。でも、一番のスパイスは愛情ですよ」『ダールカレー』たっぷりのレンズ豆をよく洗い、玉ねぎ、ニンニク、カレーリーフ、シナモン、ココナッツパウダーなどと一緒に煮る。「カレーを作るときは、水っぽくならないように気をつけてください」。しばらく煮込んだら味見タイム…おいしい!ポルサンポールと三つ葉のサラダが完成。スリランカ料理に欠かせない「ポルサンポール」は、ココナッツファイン(粗びきの粉末)にトマトや青唐辛子を混ぜたもの。三つ葉のサラダは、三つ葉が細かく切ってあり、日本のおかずとはだいぶ見た目が違う。テーブルに並べたら、現地流の食べ方のレクチャーも開始。お皿の上で少しずつおかずを混ぜながらいただく。消化がよくなる効果があるそう。『tadaku』イタリア、スペイン、フランス、タイなど約80か国の料理や文化を学べる。HPから行きたい料理教室を予約しホストの家へ。レッスン料は平均5000円。日本各地、約300か所で開催中。スリランカ料理教室 with Mohan東京・西荻窪で開催。アーユルヴェーダのお医者さんでもあるモハンさん。丁寧なレクチャーと料理のおいしさにリピーター多数。日本語OKなので英語ができなくても大丈夫。※『anan』2018年12月5日号より。写真・内山めぐみ取材、文・神武春菜(by anan編集部)
2018年11月30日―料理人になって50余年。振り返ってみて、18歳のときに今の自分の姿は想像できたでしょうか?それは難しいですね。誰も将来の自分を想像することはできないですよね。でも振り返ってみて、毎日健康でいられることにただひたすら感謝しています。それから素晴らしい家族、仲間がいること、一緒に仕事をしてくれるパートナーがいることに心から感謝をしています。毎日メニューを考えたりすることなど、この職業は集中する必要があります。そこに対して少しフラストレーションを感じることもあるけれど、それは職業の宿命として受け止めている。50年やっても、そう思いますね。―1981年にサン=テティエンヌでレストラン【ピエール・ガニェール】をオープンした後、5年後の86年に2つ星、93年に3つ星を獲得。ご自身のキャリアの中で、どんどん評価があがってきたときにどう感じられましたか?2つ星がつく少し前に日本に初めて行ったことを覚えています。ミシュランの星の獲得については特にそれについて考えることはなく、とにかく目の前の仕事をするのみでした。評価は自分でするものではなく、他者の評価で初めて成り立つもの。自己満足でもいけない。自虐的でもいけない。そのバランスを保ちながら自信を持ち続けることが必要です。よく言われるけれど、人生というのは常に新しいスタートの連続だととらえています。毎日自分自身をこうするんだという自分への説得、あるいは、他の人を説得し続けることも必要。よりよい仕事を保つことのエネルギーが必要。その連続なのです。厨房で料理を盛り付けるピエール・ガニェールシェフ。日本の【ピエール・ガニェール】赤坂洋介シェフがサポート―とはいえ、いろんな声が入ってしまうから、バランスを保つことは難しいと思います。どうやってブレないような状態にされているのでしょうか?謙虚であること。人の話を聞くこと。集中しつづけること。流行にとらわれすぎないこと。今という時代は情報が溢れていて、毎日のように“また新たな天才が生まれた”というようなニュースに触れるわけですが、周りで起こっていることに注意を払いつつ、決してそれに振り回されることなく自分の芯となる部分は保つことが大切です。自分をよい状態にするには、ある程度のストレスも大事だと思っています。でも、ストレスがありすぎるのはダメです。また、私自身は“ナンバーワンシェフではない”ということを受け入れているつもりです。確かに名前が知られているかもしれませんが、常に批判もある。それにいちいち振り回されていては気が狂ってしまいます。批判はありつつも動じない。どこででもナンバーワンと認められるわけではない、それを認める、ということです。―ガニェールさんのお料理は前衛的でアーティスティックな料理という印象があります。一番最初にご自身のお店に立たれたときから、明確な料理のイメージはあったのでしょうか?自分の名前の店をやるときというよりもさらに前、父親の店を継いだ後、1977年に自分のために料理をしようと思ったんです。そう思ったとき、今までとは違うやり方で料理をしないといけないと感じました。さらに先を追及したい、違う組み立て方をしないといけないと思った。しばらくしてから初めて日本を訪れて日本料理を食べたときに、5-6年前から探していたのはこれだったんだ!と大きな発見がありました。料理に限らず絵画、陶芸、花・・・・・・。ほかの様々な芸術のように、料理を通して自分の感情を表現したいと気づいたのです。この日即興でガニェール氏がつくった一皿。インタビューしたのは4月末。春の生き生きとした食材がにぎやかに皿を彩る―その体験は、ガニェールさんに影響を与えた、ということでしょうか?”影響”、ではなく、”共鳴”と言うのでしょうか。多くの欧米の料理人がおかしてしまった過ちは日本の文化をコピーをすること。例えば洗練されたプレゼンテーションをまねする、というようなことは危険だと思います。私自身はそういう風に影響を受けたというつもりはありません。それより、日本の文化に触れたことによって、哲学的な親近感を感じた、ということです。―振り返ったときに日本に最初に来たときの体験は、やはりすごく印象的な出来事だったんですね。若いころは何かをつくり上げて、それが何を意味するかというのに気が付くことはできない。けれど、それをもとにだんだん人生が積み上がり、それが人のヒストリーとなっていく。この経験がその時期最も重要だったかはわからないけれど、強く記憶に残っているのは確かです。遠くに見える山、そしてビル群が東京らしい景色。【ピエール・ガニェール】の窓際は絶景を望める―日本の魅力はなんですか?少し矛盾している国だというところ。1つの側面は素晴らしく洗練されたものを持っていて、美しくて、純粋で、ピュア。建築の中にも見えますし、寿司店のカウンターの木のクォリティの良さ一つとってもそうです。洋服もそうです。しかし、その一方で猥雑な面も持っていると思います。日本の洗練された部分は年を重ねるごとにどんどん理解できるようになった。けれどゲームや漫画、という我々と異なる文化、それから男女関係などは私には不思議に映るところがある。そこが面白いです。―男女関係ですか??僕は専門家ではないので、そこは詳しくは語りませんが(笑)シックで落ち着いた店内―50年という年月を通じて、料理に対する変化というのはあったのでしょうか?ありますね。長いこと、料理は私にとって一種のセラピーのようなものでした。料理を通して精神を表しているような。料理を通して自分の人生を写しているような感覚です。ただ、現在は料理自体が私の人生そのものであることに変わりはないのですが、そこに対する恐怖感というのは減ったように感じます。また初めてロンドンに海外展開をしたときから変わったことがありました。以前はすべて自分でメニューを考えて書いたら、自分で料理をしていました。けれど今は私がメニューを考えて各国のシェフたちがさらに私の考えを翻訳して料理をつくっています。それで良くなるときもあれば、そうでないときもある。そこも変化した部分ですね。―日本では赤坂洋介シェフが翻訳をしているということですね。赤坂シェフは昔、料理の仕方がとても日本的だった。けれど彼も年齢を重ねて自分自身のスタイルというのが少しずつ出てきて、日本人的なやり方とフランス文化のうまい感じの組み合わせになってきた。前よりもずっとシンプルな料理になってきていますし、味覚もより繊細になってきている。私は本当にそう思っていなければ言いませんが、赤坂シェフは才能があると思います。赤坂シェフがつくる春の一皿―料理人に必要な才能はなんだと思いますか?勇気を持つこと。精神的に強いこと。人が好きなこと。最後のほんのわずかな部分が、生まれつきの感覚なのだと思います。―今、ご自身が興味を持っている国や食材、調理法などがありましたら教えてください。いろんなものに興味はありますが、特にこれ、というものはありません。例えば私の兄弟は他人のことを良く観察しているな、と思いますが、私自身は人のことを観察しません。それは私の欠点かもしれませんが、私は私の考えをもとに料理をつくる。確かに少しは何かの影響をうけることもありますが、人のことは人のこと。ほかからなにか情報を得る、影響を受けるということに時間を割いているつもりはありません。私は私自身の個人的な感情を料理にしている。そこに加えて、ここ数年は自分を取り囲む人に応じながら料理をつくっているという感じです。インタビューのときに、心の奥底から言葉をひとつひとつ救い上げるように答えてくれたピエール・ガニェール氏。来日時には店内のスタッフ、一人一人への気遣いも忘れない―最後にこれからチャレンジしたいことはなんですか?特にないですね。ひとつあるとすれば、毎日の暮らしのなかで素晴らしい瞬間をつくるということ。毎日を面白いものにしていくこと、だと思っています。―シェフの毎日は、すでに素晴らしいことに出会う環境にいらっしゃると思ってしまいます。でも、自分でそれは仕向けていく必要がありますよ。たとえば今この瞬間もそうですけれど、色々な出会いに対して、きちんきちんとその瞬間に向かい合うということだと思います。きちんと話を聞いてくれる人には耳を傾け、誠意をもって対応する。意識をしなければそういう面白い瞬間をつくれないと思います。
2018年05月18日コニカミノルタプラネタリウム“満天”は、ヒーリングプラネタリウム「南極ヒーリング~この地球(ほし)の果てで~」を、2018年5月23日(水)から2019年3月11日(月)まで上映する。ヒーリングプラネタリウム「南極ヒーリング~この地球(ほし)の果てで~」は、2015年冬にプラネタリウム“満天”リニューアルと共に上映され、16万人を動員した人気作品。地球で最も寒い場所・南極の神秘的な自然と星空を映し出す。360度見渡す限り氷に覆われた大地、天空に現れるオーロラ、日本では限られた場所でしか見ることができない南十字星をはじめとした美しい星々が広がる。またこの作品は2種類のアロマを楽しむことができるヒーリングプラネタリウムとなっている。南極の凛とした透明感をイメージし、ジンジャー、マージョラム、ライムをブレンドしたほのかに甘い香り。そして、南極の湖底に眠る森を、スズランやモミなど針葉樹の葉の香りで表現した爽やかなアロマが安らぎのひとときを演出する。ナレーションは女優・多部未華子が担当。撮影・監修は植物生理生態学者の田邊優貴子が務めている。【詳細】「南極ヒーリング~この地球(ほし)の果てで~」上映期間:2018年5月23日(水)~2019年3月11日(月)上映時間:約45分(12時・15時・17時・20時の上映回)※土・日・祝日は21時回を追加上映。※2018年5月23日(水)~6月10日(日)の上映時間。6月11日(月)~6月29日(金)は休館。以降の上映時間、休館日、追加上映回は公式ウェブサイトで確認。場所:コニカミノルタプラネタリウム“満天”in Sunshine City住所:東京都豊島区東池袋3-1-3 サンシャインシティ ワールドインポートマートビル屋上料金:芝シート 3,900円、雲シート 4,200円、一般シート 1,700円※芝/雲シートは1シートの料金に小学生以上2名分の鑑賞料金を含む。ヒーリングプラネタリウム作品は小学校就学前の子供の入場不可。小学生~大人まで一律料金。オンライン予約:公式サイトにて5月10日(木)より開始。14日先までのチケット購入が可能。当日券:ワールドインポートマートビル屋上“満天”チケットカウンターにて初回上映時間の1時間前から購入可能。【問い合わせ先】インフォメーションTEL:03-3989-3546
2018年04月22日日本に暮らす外国人が自宅で家庭料理を教えてくれる料理教室〔Tadaku(タダク)〕。異文化交流を楽しめ、ふだん食べられない家庭料理を味わえ、さらに外国語にも挑戦できる“新しい料理教室”が人気を集めています。今回、その〔Tadaku〕の全国約200カ所ある教室のなかから、SUPRIYAさんのインド料理教室に参加してきました。まずはレッスン選びから。気になる料理を探そう!〔Tadaku〕のWEBサイトでは料理教室を「日程」「国の料理」「開催地域」「言語」「開始時間」「値段」「レッスンの種類」で検索することができます。○月○日が空いているから、その日に参加したいということであれば「日程」をクリック。参加できる日の教室がずらっと出てくるので、そのなかから興味のある国の料理をチョイスします。「言語」というのは、料理を教えてくれるかた(ホスト)が何語でレッスンをするかという分類です。言語は英語、スペイン語、日本語、ドイツ語、フランス語、韓国語、中国語、イタリア語、ロシア語、トルコ語があります。〔Tadaku〕の魅力のひとつが、外国語での会話にチャレンジすることができること。料理を介して取るコミュニケーションのなかで、外国語を自然に使います。「英語を学ぶぞ」という肩肘を張らず、自然と英語でホストとやりとりできるというおもしろさがあります。英語が得意ではないという方でも、ホストは日本に住んでいて、外国語を勉強する大変さを知っているので、わかろうとしてくれます。また、日本語が流暢なホストもたくさんいます。今回はインドの家庭料理を体験してみたいという思いがあったので「国の料理」→「アジア」→「インド料理」で検索しました。国で検索をかけるとアジア、ヨーロッパ、南アメリカ、オーストラリア、アフリカにわかれており、全部で90以上の国と地域の料理がラインナップしています。検索は「○月○日」に「インド料理教室」というふうに、参加したい日にちと料理の種類など、検索条件は組み合わせて検索することができます。「インド料理」で検索をかけたらインド人のホストが教えてくれる料理教室がたくさん出てきました。あれも、これも、どれもとても興味深いメニューが並んでいます。なかには見たことも聞いたこともない名前の料理も。そのなかからひとつ、SUPRIYAさんが教えてくれる「北インドのランチの鉄板:チキンカレーとビリヤニ!」(4,700円)にすることにしました。決め手になったのは、料理数が8種類と多く、言語が英語、そして「野菜ビリヤニ」という料理が気になったから。どんな料理を作るのかは各教室の紹介ページで見ることができます。SUPRIYAさんの自宅でインド料理教室がスタート!〔Tadaku〕のサイトで申し込みを済ませ、レッスン料の支払いを終えると予約が完了です。開催の2日前にメールで最終案内が来ます。メールには、教室の住所と最寄り駅から徒歩何分かなど詳細が書かれています。持ち物についても記載があり、今回参加する教室ではエプロン、お手拭き、筆記用具、持ち帰り用のタッパー(※)と書かれていました。※持ち帰りはホストに可否を確認した上で、自己責任で食事後に残った料理を持ち帰ることができます。ホストの家に到着しました。ピンポンを押すと、鮮やかなオレンジ色のパンジャビドレス(インドの女性の衣装)をまとったSUPRIYAさんが笑顔で登場。「ようこそいらっしゃいました。今日はいっしょにインド料理を楽しみましょう」と、家のなかへと招き入れてくれます。まずはリビングへ。家の中に入った瞬間、スパイスの香りが漂って来て、インド感が一気に高まります。そして「とりあえず座ってください」と、お水を一杯だしてくれました。ひとくち飲むと、ミントのいい香りが鼻にぬけていき、すっきり爽やか。自己紹介をお互いにしながら、しばしおしゃべりタイム。続いてインドのミルクティー「チャイ」を出してくれました。チャイは少量の水で生姜、シナモン、カルダモン、クローブ、紅茶を煮出し、ミルクでさらに煮出し、砂糖をたっぷり加えます。作り方も教えてくれました。とっても甘いのがインド式。初めて訪れるドキドキ感は、ミント水と甘いチャイのおかげで、いつしかなくなっていました。SUPRIYAさんお手製のスナックもチャイといっしょに出してくれました。こちらは、ひよこ豆の粉や小麦粉、じゃがいもを原料にした塩味のスナック菓子です。ポリポリと、食べはじめたら止まらなくなりました。お料理もたくさん食べたいので、伸びてしまいそうな手をグッと戻して、エプロンをつけて準備に入ります。エプロンをつけてSUPRIYAさんといっしょにキッチンへキッチンへ移動し、料理のスタートです。まず、今日つくる料理の説明を受けます。インドスパイスチキン、野菜ビリヤニ、ほうれん草のからあげ、平たいインドのパン、バターミルク、サラダ、ライスプディングのレシピ(英語)をもらいます。玉ねぎ、ニンジン、カリフラワー、などなどたっぷりのお野菜をカットして「野菜ビリヤニ」の具を用意します。ビリヤニとはインド式の炊き込みごはんのことで、細長い米(バスマティライス)と具を、生姜、にんにく、コリアンダー、などなどさまざまなスパイスと一緒に鍋で炊き込みます。炊き込んでいるあいだに、スパイスチキンを作ります。前日からSUPRIYAさんがチキンの胸肉と手羽をスパイスなどで下ごしらえしていただいたものをフライパンで炒めます。「これはインド料理の必需品です」と、にんにくと生姜、青唐辛子をペーストにしたものを見せてくれました。その隣にあるのは、カップが7個セットになったスパイスケース。ひとつひとつフタをあける手間がなく、スプーンでささっとスパイスを鍋に入れていくことができる便利グッズ。インドの家庭には必ずあるのだそうです。チキンに火が通って来たところで、各スパイスを入れていきます。それぞれ、ティースプーンに何杯いれるのか、説明しながら、手元を見せてくれます。奥の鍋ではビリヤニを炊いています。お米の炊ける香ばしいかおりや、にんにく、生姜、スパイスの香りがキッチンに広がり、食欲を刺激します。SUPRIYAさんがキッチンの戸棚を開け、ときおり、調味料や香辛料などを取り出すのですが、その中がとてもきれいに整理されているのに驚きました。「整理整頓の参考に他の棚も見せていただいてもいいですか?」と聞くと、あちこち戸棚を開けて見せてくれました。いろんな種類のスパイスもタッパーにきれいに入れられ、インドでよく使う豆も、ご覧の通り、ビシッときれいに整理されています。こんなふうに台所を見せてもらえるのもすごくおもしろいですね。次は、ほうれん草のからあげを作ります。ほうれん草とじゃがいも、玉ねぎをカットしていきます。ここでふと気づいたのですが、SUPRIYAさんはほとんどカッティングボードを使いません。じゃがいもを手に持って切り込みを入れ、ナイフを手前に引いて小さく刻んでいきます。お鍋の上で玉ねぎを切って、そのまま鍋へ落とし、炒めるという、とても合理的な方法で切っていることもありました。聞けば、大きな包丁もほとんど使わないそうです。カットしたほうれん草、ジャガイモ、玉ねぎにスパイスで香りづけし、卵と水でひよこ豆の粉をとき、からめて揚げていきます。途中でSUPIRIYAさんが「ハーブをとってくるから、揚げていて」と、揚げ物係をバトンタッチ。日本のかき揚げとよく似たパラクパコラ(ほうれん草のからあげ)を次々と揚げていきます。SUPIRIYAさんのあとを追ってベランダへ行くと、そこには鉢がいくつか置いてありました。ミントやコリアンダーなどをこの「自家菜園」で育てているのだそうです。玉ねぎやハーブ類も、外で乾燥させていました。ほうれん草のからあげが揚がったので、次は平たいインドのパンを作ります。小麦粉の全粒粉「アタ」に塩、油、水を入れて混ぜ合わせ、練りながら生地をまとめていきます。そのまま30分ほどおき、生地をなじませます。生地がなじんだら、生地を1個ずつの大きさに分け、丸めていきます。SUPRIYAさんの隣に立って、見よう見まねで手のひらを使ってコロコロし、丸く丸くまとめます。丸くした生地を綿棒で平らに伸ばします。丸く丸く伸ばしていき、折りたたんで油を塗り、たたみ、伸ばして丸く丸く、伸ばしていきます。「タワ」という平べったいフライパンで焼いていきます。焦げ目が全体的についたらお皿にあげます。このあと、トマト、きゅうり、たまねぎ、ニンジンなどを塩と青唐辛子、レモンで和えたサラダ、デザート用にお米と牛乳、砂糖で煮込んだライスプディング、ヨーグルトにミントと青唐辛子、コリアンダー、クミンなどを加えたバターミルクを作り、全7品が完成しました。作った料理をみんなで試食タイム♪SUPRIYAさんが、できあがったほうれん草のからあげ、スパイシーチキン、野菜ビリヤニ、平たいパン、サラダ、バターミルク、ライスプディングをリビングのテーブルに並べてくれました。ここまで約2時間。レッスンは3時間半なので食事の時間はたっぷりあります。みんなでテーブルを囲んで、いただきます♪ほうれん草のからあげ平なパンサラダスパイシーチキン野菜ビリヤニライスプディングバターミルク料理レッスン後の食事の時間は、SUPRIYAさんにインドの話を聞いたり、日本について話したりしながら料理を食べました。料理はどれもおいしく「おいしい!」「これもおいしい!」と大絶賛でしたが、なかでも人気だったのは、ほうれん草のからあげでした。ひよこ豆の粉で揚げているので、豆の香ばしさが後を引き、思わず「ビールが飲みたくなる」なんて言葉が出て来てしまいました。おしゃべりしながら、楽しい食事を終え、残った料理は持参したタッパーに入れて持ち帰ります。どれもとてもおいしかったので、家に帰ってまたゆっくりと味わうのもいいし、家族に味見してもらうのも良いですね。キッチンにみんなで立って、英語でおしゃべりしながら、ワイワイ料理をし、またおしゃべりしながらおいしいお料理に舌鼓。さらにたっぷりのお持ち帰り付きで、とても満足度の高い充実のレッスンでした。今回、いっしょにレッスンを受けた方が、インドに住んでいたことがあったり、インド料理店でアルバイト経験があったりと、インドについて知識のある方でした。ホストの出身国について、少し調べて情報を仕入れておくと、会話がさらにはずんでおもしろいレッスンになるのではないかと思います。英会話に自信がなくても、料理なので、見ることでおおよそ理解することはできるし、料理に関する英単語、「おいしい」や「いい香り」「私はこれが好きです」などを覚えて行くだけでも、ホストとコミュニケーションをとることができます。「英語ができないから……」とあきらめてしまうのはもったいない。レッスンを楽しもう!という気持ちを持って、ぜひ飛び込んでみてください。おいしい料理と楽しいひとときが待っているにちがいありません。【Tadaku】料理教室の検索と申し込みはTadakuサイトへ●ライター忍章子
2018年01月29日大切な人との会食にもピッタリ。和の趣漂う空間大阪「北新地駅」から歩いてすぐの場所にある「割烹 むつごろう」は、その時々の旬の素材を使用した贅沢な日本料理が楽しめるお店です。紺色の暖簾をくぐってお店に足を踏み入れると、和の趣漂う店内。檜の1枚板であつらえられたカウンターは、高級感と居心地のよさを兼ねそろえています。座敷や個室もあり、大切なシーンでの会食にもピッタリなお店です。平成とともに産声をあげたお店。もうすぐ創業30年お店の始まりは、1989年のこと。以来、北新地でおよそ30年にわたって愛される名店となりました。2005年には店内を改装しましたが、檜のカウンターは開店当初から大切に使われている、お店のシンボル的存在です。料理人を務めるのは、坪田圭介氏。店名の「むつごろう」は、料理人が修業していたお店の女将の出身地である、佐賀県に生息するムツゴロウからつけられました。その日に入ったおいしいものを楽しむ絶品料理「おまかせコース」として、料理を提供しているお店。その日に入った食材を、料理人の腕で絶品に仕上げます。コースの中でも目を引くのが、「お造り盛り合せ」。カツオや剣先イカ、鯛を上品かつ美しいお造りにしています。シンプルさゆえに素材の鮮度と料理人の技が試されるお造りも、坪田氏の手にかかれば大満足の一品に。贅沢食材を、つややかなあんかけでいただく「小芋の蟹身あんかけ」も、食べるのがもったいないほどに美しく仕上げられた逸品です。小芋とは、関西の言葉で里芋を指す言葉。六方むきにした小芋を素揚げにし、椀に盛り付けます。蟹身がたっぷりと入ったあんを、椀にかければ出来上がりです。ほくほく食感の小芋に、つややかなあんが絡みます。あんに溶けだした上品な蟹の旨みが、やさしく口の中に広がります。丁寧な仕上げた料理が常連客の心を掴む割烹料理と聞くと敷居の高さを感じてしまいがちですが、お得なランチは狙い目です。1,000円代から定食を楽しむことができます。各方面よりアクセス良好な北新地で、旬の食材を楽しめるということもあり、接待などで利用されることが多いそう。夜のおまかせコースは10,000円より。お客さんの要望を聞きながら、丁寧に仕上げられる料理はどれも絶品。日頃のご褒美として訪れたいお店です。JR東西線「北新地駅」11-23出口より歩いてすぐ。大阪市営地下鉄四ツ橋線「西梅田駅」からだと、歩いて5分ほどの場所にあります。日々変化していく旬の食材を使い、いつ訪れても絶品料理で迎えてくれる、とっておきの割烹料理店です。スポット情報スポット名:割烹 むつごろう住所:大阪府大阪市北区曽根崎新地1-10-16 永楽ビル2F電話番号:06-6341-0377
2017年12月18日活きた英語を学びながら世界の料理も学べる……。そんな教室があったら楽しいと思いませんか?〔ニキズキッチン〕は日本に住む外国人のお宅に伺って、その国の家庭料理を習うというユニークなスタイルの料理教室です。そこで今回は、オーストリア人のクリスタ先生のご自宅におじゃまをして、クリスマスのアドベンドクッキー作りにチャレンジ!その模様をレポートします。旅する料理教室〔ニキズキッチン〕ってどんなところ?〔ニキズキッチン〕とは、外国人のご自宅で習う、趣味と実益を兼ねた料理教室です。教えてもらう料理はその国の家庭料理ばかり!家族のために作る料理にこめられる愛情は正解共通。料理を学びながら語学やその国の文化にまで触れることができます。現在、〔ニキズキッチン〕にはアメリカ、フランス、イタリア、スペイン、デンマーク、トルコ、セルビア、台湾、香港、インドなど40か国以上の先生が在籍。好きなときに、好きな場所へ、ふらりと旅するように通うことができますよ。レッスン料金はつど払い。入会金は不要というのも嬉しいポイント。これなら忙しい人でも通うことができますね。クリスタ先生に学ぶ、アドベントクッキーの作り方今回おじゃましたのは、オーストリア人のクリスタ先生のご自宅。やさしい笑顔で出迎えてくれた先生を前に緊張の糸がほぐれます。クリスタ先生は日本語が堪能。基本としてレッスンは日本語で行われますが、先生によっては英語のみというクラスも。料理をしながら活きた会話が学べると、どちらも大人気なのだとか。イギリス人のご主人をもつクリスタ先生。ご自宅はすっかりクリスマスムード。センスの良い飾り付けはインテリアの参考にもなりますね。今日の生徒さんは8名。はじめましての方がほとんどですが、クリスタ先生がつくりだす明るい雰囲気にすぐに打ち解けた様子。エプロンをつけていよいよレッスンスタート!料理だけじゃない!その国の文化も学べるのは外国人の先生ならではレッスンで使用するレシピは英語。とは言ってもご安心を。クリスタ先生が日本語でていねいに解説しながら進めていきます。料理を学びながら語学も学べるなんて、まさに一石二鳥!さらに、料理にまつわる国の文化も知ることができ、プチホームステイをしているような気分になれるのもうれしいですね。今回はクリスマスにちなんだアドベントクッキーのほか、シュトーレンの原型ともいわれる「クリスマスストリーゼル」「ホットワイン(グリューワイン)」、そしてランチ用にクッキー作りの合間に簡単にできるシチュー「ポークとザワークラウトのシチュー(クラウトフライシュ)」を作ります。盛りだくさんのメニューにワクワク!レッスンでは先生のサポートをしながらみんなで料理を作っていきます。おしゃべりをしながら進むレッスンは、本当に楽しくてあっという間に時間が過ぎていきます。料理もさることながら、クリスタ先生愛用の外国製のキッチンツールも魅力的!おしゃれで機能的なオーブンやグラインダーなどを実際に使うことができるのも〔ニキズキッチン〕ならではですね。続けられるから楽しい。〔ニキズキッチン〕の旅する料理教室料理がすべて完成したら、クリスマスムードにデコレーションされた空間で食事を楽しみます。オーストリアのすてきなアドベントの習慣をクリスタ先生に聞いたり、反対に日本の習慣を紹介したりと、それはまるでママ会のような楽しいひと時。〔ニキズキッチン〕は月謝制ではないため、ホームページで興味があるレッスンにつど申し込みます。手軽に参加できるから、子どもが幼稚園や学校に行っている合間の時間を利用するのもおすすめです。気軽に誰でも本格的に料理を学べる〔ニキズキッチン〕で、世界を旅してみませんか?【ニキズキッチン】申し込み予約専用フォーム:●ライター・写真ねこりょうこ
2017年11月30日南極と北極の不思議と魅力に「なるほど!」ペンギン・シロクマ帽子を被る係員さんに見送られて、階段を降りれば南極と北極の世界がすぐそこに。オーロラや流氷のダイナミックな映像で、まずは一息つきましょう。汗を拭いたらさっそく南極・北極入門です。南極と北極ではどちらが寒いの? 北極にはペンギンはいないの? といった意外と知らない極地の知識を学べます。さらに奥に進むと、ホッキョクグマをはじめとする南極・北極の生物の剥製がずらりと登場します。他にもイヌイットの雪の家「イグルー」の実物大模型や、北欧の先住民サーミの民俗衣装や伝統工芸、日本の南極観測の歴史紹介など思わず「なるほど!」。特設ショップの可愛いぬいぐるみをはじめとした南極・北極グッズもお見逃しなく。酷暑も忘れるヒンヤリ体験を満喫南極と北極を体感できるブースも続々登場です。プールの中で泳ぎ回る可愛いペンギンロボットはなんと初公開。さらに子供連れには嬉しいワークショップも毎日開催中です。中でも8月1日(火)から始まる「マイナス50度の世界 南極ブリザード体験」は、極地の自然現象「ブリザード」(暴雪風)を疑似体験できる全身ヒンヤリイベント。思わず子供と一緒にはしゃいでしまいそうです。展示の後は、玉川髙島屋S・Cでショッピングやお食事を。イートインスペースもある「HUG&VICTOR」の、苺やフランボワーズ、ブルーベリーなどの甘酸っぱく濃厚なベリーソースと、ふわふわのミルク味の氷が絶妙に絡み合う「Glass Pilee」(1,512円)は夏季限定の絶品スイーツです。五感で感じるヒンヤリ体験をこの夏、二子玉川で!取材・文/おゝしろ実結イベント情報イベント名:南極・北極展 〜真夏の二子玉川に氷と雪の世界がやってきた!〜催行期間:2017年07月22日 〜 2017年08月16日住所:東京都世田谷区玉川3-17-1玉川髙島屋S・C 西館1Fアレーナホール電話番号:03-3709-2222(代表)
2017年08月08日2017年は、南極昭和基地開設60周年にあたります。これを記念して、観測隊の奮闘の軌跡、極地の大自然やそこに生きる人々の営みを学ぶ『南極・北極展~真夏の二子玉川に氷と雪の世界が、やってきた!~』が、2017年7月22日(土)~8月16日(水)の期間、二子玉川の玉川髙島屋で開催されます。昭和基地とは昭和基地は南極にある日本の観測基地で、気象・オーロラ・大気・地球科学・生物学などの観測を行う施設です。昭和基地が開設されて、今年で60年。これを記念したイベントが各地で開催されたり、南極を舞台にした映画が公開されたりと、極地への関心が高まっています。本展では、極地の厳しい自然環境、そこに生きる動物の生態や人々の暮らしを、国立極地研究所の特別協力を受けて再現。実物大の再現展示、はく製やロボットなど、見どころ満載です。さらに、第2次南極地域観測隊(1957年)が実際に使用したNIKON製カメラやOMEGA製の三針時計など、貴重な歴史史料も公開します。●主な見どころ●南極・北極入門ゾーン「北極と南極ではどちらが寒いの?」、「北極にペンギンはいないの?」など、子どもがよく抱く疑問に分かりやすく答えてくれるパネル展示です。●極地の生き物がロボットに!およぐアデリーペンギンロボット“ロボットいきもの工房”「TRYBOTS(トライボッツ)」が開発した「およぐアデリーペンギンロボット」が初公開されるほか、タテゴトアザラシをモデルにした可愛らしい姿のメンタルコミットロボット「パロ」が登場します。●日本の南極観測~貴重な歴史史料を初公開~日本の南極観測の軌跡を、実物史料やジオラマ模型、映像、写真などで紹介します。第2次南極地域観測隊(1957年)が実際に使用したカメラや時計をはじめ、防寒具やテントなどのアイテムも展示されます。●迫力ある極地生物のはく製展示地上最大の肉食動物「ホッキョクグマ」や、南極の海獣「ウェッデルアザラシ」、大型魚「ライギョダマシ」など、迫力ある極地生物のはく製を展示します。●実物大のイヌイットの雪の家で北極圏のカナダ、グリーランドの先住民・イヌイットの雪と氷で作られた住居「イグルー」を実物大で再現展示。生活や文化を紹介する映像も上映します。●ワークショップ マイナス50℃の世界「南極ブリザード体験」メディアやSNSで話題の理科実験教室「アインシュタインラボ」による体験型サイエンスショーです。極地の自然現象「ブリザード(暴風雪)」を液体窒素と送風マシンを用いて再現! ブリザードに遭遇した状態を疑似体験できます。実施日:8月1日(火)~13日(日)時間:1)11:30~ / 2)14:00~ 各日2回実施予定場所:イベント会場内(参加費無料、先着順)●ひんやりスイーツが夏限定で登場!玉川髙島屋のレストランでは、期間中、夏にぴったりのひんやりメニューを展開します。なお、価格はいずれも税込みです。●billsキャラメルアイスサンデーW大人向けのほろ苦い塩キャラメルアイスと、香ばしいキャラメルポップコーンの組み合わせは、クセになる味わいです。価格:1,188円期間:9月30日まで※ディナータイム限定(17:00~21:00)●The Verandaブルーハワイ夏の海を思わせる爽やかなカクテルです。価格:1,382円ワイキキサンライズワイキキビーチで眺めた感動的な景色を再現したカクテルです。価格:1,026円●RHカフェフルーツパフェ ハマーNo.1アサイーシャーベットやチアシードヨーグルト、グラノーラなどと、ドラゴンフルーツなどの夏のフルーツを盛り付けたパフェ。価格:1,000円期間:~8月31日※10:00~17:00限定●HUGO & VICTORGlace Pilée(グラスピレ)甘味を抑えたミルク味のふわふわの氷に、濃厚なベリーソースがよく合います。価格:1,512円期間:~9月15日イベント詳細イベント名:「南極・北極展~真夏の二子玉川に氷と雪の世界がやってきた!~」会期:2017年7月22日(土)~8月16日(水)時間:10:00~19:00 ※最終日は18:00まで(最終入場は閉場の30分前まで)会場:玉川髙島屋 S・C 西館 1F アレーナホール入場料:大人(中学生以上)600円 小人 400 円(3歳~小学生) ※3歳未満無料
2017年07月05日東京・世田谷の玉川高島屋S・Cで、南極昭和基地の設置60周年を記念したイベント「南極&北極展〜真夏の玉川に氷と雪の世界がやってきた!〜」が開催されます。期間は、2017年7月22日(土)~8月16日(水)まで。泳ぐペンギンロボットや、2mを超すホッキョクグマをはじめとした極地動物のはく製、南極観測隊の活動を紹介する貴重な資料など、子どもも大人も楽しみながら学べるイベントとなっています。南極昭和基地の設置60周年を記念したイベントが、東京・玉川髙島屋S・Cで開催2017年は、南極昭和基地設置60周年となる節目の年。南極を舞台とした映画や関連イベントの開催など、日本各地で盛り上がりを見せています。そこで、この記念すべき年に合わせ、東京・玉川髙島屋S・Cで、「南極&北極展〜真夏の玉川に氷と雪の世界がやってきた!〜」が開催決定。国立極地研究所の特別協力のもと、お子様が楽しめる体験型コンテンツをはじめ、北極・南極の厳しい自然環境や生き物の映像や剥製展示で分かりやすく紹介します。また、日本の南極観測隊の活動を紹介する貴重な資料の展示など、大人の方にも楽しんでいただけるアカデミックな内容にもなっており、南極昭和基地への知識を深めるとともに、地球温暖化といった環境問題に関心を持つきっかけを提供します。泳ぐ新型ペンギンロボットから記録映像まで展示!幅広い世代で楽しめるイベントでは、初公開となる泳ぐアデリーペンギン型ロボットや2メートルを超えるホッキョクグマなど、南極・北極の希少な生き物の剥製を展示。さらに、公式初となる極地の大自然や野生生物の記録映像も鑑賞できます。また、期間中は、オリジナルグッズの販売やワークショップも企画されています。なお、各コンテンツの詳細は、7月以降に発表予定です。公式サイトでチェックしてください。イベント詳細名称:「南極&北極展〜真夏の玉川に氷と雪の世界がやってきた!〜」会場:玉川髙島屋S・C 西館1Fアレーナホール住所:東京都世田谷区玉川3-17-1 玉川高島屋ショッピングセンター西館1F期間:2017年7月22日(土)〜8月16日(水)時間:10:00〜20:00(仮)※最終日は〜18:00(最終入場は閉場の30分前まで)料金:大人(中学生以上)600円(税込)、小人(3歳〜小学生)400円※税込 ※3歳未満無料玉川髙島屋S・C 公式サイト:玉川髙島屋S・C アレーナホール 公式サイト:
2017年05月24日南極昭和基地の開設60周年を記念したイベント「南極・北極展〜真夏の二子玉川に氷と雪の世界がやってきた!〜」が、2017年7月22日(土)から8月16日(水)まで、東京・玉川髙島屋S・Cで開催される。2017年は、南極昭和基地開設60周年となる節目の年。この記念すべき年に開催される本展は、北極・南極の厳しい自然環境を、生き物の映像や剥製展示で分かりやすく紹介するもの。泳ぐ新型ペンギンロボットや、2メートルを超えるホッキョクグマの剥製、日本の南極地域観測隊の活動を紹介するアカデミックな資料の展示など、幅広い世代で楽しめる内容となっている。なお会場では、グッズの販売やワークショップなども行われる予定だ。【開催概要】「南極・北極展〜真夏の二子玉川に氷と雪の世界がやってきた!〜」期間:2017年7月22日(土)〜8月16日(水)時間:10:00〜19:00※最終日は〜18:00(最終入場は閉場の30分前まで)会場:玉川髙島屋S・C 西館1Fアレーナホール料金:大人(中学生以上)600円(税込)、小人(3歳〜小学生) 400円(税込) ※3歳未満無料<主なコンテンツ>・南極・北極の希少な生き物の剥製展示・公式初上映、極地の大自然や野生動物の記録映像・60周年を迎えた南極昭和基地の歴史紹介・初公開、泳ぐアデリーペンギン型ロボット・グッズ販売、ワークショップほか※詳細は7月以降に発表予定。【問い合わせ先】玉川髙島屋S・CTEL:03-3709-2222(代表)
2017年05月21日