エンダースキーマ(Hender Scheme)は、直営店「スキマ 合羽橋」のオープン1周年を記念し、限定サンダルとバッグを2019年6月29日(土)よりスキマ 合羽橋とスキマ オンラインショップにて販売する。2018年6月、エンダースキーマの新たな拠点として台東区・田原町にオープンしたスキマ 合羽橋では、以後変わらず、エンダースキーマのものづくりを発信してきた。1周年を記念して販売するプロダクトは、エンダースキーマにとってのアイコン的存在であるベジタブルタンニンレザーを使用したシューズ1型とバッグ3型。カラーは、“時の経過をデザインへと変える”エンダースキーマのキーカラー「ナチュラル」を採用している。「ナチュラル」のキーカラーを軸に、カマボコソールのサンダル「tortoise」は、ベルトパーツごとに組み合わせるレザーを変え、ポケットの着脱が可能な2WAYバッグ「multi helmet bag」は、ベジタブルタンニンレザーやウレタンメッシュといった異素材を組み合わせてアレンジした。また、これまでスエード素材で展開していた巾着バッグ「kinchaku」には、今回スムースレザーを採用。カラーはもちろん「ナチュラル」だ。【詳細】スキマ 合羽橋 オープン1周年 限定プロダクト発売日:2019年6月29日(土)取り扱い:スキマ 合羽橋、スキマ オンラインショップ住所:東京都台東区元浅草4-2-10 高橋ビル1FTEL:03-6231-7579営業時間:12:00~19:00(定休日:月曜日 ※祝日の場合は営業)■価格tortoise 36,000円+税multi helmet bag 36,000円+税kinchaku 13,000円+税
2019年06月27日ごはんがおいしく炊ける3つ理由1.鉄製の釜(南部鉄器)釜の中を一定の温度に長く保つことで美味しく炊けると言われています。少ない熱量で炊けるアルミ釜と、熱量も多い土鍋の中間で、両方のいいとこ取りをしているのが鉄釜です。土鍋より高温に達する時間が早く、アルミに比べると蓄熱性も高いので、炊きむらが出ません。また、 ガスはもちろんIHコンロでも使え、熱源を選びません。2.鉄瓶と同じ「釜焼き」仕上げ内側は「釜焼き」という高温(900度以上)で焼き付けることでサビに強い磁性酸化被膜をつくる昔ながらの南部鉄瓶(てつびん)特有の製造技術が施されています。鉄瓶のお湯は不純物が取り除かれて味がおいしくなるように、その水で炊いたごはんもより一層美味しく仕上がります。無塗装なので鉄そのものでごはんを炊くことを実現し、鉄分補給も期待できます。錆びにくくなる上、塗装が剥がれてご飯に混在する心配もございません。3.かまどに近い熱効率浅く丸い形状は全体に均等に熱が行き渡り、 熱効率が良くなったことで素早く均一に温めることができます。また、昔はかまどに引っ掛けるためにあった「つば」を残したことで、熱が 逃げていかず米がより対流し、美味しく炊き上がります。4.木曽サワラ製釜蓋サワラは油分が多くて湿気に強く、吸湿性が高く調理時に無駄な蒸気を吸収しべちゃべちゃになりません。また、ヒノキなどに比べて強い香りがなくごはんに香りがうつりづらいので、ごはんとの相性が良く、おひつや飯台にもよく使用されています。また、釜本体に合わせた溝を 入れたことで、密閉性が高くなり、米がより対流しやすくふっくらとしたごはんに。3年の開発期間を経て釜浅のごはん釜誕生釜浅商店は『熊澤鋳物店』の名で釜専門店として創業して以来、様々な炊飯道具を扱ってきました。その経験の中で、ごはんはやはり「鉄釜」と「かまど」炊いたものが一番美味しい、という結論を見出しました。だからと言って現代の台所事情ではかまどや木の釜蓋を使うのは難しい。でも毎日食べるごはんはおいしくつくりたいー。そういったお客様の思いに応えるべく、『鉄の良さを引き出し、おいしくごはんを炊く釜』をコンセプトに新しごはん釜の開発をスタートし、南部鉄器の産地·岩手県盛岡、釜蓋を作る長野県の生産者の方々と共に3年の開発期間を経ての末に生まれたのがこの『釜浅のごはん釜』です。釜浅商店合羽橋店住所:〒111-0036 東京都台東区松が谷 2-24-1TEL. 03-3841-9355営業時間AM 10:00 〜 PM 5:30年中無休(年末・年始を除く)
2019年06月15日キッチンツールの魅力に触れることができる「第二回 湘南料理道具市」が、神奈川県・藤沢市にある湘南T-SITEにて、1月26日と27日に開催。今年で2回目の開催となる「湘南料理道具市」は、“実際にその場で道具を使ってみる、道具で作られたものを食べてみる”をコンセプトに、前回よりも出店ブース数を増やし、合羽橋道具街の料理道具や最新家電、木製カトラリーや鉄鍋が集合。「釜浅商店」の包丁や「飯田屋」のおろし金、「コンテ(conte)」のステンレス加工品など厳選された調理器具がそろう。この他、「コンセント(KONCENT)」からバルミューダの家電、あやせものづくり研究会の調理家電、「フライングソーサー(Flying Saucer)」からIH調理家電、「はし藤 本店」の箸、「葉山セレクトInnocence」からArteinolivoやTURKといった欧州の生活雑貨、「ろくろ舎」の食器、「株式会社ラ・ルース」から木製カトラリーや食器、「合同会社九雲」から鉄鍋など料理道具、「85(ハチゴウ)」から発酵食品やぬか床、「nice things. STORY」から食器や料理道具などが並ぶ。27日のみ出店の「エコテ(ecote)」からは、有機茶葉やマグカップ、ケーキ皿が登場する。また、会場のいたるところで体験イベントも実施。1月26日には、1・2号館 屋外プロムナードにて、湘南T-SITEで毎週土曜日に開催しているファーマーズ・マーケット「湘南メルカート」と釜浅商店がコラボレーション。こだわりの農家の野菜や卵をつかったせいろ蒸しなどのデモンストレーションと試食を開催する。1月26日と27日には2号館1階 キッチンスペースにて、各店の中から、代わる代わる一押し商品の使い方のデモンストレーションや実践、トークショーなどを行う。なお、出店情報やイベントの詳細は、湘南T-SITEのイベントページ()にてチェックできる。【イベント情報】湘南T-SITE 第二回 湘南料理道具市会期:1月26日〜1月27日会場:湘南T-SITE 1号館2階 湘南ラウンジ他住所:神奈川県藤沢市辻堂元町6-20-1 時間:10:00~16:00
2019年01月18日エンダースキーマ(Hender Scheme)は、経年変化をテーマにしたイベント「case study」を、10月19日から恵比寿と合羽橋のスキマ2店舗とザ・コンランショップ 新宿本店にて開催する。年月や使い方によって生まれるプロダクトの様々な変化の過程を見せる本イベント。今回は昨年より規模を拡大し、今年6月に開始したパーソナライズオプション「effect_lab」の拠点「スキマ 合羽橋」も会場に加わることで、「effect_lab」が施された経年モデルを初めて展示する。「effect_lab」は、刻印することでプロダクトに新たな価値を与えるパーソナライズオプション。通常、スキマ 合羽橋のみで受け付けている本サービスも、会期中の10月20日・27日・11月3日の3日間のみ、ザ・コンランショップ 新宿本店でもオーダーを受け付ける。経年変化と「effect_lab」によって、よりパーソナルな変化の過程が見れる貴重な機会。経年モデルを参考に、自分なりの経年変化の姿を想像する時間も楽しむことができる。会期中に展示するモデルは、シューズから小物まで多岐に展開するレザーアイテムからセレクト。スキマ 恵比寿では、ローファーや「manual industrial products」を始めとした定番シューズ、アーカイブより秋冬のシューズを、スキマ 合羽橋では、刻印を施したウォレット等の小物の経年アイテムの他、「mip」を展示。また、ザ・コンランショップ 新宿本店では、ヌメ革のパテントレザーのアイテムや、刻印を施した小物の経年アイテムを展示する。いずれも経年モデルは購入できないが、展示アイテムの新品は購入が可能。会期は、スキマ 恵比寿が10月31日まで、スキマ 合羽橋とザ・コンランショップ 新宿本店が11月4日までとなる。使用する人によって全く異なる表情を見せるレザーアイテムの経年変化はもちろん、3つの空間それぞれに広がる世界観を感じに訪れてみては。【イベント情報】case study会期:10月19日〜10月31日会場:スキマ 恵比寿住所:東京都渋谷区恵比寿2-17-20 長谷川ビル 1F時間:14:00〜20:00不定休会期:10月19日〜11月4日会場:スキマ 合羽橋住所:東京都台東区元浅草4-2-10 高橋ビル1F時間:12:00〜19:00定休日:月曜日(祝日の場合は営業)会期:10月19日〜11月4日(effect_lab オーダー@THE CONRAN SHOPは10月20日・27日・11月3日)会場:ザ・コンランショップ 新宿本店住所:東京都新宿区西新宿3-7-1新宿パークタワー3・4F時間:11:00〜19:00定休日:水曜日
2018年10月15日7月に世界文化遺産に登録された「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」のニュースは記憶に新しいところです。混む前に行きたい、そんな思いから、飛行機を予約し、お目当のレストランの予約をして、準備OK。世界遺産は、もう少し、涼しくなってからにして、今回は行きたくて仕方なかった、レストランへひとっ飛びです。 長崎は、なぜか、気になる場所なのに、なかなか実際には行く機会がなかったところでもあります。グラバー邸や中華街がある異国情緒ある街、観光スポットのハウステンボスがあり、波佐見焼が有名であったり、佐世保には米軍基地があったり、色々な顔を持つ、魅力がぎゅっと詰まった街です。その長崎に、フランスがありました。福岡の「Maison Lafite」の工藤シェフから紹介いただいた深田シェフのレストラン「1er Cru(プルミエクリュ)」です。 長崎へ行くには、羽田から長崎空港までの便もいいのですが、便数と動き回ることを考えて、福岡空港からレンタカーで行くことにしました。福岡に着いた時は降っていなかったのに、長崎に着く頃には、雨が降り始めていました。晴れ女なのに。でも、長崎は雨が似合います。 さて、ドアを開けて、中に入ります。深田シェフとは、去年、深田惣菜で一度お会いしていて、面識はあるのですが、シェフ姿を見るのは、初めてです。新鮮。テーブルに案内されると目の前に広がる光景に興奮です。 ナイフとフォークが整列してます。(お箸も!)バターはBordieの海藻バターです。遥か昔、わたしが通っていた高校では、卒業まえにレディの嗜み講座というのか、テーブルマナーの時間があったのを思い出しました。最近では、お料理が変わるたびに、そのお料理にあうカトラリーが一緒に出てくるのが当たり前になっていて、だから、この夜は、緊張しました。 はじまり まず、もちろん、Champagneをお願いし、そして、アミューズが出てきました。アカザエビの香りが濃厚なふわふわの柔らか卵、そして、そばとアンチョビのチュイル。卵のムースは、カクテルピックから外れてしまいそうなくらい柔らかくて、口にふくむと泡みたいに溶ける感じで、Champagneととてもよく合います。そして、繊細なチュイルは、アンチョビの塩味とそばの香ばしさがレースのように繊細で、カリッとしていて、口内に広がっていたアカザエビの風味ともあいまって、余韻が残ります。写真はないのですが、もうひと皿、ロースハムのムースのサンド。 念願の鮎 マリネして、48時間冷凍して、乾燥させた、生の鮎。鮎の内臓のソースで。その上には、梨。鮎を生でいただくのは初めて。川魚に対して持っていた匂いもなくて、きれいな薄いピンクの身が美味しかったです。鮎をはじめ川魚は寄生虫の心配があるから生ではあまり食べないようですが、本当に丁寧に手間をたくさんかけてこのひと皿を作っているんだな、とそれも感動しました。 五島は食材の宝庫 そして、とても美しいテリーヌ。車えびに、地元のお野菜、コンソメで。車海老の頭は、カリッと、フライ。テリーヌは、ゴーヤの苦味、トマトの甘い酸味、車海老の甘味はそれぞれを感じるのに、独立していません。 ゴージャス!五島の鯖、牛のコンソメ。お皿の上で、崩れない、ギリギリのゆるさを保った状態で、テーブルに運ばれてきました。好きな食材ばかりで、本当に嬉しい。左奥に見えるパンが、大好きなクミンのバゲット。去年、シェフのお料理が家で楽しめる、おしゃれなお惣菜屋さん、深田惣菜に伺った時に、買いそびれてしまったのですが、その後ちょっとラッキーなことがあり、食べることができて、それ以来の大ファンになってしまったクミンのパン。でも、やはり、焼きたての美味しさは格別です。残念ながら、パンは食べきれなかったので、お持ち帰りさせていただきました。 時鮭(ときしらず)で宮崎のマンゴをつつんだひと皿。キャビアの塩味がアクセント。本当に、贅沢すぎる食材の組み合わせです。 五島の鮑。鮑って生で食べるより、こういう風に火が通っている方が、絶対に美味しいと思ったひと皿。 生ハムとヤリイカをオレンジ色のパプリカのソースでスープに。オレンジ色のパプリカが、パプリカの中では一番ビタミンCがおおいいという耳寄り情報も教えてくださいました。 お魚は五島の鰆。ゆっくり寝かされて美味しさを蓄えた鰆をフランボワーズビネガーのソースで。贅沢に雲丹とローストしたフェンネルが添えられています。 鹿児島の和牛の内腿。希少部位です。青森産の黒にんにくのソースに、南半球の黒トリュフ。内腿は運動量が豊富な部位で、とても柔らかい赤身です。こんなに大きいのに、ぺろっと、食べてしまいました。 幸せになるデザート 美しい飴のコイルがお皿の模様とシンクロしていて、本当にきれいです。バナナとチョコレートとキャラメルのアイスクリーム。大好きなデザートの3大要素によるオーソドックスなDessert。ストレートだな、と思いました。食べ終わって、来ることができてよかったと嬉しくなった、「わざわざの価値」がある1er Cru(プルミエクリュ)。 シェフ 深田伸治シェフ。アンティークな調度品、落ち着く雰囲気、そして、シェフひとりでお料理からサービスまで担当しています。厨房からお客様全員のテーブルを見てお料理をだすタイミングをはかり、ワインが少なくなれば、すっと現れて、お料理と合うワインの相談にのってくれたり。お忙しいのに、お客様ひと組、ひと組に、最高の時間を提供してくださり、食べ手は素敵な空間で、ゆっくりと、食事を楽しむ時間をすごせます。 九州は、豊かな食材に恵まれているから、そのままでも、美味しいのです。でも、深田シェフのお料理には、もちろんふんだんに地元の食材が使われているのですが、そこにこだわり過ぎることがなく、日本のみならず、フランスからも美味しい食材を取り寄せて、このように素晴らしいお料理を作っていらっしゃいます。この日いただいた鮑や牛肉は、地物ならではの大きさも、もちろんとても魅力的です。ごちそうさまでした。 1er Cru(プルミエクリュ)長崎市鍛冶屋町6-28 1FTel. 095-829-1061(撮影機材 SONY Cyber-shot DSC- RX100M5、α6500)
2018年10月03日「北斎の橋 すみだの橋」が、すみだ北斎美術館にて開催される。期間は、2018年9月11日(火)から10月8日(月・祝)までの前期と、10月10日(水)から11月4日(日)までの後期で構成され、前後期で展示替えが実施される。その圧倒的な表現力で観ている人の心に訴えかける葛飾北斎の浮世絵。本展は、そんな彼の描く浮世絵のなかでも“橋”に着目する展覧会だ。北斎の描く橋を通して、北斎が生涯の多くをすごしたすみだ地域にも焦点を当て多くの橋を紹介。インフラという本来の意義を超越し、すみだ地域の橋の歴史やその構造、そして文化的側面を考察する。北斎や門人が描いた橋が集結展覧会は第1章と第2章に分けて構成。第1章では、北斎や門人が描いた橋が集結する。特に「諸国名橋奇覧」はみどころのひとつで、緊張感漂う一直線のつり橋、大きく弧を描くのどかな太鼓橋など、北斎なりの視点で捉えた風景画全11点を展示する。夢の中で見た橋を一図にした「百橋一覧」では一図の中に様々な構造の橋が詰め込まれており、その多種多様さには圧倒される。また、名作「冨嶽三十六景」シリーズからは、「御厩河岸より両国橋夕陽見」も登場する。橋の歴史を紐解いていく現存する北斎の描いた橋たちの知られざる歴史を紐解く第2章。北斎が暮らしたすみだ地域は、江戸時代、大河である隅田川に加え、江戸市中の拡大に伴って整備された川や、農業用水として引かれた川など大小様々な川があったという。そこには各時代における政治的、あるいは技術的な制約のなかで、橋がかけられ、そのたびに物語が生まれてきた。本章では、すみだの橋を取り上げることで、北斎が生きた時代の橋以降の変遷を、錦絵に描かれた橋だけでなく、絵葉書や図面、立体物など様々な関連資料から多角的に紐解いていく。【詳細】「北斎の橋 すみだの橋」会期:2018年9月11日(火)~11月4日(日)前期:9月11日(火)~10月8日(月・祝)後期:10月10日(水)~11月4日(日)※前後期で展示替えを実施。休館日:毎週月曜日※9月17日(月)、24日(月)、10月8日(月)開館。9月18日(火)、25日(火)、10月9日(火)休観覧料:一般 1,200円(960円)、高校生・大学生 900円(720円)、中学生 400円(320円)、 65歳以上 900円(720円)、障がい者 400円(320円)※( )は団体料金。※団体は有料客20名以上。※小学生以下は無料。※中学生・高校生・大学生(高専、専門学校、専修学校生含む)は生徒手帳または学生証提示要。※65歳以上の者は年齢を証明できるものを提示。※身体障がい者手帳、愛の手帳、療育手帳、精神障がい者保健福祉手帳、被爆者健康手帳などを提示すると、本人及びその付添1名まで障がい者料金。(入館の際は、身体障がい者手帳など提示要)※本展のチケットは、会期中観覧日当日に限り、AURORA(常設展示室)も閲覧可。
2018年09月07日京都・左京区にある「八つ橋庵しゃなり」は、おみやげ店・カフェ&レストラン・体験教室という3つの顔を持つ京菓子かるちゃー体験館。京町家の雰囲気ただよう空間で、京都の人気菓子「八つ橋」の手作り体験ができると観光客に人気のスポットです。京都の良さがギュッと詰まった「八つ橋庵しゃなり」の魅力をご紹介します。「八つ橋庵しゃなり」では京菓子づくりが体験できる「八つ橋庵しゃなり」は、京都市左京区の一角にあります。2011年3月11日、"京菓子かるちゃー体験館"としてオープン。店舗の外観は、京町家の雰囲気が漂っています。1Fはショップ&テイクアウトカフェ、2Fはカフェ&レストランです。京みやげを探したり、おいしい京料理を味わったりすることができます。さまざまなメニューから選べる京菓子づくり体験も大人気です。まさに、大人から子どもまでマルチに楽しめるお店。おひとりさまにも、グループにもおすすめのスポットです。「八つ橋庵しゃなり」の生八つ橋づくり体験をご紹介八つ橋の起源とは?「八つ橋庵しゃなり」では、生八つ橋づくり体験が大人気。そんな八つ橋の起源には、八橋検校(やつはし けんぎょう)という人物が深く関わっているのをご存じでしょうか。1614(慶長19)年生まれの八橋検校は、22歳のときに上洛し、盲人の公職として最高位の検校となったのち、江戸で筑紫箏を学びました。その後京都に戻り、箏曲八橋流の創始者となったのです。そんな八橋検校は、ものを大切にする人物で、米びつに残ってしまうお米のことが気になっていました。あるとき、八橋検校はなじみの茶店主人に対し、お米のとぎ汁に残った小米・砕米を挽き、蜜とニッキを加えてつくる堅焼煎餅のことを教えます。その堅焼煎餅こそが、八つ橋の起源といわれているのです。生八つ橋づくり体験の手順とコツ本格的な生八つ橋づくりの流れをご紹介します。体験ではニッキ、抹茶、プレーン3種類の生地を手づくりすることができます。まずは、上新粉・砂糖・白玉粉・水をゴムベラで混ぜ合わせるところからスタート。ダマをしっかり潰していくのがコツです。その後、蒸し器に移して7分間蒸します。蒸しあがった生地はとても熱いので、注意が必要です。蒸し器から取り出した生地を3等分にしたら、ニッキや抹茶を練りこんで、丸めていきます。きな粉を敷き、めん棒で生地を伸ばしていきますが、厚みを均一にするのがポイント。多方向に伸ばしていくと、きれいな円状になります。最後は生地を正方形にカットして餡を包み、端を軽く押してくっつけたらでき上がり。切り落とした生地はその場で味見が可能。また、でき上がった生八つ橋は持ち帰ることもできますよ。バラエティ豊かな「八つ橋庵しゃなり」の体験教室「八つ橋庵しゃなり」の体験教室は、生八つ橋づくりだけではありません。京やさいのまんじゅう、生麩まんじゅう、みたらし団子、ねりきり細工など、定番の和菓子づくりも体験可能。ほかにも、本格おとうふづくりや京七味づくりなどがあり、京の食文化を手軽に知ることができます。さらに、まゆ人形づくりや手描き友禅などの工芸メニューも充実。日本の伝統文化に触れることができる「八つ橋庵しゃなり」の体験教室は、外国人観光客や家族連れにも評判です。「八つ橋庵しゃなり」は体験教室以外も魅力満載京みやげ探しとテイクアウトメニューが楽しめる1F「八つ橋庵しゃなり」は、体験教室以外にも楽しみが盛りだくさん。1Fのショップ&テイクアウトカフェは焼きたてドーナツ、創作和洋菓子などを販売しているので、おいしい京みやげ探しにぴったりです。ミニテーブルとイスが設置されたスペースでは、テイクアウトメニューを気軽に楽しめます。メニューには焼きたてドーナツのほか、ソフトクリーム、フルーツスムージーなどもあるので、軽く休憩したいときにおすすめです。2Fではこだわりのランチやスイーツが味わえる「八つ橋庵しゃなり」の2Fにあるカフェ&レストランでは、こだわりのランチやスイーツが味わえます。"しゃなり流創作ランチ"は旬の野菜を使っているので、ボリュームがあるのにヘルシー。カレー、炊き込みご飯、湯豆腐などをメインにしたセットや御膳をいただけます。スイーツには、新鮮なフルーツを贅沢に使用。「おとうふチーズケーキ」「自家製生麩まんじゅうとフルーツ八つ橋」など、京都らしさを感じられるメニューも揃っています。「八つ橋庵しゃなり」を訪れるなら事前予約が便利「八つ橋庵しゃなり」を訪れる際は、事前に予約するのがおすすめです。要予約の体験教室だけでなく、食事のみの予約も可能。個人でも団体でも申し込みできます。当日予約は電話のみ受付。スケジュールを前もって決めておくのであれば、WEB予約が便利です。WEB予約の方法は、「八つ橋庵しゃなり」の公式サイトにある予約ページで必要事項を入力し、送信するだけ。メニューも一覧でチェックできるので、あまり慣れていない方でも使いやすいでしょう。折り返しで確定のメールや電話がきたら、予約は完了。当日は、スムーズに体験や食事を楽しむことができます。ぜひ活用してみてください。「八つ橋庵しゃなり」で京の食文化に触れる休日を生八つ橋づくりが体験できる「八つ橋庵しゃなり」について、詳しくお届けしました。日常生活であまり経験することのない和菓子づくりは、ステキな思い出になること間違いなしです。いつもと違った休日を過ごしたいときには、「八つ橋庵しゃなり」を訪れて京の食文化に触れてみてはいかがでしょうか。スポット情報スポット名:八つ橋庵 しゃなり住所:京都府京都市左京区南禅寺草川町69−1電話番号:075-754-0611
2018年09月03日「丸の内イルミネーション2018」が、丸の内仲通りを中心とした丸の内エリアで2018年も開催。今年は丸の内二重橋ビル商業ゾーン「二重橋スクエア」の開業と同日、2018年11月8日(木)から2019年2月17日(日)まで点灯される。今年で17年目を迎える「丸の内イルミネーション」は、ブランドショップが並ぶ約1.2kmにおよぶメインストリート、丸の内仲通りを中心に開催される。期間中は、200本を越える街路樹が、丸の内オリジナルカラー「シャンパンゴールド」のLED約100万球で彩られる。2018年11月開業となる「二重橋スクエア」の開業と同日からの点灯となり、新たな施設誕生により益々賑わいを増す丸の内仲通りが、いつもより一層華やかなクリスマスを迎えることとなりそうだ。また、国際ビル、新国際ビル前の有楽町エリアには、昨年度に引き続いて「光のゲート」が設置され、11月15日(木)からは大手町仲通りでもイルミネーションを実施。そのほか、クリスマスツリーの点灯式やクリスマス装飾、関連イベントなども実施予定だ。幻想的な光の世界で、エリア一帯がクリスマスの到来を祝す。【詳細】丸の内イルミネーション2018実施期間 :2018年11月8日(木)~2019年2月17日(日) 102日間(予定) ※大手町仲通りは2018年11月15日(木)~(予定) 場所 :丸の内仲通り、東京駅周辺、大手町仲通り 点灯時間 :17:30~23:00(予定) ※12月は、17:00~24:00まで点灯予定 電球数 :約100万球 シャンパンゴールド(LED) ※丸の内オリジナルカラー (2007年より同色)
2018年08月23日複合施設「丸の内二重橋ビル」内に、商業ゾーン「二重橋スクエア」が2018年11月8日(木)誕生する。「二重橋スクエア」は、「富士ビル」「東京商工会議所ビル」「東京會舘ビル」の3棟一体建て替えを進めていた「丸の内二重橋ビル」の地下1階から2階を占める商業ゾーン。ファッションからこだわりの飲食店舗まで、日本初出店や新業態を含む計25店舗が出店する。【1階】ピエール・エルメの世界初コンセプトショップなどピエール・エルメ「Urban Gallery~華やかで上質感あふれる、都会のギャラリー~」をコンセプトに掲げる1階には、ピエール・エルメ(PIERRE HERMÉ)による、日本が誇るものを丸の内から世界へ発信するカフェ・スイーツ・グロッサリーの世界初コンセプトショップ「Made in ピエール・エルメ 丸の内」が出店する。店内には、ピエールエルメのスイーツをはじめ、塩やしょうゆ、缶詰など、ピエール・エルメが厳選したメイド・イン・ジャパンの商品が並ぶ。また、ショップのデザインは、インテリアデザイナーの片山正通が、店内の音楽は、サカナクションの山口一郎が担当するなど、こだわり抜かれた空間となっている。ジェイエムウエストンさらに、同フロアには、ジェイエムウエストン(J.M. WESTON)が南青山に次ぐ東京都内路面店2号店を出店。「ジェイエムウエストン 丸の内店」のオープンを記念し、アリゲーターレザーで仕上げられた「300:ストレートチップシューズ」が限定で発売される。また、エルメネジルド ゼニア(Ermenegildo Zegna)がビジネスウェアからカジュアルウェア、レザーグッズなどを提案するコンセプトショップを出店するほか、カリフォルニアのスターシェフ、デイビット・マイヤーズが手掛ける「ADRIFT by David Myers」、パリ15区で人気のオーナーシェフ、ティエリー・ブランキによるネオビストロの東京店「Le Beurre Noisette」、スキーウェアブランド「ゴールドウイン」初の直営旗艦店などが、丸の内仲通りの新たな顔触れとなる。【2階】日本初上陸の注目レストランが登場モートンズザステーキハウス2店舗が出店する2階のコンセプトは、「Marunouchi Resort~テラスに降り注ぐ光、都会の中のリゾート~」。豊かな緑が気持ちのいい丸の内仲通りの景観をはじめ、冬には、幻想的なクリスマスイルミネーションも楽しめるテラス席を併設した上質な空間を設け、記念日やお祝いなど大切な日のための場所を提供する。1978年創業のシカゴ発老舗ステーキハウス「モートンズザステーキハウス(Morton’s The Steakhouse)」が日本初上陸。アメリカ国産牛の中でも2~3%にも満たない最上級品質の称号「プライム」グレードのビーフを使用したメニューを提供する。牛の尾に近いとても柔らかい部位と、程よい霜降り肉の、異なる味わいを楽しめる同店を代表するステーキ「プライム ポーターハウス」などのステーキのほか、プライムビーフ100%のパティを使用した「モートンズ プライム バーガー」や、ロブスター・シュリンプ・オイスター・キングクラブなどのシーフードを豪快に盛り付けた「冷製モートンズ プライム オーシャンプラッター」などを用意。バーカウンターやワインセラー、個室のプライベートルームを備えた店内で、極上のステーキを味わってみては。ヤウメイロンドンの話題店 “ハッカサン”や“パーク・シノワ”を手掛けた世界的プロデューサーのアラン・ヤウ(ALAN YAU)による点心レストラン「ヤウメイ(YAUMAY)」も日本初上陸。注目のメニューは、アラン・ヤウが展開するレストランにて提供され、ミシュランでも高い評価を得てきた「ヴェニソンパフ - 鹿肉のパイ包」。柔らかい小鹿肉を、香ばしいサクサク食感のパイで包んだ、代表点心だ。そのほか、世界で活躍するシェフたちが厳選した20もの点心メニューがラインナップする。【地下1階】東京初出店&新業態店舗など個性ゆたかな13店舗「Downtown Marunouchi~新たな丸の内の食文化を発信する“ダウンタウン”~」をコンセプトとする地下1階は、オフィス ワーカーや来街者の五感を刺激する、個性あふれる飲食12店舗・サービス1店舗で構成される。福岡で人気を博す「焼き鳥 松元」をはじめ、大阪の「鶴橋 お好み焼・鉄板焼 オモニ」、福岡の「長浜鮮魚卸直営店 博多 魚助」など東京初出店店舗が登場。また「bar à vin ROTI」や「焼肉MARUGO」などの新業態店舗なども集い、ランチ・カフェ・ディナーで楽しめるフロアとなる。施設概要丸の内二重橋ビル「二重橋スクエア」オープン日:2018年11月8日(木)住所:東京都千代田区丸の内三丁目2番3号竣工:2018年10月15日(月)用途:事務所、会議場、バンケット、店舗、駐車場等最寄駅 : 東京メトロ千代田線「二重橋前<丸の内>」駅、 都営三田線・東京メトロ日比谷線・千代田線「日比谷」駅、 JR京葉線他「東京」駅 地下接続(予定)■出店店舗一覧地下1階:鶴橋 お好み焼・鉄板焼 オモニ、草八、焼肉MARUGO、築地青空三代目、bar à vin ROTI、ビューレックス スカイ /コンディショニングサロン リキュウ、CAFFÉ& BAR PRONTO、長浜鮮魚卸直営店 博多 魚助、恵比寿 土鍋炊ごはん なかよし、タイーム、ぬる燗 佐藤、大連餃子基地DALIAN、焼き鳥 松元1階:ジェイエムウエストン、45R(フォーティーファイブ・アール)、ADRIFT by David Myers、ディプティック、ゴールドウイン、ラコタハウス、ハウス オブ ロータス、ピエール・エルメ、Le Beurre Noisette、エルメネジルド ゼニア2階:YAUMAY、Morton’s The Steakhouse
2018年08月11日「聖護院八ッ橋総本店」が贈るキュートな八ッ橋「nikiniki」1689年に創業した京都の老舗「聖護院八ッ橋総本店」が、2011年に立ち上げた新ブランド「nikiniki(ニキニキ)」。京都・河原町にお店を構えており、八ッ橋には見えないかわいらしい見た目で人気を集めています。まるで洋菓子店!お店は一面真っ白でまるで洋菓子店のような佇まいです。店内に足を踏みれると、高級なケーキが並べられているかのような洗練された空間が広がります。ショーウインドウには職人が生み出した八ッ橋が並んでおり、思わずため息が出るほどの美しさ。「聖護院八ッ橋総本店」の他店舗とは異なり、「nikiniki」ならではの世界観を演出しています。カラフルなお花を堪能「カレ・ド・カネール」お店の看板メニュー「カレ・ド・カネール」は、生八ッ橋を選んで、その中にいれる餡やコンフィなどをチョイスして組み合わせるお菓子。可憐なお花のような見た目です。組み合わせによって見た目はもちろん、味も異なるので数種類組み合わせて違いを楽しむのもおすすめ。おみやげにはもちろん、カウンターでもいただけます。お店に立ち寄った後に用事があるときなど、持ち帰りが難しい方でも堪能できます。季節を生八ッ橋にとじこめた「季節の生菓子」春には桜、夏にはつばめ、秋には紅葉、冬にはサンタさんやお正月のお餅など、さまざまな“季節”のモチーフを生八ッ橋で表現した「季節の生菓子」。時期によって表現するものが変わるので、リピーターの方も通う楽しみになっているのだそう。テーマが同じ異なるデザインの生八ッ橋2種類が一つの箱に入っています。手みやげの際も型崩れする心配がないのが嬉しいポイント。ショーウインドウにどんなデザインが並んでいるか想像しながらお店へ向かってみてください。京都みやげの新定番。キュートな八ッ橋“八ッ橋”といえばニッキ味や抹茶味などが定番でした。「nikiniki」の八ッ橋は従来と異なる、新しいスタイルです。女性や子どもが喜ぶデザインは、京都みやげの新定番となりつつあります。阪急京都本線「河原町駅」徒歩3分。人気の商品は売り切れることがあるので、気になる方は早めに訪れてみてはいかがでしょうか?スポット情報スポット名:nikiniki住所:京都府京都市下京区四条通西木屋町角電話番号:075-254-8284
2018年07月17日エンダースキーマ(Hender Scheme)は6月8日、拠点である台東区の田原町に新店舗「スキマ 合羽橋」をオープンする。スキマ 恵比寿に続く2店舗目となるスキマ 合羽橋のオープンは、浅草の職人から刻印機を譲り受けたことがきっかけ。この刻印機を使ったパーソナライズオプション「effect_lab」のためのスペースを常設する。「effect_lab」は、エンダースキーマのアイテムに、好きな文字を刻印できるサービス(2,000円)で、英数字や記号から15文字まで刻印できる。素押し・金箔・銀箔の3種類から選べる刻印、サイズ(大、小)を自由に選択することができる他、当日の引き渡しや発送も可能。アイテムに人それぞれの意味や文脈を加えるための場を作るのは、同ブランドにとって初の試み。使うことでその人なりの完成品となっていく同ブランドのプロダクトをより親しむことができる、スキマ 合羽橋限定のオプション。「note」natural(A5 方眼/罫線 3,800円、A6 方眼/罫線 2,800円)スキマ 合羽橋で展開されるアイテムは、ヌメ革のプロダクトを中心にシーズンやコレクションに捉われることなくセレクトされ、シーズンアイテムをはじめとしたフルラインアップが揃うスキマ 恵比寿とは異なる構成。新店舗でしか手に入らないアイテムとして「note A5」(方眼/罫線 3,800円)、「note A6」(方眼/罫線 2,800円)も販売予定。「caterpillar」(3万2,000円)また、オープンを記念し、ヌメ革で特別に製作されたサンダル「caterpillar」(3万2,000円)とバッグ「pig shoulder bag small」(1万円)、「pig shoulder bag big」(1万3,000円)をスキマ 合羽橋限定でリリース。浅草の職人と歩み続ける同ブランドのものづくりの拠点だからこそ発信できる新しい取り組みを、ぜひ体験してみては。【ショップ情報】店舗名:スキマ 合羽橋オープン日:6月8日住所:東京都台東区元浅草4-2-10 高橋ビル1F時間:12:00〜19:00定休日:月曜日(祝日の場合は営業)
2018年05月30日東京・万世橋のマーチエキュート神田万世橋に新しく誕生した「MANSEI BRIDGE FREE MARKET」で、ハンドメイドバイクのスペシャルイベント「BESPOKED JP -スーツのように仕立てた自転車展-」が5月5日、6日の2日間開催される。大正時代に生まれ、赤煉瓦造りのモダンなスポットとして、様々な人々が行き交う場所だった旧万世橋駅 。その旧万世橋高架橋をリノベーションしたマーチエキュート神田万世橋の一角に、“人” を主役にした新しいスタイルのフリーマーケット「MANSEI BRIDGE FREE MARKET」がオープンする。自分のこだわりを売りたい人、 自分のこだわり体験を共有してもらいたい人、個人ではなく、友人同志や同好会など、 マーケットへの参加のスタイルは自由。何かを売ったり、何かを買ったり、新しい何かを見つけたり、 誰かに出会ったり、いろんなスタイルを持った“人” がこのマーケットに集う。「BESPOKED JP -スーツのように仕立てた自転車展-」は、自分にピッタリのサイズ、オリジナルのペイントでオーダーができるハンドメイドバイクの世界を気軽に体験できる入り口となるスペシャルなイベント。注目を集める日本人の次世代ビルダー、ペインターが集結する。フレーム製作から組み立てまでワンストップで行う事が出来る自転車工房で、東急田園都市線・二子新地駅にある「Above Bike Store」、主にクロモリでロードレーサー、シクロクロスなどのフレームを製作する大阪府堺市の工房・ソウカワガレージのバイシクルフレームブランド「CORNER」、シンプルで機能的な自転車フレームをクロモリ、アルミニウム素材で製作している愛知県の小さな自転車工場「Shin・服部製作所」などが出店。他にも、イベントに自転車で来る人の為のホスピタリティとして、自転車が目の届かない状態になる時に利用できる駐輪スペースを運営する「サイクルクローク(CYCLE CLOAK)」、埼玉で“背負いやすさ”を考えた鞄作りをする「ripa」、メッセンジャーバッグに道具一式を入れ、カーゴバイクに積み込み、神出鬼没にコーヒーをサーブするモバイルコーヒースタンド活動をする「チャリンコーヒー」、渋谷区千駄ヶ谷のカフェ併設の自転車屋「盆栽自転車店」が、自転車に乗る前にオススメのコーヒーと乗ったあとにオススメのコーヒーを提供するなど、自転車にまつわる様々な出店が予定されている。なお、「チャリンコーヒー」、「ripa」は5月5日のみ、「盆栽自転車店」は5月6日のみの出店。発注あり、試乗あり、グッズのお買い物あり、自転車自慢ありのオン/オフサドルパーティー。自転車乗りの方はもちろん、乗らない方も、この機会にハンドメイドバイクの世界を体感してみては?【イベント情報】BESPOKED JP -スーツのように仕立てた自転車展-会期:5月5日~6日会場:MANSEI BRIDGE FREE MARKET住所:東京都千代田区神田須田町1丁目25番地4 マーチエキュート 神田万世橋 S7区画時間:11:00〜18:00
2018年04月24日浅草と上野の間にある「かっぱ橋道具街」は、プロ・アマ問わずさまざまな調理道具や食器を手に入れられる問屋街。古いお店が多いのかと思いきや、実はおしゃれなカフェや雑貨店も多く、⼀⽇中遊べちゃうんです♪そんな合羽橋を歩いて見つけた、ステキなお店4つをご紹介します!田原町駅側からスタート!「食」に関連のある、バラエティ豊かな商店が立ち並ぶ「かっぱ橋道具街」は、南北におよそ800mにわたり展開しています。その歴史は古く、大正時代に古物商や道具商が店を出し始めたことが始まりなのだそう。今回は東京メトロ銀座線の田原町駅を降りて、道具街の南側から北側へ歩いて行きながら、おしゃれショップを探してみましょう!現在、およそ170店舗が立ち並ぶという道具街を歩いていると、昭和の風情漂う河童をさっそく発見。歴史を感じます。やはり古くからあるお店が多い道具街ですが、専門的な調理器具や食品サンプルなどは、見ているだけでワクワクします♪1. 〔釜浅商店〕「かっぱ橋道具街」を北に向かってしばらく歩いていると、おしゃれそうな雰囲気の暖簾を発見。お店は〔釜浅商店〕という名前。釜の蓋のように見えるロゴマークが印象的です。ここは釜屋さんなのでしょうか?さっそく中をのぞいてみましょう!店内に入ると、包丁がずらり。そう、ここは料理道具の専門店でした。取り扱う料理道具は、釜だけでなく、庖丁、南部鉄器、行平鍋、フライパンなど。こちらの庖丁フロアでは、〔釜浅商店〕の主力商品である庖丁を中心に扱っています。庖丁の中でも特に人気なのは、やはり三徳庖丁。毎日の料理で使う大切な道具だからこそ、プロ・アマ問わず、長く使える道具を探しに、国内のみならず海外からのお客さんも来るのだとか。〔釜浅商店〕は、もともとは明治41年に創業した歴史あるお店。それがリ・ブランディングにより、おしゃれな内装に生まれ変わったのだそう。お店の方々も話しかけやすい雰囲気なので「いい道具が欲しいけど、なにを選べばいいかよくわからない......」という方も、道具のプロに相談しながらじっくり道具選びができますよ♪店を出て北側を向くと、もう一軒〔釜浅商店〕がありました!店先にはお店のシンボルとも言える、大きな釜が。こちらが釜や南部鉄器、行平鍋、フライパンなどの料理道具を扱うフロアのようです。店内には個性的な什器にたくさんの料理道具が置かれていて、まるで道具の森に迷いこんだような気分。わくわくします♪鉄器もたくさん。こちらのフロアも、商品が見やすく並べられているので、ひとつひとつじっくりと見て選ぶことができました。2. 〔Sensing Touch of Earth 〕さっそくステキなお店にめぐりあえて、ついつい長居をしてしまいました。少し休憩したい気分で〔釜浅商店〕からさらに北へ。すると、1分ほどでおしゃれなお店を発見!「PUSH」のアイアンプレートがステキ。扉を押して、店内に入ります。天井が高い!奥行きもあって、広々とした空間はまるで別世界です。こちらは〔SensingTouchofEarth(センシングタッチオブアース)〕というコーヒーショップ。2017年の7月にオープンしたばかりのお店で、長野県の〔foretcoffee(フォレットコーヒー)〕によるスペシャルティーコーヒーを楽しむことができます。《きゅうりトースト》500円《ミルクコーヒー》600円小腹が減っていたので《きゅうりトースト》と《ミルクコーヒー》を注文。トーストにきゅうりが乗っているなんて、なんだか不思議。食べてみるとチーズやアンチョビの味とレモンピールの爽やかな香り、きゅうりのシャキシャキ感がマッチしていてたまりません。ペロリと完食してしまいました♪《ミルクコーヒー》も、コーヒーが小さな急須に入っている斬新なスタイル。中国茶を楽しむように、スペシャルティコーヒーを楽しむことができました。3. 〔カケス雑貨店〕〔SensingTouchofEarth〕を出て道路の向かいへ渡り、歩くこと約2分。道具街の横道に気になるお店を発見しました。カラフルな丸いものがディスプレイされています。お店の名前は〔カケス雑貨店〕。いったい何を扱っているのでしょうか?ずらりと並んでいたカラフルな丸いものは、ティーポットでした!海外のブランドかと思いきや、こちらはすべて〔ZEROJAPAN〕という、世界中で人気がある国産ブランド。素材は陶器で、なんと美濃焼なんです。こちらの〔カケス雑貨店〕はそんな〔ZEROJAPAN〕が手がけるキッチン雑貨商品すべてを取り扱う、日本でただ一つのお店なのだそう。左《ZEROJAPANティーポット450㏄(3人用)ASV(アンティークシルバー)》2,484円(税込)右《ZEROJAPANティーポット450㏄(3人用)AGO(アンティークゴールド)》2,484円(税込)《アンティークシルバー》や《アンティークゴールド》のポットもステキです!〔ZEROJAPAN〕のポットは2,160円〜と、お値段もお手頃。日常づかいがしやすくデザイン性も高いので、マグカップやコーヒードリッパーなども、あわせてそろえたくなります♪〔カケス雑貨店〕では〔ZEROJAPAN〕以外にも、ポット・カップ・タオルの商品はすべて日本製のものを取り扱っているそう。ジャパンクオリティのおしゃれでお手頃な雑貨がそろうので、親しい人へのプレゼント選びにも使いたいお店です。4. 〔KAPPABASHI COFFEE&BAR〕「かっぱ橋道具街」も、あと少し北上すれば終わり。いろいろなお店を見て回ったので、そろそろ休憩したいところです。すると、目の前に「珈琲」の文字が掲げられたお店を発見!これは入るしかありません。横断歩道を渡り近づくと、入り口からしてなんだかおしゃれな予感......!お店に入ると、木が積み重なって凹凸のある壁が目に飛び込みます。こちらは、カウンター席。カウンター席の反対側にはテーブル席もあります。落ち着いた雰囲気のお店なので、ゆっくりと休憩できそうです♪《エチオピア アリーチャ》(右端)おいしいコーヒーが飲みたくて、ハンドドリップコーヒーを注文することにしました。豆の種類は4種類。「濃厚な味よりも、香りを楽しみながらさっぱりと飲めるコーヒーはなにか?」と、お店の方に訊ねると《エチオピアアリーチャ》をおすすめしてくれました♪じっくりと、丁寧にコーヒーを淹れてくれています。コーヒーのお供に、ビスケットも注文しました。こちらは千葉県の松戸にある〔PommeSoeur(ポムスール)〕というお店のもの。〔KAPPABASHICOFFEE&BAR〕ではコーヒーを主体にメニューを考えており、「自分たちがいいと思い、その良さを共感してもらいたいと思うもの」をセレクトしているのだそうです。こちらのビスケットも、どんな味がするのか、期待が膨らみます♪《ビスケット》380円《エチオピア アリーチャ》600円コーヒーも出来上がったので、さっそくいただきましょう♪《ビスケット》は温められていて、サクサクと歯ごたえもよく、やさしい甘さとバターの風味がたまりません。コーヒーは華やかな香りで苦味も柔らかく、爽やかな酸味がふんわり口に広がって、疲れた身体に染み入ります。なんという幸せでしょう......。機械で淹れたコーヒーも安定しておいしいけれど、ハンドドリップで淹れたコーヒーは同じ豆でも全然違うのだとか。さらに淹れ方によっても味のバランスが変わるそうです。おいしいコーヒーに感動していると、近くに座っていた年配の常連の方も「おいしいのよ、ここのコーヒーって」とにっこり。ほんのり下町風情を感じつつ、ゆっくり休憩することができました♪セルフサービスのフリースペースは、テイクアウトメニューを頼むと利用することができる。〔KAPPABASHICOFFEE&BAR〕の2階はフリースペースになっており、テイクアウトメニューを注文すれば、勉強や作業など自由に使うことができます。また、18時からはBARタイムとなっていて、夜遅くまでお酒を楽しむこともできますよ♪以上〔かっぱ橋道具街〕を歩いて見つけた、ステキなお店4つでした!どのお店も、ただ新しくておしゃれなだけではなく、長く付き合っていきたくなるような個性的なお店ばかり。進化する合羽橋でショッピングやカフェタイムを楽しみましょう♪店舗概要〔釜浅商店〕店舗詳細●住所:〈料理道具フロア〉東京都台東区松が谷2-24-1〈庖丁フロア〉東京都台東区松が谷2-23-9●電話:〈料理道具フロア〉03-3841-9355〈庖丁フロア〉03-3841-9357●営業:10時00分~17時30分●定休:年中無休(年末・年始を除く)〔釜浅商店〕のウェブサイトはこちら!〔SensingTouchofEarth〕店舗詳細●住所:東京都台東区松が谷3-1-12●電話:03-4400-7678●営業:10時45分~19時00分●定休:水曜日〔Sensing Touch of Earth〕のInstagramはこちら!〔カケス雑貨店〕店舗詳細●住所:東京都台東区西浅草3-24-2●電話:03-5830-3481●営業:9時00分~18時00分●定休:不定休※ホームページにて随時更新〔カケス雑貨店〕のウェブサイトはこちら!〔KAPPABASHICOFFEE&BAR〕店舗詳細●住所:東京都台東区西浅草3-25-11●電話:03-5828-0308●営業:〈CAFETime〉8時30分~18時00分〈BARTime〉18時00分~26時00分●定休:〈CAFETime〉第1,3月曜日※祝日の場合は翌日火曜日〈BARTime〉日曜定休〔KAPPABASHI COFFEE&BAR〕のFacebookはこちら!
2018年02月25日買ったときは切れ味がよかった包丁。でも料理をしているうちにどんどん切れにくくなってしまったという経験はありませんか。包丁は3ヶ月に1度、研ぐとよいそうです。とはいっても、どうやって研いだらいいかわからないもの。そんな人におすすめしたいのが包丁研ぎ教室。じっくり学んで切れ味を取り戻しましょう。切れない包丁を蘇らせる研ぎ教室入門編日本有数の道具街、東京・合羽橋の包丁専門店〔かまた刃研社〕。1923年に東京・浅草に創業し、90余年に渡り刃物研磨の技術を受け継いで、プロの料理人も足繁く通う専門店として定評があります。その〔かまた刃研社〕で毎月第1・3火曜日に包丁研ぎ教室が開催されています。包丁研ぎ教室は「入門編」と「応用編」にわかれていて、入門編では砥石と包丁の基礎知識を学び、自分の手で“切れない”包丁を研いで蘇らせていきます。応用編は入門編を修了した方が対象となり、入門編で得た技術で自分の包丁を蘇らせます。教室は〔かまた刃研社〕のビル内にあり、机には包丁と砥石、水が入ったバットがセットされています。今日、参加する入門編では、この包丁を研ぎ、切れる包丁へと蘇らせます。生徒さんが集まったところで研ぎ教室がスタートです。講師をつとめるのは〔かまた刃研社〕の3代目店主・鎌田さんです。まずは研ぐための準備、砥石を水に浸し、砥石に水が染み込む間に砥石と包丁についての基礎知識を学んでいきます。「砥石には3種類あります」と鎌田さん。砥石は包丁の傷み具合でそれぞれ使い分け、粒度が粗く、削る力が強い順に「荒砥石(あらといし)」、「中砥石(なかといし)」「仕上げ砥石」と分類されます。一般の家庭では傷みがそれほどでなければ中砥石でよいのだそうです。今日の教室では荒砥石と中砥石がセットになった砥石を使用します。研ぎ教室では、鎌田さんから天然砥石と人造砥石のちがいや、砥石の使う上での注意点などもじっくりと聞くことができます。砥石は使っていくうちに減っていき、平らではなくなっていくのだそうです。「砥石が平でない状態で研いでしまうと、思わぬところに刃があたり、うまく仕上がりません」と鎌田さん。砥石の表面は常に平に。そして、砥石は常に水がある状態で研ぎ、砥石の表面に水を保てるぐらいの量を目安にすると良いのだそうです。続いて包丁の基礎知識。ここでは洋包丁と和包丁のちがいや、使われる鋼材によって包丁にどのような特徴が生まれ、ちがいが出るのかなどを聞きます。包丁を熟知する鎌田さんのお話はとても興味深く、かつ初心者にもわかりやすい説明で、受講している生徒さんもみな一様に熱心に耳を傾けています。基礎知識のあとは実技へ砥石と包丁の基礎知識を聞き、砥石が水を吸ったところで、実技へとうつります。まずは、今日、研ぐ包丁がどのくらい切れないか、紙(コピー用紙)に刃をあて切ってみます。鎌田さんに続いて生徒のみなさんも紙に包丁をあて、切ってみます。包丁の切れ具合を確認したところで、包丁を研いでいきます。「包丁を研ぐときに最も重要なことは、包丁を当てる角度を一定に保ちながら、ぶれずに研ぎ上げることです」と鎌田さん。包丁を砥石に対して、どのくらいの角度で置いて研ぐとよいのか、また、なぜその角度で研ぐのがよいのかを目の前で研ぐのを見せ、解説をしてくれます。よく包丁を寝かす角度は“10円玉1枚分”程度の厚さを目安にする、などと耳にすることがありますが、鎌田さんいわく「その角度を維持するのは難しいので、2枚分を目安にするとよいですよ」とのこと。生徒さんたちも手元に集中し、鎌田さんの教えに沿って研いでいきます。研磨職人の熟練の技を間近に見られ、重要なポイントやコツなどを丁寧に教えてくれるのも教室ならでは。シュッシュ、シュッシュという研ぐ音が教室内に響きわたります。研いでいるとき生徒のひとりから「黒くなった泥はどうすればいいのでしょうか?」と質問があがりました。砥石で研いでいると、表面に泥が浮いてきます。「浮いて来た泥(砥粒)は捨てずに、そのまま研いでください」と鎌田さん。砥石に水を含ませることで、砥石の粒が溶け出て表面に浮き出てきます。その粒と摩擦して、金属が削れるため、その粒を洗い流してしまうと効率が悪くなるのだそうです。「なるほど」という声が生徒さんから聞こえてきました。みなさん一様に、目からうろこが落ちたようです。40分ほど研ぎました。刃の部分を触ってみます。するとザラつきがあることに気づきます。「研いだあとの刃には削れた細かい金属のバリが付着しています。これを刃の『カエリ』と言います」と鎌田さん。このままだと切れないので、カエリをとる作業を行います。包丁を新聞紙にこすりつけ、カエリをとっていきます。本来は「仕上げ砥石」でカエリをとっていくのですが、ない場合は新聞紙で代用します。新聞紙の紙はザラザラとしているので、カエリをとるのにちょうど良いのだそうです。カエリをとり、これで研ぎは完了です。切れ味のほどはどうでしょうか。最初に試した紙と同じ紙で、再び切ってみます。紙にスーっと包丁が入っていきます。自分で研いだ包丁の切れ味の変わりように、生徒のみなさん驚いていました。これにて鎌田さんによる研ぎ教室は終了です。質問タイムではみなさん、日頃の包丁研ぎでの疑問を鎌田さんに聞いていました。包丁研ぎの極意は「寝かせた角度をぶれずに保つこと」と鎌田さんは言います。しっかり研いだ包丁で食材を切ると、断面がきれいで舌触りも変わるのだそうです。これまで、手入れしようにも、研ぎ方がわからずそのまま使っていた包丁がある方は、研ぎ教室に参加して、切れ味のよい包丁に蘇らせてみてはいかがでしょう。お料理がより楽しくなるはずです。【かまた刃研社研ぎ教室】●開催日:毎月第1・第3火曜●時間:11〜12時●定員:10名●受講料:5,000円(税込)※受講当日に支払い。●教材:砥石、タオル、テキストは持ち帰り可●予約:かまた刃研社WEBサイトより事前申し込み●ライター忍章子
2018年01月28日できたて感やシズル感、照りやツヤなど、まるで本物のような“食品サンプル”。あれだけリアルな食品サンプルは、いったいどのようにしてつくられているのでしょう。食品サンプルづくりを体験できる〔元祖食品サンプル屋〕に行ってきました!訪日外国人にも大人気の食品サンプル東京都台東区の合羽橋にある〔元祖食品サンプル屋〕は、食品サンプルのリーディングカンパニー〔イワサキ・ビーアイ〕が運営する食品サンプルの専門店です。ここでは食品サンプルの技術から生まれたキーリングやストラップ、ステーショナリーや食品サンプルなどを購入することができます。おみやげにも人気の、自分でつくる食品サンプルキット《さんぷるん》は、自宅で食品サンプルづくりを体験できるキットです。キットには難易度が表示されており、初級のチャーハンやカレーライスをはじめ、中級のスパゲッティナポリタンや冷やし中華、上級のミックスピザなどがあります。人気No.1のスパゲッティナポリタン(1,905円税別)は、麺やソースパック、具材、持ち上げスタンドなどが入っています。あの麺の“持ち上げ”がどのようにしてつくり出されているのか、その秘密を知ることができます。アイスクリームやかき氷、ドリンクやパフェなどのキットもあります。今回、体験する食品サンプル製作は〔元祖食品サンプル屋〕の2階で行います。製作体験は1日3回(11時〜、14時〜、16時〜)設定されていて、各回60〜75分ほど。参加するには事前に電話で予約する必要があります。体験メニューは食品サンプル職人が考案したもので、インストラクターの指導のもと、天ぷら2個とレタス1個を製作します。注意事項をよく聞き、エプロンをつけ、まずは天ぷらの材料となる具材選びからスタートです。ピーマン、ナス、レンコン、サツマイモ、しいたけ、かぼちゃ、エビのなかから好きなものを2つ選びます。なかには、サツマイモが大好きだからと、サツマイモを2つもつくる人もいるそうです。エビは1人1つまでです。天ぷらとレタスづくりで使う3色の蝋(ろう)です。現在、食品サンプルはビニール樹脂とシリコーンを使用してつくられていますが、いまから30年ほど前までは蝋を使っていました。この体験では、その、昔ながらの蝋を使い食品サンプルをつくっていきます。まずはインストラクターが実演し、天ぷらとレタスのつくり方を見せてくれます。インストラクター作のレタスと、エビ天、かぼちゃ天です。ひとつひとつの作業工程を、インストラクターがていねいに、わかりやすく解説をしながら見せてくれます。徐々に、天ぷらやレタスのカタチが作られていくさまは、とてもおもしろく、見ているだけでワクワクしてきます。さてさて、デモンストレーションのあとは、自分たちの番です。食品サンプルは、約42度のお湯を張ったシンクのなかで成型します。まずは、黄色い蝋をお湯のなかに垂らし、天ぷらの衣を作っていきます。衣をつくるときは、蝋を水面から約60cmの高さから垂らし、細かく垂らすことで、目の細かい衣ができるのだそうです。お湯のなかの衣が長方形になったら、中央にエビをのせ、シッポを持ったまま、そっとお湯のなかに沈めます。すると自然と衣がエビを包み込んでいきます。衣がエビを包み込んだら、お湯のなかで手早くひっくり返します。エビのまわりに衣がつきました。でも、ちょっと衣がたくさん付きすぎてしまったようです。「この時点ではまだ蝋はやわらかいので爪で切れます。少し衣をとってカロリーオフしましょうか」というインストラクターさんのアドバイスで、多めについた衣を爪を使ってとっていきます。手のひらでやさしくかたちを整え、衣のつき具合などを少しずつ調整し、自分のイメージするエビ天の感じになったら、最後に水にくぐらせてエビ天の完成です!次はかぼちゃ天をつくります。今度は円を描くように、黄色の蝋を垂らし、衣をつくっていきます。このときも水面から約60cmの高さからポタポタと垂らします。衣ができたら、エビ天のときと同じように、中央にかぼちゃを置き、三本指でゆっくりとお湯のなかに沈めていきます。すると、衣がかぼちゃを包み込んでいきます。お湯のなかでかたちを整えていきます。ぐっと握ると、衣がつるっととれてしまうので、やさしくやさしく、余分な衣を落とし、かぼちゃ天のかたちにします。かぼちゃ天を水にくぐらせたら、完成です!これで2つの天ぷらができました。次はレタスづくりに挑戦していきます。レタスは白色の蝋と緑色の蝋を使います。まずは白色の蝋をお湯のなかにそっと流します。レタスのときは、上から垂らすのではなく、水面にそわせるようにして蝋をお湯に流していきます。薄い白色蝋の塊ができました。この白い蝋の部分はレタスの“芯”になります。次に、この白い蝋の上に重ねるように緑の蝋を流していきます。緑の蝋を2度流し、白と緑の薄い蝋の層をつくります。これでレタスの葉の部分の準備ができました。そうしたら蝋全体をシンクの奥に持って行き、蝋を持つ手の手前にスペースをつくります。そして蝋を持ったまま手をお湯のなかに沈めていき、ゆっくりと手前に引きながらお湯からあげます。すると蝋が伸び、レタスの葉脈のような模様が現れてきました。ここできれいに蝋を伸ばせるかが、美しいレタスづくりのポイントになるそうです。最初につくった白色の蝋の部分をたたみこんでいき、白色部分を、緑の蝋で包むようにコロコロ転がしながら折りたたんでいきます。すると丸い塊になり、それはもう見るからにレタスです。出っ張った部分などを手で押し込み、かたちを整えたらレタスの完成です!できたての食品サンプルはカットしても大丈夫ということなので、インストラクターにカットしてもらいました。包丁で、さっくり。切ったらよりいっそうレタス感が増しました。レタスの完成です!エビ天、かぼちゃ天、レタスができました。インストラクターのデモンストレーションを見ているときは「自分にもこんなことができるのかな?」と思いましたが、ていねいに指導をしてくれるので、楽しみながらつくることができました。できあがった天ぷらとレタスは、このようにパックに入れてくれます。まるでデパ地下などで買うテイクアウトの天ぷらのようですね。終始、驚きと感動の連続だった食品サンプルづくりはこれで終わりです。常時開催している天ぷらとレタスの製作体験のほかに、期間限定でワッフルやパフェなどをつくることができます。80余年の伝統を受け継ぐ〔元祖食品サンプル屋〕で、昔ながらの食品サンプルづくりをぜひ体験してみてください。【元祖食品サンプル屋合羽橋店】●住所:東京都台東区西浅草3-7-6●料金:2,160円(税込)※2018年4月より2,300円(税込)●所要時間:60〜75分(目安)●予約:電話0120-17-1839(受付10:00〜17:30)●ライター忍章子
2017年12月15日東京都台東区にあるプロの調理人も通う“かっぱ橋道具街”。料理道具、食器、厨房設備、製菓用品、陶器、漆器、包装用品、食品サンプル、制服などの専門店が170店以上も連なり、調理に関するものならなんでもそろいます。そんな“かっぱ橋道具街”で気になるお店、白色キッチン雑貨専門店〔Baise(バイスー)〕に行って来ました。〔Baise(バイスー)〕のキュートなラインナップかっぱ橋道具街は浅草と上野の中間にある南北約800mにわたる商店街です。たくさんのお店があるので、着いたらまずは《かっぱ橋道具街便利マップ》を手に入れましょう。東京合羽橋商店街振興組合に加盟しているお店で配布しています。白色キッチン雑貨専門店〔バイスー〕は合羽橋南交差点から30mほど言問通り方面寄りのところにあります。茶色い入口と、表にディスプレイされている白色の雑貨が目印。入口からもう白色の世界が広がります。さっそくお店のなかへ入ってみましょう。店名のバイスーは、中国語でbai=白い、se=色。白色の生活雑貨ならなんでもそろうと人気のお店です。入ってすぐには季節に合わせた白いモノがならんでいます。ミルクパンやお鍋、マグカップにスープボウルなど、これからの寒い季節に欲しくなるアイテム。オランダ生まれの人気の白いホットプレート《テーブルグリルピュア》も並んでいます。めずらしいおはしを発見しました。こちらは〔バイスー〕のオリジナル商品です。おはしの先が白色に塗装されています。木の茶色と白の色合いがとってもキュート。白いお皿と一緒に食卓に並べたくなりますね。土鍋の産地で有名な《萬古焼》。その手法で作られた、直火でも使える食器です。「白い土鍋は卓上が明るく見えて、料理が映えるのでオススメです」と店長さん。〔スタジオエム〕の《ドゥーブシリーズ》は1人用から4〜5人用まで取り揃えています。ひとつひとつ職人さんの手作りの白いホーローのミルクパン。美しい白のホーロー仕上げはひとつひとつ吹き付けでホーローコーティングが施されているのだそう。木製のストレートハンドルがシンプルでオシャレなデザインです。ホーロー仕上げのスプーンやフォーク、バターナイフ、ティースプーン。上品で温かみのあるホーローの乳白色が食卓を明るく、オシャレに飾ってくれそう。ホーローを金属に塗布することはとても高い技術を要するもので、このカトラリーは縁までキレイにコーティングできる独自の技術によって作られています。白い収納グッズや小物も〔Baise(バイスー)〕にお任せキャニスターもいろいろな大きさのものがそろっています。「木蓋でナチュラルな印象で、スタンダードなカタチなのでどんなキッチンにも合わせやすいのでオススメです」と店長さん。そろえて使うと、キッチンのインテリアとしてもキュート。木蓋はシリコンパッキンがついているので、しっかり密閉してくれます。〔バイスー〕のオリジナルアイテム。シロクマのほか、こぶたやハリネズミ、ゾウ、リス、ヒツジなど全部で6種類のアニマル柄をラインナップ。マグカップや12cm小皿、20cmプレート、スプーンなどバリエーションがあり、ほっこりするイラストがついつい集めたくなってしまいます。一番人気は、シロクマなんだそう。50年以上にわたり製造されている醤油差し。液だれしにくい注ぎ口、安定感のある底面、持ちやすいゆるやかな形状、醤油を補充しやすい大き目の口が特徴。蓋の取っ手の空気穴を押さえると、注ぐ量が調節できるすぐれもの。「しろくまの箸置きはとても人気が高くて、合羽橋祭りというイベントを開催したときは300個近く売れました。ひとつひとつ手づりで、顔の表情がちがうので、ぜひ見くべてみてください」と店長さん。店頭で選ぶのも楽しみのひとつです。ちょこんと座り、おはしを足で支えてくれます。ネイビーとホワイト2色のタイルで好きなデザインがつくれるトレイ。玄関脇に置いて、キートレーに使ったり、小物トレーにもよさそう。付属のスタンドでオブジェにしてもオシャレですね。〔バイスー〕ではお会計のキャッシュトレイに使っています。タイルでなにが描かれているか、ぜひチェックしてみてください。ナチュラルな質感の雰囲気ある和洋皿。プラスチック製で割れにくく軽量で、電子レンジや食洗機にも対応。片付けの際に重ねやすいので収納時も場所をとらず便利です。青いふちどりが爽やかな印象のランチプレート。自宅でカフェごはんをするときにぴったりのかわいいプレート。こちらも重なりがよいのでスッキリ収納できます。ドットと小枝の柄がはいったパン皿。お皿の上の凸凹が、トーストを浮かせることで、サクサクの状態が保たれるのだそう。パン好き必見のお皿です。「日本の白色」をテーマにしたコーナーには、職人がひとつひとつ手作りする益子焼のお皿が並びます。手づくりならではの温かみのある食器は、シンプルながらもほっこりとしたフォルムで、飽きがなく長く使えるデザイン。人気なのが美濃焼の粉引き削ぎ目の食器なのだそう。生地がきめ粗く、白泥釉で白化粧したやさしい風合いが特徴的。素朴であたたかみがあり、どんな飲み物もお料理も映えそう。かわいい和柄が入った蕎麦猪口。再生土を使った美濃焼の蕎麦猪口は、独特のやさしい風合い。釉薬の間から素のままの生地が現れてくる技法が用いられているそうです。人気のポルトガルの陶器〔コスタノバ〕のノバシリーズ。存在感のあるロゴマークと手づくり感のあるシェイプが特徴的。和の料理にもなじみながらも、日々の献立も、おもてなし料理のように華やかになりそう。サラダボウルはいろいろな用途に使えて便利です。1階は本当に白い生活雑貨ばかりで、同じ白い食器でもこんなにバリエーションがあるのかと驚かされると同時に、どれにしようかと、ワクワクが止まりません。2階にはグラスや木製食器、3階には輸入雑貨や家具、お買い得なセール品も置いているので、ぜひチェックしてみてください。【Baise(バイスー)】●住所東京都台東区松が谷2-1-12TDI第二ビル●電話03-3847-8818●営業9:30〜18:00●定休年中無休(年末年始12/31〜1/3休)●ライター忍章子
2017年12月14日DIYファンにはおなじみのカインズ。同社の都市型新店舗「StyleFactoryテラッセ納屋橋店」が、名古屋市中区納屋橋の新ランドマーク「テラッセ納屋橋」内にオープンしますよ♪都市生活を楽しむアイテムがいっぱい「StyleFactory」は、「スタイルをつくるたのしさ」をテーマに、都市生活者にフィットする4つのカテゴリー「HOMEDESIGN」「RAKUKAJI(楽カジ)」「WELLNESS」「DIYSTYLE」を中心に構成されています。自分好みのスタイルが選べるインテリアシリーズや、家事の時間を効率的にするキッチン用品など、カインズのオリジナル商品をメインに、生活のなかに自分らしいエッセンスをプラスするためのアイテムが揃っています。HOME DESIGN使いやすさとデザイン性を兼ね備えたキッチン用品や、部屋にアクセントをくわえるラグやカーテン。シンプルで機能性の高い収納用品は、スペースによってかしこく使い分けたいですね。多彩なデザインスタイルから自分好みのインテリアを集めれば、だれでも自分らしいスタイルに仕上げることができるはず。トータルコーディネートで、もっと気軽に、もっとフィットする住まいにしちゃいましょう。RAKU KAJI料理、洗濯、掃除。日々こなしている家事をもっとスマートにしたいものですね。毎日使うものだから、こだわりぬいてつくられた調理道具や掃除道具で、日常をより楽しく、軽やかに。使うシーンを想像し、細部にわたって、使いやすさ・機能性・便利性を追求したカインズグッズ。毎日がたのしくなる「楽カジ」という提案は素晴らしいですね。WELLNESSカインズが考えるウェルネスは、無理なく、が基本。朝は、お気に入りのスムージーをボトルに入れて出かけて、一日の終わりには、ここちよいリビングでリラックスしたい。ヨガマットを敷いて、じっくり心と身体に向き合うひととき。特別でない、自分のペースだからこそ続けられる…素敵ですね。DIY STYLE家具をDIYすることはもちろん、部屋をコーディネートすることや、キッチンにグリーンをとりいれることもカインズは提案。生活にひと手間くわえ、自分らしいエッセンスをプラスすることが、「つくる」ということ。使い勝手のよい道具やさまざまな風合いの素材、機能的な工房をそなえ、それぞれの「つくる」たのしさを応援してくれています。Style Factory テラッセ納屋橋店概要名称:StyleFactoryテラッセ納屋橋店所在地:愛知県名古屋市中区栄一丁目2番49号B棟3階B301オープン日時:グランドオープン9月29日(金)9:00営業時間:オープニングセール中のみ、9:00ー21:00/通常時は、10:00ー21:00定休日:年中無休敷地面積:テラッセ納屋橋全体約10,600㎡総売場面積:約2,350㎡駐車台数:テラッセ納屋橋全体約100台公式HP
2017年09月28日「横浜港大さん橋マルシェ」が横浜港大さん橋国際客船ターミナルにて2017年2月18日(土)、19日(日)に開催される。「横浜港大さん橋マルシェ」では大さん橋の巨大な岸壁を特別に一般開放、約100店を出店する。横浜の風景と、広大な海が広がる絶好のロケーションで買い物を楽しめるイベントだ。神奈川県はもちろん、全国からの特産品や自慢の品を多数取り揃え、大学生たちが研究・考案したオリジナル商品も販売される。横浜中央卸売市場ゾーン&地産地消飲食ゾーンでは地産食材を活用したオリジナルメニューが販売され、温かい料理や絶品料理をその場で楽しむことができる。【詳細】横浜港大さん橋マルシェ開催日時:2017年2月18日(土)、19日(日) 11:00~16:00 ※入場無料開催場所:横浜港大さん橋国際客船ターミナル 山下公園側エプロン【問い合わせ先】実行委員会事務局(神奈川新聞社クロスメディア営業局内)TEL:045-227-0820(平日10:00~17:00)
2017年02月10日トリップアドバイザーはこのほど、同サイト上に投稿された口コミを元に「口コミで選ぶ 日本の橋ランキング」を発表した。同ランキングは、同サイトに掲載されている国内の橋(鉄道橋を含む)を対象に、2014年10月~2015年9月に投稿された日本語の口コミの評価や投稿数などをもとに、独自のアルゴリズムで集計したもの。1位に選ばれたのは、山口県下関市と角島を結ぶ全長約1,700mの橋「角島大橋」(山口県)。日本海に緩やかな弧を描く橋で、これまで数多くの自動車のテレビCMやドラマのロケ地にも使われているという。2位には、沖縄本島の本部半島の東、名護市の屋我地島と今帰仁村の古宇利島を結ぶ全長1,960mの「古宇利大橋」(沖縄県)がランクインした。沖縄屈指の海の上をまっすぐに伸びる橋で、同県ならではの絶景として観光の定番スポットとなっているとのこと。3位は、2015年1月に開通したばかりの宮古島と伊良部島を結ぶ「伊良部大橋」(沖縄県)。全長3,540mで、通行料金を徴収しない橋としては日本最長とのこと。橋には適度なカーブやアップダウンがありドライブしながら海を存分に楽しめることで人気だという。なお、ランキングの詳細は公式サイトにて公開されている。
2015年11月23日夏のビールイベント「ビアアーチ」が今年も、7月21日から8月30日までマーチエキュート神田万世橋で開催される。レトロな雰囲気漂うマーチエキュート神田万世橋・高架橋の赤レンガアーチの傍らで生ビールや軽食が楽しめる飲食イベント「ビアアーチ」。第3回目となる今年は“女性もPLAY BEER!”をテーマに、男性だけでなく女性もよりビールを楽しみやすいメニューを展開していく。会場では、ニューヨークの三ツ星フレンチでも提供されるほど海外評価の高い「常陸野ネストビール」を製造する木内酒造とコラボレーションし、マーチエキュート限定のクラフトビール「-HANAYAGI- mAAch ecute」(680円)を製作。“女子が飲みたくなるクラフトビール”をテーマに女性好みの味を追求し、苦味をおさえた後味と軽やかな飲み口、フローラルアロマが特徴の飲みやすいビールに仕上げられた。その他、「ビアアーチ」の期間限定で、バラエティに富んだ約70種類以上のクラフトビールを提供。日替わりでメニューが変わるおつまみキッチンカーも登場し、ジューシーな肉料理やバルメニュー、エスニックなどの女性にも人気の高いメニューを販売する。また、マーチエキュート各ショップにも限定メニューが登場する予定だ。【イベント詳細】「ビアアーチ」期間:7月21日~8月30日場所:マーチエキュート神田万世橋住所:東京都千代田区神田須田町1丁目25-4
2015年07月21日最先端表現技術利用推進協会(以下、表技協)は5月30日、日本三名橋のひとつである山口県岩国市にある錦帯橋(きんたいきょう)へのプロジェクションマッピング「時空の架け橋」を実施する。錦帯橋は日本三名橋のひとつとされており、錦川に架かる全長約200mの木造五連のアーチ橋で、その景観の美しさも含め日本を代表する木造橋として知られている。今回のプロジェクションマッピングは岩国青年会議所が主催する創立60周年記念事業のプログラムとして行われるもので、錦帯橋でのプロジェクションマッピングは今回が初となる。「時空の架け橋」と命名されたプロジェクションマッピングは、木造五連のアーチ橋という建造物の特長を生かして、橋の橋脚部に岩国にゆかりのある映像を映し出す。表技協は岩国青年会議所の依頼を受けて同イベントに協力し、3Dスキャニングからプロジェクションマッピングまでの実施を担当する。岩国青年会議所では記念パーティーの特別プログラムとしてこの企画を実施し、錦川の河川敷からその様子が見ることができる。開催時間は初回19:40~19:55以降、21:00まで4回実施する。なお、天候などにより実施時間の変更や中止になる場合がある。最新情報は岩国青年会議所のホームページを参照。
2015年05月23日インテージは9月29日、7月に一橋大学らと発表した「SRI一橋大学消費者購買指数」をWebサイトで公開した。SRI一橋大学消費者購買指数は、日本全体の消費者の支出変動(売上変化)とその要因を、購買価格指数、購買数量指数、商品入替効果指数の3つで表わしたもの。スーパーマーケットやコンビニエンスストア、ドラッグストアなど、全国約4000店舗のPOSデータ、数百万種類に基づいた統計データを元に算出しており、毎週月曜日に2週前の1週間分のデータを指数化して発表していく。個別商品のPOSデータを活用しているため、売上だけではなく、販売価格や数量の変動、新旧商品の入れ替えの影響などがわかるという。今回公開された最新データは、9月15日~21日の週次データで、総合指数だけではなく、10ブロックの地域別や業種別に指標を分けて公表している。
2014年10月01日嵯峨野観光鉄道は27日から、トロッコ保津峡駅の手前にある吊り橋「鵜飼橋」の復旧工事が完了したことを受け、同駅での乗降を再開する。鵜飼橋は、トロッコ保津峡駅と京都日吉美山線を結ぶ唯一の橋。昨年9月16日の台風18号にともなう豪雨で被害を受け、これまで京都市による復旧工事が行われていた。嵯峨野トロッコ列車は被災3日後から運転を再開したものの、復旧工事の間は橋が全面通行止めとなっていたため、現在までトロッコ保津峡駅での乗降を休止していた。京都市による復旧工事の完了にともない、鵜飼橋は27日11時から通行が再開されることに。これと同時に、嵯峨野トロッコ列車のトロッコ保津峡駅での乗降も再開となる。なお、トロッコ列車には当日始発から、「保津川鵜飼橋通行再開記念ヘッドマーク」を機関車側と客車側の先頭それぞれに装着するとのことだ。※写真は本文とは関係ありません。
2014年06月27日パリに本店を構え、日本では東京・浅草橋、札幌に店舗を構えるセレクトショップ、「アナトミカ」が9月27日に「オペーク丸の内」に「アヴァン・アナトミカ」をオープンした。ピエール・フルニエ氏と寺本欣児氏が作り上げる「アナトミカ」は、パリに本店を構えるコンセプトショップ。体に合う、心地よさにこだわったアイテムを厳選し、ユニセックスで品揃え。今回のオペークのインショップ「アヴァン・アナトミカ」は「完全なるアナトミカ店舗の手前」という意味で、オリジナルの日本製デニム、20年代の米国のワークウェアに使用されていたビーチクロスという素材を使ったベスト、ジャケット,コートなどのアイテムなどに加え、オールデンのシューズなど“民芸コンテンポラリー”をテーマに、アナトミカのスピリットをより強く打ち出した店舗となる。10日からはオペーク店舗の仲通りに面しスペース「The Style」で、ピエール・フルニエが手がけた最初のレディスシューズ「アルハンブラ」のポップアップイベントを23日まで展開。70年代のサンローランのコレクションシューズを手がけた職人が木型から手がけたその履き心地は、パリに多くのファンを持つことで知られる。
2013年10月09日大阪平野を流れる淀川。そこには多くの橋が架かっているが、それらの中に、全国的にも珍しい鉄道橋でありながら、歩いて渡ることもできるスペースがある橋がある。通称「赤川鉄橋」(正式名「淀川橋梁(きょうりょう)」)というその橋は、周辺に住む人たちの貴重な通路として活用されている。一般的に鉄道橋は、その名の通り列車が走ることを前提に造られているため、歩行者や自転車が渡れるものではない。しかしこの「赤川鉄橋」には、鉄道が通る橋と並行して人道橋が設置されているなんとも珍しい構造なのだ。ちなみにこの人道橋部分は、「赤川仮橋」という名称を持つ。鉄道橋は現在、単線でJR貨物線として利用されている。もともとJRが久宝寺(きゅうほうじ)から新大阪駅まで新線を予定していて、それが完成した際に利用することを前提に、最初から複線化用に作られていた。現在は片側があいているため、人道橋として市道扱いにしているのだ。赤川鉄橋は昭和4年(1929)に、大阪市東淀川区と都島区を結ぶ位置に完成した歴史ある橋で、地元では「じゅうはちもんてっきょう」とか「あかがわのてっきょう」とも呼ばれている。ちなみに、ようやく新線の完成に見込みがたったため、人道橋として利用されるのは2018年春までの予定である。鉄橋の下流側には線路があり、現在は1時間に1本程度貨物列車が走っている。一方、上流側が人道橋だが、本来は線路が敷かれるべき場所を利用しているだけに、目と鼻の先ともいえる距離を列車がごう音をたてて走っていく。その光景はまさに迫力満点である。人道橋部分は木製のため、見た目にはちょっと頼りなく見える。しかし、実際に歩いてみると決してそんなことはなく、近くの学校の学生がランニングして走り抜けても大丈夫なのだ。一応、橋の前には「自転車は降りて渡れ」との注意標識が掲げられているが、それを守っている人はほとんどいない。全長は約600mあるので、ゆっくり渡ると10分ほどかかるが、周辺の景色を眺めながら渡るとあっという間だ。この辺りは大阪市内でも北部に当たるため、アシが茂る砂州などがある他、野鳥の姿も見られるなど、川の上独特の風景が楽しめるのも魅力のひとつになっている。この辺りの地域は、淀川にかかる橋と橋との間隔が開いており、赤川鉄橋の近くには1km上流にある「菅原城北大橋」と、2km下流の「長柄橋」しかない。そのため、淀川区と都島区を行き来する人にとっては欠かせない動線となっている。こうした事情もあり、将来的に現在の赤川仮橋は撤去されることは決まっているが、その際には人道橋が平行して架設される予定という。というわけで、「鉄道と並んで橋を渡ってみたい!」という好奇心旺盛な人は、早いうちに足を運んでおくことが得策だ。●information淀川橋梁大阪市東淀川区東淡路~都島区大東町【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月25日Diesel(ディーゼル)などのブランドを傘下におさめるホールディングカンパニーOTBのレンツォ・ロッソは、ベネチア市とリアルト橋のスポンサー契約を結んだ。Dieselをはじめ、Maison Martin Margiela、Viktor&Rolf、スタッフインターナショナルなどのブランドを傘下におさめるホールディングカンパニーOTBのレンツォ・ロッソは、ベネチアのリアルト橋保存修復事業のスポンサー契約を500万ユーロで獲得した。リアルト橋は、ベネチアのカナル・グランデに架かる4つの橋のうち最も古く、修復作業は18か月間をかけて行われ、2016年2月末に完了する予定だ。同スポンサー契約は、ベネチア市がプランニング、事業管理および保存修復作業をすべて統轄し、スポンサーが全コストを負担する代わりにロケーションの広告啓示利用を条件内で行うことができるというもの。レンツォ・ロッソは創造性豊かな、景観を損なわない控えめな広告を使用する予定だ。プロジェクトについて、「公共機関と民間企業の協力を示す最適な例となります」とベネチア副市長は断言した。また、レンツォ・ロッソは「リアルト橋は、世界的にイタリアの象徴の1つであるだけでなく、実際には、私のブランドと同様に、全世界に属するものだと思います。もちろんベネチアにはすでに、数多くのイベントや文化的名所がありますが、このパートナーシップ関係により、私たちはこの素晴らしい都市への関心をさらに高め、さまざまな世界の人々に向けて新たな活動を展開できると確信しています」と述べている。DIESELオフィシャルサイト:www.diesel.co.jp元の記事を読む
2012年12月22日神田川に架けられた東京で初めての石橋と言われる「旧萬世橋」(よろずよはし)の勾欄(橋柱)の一般見学が先頃可能になった。千代田区観光協会サイトまちブログ神田によると、旧萬世橋は、現在の万世橋(まんせいばし)と昌平橋のほぼ中間に、「江戸城筋違御門」の石垣を利用して架けられた東京初の石橋と言われ、これまで神田明神の境内の奥にあり、非公開だった。このたび、神田明神の境内に鎮座する籠祖神社を改め、完成した合祀殿と隣の祖霊社の間に通路が整備された。これにより、一般の見学が難しかった乃木希典書「彰忠碑」、「護国慰霊之碑」、そして東京初の石橋と云われる「旧萬世橋」の勾欄(擬宝朱橋柱)の見学が可能になったとのこと。同サイトによると、「旧萬世橋」の勾欄は祖霊社の奥、行き止まりの狭いスペースの中央に旧神田区民の日露戦争の戦死者を偲ぶ「彰忠碑」が建っており、その碑を囲む形で擬宝朱のついた旧萬世橋の勾欄が配置されているという。なお、「旧萬世橋」は、明治45年に開業する甲武鉄道の万世橋駅建築と鉄道工事のために取り壊されたものだ。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月21日新潟県糸魚川市の平成27年開業予定の北陸新幹線高架橋で「北陸新幹線レールウォークin糸魚川」と題したウォーキングイベントが開催される。高架橋を歩けるチャンスは今年が最後だ。開催日時は10月28日(日)。高架橋の他、工事中の新幹線の駅もコースに入っており、富山や長野の山々の自然風景と英知の結晶である新幹線工事を同時に見ることが出来る。悪天候などの理由により中止となる可能性もある。参加費は無料。申し込みは往復ハガキで、糸魚川市北陸新幹線対策協議会事務局:都市整備課・新幹線推進係まで。コースは、寺島工事用昇降階段(糸魚川警察署裏付近)から北陸新幹線糸魚川駅に至る約1.5kmの「標準コース」と、須沢工事用昇降階段(国道8号と青海通り線交差点付近)から北陸新幹線糸魚川駅に至る3.2kmの「健脚コース」に分かれる。参加対象は「標準コース」は小学生以上、「健脚コース」は小学校4年生以上。ただし、健脚コースは距離が長いので体力に自信のない人は「標準コース」が無難。いずれのコースも小学生は保護者の同伴が必要。「標準コース」のウォーキングは3回実施される。スタート時間は1回目8:30受付、9:00出発、2回目12:00受付、12:30出発、3回目13:00受付、13:30出発。「健脚コース」は2回実施され、1回目9:30受付、10:00出発、2回目は10:30受付、11:00出発となる。おのおの市役所前で受付を行い、バスでウォーキング開始位置まで移動する。参加定員は各コース1回につき50名。「標準コース」は3回で150名、「健脚コース」は2回で100名となる。北陸新幹線は、現在営業している長野駅から、上越、富山、金沢、福井を経由して大阪に至る構想で、東京からの総延長距離700キロになる。平成27年に開業を予定しているのは、長野から金沢までの区間だ。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月17日東伊豆河津町(かわづちょう)に突如出現する、独特なデザインの橋・河津七滝ループ橋。全長は1,064メートル。ぐるりソフトクリームを描く要領で2回転、直径80メートルのサークルを上下に重ねて描き、高低差45メートルをつないでいる。それにしても、なぜここにこんなものがあるのか。説明しよう。伊豆半島の真ん中には、天城山(あまぎさん)がそびえている。この山は、天城連山と呼ばれることもある。つまり、いくつかの山が連なっているのだ。具体的には1,404メートルの万三郎岳(ばんざぶろうだけ)など、1,000メートルを超える山々の塊である。この山々を縫い、伊豆半島の真ん中を背骨のように貫いているのが下田海道(国道414号線)。下田に早く行くために最も使われている幹線道路である。その下田街道が天城山を越えるところに位置するのが、天城峠だ。この天城峠は川端康成の「伊豆の踊子」や松本清張の「天城越え」など、小説の舞台にもなっている。また、石川さゆりの「天城越え」でも歌われているように、かつては交通の難所だった。小説にも出てくるように、この地には天城山隧道(ずいどう)という古いトンネルがある。日本最長の石づくりトンネルだ。明治時代に作られた重要文化財らしい。このトンネルのさらに下80メートルの地には、1970年に開通した新天城トンネルがある。天城山隧道を見たい!という目的がない限り、普通はこちらの新しい方のトンネルを通る。くぐってもまだ標高600メートル。山に沿ってつづら折れの道が続いていたが、1978年には伊豆大島近海の地震によって、道路が寸断されるというアクシデントが発生している。天城山中は全国でも有数の多雨地域。土砂崩れで通行不能になることも珍しくない。そこで、この国道改良整備工事の一環として1981年、河津七滝ループ橋が作られたのである。これにより、土砂崩れの影響が少なく、スムーズに登り降りできるようになったという。直径80メートルというのはなかなか大きな円ゆえ、速度制限30キロで走っても外側に押し付けられる。何Gかは分からないがすさまじい遠心力。ジェットコースター的な体感ができる。このループ橋、正式には七滝(ななだる)高架橋という。伊豆地方では滝のことを「たる」という。七滝とは、河津川にある7つの滝を指す。散策路が整備されてからは、1時間もあれば7つ全てを巡ることができるようになった。初景(しょうけい)滝、へび滝、釜滝、えび滝、かに滝、出合(であい)滝、大滝の順番で回るのが通常ルートで、一番立派なのが大滝だ。高さ30メートル。滝壺の横、しぶきが掛かるような場所には古くから露天風呂があり、その奥には岩盤を掘り抜いた洞窟温泉がある。なかなか野性的な観光スポットだ。さらにループ橋を超えると、河津温泉。正式には河津温泉郷といわれたりもするように、七滝・大滝温泉、湯ヶ野温泉など7つの温泉からなる街が現れる。圧巻は峰温泉の「東洋一の大噴湯(だいふんとう)」。毎分600リットル、100℃の温泉がいつでも噴き上げている自噴泉(じふんせん)である。現在では峰温泉大噴湯公園として整備されており、足湯もある。火・金を除く毎日、1日7回、約30メートルまで吹き上がる湯を見ることができる。河津ループ橋を通過するだけで、ここに立ち寄らないのはもったいない。近くを通る際にはぜひ、訪れてほしい。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月13日高速道路では、供用中の高速道路の上に高速道路を横断するための橋を建設することがあります。道路と橋が交差するので、工事の際は安全確保のために通行止めを行いますが、影響を最小限にするため、過去の交通量などから工事を実施する曜日や時間を想定するほか、工事の方法も工夫しています。大型クレーンは架設工事の一般的な方法として、多くの現場で採用されています。クレーンで橋桁を吊り下げて、一晩で橋を架設します。クレーンのアームの長さは最大で約100m、吊り下げ能力は1000tを超えます。1000tと言われてもピンとこないという方のために、参考までにジャンボジェットの愛称で呼ばれる大型旅客機「ボーイング747」の重量は約180tです。ちなみにこのボーイング747、2005年にエアバスA380が登場するまで、世界最大の旅客機でした。大型クレーンの力がいかに強いか分かります。大型多軸台車は、橋桁の組立場所から架設地点まで車体が移動できる平坦なヤードがある場合に採用されます。現地で橋桁をあらかじめ組み立て、大型多軸車を使って運搬し、一晩で橋を架設します。大型多軸車の大きさは全長約10m、軸の数は一般的には6軸程度です。幅は3m以上あり、橋の大きさによっては2台の台車を使って運搬します。大型クレーンや大型多軸台車が実際に稼働する姿を見ることができる、見学会やツアーが各地で行われています。NEXCO東日本では関越道での工事が予定されており、一般の方向けの見学スペースを設ける場合があります。深夜の工事にもかかわらず、多くの参加者が訪れるそうです。事前に調整ができれば、施工ヤード内からの撮影も可能です。詳しい工事の予定につきましてはNEXCO東日本までお問い合わせください。NEXCO中日本ではオリジナルバスツアーを実施しています。開通前の高速道路や工事現場の見学を企画していて、その都度NEXCO中日本のサイトに情報が掲載されますのでチェックしてみて下さい。NEXCO西日本でも同様に工事現場の見学会や、毎年夏休みには親子見学会を実施しています。こちらもNEXCO西日本サイトをチェックして下さい。大きな橋が目の前で出来上がっていく様子は、土木の専門家でなくてもワクワクする光景です。お気軽に参加してみてはいかかでしょう?【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月07日