疲れからか、突然おでこと眉間に吹き出物が……。子どももいてエステに行くなどの時間もないので、自宅でも手軽にできるスキンケアを探してみました。そうして見つけた方法で吹き出物を改善することができました。その方法と試してみた結果についてお伝えします。突然、吹き出物ができた私子育ての疲れなのか、スキンケアの手抜きからなのか、おでこと眉間に吹き出物ができてしまった私。お金や時間があればエステサロンに行きたいものの、私にはお金も自由もありません。そんなとき、知ったのが「乳化クレンジング」です。クレンジングがあれば、おうちでエステ気分を味わえて、しかも角栓が取れてむき卵のような肌になるという方法なのだとか。そんな肌になるのかどうかはやってみなくてはわからないと思い、家にあるクレンジングで試してみることにしました。「乳化クレンジング」の方法とは使ったのは、比較的メイク落ちも良く、つっぱらないので愛用しているファンケルの「マイルドクレンジング オイル」です。まず髪が落ちてこないようにヘアバンドをつけ、メイクを落としておきます。次に乳化クレンジングをします。メイク落とし、乳化クレンジング、どちらも同じクレンジングを使います。メイクを落としたら、いざ乳化クレンジングを実践。クレンジングはたっぷり5プッシュ使います。目を避けた顔全体にのばし、両手の指先で小刻みに震わせ、ジェルクレンジングオイルを皮膚になじませます。場所を変えながら、おでこ、頬、こめかみ、顎、小鼻……。小鼻のあたりは人さし指で細かくらせんを描くように丁寧に。リンパマッサージではないので、「流す」わけではなく細かい振動を与えながら肌にクレンジングをただ、なじませていくだけの方法です。できれば5分すると良いそうです。1分ほどすると、汚れとクレンジングがなじんでいる感覚が。そして、3分ほどすると、小鼻、眉間、顎のざらつきがなくなってくる感覚があります。あくまでも、ごしごし洗いではなく、指先は細かく振動させて皮膚の上の汚れとクレンジングをなじませていくようにします。5分なじませたら、水かぬるま湯で乳化させてからしっかり洗い流して終了。クレンジングが白く濁ってきたら乳化できているサインです。これで、スッキリ!この方法で必要なことは、たっぷりクレンジングを使うこと。振動を与えつつ皮膚の上でクレンジングをなじませる時間は5分間取ること。注意点は、ごしごし洗いはシワの原因になるので避けるとのことです。あくまでも皮膚の汚れを細かい振動でクレンジングとなじませていくイメージです。結果は1週間で吹き出物が改善乳化クレンジングをしてみた結果は、1週間で変化がありました。なぜなら、吹き出物がなくなったからです。いつも、メイク落としをするときは多くて2プッシュ。メイクとなじんだらすぐに落としていたので、せいぜい2分程度。かなり短時間のスキンケアでした。今回の乳化クレンジングでは、メイク落としをした後、5プッシュもの量を使って5分間クレンジングをなじませます。5分間の乳化クレンジング途中で、角栓のざらざらした部分がなくなっていくのを感じ、「5分間は最低でもスキンケア時間をかけないといけないものなんだ」と実感しました。エステサロンに行かなくても、毎日のメイク落としの後に、5分間の乳化クレンジングのスキンケア時間をかけるだけ。それだけでも、エステのマッサージ気分が味わえます。吹き出物の改善ができ、肌のツヤも復活しました。お金もそこまでかからず簡単なので続けたいと思います。まとめ子育てをしていると、自分のスキンケアはおろそかになってしまいがちですが、そんな中でもきちんとスキンケア時間を取らないと、老化の第一歩につながりそうだと、今回、吹き出物ができて感じました。エステサロンに行くと値段も高く、家計にも響きそうです。そして、子どもが帰宅するまでの短時間でエステサロンに行って帰っても難しいもの……。そんなときは、自宅でできる乳化クレンジングをやって美肌に。いつものクレンジング料が使え、家でエステサロン気分を味わえるので、今度は、ちょっと高級なクレンジングを買って挑戦するのも良いかなと考えています。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/黒田あいみ先生(Zetith Beauty Clinic 医師)美容外科、美容皮膚科、予防医学(栄養療法)、アンチエイジング専門医。Zetith Beauty Clinic 、東京美容外科沖縄院にて勤務。トライアスロン日本代表の経歴を持ち、⾃分がアスリートであることも⽣かしつつ、美と健康のスペシャリストとして「中からと外からの美と健康」を信念に、外から(美容医療)だけでなく、中から(分子栄養学、予防医学)の美と健康の権威として多くの文化人、芸能人、アスリートからの信頼も厚い。著書に、「中田敦彦のYouTube大学」でも紹介された「アスリート医師が教える最強のアンチエイジング」(文藝春秋社)がある。著者/Kumiko3(43歳)夫と小学生2人の4人家族。Webライター。子育てしながらの仕事は想像以上に大変。アラサーよりも疲れやすく、美容院では肩凝りを指摘され、夕方にはエネルギー切れ。白髪も生えてきて、毎日イライラするのはもしかして更年期!?それでも身だしなみは整えて、目指せナチュラル若見えキラキラ美人!
2024年04月03日■アウトドア派陰キャの母が子供よりもはしゃいだ結果…?食べすぎてすぐ肌に響くことは無いと思うのですが、ニキビの数とそのサイズ感、出現したタイミングに戸惑いを隠せませんでした!!■保育園の中心で母のニキビを報告した息子アラフォーの吹き出物の何がそんなに面白かったのかよくわかりませんが…この後家に帰って速攻お説教しました。
2023年04月05日私は、生理中に吹き出物ができることがあります。「吹き出物がよくできるなぁ」と思うときは、決まって生理前です。吹き出物ができると、痛みを感じたり見た目に自信がなくなったりします。そんな肌トラブルを解決するために私がとった行動は……!? 生理開始のバロメーター生理がいつごろくるか予想はしていても、忙しい時期と重なるとつい予定日を忘れてしまうことがありました。しかし、生理前になると顎や鼻に大きな吹き出物ができるため、顔に吹き出物ができると「そろそろ生理がくるのかな?」と考えるようにしています。そのため、吹き出物は私にとって「生理開始のバロメーター」とも言えます。 生活にも影響が…しかし、吹き出物ができると1週間程度は赤みがあり、痛みも感じるため気になって仕方がありません。吹き出物は、清潔にして触らなければきれいに治るのですが、つい触ってしまい悪化してしまったということも……。さらに、その期間は、吹き出物に気をとられて集中力が欠けてしまいます。そのため、忘れ物やミスをすることが多くなっていました。「このままではよくない!」と思った私は、なるべく吹き出物をつくらないよう生活習慣を改めることにしたのです。 私が見直したのはまずは、生理前に吹き出物が出やすいということを頭に入れておき、生理前は脂っこい食べ物を控えることに。また、メイクは吹き出物周辺を控え、洗顔後には必要以上に保湿クリームをつけないよう気をつけました。それ以外にも、普段からビタミンCの豊富な柑橘類やブロッコリーをとるなど、バランスのよい食事を意識しました。すると、生理前の肌の脂っこさがなくなり、吹き出物もできにくくなったのです。 吹き出物ができると気になってしまい、集中力が欠けてミスをしたり忘れ物をしたりすることが多くありました。しかし、生活習慣に気をつけてからは吹き出物ができにくくなり、仕事やプライベートを振り回されることもなくなったため、ホッとしています。 ※生理前は皮脂腺の働きを活発にする黄体ホルモンがたくさん出ているため肌トラブルが起こりやすくなっています。保湿クリームを必要以上に塗ると、皮脂腺の働きが鈍り、適度な油分量を分泌しなくなるため、油分が多いところや乾燥気味のところを考えながら保湿して、肌環境を整えることが大切です 著者/中山真希イラスト/まっふ 医療監修/天神尚子先生(三鷹レディースクリニック 院長) ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように!
2023年01月25日夏休みの疲れなのか、突然おでこと眉間に吹き出物が……。子どももいてエステに行くなどの時間もないので、自宅でも手軽にできるスキンケアを探してみました。そうして見つけた方法で吹き出物を改善することができました。その方法と試してみた結果についてお伝えします。★関連記事:首に小さなポツポツが大量発生! おまたにできることもある「軟性線維腫」の正体は…【医師監修】夏休みに吹き出物ができた私子どもと一緒の夏休みは、何かと慌ただしい毎日でした。そして、疲れなのか、スキンケアの手抜きからなのか、おでこと眉間に吹き出物ができてしまった私。夏休みも残りわずかとはいえ、まだ子どもが家にいるタイミング。お金や時間があればエステサロンに行きたいものの、私にはお金も自由もない夏休みの現実……。そんなとき、ネットを見ていて良さそうと思ったのが「乳化クレンジング」です。いつも使っているジェルクレンジングがあれば、おうちでエステサロン気分を味わえて、しかも角栓が取れ、むき卵のような肌になるという方法なのだとか。そんな肌になるのかどうかはやってみなくてはわからないと思い、家にあるジェルクレンジングで試してみることにしました。「乳化クレンジング」の方法とは使ったのは、ファンケル「マイルドクレンジングオイル」。価格は120ml、1,870円(税込み)でした。比較的メイク落ちも良く、つっぱらないので愛用しているジェルクレンジングです。まず髪が落ちてこないようにヘアバンドをつけ、メイクを落としておきます。次に乳化クレンジングをします。メイク落とし、乳化クレンジング、どちらも同じクレンジングを使います。メイクを落としたら、いざ乳化クレンジングを実践。クレンジングはたっぷり5プッシュ使います。目を避けた顔全体にのばし、両手の指先で小刻みに震わせ、ジェルクレンジングオイルを皮膚になじませます。場所を変えながら、おでこ、頬、こめかみ、顎、小鼻……。小鼻のあたりは人さし指で細かくらせんを描くように丁寧に。リンパマッサージではないので、「流す」わけではなく細かい振動を与えながら肌にクレンジングをただ、なじませていくだけの方法です。できれば5分すると良いそうです。1分ほどすると、汚れとジェルクレンジングがなじんでいる感覚が。そして、3分ほどすると、小鼻、眉間、顎のざらつきがなくなってくる感覚があります。あくまでも、ごしごし洗いではなく、指先は細かく振動させて皮膚の上の汚れとクレンジングをなじませていくようにします。5分なじませたら、水かぬるま湯で乳化させてからしっかり洗い流して終了。これで、スッキリ!この方法で必要なことは、たっぷりジェルクレンジングを使うこと。振動を与えつつ皮膚の上でジェルクレンジングをなじませる時間は5分間取ること。注意点は、ごしごし洗いはシワの原因になるので避けるとのことです。あくまでも皮膚の汚れを細かい振動でジェルクレンジングとなじませていくイメージです。スキンケアの結果は1週間で「効果あり」乳化クレンジングは、1週間で「効果あり」と感じました。なぜなら、乳化クレンジングを1週間継続した結果、吹き出物がなくなったからです。いつも、メイク落としをするときは多くて2プッシュ。メイクとなじんだらすぐに落としていたので、せいぜい2分程度。かなり短時間のスキンケアでした。今回の乳化クレンジングでは、メイク落としをした後、5プッシュもの量を使って5分間ジェルクレンジングをなじませます。5分間の乳化クレンジング途中で、角栓のざらざらした部分がなくなっていくのを感じ、「5分間は最低でもスキンケア時間をかけないといけないものなんだ」と実感しました。エステサロンに行かなくても、毎日のメイク落としの後に、5分間の乳化クレンジングのスキンケア時間をかけるだけ。それだけでも、エステのマッサージ気分が味わえます。吹き出物の改善ができ、肌のツヤも復活しました。お金もそこまでかからず簡単なので続けたいと思います。まとめ子育てをしていると、自分のスキンケアはおろそかになってしまいがちですが、そんな中でもきちんとスキンケア時間を取らないと、老化の第一歩につながりそうだと、今回、吹き出物ができて感じました。エステサロンに行くと値段も高く、家計にも響きそうです。そして、子どもが帰宅するまでの短時間でエステサロンに行って帰っても難しいもの……。そんなときは、自宅でできる乳化クレンジングをやって美肌に。いつものクレンジング料が使え、家でエステサロン気分を味わえるので、今度は、ちょっと高級なクレンジングを買って挑戦するのも良いかなと考えています。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/黒田愛美先生(Zetith Beauty Clinic副院長)美容・アンチエイジング専門医。トライアスリート。1979年東京生まれ。2003年獨協医科大学医学部卒業後、東京女子医科大学内分泌乳腺外科に入局。2007年品川美容外科へ入職、2011年品川スキンクリニック新宿院の院長に就任。2013年同クリニック、表参道院院長に就任。その後、予防医学と分子栄養学を改めて学び、美容外科、美容皮膚科、アンチエイジング内科の非常勤医師として複数のクリニックの勤務を経て、現在に至る。著者/Kumiko3(41歳)夫と小学生2人の4人家族。Webライター。子育てしながらの仕事は想像以上に大変。アラサーよりも疲れやすく、美容院では肩凝りを指摘され、夕方にはエネルギー切れ。白髪も生えてきて、毎日イライラするのはもしかして更年期!?それでも身だしなみは整えて、目指せナチュラル若見えキラキラ美人!
2022年10月08日顔にニキビが出始めた娘。治そうとかなり努力を重ねていましたが、その成果はいかに!?■病院でもらった本を参考に規則正しい生活の効果をありありと感じたよ。規則正しいと言いつつも、習い事の関係で寝るのが遅くなったり、食べる時間が変わったり、洗顔もちゃちゃっと済ませてしまったりする日もあったんだけど、それでも「それ以外の日は、極力本に書いてあることを守っていこう」って話をしたんです。ニキビと言っても、10歳の子だと出せる薬も決まりがあるらしく、「塗り薬で様子を見ましょう」って言われたんだけど、あれよあれよときれいになっていく……。わたし自身もニキビがひどくて皮膚科に通ってたけど(大人になってから)、治るスピードが全然違う。高学年くらいになると、ニキビが恥ずかしくて髪の毛で隠しがちなんだけど、娘はそこをあえて出していくし、ちゃんと本を読んで治そうと取り組む姿勢は見習わないとなと思ったよ(ハンバーグ、今は食べていますよ~)。
2021年09月25日季節の変わり目になると、決まってニキビや吹き出物などの肌トラブルを繰り返してしまう…そういった方は案外多いのではないでしょうか?実は、私もそのひとり。気温の寒暖差に身体がついていかなくなり、その疲れからか、顔全体に原因不明の吹き出物がたくさんできてしまい、外に出るのも億劫になるくらいでした。スキンケアを敏感肌用に切り替えたり、塗り薬をいろいろ試しましたがあまり改善が見られず…。そんな中「腸内環境を整えること」に重点をおいたところ、みるみるうちに吹き出物が減り、肌がキレイに整っていったんです!このほんのちょっとしたことで、肌は変化するんだという驚きと、肌と腸内環境はこんなにも密接な関係にあるんだということを改めて再確認した出来事でした。そこで今回は、腸内環境が肌に与える影響とはどれほどのものなのか、私なりに詳しくまとめてみました。いろいろ試したけどなかなか吹き出物が良くならないという方も、少しは解決の糸口になるような実になる内容になっているので、ぜひ参考にしてみてくださいね!出典:byBirth腸内環境と肌の関係性について肌状態を回復させたい時、多くの方はスキンケアなど「外側からのケア」に力を入れがちです。しかし「内側のケア」もそれと同じくらい大切なのはご存知でしょうか?ここからは、腸内環境と肌の関わりについてまとめてみたので、内側のケアがいかに大切かを理解し、吹き出物などの肌トラブル解決に活かしましょう!肌には「腸内環境のバランス」が大切私達が食べた物から栄養を吸収したり、排出を促したりと大切な役割を担う「腸」。実は、そんな腸には、8割近くもの免疫細胞が集まっていて、健康維持に欠かせない重要な働きをしてくれています。その繊細で緻密な構造は、「第二の脳」と呼ばれるほど。あの「幸せホルモン」と言われるセロトニンも、大部分が腸でつくられており、私たちの気持ちの動きに深く関わっています。腸内環境のバランスが整っている時ほど肌調子がいいのは、こういったことも深く関係しているんですね。また反対に、腸に住み着いている「善玉菌」のバランスが崩れると、腸内環境は悪化してしまいます。腸内環境が悪化した状態が長く続くと、「ニキビ」や「乾燥」、「くすみ」、「ごわつき」などさまざまな肌トラブルにつながることもわかっています。このように、吹き出物がなかなか治らない理由に「腸内環境のバランスの乱れ」が少なからず関係していることがお分かり頂けたと思います。出典:byBirth腸内環境を悪化させるNG習慣とは?では、どういったことで腸内環境は悪化してしまうのでしょう?日常生活でよくやりがちな、腸にとって良くないNG習慣をあげてみました。たくさん当てはまるという方は、腸内環境を整えるよう生活を見直してみましょう。※ここで出てくる「腸内フローラ」とは、「善玉菌」「悪玉菌」などの腸内細菌の集まりを示します。「善玉菌」の働きで「悪玉菌」の増殖を抑えることができていれば、「腸内フローラ」は良い状態といえます。肉中心の食生活である肉中心のいわゆる欧米型の食事は、動物性脂肪の摂取率が高く、大腸内の「悪玉菌」を増やしてしまいます。「悪玉菌」は、肉に含まれるタンパク質を分解し、硫化水素やアンモニアなどの毒素を発生させてしまいます。いつもの食事にサラダをプラスするなど、食物繊維を積極的にメニューに加え、バランスの良い食事を心がけましょう。ずっとオフィスワークで運動不足になりがちずっと座りっぱなしの状態は、腸の動きを鈍くさせるだけでなく、腸内環境を左右する「腸内フローラ」にとってもあまりいい環境とはいえません。腸内フローラを良い状態に整えるためにも、「運動」は欠かせない存在なのです。適度な運動は、腸内の働きを活発にし、「善玉菌」を増やす効果も高いといわれています。なので、日々運動不足が気になるという方は、積極的に改善したいところです。また、仕事では1日中ずっと座りっぱなしの方、運動時間をなかなか取れないという方は、エスカレーターではなく階段を優先的に利用したり、いつも降りる駅を1駅ずらして歩く距離を増やすなど、ちょっとした運動から始めてみるといいですよ。夜更かしや寝不足が続いている睡眠時間が短いと「腸内フローラ」が乱れやすい傾向にあるといわれています。また、睡眠不足は自律神経をも乱すので、そのせいで、腸の機能も低下しやすくなってしまいます。夜更かしが習慣化している方の肌が優れないのは、この腸内環境の乱れが関係していることも大いにあり得ます。お酒やたばこの量が多いアルコールやたばこも、「悪玉菌」を増やしてしまい、腸内細菌のバランスを崩す要因になります。また過剰摂取は、腸内機能の低下にもつながるので、極力控えるようにしたいですね。さらに、たばこを吸うとビタミンCが不足がちになりやすく、ニキビの治りが悪くなってしまうマイナス面もあります。ストレスをため込みがちストレスを感じると交感神経が優位になりやすく、「腸内フローラ」のバランスが崩れ、「悪玉菌」が優勢な状態へと傾きます。ストレスを感じると便秘になったり下痢気味になるのはそのせいです。できるだけリラックスする時間を持つように心がけ、腸内環境を良い状態に保ちましょう。出典:byBirth腸内環境を整えてくれる食べ物これまでの内容から、吹き出物知らずの健やかな肌を得るためには、腸へのNG習慣をできる限り減らし、腸内のコンディションを、常に良い状態に保ち続けることが大切であるということがわかりましたね。ではここで、腸内環境を整えてくれる「食べ物」とはどんなものがあるのか、いくつか紹介していきたいと思います。これらは肌にとっても大切な栄養素を多く含んでいるものばかりなので、積極的に摂取していきましょう。水溶性食物繊維 → 腸内細菌のエサになり、善玉菌を増やす役割があります。大麦玉ねぎ、大根、蓮根、かぼちゃ、さつまいも、里いも、エシャロットキウイフルーツ、バナナ、リンゴ、パパイヤわかめ、こんぶ、ひじきなど善玉菌を含む食べ物味噌、醤油ヨーグルト、チーズ、乳酸菌飲料納豆、キムチ、漬物甘酒、日本酒など腸内美人は肌も美しい!今回の内容から、「美肌づくり」には、スキンケアなど「外側からのケア」だけでなく、「内側のケア」も同じくらい大切だということが、お分かり頂けたのではないでしょうか?以前の私のように、原因不明の吹き出物や肌トラブルに悩んでいるという方は、まずは腸への負担がかかるNG習慣を見直し、腸内環境を整えることから始めてみてください。もし、それでも肌トラブルがなかなか解決しない場合には、早めに皮膚科に相談することをおすすめします。
2021年05月04日大人女子のニキビ・吹き出物の原因とは?出典:byBirth大人女子に吹き出物・ニキビが発生してしまう原因は、いくつかのポイントがあります。思春期ニキビとはまた異なるため、原因をしっかり理解しておくことが重要!ここでは、大人女子の吹き出物・ニキビの原因をご紹介していきます。長期間のマスク生活で、お肌のバリア機能が低下している長らく続いているマスク生活は、一見マスク内のお肌をガードしたり、湿度を保てていたりするような認識でいるかもしれません。しかし、マスクを着用している間の温度と湿度が上がっている状態から、突如マスクを外して外気に触れると、環境の変化からお肌が大きな負担を受けてしまうのです。そのため、お肌が受ける急激な温度・湿度の変化が原因となり、お肌本来のバリア機能の乱れや低下を引き起こしている可能性があります。バリア機能の低下によって皮脂が過剰分泌されているもともと顎まわりのUゾーンは、皮脂の分泌が活発なエリアです。バリア機能が乱れると、皮脂の過剰分泌を引き起こし、ニキビ・吹き出物の原因となる可能性が高いです。さらに、昨今のマスク生活でマスク内の空気がこもりやすく、菌が繁殖しやすい環境下にあることも、ニキビ・吹き出物が治りにくい原因となります。マスクの着脱によって摩擦ダメージを受けている外出する際は、マスクの着用が常識となっています。頻繁なマスクの着脱によって、顎まわりのUゾーンは摩擦によるダメージを受けている状態。摩擦ダメージも大人女子のニキビ・吹き出物を引き起こす原因となります。乳液・クリームなどのスキンケアを怠っているニキビ・吹き出物が気になる際に、過剰な皮脂分泌をおさえようとして、乳液やクリームを用いた保湿ケアを怠っていませんか?化粧水のみで保湿ケアを済ませると、与えた水分がお肌に維持されにくく、お肌のバリア機能が乱れてしまいます。また、お肌が乾燥状態にあると、さらにバリア機能は低下しやすい状態に。バリア機能が乱れた状態で皮脂が過剰分泌されてしまうと、相乗効果でさらにニキビ・吹き出物が引き起こされてしまいます。大人女子におすすめ!ニキビ・吹き出物のケア方法出典:byBirthニキビ・吹き出物の状態によって、ケア方法もさまざまです。誤ったお手入れ方法を取り入れると、なかなか治らないどころか悪化させてしまう可能性もゼロではありません。ニキビ・吹き出物が悪化してしまうと、さらに治すのが難しくなってしまう可能性があるので、状態にあったケアを取り入れることが重要!ここでは、ニキビ・吹き出物の状態に合わせたケア方法をご紹介します。白いニキビのケア方法ぷつぷつと小さく吹き出てくる白ニキビは、皮脂の分泌が活発な顎まわりのUゾーンに出てくることが多いですよね。白ニキビの原因は、過剰な皮脂分泌だけではなく、古い角質が取り除けておらず蓄積されている可能性があります。白ニキビはまだ炎症が起きていない状態なので、悪化させないようにセルフケアを取り入れましょう!具体的には、角質をオフできるような洗顔料を用いてお肌の代謝を促して、角質の蓄積を解消するケアをおすすめします。赤いニキビのケア方法白いニキビが悪化して炎症を引き起こしてしまうと、赤いニキビが発生します。たとえば、洗顔時に爪で引っ掻いてしまったり、気になって手でペタペタ触って雑菌が繁殖してしまったりと、悪化の原因は意外と身近なところにあることも。赤いニキビが大量に発生している場合は、皮膚科に相談することをおすすめしますが、数個点在する程度であれば、セルフケアから始めてみましょう。ドラッグストアなどで買えるニキビ・吹き出物薬を塗るとよいですが、その際に手で直接塗るのではなく、綿棒を使って塗るなど、傷の悪化や菌の繁殖を引き起こさないよう注意することがポイントです。ただし、ケアしても点在している赤いニキビがなかなか治らない場合は、皮膚科に相談することをおすすめします。ニキビ・吹き出物を撃退して美肌を手に入れよう!出典:byBirthニキビ・吹き出物は、今回ご紹介したような自身で取り入れられるセルフケア方法もあります。しかし、自己流のケアがお肌の状態を悪化させる原因となる可能性も頭に入れながら、上手に向き合っていく必要があることを忘れてはいけません!日常的に取り入れられるケア方法を実践しつつ、なかなか治らない場合には、皮膚科やクリニックに相談するように意識しておきましょう。ニキビ・吹き出物の跡を残さず、スムーズに肌トラブルを撃退できるようケアして、美肌を手に入れましょう!
2021年03月13日今年はマスクをする回数が増え、つけている時間も長くなり、マスクをはずすと肌が荒れてガサガサする、スキンケアがピリピリしみる、ニキビや吹き出物ができやすくなったという経験はありませんか?今回は、エステティシャンである筆者が、マスクで肌荒れや吹き出物ができたときの応急スキンケア法についてご紹介します。マスクで肌荒れや吹き出物ができる原因は?肌荒れやガサつきを感じる場合肌状態が乾燥していると、肌表面には細かな逆むけ状態がおきます。さらに長時間、長期間マスクをつけることで、マスクの繊維が肌に触れて刺激となり、肌荒れや肌のガサつき、肌の不調を感じます。日々のスキンケアによって水分量と油分量を高め、肌表面を乾燥させないようにし、マスクをつける前はクリームを塗って摩擦を軽減させるようにしたり、綿などの肌に優しい素材のマスクを活用するようにしましょう。ニキビや吹き出物ができる場合ニキビや吹き出物の原因には、二つのタイプがあります。肌が乾燥しているところにマスクの摩擦が加わることによってニキビや吹き出物などの炎症がおきる肌タイプと、長時間のマスクによって通気性が悪くなり、汗や皮脂が肌表面に残ってしまうことでニキビや吹き出物ができやすい肌タイプです。帰宅後、正しい方法でスキンケアをおこない、ニキビや吹き出物の出にくい環境を作り、出来てしまったものに対しては炎症を落ち着かせるケアをしましょう。肌荒れや吹き出物を落ち着かせる応急スキンケア法クレンジング・洗顔で汚れを落とす帰宅したらクレンジング、洗顔で肌表面の汚れを落とします。クレンジングの量が少ないと肌に摩擦を与えてしまう原因になるので、少し多めの量を手に取り、メイクになじませながら浮かせるように洗います。出典:byBirth泡だてネットなどを使って、きめ細かな泡を立てます。泡が肌のキメや毛穴の奥に入り、汚れを吸着するのでしっかりと泡立てることがポイントです。出典:byBirth洗い残しのないようにていねいに流し、そっとタオルを当てて水分をふき取ります。ゴシゴシふくと摩擦の原因になります。出典:byBirth肌が荒れてガサガサする、スキンケアがピリピリする場合は、オイルもしくはオイル+ラップ肌がガサガサに荒れている、スキンケアがピリピリすると感じるときは、肌表面に逆むけがたくさん起きて、バリアゾーンが乱れている状態です。そんなときは、アルガンオイルやホホバオイルなどの美容オイル、もしくは乳液を500円玉ほどの量を手に取り、お肌に広げて、手のひらでなじませてバリアゾーンを落ち着かせます。お肌が乾燥していると感じる場合は、美容オイルや乳液をくりかえし重ねます。出典:byBirth美容オイルもしくは乳液を塗った上から、鼻と口を開けてラップをのせて5分ほどパックします。出典:byBirthラップをはずし、肌表面に残っているオイルや乳液を手のひらでなじませます。化粧水はいつもの2倍を意識して化粧水は肌にとって水分になります。化粧水の量が少ないと肌が乾燥し、肌トラブルをおこしやすい環境になってしまいます。コットンを2枚重ねにし、化粧水をたっぷり含ませます。コットンを強くこすってしまうと摩擦の原因になるので、力を抜いてふわっと顔全体に優しく広げます。出典:byBirth肌を優しくおさえるようにして、化粧水を肌の奥まで浸透させます。顔全体を繰り返します。出典:byBirthコットンを裏返し、化粧水を追加して、繰り返し優しくおさえながら浸透させます。お肌の内側がひんやりとしてきたら化粧水が浸透してきたサイン。シートマスクは肌状態によってわける肌荒れやガサつきが気になる場合は、保湿タイプの美容液やシートマスクで肌の水分量を高めましょう。ヒアルロン酸やコラーゲン、セラミド、EGFなどの保湿成分が配合されているものがおすすめです。ニキビや吹き出物が出ている場合は、炎症をおさえるために美白タイプの美容液やシートマスクがおすすめです。ビタミンC誘導体やアルブチンなどの成分は、赤みを落ち着かせたり、毛穴の引き締め、皮脂のコントロールにも効果的です。出典:byBirth乳液とクリームを重ねて水分を閉じ込める化粧水や美容液を浸透させたあとは、乳液を広げてクリームが浸透しやすい道を作り、クリームで肌表面をフタするイメージで仕上げます。出典:byBirthマスクによる肌荒れや肌トラブルを放置すると、何度も摩擦を繰り返し、色素沈着やシミの原因になります。あれ?と感じたら、数日間はこのスキンケアを繰り返し、肌のコンディションを整えてみてください。
2020年07月13日コロナ疲れやストレスで食事が乱れ、口内炎や口周りに吹き出物ができていませんか。そこで今回は、漢方薬剤師の大久保愛先生が、これらにいい食べ物をご紹介します!文・大久保愛【カラダとメンタル整えます 愛先生の今週食べるとよい食材!】vol. 65口内炎やフェイスラインに吹き出物ができていませんか?本格的な雨の日が増えてますね。災害警報が出るほどの土砂降りで地盤がゆるみ、土砂災害の危険がせまる地域もあり、今年の梅雨も過ごしづらさを感じます。梅雨前線が停滞するのが特徴である今の時期には自然の摂理ではありますが、やるせない気分になります。雨で外に出られず、自粛で外に出られずでストレスが溜まり、今年は、食事が乱れて肌荒れしたり太ったりする人は増えてしまうと思います。そして、食事の乱れが表面化しやすいものとして、口内炎や口角炎、舌炎、フェイスラインの吹き出物などお口周辺の悩みがあります。今、こういった悩みを感じている人は、食事の乱れがないか、最近太ってきていないかなど一度振り返ってみましょう。そこで、今週は食事が乱れていたり、胃腸に負担がかかっている人に起こりやすい、口内炎、口角炎、舌炎、吹き出物のための食薬習慣を紹介します。自然の変化が体調に影響している漢方医学で人は自然の一部であり、自然の変化は体調に影響を与えると考えられています。気温や湿度、気圧の変化だけではなく、太陽や月の動きまでもが体に影響を与えています。学生の頃、太陽暦や太陰暦を学んだことを覚えていませんか? 1か月の日数や季節などは太陽や月の動きから決められていたことはご存知のかたは多いと思います。月や太陽は、地球との位置により引力が変わり、地球では潮の満ち引きが起こります。地球の約七割が水分と言われていますが、同様に人の体も約七割が水分と言われています。そう考えると、人間も月や太陽の影響を受けることは想像しやすいことだと思います。中国最古の医学書である皇帝内経(こうていだいけい)にも、月が体調に影響を与えることは記されています。つまり、気温、湿度、気圧、太陽、月の変化と様々なものを指標にすることにより、より正確に体調管理をすることができます。この体調管理に食事内容を役立てることを『食薬』と呼びます。今週は、口内炎やフェイスラインの吹き出物のための食薬習慣リモートワークや家の中で楽しく過ごすスキルが身につき、ステイホームも慣れてきましたよね。雨が続き家で過ごすことの快適さをより感じます。ただ、ステイホームのお供といえば、お菓子やパン、お酒などが多いのではないでしょうか。基本的にながら食いになり、袋に入っているお菓子は途中でやめられずにすべて食べきってしまうことが多いと、体に負荷をかけているかもしれません。そして、胃腸に負担がかかると出てくるのが、口内炎、舌炎、口角炎、フェイスラインの吹き出物など。食べ過ぎ飲み過ぎた結果、太ってしまうだけではなく、肌荒れの原因になってしまっては、気分が下がりますよね。この栄養が偏り肌荒れをしてしまいそうな状態を漢方では、『脾胃湿熱』といいます。そこで、今週は不摂生によるお肌の状態を整える食薬習慣を紹介します。今週食べると良い食材は『脾胃』を整え『湿熱』を取り除く【オクラ&納豆】です。今週食べるとよい食材:オクラ&納豆ネバネバ食材は、消化管の粘膜を強くしてくれるので不摂生が続くときにはおすすめの食材です。また、食物繊維と発酵食品は、腸内環境を整える最強の組み合わせです。善玉菌を含む発酵食品と善玉菌の餌となる食物繊維を同時に摂ることで整腸作用が高まると言われています。胃腸への負担を減らすことは、体の中から口内炎やフェイスラインの吹き出物などの対策をとっていることになります。食べるとよい食材:オクラオクラは、体にこもっている熱や炎症を抑えながら、ネバネバの成分が胃腸の粘膜を強化し、腸内環境を整える働きをもっています。栄養素としては、ビタミンB群、ビタミンC、カリウム、カルシウム、鉄、マグネシウムなどを含んでいます。これから本格的に暑くなる夏には、夏バテを予防してくれる心強い野菜の一つです。食べるとよい食材:納豆納豆はタンパク質をはじめ多くの栄養素が含まれていることで知られていますが、オクラと一緒に摂ることで納豆のたんぱく質の吸収を促進すると言われています。栄養バランスが乱れている時には、とりあえず納豆をチョイスしておけば間違いありません。ほかにネバネバ食品には、昆布、もずく、モロヘイヤなどありますが、どれにも共通して粘膜を強化し腸内環境を整える働きがあります。肌荒れ、胃腸の負担だけではなく、食欲がなくなりやすい夏には、ネバネバを率先して摂り入れていきましょう。information大久保 愛 先生アイカ製薬株式会社代表取締役・漢方薬剤師。昭和大学薬学部生薬学研究室で漢方を学び薬剤師免許を取得。その後、中国で漢方・薬膳・東洋の美容などを学び資格を取得。漢方相談、調剤薬局、エステなどの経営を経て商品開発・ライティング・企業コンサルティングなどに携わる。著書『1週間に一つずつ 心がバテない食薬習慣』(ディスカヴァー)。©bymuratdeniz/Gettyimages©Goran13/Gettyimages©andresr/Gettyimages
2020年07月08日美しすぎるメイク講師は毎日ここも洗っていた!2019年11月19日(火)、メイク講師の福井美余は、「ここを洗えば吹き出物とニキビは激減する・・・」というタイトルで自身のオフィシャルブログを更新。美肌を叶えるために、メイクするときに使うスポンジを毎日洗うことを推奨している。福井は、メイクスポンジは1回使うだけでも「雑菌だらけの雑菌天国」になってしまうとし、洗わずに使い続けることで、ニキビや吹き出物の原因になると注意を促す。ハンドソープやボディーソープで十分汚れは落ちるため、お風呂にメイクスポンジを持って入って、毎日洗うのがオススメだ。1万人以上の美容指導した経験を持つ福井美余福井美余は株式会社Excess Beautyの代表取締役社長、一般社団法人日本パーソナルメイク協会の代表理事を務め、メイク講師としても活躍している。これまで1,500回以上の講座に登壇。美容指導した受講生は1万人を超えている。オフィシャルブログのフォロワーは1万3千人以上。2017年のミス・ユニバース・ジャパン ビューティキャンプ講師を務めた経験を持つ。 著書には『今あるコスメで上品で洗練された美人になれる』、『身につけるべきは、“年相応”の美しさ 年齢を重ねても綺麗でいられる永遠モノのメイクテクニック』などがある。(画像は福井美余オフィシャルブログ「毎日1分読むだけで メイク美人になるブログ」より)【参考】※福井美余オフィシャルブログ「毎日1分読むだけで メイク美人になるブログ」※福井美余オフィシャルサイト
2019年11月24日ニキビや吹き出物ができるのは、スキンケアだけでなく食生活も大いに関係しています。スキンケアももちろん大事ですが、食事で「内側からのアプローチ」が何より大切です。どんな栄養素が肌トラブルに効果的なのか、食品とともにご紹介します!ニキビ・吹き出物ができる原因って!?出典:byBirthストレスストレスを感じると、ホルモンバランスが崩れてしまいます。すると、男性ホルモンが大量に出て、皮脂が分泌されます。皮脂が通常よりも多くなることで、にきびや吹き出物ができやすくなってしまいます。寝不足睡眠中は、皮膚や骨などの代謝がおこなわれています。すなわち、睡眠が足りていないと、新しい皮膚が作られず、肌トラブルの原因になります。また、肌の免疫力も下がり、ホルモンバランスを崩してしまうことも原因です。よく、肌のゴールデンタイムは「午後10時~午前2時」といいますよね。午後10時に眠らなくても、なるべくその日のうち(午前0時まで)に寝ることを心がけてみましょう。ニキビの種類出典:byBirth白ニキビ糖質の摂りすぎ、脂質の摂りすぎ、ホルモンの乱れが原因。ニキビができる初期段階です。赤ニキビ皮脂を栄養に、アクネ菌などの細菌が繁殖している状態です。肌の抵抗力が落ちているため、繁殖してしまうことが多いです。黒ニキビ毛穴が古い角質でふさがれてしまい、その部分が酸化した皮脂で黒く見えます。膿ニキビ赤ニキビから進行し、溜まった膿が外に出ようとしている状態です。にきび・吹き出物対策におすすめの栄養素・食品!出典:byBirthビタミンB6たんぱく質の代謝をサポートするはたらきがあります。要するに、皮膚の新陳代謝を活発にしてくれるので、肌トラブルには欠かせないビタミンです。ビタミンB6には、女性ホルモンであるエストロゲンの分泌を手助けするはたらきがあります。特に、女性ホルモンの乱れから肌が荒れている人にはおすすめのビタミンです!ビタミンB6が多い食品は、まぐろさんま玄米鮭などです。まぐろの赤身を1人前食べるだけでも、1日に必要なビタミンB6の約6~7割を満たします。(1人前=約100g)魚類にはビタミンB6が豊富なので、意識してみてはいかがでしょうか。ビタミンEビタミンEは、毛細血管を広げ、血流をよくするはたらきがあります。体のすみずみにある細胞まで、血液を届けることで、肌のターンオーバーに役立ちます。豊富な食品は、アーモンドアボカド玄米などです。ビタミンC美肌には欠かせないビタミンC。抗酸化作用があり、メラニンの生成を抑えるはたらきがあります。ニキビ跡にも効果的です。豊富な食品は、キウイいちご緑色の濃い野菜レモンなどです。オリゴ糖腸の環境も、肌のトラブルと関係しています。便秘になると、腸に悪玉菌が増え、有害な物質がつくられます。腸だけでなく、血流にのって全身にまわるので、肌表面にニキビや吹き出物として影響が出てくるのです。オリゴ糖を含む栄養補助食品なども販売されていますが、食品で豊富なのは、玉ねぎライ麦きくいもなどです。オリゴ糖は、現実的には食品からは量を摂りにくいので、サプリや栄養補助食品をうまく使っても良いでしょう。食物繊維オリゴ糖と同じく、腸内環境を整えるために必要です。「最近、便秘気味だな…」と思うこと、ありませんか?便秘とは、排便回数がだいたい週に3日未満のことをいいます。(明確な基準はなく、残便感・不快感がある場合は治療が必要)便秘には水溶性食物繊維が特におすすめです。海藻類きのこ類豆類に多いので、便秘気味の人はぜひ意識してみてはいかがでしょうか。スキンケアと食生活を見直そう出典:byBirth清潔にしすぎたり、食生活が乱れていたり、睡眠不足が続くような生活習慣であったり…。思い当たることは、あるでしょうか?スキンケアも食事も両方、ニキビ・吹き出物のコントロールには欠かせないもの。生活習慣の見直しで、肌トラブルが減ったという人も実際多いようです。例えば、スキンケアは頑張っているのになかなか吹き出物が消えなかった人も、睡眠時間をしっかり確保するようにしたら治った、ということも。スキンケア、食生活、睡眠時間…どれか一つだけでなく、総合的に改善していくことが大切です。ビタミンは組み合わせて摂ろう!出典:byBirth一つのビタミンを単独で摂るのではなく、ビタミンB6・E・Cを組み合わせて摂るようにしましょう。ビタミンは、組み合わせて摂ることで、より効果を発揮します。もし、何か一つだけ摂っている、など心当たりがあれば、意識してみてはいかがでしょうか。まとめスキンケアももちろん大切ですが、ニキビ・吹き出物ができにくい体をつくっていくことも大切です。「内面からのアプローチ」をいつも忘れないようにしたいですね!
2019年06月17日「いつも顔の同じ場所に吹き出物ができるという人は、皮脂の問題より、内臓の異変が疑われます。中医学では“顔は内臓の不調を映す鏡”ともいわれています」そう話すのは、東京薬科大学薬学部中国医学研究室の猪越英明准教授。治ったと思ったらまたできる吹き出物。あの厄介な肌トラブルが、体の不調を語るというのだ。「青春のシンボルともいわれる思春期ニキビは、成長してホルモンバランスが整えば自然に治まりますが、大人になってからできるニキビ、いわゆる吹き出物は、皮脂の分泌以外に原因があります。吹き出物が繰り返しできるという人は、食事や生活習慣など根本的なところを改善していく必要があります」(猪越先生・以下同)中医学では、内臓を「肝」「心」「脾」「肺」「腎」と、5つのグループ「五臓」に分けている。このいずれかに不調をきたすと、顔の吹き出物としてSOSが発信される。吹き出物ができやすいパーツから、どの内臓の調子が悪いのかがわかるのだ。また、自覚症状のない“隠れ病い”の場合もあるので、思い当たる人は注意したいところ。次のいずれかに当てはまる場合、生活習慣をどう見直していけばよいのか、それぞれのポイントを猪越先生に教えてもらった。【鼻~口の周辺…「脾」】疑われる疾患=消化不良、下痢、便秘、胃もたれなど「脾」は、消化器系すべての機能をつかさどる。鼻と口のまわりの吹き出物は胃腸が弱っているサインだという。「食べすぎ、飲みすぎのほか、刺激の強い食材や冷たいものは控えましょう。甘いものは心身の疲れを癒して、胃腸の働きを助けますが、砂糖由来の甘さではなく、白菜やキャベツなど“かむと甘さが出てくる野菜”を食べるようにするといいですよ」<対策>白菜やキャベツ、山芋など「甘味」のあるものを食べる。いも類でも、さつまいもとじゃがいもは消化がよくないので控えよう。また、食事の際はよくかんで、早食いは厳禁!【ほおの周辺…「肺」】疑われる疾患=かぜ、せきぜんそくなど「肺」は呼吸器系の機能のほか、皮膚や鼻などの働きも含む。「体温調節機能や、感染症を防ぐ免疫機能も含まれます。ちょうど今の季節、かぜが治りかけたころにせきが止まらなくなる人や、寒暖差でかぜをぶり返す人も増えてきます。ねぎ類やしょうが、シナモンなど辛い食材で体を温め、免疫力をアップさせましょう」<対策>ねぎ類やしょうが、シナモンなど「辛味」のある食材で体を温める。ただし、唐辛子には胃の粘膜を刺激するカプサイシンという成分が含まれるので取りすぎには注意を。同時に、ふだんから散歩やランニングをして呼吸器系を鍛える。【顎の周辺…「腎」】疑われる疾患=更年期障害、膀胱炎など「腎」は、体内の水分を調節する働きのほか、生殖器やホルモン、中枢神経など生命エネルギーの貯蔵庫と考えられている。「腎」の機能が低下すると、生理不順や更年期障害を招きやすくなる。「女性は特に、女性ホルモンのバランスが乱れると、顎に吹き出物が出やすくなります。塩気を含む天然のものを取りましょう。黒ごま、黒豆、昆布やのりなど海藻類がおすすめです」<対策>黒ごま、黒豆、昆布やのりなど海藻類をはじめ「塩気」のある食材を食べ、軽いストレッチを日課にして更年期の症状を和らげる。内臓に負担をかける習慣を見直せば、吹き出物も改善されるという。これからは体に負担がかかりがちな季節の変わり目。気になる吹き出物にはご注意を!
2019年03月06日「いつも顔の同じ場所に吹き出物ができるという人は、皮脂の問題より、内臓の異変が疑われます。中医学では“顔は内臓の不調を映す鏡”ともいわれています」そう話すのは、東京薬科大学薬学部中国医学研究室の猪越英明准教授。治ったと思ったらまたできる吹き出物。あの厄介な肌トラブルが、体の不調を語るというのだ。「青春のシンボルともいわれる思春期ニキビは、成長してホルモンバランスが整えば自然に治まりますが、大人になってからできるニキビ、いわゆる吹き出物は、皮脂の分泌以外に原因があります。吹き出物が繰り返しできるという人は、食事や生活習慣など根本的なところを改善していく必要があります」(猪越先生・以下同)中医学では、内臓を「肝」「心」「脾」「肺」「腎」と、5つのグループ「五臓」に分けている。このいずれかに不調をきたすと、顔の吹き出物としてSOSが発信される。吹き出物ができやすいパーツから、どの内臓の調子が悪いのかがわかるのだ。また、自覚症状のない“隠れ病い”の場合もあるので、思い当たる人は注意したいところ。次のいずれかに当てはまる場合、生活習慣をどう見直していけばよいのか。それぞれのポイントを猪越先生に教えてもらった。【こめかみの周辺…「肝」】疑われる疾患=自律神経失調症、視力低下、眼精疲労など「肝」は西洋医学と同じく肝臓を示し、体内の血液量や胆汁の分泌を調整する。「肝臓は栄養分を運び、老廃物を回収する働きを持ちますが、中医学での『肝』は、自律神経をつかさどる機能もあると考えられています。ストレスがたまると、自律神経の乱れが生じて、こめかみ周辺に吹き出物ができます。ほかにも、肝は目と密接な関係があることから、眼精疲労などの目の不調が原因であることも」<対策>まずは休養を取り、ストレスの軽減を。そして、酢のものや柑橘類を積極的に取るよう心がけたい。【額の周辺…「心」】疑われる疾患=動悸、息切れ、不整脈などのほか、睡眠不足「心」は心臓を含めた循環器系の機能のこと。動悸や息切れ、不整脈のような症状が出るのは「心」が弱っている証拠だという。「血流が悪く、酸素がうまく運ばれなくなることで、動悸や息切れを起こすことがあります。これは不規則な生活を送って睡眠不足になっている人に多く見られ、額の部分に吹き出物ができます。7時間は睡眠を取り、規則正しい生活を送りましょう」<対策>食事面ではゴーヤのほか、ふきのとうやたらの芽、菜の花など「苦味」のあるものを食べ、十分な睡眠を取る。内臓に負担をかける習慣を見直せば、吹き出物も改善されるという。これからは体に負担がかかりがちな季節の変わり目。気になる吹き出物にはご注意を!
2019年03月06日梅雨は髪の毛がまとまらない等の悩みだけじゃなく、実は肌も気が抜けない時期です!毛穴や吹き出物の悩みは、湿度と温度の上昇と皮脂分泌が過剰になり、悩んでしまいやすくなるんですね。そこで、どうしたら毛穴や吹き出物に悩まず梅雨を過ごせるのかご紹介したいと思います。そろそろ梅雨の季節がやってきますね。梅雨というと髪の毛がまとまらない等といった悩みが想像できますが、実は肌にとってもあまりいい環境とは言えない状態です。そこで今回の記事では、梅雨の時期に特に悩みやすい毛穴と吹き出物について、どうして梅雨の時期に起こりやすいのか、また、解決方法についてお話したいと思います。早めに対策をして、肌トラブル知らずの健やかな肌に近づきましょう。梅雨に毛穴と吹き出物が気になる原因は「湿度」と「皮脂」毛穴は湿度と温度が高くなると開きやすい条件が整う出典:byBirth梅雨は雨が降ることが多い時期ですので、湿度が高くなります。湿度が高くなると湿度と並行するかのように、温度も高くなります。湿度が高くなることで毛穴が広がりやすい環境になります。肌にとって快適な湿度は60~65%といわれていますが、梅雨の時期は80%まで上昇してしまうそうなんです。湿度に合わせて温度も高くなります。温度が高くなると、汗をかくようになり皮脂が過剰に分泌されるようになります。そうすると肌がテカリやすくなり、余計に毛穴が広がりやすい環境を作り上げてしまいます。吹き出物はテカリなどの皮脂の過剰分泌が原因で起こりやすい先程、「皮脂の過剰分泌でテカリやすくなる」とお話しました。今度はそのテカリが原因で、吹き出物いわゆるニキビ等が出来やすくなってしまうんですね。また、湿度が高いことで空気中の雑菌などが発生し、知らない間に肌に付着して吹き出物が出来てしまうこともあるんです。テカリやすい肌になってしまうと、いつもよりも油分が顔に多く存在していることになりますから、化粧崩れもしやすくなります。肌トラブルを改善できるのは、基本的なスキンケアの見直しが重要!肌にとっていつもよりもお手入れが難しい時期ではあるんですが、実は基本的なスキンケアを日々忠実に行うことで、改善できる場合もあるんです。ただしっかりとひとつひとつ意識をするかしないかで肌の仕上がりも変わってきます。クレンジングや洗顔は優しいタイプを選び、洗い残しには要注意!出典:byBirthクレンジングする場合は、この時期はオイルタイプではなくミルクタイプをおススメします。理由としては、この時期肌が湿気や温度の急上昇、皮脂の過剰分泌で通常時とは違う状態ですよね。そんな中洗浄力の高いオイルタイプを使うと、元々肌にある必要なうるおいを奪ってしまう可能性があります。できれば、洗顔料のみで落とせるメイクだと一度の洗浄で済み、肌に負担をかけにくいのでおススメです。そして、しっかり汚れを落とすことが大切です。洗う時に一番注意したいのが、洗い残しです。肌の中に洗い残しがあることにより、その部分に、雑菌が付着して、毛穴の黒ずみや吹き出物などの肌トラブルを抱える原因になってしまうのです。しっかり汚れは落としたいのですが、ゴシゴシと洗うのは、肌を傷つけてしまう可能性があるので避けましょう。優しいタッチで洗っていきます。また、汚れを落とすときの指を動かす方向にも注意が必要です。筆者は内側から外側に指を動かす洗顔方法を続けているのですが、これだけで毛穴がだいぶ目立たなくなりました。ぜひ、試してみてくださいね。またしっかりメイクの時は、目元や口元を先にポイントリムーバーで落としてから、全体的に汚れを落とすこともおススメします。そうすることで、繊細な目元や口元に負担がかかりづらくなります。化粧水は洗顔後すぐが鉄則!そしてたっぷり肌に染み込ませる!出典:byBirth梅雨の時期は湿度が高くつい保湿に手を抜いてしまいがちですが、実は結構乾燥しているんです。原因は汗で蒸発してしまうことと、職場やお店などでエアコンがつくことが増えることが考えられます。洗顔後すぐに化粧水を塗って肌の状態を整えましょう。紫外線や湿度、温度が高くなり外部刺激を受けやすい環境にあるので、優しくいたわるように手のひらを使って、化粧水で保湿してあげるのがおススメです。たっぷり肌の奥まで染み込ませるイメージです。乳液もしっかり塗ることで、保湿を逃がさない!梅雨の時期は、頑張って保湿してもどうしても蒸発しやすい時期です。そんな時には、クレンジングと同じくミルクタイプのものを、使用することをおススメします。蒸発してしまいやすい最初に入れた化粧水のうるおいに、優しく染み込んでしっかりとフタをしてくれます。乳液はミルクタイプといっても油分を補うためのものなので、皮脂が出やすい梅雨の季節に避けてしまう方もいるかもしれませんが、皮脂と油分は全くの別物になりますので、油分はしっかり補ってあげたいですね。肌トラブルに悩む時期も、ケアを怠らないことで笑顔に過ごす!出典:byBirth梅雨の時期は湿度と温度が上がり、皮脂の分泌も高まる時期。肌トラブルに悩んでしまいやすいけれど、ケアを怠らず肌をいたわってあげることで、毛穴が目立ったり、吹き出物が出やすくなったりといった肌トラブルもこわくない、健やかな肌に近づくことが出来るはずです。肌トラブルに悩まないことで、笑顔で快適な梅雨を過ごしたいですね。
2018年05月19日吹き出物ができやすい場所は、おでこ鼻フェイスライン背中お尻など、人によってさまざまです。吹き出物ができるメカニズムは同じですが、できる場所によって原因が違ってきます。原因を取り除かなくては、せっかく治療してもくりかえすばかりになります。吹き出物とは吹き出物は、皮脂が毛穴の中に詰まってしまうことが原因でできます。毛穴の詰りには、2つの原因があります。ひとつは皮脂が過剰に分泌されるケースです。もうひとつは、ターンオーバーがうまくいかず、毛穴の入り口に古い角質が残って、毛穴がふさがれて皮脂が外に出られない状態になることです。毛穴に皮脂がたまると、コメド、面皰(めんぽう)という状態になります。これを一般的に白ニキビと呼んでいます。そこに皮脂をエサとするニキビ菌が集まってきます。すると、ニキビ菌が分泌する毒素に反応して、白血球が攻撃を始めます。白血球が攻撃のために放出する活性酸素などが健康な肌細胞を刺激することや、攻撃することで赤くなって赤ニキビ、膿を持って黄ニキビになります。吹き出物の種類吹き出物には、その進行状況などから白ニキビ、黒ニキビ、赤ニキビ、黄ニキビといった種類に分けられます。白ニキビ白ニキビは、毛穴に皮脂が詰まって、その皮脂が透けて見える状態です。たまった皮脂は、徐々に硬くなって、塊のようになります。これをコメド(面皰)といいます。この時点では、まだニキビ菌の増殖は見られません。しかし、気になって、押しつぶして中のコメドを無理に出そうとすると、そこから雑菌が入って症状を悪化させてしまう危険性があります。黒ニキビ黒ニキビは、白ニキビ状態の毛穴が開いた状態です。皮脂は、空気に触れると酸化して黒く変色するので、毛穴が黒く見えることから黒ニキビといわれています。鼻の頭にできることが多く、俗にいちご鼻とも呼ばれています。黒ニキビもやはり、無理に押し出して取り除こうとしても取れるものではありません。かえって毛穴を広げてしまう原因となります。赤ニキビニキビ菌によって、毛穴やその周りの肌細胞に炎症を起こした状態です。これはニキビ菌が増殖し、そこから出る毒素に対して、体の免疫反応が活発化しているためです。毒素と免疫細胞である白血球がバトルをしている状態です。熱を持ったリ、痛み、腫れをともないます。黄ニキビ赤ニキビの炎症が続くと、毛穴の中に「膿」を持って、黄色くなります。これを黄ニキビと呼びます。黄ニキビのなかでは、毒素と免疫細胞が戦って生まれた残骸、つまり膿で満たされています。あまりにも炎症が強いため、肌の表面だけでなく、奥深くまで細胞を壊してしまいます。そのため、黄ニキビが治っても、色素沈着やクレーターとして残ってしまうこともあるので、早めに対処する必要があります。吹き出物ができる場所吹き出物ができる場所は、毛穴の皮脂の分泌が多いところです。手のひらや足の裏には汗腺はありますが、毛穴がとても少ないため、あまり吹き出物ができることはありません。体の中で皮脂の分泌が多いところは、顔ではおでこ、鼻、フェイスライン、体では背中、デコルテ、おしり、二の腕などになります。吹き出物ができる原因吹き出物ができる場所によって、原因が異なっていることもあります。原因にあった治し方をしなければいつまでたっても治りません。背中背中は意外と皮脂や汗の分泌が多く、さらに角質層が厚いので、毛穴がつまりやすくなっています。衣類で擦れることも吹き出物ができる原因です。また、シャンプーやリンスを流したあとに、洗浄成分が背中に残ってしまうということも原因になっています。シャワーで十分に洗い流すことが大切です。おでこおでこは、皮脂の分泌が多く、髪の毛が刺激となって吹き出物ができやすくなります。整髪料も刺激になります。シャンプーやリンスなどの洗い残しや帽子でもおでこの皮膚が刺激されて、吹き出物になることがあります。フェイスラインフェイスラインは、ホルモンバランスの乱れによって吹き出物ができやすいパーツです。男性は思春期に、女性は成人になってからできやすくなります。ストレスや睡眠不足など、不規則な生活が原因となっているケースが多くなります。鼻鼻でもっとも多いのが黒ニキビです。気になって、洗顔を過剰にくりかえすと乾燥肌になって皮脂を出しにくくしてしまいます。また、無理に押し出そうとするとかえって刺激になって、さらに皮脂が多く分泌されてしまいます。お尻デスクワークで長く椅子に座っている、ガードルなど、締め付ける下着を身につけているといった場合、血行が悪くなるうえに、お尻が蒸れて吹き出物ができやすくなります。こまめにシャワーなどで清潔を保って、風通しのいい下着や服装にしましょう。吹き出物は、それぞれできる場所や種類によって原因と対処方法が違います。清潔を心がけながら、生活習慣を見直しましょう。監修:スキンケア大学参画ドクター
2017年05月05日吹き出物は、すぐに治癒するものもあれば、酷くなるものもあり、顔なども目立つところにできると、特に女性にとっては気になるものです。ここでは、吹き出物ができる原因や治療、予防について見てみましょう。吹き出物とは吹き出物というと、顔にできるニキビをイメージするかもしれませんが、顔だけでなく背中やお尻などさまざまな部位にできます。その原因や症状によっていくつかに分類されます。ニキビニキビは、アクネ菌やマセラチア真菌というカビの一種が原因になっていることが多いでしょう。皮脂の多い部分にできやすいのが特徴です。主に思春期にできることが多く、大人になってからのニキビを思春期後瘡(ししゅんきござそう)とよびます。粉瘤(粉瘤)皮膚のターンオーバーがうまくいかないことで、皮膚の内側に老廃物が溜まってしこりのようになっているものを粉瘤といいます。痛みや炎症をともなうこともあります。毛嚢炎(もうのうえん)ブドウ球菌が毛穴の奥で繁殖することによって起こるものです。膿をともなう赤い発疹で、外見はニキビに似ています。ムダ毛の処理の際に感染して起こることが多いといわれています。吹き出物ができるメカニズム吹き出物は、一般的には、毛穴に皮脂が詰まった状態から始まります。そして、詰まった毛穴が炎症を起こすと赤いぶつぶつの状態になります。この段階で、多くの場合は吹き出物ができたことに気づきます。さらに、炎症がすすむと、皮膚の下に膿がたまる嚢腫(のうしゅ)や、患部が広がり硬くなる結節(けっせつ)や硬結(こうけつ)といわれる状態になることもあります。このような状態になると、治癒した後に肌の表面の凹凸はなくなっても、しばらく赤みが残ることがあります。一般的には、この赤みは時間の経過とともに薄くなっていくものです。しかし、炎症がかなり酷くなってしまった場合や、無理に潰してしまった場合には、炎症後の赤みや皮膚の凹みがなかなか治癒しないこともあります。セルフケアで治癒するケースもありますが、気になったら必ず皮膚科を受診することをおすすめします。吹き出物ができる原因吹き出物ができる原因には、個人差もありさまざまです。一般的なニキビの場合は、皮脂によって毛穴が詰まることで菌が繁殖して、炎症を起こすことが多くなっています。また、ムダ毛の処理の際に毛穴に菌が繁殖して炎症を起こすこともあります。毛穴がつまりやすくなる原因には、ストレス睡眠不足不規則な生活間違ったスキンケアなどがあげられます。成人してからできる吹き出物は、女性に多いといわれていて、ホルモンバランスが乱れることも原因になるとされています。吹き出物の治療吹き出物が長引くときには、一度皮膚科を受診することをおすすめします。女性の場合、ホルモンバランスの乱れが原因になっていることもあります。その場合は、婦人科などで治療を行うこともあります。症状に応じて、飲み薬や塗り薬が処方されます。場合によっては漢方薬を使用することもあります。毛穴に溜まっている皮脂を押し出す処置やピーリングなどを行うこともあります。吹き出物の予防吹き出物はできてしまわないように、日々の生活の中で予防することが大切です。規則正しい生活規則正しく、ストレスが少ない生活を心がけましょう。食事はバランスよく摂るようにし、間食はなるべく控えることをおすすめします。食べてはいけないものは特にありませんが、食べることによって悪化したと思う食品があれば、控えるようにするといいでしょう。肌を清潔に保つ肌は清潔に保つようにしましょう。顔は、朝晩の2回洗い、汗をかいた後はなるべくシャワーを浴びるようにしましょう。肌が乾燥する場合は、保湿ケアを行ってください。化粧はしても大丈夫ですが、吹き出物を隠すために厚塗りしたり、何度もコンシーラーを塗ったりすることは避けましょう。なるべくファンデーションは薄めにし、クレンジングなどを使用して洗い残しがないようにきれいに洗い流してください。特に、髪の生え際は洗い残しが多いので、注意して流すようにしましょう。また、カミソリなどでムダ毛の処理を行う際には、清潔なものを使用するようにしましょう。吹き出物の注意点吹き出物は、自分で潰すことはあまりおすすめしていません。病院では症状に応じて溜まった皮脂を押し出す処置を行うことがありますが、消毒環境が整っていない場合は余計に炎症が酷くなる可能性があります。また、吹き出物ができている部分に髪の毛や衣服が常にあたっている状態だと治癒が遅くなったり、さらに悪化したりする可能性があります。隠すためにマスクをしたり、髪の毛で隠したりすることは、あまりおすすめできません。気になる場合は、せめて自宅では髪を束ねるなどして吹き出物に触れないように気をつけましょう。監修:スキンケア大学参画ドクター
2017年05月04日吹き出物用の市販薬と処方薬の違い吹き出物ができたときには、市販の薬を使う、病院処方の薬を使うという2つの方法が考えられます。市販の薬と処方薬とはどのような違いがあるのかを解説します。私たちが通常購入する市販薬には、吹き出物用の化粧品や医薬部外品があります。しかし、これらは吹き出物を予防することはできても、できてしまった吹き出物を治療することはできません。病院で処方される薬は、厚生労働省から吹き出物に対して有効性が確認されたものです。また、医師が処方するということは、それだけ効果はあるけれど、副作用もあるということです。医師が症状を診ながら処方してくれますし、副作用が出た場合にもすぐに対処してくれるので安心です。薬の効能吹き出物の薬には、吹き出物の症状によって効能や目的が違ってきます。皮脂の分泌を抑える吹き出物の原因のひとつである過剰な皮脂の分泌を抑えます。この効能は、主に硫黄が入った塗り薬に多く、男性や比較的若い年齢にできる吹き出物に効果をあらわします。腫れを抑える赤ニキビ、黄ニキビといった炎症を起こしている吹き出物に対して、熱や腫れを抑えます。吹き出物の痛みを落ち着かせたいときに効果をあらわします。あくまでも対処法であり、吹き出物の原因を取り除くものではありません。角質を柔らかくする吹き出物の原因のひとつである、毛穴の詰まりを改善します。ターンオーバーがうまくいかないときやホルモンのバランスが崩れるなど、大人ニキビと呼ばれる症状を緩和する効果が期待できます。殺菌する吹き出物は、アクネ菌の増殖によって、毒素が出るために炎症を起こします。アクネ菌を殺菌することで、化膿するといった吹き出物の悪化を防ぐ効果が期待できます。栄養を補給する吹き出物の原因となる皮脂の過剰分泌を抑えるために、ビタミンB2、ビタミンB6といった栄養を補給します。また、ターンオーバーを促進する効果もあるようです。吹き出物の薬の種類吹き出物の薬には、吹き出物の状態によって使われる成分が違ってきます。抗生物質吹き出物の原因となっているアクネ菌を殺菌する効果があります。とくに、炎症をともなう吹き出物の治療では最初に使われる薬となります。赤ニキビや黄ニキビなど、腫れ、膿を持って痛むときなどに処方されます。塗り薬と飲み薬があります。ただし、炎症を抑える効果だけなので、炎症が起こっていない白ニキビや黒ニキビには効果はありません。消炎効果に特化した薬なので、予防効果も期待できないとされています。レチノイド製剤角質が硬くなって、柔軟性を失うと毛穴が詰まって、角栓ができてしまいます。レチノイド製剤は、角質を柔らかくする効果があるとされています。吹き出物の原因そのものを抑えるという点で、新しい吹き出物の発生を予防することも期待できます。ただし、吹き出物の原因である角栓を予防する薬のため、炎症のある吹き出物には効果はないといわれています。硫黄(いおう)製剤殺菌、角質を柔らかくする、皮脂の分泌を抑えるの3つの面から吹き出物を治療する薬です。副作用が少ないので、市販の吹き出物用の薬にも含まれています。ニキビ全般の症状に使えますが、肌を乾燥させる副作用があるため、大人になって乾燥肌が原因でできる吹き出物には使わないほうがいいでしょう。サリチル酸製剤角質を柔らかくする効果があります。毛穴の皮脂を外に出やすくして、吹き出物の原因である角栓を発生させないようにします。初期の白ニキビや黒ニキビの段階で、一気に除去することが期待されます。ただし、角質を溶かすほどの成分ですから、敏感肌やすでに炎症を起こしている「赤ニキビ」「黄ニキビ」には向かないとされています。薬の使用上の注意点吹き出物で多く使われる治療薬は、ほとんど塗り薬です。これらの薬はすべて対症療法であり、根本的な治療ではないことを念頭に置いておかなくてはなりません。なぜなら、薬を塗るのを止めてしまえば、再発する可能性があるからです。病院で処方される薬は、効果が高いぶん、副作用も強くなる場合があります。副作用として多いのが皮膚の赤味ヒリヒリ感かゆみ皮がむけるといった症状です。しかし、これは副作用というよりも随伴症状といわれるもので、治療の効果が出ているからこそ現れる症状です。吹き出物の処方薬は、このように随伴症状が現れることが多く、定期的に医師からの経過観察が必要になってきます。随伴症状を和らげるためには、薬を塗る前に化粧水などで保湿してから使用する塗布する量を少なくするしばらく使用を控えるといった方法があります。いずれにしても、自分で判断せずに医師に相談するようにしましょう。市販の吹き出物用の薬は、手軽に使えるので愛用している人も多くいます。しかし、なかなか治らない症状がひどくなってきたくりかえし吹き出物が出るといった場合、やはり皮膚科を受診して処方薬を使うほうが、結果的に早く治療でき、安心できるようです。監修:スキンケア大学参画ドクター
2017年04月23日植物の力で元気に、きれいになるための手軽なケアとアイテムをお伝えしてきた「植物のおまもり」。最終回は痛みやコリ、吹き出物など、日常のちょっとしたトラブルに対処する植物の処方せんをご紹介します。■体のチューニングは食事や歯磨きと同じ。当たり前の習慣に私たちを取り巻く環境は常にめまぐるしく変化していて、どんなに気を配って暮らしていても好不調の波はつきもの。「いつも、どんな時も絶好調!」なんてことはあり得ません。大切なのは、痛みやコリ、吹き出物などの症状が、体の中になんらかの変調が起こっているシグナルなのだと心得ること。そして、症状に気づいていながら我慢したり、市販薬で抑え込むだけで済まさないこと。今の時代、細やかなケアなしに都会で健やかに生きていくのは難しい。「毎日の食事や歯磨きと同じレベル」「むしろそれが真っ先にすべき仕事」、模索と失敗をたくさん重ねてそう考えるようになったら、体を整えるために日々何かすることが当たり前になり、元気とキレイのアベレージが上がり、安定しました。気にすることが当たり前になれば、違和感に気づきやすく、気づいてすぐに対応すれば、ケアもかんたん。でも、症状がひどくなるとセルフケアでは済まなくなって、誰かの手や特別なアイテムが必要になり、お金も時間もかかってしまいます。■身近な植物を飲むだけ、塗るだけのかんたんケアお金と時間は好きなこと、楽しいこと、心地いいことに最大限使いたい。だからなるべく特別なものを使わずに、最小限の手間と投資で最大限の効果を得る。そのために私が備え、よく使っている植物のおまもりと使い方はこんな感じです。・のどの痛み常温の水にティートリーの精油を一滴垂らしてうがいする。優れた抗菌・抗ウィルス作用を発揮し、のどを守ります。・口内炎、口唇ヘルペス/虫刺されティートリーの精油を直塗りする(※事前にパッチテストで確認を)。抗菌・消炎・鎮痛作用で痛みや腫れを鎮め、治りを早めます。・吹き出物/やけど、日焼け、切り傷患部を清潔にしてから、ラベンダーの精油を直塗りする(※事前にパッチテストで確認を)。消炎作用が赤みを鎮め、皮膚組織再生作用が治りを早めます。・胃の痛みペパーミントのティザンヌ(煎じ薬)を飲む。胃酸の分泌胃部を触って冷えていたり、硬さを感じるときはオイルかクリームにマジョラムとオレンジの精油を一滴垂らし、胃部を温めるようになじませる。ペパーミントは胃の緊張をゆるめ、痛みの元である炎症をやわらげてくれます。マジョラムは温める作用で胃の緊張を、オレンジはストレスによる心の緊張をやわらげます。下腹部を時計回りにマッサージすれば、便秘対策にも。・胃もたれ、吐き気ペパーミントのティザンヌか、レモン半分を絞ったお湯を飲む。どちらも食後なら消化を助け、空腹時は胃酸の働きを抑えてくれます。・頭痛こめかみにラベンダーの精油をすり込む。ペパーミントの精油を一滴垂らしたオイルでも。痛みの元である血管の収縮を、筋肉の緊張を解くことでゆるめ、痛みをやわらげます。・肩こりウインターグリーンとジュニパーの精油を3滴ずつオイルに垂らし、首から肩の強張りかけて温めながらなじませる。ウインターグリーンは天然の湿布薬で、こりをほぐし、痛みをやわらげます。ウィンターグリーンだけでも効果あり。・PMSの頭痛・腰痛・気分の落ち込み、生理痛夕食後に月見草のオイルカプセルを飲む。月見草はストレスや脂質のバランスの悪さが元で、体内での生成量が減ってしまうγ-リノレン酸を含む希少な植物。ホルモンバランスに大きく関わることで、さまざまな症状に働きかけます。・生理痛/便秘・下痢お風呂で体を温めたあと、マジョラムとオレンジ、ラベンダーの精油を2滴ずつ垂らしたオイルを下腹部に塗り、手のひらで軽く圧をかけ、温めながら浸透させる。生理痛は骨盤内のさまざまな循環の滞りが元となるケースが多いので、マジョラムで温め、オレンジとラベンダーでゆるめて循環をスムーズに。ひどく痛む場合は子宮内膜症など、病気のシグナルである可能性があるので、セルフケアで済ませず必ずクリニックで検査しましょう。・イライラユズかオレンジの精油を1滴オイルに垂らし、両手のひらで温める。鼻を覆ってゆっくりと何度か深呼吸。下腹部を凹ませて息をしっかり吐き切るのがポイント。副交感神経が優位になり、ふんわりやさしい気持ちになります。植物だけに頼らない。その心意気がいちばんの薬どれも長く使い続けられ、手に入りやすいものばかり。多くの人が効果を実感してきたものですが、体調や体質、相性によって反応に差がありますので、体の様子を伺いながら加減してみてくださいね。また、ふだんの食事や睡眠、腸内環境が乱れていると、効果が出にくいことも覚えておきましょう。植物は頼もしいおまもりで、限りある資源でもあります。決して頼りすぎず、自らできることも見直して。そうすれば、必要なとき、きっと惜しみなく力になってくれますから。問い合わせ:・モンサンミッシェル
2016年09月26日みなさん、「吹き出物」と「ニキビ」の違いってご存知ですか??その違いは年齢によって大きく分けられます。10代の思春期に、ホルモンの働きが活発になり皮脂分泌が過剰になることで発生するものが「ニキビ」「吹き出物」は“大人ニキビ”とも言われていますが、20歳超えてからできるものを指します。こちらはニキビとは違ってお肌を清潔に保つことが出来ていなかったり、食生活が乱れていたりすると肌が正常にターンオーバーできなくなり、毛穴が詰まりやすくなることでできやすくなります。10代のニキビは成長するに従ってホルモンの働きが落ち着いていくので正しくケアしていれば自然に治りますが、吹き出物は原因を改善しないと、繰り返し発生することが多く厄介です。更に新陳代謝が衰えていくとだんだん治りにくくなったり、跡が残ったりしてしまうのが特徴です。特に女性は吹き出物が出来てしまうとメイクをする時にとっても苦労しますよね…隠そうとしてファンデーションやコンシーラーを重ねてしまうと更にお肌が悪化することもあります。なるべく低刺激性の化粧品を使い、ブラシやスポンジは清潔な状態にしておきましょう。そしてお肌の乾燥を防ぐために、スキンケア商品は肌の保湿効果の高いものや、ビタミンC配合の商品を選ぶのが良いです。ビタミンCには、「皮脂を抑える働き」と「炎症を抑える働き」があります。いくらスキンケアを見直したり、食事に気を使っても治らない場合は睡眠不足が大きく関係してる場合があります。お肌のターンオーバーが最も行われやすい22時~2時の間に寝るのがオススメ。体を十分に休めることができ、ニキビの原因の一つとされるストレス解消にもつながっていきます。まずは、生活習慣全般を見直し、ストレスのない生活や規則正しい生活、健康な食生活を心がけて綺麗なお肌を目指しましょう!!
2015年08月27日朝、鏡をみて「あっ!」と思うことはありませんか? 顔にポツポツとできていると、とても気になりますよね。ゆる体質改善アドバイザーの佐々木メグミです。ストイックに短期的にではなく、ゆるーく続けられる体質改善を広めています。画像:(c)miya227 - Fotolia.com10代であれば、「思春期のシンボル」ですむかもしれません。自分でも気になり始めるのは、20代後半くらいからでしょうか。ホルモンバランスや生活習慣がカラダに出始める時期です。「最近、寝不足が続いてるなあ」「ストレスもある」、と反省してみたり、サプリメントを飲んでみたり。なるべく目立たないようにファンデーションをのせてみたり、でもうっすら見えてなかなかメイクが決まらなかったりすると思います。場所によっては、人目が気になり目を合わせにくかったり、自信が持てなかったり。こんなとき、「早く治したい!」と思っても、やはりそれなりに時間がかかるものです。東洋医学ではニキビ、吹き出物は、胃腸の不調、ホルモンバランスの乱れ、新陳代謝の低下、など様々な角度から考えます。そしてニキビ、吹き出物はカラダの機能を整えれば治り、肌はその人がもつベストの状態を維持できると考えます。毎日の生活を見直しながらニキビ、吹き出物に効果のあるツボ押しをプラスしましょう。次の画像を参照にしてください! ■押してみよう!ニキビ、吹き出物に効果のある美肌ツボ「合谷(ごうこく)」というツボです。合谷は、首から上に現れる症状によく効きます。肌のトラブルがある際には、ぜひ押したいツボです。ツボの探し方は、まず手のひらを下にして、親指と人差し指を広げます。ツボは親指と人差し指の骨が交わるところにあります。やや人差し指側にあるため、骨の際を探っていきます。親指でツボを探すと分かりやすいです。明らかに痛気持ちいい場所があるはずです。押し方は、親指をツボにあて、骨のきわを押し上げるように押す。3秒押して3秒休む。これを1〜2分行います。1日に何度かやってみましょう。習慣になると体質改善につながり良い状態を維持できるようになるでしょう。押すだけで簡単に美肌へ近づきます。自分のベストの状態になれると嬉しいですね。キラキラのお肌で過ごしましょう! 次回も「ゆる体質改善」をお伝えします。お楽しみに。
2014年06月06日