喧嘩によって関係が壊れてしまうこともあれば、「雨降って地固まる」こともありますよね。今回はこういったお悩み相談です。■「喧嘩をすると涙が溢れ、うまく言えません」みのり(24歳 事務)「彼と喧嘩をすると私がすぐにだまってしまい、言いたいことが言えず、翌日もモヤモヤする関係が続いてしまいます。彼に言いたいことはあるのに、言葉よりも涙があふれうまく言えません。彼のことが大好きなのでこれから彼と付き合っていきたいので、言いたいことをうまく言い、お互い解決しあっていきたいです。」■みのりさんへの回答なるほど。できれば、大人であれば、喧嘩ではなく“話し合い”をしたいもの。この二つの違いは、「感情的になってものを言う」か「理性を持って話し合うか」です。つまり、相手と意見や価値観が食い違ったときこそ、感情を一旦抑えて理性で話し合いをしなくてはいけないのです。みのりさんが、言葉よりも涙があふれてしまうのは、理性ではなく感情が全面に出ているからです。それでは話し合いはできません。感情的になってしまう場合はそのまま話し続けるのではなく、一旦深呼吸をして、冷静に話せる状態になるようになってから話すことも大切です。心をクールダウンさせましょう。感情的になってしまう人が、理性的になるためには訓練が必要です。少しずつ、理性的になれるクセをつけましょうね。相手に自分が思っていることをきちんと伝えるためには、まずは自分の頭の中を整理しなくてはいけません。何を今、不満に思っているのかをきちんと考えてみましょう。この時のポイントは、「それを改善させるためには、どうしたらいいのか」までもきちんと考えることです。例えば、彼がデートの度に遅刻をする人だとします。このとき、「どうしてあなたはそんなに遅刻ばっかりするの? 」と言うだけでは、単に文句を一方的に相手にぶつけているだけです。それでは、相手がムッとくることもあるでしょう。だから、まずは、どうして彼が遅刻をしてくると嫌な気持ちになるのかをきちんと伝えましょう。おそらくそんなときは、「自分の時間をその分、無駄にされたから」「大切にされている気がしないから」、さらに「デートを楽しみにしてくれてないような気がして寂しいから」といった理由があるはずです。それをきちんと相手に伝えるのです。意外と人は、相手の気持ちが分かってないことが多いので、このとき初めて自分がひどいことをしていたのだと気付くこともあるでしょう。その上で、問題を改善するための提案をしてみましょう。今回の場合だと、「5分以上遅れた人は、その日のデートは奢るというルールを作らない? 」などがいいでしょう。了解してくれたら、今度から相手が遅刻をするとしても5分以内になるでしょうし、それ以上遅れたときでも相手は奢ってくれるのだから、イライラする気持ちもチャラになるはずです。また、話し合いで一番大切なのは、相手の言い分にも“聞く耳”を持つことです。相手は自分の意見を聞いてもらえないほど、感情的になることも多いです。相手の言い分を聞いた上で、お互いに折り合いをつけましょう。まとめると、大人の話し合いのポイントは、この5つです。・心をクールダウンさせて理性的になってから話す。・自分がどうして不満なのか、理由を話す。・改善方法を提案する。・相手の言い分にも聞く耳を持つ。・最後は、お互いが納得できるように折り合いをつける。感情ではなく、理性的に話し合って、“雨降って地固まる結果”にしましょうね! ▼あなたの恋のお悩み&エピソードを教えてください!・ コラムニスト・ひかりの『恋愛お悩み相談』募集中
2013年10月07日