11月15日(水)初日の新国立劇場のヴェルディ《シモン・ボッカネグラ》(新制作)。開幕直前、ゲネプロを取材した。新国立劇場オペラ「シモン・ボッカネグラ」のチケット情報はこちらその音楽の素晴らしさを多くの識者たちが特筆するのは伊達ではない。オーケストラの短い導入部。穏やかで慈しみ深い音の海がいきなり心を摑む。全編を濃厚に彩る管弦楽は大野和士指揮の東京フィル。低声歌手たちが活躍する作品だ。題名役シモンのロベルト・フロンターリ(バリトン)は貫禄。派手なアリアはないが、迫真の声の演技で、愛と平和に生きるがゆえの英雄の孤独を描き出す。政敵フィエスコのリッカルド・ザネッラート(バス)、悪役パオロのシモーネ・アルベルギーニ(バス・バリトン)。個性の異なる低音の魅力が満開で、なんとも渋いかっこよさ。主役級唯一の女声はイリーナ・ルング(ソプラノ)。新国立劇場でも《椿姫》や《ルチア》を演じているが、今回は華やかなレッジェーロより、リリコの豊かでこまやかな表情が、シモンの娘アメーリアの優しく強い心の表現にフィットしていた。第1幕で父シモンと再会する二重唱のドラマは圧巻。そのアメーリアの恋人ガブリエーレ役のルチアーノ・ガンチ(テノール)は、コロナ禍の2021年に《ドン・カルロ》《蝶々夫人》がキャンセルだったので、待ちに待った新国立劇場初登場。トゥッティでも突き抜けてくる輝かしい声は、いまが旬のテノールのポテンシャルをまざまざと見せつけて爽快だった。演出はエクサン・プロヴァンス音楽祭総監督のピエール・オーディ。著名な現代美術家アニッシュ・カプーアとのタッグが生んだ舞台は、(プロローグを除いて)逆さに吊るした火山の下で展開する。これは古代ギリシャの哲学者エンペドクレスに触発されたものという。エトナ火山のほとりで孤独に死と向き合い、ついには火口に身を投げたその生涯を、シモンの孤独に重ね合わせた(オーディはさらに、火口は女性性の象徴でもあると語っている)。舞台はその火山が放つ赤と黒、そして物語の舞台であるジェノヴァ国旗の赤と白が象徴的に支配する。プロローグで黒く這いずり回る民衆や、第1幕フィナーレで白と黒に分かれた同じ顔のクローン議員たちがショッキング。ラストの不吉な黒い余韻も印象的だ。新国立劇場では初上演の演目。「満を持して」の充実の出来栄え!公演は11月26日(日)まで。(宮本明)
2023年11月16日エスパス ルイ・ヴィトン大阪で、ハンガリー出身のフランス人アーティスト シモン・アンタイの回顧展「Folding」を開催します。会期は2023年9月28日から2024年2月4日まで。TABULA, MEUN1975年アクリル絵具、キャンバス / Acrylic on canvas291 x 584 cm(C) Archives Simon Hantaï, Adagp, Paris 2023Photo credits: (C) Primae / Louis Bourjacフォンダシオン ルイ・ヴィトンの「Hors-les-murs(壁を越えて)」プログラムの一環として開催する本展では、フォンダシオン ルイ・ヴィトンの所蔵コレクションより、シモン・アンタイがフランスで活躍した1960年代初頭から1980年代にかけて制作した数々の主要作品が紹介されます。MARIALE m.a.4, PARIS1960年油彩、キャンバス / Oil on canvas226.2 x 207 cm(C) Archives Simon Hantaï, Adagp, Paris 2023Photo credits: (C) Primae / David Bordesフォンダシオン ルイ・ヴィトンについてフォンダシオン ルイ・ヴィトンは現代アートとアーティスト、そしてそれらのインスピレーションの源となった重要な20世紀の作品に特化した芸術機関です。公益を担うフォンダシオンが所蔵するコレクションと主催する展覧会を通じ、幅広い多くの人々に興味を持っていただくことを目指しています。カナダ系アメリカ人の建築家フランク・ゲーリーが手掛けたこの壮大な建物は、既に21世紀を代表する建築物と捉えられており、芸術の発展に目を向けたフォンダシオンの独創的な取組みを体現しています。2014年10月の開館以来、900万人を超える来館者をフランス、そして世界各地から迎えてきました。フォンダシオン ルイ・ヴィトンは、本機関にて実施される企画のみならず、他の財団や美術館を含む、民間および公共の施設や機関との連携においても、国際的な取組みを積極的に展開してきました。とりわけモスクワのプーシキン美術館とサンクトペテルブルクのエルミタージュ美術館(2016年の「Icons of Modern Art: The Shchukin Collection」展、2021年の「The Morozov Collection」展)やニューヨーク近代美術館(「Being Modern: MoMA in Paris」展)、ロンドンのコートールド美術研究所(「The Courtauld Collection. A Vision for Impressionism」展)などが挙げられます。また、フォンダシオンは、東京、ミュンヘン、ヴェネツィア、北京、ソウル、大阪に設けられたエスパス ルイ・ヴィトンにて開催される所蔵コレクションの展示を目的とした「Hors-les-murs( 壁を越えて)」プログラムのアーティスティック・ディレクションを担っています。これらのスペースで開催される展覧会は無料で公開され、関連するさまざまな文化的コミュニケーションを通じてその活動をご紹介しています。エスパス ルイ・ヴィトン大阪〒542-0085 大阪市中央区心斎橋筋2-8-16 ルイ・ヴィトン メゾン 大阪御堂筋 5Fお問合せ先:T 0120 00 1854contact_jp@louisvuitton.com開館時間:12:00-20:00休館日はルイ・ヴィトン メゾン大阪御堂筋に準じます。入場無料会場内の混雑防止のため、入場をお待ちいただく場合がございます。事前来館予約も承ります。[2023年9月21日(木)より予約受付開始]ルイ・ヴィトンについて1854年の創業以来、ルイ・ヴィトンは、革新とスタイルを組み合わせた独自のデザインを常に最高級な品質で提供し続けています。現在もトラベルラゲージ、バッグ、アクセサリーなどの製品を通じて、クリエイティブでありながらエレガントで実用的という、創業者ルイ・ヴィトンが生み出した「旅の真髄(こころ)」の精神を忠実に受け継いでいます。ルイ・ヴィトンというストーリーを作り上げたのは「大胆さ」でした。伝統を重んじ、歴史の中で建築家、アーティスト、デザイナーに門戸を開き、プレタポルテ、シューズ、アクセサリー、ウォッチ、ファインジュエリー、フレグランスなどの分野を開拓してきたのです。これらの丁寧に製作された製品は、ルイ・ヴィトンがクラフツマンシップにいかにこだわりを持ってきたかという証となっています。詳細は、ルイ・ヴィトン 公式サイト をご覧ください。企業プレスリリース詳細へ本記事に掲載しているプレスリリースは、株式会社PR TIMESから提供を受けた企業等のプレスリリースを原文のまま掲載しています。FASHION HEADLINEが、掲載している製品やサービスを推奨したり、プレスリリースの内容を保証したりするものではございません。掲載内容に関するお問い合わせは、株式会社PR TIMES()まで直接ご連絡ください。
2023年08月31日ヴェルディ円熟の傑作『シモン・ボッカネグラ』が11月に新国立劇場で初めて上演される。海の男シモン・ボッカネグラを題材にした力強い作品で、オペラファンなら必ず観ておきたい公演だ。『シモン・ボッカネグラ』は、ヴェルディが43歳で作曲し、24年後の大幅改訂で一躍成功を収めた作品。14世紀に実在した初代ジェノヴァ総督シモン・ボッカネグラを題材に、平民と貴族の抗争、親子や恋人の愛憎が入り組むドラマが力強い音楽で描かれる。フィエスコの沈痛なアリア「引き裂かれた父の心は」、アメーリアのロマンツァ「暁に星と海はほほえみ」、シモンとアメーリアの二重唱、ガブリエーレのアリア「わが心に炎が燃える」、シモンのモノローグ「慰めてくれ、海のそよ風よ」、そして緊迫した重唱や多彩な合唱など、聴きどころも満載。元海賊で名総督となるシモン(バリトン)、貴族階級で厳格な性格の宿敵フィエスコ(バス)をはじめ、ヴェルディならではの男声低音キャラクターの魅力が凝縮されている。演出にあたるのは、長年オランダ国立オペラを率いて同歌劇場を変革し、2018年からエクサン・プロヴァンス音楽祭の総監督を務めるピエール・オーディ。新国立劇場オペラ芸術監督の大野和士が自ら指揮を務める。■大野和士芸術監督からのメッセージ2023/2024シーズンの新制作としまして、現在エクサン・プロヴァンス音楽祭の総監督である演出家ピエール・オーディを迎え、ヴェルディの最後期の作品が生み出される先駆けとなった『シモン・ボッカネグラ』の新国立劇場初演を行います。主役のシモン・ボッカネグラにはロベルト・フロンターリ、娘アメーリアにはイリーナ・ルング、フィエスコには名バスのリッカルド・ザネッラート、アメーリアの恋人役のガブリエーレにはルチアーノ・ガンチほか、世界の第一線の歌手が揃い、貴族社会と平民社会、それとボッカネグラとアメーリアの間の親子の確執が、胸をえぐるような深い劇的な波となって皆さんの心に刻まれることでしょう。新国立劇場 2023/2024 シーズン オペラジュゼッペ・ヴェルディシモン・ボッカネグラプロローグ付き全 3 幕〈イタリア語上演/日本語及び英語字幕付〉11月15日(水) 19:0018日(土) 14:0021日(火) 14:0023日(木・祝) 14:0026日(日) 14:00新国立劇場 オペラパレス※予定上演時間 約2時間45分(休憩含む)■チケット情報指揮 大野和士演出 ピエール・オーディ美術 アニッシュ・カプーア衣裳 ヴォイチェフ・ジエジッツ照明 ジャン・カルマン舞台監督 髙橋尚史シモン・ボッカネグラ ロベルト・フロンターリアメーリア(マリア・ボッカネグラ) イリーナ・ルングヤコポ・フィエスコ リッカルド・ザネッラートガブリエーレ・アドルノ ルチアーノ・ガンチパオロ・アルビアーニ シモーネ・アルベルギーニピエトロ 須藤慎吾隊長 村上敏明侍女 鈴木涼子合唱指揮 冨平恭平合唱 新国立劇場合唱団管弦楽 東京フィルハーモニー交響楽団
2023年08月29日歌舞伎の怪談ものといえば何といっても『東海道四谷怪談』。夫・民谷伊右衛門に見捨てられ非業の死を遂げたお岩さんが夫やその周りの人々を祟るドラマを横軸に、『仮名手本忠臣蔵』を縦軸に織り上げた人気演目だ。これを新たに串田和美による演出で、時代や社会に取り残された市井の人々の群像劇ととらえなおしたのが、2016年に上演された第十五弾渋谷コクーン歌舞伎『四谷怪談』。歌舞伎座でおなじみの『東海道四谷怪談』とはまたひと味もふた味も違う作品となっており、9月24日から公開されるNEWシネマ歌舞伎として収録されているのもこの『四谷怪談』だ。渋谷・コクーン歌舞伎といえば記念すべき第一弾の演目が『東海道四谷怪談』。十八世中村勘三郎が中心となり客席を大いに沸かせたのが思い出される。第七弾では、南番と北番それぞれ全く切り口の異なる演出で日替わり上演された。今回収録されている第十五弾は、観る側の深層心理にまで食い込んでくるインパクトを持った北番をさらに発展させた作品で、タイトルも『東海道』が取れて『四谷怪談』。お岩さんの祟りのエピソードだけではなく、それぞれの登場人物を一人ひとり深く掘り下げ、彼ら/彼女らが江戸の町の辻々で息づいているのがリアルに伝わってくる、そんなドラマに仕立てられている。NEWシネマ歌舞伎ではこの作品の魅力を隅から隅までたっぷりと味わえるのがうれしい。民谷伊右衛門&お岩、直助権兵衛&お袖などの主要登場人物から、彼らとすれ違う名もない人たちに至るまで、その表情や息遣いを漏らさずキャッチ。俳優たちの目線、その眼の色が変わる瞬間、総毛だつ肌、怒張する血管……そんな一瞬を逃さないカメラアングルもシネマ歌舞伎ならでは。「自分はいったいどこで道を見失ってしまったのか」という登場人物たちの心の叫びが聞こえてきそうだ。また音楽も邦楽による下座音楽ではなく、トランペットやアコーディオンなどの音色が使われており、時に不気味なほど軽快、時に重苦しく、人々の刹那的な人生を浮かび上がらせる。そんな音楽にたっぷりと包みこまれるのもシネマ歌舞伎ならでは。彼らとともに私たち自身も、江戸の町を当てどなく彷徨っている気分になりそうだ。歌舞伎を初めて見る人はもちろん、『東海道四谷怪談』のコアなファンの方にも、シネマ歌舞伎だからこそヴィヴィッドに伝わってくる『四谷怪談』のエネルギーを体験してほしい。文:五十川晶子NEWシネマ歌舞伎『四谷怪談』【配役】民谷伊右衛門:中村 獅童直助権兵衛:中村 勘九郎お袖:中村 七之助小仏小平:中村 橋之助お梅:中村 鶴松四谷左門:真那胡 敬二仏孫兵衛:大森 博史小汐田又之丞:首藤 康之伊藤喜兵衛/お熊:笹野 高史按摩宅悦:片岡 亀蔵お岩/佐藤与茂七:中村 扇雀上映期間:2021年9月24日(金)~2021年9月30日(木)全国の映画館にて上映NEWシネマ歌舞伎『四谷怪談』特別予告NEWシネマ歌舞伎『四谷怪談』の東劇(東京・築地)招待券を【よくばり❣ぴあニスト】限定で10名様にプレゼント!ぴあアプリを ダウンロード(dpia-app://contentAll?contentId=482fcdc7-8f0a-4e97-9b07-165a6b6056a6&contentTypeId=2) すると、この記事内に応募ボタンがあります。公式サイト
2021年09月07日メインストリートの地下にある静かな日本料理店正統派和食をアレンジした季節の食材のおまかせコース料理に合うことにこだわった約30種の日本酒メインストリートの地下にある静かな日本料理店地下にある隠れ家のような日本料理店四谷三丁目駅徒歩2分。荒木町のメインストリートの地下に広がる【荒木町きんつぎ】。2018年に開店し、ゲストを飽きさせないコース展開が話題の和食店です。落ち着いた雰囲気の中で、正当派和食をベースにした味付けや素材選びに変化をつけた料理を楽しめます。広々としたカウンター席で落ち着いた時間を過ごせる店内のカウンター席は、奥行き70cmと広めに設計されています。一段低い厨房から提供される料理を目でも楽しめるのが特徴。カウンター席の他にも完全個室が全5室あり、目的に応じて利用できます。料理人が目指す「若い人は少し背伸びをして、食べ慣れた人は気楽に来られるような店」として、幅広い世代が料理を楽しみやすいでしょう。正統派和食をアレンジした季節の食材のおまかせコース【荒木町きんつぎ】の料理は、正当派の和食をベースにしながら、季節によって味付けや素材選びに変化をつけています。旬の食材を使った料理はその時期にしか味わえないのが魅力でしょう。名店で研鑽を積んだ北村徳康氏と、酒の知識を蓄積した佐藤正規氏が何度通っても飽きさせない「おまかせ」コースを提供しています。「おまかせ」で提供されるメニューを3つご紹介します!『前菜』『前菜』初夏の一例で、初ガツオの握り、とうもろこしのすり流し、淡路のハモの自家製柴漬け添え、焼きなすとおかひじきのおひたし季節の食材を盛り合わせた小鉢と、旬魚の握りを組み合わせた『前菜』。「おまかせ」と注文すると、最初に提供される贅沢な一皿です。カウンターでは1品ずつ、個室では盛り合わせで提供されます。握りは「おまかせ」のコース内容に合わせて1~3貫が含まれます。『枝豆と車海老の南禅寺蒸し』『枝豆と車海老の南禅寺蒸し』豆腐ペーストの上にえだまめのすり流しをのせたベースに、クルマエビをのせて「おまかせ」の前菜の後に提供される椀物の『枝豆と車海老の南禅寺蒸し』。前菜が冷菜中心なので、胃を温めるように考えられたコースになっています。信頼する業者から届く旬の食材を使っているので、季節によって異なる椀物が提供されます。その時期にしか味わえない一皿をお試しあれ。『佐賀牛と季節野菜の炊合せ』『佐賀牛と季節野菜の炊合せ』佐賀牛と佐賀産のさといも、にんじんを群馬のフルーツトマトのソースでまとめた一品和食店ではめずらしいボリュームある肉料理『佐賀牛と季節野菜の炊合せ』。コースの締めのご飯の前に提供されます。赤ワインとの相性もよく、食中酒と一緒に楽しめます。鮮魚だけにとらわれず、ゲストを飽きさせない料理にこだわった【荒木町きんつぎ】らしい逸品です。料理に合うことにこだわった約30種の日本酒日本酒単体の完成度だけでなく、料理と合うことを基準に集められている【荒木町きんつぎ】では、食中酒として楽しめる約30種の日本酒をセレクトし提供しています。日本酒選びの基本は「料理に合うこと」と一番に考えて、料理と合わせて一層引き立つような種類を厳選しています。日本酒だけでなく、食中酒として楽しめるワインにも力を入れています。ボリューム感のあるコース料理が話題の【荒木町きんつぎ】。最後の一品までゲストを飽きさせない日本料理が魅力です。食中酒にもこだわっているので、お酒好きな人も満足できるでしょう。都会の喧騒を忘れさせてくれる落ち着いた店内で、心ゆくまで「おまかせ」コースを楽しんでみてはいかがでしょうか。料理人プロフィール:佐藤正規さん1986年生まれ、群馬県出身。大学4年の頃に飲食の道を志し、焼鳥店や日本酒に定評のある酒店【坂戸屋】で修業。28歳で【件】に入り、同店のOB北村徳康氏と出会う。名店で見識を広めた後、2018年に北村氏と【荒木町きんつぎ】をオープン。荒木町きんつぎ【エリア】四谷【ジャンル】和食【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】10000円【アクセス】四谷三丁目駅 徒歩2分
2021年07月28日おいもスイーツ専門店のらぽっぽファームが、“やきいも”カフェ「らぽっぽファーム四谷店」を2019年4月3日(水)にオープンする。全メニュー“やきいも”づくしおいもスイーツ専門店のらぽっぽファームの新店「らぽっぽファーム四谷店」では“やきいも”にフォーカス。店内全てのメニューを“やきいも”から製作する。皮までおいしい「蜜たっぷり甘熟やきいも」メインとなる“やきいも”は、全国の直営畑から収穫したさつまいもを使って作り出す。「霧島紅かぐら」や種子島産「安納芋」、茨城県産「いばらきゴールド」など、様々な品種のさつまいもを長期熟成させてじっくり焼き上げる。仕上がりはどれも“超甘熟”。自然の甘さで、皮までおいしく味わうことができる。やきいもスイーツ&パンまた“やきいも”だけでなく“やきいも”を使ったスイーツやパンも発売。さつまいもパウダーを練りこんだデニッシュ生地に甘熟やきいもとカスタードクリームを入れて焼き上げた「いもクロ」は、外はパリッと、中はしっとりとしたクロワッサンだ。他にも、甘熟やきいものチーズケーキや甘熟やきいもブリュレセットなどのスイーツも用意。バリスタが入れる、スペシャルティコーヒーとの相性は抜群。2階はカフェスペースになっているので、好みのメニューとコーヒーでティータイムを楽しむのがおすすめだ。【詳細】らぽっぽファーム四谷店オープン日:2019年4月3日(水)住所:東京都新宿区四谷4丁目9-11 The corner 4 bldg・1F-2FTEL:03-5379-1341営業時間:9:00~19:00(LO.18:30)<メニュー例>・いもくろセット(やきいもクロワッサン1個+ドリンク) 600円・甘熟やきいもブリュレセット(甘熟やきいもブリュレプレート+ドリンク) 700円・甘熟やきいものチーズケーキセット(甘熟やきいものチーズケーキ+ドリンク) 700円
2019年04月06日四世鶴屋南北原作の『東海道四谷怪談』が3月17日より、東京・よみうり大手町ホールで上演中。同公演は砂岡事務所が手掛ける歌舞伎狂言シリーズ第2弾。花組芝居の加納幸和が脚本、劇団鹿殺しの丸尾丸一郎が演出を担当し、単なる怪談にとどまらない、人の業が絡み合う群像劇として見せている。【チケット情報はこちら】塩冶浪士の民谷伊右衛門(平野良)は、同じ浪士で義父の四谷左門に娘・お岩(田渕法明)との復縁を迫るが、伊右衛門の公金横領という過去を知る左門は復縁を許さない。一方、お岩の妹・お袖(白瀬裕大)は訳あって離れた夫・佐藤与茂七(白又敦)と、生活のために勤めた按摩宅悦(植本純米)の地獄宿で再会。しかし、お袖に横恋慕する直助権兵衛(桑野晃輔)は与茂七を、伊右衛門は左門をそれぞれ殺してしまう。親・夫を殺した仇とも知らずお岩は伊右衛門と復縁、お袖は直助と仮の夫婦となる。お岩は、産後の肥立ちが悪く、伊右衛門はそんなお岩を疎ましく思い始める。隣家の高師直家臣・伊藤喜兵衛(なだぎ武)からもらった血の道の薬を飲んだお岩はたちまち形相が変わって…という物語だ。歌舞伎に造詣が深い脚本の加納が、普通に上演すれば1日がかりになる大作のエッセンスをたった2時間に凝縮。現行では上演されることの少ない5幕目の「夢の場」を含めての劇化となる。出演者は全員男性で、女性役も男性が挑戦するほか、セリフも現代口語より原典通りの言い回しが多い。花道を多用し、ケレン味ある「戸板流し」の演出も挟むなど、歌舞伎の手法を積極的に取り入れているが、古典作品とはこれまで縁遠かった若手俳優たちが正面から本作に取り組む姿が1番の見所かもしれない。本公演は和装と洋装、ふたつのバージョンが上演されている。洋装で『東海道四谷怪談』を見てみると、独特の新鮮さがあった。『四谷怪談』と聞けば「お岩さんの幽霊が出てくるおどろおどろしくて怖い話」というイメージを持つ人も多いと思うが、当作品を通してみると、また違った印象を受けることと思う。演出の丸尾は「キャストが精一杯生きて、泣いて、怒って、死んでいく姿を観て、お客様に少しでも共感、共有してもらえたら。自分たちの責任で愛と悲しみの物語を作っていけたらいいなと思います」とコメントしている。そのほか、北村健人、今川碧海、水貴智哉、土倉有貴が出演。公演は3月25日(日)まで。取材・文:五月女菜穂
2018年03月26日フランス発のライフスタイルブランド「ベンシモン(BENSIMON)」が、日本初の旗艦店「ベンシモン オトゥール・デュ・モンド 代官山店(BENSIMON AUTOUR DU MOND)」を2018年2月24日(土)よりオープンする。ベンシモンは、セルジュ・ベンシモンと弟のイヴ・ベンシモンによって、1975年に設立されたブランド。黒を省いたカラフルな色を用いて、シューズやバッグなどを展開し、世代を問わず、多くの人から人気を博している。シックなネイビーカラーが目印の代官山店は、「小さな家」がコンセプト。外壁の周辺に、カラフルなポットに入った植栽を設置したショップは、温かみのある雰囲気の佇まいだ。落ち着いたムードの店内には、ブランドアイコニックなシューズである「Tennis」を揃え、色とりどりのモデルを気軽に試着できるシューズコーナーを設置した。また、実用性を兼ね揃えた、カラフルなバッグの展開や、世界中からセレクトしたインテリア雑貨を取り扱うなど、ワクワクを詰め込んだアイテムで、店内を彩る。【店舗詳細】ベンシモン オトゥール・デュ・モンド 代官山店オープン日:2018年2月24日(土)住所:東京都渋谷区猿楽町 26-11(1F・2F)営業時間:11:30~20:00(不定休)※オープン記念として、10,000円(税込)以上購入の人へ、ベンシモンオリジナルの数量限定トートバッグをプレゼント。
2018年02月22日四谷駅前の再開発「コモレ四谷(CO・MO・RE YOTSUYA)」が誕生。2020年2月より順次開業を迎える。なお、これまでは四谷駅前地区第一種市街地再開発事業として進められていた。“都心の中心”四谷が生まれ変わる丸の内・新宿・霞が関・六本木・渋谷・銀座など東京を代表する各拠点が、3km圏内外にあり、“都心の中心”に位置する四谷。東西方面にはJR中央線・総武線、南北方面には東京メトロ南北線、環状には東京メトロ丸ノ内線が伸びており、抜群のアクセスの良さを誇っている。「コモレ四谷」は、四谷のランドマークとなる駅前大規模・多機能開発。約5,000㎡に及ぶ緑豊かな空間の中、高層ビル「四谷タワー(YOTSUYA TOWER)」、商業施設「コモレモール(CO・MO・RE Mall)」、そして「コモレビの広場」で構成される。大型オフィスや商業施設、教育施設を設置「四谷タワー」内には、地上3階から30階までのオフィス、地上3階から7階までの住宅、地上3階から7階までの教育施設、地下2階から地上4階までの公益施設、そして地下1階から地上2階までの商業店舗が入る。2つの大きな広場が街との一体感を創出北西側に約3,300㎡の広場、駅前側に約1,000㎡の広場を設け、2つの広場をつなぐパサージュ(通路)を整備。外濠から高層ビルへと続くこのエリアには多種多様な緑を配置し、街から広場、ビル、そして空へと繋がりのある設計となっている。さらに、市ヶ谷橋や迎賓館からの見え方や周囲の景観との調和に配慮。壁面の分節や建物頂部を非対称に する等の設計により、建物の位置・形状・外装等を工夫したデザインを目指している。【事業概要】コモレ四谷開業予定時期:2020年2月施工者:独立行政法人都市再生機構事業地区:東京都新宿区四谷一丁目50番地ほか地区面積:約2.4ha敷地面積:約17,900㎡延床面積:約139,700㎡建物高さ:約145m階数:地上31階、地下3階、塔屋1階
2016年09月25日歌舞伎の様式美に現代的なセンスを加え、古典の新たな魅力を創造している「コクーン歌舞伎」。今回上演されるのは“お岩さん”でおなじみの『四谷怪談』。お岩と夫・伊右衛門、お岩の妹・お袖と直助の悲劇を軸に忠臣蔵のドラマが絡んでいく。「15歳で東京バレエ団に入団した時、最初に出た舞台が、忠臣蔵を題材にしたモーリス・ベジャールさん振付の『ザ・カブキ』という演目でした。それから18年を経て、退団する時に最後に踊ったのもこの作品。そもそも自分が、歌舞伎の舞台にお誘いを受けたこと自体が予想外すぎたので、思い切ってそんな縁を繋げて、エイッてお引き受けしました」バレエダンサーながら、近年は現代劇や映像でも活躍中の首藤康之さんも、さすがに歌舞伎でのオファーは驚いたそう。「稽古が始まったいまも、まだ緊張が解けない」とか。「皆さんのセリフを聞いたら圧倒されて、古典の偉大さと、そこで生きてこられた方々の力強さを実感しました。バレエもそうなんですが、古典をやりこなすには、積み重ねたものがベースにないと難しいんですね。それを皆さんの佇まいから少しでも取り入れられたらと思います」コクーン歌舞伎の演出を長年手がけてきた串田和美さんからのオファー。あえてダンサーの首藤さんを歌舞伎の舞台にキャスティングした狙いがきっとあるはず?「どうでしょう…串田さんに伺っても、なかなか手の内は明かしてくださらないので(笑)。でも、こちらが聞いてもお話しされないのは、僕に余白を与えてくださってるんだと思うんです。これまでお仕事でご一緒してきて、串田さんのお作りになる世界を信頼していますし、それを拠り所に頑張りたいと思っています」◇6月6日(月)~29日(水)渋谷・Bunkamura シアターコクーン作/四世鶴屋南北演出・美術/串田和美出演/中村獅童、中村勘九郎、中村七之助、首藤康之、笹野高史、片岡亀蔵、中村扇雀1等ベンチ席1万3500円~3等席4000円当日立見券3500円・2500円あり(すべて税込み)チケットホン松竹TEL:0570・000・489◇しゅとう・やすゆき9歳からバレエを始め15歳で東京バレエ団に入団。’04年の退団以降は、現代劇、映像へも挑戦。現在放送中のドラマ『99.9』(TBS系)にも出演。◇首藤さんが演じるのは、病に臥せる小汐田又之丞。彼への忠義一心で薬を盗んだ小平は、伊右衛門に殺され、お岩同様に亡霊となって現れる。復讐劇の鍵を握る存在だ。※『anan』2016年6月8日号より。写真・津留崎徹花インタビュー、文・望月リサ
2016年06月03日現在、画家・金子國義の1周忌に合わせた回顧展「金子國義 終わりと始まり」が、東京・渋谷にあるBunkamura 1階のメインロビーフロアにて開催されている。1967年に「花咲く乙女たち」で画壇デビューした金子は、「不思議の国のアリス」「お遊戯」「マダム・エドワルダ」など文学の影響を色濃く受けた作品を数多く発表。澁澤龍彦、三島由紀夫、高橋陸郎、唐十郎、四谷シモン、コシノジュンコらとともに芸術の最前線をリードしていた。昨年2月には、Bunkamura Galleryにて自伝の出版を記念した展示「美貌の翼」を開催したものの、その約1ヶ月後に帰らぬ人となってしまった。金子の1周忌に合わせて開催される同展では、油彩、版画、書籍などを一堂に展示・販売。また、同展開催を記念した最新画集『イルミナシオン』も発売される。なお、同書はオールカラー208ページとなっており、金子の生涯を辿ることができるものになっている。なお、開催期間は23日まで。【展覧会情報】「金子國義 終わりと始まり」会場:Bunkamura 1階 メインロビーフロア住所:東京都渋谷区道玄坂2-24-1会期:3月12日~23日時間:10:00~19:30入場無料
2016年03月15日東京都・渋谷のBunkamura Galleryは、ビアズリーから横尾忠則まで、時代を挑発し続けた表現者による作品を一堂に集めた展覧会「幻想と頽廃のアンソロジー ~世紀末から現代まで~」を開催する。会期は3月2日~9日。開館時間は10:00~19:30。入場無料。同展は、世紀末から戦後の日本まで、時代の主流から逸脱したフィールドで活動した国内外の作家を中心に、版画や挿画本、オブジェ、ポスター、書籍など展示販売するもの。1890年代から20世紀初頭にかけての世紀末、ヨーロッパで発生したアール・ヌーヴォー、象徴派、ラファエル前派、ウィーン分離派などの芸術運動、および大正から昭和初期の日本においての「カウンターカルチャー」によって登場した前衛的な表現や過激な作品など、それぞれの時代を挑発した作品の数々が集結するという。出展予定作家は、イオネスコ、クノップフ、B・ジョーンズ、バイロス、バルテュス、ビアズリー、ブレダン、ヴンダーリッヒ、ベルメール、モリニエ、モロー、モーリッツ、 ヤンセン、ロセッティ、ロップス、赤瀬川原平、荒木経惟、池田満寿夫、伊藤晴雨、井上洋介、伊豫田晃一、北川健次、沢渡朔、篠原有司男、城景都、多賀新、竹久夢二、つげ義春、土井典、トーナス・カボチャ・ラダムス、中村宏、成田朱希、土方巽、藤本蒼、山下清澄、山本じん、山本六三、横尾忠則、四谷シモンほか。
2016年02月12日ワイズテーブルコーポレーションは28日、三井ガーデンホテル四谷(東京都新宿区四谷)の地下1階に、クラフトビールとワールドハイボールの店「G7 CRAFT BEER HIGHBALL(ジーセブン クラフトビール ハイボール)」をオープンする。○種類を置きすぎない、選びやすい、クラフトビールとハイボール専門店ハイボールブーム、クラフトビールブームが到来し、多くの専門店がオープンし定着化しているという。同店はそんな中オープンする、クラフトビールとハイボールの専門店となる。同店の一番の強みは「種類を置きすぎない、選びやすい、そして"ちょっと変わった"クラフトビールの品ぞろえとこだわりの注ぎ方」にあるという。また、日本と世界のウイスキーで楽しむハイボール、そして種類豊富なカクテルもおすすめとなっている。クラフトビールのラインアップは、「ネスト ペールエール(茨城県)」(S:580円/R:780円)、「Far Yeast 東京 ブロンド(東京都)」(S:700円/R:900円)、「箕面ビール スタウト(大阪府)」(S:580円/R:780円)、「帝国IPA(静岡県)」(S:680円/R:850円)など。ワールドハイボールは、「ジムビーム ハイボール」(580円)、「カナディアンクラブ ハイボール」(600円)、「ブッシュミルズ ハイボール」(650円)など。「トラディショナル」カクテルには、「モヒート」(900円)、「ジントニック」(580円)などをそろえた。そのほか、「トラディショナル」「インフュージョン」「ミクソロジー」の3種に分けたカクテルの数々も用意している。さらに、お酒によく合う料理も数多く用意。ジャンルにとらわれない料理の数々はどれもおいしく値段も手頃で、仕事帰りや女子会、一人で晩御飯に利用するなど、使い勝手の良いメニューラインアップになっているという。※価格はすべて税別
2015年10月22日WDIはこのほど、東京都新宿区・四谷三丁目にて、つけ麺スタイルの肉うどん店「うつけ」の第1号店をオープンした。○自家製の平打ちの太麺を、つけ麺スタイルで提供同店では、北海道産小麦を100%使用した自家製の平打ちの太麺を、つけ麺スタイルで提供。熱々の茹でたてをザルにあげ、冷水で一気に締めた麺はもっちりと噛み心地がよく、小麦の味わいを楽しめるという。商品は、冷たいつけ汁のうどんを3種類、温かいつけ汁のうどんを1種類を用意(麺は共通)した。一番のおすすめは、甘辛く炊いた薄切り牛肉、白ゴマ、ネギ、刻み海苔を麺の上に盛りつけた「牛肉辛つけうどん」(並盛り750円、大盛り950円、特盛り1,150円・各税込)。丁寧に引いた出汁を使った濃い目の味わいの、冷たいつけ汁につけて味わう。牛肉との相性からつけ汁にラー油を入れ、辛味と風味をつけている。生卵が付くので、つけ汁に割り落とせばマイルドな味わいにして楽しめるという。冷たいつけ汁の商品はこのほかに、「鶏肉天つけうどん」(並盛り750円、大盛り950円、特盛り1,150円・各税込)と「海苔つけうどん」(並盛り500円、大盛り600円、特盛り700円・各税込)を用意した。温かいつけ汁のうどんは、甘辛く炊いた国産銘柄豚、油揚げ、ぶつ切りにしたネギ入りの「豚肉熱汁つけうどん」(並盛り750円、大盛り950円、特盛り1,150円・各税込)で、出汁の旨味がストレートに味わえるつけ汁につけて味わう。卓上には天かす、ラー油、白ゴマ、七味、一味、ゆず胡椒、すりおろし生姜、などの薬味を用意している。麺の量は、並盛(350g)、大盛り(500g)、特盛り(700g)から、好きな量を選択できる。飲み物は生ビール、焼酎(麦・芋)、日本酒、梅酒、レモンサワー、ウーロンハイ、コカコーラ、オレンジ、烏龍茶をそろえている。「うつけ四谷三丁目店」の所在地は、東京都新宿区左門町3-1 左門イレブンビル1F。営業時間は11時~22時。年中無休。店舗規模は、カウンター席16席(12坪)。
2015年03月28日リカー・イノベーションは12月20日に、東京都・四谷の荒木町周辺にて、日本酒飲み歩きイベント「荒木町で全国日本酒巡りVol.3」を開催する。○47都道府県すべてから100銘柄が集結する、はしご酒イベント同イベントは、全47都道府県から100銘柄の日本酒が集結する、300名限定のセルフ形式のはしご酒イベント。荒木町の情報提供やイベント企画を支援する地域団体「team of UGO ことたま堂」の後援を受けての開催となる。日本酒の通販・イベント企画運営サービス「KURAND(クランド)」のきき酒師スタッフが厳選した、100銘柄の日本酒を飲み歩きできる。参加者は受付にて参加証やカップを受け取り、その後は、自由に荒木町の個性的な飲食店9店舗を巡る形となる。各店舗には数種類の日本酒が設置してあり、好きな日本酒を選び、セルフスタイルで日本酒を楽しめるという。セルフスタイルの最大のメリットは"自分で選んで好きな量を飲むことができる"こと。参加者は、好きなお酒を選んで飲むというスタイルを経験することで、日本酒の新しい楽しみ方が体感できるという。種類は、本醸造酒から純米酒、純米吟醸酒から大吟醸酒まで幅広い日本酒をそろえる。クリスマス間近ということで、話題のスパークリング日本酒も数種類、数量限定で用意。また、受付で配布するカップ(無料)とは別に、お猪口やシャンパングラスや升などの酒器(有料)の販売を行うので、好みの酒器を選ぶこともできる。料理は、東京・四谷の荒木町の個性的な飲食店が日本酒にピッタリな料理を用意。料理はすべてキャッシュオン制(その場で現金精算)となり、全品300円~500円で提供する。荒木町は、東京でも有数の風情ある街並みを残す街でもあり、荒木町を日本酒片手に食べ&飲み歩くことで、荒木町の魅力を存分に味わうことが可能となる。開催日時は、12月20日 12時~15時。12時の受付と同時にスタートする。開催場所は、東京都新宿区・四谷 荒木町周辺。受付場所は、車力門通り みずほ銀行横付近(東京都新宿区四谷3-3-1 富士・国保連ビル)。参加費用(税込)は、1人3,000円(完全事前予約制)。日本酒堪能し放題で、料理はキャッシュオンとなる。参加人数は300名限定で、当日券の販売は行わない。※情報は掲載時のもの
2014年11月25日橋本治作、蜷川幸雄演出による“騒音歌舞伎(ロックミュージカル)”『ボクの四谷怪談』が9月17日に東京・シアターコクーンにて開幕した。橋本が36年前に勢いのままに書き上げて封印していた怪作を、蜷川が恐るべき嗅覚で発掘し、上演を実現。鶴屋南北作『東海道四谷怪談』の確かな枠組みから自由奔放に暴発した作品世界の中、佐藤隆太を始めとする豪華すぎる出演陣が鈴木慶一の音楽に乗り、小気味よい狂騒を繰り広げる。奇妙奇天烈なパワーが爽快感を呼ぶ舞台だ。開かれた定式幕の向こうにあるのは「昭和51年にして文政八年、さらに元禄十四年であり、しかも南北朝時代」という設定だ。蜷川はそのハチャメチャなカオスをオーバーチュア(序曲)できっちりと提示する。歌舞伎さながらの扮装で見得を切る登場人物たちが、一瞬にしてジーンズ姿へ変身。されど腰には刀あり。70年代ファッションが当時のロックの匂いを助長する。この舞台の主人公、民谷伊右衛門(佐藤)は主義主張の見えぬ、つかみどころのない男として登場する。前半の軽快なリズムを作るのは、伊右衛門に天真爛漫な愛をぶつけるお梅役の谷村美月と、お梅の父の伊藤喜兵衛に扮して熟練の怪演をみせる勝村政信のふたり。谷村の自己中心的純愛、可憐な小悪魔ぶりが面白い。佐藤が、周囲の雑音に巻き込まれているようでわが道をゆく伊右衛門の秘めた芯をのぞかせ、後半へ向けてじっくりと感情を吐き出していく様を巧みに表現。そんな伊右衛門の対極にいるのは「俺には生き甲斐がある。お前にあるのか!」と暑苦しく迫る与茂七(小出恵介)だ。敵討ちという“正義”に向かいながらも狡猾な匂いをふんだんに振りまく小出与茂七の、妖しい魅力がおかしさを生む。二幕に入ってお岩役の尾上松也、伊右衛門の母・お熊役の麻実れいなどが登場して支柱がさらに定まり、騒音に拍車がかかる。とくに歌舞伎への敬意を蜷川から託された松也が突出した存在感をみせ、美声で魅了する。〈三角屋敷の場〉でのお袖(栗山千明)と直助(勝地涼)のラップ競演は愉快な見どころだ。そしてクライマックス、台本8ページ分ともいわれる佐藤の独白シーンでの熱演は圧巻のひと言。一瞬、得体の知れぬ感動にとらわれそうになるが、ラストは「野暮な解釈はいらない」とばかりにキャスト全員がエネルギーを放出し切る、熱量がピークに達するエンディング。大暴走する四谷怪談は上演時間3時間半弱(休憩2度あり)。見終えてまずは呆然、その後にあっぱれな清々しさが後を引く衝撃作だ。10月14日(日)までシアターコクーンにて上演された後、10月19日(金)から22日(月)まで大阪・森ノ宮ピロティホールにて公演が行われる。取材・文:上野紀子
2012年09月20日facebook街コン!実行委員会は7月7日、四谷駅周辺で男女各50人の「facebook街コン」を開催する。同団体は、いま話題の通常の街コンをfacebookと連携させることで、新たな付加価値の創出を狙っている。ソーシャルメディアを活用して地域のおすすめスポットや参加店舗の一押しメニューなどが口コミで広がることで、さらなる地域活性につなげる目的だ。参加者側のメリットとしては、申し込みの手軽さが挙げられる。facebookのイベント機能を利用すれば、1秒でエントリー完了。メールだけでの申し込みも可能だ。また、当日気に入った人がいればfacebookでつながるだけで、連絡先交換も簡単に行える。さらにfacebookの活用により、参加者の属性データ(男女比、年齢分布、住居分布など)を事前に開示することも同イベントの特徴のひとつとなっている。これによって同イベント参加者は事前に、若い女性が多い、学生が多い、経営者が多い、都内以外の参加者が多いといった、各イベントの特徴を取得できるようになる。時間は、15:00(14:00受付開始)から18:00まで。参加資格は20歳以上で、同性2人1組で申し込む。定員に達し次第締め切られ、応募多数の場合は抽選となる。参加費は男性6,500円、女性3,500円。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年05月22日学業継続支援サービス開始日能研関東と四谷大塚は、長期療養などにより授業料等負担者の収入が急減しても生徒が安心して学業を継続できる体制をめざし、授業料等減免規程の策定を支援する「学業継続支援サービス」を11月15日から提供開始する。さらに、損害保険ジャパンと協力し、当該規程により学校が授業料や授業料以外の納付金の支払を免除した場合に学校に免除額を補償する保険を用意する。私立学校小学支援保険サービス株式会社設立日能研関東と四谷大塚は、生徒が安心して卒業まで勉学に励むことができる環境を作るため、私立学校小学支援保険サービス株式会社を設立した。学業継続支援サービスでは、「授業料等減免規程」の策定支援サービスを実施し、同規程を策定している学校向けに、授業料等債務免除費用保険を案内する。12年には全国展開も保険料は、生徒300人で生徒1人あたりの保険金額を45万円とすると、保険期間1年間で54万円となる。まずは、東京、神奈川の学校を対象に販売を行い、2012年4月を目途に、全国展開を目指す。高校へのサービス拡大についても検討していくとのこと。
2010年11月09日