まれに「交際ゼロ日婚」という言葉を耳にすることがあります。交際してすぐに結婚に至るカップルもいるでしょう。その後幸せに暮らす夫婦もいますが、交際期間が短いことで苦労したという人たちもいます。そこで、スピード婚をした経験のある女性たちに、その経過や結末を教えてもらいました。夢のタワマン生活のはずが…「夫とは、婚活パーティで知り合いました。タワマンに住んでいるというのを聞いて、ちょっと興味を持ったんですね。実際遊びに行ってみると、13階ではあったんですが、眺めもいいし、施設も充実していて、こういう暮らしもいいなと思いました。そして、交際を始め、すぐに結婚することになったんです。ところが、一緒に住むようになり、彼の本性が明らかに。“超”のつくケチでした。それもそのはず、収入は私と変わらないのに、切り詰めてのタワマン暮らし。エアコンは気温に耐えられないぐらいにならないと使わせてもらえないし、お風呂も沸かせてもらえません。さらに明らかになったのが、彼はもともと同じ建物の4階に住んでいたらしいんです。そのあと今の階に引っ越し。現在は25階に空きが出たらしく、そこを狙っているよう。家賃も高くなるのでやめて欲しいです」カナ(仮名)/30歳旦那さんはタワマンの上の階に住むことに、喜びを感じているのでしょう。結婚後に金銭感覚が合わないとトラブルに繋がりかねないので、交際期間中に見極めたいところですね。好きな動物のタイプが違う「元夫と最初に会ったとき、動物が好きという話を聞いて好意を持ちました。私も実家で犬と猫、ハムスターなどを飼っていたので親近感が湧いたんですね。そこから付き合うようになり、トントン拍子で籍を入れました。一緒に暮らすようになり、彼が動物を飼いたいと言い始めたんですね。私も賛成したんですが、彼が飼い始めたいと言ったのが、トカゲだったんです。飼い始めると意外と可愛かったんですが、問題はエサでした。生きたコオロギをあげるんです。あるとき、それを入れていた袋に穴が開き、コオロギが逃げ出して部屋のなかが大変なことになりました。またしばらくして、今度は蛇を飼い始めました。そのエサが、ネズミだったんですね。私は飼っていたハムスターを思い出してしまい、耐えられなくなりました。それからしばらくして別れました」ヒトミ(仮名)/33歳好きなものが共通していることはありますが、細かい部分で違うことがあったりしますよね。交際期間が短いと、そこに気付けない場合もあるのでしょう。みんなの「元カレ」に似ている「夫と最初に会ったとき、“元カレに似てる”と思いました。ちょっと薄い顔がソックリだったんです。大好きな人だったので、運命的なものを感じました。すぐに付き合うことになり、その3日後には結婚も決めました。しかし、ほどなくして彼の浮気が発覚。彼はイケメンなわけではないのに、なぜかモテるんです。落ち込みますよね。そのことを友だちに相談しました。すると友だちが、夫の顔を見て、“実は私の元カレにも似てるんだよね”と言ったんです。そこで気付きました。彼は薄い顔であまり特徴がないため、似ていると思われる人が多いんです。彼の顔を見ると、自分の強く記憶に残っている人と、重ねてしまうんだと。だから彼は、女性にモテるのかなって。おかげで、これまで何度も浮気されました」マヤ(仮名)/36歳元カレに似ていたことで、運命を感じてしまった。しかし、彼に対してそうやって運命を感じる女性が、何人もいたため、モテる人を夫にしてしまったようです。何度も浮気を繰り返されたことで離婚したそうですが、相手が浮気性の人かどうかは、付き合いが短くても見極めないといけないポイントです。“交際3日で結婚した夫婦の悲惨な末路”をご紹介しました。結婚は勢いが大事だと言われますが、勢いだけで結婚してしまうとこうした悲惨な結末を迎えることもあるようです。早く結婚したいと盛り上がっているときは逆に、慎重に相手を知ることも大切なのでしょう。©Milos Dimic/RgStudio/gettyimages文・塚田牧夫
2022年10月24日ベッドで彼と一緒に寝ることもありますよね。自分が眠った後も相手は起きている場合があり、あなたの姿を観察している可能性も。では、男性はどんな寝姿を好むのでしょうか。今回は“愛おしいと思う彼女の寝姿”について聞いてみたのでご紹介します。小さく丸まって「ホテルに彼女と泊まったときです。朝方に目を覚ますと、隣で寝ていたはずの彼女の姿がありませんでした。起きて下のほうを見ると、彼女が小さく丸くなって寝ていました。猫みたいで可愛かったです」リョウタ(仮名)/27歳小さく丸まって寝ている姿は、動物のような可愛らしさがありますよね。ちょっと寝相が悪いのも子どもっぽくて、男心がそそられるのでしょう。口もとからヨダレ「彼女が泊まりに来た翌朝のこと。僕が先に目を覚ますと、彼女が隣で仰向けになって寝ていました。少し顔を傾けていて、口もとに光るものが。ヨダレを垂らして熟睡していたんです。愛おしく感じ、しばらくその様子見ていました」フミヒト(仮名)/29歳ヨダレを垂らして寝ているのは、それだけ安心しているからでしょう。無防備な姿を晒しているのは、心を許してくれているからだと感じて、彼も嬉しい気持ちになりますね。急に笑う「彼女と一緒に、ソファに座ってテレビを見ていたんですね。すると彼女がウトウトし始めました。しばらくそっとしていたら、急に“ふふっ”と笑ったんです。顔を見ると、ムニャムニャと口を動かして、まだ寝ていました。どうやら夢を見て笑っていたようです。その姿を見て僕も笑ってしまいました」タクシ(仮名)/30歳寝ているはずなのに急に笑われると、ちょっとビックリしますね。でも、楽しそうな夢を見ているとわかると可愛らしく感じます。服の袖をつまむ「夜中に目が覚めて、トイレに行こうとしたんです。布団から出ようとしたら、服の袖を引っ張られている感覚がありました。隣で寝ている彼女が、寝ながら僕の服の袖をつまんでいました。可愛すぎて悶絶しましたね」コウダイ(仮名)/30歳そっと服をつまんでいる仕草からは、大胆になり切れない控えめな様子が伝わってきます。守ってあげたくなるような愛おしさを感じるのかもしれません。“男性が愛おしいと思う彼女の寝姿”をご紹介しました。寝ているときは意識が途切れているので、タイミングよく可愛い姿を彼に見せるというのは難しい話です。しかし、途中でふっと目が覚めた瞬間などに真似してみれば、彼が目にするチャンスもあるかもしれませんよ。©fotostorm/Dejan_Dundjerski/gettyimages文・塚田牧夫
2022年10月23日人に知られたくない秘密を持っている人もたくさんいると思います。特に、結婚するような相手には絶対に隠し通したい……と、心に秘め事を持ち続けている人もいるでしょう。今回はそんな、“結婚寸前の男性が長年隠し続けていたこと”というテーマで、男性たちに話を聞いてみたのでご紹介します。合コンの誘いは断らない「僕はお酒が好きでよく飲みに行くんです。彼女には、“男友だちと飲みに行く”と伝えていますが、実は合コンにもよく行っています。誘ってもらえるのは嬉しいし、やっぱり参加すると楽しいので。基本、誘いは断らないようにしています。友だち付き合いも大事ですから。ただ、彼女と結婚することになり、この先どうしようかとは思っています」ヨウジ(仮名)/29歳彼女がいても、合コンに参加する男性もいます。しかし、結婚後は控えたほうがいいのかもしれないと、考えを改めるのでしょう。会社を転職していた「僕は、以前は大手旅行会社に勤めていました。でもあるとき、友人が会社を設立するということで、辞めてそっちに移ったんですね。彼女には、落ち着いたら伝えようと思っていました。ところが、コロナ禍に見舞われ、仕事が立ちいかなくなり倒産。僕は小さい旅行会社に転職をしました。彼女とは結婚を考えているんですが、未だに言えないでいます」ヨシヒロ(仮名)/32歳転職は自分ひとりの問題ですが、結婚するとなると収入や働き方が変わるため夫婦の問題となることも。大手の会社から小さい会社に転職することは決して悪いことではありませんが、結婚相手に伝えたときにどう思われるか、心配になるのでしょうね。結婚式に元カノを呼んでいる「僕は、元カノと5年間付き合っていました。別れなければいけなくなったときは、とても辛い思いをしました。でも、友だちとしてずっと連絡は取り続けています。来月、今の彼女と結婚式を挙げるんですが、その元カノも招待しています。元カノを呼んでいることは、彼女には伝えていません。やましいことはないんですが、言いにくくて……。やっぱり、彼女からしたら嫌ですよね?」ヒデト(仮名)/30歳彼女の性格にもよるのでしょうが、なんの相談もなかったことに対しては、不信感を抱くかもしれません。招待すると決めたのなら、もう言わないほうがいいのかも……。親に借金がある「僕が子どものころ、親は仕事で成功していてとても羽振りが良かったんですね。しかし、やがて会社が倒産。とてつもない借金を負うことになりました。親はかなり頑張って返済していたんですが、おそらくまだかなりの額が残っていると思われます。実は結婚したいと思っている女性がいるのですが、そのことはまだ言えてません」リョウ(仮名)/29歳親の借金とはいえ、彼も無視はできないのでしょう。結婚後に、彼女に協力してもらって返済する可能性だってあります。結婚前だからこそ、適切なタイミングで話そうとしているのかもしれませんね。“結婚寸前の彼が長年隠し続けている秘密”をご紹介しました。隠し通した方がいい秘密もあれば、案外話してみるとたいした問題ではなかったという秘密もあります。彼女としては、そんな告白をいつされるかはわかりません。秘密をどう受け止めるかは、彼女の考え方次第かもしれませんね。©RUNSTUDIO/isegagne/gettyimages文・塚田牧夫
2022年10月20日詩織さん(仮名・27歳)は、高校時代からの親友の瑞希さん(仮名)の紹介でマコちゃん(仮名)と出会い、3人でよく遊んでいたそう。しかし、小さなトラブルが続き、三角関係のような状態に陥り、次第に友人関係が崩れていきました。実はそこには、ある真相が隠されていたそう。いったい何があったのか、詳しい事情をお聞きしました。腕時計の真相「瑞希ともマコちゃんとも疎遠になり、あるときひとりで知り合いのやっている居酒屋に行ったんですね。するとそこに、瑞希がいました。気まずいなと思い、最初は気付かれないよう離れた席に座っていました。しばらくしてチラッと視線を向けると、私がプレゼントした腕時計をしていることに気付きました。それは、以前、マコちゃんが瑞希にもらったと言っていたはずのもの……。そこで、瑞希に声をかけました。腕時計のことについて尋ねると、“あげてない”と言い、“貸してほしいって言われたから”と言うのです。そこで、マコちゃんが嘘をついていたことが分かりました」マコちゃんの行動に不信感を抱くように「久しぶりに瑞希とちゃんと話をしました。すると、“マコちゃんちょっと変かもしれない”と言うのです。マコちゃんのSNSを覗いていたそうなんですが、時期によって遊んでいる女性がしょっちゅう変わっているそうなんです。女友だちが多いからかもしれませんが、一時的に同じ友だちの写真がたくさん上がるのですが、その後一切登場しなくなるんです。さらに、タグ付けされているその友だちたちは、マコちゃんのフォローを外していたりするんです。それから、マコちゃんに対して不信感を抱くようになったそうです」SNSの2か月の空白期間「私も、久しぶりにマコちゃんのSNSを見返しました。頻繁に投稿しているんですが、丸2か月ほど何も投稿していない時期があることに気付きました。瑞希も変だなと思ったようで、マコちゃんについて、友だちに聞いてみるということになりました。もともと飲み会で知り合っていたので、連れてきた友人から情報を集めてみるとのことでした。そして後日、真相が判明しました」マコちゃんの正体「色々な人に話を聞いたところ、マコちゃんは友人とのトラブルを起こしやすい女性だということがわかりました。チヤホヤされたいタイプのようで、友人同士を競わせるようなことをしてしまうそう。SNSに関しても、そういった被害を受けた友人からの悪質なコメントが増えたため、2か月間ほどごっそりと削除していたそうです。真相が分かり、瑞希とも和解しました。マコちゃんのせいで一時は関係に亀裂が入りましたが、以前よりも、むしろ絆が深まった感じがしましたね。2人とも、マコちゃんとのLINEはブロック。SNSのフォローも外し、完全に縁を切りました。でも、マコちゃんはどこかでまた、トラブルを起こしているかもしれません」“女性同士の三角関係に悩んだ女性の告白”をご紹介しました。男性からだけではなく、女性からもチヤホヤされたいという欲を持つ人もいるようです。そういう人は、最初の印象はとてもいいようで、すぐに親しくなるかもしれません。しかし、その後に相手を信頼できるかどうかを見極めることが大事なのでしょうね。©Oscar Wong/skaman306/gettyimages文・塚田牧夫
2022年10月19日年齢を重ねても友人関係がこじれることはよくあります。これまでは良好な友人関係が維持できていたのに、ひとり加わることで微妙に状況が変化し、悪化するケースも。詩織さん(仮名・27歳)も、かつて親友に紹介された人物に、関係を掻き乱されたひとり。いったい何があったのか、当時の状況を詳しく伺いました。親友に紹介された「マコちゃん」「あるとき、高校からの親友の瑞希(仮名)に、“すごくいい子がいる”と女性を紹介されたんですね。飲み会で知り合い、意気投合したとのことで、後日3人で会うことになりました。マコちゃん(仮名)という女性で、会ってみると、本当にいい子。しかもすごく可愛い。人に好かれそうな人だなという印象でした。それからは、3人で遊ぶ機会が増えていったんですが、会うたびにちょっとしたお土産を持ってきてくれるんです。気遣いのできる子だと、毎回感心していました」瑞希と仲のいいアピールをされて…「ある日、マコちゃんからLINEが来て、ごはんに誘われたんですね。行きたいお店があるというので、どこかと尋ねると、お店のURLが送られてきました。そこは、私が瑞希と行きたいと話していたお店でした。だから、“今度3人で行こう”と伝えると、“この前ミズキちゃんと2人で行ってきたんです!”と返ってきました。仲間外れにされたようで、ちょっと寂しかったですね。その件については、瑞希と会っても触れられず、ずっと胸に引っ掛かったまま過ごすことになりました」お揃いの腕時計が…「マコちゃんと2人で出かけたときです。チラッと腕時計が見えたんですね。それは、私が瑞希とお揃いで買ってプレゼントしたものでした。どうしたのかと尋ねると、“ミズキちゃんにもらった”と言うんです。“可愛いって言ったらあげるって”と。私があげたプレゼントをマコちゃんに渡すなんてひどいじゃないですか……。そこで完全に、瑞希との関係に亀裂が入りました。もう3人でも会いたくないと思い、マコちゃんの予定を聞いて、早めに2人で遊ぶ約束を取り付けるようになりました。まるで、マコちゃんは私のもの……と、瑞希と取り合っているような感じになってしまいました」2人の友だちを失うことに…「マコちゃんがSNSをやっていることを知り、覗いてみたんですね。料理の写真や、お出かけしたときの様子を、結構頻繁にあげていました。すると、少し前に旅行に行ったという投稿があったんです。その相手が瑞希でした。しかもその場所は、以前、瑞希と話していて一緒に行きたいと言っていた場所でした。さすがにショックでしたね。完全に関係が終わった……と思いました。それからは、私は瑞希だけなく、マコちゃんとも連絡を取らなくなりました。私は、一気に2人も友だちを失ってしまいましたが、もう2人には関わりたくないと思うようになったのです」“女性同士の三角関係に悩んだ女性の告白”をご紹介しました。交友関係が広がると、そのぶん問題も増えやすいのかもしれませんね。このケースでは、友だちを失うという最悪の状況となってしまいました。ただ、一時期疎遠になってしまったとしても、また復活することもあるはず。それが、本当の友だちというものではないでしょうか。©Satoshi-K/Tirachard/gettyimages文・塚田牧夫
2022年10月19日付き合っている男性に対して、独り占めしたいと感じる人も多いと思います。相手からも、そう思われていたら嬉しいですよね。では、男性が“絶対に離したくない”と思う女性はどんなタイプなのでしょうか。男性たちの意見をもとに、その特徴をご紹介します。周囲を明るくする「彼女は友だちが多くて、よく飲み会などに誘われています。彼女がいるとその場が明るくなり、盛り上がるんです。彼女はいつも元気で、ハキハキしているタイプ。どんなときでもそれは変わりません。僕が落ち込んだときとか、支えになってくれるのですごく助かります」ケイタ(仮名)/26歳生きていれば落ち込むこともあります。そういうときに、明るく支えてくれる存在はとてもありがたく感じるはず。周りを明るくするためには、まず自分自身が明るく元気でいる必要もあるでしょう。思い出を大事にする「彼女の家に遊びに行ったとき。机の上に小さい木箱が置いてあったので、何気なく開けてみました。すると、紙切れが入っていたんですね。それは3年くらい前のまだ付き合い始めたころ、僕が適当に描いた絵でした。なんでまだ持っているのかと尋ねると、“初めてもらったものだから”と。それを聞いて僕も、彼女のことを大事にしないといけないと思いました」シュンヤ(仮名)/28歳思い出の品を通して、自分のことを大事にしてもらえていると感じられたのでしょう。彼女の思いを再認識できたのでしょうね。何があってもめげない「彼女とは職場が同じで、周りには内緒で付き合っています。あるとき、彼女が上司に呼ばれて何か言われていたんですね。どうやら、仕事のことで理不尽に怒られたようでした。ヘコんでいるだろうと思って慰めようとしたら、“絶対負けない”と。“上司を見返してやる”とむしろヤル気になっていて、強いなと思い感心しました」ミツテル(仮名)/30歳強いものに憧れを抱く男性も多いでしょう。相手のそんな姿を見ると、尊敬できる存在だと感じて、手放したくないと思うわけですね。常に先を見ている「数年前に転職をしたんですが、そのときに、会社の状況や同僚について彼女に話したんです。そしたら、ある先輩と仲良くしておいたほうがいいとアドバイスされました。そして去年、その先輩が独立して会社を立ち上げたんですが、そこに僕を好待遇で迎え入れてくれました。彼女の言った通りにして良かったと思いましたね。一生一緒にいたいと思います」カイ(仮名)/29歳彼女は常に先を見るタイプなんですね。先見の明に加え、洞察力なども備わっているのでしょう。そういう人と一緒にいると、人生が上手く進んでいきそうですよね。“男性が絶対に離したくないと思う女性”の特徴をご紹介しました。傍にいて欲しい相手というのは、やはり自分にとって良い影響を与えてくれる存在なのかもしれません。男性が何を求め、生きるうえで何に重きを置いているのかを察知することが大事でしょう。©Ivanko_Brnjakovic/Westend61/gettyimages文・塚田牧夫
2022年10月16日誰にでも秘密はあります。なかには、墓場まで隠し通さなければいけないような、かなり過激なものを持っている方もいるかもしれません。そこで今回は、“妻には絶対に言えない秘密”というテーマで、男性たちに話を聞いたのでご紹介します。スマホゲームの課金が月30万円「僕は飲食店で働いているんですが、コロナ禍で仕事が減ってしまった時期があり、家にいることが増えたんですね。そこでよく、スマホゲームをして時間をつぶしていました。しかし、次第にのめり込み、課金をするようになり、気付けば月に30万円以上も使ってしまっていました。仕事もろくにしないで、そんな無駄使いをしていたなんて、妻にはとても言えません」ムサシ(仮名)/30歳スマホゲームなどは、1度課金してしまうと止まらなくなってしまう人もいるようです。仕事をさぼっていたわけではないですが、ほかの時間のつぶし方を見つけたかったですね。妻の寝顔が好きではない「妻にひとつだけ言えないことがあります。それは、妻の寝顔があまり好きではないということ。妻は寝ているとき、半目になり、白目をむいているような状態になります。さらに疲れが溜まっていると、口を開けてヨダレを垂らしています。その表情がずっと苦手で……。でも、結婚前からその姿は見ていましたが、それでも妻が良くて結婚して、今はとても幸せです。妻と結婚出来てよかったと心の底から思いますが、やっぱり本人には言えません」ショウイチ(仮名)/29歳寝顔は自分では意識できずに直すことも難しいでしょう。だからこそ、伝えづらいですよね。言うと傷つける可能性もありますから、言わない親切ということなのかもしれませんね。不倫相手とのあいだに子どもがいる「年上の女性と不倫をしていたことがあります。交際歴はもう3年。そして実は、その彼女とのあいだに子どもがいます。妊娠の報告を受けたときは、おろして欲しいと伝えたんですが、彼女がどうしても産みたいと言い、年齢的に最後かもしれないということで、彼女の意見を尊重し受け入れることにしました。養育費などは払っていますが、妻には伝えていません。いつか時期が来たら話そうとも思いますが、一生言えないかもしれません」カズキ(仮名)/34歳別の女性とのあいだに子どもがいて養育費を払い続けているなんて、奥さんとしては衝撃的な内容のはず。隠しておくべきかもしれませんが、発覚したときに、どんな状況になるか想像すると怖いですね。“妻には絶対に言えない夫の秘密”をご紹介しました。秘密は誰にでもあるはず。自分だけの問題であればいいですが、知られたことでほかの人に迷惑がかかってしまうこともあります。周囲を不幸に招くような秘密なら、墓場まで持っていったほうがいいのかもしれませんね。©insta_photos/kieferpix/gettyimages文・塚田牧夫
2022年10月13日不倫に堕ちてしまった人の場合、身近にいる人が不倫相手となっているケースが多いかもしれません。でもなかには、まったく予想していなかった相手と、そんな関係になってしまう場合もあるようです。そこで今回は、“信じられない相手との不倫体験”というテーマで、女性たちに体験談を語ってもらいました。会社の取引先の男性と…「会社で取引のある、建設会社の男性がいました。たまに打ち合わせなどで、顔を合わせる機会があったんですね。その人が独身だったことから、“誰か紹介してやれよ”なんて上司から言われるようなこともありました。そこで、あるとき合コンをセッティングしたんです。私は夫がいるので、1次会で帰るつもりだったんですが、つい2次会まで参加してしまい…。するとその男性が私の近くに座り、“ずっと意識してました”なんて言うんです。ドキドキしますよね。そして、そのあと関係を持ってしまいました。関係はその1度きりですが、今でも顔を合わせることがあるので、少し気まずいです」ナオ(仮名)/30歳取引先の会社の人と不倫関係になってしまったという話はよく耳にしますが、本人にとっては予想外だったんでしょう。ズルズル続かなかったのは良かったですが、一度でも夫を裏切ってしまったという事実は変えられません。料理教室の先生と…「私は結婚当初、料理が苦手でした。なので、料理教室に通うことにしたんですね。そこの先生が、30代後半で男前の人でした。先生を目当てに通っている生徒もいるようでした。あるとき、料理教室に通っているメンバーで懇親会がおこなわれたんです。先生も含め、7~8人で飲みに行きました。その帰りです。先生からLINEが来て、“よかったらもう1軒…”と私にだけお誘いが来たんです。嬉しかったので、2人で飲みに行き、その後ホテルへ…。ですが、ほかの生徒たちから関係を怪しまれるようになったので、料理教室は辞めました」ミズキ(仮名)/33歳周りから人気のある人で、かつ先生という立場の人に誘われたことで嬉しさが増し、舞い上がってしまったのかもしれません。しかし、結婚したばかりで、夫以外の人と体の関係を持つことは絶対にやってはいけないことですよね。高校時代の恩師と…「私は高校のとき、吹奏楽部でした。そのときの顧問の先生は、30代前半で話しやすく、部活以外のこともいろいろと相談をしていました。卒業して7~8年経ったころです。当時の仲間で会おうということになり、そこで先生と再会。私は結婚していたんですが、ついベタベタしてしまいました。初めて一緒にお酒を飲めることも嬉しかったんです。そして、その勢いに任せて、先生をホテルに誘ってしまいました。しばらく関係は続けたけど、罪悪感が大きく、1年ほどで別れました」ヒトミ(仮名)/30歳昔、憧れていたような人と再会すると、思いも再燃しますよね。勢いのままに踏み止まることができず、教師と生徒の関係から、男女の関係になってしまったのでしょうか…。宅配業者の男性と…「私は、たまに行くバーがあるんですね。家からひと駅と近いこともあり、ひとりでも行きやすいんです。あるとき、見たことのある男性がひとりで飲んでいました。誰だったかな…と思い出そうとしていると、それが私の家によく荷物を届けてくれる宅配業者の人だと分かりました。嬉しくなって私から話しかけると向こうを勘違いさせてしまったのか、なかなかのスキンシップをされるように。ベタベタしているうちに、悪くないかも…と思い始め、つい関係を持ってしまいました。ただ、それ以来会うことはなかったですね」ミナ(仮名)/29歳見おぼえのある宅配業業者の人と偶然会って、そのまま体の関係を持ってしまったという人も。ただ、不倫関係にまで進展してしまうのは、大胆過ぎる行動ですし、その行動に一切擁護はできませんね。“信じられない相手との不倫体験”をご紹介しました。万が一不倫をしてしまいそうな相手を見つけたとしても、既婚者であれば、対策は取らないといけないでしょう。それに、予想できない相手だったからといって、不倫に堕ちてしまったとしても、一度犯した罪は一生背負わないといけません。そこを認識しなければ、また同じ過ちを起こしてしまうせん。©Kiwis/George Shelley/Gettyimages文・塚田牧夫
2022年10月11日麻衣子さん(仮名・34歳)は4年ほど前に、夫の親友である大輔さん(仮名)と不倫関係に。しかし、夫にバレそうになったところで、あえてほかの男性とデートし、そのときのLINEのやり取りを夫にわざと見せることで、大輔さんとの関係を隠すことができました。しかし、その後に思いがけない形で夫に不倫がバレることに。当時の状況を詳しく伺いました。夫のスマホを覗いて動向を確認「夫は私のスマホをロック解除できないので、LINEを覗くことはできません。でも、私は夫の暗証番号を知っていたので、たまにチェックすることができました。夫が寝ているときやお風呂に入っているときなど、LINEを覗いては、私のことを疑っていないか、動向を探っていました。ですが、私が怪しまれているような形跡はなかったため、私は大輔さんとその後も良い関係を続けていきました。ただ、大輔さんも結婚しているので、彼と頻繁に会っていたわけではありません」韓国料理屋で食事をしていたら…「大輔さんと会うときは、まずどこかで軽く食事をして、ホテルに行くというのがいつもの流れでした。交際が始まって1年ほどしたころ、2人で韓国料理屋に行ったときです。普通に食事をしながら会話をしていました。すると、大輔さんの手が止まり、顔が引きつり始めました。しばらくその状態が続いたので、何事かと思いました。そこで、背後に人の気配を感じたので振り返ったんですね。なんとそこに、夫が立っていたんです」3人で店の外に出て…「夫は怒りを滲ませた表情で、“やってくれたな”と言いました。そして、立ったまま、大輔さんに詰め寄りました。私は、とにかくそこで争って欲しくないと思い、すぐに支払いを済ませ、2人を連れて店の外に出ました。夫はずっと、“なんでだよ”と呟き、大輔さんは“ごめん”と言い続けていました。しばらくして、突然、夫がその場を離れたので、私は夫を追いかけるしかありませんでした。夫がタクシーを拾ったので、私も乗り込み、終始無言のまま自宅に戻りました」密告した人物の正体「なぜ夫が、私たちの居場所が分かったのか。夫はSNSをやっているんですが、そこにDMが届いたそうなんです。私たちが不倫をしているという内容を密告するものでした。そして、いつどこで会うという情報まで与えられていました。夫も最初は、DMの送り主が誰だか分らなかったみたいです。でも、そんなことができるのは、ひとりしかいません。大輔さんの奥さんです。おそらく奥さんは、大輔さんのLINEを覗いていたんでしょう。そこで得た情報を、DMで夫に伝えたんです。その後、私は離婚。親にも離婚理由がバレてしまい、両親からも見放されてしまいました。大輔さんは、離婚まではしなかったようですが、詳しいことは分かりません。不倫がバレた当初は、大輔さんがしっかりしていなかったからだと、心のどこかで彼を責める思いがありました。しかし、今となっては、不倫関係を続けている限り、いずれはバレたんだろうなと諦めもついています。どうしてあんなことを続けていたんだろう…と、全てを失った今は後悔しかありません」“夫の親友と不倫に堕ちた女性”の告白をご紹介しました。不倫発覚により、その周辺の人間関係がすべて破綻してしまったのでしょう。やはり不倫は、多くの人を巻き込み不幸にしてしまう、罪深い行為なのです。©Oscar Wong/Rawpixel/kampee patisena文・塚田牧夫
2022年10月07日不倫をすると、なによりもパートナーや家族への発覚を恐れるでしょう。バレないようにいろいろと工作をする不倫常習犯もいます。麻衣子さん(仮名・34歳)も、かつて不倫をしていた際、ある巧妙な手口で夫からの発覚を逃れたそう。どんな方法を使ったのか、当時の状況とともに詳しく話を伺いました。不倫相手との出会い「4年ほど前、ある男性と不倫をしていました。それは、夫の親友でもある、大輔さん(仮名)という方でした。出会ったのは結婚前。夫の友人たちが集まっている場に、私が連れて行かれたときでした。5~6人で集まってお酒を飲んでいるところで、紹介されたんですね。そのとき、大輔さんとは縁があるような、なんとなくまた会うような予感がしました。その1年後です。私は保険会社で働いているんですが、担当している企業の忘年会に参加したとき、大輔さんと偶然再会しました。大輔さんは、その企業の下請け会社の人で、私と同じように招かれていたそうです」夫の親友と不倫関係に…「忘年会が終わってすぐ、大輔さんからLINEが来ました。以前にグループLINEを作っていたので、連絡先を知っていたんですね。“飲み直しませんか?”ということで、2人で別の店に。そこで、大輔さんが私に対して、“また会う気がしていた”と言うんです。私も同じ印象を受けていたと言うと、一気に距離が縮まりました。その時点で私はもう結婚していました。そこまでの関係で思いとどまろうとはしたんですが、流れを止めることができず…。不倫関係に堕ちてしまいました。それからも大輔さんとは定期的に会っていたのですが、関係が半年ほど続いたころ、夫が怪しむような素振りを見せ始めたんです」LINEを覗こうとする夫「ある日、夫と外食をして、家に戻ってきたとき。ワインを飲み過ぎてしまい、すぐに寝てしまったんですね。夜中、ふと目を覚ますと、夫が私のスマホをいじっているんです。LINEを覗こうとしているんだと気づきました。大輔さんとの関係が怪しまされたらまずいと、かなり焦りました。結局、ロックを解除できなかったようで覗かれることはなかったんですが、何かごまかすための策を講じなければいけないと思いました」不倫発覚を逃れた巧妙な手口「当時、私は会社の後輩の男性に、食事に誘われていました。いつも軽くあしらっていたんですが、あるとき誘いを受け、食事に行きました。でも、彼とはそこまで。あとでLINEで、楽しかった旨を伝え、“でも夫が1番大事だから”と送りました。そして後日、夫と一緒に家にいるとき、わざとスマホのロックを解除したままトイレに行きました。数分だけスマホを放置したんです。戻ってくると、微妙にスマホの位置がずれていました。おそらく夫がLINEを覗いたんでしょう。大輔さんとのやりとりは消去していたので、後輩とのLINEを見たはずなんです。それからは、夫が怪しむような素振りを見せなくなりました。むしろ、私に対して優しくなったようにも感じました。こうして、私の作戦は成功したのです」“夫の親友と不倫に堕ちた女性”の告白をご紹介しました。わざと夫にスマホを覗かせるとは、なんと大胆で巧妙な手口なのでしょう。しかし、一時的にだませたとしても、必ずバレてしまうのが不倫です。不倫によって人生を壊してしまう人はたくさんいます。決して不倫には手を出してはいけないのです。©yamasan/Fajar Kholikul Amri/gettyimages文・塚田牧夫
2022年10月07日彼とどこかに出かけるのも楽しいですが、家でまったり過ごすのもいいものです。2人の時間を満喫することで、より関係も深まっていくでしょう。では、どんなデートが理想なのでしょうか。男性たちの意見をもとにご紹介していきます。どこに行くにも一緒「彼女がすごく甘えてくるタイプなんですね。家デートなんてすると、もう離れません。冷蔵庫に飲みものを取りに行ったり、トイレに行ったり、どこに行くのにもくっ付いてきます。でもそれがすごく可愛いんですよね」ショウ(仮名)/26歳どこに行くにもついてくる姿から、愛されているんだなという印象を受けます。相手を慕っているからこその行動です。強い愛が伝わり、彼としては嬉しいところでしょう。まず外で会ってから「家でデートをするときは、まず外で食事などをしてからのほうがいい気がします。本当は早く2人きりになりたいんですよ。でも、すぐにはそうせず、お互いの気分を高め合います。そして、家に戻ってきて2人きりになった瞬間に抱き合うような状況がいいですね。もう、愛おしさ爆発です」リュウジ(仮名)/28歳まず外で会うことで、欲求を高めているんですね。お互いを焦らし合っているのでしょう。そして、気分が最高潮に達したところで、2人きりになり、お互いを力強く求め合うわけですね。なかなか帰りたがらない「彼女と家で過ごしていて、夜になってそろそろ帰らないといけない時間になりますよね。でも、彼女がなかなか帰ろうとしないんです。もっと一緒にいたいという思いがビンビン伝わってきます。あの時間が、寂しいんだけどすごく好きですね」ヤスユキ(仮名)/31歳帰りたくないけど、帰らなければいけない、切ない時間帯ですね。独特のやり取りがあります。でもその悲しさは、相手を思う気持ちがあるからこそ生まれるものなのでしょう。干渉しない「彼女とはもう5年付き合っています。たまに家デートなんかもするけど、お互いに自由に過ごしていますね。もうそんなにベタベタはしません。パソコンをいじったり漫画を読んだり、あんまり干渉し合いませんね。そのぶんストレスもないので、とても快適です」トシハル(仮名)/30歳長く付き合っていると、こういうパターンもありますよね。一緒に過ごしてストレスになっては元も子もありません。干渉し合わないことが、気遣いとなる場合もあるのでしょう。“男性たちの理想のおうちデート”をご紹介しました。家でのデートも、楽しみ方はいろいろあるようです。人目を気にしないで済むので、ベタベタするのもいいですが、そればかりでは時間がもたない場合も。いろいろバリエーションをつけてイベントなどを用意できると、楽しい時間が続くのでしょう。©PeopleImages/Nattakorn Maneerat / EyeEm/gettyimages文・塚田牧夫
2022年10月03日結婚生活を望むなら、条件のいい相手を選ぶのは当然のこと。ただ、あまりに条件が厳しいと、いつまでも結婚できない場合もあります。そこで今回は“結婚するときに妥協したこと”というテーマで、女性たちに話を聞きました。参考にどうぞ!1番好きな人じゃなかった「夫とは、元カレのことを引きずっていた時期に付き合いはじめました。実は、夫と結婚したときも、まだ元カレを忘れられていませんでした。でも、今となっては夫を選んでよかったと思います。もし元カレと結婚しても、彼は浮気癖がひどかったし、不幸な結果にしかならなかったでしょう」カナ(仮名)/32歳よく「2番目に好きな人と結婚したほうがいい」と言われますよね。あまりに彼が好きすぎると、相手を冷静に見られなくなるからでしょう。浮気体質などのマイナス面も、目をつぶってしまうのではないでしょうか。趣味が合わない「夫とは、付き合っていたころから趣味が合わないと思っていました。夫はスポーツ好きで、私はインドアタイプ。仕方ないと思って結婚したけど、今ではむしろ趣味が合わなくて良かったと思ってます。趣味の時間まで夫婦一緒にいると、関係が悪くなったときに趣味まで嫌いになってしまいそうですし、何より、ひとりになれる時間が確保できるのはありがたいですね」リョウコ(仮名)/30歳結婚すると一緒にいる時間も長くなります。そういうとき、別々の楽しみがあると、息抜きもしやすくなるでしょう。また、趣味が違うと、自分が知らない刺激的な話を聞けるというメリットもあります。義両親と同居「夫が長男で、実家が広いということもあり、結婚後は義両親のいる実家で同居しています。最初は本当に嫌でした。窮屈だし、休みの日もゆっくりできないし。でも、子どもが生まれてからは、義両親に面倒を見てもらえるようになりました。今ではとても助かっています」ミナコ(仮名)/34歳義理の両親と同居すると、肩身が狭いだけでなく、気も抜けないかもしれません。ただ、子どもの面倒を見てもらうにはいい環境でしょう。きっと嫌な顔せず見てくれるはず。見た目がタイプじゃない「私は、あっさりした童顔が好きでしたが、夫は濃くて老け気味の顔でした。見た目はタイプと違ったけど、結局そこは妥協して結婚しました。しかし、何年か経って周りの人たちが老けはじめても、夫の見た目はあまり変わらず、むしろ若く見えるようになりました」エリカ(仮名)/33歳人は見た目も大事ですが、一生同じ状態でいられるわけではありません。結婚する際は、あまり気にしない方が良さそうですね。“女性が結婚するときに妥協したこと”をご紹介しました。結婚相手への妥協が、必ずしも悪い方向に働くとは限らないようです。将来を見据えた、判断ができるといいですね!©fizkes/shutterstock©Roman Samborskyi/shutterstock©aldarinho/shutterstock※ 2020年2月10日作成文・塚田牧夫
2022年09月29日璃子さん(仮名・28歳)は、かつて彼氏ができたことでダイエットを開始。ところが、ジョギングやジム通いの際に、マンションの同じ階に住む男性と鉢合わせる機会が多くなり、不運にもストーカーとして勘違いされてしまいました。その後はひっそりと生活して平穏な日々を過ごしていたものの、あることがキッカケで大きなトラブルへと発展してしまったそう。何があったのか、結末までを詳しく伺いました。「仕返しされるかもしれない…」と「ストーカーに間違われてから、しばらくはマンションに出入りする際、誰とも鉢合わせないように気を遣っていました。すると、ある日の仕事帰りです。夜、マンションに入ろうとすると、なんとなく視線を感じたんですね。上を見ると、私をストーカーだと勘違いしている男性が、ベランダから私を見ていたんです。夜なので暗くハッキリとは確認できませんでしたが、明らかにこっちを見ていました。そして、しばらくそんな日が続いたんです。私は、監視をされていると思いました。もしかしたら、仕返しか何かされるんじゃないかと、ちょっと怖くなりました」彼氏に大げさに伝えてしまい…「当時付き合っていた彼氏の智樹(仮名)に、そのことを相談しました。“マンションの同じ階の人に監視されていて怖い”と、ちょっと大げさに伝えてしまいました。すると、“俺が見に行ってあげる”と言い、実際にマンションまで来てくれたんです。そして、一緒にマンションに入ろうとすると、やはりベランダに人影があり、こっちを見ていました。智樹が“何号室の人?”と聞くので、つい答えてしまいました。その後、智樹はひとりでスタスタと階段を昇って行き、私が上の階に着いたときには、すでに男性の部屋の前で2人の言い合いが始まっていました」マンション中の注目を浴びて「智樹が、“何見てんだよ”みたいなことを言っていました。ただ、智樹がいきなりそんな行動に出て、焦りました。実は、私がストーカーに間違えられているといった事情を伝えていなかったんです…。私が、“ごめんなさい”と割って入ろうとしました。すると、男性の顔を見て、唖然としました。その男性が、私の知っている男性ではなかったのです。どういうこと…と頭がパニックになりました。気付けば、マンション内のいろんな部屋のドアが開いていて、多くの人の注目を浴びていました」明らかになった事実「とりあえず冷静になろうと、いったんその場を収め、智樹と男性と、私の部屋に来てもらいました。そこで、事情が明らかになりました。男性は、最近引っ越してきたばかりで、私の知らない間に、住人が入れ替わっていたんです。ベランダでは、よくタバコを吸っていたそうで、智樹が部屋を訪ねてきたときは、タバコを注意しに来たのだと思ったようでした。いろんな勘違いが錯綜して、今回のトラブルに発展してしまったのですが、一旦は解決してホッとしました。しかし、ひとつ気掛かりなのは、もともとの住人の男性に対してです。私をストーカーだと思い続け、避けるために引っ越してしまったのかと思うと、申し訳ないですね…」“不運が重なりストーカー扱いされた女性”の告白をご紹介しました。住人同士のトラブルというのは、こうしたちょっとした勘違いから始まることもあるのでしょう。普段からコミュニケーションを密にとるというのは難しいかもしれませんが、ほんの少し気を配ることで未然に防げるトラブルもあるのかもしれませんね。©Kittiphan Teerawattanakul / EyeEm/puhimec/gettyimages/文・塚田牧夫
2022年09月28日ご近所の人と日ごろから接する機会がある人もいるでしょう。良好な関係を築けていればいいですが、トラブルを抱えてしまう場合もあります。璃子さん(仮名・28歳)はかつて同じマンションに住む男性と、ある不運な出来事がキッカケでトラブルになってしまったそう。何があったのか、詳しく話を伺いました。勘違いされるキッカケ「もう3年近く前になります。新しい彼氏ができたんですが、そのころ私は人生史上一番重い体重でした。これはいかんと思い、ダイエットを決意したんですね。ただ、食事制限だけでは追い付かないので、ジョギングをすることにしたんです。早朝、ウェアを着て、ドアを開けて外に出ると、同じ階に住む男性が、同じようにウェアを着て外に出たところでした。川沿いを走ったんですが、どうしてもコースが同じになってしまうんです。なので、ずっとその人のあとを追いかけているような状態になってしまいました」気まずい偶然「しばらくジョギングを続けたんですが、どうしても時間帯もコースもその人と同じになってしまうのでなんとなく気まずくなり、走るのをやめて駅の近くのジムに通うことにしました。入会した初日です。私がランニングマシーンで走っていると、なんとあの男性が姿を現しました。目が合うと、驚いたような表情をしていました。めちゃくちゃ気まずかったです。それからは、その男性となるべく時間が被らないように気を遣ってジムに通っていました」集合ポストでのアクシデント「しばらくしたある日のこと。仕事から帰り、ポストから郵便物を取って部屋に戻りました。すると、その男性の郵便物が間違えて投函されていたんです。直接渡しに行ってもいいんですが、それだと私が郵便物を漁ったみたいじゃないですか…。なので、気付かれないようポストに戻すことにしました。1階にある集合ポストに行き、そっと郵便物をなかに入れました。そして部屋に戻ろうと振り返ったときです。なんと、その男性が立っていました。私は気が動転してしまい、逃げるようにその場を去りました。あのとき、なんですぐ事情を説明しなかったのかと、あとでとても後悔しました」張り紙に書いてあったのは…「後日、マンションの玄関の脇に張り紙がしてありました。そこには、『最近、郵便物を荒らされる被害が出ています』と書いてありました。ポストはしっかりロックするようにと注意喚起されていました。犯人とみなされているのは、私で間違いないでしょう…。私は完全に、ストーカー扱いされていたんです。それからというもの、私はマンションの住人であるにもかかわらず、出入りするときは誰にも会わないように、コソコソと移動しなくてはならなくなりました」“不運が重なりストーカー扱いされた女性”の告白をご紹介しました。ちょっとしたことがキッカケで、大きなご近所トラブルに発展してしまうこともあります。最初から隣人とコミュニケーションがとれていれば良かったのかもしれませんが、同じマンションの住人というだけではそれも難しいところ。普段から、ある程度周りに気を遣って生活する必要もあるのでしょう。©PeopleImages/Kilito Chan/gettyimages文・塚田牧夫
2022年09月28日不倫の末に、キレイに終わりを迎えることはほとんどありません。いい思い出として残っている人は少ないでしょう。そこで今回は、“記憶から消し去りたい不倫の結末”というテーマで、女性たちに体験談を語ってもらいました。彼の下着が郵送されてきて「あるとき、家にいると宅配が届きました。送り主を見ると、知らない女性からでした。開けてみると、なかに男性用の下着が入っていました。それと、封筒が1通。当時私は不倫をしていて、送られてきた下着のブランドが彼のいつも身についているものと一緒であることに気付きました。そこで、送り主が、彼の奥さんだと分かりました。封筒の中身を見ると、思った通り、“の妻です”と書かれていました。“もう近付かないでいただきたい”と……。さらに、“これを彼だと思って一生大事にしてください”とありました。怖かったですね。これ以上なにかしたら、とんでもないことが起こりそうで、関係を終わらせるしかなかったです」アキ(仮名)/28歳奥さんの怒りが伝わってきますね。住所も知られてしまっているわけですから、静かに身を引くべきだったのでしょう。不倫相手の母親登場「以前、既婚者の男性と付き合っていました。彼は婿入りをしていて、奥さんの家柄はとても良かったそうです。ただ、退屈だと言って、不倫に走っていました。でもあるとき彼に、“別れて欲しい”と言われたんです。奥さんにバレそうな気配があったそうなんですが、私は別れたくないと拒みました。すると後日、彼から電話がかかってきました。出てみると、年配の女性の声で、なんと、彼の実の母親だったんです。母親はやはり、“別れて欲しい”と言いました。そして、“お金を払う”と言うんです。手切れ金ですよね。そこまでするなんて、これ以上関係を続けたら大変なことに巻き込まれそうだと怖くなりました。なので、手切れ金の受け取りも断り、そのまま関係を終わらせました」ナオミ(仮名)/28歳母親まで登場してくるなんて、確かに大事になりそうな気配がありますよね。不倫は家族や親族を巻き込んだトラブルにまで発展することがあるんですね。奥さんに服を剥ぎとられそうになり「もう4年ほど前になります。年上の男性と不倫をしていました。かなり羽振りのいい人で、ご馳走してくれたり、プレゼントなどもよくもらったりしていました。あるとき、彼とカフェで食事をしていたんですね。すると、ツカツカと寄ってくる女性がいました。彼を見ると、目を見開いて、驚いた表情をしていました。奥さんだなとすぐに気づきました。奥さんは、その場で彼を罵り始めました。そして私を見て、“こんなブスと……”と言ったんです。私は、“はぁっ?”と言い返しました。すると、“どうせその服ももらったものなんでしょう”と言い、私に掴みかかり、服を剥ぎとろうとしてきたんです。なんとか抵抗してそれは逃れましたが、彼はそのまま連れて帰られてしまいました。お店に残された私は、惨めだし恥ずかしいし悔しいしで……。しばらくその状態のまま動けませんでした」ヒロコ(仮名)/29歳彼との密会がバレて、そこに乗り込まれてしまったわけです。お店にひとり残された女性の心理状態は、想像を絶するものですが、それ以上に傷ついたのは奥さんだったのでしょう。“女性たちの記憶から消し去りたい不倫の結末”をご紹介しました。記憶から消し去りたいと思う出来事ほど、記憶に残りやすいもの。おかしてしまった過ちは、深く脳に刻まれていき、一生引きずることになる可能性も。不倫は絶対にしてはいけないことなのです。©fizkes/bymuratdeniz/gettyimages文・塚田牧夫
2022年09月24日尋美さん(仮名・31歳)は、職場恋愛の末に結婚。出産後は退社して、夫の和幸さん(仮名)と息子と、家庭円満な生活を送っていました。ところがある日、夫のLINEを覗いたところ、不倫の形跡が見つかります。尋美さんはそこからどんな行動を起こし、どんな結末を迎えたのでしょうか……。元同僚が教えてくれた真実「夫のLINEを覗くことができたのは、トイレに行っている間だけだったので、そこまで多くの情報を得ることができませんでした。なので、不倫の事実を確定するには不十分で、すぐに夫を問い詰めることはしませんでした。いったん気持ちを抑えて冷静になり頭を整理したら、夫の不倫相手はおそらく職場の女性だろうと見当がついたのです。そして私は、まだ職場に残っているかつての同僚と連絡を取り、久しぶりに会う約束をしました。事情を説明すると、“実は……”と口を開き、“そういう噂は聞いたことがある”と教えてくれたんです」不倫相手の正体「夫と関係があると噂されている女性の名は、安祐美(仮名)。1年ほど前に中途採用で入社した女性ということでした。そこから私は、不倫相手の女性をSNSで検索。チャンスさえあれば、夫のスマホを覗いて、不倫の証拠を集めました。するとしばらくして、元同僚から連絡が入りました。不倫相手と思われる安祐美は、インスタの裏アカを持っていると。そこで限定公開しているストーリーを見つけ、それをスクショしたものが送られてきました。そこには、小さな男の子と触れ合っている、安祐美と思われる女性が写っていました。“いとこの子ども”とコメントが添えられているのですが、驚くことにその男の子は、2歳になる私の息子だったのです……」女は息子に頬ずりしながら…「女性は息子を抱き寄せ、頬ずりをするような恰好をしていました。対して息子は、ポカンとした表情。それを見て、私は愕然としましたね。ようするに夫は、私に友だちと食事に出かけるように勧めておきながら、そのあいだに息子を連れて不倫相手と会っていたということです。その夜、ついに私は夫に不倫の件を追求しました。最初はとぼけるような素振りを見せていましたが、証拠として残していたLINEのやりとりやインスタの写真を突きつけると、素直にすべて白状しました」社内不倫の結末は…「そこからはもう、離婚へと一気に話が進んでいきました。とりあえず私は、息子を連れて実家に戻りました。慰謝料の件などがすべて片付いてから、職に就き、今はその職場の近くにマンションを借りて住んでいます。元同僚によると、不倫相手の女性は不倫が社内にバレたことで居場所がなくなり退職をしたそう。夫はというと、地方の支社へと飛ばされてしまいました。息子に会えるのは、1か月に1回の面会のみ。会うたびに、泣いているという話だけ聞いています」“子煩悩な夫に裏切られた女性の告白”をご紹介しました。夫としては、溺愛していた我が子を手放すことになってしまったわけですから、さぞかし辛いのでしょう。しかしその原因は、自らの過ちによるもの。これからも子どもと面会するたびに、後悔を積み重ねていくのでしょう。不倫をしたことで、愛していた家族を失う人はたくさんいます。不倫には決して手を出してはいけませんね。©Leanne Surfleet – www.flickr.com/photos/leannesurfleet/Vichai Phububphapan/gettyimages文・塚田牧夫
2022年09月20日結婚して子どもを授かり、幸せな家庭を築いているかと思いきや、陰で不倫に走ってしまう人もいます。尋美さん(仮名・31歳)も、夫が不倫をしたことで予想外な経験をしたひとり。いったいどのような経緯でそんな状況に陥ってしまったのか、詳しい話を伺いました。職場の先輩との結婚「以前、私は広告代理店で働いていて、そこで、夫の和幸(仮名)と知り合いました。和幸は私の2歳上で、先輩として慕っていました。次第に、プライベートでも食事に行くようになり、交際が始まって結婚。そこから2年ほどして妊娠をして、産休に入りました。夫は、それほど子ども好きというわけではなく、子どもを望むような発言は聞いたことがなかったですが、出産のときは心配だからと立ち会ってくれました」息子を溺愛する夫「子どもの性別は男の子。出産した瞬間、夫は大泣き。そうとう感動したようで、赤ちゃんと同じくらい泣きじゃくっていました。その後は、息子を溺愛し、持てる愛情のすべてを注ぐようになりました。部屋は完全に赤ちゃん使用に。怪我をしてはいけないと、コーナークッションをそこら中に張りまくっていましたね。ただ、育児に積極的に取り組むぶん、私への愛情はあまり感じなくなりました。でも、家族ってそういうものなんだろうなと、現実を受け止めていたんです」結婚記念日にプレゼントをもらい…「私は出産をきっかけに、仕事に復帰することなく退社をしました。とにかく子どもが第一だからという、夫の意見を受け入れたんですね。それからしばらくして、結婚記念日を迎えました。そこで、夫がプレゼントをくれたんです。すごく素敵なデザインのネックレスでした。結婚記念日に何かしてもらえるなんて思っていなかったので、とても嬉しかったです。そこから夫婦関係も良くなり、いっそう家族としての絆の深さを感じるようになりました」夫の不倫が発覚「夫は、“たまには気晴らしをしたほうがいいよ”と、友だちと出かけるのを勧めてくれることもありました。なので、夫に子どもを預け、友人と食事に何度も行かせてもらいましたね。でも、なんとなくですが、夫に女性の影を感じるようになったんです。その時点では、単なる勘でした。ある日、部屋で夫が操作していたスマホを、そのままテーブルに置いてトイレに行ったんですね。ロックされていない状態でした。そこで私は、何気なく覗いてしまったんです。LINEを見ると、女性とのやり取りが……。あきらかに、深い関係であろう雰囲気が出ていました。画面をスクロールして少し遡ると、“結婚記念日”という文字が目に留まりました。そこには、“妻へのプレゼントを選んで欲しい”と書かれていました。夫は不倫をしていて、結婚記念日にもらったネックレスは、不倫相手の女性が選んだものだったんです……」“子煩悩な夫に裏切られた女性の告白”をご紹介しました。子どもを溺愛している姿を見れば、まさか不倫をしているなんて思わないですよね。家庭を大事にしているように感じさせながらの裏切り行為は、まさに極悪非道と言えるでしょう。©Peter Cade//gettyimages文・塚田牧夫
2022年09月20日亜希子さん(仮名・33歳)は友人の勧めでマッチングアプリに登録。そこで、矢島さん(仮名)と知り合い、だんだんと惹かれていきました。あるとき高級ホテルに誘われて関係を持ちましたが、そこで「結婚している」と告げられてしまいます。彼は「妻とは別れる」と言い、亜希子さんもその言葉を信じることに…。マッチングアプリをきっかけに始まった不倫がどんな結末を迎えたのか、詳しく伺いました。突然ピタッと連絡が来なくなり…「矢島さんとは、不倫と分かりながらも関係を続けていました。“妻と別れる”と言っておきながら、その気配がなく、歯痒い思いをしていました。ところが、あるときからピタッと連絡が来なくなったんです。矢島さんとは、アプリ内のメッセージ機能でやり取りをしていたので、直接の連絡先を知りません。どうすることもできなくなりました。このまま終わりなのかな…と思ったころ、ようやく連絡が来ました。“久しぶりに会いたい”と言うので、会う予定を立てました」妻を名乗る女性からの連絡「彼が指定してきた待ち合わせ場所は、なぜかカフェでした。ここから移動するのかなと思い、待っていました。でも、時間になっても矢島さんが現れないんです。30分ほど経ったころ、『矢島の妻です』とメッセージが届きました。冗談だと思って“ふざけないで”と送ると、『矢島は来ません』と返ってきました。さらに、『あなただったんですね。夫はもうあなたとは会わないと言っています』とも。相手は本当に矢島さんの妻で、不倫がバレてスマホを奪われてしまったんだと思いました」店内にいた女性が急に立ち上がり…「とはいえ、私としても納得がいきません。妻と別れると言うので待っていたわけですから。なので、『ちゃんと会って話がしたいです』と送り返しました。すると、カフェ内の端に座っていた女性が、スクッと立ち上がりました。そして、ツカツカと私の席に歩み寄り、立ち止まりました。そして、『矢島の妻です』と言ったんです。どういうことなのか、すぐに事態を把握できませんでした。慌てる私を見て、女性は向かいの席に座り、事情を話し始めました」ことの真相「女性は、やはり彼の妻でした。説明によれば、矢島さんはマッチングアプリを利用して、私と同じような女性とたくさん会い、関係を持っていたそうです。彼女はそれに気付き、自分もアプリに偽名で登録。すると、見事矢島さんとマッチング。そのまま話を進め、会う約束をして、実際に会い、すべてが明るみになったそう。矢島さんも、もう言い訳はできません。彼女は矢島さんのアプリ内でのアカウントを利用して、これまで関係を持った女性たちに連絡をしていったそうです。私は完全に、弄ばれていたわけです。矢島さんの妻は、私に対して怒るどころか、『本当に申し訳ありません』と謝ってきました。もちろんショックでしたが、深みにハマる前で良かったのかもしれません」“マッチングアプリで出会った男性と不倫に堕ちた女性”の告白をご紹介しました。マッチングアプリを悪用した不倫に引っかかってしまうと、大事な時間を無駄にしてしまうことになるでしょう。さらに、人を傷付け、罪を背負ってしまうことにもなりかねません。相手は慎重に選ばないといけませんね。©Chinnapong/Oscar Wong/gettyimages文・塚田牧夫
2022年09月14日出会いのために、マッチングアプリを利用する人が増えています。順調に相手を見つける人もいれば、トラブルに遭ってしまう人もいるようです。亜希子さん(仮名・33歳)もかつてマッチングアプリを利用し、衝撃的な展開を迎えてしまったそう。当時の状況を詳しく伺いました。友人の勧めでマッチングアプリに登録「私は28歳のときに離婚を経験しています。原因は、夫の浮気でした。なので、少し男性不信に陥っている時期があったんです。それが少しずつ回復してきたころ、友人の静香(仮名)にマッチングアプリを勧められました。静香はマッチングアプリでいろんな男性と出会い、『いい人けっこういるよ』と教えてくれました。そこで、私もまず登録。すると、ポンポンポンと“いいね”がついて、意外と気分がよく、自信もついてきました」2軒目も誘われ…「何人かとメッセージのやり取りをしていましたが、そのなかの一人に、矢島さん(仮名)という男性がいました。矢島さんは、私より4歳上で、大手企業に勤めていました。『早めに会いたい』といわれ、約束をして食事をしました。場所は、庶民的なチェーン店の居酒屋。実際に会ってみると矢島さんはとても感じのいい人で、見た目も悪くないし、好印象でしたね。お店を出たあと、もう一件誘われたんですが、その日はそこでお別れしました。ただ、それからしばらく連絡がこなくて……。2軒目も行ったほうが良かったのかなと、少し後悔しましたね」高級ホテルへのお誘い「食事から2週間ほどして、ようやく連絡が来ました。『食事でも』ということで、また会うことに。ただ、なかなか予定が合わなかったですね。矢島さんの仕事が忙しいということで、日にちを指定され、私が合わせる形で予定を立てました。前回同様、楽しい時間を過ごしました。ただ、また場所がチェーンの居酒屋だったんです。もう少しオシャレなところに行きたいという思いもありました。それを友人の静香に伝えると、『なんか怪しいね』と言われてしまって。でも私のなかではすでに矢島さんに惹かれているところがあり、そこで関係を断つという感じにはなりませんでした。すると、そんな思いを見透かすかのように、矢島さんからメッセージが届きました。お誘いの連絡だったんですが、次の場所は、高級ホテルのなかにあるバーだったんです」一緒に迎えた朝にまさかの告白を受けて…「次はもう告白をされるんだと確信しました。バーはとても雰囲気が良く、ムードたっぷり。そこで、『部屋を取ってるから』と誘われたら、もう断る理由はないですよね。2人で幸せな夜を過ごし、朝を迎えました。目がさめて朝食をとったあと、彼が真面目な表情で、『実は言わなくちゃいけないことがある』と言うんです。私はてっきり、告白をされるんだと思いました。ところが、彼の口から出たのは……。『実は結婚していて妻がいる』、と。もちろんショックでした。それまで連絡はLINEではなく、アプリ内のメッセージ機能を利用していました。少し不思議に思っていたんですが、不倫がバレる心配があったからでしょう。納得がいきました。でも彼が、『別れるつもりでいる』と言うんですね。私のなかでは、もう彼一択ですから、待つしかありません。そのまま関係を続けることにしました」“マッチングアプリで出会った男性と不倫に堕ちた女性”の告白をご紹介しました。メッセージのやり取りだけでは、なかなか相手の素性はつかみきれません。実は既婚者だったというケースもなくはない話です。友人のアドバイスなども聞いて、少し慎重に進めていくべきだったのかもしれませんね。©d3sign/The Good Brigade/gettyimages文・塚田牧夫
2022年09月14日藍子さん(仮名・34歳)は子どものころから、姉の美沙子さん(仮名)と仲のいい姉妹ではありませんでした。さらに美紗子さんがエリートの辰朗さん(仮名)と結婚し、裕福な生活を送るようになったことで、さらに嫉妬心を抱くように。ひょんなことから、義兄と不倫関係になった藍子さんですが、美紗子さんの妊娠が発覚したことで、関係は解消。しかし、その後に思わぬ展開を迎えた藍子さんの不倫の結末を伺いました。姉の出産「義兄の辰朗さんとは、別れてからはまったく何もありませんでした。もともと姉への嫉妬から始めた行動であり、気持ちが晴れれば、固執することはなかったからだと思います。しばらくして姉が出産し、男の子が産まれました。その子が辰朗さん似でとても可愛かったんです。私も甥っ子をとても可愛がるようになりました。そこで心境の変化があり、結婚したいという思いも芽生えてきましたね」甥っ子を溺愛して「それまで私は実家暮らしだったんです。しかし婚活を考えたときに一人暮らしのほうが都合がいい気がして、実家を出ました。ただ、いろんな男性と交際したものの、結婚には至らず、数年が経っていました。甥っ子はますます可愛くなり、私は溺愛。幼稚園に入るころには、姉夫婦が出かけるときなど、私がたまに甥っ子を預かることもありました。そのころは、姉との関係も比較的良好でしたね」アルバムの写真が見つかり…「あるとき、私が甥っ子を預かった日のことです。甥っ子はスマホをいじるのが好きで、よく『貸して』と言ってきました。変な操作をされても困るので、昔使っていたスマホを渡したんですね。しばらくそれで遊んでいると、画面を見ながら、『あっ、パパ!』と言うんです。画面を覗くと、私と辰朗さんのツーショットが映っていました。それは、かつて不倫をしていたころに撮ったもの。甥っ子がアルバムを開いて、見つけてしまったんです。私は『仲良しなんだよ』と言って、さりげなく消去しました。しかし、それがのちに災いを生むことに…」「パパと仲良しなんでしょ?」と言われ…「久しぶりにみんなで実家に集まる機会があったんです。実はそのころ、私にもようやく結婚を前提に交際した彼氏ができて、その報告などもしました。家族団らんのなか、甥っ子が私に『スマホを貸して』と言ってきました。さらに、『パパの写真見せて』と。『パパと仲良しなんでしょ?』なんて言うので、かなり焦りましたね。『そんなのないよ』とはぐらかすので精一杯でした。その場では何とかごまかしきったと思ったんですが、帰り際に姉が『早く彼氏を紹介してね』と意味ありげに言うんです。その言い方が、とても怖くて…。すべてを知っているんじゃないか、と思わせるものがありました。そのせいで、私は家族に彼氏を紹介できなくなりました。先送りにしているうちに彼との結婚のタイミングも逃し、破局。今でも独身のまま、姉から何か言われないかとヒヤヒヤしています」“姉の夫と不倫関係に堕ちた女性の告白”をご紹介しました。義兄との不倫がなければ、藍子さんは何事もなく結婚して幸せな生活を送れていたかもしれません。やはり、人を裏切ればやがて自分に返ってきます。そしてその償いは、まだ終わっていない可能性もあるのかも…。©Kohei Hara/AzmanJaka/gettyimages文・塚田牧夫
2022年09月11日兄弟姉妹との関係性が、うまくいっていないという人もいると思います。藍子さん(仮名・34歳)にもお姉さんがいますが、子どものころから親しい関係ではなかったそう。彼女はのちに不倫に走ってしまうのですが、その原因として姉との不仲があったと言います。当時どんな状況だったのか、詳しく話を伺いました。姉との関係性「私には3つ上の姉がいます。名前は、美沙子(仮名)。私とは対照的な性格で、優等生タイプ。とはいえ、勉強ができたというよりは、親や先生の言うことをよく聞く子どもでした。逆に私は、親に迷惑をかけることが多かったですね。いつも褒められている姉に対して敵対心を持っていました。大人になってからも、『姉ばかり周りから評価されてズルい』と思う気持ちがどこかにあったんだと思います」セレブ妻となった姉「姉の口から恋愛に関する話を聞いたことがなかったのですが、ある日突然、『結婚を考えている相手がいる』と言い出したのです。私だけでなく、両親も驚いていました。姉は結婚できないんじゃないか、と思われていたようです。そして結婚相手の男性が家に挨拶に来たとき、さらなる衝撃が…。めちゃくちゃイケメンだったんです。しかも、有名企業に勤めているエリート。名前は、辰朗さん(仮名)といいます。結婚後二人は、実家を出てタワーマンションに移り住みました。姉は一気にセレブ妻へと駆け上がったのです」実家に集まり食事をすることに…「私としては嫉妬ですよ、なんで姉が…と。そこから再び昔の思いがよみがえり、敵対心が芽生えました。しばらくして、姉夫婦が実家に遊びに来て、みんなで食事をすることになったんです。準備の途中で、足りない食材を私が買いに出ることになりました。すると、辰朗さんもやることがなかったみたいで、一緒に近くのスーパーへ行くことに。そこで、初めていろいろな話をしました。私が姉とはあまり仲良くないことを告げると、辰朗さんも姉に対する愚痴をこぼし始めたんです。『頭がかたくて融通が利かない』など、姉に対して共通の不満があり、想像以上に話が盛り上がって。『また話をしたい』と言われ、連絡先を交換しました」義兄との不倫「後日、辰朗さんから連絡が来て、二人で食事をしました。どうやら姉とケンカをしたらしく、私に話を聞いてもらいたかったようです。店を出たあと、ホテルに誘われました。酔った勢いもあるかもしれませんが、なんとなくそうなることは予想していたんです。姉の夫と不倫関係になったことで、私としては“やっと姉にやり返すことができた”という思いがありましたね。猛烈な嫉妬心も少し解消されました。しばらく関係は続けていましたが、姉が妊娠したんです。そろそろ関係に気付かれそうだということもあり、不倫を終わらせることに。彼に対して執着心はなかったので、当時はスッキリとお別れできたと思っていました」“姉の夫と不倫関係に堕ちた女性の告白”をご紹介しました。姉に対する嫉妬が引き金となり、不倫に走ってしまった女性のエピソード。子どものころから敵対心を持っていたとはいえ、こういった方法をとれば罪を背負うことになるでしょう。円満に終わったといいますが、いずれは代償を払わなければいけないときが必ずくるはずです。©Gu Studio/ViewStock/gettyimages文・塚田牧夫
2022年09月11日不倫をしているときは、相手と連絡を取るのに注意をするはずです。気づかれないよう、隠れておこなうことが多いでしょう。しかし、つい気の緩みから送信先を間違えてしまうこともあるようです。今回はそんな、“不倫妻が夫に送った誤爆LINE”というテーマで、女性たちの体験談をご紹介します。「そっちのホームに向かってる」「不倫相手と、仕事帰りに食事をしようとした日。夫には、“実家に寄るから帰りが遅くなる”と伝えていました。彼との待ち合わせは駅だったんですが、私が少し早めに着いてしまったんです。駅の造りが複雑なところだったので、スムーズに合流できるように“そっちのホームに向かってる”と彼にLINEを送ったんです。しかし送信先を誤り、夫に送ってしまいました。すると夫から、“どっち?”と返信が来ました。“もう帰ってくるってこと?”と。夫は、ホームを家だと思ってくれたようです。ひとまず助かりましたが、その日は予定をキャンセルしてすぐに家に帰りました」ミサキ(仮名)/31歳夫が勘違いをしてくれて難を逃れたわけですね。とはいえ、急に家を“ホーム”なんて言い出すのも不自然ですが…。「エアコンつけっぱなしで出ちゃったかも」「夫が出張に行くタイミングで、不倫相手の彼の家にお泊りに行きました。その翌日、彼は仕事なので朝に出てしまい、私はゆっくりと過ごしてから部屋を出たんです。でも帰りの電車に乗ったあとで、なんとなくエアコンのスイッチを切り忘れた気がして。そこで彼に、“エアコンつけっぱなしで出ちゃったかも”とLINEをしておきました。すると、 “まだ帰れない” 返信が来たのですが、よく見るとそれは夫からでした。私は、LINEを送る相手を間違えてしまったんです。“なにやってんだよ”と、夫からはあとでいろいろ文句を言われましたが、その程度で済んでよかったです」ヨシエ(仮名)/34歳夏にやってしまいがちなミスに、さらに誤送信というミスが重なってしまったんですね。具体的に名前などを出していなかったので、バレずにすんだようです。「5万円振り込めばいいかな?」「不倫相手の彼と旅行の計画を立てていたのですが、申し込みの際に彼が私のぶんも立て替えてくれたいたんです。銀行に行く用事があったとき、ついでに返してしまおうと思って“5万円振り込めばいいかな?”とLINEを送りました。ところが、それを誤って夫に送信。かなり焦りました。でも少し前に夫と、友人が結婚したという話をしていて、それが誤魔化すのに使えるとひらめいて。“結婚祝いを振り込みでするってありかな?”と追い打ちで夫に送信。すると、“それは失礼だろう”と返ってきました。危なかったです」カナ(仮名)/28歳うまく機転を利かせて、以前の会話と結びつけたわけですね。不倫相手と旅行にでかけるのは、いろんな危険がつきまとうということでしょう。“不倫妻が夫に送った誤爆LINE”をご紹介しました。とりあえずうまく誤魔化せたとしても、いずれまた同じようなミスをする可能性は高いでしょう。そして、不倫はいつかバレてしまうはず。破滅するとわかっている道を、わざわざ進む必要はないでしょう。©Dmitry Marchenko/EyeEm/gettyimages文・塚田牧夫
2022年09月05日人と付き合っていくなかで、自分には理解できない行動をとる人と出会うこともあるでしょう。あとから“不思議な体験だったな”と、思い出すこともあるかもしれません。今回はそんな、“女性たちが経験した世にも奇妙な体験”というテーマで、エピソードをご紹介していきます。自分の下着を履かせる「元カレとの話です。あるとき、彼の家に行き、夜にシャワーを浴びたんですね。そこで、服を貸してくれました。さらに、“下着も使いなよ”と自分の下着を指差してきました。さすがに断ったんですが、その後も毎回自分の下着を使わせようとするので不思議だなと思っていました。しばらくしたある日のこと。二人でお酒を飲み、私が泥酔して部屋で寝てしまったんです。目が覚めて下半身を見ると、彼の下着を履いていました。自分で履いたのか、それとも彼に履かせられたのか……。今も謎のままです」ハルナ(仮名)/30歳彼はそういった性癖の持ち主だったのかもしれません。もう少し付き合っていたら真実がわかったのかもしれませんが、自分が拒否していることをずっと要求してくる人とは長く一緒にいるのは厳しいですよね。毎日料理を作ってくれていたのに「以前付き合っていた彼が、“料理が大好き”と言っていたので、“今度私の家で作って”とお願いしたんですね。すると、毎日のように家に来て、夕飯を作ってくれたんです。それが、1か月くらい続きました。“さすがに申し訳ないな”と思い始めていたころでした。突然、“別れたい”と言われてしまって……。突然のことで、当時の私は現実を受け止めるのに時間がかかりましたね」ジュリ(仮名)/29歳彼は、彼女の期待に応えようと頑張った結果、疲れ果ててしまったのかもしれませんね。自分から料理が好きと言った手前、やめるにやめられない状況となり、負担となっていたのかも。お姉さんだと嘘をつかれて「元カレと付き合っていたころの話です。連絡が来て、お姉さんが実家から遊びに来ていて、しばらく部屋に泊まることになったと聞かされました。それで“一緒に食事をしよう”と言うんですね。三人で店に行き、食事をしました。楽しく過ごせたんですが、途中で私がトイレに行って戻ってくると、二人が恋人のようにくっついていました。そのときは、“仲がいいんだな……”とだけ思ったんですが、後日その女性はお姉さんではなく、浮気相手だったことが判明したんです。なぜ私に紹介したのか、不思議でした」カホ(仮名)/28歳直接会わせることで、信用させるためだったのか。それとも、奇妙な状況を楽しんでいたのか。彼らの行動の理由が気になりますね。同じ名前の人とばかり付き合う「私は、17歳のときに初めて彼氏ができました。『タクマ』という同級生でした。1年ほど付き合い、私に好きな人ができて別れたんですね。ただ、タクマは絶対に別れたくないと言いました。そこを、私が強引にフッてしまったんです。その数年後、新しい彼氏ができたんですが、名前がタクマでした。不思議なこともあるなと思う程度だったんですが、その数年後です……。今の彼氏と付き合ったんですが、やはり名前がタクマ……。ちょっと怖いですよね」カオリ(仮名)/27歳同じ名前が三人となると、さすがに珍しいですね。常に元彼のことも思い出してしまいそうですが、名前に奇妙な縁があったのかもしれないですね。“女性たちが経験した世にも奇妙な体験”をご紹介しました。思い起こせば不思議な体験だったと思い当たることが、誰しも一つはあるかもしれません。そのときは、不思議だと思ったとしても、あとからそんな話も楽しくできるといいですね。©VikaValter/fizkes/gettyimages文・塚田牧夫
2022年08月08日七菜香さん(仮名・28歳)は、かつて同棲をしていた智樹さん(仮名)と婚約関係にありました。しかし、智樹さんが地元の同窓会に参加し、7年交際していた元カノの美和さん(仮名)と再会。関係を疑い、智樹さんのLINEを覗いた七菜香さんは、浮気の証拠となる会話を見つけてしまいます。そこからさらに、とんでもない展開に発展していったそう。何があったのか詳しくうかがいました。浮気相手は人妻だった「智樹のLINEを覗いた翌日の夜です。仕事から帰ってきたところで、浮気を問い詰めました。やり取りしているスマホ画面の写真も撮っていたので、それを見せると、観念したようでした。まずは私を“最低だな”と責めて、次にとんでもない発言が飛び出しました。“彼女はもう結婚しているから”と。なんと、美和さんは人妻だったのです。“いろいろ夫のことで悩んでいたから、相談にのるうちに関係をもってしまった”と言うんです。でもそれって不倫じゃないですか。余計に許せないですよね。さらに、私に対して“彼女と別れるつもりはない”と言いました」すぐに「別れる」とは言えずに「智樹はさらに、“別れたら彼女が可哀そう”とも言いました。“いい関係が築けている”と。“だから別れない”と言うんです。“だったら私との関係はどうなるんだ”と尋ねました。すると、“七菜香はどうせ俺とは別れられないだろ”と言ってきて。完全になめられていると感じましたね。でもそこで私も、すぐに“別れる”と言えませんでした。いろいろ頭のなかで葛藤して、口に出すのを躊躇してしまったんです。悔しかったですね…」浮気相手の夫の連絡先を入手「結局、彼の不倫を認めつつ、同棲を続ける形になりました。そのことを、智樹と共通の友人であるユキちゃん(仮名)に相談したんです。そこで、“絶対別れたほうがいい”と言われたんですが、それでも私は彼にその言葉を切り出すことができませんでした。そこで私は、智樹と美和さんがどうしても別れなければいけない状況になるよう、行動することにしました。まずはユキちゃんにお願いして、智樹の友人をたどってもらい、美和さんの夫の連絡先を入手しました。そして、美和さんが私の彼氏と不倫していることを告げたんです」地元の友人たちにも噂が広まり…「私が美和さんの夫に話したことは、すぐに智樹にも伝わりました。美和さんの夫から、智樹に連絡がいったのです。そして私に対して、“何してんだよ!”とブチギレ。私はとりあえず家を出て、実家に避難しました。そこから智樹は、美和さんの夫に慰謝料などを請求されたそうです。ユキちゃんの情報によれば、地元の友人たちのあいだにも不倫の噂が広まり、誰からも相手にされなくなったそう。2か月ほどは、同棲していた家はそのまま放置していたんですが、その後引っ越しするとなったとき、智樹とも少し話をしました。かなり疲弊し切っている様子で、“やり直したい”と言われたんです。でも、もうその言葉にまったく感情は動かなかったですね。智樹に対する気持ちはもうないんだ実感しました。今は完全に連絡を断っていて、彼とは一切関わりはないです。過去の苦い経験として、これからの人生に活かしていけたらいいなと思います」“同棲中の彼に浮気をされた女性の告白”をご紹介しました。彼女に自分の不倫を認めさせた上で、関係を続けていこうとする人もいるようです。そんな人からは友人たちが離れて行くのも当然。何もかもを失って、やっと彼女の大切さに気づいたときにはもう遅かったのですね。彼女だけでなく友人も失う可能性がある不倫は、やはりするべきではないでしょう。©Trevor Williams/THEPALMER/gettyimages文・塚田牧夫
2022年08月06日浮気や不倫をするキッカケは様々あるでしょう。気が緩んでいたり、刺激のある状況にでくわして足を踏み込んでしまうなどが多いかもしれません。七菜香さん(仮名・28歳)もかつて付き合っていた男性が、あることをキッカケに浮気をして、ひどく傷ついたそうです。何があったのか詳しくうかがいました。あとは籍を入れるだけの状態だった「2年ほど前まで、智樹(仮名)という男性と付き合っていました。私がひと目惚れをして、告白。すぐに同棲も始まって、順調だったんですね。彼の両親とも顔合わせをして、あとは籍を入れるだけといった状態となりました。あのころはまさに幸せいっぱいでしたね。雲行きが怪しくなったのが、夏が近づいてきたころでした。智樹の夏休みに、実家の近くで彼の高校時代の同窓会がおこなわれることになったんです」7年間付き合っていた元カノが現れて…「実は智樹には、かつて7年間も付き合っていた女性がいました。中学から、高校大学とずっとです。人生で初めて付き合った女性でもあるんですね。名前は、美和(仮名)と言いました。高校時代の同窓会となれば、美和さんも参加するはずです。同窓会なんて、浮気とか不倫の始まるキッカケになりかねない場所じゃないですか。私は、“絶対行かないで”と止めました。でも、智樹は“そんなことあるはずがない”と一蹴。なので、連絡を1時間に1回は必ずするという折衷案を出し、参加を許しました」スマホを見ながらニヤニヤする彼「智樹はしっかり約束を守ってくれたし、深夜まで遊び歩くようなこともしていないようでした。実家から戻ってくると、同窓会に来ていた友人や、その様子などを楽しそうに語ってくれました。浮気の心配をしたのが、取り越し苦労だったなと思いましたね。確かに、同窓会で再会した元カノとどうにかなるなんて、定番すぎますよね。でも、安心したのも束の間。ある日の夕食後、私が食器を洗っているとき、チラッと智樹のほうを見たんですね。すると、スマホを見ながらニヤニヤしてたんです。“まさか…”と思いました」元カノとの復縁「1度気になり始めると、もう止まりません。智樹のすべての行動が、怪しく見えてきました。苦しくて仕方なくなり、ある夜、智樹が寝ている隙にスマホを覗くことにしました。智樹のスマホを手に取り、智樹の指で指紋のロックを解除。そこで、少しでも起きるそぶりでもあったらすぐにやめようと思っていたんですが、何事もなくLINEを開くことができました。そしてなかを覗くと、思った通り、美和さんとのやり取りがあったんです。頻繁に連絡を取り合っていて、内容もラブラブ。“おやすみ”なんて送り合い、まるで付き合いたてのカップルのようでした。智樹は、美和さんと復縁していたのです。私はショックで眠れず、そのまま朝を迎えました」“同棲中の彼に浮気をされた女性の告白”をご紹介しました。彼は結局、同窓会で昔の恋人と再会して浮気していたんですね。彼のスマホを無断で見るのはよくないことですが、嘘をついているのですから、バレるのは自業自得とも言えるでしょう。彼を信頼していただけに、裏切られたと知ったときに受けた七菜香さんのショックは計り知れないものでしょう。©Images we create and what actually happens are always beautiful when we have imagination./maroke/gettyimages文・塚田牧夫
2022年08月06日誰でも1つくらい、人には言えない過去の話があるでしょう。かつての自分の行動を振り返って、深く反省したくなるようなこともあるかもしれません。そこで今回は、“人には言えない黒歴史”というテーマで、女性たちにエピソードをうかがいました。二人を天秤にかけていた「2年ほど前に、今の彼氏から告白をされて付き合いました。でも実はそのころに、もう一人告白をしてくれた男性がいたんです。その人もすごくいい人だったんですが、仕事が安定していなくて、二人で一緒にいる未来が想像できなかったんですよね。私はずっと働きたいと思っていましたし、相手にも同様の働き方を求めていたので同じような企業に勤めている彼を選びました。ですが、それを今の彼に話して引かれたら嫌だと思うこともあって、彼には伝えていません」フミナ(仮名)/28歳二人の男性を天秤にかけた時期があったということですね。同時期に告白をされれば、仕方のないこととはいえ、彼女には少し罪悪感があったようです。上司との不倫「去年、今の会社に転職をしました。前の会社で、上司と不倫していたことがバレて、会社にいづらくなってしまったので転職したんです。上司は妻にもバレて、大変な状況になったようでしたが、私は自分が責められる前に逃げました。今の会社に入社してから、最近彼氏ができたんです。だけど、不倫していたことは彼氏には伝えていません」キョウコ(仮名)/26歳不倫をしていたとなれば、マイナスなイメージを与えてしまうでしょう。もし今の彼にそのことを伝えたら不安にさせるかもしれないので、彼にはずっと秘密にしていたいとのことでした。デートの誘いは断らない「以前、私は、男性の誘いをなるべく断らないようにしていました。ちゃんと二人で会って話さないと、その人の本性はわからないと思っていたからです。1週間ほぼ毎日、違う男性と会っているような時期もありました。でも、そんなことを続けていたら勘違いされることもあって、男性からしつこくアピールされることもありました。こんな話をしたら、私のことを軽い女性だと思う人もいるだろうなと思い、親しい友人にしか話していません」アイリ(仮名)/28歳相手を知るために、会ったりデートを重ねるのはともて大切なこと。しかし、確かに毎日違う男性と会っていたと話してしまうと、軽い女性というイメージを持たれることもあるかもしれませんね。男性を自分の都合のいいときだけ呼んでいた「以前、私のことが大好きで、とにかく連絡をしてくれる男性がいました。私はその人に一切気持ちはありませんでした。ただ、それをいいことに都合よく彼を呼んでしまったことはあります。友だちと飲みに行き、深夜を過ぎて電車がなくなってしまったとき、車で迎えに来てもらっていました。告白されても答えをハッキリと言わず、彼の手が必要なときだけ呼んでいましたね。今思うと本当に申し訳ないです…」マサミ(仮名)/30歳自分に気のある男性を、自分に都合のいいときだけ呼んでいたんですね。相手の男性としては、可能性を感じて、離れることのできない状態となっていたのかもしれません。“女性たちの人には言えない黒歴史”をご紹介しました。まずは、かつての自分の行いを振り返り、“良くないことだった”と認識していることが大事ですよね。そこで反省をして、これからの人生に活かすことができれば、良いのでしょう。©K-Angle/Uwe Krejci/gettyimages文・塚田牧夫
2022年07月26日何度かデートをして距離が縮まってくれば、いよいよ告白ということになります。もしかしたら相手の男性は、早く気持ちを伝えたくてウズウズしているかも。女性としては、それを察しておきたいですよね。そこで、“告白を我慢できないときのLINE”というテーマで男性に話を聞きました。「好きって言ったらどうする?」「彼女と付き合う直前は、連絡を頻繁に取っていました。告白してもうまくいくだろう……とは思ってたんですね。あるときLINEでやり取りしていて、勢いで“好きって言ったらどうする?”と聞いてしまいました。ちょっと間があって、“嬉しい……”と返事が。これはもう、今言うしかないと思い、すぐに電話して思いを告げました」タカト(仮名)/27歳成功するとは思っていても、多少の不安はあります。それを確実なものにするための質問です。ある程度自信があるからこそ聞けること。これを乗り越えたら、即告白でしょうね。「次に会うとき大事な話がある」「好きな子がいて、あるときLINEをしていました。だいぶ親しくなっていたし、もう告白しなきゃと思っていたので、“次に会うとき大事な話がある”と送りました。すると“今言えないこと?”と返信が。今言ってもいいけど……やっぱり直接言いたいじゃないですか。なので、言いたい気持ちをいったん抑えて、そう伝えました」トモハル(仮名)/29歳「大事な話がある」と言われれば、内容はだいたい察しがつきますよね。もう、ほぼ告白みたいなものです。それで会ってくれたなら、確実にOKがもらえると思えるのでしょう。「老後の面倒見るよ」「仲良くしている子がいて、次に会ったとき告白しようと思っていた時期。会う約束をしてたけど、親の体調が悪いから延期して欲しいと連絡が届きました。LINEでやり取りしていて、自分たちの老後の話になりました。そこで思わず、“俺が老後の面倒見るよ”と送ってしまって……。その件について、返信がなく、不安になりました。が、後日なんとか付き合うことができました」ユウセイ(仮名)/29歳付き合いたいと思っている相手に対しては、将来の話なんかもしたくなるもの。遠回しに、ずっと一緒にいたいという意思を伝えてるわけです。旅行の予定などを入れるのも、同じような意思表示と言えるでしょう。“男が告白を我慢できないときのLINE”をご紹介しました。この状態になれば、ちょっと背中を押せば男性は告白してくるでしょう。あとは、相手が告白しやすいようなシチュエーションを、用意してあげてください。©Olena Yakobchuk/shutterstock©lzf/shutterstock©Spectral-Design/shutterstock※ 2020年2月21日作成文・塚田牧夫
2022年07月21日佳穂さん(仮名・28歳)は友人関係にあった淳平さん(仮名)に好意を持ち、長い片思いの期間を経て付き合うことに。しかし、佳穂さんは共通の知り合いから“淳平はモテる”と聞くことで、信用することができず、彼の浮気を疑うようになります。それがあるとき、誤解だったと知り二人の仲は深まったのですが、二人の関係は呆気なく終わってしまいました。一体、二人の間に何が起きたのか、詳しく伺いました。運命の歯車が狂ったキッカケ「お互いの気持ちを確認し合ってからは、一気にラブラブな状態になりました。しかし、運命の歯車が狂ったキッカケとなる出来事が起きます。それが、初めて彼の実家に挨拶に行ったときです。私は美容室に行き、そのあと彼の実家の最寄り駅で電話をして、迎えに来てもらう予定でした。ところが、駅について連絡しようとしたら、スマホがないんです…。美容室に連絡しても、ありません。どこかに落としたようでした。彼と連絡の取りようがなくなってしまい、おぼろげな記憶を頼りに、彼の実家の最寄り駅付近を散策したのですが、会えるはずもなく…。2時間ほどして、家に戻りました。そして、パソコンから彼に連絡を取り、スマホをなくしたことを告げたんです。そうすると、彼からは“また今度にしよう”と言われてしまいました。その後スマホは、美容室の近くの交番に届けられ、見つけることができましたが、彼とのあいだに見えない大きな溝ができてしまいました」すれ違う日々「それからというもの、なんとなく彼と上手くいかないというか、すれ違いを感じるようになりました。例えば、一緒に映画を観に行っても、空いているのが1席ずつしかなく、離れて観ることになったり。彼がキッチン用品を買ってきてくれたんですが、それは私がすでに数日前に買ってしまっていたものだったり…。仲が悪くなったわけではないのに、何かこう、歯車がズレている感じがしました。そんなときでした。私は職場で、ある男性から告白を受けたのです」男性からの告白を受けて「それは、三谷さん(仮名)という人で、中途採用で入社してきた人でした。三谷さんは仕事のできる人で、リーダーシップのあるタイプです。同じ企画チームに配属され、距離が縮まり、プライベートでも連絡をとるようになりました。なんとなく私に対する好意は感じていたんですが、同棲しているのを知っていたので、アプローチなどはなかったんですね。それがあるとき食事に誘われ、告白を受けました。“断られるのは承知のうえで、それでも、伝えないと気持ちが収まらなかった”ということでした。淳平との関係に不安を抱いていた時期だったため、正直、三谷さんへの返事はかなり悩みました」それぞれの運命「すると、その数日後、驚くことが起きました。淳平が、“好きな人がいる”と言ってきたのです。もちろん、まずはショックでした。裏切られた気分にもなりました。でも、よくよく考えると、これも運命なのかなと思い直すことができました。淳平とは、結婚するのではなく、ずっと付き合える友だちの関係を続けるべき運命にあるのではないかと思ったんです。そこから2人でよく話し合い、別れることに決まりました。それからしばらくして、私は三谷さんと交際を始めることに。淳平とは、すんなりといい友だちに戻れたというわけではないですが、共通の友だちも多いので、これからまた会う機会も増え、関係は修復されていくのではないかと思います」“友人関係だった彼と交際に至った女性の末路”をご紹介しました。付き合っていながら、同じタイミングで別の人を好きになり、別れる。それもある意味、二人の運命だったと言えるのかもしれません。友人関係から交際に至り、別れてまた友人に戻るという、なかなか稀な例と言えるでしょう。©DjelicS/gettyimages©Vasyl Dolmatov/gettyimages文・塚田牧夫
2022年07月20日元々友人だった相手と、交際するのは難しいと言われることがあります。気持ちの切り替えなどが上手くいかないからかもしれません。ただ、なかには見事に相手を射止めて交際に至る人もいます。佳穂さん(仮名・28歳)も、かつて友人だった男性に好意を抱き、交際に至りました。しかし、そこで様々な問題にぶつかったそうです。いったい何があったのでしょうか。詳しくお聞きした内容を紹介します。彼に思いを打ち明けると…「仲良くしていた男女のグループのなかに、私はずっと好意を抱いている人がいました。淳平(仮名)という名前の男性です。みんなで集まるとき、とにかく彼と会えるのが嬉しかったです。“付き合っちゃえよ”なんて、周りにからかわれることもありましたが、それもイヤではなかったですね。片思いを続けて2年ほど経ったころ、気持ちが抑えきれなくなり、私は彼を食事に誘いました。初めて2人きりで会ったんです。私はそこで、淳平に思いを伝えました。“付き合って欲しい”と言うと、なんと彼の口から“OK”との返事が……!あっさりとした返事に拍子抜けしましたが、淳平と付き合えることがとても嬉しかったのを覚えています」同棲が始まると、不安ばかりで…「付き合い始めてしばらくして、“一緒に住みたい”と私が伝えたら、彼からは“OK”という返事が。私のお願いに対していつもあっさりと答えるので、あまり深く考えないタイプなのかな……、とちょっと不安になりましたが、それでも同棲できるのは嬉しかったです。同棲が始まり、私は幸せいっぱいでした。でも、すぐにまた不安に襲われました。好きすぎるゆえに、彼の見えないところでの行動が気になってしまうのです。共通の友だちからも、“あいつはモテる”という情報が入ってくるので、余計に不安になりました。彼との関係が怪しいと思われる女性について、SNSなどを見て徹底的に調べたりもしていましたね」探偵事務所について調べていると「友人にもたくさん相談しました。私の話を聞いて欲しくて食事に誘い、相談すればちょっと安心するんですが、一人になるとまたすぐに不安になるという悪循環に陥っちゃって……。彼が浮気などしていないか、白黒はっきりさせるために、探偵に依頼して調べてもらったほうがいいんじゃないかとまで思いました。暇があればネットで探偵事務所について調べていたので、スマホでネットを開くと、画面の下に探偵事務所の広告がつくようになってしまいました。そんな日々を送るなか、彼の私に対する気持ちを知るきっかけとなる出来事が起こりました」彼からのスクショに写っていたのは…「仕事帰りに、一緒に食事に行こうと待ち合わせをしたんですね。彼から、“時に着きそう”という、乗換案内のスクショがLINEで送られてきました。その画面を見て、ハッとしました。画面下に、探偵事務所の広告が写っていたんです。一瞬、自分のスマホの画面ではないかと錯覚をしました。そのことが気になった私は、食事後、家に帰ってから彼に尋ねてみました。すると、彼もハッとした表情を浮かべました。実は、彼も私の行動を心配していたんです。私が友だちとよく会っていたのを、浮気ではないかと疑っていて、それで思いつめ、探偵事務所についてネットで検索をしていたそうなんです。私たちは、同じような思いを抱き、同じような行動をとっていたことを知り、そこから一気に、2人のつながりが深まった感じがしました」“友人関係だった彼と交際に至った女性の告白”をご紹介しました。元々が友人関係だと、共通の知り合いも多く、余計な情報まで入ってきてしまうことがあります。それにより、あらぬ疑いを相手に抱いてしまうことがあるのでしょう。しかし、それを乗り越えさえすれば、いっそう強い絆で結ばれるのですね。©LordHenriVoton/gettyimages©d3sign/gettyimages文・塚田牧夫
2022年07月20日明日香さん(仮名・27歳)は、高校時代から友人のマコトさん(仮名)からの情報で、当時憧れていたサッカー部の先輩である志村さん(仮名)の職場を知りました。その後、明日香さんは彼の働いているお店を尋ね、彼と再会し、交際が始まったそう。しかし、付き合ってすぐに彼の家のバスルームから明日香さんのものではない、茶色くて長い髪の毛が見つかります。志村先輩は、近くの会社に行っているお姉さんのものだと言いますが、お姉さんは結婚して遠くに住んでいたことがわかり、彼が浮気をしていることが発覚。さらにその後、事態は思わぬ展開を迎えたと言います。いったい何があったのか、彼女に詳しく話をうかがいました。一部始終を母に伝えると…「私は母ととても仲がいいんですね。志村先輩の浮気を知り、うろたえていた私は実家にいる母に電話をかけ、先輩との間に起きたことの一部始終を話しました。母は、“その彼はやめたほうがいいんじゃないか”と言っていましたね。また私は、母に話をすることで少し気分が落ち着いたんです。すると、だんだんと浮気相手の女性が何者なのかを知りたくなってきてしまい…。そこで、先輩のマンションを彼には内緒で何度か訪れてみることにしたんです」浮気相手の正体「先輩はバーテンダーをしているので、昼間の時間帯は家にいるんですね。なので、昼間に訪ねてみようと思いました。すると、何度か彼のマンションを訪ねているうちに、ある日彼のマンションに入っていく、長い茶髪の女性を発見!それは、先輩のバーで見かけたことのある女性でした。ただ、浮気相手の正体を突き止めたあとも、なぜか気持ちが晴れることはなかったですね。余計にモヤモヤしました。そして次第に怒りが湧き上がるようになり、先輩にはしっかりと反省してほしい気持ちになってきて…。後日、私は思いのたけをすべてぶつけるつもりで、先輩の家を訪ねました」謝罪を始めたワケ「ところが、部屋に入ると先輩の雰囲気がいつもと違うんです。いつもの気怠そうな感じがありませんでした。そして、急に私の前で手をつき、“申し訳ない”と浮気について謝り始めたんです。なぜ急に謝ることにしたのか不思議に思い、尋ねてみると、その前日に先輩は高校時代のサッカー部のOBに呼び出されたとのこと。そして、素行の悪さについてOBたちから注意を受け、“サッカー部の恥だ”と言われたそう。そのOBのなかに、私の兄がいたと言うのです。兄は確かに先輩と同じサッカー部で、先輩より2つ上の歳ですが、急に兄の名前が出てきたのでビックリしました」兄の怒り「後日、マコトに詳しい話を聞いたんですが、兄は先輩に対してずっと恨みを持っていたそうなんです。兄は高校生のとき、好きな人がいたらしいんですね。でも、その人は先輩に弄ばれていたそう。当時はどうすることもできなかったようですが、ずっと腹の底にそのときの怒りを抱えていたそうです。おそらく兄は、私と先輩の関係を母から聞いたのでしょう。そこで、当時の怒りが蘇ったのかもしれません。そして、OBで集まった際にその話題になり、先輩にお灸を据えることにしたようでした。ただ、私は先輩の必死に謝る姿を見ても、誠意を感じられなかったんです。そして、きっと同じことをまたするだろうと思い、先輩と別れることを決めました。そのあと、兄とは気恥ずかしさもあり、この件については話を一切していませんが、とても感謝しています」“憧れの先輩と再会し、交際した女性の告白”をご紹介しました。浮気されたうえに、“浮気はしていない”という嘘までつかれていたのですから、誠心誠意謝られたとしても簡単には許せませんよね。また、彼は彼女にとって憧れの先輩だったわけですから、その分、受けたショックは大きいはず。場合によっては、憧れは憧れのままにしておいたほうがいいこともあるのかもしれません。©d3sign/yamasan/gettyimages文・塚田牧夫
2022年07月12日