BBQやキャンプ、野外遊びなどが楽しい夏。慌ただしい日常から離れて自然の中で過ごすと、心も身体もリラックスできますね。おしゃれで実用的なアイテムがあれば、より便利で心地よい時間に。家族のアウトドアのお供に連れていきたい、この夏おすすめのアイテムを紹介します。まずはキャンプやBBQをランクアップさせてくれるグッズから。■おいしいソトごはん! サーモスアウトドアシリーズ自然の中で食べるごはんのおいしさは格別ですよね。至福のソトごはんタイムを、さらにランクアップさせてくれるのが『サーモス アウトドアシリーズ』です。全6種13アイテムは、どれもおしゃれで機能的なものばかり。「保冷缶ホルダー」(オープン価格)。350ml缶用。飲み口を付ければタンブラーにも。ホットドリンクもOK。 お問い合わせ: サーモス なかでも暑い日にあるとうれしいのが「保冷缶ホルダー」。ステンレス製魔法びん構造の缶ホルダーに350ml缶を入れておけば、冷たさをしっかりキープしてくれます。パパやママのビールも、子どもたちのジュースもずっと冷たくおいしく飲めて最高ですよ!真空保温調理器シャトルシェフ」(オープン価格)。ハンドルと安全ロック付きで、アウトドアで使いやすい作りになっている。お問い合わせ: サーモス クッキングには「真空保温調理器 シャトルシェフ」があると便利。最初に一定時間食材を火にかければ、あとは予熱で食材に火を通す“保温料理”ができるので、熱源が限られている野外では省エネだし、保温調理の間は放っておけるのでママものんびりくつろげます。キャンプの定番カレーもカンタンに作れるし、朝はお味噌汁やスープがあるとホッとしますね。「ソフトクーラー」(オープン価格)。約22リットルと約26リットルの2サイズ展開。はっ水加工生地。お問い合わせ: サーモス バツグンの保冷力を誇る「ソフトクーラー」も一度使うと手放せないアイテム。持ち手のあるインナーボックス付きで、食材の出し入れがとてもラクにできます。「アウトドアシリーズ」にはほかに真空断熱タンブラーやステンレス製食器などがあります。■アウトドアでも家でも使いたいコンパクトなおしゃれチェア「Nordisk ×Helinox Series」。左上から時計周りに、Chair(25,000円 税別)/Lounge Chair(30,000円 税別)/Lounge Table(25,000円 税別)/Lounge Bed(60,000円 税別)お問い合わせ: Nordisk 家族分だけほしいチェアは意外にかさばるグッズですが、「Nordisk ×Helinox Series(ノルディスク×ヘリノックスシリーズ)」のチェアなら、コンパクトかつおしゃれ! 同シリーズは「Helinox(ヘリノックス)」と「Nordisk(ノルディスク)」というアウトドアの2大人気ブランドがコラボしたもので、Helinoxの中でも特に人気の4アイテム(チェア2種、ベッド、テーブル)を展開しています。「Nordisk ×Helinox Chair」(25,000円 税別)しろくまのイラストやロゴがかわいいアクセント。足元の袋に収納できる。お問い合わせ: Nordisk なかでも子連れにおすすめなのが、「Nordisk ×Helinox Chair」。960gと軽量でコンパクトに収納でき、しかも組み立てもカンタン。Nordiskは、「ヒュッゲ」(温かく心地の良い時間や空間)の感性を大切にしているブランドですが、温かみのあるデザインにほっこり。アウトドアはもちろん、家の中でも使いたくなります。続いては子どもと一緒に使いたいグッズです。■1台2役のLEDランタン「360°サウンド&ライト」LEDランタン「360°サウンド&ライト」(8,000円 税別)。最大400ルーメン点灯&音楽の同時再生で最大5時間利用。リチウムイオンバッテリー(USB充電式搭載)で乾電池が不要。 お問い合わせ: コールマン キャンプに欠かせない灯りは、小さな子どもがいるならLEDランタンが安心。コールマンの「360°サウンド&ライト」は、LEDランタンとスピーカーの機能がひとつになった1台2役のスグレモノです。スマホとBluetooth接続すれば、好きな音楽を楽しめるスピーカーにもなります。360°全方向に音と光が広がっていくので、家族みんなの好きな音楽をかければゴキゲンな空間に! 灯りはテントを照らしたり、トイレに行ったり、何かと使うシーンが多いのでいくつあっても困りません。■海やキャンプで使える簡易シャワー「エアライトシャワー」「エアライトシャワー」(2,700円 税別) お問い合わせ: LOGOS アウトドアでは水場が近くにないことも多いもの。海遊びや川遊びのあと、子どものシャワーや手足の砂落としにあると便利なのが、LOGOSの「エアライトシャワー」。持ち運びができる簡易シャワーです。重さはわずか150g、最大9Lの水が入り、約5分間シャワーが使えます。電源や電池も不要なので、使う場所を選びません。海や川だけでなく、キャンプ場で食器や手洗い用のウォータージャグに使ってもOK。使っていないときは濡れた水着や服を入れる防水バッグにもなり、空気を抜けば圧縮袋にもなります。薄い素材なので、保管も省スペースです。最後は子どもとのアウトドアで、あると安心なグッズです。■夏場の離乳食のお悩み解決!サーモスの「離乳食ケース」左半分「まほうびんの離乳食ケース」(4,000円 税別)、右半分「保冷ポーチ付き 離乳食ケース」(3,000円 税別)。内容器は電子レンジ対応なので、出先での温めもOK。冷凍もできるので離乳食の保存容器としても使用可能。 お問い合わせ: サーモス 赤ちゃんとの夏の外出で悩ましいのが離乳食。夏は食品の傷みも気になるし、とろっとした離乳食はバッグの中でこぼれてしまう心配も。そんな悩みを解決してくれるのが、サーモスの離乳食ケースです。ケースは2種類あり、しっかり保冷したいママには「まほうびんの離乳食ケース」がおすすめ。大小の内容器に離乳食を入れて冷蔵庫で冷やし、外容器(まほうびん)に入れて使うタイプで、スリムなのでママバッグにもサッと入れられます。もうひとつは、保冷ポーチに入れるタイプの「保冷ポーチ付き離乳食ケース」。こちらは軽くて価格もお手頃です。■おしゃれな携帯蚊とり器「ステンレス蚊とりホルダー」「ステンレス蚊とりホルダー」(4,000円 税別)。サビにくく丈夫なステンレス素材。お問い合わせ: TSBBQ 野外遊びに虫はつきもの。とはいえ子どもは大人より蚊に刺されやすいといわれますし、刺されると赤く腫れてしまうこともあるので、できる対策はしてあげたいですね。虫よけグッズの定番といえば、蚊とり線香。なんとなく野暮ったいイメージがあるかもしれませんが、TSBBQ(ティーエスビービーキュー)の携帯蚊とり器「ステンレス蚊とりホルダー」を使えば、一気におしゃれな雰囲気に。平置きだけでなく、手持ちのカラビナをフックに引っ掛ければ 腰からぶら下げて携帯もできます。グランピングにもおすすめですよ。アイテムにこだわれば、アウトドアの楽しさは広がります。おしゃれで便利なグッズをうまく活用して、より充実した家族時間を過ごしてみてくださいね。【今回ご紹介した商品】・ サーモス「アウトドアシリーズ」 ・ Nordisk「Nordisk × Helinox Series」 ・ コールマン「360°サウンド&ライト」 ・ LOGOS「エアライトシャワー」 ・ サーモス「離乳食ケース」 ・ TSBBQ「ステンレス蚊とりホルダー」
2019年06月21日こんにちは、保育士の中田 馨です。雨の日に赤ちゃんと過ごす1日。いつもならお外に出て遊ぶこともあると思いますが、雨の日はお外に行けないので時間が進むのが何となく遅いのではないでしょうか? 保育所でも同じです。雨の日は「何をしようか?」と先生も考えます。そこで、0歳の赤ちゃんとお家でできる遊びを紹介します。 絵本雨の日は、ゆったりと絵本を読む時間が取れる日でもあります。いろいろな絵本を読んでもいいですし、ママと赤ちゃんが好きな絵本を繰り返し読むのもOK。 文章が長くて「まだ赤ちゃんには早いかな?」という絵本も、文章を読まなくても絵を楽しみながらページをめくっていってもOKですよ。 ふれあい遊び赤ちゃんが大好きな遊びはママとのふれあい遊び。マッサージやコチョコチョをして、いっぱい肌を触れ合って遊ぶといいですね。歌に合わせたふれあい遊びはたくさんありますが、私は自分で作った歌や替え歌でもよく遊んでいます。子どもの名前も入れ込んで歌うと、赤ちゃんも大よろこびです。 また、「いないいないばあ!」遊びも定番のふれあい遊び。手で顔を隠して「ばあ!」と出すだけの単純な遊びですが、ママの顔が隠れているときのドキドキ感と「ばあ!」と出てきたときのワクワク感。何度もすることで、赤ちゃんは身震いするくらい喜んでくれます! 手遊び歌に合わせてする手遊びは、赤ちゃんが好きな遊び。たくさんの手遊びを知っていなくても大丈夫。ママが知っている手遊びを何度も何度も繰り返して遊んでみましょう。 繰り返しすることで、赤ちゃんも簡単な振り付けをできるようになってきます。赤ちゃんと向い合わせになってするのもいいですし、膝に抱っこして、赤ちゃんの手を持って一緒にするのもいいですね。 風船遊び風船も赤ちゃんの好きな遊びの1つです。カラフルな風船を何個も膨らませて、ポーンと投げて遊んでみましょう! 段ボールでトンネル遊びハイハイができるようになったら、段ボールでトンネルを作って遊んでみましょう。ママも一緒にハイハイしてトンネルをくぐってみましょうね。 雨の日だからこそ、赤ちゃんと一緒に楽しめるお部屋遊びはたくさんあります。このような遊びは、赤ちゃんの五感を刺激して感情や身体能力の発達も促してくれます。遊びに「こうしなければいけない」というルールはありません。ママも赤ちゃん目線で楽しんでみましょうね。 著者:保育士 一般社団法人 離乳食インストラクター協会 代表理事 中田家庭保育所施設長 中田馨0~2歳対象の家庭保育所で低年齢児を20年以上保育する。息子が食べないことがきっかけで離乳食に興味を持ち、離乳食インストラクター協会を設立。現在は、保育士のやわらかい目線での離乳食の進め方、和の離乳食の作り方の講座で、ママから保育士、栄養士まで幅広く指導。離乳食インストラクターの養成をしている。「中田馨 和の離乳食レシピ blog」では3000以上の離乳食レシピを掲載中。
2019年06月17日今回ご紹介するのは〔ダイソー〕で購入したお砂場遊びセット3点!砂場遊びはもちろん、これからの季節だと砂浜で遊ぶときにも大活躍しますよ♪100円(税別)とは思えないほどのクオリティに驚くこと間違いなし。ぜひチェックしてくださいね。《SAND BOX(バケツ付き)》まずご紹介するのは《SANDBOX(バケツ付き)》。バケツとシャベルが3種類、砂型も2つとお得なセットです!これひとつあれば十分に砂場遊びを楽しめそうですね♪遊び終わったあとはバケツに入れて収納できるので、省スペースで助かります。これで100円(税別)はリーズナブルですよね!《すながたセットアイスクリーム》続いてご紹介するのは《すながたセットアイスクリーム》。「普通の砂型じゃつまらない……」というお子さんにオススメです!コーンやカップがセットになっているのでアイスクリーム屋さんごっこもできちゃいますよ♡《お砂場バッグ》ついつい増えていってしまう砂場遊びのアイテム。持ち運びが大変になりますよね。でも《お砂場バッグ》があればそんなお悩みも解決♪まとめて持ち運ぶことができますよ。マチ付きなので、バケツのような大きいものでも余裕で入ります。ワッペンに名前を書くことができるのもうれしいですよね♪おもちゃのクオリティも高い!今回は〔ダイソー〕で購入した砂遊びアイテムをご紹介いたしました。〔ダイソー〕にはこの他にもたくさんのおもちゃがあったので、気になる方はぜひお店でチェックしてみてくださいね!
2019年06月10日KiU(キウ)の旗艦店が、東京・渋谷の明治通り沿いにオープン。“大人の外遊び”を応援「KiU(キウ)」KiUは“大人の外遊び”を応援する日本のファッションブランド。アウトドアシーンではもちろん、タウンユースとしても楽しめるデザイン性の高いアイテムを提案している。特徴的なのは、晴れの日も雨の日も楽しめる“オールウェザー対応”であること。どんな日でもファッションを楽しめるように…と願いを込めて、はっ水性・耐久性などを備えた機能性の高いアパレル、バッグ、シューズなどを展開している。KiU初の旗艦店がオープンそんなKiU初のリアルストアが、東京・渋谷に誕生。これまで期間限定ショップやオンラインショップでしかゲットできなかったKiUのアイテムをいつでも実際に手にとってセレクトできる、待望のショップとなる。KiUおすすめアイテムキウ旗艦店でゲットできるアイテムの中から、おすすめのアイテムを紹介する。KiUレインポンチョブランド人気No.1の「KiUレインポンチョ」が、耐水圧、通気性、耐久性に優れた3レイヤーのテキスタイルを使用して、グレードアップ。長時間のフェス・アウトドア・レインシーンにも対応できるアウターとなった。フード部分はツバ付き・ハイネック仕様なので顔まわりをしっかり防御。悪天候から守ってくれる機能性だけでなく、ボタン付きのフルジップ(全開前開き)仕様なので、スタイルに応じて色々な着方が楽しめる。シトラスカラーの「マルチボーダー」をチョイスすれば、ポップな雰囲気を演出できそう。アノラックロングレインパーカー「アノラックロングレインパーカー」は、大きなロゴを中央にあしらってプレイフルに仕上げた。大きな前ポケットも特徴的だ。もちろんはっ水・防水加工を施した生地を使用し、ファッション性と機能性を兼ね備えた一着に。ざっくり畳んで収納できる収納バッグ付きで持ち運びにも便利だ。600Dバックパックシリーズ耐久性を追求した「600Dバックパック」シリーズは、はっ水防水加工をしているので、音楽フェスやキャンプなど、野外アクティビティにぴったり。使い勝手にこだわった仕様で、シューズ収納ポケットも備えている。ボディデザインはバリエーション豊富。ブラック、ネイビーなどのベーシックモデルに加えて、南国花鳥、フラミンゴ、レオパード柄など、アニマルや植物をモチーフにしたモデルもラインナップする。ウェルダーバッグシリーズアウトドアのみならず、デイリーユースにもオススメな「ウェルダーバッグ」シリーズ。サイドで留めるロールトップシルエットの洗練されたデザインだが、雨の日でも中の荷物を守る高い防水性を備えている。中には、PCバッグが付いているので、オフィスバッグとしても最適。カラーはブラック、ベージュ、グレーの3色でユニセックスで使えるアイテムだ。KiUオリジナルノートをプレゼントKiU旗艦店のオープンを記念してプレゼント企画を用意。3,000円(税込)以上購入すると、KiUのオリジナルデザインノートをプレゼント。ノートは、方眼タイプでロゴ入り。数量限定、なくなり次第終了なので気になる人はショップへ急いで。【店舗情報】キウ(KiU)住所:東京都渋谷区神宮前6-19-16越一ビル1Fオープン日:2019年3月16日(土)営業時間:11:00~20:00TEL:03-5962-7085<KiUおすすめアイテム>・キウレインポンチョ -マイティー- 7,776円(税込)・アノラックロングレインパーカ 8,640円(税込)・600D バックパック 8,964円(税込)・ウェルダーロールトップバックパック2 16,200円(税込)
2019年04月04日都会では子どもたちの遊ぶ場がどんどん減っているなか、さまざまな「遊び」をしかけている人たちがいます。それが、2010年に設立された「一般社団法人TOKYO PLAY」。活動の主な目的は、子どものために遊びを大事にする大人を増やすこと。お話を伺った代表理事・嶋村仁志さんは「プレーパーク」のエキスパートでもあります。プレーパークで遊ぶことが、子どもにどんな影響を与えるのでしょうか。構成/岩川悟取材・文/清家茂樹(ESS)写真/玉井美世子(インタビューカットのみ)冒頭写真提供:嶋村仁志モットーは「自分の責任で自由に遊ぶ」デンマークで生まれ、イギリスで発展した冒険遊び場(インタビュー第1回参照)は、日本でも「プレーパーク」という名称で徐々に広がりつつあります。公園の一角や河川敷、里山など私有地を使わせてもらって不定期で設置する、あるいは月に1回、年に数回といった具合に定期的に設置するものについてはだいたい400カ所くらい。常設のものは20〜30カ所といったところでしょうか。国内初の常設プレーパークが、東京・世田谷の羽根木プレーパークです。開園は1979年。そこで、プレーパークについての重要な考え方が根づくきっかけとなった出来事が起こりました。開園間もない羽根木プレーパークで子どもが怪我をしてしまった。運営者と地域住民の話し合いのなか、ルールをきちんと看板にして掲げようという話になりました。当初は「自由に遊ぶ」ということだけを掲げるという案もありました。でも、本当に自由に遊ばせるためには、大人から子どもに「責任」を返してあげないとならないのです。大人の世界でもそうですが、なにかにチャレンジするというときに「失敗したら責任は誰が取るの?」なんて言われたら、それは「チャレンジするな」と言われていることとほとんど同じですよね。そうなると、チャレンジしたい、「やってみたい」という気持ちが奪われてしまうのです。であるなら、子どもに責任を返していこうという表現をした方がいい。そういう経緯があり、「自分の責任で自由に遊ぶ」という看板を掲げました。これこそ、プレーパークのモットーです。自由な遊びで「責任」を学んだ子どもたち「責任」についての話をもう少ししましょう。あるプレーパークによく遊びに来ていた小学生の兄弟が泥だらけになって帰ったときのこと。お母さんが帰宅したら、ふたりで仲良くお風呂に入っていたのだそう。しかも、洗濯機には脱いだ服がちゃんと入っている。いつもはお風呂にはなかなか入らないし、服は脱ぎっぱなし。でも、このときはちがった。兄弟は、泥だらけになって服を汚してしまったことに対して、小学生なりに「責任」を感じたようだということを、次の日になってお母さんが教えに来てくれたことがあります。別のプレーパークでは、ちょっとした怪我をした子どもがいた。「念のため、おうちの人に連絡しようか?」と聞くと、「嫌だ」と言う。これはよくあるパターンなんです。怒られたくないとか、「もうプレーパークに行っては駄目」と言われるかもしれないとか、子どもはそう思うんですね。でも、あまりにも頑なに拒絶するので、その子に理由を聞くと、「僕がやりたいことをやって怪我をしたのに、プレーパークの人に謝らせたくない」と言うではありませんか。ちょっとびっくりしましたね(笑)。自分のやったことを人のせいにせず自分で責任を持つというのは、あたりまえですが、大人になったときにすごく大事な価値観ですよね。でも、それは誰かに言われてできるようになるものではありません。遊びを通じて実際に泥んこになったり、怪我をしたりするなかで、実感として感じることで「責任」がどういうものかを学ぶわけです。遊びは、体力や発想力、想像力といったものを育てるものでもありますが、もっと「心の奥行き」みたいな部分を深めるものなのだと思います。写真提供:嶋村仁志子どもと一緒にリスクを考えるもちろん、「子どもに責任を返す」とはいえ、本当の危険は取り除いてあげないといけません。そこでわたしたちは「リスクとハザード」という考え方を基本にしています。リスクは、挑戦につきものの危険です。株投資はリスクを伴うものですが、そのリターンはお金ですよね。子どもの遊びの場合、リターンは達成感や友だちと協力した思い出などになるでしょう。それらは大いに味わわせてあげなければなりませんが、一方でハザードという危険もある。これは、子どもの目には見えない隠れた危険、子どもが自ら選びようがない危険のこと。たとえば、子どもがいかにも走り込みそうな場所にある柱から飛び出ている釘などです。そういったものは、大人がきちんと排除しなければなりません。また、「リスク・ベネフィット・アセスメント」という考え方もあります。リスクに対してベネフィットとは「利益、効果」といった意味。いわゆるデメリットとメリットと考えてもらったほうがわかりやすいかもしれませんね。いま、目の前で子どもがある遊びに挑戦しようとしている。それに伴うリスクはどれくらいのものなのか、どんな工夫をすればどれだけ減らせるのか。そして、子ども自身がどれだけ「やりたい」と思っているのか、やったことでどんなものを得られるのか。それらを総合的に判断し、子どもにチャレンジさせるかどうかを決めるのです。もし、本当にやめたほうがいいものであれば、子どもと話をしながら「今回はあきらめよう」と伝える。ある程度の年齢になれば、子どもでもしっかり話せばわかってくれるものです。本人抜きで大人が一方的に判断するのはやっぱり良くありません。写真提供:嶋村仁志遊びを大事にする大人を増やさなければならない子どもにとっての危険という点では、いまは高まっている時代だと感じますね。それは、危険な場所が増えたというような外因的なものではありません。あるプレーパークで出会った子どもなのですが、段ボール箱に入って、なんと7、8メートルもある急斜面の崖から滑ろうとしていたのです。なぜそんなことをするかといえば、もっと小さい頃から、より軽い危険を伴う経験を積み重ねていないからなんですね。いわゆる「恐怖心」が育っていないのです。高さの感覚は5歳までに80%が育つのだそうです。公園に登り棒などの遊具があるのも、高さという感覚、高いことが怖いという感覚を育てるためです。でも、そういう感覚を持てないまま中高生になったとしたらどうでしょう?幼い子どもより力があるだけに、悪ふざけのつもりで命が危険にさらされるようなことをやりかねません。ところが、いまは子どもからどんどん危険を遠ざける傾向にありますよね。放課後児童クラブなどの子どもを預かる場では、とにかく危なそうなものはすべて「なし!」。「ジャングルジムは2段目まで」「ブランコの立ちこぎは2年生から」といったルールがいくつもある。これは、雇用の問題も関係しています。職員は嘱託社員やパートなど雇用形態がバラバラですから、子ども教育に対するモチベーションもバラバラ。結果、親御さんからクレームを恐れて、少しでもリスクがあれば「やめておきましょう」ということになってしまうのです。そんな環境で育った子どもは、チャレンジできないまま体だけが成長し、本当の危険や恐怖を実体験のなかで得ることができない。そうなると、自分の痛みを知らないばかりか、他人の痛みにも共感することができないのです。それは、子ども自身はもちろん、その周囲の人間にとっても危険なことでもあります。子どもたちだけでしっかり遊べる世のなかであれば、わたしたちのような大人は必要ありません。ただ、これだけ子どもが遊べない社会になると、遊ぶことを大事にできる大人を増やさなければなりませんね。そして、大人たちには、遊んでいる子どもの表情にぜひしっかり注目する目線を持ってほしい。子どもはなにか面白いものを見つけると、口を開けたまま顔が固まります。これが最大の関心を示している表情なのです。この表情こそ、挑戦したい気持ち、失敗してもへこたれない気持ち、発想力、集中力といった、遊びをとおして得られるものの原点です。その芽生えを見逃してしまうのは、親としてすごくもったいないことですよ。『子どもの放課後にかかわる人のQ&A50 子どもの力になるプレイワーク実践』嶋村仁志 他 著/学文社(2017)■ TOKYO PLAY代表理事・嶋村仁志さん インタビュー一覧第1回:遊具なし、プログラムなし。異例だらけの“ガラクタ遊び”が欧州で大人気の理由第2回:大切にしたい遊びの“リスク”。子どものチャレンジを支える遊びのルールとは?第3回:子どもの工作が“失敗作”でも、親はアドバイスしてはいけない(※近日公開)第4回:中高生では遅い。子どもが体験すべき「小さな危険」と「小さないたずら」(※近日公開)【プロフィール】嶋村仁志(しまむら・ひとし)1968年8月6日生まれ、東京都出身。子ども時代は野球と自転車と缶けりざんまいの日々を送る。英国・リーズ・メトロポリタン大学社会健康学部プレイワーク学科高等教育課程修了。1996年に羽根木プレーパークの常駐プレーリーダー職に就いて以降、プレイワーカーとして川崎市子ども夢パーク、プレーパークむさしのなど各地の冒険遊び場のスタッフを歴任。その後フリーランスとなり、国内外の冒険遊び場づくりをサポートしながら、研修や講演会をおこなう。2010年、「すべての子どもが豊かに遊べる東京」をコンセプトにTOKYO PLAYを設立。2005年から2011年までIPA(子どもの遊ぶ権利のための国際協会)東アジア・太平洋地域副代表を務め、現在はTOKYO PLAY代表理事、日本冒険遊び場づくり協会理事、大妻女子大学非常勤講師。【ライタープロフィール】清家茂樹(せいけ・しげき)1975年生まれ、愛媛県出身。出版社勤務を経て2012年に独立し、編集プロダクション・株式会社ESSを設立。ジャンルを問わずさまざまな雑誌・書籍の編集に携わる。
2019年01月13日ぴよととなつきです。今年もよろしくお願いします。寒い日が続きますね。私は寒いのが苦手なので、寒い日はできれば外に出たくありません。しかし子どもたちは外遊びが大好きです。幼稚園が半日保育の日。午後から公園に行こうと誘ってくる子どもたちに、家での楽しい過ごし方を提案してみました。すると…DVDには早々に飽きてしまい、家の中を走り回る子どもたち。仕方がないと腹をくくって公園へ行ってみると…同じ幼稚園のママ友が…!!外遊びが好きな子どものママは、寒かろうと暑かろうと公園に集まるんですよね。子どもたちは動き回ってるので寒さを感じないようですが、母たちは缶コーヒーを片手に公園の隅で身を寄せ合っていました。
2019年01月09日子どもに外遊びをさせる身近な場所としては、まず公園が挙げられるでしょう。とはいえ、最近の公園は禁止されている遊びも多いもの。そんななかで、どのような遊びをさせれば、子どもの成長を促すことができるのでしょうか。アドバイスしてくれたのは、「自然体験が子どもの発達に及ぼす影響」を研究テーマにする心理学者・石﨑一記先生です。構成/岩川悟取材・文/清家茂樹(ESS)写真/玉井美世子(インタビューカットのみ)「なにかで遊ばせる」という発想をやめる公園遊びをするにも、最近の公園ではいろいろと規則が多くてできない遊びも多いですよね。であれば、「なになにで遊ぶ」という考え方をなくせばいい。そもそも、外遊びは基本的になにもないところからはじめるほうがいいのです。いまの子どもの多くは、「なになにで遊ぶ」に慣れてしまっていて、「どこどこで遊ぶ」ことが苦手です。なにもない公園に行ってもなかなか遊べない。でも、放っておけばいいんですよ。そうしたら、子どもは自分で遊びを見つけますから。そういうときに、親がなにかを用意してしまうと、結局は「なになにで遊ぶ」を助長することになる。だって、子どもなら、葉っぱ1枚あればずいぶん遊べるものですよ。それなのに、親が「公園に行くんだったらフリスビーがいいかな、バドミントンがいいかな」なんて言い出すから、子どもが遊べなくなる。子どもが「ボールがほしい」なんて言っても、そこらにある松ぼっくりでも与えればいいんですよ。そうしたら、子どもはキャッチボールなんかよりよっぽど面白い遊びを考え出します。親は子どもに「なにかで遊ばせる」という発想をまずやめること。そんなことよりも、子どもと一緒にその場にいてあげることに、すでにものすごく価値、意味がありますから。生き物を殺した罪悪感がもたらす道徳性遊具なんてなにもなくても、花を摘んだり、四つ葉のクローバーを探したりするようなことだってできる。アリの行列をずっと眺めているような子どももいるでしょう。子どもにとっては、それは大冒険なのです。そして、なかにはアリなどの生き物を殺してしまう子どももいる。親御さんのなかにも、虫眼鏡でアリを焼いたり、他の虫や生き物を殺してしまったりした経験を持っている人もいるはずです(苦笑)。でも、この残酷さにも意味がある。生き物を殺した後の罪悪感が、やがて小学生以降に発達する道徳性の基礎になるのです。「かわいそうだからやめなさい」と頭から禁止してしまうと、子どもは実感としての「かわいそう」という感覚がわからないまま育ってしまう。ただでさえ、いまは家のなかでおじいちゃんやおばあちゃんが亡くなるといった死に触れる機会がすごく少ない時代です。だからこそ、生き物の死はとても貴重なものとなる。子どもがせっかく捕まえたクワガタが死んでしまったとしましょう。「なんで死んじゃったんだろう」と、子どもはショックを受けてボーッとしてしまう。この体験は、「命は大切だ」と100万回聞かされることよりもよっぽど意味があるものなのです。もちろん、積極的に子どもに生き物を殺させなさいというわけじゃありませんが、生き物を殺した、ペットが死んでしまったというような経験をしている子どもの場合、生き物の死に直面するとそのときの胸の痛みがよみがえってくる。その感覚は、子どもにとって財産と言っていいものですよ。親が与えるべきものは環境と安全話が少し脱線してしまいましたね。公園遊びの話に戻しましょう。幼い子どもの場合、それこそ公園に遊び道具を持っていく必要なんてありません。幼い子どもは、知能の原型となる「感覚運動的な知能を使う」段階(インタビュー第1回参照)。感覚を使って公園の環境自体を味わうことが大切です。たとえば、風や光、植物。あるいは硬さ、柔らかさ。歩くにしても、地面と砂場、落ち葉がたまっているところではその感触がちがいますよね。それから、遊具などに登ったときの視点のちがい。いわゆる、高さですね。そういう豊かな感覚をつかむことがポイントとなります。もう少し大きくなって小学生になると、「目標を決めて挑戦する」とか「目標達成のために工夫する」ということにテーマが変わってくる。でも、この年齢になれば、子どもは自分で自分にいちばんふさわしいテーマを選びます。親が与えるような必要はありません。親が与えるべきは環境であり、安全です。環境という意味で他に親ができることといえば、子どもに合わない公園だと思ったら、別の公園に連れて行ってあげるということ。自分の子どもより大きなお兄ちゃんたちが自転車でワーッと遊んでいるようなところなら、子どもは落ち着いて遊べませんからね。「遊ぶ」ということのイメージを広げるまた、「遊び」という言葉に縛られず、イメージを広げてみるのもいいと思いますよ。たとえば、家のなかでやっていることを外でやる。日曜の朝、ちょっと遅めに起きて冷蔵庫の残り物をバスケットに詰めて持って行って、外で食べる。それだけでも、子どもにとってはすごくスペシャルな体験です。遊ぶと言ったときに、遊び道具を持って行ってレジャーシートを広げて、「さあ、遊ぶわよ!」というのではなく、もっと気軽に考えていいのです。「面倒くさいな」なんてぼやいているパパと、張り切っているママと、はしゃいでいる子どもが一緒にご飯を食べる。その後は夫婦で会話しながら、すぐそばを子どもがたったか走りまわっている。こういうものも含めて、外遊びと考えたらどうでしょうか。そして、なによりも親が子どもと一緒に楽しんであげることです。親が楽しんでいる姿を見て、子どもは「こうやって楽しむんだな」「こういうものに価値があるんだな」と感じる。体験の共有には、話を聞いてもらうことと同じ意味があります。人は誰かに認められたり受け入れられたりしないと生きていけません。子どもの発達には、認められる、受け入れられる体験が絶対に必要なのです。それから、親が楽しむことで親自身のストレス解消にもなる。当然、子どもに優しくできる。そして、「公園に行ったときのママ、大好き」なんて子どもに言われる(笑)。最高じゃないですか。『人と自然をつなぐ研究 ネイチャーゲーム大学講義録』石﨑一記 他 著/日本シェアリングネイチャー協会(2016)■ 心理学者・石﨑一記先生 インタビュー一覧第1回:「外遊び」は有能感や自己肯定感を伸ばす――でも、効果のほどは「親次第」第2回:「公園遊び」に道具は必要ない――外遊びは「なにもないところ」から始めよ第3回:意外すぎる自然遊びで一番大事なこと――“外遊び”の専門家が語る「シェアリングネイチャー」入門(※近日公開)【プロフィール】石﨑一記(いしざき・かずき)1958年7月18日生まれ、埼玉県出身。東京成徳大学応用心理学部教授。専門領域は発達心理学、カウンセリング、環境教育、キャリアコンサルティング。動機づけ、自然体験が子どもの発達に及ぼす影響、キャリア発達を研究テーマとする。日本シェアリングネイチャー協会指導者養成委員でもあり、目指す指導は「体験した人が活動を振り返ったとき、そこの自然や参加者同士の表情は覚えているのに、指導者の印象はない」というもの。【ライタープロフィール】清家茂樹(せいけ・しげき)1975年生まれ、愛媛県出身。出版社勤務を経て2012年に独立し、編集プロダクション・株式会社ESSを設立。ジャンルを問わずさまざまな雑誌・書籍の編集に携わる。
2018年12月25日みなさんこんにちは! まつざきしおりです。めっきり寒くなってきましたね。子どもは風の子! と、外で元気に遊ぶ子どもの相手をするのがちょっとつらくなってくる季節ですね…!(寒いよ~もう帰ろうよおおぉぉ…。)と、いうわけで、今回はお家遊びのネタです。 以前 にも、記事でシールのお話を描きましたが、シールを子どもに渡したら、一瞬でなくなりますよね!?そんなシール大好きキッズには…テレレテッテレー♪「カラ~~シ~~ル~~~!」ふりかけに付いているキラキラのキャラもののシールと比べればいささか地味ではありますが、なんせすごい枚数なので、子どもに渡すと、せっせかせっせか紙に貼って遊びます。なにより、カラーシールと落書き帳で200円チョイという、最強のコスパです。シールとらくがき帳だけでもけっこう遊び、また、意外と個性の出る面白い作品を作ったりするのですが、こんな風に、親が紙に線をひいたり、絵を描いたりして、その線に沿ってシールを貼ってもらったり、絵を仕上げてもらったりするのも楽しいです。最近はこのカラーシールも、パステルカラーだったり、柄いりだったり、おしゃれなものもたくさん出ているので、いろいろと試してみるのも楽しいかと思います。シール好きなお子さんをお持ちのお母さん。ぜひ一度お試しください~!!
2018年11月30日兄弟や友達と一緒に暗くなるまで外で遊ぶ。秘密基地を作ったり、ごっこ遊びをしたりなど、アイデア豊富な子どもにとって外遊びは得意分野。そんな幼少期を過ごてきた親たちは、現代に生きる「子どもの外遊びの機会」を”減った”と感じています。実に86.3%の親がそう感じているようですが、東京都に限るとこの割合は90.7%。子どもの外遊びの減少とその理由、気になりますよね。今回は「子どもの外遊び」についてのお話です。■ 子どもの外遊び、なぜ減った?子どもの外遊びが減ったと感じる親が約9割いるという驚きの実態が明るみとなった、子ども向けスポーツ・アウトドアイベント「アクティブキッズフェスタ」を主催する「一般社団法人YBP PROJECT」のアンケート調査。まずは保護者たちが“外遊びが減ったと感じる理由”から見ていきましょう。子どもの「外遊び」が減少したと感じる理由は?トップは、「テレビゲームなど室内玩具などで遊ぶ機会が増えた」54.2%。AOI / PIXTA(ピクスタ)次いで「習い事にいく機会が増えた」50.1% となりました。Fast&Slow / PIXTA(ピクスタ)確かに、昔は男の子が楽しむイメージの強かったテレビゲーム。近年は女の子用のゲームも多く、小さな子どもでも簡単に操作できるものも豊富。また、習い事も昔よりも選択肢が多いために平日5日すべて習い事で埋まっているというお子さんも珍しくありません。しかし、気になるのは45.8%の方が「区画整理によって近所の道ばたなど遊ぶ場所が減った」、さらに37.5% が「その他公園のルールが厳しい」と回答していること。yukiotoko / PIXTA(ピクスタ)子どもを外遊びさせたくても、遊ばせる場所が減少しているんですね。もちろん遠方の公園まで連れていくという選択肢もありますが、往復の移動時間、子どもの機嫌、帰宅時間などネックになる要素が多々あります。近所に手軽に遊べる公園があったら……と感じながらも”室内遊び”を選択する親はかなり多い、というのは親としては非常に難しい問題です。■ 8割以上の親が子どもにスポーツをさせている!外遊びが減ったという自覚もどこかにあるからでしょうか?子どもは現在、何かの「スポーツ」に取り組んでいますか?多くの親が、子どもにスポーツを取り組ませているようで、その割合はなんと86.7%。子どもに「スポーツ」をさせる目的は何ですか?その目的を見てみると、「体力向上のため」が89.2%と最も高く、次いで「子どもの経験を増やしたい」が81.2%。Fast&Slow / PIXTA(ピクスタ)「友達・仲間づくり」や「社会性を身につけるため」と回答した方も半数を超えています。おてつ / PIXTA(ピクスタ)筆者の娘もダンスを習っていますが、仲間と一緒に達成感を感じること、いつまでにこれを完璧に練習するなど目標も立てることも学び、精神面も発達したように感じます。スポーツをさせる理由は、”運動不足の解消”というより、経験や達成感など”子どもの人格形成を左右するような目に見えない期待”を親たちは抱いているように見受けられます。■ 親はなぜ「外遊び」が大事だと思っているのか?本調査では、回答者全員が”子どもにとって「外遊び」は大切と思うか”という質問に対し、”そう思う”と答えています。外遊びの経験、自然とのふれあいは大切、と自身の経験から感じているんですね。マハロ / PIXTA(ピクスタ)外遊びをすることは、“体力の向上”、”五感の発達”、早寝、早起き、食欲など、”生活リズムを整えること”などが期待できます。虫を捕まえる、泥んこになって遊ぶ、草花で花かんむりを作る……。マハロ / PIXTA(ピクスタ)想像力豊かな子に育つことは、将来の学習能力そして社会に出たときにもいきてくると考えられます。Fast&Slow / PIXTA(ピクスタ)でも毎日外遊びを子どもに強制させたり、将来のために……と必死になって外に出かける必要は筆者はないと思っています。雨上がりの匂いや、かくれんぼで見つけられにくい場所など、親が子どもに教えたいことを挙げてみると、案外、外遊びのハードルも下がってくるかもしれませんね。【参考】※子どもの「外遊び」が減少したと感じる保護者は86.3%【子どもの「外遊び」と「スポーツ」の取り組み】に関する、保護者を対象としたアンケート調査を実施
2018年11月15日男の子が好きな遊びの代表と言えば、プラレール、トミカ、戦隊ヒーロー系。幼稚園内でも男の子遊びと女の子遊びに分かれていることが多いようですが、最近になって我が家の男の子2人が最近夢中になっているのが“おままごと遊び”。実は男の子もしっかりと楽しめます。実体験を通じて感じることができた、おままごと遊びが子どもにもたらす効果を3つ紹介します。おままごと遊びに夢中になったきっかけ長男が1歳を過ぎたころに、木製の野菜や包丁、まな板などのおもちゃを少しだけそろえていたのですが、しばらくすると興味が別の遊びに移り、一時はしまった状態に。やっぱり男の子は身体を動かす遊びの方が好きなのだとずっと思っていました。その後、次男がキッチンの調理器具に興味を持つ月齢になり、私の調理中にあれこれと出してひっくり返す(1~2歳のあるあるですよね)ので、子ども用のキッチンを用意してみよう!とキッチンおもちゃを購入。一度はおままごとから離れた年中さんの長男も再び遊ぶようになったのです。IKEAのキッチンおもちゃがすごい!我が家が使っているのは、イケアで販売されている「DUKTIG ドゥクティグおままごとキッチン」です。別売りのキッチン用品を付けると、本物さながらのクオリティ。自分用のキッチンができた子ども達は大喜びでした。子ども部屋ではなく、あえてリビングダイニングに置くことで、私の料理中に真似がしやすいようにしています。子ども達が遊んでいる間に見せてくれた仕草や聞こえてくる言葉を観察していると、面白いポイントが見えてきました。おままごと遊びで鍛えられる3つのポイント1.観察力の確認調理器具を使ってママの真似をし、作り方、盛り付け方、彩りのこだわりなどをよく観察していること。プラスチックのお皿に赤や緑、黄色の食材のおもちゃを並べて、「ママいつもこうやってるよね」と真似をしてくれました。軽くプレッシャーにもなりますが(笑)、よく見てくれていることがわかり、うれしくなります。2.応用力のアップキッチンが家庭内のシチュエーションなのか、お店屋さんのものなのかによって役回りに変化があるので、その立場になったときにどういう行動をするのかを考える力が鍛えられること。例えば、お店屋さんのキッチンのシーンだとすると、「いらっしゃいませ」の挨拶から始まり、注文を聞く、調理をして「お待たせしました」と持って来る、そして最後にお会計をするという流れの一連をおままごとで学ぶことができます。1の観察力にも通じることですが、真似をすることで人がどういう動きをしているのかを理解するチャンスになります。3.本番を迎える前のイメージトレーニング本当の料理をするにはまだ早いかなというメニューは、遊びながら作り方を説明することでスムーズに本番を迎えやすくなります。「このお野菜で何が作れると思う?」と質問すると、いろいろな答えが返ってきて面白い! 想像力のトレーニングになるはずです。“まね(真似)ごと”が学ぶことの始まり。おままごとは最適な遊びです。将来の料理男子育成のためにも、今からおままごと遊びを取り入れてみませんか?<文・写真:フリーランス記者郡司佳奈>
2018年07月31日ふわふわまんまるのシャボン玉は、子どもの遊びの定番。だけど、付属のシャボン玉液って、夢中になっているとすぐになくなってしまいますよね。そんな時は、シャボン玉液を手作りしてみるのはいかが?1●キッチンにあるものでシャボン玉液!じつはシャボン玉液は、ご家庭にあるものでも簡単に作ることができるんです。【用意するもの】・水…200ml・台所用中性洗剤…10ml・砂糖…10g【作り方】1)鍋に水を入れて沸騰させる2)ぬるま湯くらいの熱さになるまで冷ます3)2に砂糖を入れて、よく混ぜながら溶かす4)3に台所用洗剤を入れ、泡立たないようやさしく混ぜたら完成!水、台所用洗剤、砂糖、いずれもどのご家庭にもあるものだし、所要時間も10分ほどなので、あらためて材料を買う手間がかからないのは助かりますよね。2●洗濯のりで“割れにくい”シャボン玉液!続いて紹介するのは、衣類にハリを出したい時に使う「洗濯のり」を使ったシャボン玉液の作り方です。なんでも洗濯のりを使うと割れにくくなるのだとか。【用意するもの】・水…200ml・洗濯のり(液体)…100ml・台所用中性洗剤…20ml【作り方】1)大きめの容器に水と洗濯のりを入れて混ぜる2)1に台所用中性洗剤を入れ、ゆっくり混ぜたら完成!最初に紹介した砂糖を使う作り方とは違い、火を使わないので、子どもと一緒に気軽に作ることができますよ。3●粉ゼラチンでシャボン玉液!最後は、スイーツ作りで大活躍の粉ゼラチンを使った作り方を紹介します。材料集めは少々大変ですが、こちらも「割れにくい」と評判のシャボン玉液です。【用意するもの】・精製水…1L・液体せっけん…300ml・粉ゼラチン…5g・ガムシロップ…10ml・サイダー…20ml【作り方】1)鍋に精製水を入れ、沸騰させずに60℃くらいまで熱す2)粉ゼラチンを加えてよく混ぜ、40℃くらいまで温度を下げる3)液体せっけんとガムシロップ、サイダーを加え、よく混ぜる4)1時間ほど冷まし、最後に一度、よく混ぜたら完成!精製水は不純物が少ないので、割れにくいシャボン玉液を作るのにピッタリだそう。精製水がない場合は、水道水を一度沸騰させて冷ますいいのだとか。ちなみに、身近なものでいうとストローでシャボン玉をする人が多いようですが、うちわの骨やハンガー、モール、アルミホイルなどを使えば、色んな形、大きさにできるので、より楽しくなりそう!カラッと晴れた夏の日には、シャボン玉のキラキラ感が増してきっとキレイなはず。夏休みの自由研究にしてもいいかもしれませんよ。(文・三軒茶屋すみ子/考務店)
2018年07月21日珍しい遊具がなくても工夫次第で子どもたちが笑顔に我が家は、お休みの日はもちろん、幼稚園帰りなどにそのまま公園遊びに行くことも多いです。でも、いろいろな公園がある地域なら良いですが、日常生活の中ではどうしても訪れる公園が偏ってしまうもの。今回は子どもと公園遊び歴10年の筆者が考えた、いつもの公園遊びをもっと楽しくする工夫を紹介します。ブランコは「大人が前に立つだけ」で面白さが倍増公園に行くと、大人気なのがブランコ。一緒に行くと、「ママ、押して―!」という声がよく聞こえます。普通は子どもの背中を押してブランコを揺らしてあげることが多いですよね。でも、子どもがしっかりブランコのチェーンを握れるようになったのを確認したら、子どもの正面からひざの下や台座を押してあげると、スリリングさが増すようで、子どもはとても喜びます!親も子どもの喜ぶ顔を間近でしっかり見られるんですよ。顔が近づく時に「ばぁ~!」と言ってあげるだけで、「キャッキャ」と声を出して喜ぶため、背中を押すよりしっかり遊んだ感のある時間になっていることも。ブランコは、前に行くときには足を伸ばして、後ろに行くときには足を曲げることでうまく漕げるようになるのですが、蹴られそうで蹴られない場所にいるだけで、足を伸ばすようになって、結果的に早くブランコが漕げるようになったこともありました。小学生くらいになっても、この「ブランコの前から参加」は、子どもが喜びます。大人は、子どもの足に蹴られないようには十分ご注意くださいね!それから子どもは前に立たないように一言添えるのをお忘れなく。「すべり台でクイズ」は幼児に大人気公園の定番遊具と言えばすべり台。普通のストレートすべり台だけでなく、波打つような幼児用すべり台や渦状のすべり台、ローラー滑り台のある公園も多くなりました。でも、我が家の近くにある公園にあるのは普通のストレートすべり台。普通にすべるだけでも確かに喜びますが、すべり台の途中に腕でトンネルをしてあげると大喜び。身体を寝かせないと通れないトンネルにするとより喜びました。踏切のように、腕をかざして、子どもが通る直前で上げてあげるだけでも十分楽しんでくれますが、腕で軽く「とおせんぼ」したら、そこでクイズを出して、答えたら通過できるゲームには子どもがはまりました。クイズはごく簡単で、「おやつはケーキとアイスどっちが好き?」「好きな色は何色?」「好きな果物は何?」「りんごとバナナどっちが好き?」「コロッケとハンバーグどっちが好き?」「桜とタンポポどっちが好き?」など2択、もしくは簡単に即答できる質問を用意しておきます。この「クイズで通過ゲーム」は、幼稚園児くらいに大人気で、我が子はもちろんお友達が長蛇の列になるほど。この遊び方は、子ども同士でもやるようになり、子どもの遊びの幅が広がると同時に、子ども同士で遊ぶいいきっかけとなったようです。鉄棒を利用しての「大縄跳び」公園にある定番遊具の中でも、鉄棒は一人で遊ぶ道具となりがちですが、子ども同士で一緒に遊べる工夫もできます。本来の用途とはちょっと違うのですが、鉄棒に縄跳びのひもをくくり付けることで、一緒に大繩遊びができます。下の方の柱に結んで揺らして、「にょろにょろへび」を飛び越えたり、上の方の鉄棒に結んで、リンボーダンスさながらに「縄くぐり」、そして回してあげることで少ない人数で「大縄跳び」ができます。縄が短い時には2つ合わせて結んで大きくするのがおすすめです。縄跳びのひもは100均でも売っているので、1つか2つあると、電車ごっこなどにも使えて、遊びがってのよいアイテムです。幼児くらいまでは、子どもだけで遊びの幅を広げるのはなかなか難しいもの。親のかかわり方の少しの工夫で、いつもの公園でも、子どもたちがより楽しむことができます。そして、その遊びの工夫は子ども同士での遊びにつながっていくこともありますよ。子どもと公園で遊ぶというのも、基本的には小さいうちだけ。一緒に遊べる時間を親も楽しめるといいですね!<文・写真:フリーランス記者小柳結生>
2018年07月16日外遊びが大好きな子どもたちですが、発達するにつれて、その遊び方は変わっていきます。発達に合わせて遊び方はどのように変わっていくのでしょうか。そしてその発達に親はどのような対応をしていけばいいのでしょうか。前回までは、外遊びが子どもの発達にもたらす効果と、親のかかわり方について聞いてきました。今回は引き続き、年齢別の外遊び方法について東京成徳大学の石崎一記教授にお話を伺います。【発達の専門家に聞いた外遊びの効果】 第1回 子どもの発達に外遊びは影響がない!? トータルで考える大切さ 第2回 ママのために遊ぶんじゃない、外遊びでの親のNG行動とは 外遊び、子どもの年齢別でどう変わる? -->■0~1歳の子が自然に触れる意味とは――0~1歳の赤ちゃんが、外で時間を過ごすことに意味はあるのでしょうか?発達にはもちろん影響がありますよ。3歳の子は0歳から1歳、2歳を経て、3歳になる…つまり連続性がありますから、必ず何か影響してくるはずですよね。この時期は、自然のある世界を味わうということだけでいいと思います。いっしょに木陰で気持ち良い風に吹かれる、鳥の声を聞く、気温の変化を肌で感じる、光を感じる、花を見る、水を触るなど、それだけで十分です。――家族で自然のなかで過ごす時間を楽しむだけでいいということでしょうか?そうです、家族で美しい自然の中で過ごすことによって、お母さんやお父さんたちに癒やされてほしいんですよね。0~1歳は一人では遊べないので、外遊びでは親子でいっしょに過ごしますよね。平日働いて忙しいお母さんたちも増えていて、なかなか家族でゆっくりと時間を過ごせないと思います。だから週末に1時間だけでも幸せで穏やかな時間を外で過ごしてもらいたいです。1週間のなかでそういった時間が少しでもとれるかどうかというのは、重要だと思います。■2〜4歳の「なぜ?」に親はどう受け止めればいいのか――2歳から4歳の子どもの外遊びには、どのような特徴がありますか?2~4歳の子どもたちは、「なんで?」とよく聞いてきますが、その不思議な気持ちにどうやって付き合うかが大切なんです。子どもたちが「なんで?」と聞いてくるのには、2つ理由があります。1つ目は自分が不思議に思ったということを知ってほしいから。2つ目は、本当になぜなのか答えが欲しいからです。1つ目の知ってほしいという気持ちは、必ずきちんと受け止めてもらいたいですね。そして、2つ目については、“本当に正しい答え”を教えてあげる必要はじつはないんです。――なぜ、正しい答えを教える必要はないのですか?子どもたちにとっては、本当の答えを知ることより、答えが出るまでになぜなのかを考えることが大切だからです。「なんで?」と聞かれたら、「何でだろうね、何でだと思う?」と聞き返してしまえばいいんです。そのあと子どもからデタラメな答えが返ってきたとしても、否定はせず、親もその答えを楽しんでしまえばいいんですよ。子どもたちのなかに不思議だなという穴のようなものがたくさん開いていると、知りたいという欲求につながり、理解できたときの喜びも大きくなります。長い目で見て、この時期に自然をいっぱい体験して、不思議な気持ちをたくさん持つことは大きな意味を持っていると思います。■5歳以上になると外遊びは変化する――では5歳以上の子どもたちは、どういった遊び方に変化していきますか? また、親のかかわり方は変わってくるのでしょうか?5歳以上になると、何かに挑戦するという遊び方が増えてきます。この時期になると、親がいっしょに遊ぶことは次第に減ってきて、寂しいと感じる人もいるかもしれませんね。安全確保はしっかりととり、共感してあげることも重要です。子どもに自分を重ねてしまい、ついつい心配しすぎてしまう人もいるかと思いますが、子どもには子どものやり方があるので、これくらいの時期からは自主性を伸ばしてあげることに注力してあげてください。その子らしい発達を促していかれるように、子どもが今何を感じているかということを一番に考えてあげてください。■外遊びにおいて一番大切なこととは――外遊びで持って行くといい道具があれば、ぜひアドバイスをお願いします!5歳くらいまでの子どもたちにとって“自ら遊びを作り出す力”が奪われてしまうので、ボールやラケットといった遊び道具は必要ないと思います。虫メガネは自然を観察するときにとても便利ですし、子どもも喜ぶと思うので、おすすめです。また、スケッチブックなどのお絵かき道具も、外遊びの時間を有意義にしてくれますよ。ビニール袋を持って行って、拾ったものを入れさせてあげるといいですね。拾ったものは、その日楽しかった体験の象徴です。安全かどうか確認したうえで、持ち帰らせてあげてほしいと思います。――石崎先生は外遊びで一番大切なのはどんなことだと考えていますか?外遊びというとお母さんにとっては大変なイメージがあるかもしれませんが、身近で気軽に行うのが一番です。無理に遠い公園に行こうなどと考えず、普段から遊んでいる近所の公園でも、工夫することで十分楽しく過ごすことができますよ。家族で自然の中で幸せな時間を過ごして、ぜひ外遊びを癒やされるような時間にしてもらいたいと思います。石崎一記さんプロフィール東京成徳大学応用心理学部教授。2000年4月より現職。発達心理学について、特に児童期の動機づけや感性の発達が専門。ガイダンスカウンセラー、学校心理士、1級キャリアコンサルティング技能士、日本シェアリングネイチャー協会指導者養成委員・トレーナー。千葉県社会福祉審議会委員や厚生労働省キャリアコンサルティング研究会委員なども務めている。※「石崎」の「崎」は正しくは「たつさき」)
2018年07月11日日々、何となく公園に行って子どもの外遊びに付き合っているというママやパパは多いのではないでしょうか。子どもとどのようにかかわっていけばいいかわかれば、もっと外遊びの時間は楽しくなるかもしれません。外遊びが子どもの発達にもたらす効果について聞いた前回に引き続き、今回は外遊びにおいて「親がすべきこと、してはいけないこと」について、東京成徳大学の石崎一記教授にお話を伺います。【発達の専門家に聞いた外遊びの効果】 第1回 子どもの発達に外遊びは影響がない!? トータルで考える大切さ 第2回 ママのために遊んでるのではない。外遊びで親がしてはいけないこと 外遊び、子どもの年齢別でどう変わる? -->■親の役割の8割は外遊びの環境を整えること――前回、外遊びで子どもたちの発達に与える影響についてお話を伺いましたが、親のかかわり方について教えてください。外遊びにおいて親の一番重要な役割は、子どもたちが安全に外遊びの良さを味わえるような環境を整えてあげることなんです。それで、もう親のすべきことの8割ほどは終わったと言ってもいいくらいです。外遊びをする環境というのも、特別なものではなくて、普段からよく行く近所の公園や庭があれば、そこでもまったく問題はありません。何よりもまず安全に遊べること、そしてできれば前回お話したような4つのポイント(感覚が豊かになる、試行錯誤ができる、達成感や満足感を得られる、命のつながりを学べる)が抑えられているとなおいいと思います。■外遊びで親にしてほしいこと――では、具体的に親はどのようなことをすべきなのでしょうか?“すべき”というよりも、“できたらいい”くらいに考えてもらいたいのですが、まずは子どもに共感すること。子どもが「お花だ、キレイだね!」と言ったら、「そうだね」と言って一緒に見てあげたら、それだけでも子どもは安心できます。さらに、共感するだけでなく、一緒にするというのもいいと思います。たとえばスケッチブックを持参して、子どもだけに書かせるのではなく、ママやパパも一緒に隣で描いてみるのもいいですよね。一緒にした経験というのは、親子にとってスペシャルな思い出になるし、親にとっても新しい発見があるはずです。そして、外遊びのときは子どもの実感を大切にしてあげてください。親が目標を決めてしまったり、見たらどうする、聞いたらどうすると先を見過ぎたりしない方がいいでしょう。見るために見る、聞くために聞くのだと考えて、結果を求めすぎないことが大切です。――子どもの実感をシンプルに受け止めてあげることが大切なんですね。ほかにも親ができることはあるのでしょうか?思い切り試行錯誤させてあげてほしいですね。何かうまくいかないことがあっても、すぐに失敗だと決めつけずに、子どもたちが失敗から学ぶことは何だろうという考え方をしてもらいたいです。たとえば、子どもがよそ見していて溝に落ちて泥だらけになってしまった場合、「もう! 泥だらけじゃない! どうするの!?」と怒らずに、そこから子どもたちが何を学んだのか、体験から何を得たのか考えてみてください。そのために親ができることは、失敗したときの手立てを考えること。汚れては困るような服や靴を履かせない、着替えを持って行くなど、きちんと準備をしておくと、余裕を持って子どもとかかわり、思い切り試行錯誤させてあげられると思います。■なぜ子どもたちの気持ちを代弁することが大切?――では、子どもたちに対して、親はどのような言葉かけをすればいいでしょうか?子どもの気持ちを代弁してあげるような言葉かけをしてもらいたいですね。親は、つい「できたかできていないか」で褒めたり叱ったりしてしまい、大人の基準で良いか悪いかを判断してしまいがちです。子どもが喜んでいるときに「うれしいね」、子どもができないときは「悔しいね」と言ってあげられるといいでしょう。子どもたちは自分の気持ちを自覚しにくいため、感情を言葉で表現するのが苦手です。気持ちを代弁してもらうことで、親が自分の気持ちを理解してくれていることに気づき、そして自分の気持ちにも自覚できるようになります。■外遊びのときに親がしてはいけないこととは――一方で、外遊びで親がしてはいけないことは何ですか?知識を教えようとしたり、手取り足取りやり方を教えてあげたりすると、子どもたちが試行錯誤するチャンスを奪ってしまうことになりかねません。子どもができなくても、自分で工夫してやり方を作り出すように、見守ってもらいたいですね。また、親が「成功はいいこと、失敗は悪いこと」という考え方を持っていると、子どもたちが敏感に感じ取ってしまい、失敗を恐れてチャレンジしなくなってしまいます。成功や失敗という軸で、子どもたちとかかわらないでほしいです。また、子どもたちへの声かけとしては、親の気持ちを押し付けるようなことは言わないようにしましょう。たとえば、「ママを困らせないで」などと言いがちだと思いますが、子どもはそもそも、ママのために遊んでいるわけではありませんよね。子どもの気持ちに寄り添うことを一番大切にしてもらいたいです。――親たちに対して、外遊びを一緒に楽しむためにアドバイスを教えてください大切なことは、親も自然のなかで癒やされることです。公園に行って外遊びすることをストレスに感じないで、楽しんでもらいたいです。親がイライラすると、子どもはその気持ちを敏感に感じ取ってしまい、安心して発達もできませんよね。子どものためと思って外遊びをしても、逆に子どものためにならなくなってしまいます。親子で時間を共有するということを一番に考えて、何よりも自然を楽しんでもらいたいですね。次回は、年齢別に子どもたちの発達にいい外遊びについて、引き続き石崎教授にお話をお伺いします。0歳から5歳以上の子まで、オススメの遊び方についてご紹介します。石崎一記さんプロフィール東京成徳大学応用心理学部教授。2000年4月より現職。発達心理学について、特に児童期の動機づけや感性の発達が専門。ガイダンスカウンセラー、学校心理士、1級キャリアコンサルティング技能士、日本シェアリングネイチャー協会指導者養成委員・トレーナー。千葉県社会福祉審議会委員や厚生労働省キャリアコンサルティング研究会委員なども務めている。※「石崎」の「崎」は正しくは「たつさき」)
2018年07月10日最近は、「ゲームばかりで外遊びをしてくれない」といった声も聞かれます。反対に外遊びが大好きで、洋服は泥だらけ、ポケットが砂ばかりでため息ついているママも多いのではないでしょうか。筆者自身は、5歳と3歳の男の子の母ですが、「公園! 公園!」コールが始まると、「またか…」と内心ちょっとうんざりすることも…。なんとなく外遊びが大事だと聞いてはいるけれど、具体的にどんな効果があるのでしょうか。外遊びが子どもの発達に与える効果について、東京成徳大学の石崎一記(いしざき かずき)教授(「崎」は正しくは「たつさき」)に話を聞きました。■子どもの発達に外遊びは影響がない!?――子どもの発達において「外遊び」はどんな影響を与えるのでしょうか?そもそも子どもの発達は、「これをしたからこれができるようになる」という因果関係の中では起こりません。たとえば薬を飲んだら熱が下がるというような、わかりやすく結果が出るものではなく、さまざまな関わりのなかで子どもたちは発達していきます。外遊びについても、実際にそこで何かをしたから子どもたちがこうなるということではありません。そういう意味では、外遊びで何をするかというのはそこまで大きな問題ではないのかもしれません。――それでは、外遊びをさせることに意味はないのでしょうか?そういうわけではなく、外遊びをすることに十分意味はあります。ただ、外遊びをしたから、すぐに子どもがこうなるという考えは持たないでもらいたいんですね。お母さんたちが「外遊びをさせたい」と思う背景には、子どもの可能性を伸ばしてあげたいとか、子どもの笑顔を見たいとかいうことがありますよね。それ自体が、子育てにおいて重要なことなんです。「今日は天気がいいね、外にお出かけしようか」という語りかけのなかで、外遊びした日は子どもにとってスペシャルな日になるんです。実際に子どもと一緒に何かをするということ、一緒に過ごすことにこそ意味があります。そして、一緒に体験したあとでも思い出としてずっと共有できるのです。計画を立てることから、行くこと、そして思い出として大切にすることまで、トータルで外遊びは子どもにとって意味があるといえます。また、外遊びをすると、長期的に見てのちのちその効果が出てくることも多くあります。■外遊びの体験が子どもに与える効果の4つの視点――それでは、具体的に外遊びでどのような効果が得られるのでしょうか?視点は4つあります。まず、1つ目は感覚が豊かになるということ、2つ目は試行錯誤ができるということ、3つ目は、達成感や満足感を得られるということ、そして4つ目は、命のつながりを学べるということです。<1.子どもの感覚が自然のなかではより豊かになる>――1つ目の感覚が豊かになるということですが、具体的にはどういうことですか? また子どもの場合はとくに顕著だということでしょうか?感覚には、視覚や聴覚、嗅覚や触感、そして味覚などがありますが、自然のなかではとくにそれらが活性化される傾向にあります。たとえば、花を見てどんな種類だというように知識としてあれこれ考えるよりも、ただきれいだと感じるようなことが、感覚をより活性化するのです。そして、感覚というのは同時にいくつも使うほうが、より記憶に残るということがわかってきています。自然はそうした環境にはぴったりです。家にいるよりも、子どもたちにさまざまな感覚を体験させてあげることができます。<2.正解、不正解がない世界で試行錯誤ができる>――2つ目の試行錯誤ができると、どのような力が身につくのですか?自然は、公園の遊具のように子どもたちの体に合わせて作られていないため、工夫をして遊ぶ必要がありますよね。試行錯誤をすることで自分のやりたいことがはっきりして、子どもたちの意欲が引き出されていきます。教わったとおりにすることでは得られない、生き生きとした子どもたちの姿が見られるでしょう。こうすれば正解、不正解ということもなく、ゴールも決められていませんから、子どもたちの自主性も身についていきます。<3.達成感や満足感を得られると、自己肯定感につながる>――達成感や満足感が得られると、子どもたちのどのような部分が伸びるのですか?試行錯誤して遊ぶなかで、自然と目標が作られていき、できたときに達成感や満足感が得られます。やり方や遊び方が決められているおもちゃなどではなかなかそれが育ちにくいのですが、自然のなかだと自分自身で目標を決めやすく、それはより大きな達成感につながります。そして、それが最終的には自分のことを大切で好きだと感じる自尊心や自己肯定感にもつながっていくのです。<4.安心感の源になる、命のつながりが学べる>――4つ目に命のつながりという言葉がありましたが、これはどういった意味ですか?外遊びをすると、虫や植物など、さまざまな命と触れ合う機会があります。たとえば虫を捕まえたら、自分と虫だけでなく、虫とそのほかの自然とのかかわりについても考えるきっかけになります。その虫はどこから来たのか、その虫は何を食べているのか、その虫を食べるのはどんな生き物なのかなど、命が網目のように重なり合っていて、その仕組みのなかに自分がいるということを、無意識の中で感じるのです。ただ、それは今すぐに子どもたちが認識するわけではなく、理解できるのは小学校や中学校になってからになるかもしれません。小さいうちは、まずそのための材料をそろえていくということ。自分の存在に関しても、安心感の源のようになり得るでしょう。これは自然体験の圧倒的に素晴らしい部分だと感じます。次回は、外遊びをする子どもたちへの親のかかわり方について引き続き石崎教授にお話をお伺いします。親のするべきこと、してはいけないことはどんなことなのか、ご紹介します。石崎一記さんプロフィール東京成徳大学応用心理学部教授。2000年4月より現職。発達心理学について、特に児童期の動機づけや感性の発達が専門。ガイダンスカウンセラー、学校心理士、1級キャリアコンサルティング技能士、日本シェアリングネイチャー協会指導者養成委員・トレーナー。千葉県社会福祉審議会委員や厚生労働省キャリアコンサルティング研究会委員なども務めている。
2018年07月09日梅雨ですね。洗濯物も乾かないし、外遊びもできないし、幼稚園にお迎えに行くのも億劫になってしまいます。 大人には憂鬱な雨の日でも、子どもは一歩外に出ると大喜び。長靴やカッパを着るのも嬉しいし、水たまりに入るのも大好き。長男を迎えに行って、帰って来るころには2人ともびしょ濡れなのですが、そんな楽しそうな2人を見ていると雨の日もいいなぁと思ってしまします。 (←汚れてもいい服を着せている時だけ)
2018年06月06日シトシト、ザーザー降り続く雨。「今日も雨だから外出やめとこう…」と思って家のなかにこもっていませんか? 雨の日は、雨の日ならではの外遊びができる絶好のチャンス!せっかくの雨を思う存分楽しむ遊び方と、雨の日におでかけするときのコツをご紹介します。■雨の日ならではの遊びって? 汚れ覚悟でいつもより大胆・豪快に雨の日にしかできない遊びは、ズバリ雨だからこそ生まれる環境を楽しむことです。例えば、公園に東屋(あずまや:休憩用の小さな建物、屋根のある場所)があるなら、そこで雨にぬれた葉っぱや地面、雨の音、雨になると出てくるカエルなどの生き物とふれ合えます。いつもは、バケツでわざわざくみにいかないといけないお水が、天からたっぷり降ってくる雨の日。汚れることを前提にした服装をしていれば、レインコートの帽子だけをちょこんとかぶらせて、子どもと一緒に少し屋根の外に出てみるのもおすすめです。屋根のある砂場があれば、いつもより湿った砂と、たっぷりのお水で、晴れた日よりも大きな“作品”が作れるのではないでしょうか。大きなお城や、急こう配の川を作ってみたり、いつもの何倍も楽しめちゃいますね。ただし、長時間雨に当たったり、ぬれたまま遊び続けるのは禁物。気温が高いといってもぬれて体温は奪われるので、カゼをひいてしまいます。短時間で切り上げるのがポイントでしょう。 ■雨の日のおでかけ「もっと楽しむ」3つのコツ雨の日でも、買い物などでおでかけしないといけない機会もたくさんありますよね。そんな時のための、おでかけのコツ「雨の日バージョン」を3つ、ご紹介しましょう。雨を楽しむおでかけのコツ1:できるだけ荷物はコンパクトに雨の場合、傘にレインコートに、ベビーカーのカバーに…といつもより荷物が増えがちです。そのうえ、雨だから自由に身動きできず、さらに大きなストレスを感じますよね。それなら、いっそのことオムツやお着替えを最小限に減らして、なるべく荷物をコンパクトにしましょう。雨が降っていれば、子どもが長時間公園でねばる…なんてこともありません。1時間ほどの外出なら、オムツは1枚、着替えもオールインワンタイプを1枚と、なるべく荷物を減らす工夫をすることが大切です。雨を楽しむおでかけのコツ2:ぬれたモノ用にビニール袋があると便利ぬれた傘やレインコート、子どもの長靴などは、お店や電車・バスの中に入った時、置き場に困りますよね。そんな時には、30Lや45Lサイズのビニール袋を1枚と、子どもの靴が入るくらいの小さめサイズのビニール袋を持ち歩いていると便利です。「ベビーカーをたたんだらタイヤが人に当たりそうで…」という時にも、大きめのビニール袋を上からスポッと被せれば気にせずたためます。ビニール袋自体はかさばるものではないので、カバンに忍ばせておくと安心です。雨を楽しむおでかけのコツ3:ベビーカーの座面にタオル「ぬれたレインコートを着せたままではベビーカーに乗せられない」「子どもの体が、雨でちょっとぬれちゃった」…。そんな時に活躍してくれるのが、ベビーカーの座面に敷いておいたタオルです。出かける前にベビーカーにセットしておけば手荷物が増えることもなく、子どもがぬれても水分を吸い取ってくれますし、レインコートを脱がすことなくそのまま子どもをベビーカーに座らせることも。少し厚手のバスタオルサイズがおすすめです。■雨の日のおでかけ「注意しておきたいこと」雨の日のおでかけでもっとも注意しておきたいのが、ベビーカーにレインカバーをつけたときの中の温度や湿度です。雨の日の移動で便利なベビーカー+レインカバーですが、意外と中は暑く、湿度も高くなります。よく雨の日にレインカバーが白く曇った状態になっているのを見かけますが、それは中が必要以上に暑くなっている証拠で、子どもが熱中症になる可能性も。こまめに中を確認して、屋根のある場所ではカバーを開けて空気を入れ替えるなどで対策していきましょう。ついつい、おでかけするのをやめてしまう雨の日。でも、梅雨時には連日雨が続き、家の中で過ごすのも限界! となることもありますよね。そんな時は雨ならではの外遊びをしてみたり、少し遠いところへ買い物に出てリフレッシュしたりしませんか? おでかけのコツ「雨の日バージョン」をおさえて、楽しく過ごしてくださいね。
2018年06月04日雨の日になると、外遊びが大好きな子ども達がパワーを発散できずに「つまらない~」を連呼。家の中で遊んでいるおもちゃにも飽きてしまって時間を持て余してしまいがちですよね。そんなときに使えるお絵描きグッズ「キットパス」の楽しみ方を紹介します。キットパスとは?日本理化学工業のkitpas(キットパス)は、通称『魔法のチョーク』と呼ばれる水溶性のチョークです。小さな子どもでも安心安全に使えるように、口紅などに使われるパラフィンを主原料としています。普通のお絵描きグッズとは、ひと味もふた味も違った楽しみ方ができるところがキットパスの強み。雨の日に退屈そうな子どもたちに声を掛けて、実際に試してみました。はじめる前に用意しておくと良いものキットパスの他に用意しておくと良いものは、・模造紙(画用紙でもOKですが、大きな模造紙が描きやすくておすすめです)・筆とパレット・新聞紙・小松菜やピーマンなどの野菜※野菜がなぜ必要なのかは後のお楽しみ掃除用に近くに置いておくと、周りが汚れてしまったときの緊急事態にも安心です・水の入ったバケツ・雑巾数枚・ウェットティッシュ水を使うと絵の具になった!床が汚れないように、模造紙の下に新聞紙を敷いておきます。「こんなに大きな紙に描いて良いの?」と目を輝かせて大喜びです。キットパスは普通にお絵描きができるのはもちろん、描いたものを水をつけた筆で伸ばすと絵の具のように使えるので楽しさ倍増!手に直接キットパスを塗り、軽く水を付けて紙に押してみると手形スタンプに変身しました。手形・足形は誕生日の記念として、お絵描き遊び以外にも活用できそうです。野菜を使うとかわいいスタンプに変身ここでなぜ必要なの?と思った野菜の登場です。小松菜の根元やピーマンのへたなど、捨ててしまう前にスタンプに変身させてしまいましょう!ピーマンも小松菜もお花のような模様になるので、たくさん集めるとかわいい花束のようになります。さまざまな野菜の捨ててしまう部分をスタンプとして使ってみると、新しい発見があるはずです。窓ガラスが大きなキャンバスにそして、さらに特別感を出したいときには窓ガラスをキャンバスに!キットパスはガラスやホワイトボードに描いても、濡れた布で拭くと簡単に消すことができます。※素材によっては消えないこともあるので、事前に目立たないところで確認をしてください模造紙と窓ガラス両方めいっぱい楽しむと、あっという間に時間が過ぎていました。兄弟で一緒に楽しめるので、雨の日の定番遊びになりそうです。キットパスで退屈な雨の日も特別な1日に。外に出られない代わりに、『魔法のチョーク』で楽しい時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。kitpas<文・写真:フリーランス記者郡司佳奈>
2018年06月01日暖かくなり、公園での外遊びが楽しい季節。子どもと公園に行くと、ママは疲れてしまう反面「あんなこともできるようになった」「こんなこともできるようになった」と日々発見があるのではないでしょうか。外遊びは脳育にもとてもよいようです。でも、変なこだわりに応えるのは一苦労かもしれませんね。ムスメとブランコ半年近く公園を覆っていた雪もようやく溶け、ついに解禁されたものがあります。そう、ブランコです!去年までムスメにとってブランコは「なんとなく揺らすもの」でしたが、遂に気付いてしまいました。ブランコは乗るものだと…!といっても身長不足でそもそも自力では乗れないしすぐこけそうなので、抱っこしてお尻を乗せて前後から支えて揺らします。お…おお!これは…なかなか…!と言わんばかりに顔がほころんでいくムスメ。やあやあ良かった、楽しそうで何より…と思っていたら「おかーしゃんも」と一言。ん? いいよーお母さんここで支えてるから、と言うと俊敏な動きでブランコから飛び降り、「おかーしゃん」「こっち!」とグイグイ隣のブランコに座らせてきます。ありがとーーととりあえず座ると、満足げに自分の(つもり)ブランコに戻り座ろうとするムスメ。しかし悲しいかな座面はムスメの背中を撫でるのみで、「のいたい」「のいたーーいネェーー」とジタバタ。見かねてブランコから降りて手を貸そうとすると、「おかーしゃん」「こっち!」と怒られるという。どうやら2人同時にブランコに乗っていないとイヤなようで、私支える→ムスメ降りて母座らせる→ムスメ乗れない→私支えるの無限ループに…ワガママなような優しいような、複雑な子供ごころなのでした。
2018年04月15日筆者の住む北海道では、お外遊びのできる時間が限られます。お友達を家に呼んで遊ぶとき、皆さんは何をしていますか?子ども同士は、それぞれにおもちゃで遊び、ママ同士は一緒にしゃべっているなんてことが多いのではないでしょうか?子どもと2人だけで家にいるときは、なかなか一緒に遊びに没頭したりすることは難しいですが、お友達と一緒であれば意外と楽しく遊べるもの。我が家では、お友達を呼んで遊ぶとき、大人も子どももみんなで遊ぶようにしています。今回は、時間別に楽しめるおすすめの工作遊びを紹介します。工作メインで楽しむ(30分~1時間)おすすめの工作遊びですが、工作をメインにするか、作ったもので遊ぼうと考えるかで違ってきます。30分から1時間しか遊べないときは工作メインで、折り紙の裏によく書かれているような手箱や動物、手裏剣などを作ったりするのがおすすめです。その際には子どもの喜ぶシールなどがあると、自由にデコレーションしてお気に入りが作れます。七夕の工作のように、単純に四角や三角に折っていったものをハサミで端を切り取ったりして模様を作るのも楽しめます。クリスマスリースのように「つながるお人形」の形を工夫して、電車などを作っても楽しいですね。また、それぞれ工夫を凝らした紙飛行機を作って飛ばして競うのは男の子はもちろん、女の子だけでも結構盛り上がりました。各自の工作ができたところで、自分の工作をおみやげ代わりにしてさっぱり解散もしやすいという、大人に嬉しいメリットも。カラフルな紙とテープやシール、ハサミなどを置いておくだけで、自由に工作が始まることもあります。できた工作で遊ぶ(1時間~2時間)1時間から2時間ほどのまとまった時間があるなら、できた工作物で遊ぶのがおすすめです。女の子がはまったのは、カラフルな折り紙でお野菜をつくったり、細く切ってパスタにしてみたりしながら、それらを箱に詰めての「お弁当作り」。できたお弁当を紙袋に入れて、ピクニックごっこや遠足ごっこをして遊びました。また、100円ショップにある「ケーキの作れる折り紙」を利用してのケーキ屋さんごっこをしたり、単純に紙で思い思いの紙バッグを作って、そのバッグを持ってお買い物ごっこ遊びなどにいそしんでいました。お友達はおみやげに折り紙で作ったケーキを持ち帰りました。折り紙で作ったお野菜をつめてお弁当を作ったことも。男の子であれば、定番とも言えそうですが、新聞紙を棒状にして剣に見立てて遊んだり、ベルトを作ってみたり、または箱を使っての工作が盛り上がります。車好き、電車好きの子であれば、車や電車のカードをたくさん作って、当てっこゲームも好評でした。並べたり交換したりしても楽しめますよ!ボードゲームを工作しよう(2時間~半日)2時間以上、半日一緒に遊ぶような時間がたっぷりあるような場合におすすめなのは、ボードゲームを自作して遊ぶことです。ボードゲームと言っても、市販のボードゲームのように作らなくてもOK。広い模造紙や裏紙があれば便利ですが、コピー用紙などの大き目の紙を貼り合わせて、迷路を書いたり、線路や道路を書いたり、はたまたおうちやお部屋を書き込むだけで、オリジナルのボードゲームの完成です。年長さんになると簡単なすごろくゲームも作ることができるようになります。ボードゲームを作る過程で、得意分野に役割分担が見られることもあります。広く紙を使えば、それぞれのエリアで作業に没頭しつつ、一緒に作った達成感に子どもながらに浸れるようです。男の子であれば、線路や道路を大きな紙に書いてみるだけで、ブロックの車やおもちゃのミニカーや電車を走らせて、一緒に仲良く遊べます。信号を書き足して、駐車場を作ってと、結構盛り上がりますよ。できたボードゲームの上での遊びは、一味違った遊びが広がるようです。園児は、子ども同士で一緒に遊ぶということが実はなかなか難しいもの。ましてやお友達のおうちには魅力的なモノがいっぱい。お友達との遊びより、家の探検やおもちゃの物色が始まってしまったり、おもちゃの取り合いだってありますね。それもよい経験ですが、せっかくなら、充実した遊びの時間とコミュニケーションを学ぶ時間にすると、素敵な時間が過ごせます。お母さん同士話をしつつも、子どもと一緒にしっかり遊べて、子どもの創造性も高まるメリットも。なにより、自分で作ったという達成感の味わえる工作は、子どもにもしっかり遊んだという印象が残りやすいようです。折り紙や各種紙、シールやテープをそろえて、お友達と一緒の室内遊びに、ぜひ工作を取り入れてみてくださいね。<文・写真:フリーランス記者小柳結生>
2018年03月20日男性の中には、“本命の女”と“遊びの女”を分けて付き合う人も一定数いますが、果たして“遊びの女”から“本命の女”に昇格することは可能なのでしょうか?“遊びの女”だったはずが、“本命の女”に昇格したきっかけを男性に調査してみました。文・上岡史奈■とにかく居心地が良かった…!「仕事が忙しくてドタキャンしても、友達との予定を優先しても、一切怒らない彼女。そんな居心地の良い女性が過去にたった1人だけいました。体の関係から始まった関係でしたが、一緒にいてとにかく居心地が良かったので気付いたらいつも一緒にいました。転勤で別れてしまいましたが、もし叶うならその子と結婚したいです」(27歳/IT関係)「縛られたくない」という気持ちから本命彼女を作らない男性にとっては、“付き合ったり結婚したりしても、自分らしくいられるかどうか”は、とても大切な判断基準。筆者の周りの“元・遊び人男性”に、今の彼女や奥さんを選んだ理由を聞いてみると、「文句を言わない」「うるさくないから」と答える人がかなりの割合でいます。うるさく小言や文句を言ってしまうと、“本命の女”の座から遠ざかってしまうのかもしれませんね。■優しさに負けた…!「遊び相手のうちの1人が『ちゃんと付き合って欲しい』と思っているのはヒシヒシと感じてたけど、まだ1人の女性に絞りたくないなと思っていたんです……。そんな矢先に自転車で事故って骨折。他の女の子は『治ったら連絡ちょうだいね』と冷たい対応だったのに、彼女は毎日見舞いに来てくれて、その態度にこっちも本気になりました」(25歳/商社勤務)「むかし経営しているお店の売上が悪くなって、遊ぶお金がなくなったとき、男女問わず離れていった人は沢山いました。でも、今の嫁は、当時セフレみたいな感じだったのに離れずに、再起を信じてずっと傍にいてくれたんです。経営が持ち直したタイミングでプロポーズしました」(34歳/飲食店経営)普段、尽くしくれる女性のありがたみに気付かない男でも、本当に困ったときには何か感じるようです。“遊びの女”から“本命の女”に昇格するためには、“本気の覚悟”も見せておいた方が良さそうですね。■帰省がキッカケで…!「久しぶりに実家に帰ったら親があちこち体を悪くしていて、それまで全然考えてなかった“結婚”について初めて真剣に考えたんだよね。そのとき付き合っている彼女とは遊びのつもりだったけど、結婚相手として考えたら実は悪くないんじゃないか……って意識するようになって、それで今に至ります」(28歳/アパレル関係)親からのプレッシャーもそうですが、年末年始の帰省で同級生に会ったときなどに「みんな結婚して子どもまでいるのに、いつまでもフラフラしている俺って……」と反省して、女性との付き合い方を考え直す男性も多いようですよ。(C) goodluz / Shutterstock(C) Marcos Mesa Sam Wordley / Shutterstock(C) Monkey Business Images / Shutterstock
2017年12月11日男にとっての“本気の女”と“遊びの女”とでは、もちろん対応に差があります。その違いは、優しさ……ではないんですよね。男は、遊びに女にだって優しくします。ただ、その優しさの質に違いがあるんです。今回は、そんな“男が遊びの女に見せがちな偽・優しさ”について、男性たちに話を聞きました。文・塚田牧夫「好きだよ」と言って安心させる「僕は本命の女性には“好きだよ”なんて簡単に言えません。だって反応が怖いじゃないですか。苦い顔されたらどうするんですか。本命相手には、言葉選びも慎重になります。でも、遊びの女になら平気で言える。向こうがどんな反応をしようが関係ないですからね。とりあえず“好きだよ”と言ってその場がおさまるなら楽。いくらでも言いますね」タカユキ(仮名)/29歳愚痴を聞きながら違うことを考える「女の人って本当によく喋りますよね? 悩みや愚痴なんていくらでも出てくる。正直面倒くさいときもあるけど、相手が本命の女性なら、的確なアドバイスをしてあげたいからしっかり聞いていないといけない。でも、遊びの相手なら、そこまで真剣に聞く必要はなんてない。長そうな話が始まったら、とりあえず頷いて相槌打つようにしている。それで頭では全然違うことを考えているんです。終わったら“俺もそう思う”とか“大変だね”とか適当に言っておけばいいかな。向こうはそれでスッキリしてくれるんですから」カズシ(仮名)/30歳カラダを気遣うふりをして帰す「正直、遊びの女だったらあんまり長い時間一緒にいたいとは思いません。帰ってもらいたい。厳しいようだけど、それが本音です。だから俺は、女の子が家に遊びに来ても、なんやかんや理由をつけて帰します。“最近忙しいでしょう”とか“よく寝たほうがいいよ”とか、相手のカラダを気遣うふりをします。するとその子は大事にされていると思うんでしょうね。嬉しそうな顔して帰っていきますよ」ハヤト(仮名)/28歳大事にしているふりをして友だちに紹介しない「友だちに彼女を紹介することがあるけど、それって本命に限りますよね? 遊びの女はいつ別れるか分からないから紹介したくはない。俺が友だちと飲みに行ったりするときに、一緒に行きたそうにする女性もいるけど、うま~く逃げてます。“君に手を出す奴がいたら困るから”と言って、大事にしているようなふりをします」ツトム(仮名)/28歳男が遊びの女に見せがちな偽・優しさをご紹介しました。男の言葉をそのまま受け取るのは危険です。優しさの裏に、どんな真意が隠されているか分かりませんからね。足元をすくわれないように、慎重に“男の本性”を見極めてください。(C) Romanno / Shutterstock(C) Roman Kosolapov / Shutterstock(C) Kudryashova Alla / Shutterstock(C) ASDF_MEDIA / Shutterstock
2017年12月06日子どもはどこへ行っても“遊ぼう”とします。それが、レストランでもおしゃれなカフェでも、駅でも、スーパーでも、「何かおもしろい遊びはないか」探しているのです。でも、そこで遊びがうまく見つけられないと「つまらない」「帰りたい」「ねーねーねーねー」と大きな声を出し始めます。つまり、遊びさえ見つかれば文句を言わない(ことが多い)といえます。子どもがいつでもどこでも遊べる“遊びの天才”になるとママやパパもラクになります。遊びシリーズ最終章である第4弾では、“遊びの天才”の定義やママとパパがしてあげられることについて解説します!いつでもどこでも遊べる力はすごいスキル子どもはいつでもどこでも遊んでいるように見えますが、実は“いつでも・どんな場面でも”遊べる力は、大人になるとなかなか身につけられないスキルです。「あのおもちゃがないと遊べない」「遊具がないと遊べない」のではなく、その場にある物を上手に使ったり、時には身体と頭だけを使って遊びを生み出したりできるのは、大人も学びたい応用力だと言えます。その場その場で遊びを考え出す力は、応用にあたるスキルなので、基本となる“遊び”の力がついていないと、身につけられません。まずは、本質的な遊びをたくさん経験して、遊びのなかで工夫していくことを覚えることが大切です。遊びの天才を育てる方法第1弾でも解説している「遊びの本質」を知り、たくさんの遊びの経験をして、自分で考え工夫する力を養っていくことで、遊びの天才が育っていきます。ここでポイントとなるのが、子ども自身に考えさせて工夫して遊びを発展させていく経験を積ませることです。はじめのうちは大人が一緒になってやったりお手本を見せたりすることも大切ですが、なるべく自分でできるように促していくことで、「遊びを作り出す」力がついていきます。ママやパパができることママやパパができることは、「自分でやってごらん」「自分で考えてみてごらん」「◯◯はどうしたらいいと思う?」という質問を多くするように心がけることです。遊びの天才になるには、自分で考えてたくさんの経験をすることが必要です。子どもは、はじめはうまくできなくても、あれこれ試すうちになんとなくできるようになっていくもの。“手を出しすぎないように”気をつけて、子どもにどんどん挑戦させてみましょう。“遊び”から子どもたちはたくさんのことを学んでいます。日がな一日遊んでいる子どもは、ずっと何かを学んだり、考えたり。それは、新たなスキルを身につけ続けている状態なのです。子どもの遊びの大切さを見直して、いつでも楽しく遊べる“遊びの天才”になれるようサポートしてあげてみませんか?”
2017年09月10日■保育所や幼稚園の先生がやっている“遊び”のサポートを知ろう「保育所や幼稚園にいる先生たちは、毎日子どもと遊んで過ごせていていいなぁ」と思ったことはありませんか? でも、先生たちは遊びの中でさまざまなことを考え、子どもの成長のために多くの工夫を凝らしながら過ごしてくれています。今回は、そんな先生たちが行ってくれている“遊び”のサポートについてご紹介します!■先生はただ一緒に遊んでいるわけではありません!先生たちは、ただ子どもと一緒になって遊んでいるわけではありません。一緒に思いっきり遊んでいるように見えて、子どもたちに危険が及んでいないか、お友だちと揉めている子はいないか、遊びに参加できていない子はいないかなど、さまざまなことに気を配りながら動いています。また、そうした注意を払っているだけでなく、“遊び”のサポートもしています。サポートをするためには以下のポイントで遊びを見ています。・今やっている遊びをどう発展していけるか・もっと楽しく遊べるためには、何が必要か・子どもたちの興味関心に沿った次の遊びはどんなものがいいか同じ年長であっても、子どもたちによって成長の度合いも興味の対象も変わってきます。“去年と同じ”、“前に年長の担任をしたときと同じ”にはいきません。目の前の子どもたちの様子をしっかり見ながら、“遊び”に本気で向き合ってくれているはずです。■遊ぶためには環境が大事“遊び”のためには環境がとても大事な役割を担っています。環境とは、物の用意や、遊ぶ場所・時間の確保はもちろん、遊びのアイディアを教えたり、みんなで一緒に過ごすときの遊びとして取り入れたりすることも含まれます。たとえば、おままごとをしたい子どもがいるところに、キッチンセットやお皿、野菜などの“おもちゃ”を用意しておくのも環境を整えることになります。一方で、あえておもちゃを用意せず、キッチンセットが作れるような箱を置いておいたり、折り紙やクレヨンなどの道具を出しておいたりすることがあります。そして子どもたちから「フライパンがない」「お野菜がない」と言われたら、「これで作ってみたら?」「こうするとキャベツになるよ」と提案したり、やって見せたりして作るところから遊びをスタートするよう促すのです。これは、おままごとという、ひとつの遊びをするために準備するとことから“遊び”として取り組むための環境準備の一例です。さらに先生たちは、遊びが始まってからも、作り方で困っていたら声をかけてアドバイスをしたり、新たな道具を出したりと“遊び”を発展させ、より楽しめるようにサポートしています。■用意の難しさ上記の例のように、おもちゃを用意するパターンと、道具を用意するパターンなどを変えていくには、年齢やそれまでの子どもたちの活動から考えていかなければなりません。年少の初め頃には、自分で考えておもちゃを作りながら遊びを発展させていくのは難しいことが多いため、予めおもちゃとして用意しておきますが、年長には道具だけを用意しておくなどの変化です。また、工作が好きな子どもが多く、何かを作って遊んでいることが多いときには、なるべく自由に作れるよう材料を集めておいたり、分類して置いておいたり、作った物を置く場所を設けておくなどの“環境”を用意します。この用意によって、子どもたちの遊びの幅も変わってきますが、うまくハマらないと遊びがすぐに終わってしまう可能性もあるため、環境を用意することはとても難しく、先生たちも試行錯誤の中で準備してくれています。一言に遊びのサポートといっても、先生たちはさまざまなことをしてくれています。環境の用意という点に目を向けて保育室や外遊びのおもちゃを見てみると、先生たちの工夫が感じられるはずです。次回、第3弾では、それらのアイデアを自宅の遊びで取り入れる方法をご紹介します!
2017年08月19日■子どもの“遊び”の本質を知れば“遊ぶこと”の見方が変わる?!子どもたちが思いっきり遊んでいる姿は微笑ましかったり、「あの頃に戻って本気で遊べたら…」と思ったりすることはありませんか?子どもはいつでもどこでも遊べて、常に遊んでいるように感じられますが、実は“遊び”はただおもちゃを持って何かしているだけではない奥の深いものなのです。そして、子どもにとって、本質的な「遊び」は成長に欠かせない重要なもの。心と体の成長に欠かせない“遊び”の本質を知れば、「遊ぶこと」への見方が変わるはずです。4回のシリーズに分けて、“遊び”について解説していきたいと思います。■砂場にいたら=遊び、ではない!子どもが砂場で何かしている様子を見たら、「遊んでるなぁ」と思っていませんか?でも砂場にいれば=遊んでいる、というわけではありません。また、同じ砂場にいる子どもでも、みな同じように“遊んでいる”のではなく、さまざまなことを体験したり学んだりしています。単に砂場でボォっとしていることだってあります。砂場での遊びでいえば、砂を掘って川を作って水を流してみる、すると穴が崩れたから今度はもっと深くしてみる…などが代表的な例ですよね。そこには、トライアンドエラーで考える力を身につけていたり、穴を深く掘るために手や足を動かして筋力をつけていたり、遊びの裏にはさまざまな要素が深く関わっています。遊びの本質はそこにあります。遊びからはさまざまなことを学べるのです。本質的な遊びを追求すると、“砂場にいれば=遊び”ではないように、“おもちゃを持っているから=遊び”でも、“走り回っているから=遊んでいる”わけでもなく、“何”をしているのかが重要なポイントとなってくるのです。■保育や幼児教育から見た“遊び”って?保育士や幼稚園の先生から見た“遊び”は、そんな本質的な部分を重視しています。「“先生”たちは子どもたちと一日遊んでいられていいな」と考えたことがあるかもしれませんが、“遊び”のなかには、国語も算数も、理科も社会も図工も含まれ、それぞれが複雑に絡み合って存在しています。おままごとで考えてみても、お友だちと会話をすることで言葉を覚え、国語の力も身につけていきます。折り紙やどんぐりなどを食べ物に見立てて料理を作っていくときには、図工の基礎を培うだけでなく、器に入りきるだけの量を入れていったり、人数分の食器を用意したり、といった数=算数のセンスも必要になってきます。友だちと一緒に遊ぶことでコミュニケーション力を磨くことにもつながっていくのです。先生たちはこうした遊びのなかから、子どもたちに身につけていってほしい力が磨いていけるよう、環境を用意したり、適切な声かけなどのサポートをしたりしているのです。■“遊び”は子どもの成長に欠かせないもの遊びは子どもの成長に欠かせません。「遊んでばかりで…」と聞くと、いい印象を与えない言葉に聞こえますが、子どもは遊びのなかからさまざまなことを学んでいるので、むしろ「遊んでばかり」いることは素晴らしいことなのです。ただ、“遊び”と言っても、成長につれて大人の適切なサポートが必要になってきます。大人が上手に遊びに参加して、うまく導いてあげることで、グンと子どもの能力は伸びていくことがあるためです。子どもの成長にとって重要な遊び。次回、第2弾では、保育士や幼稚園の先生が子どもの遊びにどう関わっているのか、具体的にご紹介して、適切なサポートとはどんなものなのかを考えていきたいと思います!
2017年08月17日夏休みの予定は決まりましたか? 親子で楽しめる遊びはたくさんありますが、夏特有のレジャーといえば水遊び! なかでも自然のなかで水とふれあえるアクティビティにはたくさんの魅力がつまっています。そこで今回は小さな子ども連れでも楽しめる川遊び・湖遊びレジャーを紹介。「これから考えるけど、どこがいいかな」という人にぜひ候補に入れてほしいものを厳選してみました!■「ゆったり」と「ちょっとスリル」が選べる川下り川下りはボートやカヌーで川の流れに合わせて進むレジャーのひとつです。スリリングな急流を楽しめるものもあれば、街なかをゆったり進むものもあり、コースによって趣きが異なります。急流の多いコースは揺れ動く船の動きに合わせてスリルが楽しめますし、流れが穏やかなものは川岸の自然や景色をながめてのんびりできます。流れがゆっくりの川なら小さい子ども連れでも利用できるのでおすすめです。1歳と4歳の女の子をもつおっとりママAさん(33歳)からは「船頭さんのおしゃべりがおもしろくて飽きない」「家族とおしゃべりする余裕があっていい」などの感想も。所要時間は30分と短いものから2時間程度のものまでが多いようです。費用は大人1人1,000円からとリーズナブルなところもうれしいですね。参考サイト・ 長瀞舟下り ・ 蔵の街遊覧船 ・ 阿賀の里 ■水の上をすべるように進む感覚が病みつきのカヌーカヌーは、オールでこぐ小さな船をさします。オールは専門用語で「パドル」といわれていますが、これがシングルだと「カナディアンカヌー」、ダブルになると「カヤック」と種類がわかれるようです。海、川、湖といろいろなところで楽しめるカヌーですが、初心者におすすめなのは湖。波や潮の流れに影響を受けないので緊張や恐怖感も少なく、小さな子どもでも安心。6歳の男の子をもつアウトドア好きなママBさん(42歳)からは「静かな湖を一定の速さで進んでいく感覚が、意外と気持ちいい」という声も。大人でも病みつきになる人が多いようです。1つのカヌーに2~3人乗れるものもあるので、家族みんなが近い距離で体験できるのもうれしいですね。プランによって1歳以上から利用できるものもあり、費用は大人1人5,000円程度から。所要時間は2時間から1日たっぷり遊べるものまでさまざまです。参考サイト・ レイクウォーク ・ ウクディ パドリング スクール ・ 八ヶ岳アウトドア・アクティヴィティーズ ・ Gateway Tours ■「できた!」の自信と度胸がつくシャワークライミングシャワークライミングは、渓谷を下流から上流に向けてのぼっていく山と水のアドベンチャーです。沢のなかを進むことで山の水の冷たさを知り、滝つぼにジャンプしたり、流れのゆるやかな場所では水に浮いてちょっと休んだりと大自然の水遊びを楽しめます。8歳の男の子をもつ文化系ママCさん(31歳)からは「子どもの体力がもつか心配だったけど、最後まで上りきって自信がついたみたい。滝つぼジャンプで度胸もついたと思う」といった声もあり、子どもの成長を感じられる経験となるようです。ウエットスーツ、ヘルメット、ライフジャケット、専用のシューズをレンタルできるので装備は万全。費用は大人1人6,000円~15,000円(子どもも同料金のところが多い)程度、所要時間は2時間30分~1日のところが多いようです。小学生以上からの参加が推奨されていますが、主催する会社によっては4歳から参加できるところもあるよう。気になったらチェックしてみてくださいね。今回ご紹介した水遊びは初心者でも安心して楽しめるものばかり。また全年齢を対象にしているプランもたくさんありますので、小さい子どもがいる家族にもおすすめです。参考サイト・ 多摩川ラフティングwinds(ウィンズ) ・ カッパCLUB ・ 白馬ライオンアドベンチャー ただし、水のレジャーは思いもかけない事故が起きる可能性があります。アクティビティに参加する際は事前の説明や注意事項をしっかり確認し、ある程度理解できる年齢のお子さんであれば、その危険性を伝えておきましょう。注意点をしっかり把握したうえで、親子で思いきり水遊びレジャーを楽しんでくださいね。
2017年07月27日こんにちは、ママライターのましゅままです。梅雨時や炎天下の日など、外遊びがしにくい季節にはおうち遊びを充実させる必要がありますね。新しいおもちゃを買わなくても、家にある小麦粉などの材料で子どもが大喜びする粘土を作ることができるのです。今回は、“小麦粉粘土”の作り方と注意点をご紹介します。●小麦粉粘土の作り方【材料】・小麦粉200g・水……大さじ4・油……大さじ1(無くても可)・塩……ひとつまみ(無くても可)・食紅などお好みの着色料【作り方】(1)小麦粉をボールに計って入れ、塩を入れる※塩は無くても構いませんが、入れることでカビが生えるのを防ぎます(2)油を入れ、軽く混ぜる※油はなくても構いませんが、入れたほうが伸びが良くなり触感が気持ちいいです。(3)水を少しずつ回し入れる混ぜながら入れましょう。ある程度まとまってきたら手で丸め、水や小麦粉を混ぜて調整しながらべとつかない仕上がりにします。(4)お好みで小分けし、着色する。食紅の場合、数滴粘土に垂らしてよくこねる筆者は食紅が無かったため、お湯で溶ける粉末緑茶、インスタントコーヒー、ミックスベリー、ニンジンで着色してみました。<粉末緑茶、インスタントコーヒー>・粉末のまま小麦粉ねんどに混ぜてよく捏ねる・または、濃いめにお湯に溶かしたものを(3)の手順で水の代わりに少しずつ回し入れ、色合いやべとつきを調整しながらこねる<ミックスベリー、にんじん>少しの水とミキサーで液状にし、キッチンペーパーでこしたものを(3)で小麦粉に回し入れ、上記の要領でこね合わせていく●小麦粉粘土の注意点●(1)保存は必ずラップをするとても乾きやすいため、ラップをしてジッパーつきの保存袋に入れ、冷蔵庫で保管しましょう。塩を入れれば4~5日持ちます 。少し固くなってしまった場合、油を1滴垂らすと元の触感に戻ります。●(2)小麦アレルギーに注意遊ぶお子さん本人はもちろんですが、きょうだい(特に下のお子さん)が小麦アレルギーの可能性がある場合 、扱うことは避けた方が良いでしょう。遊びに来る予定のあるお友達にアレルギーが無いかも要確認です。心配な場合は、米粉でも粘土を作ることができるので、お米ねんどをおすすめします。●(3)誤飲に注意色付けをして果物や野菜の作品を作ってみるとちょっとおいしそうですが……思わず口に入れることのないよう、注意を払ってあげてくださいね。特になんでも口に入れてしまう下のお子さんがいる場合は要注意 。わが家の1歳の子は、小麦粉粘土を大好きなパンと間違えて食べようとしていました……。遊んでいるうちに床に落としてしまったものを口に入れてしまうので、目を離さないようにしましょう。●小麦粉粘土は親子で楽しいいかがでしたか?小麦粉粘土は作る過程もお子さんと楽しむことができますし、綺麗な色に仕上がればママも思わず夢中で作品を作ってしまいます。親子で一緒に作業する経験は、お子さんにとって貴重なもの。ぜひ、親子で楽しい夏の思い出をつくってくださいね。●モデル/ましゅまま(ママライター)
2017年07月10日こんにちは。子育て支援を専門にする臨床心理士の今井千鶴子です。お子さんはどんな遊びが好きですか?ある調査では、幼児が最も好きな遊びとして“ごっこ遊び”が報告されています。わが子も毎日のように恐竜ごっこやお医者さんごっこをして遊んでいます。このように、子どもたちに大人気のごっこ遊びですが、実は子どもの成長にとっても“最強の遊び” といえます。ただ、そうはいっても「ごっこ遊びを一緒にするのがつらい」というママの声もよく耳にします。ママがごっこ遊びをつらいと感じる理由はさまざまですが、“ごっこ遊びの様子からお子さんの成長に気づく”という視点をもつことで、ごっこ遊びへの意識がガラリと変わることもあります。そこで今回は、ごっこ遊びにスポットをあて、ごっこ遊びからお子さんの成長に気づくための2つのポイントをご紹介します。●(1)見立て遊び初めは、実物さながらのおもちゃを使って遊んでいた子どもも、発達が進むにつれて、“身の回りにある別のもの”を本物に見立てて遊ぶようになります。たとえば、戦いごっこといえば、初めのうちはウルトラマンや怪獣のフィギュアを用いて遊んでいた子どもも、次第に身の回りにある別のもの(例:スマホはウルトラマン、ペンは怪獣など)にその役割を与えて遊ぶようになります。ママから見ると、スマホとペンが戦っているわけですが、子どもの心の中ではウルトラマンと怪獣が戦っています。このような身の回りにある別のものに役割を与えられるようになった子どもは、“表象”を理解している といえます。このような力は、子どもがさまざまな抽象的概念を理解するうえで役立つ ことがわかっています。そう考えると、実物さながらのおもちゃをたくさん与えるよりも、ある時期がきたら“見立て遊び”ができる環境を意識することも大切なのかもしれません。●(2)視点取得ごっこ遊びで役柄を演じるときには、“視点取得(してんしゅとく)”という相手の視点に立ち理解する ことが求められます。「ママだったら、こうするな」「パパだったら、こう言うな」など、相手の視点に立つことで、人の気持ちがわかるようになっていきます。また、お子さんが一人二役を演じている場面を見たことはありませんか?実は、このようなおもちゃなどに役柄を与え、1人が2つ以上の役割を演じることはすごいこと なのです!この遊びは、たくさんの視点取得を使いながら、それを切り替えたり、ストーリーを作ったりしながら進めていくので、状況や文脈を客観的に理解する力を育てます 。さらに、役柄を演じるときには、子どもがその役柄をどのように認識しているかもわかります。たとえば、母親役をしている女の子が、怒ってばかりいる母親を演じている場合は、普段から母親をそのような視点で認識していることを伺い知ることもできます。「ごっこ遊びから家庭の様子がわかる」とも言われるほどです。この話を聞くたびに私も親として気をつけなければ……と思います(笑)。この他にも、ごっこ遊びが言葉の発達や感情の豊かさにつながることも指摘されています。このことからも、ごっこ遊びが子どもの成長にとって大切な遊びであることがわかるのではないでしょうか。----------いかがでしたか?今回は、ごっこ遊びにスポットをあて、ごっこ遊びの様子からお子さんの成長に気づくためのポイントをご紹介しました。すべてのお子さん、そしてママが笑顔あふれる毎日を過ごされますよう心より願っています!【参考リンク】・村田光範,内山聖,岡田知雄,加賀谷淳子,本田悳,松岡優幼児が行っている遊びの種類に関する調査.厚生省心身障害研究「小児期からの総合的な健康づくりに関する研究」効果的な運動及び体力向上の方策に関する研究,平成9年度報告書,15-18, 1998.(PDF)()●ライター/今井千鶴子(臨床心理士)●モデル/NANAMI(RIRIAちゃん)
2017年06月13日「外遊び」をテーマに「親子で楽しむ外遊び&子育てフェス」として開催されているビオキッズが、2017年5月28日(日)に、東京・世田谷公園で開催されます。外遊びの楽しさ、地域で子育てのオモシロさ、自然な食の美味しさを親子で体感できるイベントですよ。親子で楽しむ外遊び&子育てフェス!ビオキッズが世田谷で開催ビオキッズは、プレーパークに集う親たちが、もっと外遊びを知ってほしい、もっとプレーパークを知ってほしいとの思いから立ち上げた、外遊びをテーマにした野外フェス。いつもプレーパークで遊んでいる子どもたちの親が中心となり、外遊びの楽しさと地域で子育てをするネットワークづくりを広げる目的で開催しています。2013年に初開催され、今年で5年目を迎えます。昨年11月に開催された際は4,000人以上の参加があり、子どもにも大人にも大盛況。多数のリクエストの声と、世田谷区に加え、目黒区の後援も後押しとなり、第2回の開催が決定しました。会場には、子どもと一緒に「楽しむ」「感じる」「気付く」「学ぶ」きっかけになるような様々な企画と仕掛けが登場します。プログラムをご紹介!●あそびのひろばベーゴマのレクチャーをする「ベーゴマ ベーゴマ ベーゴマ」や、小さな子どもたちの遊びコーナー「プレーリヤカー」など、楽しく外遊びのを学べます。さらに、自然の木を使ってはんこ製作をする「消しゴムはんこ屋」や、カラフル割りばしと輪ゴムで5連射ゴム鉄砲製作する「カラフルゴムてっぽう作り」、オリジナルのぬいぐるみを作れる「100mermaids workshop」など、小さな子どもたちも楽しめるワークショップが目白押しです。消しゴムはんこ屋 ににんがし:自然の木を使ってはんこ製作春の缶バッジ作り(クゲマスミ):季節のものを取り入れたオリジナル缶バッジ作りやってみよう!石花アート♪(石花会):石ころを立てる。それだけで不思議な体験(ロックバランシング)100mermaids workshop:自分だけのオリジナルぬいぐるみを制作なのはな園小学生クラス:シュタイナー教育の紹介とワークショップベーゴマ ベーゴマ ベーゴマ(む):ベーゴマのレクチャー、改造、闘い、販売、ベーゴマを語る会プレーリヤカー(KOPA):小さな子どもたちの遊びコーナーアトリエmini:アクリル絵の具でフェイス&ボディーペイントフェイスペイント(井上ヤスミチ):リクエストに応じてフェイスペイント&お返しHIROMINART:ボディペイント&ボディジュエリーでアート体験So.Hi.Ra.:ハンドメイド作品の販売とワークショップちいさなてあそび(東京シュタイナーこどもの会):小さな子ども~小学生まで楽しめる手仕事ワークショップカラフルゴムてっぽう作り(momttomomtto):カラフル割りばしと輪ゴムで5連射ゴム鉄砲製作安全あそびマップづくり(ご近所SNSマチマチ):安全あそびマップの作成クルミドリ:張り子・アクセサリー作りのワークショップなど縄文ワンダーランド:石器の原料黒曜石でアクセサリー作り、現代縄文体験香りのお店:アロマクラフト作り ABCDESIGN:公園に落ちてるもので写真立てを制作ねっこぽっこ:こどもスライム屋さん●草木染めワークショップビオオリジナルTシャツ(1枚 1,500円)、トートバッグ(1つ 1,000円)、手ぬぐい(1枚600円、2枚 1,000円)を購入して、自然の染料だけでオリジナルアイテムを作りましょう。●音の森今回も親子で一緒に楽しめる参加型の音楽が盛りだくさんです。ぜひ足を運んでみてくださいね。ラウラウ(ギニアのジャンベマスター)原口香英:多目的打楽器奏者(スリットドラムなど)櫻井響(ヒューマンビートボックス)青空DJ:DJQPそのほかにも、保坂世田谷区長&初代プレーリーダー天野秀昭のトークショーも開催されます。●いのちのがっこう「君にもできる!ドクターキッズ〜いのちの講座〜心肺蘇生・AED講習・聴診器体験」、「太陽 × 外遊び~こどものケガと日焼け~陽に当たる大切さを整形外科医と皮膚科医から解説」や、人形劇「子どもこころの応急手当て」など、親子で生命の神秘や大切さに触れられるプログラムが開催されます。君にもできる!ドクターキッズ〜いのちの講座〜心肺蘇生・AED講習・聴診器体験人形劇「子どもこころの応急手当て」こどものストレス対処法森のおくすり教室〜軟膏調剤体験〜 傷(きず)キッズ:傷メイクから治療まで学べるワークショップ太陽 × 外遊び~こどものケガと日焼け~陽に当たる大切さを整形外科医と皮膚科医から解説●暮らしのビレッジ「子どもの大切な遊びのフィールド=自然」をテーマにしたブースが登場。親子で一緒に、環境に優しい生活について考えましょう。気流舎 / PARADISE BOOKS:本の販売、チャイの販売、移動図書館フェアトレードの紙芝居とブックカフェ:洋服工場のひみつと、ひとと地球にやさしいもの作りについてクイズと紙芝居で学ぶケイズ天気(観天望でわかるK’s天気):ペットボトルで雲づくり、ビニル袋でおむつづくり、クイズ木挽きと木工ワークショップ(Tree to Green ):丸太の木挽き(こびき)無料体験、有料木工ワークショップ温泉的お手当(0円キャンプスクール):お手当施術、心身のリセットの体操、オーガニックなお土産付きPhoto studio ridia:フォトブースで親子写真や子どもの成長を記念撮影YOGA DISH おやこヨガ:親子で参加できるヨガワークショップ大人も子どももハンモック&音ヒーリング:ハンモックとマットのでのんびり、ティンシャ(楽器)や体操でおくつろぎ●いろいろキッチン子どもの身体と心の発育に欠かせない「食」。ナチュラル&オーガニックな食事で、小さな子から大人まで楽しめる、様々なメニューが味わえます。マルショウ アリク:野菜販売環境=文化NGOナマケモノ倶楽部のSlowCoffee:オーガニック&フェアトレードのコーヒー、カフェインレスコーヒーチャリンコーヒー:カーゴバイクでコーヒー&焼き菓子バレアリック飲食店:ブリトーとスープの販売天狗食堂:子供も安心スパイス料理と親子プレートケニア山のおいしい紅茶:紅茶のPRと販売、産地の支援活動紹介くらしのビレッジ:フィリピンのフェアトレード商品食卓★キラリ:オリジナルキーマカレー(レトルト)につけパンさいのね畑:旬の新鮮有機野菜と生みたて平飼タマゴの販売生活クラブ生協 まち・せたがや:安心安全、生産者の顔の見える生活クラブの消費材を試食試飲販売パルシック:フェアトレードの東ティモールコーヒー・ハーブティー、スリランカ紅茶Green Planet Lunch Service:無添加ひよこ豆コロッケのトルティーヤサンドランマス(チーズ専門店):サンドイッチ、ドリンク、チーズプレート、肉プレートの販売セモア:日本初揚げピザFrizza(フリッツァ)専門店赤木商店×かまいキッチン:タイラーメンやアドボなどの販売インド料理 スパイスマジック:化学調味料、保存料、着色料不使用、身体に優しいインド料理提供。同日開催の三宿蚤の市と同時出店!R BURGER AND LIQUOR BAR:ホットドッグ 唐揚げ おにぎりベーカリーウッドペッカー:美味しいパンの販売KiMiDORi:ドリンク、カキ氷、サンドイッチ●赤ちゃんスペースこちらでは「テットー赤ちゃんひろばとお米袋ワークショップ」が展開。お母さんと赤ちゃんの休憩所や、ベビーマッサージやワークショップが登場します。イベント詳細名称:ビオキッズ2017 in 世田谷公園会場:世田谷公園:SLひろば&桜ひろば&世田谷プレーパーク住所:世田谷区池尻1-5-27日程:2017年5月28日(日)※小雨決行時間:10:00〜15:30(ワークショップなどは各イベントによる)入場:無料公式サイト:
2017年05月27日ピクニックやキッズの公園遊びなど、外遊びが楽しい季節は、虫に狙われるシーンが急増。屋外で過ごす時間が多い子どもには早めに虫対策をしてあげたいですね。ただ化学薬品を使ったり、肌に塗るタイプは合わないものもあったり、小さな子どもには少し心配な面も。本日は小さな子どもにも安心で、大人がつけてもスマートな話題の虫よけグッズをご紹介します。「音」で虫除けする新発想ファッション感覚で手首につけたらスイッチON!虫が嫌がる微かな音で虫を寄せ付けない、新発想の虫除け「radarcan(ラダキャン)」。虫除けスプレーのように何度もスプレーし直す必要もなく、気になる匂いもありません。しかも、約8ヶ月電池交換なしで使えるので、ひと夏通して活躍してくれます。また、バンドを外せば白い本体だけになり、クリップで気軽につけられます。半径1mが適用範囲なので、バッグや帽子、ベビーカーなど、身近なところにつけておけば安心ですね。バンドはサイズが調節できるので、3歳ぐらいの小さな子どもでも手首に装着可能。化学薬品を使わず、抗アレルギー素材を使用しているので、小さな子どもはもちろん、大切なペットにも安心です。ベビーカーでのお散歩、子どもとのお外遊び、お庭のお手入れまで、今年は「音」で虫除けしてみませんか?ひと夏つけっぱなし、虫よけクリップ目玉のような丸いパウチの中には、虫の嫌う天然シトロネラオイルが。特殊素材がアロマ成分だけを透過し、ほのかな香りが続きます。持続時間はなんと約3ヶ月!ひと夏効果が続きます。クリップタイプで着脱が簡単なので、スニーカーやいつも持ち歩くバッグなどにつけておけば、つけ忘れで慌てることもなく安心。表と裏で2つのでザインが楽しめるので、その日のコーディネートに合わせて付け替える楽しみも。ひと夏もつのに、買いやすいお値段なのも人気のひとつです。大人用デザインも登場! 虫よけクリップ大人も付けやすいデザインなら「クリップモンスタースタイル」。子どもの公園遊びのお供も、ママバッグや抱っこひもにつけておけば、虫よけのつけ忘れもなく安心です。虫刺されに悩まされるその前に。今年は見た目も機能も◎な虫除けグッズでスマートに対策を始めましょう。= 文:大西佳葉 =こどもと暮らす 暮らしのはなし 新商品・モノのはなし 【ご紹介したアイテム】バーベキューやキッズの公園遊びなど、外遊びが楽しい夏は、虫に狙われるシーンが急増。そんな時、ファッション感覚で虫除けができる、radarcan(ラダキャン)が登場!虫が嫌がる微かな音で虫を寄せ付けない、新発想の虫除けです。⇒radarcanラダキャンポータブルリペーラー2,980円(税込)⇒ひと夏長持ち!虫よけリキッドクリップモンスター(2個入)961円(税込)⇒ひと夏長持ち!虫よけリキッドクリップモンスタースタイル646円(税込)
2017年05月16日