日本文学の名作を人気声優が読むドラマリーディング第2弾『三四郎/門』が11月30日、TOKYO FMホールで開幕した。2016年3月に上演された第1弾『それから』とあわせて、夏目漱石の前期三部作と呼ばれる『三四郎』と『門』をひとつの作品にまとめて上演するという実験的な試みだ。構成・演出は前作同様、深作健太が担当し、上演回ごとに異なる男性2名、女性2名の声優が登壇する。ドラマリーディング『三四郎/門』チケット情報舞台の構成はシンプルだ。4脚の黒い椅子とマイクが横一列に並び、その背後には左右に1枚ずつ、大きな幕が垂れている。会場には「カチカチ…」と秒を刻む時計の音が響き、開演までのあいだ、時の経過を観客に報らせ続けている。これから始まるふたつの物語はともに“時の経過”も大きな要素のひとつと考えると、あるいはメタファーとしての意味合いがあるのかもしれない。そんなことを思っているうちに時計の音は止み、4名の声優が静かに舞台へと登場した。上手には白い衣装をまとった男女のペア、下手には黒い衣装をまとった男女のペアが腰掛け、物語は『三四郎』から始まった。上手に座るふたりが、熊本から鉄道に乗って上京する三四郎の様子を丁寧に朗読していく。物語部分は聞きやすい音で淡々と、セリフ部分は登場人物の表情さえも再現しているかのようなリアルさで、情感を込めて読み進めていく。文字で読むとイメージしにくい当時の文化や感性も、声優の巧みな表現力によって、スッと頭に入ってくる。三四郎が車中で出会った女と名古屋で別れる際の印象的なセリフで、物語は下手に座るふたりが朗読する『門』へと受け渡される。秋日和に縁側でくつろぐ宗助が妻の御米と言葉を交わす、なんてことのない日常の情景を、独特な間や抑揚で表現する声優ののびやかな芝居に、わずかに高まりつつあった先ほどの『三四郎』の緊張がふっとやわらぐ。その後も決定的なセリフやシーンをトリガーとして転換し、パラレルに進んでいく『三四郎』と『門』は、それぞれに周囲を巻き込み、次第に核心へと突き進んでいく。登場人物が増え、物語のスピードが増す中盤以降、観客の頭の中は忙しく回転することになるのだが、効果的に挿入される音や照明の演出と、ひとりで複数役を担当する声優たちの鮮やかな演じ分けの助けもあって、原作が未読でも混乱することなく理解できる構成となっている。夏目漱石が描いた明治末期に生きる二組の男女──迷羊(ストレイ・シープ)たちの移ろいを、その目の前でじっと息を潜めて見守っているかのような、密やかな高揚をおぼえる珠玉の90分、ぜひ体験してほしい。本公演は残すところ12月8日(木)と12月9日(金)の2回のみ。両日とも東京・TOKYO FMホールにて。チケット販売中。取材・文:とみたまい
2016年12月06日傑作アニメ「ルパン三世」のメインキャラクターの過去をより原作に近いハードボイルドなテイストで描く、シリーズ第2弾『LUPIN THE IIIRD 血煙の石川五ェ門』。このほど、初お目見えとなる予告映像と、小池健監督描き下ろしのビジュアルが解禁、物語の一部も明らかになった。「ルパン三世」の原点をリビルドし、若きルパンたちを描き、話題を呼んだ『LUPIN THE IIIRD』シリーズの第2弾となる本作。2014年の『LUPIN THE IIIRD次元大介の墓標』に続いて、孤高の剣士・石川五ェ門が覚醒するその瞬間と、ルパン、次元、不二子との出会いを描く、原作ファン・アニメファンともに必見の一作となっている。舞台は日本。鉄竜会組長と、その用心棒・若き石川五ェ門が乗り込んだ賭博船が、何者かの襲撃により大爆発する。爆発の原因は“バミューダの亡霊”と呼ばれる大男。組長を殺した男を追い詰めた五ェ門だったが、すんでのところで逃げられてしまう。一方、賭博戦から金を奪うことに成功したルパン三世と次元大介、峰不二子は、洋上のボートからその様子を目撃していた。事件を受け、かつて戦場で2,000人を殺したとされる“バミューダの亡霊”と呼ばれる兵士、コードネーム“ホーク”の足取りを追う公安の銭形警部。組長の葬儀で裏切り者の汚名を掛けられた五ェ門が、ホークの後を追ってたどり着いた先には、ルパン、次元、不二子の姿が…。ホークは3人を処刑することを目的に現れたのだった。アジトを脱出し、激しいチェイスを繰り広げるルパンたちとホーク、そしてついにホークの姿をとらえた五ェ門。「助太刀無用!」血煙を呼ぶ死闘の末に、手に入れたものとは…?今回届いた予告映像では、“血煙の石川五ェ門”のタイトルにふさわしく、五ェ門が返り血もものともせず、敵を斬って斬って斬りまくる姿を披露。不気味な大男ホークとの闘いや、若きルパンたちの姿も差し挟みながら、“孤高の剣士・石川五ェ門”の覚醒の瞬間と、粗削りなパワーが漲る姿を目にすることができ、見ているだけで興奮してしまうこと間違いなし!また、併せて解禁されたキービジュアルは小池監督が描き下ろしたもの。水墨画を思わせるような背景の中央には、眼光鋭く剣をふるう五ェ門の姿。もちろんルパン、次元、不二子、銭形警部ら主要キャラクターも配されており、カラフルな色彩の中にもハードボイルドな雰囲気を漂わせ、「未熟なり、五ェ門…」の言葉も目を引く。第1弾の『次元大介の墓標』に続いて、小池監督をはじめ最高のクリエイターたちが再集結した本作。石川五ェ門の“最強”への目覚めの瞬間と、仲間たちとの邂逅をお見逃しなく。『LUPIN THE IIIRD 血煙の石川五ェ門』は2017年2月4日(土)より新宿バルト9ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年12月02日現在公開中の『イタズラなKiss THE MOVIE ~ハイスクール編~』に続く「イタキス」映画版第2弾となる『イタズラなKiss THE MOVIE 2 ~キャンパス編~』の特報映像が到着した。晴れて入江直樹(佐藤寛太)と同じ斗南大学に通うことになり、キャンパスライフに期待を膨らませる相原琴子(美沙玲奈)だったが、大学は同じでも、入江は秀才の集まる理工学部、琴子は“大学のF組”と言われる文学部で学部は別々。少しでも「入江くんと一緒にいたい!」と入江を追いかけてテニスサークルに入部。そこで琴子を待っていたのは、厳しい特訓と入江を狙うライバルの存在。また、父・重雄(陣内孝則)から同居生活解消の話も飛び出し…!?『イタズラなKiss THE MOVIE ~ハイスクール編~』は、累計発行部数3,500万部を誇り、永遠の乙女のバイブルとして日本のみならず世界中で愛され続けている“イタキス”初の映画版。そんな“ハイスクール編”に続く本作は、同じ大学に進学した入江直樹&相原琴子のキャンパスライフを描いた第2弾となっている。パート1に続き、女子生徒の憧れの的・天才イケメン入江役を佐藤寛太(劇団EXILE)、ドジでおバカだけど友だち思いのポジティブガール琴子役を美沙玲奈が演じ、2人を取り巻く個性的な仲間たちに、山口乃々華(E-girls)、大倉士門、灯敦生が続投。さらに琴子の父に陣内孝則、入江の父役に石塚英彦、母役を鈴木杏樹が好演。また、原作者・多田かおると生前親交があった溝口稔が、引き続き監督・脚本を務めている。さらに今回は、サークルの須藤先輩役を若手男性俳優集団「D-BOYS」の牧田哲也、琴子のライバル・松本祐子役に長渕剛・志穂美悦子夫妻の娘で女優の文音が決定。物語を盛り上げる新たな人気キャラクターが新たに登場する。そしてこのほど新たに到着した特報では、夢のキャンパスライフ!のはずが…「恋のライバルが出現!?」「共同生活解消!?」「入江直樹、一人暮らし!?」と新たな試練が!そんなに上手くはいかない琴子の恋。果たして2人の恋の行方は…?『イタズラなKiss THE MOVIE ~ハイスクール編~』は全国にて公開中。『イタズラなKiss THE MOVIE 2 ~キャンパス編~』は2017年1月、『イタズラなKiss THE MOVIE 3 ~プロポーズ編~』は2017年春、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)■関連作品:イタズラなKiss THE MOVIE〜ハイスクール編〜 2016年11月25日より全国にて公開(C) 「イタズラなKiss THE MOVIE」製作委員会 (C)多田かおる/ミナトプロ・エムズ
2016年11月26日俳優・阿部寛とアイドルグループ・関ジャニ∞の大倉忠義が26日、都内で行われた映画『疾風ロンド』(11月26日公開)の初日舞台あいさつに、大島優子、ムロツヨシ、濱田龍臣、志尊淳、吉田照幸監督と共に出席した。原作は東野圭吾による同名ベストセラー小説。運動神経皆無の医科学研究所員・栗林和幸(阿部)が、雪山に隠された危険な生物兵器を捜索するサスペンス。『あまちゃん』『サラリーマンNEO』の吉田監督がメガホンをとった。タイトルの“ロンド”にちなみ、「何度も繰り返してしまう”クセ”」を聞かれた出演者陣は大混乱。大倉は「あの、うーん、え~」と悩みながら、「お風呂に入りながらいろいろなことをやるので、シャンプーしながら歯を磨いて、ゴシゴシタオルにボディソープをかけて、とやっていると、何をしてるのかわからなくなってトリートメントを2回くらいやっちゃうことがあります」と日常生活のエピソードを披露するも、すぐに「あ、これ違うな」と撤回した。ムロも「なるなる! しゃべりながら『これ違うな』ってなるよね」と質問の難しさに同意。続いて大島が「首の骨をすごい勢いでならす」と告白するも、客席の微妙な反応に「違うみたいです」と苦笑し、大倉から「正解はないですよ!」とフォローされていた。さらにムロが「子供の頃から、枕とかの端っこの布を指の腹ですっごい触っちゃうの」と語るも、客席は困惑した反応を見せ、ムロは「本当のクセ言ったらこんな感じになっちゃう!」と苦笑した。阿部も「わかります、僕も鼻触っちゃう。緊張したらやたら鼻やヒゲを触ったり」と披露するも、やはり客席の反応が思わしくなかったために「違います?」と不安そうな様子を見せていた。
2016年11月26日「LUPIN THE IIIRD」シリーズ第2弾『LUPIN THE IIIRD 血煙の石川五ェ門』。この度、現在製作中であるという本作から、場面写真が到着した。2014年に公開された『LUPIN THE IIIRD 次元大介の墓標』以来となるシリーズ第2弾となる本作は、前作のアダルトでヤバイ香りに満ちた世界を引き継き、孤高の剣士・石川五ェ門を主役に描く。監督・作画監督の小池健を始め、『LUPIN THE IIIRD 次元大介の墓標』を生んだスタッフが再集結。そしてキャストには、今回の主役石川五ェ門役の浪川大輔を始め、ルパン三世役の栗田貫一、次元大介役・小林清志、峰不二子役・沢城みゆき、銭形警部役・山寺宏一ら豪華声優陣が集結している。今回到着したのは、若く血気盛んな五ェ門と、お宝を前にして不適な笑みを浮かべるルパン三世の姿を捉えた場面写真。そして今回はそれだけでなく、若きルパン一味の前に立ちはだかる謎の敵キャラクターの場面写真も解禁された。浄園プロデューサーは「前作の『次元大介の墓標』をはるかにしのぐ作画枚数、五ェ門を中心としたアクションシーンが満載!ルパン三世の歴史においてもこれ以上の『五ェ門回』はないと自負しております」と自信を見せ、敵キャラクターについては、「かつてたった一人で二千人の兵士を亡き者にしたという伝説の兵士で“バミューダの亡霊”の異名を持つ男が、本作では五ェ門の前に立ちはだかります。これ以上は、もうちょっと待ってください(笑)」とコメントを寄せている。『LUPIN THE IIIRD 血煙の石川五ェ門』2017年2月4日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年11月25日「劇団EXILE」佐藤寛太と新星女優の美沙玲奈で、日本のみならず世界中で愛され続けている大人気コミックを初めて映画化する『イタズラなKiss THE MOVIE』シリーズ3部作。いよいよ11月25日(金)に迫った『~ハイスクール編~』公開を前に、本作で美沙さん演じる琴子に一途な想いを寄せる、同級生男子・金ちゃんこと池沢金之助を演じる大倉士門の場面写真とコメントがシネマカフェに到着。役柄同様、「好きになると一直線に向かっていくタイプ」であることを明かしている。累計発行部数3,500万部を誇る、永遠の乙女のバイブルの大ヒットコミックにして、古川雄輝×未来穂香のドラマ版も大きな注目を集めた“イタキス”が初の映画化。女子生徒の憧れの的・天才イケメン入江役を演じるのは、映画初主演となる佐藤さん、ドジで勉強は大の苦手だけど、友達思いのポジティブガール・琴子役を美沙さんが演じるほか、琴子の父には陣内孝則、入江の父役に石塚英彦、母役に石田ひかりが揃い、入江と琴子を取り巻く個性豊かな仲間たちを、山口乃々華(E-girls)、灯敦生らフレッシュな面々が演じている。また、本作では、原作者の多田かおるが漫画では発表しなかったプロットが脚本化されていることも話題に。そんな本作で、クールな入江くんに片思い真っ只中の琴子に想いを寄せる、いつも一途で情熱的な金ちゃんこと池沢金之助を、アツく、コミカルに演じているのが、大倉さんだ。Twitterフォロワー数は42万人と、ティーンから圧倒的な支持を得る彼は、超情熱的で好きになったら一直線の金ちゃんが“ハマり役”となっている。特進クラスである3年A組に属し、圧倒的なイケメンっぷりと賢さ、クールな佇まい…と、非の打ち所がない入江直樹(佐藤さん)。一方、相原琴子(美沙さん)のクラス3年F組は、通称“万年落ちこぼれクラス”。無謀かとも思える片思いに身を焦がす琴子に思いを寄せるのは、いつも明るいクラスのムードメーカー・金ちゃんこと池沢金之助。入江くんしか眼中にない琴子に、情熱的に全力でアプローチ。いつもはふざけている金ちゃんも、琴子を見るその瞳は実にアツい。「金ちゃんも僕も、生まれながらの関西人で明るい性格」と大倉さん。「それ以外にも、共通点が多いんです。恋に関しては、僕も好きになると一直線に向かっていくタイプだから、すぐに役に入れました。琴子が入江のことが大好きでも、『俺といたほうが絶対に幸せにしてあげられるのに!』と思ったら、真正面から琴子に向かっていく金ちゃん。『僕か!』と思いましたね(笑)」と、自らツッコミを入れている。『イタズラなKiss THE MOVIE ~ハイスクール編~』は11月25日(金)よりTOHOシネマズ新宿ほか全国にて公開。『イタズラなKiss THE MOVIE 2 ~キャンパス編~」は2017年1月、『イタズラなKiss THE MOVIE 3 ~プロポーズ編~』は2017年春、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:イタズラなKiss THE MOVIE〜ハイスクール編〜 2016年11月25日より全国にて公開(C) 「イタズラなKiss THE MOVIE」製作委員会 (C)多田かおる/ミナトプロ・エムズ
2016年11月22日アイドルグループ・関ジャニ∞の大倉忠義が17日、都内で行われた阿部寛主演の映画『疾風ロンド』(11月26日公開)の”疾風ロンドンバス”出発式イベントに、阿部、大島優子、ムロツヨシとともに出席した。原作は東野圭吾による同名ベストセラー小説。運動神経皆無の医科学研究所員・栗林和幸(阿部)が、雪山に隠された危険な生物兵器を捜索するサスペンス。『あまちゃん』『サラリーマンNEO』の吉田監督がメガホンをとった。ムロは、撮影中に大倉と酒を飲みに行ったエピソードを披露。互いに酒が好きなため、同じシーンがある前の日はよく飲みに行っていたという。ムロは「スタッフさんも仲良い人がいるので、一緒にお酒を飲んで」と状況を説明し、「スタッフさんも最初『大倉くんがくるなんて』と緊張していたんですけど、3日目になりますと、大倉くんの酒の強さに参ってしまい、大倉くんがくると逃げるようになりました」と明かした。「お酒が強い!」とムロから太鼓判を押され、「最後まで飲みに付き合ったら次の日に影響がある」と言われた大倉は「巻き込んでましたか」と苦笑。しかし、いつも「最後まで付き合っていた」というムロは「幸せな時間でしたよ」と振り返っていた。また、この日はタイトルにちなんで、ロンドンバスを映画ビジュアルでラッピングした”疾風ロンドンバス”をバックに、降雪機で雪が舞い散る中イベントが行われた。チェック柄のスーツを身にまとった大倉に、ムロは「ロンドンだからだ!」と興奮。大倉が「ものっすごい滑ってるじゃないですか。俺の衣装が滑ってるみたいになってるじゃないですか!」と抗議するも、ムロは「すごくいいことじゃない! すごくウケてるよ!」とたたみかけ、大倉は恥ずかしそうに笑顔を見せていた。
2016年11月17日日本文学の名作を人気声優が読むドラマリーディングシリーズ第2弾『三四郎/門』が11月30日(水)よりTOKYO FMホールで上演される。舞台『三四郎/門』チケット情報キャストは上演回ごとに異なり、置鮎龍太郎、岸尾だいすけ、武内駿輔、野島健児、濱野大輝、古川慎、浅倉杏美、、阿澄佳奈、石川由依、大久保瑠美、加藤英美里、下田麻美、藤田咲が出演。今年3月に上演した『それから』に続いて夏目漱石作品を取り上げる。構成・演出は映画監督として知られるが、近年は舞台演出にも意欲的な深作健太。深作は「「声」という洗練された表現力を武器として、近代の日本文学の代表作が放つ言葉の魅力を、普遍的なものとして、時代を超えてお届けしたいと願っております。このプロジェクトが、現代の新しいスタンダードとなって、末永く続くことを祈りまして」とコメントしている。チケット発売中。■『三四郎/門』回替わりキャスト11月30日(水)19:00開演…野島健児 古川慎 加藤英美里 大久保瑠美12月1日(木)13:00開演…岸尾だいすけ 濱野大輝 石川由依 大久保瑠美12月1日(木)19:00開演…岸尾だいすけ 武内駿輔 阿澄佳奈 下田麻美12月8日(木)19:00開演…岸尾だいすけ 武内駿輔 石川由依 浅倉杏美12月9日(金)19:00開演…置鮎龍太郎 古川慎 加藤英美里 藤田咲
2016年11月14日アイドルグループ・関ジャニ∞の大倉忠義と、元AKB48のメンバーで女優の大島優子が3日、映画『疾風ロンド』(11月26日公開)の舞台となった長野県スキー場開きイベントに、劇中衣装で登場した。原作は東野圭吾による同名ベストセラー小説。運動神経皆無の医科学研究所員・栗林和幸(阿部寛)が、雪山に隠された危険な生物兵器を捜索するサスペンス。『あまちゃん』『サラリーマンNEO』の吉田監督がメガホンをとった。野沢温泉スキー場のパトロール隊員を大倉はスノーモービル、スノーボードクロス選手役を演じた大島はスノーボードで登場。同作の主演を務める阿部寛と同じ衣装を着た長野県知事 阿部守一氏も、阿部つながりの“1日阿部寛”としてイベントに出席した。久々の長野に、大倉は撮影中を思い出し「村の方たちと毎晩飲んでいました」と振り返った。「村の地図があって、そこにお食事処が書いてあって、一つずつ回っていったんですが、ほとんど行き尽くしました」と明かし、「プライベートでもまた行きたいです」と野沢温泉愛を見せた。「実は、撮影に入るまでスキーは2回くらいしかしたことがなかった」という大倉。「今回撮影を終えてスキーが好きになって、毎日のように撮影でご協力いただいていた方のスキーショップでグッズを一式揃えました」と、撮影地の人々との深い交流の様子を語った。大島も「お惣菜をいつも送っていただける家族ができました。村のみなさんとご飯を食べたりしたのですが、野沢菜とか鬼殺し(野沢菜のキムチ和え)とかを送ってくださるんです」と、現在も交流が続いていることを明かす。もともとスノーボードが趣味で、この日も毎な滑走を見せた大島は「スノーボードに乗りながら、雪上でスキーのストックをもってチャンバラをしたのが大変だったので思い出に残っています」と印象に残ったシーンを挙げた。
2016年11月03日映画『イタズラなKiss THE MOVIE~ハイスクール編』が開催中の東京国際映画祭にて上映され、主演の佐藤寛太(劇団 EXILE)をはじめ、美沙玲奈、山口乃々華(E-girls)、大倉士門、灯敦生、溝口稔監督が舞台挨拶に登壇した。累計発行部数3,500万部を誇り、原作者の多田かおるが亡くなったいまもなお、女子のバイブルとして絶大な人気を誇る「イタキス」の初の映画化作品。突然、同居生活を始めることになったヒロイン・琴子と頭脳明晰でスポーツ万能のイケメン・入江直樹の恋模様を描き出す。佐藤さんらは役柄の衣裳の制服姿で登壇!髪形も役そのままで、大倉さんは昔なつかしい不良リーゼント、山口さんはポニーテールで会場をわかせる。佐藤さんは「『イタキス』という世界的に有名な作品の映画のスタートの場として、東京国際映画祭で上映できて光栄です」とやや緊張した面持ちで挨拶。本作はPart1の『ハイスクール編』であり、続いてPart2の『キャンパス編』も公開の予定だが、佐藤さんは「みんな、成長していくので、僕ら俳優陣の成長とも重ねて見ていただけたら」と呼びかけた。キャスト陣は、劇中さながら、和気あいあいとしたムード。自他共に認める“ムードメーカー”の大倉さんは「僕と(演じた)金之助がメチャメチャそっくり!初めての映画で、(出身地の)関西弁での演技も初めてだったんですけど、現場もプライベートも金之助として楽しみました」と語り、この日もほかのメンバーの発言にビシバシと茶々を入れていく。美沙さんが、いつもは右隣りが“定位置”の直樹(=入江さん)が今日は反対側にいるのが落ち着かないのか、チラチラと右側の大倉さんを見ながら、琴子について話し始めると、大倉さんはすかさず「おれの方見て言わんでいいから(笑)!口説いてるみたいに見えるやん!」とツッコミ、これにはほかのキャストから「いや、別にそうは見えないでしょ!」と逆ツッコミが入り、会場は笑いに包まれていた。英語通訳入りの国際映画祭での舞台挨拶ということで、限られた短い時間の舞台挨拶だったが、この日、進行を気にせず、最も熱く長く話し続けたのは、佐藤さんでも美沙さんでも、ムードメーカーの大倉さんでもなく、なぜか溝口監督。自身と多田さんの作品の深い関わりから映画の成り立ち、さらにはキャストひとりひとりの魅力や現場での様子などについて、時間をオーバーして長々と熱弁を繰り広げ、これにはキャスト陣も感激しつつ「長い…(苦笑)」「通訳さんが大変…」と苦笑を浮かべていた。『イタズラなKiss THE MOVIE~ハイスクール編』は11月25日(金)よりTOHOシネマズ新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年11月02日アイドルグループ・関ジャニ∞の大倉忠義が13日、都内で行われた阿部寛主演の映画『疾風ロンド』(11月26日公開)の完成披露舞台挨拶に、阿部、大島優子、堀内敬子、戸次重幸、濱田龍臣、志尊淳、野間口徹、麻生祐未、柄本明、吉田照幸監督とともに登場した。原作は東野圭吾による同名ベストセラー小説。運動神経皆無の医科学研究所員・栗林和幸(阿部)が、雪山に隠された危険な生物兵器を捜索するサスペンス。『あまちゃん』『サラリーマンNEO』の吉田監督がメガホンをとった。30年ぶりにスキーを行ったという阿部は「優子ちゃんはできるし、大倉くんもすごく滑れるって聞いてたんで、僕だけ『練習させてください』って言ったら、大倉くんがなんかついてきてて……」と暴露。「スキー場に行ったら、大倉くんが下の方でもがいてるのが見えて、親しみを感じました」と、練習の様子を振り返った。スキー場のパトロール隊員を演じた大倉は「趣味になぜかスキーという風に書かれてしまっていて、何かの手違いでですね……」と苦笑しながら「実際は3回目で、スキーの板の持ち方から教えていただいた」と苦労を明かした。大倉は「でも、映画を見ていただくとすごくうまく滑れてる感じで、『すごいな映画って』と、今回すごく思いましたね」と、映画撮影技術の凄さをかみしめていた。また、大倉は「スノーモービルは全部自分で運転させてもらったんですけど、ゴーグルして運転しているので、僕ってわかりづらい」と、実際に運転を行っていることを主張。「僕って思って見てもらいたいですね」とアピールした。スノーボード選手役の大島は「私はちゃんと趣味にスノーボードって書いてるんですよ」と笑いながら、「9歳の時からやってたので本当にすごい嬉しくて」とオファーが来た時の喜びを語る。「趣味にスキーって書いた覚えがない人がスキーのうまい役をやるのもすごいお話だなと思いまして、書いてみるもんだないろいろ、って教わりました」と驚きながら、大倉の滑りについて「すごい大回転を繰り広げられてました」と思い出していた。
2016年10月13日アイドルグループ・関ジャニ∞の大倉忠義が13日、都内で行われた阿部寛主演の映画『疾風ロンド』(11月26日公開)の完成披露プレミアムイベントに、阿部、大島優子、堀内敬子、戸次重幸、濱田龍臣、志尊淳、野間口徹、麻生祐未、柄本明、吉田照幸監督とともに登場した。原作は東野圭吾による同名ベストセラー小説。運動神経皆無の医科学研究所員・栗林和幸(阿部)が、雪山に隠された危険な生物兵器を捜索するサスペンス。『あまちゃん』『サラリーマンNEO』の吉田監督がメガホンをとった。作品の舞台となる雪山にちなんで、レッドカーペットならぬ”ホワイトカーペット”を歩いた出演者たち。野外でのイベントとなったが、大倉は「雪山での撮影は意外と日が照ってて暖かかくて、ウェアも着てますし、この作品で関わった中で、今日が一番寒いですよね」と苦笑した。阿部は、大倉との最初の撮影で、監督から1分間カットがかからずアドリブで対応することになったエピソードを披露した。阿部は初対面の大倉と「なんかやるって雰囲気」になったが、「大倉くんが早々に逃げていちゃったんですよ」と振り返り、何をするか考えた末に「穴に落ちた」ことを明かした。「1分間地獄だった」という阿部だが、実際にそのアドリブシーンが本編に採用されたという。アドリブシーンから逃げてしまった大倉は「たいしてすることがなく、できる役でもなかったですし、ここはちょっとひとまず退散ということで……」と当時の心境を語って弁解。阿部のアドリブについて「こんなに大きな方が穴に落ちてるというだけでニヤニヤしてしまったので、ずっと笑いを我慢してました」と、和やかな撮影の様子を語った。また吉田監督は、雪山での撮影時「歩いていたら、後ろから突然パーカーの大きな人が『どこ行くんですか!』と声をかけてきた」と、大倉との交流を語る。吉田監督は「大倉さんが一人で徘徊していて、『監督!』とか言っていただかないと。誰かに襲われるんじゃないかと思って逃げようとしたたことを覚えています」と振り返ると、大倉は顔を覆って照れていた。
2016年10月13日累計発行部数3,500万部を誇る、永遠の乙女のバイブル“イタキス”初の映画化『イタズラなKiss THE MOVIE ~ハイスクール編~』。この度の劇団EXILE・佐藤寛太の壁ドンにドキッとする本作の予告編が到着。併せてポスタービジュアルも解禁された。高校3年生、万年落ちこぼれクラスのおばか女子高生・相原琴子は、入学式のどきに一目惚れした超絶イケメンかつIQ200の天才・入江直樹へ想いを告白するも、こっぴどく玉砕してしまう。さらに、引越し先の新居が欠陥住宅だったことから、ガス管工事が原因で家が崩壊してしまい、踏んだり蹴ったりの琴子。ところが、琴子の父・相原重雄の親友宅に居候することになり、琴子の状況は一変。なんと、同居し始めた家の長男があの入江直樹だったのだ。2年間も片想いし続けた憧れの直樹と、同じ屋根の下で暮らすことになった琴子の恋の行方は…?キャストには、女子生徒の憧れの的・天才イケメン入江役に佐藤寛太(劇団EXILE)。勉強は大の苦手、ドジでおバカだけど友だち思いのポジティブガール琴子役を新星・美沙玲奈が好演。また、琴子の父に陣内孝則、入江の父役に石塚英彦、母役に石田ひかりと豪華キャストが集結。そのほか、入江と琴子を取り巻く個性豊かな仲間たちに山口乃々華(E-girls)、大倉士門、灯敦生らが登場する。今回到着したのは、“リアル入江直樹”との呼び声高い佐藤さんと、天然で愛らしい琴子を等身大で演じる美沙さんの大豪邸での同居生活や、彼をふり向かせようと奮闘する姿が収められている予告編。また、映像にはイタキスファンから人気の高い金之助役の大倉さんも登場するほか、石塚さんや石田さん、陣内さんといった彼らをとりまくコミカルな登場人物にも必見。もちろん、「ほら、こっち来いよ」と肩を抱き寄せられる場面や壁ドンなど、胸キュンシーンも盛りだくさんだ。そして予告編と併せて、愛おしそうに入江を見つめる琴子とクールな表情の入江が印象的なポスターが解禁。恋するドキドキ感、ワクワク感を思い出させるキュートなポスターとなっている。『イタズラなKiss THE MOVIE ~ハイスクール編~』は11月25日(金)よりTOHOシネマズ新宿ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年10月10日アニメーション映画『LUPIN THE ⅢRD 血煙の石川五ェ門』が、2017年2月4日(土)に全国の劇場で公開される。「ルパン三世」の原点をリビルドし、若きルパンたちを描いた『LUPIN THE IIIRD』シリーズ。孤高のガンマン・次元大介を主軸に、強敵との対決、やがてルパンと「相棒」になっていく姿を、ハードボイルドかつダンディズム満載のアクションで描き切った『LUPIN THE IIIRD 次元大介の墓標』に続くシリーズ第2弾となる本作でフィーチャーされるのは、石川五ェ門。『LUPIN THE ⅢRD 血煙の石川五ェ門』では、自らの雇い主であったヤクザの組長の死を巡り、組から裏切り者の汚名を掛けられた五ェ門。その屈辱を晴らすため、圧倒的な力を持つ敵に己の力と一振りの刀で挑む孤高の剣士の覚醒の瞬間、そして若きルパンとの出会いが描かれる。石川五ェ門役を務めるのは、浪川大輔。そのほか、ルパン三世役を栗田貫一、次元大介役を小林清志、峰不二子役を沢城みゆき、銭形幸一役を山寺宏一がそれぞれ演じる。監督・作画監督は、アダルトで端正な作画とアグレッシブな演出で国内外を魅了するクリエイター小池健。また脚本に新テレビシリーズ『ルパン三世』のシリーズ構成と脚本も担当した高橋悠也、音楽にCMに映画に幅広く活躍中のジェイムス下地を迎え、陰翳の深いアダルトな世界観を様々なアプローチで掘り下げている。作品情報『LUPIN THE ⅢRD 血煙の石川五ェ門』公開日:2017年2月4日(土)監督・演出:小池健キャスト:栗田貫一(ルパン三世)、小林清志(次元大介)、浪川大輔(石川五ェ門)、沢城みゆき(峰不二子)、山寺宏一(銭形幸一)脚本:高橋悠也音楽:ジェイムス下地アニメーション制作:テレコム・アニメーションフィルム原作:モンキー・パンチ©TMS【ストーリー】日本。伊豆沖を進む賭博船で、襲撃された鉄竜会の組長を救ったのは、若き用心棒・石川五ェ門だった。だが直後に大爆発が起こり船が大破。組長も命を落とす。爆発の原因は斧を武器に使う大男だった。一旦は男を追いつめた五ェ門だったが逃げられてしまう。一方、賭博船から金を奪うことに成功したルパン三世と次元大介、峰不二子は、洋上のボートからその様子を目撃する。“バミューダの亡霊”――大男はそう呼ばれていた。かつて戦場で2,000人を殺戮した兵士でコードネームはホーク。なぜそんな男が日本にいるのか?公安の銭形警部はホークの足取りを追う。そして、組長の葬儀の場で、裏切り者の汚名を掛けられた五ェ門も、その屈辱を晴らすためホークを追うのだった。その頃、ルパンたちは、伊豆山中のアジトで、札束を前に祝杯を挙げていた。そこに突如ホークが現れる!ホークの目的はルパン、次元、不二子の処刑であった。アジトを脱出したルパンたちの車とホークのバイクが激しくチェイス。と、いきなり巨木が倒れかかってくる!巨木の上に現れたのは、ホークを仇と追う五ェ門だった。「助太刀無用!」そう言い放つ五ェ門。ホークとの死闘が始まる。
2016年09月13日映画『イタズラな Kiss THE MOVIE〜ハイスクール編〜』が2016年11月25日(金)に、続いて第2弾『イタズラなKiss THE MOVIE2 〜キャンパス編〜』が2017年1月27日(金)に公開。乙女のバイブル『イタズラなKiss』原作は、累計発行部数3500万部を誇る、乙女のバイブルとして日本のみならず世界中で愛され続けている、多田かおるの同名少女漫画だ。イケメンかつIQ200の天才・入江直樹と、万年落ちこぼれクラスのおバカ女子高生・相原琴子の恋模様を描く。入江&琴子の出会いを描く「ハイスクール編」『イタズラな Kiss THE MOVIE〜ハイスクール編〜』では、入江と琴子の出会いが描かれる。琴子は、入学式の時に一目惚れした入江へ2年越しの想いを告白。こっぴどくフラれるが、ある事件をきっかけに一つ屋根の下で家族ぐるみの共同生活が始まる。注目のキャストは、女子生徒の憧れの的・天才イケメン入江役に劇団 EXILEの佐藤寛太。そして勉強は大の苦手、ドジでバカだが友達思いのポジティブガール琴子役を新星、美沙玲奈が演じる。さらに、琴子の父に陣内孝則、入江の父役に石塚英彦、母役に石田ひかりなどの面々が揃う。また本作では、原作者の多田かおるが漫画では発表しなかったプロットも含めて脚本化されており、見どころのひとつと言える。■ストーリー高校3年生、万年落ちこぼれクラスのおばか女子高生・相原琴子は、入学式の時に一目惚れした超絶イケメンかつIQ200の天才・入江直樹へ想いを告白するも、こっぴどく玉砕してしまう。さらに、引越し先の新居が欠陥住宅だったことから、ガス管工事が原因で家が崩壊してしまい、踏んだり蹴ったりの琴子。ところが、琴子の父・相原重雄の親友宅に居候することになり、琴子の状況は一変。なんと、同居し始めた家の長男があの入江直樹だったのだ。2年間も片想いし続けた憧れの直樹と、同じ屋根の下で暮らすことになった琴子の恋の行方は...?【作品詳細】『イタズラなKiss THE MOVIE 〜ハイスクール編〜』公開日:2016年11月25日(金)出演:佐藤寛太(劇団 EXILE)、美沙玲奈、山口乃々華(E-girls)、大倉士門、灯敦生、石塚英彦、陣内孝則、石田ひかり原作:多田かおる監督・脚本:溝口稔大学生活を描くキャンパス編「ハイスクール編」に続き、同じ大学に進学した入江と琴子の瑞々しくドラマチックなキャンパスライフを描いた、映画版第2弾『イタズラなKissTHE MOVIE2 〜キャンパス編〜』。入江と一緒にテニスサークルにはいった琴子。そこで現れた恋のライバル・才色兼備な松本祐子や、サークルの先輩・須藤など新キャラも登場する。さらに共同生活が解消され、入江が一人暮らしを始めるなど、波乱の展開が繰り広げられる。■ストーリー晴れて入江直樹(佐藤寛太)と同じ斗南大学に通うことになり、キャンパスライフに期待を膨らませる相原琴子(美沙玲奈) だったが、大学は同じでも、入江は秀才の集まる理工学部、琴子は”大学のF組”と言われる文学部で学部は別々。少しでも入江くんと一緒にいたいと、彼を追いかけてテニスサークルに入部。そこで琴子を待っていたのは、厳しい特訓と入江を狙うライバルの存在。また、父・重雄(陣内孝則)から同居生活解消の話も飛び出し...!?【作品詳細】『イタズラなKiss THE MOVIE 2 〜キャンパス編〜』公開日:2017年1月27日(金)出演:佐藤寛太(劇団 EXILE)、美沙玲奈、山口乃々華(E-girls)、大倉士門、灯敦生、佐藤瑠生亮、池上紗理依、山口賢人、石塚英彦、鈴木杏樹、陣内孝則原作:多田かおる監督・脚本:溝口稔
2016年07月18日関ジャニ∞・大倉忠義が6日、都内で行われた映画『疾風ロンド』(11月26日公開)のクランクアップ会見に、阿部寛、大島優子、濱田龍臣、志尊淳、吉田照幸監督とともに登場した。原作は東野圭吾による同名ベストセラー小説。運動神経皆無の医科学研究所員・栗林和幸(阿部)が、雪山に隠された危険な生物兵器を捜索するサスペンス。『あまちゃん』『サラリーマンNEO』の吉田監督がメガホンを取り、2月24日から長野県・野沢温泉スキー場で撮影を開始、4月13日に東映撮影所でクランクアップした。スキー場のパトロール隊員・根津昇平を演じる大倉は、スノーモービル初挑戦となったが「ふだんバイクに乗るので、基本的に難しいことはなかった」と撮影を振り返る。しかし「すぐ『気持ちいい』という顔になっちゃうので、そうならないよう気をつけました」と、苦労のポイントを語った。さらに、大倉は「監督に『ジャニーズの良さを出してくれ』みたいなところもあり、隣にD-BOYS(志尊)がいたので、ジャニーズ対D-BOYSという裏の戦いに負けないように頑張りました」と志尊にライバル心を燃やしていたことを明かした。志尊は苦笑しながら首を横に振り、「20歳を超えてから初めて地方で撮影だったんですけど、野沢温泉の地酒がすごく美味しくて、ムロさんとか大倉さんとか、みなさんに連れて行っていただいて、一緒に飲ませていただいた時間が、楽しかったです」と撮影中の和気あいあいとしたエピソードを披露。また、監督が「大倉さんは振り向いた瞬間がとてもかっこいいんです絵よね。ですから、できるだけ振り向くシーンを多くしました。本人は気づいていないかもしれないですけど」と撮影中の意図を明かすと、大倉は驚いた様子を見せていた。
2016年06月06日演出家・宮本亜門が、12日に亡くなった演出家の蜷川幸雄さんに対して、所属事務所を通じて追悼のコメントを発表した。宮本は「日本の創作力をこれほど世界に知らしめた演出家はいません」と蜷川さんの功績に触れた。更に、蜷川さんから「俺はこんな苦労してモノクロで革命を起こしているのに、なんで亜門はカラフルにそれをできるんだ」と言われたエピソードを明かしながら、蜷川さんこそが「日本の魅力を力強く、大胆に、美しい革命を世界に魅せつけたクリエーター」だったと語る。そして、同じ演出家として「蜷川さんが全身全霊で伝えてくれた、生きるパッションとクリエーションの力を、自分なりに精一杯受け継ぎたいと思います」と決意を表明した。■宮本亜門コメント日本の創作力をこれほど世界に知らしめた演出家はいません。「俺はこんな苦労してモノクロで革命を起こしているのに、なんで亜門はカラフルにそれができるんだ」とおっしゃっていましたが、これほど見事に日本の魅力を力強く、大胆に、美しい革命を世界に見せつけたクリエーターはいません。心からご冥福を祈ると共に、蜷川さんが全身全霊で伝えてくれた、生きるパッションとクリエーションの力を、自分なりに精一杯受け継ぎたいと思います。
2016年05月13日数々のベストセラーを生み出す東野圭吾の大人気同名小説を原作に、阿部寛主演で贈る『疾風ロンド』。この度、本作の新たなキャストとして「関ジャニ∞」大倉忠義や、元「AKB48」大島優子、ムロツヨシ、戸次重幸らが出演することが明らかになった。シーズン真っ只中の野沢温泉スキー場。パトロール隊員の根津昇平(大倉忠義)は、救助要請を受け現場に急行していた。すると滑走禁止区域で雪に埋まっている男を発見、救助する。翌日、オリンピックを目指すスノボードクロス選手である瀬利千晶(大島優子) は、滑走禁止区域内で雪につっこむ男と遭遇する。その男は前日根津が救助した同じ男だった。そんな男にスキーをやめるよう根津たちが説得するのだが、なぜか頑なにゲレンデに出ようとする。古臭いウェアに身を包んだこの栗林和幸(阿部寛)という男。その態度に疑念を頂いた2人は、男を強く問い詰める。すると、あるワクチンが盗まれこのスキー場に隠され、それを捜しているというとんでもない秘密を打ち明けるのだった。スキーとスノボ、一流のテクニックを持つ2人、人命救助になるならとこのちょっと怪しげで頼りなくスキー下手の中年研究員に協力し、ワクチンを捜す手助けを決意。ゲレンデへと向かうのだったが…。本作の監督には、「サラリーマンNEO」や連続テレビ小説「あまちゃん」の演出を担当した吉田照幸。監督の卓越したセンス・演出力を十二分に発揮し、息をもつかせぬサスペンスの中に、コミカルなエッセンスを吹き込み、誰しもが楽しめる映画を作り上げた。キャストには、主演の阿部さんのみ発表されていたが、今回新たにスキー場のパトロール隊員の根津昇平役に大倉さん、オリンピックを目指すスノボードクロス選手・瀬利千晶役に大島さんの配役が決定。「関ジャニ∞」の一員としても活躍する一方、『クローバー』で主演を務めるなど、高い演技力に注目が集まる大倉さんは、今回、正義感の強い真っ直ぐな根津を熱演。初めて挑戦するスノーモービルを巧みに操ったり、スキーで颯爽と滑走するなど高い運動センスを発揮。また大島さんは、スノーボードクロスのオリンピック候補になる実力がありながら、競技を続けるか否かで葛藤しているという難しい役柄を好演。『紙の月』で「日本アカデミー賞」優秀助演女優賞を始め、多くの映画賞を受賞するなど、その自然な演技力が高く評価されている彼女だが、その演技力に加え、9歳から始めたというスノボードの腕前も存分に披露し、雪上のアクションに挑んでいる。さらにこの3人に加え、ムロさん、堀内敬子、戸次さん、濱田龍臣、志尊淳、野間口徹、麻生祐未、生瀬勝久、柄本明といった、いま人気の実力派キャストたちが勢揃い。特徴あるそれぞれのキャラクターたちを魅力的に演じ、物語を盛り上げる。<以下キャストコメント>■大倉忠義(根津昇平役)役作りでは、パトロール隊ということも重要ですし、根津という人物がどういう人なのか、ということを考えて気持ちを作っていました。スノーモービルの運転は初めてだったのですが、坂道とかは限界までスピードを出して挑戦しました。■大島優子(瀬利千晶役)実は、9歳からやっていたんです。もはや、この作品のために、私は9歳からスノーボードをやっていたのだと思って、満を持してこの作品に登場させて頂きました(笑)。■阿部寛(栗林和幸役)(初共演の2人について)大倉君は飄々としているというか、本当にかっこいい。それでいてなんか掴みどころのないお芝居をするし、不思議な面白さがあります。彼と一緒の空間でどんな映像を生み出せているのか、凄く楽しみです。大島さんはもうとにかく本当に元気で、野沢温泉の町中に点在する公共温泉全部に入ったんじゃないだろうか!?アクティブですね。これが「AKB48」でセンターを張ってきた人のパワーなんだなと思いました。その元気さで、スノボのシーンもほとんど吹き替え無く素晴らしいお芝居をしてくれたと思います。『疾風ロンド』は11月26日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年04月26日東野圭吾のベストセラー小説を阿部寛主演で映画化する『疾風ロンド』のキャスト陣が発表になった。大倉忠義(関ジャニ∞)がスキー場のパトロール隊員、大島優子がオリンピックを目指すスノボードクロス選手を演じ、重要な任務を背負ったスキーが下手な主人公を手助けする重要な役どころで出演する。その他の写真映画は、大学の研究所施設から何者かによって盗まれた生物兵器“K-55”を捜す重大なミッションを担った主任研究員・栗林和幸が、日本最大級のスキー場というヒントを手がかりに奮闘するサスペンスとコミカルなエッセンスを吹き込んだエンターテイメント作品。大倉と大島が演じるパトロール隊員・根津昇平と、スノーボードクロス選手の瀬利千晶は、主人公・栗林から、「あるワクチンが盗まれ、このスキー場に隠された。それを捜している」という秘密を打ち明けられ、人命救助になるならと、どこか怪しげで頼りない中年の研究員に協力するという。大倉は劇中で野沢温泉スキー場のパトロール隊が実際に着ているウェアを、自身のサイズに合わせて作り直したものを着用し、スノーモービルに初挑戦しており、「スノーモービルの運転は初めてだったのですが、坂道とかは限界までスピードを出して挑戦しました」とコメント。大島の役は、オリンピック候補になる実力がありながら、競技を続けるか否かで葛藤している女性で、スノーボードについて「実は、9歳からやっていたんです。もはや、この作品のために、私は9歳からスノーボードをやっていたのだと思って、満を持してこの作品に登場させて頂きました(笑)」と語っている。阿部についてふたりは「撮影現場での立ち振る舞いだったり、ストイックさだったり、自分も見習わなければいけない部分がたくさんありました」(大倉)、「身長差があるのにキチンと目線を合わせてくださいますし、真剣にその一つの内容にむきあって話して下さいました。もっとお話させていただきたいと思いました」(大島)とコメント。一方の阿部は「大倉君は飄々としているというか、本当にかっこいい。それでいてなんか掴みどころのないお芝居をするし、不思議な面白さがあります。大島さんはもうとにかく本当に元気で、野沢温泉の町中に点在する公共温泉全部に入ったんじゃないだろうか?!アクティブですね。これがAKB48でセンターを張ってきた人のパワーなんだなと思いました」と語っている。本作には阿部、大倉、大島のほか、ムロツヨシ、堀内敬子、戸次重幸、濱田龍臣、志尊淳、野間口徹、麻生祐未、生瀬勝久、柄本明らが出演する。『疾風ロンド』11月26日(土)全国ロードショー
2016年04月26日きょう21日(20:57~22:54)に、読売テレビ・日本テレビ系で放送されるバラエティ番組『ダウンタウンDXDX 沖縄から生放送スペシャル2016』で披露される、モデル・藤田ニコルと、俳優・大倉士門の勝負服写真が先行公開された。今回の番組では「スターの私服! 勝負服コレクション」コーナーを放送。ここで披露する藤田のテーマは「沖縄エンジョイしよーよ」で、白をベースにした花柄の上下で決めている。一方の大倉のテーマは「少年よ 大人になれ」で、紺のジャケットとクロップドパンツをコーディネートした。この総額は番組内で公開。ほかにも、数万円から1500万円クラスの私服が登場する。今夜の生放送では、視聴者がLINEやデータ放送から生投票でいる企画も実施。さらに、ゲストがおすすめする最新グルメや、収録の映像からダウンタウンの2人の変わったクセを紹介するコーナーも放送される。ゲストには、藤田と大倉のほか、葛西紀明、篠原信一、すみれ、GENKING、フットボールアワー、木村祐一、宮本エリアナ、祥子、横澤夏子、陣内智則、ファンキー加藤、コロッケ、青木隆治、おかずクラブ、的場浩司、MALIA.、滝沢カレン、YOU、磯山さやか、勝俣州和が出演する。
2016年04月21日現代ミュージカルの巨星、スティーヴン・ソンドハイムの傑作を宮本亜門が演出。市村正親、大竹しのぶという名優の主演で、2007年、2011年、2013年に上演されたブロードウェイ・ミュージカル『スウィーニー・トッド~フリート街の悪魔の理髪師~』が、4度めの幕を開ける!ブロードウェイミュージカル「スウィーニー・トッド」チケット情報18世紀末のロンドン、高名な判事に妻子を奪われ、無実の罪を着せられた理髪師が、脱獄をし、名をスウィーニー・トッドと変え、復讐の機会を狙う。その協力者となるのが、ロンドン一まずいと悪評のパイ屋のおかみ、ミセス・ラヴェットだ。トッドの企みを隠しながら、パイ屋も繁盛をする。そのためにふたりが考えだした、とんでもない作戦とは…!?ロンドンに実在したと言われる理髪師に扮するのは、市村正親。「またこの複雑でおもしろい作品で、ソンドハイムの音楽に身を委ねることができる。役者冥利に尽きますね」と、うれしそうに語る。大ベテランの市村も、初演時には、独特の変化の多い曲に苦労したのだとか。「非常に難しいのに、やっているうちに心地よくなる。多彩な変化が、ドラマチックな物語を表していて、まさにソンドハイムのミラクルが体感できる作品なんです」。トッドの残酷な運命を予感させるように、不安げなメロディで幕が開き、物語はスリリングに展開する。血なまぐさいトッドの企みを、ブラックジョークへと変え、コミカルな笑いで盛り上げるのがラヴェット役の大竹しのぶだ。「しのぶちゃんあっての『スウィーニー・トッド』」と市村が言うように、大竹のおかみぶりは、豪快でお茶目。憎しみの炎をたぎらせる市村のトッドと絶品のコンビで、観客をぐいぐいと引っ張っていく。ふたりがカミソリと鉈を手に歌い上げるシーンは、恐ろしくもおかしく、盛り上がりどころのひとつだ。恐怖と笑いが交錯する物語は、ハラハラドキドキの連続で目が離せないと市村。「特に2幕の後半はスピーディで見事です。あり得ない話だけどリアリティもあって、このハラハラドキドキ感は観る甲斐ありですよ」。宮本演出のもと、市村、大竹の巧みなタッグに見事なアンサンブルを添えるのが武田真治、芳本美代子、田代万里生、斉藤暁、安崎求ら個性派の共演者たち。いずれも本作品の出演経験者で、「芝居も歌も確実に深まっています。みんな音符に追われるのではなく、物語の中で生きている感じ」。2007年から10年が経ち、市村はふたりの子どもを持つ父親に。「僕自身も父になって、トッドの妻子を思う気持ちがリアルに体感できるようになりました。トッドは頭では妻と娘を思いながら、手ではすごく残忍なことをやっている。その二面性でお客様がジレンマに陥って、よりハラハラドキドキするような舞台にしたい。今回がファイナルだと思って、悔いのないよう、そしてお客様が喜んで下さるよう、精一杯つとめます」。東京公演は4月14日(木)から5月8日(日)まで東京・東京芸術劇場にて上演。その後、大阪、名古屋を巡演。取材・文:大西美貴
2016年04月07日松岡茉優が本人役として主演を務めるフェイクドキュメンタリードラマ『その「おこだわり」、私にもくれよ 』。このたび本作の初回放送日が4月8日(金)に決定し、これに併せてゲストに斎藤工、大倉士門、八嶋智人らが出演することが決定した。映画、ドラマ、バラエティー…どの仕事でも期待以上の結果を残す、器用で要領のいいマルチプレイヤー松岡茉優。しかしその正体は、好感度を気にする繊細で優柔不断の臆病者。常に周囲の顔色を伺い、「自分が何をしたいか」よりも「何をしたら人が喜んでくれるか」を優先し、時に本心とは違う言動をしてしまう、いわゆる“八方美人”。松岡がプライベートでも仲の良い女優・伊藤沙莉とともに、MCを任された新バラエティー番組『その「おこだわり」、私にもくれよ!!』がスタートする。こだわらなくてもいい事に敢えてこだわり、そこに自分だけの幸せを見出し楽しんでいる“おこだわり人”を紹介する。第1回目の“おこだわり人”はポテトサラダの男。ポテサラの作り方や食べ方、相性のよい飲み物など、ポテサラへのこだわりを余すことなく披露する“おこだわり人”。松岡も思う存分“八方美人”ぶりを発揮するが、松岡とは対照的に伊藤は、自由奔放な発言で撮影現場の空気を悪くしてしまう。思い描く番組進行ができず苛立ちを隠せない松岡だったが、番組スタッフや“おこだわり人”は伊藤の対応を絶賛する。どんな仕事も期待以上の結果を残してきたという自負がある松岡であったが、新番組での対応に悩み始める…。「モーニング」(講談社)にて連載中の清野とおるの「その「おこだわり」、俺にもくれよ!!」を原作にした本作は、日常生活の中で、他人にはなかなか理解できないけれど本人は幸せになれるこだわりをもった人=「おこだわり人」に、松岡さん演じる“松岡茉優”が伊藤さん演じる親友“伊藤沙莉”と共に、バラエティー番組のMCとして突撃していくというストーリー。そんな本作には、とても一括りにはできない、何かを起こしそうなゲストが次々と登場する。今回明らかになったゲストは、現在放送中の「臨床犯罪学者 火村英生の推理」で主演を務める斎藤さん、モデルで俳優の大倉さん、俳優やナレーターなどマルチに活躍する八嶋さんといった俳優陣と、小説家・戌井昭人、「エアーズロック」などで知られる漫画家・大橋裕之、同じく漫画家でルノアール兄弟としてコンビを組む左近洋一郎、『今日、恋をはじめます』『クローバー』などを手掛ける映画監督・古澤健、そして原作描いた清野氏。 彼らの一部は原作コミックにも登場する「おこだわり人」。そんな「おこだわり人」に対して、誰にでも好かれようとする「松岡茉優」は、最初は持ち前の器用さで盛り立てようとするも、周りの反応を見るうちに、迷いが生じ始めるのだ。その「松岡茉優」に影響を与えたり、支えたりする役割でもあるゲスト出演者たち。結果として、自分の“おこだわり”を探し始めた彼女がたどり着くところとは何なのか――。ジャンルの異なる俳優陣に、作家や漫画家、映画監督が登場し、そのひと癖ある人物がどんな「おこだわり」を見せてくれるのか、楽しみに待ちたい。『その「おこだわり」、私にもくれよ!!』は4月8日(金)より0時52分~テレビ東京にて放送開始。(cinemacafe.net)
2016年03月09日演出家の宮本亜門が、ELワイヤーを使用した光るダンスで話題を呼んだダンスアーティスト集団「WRECKING CREW ORCHESTRA(レッキン・クルー・オーケストラ)」と初めて組んだ舞台『SUPERLOSRZ(スーパールーザーズ) SAVE THE EARTH 負け犬は世界を救う』が12月5日、東京・新国立劇場 中ホールで開幕。開幕前に行われた公開ゲネプロの後に会見が行われ、構成・演出の宮本と振付演出・出演のYOKOI(WRECKING CREW ORCHESTRA)のほか、出演の千葉涼平(w-inds.)、古屋敬多(Lead)、仲宗根梨乃、KREVAが顔をそろえた。【チケット情報はこちら】物語の舞台は、富裕層と貧困層の格差が拡がった20XX年の地球。ある街に暮らす青年(千葉)は、大好きなダンスで身を立てようとするも結果を残せず、将来への不安を抱えていた。父(YOKOI)が経営する小さな工場で働くのは、オタク青年(古屋)をはじめ、社会からつまはじきにされた者たちばかり。父自身も酒を飲んではアイドルに熱を上げるダメ親父だ。そんな“社会の負け犬”たちが暮らすある日、突如地球に、宇宙人襲来という世界規模の危機が訪れる。圧倒的な力をもつ宇宙人たちに人類はなす術なし。危機的状況の中、地球を見守る謎の男・ミスターX(KREVA)が人類の希望を託したのは、彼ら“負け犬”たちだった・・・。会見で仲宗根が「ノンバーバルでここまでストーリーが表現できるんだっていう。本当に今までにない作品」と語ったように、KREVAのラップ以外、ストーリーはすべてダンスによって表現されていく本作。それを実現させているのは、出演者たちの圧倒的なダンスの力だ。「僕はもともとパフォーマンスすることが大好きでこの世界に入ったので、こんな豪華な方たちとご一緒できて本当にうれしい」と古屋。ノンバーバルながら、誰にでもわかるエンタメに仕上がったことについてYOKOIは「“B級感”をすごい大切にやってきました。B級ってすごく身近にあるけどかっこいい。いい意味で敷居が高くない大衆芸能」と狙いを解説。唯一、言葉で表現するKREVAは、本作で披露されるオリジナルラップについて「最初に亜門さんからいくつかのキーワードをいただいて、それをラップにしました。ひとつの形として披露できてよかった」と完成度に自信をみせた。演出の宮本は「今まで観たことない尽くしで、クリスマスとお正月をぎゅっと詰めて花火で打ち上げたみたいな舞台。僕が今まで自分がやった舞台のなかで、これが一番想像を絶してます。本当にみんな個性的な、本当にバラバラなカンパニー(笑)。でもそれがすっごい魅力で、いい意味で動物園って感じです(笑)」と本作のおもしろさをアピール。主演の千葉は「昨晩からドキドキでしたが、幕が開いたら、その瞬間瞬間を楽しめました。ここにいる皆さんと、新しいエンタテインメントを提示できると思うとすごく幸せ」と本番へ期待を語った。公演は12月15日(火)まで東京・新国立劇場中劇場にて上演。その後、来年1月7日(木)よりシアターBRAVA!にて大阪公演が開幕。チケット発売中。
2015年12月08日『好きな男性に振り向いてもらいたいけど、どうアピールしていいか分からない・・・』って子も実際多いのではないでしょうか?かといって、彼に直接好きな女性のタイプを聞くと好きなのがバレちゃいそうだし・・・。でも気になる・・・。って女子もいるでしょう。そんな好きな男性に振り向いてもらいたい子必見。男性が好きな女性は結局こんな子!■1.笑顔がすてき「笑った顔が可愛い子って本当にいい! 見ていてこちらまで笑顔になれるし、癒される」(24歳/営業)「いつも笑顔な子。ニコニコした子と一緒にいると気分が明るくなるので」(36歳/経理)やっぱり笑顔はいいですよね!見ているこちらまで笑顔になれます。ムスっとした顔よりも笑顔の女性の方が素敵です。普段あまり笑わないって子は少し意識して笑ってみましょう。自然と明るい雰囲気になれるかも。もし自分の笑顔に自信がなくても笑うようにしてみましょう。たしかにモテる子は無表情の子よりも笑顔な子のが多い気もします。■2.気遣いができる「気遣いできる子は好き。付き合っても優しくしてくれそうなイメージ」(33歳/金融)「好きな人だけではなく、誰に対しても気がつかえる女性は『素敵な人だな~』と思いますね」(28歳/IT)男性的にやはり気遣いのできる女性は好感度高めなようです。あざといかもしれませんが、積極的に気配りをしてみるのもいいかも。男性に『この子は気が利くなぁ~』と思われれば恋愛において有利かもしれませんね。気になる彼の中であなたの好感度が上がれば恋愛も進展させやすいかも。■3.甘えてくれるor頼ってくれる「やっぱり甘えられるとうれしい。意識してなかったのに、俺の事好きなのかな?って思ってしまう」(30歳/飲食)「なにかと頼ってくれる子の前では男でいれる・・・」(38歳/SE)女性に甘えられて嫌がる男性は少ないでしょう。また頼られると自尊心がくすぐられて恋に発展することも無きにしもあらず。男性にできることはお願いしてみるのもいいのでは?彼もあなたの前で男になることができるのなら、あなたを異性として意識するでしょう。■4.自立している「自立している大人な人が好き」(33歳/税理士)「いつまでも親のスネかじっているような子は無理かな。親からはなれてもちゃんと一人で生活できるくらいの子がいい」(25歳/建築)まわりに依存して生きている女性よりも、自立している女性の方がカッコイイですよね。男性だってそんな女性に魅力を感じるようです。一人で何でもできるとまではいかなくても、一生懸命頑張っている姿が男性にはいいのかもしれません。人に甘えるのも大事ですが、自立も大事。どちらもバランスよくできるといいですね。■おわりにいかがですか?上記項目に当てはまる女性を嫌がる男性は少ないですよ。もし今『いいな~』と思う男性がいるのなら上記のモテる女性の特徴をとりいれるのもアリかもしれません。一つでも当てはまるようになれば彼が振り向いてくれるかもしれませんよ。(美佳/ライター)(ハウコレ編集部)(大倉士門/モデル)
2015年12月03日「神奈川県などが実施の『地域限定保育士』で、保育士不足は解消されるのか」と題した前編では、保育士不足の現状や制度導入の利点についてご紹介した。そんな中、各自治体ではどのような点を保育士確保の課題と捉えているのか。担当者に聞いた。○潜在保育士の掘り起こしが課題まず第1に課題として指摘されたのは、保育士の資格を持ちながら保育士としては働いていない「潜在保育士」の掘り起こしだ。千葉県の担当者によれば、「希望する勤務時間や場所がマッチングできない」「ブランクがあった後にいきなり現場に出るのが怖い」などを背景に、資格保有者の再就職が進んでいない現状があるという。そんな中でも、新たに資格を取得する人の数は限られているとして、「再就職を促す施策に力を入れていく」と語った。また大阪府では、潜在保育士が再就職をためらう理由として、「条件にあった職場を自力で探すのが難しい」「保育事情がわからず不安」などがあると分析。今年度から潜在保育士を対象にした「大阪府保育士・保育所支援センター」を開設し、求職の相談に応じているほか、セミナーや保育体験を通して、現在の保育情勢を学んでもらう取り組みを始めている。○処遇の改善と働き続けられる職場環境づくりをさらに改善が必要と考えられているのが、保育士の待遇面や職場環境だ。処遇の改善について特に沖縄県では、「他の自治体と比べても保育士の平均年収が低い」と分析。要因のひとつに、認可保育所でも非正規職員の保育士が多いことをあげ、正規雇用化した場合、施設に補助金を支給する制度を今年度から導入している。加えて神奈川県の担当者は、「保育士の平均就業継続年数は7.6年と短いため、現在就業中の保育士が継続して保育現場で活躍してもらうための方策も併せて必要だ」と主張した。県が保育士登録を行っている人を対象に行ったアンケート調査※では、保育士としての仕事を辞めた理由として、「結婚のため」(23.7%)、「妊娠・出産のため」(23.4%)、「育児のため」(15.1%)が上位に入っている。厚生労働省は来年度以降、通常もしくは地域限定とする試験の枠組みを問わず、保育士資格試験を年2回実施する地域を拡大していくという。国には、新たな保育人材の確保に加えて、資格取得者が長く働き続けられる環境づくりも求められているといえるだろう。※平成26年度神奈川県保育士実態調査結果による※画像と本文は関係ありません。
2015年11月14日全国で保育所の整備が進められる中、深刻な問題となっている「保育士不足」。国は平成29年度末までに、46.3万人の保育士が必要だとしているが、そのためには新たに6.9万人の保育士を確保しなければならないという(平成27年1月時点)。その確保策として、今年から導入された「地域限定保育士」の試験がこのほど、神奈川県、千葉県(成田市)、大阪府、沖縄県の4府県限定で実施された。3年間、受験した自治体で働くことを条件に、年1回の試験を2回に増やすというこの試みに、行政はどんな期待を抱いているのか。各自治体の担当者に聞いた。○深刻な保育士不足の実態「地域限定保育士」は、受験した自治体でのみ保育士として働くことができる資格のことを指す。受験者にとって最大のメリットは、通常年に1回しか受験できない保育士試験のチャンスが2回に増える点。保育士登録を行ってから3年を経過すれば、全国で働くこともできる。今年からこの制度を導入した4府県が共通して抱えている悩みはもちろん、深刻な保育士不足だ。このままでは、神奈川県で平成31年度までに約3,000人、沖縄県では平成29年度までに約2,300人の保育士が足りなくなるという。大阪府の担当者は現状として、「受け皿となる保育所を整備することはできるが人がいない」と指摘。千葉県では、国家戦略特区に指定されている成田市限定の導入となっているものの、「成田市だけでなく、東京に近い地域は特に不足している」という。○"より早く"確保できることにメリットしかし、「地域限定保育士」の導入が果たして保育士不足の解決策となるのだろうか。この点について4府県すべての担当者が口をそろえて指摘したのは、「受験回数が増えれば来年4月からすぐに働ける保育士の数が増える」ということだ。保育士資格は3年の間に8科目の試験を受験し、最終的に実技試験に合格することで取得できる仕組みになっている。そのため、未受験科目や不合格科目の残っている受験者が、この制度を利用して合格を勝ち取れば、来年の試験を待たずして、資格を取得できることになる。自治体にとってはいち早く、保育士を確保できることにつながるのだ。10月に行われた地域限定保育士の試験で、沖縄県では約500名が受験。ほかの府県でも、通常試験時を上回る受験申し込みがあったという。約2,000人の受験申し込みがあった千葉県の担当者は、「例年の合格率が20%ほどと考えると、単純に例年より約400人分、合格者数が増えることになり、数としての確保ができる」と話した。さらに制度を導入したのが4府県に限られていることもあり、ほかの自治体在住者が同府県で働いてくれる可能性が高まる点も魅力だという。大阪府の担当者は、「大阪府で働きたいという人の機会を創出することにつながる」と回答。神奈川県や千葉県でも、他地域からの受験者がみられたことに期待を高めている。一方で担当者に取材すると、いずれの自治体もこの制度が抜本的な解決策になるとは考えていないことがわかった。地域が必要としている対策とは何なのか。後編では、課題と行政の施策についてご紹介する。※画像と本文は関係ありません。
2015年11月13日ダイヤモンドダイニングが運営する「美食米門」「MAIMON」「星空の中へ」は10月31日までの期間限定で、「秋の肉祭り」メニューの提供をスタートしている。○「食欲の秋」を、"美食肉料理"で優雅に楽しむ同フェアは、ローストビーフや希少価値の高い部位の肉料理を、秋のおすすめとして提供するもの。「厳選国産牛サーロインのローストビーフ ~五種の薬味の食べ比べ~」は、厳選した国産牛の霜降りサーロインを低温でじっくり調理し、旨味を凝縮させたローストビーフ。サクサクした食感とまろやかな味わいが特徴の英国王室御用達「マルドンシーソルト」、甘みと酸味のバランスに優れた宮崎県産日向夏ポン酢を使用した「特製おろしポン酢」、その他「山葵」などを加えたこだわりの五種の薬味が素材の味を引き立てる仕上がりとなっているという。価格は4,800円(税別)。「希少部位カイノミのステーキ」は、ヒレの近くにあり牛一頭から左右一対のブロックしかとれない非常に希少な部位「カイノミ」を使用。切り出した形から「貝の身」と呼ばれ、赤身肉特有の歯応えを残しながら牛肉本来の旨味を余すことなく味わえるとのこと。価格は2,800円(税別)。「極上霜降り牛タンの厚切りステーキ」は、柔らかで噛む毎に旨味が滲み出る極上の牛タンのタン元だけをリッチに使用した。素材の旨味を最大限活かすべく、調理人の技でシンプルに焼き上げた極上の逸品だという。価格は2,800円(税別)。開催期間は、9月1日~10月31日。実施店舗は、「美食米門」品川・六本木・西新宿・渋谷の4店舗と「MAIMON」銀座・恵比寿の2店舗、「星空の中へ」の計7店舗。
2015年09月06日ウェルクスはこのほど、「保育士の恋愛事情」に関する調査結果を発表した。調査は8月7日~20日、20代~50代の保育士の女性100名(平均年齢31.8歳)を対象に行われた。○「保育士は"モテる"」と実感した人、17%「付き合いたいと思う女性の職業」「結婚したいと思う女性の職業」といったランキングでは、毎年保育士が上位にランクインしている。そこでまず、保育士は"モテる"と実感したことがあるか尋ねたところ、「ある(17%)」「ない(55%)」「どちらとも言えない(28%)」と、意外にもモテる実感のある人は少数派となった。"モテる"と実感した人からは「保育士が来ると言うだけで、人数が集まると言われた。合コンで仕事を話したときの食いつきかたがすごい」(30代)、「友達の結婚式で 保育士ですって言っただけで男子の輪ができた」(30代)といったエピソードが寄せられたが、一方で「職業での食いつきはいいが、それだけで、最終は容姿でモテるかどうか決まる」(30代)、「女ばかりの職場なので、男性と出会う機会は少ないと思う。結婚していない上司(40~50代)がたくさんいる」(30代)など、案外"モテない"というコメントも目立った。○保育士という職業ステータスは役立つ?続いて、現在、恋人や配偶者がいるか尋ねた結果、57%が「いる」と回答。「今の恋人や配偶者とお付き合いするうえで、保育士という職業ステータスが役立っていると感じますか?」という問いに、半数以上が「いいえ(50%)」「むしろ弊害である(2%)」と、役立っていないと回答した。○出会いの場は「友人・知人の紹介」がトップ最後に、恋人や配偶者とはどこで知り合ったのか教えてもらったところ、「友人・知人の紹介(21人)」が1位に。次いで、現代らしく「SNS・インターネット(8人)」「合コン(6人)」と続き、「職場」と答えた人はわずか3人だった。女性の多い職場だけに、仕事での出会いは難しいことがうかがえる結果となった。
2015年08月26日女優の大島優子が8月13日(木)、都内で行われた主演作『ロマンス』の完成披露試写会に、共演する大倉孝二、タナダユキ監督とともに出席した。大島さんにとっては、「AKB48」卒業後初めての主演作となる。タナダ監督が、『百万円と苦虫女』以来7年ぶりにオリジナル脚本を手がけた本作。ロマンスカーで車内販売のアテンダントを務める鉢子(大島さん)は、ひょんなことから大倉孝二扮する怪しい映画プロデューサー・桜庭(大倉さん)と出会い、生き別れた母親を探す箱根珍道中へと巻き込まれていく。たった1日の出会いと別れを描いたほんわかロードムービーに仕上がった。大島さんと大倉さんは初共演。公式プロフィールによると、身長はそれぞれ152センチ、187センチでその差はなんと35センチ!互いの第一印象を聞かれると「デカ!」(大島さん)、「ちっちゃ!」(大倉さん)と即答するほど。大島さんが「最初は探り探りでした。目も合わせてくれないし…」とふり返ると、大倉さんは「いい歳してナイーブぶるクセがあるんで」と苦笑いしていた。タナダ監督は「主導権を握っていたのは大島さん」と明かし、「先日、私と大島さんが大阪でキャンペーンをしていたんですけど、そこに大倉さんが自腹で来てくれて。そうしたら、大島さんは『えらーい!』ってちょっと“上から”言っていて」と暴露すると、大島さんは「いや、感動の『えらーい!』ですよ」と釈明していた。以前からタナダ監督の作品に出演したいと思っていた大島さん。一方、タナダ監督も「もともと、大島さんは“推しメン”でしたから」と言い、本作で相思相愛のタッグが実現した。「ずっとアイドルをしていた人なのに、可愛く映ろうという下心がなくて、女優としてどこからどう撮られても構わないという姿勢で臨んでくれた。すべてをさらけ出してくれて、やりやすかった」(タナダ監督)、「それは監督が、私のお芝居を信頼してくれたから。自分と同じ26歳という役柄で、未来への不安や複雑な気持ちにも共感できた」(大島さん)と信頼関係をアピールしていた。『ロマンス』は8月29日(土)より新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ロマンス 2015年8月29日より新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて公開(C) 2015 東映ビデオ
2015年08月13日デザイナーのコシノジュンコが衣装を手掛け、宮本亜門が構成・演出を務める、全世界で650万人の動員を誇る和太鼓エンターテイメント集団「DRUM TAO」の新作舞台「百花繚乱 日本ドラム絵巻」の東京ロングラン公演(全16回)が、7月16日より天王洲 銀河劇場にて上演されることを記念して、同日、マスコミに向けた公開前舞台稽古が行われた。本作は「DRUM TAO」結成22年目の今年、宮本亜門という初めての演出家を招いての舞台。物語は、ある美しい国の小さな村に住むひとりの少年の成長譚だ。ある日、突如として起きた火山の噴火で少年は両親を失い、さらに天変地異をきっかけに隣部族との抗争が勃発、そんな少年を慈愛の心で見守る天女…時代を越え、語り継がれてきた神話が舞台上で紡がれる。しかし、語られるセリフというものは存在しない。会場に響くのは体の芯まで痺れるような和太鼓を始めとした和楽器の音と、役者たちの「セイヤッ!」「ハッ!」という掛け声のみ。感情は全て楽器の音色と演舞でのみ表現されるという圧巻の演出が本作の見所だ。小粋な祭り囃子から、全てを飲み込まんとする大自然の猛り、闘いの舞と共に響く激情、そして琴や三味線で表現される悲しみと葛藤。役者たちは時に和太鼓を抱えたまま舞い、巨大な太鼓を前にすれば一心不乱に打ち鳴らす。太鼓を打つというその所作と舞との間に切れ目はなく、体を目一杯駆使してそれぞれのキャラクターの想いは伝えられる。取材の最後には、「DRUM TAO」のメンバーである西亜里沙、江良拓哉、岸野央明に加え、コシノジュンコと宮本亜門もQ&Aに応じた。初参加となる宮本亜門は「今日、改めて見て感じたことはやっぱり素晴らしかったです。今の日本にすごく必要な人たちだし、このエネルギーと潔さと、氣を入れるというこの感じ。『DRUM TAO』見なきゃ、日本はダメなんじゃないかと思ってるくらいです(笑)」と自信のほどを窺わせる。衣装を手掛けるコシノジュンコは12年からタッグを組んでおり、今回で4年目。新作「百花繚乱」の衣装について、「最初に『DRUM TAO』を見た時、どんどん衣装を強烈にしていきたいと思いました。(劇中の)衣装といいながらも、やっぱり“魅せる”ということがすごく大切だと思っていて、『百花繚乱』というゴージャスで、江戸がすごく面白かった時代。あの時代の雰囲気を再現できないだろうかって夢をいつも持っているんです。だから今回、思い切りキッチュで、破裂しそうで、叫びだしそうな凄さ、なのに品があってカッコよくて…上手く言葉にできないですけど(笑)、そんなものを目指しました。とにかく見てもらいです」と独特の言葉で語っていた。また、本作は16年2月にニューヨークのオフブロードウェイで上演することが決定している。そして、宮本亜門とコシノジュンコは共に舞台の本場といわれる、ブロードウェイの経験者。そんな2人だからこそ、こんな本音が飛び出した。「ニューヨークは大変なところです。でも、僕が世界でも見たことないような、このドラムとドラマとアートでそこに挑戦できることがとても楽しみです。ニューヨークの人々は良い意味でちゃんと見ててくれます。実力のある人しかニューヨークは認めないんです。でも日本の場合は正直に言うと、実力がなくてもやっていける人がたくさんいます。僕はそういう人ともたくさん仕事してるから(苦笑)。オーラだったり、可愛げがあるだけだとニューヨークではバッサリ切られるんです。それでも、僕の感覚では(DRUM TAOは)絶対にウケるという確信があります。稽古場でも身を削って、血を流して作り上げてきた作品だから、世界に応えられるものになってると思います。そして、新たな旋風を巻き起こしてくれるだろうと信じてます」(宮本亜門)。「ブロードウェイは、はっきりと『良いものは良い、悪いものは悪い』という世界なのでとても怖いところです。少しでも欠けてるともうダメ。だから、来年までにもっと鍛えて、日本の楽しくて、優雅で、カッコいい所を届けて、日本が持つ感性をメッセージとして伝えられるようなものをやりたいと思っています。最高に楽しい仕事です。ブロードウェイというビジョンがしっかりした中でモノ作りができるという環境は素敵ですね」(コシノジュンコ)。その後も2人からは、「日本が世界に誇れるもの」「絶対に成功する」と自信のほどを感じさせるコメントがこぼれる。ブロードウェイでの挑戦も然りだが、新国立競技場の建設騒動で賛否を呼んでいる5年後の東京オリンピックも、世界へ日本のカルチャーを発信する場となるはず。これについて、東京オリンピックの文化委員を務めるコシノジュンコは「全てのことがオリンピックに繋がると思っているんですね。東京だけのものでは当然ないですし、オールジャパンで取り組んでいくことだと思っているんです。そういう意味では、日本という感性を持った『DRUM TAO』はまさにぴったりと思うんですね。伝統芸術とスポーツを掛け合わせたようなもので、これから日本が目指すコンセプトに当てはまると思っています。まだ、具体的に何ができるかは分からないですが、これから『DRUM TAO』は日本のあちこちを回っていくんですが、その時にオリンピックへと繋がるメッセージが届けられれば、もっと大きな意味を持ち始めるんじゃないかと思っています」。【公演詳細】「百花繚乱 日本ドラム絵巻」■東京公演日時:7月16日~7月26日(日) 計16回会場:天王洲 銀河劇場場所:品川区東品川2-3-16 シーフォートスクエア内2階料金:S席 7,500円(1階・2階)、A席 6,000円 (3階)■NY公演日時:2016年2月11日~2月14日(日) 計6回会場:Skirball Center for the Performing Arts
2015年07月17日