編集部:学研キッズネット編集部株式会社こうゆうが運営する花まる学習会と進学塾部門スクールFCは、新型コロナウイルス感染拡大によって休校や自宅待機を余儀なくされる現状の中、子どもたちが、一日も早く“安全”に、そして“楽しく”学習できることを目指し、会員向けオンライン授業の提供を本格的に開始したことを発表しました。オンライン授業本格化の背景昨今の状勢を受け、株式会社こうゆうは「まずは子どもたちと保護者の皆さまに“安心”をお届けする」ことを最優先に、2020年4月13日よりオンライン授業を推進してきました。オンライン授業の最も大きな特長は、動画配信だけにとどまらず、オンライン上で子どもたちと向き合い、一人ひとりの顔を見ながら授業を進める『双方向のライブ形式』をとっていることです。これは、花まる学習会だけでなく、スクールFCにおいても同様です。スクールFCでは、3月上旬から「ZOOM自学室」というオンライン自習室を実施。この実施における試行錯誤と積み上げてきた経験値があったからこそ、いち早く全社をあげたオンライン授業化に踏み切ることができました。新型コロナウイルスによる自粛によって、今まさに、教育の在り方自体が大きな変革を求められています。開始から約半月、オンラインで授業を行うことで得た大きな気づきは、動画配信であっても、動画を観た後に子どもたちが自ら勉強したくなる、子どもたちの行動が変わるような工夫を凝らした授業内容であること、そして、画面越しであっても教える側の子どもに対する愛情が伝わるような、双方向のコミュニケーションを持つことが必須だということです。まずは既存会員の皆さまに向けたサービスの充実、そして新規入会希望者に向けた対応を順次推進していく予定です。これからの花まる学習会、スクールFCの取り組みにどうぞご期待ください。※現在、新規の申し込みはお受付けしておりませんが、下記にて「新規申し込み受付開始」の通知を希望される方への登録フォームをご用意しております。▼花まる学習会|体験授業再開通知登録▼スクールFC|体験授業申込(受付中)花まるオンラインについて「花まるオンライン」は、従来の授業カリキュラムを進める週5日の動画配信(まいにち花まる)と、これまで通塾していた曜日に教室長と子どもたちがオンラインでコミュニケーションを図る時間(花まるスタディ―ルーム)の2本立てで授業を提供しています。1.「まいにち花まる」休校期間中も学習習慣を維持できるよう、週1回行っていた従来の授業を5日にわけて行います。ライフスタイルに応じて好きな時間帯に動画を視聴することで、学習面・生活面のペースメーカーの役割を担いながら、学習の積み重ねを図ります。<授業内容>●年中コース音読、言葉、数理、運筆、立体図形、思考実験●年長コース音読、言葉、文字、数理、運筆、思考力、迷路、立体図形、平面図形、思考実験●低学年コース四字熟語、古文の素読、立体図形、平面図形、発想力教材、精読力教材、転写教材・計算の反復練習・思考力教材●高学年コース計算の反復練習・算数・国語・思考力教材算数と国語については、別途、それぞれ学年ごとの動画を視聴2.「花まるスタディルーム(花スタ)」花スタは、Zoomを使ったライブ配信で、これまで通塾していた曜日に、教室のクラスごとに開催しています(年中・年長・低学年・高学年)。教室で行っていた授業のテンポ感と楽しさをそのままに、“子どもたちと講師が顔を合わせ、コミュニケーションを図りながら学びを深める”場です。講師は、オンライン上でも子どもたちの意欲・主体性を引き出し、子どもたちは安心感のなかで学びを楽しめる花まるらしい空間を大切にしています。その他の特長としては、花スタの授業後に、毎回保護者の方に学習意図をお伝えしている点です。オンライン授業というと、どうしても「子どもには難しい」「インターネット越しでは…」というイメージを持たれる保護者の方もいらっしゃいますが、オンラインでの時間がご家庭でのアナログな取り組みにつながるような仕組みを取り入れています。子どもたちにはオンラインでの学びを楽しみ、つながりを実感できる空間を、そして保護者の方には“安心”をお届けしています。■ 花まるオンライン<保護者の皆さまの感想>本取り組みに対して保護者の皆さまから多くの声をお寄せいただきましたので、代表的なもの一部抜粋して掲載させていただきます。●花スタやまいにち花まるのおかげで休校中も学習習慣を保てており、保護者として大変嬉しく思います。(1年生保護者)●幼稚園の習い事はお休みのところばかり、オンラインで学びの機会を絶やさずにしてくださる花まるグループ、本当にさすがだと思いますし、有り難いです。(年中保護者)●オンラインの学習が始まり、最初は恥ずかしそうに小声で復唱していたのですが、今では元気な声を出して楽しそうに学習しています。私も先生たちの元気な姿からパワーをもらっています。ありがとうございます!子どもも私もこれからも楽しみにしています。(1年生保護者)●今年7月に転勤の予定が、コロナの影響で本当に転勤するのか、家族がついていくのかも未定ですが、いずれにしても、まい花・花スタともに、今後地方に住んでいる人向けにもやってほしいです。(2・4年生保護者)オンラインFCについて花まるグループの進学塾部門「スクールFC」では、子どもたちに“机に向かう時間”としてのオンライン授業と、“外の世界とつながる時間”としてオンライン自学室を提供しています。これにより子どもたちは、授業がある日だけでなく、授業の無い日にも決まった時間にオンライン上で集まって仲間とともに学習をすることができます。 「オンラインFC」は、オンライン上であっても楽しく、そして安心して学びを継続していくために、各教科の動画視聴を含むオンライン授業と、自分でPDCAをまわしながら学びを深めるオンライン自学室という二つの枠組みを提供しています。1.オンライン授業以下の構成で、各コース・各クラス毎に通常の曜日・時間帯に合わせて開校しています。■ホームルーム学年・コース毎にコミュニケーションをとる時間。先生や仲間と顔を合わせて挨拶し、アイスブレイクなどを通して学習への前向きな気持ちを整えていきます。■学習タイム担当講師の見守りのもと、学習メニュー表に沿って授業を進める時間。担当講師とサポートスタッフが連携して全体に対しての指示出しや説明をおこない、分からないところの質問に答えながら子どもたちの学習を見守ります。■終わりの会その日に多かった質問などを取り上げて全体で学習内容を補足したり、各自の進捗を確認したりする、次回の授業に向けた備えとコミュニケーションの時間。2.オンライン自学室学校がなくても生活のリズムや学習習慣を維持するために、「オンライン授業」が無い日にも任意で参加できる「オンライン自学室」を開設しています。ここでは従来の自学室と同様、「その日に取り組む課題」を子どもたちが自分で決め、自学に取り組む中で、分からない問題や質問したい事項があれば、担当講師に質問することができます。休校期間中、時間はあるけれどもなかなか机に向かう習慣が定着しないという子も、オンライン上でつながることで、授業のない日も仲間とともに自学を進めることができます。■ オンラインFC(体験授業受付共通URL)<保護者の皆さまの感想>●楽しんでやっています。画面越しですが、友達と会えることも嬉しいようです。●自宅での授業は安全なので安心できます。オンライン授業や自学室を開催してもらい感謝しています。リズムをつかめたようで、自分で時間を決めて自学をするようなりました。●保護者も見られるので、いつも塾でどういう風に授業を受けているのか分かりました。●家ではダラダラしている姿しか見ていなかったけれど、授業となるとこんなに集中できるのだという一面を見られて良かったです。<子どもたちの感想>●友達の顔が見られて嬉しい。●オンラインでも、いつもの授業と分かりやすさは変わらないと思う。●授業が終わってすぐに食事ができたり、お風呂に入れたりできて嬉しい。●一人でやるより、先生の顔を見ながらの方が集中できた。●いつもより気軽に質問できるし、動画を何度も観られて分かりやすい。【株式会社こうゆうについて】「数理的思考力=算数脳」「読書と作文を中心とした国語力」「野外体験」を三本柱として、幼児の本質を見据えた指導を行う学習塾 花まる学習会、そして進学塾部門であるスクールFCを運営。目先の学力にとらわれない、その子が将来大人になったときに社会を生き抜く力をつけ、「あと伸び」するための学習の土台作りを重視。子どもたちが本当に幸せになるために、子どもたちを「メシが食える大人」そして「魅力的な人」に育てることを教育理念としている。代表:高濱 正伸所在地:埼玉県さいたま市浦和区常盤9-19-10設立:1993年2月2日事業内容:学習塾「花まる学習会」「スクール FC」の運営等会社公式サイト:■「学研キッズネットFor Parents」のニュース一覧はコチラ■学研キッズネット編集部(がっけんきっずねっと)『学研キッズネット』は、1996年にオープンした小・中学生のためのWebメディアです。学研の子ども向け書籍や雑誌の編集ノウハウを活かし、子どもたちが安全に楽しめるサイトとして運営しています。子どもたちのしあわせのために、家族のしあわせのために、有益な情報やサービスをお届けできるよう、いつも精一杯がんばっています。すくすく伸びる子どもたちのために
2020年05月08日アトモス(atmos)とJリーグチーム・FC東京(F.C.TOKYO)のコラボレーションによるユニセックスアイテムが、2020年3月18日(水)、FC東京オフィシャルショップおよびオンラインショップにて先行発売されたのち、3月20日(金)、アトモス系列店舗にて一般発売される。原宿発のアトモスと、東京都をホームタウンとするFC東京が初のコラボレーション。“東京”をキーワードに、ロゴをあしらったアイテム全3型を取り揃える。ラインナップするのは、グレーのスウェットフーディ、ホワイトやブラックなどで展開するTシャツ、そしてブルーのキャップ。いずれも、FC東京の応援でも街でも着られる、シンプルなデザインに仕上げた。【詳細】アトモス×FC東京 コラボレーションアイテム発売日:2020年3月20日(金)取扱店舗:アトモス系列店舗(一部店舗のぞく)、FC東京オフィシャルショップ6店(ユーロスポーツ 味の素スタジアム店、GALLERY・2新宿店、GALLERY・2渋谷店、サッカーショップKAMO 原宿店、サッカーショップKAMO 新宿店、FC東京パーク 小平天神)、FC東京オフィシャルオンラインショップ※FC東京オフィシャルショップおよびオンラインショップでは、3月18日(水)より先行発売展開アイテム:・アトモス×FC東京 ロゴ ティー 4,000円+税カラー:ホワイト、ブラックサイズ:M / L / XL・アトモス×FC東京 T-ロゴ ティー 4,000円+税カラー:ホワイト、ブラック、ブルーサイズ:M / L / XL・アトモス×FC東京 T-ロゴ スウェット フーディ 9,000円+税サイズ:M / L / XL・アトモス×FC東京 T-ロゴ 6パネル キャップ 4,000円+税【問い合わせ先】アトモス 新宿TEL:03-6457-8755
2020年03月19日●道重さゆみとの緊張のコラボ「息を止めていた」歌手でもシンガーソングライターでもなく、“超歌手”。2019年にメジャーデビューから5周年を迎えた大森靖子は、世の中の声なき声を、パワフルな言葉ですくいあげ、常にフルスロットルで歌い続けてきた。そして、自分が愛してやまないもの、リスペクトするものへの愛も炸裂させてきた。それが実を結んだのが、自身初となるベストアルバム『大森靖子』(2月12日リリース)にも収録されている道重さゆみとの「絶対彼女 feat. 道重さゆみ」や、初恋の人だという峯田和伸と共作した「Re: Re: Love 大森靖子 feat. 峯田和伸」などのコラボ曲だ。彼女の情熱が多くのグルーヴを生み出していく。そんな大森の今に迫った。――まずは、道重さゆみさんのファンになったきっかけから聞かせてください。中学校の時に、ずっとインターネットでかわいい女の子を探していたんです。その頃はまだ、学校にはいないようなかわいい子が、自分の情報を開示してくれること自体が珍しくて。芸能人ではしょこたんや眞鍋かをりさんなどグラビアの方が人気でした。そんな中、ハロー!プロジェクトで一番早かったのが道重さんで、自分から「ブログをやりたい」と、事務所に直談判をして始めたと聞いて、「すごい! ありがとう」と思いました。また、自分のこういうところを知ってほしいと書いてくれるのは、「愛していいよ」と言ってくれているような感覚だったので、すごく好きになりました。――ジャケット撮影のメイキング映像も拝見しましたが、とても楽しそうでした。緊張したというか、呼吸の音を道重さんに聞かせたら申し訳ないと思って、息を止めていたら本当に意識が遠のいてきてヤバイと思ったので、そこから息をしました(笑)。――撮影しながらおしゃべりとかはされたのですか?さすがに固まっているオタクみたいな顔にはなっちゃダメだと思ったので、逆に隣にいるのが道重さんだということをなるべく忘れようと思いました。だから自分のスタッフの二宮の顔をずっと見ていて。結局「二宮、二宮」と考えていた記憶しかないから、本当に時間を無駄にしました(苦笑)――道重さんのどういう点が好きですか?不器用なところも全部さらしけしてくれるので、何か信頼できる感じがします。例えば、完璧主義すぎるところとか。私は適当人間なので、思うようにならなくても、まあいいやとなりますが、道重さんは、絶対にこうしたいというものがある。LINEの返信率も100%で、絶対に自分で終わらせるタイプだし、すごく真面目な人だなと思います。――道重さんから、刺激を受けた点なども聞かせてください。歌に対するプロ意識の高さは本当にすごいです。自分がこう歌いたいという意識が声にすごくこもっているので、自分も学ぶものが多いです。ここで切るみたいなタイミングまで全部計算して歌っているので。私は、毎回の即興性みたいなものを大事にしてきたんですが、そういうこだわりもいいなと思いますし、見習うところがたくさんあります。●「高校の時に好きになった」峯田和伸ともコラボ――「Re: Re: Love 大森靖子 feat. 峯田和伸」についても聞かせてください。峯田さんを好きになったきっかけは?中学校の時にクラスの男子がコピバン(コピーバンド)していたり、今でいうカーストの高い人たちがいいねと言ったりしていました。私は、峯田さんが出ている『アイデン&ティティ』を観て面白いなと。また、当時、タワーレコードの冊子に銀杏BOYZとして出演しているフェスの写真を見て、カッコイイと思いました。それは客席に上裸で、拡声器を持って叫んでる写真でしたが、そこから銀杏BOYZってどういう感じだろう? と思い、銀杏BOYZの掲示板に上がっていた音源を聴いたのがきっかけです。――今回、実際に会ってコラボレートした感想も聞かせてください。高校の時に好きになった峯田さんと、1mmも変わってなかったです。すごく優しくて純粋でバカで、男の子の世界を無理に死守していて、格好つけてるところが格好悪くて。本当に最高だなって思いました。会えば会うほど好きになります。それは道重さんも同じです。――テレビ東京のドラマ『来世ではちゃんとします』の主題歌にもなりました。自分と峯田さんのお話が、誰かの恋愛の話、人生の話にマッチして、またちょっと歪んだ何かが生まれたりすることがあるんだなと、うれしくなりました。――道重さんや峯田さんとのコラボレーションも、大森さんの情熱から生まれたものだと思います。まさに有言実行で、夢を叶えている印象を受けますが。口にしたら、誰かが叶えてくれるというのはあります。というか、もし自分だったら、道重さんや峯田さんになんて、恐れ多くてオファーできないです。自分はまだタイバンしていい人間にはなれてないから。それはインディーズの頃からそうで、今思えば、そういう自分を周りが面白がってくれたことが一番大きいです。――メジャーデビューのきっかけも、周りの方が大森さんを発見してくれたから、ということでしょうか?そうです。自分がまだ、地下のライブハウスで弾き語りをやっていた時、今のアップフロントプロモーションの社長の西口(猛)さんとか、いまアップアップガールズ(仮)のマネージャーの山田(昌治)さんたちが動いてくれて、TIF(TOKYO IDOL FESTIVAL)に無理やり出してくれたことが大きかったです。周りが、まだ未熟な自分を「これ、面白くなるんじゃない」と、どんと上げ続けてくれたなと。もちろんそれに対して、自分は応えてきたという自信と自負はありますが。でも、逆に私にはそれしかないかもしれないです。■プロフィール大森靖子(おおもり・せいこ)超歌手。1987年9月18日生まれ、愛媛県出身。学生時代に弾き語りを始め、ライブハウスでの音楽活動で注目を浴び、2014年にエイベックスからメジャーデビュー。2019年に道重さゆみとコラボしたシングル「絶対彼女 feat. 道重さゆみ」や、峯田和伸(銀杏BOYZ)とコラボしたシングル「Re: Re: Love 大森靖子feat.峯田和伸」をリリース。2019年から2020年にかけて「超歌手大森靖子2019 47都道府県TOUR“ハンドメイドシンガイア”」と題した全国ツアーを開催し、2020年2月12日に初のベストアルバム『大森靖子』をリリースした。
2020年02月16日“超歌手”という特異なカテゴリーを打ち出し、心の叫びを歌にしてきた大森靖子。昨年でメジャーデビュー5周年を迎え、今月12日に初のベストアルバム『大森靖子』もリリースした。そんな彼女は、ロックバンド・凛として時雨のドラマー、ピエール中野の妻であり、子どもを持つ母親でもある。これまでプライベートについて多くのことを語ってこなかった大森だが、彼女にとって結婚は、創作活動にどんな影響を与えたのか? 大森に単独インタビューを敢行した。○■公表後の意外な反応「いつの間に離婚?」2人が結婚していることは、1月25日に放送された日本テレビ系バラエティ番組『有吉反省会』に出演したピエールの口から明かされたが、大森は「私は結婚していることを普通に公表していたけど、ピエールが初めて私の名前を出したので、ニュースになったんです」と言う。「いつの間に離婚したんですか?」という声もあったそう。「5年前に結婚しているのに、まるで最近、結婚したみたいだなと。中には、結婚して、離婚して、再婚したことが発表された、みたいに思った人もいたみたい。つまり1回離婚したと思われたようで、すごくややこしかったです。どうやらシングルマザーのシンガーソングライターみたいな感じに受け取られていたみたいで」○■「結婚くらいでは人間変わらない」2人が結婚したのは大森が27歳のときだが、大森自身は「結婚してわかったのは結婚くらいでは人間変わらないってことです。変わっちゃマズいですよ」と笑う。「結婚するまで27年も生きてきたのに、それがいきなり結婚して“妻”という別の生き物に変わるとしたら、27年が無意味になっちゃう。だって、これまでの27年があったからこそ、結婚してくれたはずだから、それを捨ててはダメだなと」大森は1児の母でもあるが「子どもが生まれると“母親”という生き物になったりもします。でも、夫はずっと添い遂げるかもしれないけど、子どもはいずれ自立していくでしょ。そしたらもう1回、母親じゃない生き物になるのかと。それって結婚によって、別のタイプの依存が生まれているだけなので、変わるほうが危ない感じがするんです」と持論を述べる。続けて、「私は、結婚すると単にいろいろな仕事が増えるだけかなと。例えば就職するときも、自分の日常にプラスして、仕事というやることが増えます。それと同じだと思う。時代に合ってる合ってないの問題じゃなく、変わっちゃうからこそ、起きている問題もたくさんあるんじゃないかなと。自分は、そのバランスをすごく取ろうとしてきたのかなと思います」と語る。とはいえ大森は、結婚した後も、バイタリティーあふれる音楽活動をギアチェンジしたりせず、フルマックスでやっている印象を受ける。そのバランスを取る秘訣とは?「そんなに苦労とは感じていなくて、単純に音楽が好きでやっているだけです。私はもっともっと上手くなりたいし、そう思うのなら、全力でやらないと、限界を超えていかないといけない。たぶん音楽は、やればやるほど奥が深くて、果てなんてないものだからやり続けるしかない。もちろん、体調がついていかないなと思う時もあるけど、自分は楽しいことをやっている気持ちしかないです」○■ピエールから大森へ「救ってくれてありがとう」音楽活動だけではなく、人と人との向き合い方にも真摯な大森。ベストアルバム『大森靖子』の特設サイトには交流のある著名人から寄せられたコメントが掲載されているが、一つ一つに感謝の言葉を述べている律儀さに驚く。「あんなにいっぱいいただけるとは思ってなくて、ちょっと追い付いてないのですが。さすがに、自分で自分の首を絞めています(苦笑)。もう少し皆さんは要領良くやれると思うんですが、パパーッとやることができないんです。元々ウルトラスーパー天才みたいな人だったらいいけど、私は手数を打たないと伝わらないタイプなので」その中には、夫であるピエールからのコメントもある。「こんなにもギリギリの状態でエネルギーを放出し続け、自分を犠牲にしてまで、誰かを救っている人は他に見たことがない。大森靖子がいなければ、僕はとっくに人生を諦め、何かに溺れ、きっと死んでいた。救ってくれてありがとう」という感謝の言葉を見ただけで、夫婦の深い絆がうかがえる。また、これに対して大森が「思考パターン、得意なこと、全てわたしと真逆で、わたしに出来ることは出来ない、わたしが出来ないことは出来る、の穴埋めが2人で綺麗にできるところが、一緒に居て完璧だなっていつも思います」と答えている点にもほっこりする。○■公私ともに最高のバランス「本当に全く逆」「本当に全く逆なんです。私がめっちゃできることが全部できない。例えば、家具を組み立てるとか、料理をするとか、ものを作る系を私はできるけど向こうはできない。でも、家事でいえば掃除、洗濯は向こうができる。すごくバランスが良いんです」仕事面でもピエールのサポートは大きいそうで、まさに公私ともにお互いの欠けているところを補い合う最高のバランスのようだ。「私は、アングラサブカルクソ野郎なので、本来は表に出るような人間ではないんです。でも、『こうやればいいよ』と考えてくれるので、彼の意見を聞いて、助けてもらっている部分はあると思います」最後に、結婚して良かった瞬間を尋ねると、「子どもがいつも『ママかわいいよ』と、朝起きたら言ってくれるんです。今日もかわいくてよかったと思います(笑)。パワーになりますね」と母の顔を見せた。■プロフィール大森靖子(おおもり・せいこ)超歌手。1987年9月18日生まれ、愛媛県出身。学生時代に弾き語りを始め、ライブハウスでの音楽活動で注目を浴び、2014年にエイベックスからメジャーデビュー。2019年に道重さゆみとコラボしたシングル「絶対彼女 feat. 道重さゆみ」や、峯田和伸(銀杏BOYZ)とコラボしたシングル「Re: Re: Love 大森靖子feat.峯田和伸」をリリース。2019年から2020年にかけて「超歌手大森靖子2019 47都道府県TOUR“ハンドメイドシンガイア”」と題した全国ツアーを開催し、2020年2月12日に初のベストアルバム『大森靖子』をリリースした。
2020年02月15日最初に“激情派”という特異なジャンルで表現され、火傷しそうなくらいに熱い想いと、声にならないマイノリティの慟哭を歌にしてきたアーティストの大森靖子。いや、彼女に言わせれば、歌手でもシンガーソングライターでもなく、“超歌手”というカテゴリーだそうだ。ライブハウスで音楽活動をはじめ、メジャーデビューしてから早5年となったが、揺るぎない情熱とアグレッシブな姿勢は、インディーズ時代から全く変わらないどころか、加速している印象さえ受ける。そんな大森を直撃し、フルスロットルな超歌手人生を振り返ってもらった。――この5年間を振り返ってみて、いかがでしたか?自分としては5年間でできるフルマックスな分量をやってきたつもりなので、もうこれ以上はできなかったなと思っています。曲を作る時も、同じような曲はいらないと思っていたから、次に作る曲は常に違うものを作る、というようなスタンスでやってきた5年間だったので、情報は過多だったような気がします。――2月12日に自身初となるベストアルバム『大森靖子』をリリース。「ごはん盤」「おかず盤」「デザート盤」と題した3形態となっていますが、このユニークなネーミングも大森さんらしいですね。私が大森靖子なので“大盛り”というところに引っ掛けて、ごはん、おかず、デザートにしました。よく牛丼屋さんで「大盛り」と言っているのを聞くと、いつもハッとしてしまいます(笑)。44曲にそれぞれの楽曲をイメージした食べ物のジャケットもついています。ベスト盤は、今までやってきた思いを全部入れようとしたら、フルマックスの44曲になっちゃいました。――そもそも歌手になられたきっかけとは?たぶんどこかでずっとなりたいと思っていたんですが、幼稚園や小学生の時に「歌手」や「アイドル」になりたいって書いたら、人気の職業すぎて否定されるじゃないですか。「シンガーソングライター」なら“穴”だし、そこまで“キラッと感”が出ないと思って、小6の時にそう書いたら、「私の夢をパクらないで」と怒られて卒業文集を破られちゃったんです。結局、その時は将来の夢について「普通の人」と書き直しました。――でも、かなり昔から歌手を目指し続けたわけですね。中学の時は、女性のJポップの曲をよく聴いていて、カラオケにも通っていました。小室哲哉さんやつんく♂さんを好きになり、信者みたいになっていきました。その時は歌うのが気持ち良くて、ずっとカラオケができればいいやと思っていたんですが、やっぱり音楽に携わる仕事がしたくて。また、東京に行きたいとも思いました。――なぜ東京に行きたいと思ったのですか?私は愛媛県出身なんですが、優しい人たちばかりの町なので、ちょっとでも尖っている気持ちがあると逆に過ごしにくいと感じていたんです。それで、東京へ出るために大学に行こうと。音楽の仕事にも携わりたかったから、音楽のジャケットを描けるような仕事に就くために、美術大学に進学しました。――ライブ活動を始められたのは確か学生時代からですよね。美大に進んだのですが、もっと「創造するぞ!」と意識の高い人たちばかりがいるんだろうと思っていたら、そうじゃない人もいて、結局は学校よりも家のほうが集中して作品を描けると思い、引きこもっちゃいました。その間に、銀杏BOYZなどのライブを観にライブハウスに入り浸るようになり、そこで好きな人ができて。その人が組んでいるバンドでメンバーが休んだりすると、代理でステージに立つようになり、そこから私の音楽人生が始まりました。――そのまま、大学に行きながらライブをやっていったわけですね。私は大学時代から音楽を始めたので、当時は親に下宿代を払ってもらっていました。でも、自分の周りで音楽をやっていたミュージシャンは、音楽で生計を立てられているわけじゃないので、バイトをしながらやっている人が多くて、私にはそれがすごくカッコ良く見えたんです。だから、わざわざ貧乏っぽいごはんを食べたりする生活をしていました。――そこから、音楽をやっていったなかで、何か転機はありましたか?自分が大学を卒業する年に、私にギターを教えてくれた師匠のような存在の方が亡くなったんです。大阪在住のシンガーソングライターのおじちゃんで、お酒を飲みすぎて肝硬変になってしまいました。その1カ月後に東日本大震災があって、自分の大学の卒業式もなくなりました。そこから1カ月くらいは怒涛の日々で、音楽に対しても自粛ムードがあったし、大学も終わりました。でも、自分が音楽活動をしていかないと、亡くなった師匠の美学みたいなものがなかったも同然になるかもしれないと思ったんです。――だから、師匠の思いをつないでいこうとされたのでしょうか?はい。師匠は肝硬変で亡くなったけど、その悲しみが、震災によって消されていくみたいな気持ちになってしまって。1つの生命と、何千人の命を比べるという意味ではないけど、一緒にしてしまうのが嫌だなとすごく思いました。その時、私は1つの生命をちゃんと大事にできるような活動をしていきたいと思ったし、これからもずっとその気持ちを大事にして、歌っていこうという気持ちになりました。――まさに、それが今の大森さんのスタイルになったということですね。大森さんは、とても言葉の力が強いですが、語彙力はどんなふうに磨いているのですか?コミュ力と同じで、自分には語彙力なんてないとしか思えないです。だからこそ、伝わるまで探し続け、言い続けるんです。あまり難しい言葉を使わないようにしないと、高校生や中学生に伝わらなかったりするので、語彙を増やしすぎちゃいけないとも思っています。同じ言葉でも、組み合わせで全然意味が変わるから、そういうのを大事にしたり、固定概念を外して、種類の違う言葉同士を隣に寄せて新しい意味を生むとか、そういう違和感も大事にしています。――メジャーデビューされてからも、大森さんは全く守りに入らず、攻め続けている印象を受けますが、ご自身はいかがですか?守りに入ることは一切ないです。それにメジャーになったからできなくなることなんてないですね。使えるお金も増えるし、動いてくれる人たちも増えますし。何よりも、私は「こうしたい」というイメージの共有がちゃんとできていると思っているから。自分は、けっこう細かいところまでチェックしています。――精力的に創作活動を続けてらっしゃいますが、これまでにスランプに陥ったことはありますか? たとえば才能があっても、アウトプットしすぎて枯渇したりすることは?ないです。たとえば才能が枯渇するわけがないです。なぜなら、ずっと作り続けていれば、その分、良くなり続けるはずだから。練習すれば練習するほど、できるようになるに決まっているし。もし、それができないのなら、それをやり続けるという才能がないか、もともとそこまでやりたいことじゃなかっただけのことかと。――2019年から2020年にかけて全国ツアー「超歌手大森靖子2019 47都道府県TOUR“ハンドメイドシンガイア”」も開催されましたが、いかがでしたか?47都道府県ツアーを回って思ったことは、この人たちの欲求って都市に反映されていないということです。だから私が、この人たちの都市にならなければと思っていて。“アグリドリームツアー”としているのは、その人たちの汚れたとされる夢を、肯定するという意味です。みんなの夢を肯定して拾い上げ、歌っていくことで、新しい理想の都市をつくっていく。これからもそういう気持ちでライブがやれればいいなと思っています。――最後に、今後の目標を聞かせてください。とにかく歌が上手くなりたいです。もっと伝わる歌い方がしたいし、もっといろんな人を気持ちよくさせるような歌を歌いたい。いい曲を作れるようになりたい。それだけです。■プロフィール大森靖子(おおもり・せいこ)超歌手。1987年9月18日生まれ、愛媛県出身。学生時代に弾き語りを始め、ライブハウスでの音楽活動で注目を浴び、2014年にエイベックスからメジャーデビュー。2019年に道重さゆみとコラボしたシングル「絶対彼女 feat. 道重さゆみ」や、峯田和伸(銀杏BOYZ)とコラボしたシングル「Re: Re: Love 大森靖子feat.峯田和伸」をリリース。2019年から2020年にかけて「超歌手大森靖子2019 47都道府県TOUR“ハンドメイドシンガイア”」と題した全国ツアーを開催し、2020年2月12日に初のベストアルバム『大森靖子』をリリースした。
2020年02月14日長澤まさみと阿部サダヲが、大森立嗣監督と挑む異色のエンターテインメント作品『MOTHER マザー』の公開が決定。2枚のスチールと超特報映像が到着した。ゆきずりの男たちと関係を持つことで、その場しのぎの生活を送る自堕落で奔放な女・秋子と、母親しか頼るものがなかったそんな彼女の幼い息子・周平。やがて寄る辺ない社会の底辺で生き抜く母と息子の間に“ある感情”が生まれる。そして、成長した周平が“凄惨な事件”を起こしてしまう…。プロデューサーが実際に起きた「少年による祖父母殺害事件」に着想を得て、『さよなら渓谷』『日日是好日』の大森監督とタッグを組み、新たな物語として映画化する本作。社会の闇へ堕ちていく母親・秋子を演じるのは、今年女優活動20年目を迎える長澤さん。本作への出演は、長澤さん自ら選んだそうで「今回この脚本をいただいて、結婚しておらず、子供がいない自分は、母親目線ではなく息子の周平の目線で脚本を読んでいました。どこか他人事じゃないと思わせられるリアルさがあって、母親の存在の大きさについて、親が子を育てる責任について考えさせられ、この役を演じてみたいと思いました」と選んだ理由を明かす。また「今回私が演じる秋子は、視点の違いで、理解が大きく変わる独特なキャラクターです」と説明し、「大森組の現場の雰囲気が良く、共演した子供たちが本当に生き生きと演じていて、監督が現場を作るんだと改めて感じた現場でした」と撮影をふり返っている。そして、秋子と内縁の夫になるホスト・遼を、長澤さんと初共演となる阿部さんが演じる。役柄については「なかなかこのような役(全く思い入れることが出来ないダメな男)を頂く機会がないと思いましたし、大森監督、長澤さんとご一緒した事がなかったので、この役を演じてみたいと思いました」と新鮮だと言い、「初共演でしたが、長澤まさみさんは、シリアスからコメディまで何でも出来る女優さんということは分かっていました。母親役の印象はあまりなかったのですが、凄くグッと来ましたよ、親子のシーン…僕はいないシーンです(笑)」と長澤さんと共演した感想を語った。到着したビジュアルでは、そんな遼と秋子の妖艶なカットと、秋子が息子・周平(郡司翔)を抱きしめ挑発するようにこちらを見つめる姿が写し出されている。また、いきなり不穏な雰囲気のシーンからスタートする映像も併せて公開された。『MOTHER マザー』は初夏、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2020年01月22日俳優・田中哲司と大森南朋、そして映画監督、俳優としての顔も持つ作・演出の赤堀雅秋。この3人による演劇ユニットの最新作『神の子』が、本日12月15日に東京・本多劇場にて開幕する。「しがらみにとらわれず、真摯に舞台を創る場」を求めた3人の思いが初めて実現したのが、2016年上演の『同じ夢』。郊外の精肉店を舞台にしたこの作品に手ごたえを感じ、「また次やりたいね」と交わしてから約4年。第2弾となる今回は、3人のほか、長澤まさみ、でんでん、江口のりこ、石橋静河ら存在感が際立つ面々が加わっての上演だ。警備員として働く池田(大森南朋)、五十嵐(田中哲司)、土井(でんでん)は、行きつけのスナック、趣味のパチンコと常に一緒にいる。3人そろって独身で貧乏。目的も展望もない生活にウンザリしつつも、抜け出すほどのヤル気はなく、漠然とした不安の中でただ日々をやり過ごしていた。ある日、池田に若くきれいな田畑(長澤まさみ)と斎藤(石橋静河)というふたりの女が声をかけてくる。彼女らの誘いを受け、池田は街頭でのゴミ拾いボランティアに参加することに。呆れるほど単調な日常の中に小さな変化が兆す。田畑との出会いにほのかな夢を見る池田。それは、男たちにとって幸か不幸か……。生きることに不器用な人間たちの閉塞感を、独特のユーモアも絡ませた会話であぶり出す赤堀。今作でも「底辺にいる人たちがうごめいている現代の無常観を表現したい」と話す。赤堀が描く世界に真正面から向き合うキャスト陣が、どんな表情を見せてくれるのか。濃厚で沁みる物語をしっかりと受け止めたい。コムレイドプロデュース 『神の子』は、12月30日(月)まで本多劇場、1月7日(火)から9日(木)まで愛知県産業労働センター ウインクあいち、1月13日(月)に福岡国際会議場 メインホール、1月16日(木)に広島JMSアステールプラザ 大ホール、1月18日(土)・19日(日)に大阪・サンケイホールブリーゼ、1月23日(木)に長野・サントミューゼ(上田市交流文化芸術センター)大ホール、1月26日(日)に静岡・浜松市浜北文化センター 大ホールにて上演。文:伊藤由紀子
2019年12月15日『日日是好日』の大森立嗣監督が、芥川賞作家・今村夏子の「星の子」を映画化することが決定。主演に芦田愛菜を迎え、彼女が演じる少女ちひろの成長と家族の行方を描く。大好きなお父さんとお母さんから愛情たっぷりに育てられたちひろだが、その両親はちひろが生まれたときの病気を奇跡的に治してしまった“あやしい宗教”を深く信じてしまっている。思春期を成長していくちひろは、生まれて初めて両親と暮らす自分の世界を疑い始める…。先日は、天皇陛下の即位を祝う「国民祭典」での祝辞が話題となった芦田さんが、『円卓 こっこ、ひと夏のイマジン』(’14)以来、5年ぶりに実写映画主演を務める本作は、デビュー作「こちらあみ子」で第24回三島由紀夫賞受賞した今村氏の同名小説の実写化。第157回芥川賞候補となったほか、第39回野間文芸新人賞を受賞、2018年度本屋大賞では7位に入った話題作だ。芦田さんが演じるのは、自身と同じ中学3年生のちひろ。原作を読み、信じるということについて深く考えたという芦田さんは「誰かを、何かを、たとえそれが自分の大切な人でも迷わず信じ続けることはとても難しい」と感想を。また「私が演じさせて頂くちひろは、少しずつ自分の環境に違和感を感じつつも、悩みながら素直に物事をうけとめて真っ直ぐに生きている女の子だと思います」と演じる役柄について語り、「これからちひろをどんな風に演じていくか、そしてこの映画の中で“信じる″という事は何なのか?ちひろと共に探していきたいと思います」と意気込んでいる。そして、本作の監督・脚本を務めるのは、『さよなら渓谷』で第35回モスクワ国際映画祭審査員特別賞を受賞、『日日是好日』では報知映画賞の最優秀監督賞を受賞した大森監督。「この映画が清涼な一陣の風のように、皆様を優しさで包み込むようになればと思っています」とコメントを寄せた。最新作「むらさきのスカートの女」で令和初の芥川賞を受賞し、いま最も次作が気になる本作の原作者・今村氏は「信じる、信じない、の狭間にあるこの物語を、映画という形で味わえること、とても楽しみにしています。私が掴み損ねたかもしれない、ちひろの心の深部に映像を通じて触れられるのではないかと今から期待しています」と映画化への思いを明かしている。『星の子』は2020年全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2019年12月02日サッカーは自分で考えて判断するスポーツ。しかし、長年に渡り日本サッカーの育成年代に携わり、現在はFC市川GUNNERS(ガナーズ)の代表を務める幸野健一さんは「自分で考えられない子どもが増えている」と警笛を鳴らします。少子化に加え、社会の利便性がますます高くなる中、"過保護"な環境下で育ってきた現代の子どもたち。幸野さんは「従来のようにサッカークラブは"サッカーを教えるだけ"ではダメ。クラブの哲学や指導方針について親とコミュニケーションをとり、一体となって子どもが自主・自立できる環境を作っていかなければならない」と話します。そこで今回は、他のチームも参考にしていただきたい、FC市川GUNNERSが取り組む保護者とのコミュニケーション改革についてご紹介します。■サッカーは自立していないと上手くならないスポーツ千葉県市川市にある広大な人工芝グラウンド「北市川フットボールフィールド」をホームとする「FC市川GUNNERS」。スクールをはじめ、U-12、U-15、U-18、レディースのチームを運営し、400名近くの子どもたちがプレーしています。代表の幸野さんは、サッカーというスポーツにおける「自主性・自立性」の重要さを噛みしめるように説きます。「電車はいつも時間通りに動き、タクシーに乗り降りするときには自動ドアが開け閉めしてくれます。喉が乾けばすぐに自動販売機で飲み物を買うこともできる。現代の日本は便利さや快適さを追求するあまり、"適切な競争原理"が排除されつつあるんです」幸野さんは、「考えないこと」が当たり前になってきている日本の現代社会に警鐘を鳴らしつつ、親の子どもに対する関わり方が選手の育成において重要であると話します。「海外の人からよく指摘されるのは、日本では上司や親や先生の言うことを、"分かりました"と素直に聞く子=良い子という文化が昔から定着しているということです。でもサッカーというスポーツは、監督にサインを仰ぐことなく、ピッチに立てば最初から最後まで基本的に自分で判断してプレーしなければいけない。そもそも自立していないと上手くならないスポーツです」「そして戦後70年以上が経過した現代、学歴社会や年功序列の考え方は変わりつつあり、今の子どもたちに求められるものは一人一人の"付加価値"です。"自分にしかできないこと"、"自分にしかない価値"を子どもたちは身につけていかなければいけません。そういう意味では、僕らが子どもだった頃よりはるかに生きていくのが難しい時代になってきました」■クラブと保護者の関係を大きく変えていく必要がある加えて少子化が進む中、日本ではどうしても子どもを大事に大事に育てる傾向が年々強くなってきていると幸野さんは話します。「それはもちろん素晴らしいことですが、それだと子どもたちの自主性や自立性は育まれません。親御さんは、子どもと適切な距離を図りつつ、手を出しすぎず、成長するのを見守っていかなければいけません。だから、うちのクラブでは"ただサッカーを教えます"ではなく、保護者としっかり連携して子どもの自立心を育む環境をつくっていかなければならないと考えています」そのためには、クラブと保護者がお互いの考えを理解し信頼を深めていく必要があります。市川GUNNERSでは、定期的に、保護者向けの説明会や面談を実施し、クラブの哲学や指導方針を保護者に伝える機会を設けているそうです。しかし、市川GUNNERSの選手数は400名近く。現実的には、全員に考えをきちんと伝えるのが難しい部分もあったと言います。「正確な情報とクラブの価値共有を通じて、誤解を減らし、お互いの信頼を築くことで、クラブの考えを理解し、親御さんが安心して子どもを預けられると感じてくれれば、親の過干渉も減らすことができるかもしれません。そうすれば、コーチも安心して子どもの指導に集中でき、子どもたちも自ら成長できる環境を得られる。そういった観点からクラブと保護者のコミュニケーションの方法を大きく変えていく必要があると感じていました」■コミュニケーションを改善する新しいツールの導入では、具体的に市川GUNNERSでは、どのような改革を行ったのでしょう?幸野さんに聞いてみました。「以前は、保護者との情報共有やコミュニケーションはメールやLINEを使っていました。しかし、メールは届いたのか開封されたのか分かりませんし、LINEは情報がどんどん流れていってしまい、後から確認することが大変でコミュニケーションに大きなストレスを感じていました。また、ファイルや画像も保存期限が切れると削除されるので、過去のデータを蓄積することがほとんどできません。そのため、途中から入団してくる選手の親御さんには同じことを共有しなければなりませんでした。そこでよりよい方法を探していたところ紹介されたのが『BAND』でした」市川GUNNERSが導入したのは「BAND」という無料のグループコミュニケーションアプリです。しかし、チームのツールを変えることはとても大変な作業。コーチや保護者の抵抗はなかったのでしょうか?「常により良い、最新のツールを使いながら選手の育成に取り組んできた僕らからすれば、BANDの導入は自然な流れでした。これまではLINEのグループを各チームで作り、連絡を取り合ってきましたが、LINEからの切り替えも親御さんへのアナウンス一回だけで完了できスムーズでした。使い方もLINEに似たようなところがあり、移行には苦労しませんでしたね。無料で使えるという点もメリットでした」■わずか3ヶ月で大きな手ごたえを実感BANDを使い始めてから3ヶ月という市川GUNNERSでは、すでに様々な面での変化を実感しているそうです。「基本的な使い方はBANDもLINEとあまり変わらないのですが、BANDには掲示板機能があり、シェアしたい情報を投稿していくことができます。そこで、クラブが取材された記事を投稿したり、親御さんに読んでほしい情報などをシェアしています。プッシュ通知も届くし、Facebookのタイムラインのようにインターフェイスも見やすいので、親御さんに読んでいただける確率は以前より高くなったと思いますね。加えてBANDの場合だと閲覧の有無を全て把握できるので、普段から誰が読んでくれているかも分かるようになりました(笑)うちのクラブでは全ての試合映像をBANDで共有しているのですが、どの家庭が見ているか、見ていないかも分かるので、サッカーへの取り組み方が既読を通して把握できるようになり、個別にフォローできるようになりました。また、BANDは動画のアルバムも作成できますし、写真や動画を半永久的に残すことができるため、親御さんからも非常に好評です。クラブとして持っている過去のデータをBANDで蓄積していくことができるので、アーカイブとしても今後役立つと思います」さらに、コミュニケーションの改善だけでなく、保護者とやりとりするコーチにとっても大きなメリットだったと幸野さんは話します。「これまでコーチと親御さんのコミュニケーションで最も時間がかかっていたのが、出欠管理でした。バスの送迎有無など個別にLINEで届くメッセージをとりまとめ、集計するだけでも骨の折れる作業でした。しかし、BANDでは、掲示板以外にもカレンダーの共有や出欠確認のツールなどあらゆる機能が揃っているので、コミュニケーションの効率化を図ることができ、本来コーチが時間を割くべきところに力をかけられるようになりました」まだ導入して間もないので、改革はまだまだこれから!と話す幸野さんですが、選手、コーチ、そして保護者が『三位一体』となった育成に力を注げるよう、いろいろな機能を試しながら今後もコミュニケーションの質を高めていきたい! と、力強く語ってくれました。★あなたもクラブ運営の達人に!【BANDを導入すべき理由4選】①掲示板に投稿するだけでメンバーに伝えたい情報が漏れなく届く②情報のやりとりが簡単になり、メンバーとのコミュニケーションロスも解消③クラブの様々なデータ、写真や動画が容量制限・期限切れなく保存できる④カレンダー、出欠確認機能でコーチの負担を減らし、効率的な運営を実現BANDのアプリダウンロードはこちら>BANDの詳しい説明や導入事例を知りたい方はこちら>
2019年11月28日大森靖子が13日、新木場Studio Coastで「超歌手大森靖子2019 47都道府県TOUR“ハンドメイドシンガイア”」を開催する。独特な歌詞世界と感情を爆発させるパフォーマンスで個性を放つ大森靖子。現在もメジャーデビュー5周年を記念して「超歌手5周年ハンドメイドミラクル5!」と題した5つの大きな企画を行うなど、充実した活動を続けている。その彼女が今年の6月にスタートさせた自身最大規模の全国ツアーが「超歌手大森靖子2019 47都道府県TOUR“ハンドメイドシンガイア”」。2パターンのバンドが準備されるなど、ユニークな演出で各地を盛り上げてきた。今夜は5カ月に渡ったツアーの振替公演を除いた千秋楽。本日のバンドメンバーはギター・畠山健嗣、あーちゃん、キーボード・sugarbeans、Hyper・サクライケンタ、ベース・えらめぐみ、ドラムス・ピエール中野となっている。なおゲストとして峯田和伸(銀杏BOYZ) とrikoの参加も発表されている。どんなステージが展開されるのか、期待が高まるばかりだ。■公演情報「超歌手大森靖子2019 47都道府県TOUR"ハンドメイドシンガイア"」日時:11月13日(水)開場18:00/開演19:00場所:新木場STUDIO COAST
2019年11月13日最高視聴率25.5%を記録した韓国の大ヒットドラマを大森南朋主演、松雪泰子、飯豊まりえ、高杉真宙、仲村トオルら強力キャストでリメイクする7月スタートの木曜ドラマ「サインー柚木貴志の事件ー」。その主題歌を、「東方神起」が担当することがわかった。どこまでも“真実”と“正義”に忠実に…遺体の声なき声に耳を傾け続ける法医学者たちが、不都合な“事実”を隠ぺいする権力社会に立ち向かっていく、法医学サスペンスとなる本作。飯田爽(テレビ朝日プロデューサー)によれば、「『サイン』は毎回、終盤にひと展開あるつくりを意識しており、ラストにかけてのクライマックスを東方神起さんならではのエネルギッシュな楽曲が盛り上げてくれることを期待して、オファーをさせて頂きました」とのこと。その楽曲となる「ミラーズ」は、スリリングなアップナンバー。歌唱力抜群の「東方神起」ならではのエモーショナルな歌声で、よりハードで聴きごたえある楽曲に。海外での評価も高いハイブリッドなロックバンド「BACK-ON」Hi‐yunkが作曲・編曲、中国でも活躍する新鋭シンガーソングライター・中村月子が作詞を担当した。曲を聴いた飯田プロデューサーは、「ゾクゾクするカッコよさでした! 引き込まるようなリズムと曲調が、ドラマ『サイン』の緊迫感とこの上なくマッチすると思います。キーの高い歌声も特徴的で、神秘的な印象を受けました」と熱いコメントを寄せている。「東方神起」ユンホ今回、主題歌を担当させて頂き、大変光栄に思っております。「ミラーズ」はまた新たなチャレンジを盛り込めた楽曲になっているかと思ってます。ドラマと合わさった時にどの様になるのかとても楽しみにしております。「東方神起」チャンミンドラマ「サイン」主題歌でご一緒することができ、嬉しく思ってます。「ミラーズ」は勢いのあるスリリングな楽曲なので、ドラマの展開ともとても合うと思います。ぜひドラマと一緒に僕たちの新曲も楽しんで頂ければ嬉しいです。「サインー法医学者柚木貴志の事件ー」は7月4日より毎週木曜21時~テレビ朝日系にて放送。(text:cinemacafe.net)
2019年06月18日AKB48・茂木忍と大森美優のダブル主演映画『カーテンコール』(19年公開予定)がクランクアップを迎え、2人がコメントを寄せた。今年3月28日から31日まで新宿村LIVEにて上演された舞台『カーテンコール』を映画化。舞台版『カーテンコール』の脚本と演出を手掛けた諸江亮氏が映像作品として再構成し、監督を務める。秋の全国演劇大会で優勝を目指す春山高校演劇部は、合宿に向かう途中のバスで大事故に遭ってしまい、幽霊になってしまった5人の部員と残された部員で優勝を目指していく。幽霊になってしまう結奈を演じる茂木は、「クランクアップいたしました! 茂木忍です! 今回、とても緊張していたのですが、最後まで笑顔の溢れた現場でとても楽しかったです! 個人的には、ゆうれい部員たちが遺影の中で話しているシーンに注目してもらいたいです!」と呼びかけ、「実は特殊な撮影方法だったのですが、、、それはまたの機会にお教えします! 笑」と予告。一方、5人の部員の死に戸惑いながら、彼女たちの意思を受け継ごうとする蘭役を演じる大森は、「クランクアップの瞬間は、とにかく笑顔でした! なぜかというと、無事に終わったからです(笑) 作品を作るって簡単な事では無いし、一人じゃ何もできないんだなと実感しました。私が演じる蘭ちゃんの、内に秘めた演劇や仲間達への気持ちにも、注目しながら観て頂けたら嬉しく思います!」と作品に込めた思いを語っていた。
2019年05月28日テレビ朝日・木曜ドラマ枠で、骨太な法医学サスペンス「サイン―法医学者 柚木貴志の事件―」が7月よりスタートすることが決定。大森南朋が民放連続ドラマ単独初主演を務め、松雪泰子、飯豊まりえ、高杉真宙、仲村トオルといった豪華キャストが共演する。本作は、テレビ朝日のロングランシリーズ「法医学教室の事件ファイル」や昨年のヒットドラマ「アンナチュラル」などでも取り扱われる人気の高いジャンル・法医学を軸に、“真の正義とは何か”を問うノンストップの群像サスペンス。原作は韓国の大ヒットドラマ「サイン」(2011年)。様々な事件の真相を追い求める無骨な天才法医官と新人女性法医官が、“真実”を隠ぺいしようとする絶対的権力に立ち向かっていく姿を描いた同作は、韓国で初めて法医学を扱ったドラマとしても話題に。最高視聴率25.5%を記録し、「大韓民国コンテンツアワード」の放送映像グランプリ分野で大統領賞も受賞した。勝つのは“法医学があぶり出す真実”か、“権力が作り出す嘘の真実”か――大森南朋を主演に迎え、日本版としてよみがえる本作は、法医学を基軸に、絶対的権力を誇示する巨悪を相手取った“真実”をめぐる熾烈な戦いを描く。韓国版は実在の法医学鑑定機関「国立科学捜査研究院」を舞台に、国や権力の息がかかりやすい状況下での攻防戦を描いたが、日本では該当する国家機関がないことから、「日本法医学研究院」なる厚労省・警察庁共管の架空組織を設定。法医学の現場で実際に起こりうる、第三者による解剖結果への“干渉”や“忖度”を国レベルに押し上げ、物語をダイナミックに揺り動かしていく!失敗と挫折、裏切りと陰謀に翻弄されながらも、遺体に残された真実の証(=サイン)と正義を求めて突き進む解剖医と仲間たち…。物語は、あるスターの死亡事件をきっかけに、想像を絶する巨大権力が暗躍し始め、解剖医たちが導き出した“真実”は闇から闇へと葬り去られてしまうことから幕を開ける。全話を通してどこまでも複雑に絡み合う驚愕の物語展開と、誰も予想できない号泣必至の衝撃ラストが、観る者の心に大いなる爪痕を残す――。大森南朋、松雪泰子、飯豊まりえ、高杉真宙、仲村トオル…実力派揃いの群像劇大森さんが演じるのは、愚直なまでに真実と正義を追求する「日本法医学研究院」の解剖医・柚木貴志。同院長・兵藤邦昭の一番弟子で、解剖の腕は超一流。すこぶる口が悪くて偏屈な無頼派だが、表になかなか出さない胸の奥底には温かい心が宿っている。「柚木はすごく真っ直ぐで、自分が信じているものに対して疑いがない人。だからこそ、目の前に立ちはだかる矛盾にあふれた世の中と常に戦っている」と大森さん。「僕自身も柚木の生き方にはわりと共感します」と語る。韓国版を楽しみに見ていたそうで、「今回の日本版では僕なりに一歩超えた“オリジナルの色”を提示できる作品にしたい。俳優・大森南朋、全力で取り組みますので、ぜひ楽しみにしていてください!」と力強い。松雪さんは、女性初の捜査一課長を目指す野心家の管理官・和泉千聖を演じる。圧倒的な男性社会である警察組織の中で悔しさをバネに、必死に勉強して現在の地位まで這い上がってきた。勝ち気で、芯が強い。柚木貴志とはかつて恋人関係にあり、一時は婚約もしていた。そんな大人の女性に「力強さのある女性像を構築していきたい」と松雪さん。「幸いなことに、男性にも負けない力強さは私自身も持ち合わせております(笑)。自分の中に潜んでいる“ライオン”を引き出して、この役に挑みたいと思います」と頼もしく語る。また、柚木の助手となる新人解剖医・中園景を演じるのは飯豊さん。尊敬する「日本法医学研究院」院長・兵藤邦昭の一番弟子である柚木のもとで、自ら弟子になることを志願し、食らいついていく、打たれ強く天真爛漫な女性。実は、過去に身内がある事件に巻き込まれているという。「柚木さんの姿を見ながら、私自身も景と一緒に大きく成長していきたいです。柚木さんには相当虐げられますが(笑)、今の世の中なかなかそういう先輩もいない気がするので、すごく楽しみ」と語りつつ、「実は私、景のように、先輩に対しても立ち向かっていくような、強い女の子をあまり演じたことがないんです。その点でも今回はすごく楽しみです!」とコメント。一方、高杉さんが演じるのは、生意気だが正義感あふれる千聖の部下の警部補・高橋紀理人。若手ゆえに経験値はまだ浅いが、刑事としての勘が冴えており、仕事は優秀。千聖の迫力に時折ビビりながらも、臆することなくズケズケと物を言い、かなり生意気だが、なぜか憎めない新世代刑事。「10代の頃は犯人役が多くて、刑事役は今回が初めてなんです。実は、刑事役にはすごく憧れがあって…」と高杉さん。「僕が演じる紀理人は純粋に真実を追い求める刑事。一方で、ちょっと軽い部分もありますけど、誰からも好かれるタイプの子なんです。この二面性をうまく切り替えながら、演じていきたい」と語り、“メスライオン”のごとき千聖に対して「タメ口をきいても許されるキャラクターってすごいなって思うんですよ。そうやって生きてこなかった僕にとっては、高度な生き方(笑)」と演じる役柄に憧れがあるよう。そして、そんな彼らの前に立ちはだかるのが、国立大の法医学教授・伊達明義を演じる仲村さん。「真実とは勝者に与えられるものだ」と言い切り、権力側に寄り添う危険な男。自らの保身のためなら、時には解剖結果の改ざんもいとわない。かつて兵藤邦昭と「日本法医学研究院」院長の座を争って負けたが、いまもなおその椅子を虎視眈々と狙っている。仲村さんは「“大きな枠組みの中で世の中をもう少し良き方向へ導く”という正義感、“今存在する大きな問題を解決するのは自分だ”という使命感があるからこそ、強引に事を進める男。あくまで現時点における僕の想像でしかありませんが、そういった要素を香辛料的に散りばめられたらいいな、と思っています」と意気込む。対立する柚木貴志は「大森(南朋)くんですから!予想を超えた感情を刺激してくれるだろうという期待も、ものすごくあります」と語っている。大人のベテラン実力派俳優陣と、旬で勢いのある若手俳優陣が力を合わせ、見応えある法医学サスペンスを織りなす本作。万全のキャスティングでさらなる熱を帯びる“それぞれの信念と思惑が入り乱れる圧巻の群像劇”に、期待していて。「サイン―法医学者 柚木貴志の事件―」は7月、毎週木曜21時~テレビ朝日系にて放送。(text:cinemacafe.net)
2019年05月28日俳優・大森南朋(47)と女優・小野ゆり子(29)夫妻が14日、双方の公式サイトを通じて、14日に第1子が誕生したことを発表した。2人は連名のコメントを公式サイトに掲載。「この度、本日5月14日に第一子が誕生しました。おかげさまで母子共に健康です」と報告し、「新しい家族を迎えられたことを、かけがえのない喜びと感じております。同時に親としての責任を感じております」と心境をつづった。さらに、「支えてくださった全ての皆様に心より感謝申し上げます」と周囲への思いも伝え、「これからも気を引き締めて、なにごとにも精進してまいります。今後とも、変わらぬご指導の程よろしくお願い致します」と結んでいる。2人は2012年3月に結婚。今月9日、一部で第一子の妊娠が報じられていた。
2019年05月14日今季FC東京に移籍したばかりの若手イケメンプレーヤー・宮崎幾笑選手にお話をうかがいました。爽やかなアイドルスマイル全開で、サッカーへの思いから恋バナまで、さまざまなことを語ってくれています。21歳、若さあふれる戦士の素顔をじっくりと堪能してください写真・角戸菜摘 文・伊藤順子サッカーを楽しんでいる自分が好き昨年までJ2のツエーゲン金沢に所属し、今年2019年にFC東京へ完全移籍した宮崎幾笑選手。移籍後まだ数か月というのに、撮影中、GK・林彰洋選手やDF・室屋成選手など、多くの選手から声がかかり(冷やかしともいう!?)、すっかりクラブになじんでいるよう。「チームメイトからは、かわいいと評判です」とクラブ広報さんのコメントも。そんな愛されまくっている宮崎選手とは、いったいどんな方なのでしょう。宮崎選手 (かわいいなんて)全然意識していないですけれど、自分のことは好きですね(笑)。サッカーをしている自分に自信があります。ーーポジションはMFとのことですが、お得意のプレーを教えてください。宮崎選手 ドリブルが得意です。緩急をつけて、タイミングをずらしながら相手をかわすのが僕のドリブルの持ち味。ピッチをドリブルしながら駆け巡って、ゴールを決めるのが最も楽しい瞬間ですね。試合を観に来た際はぜひ僕のドリブルに注目していただきたいです。ーー観戦未経験の方のために、試合全体の観戦ポイントも教えていただけますか。宮崎選手 1番の盛り上がりどころは、やはりゴールが決まる瞬間なので、ボールを中心に観るのがベストではありますが、ピッチには敵味方合わせて22人も選手がいるんですよ。一人ひとりを見たら、動きが全然違うんですね。難しいですが、そこも意識していただくと、よりいっそうサッカーを楽しめると思います。ーー団体スポーツでありながら、個人プレーも見応えがあるのが、サッカーの魅力のひとつなのかもしれませんね。昨年はW杯もあり、2020年には東京オリンピックが控えています。また、子どもの将来なりたい職業の1位がサッカー選手と報じられるなど、サッカー人気は順調に右肩上がりのように思います。宮崎選手 そういったビッグイベントのおかげもあり、サッカーがより身近になっていると思いますし、Jリーグも今後、これまで以上に盛り上がると思います。加えて、SNSを活用して発信していけば、いままで興味がなかった人もサッカーを知るきっかけになると思いますね。僕は、NMB48およびAKB48の元メンバー藤江れいなと親戚なんですが、いろいろな人に知ってもらいたいと思い、彼女とのツーショットをInstagramにあげたこともあります。頑張っている子に惹かれます。かわいいと思う芸能人はいっぱいいます(笑)ーーInstagramを拝見して、おふたりともとてもかわいいと思いました。アイドルが身近にいると、好きになる女性のハードルは高くなりませんか?宮崎選手 そんなことはないですが(笑)、笑顔が似合う元気な方で、何かに向かって頑張っている女性がいいですね。年齢はこだわりません。パッと見て、おっ、かわいい! と思う芸能人はいっぱいいるんですよ。でも、顔と名前が一致しなくて……いま思い浮かぶのは、平祐奈さんや永野芽郁さん、川口春奈さん。ただかわいいだけでなく、印象的なお顔の方に目がいきますね。ーーグッとくる仕草や言葉などはありますか?宮崎選手 好きな子がしている仕草にヤラれるので、コレといったものはないですが、強いていえば、髪をさわっていたり、かきあげていたりするのを見ると、色っぽいな~と心が揺れます。将来的に、いつか結婚はしたいけれど、いまはまだまだ考えられないです。ーー撮影中に仲間からはやし立てられても、こちらが恋愛のド直球な質問を投げかけても、動じずハキハキと答えてくれる印象。21歳のわりにといっては失礼かもしれませんが、メンタルがお強いように感じます。宮崎選手 周りの目を気にしないタイプかもしれません。ひとりでいる時間が好きで、先日も普通にひとり焼肉をしたんですね。それを言うとみんなに驚かれましたし、実際食べているときはジロジロ見られましたけれど、僕にとってはなんでもないことです。ーーその若さでひとり焼肉はなかなかできない気がします。ひとり旅もしちゃいますか?宮崎選手 ひとり旅だけは、絶対にできないんですよ(笑)。僕がひとりでいるのは、1日のなかでリセットする時間が必要だから。ほんの数時間で十分なんです。なので、旅行だとずっとひとりじゃないですか。さすがに寂しくなってしまいますね。ライバルなんて考えたことはありませんーーなるほどです(笑)。では、ひとりが好きで周りの目が気にならないというと、ライバルや他の選手を意識することもないのですか?宮崎選手 全くないですね。自分と誰かを比べるという考え方がそもそも僕にはないです。だから、同世代には堂安律選手がいるんですが、悔しい気持ちは一切ありません。あんなに活躍していて、単純にすごいなぁと思っています。対抗心というよりは、僕も頑張ろうといっそうヤル気が出ますね。オリンピックやW杯など、日本代表になることは当たり前の目標ですが、その先の海外でプレーすることも視野に入れて考えています。そのためにも、まずはFC東京で結果を残すことがマストだと思っています。ーー動じない=感情がフラットなのでは? と思いきや「めちゃめちゃ泣きます」と意外なお答え。どんなときに泣いてしまうのですか?宮崎選手 自分のミスで失点して、結局負けてしまった試合があったんです。そのときはかなり悔し涙を流しました。その試合に限らず、悔し泣きはよくしてしまいますね。その日1日はずっと悩んで反省しますが、翌日には引きずらないようにしています。「大舞台でゴールを決めるのがサッカーの醍醐味」とも教えてくれた宮崎選手。周りに流されず、ただ一心に前を向く姿勢は、タフな精神力と自信があるからこそ。Jリーグでの試合はもちろん、来年は東京オリンピックや2022年にはカタールW杯もあり、宮崎選手の望む「大舞台」はいくつも用意されています。ぜひチャンスをものにして、ゴールを決めたときには、「とびきりかわいい」笑顔を見せてください! 今後のご活躍を楽しみに待ちましょう!InformationFC東京LINE公式アカウントLINE ID:@fctokyoアカウント表示名:FC東京・友だち登録方法スマートフォンにて無料通話・無料メールスマートフォンアプリ「LINE(ライン)」をダウンロード後、下記の方法にて友だち登録を行ってください。【検索して友だちに追加!】1. LINEを起動し、[友だち]をタップ2.「FC東京」または「@fctokyo」と検索してください。
2019年05月13日今季絶好調、首位を突っ走るFC東京のミッドフィールダー・大森晃太郎選手にお話をうかがいました。ちょいワルなルックスとは裏腹に中身は……!? ギャップありまくり&萌えまくりなエピソードが噴出した大森選手の素顔を大解剖しちゃいます!写真・角戸菜摘 文・伊藤順子サッカーを始めたきっかけは、好きな子に振り向いてほしくて…先月4月28日に27歳のお誕生日を迎えた大森晃太郎選手。クラブのSNSには仲間からのサプライズに茶目っ気たっぷりに応える動画が投稿され、寡黙なイメージとはかけ離れた姿が話題となりました。大森選手 人見知りなので最初はあまり話せないんです。だから、たいてい無口で悪そうに見えるんですよ。でも、話し出すとアホが出るから「かわいいね」とよく言われます(笑)。サッカーは、幼稚園のときに好きな子が「サッカーをやっている人が好き」と言っているのを聞いたので始めました。でも、それは僕の勘違いで、彼女の好きな子がサッカーをやっていた、っていうオチやったんですよ。ーー既に好きな男の子がいたんですね。でも、その子がきっかけで、いまの大森選手があるということですよね?大森選手 そうとも言えますが、やり始めたら、その子そっちのけでサッカーが大好きになりましたね。ーーサッカーのどんなところが魅力なのでしょうか。大森選手 野球などいろいろなスポーツもやってみたのですが、ずっと動いているのが好きだからサッカーがいいのかなと思います。僕の持ち味はドリブル。昔はなるべくドリブルで相手を抜きたいと思っていましたが、最近はパスをすれば楽やということを覚えました(笑)。あと気持ちあふれるプレーがウリです。あいつ頑張っているな、と思わせるのがうまいのかもしれません。もちろん、いつでも本気で一生懸命ですけれどね。ジャックナイフみたいに尖ってたから、母親は怒りたくても怒れなかったーーこちらの問いかけに、軽快なテンポで言葉を返してくれる大森選手。確かに、親しみやすい方なのかも……。大森選手 いまはかなり優しくなりましたが、昔、特に中高6年間はジャックナイフといわれるくらい荒れていたんです。あの頃があって、いまの僕がいるので、当時を否定はしませんが、とにかく頑固でしたね。周囲の声に耳を貸さず、自分の意見を絶対に曲げませんでした。人に謝ることなんかあり得なかったです。ーー先生や、お母さんに怒られても?大森選手 母親は、この子を怒ったら、何をするかわからない、と思っていたのかもしれません。それくらい僕は尖っていたので、怒るに怒れんかったと思いますよ。休みの日も「どこで何するかわからない」から、サッカーの練習に行っていると母親は安心していましたね。恋愛において、僕はチョロいですーーオラオラ気質だったんですねぇ。好きな女性のタイプもひょっとして……。大森選手 あ~、ギャルが好きなんやろなって感じします? はい、ギャルはほんま憧れですね。僕が小1のとき、小6が最後のルーズソックス世代だったんですよ。羨望の眼差しで眺めていました。いまで言うたら、菜々緒さんをもっと悪っぽくした感じが僕のギャルの理想。とはいえ、こう語っていますが、僕、根は真面目だから、実はギャルは怖いんですよ(笑)。だから、見ているだけで大満足です。ーーギャルは観賞用ですか(笑)。では、リアルな好みのタイプを教えてください。大森選手 年上が好きですね。いくつ上とか年齢は関係ないです。壇れいさんや井川遥さんといった、かわいいというよりはきれいな人が好みですね。ーーきれいのレベルが高いですね~!大森選手 でも、僕、実際はチョロいんですよ。例えば会話をしていて、「ちょっとぉ~」とか言いながら触れられるだけで、好きになりそうですもん。ただ、デートでいきなり手をつないでくるとかはナシです。押しが強すぎると警戒心が働いてしまうので、「ちょっと待って」や「なんか寒い…」という言葉とともに、腕を組まれると、もう降参です(笑)。こういうさりげないテクニックは大人の女性がうまいんでしょうね。ーー昔の話かもしれませんが、サッカー選手は遊んでいるイメージを持つ人もいるようです。大森選手 みんなまじめですよ。僕が独身だったら、新宿か渋谷、六本木あたりに住んで遊びまくりますけどね(笑)。結婚前は、大阪にいたのですが、街のど真ん中にマンションを借りて、ホームパーティをよく開いていました。でも、いまは練習後は帰宅して寝たり、子どもと過ごしています、ほんまに。サッカー選手は遊んでいると思わないでくださいね。みんな真剣にサッカーと向き合っていますよ。小野伸二選手のカッコ良さは反則級ーー昔と比べて、Jリーグの現状をどう思われますか?大森選手 海外のスター選手が来て、非常に盛り上がっていると思います。僕自身としては、試合に勝つことはもちろん、初めて観戦する人でもエキサイトできるようなプレーを心がけています。先ほども言ったような、アグレッシブな動きを見せたり、点が入ったら歓喜を身体全体で表現したり。そういったことで、サッカーへの関心を高めてもらえたら嬉しいです。応援は自由なスタイルで。おすすめはお酒を飲みながらの観戦ですね。ゴール裏のサポーターの応援も迫力があり、見応えがあると思います。ーーズバリ、ライバルの選手を教えてください。大森選手 ドイツにいる宇佐美貴史選手ですね。僕も宇佐美選手もガンバ大阪のジュニアユースにいて、中学の頃から一緒でした。彼に負けたくない一心でサッカーを続けていました。それがプロになれたいまにつながっていると思います。ーーでは、惚れてしまうような尊敬する選手はいますか?大森選手 北海道コンサドーレ札幌の小野伸二選手です。あの風貌であのカッコ良さは反則ですね。それに、人としても、とても素晴らしい方です。昔、成人式のタイミングで、当時オーストラリアでプレーしていた小野選手のもとに会いに行ったことがあったんですね。そしたら、練習があるにも関わらず、連日夜まで付き合ってくれてすべてごちそうしてくれたんです。「まだ若いし、もっとチャレンジしていけよ。お前のプレーは嫌いじゃないぞ」という言葉をいただけて、サッカーをやっていて本当によかったなと思いました。最後に、日本代表について「試合に出続けて、結果を出して目指したい」と力強く宣言してくれた大森選手。ピッチ上では、かつてのジャックナイフのような鋭いプレーでスタジアムを沸かせてくれるはず! そして、まだまだ華麗なドリブルも披露して、私たちを興奮させてくださいね。InformationFC東京LINE公式アカウントLINE ID:@fctokyoアカウント表示名:FC東京・友だち登録方法スマートフォンにて無料通話・無料メールスマートフォンアプリ「LINE(ライン)」をダウンロード後、下記の方法にて友だち登録を行ってください。【検索して友だちに追加!】1. LINEを起動し、[友だち]をタップ2.「FC東京」または「@fctokyo」と検索してください。
2019年05月11日FC東京の守備の要、森重真人選手にインタビューをしました。お話を聞いて浮かび上がったのは、男っぽさと、母性くすぐる面を併せ持つ、魅力あふれる森重選手の素顔 ドキドキしながらお読みください写真・角戸菜摘 文・伊藤順子怖そうと思われるけど「話すと全然違う」と言われます今シーズン出足好調なFC東京の守備を牽引するセンターバック・森重真人選手。フィジカルの強さから、鉄壁の守りに加えて、高い攻撃力も評価されています。4年連続でベストイレブンに選出され、2015年には東アジアカップで日本代表のキャプテンも務められました。取材当日は、モノトーンのシンプルコーデで颯爽と登場。あまりのカッコよさに、取材陣はみなドキドキ そんな森重選手とは、いったいどんな方なのでしょう。森重選手 一見、無口で怖そう、と思われがちなんですけれど、話をしてみると全く違った、と言われることが多いですね。明るくもないし、暗くもないけれど、人と話すことは嫌いではありません。昔はひとりでいることが好きで相当人見知りでしたが、努力してここまできました(笑)。あと、面倒くさがり屋で忘れっぽいです。サッカーに関係することで失敗はないですが、それ以外は何でも後回しにしがちで、その結果いろいろ忘れてしまいますね。ーーかつては、リリー・フランキーさん原作のアニメ『おでんくん』に似ていて、コラボレーションし、話題になりましたよね。森重選手 いじられるのは苦手ではないので、似ていると言われるのは別に嫌ではないです。ただ、30歳を過ぎてかわいいと言われるのはちょっと恥ずかしいかな。カッコいいがいいですね。ーーカッコいいとかわいい、どちらも同居する甘いマスクかと 。試合や練習見学ではうっとりと眺めている女性サポーターも多いと思います。練習後のファンサービスでは、差し入れも多いのですか?森重選手 そうですね、化粧水やパックなどをいただくことが多くて、使わせてもらっています。とてもありがたいですね。写真を一緒にとお願いされることも多々あり、全然嫌じゃないですが、たまに、撮ってもらった画像を見てびっくりすることがあります。動物の耳がついたり、目が大きくなって顔が小さくなったりするアプリがありますよね? それは自分がかわいくなるので戸惑うし、恥ずかしいですね。(笑)ーーどんな女性に惹かれますか?森重選手 性格はとにかく明るくて、自分から話しかけてくれる方がいいです。外見は肌がきれいで、透明感のある人に惹かれます。そして、よく食べてくれればさらに好き。「そんな食べる?」みたいな。もしかしたら、パクパク食べている姿に色気を感じるのかもしれません。(笑)浦和レッズ・槙野智章選手は、いいライバルーーそもそも、サッカーを始めたきっかけは2つ上のお兄さんの影響だったという森重選手。当時のライバルはお兄さんだったそうですが、いま現在、意識している選手はいらっしゃるのでしょうか。森重選手 浦和レッズの槙野(智章)選手は、同じ1987年生まれで、小学校から同じチームでした。ポジションも一緒なので、おのずと彼と比べられることがたくさんありましたね。負けられない、良いライバルです。ーー槙野選手がライバルというと、その先に日本代表が見えますね。森重選手 僕は代表からだいぶ離れているのでなかなか難しいと思いますが、常にそこは目指してやりたいですね。日本を背負うという責任感のあるなかで、またプレーしたいと思っています。ーーぜひともまたそのお姿を見たいです! FC東京には、森重選手のほかにも、室屋成選手や久保建英選手など日本代表(世代別日本代表)入りされている方も多いですね。その方々とのエピソードを教えてください。森重選手 久保選手は、クレバーなプレーをするので、しっかりしているように見えますが、まだ17歳ですから、おちゃめな面もあるし、よくしゃべりますね。サッカーやファッションのことはもちろん、「こういう子がかわいいよね」という女の子の話もしていますよ。ピッチの外では、久保選手こそとてもかわいいです。室屋選手はクールなところがありますね。自分をどう見せるかをちゃんと考えながら、いい意味で「室屋成」を演じていますよ(笑)。それと、最近彼に子どもが生まれたので、育児相談をされました。ーーどんな相談内容だったのですか?森重選手 おむつはどうやって替えるのか、パパがやるのか、です。特に、大きいほうでも替えるのかと聞かれました。室屋選手はトライしてできなかったみたいですが、これに対して、僕も無理だったけれど、替えたほうがいいよというアドバイスをしました。(笑)ーーおふたりがおむつを替えている姿は想像するとほほえましいですが、実際はやれないというのは、ちょっと情けないかも(笑)。では、最後はカッコよく、サッカーの魅力を教えてください。森重選手 正解がないところ、ですね。こうすれば絶対勝てる、うまくなるというのがないからこそ、毎日どうすればいいのかを考えながら過ごすことが、サッカーを楽しめているひとつの要因だと思います。いまは、チームがどうやったら勝てるのかをひたすら考えていますね。子どもの頃は、ただボールを蹴っていれば楽しかったのですが、大人になるにつれて複雑になってくる。正直、昔のほうが純粋に楽しめましたけれど、責任感が増したいまこそ、考え抜いた結果の勝利が、よりいっそう価値のあるものだと思えます。ーー戦いの場であるJリーグもまた26周年を迎え、森重選手同様、進化してきています。森重選手 スポーツ専門の動画配信サービス『DAZN』が入り、Jリーグという名前が全世界に知れ渡るようになりました。海外からいろいろな選手も加入してきて、Jリーグはいま、もう一度盛り上がるタイミングだと思います。これをさらに盛り上げるためには、首都がホームタウンであるFC東京が優勝すること。覚悟を持って試合に臨みたいと思います。ーー嬉し涙も、悔し泣きも「男は泣くもんじゃない」と言い切る森重選手。この言葉は、男気あふれるプレーとリンクするところはありますが、その反面、忘れっぽくて、おむつを替えられないなんていう、意外な部分も持ち合わせているのが、森重選手の魅力のひとつなのかもしれません。槙野選手と切磋琢磨しながら、また日本代表に返り咲いていただきたいですね。ますますのご活躍を楽しみにしています!InformationFC東京LINE公式アカウントLINE ID:@fctokyoアカウント表示名:FC東京・友だち登録方法スマートフォンにて無料通話・無料メールスマートフォンアプリ「LINE(ライン)」をダウンロード後、下記の方法にて友だち登録を行ってください。【検索して友だちに追加!】1. LINEを起動し、[友だち]をタップ2.「FC東京」または「@fctokyo」と検索してください。
2019年05月03日FC バルセロナに所属するプレイヤーが、2018/2019シーズンのオフィシャルチームポートレートでトム ブラウン(THOM BROWNE)のスーツを着用した。チームポートレートの撮影に際して、リオネル・メッシ、ルイス・スアレス、ジェラール・ピケ、サミュエル・ユムティティ、イヴァン・ラキティッチを始めとするFC バルセロナのスタープレイヤー達は、チームのトレーニング場が位置するサント・ジョアン・デスピのシウタエスポティヴァにスーツ姿で集結。クラブの代名詞的な存在であるレッド&ブルーストライプのユニフォームに変わって選手たちが身につけたのは、メード・トゥ・メジャーで制作された、トムブラウンを象徴するミディアムグレーのスーツ。これに、同じくミディアムグレーの4BAR カシミアベスト、ネクタイ、白のオックスフォードシャツ、定番のペブルグレインレザーシューズ、トリコロールのタイピン等を合わせて、完璧なトム ブラウンスタイルを披露した。<プレイヤー>後列(左から右):マルク・アンドレ・テア・シュテーゲン、ジャン=クレール・トディボ、ケヴィン=プリンス・ボアテング、サミュエル・、ユムティティ、クレマン・ラングレ、トーマス・フェルメーレン、ヤスパー・シレッセン中央列:アルトゥール・メロ、ジェイソン・ムリーリョ、イヴァン・ラキティッチ、アルトゥーロ・ヴィダル、ウスマン・デンべレ、カルラス・アレニャ、ラファエル”ラフィーニャ”・アルカンタラ前列:マルコム・シウヴァ、ジョルディ・アルバ、セルジ・ロベルト、リオネル・メッシ、セルジオ・ブスケツ、ジェラール・ピケ、ルイス・スアレス、フィリペ・コウニーチョ
2019年03月29日『日日是好日』『セトウツミ』の大森立嗣監督が15年余り温めてきた自身のオリジナル脚本による最新作『タロウのバカ』に、菅田将暉と太賀が出演していることが分かった。大森監督が自ら脚本・編集を務めた本作は、大ヒットロングラン上映中の『日日是好日』や、2月22日(金)に公開を控える『母を亡くした時、僕は遺骨を食べたいと思った。』とは真逆のイメージにふり切った、監督の集大成的な作品。そんな本作に日本映画界を牽引する菅田将暉と太賀が出演していることが明らかとなった。併せて解禁されたティザービジュアルには、奇妙な覆面を被った3人の少年の姿が…。主人公タロウ役を演じる新人・YOSHI(ヨシ)を含め、菅田さん、太賀さんの顔は見えないが、不穏な空気が漂う3人の佇まい。少年の手には鉄パイプや拳銃らしき物が見える。そもそも彼らは何者なのか?ただならぬ事態が巻き起こりそうな予感が伝わってくるビジュアルだ。300人以上の候補者の中から大抜擢されたYOSHIは、撮影当時15歳。初めての演技ながら、菅田さん&太賀さんという実力派と堂々と渡り合い、鮮烈な映画デビューを果たした。YOSHI自身の自由奔放なキャラクターとも重なる“タロウ”は、唯一無二の存在としてスクリーンで輝きを放つ。タロウに慕われ共に行動するエージ役を菅田さん、スギオ役を太賀さんが演じるが、今回解禁となったインパクトある覆面ビジュアルおよび「世界を壊し 常識を覆す 3人の少年を目撃せよ」というキャッチコピーの強烈なイメージもあり、世界を挑発する問題作となりそうだ。■あらすじ生まれてから一度も学校に行ったことがないタロウ。自分の年齢すら知らない。母親、家族、社会。タロウは誰からも振り向かれない。それでも自由に生きている。そんなタロウは年上の少年エージ、スギオと出会い、初めて“世界”を知ることになるが…。『タロウのバカ』は今秋、テアトル新宿ほかにて公開。(text:cinemacafe.net)
2019年02月20日映画『この道』(2019年1月11日公開)の完成披露試写会が11日に都内で行われ、大森南朋、AKIRA、貫地谷しほり、松本若菜、羽田美智子、佐々部清監督が登場した。同作は童謡のふるさと・小田原を舞台にしたオリジナル作品。破天荒な心から生まれる純粋で平和と安息を願う詩で人々の心を掴んだ北原白秋(大森)と、その白秋のリズムを持った詩に深く感銘を受け数々の名曲を作曲した山田耕筰(AKIRA)の人生を描く。実在の人物が多く登場する同作では、外見にもこだわったという。羽田は「この前もこのメンバーで、EXILEさんのコンサートに行かせていただいたんです。イエ〜イですよね」と観客に語りかけ、「私たちにとってはAKIRAさんは、山田耕筰さんなんですよ。耕筰が踊ってるっていう感じでした」と振り返った。イベントには、北原白秋・山田耕筰コンビが手がけた効果を90年間歌い継いでいる宝仙学園高等学校女子部の合唱部41名が登場し、同学校の校歌を披露。さらに、AKIRAの指揮による「この道」の合唱も行われた。観客も参加しての合唱に、大森は「お客さんも歌っていらっしゃってる方もいて、感動しました。(AKIRAは)『緊張する』と言ってた割に堂々としてて、さすがだなと思って。東京ドームと同じようにカッコよかったです」と称賛。AKIRAは「東京ドームより緊張しました」と笑顔を見せつつ、「僕が指揮をしているというより、みんなが気持ちでリードしてくれているという感じがありました」と宝仙学園の生徒たちに拍手を贈った。
2018年11月11日宮川サトシの人気エッセイ漫画「母を亡くした時、僕は遺骨を食べたいと思った。」が、安田顕主演により実写映画化されることが決定。監督・脚本は大森立嗣が務める。■ストーリー子供の頃から病気がちで泣き虫でお調子モノだったサトシ(安田顕)は、いつも優しく強い母(倍賞美津子)に救われてきた。そんな母が突然癌を告知されたのは2年前のこと。それまで母が自分にかけてくれていた言葉を今度はサトシがかける番になる。「俺がいるから大丈夫だよ、お袋は必ず助かるから」。百度参り、修行僧の様な滝行、国産野菜のジュース作り…サトシは母のためにがむしゃらになる。そんなサトシを優しく支えたのは恋人の真里(松下奈緒)だった。しかし、2012年・春。30代後半になったサトシは、母と永遠に別れる日を迎えることに。母と別れて1年後。すっかり生きる気力を失っていた父と兄も新たな人生へのスタートをきった頃、サトシの元に突然、母からプレゼントが届く。それは、想像をはるかに超えた驚くべき“スペシャルな贈り物”だった――。■原作は、著名人も絶賛するエッセイ漫画2013年にWEBマガジン「くらげバンチ」にて連載がスタート、作者の宮川サトシが実際に体験した母との最期の日々から葬儀、そしてその後の生活の日々を母親への溢れる愛情をふんだんに散りばめて描かれたエッセイ漫画「母を亡くした時、僕は遺骨を食べたいと思った。」は、AmazonレビューやSNSで話題沸騰するだけでなく、「SEKAI NO OWARI」のボーカルFukaseさんが絶賛したツイートも話題となった。監督を務める大森監督は、第35回モスクワ国際映画祭審査員特別賞などを受賞した『さよなら渓谷』(13)をはじめ、近年ではショッキングなストーリーで話題を集めた三浦しをん原作『光』や、今秋公開の樹木希林出演『日日是好日』も手掛けるなど国内外で高い評価を得ている。人間の心の闇を描くことに定評のある大森監督が、本作では初めて“家族の実話”に挑み、人を温かく包み込む慈愛に満ちた作品を作り上げる。大森監督は「ちょっと怖いタイトルですが、おバカで、愛すべき家族の話です。安田顕さん、倍賞美津子さんをはじめ、出演者たちの笑顔や泣き顔を未だに思い出します。早く皆さまにお届けしたいです」と語った。そして主演を務めるのは、演劇ユニット「TEAM NACS」での活動をはじめ、『家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。』『愛しのアイリーン』など数々の話題作に出演し、硬派な役から個性的な役まで幅広く演じる安田さん。母親の驚くべき愛の深さに気づいていく主人公のサトシを、コミカルかつ心情豊かに演じている。安田さんは「原作を拝読し、淡々としながらも、その独自の目線にユーモアも感じつつ、嘘のない想いに涙しました。ゆるやかな人間賛歌の映画を生みだされた大森立嗣監督に、心より感謝申し上げます」と本作についてコメントしている。■倍賞美津子をはじめ、ベテラン勢が大森組に集結!息子思いでパワフルなサトシの母・明子を、『楢山節考』『うなぎ』などの作品に数多く出演している倍賞美津子が情感たっぷりに演じ、「決して人数の多い組ではありませんでしたが、監督を中心に皆が必死になっている姿を見て私自身作品作りの楽しさを思い出させていただきました」と語った。さらに、サトシの恋人・真里役には、NHK連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」でヒロインを演じた松下奈緒。本作について「大切な人がいなくなった時、人は何を思い、何を考えるのだろうか。いなくなってしまった事が悲しい、寂しい…けれども、それだけじゃない。そんな思いを優しく包み込んでくれるような温かい作品です」とコメント。また、振り切れた演技でサトシの兄・祐一をエネルギッシュに演じるのは数多くの映画、ドラマで活躍する村上淳。初の大森組だが「娯楽としてどうこの脚本を具現化するのか。それにはスタッフそして俳優部の粘りや技量はもちろんふと映画館に入って帰り道になんかあれかな。あれ。とてもいい映画を見たんじゃないかなと思っていただけるような作品に向かってのサムシングを全員で模索していたような現場でした」と現場での様子を語った。妻を失い生きる気力を失いながらも新しい人生に踏み出すサトシの父・利明役は、日本が誇る名優、石橋蓮司が演じる。大森監督とは十数年ぶりにタッグを組むとのことで、どんな演技を見せてくれるのか、注目が集まる。『母を亡くした時、 僕は遺骨を食べたいと思った。』は2019年2月、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2018年09月26日“童謡”の誕生から100年である2019年、大森南朋演じる稀代の天才詩人・北原白秋の波乱に満ちた半生を、AKIRA演じる秀才音楽家・山田耕筰との友情とともに描く映画『この道』 この度本作から待望の予告編と、ポスタービジュアルが公開された。■日本童謡はこうして生まれた…!実力者揃うキャストで2人の友情を描く日本文学・音楽界に名を残す自由奔放な天才詩人・北原白秋を演じるのは『ビジランテ』などに出演する大森南朋。西欧音楽の普及に尽力し、同じく数多く名曲を世に送った秀才音楽家・山田耕筰をEXILEのAKIRAさんが演じる本作。ほかにも白秋と耕筰を引き合わせた鈴木三重吉に柳沢慎吾、白秋を見守る与謝野鉄幹・晶子夫妻には『検察側の罪人』の松重豊と『大統領のクリスマスツリー』の羽田美智子が脇を固める。さらに波乱の多い白秋の人生の中、白秋を支える妻に『望郷』の貫地谷しほり、『愚行録』の松本若菜が登場する。ラジオ本放送時に「からたちの花」を歌唱した歌手役で由紀さおり・安田祥子姉妹も出演し、白秋と耕筰が生み出した「この道」を本作でEXILEのヴォーカルATSUSHIが歌うことにも大きな注目が集まっている。■大森南朋の色男全開?AKIRAのバイオリン演奏シーンも公開の予告編をチェックこの度公開された予告映像には「美しいものには触れたくなる」とデレデレとした表情の北原白秋が映し出され、女性に抱きつき、膝枕をされ、挙句の果てに首筋にキスをする女好きの様は色男そのもの。数々の名曲を生み出した天才詩人の知られざるスキャンダラスでもある一面を、大森さんが見事に演じている。また「君の詩と僕の音楽で、傷付いた人々の心を癒す歌がきっとできるはずだ」と北原白秋に曲制作を持ちかけバイオリンを弾く山田耕筰をAKIRAが熱演。彼がバイオリンを弾く姿は今回が初の公開となる。AKIRAさんは撮影前に練習を重ね、本番でも吹替は使用せずに、実際にバイオリンを弾いている点にも注目だ。そして、北原白秋、山田耕筰が出会いうまれた童謡の金字塔「この道」を、世界に誇るヴォーカリスト、EXILE ATSUSHIがしっとりと、且つ、力強く歌い上げ、激動の時代を生きた二人の物語をドラマティックに彩る。■新ポスターからみる2人の友情とは?併せて公開されたポスタービジュアルには、朗らかな笑顔を浮かべる自由奔放な北原白秋、そして、マジメな表情でバイオリンを演奏する山田耕筰、大森さん、AKIRAさんがそれぞれ見せる表情が印象的なビジュアルとなっている。<日本の子供たちに、日本人による「童謡」を創ろう!>という信念のものに出会った2人が、最初は才能がぶつかり反目するなかで、あることをきっかけで手を取り合い、「からたちの花」や「この道」、「待ちぼうけ」や「鐘が鳴ります」など、数々の童謡を世に出していくその姿に期待したい。『この道』は2019年1月11日(金)より、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:この道 2019年1月11日より全国にて公開©映画「この道」製作委員会
2018年09月12日トム ブラウン(THOM BROWNE)が、スペインのプロサッカークラブ「FCバルセロナ」とタッグ。トム ブラウンのテーラードスーツをフィールドの外で着る、オフフィールド用フォーマルウェアユニフォームとして公式に起用することが決定。2018–2019シーズンからスタートし、3年間に渡って、プレイヤーはチャンピオンズリーグとスペインのサッカーリーグ、ラ・リーガのアウェイマッチへの旅路でトム ブラウンを着用する。メッシ率いる「FCバルセロナ」FCバルセロナの人気プレイヤーといえば、日本でも馴染みの深いリオネル・メッシ。W杯では惜しくも優勝チーム・フランスに敗れ、ベスト16となってしまったが、母国チームにて「10番」を付け、世界に戦いに挑む有志が見られた。そんなリオネル・メッシ率いるFCバルセロナは、“バルサ”の愛称で呼ばれるサッカークラブ。1899年創立という名門でありながら、2004/05年シーズン以来、5つのチャンピオンズリーグのうち4つのリーグタイトル、また25個もの国内リーグのうち9つもタイトルを獲得する強豪チームだ。「FCバルセロナ」のオフフィールド用フォーマルウェアユニフォームをトム ブラウンがデザイン。意外にも「FCバルセロナ」はラグジュアリーブランドを組むのは初の試みだ。ビジュアルでは、トム ブラウンおなじみのストライプタグのついたソックスが公開。また今回のコラボレーションに関して「我々はお互いの理念や価値観の一致を実感することができ、一緒に特別なことができることを確信しました。チームと選手のイメージを大切にしている FC バルセロナの意向を尊重し、すべてスムーズにプロジェクトを進めることができました。」と、トム ブラウンCEO ロドリゴ・バサンはコメントしている。発表後初、「FCバルセロナ」の選手がスーツを着用2018年10月2日(火)、「FCバルセロナ」の選手たちがトム ブラウンの「メード・トゥ・メジャースーツ」に初めて身を包んだ。ヘッドコーチであるエルネスト・バルベルデを含むチームメンバーは、トム ブラウンを象徴するミディアムグレーの「2PLY フレスコスーツ」に白のオックスフォードシャツ、ネクタイ、「4BAR カシミアベスト」、黒のペブルグレインレザーシューズを着用。チームは、イギリスのプロサッカークラブ「トッテナム・ホットスパー」とのチャンピオンズリーグの試合のため、ロンドンに向けて出発した。【問い合わせ】トム ブラウン ジャパンTEL:03-6712-6348
2018年07月21日映画『この道』が、日本の童謡誕生100周年を記念して2019年1月11日(金)に公開される。主演は大森南朋とEXILEのAKIRA。監督は佐々部清。北原白秋と山田耕筰による日本童謡誕生秘話『この道』は、日本人による童謡を生み出した詩人・北原白秋と音楽家・山田耕筰の人生を描く物語。明治開国以降、「ドイツ童謡」を日本語に訳して歌っていた日本の子供達に対し、文学者の鈴木三重吉が「日本人による童謡を創ろう!」と決起し、北原白秋と山田耕筰を引き合わせたのがきっかけとなる。奇抜な詩で名を馳せていた北原白秋と、ドイツ留学を経て日本で初めて交響楽団を結成した山田耕筰は、最初は才能がぶつかり反目していたが、あることがきっかけで手を取り合い「からたちの花」や「この道」、「待ちぼうけ」、「鐘が鳴ります」など数々の童謡を世に出していく。だが時代の波によって二人は苦悩の淵に…。破天荒な心から生まれる純粋で平和と安息を願う詩で人々の心を掴んだ北原白秋と、その白秋のリズムを持った詩に深く感銘を受け数々の名曲を作曲した山田耕筰の人間像や、今も尚歌い継がれる名曲の誕生秘話に迫っていく。また、本作のクランクアップの撮影場所となった、白秋・耕筰もこよなく愛した明治11年創業の箱根の老舗・富士屋ホテルは、約140年の長い歴史の中で、日本映画で撮影に使ったのは『この道』が史上初。歴史ある建物とともに、当時の雰囲気を描き出している。主演は大森南朋とEXILEのAKIRA自由奔放な天才詩人・北原白秋を演じるのは、大森南朋。映画『ビジランテ』『アウトレイジ 最終章』『ミュージアム』などに出演し存在感を放つ、日本を代表する俳優だ。また、真面目な秀才音楽家の山田耕筰役は、EXILEでパフォーマーとして活躍する他、『沈黙-サイレンス-』『たたら侍』など、数多くの映画やドラマに出演しているAKIRAが務める。また、白秋が師と仰ぐ歌人・与謝野鉄幹役を松重豊、鉄幹の妻であり白秋の姉的存在である女流詩人・与謝野晶子役を羽田美智子が務める。その他、『赤い鳥』創刊者の鈴木三重吉役を柳沢慎吾、白秋の一番目の妻・松下俊子役を松本若菜、白秋の三番目の妻・菊子役を貫地谷しほりが演じる。さらに、ラジオ本放送時に「からたちの花」を歌唱した歌手役として由紀さおり・安田祥子姉妹が登場するなど、豪華なキャストが物語を彩る。監督は、2004年の『半落ち』で日本アカデミー賞最優秀作品賞を受賞し、『日輪の遺産』『ツレがうつになりまして。』『ゾウを撫でる』といった作品の監督を手掛けた佐々部清が務める。EXILEボーカルATSUSHIが歌う童謡「この道」が主題歌に主題歌となるのは、もちろん映画タイトルにもなった童謡「この道」。それをEXILEのボーカルATSUSHIが歌い上げる。ATSUSHIは、2012年に自身初となる童謡唱歌のカバー曲「ふるさと」、続いて2013年にシングル曲「懺悔」のカップリング曲として「赤とんぼ」を発表しており、本作が童謡唱歌カバー3曲目。なお、EXILE・ATSUSHIの童謡唱歌カバー曲が映画の主題歌として起用されることは初のことだ。ストーリー九州柳川から文学を志し上京した北原白秋。隣家の美人妻・俊子に気もそぞろ。逢瀬を俊子の夫に見つかり姦通罪で入獄。白秋の才能を眠らすまいと与謝野夫妻が奔走し釈放されるが、恩も顧みずのうのうと俊子と結婚。その刹那、俊子は家出、入水自殺を図るが蟹に足を噛まれ断念。そんなおバカな白秋と洋行帰りの音楽家・山田耕筰に鈴木三重吉は童謡創作の白羽の矢を立てる。才能がぶつかり反目する二人だが、関東大震災の惨状を前に打ちひしがれた子供たちを元気づけるため、手を取り合い数々の童謡を世に出す。しかし、戦争の暗雲が垂れ込める中、子供たちを戦場に送り出す軍歌を創るよう命ぜられた二人は苦悩の淵に・・・。【詳細】映画『この道』公開時期:2019年1月11月(金)出演:大森南朋、AKIRA、貫地谷しほり、松本若菜、柳沢慎吾、羽田美智子、松重豊、由紀さおり、安田祥子監督:佐々部清脚本:坂口理子配給:HIGH BROW CINEMA
2018年04月06日俳優の大森南朋と、EXILE/EXILE THE SECONDのAKIRAが主演を務める映画『この道』の公開が決定し、この度、クランクアップ報告会見が行われた。同作は童謡のふるさと・小田原を舞台にしたオリジナル作品。破天荒な心から生まれる純粋で平和と安息を願う詩で人々の心を掴んだ北原白秋(大森)と、その白秋のリズムを持った詩に深く感銘を受け数々の名曲を作曲した山田耕筰(AKIRA)の人生を描く。『半落ち』で日本アカデミー賞最優秀作品賞を受賞した名匠・佐々部清監督がメガホンを取り、邦画では初めてとなる箱根の老舗・富士屋ホテルで撮影を行った。白秋役の大森は「イメージではすごく真面目で難しい人なのかなと思っていたのですが、こんなに波乱万丈の人生で人間味あふれた素敵な人物だったということを今回初めて知りました」と語る。「白秋の詩を全部読み切った訳ではないのですが、今回題材となっている『この道』の歌の世界に凄く引き込まれました」と明かし、「故郷を思う想いという情景を見たくてクランクインする前に白秋の生まれ故郷・柳川まで行かせて貰ったりもした」と振り返った。耕筰役のAKIRAは「今回改めて日本の音楽の素晴らしさに触れることが出来ました」としみじみ。「北原白秋との熱くも可笑しい素敵な青春を過ごしてきたのが、台本を読んで知ることが出来ました」と役について説明した。36歳、52歳、66歳の姿を演じたほか、指揮・バイオリン・ピアノも習得して劇中で披露。「偉人伝というよりも、日本の音楽を支えてきたたくさんの方々の青春映画だと思います」と同作を表した。また、白秋が師と仰ぐ歌人・与謝野鉄幹役として松重豊、鉄幹の妻であり白秋の姉的存在である女流詩人・与謝野晶子役として羽田美智子、『赤い鳥』創刊者・鈴木三重吉役として柳沢慎吾、白秋の一番目の妻・松下俊子役として松本若菜、白秋の三番目の妻・菊子役として貫地谷しほりも出演。2018年秋以降の公開を予定している。(C)LDH JAPAN
2018年03月13日2018年5月より、M&Oplaysプロデュース「市ヶ尾の坂-伝説の虹の三兄弟」を上演することが決定。大森南朋、麻生久美子、三浦貴大らを迎え、ミステリアスな家族の物語を描いていく。1992年、市ヶ尾の坂で暮らす三人兄弟がいた。田園都市計画の名の下、無くなることを余儀なくされている兄弟の家。状況に抗うすべとてなく懸命に生きていこうとする母なき兄弟と、3人と触れ合うことになった母になることが出来ぬ美貌の人妻の、絵合わせのような家族劇。この公演は、作演出家の岩松了と「M&Oplays」が定期的に行っている公演で、1992年に「竹中直人の会」で上演された「市ヶ尾の坂」を、今回“新演出”で26年ぶりに再演する。本舞台に出演するのは、現在放送中の人気ドラマ「コウノドリ」に出演し、2013年の「不道徳教室」以来4度目の岩松作品となる大森南朋、2009年の「マレーヒルの幻影」で初舞台を経験した麻生久美子、『劇場版 SPEC』『進撃の巨人』などに出演し、今回が初の岩松作品となる三浦貴大。そして森優作、池津祥子、さらに岩松さんも加わり創り上げる。岩松作品に参加するにあたって大森さんは、「いつも何年か毎に、岩松さんの舞台に出させて頂くと、“ゆるまったなにか”が戒められたように感じます。今回も“ゆるまったなにか”を持参して戒めてもらおうと思っているのでよろしくお願いします」とコメント。いまからドキドキしていると明かした麻生さんは、「岩松さんに初舞台を踏ませて頂いてから、もう8年。舞台に立つことがこの上なく怖い私ではありますが、同時に岩松さんの書いた台詞を言葉にすることが出来る喜びもいつも感じています。今作もしっかりと岩松さんについて行き、出来る限り楽しんでやらせて頂ければと思っております」と意気込み。一方、岩松作品初参加となる三浦さんは、「台本を読んですごく素敵な本だなと思いました」感想を述べる。また「舞台は3本目なのですが初めての日本人役にどうしていいのか少し戸惑いを感じています」と不安要素もあるようだが、「皆さんと一緒に作品に出られるのが楽しみです」と話している。なお、本公演は東京公演終了後、宮城、福島、大阪ほかにて地方公演も実施。チケットは来年3月中旬の発売を予定している。M&Oplaysプロデュース「市ヶ尾の坂-伝説の虹の三兄弟」は2018年5月17日(木)~6月3日(日)本多劇場(東京公演)にて上演。※地方公演あり(cinemacafe.net)
2017年12月08日大森南朋、鈴木浩介、桐谷健太と豪華トリプル主演で、地方都市の闇に生きる男たちのヒリヒリとする葛藤と衝突を描いた入江悠監督オリジナル最新作『ビジランテ』。この度、本作の予告映像が公開された。今回到着した予告映像では、別々の世界で生きてきた兄弟3人が父親の死をきっかけに再開する場面からスタート。大森さん演じる長男・一郎が、鈴木さん演じる次男・二郎に「誰だお前」と言い放つシーンや、二郎の妻演じる篠田麻里子の姿、一郎と桐谷さん演じる三郎が殴り合うシーンなどが収められている。閉鎖的な地方都市で、土地や家族という逃れられない悪循環の中窮地に追い込まれていき、狂気に満ちた愛憎をぶつけ合う彼ら。そして、事態は凄惨な方向へ向かっていく――。『ビジランテ』は12月9日(土)よりテアトル新宿ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2017年10月10日三浦しをんの小説を原作に、井浦新主演で描く大森立嗣監督最新作『光』が、イタリア・ローマで開催される「第12回ローマ国際映画祭」のオフィシャル・セレクションに公式招待されることが決定。今回の決定を受け、井浦さんと大森監督から喜びのコメントも到着した。本作は、映画化・アニメ化もされた「舟を編む」の原作者・三浦氏の作品群で、徹底的に人間の闇を描き、ファンの中で特別な評価を得ている同名小説が原作。これを今回『さよなら渓谷』『まほろ駅前』シリーズの大森監督がメガホンをとり、かねてからの競演を望んでいた井浦さんと瑛太、さらに長谷川京子、橋本マナミらを迎え映画化。25年前、消滅したはずの「罪」を携えて、やってきた男の目的とは…。心に潜む闇を徹底的に描いた、苛烈なる人間ドラマが誕生した。そんな本作が、この度10月25日~11月5日(現地時間)に開催される「第12回ローマ国際映画祭」への公式招待作品に決定。世界3大映画祭のひとつであるベネチア映画祭に対抗して、2006年より開催されたローマ国際映画祭は、世界的な映画スターが参加し、国際色豊かでありながら、一般市民が審査を行う市民参加型の映画祭であることでも有名。近年では、2014年に三池崇史監督作『神様の言うとおり』(福士蒼汰主演)がコンペティション部門に出品され、三池監督には日本人として初めて特別賞“マーベリック賞”が授与。また昨年は、西川美和監督の『永い言い訳』(本木雅弘主演)がオフィシャル・セレクションに招待されている。大森監督は「この度ローマ国際映画祭に映画『光』が選ばれたこと大変嬉しく思います。僕にとってこの『光』という映画は特別な想いがあります。理性の外側の生命の輝きを撮りたいと思っているのに、自分が自分に収まったり、映画の枠に収まっているわけにはいかなかったからです。ですから本当に国際映画祭に選んでいただいて嬉しいのです」と今回の決定に喜びのコメントを寄せる。また井浦さんも「この『光』という作品は、日本人にしか感じ取れない世界観ではなく、世界中の人間の本質だったり、生き物であれば必ず感じ得られるものが、封じ込められていると思います」と世界でも通用する作品だと語り、「ローマの皆さんがどんなことを感じるのか、とても興味があるし、楽しみにしています。この映画を観た人たちの中にあるそれぞれの光というものを感じて、探してもらえるきっかけになれば嬉しいです」と話している。『光』は11月25日(土)より新宿武蔵野館、有楽町スバル座ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2017年09月27日『アウトレイジ 最終章』のジャパンプレミアが9月25日(月)、都内で行われ、北野武監督をはじめ、西田敏行、大森南朋、ピエール瀧、松重豊、大杉漣、塩見三省、白竜、名高達男、光石研、池内博之、金田時男、岸部一徳という“顔面世界遺産”総勢13名が集結した。裏社会の男たちの抗争を描いた究極のバイオレンス・エンターテインメント『アウトレイジ』シリーズの最新作。第74回ベネチア国際映画祭のクロージング作品として、最終日の9月9日(現地時間)に行われた授賞式後、ワールドプレミアされ、喝采を浴びたばかりだ。北野監督は「長続きさせようと思えばできたのですが、ここで一回締め」とシリーズ完結への思いをコメント。次回作は自身の小説を原作にした“純愛映画”を準備中だといい、「ヨーロッパ行くと『たけしはバイオレンス映画に最近興味はないのか?』って言われるんだけど、(次回作は)失敗すると思うので、またバイオレンスに戻ろうと画策している」と不敵な笑みを浮かべていた。関東「山王会」vs関西「花菱会」の巨大抗争後、裏社会のフィクサーである張会長を頼り、韓国に渡った大友(ビートたけし)は、「花菱会」幹部が引き起こしたトラブルをきっかけに、起死回生の一手を打ち、すべての因縁に決着をつけるべく日本へと舞い戻る。ついに幕を開ける「張グループ」「花菱会」「山王会」「警察」による全面戦争の結末は?新たにシリーズ参戦を飾った大森さんは、「ずっと監督のファンでしたので、夢かなって最高の時間だった」といまも興奮しきり。「第1作に加瀬亮くんが出ていて、ずっと嫉妬がありまして…。第2作のビヨンド(『アウトレイジ ビヨンド』)には桐谷健太くんと新井浩文くんが出ていて、嫉妬を通り越して、恨みつらみがあった(笑)」とふりかえった。西田さんは頸椎亜脱臼で約4か月にわたる入院生活を経て、本作の撮影に参加しており「(撮影)初日は皆に抱えられながらでしたが、北野監督に気遣いいただき、花菱会を盛り立てていただいた」と感無量の面持ち。2014年に脳出血で倒れ、昨年復帰した塩見さんは「前作に続き、北野監督と仕事できたことは私にとって最高の喜びであり、最高の時間でした。グッとくる映画です!」と力強く語っていた。『アウトレイジ 最終章』は10月7日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年09月25日永山絢斗と大森南朋をW主演に迎えた深夜ドラマ『居酒屋ふじ』(テレビ東京/毎週土曜24:20~24:50)が7月からスタートしました。大森南朋をはじめ、豪華俳優陣が“本人役”で登場したり、舞台が東京・中目黒に実在する居酒屋「ふじ」だったりと、フィクションとリアルがミックスした作風がミソ。視聴者が感情移入していくことになるのは、永山演じる若手俳優の西尾栄一。素朴な一般の若者の目線で、大森南朋ら芸能人や常連客と交流していきます。■「食べログ」評価なし居酒屋とインスタ掲載居酒屋彼が『居酒屋ふじ』を訪れたのは、Instagramでチェックしている“kujira”という女の子が、同店の外観をアップしていたから。この設定がイマっぽいです。いかにも昭和な感じのお店に入ってみると、そこには俳優の大森南朋の姿が! 「大森南朋! 超しぶい」と西尾が興奮する姿は、まさに視聴者目線のリアクション。どこにでもいるような朴とつとした西尾役が、永山にはかなりハマっております。西尾は出された料理を早速、ケータイで撮ってインスタにアップしようとするのも“若者あるある”。「写真なんていいから」とあきれ顔の常連客たち。実際、常連客が多い「ふじ」は、「食べログ」にも書き込みはありません。西尾は「ネットがない時代はどうやってお店を探してたんですか?」と聞くと、大森たちは「昔は足で探したもんだ」と、ネットのない80年代後半のバブル期の話に花を咲かせていきます。「アッシー」「メッシー」などが飛び交うバブル期ネタは、40代オーバーの方々は「うんうん」とうなずくツボでは?昭和の香りただよう居酒屋と癖のある常連客。そんななかに、イマドキの若者がどうなじんでいくのか。世代間ギャップがよく語られる時代に、このドラマにはひとつの溝の埋め方、コミュニケーション術がひそんでいるかもしれません。■泣ける鉄拳イラストで語られる「おやじ」原作は、2014年に逝去された「居酒屋ふじ」の店主「おやじ」の半生を描いた、栗山圭介の同名小説。通常なら、時間軸を戻し、『深夜食堂』や『孤独のグルメ』のように「おやじ」を主人公にしたドラマにするのが正攻法だと思うのですが、このドラマではそうはしませんでした。だって、実店舗ではおやじ亡き後、おかみさんが1人で切り盛りしているから。では、おやじの豪快な武勇伝や逸話は、どうするの? じつは、ここは鉄拳のイラストによって語られていきます。なるほど!鉄拳といえば、泣けるパラパラ漫画の名手。ということは、波乱万丈なおやじの半生や熱い言葉、そして泣けるエピソードが今後展開する可能性も。そうすると、このイラストだけでもハンカチ片手に観る必要も出てくるかもしれませんね。■人生の縮図「居酒屋」に集う人々と胸に響く言葉西尾はうだつの上がらない俳優で、近作といえばサスペンスの死体役でちらっと登場するのみ。「いい加減に、死体役は卒業したいな」とため息まじりでつぶやいています。今回はふじで「俺、俳優やめます」と切り出し、自分に俳優は向いてないとイジける西尾に、大森がおやじのエピソードを振ります。どうやら、「居酒屋ふじ」は、亡きおやじが、「小料理屋を開きたい」というおかみさんの夢をかなえたお店であることが判明。昭和7年生まれのおやじは、戦後の混乱期をたくましく生き抜き、奥さんと出会ってふじを開いたそうです。その紆余曲折ある半生を、鉄拳のイラストが雄弁に物語っていきます。下手をすれば説教くさいドラマになりがちなところを、鉄拳のイラストと、いまや人間力もアップし、20年以上のキャリアのなか、酸いも甘いも演じ分けてきた大森が若者の受け手に回ることで、視聴者もおおいに共感ポイントがアップ。そんなおやじのいい話を聞いても西尾は「時代が違いますから」とバッサリ。しかしじつは、大森自身も同じような悩みを持ち、亡きおやじに愚痴った過去が。 おやじは、「時代を言い訳にすんな。南朋ちゃん自身は死ぬほど頑張ったのか?」と真っ向から問われたそう。そのストレートなおやじの言葉に、大森自身も「死ぬほどは頑張ってないなと思って、(俳優を)やめるのをやめたんだよね」と、まだ売れなかった時代を振り返ります。 大森自身の体験談が響き、西尾は俳優を諦めずに続けていく決意を。「座んなよ。西尾くんの席」とボソッと話す大森の言葉に、とてもうれしそうな西尾の顔を見て、とてもほっこりしました。■篠原涼子、大杉漣らチラ出の大物ゲスト陣毎回の豪華俳優陣のゲスト出演にもご注目。第1回目のゲストは篠原涼子。おかみさんが買い物に行って、大森が留守番をしているときに、こっそりやってきます。何やら店内のサイン色紙をふたりで物色し始めますが、おかみさんが思ったよりも早く戻ってきて、タイムオーバー。篠原はそのまま店を出ていってしまい、第1話では登場シーンは終了。はたして彼女は何のために、店を訪れたのか? これはきっと何かの伏線かと。後半では第2話でゲストだと聞いていた大杉漣もフライングで登場。ここらへんのチラ出し、侮れません!また、最後に“今日の一品”と題した、ふじのメニュー「ふじ豆腐」が登場。これは明太子(めんたいこ)とネギがトッピングされたお店の人気メニュー。温かい豆腐とプチっとした炒り明太子というめずらしい組み合わせ。『居酒屋ふじ』は、常連客が集う『深夜食堂』や、実店舗のメニューが登場する『孤独のグルメ』、ゲストが本人役で登場する『バイプレイヤーズ ~もしも6人の名脇役がシェアハウスで暮らしたら~』らのおいしいとこどりをした、ハイブリッドなドラマではないかと。第2回放送では、西尾が思いを寄せているヒロイン鯨井麻衣役の飯豊まりえが登場。西尾の恋を応援すべく、常連たちがどう動いていくのか? そして、それにからめたおやじのどんなエピソードが登場するのか? ふじの客目線でチェックしていきたいところです。
2017年07月13日