「嵐」の大野智が『殿、利息でござる!』『予告犯』の中村義洋監督のもと、“伊賀最強”の忍びとして超絶アクションを披露する『忍びの国』。その主題歌が「嵐」の「つなぐ」に決定し、第3弾となる特報映像が公開された。時は戦国。諸国を次々と滅ぼし、天下統一に向けひた走っていた父・織田信長が、ただ一国だけ手出しすることを禁じた、伊賀・忍び軍団――。彼らは己の超人的能力を駆使し、戦場では金のためだけに人を殺める戦闘兵器。人を人とも思わぬ、人でなし。虎狼(ころう)の族(やから)と呼ばれていた。だが、信長の次男・織田信雄は父の命に背き、伊賀に攻め込む決意をする…。実写映画化もされた「のぼうの城」の作家・和田竜による同名小説を映画化した本作。史実である織田軍と伊賀忍びとの合戦「天正伊賀の乱」を題材に、和田さん自ら脚本を手がける本作で、主人公の伊賀の忍び・無門を演じるのは、時代劇映画初主演となる大野さん。普段は“金の亡者”で“無類の怠け者”だが、“伊賀最強”という忍びを、時に軽快かつコミカルに演じ、高い身体能力を生かした本格的なアクションにも初挑戦している。また、大野さんとは映画初共演となる石原さとみが、無門が頭の上がらない妻・お国を演じるほか、伊勢谷友介、鈴木亮平、「Hey!Say!JUMP」の知念侑李など豪華俳優陣がこの戦国エンターテインメント超大作に集結している。そんな本作の主題歌が、「嵐」52枚目のシングル「つなぐ」に決定。「嵐」が映画の主題歌を担当するのは、二宮和也主演の『プラチナデータ』(’13)以来、約4年ぶり。戦国の世の如く、ギターと三味線のバトルが始まり、そこに次々と絡んでいく「嵐」の力強いボーカル。疾走感を伴う小気味よい音に時代の流れを感じさせるとともに、激動の時代をつないできた一途な“愛”をうたいあげる「つなぐ」が、映画のラストを飾る。さらに、その主題歌「つなぐ」に乗せた第3弾特報映像も公開。今回、エアトリックマットを使い、大野さんの身体能力が存分に発揮されたアクロバットシーンが初解禁。多数の槍を華麗によけまくる大野さんの姿は必見だ。そして、入念な事前練習の後、丸3日をかけて撮影されたという、大野さんと鈴木さんのクライマックスの対決アクションも迫力の映像に仕上がっている。『忍びの国』は7月1日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:忍びの国 2017年7月1日より全国東宝系にて公開(C) 2017 映画『忍びの国』製作委員会
2017年05月15日アイドルグループ・嵐の大野智と二宮和也が28日、都内で行われた”地元の誇りをおいしさに変えて”47都道府県の一番搾り新CM発表会に登場した。発表会では、4月4日から全国で放送される新CM「一番搾り 全国47都道府県の誇りをおいしさに変えて」編を披露。「キリン 一番搾り」CMキャラクターを務める嵐の5人が、それぞれに都道府県を選んでビールの味を楽しむ様子が描かれる。昨年から発売された「47都道府県の一番搾り」だが、大野は「47種類の一番搾りを作ると聞いて、正直びっくりしましたけど、最初は」と振り返る。二宮は「それぞれの地方ごとに味わいがあると思いますし、出張先のビールを楽しめるのも、”ならでは”だなと思いますよね」と良さをまとめた。発表会では、大野がCM中に二宮が飲んでいた47都道府県の一番搾り「京都に乾杯」、二宮はCM中に大野が飲んでいた47都道府県の一番搾り「鹿児島に乾杯」を試飲することに。京都の味を試した大野は「ああ~、はんなり!」と絞り出すような声をあげ、二宮は「いや、渋いですね」と笑顔で見守った。大野が「(声が)出ちゃう」と弁解すると、二宮は「”はんなり”出ちゃいました? 言わないと思ってたのに?」と軽妙な掛け合いを見せる。二宮が「京都、だって住んでましたから、大野さんは」と明かすと、大野は「住んでたことがあるので、懐かしさもあり。上品さを感じますね非常に」と感想を述べ、二宮は「もう大野さんに伝わるということは、ほぼ日本全国に伝わりますから」と安心していた。また、鹿児島の一番搾りを飲んだ二宮は「……豪快!」と一言。「わかります。すごく、豪快という意味がわかると思うんですけど、土地に合うというよりも、鹿児島の人に合うようなビールなのかもしれませんね」と味を楽しんだ。大野も「やっぱり(声が)出てしまいますね」と頷いていた。会の最後には、キリンビール 代表取締役社長 布施孝之氏を交えて3人で乾杯を行った。真ん中に入ることとなった大野は「俺、社長みたいになっちゃうけど大丈夫?」と心配そうな様子を見せたが、二宮が「せっかくですから、ねえ? こういう時しか立てないんだから」と促し、「地元に乾杯!」とビールを飲み干した。
2017年03月28日アイドルグループ・嵐の大野智主演の映画『忍びの国』(7月1日公開)の予告と場面写真が18日、公開された。同作は『のぼうの城』『村上海賊の娘』などの著作で知られる小説家・和田竜のヒット作『忍びの国』を実写化。天下統一に向けて勢力を伸ばす織田信長が手出しを禁じた伊賀の忍び集団に、信長の次男・織田信雄が攻め入り、忍者と侍の戦いに発展していく。大野は伊賀最強の忍び・無門を演じる。今回公式サイトにて公開された予告映像では、大野による本格的なアクションシーンを初披露。高い身体能力によるワイヤーアクションや、Hey! Say! JUMP・知念侑李演じる織田信雄が率いる、織田軍との戦シーンが繰り広げられる。ラストには無門による「後先考えて無茶できるか!」という力強いセリフも。スタイリッシュでありながらコミカルなところもある映像で、新しい時代劇を目指した。また場面写真では、無門の女房・お国を演じる石原さとみの清楚な姿、伊勢谷友介、鈴木亮平などの劇中の姿が明らかになった。(C)2017 映画『忍びの国』製作委員会
2017年03月18日「のぼうの城」「村上海賊の娘」の和田竜の小説を原作に、「嵐」の大野智主演で映画化する『忍びの国』。この度、大野さんの本格的なアクションシーンが見られる予告編が、公式サイトにて公開。併せて本作の場面写真も到着した。時は戦国――。織田信長は諸国を次々と滅ぼし、天下統一に向けひた走っていた。しかし、ただ一国だけ手出しすることを禁じた国があった。あの魔王・信長が最も恐れた族ども。伊賀・忍び軍団。彼らは己の超人的能力を駆使し、戦場では金のためだけに人を殺める戦闘兵器。人を人とも思わぬ人でなし。虎狼の族と呼ばれていた。そんな忍びの一人、無門は伊賀一の腕を誇るも無類の怠け者。女房のお国に稼ぎのなさを詰め寄られる日々を過ごしていた。天正七年9月、信長の次男・織田信雄は、父の命に背き伊賀に攻め込む決意を。かつての主君を裏切り信雄の家臣になった日置大膳、無門に弟を殺され伊賀への復讐を誓う忍びの下山平兵衛。対する伊賀十二評定の重鎮・百地三太夫と下山甲斐、そして忍びたち…。様々な人間たちの思惑が入り乱れ、知略謀略が張り巡らされた末、織田軍と伊賀忍び軍団は、壮絶な大合戦に突き進んでいく…。『予告犯』『殿、利息でござる!』など次々とヒットを飛ばし続ける中村義洋監督と、「嵐」のメンバーでありながらドラマや映画、アートなど多岐にわたる活躍を見せる大野さんがタッグを組んだ本作。大野さんが演じるのは、普段は“金の亡者”で“無類の怠け者”だけれども“伊賀最強”の忍び・無門。また、大野さんとは映画初共演となる石原さとみが、無門の頭の上がらない妻・お国を演じ、そのほか伊勢谷友介、鈴木亮平、知念侑李(「Hey! Say! JUMP」)ら豪華キャストが顔を揃えている。今回新たに公開したのは、本格的なアクションシーンに初挑戦した大野さんの姿が確認できる予告編。ワイヤーを使った軽妙な格闘シーンや、天下統一を目前にした織田軍との決死の戦シーンは鳥肌ものだ。また、ラストの「後先考えて無茶できるか!」という力強いセリフや目力がまた印象的な映像となっている。なお、本映像は本日3月18日(土)より全国の劇場でも流れ始める。『忍びの国』は7月1日(土)より全国東宝系にて公開。(cinemacafe.net)
2017年03月18日松重豊が主演する人気ドラマ「孤独のグルメ」。シリーズ「Season6」の制作が発表され話題となっている本作だが、先日2月18日(土)より無事クランクインを迎え、現在順調に撮影が行われているという。個人で輸入雑貨商を営む“井之頭五郎”は、商用で様々な街を訪れる。そして一人、ふと立ち寄っ た店で食事をする。そこで、言葉で表現できないようなグルメたちに出合うのだった――。松重さん扮する主人公・井之頭五郎が、仕事の合間に各地のグルメをひとり味わい楽しむ人気ドラマシリーズ「孤独のグルメ」。本ドラマは、作・久住昌之、画・谷口ジローによる同名コミックを原作に、2012年にドラマ化。好評を博しこれまでに「Season5」までが放送され、スペシャル版も制作されてきた。そんな本シリーズが、今回4月クールに初登場。もちろん主人公には五郎演じる松重さんが出演。初めての春を迎える本作は、いつにも増していろいろな国やジャンルのグルメが続々登場、これまでにない食が満載となっている。先日、都内某所で無事クランクインを迎えた松重さんは、「あれから5年、ちょっと胃拡張になったようです」とシリーズ放送開始当時をふり返りコメント。また原作者の久住氏は「五郎の台詞もまた新鮮な気持で書いています。ワンパターンを恐れず、けれど前 を向いて作って行きたいと思っているので、よろしくお願いします」と初心に返っていると話し、「あたりまえのことですが、谷口さんがこれほどまでに緻密に、繊細に、美しく描いてくれたからこそ、『孤独のグルメ』はこれほど長いこと、多くの人々に読んでもらえ、ドラマも愛されているのです。原作者としては感謝の念しかありません。穏やかでやさしいけれど、決して妥協の無い仕事をし続けた人でした。『孤独のグルメ』の新作マンガがもう読めないと思うと、原作者本人としても本当にさびしいです。ご冥福をお祈りします」と先日死去した谷口氏についてもコメントを残している。ドラマ24「孤独のグルメ Season6」は4月7日より毎週金曜日深夜0時12分~テレビ東京系にて放送。(cinemacafe.net)
2017年03月01日俳優の松重豊が、11日に亡くなった漫画家の谷口ジローさんに対して、自身のブログで追悼のコメントを発表した。谷口さんが原作の久住昌之氏とタッグを組んだ代表作『孤独のグルメ』は、2012年にドラマ化。主人公・井之頭五郎を松重が演じ、season5まで制作されるなど人気シリーズとなった。現在も定期的にスペシャルドラマが放送され、作品は「夜食テロ」ドラマと呼ばれた。松重は13日に自身のブログ「修行が足りませぬ」に、フランス版『孤独のグルメ』の画像をアップ。ブログ内で「谷口ジロー様。」と話しかけ、「原作のようにハンサムじゃなかったけれど、先生の作品に出られて光栄でした」と追悼の意を綴った。
2017年02月13日アイドルグループ・嵐の大野智が出演する、久光製薬「アレグラFX」の新TVCM「アレグラポーズ大流行」編と、「アレグラポーズ大旋風」編が13日より全国で放送される。大野がアレグラ人のリーダー・サトシーラに扮し、花粉に苦しむ地球人を救うという同シリーズ。「アレグラポーズ大流行」編では、アレグラ人たちが超人的な聴力で、遠くのくしゃみを聞きつけると全国どこへでも瞬時に現れ、花粉に苦しむ人々と一緒にアレグラポーズをとる。また、「アレグラポーズ大旋風」編では、女性の新キャラクター・サトコが登場する。白いワンピースに薄紫のカーディガン姿の女性が振り向くと、実はサトシーラにそっくりなサトコ(大野)だったという展開。大野は一人二役、そして女装に挑戦することになる。撮影スタジオでも、大野の女装姿は大好評。スタッフからの「サトコさんが入られまーす!」という声とともに、"きれいなお姉さん"姿になった大野が現れると、女性スタッフから「うわー! かわいいー!」と声が上がり、大野はかわいく流し目を送るサービスで応えた。また、監督から「似合いますよ!」と声をかけられると、大野は「いやだもう~」とまんざらでもない様子で、髪をかきあげたり、はにかんでみたり、念入りに役作りを行った。本番に入ると、大野が「後ろを振り返り、口元にそっと指を当ててウィンクする」というシーンで、監督も「超絶かわいい!」とノリノリに。「大野さん! さらに”かわいさ満点”でいけますか?」とリクエストされると、「はい!」と満面の笑みで答えた大野だが、アレグラポーズのシーンではキレキレの様子を見せた。撮影が終了すると、大野は「おつかれさまでした!」とスタッフに挨拶し、ロングヘアをかき分けて女性らしく手を振りながらスタジオを後にした。
2017年02月10日ヴィジュアル系バンド・ゴールデンボンバーの喜矢武豊が舞台『犬夜叉』に主演することが6日、わかった。同作は高橋留美子による同名漫画を舞台化。原作は1996年から2008年まで小学館『週刊少年サンデー』で連載され、2001年には第47回小学館漫画賞も受賞、アニメ化もされ幅広い世代で人気を得た。喜矢武が演じるのは、主人公の犬夜叉。妖怪の父と人間の母の間に生まれた半妖の少年で、砕け散ってしまった"四魂の玉"のかけらを求めて旅をすることになる。また、戦国時代へタイムスリップしてしまうヒロイン・日暮かごめを、乃木坂46の若月佑美が演じる。そのほか、殺生丸役に佐奈宏紀、桔梗役に伊藤純奈(乃木坂46)、弥勒役に滝口幸広、楓役に野口かおる、和尚役に小林健一、奈落役に木村了の出演が決定している。原作の高橋は「舞台は大好きなので、どのように仕上がるかものすごく楽しみです」と期待のコメントを寄せた。公演は4月6日~15日、天王洲銀河劇場にて行われる。同作の発表を受けて、喜矢武豊は自身のTwitterアカウントを更新。「犬夜叉ファンに叩かれないようにがんばります」と意気込みを語った。(C)高橋留美子/小学館 (C)2017 ネルケプランニング/ユークリッド・エージェンシー/小学館
2017年02月06日アイドルグループ・嵐の大野智が、J-オイルミルズ「AJINOMOTO オリーブオイルエクストラバージン(以下、オリーブオイルEV)」イメージキャラクターに決定したことが28日、わかった。新TVCM「ひとかけでgood(洋食)」編、「ひとかけでgood(和食)」編は2月1日より全国で放送される。CMでは、大野が洋食・和食といった様々なメニューにオリーブオイルEVを"ひとかけ"する。仕上げの調味料としてオイルを使用し、いつもの料理の味や香りが引き立つことを新発見する内容となっている。和食編では焼き鮭、納豆、みそ汁など意外な食品にもオイルをかけていった。撮影では、スタジオ内にテーブルやグリーンを配置し、キッチンとダイニングをイメージした美術セットを設置した。料理家の先生とともに現れた大野は、白シャツ+黒パンツ+茶色のエプロンというナチュラルなスタイルだが、シャツの襟と袖にはワンポイントとして"オリーブオイルカラー"をイメージしたグリーンのラインで爽やかな印象にまとめた。大野はリラックスした様子で撮影を進行。撮影の合間には、大野自身も家でオリーブオイルを使って「アヒージョ」を作っているといった意外な話が飛び出すなど、和気あいあいとした雰囲気だった。
2017年01月28日ミュージカル『ロミオ&ジュリエット』のプレスコールが15日、東京・赤坂ACTシアターで行われ、ロミオ役の古川雄大&大野拓朗、ジュリエット役の生田絵梨花(乃木坂46)&木下晴香、ベンヴォーリオ役の馬場徹&矢崎広、マーキューシオ役の平間壮一&小野賢章、ティボルト役の渡辺大輔&広瀬友祐、演出家の小池修一郎が登場した。同作はシェイクスピアによる名作を2001年にパリでミュージカル化。全世界でのCD・DVD売上が700万枚にわたるヒットを記録し、日本では2010年に宝塚歌劇団星組が初演を行った。その後、2011年に日本オリジナルバージョンを上演、2013年に再演を行い、今回が4年ぶりの公演となる。プレスコールでは、大野&矢崎&小野、古川&馬場&平間によるキャスト違いバージョンの「世界の王」、大野&木下の「バルコニー」、古川&生田による「エメ」が披露された。演出の小池は「若者たち、みんなのかもしだすエネルギー」がポイントだと語る。小池は、自分が演出を手掛ける作品について「なかなかみんなやってくれないんですよ。めんどくさいんですよね。踊りも芝居もしなきゃいけないし、時にコスプレもしなきゃいけない」とぼやき、今回のキャスト陣を「よくぞ集まってくれたという素晴らしいメンバーです」と紹介した。前回の舞台を観てから毎日CDを聴いていたという大野は「聴覚から感動していただけるなと思いますし、新たにダンスも振り付けが全部変わって」と説明。「視覚でも聴覚でも楽しんでいただけるし、ロミオ&ジュリエットという素敵なお話にそれが加わるので、2~3倍に膨れ上がって楽しんでいただけるんじゃないかな」と、自信を見せた。ダンスについては古川も「振り付け師が3人入っていて、ジャズとヒップホップとコンテンポラリーのトップの方々」と解説し、「その方々が作るダンスの表現力は魅力の一つだと思います」とアピールした。また、古川がベンヴォーリオ、マーキューシオ、ティボルトについても触れると、大野が「僕も言おうと思ってたから!」と弁解し、古川が「しゃべらせてくれないかな」と抗議し、笑いを誘う一幕も。古川は改めて、「本当に大切な役なので、一つの役をWキャストで演じると、こんなにも違うのかって思うくらいそれぞれが違う役になっています」と3役のキャスト陣を称賛した。東京公演は赤坂ACTシアターで1月15日~2月14日、大阪公演は梅田芸術劇場で2月22日~3月5日。
2017年01月15日『猫侍』のスタッフが新たに贈る猫シリーズ、ドラマ「猫忍」レビューアー試写舞台挨拶が12月23日(祝・金)、都内にて行われ、主演の大野拓朗と渡辺武監督、さらには『猫侍』主役猫のあなご、「猫忍」主役猫となる金時が仲良く顔をそろえた。猫たちの一挙手一投足に注目が集まり、あまりのかわいさに観客がメロメロになると、必死に忍者のポーズを取っていた大野さんは「僕のポーズ、どうでもいいんじゃないの?」とすねたフリをしつつも、仲良く戯れていた。「猫忍」は、『猫侍』のスタッフが新たに放つ、笑いと癒しの忍者活劇。幼い頃に父親と生き別れ、愛を知らずに生きてきた忍者の陽炎太(大野さん)は、江戸の屋敷から金魚を盗み去ろうとしたときに、でっぷりと太った猫(金時)を見つける。どことなく父親の雰囲気に似ているその猫を、世を忍びながら飼うことになる。ドラマの放送終了後、劇場版と上映されることになる『猫忍』の公開日が、2017年5月20日だとこの日発表されると、観客から拍手が沸き起こった。忍者姿で登場した大野さんは、忍者役について、「初めてでした。走り方に苦労しましたね。忍者はかがんだまま走るので、手をなるべく振らないようにと言われて。朝7時から山の中、十何本“はい、走って”と走らされたから、いつの間にか(上半身が)上がっちゃって(笑)」と、体力面での苦労を明かした。主役猫の金時について、大野さんは「かわいすぎて…。1~2話を見ていても“ああ、かわいい!”ってつぶやきながら見ていました。ずっと一緒にいると、すごく愛おしくて」と、ずっとずっとベタベタしていたと目じりを下げた。事実、金時が登場するやいなや、慣れた様子で抱きかかえ、顔を近づけたり、「ん~?」、「ふふ、金ちゃ~ん」など微笑みかけた。金時もすっかり心を許した様子で、大野さんの肩にしっかりつかまり寄り添っていた。そんな2人の距離感の近さに、場内の観客も終始「かわいい~」と夢中になっていた。ドラマ「猫忍」は2017年1月よりtvk、BSフジほかにて放送開始。劇場版『猫忍』は2017年5月20日(土)より角川シネマ新宿ほか全国公開。(cinamacafe.net)
2016年12月23日アイドルグループ・嵐の大野智と松本潤が15日、都内で行われた2017年用年賀状 引受開始セレモニーに登場した。えんじのかかった赤いジャケットで登場した大野は、黒いジャケットの松本に対して「君、なんで黒なんだ」と抗議。松本が大野を「新鮮ですよ。私服じゃまず見ないですからね。似合ってます」と褒めると、大野は「赤い服、あんまり持ってないですからね。いや、でもしっくりきます。今後取り入れていこう」と前向きな様子を見せた。すると、日本郵便 代表取締役社長 横山邦男氏が「よろしく!」とコメント。"郵便カラー"の赤ジャケットを身に着けた社長に、大野は「わかりました、社長と一緒に。今度歩きましょうね、赤い服着て」とグーサインを見せ、松本は「社長に"グー"するのやめてもらっていいですか」と苦笑した。また、"ポストが似合う男"と言われた大野が、横山社長に「社長、似合ってますか?」と問いかけると、横山社長は「最高! 社長やって!」とラブコール。大野は「社長ですか? わかりました」と快諾した。「今年も個人的にはたくさん働きましたし、5人でも一緒にいる時間がすごくありました」と2016年を振り返った大野は、「中でも、11月に雪が降ったじゃないですか。あれがびっくりしましたね」と初雪について語り、周囲を笑わせた。その場の反応に驚いた大野に、松本が「いきなり『11月に雪が降った』って話を大野さんが言ったことに、ちょっと驚いたんです、たぶん。皆さんは」と説明。大野は「だって、50数年ぶりに11月に雪が降ったんでしょう?」と横山社長に同意を求め、松本から「困ったら社長に振るのやめてもらっていいですか」とつっこまれていた。
2016年12月15日アイドルグループ・嵐の大野智と松本潤が15日、都内で行われた2017年用年賀状 引受開始セレモニーに登場した。1人で登場した松本は「親しき仲にも礼儀あり」と語り、メンバーにもぜひ年賀状をあげたいと、相葉雅紀・二宮和也・櫻井翔の名前を挙げる。すると、ポストの中から「ちょっと待て! 松本くん! 忘れてないかい!」と大野の声が聞こえてくるという展開になった。松本が「今日、朝、一緒だったんですけどね」と苦笑すると、大野は「私だよ。I’m a very bad boy」と口ずさみ、松本が「それ、(大野の)ソロですね」と解説。ポストが開くと、"ポストが似合う男"として選ばれた大野が登場し「どうですか、僕の登場は。結構恥ずかしかったです」と照れた様子を見せた。2017年の抱負を聞かれた松本は「嵐としてツアー中ですし、年末もまだライブもありますし、年明けも福岡でライブをやらせてもらえる」と語り、「5人で幸先のいいスタート切りたいなと思います」と爽やかにコメント。また、年末に『第67回紅白歌合戦』の白組司会を控えた相葉について「うちの相葉くんがまだ……現場で会うと、非常に緊張感の高い相葉くんが珍しく見れるので、変わった1年の終わりになるんじゃないかと思います」と予想した。一方大野は「今年は個人的には非常にいろんな事をやらせてもらったんですけど、来年はちょっとスロースタートで行きたいなって」と希望し、松本が「僕はコンサートがあるっていう話をしたので、ちゃんと初めてもらっていいですか」とツッコミ。大野が「そこまで! そこが終わったら、ちょっとゆっくり。1回ゆっくりして自分のペースを取り戻して」と弁解すると、松本は「彼に長めの休みをあげてください!」と関係者に訴えかけた。
2016年12月15日アイドルグループ・嵐の大野智と相葉雅紀が1日、都内で行われた2017年用お年玉付年賀はがき 販売開始セレモニーに登場した。嵐が「お年玉付き年がはがき」のコミュニケーションパートナーとして出演したTVCM「年賀状 on ステージ・登場」編は11月1日より全国でオンエアされる。来年の年賀状について、相葉は「メンバーに出そうかな」と一言。「でも、メンバーが住所を教えてくれないんですよ。だから事務所に送るしかなくて」とこぼした。相葉が「本当に教えてくれないんですよ! お歳暮とか送りたいって言っても、『事務所に送って』って言うから」と訴えると、大野は「それはだって、いろいろな問題があるじゃないですか」と言葉を濁す。相葉が「俺、漏らさないからそんなに!」とたたみかけると、大野は「手渡しでいいから」と断り、相葉が「教えろって言ってんだよ!」と笑いながらつっこんでいた。また、大野は来年の干支・酉に合わせ「鳥と自分の絵と混ぜた絵とか」と年賀状を構想。「限られた範囲の中で描くのが楽しかったりするんで、それで描いてみたりしたいです」とイメージを膨らませた。相葉が「年賀状の上にちょっともっこりさせて3Dにするのは?」と聞くと、送付がOKなのか議論に。日本郵便 代表取締役社長 横山邦男氏が「若干なら」と見解を挟むと、大野は「若干加減が難しい」と苦笑した。相葉はさらに、大野からの年賀状を「いただきたいですよ」と訴え「僕も一応絵描くんですよ。毎年書いてる年賀状に。全然評価してくれない!」とクレーム。大野は「一生懸命描いてるよね」と相葉の絵を評価し、「ここまで言われたら……隣同士で書いて、ちゃんと送って」とついに折れていた。
2016年11月01日フリーアナウンサーの長谷川豊が17日、自身のブログを更新し、家族への嫌がらせ騒動で妻の強さを実感したことを伝えた。長谷川氏はこの日、妻や子供の名前宛に、卑猥な写真や性的な玩具が送られて来ていることを明かし、警察に被害届を提出したことを報告。「自分はなんでも受け止められますが、家族に対しこの様な行動をとる人間を、僕は許さない。そこまで人間は出来ていません。絶対に許せない。何が何でも見つけて、法の下に裁きを受けて頂きます」と怒りをあらわにしていた。その後、「こういうのには、嫁さんの方が強い」というタイトルで再び更新し、「皆さん、ご心配、ありがとうございます。うちは大丈夫です」と心配の声に感謝。「何より、嫁さんが大したモノなのです。嫌がらせが家にまで来て、僕もとても心配しました。ですが、嫁さんは一言。『まぁ、こういうのも笑い話になる日が来るよ』」と妻の発言を明かし、「大したモンです。有難や、有難や…」と感謝の思いをつづった。長谷川アナは、9月19日付のブログで「自業自得の人工透析患者なんて、全員実費負担にさせよ!無理だと泣くならそのまま殺せ!」などとつづり、それに対し批判が集中。すべてのレギュラー番組を降板していた。
2016年10月18日フリーアナウンサーの長谷川豊が17日、自身のブログを更新し、警察に被害届を提出したことを明かした。長谷川アナは「とても残念な話なのですが、先ほど、管轄の警察署に行って来ました。被害届けを出す為です」と報告し、「先週より、妻の名前や息子の名前宛に、卑猥な写真や性的な玩具が送られて来ています」とその理由を告白。「着払いでくる荷物は証拠に写真を撮って引き取って頂いていますが、封書はポストにそのまま入ってしまっていました」と状況を伝えた。そして、「自分はなんでも受け止められますが、家族に対しこの様な行動をとる人間を、僕は許さない。そこまで人間は出来ていません。絶対に許せない。何が何でも見つけて、法の下に裁きを受けて頂きます」と怒りをあらわにし、「こんな残念な話をしなければいけない事自体が悲しくて堪りません」とつづった。長谷川アナは、9月19日付のブログで「自業自得の人工透析患者なんて、全員実費負担にさせよ!無理だと泣くならそのまま殺せ!」などとつづり、それに対し批判が集中。すべてのレギュラー番組を降板していた。
2016年10月17日日本各地をロケし出演者が食材の収穫から参加、その土地の郷土料理を紹介するバラエティ番組「満天☆青空レストラン」の10月15日(土)今夜放送回に、俳優の大野拓朗が出演。MCの宮川大輔と新潟の「砂里芋」を味わい尽くす。今回のロケ地は新潟県北蒲原郡聖籠町。ここの砂地で育つ里芋はその名も「砂里芋」と呼ばれ、普通の里芋よりもキメが細かく独特の粘りとモチモチの食感が特徴。そんな「砂里芋」を今回番組では紹介。食べ応え抜群で甘みのある「焼き里芋」に食感が最高の「マッシュ里芋の揚げワンタン」、とろみと粘りが際立つ「里芋ポタージュ」などが登場。「里芋ポタージュ」には宮川さん、大野さんも大興奮。そして新潟名物の芋煮で乾杯し、新潟のブランド牛「村上牛」をふんだんに使ったしぐれ煮も登場する。「砂里芋」と新潟の魅力満載の30分となる。今回ゲストで登場した大野さんは2010年映画『インシテミル 7日間のデス・ゲーム』で俳優デビューすると、翌年ドラマ「美咲ナンバーワン!!」でドラマ初出演。『黒執事』や大河ドラマ「花燃ゆ」への出演などで着実に実績を積み重ねると、今年に入ってから連続テレビ小説「とと姉ちゃん」への出演をはじめ、橋本環奈の主演で話題となった『セーラ服と機関銃 -卒業-』や『高台家の人々』『ホーンテッド・キャンパス』と出演作の公開も相次ぎ、9月には日本テレビで放送されたドラマスペシャル「がっぱ先生!」やテレビ東京で放送された湊かなえ原作のサスペンスドラマ「望郷」の「雲の糸」に連続で出演、いま一番勢いのある俳優の1人となった。来年1月から上演されるミュージカル「ロミオ&ジュリエット」ではロミオ役に抜擢。活躍の場を広げさらなる成長が期待されている。「満天☆青空レストラン」は10月15日(土)今夜18時30分~日本テレビ系で放送。(笠緒)
2016年10月15日大きな窓から、尾崎豊のモニュメントが併設された東邦生命ビル(現・渋谷クロスタワー)が見えるオフィスの一室。そこに現れたのは、彼の長男で歌手の尾崎裕哉さん。テレビやライブで度々披露される歌声はもちろん、顔の骨格や父親の遺品のネックレスを身につけた着こなしも、どことなく尾崎豊を彷彿とさせる。「父のことは大好きですし、憧れのアーティストでもある。だから声や容姿が似てるって言われるのは嬉しいです。ただ、尾崎豊の息子という事実だけが先行してしまって、自分の発言の内容にまったく目を向けてもらえないことに、いつも悶々とした気持ちを抱えていました。でも、医者の息子が医者を目指したりすることがあるように、僕も父と同じ志を持って生きてるだけ。そんな時に浮かんだのが、“誰もが誰かの二世である”という言葉だったんです」このフレーズをもとに、約5年の歳月をかけて書き上げられたのが自叙伝『二世』。亡き父との距離の取り方や自分自身の存在価値に苦悩する日々が、率直に綴られている。「まだ何者でもない今の僕に何が書けるんだろうって考えた時、自分が目指すゴールまでの26年間の中間報告にしようと思ったんです」読み進めていくと、ハッとさせられることがある。それは、“涙が頬を伝う”“音のない部屋で”など、彼が紡ぐ言葉の中にも、尾崎豊の歌の世界が広がっているということ。「彼の歌を聴き込むうちに無意識に自分の中に取り込んでしまった言葉もあれば、ささやかなリスペクトを込めて意図的にちりばめたようなフレーズもあります」と言うけれど、それは、裕哉さんに父親の面影を求めてしまう往年の“オザキファン”へ向けた計らいでもあったのかもしれない。「本を書いた一番の目的も、誰かを感動させたかったから。それは歌う時も一緒。自分が楽しむより、人を楽しませたい。そういう意味で僕はアーティストというより、エンターテイナーだと思うんです。だから、今でも父の歌を歌うのかもしれません。それで聴いてくれた人に、“あぁよかった”って思ってもらえるなら、僕はすごく幸せです」◇おざき・ひろや1989年7月24 日生まれ、東京都出身。父の死後、15歳までの11年間をボストンで過ごす。慶應義塾大学大学院卒。デジタル1stシングル『始まりの街』が好評配信中。◇2歳の時に亡くなった父・尾崎豊と同じミュージシャンの道を選ぶまでの26年間の魂の遍歴を綴った自叙伝。巻末には初公開となる父親との2ショット写真も収められている。新潮社1200円※『anan』2016年10月12日号より。写真・小笠原真紀中島慶子(本)インタビュー、文・菅野綾子
2016年10月06日フリーアナウンサーの長谷川豊が6日、自身のブログを更新し、同ブログでの発言が発端となったレギュラー番組降板の経緯を明かした。長谷川は、9月19日付のブログに「自業自得の人工透析患者なんて、全員実費負担にさせよ!無理だと泣くならそのまま殺せ!」というタイトルで記事を掲載し、その後タイトルなどを修正したが、多くの批判が集中。これを受け、テレビ大阪『ニュースリアルFRIDAY』、読売テレビ『上沼・高田のクギズケ!』の降板が決まり、5日にはTOKYO MX『バラいろダンディ』の降板も発表され、すべてのレギュラー番組を失った。6日のブログで、長谷川は今回の降板の要因について、「ネットに張り付いている」「わずか数人」による「テレビ上に出ている人間を引きづり下ろす」(原文ママ)までのゲームと表現。『ニュースリアルFRIDAY』の場合は、唯一のスポンサーに大量の抗議が来たことによって、そのスポンサーがテレビ大阪に抗議を入れ、降板につながったとの見解を示した。このテレビ大阪の決定を受け、「現場は懸命に守ろうとしてくれました」ものの、「読売テレビさんもそれに続くしかありませんでした」と説明。こちらは電話での降板通知となったが、「そもそも僕は人気番組の一人のコメンテーターでしかなく、司会者でもありません。会社のリスク管理としては当然の対応でしょう」と受け入れた。そして昨日のMXは、本番3時間前の夕方18時ごろに降板通知。現場スタッフや編成まで、番組での謝罪やブログでの謝罪文面など「一丸となって、知恵を絞ってくれました」というが、「ネットを詳しくは知らない」「80歳を超えた会長や経営トップ陣が動揺しました」という状況になったとした。ちなみに、4日付のブログでの謝罪文は「MXの皆さんが必死に考えてくださった文章です」と明かし、「違和感ありましたしね(苦笑)」と自身の感想をつづっている。長谷川はこの間、透析患者からの応援メッセージが届き始め、ブログのコメント欄にも2,000を超える応援メッセージ、150件超の医療現場での従事者からの声援コメントが寄せられたとしたが、「大半は透析患者など、どうでもいい人たち」による「それを上回る、罵詈雑言」によってかき消されたと主張。一方で、「僕は実は本音を言いますと…今回、けっこうスッキリしています」といい、「アナウンサーが言葉でミスったのです。降板は当然かと」との考えを示している。
2016年10月06日フリーアナウンサーの長谷川豊が、MCを務めていたTOKYO MXの『バラいろダンディ』(毎週月~金曜21:00~21:55)を降板したことが5日、番組内で発表された。4日の出演が最後となった。冒頭で、アシスタントを務める阿部哲子アナが「長谷川豊さんがきのうの放送をもって番組を降板しました」と降板を報告。「番組放送開始の2014年4月からMCとして活躍され、番組内でも"ガセ川""ガセの極み豊。"などのニックネームで親しまれました。2年間この番組を切り盛りしてくださったんですけれども…お疲れ様でした」と伝えた。そして、降板のきっかけとなった長谷川アナのブログについて「私個人としては、今回のブログの件は長谷川さんが100%悪いと思いますし、フォローの余地は一切ないんですけど…『バカヤロー!』と言いたい気持ちです」としながらも、「チームとして頑張ってきた仲間がいなくなってしまうのは、寂しい気がします」と複雑な思いを語った。さらに、「1時間前に私も聞いたので、どうしていいかなという気持ちがあります」と打ち明けた阿部アナ。それでも、「さあ、気持ちを入れ替えまして、今日の『バラいろダンディ』は…」と切り替えて番組をスタートさせた。なお、番組公式サイトにも「2014年4月から2年半にわたって番組『バラいろダンディ』のMCを務めて頂いた長谷川豊氏は、昨日10月4日を以って降板致しました」という文章が掲載されている。長谷川アナは、9月19日付の公式ブログに「自業自得の人工透析患者なんて、全員実費負担にさせよ!無理だと泣くならそのまま殺せ!」というタイトルで記事を掲載。その後、タイトルなどを修正したが、多くの批判が集中した。これを受け、テレビ大阪『ニュースリアルFRIDAY』、読売テレビ『上沼・高田のクギズケ!』も降板しており、すべてのレギュラーを失うことになった。
2016年10月05日フリーアナウンサーの長谷川豊が29日、公式ブログを更新。同日発表されたテレビ大阪の報道番組『ニュースリアルFRIDAY』(毎週金曜17:13~17:55)の降板を受け、「本当に申し訳ありませんでした」と謝罪した。長谷川は、今月19日付の公式ブログに「自業自得の人工透析患者なんて、全員実費負担にさせよ!無理だと泣くならそのまま殺せ!」というタイトルで記事を掲載。その後、タイトルなどを修正したが、多くの批判が集中し、テレビ大阪の番組を降板することになった。長谷川は29日付のブログで、この3日ほどテレビ大阪側と協議を続けてきたことを明かしながら、「画面上でみなさまへのご挨拶すら出来ず、本当に本当に申し訳ない思いで一杯です」と謝罪。また、「『ネットのブログのタイトルの文言』が、テレビ大阪の仕事を『降板』というところまで発展するとは夢にも思ってはいませんでした。そこは私の甘いところでした」と本心を吐露した。また、「私はネットはネット、番組は番組で使い分けているつもりでしたが、そういう訳にも行かなかったのでしょう」と、局側の事情を推測。その後も「楽しみにしてくださっていた多くの方々に、もう一度改めて心よりお詫び申し上げます」と謝罪を重ね、「ひとしきり落ち込みます。そして、少し立ち止まって、自分を見つめ直します。もっと勉強して成長できるように頑張ります」と締めくくった。同日夜には、MCを務めるTOKYO MXの番組『バラいろダンディ』(毎週月~金曜21:00~21:55)に生出演。今回の騒動に関して、特に触れなかったが、この日の放送で実施された視聴者アンケートのテーマは「あなたは過去に暴言を吐いてしまった事はありますか?」だった。
2016年09月29日テレビ大阪は29日、同局の報道番組『ニュースリアルFRIDAY』(毎週金曜17:13~17:55)のキャスターを務めていたフリーアナウンサー・長谷川豊の降板を発表した。長谷川のブログでの記述を「不適切な発信」とする見解を示した。長谷川は、今月19日付の公式ブログに「自業自得の人工透析患者なんて、全員実費負担にさせよ!無理だと泣くならそのまま殺せ!」というタイトルで記事を掲載。その後、タイトルなどを修正したが、多くの批判が集中し、全国腎臓病協議会からも抗議文が送られていた。こうした動きを受け、テレビ大阪は「9月19日付の公式ブログ『本気論 本音論』で発信した内容に、行き過ぎた表現があり、多くの人に著しく不快感を与えたものと考えます」との見解を提示。「その後、タイトルなどを修正したとは言え、なによりも言葉を大切にしなければならない報道番組のキャスターとしては、不適切な発信と言わざるを得ません」として、降板を判断した。長谷川は、同番組に昨年3月27日から出演していたが、今月23日の放送が最後の出演となった。あす30日の放送からは、同局の鈴木理加アナと庄野数馬アナが出演する。長谷川は、元フジテレビアナウンサーで、情報番組『とくダネ!』などで活躍していたが、ニューヨーク支局赴任時代に、滞在費関連費用の不正使用があったとして降格処分を受け、その後2013年4月に退社。これに伴いフリーに転向し、今回降板となった『ニュースリアルFRIDY』のほか、現在はTOKYO MX『バラいろダンディ』(毎週月~金曜21:00~21:55)の月~木曜メインキャスターを務めている。なお、きょう29日には、MXの番組『5時に夢中!』に、代打MCとして出演した。
2016年09月29日俳優・大野拓朗が、テレビ東京の六本木3丁目移転プロジェクト ドラマスペシャル 湊かなえサスペンス『望郷』(9月28日 21:00~)に出演することが16日、わかった。原作は『告白』『白ゆき姫殺人事件』など、ヒット作を数多く持つ小説家・湊かなえのミステリー短編集『望郷』(文春文庫)。収録された作品のなかから、「みかんの花」「海の星」「雲の糸」の3作をオムニバスドラマ化する。瀬戸内海に浮かぶ島で生まれ育った人々の人間模様を、連作で描いていく。大野は『蜘蛛の糸』に出演し、主人公・ヒロタカの同級生を演じる。島で幅を効かせている鉄工所の息子・的場裕也役で、ヒロタカを追い詰める"イヤな奴"となるが、大野は「念願の"イヤなヤツの役"を頂きました。すごく嬉しかったです」と喜びを語った。大野は「本当の拓朗くんってどんな人なんだろうっていう視点から見てもらえることは、僕の、役者としての一番の目標でもあります」と役者論を展開。「いつも役に対する履歴書を作るんですが、今回、僕のイメージと湊先生のイメージが全く一緒だったんです!」と明かし、「的場くんの家族構成や血液型、星座、学歴などです。感激しました。それだけでもモチベーション上がりまくりでした」と振り返った。テレビ東京・阿部真士プロデューサーは「キャスティングの醍醐味は意外性です。良い意味で視聴者を裏切り、『この役にこの人が来たか!』と思わせつつ、『いやー、はまってるな、これ』と感心させれば成功です」と前置きしつつ、「今回、このイヤな役をキャスティングするにあたり迷いはありませんでした」と自信を見せた。阿部プロデューサーは「今の大野拓朗君なら演じられる」とオファーの理由を話し、実際に演技を見て「見事にはまっています。こちらが望み、イメージした通りの人物を好演してくれました」と感謝を述べた。(C)テレビ東京
2016年09月16日テレビ東京が放送する、ドラマスペシャル 湊かなえサスペンス「望郷」に、大野拓朗が出演することがこのほど分かった。「望郷」は、瀬戸内海に浮かぶとある島を舞台に、そこで生まれ育った人々の、憧れや畏怖、期待や失望が交錯する人間ドラマを描いた湊かなえの連作ミステリー短編集。今回は、この傑作短編集の中から「みかんの花」「海の星」「雲の糸」といった珠玉の3編をオムニバスドラマ化して放送する。今回発表された大野さんが出演するのは「雲の糸」。白綱島出身の人気歌手・黒崎ヒロタカが、7年ぶりに帰ってきた故郷で海に落ち、意識不明に陥る。有名になったヒロタカにとって、故郷は知られたくない過去だった。赤ん坊の頃に母の磯貝律子(麻生祐未)が事件を起こし、辛い少年時代を送った場所だったからだ。島の同級生(大野拓朗)の強引な誘いで島に戻ったヒロタカは、盛大な拍手や歓声に迎えられながらも居心地の悪さを覚えていた。彼はなぜ海に落ちたのか…?というストーリー。これまで物語の世界観に明るさや温かみを持たせる役どころが多かった大野さん。しかしここ最近は、終戦をテーマにしたドキュメンタリードラマの海軍役での主演や、来年1月には初主演ミュージカル「ロミオ&ジュリエット」が控えるなど、これまでのイメージを覆す作品にチャレンジしており、本作でも大野さんの人生において初めての役柄とも言える役柄に挑戦!今回演じるのは、ヒロタカの同級生で瀬戸内海のとある島で幅を効かせている的場鉄工所の息子・的場裕也役。会社の50周年記念パーティーを開くからと、島出身のヒロタカを来賓として招くが、磯貝家の過去に付け入りヒロタカ相手に何かと無理難題を押し付け、ヒロタカの人気をやっかんでいるかのように彼を追い詰めることになる…という見ていて実にイラッとくる“イヤな奴の役”だ。そんな役どころに大野さんは「念願の“イヤなヤツの役”を頂きました。すごく嬉しかったです」と歓喜。「役で見てくださる方を裏切る、或いは裏切れる、というのは役者冥利に尽きると思っています。本当の拓朗くんってどんな人なんだろうっていう視点から見てもらえることは、僕の役者としての一番の目標でもあります。いままで自分が出会ってきた人たちの、言動・行動・心理を自分なりに改めて分析してみて、いろんな人の要素を含めて“的場裕也”を作り上げてみました」と話し、「いつも役に対する履歴書を作るんですが、今回僕のイメージと湊先生のイメージが全く一緒だったんです!的場くんの家族構成や血液型、星座、学歴などです。感激しました。それだけでもモチベーション上がりまくりでした」とも明かした。また、「誰が見てもとても楽しめる、湊ワールド炸裂!な人間ドラマとなりました。しかも、今回“救い”があります。そこに湊先生の故郷の島に対する光、温かさを感じています。ぜひ見てください。読後感スッキリします!」と熱くアピールした。さらに今回は原作者・湊氏との対談も実現!大野さん演じる的場について湊氏は「実は悪意はないんです。誰よりも島のことを思っていて、島を盛り上げようとしています。でも、気持ちだけが空回りして突っ走ってしまう。相手が不幸になって初めて気付くのですが、あまり反省をしないタイプなのでまた同じことを繰り返す、純粋な役柄なんです」と語り、大野さんもまた「僕も、的場裕也はただ真っ直ぐな人間なんだろうなって感じていました」と話すなど、「望郷」について存分に語り合っていた。その模様はまた後日、毎日新聞にて掲載されるようだ。ドラマスペシャル「望郷」は9月28日(水)21時~テレビ東京系列にて放送。(cinemacafe.net)
2016年09月16日舞台『家族の基礎~大道寺家の人々~』の製作発表が8月9日に都内で行われ、作・演出を務める倉持裕、主演の松重豊、鈴木京香のほか、キャストの夏帆、林遣都、堀井新太が出席した。【チケット情報はこちら】同作は、風変わりな一家・大道寺家の人々の挫折と再生を軽妙なタッチで描く群像劇。東京のはずれに出現した『大道寺シアター』。この劇場の中心にいる父親の気まぐれと、彼らを取り巻く個性豊かな人々との狂騒と混乱に翻弄され、ついに一家離散へと追い込まれる家族。父親は一念発起、家族の「絆」を取り戻そうと奮闘するが…。同作への意気込みについて、大道寺家の中心人物、大道寺尚親役を務める松重は「毎回、舞台をやるたびに2度とやりたくないって思うんです。昨年舞台を終えた時も同じことを思ってたんですが、ちょっと傷が癒えた頃にこのお話を頂いて、倉持さんのだったらやります、って言っちゃって、今凄く後悔しています」と苦笑い。それでも「家族の基礎というざっくりとしたタイトルの中にすさまじい物語がつめ込まれている。基本はホームドラマで、家族の話を軸とした壮大な物語。とんでもない人ばかり出てくるので、誰に感情移入したら良いか分からないって部分もあるかもしれないですが、いろんな角度から見ていただいて楽しめる作品になれば」と答えた。作中では松重が小学校3年生に扮する場面も。「映像ではバカかって言われるような事でも、舞台は自分で小学校3年生だ、と言った瞬間にそうなれる、そんなミラクルが起こる空間。190センチでこの顔が半袖短パンを着るのは中々チャレンジャーですが(笑)、そこに説得力を持たせて、若干の失笑を味わおうかと思ってます」と語った。尚親の妻、大道寺須真役を務める鈴木は「私が演じる母親は一風変わった女性だなと思いましたが、家族全体がエキセントリックな感じがしています。けれども家族ってそれぞれ、どの家庭にもはたからは理解できない何かがあったりするかもしれない。この家族を通して自分の家族のことを思い抱いて、もう一度考えてみたいと思います」と意気込んだ。舞台では初共演となる松重と鈴木。お互いの印象について松重は「だいぶ前に“舞台やらないんですか?”と聞いた時は“全然無理です!”って言ってたのに、今回は稽古の初日にストレッチマットを持ってきて体を作っていて、人って変わるんだなと思いました(笑)」と話すと、鈴木も「(松重さんは)すごく繊細で熱心な方。そんな松重さんを不安にさせないように稽古を頑張りたい」と語った。舞台『家族の基礎~大道寺家の人々~』は9月6日(火)から28日(水)まで東京・シアターコクーンにて上演。その後、大阪、静岡、愛知を周る。
2016年08月10日現在放送中の連続テレビ小説「とと姉ちゃん」に出演し、いま注目度上昇中の若手俳優・大野拓朗が、「Hulu」が贈るオリジナルドラマ「でぶせん」に出演することが決定した。コスプレ衣装の買い過ぎで借金地獄に陥ったデブのキモメン・福島満(森田甘路)は、自殺しようと思い立ち、富士の樹海へ。ところが、うっかり穴に落ちてしまった満は、デブの白骨死体とご対面。しかも、死体のバッグの中を改めた満は驚愕する。そこには大金とマンションの鍵、そして女装した自分にそっくりな女性の顔写真が載った免許証が入っていたのだ! しかも何の偶然か、名前までもが「福島満子」と、自分にそっくりではないか。奇妙な遭遇にしばし考えを巡らす満。その矢先、満子の死体が着けていたダイヤの指輪がキラリと光る。その光に吸い寄せられるように指輪をはめた満は、彼女の魂が乗り移ったかのように…。気がつくと、満は女装し、「帝辺高校」の入学式に出席していた。どうやら、満子はこの高校に国語教師として赴任してきたらしい。状況はあまり飲み込めないが、満はひとまず満子として新任の挨拶をすることに。だが、目の前には殺気立った不良たちがズラリ…!「デブ!」「でぶせん!」と野次が飛び交う中、筋金入りのいじめられっ子人生の記憶がよみがえった満は、恐怖で失神してしまう。とそのとき、指輪が光り、満が唐突に上体を起こした。満の頭が額にヒットした教頭は、そのままぶっ倒れて失神。生徒たちがどよめく中、何かに憑りつかれたように眼光が鋭くなった満は「暴れたり、他人を傷つけた方は容赦なく叩きのめします」と、宣戦布告。ところが、満自身はたったいま自分が何をしたのか、まったく把握していなかった。我に返った満は、逃げ出したい気持ちでいっぱいになりながら、担当クラスの寅組へ。そこでは、満をさらにビビらせる、生徒たちの荒々しいにも程がある“歓迎”が待っていて…!?原作は、「週刊ヤングマガジン」(講談社)にて連載中の同名爆笑衝撃作。キャストには、みっちゃんこと福島満役の森田甘路を始め、みっちゃんが受け持つ2年寅組の生徒たちに、池上紗理依、芝崎唯奈、東使友亮、渕野右登、横浜流星といった超フレッシュな顔ぶれが集結している。そして今回出演が発表された大野さんが演じるのは、「帝辺高校」に通うヤクザの息子・黄龍力生役。見た目からして完全にヤクザ、中身も相当な荒くれ者だが、しかし恋愛面ではめっぽうウブという、かわいい一面もあるという役柄だ。大野さんには、背中の龍を始め全身にあしらわれた“刺青”、強烈な“剃り込み”にそれぞれ4時間、計8時間もかけて大掛かりな仕込みが施され、今回到着した写真でも分かるように、衝撃なビジュアルで鮮烈な存在感を放っている。現在放送中の連続テレビ小説「とと姉ちゃん」では、「まいったな~」とため息をつきながら自慢話を繰り出すのがお約束の”ウザかわいい若旦那”を好演し、ネクストブレイクの筆頭として名が挙がっている大野さん。これまでにも、『セーラー服と機関銃-卒業-』でリーゼント頭のヤクザの組員を演じていたが、今回はそれを遥かに上回る変身ぶりだ。そんな衝撃のビジュアルに挑戦した大野さんは、初の全身刺青に「別の仕事との兼ね合いもあって消しやすい水性ペンで描いてもらっていたので、翌日以降は撮影の度に薄れてしまっている部分を毎朝2時間お直しをしてもらって、合間にもちょくちょく直してもらっていました。水性なので、洋服や、夜寝ているときにベッドに色がついてしまうのが大変でした」と作成中もその後も大変だったよう。またこちらも初のソリコミヘアには「頭を少しでも動かすと繊細なラインがズレてしまうと思い、頑張って止まっていたので、呼吸を忘れていました(笑)このトライバルと、タトゥーがなければヤクザの息子役なんてできなかったのではないかと思うほど、パワーになっています」と語った。元々原作の大ファンだったという大野さんは「まさか自分がこの『でぶせん』の世界に入ることができるなんて夢のようでした。さらには黄龍力生という魅力的(笑)なキャラクターで。原作ファンの名に恥じないよう、振り切って、唯一無二の黄龍になれたらなと思います」と意気込み、「朝ドラファンの方には申し訳ないですが、青柳清のイメージを180度ひっくり返します! 自分が吹っ切った芝居をすることで、現場を引っ張っていけたらなとも思っています」と期待高まるコメントを残していた。「でぶせん」は8月20日(土)深夜より「Hulu」にて配信開始予定(全6話)※関東地区のみ1時5分~。(cinemacafe.net)
2016年08月03日近年ではダンサーとしてのみならず、ミュージカルやストレートプレイと幅広く活躍している大野幸人が今月、solo act+dance『Angel』に出演する。作・演出は、オフオフ・ブロードウェイの国際演劇祭にて、最優秀ミュージカル作品賞をはじめ4部門を受賞し話題となった『Color of Life』を手掛けた石丸さち子。「Angel」チケット情報はこちら「僕にとって踊ることって、“踊り”じゃないんですよね。表現のつもりもない。自然なこと、なんです」と話す大野。たしかにその軽やかなダンスは、英国の鬼才マシュー・ボーンの『ドリアン・グレイ』や、ミュージカルファンを熱狂させた『CHESS THE MUSICAL』など、名だたる作品で鮮烈な印象を残す。だが「10代の頃は、踊りだけをやっていればいいかな…って思っていたのですが、演じている役者さんを見ているうちに、自然とほかの表現にも興味を持ち始めました」と今の素直な気持ちを語る。そして今回はダンス公演というより“ひとり芝居”への挑戦だ。石丸が書き下ろした大野のセリフは、なんと60ページ以上という大ボリューム。石丸は「彼が踊っているのを見たら、たくさんの言葉が彼の中にあるのを感じました。このダンスの底には、ハートや、筋肉に指令を出している内面がある。それがそのまま声になったら、とても素敵な武器になる」と、大野の新たな表現に期待を寄せる。その石丸が大野の姿からインスピレーションを受け、作り上げたのは、かつてアイドルと呼ばれながら世間から姿を消し、“新しい世界”と呼ぶ場所に閉じこもる青年の物語。シノプシスを読むとロマンチックだが「すごく虚構性が強く、園子温さんの映画のような、ちょっと残酷な事件も起こります」(石丸)、「けっこうショッキングな話。これをおとぎ話と思う人も、すごくリアルな話だと思う人も、両方いると思います。僕は閉じこもっている主人公が、すごく愛おしい。感じるままに受け取っていただければ」(大野)。かつてないほど舞台上で喋り、「未知との遭遇です、ダンスは身体が疲れるけど、今回は頭が疲れます」と苦笑する大野だが、「でも、稽古も恐れないで飛び込んでくれている。(心の中に)壁や、躊躇する気持ちがないのがいいよね。何より彼が楽しそうなのが嬉しい」と石丸。「たぶん、僕のダンスをいつも観てくださっている方はビックリするんじゃないかな」(大野)、「ビックリしたあと、新たな大野幸人に、この1時間半の舞台の中で再び出会ってもらえると思います」(石丸)。新しい大野に出会える舞台は、まもなくだ。公演は6月24日(金)から26日(日)まで、東京・ニッポン放送イマジン・スタジオにて。チケットは発売中。(取材・文:平野祥恵)
2016年06月16日嵐の大野智(35)が、15日に放送された日本テレビ系情報番組『スッキリ!!』(毎週月~金8:00~10:25)にゲスト出演し、女優の波瑠(24)を絶賛した。大野と波瑠はドラマ『世界一難しい恋』(22:00~)で共演。同作が今晩最終回を迎えることから2人そろってゲスト出演し、見どころなどを交えてアピールした。その中で互いの印象の話になり、大野にとっての波瑠は"仏"のような存在だったという。その理由について大野は、「焦ったり、怒ったりという表情を見たことないし、ベースがスラっとしている」と説明。さらにはドラマの撮影と並行して朗読劇『ふたりものがたり 乳房』にも出演していたことから、「それでも現場で舞台の台本を読むこともなく」と褒め、終始リラックスした雰囲気であることから「いつ覚えているんだ」と当時の驚きを伝えた。これを受け、波瑠は「(イライラすることは)あります」と言いながらも、「寝たら大体OKになる」と照れ笑い。大野の印象については「天才肌」と表現し、「台本にはセリフがシンプルに書かれているだけなのですが、大野さんがやると途端に鮮やかになる」とその才能をたたえていた。
2016年06月15日アイドルグループ・嵐の大野智(35)が15日、日本テレビ情報番組『PON!』(毎週月~木曜10:25~11:30)に生出演。お笑い芸人の永野のファンであることを明かした。きょう15日に最終回を迎える主演ドラマ『世界一難しい恋』のPRのため、ヒロイン役の女優・波瑠と共に出演した大野。「好きな芸人さんがいらっしゃると?」と振られると、「いますね。その芸人さんのステッカーを手帳に貼ってるんです」と答え、その私物手帳の写真が紹介された。そして、「永野さんです」と打ち明け、「ブログもたまに見ます」と告白。いつからファンか聞かれると、「嵐の番組に来てくださった時があって、その時にいろいろいただいたんです」と返し、ネタについても「僕はツボです」と語った。そこへ永野が乱入。「ありがとうございます!」と感激し、「俺をなめてたヤツ、ざまあみろっ! 大野君は俺が好きらしいぞ!」と大喜び。大野が「お箸もいただいて、使います」と話すと、永野は「いい人だー! アイドルって悪い人かと思ってたー!」とさらに喜んだ。大野と波瑠の前で、永野はネタを披露。大野は「意味わかんないですよね」と笑い、波瑠も「初めて生で見て、すごい好きになりました」と気に入った様子だった。
2016年06月15日●相当ひどい主人公・零治をみんなが応援してしまった嵐・大野智主演の日本テレビ系ドラマ『世界一難しい恋』(毎週水曜22:00~)。大野演じる鮫島零治は、一流ホテルグループの社長でありながら、他人に厳しすぎて社員からの人望もなく、34歳になるまできちんと恋をしたこともなかったというキャラクター。そんな零治が初めて恋してしまった社員・柴山美咲(波瑠)のために奮闘する姿を描き、「社長を応援したくなる」と視聴者からは好評だ。紆余曲折の末一度は恋人同士になったものの、初キスに失敗した零治は美咲とケンカになり、クビを言い渡すというひどさ。しかし、8日放送の第9話では「相手の欠点を受け入れる」と成長、誠意を見せて、美咲を抱きしめるまでに! いよいよ最終回をむかえるが、脚本の苦労やキャラクター造詣、そしてなんと大野初キスシーンがあるという最終回の展開について、日本テレビ 櫨山裕子プロデューサーに話を伺った。○大野くんを通したら、「かわいい」キャラクターになった――大野さん演じる鮫島零治のキャラクターは、男性からは「共感できる」、女性からは「かわいい」と絶妙なラインで人気ですが、狙って作られていたのでしょうか?それは、大野くんの力が大きいですね。大野くんのお芝居が素直というか、気持ちが伝わりすぎるというか……脚本や設定の計算上では、もっと普通の男性のつもりだったのですが、大野くんを通したことで、かわいいという印象が強く出ました。零治は相当ひどい人なのに、大野くんの演技で、視聴者があまり"ひどい人"と認識しなくなってしまうんです(笑)。みんなが零治を応援してしまうのは、大野くんの力です。――脚本を何度も変えられたそうですが、大野さんが演じたことによって、零治の行動も変化したということはありましたか?零治についてはあまり変えていないです。美咲が少し割を食ってしまったので、美咲の言い分を少し補強しました。美咲は相当ひどいことを言われているのに、視聴者が零治に感情移入してしまうのが、大野くんの恐ろしいところです。小池栄子さん演じる秘書の村沖も、最初は零治がもっと視聴者に嫌われると思って、フォロー役として入れていたのに、いつのまにかみんなが零治を信用してしまった。こちらの計算が少しずれた感じはあります。大野くんは零治について「あんなひどいやついない」と言っていますが、私もそう思いますよ(笑)。でも大野くんに、視聴者を味方につける力があったんですね。○主人公だけが変化するドラマ――あらすじを見たときは、破天荒な女性が偏屈な男性を変えていく話かと思ったのですが、第1話を見たら、聡明な女性と偏屈な男性という組み合わせで驚きました。そういった構想も最初はありました。ただどうしても零治目線のドラマになってしまうので、恋する相手はなるべくまっすぐ、正しい人の方がいいと、今の美咲になりました。――零治が変わっていくためには、相手が真っ直ぐじゃないといけないんですね。脇を固める方々も良い人が多いですね。今回は脇役の人たちがあまり変化せず、キャラを貫き通す、ということを意識的に行いました。主役の恋愛の縦軸と、コメディ部分の横軸を作って、そこで機能する役割に特化した感じですね。零治だけが変化していって、周りの人はブレない。美咲だけは唯一、零治の良さがわかってくるという変化をしています。例えば小瀧望くん演じる三浦も、最初はもっと2人と絡んで、三角関係になるなどの展開も考えていたんです。でも零治というキャラクターの前では誰も脅威になり得なかった。結果的に、三浦は社長(零治)を慕う人になりました。●恋愛物のセオリーから外れた、ライバルのいないラブコメ○零治の心の動きが話を左右する――『セカムズ』には非常に新しさというか、今の時代をとらえているような印象がありました。恋愛ものには、セオリーがあります。例えば中盤で一回うまくいったけど違う相手が現れて三角関係になり、でも最終的にはどちらかとくっつく……というような。もうやり尽くされているセオリーをどう裏切るかというところで、作家と脚本を詰めていった点は大きいです。作中で「告白」「キス」といったイベントは置いてあるんですが、実はそこにドラマはありません。もっと描いているのは、恋愛を通した零治の成長や、毀誉褒貶(きよほうへん)というか。もしかしたら、そこが新しく見えるのかもしれないですね。――たしかに、恋のライバルが出てくるわけではなく、いつも零治自身がピンチを作っていますね!そう、このドラマは零治次第なんです。零治がキスをしようと思えばいつでもできるし、別れようと思ったら別れられる。誰かに邪魔をされることはありません。とにかく零治次第という作りになっていますね。――そう考えると、これだけ主人公の心の動きに左右されるドラマもなかなかないような気が……。意識したつもりはないのですが、他の人のシーンを考えても面白くならなくて、すべては零治に絡んでいくことになってしまいましたね。脚本の金子(茂樹)君も書いてはみたけど、「面白くない」と自分で書いたくせに全否定で(笑)。毎回、零治のモチベーションが話を形作っていくので、そのエンジンをどう動かすで悲鳴をあげていました。零治の「告白したい」「キスしたい」「よりを戻したい」といったモチベーションが話をひっぱって、「社長それはないでしょう(笑)」という斜め上の行動につながっていく。その斜め上を思いつくのが本当に大変でした。最多で4回書き直しましたね。○人生をかけていた『金田一』――櫨山さんの手がけられた恋愛ものは、アラサーを主人公にしたものも多いかと思いますが、今回もそういった流れなのでしょうか。私はもう「あの人かっこいい! 壁ドン!」みたいなところでドキドキできないので(笑)。今って、いわゆる若い子の恋愛ものが増えていますが、少し客観的に見てしまいますね。それよりちょっと上の年齢になるとやはり、『ホタルノヒカリ』『きょうは会社休みます。』『世界一難しい恋』のような、自分の問題を含む恋愛ものになって来るのだと思います。――個人的に初代の『金田一少年の事件簿』(1995年~1997年)を夢中になって見ていたのですが、その時と今と、仕事に対するスタンスの違いなどはありますか?『金田一』のときは、35歳でした。それくらいの時って、誰しも仕事について一人前になるためにどうすればいいのか必死で模索して、成就するために、できない無理もするんじゃないかと思います。自分にとっては、『金田一』が、あの時人生をかけるものだったというか。ここにいるからには、という思いはありました。だから、人生をかけるにあたって、自分がTVドラマというジャンルでやりたいことは何なのか考えたんです。そしたら、それは"視聴者をあっと言わせること"だった。それで『金田一』を世に出して、あっと言っていただけて、プロデューサーとしても一応認められた状態になると、今度はある種目標を見失って、自分はなぜ作品を作っているんだろう、と考えるようになりました。その後結婚して子供を産んだら、自分の周りの普通の人たちの生活がどう形づくられているのか、子育てしているお母さん友達などを通して、徐々にわかるようになったんです。そこから、「どうしたらお客さんを楽しませることができるんだろう」「どうしたらこの人たちが喜んだり楽しんだりしてくれるのかな」と、作るときの基準が変わっていったのは、ひとつのシフトチェンジかもしれません。――そのシフトチェンジが、作品にも表れているんですね。『世界一難しい恋』はいよいよ最終回をむかえますが、どんな展開になるのでしょうか?最終回は、第9話まで内容が決まってなかったんですよ。金子君はその回その回をどう面白くなるかだけで書いていたので。実は最後に別れるパターンも考えていました。「恋とはこういうものなのか……」みたいな最後のセリフを、ホワイトボードいっぱいに書いて見て、「これはうーん……いいセリフだけど、お客さんにたいして失礼じゃないか? 作り手のおごりじゃないか?」と、また話し合いに。じゃあ、最後にキスシーンを入れよう! とか、いやそんな予定調和でいいのか、タイトル前にキスしよう! とか、とにかく色々なパターンの中から、最終回ができあがっていますので、どうなったかは、放送を見ていただければ。大野くんの初キスシーン、担当できて光栄です。もっともどんなキスかは放送をお楽しみに! ですが(笑)。
2016年06月14日