《家族のカタチ》の変化。これはあくまで我が家の変化ですが、子どもが生まれる前までは…。もともと、そんなにラブラブなお付き合いではありませんでしたが、結婚して《夫婦》になってからも2人の時間は大切にしていました。そして長男・長女が生まれてからも、おばあちゃんに協力してもらいながら、結婚記念日などには《夫婦》2人の時間を作っていました。そして3人目・次男が生まれてからは、《夫婦》2人の時間というのはほぼなくなり、4人目が生まれてにぎやかの極みになった頃にはもちろん子どもが生まれても《夫婦》であることには変わりないのですが、《夫婦》というよりかは《同志》という言葉の方がしっくりくるような関係になっていました。そして5人目末っ子の四男が生まれた現在、大きくなった長男・長女も助けてくれるようになりました。私がバタバタしていると、まるで《同志》のように、自ら進んでお手伝いをしてくれるのです。毎日とっても助けられています。本当にいつもありがとう!!
2019年02月27日第一子出産後、私は慣れない育児に毎日てんやわんやでした。その中でパパと私との間に少しずつ溝ができていきました。「なんでパパは私のことをわかってくれないのだろう?」「パパは自由な時間があっていいな。もう少し子育ても手伝ってよ」と、パパのちょっとした行動も気になり、イライラするように……。今回は、私がどうやってそのイライラを解決したのかについてお話しします。 外食に行きたがるパパ子どもが1歳になるころ、パパはよく「外食に行こうか!」と私を誘いました。家だと子ども中心の食事メニューになりがちなので、パパが外食したがるのはわかります。ただ、私にとって外食は大変! 動きたがる子どもにごはんを食べさせ、私はそのあとで冷めた料理をかきこむようにして済ませなくてはならないからです。そんな中、パパは熱々の鉄板プレートを頼み、ゆっくりと食べています。「これなら家でゆっくり食べたい!」といつも思っていました。 パパのおむつ替え子どもが生後半年を過ぎたころから、パパがおむつ替えを手伝ってくれることがありました。ただ、新しいおむつ、おしりふき、おむつを入れる袋などの準備はすべて私。私が準備し終わり、「準備できたよ」と声をかけて初めてパパが登場します。パパは本当に“おむつを替えるだけ”。しかも、うんちのときは「ちょっとごはんを食べたあとで……」と何かと理由をつけて断ります。「ごはんを食べたいのは私も一緒なのに!」とモヤモヤがたまっていきました。 パパのひと言に不満爆発!ちょうど私が風邪を引いてだるかったとき、そのことを伝えるとパパが「晩ごはんは外食にするか」とひと言。体調が優れなかったことや、今までのモヤモヤもたまっていたせいもあり、この言葉で私はぶち切れてしまいました。 「外食って、結局私が子どもの面倒みるんでしょ! 余計に疲れるの!」とイライラをぶつけてしまい……。そして、おむつ替えのときにまったく手伝えていないことや、普段のうっぷんを全部パパにぶつけてしまったのです。そして言ったあとに、「言い過ぎた」と思いました。 お互いの気持ち絶対喧嘩になる。でも、今さら謝れない……。そう思っていると、パパから意外な言葉がありました。「ごめん。外食はお前が料理を作る手間がなくなると思って行ってたんだ。おむつ替えのことも気づかなかった。たしかに、全然手伝いになってないな。ごめん。今度からはもっと力になりたいから、今みたいになんでも言ってくれ」。 私もこのとき初めて不満を言葉にして、夫婦でも伝えないと気持ちは伝わらないんだと感じました。 その後、パパは今まで以上に手伝ってくれて、私もパパに気持ちを伝えるようになりました。パパに知っておいてほしいことはまだまだたくさん。ですから、ためこまずに、言いたいことをその都度伝えるようにしています。 監修/助産師REIKOイラストレーター/eriつぃん著者:高橋友子一女、二男の母。現在第四子目妊娠中。ベビーマッサージインストラクター、ベビーヨガインストラクター、ベビーシッターの資格所得。子育て経験を活かしながら、妊娠・出産・子育てに関する記事を中心に執筆中。
2019年01月14日結婚して夫婦になると、相手のいいところだけでなく、悪い部分とも向き合わなければいけなくなります。相手のいろいろな面を見るうちに、おたがいの関係性にも変化があらわれます。そこで今回は、既婚者であるカップルたちへ恋人時代との変化について調査。結婚前と結婚後では、どのように男女の関係が変化していくのでしょうか。■ “恋人”から“生きていく上での相棒”へと変化結婚をすると、良くも悪くも、恋人同士だったころのときめきというのは薄れるもの。人生のパートナーとしての関係に変化していくのは、当然のことと言えます。「結婚すると、たとえばお金の話とか具体的な将来設計とか、個人のものだったのが、共通のものになりますよね。とくに子育てがはじまってからは、恋人や夫婦という意識から、人生の相棒という意識に変わりました。ふたりで助け合いながら、“家族”という関係を維持しています。」(34歳女性/WEBライター)結婚をすると、恋人時代には想像もできなかったような困難に直面することもあります。そんなときに支えとなるのが、パートナー。いち個人として恋愛をしていた頃とはちがい、ふたりでひとつという意識がより強くなるのです。ともに助け合って生きていくという意識を持つと、結婚後もふたりの絆をさらにたしかなものにできますよ。■ 言いたいことを言える関係へと変化恋人同士だったころは、相手に嫌われたくないという気持ちが働いて、なかなか思うことを素直に伝えられない人も多いもの。結婚という安定を手に入れることで、おたがいに心のうちをぶつけあえる関係へと変化していくようです。「恋人時代には、彼への不満を自分の中に押し込んでいた私。しかし結婚してからは、相手への不満を素直にぶつけられるようになりました。それが原因で、ときにはケンカをすることもあります。でも、相手にはきちんと伝えないといけないこともあるので、いまの関係性のほうが私はしあわせです」(29歳女性/パート)“結婚して妻が強くなった”というエピソードが多いのは、女性がありのままの姿をさらけ出せている証拠でもあります。おたがいに言いたいことをしっかりと言い合えるのは、家族としての絆がしっかりつながれている証拠。ふたりの関係性が、ステップアップした証とも言えるのではないでしょうか。ただし、毎日一緒に過ごしていく上では、相手への思いやりも同じように大事。自分の頭の中の考えをそのままぶつけるのではなく、伝え方には注意してみてくださいね。■ 上下の意識がめばえるようになった夫婦になってから、恋人同士のときにはなかった“上下関係”が発生したというカップルも少なくありません。「僕と妻は同い年。恋人時代には同い年ということもあり、おたがいに同じ目線で楽しい日々を過ごしていました。でも結婚してからというもの、妻が僕よりも上の立場に立とうとして、あれこれやたらと指示を出してくるようになり……。女性が強い方が家庭はうまくいくというので、僕はじっとガマンの日々をすごしています」(30歳男性/運送業)“かかあ天下”という言葉があるように、結婚後女性の方が立場が上になったという夫婦は多いもの。男性にとってはガマンの日々が続くことになるかもしれないですが、妻が上の立場にいると、家庭円満になる確率がアップするようです。上手に女性を立ててくれるような男性を選べば、しあわせな結婚生活を送れるかもしれませんね。■ 関係の変化も結婚の“リアル”恋人気分のまま結婚生活を送るカップルもいますが、実際は関係性の変化を感じている人たちが多いのです。変化があるからこそ、人生は楽しいもの。関係性の変化になげくのではなく、その変化を楽しむと幸せな結婚生活を送ることができるでしょう。(愛カツ編集部)presented by愛カツ ()
2019年01月09日ウーマンエキサイトのコミックライターさんが、夫婦喧嘩のエピソードや乗り越え方をつづった特集 「“夫婦喧嘩”してる? 夫と私のガチ喧嘩体験談」 で、“夫婦喧嘩”についてのアンケートを実施しました。どんな夫婦にも、考え方の相違など喧嘩につながる“問題”は存在するもの。だれだって喧嘩はしたくないと思いますが、我慢が積み重なったり、疲れが溜まっていたり、“相手にわかってほしい”という気持ちでいっぱいになったりすると、避けられない場合もあるはず…。みなさんの家庭では、夫婦喧嘩にどんな方法で対処しているのでしょうか。アンケート結果から、いまどきの夫婦喧嘩事情を探ります。■まさか!“喧嘩をしない夫婦”が意外に多い!?今回のアンケートで「夫婦喧嘩をしますか?」という質問をしたところ、1番多かった回答が「ほとんどしない」34%、次に「たまにする」が31%、さらに「よくする」が18%、「全くない」が15%とつづきました。Q.夫婦喧嘩をしますか?ほとんどしない 34%たまにする 31%よくする 18%全くない 15%その他2%程度の差はありますが、「ほとんどしない」「全くない」を合わせると49%。「たまにする」「よくする」を合わせると49%。つまり、夫婦喧嘩を“する夫婦”と“しない夫婦”は、ちょうど半数に分かれる結果となったのです。筆者の周りでは、ママ友と話していると「旦那と喧嘩しちゃった…」なんて会話が多いので、“喧嘩をしない夫婦”がこんなに多いとは意外でした。■喧嘩しない派:“オトナ対応”夫婦今回のアンケートで「夫婦喧嘩をしない」と答えたのは約半数。夫婦といえど他人。相手にイライラしたり、相手の考え方ややり方に納得いかなかったりすることは当然あるはずです。喧嘩する夫婦から見たら、「なぜ喧嘩しないでやっていけるの?」と疑問に思うのではないでしょうか。まずは、喧嘩しない夫婦の“喧嘩しない理由”をご紹介します。喧嘩を売っても買ってもらえず。(大人の対応を受け、終了〜♪) 8年間、ほとんど喧嘩はありません。夫は短気でよくイラついていますが、独り言のように一人で怒るのみ、私はそんなときに「触らぬ神にたたりなし」を実践しているからです。夫に直してもらいたいところは、最小限を、彼の機嫌のいいときに冗談ぽく伝えるようにしています。高2から付き合って29で結婚。結婚前はたまに喧嘩してたけど、結婚後はお互い「これ以上言ったら喧嘩(険悪)になる」というラインがわかり、相手に対してあまり強く言わなくなりました。結婚して14年、本格的な喧嘩は1〜2回しかないと思いますどちらかが“大人の対応”をすることで、喧嘩が回避できるというのはあるかもしれませんね。怒っているまっただ中では冷静になれず、感情に任せてひどいことを言ってしまいがち。だからこそ、喧嘩になる前で止めることで、最悪の事態を避けようというわけです。場合によってはちゃんと話し合いができないことで不満が残る可能性もありますが、これも夫婦がうまくやっていく方法のひとつなのではないでしょうか。■喧嘩しない派:すぐれた監察眼夫婦喧嘩すると、お互いに嫌な気持ちになるもの。でも、自分が抱えている不満を相手に伝えないことには、解決できない夫婦の問題もあって…。“喧嘩をしない夫婦”は、どのようにして不満や想いを伝えているのでしょうか。彼らが実践している“喧嘩にしないコツ”をご紹介します。言いたいことは素直に言う。嫌みっぽく言わない。なにか思うことあっても、夜には言わない。昼間にする。ムカついたらまず、相手を良く観察する。本当の意味を探るため。「私を困らせたいの?」、「嫌がらせ?」、「言いたいことがうまく言えてない?」、「本当は相手が困ってる?」。観察すると落ち着いて考えられて、根本的原因を除くことができ、再発防止につながります。年月がたつにつれ、理解できてムカつくことが減りました。相手の態度ややり方を「気に入らなかった」とか「こうして欲しかった」と伝えるとき、オブラートに包むと伝わらないことが判明。あまり時間をあけず、端的に「このときのアレはこう思えたから、今後はこうして欲しい」と要望として訴えることにしたところ、喧嘩にならずすむようになりました。我慢してたことが、我慢しきれなくなったとき。お互いの意見が合わなくて納得いかなかったとき。直接言うと、感情的になって言いたいことも伝わらないので携帯で文章にして送ります。旦那はいいたいこと言わないので、「そっちは?」とこちらから聞きます。それで納得して終にしてます“言い方”に気をつけること、冷静になること、相手の気持ちも聞くこと…。小さな気遣いや心がけで、もしかして喧嘩は穏やかな“話し合い”になるのかもしれませんね。■喧嘩しない派:あきらめの仮面夫婦「喧嘩をしない」と聞くと「夫婦円満なんだなぁ」と想像する人が多いと思います。しかし、今回「喧嘩をしない」と答えた方からは、「相手にあきらめているから」「喧嘩する時間や体力がもったいないから」といったコメントも集まりました。期待は、すればするだけガッカリするので、期待することをやめました。何かをしてくれれば二度手間に。やらなくちゃいけないことが増えるだけ。疲れました。人(自分以外の生き物、家族も同様)を思いやること、想像力、危機感がなさすぎます。期待をしない。これが一番。以前はしていましたが、最近はしていません。でもけっして仲が良いからではありません。喧嘩にもならないほど仲が良くないということです。何かを言えば、すぐにヒートアップしてメチャメチャ言われ、私のメンタルは崩壊。もう相手が勝手に怒り出しても、嵐が去るのをひたすら待ちます。ストレスはたまりますが、反論して長引いたり、余計傷つくよりはマシという境地にたどり着きました。読んでいるだけで、胸が締め付けられます。良い方向に進むには、どうしたらいいのでしょうか…。喧嘩をするのは、「相手との関係を良くしたい」「相手に自分の気持ちをわかってほしい」という想いが根底にあるからなんだな、とあらためて気づかされるコメントです。■喧嘩する派:朝起きたら仲直り夫婦怒りや不満を相手にぶつけてスッキリしたけれど…、どうやって喧嘩を“終わり” にするか悩んだことはありませんか? 喧嘩をする夫婦は、どのようにして仲直りをしているのでしょうか。結婚した当初は、喧嘩した次の日もなんとなく気まずく、よくメールで「昨日はごめん。」とお互いに仲直りしていました。結婚して12年、いまでは寝て起きたら普通にしておけば、あとは時間が解決してくれるようになりました。喧嘩はイヤだけど、あのとき我慢するよりも、真っ向勝負したから今があるんだと思います。いまでは家事に育児、何でもやってくれるスーパーパパです。たいていどちらも空腹、睡眠不足状態でおきるものなので(判断力の低下、余裕がない)まずはご飯を食べたり仮眠とったりする。ほぼこれをやると喧嘩自体どうでもよくなる「自分が悪くなくても、謝る」という答えもあり、毎回どちらか一方だけが謝っているとしたら、ストレスがたまるかもしれません。意外に多かった「朝起きたら終わり」というコメント。過ごす年月が長くなるにつれ、ふたりならではの仲直り方法が生まれていくのかもしれませんね。■夫婦それぞれに喧嘩の仕方、気持ちの伝え方があるコメントを読んでいて感じたのは、夫婦それぞれに喧嘩の仕方、気持ちの伝え方があるのだということ。喧嘩は良くないものと思われがちですが、プラスの面もあるのだと。殴り合い取っ組み合いの喧嘩をしました(笑)お互い頑固頭で譲れない性格で苦労してます。ですが、喧嘩を重ねることでお互いの距離の保ち方や接し方が少しずつわかってきた気がします。言いたいことは我慢しないで、ぶつかることも大事。どちらも我慢せずに思っていることを吐き出すようにしています。お互い自己主張が強くて謝るのが苦手なので、言いたいことを言って相手の考えを聞く。何に対して怒っているのかということを理解して、全部吐き出したところで終了しています。平行線で終わることが多いけれど、相手がどういう時やどういうことに立腹するのかということがわかれば次回から気を付けることができるように思います。どちらか一方だけが主張したり我慢したりすることがないように、それだけは気を付けています。大事なのはお互いが1つの家庭として過ごすために、ストレスや不満をためないことだと思います。自分だけがつらいと感じてしまっている場合、なかなか相手の気持ちまで考えられないかもしれません。でももしかしたら相手も、何か訴えたいことがあるのかも。喧嘩しないことが大切なのではなく、相手の声に耳を傾けて、もし喧嘩になってしまったとしても、自分の気持ちや相手の気持ちが少しでも伝われば、それはプラスとなるのかもしれません。もちろんできれば話し合いで解決できれば、ベストですが…。お互いの意見を交換することで、よりよい夫婦関係を作ることにつながるのではないでしょうか。Q. 夫婦喧嘩エピソードや、対処法、ご意見などをお聞かせください。回答数:242アンケート集計期間:2018/11/7~11/26
2018年12月13日世の中にはいろいろな生活スタイルや環境の家族がいて、夫婦仲がいい場合もあれば、いつの間にか距離感のある夫婦関係になってしまっている場合もあるのが現実です。もとは他人同士が家族になったんですから、ときにはケンカしたりわかり合えないことがあったりするのは夫婦としてあたり前だと思います。でも、やっぱり、いつでも仲の良いカップルって憧れますよね。そんな夫婦関係にまつわるアンケートをベビーシッターマッチングサービスの 「キッズライン」 が行いました。11月22日「いい夫婦の日」を記念したこのアンケートには、仲のいい夫婦が心がけていることや、なぜ夫婦仲がギクシャクしてしまうのかの理由に迫るヒントがありました。■夫婦仲の良い、悪いはなぜ生まれるのか?「ご自身の夫婦仲が良いと思いますか?」という質問では、「仲が良い」「まあまあ仲が良い」を合わせると、82.4%の人が夫婦仲の良さを実感している様子。多くのご夫婦が仲良しというほっとする結果になりました。Q.ご自身の夫婦は「仲が良い」と思いますか?仲が良い 41.5%まあまあ仲が良い 40.9%あまり仲が良くない 9.1%仲が悪い 8.4%ただ、「あまり仲が良くない」9.1%、「仲が悪い」8.4%と、2割弱のご夫婦が、うまくいっていないと回答しています。ドラマなどでは、「契約結婚」なんていうお互いの利害関係のみをすりあわせて成立する結婚が登場することがありますが、実際のカップルの多くは「仲が良い」状態から始まっているはず…。ではどうして、夫婦仲が良い、悪いの差が生まれてしまうのでしょうか?■仲が悪い夫婦は「ふたりだけの時間」がない!?なぜ夫婦仲の良し悪しが生まれてしまうのか。よく男女の別れの原因として耳にする「相性が悪かった」ということで落ち着いてしまうのでしょうか。今回のアンケートでは、その真相に迫るヒントが、「夫婦の時間を持てていますか」という質問に対する回答に隠されていました。Q.「夫婦だけ」の時間を持てていますか?<仲が良い夫婦>はい 44.1%いいえ 55.9%<仲が悪い夫婦>いいえ 100%仲が良いと答えた夫婦の44%が、夫婦だけの時間を持てていると回答。しかし、仲が悪いと答えた夫婦の場合、夫婦の時間を持てていないと回答した人が100%だったんです。この結果を見ると、夫婦仲の良し悪しは、単純に相性だけの問題とは言い切れない気もします。子どもが寝た後に少しおしゃべりする、たまには二人だけでデートする、こういった時間が取れていないとしたら、お互いの気持ちを知ったり、考えていることを理解することはとても難しいのではないかと思えます。でも、仕事に子育てにと忙しいなか「夫婦だけの時間なんて、とてもじゃないけど取れない」と思う人も多いはず。現代では共働き世帯がどんどん増えて、半数以上の家庭が共働きになっているとも言われています。ちなみに、今回のアンケートで夫婦の就労状況についても質問したところ、全体の75%が「共働き」と回答していました。そんな忙しさのなか「夫婦だけで過ごす時間を持てるのか」というのは、子育て世帯の夫婦にとって、いつも頭を悩ませる問題です。■夫婦にとって「ひとり時間」は必要か?また仲が悪いから夫婦の時間が持てないのか、夫婦の時間がないから仲が悪いのかまでの因果関係まではわかりません。アンケートにはもう一つ興味深いデータがありました。Q.「自分だけ」の時間を持てていますか?<仲が良い夫婦>はい 73.2%いいえ 26.8%<仲が悪い夫婦>はい 48.1%いいえ 51.9%仲が良い夫婦は、73.2%もの方が「一人の時間」を持てているのに対して、仲が悪い夫婦は半数以下という結果に。仲が悪い夫婦は、夫婦の時間が持てていないだけではなく、一人の時間も少ないということになります。これはどういったことを意味しているのでしょうか。子育て中はどうしても子どもにかかりきりになり、自由な時間を作ることはとても難しいだろうと思います。とくに子どもが小さければ小さいほど離れることができず、食事、トイレ、睡眠といったあたり前にある日常生活の時間の確保すら困難となります。だからといって一人になる時間が必要ないわけではなく、自分だけに使える時間がないとどうしても毎日が窮屈に感じてきてしまうのではないでしょうか。しかし子育て中に「一人の時間」を確保するためには、パートナーとの協力が必要となってきます。そうしたときにお互いに「時間を過ごす」ことの大切さを理解しているかどうかがひとつのキーとなるのかもしれません。「夫婦の時間」を大切にできるカップルは、相手の「一人の時間」も大切に考えられるんじゃないかと思うからです。■スキンシップの「後回し」がギクシャクの原因かも仲が良い夫婦と悪い夫婦との間には、時間の使い方のほかにも、習慣の違いもありそうです。夫婦の習慣について聞いたアンケートでは、項目には大きな違いがないものの、その数値には差が生まれていました。Q.ご夫婦に当てはまる習慣はなんですか?<仲が良い夫婦>寝室が同じ 70.1%ベッドが同じ 37.0%定期的に夫婦ででかける 32.3%ありがとう、ごめんをきちんと伝える 75.6%スキンシップを大切にしている 48.8%話すときは目を見て話す 50.4%<仲が悪い夫婦>寝室が同じ 44.4%ベッドが同じ 7.4%定期的に夫婦ででかける 3.7%ありがとう、ごめんをきちんと伝える 37.0%スキンシップを大切にしている 3.7%話すときは目を見て話す 29.6%仲が良いと回答した夫婦に比べて、仲が悪いと回答した夫婦は「ベッドが同じ」「スキンシップを大切にしている」という項目で、圧倒的に低い数値が目立ちます。また、仲が良い夫婦は「ありがとう、ごめんをきちんと伝える」が75.6%なのに対して、仲が悪い夫婦は37.0%と半減。仲がギクシャクしてしまった背景には、スキンシップやコミュニケーションの時間も「後回し」になってしまっていたことがあるのかもしれません。■仲直りに必要なことはスピード感仲良し夫婦がけんかの後にしている「仲直り術」は、多くの夫婦に参考になる部分がありそうです。ここでのキーワードは「話し合い」です。きちんと想いや反省したことを伝える。でも忙しいので、まずはLINEなどでやりとりして、少しずつ仲直りするのが王道です。必ず話をして、お互いの折り合いを付けて決着するようにしている。そしておいしいものを2人で食べる!1人で出かけるなどしてリフレッシュすると、冷静になって謝れるようになる素直に謝る。言葉と行動で示す。優しくする。昔のデートを思い出す。夫婦で同じような内容のけんかをくり返さないように「話し合い」をするのは、とても大切なことだと思います。「翌日に持ち越さないようにしている」「すぐに話し合ってなあなあにしない」など、仲直りへのスピード感を大切にしていると思われる意見もいくつかありました。ここでもキーとなってくるのが「時間」です。もしけんかになってしまったとしても、できるだけ早く解決できれば、モヤモヤした気持ちを引きずらずに済みます。でも筆者の場合、冷静に話し合うつもりが、またヒートアップしてしまってけんかの第2ラウンドに突入…ということが、しばしばあります。口頭ではどうしても言い方がキツくなってしまったりする場合やじっくり話し合う時間がとれないときは、まず、LINEやメールなどを通せば効率もよく冷静に考えを伝えられそうですね。ちなみに、仲が悪い夫婦の「仲直り方法」は「しばらく経った後、なにごともなかったように話す」が48.1%で最多。お互いに思ったことが何も解決されないまま、また同じ日常に戻るので、どこかでまた爆発してしまうのではと、心配になります。■いったい「いい夫婦」ってなんだろう?夫婦って、考えてみると不思議な関係ですよね。家族だけど、子どもと違って血のつながりはないし、多くの夫婦が互いの送ってきた人生を直接は知りません。そして、外から見ただけでは実態がわからないのも夫婦。仲が良さそうに見えても、じつはけんかばかりだったり…その逆もあると思います。けんかにしても、どこまでが「激しい意見交換」なのか、どこからが「けんか」なのか? 個人で捉え方が全然異なっていると思います。ただ長く一緒に時を過ごすだけでは、もしかしたらお互いをわかっていないままなのかも。だからこそ、スキンシップや話し合いでお互いを知る努力をずっとしていかないといけないのかもしれませんね。これも、夫婦のどちらかではなく、両方が心がけていないといけないことですが…。せっかく何かの縁があって夫婦になり、家族になっていく相手だから「努力したい」という気持ちはずっと持ち続けたいもの。夫婦で、家族で過ごす時間が、とても大切なものだと思えたら、きっと良い関係が築けるのではないかと信じたいですね。キッズライン 「夫婦円満の秘訣!仲良し夫婦のけんか頻度や夫婦関係修復法 154人の声」 ・調査期間:2018年10月26日~10月29日・調査対象:子育て中の女性150名、男性4名・就労状況:共働き世帯:75.3%、片親のみ就労世帯:16.9%・調査方法:インターネット調査
2018年11月28日私たち夫婦は子どもが生まれるまで、ほとんど喧嘩をしたことがありませんでした。状況が変わったのは子どもが生まれてから。相手にこうあってほしいと思う面が出てくるようになり、言い合いになることも。今回は夫婦喧嘩が勃発した、わが家の原因ランキングをご紹介します。 3.自己中心的な行動私は子育てが始まってから、自然と「自分は頑張っているアピール」を夫に放っていました。「こんなに大変な思いをしているのだから手伝ってよ」といった態度で夫に接していたことで、夫婦関係はギクシャク。 今思えば、そういった私の態度は夫にプレッシャーを与えていたようです。夫だって仕事を頑張っています。自分だけ頑張っているという態度をぶつけるだけでは、相手にとっていい気持ちはしないと反省しました。 2.金銭に関すること育児費の負担を減らすため、夫のおこづかいを5,000円減らすことを提案しました。夫はおこづかいが減ることが嫌で、なかなか納得してくれませんでした。私は自由に使うことのできるおこづかいがあるだけいいと思うのですが、金銭面の価値観は男女で異なるのかもしれません。 しばらく夫婦間はピリピリしていましたが、夫が折れてくれました。どちらかが相手の言い分を受け入れること、妥協することも、時には必要だと思うのです。 1.言葉使い産後3カ月ごろまでは、自分のことで精いっぱいでした。心に余裕を持つことができず、相手を思いやる気持ちすら忘れていました。 夫が「ごはん、まだ?」と言ってくることに対し、私は「すぐに作れるわけない!」とぶっきらぼうに応えたことがあります。私の言葉使いが気に入らなかった夫は機嫌が悪くなり、夫婦喧嘩が勃発。ささいなことによる喧嘩を避けるためにも、言葉使いには気を付けるべきだと感じました。 わが家の夫婦喧嘩はささいなことから勃発することが多かったです。普段から会話をする時間を持つなど、コミュニケーションの大切さも感じています。そして忘れたくないのが売り言葉に買い言葉。いったん冷静になることが私の目標です。 監修/助産師REIKOイラストレーター/ムチコ著者:田中由惟一男一女の母。二人目の出産を機に食品会社を退職。現在は子育てのかたわら、記事執筆をおこなう。趣味はスポーツとピアノ、美味しいものを食べること。
2018年11月12日家事が原因で離婚した…そんな話をよく聞きませんか?しかし本当に、家事が原因で離婚する夫婦はいるのでしょうか。そこでパピマミ編集部が、家事が原因で離婚する夫婦の特徴や家事で離婚しないための対策を調べてきました。家事が原因で離婚するのは全体の1割以下引用:司法統計からみた離婚「司法統計からみた離婚」の平成10年に行われた離婚申し立てを見ると、「性格が合わない 」が離婚原因の中でズバ抜けているのがわかります。しかしこれらの動機に、「家事」は含まれていません。つまり、家事で離婚している夫婦は少ないのです。「夫婦の「すれ違い離婚」を防ぐ3つの方法」にも書いたように、離婚の原因は、価値観の違いと経済面の不安 なのです。『「離婚」その潜在的要因』という2012年の論文でも同じような事実が記されており、夫婦関係が離婚する原因は、お金と価値観なのでしょう。家事で離婚ではなく、価値観の不一致や金銭の問題で離婚家事が原因で離婚する夫婦は少ない、と言っても、実際に家事で困っている夫婦も多いはず。・夫が家事を手伝ってくれない…・妻の家事がテキトーすぎる…夫婦ともに、相手への不満は溜まっていますよね。しかしその不満の根本の原因は、家事をやる、やらないの問題ではなく、価値観やお金の問題 なのです。ネット上では、家事をしない夫や妻への愚痴で溢れているので勘違いしがち。ただ、問題の根っこを間違えてしまうと、他の似たような問題にまた頭を悩ませることになります。家事の次は、育児や介護でしょうか。家事が原因で離婚を考えそうになったら、「夫婦で話し合う時間を設けているかな? 」と考えてみてください。話し合うことで、価値観の不一致や金銭的な問題が解決されることもあるはずです。家事で夫婦仲を良好にする3つの方法家事が原因で離婚しなくても、家事が原因で夫婦仲に亀裂が起きることはありますよね。これから、家事を上手に使って夫婦仲を良好にする3つの方法 をご紹介します。●1、家事代行サービスを使うお財布と相談ではありますが、家事代行サービスを使って「時間 」を買う のは1つの手です。共働きの夫婦であれば、家事を行うもの大変なはず。洗濯やお風呂掃除、ゴミ捨てだけでも、業者に頼むのは効率がいいですよね。家事代行サービスを使った経験がないのであれば、こちらの「見栄を張るとダメ? 家事代行サービスをうまく使いこなす方法4選 」記事などを参考に、ぜひ一度使ってみてください。家事代行サービスで空いた時間を夫婦で話し合う時間に使えば、価値観をすり合わせる時間 になりますよね。●2、家事ルールを徹底する明確さは力 です。家事で悩んでいる夫婦の話を聞くと、ルールがヌルッとしています。軍隊のような厳しいルールを!とまでは言わなくても、明確に行動ができるルールは必要です。夫が会社ではキビキビ動ける一つの要因は、明確なルールがあるから でしょう。しかし家に帰ると、ルールがないので行動の指針が見当たらない。そのため、「家事をしなくてもいい 」と勘違いしているのかも。もちろん指針がなくても動くのが当然なのですが、上手に動けない夫もいらっしゃいますよね。プライベートにそんなルールを設けたいくない、という話もよく聞きます。その気持ちもわかります。しかし考えてみてください。・お風呂に入ったら、そのあとは何をしますか?体を洗いますよね。・ご飯を食べ終わったら、次は何をしますか?お皿を洗いますよね。私たちは、言葉にしていないだけで、たくさんのルールに沿って行動しています 。毎日、違う行動をするのは疲れてしまう。つまり、そのルールを気が滅入らないように工夫して、夫婦で共有すればいいのです。こちらの「夫婦でケンカした時に決めておくべきルールとは? 」を参考に、ルールを作ってみてはいかがでしょうか?●3、家事をサボる日をあらかじめ作っておくダイエット中で節食した次の日の焼肉ほど美味しいものはありませんよね。いつも食べる焼肉よりも、ダイエット中の方が美味しく感じるはずです。なぜ美味しく感じるのかというと、がんばったご褒美として、罪悪感を持たずに食べられるから です。そして焼肉を食べ終われば、ふたたび節食に励む。辛いダイエットも、たまにのご褒美があるからがんばれる。「チートデイ 」という言葉を知っていますか?食事制限をしている方がよく使う言葉です。人は、何かをがんばった後だと、自分にご褒美をあげたくなる性質があります。この「チートデイ」を家事にも取り入れてみてはいかがでしょうか。先ほど紹介した「家事代行サービス 」を1日だけ使う、というルールにして、サボる日を設ける。サボれるとわかっているだけでも、他の日をがんばりやすくなりますよね。まとめ家事が原因で離婚する夫婦は、全体の1割もいません。離婚しないために大切なのは、夫婦間の価値観の不一致を防ぐこと。そのためにも、1、家事代行サービス2、家事ルールの徹底3、あえてサボる日を作るこの3つのどれかを実践してみてください。家事で夫婦仲が良くなった!と胸を張って言えるといいですね。文/パピマミ
2018年10月25日いつも仲が良い夫婦を見ると、うらやましく感じることはありませんか?テレビなどでよく見かける芸能人夫婦のように「あのくらいラブラブな夫婦関係を築きたい!」と考えている人も多いようです。芸能人おしどり夫婦は、夫婦仲を良好にしたい人のお手本になります。いったいどのように夫婦仲をキープしているのか気になるところですよね。この記事では、芸能人おしどり夫婦から学ぶ夫婦仲の長続きの秘訣について考えてみます。なぜ「おしどり夫婦」というの?意味や由来について「おしどり夫婦」という言葉を聞いたことがあると思いますが、意味や由来については知らない人も多いのではないでしょうか?なぜおしどり夫婦と呼ぶようになったのかというと、中国の故事「鴛鴦の契り(えんおうのちぎり)」が関係しています。「鴛鴦」はおしどりのことで、「鴛」は雄。「鴦」は雌を表す。おしどりは、いつも雄と雌が寄り添って離れないことからいう。中国の春秋時代、深く愛し合いながらも悲劇の生涯を送った宋の韓憑夫婦の墓を守る梓の木の上で、おしどりの雄と雌が寄り添って一日泣き続けたという故事がある。故事ことわざ辞典より引用オシドリはメスが卵を産むと、オスも卵を外敵から守るように巣から離れません。このようにオスとメスが寄り添っている姿と、故事の内容が由来となって、いつも一緒にいる仲睦まじい夫婦のことを「おしどり夫婦」と呼ぶようになりました。実はオシドリは「おしどり夫婦」ではなかった?しかし、オシドリは実は本当のおしどり夫婦ではありません。オシドリは一夫多妻制なので、卵がヒナに育ち、メスが子育てを始めたころには、次のメスを求めてどこかへ行ってしまいます。人間でいうと妻が子育てを始めたら、ほかの女性と浮気して離婚するという流れに似ているかもしれません。そういう生態とはいえ、オシドリの本当の生態を知ると少し残念な気持ちになってしまいますね……。 おしどり夫婦として有名になった芸能人おしどり夫婦とはどのような夫婦なのか、いまいちピンとこない人も多いかもしれません。そこで芸能界きってのおしどり夫婦をご紹介します。どのようなところがおしどり夫婦といわれる所以なのかを想像してみてください。東MAX & 安めぐみアレクサンダー & 川崎希石田純一 & 東尾理子小栗旬 & 山田優佐々木健介 & 北斗晶庄司智春 & 藤本美貴杉浦太陽 & 辻希美ヒロミ & 松本伊代藤本敏史 & 木下優樹菜 (50音順)まだまだ芸能界にはたくさんのおしどり夫婦がいますが、代表的な夫婦を挙げました。テレビでは夫婦で出演したり、夫婦の仲のよさが話題として挙げられたり。ブログやSNSでは仲睦まじい様子を垣間見ることができます。いつまでもラブラブな関係を築くためには、芸能人おしどり夫婦をお手本にするとよいかもしれません。 スキンシップを大切に!おしどり夫婦になる秘訣いつも仲がよい夫婦は何か特別なことをしているのでしょうか?いつも愛の言葉を囁いている、毎日プレゼントを贈っている。このようなことをしてくれるのは嬉しいことではありますが、それによって愛情が長続きするかというと少し疑問が出てきます。愛情が長続きする夫婦は、決して特別なことをしているわけではありません。普段からスキンシップを上手にとり、コミュニケーション不足にならないようにすることこそが愛が長続きする秘訣なのです。ではスキンシップやコミュニケーションは取るとは、具体的にどのようなことをしているのでしょうか?5つご紹介します。外出するときにはお見送りをする結婚当初は毎日玄関まで見送りをしていたけど、最近は全然していないという人もいるのではないでしょうか?出勤時の「いってらっしゃい」「いってきます」のやり取りは、実はとっても重要なことなのです。「相手がいつ出かけたかもわからない」はもってのほか。夫婦仲の黄色信号が点滅してしまいます。出かけるときはお互いにお見送りすることを習慣がつけられれば、相手のことを大切に思っていることが、お互いに感じられるようになります。ケンカをしたらすぐに謝るケンカをしたときに「相手が謝ってくるまで、絶対に謝らない!」という自分ルールを決めていませんか?ケンカは長引けば長引くほど、険悪なムードになってしまいます。ケンカ中はお互いの悪いところに焦点がいってしまい、余計イライラしてしまうというケースも。ケンカしたらできるだけ早く仲直りするようにしましょう。「ケンカしたら二人とも謝る」とあらかじめ決めておくと、トラブルになりにくいです。ケンカは夫婦につきものですから、すぐに解決することが夫婦円満の秘訣といえるでしょう。キスやハグを毎日する結婚するとキスやハグなどのスキンシップを取らなくなってしまう人が多いです。キスやハグをして相手のぬくもりを感じることで、お互いの心が通じ合うようになります。「最近キスもハグもしてないから、今さら恥ずかしい」という人は、ボディタッチでもOKです。腕や足、首などに自然とタッチするようにしましょう。好きな相手と毎日触れ合うこと。これを心がければ、自然とスキンシップができるようになります。相手に対する感謝の気持ちを忘れない気持ちというものは言葉に出さなければ伝わりません。「言わなくてもわかってくれるだろう」という考えでは、お互いの気持ちがすれ違っていても気づくことができません。感謝の気持ちを忘れてしまうと、相手への思いやりや気遣いもできなくなってしまいます。「仕事いつもお疲れさま」「手伝ってくれてありがとう」というように短い言葉でも構いません。愛情を長続きさせるためには、つねに感謝の心を忘れないようにしましょう。記念日をお祝いする結婚記念日や付き合った記念日など、結婚していると記念日を忘れがちになってはいませんか?いつも通りの毎日だと、どうしてもマンネリ化してしまいます。だから記念日だけは「外食に行く」や「デートに出かける」といったルールを夫婦で決めておくことをおすすめします。たまには刺激がないと気持ちも冷め気味になってしまうので、結婚記念日以外にも誕生日など記念日を設けて、普段と少し違う体験を取り入れることを意識してやってみましょう。もちろん、日頃の感謝の気持ちも忘れないでくださいね。 まとめよい夫婦関係を続ける秘訣は、お互いを思いやる気持ちを忘れないことです。「ケンカするほど仲がいい」という言葉がありますが、それは相手のことを考えているからこそ。ケンカをしてもすぐに仲直りすれば何も問題ありません。嫌なことを我慢してモヤモヤしているよりも、言いたいことを言い合ったほうが何倍もいいのです。芸能人おしどり夫婦をロールモデルにしながら、よい夫婦関係を築いてくださいね。
2018年10月22日子育てをしながら7年間、何度か職場を変えながら共働きを続けてきた私。夜間はほぼワンオペ育児状態だったことに加えて、その大変さが夫になかなか伝わらないことがつらいと感じていたときの体験談です。 不満ははっきりと言葉で伝える夫があとから打ち明けてくれたのですが、「子育てが大変なのはわかっても、何がどれくらい大変なのか、そのために具体的に何をすればいいのか、言ってもらわないとわからなかった」とのこと。 以前の私は、不満やイライラを感情的に夫にぶつけることはあっても、具体的に「何がどう不満なのか」「何をしてほしいのか」をはっきりと伝えていませんでした。不機嫌な表情で「もっと私の気持ちを察してよ!」という態度をとるのは、大人げないですよね。お互いに忙しいなか、双方が納得できる「落としどころ」を見つけるためにも、やはり不満や改善してほしいことを言葉ではっきりと伝えなければいけない、ということに気づかされました。 わが家のように、夫の勤務時間の関係で、子育ての負担がママに偏ってしまうことに悩む家庭は少なくないと思います。わが家では家事や育児を完全に分担することは難しいのですが、夫に大変さを言葉ではっきり伝えたこと、そして夫ができる範囲で大変さを肩代わりしてくれたことが、大きな助けになりました。 監修/助産師REIKOイラストレーター/市田スナオ著者:大川香織小学2年生と1歳、2男の母。共働き。編集プロダクションや出版社で、子育て情報誌などの制作に携わった経験をもとに、さまざまなテーマで執筆。
2018年10月06日夫婦は十人十色。それぞれの夫婦にそれぞれの物語があります。そんな多種多様な夫婦の関係をより良く彩ってくれるのが、夫婦共通の「趣味 」です。そこで今回パピマミ編集部が、オススメの趣味を5つの系統に沿ってご紹介します。夫婦の時間を上手に生み出そう・夫婦の時間にやることがない…・夫婦になったけど時間がない…家事や育児に追われて、夫婦の時間を取れていない夫婦もいらっしゃいますよね。「仕事を言い訳にしない!夫婦にすれ違いを起こさせない3つの工夫」や「結婚したのに寂しい…夫婦のすれ違いを解消する3つの方法」 にも書きましたが、夫婦関係を良好に保っている夫婦は、対話の時間を多く設けています。そして対話が生まれやすいものの1つと言えば、趣味ではないでしょうか。時間があっても話をしない夫婦でも、共通の趣味があれば会話も弾みます よね。ぜひ、参考にしてみてください。夫婦一緒に楽しめる5つの趣味系統●1、創造性を豊かにする「アート系」絵画や彫刻などのアート系。始めるまでのハードルは高いものの、始めてみると創造性が刺激されて思いもよらないアイデアが浮かぶかも 。夫婦生活は長いですから、変化や刺激が大切ですよね。複数の視点で夫婦生活を楽しむためにも、創造性を豊かにするアートはよろしいのではないでしょうか。●アート系一覧絵画彫刻プラモデル手芸工作●2、肉体と精神を鍛える「運動系」ハイキングやランニングをすると、気分が上がって心が落ち着いた経験は誰にでもあるはず。テニスやバスケなどの相手が必要な球技だけでなく、ボルタリングのような個人スポーツをふたりで一緒に行うのも、いつもと違う一面が見れて刺激的 ではないでしょうか。ボルタリングのようなエクストリームスポーツは、今や大きな体育館でも行えるようになっています。始めるまでのハードルも低いですし、忙しい合間にやる趣味としては、ちょうどいいかもしれませんね。●運動系一覧バスケットボールボルタリングランニングテニスヨガ●3、コミュニケーションを活発にする「社交系」ボランティア活動やオンラインサロンのような「みんなが集まる場」を提供してくれる趣味も、夫婦で行える趣味の1つです。夫婦共通の友達ができたり、夫婦を客観的に見つめる良いきっかけになったり。他の趣味に比べると、夫婦の共通の体験を積みやすい ですよね。いつもは会わない人たちに会うだけでも、良い刺激になるのではないでしょうか。●社交系一覧ボランティア活動友人とのパーティー〇〇研究会サロン読書会●4、映画や旅行などの「エンタメ系」いつでもどこでも観れるようになった映画やドラマは、夫婦の趣味としてはピッタリ です。付き合い始めたカップルで映画に行くと、つまらない映画に当たって気まずい思いをするかもしれませんが、結婚している夫婦であれば、ハズレ映画を観ても「うん…まあ…」と乗り越えられるのではないでしょうか。旅行に関しても、準備、旅行中、旅行後、すべてを一緒に楽しむことができますよね。話題にもこと欠かしませんし、写真や動画を撮れば、子どもにも見せられます。●エンタメ系一覧映画鑑賞音楽ライブ旅行観劇お笑い●5、いつでも楽しめる「ネット系」夫婦でネットを趣味にするのは違和感を覚えるかもしれません。しかし今のネット環境があれば、1つの趣味として確立されています。買い物もゲームも、コミュニケーションもスマホが1台あればできますよね。パソコンを使ったオンラインゲームも、無料とは思えないクオリティだらけで、時間がいくらあっても足りなくなります 。ぜひ一度、夫婦でできるネットゲームを探してみてはいかがでしょうか。●ネット系一覧ネットサーフィンネットショッピングオンラインゲームテレビゲームSNSまとめ夫婦で楽しめる趣味系統を5つにまとめました。アート系運動系社交系エンタメ系ネット系自分たち夫婦に合う趣味を見つけて、楽しい夫婦生活を送ってください。●文/パピマミ編集部
2018年10月04日別々のベッドで寝るようにしたら夫婦関係が悪く…なんてお話しをされる夫婦をよく見かけます。しかし本当に、夫婦で一緒に寝ないと夫婦関係は悪くなるのでしょうか?今回パピマミ編集部が、夫婦が同じベッドで寝ると良い3つの理由をご紹介します。ぜひ、ご自分に照らし合わせて参考にしてみてください。同じベットで寝る夫婦は役3割夫婦の暮らし方に関するアンケートスーモジャーナルー住まい・暮らしのニュース・コラムサイトの夫婦の暮らし方に関するアンケートによると、男女300名のうち、同じ部屋で一緒にベッドで寝ている夫婦は2.8割 という結果になりました。同じ寝室で寝ているけど、ベッドが違う夫婦も3割。役7割の夫婦が、一緒に寝ていないのがわかります。たしかに仕事や育児によっては、毎日寝るのはむずかしい場合もあるかもしれません。しかし、夫婦で一緒に寝ることは、夫婦が思っている以上に大切 です。その理由をこれから説明します。夫婦が一緒のベッドで寝る3つのメリット●1、他人と一緒に寝ると安心する「抱き枕を使うと眠りやすい!」という話をよく聞きませんか?その証拠に、アマゾンで「抱き枕」と検索すると多様な商品がヒットします。なぜ抱き枕が寝るときに役立つかと言うと、それは「安心 」するからです。人間は、何千年前から群れをなして生活していました。寝るときも起きるときも、周りに誰かがいる生活を送っていたのです。つまり、赤ちゃんが母親に抱かれると安心して眠りにつくように、夫婦も抱き合って眠ると安心感を得られるということ。セブンドリーマーズ調べセブンドリーマーズ調べの20歳以上の男女へのアンケートによれば、夫婦で一緒に寝ている夫婦は、他の人より満足度が高い傾向 にありました。●2、性生活も良好になる夫婦の悩みの種と言えば、「夜の営み不足」です。「夜の営み」と言うように、比較的に時間のある夜に行われますよね。しかし、そのタイミングに夫婦同士が別室で寝ていたらどうでしょう。結婚生活が長くなるのに比例して、性生活も減っていくにも関わらず、別室で寝てしまっては溝はどんどん深まってしまいます。夜の営みも、夫婦生活を良好にするために大切な要素です。ぜひ、意識してみてください。●3、夫婦間でのコミュニケーションが増える「結婚したのに寂しい…夫婦のすれ違いを解消する3つの方法」にも書いたように、良好な夫婦関係を築いている夫婦の特徴は、会話量 にあります。夫婦仲が良い夫婦は、そうではない夫婦と比べると、コミュニケーション量が圧倒的に多いです。平均すると1時間以上は、話し合っています 。ただ、仕事や育児によって物理的に時間を取れない夫婦もいらっしゃいますよね。だからこそ、同じベッドで一緒に眠ることで、会話量を増やしてみてはいかがでしょうか。睡眠の満足度も上がり、夫婦間での価値観のすり合わせを行えて、一石二鳥です。一緒に寝づらい「いびき」や「寝相の悪さ」にも対処!セブンドリーマーズ調べ一緒に寝るメリットはわかったけど、一緒に寝るとなると気になるのが 「いびき 」や 「寝相 」ですよね。セブンドリーマーズ調べのアンケートでも、全体の4割近くが「いびき」への不満を漏らしています。しかし、「いびきはこれで治る!」と言った万能薬はまだ開発されていませんから、今は睡眠の質を上げるための工夫をするしかありません。ですので、セブンドリーマーズ調べセブンドリーマーズ調べのアンケートで、「睡眠の質が上がった!」と報告があった対策一覧を見て、生活に取り入れてみてください。どれかを試してみるだけで、グッと睡眠が良くなるはず です。自分に合ったものを選んでみてくださいね。とは言っても、「第59回 【悲報】長年連れ添っても夫婦の睡眠習慣は似ない」 にも書かれているように、睡眠のリズムは先天的な生まれ持った性質 であり、後天的に変えるのはむずかしいかもしれません。夫婦が一緒に寝ることにメリットがあっても、朝型の妻と夜型の夫が、同じ時間に眠る必要はないですよね。ぜひその点も念頭に置いて、参考にしていただければと思います。まとめ夫婦で一緒に寝ている割合は、全体の3割。この数字が多いか少ないかは置いておくとしても、夫婦で一緒に寝るとたくさんのメリットがあるのも事実です。一緒に寝るときに気をつけたいことを意識しながら、ぜひ一緒に寝てみてください。夫婦生活が、今までよりも良くなるはずです。
2018年10月03日この記事では、育休を取得してくれたものの家事も育児も手抜きばかりだったパパが、ママが病気になったことによって心を入れ替えたという体験談を紹介しています。パパをイクメンにするには、ママの弱さを見せることも大切だと感じたそうです。 育児休暇を取得する男性が少しずつ増えてきている昨今ですが、本当に育児ができている男性は想像以上に少ないように感じています。 実は、私の夫も育休取得当時はダメダメパパでした。そんな夫がイクメンに進化していった軌跡をご紹介します。 育休を取得してくれた夫私の夫は、私が妊娠する前から「絶対に育児休暇をとる!」と息巻いていました。実際、田舎の地方公務員だった夫は産後1カ月は有給休暇をとり、その後半年間は育児休暇を取得してくれました。 妊娠期間中は頼りになる夫だと思っていましたし、周囲からは「育児休暇を取ってくれるなんてすごいね。いい旦那さんだね」とうらやましがられて鼻高々でした。しかし、赤ちゃんが生まれた直後、夫の知られざる本性が露わになったのです……。 1から10まで言わないと動かない夫退院後、赤ちゃんと一緒にわが家に帰ってまず驚かされたのは、部屋の汚さでした。部屋の片づけをお願いしていたのですが、夫は何もしていませんでした。これには私も大激怒。すぐに物を片付けるように夫の尻を叩きました。 ところが、「何をどこにどう置くのか、一つひとつ教えてくれないとわからない」と夫はブツブツ文句を言います。こまごま指示しないと動かないなら……と、産褥期という言葉も忘れ、私がひとりで部屋の片付けをしたのでした。 夫より先に仕事に復帰、しかし予想外の出費がかさんで貧窮したわが家では、私が産後1カ月半で仕事に復帰することになりました。 そのころには、夫ひとりで赤ちゃんのお世話ができるようになっていました。しかし、私が仕事から帰ってくると、夫は私に赤ちゃんを押し付けてぐうたら。しかし、夫は「育児休暇をとったイクメンパパ」と言われ、鼻高々になっていました。 夫が目覚めたきっかけは「その辺の父親よりは育児もできるし、家事もしている」と言って開き直っていた夫でしたが、ある出来事がきっかけで心を入れ替えてくれました。 それは、私が慣れない育児と仕事でうつ病になったことです。昼を過ぎると熱が出る日が続き、ついには耳も聞こえなくなって食べ物の味もわからなくなってしまいました。このことによって病院の先生や看護師さんの指導を受けた夫は、育児はもちろん、家事も真面目にこなしてくれるようになったのです。 ママは意外と弱くて頼りない存在だということを、もっと早く夫にわかってもらえたら……と、今でもたまに振り返ります。ママは育児に一生懸命になりがちですが、夫をイクメンにするためには「もう限界」と、投げてしまうことも必要だと思いました。 イラストレーター/Michika著者:鏡 環2歳の息子の母。現在第二子妊娠中。元高校教員。うつ病と闘いながら夫と二人三脚で育児に励む。
2018年09月24日©All rights reserved仕事と子育て、夫婦の関係に悩んでいる多忙なパパ、ママの胸に響く感動ドラマ世代を超えて世界中で愛され続けている『くまのプーさん』を、ディズニーが初の実写映画化!主演の大人になったクリストファー・ロビン役に、英国のスター俳優、ユアン・マクレガーを迎え、少年クリストファー・ロビンとプーの別れから何十年も経過した時代を舞台に、新たな感動の物語を紡ぎ出しました。寄宿学校へ入学するため、少年クリストファー・ロビンが、親友のぬいぐるみ、くまのプーや仲間たちに別れを告げてから数十年。成長して恋に落ち、結婚して子供が生まれるが、家族との時間も十分にとれないまま、ロンドンで毎日働きづめの日々を過ごしている彼が、プーとの奇跡の再会によって、忘れかけていた〝本当に大切なもの〟を思い出していく――。©All rights reserved大人になって、社会の荒波にもまれるにつれ、子どもの頃の純粋さを失ってしまった主人公という設定は、映画ではわりと描かれることが多いのですが、本作はそれとはちょっと違います。本作で描かれているのは、会社では中間管理職として重い責任を負うクリストファー・ロビンが、毎日ひたすら仕事に追われることで、否応なしに生まれてしまった夫婦間のイラ立ちやすれ違いの悲しさ。そして親と子どものディスコミュニケーションのせつなさ。おそらく妻は家庭を守り、夫は外で稼ぐというスタイルが多かったはずの戦後間もない時代を背景にしているにも関わらず、主人公が抱える悩みはすごく現代的で、今、まさに仕事と家庭のバランスに悩む人たちの胸に響く内容になっているのです。何もしないことて、すばらしい!プーさんの名言にささくれた心が癒される©All rights reserved妊娠中、夫であるクリストファー・ロビンが戦場に行ってしまった妻イヴリンは、育児の一番大変な時期をワンオペで乗り越え、さらに自分らしく働き始める自立した芯の強い女性。一人娘のマデリンはすでに寄宿学校に入学する年齢になっているので、イヴリンは何もクリストファー・ロビンに「育児や家事を手伝ってほしい」と要求しているわけではありません。また、名門校に合格したマデリンを誇りに思うクリストファー・ロビンには、実は娘が父に喜んでほしいという思いだけで必死に受験勉強をしてきたことが分かりません。とにかく劇中、マデリンの行動が、終始一貫して「父を喜ばせたい」という想いに突き動かされていることに、胸がグッとしめつけられます。観客側にしてみたら、クリストファー・ロビンが妻と娘を何よりも大切にしていることは疑いようもない事実なのに、共に過ごす時間やコミュニケーションが少ないと、その想いが相手に伝わらなくなってしまうこと。子どもはどんなときでも、ただただ親に愛されたいと全身で願っていること。パパ、ママ、子ども、誰が見ても、登場人物たちそれぞれのリアルな心情に共感し、思わず胸がチクッとしてしまうはず。来日時、ユアンも好きだと言っていた「〝何もしないこと〟をする」というプーの名言も、リフレインのように何度も登場。特に何もしない時間を、家族や大切な人たちとのんびり一緒に過ごすのが、どんなにすばらしいことか。生産性がないことに罪悪感を抱いてしまいがちな現代人にこそ、ぜひ観てほしい、素敵なメッセージがたくさんつまった映画です。プーと大人になった僕©2018 Disney Enterprises, Inc.9月14日(金)全国ロードショー監督:マーク・フォスター『ネバーランド』、『007/慰めの報酬』出演:ユアン・マクレガー『スター・ウォーズ』シリーズヘイリー・アトウェル『キャプテン・アメリカ ザ・ファースト・アドベンジャー』ウォルト・ディズニー・ジャパンの公式サイト:Keiko Ishizuka
2018年09月13日夫婦間でのすれ違いは、どの家庭でも起こるもの。すれ違いを未然に防ぐことも大切ですが、起きてしまったすれ違いを解消するのも同じくらい大切です。すれ違ってしまった関係を解消する方法をパピマミ編集部がご紹介します。夫婦のすれ違い度をチェックする方法まず初めに、夫婦がすれ違っているかをチェックする方法をご紹介します。やり方は簡単で、配偶者と会話するときに相手の動きのある部分を数えるだけ 。まず、相手に10回ほど話しかけます。話しかける内容はなんでも構いません。重要なのは、そのときそのときの相手の動きです。相手が自分のやっている動きを止めて、あなたの話に真剣に耳を傾けてくれた回数を確認してください 。テレビを見ていたらテレビを止めて話を聞くだったり、読んでいた新聞をしまってくれたり。相手が手を止めてくれる回数が、ここでは重要です。もし相手が手を止めてくれる回数が、「9回未満 」なら注意してください。離婚の危機 だと言われています。9回未満はさすがに多いと思われるかもしれませんが、科学的にも証明されていて論文もたくさん出ているので、夫婦のすれ違い度をチェックするには最善の方法と言えるでしょう。もし9回未満であれば、すれ違いを解消するための行動が急務になります。夫婦間のすれ違いを解消する3つの方法引用:“離婚に関する調査2016(リクルートブライダル総研 調べ)夫婦間ですれ違いがあるかチェックし、なおかつ手を止めて話してくれる回数が9回未満だった方は、以下の3点を意識してみてください。以下の3つは、ブライダル総研が全国の男女20歳から69歳までにアンケートを取った「離婚に関する調査2016」から導き出した夫婦関係が良好な夫婦の特徴が記されています。●価値観をすり合わせるブライダル総研の調査によれば、最も多い離婚理由は、「価値観の違い 」です。男女ともに、自分たちの価値観の違いを夫婦のすれ違いの最大の理由にしています。裏を返せば、価値観の一致さえできれば、すれ違いは起きないということ。夫婦関係のすれ違いで離婚される5割以上は、「価値観の違い」だとわかれば、対策を練りやすくなるのではないでしょうか。「価値観をすり合わせられたら苦労しないよ」と思われるかもしれません。たしかに、価値観は人それぞれですし、その人の根幹にある大切な部分です。ですが、価値観とは、一生変わらないものなのでしょうか? 小学生時代と大学生時代で、同じ価値観でしたか?子どもが生まれて、新しい家族ができたとき、以前と同じような価値基準で物事を考えていないはずです。つまり、価値観は変えられますし、何度離れたとしても、寄り添い合える のです。●金銭感覚を合わせる「価値観の違い」の次に離婚理由として挙げられているのが、金銭感覚の違い です。家のローンや子どもの教育費がカツカツで、資金繰りが大変な家庭も多いですよね。妻が頑張ってお金をやりくりしているのに、夫が会社の後輩と飲み歩いて無駄にお金を使っていたら許せません。逆に、夫が少ないお小遣いで頑張っているのに、妻が湯水のごとく化粧品やブランドバックに費やすのもおかしい。つまり、金銭感覚を合わせることも、価値観をすり合わせることに似ていて重要 なのです。なぜそんなにお金を使ってしまうのか?としっかり話し合いをしなくては、相手の気持ちはわかりません。もしかしたら、夫はお昼ご飯のお金を節約して後輩にご飯を奢ってるかもしれませんよね。妻にしても、夫との関係に不満があってストレス発散で過剰な買い物をしているとは考えられませんか?妻や夫の行動だけに目を向けるのではなく、その行動をしてしまった感情を読み取ること が、「金銭感覚を合わせる」ということではないでしょうか。●共同作業を増やして親密になる妻の離婚理由で男性と大差をつけたのが、・夫が家事に協力的じゃない・夫が育児に協力的じゃない・借金この3つです。借金は、金銭感覚のすれ違いだとして、残りの2つの共通点は、「共同作業を疎かにしていること 」です。ブライダル総研では、先ほどのアンケート以外にも、離婚経験者と有配偶者に挙式を通じて得られた機会について質問しています。**********引用:“離婚に関する調査2016(リクルートブライダル総研 調べ)**********その回答を見ると、離婚経験者と有配偶者の回答に大きな差があったのが、二人で共同で作業をすることです。二人で大きなお金を使ったり、二人で時間をかけて労力を費やしたり。二人で一緒に行動する機会が多い夫婦は、離婚も少なく夫婦仲のすれ違いも少ないと言えます。夫なら、家事や育児に積極的になったり、妻なら、旅行やアウトドアなどの二人で時間を過ごせるような予定を立ててみたり。家庭環境によってできる行動の範囲は限られますが、それでも二人で一緒に何かをする時間を作るのはそれほど難しくないはず。夫婦関係にすれ違いあると思ったら、共同作業を増やしてみてください。まとめ夫婦のすれ違いは、起きないに越したことはありません。しかし長年一緒にいれば、問題が起きない方が不思議ですよね。そんな夫婦のすれ違いに気づいたら、・価値観はすり合っているだろうか?・金銭感覚はどうだ?・妻(夫)と共同作業できてるかな?と自分に問いかけてみてください。夫婦仲が修復することを願っています。●文/パピマミ編集部
2018年09月10日夫婦の関係がうまくいってない…そんな不安を抱えている方も多いですよね。そこで今回、夫婦関係がうまくいかない人たちの特徴をパピマミ編集部が調べてきたのでご紹介します。夫婦生活がうまくいっている夫婦とうまくいっていない夫婦の違いは、どこにあるのでしょうか?夫婦関係がうまくいってない人の割合は約4割**********引用:マクロミル**********マクロミルの調査で、全国の20歳〜69歳までの夫婦5411人にアンケートを取った結果がこちらです。結果を見てみると、「夫婦仲に満足している 」に、やや当てはまる以上を選択しているのが62% 。逆に、「あまり当てはまらない」以下は、38% という結果になりました。さらに言えば、「十分にコミュニケーションが取れている」や「お互いを理解し合えている」の割合も、「夫婦仲に満足している」とほぼ同じ状況で少ないと言えます。夫婦の悩みは、仕事よりもコミュニケーション**********引用:マクロミル**********マクロミルでは、結婚経験がある男女722人にアンケートを取っていて、そのうちの約3割の夫婦が、仕事よりもコミュニケーションに困っている ことがわかりました。さらに驚くべきは、そのアンケートに答えた方々の約8割の夫婦が、何も対策を練っていない のです。子育てや家計の管理で忙しいのはわかりますが、コミュニケーション不足がわかっていても改善策を練らないのは、問題アリだと言わざるを得ませんよね。夫婦関係がうまくいかない3つの特徴では具体的に、夫婦関係がうまくいっていない夫婦に共通する特徴は何なのでしょうか?マクロミルのアンケートから考えるに、以下の3つが挙げられます。1、結婚記念日を祝わない2、ありがとうを言わない3、愛してるを言わない**********引用:マクロミル**********1の「結婚記念日を祝わない」について、こちらのアンケートをご覧ください。離婚した夫婦の8割が、結婚記念日をお祝いしていない。結婚記念日に意味を見出せない方もいらっしゃると思いますが、ほかの記念日に重ねても当てはまりそうな結果ですよね。2と3については、**********引用:マクロミル**********こちらのアンケートが参考になります。仲の良い夫婦も仲の悪い夫婦も、1位は「ありがとう」の欠如を指摘しています。しかし仲の良い夫婦は、2位で「愛している」を求めているのに対し、仲の悪い夫婦は「ごめんなさい」を求めています。感謝ではなく、謝罪を求める あたり、夫婦仲が悪くなる理由 になるのではないでしょうか。仲の良い夫婦が行なっていること**********引用:マクロミル**********マクロミルのアンケートを参考にすると、うまくいかない夫婦の特徴をそのまま反対にすれば、うまくいっている夫婦と同じパターンになると言えます。つまり、1、二人の記念日を大切にする2、ありがとうをこまめに伝える3、愛してるといつも伝えるこの3つが大切だと言えるのではないでしょうか?どれも当たり前のように思えますが、夫婦生活が長くなると忘れがちですよね。まとめマクロミルの調査によると、うまくいかない夫婦仲を修復するには、1、記念日を大切に2、感謝の気持ちをいつも伝える3、愛してることを言葉にするこの3つが大切です。ぜひ、参考にしてみてください。●文/パピマミ編集部
2018年09月10日夫婦関係に亀裂が入る理由の1つに、意思疎通の少なさが挙げられます。しかし夫婦仲に亀裂が入ってる夫婦でも、「メールでのやりとりはしっかりしている」と話をされる機会が多く、パピマミ編集部は不思議に思っていました。そこで世の中の夫婦は、どのようにやりとりをしているか調べてみると、これが原因なのでは?と思える問題を発見。その問題点について、パピマミ編集部がこれからご説明します。目次若い夫婦ほどやりとりの7割は「メール」夫婦でのメールのやり取りは、「帰宅報告」「お使い」「夕食の有無」がメイン夫婦のやりとりで離婚率を3分で測る方法まとめ若い夫婦ほどやりとりの7割は「メール」引用:博報堂生活総合研究所博報堂生活総合研究所で、20歳から60歳までの夫婦2000人を調査したところ、全体平均でメールのやりとりが7割、電話が8割という結果になりました。ただ、年代別で見てみると、20代の夫婦と、30代の妻 は、メールの利用が一番多いことがわかります。仕事環境によっては、電話をする時間すらない方もいらっしゃいますよね。自然にメールでのやりとりが増えてしまうのかもしれません。いつでも送ることができて、しかも記録にも残るのでメールはとても便利です。しかしその反面、意思疎通をはかるのやりとりの手段としては使い勝手が悪い と言えます。相手は喜んでるつもりでメッセージを送ったのに、相手には怒ってるように捉えられるような経験は、誰にもであるはずです。引用:博報堂生活総合研究所夫婦間でもメールの利用頻度のデータを見ると、毎日が4割、週に2〜3回が3割という結果になりました。やはり毎日メールする夫婦が多いようです。このデータでは、どの程度の量のやりとりをしているかまではわかりませんが、やり方を失敗している可能性もあります。とは言っても、毎日メールをしている割にうまく進んでいないのも確かです。関連記事:子育てにおける役割分担って?男性と女性の持つ違い知っていますか夫婦でのメールのやり取りは、「帰宅報告」「お使い」「夕食の有無」がメイン引用:博報堂生活総合研究所全体の夫婦でのメールのやり取りの内容は、帰宅時間や日常的なお願いが最も多いという結果に。つまり、たくさんのやりとりをしているようで、中身のある連絡はしていない ことになります。夫婦仲があまり良くないような夫婦は、やりとりをしているようで、深い会話はあまりしていないわけです。毎日メールでのやりとりをしているから、意思疎通はできていると思っている夫婦もいらっしゃるでしょう。しかしやりとりの内容を振り返ってみると、中身は空っぽなのです。メールはしているけど、中身のある会話は約1割!冒頭でお話しした「メールはしっかりしている」夫婦仲に亀裂が入ってる夫婦は、事務連絡の回数が多いだけという臆測が立てられます。それでもメールの頻度は多いわけですから、たくさん話しているという錯覚を覚えてしまい、意思の疎通がおろそかになるのではないでしょうか。小まめに連絡するのも大切ですが、どんな内容を話すかも、大切だということがわかります。関連記事:贈り物でラブラブ復活!? 夫婦仲を取り戻す「愛の伝え方」5つ夫婦のやりとりで離婚率を3分で測る方法最後に、夫婦のやりとりで離婚率を3分ではかる方法をご紹介します。やり方としては、相手と話す最初の3分間の会話の内容に注目してください。そこで、否定的、あるいは軽蔑を含む会話が含まれている と、問題ありです。90%近い確率で離婚する と言われています。なぜなら、人は、最初の3分の会話をずっと続けるくせがあるからです。他人の会話を観察すると分かりますが、最初に話した会話を堂々巡りしている方はたくさんいます。思い当たる節はありませんか?ぜひ、試してみてください。まとめニーチェが、「結婚とは長い対話である」という言葉を残しています。何よりも会話が大切であり、やりとりを重んじようという解釈もできると思いませんか?メールのやり取りも、ぜひ工夫してみてください。●ライター/パピマミ編集部
2018年09月06日パパの休日は、ママにとっても子育てをお休みできる日! 普段できないところの掃除や、子どもを預けて“おひとり様”を満喫したくなりますが、それだとパパの疲れがとれず仕事に支障が出ます。そこで、わが家で実践している「お互いが休日を有意義に過ごせる方法」をお伝えします。 “隔週おひとり様”で休日を満喫!週末はパパに子どもを預けて子育てから解放されたくなりますが、パパもひとりの時間や休息が欲しいと思っています。 わが家では、第1・3週にパパが趣味の釣りへ行き、第2・4週は私が手芸をする、というようにお互いが自由に過ごせる日をつくり、支え合うようにしました。平等にならない月もありますが、「自分ばかりが頑張っている!」などのささいなケンカがなくなり、相手を思いやる余裕ができたので、少しのわがままなら許せるようになりました。 繁忙期は“数時間おひとり様”でよしとするパパの仕事が繁忙期のときは家事の分担ができないため、ママの“家事繁忙期”でもあります。 この時期に丸1日子どもを預けるとパパが潰れてしまうので、わが家では昼までパパが寝て、午後は私がひとりで買い物へ行くなど、数時間にとどめています。お互いの自由時間を少しつくるだけでもリフレッシュになるので、ストレスを溜めずに繁忙期を乗り切ることができるようになりました。 パパができなかったことを怒らないパパが出かけるときに「ついでにコレをやっておいてね」と、お願いすることがあります。しかし、この“ついでのお願い”は、複数のことが同時進行するので、一点集中型のパパにとっては難しいようでした。 はじめはやり忘れがたくさんあります。しかし、休日を確保するために怒りは飲み込みました。「ここまでしてくれたら大丈夫! 今度頑張って!」など、逃げ道をつくってあげると、次も快く引き受けてくれました。2年かかりましたが、わが家のパパもひと通りできるようになりました。 子育てが始まったとき、「自分のやっていることのほうが上だ!」とケンカが絶えませんでした。“お金を稼ぐこと”と“家を支えること”はどちらも大切。優劣をつけずに、お互いの頑張りを認めたことで自然と喧嘩が減り、休日を有意義に過ごせるようになりました。 監修/助産師松田玲子イラストレーター/大福著者:長山まな結婚を機に人口3,000人弱の田舎へ移住。2歳の娘と夫と3人暮らし。仕事をしながら、地方・共働きならではの子育て記事などを執筆中。
2018年08月18日周りからは「仲良し夫婦」と思われているけれど、家のなかでは会話のない冷め切った関係。「仮面夫婦」を続けているという人はどのくらいいるのでしょうか。本当は、こんな関係から抜け出したい。冷え切った関係をどうにか良くしたいと願っているとしたら…。今回は、仮面夫婦から抜け出すために今日からできることを考えていきましょう。■仮面夫婦「あなたはどっちのタイプ?」2つの心理状態仮面夫婦となっている夫と妻の心理状態はどうなっているのでしょうか?仮面夫婦の場合、互いが互いを夫でも妻でもない「同居人」とみなしている場合が多く、大きく分けると次の2つに分けることができます。仮面夫婦タイプ1:妻、あるいは夫だけが冷めている過去に浮気をされた、育児を手伝ってくれなかったといった本人には見過ごすことのできない決定的な要因があって、どちらか一方だけが冷め切っている状態の夫婦。仮面夫婦タイプ2:夫婦2人とも冷めているまったく嫌いというわけではないけれど、いてもいなくても変わらない。互いの世界を持ちすぎているので一緒に行動することがない。この人じゃなくてもいいのでは? と思っているけれど、積極的に離婚する気もさらさらない状態の夫婦。■仮面夫婦「愛情を戻すことはできる?」冷め切った関係に愛情を取り戻すことはできるのでしょうか? 先に結論をお話すると「できます」。けれど、夫婦互いが避けている期間が長ければ長いほど、元に戻すのにも時間がかかると覚悟してください。例えば、3年間ずっと仮面夫婦を演じていたなら、愛情を取り戻すにも3年相当の時間がかかると思っていましょう。またタイプ1の「妻、あるいは夫だけが冷めている」ケースは、修復期間の長さに加えて、仮面夫婦の状態を引き起こす原因となった出来事を許せるかどうか? を考えることも大事になってくるでしょう。■仮面夫婦から抜け出すには? 妻、あるいは夫だけが冷めている場合では、どうやって愛情を取り戻せば良いのでしょうか。その方法について、前述したタイプ別に考えていきましょう。まずは、「妻、あるいは夫だけが冷めている場合」からご紹介します。仮面夫婦タイプ1:妻、あるいは夫だけが冷めている場合タイプ1の場合、仮面夫婦になったキッカケというものがあるはずです。冷え切った関係から抜け出すための一歩は「その時と今はまったく別の状態」と意識することです。例えば、子育てに対する不満がきっかけでぶつかりあってしまい、今は仮面夫婦になっているとします。関係を修復したいけれど、また前のように言い合いになってしまいそう…。そんな不安があるかもしれませんね。でも「その時の夫と、今の夫は違う」ととらえてみてください。ものすごくムカついたし相手の態度にも納得できなかったけれど「今、目の前にいる夫は、その時の夫ではない」と考えてみましょう。自分自身も当時は子育てにいっぱいいっぱいで余裕がなかったけれど、今も「その時とまったく同じ」というわけではないですよね。その話題に「今」ふれたとして、当時と同じような言い合いになるものでしょうか。過去の2人は過去の2人であって、今の2人ではありません。これからの未来に目を向け「今からもう1度新しい関係をつくる」ととらえてみる。そうすることで、新しい関係を築ける可能性が出てくるはずです。■仮面夫婦から抜け出すには? 夫婦2人とも冷めている場合続いて、「夫婦2人とも冷めている場合」を考えていきましょう。仮面夫婦タイプ2:夫婦2人とも冷めている場合嫌いではないけれど一緒にいる意味がないと感じ、仮面夫婦になっているタイプ2の場合は「相手の良いところを見つける努力」をしてみる方法が効果的です。この関係はいわゆるマンネリだけれども、面倒に感じない心地の良い関係ですよね。けれど面倒ではないということが「愛情がある」というわけではありません。愛情を取り戻すには過去にさかのぼってみる必要があります。例えば、おしゃべりが楽しくて、いつも一緒だった新婚時代(交際当初)を振り返ってみます。夫を好きになったきっかけや2人で楽しく過ごした日々など良かった時代を思い出してみましょう。これは「相手の良いところ」を再認識していく作業です。この作業を続けていると「ああ、こんなところが好きだったな」「こういうところが尊敬できると思った」など忘れていた感情がよみがえってきます。そうした感情の変化は、夫婦2人の間に変化をもたらしてくれるでしょう。ちなみに、夫だけが冷めている場合も同様です。昔通った場所やお店の名前を出して懐かしんでみたり、昔の写真を見えるところに置いておいたりして、夫にあの頃の2人を思い出してもらうと良いかもしれません。タイプ1は、過去ではなく未来を見る。タイプ2は、過去を振り返る。時間軸を変えて見つめなおす作業が、仮面夫婦から抜け出すきっかけとなってくれるでしょう。■仮面夫婦「離婚とならないために」今日からできる5つのこと仮面夫婦から抜け出すために、これから意識してやってみてほしいことをご紹介します。これらは片方だけが冷めている場合と夫婦2人とも冷めている場合、どちらのタイプにも共通しています。1.相手に笑顔を見せる冷めた夫婦に笑顔はありません。笑顔がないものに愛情やあたたかい気持ちを持つことはできないので、意識して笑顔で接するようにしましょう。2.会話する冷めた夫婦はあいさつ以外、会話がありません。まずはYes、Noで始まる簡単な会話から始めてみましょう。どちらかが動かないと何も始まりません。3.さりげなく気配りをする例えば、夫がお風呂に入った時、新しいタオルを用意してあげましょう。そうすることで相手をじわっとあたたかい気持ちにさせることができます。4.記念日をお祝いする今までは何もしてこなかった1日を、意味のある特別な1日にします。誕生日や結婚記念日をお祝いしましょう。5.どちらかの実家に一緒に行く相手のルーツを再認識し、両親の前で相手をほめてみましょう。両親に認められるのは気持ちが良いことです。また自分はこの一家の一員なんだという認識を強めることもできます。冷えた関係を変えたいと願うなら、ぜひご紹介したような行動を実践してみてください。今日やったからといって明日すぐに変わるものではないけれど、冷えた2人の空気に火起こしをして、少しずつあたためていく…。そんなイメージを持つと良いですね。まずは一歩を踏み出すことが大切だと思います。
2018年07月31日わが家の夫は、最初のうちはほとんど料理を作れませんでしたが、ちょっと強引にごはん作りをお願いしているうち、最終的に「夕食、何か適当に作ってよ」と頼めるようになりました。そのために工夫したこと、ちょっとしたコツなどを紹介します。 夕飯作りを無茶ぶりしてみた子どもが生まれてからずっと、共働きを続けてきたわが家。夫は帰りが遅いため、必然的に毎日の夕食作りは私の仕事でした。しかし、ある時期から私は週末に仕事の予定が入るようになり、夕飯作りができないことが増えてきました。 そんなとき、夫は子どもを連れて外食に出かけてしまうことが多く、食費が高くつくこともしばしば。以前から、「夫に料理を頼めたらいいのになぁ」と思っていた私は、これはいい機会かもと思い直し、夫に「今晩、何か作ってくれない?」と頼んでみました。夫は「え~……」と不満そうでしたが、私は冷蔵庫を開けて「豚肉と鶏肉はここね。キャベツとピーマンもあるから」と在庫をざっくり説明し、あとは任せて出かけました。 生焼け野菜をほめるテク夕方、私が帰宅してみると、驚いたことに野菜炒めとスープができあがっていました! キャベツが生焼けだったり、ピーマンが焦げていたり、にんじんが硬すぎたりしましたが、夫の努力を認めて、ここは“ほめる”が原則です。 野菜に火が通っていない→「歯ごたえがあっていいね」、しょっぱい→「ちょっと濃い目の味付けだね」などの言い換えを駆使し、最後に「おいしかった~ありがとう♡」を添えました。子どもにも「お父さんの料理おいしいね! お母さんよりじょうずなんじゃない?」と話しかけ、夫の自信につながるようにしました。 いつしか“餃子の達人”に!最初のうちは「火加減を間違えて黒焦げ」「3品全部にんじん料理」などという悲劇も何度かありましたが、ひたすらほめているうちに、夫の料理の腕は確実に上がっていきました。料理アプリを愛用するようになり、バリエーションが増加したころ、夫は餃子作りにハマりました。 今では、中に包む素材や焼き方を自分なりに研究・工夫し、いろいろな種類の餃子(時々春巻き)をごちそうしてくれます。子どもから「お父さんの餃子が食べたい」とリクエストが入ることもあり、そんなときの夫はうれしそうで、張り切って作ってくれます。さすがに平日の夕食は難しいですが、週末はいろいろな料理に挑戦中です。 正直、料理経験の少ない夫にごはん作りを任せるのは難しいことも多かったです。そんなときは「気長にほめる」「失敗しても責めずに笑いとばす」「感謝を伝える」の3つを心がけました。特に効果的だったのは、子どもからの「お父さんの料理が食べたい!」というセリフでした。 監修/助産師 松田玲子イラストレーター/星田つまみ著者:大川香織小学2年生と1歳、2男の母。共働き。編集プロダクションや出版社で、子育て情報誌などの制作に携わった経験をもとに、さまざまなテーマで執筆。
2018年07月22日子どもとの関係、夫婦の関係、ママ友との関係など、様々な“つながり”がありますが、自分の親との関係もあります。なかでも、同性である「母との関係」は、とても重要ですよね。しかし、自分の気持ちをわかってくれるよき理解者になってくれることがあれば、反対に“敵”になってしまうことも…。そんな母との関係を見つめなおすのにピッタリの記事をピックアップしました。その1●母との関係が夫婦関係の危機に!?娘と母親が異様な依存関係にある「実家べったり妻」。実家依存の度が過ぎると夫の信頼を失い、夫婦関係の危機を招くともいわれているけれど、どういう傾向があると、それに当てはまるの?気になる方は、「実家べったり度チェック」を試してみてください。▼続きはコチラ▼その2●実家に頼りすぎる自分を変えるには?家庭をおろそかにして実家に入り浸り、離婚の危機さえ招いてしまう「実家依存症妻」。実家と上手に距離を取るには、まず「自覚すること」が大切。そのほかにも方法はあるので、心当たりがある方は、見ておいたほうがいいかも…?▼続きはコチラ▼その3●「マザコン」と「母親思い」の境界線「夫がマザコンで困る」という妻は多いようです。しかし、見方を変えれば「お母さん想いのやさしい夫」でもあります。夫の「マザコン」と「母親思い」は、どう違うのでしょうか?夫がグレーゾーンだと感じたら、覗いてみてください。▼続きはコチラ▼その4●夫がマザコンかどうかを見抜く方法夫のマザコンが離婚の危機を招くこともあるといいます。では、夫がマザコンなのかを見抜く方法はある?夫のマザコン度チェックリストで試してみませんか?▼続きはコチラ▼その5●「実母が嫌い!」上手に付き合うコツ母と娘の絆は強いと言われているものの、なかには実母に対する嫌悪感が拭い去れないという人もいるでしょう。では、嫌いな実母とうまく付き合うには、どうしたらいいのでしょう?切っても切れない母との関係改善法は、意外と簡単なことでした。▼続きはコチラ▼その6●犬猿の仲!?義母との上手な付き合い方「母との関係」は実母だけではありません。盆と暮れ…1年のうちたった2回の辛抱だ!そう思いながらも、つい憂鬱になりがちなのが、夫の実家への帰省。姑の前で猫を被れば被るほど、後々自分を追いつめることになりかねない…。実体験や座談会など、リアルな「嫁トーク」を展開しています。▼続きはコチラ▼その7●実母への嫌悪感の正体は?虐待やネグレクトなどの被害にあったわけでもなく、ごく普通に育ててもらったはずなのに、なぜか母親に嫌悪感を抱いてしまう。他の人間関係にくらべて、濃い絆で結ばれている実母だからこそ、関係性に苦しむこともあります。実母との関係に悩んでいるなら、一度見てみてください。▼続きはコチラ▼その8●義母よりも実母…ストレスが大きいのはどっち?子どもが生まれた途端、義母ではなく実母との同居を望む妻が急増!しかし、血のつながりがあるからこそ、お互いがいいたいことをすべて吐き出してしまい、親子関係にヒビが入ることも…。座談会形式でリアルな声が聞けます。▼続きはコチラ▼
2018年04月13日ずっと夫婦円満で過ごせるのが1番ですが、修復もできないほど関係が破綻していれば、離婚という選択肢を選ぶこともあるでしょう。しかし、夫婦2人ともに離婚したい意思があるとは限りません。離婚をするしないで揉め、裁判になる場合も。今回は裁判で認められる離婚事由、「夫婦生活の破綻」について考えてみたいと思います。 1. 「夫婦生活が破綻している」状態とはまず、裁判で認められる離婚事由は以下の5つです。配偶者に不貞な行為があったとき配偶者から悪意で遺棄されたとき配偶者の生死が3年以上明らかでないとき配偶者が強度の精神病にかかり、回復の見込みがないときその他婚姻を継続しがたい重大な事由があるとき5つめの「婚姻を継続しがたい重大な理由があるとき」というのは、少し曖昧ですよね。1〜4に当てはまらず、それでも「夫婦生活が破綻している」と見なされた場合に、「婚姻を継続しがたい」と認められます。これまでに認められた事例は以下のとおり。DVやモラルハラスメント(モラハラ)がある精神・肉体ともにダメージを与えられている状態は、夫婦関係が破綻しいると見なされることが多いです。1度手をあげられたら何時間にもわたって暴力を受ける、たびたびダメージを与えられるなど、日常的に暴力や精神的苦痛を味わわされている状態が「DV」や「モラハラ」とされます。家庭内別居・長期間の別居家庭内・家庭外問わず、別居状態が長期間続いている状態です。ただし、家庭内の場合は、「顔をほとんど合わさない」「寝室も別」「一緒に行動を共にすることがない」といった状況でなければ、「破綻している」とは見なされない可能性も。たとえば、妻が作った料理を夫が食べる状態を保っている場合は、まだ「破綻している」とはされないこともあるようです。性格の不一致・性の不一致「性格の不一致で」という離婚理由は、よく耳にするもののひとつですよね。これはただ単純に「気が合わないから」だけでなく、性格の不一致が両者の溝を深め、関係性の修復が困難なほどに相手への感情を失っているといった条件が必要です。性の不一致に関しても同様。理由のない一方的なセックスレスは離婚事由になりえますが、双方がそれでも夫婦関係を続行できるとしていた場合、あとからセックスレスにして離婚しようとしても認められません。過度な宗教活動信仰は個人の自由です。しかし、宗教活動を理由に、家に帰らない日が続く・金銭の出費が激しい・仕事や家事育児を放棄するといった状態が続けば、「夫婦生活の破綻」だと認められます。働けるのに働かない心身共に健康であるにも関わらず、働かずに家にお金をいれないケースも、「夫婦生活の破綻」として認められる場合があります。離婚事由のひとつである「配偶者から悪意で遺棄されたとき」に該当する場合も。どんなものであっても、関係性の修復が不可能だと判断されうる状態が、「夫婦生活の破綻」だと見なされるわけですね。 2. 悩んだときは……裁判を視野に入れるほど「離婚したい」という意思が強かったり、離婚で揉めるほどに夫婦生活が破綻している場合は、修復が難しいこともあるでしょう。しかし夫婦というのは縁があってなるものですから、破綻の原因が修復でき、離婚しないで済むのならそれが一番。もし離婚という文字がちらついているけれど、まだ最悪の事態にはなってほしくないと思っているかたは、以下の記事も参考にしてみてください。> 離婚する夫婦としない夫婦の違いとは?関係維持のためにできること> セックスレスは離婚事由になる?> 単身赴任中の夫婦が離婚を防ぐために実践していること3つただし、DVには命の危険もあります。「いつかよくなるかも」と耐えたりせず、早めに、DVシェルターと呼ばれる機関に相談することをおすすめします。> 配偶者からの暴力被害者支援情報「相談機関一覧」内閣府男女共同参画局> 女性のためのDV相談室NPO法人全国女性シェルターネットまた、弁護士など法律の専門家に相談したいけれど、どうしたらいいのかわからない・費用の工面が厳しいといった方は、法テラスを利用しましょう。弁護士の紹介や無料相談、費用の立て替えを利用できます。> 法テラス 今回ご紹介した条件に当てはまるようであれば、それはすでに「夫婦生活が破綻している」ということ。離婚を防ぐためには、こうした状態になる前に日頃から夫婦のコミュニケーションをしっかりとる必要があります。ただ、これらの条件に合致するような状態となると、夫婦生活を続けること自体が相当なストレスとなってしまっているのではないでしょうか。悩んでいるかたは、ひとりで何とかしようとしすぎずに、ぜひ各相談機関を利用してくださいね。 参考:民法770条弁護士法人ALG&Axxociates「婚姻関係を継続し難い夫婦破綻と言える11の条件」行政書士佐藤のりみつ法務事務所「婚姻関係の破綻の定義」
2018年03月23日愛のないセックスの禁忌×特別感という本流女は、恋愛関係において圧倒的に立場が弱いように思います。大人になると「おつきあいしてくださいっ!」なんて告白してから関係が始まることって、むしろ少なくなりませんか。なんとなくいいムードになって、セックスしてから「あれ……? これは付き合うってことでいいのかな? いいんだよね?」と悩む。男性の圧倒的大多数が「体だけの関係OK」な生き物だそうで、そして大変タチが悪いのは、一発抜くためならどんな嘘でも平気でつけるってこと。「好き」とか「一緒にいたい」とか、すごく相手に好意がありそうなことをいっぱい言えます。しかも嘘をついている自覚がなく、本気で言ってる場合も多いそう。それに女性がまんまと引っかかって「好かれてるのかな」なんて思っていたら、行為が終わった後に「え、遊びでしょ?」なんて言われてズタズタに傷ついたなんて話を、あっちでもこっちでも耳にします。少女マンガでも、男女がくっつくまでのディテールを追っていって、人気が出て連載が長引くと今度は「この人は私に本気なのかしら……?」なんて悩み始める。これお決まりパターンですよね。だから少女マンガをはじめ、女性向けのエロ媒体であるティーンズラブコミックですら、愛のないセックスを扱うことはほとんどありません。男の熱い想いの結果が性行為だったり、最初は遊びだったのに、セックスしたらなんでだか彼女に溺れて夢中になったり。ところがこの 『カカフカカ』は、展開が逆です。実はEDに悩んでいる本行(ほんぎょう)は、ルームメイトの寺田さんだけに反応するという、謎の展開からはじまります。カカフカカ(1) /石田 拓実(著/文)/発行:講談社基本的に少女マンガは、主人公に特別感を与えて読者を気持ちよくさせます。部活で大抜擢されたり、受けてもいないオーディションで大抜擢されたり、何が魅力なのかわからない主人公の元へ男子が我先にと言い寄ってきたりと、他の人が持たない特別感を与えられる展開になります。そしてとうとう、EDの男性が自分だけには勃つなんていうパターンまで発展しました。余談だけど、これって自分以外にはEDなんだから、浮気の心配がなくていいですね。人生のどん底でどう足掻くかが分かれ道本来、愛の伴わない機械的、動物的なセックスは少女マンガの禁忌です。自分が単なる肉の塊として扱われ、便器のように処理をさせられるのは、たまらない屈辱ですから。「EDを治したいから」って理由も、愛情なんかぜんぜんない、むしろどっちかって言えば機械的です。治療のためといえば、なんか医療行為っぽいけど、愛があるかと言えば、なさそう。そんな愛のないセックスという禁忌と、特別感という本流を組み合わせてできたのが、 『カカフカカ』なのです。新しい!そして、突然特別感を与えられた寺田さんは、中学生の頃、世界の中心は自分にあると思っていた、無敵な人間でした。それがだんだんと「自分は別になにもすごくない」ことに気づいていきます。そして自信のカケラもなくなった現在、24歳。男も家も仕事もありません。無意味に万能感に満ちあふれる時代って、ある人にはありますよね。この前ちょっと話をした青年は、輝くばかりの「わかった感」を噴出していたので、話を聞きながら「いったいこの先、どこでポッキリ折れるのかな」なんて想像してしまった。少女マンガでは、自己否定感の表現が年々形が変わっています。70年代は「みなしご」だったり「お転婆で女らしくない女の子」だったり。現在は「友達作りに悩む」「空気を読むのに腐心する」なんてカタチで表現されます。女性がその時代その時代で、何に悩んでいるのかがよくわかりますね。70年代の少女マンガの主人公なんて、暑っ苦しく自分や正義をふりかざして、誰も空気読んだりしませんから。自信喪失中の寺田さんには特別感が与えられましたが、現実はそうは上手くいきません。だからって「マンガはファンタジーだから」なんて拗ねちゃダメです。1度、完膚なきまでにどん底を味わった人って強いです。言い訳も、助けの手もない状況になって「自分は本当にダメなヤツなんだ」ってゼロから見直すと、変なプライドがなくなって人生が動き出したりするものです。言い訳をするか、しないかが人生の分かれ道なんです。作品では、寺田さんに与えられた特別感が、この先どう展開するかを楽しみにしています。Text/和久井香菜子前回記事<空気読んで、愛想笑いするのはもうやめませんか?『凪のお暇』>もチェック!人の目を気にしてたらもったいない。「コンプレックス女子」の主人公が変わる勇気をくれる。
2018年03月14日離婚をする夫婦が珍しくなくなった昨今。「自分たちは大丈夫」そう思っていても、対岸の火事だと言い切るのは、難しいのではないでしょうか。しかし縁あって夫婦になれたわけですから、ずっと円満な関係を保ちたいですよね。離婚に至った夫婦の特徴から、何ができるのか考えてみましょう。 1. 離婚した夫婦に「なかったもの」とはブライダル総研(株式会社陸ロートマーケティングパートナーズ)が、離婚経験者・有配偶者別に実施した離婚に関する調査のなかで、「結婚のスタート時にあったこと・深まったこと」という質問があります。結婚してから深まったと感じることで、夫婦の関係を維持できている人のほうが高い項目があれば、それが結婚生活を維持するための要素であるはず。さらに、その差が大きければ大きいほど、より大切なことであると考えられます。双方の差が大きかった上位7つの項目は以下のとおり。自分の性格を理解してもらう自分と配偶者の家族が親しくなる相手の親族や友人を知るふたりの金銭感覚をすり合わせる配偶者と自分の家族が親しくなる自分の親族や友人を知ってもらうふたりの価値観をすり合わせるこうして見ると、周囲の人間関係を含めて「自分のことを知ってほしい」という気持ちが表われているものが多いですね。また、金銭感覚や価値観は家族として一緒に暮らしていく上でかなり重要なこと。こうした「お互いに対する理解」が深まっていかないと、離婚のほうに気持ちが傾いてしまうのかもしれません。 2. お互いの心が見えなくなる前にできることどうすればこの7つの要素を大切にし、パートナーとの関係を良いものにしていくことができるのでしょうか。解決策を考えてみましょう。コミュニケーション不足の解消夫婦でゆっくり話をする時間がないという家庭も多いのではないでしょうか。現代では夫婦共働きの家庭が多く、さらに子どもがいる家庭であれば、家事・育児・仕事の両立・分担で夫婦共に精一杯になりがちですよね。かといってコミュニケーションをないがしろにし続けることは、夫婦関係にとって致命的。忙しい中でも意識してコミュニケーションを取ったり、2人で計画して夫婦デートをするなど、できることを探してみてはいかがでしょうか。> 休みが合わない夫婦のコミュニケーション術> どれくらいデートしてる?夫婦円満に不可欠な「夫婦デート」のはなし 互いを尊重する気持ちを忘れない夫婦といえども別の人間。性別はもちろん、育ってきた環境も異なります。結婚する前は似た者同士であっても、価値観や考えかたは常に変わるもの。最初は合っていた価値観にズレが生じてしまうのは辛いことです。喧嘩に発展してしまうときもあるでしょう。だからといって夫婦の関係を諦める必要はありません。お互いに相手の考えや気持ちを理解して受け止める努力をすれば、きっとうまくいくはずです。> 価値観の違いをうまく乗り越えて、夫婦仲を円満に保つには?> 「自分が一番」な男の気持ち、「子どもが一番」な女の気持ち 実家・親戚・友人付き合い問題を共有互いの実家や親戚付き合い、友人付き合いについても夫婦で共有しておきたいものです。たとえば、相手の実家への帰省が辛いというケース。「嫌だなあ」とひとりで抱えているよりも、相手に「辛い」ということをわかってもらえていれば、同じ帰省でも少しは楽になるかもしれません。また、結婚すると友人との関係も変わってきます。お互いに無理してストレスを溜めてしまわないよう、よく話し合っておきたいですね。> 親戚づきあいが苦痛…上手に乗り切るにはどうすればいい?> 結婚後、友人付き合いはどう変わる?注意すべきポイント はじめから「いつか離婚するだろう」と思って結婚する夫婦はいないでしょう。離婚にも多大なストレスや負担があるものですし、できればしないで済むに越したことはありません。夫婦関係も人間関係のひとつ。仕事関係の人や友人に対しては、関係性を保つために自然と配慮をするものです。それは夫婦間でも同じこと。距離が近い分、良くも悪くも遠慮がなくなってしまいがちではありますが、相手も自分と同じひとりの人間であることを、忘れないで尊重したいですね。山あり谷ありの夫婦生活。最後までふたりで歩いていくために普段からできることを考えてみませんか?参考:プレスリリース「ブライダル総研離婚に関する調査」
2018年03月11日夫婦関係に悩んでいる、という相談者は少なくありません。結婚してからずっとアツアツ…というケースのほうが珍しく、多かれ少なかれ関係がうまくいかない時期というものを経験しているご夫婦が多いように思います。実は夫婦には「危機におちいりやすい時期」というものが存在することをご存知でしょうか。このタイミングを知っておくことで、関係をうまく軌道修正できるかもしれません。■夫婦クライシスその1:生まれてくる子どもに対する“温度差”が原因「妊娠時」夫婦の危機が訪れやすいといわれている時期のひとつ、それが妊娠時です。おなかの中に新しい命が宿れば、夫婦でその喜びを分かち合いたいものですよね。でも夫はなぜか、私ほど喜んでいない。そんな態度から「どうしてもっと喜んでくれないの?」「関心を持ってくれないの?」と不満を抱いてしまうことがあります。実はこの時期、夫と妻とでは「親になる」ことへの意識に微妙な差があります。男性の場合、子どもができる喜びと同時に「これからどうなるんだろう」「大丈夫だろうか」「父親としてやっていけるだろうか」という不安、恐怖がわきあがってくるようです。そのため、複雑な気持ちが自然と顔にでてしまうこともあるでしょう。妻の妊娠は、男性に喜びと不安の相反する感情がごちゃ混ぜになり、複雑な気持ちが生まれる。そういうものなんだと知っておくだけで、妻は少し不満がやわらぐのではないでしょうか。そもそも、夫と自分とでは気持ちにズレがある。だから、100%理解されなくても80%くらい分かってもらえればいいか。そう思って妻が接すれば、お互いの心も落ち着いてくるかもしれません。■夫婦クライシスその2:夫の居場所がなくなってしまう「出産後」出産直後は、子どものことで手いっぱいになってしまう妻に対し、夫は「居場所がない」「かまってもらえない」という意識が生まれ、2人の間に溝ができてしまうことがあります。そんな心のスキにつけこまれ、中には浮気に走ってしまう夫も。そんな最悪な状況になる前に、まずは「夫婦で話をする時間」を意識して持つようにしましょう。とはいっても、出産後はやるべきことがたっぷりあって、なかなか難しいかもしれませんね。でも「子どもだけではなく、あなたのことも気にかけているよ」というメッセージを会話で伝えていけば、夫が抱く疎外感も少しずつ解消されていくはず。家の中に自分の居場所があると思えれば、夫は家族のことを今以上に気にかけてくれるようになるのではないでしょうか。 ■夫婦クライシスその3:異動や新規事業立ち上げなど「仕事の転機」仕事の転機も、意外に危機が訪れやすいタイミング。これは、男性だけに限らず、働くママの場合にも当てはまります。「仕事の喜びを共有できない」「家では不安をはくことができない」などの理由から、気持ちを共有できたり、はげましたりしてくれる“夫・妻以外の誰か”へ気持ちが傾きがちになってしまうようです。この場合も、基本は出産後の対応と同じ。夫婦間でなるべく会話をすることが大事です。特に意識してほしいのは「話を聞く」ということ。といっても、無理やり「この前の件、どうなった?」「今日は大丈夫だった?」と矢継ぎ早に聞く必要はありません。相手が話し始めた時に聞いてあげるだけで大丈夫です。相手が話しかけてこない時はそっとしておき、その代わり「おつかれさま」「ありがとう」などの声がけをしていきましょう。慣れない育児で頭がいっぱいになっている時、「おつかれさま」とねぎらいの声をかけられると、それだけでホッとすることはありませんか? それは夫も同じ。お互いにねぎらいと感謝の言葉をかけるようにすると、自然と夫婦の危機回避につながっていくはずです。■夫婦クライシス番外編:熟年離婚をしないために…○○で関係修復では、すでに夫婦の溝が埋められないほどに広がり、子どもが成人してからの離婚を決めている、あるいは検討している場合はどうすればいいのでしょう。答えはズバリ、少しでも関係修復したいと思っているなら、婚姻関係にあるうちに1人の時間をたくさん持ち、あえて距離をとることです。簡単にできる方法としては、寝室を別々にする家庭内別居。できることなら1人旅で「自分1人だけ」の感覚を取り戻すのもおすすめです。「この先、どうするのか」「どうなっていきたいのか」を考える時間をつくっていきましょう。人は年齢を重ねるにつれ、変化していくこともあります。今、抱いている相手への不満が5年後、10年後も依然として残っているのか、それとも変化するのか。今は、相手の反応に嫌気がさしていても、数年先には相手も変化し、違う反応を示してくるかもしれません。そういったことを、1人になった時間で自分にじっくり問いかけ続けてみましょう。相手のこと、相手との関わり方がクリアになっていくのではないでしょうか。夫婦の危機。できれば訪れてほしくないものですが、否応なく出くわしてしまうこともありますよね。代表的な3つのタイミングに共通しているのは、「夫婦それぞれが自分のことで頭がいっぱい」であること。夫婦関係に不穏な空気が流れた時は自分、あるいは相手が「手いっぱい」になっているかもしれないな、と考え、ふと立ち止まってみるといいかもしれませんね。
2018年02月22日「仮面夫婦」ってご存知ですか? 仮面夫婦とは、他人や子どもの前では仲の良い夫婦として振る舞っていながらも、実際は関係が冷え切った夫婦のこと。そうした夫婦にならないためにはどうしたらよいのでしょうか。一緒に考えてみましょう。 1. 仮面夫婦ってどんな夫婦?その特徴仮面夫婦がどんな夫婦なのか、実際に想像するのは難しいですよね。特徴をいくつかご紹介します。お互いに無関心相手がいつどこで何をしようと興味がない、一緒に何かをしようと思わないなど、お互いに無関心な状態です。お互いに自分中心自分が欲しいもの、やりたいことを優先させ、夫婦に困ったことが起きても解決しようとしないで逃げてしまうといったことも特徴です。家でのコミュニケーションがないふたりきりのときの会話は必要最低限。スケジュールのことや子どものことなど、生活に必要な事務連絡のみ。世間話をしたり一緒にテレビを見て笑い合うなどはしません。スキンシップもしない会話をしないのだから、当然触れ合ったりなどしません。セックスレスになることも多いでしょう。他に相手がいることも仮面夫婦を続ける中で「癒し」を求めるために、不倫をしているかたも中にはいるようです。関心がないために相手の不倫に気づかない、気づいても放置・黙認していることもあるのだとか。周りの人からはわからない外では夫婦円満を「演じている」ので、気づかない人も多いでしょう。子どもや親族にも仮面をつけて接しているパターンが多いため、他人からは仮面夫婦だと見抜けません。ただし、子どもにはバレている可能性大です。 2. 仮面夫婦はどうして別れないの?気になるのは「なぜ別れないのか」ですよね。夫婦関係が破綻しているのに、夫婦円満を演じてまで夫婦生活を続けることが不思議です。世間体や子どものため、金銭的問題といった理由が多いと思いますが、今回は「心理的な面」から別れない理由を探ってみます。愛情が残っている?片方もしくは両方に、わずかでも愛情が残っているのかもしれません。まだ離婚までとはいかない関係を保ちたい、より良くしたいと思っていて、きっかけがつかめないままずるずる仮面夫婦を続けているパターンもありそうです。さらに、ふたりでいるときは会話もスキンシップもないので、「相手が何を考えているのかわからない」状態が続きます。仮面夫婦から第一歩を踏み込む勇気はないし、相手のことを知りたがっている自分を認めないように、より厚い仮面を被ってしまうのかも。割り切っている?「夫婦はこんなもの」と割り切って、同居人がいる感覚で生活をしているのかもしれません。離婚に至る大きなきっかけがない限りは、仮面夫婦として生きていくほうが楽な人も中にはいるでしょう。意地になっている?仮面夫婦になるきっかけが、「相手の不倫」「セックスレス」など相手に不満がある場合、意地になって形だけの夫婦生活を続けている可能性も考えられます。特に不倫の場合は、別れないことで相手に罰を与えているのかもしれません。 3. 仮面夫婦にならないためのコミュニケーション悲しくて恐ろしい仮面夫婦ですが、一度そうなってしまえば、解消するのにかなりの時間と根気がいりそうです。仮面夫婦にならないよう、予防を行ったほうが良いでしょう。仮面夫婦にならないためのコミュニケーション術や予防法をご紹介します。スキンシップをたっぷりと夫婦の会話の時間を大切にするのはもちろんですが、「スキンシップ」も非常に重要です。日ごろから手をつないだり、抱きしめたりキスをしたりすることで、セックスレス予防にもつながります。また、スキンシップをすることでさまざまな物質が分泌され、ストレス緩和や幸福感の高まりなどの効果があります。夫婦にとって良いこと尽くしなので、積極的に取り入れていきましょう。> いってらっしゃいのキスで事故に遭わない?驚くべき効果とは> 夫婦のキス事情!キスがもたらす夫婦円満へのカギ夫婦で「一緒に」する運動やゲームなど、夫婦で一緒になにかに取り組んでみるのもおすすめです。共通の趣味ができることで話題も増えますし、それをしている夫婦はしていない夫婦に比べて「仲が良い」というのも、データとして出ているんですよ。身近にあることから一緒に行ってみましょう。> ダイエット効果も上がる?夫婦で運動すると良い理由> 40代が一番危険?いつまでもラブラブ夫婦でいられる方法喧嘩をしたら仲直りお互いの気持ちをぶつけ合うのも大切なことですが、必ず仲直りをするようにしましょう。仲直りの方法は人それぞれかもしれませんが、なによりも「お互いが納得する」ことが大切です。喧嘩と仲直りのルールを作って、お互いにそれを守るようにしましょう。> 【保存版】夫婦喧嘩の仲直りをするための5つの方法> 仲直りのきっかけは?わが家の夫婦喧嘩マイルール 仮面夫婦になるきっかけはさまざまあるでしょう。でも、なってしまったら修復は大変ですし、子どもにも悪影響を与えてしまいます。なによりせっかく愛し合って結婚をしたのに、形だけになってしまうのは悲しいことですよね。仮面夫婦にならないためにも、コミュニケーションやスキンシップは積極的に行うようにしましょう。喧嘩をしても相手を傷つけない、仲直りをするなどのルールを設けてくださいね。ずっと夫婦円満が続くよう意識して行動することが大切です。 参考:「仮面夫婦」を10年続けた人の苦悩と活路なぜか離婚しない・・・仮面夫婦の意味と心理的特徴
2018年02月15日11月22日はいい夫婦の日。そこで、夫婦仲を良好に保つ方法について調査してみました。離婚の危機はある日突然やってくるのではなく、日常のほころびから亀裂が起きることのほうが多いようです。改めて夫や妻との関係について考えてみましょう。Q.夫婦仲を良好に保つ方法、どうしてる?1.毎日しっかりと会話をする 46.6%2.定期的にお出かけをする 11.2%3.共通の趣味を持つ 7.2%4.二人きりの時間を作る 14.1%5.その他 20.9%毎日しっかりと会話をするが46.6%ともっとも多い結果となりました。お出かけや共通の趣味を楽しむのもいいですが、やはりちりつもでも毎日できることを続けている夫婦が多いようです。■仲のいい夫婦は意識せずに会話をしている仲がいいと言われる夫婦は、特に会話をしようとか一緒に出かけようなどと考えずに自然と一緒に過ごしていることが多いようです。とくに意識せずに毎日会話できるのは、仲がいい証拠なのかもしれませんね。「会話は毎日あるし、子どもがいないときにふたりでランチや買い物に行くこともある。でも、夫婦仲を良好に保つためではなくて、楽しいからやっているだけです」(茨城県 40代女性)「夫婦仲は周りより良いと言われます。夫婦仲のいいふたりは、良好に保とうなんて意識してないもの」(山形県 40代女性)「特別何かするわけじゃなく、子どもが寝てからふたりでテレビを見て笑ったり、手を繋いで寝たりしています」(鳥取県 30代女性)■一定の距離を保つことで良好な関係でいる夫婦も仲良くなるだけでなく、一定の距離を保つことで良好な関係を築いている夫婦もいるようです。何十年も一緒にいるわけですから、ふたりが心地よいと感じる関係でいることを選ぶようにしましょう。「見返りを求めない。うちはこれですね」(三重県 30代女性)「深く詮索しすぎない、干渉しあわない。結構重要だと思います」(鳥取県 30代女性)「あまりお互いに干渉しすぎないこと」(千葉県 40代女性)「なるべく一緒にいないようにしています。接点がなければ喧嘩もしないし、イラつくこともありませんから…」(神奈川県 40代女性)■感謝の気持ちを言葉にすることがベストもっとも効果があるというコメントが多かったのが、感謝の気持ちを言葉にすること。「ありがとう」と言われて嫌な気持ちがする人はいませんから、今日からあなたもちょっとしたときに伝えてみるといいかもしれませんね。「家事に育児に奮闘しているとき、夫が唐突に作ってくれたコーヒーがびっくりするくらいおいしかった。それを素直に伝えてありがとうというと、それから毎回食後に作ってくれるようになり、洗濯や掃除なども手伝ってくれるようになりました。何年経っても、感謝の言葉や尊敬の気持ちを伝えることが大事なんだと改めて思い知りました」(千葉県 20代女性)「小さいことでも会話は大切ですね。あと私が思うのは感謝の言葉だと思います。夫婦といっても他人ですから、お互いに感謝の気持ちを持つことが大切かなって思います」(千葉県 40代女性)Q.夫婦仲を良好に保つ方法、どうしてる?アンケート回答数:8832件 ウーマンエキサイト×まちcomi調べ
2017年11月24日11月22日は「夫婦の日」ですね。結婚願望のある人なら、夫婦という関係に憧れを抱いたことがあるかもしれません。ですが、実際はピンチもいろいろあるようで……。未来の結婚相手のためにも、夫婦円満のコツを今から覚えておきましょう!■夫婦は助け合わなきゃやってられない?11月15日の「たすけあいの日」、11月22日の「いい夫婦の日」にちなんで、日本生活協同組合連合会は、全国の子ども(未就学児から大学生まで)がいる20~59歳の既婚男女1,000人に対し、「夫婦の“たすけあい”に関する調査」をインターネットリサーチを実施しました(2017年8月)。◎夫婦でうまく助け合えているそう思う…67.2%そう思わない…32.8%◎夫婦仲がいいと思うそう思う…65.6%そう思わない…34.4%どちらの質問も割合比がほぼ同じ!夫婦で助け合いができていると夫婦仲も円満になるようです。結婚をしてずっと一緒に人生を歩んでいく相手とは、仲良くいたいものですよね。■ゴミ出しが夫婦を救うでは具体的に、どんなことで相手に協力しているのでしょうか?◎うまく助け合えていると思うこと1位:ゴミ出し2位:買い物3位:皿洗い大好きな人と暮らしていてもお腹は空くしゴミは出るもの。日常生活を営むうえでやらなくてはならないことはいっぱいです。だからこそ、頻度の高い家事を分担することが重要なよう。生活感たっぷりの結果を見ると、結婚生活は毎日の積み重ねということが改めてわかるような気がします。■「ありがとう」は無敵のハッピーワード行動はもちろん、言葉だってとても大きな影響力を持っていますよね。夫婦の絆を深めるのも壊すのも言葉次第だったりして?配偶者から言われると「夫婦で助け合っていきたいと思える言葉」「夫婦の助け合いをやめたくなる言葉」のTOP3は?◎夫婦で助け合っていきたいと思える言葉1位:ありがとう2位:やってもらえて助かった3位:結婚してよかった◎夫婦の助け合いをやめたくなる言葉1位:こっちは(仕事を・家事を)頑張ってるんだけど!2位:やって当然だよね3位:そんなこともできないの?筆者も、もしパートナーに「そんなこともできないの?」なんて言われたら、当分許す気にはなれません!自分のことしか考えていない発言はやはりNG。相手への感謝の気持ちを言葉や行動で表現していくことがいい夫婦の秘訣のようですね。■終わりに夫婦に限らず、円滑な人間関係を築くためには相手への思いやりは欠かせないということがよくわかる結果に。気になる彼や、最近ちょっとマンネリ気味の恋人にも、さっそく感謝の気持ちを伝えてみては?二人の関係に変化が起こるかもしれませんよ。ライタープロフィールmayu110人間観察とショッピングが大好きな韓国通ライター。日本と韓国を股にかけ、ミーハーな視点で人々の恋愛事情を探ります。
2017年11月22日恋人から夫婦になり、子どもが生まれてママ・パパになった私たち。ステージの変化とともに、恋心が愛に、やがて情に変わっていく、とよく聞きますが、実際、子育て中の夫婦はパートナーにどんな感情を抱いているのでしょう。11月22日の「いい夫婦の日」にちなみ、夫婦関係について調査したアンケートの結果をもとに、よりよい夫婦関係を続けるためのポイントを探ってみます。■3人に1人が「パートナーへの好きな気持ちがダウン」。その理由に「子育て」が関わっている?ここでは、ベビーシッターサービスを行う「キッズライン」が行った「いい夫婦の日に関するアンケート」(回答者数:子育て中の女性337名、男性14名/2017年10月実施)の調査結果をピックアップしてみていきます。まず、パートナーへの「好き」の度合いを結婚前と現在で比較する質問では、「結婚前と変わらず好き」と答えた人が39.3%で多数派に。19.1%は「結婚前より好きになった」と回答しています。一方で、「好きな気持ちが薄れてしまった(29.3%)」「どちらかというと嫌いになった(6.3%)」と、パートナーへの「好き」が下降気味の人は35.6%。およそ3人に1人の割合と、見逃せない数字に。その理由として寄せられたフリーコメントでは、・子ども優先になっているうちに夫婦間での会話が少なくなり、距離が出来てしまった・育児のことや家事のことは全部任せきりで、協力的ではない。また、会話が一方通行になり愛情が薄れてしまった・仕事や価値観は基本的に変わらずリスペクト。一方、結婚前に重視していなかった「子煩悩かどうか」が、出産後は切実な問題になった・育児で忙しすぎて、夫婦関係や愛情について考える暇がなくなり、育児タスクを実践できる一員としか見られなくなった※「いい夫婦の日に関するアンケート」(キッズライン10月調べ)よりとの声が挙がっていました。子育てのスタートをきっかけにパートナーへの物足りなさが表面化し、それが「好き」の低下につながっている様子がうかがえます。子育ては、ただ楽しくハッピーなだけではなく、タスクも考えることも増えます。今抱えている思いを夫婦間で共有し、ねぎらいあうことが、パートナーをずっと「好き」でいられるポイントのひとつかもしれません。■以心伝心はありえない? 夫婦水入らずの時間で「目に見える愛情表現」を続いて、夫婦間のコミュニケーションについてのアンケートも。「夫婦に目に見える愛情表現は必要だと思いますか」との質問に、92.6%が「はい」と答えています。以心伝心、暗黙の了解など、「口に出さなくても伝わる」を意味する言葉はありますが、たとえ夫婦であっても「口や態度であらわさなければ伝わらない」と思っている人が大多数であることがわかりました。日頃の感謝やねぎらいの気持ちをきちんと言葉で伝えたり、スキンシップであらわしたり。子どもと一緒に家族で過ごす時間も大切ですが、自分が思っていることを伝えたり、パートナーが考えていることを知ったりする時間を確保することも同じぐらい大事です。ふたりきりで食事をしたりするだけでも、ちょっと新鮮な気持ちで話すことができそうですよね。たまには誰かに子どもをみてもらって(シッターサービスなどを利用したとしても)ときどきでも夫婦の時間をつくっていくことが、よりよい夫婦関係の持続や、「もっと好き!」につながるのかもしれません。パパとママが仲良しで、きちんとコミュニケーションが取れているということは、子どもにとってもいいことですよね! 「いい夫婦の日に関するアンケート」 アンケート回答数:子育て中の女性337名、男性14名 キッズライン総研調べ(ベビーシッターサービス・キッズライン)
2017年11月22日夫婦は“妻が強い方がうまくいく”とよく言われていますよね。しかし、それはすべて2人の間に信頼関係があってこそ。その信頼を裏切り夫を怒らせてしまう妻の行動は、夫婦関係にも大きな亀裂が入ってしまいます。それはどのような行動なのでしょうか。1.夫の携帯を勝手に見る『夫の様子がおかしい…』、『浮気しているんじゃないか…』そんなことを考えて夫の携帯を見てしまうのは、完全に夫を信頼していないことに繋がります。たとえいつもと様子が違うと感じても、携帯を見るということは決してしてはいけません。夫婦の間でも、相手のプライベートには踏み込まないようにしましょう。どうしても気になる場合には、「最近、なんかあった?」、「仕事忙しいの?」など、最近の夫の様子が気になっていることを正直に話してみましょう。2.夫の私物を勝手に捨てる夫の趣味や大切にしている物を勝手に片付けたり処分したり、手を付けるようなことは良くありません。例えその物が邪魔だったとしてもです。妻にとっては大した物ではないかもしれませんが、夫にとっては仕事の合間の楽しみにしている唯一のことかもしれません。それを否定するような行動は、夫に「ただ仕事をしていればいいという事か!」と怒られてしまう原因となってしまいますよね。どうしても家計が厳しく諦めて欲しいときには、実力行使する前にしっかりと話し合いをすることをオススメします。3.夫のことを後回しにする夫と子ども、どうしても子どもを優先してしまいがちですよね。しかし、それも度が過ぎてしまうと夫は傷つき、夫婦の関係もギクシャクしてしまいます。子育てや家事で忙しく大変なのはわかりますが、夫を邪険にしすぎるようなことはしないよう、常日頃から心がけるようにしましょう。『子どもが優先だけど、あなたのことも考えているよ』というスタンスを貫いていれば、それは必ず夫にも伝わります。「疲れているんだから寝かせて!」と夫の話も聞かずにさっさと寝てしまっては、彼は孤独感でいっぱいになってしまいますよ。深い信頼関係を築くためにはたくさんの時間がかかりますが、その信頼関係を壊すのは一瞬。いつまでも恋人気分の仲良しこよしではいられませんが、夫婦には夫婦なりの時間の過ごし方があるのではないでしょうか。お互いに相手を思いやる気持ちが、夫婦関係をより良くしていってくれるはずです。Written by みっこ
2017年10月13日私は先日、夫に「めんどくさい!」が口癖になっていることを指摘されました。また、「親の口癖は子どもにもうつる」と言われ、「聞いている側からするといい気持ちにならない」とも言われました。今回は、私が無意識に発していた口癖についてお伝えします。 夫に指摘されて初めて気付いた自分の口癖保険関係の書類を記入していたときのことです。 思っていたより手間のかかる作業で、私は「めんどくさい!」と無意識に言葉を発しました。すると夫に「前から言おうと思っていたんだけど、めんどくさいって言いすぎじゃない?」と指摘されたのです。私は、そのときに初めて自分の口癖に気付きました。 親の口癖は子どもにも伝染する?続けて夫はこう言いました。「親の口癖は子どもにもうつる」と。そう言われて思い返してみると、子どもたちも私の口癖をまねしていることに気付いたのです。 「めんどくさい」という言葉は、聞く側は決していい気持ちにならない言葉です。そのため、夫に指摘されて以来「めんどくさい」という言葉を発さないという意識を持って行動しました。しかし、無意識に「めんど……」と言いかけてしまうこともあり、今まで私はどれだけ口癖を連発してきたのだろうと実感しました。 人から指摘されたことを真摯に受け止める人から自分のくせや悪いところを指摘されると、正直ちょっと嫌な気持ちになります。しかし、今回の口癖においても、自分ではまったく気付かなかったことだったため、冷静になって考えると、とてもありがたいことだと感じました。 私は自分の悪いくせを知ることができたのでよかったと感じています。また、人の欠点やくせなどを指摘する夫も勇気がいったと思います。人生をともに歩む夫婦だからこそ、互いの長所、短所を言い合う大切さも感じました。 食事をする前に、手を合わせて「いただきます」と言うなど、親の姿を見て子どもは学んでいきます。そのため、「子は親の鏡というのは本当なんだな」と感じました。子どもにあれこれしなさいと言う前に、自分の言動や行動を見直したいと思った出来事でした。 イラストレーター/Michika著者:田中由惟
2017年08月31日