実体験から生まれた大ヒット舞台を映画化して公開当時話題を呼んだフランス映画『不機嫌なママにメルシィ!』が、2月19日(月)深夜の日本テレビ「映画天国」でオンエアされる。あらすじ3人兄弟の末っ子として生まれたギヨーム(ギヨーム・ガリエンヌ)は、女の子が欲しかったママ(ギヨーム・ガリエンヌ)によって、女の子のように育てられた。そんなギヨームもまた、ゴージャスでエレガントなママに憧れ、話し方からスタイル、美容院まですべてママを真似していた。しかし、何とか男らしくさせたいパパ(アンドレ・マルコン)にギヨームは男子校の寄宿舎に無理やり入学させられてしまう。イジメにあったり、転校した先で親切にしてくれた男子生徒に初めての恋をして破れたり、人生の絶望を味わう。うまくいかない人生に疑問を感じ始めたギヨームは、“本当の自分”を探す旅に出るのだが…。監督の実体験が物語のベースに!?本作は『イヴ・サンローラン』でサン・ローランのパートナーであるピエール・ベルジェ役を演じて注目された、フランスが誇る国立劇団コメディ・フランセーズの演技派俳優ギヨーム・ガリエンヌが、“母親に女の子のように育てられた”という実体験をベースに監督、脚本、主演、さらに女装して主人公の美しき“ママ”役まで演じた感動の痛快エンターテインメント。ギヨームはこの作品が監督デビューとなり、本作はセザール賞で作品賞、主演男優賞を含む5部門を制覇するなどフランス国内では大ヒットした。ギヨームのほか、アンドレ・マルコン、フランソワーズ・ファビアン、また『ナショナル・トレジャー』シリーズのダイアン・クルーガーらが出演する。また本番組では人気の男性ボーカルグループ「BOYS AND MEN」がオープニングの映画紹介コーナーを担当。東海地方出身者で結成されたメンズユニットで、学ランを身にまとったヤンキースタイルがトレードマークの彼らによる映画紹介もぜひチェックして欲しい。映画天国『不機嫌なママにメルシィ!』は2月19日(月)深夜26時9分~日本テレビで放送。(笠緒)■関連作品:不機嫌なママにメルシィ! 2014年9月27日より新宿武蔵野館ほか全国にて公開(C) 2013 LGM FILMS, RECTANGLE PRODUCTIONS, DON’T BE SHY PRODUCTIONS, GAUMONT, FRANCE 3 CINEMA, NEXUS FACTORY AND UFILM
2018年02月19日栗山千明主演で昨年4月から放送され、男女6人が織り成す“禁断の恋模様”が話題となったドラマのスペシャル版となる「不機嫌な果実スペシャル~3年目の浮気~」の後編が、1月13日(金)今夜放送される。発刊当時単行本の帯に記された「夫以外の男とのセックスは、どうしてこんなに楽しいのだろうか。」というフレーズも衝撃を呼んだ林真理子による同名不倫小説を約20年ぶりにドラマ化、2016年春から金曜ナイトドラマ枠で放送された「不機嫌な果実」。主人公の水越麻也子を栗山さんが演じるほか、麻也子の不倫相手でその後再婚した工藤通彦には市原隼人、麻也子の元夫・水越航一には稲垣吾郎、麻也子の大学時代からの友人で航一と不倫、後に晴れて恋人となった竹田久美には高梨臨といったキャストが出演、そのドロドロした人間模様が放送当時「登場人物がクズばかり」とネットで話題になったのは記憶に新しい。そして今回前後編で帰ってきたスペシャル版では連ドラから3年後を舞台に、南沢奈央演じる通彦の音大の生徒・神崎葵や、山本裕典演じる長身イケメン農園家・相馬宏人ら新たなキャストも登場、出演者たちの“3年目の浮気”が描かれていく。先週の前編放送後には「登場人物、みんなクソだーーっ!笑」「人信じれなくなる日々疑って生きちゃう」「観てるのが辛い」などという声はもちろん「相馬さんばり素敵やん。あんな運命的な出会いしてみたい」「まやこの気持ちも物語の話もちょー共感できる」「あんなことされたらすぐ落ちるわ」といった“不倫願望”ともとれるコメントも。昨年各所で話題となった“不倫”というテーマに対する視聴者の熱い注目ぶりが感じられた。今夜放送の後編では麻也子が猛アプローチをかけてくる相馬とクリスマスイブに食事するも、同じレストランには元夫・航一が。一部始終を目撃した航一は目の前の恋人・久美をおざなりにし、たまらず麻也子に詰め寄る。結局麻也子は相馬の誘いを断るが相馬は強引に家まで送るといい同伴。しかしここでも夫の通彦と鉢合わせするという“ついてない巡り合わせ”が。しかも通彦は音大の教え子・葵と一緒。気まずさとショックで言葉を失う麻也子は通彦と口論になり、記入した離婚届を置いて家を飛び出す…という展開に。橋本マナミら連ドラからのキャストに加えMEGUMIといった新キャストも共演。麻也子が最後に選ぶのはどんな道なのか。今夜“3年目の浮気”に決着は着くのか?放送をお見逃しなく。「不機嫌な果実スペシャル~3年目の浮気~」後編は1月13日(金)23時15分よりテレビ朝日系にて放送。(笠緒)
2017年01月13日元SMAPの稲垣吾郎が、きょう6・13日(23:15~)に放送されるテレビ朝日系スペシャルドラマ『不機嫌な果実スペシャル~3年目の浮気~』で、"元妻への未練たっぷりの芝居"を見せる。このドラマは、昨年4~6月に放送された連続ドラマの3年後を舞台に、栗山千明演じる主人公・麻也子ら男女6人があちこちで愛憎劇を繰り広げるもの。撮影最終日には、ファンが喜びそうな泥沼シーンが撮影された。それは、麻也子がイケメン農業男子・相馬(山本裕典)を相手に、またもや禁断の愛へと道を踏み外すのでは…という決定的瞬間に、稲垣演じる元夫の航一と、その恋人で麻也子の親友・久美(高梨臨)が現れるという場面。撮影現場には緊迫したムードが漂いながらも、稲垣の"元妻への未練たっぷりの芝居"や、高梨による恐怖の"嫉妬の視線"に、キャストやスタッフからクスクス笑い声が起こる一幕もあった。
2017年01月06日栗山千明、市原隼人、高梨臨、稲垣吾郎らの共演で昨年4月から放送されたドラマ「不機嫌な果実」がスペシャルドラマで復活、「不機嫌な果実スペシャル~3年目の浮気~」として1月6日(金)今夜と13日(金)の2週にわたって放送される。本シリーズは林真理子が週刊文春で連載した同名不倫小説を約20年ぶりにドラマ化したもの。栗山さん演じる人妻・麻也子が、稲垣さん演じる夫・航一に女として見てもらえなくなって結婚生活への不満を募らせ、市原さん演じる情熱的な音楽評論家・通彦と“禁断の愛”に溺れていく様を描いた大人の濃厚ラブストーリー。男女6人が織り成す“禁断の恋模様”が話題となった。昨年の連続ドラマ最終回で麻也子は通彦と再婚、高梨さん演じる親友の久美が航一と不倫から恋人に、橋本マナミ演じる玲子も六角精児演じる夫の茂と夫婦仲を修復、ラストシーンでは「もう不倫は卒業!」と固く誓い合っていたはずだったが、それから3年、今回のスペシャルではそんな彼女たちに“3年目の浮気”のシーズンが訪れる。通彦と再婚して3年、麻也子は派遣社員として働きながら収入の少ない夫を支えていたが、通彦は金銭感覚が鈍く将来に対して根拠もなく楽天的に過ごす日々。そんな麻也子だが派遣切りの対象になって結婚生活に再び不満を募らせていく。一方、航一と付き合っている久美も、いつまで経っても麻也子の名を口にする航一に対し不満が増殖。激しい嫉妬を覚える久美は“恐ろしい策略”を練り始める。久美が経営するワインバーでバイトを始めた麻也子は、路上で通彦が非常勤講師として勤める音大の生徒・神崎葵(南沢奈央)に抱きつかれているのを目にする。通彦の浮気疑惑に動揺する麻也子だが、久美のワインバーにイチゴなどを卸している長身イケメン農園家・相馬宏人(山本裕典)と出会い、その粗野な男らしさに惹かれていく…というストーリー。通彦を誘惑する音大生役の南沢さん、野性的で筋肉質、長身イケメンの農園家役という山本さん、さらに麻也子の前に突然姿を現す謎の女・夏希役でMEGUMIと新たなキャストも加わって、物語はよりドロドロした様相を呈していく。放送当時ネットで「登場人物がクズばかり」と言われた本作だが、3年経っても“クズ”ぶりは抜け切れてない様子。彼らの織り成す“3年目の浮気”の行方をその目で見届けて。「不機嫌な果実スペシャル~3年目の浮気~」前編は1月6日(金)23時15分より、後編は1月13日(金)23時15分より、2週連続でテレビ朝日系にて放送。(笠緒)
2017年01月06日妻の様子がおかしい。さっきまで一緒に笑っていたのに、ふと気がつくと不機嫌顔になっている。どうやら機嫌を損ねたようだけれど、何が原因なのか見当もつかない……。男性にとって、女性の心模様はとっても複雑で奇々怪々なもの。結婚してからも、移ろいやすく繊細な妻ゴコロを理解するのは非常に難しいことのようです。家庭に充満するイヤなムードに耐えかねて、思わずご機嫌取りに奔走してしまう夫たちも少なくありません。今回はそんな彼らから、妻の機嫌が悪いときにどんな対応をしているか教えてもらいました。涙ぐましい努力談や、経験則から得た知恵が集まりましたよ!●(1)甘いもので釣る!『スイーツを買って帰る。とにかくこれに尽きます』(30代男性/経理/結婚2年)甘いもの好きの妻を持つ男性たちが口を揃えて語ったこの意見。中には、こんな小ワザを語ってくれたご主人もいらっしゃいました。『焼き菓子などではなく、生クリーム系のケーキを数個買う のがポイントです。これを何も言わず、箱ごと冷蔵庫に入れておく。気づいた妻は、腐らせてはいけないと思うのか黙って食べるわけです。食べ尽くしたころには、「これで許されると思わないでよね!」とか言いながらも笑顔が戻ってますね』(30代男性/企画/結婚8年)たしかに、冷蔵庫の中でケーキや生菓子が放置され、ダメになっていくのは見ていられません。かといって、安易に処分するわけにもいきませんよね。そう、どんなにイラついていたとしても、こうされたら食べるしかないんです。これは確かに、女性の心理をうまく利用した上級テク ですね。●(2)マッサージで心身をほぐしてあげる『マッサージですかね。面と向かってスキンシップを取るのは今さら恥ずかしいけれど、肩や脚をもみほぐすなら、大義名分もあるのでやりやすいですよ(笑)』(40代男性/設計/結婚19年)『アロマオイルを使うと心もほぐれる ようで、「実はね……」なんて機嫌の悪かった理由を語ってくれたりもします。オススメはラベンダー系の香りです』(30代男性/公務員/結婚4年)心も体もほぐれるマッサージ。さりげないスキンシップ効果もあるため、ご機嫌取りとしてはいい手段ですね。●(3)妻ではなく、“妻の好きなもの”をホメてみる結婚歴の長いご主人からは、こんな変化球ワザを教えてもらいました。『ボクと妻は、音楽の趣味が正反対。なので普段は音楽トークもしません。でも、妻の機嫌が悪いときはあえて「あのアーティスト、同僚からも勧められたんだ。ちょっと聞いてみたいから貸してくれる?」とか「今日ラジオでかかってたけど、歌詞がとてもいいね!」などと言ってみます。彼女自身ではなく、“彼女の好きなもの”をホメてあげるっていうのが、うちの妻には効果的なようです。プライドをくすぐられるんでしょうね 』(40代男性/自営業/結婚21年)●(4)謝るときは“よりそいの一言”をプラス自分が悪いときはストレートに謝る、という真摯な意見も多く聞かれました。『約束を破ったとか、遅くまで飲み歩きすぎたとか、明らかに自分が悪いときは素直に謝ります。ただし、謝り方にコツがある。「約束を破ってゴメン」や「飲み歩きすぎてゴメン」というような、「行動」+「謝罪」だけでは効果がないんですよね。「約束を破って“不快な思いをさせて”ゴメン」とか、「飲み歩きすぎて“心配をかけて”ゴメン」と、妻の気持ちに寄り添った一言を必ず入れるようにしてます 。これだけで反応が全然違うんですよ。試してみてください!』(30代男性/営業/結婚8年)この謝りテク、彼が仕事で身につけたものなのだとか。結婚前から営業畑にいて、多くの人とコミュニケーションを取っていたからこその知恵なのでしょうね。----------結婚生活は山あり谷あり。妻の小さな不機嫌は、唐突にあらわれた落とし穴のようなものです。それらを上手にかわし、気負わず乗り越え、長い道のりを歩んでいく……そんな夫たちの姿が見られた今回のインタビューでした。すべての夫婦が幸せでありますように!●文/パピマミ編集部●モデル/福永桃子、藤沢リキヤ
2016年12月06日主演・栗山千明をはじめ、市原隼人、高梨臨、稲垣吾郎ら“不機嫌ファミリー”が再集結し、来年1月にスペシャルドラマとして復活する「不機嫌な果実」。この度、本作に加わる新キャストとして、山本裕典、南沢奈央、MEGUMIの出演が新たに決定した。燃えるような禁断の愛を育んだ音楽評論家・工藤通彦(市原隼人)と再婚して3年――。工藤麻也子(栗山千明)は派遣社員として働きながら、収入の少ない夫を支えていた。ところが、通彦ときたら呑気なものだ。欲しいものがあるとすぐ母親にお金を借りて購入するなど、金銭感覚が鈍い上に、将来に対して根拠もなく楽天的…。しかも不運なことに、ここへ来て麻也子が派遣切りの対象に。貴重な収入源まで絶たれて元夫・水越航一(稲垣吾郎)と結婚していた頃のように、麻也子は不満を募らせていく。一方、航一と付き合っている麻也子の親友・竹田久美(高梨臨)の中でも、不満が増殖していた。航一がいつまで経っても麻也子の名を口にし、いちいち褒めるからだ。麻也子への愛に満ちた言動に激しい嫉妬を覚える久美。やがて彼女は“恐ろしい策略”を練り始め…!?まもなく、久美が経営するワインバーでバイトを始めた麻也子は、衝撃的な光景を目撃してしまう。あろうことか路上で、通彦が非常勤講師として勤める音大の生徒・神崎葵(南沢奈央)に抱きつかれていたのだ。まさか…通彦が浮気…!?麻也子は動揺のあまり、その場から走り去ってしまう。そんな麻也子にやがて、思わぬ出会いが。その相手とは…久美のワインバーにイチゴなどを卸している、長身イケメン筋肉質の農園家・相馬宏人(山本裕典)。出会ったそばから麻也子を呼び捨てにするなど、ぐいぐい距離を縮めてくる相馬――だが、麻也子は嫌な気がしないどころか、むしろ通彦にはない粗野な男らしさに惹かれていき…。そして今回、“三角関係にまみれたドロドロの浮気騒動”を描く新キャストが決定!栗山さん演じる麻也子の心を奪う、野性的で筋肉質、しかも長身イケメンの農業男子、相馬宏人役に山本さん、麻也子一筋の夫、市原さん演じる通彦を誘惑する音大生・神崎葵役を南沢さん、さらに麻也子の前に突然姿を現す謎の女・夏希役でMEGUMIさんが出演する。山本さんは「素敵な肉食男子を演じたいと思います。こういった役どころはあまり経験がないので、思い切って楽しみたいと思います!」と意気込み、ドキドキワクワクしているという南沢さんは「すでに紆余曲折あった、複雑な人間関係の中に、新たなカラーとして加わるのはとても覚悟が要りますが…、私自身も新しい顔を見せられるように、神崎葵を演じたい」とコメント。そして「大好きな林真理子さんの作品に参加出来て心から喜んでおります」と語るのはMEGUMIさん。「すべての女性が必ず持つ2つの顔を生々しく表現したドラマです。女性は笑いながら、男性はドキドキしながらご覧下さい」とメッセージを寄せた。一筋縄ではいかない新キャラクターたちを迎え、いたるところで生まれる“禁断の三角関係”。物語は一体どんな結末を迎えるのか!?満たされない果実たちによる波乱万丈な“3年目の浮気騒動”の行方に目が離せない。「不機嫌な果実スペシャル~3年目の浮気~」は2017年1月、テレビ朝日にて放送予定。(cinemacafe.net)
2016年12月02日女優の栗山千明が主演を務めるテレビ朝日系ドラマ『不機嫌な果実』が、来年1月にスペシャルドラマとして復活することが4日、分かった。このドラマは、今年4~6月に放送され、ドロドロの不倫愛憎劇を描いたもの。今回のスペシャルは『不機嫌な果実スペシャル~3年目の浮気~』と題し、その3年後を舞台にした物語で、栗山のほか、市原隼人、高梨臨、稲垣吾郎といったメンバーが再集結する。連ドラ最終回のラストシーンで、女性たちは「もう不倫は卒業!」と固く誓い合っていたが、今回は夫婦やカップルに必ず訪れると言われる危機="3年目の浮気"がテーマ。新キャラクターとして、野性的で筋肉質、長身イケメンの農業男子が現れ、麻也子(栗山)は、夫・通彦(市原)がいるにもかかわらず、ひかれていく。さらに、麻也子が前夫の航一(稲垣)と再会してしまう中、久美(高梨)の憎悪の炎が再燃。ほかにも、通彦に大学の教え子が急接近してくるなど、あちこちで禁断の三角関係が発生してしまう。栗山は、今回の復活に「本当にうれしく思っています」と喜びながら、「息を合わせて体当たりで臨みたいと思っています」と意気込み。高梨は「いい意味で皆さんの期待を裏切られるように」、稲垣は「主人公をハチャメチャにかき回すクセモノを、皆さまの期待に応えられるよう演じたいです」と、それぞれ語っている。
2016年11月05日今年4月期に放送された「不機嫌な果実」が、来年1月に「不機嫌な果実スペシャル~3年目の浮気~」として放送されることが決定。また栗山千明、市原隼人、高梨臨、稲垣吾郎らお馴染みのキャストも再集結することも分かった。原作は、林真理子の同名不倫小説。夫・航一(稲垣吾郎)に女として見てもらえなくなり、結婚生活への不満が募った人妻・麻也子(栗山千明)が、情熱的な音楽評論家・通彦(市原隼人)と“禁断の愛”に溺れていく様を描いた大人の濃厚ラブストーリーだ。「夫だけでは、満たされない」。そんなセンセーショナルなキャッチコピーとともに幕を開けた本ドラマは、理屈では割り切れない感情と欲望を胸に秘めた男女6人の“禁断の恋模様”を赤裸々に描き、ネット上でも「登場人物がクズばかりなのに、楽しい!」と話題になっていた。前作の最終回では、麻也子は通彦と晴れて再婚し、親友・久美(高梨臨)は航一と不倫関係から“堂々たる恋愛関係”へとステップアップ。そして、不倫三昧だった玲子(橋本マナミ)も夫・茂(六角精児)と夫婦仲を修復するなど、それぞれ落ち着くべきところに落ち着いた3人の女たち。通彦が航一も真っ青のマザコンだったことが判明したり、久美と航一の母・綾子(萬田久子)の熾烈なバトルが始まったり…と、順風満帆とまではいかないものの、幸せを手にした彼女たちはラストシーンで「もう不倫は卒業!」と固く誓い合っていた。今回のスペシャルでは、それから3年、女たちはやっぱり満たされなかった…!?という愛し合っていた夫婦やカップルに必ずと言っていいほど訪れる危機=3年目の浮気を描いていく。それぞれがお互いに少し飽き、不満を抱え、またもや一線を踏み越えてしまうことから、物語は始まりまり、前作以上にドロドロとした展開になっていくようだ。主人公・麻也子役の栗山さんは、前回の連続ドラマの撮影は楽しかったので、スペシャルが決定して本当に嬉しいと喜び、「今回も恋愛に友情に盛りだくさんになるようです。より楽しんでいただけるように、スタッフさんキャストの皆さんに支えていただきながら、息を合わせて体当たりで臨みたいと思っています」と意気込み。久美役の高梨さんは「スペシャルで戻ってくると聞いたときは正直、驚きました。連続ドラマのときは最初こそ、初めての大人な役に少し戸惑いもありましたが、だんだん悪女の久美を演じるのが楽しくなっていました。スペシャルドラマで、また久美を演じられるのが楽しみです」とコメント。さらに自身の役柄を「“大嫌いだけど、大好きな人”みたいな存在」と語った稲垣さんは「そういう自分の中の“ある種の違和感”を、今回も思う存分楽しみたいと思います。主人公をハチャメチャにかき回すクセモノを、皆様の期待に応えられるよう演じたい」と話していた。さらに、今回は新キャラクターとして、野性的で筋肉質しかも長身イケメンの農業男子が出現!現在の夫・通彦には無い雄々しさを持った彼に、麻也子はついつい…。また、お互いうまくいかない現実を抱えたまま、麻也子と航一が再会。“あわや復縁か!?”という状況が導かれる中、前作でも視聴者を恐怖のどん底に陥れた久美の“憎悪の火”が再燃し、阿鼻叫喚の女のバトルが繰り広げられる。一方、麻也子の夫・通彦にも新たな動きが!非常勤講師として勤めている音楽大学の教え子が、“進路相談”と称して急接近。麻也子一筋の通彦、一体どうする!?あちこちで繰り広げられる“禁断の三角関係”。果たして、麻也子らの本能はどう反応し、一体どんな答えを出すのか?決して他人事ではない彼らの動向に今回も目が離せない。「不機嫌な果実スペシャル~3年目の浮気~」は2017年1月、テレビ朝日にて放送予定。(cinemacafe.net)
2016年11月05日こんにちは。Dr.コパです。ワケあり恋愛中のあなたへとっておきの恋愛術を授けましょう。ワケありだからといって怯む必要はありません。考え方次第で恋は発展していくのですよ。では、人には言えないワケあり恋愛中の人に向けて、恋を叶えるための成就の秘訣をお伝え致していきます。■とにかく積極的に出かけてみる。こそこそしてはいけませんもちろん、堂々とデートはできないかもしれませんが、ワケありでも恋を楽しまなければいけません。きちんと計画を練ってデート先を選べば、大きなトラブルには巻き込まれなくて済むはずです。風水的におすすめなのは水が近くにあるところでしょう。簡単に二人きりの世界に没入できて妙な邪魔も入りません。きっと幸せな時間を過ごせるでしょうね。■恋の相談を簡単にはできない! ワケあり恋愛をする上で、かなりの問題となるのが、恋愛相談をなかなかできないということでしょう。悩みを一人きりでため込み、どんどんつらくなってしまうのです。自分よりも年上、もしくは恋愛経験が豊富な知り合いは、あなたのことをきちんと考えた素晴らしい助言をしてくれます。それによって胸につかえていた苦しみがなくなり、心も体もすっと軽くなるはずです。困ったことがあったら目上の人を頼ってください。 ■自然に囲まれた場所へ行くとすべて解決! ワケあり恋愛中、嫌な想いをしたり切なくなったりしたときは、自然豊かなところを訪れてみてください。運気が上がり、恋がうまくいくようになります。また新鮮な空気を吸ったり、鳥のさえずりに耳を傾けたりすれば、とても穏やかな気持ちになれるでしょう。目の前を覆っていた霧が晴れ、自分がこの先どうしたいのか? またどうすれば幸せになれるのかが見えてくるのです。きっと自信を持って恋をしていけますよ。 ・なまえだけで驚愕的中!【陽気な幸運オヤジDr.コパ】開運姓名判断
2016年09月01日きょう10日に最終回を迎えるテレビ朝日系ドラマ『不機嫌な果実』(テレビ朝日系、毎週金曜23:15~24:15 ※一部地域を除く)。主演を務める女優の栗山千明は、結末について「ヘンに沈むことなく、アハッと笑って終われる感じ」と予告している。このドラマは、稲垣吾郎演じる夫・航一との結婚生活に不満が募った、栗山演じる水越麻也子が、情熱的な音楽評論家・工藤通彦(市原隼人)と"禁断の愛"に溺れていく様を描くラブストーリー。栗山は「最終回はホンットに内容がギッチリ詰まった回となっています。麻也子はもちろんですけど、航ちゃん、久美(高梨臨)、玲子(橋本マナミ)…それぞれがどう変わって、幸せになれるのか、はたまた幸せになれないのか!? ぜひ期待していただきたいです!」と見どころを語る。最終話では、麻也子と久美が大バトルを繰り広げるシーンも。栗山は、全7話の中で最も緊張したそうで、「怖かったぁ…! とにかく本気の取っ組み合いが展開されるシーンなので、『本当に引っ掻いちゃったらどうしよう!?』と、ビビッちゃいました」と振り返った。航一が久美と不倫関係にあったことを知った麻也子が通彦との愛に走り、実家に挨拶に行くと、航一の入院先で知り合った早苗(名取裕子)が通彦の母親であることが分かり、結婚に対して猛反対にあう。麻也子は失意の中で帰宅すると、航一から「卒業証書だよ」と言って離婚届を渡される。この結末は、栗山の予想を裏切るものだったというが、「このドラマにはピッタリなんじゃないかな、と思いました」と感想。「"ヘンに沈むことなく、アハッと笑って終われる感じ"の結末ですから」と予告している。
2016年06月10日6月10日(金)に最終話を迎えるドラマ「不機嫌な果実」。林真理子の同名不倫小説を原作に夫に女として見てもらえなくなり、結婚生活への不満が募った人妻が、情熱的な音楽評論家と“禁断の愛”に溺れていく様を描く大人の濃厚ラブストーリーだ。そんな本作から、栗山千明ら女性出演者たちが選んだ登場人物たちの“名言”が発表された。スピーディーな展開の中で、時に深くねっとりと、時にコミカルに描かれる男女のリアルな欲望。「あるわけないじゃん!」とツッコみながらも、「絶対にない」とは言い切れず、どうにもこうにも目が離せなくなってしまうとして話題を集め、怒涛のまま迎えた第6話は本作最高の瞬間視聴率10%を記録。深夜放送の金曜ナイトドラマ枠では実に1年半ぶりとなる視聴率であった。そして明日6月10日(金)、最大の修羅場を迎える最終話の放送を前に、今回は主演の栗山さんを筆頭に高梨臨、橋本マナミ(麻也子の親友・遠山玲子 役)、萬田久子(航一の母・水越綾子役)ら女性メイン出演者が、各々が熱を込めて演じてきたキャラクターの“ベスト・オブ・名言”を選んだ。■「本当に私は、ついてない」「やっぱり私は損をしている」■「男なんて、みんな一緒だよね」――水越麻也子(栗山さん)まずひとつは麻也子の口癖を「印象的」としてチョイスした栗山さん。「実はそんなについてなくないし、損をしてないかもしれませんね。どこかで自分に自信があるから、もっと自分は幸せになれるはず、と高望みしてしまうんでしょう」と、麻也子の“自惚れ”を分析。さらに、最終話で登場する「男なんて…」では、「知らず知らずのうちに、自分から同じような人を求めるのでは?」と女子同士の会話で出がちな言葉にズバリ。最終話で一体どのような流れでこぼれた発言であるかも気になるところ。■「女はね、男が思ってるより強い生き物なの。女、なめんじゃないわよ」――竹田久美(高梨さん)こちらも最終話で放たれる一言。「久美はずっと、(航一と不倫関係を続ける中で)もどかしい思いをしてきたけど、けじめをつけようとして言ったこのセリフが気持ちよかったです」と高梨さん。果たして泣き虫マザコン男の航一はどのような反応を示すのか?■「愛なんてほかの男にもらえばいい」――遠山玲子(橋本さん)「最初はこんなことを言っていた玲子が、最終的に大切なことや本当の幸せに気づけたかと思うと、感慨深いものがあります」との理由を添えてくれた橋本さん。夫・茂(六角精児)と息子にも家を出て行かれてしまった玲子は、最終話で一体どんな大切なことに気づき、何に幸せを見出すのか。■「航くん大丈夫よ大丈夫。何があっても母さんが傍にいるわ!」――水越綾子(萬田さん)マザコン男・航一の“ママ”・綾子の溺愛ぶりが現れている一言。「最近『航くんママ!』と呼ばれることが多々あり、その愛称に愛着が湧いてきたわ(笑)!もう少し航くんのママでいたかったわ」と萬田さん。過激ながらもとても純粋なキャラクターで、なんだか憎めない視聴者も多かったのでは…?明日放送の最終話では、夫・航一の記憶喪失が自作自演と、親友の久美と不倫関係にあったことを知った麻也子は、すべてをふり切り通彦との愛に走る。まだ離婚が成立していないにもかかわらず、通彦の実家にも挨拶に行くが、そこで麻也子たちを待っていたのは思いもよらない人物だった…。さらに麻也子は航一から「卒業証書」と離婚届を渡される。航一から、夫婦がセックスレスになった原因について衝撃的な告白を受ける麻也子。さらに、その航一が今度は何を企んでか、麻也子と通彦の結婚に反対し続ける人物に接近する。一方、麻也子は偶然にも、野村(成宮寛貴)と再会を果たすことに。相変わらず強引な野村に連れられ、久美が経営するワインバーを訪れる麻也子。ところが、そこで“目を覆わんばかりの修羅場”が発生し…。その頃、夫の茂(六角精児)が息子を連れて家を出てしまったことで、あれほど不倫ざんまいだった玲子(橋本マナミ)は一転、喪失感を募らせていた。そんな彼女のブログに、匿名の誹謗中傷コメントが殺到!しかも、玲子は何者かに尾行されている…。衝撃のラストへ向けて加速する物語――。個々の思惑と欲にまみれた泥沼愛憎劇の果てに、それぞれの登場人物が見る景色とは…!?「不機嫌な果実」最終話は6月10日(金)23時15分~テレビ朝日系にて放送。(text:cinemacafe.net)
2016年06月09日女優の栗山千明が主演を務めるテレビ朝日系ドラマ『不機嫌な果実』(毎週金曜23:15~24:15 ※一部地域を除く)が、あす10日に最終回を迎えるのを受け、栗山に加え、高梨臨、橋本マナミ、萬田久子の女性キャスト4人が、自身が演じる役の"名言"を選んだ。このドラマは、稲垣吾郎演じる夫・航一との結婚生活に不満が募った、栗山演じる水越麻也子が、情熱的な音楽評論家・工藤通彦(市原隼人)と"禁断の愛"に溺れていく様を描くラブストーリー。そんな中で栗山が「印象的」という理由で選んだ麻也子の名言は「本当に私は、ついてない」「やっぱり私は損をしている」。自らの不運を憂うセリフだが、栗山は「麻也子だけがそう思っているだけで、実はそんなについてなくないし、損をしてないかもしれませんね。どこかで自分に自信があるから、もっと自分は幸せになれるはず、と高望みしてしまうんでしょう」と分析する。さらに栗山は、最終回から「男なんて、みんな一緒だよね」というセリフもセレクト。「知ったような発言をしてますが、『知らず知らずのうちに、自分から同じような人を求めるのでは?』とも思えます。女性同士の会話だから言えること」と、挙げた理由を語ってくれた。一方、麻也子の親友・竹田久美役を演じる高梨が選んだのは、最終話の「女はね、男が思ってるより強い生き物なの。女、なめんじゃないわよ」。航一と不倫関係を続けてきた中で、「ケジメをつけようとして言ったこのセリフが気持ちよかったです」と、スカッとしたそうだ。同じく麻也子の友人の遠山玲子役を演じる橋本は、第1話の「愛なんて他の男にもらえばいい」。航一の母・水越綾子役の萬田は、最終話の「航くん 大丈夫よ 大丈夫。何があっても母さんが傍にいるわ!」と、それぞれのキャラクターが表れているセリフを選んだ。最終話は、航一が久美と不倫関係にあったことを知った麻也子が通彦との愛に走り、実家に挨拶に行くと、航一の入院先で知り合った早苗(名取裕子)が通彦の母親であることが分かり、結婚に対して猛反対にあう。麻也子は失意の中で帰宅すると、航一から「卒業証書だよ」と言って離婚届を渡される。
2016年06月09日女優の栗山千明がこのほど、主演を務めるテレビ朝日系ドラマ『不機嫌な果実』(毎週金曜23:15~24:15 ※一部地域を除く)のクランクアップを迎え、最終話の撮影にウエディングドレス姿で臨んだ。このドラマは、稲垣吾郎演じる夫・航一との結婚生活に不満が募った、栗山演じる水越麻也子が、情熱的な音楽評論家・工藤通彦(市原隼人)と"禁断の愛"に溺れていく様を描くラブストーリー。全ての撮影を終えた栗山は、共演者に囲まれ「皆さんのおかげで最後まで突っ走ることができました。今すごくスッキリしています!」と笑顔を見せた。栗山は、自身初となったドロドロ恋愛劇で、女性の心の機微を演じながら、セクシーなシーンにも挑んだ。劇中では"満たされない女"役だったが、自身はこの作品で"満たされた"様子。約2カ月半に及んだ撮影を、明るく場を盛り上げたキャストらに感謝しながら「本来なら緊張しそうなシーンの時も本当に助けられました」と振り返った。また、ラブシーンについても「ある程度コミュニケーションが取れている人が相手の方が、変に気を遣わなくていいので、ラク」と語る。今回は、以前に共演経験もあった成宮寛貴が最初の相手。初共演の市原との濃厚なシーンも「ほほ笑ましいシーンを重ねて距離を縮めた後だったので、安心して挑めた」と打ち明け、充実感をにじませた。そんな理屈だけではない感情と欲望を秘めた、男女6人の"禁断の恋模様"を赤裸々に描き、ネット上でも「クズばかりなのに、楽しい!」と話題の本作。栗山は「きっと麻也子に自分を投影してドラマを見ながら、疑似体験を楽しんでくださってるんでしょうね」と視聴者の見方を推測し、「純粋にうれしい!」と喜んだ。きょう3日放送の第6話から、物語は最終章へ。通彦にプロポーズされた麻也子が航一に離婚を切り出すともみ合いになり、頭を強打した航一が記憶喪失になってしまうが、それにより、人が変わったかのような"純粋で心優しい航一"に触れる。そんな中、病院で知り合った女性・早苗(名取裕子)が、"思わぬ難敵"として麻也子の前に登場するが、栗山は「一体何者なのか!? 予想しながら見ていただいても面白いと思います」と呼びかけた。
2016年06月03日女優の栗山千明が主演を務めるテレビ朝日系ドラマ『不機嫌な果実』(毎週金曜23:15~24:15 ※一部地域を除く)では、きょう27日の放送中に、劇中に登場する危ない写真やメールを、公式ツイッターからリアルタイムで公開する。このドラマは、稲垣吾郎演じる夫・航一との結婚生活に不満が募った、栗山演じる水越麻也子が、情熱的な音楽評論家・工藤通彦(市原隼人)と"禁断の愛"に溺れていく様を描くラブストーリー。27日の第5話は、麻也子が友人の久美(高梨臨)からバーベキューに誘われ、接待ゴルフがあるという航一に言われ、1人で参加。しかし、その会場で通彦と再会してしまい、人目のない小屋で激しく求め合うと、ゴルフに行っていたはずの航一が小屋に近づいてくる。さらに、麻也子の友人・玲子(橋本マナミ)の夫・茂(六角精児)が、妻には内緒で弁護士の津久井(光石研)にあることを依頼。一方、麻也子は通彦からまったく想像しなかった衝撃の提案を受ける。こうしたストーリーが展開されていく中で、劇中では登場人物がスマホで写真やメールを送るシーンが頻発する第5話。その中でも決定的な危ない写真やメールを、番組公式ツイッターがドラマの進行と同じタイミングで、リアルタイムに公開することになった。ほかにも、メイキング写真や撮影裏エピソードも公開される予定だという。5話の見どころについて、栗山は「久美が巧妙に仕組んだ"裏切りのバーベキュー"によって、通彦と麻也子の関係が航ちゃんにバレてしまうのか、はたまた何とか回避できるのか…。撮影していても気配を感じるくらい、壁一枚の至近距離まで航ちゃんが近づいてくるので、すごくハラハラするポイントとなっています」と紹介。また、麻也子のドジな性格が、これまでの修羅場を呼んできたと振り返るが、「そんな彼女が第5話では、相変わらずドジではあるんですけど、ちょっとだけウソが上手になるという成長を見せるんですよ」と注目ポイントとして挙げた。さらに、栗山は「余談ですが、私の千明という名前は、兄が『スチュワーデス物語』で"ドジでノロマな亀"としておなじみだった千秋(堀ちえみ)から取って名付けてくれたんです」と明かし、「そんなこともあって、この役が私には合っているのかなって思うくらい(笑)」と今回の役に愛着を持っているようだ。
2016年05月27日女優の栗山千明が、主演を務めるテレビ朝日系ドラマ『不機嫌な果実』(毎週金曜23:15~24:15 ※一部地域を除く)で、"一番クズだと思うキャラクター"を発表。「やっぱり久美ですかね(笑)」と、高梨臨演じる友人役を挙げた。このドラマは、稲垣吾郎演じる夫・航一との結婚生活に不満が募った、栗山演じる水越麻也子が、情熱的な音楽評論家・工藤通彦(市原隼人)と"禁断の愛"に溺れていく様を描くラブストーリー。それにとどまらず、ほかの登場人物たちも次々と欲望のままに男女の関係になっていくことから、ネット上などで「クズばっかりなのに楽しい!」と話題を呼んでいる。そんな中で久美は、夫に不倫されて離婚したにもかかわらず、大学時代からの友人・麻也子の夫である航一と不倫関係に陥ってしまうというクズっぷりを披露。栗山は「航ちゃんのことを純粋に好きになってしまっていて、麻也子には会いづらいという感じなら、まだ気持ちも分かるんですけど…。久美は普通に麻也子と接するし、むしろ第5話(27日放送)では麻也子と通彦が会うように仕向けたりもする! 何食わぬ顔をして、陰でヒドいことをするのが、一番リアルで怖いです」と、No.1クズに挙げた理由を語った。一方で栗山は、携帯・レシートチェックや、門限、身体検査といった自身への監視と束縛を強める夫・航一についても「激しすぎて怖いです」と苦笑。「絶対に無理! 私だったら、家を出てると思います。そう考えると、麻也子は頑張ってるし、ある意味では"いい人"と言ってもいいかもしれませんね」と、自身の役柄の"非・クズ"を暗に強調していた。
2016年05月27日林真理子の伝説的な不倫小説を映像化する金曜ナイトドラマ「不機嫌な果実」が29日(金)から放送開始される。本作は林さんが1996年に発表した同名小説が原作。発刊当時単行本の帯に記された「夫以外の男とのセックスは、どうしてこんなに楽しいのだろうか。」というフレーズが衝撃を呼び翌年にはドラマ化、映画化され大きな話題となった。今回は約20年ぶりのドラマ化となる。物語は結婚して5年になる32歳の人妻・水越麻也子を主人公に、自分を女として見てくれない夫に不満を募らせ、つまらない日常と冷え切った心を満たしたくれる男を求め悶々とする麻也子が情熱的な音楽評論家・工藤通彦と出会い、心奪われ、本能のままに禁断の恋に溺れていくというもの。29日(金)放送の第1話では、誕生日に夫の水越航一から珍しく食事に誘われるものの、その誕生会は姑・綾子をまじえた地獄のようなもので、さらに自分が“キープ”していたつもりだった弁護士・南田典雄は若い女と結婚。屈辱的な展開に愕然とし「間違いない。私はやっぱり、ものすごく損をしたのだ…」と確信する麻也子が、大学時代の友人・竹田久美が離婚で手にした慰謝料で開店したワインバーでピアノ演奏をしていた工藤通彦と出会うところから2人の“不倫”の始まりが描かれる。今回主人公の水越麻也子を演じるのは栗山千明。栗山さんがテレビ朝日のドラマに出演するのは、今回と同じ金曜ナイトドラマ枠で2010年に放送された「熱海の捜査官」以来6年ぶりとなり、テレビ朝日で主演を飾るのは今作が初となる。今回の役どころについて「女性ならではの揺れ動く心情を表現する役を演じるのは今回が初めてで、どんな自分が飛び出すか分からない。かつて見たことのない栗山千明をお見せできるかと思います!」とコメントしている栗山さん。麻也子役でみせる新境地に期待が高まる。そして麻也子の不倫相手である工藤通彦を演じるのは市原隼人。市原さんはテレビ朝日の連続ドラマ初出演にして栗山さんとも初共演。今までにない組み合わせのなか「皆さんの目を釘付けにして、時間を止めてしまうような表現を模索していきたい」と闘志を燃やす市原さんが全身全霊で表現する通彦の情熱と男の身勝手さにも注目したい。そして麻也子の夫・水越航一を演じるのは「SMAP」の稲垣吾郎。ドラマ「信長のシェフ」の明智光秀役や映画『十三人の刺客』の悪役まで高い演技力であらゆる役柄をこなす稲垣さんが、超潔癖&極度のマザコンという“夫”を今回熱演。「ここ最近は生活感のない役が続いたこともあり(笑)、人間のリアルな気持ちを演じるのがすごく楽しみ。面白いキャラクターにして、ドラマ全体をかき混ぜていきたい!」と意気込みを語る稲垣さんの“ダメ夫”ぶりも目が離せない。また栗山さん、市原さん、稲垣さんのほか、麻也子の最初の不倫相手である敏腕広告マン・野村健吾に成宮寛貴。麻也子の大学時代からの友人・竹田久美には高梨臨。麻也子の大学時代からの友人・遠山玲子を演じるのは数々のエロティックな発言が話題を振りまいている橋本マナミ。さらに萬田久子や、六角精児、光石研ら豪華なキャストが顔をそろえた。ドラマ「不機嫌な果実」は29日(金)23時15分~テレビ朝日系で放送(※一部地域を除く)。(笠緒)
2016年04月29日林真理子氏の傑作不倫小説を約20年ぶりにドラマ化!ということで話題の『不機嫌な果実』が4月29日、ついにスタートしますね。人妻である麻也子(栗山千明さん)が情熱的な音楽評論家・通彦(市原隼人さん)との“禁断の愛”に溺れていく姿を描く泥沼恋愛劇…今から心待ちにしている人も多いのではないでしょうか?◆結婚、恋愛…理想のお相手は?この作品が様々な恋愛模様を描くラブストーリーであることにちなみ、先日の記者会見では、メインキャスト6人(栗山千明さん、市原隼人さん、高梨臨さん、橋本マナミさん、成宮寛貴さん、稲垣吾郎さん)に「(この中で)結婚するなら誰?」「恋人にするなら誰?」「友達にするなら誰?」と質問。それぞれが理想の相手を答えました。その結果、両思いになったのは…【結婚カップル】市原さん×高梨さん【恋人カップル】栗山さん×成宮さん橋本さん×稲垣さんそして、劇中で夫婦を演じる栗山さんと稲垣さんは、お互い「友達」に選ぶというまさかの事態に!二人ともクールでミステリアスなイメージですが、栗山さんは実は明るくて気さくな性格、稲垣さんも陽気で自他ともに認めるおしゃべりということなので、意外と気が合うのかもしれませんね。栗山さんも稲垣さんもガンダム好きらしいし。◆出演者の恋愛観をチェック!ところで、6人のプライベートの恋愛は?女性誌で不動の人気を誇るカリスマ占い師・水晶玉子さんが監修するモバイルサイト『水晶玉子のオリエンタル占星術』の占いを用いて、栗山さんをはじめとするキャストの恋愛傾向をチェックしてみました。女性は「恋愛カルマ」、男性は「恋愛観」を占っています。◆【畢宿】栗山千明の恋愛カルマ栗山千明さん(1984年10月10日)は、一度決めたことは時間がかかってもやりぬく意志の強さを持つ【畢宿】“「恋人のことを考えて行動できるようになる」には意思疎通が大切。人のために何かをなしとげることができれば、その後の人生も大きく変わってくるはず。自分のことばかりにかまけていると、結局運勢を下げてしまう結果に。恋人の意見をしっかりと聞いて考えを変えるくらいの柔軟性が大事です。”意志が強い分、人に合わせられないところがあるよう。確かにマイペースで人に媚びない女性って感じはしますよね。◆【胃宿】高梨臨の恋愛カルマ高梨臨さん(1988年12月17日)は貪欲で、学んでも学んでも満足することのない知識欲を持つ【胃宿】“イライラしがちで恋人に対しても憤りを持つことが多いので、「私憤を公憤に変える」=「八つ当たりをなくす」のが大事。気に入らないことがあるなら、冷静にその原因を探し、恋人との関係だけでなく、社会と自分たちの関わりにも目を向けるべき。本当に怒っているのは恋人に対してではないと気づくはず。”クールなイメージだけどプライベートでは意外と熱い人?相手がドMでもない限り、八つ当たりはしないほうがいいかも…。◆【女宿】橋本マナミの恋愛カルマ橋本マナミさん(1984年8月8日)は学ぶことが大好きで、自分の居場所を着々と作っていく【女宿】“他人にも自分にも厳しいので「どれだけ優しい気持ちを持てるか」が大事。現実的なのは悪いことではないけれど、少し行きすぎているようです。恋愛においてシビアすぎるのはいただけません。もっと夢を見たり甘えたりしてもいいはず。小うるさく言うことで気を遣っていると思い違いをしないようにしてください。”愛人キャラでブレイクした橋本さんは、実はリアリスト?男を甘えさせるのは上手でも、自分は甘えないタイプだったとは!◆【觜宿】市原隼人の恋愛観市原隼人さん(1987年2月6日)は話し上手だけど、自分についての核心部分は秘めたままの【觜宿】“人を丸めこむのが得意でマイペースな恋愛をします。恋愛の仕方が少し変わっていて、口説くスタイルがまさに説得ワザ。わかったようなわからないような論拠で相手を納得させてしまいます。「好きな人がいないなら、今絶対に付き合っておくべきだよ」などと変な理屈をつける天才。”直球勝負する熱い男!というイメージの市原さん。奥さまの向山志穂さんも、説得ワザで口説いたのでしょうか?◆【星宿】成宮寛貴の恋愛観成宮寛貴さん(1982年9月14日)はユニークな考え方を持ち、既成の価値観に依存しない【星宿】“こだわりの恋愛スタイルがあり、その形にハマらなければ、たとえ愛していても別れることができる人。またいつもオープンで恋愛をしたいタイプ。秘密にしておかないといけない恋もオープンにしてしまうところもあります。たとえ不倫や浮気であっても隠れてコソコソするのは自分のプライドが許しません。”確かにこだわりの恋愛スタイルがありそう!誰もが「ええっ?」と驚くような熱愛報道が出る日が待ち遠しいですね。◆【井宿】稲垣吾郎の恋愛観稲垣吾郎さん(1973年12月8日)は理論的で努力家、人生の後半に行けば行くほど豊かな人生を送れる【井宿】“恋愛の主導権を恋人に渡すタイプ。自分の意見をあまり言わないようです。でもこれは本当の心を開いていないからとも言えます。たとえお付き合いしていても、どこかよそよそしい感じがするでしょう。また恋人をアクセサリーのように考えているところがあります。恋愛を野心に利用します。”恋人にも心を開かない…そういうイメージはあるかも。主導権を相手に渡し、従いつつも本心では納得していないような。いかがでしたか?こうして見ていくと、占い結果と本人のパブリックイメージが結構一致している感じがしますよね。今回用いた占いは、生まれた時の月の位置から人を27種類の宿(タイプ)に分け、その人の本性や運勢を導き出す「宿曜占星術」。みなさんの自分の宿が何だかご存知ですか?よかったら、自分や気になる人の宿を調べて「恋愛カルマ」や「恋愛観」を占ってみてくださいね。知らなかった一面を発見できるかもしれませんよ!監修者紹介水晶玉子(すいしょうたまこ)FRaU、ananで不動の人気を誇るカリスマ占い師。幼いころから占いに興味をもって、東洋、西洋の枠を超え、数々の占術を研究。オリジナルな視点にたった解説は的中率も高く、またわかりやすいことから、多くのファンを持つ。
2016年04月28日SMAPの稲垣吾郎が19日、東京・六本木のテレビ朝日で行われた、同局系ドラマ『不機嫌な果実』(29日スタート、毎週金曜23:15~24:15 ※一部地域を除く)の制作発表会見に登場。妻役の栗山千明と不倫相手役の成宮寛貴が、エロチックなシーンの撮影を振り返るのを聞いて「僕は今、非常に不機嫌ですね」とやきもちを焼いた。このドラマは、稲垣演じる夫・航一に女として見てもらえなくなり、結婚生活へ不満が募った、栗山演じる水越麻也子が、情熱的な音楽評論家・工藤通彦(市原隼人)と"禁断の愛"に溺れていく様を描く濃厚なラブストーリー。林真理子氏の不倫小説を約20年ぶりに連続ドラマ化する。成宮は、麻也子の最初の不倫相手役で、撮影はエロチックなシーンが多く、「お互いどこまで(セクシーな表現が)行けるかな?って話し合いながらやってます。僕は栗山さんには安心してもらいたいですし、僕も安心したいので、その2人で作っていく感じがすごく楽しいです」と、撮影の様子を生々しく明かした。これを横で聞いていた稲垣は「僕は今、非常に不機嫌ですね」と不満顔。「横に妻(役の栗山千明)がいるのに、成宮くんと2人でラブシーンやりあってるとかさぁ、『お互いどれくらいやろうかって話し合ってるんですよ』って、あなた旦那の目の前で…(笑)」と苦笑いしながら、「役に入ってますから、僕は」と言って成宮に苦情を入れた。稲垣は、今回の脚本を読んで「最初は情熱的なピアニストの役(市川)か、もしくはイケメンのプレイボーイの役(成宮)かと思ったんですけど、まさかのマザコンダメ男の旦那の役で、あぁこういうの求められるんだな(笑)。そういう時代なのかな…」と恨み節。その後、自暴自棄になってしまったのか、キャストへのアンケート企画で「恋人にしたいタイプ」を橋本マナミと互いに指名し合う結果が出ると「つきあっちゃおうか?」と誘いだし、同企画で成宮が原作の林真理子氏を「友達にしたいタイプ」に指名すると、「本当は僕も林さんですよ。つきあっちゃいましょうか?(笑)」と、手当たり次第にラブコールを送っていた。この会見では、水越夫妻が幸せだった頃の稲垣と栗山の結婚写真を公開し、それを不倫相手役の成宮と市原がコメントする場面も。稲垣は「すごいプレイですね(笑)」と企画にツッコミを入れるも、成宮は「僕はこの幸せそうな結婚写真を見てもなんとも思わないです(笑)」、市原も「僕はまっすぐすぎて、旦那がいても関係ないですから(笑)」と、稲垣に余裕の風格を見せつけた。そんな稲垣も、妻にひた隠すとんでもない秘密を持っている役柄。「今後僕もいろいろありますから。セクシーなシーンも。もう黙ってないぞっていう感じです」と、自身が起こす波乱を予告していた。
2016年04月19日林真理子の不倫小説を原作に、稲垣吾郎、栗山千明、市原隼人ら豪華俳優陣でドラマ化する「不機嫌な果実」。この度、本作のメインキャストに、高梨臨が出演することが明らかになった。結婚して5年、水越麻也子(栗山千明)は夫の航一(稲垣吾郎)から全く相手にされなくなり、職場でも冷遇を受ける日々。そんなある日、誕生日を迎えた麻也子は、航一から珍しく食事に誘われる。久々に夫の優しさに触れ、喜びがこみ上げる麻也子。だが航一が連れて行った先は、なんと彼の実家。あろうことか、反りが合わない姑・綾子(萬田久子)をまじえた誕生会という、地獄のようなオチが待っていたのだ。しかも、悪いことは続くもので、数日と経たないうちに、麻也子は自分では“キープ”していたつもりだった弁護士・南田典雄から、若い女との結婚報告を受けるハメに。微塵たりとも予想していなかった屈辱的な展開に呆然としながら、麻也子は確信する。「間違いない。私はやっぱり、ものすごく損をしたのだ…」そんな時、麻也子の大学時代の友人・竹田久美(高梨臨)が離婚で手にした慰謝料をつぎ込み、ワインバーを開店。同じく友人の遠山玲子と一緒に来店した麻也子は、開店祝いの花の中に懐かしい名前を発見する。その名は野村健吾。麻也子が独身時代に不倫をしていた敏腕広告マンだった。もちろん野村とはもう何年も接点がなく、玲子から「連絡してみたら?」とけしかけられた麻也子は苦笑いする。だが、内心ではまんざらでもない。その矢先、麻也子は思わぬハプニングに見舞われる。店内でピアノ演奏をしていた工藤通彦(市原隼人)に、うっかり赤ワインをひっかけてしまったのだ。麻也子が慌てて差し出したクリーニング代も受け取らず、穏やかにその場を去っていく通彦。それはほんの一瞬の出来事だが、2人はこの時まだ知る由もなかった。この出会いがやがて、2人の人生を大きく変えることになろうとは――。原作は、「anego」「下流の宴」など数々の作品が映像化される林氏の同名小説。発表後、“衝撃の問題作”と謳われた小説だが、過去にも石田ゆり子主演でドラマ化、南果歩で映画化され、今回は2度目のドラマ化となっている。主人公・麻也子役には「ATARU」「アルジャーノンに花束を」などに出演する栗山さん、麻也子の夫・航一役に「陰陽師」「Mの悲劇」など数々の作品に出演し、強烈な印象を残す稲垣さん、麻也子の人生を変える男・通彦役に現在公開中の映画『星ガ丘ワンダーランド』にも出演する市原さんが好演。そのほか萬田さん、六角精児、光石研ら実力派が顔を揃えている。そして今回新たに発表されたのは、連続テレビ小説「花子とアン」、「5→9~私に恋したお坊さん~」や先日最終回を迎えた「ヒガンバナ~警視庁捜査七課~」にも出演していた高梨さん。演じるのは、主人公の友人・竹田久美。彼女は、堅実な性格ながらもどこか妖艶な雰囲気をもち、夫の不倫が原因で離婚した経緯を持つ女性。不倫に対しても嫌悪感を露わにし、夫に不満を持つ麻也子にも道を外さないよう釘を刺すという役どころだ。しかしそんな久美にも、麻也子たちには決して見せない“別の顔” があるというのだ。「侍戦隊シンケンジャー」以来6年ぶりのテレビ朝日の連ドラ出演となる高梨さん。本作が初めて挑む濃厚な大人の恋愛ドラマということで、「私も27歳ですし、『そろそろ大人の作品にも挑戦したい』という気持ちがあったので、オファーを頂いたときはすごくうれしかったです」と喜びを語っている。そしてドラマ撮影に先駆け行われたポスター撮影では、「今回は監督から『とにかく色気を出してほしい』と言われているので、ポスターにも自分の中にある、なけなしの色気をかき集めて、詰め込んだつもりで(笑)」と謙遜しているが、そのセクシーさは、男女問わずスタッフ一同の目を瞬く間に釘付けにしたほど。また「今回は市原さん以外、初めて一緒にお芝居をさせていただく方ばかりです。周りは本当に豪華なキャストばかりですし、そんな皆さんがどんなふうに一つの作品を作っていくのか、まだイメージが湧きませんが、想像がつかない分、撮影初日がすごく楽しみです!新しい一面を見せられる挑戦作でもあるので、すごく気合いが入っています」と意気込みも露わにしていた。高梨さん自身新しい挑戦となった本作。物語に大きな波風を立たせていくことになる、彼女の“別の顔”とは一体どんな顔なのか。新境地を開拓した高梨さんにも注目したい。「不機嫌な果実」は4月29日(金)23時15分~テレビ朝日にて放送開始。(cinemacafe.net)
2016年03月18日“世界一不機嫌な顔の猫”で大ブレイクした「グランピーキャット」に代表されるように、三白眼、怒り顔、諦め顔など、“不機嫌顔”の猫がいま大人気!でも、なぜ惹かれてしまうのでしょう。「どの要素も人に置き換えた場合、いずれも正直“望ましくないファクター”です。そんな顔の猫を見た時、人は勝手に、『媚びてない姿が凛々しくていい』と、錯覚するところがあるようです」と話すのは社会学者の栗田宣義さん。「人間同士だと諍いに発展しそうな表情やしぐさも、猫ならば積極的に受容される理由はそこなのでは。人間より圧倒的に非力で小さく、弱い生き物である猫ですから、不機嫌でもこちらは別に怖くはない。人間側の傲慢さの裏返し、なのかもしれませんね(笑)。とはいえ、いわゆる“不機嫌顔”はあくまでも猫の造作という物理的な事柄であって、表情ではありません。人間たちは自分たちの都合で、猫の表情として勝手に読み取っているんだと思います」栗田さんの話を整理すると、不機嫌顔に惹かれる3大理由はこうなります。■不機嫌顔になられたって、結局何をしててもかわいいから。■「媚びてない! 凛としていてかっこいい!」とつい思っちゃうので。■そもそも顔の造作であって、本当に“不機嫌”なわけじゃないから。※『anan』2015年6月10日号より。文・服部 円(C)GoodLifeStudio
2015年06月08日