子どもの3歳児健診での出来事です。当時、私の子どもの育児に悩み、私がいけないのかなと思ったりしつつ、子どもの成長について気になっていました。しかし、保健師さんに相談をすると、まったく予想もしていなかった衝撃の回答が返ってきたのです―。 知らないうちに育児について悩んでいた私は、健診で面談をしてくれた保健師さんに、今のままでいいのかと子どもの気になっていることなどを伝え、相談をしてみました。 いろいろと話しているうちに、保健師さんからはちょっと大人しくて慎重な性格の子どもというだけで気にすることはない、また子育ても大丈夫と言われホッとしたのしたのですが……。 それよりも保健師さんは私のほうが気になると言い出したのです。 当時、私は第2子を出産したものの、その子を病気で亡くしたばかりだったので、自分でも気が付かないうちにうつ状態に陥っていたようです。 保健師さんに私の状態を心配されたことで、病院に行く決断をすることができました。うつ病の治療をした今は快適な生活を送っています。子育てに必死な時期だからこそ、自分のケアも大事にしなければならないと気付かされた出来事でした。今は私のことを気にかけてくださった保健師さんの助言にとても感謝しています。 イラスト/まげよ監修/助産師 松田玲子著者:中山早紀
2024年02月27日今回は、物語をもとにしたクイズを紹介します!クイズの解答を考えてみてくださいね。教師に無理難題を言ってくる生徒の父親主人公は教師をしている女性です。ある日、担任している生徒の父親を名乗る人物から「特定の子をひいきするな!」連絡がありました。父親は職員室で職員の個人情報を盗み見て、主人公に連絡してきたようで…。「そんな勝手に…」と主人公が指摘すると、父親はPTA役員だから何してもいいと言い出します。そして、主人公のことをPTAで問題にすると脅してきました。父親が連絡した理由出典:Youtube「Lineドラマ」父親に話を聞くと「うちの子をかまっていない」と指摘され…。主人公が「思いあたる節がなくて…」と言うと、父親はまさかの理由を告げます。問題さあ、ここで問題です。思いあたる節がなく具体的に尋ねた主人公。その内容とは?ヒント主人公は父親の子どもが所属する美術部の顧問でした。みなさんは答えがわかりましたか?正解は…出典:Youtube「Lineドラマ」正解は「息子を差別してコンクールで金賞をとらせなかったこと」でした。まさかの言いがかりに「私にはどうしようも…」と困惑する主人公。父親はなおも主人公が金賞をとった生徒の手助けをしたといい出し…。その後、役人が視察に来るときに訴えてやると脅され、主人公は困惑するしかないのでした。※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。※こちらのお話は体験談をもとに作成しています。(lamire編集部)
2024年02月27日結婚前に話がついていたはずのことでも、結婚してから考えが変わるということもありますよね。もし子どもを持たないと決めて結婚したにもかかわらず、結婚後に子どもが欲しいと夫に言われたら、あなたはどうしますか?今回は、漫画家にちゃん(@nichan_comi)さんの、友人の実話をもとにした『私は子どもを産みたくない』をご紹介します。持病があり……持病を理由に子どもを持たない選択をしているリノさん。夫とはマッチングアプリで知り合い、リノさんの考えも受け入れてくれていました。ある日、友人から「子どもがいないと寂しくない?」と声をかけられモヤモヤ。そのことを夫に話すと、「周りに子持ちが増えたら考えが変わるかも」と言われます。夫は子どもがいる生活も考え始めていて……。夫の話は衝撃で……頑張るのは誰……?夫の意見も無視できない……誰の気持ちを優先すべき……?夫の本音を聞き、「妊娠出産するのは私なのに」とモヤモヤするリノさん。それでも夫の気持ちは無視できないと話し合いをしますが、子どもを作る前提で話をされ困惑します。その後、夫は子どものことをあきらめきれない様子でしたが、リノさんが2度の手術を受けたことで、その話をしなくなったのでした。結婚後に子どもが欲しいと言い始めた夫……、あなただったらこんなときどう対処しますか?(MOREDOOR編集部)(イラスト/@nichan_comi)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。
2024年02月26日松本まりかを主演に迎えた、毎週日曜22時の4月クールの新ドラマが「ミス・ターゲット」に決定。百戦錬磨の結婚詐欺師が、本気の婚活に乗り出すエンタメラブストーリーを、映画『ハケンアニメ!』の政池洋佑のオリジナル脚本で描く。松本さんにとって、本作はGP帯連続ドラマ(地上波全国ネットのゴールデン・プライムタイム連続ドラマ)での初主演作。奇しくも、同枠で現在放送中の1月クール作品「アイのない恋人たち」で主演を務める福士蒼汰とは、今年5月に公開される注目映画『湖の女たち』のW主演同士。福士さんから松本さんへ主演リレーでバトンが引き継がれることとなる。本作で松本さんが演じる朝倉すみれは、その美貌と巧みなテクニックで数々の男を騙してきた結婚詐欺師。悪事で荒稼ぎする男たちにターゲットを絞り、騙される側にもやましいことがあるため捜査の手が及ばないことから、狙った「的」を決して逃さない“ミス・ターゲット”として暗躍するダークヒロイン。そんな彼女が突然、結婚詐欺から足を洗って本気の婚活を始めると宣言! これまでのスキルを手に、金持ちの男性と出会うべく意気揚々と婚活市場に乗り込む。信じられるのはお金=“福沢諭吉”という、詐欺師としての価値観の染みついた彼女が、本気の婚活の末にたどり着く運命の相手とは…?実は、若くして詐欺師の才能を開花させたすみれには、詐欺抜きの普通の恋愛経験がゼロ。そんな彼女が、これまでの打算的な疑似恋愛と本気の恋との違いに直面しながらも奮闘していく姿をチャーミングに描いていき、裏社会から表社会へ、騙して奪う偽物の恋から本気で落ちてしまう恋へ、1人の女性がたどる変化の大きい役どころに松本さんが挑んでいく。松本まりか「満を持して、純な恋をしたい」今回の“結婚詐欺師の婚活”は、脚本の政池さんが松本さんをイメージして当て書きしていたオリジナルストーリーだそう。「当て書きしてくださっていたとは…なんと光栄なことでしょう。これまでの自分を少し褒めたいと思いました!(笑)」と松本さん。「息を吸うように相手の心を取り込み、息を吐くようにその口から嘘を紡いでいく。その上狙ったターゲットはもれなく幸せな気持ちにさせていく結婚詐欺師。言い換えるなら恋愛のプロフェッショナル。これを演じる?…痺れます」と語りつつ、「物語はそのダークヒロインが初めて目覚める大人の純愛ラブストーリー。なんと、これがうまくいかないらしいのです!これまでひと癖もふた癖もある愛の形を演じてきましたが、私としては今回初めての王道ラブストーリーとなります。満を持して、純な恋をしたいと思います(笑)」と、初めての王道ラブストーリーに自身でも期待を込めている。また、本ドラマ枠では、昨年4月の創設以来、すべての作品をオリジナルの脚本で制作。今回も、映画『ハケンアニメ!』で第46回日本アカデミー賞優秀脚本賞を受賞した政池洋佑が筆を取り、日曜夜に気軽に楽しめるエンタメラブストーリーを紡いでいく。政池さんは「前代未聞のヒロインを松本さんが演じる。とにかく楽しみです」とコメント。「元々、オリジナルの恋愛ドラマを書きたくて、この業界に入りました。この作品が誰かの『大切な作品』になるよう、丁寧に紡いでいきます」と意気込んでいる。「ミス・ターゲット」は4月、毎週日曜22時~テレビ朝日・朝日放送テレビ系にて放送。★放送終了後、TVer、ABEMAで見逃し配信(シネマカフェ編集部)
2024年02月16日ようこさんと夫のタク男は、兄妹の子どもを持つ4人家族です。結婚6年目のある日、不倫相手との間に子どもを作り、勝手に離婚届を出したタク男。さらにタク男は会社を倒産させて借金を背負い、ようこさんは家もお金も失いました。ようこさんは仕事を掛け持ちし、離婚後数年間、苦労しながら子ども2人を育てています。すると今まで養育費すら支払わなかったタク男が突然現れ、ときどき顔を出しては一家の大黒柱として振る舞うように。 そんな中、タク男の不倫相手であり現在の妻がいきなり家の前に現れ、ようこさんの暮らしぶりを見て「こんなボロアパートに子どもを住ませるなんて母親失格」と言い去って行きました。 後日、ようこさんはタク男の両親から「タク男と再婚した不倫相手がうまくいっていない」と聞きます。不倫相手がようこさんの家に来たのも、タク男の所在をたしかめるためだったようです。それから数カ月後、タク男はようこさんにありえないことを言い出して……!? 浮気した元夫のありえない発言 ようこさんは「やり直したい」と言うタク男の復縁話をきっぱりと断りました。するとタク男は、まるで脅すように「俺、子どもたちに離婚したこと言うかもよ?」と発言。離婚したときと同じ手を使い、子どもを盾にしてようこさんを引き止めようとしたのです。 しかし、ようこさんはあのときとは違い反論。実はタク男の両親は、「もし次にタク男が理不尽な言動をしたら、金銭的援助を一切しないとを伝えてくれ」と、ようこさんに言っていたのです。それを聞いたタク男の顔は青ざめ、ショックを受けた様子で帰って行きました。 結局、その後もタク男から養育費が支払われることはありませんでしたが、子どもたちが成人するまで離婚をバラされることはありませんでした。成人した子どもたちに真実を打ち明けると、「幸せだった」「ありがとう」とあたたかい言葉をもらえました。 一方、タク男は不倫相手が病気で倒れたとき、また別の女性の家に転がり込んでいたそう。ようこさんはこれまでタク男との結婚を何度も後悔しましたが、子どもたちと出会えた幸せだけを大切に、もう後悔する日は来ないだろうと思うのでした。 ようこさんと子どもたちを見捨て、不倫相手と子どもをつくり逃げたタク男。しかし、その後不倫相手との夫婦仲も、仕事もうまくいかなかったようです。ようこさんとの家庭を壊した結果、全員を不幸にした結末だった言えるでしょう。 しかしようこさんは、家やお金を失っても努力し続け、かけがえのない子どもたちとの幸せな生活を手に入れました。自分勝手に生き、血のつながった両親や子どもまで離れていったタク男と比べて、どちらが幸せなのかは比べるまでもありません。身勝手なタク男のせいでただならぬ苦労を強いられたようこさんですが、子どもたちの「ずっと幸せだった」という言葉がすべてを物語っています。著者:マンガ家・イラストレーター 岡田ももえ
2024年02月14日ようこさんと夫のタク男は、兄妹の子どもを持つ4人家族です。結婚6年目のある日、不倫相手との間に子どもを作り、勝手に離婚届を出したタク男。さらに自分の会社を倒産させ、ようこさん親子は家を差し押さえられてしまいました。親子は一時離散することになりますが、ようこさんは仕事を掛け持ちして生活すること数年、ようやく親子3人で暮らせるようになりました。 そんな中、突然家に押しかけて来たタク男。子どもたちの前では何食わぬ顔で父親として振る舞いますが、養育費は1円も用意していませんでした。 ようこさんは離婚してから数年間、1度も養育費を支払わないタク男と縁を切りたいと思いますが、父親が大好きな子どもたちのためにぐっとこらえます。 義両親の催促もあり養育費は振り込まれましたが、なんとたったの5,000円。さらに翌月、何度連絡してもタク男から養育費が振り込まれることはなく……。養育費を支払わないのに会いに来る父親 養育費を支払わないタク男は、子どもたちの誕生日祝いで会いに来ることもありました。しかしなぜか高そうなスーツを着て、「お茶淹れて」と一家の大黒柱のように振る舞います。 ようこさんは子どもたちが大人になるまでの辛抱だと言い聞かせているうちに、内職での仕事ぶりを見込まれ収入がアップ。住民からのクレームのため生活音を気にしなければならなかったアパートから、古い一軒家に引っ越せることになったのです。 そんな中、実は娘の美紀は義両親に引きとられていたときに、ストレスからか耳に異変が起きていました。ようこさんはあえて深堀りしませんでしたが、注意が必要だと心の中にとどめておくのでした。 養育費すら払わないのに立派な父親を演じるだけのタク男と、子どもの生活面から心のケアまで担うようこさん、どちらが親の役目を果たしているのかは一目瞭然でしょう。しかし、子どもたちの中では大好きな父親である以上、その気持ちを壊すことができないのがもどかしいですよね。ようこさんひとりでも、子ども2人をちゃんと育てられることが証明されつつある今、タク男には今一度自分の立場を見直してほしいものです。 >>次の話著者:マンガ家・イラストレーター 岡田ももえ
2024年02月10日皆さんは、父親との関係に悩んだ経験はありますか?今回は「子どもの前に突然現れた父親」にまつわる物語とその感想を紹介します。イラスト:エトラちゃんは見た!突然現れた父親主人公は、母親と妹と一緒に暮らす小学生です。ある日、学校からの帰り道に母親が見知らぬ男性と話しているのを目撃しました。その後、男性の正体が自分たちを捨てた父親であることが判明し、主人公と妹は驚愕します。しかしその日の夜、母親は誰かと楽しそうに話をしていて…。母親が父親とヨリを戻そうとしているのではないかと考えた主人公と妹は、母親を応援することにします。ところが後日、主人公と妹が通う学校の校門前に父親を名乗る男性が現れて…。「俺たち元は家族だろ?」と言いながら、主人公たちに近づいてきました。怯えながらも父親から逃げ、自宅に帰ってきた主人公でしたが…。言い寄ってくる父親に…出典:エトラちゃんは見た!後日、母親から会わせたい人がいると言われて出かけた先で、ふたたび父親と顔を合わせてしまいます。「俺も混ぜてくれよ」と言いながら笑顔で近づいてくる父親でしたが…。母親は言い寄ってきた父親に「正式にお別れしたでしょ!」と反論しました。さらに「私はあなたとやり直すつもりなんてないから!」ときっぱり言い放った母親。その言葉を聞いた主人公は、母親が会わせたいと言っていた相手が父親ではないことを知り、安心するのでした。読者の感想自分たちを捨てた父親が突然学校に現れたら、恐ろしいですよね…。主人公と妹が、学校帰りに危険な目に遭わなくてよかったです。(40代/女性)主人公たちと母親を捨てておいて、いまさら家族だなんて…。都合のいい父親のあまりにも身勝手な言い分に呆れてしまいました。(20代/女性)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。※実際に募集した感想をもとに記事化しています。※こちらのお話は体験談をもとに作成しています。(Grapps編集部)
2024年02月10日皆さんは、犯人だと疑われた経験はありますか?今回は「詐欺師だと勘違いされた男」にまつわる物語とその感想を紹介します。※この物語はフィクションです。イラスト:モナ・リザの戯言詐欺師呼ばわりされて驚き事業に成功し、念願の高級車を買ったばかりの主人公。ある日、そんな主人公のSNSアカウントに大量のメッセージが届きました。そこには「この詐欺師!」「訴えます」など、身に覚えのない言葉が並んでいて…。なんと主人公は、情報商材詐欺師だと勘違いされていたのです。主人公は、被害者たちからその商品を紹介しているSNSアカウントを聞き、調べることに。すると犯人と思われるそのアカウントで、主人公がSNSに投稿した写真が無断で使われていたのですが…。不自然な点を発見出典:モナ・リザの戯言犯人のアカウントには、主人公がSNSに載せていない私物の写真まで投稿されていたのです。主人公は「犯人は俺に詳しすぎる…」とゾッとしました。しかしその投稿のおかげで、主人公は犯人が身近にいる友人だと気づいて…。犯人を特定するため、巧妙な作戦にでたのでした。読者の感想突然身に覚えがない情報商材詐欺で訴えられそうになったら、驚きますよね。そのうえ犯人が身近にいる友人かもしれないなんて、なんだかショックでした…。(40代/女性)SNSに載せていない私物の写真が投稿されていたことに主人公が気づけてよかったです。身近にいる友人が主人公を詐欺師にしようとしていたなんて悲しいですね…。(20代/女性)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。※実際に募集した感想をもとに記事化しています。(Grapps編集部)
2024年02月09日結婚してからそれまで持っていた考えが変わることもありますよね。もし子どもを持たないことを了承していたにもかかわらず、夫の意見が変わったら、あなたはどうしますか?今回は、漫画家にちゃん(@nichan_comi)さんの、友人の実話をもとにした『私は子どもを産みたくない』をご紹介します。持病があり……持病を理由に子どもを持たない選択をしているリノさん。夫もそれを了承して結婚したのですが……。突然の話に……困惑してしまい……出会いにさかのぼると……この人は大丈夫……?夫とはマッチングアプリで知り合ったリノさん。はじめて会ったときから話しやすく、すぐに彼に惹かれます。2人はその後?その後、子どものことでぎくしゃくする2人でしたが、リノさんの持病が悪化。2度の手術を受けたことで、夫は子どもの話をしなくなったのでした。結婚してから子どもが欲しいと心変わりした夫と、持病があり産むのが怖い妻……、あなただったらこんなときどう対処しますか?(MOREDOOR編集部)(イラスト/@nichan_comi)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。
2024年02月08日ようこさんと夫のタク男は、兄妹の子どもを持つ4人家族です。結婚6年目のある日、不倫相手との間に子どもを作り、勝手に離婚届を出したタク男。さらに自分の会社を倒産させ、ようこさん親子は家を差し押さえられてしまいました。ようこさんは長男の健と暮らし、幼い娘は義両親が面倒をみてくれることになり、一家は離散。 タク男から養育費ももらえず、勝手に貴重品を売り払われてしまったようこさん。仕事を掛け持ちしながら苦しい生活を続けること数年、仕事が軌道に乗りようやく3人で暮らせるようになりました。 子どもたちはまだ離婚したことを知らないため、タク男は大好きなお父さんのままです。そんな理由もあり、突然連絡してきたタク男に対して、ようこさんは養育費を払うことを条件に、子どもたちも交えて会う約束をしました。 しかし、当日タク男は待ち合わせ場所に現れず、電話をしても連絡すらつかなかったのです。子どもたちとの約束すら裏切る父親 タク男に会えないとわかった子どもたちは悲しそうで、申し訳なく思うようこさん。翌日もタク男に電話をしてみますが、結局連絡はとれずじまいでした。 すると後日、なぜかフランスパンを片手に突然家までタク男が押しかけてきたのです。美紀がいたため追い返すこともできず、ようこさんは学校にいる健をみんなで迎えに行こうと提案します。 しかしタク男は疲れているからとそれを拒否。ようこさんはふつふつと湧く怒りを抑え、子どものために笑顔で平常心を装うのでした。 何の連絡もなく子どもとの約束をすっぽかし、平然とした様子で現れたタク男。まがりなりにも子どもたちにとってはたったひとりの父親なのに、少しも申し訳なさや罪悪感はないのでしょうか。今はようこさんも子どものために家族として振る舞っていますが、今後も子どもたちを傷つけるのであれば、さすがに堪忍袋の緒がきれてもおかしくはないですよね。 子どもの笑顔を見ても反省の色を見せず、自分の疲労感や気持ちを優先しようとするタク男には、すでに父親としての愛情も疑わしく思います。これ以上ようこさんと子どもたちの生活を掻き乱すことはしてほしくないですね。 >>次の話著者:マンガ家・イラストレーター 岡田ももえ
2024年02月07日自転車屋を営む父、看護師の母、そして受験生の妹と暮らす兄太は、自分の家族はごく平凡だと思っていました。平和な家族が、ちょっとしたきっかけで崩壊に向かうなんて、その時は想像すらしなかったのです。娘の同級生に褒められて‥始まった父の暴走やたらと娘と友だちが勉強しているところにやってくる父。妹子は迷惑に感じながらも、ケーキの差し入れはうれしいし、あまり気にしてはいませんでした。しかしその後、父にある変化が現れます。そのうえ二重整形までした父。いったいどこに向かっているのか…過剰な自分磨きのため散財! 理由はなんと…?かなりヤバめのファッションとはいえ、身だしなみをケアするのは悪くないことなのですが…1ヶ月後、兄太は母の叫び声に驚かされます。明らかに様子のおかしい父。父と母の仲を心配した兄太は、なぜそこまでしてオシャレをしようとするのか、父親の話を聞いてみることにしました。すると父は信じられないことを言い出したのです。父がオシャレする理由は?娘の同級生が自分を好きだという壮絶な勘違いから意味の分からない自分磨きに命をかけるようになった父! 父の勘違いは止まらず、家族も完全に呆れ顔。このまま家庭崩壊へと向かうしかないのでしょうか…。こちらは2023年11月23日よりウーマンエキサイトで公開された土井真希による漫画です。漫画に対する読者からのコメントをご紹介します。「キモイ」以外に言葉が出ない…勘違い暴走父に対する読者の意見は全員一致。ただただ、気持ち悪いです!・最低だわ。 こんな父親いらない。・こんな気持ちの悪い旦那(男?)が居るのかと思って読みました。そして、そんな気持ちの悪い男に対しての愛情がまだある女の強さも知りました。 サーッと冷める出来ごとなのに好きって感情は、計り知れないなと・・・。 でも、やっぱり自分には理解できない。息子が真っ当に生きて行けるような人間になって欲しいだけですね。・本当にこんなアホなオッサンいるのかな? 甲斐性なしの上に頭悪くてタチ悪い。・こういうのを身の程知らずと言うんだろうな。・年を重ねると自分の年分からなくなるんですよね。私も問診表や書類に年齢書く時西暦で計算し確認して書くことが多々あります。気が若いのは良いですけど、娘の友達に恋愛感情持つのはキモチワルイかな~。・キモいよなあ普通に。父にドン引きの妹、擁護してあげたい気持ちがある兄。家族それぞれが父に対して異なる感情を抱く中、こんな父でも簡単には見捨てない母に注目した読者もいました。夫婦となるということは、相手の失敗や悪いところも受け入れる度量が必要なのですね。もちろん、程度はありますけどね…。・こいつバカだなって女性が思う典型的な男性ですがなんとなく憎めない感じも分かる気がします。 が、家族なら話は別。みんな優しすぎ。・自由な愛され夫、生活力はないけど奥さんにとっては大切な人だったのですね。いかにも情に深い看護師さん、って感じがしました。私も、こんな奥さんが欲しい。やっと現実をみた愛され夫、いつまでも少年だったのでしょう。もし愛する家族が勘違い行動で周囲に迷惑をかけ出したら…? 家族である以上は、すぐに見捨てるというわけにもいかないですよね。家族の優しさに触れて、父は手遅れになる前に目を覚ますのでしょうか…。▼漫画「勘違い父が引き起こした家族崩壊」
2024年02月07日ようこさんと夫のタク男は、兄妹の子どもを持つ4人家族です。結婚6年目のある日、不倫相手との間に子どもを作り、勝手に離婚届を出したタク男。さらに自分の会社を倒産させ、ようこさん親子は家を差し押さえられてしまいました。ようこさんは長男の健と暮らし、幼い娘は義両親が面倒をみてくれることになり、一家は離散。 タク男はようこさんのジュエリーや貯金を持ち出したまま養育費も支払わず、ようこさんは仕事を掛け持ちして食いつなぐ日々を送ります。 ようこさんはやむを得ず給食費を滞納することもありましたが、担任の先生に相談するなどしてなんとか健を守り生活をしていました。 大変な日々は続きますが、内職の仕事が増え、義両親のもとに預けていた娘の美紀も一緒に暮らせるように。それから徐々に収入も増えていき、落ち着いてきたのですが……。 やっとの思いで生活が落ち着いた矢先… ある日、ようこさんにタク男から手紙が届きます。手紙には借金の返済が落ち着いたため、子どもたちに会いに行くと書かれていました。しかしあとから聞いた話では、そのお金も不倫相手の親が工面したものとのこと。 それでも離婚のことを知らない子どもたちは父親に会いたがっており、ようこさんは会う時間を作ることにします。その際、「落ち着いたら払う」と約束していた養育費も支払うよう伝えました。 しかし当日、いつまで待ってもタク男は待ち合わせ場所に現れず、電話をかけても繋がることはありませんでした……。数年間、元妻と子どもをほったらかしにし、会いたいと言っておきながら約束をすっぽかすタク男。子どもたちの中ではまだ大好きな父親なだけに、期待を裏切られたショックは大きかったはず。養育費も本当に支払ってくれるのか怪しく、離婚を隠していても子どもたちが傷つくのであれば、もはや会わせる理由がわからなくなってしまいますよね。ようこさんも仕事が軌道に乗ってきたタイミング。そろそろ、今後どうするのか本格的に考えたほうがいいのかもしれませんね。 >>次の話著者:マンガ家・イラストレーター 岡田ももえ
2024年02月06日先進国で高齢化が進む中、「オレオレ詐欺」は日本だけでなく世界各国で問題になっている。大事なわが子、あるいは孫がトラブルに巻き込まれ、大金を工面したら、身も知らない人物による嘘だったという、許せない手口だ。サンダンス映画祭でお披露目された『Thelma』は、その時事的なテーマを扱うアクションコメディ。主人公のテルマは、夫に先立たれ、ひとり暮らしをする93歳。優しい孫息子はしょっちゅう訪ねてきてくれては、コンピュータの使い方を教えてくれたり、車でどこかに連れて行ってくれたりする。そんなある日、そのかわいい孫息子が交通事故に巻き込まれ、お金が必要になったと電話がかかってきた。言われたとおり、急いで1万ドルを用意し、指示されたところに現金を郵送するテルマ。しかし、すぐその後に、孫息子には何もなかったと判明。警察に話しても埒があかず、娘夫婦には「もう忘れるように」と言われるも、納得がいかないテルマは、高齢者施設に住む友人の協力を得て、犯人を探し出し、金を取り戻そうとする。テルマを演じるのは、『アバウト・シュミット』『ネブラスカふたつの心をつなぐ旅』など数々の映画に出演してきた大ベテラン女優ジューン・スキップ。昨年11月で94歳になった彼女は、この映画のエグゼクティブ・プロデューサーも務める。監督は、この映画で長編映画監督デビューを果たすジョン・マーゴリン。多少気になるところはあるが、ポジティブな意図のもとに作られたことが伝わってくる作品。とりわけ、孫息子とテルマの家族愛に心が温まる。文=猿渡由紀
2024年01月26日子どもの教育資金の準備のために、株を始めようと奮闘していた私。勉強しているとき、夫から「そういうの詐欺も多いから気を付けなよ」と言われましたが、YouTubeやSNSを見てるだけだったので「大丈夫だよ」と答えていました。まさか自分がこんな目に遭うとは思いもよらなかったのです――。 自己責任の重み株の情報収集を続けるうち、優良株を教えてくれるライングループに参加することになりました。 実績を上げたり、他の人たちが購入しているのを見ているうちに、知らぬ間にすっかりその情報を信用しきってしまった私。情報収集のつもりが、行動に移していました。 しかし、これこそまさに投資詐欺のグループだったのです…! 投資は自己責任。わかっていたはずなのに、目の前の利益に目が眩んでしまい、まんまと会社員時代に貯めたお金が水の泡になってしまいました。無知がこんなに怖いということを身をもって知りました。 夫に気を付けるように言われていた私は、詐欺にあってしまったとはまだ言い出せていませんが、折をみて話すつもりでいます。そして今後は人のことを信用しすぎず、自分で調べて考えて行動することを胸に誓いました。一度失ったお金は戻りませんが、少しづつ前を向いていきたいと思っています。 イラスト/海乃けだま著者:ほしのことり
2024年01月24日結婚について、多様な考え方が尊重されるようになってきました。ですが、パートナーがいる人との会話で「子どもの話題」をふるケースはまだまだあり……。子どもに関して質問され、返答に困った方も多くいるのではないでしょうか。そこで今回のMOREDOORは「子どもについて聞かれた時の返し方」を聞いてみました。※当事者の声はさまざまですが、あくまで一例として、参考になれば幸いです。両親から尋ねられ……Wさんの場合結婚をして周りの人に「子どもはどうするの?」と聞かれました。その時私は、「旦那さんと過ごす時間を大切にしたいから今は大丈夫!」と伝えました。その言葉を聞いて、周囲は「そっかー!」といった反応をされました。結局は自分の人生なので、人に干渉されたとしても、深く考えすぎないことがいいと思います。(26歳/会社員)Yさんの場合私の場合は「子どもは?」と聞かれて、「戸建てを買いたいから見て回ってるとこだから、まだかなー」と伝えました。実際に家についても考えていて、嘘をついたわけではなかったので、やましい気持ちは抱きませんでした。デリケートな話にはなりますので、「まだ考えてない」ときっぱりと伝えるとよいと思います。深掘りするような方には、話題をそらすことで回避できるかもしれません。(30歳/会社員)「結婚=子ども」というイメージ夫婦によって子どもに対する考え方は「今のタイミングではない」「なかなか授かりにくくて悩んでいる」「子どもをつくらない選択をした」など理由はさまざま。とはいえ、周囲の人の中には「結婚=子ども」というイメージから、悪気なくその話題を振ってしまうのかもしれません。そんな時は、投稿者さんたちのように話題をそらしたり、はっきりと伝えてみてはいかがでしょうか。※この物語はフィクションです。■脚本:simme■作画:石川ナオ(MOREDOOR編集部)
2024年01月21日初めて会ったお義父さんは、典型的な昭和の亭主関白タイプ。太一と真逆の性格で、正直苦手かも…と思ってしまいました。とはいえ、太一とお義母さんはとっくに戸籍から抜けているようだし、太一もお義父さんと会うのは年1回程度とのことなので、私は今後そこまで関わらないようにしようと思いました。しかし、お義父さんの突然の再婚報告から、私たちは思わぬ騒動に巻き込まれることになるのです…!次回に続く(全21話)毎日更新!※この漫画は実話を元に編集しています
2024年01月21日幼い子供はスポンジが水を吸うように、さまざまな知識を得ていきます。しかし、それは大人の協力あってのもの。親は子供の成長のために試行錯誤し、時には頭を抱えながら、我が子を全力で応援しているのです。まだ時計が読めない3歳児用の『父親特製時計』家族との日常をX(Twitter)で発信している、漫画家の犬犬(@inu_eat_inu)さん。犬犬さんは、日々すくすくと成長する3歳の息子さんを応援するため、工夫をすることにしました。息子さんはまだ幼いため、時計を読むことができません。そこで、犬犬さんは息子さんが感覚的に時間を覚えられるよう、ある取り組みを行ったのです。時計の横に置くようにしたのは…特製の『時計』でした!紙に描かれているのは、アナログ時計と、その時間帯にとる行動の絵。『夜の9時は風呂に入る時間』や『夜の10時は寝る時間』ということが視覚的に分かるため、まだ時計を読むことのできない息子さんにも伝わるでしょう。また、時計の針を絵として覚えることで、徐々にアナログ時計を読むことができるようになるかもしれません!犬犬さんは、保育園へ行く日の朝用も作成。8時に保育園に行かなくてはならないため、遅刻を防ぐ工夫も行っているようです。出発時間を過ぎた8時半の紙には、怒っている父親の表情が!きっと息子さんも、この紙に描かれた怒りの表情を見れば、直感で『デッドライン』を把握することでしょう…!犬犬さんの用意した『特製の時計』は拡散され、子育て経験者を中心に絶賛の声が続出。「怒っている父親の絵で吹いた」「うちもマネする!」といったコメントが寄せられています。幼い我が子の寝坊に困っている親は、少なくない模様。ゆっくりと眠りたい気持ちは痛いほど分かりますが、遅刻グセがついてしまっては大変です。8時半の紙に描かれた表情になる前に、あなたもこういった『特製の時計』を用意してみてはいかがでしょうか![文・構成/grape編集部]
2024年01月16日■これまでのあらすじ離婚後、関係をもっていた女と再婚した夫…その衝撃の末路とは―…。「お金にだらしなくないこと」結婚するなら絶対に譲れない条件を持っていた花子。太郎と付き合って半年で妊娠が発覚し、安定した収入があることから結婚したのですが…。太郎には総額300万円ほどの借金があることが判明。離婚を決意するが、1人で育児は大変だと義両親に説得され離婚はしないことに。産後、義実家でお世話になっていたある日、飲み会代を要求してきた太郎に違和感を感じた花子が家に戻ると、なんと女を連れ込んでいて…。その場でえい子と縁を切らせた花子でしたが、太郎への復讐心は消えず、次第にメンタルはボロボロに。心配した義母は、自身の子育ての後悔について話すとともに「子どものこれからの人生を考えて欲しい」と伝えたのでした。ある日太郎とえい子の関係が続いていることを突き止めた花子は離婚を決意。慰謝料・養育費は払わないと反発した太郎でしたが、義両親のサポートもあり、無事に離婚成立。離婚後すぐにえい子と再婚した太郎でしたが、半年後、花子のもとに義母から連絡があり…。 このお話は作者3chaさんに寄せられたエピソードを漫画化しています。登場する人物はフィクションです。■えい子と太郎の末路■息子とふたり、幸せに生きていく…!花子と婚姻中に多額の借金を抱えていたにもかかわらず、両親の反対も押し切り再婚したことから、義両親はえい子が借金のこともすべて知ったうえで結婚したものだと思っていたようです。それどころか、借金はさらに膨れ上がり、一千万にまで…。もう普通には返せないほどの額です。嘘でまみれた太郎のことを信用することができなくなり、義母も頭を抱えている様子。花子は話を聞くことしかできないけれど、いつでも連絡をして欲しいと義母に伝えました。義母の気持ちが痛いほど理解できるのは今や花子だけですね。花子は息子に人に優しく、嘘だけは絶対につかないようにと教えていました。愛情をたっぷり注ぎ、これから息子との人生を楽しく幸せに生きていって欲しいです!最後までお読みいただきありがとうございました!こちらもおすすめ!いつもスマホを見ている夫、まさか…いつもは携帯でゲームしているはずの夫。でも、ふと見た時に彼が開いていたのはSNSのDM画面だった…! まさかと思いつつ浮気調査に乗り出したされみは、夫の衝撃的な浮気の実態を知ることに…! 「夫の浮気が引き起こした家族崩壊」1話目はこちら>>
2024年01月12日ようこさんと夫のタク男は、兄妹の子どもを持つ4人家族です。結婚6年目のある日、ようこさんは友人からの目撃情報で、タク男に不倫しているのか問い詰めると、タク男はあっさり不倫を認め、さらにヘラヘラしながら離婚届も提出済だと衝撃的な告白をしてきたのです。ようこさんに相談もなく、離婚届を提出したと言うタク男。しかも、「離婚を子どもが知ったら傷つくから」と、ようこさんには慰謝料を我慢するよう言いました。そこへ、タク男を溺愛する両親が夫からの連絡を受けやって来ます。 義母は、涙を浮かべるようこさんに「みっともない」「浮気される奥さんに原因がある」とようこさんを責めるばかり。しかし義父は「今回の件はすべてタク男に責任があります」と謝罪してくれて……。 義父からの提案とは? 義父はタク男に責任があることを踏まえた上で、慰謝料を払えるほどの稼ぎがないことを懸念。ようこさんが仕事で大変なときは、いつでも自分たちが子どもを預かると提案します。 タク男は義父に促され「すみません」と謝罪しますが、ようこさんは憎しみや苦しみの感情でいっぱいです。 しかし優先すべきは、子どもたちの気持ち。子どもたちにタク男への憎しみを悟られないように振舞おうと決意するのでした。 そして、タク男へ「離婚は受け入れられない」とようこさんは拒否。タク男は不倫相手とも話し合うと言い、この場は一旦収まりました。両親から叱られることなく、甘やかされて育ったというタク男。今回の件でも義母は浮気をして他所で子どもまで作った息子を叱りもせず、ようこさんを責め、義父もタク男が悪いことは認めるもののタク男には謝罪を促すだけでした。 たしかにこの場でタク男を叱っても、解決には向かわないかもしれませんが、こんな状況でもヘラヘラしている息子を見て、両親は何も感じないのでしょうか。 義父の子どもたちを預かるという提案はありがたいものかもしれませn。しかし、今はタク男に不倫相手とのけじめをしっかりつけさせることや、ようこさんや子どもたちを裏切ったことがいかにひどく、責任が重いものであるかを諭してほしかったですね。>>次の話 著者:マンガ家・イラストレーター 岡田ももえ
2023年12月22日ようこさんと夫のタク男は、兄妹の子どもを持つ4人家族です。結婚6年目のある日、ようこさんは友人からの目撃情報で、タク男に不倫しているのか問い詰めると、タク男はあっさり不倫を認め、さらにヘラヘラしながら離婚届も提出済だと衝撃的な告白をしてきたのです。不倫相手に脅されたからと、ようこさんに一言の相談もなく離婚届を提出したという夫。 しかも、慰謝料についてようこさんが口にすると、「子どもたちが離婚を理解したらかわいそうだから」と、すべてをうやむやにして、このまま家族を続けるつもりのようです。 いつの間に離婚届を出したの? 感情的になっている不倫相手が子どもたちに危害を加えかねないからと、昨日離婚届を出したと言うタク男。 ようこさんが警察と弁護士に相談しようと持ち掛けると、タク男は子どもに悪い影響を与えるし、ようこさんさえ我慢すれば、すべてうまくいくとまで言い放ったのでした。 タク男に呼ばれたの両親が来たかと思うと、義母は涙を浮かべるようこさんを見て「みっともない」と一蹴。離婚の原因はようこさんにもあると言います。 タク男はそんな義両親から甘やかされ、叱られずに育ったおかげで自分に甘く芯の強さがないまま大人になったのです。そして、ようこさんは性格がキツい実母とは絶縁状態。芯のなさをやさしさと思い込み、タク男の本質を見抜けなかったと後悔したのでした。子どもの精神面に悪い影響があるからと、離婚騒動をこれ以上問題を大きくしたくない様子のタク男。子どもを盾にしていますが、そもそもの原因はすべてタク男にありますよね。不倫をした父親が、さらに母親に目をつむらせて責任逃れまでしていると知ったら子どもたちはどう感じるでしょうか。 さらに、離婚の原因は妻にもあると言う義母が登場し、ようこさんが追い詰められる状況に。タク男が不倫さえしなければこんな事態にならなかったのに、あまりに理不尽です。>>次の話 著者:マンガ家・イラストレーター 岡田ももえ
2023年12月21日ようこさんと夫のタク男は、兄妹の子どもを持つ4人家族です。結婚6年目のある日、ようこさんは友人からの目撃情報で、タク男に不倫しているのか問い詰めると、タク男はあっさり不倫を認めました。 ようこさんは一旦冷静になり、「不倫相手の女性とは別れて」と伝えました。 しかしタク男から、「そうじゃなくて、俺の離婚してほしい」と離婚を切り出されてしまって……!? 離婚したい夫の呆れた理由 タク男はヘラヘラとした様子で、不倫相手との間にも子どもがいると言うのです。 「実は離婚届も…もう出したんだ」しかもタク男は不倫相手に言われるがまま、離婚届をすでに提出したと話します。どうやら不倫相手は、妻と別れるよう怒鳴ったり脅したりしたそう。 ようこさんは他人ごとのように軽々しく話すタク男に憤りながらも、慰謝料について口にしました。 しかしタク男は子どもたちが離婚を理解したらかわいそうだからと、離婚したことを隠し慰謝料を払わず、このままたまに会おうと提案してきたのです。不倫したあげく、妻に相談もなく勝手に離婚届を提出したと言うタク男。そこに自分の意志や、家族を大切に思う気持ちはなかったのでしょうか。 タク男の他人ごとのような言動には驚かされますが、さらに子どもを盾に慰謝料を払うのを回避しようとするのは卑怯です。 タク男に正面から向き合おうとしても、誠実な受け答えすらしてもらえないのれんに腕押し状態では、ようこさんも解決のしようがないですよね。>>次の話 著者:マンガ家・イラストレーター 岡田ももえ
2023年12月20日パート先が閉店して困っていたところ、目に飛び込んできた「ビジネスパートナー募集」の広告。しかしそれは危険な詐欺ビジネスのトラップだったのです!突然の失業に困っていたところ、渡りに船!?最初は「怪しい」と思った…なのにいつの間にか大金を稼げることを匂わせたI田さん。そして話はビジネスの内容に移ります。不信感を抱いた山吹さん。しかしI田さんは不信感を払しょくする話術を持っていたのです。一応面接に進むことにはしたのですが、この時はちゃんと疑いの気持ちも持っていた山吹さん。にもかかわらずこの後洗脳され騙される寸前まで行ってしまった、驚くべき詐欺の手管が明かされます。しかし、すっかり信じていたにも関わらず、矢吹さんはあることをきっかけに詐欺に気付くのです。それはいったい…?こちらは作者である山吹いろの体験をもとに2023年3月23日よりウーマンエキサイトで公開された漫画です。漫画に対する読者からのコメントをご紹介します。詐欺ビジネスはすぐ近くに…!たくみな詐欺ビジネスの手口を紹介した本作品。「ぜひもっとやり口を紹介して注意喚起してほしい!」という読者の声が多く届きました。自分や身の回りの人もいつ被害者になるかわからないですよね。・主婦の方々が詐欺に遭ったケースを漫画で発表していってほしいです。 洗脳された人が目を覚ますきっかけになるのではと。・注意喚起も兼ねて詐欺商法やネットワークビジネスに手を出した方、人間関係がバラバラになった方、家族に全力で目を覚まされて冷静になった方等色んなパターンの紹介を連載でして貰えたら毎日読みます!・こういう詐欺の人たちって、よくこんな酷いことが出来るなと思うんですが、割とよくいるんだとも思うとゾッとします。自分も他人事ではないなと。また、読者からも「詐欺のカモにされそうになった」「あやうく騙されるところだった」という体験談が送られてきました。悲しいことに、詐欺は身の回りにありふれているのかもしれません。・私もあやうくこういった罠に引っかかりそうになった者です。被害者を出さないために、このような手口を教えるマンガをもっとたくさん出してほしいです。・あるあるだな~と思いました。金額や業務形態がまったくおなじものではなくても、こういったねずみ講やマルチ商法ってほんとうにありふれていて、私自身も"お偉い人"の話をカフェに聞きに行ったときがあってそのことを思い出しながら読ませていただきました。・とても参考になるお話でした。私自身も「ちょっとお金に困っているワーママ」なので、詐欺のカモになりそうだな…と。「もう少し収入が欲しい!」と思っていた時に、詐欺には当たらないけれど、ネットワークビジネスなるものには実際に手を出したことがあって、後からものすごく後悔しましたし、今だったら「やめた方がいいよ!」って言えますね。・友人が昔、このような詐欺ビジネスにお金を払ってしまいました。 当時、かなり説得して止めましたが「あなたのような人をドリームキラーというの。話を聞いてはダメだと言われたから!」と、完全に洗脳されていて止められませんでした。 その後、数ヶ月後にはビジネスに行き詰まり、友人は稼ぐことはできずに目が覚め、大金を払っただけで終了。 後日、「洗脳に気づかなった自分が悪い。高い勉強代と思って諦める」と。最後に、詐欺を見分けるアンテナを磨くには? 読者から貴重な意見が届いていました。・そもそも美味い話があれば人になんか話しませんて。金の話をされ始めたら全力で逃げないと。 自分磨きと一緒。お金も地道にコツコツに勝るものなし。・本当に稼げるネタって人に話しますか? 私ならば黙ってますね。 自分を中心に人を集めるビジネスって基本ネズミ講。過去にたくさん事件になってるのに何故か自分は違うって思い込んでしまうのも先方の話術の巧さでしょうか? 気をつけたいですね。弱った心に付け込む輩は多いのです。・うまい話にゃ裏がある。そんな簡単に稼げる話なんてないんだから。・1日に何回もメールが来るなんて確かにおかしいですよね。うまい話には何とやらです。詐欺なんてなくなればいいのに、と願うものの一向に詐欺に関わるニュースは減らず、毎年あの手この手と新しい手口が出てきているように思われます。もう自分の嘘を見分けるアンテナを磨いて自衛するしかないようですね。「怪しい」と思っていたのにもかかわらずお金を払う寸前まで洗脳されてしまった山吹さん。たくみな詐欺ビジネスの手口はいったいどんなものか…ぜひ本編を読んでみてください。▼漫画「洗脳されて詐欺ビジネスに200万払う寸前だった話」
2023年12月14日尿意で夜中に目が覚めた時、1人でトイレに行くのが怖いと感じた経験はありませんか。陽の光や電気で明るく照らされている見慣れた家の雰囲気とは異なり、静まり返った暗い部屋を移動するのは、ちょっぴり怖さを感じますよね。幼い子供は大人以上に、暗闇に対して恐怖心を抱く傾向があります。夜中、子供に起こされて…!?4児の父親である、グッドスリープ(@goodsleep7416)さんも就寝中、我が子に起こされることがあるそうです。寝室に戻った時に再び就寝しやすいよう、自分の脳を覚醒させない最善を尽くすグッドスリープさんですが、そううまくはいかず…。目を開けさせたり、明るい電気を点けさせたりと、知らずしらずのうちにグッドスリープさんの脳を覚醒へと導く、息子さん。最終的には、睡眠に影響を与えるといわれるスマホのブルーライトの光を浴びさせ、数時間後には起きなければならない現実を叩きつけてきたのです。なんて酷なことを…!結局眠れずに、スマホをいじりながら月曜日の朝を迎えたグッドスリープさんは、同じように子供に起こされているであろう親たちに思いを馳せたのでした…。グッドスリープさんは、漫画化したエピソードをX(Twitter)に投稿。多くの共感の声が集まりました。・夜中、トイレに入る子供って本当に神々しいんですよね。みなさんお疲れさまです…!・めっちゃ笑いました!「脳は寝ていることになっている」が、分かりすぎる!・昨日まさにこんな感じでした。この時間に寝ると、寝坊しそうで怖いですよね。・はあ、よかった。今日も同じ人がいる…。夜中に我が子に起こされ、寝不足のまま仕事や家事に向き合っている多くの『戦士』たちが、今日も活動していることでしょう…![文・構成/grape編集部]
2023年12月13日主人公・祭(まつり)の兄は、小学生時代に祭のことを傷つけていた同級生と結婚することを発表。結婚して欲しくないと、当時のことや、婚約者のゆかりが現在浮気をしていること、高校生時代に子どもを産んでいることを兄に伝えて説得しますが、ゆかりは誰かの子を妊娠している様子。兄は「DNA検査の結果が出たら教えてくれ」と言い放ち……。兄がおなかの子のDNA検査を要求するものの、ゆかりは拒否。兄は、もし赤ちゃんが自分の子だったら未婚の父となり、ひとりで育てると決意し、産んだら連絡するよう、ゆかりに伝えます。 すると数カ月後、ゆかりからメッセージが入り……。 赤ちゃんの写真が送られてきて…… ゆかりさんからのメッセージに困惑する祭さんと兄、友だちのサキの3人。母にはすべて話しているようで、祭さんの母もゆかりさん親子に何か言いたげな様子です。 皆さんは、ゆかりさんが産んだのは誰の子だと思いますか? DNA検査の結果が気になりますね。そして親が誰であれ、生まれてくる子どもにとって良い結果となってもらいたいですね。著者:マンガ家・イラストレーター Ai
2023年12月09日母親の優しさが息苦しい—。心配性で過干渉な母親に支配される子ども時代を過ごしてきた主人公・志乃。社会人になり、母親から逃れるため、一人暮らしを始めることに、しかし…。人生初の彼氏に夢中になる志乃と娘の恋を阻止する母親。対立する親子関係を通して描かれるのは、女性の「自立」と「恋愛」、そして「自分らしい生き方」について。どんなときも娘の幸せを願って耐えるた日々を過ごしてきた母親。自分の幸せなど考える余裕などなく、まるで自分の人生はオールのない船だと無力感を感じるのでした。■前回のあらすじ「娘を幸せにしたければ、母親自身が幸せに生きる事——」。どんなときも娘の幸せを願って耐えてきた母親は、自分の幸せなど考える余裕などなかったと、当時を振り返るのでした。まるで自分の人生はオールのない船。しかし人生で一度だけ抗おうとした事があり…。■女の幸せは結婚できるかが全て… ■もっと勉強がしたい…そう願ったのに小さな願いを父親の手でつぶされ…。当時の彼女にとって、未来を見出せるものは結婚しかなかったのでした。次回に続く「やさしさに溺れる」(全86話)は21時更新!
2023年11月22日主婦のさち子さんは3人姉妹の次女。上から目線の長女モラ子、怪しいビジネスをしているシングルマザーの三女ヤバ子に挟まれ、日々トラブルばかり。モラ子は会社に悪事がバレて、遠方に転勤。顔を合わせる機会が減り、ホッとしたさち子さん。一方、ヤバ子さんは日ごろから息子・ティラノくんの世話を家族に押し付け、育児を放棄。見かねたさち子さんは、ヤバ子の元夫と連携を取り、親権者変更調停の準備を進めています。 そんなとき、母親から「ヤバ子がティラノくんを彼氏・ドブオの親戚の養子にする。養子にすれば月50万円が支払われる」と電話がありました。 ティラノくんに何も伝えず、空港に連れて来たヤバ子さん。そこへさち子さんたちが引き留めに現れました。姉妹で口論しているとドブオさんから電話が! さち子さんは電話越しにドブオを責め立てると「めんどくせ。もう計画中止!」と言い、結婚詐欺であること、ティラノくんを誘拐して身代金をもらおうとしていたことを告白……! まさかの展開に、さち子さんもヤバ子も顔面蒼白……! 最悪の事態になり意識が…… ティラノくんを誘拐し身代金を要求しようとしていたというドブオの告白に、さち子さんは恐怖で体が震えてしまいます……。 「警察に通報して、ティラノにはどう説明すれば……。え、私が説明するの……?」現状を整理しようとするも混乱してしまい、その場に倒れてしまいました。 それから意識を取り戻したさち子さん。目を開けるとそこには弟のスエゾウさんの姿があり、意識を失ったこと、心配していたヤバ子さんとティラノくんのことを説明してくれました。 ドブオさんとのやりとりを見ていた元夫は、ヤバ子さんに冷静な口調でこう言ってきたのです。「ショックなのはわかるけど、まず大切なのは何?」「きみはこんなときも、自分のことばかりなんだね」 元夫の核心をついた発言に、ヤバ子さんは「親権でもなんでもくれてやるよ。ふたりで帰れば?」と言い捨て、去っていきました。 甥っ子のことをとても心配しているさち子さんに対し、ヤバ子さんは自分のことばかりしか見えていない様子。親の自覚ゼロのヤバ子さんにこれ以上ティラノくんを任せていられませんね。元夫に親権を渡してくれるといいですね。著者:マンガ家・イラストレーター はいどろ漫画
2023年11月21日皆さんは、夫婦関係での悩みはありますか?今回は「子どもに無関心な夫」を紹介します。イラスト:みやこ子どもに無関心な夫妊娠中の主人公。夫は子どもに無関心で、主人公が出産のために里帰りをしている間も、ほとんど顔を見せませんでした。そして、ついに出産の日。出産を終えた主人公は夫に何度も電話しますが、電話がつながりません。義母に連絡してもらい、ようやく夫は病院にやってきたのですが…。抱っこを拒否出典:CoordiSnap助産師さんに抱っこをすすめられた夫は「大丈夫です」と言って、抱っこを拒否したのです。さらに主人公が初めてのおむつ交換に戸惑っていても、夫は無視してスマホを見ています。すると助産師さんが「お父さん!しらんぷりしてないでおしりふきなさい!」と夫に一喝。助産師さんの迫力に圧倒された夫は、慌てて主人公を手伝い始めたのでした。父親の自覚がない夫子どもの抱っこを拒否し、子育てにも無関心だった夫。父親の自覚がない夫を助産師さんの迫力ある一喝が変えたエピソードでした。※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。(CoordiSnap編集部)
2023年11月21日結婚するために、相手の両親に挨拶するのは緊張しますよね。今回は結婚の挨拶に行ったら父親に否定されたエピソードと、その感想を紹介します。イラスト:おむ彼氏の出身大学を聞かれ…彼氏にプロポーズをされ、結婚が決まった主人公。主人公は彼氏と一緒に、主人公の両親へ挨拶をすることになります。厳しくて頑固な父を不安に思いながらも、主人公の実家へ行くと…。父は彼氏にどこの大学出身かと聞き、彼氏が答えた途端「道理でいやな顔してると思ったよ」と言い出します。なんでも父の会社の同期に性格の悪い人がいて、彼氏と同じ大学出身なのだとか。彼氏を否定された主人公は、父と喧嘩を始めて…。母の一喝!出典:愛カツ喧嘩になる父と主人公でしたが、そのとき「いい加減にしなさい!」と母が声を上げます。父は知らなかったことですが、実は母の父親も彼氏と同じ大学を卒業していてました。さらには彼氏の大学は、父がかつて志望していた大学だったことも判明します。「ちゃんとあなたのこといい人だって知ってるから」という母の言葉で場の空気は和み…。無事に挨拶を終えることができたのでした。読者の感想母の言葉で場が和んでよかったです。次は最初から最後まで穏やかにコミュニケーションができるといいですね。(30代/女性)父の器の小ささに、驚いてしまいました。ただの嫉妬で主人公の彼氏にネチネチとイヤミを言うなんて、腹が立ちますね。(20代/女性)※この記事はユーザーのエピソードをもとに作成しています。※実際に募集した感想をもとに記事化しています。(愛カツ編集部)
2023年11月12日かわいい子どもが2人いる私。でも近ごろ夫の自己中心的な言動がエスカレートしていて、子どもが3人いるよう……。夫の子どもたちより子どもな振る舞いをお話しします。家に帰ってきたら「ただいま」と言ってね、と子どもたちに教えていますが、夫は機嫌が悪いと無言で帰宅。私たちが話しかけてもうんともすんとも言いません。 黙って帰ってくるたびに子どもたちが不安そうな顔をするので、毎回私がフォローしています。しかし夫の態度はどんどん悪化するばかり……。結婚5年目だから…?結婚当社は「俺についてこい!」と構える夫の男らしさに頼りがいを感じていましたが、今では単にワガママな人。自分に非があっても決して謝らず、親になった今では、子どもたちの教育上良くない面が多々表れて、とても困っています。 機会を見て夫にだんまりの件を問い詰めると「俺にもいろいろあるんだ」と逆ギレ。たしかに外で働くのは何かと大変なこともあるとは思いますが、子どもたちには何の関係もない話です。 謝ってほしかったけれど「結婚5年目になるんだから、何も言わなくても俺の気持ちくらい察しろ」と言い始めた夫。夫婦と言ってもしょせん他人同士なので、何も言わずに察するなんて無茶な話です。特に謝罪や感謝は口に出して伝えることが大切なはず……。 言わなくてもわかるでしょ?ある日、上機嫌で飲み会から帰宅した夫は、帰ってきたとたん飲み会での出来事をペラペラ話し始めました。 どうやら『家族の中で一番偉いのは誰か?』という話になったよう。夫は「俺の言うことは絶対。何があっても謝らない」と言ったらみんなに驚かれたと自慢げに話していました。驚かれたというより、単に呆れられただけではないかと思いつつ、黙って話を聞く私。「どこの家庭も妻より夫が弱い」「男のくせに情けない」と聞くに堪えないことばかりで、相槌なんて打てませんでした。 うんともすんとも言わない私を見ていら立ち始めた夫は、子どもたちに当たり始めました。とはいえ夫が子どもたちに言っていることは無茶苦茶。戸惑って黙り込む子どもたちに「聞かれたことには応えるのが当たり前だろ」と激怒します。 私は「言わなくてもわかるでしょ? 親4年目なんだから察して」と、夫に言われたことをそっくりそのまま返してやりました。 『離婚』の二文字がチラついた私は、この後ある行動に出たのです。 人間は言葉の動物数日後、私は記入済みの離婚届を置いて、子どもたちと一緒に実家に帰りました。夫に気づかれないように少しずつ荷物を運び出していたので、もうこの家には戻ることはないでしょう。 夫は帰宅後離婚届を見て慌てふためき、すぐに私の実家へやってきました。予想通り両親への挨拶もなしに「離婚ってどういうことだよ! 今までみたいにお前が謝れば、それで丸く収まるんだよ!」と俺様節炸裂! 「女は男に口答えするな」「誰の稼ぎで食ってきたと思っているんだ」と、あまりにも偉そうなことばかり言うので、実家から追い出すことにしました。 最後まで謝罪がなかったこと。相手を尊重できないこと。すべてにおいて、父親として失格な夫なんて、いないほうがマシです。子どもたちには夫のような大人になってほしくはありません。 家の中でえらそうにすることで職場でのストレスを発散していた夫。捌け口だった私たちを失って、さぞかしストレスフルな毎日を過ごしていることでしょう。逆に私たちはストレスから解放されて、毎日穏やかに過ごせるようになったのでした。 人間は「言葉の動物」 と言われています。夫婦だって親子だって、家族ではあるけれどしょせんは他人。どう思っているのか、何を考えているのかを相手に知ってほしいなら、確実に言葉にして伝えるべきです。そうして気持ちの通い合った付き合い方をしたいものですね。著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2023年11月10日ニュースでよく見かけるオレオレ詐欺。「どうしてだまされるんだろうね~」と他人事のように見ていました。しかしあるとき、身内がその標的に! 今回は、義実家に実際にかかってきたオレオレ詐欺の電話の手口をご紹介します。義母との電話の会話がおかしいその日は平日でしたが、たまたま夫が有給休暇を取り、朝から在宅していました。せっかくの休みだし、どこかに行こうかという話になりましたが、しばらく訪ねていなかった義実家の家に遊びに行こうということになりました。自宅から義実家は、車で30分ほど。夫が、これから向かう旨を電話で話したのですが、どうも義母との会話が一致せず、イライラしている様子を見せました。「何言ってるの? ボケてるのか? 大丈夫?」と怒り口調で話す夫に「どうかしたの?」と横から尋ねました。夫によると、義母が「風邪大丈夫? 声ちゃんと出るようになったの?」と夫の体調を心配しているというのです。「風邪なんかひいてないし、声もちゃんと出てるよ!」と話すと義母は、数十分ほど前に夫から自宅に電話があったと話しました。しかも、風邪をひいたから声が出なくて病院に来ている、後で相談があるからまた掛け直すけど、この電話があったことは誰にも言わないで……と話されたと言うのです。夫を名乗る不審電話で警察に相談義母の話を聞き、夫は自分がまったく風邪をひいてないこと、電話自体していないことを義母に説明しました。また、義父・義母に連絡を取るときは、携帯電話に直接電話するため、自宅へ電話することもないと話すと、義母もこの電話が怪しいことに気が付きました。夫を名乗る不審な電話に「これ、もしかしてオレオレ詐欺?」とピンと来た私は、警察に相談しようと提案。義母には、こちらから電話するときは携帯電話にするので、自宅にかかってきた電話には絶対に出ないようにと伝えました。そして110番に電話し、義母から聞いた話を相談しました。 義実家の管轄の警官が義実家に向かう、とのことでしたが、警官を名乗るオレオレ詐欺の一員が義実家に来る可能性もあるとのことで、私たちは大至急義実家へ向かったのです。おとり電話で捜査に協力義実家に到着すると、見慣れぬ車が止まっていました。私たちが到着する少し前に、管轄の警官と一緒に刑事さんがすでに到着していたようですが、警察手帳をインターホン越しに見せても信用しないので、目の前で管轄の警察署に電話し、きちんとした刑事であることを証明してもらったとのこと。そのあたりの義父母の用心深さには安心しました。警官は立ち去り、義実家には刑事さんが1名、状況の聞き取りと捜査のため、残ることに。刑事さんによると、義実家周辺でここ数日、急にオレオレ詐欺を名乗る電話が急増し、被害に遭った家庭もいくつかあったとのこと。逆探知をしたいので、電話に探知機を取り付けてよいかと問われ、捜査に協力することにしました。ドラマで見るような光景にドキドキしましたが、刑事さんと話をしていると、義実家の電話が鳴ったのです!刑事さんは「落ち着いて出てください」と話し、義母が緊張の面持ちながらも電話に出ると、やはり相手は夫を名乗る電話でした。探知機が取り付けられている電話から、相手の声が聴こえてきますが、夫とは似ても似つかぬ口調で、夫本人が少し笑いをこらえる様子が見られました。夫を名乗る相手は、喉にポリープができて、声が出ないからと、ヒソヒソ声で話し、体調の話や無難な会話をした後、「会社の取引で失敗してしまい、弁償をしないといけない」と、ニュースで見たことのある文言を話し始めました。目の前の出来事に驚きの連続夫を名乗る電話と落ち着いて話す義母。刑事さんから筆談で「一旦電話を切ってください」と指示され、少し考えるからまた5分後に掛けてと相手に話し、義母は電話を切りました。刑事さんからは、おそらくどこかにお金を持ってきてほしいと言われるが、そのときのおとり捜査にも協力してもらえるか? と問われました。しかし、もしお金を持っていったところで義母の身に何かあってはいけないからと、そこまでは義母にさせたくないとお断りをしたところ、電話の声を録音するだけでも大きな捜査協力になるため、できるだけ電話を引き延ばしてほしいと言われました。そして5分後、再度電話があり、刑事さんの予想通り、お金を準備してほしいと相談されたのです。義母は時間を延ばすために、無理やり関係ない話題などをしたり、義母なりに頑張っていたのですが、相手の後ろで男性が「もっとやれ」とつぶやく声が漏れてきました。おそらく、世間話ではなく早く本題に移るよう指示しているのだろうと思いました。こちらも無駄に話を引き延ばすと、向こうの気持ちを逆なでしてしまう恐れがあると筆談で指示され、刑事さんに電話を代わり、そして相手を一喝! すると「ヤバイ!」という声と共に、電話が切られました。刑事さんによると、一旦失敗した家には二度と電話はかかってこないとのことでしたが、しばらくはこの周辺のパトロールを強化します、と言ってくれました。まとめたまたま夫が有給休暇を取っていたことで、オレオレ詐欺の被害を防ぐことができた今回の事件。しかし、夫がいつも通り仕事に行っていれば、普段は用心深い義母もだまされていたかもしれません。今回のこの出来事を機に、義実家とは連絡や相談する際のルールを定めました。「明日はわが身」という言葉がありますが、他人事と思っていても本当にいつ降りかかってくるかわからないと実感した出来事でした。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。マンガ/☆まかりな☆著者/IWON(46歳)小学生の母、夫は現在単身赴任中。会社員とWebライターをしている。高齢出産を経て、体調の変化や疲れなどさまざまなトラブルに直面し、若いころとは違うとつくづく感じる今日このごろ。普段はファッション、推し活、グルメなどの情報収集が趣味。
2023年11月07日