Twitterは9月17日、サービスをより安全に使うための「セーフティセンター」の提供を開始した。セーフティセンターは、Twitterを安全に使うためのノウハウをまとめたWebページ。Twitterをどのように使ったら良いか、ポリシー違反があった時にどのような行動を起こしたら良いかなどを知るために活用できる。Webページでは、若年層、保護者、教職員向けのセクションが用意されているが、若年層がTwitterを安全に使うためのアドバイスなどを掲載している。また、アカウントの安全性を高めるためのパスワードの作り方、ユーザー本人だけがTwitterにアクセスできるようにするするログイン認証の方法なども紹介している。万一のトラブルがあった際などを想定し、運営元にポリシー/ルール違反の報告方法を解説。報告後にTwitterがルール違反と判断したアカウントに対しては、ツイートとプロフィールが削除の対象になる。なお、トラブルが脅迫行為につながった場合などは地域の執行機関/捜査機関に相談してほしいとしている。
2015年09月18日マツダは27日、「アクセラ」のガソリンエンジン及びディーゼルエンジン搭載車に先進安全装備を採用したほか、ガソリンエンジン車の燃費を向上するなどの一部改良を施して発売した。今回改良されたアクセラは、車両後方の検知システムを刷新。同社最新の安全装備である、走行中に後側方から接近する車両を検知してドライバーに知らせる「ブラインド・スポット・モニタリング(BSM)」、駐車場などで後退する際に接近する車両を検知してドライバーに知らせる「リア・クロス・トラフィックアラート(RCTA)」を採用。ドライバーの危険認知支援を強化し、接触事故のリスク低減をサポートする。また、販売台数の約半数を占めるSKYACTIV-G1.5搭載車の商品力を強化。AT(自動変速機)制御の改良により燃費が向上し、JC08モード燃費で20.6km/Lの低燃費を実現。2020年燃費基準を達成して、エコカー減税の減税率も向上した。さらに、「15S Touring」に4WD車のグレードを新たに設定している。アクセラの価格は、ガソリン車が176万400円~255万9,600円、ディーゼル車が306万7,200円(いずれも税込)
2015年08月27日損害保険ジャパン日本興亜は8月25日、横浜市民の交通安全とリスク管理に関する取り組みにおいて、相互の協力が可能な分野を推進するために、横浜市と「市民の交通安全とリスク管理に関わる包括連携に関する協定」を提携したことを発表した。横浜市が損害保険会社と包括連携協定を締結するのは、今回が初となる。横浜市では現在、"自転車を正しく使ってみんなが快適に過ごせるまち"を目指して「自転車総合計画」の策定を進めている。損保ジャパン日本興亜では、自動車保険などの引き受け実績を元に交通安全とリスク管理に関するノウハウを有しており、横浜市の進める計画策定等に寄与する協力について提案し、今回の協定に至ったという。協定は相互に連携および協力を行い、安全管理体制の構築に向けた情報提供や制度設計などの各種取り組みを通じて、横浜市民の日常生活における安心と安全の向上に資することを目的としている。具体的な内容としては、「自転車交通事故発生時のセーフティーネットの構築」「交通安全事業や道路管理上のリスク管理に資する各種データ分析や資料の提供」「交通安全啓発活動や交通安全教育に関わる各種取り組み」を予定している。その中で、自転車保険加入に向けた周知・啓発や、道路の保守管理に関わる賠償事故情報や事故発生時の対応に関する情報の提供、交通安全講習会への講師派遣などを行うとしている。
2015年08月25日ペンタセキュリティは7月22日、「オープン・ソース・ソフトウェア(Open Source Software)」の安全性について、同社ブログで解説している。「オープン・ソース・ソフトウェア」とは、従来の「クローズド・ソース・ソフトウェア(Closed Source Software、以下CSSと言う)」に対立する概念のことだ。「ソースコードに対する全てのユーザのアクセスを許可することで、自主参加や協力によって最高の技術を生み出すことができる」という概念は、ある種の哲学としての魅力を備える。OSSの哲学に共感する開発者は、開発や配布、修正の作業に積極的に参加しているという。OSSのメリットは、多くのユーザがそのほとんどを無料でダウンロードし、学習用に使用できる点。これによって企業は人材確保が容易になり、システムの導入コストを削減できる。また異種ソフトウェア間の相互連動性が高く、利便性の向上や課題と解決策をユーザが共有しながら運用する開発環境が確立しているため、CSSに比べて技術の進歩が速いのも大きなメリットと言える。しかし、100%個人の参加意志によって開発が行われるため、確実で具体的な発展は期待できない点がデメリットと言えるだろう。OSSの直接開発および配布、デバッギングには、世界の数多くの開発者が参加している。その結果、閉鎖的な組織の中で開発される独占的ソフトウェアに比べ、比較的安定的な操作が保証されている。その一方で、こうしたOSSの信頼性と安定性は、多くの開発者が積極的に参加した結果得たものなので、その開発状況や評判を注意深く検討する必要が発生するのも事実だ。また、OSSは独占的ソフトウェアに比べ、不確実で不明確な発展をする場合が多い。突然アップデートが停止されたり、ライセンス関連の法的イシューが発生しポリシーが変更されることもある。そうなった場合、ダウンロードしたOSSが高い安全性を持っていても、それを生かせない結果になってしまう。OSSはユーザのそれぞれのフィードバックに断片的に対応し、全体の仕様を整えていくものだ。そのため、例え問題が発生した場合でも、OSSの仕様が確立されるまでの間は、総合的な検討は不可能という結論が出て、「セキュリティ性」を左右する問題となってしまう。OSSの大部分は安全と言える。問題が発生すれば全世界の数多くの開発者が問題の解決に当たるため、OSSを構成する各機能はその部分に限っては完璧に安全と言えるからだ。しかし、ソフトウェア全体の仕様を視野に入れるなら、一概に安全とは言い切れないのが現状だ。つまり、全体ICTシステムの各階層や各部分を縦横問わず全体的に検討し、総合的に完成するべきなのが「セキュリティの体系」と言える。OSSを利用してシステムを構成する際は、各機能における構成を整えた最終の全体構成図を基に、セキュリティを設計・点検する必要があるだろう。代表的なOSSである「MySQL」を見てみると、そのシステムの安全性について、ユーザがいかに検討を重ねなければいけないかが分かる。事実、「MySQL」にはデータ暗号化のためのツールも多く、ほぼ全ての暗号化方法論をサポートされている。このことは、部分的な機能における安全対策の、ある程度の堅牢性を保証する事実だ。しかし、「MySQL」のシステム全体の仕様に関し、安全性を確認するには、多くの手順を踏む必要がある。「MySQL」のデータベースをエンジンレベルで暗号化するシステムを構築し、場合によってはAESのような国際標準暗号アルゴリズムもサポートできるようにする必要がある。また、パスワード暗号化のためには一方向暗号化を、インデックスカラムのためには部分暗号化を、PCI-DSS準拠のためにはクレジットカード番号のマスキング機能を有効にする必要があるだろう。これらの手順を踏めば、OSSが安全であるか確認可能だ。しかし、これらの確認は本来データベースのセキュリティ専門家の仕事であり、もしユーザがこれらの手順をすべて踏めば、本来の業務を妨げる一因になってしまうだろう。ペンタセキュリティは、OSSの安全性に関し「データベースのセキュリティのためには、データベースのセキュリティソリューションを利用すればよい」と結論を出している。
2015年07月28日ジャガー・ランドローバーは6月17日(英国時間)、ドライバーのストレスや集中力の低下などによって引き起こされる事故発生件数を低減させるための新しい安全技術を開発していることを明らかにした。「Mind Sense(マインド・センス)」と名付けられたこの研究プロジェクトは、スポーツ、医療、および航空宇宙分野の技術を活用し、ドライバーの脈拍、呼吸、および脳の活動状態をモニタリングして、ストレスのかかり具合をはじめ、疲労や集中力低下の度合いを測定することを目的としているという。具体的には、人間の脳に流れている複数種類/周波数の脳波をモニタリングし、ドライバーが集中しているのか、ぼんやりしているのか、眠気を感じているのか、運転以外のことに気を取られているのか、などを判別しようというもの。ドライバーがぼんやりしていたり集中していないことを感知した場合、ステアリングホイールまたはペダルを振動させて注意を促し、再度運転に集中させたり、そうした警告を行った後も、脳の活性化が検知できなかった場合、さまざまな方法でドライバーとのコミュニケーションを試み、危険の可能性をより確実に認識できるようするとしている。この脳波測定の手法としては、ヘッドバンドを装着して運転することが実用的ではないことから、ステアリングホイールに埋め込まれたセンサを通じて、手から脳波を測定することが検討されているという。すでに同社では、ユーザーによる試験運用を開始しており、ステアリングホイールから得たさまざまな脳波に関する詳細な情報収集を進めているとのころで、今後、有数の神経科学者もプロジェクトに参加し、収集結果を検証していく予定だとしている。また同社は、脳波の測定による安全技術に加え、ドライバーとインフォテインメント・スクリーン間のやり取りのスピードと効率性を向上させる技術の開発にも取り組んでおり、これにより、ドライバーが画面を見る時間を最小限に抑え、注意力が散漫になるのを抑制できるようになるとしている。具他紙的には、車内に組み込まれたカメラを用いてドライバーの手の動きを追跡することで、ドライバーがどのボタンを押そうとしているかを予測。これにより、ユーザーは画面自体に直接触れる必要をなくし、空中でのボタン操作を可能にするという。すでに行われている試験運用では、従来比で選択速度が22%高まることが確認されており、結果としてドライバーが道路から目を離し画面を見る時間が短縮されたとする。ちなみに、この空中操作が成功したかどうかは、システムから指先に送られる感触を、超音波によって触れているかのように与えることで知らせるとする(触覚フィードバック技術)。さらに、こうした触覚技術について同社は、アクセルペダルを通じたドライバーとのコミュニケーションにも活用できるとしており、例えば、ドライバーが制限速度を超えてアクセルを踏もうとしたときにアクセルの抵抗を重くしたり、渋滞走行時に適宜アクセルの振動で警告し、追突を防止することができるようになるとしている。
2015年06月18日NBCのTV番組「The Hacking of America」は、クレジットカード詐欺、安全ではないWi-Fiネットワーク、悪意あるスマートフォンアプリなど、われわれが日々対面しているサイバーセキュリティのリスクを取り扱ったものだ。サイバー犯罪は言うまでもなく大きなテーマで、日々紙面を賑わしている。米小売業のTargetやAnthemの顧客情報流出は、数百万人もの消費者の個人情報と財務情報を漏洩してしまった。Sophosは安全を維持するためのツールと情報の提供を通じて、これらのサイバー犯罪に対抗するのを支援している。Sophosのセキュリティリサーチ担当グローバルトップのJames LyneはNBCの「TODAY Show」と「NBC Nightly News」に出演し、NBCのTom Costello氏にハッカーがいかに簡単にわれわれの情報を取得しているのかについて語った。LyneがNBCに出演してサイバーセキュリティの重大さについて説明したのは、これが初めてではない。Lyneは”Warbiking Project”として、コンピューターを搭載した自転車で都市のWi-Fiネットワークの安全性を調べる自転車ツアーを行ったが、NBCはこれまでにもこのような公衆のWi-Fiホットスポットの危険性についての調査を紹介している。
2015年06月04日Googleは2日、アカウントの管理、保護、安全対策を1カ所で行えるウェブサイト「アカウント情報(My Account)」を開設した。Googleに関連するサービスの各種設定の確認や変更、サービスの停止や削除などの窓口となる。同サイトページでは、「ログインとセキュリティ」「個人情報とプライバシー設定」「アカウント設定」の3つを1カ所で設定できる。「ログインとセキュリティ」では簡単な質問に回答することで、セキュリティ診断が行えたり、パスワードとログイン方法の確認・設定、パスワード失念時のアカウント再設定オプションを設定することができる。「個人情報とプライバシー設定」では、名前、メールアドレス、電話番号といった基本情報の編集、Google検索などアカウントを利用したサービスの利用履歴の管理、広告設定、保存したドキュメントの数やメールの数などのアカウントの概要の確認などが行える。「アカウント設定」では、言語の選択やGoogle ドライブのストレージの容量やプランの変更、GmailやGoogle+などのGoogleサービスの使用停止や削除などが行える。
2015年06月02日家の中で大地震にあったらどうしますか? 小さな子をもつママやパパは、その瞬間、自分だけでなく子どもの安全も守りながら、適切に行動しなければなりません。突然大きな揺れがきても、家の中は安全でしょうか? 今回は、子どもと自分の身を守る、とっさの避難方法や、自宅を安全な場所にするためのチェックポイントを紹介します。■ぐらっときた! その瞬間にどう身を守る? 子どもがそばにいる場合は震度7以上の地震は、何かにつかまっていないとその場に留まることもできないような揺れです。吊り下げ式の照明は壁や天井にぶつかって割れ、机の上や棚に置かれている物は飛んできます。そんな時、子どもがそばにいたら、なるべく安全なところで、子どもと向かい合わせになった状態で、子どもの頭を大人のおなかで覆うように抱きかかえて座りこみましょう(写真参照)。抱っこでは、子どもが腕の中から飛び出してしまうので危険です。子どもが2人以上いる場合は、机の下などに避難し、まずは落下物から身を守りましょう。■地震の時、子どもが離れたところにいる場合は子どもがすぐには親の手の届かない、離れた場所にいる時に大地震がきた場合、あわててそばに行こうとするのは危険です。揺れがおさまるまで待ちましょう。子どもの名前を呼ぶのもやめてください。名前を何度も呼ぶと、小さな子は周りの状況もわからずママやパパのところに行こうとするので、これも危険な行為です。子どもは恐怖で泣き叫ぶかもしれませんが、まずは大人が冷静になって、その場で頭をかかえて座り込むように指示しましょう。「だんご虫のポーズになって」と教えると小さな子にもイメージしやすいので、普段からこのポーズはしっかり教えておきましょう。■あなたの家は安全? 子ども目線で家の中をチェックしてみよう地震対策でまず一番にやるべきことは、「自宅を安全な場所にすること」といわれています(注)。小さな子どもがいる家は、特に念入りに対策をして、危険を減らしましょう。大きな家具の固定も重要ですが、余計な物をなるべく置かないようにすることも重要です。とりわけ、避難経路になる廊下やベランダなどには、なるべく物を置かないようにしましょう。高いところに重い物は置いていないつもりでも、大人にとって腰の位置にあるものは、小さな子どもにとっては頭の上です。子どもの目線になって、落ちてくるものはないか、もう一度チェックしてみましょう。食器棚の中身も飛び出さないように、扉にはすべてフックを付けたほうが安全です。電子レンジや炊飯器、ノートパソコン、花びんなども、頭に落ちれば重傷を負います。ジェルマットを敷くといった工夫をして、できるだけ固定しましょう。■ママの意識が家族を変える、できるところから少しずつ地震対策を家の中の地震対策、できるところから少しずつ始めてみませんか。地震のことを意識するだけで、今まで見えていなかった危険に気付くでしょう。ママが意識するようになると、家族の意識も変わってきます。小さな子でも、「自分の身は自分で守る」という意識を持つのは大事なこと。心の準備ができていれば大きな揺れが来ても、命を守れる可能性が高まります。大きな地震に、家族みんなでしっかり備えましょう。(注)『地震から子どもを守る50の方法』(国崎信江・著/ブロンズ新社)より
2015年05月31日ニュージーランド航空は5月14日、3カ国にわたる伝説のサーフィン・スポットで歴代の偉大なサーファーたちを集めて撮影した機内安全ビデオ、「サーフィン! サーフィン! サーフィン! 」編を発表した。同社はユニークな機内安全ビデオを製作していることでも知られており、これまでもYouTubeで公開後、数日で100万Viewを達成した「思いがけないブリーフィング」や世界的に有名な英国人冒険家ベア・グリルスを起用した作品、映画『ホビット』とのコラボ作品などを発表してきた。機内安全ビデオでありながら、ここ最近は飛行機が登場していないのも同社ならではのユニークな取り組みとなっている。今回の「サーフィン! サーフィン! サーフィン! 」編は、日本のトップサーファーである大野修聖氏、2014年世界チャンピオンのガブリエル・メディナ氏(ブラジル)、3度の世界チャンピオン、ミック・ファニング氏(オーストラリア)、ビッグ・ウェーブ・サーフィン のレジェンドであるレアード・ハミルトン氏(米国)、米国の人気サーファーであるアラナ・ブランチャード氏とアナスタシア・アシュリー氏、そしてニュージーランドのトップクラスのサーファーたちが出演している。同機内安全ビデオは、世界でもっとも美しく象徴的なサーフィン・スポットから3カ所を選び、米国のマリブ、オーストラリアのゴールドコースト、そしてニュージーランドのラグランとピハにて撮影した。日本人史上、最高位にランクされるプロサーファー大野氏は、本ビデオ出演のために訪れたニュージーランドのピハに関して、「ニュージーランドには魅力的な波があり、その文化や独特な雰囲気は他の多くの国々と違ったものだ。ニュージーランド北島の素晴らしいサーフィン・スポットであるピハで、『サーフィン!サーフィン!サーフィン!』編の撮影ができたことは、本当にラッキーだった。日本人観光客の皆さんには、サーフィンをする方もしない方も、ニュージーランドへの旅をお勧めしたい」とコメントしている。また、レアード氏はラグランでの撮影で、ハイドロボードで巨大な波に乗るシーンに登場。「ニュージーランドには、世界でもトップクラスのサーフィン・スポットがいくつかある。ラグランでの私のサーフィン体験が、サーフボードを持ってニュージーランドに来て、国中をロード・トリップする夢を描いている世界中の何千人ものサーファーたちの心に火をつけられたらいいと思う」とコメントしている。
2015年05月15日トヨタ自動車とマツダは5月13日、環境技術、先進安全技術といった分野をはじめとする業務提携に向け基本合意したと発表した。今後、検討委員会を立ち上げ具体的な内容の合意を目指していく。両社はこれまでもトヨタのハイブリッドシステム技術のライセンス供与や、マツダのメキシコ工場におけるトヨタの小型車生産などで業務提携を行ってきた。トヨタの豊田章男 社長は「マツダは、『SKYACTIV技術』『魂動デザイン』など、基本にこだわったクルマづくりを進めるとともに、次代を担うクルマ・技術に挑戦し続けておられるクルマ会社と思っています。私たちのめざす『もっといいクルマづくり』を実践されている会社であり、志を同じくする企業同士で新しい『クルマの魅力向上』に取り組めるという期待感で一杯です」とのコメントを発表した。一方、マツダの小飼雅道 社長は「トヨタは、地球環境保全、モノづくりの将来に責任を果たされようとする強い意志を持たれた企業です。また、『もっといいクルマづくり』という目標に向け、さらなる革新をされようとする真摯な姿勢に尊敬の念を抱いております」とした。
2015年05月14日日本ユニシスとウィップスは4月22日、安全なファイルの持ち出しを可能にする「SecureFiles+」の提供を開始した。同サービスは、クラウド上に保存されている暗号化されたファイルを、PCやスマートフォンなどのデバイスに取り込み、オフラインでの操作が可能なSaaS型のサービス。具体的には、パスワードが付いたZIP形式の圧縮ファイルをメールに添付して同サービスに送信することで、外部に持ち出すファイルを登録できる。添付ファイルは解凍してメール送信元のフォルダに登録するので、既存のメールシステムを変更することなく連携が行え、社内のブラウザからアップロードすることもできる。また、オフラインでもファイルの閲覧や更新が可能(更新はPCのみ)で、クライアント用のアプリケーションがインストールされた端末でのみ閲覧や更新が可能となっている。そのほか、社外端末から同サービスにファイルをアップロードし、パスワードが付いたZIP形式の圧縮ファイルとして添付したメールを社内のユーザーに送信することができる。同サービスの提供にあたり、日本ユニシスはSaaS基盤「uSelfCloud」の提供と「SecureFiles+」の販売、ウィップスは「SecureFiles+」の開発と提供を行う。
2015年04月23日スカイマークは3月2日、安全の維持・向上を図りつつ、選ばれる航空会社を目指すべく、「経営・安全改革会議」を設置したことを発表した。「経営・安全改革会議」は新生スカイマークとしての全社的な取り組み方針について議論・周知するとともに、各委員会運営の監督を行う会議で、スカイマークから代表取締役会長の井手隆司氏と代表取締役社長の有森正和氏、インテグラルから代表取締役の佐山展生氏、代表取締役の山本礼二郎氏がメンバーになっている。改善すべき課題の抽出やそれに対する解決策について、事業改善委員会、サービス向上委員会、営業推進委員会、職場環境改善委員会と、4つの委員会において部門横断的に議論する。また、安全管理体制の継続的な改善を目的に常設されている独立機関の安全推進委員会は、全委員会を安全面から監督するという。スカイマークは「経営・安全改革会議」設置にともない、「全社一丸となって、新生スカイマークを創り上げていく所存でございます」とコメントしている。
2015年03月04日Googleは2月19日、インターネットの安全を推進する公募企画「ウェブレンジャープログラム」を開始すると発表した。ウェブレンジャープログラムは、インターネットを安全に使うためのアイデアを収録した動画を募るというもの。対象は、中学生、高校生、専門学校生で、投稿された動画はYoutube上に公開される。グーグルでは、プログラムのルールとして2つのミッションを用意。1つが「みんながインターネットをより安心・安全に使えるように、君ならではの作戦を立て、遂行せよ」で、もう1つが「その活動を紹介する動画を作成し、 YouTubeにアップロードせよ」となる。優れた動画を企画・実施した5組にアンバサダー賞を用意する。受賞者は、6月にGoogle東京オフィスで開催される表彰式に招待される。プログラムの開始にあたり、ウェブレンジャープログラムの参加者を対象に、3月21日と3月22日に「ウェブレンジャートレーニングセッション」を開催する。
2015年02月20日Texas Instruments(TI)は2月12日、機能安全ソフトウェア開発プロセス「SafeTI」が、ISO 26262とIEC 61508の各機能安全規格に準拠したソフトウェアコンポーネントの開発への適合認証を取得したと発表した。今回、独立した調査機関であるTUV NORDが同プロセスの査定を行った。そして、同社では、マイコン「Hercules」用ソフトウェアコンポーネント向けに、同社の認証取得済みのソフトウェア開発プロセスに準拠して開発された「SafeTI」CSP群(コンプライアンスサポートパッケージ群)の供給も開始した。これらのCSP群は、「Hercules」ソフトウェアを使って最終システムの機能安全の認証取得を実現しようとするユーザーのために開発されたという。また、これらのCSP群には、統計解析や動的解析テスト結果、各要件へのコードのトレーサビリティ、コードの適用範囲、コード品質のメトリクスなどが含まれている。ユーザーのソフトウェアの検証作業を軽減する他、動作する製品を提供することで、最終システムの機能安全の認証取得に役立つという。さらに、同社では、これらのCSP群の開発に、LDRA(Liverpool Data Research Associates)のソフトウェア解析ツールスイートを使用している。そして、CSP群はLDRAunitを使ったテストオートメーションユニットを提供しており、付属のユニットレベルのテストケース群を独自の動作環境で実行し再現できる。加えて、HALCoGen(Hardware Abstraction Layer Code Generator)のデバイスドライバ群と、「Hercules」マイコン製品向けのSafeTI Diagnostic Libraryで利用可能となっており、製品の市場投入期間の短縮、検証作業の軽減や、ソフトウェアの認証取得作業の簡素化に役立つとしている。なお、現在、評価バージョンのCSP群や、単一ターゲットまたは複数ターゲット向けの完備した量産ライセンスは供給中。
2015年02月17日富士通エフ・アイ・ピーと富士通ソーシアルサイエンスラボラトリは1月27日、簡単かつ安全に、電子メールと同様の操作でファイル送信を実現するソリューションの販売を開始すると発表した。このソリューションは、富士通FIPが提供している暗号化ファイル伝送ツール「FUJITSU Security Solution Confidential Posting(Confidential Posting)」と、富士通SSLが提供しているメール誤送信防止製品「FUJITSU Security Solution SHieldMailChecker誤送信防止(SHieldMailChecker 誤送信防止)」を連携させたもの。従来の「SHieldMailChecker 誤送信防止」と同様、宛先などに基づき送信リスクを自動検出し、利用者に通知、再確認を促すことで、誤送信対策を行う。さらに、今回の連携により、送信リスクを通知する確認画面において、「添付ファイルを暗号化する」のチェックボックスを選択するだけで、添付ファイルのみを自動的に分離して暗号化し、安全に送信することが可能になるという。
2015年01月28日本田技研工業は22日、上級ミニバン「オデッセイ」に先進の安全運転支援システム「Honda SENSING(ホンダ センシング)」を搭載し、23日に発売すると発表した。Honda SENSINGは、フロントグリル内に設置したミリ波レーダーとフロントウインドウ内上部に設置した単眼カメラによる高精度な検知機能でクルマの前方の状況を認識し、安全運転支援を行う多彩な機能を実現するシステム。主な機能は、「衝突軽減ブレーキ(CMBS)」「誤発進抑制機能」「先行車発進お知らせ機能」「標識認識機能」「LKAS(車線維持支援システム)」「路外逸脱抑制機能」「ACC(アダプティブ・クルーズ・コントロール)」となっている。Honda SENSINGを標準装備するタイプは、「G・EX」「アブソルート(FF/7人乗り)」「アブソルート(4WD)」「アブソルート・20th Anniversary」「アブソルート・EX」となっており、その他のタイプはメーカーオプションとなる。価格は、オデッセイが276万円~350万円、オデッセイ アブソルートが303万4,000円~360万7,400円(いずれも税込)。
2015年01月22日富士通は19日、ドライバーや運行管理者に対し、安全運転を支援するウェアラブルセンサー「FUJITSU Vehicle ICT FEELythm」を2月より運輸業向けに発売する。「FUJITSU Vehicle ICT FEELythm」は、ドライバーや運行管理者に対し、安全運転を支援するウェアラブルセンサー。富士通研究所が開発した、独自のアルゴリズムによって、ドライバーの耳に装着したセンサーから脈波情報などを取得し、眠気状態を検知する。デジタコなどの車載機器との接続し、運行管理システムと連携させることで、運行管理者がドライバーの状態をリアルタイムに確認することができ、客観的なデータに基づいた指示を出すことが可能となる。本体は、業務での使いやすさを追求しており、重量約90gという軽量設計となっている。また、長距離運行での活用を想定し、5日間の連続使用が可能なバッテリーを搭載する。そのほか、個人差、機器の個体差を調整し、基準値のズレを修正する「自動キャリブレーション」機能と学習機能により、より性格に眠気の傾向を検知するという。将来的には、披露やストレス、緊張状態などの検知データを蓄積し、ハザードマップに適用することで、事前に危険予測を行い、運輸安全マネジメントの向上につなげていくとしている。端末の出荷開始時期は3月を予定しており、販売目標は3年間で70,000台。
2015年01月19日富士通は1月19日、ドライバーの安全運転を支援するウェアラブルセンサー「FUJITSU Vehicle ICT FEELythm(FEELythm)」を2015年2月より運輸業者向けに販売開始すると発表した。同製品はドライバーの耳に装着したセンサーで取得した脈波情報などからドライバーの眠気状態を検知し、本人および運行管理者に通知するというもの。自動キャリブレーションと学習機能により、バイタルデータの個人差による精度のばらつきを解消することができるという。また、長距離運行での活用が想定されており、5日間連続使用が可能なバッテリーを搭載している。運行管理システムとの連携面では、デジタコなどの車載機と接続することで、運行管理者がドライバーの状態をリアルタイムに確認し、データに基づいて最適な指示を出すことができるようになる。同社は「今後、運転者情報や緊張の条件を蓄積・分析したハザードマップなどの活用により、事前に危険予測を行い運輸業での運輸安全マネジメント支援を拡大していく」とコメントしており、3年間で7万台の販売を目指すとしている。
2015年01月19日ルネサス エレクトロニクスは1月13日、自動車向け機能安全とセキュリティの対応支援を統合した「自動車向け機能安全・セキュリティサポートプログラム(Safety and Security Support Program for Automotive)」の提供を開始すると発表した。同社は、自動車向け事業で世界中のあらゆるアプリケーションから蓄積したユースケースと、これまでのデバイス開発のノウハウを併せてデータベース化している。このデータベースを活用し、システム構成に合わせた安全分析や安全を考慮したセキュリティ脅威分析のツールを同プログラムによって提供するという。これにより、規格が求める最適なアーキテクチャやコモンセンスを簡単に開発へ反映することができる他、安全分析・セキュリティ脅威分析の作業軽減も可能となるとしている。同プログラムでは、ハードウェア安全要求やセキュリティ要求を構築する際の、ハードウェアに密接に関わる部分のソフトウェアが提供される。具体的には、CPU自己診断、各種診断、およびセキュリティ機能を実現するソフトウェアが提供され、機能安全の場合はセーフティアプリケーションノートや安全分析と、車載セキュリティの場合では脅威分析とそれぞれ相関が取られており、開発プロセスとの親和性を高くしている。ユーザーは、これらの内容に従うだけで、システムの構築に必要な診断ソフトウェアの開発などを簡単に実現でき、アプリケーションソフトウェアの開発など、他の業務に注力できる。ルネサスには、150名を超える機能安全管理者やレビュワの有資格者を有し、製品開発に携わっている。また、セキュリティに関してもICカードなど多くの知見を持ったエキスパートを有し、自動車向けの標準化活動にも貢献している。同プログラムでは、このようなノウハウ・英知を結集した確証方策レポートや検証レポートといった作業成果物も一括して提供される。また、必要に応じその検証支援、教育(e-ラーニング)やコンサルティングも行われるという。同社では、これらのソリューションを提供し、ユーザの安全なシステム開発に貢献するとコメントしている。なお、同プログラムは、自動車向け半導体製品への適応を予定しており、1月30日より、ボディシステム向けソリューション「RH850」から順次提供が開始される予定。
2015年01月13日日本マクドナルドは「食の安全」に対する一般消費者の意識や関心の高まりを受けて、「食の安全」に関する数々の取り組みを行ってきた。まずは8月、オフィシャルページ内に、商品の品質および品質管理に関するQ&Aサイト「『見える、マクドナルド品質』~品質管理について、お話しします」を開設。顧客から実際に問い合わせの多い質問をまとめ、それに対する回答を掲載した。そして9月からは、同サイト内に「マクドナルド食材紀行」と題した連載をスタート。その第一弾として、日本マクドナルド用のチキン商品の加工を行うタイの工場に関する動画とレポートをアップした。○第二弾は「ビーフパティ」の製造工程を辿るそれに続く第二弾として主力商品であるハンバーガーの「ビーフパティ」(※ハンバーガーのハンバーグ部分)の製造工程に関する動画とレポートが先週掲載された。本稿は、その「ビーフ篇」の撮影風景を取材した筆者によるレポートである。11月中旬、まず筆者が訪れたのは、千葉県山武市にある「スターゼン千葉工場」だ。この工場は、マクドナルドの「ビーフパティ」のみを製造している工場であるという。-20℃に保たれた冷凍トラックから直接倉庫へと搬入された牛肉を、いっさいの「つなぎ」を使わずに練り上げ、機械によってひとつひとつ成型される「ビーフパティ」。その原材料となる牛肉は、箱に貼ってあるラベルによって原産国はもちろん、加工工場名、加工日などが厳重に管理されている。さらに、工場で製造された「ビーフパティ」はランダムに採取され、細菌や病原菌の有無など、日本マクドナルド独自の品質管理基準に則った検査を受けるという。実際、工場に併設されたラボでは、白衣を着た担当者が細菌検査を行っていた。ちなみに、この工場には実際の店舗と同じ調理設備が設置されており、そこで実際に調理したのち「味」のチェックと評価も行われているのだという。データの管理も重要だが、最後に信頼できるのは、人間の「舌」ということだろう。11月下旬、次に筆者が訪れたのは、牛肉の輸出元のひとつ――オーストラリアの「テイズ・オーストラリア」社だ。1946年より精肉業に携わってきたテイズ家と精肉加工会社が共同出資で設立した「テイズ・オーストラリア」。筆者が案内されたのは、この「テイズ」社のブリスベン郊外にある工場だった。と畜から冷却、加工・包装、そして輸送に至るまでを一手に担うこの工場。白衣に白長靴、そして髪の毛の落下を防止するネットを装備したのち入場した工場の内部は、始業前の入念な清掃作業の最中だった。作業台はもちろん、床や天井に至るまで徹底的に清掃する作業員たち。そして、始業と同時に「枝肉」と呼ばれる牛の塊がそこにゆっくりと運び込まれていく。流れ作業で一体一体ていねいに切り分けられていく「枝肉」。その手さばきは、実に鮮やかなものだった。なお、始業前には、工場の検査官が清掃状況を逐一チェックしてまわり、作業台や枝肉の表面からサンプルを採取。それらは、第三者機関である「シンビオ・アライアンス」社に毎日送り届けられ、そこで細菌検査や感染症の有無など、厳重な検査を受けることになるのだという。その後、筆者ら一行が向かったのは、工場から車で2時間ほどの距離にある牧場――オーストラリアの一般的な牧場「ブラック・ソー・アンガス」だった。見渡す限り広大な平原が広がる土地。門を潜り抜けてからしばらくすると、放牧された牛たちに取り囲まれる。筆者がイメージしていた「牧場」とは、少々勝手が異なるようだ。そう、このように「牛舎」を用いず、牧草地をローテーションしながら牛を自由に育てるのがオーストラリアの流儀なのだ。牧場管理者は言う。「ストレスこそが、牛の品質にとって最大の敵なのです」。ただし、自由とは言っても、牛たちの耳たぶには2006年から全州で義務付けられている電子タグが取り付けられており、そこには牛の生年から病歴まで様々な情報が記録されている。しかも、出生牧場からと畜までの移動履歴が中央のデータベースで一元的に管理されており、万が一の時に遡れるよう厳密な「トレーサビリティー」が確保されているのだ。そもそも、日本のみならず世界100カ国以上の国々に牛肉を輸出している畜産大国オーストラリア。かの国にとって自国の牛肉の安全と品質管理は、文字通り国をあげて取り組むべき最重要事項なのだろう。工場や牧場主らによる不断の努力と、それをサポートする検査機関、そして国が一体となって取り組む安全と品質管理。世間を騒がせた中国の鶏肉問題とは、そもそもの成り立ちや考え方が違うのだ。一連の取材を通して筆者が感じたのは、そんなごく当たり前の結論であった。なお、これらの現地の様子やさらに詳しい情報は、日本マクドナルドのホームページに随時アップされているのでそちらも合わせてチェックしてもらいたい。自社商品の安全と品質に関する詳細な情報の開示と、原材料およびその工程の透明化を推進すること。日本マクドナルドの今後の取り組みに、引き続き注目したい。
2014年12月26日トヨタ自動車は低速域から高速域まで衝突回避支援または被害軽減を図る予防安全パッケージ「Toyota Safety Sense」を開発し、普及をめざした価格設定で2015年に導入すると発表した。2017年までに日本、北米、欧州のほぼすべての乗用車への設定を予定している。「Toyota Safety Sense」は、トヨタがこれまで進化させてきた予防安全技術のうち、衝突回避支援または被害軽減を図る「プリクラッシュセーフティ」(PCS)、車線逸脱による事故の予防に貢献する「レーンディパーチャーアラート」(LDA)、夜間の前方視界確保を支援する「オートマチックハイビーム」(AHB)など、複数の機能をパッケージ化したもの。センサーにはレーザーレーダーとカメラ、またはミリ波レーダーとカメラを組み合わせ、異なる2つのセンサーによる高い認識性能と信頼性を両立する。おもにコンパクトカー向けの「Toyota Safety Sense C」と、ミディアム・上級車向けの「Toyota Safety Sense P」の2種類を設定し、安全運転支援技術の広範な普及をめざす。「Toyota Safety Sense C」は衝突回避支援型PCS、LDA、AHBをパッケージ化した。衝突回避支援型PCSは、レーザーレーダーとカメラを組み合わせて前方の障害物を検知し、衝突の危険がある場合、まずドライバーにブザーとディスプレイ表示で警報を出す。ドライバーが衝突の危険に気づいてブレーキを踏んだ場合、強力なブレーキアシストが作動。ブレーキを踏まなかった場合でも、自動ブレーキにより減速を行い、衝突回避を支援する。自動ブレーキは約10~80km/hの幅広い速度域で作動し、実際に発生している追突事故の80%以上に対応する。「Toyota Safety Sense P」は、ミリ波レーダーとカメラを組み合わせたセンサーで歩行者検知機能を追加した衝突回避支援型PCSと、LDA、AHB、それにレーダークルーズコントロールをパッケージ化した。歩行者検知機能付衝突回避支援型PCSは、歩行者に対しては10~80km/hの速度域で作動し、たとえば歩行者との速度差が30km/hの場合、約30km/h減速して衝突回避を支援する。レーダークルーズコントロールは、先行車との車間距離の検知にミリ波レーダーを使用し、設定車速内で先行車の車速に合わせて速度を調節する。前方車両の車線変更をミリ波レーダーとカメラで検知し、よりスムーズな加減速制御を実現したのが特徴だ。「Toyota Safety Sense P」にはオプションとして、ITS専用周波数を利用した協調型運転支援システムが設定される。これはITS専用周波数による路車間・車車間通信を活用したシステムで、クルマに搭載したセンサーではとらえきれない情報を取得できる。見通しの悪い交差点周辺で、道路に設置されたセンサーが検知する対向車・歩行者の情報を取得するといったことも可能だ。トヨタはさらに、夜間の視界確保を支援する次世代照明技術「LEDアレイAHS」を開発したことも発表している。1列に配置した複数のLEDをハイビームの光源に使い、それぞれを独立制御することで先行車・対向車を眩惑することなく、従来型より広い範囲を照射することを可能にした技術で、2015年に発売する新型車に採用されるという。
2014年11月28日Alteraは11月25日(現地時間)、欧州の安全関連電子システムの大手企業であるNewTecを通じて、機能安全開発ボードとFPGAリファレンスデザインを提供すると発表した。今回発表のボードとリファレンスデザインは、AleteraのTUV Rheinland認証FPGA、ツール、およびIPを統合しているため、ユーザーは認証を前提としたFPGAベースシステムの設計を行って、開発期間を短縮できるようになる。また、機能安全データパッケージには、包括的なデバイスサポート、機能安全システム設計のために強化されたソフトウェアデザインフローおよびIPが含まれており、FPGA「Cyclone」を使用する設計全体にわたり、リスクを低減し、コスト効率良く、安全重視システムの要件を満たすことが可能になる。さらに、機能安全ボードとリファレンスデザインは、SIL 3(Safety Integrity Level 3)までのIEC 61508認証を取得している。機能安全は、入力に対応した正確な動作を必要とするシステム全体の安全の一部として定義されており、消費者の製品に対する信頼性において、重要な役割を担っている。そして、IEC 61508認証は、電気、電子、あるいはプログラマブル電子システムにおいて、システムもしくは機器の一部が、ある条件下で障害を起こしうる可能性に基づいて評価された業界標準の安全指針に準拠する安全機能を実行できることを保証する。なお、機能安全ボードとリファレンスデザインは、現在、NewTecより評価用に提供されている。
2014年11月28日三菱東京UFJ銀行は26日、インターネットバンキングのセキュリティ対策の一環として、インターネットバンキングをより安全に利用する「クラウドダイレクト」の提供を開始した。クラウドダイレクトは、同行がインターネット上に用意した仮想環境(クラウド)を利用して、三菱東京UFJダイレクトにログインする仕組み。○クラウドダイレクトとはPoint1ウィルス対策として有効ウィルスの中には、パソコンの画面を改ざんして、顧客の入力した情報を詐取するものがある。クラウドダイレクトから三菱東京UFJダイレクトを利用すると、ウィルスによる画面の改ざんが困難となり、より安全に利用できるPoint2インターネットバンキングをより安全な環境で利用できるクラウドダイレクトを利用すると、通常のパソコンよりも安全な同行インターネットバンキング専用環境で取引できるPoint3申し込み不要、無料で利用できる申し込みは不要、年会費もかからない○利用方法Step1同行ホームページの三菱東京UFJダイレクトトップにある【クラウドダイレクトを利用する】ボタンをクリックし、注意事項等を確認のうえ、【注意事項に同意のうえ、クラウドダイレクトを利用する】ボタンをクリック。「従来の三菱東京UFJダイレクト」、「クラウドダイレクト」のどちらを利用するかは、ログインの都度、選択するStep2クラウドダイレクト用のログイン画面に「ご契約番号」、「IBログインパスワード」(ソフトウェアキーボードでの入力が必要)を入力し、「ログイン」ボタンをクリック
2014年11月27日トヨタ自動車は11月20日、駐車場での安全・支援技術として2つの新技術を開発したと発表した。今回、事故全体の約30%が発生している駐車場での安全性向上のため、ペダル踏み間違い・踏み過ぎによる事故被害を軽減する「インテリジェントクリアランスソナー(ICS)」に、アクセル・ブレーキペダル操作に関係なく低速取り回し時における衝突回避・被害軽減を支援する新たな機能を追加した。さらに、車体周囲の安全確認をサポートする「パノラミックビューモニター」に障害物の確認をより容易にした新たな画面モード「シースルービュー」機能を追加した。「ICS」では、機能を拡張し、踏み間違いなどによる急発進時に、クリアランスソナーで障害物を認識して衝突被害の軽減を図る。具体的には、センサの増設と検出距離の延伸により、検出範囲を拡大するとともに、制御ソフトを改良し、従来のペダル踏み間違いによる衝突被害の軽減だけでなく、駐車場内の低速での移動や、車庫入れなど、ペダルの誤操作がない場合にも隣接車両や障害物との衝突回避や被害軽減を支援できるようにした。また、駐車支援機能「インテリジェントパーキングアシスト2(IPA2)」では、従来のIPAにICSと連携した自動ブレーキによる「衝突回避/被害軽減支援機能」の他、複数回の前後移動が必要な狭い駐車環境において、自動でステアリング操作を行う「切り返し支援機能」、前後が狭い縦列駐車空間からの出庫を半自動で行う「縦列駐車時の出庫支援機能」を追加した。これらにより、駐車場での使用性を大幅に向上させている。そして、ナビ画面に表示する機能として、従来の車両を上から見下ろしたような映像の「パノラミックビューモニター」に、「シースルービュー」を新たに追加した。スイッチ操作で車両の外側から見下ろしたような映像を表示する従来の「ムービングビュー」と、ドライバーの視線で車両を透かしたような映像を表示する「シースルービュー」が選択できる。シースルービューでは、ムービングビューと比較して、障害物を大きく見やすい映像として表示できる。なお、これらの新技術は2015年に発売する新型車に採用される予定。
2014年11月21日本田技研工業(ホンダ)は24日、新たな安全運転支援システム「Honda SENSING(ホンダ センシング)」を発表した。国内では2014年内の発売を予定している新型「レジェンド」から適用し、今後順次拡大していく。「ホンダ センシング」は、フロントグリル内に設置したミリ波レーダーと、フロントウインドウ内上部に設置した単眼カメラという、特性の異なる2種類のセンサーで構成されたシステム。ミリ波レーダーは対象物体の位置や速度だけでなく、電波の反射率が低い歩行者まで検知対象を拡大しており、単眼カメラは車両前方約60mまでの歩行者や対象物体の属性・大きさなどを識別できる精度の高い認識を可能とした。これらのセンシングデバイスの大幅な精度向上により、これまでの運転支援システムに世界初という「歩行者事故低減ステアリング」など、新たに6つの機能を追加。多機能化に合わせてデータの処理能力も向上させ、周囲の状況に加え、ドライバーの意思と車両の状態を認識して、ブレーキやステアリングなどの車両各部を協調制御することが可能となる。車速・車間制御と車線維持支援制御の双方において、通常走行時から緊急時のリスク回避までの運転を支援する。おもな機能は、「衝突軽減ブレーキシステム(CMBS)」「路外逸脱抑制機能」「歩行者事故低減ステアリング」「LKAS(車線維持支援システム)」「渋滞追従機能付アダプティブクルーズコントロール」「標識認識機能」「誤発進抑制機能」「先行車発進お知らせ機能」となっている。
2014年10月24日ニュージーランド航空は10月24日、同社機内安全ビデオの最新作となる「壮大すぎる機内安全ビデオ」の日本語版を公開。この新作は、映画「ホビット」シリーズの完結編である「ホビット 決戦のゆくえ」公開にちなんだもので、映画「ホビット」全3作品に出演しているキャラクターたちも登場している。○映画「ホビット」のスタッフも参画本ビデオは6日間をかけて、「ホビット庄」やセントラル・オタゴなど、映画「ホビット」シリーズのロケ地をはじめ「中つ国(ニュージーランド)」各地で撮影。衣装や150以上の特殊メイクを担当したウェタ・ワークショップや、特殊視覚効果の技術をもつウェタ・デジタルなどのクリエイティブスタッフも、本ビデオの制作に関わっている。映画「ホビット」シリーズのピーター・ジャクソン監督は、「この新しい贈り物は、映画の出演者やロケ地と、ニュージーランド航空のユニークなパーソナリティとを上手く結び付けています。私自身、ワイティティ監督やチームのメンバーとともにビデオに出演できて、非常に楽しかったです。機内でこのビデオが観られるのを楽しみにしています」とコメントしている。「壮大すぎる機内安全ビデオ」は、ホビットをテーマに制作したニュージーランド航空の機内安全ビデオ第1弾「思いがけないブリーフィング」の続編。前作は1,200万以上のオンライン視聴を獲得し、メディアやSNS等でも大きく取り上げられた。今回はさらに、ニュージーランド航空の機内安全ビデオに日本人として初めて、横浜ベイスターズの清水直行選手がカメオ出演している。清水氏はニュージーランド野球連盟ゼネラルマネジャー補佐兼ニュージーランド代表統括コーチで、7月にはニュージーランド航空、ニュージーランド政府観光局、オークランド観光局の協力のもと「ニュージーランド観光大使」に就任した。これまでのニュージーランド航空の機内安全ビデオには、冒険家ベア・グリルスを起用した「ベア・エッセンシャルズ」、ベティ・ホワイトが登場する「昔ながらの機内安全説明」、そしてフィットネス番組で知られるリチャード・シモンズ主演の「フィット・トゥー・フライ」などがある。同社の機内安全ビデオに関するオンライン上のヒット数は、これまでのすべての作品を併せると合計で3,000万件以上にもなっている。
2014年10月24日本田技研工業(ホンダ)は10月24日、新たな安全運転支援システム「Honda SENSING」を発表した。同システムは、フロントグリル内に設置したミリ波レーダーと、フロントウインドウ内上部に設置した単眼カメラという2種類のセンサーで構成されている。ミリ波レーダーは、対象物体の位置や速度だけでなく、検知が難しいとされてきた電波の反射率が低い歩行者まで検知対象を拡大するなど機能の向上を実現。また、単眼カメラは車両前方約60mまでの歩行者や対象物体の属性や大きさなどを識別することを可能とした。こうしたセンシング技術の精度向上により、これまでの運転支援システムに「歩行者事故低減ステアリング」など新たに6つの機能を追加。多機能化に合わせてデータの処理能力を向上させ、周囲の状況に加えて、ドライバーの意思と車両の状態を認識し、ブレーキやステアリングなどの車両各部を協調制御する。同社は「今回、新たに発表したHonda SENSINGを加え、これらの先進運転支援技術をグローバルで展開することで、さらなる安心・快適性の向上を目指していく」とコメントしており、国内においては年内発売を予定している新型「LEGEND」から同システムを適用し、今後順次拡大していくとのこと。
2014年10月24日Freescale Semiconductorは10月6日、優れたコスト効率でASIL-C機能安全規格の厳格な要件に対応する、産業・車載アプリケーション向け高集積14セルリチウムイオンバッテリセルコントローラ「MC33771」を発表した。同製品は、14個のセルバランストランジスタ、±0.5%の精度でミリアンペアからキロアンペアまで対応する電流センサ、および2Mbpsの通信トランシーバインタフェースを、単一の64ピンQFPパッケージに統合している。また、絶縁型通信インタフェース「MC33664」との組み合わせにより、48Vバッテリシステム向けに堅牢かつ信頼できる性能を発揮し、直列接続により1000Vを超える複数のバッテリパックの制御を経済的に実現する。さらに、「MC33771」と「MC33664」を組み合わせたソリューションには診断機能が組み込まれており、重大な障害が発生した場合でも車載バッテリパックや産業バッテリパックは保護される。そして、トランス結合絶縁型高速トランシーバにより、高価な絶縁型CANバスを必要とせずに、ASIL-C要件を満たす。このような特徴を備えることで、48Vバッテリパックをはじめ、ハイブリッド自動車や電気自動車、電動自転車、エネルギー貯蔵システムなど、幅広い車載アプリケーションおよび産業アプリケーションに最適となっている。なお、「MC33771」、および「MC33664」は、現在サンプル出荷中。産業市場向けバージョンは2015年第1四半期までに、車載市場向けバージョンは2015年第3四半期までに量産出荷が開始される予定。価格は「MC33771」が1万個購入時で4.86~10.95ドル、「MC33664」が同1.65ドル。また、追加の派生製品に関しては2015年に導入が開始される予定。
2014年10月07日ソフトブレーン・フィールドはこのほど、全国の既婚女性933人を対象に実施した「食の安全」についてのアンケート結果を明らかにした。調査期間は8月22日~28日。食品購入時に気にすることについて尋ねたところ、1位は「産地」(27.9%)、2位は「価格」(27.5%)で、わずかながら「産地」を気にする人が「価格」を上回った。3位は「鮮度」(19.4%)、4位は「味・おいしさ」(13.9%)となっている。食品を購入時にどのような行動をしているか聞くと、1位は「産地を確認する」(67.4%)、2位は「食品添加物が大量に入っている商品を避ける」(59.5%)、3位は「信頼できるお店を利用」(56.6%)だった。具体的には「地元のものを買うようにしている」「子供が口にする食材は多少価格が高めでも国産を選ぶ」などの意見が寄せられた。食の安全性を気にしているかを聞いたところ、「常に気にする」との回答が50.3%で半数以上を占めた。「食材によって気にする」(48.3%)という回答も多く、具体的に安全性が気になるカテゴリーについては、1位が「精肉」(89.2%)、2位が「鮮魚」(83.2%)、3位が「青果」(78.6%)だった。安心・安全な食品を購入できるとしたら高くても購入するか尋ねたところ、「高かったら購入しない」はわずか7.7%で、9割以上が「高くても購入する」と回答した。どの程度の金額まで許容できるか聞くと、「10%程度なら高くても購入する」が41.1%。ついで「5%程度」が29.9%、「30%程度」が13.9%となった。世代別に見ると、30代では10%程度~2倍以上でも購入するとの比率が55.2%だったのに対し、40代では62.0%、50代以上では69.8%と、30代と50代以上では14.6ポイントの差が開く結果となっている。
2014年10月03日みなさんはカレとエッチをするときに、きちんと避妊してますか?子作り中でもない場合、きちんと避妊するのは当たり前ですが、一番多いのがコンドームを使った避妊だと思います。でもみなさんはこんな話を聞いたことがありませんか?「コンドーム付けてても妊娠しちゃうときがある」、「コンドームの避妊率は80パーセントくらいしかないらしい」。いろんな説はあるみたいですが、コンドームだけだと確実ではないというのは、本当のようなんです。そんなわけで今回は看護師の大木アンヌさんに、「コンドームプラスアルファでするべき避妊テク」について教えてもらいました。■1.空気チェック「ゴムを使った避妊が失敗する原因のひとつは、ゴムに穴が空いてること。これが多いです。そのためにしておくべきなのは、まず挿れる前に穴が空いてないか、出来るだけ目で見てチェックすること。そして、終わったあとは少しイヤかもですが、外したゴムにフーっと息を入れて、穴が空いてないかチェックしましょう」挿れる前に穴に気付いたら、それは捨てて他のを使います。終わったあとに空気をいれて気付いたら、すぐいお医者さんに行きましょう。モーニングアフターピルというお薬で、緊急用の避妊がしてもらえます。ただ、この薬は身体に負担をかけるので、こうならないように気を付けるのが大事だそうです。■2.二回戦目は危険「あと、注意した方がいいのは、一回目が終わったあとすぐにもう一回する場合。コンドームでカバーし切れない部分に精子がついているかもなので、必ず一回シャワーを浴びてからにしてくださいね」たまに男子で、「二回目は精子少ないからゴムつけなくて大丈夫」なんて言う人がいますけど、絶対にそんなことをないそうですので、必ずコンドームは毎回着けましょう。■3.シャワーを浴びる「二回戦目はもちろんなんだけど、一回目する前も出来るだけシャワーは浴びた方がいいですね。もちろんシャワー浴びないと不潔ってのもあるけど、たまに男子で、彼女とする前にオナニーしてくる人いるんだよね。一回オナニーした後だと、イキにくくなって早漏気味なのがなおるみたい。だから、一回目なのに精子がついてる可能性があるの」そんなわけで、エッチの前には必ずシャワー。きちんと守りましょう!■4.コンドーム+オギノ式「避妊の成功率を上げるには、いわゆる安全日にだけエッチすること。もちろんゴムは着けてね。コンドーム+安全日はかなり成功率が高いです」生理周期で、危険日と安全日を見分けるあのやり方をオギノ式というそうです。でも間違っても、安全日だからといってゴム無しでするのは厳禁。あくまで、安全日+ゴムで、です。■おわりにどうでしたか?これらを実践してもやっぱり100%ではありません。でも、限りなくカンペキには近づくハズ!みなさんもやってみてくださいね!万が一望まない結果になってしまったら、辛いのはアナタとカレだけでなく、アナタのご両親なども辛いはずですから。(遣水あかり/ハウコレ)
2014年06月14日