「『ウーマンリブ』は切れ味というかアクセルの踏み方が、宮藤さんの純度100%って感じがして、参加できるのが嬉しいし楽しみです」。インタビュー冒頭から、喜び全開でそう語る仲野太賀さん。「ウーマンリブ」とは、宮藤官九郎さんが作・演出を手がける舞台シリーズのこと。以前からドラマ『ゆとりですがなにか』など、宮藤作品への出演経験はあったが舞台はこれが初になる。「宮藤さんの作品は、単に面白いだけじゃなく社会性を感じさせるところが好きなんです。そういうテーマを扱ったものって、日本ではシリアスだったりナーバスになりがちなのに、ユーモアも大事にされていて、そこのバランスが素晴らしいなと。しかも、いろんなキャラクターたちが畳み掛けるように登場するのに、ただの脇役というのは存在しなくて、その人が何か大事なことをやったり、それぞれが影響し合って物語が動いたり。どの役もちゃんと自分の人生を懸命に生きているから、主人公がいる物語でも群像劇のような面白さがある。宮藤さんという人が、一見目立たない人にも温かい目線を注いでいるのを感じます。それに、宮藤さんはパンクバンド(グループ魂)もやられていますけれど、脇役のように見えてる俺らも生きているんだぜっていうパンク精神が、根底にはあるような気もしています」俳優を目指す前から宮藤作品の大ファン。「腹がよじれるくらい笑ったし、泣いたし。自分が好きな笑いとかカルチャーの原点はそこだと思う」と話すほど。ドラマや映画でコメディリリーフ的役柄を担うことも多いが、笑いの素地に数々の宮藤作品があるのは間違いない。本作『もうがまんできない』で演じるのも、お笑いコンビの片割れだけれど…。「じつはあまり肩書で役を見てないかもしれないです。弟役とか、サラリーマン役とかもそうなんですけど、肩書を意識すると、どうしても自分の中にある“芸人さんってこうだよな”みたいな先入観が邪魔してへんに偏ってしまう気がして。今回の作品に限らず、大事にしているのは、この脚本が目指しているものはなんなのかを理解するということでしょうか。社会に対するメッセージなのか、とにかく面白くしたいのか感動させたいのか…。そして、その感動をもう少し分析して、自分の出ているシーンの意味は何か、与えられた役割は何かを掘っていく。ただ、それを表現する方法も無限にあって、そのときの自分のインスピレーションやいろんなタイミングが絡み合っています。撮影が終わった後に、あれはそういう意味だったのかって気づくことも多いですが」舞台にも積極的に出演しているが「10代のときに見た岩松了さんの舞台の影響が大きい」と話す。「『シダの群れ』という舞台でしたが、繊細で難しくて。舞台という限られた空間で、こんなに奥行きのあることができるんだって、自分の中の扉が開いた感じがしたんです。そこからずっと、もっと演劇に触れたいって気持ちが続いています」ウーマンリブvol.15『もうがまんできない』古い雑居ビルの屋上。お笑いコンビのふたり(仲野・永山)が解散を決意した頃、向かいに建つ新築の高級マンションではセレブ妻と浮気相手がパーティで鉢合わせし…。4月14日(金)~5月14日(日)下北沢・本多劇場作・演出/宮藤官九郎出演/阿部サダヲ、仲野太賀、永山絢斗、皆川猿時、荒川良々、宮崎吐夢、平岩紙、少路勇介、中井千聖、宮藤官九郎指定席8000円ほか大人計画 TEL:03・3327・4312(平日11:00~19:00)大阪公演あり。なかの・たいが1993年2月7日生まれ、東京都出身。13歳で俳優デビュー。ドラマや映画で存在感を発揮し、ドラマ『拾われた男』などに主演。4月9日放送の単発ドラマ『ひとりぼっち』(TBS系)にも出演。ジャケット¥52,800Tシャツ¥31,900パンツ¥57,200(以上Taiga Takahashi)※『anan』2023年4月12日号より。写真・まくらあさみスタイリスト・石井 大ヘア&メイク・高橋将氣インタビュー、文・望月リサ(by anan編集部)
2023年04月09日2023年3月30日に女優でグラビアアイドルの宮藤あどねが10冊目の写真集「aria」をリリースすることが分かりました。現在、ABEMAで放映されているプロフェッショナル修斗にてアンバサダーに就任、解説席のお姉さんを務めレギュラー出演もこなし、Instagramのフォロワーは30万人を超える、今、話題のインフルエンサーであり、舞台や映画テレビ出演をこなす女優でもあります。そんな多彩な彼女が、今回グラマラスで減り張りある身体を大胆に使い、自身の掲げるキャッチコピーである「一度は抱きたいカラダ」を存分に発揮し体現した形になった本作。フェッテッシュを掻き立てるようなショットや、太陽の光の下、アートなグラビアにもチャレンジした写真集をリリースしました。宮藤あどね「aria」1「aria」宮藤あどね 写真集 ■宮藤あどねコメントたくさんの皆様のお陰で、遂に起業した当初から目標としていた。10冊目の写真集のリリースすることが叶いました。本当に感謝の気持ちしかありません。本当にありがとうございます。今回の撮影は当日天候に恵まれて、楽しい撮影になりました。夏空の下いつもよりおしりのカットが多めです。どう女性らしい丸みを撮るかをカメラマンのYP3さんと相談し議論しながら撮影して参りました。パンデミックが訪れて、世界中が変わってしまい、必然として自分の環境や人生が変わりました。当初は本の作り方も分からず、起業し独立して右も左もわからずとても大変だったのですが、このデジタル写真集プロジェクトによってInstagramのフォロワーが増えたり、運命を変えることができたと言っても過言ではありません。思い入れのあるプロジェクトです。今後ともより自己を研鑽してモデルとして、プロデューサーとして皆さまにエンターテイメントを届けられるように努力してまいります。■商品概要タイトル:aria 宮藤あどね10th写真集価格 :2,200円(税込)発売日 :2023年3月25日ページ数:100p発行元 :合同会社Astory発売元 :合同会社Astory■プロフィール 宮藤あどね「一度は抱きたいカラダ」というキャッチコピーで知られる女優グラビアアイドルである。小学館ミスビジュアルWEBSグランプリを受賞。数々の舞台で主演を務め、最近は映画、テレビの出演もこなす。現在はABEMAにて放映されている総合格闘技プロフェッショナル修斗にてイメージガールと解説席にてレギュラー出演する、合同会社A StoryのCEO。宮藤あどね「aria」3■各種SNSInstagram@adochan121212( )Twitter@adone1206( )オフィシャルブログ( ) 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年04月07日脚本家の宮藤官九郎氏と大石静氏がタッグを組んだNetflixシリーズ『離婚しようよ』の配信日が6月22日に決定し、初映像となるティザー予告とキーアートが31日、公開された。宮藤氏(『池袋ウエストゲートパーク』『俺の家の話』『いだてん~東京オリムピック噺~』)と大石氏(「『セカンドバージン』『家売るオンナ』『大恋愛~僕を忘れる君と』)の共同脚本が実現。交換日記のように、交互に脚本を書き継いでいくスタイルによるオリジナルストーリーで、気持ちはすでに冷めきったものの、それぞれの事情ですぐには離婚できない夫婦のすれ違いを描くコメディ作品となる。妻の人気にあやかり、選挙での勝利を目指す政治家の夫と、お嫁さんにしたい女優ナンバー1ともてはやされ、ドラマに映画、CMと引っ張りだこの妻が、別れに伴うリスクを背負いながらも、一致団結して離婚という揺るぎない目標に向かっていく。主演を務めるのは松坂桃李。女性にだらしなく能天気で、世間知らずのまま育った愛媛の三世議員・東海林大志を軽妙に演じている。大志の妻には仲里依紗。連続ドラマ『巫女ちゃん』で大ブレイクしたあと、絶大な人気を誇り、SNSのフォロワーは100万人に達する国民的女優・黒澤ゆいを魅力的に演じた。ともにこれまでとはタイプの異なる役柄に扮し、新たな境地を見せている。さらに、ゆいと親密な仲になる色気ダダ漏れの自称アーティスト・加納恭二に錦戸亮。不甲斐ない大志の尻を叩き離婚協議を進めていく敏腕弁護士・印田薫に板谷由夏。歌と話が上手い大志の対立議員候補・想田豪に山本耕史。うさん臭いが腕は立つ、ゆいの担当弁護士・石原ヘンリーKに古田新太と、個性豊かな俳優たちがクセの強いキャラクターを演じた。プロデューサーは宮藤氏とともに『池袋ウエストゲートパーク』『木更津キャッツアイ』、大石氏と『大恋愛~僕を忘れる君と』ほか、数々のヒットドラマを生み出してきた磯山晶氏。チーフ演出は、宮藤氏や大石氏の脚本作に加え、『逃げるは恥だが役に立つ』などの話題作を手がけてきた金子文紀氏が務める。誰もが共感せずにいられない結婚生活での不満、葛藤、衝突。そして自由に、自分らしく生きたいという願い。「自分の意志で結婚した相手とは、自分の意志で別れたいじゃん」。かつて恋をした2人の、そんな気持ちに深くうなずきながら、笑って、泣いて、心から楽しめる離婚コメディが誕生した。公開されたティザー予告映像は、「なんで結婚したんだっけ・・・」、そんな風に離婚について話し合う大志とゆい――どこか寂しげな2人のシーンからスタートする。結婚5年目。2人はSNSの生配信「YUIチャンネル」で息の合う姿を見せているが、それは表の顔。すでに互いに愛が冷めきってしまっていた。大志は過去に不倫したアナウンサーへ絶対離婚すると宣言する一方、ゆいも、ある日、謎めいた男・恭二と運命的な出会いを果たす。相変わらず女にだらしない大志は離婚相談中にも関わらず弁護士から説教されたり、ゆいは新たな出会いに心が動かされる中、離婚に向けての話し合いは進んでいく。そんな状況にも関わらず、急遽大志の選挙戦がスタートしてしまう。強力な対立候補との選挙に勝って離婚するという約束を交わした2人。愛が冷めきった二人の選挙戦は一体どんなものになってしまうのか?笑いあり、涙ありの離婚ストーリー。はたして、2人は離婚という目標にたどり着けるのか!?あわせて公開されたキーアートには、雨の中、真っ赤な傘を持つ大志にゆいが抱きつき、満面の笑みの2人が描かれている。離婚のイメージを全く感じさせないほどの幸せそうな笑顔を見せる2人だが、果たして、本作では一体どんな物語が紡がれるのか――。
2023年03月31日元自衛官である、お笑いタレントの、やす子さん。「はい~」というゆるい返事で、多くの人に癒しと笑いを届けています。そんなやす子さんが2023年3月26日に投稿した、1枚の写真に19万件以上の『いいね』が寄せられました。癒し系なキャラクターとのギャップに笑ってしまう1枚がこちらです。はい〜 pic.twitter.com/XVumpBG4W5 — やす子 (@yasuko_sma) March 26, 2023 この日、やす子さんは静岡県熱海市でロケを行っていたそうです。景色がいい場所で、記念に1枚撮影したのでしょう。海をバックに、満面の笑みを浮かべていますが、右手にはエアガンが…!やす子さんを写した1枚に、さまざまな声が寄せられました。・めっちゃ笑った。引き金に指をかけていないあたり、さすが元自衛官!・今月で1番笑ったかもしれん。なんでこんなに面白いのか。・「はい~」だけでこんなに笑えるの、ずるいわ。・なぜかはうまく説明できないけど、この写真を見て元気が出た。じわじわと笑いがこみ上げるのは、周囲を和やかにさせる、やす子さんのキャラクターあってのものなのでしょうね![文・構成/grape編集部]
2023年03月27日映画『こんにちは、母さん』(9月1日公開)の完成報告会見が15日、都内で行われ、吉永小百合、大泉洋、永野芽郁、寺尾聰、宮藤官九郎、YOU、枝元萌、山田洋次監督が登壇した。山田監督90作目の作品となる同作。吉永をはじめ大泉、永野を中心に寺尾、宮藤、YOUら豪華キャストが顔を揃え、東京の下町で、いまこの時代を生きる等身大の家族の姿を描いている。大会社の人事部長として日々神経をすり減らし、家では妻との離婚問題、大学生になった娘・舞(永野)との関係に頭を悩ませる神崎昭夫(大泉)は、久しぶりに母・福江(吉永)が暮らす東京下町の実家を訪れる。しかし、迎えてくれた母の様子がおかしく、割烹着を着ていたはずが艶やかなファッションに身を包み、恋愛までしている様子。久々の実家にも自分の居場所がなく、戸惑う昭夫だったが、お節介がすぎるほどに温かい下町の住民や、これまでとは違う母と新たに出会い、次第に見失っていたことに気付かされてゆく。山田監督作品に初参加で、吉永とも初共演となる大泉。「吉永小百合から大泉洋は生まれないだろうと思っていましたが、現場に入ると“なにか間違って俺は生まれたんだ!” と感じた」と独特な切り口で撮影を回顧。山田組の撮影スタイルにも驚いたそうで「(撮影が)朝の9時に始まって、17時に終わるんです。普通のサラリーマンのような生活で素晴らしかった」と明かし、「(別作品にクランクインしたときに)娘が『山田組はよかったね~』と言ったぐらいですよ」と笑いを誘った。また、大泉は吉永から「役作りのために幼少期の写真が欲しい」と頼まれ、渡したところ、実際に劇中での使用が決定。これを映画完成まで知らなかった大泉は「試写を見てびっくりしました! 最終的に映画に出ちゃったんですよ! 僕の親もびっくりしますよ!」と訴える。実際に役立ったようで、吉永は「大泉さんのお風呂上りの写真がかわいらしくて……これを見て“あ、私の息子!”と思いました」と話した。大泉は報道陣から「お馴染みの“ボヤキ”は山田組の現場でもあったか」と聞かれると、食い気味に「一切ボヤいてません! 恐ろしいことを言いますね! ボヤくなんてとんでもない!」と一蹴。しかし、共演シーンが多かったという宮藤は「ずっとボヤいてましたよ……」とチクリ。さらに司会の笠井信輔アナウンサーが吉永に「ボヤキは聞きましたか?」と問いかけると、大泉は「ボヤくわけないだろう! キミ、何を言ってるんだ! 日本で吉永さんにボヤくやつなんていないよ!」と焦ったようにツッコミをいれ、会場を笑いで包んだ。そんな大泉の様子を見た吉永は「一度も聞きませんでした」と大泉をフォローし、親子役らしい息の合った姿を見せた。
2023年03月15日宮藤官九郎が作・演出を手掛けるウーマンリブvol.15『もうがまんできない』が上演される。ウーマンリブシリーズは、宮藤が何物にもとらわれず、今やりたいことをストレートに表現する大人計画の公演。同作は、2020年に公演予定だったもののコロナ禍で中止になり、無観客で収録・放送された。初めて観客を入れて上演する作品について宮藤が語った。ウーマンリブvol.15 「もうがまんできない」チケット情報「コロナ禍の前、街の至るところでスマホを持って『ポケモンGO』をやっている人がいっぱいいて、何だろうこの人たちは? と思ったのが作品を書いたきっかけです」。ビルの一角を舞台に、解散寸前のお笑いコンビや、風俗店の店長と風俗嬢、不倫カップルらが偶然出会い、我慢していたさまざまな事情が、笑いや毒、切なさとともにあらわになっていく。宮藤ならではの疾走感あふれる作品だ。2020年に引き続き出演する阿部サダヲは「最近、コンプライアンスをいろいろと言われたりして、宮藤さんも色々制限されることが増えてきたのかも。その反動で自由にできている作品だ」と話していた。それを宮藤に問うと、「コンプライアンスや人に注意されて表現を変えましたということはないです。俺は俺でやりたいことやっているのに、意外とスルーだったというのがいいかなと(笑)。別に過激なことがやりたいわけではなく、自分は面白いと思っているのにダメなんだということは今までずっとあったことだから。自由はないということを前提にして、それを逆手にとりたい。ダメという人を悔しがらせたいなと今、思っていますね」とキッパリ言う。今回、お笑いコンビを新キャストの仲野太賀と永山絢斗が演じる。解散寸前で関係に亀裂が入りながらも、ネタ合わせを必死にするコンビは笑えて痛々しい。「(仲野)太賀君演じるネタを書いている芸人が、ものすごく自分なんですよね。好き勝手に生きていて、楽しくて面白い人がいっぱいいる。目の前で起きていることが自分のネタより面白かったら絶望的な気持ちで、俺は何でこんなにつまんないんだとずっと思っている」と、常に宮藤の面白さと才気煥発さに驚かされるばかりなのに、意外な発言だ。「好きでやっているわりには8割方文句ばっかり言うから、辞めればいいのにとよく言われる。好きなら文句言うなという話なんですけど(笑)」。物語のセリフには「皆、自分以外は見えているのに、自分は見えていない」と出てくる。そこが、“もうがまんできない”を引き起こすが、見る側も同じだと次第に気づかされる。「僕も端から見たら変ですし(笑)、自分のことを客観的に見られる人なんていないんだなといつも思っている。そこを今回、お客さんの前で面白く分析できたらいいなと思います」。公演は4月14日(金)から5月14日(日)まで東京・本多劇場、5月18日(木)から31日(水)まで大阪・サンケイホールブリーゼにて。東京公演は3月11日(土)、大阪公演は4月9日(日)一般発売。一般発売に先駆け、3月6日(月)11:00まで大阪公演のプレイガイド最速先行(抽選)を受付中。取材・文:米満ゆう子
2023年02月28日福山雅治が全盲のFBI特別捜査官役で主演、大泉洋演じる刑事とバディを組む4月期の日曜劇場「ラストマン-全盲の捜査官-」が放送決定。福山さんと大泉さんは2010年のNHK大河ドラマ「龍馬伝」以来の共演を果たす。全盲の“人たらし”FBI捜査官と犯人逮捕のためには手段を選ばない孤高の刑事が凸凹バディを組んで難事件に挑む。その先には誰も予想できない運命が待ち受ける、ミステリアスなストーリーが交錯する新時代の痛快バディドラマ。主人公・皆実広見(みなみ・ひろみ)を演じるのは福山雅治。2019年4月期放送の日曜劇場「集団左遷!!」で主人公を演じてから4年ぶりの日曜劇場。また、連続ドラマへの出演も同作ぶりとなる。福山雅治福山さんが演じる皆実は、アメリカから期間限定で交換留学生として来日したFBI(アメリカ連邦捜査局)特別捜査官。人たらしな性格で愛嬌や社交性があり、いつも人の輪の中心にいるような人物だ。過去のある事故がきっかけで両目の視力を失っているが、鋭い分析力、嗅覚、触覚で事件をかならず終わらせる最後の切り札という意味で、FBIでは“ラストマン”と呼ばれていた。そんな皆実のアテンドを命じられた、警察庁人材交流企画室の室長・護道心太朗(ごどう・しんたろう)を演じるのが大泉洋。代々、警察庁長官を務めあげてきた由緒正しい“護道家”の人間である心太朗は、自ら志願し、警察の中でキャリアではなく現場を選択し、捜査一課で圧倒的な検挙数をあげていた。ある理由から悪を絶対に許さないという“並々ならぬ正義感”があり、犯人を捕らえるためにはどんな手段もいとわないいきすぎた一面も。その姿勢から警察内部にも敵は多い。そんな心太朗だったが、“次期警察庁長官”と目されている兄から命じられ皆実のアテンドをすることになる。大泉さんのTBSドラマへの出演は2019年7月期の日曜劇場「ノーサイド・ゲーム」ぶり。福山さんと大泉さんの共演は大河ドラマ「龍馬伝」以来13年ぶりとなる。大泉洋枠にとらわれない皆実の行動は警視庁の面々にとっては、はた迷惑。心太朗も困惑し、皆実を自分にアテンドさせるのは、護道家の人間である自分にミスをさせ、キャリア警察官僚である兄を引きずり下ろそうとする警察内部の陰謀だと考える。しかし、「心太朗をバディに指名したのは皆実自身」という衝撃の事実を知る。その理由とは――?今作の脚本を担当するのは、日曜劇場にて2019年の「グランメゾン東京」や2021年の「TOKYO MER~走る緊急救命室~」、2022年の「マイファミリー」など、数々の極上のドラマを紡いできた黒岩勉。サスペンスミステリーの名手である黒岩氏による今作も、予想のつかない目まぐるしい展開のミステリーであり、バディの軽快なやりとりも見どころ。1話完結の完全オリジナルストーリーで、毎話扱われる事件はいまの時代を反映させた内容に。さらに、皆実家、護道家という日曜劇場ならではの重厚な家族の人間ドラマも描いていく。■福山雅治×大泉洋からコメント到着福山さんは演じる皆実について、「タイトルにある“ラストマン”という言葉の通り、難事件を解決する最後の切り札になる男」と言い、「正義のためには二枚舌、三枚舌を使う、“上手くやる大人の男”」だという。「リアルタイムで起きている様々な社会問題が題材となっているシーンも出てきます。その題材は、単にドラマを作る設定として使っているのではなく“誰もが等しく生きていく社会とはどういう社会か”ということを、様々な側面から見せていくエンターテインメント作品になっています」と作品を紹介。今回バディを組むことになる大泉さんは、「お芝居でいうと13年前に大河ドラマ『龍馬伝』でご一緒して以来です。そのときは近藤長次郎(※福山さんが演じた坂本龍馬の同志)として自害をされて、非常に悲しい別れをして以来です。今作では、警察社会を懸命に生き抜こうとする護道さんに会えてうれしかった」とコメント、「大泉さんの根底に流れているかっこいい部分と、これもちょっとあるのかな? ダークな部分を持ちあわせている。“悪かっこいい”部分がある役なので、それを見られるのが僕も楽しみ」と語る。そして「テーマやメッセージも含めて、様々な挑戦があるドラマだと思います。その挑戦を大泉さんとバディを組むことで楽しんで演じられたらと思っています。シリアスだけれど、ちょっとニヤリとできるような、そういう見せ方がこのバディだったらできるんじゃないか」と、自信を見せた。一方、大泉さんは「護道心太朗という人物は祖父の代から続く警察官僚一家で、自らもキャリアでありながら官僚ポストにはつかず、現場にこだわり、時には手段を選ばず、犯人を挙げることだけに異常なまでに心血を注ぐ人物」とキャラクターを紹介。「最近は『福山さんのモノマネをする人』または『福山さんの面白伝説を語る人』と思われがちでしたので、刑事ドラマという私も初めて挑戦する新しい世界でしっかりと共演できるのはとても光栄です。最強のバディとしてドラマを最高に盛り上げつつ、新しい福山さんのモノマネと新作の『福山雅治伝説』を仕入れるのが私の使命と感じております!」と、13年ぶりの共演に期待を込めた。脚本・黒岩氏は、「最高のエンターテイナー・福山雅治さんと大泉洋さん、そして魅力的な仲間たちが、社会で苦しんでいる人たちやマイノリティーを切り捨てている今の残酷で息苦しい時代を、痛快に打ち破ってくれるはず」とコメント。演出を担当する土井裕泰監督は、「福山雅治×大泉洋という最高のコンビのセッションにいま立ち会えることは、作り手としてとても特別なことだと、ちょっと震えながら日々撮影を進めております。ドラマ史に残る、新たな名バディの誕生をぜひ期待してお待ちください!」とアピールしている。日曜劇場「ラストマン-全盲の捜査官-」は4月、毎週日曜21時~TBS系にて放送。(text:cinemacafe.net)
2023年02月19日日常では何かと理不尽なことも多く、モヤモヤするような出来事もあるのではないでしょうか?そこで今回は、実際に募集した“モヤモヤを吹き飛ばしたスカッと体験談”「面接でのミスマッチ」を漫画にしてご紹介します!「面接でのミスマッチ」あっという間に内定!?ところが…笑顔でとんでもないことを言う面接官思わず反論!言いたいことを言ってスカッと!面接中にスキルレベルを査定し、求人内容より低い給料を提示するなんて、失礼な面接官ですね…。このような方がいる会社なら、辞退して正解かもしれませんね。次回の「スカッと体験談」もお楽しみに♪※こちらは実際に募集したエピソードを漫画化しています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。(lamire編集部)(イラスト/いのくち)"
2023年01月01日宮藤官九郎が作・演出を手掛ける今春上演予定のウーマンリブvol.15「もうがまんできない」より、迫力あるビジュアルが初公開された。東京は渋谷。ラブホテルや雑居ビルが立ち並ぶ猥雑な裏街。できたばかりのセレブリティなマンションの前に、古びたビルがある。そんな猥雑な街の一角で、メジャーになれない解散寸前のお笑いコンビ、デリヘル嬢と店長、浮気妻と間男など、訳ありな人々がたまたま出会い、ワンシチュエーションで交差し、ノンストップで駆け抜ける物語――。本作は、宮藤さんが何物にもとらわれず、いまやりたいことを自由に、ストレートに表現する、大人計画の公演。1996年のウーマンリブvol.1「ナオミの夢」からスタートした同シリーズでは、大人計画メンバーに加え、作品ごとに個性豊かなゲストを迎えて上演されてきた。今回の上演では、阿部サダヲや大人計画の舞台初出演の仲野太賀をはじめ、永山絢斗、皆川猿時、荒川良々、宮崎吐夢、平岩紙、少路勇介、中井千聖、さらに宮藤さん自身も出演。完成したビジュアルは、そんなキャストたちが球体に閉じ込められ、「もうがまんの限界!!」と言わんばかりの勢いある一枚となっている。なおチラシ表面は、ウーマンリブシリーズvol.1より本作までずっと宣伝イラストを手掛ける篠崎真紀の描きおろし。今回も、ストレスフルに耐える女性を、リアルかつキュートに仕上げた。ウーマンリブvol.15「もうがまんできない」は4月14日(金)~5月14日(日)本多劇場、5月18日(木)~31日(水)サンケイホールブリーゼにて上演。(cinemacafe.net)
2023年01月01日日常では何かと理不尽なことも多く、モヤモヤするような出来事もあるのではないでしょうか?そこで今回は、実際に募集した“モヤモヤを吹き飛ばしたスカッと体験談”「態度最悪な面接官に…」を漫画にしてご紹介します!「態度最悪な面接官に…」その後面接は進み…質問すると?曖昧な回答…ズバッと指摘!終始態度の悪い面接官…ひどいですね。投稿者さんの反撃にスカッとしました!次回の「スカッと体験談」もお楽しみに♪※こちらは実際に募集したエピソードを漫画化しています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。(lamire編集部)(イラスト/todo961)"
2022年12月30日皆さんは、日常生活で何かトラブルに巻き込まれたことはありますか? 今回は「トラブルエピソード」を募集して作成した記事について、読者からの感想をまとめてみました!「無茶ぶり面接官」なんだか上から目線…そんな無茶な…質問返し!質問は打ち切られ…スッキリ!読者の感想返し方がうますぎて驚きました。面接官の“定年まで”という言葉は極端すぎるなぁとも思いましたが、辞められたら困るという気持ちからそう言ってしまったのかもしれませんね。とはいえ、こんな会社に就職したら苦労しそうです…。(30歳/主婦)投稿者さんは、すごい勇気がありますね。入社する気がないならともかく、なかなかこんなことを言える勇気は出ないと思います。面接官はかなり驚いたでしょうね。(44歳/パート)面接で約束したとしても辞めるときは辞めるでしょうし、無意味な質問をしてくる面接官に驚きました。こんな約束をさせるような面接官がいる会社では働きたくないなと思いました。(35歳/主婦)※こちらは実際に募集したエピソードを漫画化しています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。(lamire編集部)(イラスト/副島あすか)"
2022年12月23日毎月シネマ歌舞伎を映画館で上映する《月イチ歌舞伎》の2023年ラインナップが決定。今回は新作として、宮藤官九郎作・演出の新作歌舞伎『唐茄子屋 不思議国之若旦那(とうなすや ふしぎのくにのわかだんな)』が加わった。今年10月、11月と約4年年ぶりに浅草の地に復活した平成中村座にて上演された、 宮藤官九郎作・演出の『唐茄子屋 不思議国之若旦那』は、古典落語に不思議の国のアリスを織り交ぜた奇想天外な新作歌舞伎だ。10月に公演された舞台を撮影し、シネマ歌舞伎にて上映する。宮藤官九郎はこれまでにも、シネマ歌舞伎にもなった『大江戸りびんぐでっど』(作・演出/平成21年歌舞伎座)をはじめ、渋谷・コクーン歌舞伎『天日坊』(脚本/平成24年、令和4年)、六本木歌舞伎『地球投五郎宇宙荒事(ちきゅうなげごろううちゅうのあらごと)』(脚本/平成27年)などの歌舞伎作品を手がけてきた。今回4作目として誕生したのが本作 『唐茄子屋 不思議国之若旦那』。NHK大河ドラマ『いだてん』でもタッグを組んだ中村勘九郎とともに、平成中村座では初めてとなる新作歌舞伎の上演に挑戦した話題の舞台が、シネマ歌舞伎として2024年1月5日に全国公開される。『唐茄子屋 不思議国之若旦那』(C)松竹2023年で現在の歌舞伎座が新開場10周年を迎えることにちなみ、前の歌舞伎座の閉場までを追ったドキュメンタリー『わが心の歌舞伎座』を上映 。さらに2023年11月に生誕150年を迎える文豪・泉鏡花の世界を玉三郎が描く4作品『天守物語』『海神別荘』『高野聖』『日本橋』を一挙上映。その他、勘三郎、玉三郎、仁左衛門ら豪華共演の『籠釣瓶花街酔醒(かごつるべさとのえいざめ)』、世界で絶賛された玉三郎の代表作『鷺娘/日高川入相花王(さぎむすめ/ひだかがわいりあいざくら)』、三島由紀夫作の恋物語『鰯賣戀曳網(いわしうりこいのひきあみ)』他 、 バラエティに富んだラインナップで、2023年4月から2024年2月まで計13作が上映される。『籠釣瓶花街酔醒』(c)松竹月イチ歌舞伎2023のチラシ・ポスターの掲出と、特別鑑賞券「ムビチケカード」3枚券の販売は、上映映画館他にて1月6日(金)より開始。歌舞伎座、新橋演舞場、南座、大阪松竹座では、各1月公演初日より掲出・ 販売される。なお、着物の通販サイト「いち利モール」とコラボし、毎月の上映作品に合わせた着物コーディネートを募るコンテス トの開催や、歌舞伎座名物「めでたいやき」が当たるキャンペーンも実施。応募方法等の詳細は、後日シネマ歌舞伎公式HPにて発表される予定なので、ぜひチェックしてみてはいかがだろうか。《月イチ歌舞伎》2023上映ラインナップ『わが心の歌舞伎座』(C)岡本隆史■4月7日(金)~13日(木)『 わが心の歌舞伎座 』出演:十二世市川團十郎、尾上菊五郎、片岡仁左衛門、坂田藤十郎、中村勘三郎、中村吉右衛門、七世中村芝翫、中村富十郎、中村梅玉、坂東玉三郎、松本白鸚 ほか歌舞伎俳優総出演■5月5日(金・祝)~11日(木)『籠釣瓶花街酔醒(かごつるべさとのえいざめ)』出演:中村勘三郎、坂東玉三郎、片岡仁左衛門 ほか■6月9日(金)~15日(木)『鷺娘/日高川入相花王(さぎむすめ/ひだかがわいりあいざくら)』出演:「鷺娘」坂東玉三郎/「日高川入相花王」坂東玉三郎、尾上菊之助 ほか■7月28日(金)~8月3日(木)『鰯賣戀曳網(いわしうりこいのひきあみ)』作:三島由紀夫出演:中村勘三郎、坂東玉三郎 ほか■8月18日(金)~24日(木)『スーパー歌舞伎 ヤマトタケル 』作:梅原猛脚本・ 演出:市川猿翁出演:市川猿之助、市川中車 ほか■9月29日(金)~10月5日(木)『野田版 桜の森の満開の下』作・演出:野田秀樹出演:中村勘九郎、松本幸四郎 、中村七之助 ほか■10月20日(金)~11月2日(木)泉鏡花生誕150年記念『海神別荘(かいじんべっそう)』作:泉鏡花出演:坂東玉三郎、市川團十郎 ほか『高野聖(こうやひじり)』作:泉鏡花出演:坂東玉三郎、中村獅童、中村歌六■11月3日(金・祝)~16日(木)泉鏡花生誕150年記念『天守物語(てんしゅものがたり)』作:泉鏡花出演:坂東玉三郎、市川團十郎、中村勘九郎、 中村獅童、 片岡我當 ほかグランドシネマ『日本橋』作:泉鏡花出演: 坂東玉三郎、高橋惠子、松田悟志、永島敏行 ほか■12月1日(金)~7日(木)『法界坊(ほうかいぼう)』演出:串田和美出演:中村勘三郎、中村芝翫、中村勘九郎、中村七之助、坂東彌十郎、中村扇雀 ほか■2024年1月5日(金)~25日(木)新作『唐茄子屋 不思議国之若旦那(とうなすやふしぎのくにのわかだんな)』作・演出:宮藤官九郎出演: 中村勘九郎、中村獅童、中村七之助、荒川良々、片岡亀蔵、坂東彌十郎、中村扇雀 ほか■2024年2月9日(金)~15日(木)『歌舞伎 NEXT 阿弖流為〈アテルイ〉』作:中島かずき演出:いのうえひでのり(劇団☆新感線)出演:松本幸四郎、中村勘九郎、中村七之助 ほか【鑑賞料金】・各作品 一般 2,200円、学生・小児1,500円・特別鑑賞券「ムビチケカード」3枚セット 5,700円(上映映画館、メイジャーで1月6日(金)より発売。歌舞伎座、新橋演舞場、南座、大阪松竹座では各1月公演初日より販売)シネマ歌舞伎公式サイト:
2022年12月21日日常では何かと理不尽なことも多く、モヤモヤするような出来事もあるのではないでしょうか?そこで今回は、実際に募集した“モヤモヤを吹き飛ばしたスカッと体験談”「無茶ぶり面接官」を漫画にしてご紹介します!「無茶ぶり面接官」なんだか上から目線…そんな無茶な…質問返し!質問は打ち切られ…スッキリ!現実的でない質問をする面接官には驚きを隠せません…。投稿者さんの鋭い反論にはスカッとしました!次回の「スカッと体験談」もお楽しみに♪※こちらは実際に募集したエピソードを漫画化しています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。(lamire編集部)(イラスト/副島あすか)"
2022年12月19日皆さんは、日常生活で何かトラブルに巻き込まれたことはありますか? 今回は「トラブルエピソード」を募集して作成した記事について、読者からの感想をまとめてみました!「就職活動」出典:lamire集団面接で…出典:lamire面接官の言動が…出典:lamire人によって態度を変えている…?出典:lamire我慢できず…出典:lamire辞退することに決めました。読者の感想必死に就職活動をしている中、面接で緊張しているのに、面倒官の態度が人によって違うなんてひどすぎると思いました。その会社を辞退した彼はその会社に入ってもいいことがなかったと思うので、辞退して正解だと思います!(32歳/主婦)人によってコロコロと態度を変える人の下で働いてもストレスが溜まるだけです。いくら好きな仕事でも嫌いになってしまう可能性があるので、辞退という選択は間違っていないと思います。(匿名)※こちらは実際に募集したエピソードを漫画化しています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。(lamire編集部)(イラスト/ちーず)"
2022年12月01日宮藤官九郎が作・演出を手掛ける「ウーマンリブシリーズ」のvol.15「もうがまんできない」が来春より上演されることが決定した。東京は渋谷。ラブホテルや雑居ビルが立ち並ぶ猥雑な裏街。出来たばかりのセレブリティなマンションの前に、古びたビルがある。そんな猥雑な街の一角で、メジャーになれない解散寸前のお笑いコンビ、デリヘル嬢と店長、浮気妻と間男など、訳ありな人々がたまたま出会い、ワンシチュエーションで交差し、ノンストップで駆け抜ける物語。本作は、宮藤さんが何物にもとらわれず、いまやりたいことを自由に、ストレートに表現する「大人計画」の公演。「もうがまんできない」は、ウーマンリブvol.14の作品として2020年に上演予定だったが、コロナ禍中、中止を余儀なくされ、のちに無観客で収録・放送されたものの、上演されること無く今日に至る幻の作品。そんな本作が2023年4月、ウーマンリブvol.15として心機一転、パワーアップして上演することに。阿部サダヲ、荒川良々、宮崎吐夢、平岩紙、「ウーマンリブシリーズ」9作連続参加の少路勇介、vol.14で多数の応募の中からオーディションで選ばれ俳優デビューした中井千聖に加え、宮藤さん自身も出演する、20年版と同じキャストが集結。また新たに、「大人計画」の舞台初出演となる仲野太賀、宮藤官九郎作品に多く出演する永山絢斗、現在「アトムの童」に出演中の皆川猿時を迎えた。<コメント>●宮藤官九郎(演出・出演)3年前、無観客での収録後、かえって消化不良でモヤモヤしました。阿部くんや荒川くんも「ちゃんとやりたいっすね!」と言ってて、俺だけじゃなく、みんなウケたい病なんだと嬉しくなりました。再演だけど初演です。お客さんの笑い声で完成させて下さい。もうがまんできない。●阿部サダヲ2020年公演中止から3年。やっとお客様の入った劇場で上演出来るのですね!嬉しいです!でもまだまだ、がまんしなきゃいけない事がいっぱいで…早くマスクなしで稽古して、お客さんもマスクなしで観劇して思いっきり笑ってもらえる日が来て欲しいです…キャストも少し変わって自分も3年歳とってまた新しい「もうがまんできない」をお観せ出来るように頑張ります!!よろしくお願いします。●仲野太賀ウーマンリブに参加できるなんて、最高です。脚本、演出で純度100%の宮藤さんの世界に飛び込めるのが本当に楽しみです。憧れの大人計画の皆さんとご一緒できるのも、本当に夢のようです。小学生の頃の自分に言ってやりたいくらいです。「おい!大人計画の舞台出ることになったぞ!」たぶん、寝小便しながら喜ぶと思います。今の僕ですら、オファーを頂いてちびりそうになったのですから。精一杯頑張ります。お楽しみに!●永山絢斗高校中パニックから10年だと!?早い…そしてキャストを見てア然。しかも芸人役。もう思いっきりやるしかない。相変わらず宮藤様の脚本は理解不能で圧倒されつつめちゃ笑いました。今回も本番中に笑いをこらえるのが大変そうです。皆さまに楽しんでもらえるよう頑張りますので、どうぞよろしくお願いします。●皆川猿時7月からパーソナルトレーニングをはじめた皆川猿時です。100キロを超えると正座ができなくなるって知ってました?和式便所とか最悪です。ひっくり返っちゃうもん。おらぁ、せめて、95キロになりたい!現在103キロ。「皆川さん、食事のほう、なんとかなりませんか?」入会当初、あんなにテンション高かったトレーナーさんがどんどん無表情に。はっきり申し上げます。がまんが苦手なんです。つーか、もうがまんできない。ええ。さっき、ラーメン屋さんをハシゴしちゃいました(笑)。ええ。がんばります。よろしくお願いします。●荒川良々アレはたしか東京オリンピック前でした…オリンピックの記憶がありません。当然芝居の記憶も無いのでまた一からやります!再演とはいえお客さんの前で一度もやってませんので初演です。出演者も少しかわるそうです。楽しみでなりません。一生懸命にやります。皆様ゼシ劇場に笑いに来て下さい。●宮崎吐夢2020年の『もうがまんできない』のときは、ちょうどコロナ禍が始まった頃で世の中も稽古場の雰囲気もどんどん暗く殺伐としていって、それも春になればすっかり収まる気でいましたが、2年以上経っても未だ収束する気配も無く。とにかく、新しくご一緒する方々とも仲良く楽しく無事に千穐楽まで迎えられたら、それだけが私の願いです。●平岩紙待っていました!お客さんの笑い声が聞ける日を。嬉しいです。キャスト新たに楽しい稽古を経て劇場に参りますので、どうぞよろしくお願い致します!●少路勇介この舞台を上演出来る事、本当に嬉しく思っています。中止になってから約3年、あの時からガラッと生活様式は変わり、人との繋がりも薄れ、不安やストレスを感じ生活をして来ました。そもそも舞台の内容が、ストレスフルの人達が、一堂に会し展開していくお話なので、今の時代にぴったりだと思いました。是非劇場にお越し頂き楽しい時間を過ごして頂けたら嬉しいです!●中井千聖また稽古ができるのがうれしいです。皆川さんがお父さんなのも、仲野さん永山さんのコンビも、今からすごく楽しみです!本多劇場に芝居を観に行くたびに、切ない気持ちがどこかにありましたが、ついに(今度こそ!)お客さんの前でできることがなにより一番楽しみです!ウーマンリブvol.15「もうがまんできない」は2023年4月14日(金)~5月14日(日)本多劇場、5月18日(木)~31日(水)サンケイホールブリーゼにて上演。(cinemacafe.net)
2022年11月21日2023年4月14日(金) から5月14日(日) にかけて本多劇場にて『ウーマンリブ vol.15「もうがまんできない」』が上演されることが決定した。「ウーマンリブシリーズ」は宮藤官九郎が作・演出を手掛け、何物にもとらわれず今やりたいことを自由にストレートに表現する大人計画の公演。1996年『ウーマンリブ vol.1「ナオミの夢」』からスタートした同シリーズは、大人計画メンバーに加え、作品ごとに個性豊かなゲストを迎え上演されてきた。「もうがまんできない」は、ウーマンリブ vol.14の作品として2020年に上演される予定だったが、コロナ禍により中止に。後に無観客で収録・放送されたものの、上演されること無く今日に至る幻の作品となっている。「劇場で、お客さまの前で上演したい!」「お客さまに生の舞台としてご覧頂きたい!」という想いから、2023年4月に心機一転、パワーアップして上演することとなった。キャストは、来年2月17日(金) に映画『シャイロックの子供たち』の公開が控える阿部サダヲ、一度見たら忘れられない風貌で振り幅の広い演技に定評がある荒川良々、ドラマや映画、ナレーションなど多岐わたり出演し、シンガーとして、そして小説・エッセイなどの執筆と幅広く活躍する宮崎吐夢、映画『ツユクサ』、ドラマ『僕の姉ちゃん』『監察医朝顔2022スペシャル』などに出演した平岩紙、「ウーマンリブシリーズ」に9作連続で参加する少路勇介、vol.14「もうがまんできない」のオーディションを経て俳優デビューし、その後、舞台『三十郎大活劇』、ドラマ『連続ドラマW 鵜頭川村事件』などに出演した中井千聖、そして宮藤官九郎自身も出演するなど、20年版と同じメンバーが集結する。また新たな出演者として、ドラマ『拾われた男』『初恋の悪魔』などに次々主演し、今回が大人計画の舞台初出演となる仲野太賀、約10年ぶりに宮藤作・演出の舞台に出演する永山絢斗、現在日曜劇場『アトムの童』に出演中の皆川猿時を迎える。『ウーマンリブ vol.15「もうがまんできない」』は、東京公演の後に大阪サンケイホールブリーゼで上演される。<コメント>■宮藤官九郎(演出・出演)3年前、無観客での収録後、かえって消化不良でモヤモヤしました。阿部くんや荒川くんも「ちゃんとやりたいっすね!」と言ってて、俺だけじゃなく、みんなウケたい病なんだと嬉しくなりました。再演だけど初演です。お客さんの笑い声で完成させて下さい。もうがまんできない。■阿部サダヲ2020年公演中止から3年。やっとお客様の入った劇場で上演出来るのですね!嬉しいです!でもまだまだ、がまんしなきゃいけない事がいっぱいで……早くマスクなしで稽古して、お客さんもマスクなしで観劇して思いっきり笑ってもらえる日が来て欲しいです……キャストも少し変わって自分も3年歳とってまた新しい「もうがまんできない」をお観せ出来るように頑張ります!!よろしくお願いします。■仲野太賀ウーマンリブに参加できるなんて、最高です。脚本、演出で純度100%の宮藤さんの世界に飛び込めるのが本当に楽しみです。憧れの大人計画の皆さんとご一緒できるのも、本当に夢のようです。小学生の頃の自分に言ってやりたいくらいです。「おい!大人計画の舞台出ることになったぞ!」たぶん、寝小便しながら喜ぶと思います。今の僕ですら、オファーを頂いてちびりそうになったのですから。精一杯頑張ります。お楽しみに!■永山絢斗高校中パニックから10年だと!?早い……そしてキャストを見てア然。しかも芸人役。もう思いっきりやるしかない。相変わらず宮藤様の脚本は理解不能で圧倒されつつめちゃ笑いました。今回も本番中に笑いをこらえるのが大変そうです。皆さまに楽しんでもらえるよう頑張りますので、どうぞよろしくお願いします。■皆川猿時7月からパーソナルトレーニングをはじめた皆川猿時です。100キロを超えると正座ができなくなるって知ってました? 和式便所とか最悪です。ひっくり返っちゃうもん。おらぁ、せめて、95キロになりたい! 現在103キロ。「皆川さん、食事のほう、なんとかなりませんか?」入会当初、あんなにテンション高かったトレーナーさんがどんどん無表情に。はっきり申し上げます。がまんが苦手なんです。つーか、もうがまんできない。ええ。さっき、ラーメン屋さんをハシゴしちゃいました(笑)。ええ。がんばります。よろしくお願いします。■荒川良々アレはたしか東京オリンピック前でした……オリンピックの記憶がありません。当然芝居の記憶も無いのでまた一からやります!再演とはいえお客さんの前で一度もやってませんので初演です。出演者も少しかわるそうです。楽しみでなりません。一生懸命にやります。皆様ゼシ劇場に笑いに来て下さい。■宮崎吐夢2020年の『もうがまんできない』のときは、ちょうどコロナ禍が始まった頃で世の中も稽古場の雰囲気もどんどん暗く殺伐としていって、それも春になればすっかり収まる気でいましたが、2年以上経っても未だ収束する気配も無く。とにかく、新しくご一緒する方々とも仲良く楽しく無事に千穐楽まで迎えられたら、それだけが私の願いです。■平岩紙待っていました! お客さんの笑い声が聞ける日を。嬉しいです。キャスト新たに楽しい稽古を経て劇場に参りますので、どうぞよろしくお願い致します!■少路勇介この舞台を上演出来る事、本当に嬉しく思っています。中止になってから約3年、あの時からガラッと生活様式は変わり、人との繋がりも薄れ、不安やストレスを感じ生活をして来ました。そもそも舞台の内容が、ストレスフルの人達が、一堂に会し展開していくお話なので、今の時代にぴったりだと思いました。是非劇場にお越し頂き楽しい時間を過ごして頂けたら嬉しいです!■中井千聖また稽古ができるのがうれしいです。皆川さんがお父さんなのも、仲野さん永山さんのコンビも、今からすごく楽しみです!本多劇場に芝居を観に行くたびに、切ない気持ちがどこかにありましたが、ついに(今度こそ!)お客さんの前でできることがなにより一番楽しみです!<公演情報>『ウーマンリブ vol.15「もうがまんできない」』『ウーマンリブ vol.15「もうがまんできない」』仮チラシ■東京公演2023年4月14日(金)〜5月14日(日) 本多劇場■大阪公演2023年5月18日(木)~5月31日(水) サンケイホールブリーゼ作・演出:宮藤官九郎出演:阿部サダヲ / 仲野太賀 / 永山絢斗 / 皆川猿時 / 荒川良々 / 宮崎吐夢 / 平岩紙 / 少路勇介 / 中井千聖 / 宮藤官九郎■あらすじ東京は渋谷。ラブホテルや雑居ビルが立ち並ぶ猥雑な裏街。出来たばかりのセレブリティなマンションの前に、古びたビルがある。そんな猥雑な街の一角で、メジャーになれない解散寸前のお笑いコンビ、デリヘル嬢と店長、浮気妻と間男など、訳ありな人々がたまたま出会い、ワンシチュエーションで交差し、ノンストップで駆け抜ける物語。公式HP:問合せ:大人計画03-3327-4312(平日11:00~19:00)
2022年11月21日2023年1月13日(金) に公開される映画『イチケイのカラス』に出演する新たなキャスト7名が発表された。本作は、講談社『モーニング』で連載されたマンガ『イチケイのカラス』を原作に、2021年4月期にフジテレビ系列月曜9時枠にて放送された連続ドラマの劇場版。メガホンをとるのは、映画『コンフィデンスマンJP』シリーズはじめ、数々のヒット作を手掛けてきた田中亮監督。脚本は映画『プラチナデータ』やドラマ『絶対零度』シリーズを手掛ける浜田秀哉が担当し、ドラマから引き続きタッグを組む。東京地方裁判所第3支部第1刑事部<通称:イチケイ>を去ってから2年後、岡山県瀬戸内に異動になった裁判官・入間みちお(竹野内豊)は、史上最年少防衛大臣にまつわる傷害事件を担当。事件の背景にあった近海で起きたイージス艦の衝突事故を調べていくが、航海内容は全て国家機密。みちおは伝家の宝刀「職権発動」が通用しない難敵に挑んでいくこととなる。一方で、みちおと共に数々の事件を裁いてきたエリート裁判官・坂間千鶴(黒木華)は、裁判官の他職経験制度のもと、みちおの隣町で弁護士として働き、町を支える地元大企業に関わる事件を担当するが、そこにある疑惑が……。新たに発表されたのは、坂間が弁護士として働く岡山県日尾美町やその地域にある大手企業「シキハマ株式会社」の面々。「シキハマ株式会社」の産業医を務め、坂間と姉妹のように仲良くする小早川悦子役に吉田羊、悦子の夫で町役場の職員・小早川輝夫役を宮藤官九郎、「シキハマ株式会社」の顧問弁護士を務め、今回坂間と法廷で敵対する相手・三田村武晴役を尾上菊之助、「シキハマ株式会社」の工場長を務める強面の木島昌弘役を平山祐介、日尾美町の和菓子屋で働くお調子者の植木幸太郎役を八木勇征が務める。さらに、今作の鍵である「イージス艦と貨物船の衝突事故」により帰らぬ人となった貨物船の船長・島谷秀彰役を津田健次郎、事故の真実を知りたいあまり傷害事件を引き起こしてしまう妻・島谷加奈子役を田中みな実が演じる。併せて、今回発表されたキャスト陣も登場する本ポスタービジュアルが公開された。みちおと坂間が背中合わせで並ぶ姿、そしてその隣に掲げられた「真実を明らかにするために――」「本当に裁かれるべきは誰か――」という意味深な言葉。みちおと坂間の境界線を中心に豪華俳優陣が左右対称に並べられたレイアウトは、今回2人が立ち向かう「イージス艦の海難事故」と「地元大企業の秘密」という国を揺るがしうる“2つの闇”を象徴的に感じさせる。ポスタービジュアルは、11月11日(金) より全国の映画館(※一部地域を除く)にて順次掲出される。<作品情報>映画『イチケイのカラス』2023年1月13日(金) 全国公開映画『イチケイのカラス』本ポスタービジュアル原作:浅見理都『イチケイのカラス』(講談社モーニング KC 刊)監督:田中亮脚本:浜田秀哉音楽:服部隆之【出演】竹野内豊 / 黒木華 / 斎藤工 / 山崎育三郎 / 柄本時生 / 西野七瀬 / 田中みな実 / 桜井ユキ / 水谷果穂 / 平山祐介 / 津田健次郎 / 八木勇征 / 尾上菊之助 / 宮藤官九郎 / 吉田羊 / 向井理 / 小日向文世映画『イチケイのカラス』予告公式サイト:
2022年11月08日宮藤官九郎脚本で贈る染谷将太主演正月時代劇「いちげき」の新たなキャストとキャラクタービジュアルが公開された。本作は、小説「幕末一撃必殺隊」を原案にしたコミック「いちげき」を原作に、幕末期、江戸を騒がせていた勤皇浪士を自称する者や薩摩藩士による御用盗に対応するため、農民を集めて結成された特殊戦闘部隊「一撃必殺隊」の活躍を描く物語。そして今回、ウシ(染谷さん)たち百姓集団「一撃必殺隊」の世話をする飯炊き娘、ドラマオリジナルキャラクター・キクを、『獣道』『ちょっと思い出しただけ』などに出演、12月には『月の満ち欠け』の公開を控える伊藤沙莉が演じることが明らかに。さらに、ウシやイチ(町田啓太)と共に、島田(松田龍平)に集められた一撃必殺隊メンバーとして、神通力が使える癒やし系キャラ・ワサこと和三郎役を塚地武雅、ひょうひょうとしたお祭り男センこと仙太役を岡山天音、ウシの弟分で心優しき大男ヨネこと米吉役を高岸宏行、お調子者の女好きウメこと梅吉役を細田善彦、仲間思いで隊一番の韋駄天マツこと千代松役を上川周作が演じることが決定した。<キャストコメント>・染谷将太こんなに喜怒哀楽を感じる撮影は初めてでした。一撃隊の皆と笑って泣いて戦い続けました。丑五郎は実直で説教くささのない真のヒーローだと思い演じております。個性的な一撃隊も各々が確固たる正義を持っています。それは綺麗事だけではなく、人間臭い信念であり、自分の胸に突き刺さりました。旨みを凝縮した濃厚スープ、でも後味スッキリ、思わず笑顔になってしまう作品です。新年からこの作品のエネルギーを貰って欲しいです!・町田啓太侍への強い憧れを抱く農民、市造を演じます。時代と力に翻弄されながらも、それぞれが決められた運命を自ら変えようとするエネルギー溢れる作品になると思います。今の時代を生きている自分にも、ヒリヒリとしたものが芽生えました。是非ご期待ください。・伊藤沙莉人生で一度だけファンレターを書いたことがあります。その宛先が宮藤官九郎さんでした。念願の宮藤作品で時代劇デビューができたこと、本当に心底歓喜致しました。一撃必殺隊の皆様は、とにかく個性豊かで面白くて優しい方ばかりで、現場に行くのが毎度楽しみでした。カメラが回っていないところでも、皆様のやりとりを見聞きしているのが、本当に楽しかったです。新春のお茶の間で、視聴者の皆様とお会いできるのも、とても嬉しいですし、楽しみです。・塚地武雅僕自身アクションスターに憧れ、中高剣道部だったので、殺陣をやりたいとずっと思ってたのですが、今まで時代劇に出演しても代官、公家、家老、あるいは百姓、使用人と、どちらかに振れてて殺陣をすることがなく…。今回、武士役でとうとう念願の殺陣を!ワサは神通力がある男ですが、使い方が分からず天気くらいしか当てれない男。愛すべきキャラクターになってたら幸いです。百姓が武士に選抜され、攻めしか教わらずに隊を組む。その危うさ、荒々しさ、儚さを是非ご覧ください。原作の面白さ、宮藤さんのキャッチーな脚本、絶妙です!良い正月になりますよう是非。・岡山天音かねてより原作者である松本先生の作品が大好きだったので、今作に参加できた事は、とても嬉しかったです。時代劇と聞くと身構えてしまいますが、原作を読んでいた時から、その斬新な設定にワクワクしていました。それぞれ色合いの異なる共演者の皆様と、隊として一つの共同体を織り成して行く日々は、とても刺激的な時間でした。幕末を舞台にした一撃必殺隊の物語が、「今」と呼応する新年を、心から楽しみにしております。・高岸宏行正月時代劇「いちげき」米吉役のティモンディの高岸です!一撃必殺隊の仲間を熱く想いやる絆や、果敢に挑戦をしていく姿から勇気をもらえる作品となっていると思います!「いちげき」を観て 2023 年の最高のスタートを切れる活力として頂けるように、僕も全身全霊でチャレンジさせていただきました!「いちげき」を観て素敵な一年にしよう!みんなならやればできる!・細田善彦「侍は嫌いだ!」と口にするけど、なれると言われたら、「なりたい!」と素直に答えてしまう愛らしい百姓たちは、現代に生きる我々にも共感しやすいキャラクターたちだと思います。しかし、いざ夢の侍になってみると、青く見えていた隣の芝は…。染谷さんを中心とした一撃必殺隊と過ごした時間は、常にアイデアが求められる刺激的な時間でした。“いちげき“よろしくお願いします。・上川周作今回僕が演じた千代松は、農民を集めて構成した特殊戦闘部隊「一撃必殺隊」の中でも並外れた足の速さを持つ役です。一度も武器を持って戦った事がない農民がどうやって武士と互角に戦っていくのか、手に汗握る展開にハラハラドキドキしました!「悪いヤツら」を成敗しようと奔走する一撃必殺隊が、幕末を舞台に闘った数日間のお話です。是非ご覧ください!・松田龍平ドラマいちげきに参加させて頂きました。僕の役所は島田という男で、百姓を侍に仕立てて隊を組むという面白い役所です。時代が大きい音をたてて変わろうとする幕末に、刀を握ったこともない百姓が侍になろうと夢みる姿にぐっとくるものがあるのではないかと思います。ぜひご覧下さい。正月時代劇「いちげき」は2023年1月3日(火)21時~総合/BS4Kにて(89分)放送。(cinemacafe.net)
2022年10月31日阿部寛、尾野真千子、宮藤官九郎、大島優子らが出演する現在配信中のドラマ「すべて忘れてしまうから」より、Chara演じる「Bar 灯台」のオーナー・カオルが、ディズニーソングを弾き語る場面写真が到着した。本作は、突如姿を消した恋人をめぐる、ミステリアスでビタースイートなラブストーリー。阿部さん演じる流されるままに生きるそこそこ売れっ子のミステリー作家“M”は、尾野さん演じる消えた恋人“F”を探すことにするが、次第に“M”の知らなかった“F”の一面や秘密が明らかになっていく。本日配信の第5話では、音楽を愛するカオルによる一夜限りのスペシャルパフォーマンスが開演。ディズニー長編アニメーション映画『白雪姫』でお馴染みの名曲「いつか王子様が」を、アコースティックギターで弾き語っている。本作で26年ぶりの演技披露、ドラマ初出演&初歌唱となるCharaさん。多くの人が耳にしたことのあるこの楽曲も、Charaさんのしっとりとした甘いウィスパーボイスと、語り掛けるような歌い方で唯一無二の楽曲へと様変わり。本編ではカオルと料理人・フクオ(宮藤さん)との日常が差し込まれており、フクオへ想いを寄せているようにも見えるカオルの気持ちと歌詞がリンクする、甘く切ない映像にも仕上がっている。Charaさんは本シーンについて、監督・沖田修一からの提案だったと語っており、「沖田監督が、私が歌う曲は『いつか王子様』がいいと仰ってくれて。撮影前の空き時間は楽屋に戻って、ずっと必死にギターを練習していました」と撮影をふり返っている。また場面写真は、アコースティックギターを構えるカオルが、オーディエンスに笑顔で手を振る姿が写し出され、カオルというキャラクターが、Charaさん自身の等身大の姿のようにも写る、印象的な一枚となっている。「すべて忘れてしまうから」はディズニープラス「スター」にて独占配信中。(cinemacafe.net)
2022年10月12日染谷将太、町田啓太、松田龍平が出演する正月時代劇「いちげき」の制作開始が発表された。大政奉還直後の江戸。徳川滅亡を図り江戸城下でろうぜきの限りを尽くす薩摩藩士に対し、大規模な戦争を避けたい勝海舟は、会津藩の武士でも庄内藩の武士でもなく「村の力自慢」や「大男」、「村一番の速足」や「機転の利く小男」などバラエティーに富んだ百姓たちを寄せ集め、私設部隊を秘密裏に立ち上げる。多額の報奨金を目当てに集まった丑五郎(染谷さん)や市造(町田さん)ら百姓たちは、初めて握る刀に動揺しながらも、元新選組隊士の島田幸之介(松田さん)に特別な訓練を受け、日に日に成長。そして初陣。雄たけびとともに威勢よく出陣した百姓軍団の彼らには「一撃必殺隊」という名が付けられた――。本作は、小説「幕末一撃必殺隊」を原案にしたコミック「いちげき」を原作に、幕末期、江戸を騒がせていた勤皇浪士を自称する者や薩摩藩士による御用盗に対応するため、農民を集めて結成された特殊戦闘部隊「一撃必殺隊」の活躍を描く物語。「激動の幕末時代、人知れず命をかけて戦った者達の話。こんなに燃える話、ほかにありますでしょうか?」とすでにワクワクしている様子の染谷さんは、「パッションとエネルギー溢れる松田監督と共に一撃隊を全うした後、見られる景色は一体どんな景色なのか?誰が見ても楽しめる痛快で爽快な時代活劇、2023年が爽快な年になるように丹誠を込めて現場に挑みたいと思っております」と意気込む。脚本を担当する宮藤官九郎は、本作が初めての時代劇。「原作はややシリアスだけど、講談の語りが入ると爽快な青春活劇に仕上がるんじゃないかと、脚本も書いてないのに神田伯山先生にオファーしましたところご快諾頂きました。ラジオの友は真の友です。一撃隊のウシ役に染谷将太くん、イチ役に町田啓太くん、指揮を取る幕臣島田に松田龍平くん。自分にとって初めてづくしのこの作品に、賑やかな顔ぶれが集結してくださいました。お正月早々、ちょっと暑苦しいかもしれませんが、楽しんで頂けたら嬉しいです」とコメントしている。正月時代劇「いちげき」は2023年1月、総合・BS4Kにて放送予定。(cinemacafe.net)
2022年09月05日日常では何かと理不尽なことも多く、モヤモヤするような出来事はありませんか?今回は実際に募集したそんなモヤモヤを吹き飛ばしてスカッとさせてくれるエピソード「オンライン面接で…」を漫画にしてご紹介します!「オンライン面接で…」出典:lamireやらかした…でも面接はがんばろう!出典:lamireまさかの高評価!出典:lamire中身を見てくれた面接官にスカッと!出典:lamireスウェットで参加してしまったものの、最後まで真面目に面接をやり切った投稿者…。そんな彼のがんばりを面接官は見ててくれましたね♪以上、スカッと体験談でした。次回の「スカッと体験談」もお楽しみに♪※こちらは実際に募集したエピソードを漫画化しています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。(lamire編集部)(イラスト/うめたま堂本舗)"
2022年08月20日日常では何かと理不尽なことも多く、モヤモヤするような出来事はありませんか? 今回は実際に募集したそんなモヤモヤを吹き飛ばしてスカッとさせてくれるエピソード「就職活動」を漫画にしてご紹介します!「就職活動」出典:lamire集団面接で…出典:lamire面接官の言動が…出典:lamire人によって態度を変えている…?出典:lamire我慢できず…出典:lamire辞退することに決めました。就職活動ではいろいろと大変なことも多いかと思いますが、このような面接官だとさすがにモヤモヤしてしまいますね…。この先、素敵な会社との出会いがあるといいですね。以上、スカッと体験談でした。次回の「スカッと体験談」もお楽しみに♪※こちらは実際に募集したエピソードを記事化しています。(lamire編集部)(イラスト/ちーず)"
2022年07月24日就職活動中は、自分自身と向き合う機会が多いもの。自分の人生について考える中で、悩む人もいるでしょう。フリーランスで人事を行っている、まう(mau.essay)さんは、面接で出会った大人しくて目立たないタイプの女性の印象的なエピソードを、フィクションを交えた上で漫画に描きました。『ある日の面接』当時、飲食系企業の面接を担当していたまうさん。同じ大学の学科に通う友達と別の道を歩もうか、迷うM木さんと出会います。女性の役職者が少なかった当時は、よほど評価をされないとサブリーダーにはなれませんでした。M木さんの並々ならぬ努力を想い、まうさんは店長が書いた評価を読みます。すると、就職してからのM木さんの活躍が見えてきました。自分らしい選択の結果まうさんは、開店前の店に足を運び、M木さんにインタビューを行いました。M木さんは、リーダーらしいというより、スタッフたちから頼られると同時に慕われる『隣の優しいお姉さん』タイプに成長。副責任者として食材の仕入れなども任されており、インタビュー中も何度かスタッフから声を掛けられていました。M木さんの活躍は、本人はもちろん、採用した企業や、面接を担当したまうさんも嬉しいもの。それぞれの想いや希望が合致したからこその結果でしょう。面接の際に、内定が欲しくて自分が企業にマッチしているように見せるテクニックを駆使する人もいますが、それで就職できても、M木さんのような成長は難しいかもしれません。自分がやりたいことに向かって進むことの大切さが感じられるエピソードですね![文・構成/grape編集部]
2022年07月22日ディズニープラス「スター」で独占配信される日本発オリジナルドラマシリーズ『すべて忘れてしまうから』。この度、本作にCharaと宮藤官九郎が出演することが発表された。あわせてそれぞれの個性が光る場面写真も公開となった。本作は、昨今作品が次々と映像化され、今最も話題の作家のひとりである燃え殻の同名エッセイを、国内トップクリエイターがドラマ化するもので、ハロウィンの夜に突如姿を消した“彼女”をめぐる、ミステリアスでビタースイートなラブストーリーが描かれている。主演を務めるのは、長年俳優として第一線で活躍し、本作がキャリア初の配信ドラマ出演かつ『まだ結婚できない男』(2019年)以来となるラブストーリー作品への出演となる阿部寛。阿部は大した賞も大ヒット作もないまま小説を描き続けているという地味で主体性がないミステリー作家“M”を演じる。この度、発表された出演者は、“M”が通う行きつけのバーであり、ハロウィンの夜に”彼女”が消えた場所でもある、物語のキーとなる舞台、灯台にかかわるキャラクターたち。バーのオーナー・カオル役には、1996年公開の『スワロウテイル』以来26年ぶりの演技となり、配信作品はもちろん、ドラマ作品への出演も本作が初となるChara。そして同じバーで働く元バンドマンの料理人・フクオ役を宮藤官九郎が務める。Charaが主演の阿部と共演するのは今回が初。宮藤と阿部は『大帝の剣』以来2度目の共演となる。オファーを受けたCharaは、出演を快諾した理由を「音楽絡みの役柄だったのと、私にやって欲しいという熱意が伝わったからです」と語った。また、「新しい事をやるのは、とても楽しいからね」と、新たな挑戦への興味もあったことを明かした。今回演じるカオルと自身が似ているところを聞かれると、「Charaに寄せてくれたんでしょうか?女性でシングルマザーで息子もいるところと音楽を愛しているところかしら?カオルさんの方が謎めいてるかな」と重なるところも多かった様子。主演の阿部に関しては、「かっこよかったです。声とか低くて素敵でした」と現場で初めて会ったときの印象を明かした。宮藤は、初めて本作の話を聞いたときの思いを、「嬉しかったです。俳優として連続ドラマに出るのも久しぶりですし、阿部さんとも15年ぶりの共演だし。監督陣はじめスタッフも若く才能溢れる方々だし、何しろ衣裳がいちいちオシャレで、着て帰りたいくらいでした」と語った。今回演じる料理人・フクオに関しては、「なんか、いい加減に生きているように見えて、自分の半径数メートルの世界を大事にしているんだろうなと。20代半ばまで深夜営業の居酒屋でバーテンのような事をしていたので、自分でも驚くほど自然に溶け込むことが出来ました」と、自身の昔の経験が今回演じる上で役に立ったことを明かし、久々の共演となった主演の阿部とは、「10数年前に、広島の山の中で1カ月くらい、終わらないんじゃないかという過酷な撮影を共にして以来でしたが、いい声でボソっと、くだらない事を仰るところは、まるで変わってなくて、懐かしかったです」と、久々の撮影に昔を思い出す場面もあり、また、「阿部さんの役はすごく情けなくて、関係性も、ちょっとだけ僕の方が優位だったのが、新鮮でした」と語った。本作の魅力については、「現場でもらう差し込みの台詞がいちいち秀逸で、そのディティールに、監督が何を大切にされているかが滲み出ているような気がして、そういう細部にこそ、このドラマの本質があるんじゃないかなと思いました」と、脚本家でもある宮藤ならではの視点で語った。また、製作陣は、「Charaさんは、映画『スワロウテイル』での圧倒的な存在感は多くの邦画ファンの脳裏に鮮烈な記憶として刻まれています。その元来のカリスマ性が、本作の持つ誰の記憶にも繋がるような日常ドラマを、特別な味わいに仕立ててくれるものと確信して、監督たちの満場一致を受けてご出演を依頼しました」とCharaへのオファーの経緯を語った。また、宮藤に関しては、「人間・宮藤官九郎には格別な色気が漂っています。それは人生において様々な事象を深く見つめ、触れてきたからこそ醸し出されるものだと思いますし、そんな宮藤さんだからこそ、掴み所のないフクオという役柄に実在感を持たせることができると思いました」とオファー理由を明かした。最後に楽しみにしている視聴者へ、Charaは「独特のドラマスタイル。原作から、気になっている人も、役者さんから気になる人も楽しめるといいな」と語り、宮藤は「無理に感情を誘導せず、強引に盛り上げたり、泣かせようとしたりせず、それでも、大人の子供っぽさとか、若者の達観とか、生きにくい社会とか、現代を切り取っている、珍しいドラマだと思います。その中で、珍しくオシャレな服を着て、珍しく良いこと言ったり言わなかったりしている僕を観てください」とコメントした。あわせてカオルとフクオの場面写真も公開。カオルが満面の笑みでワイングラスを傾けながら談笑する姿、フクオがリラックスした表情でドラムを演奏しようとしている姿と、どちらも劇中のキャラクター性はもちろん、ふたりの個性が伝わってくる場面写真となっている。【配信情報】オリジナルドラマシリーズ『すべて忘れてしまうから』9月ディズニープラス「スター」で独占配信
2022年07月20日社会人として働くうえで、多くの人が避けては通れない就職活動。書類審査を通過しても、面接という第2関門が待ち構えています。あがり症の人や口下手な人はもちろんのこと、どんな質問が飛び出るかが分からない面接は、苦手意識を持つ人が多い模様。それでも、仕事に就くため、そしてお金を稼ぐため…人は面接に挑むのです。4コマ漫画『面接』オカトマト(@tomatokeikakuan)さんがTwitterに投稿したのは、今まさに、面接に挑もうとしている男性を描いた創作漫画。しかし、男性は予定されていた面接の時間に遅れてしまったようです。これでは、計画性のない人とみなされ、落とされてしまう可能性もあるでしょう。そんな彼に対し、面接官は…。4コマ漫画「面接」 pic.twitter.com/RMjt32Hnf7 — オカトマト@4コマ毎日投稿 (@tomatokeikakuan) June 24, 2022 男性が面接に遅刻した理由は、面接官である社長を助けたため!「助けた相手は、実は偉い人だった」…という流れは、現実でもフィクションでも、時々耳にする展開です。そんな『あるある』な展開の流れで、社長はお礼として、彼にとっておきの情報を伝えることにします。「この会社には入らない方がいい」…と。一体、この会社では何が起こっているのでしょうか。会社の『闇』を知っている社長は、彼がかわいそうな目に遭う前に助けてくれたのかもしれません…。いろいろな想像ができるダークなオチに、多くの人から反響が上がりました。・面接の時点でハッキリと伝えてくれるのは、ある意味最高に優しいな…。しかし闇が深い。・「そっちかよ!」ってなったわ。社長の笑顔が意味深で、怖すぎる…。・「ブラックだからやめておけ」と「人情を優先する人はいらない」の二通りあって面白い。男性は面接終了後、どのような気持ちで帰路についたのでしょうか。「入る前に教えてもらえてよかった!」と、満面の笑みを浮かべていたかもしれません…。[文・構成/grape編集部]
2022年06月25日台湾映画『1秒先の彼女』の日本版リメイクの製作が決定。監督:山下敦弘と脚本:宮藤官九郎が初タッグを組み、2023年に公開を予定している。『1秒先の彼女』は、何をするにも人よりワンテンポ早い彼女と遅い彼の、消えた“1日”を巡るラブストーリー。愛すべきはみ出し者たちをユーモアと優しさ溢れる眼差しで描いてきたチェン・ユーシュン監督が、20年前から温めていた脚本を基に撮りあげた本作は、第57回台湾アカデミー賞(金馬奨)で最多5冠(作品賞、監督賞、脚本賞、編集賞、視覚効果賞)に輝いた。今回製作が明らかになったリメイク版では、舞台を日本に移し、新たに生まれ変わる。『リンダ リンダ リンダ』『苦役列車』を手掛け、国内外で高く評価される山下監督は「『1 秒先の彼女』を観て主人公のシャオチーを演じるリー・ペイユーのファンになり、リメイクに名乗りを挙げさせていただきました」と製作の経緯をふり返り、「自分としては5年振りの長編映画なので、初作品を作る新人監督のつもりで臨みたいと思っています」と意気込む。近年では大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」や「俺の家の話」が話題となった宮藤さんは「いよいよ監督と脚本家という、シャレにならない形で関わることになりました。感無量です」と今回の形での初タッグを喜び、「既存の作品のリメイクは初めての経験でしたが、オリジナルのファニーで可愛らしい印象は残しつつ、せっかく山下監督が撮るんだからと欲張って、人生の苦み、もどかしさ、おかしみなどのエッセンスを盛り込み、我ながらいい塩梅に変換できたと思います」とリメイクへ自信を見せている。『1秒先の彼女』の日本版リメイクは2023年公開予定。(cinemacafe.net)■関連作品:1秒先の彼女 2021年6月25日より新宿ピカデリーほか全国にて公開©︎MandarinVision Co, Ltd
2022年05月09日舞台『命、ギガ長ス』は’19年に松尾スズキさんがプロデュースし、作・演出・出演を務めた二人舞台。今回、“W”と銘打った再演では松尾さんが演出に徹し、宮藤官九郎さんと安藤玉恵さん、三宅弘城さんとともさかりえさんの2組で上演される。松尾スズキ作品で二人芝居に挑戦。俳優としての心境は?「再演ものって、じつはなるべく避けてきたんです。自分の中で、前回とは違うことをやらなきゃいけないんじゃないかと変に構えてしまって、素直に役を演じられないというか…。この作品も、初演の松尾さんが演じた記憶がまだ鮮明にありましたからね。ただ、この機会を逃すと、次また松尾さんの演出を受けられるまでに相当時間が空くだろうなというのはあって、それならやるか、と」というのも、宮藤さんが松尾さんの演出作品に出演するのは10年ぶり。それゆえ「大人計画の劇団員でいながら、どうしても他の役者さんみたいには頻繁に出られないから、それに対する焦りもあって…」と語る。「同じ劇団の阿部(サダヲ)くんとか皆川(猿時)くんとかが松尾さんと一緒に芝居をしているのを客席で観てると、楽しいんだろうなって思って、やっぱりちょっと羨ましいんです。終演後に挨拶に行って、男子楽屋のぐっちゃぐちゃな感じを目にして、なんかいいなって思ったり」いまや朝ドラに大河ドラマも手がける当代きっての人気脚本家だ。それでもなお、本人の中で劇団員であるという肩書が大きな位置を占めているということに少し驚かされる。「大人計画って、他に行き場のない人たちがいま残っていて、長く付き合っていくために、お互い距離を取りながらうまいバランスを保っている感じなんですけど、やっぱり変な結びつきみたいなものは感じるんですね。でも、やり続けている理由の一番は、松尾さんの世界観なんだと思います。最初に現場で演劇を教わった人だし、シンプルに作品が本当に面白いんですよね。読んで面白い台本でもやってみたらわからないってものはあるけれど、松尾さんのホンの場合、劇団に入って間もない頃のまったくの素人だった僕みたいな人間が、書いてあることをそのまま言っただけでお客さんに笑ってもらえて、やっぱ面白いんだって思った原体験があって。しかもそれが、毎回更新されていってるんですよね」この「お客さんにウケたい」が、作家として忙しい日々を送りながらも俳優として舞台に立つ理由だそう。「昨日ウケたのに今日はウケないのはなんでだろう、と考えるのも面白いし。笑いじゃない方向の作品でも、こっちの芝居でお客さんの気持ちが動くのが空気でわかることがあって、気持ちいいんですよね。それが自分のホンならなおさらだけど(笑)。ここ10年、ずっと部屋でパソコンばっかり見て過ごしているから、こうして何年かに1回役者だけの現場があると、日光浴びているような感じがするのかな」今作の題材は、近年社会問題となっている8050問題。認知症の母親と50代のアルコール依存症でニートの息子を主軸に、ドキュメンタリー作家志望の女子大生が絡み、物語はひと筋縄ではいかない展開に。「人間の強さというかしたたかさを描いていて、皮肉が効いているところが松尾さんらしいなと。しかもSE(効果音)が人の声っていうめちゃくちゃ実験的なこともやっていたりする、視点が本当に面白いです」東京成人演劇部vol.2『命、ギガ長スW(ダブル)』ドキュメンタリー作家を目指す女子大生が取材対象に選んだのは、認知症の母親とニートでアルコール依存症の息子という家族。しかし取材が進むうち、親子の思わぬ真実が見えてきて…。3月4日(金)~4月3日(日)下北沢 ザ・スズナリ作・演出/松尾スズキ出演/[ギガ組]宮藤官九郎、安藤玉恵[長ス組]三宅弘城、ともさかりえ指定席6500円ほか大人計画 TEL:03・3327・4312(平日11:00~19:00)大阪、北九州、松本公演あり。くどう・かんくろう1970年7月19日生まれ、宮城県出身。脚本家としての近作に、ドラマ『俺の家の話』、映画『土竜の唄FINAL』など。TBSラジオ『宮藤さんに言ってもしょうがないんですけど』でパーソナリティを務めている。※『anan』2022年3月9日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・チヨ(コラソン)インタビュー、文・望月リサ(by anan編集部)
2022年03月06日「大人計画」を主宰し、作家、演出家、俳優、映画監督とマルチな才能を発揮する松尾スズキが、2019年に“演劇を始めたころの素朴な悦び”を求め自ら企画・プロデュースし、「部活」として新しく立ち上げた「東京成人演劇部」。その旗揚げ公演であり第71回読売文学賞(戯曲・シナリオ賞)受賞作『命、ギガ長ス』の再演『命、ギガ長スW(ダブル)』が、3月4日、東京下北沢・スズナリで開幕した。“8050問題”をテーマに、松尾が映画・ドラマ・舞台と幅広く活躍する俳優・安藤玉恵とふたりで認知症の年老いた母親と、その年金を当てに生活しているニートでアルコール依存症の中年の息子、その親子のドキュメンタリーを撮るために彼らに密着している映像作家志望の女子大生と彼女を指導する大学教授の4人を演じた旗揚げ公演『命、ギガ長ス』は、舞台上の役者の息遣いまで感じられる空間で濃密な芝居が繰り広げられ、チケットは連日完売の大盛況。正に演劇の原点であり醍醐味を堪能させてくれる作品となった。待望の再演となる今回は、松尾が絶大なる信頼を寄せる宮藤官九郎と初演から続投の圧倒的存在感の安藤玉恵の“ギガ組”、松尾作品は「悪霊」(2013)以来の三宅弘城とキュートな魅力と実力を兼ね備え、あらゆるジャンルで活躍を続けるともさかりえによる“長ス組”のダブルキャストで上演。コロナ禍で以前よりも深刻化している “8050問題”というシリアスなテーマを扱いながらも、可笑しみやばかばかしさ、切なさのエッセンスがふんだんに詰め込まれた本作。演劇の持つ臨場感を、笑いと共に体感してほしい。上演時間は1時間45分(休憩なし)予定。ザ・スズナリでの東京公演は4月3日(日)まで。その後、大阪・北九州・松本へ巡演する。さらに東京公演の3月16日(水)、長ス組(13時の回)、ギガ組(18時の回)のライブ配信も決定している。配信特典映像として、宮藤×安藤×三宅×ともさか4名のスペシャル座談会を前後編で配信。稽古場ではお互いの稽古は見ず、決して交わることのなかったという「ギガ組」と「長ス組」のトークは配信だけの特別映像。どんな話が飛び出すのかそちらもお楽しみに。<ストーリー>80代で認知症気味の母親エイコと、ニートでアルコール依存症の50代の息子オサム。貧困生活を送っているふたりを撮影するために、ドキュメンタリー作家志望の女子大生アサダが密着していた。エイコの年金を当てにして酒を飲み続けるオサムと、パチンコに依存するエイコ。アサダが撮るドキュメンタリーのVTRを見て、彼女の所属ゼミの教授キシは、ある問題を指摘する。エイコとオサムには、ある秘密があったのだ……。キャストコメント全文&ライブ配信詳細【松尾スズキ(作・演出)コメント】命ギガ長スW、始まります!いつもの二倍の演出料、身が引き締まります!乞うご期待!【宮藤官九郎 コメント】ギガ組オサムを演じます、宮藤です。長ス組の稽古を一切見てないのですが、両方見ているスタッフさん曰く、全然違うんだそうです。なんだかこっちが間違ってるんじゃないか?と不安になりますが、安藤さんが我が道を邁進しているのでついていくしかないです。スズナリの舞台に立つのは20数年ぶりですが、とてもしっくり来ます。ギガ長スギガギガ長ス長スギガ…と複雑なスケジュールなので間違えて長ス組の日に劇場に行かないように気をつけます。【安藤玉恵 コメント】楽しみでしかなかった稽古が終わってしまいました。セリフや動きの、減ったところ、増えたところ、初演との変化にこの2年半を感じていて、終幕の演出が特に好きです。私はちょっとは成長してるんだろうか、だといいな(終わってから松尾さんに聞きたい…恐る恐る)。宮藤さんとは二度目の共演で、やっぱり、一緒に舞台にいてワクワクします。千秋楽まで楽しみます!ほんと、この「命、ギガ長ス」という戯曲は、すごいなぁ。【三宅弘城 コメント】暖かくなってきましたね。松尾さんの演出のもと、春のお天気のような「暖かいんだけどどこか不安定」なお芝居ができました。面白いと思います。そしてこんなともさかさん見たことありません。面白いです。ぜひギガ組長ス組の両方ともご覧になってください。もっと面白いと思います。【ともさかりえ コメント】新しい自分と向き合うお稽古でした。松尾さんが与えてくださる課題は難しいけど、でも楽しいです。2人芝居という、かなり追い詰められた環境ですが、三宅さんという最高のパートナーに恵まれて幸せです。三宅さんで良かった。この戯曲の素晴らしさを、ちゃんと届けられるように2人で頑張ります。ギガ組、長ス組、それぞれの「命、ギガ長ス」を楽しんでもらえた嬉しいです。公演概要東京成人演劇部vol.2『命、ギガ長スW(ダブル)』作・演出:松尾スズキ出演:ギガ組…宮藤官九郎×安藤玉恵長ス組…三宅弘城×ともさかりえ2022年3月4日(金)~4月 3日(日)東京・ザ・スズナリ2022年4月7日(木)~4月11日(月)大阪・近鉄アート館2022年4月15日(金)~4月17日(日)北九州・北九州芸術劇場 中劇場2022年4月23日(土)~4月24日(日)松本・まつもと市民芸術館 実験劇場ライブ配信詳細&配信特典◆配信対象公演:2022年3月16日(水)【長ス組】13:00の回開場12:30/開演13:00【ギガ組】18:00の回開場17:30/開演18:00★配信特典★宮藤官九郎×安藤玉恵×三宅弘城×ともさかりえキャスト4名による座談会!「稽古どうだった?」「お互いの本番観た?」など、稽古場で交わることがなかった2組のクロストークを前編後編に分けて配信限定でお届け。【長ス組】開演13:00本編終了後に《前編》【ギガ組】開演18:00 本編終了後に《後編》配信チケット販売期間:【長ス組】3/16(水)13:00まで【ギガ組】3/16(水)18:00まで配信チケット料金:3,500円(税込)チケット情報
2022年03月05日脚本家の宮藤官九郎氏と大石静氏がタッグを組んだTBS制作のNetflixシリーズ『離婚しようよ』が2023年に全世界配信される。このたび主演の松坂桃李をはじめ、仲里依紗、錦戸亮、板谷由夏、山本耕史、古田新太の出演が発表された。TBSは昨年、Netflixと新作3本を順次全世界配信していくことで合意。その第1弾として昨年10月期の日曜劇場『日本沈没―希望のひと―』を、Netflixにて放送同日の24時(地上波放送開始の3時間後)から毎週世界配信した。第2弾は、TBSのバラエティ番組から生まれ社会現象にもなった恋愛リアリティ企画「未来日記」。Netflixオリジナル番組としてリブートし、昨年12月から全世界独占配信している。第3弾となる『離婚しようよ』では、数々のヒット作を手掛けてきた脚本家の宮藤官九郎氏と大石静氏が共同執筆。プロデューサーは、宮藤氏とタッグを組み『池袋ウエストゲートパーク』『木更津キャッツアイ』ほか、数々のヒットドラマを生み出している磯山晶氏。『逃げるは恥だが役に立つ』『大恋愛~僕を忘れる君と』『俺の家の話』など話題作を手がける金子文紀がチーフ監督を務める。本作は、気持ちは冷めきっているが、それぞれの事情ですぐには離婚できない一組の夫婦が、一致団結して「離婚」という揺るぎない目標に向かっていくホームコメディ。主演を務めるのは松坂桃李。女性にだらしなく、知性の足りない温室育ちの三世議員・東海林大志役を演じる。その東海林の妻で、連ドラ『巫女ちゃん』で大ブレイクしたお嫁さんにしたいNo.1女優・黒澤ゆい役を仲里依紗が演じる。さらに、色気ダダ漏れの謎めいた自称アーティスト・加納恭二役に錦戸亮、ふがいない東海林をビシビシ鍛え上げる敏腕弁護士・印田薫役に板谷由夏、歌と話が上手い東海林の対立議員候補・想田豪役に山本耕史、うさんくさいが敏腕な妻側の弁護士・石原ヘンリーK役に古田新太が決定。実力派俳優が脇を固め、それぞれクセの強いキャラクターを演じる。脚本の宮藤氏&大石氏、キャスト6人がコメントを寄せた。○■宮藤官九郎絶妙なキャスティングと自負しております。育ちはいいけど脇が甘いイケメン国会議員の夫。妻はプライド高めな、たたき上げの人気女優。倦怠期の夫婦の悲喜交々を重すぎない絶妙な塩梅で描きました。松坂桃李くんと仲里依紗さん。2人とも、僕と大石さんが、大きな信頼を寄せる俳優さんだけあって、今のところ本の内容に関して、質問ゼロです。さすが!頼もしい!!!!でもって、お久しぶりの錦戸くん。今回は色っぽい役です。いつかご一緒したかった山本さん、板谷さん。楽しみです。いつもすいませんの古田さん。いつもすいません。ああ、早く観たいです!○■大石静以前ご一緒した時に、その芝居のうまさに唸った松坂さんと仲さん!再会出来て幸せです。脇を固める役者さんたちも見事な芸達者揃いで、「こんなの初めて!」ってくらいに、絶妙なキャスティングです。宮藤さんと2人で力一杯書いたせいか、押しの強いぶっ飛んだ台本になってしまいました。主役2人、母親たちも、浮気相手たち、弁護士たちも、政治家や秘書、愛媛の選挙民たちも、役者さんたちがどんな命を吹き込んでくれるのか、夢は膨らみますが、仕上がりは読めません。私的には、初めてお仕事する錦戸くんの色気が炸裂することを願っています。○■松坂桃李最初に、大石静さんと宮藤官九郎さんの共同脚本によるオリジナルストーリーということを伺い、お2人が共同で生み出す作品というだけでもワクワクしました。絶対に面白いだろうという期待も大いにありました。実際に出来上がってきた台本を読ませていただき、これは本当に傑作だなと心の底から思いました。仲里依紗さんは初めてご一緒するのですが、カメラテスト、本読みを経て、良い夫婦関係を築けていけそうな、そんな信頼感のある役者さんだと改めて感じました。作品の内容的には、夫婦円満というわけではないですが。他のキャストの方々も個性豊かで、この作品の世界観の中で、強力なスパイスとなる頼もしい方々ばかりなので、撮影に入るのが待ち遠しいです。夫婦の在り方や大切さを考えさせられる作品になればよいなと思います。宜しくお願い致します。○■仲里依紗今回の作品では、女優役を演じさせていただきます。宮藤さんの世界観と大石さんのスパイスが見事に盛り込まれたとても面白い台本ですが、演じるのは大変そうです…(笑)。女優らしくない私にできるか不安もありますが、キャストのみなさんと楽しく撮影していきたいと思います。○■錦戸亮またお芝居ができる機会をいただき光栄です。大石さんは初めてのご一緒で楽しみですし、宮藤さんの作品には何度か呼んでいただきましたが、またお呼びいただきとてもうれしいです。2人の脚本家が紡ぐ「離婚しようよ」という物語の中で、加納恭二としてしっかり機能できるよう精一杯励みます。松坂桃李さん、仲里依紗さんをはじめ、素敵で個性豊かな共演者の方々と、お芝居出来ることに今からワクワクしています。暗いニュースが目立つ世の中ではありますが、皆様にほんの少しでも笑っていただける作品が出来上がると確信しています。配信日まで楽しみにしてください。○■板谷由夏弁護士、印田薫を演じます。いんでんちゃん、でお願いします。台本はもう爆笑です。このストーリーが、映像になると、きっととんでもないことになると思っているのですが、わたしも早く観たいです(笑)。とにかく楽しめるよう、いんでんちゃんを作っていけたらな、と思っています!よろしくお願いします。○■山本耕史宮藤官九郎さん、大石静さんの共同脚本という新しい試みで、僕も「この部分はどちらが書かれたんだろう?」などと予想しながら読んでしまいました。登場人物やストーリー面でも「え?これってもしかしてあの人のことじゃ!?」なんて思わされたり、それでいて予想外の展開に驚かされたり。でも今ここでネタバレしたら偉い人たちにすごい怒られると思うので、僕からは一言だけ……そうだ!選挙へGO!想田豪、想田豪に清き一票を!○■古田新太何か科白がいっぱいあるな、大変そうだな。でも(松坂)桃李と(仲)里依紗だしな、頑張るんだろうな、おいら。板谷さんは初めてだから楽しみだな。
2022年03月04日映画『土竜の唄 FINAL』(11月19日公開)の公開初日舞台挨拶が19日に都内で行われ、生田斗真、鈴木亮平、滝沢カレン、仲里依紗、堤真一、宮藤官九郎、三池崇史監督が登場した。同作は高橋のぼるによる人気コミックを原作に、2014年に実写映画第1弾、2016年に第2弾が公開された。警察官の菊川玲二がヤクザに潜入捜査を行う様子を描き、今作では超豪華客船を舞台に、過去最大級の取引6,000億円の麻薬密輸阻止というミッションに挑む。キャスト陣はゴールドを取り入れて登場したが、ひときわ目立つ仲は「初日でおめでたいので、お赤飯みたいな感じで。グローブと靴がゴールドで。髪の毛(のアクセサリー)もギリギリまでつけてました」と紹介する。しかし鈴木は「ゴールドっていうか、ピンクじゃないですか、もはや。ゴールドに目が行かないのよ。ピンクと青がすごすぎて」とツッコミを入れていた。シースルー衣装でセクシーに登場した滝沢は「腕と爪をゴールデンにさせていただきました」と手を見せる。実は「もうずっと、中学2年生のときから、映画に出て舞台挨拶まで行くというのが私の夢だったので、今日が叶えさせていただいた日になります」と喜びの言葉も。「お客様も本当に輝いていますし、もう右を見ると本当に素晴らしい光景で、自分がここにいることをずっと想像していなかったので、私はすっごく、多分思ってるより嬉しいです」と独特な表現。「その喜びを誰に伝えたいですか?」と聞かれると、滝沢は「もうほとんど知りたい人には知られているので大丈夫です」と答え、「これは夢の1歩であり、ここで縮まないように、大きくしていきたいなと思っています」と意気込んだ。
2021年11月19日