寺田倉庫と山梨大学は11月20日、ワインの熟成効果による味の複雑性や広がりが最も進行する温度を明らかにしたと発表した。同成果は同社と山梨大学ワイン科学研究センターによるもので、11月7日の「日本ブドウ・ワイン学会2015年度上越大会」で発表された。両者は2014年4月よりワイン熟成に有用な温度帯を検証する共同研究を行ってきた。同研究では、赤ワイン、白ワインの各3銘柄をそれぞれ4つの条件別に4℃、14℃、35℃、常温で12カ月間保管し、年3回定点分析を実施。一般成分、色調、有機酸、香気成分の分析および味認識装置、ソムリエの官能検査による評価の結果、ワインの熟成効果による味の複雑性や広がりが最も進行するのは14℃の温度環境であることが明らかとなった。寺田倉庫は、今後もさらなるワイン保管技術の向上を目指し、山梨大学ワイン科学研究センターと共同研究を継続していく、としている。
2015年11月20日福島ガイナックスは、漫画家/イラストレーター・寺田克也氏の個展「寺田克也ココ12年展~絵を描いて生きていく方法?~」を開催する。会期は10月31日~2016年1月31日(大晦日・元旦は休館)。会場は、福島県・田村郡の「空想とアートのミュージアム 福島さくら遊学舎」。会期中は夢枕獏氏とのトークセッションをはじめ、新作襖絵の公開制作やサイン会が実施される。入場料は大人800円、大学生700円、中高生600円、小学生400円。同展は、数々のゲームやアニメ、書籍、コミック作品を手掛けてきた漫画家/イラストレーター・寺田克也氏の個展。大判で出力したイラストを襖(ふすま)に貼りこみ、屏風のように演出して60点以上が展時されるという。加えて、同氏の新刊書籍「絵を描いて生きてきた」に収録される新作イラストなども展時される。 ほかにも、寺田氏本人の制作風景を収めたドキュメント映像など、「絵を描いて生きてきた」寺田氏の創作の秘密を垣間見ることのできるコンテンツが多数出品されるという。また、開催初日の10月31日・13時からは、寺田氏と公私ともに親交があるという夢枕獏氏を迎えてのトークセッション『寺田克也×夢枕獏「ものをかいて、 生きてきた」』が開催される。会場は同館 工作室。参加費は1500円(展示観覧料込み)。参加希望舎は、同ベント当日に「さくら遊学舎」受付でイベント参加権付き入場券を購入する(定員は先着100名、先着順)。さらに、11月21日、22日、23日と1月9日、10日には、展示室内で寺田氏本人による新作襖絵の公開制作『寺田克也「絵をかいて、 生きている」』が実施される。このほか、1月9日と10日には、当日、本館ミュージアムショップにて対象商品を1000円以上購入した来場者を対象に、寺田氏のサイン会が開催される予定となっている。
2015年10月05日福島ガイナックスは「空想とアートのミュージアム福島さくら遊学舎」にて、10月31日~2016年1月31日の期間、漫画家・イラストレーター寺田克也の個展「寺田克也ココ12年展~絵を描いて生きていく方法?~」を開催する。同展は2013年に京都漫画ミュージアムで行われ大好評を博した大規模個展をリニューアルしたもので、福島ガイナックス主催のもと東日本で初開催となる。絵師・寺田氏は、「探偵 神宮寺三郎」シリーズや「バーチャファイター2」「Businシリーズなどのゲーム作品のキャラクターデザインを始め、アニメ「BLOOD THE LAST VAMPIRE」のキャラクターデザインや、数々の書籍・コミックを手掛けている。寺田氏の2000年代の作品を中心に大判で出力したイラストをふすまに貼りこみ、屏風のように演出した京都での展示もそのままに、さらに新作も加えた展示内容を実現。また、サブタイトルにもなっている~絵を描いて生きていく方法?~と同名の寺田氏の新刊書籍も同時期に発売が決定し、書籍とも連動した寺田氏がプロの作家としてどのように絵に取り組んでいたのかを目の当たりにできる展示も用意される予定となっている。なお、展示詳細や会期中のイベントについては10月に追って発表予定となっている。
2015年09月13日福島ガイナックスは、著名漫画家/イラストレーター・寺田克也氏の個展「寺田克也ココ12年展~絵を描いて生きていく方法?~」を開催する。会期は10月31日~2016年1月31日。会場は、福島県・田村郡の「空想とアートのミュージアム福島さくら遊学舎」。同展は、『探偵 神宮寺三郎』シリーズ、『バーチャファイター2』、『Busin』シリーズなどのゲーム作品のキャラクターデザインを始め、アニメ『BLOOD THE LAST VAMPIRE』のキャラクターデザインや、数々の書籍・コミックを手がける漫画家/イラストレーター・寺田克也の大規模個展。2013年に京都漫画ミュージアムで開催された「寺田克也ココ10年展」を、福島にてリニューアル開催するものだ。寺田氏の2000年代の作品を中心に、大判で出力したイラストを襖(ふすま)に貼りこみ、屏風のように演出した京都での展示はそのままに、新作も加えた内容にて展示。また、サブタイトルと同名の寺田氏の新刊書籍も同時期に発売が決定し、書籍とも連動した、寺田克也がプロの作家としてどのように絵に取り組んでいたのかを目の当たりにできる展示も用意される予定。なお、展示詳細や会期中のイベントについては、10月(予定)に追って発表されるということだ。
2015年09月09日2013年に『『統計学が最強の学問である』がベストセラーになって以来、統計学ブームが続いています。たしかに社会が複雑になればなるほど、感覚だけで判断できることは少なくなるもの。だからこそ、統計学に基づいた判断が必要とされるのかもしれません。とはいえ難しそうな印象もあるだけに、多くの人にとっては手を出しにくい領域でもあります。そこでおすすめしたいのが、『統計力クイズ: そのデータから何が読みとれるのか?』(涌井良幸著、実務教育出版)。身の回りのさまざまな統計現象に焦点を当て、経験や直感だけでなく、統計的なセンスによってどれだけ正しい判断ができるのかをクイズ形式でチェックしようというもの。統計学とはどんなものかを、無理なく理解できるというわけです。きょうはそのなかから、宝くじに関するクイズをご紹介しましょう。■宝くじは、買えば買うほど損をする?儲かる?(1)「買えば買うほど損をする」のが統計的事実だ(2)少ない枚数では当たりハズレもあるが、たくさん買えば高額当選金が当たる確率は高くなり、結果的に儲かる確率も高くなるさて、統計学的には上記のどちらが正解なのでしょうか?■宝くじの「戻ってくる金額」は統計学で算出可能宝くじを買ったとき、大儲けをするかハズレるかは個別にはわからないこと。しかし統計学的に見ると、たくさん買った際に「どのくらい戻ってくるか」を考えることは可能だそうです。そして当たる確率と賞金額から戻ってくる平均額を算出したものを、「期待値」と呼ぶのだとか。もし期待値が元でよりも大きくなるなら、買えば買うほど儲かるということ。■宝くじを1枚引く場合の期待値はたった30円!賞金1,000円が当たるくじが2本、100円が当たるくじが10本、ハズレくじが88本の合計100本のくじがあったとします。このくじを1枚引く場合の期待値は、賞金総額3,000円をくじの総本数100で割ったもの。(1,000 × 2 + 100 × 10 + 0 × 88)÷100 = 30円30円の期待値は、くじを1本引くごとに期待される賞金額(戻ってくる期待額)。もちろん、1本のくじを引けば必ず30円もらえるという意味ではなく、あくまでも理論的に期待される平均金額。つまり期待値が30円、1本引くのに50円なら、たくさん買えば買うほど損をするということになります。そして1枚300円の宝くじで計算した場合、期待値は143円。つまり、半額以下しか戻ってこないのです。宝くじはたくさん買えば買うほど「損をする」ようにできているわけで、冒頭のクイズの正解は(1)となります。*このように、身近な話題を通じて統計学を理解することが可能。論理的な思考を育てるためにも、読んでみてはいかがでしょうか。(文/印南敦史)【参考】※涌井良幸(2015)『統計力クイズ: そのデータから何が読みとれるのか?』実務教育出版
2015年08月25日黒板・ホワイトボードメーカーの日学は、黒板をキャンバスにチョークのみで描かれる「日学・黒板アート甲子園」を開催する。本年度はプレ大会として、今春の卒業シーズンに合わせて描かれる「黒板アート作品」を全国の高校生から募集。最優秀賞には賞状とトラベルカード10万円分、優秀賞には賞状とグルメカード3万円が進呈されるほか、日学特別賞や入賞などの賞も用意される。募集期間は2月12日~3月16日。「日学・黒板アート甲子園」は、毎年卒業シーズンに全国の高等学校の黒板に描かれる「黒板アート」のコンテスト。本年度はプレ大会として、今春の卒業シーズンに描かれる黒板アート作品を募集するもの。黒板を長年取り扱ってきた同社が、黒板に描かれた"アート作品"を単にクラスや校内、SNS上で披露するだけでなく、もっと広く紹介することで感動を共有できないかと考え、開催を決定したということだ。応募資格は2014年度時点で日本国内の高等学校・高等専門学校に在籍中の生徒。応募はグループ単位(学級、有志メンバーなど)で、1グループからの応募は1作品のみ。校内に設置されている黒板をキャンバスとし、画材はチョークのみ(ホワイトボードやオイルチョークは使用不可)。応募方法は、黒板に描かれた作品の全体像1枚と、特にアピールしたい箇所のアップ(3枚まで)をデジタルカメラで撮影し、同コンテスト情報サイトに記載されている応募先メールアドレス宛てに画像データを添付の上、同ページ内に記載された応募要項(学校名、住所、電話番号、グループ名、エピソードなど)を記載したメールを送信する。募集期間は2月12日~3月16日。また、応募作品は厳正なる審査の上、最優秀賞(1点)に賞状とトラベルカード10万円分、優秀賞(1点)に賞状とグルメカード3万円、日学特別賞(3点/学校が対象)に賞状とスタンド式ホワイトボード(片面)、入賞(数点)には賞状と小型黒板&チョークセットが進呈される。受賞作品は3月25日に日学ホームページ上で発表されるということだ。なお、審査員は、黒板に卒業生13人の似顔絵を描くというサプライズプレゼントを行ったことがきっかけで"チョーク絵アーティスト"として話題となり、「チョーク絵のある静物」という作品で第43回日展特選を受賞した小野大輔氏(長崎県立佐世保西高等学校教諭)と、武蔵野美術大の学生が休みの間に小学校を訪れ、児童に内緒で全12クラスの黒板に絵を描いて驚かせた"「旅するムサビ」黒板ジャック"を担当した三澤一実氏(武蔵野美術大学教授)が務める。(C)小野大輔 / (C)「旅するムサビ」黒板ジャック作品
2015年01月16日ブルボンは7日、チョコレートウエハース「キャラメリー」を発売する。○青学学生有志によるプロモーション活動を展開同社では2012年6月より、青山学院大学社学連携研究センターの協力を得て、若者の持つ志向や感性などを商品開発に生かすとともに学生のアイデアをもとにした、新しいコンセプトでのプロモーション研究を共同で進めているという。同商品は、食べやすいひとくちサイズで歯切れの良い新食感でありながら、食べごたえのあるチョコレートウエハース。学生モニターからの情報をもとに「コミュニケーションツールとしてメッセージをお届けするお菓子」「気持ちを伝える小さなプレゼントのようなお菓子」をコンセプトに企画された。内容量6個で、希望小売価格は120円(税別)。発売と同時に、青山学院大学の学生有志による「若者世代に共感を呼ぶプロモーション活動」を展開する。まず、学生食堂および購買会内で企画商品「キャラメリー」の特設コーナーを設け、さらに友だちに思わず広めたくなるようなキャッチコピーおよびPOPでの演出を行うという。また、"キャラメリーSNS情報発信隊"を編成し、流行や話題チェックの情報としてTwitter、Facebookでの情報発信を実施。さらに「NAVERまとめ」により、TwitterやFacebookをはじめとした多くのインターネット上の情報を編集し、まとめて紹介することで、話題性を一層高める。学生の発想した企画がSNSを通じてやり取りされることで、"自分事"として連想してもらい、キャンパス内はもちろんのこと、大学の枠を越えたプロモーション活動の拡大を図る、としている。
2014年10月06日「寺田克也ココ10年展」が、京都国際マンガミュージアムにて3月16日より開催される。マンガ家兼イラストレーター、寺田克也の最近約10年間の仕事を、マンガや小説の挿絵、ゲームなどのために描かれたイラスト、設定画など、原画を含む約300点で紹介。会場には制作過程を記録した映像の上映など、創作上の創意工夫を知ることができるコーナーを設置する他、トークショー及びライブドローイングイベントも開催。観衆は編集者、展覧会プロデューサーとして活動している伊藤ガビン。寺田克也は、早くからパソコン、ペンタブレットを使った作画を手掛け、デジタル絵師として業界を牽引。フランス人漫画家のメビウス(Moebius)や、映画監督も務めるコミック作家のエンキ・ビラル(Enki Bilal)といった欧米コミックスの要素と、日本の伝統的絵画における線や陰影の表現を併せ持った作風で、国内外に多くのファンを持つ。「西遊奇伝大猿王」「ラクダが笑う」などのマンガ、ゲーム「ブシン(BUSIN)」のキャラクターデザイン、映画「ヤッターマン」のクリーチャーデザインなどを手掛けた。近年は、伊坂幸太郎が朝日新聞夕刊に連載していた「ガソリン生活」など小説作品の挿絵を担当し、新宿高島屋美術画廊「未来生活形態図展」、東京都美術館「猫とドラゴン展」にも出展している。【イベント情報】寺田克也ココ10年展場所:京都国際マンガミュージアム2階 ギャラリー1・2・3住所:京都市中京区烏丸通御池上ル(元龍池小学校)会期:2013年3月16日から6月30日時間:10:00から18:00(入場は17:30まで)休館日:水曜日(3月20日、5月1日は開館)、3月21日料金:無料(ただしミュージアム入場料は別途)
2013年03月01日