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職人の技を間近に眺めるヒノキのカウンター近海の旬魚を熟練の技で馳走に仕立てるテーブル席でも握りたてを味わえる心配り職人の技を間近で眺められるヒノキのカウンター飲食フロアにありながら、どこか隠れ家的な佇まいを醸す外観各線博多駅から徒歩1分。駅直結のビル、アミュプラザ博多9Fに位置する【鮨割烹 やま中】は、博多を代表する寿司店の1つ、福岡市薬院の【やま中】の姉妹店です。魚は本店同様、玄界灘など近海であがる旬のものを使用。シャリも黒酢を加えた同店オリジナルで、それを職人の握りの技で、名店の味に。店内はくつろげる雰囲気で、はじめてでも入りやすく、肩の力を抜いて過ごせるのがうれしいポイント。職人の粋な姿を見ながら、すしを堪能できるヒノキのカウンター店内にはカウンター、テーブル席に加えて個室もスタンバイ。ヒノキのカウンターでは、職人の技とキビキビ働く姿を間近で眺めながらくつろげます。個室は3名から最大6名で利用可能。テーブルの横に窓があり、地上9階からの景色が食事を盛り上げてくれるとあって、接待や会食にも重宝されています。近海の旬魚を熟練の技で馳走に仕立てる【鮨割烹やま中】といえばこちらのイカ。松笠のようにさざめく食感がたまらないこちらのネタには基本、近海の旬魚を使用。店長の吉田さんが毎日、「今日はぜひ、これを食べてもらいたい!」というものだけを厳選して仕入れているので、当日ネタケースに並んでいるものがすべて“こだわりの食材”です。中でも『イカ』は、訪れたら必ず味わってほしいこちらを代表するネタ。包丁で表面に格子模様の切れ目を入れ、熱湯をかけて、素早く氷水に取り、表面を松笠のように仕上げています。ここからはその中でも、お店オススメのメニュー3つをご紹介します。『あぶりトロ』さっと炙ることで香ばしさをプラス。生とはひと味違ったおいしさを堪能できる『あぶりトロ』脂ののったトロをさっと炙って仕上げる『あぶりトロ』は、生のマグロのおいしさとはひと味違う魅力を感じられるひと品。トロは主に大トロに近い、中トロの部分を使っており、その香ばしさとまろやかな口溶けに、寿司の奥深さが感じられます。『アラ』九州で白身の高級魚として知られる『アラ』こちらの『アラ』は、九州で白身の高級魚と言えば、真っ先にその名前が挙がるネタ。冬しか食べられないイメージがあるのですが、実はほぼ1年中食べられるので、もし出合ったならぜひ味わってみては。もちもちとした食感があとを引くおいしさです。『うに・いくら小丼』“ひと口丼”風の小粋なスタイルが魅力の『うに・いくら小丼』ほとんどのゲストがオーダーするという名物の『うに・いくら小丼』は、小さく上品な器にすし一貫分のシャリを入れ、その上にイクラ、ウニ、ワサビを盛りつける、“ひと口丼”風の寿司。ウニは春から秋は唐津、天草、志賀島など九州産を吟味して使用しており、禁漁期の冬は北海道産のものが使われています。テーブル席でも握りたてを味わえる心配り握りたての気配りが嬉しい、一人前ずし『特上おまかせにぎり』同店の一人前寿司は、カウンターのゲストには握りたてを一貫ずつ提供。さらに、テーブル席のゲストにも握りたてのものを楽しんでもらおうと、タイミングを見計らいながら、握った順に3皿に分けて提供してくれます。寿司と一緒に味わいたい日本酒の提供スタイルにもこだわりがあり、冷酒は錫の酒器に入れ、それを氷をぎっしり敷き詰めた器に挿して提供。見るからにひんやりした清涼感が心地よく、日本酒の繊細な味わいを目でも楽しむことができます。料理人プロフィール:中山 健一(ナカヤマ ケンイチ)さん1978年佐賀県生まれ。料理人同士が競うテレビ番組に多大な影響を受け、高校卒業後、料理の専門学校に入学。特別授業で訪れた寿司職人の佇まいに魅せられ、興味を抱くようになる。夏休みの職場体験で、寿司店に体験入店。ここで、寿司の魅力をより深く知ることとなり、卒業後、寿司職人の世界へ足を踏み入れる。鮨割烹やま中【エリア】博多駅周辺【ジャンル】鮨・寿司【ランチ平均予算】4000円【ディナー平均予算】8000円【アクセス】博多駅 徒歩1分※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報や営業時間は店舗にご確認ください。
2021年09月07日地場の水産会社と連携した鮮度にこだわる地魚を提供“世界一”といわれる明石海峡と淡路島の白身魚舘鼻則孝氏が描くオリジナルアートに彩られた「すし皿」地場の水産会社と連携した鮮度にこだわる地魚を提供目の前に海が広がる【淡路島回転すし 悦三郎】©Nacasa & Partners Inc.神戸から車で40分でいける身近なリゾートとして人気の淡路島の海岸沿いにある「Frogs FARM」。その施設内に、水平線と美しい夕陽を取り込んだ、唯一無二の絶景回転すし店【淡路島回転すし悦三郎】がオープンしました。元々あった古民家素材を活かしたオシャレなインテリアの店内で、淡路の水産物を使用したお寿司をいただけます。和のしつらいが楽しめる店内 ©Nacasa & Partners Inc.昼網でとれた魚は“浜直”で店頭に、新鮮なうちに食べたい鯖や鯵など青魚は午前中に水揚し、夕方にはカウンターに並びます。また鯛や鱧など白身魚は、一晩水槽で活かしうまみを出す“活け越し”といわれる伝統的な技術を行って提供するこだわりよう。地場の水産会社である「森水産」と連携したからこそ味わえる、鮮度のいい季節の地魚がテーブルを彩ります。“世界一”といわれる明石海峡と淡路島の白身魚『淡路三昧』淡路島は、播磨灘、明石海峡、大阪湾に囲まれ、身がぷりっと引き締まった脂乗りがいい魚がとれる漁場。冬の「淡路島3年とらふぐ」、夏の「べっぴん鱧(はも)」をはじめ、世界一といわれるほど白身魚を存分に堪能できます。ほかにも、シャリは淡路産の米に柑橘の爽やかな風味を感じる橙酢と淡路の藻塩で仕上げています。どんな素材とも安定した相性を発揮する醤油は、濃口とたまり醤油をブレンドし、かつおと昆布の風味を感じるオリジナルブレンドにするなどこだわりを追求しています。握りの一例『淡路鯛』握りの一例『鱧炙り』握りの一例『釜揚げシラス』[お品書き]・『淡路・鱧炙り』『淡路三昧』『煮穴子1本握り』各580円・『イカ』『玉子にぎり(北坂たまご)』180円・『釜揚げシラス』『あじ』『山芋梅しそ巻』280円・『淡路なめろう軍艦』『淡路サーモン(桜マス)』『淡路鯛』各320円・『淡路タコ』370円・『天然ヒラメ』『本まぐろ赤身』各420円・『本まぐろ大トロ』『ウニ軍艦』各700円など※仕入れ状況により内容、価格は変更する場合あり※価格は税込舘鼻則孝氏が描くオリジナルアートに彩られたすし皿現代美術家・舘鼻則孝氏デザインの回転皿国内外の展覧会へ参加する現代美術家、舘鼻則孝氏が、回転皿を作成しています。描かれている「雲」や「雷」は、日本で古来より使われているモチーフ。それを現代的なアートワークとして再構築しています。また、店内の空間を引き立てる絵画作品も舘鼻則孝氏のデザインです。浜直の地魚ネタのおしゃれな空間でいただける【淡路島回転すし 悦三郎】で、いつもと違う回転寿司体験をぜひ。淡路島 回転すし 悦三郎【エリア】淡路島【ジャンル】鮨・寿司【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】-
2021年08月24日大将直伝の技術を持つ、次世代を担う職人が握る江戸前鮨技術を身につけた職人が板場に立ち活躍します鮨業界では若手の下積みが長く、技術はあるのに板場に立てずに、埋もれていく職人が数多くいます。その状況を打破し、鮨文化を継承する技術を持った次世代を担う職人が潰れずに活躍できる場を創りたいという、大将・尾崎淳さんの厚い想いから【鮨結う 翼】は誕生しました。臨場感あふれるカウンターで次世代を担う職人の味が楽しめます店名の【鮨結う 翼】は、自らの店を持てるような力を蓄えて実を結び、そして羽ばたけるようにという想いをこめて名付けられています。大将直伝の技術を持った次世代を担う職人が、カウンターのみ12席の店内で活躍します。肩肘張らない楽しいひとときをお値打ち価格で提供飲み物付きなのもうれしい『おまかせコース』 13,200円0食材の仕入れには、大将・尾崎淳さんが同行し、確かな目利きで食材を厳選。お店で提供するのは『おまかせコース』13,200円(税込)0で飲み物付き。新政、而今など稀少な日本酒やビール、焼酎はもちろん、ソムリエ厳選の台湾茶まで取り揃えています。また、飲み物の持ち込みも自由にできます。一流の鮨コースをお値打ち価格でいただけますカウンターに立つのは、大将のもとで十分な修行を積み、確かな技術を持った若手職人。大将に認められた職人は、もう若手というレベルではなく一流の腕前を持っています。本格江戸前鮨と肩肘張らない楽しいひとときを提供します。尾崎淳さんが認めた若手職人が腕を振るいます王道であり前衛、進化の止まらない【鮨由う】を受け継ぐ【鮨結う翼】で、リーズナブルに一流の鮨を味わってみてはいかがでしょう。鮨結う 翼【エリア】恵比寿【ジャンル】鮨・寿司【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】-【アクセス】恵比寿駅
2021年08月15日近江町市場にある家族で訪れられる鮨店職人のひと手間が加わる新鮮なネタを堪能旬のネタの味わいを引き立てる、こだわりの日本酒を近江町市場にある家族で訪れられる鮨店「金沢の台所」と呼ばれる近江町市場内にある【鮨 歴々 近江町店】。金沢の名店【鮨 みつ川】の姉妹店で、能登七尾の白鳥港や金沢港から届く新鮮な魚介類に、職人が丁寧な仕事をほどこしたネタを一貫ずつ提供しています。ここでしか出合えない北陸の味覚を堪能鮨は本格的ですが、店内は肩肘張らずにリラックスできる雰囲気。店内は、シンプルな内装で居心地がよく、職人技を間近に見られるカウンター席に座れば、職人との楽しい会話やフレンドリーで心地よい接客に、つい長居をしてしまいそう。職人の丁寧な仕事ぶりに期待高まるカウンター席テーブル席もあるので、お子様連れも利用しやすいのがポイント。気の合う友人との普段使いや家族との食事などにもぴったりです。人数が多い場合は、事前のお問合せがおすすめです。職人のひと手間が加わる新鮮なネタを堪能白身魚を中心に四季に応じて一番おいしい魚介にこだわり、地元・石川県の金沢港等で水揚げされたものが並びます。職人の丁寧なひと手間がほどこされたネタは、どれも味わい豊かな逸品。お品書きは、おまかせコースのほか、おすすめネタを一貫から味わえる注文しやすいスタイルです。丁寧なひと手間がかけられた肝と共に味わう『カワハギ』クリーミーな肝がのせられたカワハギは絶品。白身魚の宝庫、北陸の味覚に出合えるのも楽しみのひとつ。白身ならではの繊細な味わいをぜひ食べ比べてみてください。旨みあふれる歯ごたえと上品な甘味が抜群職人の仕事をほどこした自信作『煮ハマグリ』江戸前の流儀で、甘辛く仕上げた煮蛤。繊細な仕事が顕著に表れています。ぷっくりと膨らんだ身から、旨みをたたえたつゆがジュワ~コリコリとした歯ごたえを堪能『赤西貝(七尾石崎)』能登七尾でのみ水揚げされる希少価値の高い貝。鮮度にこだわっているからこそ感じる独特の食感を楽しめる極上の一貫です。豊かな磯の香りが口いっぱいに広がります旬のネタの味わいを引き立てる、こだわりの日本酒をネタとの相性にこだわり厳選されたお酒が楽しめます。金沢一番の老舗酒蔵「福光屋」とコラボレーションしたオリジナルの淡麗辛口純米酒『歴々』は、特におすすめ。女性にうれしい梅酒やワイン、シャンパーニュも揃います。鮮度抜群のネタと共にこだわりのお酒を合わせて少し贅沢したい日のランチにもおすすめの同店。あたたかい接客が心地よいお店で、接待やデートはもちろん、家族連れや女子会にもぴったり。極上の一貫にお気に入りのお酒を合わせ、至極のひと時を満喫しませんか。鮨歴々近江町店【エリア】近江町市場【ジャンル】鮨・寿司【ランチ平均予算】5000円【ディナー平均予算】8000円【アクセス】金沢駅 徒歩15分※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報や営業時間は店舗にご確認ください
2021年08月06日澄んだだしをベースに、一品ずつ供される革新的なおでん【ラペ】譲りのドリンクペアリングが料理を引き立てます次の世代へ、次の時代へ、繋げたいという思いを込めて澄んだだしをベースに、一品ずつ供される革新的なおでんおでん屋さんというよりビストロのようなキッチンを囲むカウンターは全8席日本橋室町にあるフレンチ【ラペ】のほど近く、2021年6月にオープンした【平ちゃん】。と聞くと、ピンとくる人も少なくないかもしれません。毎年【ラペ】が年始に開催していた期間限定企画が「おでん屋 平ちゃん」。年一度、わずか1週間しか登場しないおでんコースが評判となり、予約が取れないほどの大人気に。そのおでんをもっと多くの人に楽しんでほしいと店舗開業を目指し、満を持して登場したのが【平ちゃん】なのです。コンクリートに塗り壁と格子戸をあしらい、和モダンに仕上げた個室。2室を繋げて最大8人で利用可能【ラペ】のオーナーシェフ、松本一平さんの原点となるのが、和歌山のご実家で営んでいた【おでん割烹 平ちゃん】。その味の根幹となる鰹節・昆布・白��油のだしを使い、具材ごとに仕上げて一品ずつ提供するスタイルは継承しつつも、見て食べて驚かされる【平ちゃん】のおでんを紹介します。日本各地の農園から届く旬野菜をたっぷりと盛り込む『おでんサラダ』一見すると「どこにおでんの要素が?」と思わせるサラダ。存在感のある半熟卵とじゃがいものフリットはおでんだしで煮たものなのです。さいたま榎本農園の「ぜいたくトマト」はそのままでフレッシュに、みょうがは甘酢漬けにしてなど、7~8種類入った野菜はそれぞれの味わいが引き立つように工夫されています。からすみパウダーとパルミジャーノをふりかけてコクをプラス、添えた和からしで味の変化を楽しめます。おでんダネを包んだ春巻きという斬新なアイデア。『おでん春巻き』1,210円スペシャリテとなる一皿も実にユニーク。コースメニューにプラスしてオーダーできる『おでん春巻き』です。中には豚肉と大根がゴロリと交互に入っています。豚肉と大根は、食べ応えのあるサイズの角切りに豚は千葉県産「オリヴィアポーク」を塩��でマリネに、大根はおでんだしが染み染みになったもの。かぶりつくと皮のパリパリ食感も楽しく、熱々のだしと肉汁がじゅわっと広がります。火傷に気を付けながら召し上がれ。松本さんのご実家「平ちゃん」での定番「治部煮」がジビエを使った新しい一品にこちらは【おでん割烹 平ちゃん】でも定番メニュー、松本さんのお母さんの得意料理だったという治部煮。鳥取県産の夏鹿のロースを使い、揚げ浸しにした丸ナスとともにいただきます。だしを纏った鹿肉と丸ナスがなんとも滋味深く、少々のわさびが味を引き締め、コース終盤でも優しくお腹に収まります。ご飯はおでんだしで炊き上げて。ほんのりと効かせたペルノ酒が隠し味に〆の段階で、もうひと盛り上がりする土鍋ご飯。具材には柔らかく煮たタコ、ししとうとパプリカを掛け合わせた「よさこいハニー」と赤パプリカの素揚げを。エディブルフラワーを散らして、華やかな赤い仕上がりはインパクト絶大!メニュー名の『タコライス』に【ラペ】譲りの遊び心が垣間見えます。雑味ないおでんだしをかければ、さらりといただけてしまうまず土鍋で登場した後は、お茶椀によそってサーブされます。一膳目はそのままで、二膳目はおでんだしをかけていただくお茶漬けだから、おかわりは必食です。デザートには、【ラペ】の名物である韃靼そば茶のブランマンジェやパフェでフレンチらしさを感じて。ディナーは全11品のおまかせコースが9,900円、ランチは鯛茶漬けが〆になった全8品のコースで4,950円(ともに別途サービス料10%)。【ラペ】では年始の1週間限りだったため、冬の食材でしか味わえなかったおでん。これからは、四季折々の素材を駆使したどんなおでんが登場するのか、季節ごとに訪れる楽しみが増えました。【ラペ】譲りのドリンクペアリングが料理を引き立てます左から「マム・グラン・コルドン」、「ドメーヌ・フィリップ・シャヴィ ピュリニー・モンラッシェ」、「ドメニコ・クレリコ ネッビオーロ カピズメ・エ」。アルコールペアリングセット7,865円、グラスワイン1,210円~ペアリングに定評のある【ラペ】同様、【平ちゃん】でもアルコールとノンアルコールでペアリングを提案していただけます。シャンパーニュをはじめ、ワインはフランスに限らずイタリア、アメリカ、ニュージーランドなどのものも取り揃えています。もちろん、おでんに合うこと間違いなしの日本酒もあり。料理に合わせて、支配人の平田路也さんがセレクトしてくれます。ワイングラスでいただくノンアルコールドリンクは、お酒のような高揚感が楽しめるノンアルコールドリンクは、創意工夫が楽しいものばかり。例えば、サラダには有機ミントをブレンドした緑茶を。瑞々しい野菜に清涼感あるドリンクがぴったりです。春巻きにはクランベリージュースにレモンとミントのフレーバーを効かせた一杯。豚肉とベリーの甘酸っぱさが好相性で、揚げ物には嬉しい爽やかな飲み口です。ノンアルコールペアリングセットは4,840円アルコールペアリングセット(全6種類)とノンアルコールペアリングセット(全5種類)の他、ビールやハイボールなども含めて単品でオーダーできるので、自分のペースの合わせて飲み進めることができます。次の世代へ、次の時代へ、繋げたいという思いを込めて様々な人が"平"を書き寄せて完成したアート作品がメインフロアを飾っているカウンター席を構えたメインフロアの壁面には、"平"の字で円を描いたアートが飾られています。一文字ずつ、生産者さんやお客さん、松本さんはじめスタッフの皆さんなどが書いたもの。食材を手掛けて、料理に仕立て、レストランで味わうまでの繋がりを通して、平和への願いを表した作品となっています。左から、【ラペ】オーナーシェフの松本一平さん、【平ちゃん】シェフの根内大和さん【平ちゃん】に込められているのは、松本さんが大切にしている"繋がり"への思い。1つは、次の世代へ活躍の場を繋げること。【平ちゃん】の厨房を取り仕切るのは、1990年生まれという若きシェフ、根内大和さん。【ラペ】で「おでん屋 平ちゃん」が実現したのも和食経験を有する根内さんの腕があってこそ。自身も30歳でシェフに就いたという松本さん、次世代が夢を持てるような環境をつくりたいと【平ちゃん】は根内シェフを中心とした若いスタッフに任せる体制にしたそうです。若手メインだからこそ【ラペ】にはないオープンキッチンにして、活気あふれる空間にしたのもこだわりでした。松本さん曰く「賄いで作ってくれた和食がおいしくて、彼ならば」と腕を見込まれた根内さんもう1つは、次の時代へ食資源を繋げること。【平ちゃん】はサスティナブルシーフードのトレーサビリティを確保するためのCoC認証を取得。適切に獲られた魚介、未利用魚などを活用して、限りある水産資源を守っていくよう取り組んでいます。またスタッフ一同で生産者さんのもとへ足を運ぶことも積極的に。生産者さんの思いを汲み、食材の大切さを実感するからこそ、ロスのない調理に努め、さらにそれを食べ手に伝えることができるはず、と松本さん。平ちゃん【エリア】三越前【ジャンル】おでん【ランチ平均予算】7000円【ディナー平均予算】14000円【アクセス】三越前駅 徒歩3分松本さんの原点【おでん割烹 平ちゃん】に【ラペ】のエッセンスを加え、さらに季節を感じるおでんへと魅力を広げた【平ちゃん】。ほっとするだしをベースに、選りすぐりの素材と楽しい発想で仕上げた、新しいおでんに出会えます。
2021年08月03日明治30年創業の老舗鮨店で、瀬戸内の新鮮な魚を存分に堪能明石の魚介に、様々な工夫を重ねて上質な鮨にしっかりと酢の旨みを吸収するすし米を厳選明治30年の創業の老舗寿司店で、瀬戸内の新鮮な魚を存分に堪能明石漁港で水揚げされる瀬戸内の新鮮な魚を存分に堪能できる【菊水鮓】。関西を代表する老舗との呼び声も高いこちらのお店は、明治30年の創業以来、100年以上にわたって新鮮な素材の旨みを引き立てる鮨をつくり続けてきました。明石だからこその新鮮な魚介類で織りなす老舗鮨店明石で水揚げされる魚を、いかにおいしく、生でよりおいしく食べてもらうかを考えて、その為の下準備をしたり魚の旨みを引き出すための調理をし、鮨にする。味付けをして旨みを出すのではなく、素材の旨みを引き立てる。しかも新鮮なままで。それが【菊水鮓】の考える‟明石スタイル”です。1階はすべてバリアフリーで、使いやすく居心地のよい空間香り立つような美しい白木を用いた店内には、バリアフリーの個室や座敷もあり、接待やデートはもちろん、各種宴会にもおすすめ。極上の味わいと空間で、至福のひと時を過ごすことができます。明石の魚介に、様々な工夫を重ねて上質な鮨に同店で供するのは“穴子のニツメひとつも更においしく”と様々な工夫を重ねる四代目、萩野良平氏の織りなす上質な『握りずし』から『季節のお任せ』まで。今回はこちらの料理をご紹介しましょう。【菊水鮓】伝統の自慢の逸品『穴子棒ずし』前獲れの、脂の乗った穴子を、大葉・しいたけ・海苔を細かく刻んで混ぜたシャリと共に。ほっこりとした穴子の旨みを、伝統の少し甘めのツメがさらなるおいしさを引き立てる『棒ずし』。変わらぬ人気を誇ります。お土産にも人気の逸品酒の肴にも抜群の組み合わせ『上ちらしずし』【菊水鮓】のオリジナリティがぎゅっと詰まった『ちらしずし』。上品な酢飯に、旬の魚や焼穴子、錦糸玉子に海老おぼろ等々がたっぷり。すべての食材に対して、店主のかけるひと手間ふた手間で、至福の味わいに。錦糸玉子や海老おぼろが美しく彩られて、まるで宝石箱のよう!旬の味わいを存分に『夜のお任せコース』7000円より季節ごとの食材のおいしさを、存分に堪能できるお任せコース。煮物や焼き物、お造りに、にぎり、そして巻き寿司または箱寿司まで、たっぷりと。ゆっくりとおいしいものを堪能したい日、大切な方との食事などにぴったりのメニューです。家族の食事会や仕事の接待にもおすすめしっかりと酢の旨みを吸収するすし米を厳選ちなみに同店では「播州米」を使用しているのもこだわり。しっかりと酢の旨みを吸収してくれ、米の味とすし酢の味が調合されて、初めてすし米としての旨みが出せるとの考えから、酒米と白米の中間位の米を厳選しています。丁寧な仕事に加え、「リラックスしてくつろげるよう居心地の良さも大切にしたい」と語る萩野さん「せっかく明石に足を運んでいただいたのだから、できるだけ地のおいしい魚を食べてもらいたい」と萩野さんは言います。その季節ならではの味わいを楽しみに、何度も足を運んでみたくなる一軒です。料理人プロフィール:萩野良平 さん1967年、兵庫県明石市生まれ。明治30年に曾祖父が明石の地に鮓店を開店し、親子三代にその味わいを受継ぐ老舗【菊水鮓】に生まれる。大学時代色々な事を学び模索するも、やはり大好きな鮓を極めたいと料理人の道へ。様々な修業をへて腕を磨き、四代目店主就任。2016年、店舗をリニューアルし、明石の上質な魚をつかった江戸前鮓の魅力を、更に多くの人に提供し喜んでほしいと日々奮闘を重ねている。菊水鮓【エリア】明石【ジャンル】鮨・寿司【ランチ平均予算】3500円【ディナー平均予算】13000円【アクセス】明石駅 徒歩5分※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報や営業時間は店舗にご確認ください
2021年07月29日洋食【洋食ビストロ TŌYAMA】イタリアン【旬熟成六本木】寿司【鮨かくの】イタリアン【colours】イタリアン【Les dés】洋食【洋食ビストロ TŌYAMA】名店で経験を積んだシェフがつくる”フレンチの技法”を織り込んだ洋食店の外壁には壁いっぱいに店主の似顔絵が描かれている六本木駅から徒歩8分。フレンチの技法を活かした洋食が食べられる【洋食ビストロ TŌYAMA】。京都の名店で腕を磨いたシェフが、1週間かけて丁寧に仕込んだデミグラスソースや、九州産の旬の食材を使った洋食を提供しています。カウンター席では気さくなシェフとの会話を楽しめるでしょう。熊本産の鶏「天草大王」を使った『天草大王のサラダ仕立て』熊本のブランド鶏「天草大王」のタタキと冬柿を合わせた『天草大王のサラダ仕立て』。シェフの出身地の熊本で育てられた「天草大王」は、臭みがなく脂がのっているため一流レストランなどで人気の食材です。身にはしっかりとした歯ごたえがあり、口の中で旨みが広がっていく感覚を楽しめます。洋食ビストロ TŌYAMA【エリア】西麻布【ジャンル】洋食【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】8000円【アクセス】六本木駅 徒歩8分イタリアン【旬熟成六本木】六本木から少し離れた閑静なレストランで発酵熟成ステーキを堪能する閑静な場所にあり、気を張らずに料理を楽しめるレストラン麻布十番駅から徒歩3分の【旬熟成六本木】では、発酵熟成ステーキと旬の厳選素材を使った料理が食べられます。六本木から少し離れた閑静な場所にある一軒家レストランで、1Fはオープンキッチン、2Fは客席になっています。食材に寄り添うことを意識したシェフのつくるイタリアンは、素材そのものの味わいを感じられるのが魅力です。『エージングシート熟成肉と焼き野菜』は、野菜のローストの味わいにも注目したい【旬熟成六本木】のメイン料理である熟成肉の料理『エージングシート熟成肉と焼き野菜』。熟成肉は明治大学と共同開発したエージングシートでつくっています。焼き野菜は、全国の契約農家から仕入れた味の濃い新鮮な野菜を使用。素材の味わいを活かした料理で、ゆっくりとした時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。旬熟成六本木【エリア】六本木【ジャンル】イタリアン【ランチ平均予算】1800円【ディナー平均予算】8000円【アクセス】麻布十番駅 徒歩3分寿司【鮨かくの】江戸前の技に魅了された食通が集う六本木の隠れ家のような鮨店三ツ星レストランの内装を手がけたデザイナーによる自然素材を取り入れた店内六本木駅から徒歩7分。都心の一等地にある洗練された雰囲気の鮨店【鮨かくの】。店主がこだわり、選び抜いた素材だけを使用し、独自の手法で仕上げる鮨を堪能できます。店内は、自然素材を取り入れた高級感のあるモダンなデザイン。カウンター席の前には水が流れ、鮨をつまんだ指を洗えるという粋な仕掛けがあります。2つの食材を贅沢に使った『ウニとイクラの小丼』。北海道のバフンウニを使用。その時期によって食材が変わる自家製のイクラ塩漬けを敷き詰めた上に、旬のウニを重ねた贅沢な逸品。魚は天然物にこだわる店主が、その時期に一番おいしいウニを選び抜いて使用。2つの高級食材に有明産の海苔が磯の香りのアクセントを添えます。店主が一握ごとに自分のすべてを注ぎ込む「一期一握」の鮨を堪能できるでしょう。鮨かくの【エリア】六本木【ジャンル】鮨・寿司【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】12000円【アクセス】六本木駅 徒歩7分イタリアン【colours】旬の食材で季節を感じられる隠れ家イタリアン木の温もりが感じられる落ち着いた店内六本木駅から徒歩2分。四季を感じられる料理を楽しめる、カジュアルな雰囲気のイタリアン【colours】。店の名前の由来は、「色とりどりの食材を通して、季節を感じられるようなお店にしたい」という思いから。食材はできるだけ国産で、旬のものにこだわって、シェフ自らが選んでいます。『石垣島美崎牛』は、口どけがよい脂と赤身の旨みを感じられる一皿「美崎牛」は、沖縄の石垣島で独自の飼料と飼育の技法で育てた黒毛和牛。赤身は人の体温と同じ36度で溶ける脂に仕上がっています。主に旬の食材を使っているため、その時季にしか食べられないメニューも多い。彩り豊かに仕上がった華やかな一皿は、女子会やデートにもピッタリです。colours【エリア】六本木【ジャンル】イタリアン【ランチ平均予算】5000円【ディナー平均予算】10000円【アクセス】六本木駅 徒歩2分イタリアン【Les dés】静かな住宅街にある隠れ家レストランで季節の食材をいただく店名はフランス語で「サイコロ」という意味乃木坂駅から徒歩9分。閑静な住宅街の中にある落ち着いた雰囲気のイタリアン【Les dés】。四季折々の食材を活かしたイタリア料理とワインを楽しめます。店名には「今日はどんな料理、ワインが出るかな?」という期待を込めて来店してもらえるように、という店主の思いが込められています。四季折々のトリュフをかける『タヤリン(タリオリーニ)季節のトリュフをかけて』3,000円~(税込)手打ちのパスタ「タヤリン」にトリュフをかけた贅沢な逸品。「タヤリン」を打つ時に使用する水分は卵黄だけなので、麺の色はまるで黄金のよう。モチモチとした食感の細麺をトリュフとともに味わえます。その季節ならではのトリュフを贅沢に使った、香り高い一皿をお試しあれ。Les dés【エリア】六本木【ジャンル】イタリアン【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】9000円【アクセス】乃木坂駅 徒歩9分
2021年07月28日メインストリートの地下にある静かな日本料理店正統派和食をアレンジした季節の食材のおまかせコース料理に合うことにこだわった約30種の日本酒メインストリートの地下にある静かな日本料理店地下にある隠れ家のような日本料理店四谷三丁目駅徒歩2分。荒木町のメインストリートの地下に広がる【荒木町きんつぎ】。2018年に開店し、ゲストを飽きさせないコース展開が話題の和食店です。落ち着いた雰囲気の中で、正当派和食をベースにした味付けや素材選びに変化をつけた料理を楽しめます。広々としたカウンター席で落ち着いた時間を過ごせる店内のカウンター席は、奥行き70cmと広めに設計されています。一段低い厨房から提供される料理を目でも楽しめるのが特徴。カウンター席の他にも完全個室が全5室あり、目的に応じて利用できます。料理人が目指す「若い人は少し背伸びをして、食べ慣れた人は気楽に来られるような店」として、幅広い世代が料理を楽しみやすいでしょう。正統派和食をアレンジした季節の食材のおまかせコース【荒木町きんつぎ】の料理は、正当派の和食をベースにしながら、季節によって味付けや素材選びに変化をつけています。旬の食材を使った料理はその時期にしか味わえないのが魅力でしょう。名店で研鑽を積んだ北村徳康氏と、酒の知識を蓄積した佐藤正規氏が何度通っても飽きさせない「おまかせ」コースを提供しています。「おまかせ」で提供されるメニューを3つご紹介します!『前菜』『前菜』初夏の一例で、初ガツオの握り、とうもろこしのすり流し、淡路のハモの自家製柴漬け添え、焼きなすとおかひじきのおひたし季節の食材を盛り合わせた小鉢と、旬魚の握りを組み合わせた『前菜』。「おまかせ」と注文すると、最初に提供される贅沢な一皿です。カウンターでは1品ずつ、個室では盛り合わせで提供されます。握りは「おまかせ」のコース内容に合わせて1~3貫が含まれます。『枝豆と車海老の南禅寺蒸し』『枝豆と車海老の南禅寺蒸し』豆腐ペーストの上にえだまめのすり流しをのせたベースに、クルマエビをのせて「おまかせ」の前菜の後に提供される椀物の『枝豆と車海老の南禅寺蒸し』。前菜が冷菜中心なので、胃を温めるように考えられたコースになっています。信頼する業者から届く旬の食材を使っているので、季節によって異なる椀物が提供されます。その時期にしか味わえない一皿をお試しあれ。『佐賀牛と季節野菜の炊合せ』『佐賀牛と季節野菜の炊合せ』佐賀牛と佐賀産のさといも、にんじんを群馬のフルーツトマトのソースでまとめた一品和食店ではめずらしいボリュームある肉料理『佐賀牛と季節野菜の炊合せ』。コースの締めのご飯の前に提供されます。赤ワインとの相性もよく、食中酒と一緒に楽しめます。鮮魚だけにとらわれず、ゲストを飽きさせない料理にこだわった【荒木町きんつぎ】らしい逸品です。料理に合うことにこだわった約30種の日本酒日本酒単体の完成度だけでなく、料理と合うことを基準に集められている【荒木町きんつぎ】では、食中酒として楽しめる約30種の日本酒をセレクトし提供しています。日本酒選びの基本は「料理に合うこと」と一番に考えて、料理と合わせて一層引き立つような種類を厳選しています。日本酒だけでなく、食中酒として楽しめるワインにも力を入れています。ボリューム感のあるコース料理が話題の【荒木町きんつぎ】。最後の一品までゲストを飽きさせない日本料理が魅力です。食中酒にもこだわっているので、お酒好きな人も満足できるでしょう。都会の喧騒を忘れさせてくれる落ち着いた店内で、心ゆくまで「おまかせ」コースを楽しんでみてはいかがでしょうか。料理人プロフィール:佐藤正規さん1986年生まれ、群馬県出身。大学4年の頃に飲食の道を志し、焼鳥店や日本酒に定評のある酒店【坂戸屋】で修業。28歳で【件】に入り、同店のOB北村徳康氏と出会う。名店で見識を広めた後、2018年に北村氏と【荒木町きんつぎ】をオープン。荒木町きんつぎ【エリア】四谷【ジャンル】和食【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】10000円【アクセス】四谷三丁目駅 徒歩2分
2021年07月28日居心地のいいカウンターで、江戸前の鮨とつまみに舌鼓確かな目利きで仕入れる旬魚や地魚が奥深い馳走に地元を中心に、全国から取り寄せる銘酒との粋なマリアージュを居心地のいいカウンターで、江戸前の鮨とつまみに舌鼓白壁と白い暖簾が目印各線本通駅から徒歩4分。にぎやかな本通りにある、どこか凛とした佇まいの鮨店が【吉鮨】です。品書きは、おつまみと握りで織りなす3種の『おまかせコース』。店主の吉村さんが、目利きして仕入れる鮮魚それぞれの味わいを、江戸前の確かな技で高めます。米の旨みを引き立てる、赤酢と塩の塩梅も絶妙。シャリを味わう江戸前鮨の神髄を堪能できます。木製のL字型カウンターが温かな雰囲気を醸し出す店内磨かれた木製カウンターが温かな雰囲気を醸し出す店内は、居心地がよく、大切な接待やビジネス会食の場所としても選ばれています。鮨や酒肴のクオリティはもとより、大将と女将さんの丁寧なもてなしも評判で、肩肘張らずにくつろげるのがうれしいところ。6名様以上から貸切りもできるそうなので、気軽に相談してみては。確かな目利きで仕入れる旬魚や地魚が奥深い馳走に穴子は瀬戸内海や対馬産などからその時々で最もいいものを吟味。脂の乗った穴子の白焼きは、脂が染みたツヤ感が絶妙で、旨みを引き出す塩も名脇役に魚は毎朝吉村さん自らが市場に仕入れに出向き、確かな目利きでベストな旬魚を選りすぐります。地物を中心に日本各地の味覚を取り揃えており、素材ごとに、その持ち味を頂点に導く江戸前の技が評判。季節によって、夏季ならヨナキ貝や小イワシなど、広島ならではのネタも登場します。ここからはその中でも、お店オススメのメニュー3つをご紹介します。『チダイ』身がしまったチダイの旨みを甘味と酸味が引き上げる身がギュッとしまったチダイを、塩・酢でやわらかな食感に仕上げ、自家製おぼろと柑橘を添えた『チダイ』は、口にしたとたん、甘味と酸味の豊かなコラボレーションに驚きます。香り高い有明産の海苔も好アクセントで、最後の余韻まで心地よい味わいに。江戸前の妙技を感じられる握りです。『ハモ』繊細で淡泊な味わいを、多彩なトッピングで多面的に表現する季節のおつまみの一品として外せない『ハモ』は、瀬戸内であがる上質なものだけを厳選し、丁寧に湯引き。ウニ、木の芽、梅肉、オリーブオイルなど、淡白でいて繊細な味わいを引き立てる食材とカラフルに合わせ、多面的な魅力を表現します。トッピングにより表情をガラリと変える、新感覚の美味をお楽しみください。広島ならではの珍しい地物も。こちらは、コリコリとした食感が楽しい『ヨナキ』ここならではの地物食材に出合えるのも楽しみのひとつ。春から夏には、あまりのおいしさに乱獲され、主産地である広島でも今や貴重となっている旬の名物、ヨナキがお目見えします。鮮烈な赤の色合いと味わい深い風味、独特のコリコリとした歯ごたえが、やみつきになること間違いなし。このほかにも、季節のネタが多彩に登場します。地元を中心に、全国から取り寄せる銘酒との粋なマリアージュを広島を中心に、全国の名蔵元から厳選する日本酒が、旬魚の旨みにやさしく寄り添う鮨に欠かせないパートナーである日本酒は、呉の銘酒として名高い「宝剣」をはじめ、広島が誇る地酒を中心にスタンバイ。全国の名蔵元から厳選した銘柄も合わせ、常時15種ほどが揃っています。定番の純米・純米吟醸・純米大吟醸に加え、季節のお酒も登場するのがうれしいところ。ワインの品ぞろえも豊富で、季節の鮮魚とのマリアージュが楽しめます。魚に合うソーヴィニヨンブラン品種など、ブルゴーニュの銘醸ワインが充実しているので、ネタに合わせて飲み比べてみるのもおすすめ。宴席の華やぎを彩るシャンパーニュも用意されており、記念日やお祝いの席、大切なゲストをもてなす接待にもぴったりです。料理人プロフィール:吉村憲治さん広島県出身。子供の頃から料理が好きで、大学時代に鮨に出合ってプロの世界へ。東京での修業時代に、江戸前の繊細な技術と、料理人としての心構えを学ぶ。広島に戻り35歳で独立し、【吉鮨】をオープン。以来、きめ細かな手仕事ともてなしを提供し、中四国でも指折りの名店へと育ててきた。吉鮨(よしずし)【エリア】本通/立町【ジャンル】鮨・寿司【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】20000円【アクセス】本通駅 徒歩4分※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報や営業時間は店舗にご確認ください
2021年07月27日江戸前の味覚に、明石ダコやアマダイが加わる多彩なコース握る時間から逆算して捌き、素材ごとの工夫で旨みを最大限に一期一会で繰り広げられる、起伏に富んだ趣向に心奪われて江戸前の味覚に、明石ダコやアマダイが加わる多彩なコース季節ものとして定番の『甘鯛』は、パリッと炙った皮目とねっとりとした身の食感が魅力JR北新地駅から徒歩5分。ビルの3階にひっそりと佇む【鮨ほしやま】は、開業翌年にミシュランの星を獲得した実力派。一度訪れたら、そのおいしさがやみつきになると評判を集めています。メニューはコースのみで、江戸前スタイルの鮨に、明石のタコやアマダイなども加わるバラエティに富んだラインナップが楽しめます。料理人の丁寧な仕事を間近に眺められるカウンター店内はカウンターのみの大人の空間ながら、女性一人でも訪れやすい明るい雰囲気。コース内容はおまかせですが、店主の星山さんがあらかじめ好みをたずねてくれるので、初めてでも安心です。また、料理に欠かせない器にもこだわりが満載。肴が映える古伊万里やアンティークグラスをはじめ、いずれも料理によく合い、目を引くものばかりです。握る時間から逆算して捌き、素材ごとの工夫で旨みを最大限にホロリと崩れる酢飯とネタの食感の妙がたまらない『マグロ』魚介は素材の良さを最大限に活かすため、握る時間から逆算して捌くという星山さん。生のままではなく、湯通ししたり昆布〆にしたり……と素材の旨みを引き出すさまざまな工夫が施されています。季節のネタも多種多様で、中でも人気は『甘鯛』。パリッと炙った皮目とねっとりとした身の食感のコントラストがたまりません。ここからはその中でも、お店おすすめのメニュー3つをご紹介します。塩と酢の加減が絶妙な『コハダ』。さらに煮切りを塗ることで、奥深い味わいに仕上がっているツウ好みの『コハダ』は、天草から届くコハダを、信頼を置く仲買いのいる築地経由で仕入れるというこだわりよう。お店で捌いて塩と酢でしっかりと〆ることで、その滋味を倍増します。さらに店特製の煮切りを塗れば、酢の酸味だけではない、複雑な味わいに。光物のネタに相応しく、角度によってきらりと光る様子が、見た目にも楽しいひと品です。やわらかい中にもしっかりとした歯ごたえが絶品の『蒸しアワビ』千葉県産のアワビをじっくりと蒸し上げること3時間半。最も香りが出てやわらかくなる最良のタイミングを見極めるため、できあがるまで目が離せないというネタが、『蒸しアワビ』。やわらかい中にもしっかりとした歯ごたえが絶品で、こちらを食べて「アワビの概念が変わった」というお客も多いのだとか。『車エビ』は、直前まで泳いでいたものを注文後に茹でる贅沢なひと品大ぶりな車エビを半分に切って提供する『車エビ』は、直前まで泳いでいたものを茹でてくれる贅沢なひと品。その証拠に、口にするとほんのり温かさが感じられます。プリプリとした食感と共に、引き立つ風味や旨みがたまらないおいしさです。一期一会で繰り広げられる、起伏に富んだ趣向に心奪われて全国から吟味するバラエティ豊かなネタ。素材ごとに丁寧な下ごしらえがなされ、その味わいを高めているリラックスして過ごせるカウンターでは、魚や鮨について店主から話を聞いたり、食べたいものを伝えたり。バラエティに富んだラインナップが揃う日本酒を飲みながら、ゆったりと過ごせます。鮮魚に合うというシャンパンもおすすめ。記念日のデートや、大切なゲストをもてなす接待シーンなどにもぴったりです。メニューはあえて置かず、提供されるのはその日厳選した食材で彩るコースのみのこちら。その内容は一期一会の起伏に富んでおり、時には、一品ずつじっくり味わいたい至高のネタを集めた『3点盛』などのメニューも……。カウンター内で繰り広げられる江戸前ならではの丁寧な仕事と、次々に繰り出される美味から目が離せません。料理人プロフィール:星山忠史 さん1981年生まれ、大阪府出身。高校卒業後修業を始め、京都祇園【まつもと】などで研鑽を重ねる。2012年に独立し、地元大阪で【鮨ほしやま】を開業。翌年には早くもミシュランの星を獲得した。自ら厳選した素材と日々真剣に向き合う、丁寧な仕事ぶりが評判を集めている。鮨ほしやま【エリア】北新地【ジャンル】鮨・寿司【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】15000円【アクセス】北新地駅 徒歩5分※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報や営業時間は店舗にご確認ください
2021年07月17日カウンター9席のみの、凛とした空気に満ちた店内一人ひとりのペースに合わせて寿司を握ってくれる特別感錫の酒器で供される、辛口の日本酒はこだわりの品ぞろえカウンター9席のみの、凛とした空気に満ちた店内これから始まる美食のひととき。期待に胸をふくらませながら、暖簾をくぐるJR環状線・天満駅から徒歩3分ほど。店名を描いた白い暖簾が目印の、凛とした佇まいが【寿司処 かい原】です。席はカウンター9席のみ、料理はコースひとつのみという潔さ。特別感に満ちたおもてなしは、記念日やデートなど、大切な人と過ごすひとときに華を添えてくれます。料理人の目が細やかに行き届く、ゆったりとした9席のカウンター高まる気持ちをおさえながら暖簾をくぐると、瞳に映るのは板場を守る料理人の姿。凛とした佇まいの中、柔らかな物腰と笑顔で迎え入れてくれます。一人ひとりのペースに合わせて寿司を握り、一品を提供してくれる特別なひととき。記念日など、大切な人と過ごす時間のためにぜひ早めのご予約を。一人ひとりのペースに合わせて寿司を握ってくれる特別感洗練された職人技がすぐ間近で見られる、9席のカウンターは特等席寝かす、炙る、〆るなど、食材そのものを大切にしながらもひと手間加えたおもてなしが光る【寿司処かい原】。メニューは、寿司と一品がいただける「3500円コース」のみ。席に調味料を置かないのは、すべての料理は良い塩梅に味をつけたのちに提供されるから。納得のいく食材を仕入れるため、料理人が丹念に見極めています。リピーターに愛される逸品の中から、お店オススメのメニュー3つをご紹介します!トロと醤油が一体になり、口の中でとろけていく『トロ あわ醤油』トロとウニという、なんとも贅沢かつ色あざやかな組み合わせ。トロの中央に、あわ醤油をそっと乗せてからご提供する『トロ あわ醤油』。口に含むと、細やかな泡がシュワシュワと消えゆく不思議な感覚。口のなかでとろけるウニを包み込みながら、唯一無二の一体感を生み出します。磯の薫りに包まれながら、濃厚で甘い大粒のウニが堪能できる『ウニ のり醤油』粒が大きくて甘さのあるウニには、豊潤なのり醤油がよくマッチします。のり醤油とは、醤油本来のカドが取れ、ふんわり丸みを帯びた自慢の調味料。これとウニを合わせることで、まろやかな旨みが感じられる『ウニ のり醤油』は、やさしくただよう磯の薫りについもう一杯と日本酒が進む一品です。上品でふくよかな味わいが記憶に残る『松茸入り 銀鮭きのこあんかけ』サッと炙った松茸を手で割くことにより、一層立つ高貴な薫り。ほどよく脂がのった銀鮭は皮目をパリッと焼いて香ばしさをプラスしたのが『松茸入り 銀鮭きのこあんかけ』です。お椀のなかに自家製の餡をたっぷり注ぎ、具材を優しく包み込みます。(※こちらは季節料理のため、ご提供できない場合もございます)錫の酒器で供される、辛口の日本酒はこだわりの品ぞろえ店主セレクトの日本酒は、どれにしようか迷ったら気軽にたずねてみよう錫の酒器を用いるのは、雑味を払い、よりまろやかな日本酒の味わいを楽しんでほしいから。口の中をすっきりリセットできるようにと、酒の種類は辛口を揃えています。ついもう一杯と、ゆるゆるとかたの力が抜けていくひととき。寿司に良く合う、シャンパーニュや白ワインは薄く繊細なワイングラスでどうぞ。カウンター越しに見える料理人の手仕事を堪能しながら、非日常のひとときがゆっくり過ごせる、9席のみの特別な空間。接待や会食、誕生日や記念日に、カウンターならではの醍醐味を心ゆくまで。日本酒に対する賞賛の念、多彩なワインやシャンパーニュもそろう【寿司処 かい原】は、ぜひ予約をしてから出かけたい一軒です。料理人プロフィール:開原さん1974年広島県出身。飲食店のアルバイトがきっかけで、料理に興味を持つ。和食料理店での修業を続けていくにつれ、料理のおもしろさにどんどん惹かれていく。自分の店をもつことを目標に、さらに修業に励む。2009年、縁あって天満に【寿司処 かい原】を開業する。寿司処かい原【エリア】天満/天神橋筋【ジャンル】鮨・寿司【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】5000円【アクセス】天満駅 徒歩3分※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報や営業時間は店舗にご確認ください
2021年07月14日“シャリは人肌に限る”。これが、これまでの鮨飯の通説だろう。冷えた酢飯は論外。ホカホカの酢飯に対しても批判的な風潮が強かった中、その常識を打ち破るような鮨店が彗星の如く現れた。今から5年ほど前にオープンした東銀座【すし佐竹】がそれだ。ご主人・佐竹大さんの握る“熱いシャリ”が評判を呼び、それにより、酢飯に対する概念が少しずつ変わってきた…と言ってもいいかもしれない。なぜなら、その後、ネタと酢飯の温度帯を意識する鮨店が少しずつ増えていったからだ。酢飯の温度で鮨だねの味わいが変わる。当たり前といえば当たり前の事実を改めて見直したそれは、ある意味、コロンブスの卵的な新たな発見だったのかもしれない。マグロ仲卸の雄「やま幸」から仕入れる天然本マグロ。写真は、鳥取境港産。旋網(まきあみ)で上がった95kgの本マグロ。これで約7.5kgその【すし佐竹】が店を閉めたのは、去年の2月のこと。そして1年3ヵ月の充電期間を経て、この5月27日、新たな幕開けを迎えた。場所は、以前と同じ東銀座。だが、設いはぐっとバージョンアップした。新橋色(ターコイズブルー)の暖簾をくぐれば、そこは別世界。すがすがしい木の香りに包まれつつ、迎え入れられるのは無駄な装飾を排した凛々しい店内。潔いまでのピュアな空間で、一際目をひくのは、吉野檜の一枚板も見事なカウンターだろう。シンプルでいて、細部にまで行き届いた設えは、どこかその握る鮨にも通じるものがある。伝統の江戸前鮨の仕事はしっかりと継承しながらも、素材一つ一つに対する細やかな手間ひまや微調整に、佐竹さんなりの素材に対する思い入れの深さを感じるのだ。まだ湯気の上がるホカホカの酢飯は、粘りと歯応えのバランスのとれたつや姫を使用。2種の赤酢は、ミツカンの“三ツ判山吹”と“優選”を使用例えば、今が旬のアオリイカ。両面に細く切り目を入れたそれは、イカ本来の甘味が、より濃密に引き出され、また、鮨屋の華ともいえるマグロにいたっては漁法にまで目を向ける拘りよう。曰く「味の濃い定置網や旋網漁のマグロを扱うようにしている。」そうで、それも漁法によって捕れるマグロが棲む海深が違い、それによって餌も変わってくるからだ。このように、一つ一つの鮨だねと真摯に向き合い、持ち味をいかにして最大限に引き出すか、を常に考える佐竹さん。だが、その真骨頂は、むしろ“酢飯”にある。以前の店でブレイクした“熱い酢飯”は、新生【佐たけ】でも健在。否、バージョンアップしたと言ってもいいだろう。「この店では、本物を残していくために若手の育成にも力を入れていきたい。」とは佐竹さん。佐竹イズムを担う若き後継者が羽ばたく日が楽しみだ「(熱いシャリは)実は、偶然の産物なんです。毎日、店のオープン前には必ず、マグロを一貫握って味見をするのですが、ある日、仕込みが押してシャリ切りが間に合わず、店を開ける直前になってしまったんです。でも、味見をしないわけにもいかない。仕方なくできたてホカホカのシャリで大トロを握ったんですが、これが想定外のおいしさで…。思わず、オッと心の中で叫びましたね。「けっこうイケルんじゃない?って。」とは佐竹さん。とはいうものの、湯気の立つ酢飯など前代未聞。そこで、最初は常連客にだけ出し、リアクションを見ていたのだとか。「食べていただいたお客様の反応も思いのほか良くて。それなら、熱いシャリを定番にしようと思ったわけです」ホカホカの酢飯に合わせ、握りの初っ端に供される大トロ。脂の最も強い部分だが、それが熱でとろけ、力強い酢飯とダイナミックなマリアージュを見せてくれるかくして、「佐竹」名物の熱い握りが誕生したわけだが、そこは凝り性な佐竹さんのこと。温かい酢飯に合わせ、炊き加減や酢の調合も微調整。現在の形に辿り着いたわけだ。が、ただ単に奇をてらったわけでは決してない。そこには、“鮨の主役はあくまでもシャリ”という佐竹さんの確固たる信念があるのだ。「まずは、自分の理想とするシャリを決め、それに合った鮨だねを選ぶ。それが、本来の握りのあり方だと思っています。」とは佐竹さん。しっかりとした力強い酢飯が理想だそうで、目指すは口中でほどけるのではなく握りではなく咀嚼する鮨。佐島のアオリイカ。一度、マイナス60℃で急速冷凍して細胞を壊し、甘味をより引き出しているそこで選んだ米は、冷めてもおいしい山形のつや姫。塩と2種の赤酢のみで仕上げた酢飯は、砂糖は一切入っていないものの、噛み締めるほどに米本来の甘味と旨みがじんわりと舌に広がる。美味しい酢飯だ。これを60℃前後の温度から、徐々に冷めるに従い、その温度に合わせた鮨だねを握っていくわけだ。そして、その温度の波は、全部で15貫が出るコースの中で計4回ある。「以前、1人でやっていたときは2回が精一杯でしたが、スタッフが増えたおかげで、シャリの温度管理がスムーズにできるようになった。」からだ。つまみの最後に供される『甘鯛の煮おろし』。サクッと軽やかに揚げた繊細なアマダイの身に、品の良い昆布とカツオだしが優しい旨みをそえる。人気の一品筆者が訪れた日の内容は次の通り。最初は大トロで始まり、赤身、アジ、カスゴと来て、次にトロで第2波。ここで最初の熱い酢飯チェンジがあり、続いて車エビ、コハダ、イカでまたチェンジ。第3波は炙った金目鯛からスタートし、大助、白甘鯛とり貝で一段落。オーラスは、大トロ、ウニ、最後のアナゴのためだけに、酢飯をチェンジ。そしてタマゴでフィニッシュという構成だ。この最後の大トロは、最初のそれと違い完全に常温に戻した状態で握るため、ホカホカの酢飯との相性もマックス。見事、味の大団円を迎える趣向となっている。奈良の宮大工が手で削ったという一枚板のカウンターが清々しい。他に個室カウンターも用意されている温かいときは、心持ちホワッと空気を含んだ酢飯に大トロの脂の旨みが、その熱ととみに口中でとろけ、冷めるに従い締まりゆく酢飯のやや硬めな食感にはイカやとり貝といった歯切れ良い鮨だねが小気味良くフィット。そのバランスも上々だ。また、コースの前半には、カスゴやコハダ、車エビといった江戸前鮨の王道系握りが続き、その後、炙りものや大助などの変化球で攻め、最後はウニやアナゴの濃厚な鮨だねで締めるー。というように握りの流れも巧妙。それは、握りの前哨戦ともいえるつまみも同様。さっぱりとしたトマトのおひたしから始まり、旬の刺身や焼きもの、オリジナルの味噌漬け鯨ベーコン等々こちらも温度感を大切にしたつまみの数々が、主役の鮨を邪魔することなく華添える。それに合わせた日本酒、ワインも豊富に揃っている。定番の芝エビではなく、ホタテ貝のすり身を入れて焼いた佐竹オリジナルの薄焼き卵。「ホタテ貝の方が甘味もあり、臭みも少ないから」とは佐竹さん「これからは、自らのイズムを受け継ぐ若手の育成にも力を入れていきたい。」と語る佐竹さん。継承と進化をモットーに、100年後も残るスタンダードな鮨を見据える一途な姿勢がそこにある。佐たけ【エリア】新橋/汐留【ジャンル】鮨・寿司【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】38500円【アクセス】新橋駅 徒歩8分
2021年07月12日店主が自らの目で選んだ和の情緒漂う店構え季節によって仕入先を変えるこだわりの”国産ネタ”和やかな雰囲気で「鮨」を楽しめるカウンター席店主が自らの目で選んだ和の情緒漂う店構え店主はネタだけでなく、店の設えまで選び抜いている外苑前駅より徒歩5分。外苑西通りに面している【すし処海味】は、料理人こだわりの鮨が食べられる、和やかな雰囲気のある名店です。料理人の平さんはミシュランの星獲得店【ザ・リッツカールトン京都水暉】で寿司部門を担当していた経験もあり、実力者が握る本格的な味が堪能できます。白木でつくられた落ち着きのあるカウンター凜とした佇まいの白木のカウンターで、職人たちが腕を振るう姿を眺められます。料理人の平さんが自らの目で選び抜いた、鮨を「魅せる」ための皿や、店内に飾られた有田焼の看板など、目で見て楽しむことができます。一つ一つの設えを話題に、大切な人との会話が弾みそうです。季節によって仕入先を変えるこだわりの”国産ネタ”【すし処海味】の鮨のネタは国産にこだわり、その時期に一番おいしい産地のものを日本全国から仕入れています。シャリに使用する米は、料理人が考える最高のものをセレクト。ゲストが口に運ぶ20030分前に炊き上げています。細部にまで料理人のこだわりが詰まった江戸前鮨の真骨頂ともいえる鮨を堪能できます。その中でも、お店オススメのポイントを3つご紹介します!『鮪』国産だけを使用している『鮪』。旬な食材を使った『おまかせ』コースは、25,000円~30,000円(税抜)【すし処海味】では料理人おまかせで、旬の食材を使った鮨を握ってもらえます。中でも『鮪』は近海本鮪の回遊に合わせて仕入れる地域を変えることで、安定的に国産の鮪を入手。多くの鮨職人から目利きを信頼されている豊洲市場の老舗仲卸「石司」から仕入れています。『シャリ』『シャリ』料理人の平さんが素材だけでなく釜にまでこだわり抜いたシャリシャリに使う米は、有機農法の達人・石井稔さんが育てる「ひとめぼれ」の冬眠米を使用し、米を炊き上げる釜は、全国の名店で使われる土鍋作家・中川一辺陶さんの「信楽雲井窯」を採用。シャリに使う酢は、京都の老舗「飯尾醸造」の赤酢、米酢、純米酢。酢の配分の違う3種類のシャリを、ネタに合わせて使い分けています。『ネタ箱』旬のネタが輝く、宝石箱のような『ネタ箱』【すし処海味】の鮨のネタは、その時期に一番おいしい産地のものを日本全国から目利きして仕入れています。四季折々で旬の魚が並ぶ『ネタ箱』は彩りも鮮やか。東京・豊洲市場だけでなく、全国各地の漁師から直接仕入れることで、料理人が考える最高の鮨を提供しています。和やかな雰囲気で「鮨」を楽しめるカウンター席職人の技を間近で見られるカウンター席【すし処海味】のカウンター席から、職人たちが腕を振るう姿を眺めながらリラックスして過ごせます。その理由は、料理人の平さんが「旨い鮨はもちろん、空間、接客、すべてはお客様に喜んでいただくため」と考えているから。ゲストが緊張せずに食事を楽しめるように細やかであたたかい配慮をしてくれるのが魅力です。本格的な江戸前鮨を味わえる【すし処海味】。料理人がこだわっているのは、料理だけでなく、空間、設え、おもてなしの心。初めて店を訪れたときから、和やかな大人の時間を過ごせます。料理人がこだわり抜いたネタとシャリが見事に調和した極上の鮨をお試しあれ。料理人プロフィール:平公一さん1980年生まれ、鹿児島県出身。大阪の鮨店に修業に入り、鮨の基礎を学ぶ。その後、和食店やホテルなどで経験を積み、2019年8月【すし処海味】に入店。創作のない王道の江戸前鮨を極めたいと一新。卓越した技を活かした料理は、食通の舌を唸らせている。すし処海味【エリア】表参道/青山【ジャンル】鮨・寿司【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】35000円【アクセス】外苑前駅 徒歩5分
2021年07月12日女優の川口春奈が出演する、はま寿司の新CM「うに祭 はまい!」編が8日より放送されている。新CMは、海に近く、柔らかな光が差し込む、はま寿司の店内で、川口が 「うにつつみ」を楽しみに待つ様子からスタートする。待ち望んでいたお寿司を一口で頬張ると、「パリッ!」と海苔の音を響かせ、「ん〜!」と恍惚とした表情を浮かべる川口。最後は、「はまい」と唸るように言い放っている。
2021年07月09日子育てをしていると、子供の行動に驚くことは多いですよね。5歳のゆうなちゃんと、3歳のかんなちゃんを育てる父親の、こばぱぱ(kobapapaaa)さん。子育て中に起きた、さまざまな出来事を描きInstagramへ投稿しています。ある日、家族でお寿司を食べていた時のことです。「お寿司、おいしい!」と満足げなゆうなちゃん。しかし、手元をよく見ると…!「シャリしか食べてないやん」おいしそうにお寿司をほおばる、ゆうなちゃん。実は食べていたのはシャリ部分だけだったようです!まさかのオチに、こばぱぱさん夫妻は驚きを隠せない様子。お寿司のメインともいえる、お刺身の部分には見向きもしない、ゆうなちゃんに、思わず「安上がりでありがとう…」と思ってしまうのでした!投稿には「シャリ、おいしいよね!」「オチで吹き出した」「あるある!うちは逆にネタばかり食べます」などの声が寄せられています。お寿司の本当のおいしさが分かる日は、まだ少し先…かもしれないですね。こばぱぱさんは、ブログやYouTubeでもイラストや動画を投稿しています。気になる人はチェックしてみてください!Instagram:kobapapaaaブログ:こばぱぱブログTwitter:@kobapapaaaYouTube:こばぱぱチャンネル[文・構成/grape編集部]
2021年07月06日裏路地に佇む古民家で江戸前すしをカジュアルにいただく寿司の価値観を変える「くずし鮨」を『おまかせコース』で満喫コンクール優勝ワインソムリエによる、寿司とワインのペアリング裏路地に佇む古民家で江戸前すしをカジュアルにいただく八丁堀の裏路地にある、カラフルな色ガラスが目印の古民家3ヶ月先まで予約が埋まる寿司屋【鮨 おにかい】は、“知る人だけが知る、ひっそりと佇むお店”がコンセプト。3店舗目としてオープンした【鮨 うらおにかい】は八丁堀駅のすぐそばの裏路地に潜んでおり、まずはお店を見つけるまでのドキドキ感から始まります。古民家をリノベーションした店内は、一階、2階に8席、6席のカウンターがあります店内はカウンター席のみの計14席。二部制の完全予約となっています。所作を重視しながら食事をする従来のスタイルではなく、リラックスしながら本格的な味を楽しめる新しい仕立て方法の「くずし鮨」など、腕利きの若手職人が創意工夫を凝らしたモダンで柔軟な寿司がいただけます。寿司の価値観を変える「くずし鮨」を『おまかせコース』で満喫今ではもう手に入らない江戸前酢である「ヨコ井醸造の熟赤酢」で仕上げる本格江戸前すしを基本としながら、【鮨 おにかい】ならではの「くずし鮨」を加えた幅広い寿司が楽しめます。仕入れや季節によって変わる厳選されたネタを中心に構成された『おまかせコース』10,000円(税込)は、15貫の寿司に3品の小皿料理がついています。『海老天海苔巻き(車海老)』えび類の中でもトップクラスの旨味を誇る車海老の天ぷらを海苔巻きに。『海老天海苔巻き(車海老)』 ※コースの一品【鮨 おにかい】名物『海老天海苔巻き』は、系列店舗であるミシュラン一つ星を獲得した【天婦羅みやしろ】が監修する海老天と渾身のシャリの合わせ技が楽しめます。揚げたての天ぷらと赤酢の香りがたまらない一品です。『〆のマグロ巻き』赤身の醤油漬けと中トロ、炙り大トロ(醤油漬け)を細巻きにした一品。『〆のマグロ巻き』※コースの一品マグロに焦点を合わせたシャリの味わいと3種の部位のマグロが競演。江戸前の技法を用いて霜降り漬けにすることで柔らかな醤油の風味が楽しめます。大トロは炙ることでトロっとした食感と香ばしい香りが楽しめ、他の部位となじませる為にしばらく寝かせています。『裏メニュー(肉寿司)』サーフアンドターフが楽しめる欲張りな一皿。『裏メニュー(肉寿司)』 1,100円(税込)【鮨 うらおにかい】では、コースの最後の頃にあともう少し楽しみたいというゲストへの裏メニューとして、肉割烹出身の板前高橋さんによる肉を使った寿司を提供。時期により内容は変化しますが、第1弾は馬肉・雲丹・えび・蟹となんとも贅沢なラインナップ。肉と魚が寄り添い、其々の味わいが口内で優しく融合します。コンクール優勝ワインソムリエによる、寿司とワインのペアリングペアリングでは赤ワインを合わせています。ワインは、イタリアワイン・ベストソムリエコンクール(JETCUP)で優勝経験を持つ、ワインソムリエの永瀬喜洋さんが監修。また、ノンアルコールのペアリングも秀逸です。『ペアリングコース』『ペアリングコース(アルコール 5種)』 5,000円(税込)※写真は『プラネタ フラッパート』飛び魚昆布〆・小肌・鰆と相性抜群の『プラネタ フラッパート』は、シチリア島で海風と塩分やミネラルが豊富な土壌でできた果実味溢れるフラッパートで創られる赤ワイン。チェリーを思わせる果実味は今までにない新しい寿司の味わいを感じることができます。『ペアリングコース(ノンアルコール)』『ペアリングコース(ノンアルコール 5種)』 2,800円(税込) ※写真は『有機栽培焙じ茶』旬の小丼・マグロ巻き・穴子と相性の良い『有機栽培焙じ茶』は、香ばしさと程良いタンニンが寿司の味に寄り添います。カフェインが控えめなのも嬉しい。その前のジンジャーティと共にカクテルに仕立てた甘酒カクテルもコクを更に深め、これまで経験したことのない味わいへと誘います。伝統の味にモダンな仕立てを加えて新たな世界観を構築する【鮨 おにかい】。柔軟に変化をし、進化し続ける江戸前すしをぜひ味わってみてください。鮨 うらおにかい【エリア】八丁堀【ジャンル】鮨・寿司【ランチ平均予算】10000円 ~ 14999円【ディナー平均予算】10000円 ~ 14999円
2021年07月06日この記事を書いた編集部員「うまい寿司がたべたい!でもリーズナブルに」今回は、こんなわがままを叶えてくれる素敵なお店をご紹介します。西武池袋線・椎名町駅から徒歩6分ほどの場所にある【松野寿司】。ミシュランのビブグルマンに4年連続で選ばれている、実力あるお寿司屋さんです。創業1969年、貫禄と渋さを感じる外観平日の木曜日に開店と同時にうかがいましたが、満席の人気さ。今回は『おまかせ握り』を注文しました。握り10貫+巻物・玉子で4,000円~4,700円という安さ今回の選抜メンバーはこちらになります。それでは一挙にどーぞ。『すみいか』『平目の昆布締め』『とり貝』『巻海老』『鯛』『赤貝』『漬けまぐろ』『鯵』『煮はまぐりの甘辛タレ』『かんぴょう巻き』……からの、ミニうに丼!!!きっと3スクロールほどしないと見られないボリューム感。写真でも伝わる、ネタの厚みやサイズの大きさ、そしてシャリのぎっしりさ!これに瓶ビール、日本酒をあわせても一人5,000円ほどと、かなりのお得感と満足度です。都内でいいお寿司を食べようとすると福沢諭吉さんが4人、いや5人もいないと難しい場合もしばしば。町に愛されるつづける、大将が握ってくれるお寿司に心もほっこり。急にやってくる寿司への欲求。ぜひ訪れた際は、【松野寿司】へ行ってみてください。松野寿し【エリア】目白【ジャンル】鮨・寿司【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】6,001円~7,000円【アクセス】椎名町駅
2021年07月05日リーズナブルな価格で、寿司とワインのペアリングが楽しめる三軒茶屋駅から徒歩1分ほどの「GEMS 三軒茶屋」B1Fにオープンした【寿司とワイン サンチャモニカ】は、気軽にお寿司をつまみながらお酒が楽しめるお店。「カウンターの寿司店はちょっと敷居が高い」という人でも、身構えずにカジュアルに訪れて、ワインや日本酒とのペアリングが楽しめる“ネオ寿司酒場”です。高級感のある内観ですが、寿司は1貫99円~499円(税込)というリーズナブルな価格帯で気軽に楽しめます料理はアラカルトだけでなく、コースも3,000円、4,000円、5,000円の3種類を用意。普段づかいの飲みや、記念日などのちょっと特別な日に訪れるのにもぴったりです。お好みでペアリングのワインや日本酒も用意されているので、店員さんに聞きながら料理とお酒のマリアージュを楽しむといった、素敵な時間が過ごせます。『まぐろ三重奏』1貫 399円おすすめのメニューの一つ『まぐろ三重奏』。大トロ、炙りトロ、漬け赤身の3 種のマグロを載せた贅沢な握りです。合わせるワインは『丹波ワイン樽熟成』。一緒に飲むとマグロのバターソテーのような味わいになるのが不思議!『余韻で飲めるほっき貝』1貫399円ヒモや貝柱も入れた食べ応えある握り。甘味から徐々に旨味が広がり、貝の後味の余韻でさらにお酒が進みます。爽快な辛口の日本酒『百十郎 純米酒 赤面』が、ほっき貝の旨味とマッチ!『長崎県対馬産の黄金あなご』1貫 249円希少な『長崎県対馬産の黄金あなご』は朝〆の新鮮素材をその日のうちに刺身で提供。噛むほどに旨味が増し、上にのった梅肉とはちみつのソースが『ルカツィテリ・クヴェヴリ』のオレンジワインとの絶妙なマリアージュを生みます。『黒豆マスカルポーネ』499円系列店【今日どう?】でも人気の、おつまみのようでデザートのような、「甘いのにお酒が進む」メニュー。ワインにも日本酒にも良く合い、ペアリングの楽しさが体験できます。ワインは、やさしい味わいで寿司の味を引き立てる自然派ワインを中心に、グラスで10種、ボトルで40種ほどをラインナップ。ほか、日本酒なども揃います。高級店で味わうようなイメージのある「寿司とワインのペアリング」を、気軽に訪れて、カジュアルに楽しめる【寿司とワイン サンチャモニカ】。友人や恋人と、マリアージュを味わってみてはいかがでしょうか。寿司とワインサンチャモニカ【エリア】三軒茶屋【ジャンル】居酒屋【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】6000円【アクセス】三軒茶屋駅 徒歩1分※営業時間などは、今後の情勢によって変わる場合があります。最新の情報は店舗にお問い合わせください
2021年06月28日大人向けの上品な空間でくつろぎながら江戸前鮨を店主の目利きをくぐり抜けた新鮮な魚介を使用高級魚のヒラメを食べ比べできるという贅沢な食体験大人向けの上品な空間でくつろぎながら江戸前鮨を銀座駅から徒歩3分のビルの2階にある【鮨杉澤】。小ぢんまりとしているが清潔感のある店構えです【鮨杉澤】は銀座駅から徒歩3分、みゆき通りから泰明通りに入った左手のビルの2階にあります。鮨を中心に旬の食材を使用した一品料理やお酒を楽しむことができる鮨店です。現代的な見た目のビルに反して、入り口は鮨屋らしい趣に。格子戸から漏れる上品な雰囲気に鮨への期待が高まります。カウンター席のみの店内は6名以上の利用で貸し切りも可能です。充実した内容のコース料理と共にプライベートな空間でくつろぐことができます一歩足を踏み入れれば木目を基調とした上品な空間が広がっています。店内はカウンター席のみ。計8名が座れる白木のカウンターのどこに座っても、店主が鮨を握っているのを眺めることができます。落ち着いて食事ができるよう店内の装飾はあくまでもシンプルなものに。無駄のない大人の空間は記念日のお祝いや、ビジネスシーンでの利用にも最適です。店主の目利きをくぐり抜けた新鮮な魚介を使用料理に使用する魚介は店主自らが毎朝市場に出向き、目利きをしています。シャリにはネタとの相性がよい新潟産のコシヒカリを使用。全国から厳選された日本酒と合わせて味わう鮨は絶品です。店主の技術が光る料理の中でも、特にオススメのメニューを3つ紹介します。『中トロ』ほのかな甘味と酸味を味わえる『中トロ』。口の中でとろけるような食感を味わうことができます見栄えのいいグラデーションと、赤身と脂のバランスがよく、ファンも多い『中トロ』。産地よりも香りの良し悪しを選別の基準にしています。漁獲時期により硬さに差があるマグロは店主の技術によっていい具合に熟成され、最適なタイミングで提供されます。口の中で溶けるほどよい脂とマグロ本来の旨みの調和を楽しむことができます。『煮蛤』『煮蛤』の火の通し加減に店主の技術の高さを感じ取ることができます江戸前鮨の定番ネタである『煮蛤』も逃すことができないメニューの一つ。ハマグリのゆで汁にザラメを入れ、煮詰めてつくるつけダレは肝の邪魔にならない優しい甘味が特徴。火の通し加減が絶妙なため、柔らかな食感と凝縮した旨みを味わうことができます。店主の技術の高さを感じる逸品です。『コハダ』キレがよく、塩と酢がいい塩梅の『コハダ』。このネタの味で職人の腕がわかるとも言われていますこちらも江戸前鮨の定番です。『コハダ』は職人の腕を問うと言われるほど下準備に手間がかかるネタです。身の大きさや脂の乗り具合などから判断して塩を振り、昆布で締める時間を調節。キレのよさと脂のバランスが巧みなこの『コハダ』、光物が苦手な人でも惚れる逸品です。高級魚のヒラメを食べ比べできるという贅沢な食体験『平目4種』は異なる調理法を施され、さまざまな食材と組み合わせられた太っ腹なメニューこの店ならではのメニューの一つが4種の味で食べ比べができる『平目4種』。刺身や炙りといった調理法を施したヒラメを、引き立てる食材と共に味わうという贅沢。多彩なアレンジを通じてヒラメの新しい一面と出合うことができます。高級魚を使用した太っ腹なメニューは今までにない食体験をもたらしてくれるでしょう。丁寧な仕事が施された鮨や一品料理、そして料理との相性を見極めたお酒はどれも日常では味わえない格別な味です。上質な空間と相まって、食べ終わる頃には幸せの余韻に包まれているはずです。特別な日やビジネスでの利用はもちろん、一人でゆっくり食べても高い満足度を得られる鮨屋です。料理人プロフィール:杉澤敬吾さん1978年生まれ、茨城県出身。お世話になった飲食店の上司が元鮨職人で、魚について教えてもらううちに興味を持ったことから鮨の世界へ。【銀座 鮨青木】にて17年修業を積み、2018年に独立。【鮨杉澤】を銀座に開店し、オーナー店主となる。鮨杉澤【エリア】銀座【ジャンル】鮨・寿司【ランチ平均予算】5000円【ディナー平均予算】20000円【アクセス】銀座駅 徒歩3分
2021年06月28日看板のないマンションの一室に広がる大人のための鮨店熟成することでしか出ない旨みを堪能空気感や雰囲気でネタを変える細やかな気配りがうれしい看板のないマンションの一室に広がる大人のための鮨店渋谷と広尾の中間に位置する【熟成鮨 万】は、マンションの一室にある看板のない鮨店渋谷と広尾の中間、閑静なエリアにある【熟成鮨 万】は、2018年に開業した鮨店です。看板がなく、マンションの一室にあるので、初めて来店する場合は、電話で場所を確認する必要がありそう。個室へはカウンター席の後ろを通らずに入店でき、お忍びで通うのにも最適です。カウンターは6席。大人の雰囲気が漂うシンプルで落ち着いた空間大人の雰囲気が漂うシンプルで落ち着いた空間には、カウンターが6席。柔らかな光と、和モダンなインテリアが上質感を加えてくれます。カウンター越しに、ベストなタイミングで鮨が渡されるので、会話がより一層弾みます。ゆったりとした気分で熟成鮨を堪能して。熟成することでしか出ない旨みを堪能店主の技が望める特等席。店主の所作一つ一つに、熟成鮨への愛情を感じる仕入れ先は、豊洲はもちろん、北海道や宮城など全国の選りすぐりの魚屋。季節に合う旬の魚を選ぶのでなく、熟成できるおいしい魚を選ぶのが【熟成鮨 万】のこだわりです。ネタを皿の上に乗せるときに、必ずネタの種類と熟成日数を教えてくれます。その中でも、お店オススメのメニューを3つご紹介いたします!『マカジキ』口に入れると広がる旨みが絶妙な『マカジキ』熟成鮨として提供される『マカジキ』は、2~3週間寝かせるのが一般的。【熟成鮨 万】では、35日以上寝かせて熟成させます。こうすることで、引き出される香りや旨み、さらに他にないねっとりした舌触りの『マカジキ』を味わえます。塩漬け、醤油通しなどを経て、ゆっくりと水分を減らした旨みをしっかり堪能してみてください。『マグロトロ』甘く、口の中でほどけてゆく柔らかな食感の『マグロトロ』『マグロトロ』は、国内の高級鮨店からの指名が多い、豊洲市場の鮪専門仲卸「やま幸」で仕入れた極上のマグロを熟成させます。熟成させることで水分が抜け、旨みが増し、脂がサラッと口の中でほどけてゆくマグロへと昇華。シャリとのバランスも徹底的に追求した【熟成鮨 万】ならではの『マグロトロ』を味わえます。『コハダ』鮨屋の技量がわかると言われる『コハダ』には熟成の旨みが凝縮される【熟成鮨 万】の『コハダ』は、3種類のお酢の割合を変えながら締めるこだわりの一貫。血抜きと熟成の工程を踏み、塩を出してから4段階に分けてお酢で締めるコハダは、他ではあまりいただけない。白山さんの情熱とこだわりが凝縮された熟成鮨をいただけば、贅沢な気分に浸れるでしょう。空気感や雰囲気でネタを変える細やかな気配りがうれしい鮨は、食べる人の表情や雰囲気に合わせながらネタを変えて提供される一貫目は『中トロ』、〆は『玉(ぎょく)』。その他のネタは、客の全体的な表情や会話の流れで決まります。そのため、複数人で訪れたときには、提供されるネタが違うこともあるのです。細やかな配慮で、その人に合わせた満足度の高い熟成鮨を堪能できます。赤酢と米酢の2種類を使ったシャリ。音と香りで食欲が刺激される【熟成鮨 万】のシャリは、酸味とコクのバランスの取れた赤酢と米酢の2種類を使います。熟成させた魚は、旨みが強く、ホロホロとして柔らかい。そのためシャリは、魚の旨みを引き出しながら、しっかり固さの感じられる食感が大事です。カウンターに座ると、目の前でシャリを切る音が心地よく、いただく前から食欲を掻き立てられます。手塩にかけ、愛情をたっぷり注ぎ時間をかけて熟成された魚は、一人一人の好みに応じた格別な熟成鮨へと昇華。贅沢で優雅なひとときが堪能できる【熟成鮨 万】で、ここでしか味わえない特別な鮨をいただいてみてはいかがでしょうか。料理人プロフィール:白山洸さん大阪鮨の鮨屋で修業しているときに、さまざまな鮨屋の食べ歩きをする中で、江戸前鮨の「魚を寝かせる技法」を知る。独自に熟成鮨の旨みを引き出す研究を続け、2017年【シャンパン&ワインと熟成鮨Rikyu】の料理長へと就任。2018年、自らの店【熟成鮨 万】を開く。熟成鮨万【エリア】渋谷南口【ジャンル】鮨・寿司【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】25000円【アクセス】恵比寿駅 徒歩18分
2021年06月18日高級鮨店の窮屈さを感じさせない大人の憩いの場信頼できる仲買から仕入れた、その日一番の魚介を使用お酒と一緒に味わうことで改めて鮨のおいしさを実感高級鮨店の窮屈さを感じさせない大人の憩いの場青い暖簾と漆喰の壁が目印。店名の入った照明が灯ったら【すし柿﨑】のおもてなしが始まります人形町駅から徒歩3分、下町の雰囲気を残すこの街に店を構えているのが【すし柿﨑】。暖簾をくぐれば大将と奥様が笑顔で出迎えてくれます。こちらのお店は数々の名店で修業を積んできた大将が2008年に独立し、創業。長年培ってきた握り技で多くの食通をうならせています。カウンター8席の小ぢんまりとした店内。大将が鮨を握っているところを眺めることができます計8名が座れるカウンターからなる小さなお店です。一枚板のヒノキのカウンターや漆喰塗りの壁が落ち着いた空間を演出しています。気さくな店主との会話を楽しみながら、本格的な江戸前の鮨を堪能することができます。記念日を祝うのにはもちろん、ビジネスシーンでの利用でもよろこばれることでしょう。信頼できる仲買から仕入れた、その日一番の魚介を使用旬を意識した国産の魚介にこだわるため、メニューはおつまみと鮨からなる『おまかせコース』のみ。ゲストの好みやペース、お酒の量に合わせてメニューの内容をカスタムする大将の心づかいを感じられます。キッチリと仕事された自慢の握りの中でも、特にオススメのものを3つ紹介します。『大トロ・中トロ・赤身』国産天然本鮪の『大トロ・中トロ・赤身』で部位ごとの味の違いを楽しめます鮨好きであれば誰もが一度は夢見る鮪の食べ比べ。それを叶えてくれるのが鮪3貫からなる『大トロ・中トロ・赤身』という太っ腹なメニューです。鮪に強い仲買さんの目利きをくぐり抜けた、その日一番の国産天然本鮪を使用。『おまかせコース』の大きな山場といえるこちらのメニューを目的に足を運ぶ人も少なくありません。『バフンウニ・ムラサキウニ』見た目や風味の違いがはっきりとわかる『バフンウニ・ムラサキウニ』の食べ比べは贅沢な食体験『バフンウニ・ムラサキウニ』もまた贅沢な食べ比べをできるメニューです。ウニはその時季一番のおいしい物を使用。見た目や風味、舌触りの違いを感じることができ、楽しい食体験になることは間違いありません。常に2貫で提供するというスタイルに「鮨を楽しんで欲しい」という大将の心意気を感じます。『小肌』『小肌』は職人の技量を問う江戸前鮨の定番ネタ。絶妙な〆加減は高級魚に負けない絶品になっています骨の処理が難しく、職人の技術が一番わかるといわれている『小肌』。安価なイメージもありますが、それを覆す仕上がりになっています。塩と酢の塩梅が絶妙で、キレがよく強い旨みを感じ取ることができます。高級魚に負けないおいしさを誇る、この江戸前の定番ネタもゲストを魅了し続ける理由の1つです。お酒と一緒に味わうことで改めて鮨のおいしさを実感鮨に合う辛口のものを中心に、焼酎や白ワイン、シャンパンなど豊富な品揃え鮨と合わせて楽しみたいのが豊富な種類のお酒です。辛口の日本酒を中心に焼酎、白ワイン、シャンパンと好みに合わせて楽しむことができます。大将が自ら選んだお酒は料理の良さを引き立てるものばかり。鮨とお酒の相乗効果が生むハーモニーから大将の技術の高さを改めて知ることができるでしょう。贅沢な食べ比べメニューを惜しみなく提供したり、『おまかせコース』の内容をゲストに合わせてカスタムしたりと、大将の人柄を感じることができる【すし柿﨑】。本格派の江戸前鮨やおつまみに舌鼓を打ちつつ、温かな歓迎を受ければ、至福のときを過ごせることでしょう。次のおでかけで鮨を食べようと考えている人は【すし柿﨑】を訪れてはいかがでしょうか?料理人プロフィール:柿﨑祐平さん1963年生まれ。鮨職人の握り技に魅了され、18歳で鮨の世界へ。銀座【久兵衛】を始め、日本料理の【なだ万】や「グランドハイアット東京」内の【六緑】で活躍。2008年に【すし柿﨑】を創業。以来、江戸前鮨と人柄の良さで食通を魅了し続けている。すし柿﨑【エリア】人形町/小伝馬町【ジャンル】鮨・寿司【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】20000円【アクセス】人形町駅 徒歩3分
2021年06月12日女優の川口春奈がはま寿司のブランドアンバサダーに就任し、10日から全国で放送される新CM「大とろ祭 はまい!」編に出演することが分かった。「はまのおいしさそのままに、うまい! つまり、はまい」をコンセプトに、大とろを食べて思わず「はまい!」と心の声を漏らす川口の、至福の表情を収めたCM。川口は、撮影現場でも10貫以上を食べるほどお寿司が大好き。頬張る瞬間の自然にこぼれる表情に、撮影はほとんど一発オーケーで進行。監督に「ほんとおいしそうに食べますね」と言われると「仕事でおいしいお寿司を食べられて幸せです」と笑顔を見せた。CMの見どころについて川口は「セットが海が近いお店の設定で、綺麗な光が入る気持ち良い空間の中で美味しいお寿司を食べられたので、すごく自然体な表情を撮ってもらえたかなと思います」とアピール。好きなお寿司のネタを聞かれると「ん~……難しいですが」と悩んだ末に「真いか! えび! あとは、かんぴょう巻きです!」とベスト3を挙げ、「お寿司屋さんに行くと、無意識にこれらを選んでいる気がします。いかのコリコリした食感が好きで、いくらでもいけちゃうんです。かんぴょう巻きは、のりとかんぴょうが好きで、締めに巻物を頼む時はかんぴょう巻きを選びます。お寿司全般好きなので悩ましいですが、これが私のベスト3です」と熱弁した。
2021年06月10日真摯に技を尽くした、握りとつまみのおまかせコース東北の蔵元を中心に揃えた、選りすぐりの日本酒8席のカウンターで堪能する、江戸前鮨の矜持真摯に技を尽くした、握りとつまみのおまかせコース日が暮れて明かりが灯ると、夜道に映える白木造りのエントランス築地駅の地上出口からすぐ、路地に入った静かな一角に建つ新築ビル。その1階に【鮨 忠】は構えています。凛とした佇まいのエントランスから、白木の引き戸を開けて店内へ。大将・佐藤さんと女将さんご夫妻が迎えてくれます。檜のカウンターで居住まいを正したら、佐藤さんの手からつまみと握りが供される幸せな時間の始まり。握りの醍醐味、本まぐろ。旨みを最大限に引き出す寝かせ加減は経験の賜物この日のまぐろは那智勝浦のもの。3日以上寝かせることで、舌触りはしっとり、口の中でほどけるとともに旨みと香りが広がります。まぐろの仕入れは、国産本まぐろのみを扱う仲卸「石司」から。酢〆して5日ほど寝かせた小肌は酸味が立ちすぎることなく、旨みが増している江戸前鮨ならではの“仕事”がうかがえる小肌は、酢が柔らかく馴染み、旨みをぐっと引き上げています。聞けば、この時期は脂のりが少なくて難しいという小肌ですが、口当たりよく、V�み締めるほどに味わい深い〆加減に佐藤さんの技が光ります。旬のはまぐりならではの滋味あふれる旨み。煮汁まで余すところいただきたいつまみには茨城・鹿島産の大ぶりなはまぐりを。低温で火を入れて、ふっくらと仕上げています。加えたのは塩だけで、振り柚子を少々あしらった潔さ。ほのかな甘さが引き立ち、何とも品のいい旨みの余韻が続きます。おまかせコースの中では1貫で提供、お土産は1本。※お土産は季節によってご用意できない場合もございますお土産にしたいというリクエストも多い鯖の棒寿司。脂のりがいい鯖のみを使い、浅めに〆たら3種類の昆布、シャリには大葉と千切りたくあんを加えて。脂がのった鯖の旨みに香りと食感がアクセントになり、確かにもう1貫、2貫と欲しくなります。握りとつまみが交互に繰り出されるおまかせコースは23,500円(税込)から。※仕入れによって値段が変わることもありますので、ご了承ください東北の蔵元を中心に揃えた、選りすぐりの日本酒「出羽乃雪 純米大吟醸」1,600円、「新政 No.6 x-type」2,000円、「和田来 純米吟醸」1,200円(すべて1803�)生まれは山形、お酒がお好きという佐藤さん。日本酒は東北地方のものを中心に取り揃えています。山形の「和田来」「出羽乃雪」、宮城の「日高見」、秋田の「新政」など、のどが鳴るラインナップです。握りとつまみをじっくり味わうほどに、きりりと冷えた日本酒がつい進んでしまいます。日本酒の他にもビール、焼酎、ウイスキーがあり、シャンパンや白ワインは、銘柄によってハーフボトルでいただけるのも嬉しい。もちろん、ノンアルコールはミネラルウォーターや炭酸水、烏龍茶や緑茶などがあります。シーンに応じて、お好きなドリンクをどうぞ。8席のカウンターで堪能する、江戸前鮨の矜持入店してから席に着くまでのアプローチで、高揚感がぐっと増すはず入口から1歩入ると家紋をあしらったガラス戸があり、そこからカウンターまでのアプローチに心躍ります。吉野檜のカウンターと網代天井、さり気なくも上質な造りの内観は、背筋がピンと伸びつつも決して堅苦しくない心地よさ。デートから会食、家族連れからお一人さままで、様々なシーンで使われているという佐藤さんの言葉にも納得です。店内は全8席のカウンターのみ。清潔感あふれる空間になっている「切って出すだけじゃない、“遊び”もしない。江戸前の鮨をやっていく」と語る佐藤準一さんさり気なくも上質、というのは佐藤さんのお鮨も同様。毎朝の豊洲で仕入れを終えてからは、開店までほぼ休む間もなく仕込みをされているのだそうです。「江戸前の鮨ならでは仕事を実直にしていきたい」という佐藤さん。派手な演出はなく、美しい所作から生まれる鮨は、端正でしみじみと美味しい。そこに込められた江戸前の矜持を実感します。折り目正しくも温かみあるひとときを過ごせる、行きつけにしたい鮨店が誕生しました。鮨忠【エリア】築地【ジャンル】鮨・寿司【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】30000円【アクセス】新富町駅 徒歩2分
2021年06月04日店名に「鮨」と謳わない理由とは?極上の江戸前寿司を斬新なペアリングとともに自由にしなやかにおいしさを追求しようとするわけ店名に「鮨」と謳わない理由とは?渋谷駅を背にして道玄坂を登りきり、隠れた名店が立ち並ぶ奥渋谷のオーチャードロード沿いに【あじゅう田】はあった。雑居ビルの地下1階にエレベーターで下りると、そこは無機質で仄暗い空間。白い暖簾が掲げられている以外は今どきのフレンチレストランのような雰囲気で、好奇心があおられる。ミシュランガイドに掲載される某有名フレンチレストランを手がけたデザイナーによって設計された店内店内には黒を基調とした空間に目の覚めるような美しい檜のカウンターが配され、凛とした空気が流れていた。御影石を使った艶やかな付け台にも目を引かれる。「江戸前鮨の伝統を受け継ぎながらも、【あじゅう田】ならではのおもてなしを提案していきたい」店主・阿重田博紀さんは意欲的に語った。「僕らが目指す着地点は、お客様が笑顔でお帰りいただくこと。料理はもちろん、サービス、空間で快適な時間を演出することに尽きます。付け台に木ではなく御影石を採用したのは、そうした考えの表れなんです」銀座【鮨かねさか】や赤坂【すし匠 齋藤】、広尾【鮨 在】などの名店でも経験を積んできた店主・阿重田博紀さん言われてみると、なるほどなあと思うことがあった。【あじゅう田】のカウンターの中にはごみ箱らしきものが見当たらないのだ。どうやら、付け場のデザインの一部に取り込み、目立たないようにしているらしい。ゲストを想い、細部に配慮する。そんな阿重田さんは一体どんな鮨を握るのか。よりいっそう興味が湧いた。脂がのったふわふわののどぐろは、対馬で釣りあげられる最高級ブランド「赤瞳」。シャリに採用するのは、「幻の米」と称される岐阜県のブランド米「美濃ハツシモ」。大粒で噛み応えがあり、ネタの旨みを引き立てる料理のメニューは、握りとつまみを合わせて15~20品で構成されるおまかせコース(2万7500円~)のみ。この日、トップバッターとして登場したのはのどぐろの握りである。皮面だけを焼き、その後に酒蒸しされたという身はふっくらとしていて、見るからに脂がのっていた。「世界一の雲丹」と称される青森県産の雲丹は1貫1万5000円!「パンチのある味わいをダイレクトに味わってほしいから」と、海苔を巻かないスタイルで提供「旨いものから出す。それがうちの店の流儀です」。そして、阿重田さんはこうも言った。「裏を返せば、旨いネタがなければ、たとえ定番のネタであってもご提供しません」。実際、オープン当初は江戸前寿司の定番であるコハダやアナゴを出さなかったらしい。「もちろんお客様には驚かれました。鮨屋であればコハダやアナゴを用意しておくのは当然でしょ、と。でも、状態のいいものが一年中あるとは限りませんよね?それで、『いやいや、うちは店名に“鮨”を謳っていませんから』とお話しして。そしたら、『あっ、そうか』と妙に納得してくださいました(笑)」阿重田さんは茶化すように話すが、その裏には、素材に妥協しない真面目さが確かにある。毎朝5時半には豊洲に到着し、仲買さんと丁寧にコミュニケーションを取りながら、ネタの仕入れを行っているというのだから。この日のマグロは、今、最も勢いのあるマグロ専門の仲卸「やま幸」から仕入れた宮城県塩釜産のもの「特に思い入れが強いのはマグロです。どうしても『やま幸』さんから仕入れたくて、店先で頭を下げ続けました。すると、変わった奴が来たぞと面白がってくださったのか、幸運にも受け入れていただけて。やっぱり、自分が納得したものをお客様にお出ししたい。それだけは譲れません」そう話す阿重田さんの表情は実に生き生きとしていた。それは、確かにおいしいものを食べさせる人の顔だった。玉子はガラスの器とともに登場。かかっているのはマルドンの塩とアガベシロップ極上の江戸前寿司を斬新なペアリングとともに【あじゅう田】の鮨をインパクトのある味わいに引き立てるのが、ペアリングの妙。ワインセラーにはフランス産を中心に40~50種類の銘柄が並び、さらに全国各地の日本酒も取り揃えている。その中から、常駐する2名のソムリエがワインペアリング、日本酒とワインのミックスペアリング、さらにはノンアルコールペアリングを提案してくれるのだ。この日の中トロにペアリングされたのは新政酒造の「Lapis Lazuli ラピス -瑠璃- 2016」この日、マグロにペアリングされたのは秋田・新政酒造の通称「ラピス」。とある酒販店のために特別に誂えられた木桶仕込みだ。「ぬる燗より少し低いぐらいに温度を上げることで、中トロの脂が溶けて口の中に旨みが広がり、それを純米ならではの甘みが受け止めます」とソムリエの岡地伸幸さん。温度まで調整する細やかさが心憎い。最高級の穴子には、ファンキーシャトーの「ラ・プリミエール・フォア・カベルネフラン」また、穴子には、長野県小県郡青木村にある注目のワイナリー、ファンキーシャトーの「ラ・プリミエール・フォア・カベルネフラン」がチョイスされた。「土っぽいニュアンスが穴子の風味にやさしく寄り添い、ハーブっぽいニュアンスが甘みのあるツメの味わいをきゅっと引き締めてくれます」(岡地さん)。このほか、例えば前述の“世界一の雲丹”には仏・アルザスの「ゲヴュルツトラミネール」が。そして、のどぐろにはローズの香りを纏ったフレーバーティーが。ユニークなペアリングの連続に興奮が止まらない。世界一の雲丹×レオン・ベイエキュヴェ・デ・コント・デギスハイム ゲヴュルツトラミネール 2009のどぐろ×ティートラベラーズの「アンバー」。ソーダでアップすることで、アルコールが苦手な人でもスパークリングワインのように愉しめるノンアルコールペアリングは約5杯(5500円)、アルコールペアリングは約13~15杯(1万1000円~)。ゲストの要望があれば1品ずつペアリングを提案することも辞さないという。左からソムリエの岡地伸幸さん、店主の阿重田博紀さん、ソムリエの根岸洋介さん。とにかく明るく、サービス精神が旺盛だ最後に店主の阿重田さんに「どんな鮨屋を目指したいか」と訊ねてみた。すると、不意に近くにあったナプキンを摘まみ上げ、店名の刺~aを指しながらこんな話をしてくれた。「この文字は、渋谷の宮益坂にある鮨店【くろ﨑】の大将が書いてくれたものです。黒﨑さんはお客様が右利きであるか、左利きであるかまで記憶し、その方が食べやすいように鮨を出す人。かつて同じ店で働いていたとき、それを知って心を動かされました。こんなにもお客様に寄り添うのかと。そして自分もかくありたいと強く思い、今日に至ります」それを聞いて、合点がいった。阿重田さんが固定概念にとらわれず、自由にしなやかにおいしさを追求しようとするわけが。恐らく奇を衒っているのではない。すべては、やはりゲストが笑顔で店を後にするためなのだ。「あじゅう田」という店名が刺~aされたナプキン取材を終えて外に出た瞬間、「あれ、ここはどこだっけ」という感覚に襲われた。それだけ居心地の良いひとときに集中したということなのだと思った。また、ゆっくり食事しに来たい。素直にそう感じられた一軒である。あじゅう田【エリア】渋谷センター街/公園通り【ジャンル】鮨・寿司【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】35000円【アクセス】渋谷駅 徒歩7分
2021年06月03日祇園で味わう、絶品の江戸前寿司伝統の技で、旬のネタを最高の握りに絶妙な塩梅を利かせたつまみを日本酒とともに祇園で味わう、絶品の江戸前寿司祇園のメインストリートに佇む【鮨まつもと】祇園の風情が漂う石畳の小路で、白地に「鮨」の粋な暖簾を掲げる【鮨まつもと】。扉を開けると、中は木の温もりと和の趣が心地よい空間。洗練されたシンプルなカウンターと、2人がけのテーブル席で構成されています。特等席はもちろん、主人の松本大典さんの仕事を間近で見られるカウンター席です。町家の引き戸を開ければ、京都らしさを感じる大人のための空間ご主人の松本大典さんは、東京・新橋の【鮨しみず】で腕を磨いたのち、京の魅力に惹かれてこの地に独立。シャリは赤酢と塩を利かせた伝統の江戸前スタイル。魚介は築地市場や明石から直送される新鮮なもの。また魚介のおいしさを引き立てる塩や醤油などの食材も各地から厳選したものを使用しています。「可能な限りその日最高のものをお出しする」という松本さんの目に適う良質なものばかりです。伝統の技で、旬のネタを最高の握りに使うのはもちろん天然のみ。魚介のおいしさを引き出す丁寧な工夫が随所に同店で提供するのは江戸前寿司のみの『おまかせにぎり』17,600円(税込)、寿司のほかに、刺身三種盛り、時々の旬の食材のつまみを付けた『つまみとにぎり』20,900円(税込)の2コース。「可能な限り最高のものを」と、煮る、炙る、一塩、漬けなど、技法を凝らした丁寧な仕事で、旬のネタを最高のにぎりへと昇華させた正統派江戸前の伝統の技が随所に光ります。『江戸前寿司』コースのイメージ築地を中心に仕入れたネタには、昆布〆や酢〆、漬け、煮るなどの江戸前ならではの“仕事”を施します。『おまかせにぎり』は17貫前後。昆布〆で繊細な風味をまとったタイ、まろやかな脂の風味とシャリの酸味の相性が心地いいマグロなど、どれも丁寧な仕事により見事に引き出されたおいしさを堪能することができます。噛むほどに旨みが広がる煮穴子またにぎりの最後に登場する煮穴子は、産地にこだわらずいいものを仕入れて、酒やみりん、醤油で20~30分間煮ます。ふわとろの食感ながら、旨みを損ねず、しっかりと味のついたちょうどいい塩梅。絶妙な塩梅を利かせたつまみを日本酒とともに『つまみとにぎりコース』より「刺身三種盛り」の一例『つまみとにぎりコース』は、その日厳選の「刺身三種盛り」からスタート。白身、貝、明石の蛸が基本。たとえば鯛は一塩にして一日置くなど絶妙の塩梅です。また塩で2~3日ねかせて旨みを凝縮した甘鯛など、その日おすすめの素材で、つまみの一皿もご用意致します。春は本鯛の稚魚・春子(かすご)や光り物、初夏にかけては鮑などが旬を迎えます。見た目も美しく、どのネタも妥協を許さぬ丁寧な仕事をされていて本当に素晴らしいの一言。さらに同店で飲める日本酒は、京都伏見の老舗酒蔵・松本酒造の辛口純米酒「澤屋まつもと」。特約店限定ブランドとして地酒ファンの注目を浴びている逸品で、後味のキレが良く鮨との相性は抜群。京都らしい風情を醸し出す空間で、寿司とお酒を味わう至福の時を過ごしてみませんか。料理人プロフィール:松本大典さん1974年、神奈川県生まれ。父が地魚料理の店、親戚が寿司屋を営み、幼い頃から魚介料理に触れて育つ。自らは技を極める“職人”に憧れ、寿司職人の道へ。親戚の寿司店から銀座の名店、そして新橋の【鮨しみず】で修業。2006年に独立。店舗探しの折、たまたまの縁で訪れた京都・祇園の風情に惚れ込み、「京都に江戸前寿司を広めたい」との志を胸に店を構える。今では海外にもファンのいる京都を代表する寿司屋の一軒に成長。鮨まつもと【エリア】祇園【ジャンル】鮨・寿司【ランチ平均予算】9000円【ディナー平均予算】20000円【アクセス】祇園四条駅 徒歩5分
2021年06月02日「好きなものを、好きなだけ」カジュアルに楽しめる鮨店価格はリーズナブルでも、クオリティの高いネタの数々人気の一品料理やウマい日本酒も充実「好きなものを、好きなだけ」カジュアルに楽しめる鮨店【すし光琳】再開発が進み、近代的な商業施設が続々と誕生している渋谷駅界隈。その喧騒、きらびやかさとは違った趣で人気を集めているのが、東急本店から代々木八幡駅にかけての奥渋谷なるエリアだ。個人経営でこだわりある飲食店が数多く軒を連ねるなかに、新しい鮨店がオープンしたと聞き、さっそく足を運んでみた。こだわりの握りに、木曽檜のカウンターのみの店内は高級感が漂う奥渋谷の緑道沿いに、半地下のような形でたたずむ同店の名は【すし 光琳】。店内は木曽檜のカウンター席のみ。ネタケースには光沢感あふれる旬の魚介がびっしりと並んでいる。ここまでなら渋谷に多い、大人向けの高級店だ。黒板メニューには価格が明記されている上、大将・新田さんの軽妙な会話もあり、鮨通だけでなく、若者も気軽に通えるしかし、よくよく店内を見回すと、黒板メニューには40種近いネタが価格とともに書き込まれ、しかも1貫80円から高くても780円までと、回転寿司ならともかく、渋谷で、カウンターのみでこの価格はなんという高コストパフォーマンス!実は同店は初台にある人気鮨店【すし宗達】の姉妹店で、【すし宗達】同様に、「好きなものを好きなだけ食べてほしい。なので、この価格で提供させてもらっています」という町鮨店なのだ。価格はリーズナブルでも、クオリティの高いネタの数々北海道厚岸町産の『バフンウニ』638円(税込)。ウニの繊細な味わいを楽しんでもらうために、軍艦にしないで提供『小肌』308円(税込)。小肌の味わいがほどよく残るように、肉の厚みに合わせて酢と塩加減を微調整して締めるとはいえ、豊洲に毎朝足を運び、例えば本マグロは100キロ強の身の柔らかい近海もの、鯖は松輪や大分といった産地だけに頼らず脂ののった身質のものをと吟味して仕入れている。それら旬の魚介を受け止めるシャリも、この日はアキタコマチの古米を使用。そこに赤酢と白酢をブレンドした合わせ酢を使う。それも一度火にかけて、穏やかな酸味にしてからという気の使いようだ。「気軽に足を運べる鮨店」をモットーに、まだ34歳ながら、都内に3店舗を構える店主の新田真治さん「ネタの数が多いので、どのネタにも合うように試行錯誤して辿り着いたものです」。そんな説明を聞くと、カウンター越しに新田さんが握る鮨が付け台に置かれるのがさらに待ち遠しく、頬が緩んでしょうがない。『赤身(マグロ)』418円(税込)。この日は沖縄で獲れた128キロのもの。すき身は鉄火巻きにして提供する握った鮨に煮切りをするりと塗り、そして付け台に置かれた脂が煌めく金目鯛、切り口のエッジがキリッと立ったマグロの赤身、肉厚のホタテ。頬張ると魚介とシャリがほぐれ、旨みと香りが穏やかな酸味とが絡み合いながら喉を通り抜けていく。藁で炙るサワラなど、ひと手間加えた握りで味わいにアクセントを付けるという心遣いもうれしい。その日のオススメと人気のネタを盛り込んだお得なセット『あおい 握り八貫 細巻き』3,080円(税込)そしてどの握りも「沖縄で獲れたマグロです」「青森のホタテです」など産地名とともに供されるのだが、その産地名が魚介の獲れた海や風景を思い起こさせ、絶妙な薬味となって鮨を美味しくさせる演出も楽しい。はあぁぁ……ため息が溢れる美味しさだ。と、鮨のことばかり書いてきたが、一品料理もお酒、特に日本酒の揃えも充実しているのが【すし光琳】のいいところ。人気の一品料理やウマい日本酒も充実『毛ガニ甲羅詰め』1杯 5,280円/半分 2,860円(税込)。1年を通して味わえる名物(秋のみ香箱ガニに)この日用意されていたのは、季節により北海道内での産地を変えて仕入れ提供する、名物の『毛ガニ甲羅詰め』、肉厚のホタテをほどよく炙りパリパリの海苔でくるんだ『ホタテのイソベ焼き』、『真ダコのやわらか煮』といったものから『水ナス浅漬け』、『新竹の子刺身』などなど。『太刀魚 塩焼き』1,408円(税込)。3本、4本など身幅を指の本数で例えられる太刀魚。5本を超える見事なものを使用握り同様、旬にこだわったひと皿がずらり。日本酒は純米から純米大吟醸まで10種近く揃え、香りや旨みに幅を持たせ「ビギナーからツウの方まで楽しめるセレクトにしています」。中でも新潟の酒らしからぬ熟成感ある日本酒『とんでもねえ』のぬる燗と握りの相性は抜群。くぅぅ、うまいねえ。※緊急事態宣言中は、酒類の提供はしておりません。最新の情報は店舗にお問い合わせください『とんでもねえ 純吟 新潟』1,078円(税込)。キレの良さとほのかに漂う熟成感があり、燗にしてもおいしい日本酒やはり奥渋谷の店。【すし光琳】には大将・新田さんの思いが詰め込まれており、居心地よく、使い勝手も申し分なく、なにより「旨い」で満たされている。カウンターでの鮨だからと敷居を感じることなく、気軽に出かけ、たらふくつまんでほしい。きっと渋谷で鮨といえば、同店となるほどリピートすること間違いなしだ。すし光琳【エリア】道玄坂/神泉【ジャンル】鮨・寿司【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】8000円【アクセス】渋谷駅 徒歩10分※営業時間や酒類の提供については、今後の情勢によって変わる場合があります。最新の情報は店舗にお問い合わせください
2021年05月31日厳選した地元の食材、妥協しない味を生み出す老舗寿司店海と山の幸、伝統の技術が織りなす和の芸術完全個室だから、大切な方とゆっくり過ごせる厳選した地元の食材、妥協しない味を生み出す老舗寿司店世界遺産・姫路城からも近い創業50年の老舗寿司店JR・山陽電鉄の姫路駅から徒歩15分。世界遺産姫路城からも徒歩で行けるほど近い場所にある一軒が、創業50年の老舗寿司店【姫路すし一】です。開業以来、「本当に良いものを本当においしい料理へ」という思いをもとに、一切妥協しない姿勢で、料理に取り組んできました。名物の瀬戸内産の天然穴子を使った穴子料理を中心に、姫路の食材を使った懐石料理を堪能できます。老舗の趣ある玄関の扉を開けると、落ち着いた雰囲気が広がる材料は、品質に信頼のおける魚の仕入れ先や代々続く老舗で、何より姫路の魚を知り尽くした達人から仕入れます。魚と関係が深い海苔は、地元の海苔店から瀬戸内海産海苔など日本国産海苔を厳選。さらにお米は、料理人の地元である兵庫県宍粟市の田んぼの「久宗家・門の下の米」と姫路市の農家さんと業者さんの米を使用しています。海と山の幸、伝統の技が織りなす和の芸術奇をてらうのではなく伝統的な姫路料理で、年配の方や小さな子どもも食べやすい量より質を求めた味を提供することを信念に掲げる【姫路すし一】。それでは「安全でおいしい」料理を提供し続ける同店の、オススメメニューをご紹介しましょう。希少な瀬戸内海産天然穴子を蒸した『穴子寿司』ふっくらとしてほどよく脂が乗った『穴子寿司』姫路では焼き穴子が主流ですが、【すし一】は蒸し穴子。口に入れると、ふっくらとした優しい食感を感じ、次にほろりと口の中でほどける絶妙なバランス。癖がなく、あっさりとして、ほどよい上品な脂の旨みを堪能できます。蒸し穴子のおいしさを後押しするのが、特製の「煮詰め」。穴子の煮汁を裏ごししてしょうゆ・みりん・砂糖などで甘辛く調味し、煮詰めた「煮詰め」がアクセントとなって、次々と口へ運んでしまいます。蒸し穴子と焼き穴子の両方が楽しめる『瀬戸内海産天然穴子のあて』国産穴子を使用した、【すし一】名物『あなごのあて』『瀬戸内海産天然穴子のあて』は、ふっくらとした蒸し穴子に、香ばしい焼き穴子と双方の良さを楽しめるいいとこどりのメニュー。蒸し穴子をすし一秘伝のたれにつけて焼いたもの。瀬戸内海産天然穴子本来の味わいを殺さずおいしさだけを引き出した、国産穴子の贅沢な料理を味わえます。主人のこだわりを随所に感じる『千姫セット』『千姫セット』『千姫セット』の穴子は瀬戸内海の天然物を使用したりと、随所に「こだわり」の入った同店の基本的な味付けが分かるセットです。さらに、瀬戸内の天然鯛や鮪や蛸や穴子などのお寿司、その他色々な瀬戸内の魚料理もあります。その日に入った新鮮なものを調理しているので、値段は時価となります。完全個室だから、大切な方とゆっくり過ごせる完全個室の和風のお部屋は、特別な日のお祝いにも最適同店ではカウンター席以外に、完全個室のお部屋がスタンバイ。顔合わせや結納、大切なお客様の接待など、完全個室でゆったりとしたお時間をお過ごしいただけます。伝統的な姫路料理に合う日本酒も、播州の地酒を中心として種類豊富にそろっています。おいしい料理とお酒で、心までくつろぐ時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。料理人プロフィール:久宗隆一さん1975年1月22日、姫路生まれ。生まれながらにして、【姫路すし一】の息子で、二代目。両親の実家が山や川など自然の多い兵庫県宍粟市山崎町にあり、自然と触れ合って育った。その影響で、素材の味を消さず食材の旨みをさらに引き出すような調理法を心がける。大学卒業後、京都や神戸の料理店で習い、自分の店に戻り、料理人としての腕を約20年以上磨きあげるが、妻からは愛される事ない、努力と心哀しき料理人である。姫路すし一(スシイチ)【エリア】姫路【ジャンル】和食【ランチ平均予算】4000円【ディナー平均予算】12000円【アクセス】姫路駅 徒歩15分
2021年05月29日閑静な住宅地に佇む隠れ家で、江戸前鮨を堪能食材の味を引き出す、その日ならではの“おまかせ”職人技を目の前で楽しむ、奈良檜のカウンター閑静な住宅地に佇む隠れ家で、江戸前鮨を堪能閑静なエリアにある建物の2階に店を構えている銀座を中心に、海外でも活躍してきた鮨職人が夫婦で営む【鮨うがつ】は、2020年9月にオープンした完全予約制の鮨店です。お店があるのはビル群の喧騒から離れた、自然の光や緑が隣り合う世田谷区下馬。一流の鮨屋の立地としては珍しいエリアだからこそ、ゆったりと旬を堪能できる一軒となっています。気兼ねなく食事を楽しめる完全個室のカウンター席シンプルな和の空間にあるのは、檜の一枚板を使ったカウンター席と、カウンター付きの完全個室。周囲に気兼ねなく食事を楽しめる完全個室は、特別な接待や、家族にとっての記念日での利用にも最適です。店主夫婦も自らが子育て中ということもあり、子ども連れの目線も考慮しています。食材の味を引き出す、その日ならではの“おまかせ”『季節のお料理』旬ネタの握りをはじめ、その日ならではのおいしさをさまざまな調理方法で届けてくれるのが【鮨うがつ】自慢の『おまかせコース』。毎日店主自ら豊洲に赴き、厳選して仕入れた新鮮な食材を使用。同じネタでも時期や大きさといったそれぞれの個性を見極め、食材ごとの魅力を引き出しています。ここからはコースの一例をご紹介します。一貫に光る職人技『小肌』シンプルさゆえに、職人の技術が問われる『小肌』。季節や産地はもちろん、身の厚さ・脂のノリといった微妙な違いから、最適な切り方や〆方を見極め、それぞれの持つ魅力を引き出しています。目と舌を楽しませる『旬の鮨』四季折々の食材たちを支えるシャリには、優しい甘みが魅力の自然栽培ササニシキを抜擢。江戸前の技と季節の食材で紡ぐ『旬の鮨』は、ゲストの目を、そして舌を魅了します。“良いものを届けたい”想いを繋ぐ『鮪』多くの高級店・鮨職人たちの視線を集める、鮪専門仲卸【やま幸】。産地ではなく品質を重視し目利きされた【やま幸】の鮪には、“誰よりも良い鮪を人びとに届けたい”という想いが込められています。職人技を目の前で楽しむ、奈良檜のカウンター樹齢230年の奈良檜を使用した、一枚板のカウンター鮨屋の顔、メインカウンターは大将と女将自ら奈良の材木屋へ赴き買い付けた樹齢230年の檜からなる一枚板造り。すべてのカウンター席が、店主が鮨を握る一挙手一投足を目の前で楽しめる特等席になっています。フラットな構造にも鮨職人としての自信と誇りが伺えます。料理人プロフィール:佐々木強さん18歳から銀座の老舗鮨店【勘八】で住み込みで働き、10年で鮨職人としての礎を築く。その後も銀座で鮨職人として活躍するなか、海外からオファーを受けドバイの和食レストランの鮨セクションヘッドシェフに就任。帰国後は独立を視野に入れつつ銀座のミシュラン一つ星【とかみ】を経て【はっこく】へ。2020年【鮨うがつ】を開店。鮨うがつ【エリア】三軒茶屋【ジャンル】鮨・寿司【ランチ平均予算】10000円【ディナー平均予算】15000円【アクセス】三軒茶屋駅 徒歩15分
2021年05月18日さまざまな寿司ネタが、チェーンコンベアに乗って運ばれてくる回転寿司。目の前を通る寿司ネタは、見ているだけでワクワクするものです。回転寿司に心躍らせるのは、人間だけではありません。ハムスターの、ぷーちゃんは、飼い主(@eNc9mflXiWpYbjw)さんお手製の回転寿司セットに大興奮!ハムスターでも楽しめるミニチュアサイズの回転寿司キットはもちろんのこと、ぷーちゃん専用の『ネタ』を一生懸命食べる姿に、多くの人が癒されました。回転寿司の楽しみ方 第二弾 #ハムスター #humster #キンクマ #回転寿司 #くら寿司 #sushi #ウーバーイーツ #癒し動画 #アニマル #animal pic.twitter.com/O8Wjpfly13 — ぷー (@eNc9mflXiWpYbjw) May 16, 2020 レーンを回る『ネタ』が乗っている皿は、本物の回転寿司店のよう。フルーツや野菜、種など、ハムスター用のエサに、ぷーちゃんも嬉しそうです! pic.twitter.com/I1W07sSG66 — ぷー (@eNc9mflXiWpYbjw) May 5, 2021 これほどさまざまな種類のエサを用意し、さらに小さくカットするのは時間も手間もかかることでしょう。飼い主さんの愛を感じます。飼い主さんの愛がたっぷりつまったエサ…もとい『ネタ』を、ぷーちゃんは身を乗り出して食べて、大喜び!こんなに喜んでくれたら、ぷーちゃん専用の回転寿司店を、何度でもオープンさせてあげたくなりますね![文・構成/grape編集部]
2021年05月16日銀座【鮨 杉澤】恵比寿【松栄 恵比寿東口店】銀座【鮨弁慶 海 銀座店】中目黒【鮨 おかだ】新橋【鮨かねさか】銀座【鮨 杉澤】名店で修業を積んだ店主による旬の食材を使った絶品の江戸前鮨カウンター席のみの店内は、美しい木目を基調とした上品で洗練された空間銀座駅から徒歩約3分、銀座の名店【鮨青木】で修業を重ねた杉澤氏による丁寧な仕事が施された江戸前鮨を堪能できる鮨店です。ゲストひとりひとりに細やかなおもてなしができるよう席はカウンターのみ。一枚板をL字に組み合わせてつくられた美しい白木のカウンターは、凛とした雰囲気に包まれています。大切な人との記念日など、いつもと違うワンランク上のひとときを過ごすのにぴったり。手間ひまを惜しまずこだわり尽くしたお寿司が楽しめる『5,000円コース』 5,500円(税込)※写真はイメージです見た目にも鮮度の良さがわかる魚介類は、毎日市場に出向き目利きされたもの。厳選した素材は、水揚げされたときの状態のまま運ばれています。シャリにはネタとのバランスを考えられた新潟産のコシヒカリを使用。お昼のコースは、小鉢や巻もの、おわんもついたお得なコース。写真の『煮蛤』は、肝には火を通しつつレアな状態に仕上げる絶妙な火入れが絶品で、蛤のおいしさをギュッと凝縮した一品です。鮨杉澤【エリア】銀座【ジャンル】鮨・寿司【ランチ平均予算】5000円【ディナー平均予算】20000円【アクセス】銀座駅 徒歩3分恵比寿【松栄 恵比寿東口店】職人たちが魅せる旬の素材のもてなし、恵比寿の贅沢なひととき店内は木を基調とした上質なくつろぎ空間恵比寿駅東口からすぐの立地ながらも、ビルの地下1階にある落ち着いた佇まいの鮨店です。木を基調とした店内は、檜づくりのカウンターにスタイリッシュな照明が印象的。カウンターで交わす職人たちとのやりとりもまた、ささやかなお楽しみ。カウンターの他には、3名から18名までの個室も完備され、ここぞという大切な場面で頼りになる一軒です。伝統的でシンプルな技法を駆使。『楓』3,300円、『欅』4,400円、『松』5,500円、『凛』7,040円、『輝』12,100円~(税込) ※写真はイメージです豊洲市場をはじめ全国各地の漁港から厳選して仕入れた魚に、丁寧な仕事を施した職人の技が光る鮨が楽しめます。素材を見極め、漬け、煮るなどの伝統的でシンプルな技法を巧みに駆使し、丁寧な仕事を施しています。その時期のおすすめや、ときには希少なネタも用意。食材たちとの一期一会の巡り合いも醍醐味です。写真の『煮穴子』は、ふっくらと柔らかく香ばしく仕上げた穴子に甘ダレをそっと添えて。松栄 恵比寿東口店【エリア】恵比寿【ジャンル】鮨・寿司【ランチ平均予算】3000円【ディナー平均予算】15000円【アクセス】恵比寿駅 徒歩00分銀座【鮨弁慶 海 銀座店】新潟・佐渡の魚とコシヒカリを使用した職人技が光る鮨で至福のときをスタイリッシュな銀座の空気と温もりを兼ね備えた和空間東銀座駅から徒歩約1分、六本木の人気店で長年鮨を握っていた山崎正夫氏による鮨店です。「海」と書かれたのれんの先に広がるのは、落ち着いた雰囲気の店内。職人技を眺めながらいただけるカウンターは臨場感たっぷり。さらに信楽焼の寿司下駄や佐渡島をかたどった箸置き、陶芸作家による酒器など、器にもこだわった上質な空間。大きな窓からは銀座の街を望むことができます。佐渡の豊富な魚介と佐渡産コシヒカリを堪能。『特選にぎりランチ15貫』5,500円、『料理+握り おまかせコース』11,000円(税込)※写真はイメージです魚介の宝庫、佐渡沖で獲れる魚を軸に、各地から良い食材を厳選。本鮪は天然にこだわり、その時々で適した産地から上質なものを仕入れています。米どころ佐渡のコシヒカリでつくる酢飯が食材を引き立てて、佐渡と江戸の絶妙なマリアージュが完成。どれも創意工夫あふれる逸品揃いで、天然の本鮪を使った『本鮪赤身の漬け』は、江戸前ならではのひと手間であっさりとした赤身の旨みを感じさせます。鮨弁慶海銀座店【エリア】銀座【ジャンル】鮨・寿司【ランチ平均予算】5000円【ディナー平均予算】15000円【アクセス】東銀座駅 徒歩1分中目黒【鮨 おかだ】目黒川沿いで、食材の宝庫・岡山&五島列島の厳選素材を満喫桜並木を望めるよう工夫された窓から、やわらかな陽射しが降り注ぐ目黒川の桜並木沿いに静かに佇み、春の桜に夏の新緑、そして時には趣ある雪景色も楽しめる洗練された鮨店です。木曽檜でつくられた奥行きのあるカウンター席は、ゆったりとしていて抜群のくつろぎ感。ランチタイムは、大きなガラス窓からやわらかな陽射しが降り注ぎ、女性が一人でも気兼ねなく来店できるあたたかな雰囲気です。日頃の疲れも癒されるような至福の味わいを、自分へのご褒美に。末広の形に握る細身のシャリで目にも美しい逸品。『華』5,500円、『ちらし』5,500円、『ばらちらし』5,500円、『おまかせにぎり』11,000円~、『おまかせ』13,200円~(税込)※写真はイメージです店主の故郷の岡山、そして五島列島を中心に食材を厳選。潮流が速くエサが豊富な瀬戸内海の魚は、身が締まり魚本来の旨みを味わえると大人気です。食べやすいと好評の細身の握りは、ほんの少し八の字の末広に握られていて、ネタとの安定感、食べやすさ、そして「幸せを末広に」との願いも込められています。春夏秋冬、何度でも訪れたいおいしさがここにあります。鮨おかだ【エリア】中目黒【ジャンル】鮨・寿司【ランチ平均予算】5000円【ディナー平均予算】12000円【アクセス】中目黒駅 徒歩5分新橋【鮨かねさか】極上の空間で味わう至高の寿司、世界が認める味がここに温かな照明に照らされた白木のカウンター席は、店主の見事な技を眺めることができるネオン煌めく銀座八丁目の雑居ビルの地下階にひっそりと佇むのは、ミシュランガイドで2つ星に輝き続ける【鮨かねさか】。地下階段を降りた先、扉の先に広がるのは美しい白木のカウンター。室町時代の花器に花を生け、魯山人の器で鮨を供す、すべてにおいて本物にこだわる名店は、その設えも日本美に包まれています。店主の流れるような所作は、まるで日本舞踊のような流麗な美しさです。江戸前の仕事を施した逸品ばかり。『昼お決まり』6,500円、9,500円、15,000円※写真はイメージです店主の金坂氏自身が毎朝築地へ足を運び、その時期のとっておきのネタを厳選。ネタ・シャリ・わさびが三位一体をなるよう、ゲストが口にしたときのバランスを考えて、温度・湿度・熟成には人一倍こだわって提供しています。三河湾産の『小肌』は、天気や湿度など日々の状況を見極めつつ塩加減などを調整。深みのある味わいがクセになる、これぞ江戸前鮨です。鮨かねさか【エリア】新橋/汐留【ジャンル】鮨・寿司【ランチ平均予算】5250円【ディナー平均予算】21000円【アクセス】新橋駅 徒歩3分
2021年05月13日