乳がん闘病中のフリーアナウンサー・小林麻央が5日、自身のブログを更新。姉で休養中のフリーアナウンサー・小林麻耶への思いをつづった。「姉」というタイトルで更新した麻央は、「私の幸運のひとつは、姉の妹に生まれたことだと思っている」と書き出し、「これまで、『頼りになる姉』であろうと、精一杯がんばってくれた!」と感謝。「でも、最近、『頼りになる』に無理してこだわらず、ありのままを心がけているようだ」と変化を明かした。また、麻央の治療について一緒に医師から説明を聞いたときに、麻耶が「どうしよう。怖いよー。怖いよー。本当に怖いよー。」と麻央にしがみついてきたというエピソードを披露。「受けるのは私なので、私の方が怖いのですけど」と言ったら、「どうして分かるの?まおちゃんより、私の方が本当に怖いと思ってるかもしれないよ。こればかりは、比べられないよ」と真剣に言われたという。そんな姉について、「『本人が一番つらいのだから』というのは単純だけれど、まわりもつらいのは一緒。究極、人の不安、苦しみ、悲しみは上も下もなく、推し量れないと思う。やっぱり、その人自身のものだから。でも、それを分かりたいと思ってくれる分かろうとしてくれる存在は、本当にかけがえのない愛そのもの」と麻央。「姉は、日々私の感情に寄り添い、私以上に感じてしまっていることを知った。そんな姉をみてつい笑ってしまう心の余裕が今の私にはあるのだ」と続け、「ありがたい」という言葉で締めくくった。
2016年09月05日10代でデビューしドラマやバラエティ番組で大ブレイク、明るく元気なキャラクターで知られる鈴木蘭々さん。40代を迎えてなお、変わらない美しさ&かわいさを見せる彼女は、最近ではタレント業の傍ら、実業家としても活躍しているのだとか。さらに実は占いも好きで「九星気学」を勉強中とのこと。一方で結婚はまだしておらず、恋愛もこのところまったく縁がないという蘭々さん(こんなにキレイなのに!)が今回、東洋占術を中心に様々な占いを研究する重鎮・小野十傳先生の導きによって恋愛運UPの旅に出ることに!蘭々さんの性格や恋愛傾向を読み解いた上で、歴史ある占術「奇門遁甲(きもんとんこう)」を用いて行く先やスケジュールを決める…その過程を一部始終レポートします。【第3回】吉方位では嵐が起こる?大人女子のための「恋愛運UP」旅談義結婚に興味がないわけではないけれど、恋愛したいというテンションがさざ波ほども湧いてこない…という蘭々さん。そんな彼女の好みのタイプとは?理想の男性像がわかったところで、恋愛運UPにぴったりな日取り&方位から旅の具体的なプランを考えていきます。果たして蘭々さんの「お手軽1泊旅」の行く先はいずこに?鈴木蘭々数年前に化粧品ブランドを立ち上げ、その経営に邁進しつつ、大好きな旅行や猫との生活を楽しむ日々。機会があったら結婚したいけど、無理にしなくても…というスタンス。小野十傳著名人の信頼も篤い東洋占いの巨匠。主な占術は六壬天将星占術、安倍晴明占術、四柱推命、姓名判断など。今回は奇門遁甲で恋愛運&美容運UPをサポート。☆蘭々さん&小野先生からスペシャルプレゼントもあるので、ぜひ最後まで読んでくださいね!蘭々さんは根っからの年上好き小野先生:お付き合いする相手の年齢にこだわりはありますか?年齢差は5歳以内がいいとか、年上・年下ならどちらがいいとか。蘭々さん:年下はちょっと苦手ですね。小野先生:年上のほうが好みですか?蘭々さん:むしろおじいさんでもいいです(笑)。話の面白いおじいさん、大好きなので。小野先生:年上好きというのは生年月日にも出ていますよ。蘭々さん:本当ですか?以前、テレビのお仕事でご一緒させていただいた千石正一先生って方が大好きだったんです。爬虫類研究の権威なんですけど、私、その先生と二人で何度か僻地にロケに行きました。20年くらい前に、ニューカレドニアに幻のミカドヤモリを探しに行ったり。とにかく知識が豊富で、例えばマグロを食べてるときに、マグロはどこから来たのかとか、その生体なんかを教えてくれて、すごく楽しくて。もう亡くなっちゃったんですけど、そういう感じの方が理想です(笑)。小野先生:そこまで博識な方と出会うのはなかなか難しいですね。マグロがどこから来たかなんて普通の人は知らないですから(笑)。蘭々さん:ですよね。そういう話をするのはイヤな女性もいると思うけど、私は大好きなんです。――勉強熱心な蘭々さん。理想のタイプもやっぱり博学な方なんですね。どこかに蘭々さんの好奇心を満たせるほど話の面白い年上男性がいたらいいのですが…。来年、恋のチャンスが!小野先生:年上好みなのは、四柱推命で言う「日支(にっし)」の「壬申(みずのえ)」がないからですよ。身弱(みじゃく)なので誰かに頼りたくなるんです。そして知識を身につけたい願望が非常に強いですね。あとは初年から晩年まで、結婚がイヤって出ています(笑)。蘭々さん:ヤバい!結婚なんて望まないほうがいいですかね?編集部:そう思われますか…?小野先生:いえ、来年、非常に面白い恋愛をしそうですよ。蘭々さん:来年?本当?小野先生:準備しないといけませんね。蘭々さん:その準備が、もしやこの企画?流れ来てる~!編集部:ところで、蘭々さんはもうすぐお誕生日ですよね?蘭々さん:はい。8月4日に41歳になります。四柱推命だと運気が10年ごとに切り替わりますよね?大運でしたっけ?小野先生:そうです。41歳から恋愛運が上がります。ちなみにこれは数え年だから、本当は満40歳からその時期が始まっています。小野先生:41歳から50歳が帝旺(ていおう)。勢いがあって、物事の頂点に立っている状態ですね。この強い運が結婚を引き寄せているので、来年は恋愛の年になるわけです。蘭々さん:そうなんだ?編集部:では、この企画をやるのにぴったりのタイミングですね?小野先生:そう。すごくいいタイミングです。――来年、恋のチャンスが?これは聞き捨てなりません。いったいどんな方が現れるのか…楽しみですね!恋愛運UP旅行の日程は?編集部:今回は蘭々さんに事前に伺った候補日の中から、良さそうな方位が取れる日を先生に観ていただきました。地図を使っておすすめの方位をチェックし、具体的な旅行プランを考えていきましょう。小野先生:日程はね、8月12日・13日が良いと思います。8月12日の9時~11時に北西に向かうのがおすすめです。朝の5時に出かけるというのもあったけど、それは大変でしょ?(笑)蘭々さん:早朝はちょっと…。小野先生:8月12日に北西に向かうと、恋愛運を上げるのにとてもいいんです。編集部:ちなみに9時~11時というのは、その時間にその場にいるってことですか?小野先生:9時~11時の間に出発するという意味です。時差を考えるので、できたら10時くらいに出たほうがいいですね。小野先生:命式(生年月日時間を干支であらわしたもの。その人の性質や運勢を占う)を観たところ、蘭々さんは生年月日が夏月なのに水が不足していて、川や海が干上がっているような状態。なので、水を足すために水の方位を取る必要があります。蘭々さん:水不足…?小野先生:そう。8月12日に北西に行くことで水不足を解消しましょう。この方位を取ると恋愛運も上がるし、キレイになったり優しくなれたりします。蘭々さん:やったー!小野先生:それに会話が楽しくなって、男性と話したとき、「いいね」って思われるようになります。簡単に説明するとこの方位は、男性が蘭々さんと会ったときに「一緒に住みたいな」と思うようになる方位、時間のほうは「恋愛したくなる」時間です。――時間と方位、両サイドから恋愛運を押し上げていくんですね。これは効果がありそう!旅行先はどこがいい?編集部:北西の方向を調べたところ、東京から近い所だと軽井沢や草津がありました。蘭々さん:長野も北西なんですね?諏訪大社とか、ちょっと行ってみたいな。編集部:諏訪は夏は涼しいし、温泉もあっていい所ですよ。小野先生:ご自宅のある地域から見て、北西はどちらに当たるのか見てみましょう。方位は北・北西・西など8つに分かれていて、それぞれ45度の幅を持っています。(日本地図に「八方位盤」を重ねて線を引き)北西はこの方向ですね。編集部:扇形になってるから、東京から離れれば離れるほど範囲が広がっていきますね。諏訪は入ってますか?小野先生:諏訪は外れてます。蘭々さん:残念…。蘭々さん:軽井沢は入ってますね。あと阿智村は?長野県に阿智村と言って、日本一、星がきれいと言われてる村があるんです。小野先生:星ね~。占いの特質上、到着後はできるだけホテルにこもって、出歩かないでほしいんですけど…。蘭々さん:そんなぁ!(地図を見て)あ、ダメだ。阿智村は45度の中に入ってないや。編集部:残念ですね。あ、草津や秩父は入ってます。蘭々さん:本当だ。温泉地もいいな~。小野先生:温泉地はガスで曇ってるから、星はあまり見えないかもしれません。あとね、吉方位は嵐や台風が起こりやすいので気をつけて。行こうとしても、来るなと言われてるように感じることがあるんですよ。編集部:良い運を引き寄せるためには、試練を乗り越えて行かなければいけないんですね。蘭々さん:そうか~。嵐じゃ星は見えないですね。それなら、できれば温泉がある所がいいです。編集部:では、草津や秩父あたりでいくつか候補を出してご提案します。――あれこれ話し合った結果、行き先は秩父に決定。都心から近くて気軽に出かけられるので、1泊2日で行くにはぴったりのスポットです。ホテルはもちろん温泉のある所をチョイスしました!次回予告小野先生に、実際に旅行するにあたっての「奇門遁甲」のルールを解説していただきます。それをきちんと守ることで、恋愛運をグッと引き寄せられるはず!監修者紹介小野十傳天文占術研究家。占い教室十傳スクール主宰。四柱推命・古典鬼谷易・奇門遁甲・手相人相・姓名判断・インド天文占術など、東洋占術を中心に、さまざまな占いを研究し、テレビや雑誌、Webなどで活躍。鈴木蘭々1975年東京生まれ。1989年に第1回ミスチャンピオン・準グランプリを獲得。CMや表紙モデルで活躍し、1992年に岩井俊二監督作品の「ゴーストスープ」でドラマデビュー、1995年には歌手デビューを果たす。その後も舞台やドラマ出演などを中心に活動し、2013年で芸能生活25周年を迎えた。現在は芸能活動だけでなく、自身が手掛ける基礎化粧品ブランド「NARIA COSMETICS」を立ち上げるなど、さらに幅広く活躍している。NARIA COSMETICS
2016年09月02日10代でデビューしドラマやバラエティ番組で大ブレイク、明るく元気なキャラクターで知られる鈴木蘭々さん。40代を迎えてなお、変わらない美しさ&かわいさを見せる彼女は、最近ではタレント業の傍ら、実業家としても活躍しているのだとか。さらに実は占いも好きで「九星気学」を勉強中とのこと。一方で結婚はまだしておらず、恋愛もこのところまったく縁がないという蘭々さん(こんなにキレイなのに!)が今回、東洋占術を中心に様々な占いを研究する重鎮・小野十傳先生の導きによって恋愛運UPの旅に出ることに!蘭々さんの性格や恋愛傾向を読み解いた上で、歴史ある占術「奇門遁甲(きもんとんこう)」を用いて行く先やスケジュールを決める…その過程を一部始終レポートします。【第2回】恋に消極的な大人女子の恋愛運を占いで半強制的にUP!恋愛できないわけじゃないのに、なぜかする気が起こらない。そんなご自身を不思議に感じるという蘭々さん。恋愛運UPの旅行に出るにあたり、「奇門遁甲」とは何ぞや?というところを小野先生に教えていただきます。鈴木蘭々数年前に化粧品ブランドを立ち上げ、その経営に邁進しつつ、大好きな旅行や猫との生活を楽しむ日々。機会があったら結婚したいけど、無理にしなくても…というスタンス。小野十傳著名人の信頼も篤い東洋占いの巨匠。主な占術は六壬天将星占術、安倍晴明占術、四柱推命、姓名判断など。今回は奇門遁甲で恋愛運&美容運UPをサポート。☆蘭々さん&小野先生からスペシャルプレゼントもあるので、ぜひ最後まで読んでくださいね!恋より仕事を選ぶ星の下に生まれた?小野先生:あまり恋愛に興味がないと伺ったのですが。蘭々さん:そうなんです。よく女の人って「恋愛したい」「次の恋がしたい」とか言うじゃないですか。でも私は、そういうふうに自分から恋愛したいと思ったことが、ほぼないんです。若い頃は、いい出会いがないからそうなのか?って考えてたけど、最近は自分、大丈夫?ちょっとやばいかなと(笑)。小野先生:なるほど。「四柱推命」をやられたことはありますか?実は蘭々さん、四柱推命では「男性を完全に信用しない」「仕事のほうがいい」という星が一生続くって出てるんですよ。蘭々さん:そうなんですね?確かにそんな感じかもしれません。あまりにも自由でいるのが好きすぎて、やりたいことしかやりたくない、みたいなところがあるんです。でも、もういい年だし、大人としてどうかな?と思う自分もいたりして。編集部:「仕事のほうがいい」と出てるのことですが、今は会社経営のほうでもご活躍されてるんですよね?蘭々さん:はい。小規模ですけど、化粧品の会社を立ち上げました。昔、私自身が肌荒れで悩んだので、本当に肌が弱い人のための化粧品を作りたいなと思って。しかも、優しいだけじゃなくてシワも取れるような。編集部:お肌、本当にキレイですよね。蘭々さん:ありがとうございます。でもニューカレドニアで焼けちゃった。普段、日光に当たらないのにものすごく浴びたから。小野先生:十分、色白ですよ。夜は何時ぐらいに寝るんですか?蘭々さん:だいたい12時ぐらいには寝ます。小野先生:いいことですね。編集部:今回はそんな蘭々さんに向けて、小野先生に「出会いの引き寄せ」や、「美容」に良い方位のことについてお話いただきたいと思っています。まず、「奇門遁甲」とはどんな学問なのか?ということから教えていただけますか?「奇門遁甲」ってなあに?小野先生:「奇門遁甲」というのは、古代中国で生まれた方位術です。兵法の一つで、伝説によると、周の軍師だった太公望(たいこうぼう)や三国時代に活躍した諸葛亮孔明(しょかつりょうこうめい)が戦に用いたと言われています。これが日本にも伝わったようで、『日本書紀』には天武天皇が奇門遁甲を使ったという記述があります。蘭々さん:ずいぶん歴史があるんですね。小野先生:そうなんですよ。あとは、都が奈良の平城京から長岡京を経て京都の平安京に移ったとき。あまり時間を置かずに二度も遷都をしているので、不思議に思って奇門遁甲で解いてみたらピタッと当てはまりました。小野先生:平城京から見て平安京は凶方位に位置するので、あえて一旦、長岡京に移って凶意を打ち消し、そこから平安京を目指したと思われます。その後、近代になってからも、政治や戦争の場面で奇門遁甲が使われていた形跡が見られるので、誰か使える人間が関わっていたんだなと考えています。編集部:蘭々さんは、奇門遁甲に触れたことはありますか?蘭々さん:話に聞いたぐらいですかね。なんとなく九星よりも細かいイメージがあります。小野先生:覚えちゃうと九星より使いやすいですよ。――古代中国、日本書記、遷都…小野先生の口から次々に飛び出すキーワード目を輝かせる蘭々さん。占い好きで歴史好き、とにかく勉強熱心な方みたいです。「奇門遁甲」と「九星気学」の違いは?編集部:奇門遁甲は吉方位を取るうえで時間も意識しますが、そこは九星と違うんですか?蘭々さん:九星でも時間を使う場合もありますよ。あえて五黄殺(ごおうさつ)や暗剣殺(あんけんさつ)などの凶方位を取らせることがあるんですって。それはなぜかと言うと、徳のある人に凶方位を取らせて、苦しい思いをさせることで人間性を練るため、らしいです。編集部:苦労して自分を高めろと?蘭々さん:はい。運というのはもちろん先天的に与えられたものだけど、気学では作りあげていくもの。精神鍛錬することで新しい運を作れるそうです。そのために方位を使う、と教わりました。小野先生:精神鍛錬か。奇門遁甲はそんなに高尚な感じではないかな(笑)。さっきも言ったように、奇門遁甲は兵法なので、基本的には相手を害する行為なんですよ。例えば試験のとき、いくら頑張っても自分がクラスのベスト10位に入れない。そういうときにライバルを蹴落とすために奇門遁甲を使うんです。小野先生:周りの人がやる気をなくしたり、病気になったり。いろいろな理由があってみんなが落ちていったら、自動的に自分が上がっていくじゃないですか。それが奇門遁甲の正しい使い方です(笑)。蘭々さん:まさに戦いですね(笑)。現実的!編集部:自分と周りの状況、どちらも調整しながら、最終的に自分が勝ち残っている状態に持っていくんですね?小野先生:そう。正直言って非常にグレた、とんでもなく言いがかり的な考え方ですよね。ライバルを消していくわけですから。メリットもあるけどその分デメリットもあるので、人間の本性を知らないといけません。――デメリットもあるということは、それだけ効果が強いってことかも。ちょっと怖いけれど、試してみたくなりますね。奇門遁甲の具体的な使い方は?小野先生:奇門遁甲には10個のメニューがあります。「仕事」「お金」「安定」などがあって、自分は今何をやりたいのか、何に本気になっているのかをそれらのメニューに当てはめて使っていくんです。編集部:あるメニューを使いたいと思った場合、どうやって方位を見つけていけばいいんですか?小野先生:今回の場合は「恋愛」がテーマですよね?「恋愛したい」ということでしたら、まずはどうしたら恋愛できるのか、自分に聞いてみましょう。仮に太ってるのが気になる人だったら、少し痩せる。見た目に自信がないならもっとキレイになる。そういうふうに男を惹きつける美貌の方位を取ることができます。蘭々さん:美貌の方位!それ重要!小野先生:もちろんそれだけじゃダメですよ。方位はサプリみたいなものですから、自分で行動する必要があります。キレイになったら、男性がいる場に行かなければなりません。でも男性にも、いい人もいれば悪い人もいますよね?誰を選べばいいかわからない、となったら、今度は頭の良い方位を使って相手を見極めるんです。蘭々さん:へぇ~。小野先生:例えば、玉の輿の方位を使えば、「この人は今は無職だけど、才能があるから結婚して大丈夫」ということがわかります。恋愛は恋愛でも、「結婚は別にいいからとにかく遊びたい」という場合には色気の方位を見れば、そういう相手を見つけやすくなるわけです。蘭々さん:ずいぶん細かく方位が設定されてるんですね?小野先生:そう。擬似恋愛でいいのか、真面目な恋愛をしたいのかで見る方位が変わってきます。編集部:10個のメニューがさらに細かく分かれてるってことでしょうか?小野先生:必要に応じて、最初にこのメニューを使い、次はこのメニューというふうに組み合わせていくんです。蘭々さん:ある目的に向かって積み木を積み上げていくようなイメージですか?小野先生:そうですね。受験でも、最初から受かる方位を見ても仕方ないので、まずは勉強したくなる方位を使い、少しずつ偏差値を上げていきます。勉強はできるようになったけど、その人がアガり症で、ここ一番のときはダメという場合は、安定の方位を見て試験会場に向かわせる。勝負に弱い人は勝負の方位を取るんです。蘭々さん:面白いですね。この企画、私が結婚できるまで続けたら、2年がかりぐらいの大プロジェクトになりそう(笑)。付き合っても恋愛テンションがゼロ小野先生:結婚っていうのは、女性のほうに決定権があるから、結婚しようと思えばすぐにできると思いますよ。人間も動物も、いくら男性が結婚したいと思っても、女性が「Yes」と言わない限りできないんです。男性はまずお金を稼がなきゃならないから大変なのですが、女性は「Yes」か「No」かと言うだけでいい。まあ「Yes」って気持ちにならないといけないわけですけどね。蘭々さん:そこなんですよ。そのテンションにならないんです。お付き合いしても、全然テンションが上がらなくて…。小野先生:結婚したらつまらないですよ(笑)。蘭々さん:衝撃(笑)!編集部:あの、先生、今回は恋愛運を上げて結婚を目指すことを目標にしてるので…。小野先生:悪い悪い(笑)。ええと、お付き合いすると長く続くほうなんですか?蘭々さん:ちゃんと付き合い始めたら長く続くはずなんですけど、いかんせん私がこんな感じなので、相手が疑心暗鬼になっちゃうというか。何を考えてるかわからなくなるみたいなんですよね。かといって私は無理するのはいやだし。小野先生:無理はしないほうがいいですよ。蘭々さん:でもねぇ、このさざ波さえもこないテンションをまずなんとかしないとな~(笑)。――かわいすぎるアラフォー女子・蘭々さんとダンディーな小野先生。ビジュアルもさることながら、会話のキャッチボール的にもなんだかいいコンビになってきました。それにしても奇門遁甲の効果、すごそうです!実際に使ったら、蘭々さん、どんなふうに変わるのでしょうか?次回予告鈴木蘭々さんが好みのタイプを告白!監修者紹介小野十傳天文占術研究家。占い教室十傳スクール主宰。四柱推命・古典鬼谷易・奇門遁甲・手相人相・姓名判断・インド天文占術など、東洋占術を中心に、さまざまな占いを研究し、テレビや雑誌、Webなどで活躍。鈴木蘭々1975年東京生まれ。1989年に第1回ミスチャンピオン・準グランプリを獲得。CMや表紙モデルで活躍し、1992年に岩井俊二監督作品の「ゴーストスープ」でドラマデビュー、1995年には歌手デビューを果たす。その後も舞台やドラマ出演などを中心に活動し、2013年で芸能生活25周年を迎えた。現在は芸能活動だけでなく、自身が手掛ける基礎化粧品ブランド「NARIA COSMETICS」を立ち上げるなど、さらに幅広く活躍している。
2016年08月25日10代でデビューしドラマやバラエティ番組で大ブレイク、明るく元気なキャラクターで知られる鈴木蘭々さん。40代を迎えてなお、変わらない美しさ&かわいさを見せる彼女は、最近ではタレント業の傍ら、実業家としても活躍しているのだとか。さらに実は占いも好きで「九星気学」を勉強中とのこと。一方で結婚はまだしておらず、恋愛もこのところまったく縁がないという蘭々さん(こんなにキレイなのに!)が今回、東洋占術を中心に様々な占いを研究する重鎮・小野十傳先生の導きによって恋愛運UPの旅に出ることに!蘭々さんの性格や恋愛傾向を読み解いた上で、歴史ある占術「奇門遁甲(きもんとんこう)」を用いて行く先やスケジュールを決める…その過程を一部始終レポートします。【第1回】占い界の重鎮×大人女子代表のトークは宇宙規模?まずは「はじめまして」のご挨拶から。小野十傳先生は何を専門としている占い師さんなのか。鈴木蘭々さんはなぜ占い好きになったのか…。お二人と占いとの関係を少しずつひも解いていきます。鈴木蘭々数年前に化粧品ブランドを立ち上げ、その経営に邁進しつつ、大好きな旅行や猫との生活を楽しむ日々。機会があったら結婚したいけど、無理にしなくても…というスタンス。小野十傳著名人の信頼も篤い東洋占いの巨匠。主な占術は六壬天将星占術、安倍晴明占術、四柱推命、姓名判断など。今回は奇門遁甲で恋愛運&美容運UPをサポート。小野十傳先生ってどんな方?編集部:今回は、小野十傳先生に「奇門遁甲」という占いで旅先や日程を決めていただき、鈴木蘭々さんに、実際に旅行をしていただきます。よろしくお願いします。小野先生:よろしくお願いします。蘭々さん:よろしくお願いします。編集部:まずは先生、これまでどんなお仕事をされてきたかをお話いただけますか?小野先生:わかりました。過去をざっと振り返ってみましょう。占いを本格的に学ぶようになって、ざっと35年というところでしょうかね。小野先生:最初、30代の頃に占いの教室に通い始めたのですが、私、すごくデキが悪かったんですよ。それで続けるべきか迷っていたら、途中で師匠が体調を崩して入院したときに呼ばれて、ノートを渡され「いずれこの内容を他の人に教えてくれ」と言われたんです。何でデキの悪い私に?と思って聞いたら「君は若いから、まだ時間がある」と言われ、あ~そうか、そういうことかと納得して、引き受けることにしました。その後、一生懸命勉強して本をたくさん書き、50歳を過ぎて大運が「アウトプット」の時期に入ったので、そろそろいいかなと考え、教室を開きまして。今、四柱推命と断易、奇門遁甲の3つの教室で教えています。蘭々さん:そもそも、何で占いを学び始めたんですか?小野先生:女の子にモテたくてね(笑)、高校生の頃に占いの本を丸暗記して、占ってあげたりしてたんですよ。それが面白かったので、大人になってからちゃんと勉強しようかなと思って。初め、断易の教室に入ったら、そこで知り合ったおばあさんに他の教室を薦められて、そっちに移りました。最初の教室はいわゆる趣味で占いをしたい人向けの教室だったのですが、後で入った所はプロの占い師さん向けの教室だったんですね。で、そこで周易を学んでいるうちに、易も奇門遁甲も四柱推命も根っこのところはつながっているんだなとわかったので、今もその3つを研究し、人にも教えているんです。鈴木蘭々はなぜ占いを学んでいるの?編集部:蘭々さんは九星気学や易を勉強されているんですよね?蘭々さん:はい。前から九星や四柱推命に興味があって、その歴史や背景を含め、調べたり学んだりするのが楽しいなと思っています。誰が始めたのかわからないけど、奥が深くてすごいと感じ、その経緯を知りたくなるんです。小野先生:奇門遁甲も歴史のある占術の一つなので、きっと面白いですよ。蘭々さん:楽しみです。編集部:占いが好きになったきっかけはどんなことだったんですか?蘭々さん:昔から宇宙や星が好きで、星を観るために旅行したりしてるんですね。最近はニューカレドニアに行きました。新月の頃に行ったので、本当にきれいで。人生でナンバーワンの星空を観てきました!編集部:いいですね!そんなに星がお好きということは、西洋占星術にもご興味があるんですか?蘭々さん:興味はあります。小学生の頃は子ども用の星占いの本をよく読んでいました。でも、勉強していて楽しいのは東洋の占いのほうかな。さっきも言ったように歴史が好きなので、東洋占いってなんだかときめくんです。――少女のように目をキラキラさせる蘭々さん。あまりにもかわいくて、これでアラフォーだなんてとても信じられません!でも、話す口調は、しっかりした大人の女性なんですよね(当たり前か)。全ての「好き」は宇宙に通じる小野先生:易を勉強しているとのことですが、周易ですか?断易ですか?蘭々さん:自分がやってるのが、周易なのか断易なのかよくわからなくて…。学校には2年くらい行ってるのですが、最初は九星から始まって、その後、易の授業に入りました。学んでいると面白いけど、だんだん難しくなってきて。昔の人は何でこんなことに気づいちゃったのかな?なんて不思議で仕方なくなります。編集部:深く突き詰めていくタイプなんですね。授業は毎月あるんですか?蘭々さん:はい。月に1~2回行ってます。1回4時間、みっちり。その学校の先生が70代くらいの方なのですが、たまたま「宇宙の動向と気学は同じ呼吸をしている」って仰ったんですね。このフレーズにピンと来て、これは宇宙か!と私の中でいろいろなものがつながったんです(笑)。小野先生:なるほど。私はそんなロマンチックなことは言えませんが。愛欲とかお金儲けの話ばかりしちゃうので(笑)。品格の問題かな?――小野十傳先生は占い界の重鎮なのですが、とてもフランクな人柄でお話が面白く、ちょいちょいジョークや下ネタも織り交ぜるので、一同、笑いが止まりません。引力の存在を肌で感じた出来事編集部:先生は西洋占星術もやられるんですか?小野先生:専門ではないけど、雑誌の仕事とかで必要なので、ざっと見てはいますよ。蘭々さん:星の話で思い出したのですが、さっき言ってたニューカレドニアで私、ものすごく「引力」の存在を感じたんです。水上コテージに泊まったんですけど、到着したのが引き潮の時間帯で水が少なかったんですね。で、満ち潮の時間になったら、海がすぐそこまで来ていて。蘭々さん:新月のタイミングに行ったから月は見えないのに、引き潮と満ち潮が毎日繰り返されてるから、引力が働いてるんだなー、怖いなーと思いました。編集部:確かに不思議ですね。蘭々さん:ちょっと衝撃でした。星すげ~!って。――宇宙、星、引力…興味深いキーワードが次々に飛び出します。もしかしてこの日、小野先生と蘭々さんが出会ったのも何かしらの引力の影響かも?なんてね!次回予告鈴木蘭々さんの恋愛傾向が明らかに?監修者紹介小野十傳天文占術研究家。占い教室十傳スクール主宰。四柱推命・古典鬼谷易・奇門遁甲・手相人相・姓名判断・インド天文占術など、東洋占術を中心に、さまざまな占いを研究し、テレビや雑誌、Webなどで活躍。鈴木蘭々1975年東京生まれ。1989年に第1回ミスチャンピオン・準グランプリを獲得。CMや表紙モデルで活躍し、1992年に岩井俊二監督作品の「ゴーストスープ」でドラマデビュー、1995年には歌手デビューを果たす。その後も舞台やドラマ出演などを中心に活動し、2013年で芸能生活25周年を迎えた。現在は芸能活動だけでなく、自身が手掛ける基礎化粧品ブランド「NARIA COSMETICS」を立ち上げるなど、さらに幅広く活躍している。
2016年08月18日コラージュ、イラスト、ペインティングなど様々な手法を用いて創作活動を行うとんだ林蘭が、約1年ぶりとなる個展「THE FREAK SHOW」を、東京・目黒区のボイルド(VOILLD)で9月2日から開催する。今回の個展では見世物小屋をテーマとして、とんだ林蘭の持つ奇妙なものへの好奇心や興味が、自身の視点を通して架空の世界の中のキャラクターとなってそれぞれの作品で表現されている。カラフルで親しみやすい作品は、見る者が奥深くに隠れ持つ願望をかきたてて、自由な嗜好や感性をもつことの重要さ、楽しさを訴えかけてくるかのよう。展覧会ではペインティングが中心の平面作品の他、立体コラージュ作品など約20点が発表され、会場では展示作品をはじめとするポスター、クッション、マグカップといった展覧会限定オリジナルグッズも販売される予定だ。また、個展初日となる9月2日は18時から、アーティストを囲んでのオープニングレセプションも開催され、展示を祝して立川のベーカリー・シンボパンが出店する。【イベント情報】タイトル:TONDABAYASHI RAN EXHIBITION “THE FREAK SHOW”会場:ボイルド(VOILLD)住所:東京都目黒区青葉台3-18-10 カーサ青葉台地下1階会期:9月2日~25日開廊時間:水曜から金曜は12時~20時、土曜、日曜は12時~18時休廊日:月曜、火曜、祝日
2016年08月04日女優・安蘭けいによるソロ・コンサート『安蘭けいドラマティック・コンサート 愛の讃歌』が7月14日、Bunkamuraオーチャードホールにて開催される。ミュージカルを中心に、ジャズ、シャンソンなどの名曲を揃えて、ショーアップしたステージをお届けする豪華一回公演だ。堂々のタイトルに、当の本人は「かなり重みを感じる、ハードルの高い題名ですよね」と朗らかに一笑。およそ二千席のホールでの特別な一夜を、気負うことなく心から楽しみにしている様子がうかがえる。「この題名に負けないようなコンサートにしないといけないなと思っています。だんだんと気持ちが盛り上がって、やり終えた時には『私の人生、変わりました!』ってくらいの手応えを得られたらいいですね」【チケット情報はこちら】予定されているセットリストは、『サンセット大通り』など過去に演じた作品からのナンバーだけでなく、『エニシング・ゴーズ』『RENT』『エビータ』などの未体験の作品から、初めて挑む楽曲も多数含まれている。「構成・演出の原田諒さんから『こんな曲はどう?』と提案していただきました。私が意見を言い過ぎると、自分のやりたい曲ばかりに偏ってしまうので。宝塚時代から私のことを理解してくださっている原田さんに勧めてもらったほうが、いろんな自分を発見できていいのでは、と思ったんですね」また女性曲だけでなく、男装して歌うナンバーがあることも話題の的だ。さらに「全員、初共演です」という魅力の男性キャスト4人、良知真次、中河内雅貴、青柳塁斗、原田優一とのセッションにも期待がかかる。そしてスペシャルゲストには、今年の10、11月の舞台『スカーレット・ピンパーネル』で共演する石丸幹二が登場。贅沢この上ない布陣が、安蘭を強力にバックアップする。「石丸さんは王子様のようなイメージがあると思いますが、実は関西弁のとても気さくな方です(笑)。トークもお上手なので空気を一気に和やかにしてくれると思うし、何よりあの甘い歌声で、より重厚なコンサートにしてもらえそうです」宝塚歌劇団退団から7年。「歌声も音域もかなり変わってきている」ことを自覚し、女優としての成長、変化を「女性を演じることが、より自然になってきた」と受けとめている。安蘭けいのこれまでの歩みと、今後の飛躍の予感、その両方を感じ取れる貴重な時間となるに違いない。「退団後に出演したミュージカルは、女性の半生を描いたものなどメッセージ性の強い作品が多かったんですね。でも『エニシング・ゴーズ』みたいな底抜けに明るいイメージも、私の中には確実にあるんです(笑)。こんなカラーもあるのよ~ってところをお見せできたらいいな。一回だけのコンサートなので失敗は許されません(笑)。完全燃焼したいと思います」取材・文:上野紀子
2016年06月29日オーストリア皇后エリザベートの数奇な運命をドラマティックに描いたミュージカル『エリザベート』。元宝塚歌劇団花組トップ娘役の蘭乃はなが、昨年の帝国劇場公演に続き、ダブルキャストでタイトルロールを演じる。3年連続で大役に挑む彼女に話を聞いた。ミュージカル「エリザベート」チケット情報宝塚歌劇で1996年に日本初演、2000年には東宝ミュージカルとしても開幕した屈指の人気作『エリザベート』。蘭乃は2014年の花組公演、キャストや舞台美術、衣装が一新された昨年の東宝版でエリザベートを演じた。「3年も続けて演じられて光栄です。東宝版はより人間のドロドロした感情が渦巻き、リアルですよね」。特に東宝版で印象的だと話すのが、宝塚版にはないコルフ島でのシーン。宮廷から逃れるように旅を続けたエリザベートが、自由に生きた父を想って歌う場面だ。「あのシーンは50歳ぐらいですが、最初の少女時代と同じく『パパみたいになりたい』と歌っているんです。根本的に変わっていない。彼女はずっと自分を認めることができなかったんです」とその心に寄り添う。昨年ダブルキャストということで先に自身の千秋楽を終え、翌日に公演最終日の大千秋楽を観劇したとき「彼女は“愛”を求めていたんだ」と改めて感じたという。「誰かへの愛ではなく自分への愛。“自分を愛せるか”というのは普遍的なテーマですよね。昨年小池(修一郎)先生が『“私だけに”というのを色濃く出したい』とおっしゃり、自我という部分を掘り下げていきました。それも私にとって欠かせないステップでしたが、新たに自分への愛というテーマも掘り下げたいです」と力を込める。昨年に続きトートを演じるのは城田優と井上芳雄。「普段は賑やかな城田さんはトートを演じると一瞬で静のエネルギーを放たれ、引きずり込まれそうになります。井上さんは普段は落ち着いているのに、トートになると激しく燃え盛る炎のようになって、私もそれに反発するから力強い演技になります」と、相手によって変化する面白さを実感している。またダブルキャストでエリザベートを演じるのは、日本初演で同役を演じた花總まり。「私の中では“レジェンド”。その花總さんだけでなく、なぜ私もエリザベート役に呼ばれたのか、考えれば考えるほどプレッシャーです(苦笑)。昨年はエリザベート自身と同じく自己否定というか、肉体的にも精神的にもせめぎ合いの中で演じていましたが、今は新たなテーマも見つかり、どうなるのか私自身楽しみです」。公演中はオフも役が抜けないという蘭乃。「この肉体を通してエリザベートの魂をお客様に味わっていただくことが、私のやるべきこと」と笑顔で言い切る彼女に期待したい。6月28日(火)から7月26日(火)まで東京・帝国劇場、8月6日(土)から9月4日(日)まで福岡・博多座、9月11日(日)から30日(金)まで大阪・梅田芸術劇場メインホール、10月8日(土)から23日(日)まで愛知・中日劇場にて上演。チケットは順次発売。取材・文:小野寺亜紀
2016年06月20日モデルの紗蘭が5日、TBS系バラエティ番組『サンデー・ジャポン』(毎週日曜9:54~11:30)に生出演。先週5月29日の同番組で共演したフリーアナウンサーの田中みな実に対してやってしまったエピソードを明かした。番組では、危険を感じた時に周りの風景がスローモーションに見える現象が、実際に起こっているとする研究成果を千葉大学が発表したニュースを紹介。それに関連して、「危険を感じてスローモーションに見えた経験」を聞かれた紗蘭は、「先週あった」と答えた。そして、先週の『サンジャポ』で田中アナと共演した時のエピソードを披露。「収録終わりにそのままのテンションで、帰りのエレベーターで田中みな実さんに、『前日、(田中の元恋人である)藤森(慎吾)さんと収録一緒でみな実さんの話たくさんしました』って言ったら、みな実さん怖い表情になっちゃってシーンって。やっちゃったなと思った」と打ち明けた。「マネージャーに怒られた」という紗蘭だが、「その時の風景はスローモーション。心臓ドキドキしましたね」と回顧。タレントのテリー伊藤は「それは単にデリカシーがない…」と冷静に指摘していた。
2016年06月05日舞台『天使にラブソングを~シスター・アクト~』(5月22日開幕)の取材会が21日、東京・帝国劇場で行われ、森公美子、蘭寿とむ、春風ひとみ、浦嶋りんこ、宮澤エマ、鳳蘭が出席した。同作は1992年にウーピー・ゴールドバーグ主演でヒットした映画『天使にラブソングを…』を2009年にミュージカル化した作品で、日本では2014年に上演された。元宝塚男役トップスターの蘭寿と森はWキャストで同じ役を演じるが「ライバルではなく、一緒に作り上げていこうねというスタンス」(蘭寿)と語る。森は蘭寿とのWキャストについて、「かぼちゃが踊ってるのと、ダンサーが踊ってるのの違い」と表現して周囲を笑わせ、「本当に蘭寿さんの存在が綺麗なので、同じ振り付けなのに同じに見えないという面白さがあります。ぜひ2回見ていただきたい」と公演のアピールをした。一方、蘭寿は森に「この明るさとパワー、そして歌唱力。いろいろと歌に関しても教えてくださって」と感謝の言葉を贈る。帝国劇場でのミュージカル公演は初となるが、宝塚OGの鳳は蘭寿を「培われた華やかさは大劇場に負けない」と太鼓判。春風も「宝塚のトップの男役は組の一番上にいらっしゃったわけですから、心配り、愛情、自然に出る」と、後輩の姿に宝塚時代のことを思い出していた。また、7月に予定されている岩手・宮城での公演について、仙台出身の森は「前回行った時は、皆さんからの『本当に元気になった、素晴らしかった』という言葉に、この仕事やっててよかったと……」と涙を見せた。さらに、2017年1月の九州公演も含めて「心は楽しく前に行くように、皆さんにあったかいものが生まれればなと思っています」とメッセージを送っていた。
2016年05月21日古屋兎丸原作のマンガ『帝一の國』を舞台化したシリーズ3作目「【最終章】學蘭歌劇『帝一の國』-血戦のラストダンス-」が、東京・AiiA 2.5 Theater Tokyoで開幕。2014年に第一章、2015年に第二章を上演。最終章となる今作は、前代未聞とも言える“原作より先にラストを観ることができる” 舞台となる。舞台『帝一の國』チケット情報『帝一の國』は、超名門校・海帝高校を舞台に、「総理大臣になり自分の国を作る」ため生徒会長を目指す主人公・赤場帝一(木村了)が巻き起こす学園政権闘争を描いた物語。今作では、遂に開催される生徒会の選挙戦がメイン。帝一とは恋敵でもある大鷹弾(入江甚儀)、帝一をライバル視する東郷菊馬(吉川純広)の3派閥が生徒会長の座を狙う。初日に行われた公開ゲネプロでは、上演前に演出の小林顕作が登場し、「(準備が追いつかず)追っつき公開ゲネプロです。“今スベっても本番がんばれよ”という温かい気持ちで観ていただきたい」と挨拶。すると幕の向こうからキャスト達の笑い声が聞こえ、3年間で培ったチームワークの良さがうかがえた。本シリーズは、キャストが初演から変わらないのも特徴のひとつ(森園億人役の大河元気は映像で出演)。白鳥美美子役は今作でもWキャストで乃木坂46井上小百合・樋口日奈が演じる。原作をしっかりと再現しながらも、生で観る舞台の醍醐味であるライブ感も味わえる“學蘭歌劇”。原作の持つ独特の空気感は歌やダンスにもすみずみまで反映され、學蘭歌劇『帝一の國』でなければ体験できない濃厚な世界が繰り広げられている。原作者の古屋兎丸からは「いつもにも増して、物語の完成度が高く、再現度も高く、原作者冥利に尽きるとはまさにこのことです。今回これで終わりかと思うと寂しい気持ちもあるのですが、これだけのものを創り上げた、演出の小林顕作さんはじめ、スタッフ・キャストの皆さんの熱量には、ただただ感服するばかりであります(一部抜粋)」とコメントも寄せられた。舞台では2年かけて描かれた選挙への道のりだが、今作では冒頭に人形を使ってこれまでのストーリーを説明してくれる。本シリーズを初めて観劇する人にも安心だ。「【最終章】學蘭歌劇『帝一の國』-血戦のラストダンス-」は、3 月27 日(日)まで東京・AiiA 2.5 Theater Tokyoで上演。“卒業式”が行われる大千秋楽は、全国の映画館でライブビューイングを上映する。取材・文:中川實穗
2016年03月18日古屋兎丸原作のマンガ『帝一の國』を舞台化したシリーズ3作目「【最終章】學蘭歌劇『帝一の國』-血戦のラストダンス-」が、東京・AiiA 2.5 Theater Tokyoで開幕。2014年に第一章、2015年に第二章を上演。最終章となる今作は、前代未聞とも言える“原作より先にラストを観ることができる” 舞台となる。舞台『帝一の國』チケット情報『帝一の國』は、超名門校・海帝高校を舞台に、「総理大臣になり自分の国を作る」ため生徒会長を目指す主人公・赤場帝一(木村了)が巻き起こす学園政権闘争を描いた物語。今作では、遂に開催される生徒会の選挙戦がメイン。帝一とは恋敵でもある大鷹弾(入江甚儀)、帝一をライバル視する東郷菊馬(吉川純広)の3派閥が生徒会長の座を狙う。初日に行われた公開ゲネプロでは、上演前に演出の小林顕作が登場し、「(準備が追いつかず)追っつき公開ゲネプロです。“今スベっても本番がんばれよ”という温かい気持ちで観ていただきたい」と挨拶。すると幕の向こうからキャスト達の笑い声が聞こえ、3年間で培ったチームワークの良さがうかがえた。本シリーズは、キャストが初演から変わらないのも特徴のひとつ(森園億人役の大河元気は映像で出演)。白鳥美美子役は今作でもWキャストで乃木坂46井上小百合・樋口日奈が演じる。原作をしっかりと再現しながらも、生で観る舞台の醍醐味であるライブ感も味わえる“學蘭歌劇”。原作の持つ独特の空気感は歌やダンスにもすみずみまで反映され、學蘭歌劇『帝一の國』でなければ体験できない濃厚な世界が繰り広げられている。原作者の古屋兎丸からは「いつもにも増して、物語の完成度が高く、再現度も高く、原作者冥利に尽きるとはまさにこのことです。今回これで終わりかと思うと寂しい気持ちもあるのですが、これだけのものを創り上げた、演出の小林顕作さんはじめ、スタッフ・キャストの皆さんの熱量には、ただただ感服するばかりであります(一部抜粋)」とコメントも寄せられた。舞台では2年かけて描かれた選挙への道のりだが、今作では冒頭に人形を使ってこれまでのストーリーを説明してくれる。本シリーズを初めて観劇する人にも安心だ。「【最終章】學蘭歌劇『帝一の國』-血戦のラストダンス-」は、3 月27 日(日)まで東京・AiiA 2.5 Theater Tokyoで上演。“卒業式”が行われる大千秋楽は、全国の映画館でライブビューイングを上映する。取材・文:中川實穗
2016年03月18日4月期の金曜ドラマ枠で放送予定の中谷美紀主演ドラマ「私結婚できないんじゃなくて、しないんです」。この度新たに、元宝塚トップスターの蘭寿とむがキャリアウーマン・山本望海役として地上波の連続ドラマに初レギュラー出演することが明らかとなった。“39歳、超プライド高い女子”・橘みやびと“超ドSな毒舌恋愛スペシャリスト”十倉が織り成すスタイリッシュなスパルタラブコメディ。青山の美容皮フ科クリニックを営む開業医のみやびは「自分はしようと思えばいつでも結婚できる!」とたかをくくり、充実したシングルライフを満喫していた。ある日“女子会”で訪れた割烹料理店で出会う超毒舌店主の十倉から自分が男性から敬遠される“美人・キャリア・アラフォー”という三重苦を背負った“恋愛弱者”に陥っていると現実を突きつけられる。そのことに最初は憤っていたみやびだったが、高校時代に片想いしていた同級生・桜井への気持ちが再燃し始めたことをきっかけに十倉の助言に耳を傾け始める――。本作は、「夢をかなえるゾウ」や「LOVE理論」などで知られる作家・水野敬也が手がける恋愛マニュアル本「スパルタ婚活塾」を原案に、“徹底した男目線”による、女性のための恋愛論をエッセンスにしたオリジナル作品。結婚なんてしようと思えばいつでも出来ると思っている主人公・橘みやびを中谷さん、超毒舌の割烹料理屋の店主・十倉を藤木直人が好演する。そのほかみやびが経営するクリニックに出入りするデリバリースタッフ橋本諒太郎役に瀬戸康史、クリニックの看護師・野村梨花役に大政絢、みやびの同級生で片思いの相手・桜井洋介役に徳井義実(チュートリアル)、母親役に夏木マリと個性豊かな俳優陣が集結している。そして新たに出演が決定したのは、元宝塚花組トップスターで現在女優や歌手として活躍する蘭寿さん。今回は、みやびが月一で集まる“グルメ女子会”で会う女友達のひとりでファイナンシャルプランナーとして起業し、バリバリ働くキャリアウーマンの望海役に抜擢。みやび同様、優れた容姿と経済力を持つ自立したアラフォー女性で、年下の彼氏がいるが特に結婚をいそいでいるわけではないという花の独身貴族のひとりという役どころだ。本作が地上波の連ドラ初レギュラーとなる蘭寿さんは「とても面白い脚本で、この作品に出演させていただけることを、嬉しく思っております」と喜びを語り、また「中谷さんはとても美しく透明感があって素敵な方です。休憩時間等もいろんなお話をさせていただき、嬉しいです。藤木さんは、穏やかにお話をしてくださるのですが、役に入るとそのスイッチの入り方が素晴らしくて感心するばかりです」と共演の2人についても印象を語った。スパルタ毒舌男というキャラクターを藤木さんがどう演じるのか、そして蘭寿さんをはじめとする個性豊かなキャスト陣がどのようにドラマを盛り上げていくのか楽しみに待ちたい。「私結婚できないんじゃなくて、しないんです」は4月期、毎週金曜日22時よりTBSにて放送予定。(cinemacafe.net)
2016年02月04日森公美子、蘭寿とむがWキャストで主演するミュージカル『天使にラブ・ソングを~シスター・アクト~』の製作発表会見が1月18日、都内にて行われた。ウーピー・ゴールドバーグ主演の大ヒット映画を、ウーピー本人がプロデューサーとなりミュージカル化、ブロードウェイほか世界で上演されている人気作。日本では2014年に初演され、今回は待望の再演となる。物語は、黒人クラブ歌手のデロリスが、ある殺人事件を目撃したことでマフィアに追われ、修道院に逃げ込んだことから起こる大騒動を描くもの。俗っぽさ全開のデロリスとお堅い修道女たち……水と油のような両者の交流が、笑いあり涙ありで綴られていく。ディスコブーム華やかなりし70年代風の、きらびやかでノリのよい、しかし少し懐かしさもある音楽が全編に散りばめられているのも魅力だ。2年弱という異例のはやさでの再演となったが、2度目のデロリスに挑む森は「“早く再演しないと、歳とって足が動かなくなっちゃう!”と言ってましたが、こんなに早く再演できるとは」と驚きながらも喜ぶ。一方で初参加の蘭寿は「このハッピーな作品に参加できること、そして格式ある帝国劇場に初めて立たせて頂ける喜びを、驚きとともに感じています」と話した。親しみやすいキャラクターで人気の森、元宝塚トップスターの蘭寿という異色のWキャストになるが、「もうひとかたが蘭寿さんになると訊いて“おぉ、ぴったり!”と思いました。そして私は、(初演の瀬奈じゅんに引き続き)Wキャストの相手からダンスを教えていただくのが定番になっています、と蘭寿さんにお伝えしました(笑)。同じ踊りをしても同じに見えないんですが…(苦笑)」(森)、「森さんのデロリスは本当に素敵。盗みたいところだらけ」(蘭寿)とお互いについて語り、「(それぞれを観るために)最低、2回は観ないと!」とアピール。会見には他に石井一孝、大澄賢也、石川禅、今井清隆、鳳蘭、演出の山田和也が出席。大澄が「昨年、来日版も日本で上演されましたが、正直僕たちの方が勝ってるぜ、と思いました!」と強気のアピールをするなど、出演者自身がこのカンパニーに自信を持ち、公演を楽しみにしている様子。作品の魅力を問われた山田も「ストーリーの美しさ。加えて素敵な音楽、シリアスだけでなく笑いもふんだんに盛り込んだ作り。劇場に行く楽しみと喜び、ショービジネスのすべてが最高のクオリティで詰まっている」と話していた。この日は事前公募で約1500名の応募の中から当選した一般オーディエンス150名も参加。アフロヘアのかつらを被り、衣裳姿で登壇したキャストとともにカーテンコールナンバー『レイズ・ユア・ヴォイス』を歌い踊った。当日の都心はこの冬初めて本格的な雪に見舞われたが、雪をも溶かす熱いダンスと笑顔が弾け、会見場は大いにもりあがっていた。公演は5月22日(日)から6月20日(月)まで、東京・帝国劇場にて上演される。チケットは2月27日(土)に一般発売を開始する。東京公演後、大阪、愛知、岩手、北海道、宮城、福岡、静岡、長野の各地でも上演される。
2016年01月18日12月4日公開の映画『I LOVE スヌーピー THE PEANUTS MOVIE』のジャパン・スペシャル・イベントが17日、都内で行われ、鈴木福、芦田愛菜、小林星蘭、谷花音、スティーブ・マーティノ監督、製作・脚本のクレイグ・シュルツ、絢香、前田敦子が出席した。本作は、世界中で愛され続けている「スヌーピー」の初のCG/3D映画。空想好きのスヌーピーが織りなす壮大な物語とチャーリー・ブラウンの大冒険を描く。この日は、日本語吹替えの声を担当した鈴木福や芦田愛菜ら日本を代表する子役4人と監督を務めたスティーブ・マーティノ、そして"ピーナッツ"の生みの親チャールズ・M・シュルツの息子で本作の製作・脚本を務めたクレイグ・シュルツが登場。チャリー・ブラウンの声を担当した鈴木は「チャリー・ブラウンは喜怒哀楽が激しくて、怒ったり悲しかったりするところから笑顔になったりするところが難しかったです」と振り返り、芦田愛菜は「私はスヌーピーが大好きなので、スヌーピーの世界に入っていけるのは夢のようでした」と満足げ。そんな子役たちにスティーブ監督が「福くんのカールが素晴らしいね!」と褒めれば、クレイグも「本当にみんな可愛くて衣装も似合っていて素敵ですよ!」と子供たちを喜ばせた。イベント途中からは本作のスペシャル・アンバサダーを務める前田敦子がゴンドラに乗ってステージに登場。前田は「ずっと1人でいたので、降りられてホッとしています(笑)」と安堵した表情で、「もう1年ぐらい前から公開するというポスターを見ていたので、1年はあっという間ですね。3Dで見てないので、すごく楽しみです!」と公開が待ち遠しい様子。また、大好きなスヌーピーから抱きつかれて思わず笑顔が溢れるなど大興奮だった。イベントの最後には本作の日本版エンディング曲『A Song For You』を歌った絢香が初披露。観客や前田ら登壇者を魅了した。映画『I LOVE スヌーピー THE PEANUTS MOVIE』は、12月4日よりTOHOシネマズ スカラ座ほか全国公開。
2015年11月18日“スヌーピー”初のCG/3D映画『I LOVE スヌーピー THE PEANUTS MOVIE』が11月17日(火)、東京・品川ステラボールでジャパン・スペシャル・イベントを開催。スペシャル・アンバサダーとしてスヌーピーのことを大好きな前田敦子が、なんとウッドストックをあしらったゴンドラで舞い降り、拍手喝采を浴びた。『I LOVE スヌーピー THE PEANUTS MOVIE』は、スヌーピーのキュートでくるくる変わる表情が楽しめ、今まで知らなかった多彩な魅力にもフューチャーした作品。もちろん、飼い主のチャーリー・ブラウンとの温かい絆も描き出す。観客の度肝を抜き、舞台の上から登場となった前田さんは、ゴンドラ体験について、「ずっと上に一人でいたので、降りてこられてほっとしています」とにこやかに話し、さらには「私は毎日スヌーピーと過ごしているくらい大好きなので、今日はファン代表として来ました。早く3Dで観たいです!」と、場内のボルテージを上げていた。また、チャーリー・ブラウンの声を担当した鈴木福くんは、演技について「チャーリー・ブラウンはすごい喜怒哀楽が激しくて、難しかったりしました」とはにかむと、監督を務めたスティーブ・マーティノから“グー(親指を立てる)”サインをもらい、福くんの前髪をくるっと分けさせたチャーリー・ブラウン仕様の髪型についてもいたく気にいったようで、大喜びしていた。さらにはサプライズで監督が筆と墨の習字セットでスヌーピーの絵をその場で描きあげたり、日本版のエンディング曲をかきおろしたシンガーソングライター・絢香がオリジナル楽曲「A Song For You」を初披露するなど盛りだくさんな内容に、出演陣も集まった観客も夢見心地の様子だった。イベントには、このほか芦田愛菜&小林星蘭&谷花音ら日本語吹替声優を務める子役陣に加え、“ピーナッツ”の生みの親チャールズ・M・シュルツの息子が登壇した。『I LOVE スヌーピー THE PEANUTS MOVIE』は12月4日(金)TOHOシネマズ スカラ座ほか全国にて公開。(cinamacafe.net)■関連作品:I LOVE スヌーピー THE PEANUTS MOVIE 2015年12月4日より全国にて公開(C) 2015 Twentieth Century Fox Film Corporation.All Rights Reserved.Peanuts © Peanuts Worldwide LLC.
2015年11月17日とんこつラーメン専門店を運営する一蘭は12月10日、東京都台東区に「一蘭 浅草店」をオープンする。○大人気の「一蘭屋台」が関東初上陸!同店は、「味集中カウンター」と、「一蘭屋台」を関東で初めて併設。席数は42席で、都内の同チェーンでは最大席数の店舗となる。「一蘭屋台」は、リヤカーを屋内に引っ張り込んだような屋台空間で、飲食を楽しめる。店内には昭和の福岡県・中洲の風景を写した写真を貼り、屋台ならではの空気感と、昭和レトロな懐かしさを融合させた。「味集中カウンター」は、隣席との間に仕切りを設けたカウンター。この2つを併設することで、子ども連れや友人同士でも同店の「天然とんこつラーメン」楽しむことができるという。おもなメニューは、「天然とんこつラーメン(創業以来)」が790円。臭みがないとんこつスープに、同店特製生麺と、唐辛子を基本に30種類以上の材料を調合し熟成させた「秘伝のたれ」がからむ。「釜だれとんこつ焼き豚皿」は490円。天神西通り店限定のチャーシューを"おつまみ"のひと皿で提供する。福岡県・八女産の抹茶を使用した「抹茶杏仁豆腐」は390円。そのほか、各種アルコール類などを用意する。営業時間は、10時から23時までで、年中無休となる。※価格はすべて税込。
2015年11月16日小林聡美主演で好評を博したWOWOWのオリジナルドラマ「パンとスープとネコ日和」。このほど、小林さんが再び主演を務め、「クマのプーさん」を初めて日本に紹介し児童文学の第一人者として知られる石井桃子の物語を、ドラマW「山のトムさん」として実写化することが分かった。東京で暮らしていたハナ(小林聡美)は、友人のトキ(市川実日子)、トキの子どもトシ(佐々木春樺)と、慣れない田舎での生活を始めることに。そこに中学を卒業したばかりのハナの甥アキラ(伊東清矢)が加わり、4人の新しい家族の暮らしがスタートする。近くに住み、何かと相談に乗ってくれるゲン(光石研)とシオリ(高橋ひとみ)の夫婦に助けられながら、畑仕事の毎日に少しずつ慣れていくハナ。そんな中、ネズミ退治の目的で飼われた新しい家族、オス猫のトムが彼女のもとにやってくる――。小説「ノンちゃん雲に乗る」や「クマのプーさん」「ピーターラビット」シリーズの訳書などで知られる石井桃子の原作を、主演に小林さんを迎え、市川実和子、光石研、もたいまさこら、おなじみともいえる“癒やし”のメンバーで描く本作。脚本を群ようこ、音楽を大貫妙子が務める。やんちゃな子猫トムに、少しだけ振り回されながらも、人間と動物たちが、やがては楽しく共生していく田舎暮らしの物語は、児童文学の世界で自分自身の暮らしをモチーフに表現した石井氏ならでは。血のつながりだけではない家族としての暮らし、近隣の人たちとの優しいつながり、人を愛せるからこそ動物も愛せるという当たり前のこと、美しくも厳しい自然との共存など、石井氏自身の実体験からストレートに表現された、自然の中で“ともに暮らす”という感覚に溢れている。そんな石井氏の世界をドラマで体現した小林さんと市川さんから、素敵な“実感”コメントが寄せられている。■小林聡美ひとが幸せに暮らすってこういうことなのかもしれません。一緒に暮らす仲間と、山と花と風と鳥と太陽と月。働いて、おいしいごはんを食べて、夜は星空を眺める。原作の石井桃子さんが終戦直後に実践したそんな暮らしは、生きるための必死の手段だったかもしれませんが、今を生きる私たちに、なんでもない暮らしの豊かさを伝えてくれるような気がします。■市川実日子新緑の季節の山で、ネコとヤギと子どもと大人たち、みんなで撮影をしました。家の軒下に、ツバメが巣を作り始める。なんにもなかった庭の池に、突然菖蒲の花が顔を出す。スズメバチがブーーーっと飛んでくる。青空に丸い虹。そういった大きな小さな変化を、みんなが感じながら現場に立っていたように思います。静かな中、どんな音がして、何が起こっているのか。そんなことをこの作品で楽しんでいただけたら嬉しいです。ドラマW「山のトムさん」は12月26日(土)21:00よりWOWOWにて放送。(text:cinemacafe.net)
2015年09月29日『岸辺の旅』『夏の庭』の原作で知られる湯本香樹実の同名ロングセラー小説を映画した『ポプラの秋』。本作で主人公の8歳の少女を演じるのが、子役として活躍を続けてきた本田望結。満を持して映画初主演を務める本作を始め、話題作への出演作が相次ぐ望結ちゃんは、子役から女優へ、着実にステップアップを図っているようだ。本作『ポプラの秋』は、天国の父への想いを手紙に綴る少女と、大きなポプラの木が立つアパートの大家のおばあさんとの心の触れ合いを描く物語。深津絵里&浅野忠信共演で映画化された『岸辺の旅』と同じ湯本香樹実による原作は、1997年の発表以来、アジア、アメリカ、ヨーロッパなど世界10か国で翻訳・出版され、言葉や文化の壁を越えて愛されている。大好きだった父を突然亡くした8歳の千秋は、失意の母(大塚寧々)と共に引っ越してきたポプラ荘で、大家のおばあさん(中村玉緒)と出会う。「自分は亡くなった人に手紙を届けることができる」と話すおばあさんの言葉を信じた千秋は、死んだ父に向けて手紙を書き続けるのだが――。今年は、1月クールに放送されたTBS系連続ドラマ「警部補・杉山真太郎~吉祥寺署事件ファイル」で、谷原章介の娘役を好演していた望結ちゃん。さらにこの秋には、香取慎吾主演のCX系スペシャルドラマ「一千兆円の身代金」にヒロイン役で出演。映画も、9月19日(土)より全国公開となる本作を皮切りに、12月には山田洋次監督作品『母と暮らせば』に出演するなど、これからテレビ・映画の出演が相次いでいる。望結ちゃんの連続ドラマレギュラー出演は、2012年の「サマーレスキュー~天空の診療所~」(TBS)以来、約2年半ぶり。映画も2013年の『コドモ警察』以来、2年ぶりの出演となった。2014年は単発のドラマ出演などはあったが、目立った女優活動は多くなかった。フィギュア・スケーターしても活躍するだけに2足のわらじの影響があったのかもしれないが、もしかすると、女優へのステップアップに向けた準備段階だった可能性もある。これからの目標を聞かれた望結ちゃんは、「人を感動させることができる女優さんになりたい」と語り、自身の憧れの女優はターニングポイントというべき作品「家政婦のミタ」(日本テレビ)で共演した松嶋菜々子だと明かす。「あのドラマがなければ、いまの自分はないと思います。主演の松嶋菜々子さんは憧れの女優さんの一人ですが、共演させていただけて幸せでした」と当時7歳で出演した大ヒット作をふり返る。今年11歳になり、心身ともに大人への階段を上り始める時期となった望結ちゃん。子役は女優へシフトするタイミングが非常に重要といわれているが、この秋、本格的に女優業に力を注ぎ、芦田愛菜や鈴木福、小林星蘭、谷花音といった同年代の子役たちと一気に差をつけることになるのか、注目を集めている。『ポプラの秋』は9月19日(土)よりシネスイッチ銀座ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ポプラの秋 2015年9月19日よりシネスイッチ銀座ほか全国にて公開(C) 2015『ポプラの秋』製作委員会
2015年09月15日ミハラヤスヒロ(MIHARAYASUHIRO)、とんだ林蘭、チームラボ(teamLab)のコラボレーションによるインスタレーションが、9月12日、13日にミハラヤスヒロトーキョーにて開催される。同インスタレーションは、東京の表参道、青山、原宿エリアで9月12日に開催されるファッション誌『ヴォーグ(VOGUE)』主催のショッピングイベント「ヴォーグ・ファッションズ・ナイト・アウト(VOGUE FASHION’S NIGHT OUT)」の一環として開催されるもの。当日はミハラヤスヒロトーキョーに、とんだ林蘭のデザインをコラージュしたフィルターを使った、チームラボカメラを店内に設置。来場者にプリクラ感覚で撮った写真が、自動的にFacebook特設ページに投稿される仕組みとなっている。また店内では、ミハラヤスヒロととんだ林蘭のコラボレーションアイテムを先行発売。ラインアップは、生肉のキーホルダーや、絆創膏が貼られたクラッチバッグ、真っ赤な唇から歯が覗くクッションなど。イラストやコラージュ、ペイントなどを用いてフェミニンかつ毒のある作品を生み出しているとんだ林蘭らしいデザインのアイテムが揃っている。
2015年09月11日映画『I LOVE スヌーピー THE PEANUTS MOVIE』のPRイベントが8月10日(月)、都内で行われた。イベントでは吹き替え声優を鈴木福くん(チャーリー・ブラウン役)、芦田愛菜ちゃん(“赤毛の女の子”役)、小林星蘭ちゃん(サリー役)、谷花音ちゃん(ルーシー役)が務めることが明らかに。配給会社によると本作『I LOVE スヌーピー THE PEANUTS MOVIE』は、全世界的に子どもが声優を務めることになっているそうで、日本では福くんをはじめ、日本を代表する名子役たちに白羽の矢が立った。この日はスヌーピーの誕生日でもあり、子どもたちは自分が演じるキャラクターのコスチュームに身を包んで、大はしゃぎだった。ファン待望の映画では、妄想好きなスヌーピーが、パイロットの“フライング・エース”となって大活躍!宿敵レッド・バロンを倒すべく、大空へと飛び立つスヌーピーの勇姿に加えて、彼の飼い主であり大親友であるチャーリー・ブラウンやその仲間たちが織り成すハートウォーミングな物語が展開される。チャーリー・ブラウンを演じる福くんは「プレッシャーもあるんですけど、みんなで力を合わせて頑張ります」と抱負のコメント。愛菜ちゃん演じる“赤毛の女の子”(ちなみに、原作ではシルエットのみの登場だった少女で、本作でついに顔が明らかに!)との淡い恋愛模様も描かれており、「役作りですか…。恋したことないので、頑張ります」(福くん)、「私も恋の経験はないので、お母さんにいろいろ聞いてみます。ぜひ、恋のゆくえを楽しみにしていてください」(愛菜ちゃん)と少し照れくさそうだった。チャーリー・ブラウンの妹・サリー役の星蘭ちゃんは「スヌーピーの空想が楽しくて、ドキドキのシーンが盛りだくさん」、ちょっと意地悪な女の子・ルーシーを演じる花音ちゃんは「チャーリーとスヌーピーの暖かい絆をぜひ見てもらいたいです」とそれぞれアピールしていた。『I LOVE スヌーピー THE PEANUTS MOVIE』は12月4日(金)より全国にて2D/3D公開。(text:cinemacafe.net)
2015年08月10日ヤマハは23日、「VOCALOID 4」向けの新たな歌声ライブラリとして、小林幸子さんの声をもとに開発した「VOCALOID4 Library Sachiko」を発表した。直販価格は12,000円(税別)。7月27日17時より公式オンラインストアにてダウンロード販売を開始する。同時に体験版の配布も始める。パッケージ版の発売は8月下旬の予定だ。「VOCALOID4 Library Sachiko」は、日本を代表する歌手である小林幸子さんの声で楽曲制作が楽しめる「VOCALOID4」用の女性歌声ライブラリ。特徴は「クリエイターの情熱を生々しく歌い上げる、圧倒的なソウルフルボイス」としている。推奨音域はD2~B3、推奨テンポは60~175BPM。小林幸子さんのこれまでの歌唱データから「こぶし」や「しゃくり」などの特徴を分析し、本人に近い歌いまわしを再現できるジョブプラグイン「Sachikobushi」を付属。「声の立ち上がり」や「振れ幅」などの好みの効果を選ぶだけで、小林幸子さん風の歌い方にすることが可能だ。さらに、本人による400種類以上のボイスマテリアルを用意。「歌います!」「レッツゴー」など定番の掛け声から、「それでは!お手を拝借うううぅ!」「降臨!」といった特殊なものまで、幅広く収録されている。パッケージに描かれている「Sachiko」のキャラクターデザインにはイラストレーター・碧風羽(みどりふう)さんを起用。また、製品ロゴである「Sachiko」の文字は、小林幸子さんの直筆によるものとなっている。対応OSはWindows 7 SP1 / 8 / 8.1、Mac OS X 10.8~10.10。使用の際は別途エディタソフト「VOCALOID4 Editor」が必要。
2015年07月24日昭和の人気人形劇を初めて舞台化する『漂流劇 ひょっこりひょうたん島』が12月、井上芳雄、安蘭けいの出演で上演される。原作は1964年から69年の5年間、NHK人形劇シリーズとして放送され、個性的な登場人物、奇想天外な物語で人気を博した大ヒット作。故井上ひさしが脚本に携わったことでも知られている。舞台版の脚本は宮沢章夫と山本健介が書き下ろし。演出と美術を串田和美が手がける。ギャングのマシンガン・ダンディ役に井上芳雄、こどもたちを率いるサンデー先生役に安蘭けい。そのほか、山下リオ(博士役)、小松和重(テケ役)、山田真歩(プリン役)、内田紳一郎(ダンプ役)、小松政夫(トラヒゲ役)、白石加代子(ドン・ガバチョ役)らが出演する。公演決定にあたり串田は「『ひょっこりひょうたん島』はひょっこり現れて、ひょっこり消えていったような気がする。それがみんなの心に残っている。観なかった人たちの心にも。まだ生まれていなかった人たちの心にも。それは気づかぬうちにそっと、しかし、したたかに成長しているような気もする。再会するのが楽しみな、成長する記憶のような舞台をつくってみたい。それは飛びっきり楽しく、飛びっきり贅沢な芝居の姿になるだろう」とコメントを寄せている。公演は12月15日(火)から28日(月)、2016年2月3日(水)から11日(木・祝)まで、東京・渋谷のBunkamura シアターコクーンにて。12月公演のチケット一般発売は9月26日(土)より。
2015年07月08日フェンディ(FENDI)のアイコニックバッグ「ミニ ピーカブー」 にオーキッド(胡蝶蘭)をあしらった新作(42万6,000円/H18×W23×D12cm)が登場。ホワイト、ブルー、レッドの刺繍で描かれたのは、14-15AWコレクションのランウェイよりフェンディの新たなシグネチャーとなったオーキッド。ブラックの上質でシックなナッパレザーに遊び心のあるグラフィカルが光る。今シーズンの胡蝶蘭は、ドイツ北東部サンスーシ宮殿の温室に収蔵されている1880年の資料に収められていた、絶滅した品種。カール・ラガーフェルドは、現代には存在しない花をグラフィックとして蘇らせた。<問い合わせ先>フェンディ ジャパンTEL:03-3514-6187
2015年04月27日アイドルグループ、Kis-My-Ft2の藤ヶ谷太輔と、女優の蘭寿とむが主演を務める舞台『TAKE FIVE』が5月13日(水)より東京・赤坂 ACT シアターで上演される事が決定した。【チケット情報はこちら】同作は2013年にTBSで放送されたドラマ『TAKE FIVE~俺たちは愛を盗めるか~』の舞台版。同ドラマは大学教授、警察官、警備員などの表の顔を持った泥棒軍団が活躍するアクション作品として人気を博した。初の続編となる舞台版では、ドラマの爽快かつ派手なアクションをそのままに、映像を効果的に使い、“演劇”と“映像”を融合した新たなエンターテインメント作品にしあげているとのこと。舞台版の主人公はドラマ版で唐沢寿明が演じた帆村正義の子孫・帆村 守。そのほか魅惑的な女泥棒、ブルー・バタフライなど個性豊かな舞台版オリジナルキャラクターが登場し、物語を盛り上げる。同作について、帆村 守を演じる藤ヶ谷は「経験豊富な共演者、スタッフの皆さんに混ぜて頂きながら、日々刺激をもらいチーム一丸となっています。ドラマの『TAKE FIVE』を見ていましたが、絡まる人間模様、そして心理戦にすごく高揚したのを今でも思い出します。今回はLEDを多数使って映像とのリンクがあります。すごい迫力になるはずだと今からとても楽しみにしています。今までにない共演者さんとの絡みもたくさんあります。新しい愛のある泥棒達、そして、新しい『TAKE FIVE』を楽しみに待っていてください」とコメント。またブルー・バタフライを演じる蘭寿とむは「ドラマ『TAKE FIVE』の世界を未来に広げて、新しく展開する舞台版『TAKE FIVE』が生まれます!出演させていただける喜びを感じています。女泥棒ブルー・バタフライを、格好良く、大人可愛くセクシーに演じられたらと思っています。楽しくて、愛の残るステージをどうぞお楽しみに!!」と意気込みを語っている。舞台『TAKE FIVE』は5月13日(水)から21日(木)まで東京・赤坂 ACT シアター、28日(木)から31日(日)大阪・梅田芸術劇場 メインホールにて上演。東京・大阪公演ともに、チケットぴあにて4月18日(土)昼12時から4月22日(水)午後11時59分まで2次電話先行抽選のエントリーを受付中。受付電話番号は東京公演が0570-02-9518、大阪公演が0570-02-9967。抽選結果は4月25日(土)昼12時から28日(火)午後6時まで同電話番号にて確認可能。
2015年04月13日英ARM社は2月17日、IoT向けセキュリティソフトウェア企業の蘭Offsparkを買収すると発表した。Offsparkは、IoT向けの組み込み型トランスポートレイヤセキュリティ(TLS)ソリューション「PolarSSL」を開発する。PolarSSLは、センサーモジュール、通信モジュール、スマートフォンなどのデバイスに採用されている。ARMは、ARM mbedプラットフォームにおいて、PolarSSLを通信セキュリティ/ソフトウェア暗号化戦略の中心として統合。PolarSSLのブランド名を「ARM mbed TLS」と改名する。技術はオープンソースで提供し、開発者が商業目的で利用できる。ARM mbed TLSは、スタンドアロンまたはmbed OSの一部として、組み込みデバイスに最適化した最新のTLS/DTLSサポートを提供するほか、mbed OSのCryptoboxと併用したよりセキュアな環境を提供する。また、組み込みデバイスだけにターゲットを絞らず、非組み込みデバイスに対応する機能も拡張していく方針だ。ARMは、Apache 2.0ライセンス下でmbed TLS、Threadなどの主要技術を含むmbed OSを2015年後半にリリースする。mbed TLS 1.3.10は、すでにGPL下で既存のPolarSSLユーザにpolarssl.orgを通じて公開されている。
2015年02月18日2年ぶりの再演、それも安蘭けい、濱田めぐみ、渡辺美里という“最強のメインキャスト3人”が続投とあって注目が集まる、ブロードウェイミュージカル『アリス・イン・ワンダーランド』。その美声合戦も楽しみな本番を前に、10月26日、70名のオーディエンスを集めて稽古場見学会が催された。ミュージカル『アリス・イン・ワンダーランド』チケット情報セット代わりの建て込みや階段などが設置された広い稽古場の一隅にオーディエンスが落ち着くと、パーテーションが開いて稽古がスタート!まずはM1(1曲め)の「わたしのせいじゃない!」。主人公でスランプ気味の小説家アリス(安蘭)が、編集長(濱田/帽子屋と2役)や出版編集者たちとやり合う場面だ。ヒットメーカーのフランク・ワイルドホーンによる楽曲はスピーディーかつパワフル。安蘭と濱田はもちろん、アンサンブルも初演からの続投キャストが多く、本番1か月前にして複雑なフォーメーションも隅々まで決まっている。目の前1メートルで繰り広げられる大迫力の歌とダンスに、オーディエンスも思わず息を飲んでいた。次はM2の「ワンダーランドへようこそ」で、クロエ(唯月ふうか)とウサギ(平方元基)を追ってアリスが不思議の国に迷い込むシーン。この世界でのアリスの分身ともいえる“アリスガールス”と安蘭の、中2階に続く階段や机の上でのコミカルなダンスが印象的だ。Tシャツにジャージパンツという稽古着姿の安蘭が舞台で見るよりずっときゃしゃなことに驚くが、豊かな声量とキレのあるダンスは舞台さながら。困惑気味のアリスの表情がなんともチャーミングだ。3つめは、白のナイト(石川禅/アリスの夫ジャックと2役)とウサギ、芋虫(新納慎也)、エル・ガト(小野田龍之介)らワンダーランドのキャラクターが勢揃いする、M12の「ひとりでいい」。初演から続投の石川が、意外なほどのコメディの才能を見せつけて客席を湧かせたのもこの場面だ。一方の平方と新納、小野田は今回からの参加だが、しっかりとエネルギッシュな周囲になじんで魅せる。安蘭と石川が見合って終わる最後でパーテーションが閉じず、思わず安蘭が吹き出して稽古場が笑いで包まれるひと幕も見られた。セット替えの合間には、プロデューサーが答える質問タイムも。「初演からの変更点は?」「稽古時間は?」「稽古中の食事は?」など矢継ぎ早に質問が飛び、それぞれに「演出家の鈴木裕美さんによる日本バージョンなので、今回も微調整はあります」「稽古時間は大体13時から21時くらい」「食事はその人の出番がない時にお弁当とか、差し入れを食べる方も(笑)」など、ここでしか聞けない答えにオーディエンスも満足の様子。3幕を通してそのクオリティの高さに、本番が楽しみな稽古場見学会となった。公演は11月9日(日)から30日(日)まで東京・青山劇場、12月5日(金)から7日(日)まで大阪・梅田芸術劇場 メインホール、12月19日(金)・20日(土)に愛知・中日劇場にて。取材・文佐藤さくら
2014年11月07日“炎のコバケン”の愛称で親しまれる指揮者の小林研一郎が、11月1日付けで日本フィルハーモニー交響楽団の桂冠名誉指揮者になることが決定した。「小林研一郎&日本フィル」の公演情報日本フィルとは、約25年以上の長きにわたり、密接な関係を築きあげてきた小林研一郎。首席指揮者(1988~90年)を皮切りに、常任指揮者(1990~94年)、首席客演指揮者(1994~97年)、常任指揮者(1997~2004年)、音楽監督(2004~07年)、桂冠指揮者(2010年~)、第2代音楽監督(2004~07年)と同楽団の主要ポストを歴任。炎のコバケン&日本フィルのコンビは、情熱的な音楽作りで独特な世界を創り出し、多くの聴衆から熱狂的な支持を得てきた。今年は、小林研一郎がブダペスト国際指揮者コンクール優勝を飾ってから40年。その節目の年にあたり、長年マエストロが日本フィルに注いだ愛情と指導への感謝、そしてマエストロのさらなる活躍と健勝を祈念する思いを込めて、日本フィルより「桂冠名誉指揮者」の称号が贈られる運びとなった。小林研一郎と日本フィルの今後の共演は、年末恒例の「第九特別演奏会」(12月21日~28日)、新春1月10日(土)の横浜定期演奏会(みなとみらいホール)、同30日(金)の東京定期演奏会(サントリーホール)、2015年2月に通算40回目を迎える九州公演(九州全県10公演)、3月25日(水)の特別演奏会(サントリーホール)などを予定している。
2014年10月31日11月1日(土)に神奈川・鎌倉歐林洞ギャラリーサロンでワンマン・ライブを行う蘭華が、そのステージに賭ける想いを語ってくれた。NHK-BSドラマ「ダンナ様はFBI」主題歌『三日月の影』を含む4曲を収録したシングル『花時』を4月にリリースした彼女。二胡の調べを散りばめたシンプルで切ない楽曲は秀逸だ。シンガーソングライターになったいきさつを訊くと「大分県の中津という場所で育ちました。娯楽のあまりない街で、週末になると両親に連れられてよくカラオケに行ってました。カラオケボックスの店長さんの薦めでコンクールに出たら入賞して、当時テレビで「ASAYAN」がブームだったので”もしかしたら歌手になれちゃうのかな?”と淡い期待を抱き、急遽母親に”進学を辞めて歌手になる”と言って東京に出たのがきっかけです」と明かしてくれた。その当時は歌と作詞を自分で手がけていたが、やがて作曲もするようになったという。「当時は自分の恋愛や失恋など、女性の切ない恋心を歌っていました。蘭華という名前は、中国から上野動物園に贈られたパンダのランランが由来で、当時の日本で老若男女問わずたくさんの人々に愛されたことに両親が感銘を受けて、私が生まれたときに”この子もいつの日か日本と中国の友好の架け橋になるような子になりますように”と名づけてくれました。私は日本でチャイニーズとして生まれ育ったということで、幼少期からアイデンティティについては思うことが多々あったんです。中国に留学したとき二胡を聴いて、初めて聴いたのに懐かしい気持ちになってそれ以来、民族楽器に心魅かれて、アジアや大陸的な音楽を作りたいと思うようになったんです」と自身の音楽的な背景を語った。創作にあたり俳句も始めたという。「世界で一番短い表現形態で、詞の中に自然や季節の彩りを感じるものを盛り込むようになって。父親を亡くしたこともあったんですけど、恋愛だけでなく親子の絆とか人生とか、大きな愛に視点が向くようになりました」と、自身の変化について話した。鎌倉でのライブに向けた想いをきくと、「二年前に鎌倉のお寺で開いた以来のワンマン・ライブ。大好きな鎌倉の地でまたできるのが嬉しいです。私が日本で一番二胡がうまいと思う女性をゲストに迎えますので、二胡の生音が聴けるのも楽しんで欲しい。構成としてはオリエンタルな時間と、和の時間、過去の私がリリースした曲なども織り交ぜて、”今の私”を観ていただきたいと思ってます。チャイナ服はもちろんドレッシーなものも着ますよ」と語った。実に心に染み入る曲を歌う蘭華。ぜひともライブで彼女の魅力を堪能して欲しい。チケットは発売中。取材・文:浅野保志(ぴあ)
2014年10月14日東京都・表参道のスパイラルガーデンでは、小林賢太郎が舞台のために自ら制作した作品を紹介する「小林賢太郎がコントや演劇のためにつくった美術 展」を開催する。開催期間は9月19日~10月5日、開場時間は11:00~20:00。入場無料。同展は、劇作家、パフォーミングアーティストの活動を精力的に行い、またコントグループ「ラーメンズ」としての活動でも知られる小林賢太郎のステージを構成する作品の数々を展示。これまで舞台や画面上でしか見ることのできなかった、舞台や映像作品のために描いた絵、セットのデザイン、たくさんの小道具など、自らの手で製作してきたイメージを見ることができる。さらに会場には、小林がデザインし、実際に使用された舞台衣装などを展示する「楽屋」が出現。作品(=舞台)が生み出される過程を工場見学をするように楽しむことができる。なお、小林が創り出す「舞台」は、機智に富み巧妙に紡がれた言葉と動き、そして、ミニマルなつくりの舞台上を緻密な仕掛けによって最大限に演出する舞台美術で観客を魅了してきた。
2014年09月04日友達とSNSでつながっていると、子どもの写真を目にすることもありますよね。ママになった友達のなかには、かわいい洋服を着せて、ステキな写真を撮ることに夢中になっている人もいるかも。そんな友達にオススメしたいキャンペーンが開催中。それは、クールなクラシックアメリカンスタイルを提唱している「トミー ヒルフィガー」が行っている、「トミー ヒルフィガー プレミアムフォトセッション FOR PREPPY KIDS」。(5月25日まで)人気のフォトスタジオLIFE STUDIOとコラボしたこのキャンペーンは、対象店舗でキッズ商品を含み合計価格20,000円(税抜)以上購入すると、「トミー ヒルフィガー」店舗に特設されたLIFE STUDIOのフォトブースで、子どもの写真を撮影してもらえるというもの。4月23日に行われた、このキャンペーンのプレスイベントでは、表参道店のステージに子役の小林星蘭ちゃんと高橋來くんが登場、フォトセッションを体験しました。店内にあるのは、海辺にあるような白い木の小屋。そのセットの一角だけはまるで夏のような雰囲気。少し緊張した様子で登場したふたりは、早速洋服選びに。來くんが選んだのは、デニムのショートパンツと明るいグリーンのTシャツ。着替えたらどんな姿になるかワクワクします。続いて星蘭ちゃん。Gジャンを見て「カッコいい」、ワンピースを見て「かわいい」と、女の子らしく洋服選びが楽しい様子。興味深そうに花柄のワンピースを手に取ったりする姿は大人顔負け。お買い物好きなのは年齢かかわらず、女性の特権なのかも。選んだ洋服に着替えたところで、さっきよりもちょっぴり男の子っぽく変身した來くん登場。海辺の家の前でポーズをとっていきます。自然な表情を引き出すために、LIFE STUDIOのスタッフが動物クイズを出していくと、自然な笑みが。いつの間にかすっかり撮影を楽しんでいたようでした。星蘭ちゃんはお姉さんだけあって慣れた様子で、ポーズもばっちり。赤いバンダナがとってもキュートでかわいらしさを引き立てていました。「本当に海にあるみたいでとっても夏らしいです」と、セットも気に入っていたよう。LIFE STUDIOは、子どもたちがカメラを意識しないで、自然な動きの中で、まるで広告のモデルとして登場したかのような豊かな表現を引き出すことで大人気。半年先まで予約がとれないと言われています。この日のふたりの撮影でも、はじめは緊張気味だったのが、動物クイズを出したり、話しかけられているうちに、みるみる笑顔がこぼれ出していました。キャンペーンでは、家族も一緒に撮影することもできるので、ステキな思い出の1枚となりそうです。(写真1枚と20枚程度を納めたDVDがプレゼントされます)また、「トミー ヒルフィガー」のキッズラインは、大人のプレッピー・スタイルを、そのまま子どものサイジングにしたようなアイテムが特徴。大人顔負けのファッションを小さな子どもが着こなすことで、かわいさがいっそう引き立つようです。來くんも星蘭ちゃんも、撮影後、「この洋服で海に遊びに行きたい」と言っていましたが、海に遊びに行くのにピッタリな洋服が見つかりそうです。子どもにおしゃれをさせるのが大好きな女友達がいたら、ぜひこのキャンペーンのことを教えてあげては? きっと喜んでくれるはず。・トミー・ヒルフィガー 公式サイト
2014年05月02日