神奈川県相模原市の「さがみ湖リゾートプレジャーフォレスト」にて、2017年3月25日(土)より「さがみ湖桜まつり2017」が開催される。「さがみ湖桜まつり2017」は、さがみ湖リゾートならではの起伏に富んだ地形を活かし、どこまでも広がる桜を鑑賞できるイベント。都心からわずか1時間のさがみ湖の森を、約2,500本の桜が彩る。新スポット「桜の天の川」今回は、約500本の桜並木が400mに渡って続く新スポット「桜の天の川」が新登場。「桜の天の川」は、桜を鑑賞するために新設された約400mの散策ルートの両脇に約500本の桜が立ち並び、頭上で花を付けた枝が交差し、ピンク色のトンネルの様な美しい光景を演出。また、散策ルートにはリフトが併設しており、リフトに乗りながら桜並木を見下ろす特別な花見を体験することもできる。夜は関東最大600万球のイルミネーションと約2,500本のソメイヨシノを中心とした桜が競演する「夜桜イルミリオン」へと生まれ変わる。華やかなイルミネーションの光と、ライトアップされた桜はそれぞれの美しさを一層際立たせ、幻想的な雰囲気に。新アトラクション「マッスルモンスター」同日、山頂にてオープン予定の鳥肌コロシアム「マッスルモンスター」からの眺望はまさに絶景。眼下に桜を見下ろしながらアスレチックに挑戦することもできる。足元に広がる起伏に富んだ敷地に広がる桜は「さがみ湖リゾート」ならではの魅力だ。さらに、園内では桜と共にヤマブキやスイセンなど、様々な花も見頃を迎える。「お花見限定メニュー」と「ナイトアトラクション」も園内中心部にあるレストラン「ワイルドダイニング」では、大きく開けた窓があり、お花見限定メニューの「さくらパンケーキ」などと共にお花見を楽しむことができる。また、観覧車や極楽パイロットなど全10機種の乗り物を「ナイトアトラクション」として営業。各アトラクションにはこの期間限定でイルミネーションの装飾が施される。日帰り温泉やイベントも充実桜やイルミネーションを鑑賞した後は「さがみ湖リゾートエリア」内の日帰り温浴施設「さがみ湖温泉 うるり」で体をゆっくり温めて帰ることができる。隣接のキャンプ場に宿泊し、朝露に濡れる桜を愛でるのも風流だ。加えて、期間中の週末には桜の下で、手裏剣や巻物探しをする忍者修行のイベントも実施。桜鑑賞だけではない、体験型複合リゾート「さがみ湖リゾートプレジャーフォレスト」の魅力を味わってみてはいかがだろうか。【詳細】さがみ湖リゾートプレジャーフォレスト営業期間:2017年3月25日(土)〜2017年4月30日(日) ※予定 ※定休日は要問合せ。営業時間:2017年4月9日までは 9:00~21:00 (最終入場は20:30)※昼間からプレジャーフォレストに入園の場合はイルミリオンをそのまま観覧可。2017年4月10日からは 9:00〜16:30(平日)・9:00〜17:00 (土休日)料金:桜まつり特別入園券(2時間以内):800円、リフト片道券付き:1,000円、リフト往復券付き:1,300円夜桜イルミリオン(16時以降入園):大人:800円、子供・ペット(犬):500円(大人は中学生以上、小人は3歳から小学6年生)住所:神奈川県相模原市緑区若柳1634交通:・車[東京埼玉方面から]中央自動車道 相模湖東出口から約7分[横浜方面から]圏央道相模原IC (3月29日開通予定)から約15分、圏央道高尾山ICから約20分・電車/バスJR中央本線 相模湖駅にて津久井神奈交バス「三ヶ木」行きに乗り約8分、「プレジャーフォレスト前」下車JR横浜線 橋本駅にて神奈川中央交通バス「三ヶ木」行きに乗り換え約35分、「三ヶ木」バスターミナルにて「相模湖駅」行き約50分、「プレジャーフォレスト前」下車【問い合わせ先】さがみ湖リゾートプレジャーフォレストTEL:042-685-1111
2017年03月03日東京駅・東京ステーションシティの各商業施設やホテルなどで、“桜”をテーマにしたスイーツやメニューが順次展開される。周囲に北の丸公園や日本橋桜通りなどのお花見スポットもあり、連日多くの人でにぎわう東京駅では、お土産やお花見にぴったりのスイーツやメニューが、桜が咲く春の時期限定で登場。東京駅内の商業施設で展開されるスイーツや、周辺ホテルの限定メニューなどを紹介する。見た目も華やかな桜スイーツ東京ステーションシティ内・エキュート東京には、手土産にしたい綺麗な桜スイーツが揃う。中でも、ハナ シュンプウの「桜咲くレアチーズ」は、国産の桜の塩漬けが透き通ったピンク色の天面にあしらわれ、さわやかなレアチーズと相性の良い一品だ。風味豊かな自家製餡で作った桜もちや桜まんじゅうなどを詰め合わせた、鉢の木の「桜づくしセット」は、お花見のお供におすすめ。ホテルの“桜”メニュー東京ステーションホテルのレストランやバーでは、桜をモチーフにした限定メニューが提供される。レストラン「ブラン ルージュ」の限定ランチは、真鯛の桜花塩漬けマリネや、ロゼ色にローストした仔牛に桜塩を添えたメニューなど、高級な食材を春らしくアレンジしている。また、ホテルメトロポリタン丸の内でも、「Dining&Bar TENQOO」のアフタヌーンティーが桜バージョンになって登場する。東京八重洲口「黒塀横丁」に本物の桜3,500本をデコレーション東京八重洲口B1Fの商業施設「黒塀横丁」では、地下にいながら本物の桜を楽しむことができる「黒塀横丁桜祭り~花宴の節~」を開催 。山形県の早咲き桜「啓翁桜」の枝約3,500本が装飾され、米沢牛の冷しゃぶに桜ジュレを合わせたメニューなど全16種類が期間限定で提供される。詳細桜スイーツ&フード展開場所:エキュート東京、グランスタ、京葉ストリートなど展開時期:販売中~4月中旬メニュー例:・桜咲くレアチーズ(直径 12 ㎝)/ハナ シュンプウ 1,188円(税込) <エキュート東京>・桜づくしセット/鉢の木/イベントスペース遍アマネココロ 2,376円(税込) <エキュート東京>・桜いなり/豆狸 183円(税込)<グランスタ>・桜ロール/柿の木坂キャトル 1,550円(税込)<京葉ストリート>■東京ステーションホテル「SAKURA Promotion」期間:2017年3月1日(水)~31日(金)展開場所:レストラン 『ブラン ルージュ』 、 『ロビーラウンジ』 、バー&カフェ『カメリア』 、バー『オーク』にて“桜”にちなんだ限定メニューを提供。■ホテルメトロポリタン丸の内・桜バージョンアフタヌーンティー/Dining&Bar TENQOO期間:2017年3月1日(水)~4月15日(土)価格3,800円(税・サービス料込)■「黒塀横丁桜祭り~花宴の節~」期間:2月22日(水)~3月10日(金)場所:東京八重洲口B1Fの商業施設「黒塀横丁」メニュー例:「“春の訪れ“米沢牛冷しゃぶと桜ジュレ山形の春野菜添え」 1,000円(税込)
2017年03月03日エル カフェ(ELLE cafe)が3月1日から31日までの1ヶ月間限定で、五感で桜を楽しむための“桜フェア”を全店で開催する。同フェアでは、希少な白い品種の「淡雪いちご」が主役となった桜フレーバーのスムージーと豆乳ホイップのビーガンデザート、スムージーボンボンの「桜ベリー」(1,800円)をはじめ、デイリーフリー(乳製品不使用)のホットアーモンドミルクに、桜シロップと自家製チェリーコンポートシロップをミックスした「桜アーモンドミルク」(700円)、低糖質&植物性のココナッツヨーグルト「コヨ」に桜の塩漬けとあんこで和風テイストにした「桜あん&チェリーコンポート」(980円)や、桜風味のカスタードとあんこを詰めて自家製チェリーコンポートをトッピングした「桜カスタード&ダークチェリー」(750円)が登場する。
2017年02月27日和菓子店・ヒガシヤ(HIGASHIYA)が3月3日、桜の葉を使った道明寺羹「桜の道明寺羹」(1,800円)を期間限定で発売する。「桜の道明寺羹」は、青々とした静岡県大島桜の葉を使った道明寺羹。もっちりとした食感とともに、塩漬けにした桜葉のほどよい塩気と美しい色味を楽しめる和菓子となっている。取り扱いは、HIGASHIYA GINZA、HIGASHIYA man、HIGASHIYA オンラインショップにて。展開期間は4月下旬頃までを予定。
2017年02月27日2016年本屋大賞第2位に輝いた住野よるの話題を原作に、浜辺美波と「DISH//」の北村匠海のW主演で実写映画化する『君の膵臓をたべたい』。この度、本作のティザーポスタービジュアルが公開された。高校時代のクラスメイト・山内桜良(浜辺美波)の言葉をきっかけに母校の教師となった“僕”(小栗旬)。彼は、教え子・栗山(森下大地)と話すうちに、彼女と過ごした数か月を思い出していく。膵臓の病を患う桜良が書いていた「共病文庫」(=闘病日記)を偶然見つけたことから、“僕”(北村匠海)と桜良は次第に一緒に過ごすことに。だが、眩いまでに懸命に生きる彼女の日々はやがて、終わりを告げる。桜良の死から12年――。結婚を目前に控えた桜良の親友・恭子(大友花恋/北川景子)もまた、“僕”と同様に、桜良と過ごした日々を思い出していた。そして、あることをきっかけに、桜良が12年の時を超えて伝えたかった本当の想いを知る2人――。『黒崎くんの言いなりになんてならない』『君と100回目の恋』などを手掛ける月川翔が監督を務め、『アオハライド』『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』の吉田智子が脚本を担当する本作。キャストには、ヒロインで重い膵臓の病を罹う桜良役に浜辺さん、桜良の病気を唯一知ることになるクラスメイトの“僕”役を北村さんが演じ、学生時代を爽やかに彩る。さらに映画版では、原作=「過去」から12年が経った「現在」が描かれ、「過去」と「現在」2つの時間軸が交差する物語で構成。「現在」パートでは、教師となった“僕”を小栗旬、桜良の親友・恭子を北川景子が演じている。そのほか大友花恋、矢本悠馬、桜田通、森下大地、上地雄輔らが脇を固める。このほど解禁されたティザーポスタービジュアルは、先日公開された、原作の装丁と同じ構図となるメインカット中心に構成された一枚。上下にはそれぞれ4人のキャストたちも挿入され、泣きそうな微笑みをみせる桜良、どこか遠くをみつめる“僕”、憂いを浮かべる恭子、過去をふり返るかのように眉をしかめる“僕”と、それぞれの心情が繊細なまでに写し出されている。さらに今回のポスターでは、「『たべていいよ』 とまどう僕にあの日の君が微笑む」から始まる、「過去」と「現在」、12年の時を経て紡がれる人間模様を繋ぐコピーも掲載されている。『君の膵臓をたべたい』は7月28日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2017年02月24日東京スカイツリータウン(R)では、桜が開花する春に合わせて、桜を使用したスイーツや、桜をモチーフにした商品が続々登場します!編集部オススメの桜スイーツをご紹介するので、ぜひお気に入りを見つけてくださいね。桜色にうっとり…春気分をあげる限定スイーツ東京ソラマチ(R)では、2017年3月1日(水)から4月9日(日)まで「さくらグルメフェア」が開催されます。見た目も美しい桜色のスイーツをチェックしましょう!●桜のシュークリーム ¥350/FUJIYA Sweetoven (タワーヤード2階)香り高い金ゴマがたっぷり入った金ゴマザクザクシュークリームに、桜と抹茶のクリームを絞り、苺で作った桜の花びらが散っています。ピンクとグリーンのやさしい色が春っぽくて素敵ですね。販売期間:3月1日(水)~4月9日(日)●飴細工(桜) 1本¥2,480/浅草 飴細工 アメシン (イーストヤード4階)職人による手作業で作られた、桜の花をモチーフにした精巧な飴細工です。観賞用としてお土産におすすめですが、実際に食べることもできますよ。デートの途中で渡されたらキュンとしてしまいますね!販売期間:3月1日(水)~なくなり次第終了●薄皮たい焼き「桜もち」 ¥180/薄皮たい焼 銀のあん (タワーヤード2階)特製の桜餡に、もちもちの白玉と塩漬けの桜の葉をのせて焼きあげました。見た目も味も春を感じる期間限定のたい焼きです。タイの中からピンクの餡がでてくるなんて不思議!春ならではですね。販売期間:3月1日(水)~なくなり次第終了●桜もちクレープブリュレ ¥950/MAX BRENNER CHOCOLATE BAR (イーストヤード1階)パリパリにキャラメリゼしたクレープに、桜餡や桜アイス、イチゴなどをトッピングして、ワッフルコーンに入れたクレープです。クレープ生地もピンクという圧倒的キュートさがたまりません。持っているだけで可愛く見えそうですね。販売期間:3月1日(水)~4月9日(日)●SAKURA「あまおう」 ¥650/コールド・ストーン・クリーマリー (ウエストヤード4階)もちもち食感の桜もちアイスクリームに、あまおうと抹茶シフォン、ホワイトチョコレートを添えました。「春」と「和」をイメージした華やかなアイスクリームです。販売期間:2月1日(水)~4月5日(水)春スイーツは見るだけで楽しくなるものばかり!とっておきのスイーツをみつけて、楽しい春を過ごしましょう。
2017年02月24日東京スカイツリータウンで春の桜スイーツ企画が開催される。期間は、2017年3月1日(水)から4月9日(日)まで。東京ソラマチでは、桜餡をトッピングした限定アイスクリームや、桜味のソフトクリームなど、春らしいピンク色のメニューが目白押しの「さくらグルメフェア」が展開。ここでしか食べることができない限定メニューも登場し、イベントをにぎわせてくれる。クローバーリーフからは「桜ワッフルアイス」が登場。ふわふわでもっちりとしたバブルワッフルに、桜餡をトッピングしたボリュームのある一品だ。「桜のシュークリーム」は、FUJIYA Sweetovenからラインナップ。香り高い金ゴマがたっぷり入ったシュークリームに、2種類のクリームを絞り苺で作った花びらを散らした。東京スカイツリーのオフィシャルショップ「THE SKYTREE SHOP」でも、春限定の商品を販売。桜吹雪を柄にした手ぬぐいや桜味が加わった「泉屋 ソラカラちゃん 丸缶クッキー(桜)」などが店頭に並ぶ。その他、「SKYTREE CAFE」でも限定メニューが取り扱われるなど、東京スカイツリータウン全体で春を祝うイベントを開催。桜が咲き誇る季節に、足を運んでみては。【詳細】東京スカイツリータウン「春の桜スイーツ」期間:2017年3月1日(水)〜4月9日(日)※一部は9日(日)以降も展開場所:東京スカイツリータウン内各店(東京スカイツリーオフィシャルショップ・東京ソラマチなど)住所:東京都墨田区押上1-1-2
2017年02月19日開花時期が早く、濃いピンク色の花びらが大きく開くことが特徴の河津桜。河津桜発祥の地、伊豆・河津町では「河津桜まつり」が開催中です。桜の街は平日でも賑やか。手ぶらでお花見を楽しんで河津駅を降りると、町全体がピンク色。駅のガラス窓に貼られたシールから駅前ロータリーに立てられた駅周辺地図まで、いたるところに桜のモチーフが。まるで“桜の街”と言わんばかりの光景に、自然とテンションが上がってきます。駅から近い桜並木通りには出店が連なり、あたりには美味しそうな匂いが漂います。ラインナップは、干物、伊豆のB級グルメから、地元で採れた新鮮なフルーツやお酒など、品ぞろえも豊か。桜をモチーフにした、さくらそば、桜大福、桜たいやき、桜ワインなども。訪れる際は、おなかは出店で十分事足りるので、手ぶらでOK! 出店は人の流れによりますが、16時から17時頃には閉まるそうなので時間には注意して。会場内にはベンチもありますが、小さなレジャーシートがあれば便利かも! 歩き疲れたら、いくつかある足湯スポットで、桜を眺めながら、ほっとひと休みを♪夜も訪れたい、美しい夜桜ライトアップ夜はまた雰囲気が変わって、白色と暖色の2種類のライトで照らされたロマンチックな夜桜を楽しめます。夜桜を肴に、まったりと酔いしれてみて。ライトアップは18時から点灯中です。約4㎞にも連なり、河津川に沿って咲く、濃いピンク色の河津桜並木はどこを撮ってもフォトジェニック。春が待ち遠しくなったら、河津までお花見にお出かけしませんか?取材・文/中野さゆみスポット情報店名河津桜まつり TEL・予約0558-32-0290(河津町観光協会) 住所静岡県賀茂郡河津町内 アクセス伊豆急行河津駅からすぐ営業時間2017年2月10日(金)~3月10日(金)
2017年02月19日「HIGASHIYA(ヒガシヤ)」から季節限定「桜の道明寺羹」が3月3日(金)より発売となる。静岡県大島桜の青々とした葉を使用した道明寺羹は、みずみずしい寒天のなかにもっちりとした食感の道明寺粉と、桜葉のほどよい塩気と香りをとじ込めた季節を感じさせる一品。桜色の花びらを配した限定仕様のパッケージで、おもたせやギフトにもおすすめ。価格は、1,944円。販売期間は、3月3日~4月下旬予定。同商品は、「HIGASHIYA GINZA」、「HIGASHIYA man」、HIGASHIYA オンラインショップにて取り扱う。(text:cinemacafe.net)
2017年02月15日女優・浜辺美波とダンスロックバンド・DISH//の北村匠海のW主演映画『君の膵臓をたべたい』(7月28日公開)の特報とメインビジュアルが15日、公開された。同作は住野よるによる同名ベストセラー小説を映画化。「キミスイ」の愛称で人気を集め、2016年の年間ベストセラーランキング単行本フィクション部門(日販調べ)で1位となった。膵臓の病を患う高校のクラスメイト・山内桜良(浜辺)と、その病気を知った【僕】(北村)の高校生活、そして高校教師となった【僕】(小栗旬)、桜良の親友・恭子(北川景子)の姿が描かれる。今回公開となった特報では、過去の浜辺・北村、そして現在の小栗・北川が登場し、切ない物語を表現する。浜辺と北村のみずみずしい高校生姿や、小栗の高校教師姿、そしてウェディングドレス姿で涙する北川といった映像が詰め込まれた30秒となっている。また、メインビジュアルでは桜の木の下に佇む桜良と【僕】の劇中カットで、単行本の表紙を再現した。
2017年02月15日浜辺美波と北村匠海がW主演を務める、2016年本屋大賞第2位に輝いた住野よるの話題の小説の実写映画化『君の膵臓をたべたい』。この度、本作の特報映像とメインビジュアルが公開された。高校時代のクラスメイト・山内桜良(浜辺美波)の言葉をきっかけに母校の教師となった“僕”(北村匠海/小栗旬)。彼は、教え子・栗山(森下大地)と話すうちに、彼女と過ごした数か月を思い出していく。膵臓の病を患う桜良が書いていた「共病文庫」(=闘病日記)を偶然見つけたことから、“僕”(北村匠海)と桜良は次第に一緒に過ごすことに。だが、眩いまでに懸命に生きる彼女の日々はやがて、終わりを告げる。桜良の死から12年――。結婚を目前に控えた桜良の親友・恭子(北川景子)もまた、“僕”と同様に、桜良と過ごした日々を思い出していた。そして、あることをきっかけに、桜良が12年の時を超えて伝えたかった本当の想いを知る――。原作は、本屋大賞第2位を始め、2016年年間ベストセラーランキング単行本フィクション部門1位(日販調べ)、Yahoo!検索大賞2016小説部門賞など数々の賞を受賞し、発行部数75万部を突破したベストセラー小説。今回映画化にあたり、本作のメガホンを取るのは『黒崎くんの言いなりになんてならない』『君と100回目の恋』の月川翔。そして『僕等がいた 前・後篇』『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』の吉田智子が脚本を担当する。キャストには、ヒロインで重い膵臓の病を罹う桜良役に浜辺さん、桜良の病気を唯一知ることになるクラスメイトの“僕”役に、ダンスロックバンド「DISH//」の北村さん。さらに映画版では、「過去」と「現在」2つの時間軸を行き来しながら物語が進んでいき、「現在」パートには、教師となった“僕”を小栗旬、桜良の親友・恭子を北川景子が演じる。このほど到着したのは、本作の本編映像が初解禁となる特報映像。「過去」の浜辺さんと北村さん、「現在」の小栗さんと北川さんというメインキャストの面々が登場するこの映像は、爽やかでいて切ない、本作の世界観がぎゅっと詰め込まれている。なお本映像は、2月18日(土)より全国の劇場にて上映される。また同じく初解禁となるメインビジュアルは、印象的な原作の装丁をそのまま切り取ったかのような仕上がりに。美しく咲く桜の木と共に、桜良と“僕”が佇む劇中カットで構成されている。『君の膵臓をたべたい』は7月28日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2017年02月15日桜スイーツと桜ブレッドが、パレスホテル東京のペストリーショップ「Sweets & Deli」に登場する。期間は、2017年3月15日(水)から4月20日(木)まで。春らしい淡いピンク色に染まったスイーツやブレッドたち。ほのかな甘酸っぱさが、新しい季節の訪れを感じさせてくれる。桜色のマカロンにたっぷりのベリーをサンドした「さくら」は、注目のスイーツ。苺やブルーベリーなどに加え、桜餡とフランボワーズクリームもたっぷりサンドされ、春の味覚を贅沢に詰め込んだ。さっぱりとした味わいで男性にも人気の「ペタル」は、桜の花びらを閉じ込めたジュレと苺ムースのコントラストが美しい。ほと良い酸味と甘みのバランスが癖になる一品だ。また2016年に好評を博した「壱ノ壱ノ壱 桜」は、ホテルオリジナルの純米吟醸酒と八海山の酒粕を効かせた人気の定番商品、日本酒ケーキ「壱ノ壱ノ壱」に桜葉を加え、桜の季節ならではの特別仕様にアレンジ。醇な日本酒の香りに加え、ほのかな桜の風味が感じられる。さらに、ブリオッシュメロンパンやクリーム・ホーンも桜仕様に。パレスホテル東京で一足早い春の訪れを楽しんでみては。【詳細】パレスホテル東京 桜スイーツ&ブレッド期間:2017年3月15日(水)〜4月20日(木)・さくら 680円・ペタル 648円・さくらまかろん 1個 259円、3個セット 972円、6個セット 1,944円・壱ノ壱ノ壱 桜 3,600円・さくらのブリオッシュメロンパン 270円・さくらクリーム・ホーン 324円※価格は全て税込み。販売店舗:ペストリーショップ「Sweets & Deli」住所:東京都千代田区丸の内1-1-1 パレスホテル東京 B1F営業時間:10:00〜20:00TEL:03-3211-5315
2017年01月29日オーストラリア発祥のパイ専門店「パイフェイス」から、“さくら”を使用したスイーツパイ「もちもち桜わらび餅」「さくさく桜チョコ」とドリンク「ふんわり桜ラテ」が登場。2017年2月1日(水)より数量限定で発売される。「もちもち桜わらび餅」はさくら餡とクリームチーズを合わせたクリームに、きな粉をまぶしたわらび餅を組み合わせた和風スイーツパイ。また、さくらクリームにダイスカットしたチョコレートを混ぜ合わせ、チョコスポンジを組み合わせた「さくさく桜チョコ」も登場。「パイフェイス」はユニークなパイの顔が特徴となっており、口の形でフィリング(中の具材)を表現している。今回のパイにも、春らしい“さくら”をイメージしたフェイスを描き、見た目も可愛らしく仕上げた。「ふんわり桜ラテ(ホット・アイス)」は、ほのかなさくらの香りとミルクのまろやかな味わいが楽しめるラテに、乾燥させたさくらの花びらを細かく砕いてトッピングしたもの。さくら色でいち早く春の訪れを感じられそうだ。【詳細】パイフェイス“さくら“をテーマにしたスイーツパイ&ドリンク発売日:2017年2月1日(水)価格:・もちもち桜わらび餅 345円・さくさく桜チョコ 345円・ふんわり桜ラテ(ホット・アイス) 421円 ※2月1日(水)から4月中旬まで販売予定※価格はすべて税込販売店舗:パイフェイス全店(渋谷モディショップ、ラゾーナ川崎プラザショップ、舞浜イクスピアリショップ)【問い合わせ先】ダスキンフードグループお客さまセンターTEL:0120-112-020
2017年01月22日歌手の山内惠介が29日、東京・渋谷のNHKホールで、『第67回NHK紅白歌合戦』(NHK総合ほか 31日19:15~23:45)のリハーサルを行い、終了後の囲み取材に応じた。今回「流転の波止場~究極の貴公子編~」でコラボレーションする乃木坂46について、山内は「去年、初出場の記者会見でご一緒した皆さんと2年目でコラボレーションできるというのは、とってもご縁があるなと思ってます」と喜びを語る。さらに「かわいいし、見とれちゃいますよね。皆さん20代とかですし、ああいいなぁと思います。(自分と)10歳くらい違いますから、もうおじさんですね」とデレデレだったが、報道陣から「(演歌界の)貴公子ですよね?」とツッコまれると、「ああっ!そうでした。彼女たちに貴公子に見えるように頑張らなきゃいけないな」と、気を引き締めなおしていた。乃木坂46とのコラボにあたり、同グループの"公式お兄ちゃん"であるお笑いコンビ・バナナマンにも演出を相談した山内。乃木坂46自身もノリノリだそうで、「いっぱい案を出してくれました」と顔をほころばせた。今後コラボしてみたいアーティストを聞かれると、「NHKさんで『R.Y.U.S.E.I.』をやらせてもらったので、三代目J Soul Brothersさん。本家とできたら、すごく夢のあるステージになるんじゃないかな」と、期待が膨らむ。さらに最近、松任谷由実が、山内の曲をラジオでかけてくれているそうで、「ユーミンさんとも共演させてもらえるといいな…紅白に出させていただいたことで、夢は広がる一方ですね!」と目を輝かせていた。今年の紅白のテーマは「夢を歌おう」で、紅組23組・白組23組の計46組が出場。紅組の司会は有村架純、白組の司会は嵐の相葉雅紀で、総合司会は武田真一アナウンサーが務める。昨年は、紅組が優勝し、通算の対戦成績は紅組30勝、白組36勝。
2016年12月29日フリーアナウンサーの宮島咲良がこのほど、テレビ朝日系のバラエティ特番『年越しクイズサバイバー2016』(31日18:00~25:00)の収録に参加。戦隊シリーズ好きの意気込みを、衣装でも示した。今年で3年連続となる同特番は、くりぃむしちゅー率いる芸能人チーム50人と、林先生率いる知識人チーム25人が早押し合戦でクイズを繰り広げるもの。宮島は、戦隊シリーズ好きのアナウンサーとして注目されているが、この日もアカレンジャーを思わせる真っ赤なミニワンピに、『秘密戦隊ゴレンジャー』のフィギュアをネックレス代わりに首から下げる徹底ぶりで、初めてのクイズ番組に参戦した。早押しボタンの重さに驚きながら、「私の右手に過去から現在まで40戦隊の力を集めて、とにかくボタンを押すことに頑張りました!」とパワーをもらったそう。クイズの得意分野を聞かれると、やはり「スーパー戦隊」だったが、「アナウンサー出身として先輩たちの恥にならないよう、もっと他のジャンルでもクイズに強くなりたいです」と、謙虚に目標を語った。今年はバラエティにも進出し、プライベートでも"汚部屋"を番組で掃除してもらったが、「来年はきれいな部屋をきちんと維持して、仕事でスーパー戦隊の役に立ってから死にたいと思います(笑)」と、やはり戦隊シリーズに絡めて抱負を述べている。
2016年12月28日桜色LEDで彩られた“冬の桜”を楽しめる「目黒川みんなのイルミネーション2016」が、11月18日から17年1月9日まで品川区立五反田ふれあい水辺広場及び、目黒川沿道にて開催される。「目黒川みんなのイルミネーション」は、開催エリア周辺から回収した廃食油を利用し、100%エネルギーの地産地消を実現したイルミネーション。これまで6年に渡り毎年開催されており、今年は従来より後援していた品川区がイルミネーションを同時開催することで点灯区間が大幅に延長され、同イベント史上最大の規模で実施される。会場には、昨年の約2倍となる42万個以上の桜色LEDによる“冬の桜”が登場。また、目黒川沿いの歩道に彩られたイルミネーションは山手線内側最大規模1.1kmで水面に映る美しいライトも楽しむことができる。【イベント情報】「目黒川みんなのイルミネーション2016」会場:品川区立五反田ふれあい水辺広場、目黒川沿道住所:東京都品川区東五反田2-9会期:11月18日~17年1月9日時間:17:00~22:00入場無料
2016年11月11日2015年6月の発売以降、わずか1年で60万部を突破(2016年8月末時点)した住野よるのベストセラー小説「君の膵臓をたべたい」が来年夏、実写映画化されることが決定。キャストには、浜辺美波、北村匠海、北川景子、小栗旬らが出演することも分かった。高校時代のクラスメイト・山内桜良(浜辺美波)の言葉をきっかけに母校の教師となった“僕”(北村匠海/小栗旬)。彼は、教え子・栗山と話すうちに、彼女と過ごした数か月を思い出していく。膵臓の病を患う彼女が書いていた「共病文庫」(=闘病日記)を偶然見つけたことから、“僕”と桜良は次第に一緒に過ごすことに。だが、眩いまでに懸命に生きる彼女の日々はやがて、終わりを告げる。桜良の死から12年。結婚を目前に控えた彼女の親友・恭子(北川景子)。彼女もまた、“僕”と同様に、桜良と過ごした日々を思い出していた――。12年のときを経て、桜良から“僕”と恭子に届く想いとは…。原作は、「2016年本屋大賞」第2位を始め、雑誌「ダ・ヴィンチ」BOOK OF THE YEAR2015第2位、読書メーター読みたい本ランキング第1位などに輝いた同名著書。読者たちからは「キミスイ」と呼ばれ、SNSでの反響から、口コミが口コミを呼び、発売からわずか1年で瞬く間に人気書籍へと成長。その一見おどろおどろしいタイトルと感動的なストーリーのギャップが話題を集めている。今回映画化にあたりメガホンを取るのは、『黒崎くんの言いなりになんてならない』、『君と100回目の恋』などを手掛ける新進気鋭の監督月川翔。そして、『ホットロード』『アオハライド』『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』など10代の心情を丁寧に描くことで知られている吉田智子が脚本を担当する。さらにキャストには、本作のヒロインで重い膵臓の病を罹う山内桜良役に、第7回「東宝シンデレラ」オーディション・ニュージェネレーション賞後芸能界デビューし、ドラマ「無痛~診える眼~」では南サトミ役を演じた浜辺さん。また、桜良の病気を唯一知ることになるクラスメイトの“僕”役には、「DISH//」のメンバーTAKUMIとして活動し、「ゆとりですがなにか」「仰げば尊し」など俳優としても出演作が続く北村さんといった、これからの活躍が期待される2人のW主演が実現した。原作を読んだ浜辺さんは「『君の膵臓をたべたい』という言葉を聞いて想像するイメージをいい意味で全部覆されました。桜良ちゃんは、強くて強くて弱い子だと思います。そんな桜良ちゃんを思うと読んでいるうちに切なさと強い想いに涙がこぼれました」と語り、「桜良ちゃんの元気のよさと強い想いを表せるよう精一杯頑張ります」と意気込み。また原作を読んで、純粋に感動して涙が出たと語る北村さんは「相手を思う距離感や思いの強さを美しく感じ、誰かを必要とすることは、こんなに素敵なことなんだなと思いました。今回演じる“僕”は、自分の領域を持っている孤独な子なんですが、(桜良と出会ってから)どんどん変わっていっていくので、その姿をお芝居で表現できるよう真剣に取り組んでいきたい」とコメントした。そして、映画版では、教師となった“僕”が、学生時代を回想するという、2つの時間軸が交差する構成となっており、「現在」と「過去」それぞれの視点で物語が紡がれていく。現在の“僕”を演じるのは、これまで幅広い役柄に挑戦し、来年にはすでに『追憶』『銀魂』の公開も控え、常に新たな一面を見せ続けている小栗さん。また、桜良の親友・恭子の現在の姿を現在放送中のドラマ「家売るオンナ」では主演を務める北川さんが演じる。これまで数々の話題作に出演してきた2人でだが、意外にも共演するのは本作が初めてとなる。「原作の純粋さと儚さに心が潤された」と語ったのは小栗さん。「オファーをうけ、登場しないはずの人物なので正直驚きましたが、制作チームが紡いだ新たな脚本に新たな覚悟を感じ、出演させていただくことにしました」と出演に至った経緯を述べた。またタイトルのインパクトに驚いたと話す北川さんは「監督、小栗さんとも初めてなので現場がとても楽しみです」と期待のコメントを寄せた。大切な人の死、過ごした時間、伝えたかった想い…。12年の時を経て届く、言葉を超えた想いに、きっとあなたも号泣してしまうはず。浜辺さんと北村さんのフレッシュな2人と、小栗さんと北川さんの2人の人気俳優の初共演。この4人が共演することでどのような化学変化が起きるのか、早くも本作公開に期待がかかる。『君の膵臓をたべたい』は2017年夏、全国東宝系にて公開予定。(cinemacafe.net)
2016年09月13日2015年6月に発売され、1年で60万部を突破(2016年8月末時点)したベストセラー小説『君の膵臓(すいぞう)をたべたい』(住野よる著・双葉社刊)が、実写映画化されることが発表になった。浜辺美波と北村匠海がW主演を務めるほか、北川景子、小栗旬が出演する。その他の情報『君の膵臓をたべたい』は、膵臓の病を患う高校生・山内桜良と、“僕”の物語で、高校生の僕を北村が、母校の教師になった僕を小栗が演じる。映画版のストーリーは、教師の僕が学生時代を回想しながら、現在と過去、それぞれの視点で物語が紡がれていく。監督は『黒崎くんの言いなりになんてならない』の月川翔監督。脚本は『ホットロード』『アオハライド』の吉田智子が手がける。「(オファーを頂いてから)驚きと一緒に、胸にたくさんの感情が溢れでてきて、本当に幸せだと感じています」という浜辺は、原作を読んで「『君の膵臓をたべたい』という言葉を聞いて想像するイメージをいい意味で全部覆されました」といい、役について「桜良ちゃんは、強くて強くて弱い子だと思います。そんな桜良ちゃんを思うと読んでいるうちに切なさと強い想いに涙がこぼれました。桜良ちゃんの元気のよさと強い想いを表せるよう精一杯頑張ります」とコメント。原作について北村は「純粋に感動して涙が出ました」といい、「(桜良と“僕”の)相手を思う距離感や思いの強さを美しく感じ、誰かを必要とすることは、こんなに素敵なことなんだなと思いました。今回演じる“僕”は、“自分の領域”を持っている孤独な子なんですが、(桜良と出会ってから)どんどん変わっていっていくので、その姿をお芝居で表現できるよう真剣に取り組んでいきたいと思います」と役作りへの意気込みを語った。初共演になる北川と小栗は「『君の膵臓をたべたい』のお話をいただいたときはタイトルのインパクトに驚きました。私は学生の頃、大切な親友を失った女性の役を演じます。監督、小栗さんとも初めてなので現場がとても楽しみです」(北川)、「オファーをうけ、登場しないはずの人物なので正直驚きましたが、制作チームが紡いだ新たな脚本に新たな覚悟を感じ、出演させていただくことにしました。来年、きっと皆様の心を満たす素晴らしい作品が出来上がることを楽しみにして頂けたら、幸せです。若いふたりの純粋さとエネルギーを壊さずにバトンを受け取り、作品のひとつのピースとなれるよう頑張ります」(小栗)とコメントを寄せている。撮影は9月から10月にかけて行われ、来年の夏に全国東宝系で全国公開される。『君の膵臓をたべたい』2017年夏公開
2016年09月13日稽古場の一角のワクワクさせる2ショットは、大人計画の皆川猿時さんと荒川良々さん。しかも、ふたりが共演する舞台のタイトルが『あぶない刑事にヨロシク』だ。脚本・演出を手掛けるのは「男子はだまってなさいよ!」でバカバカしい笑いを作り続ける細川徹さん。…で、どっちがタカで、どっちがユージなの?共演のお二人にお話を聞きました。***荒川:皆川さんがユージで僕がタカって聞いてたんですが…台本を見たら関係なくなってました(笑)。皆川:まあ、僕の役は『あぶ刑事』に憧れているっていう設定にはなってるんですけど。荒川:逆に僕は『あぶ刑事』を知らないっていう設定で、皆川さんがビデオを貸してくれるっていう。あと、一応、横浜署の刑事ってことにはなってます(笑)。皆川:そんなふたりが、事件を追ううちケンカしたり仲直りしたり(笑)。荒川:ふたりでお茶して終わり、ってことはないと思います。皆川:まあでも、どこまでいまの台本のままいくか、わからないよね。そもそも細川さんの舞台で稽古初日に台本が上がっているってことが珍しいし。荒川:だからか、稽古2日やって、ちょっと違うなって思ったんでしょうね。3日目の稽古は、稽古着のジャージに着替えて皆でただ雑談だけして、私服に着替えて帰りました。皆川:いつもは台本がないから、稽古序盤は雑談だけして帰る!みないな感じだからね。でも、昨日の雑談でお互いにどんな人かよく知っておくのって、本当に大切なんだなって改めて思ったよ。まあ、普通に稽古した後に居酒屋でやれよって話なんだけど(笑)。でもさ、映画を観ると、今回は明らかに人数が足りてないんじゃないかなあ。荒川:あの映画では、敵が嘘みたいに大勢でてきてましたから。皆川:その状況のなかでふたりきりだから“あぶない”わけで(笑)。荒川:そもそも皆川さんの役は、あぶない目に遭いたくない人なのに…。皆川:あぶない目に遭わないようにしているのに、相棒の荒川君のせいでどんどんあぶない目に遭っていく(笑)。しかし…見事に何も残らない舞台だなぁ。荒川:その何も後に残らないのが細川作品の面白さ。何も考えずに笑えるから、子供でも楽しめるし。皆川:だから頭の中だけで作った台本じゃなく、稽古場での雑談から生まれる面白い何かを大事にしてるんだろうね。でも、そういう笑いって、何が面白いのかわかんなくなっちゃうんだよ。松尾(スズキ)さんや宮藤(官九郎)さんの作品は、ある程度お客さんを突き放した笑いだけど、細川さんのホンは、お客さんを巻き込んでいくタイプの作品だから難しいよね。荒川:お客さんが入ってから完成するようなところはあります。皆川:そういう意味でも、荒川君は頼れる相棒です(笑)。荒川:それはお互いさまです。皆川さんなら、どんな球を投げても返してくれる安心感がありますから。◇みながわ・さるとき(写真左)1971年生まれ、福島県出身。’94年より大人計画に参加。グループ魂の港カヲルとしても活躍。出演映画『TOO YOUNG TO DIE!』が6月25日公開。あらかわ・よしよし1974年生まれ、佐賀県出身。’98年より大人計画に参加。現在、連続ドラマ『重版出来!』(TBS系)に出演中。出演映画『TOO YOUNG TO DIE!』は6月25日公開。◇4月14日(木)~24日(日)下北沢・本多劇場作・演出/細川徹出演/皆川猿時、荒川良々、池津祥子、村杉蝉之介、近藤公園、上川周作、早出明弘、本田ひでゆき(本多兄妹)生演奏/TUCKER前売り・当日5800円ヤング券3500円(22歳以下)大人計画TEL:03・3327・4312(月〜金曜11:00~19:00)※ 『anan』2016年4月20日号より。写真・土佐麻理子インタビュー、文・望月リサ
2016年04月18日いにしえの人は、夢のように美しく儚く散っていく桜を「夢見草」と呼んだそうです。まさに桜の美しさは、儚い夢のよう。一瞬で消えてしまうからこそ、人は「今この瞬間の美」を心に深く刻みたいと思うのかもしれませんね。桜はいにしえの時代より、和歌、絵画、文学、音楽と、さまざまな芸術を生み出してきました。今回はお花見でちょっぴり自慢できる「桜にちなんだ教養」をご紹介します。みんなが憧れる、日本女性としての品格にあふれた心美人を目指しましょう!何があっても「美しく」とらえられる感性を持とう日本人は何故こんなにも、桜の花が好きなのでしょうか。その根底にあるのは「諸行無常」。すべてのものは時とともに移り変わってゆく。儚いからこそ美しいという、日本人ならではの考え方です。日本人はいきいきと輝くものより、散りゆく桜、枯れた野原など、命が終わるさまに「情緒」や「美」を見出してきました。時の流れに無情に逆らわず、すべてを受け入れ、それさえも美に変えてしまう、まるで魔法のようです。私たち一人一人の心のなかにも、そんな日本人の豊かな感性が受け継がれているんですよ。世界三大美女が考える「美しさ」とは?世界三大美女といえば、クレオパトラ、楊貴妃、そして平安時代の女流歌人、小野小町ですね。秋田生まれの美女と伝えられる小野小町。秋田の美味しいお米「秋田こまち」や新幹線「こまち」は、小野小町に由来しています。女性なら誰しもぐっときてしまう小野小町の和歌といえば、こちら。「花の色は うつりにけりな いたづらに わが身世にふる ながめせしまに」〜春の長雨を眺めていた短い間に、桜の花の色もすっかり色あせてしまったことよ〜あまりに有名な和歌ですね。この和歌は桜の美しさと、女性の「若さ」の美をかけています。「桜の花が咲き、散っていくように、絶世の美女といわれた自分も、恋の物思いにふけっている間に、あっという間にその美貌も色あせてしまった」そんな思いが込められていると思ったら、切なくなりますね。でも小野小町は、その嘆きさえも文学に変えてしまったのです。この和歌は、どんなに時を重ねても永遠に色あせることなく、小野小町の美貌とともにさらに後世に伝えられてゆくでしょう。桜に恋したイケメン歌人たち小野小町は桜の花に、散りゆく若さという「美」を思いましたが、平安の男性たちはまるで桜に恋をしていたかのよう。花が咲くといっては、今か今かと心をときめかせ、花が散るといってはさびしさで胸がいっぱいになる……。考えてみれば、人が桜に感じる思いは、どこかせつない恋心にも似ていますね。平安時代に書かれた「古今和歌集」には、散りゆく桜に思いをよせた和歌が数多く残されています。「久方の(ひさかたの)光のどけき春の日に 静心(しづこころ)なく 花の散るらむ」紀友則~日の光がのどかな春の日に、どうして桜の花はあわただしく散ってゆくのだろうか~「世の中に 絶えて桜のなかりせば 春の心は のどけからまし」在原業平~もしもこの世に桜の花がなかったら人々の春の心は本当にのどかでいられるのだが~教科書にも載っている紀友則(きのとものり)や、数多くの女性とロマンスを重ねた平安時代の貴公子・在原業平(ありわらのなりひら)が詠んだ和歌は有名ですよね。今年の春は満開の桜はもちろん、散り際の桜にも思いをよせて、いにしえの和歌に胸をときめかせてみてはいかがでしょう?今年のお花見では、感性を磨きましょう桜には、種類ごとに花言葉があることをご存じですか?染井吉野は「精神美」、しだれ桜は「優美」、八重桜は「豊かな教養」、山桜は「高尚」。どれも外見にまつわる美ではなく、内側からにじみ出る美しさをあらわす言葉ばかりですね。何かと忙しく毎日を過ごしている私たち。でも、桜の季節だけは、誰もが足を止めて、今この瞬間しか味わえない花の美しさを心に焼きつけます。「心を込めて、この一瞬を味わう」そんな時間こそが、多くの知識を身につける以上に、日本女性としての品格を養ってくれるでしょう。大切な時間。桜の女神からの贈り物かもしれません。桜の木の下で乾杯をしながら、女を磨きましょう!
2016年04月02日そろそろ今年もお花見シーズン! みんなでワイワイお花見をするのもいいですが、誰にも知られていない場所で、心静かに眺めるのもいいですよね。そこで都内にある、あまり知られていない桜の絶景ポイントをご紹介します。■電車の中からながめる絶景の桜!通勤でよく使う電車のなかからも、絶景の桜を見ることができるんです。たまにはスマホではなく、窓の外を眺めてみると、すてきな景色に出会うことができるかもしれません。1:JR中央線・総武線 市ヶ谷・四ツ谷の外堀の桜中央線の下りで新宿方面に向かう途中、市ヶ谷を過ぎたあたりから右手に見えてくる桜並木。この路線は中央線の上下線、総武線の上下線の合わせて4路線が並行して走っています。 都心のど真ん中にあって、車窓からこれほどの桜がみられるのはおそらくここだけでしょう。おすすめは、この区間の各駅に止まる総武線。車窓からだけでなく、ぜひ一度降りて桜の下を歩いてみてください。きっとお気に入りのスポットになるはず! 2:東京メトロ丸ノ内線 赤坂見付・四ッ谷駅ホーム四谷三丁目方向に向かう路線のホームの最後尾あたりに、毎年きれいに咲く桜の木があります。東京メトロ丸ノ内線は新宿方面に向かう途中、神田川を渡る際に一瞬地上に出ます。この時、進行方向右側の窓を、ななめ上方向に見上げると、お寺の門を背景に一本だけ桜の木が見えます。その桜を一瞬チラリと見たかと思うと、四ッ谷駅に到着します。時間があればぜひともホームに降りて、春風に吹かれながら桜を眺めてみてはいかがでしょうか。■地元民に愛される「小松川千本桜」江戸川区は知る人ぞ知る、お花見にもってこいの桜が植樹されている公園がたくさんある区です。 その中でもいま地元で人気が出てきているのが、小松川千本桜です。都営新宿線の東大島駅で下車し、荒川方面に徒歩で5分ほど。かつてスーパー堤防事業で整備された荒川の堤防に、南北2キロメートルに渡り、約1000本の桜を植樹してできた公園があります。川沿いにある小松川千本桜は、天気に恵まれると川から吹く春のそよ風とあいまって、とても気持ちのいい公園です。 桜の季節には、江戸川区主催の桜祭りも開催されています。屋台や写真展、ポニーの乗車など、家族連れで行っても楽しめるイベントです。<小松川千本桜まつり>開催日時:2016年4月3日(日)10:00~15:00場所:小松川千本桜堤(都立大島小松川公園・自由の広場前)料金:無料夜桜:ライトアップ 18:00~21:00お問合せ:江戸川区役所小松川事務所地域サービス係/TEL:03-3683-5183■写真集で桜を堪能する近年、仙台を活動拠点にしている写真家・大沼英樹氏が手がける、桜をテーマにした写真集が話題となっています。大沼英樹氏は日本全国の桜を、南から桜前線と共に北上し、撮影して回っています。そんな大沼氏が刊行した、桜がテーマの写真集が『それでも咲いていた千年桜―大沼英樹写真集』(窓社)です。この写真集は、2011年3月の東日本大震災の際に、シャッターを押すことに葛藤しながらも力強く咲いた桜を収めた一冊です。大沼氏が写し出す桜のうつくしさは、見るものの心を揺さぶります。 発災直後、津波の被害にあいながらも懸命に咲き誇った桜の木々たち。桜を撮り続けてきた大沼氏ならではの視点で、まるで桜が人を励まし、語りかけているような情景を鋭く描写しています。今年で震災から5年。被災地では今年も元気に桜は咲きます。 桜の花は厳冬に耐え、春に優しい色の花びらを咲かせます。その姿はどこか、人間の生きざまに重なる部分があります。今年も寒さを乗り越えた桜たちは、自分らしくうつくしく咲き誇ります。
2016年03月26日だんだんと寒さもやわらいできたものの、まだ桜の開花には時間がかかりそう。待ちきれない! というあなた、100円ショップ「ダイソー」の桜アイテムを使って、ひと足早い春気分を楽しんでみませんか? 今回は、室内で楽しめるグッズのほか、色紙や手紙にも使える文具も紹介します。○ウォールステッカーでお部屋を春模様に!手軽に部屋の模様替えをしたいのなら、簡単に張り替えができるウォールステッカーがおすすめ。「SAKURA ウォールステッカー」は、濃淡が異なるピンクの桜のフォルムがかわいいステッカーです。「SAKURA ウォールステッカー うぐいす」は、桜の花と枝に加えて、ウグイスのステッカーがセットになっています。それぞれのステッカーは自由に配置できるので、思い思いの場所に貼って部屋に花を咲かせましょう!○気分転換にも! 桜の香りが広がるフレグランスアイテムインテリアに桜を取り入れたら、次は香りで春を演出してみませんか? 「SAKURA フレグランスサシェ 25g」は、華やかな桜の香りのサシェ。衣装ケースの中に入れておくと、洋服がほんのりと桜の香りに。玄関に置いたり、通勤バッグの中に入れたりと使いみちはさまざまです。サシェの香りが少なくなったな、と思ったら、「SAKURA フレグランスオイル10ml」の出番。サシェの中身にオイルをたらせば、長く桜の香りが楽しめます。ティッシュやガーゼなどにたらして枕元に置いておけば、いい気分で眠れそう。「SAKURA お香コーンタイプ香皿付15個入」は、小さなお皿がついたお香。お皿の上にコーン方のお香を置き、火をつけると、桜のいい香りが漂ってきます。来客前に使用すれば、桜の香りでゲストを出迎えられますね。車内やトイレ、クロゼットなど狭い空間で桜の香りを楽しみたいなら、「SAKURA エアフレッシュナー 桜」がおすすめ。フィルムをはがすだけで香りが広がります。○メッセージカードや色紙にも、桜を取り入れて華やかに色紙やお手紙などにも、桜アイテムを取り入れてみませんか?「SAKURA デコレーションテープ(5mm×6m) おぼろ桜」は、紙の上に置いて本体を滑らすだけで、かわいい桜模様が描けるできるテープ。卒業、入学の色紙やメッセージカード、日記の飾りにもピッタリです。桜の形のカード「SAKURA ミニカード ダイカット30枚 桜」は、お世話になった人へ贈る色紙づくりにも使えそうなアイテム。みんなに配ってメッセージを書いてもらい、色紙に貼っていくと、まるで色紙の上に満開の桜が咲いたようになります。色紙をわざわざ回す手間もなく、日数が迫っていても一気にメッセージを集められます。※価格はすべて100円(税別)。ウォールステッカー2種、フレグランスサシェ、フレグランスオイル、お香コーンタイプ、エアフレッシュナーは、店頭在庫限りで終了
2016年03月07日三菱地所は、アーティスト・OHGUSHI氏が描く"桜"のビジュアルを用いた体感型アートイベント「SAKURA in Marunouchi -桜- Art Installation by OHGUSHI」を開催する。開催期間は3月22日~4月3日 11:00~21:00(日曜は20:00まで)。会場は東京都・丸の内の「丸ビル 1階マルキューブ」。入場無料。同展では、OHGUSHIが描く繊細で華やかな「桜」のビジュアルと、「光・風・音・香」とを組み合わせたアートインスタレーション。桜の情景を2枚の大型タペストリーで表現し、マルキューブのガラス面も使用することで、会場全体が春の麗らかさを感じられる空間になるという。さらに、やわらかな春の風やほのかな桜の香りなど「光・風・音・香」で桜を体感することができ、幻想的な春の空間を楽しめるということだ。また、丸の内エリアの各店でも、桜をイメージした華やかなアイテムやグルメなどが多数取り揃えられているということだ。なお、OHGUSHI氏は筆と墨という日本古来の道具を用いた水墨画スタイルや、独自の水彩技法にて繊細かつ大胆な作品を描き出すアーティスト。国内外問わず、ファッションブランド広告などを中心に活躍している。
2016年03月04日鉄道会館は2月24日~3月8日の期間限定で、東京駅構内の商業施設「グラングルメ」にてイベント「啓翁桜お花見ちょい呑み祭」を展開する。啓翁桜(けいおうざくら)は、冬季に満開を迎える促成栽培桜。期間中は、山形県東根市の啓翁桜の枝約4,000本を「グラングルメ」の館内装飾に使用し、ソメイヨシノが開花を迎える前に花見が楽しめる空間を演出する。また期間中は、3枚つづりで3,000円(税込)の「ちょい呑みチケット」を施設内「黒塀横丁」のチケット販売ブースで販売。販売期間は2月21日~25日の17:00~21:00となる。施設内の飲食店24店舗で利用可能となっており、"人気料理とおすすめのお酒"を組み合わせた期間限定の「ちょい呑みセット」をチケット1枚と交換できる。また、チケットを2月21日~23日に購入した場合、啓翁桜の枝1本と「1杯おためし券」1枚もあわせて進呈される。「1杯おためし券」は、期間中に対象の店舗にておすすめの酒1杯と交換できる。黒塀横丁の「沼津魚がし鮨」では、「生シラスと生桜えびと静岡地酒セット」を提供。駿河湾産の生桜エビと生シラスの刺身盛り合わせと、オリジナルの日本酒「漢の門出」のセットとなる。黒塀横丁の「銀座ハゲ天」では「銀座ハゲ天の早春セット」を用意。早春に旬を迎える白魚とふきのとうの天ぷらに、同店特製の松前漬、山形の地酒「初孫」を組み合わせた。キッチンストリートの「うに屋のあまごころ」では「うに食べ比べちょい呑みセット」を提供。濃厚なカナダ産ウニとバランスの良い味わいのチリ産ウニの2種類のウニの食べ比べに加え、「壱岐焼酎」も楽しめるセットとなる。「壱岐焼酎」は6種類から選ぶことができる。北町ダイニングの「華祭」では「華祭ちょい呑みセット」を用意。内容は、その日のおすすめ串揚げ5本と、日本酒「高清水純吟」、フリージングハイボールのセットとなる。甘口の「高清水純吟」は食前酒として、ハイボールは串揚げと一緒に楽しめる。
2016年02月23日ウェザーニューズはこのほど、全国700カ所の桜の名所やエリアごとの「桜開花傾向」を発表した。同社によると、今シーズンは春の気温が特に高いと予想される東日本で、平年並から早めに開花する見込みであるという。3月21日頃には、全国に先駆け東京からソメイヨシノの開花が始まると予想している。また、名古屋市での開花は、3月23日から28日を予想している。西日本も春の気温は平年よりやや高くなる見込みだが、暖冬の影響で桜の休眠打破が不十分。そのため、福岡市で3月22日から26日、大阪市で3月27日から31日と、平年並からやや遅めの開花となるとのこと。北日本では気温が平年並からやや高めと予想されるため、開花は平年並から早めとなる見込み。札幌市では4月末から開花時期を迎えるとしている。ただ、東北南部は3月の気温がやや高めの予想で、平年より早めに開花するところがありそうとのこと。なお、東京都の2015年の開花日は3月23日。同社の予想通り3月21日に開花すれば、過去5年間で2013年(3月16日)に次ぎ2番目に早い開花となる。
2016年02月22日最近では暖かい日があったりと、春が近づいてきていますね!春といえば…桜の季節!まだまだ開花までは時間がありますが、桜にちなんだコスメがすでに発売されています。一足早く、桜コスメで春気分を楽しんでみてはいかがですか?エテュセさくらチークカラー出典:エテュセ公式サイトよりじんわりレッドピンクと、ふんわりピュアピンクの二色があります。3つのさくら色をブレンドした見た目も可愛いこちらのチークは、桜ピンクパープルが、内側からぽっと上気したような血色感のある頬に仕上げてくれますよ。すでに発売されている商品なので、店頭で試してみてくださいね。エテュセさくらビーズパウダー出典:エテュセ公式サイトより2月18日発売のフェースパウダー。さくらの形をしたビーズがとにかく可愛い!しかし見た目が可愛いだけじゃありません。毛穴とテカリを自然にカバーし、ナチュラルなベース作りを叶えてくれるフェースパウダーです。4色のビーズは●ピンク→血色感アップ●パープル→透明感アップ●ホワイト→凹凸補正●イエロー→テカリ防止と、それぞれ役割を持っています。かさついたお肌でも粉浮きしにくいので、乾燥肌さんにもオススメ。使い方は、4色のビーズの上でパフを軽く押さえながら回転させてパフにパウダーを含ませらたら、肌に軽くすべらせるようにのせましょう。きっと、透明感のあるふんわり肌をゲットすることができますよ。数量限定発売なのでお早めに!ハウスオブローゼ桜香るシリーズ出典:ハウスオブローゼ公式サイトより毎年人気のSAKURA KAORUシリーズ。今年はボディケアアイテムを中心に新登場!もちろんバラで買うこともできますが、これだけ見た目が華やかだとギフトセットとしてプレゼントしても喜ばれますね。桜香るボディクリーム、ボディソープ、ディフューザー、チーフタオル、ハンドセット、フレグランスジェルなどなど…あたたかく愛らしい香りが全身を包み込んでくれます。マジョリカマジョルカラッシュエキスパンダー出典:@cosmeマジョリカマジョルカの人気商品ラッシュエキスパンダーからは、新しく限定でチェリーピンクカラーが新登場。桜が描かれた新鮮なパッケージですね。カラーマスカラ初心者さんでも、目尻だけにポイント使いをすれば大人メイクを楽しむことができます。その他にも、エッセンスバームやチーク、アイライナーも限定色が登場するので要チェック!まだ肌寒い日は続きますが、一足早く春気分を楽しんでくださいね♪
2016年02月17日パレスホテル東京のペストリーショップ「Sweets & Deli」では、3月11日から4月20日まで桜のスイーツが発売される。「壱ノ壱ノ壱 桜」(3,600円)は、ホテルオリジナルの純米吟醸酒「壱ノ壱ノ壱」と八海山の酒粕を効かせたケーキ「壱ノ壱ノ壱」を、桜葉を加えてアレンジしたもの。「ボンボンショコラ 桜」(1粒 291円、3個入り 1,234円、6個入り 2,057円、9個入 2,880円)は、ミルクチョコレートの中に桜クリームを入れ、表面に桜の花柄をあしらった。「ペルル」(1缶864円)は、ピンクとホワイトのチョコレートでコーティングした粒状ショコラを缶の中に敷き詰め、花びらを模したチョコレートを添えたものとなっている。その他、桜餡と抹茶餡をブリオッシュ生地に包んだ「桜と抹茶風味のメロンパン」(253円)や、桜風味の生地の中に黒豆を合わせた「桜のガトーブリオッシュ」(361円)も販売される。また、3月1日から5月31日まではパレスホテル東京内の各レストラン、バーにて、春を感じる旬の食材を使った春限定メニューも提供される。(※本記事の価格は全て税込表記)
2016年02月09日幕末の乱世を疾走した新選組と、ひとりの少女との悲恋を描いた人気ゲーム『薄桜鬼』。そのスピンオフ企画として生まれた『薄桜鬼SSL~sweet school life~』は、物語の舞台をとある高校に移したラブコメディだ。これまでゲーム化、ドラマ化を果たし、来年には映画版も公開されるが、クリスマスに向けて胸キュン必至の舞台版がもうすぐ幕を開ける。舞台『薄桜鬼SSL』チケット情報「『薄桜鬼SSL』実写化のお話をいただいたのが今年の1月。そこからゲームや新選組について勉強して、春にドラマと映画を撮り、今、舞台の稽古中。1年間、全員同じメンバーで作品に取り組んできたので、意思疎通がちゃんと取れた状態で稽古をスタートできているのがうれしいですね」。そう語るのは今作で土方歳三を演じる中村優一だ。この物語における土方は、舞台となる「私立薄桜学園」の風紀の乱れを正す、厳しい教頭。もともと男子校だった学園にたったひとりの女子生徒・千鶴を入学させたキーパーソンでもある。「新選組に関する小説や映画では『鬼の副長』と呼ばれる土方ですけど、いかんせん僕がまったく怖くないらしくて(笑)。ただ、ドラマでの土方は、生徒たちを厳しく指導する教師でしたけど、舞台版はちょっと違うんですね。教師でありながら千鶴への恋心に揺れてしまう、とても繊細な人物像。教師としてはガンガン行けるんだけど、恋愛面については臆病というか、器用じゃなくて」。オリジナル版の『薄桜鬼』では壮絶な運命に飲み込まれていく土方や沖田総司や藤堂平助が、本作『薄桜鬼SSL』ではのびのびと学園生活を楽しみ、恋愛に邁進している。「(舞台版では)登場人物の性格とか感情の機微みたいなものが、ひとりひとり全員についてきめ細かく描かれているんですね。だから稽古を見ていても面白いです。千鶴の前に、ぜんぜん色の違う男たちが、目まぐるしく現れては消えるので(笑)」。だから、中村は胸を張る。1年間かけて磨きをかけてきたチームワークと作品力が、彼と仲間たちの誇りでもあるのだ。「稽古を重ねることで、ドラマや映画とはまた違った深まり方をしつつありますね。僕自身、今まではどちらかというと生徒側の役が多かったので、今回の教師役は本当にいい経験です。なので『舞台化ってどうなるの?』って思っておられる方にこそ、観に来ていただきたいですね。どれだけ進化したか、パワーアップしたかを見届けていただきたくて」。今回の舞台版では、ゲームやドラマでは謎に満ちていた「千鶴の父親」と「芹沢鴨」も登場するという新たな要素も。若者が疾走するドラマの中にあって、物語に厚みを与えるふたりの登場にも期待が高まる。公演は12月11日(金)から20日(日)まで、東京・シアターサンモールにて上演。チケットは発売中。取材・文:小川志津子
2015年12月04日村井良大らが出演するミュージカル『RENT』が9月8日、東京・シアタークリエで開幕した。1996年のオフ・ブロードウェイの開幕以降、世界で愛され続け、日本でも上演を重ねている作品。出演者は全キャストオーディションで決定、いわゆるミュージカル俳優に限らない幅広い人材が集まるのも特徴だ。今回も個性豊かなキャストが熱いパフォーマンスをぶつけ、化学反応を起こし、珠玉のステージになっている。【チケット情報はこちら】『RENT』はプッチーニのオペラ『ラ・ボエーム』を下敷きに、舞台を20世紀末のNYに移したもの。映像作家のマークは、彼女に女性の恋人が出来てフラれたばかり。さらに住んでいるロフトの家賃(RENT)は滞納し、クリスマス・イブに暖をとることも出来ない。ルームメイトのロジャーは元ジャンキーでHIV陽性で引きこもり。死ぬ前に“栄光の1曲”を残したいと思っている。さらに階下に住む少女・ミミに惹かれていくも、一歩踏み出せない。クリスマス・イブに出会ったゲイのカップル、コリンズとエンジェルはたちまち恋に落ち、ふたりで暮らそうと約束するが、彼らもまたHIVキャリアで残された時間はあまりない……。問題や欠点を多く抱え、明日も見えない中、それでも自らの個性を大切にし、今日を懸命に生きようとしている若者たちが織り成す青春群像劇だ。物語の語り部も担うマークを演じる村井良大は、翻訳ミュージカル初挑戦だが、安定した歌唱力で物語を牽引する。また仲間たちをフィルムに収めていく彼は傍観者であり、HIV陽性でもない彼はやがて残される宿命を負っている。そんな居所のなさを、掴みどころのない笑顔で演じているのが印象的。ロジャーは堂珍嘉邦、ユナク(超新星)のWキャスト。苛立ちを叩きつけるかのようなパッションを、“元ロッカー”という立場と上手くリンクさせた堂珍、逆に暗いまなざしが悲しげで心に残ったユナクと、好対照な役作りで面白い。またコリンズ役のふたり(TAKE[Skoop On Somebody]と加藤潤一のWキャスト)も非常に素晴らしく、ともに『I’ll Cover You (Reprise)』の熱唱は観ていて号泣必至だ。心優しいエンジェルに扮したふたりも、平間壮一のチャーミングさ、ドラァグ・クイーンという設定が非常に説得力のあった美しいIVANと、見比べてみるのが楽しい。文字数の都合もあり全員分の感想を記せないのが残念だが、すべてのキャストがそれぞれにこの作品を愛しているのが伝わってくる熱演。誰もが主人公たるこの作品を、キャストそれぞれが真摯に、そして熱をもって体当たりで演じ、『RENT』のテーマ――No Day But Today=今を生きる――を、美しく浮かび上がらせた2015年『RENT』カンパニーに拍手を贈りたい。公演は10月9日(金)まで、東京・シアタークリエで上演。その後10月16日から18日(日)まで、大阪・森ノ宮ピロティホールで上演。
2015年09月15日地元、友情、恋愛、結婚……とさまざまな“居場所”について語ってきた作家・山内マリコさんのインタビューもあっという間に最終回。今回は、いよいよ家族というやっかいな“居場所”について考えます。そしてSNS全盛の時代、誰もが複数の所属先や依存先を使い分けていますが、マリコさんはこの“つながり至上主義”とも言える昨今の風潮に異議をとなえます。果たして、おひとりさまが行き着く“居場所”はどこにあるのでしょうか?第一回インタビュー<地元を出て親友と出会えた経験が恋愛よりも自分を救ってくれた>第二回インタビュー<結婚するなら“彼氏”ではなく“親友”と思える相手がいい>はこちらから“結婚/家族はいいものだ”という考えは社会からの押し付け――恋愛に向いてない人もいれば、結婚に向いてない人もいると思うのですが、結婚が“絶対しなければいけないもの”ではなくなったことで、かえって自分がどうしたいのか選択・判断する材料がなくて迷っている人も多いような気がします。山内マリコ(以下、山内):私も結婚しろと親からプレッシャーをかけられたことはなくて、逆に自分一人で「どうにかしなきゃ」と焦ってた時期がありました。選択肢があるのはいいことだけど、答えの出ない悩みが増えるということでもあるから、キツいです。昔の映画なんかを観ていると、みんなベルトコンベアに乗せられているかのように異性を紹介されて、結婚して子どもを産んでいきますからね。それが幸せかはともかく、自分で考えなくていいという意味では、楽だったかもしれない。――以前、鈴木涼美さんにインタビューしたときにも、同じようなことをおっしゃっていました。人生の選択肢が増えたせいで、その道を選んだ責任を個人が問われるようになってしまった、と。今はまだ、「結婚しないのは自由だよ、でもそのせいで損したり困ったりしても君の責任だよ」と言われているような状況だと思うんです。そんな空気のなか、結婚せずにおひとりさまでいることを選べるかと言われたら、すごく勇気がいると思います。山内:その勇気がなくて、私は「彼氏欲しい!誰か紹介して!」と言いまくってましたからね。おひとりさまの道を行くぞと腹を決められたら、そんなことは言わずに済んだけど。結婚の形って時代によって変わって当然だけど、根強い昭和モデルが現状に全然マッチしなくなったことが問題かなぁと思います。みんながみんな結婚して家庭を持つわけじゃなくなった時代なんだから、国がどんどんそれに適応していくべき。――いまだに結婚を前提とした社会の仕組みや制度は多いですよね。山内:これまでの日本は、家事や子育てや介護などの“人をケアする役割”を、家庭に押しつけてきたんですよね。妻や母親といった女の人に、それを無給で担わせてきた。同じ仕事なのに、家族以外の人に頼めば給料が発生する仕事を、タダでしてもらってきた。結婚してなくても困らない社会にするためには、そこを変えなきゃと思います。――家庭を持たないと生きていくのが不利で不便になってしまうのも、おひとりさまにとっては生きづらい要因ですね。山内:『家族という病』(幻冬舎)という本も出ましたけど、検挙された殺人事件のうち、約半数は親族間で起きているんですよね。しかも、年々その割合は増えている。だから、「家族はいいものだ」「家族は仲良くあるべき」という押し付けも危険だと思います。家族と仲がいい人はどんどん大事にすればいいけど、「うちの家族はダメだ!一緒にいたらおかしくなる!」と思えば、遠慮なく逃げていい。そして家族から離れておひとりさまを選択しても、セーフティーネットがしっかりしてるから安心、というふうになればいいんですけどね。――会社だけ、家庭だけに押し込められ、追いつめられないようにするために、最近では「逃げ道をいくつか作って、依存先は分散させた方がいい」といった考え方が提唱されるようになりましたが、それについてはどう思いますか?山内:所属先や取引先をひとつにしないっていう意味なら賛成です。定年退職後の男性は、ちょっと気の毒なくらい人生のリスタートを迫られているし、専業主婦も実はリスクが高い。昭和モデルって男女がすごく偏っているから、そこのバランスを探るのは大事なことです。ひとつの仕事がダメになったときに経済的に困らないようにするため、複数の仕事を持つとか、そういうのはいいと思う。ただ、“依存先”と言われると、「ん?」と引っかかりますね。――と、言うと?山内:自分の精神バランスをいい状態でキープするために、人やコミュニティを使い分けるみたいな考えは、あんまり好きじゃない。いざというとき、孤立しないようにいろんなコミュニティにちょこちょこ顔を出す、みたいなやり方は、性格的に苦手なんです。1人の人と仲を深め合うのは好きだけど、大勢とそこそこ仲良くするのってあんまり得意じゃないので。人間関係を自分本位にコントロールしようとする人には、抵抗があるし、警戒します。1:1の関係が向いているなら居場所をたくさん持つ必要はない――居場所を複数持つ必要はないということですか?山内:私、友達に対してもそうなんですよ。すごく仲の良い親友が、別の人とも同じくらい仲良くしていたらちょっと嫌だなって思っちゃう。心が狭いのかもしれない(笑)。今はいろんなSNSを使い分けて別々のコミュニティに所属するのが当たり前なのかもしれないけど、私はポケベル世代なので(笑)。そんなにいろんな人に心開けないし、そんなにいろんな人と気が合うはずもないんで。しかも、ネットではそれが全部見えちゃうじゃないですか。Twitter上で知り合った人が、あっちにもこっちにも話しかけて仲良くなっていくのを見ると、なんか冷めてしまう。クラスで私が最初に声をかけた子が、いつの間にか私をすっ飛ばして人気者グループに割り込んで仲良くなっていくのを見ちゃった気分というか。やっぱり心が狭いんですかね(笑)。――1人の相手と濃密な関係を築きたいタイプなんですね。山内:昔から人間関係のキャパシティがものすごく狭いから、そのときどきで仲良くしている人が本当に1人とかしかいなくて、グループで仲良くっていうのができなかったんです。単純に、性格的に1対1の関係の方が私にとっては居心地がいいから、結婚も性に合っているのかも。――とはいえ、1人の人間の中にも多面性がありますよね。平野啓一郎さんが提唱した「分人化」(表面的な「キャラ」や「仮面」ではなく、「人格」と呼べるレベルで人間にはいくつかの顔があり、相手によってそれを使い分けているという考え方)のように、たとえば夫婦という関係性を維持するために夫に見せられない一面を、親友や別の人との関係で発散したい、という人もいるのではないでしょうか?山内:それってただの浮気じゃん(笑)。別の人が同性の友達だったらいいけど、そうでないパターンの方が多い気がする。リスクヘッジ、みたいなご大層なこと言っておきながら、結局ただのズブズブな不倫してそうな感じ。「分人」って、自分探しで答えの出なかった挫折感を抱えた世代への慰め、鎮魂、みたいな側面は好きなのですが、あんまりラジカルに人格を使い分けられたら困りますよ。私は、その人としかできない話をするような関係は、すごくいいと思うんです。その人とでしか達せない深みに行けるような関係性は、大いにアリだと思います。苦手なのは、それほど深い話ができるわけでもない人と、孤立したくないからと、だらだら一緒にいること。――入れ替え可能な人と浅く付き合っていても仕方ない、と。山内:私は信頼する相手には自分を全部丸出しにするので、1人で充分足りるんですよね。やっぱり親友と出会って、腹の底まで見せ合えるような付き合いをしたっていうのが大きくて、そのおかげで夫に対してもそういう付き合いができるようになった。親友と出会う前は、心の開き方とか、腹の底まで見せる付き合いとか、あんまりわからなかった。人に心を開くには訓練が必要で、それをせずにいきなり結婚してたら、夫にいいところを見せようとしたり、思ってもいない性格の良さそうな発言をしたり、無理してたと思います。親友との蜜月のおかげで、人と深く付き合う方法みたいなものを、知らず知らずのうちに学んでたってことですね。――心を開ける相手は1人いれば充分ってことですか?山内:私の場合はね。仕事じゃないんだから、人間関係をマルチタスクでやっていこうと思ったらキリがないし、逆に気が休まらない。友達のうち、本当に胸襟を開いた付き合いができていると思える相手って、片手で収まる人数だけど、それでも「多いな、ありがたいな」と思います。でもその人たちと、毎日メールしてるわけじゃない。何年も会ってない人もいます。なので、今のレギュラーメンバーは夫、という感じですかね。人脈が豊富な方が偉いという“つながり至上主義”の風潮はしんどい――最近は“コミュ力無双”というか、SNSとかでたくさんつながってる人の方が偉いみたいな風潮があって、疲れることもありますね。山内:それってなんか地元に帰ったみたい。地元ってそういう人いない?異常に人脈が豊富な人が、偉いオーラを出してる(笑)。携帯にどれだけ登録してあるかでランク付けしようとしてくる感じ。「友達100人できるかな」っていう昭和の強迫観念に、ツールがちょうどフィットしたんでしょうね。人数が露骨に可視化されるし。私も昔はTwitterでツイートしまくっていたけど、だんだんフェードアウトしてきました。Twitter上で知り合った人たちの飲み会に、私だけ撤退して参加しない、なんてこともある(笑)。コミュニティが大きくなりすぎると、居心地が悪くなって抜けちゃうんですよ。Facebookもやってないし、mixiもパスワード忘れてログインできないけど、今くらいがちょうどいいかも。人間が安定した関係を築ける仲間の数は150人が限界だっていう“ダンバー数”という考え方があるけど、私のダンバー数は、もっと定義がシビアなので、数も少なくて充分です。――つながりすぎはよくない、と。山内:楽しければいいけど、窮屈だなぁ、面倒くさいなぁと感じたら、やめた方がいい。やめて本でも読む方が、よっぽど自分のためになると思います。“つながり至上主義”に振り回されてるのは若い人が多いと思うので、なおさら。sacaiのデザイナーの阿部千登勢さんがインタビューで言っていたんですけど、結婚・出産をしたあとにブランドを立ち上げて、子育てしながらどうやって両立させたんですか、という質問に、「私、友達に一切時間を使っていないの」ってあっさり答えていたんです。仕事上で仲良くする人はいるけど、純粋な意味での友達には時間を割かなかったんだって。――そういう割り切り方もあるんですね。山内:私は“友情至上主義”を標榜してきましたけど、実際は、仕事と主婦業でてんてこまいで、最近は友達とろくに電話する時間もないんです。それぞれの環境も変わって、「寂しいなぁ」と思うこともあったんですけど、阿部さんのインタビューを読んで、逆にすっとしました。その時々の状況で、変わっていってもいいんだなぁって。――人間関係におけるマルチタスクやリスクヘッジは、かえって維持や管理が面倒くさかったりしますもんね。山内:いい友達がたくさんいるのは素晴らしいけど、どうもそう簡単にはいかない世の中になってるのでね。昔は、孤独や寂しさを豊かに埋めるためのものとして小説や映画や音楽があって、その世界の中に自分と近い人を探したり、孤独を分かち合えるようなものを見つけたりしていたけど、今はそのためのツールが、すべて誰かとのコミュニケーションとか関係性を通したものになってる。それってとても疲れるし、しんどいと思います。やればやるほど、落ち着かないんじゃないかな。無理に誰かとつながろうとせず、一人でいられる強さを持ってる方が、はるかにかっこいいですよ。――おひとりさまにも心強いアドバイスをありがとうございました!(了)Text/福田フクスケ(プロフィール)山内マリコ(やまうち・まりこ)1980年、富山県生まれ。2008年「女による女のためのR-18文学賞」読者賞を受賞。主な著書に『ここは退屈迎えに来て』『アズミ・ハルコは行方不明』『さみしくなったら名前を呼んで』(いずれも幻冬舎)、『パリ行ったことないの』(CCCメディアハウス)、『かわいい結婚』(講談社)など。『anan』(マガジンハウス)『TV.Bros』(東京ニュース通信社)など連載も多数持つ。8月17日に最新小説集『東京23話』(ポプラ社)が発売。
2015年08月28日