俳優の柳葉敏郎が主演を務める『踊る大捜査線』シリーズの映画最新作のタイトルが『室井慎次 敗れざる者』(10月11日公開)と『室井慎次 生き続ける者』(11月15日公開)に決定し、二部作で公開されることが明らかになった。○■『踊る』シリーズ最新作のタイトルは『室井慎次 敗れざる者』『室井慎次 生き続ける者』今回明らかになったのは、『踊る』シリーズ映画最新作のタイトルと公開日。4月26日から先んじて全国の映画館でタイトルと公開日が載ったチラシが設置されていた。また、同シリーズお馴染みのスコープマークに室井慎次(柳葉)のシルエットがデザインされた通常バージョンのチラシのほか、デザインの異なるレアバージョンのチラシも少量設置されている。あわせて公開された最新映像は、青島(織田裕二)との約束を守るべく自らの犠牲も顧みず邁進してきた室井慎次が真剣な表情で雪景色の中に佇む姿からスタート。映像にはスーツを脱ぎ、秋田犬と暮らす室井の姿も収められており、現場の捜査員のために粉骨し、警視庁・警察庁の権力争いに利用され、自ら逮捕されるなど波乱に満ちた警察人生だった室井に一体何があったのか、ラストには室井から想像もできなかった衝撃の一言も。また、同作の音楽を映画『THE FIRST SLAM DUNK』の音楽も手掛けた武部聡志氏が担当。亀山千広プロデューサーとは、ドラマ『ビーチボーイズ』以降何度もタッグを組んでいるが、今回『踊る』プロジェクトに初参戦となる。【編集部MEMO】『踊る大捜査線』は、1997年の連続ドラマ開始以来、それまでの刑事ドラマとは一線を画し、警察内部の縦割り社会や上下関係、人間模様を描き、社会現象を巻き起こしたドラマ・映画シリーズ。翌1998年に『踊る大捜査線 THE MOVIE』が公開されると、興行収入100億円超えの大ヒットを記録。2003年公開の映画第2弾『踊る大捜査線 THE MOVIE2 レインボーブリッジを封鎖せよ!』では、興行収入173.5億円を記録し、20年以上経った今もなお、邦画実写記録の圧倒的頂点に君臨している。そして、これまでに公開した映画シリーズ6本の累計興行収入は、487億円、累計動員数も3598万人を超えている。(C)フジテレビジョン
2024年05月01日「踊るプロジェクト」の新作が二部作で公開されることが決定。『室井慎次 敗れざる者』が10月11日(金)、『室井慎次 生き続ける者』が11月15日(金) に公開となる。1997年の連続ドラマ開始以来、それまでの刑事ドラマとは一線を画し、警察内部の縦割り社会や上下関係、人間模様を描き、社会現象を巻き起こした「踊る」シリーズ。これまでに公開された映画シリーズ6本の累計興行収入は487億円、累計動員数は3,598万人を記録している。室井慎次(柳葉敏郎)が主人公となる新作映画は、1997年3月18日放送のドラマ最終話「青島刑事よ永遠に」で青島俊作(織田裕二)が室井と交わした「あんたは上にいろ。俺には俺の仕事がある。あんたにはあんたの仕事がある」という約束から27年の時を経て発表された。今回公開となった最新予告映像では、青島との約束を守るべく自らの犠牲も顧みず邁進してきた室井が真剣な表情で雪景色の中に佇む姿や、スーツを脱ぎ、秋田犬と暮らす室井の姿も。そして、ラストには室井から想像もできなかった衝撃の一言が放たれる。また、本作の音楽を映画『THE FIRST SLAM DUNK』などで知られる武部聡志が務めることが発表された。なおプロデュースは亀山千広、脚本は君塚良一、監督は本広克行がそれぞれ担当する。“踊るプロジェクト”映画最新作 ティザー映像<作品情報>『室井慎次 敗れざる者』10月11日(金) 公開『室井慎次 生き続ける者』11月15日(金) 公開公式サイト:フジテレビジョン
2024年05月01日“踊るプロジェクト”最新情報として、『室井慎次 敗れざる者』『室井慎次 生き続ける者』の二部作公開が決定した。1997年のドラマ最終話放送、「あんたは上にいろ。俺には俺の仕事がある。あんたにはあんたの仕事がある」という“青島と室井の約束”から27年の時を経て先日、「踊るプロジェクト」再始動が発表されていた。最新映像では、青島との約束を守るべく、自らの犠牲も顧みず邁進してきた室井慎次が、真剣な表情で雪景色の中に佇む姿から始まる。スーツを脱ぎ、秋田犬と暮らす室井の姿も登場しており、現場の捜査員のために粉骨し、警視庁・警察庁の権力争いに利用され、自ら逮捕されるなど波乱に満ちた警察人生だった室井に一体何があったのか気になるばかり。そして、ラストには衝撃の一言も放っている。なお、プロデュース・亀山千広×脚本・君塚良一×監督・本広克行という、「踊る」シリーズスタッフ再集結が明らかになっていたが、加えて音楽は、『THE FIRST SLAM DUNK』も担当した武部聡志が、「踊る」プロジェクト初参加する。4月26日からは、一部劇場を除く全国の映画館で映画タイトルと公開日が載ったチラシが提出開始となった本作。お馴染みのスコープマークに室井慎次のシルエットがデザインされた通常バージョンのチラシと、少しデザインの異なる別バージョンのチラシ(レアバージョン)も少量設置されるというサプライズが施されているのも注目だ。『室井慎次 敗れざる者』は10月11日(金)より公開。『室井慎次 生き続ける者』は11月15日(金)より公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:室井慎次 敗れざる者 2024年10月11日より公開© フジテレビジョン室井慎次 生き続ける者 2024年11月15日より公開© フジテレビジョン
2024年04月30日“踊るプロジェクト”が再始動し、室井慎次を主人公とした最新作を2部作で公開。映画『室井慎次 敗れざる者』が2024年10月11日(金)、続いて映画『室井慎次 生き続ける者』が11月15日(金)に全国上映される。『踊る大捜査線』の映画シリーズ再始動「踊る」シリーズは、1997年に連続ドラマでスタートし、それまでの刑事ドラマとは一線を画す人間模様を描いた内容で、社会現象を巻き起こした。1998年には、『踊る大捜査線 THE MOVIE』が公開されて大ヒットを記録。2003年には、映画第2弾となる 『踊る大捜査線 THE MOVIE2 レインボーブリッジを封鎖せよ!』が公開され、興行収入173.5億円を叩き出し、20年以上たった今でも邦画実写記録の頂点に君臨している。物語の主人公は、織田裕二が演じる所轄の刑事青島俊作。脱サラをして湾岸署刑事課に配属された異色の警察官である青島は、刑事の理想と現実とのギャップに困惑しつつも、真摯に事件に向かっていく。また、柳葉敏郎が演じる本庁キャリア組の室井慎次を始め、数多くの魅力的なキャラクターが登場するのも「踊る」シリーズの魅力だ。これまで“踊るプロジェクト”映画シリーズで6本の作品を通じ、時に熱く、時にユーモアを交えながらリアルな描写で人間ドラマを描いてきた。特に、青島と室井の“熱き友情”は見所のひとつで、1997年のドラマ最終話放送で交わした「あんたは上にいろ。俺には俺の仕事がある。あんたにはあんたの仕事がある。」という2人の約束は、胸に残る台詞のひとつだ。主人公は柳葉敏郎演じる室井慎次数々の名言、名シーンを生み出してきた“踊るプロジェクト”が、2024年秋、『室井慎次 敗れざる者』と『室井慎次 生き続ける者』というタイトルを掲げ、2部作で再びスクリーンに。劇中には、青島との約束を守るべく自らの犠牲も顧みず邁進してきた室井慎次が、真剣な表情で雪景色の中に佇む姿が映し出されている。現場の捜査員のために粉骨し、警視庁・警察庁の権力争いに利用され、自ら逮捕されるなど波乱に満ちた警察人生だった室井に一体何があったのか。室井が追い続けた理想とは。信じた正義とは。ラストには室井が衝撃の一言を口にする。亀山千広×君塚良一×本広克行の制作陣再集結制作陣には、これまでの“踊るプロジェクト”を支えてきたメンバーが揃った。プロデューサーは亀山千広、脚本は君塚良一、監督は本広克行が務める。また、音楽は、映画『THE FIRST SLAM DUNK』の音楽を担当したことも記憶に新しい武部聡志が担当する。【作品詳細】映画『室井慎次 敗れざる者』公開日:2024年10月11日(金)映画『室井慎次 生き続ける者』公開日:11月15日(金)出演: 柳葉敏郎プロデュース: 亀山千広脚本: 君塚良一監督: 本広克行音楽:武部聡志
2024年03月22日株式会社ソーシャルテック(本社:東京都新宿区、代表取締役:望月 亨)は、男子プロバスケットボールリーグ(Bリーグ)の宇都宮ブレックス 比江島 慎選手が『チャップアップシャンプー』の新たなアンバサダーに就任したことをお知らせします。宇都宮ブレックス 比江島 慎選手シリーズ累計売上1,000万本突破(※1)のヘアケアブランド『チャップアップ』の『チャップアップシャンプー』が初のCMを制作。アンバサダーとして、「B.LEAGUE ALL-STAR GAME 2024」ファン投票全体1位(※2)で話題となった宇都宮ブレックスの比江島 慎選手を起用しました。新たなステージへの挑戦や向上心を追求し、多くの方に自信と前向きな気持ちを届けていく姿。その強い意志とパフォーマンスは、今回のCMコンセプト「諦めない男は、かっこいい。」そのもの。所属チーム 宇都宮ブレックスでの活躍に限らず、2023年の国際大会で日本代表選手に選出され、逆転勝利の立役者としてアジア最高位の獲得に大きく貢献されました。ナレーションには、2023年大ヒットした「THE FIRST SLAM DUNK」三井寿役で話題となった笠間 淳さん。比江島選手とのコラボレーションにも注目。▼ソーシャルテック 公式YouTubeより ■比江島 慎選手からのコメントバスケットボールと向き合い続けた結果、宇都宮ブレックスや日本代表での活動をきっかけに、このようなお話をいただくことが出来、とても光栄に感じております。『チャップアップシャンプー』を使って、皆様にも未来に向けて良いイメージを持っていただければ嬉しく思います。僕自身も皆様に応援していただけるように、これからもバスケットボールに真摯に向き合い頑張っていきます。■『チャップアップシャンプー』洗練された髪と頭皮のケアを求める方々に向けて、以下の特徴で注目を集めています。・厳選された天然成分と植物エキス5種類のアミノ酸系・植物系洗浄成分を厳選。刺激を最小限に抑えつつ、洗浄力をキープします。・独自成分ジンゲルシックス(R)(赤ショウガ)を配合『チャップアップ』は日本初(※3)の試みとして、高知県四万十産の「赤ショウガ」から抽出したジンゲルシックス(R)を独自配合。頭皮や毛髪をすこやかに保つ上で、ユニークで特徴的な成分です。・ノンシリコンで頭皮に優しい弱酸性頭皮への優しさを追求し、ノンシリコンで製造。また、弱酸性で頭皮環境をサポートします。・爽やかなフレッシュグリーンの香りシャワータイムがより一層心地よくなる、爽やかなフレッシュグリーンの香り。すっきり洗い上げるだけでなく、リラックスした気分に誘います。これらの特徴を結集し、贅沢な洗髪体験を実現しています。チャップアップシャンプー商品ページ: ■比江島 慎選手 プロフィール(C)TOCHIGI BREX INC.出身地 :福岡県生年月日:1990年8月11日身長 :191cm体重 :88kg所属 :宇都宮ブレックス(B.LEAGUE / B1)<日本代表歴> ※2020年以降を抜粋2020年:FIBA アジアカップ2021 予選 Window 12021年:FIBA バスケットボールワールドカップ2023 アジア地区予選 Window1、東京オリンピック20202022年:FIBA W杯2023 アジア地区予選 Window42023年:FIBA W杯2023 アジア地区予選 Window6、FIBA W杯2023<主な受賞歴>2013-14:ルーキー・オブ・ザ・イヤー(NBL)2015-16:レギュラーシーズン ベスト5(NBL)2016-17:レギュラーシーズン ベスト5(B.LEAGUE)2017-18:レギュラーシーズン MVP / ベスト5(B.LEAGUE)2021 :第96回 天皇杯 ベスト52021-22:チャンピオンシップ最優秀選手賞(MVP)■笠間 淳さん プロフィール笠間 淳さん4月10日生まれ、広島県出身。主な出演作品は、劇場アニメ「THE FIRST SLAM DUNK」(三井寿)、ナレーション「熱血バスケ」(NHK BS)、アニメ「ガンダムビルドダイバーズ」(クジョウ・キョウヤ)、ゲーム「アイドルマスター SideM」(葛之葉雨彦)、「あんさんぶるスターズ!!」(HiMERU)など。■会社概要会社名 : 株式会社ソーシャルテック所在地 : 〒160-0023 東京都新宿区西新宿7-7-30 小田急西新宿O-PLACE 5F代表者 : 代表取締役 望月 亨設立 : 2012年10月資本金 : 2,000万円URL : 事業内容: ・健康食品・医薬部外品の企画販売・健康食品・医薬部外品の通信販売業・ECサイトの運営※1 シリーズ累計売上1,000万本突破:2023年10月 ソーシャルテック調べ※2 「B.LEAGUE ALL-STAR GAME 2024」特設WEBサイトの最終結果より※3 TPCマーケティングリサーチ株式会社調べ 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年01月06日2023年10月よりオンライン販売を開始した、1億通り以上のカスタムが可能なジュエリーブランドLAMBDA(ラムダ)が、山岸 慎平の手掛けるBEDj.w.FORDとのコラボレーションアイテムをブランド初となる阪急うめだ本店で開催するPOPUPSHOPにて、2023年12月13日(水)より限定先行販売いたします。BED J.W. FORD × LAMBDA1■概要/商品一例BED j.w. FORDのアイコンであるスターモチーフを、チャームとイヤーカフにて展開。デザイナーの山岸 慎平氏がカスタマイズしたネックレスセットも発売されます。LAMBDA公式オンラインストアでは12月13日(水)から、シルバーが先行予約スタート。阪急うめだ本店POPUPとBED j.w. FORDにて、12月23日(土)12:00よりゴールドが限定販売されます。※ BEDj.w.FORDではイヤーカフのみの取り扱いとなります。BED J.W. FORD × LAMBDA2BED J.W. FORD × LAMBDA3BED J.W. FORD × LAMBDA4BED J.W. FORD × LAMBDA5BED J.W. FORD × LAMBDA6BED J.W. FORD × LAMBDA7■POPUPSHOP情報「LAMBDAPOPUP」会期 : 2023年12月13日(水)~12月25日(月)場所 : 阪急うめだ本店1階 コトコトステージ12所在地: 〒530-8350 大阪府大阪市北区角田町8番7号時間 : 10:00-20:00メール: lambda@aands-company.jp ※ 混雑状況によりご入店を制限する場合があります。※ 全ての商品は限定数での販売となります。ラムダオンラインストア: ラムダInstagram : ■販売情報※シルバー阪急うめだ本店POPUP(12月13日より)LAMBDAオンライン(12月13日より予約開始)※ゴールド阪急うめだ本店POPUP(12月13日より)BEDj.w. FORD店舗(12月23日12時より)BEDj.w. FORD所在地:〒150-0001 東京都渋谷区神宮前2-9-111階電話 :03-6455-5095“PLAYFREEDOM(自由を遊べ。)”というブランドメッセージを掲げ、有限な資源を無限のクリエイティブで追及し、性別や年齢の枠を超えボーダーレスなジュエリーを展開。■LAMBDAカスタイマイズバリエーションは数億通りに及び、右に倣うことなく着用する人の個性を最大限に活かし、永く使えるジュエリーを提案します。LAMBDA最大の特徴は、様々なパーツを組み合わせて自分だけのオリジナルジュエリーが生み出せること。チェーンパーツやジョイントパーツ、ピアス、イヤーカフ、チャームの組み合わせで、ファッションやシチュエーションに応じて自由自在なカスタマイズが可能です。オンラインストアには自らチェーンパーツを選んでブレスレット・ネックレスのカスタムオーダーが可能な、3Dシミュレーションコンテンツも公開している。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年12月11日つばきファクトリーが、単独公演『つばきファクトリー コンサートツアー 2023秋 可惜夜(あたらよ)〜山岸理子・岸本ゆめの 卒業スッぺシャル〜暁』を11月6日(月) に東京・日本武道館で開催した。約8,000人のファンが見守る会場では、メドレー曲含む全30曲を披露。ハロプロ研修生を経て、2015年4月のグループ結成メンバーとなったリーダーの山岸理子、岸本ゆめのは歴史を感じさせるパフォーマンスを見せ、卒業に伴う感謝を伝えた。11人のパフォーマンスは「妄想だけならフリーダム」でスタート。「最上級Story」「三回目のデート神話」で、序盤から表情豊かなパフォーマンスを展開した。MCでは全員が元気よく挨拶し、続くメドレーコーナーでは、山岸、岸本がそれぞれの“思い出深い曲”を選曲。ステージ背後のスクリーンでは曲中、ハロプロ研修生時代やグループの過去をたどる映像が投影された。メドレー前半は山岸が選曲し、全員で披露したハロプロ研修生の「おへその国からこんにちは」からスタート。加入前から山岸が憧れていた℃-uteの「Love take it all」「FOREVER LOVE」「桃色スパークリング」を各メンバーと披露し、結成初期のメンバー4人でグループの1stインディーズシングル曲「青春まんまんなか!」を歌い上げた。メドレー後半は岸本の選曲で、ハロプロ研修生の「彼女になりたいっ!!!」からスタート。加入前からの岸本の憧れで、グループ名「ファクトリー」に意思を継ぐBerryz工房の「アジアン セレブレイション」「サヨナラ 激しき恋」「行け 行け モンキーダンス」を各メンバーと歌い上げ、最後は、山岸と岸本の2人によるBerryz工房×℃-uteの「超HAPPY SONG」でメドレーを締めくくった。続いてメジャーデビューシングルより、2017年2月のリリース当時を知る現役メンバー7人で「Just Try!」をパフォーマンス。「低温火傷」などに続く「足りないもの埋めてゆく旅」のイントロでは、メンバーが1人ずつ、卒業する山岸と岸本へのメッセージを送り、新沼希空の「理子、ゆめ……」の掛け声に続いて2人以外のメンバーが揃って「大好きー!」と叫ぶと、会場が歓声に包まれた。本編終盤、9月の最新シングルリリース当時に活動休止中であった岸本のために制作された初披露の新曲「アタシリズム」では、現11人体制としては“最初で最後”となる同曲のパフォーマンスを展開。「マサユメ」「今夜だけ浮かれたかった」で観客を魅了し、メジャーデビューシングル曲「初恋サンライズ」は会場全体の一体感を高め、本編を締めくくった。客席で繰り返される「理子ちゃん!」「ゆめの!」の声援を受けて、アンコールへ。スパンコールがきらめく黒が基調のセットアップで1人登場した岸本が、センターステージで卒業への思いを語りはじめた。ハロプロ研修生からの11年間で「たくさんの人に支えられて、たくさんの人の愛をいただいて、ここまで来ることができました」と感謝した岸本は、「つばきファクトリーと、理子ちゃんと、私、岸本ゆめのの物語はこれからも続いていくので、私はこの先も、たくさん歌を歌って生きていきたいです」と宣言。「出会ってくれたすべての人への愛と感謝の気持ちは、私らしく歌に乗せて伝えるので、受け取ってください……。貴方へ、歌います」と語りかけ、Berryz工房の「BE」をソロで歌い上げた。岸本と入れ替わりで登場した山岸は、白とパステルカラーのドレス姿でハロー!プロジェクト モベキマスの「かっちょ良い歌」をソロで披露。センターステージへと進み、スタンドマイクの前で卒業への気持ちを込めた手紙を読み上げた。幼少期からダンスは好きだったが、「発表会やイベントでは一番目立ちたいと思っていたのに、それ以外ではなるべく人の後ろに隠れて目立たないように生活していた」と回想。「ハロー!プロジェクトのコンサートでバックダンサーをやりたい」という動機でのハロプロ研修生への応募を経て、グループの活動が「アイドルってこんなにかっこよくてキラキラ輝いてるんだなって、ハロー!プロジェクトの素晴らしさを気づかせてくれました」と振り返った。グループ内では「一番リーダーに向いてない」と感じ、リーダー就任当初は「毎日プレッシャーに押しつぶされそうになりながら活動していた」と吐露。過去の映像を見ると「精一杯やっているつもりだったのですが、どこかおどおどしていて自信がなさそうな顔をしていたなぁ、なんて思います」としながらも、活動を支えてくれたメンバー、ファンには「ありがとうの気持ちでいっぱい」と伝えた。「大好き」と伝えたメンバーと「一緒にいられないのは、ちょっとだけ寂しい」と吐露。卒業後も「みんなのことを見守ってます」と語り、メンバー1人ずつに言及した。11月7日(火) から新リーダーに就任する新沼には「きそらしさを忘れずにね! 器用なきそなら大丈夫!」とエールを送り、谷本安美には「笑い声と大きなくしゃみが聞けなくなるの、寂しいな」と冗談交じりに思いを吐露。岸本には同じく卒業する立場として「隣にいてくれてほんとに心強かった」と伝え、小野瑞歩は「人懐っこくて、甘え上手な所もあるけどしっかりしている部分もあって、そんなところに助けられた」と振り返った。小野田紗栞は「見た目は可愛いのに、ちょっと男前な姿が大好きでした」と明かし、秋山眞緒には「ポジティブな明るさにいつも救われた」と感謝。河西結心は「元気さにいつも笑わせてもらった」と振り返り、料理好きな八木栞には「また今度、“八木メシ”食べさせてね」と願った。福田真琳は「グループ名の由来(端正で凛とした美しさ、瑞々しさと強さを備えた日本原産の花『ツバキ』)にピッタリな子」と称し、最年少メンバーの豫風瑠乃には「みんなが思ってるよりも大人なんだよね。これからも素直なところ、大事にしてね」と期待を込めた。スピーチの終盤、これまでの活動は「一生の宝物」とした山岸は、合流したメンバーと共に、11人全員で「愛は今、愛を求めてる」を歌い上げた。最後のMCではメンバーが1人ずつ、公演の感想や卒業する山岸と岸本への思いを吐露。2人に感謝を伝えた豫風や秋山、小野は涙を浮かべ、新沼は「研修生時代を入れて10年ぐらい一緒にいるわけですけど、毎日、ほぼ毎日家族よりもたくさんの時間を一緒に共有してきたから、やっぱり寂しいなっていう気持ちはあるんですけど……」と声を詰まらせつつ、「これからもずっと私たちのことを一番そばで見守っていてほしい」と伝えた。山岸が「最後は、11人のつばきファクトリーでこちらの楽曲をお届けします。明日も素敵な日になりますように!」と語り、アンコールの最後は「勇気 It’s my Life!」を熱唱。ステージは大団円を迎えた。公演終了後、観客が「理子ちゃん!」「ゆめの!」と再び繰り返すと、山岸と岸本がステージに。2人で「ありがとう!」と元気よく叫び、メンバーとして最後の感謝を伝えた。<公演情報>つばきファクトリー コンサートツアー 2023秋 可惜夜〜山岸理子・岸本ゆめの 卒業スッぺシャル〜暁11月6日(月) 東京・日本武道館セットリストM1. 妄想だけならフリーダムM2. 最上級StoryM3. 三回目のデート神話M4. メドレーおへその国からこんにちは(ハロプロ研修生)Love take it all(℃-ute)FOREVER LOVE(℃-ute)桃色スパークリング(℃-ute)M5. 青春まんまんなか!M6. メドレー彼女になりたいっ!!!(ハロプロ研修生)アジアン セレブレイション(Berryz工房)サヨナラ 激しき恋(Berryz工房)行け 行け モンキーダンス(Berryz工房)超HAPPY SONG(Berryz工房×℃-ute)M7. Just Try!M8. 間違いじゃない 泣いたりしないM9. 弱さじゃないよ、恋はM10. 低温火傷M11. 抱きしめられてみたいM12. 可能性のコンチェルトM13. 足りないもの埋めてゆく旅M14. アドレナリン・ダメM15. 断捨ISMM16. アタシリズムM17. マサユメM18. 今夜だけ浮かれたかったM19. 初恋サンライズEN20. BE(Berryz工房)/岸本ソロEN21. かっちょ良い歌(ハロー!プロジェクト モベキマス)/山岸ソロEN22. 愛は今、愛を求めてるEN23. 勇気 It’s my Life!関連リンク公式サイト:チャンネル:サブチャンネル:::::
2023年11月07日凛とした佇まい、でも懐っこさを感じさせる笑顔。多くの話題作に出演し、注目を集めつつある俳優・遠藤健慎。そんな彼が主演を務めるのが長崎を舞台とした映画『こん、こん。』だ。遠藤演じる「フツー」な毎日を送る大学生・堀内賢星がある日、同級生の七瀬宇海(塩田みう)と出会ったことから始まるラブストーリーだ。自分を普通だという賢星との共通点を聞くと「ちょっとメンヘラなところ」と答えた遠藤。そんな遠藤健慎の魅力に迫った。本来の自分から引き算した役作り――撮影に入るまで、横尾監督とはどのようなやりとりがあったんでしょうか。『こん、こん。』までに監督とは2回ご一緒させていただいて、映画を来年撮ろう、と言ってもらっていました。その中でどういった作品にするのか、男女2人がいるんだったら恋愛だよね、だとか、話し合いを何度も重ねて台本になっていった感じですね。なので、制作に入る前のやりとりも多くありました。――がっつりと作品に関わっていらっしゃる形なんですね。そうですね。横尾監督といろんな作品見て、「この作品のこのシーンが良かったね」だとかいろいろといい影響も受けながら、オリジナリティがあふれるものを作りたいという意志のもと、今回の作品が完成しました。――ご自身が演じられた堀内賢星はどのようなお気持ちで準備されましたか?賢星は自分のことを「フツー」だと思っています。普通って本当に人によって尺度が変わるというか。なので一番、大衆的な普通に寄せていくために自分の個性を一度言語化し直してみたり、僕はどんな人間なのかを調べ直してみたりしてから、僕から引いていく、引き算の役作りでした。自分にない経験値のものを演じるときは、ある程度足さないといけない、勉強しないといけないことがあったんですけど、今回は逆に引いていって、より人間味のあふれる子にしたいなと思いました。――自分の個性を見直す、向き合う、となったときに新たな発見もありましたか。僕はどちらかというと、人懐っこい人間なんだろうな、とか、あとは人よりも若干短気な部分があったりするのかな、とか……。そういうところも、見つめ直してみて自分についてより知ることができたというか。ネットでよく見かけるような性格診断テストも片っ端からやってみました。それでどういうタイプの人間で、どういう人と相性がよくてとか……。使える部分はもちろん使って、いらない部分はそぎ落として行ったんですけど、賢星を演じるとなると本当にいらない部分ばっかりでした(笑)。だから、本当に削り落として、削り落としてっていう作業でしたね。――映画を拝見すると、賢星くんはすごく難しい人間なんだろうな、ということを感じました。本当ですか。だとしたらすごくありがたいです。普通がゆえに気難しく受け取られてしまう。僕みたいな人からみたら、賢星は多分普通じゃないし、根暗な子だと見られがちだし。そういうところをどうやって普通にしようか、と抗ったりもしたんですけど、僕の中での「普通」を持ってるのが「普通の子」とも思っているので、あえていろんな人に「普通に見てください」というより、それこそ「賢星にとっての普通の尺度」を模索していった役作りの期間ではありました。――お話をお伺いしていると、遠藤さんと賢星くんは真逆な性格のように感じますが、共感する部分はありましたか?共感するというか……僕が演じた賢星で「これでよかったのかな」と思うのはちょっとメンヘラなところですね。愛に飢えているわけではないんですけど、愛情というものを知ってしまうと、もっと欲しいと思ってしまう。何かが足りなくなってしまいがちな子、というイメージではあったので、そこは僕も同じだな、と思いながら。多分、僕もメンヘラなので。――そんな真っすぐな目で「メンヘラ」だと(笑)。多分、僕はメンヘラなので。大事なことなので2回言いました(笑)。その辺りは結構共感しながらというか、現場に入ってやってみたら多分そうなんだろうな、となったようなところもありました。演じるまでは正直全然違う人間だろうと思っていたんですけど、だからこそある程度パーソナルな部分も投影しつつやってみた感じではあります。――役作りをした上で、現場に入ってからさらにチューニングされていったんですね。そうですね。チューニングには結構時間がかかりました。間違いないと思います。(C)2023 BLUE.MOUNTAIN長崎は「帰るような気持ちになりそう」――撮影中は監督とはかなりお話はされたんですか?してはいたんですけど、どちらかというと、それも削る側の会話の方が多かったです。ここのセリフはもういらないよね、というところはがっつり削りましたし、それこそシーンまるまる削られているところもあります。基本的に現場では自由にやってみろ、という監督なので、考えたものをやってみて、いらないときははっきりいらないと言われるぐらいでした。のびのびやらせていただける監督でした。――共演の塩田みうさんとはいかがでしたか?(遠藤健慎と)塩田みうちゃんとは会話も多かったですよ! でも、賢星とみうちゃんが演じた宇海ちゃんは、だんだん相性が良くなっていく流れも必要だったと思うのでその変化も見せられた、ということは現場ですごく感じました。というところでいくと、彼女がヒロインで良かったな、と思いますね。助けられました。――そんな中、宇海ちゃんがいるにも関わらず、途中で賢星が別の女性に……というシーンもあります。演じていて「いや、お前が悪いだろう」ってすごく思いました(笑)。でも、誰しもが、悪いと思いながらも、一線を越えてしまうことは恋愛じゃなくても、何かの拍子であると思うんですよね。その感覚でいられるように心がけていました。僕のパーソナルな部分でいくと「おー、越えちゃえ!」ってなるところがある気がするので、そこは僕と賢星の差なのかなと思います。――そして、この作品で欠かせないのが「長崎」という場所です。長崎の街はいかがでしたか?いや、すごいです!マイナスイオンを感じていました。空港に降り立った瞬間にぶわっと風が吹いてきて。夏場の撮影だったので、昼帯はむちゃくちゃ暑いんですけど、夜になると、風がクーラーぐらい涼しいんですよ。それが東京ではないじゃないですか。新鮮でしたね。あとは日が長すぎて、日中のシーンむちゃくちゃ長くて、8時ぐらいまで撮ってるんですよ。で、逆に夜が短いので、やっと日中のシーンを撮り終わったと思ったら、夜のシーンに行くよ、みたいな。でも、それも全編長崎で、かつ3週間というタイトなスケジュールだからこそできた経験だろうなとは思うので、俳優として貴重な経験をさせていただいたなと思います。――地元のみなさんもすごく友好的だったとお聞きしました。すごいんですよ、ロケ地貸していただくのも、「いくらでも使ってよ」って。ごはん屋さんで撮影したときは「メシ食いな」って出してくれたり。あと、地元の方からオーディションをしたんですけど、その中に鍼の先生がいて。「肩が……」って言うと、「おいで」って施術してくださったんです。あれがなかったら、ちょっともたなかったかも、と思うときもありましたね。スタッフさんは20人ぐらいで小規模だったんですけど、いざ現場に行くと5、60人ぐらいいらっしゃって。ありがたい環境の中で主演を張らせていただきました。――みなさんも長崎の街を盛り上げたい、という思いがあるんでしょうね。だと思います。監督から聞いたんですけど、空港にも映画のポスターを出してくれていたり町総出で迎え入れてくれている感があります。本当にありがたいし、温かいですね。今度行くときは、帰るような気持ちになりそうです。あのとき関わってくださった方以外にもぜひ観ていただきたいですし、元々は監督が長崎を盛り上げたいという意向で始まったプロジェクトでもあるので、それが成功してもらえたら僕も嬉しいです。(C)2023 BLUE.MOUNTAIN「最年少の仮面ライダーになりたかった」――今回、ぴあに初登場ということで、遠藤さんのパーソナルな部分も少しお聞きしたいな、と思います。長崎に帰るような気持ち、ということでしたが、ご出身は静岡県の清水町なんですよね。どんな街ですか?日本で一番綺麗な川が流れてて、水道の水をそのまま飲めるんですよ。だから18歳で東京に出てきて、初めてペットボトルで売っている水のありがたみを知りました。と、いうぐらい水が本当に綺麗で、やっぱり水が綺麗だとごはんもおいしいんですよね。自然も豊かだし、その川にしかいない鳥もいたりして。――18歳で上京とのことですが、デビューは9歳のときなんですよね。それまではずっと清水町から通われていたんですか?そうですね。中学生になるまでは父と一緒に来ていて、それからは1人で新幹線に乗って。――俳優を志したきっかけはどういったものだったんですか?俳優を志したことはないんですよ。ずっと仮面ライダーになりたくてやっていて。8歳でこの業界に入って、当時16歳で、菅田将暉さんが最年少の仮面ライダーをやっていたから、僕が更新したい!という気持ちだったんですけど、仮面ライダーになってないんですよね。で、ここまでやってきて、辞められないよね、と。それから3年続けていたんですけど、映画『恋い焦れ歌え』をきっかけに、俳優としての楽しさを知って、やっと志すようになりました。そのときは、賢星とは逆で足りないものを足さないといけない役でしたね。かなり大変な現場でした。――10代、ずっと俳優をされてきて、進路に悩まれたことはありましたか?やめるか、やめないか、ということは悩みました。ただ、高校を卒業するときに僕は俳優を言い訳にして大学受験を諦めた人間ではあったので。大学の付属高校に通っていたんですけど、同級生が700人以上いて、大学に行かなかったのは僕とあとひとりだけでしたから。そのときは頑張ろうと思っていたでんすけど、高校までとは違って、やっぱりお金のやりくりとか、食事をどうしよう、となったときにやめるかやめないか、という悩みはたまにありました。――くじけそうになったり、心が折れそうになったときも?心が折れそうなときにはマネージャーさんがいてくれましたね。何も言っていないけど、わかってくれてるのかな。折れそうになったときには、大体マネージャーさんから既にLINEが来ている、みたいな。助けられましたね。――以心伝心のような。そうですね。マネージャーさんがやめるとなったら、僕も続けるかどうかを悩むと思います。それ以外は、やれと言われる限りはやるって決めたので。頑張らせていただけるのも皆さんのおかげだと思っています。あざといなら、ずっとあざといままでいてほしい――今作がラブストーリーということで、恋愛観もお聞きでたらと思います。遠藤さんご自身は理想の恋愛はありますか?うーん……。僕、家ではずっと音楽をかけているんですよ。――どういう系の音楽がお好きなんですか?いろいろ聴くから、幅広いんです。J-POPも好きですし、ヒップホップや洋楽も好きなんですけど、夏場はこれっていうのがあるじゃないですか。サマーチューンをかけたいとか、夜になるとちょっとチルな音楽かけたいとか。そういう、波長が合う方だといいな、というのはありますね。僕自身、音楽の趣味の波が激しいので、夜でも四つ打ち系の音楽を聴くこともあるし、そういうときに、趣味じゃない音楽を聴ける女の子。止めて、って言われると、ルーティンが!ってなっちゃいますね。1日中、音楽かかってるのが僕のルーティンではあるので。あっ、もちろん気は使いますよ!ダメなときはダメ、ということはわかっているし。お互いに気遣える関係性だといいなとは思いますね。――音楽が譲れないところなんですね。かもしれないです。無音だと落ち着かなくなっちゃうので、音楽は必須ですね。――作中ではだいぶ積極的に押される役どころですが、遠藤さんは愛されたい派と愛したい派、どちらですか?うわ、迷うな!愛されたい!愛されたいです!――グイグイ来られても大丈夫ですか。うぅん……。わりと流されがちではあるんですけど……でもなんか……あざとくなくても……いいかな、とは思います。――見抜いてしまうから、とか?かな。あざとい子って、多分、あざといからかわいいじゃないですか。でも時間を重ねていくとあざとさってだんだん減っていくんですよね。そのときに素が見えるぐらいだったら最初から素で来てほしいです。もしくは、一生あざといままでいてくれるか、のどっちかだと思います。変な素の見方をしたくないんですよね。――幻滅してしまう?かもしれないけど、未来が見えなくなってくるのかもしれないです。このキャラクターだったら結婚まで見えますよ、だけどいざ素が見えてくると……。でも、これもこの子のいいところだと思ったら耐えられます。でも、そこまで耐えられるのが恋愛だと思っていないです。――遠藤さんご自身は、恋愛をしたら変わったりしますか?恋愛したら変わる……ですね。1人で抱えていたものを、わりと助けてって言っちゃうタイプかもしれないです。恥ずかしいからあんまりしたくないんですけど、どうしても頼れるところには頼っちゃうクセがあるので。どうしても助けて、となるかもしれないです。――ということは年上がいい?年上の方が頼りやすいかもです。――頼られるのがしんどい、とかでしょうか。僕もいっぱいいっぱいだから、って。でも年上の人がいっぱいいっぱいなのって逆にかわいく見えてくるんですよね。年下だと偉そうなこと言っちゃいそうで自分が怖いです。自分の価値感を押し付けてしまいそう。年上の方は人生経験が厚いから別に押し付ける必要ないですし、年上の方が相性はいいのかなとは思いますね。――いろいろ聞かせていただいてありがとうございます!この作品では「普通」というキーワードが重要にもなってくると思うんですけど、遠藤さんご自身が大切にしたい「普通」は何かということ最後にお聞かせください。礼儀ですね。僕は両親から基本的に作法とか、「ありがとう」と「ごめんなさい」は確実に言える人間であれ、と教わってきていて、それが自分の核の部分にもなっています。逆に「ありがとう」と「ごめんなさい」を言えない人を見ると「普通じゃないぞ、こいつ」って思っちゃうぐらいなんですよ。だからそこの礼節は、ちゃんと体が覚えてくれていたのでよかったです。ここから先どんな人生を歩んでも、そこだけは残さないとな、と思います。取材・文:ふくだりょうこ撮影:杉映貴子<作品情報>『こん、こん』9月29日(金) よりヒューマントラストシネマ渋谷、ほかにて公開(C)2023 BLUE.MOUNTAIN公式サイト:
2023年09月25日気象情報番組『ウェザーニュースLiVE』の山岸愛梨キャスターが、17日からauスマートパスプレミアムで公開されているコラボレーション企画「お天気キャスターの気になるアレこれ」第7弾に出演した。ウェザーニューズとauスマートパスプレミアムのコラボ企画第7弾となる今回は、山岸キャスターが登場。「日本各地にある素敵な場所で、特別な音楽ライブを」をテーマに行われるオンラインライブ『音楽と行こう』の開催地である沖縄・南城を訪れ、その魅力を紹介する。「沖縄ならではの澄んだ海と自然を堪能することができ、お仕事を忘れてしまいそうになるくらいリフレッシュすることができました」と沖縄を楽しんだ様子の山岸キャスター。特に、初めて食べた沖縄の伝統菓子・ポーポーが印象に残ったそうで「もっと早く知りたかった! と思うほどおいしかった」と絶賛し、「店員さんたちが優しい! カメラが回っていない間も優しく気遣ってくださり、人の優しさも大きな魅力だと感じました」と話した。山岸キャスターの沖縄のおすすめポイントは「美しい星空」。「2016年に沖縄でオリオン座流星群の中継を行ったことがある」そうで、「九州より北の地域では見ることができないエリダヌス座の1等星・アケルナルを初めて見ることができ感動しました」と当時を振り返った。また、タイトルの「気になるアレこれ」にちなみ、今いちばん気になっていることを聞くと、「筋トレ」と回答。「週に1度パーソナルジムに通い、自宅で毎日筋トレを続けています。最近は自宅でのトレーニングをさらに楽しむために、トランポリンとステッパーも購入しました」と本格的にハマっているそう。「毎日3時間の生放送は体力も必要なのでこれからも元気に番組を担当するために日々トレーニングを続けていこうと思います」と力強く語った。キャスターとしてもうすぐ14年目を迎える山岸キャスターは、「台本なしで毎日気象情報を伝え続けるのは大変なことも少なくありません」と苦労をにじませる。長く番組が愛される理由を「キャスターやスタッフさん、そして番組視聴者のみなさんと力を合わせてきたからこそ」と分析するのは、その経験があったからこそ。「これから新しい仲間が加わっても、これまで築き上げてきたチームワークをずっと大切にしていきたいです」と未来を見据えている。
2023年03月22日ダンス&ボーカルグループ・THE RAMPAGE from EXILE TRIBEの吉野北人、岩谷翔吾、長谷川慎が出演する、アートアクアリウム美術館 GINZAの新CMが、4日より関東エリアで放送される。新CMでは、吉野、岩谷、長谷川がアートアクアリウム美術館 GINZAの館内を楽しむ様子をクローズアップ。金魚が泳ぐ癒しの幻想世界に浸り、3人の笑顔があふれる表情とともに同所の魅力を届ける。「金魚と一緒の撮影は、お互いのコンディションとタイミングが大事で大変だったが、お互いが出演者のように準備して撮影に挑むことができた」と話した3人。優雅に泳ぐ金魚と息を合わせた演技が求められる難しい撮影となったが、撮影チーム全員で金魚と上手くコミュニケーションをとりながら進行した。コメントは以下の通り。■吉野北人実はプライベートで来たことがあり、今回の撮影ではとても縁を感じました。竹の色がグラデーションで表現されている金魚の竹林は、日本の良さが表れていてとても素敵です。真ん中にベッドをおいて寝てみたいです!■岩谷翔吾本当に滝が流れているかのような幻想的な空間でした。泳ぐ金魚の尾ひれが、洋服が揺れ動くような感じで、まるでファッションショーを見ているかのようでした。非日常な世界観に一瞬でトリップできました。■長谷川慎ファーストインパクトがすごく、幻想的な世界観に心が洗われました。両サイドに筒状の水槽が並び、照明の色が変わっていく様子が素晴らしかったです。真っ先にスマホを出して撮影しちゃいました。
2023年03月03日舞台『ロミオ&ジュリエット』の取材会が27日に東京・Bunkamura シアターコクーンにて行われ、W主演を務めるTHE RAMPAGE from EXILE TRIBE・長谷川慎と北乃きいのほか、中尾暢樹、小松準弥、石川凌雅、京典和玖、若杉宏ニ、紺野まひる、鈴木省吾、美羽あさひ、野口かおる、松村雄基、山崎樹範、演出のアレクサンドラ・ラター氏が登場した。世界でもっとも有名な劇作家・シェイクスピアの不朽の名作『ロミオとジュリエット』を原作にした同作。フレッシュなキャスト陣が、ピュアな恋人たちのロマンスや若者たちのやり場のない情熱と葛藤を、芝居とダンスを融合させたムーブメントで表現する。宮崎駿監督が『もののけ姫』の舞台化を初めて認めたことで話題を集めた、イギリス出身のアレクサンドラ氏が演出を務める。今作が舞台初主演となる長谷川は、「初めに台本を読んだときは、何を言っているのか、さっぱりわからなくて混乱してました」とシェイクスピア作品の難しさに直面したことを告白。アレクサンドラ氏の演出のおかげで難解なセリフを紐解くことができたと明かし、「自分がセリフで困っているところを、英語でかみ砕いて違った表現で教えてくれて、意味がわかったことで自分の中に落とし込みながら演じることができました」と感謝を伝えた。また、ライブや大事な撮影に赤の勝負パンツで臨むことで知られる長谷川。報道陣から“初日にはく勝負パンツの色は?”という質問が飛ぶと、「赤ですね……というか、今も赤をはいてます。今日(公開ゲネプロ)もお客さんはいないですが本番なので、今日から2月12日の千秋楽まで、毎日“赤パン”でがんばります!」と気合いをのぞかせた。長谷川の勝負パンツトークで盛り上がっていると、共演の野口が「いつも勝負のときは赤なんですか?」と報道陣さながらに質問。すると、すかさず山崎が「どちらの媒体の方ですか?」とツッコミを入れ、笑いを誘った。
2023年01月28日柳楽優弥主演「ガンニバル」より、片山慎三監督のコメントが到着した。かつてポン・ジュノ監督の助監督として作品に携わっていた過去をふり返り、自身の作品における影響、本作の魅力について語っている。「この村では、人が喰われているらしい」という衝撃的な設定で、企画発表時から大きな注目を集めてきた本作。センセーショナルな内容で実写化不可能と言われてきた原作を、日本が誇る最高峰の豪華キャスト、豪華スタッフが集結し映像化した。片山監督はこれまで、『岬の兄妹』『さがす』で「人間の濃い部分を重点的に見ていた」と語るように、人間の心の奥に潜む闇や欲望をあぶりだしてきた。「ガンニバル」については「登場人物たちの人間関係が凄く濃い。善とも悪ともつかないような物語があって、これなら映像化しても単なる怖いドラマやスリラーに終わらないだろうと。そこに惹かれて、物語にどんどんハマっていった」と、禁忌を犯すという題材に加え、人間関係の描写に面白みや魅力を感じたという。監督が人間関係の描写にこだわるのには『パラサイト 半地下の家族』で米アカデミー賞4部門を受賞した韓国を代表する映画監督、ポン・ジュノ監督の存在がある。片山監督はポン・ジュノ監督作品『TOKYO!』(2008)、『母なる証明』(2009)の2作品で助監督を務めた経験を持つ。実際にポン・ジュノ監督から学んだことを聞くと「形にとらわれないこと。たとえば、怖いシーンからただ怖い感情を引き出すのではなく、ちょっと笑いの要素を入れてみる。そうすることで、一層、(表現の)深みが増すことがあるし、いい意味で別のスパイスが加わったりする。ジャンルにあまりとらわれすぎないようにするといいますか」と明かした。さらに影響を受けたこととしても「ポン・ジュノ監督らしさ、みたいなものをなるべく出さないように意識しても、どうしても撮影するカットが似たりすることはあります。そんな経験をした僕だからこそ出るおかしみ、人間を見る眼差しみたいなものはどうしてもあると思うんです」と語った。最後に、「ポン・ジュノ監督に『ガンニバル』を見せたらなんて言うだろう(笑)。『岬の兄妹』の頃とは明らかに違う作品になっているはずですからね。僕としては、この『ガンニバル』で新しいところへ踏み出そうとしたつもりです。踏み出せたかどうかはまだわかりませんが、そうなっていたらいいなと思っています」と本作の出来栄えに自信をのぞかせた。ポン・ジュノ監督の現場で培った洞察力や本質を見抜く力を持って作りあげられた本作においても、その類まれなる才能は発揮されている。「ガンニバル」はディズニープラス「スター」にて12月28日(水)より独占配信。(text:cinemacafe.net)
2023年01月04日佐藤二朗が、『岬の兄妹』で鮮烈デビューを果たした片山慎三監督のオリジナル脚本による長編2作目にして、商業映画デビュー作『さがす』に主演。気鋭の韓国のデザイン会社Propaganda(プロパガンダ)制作の超ティザーポスターが解禁され、第26回釜山国際映画祭ニューカレンツ(コンペティション)部門への出品が決定した。かつて助監督を務めたことがあるポン・ジュノ監督や山下敦弘監督、また俳優・香川照之ら各界のオピニオンからの激賞が相次ぎ、SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2018にて観客賞と優秀作品賞をW受賞、2019年に行われた北欧最大の国際映画祭であるヨーテボリ国際映画祭ではイングマール・ベルイマン賞にノミネートされた前作『岬の兄妹』。国内外から高い評価を受けるとともに、日本映画界、そして映画ファンに激震を与えた片山監督の続く長編2作目として、前作同様オリジナル脚本を手掛け、満を持して製作したのが本作。観客の心を巧みにつかみ、没入させるエンタメ性、心に潜む生々しさや怖さ・弱さ、滲む悲哀や滑稽さなどを躊躇なくあぶり出す監督がその作家性を存分に発揮し、「人間」そのものの本質を巧みに炙り出す。●主演は佐藤二朗!名バイプレーヤーが魅せる、心を揺さぶる至高の演技本作で主演を務めるのは、映画、テレビドラマ、演劇、バラエティ番組、さらには映画監督に至るまで、八面六臂の活躍を続ける佐藤二朗。本作ではそのユーモラスなパブリック・イメージを封印し、不穏な言葉を残して娘の前から姿を消した父・原田智役として、彼が直面する苦悩や、単純に割り切れない人間の善悪の曖昧さを説得力あふれる演技で見事に表現。片山慎三監督が渾身の力で紡ぎ上げたリアリティあふれる作品世界にて披露される、シリアスさと底知れぬ悲哀を感じさせる説得力あふれる佇まいに注目だ。●気鋭の韓国のデザイン会社:Propagandaがポスタービジュアル制作『ハチミツとクローバー』『愚行録』『あん』『溺れるナイフ』といった邦画の韓国公開時のポスターや、『君の名前で僕を呼んで』『リトル・ダンサー』『キル・ユア・ダーリン』などの洋画、『渇き』『新しき世界』『お嬢さん』『新感染 ファイナル・エクスプレス』『悪人伝』「愛の不時着」などの近年の韓国映画・ドラマ界を代表する作品のポスターデザインを手掛け、その卓越したセンスにより、韓国のみならず日本の映画ファンの中でもSNSを中心に話題を呼んだ同社。同社が邦画の国内ビジュアルデザインを手掛けるのは、オール韓国ロケ&韓国のスタッフ・キャストで製作された『アジアの天使』以来2作目。オール日本ロケ、オール日本人スタッフ・キャストの邦画では本作が初のビジュアルデザインとなる。今回発表された、超ティザービジュアルは、光るスマートフォンが無造作に卓球台に置かれ、そこにタイトルロゴ“さがす”を配置したシンプルなもの。しかし、タイトルの意味深さ、ビジュアル全体が纏う不穏さから作品の世界観にグッと引き込まれる仕上がりとなっている。同社の手掛けるビジュアルディレクションの特徴は、情報量を削ぎ落し、映画の本質や空気感、象徴的な瞬間を絶妙なバランスで入れ込めること。いまやアジアのみならず世界から注目されるデザイン会社Propagandaが、本作のエッセンスを交えて産みだす、今後のビジュアル展開にも期待が高まる。●第26回釜山国際映画祭ニューカレンツ部門への出品が決定!アジア最大規模を誇る映画祭として、常に世界から注目を集める釜山国際映画祭。第22回では『羊の木』(18・吉田大八監督)がキム・ジソク賞に輝き、第24回では『万引き家族』の是枝裕和監督がAsian Filmmaker of the year(今年のアジア映画人賞)を受賞、昨年開催された第25回では『由宇子の天秤』(21/春本雄二郎監督)がニューカレンツ(コンペティション)部門の最高賞にあたるニューカレンツアワードの受賞を果たしてきた。第26回目となる本年度は、10月6日~15日にかけて開催予定。本作の出品が決定したニューカレンツ部門は、釜山国際映画祭唯一の国際コンペティション部門であり、アジアの新進気鋭の映画監督による第1~2作目が対象。本作の選出に対し、釜山国際映画祭プログラムディレクターのNam Dong-Chul氏は「さすがポン・ジュノ監督の助監督として研鑽を積んでいるだけに、個性的で抜け目のないスリラーに仕上がっている。単にどんでん返しが繰り返されているのではなく、人間に隠された一面の深く重い響きがこだまするスリラーだ」とコメントを寄せている。●アスミック・エース×DOKUSO映画館が贈る次世代クリエイター映画開発プロジェクト第1弾また、本作はつい先ごろプロジェクトのローンチが発表された、アスミック・エースとDOKUSO映画館が共同で運営する、企画開発から劇場公開、国際展開までをクリエイターと密にタッグを組み、日本から世界へと作品を送り届けていく、次世代クリエイター映画開発プロジェクト「CINEMUNI」(シネムニ)の第1弾作品。本作品は韓国との共同製作でもあり、国内での興行のみならず、今後はインターナショナルな作品展開が予想される。●佐藤二朗、片山慎三監督からコメント到着主演・佐藤二朗 / 原田智(はらださとし)役ある日突然、手紙が来た。長文のその手紙の差出人は片山慎三。19年前のドラマで制作だった男だ。制作とはいえ、当時彼は21歳の右も左も分からぬ、いわゆる「使い走り」だった。でも発想や言葉が面白く、「君、オモロイな」と声を掛けたのを覚えている。そのあと彼は、数々の現場で鍛練し、感性を磨き、自腹で『岬の兄妹』という映画を監督した。その彼からの手紙には「自分の商業作品監督デビューとなる次作の主演を是非、二朗さんにやって欲しい」と書いてあった。手紙に添えられた、彼の商業デビューとなる『さがす』という妙なタイトルの脚本を読んでみた。「よくぞ俺のところに話を持ってきた」と思った。ちょっと凄い作品になると思う。ご期待を。監督・脚本片山慎三大阪に住む父が指名手配犯を見かけた、という実体験から生まれたオリジナル作品です。商業デビュー作ということもあり、よりエンターテイメントな作品にしたいという気持ちがありました。オリジナルだからこそ立ち帰る場所が常に自分自身でした。自問自答し、自分が作家として試されているような、良い意味での気合いと思いが入っています。本作のワールドプレミアが釜山国際映画祭で迎えられることとなり嬉しく思います。映画を観てどういう反応が返ってくるのか非常に楽しみに思います。ぜひ日本での公開も心待ちにしていてください。『さがす』は2022年、テアトル新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2021年09月01日ベッドフォード(BED j.w. FORD)は2021年春夏コレクションを発表した。「初めて誰かのために作った服」「当たり前が当たり前で無くなった時に最初に感じたことは、当たり前を当たり前にする為に支えてくれていた皆さんの顔でした。初めて自分の為ではなく支えてくれている皆さんの顔を思い浮かべて制作しました。」「これまでのコレクションはある意味自分の“エゴ”を表現するための服が多かったのですが...」そう語るのはベッドフォードのデザイナー・山岸慎平。ショップやカスタマー、家族、友達...支えてくれる人たちが喜んでくれるコレクションを目指し、今までのベッドフォードとは違ったクリエイションを展開する。色が生み出す明るいムード、リクエストに応えたチェック柄これまでのコレクションと分かり易く異なる点が、カラーパレット。ブラックの比重を減らし、パープルやオレンジ、淡いグリーンやブルーなど鮮やかな色味を増やした。全体的に明るく、どこかプレイフルなムードが増幅した印象だ。また、鮮やかなカラーと併せて、リクエストの多かったチェックパターンも積極的に採用している。ルックにおいてチェック柄のジャケットと合わせたパンツは、異なる表情のシート素材を3層にを重ねて構築することで、伸縮した際にビジュアルが変化するユニークな仕様に。ストレッチが効くため、レザーの様なルックスでありながら快適な着心地である点もポイントだ。新たな試みを反映したアイテムたち一本ずつ制作した経糸を丁寧に織り合わせる、新たな手法で作ったガウンもアイコニックなアイテム。絣染めを施した経糸にモールやスパンコールを織り交ぜることで、雨に濡れたコートの様なキラキラとした表情を生み出した。また、継続的に展開するジャケットシリーズは、大人はよりカジュアルに、若者はより大人っぽく着れるようなバランスを再現するために根本的なパターンを変更。ドレスの要素が強いジャケットを、“窮屈さの無いスマート感”のある絶妙なテイストに昇華させている。
2021年02月08日グラビアアイドルの山岸楓が、最新イメージDVD『maple smile』(発売中 4,180円税込 発売元:ラインコミュニケーションズ)をリリースした。今年デビューした山岸楓は、上からB98・W58・H89のスリーサイズにIカップバストと抜群のスタイルが魅力の21歳。6月に発売した1stDVD『ミルキー・グラマー』では、圧倒的なスタイルを露わにしてグラドルファンを沸かせた。それに続く同DVDは、髪の毛も短くして自慢のスタイルを大胆に披露している。本作の設定は先生に恋する女子高生役。制服を脱ぎ捨てて三角ビキニや眼帯水着、Y字形水着といった露出の高い水着姿になるなど、破壊力のあるIカップのバストが画面いっぱいに映し出される。特にマッサージのシーンではカメラが急接近。上下左右に揺れたバストを楽しむことができる。キュートな笑顔も見逃せないが、セクシーなシーンも本作の見どころだ。Y字形水着を着た夜ベッドやメイド服を着用しながら飴舐めを披露したシーンでは、これまでにないセクシーな仕草も。前作から着実にグラドルとして成長した姿を見せている。なお、同DVDの発売を記念したイベントが11月15に東京・秋葉原のソフマップAKIBA1号店 サブカル・モバイル館6F(16:00~)で開催予定(中止・延期の可能性あり)。
2020年11月09日グラビアアイドルの山岸楓が、最新イメージDVD『ミルキー・グラマー』(発売中 4,180円税込 発売元:竹書房)をリリースした。今年3月にデビューしたばかりの山岸楓は、上からB98・W58・H89のスリーサイズにIカップバストと抜群のスタイルを誇る21歳。本作は彼女にとっては記念すべき1stグラビアDVDとなるが、フレッシュ感を出しながらも際どい衣装や水着姿を披露している。グラビアの王道的なビーチのシーンをはじめ、随所でバストを上下左右に揺らすシーンが展開。特にバスルームやマッサージ-のシーンでは露出度の高い水着を着用し、バストをあらゆる角度から楽しめるシーンとなっている。初のグラビアDVDということで、全体的に新人らしい笑顔が収録。時折見せる色っぽい視線も注目で、後半には婦警のコスプレ姿となって拘束されながら攻められるシーンも。初めてのDVDながらセクシーなシーンにも果敢にチャレンジしている。
2020年07月06日NHK連続テレビ小説『なつぞら』で主演を好演した広瀬すずがコメディ作で初主演、そして2021年の大河ドラマ『青天を衝け』で主演を務める吉沢亮がまさかの存在感のない「ゴーストキャラ」を演じた、映画『一度死んでみた』が現在公開中だ。ソフトバンク「白戸家」シリーズなどを手がけ数々の賞を受賞、映画『ジャッジ!』で脚本も務めた澤本嘉光が脚本を手がけ、au「三太郎」、日野自動車「ヒノノニトン」、家庭教師のトライ「ハイジ」等話題のCMを数々世に送り出す浜崎慎治が映画初監督を務め、幅広い楽曲提供で知られる音楽クリエイターのヒャダインが劇伴・劇中曲を手がけた。それぞれのフィールドで活躍する3名が映画という場で集い、どのような化学反応が生まれたのか、今回は3人にインタビュー。広告と映画の制作の違いや、キャストへの印象など、話を聞いた。○■広瀬すずの歌に感じた”プロ”――今回浜崎監督が初映画ということで、主演の広瀬さんからは「撮り終わった時、どういう気持ちだったのか聞きたい」と伺っています。どんな思いがあったんですか?浜崎:そうなんですか!(笑) いかんせん初めての映画なので、必死で。終わったけど終わってないような感覚でもありました。CMだと1~2日で撮影することが多いですけど、映画となると期間も長いから、感動して泣いたりするのかなと思ったら、全然なかったですね。「そういう映画でもないな」と(笑)。広瀬さんも初コメディだったので、チャレンジする部分は多かったと思います。僕も初監督としてチャレンジでしたし、一緒に作っていけた感はすごくあり、撮り終えた時は「終わったな」という感じでした。澤本:それ、感想になってないよ(笑)――広瀬さんは、「大変なこともたくさんあっただろうし、映画のことは嫌いになってないかな?」と。浜崎:すごく楽しかったです! 何日もかけて「大人の文化祭だな」と思いました。――劇中では広瀬さんが歌も披露されていますが、音楽のプロであるヒャダインさんから見て、どんな印象でしたか?ヒャダイン:最初もらった資料の時から、どんどん上手くなって、すばらしいですよね。”歌う役”としてプロなので、本番までに仕上げてくるところに本気を感じました。ただ、前半の曲はうまく歌おうとしたらいけない曲なので、大変だったと思います。広瀬さんが率いる「魂ズ」が、「売れないデスメタルバンド」という設定だったので(笑)。それも、七瀬ちゃんというお嬢様が、グレてるつもりでデスメタルをやっていると思い込んでいるんだけど、ちゃんとできてないというところがいいんですよね。どちらかというとデスメタルというよりスラッシュメタルだから、そこも抜けてるかわいさがある(笑)――澤本さん、浜崎監督からは何かヒャダインさんへのリクエストは。浜崎:せっかくヒャダインさんにやっていただけるので、キャッチーで1回聞いたら耳から離れないようにお願いしました。それからすごいのは、打ち合わせでも「こうすると、どうですか」と話しているタイミングでもうできてることが多くて。お仕事がすごく早いんですよ。僕がしゃべってるうちに、もうヒャダインさんの中で答えが出てるのかな、と思うことが多かったです。ヒャダイン:……そうっすね(笑)浜崎:普通は「1回持ち帰らせてください」と言うのに、打ち合わせの時に大体できてるってすごくないですか!?ヒャダイン:打ち合わせしながら、大体脳内でスケッチはできていて。浜崎:あとは歌詞がちゃんときこえないと面白くない。今回は歌詞に乗せて七瀬の今まで生きてきたことを紹介するシーンだったので、難しいなと思ったんですけど、明確に聞こえて、そこはよかったなと。難しいところをなんなくこなしていただけたのがすごい。澤本:僕は演出面では浜ちゃんにお任せしていたんですが、音楽については「『スター・ウォーズ』のようにしてほしい」と言っていたんですよ。浜崎:言ってました!澤本:『スター・ウォーズ』って、最初から最後までずっと音楽が鳴っているじゃないですか。映画だと音楽をつけない方がいいシーンもあるかもしれないけど、僕たちの足りない分を全部ヒャダインさんに補ってもらおうということで、曲数も多かったですね(笑)ヒャダイン:「いっぱい曲をつけたい」という話は聞いてました。いっぱい使っていただいて、ありがたいなと思いました(笑)○■吉沢亮に感じた「文化系ぽさ」――澤本さんは普段は広告のクリエイティブ・ディレクターとして活躍されていますが、CMを作るときと、映画を作るときと、物語の構築などに違いはあったんでしょうか?澤本:何かやりたいことがあって、それに向かっていくという点では同じと言えば同じですね。あと僕は脚本を書くときに、最初はセリフだけで書いちゃうんです。CMって、ずっとセリフじゃないですか。そのまま映画を撮ると難しくなるので、そこからセリフを抜いていきます。抜いていっても全体のセリフの量はすごいんですけど、書き方から違ってるから分量が違うのかな、と思いました。――それぞれ異なったフィールドで活躍されている方が集まったので、互いにクリエイターとして「すごいな」と思うところもぜひ教えてください。ヒャダイン:僕も映画は好きでよく観るんですが、ポップの塊のような作品だなと思いました。テンポが悪い映画ってイヤになっちゃうんですけど、この映画はずっとテンポがいいからストレスがない。浜崎:澤本さんは昔からCMで一緒にやっているので、脚本を拝見した時に「好きなものが変わらないんだな」と思いました。小ネタが大好きだから、小ネタの集合がどんどん雪だるまみたいに積み重なり、最後にドーンと大きくなる。そこが、澤本さんのオリジナルな部分なのかと。澤本:恐縮です(笑)。CMをやっていると、少しずつ笑っていただいている間に、それが伏線になっていって、小ネタだと思ったものが最後響いてくる……みたいな展開は意識しているので、その手法を長編でやるとどうかな? という意識はありました。他にも、1シーンだけ出てくれてる方も、ただのカメオ出演じゃなくて。CMと同じで、短い秒数でも強い人が強いセリフ言えば効くんですよ。浜崎:そうなんですよね。澤本:長いセリフを言うよりそちらの方が印象に残るので、その感覚を目指したんですが、ちょっと多すぎたかもしれません(笑)浜崎:すごい方のシーンが、いっぱい記憶に残ってますよね(笑)ヒャダイン:あれ、夢だったのかな? みたいな(笑)澤本:ヒャダインさんの音楽も、すごく広告的なんですよね。企画を理解してそれに合わせてくれてるのと、つかみ方がすごくいいので、僕たちの中にヒャダインさんが加わってくれたことが力になっている。僕はヒャダインさんが動画サイトでゲーム音楽をやってる時からすごく好きだったので、会えて嬉しかったです。ヒャダイン:ありがとうございます。浜崎:ヒャダインさんって、誰に対しても会話ができるんですよね。音楽に詳しい人にも詳しくない人にも合わせられる。澤本:僕たちは編集したものに対して「こうでしょ」と言われると、「う〜ん」と思うことがありながらも解決策を探すけど、音楽家の方は「音楽をわかってないやつは何も言うな」という感じかと思っていたんです。でも、ヒャダインさんは「だったらこういうことですね」と理解してくださって、どんどん良くなっていくんですよ。ヒャダイン:もう、職業病ですよね(笑)澤本:全員、職業病(笑)ヒャダイン:相手だって、嫌がらせをしようと思ってリテイクを出してるわけではないので。感情がぐっとなることが無駄なのかな、というアンガーマネジメント的な感覚です。結果、そういう時って良くなるんですよ。浜崎:問題を解決することで良くなりましたね。ノイズを起こしてくれたことで良くなった体験があると、「これは、相手に悪気がないな。よくなるかも」と理解した方が早い。――そういう方が集まると、和やかに場が進みそうですね。今作では「歩く彫刻」と言われる吉沢さんが存在感のないゴースト社員役というところも話題ですが、なぜ吉沢さんをキャスティングされたんですか?澤本:松岡役はぜひ吉沢さんにしたかったんです。ものすごくかっこいいし、造形が素晴らしいけど、テレビなどの言動を見て、おそらくオタクなんだろうなと思って(笑)浜崎:確かにその感じはありますよね。澤本:根っこは文化系なのかなと(笑)。今回は顔面のムダづかい感がすごく良くて、浜ちゃんが上手に演出してくれました。浜崎:吉沢さんが1番「どう表現しようか」と考えてたと思うんですよね。でもメガネをかけてみたらハマりが良いし、もう歩き方や走り方からダメっぽい感じを出してくる。『キングダム』を見て、存在感に驚きましたもん。「同じ人!?」と思いました。澤本:撮影中に、吉沢さんのことを探してたもんね。浜崎:「いないな」と思って探してたら、隣にいたという事件があって(笑)。広瀬さんがいるから、「2人そろわないと回せないな……」と思って、助監督に「なんできてないの?」と言っていたら、ずっと隣にいたんです。ヒャダイン:僕、今考えたら、松岡だけテーマソングつくらなかったんですよ(笑)。こんなに真ん中にいるのに。浜崎:でも、存在感のないところが効いてますよね。――ちなみに吉沢さんは、浜崎監督に「初監督で、この役者厄介だな」と思った人を聞いてみたいと。浜崎:そんな人はいないです!(笑)ヒャダイン:真壁(刀義)さんとか大丈夫でしたか?(笑)浜崎:すごい優しい方ですよ(笑)。びっくりするくらい丁寧な方でした!■澤本嘉光1966年生まれ、長崎県出身。CMプランナー/クリエイティブ・ディレクター。東京大学文学部卒業後、電通に入社。ソフトバンク「白戸家」シリーズ、東京ガス「ガス・パッ・チョ!」シリーズ、トヨタ自動車「ドラえもん」シリーズ、家庭教師のトライ「ハイジ」など数々のヒットCMを担当。JAAAクリエイター・オブ・ザ・イヤー、カンヌ国際広告祭銀賞など国内外の受賞多数。東方神起などの楽曲の作詞のほか、T.M.Revolution『魔弾』・乃木坂46などのPV制作、コラム執筆、小説執筆など多方面で活躍。映画脚本は『犬と私の10の約束』(08)、『ジャッジ!』(14)に続き本作が3作目。■浜崎慎治1976年生まれ、鳥取県出身。CMディレクター。手掛けた主なCMにKDDI/au「三太郎」、日野自動車「ヒノノニトン」、家庭教師のトライ「ハイジ」、花王「アタックZERO」など。ACCグランプリ、ACCベストディレクター賞、広告電通賞優秀賞、ギャラクシー賞CM部門大賞など受賞多数。これまでに100作以上手掛けた「三太郎」シリーズはCM好感度5年連続1位。(CM総合研究所調べ。14-18年度)。本作が映画初監督作となる。■ヒャダイン1980年生まれ、大阪府出身。本名 前山田健一。音楽クリエイター。3歳の時にピアノを始め、音楽キャリアをスタート。作詞・作曲・編曲を独学で身につける。07年に本格的な音楽活動を開始。動画投稿サイトへ匿名のヒャダインとしてアップした楽曲が話題になり屈指の再生数とミリオン動画数を記録。本名・前山田健一での作家活動でも提供曲が2作連続でオリコンチャート1位を獲得。ヒット曲を量産し続け、アイドルソング、J-POP、アニメソング、ゲーム音楽など幅広い楽曲提供を行う。映画の劇伴音楽としては、『海月姫』(14)に続き本作が2作目。(C)2020松竹フジテレビジョン
2020年03月25日THE RAMPAGE from EXILE TRIBEの長谷川慎が2月29日、東京・国立代々木競技場第一体育館で開催された「第30回 マイナビ 東京ガールズコレクション 2020 SPRING/SUMMER」(TGC)に出演。MCの平成ノブシコブシ・吉村崇から肌を絶賛される場面があった。今回、映画『貴族降臨 -PRINCE OF LEGEND-』(3月13日公開)のスペシャルステージが行われ、主演を務めるEXILE/GENERATIONSの白濱亜嵐をはじめ、THE RAMPAGE from EXILE TRIBEの川村壱馬、吉野北人、藤原樹、長谷川慎、俳優の塩野瑛久が登場。長谷川は、川村と藤原とともにランウェイを歩き、先端で6人が集結した。その後のトークで、一人ひとり映画をPR。長谷川は「ダンスを交えたかなり本格的なアクションシーンもあります」と見どころを伝えた。そして、隣にいたMCの吉村から、「あんた肌きれいだね。きれいな肌で…」と褒められると、「ありがとうございます」と照れ笑い。去り際にも再び、「あんた肌きれいね! 近くで見てたけど」と声をかけられ、美肌で吉村を魅了。ともにMCを務める田中みな実も「みんな肌きれい」と絶賛していた。TGCは、「日本のガールズカルチャーを世界へ」をテーマに2005年8月から年2回開催されている国内最大規模のファッションイベント。30回目となる今回、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、無観客での開催となり、LINE LIVE(生中継)にて実施した。テーマは「I・TGC」(※・はハートマーク)で、写真家・映画監督の蜷川実花氏がテーマを象徴するキービジュアルを手掛けた。撮影:蔦野裕
2020年03月01日ミスFLASH2019の山岸奈津美がこのほど、東京・秋葉原のソフマップで最新イメージDVD『夏と約束』(発売中 4,180円税込 販売元:イーネット・フロンティア)の発売記念イベントを行った。グラドルの登竜門的ミスコン「ミスFLASH2019」で阿南萌花、沙倉しずかとともにグランプリに選ばれ、今後の活躍が期待される山岸奈津美。上からB85・W60・H88というスレンダーボディーに小ぶりのバストが魅力で、今年4月にリリースした1stDVD「ミスFLASH2019」ではスタイリッシュなボディーを披露した。通算2枚目となる同DVDは、今年5月に初めて訪れたというバリ島で撮影。彼氏とデートをするというシチュエーションの中、スレンダーボディーをたっぷりと披露している。最近購入したというお気に入りのワンピースと帽子を被って登場した山岸は「今回は彼氏とデートしている風で撮影しました。それにコスプレも好きなので、今回は猫耳のシーンも入っています。普段はオシャレでメガネをかけてませんが、スーツ姿でメガネをかけた真面目そうな私も見られますよ」と最新作を紹介。山岸が説明してくれた「スーツ姿でメガネをかけたシーン」が一番のセクシーシーンだといい、「メガネをかけながらスーツを脱いでいきます。そこが一番セクシーだと思います」とアピールし、「1stDVDはすました顔が多かったんですけど、今回は私らしく可愛らしい笑ったシーンもあります」と山岸の魅力が詰まっているという。かつてはNMB48のメンバーとして活躍していた山岸。2015年3月に卒業してからグラビアはもちろん、アイドルグループ・虹色の飛行少女のメンバーとしても活躍している、「以前は人数が多すぎて前に行けませんでした。今回の2ndDVDもそうですが、自分に色んな人が関わってくれるので、本当にありがたいですね」と周囲に感謝しながら、「前のアイドル時代の自分を越えていきたいと思います」と意欲満々。虹色の飛行少女の目標としては「武道館に行きたいと言っているので、その夢を叶えたいですね」と掲げながら、「この前、横浜アリーナのメインステージでライブが出来ました。いい調子かなと思うので、2~3年で武道館に行きたいです」とプランも明かしていた。
2019年10月09日平成が終わり、令和時代が幕を開けた2019年。日本のどこかにあるベッドタウン「あさひが丘」を舞台にくり広げられる、3人のママたちの日常ストーリー。 前回 からのあらすじ子どものころから親の喜ぶ方を選んできた山岸みさ。もし自分の好きな道を選んでいたらと考えると…■第13話 唐揚げの配分いつの間にか“母親らしいふるまい”が板についてきた自分。ふとした瞬間に、なんだか不思議な気持ちになるのでした。>> 「山岸みさ」のエピソード一覧
2019年08月20日この数シーズン、メンズのコレクションサーキットのなかで、ミラノの存在はウィークポイントになりつつある。ショーを行うブランドの足並みがそろわないことで、バイヤー、プレスがミラノをスキップし、パリから入るスケジュールに変更するケースが増えているためだ。ファッションジャーナリストの野田達哉が今のメンズファッション、そして次の10年の流れを探る。2020年春夏メンズコレクション総括レポートvol.3は、ミラノ編。グッチ2020年クルーズコレクションCourtesy of Gucci shot by Dan Leccaその兆候は2017年1月、グッチ(GUCCI)がメンズのショーを2月のウィメンズでのコーエドショーにシフトした頃からだろうか。それまでミラノメンズでショーを発表していたヴィヴィアン・ウエストウッド(Vivienne Westwood)、モスキーノ(MOSCHINO)、モンクレール ガム・ブルー(MONCLER GAMME BLEU)、ディーゼル ブラック ゴールド(DIESEL BLACK GOLD)、エトロ(ETRO)、ヌメロ ヴェントゥーノ(N°21)、などが次々にショーを休止。ジル・サンダーのようにパリへ発表の場を移すブランドもあり、今シーズンはプラダまでもが上海だけでのショー開催となった。そのプラダ(PRADA)もグッチ(クルーズコレクション)もプレス向けの展示会は、期間中ミラノで開催しているものの、ショーでのプレゼンテーションとは別物だ。ベッドフォード2020年春夏コレクションロンドンの80年代をカットバックさせる山岸慎平がデザインする日本のベッドフォード(BED j.w. FORD)やM1992、マリアーノ(MAGLIANO)、スンネイ(SUNNEI)、ユーザー(YOUSER)、ユナイテッドスタンダード(UNITED STANDARD)など若手ブランドも、ミラノのファッションウィーク期間中にショーを行っているものの、単独で海外の新規バイヤーを獲得するには難しい状況だ。MSGMも今シーズンはピッティ・ウオモでの開催となり、有名ブランドのショーの減少がミラノメンズ自体の動員力を下げている感は否めない。そのミラノメンズは今年も恒例となったエルメネジルド ゼニア(Ermenegildo Zegna)からスタートした。ピッティ・ウオモ最終日の夜に、それまでの日程を1日前倒しにしてミラノ・ファッションウィーク初日の前夜祭としてエルメネジルド ゼニア クチュールがコレクションを発表するスタイルになったのは2017年1月からだ。アーティスティック ディレクターにアレッサンドロ・サルトリ(Alessandro Sartori)が復帰してから、その会場と演出はゲストを毎回驚かせている。アンゼルム・キーファー(Anselm Kiefer)の巨大な作品が使用された2017-18年秋冬に始まり、2018年春夏はミラノ大学の中庭をタンジェリンカラーに染め、2018-19年秋冬はルイージ・ボッコーニ商業大学の床一面を雪に、昨年6月の2019年春夏はオスカー・ニーマイヤー(Oscar Niemeyer)の建築であるモンダドーリ本社、今年1月はミラノ中央駅を封鎖して開催した。そして今シーズンはミラノ郊外の金網で囲まれた広大な荒れ地。指定された場所までタクシーで到着するとそこからランウェイ会場までクルマに乗って案内される。産業遺産らしき錆びた鉄の巨大な構造物の残る都会の荒れ地は不気味で、周りに積み上げられたコンクリート片の間から煙が噴き上がる仕掛けまで演出されている。ゲストは直前に降った雨と、煙の臭いもあって一様に困惑顔だ。エルメネジルド ゼニアのショー会場Photo by Tatsuya Noda © FASHION HEADLINEエルメネジルド ゼニア2020年春夏コレクションPhoto by Tatsuya Noda © FASHION HEADLINEこの場所を選んだ理由をサルトリは「ゼロから新しいモノを作り出す必要はなく、廃棄されたものから新しいものを作る技術や創造性が必要」だと説明している。つまり緑地化、居住化が計画されているこの荒地が、既存のモノから新しい生地を作る取り組みを続けているゼニアのテーラーリングの新しい解釈を象徴しているというコンセプトだ。それは「#UseTheExisting」のキーワードで発信された。先シーズンのテーマであったサスティナブルから続く、「責任感を持って生きることは現代を生きる上で重要な責務」という彼のコメントは、2020年代に向けての欧州の巨大ファッション企業グループに共通するステートメントだ。ランウェイショーはYouTubeを通じて即時、世界中に公開され、その舞台美術までを半年というタームで考えるという映画監督のような作業までを、ビッグブランドのクリエイティブディレクターは求められつつある。そのマルチな役割をファッションデザインというプロダクトと考えるという仕事において、サルトリはイタリアの“サルトリアル”を理解するデザイナーとして重要な役割を担っている。その今シーズンのゼニアのコレクションは、インダストリアルの無機質なカラーを打ち出しつつ、サマーブルゾン、ニットなどオールラウンダーなアイテムをそろえ、幅広い世代に向けたスポーティなテーラーリングを展開した。ボックス型のブルゾンやオーバーサイズコートなどとともに、細身のパンツなどを展開し、マイクロポシェットなど新しい挑戦も忘れていない、ピッティ・ウオモ 96で行われたジー ゼニア2020年春夏コレクションショー© indigitalitalia.comピッティ・ウオモ 96でのジーゼニア2020年春夏コレクションプレゼンテーションPhoto by Tatsuya Noda © FASHION HEADLINE今シーズンのミラノで数多くのブランドが砂漠のテーマが目立った。コレクション自体もアーシーなサンドカラー。ノマド風なテイストだ。地球環境に警告するとともに、その未来を再び考えるということが背景にあるようだが、20年代に向けてのアフリカ、中東、中央アジアなどの新興マーケットが透けて見えなくもない。ゼニアもピッティ・ウオモにおいてジー ゼニア(Z ZEGNA)で砂漠をテーマにコレクションを発表。メンブレンに代表される超軽量素材やテックメリノのウオッシュ・アンド・ゴーなど注目素材とともに光沢のある玉虫素材などを強調。エルメネジルド ゼニア クチュールのアーストーンとカラーのラインアップは共通しており、2020年代がハイブリッドな素材開発とともにアーシー、ナチュラルなトーンは一つのマーケットとして定着する傾向を感じさせる。メンズファッション、次の10年の流れを探るvol.2へ戻るText by Tatsuya Noda
2019年08月10日デザイナー山岸慎平によるメンズブランド、ベッドフォード(BED j.w. FORD)がミラノで2020年春夏コレクションを発表。
2019年08月08日ミスFLASH2019の山岸奈津美、阿南萌花、沙倉しずかが30日、東京・神保町の書泉グランデで写真集『ミスFLASH2019「2162」』(発売中 2,700円税込 光文社刊)の発売記念イベントを行った。グラドルの登竜門的ミスコンとしてグラドルファンはもちろん、関係者から注目を集めている「ミスFLASH」。13回目を迎えた今年の「ミスFLASH2019」は、元NMB48の山岸奈津美、女優の阿南萌花、そして現役レースクイーンで史上最年長となる32歳の沙倉しずかが受賞した。そんな彼女たちが、「ミスFLASH」史上初めてとなる写真集を発売。昨年10月にタイ・パタヤで撮影され、グラビア初体験の彼女たちの魅力が詰まった1冊となっている。同写真集は、今年4回行ったイベントで「FLASHを1600冊売ったら写真集発売」という目標を達成して実現。それについて3人は「皆さんのお陰で写真集を出すことができました。本当にうれしいです」と異口同音にファンに対して感謝の言葉を口にし、阿南が「撮影から半年経ちますが、ついこの前のような気もします。ミスFLASH2019になって時間が早く過ぎている感じで、改めて紙でこうやって手にすることができ、幸せなことだとしみじみ家で読んでいますよ」と素直な心境を語った。また、お気に入りの写真を山岸が花を持ったアップの写真をあげて「お花で自分を可愛く見せようとしています」と説明すると、2人から「あざとい~」と指摘され苦笑い。最年長の沙倉が三つ編みをした写真をあげて「周りから好評なんです。歳が分からない。年齢不詳な感じが(笑)」と自虐的にその理由を説明すると、2人が爆笑して場を盛り上げた。ミスFLASH2019のグランプリに選ばれて、もうすぐ3カ月が経とうとする彼女たち。今後の目標を問われ、山岸が「グラビアをするのがあまり好きじゃなかったんですが、自分の殻を破りたくてオーディションに応募しました。それからどんどんグラビアが好きになり、色んな人に見て欲しいと思うようになりました。グラビアをしながらファッションも好きなので水着の撮影もできたらと思います」と抱負を。女優として活躍している阿南は「グラビアという経験を通してさらに表現の場を広げ、役者としてグラビアの活動も合わせてどんどん羽ばたいていきたいと思っています」と語れば、沙倉も「レースクイーンがどんなお仕事をしているのか知られてないことが多いので、グラビアで活躍しながらレースクイーンの活動を知ってもらえるように頑張っていきたいと思います」と意欲を見せていた。
2019年03月31日現代水墨画家・山岸千穂の個展「前へ」が、東京・銀座のギャラリー無門にて開催される。会期は2019年3月28日(木)から4月27日(土)まで。山岸千穂は、幼少期より自然と筆に親しみ、書の道で研鑽を積んだ、現代水墨画家。美術史家の山下裕二は「素晴らしい筆の技術は大人になってから習って身に付くものではなく幼少のころから慣れ親しまないと習得できない」とした上で、彼女のことを「筆ネイティブ」と評している。約2年半ぶりの個展では、「筆ネイティブ」と称される高い水墨画の技術と、若干30歳という瑞々しい感性を融合させた水墨画作品を展示。勇ましい獅子を力強く描いた「東風」や、墨の濃淡や滲み、かすれを自由自在に操り、大胆な構図で仕上げた「刃」など代表的な大型屏風作品や、新作を展開する予定だ。【詳細】山岸千穂 個展「前へ」会期:2019年3月28日(木)~4月27日(土)営業日時:火~土 11:00~19:00 ※日・月、展示替えの期間は休業。場所:ギャラリー無門(Gallery MUMON)住所:東京都中央区銀座4-13-3TEL:03-6226-2555
2019年03月03日元NMB48の山岸奈津美(24)が14日、自身のブログを更新し、芸能事務所「Enter Vision」への所属が決まったことを報告。また、「ミスFLASH2019」グランプリに選ばれた喜びをつづった。山岸はまず、芸能事務所「Enter Vision」への所属が決まったことを報告。「新しくできたばかりの会社なんですけれど、私のやりたいことを叶えて行きたいと思い、ここの方たちと頑張って行くことを決めました」と決意を記した。続けて、「2015年に卒業してからバイト生活を送っていました。2017年からは舞台や再び期間限定アイドルだったり、グラビアだったり、無所属フリーで色んなことを経験させて頂きました」と卒業後を振り返り、「今まで学べなかったこと、色々なことが当たり前じゃないことを改めて知り、自分の力で自分が行動を起こして行かなきゃ何も始まらないんだと知りました。ただ、用意された大人たちに言われたレールに乗るだけじゃなく、自分が作ったレールに乗っていきたい」とつづった。そして、今後の活動について「再び音楽活動を始める感じになります。上京してから、沢山の方々のライブを観にいくようになり、やっぱり私はこれがしたいんだ。って思いました」と説明。「もちろん、モデルのお仕事も個人のお仕事もして行きたいと思っています!!ただ、音楽を中心に活動して行きたいと思っていますので、もう少しだけ待っていて下さると嬉しいです」と伝えた。2つ目の報告として、「ミスFLASH2019」グランプリ獲得を報告。「去年から長い間、サバイバルオーディションで戦い、結果が出て、やっと皆様にご報告することかできました!!」と喜びをつづり、受賞の際の写真とともに「ご協力して下さったみなさん、本当にありがとうございます。みなさんがくれたグランプリ 最高に最高に嬉しくて幸せです!!」と感謝した。さらに、「グラビアに抵抗はあったけれど、新たな自分が見つかるかなあと思い受けたオーディション。だいぶ自分に自信がつきましたあ!!!」とコメント。1月7日発売の『FLASH』では他の受賞者達と表紙を飾ったことも明かし、「2019年最高のスタートです!!!」「これからも山岸奈津美の応援をよろしくお願い致します」と呼びかけた。
2019年01月16日2019年春夏メンズファッションの総合展示会、第94回ピッティ・イマージネ・ウオモ(PITTI IMMAGINE UOMO94)が6月12日から15日の4日間、フィレンツェで開催された。Photo by Tatsuya Noda © FASHION HEADLINE元フィレンツェ県知事、前首相のマッテオ・レンツィ(Matteo Renzi)の肝いりもあって内容を拡充し、この数年好調な動員を続けてきたピッティ・ウオモだが、イタリア国内の政局混迷による経済低迷、ファッション業界全体を襲うマーケットの高額品離れなどで、やや雲行きに変化が出始めている。増加する会場外サテライトイベント今回の来場者は結果的に前年6月開催横ばいの3万人、内バイヤーは1万9,100人。日本からの来場者は前年より若干下回ったが、プレス関係者の数は増加した。会場のフォルテッツァ・ダ・バッソ周辺ではマッテオ前首相時代から工事が開始されたトラム(路面電車)のテスト運行が行われ、出展者の退出時に入り口付近の混雑が目立つが、初日の会場内ブースは落ち着いたムード。2日目、3日目はピッティの名物となったストリートスナップ、SNSの撮影に多くのファッショニスタたちが集まり、フェスティバル的な盛り上がりを見せたが、最終日の会場は閑散とした印象はまぬがれなかった。Photo by Tatsuya Noda © FASHION HEADLINEこの数シーズン、ミラノメンズへの参加ブランドがウィメンズとの合同ショーへシフトする流れもあって、ショーの数が減少し、ミラノをスキップするバイヤー、メディアが増えつつある傾向は、同イベントにとっては深刻だ。さらに今年はサッカー・ロシアワールド杯の開催と重なり、早期化する夏のバカンスや「音楽フェスなど、多様化するイベントに客足を奪われるという影響が出た」とファエル・ナポレオーネ(Raffaello Napoleone)ピッティ・イマージネCEO。しかしながら、全1,240ブランド(内45%が海外からの出展)が参加する同展が、メンズファッション業界における重要なトレードショーであることは変わりなく、この数年にわたり同展が推進してきた最新のトレンド、カッティングエッジなブランドの動きをいち早く紹介するという姿勢は定着したのは確か。今回もクレイグ・グリーン(Craig Green)、ロベルト カヴァリ(Robert Cavalli)、エムシーエム(MCM)やビルケンシュトック(BIRKENSTOCK)などメインが会場以外で公式イベントを行い、出展ブランドが独自にフィレンツェ市内で開催するイベントもこれまでより格段に増加した。クレイグ・グリーン2019年春夏コレクション© Giovanni Giannoniロベルト カヴァリ2019年春夏メンズコレクション© Giovanni GiannoniMCM 2019年春夏ルフト コレクション© Giovanni Giannoniビルケンシュトック2019年春夏コレクションPhoto by Tatsuya Noda © FASHION HEADLINEそれ以外にもグッチ(GUCCI)は期間中にメルカンツィア宮殿内(旧グッチミュゼオ)に「グッチガーデン(GUCCI GARDEN)」をオープンし、パーティーを開催。ジョルジオ アルマーニ(GIORGIO ARMANI)は、ロンドンから人気バンド、モーチーバ(Morcheeba)を招聘しフェス形式の音楽イベントを実施するなど、ピッティ・ウオモの展示会には参加していないブランドが会期に合わせてイベントを行うケースが目立つ。モーチーバがライブを行ったジョルジオ アルマーニのパーティーPhoto by Tatsuya Noda © FASHION HEADLINE観光シーズンであるこの時期に、ピッティ自体がファッションブロガーや一般のファッションマニアをも対象とした総合的なファッションフェスへと移行しつつあり、それがこの数年ピッティと疎遠になっていたファッション関係者の呼び戻しにつながっているのも確かだが、会場外のサテライトイベントの増加が、展示会場の各ブースの来場者数に影響を与えているのでは、という声も聞かれた。次→ピッティが注目する日本人クリエイターたちの現地での評価は?Text: Tatsuya Noda----ピッティが注目する日本人クリエイターたちの現地での評価は?特に、今回は日本から、フミト ガンリュウ(FUMITO GUNRYU)の丸龍文人がゲストデザイナーとして招かれ、コム デ ギャルソン(COMME des GARÇONS)から離れて以降、初のコレクションを発表することは大きな話題だった。日本からも多くのバイヤーやプレスが渡伊したが、2日目の10時スタート、ショー会場がメイン会場から離れた郊外の住宅地、同じ公式イベントのコス(COS)が別会場で同日11時スタートということが重なって、バイヤーやプレスが分散する結果となった。コレクション自体はピッティ・ウオモのマーケティングチームが以前から注目していたという丸龍のデザイナーとしての期待に応える、スポーツギアの機能性とハイテク素材を独自に解釈し、グローバルなメンズモードに翻訳したハイレベルなショーだっただけに、集客という点でやや残念だった感は否めない。フミト ガンリュウ2019年春夏コレクション同様に日本ファッションウィーク推進機構(JFW推進機構)とのパートナーシップで行われているショーとして、山岸慎平がデザイナーのベッドフォード(BED J.W. FORD)が3日目にレオポルダ駅跡でコレクションを発表。日本の合繊素材を乗馬服のディテールに落とし込み、東京の若手デザイナーシーンを代表するブランドに成長した姿を見せたが、広い会場の席は埋まらなかった。それでもショーを見た現地の熱心なプレス、バイヤーには高い評価を得たショーだっただけに、話題性、認知度をいかに高めるかは、デザイナーでなく、運営者側の課題といわざるを得ない。ベッドフォード2019年春夏コレクションまた、話題を集めていたのが、「モンクレール ジーニアス(MONCLER GENIUS)」の発売を記念したイベントとして、そのトップバッター、藤原ヒロシが現地で行う音楽イベント。事前には藤原ヒロシのライブ、という情報も流れており、現地でもイタリア人から「ヒロシ・フジワラは本当に来るのか? 」と質問され、そのネームバリューに驚かされたが、ライブは行われず、クラブスタイルのパーティー。「7 モンクレール フラグメント ヒロシ・フジワラ(7 Moncler Fragment Hiroshi Fujiwara)」の商品がクラブの会場に展示され、スティーブ・アオキらDJがゲストとして来場し、会場を盛り上げたが、藤原ヒロシ本人のプレイは行われなかった。モンクレール ジーニアスの発売記念イベント© PITTI IMMAGINEText: Tatsuya Noda
2018年07月28日ピッティ・イマージネ・ウオモ94(PITTI IMMAGINE UOMO94)で、ベッドフォード(BED J.W. FORD)がレオポルダ駅で2019年春夏コレクションを発表した。デザイナーは山岸慎平。ブランドスタートから7年。2017年SSに東京ファッション・ウィークでランウェイデビュー、過去3シーズン日本ファッション・ウィーク推進機構(JFWO)が支援するパリの合同展示会に参加。今回が初の海外でのショー形式での発表となった。テーラードをベースにジェンダーレスなメンズウエアを提案。秋冬ものに見えるクラシカルな素材感を、ポリエステル素材使いで軽く仕上げ、細部にこだわったラインが美しい。エドワーディアンなど伝統的なスタイルにクラシックな乗馬服のディテールを取り入れ、着物の手描き職人による馬のモチーフなど、メンズのトレンドのひとつであるウエスタンを掘り下げたコンセプトながら、ストリートカジュアルに寄らず、東京のデザイナーらしくモード視点でアイテムを再構築。脇が割かれたコートをショルダー掛けにし、ロングジレと2ウェイになる機能を果たすストラップが、ブランドのアイコンとして表情を作っている。ラフに仕上げた裾や、光沢感のある素材使い、刺繍やニットのさりげないセクシーさは海外のバイヤーからも好評を得た。フィナーレには2019-18年秋冬よりスタートするアディダス オリジナルス(adidas Originals)とのプレも登場した。前シーズンにピッティ・ウオモのゲストデザイナーとして同じ場所でランウェイを発表したタカヒロミヤシタザソロイスト.(TAKAHIROMIYASHITATheSoloist.)と重ねて、東京から発信されるメンズデザインの新潮流と捉える声も興味深い。Text: Tatsuya Noda
2018年07月20日プロバスケットボールリーグ・Bリーグから、リーグを代表するプレーヤーを紹介。シーホース三河(PG/SG)のハニカミ王子?!比江島慎選手が登場します。「自慢できる体のパーツ?う〜ん……強いて言うなら、ふくらはぎですかね」照れながらそう話してくれたのは、シーホース三河でポイントガードを務める比江島慎選手。普段はにこやかで柔らかいオーラを放つ比江島選手だが、一度コートに立つとその穏やかな表情は一変。筋肉が織りなす可憐なステップワークでディフェンスをすり抜け、貪欲にシュートを狙う〝点取り屋〞の顔になる。「小学生の頃にたくさんジャンプをしたからですかね、ふくらはぎが発達したのは。ミニバスケットボールのチームに入っていて、縄跳びやジャンプの練習があったんです。あとは中学生の頃、体育館が使えない日は学校の近くにある砂浜で走り込みをしていました。それで足腰が強くなったんじゃないかと思っています」190㎝の長身にバランスよく筋肉がついた体はまさに理想型といえるが、本人曰くコンプレックスも多いという。「実は太りやすいタイプなんです。だから、シーズン中は食事で体重をコントロールしています。独身で一人暮らしだとどうしても外食ばかりになってしまうけど、ガッツリ食べるのは週に1度と決めて、それ以外は腹八分目に抑えています。油物を控え、その分タンパク質を増やすことも意識。本当は大好きなチキン南蛮やカレーライスを腹一杯食べたいんですけどね」シーズンが閉幕しオフ期間に突入したが、「FIBAバスケットボールワールドカップ2019」のアジア予選が控えている今(6月上旬現在)は、代表戦に向けて気持ちを切り替えるタイミング。息抜きはどうやって?「オフの日はアラームをかけずにとにかく寝ます(笑)。あとは温泉に行ったり、行き先を決めずに一人でぷらっとドライブしたり。BIGBANGのようなアゲアゲな曲をかけて車の中で大声で歌うと、スッキリするんですよ」What’s “B.LEAGUE”?2016年に始まったプロバスケットボールリーグ。トップカテゴリーのB1リーグは3地区・18チームで争われる。5月に行われた上位8チームによるトーナメント戦・Bリーグチャンピオンシップでは、アルバルク東京が初優勝を果たした。アリーナで間近で観る試合はスピード感に溢れ、迫力満点。ファンの数も急上昇中!シーホース三河愛知県の「ウィングアリーナ刈谷」を拠点に活動するシーホース三河。Bリーグ最強クラブを決めるチャンピオンシップに毎年出場している強豪チームだ。「ユニフォームは黒、しかもコーチ陣は黒スーツで決めていて、ラグビーのニュージランド代表『ALL BLACKS』のようなかっこよさがあります。静かなる闘志を持ち合わせたチームです」比江島慎ひえじま・まこと1990年8月11日生まれ、福岡県出身。身長190㎝。2013年よりシーホース三河に所属。先シーズンはレギュラーシーズンMVPに輝く。トップス¥13,000パンツ¥24,000(共にマーカ/パーキング☎03・6412・8217)シューズ¥19,500(ジョーダン ブランド/ナイキ カスタマーサービス)※『anan』2018年7月11日号より。写真・内田紘倫(The VOICE)スタイリスト・藤長祥平ヘア&メイク・高松由佳取材、文・小泉咲子黒澤祐美(by anan編集部)
2018年07月08日横浪修の新刊写真集『MIZUGI』の発売を記念して、ブックデザイナーの祖父江慎をゲストに迎えるトークイベントが3月31日、青山ブックセンター本店で開催される。『MIZUGI』は、フランスとスウェーデンを拠点とする出版社「LIBRARYMAN」の季刊写真集プロジェクト「Seasons Series」の第1作目(Spring)として刊行。同プロジェクトは、アーティストたちが同じ条件のもと、一冊の本という形で一つのテーマを表現するというユニークなアイデアからスタートしている。横浪は『MIZUGI』をリリースするにあたり、自身がかねてより取り組んでいる同じコスチュームに身を包んだ少女たちのポートレート「Assembly」シリーズの延長として、人の体温や湿度といった“生命力”を感じられる「水着」をテーマとして選び、とりわけクローズアップでの撮影を採用。シリーズが持つ匿名性を『MIZUGI』にも与えることで、集団ポートレートとしての魅力や強さが際立った作品集となっている。トークイベントでは、雑誌『装苑』(文化出版局)の仕事などで知られる日本を代表するブックデザイナー・祖父江慎をゲストに招き、本作の制作背景などを通して横浪修の写真の魅力に迫るとともに、2人の仕事についても意見を交わす。また、トークイベント終了後には作家のサイン会も開催される予定。【イベント情報】『MIZUGI』(LIBRARYMAN) 刊行記念横浪修 × 祖父江慎 トークイベント日程:3月31日会場:青山ブックセンター本店 大教室住所:東京都渋谷区神宮前5-53-67 コスモス青山ガーデンフロア B2F時間:14:00〜15:30(開場 13:30〜)料金:1,350円定員:110名【書籍情報】『MIZUGI』写真:横浪修出版社:LIBRARYMANハードカバー/32ページ/215×275mm価格:6,000円(初版500部限定)
2018年03月30日7月2日(日)、9日(日)の2週連続スペシャルドラマとして復活を遂げる「ゆとりですがなにか 純米吟醸純情編」のスピンオフ「山岸ですがなにか」が「Hulu」にて配信されることになり、“主演”を務める俳優の太賀が取材に応じた。岡田将生、松坂桃李、柳楽優弥らが出演した昨年4月期ドラマ「ゆとりですがなにか」に登場し、その“ゆとりモンスター”ぶりが話題を集めたのが、太賀さん演じる山岸ひろむ。今回、まさかの主人公抜擢に、太賀さん自身「そんなことあるんですか?えーーーー!って(笑)」と驚いたのだとか。ただ、宮藤官九郎さんによる台本が手元に届くと「本当にやるんだと、うれしくなりました」としみじみ喜びを実感したそうだ。「山岸ですがなにか」での山岸は、会社を辞めた先輩・正和(岡田さん)を引き継ぎ、エリアマネージャーと居酒屋「鳥の民」の店長を兼ねる多忙な日々を、相変わらずのゆとりぶりでこなしている様子。久々に山岸を演じ「あの頃の感覚やリズムを取り戻すのに時間がかかった」とふり返る。また、山岸を演じたことによる“悪影響”もあるといい「どこに行って、何を言っても『山岸、出た~』って感じで、イラつかれるようになってしまって(笑)。笑顔で挨拶するだけで、『ムカつく』って言われることも…。割とシリアスな話をしていても、信じてもらえない日々が続きました」とこぼしていた。それでも、役柄に対する思いは格別で「(山岸を)演じる前と後では、反響が全然違いますね。もし演じていなければ、いまとは違う状況でしょうし、自分を引っ張ってくれたという意味でも、転機になった」と感謝を示していた。Huluオリジナル連続ドラマ「山岸ですがなにか」は7月2日(日)の「ゆとりですがなにか 純米吟醸純情編」放送終了後よりHuluにて独占配信開始。以降毎週日曜日に配信(全4話)。SPドラマ「ゆとりですかなにか 純米吟醸純情編」は7月2日、9日(日)22時30分~日本テレビにて2週連続放送。(text:cinemacafe.net)
2017年07月02日