こだわりの自家製食パンが自慢島根県松江市のフレンチトースト専門店「せるくる」が、新商品「メープルマーブル」(税込464円)の販売を2018年7月1日(日曜日)からスタートします。JR「松江駅」から徒歩5分の場所にある「せるくる」は、店名の由来にもなっている円形の自家製食パンを使用したフレンチトースト専門店。北海道産小麦粉の最高峰である「はるゆたか」と「ゆめちから」を使用した食パンは、豊かな香りときめ細かくもっちりとした食感が特徴で、アパレイユ(牛乳や卵などの材料を混ぜ合わせた液)の味にに負けない存在感を放っています。最高級のメープルシロップを使用今回発売される「メープルマーブル」のパン生地には、カナダ産「グレードA」のメープルの中でもさらにきびしい認定基準をクリアした「オーガニックメープルシロップ」を使用。低温殺菌された牛乳、生産農場から直送された卵、全国的に高い評価を得ている「大山バター」といったこだわりの材料で作られたアパレイユにたっぷりひたして焼き上げています。「せるくる」では「メープルマーブル」のほかにも「プレーン」「カスタード」「チーズ」などさまざまな味のフレンチトーストを販売。店頭販売のほか、ウェブサイトでの通信販売もおこなっています。(画像はプレスリリースより)【参考】※フレンチトースト専門店「せるくる」のプレスリリース/@Press※フレンチトースト専門店「せるくる」
2018年07月05日妊娠7ヶ月の筆者と夫と3歳の娘の3人家族で、島根に旅行したレポート、今回は後編をお送りします。宿泊先の「星野リゾート界 出雲」にて、ついにお風呂のお時間です。> 前編はこちら 1.部屋付き露天風呂で入浴夕食後は、いよいよお楽しみの露天風呂。まずはお部屋にある浴室で頭や体を洗いました。そして露天風呂へ。写真はお昼に撮ったものです外はちょっと寒かったのですが、入ると丁度良い温度。3人入っても広々としていました。子連れで大浴場……となると、何かと気をつかってしまうのですが、お部屋に露天風呂があると誰の目も気にせずゆっくり浸かれるので良いですね。人見知りのする娘も、家族だけという安心感から、あひるを浮かべてリラックスしていました。「神の湯」と呼ばれる玉造温泉のお湯を、時間を忘れるほどたっぷり堪能できました。お湯は循環していて、湯加減もちょうど良かったですよ。1日の疲れも吹き飛びます。浴衣、滞在着とアメニティはこちら。浴衣か作務衣か選べます。夫は浴衣、私はお腹が大きいため作務衣を着ました。ウエストは苦しくなく、ちょうど良いサイズでした。娘には子ども用のパジャマ。私の作務衣とおそろいの色でうれしそうでした。また便利な風呂敷はプレゼントとのこと。子ども用のアメニティはこちら。クマさん柄のハンカチとスリッパ。歯ブラシも子ども用サイズ。とっても可愛くて娘もすっかり気に入っていました。 2.ご当地楽石見神楽「大蛇」20時30分は神話語りを見に行きました。日本神話の紙芝居なのですが、非常に美声で感情のこもった読み聞かせに、娘も見入っていました。語り手が星野リゾートのスタッフのかたということにも驚きです。21時頃からご当地楽。「星野リゾート界」では、各地の文化をご当地楽として紹介してくれるそうです。出雲では、「ヤマタノオロチ伝説」を題材にした物語。天候が悪かったためフロントにて行いました。いつもは娘が寝ている時間なのですが、「観てみたい」というので家族3人で観覧しました。娘は神妙な雰囲気に驚いたのか、はじめは「こわい」と言っていましたが、物語が進むにつれて、口をぽっかり開けて見入っていました。大蛇との戦いや名場面では、思わず拍手もしていました。最高の神楽に感動しました。星野リゾートのスタッフのかたがたが演じていたということで、またも驚き。セリフがなく動きだけで魅せてくれるので、子どもから大人まで楽しめます。そしてお部屋に戻って就寝。寝つきの悪い娘も、ふかふかのお布団に入ってすぐに寝ました。 3.「星野リゾート界 出雲」の大浴場朝7時ごろ、夫と娘は大浴場へ。私はその間に朝の支度です。写真は星野リゾートよりお借りしました夫と娘以外誰もいなくて、贅沢に楽しめたそうです。「大きい温泉すごかった!」と娘も大興奮していました。大浴場を出たところにくつろげるスペースがあり、そこでアイスを食べたとのこと。アイスは3種類あります。飲み物は、レモン水とはま茶が用意されています。はま茶はノンカフェインなので、妊婦のかたはもちろん、夜寝る前に飲めるので嬉しいですね。娘はレモン水にハマっていました。他にもマッサージチェアなどがありました。 4.「星野リゾート界 出雲」での朝食8時になったので朝食へ。はじめにいただいたりんごジュースは、生姜が入っていてとっても美味しかったです。娘は普通のりんごジュースでしたが、「一口ちょうだい」と言うので私のをあげると、「美味しい!」とごくごく飲んでいました。大人にはまず「神饌朝食」が運ばれました。神饌というのは、地元の山海の珍味を神様に献上する食事のことだそうです。神様と同じ食事をいただくことで、強い縁で結ばれるのだとか。ご当地のいろいろなものをちょっとずつというのが良いですね。食べるごとに体の中がきれいになっていく気がしました。いちごの大きさに驚いた娘が「ほしい!」と言うので、あげました。そんな子どもの朝食はこちら。和食の朝ごはんって、見ているだけでほっとしますよね。ただ、朝に弱い娘はちょっと遊び気味。スタッフのかたがいちごを娘にくれ、細かな気遣いに感謝。娘がいちごに夢中の間、大人用の朝食が運ばれました。妊娠中の私にとって非常にありがたい和食の朝食。ご当地の食材がふんだんに使われています。家では食べることのできない食材と繊細な味に感動しっぱなしでした。食後には、和製ハーブティーのような香りの「クロモジ茶」をいただきました。 5.チェックアウト食後は部屋に戻ってくつろぎながら帰り支度をして、10時にチェックアウト。スタッフのかたは最後まで爽やかな笑顔で対応してくださりました。娘の名前を一度伝えただけなのに、会うたびに「〇〇ちゃん」とさまざまなスタッフのかたにお声がけいただき、人見知りの娘もとても喜んでいたのが印象的です。私のおなかのこともさりげなく気にかけてくれたり、丁寧なのに煩わしさを感じないような自然な対応が、すごく不思議でした。隅々まで手を抜かない接客にただ驚くばかりです。これ以上ないくらいのおもてなしを受けたので、最後の家族3人の旅行が、「星野リゾート界 出雲」で本当によかったなあと思いました。 6.いずもまがたまの里伝承館で「宝石探し」玉造温泉街から車で10分くらいのところにある「いずもまがたまの里伝承館」に行きました。まがたまやアクセサリーを作ったり、買ったりできます。ここでは娘と一緒に「宝石探し」をしました。30分で水と石の中にある宝石を探します。採れた宝石はこちら。持って帰ることができるので「宝物が増えた」と娘も大喜びしていました。昼食は「かみあり製麺」でしじみ塩ラーメンを。しじみのだしがたっぷりで美味しかったです。貝類が好きな娘も大満足。 7.宍道湖自然館ゴビウス昼食後は15分ほど車を走らせて、島根県の川や宍道湖などに生息する生きものを展示している「宍道湖自然館ゴビウス」へ。子どもの目線で、身近に生息している魚を見ることができるので、知識も深まりそうです。水槽の中から魚を見ることができる「ヘルメット水槽」もありましたよ。 8.堀川遊覧船で松江城の周りを船で一周14時15分に「大手前広場乗船場」から遊覧船に乗り、「堀川めぐり」をしました。松江城の周りが船で一周できます。この日は雨が降っていたのですが、屋根付きなので濡れる心配もありません。4月初旬なので寒かったのですが、こたつがあるのでぽかぽか。娘は初めての船なので、はしゃいでいました。船頭さんが各スポットの説明をしてくれたり、川に生息する植物や鳥の生態を話してくれたり、島根の歴史を語ってくれながら、50分ほどかけて一周します。途中で松江城も見えました。娘は、30分ほどははしゃいでいたのですが、旅の疲れと座っているだけというのに退屈したのか、途中はちょっとぐずってしまいました。松江城の観光もしたかったのですが、今回は諦めることに。「大手前広場乗船場」の隣にある「島根ふるさと館」にてお土産を買って、そのまま車で帰宅。車内では娘も満足気にぐっすり眠っていました。 未就学児の子どもと旅行といったら、遊園地などアクティビティーが充実したところを選んでしまいがちですが、今回は私が妊娠中ということで、子どもも楽しめゆっくりできるところを目指しました。そういった面では、「フォーゲルパーク」や「宝石探し」、「ゴビウス」などは子どもも楽しめたのではないかなと思います。そしてなにより、「星野リゾート界 出雲」での宿泊がそれをかなえてくれました。スタッフの方々の細やかな心配りや、ご当地楽など子どもも楽しめる催しもの、子ども目線で工夫された食事、家族団らんで楽しめる部屋付き露天風呂など、子連れでもゆっくりと過ごすことができました。「子連れで旅行なんて大変そう……」「たまにはゆっくり宿泊したいけど、子どもが喜んでくれるか心配……」といったかたは、ぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか。家族ですてきな思い出が作れると良いですね。
2018年04月21日等々力の街並みに溶けこみ、ひっそりたたずむお店「だんだん」は、「等々力駅」から歩いて数分、玉川警察署の向かいにあるお蕎麦屋さんです。お店は濃いクリーム色の外壁で、入り口に「だんだん」と書かれたのれんがかかっています。店内は、カウンター席とテーブル席の合計13席。席数を少なくしてスペースを広めにとり、ゆったりと腰かけられるようになっています。内装は、和風のお蕎麦屋さんというより、カフェのような雰囲気です。料理やお酒などから、島根への愛が感じられるお店店名は、島根の言葉で「ありがとう」という意味です。店主の両親が島根出身でもあり、島根への強い思いがこのお店を開くきっかけとなりました。お店のメニューには、島根への愛がたくさん詰まっています。そば粉だけではなく、一品料理としても島根の名物を出していたり、県内各地で造られた日本酒が揃っていたりします。蕎麦の香りと味を思う存分楽しめる「せいろ蕎麦」このお店の一押しメニューのひとつが、「せいろ蕎麦」です。これは、手打ちそばをお湯にくぐらせた後、ころあいを見計らってすくいあげ、冷水でしめるシンプルな一品。「せいろ蕎麦」には、そばつゆと薬味がつきます。このそばつゆは江戸蕎麦とは違う、控えめな味が特徴です。めんつゆにつける前に蕎麦だけを食べると、口の中に豊かな香りが広がります。口当たりはつるっとしていて、シャキッとコシのあるお蕎麦です。隠れ人気の「そばがき」も風味豊かな一品「だんだん」のメニューの中で、隠れ人気を博するのが「そばがき」です。これは、店主が多くのお店のそばがきを食べ歩いた中からヒントを得て、独自で作り出したそう。そば粉をそば湯でじっくり練り上げた、ふわふわでもちもちの食感が特徴。蕎麦の味もしっかりと感じられ、ぜひお蕎麦と合わせてオーダーしてほしい、店主もおすすめの一品です。蕎麦好きが気軽に訪れられるお店料理やお酒、使用する食器までもが島根県産であるなど、こだわりが随所に感じられる「だんだん」。店主は、ていねいに仕込まれた島根蕎麦を等々力エリアに根付かせたいという想いでこのお店を営業してるそうです。「だんだん」は、東急大井町線「等々力駅」から徒歩6分のところにあります。随所に島根への愛を感じられるお店で、手打ち蕎麦や一品メニューを楽しみながら、島根へ旅行した気分を味わってみるのはいかがでしょう。スポット情報スポット名:だんだん住所:東京都世田谷区等々力8-5-7電話番号:03-3705-0262
2017年10月24日「私の故郷・島根県のお弁当が“おかずの品数日本一”ですか!母が作るお弁当も、7品くらい入っていましたし、これくらいが当たり前と思っていました(笑)」 こう話すのは、島根県出身で料理研究家の園山真希絵さん(39)。冷凍食品製造・販売の大手「ニチレイフーズ」が4月に「47都道府県のお弁当事情に関する調査」を発表。20代から60代の男女およそ3万人にお弁当作りについてのアンケート調査を行ったところ、日本人のおよそ「4人に1人」が平日は、ほぼ毎日お弁当を作っているという。 園山さんが冒頭のように驚いていたのは、その調査によってわかった、お弁当のおかずの品数全国トップは中国地方の島根県だったという結果。「5.8品」という平均値となった。ニチレイフーズの広報担当・渡辺千春さんに、今回の調査結果について話を聞いた。 「今回初めて行ったこの調査の主な目的は、お弁当作りにおいて、都道府県別にどのような違いがあるのかデータを収集することでした。冷凍食品もお弁当に重宝されている時代ですからね。“食”は地域に根ざしているもの。つまりお弁当は、地域の食文化が集約されているといえるんです」 ふだん、お弁当に入れるおかずの品数は、全国平均では「4.5品」。島根県に続いて、2位は山形県の「5.7品」、3位が富山県の「5.5品」と、いずれも日本海側に位置する県がトップ3を占めた。 反対に、おかずの品数がいちばん少ないのは、平均3.8品という群馬県。続いて、千葉県、沖縄県という結果になった。関東圏は、比較的“シンプル”にお弁当を作る傾向があるようだ。 ゴージャス全国一が島根県なら、日本一のお弁当作りに積極的な“お弁当大好き”県1位は、新潟県という結果が出た。続いて、2位は岩手県、3位は秋田県という結果に。 「『平日ほぼ毎日お弁当を作る』人の割合が『32.7%』。“お弁当好き”な県は、いわゆる“米どころ”といわれている地域が上位にランクインしているのが特徴ですね」(渡辺さん) お弁当を作る頻度が低いのは埼玉県、東京都、神奈川県と、関東に集中。埼玉県は、平日にほぼ毎日お弁当を作る人が18%しかいないという。お弁当に対してはやや“消極的”なようだが……。 「首都圏など都市部は、ランチのフードデリバリーサービスやお弁当の移動販売など、便利な最先端サービスが充実しています。『お弁当を持参する』以外のランチの選択肢が増えているため、作る割合がやや低く出ているのでしょう」(渡辺さん)
2017年05月04日「島根県の女性は働き者が多く、仕事も家事も手を抜きません。それが品数の多さにつながっているのかも。でも、思いっきりゴージャスというより、どこか厳かさを備えているイメージです。高級食材を使うのではなく、季節のお野菜も含めてそのときどきのものを、彩りもバランスも考慮して入れていくんです」 こう話すのは、島根県出身で料理研究家の園山真希絵さん(39)。冷凍食品製造・販売の大手「ニチレイフーズ」が4月に「47都道府県のお弁当事情に関する調査」を発表。20代から60代の男女およそ3万人にお弁当作りについてのアンケート調査を行ったところ、日本人のおよそ「4人に1人」が平日は、ほぼ毎日お弁当を作っているという。そして調査によってわかった、お弁当のおかずの品数全国トップは島根県の「5.8品」だった。 「ひとつのおかずだけを多く摂取すると、栄養素が片寄ってしまいます。すると余分な栄養素は、脂肪として蓄積されてしまうだけ。母の作るお弁当は、おかずを少量ずつ、ちょこちょこと食べることができるものだったんです。そうすると、さまざまな栄養素を過不足なく摂取することができるので、健康にいいのと同時に、最高のダイエット食にもなっていたんです」 そんな出雲の伝統にあやかって、園山さんが“縁結び弁当”のレシピを伝授!そのポイントも解説してくれた。 ■お品書き(材料はすべて適量) 【1】春キャベツと豚のしょうが焼き(材料・春キャベツ、豚バラ、たまねぎ、すりおろししょうが、みりん、液体塩こうじ、醤油、ごま油、ブラックペッパー、片栗粉) 【2】桜エビとえだまめのスクランブルエッグ(材料・卵、桜エビ、塩ゆで枝豆、無調整豆乳、みりん、液体塩こうじ、オリーブオイル) 【3】たけのこのおかか青のり煮(材料・ゆでたけのこ、かつお節、みりん、酒、醤油、青のり、だし昆布) 【4】生ハムアスパラ巻き(材料・生ハム、アスパラ) 【5】彩りのお野菜(材料・ミニトマト&ブロッコリー。おかずの下に敷くものとして、レタス&だいこんの葉) 【6】味くらべご飯(材料・ゆかりまぜご飯、焼き鮭フレーク入り昆布のせご飯) ■園山さん直伝!お弁当に使えるポイント 【1】「しょうが焼きの豚肉は、ほかの調味料といっしょに市販の液体塩こうじをお肉に軽くもみこみます。そうすると、お弁当として持ち歩いたとき、冷めてもお肉が硬くなりにくいんです(2の液体塩こうじも同じ理由です)。また、いっしょに炒めるお野菜は、いまが旬の春キャベツを使いましょう。食感もシャキシャキかつやわらかに!」 【2】「厚焼きではなくスクランブルにすることで、手間がかからず、卵のジューシーさもキープ。マヨネーズ小さじ1を溶いて炒めると、スクランブルエッグのまろやかさが増します。桜エビとえだまめで、春のイメージの彩りを。ちなみに、私は大豆でダイエットに成功した経験があるので、どこかに必ずお豆を使うようにしています」 【3】「季節を意識して、たけのこを炊きました。味はしっかりめにつけて、かつお節と青のりで風味をプラスします」 【4】「ゆでたアスパラを生ハムで巻くだけで完成!すぐにできあがる時短メニューです」 【5】「お弁当で大事なのは、カバンやリュックの中で片寄らないように、なるべくぎゅうぎゅうに詰め込むこと。形崩れしない緑黄色野菜は、便利なんです」 【6】「ゆかりは抗菌効果と同時におかずの味の濃さをすっきりさせてくれます。昆布は3でおだしに使ったものを効率よく利用しましょう。中に鮭フレークを使っているので、お口にいれたときのお楽しみが増えますよ」 島根女性は「世話焼き」な性格の持ち主でもあると語る園山さん。作って食べさせれば、男性の胃袋をつかむこと間違いなし。まさにおいしい“縁結び”のお弁当なのだ。
2017年05月04日平成21年10月に、島根県立大学の学生だった平岡さん(当時19歳)がアルバイトを終えた後に行方が分からなくなり、その11日後に、およそ25キロ離れた臥龍山の山頂付近の付近で、遺体の一部が発見されました。警察によると、事件の2日後に山口県内の高速道路で起きた事故で死亡した30代の会社員男性が、事件に関与している疑いがあるということから、殺人などの容疑で書類送検する方針であると報じられています。まだ現段階では書類送検はされていないようですが、「すでに事故で亡くなっている人を書類送検する」ということはどういった意味があるのでしょうか?また、(今回の例に限らずが)事件発生から書類送検、その後の一般的な流れについても解説したいと思います。*画像はイメージです:■「送検」には「身柄送検」と「書類送検」の2種類あり警察は、例外的な微罪事件を除き、犯罪の捜査をしたときは、事件を検察官に送致しなければならないとされています(刑事訴訟法246条)。この事件を検察官に送致することを「送検」と言います。送検には2種類有り、逮捕した場合に犯人ごと送検する場合を「身柄送検」、逮捕しないで書類のみを送検する場合を「書類送検」と言います。本件では、被疑者が既に死亡していますので、「身柄送検」はできません。また、微罪事件でもありませんので、書類のみを送検する「書類送検」を刑事訴訟法に基づいて行うということになります。 ■不起訴処分が決まっていても被害者の損害賠償請求に「書類送検」は有用!それでは、検察官は、書類送検された後にどのような処分を行うのでしょうか?刑事訴訟法には、339条1項4号に、「被告人が死亡したときには、決定で公訴を棄却しなければならない」とされており、被告人が死亡している場合には、公判を維持できないことになっています。それとの関係で、検察官は、書類送検された事件については、必ず「不起訴処分」とすることになっています。不起訴処分にするのであれば、書類送検する意味が無いのでは?と思われるかも知れませんが、捜査結果がキチンと残ることで、被害者による損害賠償請求(対保険会社、対遺族)の証拠ともなり得ますので、有用なことに間違いありません。 *著者:弁護士 小野智彦(銀座ウィザード法律事務所。浜松市出身。エンターテイメント法、離婚、相続、交通事故、少年事件を得意とする。)【参考】NHK NEWS WEB:島根 浜田の女子大学生殺害事件 死亡の男を書類送検へ【画像】イメージです*naka / PIXTA(ピクスタ)
2016年12月20日島根県松江市各所で1月31日~2月29日、「まつえ食まつり」が開催される。○山陰地方の冬の味覚を満喫同イベントは、松江らしさを演出した期間限定メニューを味わえる「松江食めぐり」や、音楽の生演奏などとともに地元の食材を楽しめる「食まつり晩餐会」、松江を代表する蔵元をめぐる「まつえ蔵元めぐり」、老舗のお茶や和菓子を味わえる「銘茶・銘菓老舗めぐり」など、多彩な催しが行われる。さらに、日曜日には4週連続で「食まつり暖談ごちそう市場」を市内各地で開催する。1月31日はJR松江駅前・松江テルサで「松江VS尾道カニカキ対決」など、2月7日には松江城馬溜特設会場で日本海カニ汁やおもてなし茶席、こだわり海幸・山幸メニューの限定販売など、14日は京店商店街や南殿町商店会、カラコロ工房で「京店カラコロ鍋フェスタ」など、21日は天神町・タテ町商店街で天神合格おかげ鍋や同地域のB級グルメを味わえる。また、同市朝日町の松江港湾内白鳥号のりば近くにおいて、日本海の「冬の味覚の王様」と言われる松葉ガニを味わえる「かに小屋」を2月29日まで期間限定で開設する。開催時間・料金は、各催し、会場により異なる。
2016年01月28日東急百貨店は14日から19日まで、「第25回 島根物産展」を東横店にて開催する。○茶の湯文化が根付く松江城下町の風情を同フェアでは、中国山地の山の幸、日本海の海の幸など、同県から冬の旬が一堂に集結。イートインでは「寿し秀」の特選にぎりや、創業90年以上「料亭ひがしや」の「天然うなぎ重」などが楽しめる。また、茶の湯文化が根付く松江城の城下町から、出雲銘茶の茶席が登場し、会場でたてた抹茶と和菓子を提供する。さらに特産品や工芸品も販売する。主な出展とメニューは、島根県近海の海の幸が楽しめる「寿し秀 特選にぎり 特上」。出雲神話ゆかりの神西湖でとれた天然うなぎを使った「料亭ひがしや」の「天然うな重 松」。いずれも1人前3,240円となる。茶席では、「中村茶舗」の「抹茶 葵印 中之白と季節の上生菓子のセット」が1人前756円。実演では、"黄・白・茶"の重なりが華やかな「デイリーフーズ誠」の「石見銀山角寿司」が8切れ入で1,080円。島根和牛を使用した「かみありづき」の「島根和牛コロッケ」が1個151円となる。会場は、東横店 西館8階 催事場。開催時間は10時から21時まで。最終日は18時に閉場となる。※価格はすべて税込。
2016年01月07日ディー・エル・イー(以下、DLE)は12月2日、PARCO出版より書籍『島根自虐伝』(1,200円・税別)を発売した。同書は、DLEが制作・販売する「島根県×鷹の爪 スーパーデラックス自虐カレンダー」に掲載されたコピーをまとめて書籍化したもの。同カレンダーは、アニメーション『秘密結社 鷹の爪』に登場する鷹の爪団ゆかりの地である島根県を"自虐で応援する"というテーマのもと発売。3,000部売れれば大ヒットと言われるカレンダー業界で、3万分を超える売り上げを記録したという。同書では、「いいえ、砂丘はありません。」「交通量調査のバイトの人数のほうが多かった。」などの自虐的なフレーズを一挙に公開している。また、各コピーの背景となる島根県の風習を解説するコラムや、『秘密結社 鷹の爪』作者であるFROGMAN氏へのインタビューなども収録する。B6版で、144ページとなる。
2015年12月09日法事や仏事の引き出物といえば、饅頭をはじめとする和菓子が一般的だろう。しかし、島根県松江市では少々事情が異なる。なんと法事の際にパンが配られるというのだ。しかもその種類は実にバラエティ豊かで、あんパンもあれば、メロンパンやクリームパンまであるんだとか。一体なぜそのような風習が一般的になったのだろうか?○饅頭からパンに変わった理由は……今回、その疑問に答えてくれたのは、島根県松江市に2店舗を持つ「kitchen okada(キッチンおかだ)」。自家製酵母パンから無添加食パン、菓子パン、調理パンにいたるまでの焼きたてパンの他、焼き菓子や手作りジャムまでをそろえる地元の人気店だ。早速、同店で働く島貫有加さんに、法事にパンが使われるようになった経緯についてうかがったところ、「もともと饅頭だったのがいつの頃からかパンになったようです。饅頭よりパンの方が喜ばれたからと聞いたこともありますね」と実にふんわりした回答。しかも、「チョコレート会社がバレンタインデーを盛り上げたように、この地方のパン屋さんがパンの売上増のために企画したのではないかと密かに思っています」という楽しい意見まで聞かせてくれた。島貫さんによるとこの地域では法事パンを扱うパン屋は多く、とりわけ経営年数が長い店ほど、法事パンを販売している傾向にあるのだとか。しかし、普通のパンと法事パンの違いってなんだろう?すると再び、「違いは特にありません。蓮の花の絵柄が付いた袋にいれて箱詰めすれば法事パンになります」となんともざっくりだ。さらに、「法事パンはこうあるべき」などの定義も特にないというが、強いて言うなら、当日食べられるとは限らないため日持ちするパンを選ぶことが多いのだとか。「包装する際、日持ちを考えて添加物を入れる店もあるようですね。でも、当店では何も入れていないので日持ちしません」と島貫さん。キッチンおかだが法事パンとしても販売しているパンは、苺ジャムパン(140円)、メロンパン(150円)、たなべのたまごと木次牛乳のクリームパン(150円)、無添加あんぱん(150円)、ヨーグルトパン(150円)、キッチンマドレーヌ(180円)など。○カレーパンやヨーグルトパンも法事パンに「法事パン」は昔からの風習のため、他店でも同様にあんパンやメロンパンなどの王道パンが使われることが多いのだとか。また、これといった定義がないからこそ、故人が好きだったパンを採用することもあるそうで、「カレーパンやヨーグルトパンを蓮の花の絵柄が付いた袋にいれてお渡ししたこともありますね」と島貫さん。キッチンおかだでは、蓮の花の絵柄入り袋にいれた後は白い箱に詰め、のしをつけて「法事パン」を完成させるが、のしには字入れもできるという。最後に、この風習の展望について尋ねてみると、「松江近隣の風習に留まることなく、全国に広まってパン業界の活性化につながってくれたらとの淡い期待を抱いております」と明かしてくれた。「パンが好きでない人は少ないと思うし、いろんな種類があればきっと喜ばれるはず。パン屋側の事情はさておき(笑)、お渡しする方に喜んでいただきたいとの想いで始まった風習だと思うので、これからもたくさんの人に喜んでもらいたいですね」。島貫さんのメッセージに共感を覚えるという人は、これからは贈り物の機会がある度、パンも候補にいれてみてはいかが?※記事中の価格・情報は2015年9月取材時のもの。価格は税別
2015年09月27日縁結びの神様でも有名な出雲大社がある島根県に存在する「玉造温泉」。今から1300年前、奈良時代初期からあったと言い伝えられる、日本でも最古の歴史を持つ温泉です。古代出雲神話で大国主命(おおくにぬしのみこと)とともに国造りをした少彦名命(すくなひこなのみこと)により発見されたと言われ、その頃の出雲風土記(西暦733年)には「ひとたび濯げば形容端正しく、再び浴すれば万の病ことごとに除こる」と記されています。その優れた効能から「神の湯」と呼ばれ、昔からたくさんの人に親しまれてきました。温泉街には、泉質を生かした温泉コスメや美肌スポットが充実! のんびりゆったりお散歩しながら愉しむ「美肌巡りの旅」をご紹介しましょう。 うるおい効果バツグン! 美肌の湯「玉造温泉」とは玉造温泉街は、玉湯川を中心に川沿いに、温泉宿や足湯、神社、ショップなどが立ち並んでいます。「玉造温泉」の湯は無色透明。泉質は、弱アルカリ泉質です。お湯に浸かると、最初はほんの少しトロリとした感触。やわらかい湯触りが気持ちよくて、湯上がりにはお肌が不思議とツルリ! それには、お湯に含まれるに成分に理由があるようです。玉造温泉は、メタケイ酸の数値が高いといわれています。この成分、じつは化粧水などにも使用されるほど美肌効果を期待できる成分とのこと。温泉の湯をタオルや手ぬぐいに含ませて、顔にのせてパックしてみたのですが、まるでむきたての茹で卵のようにプルンプルンの弾力を感じました。温泉宿や温泉施設でぜひ試してみてくださいね。おすすめは、「松江市 玉造温泉ゆ〜ゆ」。大浴場「まがたまの湯」、「くがたまの湯」は天井まで届く大きな窓からさしこむ陽光が心地いい空間に、勾玉の形をした湯船。もちろん、お湯は“玉造温泉美肌の湯”がこんこんと…。また、深さ約1メートルの立ち湯のある露天風呂、2メートルの高さから落ちる打たせ湯などのほか、乾式、湿式サウナも完備。日帰り温泉を実施している旅館もあるので、気軽に利用することができます。 「神の湯」ゆえ、パワースポットも充実玉造温泉は古くから「神の湯」と呼ばれるだけあって、街のあちらこちらに温泉にまつわる様々なスポットがあります。 温泉街のはずれにある「玉作湯神社」もそのひとつ。この神社には「温泉」の神様と「勾玉」の神様が祀られていると言われています。こちらはパワースポットとしても大人気!境内には不思議なパワーが宿る御神石「願い石」が鎮座していて、古くから人々を見守ってきました。社務所で「叶い石」を授かり、この願い石につけて祈ると石から石へパワーが伝わって願いが叶う、と言われています。パワーの宿った石は持ち帰ってお守りにしましょう。 美肌祈願なら「おしろい地蔵さま」へ温泉街の東に位置する清厳寺。こちらには江戸時代から信仰されてきた美肌祈願の「おしろい地蔵さま」が祀られています。自分の肌の気になる部分と同じところにおしろいを塗って、美肌祈願をするというものです。 美肌になりたい方には、こちらもぜひ訪れてほしいスポットです。美肌になれる「源泉」は、ボトルに入れて持ち帰ろう温泉街の湯薬師広場には、源泉の湧き出る「たらい湯」があります。こちらでは、温泉成分たっぷりの源泉を手にかけたり、持ち帰ることも可能です。小さなお社の形をした無人販売所、「おやしろ本舗」を見つけたら、源泉を持ち帰ることができる「美肌温泉ボトル」(¥200)を購入しておきましょう。スプレータイプのボトルなので、乾燥したかなと思ったらシュッとワンプッシュして使えて便利です。 この「おやしろ本舗」では足湯のタオル(¥100)や、神話を分かりやすくまとめた冊子「姫神と神話」(¥200)などが販売されています。※価格はすべて税込街をぶらりとお散歩しながら、この「おやしろ本舗」もぜひ探してみてくださいね。 「美肌スイーツ」と「勾玉スイーツ」にも注目 温泉で美人になった後は、スイーツを食べて体の中からヘルシー美人になりましょう。玉造温泉の街歩きの拠点になる「玉造アートボックス」の1階にある「美肌マルシェ」には、地元の素材を使ったおいしい&美肌になれるスイーツが充実。「カラダの中からキレイに!」をコンセプトに、フランスでの経験を持つ地元島根生まれのパティシエール ノムラサチさんが腕を振るっています。おすすめは、2015年春に登場したチーズケーキ「riz fromage(リ フロマージュ)」。なめらかなレアチーズと、しっとりスフレチーズケーキの間に、香ばしいキャラメルと濃厚カスタードクリームをサンド。生地には食物繊維たっぷりの島根県産キラキラ玄米を使用しており、頬張るごとにチーズのコクと深みのある味わいが広がる贅沢なスイーツです。また、松江産の姫神生姜を使った「姫神占い神社(ジンジャー)クッキー」も人気商品のひとつ。クッキーがハートや勾玉などの形をしており、占いも楽しめるというユニークなクッキーで、お土産としても大人気です。「美肌マルシェ神社前店」には、なんと勾玉の形をした「あんのけーく」も。こちらもお土産にぜひ。 「温泉パック」は、ぜひ専用タオルで!玉造温泉の湯を楽しむアイテムとして、いま注目を集めているのが「美肌温泉フェイスパックタオル」です。キメ細かでしっとりとした肌触りのタオルを湯に浸し、顔にのせるだけで簡単温泉パックの出来あがり。玉造旅館組合加盟旅館のフロントや売店で販売されています。うるおいをすぐに実感したいアラフォー女性には、かなり嬉しいアイテム。ボトルで持ち帰る源泉とセットでお土産にすれば喜ばれること間違いなしです。さらに美人度アップを目指すなら、温泉コスメをこんなふうに、うるおいツルスベ肌になれると評判の美人の湯「玉造温泉」。この温泉を使用した温泉コスメブランド「玉造温泉美肌研究所 姫ラボ」も、人気の定番商品です。玉造温泉水100%配合した「玉造キラキラミスト」(80g ¥1,100~ ※税込価格)は、特許技術により温泉の粒子を通常の水の粒子より細かくしているので、肌の奥まで浸透するのだそう。乾燥時の水分補給におすすめです。 このほか、ローションなどもラインナップ。自宅でも朝のケアから夜のケアまで、温泉気分で美肌ケアができます。 いかがでしたか? 女性に嬉しい美肌スポットが満載の島根県の「玉造温泉」。あなたも、キレイになれる「美肌旅」を体感してみませんか? お問い合わせ/ ・玉造湯神社 ・玉造温泉ゆ〜ゆ TEL 0852-62-1000 営業時間 10:00~22:00(最終受付21:20) 定休日 月曜日 ・美肌マルシェ TEL 0852-62-5050 営業時間 9:00〜19:00 年中無休 ・美肌マルシェ神社前店 TEL 0852-67-1685 営業時間 9:00〜18:00 年中無休 ・玉造温泉美肌研究所 姫ラボ TEL 0852-62-1556 営業時間 8:30〜21:30 不定休
2015年09月07日NECは6月29日、島根県・津和野町において、土砂に含まれる水分量を解析することで、土砂斜面の崩壊の危険度を高精度に算出するための実証を開始したと発表した。同実証は、同社が開発した、従来、土砂斜面崩壊の危険度を算出するのに必要だった「土砂の重量」「水圧」「土砂の粘着力」「土砂の摩擦」など、降雨量により変化する土砂状態の指標データを、「土砂に含まれる水分量」のみから算出可能とし、水分量を計測するだけで、リアルタイム・高精度に斜面の危険度の把握を実現する技術が用いられる。あわせて、「土中水分計」に加えて、「振動センサ」を用いた検証も行われる。同社は、土中の水分量により変化する「土砂の重量」・「土中の水圧」・「土砂の粘性」・「土砂の摩擦」と、土砂の振動特性の相関関係を発見。同実証では、振動特性の変化で、土砂斜面の崩壊の危険度を把握できるかを検証する。「土中水分計」は電極の経年劣化や、土中における導電時のイオン移動により土質変性が生じることから、定期的な交換や測定場所の変更が必要となるなど、長期間の測定に課題があるという。対する「振動センサ」は、土砂の振動特性の変化を受動的に測定できることから、センサの劣化や周囲を変性させる影響が生じないため、将来的には「土中水分計」に代わる、より長期間の測定に適した手法になると見込んでいるという。
2015年06月30日島根県立美術館は7月6日まで、企画展「招き猫亭コレクション 猫まみれ」を開催している。○"アートになった猫たち"が勢揃い同展では、猫を愛する美術コレクター「招き猫亭」のコレクションを展示。スタンラン、ビアズリーら西洋の画家たちが描いた猫、歌川国芳ら浮世絵の中の猫、明治~昭和を生きた版画家・高橋弘明の猫、竹久夢二、レオナール・フジタ(藤田嗣治)ら近現代美術の巨匠たちが描いた猫など、多彩な猫作品約330点が披露される。5月30日、6月7日、14日の14時からは、担当学芸員による作品解説のギャラリートークが行われる。6月13日の14時からは美術館ロビーにて「能の手法で語る 吾輩は猫である」を開催。出演は、下掛宝生流ワキ方・安田 登氏、能楽森田流笛方・槻宅 聡氏。6月28日の14時からは美術館講義室にて、同館主任学芸員の大森拓土氏による美術講座「江戸の猫アート」を行う。会場は、同館1階の企画展示室。開館時間:10時から日没後30分までで、展示室への入場は日没時刻まで。休館日は火曜日となる。観覧料(税込)は、企画・コレクション展をセットにした一般が1,150円。企画展のみは1,000円。なお、手持ちの「猫の写真」(プリント、デジタルデータも可)を受付で提示すると、4名までの観覧料が割引される。企画・コレクション展をセットにした一般が1,020円。企画展のみは900円となる。
2015年05月28日島根銀行はこのたび、創業100周年事業の一環として、今春より島根・鳥取両県の店(以下掲載店)をPRするスマートフォン・アプリ「"さんいん"ご縁ナビ」(iOS/Android)(以下ご縁ナビ)などの運営を開始すると発表した。同行は、公式SNSや公共交通機関等の各種媒体を通じて「ご縁ナビ」を幅広くPRすることで、掲載店の集客の役に立ちたいと考えているという。また、希望する掲載店に、同行および同行関連会社のしまぎんユーシーカードが発行する「しまぎんピスカ」および「しまぎんUCカード」の会員や、旅行や出張などで島根・鳥取両県を訪れる人に対して割引などの特典を提供してもらうことで、地域の活性化や島根・鳥取両県への観光客誘致などにも寄与したいと考えているという。さらに、こうした趣旨に賛同してもらえる他の会員組織と連携し、掲載店の募集や、会員へのPRを行うことで、同取組みを更に活発化したいと考えており、このたび、コーアガス島根運営の「ちょいNAVi」と連携し、掲載店の募集や相互会員へのPRを行うこととしている。このほか、掲載店の経営課題解決支援の一環として、今後、島根県や鳥取県、ぐるなびなどの外部機関と連携し、掲載店向けの情報提供やセミナーなども行う予定としているという。掲載店については、10日現在、270ヶ店で松江市が主体となっているが、4月以降、松江市以外の山陰各地でも掲載店を募集していくとしている。「ご縁ナビ」はしまぎんナビからアクセスする。アプリの無料ダウンロードは、AppStore/Googleplayで島根銀行と検索する。しまぎんナビは、「しまぎんATMナビ」となっており、ご縁ナビのスタート時には、「しまぎんナビ」に自動的にアップデータされる。
2015年02月16日島根県出雲市とJR西日本米子支社は1日、「大社駅はじまりプロジェクト」の一環で、旧大社駅舎(出雲市)のライトアップと企画展示を開始した。このプロジェクトは、「出雲から東京へ向かう列車の『始発駅』であり、東京方面からの参拝客にとって大社参拝の『はじまりの場所』といえる旧大社駅の歴史・文化的価値を再認識し、利活用すること」(JR西日本)を目的に発足。地元や行政、民間企業が一体となり、さまざまな取組みを通して旧大社駅の魅力を発信する。駅舎ライトアップは、出雲に集う神々を迎える「神迎祭(かみむかえさい)」から、全国に神々を見送る「神等去出祭(からさでさい)」までの期間にあたる12月1~7日、毎日17~21時に実施。国の重要文化財指定でもある旧駅舎を幻想的に照らす。企画展示は旧駅舎内展示室の展示を一部リニューアルして実施。「大社駅のはじまりと昭和のにぎわい」をテーマに、かつて多くの参拝客でにぎわった大社駅の創生期と繁栄期を、写真などの貴重に資料で振り返る。展示期間は1月31日まで、毎日9時から17時まで観覧できる。ライトアップ期間中(12月1~7日)は開館時間を21時まで延長するとのこと(入場無料)。
2014年12月02日島根県の一畑電車はこのほど、新たに導入する1000系車両の外装カラーリングデザインを決める一般投票の結果を発表した。投票は10月1~31日に行われ、オレンジ色に白の帯を施したシンプルなデザインのA案が最多得票を獲得。投票総数3,853票のうち、1,358票を集めた。扉部分などを白くしたC案が2位(1,299票)、車体下部をグレーにしたB案は1,196票で3位に。この結果を受けて、2015年2月の営業運転開始時には、A案のラッピングで走行することになるという。
2014年11月21日メリーチョコレートカムパニーはこのほど、縁結びゆかりの地、島根県より公認を得た「メリーご縁チョコレート」を11月1日より島根県内の空港・鉄道駅などの公的施設、12月1日より順次、全国百貨店・量販店、メリーネットショップ等で販売する。同社が「ゆるぎない愛、絆、その礎となるのは『良きご縁』から」という思いからつくったもので、これに縁結びゆかりの地である島根県が共感し公認。「良縁パワースポットコラボレーション企画 メリー×ご縁の国しまね」として、"ご縁の国しまね"の「お土産」や「お年賀」、ご縁を祝う「ブライダルギフト」や、受験生と志望校の「ご縁を応援」などに利用できるという。また、表面には美しい日本語「ご縁"Goen"」が記されており、年々増加が見込まれる海外からの旅行客向けに、日本ならではのお土産としてもおすすめとのこと。プレーンチョコレート(ミルク)の詰め合わせとなっており、価格は税込みで、9枚入648円、18枚入1,080円。
2014年10月24日島根県の一畑電車は、かつて南海高野線で活躍し、いまなお多くのファンに愛され続ける一畑電車3000系のプレミアム撮影会を開く。3000系4編成が初めて一堂に集まる貴重な機会だという。プレミアム撮影会は11月22日14~18時、雲州平田駅車両留置線にて開催。事前申込制で、電話のみの受付。締切は11月20日だが、50名の定員に達し次第、募集を打ち切るとのこと。参加費は大人3,000円、小学生2,500円。
2014年10月23日島根県の一畑電車はこのほど、新たに導入する車両1000系(2015年2月運行開始予定)の外装カラーリングデザインを決める一般投票の受付を開始した。一般投票は3つのデザイン案の中から最も良いと思うものに投票する形式となる。3つの案はいずれもオレンジ色を基調としたデザインで、一部の配色などが異なっている。はがきまたは一畑電車各駅設置の投票箱への投函のほか、ウェブ投票も可能。デザイン投票専用ページにアクセスし、必要事項を記入することで投票できる。投票は1人1回限りだが、島根県在住者などに限らず全国誰でも投票可能。投票者には抽選で粗品が贈られる。投票結果の発表は11月中旬頃の予定。
2014年10月03日9月27日(土)・28日(日)に島根・あいらんどパークで野外音楽フェス「MAMEDAGIA FES~隠岐の島 2014」の開催が決定した。島根県日本海沖に浮かぶ隠岐諸島の隠岐の島町で行われる同フェス。2日間の開催で8000人の動員を見込んでおり、この島で同規模の野外音楽フェスが行われるのは今回が初めて。記念すべき第1回となる今回はOVERGROUND ACOUSTIC UNDERGROUND、GAKU-MC、SPECIAL OTHERS ACOUSTIC、 My Little Loverなど7組の出演が決定。出演者は随時追加されるので、気になる方はご確認を。チケットの一般発売は8月2日(土) 午前10時より。なお、チケットぴあでは一般発売に先がけて先行先着プリセールを実施中。受付は7月28日(月) 午後11時59分まで。■MAMEDAGIA FES ~隠岐の島 2014~日時:9月27日(土)・28日(日)開場9:00 / 開演11:00会場:あいらんどパーク(島根県)出演:(仮)ALBATRUS / OVERGROUND ACOUSTIC UNDERGROUND / GAKU-MC / ゴンチチ / SPECIAL OTHERS ACOUSTIC / PE’Z / My Little Lover… and more料金: 1日券6900円2日通し券13000円※小学生以下は保護者1名につき2名まで無料。※雨天決行、荒天中止。※開場時間・開演時間は予定のため変更の可能性あり。※チケットには隠岐の島までの移動交通の料金は含まれません。島への交通手段(船、飛行機)は便数・席数に限りがあり、交通手段を確保した上でチケットをご購入いただくことをお勧めします。※詳細は下記関連リンクのオフィシャルサイトまで!
2014年07月11日TVや雑誌などで、主に東日本に住む人が「区別がつきにくい県」として挙げられる中に入っていることが多い「鳥取県」と「島根県」。本州の西端に近い山陰にあって、また、隣り合わせということもあるためだと思われるが、実は、かつて1つの県だったことがあったという歴史も尾を引いているという見方もあるのだ。○明治政府の施策のためだった地元でも知らない人も少なくないという、この事実について鳥取県立公文書館の伊藤康総括専門員は「明治9年(1876)8月21日から明治14年(1881)9月12日までの5年間、確かに鳥取県は島根県になっていました」と話す。また、「この時の影響は、130年たった現在までも鳥取県に残っています」とも言う。明治4年(1871)の廃藩置県によって生まれた最初の鳥取県は、「因幡国」と「伯耆国(ほうきのくに)」、そして飛び地としてあった「播磨国」の一部が合体したものだった。「兵庫県姫路市の東隣にある高砂市辺りも鳥取県だったということは、地元の人でも知ったらビックリするのでは!?」(伊藤さん)。この「因幡国」は、今で言う「鳥取市」「気高郡(けたかぐん)」「岩美郡」「八頭郡(やずぐん)」、一方「伯耆国」は、「米子市」「倉吉市」「境港市」「東伯郡」「西伯郡」「日野郡」に当たる。つまり、因幡国は鳥取県の東側で伯耆国は西側ということになる。「同じ鳥取県でも東西では、言葉や習慣が異なっています」と伊藤さん。こうして生まれた鳥取県だったが、明治維新で活躍した人物を輩出したのにも関わらず政府で重用されなかったことから、政府に不満を持つようになっていったという。「反政府的な県と思われたことも、『島根県とひとつにしてしまえ』という考えになったようです」(伊藤さん)。○大きすぎるため2つの県に戻されたこうして巨大な「島根県」が誕生し、県庁をはじめとして師範学校など主立った役所は、松江市に移された。だが、鳥取県の東端から島根県の西端まで総延長は320kmに及ぶ。「今の山陰本線ができたのが明治40年前後ですから、西にある松江市までは、馬か徒歩、海運しかなくて大変だったようです」と伊藤さんは言う。また、県庁をはじめとする役所が移ってしまったことで、産業もおのずと松江の方に移っていき、どんどん鳥取は寂れていったという。それを見た地元の有志が立ち上がって「鳥取県再置運動」を行い、明治政府に働きかけて再び2つの県となった。伊藤さんは、「しかし、その5年間で鳥取県はかなりダメージを受けたように思います」と話す。○地域性が今でも残る今でも鳥取県と島根県の間に「しこり」のようなものが残っているのは、こうした歴史的な背景もあったわけだが、実は、それぞれの県内でも、更に事情は異なっているという。「元は2つの国が合わさった鳥取県は、鳥取市がある東部と米子市や境港市がある西部では、島根県に対する意識も違います」(伊藤さん)。実際、地理的にも距離的にも松江市に近いことから、言葉や習慣などは島根県人に近いものがあるという。「明治14年の鳥取県復活の際、県西部では島根県に残りたいという意見も強かったようです」と伊藤さん。ただし、島根県の方も、出雲国・石見国・隠岐国という旧国同士で、いまだに意見が違うことがあるそうだ。鳥取県では島根県から分かれた9月12日を、「とっとり県民の日」と呼んでいるという。100年を遙(はる)かに超えても影響が残っていることを見ると、歴史を侮ってはいけない証拠と言えるのでは!?
2013年11月15日島根県松江市の「いずもまがたまの里 伝承館」は、市内の花仙山(かせんざん)から昨年10月、約50年ぶりに採掘された「めのう」原石を使用した「出雲型勾玉(まがたま)」を数量限定で販売している。今回採掘された原石は約2トン。花仙山の「めのう」は、天皇の持つ三種の神器(さんしゅのじんぎ)の1つ「八坂瓊勾玉(やさかにのまがたま)」の原料となったと伝えられているという。なお、同施設では、勾玉の販売のほか、勾玉づくりの体験、めのう細工実演、勾玉ミュージアムなどの体験・展示コーナーを設置している。詳細は、同館公式ホームページを参照のこと。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2013年02月04日島根県の安来市商工会では、島根の戦国武将「山中鹿介(やまなかしかのすけ)」にあやかった「祈月札」を発売している。これから何かに挑戦する人が、逆境に負けない勇気を授かるためのお札だ。「祈月札(きづきふだ)」は三日月に見立てた木札(縦4.5センチ、横3センチ)と、願い事を書く用紙「願い文」がセットになっている。販売価格は300円。JR安来駅の「安来市観光交流プラザ観光案内所」および、「三日月公園」内の「ふれあい館」、「広瀬絣センター」で発売中。祈月札の願掛け方法は以下の通り。・月山富田城跡の鹿介像の前で、三日月型の木札を手に挟み、三笠山に向かって受験や商売繁盛、恋愛運などを祈る ・願い文に思いを記し、千畳平の「尼子神社」の願い箱に収める ・三日月型の「木札」は肌身離さずに身に付け、祈りが通じたら尼子神社に返納する 山中鹿介は自らが仕える主君、尼子氏が毛利氏の攻撃によって衰退するなか、三日月に向かい、「願わくは、我に七難八苦を与えたまえ」と祈り、尼子再興を固く決心したと言われている。そして度重なる戦を乗り越え、幾たびか再興に成功した。詳細は安来市商工会ホームページで確認を。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月06日島根県西部に位置する神話の国・出雲。古代から信仰を集めてきたこの地域には、数多くの神話とともに現代まで伝えられてきた「出雲弁」がある。東北地方のズーズー弁にも似たその独特の言い回しには、日本語のルーツともいうべき秘密があった。通称「出雲弁」と呼ばれる言葉は、島根県東部から鳥取県西部にかけて話されている。例えば、イ段とウ段の発音の区別がしにくく中舌母音になったり、エの発音がイに近くなったりする特徴がある(なお、“出雲”は旧出雲国全般を指すとする)。出雲弁はイントネーションも独特だが、表現も一風変わっている。例えば、「靴をはく」は「靴をはげる」と表現するし、「戸を閉める」ことは「戸をたてる」という。こうした独自の言い回しは今でも残っていて、日常会話でもよく使われているのだ。出雲弁に関して研究を続けてきた元島根県立女子短期大学学長の藤岡大拙さんは、「出雲弁で使われる言葉は『古事記』や『日本書紀』などに使われている古代日本語とほぼ同じです。出雲は独自の世界を守ってきたので、昔の日本語がそのまま継承されてきたのだと考えています」と説明する。出雲国はかつて、大和朝廷に破れたことで支配を受けることになったが、それでも自分たちの歴史や伝統を守ろうとしたことから、独自の話し言葉も大切にしてきたと推測されている。「一種の鎖国状態にして、身内を大切にしたのでしょう。そのため出雲弁には争ったりする言葉はありません」(藤岡さん)。松本清張の小説『砂の器』は、映画やTVドラマにもなったので内容を知っている人も多いかもしれない。ジャンルは推理小説で、東北訛(なま)りと「カメダ」という言葉が事件の手がかりとなる。だが、実はそれは東北訛りではなく、似た発音をする島根県「亀嵩(かめだけ)」だったということで、出雲弁は広く知られることになった。しかし、藤岡さんの説が正しければ、実は出雲地方の言葉こそが、太古に日本語として使われていた“標準語”であり、それが東北地方にまで伝わっていったと考えられるのだ。「まず出雲弁があって、それが時間をかけて東北にも伝わり、残ったということです」。『古事記』や『日本書紀』の舞台となった出雲国。朝鮮半島にあった新羅(しらぎ/しんら)の余った土地を、出雲の創造神・八束水臣津野命(やつかみずおみつぬのみこと)が引いてきて、現在のような地形になったという「国引き神話」なども残されている。まさに“神秘の国”である。出雲弁も、そうしたいにしえの時代からもたらされた文化なのだろう。「少し前までは、他と違う言葉なので地元の人も恥ずかしがっていたのですが、今では誇りに思う人も増えています」と藤岡さん。この冬は初詣も兼ねて、出雲大社まで足を延ばし、古代の風を感じてみてはいかが!?●information 出雲市産業観光部観光交流推進課 【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月28日島根県の東端に位置する、どじょうすくいとヤスキハガネの町、安来市。現在この安来市で宝探しイベント「山中鹿介の埋蔵金を探せ!」を開催中だ。期間は12月31日(月)まで。時は戦国時代、毛利家との攻防の中でひときわ偉才を放った武将がいた。山中鹿介幸盛だ。三笠山の上に光る三日月に向かい「願わくば我に七難八苦を与え給え」と祈り続けた。この鹿介の勇姿とともに地元に残るのが、鹿介の埋蔵金伝説。かつて山陰・山陽11カ国を治めた尼子氏の巨大な軍用金を城下のどこかに埋めたとされる。そんな伝説のある尼子の里、安来市広瀬町を歩き回りながら、謎を解き、キーワードを探すのが「山中鹿介の埋蔵金を探せ!」だ。回答を応募すると、正解者に抽選で特産品が贈られる。参加方法は簡単だ。まず「山中鹿介の埋蔵金を探せ!」パンフレットを安来のどじょう報からダウンロード。パンフレットの物語を読んで、物語に登場する古文書に関係のある場所をめざして、「まちあるき」へ。それぞれの場所でキーとなる数字を探し出し、文字盤にあてはめ、見つけ出した文字を応募用紙に空欄に書き込んで文章を完成させればOK。参加費は無料。この街歩きを手助けしてくれるのが「尼子の里まちあるきMAP」で、市内の主要観光施設で手に入れることができるほか、同サイトからもダウンロードできる。探し出した回答を応募用紙に記入の上、広瀬絣センター、安来商工会(平日のみ)、観光交流プラザ(JR安来駅隣)に設置してある応募箱に投函。応募者全員に「山中鹿介シール」がプレゼント(ただし、なくなり次第終了)されるほか、正解者の中から抽選で20名に山中鹿介Tシャツや城下町広瀬の特産品がプレゼントされる。なお、応募締め切りは来年1月15日(火)まで。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月04日「ほっと一息あなたの旅山陰から」をキャッチフレーズに「山陰デスティネーションキャンペーン」が実施される。山陰の豊富な観光資源を広く紹介し、鳥取、島根両県の観光振興と地域の活性化を目的としたものだ。期間は10月1日~12月31日まで。JR西日本をはじめとする全6社、鳥取、島根両県、全国の旅行会社、観光関係団体などが一体となって行われるキャンペーンで、国内最大規模となる。山陰地域は日本神話の舞台になったことでも知られ、史跡が多く残っている。イベントは、神話の里でもあり古事記編纂1,300年にちなんだ催しが多い。神楽の世界を和紙で表現する作品展「大元神楽と古事記」、伝統芸能のステージなどを見ることができる「神話博しまね」は出雲大社周辺での開催だ。グルメイベントとしては「出雲全国そばまつり」、「とっとりバーガーフェスタ」、「神々の都神門市」など、バラエティに富んだものがもりだくさんだ。また、鳥取県出身の漫画家が多いことにちなみ、鳥取県で「まんが王国とっとり」キャンペーンも行われている。さらに山陰海岸はジオパークに認定されている景勝地。ジオパークとは、科学的にみて特別に貴重なものや、美しい地質遺産を含む自然公園のことだ。様々な地形、地質、風土を体験することができる。島根県大田市には2007年に世界遺産に登録された石見銀山がある。戦国時代から江戸時代にかけて、日本の銀は世界の銀産出量の三分の一を占めていたと言われ、相当な部分が石見銀山の産出と伝えられる。みどころは、坑道を掘るノミの跡が残る「龍源寺間歩(まぶ)」や鉱山の歴史や暮らしを知ることができる石見銀山世界遺産センターなどだ。島根、鳥取は温泉地が多く、展望の良い東郷湖畔の温泉、宍道湖畔の温泉など、景色を楽しめる温泉も多い。また、日本海に面しているため海産物に恵まれている。松葉ガニ、イカ料理、モサエビ料理など、新鮮な食材を味わうことができる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月06日島根県出雲市の「しまね花の郷」で観月の演奏会、お茶会が催される。日時は9月1日(土)、2日(日)の18:00~21:00。参加にはお月見券が必要。料金は前売り500円、当日700円、各日400枚の販売。雨天の場合は隣接の「朱鷺(とき)」会館での開催となる。お茶会では月明かりの下、三斎流さくら会によるお点前とお茶を楽しむことができる。三斎流は千利休の高弟の一人、豊前小倉藩主細川忠興を祖とする伝統的な茶道の一派だ。1日(土)には世界最古のオーケストラと言われる雅楽の演奏会が行われる。雅楽は、貴族の間で伝えられてきた1,300年以上の歴史をもつ日本の伝統音楽だ。演奏は「こころ音」雅楽会によるもので、19:00~と20:00~の2回行われる。曲は「越殿楽」など。2日(日)は「さだ須佐太鼓」の演奏会がある。これも1回目19:00~、2回目20:00~の2回演奏。さだ須佐太鼓は日本神話で有名なスサノオノミコトが鬼を退治した伝承に由来した演奏方法をとり、鬼の能面をつけて和太鼓をたたく。そのスタイルから「鬼面太鼓」と言われている。出雲に伝わる神話は多い。スサノオノミコトがヤマタノオロチを退治して櫛名田比売を救った物語や、大国主命が国作りをした神話でも知られている。まさに神話の舞台となった場所でのスサノオノミコトにちなんだ演奏だ。一般的に10月の事を神無月というが、10月になると全国の神様が出雲に集まることからそう言われているという説がある。逆に出雲は、旧暦の10月には出雲大社などで「神在月」の神事が行われるほど、古くから人々の信仰を集める場所でもある。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月24日ぱどラボは、島根県東部で鉄道事業・観光事業等を運営する、一畑トラベルサービスと連携し「大人の遠足@島根県」と銘打ったバス婚活ツアー企画の開催、運営支援を開始する。全国各地で「婚活」イベントが盛んに行われているが、同社では「出会いイベント」という枠を超えた、地域の活性化に結び付く企画を模索していたという。そんな中、島根県内観光地への旅行誘致に力を入れている一畑トラベルサービスと目指す方向性が一致し、共同で旅行商品「大人の遠足@島根県」を企画・開発を行うことになった。島根県は、「縁結びの聖地」と呼ばれる出雲大社を筆頭に豊富な観光資源を持つ。これらの観光資源を旅行行程に組み入れることにより、ストーリー性のある「バス婚ツアー」を実現していくとのこと。最初のツアーは、6月18日にスタート。その後、「夏・初秋の巻」では日帰り8本、一泊二日1本の催行を予定しているという。行き先は島根県出雲地方の観光地で、「縁結び」をキーワードとしたコースになるとのこと。発着地は西条駅、広島駅で、催行日には、世代別(およそ20歳代~30歳、およそ30歳~40歳代)にバス最大2台を用意する。また、土日祝日に休みを取得しにくいサービス業の人を対象に、平日ツアーも催行する。ツアーの情報は、ぱどのFacebookで公開していくとのこと。申し込みは、一畑トラベルサービスまで(0853-72-3200受付8時~19時)<日帰りツアー>6月18日、6月23日…「八重垣神社で恋占い!」6月30日、7月9日…「縁結び神社を参拝!」8月4日、8月27日…「オリジナルまがたまに願いを込めて!」9月8日、9月24日…「一畑電鉄で遠足!『神話博しまね』を見に行こう!」<1泊2日ツアー>7月28日~29日…「水郷祭と宍道湖花火の夕べ!」【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月27日島根銀行は15日、同日より東京証券取引所市場第一部銘柄へ指定されたことを記念し、「<東証一部指定記念定期預金> しまぎん0315 さあ、いこう!!キャンペーン」を開始した。期間は5月31日まで。同キャンペーンでは、店頭金利(1年もの)に年0.315%上乗せした定期預金を取り扱う。ただし、預金金利は税引前のものとなり、利息には20.315%の税金が課せられる。対象は個人事業主を含む個人顧客で、キャンペーンに申込みを行った人。定期預金の種類は、「スーパー定期」と「大口定期」の2種類となる。預入期間は1年(自動継続扱いのみ)で、最低預入金額は10万円以上(1円単位)。満期日以降の適用金利については、自動継続した場合、最長3年間、継続日の店頭金利(1年もの)に年0.315%上乗せし、4年目以降は自動継続日における店頭表示金利(1年もの)を適用する。中途解約した場合は、預入日から解約日までの期間に応じて、同行所定の中途解約利率により計算した利息とともに払い戻しを実施。なお、同商品は預金保険制度の対象となり、同保険により保護される。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年03月16日