アカデミー主演男優賞を史上最多3回獲得した唯一の俳優として知られる名優ダニエル・デイ=ルイスが、俳優業からの引退を宣言した。「Variety」誌によると、火曜日(現地時間)にダニエルのスポークスマンが「ダニエル・デイ=ルイスが俳優として働くことはもうありません。彼は長年に渡り一緒に仕事をしてきた人々や観客に大変感謝しています。個人的な決断ですので、この件に関して彼や関係者がこれ以上のコメントをすることはありません」とのコメントを発表。引退の具体的な理由は明らかにしなかった。現在60歳で今後の活躍にも期待されていたダニエルだが、今年のクリスマスに公開予定の『Phantom Thread』(原題)が最後の出演作品となる。この作品で、ダニエルは2回目のアカデミー主演男優賞に輝いた主演作『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』のポール・アンダーソン・トーマス監督と再びタッグを組んでいる。『Phantom Thread』のプロモーション活動には参加するとのことで、年内は“俳優”のダニエルを見ることができそうだ。ダニエルは徹底した役作りに定評があり、『マイ・レフトフット』、『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』、『リンカーン』でアカデミー主演男優賞を3回受賞。『父の祈りを』、『ギャング・オブ・ニューヨーク』で主演男優賞ノミネートを2回受けた。(Hiromi Kaku)
2017年06月21日フィギュアスケート女子の浅田真央(26)が10日、自身のブログで現役引退を表明。方々から浅田の引退を惜しむ声があがっている。 ’15年10月のジャパンオープンで、’14年のソチ五輪から1年半ぶりに復帰。復帰当時は「現役復帰したのは、平昌五輪に出場するため。自分でやると決めたんだから絶対最後までやり切る!」と語っていた浅田だが、昨年末の全日本選手権は12位と惨敗。以降、ひざの治療に専念するため再び休養に入っていた。 そんな浅田の波乱万丈な“フィギュア人生”を引退する今日まで支え続けたのが、親友である高橋大輔(31)だった。 「浅田さんの復帰を後押ししたのも高橋さんだったと聞いています。『復帰戦でみっともない演技は見せられない』とプレッシャーを感じていた彼女に、高橋さんが激励メールを送ったんです。高橋さんは『一度現場を離れてしまうと、気持ちを戻すのは本当に難しいもの。でも、真央ならすぐにトップレベルに返り咲くはず』と口にしていました」(スポーツ紙記者) 復帰後、浅田が体調不良で思うように滑れない時も――。 「『きつかったらやめてもいいよ』と言う人もいましたが、高橋さんは『真央は一度決めたら絶対に曲げないから』と彼女を信じて応援し続けました。 昨年末の全日本選手権でも、中継番組のナビゲーターとして会場入りしていた高橋さんは彼女を兄のように見守っていましたよ。早朝練習の時から額に脂汗を浮かべて滑り続ける浅田さんの痛々しい姿に、高橋さんは解説者としての仕事を忘れて本音で声をかけていたといいます。彼女が本番に挑む際には『無理しちゃだめだよ!』と涙ぐみながら訴えていました」(フィギュア関係者) 高橋の“涙のエール”に、浅田はいままでどれほど支えられたことだろう。 今回の引退表明を受け、高橋は事務所を通してこんなコメントを寄せている。 《浅田真央選手の引退表明は彼女がいろいろと考えた末の結果だと思います。競技会からは離れることになりましたが、僕は『浅田真央』のスケートが大好きですし、また一緒に氷上でスケートをできることを楽しみにしています。ここからが新しいスタート。今まで以上に大変なこともあるかもしれませんが、今後の活躍を陰ながら見守っていきたいと思います。今はまだ先の事は考えられないと思いますが、まずはゆっくり休んでもらいたいなと思います。長い間、現役生活、本当にお疲れさまでした。そして、沢山の感動をありがとう》
2017年04月11日フィギュアブームを巻き起こし、数々の感動を与えてくれたフィギュアスケート選手の浅田真央(26)が、昨夜、突然の引退を発表。浅田さんの選手引退を受けて、各局で特別番組の放送が決定した。5歳でフィギュアスケートに出会い、「天才少女」と呼ばれた浅田さん。その華麗なスケーティングとトレードマークのトリプルアクセルで、彼女は日本のみならず世界を魅了してきた。そんな彼女が昨夜22時51分、「ご報告いたし ます」のタイトルで始まる自身のブログの中で、「突然ですが、私、浅田真央は、フィギ ュアスケート選手として終える決断を致しました」と引退を発表したのだ。そして今回、この引退発表を受けて緊急特番が決定。テレビ朝日では、4月11日(火)今夜、「ありがとう!真央ちゃん」と題し、浅田さんのスケーター人生を“独占映像”でふり返る特番が放送。テレビ朝日のカメラが初めて訪ねた14歳の浅田さんから、そこから撮り溜めた貴重な映像の数々を、スケーターとしての成長物語と共にふり返る。銀メダルで涙を流したバンクーバーオリンピック、劇的な演技で感動を呼んだソチオリンピックなど、数多くのドラマを描いた銀盤の歴史…まさに“完全保存版”の笑顔と涙と戦いの4,000日の密着記録を放送。MCは富川悠太と竹内由恵が務め、ゲストには松岡修造、八木沼純子、織田信成、鈴木明子、小塚崇彦が出演する。さらにその翌日の12日(水)には、フジテレビにて「引退 特別番組浅田真央26歳の決断~今夜伝えたいこと~」が放送。引退発表直前、長く浅田さんの取材を続けてきた渡辺克樹ディレクターに語った“独占インタビュー”と“密着取材”、さらには秘蔵映像と決断の裏側とこれまでの軌跡を描いていく。浅田さんは、「小さな頃から地元の名古屋で取材していただき、ずっとお世話になってきた渡辺さんには、今回の件についてきちんとお話ししたいと考えました。この取材を通じて私の気持ちが応援してくださった皆様に伝わればうれしいです」とコメントを寄せている。ゲストには姉・浅田舞が登場し、姉妹揃って久しぶりのツーショットインタビューや、最愛の母が撮影した、姉妹にもまだ見せていなかった幼少期からの成長を記録したビデオ映像が放送。引退を決めた瞬間や、あの戦いの裏側にあった新事実も明かされるという。緊急スペシャル生放送「ありがとう!真央ちゃん」は4月11日(火)19時~テレビ朝日にて放送。「引退 特別番組浅田真央26歳の決断~今夜伝えたいこと~」は4月12日(水)19時~フジテレビにて放送。※同日同時間放送の「おじゃMAP!! SP」は19日(水)19時~に放送変更(cinemacafe.net)
2017年04月11日10日、フィギアスケート浅田真央選手(26)が現役引退を発表した。これをうけて浅田選手と同い年でジュニア時代からライバルとして共に活躍してきたキム・ヨナ選手の出身国韓国でも多くの関心が寄せられている。 韓国の最大ポータルサイトNAVERの最新検索ワードで、最高2位を記録。3時間たった現在も5位をキープしている。 また、韓国のネットユーザーは「真央がいたから、今のキム・ヨナがいるのではないか?お疲れ様。」「本当にこれまでご苦労様でした」「良いライバルだったよ」「真央も引退するんだ。ライバルだったけれど、なんか好きだったよ。ちょっとジーンとしちゃうね。」「ライバルとしてお互いに成長しあったと思う...拍手を送ります」「選手間の競争とライバルは必ず必要だ!浅田真央選手ではなく、他の選手だったらキム・ヨナ選手のライバルになれただろうか疑問だったほどの影響力があったと思う。」など、キム・ヨナも認めた最高のライバルとして、浅田選手へのねぎらいのコメントが多く見られた。 浅田真央選手は12日、引退会見を行う予定だという。
2017年04月11日フィギュアスケート女子のバンクーバー五輪銀メダリスト・浅田真央が現役引退を発表したことを受け、ネット上では"真央ロス"が広がっている。突然の引退発表に、「やっぱり率直に『寂しい』だよね」「真央ロス…が酷い…涙が止まらぬ」「真央ロスつらい」「真央ロスで会社休みたい…なんのやる気も出ない…」「うそでしょ…真央ちゃんもっと演技見たかったしばらく真央ロス…」「喪失感が半端ない……」「小さい頃から見てるから余計に寂しいです」などと"真央ロス"を訴える人が続出。また、「あなたの演技が大好きでした。本当にありがとう」「真央ちゃん、衝撃的発表ですが、感動をありがとう」「真央ちゃん本当にありがとう。今までもこれからも、貴女がNo.1です」「ほんとにお疲れ様でした!感動をいっぱいありがとう」「真央ちゃん、素敵な演技と癒やしをありがとう」「勇気をもらった 感動をもらった 挑む姿に涙ももらった」と感謝の声も続々と上がっている。浅田は10日、自身のブログで引退を発表し、「私のフィギュアスケート人生に悔いはありません」とコメント。ファンへの感謝の思いや、引退を決断した理由も伝え、「この先も新たな夢や目標を見つけて、笑顔を忘れずに、前進していきたいと思っています」とつづった。
2017年04月11日フィギュアスケーターの安藤美姫が10日、自身のツイッターとインスタグラムを更新し、現役引退を発表したフィギュアスケート女子の浅田真央にメッセージを送った。安藤は「本当に長い間お疲れ様でした」とねぎらい、「きっといっぱい悩んで出した答え。沢山のファンの方々や支えて下さっていた人の思いも考えただろうなと思います」と推測。「でも まおの出した答えは皆んなが受け止めてずっとずっと支えていくと思います」とつづった。そして、「まおと同じ時代にスケートができて 選手として同じリンクで日本代表として滑っていられた事を誇りに思います」と伝え、「これで終わりじゃなく第二のスケート人生の始まり!!! これからも世界中に愛と優しさを届けてね」とエール。「本当にお疲れ様 そしてありがとう また一緒に滑ろうね大好きだよ~」と締めくくった。
2017年04月11日2月25日、宮崎駿監督(76)が新たな長編アニメーション映画の製作準備に入っていることが明らかになった。13年9月の引退宣言から3年半、“引退撤回”の陰にいったい何があったのか。映画関係者がこう明かす。 「スタジオジブリで色彩設計を担当していた保田道世さんが昨年10月に亡くなったのです。がん闘病の末、77歳で天国へと旅立ったそうです。『風の谷のナウシカ』からジブリを支えてきた人で、監督も“戦友”と呼ぶほど手腕を認めていた。彼女は宮崎作品の復活を願い続けていました。監督も復帰することで元気づけようとしていたのでしょうね」 1月29日放送されたNHKドキュメンタリー番組『終わらない人宮崎駿』のなかでも、宮崎監督は保田さんについてこう語っている。 「ヤッチンが『もう1本やりなよ』って盛んに言っていたんだよね……」 宮崎監督が新作映画の企画を出したのは、保田さんが存命中の昨年7月だったという。もう一度、新作を――。それは闘病中の彼女が託した“遺言”だったのだろう。 復帰報道後の3月初旬、宮崎監督は愛車のシトロエンに乗り埼玉県の自宅を出た。向かった先はスタジオジブリ近くにあるアトリエ。早くも制作の準備に取り掛かっているようだ。 翌日、自宅近くを散歩していた宮崎監督。新作にかける思いについて聞くべく声をかけた。 「今は言える段階ではないんですよ……」 そう語る宮崎監督。保田さんについて聞いてみた。 ――復帰は、保田さんのためでもあるのでしょうか? 「いやぁ、やっぱりね……」 何か言いかけると言葉を濁す。それでも「公開されたら3回見ます!」と言葉をかけると「はい、ふふふ」と笑った宮崎監督。そこには新作への強い意欲がうかがえた。
2017年03月09日女優の堀北真希さん(28)が2月いっぱいで芸能界を引退したことを所属事務所が発表。堀北さんは自身の公式ホームページに自筆メッセージで、『この度、これまでやってまいりましたお仕事から離れることを決意致しました』とファンや関係者へ引退する旨を伝え、家庭に専念して暮らしていきたいという思いを綴っています。堀北さんは2015年8月に俳優の山本耕史さん(40)と交際0日で電撃結婚し、2016年12月には第1子を出産しました。デビューから14年。芸能界を辞め、ママとしての生活に専念することを選んだ堀北さん。事務所は円満退社かと思いきや、『NEWS ポストセブン』が伝えたところによると、実はそうでもなかったようです。『NEWS ポストセブン』によると、堀北さんの引退の裏には、お姑さんとの親密すぎる関係があったとのこと。堀北さんは夫・山本さんのお母さんであり個人事務所社長であるお姑さんを大変慕っており、仕事に関してもアドバイスをもらっていたそうです。それが原因で結婚以来、堀北さんと所属事務所の関係はギクシャクしていたといいます。とはいえ、2月28日付で事務所との契約が切れ、芸能活動から離れることを決断した堀北さんには、ネット上で多くの絶賛コメントがあがっています。●ネット上では、「ママタレにならずに引退するなんてかっこいい」と絶賛の声『家族のために引退。素敵です』『もったい無い気もするけど、応援したい!のびのび子育てしてほしい』『今仕事を離れるのは良い決断だと思います。子どもが大きくなったら山本さんの事務所で復帰してもいいんじゃないかな』『潔さに好感が持てる』『仕事をきちんとセーブして、綺麗に引退。寂しいけど、潔くて好感が持てます』『寂しいけど、末永くお幸せにって心から思える』『いい引退の仕方だと思った。頑張って!』『素敵な決断ですね。ママタレは見習ってほしい』『堀北真希さんらしいです。見れなくなるのは寂しいけど、応援してます』『残念だけど素敵な決断!』『潔くて素敵!幸せそうで嬉しいです』『ママタレにならずに引退するなんてかっこいい』『この人らしいね。きれいだしもったいないけど、いい決断だと思います』『素敵な英断だと思います。素敵な家庭を築いていってください』『年間何千万と稼げるのにスパッと育児に専念!かっこいい』『本人のコメントが好印象だった。いいママになりそう』など、ネット上では堀北さんの決断を絶賛する声が多数あがっていました。人気の女優さんだっただけに引退を惜しむ声も多いですが、子育てに専念するという理由での引退に、世間も納得のようです。また、堀北さん自身は「引退」という言葉を使っていないため、将来的には復帰もあるのではないかと期待する声もあります。いずれにしても、これまで芸能界で頑張ってきた堀北さんには、お子さんと過ごす幸せな時間を満喫していってほしいですね。※画像はイメージです。●文/ぶるーす(芸能ライター)
2017年03月01日きょう6日にインスタグラムで芸能界引退を示唆したお笑い芸人の星田英利(旧芸名ほっしゃん。)が同日、当該記事を削除した。星田は「デビューからお世話になった大先輩方々を裏切る、っていうか、お世話になり過ぎて、その方々にご相談できへんかったけど、年内の引退を夏からずっと会社と相談してて、そうしようかなと思います。27年。・・・凄い。」と投稿。年内での引退を示唆したが、その後この投稿を削除した。また、「あ、今やってる仕事は、3月までやから、それは絶対、手ぇ抜かんと死ぬ気でやるから」というコメントもしていたが、その投稿はそのまま残っている。星田は、1991年に宮川大輔とチュパチャップスという名前でコンビを結成してデビュー。1999年の解散後はピン芸人として活躍し、2005年に「R-1ぐらんぷり」で優勝した。2014年には芸名を本名の星田に変更し、最近は俳優としても活動していた。
2016年12月06日クエンティン・タランティーノ監督が引退を表明した。『レザボア・ドッグス』などでおなじみのタランティーノ監督はあと2作品を制作して、自身の作品が全10作品になった後に引退することを、サンディエゴで行われたクリエイティビティ・カンファレンス「アドビ・マックス」の場で発表した。とはいえ、『パルプ・フィクション』『キル・ビル』などを手がけたタランティーノ監督は、以前から自身の作品が10作品に達したら引退すると宣言していた。2014年のインタビューの中で「完全に決まったわけじゃないけど、10作品作ったら監督を辞めるつもりさ。でももしかしたら75歳になったとき、また別の作品を作ろうとするかもね」と話していた。今回のカンファレンスの中でタランティーノ監督は、自身の成功の定義について「僕が自分のキャリアを終えた時に位置づけたい成功の定義としては、史上最も素晴らしい映画監督の一人として認識されることかな。もっと言うならば、映画監督としてだけではなく、最高のアーティストとしても認識されたいね」と話す。さらに、映画制作の過程についても幾つかの秘密を明かしており、自身のレコードコレクションが保管してある古いレコードショップを彷彿とさせるようなデザインの部屋を歩き回って新しい脚本を考えるのだと語った。「脚本の中の言葉は音や歌から派生するんだ。脚本を書き始める時、僕は真剣に音楽のことを考えるんだ。音楽を聞きながらカンヌ国際映画祭にいるみんなが気に入っている様子を想像するんだよ」そんなタランティーノ監督が、いつ次回の長編作品にとりかかるのかはわかっていないものの、現在は1970年代をテーマにしたドキュメンタリー作品の制作を行っているようだ。(C)BANG Media International
2016年11月06日俳優のサイモン・ペッグ(46)は、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』出演後、俳優業からの引退を検討したそうだ。『ミッション:インポッシブル』シリーズなどでも人気のサイモンは、『スター・ウォーズ』最新作にアンカー・プラット役で出演したことで長年の夢がかなったため、今後のキャリアについて考え直すことになったという。「あの後にはちょっと先が見えない状態に陥ったよ。それまでは見直す機会がなかったから、故郷のイギリスに戻った時には俳優を止めようと確信していたと思うね」「それで僕のエージェントに電話して、これはまさに本当の話なんだけど、『ちょっと休業して次に何をするか考えたい』って言ったんだよ」と当時を振り返る。次回作を検討するつもりもなかったというサイモンだが、スティーブン・スピルバーグ監督からSF大作『レディ・プレイヤー・ワン』への出演をオファーされたことで予定は大きく変わったそうで、「ちょっと大げさにしていたところもあるんだ。『この先半年は電話もかけて来ないでくれ。スティーブン・スピルバーグかなんか連絡してこない限りはね』って言ったんだけど、もちろんそれで僕にまた電話がかかってきたわけさ」「彼は僕の人生と映画への愛、そして仕事への愛に影響を与えた人物だからね」とオブザーバー誌に語った。(C)BANG Media International
2016年07月10日お笑いコンビ・ダウンタウンの松本人志(52)が、3日に放送されたフジテレビ系トーク番組『ワイドナショー』(毎週日曜10:00~10:55)で、引退騒動を引き起こしたお笑いコンビ・キングコングの西野亮廣(36)に苦言を呈した。先月末、芸人を引退した上で絵本作家に転職することを発表した西野。ところが、その翌日にはあっさりと肩書を撤回した。現在、西野のツイッタープロフィールには「漫才をする絵本作家です。 あと、クラウドワークスのデタラメ顧問と、デザインアソシエーションの理事と、パイン株式会社の特命配布主任」と書かれている。この日は、相方の梶原雄太(35)が"西野の専門家"としてゲスト出演。「西野亮廣の一番の理解者であり、一番の被害者なんです」と切り出し、一連の騒動を「面白い」と受け止めながらも、絵本作家の引退宣言を余計なことと指摘。「西野はいつもそう。1個多いんです」「この"1個多い"でたたかれる」とダメ出しした。松本は「一回、尿検査してもらった方がいいかもしれない」と冗談を交え、今回の騒動を「面白くもなんともない」とバッサリ。「コンビでやる以上、相方の気持ちは無視してはいけないと思う」と言い、「人を楽しませることがうれしい」という気持ちがお笑い芸人になるきっかけや根本であると主張した。さらに、「西野にもそれはあるはず」と期待を寄せ、「今どれくらいの人を楽しませているのか、1日で誰を笑わせたのか。もっと振り返ってみたら見えてくるような気がする」とアドバイス。「人を笑わせたいのか、楽しませたいのかという気持ちが西野の中にあるのであれば」と付け加えた。
2016年07月03日お笑いコンビ・キングコングの西野亮廣(35)が28日、自身のブログを更新し、芸人を引退して絵本作家に転身すると表明した。西野は、27日深夜に放送されたテレビ朝日系バラエティ番組『EXD44』に出演し、SNS上で西野ついて意見を言うネットユーザーと対面。「テレビに出ず絵本を描く西野に腹が立つ」「芸人が絵本を描く事に違和感」などと言われ、自身が考える"芸人の定義"を主張するも受け入れられず、最終的に「芸人辞めます。絵本作家になります」と口にした。ブログでは「さんまサンがドラマに出るのは良くて、たけしサンが映画監督するのは良くて、又吉君が小説を書くのは良くて…キングコング西野が絵本を出版するのはダメ。もしかして、俺…ただ、嫌われてるだけじゃね?」と確信したと言い、「もう私に勝ち目はありません」と吐露。「僕は絵本制作を辞めるわけにはいきませんし、梶原君との漫才をこれからも続けていきたいです」とした上で、「このロケをもちまして、私、キングコング西野は『お笑い芸人』を引退し、『絵本作家』に転職いたします。キングコング西野は絵本作家です」と宣言した。すでに事務所に届けを出して、プロフィールを「絵本作家」に変更したという西野。「今日からは、絵本作家が絵本を描いているのです。この認識を共有していただけると嬉しいです」と呼びかけ、今夏開催される独演会についても「絵本作家が必死でオモシロイことを喋ります」と説明した。最後にあらためて「お笑い芸人は本日をもって引退します。デビューから16年、本当にありがとうございました」とつづり、「今日から心機一転、絵本作家・キングコング西野亮廣を宜しくお願い致します!」とあいさつ。「芸人を辞めたことを、そういえば、まだ梶原くんに伝えていません。明日、言っておきます」と付け加えた。なお、ブログやツイッターのプロフィールには現在、「漫才をする絵本作家」と書かれている。
2016年06月28日サム・メンデス監督が、『007』シリーズから引退することが分かった。『007 スカイフォール』『007 スペクター』の監督を務めてきたメンデス監督だが、次回作のメガホンは取らないことを明らかにした。イギリスのウェールズで行われた文学祭ヘイ・フェスティバルでメンデス監督は「(『007』シリーズの経験は)素晴らしい冒険でした。すべての瞬間を楽しむことができましたからね。でも別の人に任せるときが来たのです。僕は語り手ですからね。新しいキャラクターたちと新たなストーリーを作りたいと考えているところです」と語っている。さらにメンデス監督は、次期監督が「思いもよらぬところからやってくること」を期待していると続けた。つい先日には、今までシリーズ4作品にジェームズ・ボンド役で登場しているダニエルは収益の分配や広告出演料、プロデューサーとしての役割も含まれていると思われるその巨額オファーをMGMスタジオから提案されたものの、「もうやりきった」ことを理由に受諾しなかったと報じられている。(C)BANG Media International
2016年06月01日2009年にバレリーナを引退し、女優として活躍する草刈民代がミュージカル『グランドホテル』に出演する。役柄は、引退間際で踊ることに自信を失いつつあるバレエ界のスター。草刈に役への思いや、バレエ人生で得たことなどについて語ってもらった。ミュージカル「グランドホテル」チケット情報『グランドホテル』は、1920年代のベルリンの同名ホテルを舞台に、草刈演じるバレリーナのグルシンスカヤをはじめ、借金の取り立てから逃げる男爵ら、人生の分岐点に立った人々が交差する物語だ。かつて劇場を満杯にしていたグルシンスカヤは、今は客席を埋められず、踊りに対する情熱も薄れてきた。「踊るか踊らないかと悩むのは昔の私と重なり合う。踊れなくなったときの葛藤や揺れを受け止めるのは大変でした。そこは経験を生かしてリアルに演じたいですね」。彼女は絶望の淵にいるものの、伊礼彼方演じる男爵と恋に落ちる。「作品は、バレリーナをはじめとする芸術家の危うさを象徴的に描いている。挫折していても、恋することによってその挫折感を忘れる。彼女にとって恋することは大きくて、希望を見つけ新たな一歩を踏み出そうとするんです」英国の若手演出家トム・サザーランドの手による今作は、出演者が「RED」と「GREEN」に分かれ、それぞれ異なった結末が描かれる。「今回は全く違うバージョンとなるようです。そこに、サザーランドさんの旺盛な想像力や発想力のエネルギーを感じました。私は「RED」チームですが、別のチームを気にせず、自分の役を深められますし、ふたつの作品を作ること自体にキャスト全員が刺激を受けているのではないでしょうか」。グルシンスカヤがどんな決断を下すかは見てのお楽しみだ。草刈自身、引退後はバレエを踊ることはないそうだが、今回彼女の踊りに期待している観客も多いだろう。「久しぶりにトゥシューズを履きます。この物語はホテル内での出来事が展開していくので、バレエを踊るシーンはありませんが、舞台裏でのバレリーナの表情をリアルにお見せしたいと思っています」。ミュージカルは今作で2回目の出演だ。「『こういう役やりませんか?』とオファーがあったら、何でもやります!と即答です(笑)。失敗したら、恥をかいたらどうしよう、とか考えない方かもしれません」。その心意気はバレリーナの経験がものをいっている。「踊っていたときに学んだのは後に引きずらないこと。海外のバレエ団との共演でそれを身に着けていったのかもしれません。主役を踊っている以上は、周りの人に中途半端な姿を見せることはできませんでしたから。かつて大バレリーナであった方々からも教えていただいた経験がありますが、皆さん腹の据わり方が半端ではなかったです。そこまでは及びませんが、何でも前向きにできれば一番だと思います」公演は、4月9日(土)から24日(日)まで東京・赤坂ACTシアター、4月27日(水)・28日(木)愛知・愛知県芸術劇場 大ホール、5月5日(木・祝)から8日(日)まで大阪・梅田芸術劇場 メインホールにて上演。チケットは発売中。取材・文:米満ゆうこ
2016年03月25日岡村俊一演出による、つかこうへい七回忌特別公演「引退屋リリー」が、2月18日に紀伊國屋ホールにて開幕した。「引退屋リリー」は、故・つかこうへいの手により何度も改訂を加えながらも一度も正式に上演されることのなかった作品。七回忌を期に、つかのプロデューサーだった岡村が演出を務め、当時の文献や聞き書きされた構想を重ね合わせて未発表新作として上演に至った。当時、構想3年かけて練り上げるも「やれるヤツがいない」という理由で中止したというこの作品。主演の二階堂刑事は“つかこうへい最後の愛弟子”と言われる馬場徹が務める。ヒロイン・リリーはアメリカの人気テレビドラマに出演中の祐真キキ。ほか、宮崎秋人や町田慎吾、鈴木裕樹ら実力派若手キャストが中心となり、吉田智則、山崎銀之丞が舞台を引き締める。自殺の名所といわれる「犬島」の秘密をさぐる刑事(馬場)と、その犬島に父と渡り自分だけ生きて戻った娘(祐真)、ポルノばかり撮っている映画監督(山崎)の出会いから物語は始まる。マッカーサーの手記をもとに捜査を進めようとする刑事に、「あの女で映画を撮りたい」とフィルムを回す監督。“父を殺したかもしれない娘”と“この映画で女優を引退するリリー”。両方の物語が絡み合いどれが現実でどれが撮影シーンなのかわからなくなる中で、ヒロインの幼馴染(宮崎)、撮影を邪魔するやくざ(鈴木)、ある使命を抱えた島守人(町田)、娘思いの防衛庁長官(吉田)らにより真実の断片が埋められていく――。激しいアクションやダンス、大胆な時事ネタ、印象的なセリフなど見どころは数えきれず、そこにはつかの想い、そしてつかへの想いを感じる。ゲネプロ後の囲み取材では、主演の馬場が「つかさんとの出会いで僕の人生を変えていただいたので、少ないかもしれないですけど恩返しでもできたら。天国にいるつかさんに『おまえよくやったぞ』と一言でももらえるような作品に仕上げて、この『引退屋リリー』という戯曲がこれから先また10年20年いろんな人につながっていくのが一番かなって思います」、山崎が「今回、僕と吉田智則はあくまでもサポートメンバーと言いますか。若い人たちが今つか芝居をやるとこうなるんだっていうことを少しでもバックアップできればいいなという風に思っています」と想いを語った。つかこうへい七回忌特別公演「引退屋リリー」は、3月7日(月)まで、東京・紀伊國屋ホールにて上演中。取材・文:中川實穗
2016年02月19日「もののけ姫」以来、何度も引退を口にしている宮崎駿監督、「風立ちぬ」製作後にも長編からの引退を口にしていた。だがこの7月10日、スタジオジブリの鈴木敏夫プロデューサーが講演の中で、宮崎監督が新作の短編「毛虫のボロ」を製作中だと発言した。このニュースは瞬く間に中国にも伝わり、多くの宮崎アニメのファンたちを喜ばせている。○「何度でも最後の一作を作ってよ」中国にも宮崎アニメのファンは非常に多い。今回のニュースが伝わると、中国でも多くの喜びの声が上がった。中国版ツイッター「ウェイボー」ではこんな書き込みがされている。「ついに復活! もう、毎回最後の一作って言葉に驚かされてるんだから! 」「やっぱりアニメからは離れられないんだな、大好きだから」「もう何度目の引退? でもやっぱり戻ってきてくれてうれしい」「永遠に引退しないでほしい」「ははは、何度でも最後の一作を作ってよ」「もう宮崎駿のことなんて信じないんだから、でも大好き」中国では宮崎監督は、「老爺子(おじいちゃん)」「宮崎爺爺」「宮爺爺」などの愛称で呼ばれており、親しみが持たれていることが感じられる。○「毛虫のボロ」は"毛虫のパイナップル"!?新作「毛虫のボロ」は中国語で「毛毛虫波羅」と訳されている。「波羅」は「ボロ」という音をそのまま訳したものだが、その意味は「パイナップル」だ。ちょっと違うような気がするが、「名前がかわいい、すっごく期待しちゃう」と喜ばれているようだ。○「私の子ども、子どもの子どもも宮崎アニメと一緒に育ってほしい」「『となりのトトロ』に『天空の城ラピュタ』、『千と千尋の神隠し』、『風立ちぬ』、どれもすごく感動した。今回の作品にも期待」「携帯の中の画像はみんな宮崎アニメのもの。時々じっくり見てるの。宮崎アニメは私たちにとってはただのアニメじゃなくて、思い出みたいなもの」「もののけ姫を始めて見て以来、ずっと宮崎アニメを見て育ってきた。もっとたくさん作品を作ってほしい。私の子ども、子どもの子どもも宮崎アニメと一緒に育ってほしい」「宮崎アニメを見るとよくない気持ちが幸せな気持ちに変わる。これからも子どもたちに幸せを届けてほしい」自分の大切な子どもにも見せたいという気持ちは、宮崎アニメへの評価として最高のものではないだろうか。完成はまだまだ先だというが、新作「毛虫のボロ」に期待したい。※写真はイメージで本文とは関係ありません
2015年07月15日長良川鉄道はこのほど、12月23日限りで引退となるナガラI型10号車について、「さよなら運行」として引退直前の3日間限定で定期運用すると発表した。「さよなら運行」は12月20・21・23日の3日間実施。20・21日は、関駅8時57分発・美濃太田駅9時17分着、美濃太田駅9時56分発・北濃駅12時1分着、北濃駅12時21分発・美濃太田駅14時15分着、美濃太田駅14時22分発・関駅14時40分着の順に運行される。営業運転最終日の23日は、始発(関駅5時52分発美濃太田行)から最終列車(美濃太田駅22時22分発美濃行)まで、定期列車10本で運用される。最終列車の後の回送列車(美濃駅22時56分発関行)も一般開放され、乗車できるという。ナガラI型10号車は、1986年の長良川鉄道開業時から在籍していた、同社で最も古い車両。2012年・2013年は冬季の「コタツ列車」としても活躍した。
2014年12月04日現在大ヒット公開中の映画『風立ちぬ』を最後に引退表明した宮崎駿監督が6日、都内で記者会見を行い、引退について説明した。過去にも引退をにおわす発言があった宮崎監督だが「何度も言って騒ぎを起こしてきた人間なので、『まただろう』と思われているけれど、今回は本気です」とキッパリ。理由としては高齢を挙げて「年々机に向かっている時間が減っていくことは確実で、加齢による物理的なことにイラ立っても仕方がないけれど、長編アニメは無理だと判断した」と明かし「僕の長編アニメーションの時代は終った」と自らで終止符を打った。気になるのは今後のスタジオジブリの行く末だが、宮崎監督は「上の重しがなくなるんだから、『こういうものをやらせろよ』という声が挙がる事を期待しています。それがないとダメでしょうね。僕らは30代のときも40代のときも、やっていいんだったらなんでもやる、という気持ちで企画を抱えてきました。それを持っているかどうかでしょう」と若手たちに発破をかけた。なお今後ジブリ作品に宮崎監督がタッチすることはないという。1984年の映画『風の谷のナウシカ』では熱狂的ファンを生み出し、創立に参加したスタジオジブリで『天空の城ラピュタ』『となりのトトロ』『魔女の宅急便』『もののけ姫』などの名作を生み出してきた宮崎監督。「そもそも僕は児童文学に影響を受けてこの世界に入った人間。基本的には、子供たちに対して『この世は生きるに値するんだ』という思いが根幹になければいけないと思ってやってきました。それは今でも変わりません」と諸作品にかけた思いを語った。これまでの監督人生を振り返って「監督になって良かったと思ったことはないですね。アニメーターになって良かったと思うことはありました。監督は(劇場公開という)最後の判決を待たなければならないので、胃によくない」と苦笑い。続けて「監督をやっている間も、アニメーターとしてやっていましたね。トンチンカンなことを言ったり、テレビや最近の映画のことも知らない僕を、鈴木プロデューサーが補佐してくれたお陰でやり切れた。孤高を保っている監督ではまったくありませんでした」と支えてくれたスタッフたちに感謝していた。今後については「やりたいことはアニメーションではない」といい「ジブリ美術館の展示物が色あせたり、描き直さなければいけないものもある。自分の筆やペンで描かなければいけないものなので、時間ができたらボランティアでやっていきたい。自分が展示物になりそうだけれど」とニヤリ。最後は「長い間色々とお世話になりました。もう2度とこういうマネはしないと思います」と笑顔で会場を後にした。宮崎監督は1941年1月5日、東京出身で現在72歳。東映動画でアニメーターとして活躍した後、映画『ルパン三世 カリオストロの城』で長編映画監督デビューを飾る。原作・脚本・監督を兼ねた1984年の映画『風の谷のナウシカ』で熱狂的ファンを生み出し、創立に参加したスタジオジブリで『天空の城ラピュタ』『となりのトトロ』『魔女の宅急便』『もののけ姫』などの名作を生み出す。2001年の『千と千尋の神隠し』では、アカデミー賞長編アニメ賞やベルリン国際映画祭金熊賞など世界的な賞を受賞した。現在公開中の『風立ちぬ』は、零戦設計者として知られる堀越二郎の半生と同時代の作家・堀辰雄による小説をモチーフに、戦中を生きる2人の男女の姿を描いたドラマで、今週末の映画観客動員ランキングでは7週連続でNo.1。これまでの興行収入は約88億円を記録している。この日の会見にはテレビ70台、200媒体、外国メディアは13カ国、総勢605人のマスコミが集まった。会見は約1時間30分ほど行なわれた。
2013年09月06日ジャック・ニコルソンが俳優業を引退していた、と芸能サイト「RadarOnline.com」が報じている。同サイトに関係者が語ったもので、理由は記憶力の低下だという。ニコルソンは今年76歳だが、以前のように長い台詞を覚えることは不可能になってしまったという。1950年代に映画界入りし、『イージーライダー』や『ファイブ・イージー・ピーセス』などアメリカン・ニュー・シネマを象徴する俳優となり、その後は『カッコーの巣の上で』と『恋愛小説家』で「主演男優賞」、『愛と追憶の日々』で「助演男優賞」、とアカデミー賞を3度受賞したニコルソン。「主演賞」、「助演賞」を合わせて12回のノミネートというのはオスカー史上最多記録だが、今年6月の男性誌「Esuquire」イギリス版のインタビューでは、自身について「非常に完璧主義者」と語り、常に過大評価されていると感じ続けていたと明かしていた。近年は映画出演の機会も減り、最後に出演したのは2010年公開の『幸せの始まりは』。今年のアカデミー賞授賞式では「最優秀作品賞」のプレゼンターをミシェル・オバマ大統領夫人と共に務めたが、いつも会場の最前列に陣取っていた授賞式に姿を見せない年もあった。はっきりと引退を宣言して大騒ぎになるのを避け、フェイドアウトしていくことを選んだようだ。関係者によると、俳優業は引退するものの、隠遁生活に入るつもりはないらしい。これまでのようにハリウッドのパーティや、NBAロサンゼルス・レイカーズ戦のコートサイドでの観戦、映画賞授賞式への出席などは続けていくそうだ。(text:Yuki Tominaga)
2013年09月05日クエンティン・タランティーノが、あと数年で監督を引退する可能性をほのめかした。新作ウェスタン『ジャンゴ繋がれざる者』の日本公開を来年3月に控えている49歳のタランティーノは、フィルムメイカーは年齢を重ねたからといって成長する職業ではないため、「年寄りの」監督にはなりたくないと、今回プレイボーイ誌に明かしている。タランティーノは「僕はただ年寄りの監督にはなりたくないんだ。だから、どこかのタイミングで監督を辞めたいよ。年を取ったからって良い作品を作れるとは限らないからね。普通は最低の映画ってその監督の作品群の中でも、最後の4作品じゃないかな。僕は自分の作品集をとっても大事にしているんだ。一つでも駄作を作ったら良い作品の3つ分をダメにするからね。でももし僕が10本目で引退したら、アーティストの観点から言ってまあ上出来ってところかな」と話している。現在までに『パルプ・フィクション』や『キル・ビル』などヒット作を含む8作品を製作しているタランティーノは最近、新作『ジャンゴ繋がれざる者』と前作『イングロリアス・バスターズ』は3部作の中の2本に相当する可能性があると語っている。「『イングロリアス・バスターズ』と『ジャンゴ繋がれざる者』は3部作に繋がる2作品なんだ。作風は違うけど、この2本には対になる要素があるんだ。多分3本目があるはずだけど、まだどんな作品になるか分からないよ」。■関連作品:ジャンゴ繋がれざる者 2013年3月1日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開
2012年11月19日サッカー元日本代表・藤田俊哉が7月3日、引退・再出発記者会見を行った。本人が「しんみりした引退会見ではなく、再出発に向けた会見にしたい」と語った通り、会場にはセンチメタルなムードなど皆無だった。印象に残っているゲームや得点について問われれば、「鮮明に過去のゲームを覚えているタイプではない」と断った上で、「’97年に初めてステージ優勝したアウェイのジェフ(千葉)戦が一番覚えている」「’04年のW杯アジア予選・シンガポール戦で取ったゴール、あれは良かった」と実にあっさり返した。藤田俊哉の会見の様子一転、今後のビジョンについては話が熱を帯びた。まずは日本の指導者資格であるS級ライセンスを取得し、来夏にオランダ・VVVフェンロの下部組織で指導者の道を歩み始めるのだ。「みんなが挑戦していない道を進みたい。これだけ選手たちが欧州に出ている中、絶対に指導者も出て行く時代が来る。一番最初に行ってみようかなと思った。この大きな山を登りたい。オランダという厳しい環境で監督を目指し、そして帰って来て日本代表の監督になりたい」。藤田はジュビロ磐田でリーグ3度の優勝に大きく貢献するとともに、MFとしてJ1唯一の100ゴールをマークした。また、’03年にオランダのユトレヒトへ移籍しただけでなく、Jリーグでもルーキーイヤーはハンス・オフト監督、名古屋ではセフ・フェルホーセン監督、千葉ではドワイト・ローデヴェーヘス監督と3人のオランダ人監督のもとで戦った。前人未到の道を切り開き、何かとオランダとの縁が深い藤田にとって、オランダでの挑戦はしっくりいく。「本当に幸せなサッカー人生を送らせてもらった。今まで係わったすべての人ひとりひとりに感謝の言葉を伝えたい」と語った藤田の第2のサッカー人生にも幸あれ。
2012年07月03日『スター・ウォーズ』シリーズを筆頭とするハリウッド映画の金字塔を打ち立てた名匠、ジョージ・ルーカス監督が引退を夢見ているようだ。ジョージはハリウッド業界での仕事を辞めて、趣味のために自宅で小規模な映画を作ることを夢見ていると「Empire」誌に語った。「会社事業も、業界の付き合いも、いま背負っている全てのビジネス上の義務も捨て去って、のこぎりとハンマーでも持って趣味の映画を作るために自宅のガレージに引きこもるつもりさ」と話すルーカス監督は、さらに「以前からずっと、もっと映画の本質を突いた実験的な作品を創りたかったんだ。映画館での興行の心配もしなくていいような映画をね」と続けたという。1月にも同様のコメントを残していたジョージだが、2005年に『スター・ウォーズ』シリーズの最終作『スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐』が公開された当時も似た発言をしていた。今後『インディ・ジョーンズ』シリーズ最新作などを含めた数々のハリウッド映画のプロデューサーを務める予定もあるため、ルーカス監督のこの夢が早々に実現することはなさそう。ただ、1999年から2005年にかけて発表した新『スター・ウォーズ』3部作と70年代から80年代にかけて製作したオリジナル3部作に手を加え、近年発表したリマスター版や特別篇などが批判を受けてきたことから、同シリーズの最新作を手がける可能性は低そうだ。ルーカス監督は以前「どうしてこれ以上作る必要があるんだい?みんなから常に批判されて、ひどい人間だなんて言われているのにさ」と洩らしていた。■関連作品:インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国 2008年6月14日、15日先行公開、6月21日より全国にて公開TM & © 2008 Lucasfilm Ltd.. All Rights Reserved. Used under authorization.
2012年06月06日涙の選手フィナーレ大王製紙エリエールレディス最終日20日、今季限りでの引退を宣言していた古閑美保選手が、11年間の選手生活を終えた。最後の試合となったここでの成績は、通算5アンダーの11位。華々しい結果ではなかったものの、ファンに愛された感動のフィナーレだった。18番グリーンに上がったときには、もう眼には涙。万感の思いでパーパットを沈めると、涙でくしゃくしゃになりながらも、ギャラリーに応え、左手をあげた。ギャラリーからは大きな拍手と声援が上がり、惜しまれつつではあるが、彼女らしい最後でもあった。第二の人生へ早くも歩みは始まっている!18番こそあふれる感情に涙を見せたが、ホールアウト後は明るい一面も見せてくれた彼女。はやくも第二の人生へ歩み始めているようで、26日、27日に日テレ系列で放送されるLPGAツアー選手権リコー杯でゲスト解説を務めるそうだ。他にも、すでにマネジメント事務所には、テレビ番組の出演など、数十件のオファーが殺到しているとか。彼女は他のスポーツについても勉強をし、スポーツキャスターとして歩んでいくことを望んでいるという。このゲスト解説をデビューに、スポーツキャスターへの転身を進めていくこととなるか。現役の一線からは退いたものの、彼女の輝きはまだまだこれから。新たな道での今後の活躍も期待される。元の記事を読む
2011年11月22日安倍麻美が8歳年上のクリエーターと入籍、芸能界引退元モーニング娘の安倍なつみ(30)の妹、安倍麻美(26)が11日の自らのブログで結婚、そして引退を発表した。麻美のお相手は34歳のインターネット中心のクリエーターで長身のやせ形で、目鼻立ちのはっきりとしたイケメンという。二人は5年前に知人の誕生会を通じて知り合い、交際2年を経て、1並びの2011年11月11日に入籍したと報告し、妊娠はしていないという。安部麻美の結婚報告ブログ(全文)久しぶりのブログ更新になってしまい申し訳ありません。今日は、この場を借りて、皆様に大切な報告をさせて頂きます。私、安倍麻美は、11月11日に入籍致します。お相手の方は、34歳クリエイターをしている方で、5年前に知人の誕生日会で知り合いました。何度かお食事させて頂いた後、意気投合しお付き合いがはじまり、その後2年お付き合いを経て、この度結婚することになりました。そしてもう一つ、皆様に大切な御報告があります。芸能界から引退をし、新たな人生を歩む決意を致しました。今の私は、母や姉に料理を教わり、毎日色々な料理にチャレンジしています。次の私の夢である素敵な奥さんになれるよう、日々学び、彼を支えていきたいと思います。今日まで私をあたたかく応援して下さったファンの皆様、いつも近くで支えてくれたワタナベエンターテインメントの社長とスタッフの皆様、今日まで私を育ててくれて本当に有難うございました。歌手という夢を叶えることが出来た事、 たくさんの出逢いと経験をさせていただいた事、心から感謝しております。今まで数々のご声援ありがとうございました。また、今年30歳をを迎えた姉のなつみは、妹に先を越される形となったが、麻美の結婚の喜びを公式サイトで語っている。ご存知の方もいらっしゃると思いますが・・・本日妹、麻美が入籍しました♡麻美を応援して下さった皆様、支えて下さった関係者の皆様、この場を借りて感謝申し上げます。有難うございました。幸せであたたかい家庭を築いていってほしいと思います。あーし♡おめでとう♡愛する人と新しいスタートを切った妹、麻美と芸能界に残る姉、なつみだが、これからも今まで通り仲の良い姉妹で、それぞれの世界で頑張って行って欲しい。元の記事を読む
2011年11月12日『アメリ』で知られるフランスの女優、オドレイ・トトゥが、英女性誌上で女優業は40歳で引退をするつもりだと語った。『アメリ』でフランスのみならず日本でも一躍人気者になり、『ダヴィンチ・コード』でハリウッドにも進出、と大スターの道をばく進中のオドレイは8月に35歳の誕生日を迎えるが、「数年前、40になったら、きっと引退するだろうと考えたの。ほかにやりたいことが出てくるはずだから」とUK版「Marie Claire」のインタビューで語る。では具体的に何をやりたいのかというと、「分からないわ。でも、仕事以外にやりたいことはたくさんあるのよ」と言い、そのひとつが“航海”とのこと。「5年後には自分の船で世界一周の旅に出るかも。大西洋横断をぜひやりたいわ。実現できるかどうかは分からないけど、ずっと前から船乗りになるのが夢だったの。私にとってヒーローなのよ」とはいえ、今後もセドリック・クラピッシュ監督の『Chinsese Puzzle』(原題)やモーリヤックの名作「テレーズ・デスケルー」を名匠クロード・ミレールが映画化する『Therese D.』(原題)のヒロイン役など、出演作の撮影が控えている。5年経つ頃には心境は大きく変化、女優の道を邁進、という可能性も高そうだ。(text:Yuki Tominaga)© AP/AFLO■関連作品:ココ・アヴァン・シャネル 2009年9月18日より全国にて公開© Haut et Court - Cine@ - Warnerbros. Ent. France et France 2 Cinema■関連記事:【シネマモード】2010年 映画ファッションのいままでとこれから徐々にオスカー候補が見えてきた?英国アカデミー賞候補が発表にブラピ再降臨 vs J・デップ!写真でふり返る来日ハリウッドスター2009【後編】オドレイの初々しさは必見「ブリリア ショートショートシアター」招待券を3組6名様プレゼントシャネルの生涯の恋人を演じたアレッサンドロ・ニボラ「少年のようなココの服が好き」
2011年07月15日キーラ・ナイトレイが英国版「VOGUE」誌のインタビューで、22歳のときに引退を考えていたことを明らかにした。現在25歳のキーラは「仕事を続けたいかどうか、自分でも分からなかった。というか、やめようと思っていたわ」と当時の気持ちをふり返り、「自分のしていることを楽しめていなかったし、そのことに罪悪感も感じていたの。自分が恵まれた立場にいることも嫌だった。そんなことの何がいいのか、さっぱり分からなかったから」と語る。そんな彼女に心境の変化をもたらすきっかけを与えたのは最新作『わたしを離さないで』で共演したキャリー・マリガンだという。「キャリーはとてもいい友達なの。もし共演したら、彼女が私を見守ってくれる存在になると感じたわ」。16歳から22歳まで仕事に打ち込み過ぎた結果、全てが嫌になってしまったのが引退を考えた理由だというキーラ。現在は出演作を厳選し、恋人のルパート・フレンド(『クレアモントホテル』)との関係も安定し、公私共に順調のようだ。(text:Yuki Tominaga)■関連作品:わたしを離さないで 2011年春、TOHOシネマズ シャンテ、Bunkamura ル・シネマにて公開© 2010 Twentieth Century Foxクレアモントホテル 2010年12月4日より岩波ホールほか全国にて順次公開© 2005 MAYQUEEN PRODUCTIONS,LLC All Rights Reserved■関連記事:キャリー・マリガンら主要3人が揃った『わたしを離さないで』ポスター解禁!キーラ・ナイトレイ、ローマ滞在中にロンドンの留守宅が空き巣被害に限りない愛がつまった感動作『クレアモントホテル』試写会に10組20名様ご招待
2010年12月07日