『目に見えるだけが障害じゃないと知ってほしい。』24万人もの方が、20歳以降に発達障害と診断されている現代社会。(大人の発達障害ナビより引用)そんな中、発達障害(ADHD)のパートナーをもつ人は、日々の生活をどのように暮らしているのでしょうか。そこで今回のMOREDOORでは、ADHDのパートナーと結婚して10年目になるBさん(仮名)にインタビューを実施。Bさんの日々の暮らしと、夫婦関係の専門家カップルセラピストからの意見をご紹介します。※当事者の声はさまざまです。あくまで一例として、考えるキッカケになれば幸いです。さまざまなところに違和感を覚え……ーーパートナーがADHDかも?と気づいたきっかけは?Bさん:生活面だと片付けられないところです。やったらやりっぱなしです。人間関係も広くは付き合わないし、飲み会も行きたがらない。金銭面もあったらあった分だけ使ってしまいます。コミュニケーションも一方的で人の話は聞かなくて……。そういったさまざまな面を見て「ADHDなのでは?」と気が付きました。ーー日常生活を送る上で、悩んでいることは?Bさん:やはり片付けられないことですね。ーー解決に向けてどんな工夫を?Bさん:その都度伝えて、パートナー自身に気づかせてました。ーーパートナーとは、どんな関係性を築いていきたいですか?Bさん:今のまま仲がいい夫婦のままがいいです。ーー今後、社会に対して「もっとこうなったら良いのにな」と思うことは?Bさん:まだADHDの認知度も低いので目に見えるだけが障害じゃないことを知って欲しいです。仲良し夫婦のままでいたい片付けが苦手なところや、コミュニケーションが苦手なところを見て、「パートナーがADHDなのでは」と気が付いたBさん。普段から相手をよく見ているからこそ、気が付けたのかもしれません。またADHDの症状は「怠慢、サボりだと勘違いされやすい」とも言われています。愛するパートナーの特性を上手に乗り越えてきたBさんだからこそ、世間の人にもっと知ってほしいと強く願っているようですね。カップルセラピストは2人の関係をどう見る?パートナー間の関係改善を目的としたカウンセリングを行う、“カップルセラピスト”はお二人の関係をどう見るのでしょうか?これまでの3,000件以上に及ぶ臨床経験を活かし、パートナー間の課題解決をサポートしてきたカップルセラピストの坂崎さんに話を聞きました。ーーBさんのお話をどう感じましたか?カップルセラピスト坂崎さん:結婚10年目で、「今のまま仲が良い夫婦のままがいい」と言えるのは素晴らしいと思います。その言葉が言えるまでになった背景には、「その都度伝えて、パートナー自身に気づかせる」という努力の賜物だと思いますし、辛かったことも葛藤もあったことでしょう。ADHDといっても、もちろん人それぞれで、共通点はあるものの、性格も違えば必要な対応も違っていきます。決定的に改善が難しいものもあれば、工夫次第で改善可能なことも多いです。片づけはその中でも、工夫してきたが諦めることやむなしと思っておられる部分なのかもしれませんが、その工夫をお互いの協力で見出していくことが重要ですね。向き合うことの大切さADHDのパートナーをもつと大変な面ばかりがクローズアップされがちです。しかし、実際のパートナーをもつ当事者Bさんからは、お互いに症状と向き合うことで、素敵な関係性を築けることが伝わってきました。ADHDといってもひとくくりにはできず、個人と個人として向き合う中で見えてくる解決策があるのではないでしょうか。みなさんは、この記事を読んでどのように感じましたか?コメント・監修者:坂﨑 崇正(さかざき たかまさ)臨床心理士・公認心理師、COBEYAセラピスト。2010年鳴門教育大学大学院修了。スクールカウンセラー、男性相談員、就労支援相談員、専門学校講師等を経て、2021年よりCOBEYAにカップルセラピストとして参画。これまでの3,000件以上に及ぶ臨床経験を活かし、パートナー間の課題解決をサポート。(MOREDOOR編集部)
2024年01月05日Q:子どもの発達障害は、治せるのでしょうか?A:発達障害の診断の有無に限らず、本人の得意なことや苦手なことを理解させ、さまざまな相談や工夫によって乗り越えたり、解決するよう支援することが大事です。Upload By 発達障害のキホン発達障害は、原因として中枢神経系の機能に困難があるといわれています。それが、環境との兼ね合いの中で症状が強まったり弱まったりするともいわれています。発達障害の程度にもよりますが、症状として軽減する、年齢と共に適切な環境と療育によって症状はあるけれども問題にはならない、本人としての困難感はあるけれどもできる行動は増えていくということはあります。例えば、小さい頃は感覚の過敏性がひどく、こだわりのためにパニックを起こしたり、衝動的な飛び出し行動があったりということが、加齢と共に過敏性は感じられるものの行動の出方としては、やりすごすスキルや、対処法を身に付けていくことで問題とならなくなるなどです。また、発達障害の特性が軽いタイプの子どもの場合、診断基準を満たさなくなり診断が外れることもあります。しかし、この場合も本人が感じる困難さは残っていることが多く、注意は必要です。いっぽう、発達障害としての特性を理解しないで、本人の努力不足として叱責されたり、自信を失ったりすることで自らを追い込んでしまい、思春期位で不安や抑うつ症状が強まってしまうこともあります。診断の有無に限らず、本人の得意なことや苦手なことを理解させさまざまな相談や工夫によって乗り越えたり、解決するよう支援することが大事です。(コラム内の障害名表記について)コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。神経発達症発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。知的障害(知的発達症)、ASD(自閉スペクトラム症)、ADHD(注意欠如多動症)、コミュニケーション症群、LD・SLD(限局性学習症)、チック症群、DCD(発達性協調運動症)、常同運動症が含まれます。※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。
2024年01月04日ももさんは、年長の息子・イツくん、パパとの3人家族。イツくんの発達の遅れが気になっていたももさんは、小学校へ入学する前に発達障害の検査を受けたいとパパへ相談しました。しかし、パパは検査を受けることを全否定。「自分のほうがイツくんのことを理解している」と自身を正当化し、ももさんを責めました。しかし、ももさんはそんなパパに「ばかにするな!」と怒鳴ったのでした。翌日、パパは「イツくんの育児に十分関わっている気になっていた」とももさんに謝罪。ももさんも、パパの気持ちに共感しつつ、イツくんの将来のためにも発達検査を受けることはマイナスにならないと説明しました。 すると、パパはようやく発達障害の検査を受けることに前向きになってくれたのでした。 夫婦で何度も話し合い、悩んで決めた結果なのに… 夫婦でぶつかり合った末に受けた発達障害の検査。医師の意見を聞いたり、体験談を調べたり、夫婦で何度も話し合ったり……たくさん悩んでようやくイツくんを支援級へ行かせるという選択をしました。 しかし、そんな過程を知らない義両親は、ももさんたちの報告を受け、頭ごなしに「支援級なんて必要ない!」と否定するのでした。 子どもの発達の遅れをやっと受け入れたパパでしたが、次なる相手は義両親……。パパ同様に、受け入れるまでに時間がかかるのでしょうか。 両親が話し合って決めたことなので、頭ごなしに否定するのではなく、イツくんのためにどうするのがベストなのかを考えてほしいですね。 >>次の話 監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター メイ
2023年12月23日息子の困った行動と、ある日の夕方の出来事Upload By べっこうあめアマミある日の夕方のことです。その日は子どもたちが持ち帰った汚れ物が大量で、私は大量の汚れ物の予洗いをしていました。すると、居間から娘が私を呼ぶ声がしたので急いで見に行くと、居間は大惨事となっていたのです。息子には感覚刺激を求めて遊ぶくせがあり、私が居間に駆けつけた時も、ちょうど夢中になって遊んでいるところでした。この行動自体は息子の自己刺激の一種で、日頃からよくあることではありました。しかし、その日は帰ってから息子がなかなか玄関から動かないなど、いろいろと続いており、さらに、疲労に加え体調不良もあって頭が全く回らない状態だった私。思わずカッとなって、息子にひどい叱り方をしてしまったのです。自分の育児に自信がなくなって……あふれる涙息子を激しく叱って泣かせてしまうと、過去のいろんな出来事や今の自分の状況が頭を巡り、私も涙がとめどなくこぼれました。自分がこれまでしてきたことは正しかったのか……何も現状が変わっていないように思えて、虚しく思えたのです。そして同時に、自分があまりにいっぱいいっぱいであることにも気がつきました。夫の帰りはいつも深夜が当たり前で、私の実家は遠方です。ワンオペ育児の疲労からか、頻繁に吐き気や頭痛に襲われる状態で、さらに自分自身の持病の不安も加わり、精神的にも不安定でした。相談しようと思えばできる人がいたと思うのですが、自分の弱さをさらけ出す勇気が出ず、誰にも言えない悩みやつらさだらけで、 追い詰められていました。次の日の朝、息子の反応はUpload By べっこうあめアマミ次の日の朝、ひどい頭痛で起きられずにいると、夫が息子の支度をすべて完了してくれていました。私は昨夜のことが気まずくて、息子にどう接していいか分からずにいました。すると息子は、家を出る時に私にぺこっと頭を下げ、手を挙げて「いってきます」のポーズをしてくれたのです。その姿に、激しい罪悪感に苛まれていた私は、勝手ながら少し救われた気がしました。息子は話すことができず、本心を知ることはできませんが、いつも通りの一日を始めることができました。ただ、また夕方が近づいてくると、息子にどう接していいのか不安になると共に、また昨日のようなことが起きないかと不安がどんどんふくれあがっていきました。息子の担任の先生に電話、先生の言葉に救われてUpload By べっこうあめアマミ夕方、私は散々迷ったあげく、昨日の出来事を誰かに話さなくてはならないような気がして、息子の学校の担任の先生に電話をしました。その日の息子の様子が気になって、このまま息子と顔を合わせるのが怖かったからというのもあります。電話口に先生が出ると、何から話していいか分からなくなりましたが、最近あったことをポツポツと話し始めました。先生はその話に一緒に驚き、共感してくれました。孤独感を強く抱いていた私でしたが、先生とは一番近い感覚で、息子の現状を共有し合えている気がしました。先生こそが、息子に対して私と一番近い認識を持ってくれている相手だと確信したのです。そして、話の流れから昨日の出来事を話しました。先生は私の話を聞いて、まず、「話してくれてうれしい」と言ってくれました。「お母さんが話してくれたから、助けようとすることができる、だから話してくれる存在になれたことがうれしいんです」と。続けて「親だってそうなってしまうことはある」と、気持ちに寄り添ってくれました。私のことを一切責めず、否定せず、共感し、労わってくれたのです。「すでにお母さんはこの電話をするまで、いっぱい反省したと思う。この電話をかけることもすごく勇気がいったと思う。だから、もう昨日起きてしまったことは、難しいかもしれないけど一旦考えないようにしましょう。もう自分を責めないで。」先生の言葉に、私は涙が止まらなくなりました。特別支援学校は、特別な支援を必要とする子どもだけを支援する場ではないUpload By べっこうあめアマミ先生は、息子の気持ちについても言及してくれました。今朝の出かける時の反応がすべてだと思うと。「気にしてないよ、大丈夫だよ」ということだと思うと。たぶん、何を言ってもやってもヘラヘラしているように見えるのは、息子本人もなんで怒られているのか分かっていないからで、まだ理解が難しいんだと思うとも話してくれました。そしてその上で、学校でどんな対策をしているかなども教えてくれました。先生は、こうも言ってくれました。「特別支援学校は、特別な支援を必要とする子どものためだけに支援をする場ではないと思っています。そうしたお子さんのご家族の支援もしていきたいから、これからも、何かあったらどんどん電話してほしいし、連絡帳にも書いてほしい。夜も寝られず悩むことがあったら、長文の手紙にして連絡帳に挟んでくれてもいい。学校に話しに来てくれてもいい。だから、いっぱい話しましょう。」そして、「お母さんって本当にすごいと思います、だって朝から夜寝るまで、ずっとですもんね」と言ってくれました。先生は、家で障害児をみる親の大変さを理解してくれていたのです。その上で、息子だけでなく、私や家族も支援したいと言ってくれました。学校は子どものためのもの、担任の先生は息子の担任であって、あまりご迷惑をかけてはいけないと思っていましたが、このときの先生の言葉に、私は心底救われたのです。私が欲しかった言葉をくれた先生、息子だけでなく、私にとっても頼れる存在娘のお迎えの時間がせまっていて、さらに泣きすぎてうまく受け答えができずにグズグズな情けない姿をさらしてしまいましたが、先生と話したことで、私の気持ちは落ち着きました。先生は、私が欲しい言葉を全てくれた気がしました。こうして私は、先生と話したおかげで、ずっと落ち込んでいた気持ちがすっきりし、「いつもの自分」で子どもたちのお迎えに出発することができたのです。次の日、なんとまた先生が電話をくれました。私の様子を心配しての電話でした。「何かあったら積み重なる前に、どんどん相談してください」と、また心強い言葉を言ってくれたのです。先生との電話を終えて連絡帳を見ると、そこにも心遣いのメッセージがありました。「迷うこと、不安になること、ママにしか分からないことがあっても、絶対に一緒に戦います。味方はいっぱいいます、頼ってください。」先生からの一つひとつの言葉に支えられて、今の私がいます。息子だけでなく、親である私のケアまでしてくれて、明日への力をくれる、そんな特別支援学校って最強だなと感じた思い出です。執筆/べっこうあめアマミ(監修:初川先生より)担任の先生の言葉に救われたエピソードのシェアをありがとうございます。特別支援学校だからこそ障害についての理解や障害のあるお子さんを育てる大変さをよくご存知で、少人数で支援が行き届きやすいといった側面はありますが、おそらく読者の方の中には、特別支援学級や通級指導教室、通常学級であっても担任の先生の言葉に救われたことに思い当たる節のある方もいらっしゃるかもしれませんね。家庭と学校はお子さんが長く過ごす場です。お子さんの難しさやずっと一緒にいることでそばにいる大人にかかる負担など、先生方と保護者の方とでは共有できるものがたくさんあります。アマミさんはずっとこれまで親だから自分で頑張らなければ、担任の先生は子にとっての先生であって自分が頼る相手ではないとかなりご自身を律してこられたのだな、とこのエピソードを読んで思いました。ただ、どんな人にも気持ちやコンディションはあって、いつもいつも頑張れるわけではないです。そして、お子さんに障害などの難しさがあったらなおのこと、負荷がかかっている面があるのも当然だろうと感じます。保護者の方がいっぱいいっぱいになられた際に、弱音を吐いたり、つらいと言えたりする相手や場があるといいなと心から思います。アマミさんのように担任の先生がそのお相手となることもありますし、場合によっては養護の先生や特別支援コーディネーターの先生であることもあるかもしれません。スクールカウンセラーや地域の子育て相談窓口がそこを担うこともあると思います。「何かあったら積み重なる前に」「相談してほしい」と思っている支援者は探してみると近くにいるのではと思います。前の記事はこちら(コラム内の障害名表記について)コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。神経発達症発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。知的発達症(知的障害)、自閉スペクトラム症、注意欠如・多動症、コミュニケーション症群、限局性学習症、チック症群、発達性協調運動症、常同運動症が含まれます。※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。知的発達症知的障害の名称で呼ばれていましたが、現在は知的発達症と呼ばれるようになりました。論理的思考、問題解決、計画、抽象的思考、判断、などの知的能力の困難性、そのことによる生活面の適応困難によって特徴づけられます。程度に応じて軽度、中等度、重度に分類されます。ASD(自閉スペクトラム症)自閉症、高機能自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー(Asperger)症候群などのいろいろな名称で呼ばれていたものがまとめて表現されるようになりました。ASDはAutism Spectrum Disorderの略。
2023年12月23日ももさんは、年長の息子・イツくん、パパとの3人家族。イツくんの発達の遅れが気になっていたももさんは、小学校へ入学する前に発達障害の検査を受けたいとパパへ相談しました。しかし、パパは検査を受けることを全否定。ももさんがどんなに説得しても、パパはももさんの考えを否定するだけでした。さらにパパは自分のほうがイツくんのことを理解し、考えていると発言。「もうちょっと(イツくんのことを)考えて行動してあげたらいいのに」とパパに責められて、ももさんはとうとう黙っていられず「ばかにするな!」と怒鳴ったのです。その後……。 発達障害の検査を全否定していた夫がまさかの… その後、パパはももさんと同じように育児をして、イツくんと関わっている気になっていたとももさんへ謝罪。 同時にももさんも、パパにはイツくんの発達障害を受け入れるための時間が必要だったことがわかったよう。パパに寄り添った上で「検査を受けることはマイナスにならない」と説明しました。 ついにももさんの気持ちが届き、パパが発達障害の検査を受けることに前向きになってくれたのでした。 イツくんが発達障害かもしれないという事実に目を背けるパパに、一時はモヤモヤしましたが、イツくんの状態を知ることはイツくんに合った関わり方が見つかるということ。パパはママよりも時間がかかってしまいましたが、受け入れてくれて良かったですね。 >>次の話 監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター メイ
2023年12月22日皆さんは、義両親との関係で悩んだ経験はありますか?今回は「息子を帰さない義母」にまつわる物語とその感想を紹介します。息子を預けたら…看護師として働く主人公には、息子がいます。夏休み中の2週間、主人公はいつも義実家に息子を預けていました。しかし義母は、ワーママである主人公のことが気に入らないらしく、文句ばかり。夏休みの最後の5日間、息子は自宅へ帰ることになっていたのですが、義母は「その5日間もこっちにいたいそうよ」と言い出します。義母の言葉が信じられない主人公は、息子と話をさせてほしいと頼むのですが…。息子が残りたいと言っている?出典:Youtube「Lineドラマ」「こっちに残りたいって言ってるのよ」と言って、息子を帰そうとしない義母。さらには「普段から子どもと話す時間をつくらない主人公が悪い」「最後の5日間だけで信頼関係は作れない」などと言われ…。ワーママの主人公への文句LINEが止まらない義母なのでした。読者の感想息子が本当に残りたいと言っているのかどうか、確認だけはさせてほしいですよね…。主人公の話を聞かない義母はひどいなと思いました。(30代/女性)義母が一方的に話すばかりで、息子が心配になりました。もう少し主人公の気持ちにも寄り添ってあげてほしいと思います。(20代/女性)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。※実際に募集した感想をもとに記事化しています。※こちらのお話は体験談をもとに作成しています。(愛カツ編集部)
2023年12月22日冬の感染症の大御所!息子がインフルエンザにかかってしまいましたUpload By 丸山さとこ今年は秋に入ってから、全国的にインフルエンザがかなり流行っているとは知っていましたが……ついに息子のコウがかかってしまいました。家庭内での感染拡大を防止するため、1週間の間、コウにはリビングへの進入禁止とマスクの着用を徹底してもらいました。Upload By 丸山さとこ「リビングに入るのはダメ。用があれば私に言って。部屋から出たら、廊下に置いたアルコールですぐに手を消毒して。マスクは必ず部屋のゴミ箱に捨てること」……と繰り返し注意を促すうちに、コウは少しずつ感染拡大防止に対する意識を持つようになっていきました。彼は花粉アレルギーがあるので、「今、全身に花粉がついていると思ってね」という指示はイメージしやすかったのかもしれません。コウとリビングの仲介役をすることで、だんだんと私が疲れてヨレヨレに……ASDとADHDがあるコウには、日常から私は何度も同じことを繰り返し声かけしている傾向があります。インフルエンザにかかってから、コウが感染対策を意識して動けるようになるまでは、私はいつも以上にコウの行動に気を払い続けていました。そのため、コウがインフルエンザにかかってからの1週間は予想以上に疲れました。Upload By 丸山さとこまた、コウとリビングの仲介役をすることで小まめな作業が増えたことも、地味に大きな負担になりました。食事の提供・食器洗い・洗濯・浴室清掃などを、不規則に寝起きするコウのペースに合わせて行った結果、家事の量が倍増してしまいました。感染防止に加えて「私の疲労防止」も意識するようにしました「このままでは私が感染しそう」と思うくらいヨレヨレになった私は、「感染拡大だけでなく、私の疲労防止も大切にする必要があるな……!」と強く思いました。まず、コウが普段通りの食事をとれるようになってからは、私の部屋に朝食用の総菜パンやおにぎりを用意しておくようにしました。コウと私の部屋は隣同士なので、これだけでも移動の負担がかなり軽くなりました。Upload By 丸山さとこまた、昼食や夕食を渡す際に「お腹が空いたら食べてね」とパンやお菓子を添えることで、コウからの「小腹が空いた~。何かない?」に対応する手間も省けるようにしました。食事はできるだけワンプレートにまとめて、洗い物の量も減らしました。それらの小さな工夫の積み重ねで私の負担はかなり軽くなり、精神的にも肉体的にもかなり楽になりました。日常の小さな負担を見直すきっかけになりましたそうこうしているうちにコウの出席停止期間も終わり、私と夫への感染も何とか防ぎきってわが家のインフル騒動は終結しました。インフルエンザに振り回された数日間を振り返ると、「感染そのものよりも、病み上がりの状態で行っていた『コウとリビングの仲介役』が一番大変だったな」と思います。その分、負担を見直すことの大切さを実感する機会にもなりました。短期間だからできる対応や、長期間になると省けない要素があることは意識した上で、「日常生活の中で減らせる負担はないかな?」と考えていきたいと思いました。執筆/丸山さとこ(監修:新美先生より)インフルエンザのサポートお疲れ様でした。感染対策をしながら看病をするのはただでさえ大変なうえに、お子さんの特性にも留意するとさらに大変ですよね。衝動性が高いお子さんですと、感染防止のためにお願いしたルールをうっかり忘れて行動してしまったり、狭い部屋の活動に飽きてきてしまったりすることがあるかもしれません。感染防止対策をする理由を丁寧に説明して分かってもらえるようにすることは大事ですね。見えるところにお願い事項を貼っておくのもいいかもしれません。またやり取りにはICT機器(古いスマホをWi-Fiで使うなど)を活用するなどもありかもしれません。看病する保護者さんの手間がかかりすぎると大変なので、記事にもあるように、できるだけまとめて対応、ワンプレートなど手間を最小限にできる工夫はいいですね。ディスポーザブル製品を積極的に使うのもオススメです。こうした非日常の対応がきっかけで、時には日常に活用できるヒントが見つかることがあるかもしれません。なんにせよ、家族感染が予防できて、日常が戻ってきたようでよかったです。コウくんもご家族もみなさま、おつかれさまでした。前の記事はこちら(コラム内の障害名表記について)コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。神経発達症発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。知的発達症(知的障害)、自閉スペクトラム症、注意欠如・多動症、コミュニケーション症群、限局性学習症、チック症群、発達性協調運動症、常同運動症が含まれます。※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。ASD(自閉スペクトラム症)自閉症、高機能自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー(Asperger)症候群などのいろいろな名称で呼ばれていたものがまとめて表現されるようになりました。ASDはAutism Spectrum Disorderの略。ADHD(注意欠如・多動症)注意欠陥・多動性障害の名称で呼ばれていましたが、現在はADHD、注意欠如・多動症と呼ばれるようになりました。ADHDはAttention-Deficit Hyperactivity Disorderの略。ADHDはさらに、不注意優勢に存在するADHD、多動・衝動性優勢に存在するADHD、混合に存在するADHDと呼ばれるようになりました。今までの「ADHD~型」という表現はなくなりましたが、一部では現在も使われています。
2023年12月19日息子を出産して退院した翌日、義母がわが家にやってきました。家事を手伝ってくれるのかと思ったら、息子のお世話をし始め……。そして、目を疑うようなことが起こりました。 出産後、退院してすぐに義母がやってきて…出産を含む5日間の入院を終え、自宅に帰ってきた翌日。息子が生後6日目のことです。「家の手伝いをする」と義母がわが家へやってきました。 寝不足も重なって疲れていたのですが、義母は「私が子どもみてあげるから」と言って家事はすべて私が行うことに。本当は体を休めたり、子どもとの時間を楽しんだりしたかったのですが、そうはいきませんでした。 そして、息子が眠そうにしていたので寝かしつけをしようとしたところ、「私がやるわ」と抱き上げてそのまま転倒したのです。息子はビックリした目をして泣きそうになりましたが、義母はそのまま何も無かったかのように寝かしつけを始め……。 当然、息子は眠ることなく泣き始めました。しかも息子にも私にも謝罪はなく……。この事を夫に話しましたが、「何も無かったんだから」と義母に注意せず。余計にストレスがたまりました。 ◇ ◇ ◇ 義母が転倒したところを見ていたからよかったですが、知らずに転んで報告がないと赤ちゃんの容態が急変したときなどに困りますよね。産後は体を休めたい時期ですし、夫から義母にひと言あれば妻の気持ちもラクになるのですが……。余計なストレスをためることなく、赤ちゃんとの暮らしを楽しみたいですね。 作画/シュー子著者:匿名希望
2023年12月18日皆さんは、忘れ物をしたことがありますか?今回は「弁当に手をつけず帰宅した息子」を紹介します!イラスト:町田ねねこ弁当作りがスタート息子が高校に入学したのと同時に、弁当作りがスタートした主人公。朝5時に起きて、おかず4品を作り、ごはんとデザートも持たせたのですが…。弁当の感想を聞く出典:Grapps帰宅した息子に「お弁当おいしかった?」と聞いた主人公。すると息子が「食べてない、食べれなかった…」と言います。なんと、主人公は箸を入れ忘れていたのです。入学2日目ということもあり、周りに割り箸を持っているか聞けなかったという息子。その日は6時間授業で、50分もかけて自転車で帰ってきた息子。教室で1人、弁当を食べられずにいた息子のことを思うと、申し訳ない気持ちでいっぱいになった主人公なのでした。弁当が食べられなかった息子早起きして一生懸命お弁当を作った主人公。しかし箸を入れ忘れてしまい、息子に申し訳ないことをしたと思ったエピソードでした。※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。(Grapps編集部)
2023年12月15日キッチンでよく使う食品用ラップ。便利でありがたいものの、切り口が行方不明になって困ることはありませんか。そこで試して欲しいのが、とあるアイテムを使った便利な小技です。花王が提案する「切り口がすぐに見つかる小ワザ」ラップをはじめ、すぐれた生活用品を数多く取り扱う花王(kao_official_jp)。取扱商品の中には食品用ラップもあり、その使い方の研究に余念がありません。切り口が行方不明になりがちな事情もしっかり把握し、解決方法を教えてくれています。準備するのは、輪ゴムだけ。1本より2本の方が効果的とのことです。それでは手順を紹介します。1.用意した輪ゴムの端を、それぞれ利き手の親指と小指に引っかけます。2.次に、利き手でラップの筒を包むように握ります。輪ゴムが筒に当たるように握り込んでください。3.そのまま手首を何度か左右に回してみましょう。4.すると切り口が輪ゴムに引っかかり、端がぺろりとめくれます!これだけで行方不明になっていた切り口が発見できるとは驚きです。切り口が分からなくなると、探すのにとにかく時間がかかるもの。見つかってもうまく剥がせなかったりとストレスが溜まりますが、これなら、楽にササッと見つけることができます。今度は輪ゴムが見つからない…という事態を防ぐなら輪ゴム1~2本でできる便利な小技ですが、いざという時に「輪ゴムがない!」とならないよう、ラップの筒の中に輪ゴムを入れておいてみてはいかがでしょうか。筒は普段、箱の両端でフタをされるような状態なので、輪ゴムを入れておいても落ちて紛失する心配はありません。もちろん、ラップを使う時に邪魔になることもないでしょう。時間がある時にはお子さんに「探して!」とお願いしてみるのもおすすめです。コミュニケーションに役立ちそうですし、お手伝いをしたがる年頃なら楽しんでくれるのではないでしょうか。今度ラップの端が行方不明になったら、ぜひ試してみてください。※再生ボタンを押すとInstagram上で動画が再生されます。 この投稿をInstagramで見る 花王(Kao Corporation)(@kao_official_jp)がシェアした投稿 [文・構成/grape編集部]
2023年12月11日家族で池の周りを歩いていたら、息子の姿が見えなくなって……(※写真はイメージです)好奇心旺盛で活発な長男が、3歳の頃の出来事です。家族旅行で池が沢山ある場所へ行った際、私は上のお姉ちゃんと、夫が3歳の長男と一緒に手を繋ぎ、そばから離れないようにしながら散策していました。ところが、主人が一瞬手を離して、ほんの少し目を離した瞬間に長男が居なくなってしまったのです。私たちも気づいて周りを見回したのですが見つからず、あわてて付近を探しに急ぎました。池がたくさんあり、まだ3歳の好奇心旺盛な子なので「池に落ちたらどうしよう」と本当に生きた心地がしませんでした。私たちが大声で懸命に探していると、様子を近くで見ていた60代くらいのご夫婦が声をかけてきて……パニック寸前の母親を落ち着かせてくれた(※写真はイメージです)「どうかされましたか?」と声をかけてくれたご夫婦に「息子が目を離した隙にいなくなった」と伝えると、長男が見つかるまで一緒になって探してくれました。本当に心の温かいご夫婦で、不安でパニック寸前の私に、すごく優しく温かい言葉をかけてくださいました。おかげで、私もだんだん落ち着きながら長男を探すことができたと思います。無事見つかった息子。最後まで一緒に探してくれたご夫婦に、感謝しかない(※写真はイメージです)息子は結局、池の前に行った売店で無事に見つかりました。大好きなトミカが置いてあったのを覚えていたようで、人にまぎれながらもそこへ自分の足で行っており、売店の方が保護してくれていました。無事で本当に良かったという思いと、一緒に探してくれたご夫婦の温かさに感謝しきれないくらいの気持ちになりました。本当にありがとうございました。====================※本記事は、編集部に寄せられた実際のエピソードを元に再構成しています。エピソード募集中妊娠中、子育て中に誰かに助けてもらって感謝していることはありませんか。そんな「ありがとう」の気持ちを込めたエピソードを募集しています。あなたのすてきな体験談を教えてください。投稿フォームはこちら
2023年12月02日息子のお昼寝時間。つい一緒にうとうとしてしまって、目を覚ますと……、まだ歩けないはずの生後8カ月の息子がありえない場所に! 一瞬で血の気が引いてしまいました……。 なぜそんなところに…!?休日、生後8カ月ころの息子と家にいたときのことです。お昼寝の時間、息子を寝かしつけながら、つい一緒にうとうとしてしまった私。なんとなく、胸騒ぎがして目が覚めると……お昼寝しているはずの息子がいません。 あわてて部屋を見渡すと、まだ歩けないはずの息子が部屋にあるロフトのはしごのてっぺん近くまで登っているのを発見! 一瞬で血の気が引きましたが、息子を刺激しないようにニコニコ顔で近づいて、なんとか無事救出しました。もし息子が足を滑らせていたら……と考えると恐ろしいです。 当の本人は高い場所を怖がらず、こちらにドヤ顔さえしていましたが、親としては冷や汗をかいた出来事でした。それ以来「まだできないから大丈夫」と決めつけて息子から目を離すことはやめようと心に誓いました。 ※家の中には乳幼児にとって事故やけがにつながる危険な物がたくさんあります。触られて困る物は柵をを取りつける、高いところに置く、ボタンや硬貨・電池など口に入りやすい物を出したままにしないなど、安全対策をしっかりおこないましょう。 イラスト/ふくふく監修/助産師 松田玲子著者:あさふじこ
2023年11月28日アメリカのカリフォルニア州サンディエゴで、珍しい場所から子猫が救出されました。トラックの運転手が道路を走行中、一時停止した時に「ミャオ」という鳴き声を聞いたのだそう。運転手はすぐに地元の動物保護局に電話をして、近くの安全なところに車を停めます。そこで、車の下を確認した運転手はびっくり。なんと車のフレームに空いた穴から、子猫の顔だけが出ていたのです!まもなく現場に到着した獣医チームが確認したところ、子猫は穴にアゴがひっかかっていて、身動きが取れない状態だったといいます。そのため子猫に鎮静剤を投与した後、綿棒を使って根気よく子猫の頭を穴から外すことに成功。時間はかかりましたが、安全に子猫を助け出すことができました!幸い子猫は大きなケガはなく、鎮痛剤などの手当てを受けて、おいしいごはんを与えられたということです。『サンディエゴ・ヒューメイン・ソサエティ』がFacebookで子猫の救出劇について報告すると、喜びと感謝の声が上がりました。・トラックの運転手に大感謝だ!子猫の鳴き声で停車する運転手がどれだけいるだろうか。・この子猫はとてもラッキーだね!救出に関わったすべての人たちにありがとうといいたい。・子猫にとってどんなに怖かったか、想像もつかないよ。助かって本当によかった。なお子猫はすぐに里親が決まり、新しい家族と元気に過ごしているということです!投稿には救出に携わった人たちの中でもとりわけ、トラックの運転手が称賛されています。一時停止した時に聞こえた子猫の鳴き声を無視せずに、動物保護局に助けを求めた運転手は心優しい人なのでしょう。『サンディエゴ・ヒューメイン・ソサエティ』は、「通報してくれたトラックの運転手、子猫の救出に並々ならぬ努力をしてくれた動物愛護チームと獣医チームに感謝します!」とつづっています。頭が穴にはまった状態で、子猫が自力で抜け出すのはおそらく不可能だったはず。動物を愛する人たちのチームワークのおかげで、子猫の尊い命が助かって本当によかったですね。[文・構成/grape編集部]
2023年11月27日カバンを開けると「くしゃっ」てなっているものが、必ず見つかる話です。最近は特にアレが!■ベスト3発表捨ててもいつの間にか入ってる(笑)「なんでこんなの入ってるの?」ってなるものも多いんだけど(映画の半券とか)、大体こういったのが入ってるな~(汗)銀行の封筒は、子どものジュニアバレー時代に何かと小銭を徴収する機会があって、袋があると、ふいの徴収にも渡しやすかったの。その名残でつい取っておいてしまう。(封を止められるマスキングテープやテープがあると、なお良い)チラシは「クーポンいつか使うかも」と思って使わないパターンですね。カバンの中は常にスッキリ綺麗にしときたいもんですな。
2023年11月25日なぜ平日だけでなく、土曜日も利用するのか?Upload By べっこうあめアマミ私は当初、息子の放課後等デイサービス利用は平日だけを考えていました。なぜなら放課後等デイサービスの利用日数には限りがあるからです。私は在宅ですが仕事をしていますし、平日、息子が学校のあとに過ごす場所があることが最も助かると思っていました。しかし、息子の特別支援学校入学前、夫と放課後等デイサービスの利用日を話し合った時のことです。夫から、「土曜日を入れたほうがいいんじゃないか」という提案がありました。わが家には、息子より4歳年下の娘がいます。「娘には息子の事で我慢させてしまうこともあるかもしれないから、土曜日は娘だけのチートデイにしてはどうか」というのが夫の意見でした。それを聞いて、私も「確かに」と思ったのです。娘は毎日保育園に通っているので、平日の放課後等デイサービスがない日は、娘より息子のほうが早く家に帰ってくることになります。平日の放課後等デイサービスがない日は息子の日、そして土曜日は娘の日、そうやってそれぞれに向き合う時間をつくるのもいいのではないかと思ったのです。きょうだい児の娘にも、やりたいことを我慢してほしくないUpload By べっこうあめアマミ娘は今5歳。女の子向けのアニメにもハマっていて、映画やキャラクターイベントにも行きたいと言い出すお年頃です。そして、活発な娘は思いきり体を動かす公園や、動物と触れ合える場所なども大好きです。しかし、そういう場所に休日に行くと、どうしても混雑はまぬがれません。息子を連れて行ったらぐずってしまわないか、動きづらくならないかと不安もあります。しかも、息子は娘とは逆であまり動きたがらない性格なので、公園遊びなどのアクティブなことはあまりしないのです。そうなると、娘と息子、2人とも楽しめる場所というのはなかなか難しいものでした。しかし、土曜日に息子が放課後等デイサービスに通うようになってからは、娘が行きたい場所は、土曜日に心置きなく行けるようになりました。娘はきょうだい児だけど、できる限り好きなことをさせてあげたいし、息子がいるから……と、やりたいことを我慢させたくない。私にはそんな強い思いがあったので、土曜日は重要な意味のある日になったと思っています。親としても、混雑する場所やアクティブな遊びの場へ行く際に、子どもを2人連れていくよりも負担が減るので、助かっています。息子にもメリット、土曜日だからこそできる活動もUpload By べっこうあめアマミ土曜日の放課後等デイサービスは、息子にとってもメリットがあると感じています。土曜日は平日よりも時間が長いので、平日はできないようなプログラムが組まれることもあるのです。学校がある平日では行けない、ちょっと遠い所へのお出かけなどに連れて行ってもらえることもあります。お昼ごはんやおやつをみんなでつくる日もあります。このように、息子は息子で土曜日を楽しめているのではないかと思うのです。息子としても、妹につき合って苦手な場所に行くよりも、大好きな先生やお友達とのんびり過ごすほうがいいことだってあるかもしれません。日曜日は家族でのんびり過ごす日Upload By べっこうあめアマミ土曜日は娘のチートデイとして、娘がしたいことをする日にしているわが家ですが、日曜日はだいたい家族で一日のんびり過ごします。息子も行けそうな場所なら家族4人でお出かけすることもありますし、特に何もせず、家でゆっくりすることも多いです。そうして昼下がりに家族で夕飯の買い物に行って、近所のショッピングモールをぶらぶらしたり、または外食をしたり。そんな、家族水入らずの過ごし方をしています。放課後等デイサービスのおかげで、バランスのとれた一週間にわが家が放課後等デイサービスの利用を始めてから3年が経ちますが、一週間がうまい具合にバランスがとれて回っていると感じています。息子は小学1年生の頃より成長し、今ではそれほど苦手な外出先もないかもしれません。しかし、それでも娘は今後成長していくと共に、きょうだいと一緒の外出しかできないことに不満を感じたり、親も気がつかないうちに我慢をさせてしまうことがあるかもしれないと思うのです。今後も土曜日という娘のための日を維持していくことで、娘の発散になってほしいと思いますし、何かあれば普段は言えない気持ちを聞ける日になるといいなと思います。私たち家族の生活は、平日も土曜日も放課後等デイサービスに支えられており、先生方にはいつも感謝の気持ちでいっぱいです。これからも、放課後等デイサービスのお世話になりながら、子どもたちそれぞれに向き合っていきたいと思います。執筆/べっこうあめアマミ(監修:鈴木先生より)土曜日を娘さんの日にして、お子さんそれぞれに向き合う時間をつくったとのこと、とても良いアイディアだと思います。曜日が固定されていることは、こだわりのあるASDのお子さんにとってもいいことだと思います。外来で爪を噛んでいるお子さんにも「毎週土曜日は爪を切る日にしようね」とお話ししています。病気や障がいを持ったお子さんのきょうだいには、どうしてもストレスや負担がかかりがちです。特に入院されているお子さんの場合は、付き添いなどで保護者の手が取られてしまうので、きょうだいは甘えたい時に甘えることができません。その結果、きょうだいが腹痛や頭痛など心身症の症状を呈する場合もあります。子どもだけでなく、ご家族の一人が病気になった時も同じです。アマミさんのご家庭のように、放課後等デイサービスなども利用しつつ、家族みんなで協力してやっていくことが大切なのではないでしょうか。前の記事はこちら(コラム内の障害名表記について)コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。神経発達症発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。知的発達症(知的障害)、自閉スペクトラム症、注意欠如・多動症、コミュニケーション症群、限局性学習症、チック症群、発達性協調運動症、常同運動症が含まれます。※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。知的発達症知的障害の名称で呼ばれていましたが、現在は知的発達症と呼ばれるようになりました。論理的思考、問題解決、計画、抽象的思考、判断、などの知的能力の困難性、そのことによる生活面の適応困難によって特徴づけられます。程度に応じて軽度、中等度、重度に分類されます。ASD(自閉スペクトラム症)自閉症、高機能自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー(Asperger)症候群などのいろいろな名称で呼ばれていたものがまとめて表現されるようになりました。ASDはAutism Spectrum Disorderの略。
2023年11月23日わが家の少数派?おそらく定型発達の夫ですUpload By 丸山さとこわが家は夫と息子と私の3人暮らしです。息子と私が神経発達症(発達障害)のため、おそらく定型発達である夫は、この家では少数派な存在です。息子や私に比べて一般的とされる感覚を持っているはずの夫ですが、わが家ではその「一般的な感覚・普通の感覚」があるがゆえに苦労をすることが多いそうです。今回は、そんな夫に「息子が発達障害だと告げられた時、どう感じていたか」「どんなところに苦労しているか」などいろいろとインタビューしつつ、わが家の子育てを振り返りました。息子のコウは3歳児健診の際に発達検査を受けるように提案され、「ASD(自閉症スペクトラム症)の可能性が高い」として療育園を勧められました。夫は私からその説明を受けた際、「うすうす感じてたけど、やっぱりそうか」と思ったそうです。ショックや不安は特になかったと言います。「ASDであろう妻が普通に暮らしているのだから、息子も本人なりに工夫をしていけば何とかなるだろう」と考えて特にショックは受けなかったそうです。(当時の私はまだ未診断でしたが、夫は私のことをASDだろうなと思っていたのだそうです)Upload By 丸山さとこただ、発達検査の結果には納得したものの、療育園に行くのは「わざわざ?家では一応意思の疎通がとれているし、行かなくてもいいのでは?」と思っていたそうです。私の説明を受けて『なら行くのもいいかな』とは考えたものの、必要性はそこまで感じていなかったとのことでした。私はこれらの話を聞いて、「それくらい、コウが就学するまで夫は大きく困っていなかったのだろうな」と思いました。これは、当時夫がとても忙しく、コウとゆっくり接する時間が少なかったことも影響したかもしれません。また、実際に未就学児の頃までは大きな問題が出にくかったことからも、「夫がコウの障害を感じる機会は少なかっただろうな」と思いました。未就学児の間は周囲の子どもも幼いため関わる大人の手も厚く、コウの苦手なところが目立ちにくい時期でした。コウの特性ゆえの言動に振り回されるようになった小学校時代その後コウが小学校に入学し、未就学児までの周囲のフォローの手厚さがなくなってからは、夫も『コウと周囲の子どもたちとのズレ』を感じるようになったそうです。小学1年生の時にはすでにハッキリとズレを感じていたと夫が言うので、私は意外に思いました。未就学児の頃ほど手厚くないとはいえ、1年生は『まだ小学校生活に不慣れな学年』として学校からのフォローが多い時期だったため、大きなトラブルは目立っていなかったからです。夫は、トラブルの有無だけではなく、普段の学校生活でもコウの様子を丁寧に見ていたのだなと感じました。Upload By 丸山さとこ「コウに関して、今までで一番大変だったと感じた時期はいつ?」と夫に聞くと、「小2の後半から小5の辺りかな~」と言うので、「分かる分かる。私も同じ」とうなずきました。小学2年生以降は周囲の子どもがルールや集団行動に慣れはじめる時期です。大人のフォローが減ってくることもあり、コウにも大小さまざまなトラブルが起きるようになりました。その頃からは、夫も生活の中でコウに対して「話が通じないのは困る」と感じることが増え、ストレスが強くなっていったそうです。小学校6年生から少しずつ落ち着いてきたコウは、中学生の今、話が通じずに思い込みでパニックになることがグッと減ったと感じます。夫も「今のコウと接するのは、あの頃(小2~5)よりもずっとマシ」としつつ、今でもイライラすることは多いと言います。「分かってることなんだから、毎日のことなんだからやろうよ! となってイライラしてくる。障害だからとは分かってるがムカッとしてしまう」と夫が言うのを聞いて、今、それを素直に口にできる家族関係でいられたことは良いことなのだろうなと感じました。ムカっとするとは言っても、夫は息子に毎日キーキー怒ることはありません。私は毎日ギャーギャー怒っては、ときどき夫に止められています。そのため、今回のインタビューで夫が「さとこがコウと接しているのを見て『ああいう関わり方をできたらコウも自分も楽だろうな』と思う」と言ったのは意外に感じました。Upload By 丸山さとこ「私からコウへのどういう関わり方をよいと感じるの?」とさらに聞くと、夫はウンウン悩みながら答えてくれました。「やれ!と言って強要するのではなく、コウが自分で選んだと感じるような関わり方をしてるよね。選択肢はこれだ、今の状況はこうだっていうのを根気よく話してる」「コウの『何で』に応えてるからすごいなと思う。俺は『何でじゃないよ、やれよ!』ってイライラしてくる」とのことでした。それらの夫の言葉を聞いていた私は、「いやもうその気持ちめちゃくちゃ分かりますけど!?」と全力で同意しました。Upload By 丸山さとこ私も毎日『何でじゃないよ、やるんだよ』『何でかについては100万回説明しましたが?』と思いながらコウと接しています。そしてそれを夫に愚痴ったりもしています。夫はそれらの私のもがき方を知った上で「いい関わり方をしている」と思ってくれているのだなとありがたく感じました。理想と現実の間をアクロバット飛行している感じの毎日です最後に、「コウとの接し方について本など読んだことはある?」と改めて夫に尋ねてみると「発達障害(神経発達症)については本やインターネットで多少勉強したが(コウのことは)よく分からない」と言いました。「全然分からないわけじゃないし、ASDやADHDの特性やあるあるに関しては『コウもそうだな』と思うことはたくさん書いてある」「けれど、生活の上で困ったことに対して、本やインターネットに書いてあるようなことは既にやっていて、それでも解決していないわけで。そこを補う情報はないなと感じる」これらの夫の発言を聞いて、現役の保護者としての重みのある言葉だなと思いました。私自身も日々、同じように感じています。Upload By 丸山さとこ私の場合は、SNSなどで支援者の方のお話を聞いて「私が保護者としてブレない対応をできてないのが良くないのだろうな~!」と思うこともしばしばあります。ですが、夫と私のかわいい子どもはこの『ASDとADHDがある話が通じにくいコウ』であり、そのコウの親は夫と私のほかにはないわけで……。『話がスッと通じる息子』という幻想を追いかけても仕方がないように、『上手いこと子どもに対処できる安定した親』という幻想を追いかけても、現実的ではないのだろうなと思います。ヒートアップするお互いを「どうどう」と制しつつ、「助け合って子育てをしていきたいな」と改めて感じさせられた夫へのインタビューでした。Upload By 丸山さとこ執筆/丸山さとこ(監修:初川先生)夫さんにここまでの子育てを振り返ってのインタビューをしてみたエピソードをありがとうございます。さとこさん、夫さんそれぞれお互いへのリスペクトもありつつ、そしてお互いに共感する苦労もありつつ、素敵なパートナーシップだなと感じました。日々の子育て、そしてそこに関わる自分たちという状況から一歩引いて、俯瞰して振り返る・語り合うことができているのがいいですね。発達障害(神経発達症)がある子どもへの対応のコツなど、本やインターネットに出ている情報は助かる面もありますが、しかしいまひとつフィットしない面もあると思います。それは、同じ障害があったとしても、誰一人として同じ人がいないからです。そして、さとこさんも書かれているように、お子さんや保護者の側にうまくできる時とできない時があるなど、コンディションによる面もありますし、理想や幻想を追ってしまって実際の様子とは違うのにぐいぐい強行してしまう時もあると思います。対応のコツに関した情報などは使えそうな面は取り入れつつ、わが子のために少しカスタマイズしたり、そのような試行錯誤のプロセスごと子育てのパートナーや支援者などとまた話し合うなどを通して、ときどき冷静になって振り返りの時間を取れるとよいでしょう。前の記事はこちら(コラム内の障害名表記について)コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。神経発達症発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。知的発達症(知的障害)、自閉スペクトラム症、注意欠如・多動症、コミュニケーション症群、限局性学習症、チック症群、発達性協調運動症、常同運動症が含まれます。※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。ASD(自閉スペクトラム症)自閉症、高機能自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー(Asperger)症候群などのいろいろな名称で呼ばれていたものがまとめて表現されるようになりました。ASDはAutism Spectrum Disorderの略。ADHD(注意欠如・多動症)注意欠陥・多動性障害の名称で呼ばれていましたが、現在はADHD、注意欠如・多動症と呼ばれるようになりました。ADHDはAttention-Deficit Hyperactivity Disorderの略。ADHDはさらに、不注意優勢に存在するADHD、多動・衝動性優勢に存在するADHD、混合に存在するADHDと呼ばれるようになりました。今までの「ADHD~型」という表現はなくなりましたが、一部では現在も使われています。
2023年11月20日皆さんは子どもへのお小遣いはどうしていますか?今回は、金欠になるたび息子にお金を渡していた一家の話と、読者の感想を紹介します。イラスト:まるよし息子へのお小遣い主人公一家は、息子が幼いうちはお小遣い制ではなくほしいときにほしい分だけお金をあげていました。息子が中学生になってからは、定期的に息子の財布を確認し一定額を入れるようにしていました。そんな息子も大学生になり、自分でアルバイトをしてお金を稼ぐように。しかし金欠になったら貰うという癖は直らず、主人公自身も「仕方ないわね」と言いながらお金を渡していました。息子の金銭感覚が不安に…出典:愛カツその後も何度か要求され、息子の金銭感覚を不安に思う主人公。そして息子は社会人になりました。息子が一人暮らしを始めてからは、自然と金銭的援助はなくなったのです。やっと自立した大人になってくれたと胸をなでおろす主人公。しかし息子の友達が結婚するとのことで、久しぶりに帰省してきたときでした。息子から、ご祝儀の3万円を貸してくれないかと頼まれたのです。承諾するも「あんたちゃんと暮らせてるの?」と結局不安になってしまった主人公。この直後、息子から衝撃の事実が明かされるのでした。読者の感想親から子どもに渡すお小遣いについては、家庭ごとに違ってとても難しい問題ですよね。金欠だからといってすぐにお金を渡してあげると、将来的に金銭感覚がおかしくなってしまうかもしれないと不安に思いました。(30代/女性)主人公は息子が困らないようにとお小遣いを渡しているのかもしれませんが、大人になってもそのままでは困ってしまいますね…。自立してもらうためには、定額制を子どものときから身につけさせたほうがいいように感じました。(20代/女性)※この記事はユーザーのエピソードをもとに作成しています。※実際に募集した感想をもとに記事化しています。(愛カツ編集部)
2023年11月20日みなさんは『更年期障害』を知っていますか?聞いたことがあっても、どうして障害になってしまうのか知らない人が多いようです。そこで今回は、MOREDOORの大人気SNSより、オリジナル漫画『更年期障害と家族』をご紹介します。本作品には『更年期障害』を描写するシーンがございます。閲覧の際はご注意ください。症状には個人差があります。あくまで一例としてお読み頂けますと幸いです。もし、本編の主人公と同じような症状がみられる方は、一度医療機関を受診することを推奨します。漫画のあらすじ専業主婦の佳代(56歳)は大学生の里奈と会社員の良一の3人家族。ある日、体に違和感を覚えた佳代。まさかこの症状が「更年期障害」だったとは……。優しかった佳代がだんだんと良一や里奈に”イライラ”するようになります。病院へいくと『更年期障害』だと診断されました。家族で散歩へ読者の感想は……『自分がどうかしてしまったと感じていたら怖くなって当然だと思うので、病院に行くのを考えられないというのも分かる気がしますし、それでもきちんと自分と向き合えているのは立派だと思います。』『家族も献身的にサポートしてくれていますし、パートを始めてみようという前向きな考えも出てきたようなので、このままうまく更年期障害と付き合っていってほしいです。』『家族の理解は不可欠ですよね。私も更年期に確実に足を突っ込んでいて辛いです。』『更年期障害にこんなに理解ある家族がいるの素敵ですね。ご主人も娘さんも思いやりがあり、幸せですね。パートに行こうとする前向きな気持ちもすごいです。』『精神的な負担が少しでもなくなると、更年期障害の症状が楽になるんだなと思いました。周りに信頼できる人がいると回復のスピードも早そうですね。』など、実にさまざまな声が寄せられました。その後は……病院で更年期障害と診断された佳代。今までの原因について家族と話し、理解を示してくれたことで更年期障害と向き合うことができるように……。そして、家族で改善の糸口を探していくのでした。皆さんはこの漫画、どう感じましたか?※この漫画はフィクションです。■作画: ミノル■脚本:華丘侑果(MOREDOOR編集部)
2023年11月19日好きな人が見つからないを脱出!好きな人が見つかる3つの方法恋愛をしたいけど、心が惹かれる人が見つからない。そういった経験はありませんか?安心してください、決してあなただけの問題ではありません。そして必ずしも悪いことではないかもしれません。そんなあなたのために、今回は、恋愛に対する意識を心機一転し、自然と人を好きになるための方法をいくつか紹介します。[nextpage title="N ki00Q0]0F"]ポジティブな要素を探すゲーム皆さんの中には「好きになれない」と感じるとき、相手の欠点ばかりに目が行ってしまうことはありませんか?しかし「もっといい面を見てみなよ」といきなり言われても、なかなか難しいもの。そんなときは、どんなに小さいことでも一つのいい点を見つけることでゲームをしてみるとどうでしょう?大きなことじゃなくても構わないので「食べ残しがない」や「信号をちゃんと守る」というちょっとしたことでも大丈夫。このゲームは特定の人に限りません。上司や友人に対しても試してみてもいいかもしれませんね。そして、いい部分があるからといって、それがすぐに「好き」に進化するわけではありません。こうしたゲームは、あなたが相手の欠点ばかりに目がいく癖を、やめるための助けになるのです。一人一人に対して、何らかの「よさ」が見つけることができるようになれば、自然と「恋に落ちやすい」状態に近づいていけます。「好き」の定義を広げる「好き」問基準を「相手に心から夢中になり、他のなにも考えられない」くらい大きなものが「好き」のだと思っていませんか?反対に、ちょっぴり心がキュンとなるくらいのレベルでも「好き」と思わないといけないほど「好き」に感じる範囲が窮屈になっていませんか?本当に「好き」を心から感じるには突然燃え上がる必要はありません。「なんだかいい感じ」「全然嫌じゃないな」という、さりげない感情だって「好き」と言うのは十分ありです。一度、自分で考えて自分の中の「好き」のはなにかを見つけてみてください。[nextpage title="wRcN0N00K0..."]「好き」≠「結婚」少し心がひかれる人が現れても「彼と一生を共にすると思えるか?」と急に考えてはいませんか?そのようでは「好きな人がいない」が「結婚するほど好きな人がいない」と同等に見られてしまうかもしれません。しかし、多くの人は初めから「この人と結婚したい!」と思いながら、恋に落ちるわけではありません。恋に落ちる過程で「彼なら結婚も…」と思う瞬間がくるのです。このことを、潜在意識に留めておきましょう。「好きだけど、結婚しようとは思えない…」なんて感じても、その「好き」を一旦受け入れて、スルーしないでくださいね。「好き」とフランクに感じよう「好き」という感情に真剣すぎるあまり、深く掘り下げてしまうと「好きになれない」喪失感に陥ることもあるかもしれません。バランスを大切にしながら「好き」という感情を、もっとリラックスした気持ちで捉え、大切に扱ってみませんか?(愛カツ編集部)
2023年11月17日アメリカのアリゾナ州で高速道路を運転していたトラックの運転手が、出口のランプ付近に子犬がいるのを発見しました。すぐに停車して子犬に近付いた運転手は、子犬の顔が腫れあがっているのに気付きます。よく見ると…子犬の首が結束バンドできつく締められていたのです。運転手は警察に通報した後、結束バンドを外して、子犬に水を飲ませてあげました。現場に駆け付けたイリアナ・マガリャネス巡査も、首が腫れて目が充血している子犬を見て驚いたそう。彼女は子犬を毛布などで快適な状態にしてあげながら、『ベンソン・アニマル・シェルター』に連れて行きました。子犬はブランディちゃんと名付けられました。検査の結果、首を絞められたこと以外に、やけどもしていて、さらに寄生虫に感染していたといいます。しかし幸いに、どれも命に関わるものではなく、治療をしたらみるみるうちに回復していったそう。そして、保護されてから約2週間後にはすっかり元気になり、新しい家族に引き取られました!ブランディちゃんに関するこれらの投稿には、虐待した人物への非難や、ブランディちゃんの幸せを願う声が寄せられています。・このかわいい子を助けてくれたトラック運転手さん、ありがとう!・ブランディちゃん、おめでとう!ハッピーエンドでよかった。・かわいそうに!罪のない動物にこういうことをする人は、刑務所に入るべきだ。・なぜ人は動物にこんな残酷なことができるのか、理解できない。『ベンソン・アニマル・シェルター』は、「ブランディはファイターで、ありがたいことに、彼女が経験した拷問による長期的な影響はありません」とつづっています。命に関わるほどひどい虐待をされたものの、心身にトラウマは残っていないと思われるそうです。ブランディちゃんは高速道路の出口で見つかった時から、とても人懐っこかったのだとか。こんなに愛らしい子犬の首を結束バンドで締めるなんて…ただただ理解に苦しみます。ブランディちゃんがこの苦しい経験を忘れて、これからは幸せに過ごしていけるように願うばかりです。[文・構成/grape編集部]
2023年11月15日他所のお宅では予想できるトラブルが多すぎて大変!自閉スペクトラム症と重度の知的障害のある次男Pは、親戚やお友達の家などにお邪魔しても、わが家でいるのと同じように過ごしてしまうので就学するまではヒヤヒヤすることが多々ありました。他所のお宅にお邪魔する機会があるときには、Pには障害があることを相手に事前に伝え、もしかしたらこんなことがあるかもしれないけれど……と予測できるトラブルなども、ある程度話した上で、お邪魔するようにしています。初めて行くお家では、このドアの向こうは?階段の上は?何があるんだろう?どうなっているんだろう?とPは気になってしまうことばかりで、じっとしていられずにあちこち触ったり動き回ったりしてしまうため、私はPのそばから片時も離れることができず、何かしようとする度に予防をしていました。Upload By みんいくら気をつけていても、防げなかったトラブル!Pがまだ未就学児だった頃は、私がママ友とゆっくり座って話をしたくても、Pは基本的にお菓子やジュースを与えていないと大人しくすることができなかったので、P用に用意したおやつを多めに持って行き、すぐになくならないように時間をかけて与えるようにしていました。でも自分のお菓子がなくなったら、次は人のおやつまで平気で取ろうとするし、私のかばんの中はもちろん、ママ友のかばんの中まで漁ろうとして、最後は冷蔵庫の前で号泣することもありました。そんな時はこれ以上迷惑にならないようすぐに家から出て散歩へ行くなど、Pの気分を変えるようにもしていました。そんなふうに気をつけて過ごしていても、何か起きる時は起こってしまうものです。ある日、長男のお友達の家へPも一緒に連れて行って遊んでいた時のことです。Pはお友達の玩具を自分の物のように扱ってしまい、玩具を床に落として壊してしまったのです。Upload By みん親としてどう対応し、どう謝罪するのか?お友達のお母さんは「もう遊んでない玩具だから気にしなくても良いよ!」と優しく言ってくれたのですが、だからと言って、やってしまったことが許されるわけではないと思ったので、新しいものを買って返そうと考え、帰宅してすぐ同じ玩具をインターネットで探しました。しかし、もう販売されていない物だったので、残念ながら見つけることができませんでした。仕方なく、ギフトカードに菓子折りを添えて、改めてお詫びに行くことにしました。長男のお友達は快く許してくれましたが、物によっては取り返しのつかない場合もあったと思います。そしてもうP君を家に連れて来ないで欲しいと思われていたかもしれません。Upload By みん障害のある子を連れて訪問をするのは気を遣うし、大変なこともあるけれど……障害のある子どもと外出したり他所の家にお邪魔したりするのは本当に気を遣います。いくら気をつけていても防げないこともあるかもしれません。正直、家で過ごしているほうが気持ちがラクなので、このようなトラブルがあるたびに、家に引きこもってしまいがちになってしまいます。でも、それじゃあ障害がある子どもは家に閉じ込めておけば良いのか?となるのもやはり違うと思うので、私たち親子を受け入れてくれる場所であるなら、私はできるだけPを連れて外へ行きたいと思っています。大切なのは、たとえばトラブルが起きてしまうことを予測し予防することや、念のために保険に入っておくなどの安心材料を増やしておくこと、そしてトラブルが起きたあとの親である私自身の態度や、対応力も大切だと思っています。これらは子どもに障害があるなしはあまり関係ないことかもしれませんが、やはり定型発達の子どもよりもトラブルが起こるリスクが高いと思うので、出先では常に意識しながら過ごしてきました。現在、Pは8歳になり、誰かの家に遊びに行っても、無闇に動いたり物を触ったりすることもほとんどなくなり、おやつを大量に持っていかなくても大人しくしていられることが増えてきました。それでも突然奇声を発したり、ジャンプしたりすることもあるので、まだまだ油断はできませんが、これまで大変な中でもさまざまな場所へPを連れて行く経験を積み重ねてきたことは、P自身にとって初めての場所でも落ち着いて過ごせることにつながっているのかもしれないと思っています。Upload By みん執筆/みん(監修:室伏先生より)お友達のお家でのP君のご様子と、みんさんの工夫やトラブル時のご対応などについて、詳しく共有してくださりありがとうございました。大変な中でもさまざまな場所へ一緒に出かける経験を積み重ねる、みんさんの努力が素晴らしいなと思います。P君がこれから外へ世界を広げていくための重要な経験になっていることと思います。これからもP君がさまざまな場所へ安心してお出かけできるように私も応援しております。前の記事はこちら(コラム内の障害名表記について)コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。神経発達症発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。知的発達症(知的障害)、自閉スペクトラム症、注意欠如・多動症、コミュニケーション症群、限局性学習症、チック症群、発達性協調運動症、常同運動症が含まれます。※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。知的発達症知的障害の名称で呼ばれていましたが、現在は知的発達症と呼ばれるようになりました。論理的思考、問題解決、計画、抽象的思考、判断、などの知的能力の困難性、そのことによる生活面の適応困難によって特徴づけられます。程度に応じて軽度、中等度、重度に分類されます。ASD(自閉スペクトラム症)自閉症、高機能自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー(Asperger)症候群などのいろいろな名称で呼ばれていたものがまとめて表現されるようになりました。ASDはAutism Spectrum Disorderの略。
2023年11月14日皆さんは、家族の言動に困ったことはありますか?今回は大金をゲームの課金に使う息子の話とその感想を紹介します。息子に困らされる毎日主人公は、夫と夫の子である息子と3人で暮らしています。主人公を、家政婦扱いしてくる息子に困らされる毎日。ある日、主人公はクレジットカードが50万円も使用されていることに気がつきます。慌てて「何に使ったの?」と息子を問い詰めました。すると息子は「友達の家でゲームしてたら」と言い…。息子は平然と…出典:Youtube「Lineドラマ」「いろいろと課金したいものが出てきて」と言い放ちます。さらに「気づいたらそんな金額になっちゃった」と笑う始末。りつける主人公に「ムカつく!」と返した息子は…。「二度と連絡してくるな」とLINEをブロックしてしまったのです。しかしこのブロックが原因で、大事な連絡が遅れてしまうことになるのでした。読者の感想ゲームをしたいという気持ちはわかりますが、無断で50万円も課金するのは許せませんね。主人公が叱ってもまったく反省していないようですので、夫に叱ってもらった方がいいのではと思いました。(50代/女性)お金を勝手に使って悪いと思っていない息子に衝撃を受けました。主人公に対し家政婦扱いするなど自分勝手な様子にも、呆れてしまいます。(20代/女性)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。※実際に募集した感想をもとに記事化しています。※こちらのお話は体験談をもとに作成しています。(CoordiSnap編集部)
2023年11月12日皆さんは、義母の言動に困ったことはありますか?今回は「イヤミばかり言う義母が嫌いになった息子の話」とその感想を紹介します。夏休みは義実家へ夏休みには、息子だけで義実家に行くことが恒例となっています。今年も2週間だけ義実家に行くことに。しかし、義実家にいたはずの息子が1人で電車を乗り継いで自宅に帰ってきたのです。それを知った義母は「あなたが帰ってくるよう仕向けたのね。何か物で釣ったんでしょ」と怒り心頭で主人公を責めてきました。主人公は「息子の意思で帰ってきました」と義母に伝えます。そして「全部聞きましたよ。隠したいことがあるみたいですね」と言い放ち…。義母の隠し事出典:Youtube「Lineドラマ」隠し事をしていることを義母は認めませんが、主人公にはバレています。夏休みの最後の5日間は自宅で過ごす予定だったのに義母が阻止しようとしていたのです。しかも主人公についてのイヤミばかり言う義母のことが嫌いになった息子。それをはっきりと伝えられ、義母は窮地に立たされるのでした。読者の感想自分の母親についてのイヤミばかり言っている義母を好きになる息子なんていないでしょう。しかも自宅に帰ることを阻止しようとするなんて、息子が逃げ出しても仕方ない出来事だと思いました。(30代/女性)せっかく来てくれた息子に嫌な思いをさせるのはかわいそうですね。また息子に来てもらえるように、義母が反省してくれるといいなと思いました。(20代/女性)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。※実際に募集した感想をもとに記事化しています。※こちらのお話は体験談をもとに作成しています。(愛カツ編集部)
2023年11月07日私と夫は結婚5年目の夫婦。今でもとってもラブラブで、2歳の息子と3人で仲良く暮らしています。ある日家族3人でモールに出かけると、ひとりで買い物をしている義父とバッタリ。せっかくなので、みんなでランチでもしようということになり、レストランに入ったのですが……。食事をしながらおしゃべりをしていた私たち。義父は腰の調子が悪い義母のために、湿布を買いに来ていたようです。 義母を心配しつつも、和気あいあいと食事をしていると、私の携帯電話にメッセージが届きました。送り主の名前を確認してびっくり! なんと、目の前にいる義父からのメッセージだったのです。突然送られてきた、驚きのメッセージ書かれていたのは「息子と別れろ」「これは命令だ」 という脅迫的な内容でした。傍らでニコニコしながらおしゃべりをしている義父には、携帯電話に触るなどあやしいそぶりがなかったはず。 モヤモヤしたままでいたくないと思った私は、直接本人に聞いてみました。しかし義父は不思議そうな顔して「送っていない」と言います。義父に携帯電話の所在を確かめると、家に忘れてきたとのこと。義父はシロ! 送られてきたメッセージを見せると、夫と義父に動揺が走りました。私・夫・義父の3人は、誰の仕業か目星がついています。今こうして連絡を送れる人は、限られているのです。 ここはきちんと本人に確認したほうが良いということになり、疑惑の相手に電話をしたのでした。 義母の本当の気持ち電話に出たのは義母。いつもどおりの様子で話しています。しかし自分のしたことがバレているとわかった途端、泣きそうな声で「ごめんなさい」とポツリ。 その後私たちは実家に移動し、詳しく話を聞くと、義母は本当の気持ちを教えてくれました。 じつは義母は、夫が私と結婚してからというもの、最愛の息子と過ごす時間が少なくなり、寂しかったそう。しかし、孫や嫁と楽しい時間を過ごしたかったのも事実だったようで、義母はなんだかモヤモヤとした気持ちを抱えていたと言います。それが、今回のメッセージ送信につながってしまったのでしょう。 嘘をついた義母のその後一度は義母との信頼関係を失いかけたものの、私もひとりの母親。息子を愛する義母の気持ちがよくわかります。それよりも、義母の素直な一面を見て、私と夫は義母をないがしろにしたことを後悔しました。これ以上義母を責めることはせず、関係修復に努めることにしたのです。 本音を聞けたおかげで、嫁姑の関係性も良好です。夫と義母の親子の仲もさらに深まっているのだとか。 義父になりすまして嘘をついた義母でしたが、私に責められなかったことが余計に後悔の気持ちを大きくし、さらに深く反省したようです。相手を責めることはせず、すべてを受け入れて認めることで、これまで以上に良い関係性が築けることもあるのですね。著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2023年11月01日息子は2歳前から本格的にイヤイヤ期に突入しました。職場のママ友との話から、あることを実践してみると目に見えて改善されたのです。イヤイヤ期を乗り切るために、息子自身と家族にとって心強い存在となったモノとは一体……? イヤイヤ期を乗り切る秘策!ママ友が教えてくれたアイテムとは? 2歳前に本格的にイヤイヤ期に突入した息子は食べむらや歯磨きが嫌いなため、私は毎日のように大奮闘していました。 ある日、職場でのランチ会で、ママ友のカバンに付いていたぬいぐるみのキーホルダーの話に。同じく2歳の子を育てるママ友は「このぬいぐるみの存在はありがたいんだよ!」とニコニコ。聞いてみると子どもが歯みがきを嫌がったときに「クマちゃんも歯みがきしているよ! ゴシゴシ~」とぬいぐるみに歯ブラシを当て、磨くふりをしてあげると「ゴシゴシ~」とモノマネをしながら歯みがきをしてくれるのだとか。「遊びながら生活習慣が身につく」というママ友の言葉に「それは楽しくできるかも!」と私は目からウロコでした。 その晩、息子が嫌がる歯磨きタイムに今日のママ友との話を思い出し、家にあったウサギのぬいぐるみを引っ張り出してきました。「今日はこの子と一緒に歯磨きをしよう」と私がぬいぐるみに歯磨きしながら様子をみていると、なんと息子は泣かずに歯を磨いたのです。 また別の日には、献立が気に入らずごはんの進みが悪かったので、ぬいぐるみを使って「ほら、この子も食べてる! おいしいよー?」と声をかけながら息子にごはんをあげると、すんなり食べてくれました。どうやら、歯磨きや食事を一緒にする友だちがいることで、息子は心強さを感じたようです。 私にとっても子育ての心強い味方が増えました。ウサギのぬいぐるみは、息子の「マネしたい!」という気持ちを後押しするのにもピッタリだったようです。その後もイヤイヤ期の息子を無理やり押さえつけることなく、歯磨きと食事を乗り切れました。この方法を教えてくれたママ友にはとても感謝しています。 作画/Pappayappa著者:すずき まりこ
2023年11月01日「東大卒はなるべく隠しておきたい」という当事者の言葉『ルポ高学歴発達障害』は、世の中で言われる「高学歴」の発達障害当事者10人のインタビューや、大学教員、精神科医、支援団体への取材を通じて「理解が得られにくい不条理」に迫った1冊です。このコラムでは、著者である姫野桂さんのインタビューをお届けします。Upload By 発達ナビ編集部――姫野さんはご自身の経験も合わせて、発達障害についてさまざまな発信をされてきました。今回、「高学歴発達障害」をテーマに選ばれたのはどのような思いからですか?姫野桂さん(以下、姫野):以前、高学歴なのに発達障害の特性で仕事がうまくいっていない方の記事を読みました。今まで取材してきたなかでも京都大学を卒業している方で、同僚はすぐに覚えられる電話対応などの仕事が覚えられずにうつ病になってしまったとお話ししてくださった方がいました。高学歴というとエリート道を進んでいると思われがちですが、実は悩みも抱えている人が多いことを伝えたくて本にしました。また、私自身は超高学歴ではありませんが、就職活動や会社員時代に苦労したのでそういった苦悩も書きたかったからです。――大人の発達障害当事者の方からは、「ケアレスミスが多い」「マルチタスクが苦手」「職場でのコミュニケーションがうまくいかない」といった声が聞かれますね。姫野さんご自身の苦労とは、どのようなものだったのでしょうか?姫野:就職活動で例を挙げると、当時は自覚がなかったのですが算数障害があり、SPI(適性検査)の数学がまったくできませんでした。大手企業はSPIを導入しているところが多かったため、大手企業は避けるようにして中小企業に絞りました。――そうすると面接に進めるように?姫野:そうですね。ただ、自分をより良く見せることが不得意なこと、本音を話してしまうことなどから、うまくいきませんでした。例えば、「なぜ弊社を選んだのですか?」と聞かれた際に「福利厚生が良かったからです」と答えたり、「何か質問はありませんか?」と聞かれた際に「残業はどのくらいありますか?」といった質問をしたりしていました。――今回、10人の発達障害当事者の方を取材されています。印象的だった言葉を教えてください。姫野:東京大学法学部卒の女性の「東大卒はなるべく隠しておきたい」という言葉です。東大卒ということで期待されるボーダーラインが上がってしまうという点は、理不尽だと思いました。※本書では当事者の方のプライバシー保護のため、氏名や年齢、事実関係などが一部変更されています最後に、石川さんに東大卒であることを“損”に思ったことはあるか聞いてみた。「それはあります。やはりハードルを上げられてしまうので、「東大卒だったら何でもできるだろう」というような感じで“合格ライン”が上がってしまう感じがあるんです。だから、なるべく隠しておくほうが得だなと思います。石川真里さん(東京大学法学部卒業)の言葉――早稲田大卒の男性も同じようなことをお話しされていますね。結果的にその会社は辞めたのですが、そのとき僕を怒鳴っていた上司は学歴コンプレックスがあったんです。「お前は俺が行きたかった大学を卒業しているのになんでそこまで仕事ができないんだ」と言われたことがあって。(中略)必要のない限りは、大学名を口にしなくなりました。三崎達也さん(早稲田大学経済学部卒)の言葉――そして、お二人とも「東大は自分にとても合っている場所だったので、それはすごく良かった」「自分のポジティブな部分を作ってくれたのは早稲田のおかげ」というように、誇りに思われているのも印象的でした。プライドとの折り合い――精神科医の熊代先生とは、高学歴の発達障害者が自身のアイデンティティと向き合っていくことの困難さについてお話しされていますね。ご自身の体験と重なるようなことはありましたか?姫野:私自身、発達障害が分かったのが30歳のときでした。就活を始めた頃、鬱病を疑って心療内科にかかったのですが、発達障害については何も言われず、抑鬱状態という診断を受けました。もっと早く発達障害があると分かっていたら、就職活動の仕方や仕事選びも変わってきていたのではないかと思います。当時はリーマンショックの影響で周りの友人もなかなか内定が出ない人が多かったので、発達障害が原因ではなくリーマンショックのためだと考えていました。それでも、「なぜ人事受けが良いはずの大学なのに受からないんだ」という葛藤がありました。そのあたりのプライドの折り合いをつけられたら良かったなと思います。子どもの頃から学業では優れていても、社会関係の部分ですごく弱みや苦手があるということを踏まえて、天狗にならないようにするというか、学歴を鼻にかけないようにするのが処世のあり方として結構重要になります。そのためには自身の発達適性の早い段階での把握は肝要です。(中略)ただし一方で、「自分には何かできるはず」「秀でたものがあるはず」といったアイデンティティを持つことには可能性もあるんですよね。ここも高学歴発達障害者の方のアイデンティティの形成戦略としてかなり難しいところです。熊代亨さん(精神科医)の言葉「大学が一番楽しかった」という声――筑波大学における学生支援についても取材されていますね。姫野:筑波大学のヒューマンエンパワーメント推進局の取り組みは素晴らしいと感じました。特に発達障害のある高校生へ向けた「大学生1日体験講座」で、10名限定ですが高校生一人ひとりに学生のメンターがつき、中には「障害学生支援技術」などを履修したピア・チューター(有償のボランティア)がいるのはとても魅力的だと思いました。ピア・チューターになるには自由科目の「障害学生支援技術」を履修したうえで、視覚障害、聴覚障害、発達障害といった形でコースに分かれた集中講義を受けてもらいます。佐々木銀河さん(筑波大学ヒューマンエンパワーメント推進局)の言葉ただ、多くの高学歴発達障害者を取材してきて、ほとんどの人が「大学が一番楽しかった」と答えています。社会に出てからどう自分の特性とつき合っていくかが課題だと思っています。――たしかに、「社会に出てから」「就職してから」直面した困難がインタビューからも強く感じられますね。最後に、本書をどのような方に読んでほしいとお考えでしょうか。姫野:高学歴発達障害当事者だけでなく、同僚や家族、友人など身の回りに高学歴発達障害の方がいる方にも読んでいただき、周りの期待やエリートのイメージと実情との乖離、活躍している大学時代の友人との比較、アイデンティティとの折り合い……といった「高学歴であるからこその葛藤」があることを知ってほしいです。そして、「あの人は高学歴だから」という前置きを外して個として見てもらえたらと思いますし、彼らが苦手そうなことにぶち当たって困っていたら「何か手伝おうか?」と声をかけるなど、そっとさりげなくフォローしていただきたいです。――ありがとうございました。姫野 桂さんフリーライター。1987年生まれ。宮崎市出身。日本女子大学文学部日本文学科卒。大学時代は出版社でアルバイトをし、編集業務を学ぶ。卒業後は一般企業に就職。25歳のときにライターに転身。現在は週刊誌やウェブなどで執筆中。専門は性、社会問題、生きづらさ。著書に『私たちは生きづらさを抱えている発達障害じゃない人に伝えたい当事者の本音』(イースト・プレス)、『発達障害グレーゾーン』(扶桑社新書)、『「発達障害かも?」という人のための「生きづらさ」解消ライフハック』(ディスカヴァー21)『生きづらさにまみれて」(晶文社)電子書籍『ダメ恋やめられる!?発達障害女子の愛と性」(集英社)。(コラム内の障害名表記について)コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。神経発達症発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。知的発達症(知的障害)、自閉スペクトラム症、注意欠如・多動症、コミュニケーション症群、限局性学習症、チック症群、発達性協調運動症、常同運動症が含まれます。※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。SLD(限局性学習症)LD、学習障害、などの名称で呼ばれていましたが、現在はSLD、限局性学習症と呼ばれるようになりました。SLDはSpecific Learning Disorderの略。
2023年10月27日言いたいことを文章にするのが苦手なコウですUpload By 丸山さとこ中学生の息子のコウは学校から帰った後、学校で起きたことを話してくれることがあります。その話は友達との間で起きた楽しいことや感心したこと、授業で疲れたこと、部活動で頑張っていることなどさまざまです。楽しい話から愚痴までコウの話を聞くのは面白いものですが、できれば聞きたくない話もあります。「お母さん、〇〇を学校に置いてきちゃった」から始まる忘れ物の話です。置いてきた物のバリエーションは広く、体操服・給食袋・宿題・筆箱・傘・保護者宛てのプリント・水筒などいろいろとあるのですが、先日はコウが「お母さん、ふくらはぎを学校に……」と言いよどんでいたので、思わず「置いてきちゃったの…?」と聞いてしまいました。コウに「そんなわけなくない?」と突っ込まれて「そんなわけないけどさ~!」とひとしきり笑った私。「でもね、今のは完全に『〇〇を学校に置いてきちゃった』のパターンだったじゃない?」と言うと、コウはどうも今ひとつ納得いかないようでした。後日、夫や私の母から「それは『ふくらはぎを学校に置いてきたの?』ってなるね」と言われたことでようやく納得できたコウでしたが、どう言えば伝わりやすかったのか?と考えると、すぐには思いつかないようでした。どうやらコウとしては、話している途中で言葉に詰まらなければ「ふくらはぎを学校にいる途中で小まめに揉んでいた」と言いたかったらしいのです。「学校『に』って言ったから、そのあとが上手く続かなかったんじゃない?ふくらはぎを学校『で』小まめに揉んでた……であれば伝わるんじゃないかな?」と私が提案すると、コウは「確かに!」と、うなずいていました。Upload By 丸山さとこコウは小学生の頃『てにをは』を使うことが苦手で、日常会話や作文などの学習中につまずくことがしばしばありました。ですが、コウ自身に困っている実感はありませんでした。『てにをは』を適切に使わないと相手に話が通じにくいことに、あまり気がついていなかったそうです。そんなコウも中学生になった今では「あれ?」と引っかかるような『てにをは』の使い方はずいぶん減ったと思っていたのですが、「今でもふとしたときに、こんがらがることがあるのだな」と改めて思う出来事でした。「てにをは」が苦手だと、話が迷走しがちになるようです神経発達症(発達障害)がある子どもの中には、『てにをは』の使い分けが難しい子どもがしばしばいると聞いたことがあります。今思い返すと、コウもその一人だったのかもしれません。小学生の頃のコウは、「お父さんが僕にあげてくれたの」などの不思議な『てにをは』の使い方をすることがよくありました。Upload By 丸山さとここれはコウがお父さんからビー玉をもらったときの発言だったため、「お父さんが僕に“あげる”をしてくれた」という文の組み立て方なのかな?と思いました。「”教える”をしてくれた→教えてくれた』『”遊ぶ”をしてくれた→遊んでくれた』などの文と同じパターンの考え方をしたのだと考えると、「コウなりの理屈はあるのだろうな」と感じます。ですが、コウが「お母さんにくれた色鉛筆で塗ったよ」と言って描いた絵を見せてくれたときは、「途中で文がねじれてない?」と首をかしげたくなりました。・お母さんがくれた色鉛筆で塗ったよ・お母さんにもらった色鉛筆で塗ったよという2つの文が、途中で入れ替わってしまったように感じたからです。そのため、コウから言われたときは「あれ?」と引っかかったものの、何がおかしいのかその場では分かりませんでした。Upload By 丸山さとこ会話中の発言というものは、発言そのものだけではなく『相手に関して知っている情報』や『その場の状況』も併せて解釈し、理解するものです。そのため、幼い子どもの疎い発言であっても、周囲の大人はある程度意図を汲むことができます。共にASDとADHDがある私と息子であっても、暮らしの中で共有している情報の多さから『相手が伝えようとしていること』を何となく理解できてしまうところがあります。そのため、コウ独特の言い回しに慣れるまでは、「今の言い方は何か変だな?」と思ってもどこがおかしいのは分からず、突っ込むことができませんでした。意識的にコウの発言を聞きとめるようにすることで、私も少しずつコウの話し方のどこに違和感を覚えたのか分かるようになっていきました。そうして、コウの言いたかったことをさり気なく言い直すことができるようになりました。Upload By 丸山さとこ小学生の頃のコウは指摘や注意に対する反発や混乱が強かったため、「その言い方は間違っているよ」などの強い否定を含んだ言い方は避けるように気をつけつつ、小まめに言い直すことを心がけました。「お父さんにもらったんだね」「お父さんがくれたんだね」「お父さんが『あげる』って言ったの?」などと言い直すことを繰り返すうちに、コウも自ら「今のは、『お父さんにもらった』って言ったほうが分かりやすいかな?」と考えて言い直すようになっていきました。少しずつ変化していった、コウの「てにをは」の使い方このように『てにをは』の使い方があやしかったコウですが、小学校高学年あたりから少しずつ「今のはこう言うといいかな?」と考えて言い直すようになり、中学生の今は不思議な文章をつくることもかなり減りました。「ふくらはぎを学校に……」と言いよどんでしまったのも、コウがある程度『てにをは』を理解してきたからこそだろうと思います。「ふくらはぎを学校で揉んでた」と言いたいところを「学校『に』」としてしまったことで、後に続く言葉が分からなくなってしまったそうです。Upload By 丸山さとこ「少しずつ『てにをは』を使い分けられるようになってきたのはどうしてだろう?」とコウに聞いてみると、「国語の授業で文法を習ったのは大きいと思う。ちゃんとルールがあるんだなって分かった」と答えてくれました。国語の授業で学んだ文法を使って日常生活の中で試行錯誤していくことで、少しずつパターンをつかんできたのかもしれません。執筆/丸山さとこ(監修:初川先生より)「てにをは」の難しさについてのエピソードをありがとうございます。てにをは(助詞)の使い方も難しいですが、おそらくは「主体をどこにおいて最後までねじれずに文を組み立てるか」というところで、つまずきやすかったのかもしれないですね。「お父さんにくれたお菓子」だと、最初は「お父さん」を言っているから、「お父さんにもらった」と自分をそのまま主体で語ればよいのですが、お父さんのイメージが強くなるとお父さんが主体化して「お父さんがくれた」当時の状況から「お父さんにくれた」と混ざってしまった感じがします。すぐに指摘してしまうと反発を生むということで、配慮しながら言い直すプロセスを経て、今やお互いに折々に確認しながら話されるようになったとのこと、何よりです。ただ、これはなかなか高度なやりとりだなと思うので、どのご家庭でもできるかというと、なかなか難しい面もあるかもしれません。「てにをは」の難しさが多く表れる場面はおそらく、修飾語となるときだと思いますが、何かの言葉にかけていく話し方を選ぶのももちろんいいのですが、分けて話すのも1つの道かもしれないとは感じました(「お菓子食べてもいい?お父さんがくれたお菓子」)。中学生になったコウくんは、国語で文法を習うことで、このあたりのルールが整理されてきたとのことも何よりです。国文法を系統立てて習うのは小学生ではなく中学生になってからなのですよね。ただ、学校の授業ではそこまで明示して扱いませんが、小学生用の市販の国文法テキストや作文ドリルのようなものでは、このあたりが扱われています。小学生のうちにと思われる場合は書店でそうしたものをまずは眺めてみていただければと思います(低学年用のものでも、助詞を2択から選ぶ問題などが出ていたりして、分かりやすいです)。あるいは、英文法を習う際に、自動詞他動詞、助詞の扱いを知り、このあたりがクリアされる場合もあるかなと感じました。最近は英単語をイラストや図で理解する本も出ていますが、そうしたもので理解したほうが整理されるお子さんも(中学生以降では)いらっしゃるかなと思いました。(コラム内の障害名表記について)コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。神経発達症発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。知的発達症(知的障害)、自閉スペクトラム症、注意欠如・多動症、コミュニケーション症群、限局性学習症、チック症群、発達性協調運動症、常同運動症が含まれます。※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。ASD(自閉スペクトラム症)自閉症、高機能自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー(Asperger)症候群などのいろいろな名称で呼ばれていたものがまとめて表現されるようになりました。ASDはAutism Spectrum Disorderの略。ADHD(注意欠如・多動症)注意欠陥・多動性障害の名称で呼ばれていましたが、現在はADHD、注意欠如・多動症と呼ばれるようになりました。ADHDはAttention-Deficit Hyperactivity Disorderの略。ADHDはさらに、不注意優勢に存在するADHD、多動・衝動性優勢に存在するADHD、混合に存在するADHDと呼ばれるようになりました。今までの「ADHD~型」という表現はなくなりましたが、一部では現在も使われています。
2023年10月24日「家事育児に協力的な夫」が帰ってこなくなり…夫と娘(1歳)と暮らしている洋子さん。「旦那を育てるのは妻の役目」と意気込み、夫・広志さんを“家事育児ができる夫”に育てました。しかし、広志さんの給料が上がらないこと、昇進できなかったことを厳しく問い詰めます。そんなある日、広志さんが家出。慌てた洋子さんは思いつく限りの行動をしますが…。■前回のあらすじ突然昇進の話が白紙になった広志は、結局は飲み会などで太鼓持ちしていた人がうまくいく世の中なのか、とがっかりする。さらに、洋子からは「あなたとの結婚は失敗だったかも」と暴言を吐かれ、掃除中にソファから洋子の結婚指輪を見つけてしまい…。【妻 Side Story】父は寡黙な人でした。昔から何を考えているかわからず、気の強い母の尻に敷かれている印象さえありました。しかし、そんな父から意外な言葉が。昔、広志と同じ気持ちだったことがあるって…?隣で頭を抱えている母。高校卒業後にすぐ実家を出た私は、両親に何があったのか、まったくわかっていませんでした。次回に続く(全16話)毎日更新! 原案・ウーマンエキサイト編集部/イラスト・ 茅野 (監修: インクルーズ )
2023年10月22日皆さんは義母の言動に不信感をもったことはありますか?今回は、嫌がる息子を無理やり連れ出し泣かせた義母の話と、その感想を紹介します。義実家で親戚の集まり義実家で親戚の集まりがあり参加していた主人公。義母から呼び出され、寒い台所で料理を頼まれました。すると、息子の嫌がる声が響き渡りすぐに部屋へ戻るとそこに息子の姿はありません。まわりをキョロキョロ見渡す夫は「ちょっとトイレに行って戻ってきたらいなくなってて」と言います。外に出ると、泣いている息子を発見しました。そのわけを聞くと「ばあばがひっぱった。痛い怖い」と泣き止みません。義母が息子を泣かせた出典:CoordiSnap近くに義母を見つけ、すぐさま問い詰める夫。義母は「ちょっと公園に連れて行こうとしただけよ」と言いますが、それだけならなぜあんなに泣くのかと親戚たちもざわめきはじめました。注目を浴びて焦った義母は主人公に責任を擦り付けはじめ、親戚たちは唖然とします。義母は開き直り、その場を去っていきました。怖がって泣き続ける息子を抱きしめながら、複雑な気持ちになる主人公でした。読者の感想親たちが見ていないうちに息子を勝手に連れ出すだけでも怖いのに、無理強いして泣かせるとは…。反省するどころか開き直ってしまう義母の姿が、息子の教育に影響しなければいいなと思いました。(30代/女性)主人公と夫がすぐに異変に気がついてよかったと思います。悪気はなかったのかもしれませんが泣かせてしまったことを義母も反省して、同じことを繰り返さないといいですね。(20代/女性)※この記事はユーザーのエピソードをもとに作成しています。※実際に募集した感想をもとに記事化しています。(CoordiSnap編集部)
2023年10月22日皆さんは、お弁当を作ったことはありますか?今回は「偏食の息子のためにお弁当を作った話」とその感想を紹介します。イラスト:Yukko偏食の息子主人公の息子は幼いころから偏食です。日常的に「食べたくない」「マズい」と言う息子に困っている主人公。そんな息子も小学校に入学し、学童保育へ通うことになります。お弁当は息子の好物を詰めて持たせることに。学童保育の初日が無事終わり、息子にお弁当の感想を聞きました。すると「1個だけマズかった」と息子が顔をしかめたのです。マズかったおかず出典:愛カツ息子は「卵焼きがマズかった」と予想外のことを言います。その卵焼きは主人公が唯一手作りしたおかずだったのです…。読者の感想偏食な息子のことを考え、好物ばかり詰めたはずなのにと驚いてしまう発言ですね。もしかすると味付けが少し気に入らなかったのかもしれないので、めげることなくお弁当作りにチャレンジしてほしいです。(30代/女性)偏食だと食べれるものが決まってきてしまうので、毎日の食事が大変ですよね…。マズいと言われるのは悲しいですが、味付けを変えて食べてくれるようになったらいいなと思いました。(20代/女性)※この記事はユーザーのエピソードをもとに作成しています。※実際に募集した感想をもとに記事化しています。(愛カツ編集部)
2023年10月18日