5月1日より公開される人気アニメ『機動警察パトレイバー』の実写プロジェクト『THE NEXT GENERATION パトレイバー 首都決戦』のポスターが公開された。これまでに「時限爆弾」「スナイパー」「怪獣もの」など、シリーズ各話の内容に合わせてバラエティに富んだポスターが制作されてきたが、今回で10パターン目を迎える長編劇場版のポスタービジュアルが公開。「ニッポンが戦場になる」というキャッチコピーが添えられた本ポスターには、爆発炎上する都庁やレインボーブリッジを背景にして、リボルバーカノンを構える2体のイングラムの姿、怪しい存在感を醸し出す戦闘ヘリAH88-J2改=グレイゴーストなど、激しいバトルを予感させるロボットアクション感満載のデザインに。また、本作での主人公となる筧利夫や真野恵里菜など、特車二課のメンバーを演じるキャストたちも勢ぞろい。その中には、数多くのヒット作に出演し、強烈な印象を残す名バイプレイヤーの吉田鋼太郎の姿も確認できる。『THE NEXT GENERATION パトレイバー』は、これまでTVアニメ、OVA、コミック、小説、劇場版など幅広い展開を続けてきた『機動警察パトレイバー』シリーズ初の実写作品。初期OVAや劇場版1・2を手がけた押井総監督が新たな世代の"特車二課"の物語を全7章と長編劇場版を完全新作で構成。5月1日に公開される長編劇場版は、総監督である押井守氏が監督・脚本を務め、最新鋭4Kカメラで撮影された高精細映像と、日本映画初となるドルビーアトモスによるサラウンド音響で制作されている。1,000万人を人質に東京を蹂躙するテロリスト集団を相手に、特車二課の隊員たちが立ち向かっていく物語が描かれ、現実の国際政治上も緊張状態の続く東アジア情勢も背景に、日本映画の枠に収まらない壮大なスケールの作品に仕上がっている。(C)2015 HEADGEAR/「THE NEXT GENERATION –PATLABOR-」製作委員会
2015年03月12日5月1日より公開される人気アニメ『機動警察パトレイバー』の実写プロジェクト『THE NEXT GENERATION パトレイバー 首都決戦』の上映を記念して、3月5日より「DMM.makeクラウドソーシング」とのコラボレーションによる、オリジナル敵キャラクターの3Dデザインコンテストがスタートした。この企画では、『THE NEXT GENERATION パトレイバー』にインスパイアされたオリジナルの敵キャラクターの3Dデータを「DMM.makeクラウドソーシング」のサイト上で募集。見事に最優秀賞に輝くと、デザインしたキャラクターが3Dモデルとして「DMM.make」の3Dプリンターにより実体化され、さらに本編に登場する「98式イングラム」と共にオリジナルポスターが制作されるという。応募内容は「敵キャラクター3Dデータ」「キャラクターネーミング」「キャラクターおよびデザインのコンセプト」の3つ。パトレイバー賞に上記オリジナルポスターに加え、『THE NEXT GENERATION パトレイバー』全7賞のDVD、そしてDMM賞には賞金10万円を用意。応募期間は3月5日~4月17日。応募要項の詳細等は特設サイトまで。『THE NEXT GENERATION パトレイバー』は、これまでTVアニメ、OVA、コミック、小説、劇場版など幅広い展開を続けてきた『機動警察パトレイバー』シリーズ初の実写作品。初期OVAや劇場版1・2を手がけた押井総監督が新たな世代の"特車二課"の物語を全7章と長編劇場版を完全新作で制作している。5月1日に公開される長編劇場版は、総監督である押井守氏が監督・脚本を務め、最新鋭4Kカメラで撮影された高精細映像と、日本映画初となるドルビーアトモスによるサラウンド音響で制作。1,000万人を人質に東京を蹂躙するテロリスト集団を相手に、特車二課の隊員たちが立ち向かっていく物語が描かれ、現実の国際政治上も緊張状態の続く東アジア情勢も背景に、日本映画の枠に収まらない壮大なスケールの作品に仕上がっている。(C)2015 HEADGEAR/「THE NEXT GENERATION –PATLABOR-」製作委員会
2015年03月05日5月1日より公開される人気アニメ『機動警察パトレイバー』の実写プロジェクト『THE NEXT GENERATION パトレイバー 首都決戦』の予告編が公開された。公開された予告編は、特車二課の日常をコミカルに描いた全7章シリーズとは一転して、緊張感の漂うシリアスな展開。封じられたイングラムの稼働を決意する特車二課の面々、都市街の陸橋の下をくぐり抜けて地面ギリギリを滑空する戦闘ヘリAH88-J2改="グレイゴースト"、同機を操縦する灰原零(森カンナ)。ラストには、むき出しになったコックピットから身を乗り出す泉野明(真野恵里菜)が、「当ったれー!」と叫びながらグレイゴーストをリボルバーカノンで狙い撃ちする姿が収められている。『THE NEXT GENERATION パトレイバー』は、これまでTVアニメ、OVA、コミック、小説、劇場版など幅広い展開を続けてきた『機動警察パトレイバー』シリーズ初の実写作品。初期OVAや劇場版1・2を手がけた押井総監督が新たな世代の"特車二課"の物語を全7章と長編劇場版を完全新作で構成。5月1日に公開される長編劇場版は、総監督である押井守氏が監督・脚本を務め、最新鋭4Kカメラで撮影された高精細映像と、日本映画初となるドルビーアトモスによるサラウンド音響で制作されている。1,000万人を人質に東京を蹂躙するテロリスト集団を相手に、特車二課の隊員たちが立ち向かっていく物語が描かれ、現実の国際政治上も緊張状態の続く東アジア情勢も背景に、日本映画の枠に収まらない壮大なスケールの作品に仕上がっている。(C)2015 HEADGEAR/「THE NEXT GENERATION –PATLABOR-」製作委員会
2015年02月27日5月1日より公開される人気アニメ『機動警察パトレイバー』の実写プロジェクト『THE NEXT GENERATION パトレイバー 首都決戦』の撮影に使われた98式AVイングラムがデッキアップを行い、2月22日に開催された「東京マラソン2015」の警護と応援を行った。3万5,797人のランナーが参加し、国際テロ情勢の緊迫に伴い例年以上の厳戒警備が敷かれて開催された「東京マラソン2015」。35km地点の銀座松竹スクエア広場では、『THE NEXT GENERATION パトレイバー』も人肌脱ぐことになり、ランナーの警備と応援を兼ねて、本作の撮影に使われた実物大98式AVイングラムが緊急出動。全長8mの巨大ロボットが初めて東京マラソンのために立ち上がり、デッキアップ前からイングラムの周りには記念写真を撮影する人で溢れかえっていた。先頭ランナーたちが35km地点に到達した11:00前に、「ゴールまであと7km。首都決戦はこれからだ!」と力強いメッセージを掲げたイングラムの前をランナーが続々と駆け抜けていく。徐々に市民ランナーも増え始めた頃、一人のランナーがイングラムの姿を写真に収め、颯爽と走り去る場面も。ほかにも、東京マラソン名物となったコスプレランナーたちにも声援を送り、ランナーたちの背中を押すイングラム。沿道でランナーを応援するために集まった市民からは「心強いですね」(20代男性)「現場にしっかりと出てきて警備するのは特車二課らしい。安心です」(30代女性)といったコメントが寄せられていた。中には「日本の警察はすごいわね」(60代女性)と、イングラムを本物の警察と勘違いする人も。11:30頃に、ランナーや声援を送る市民に惜しまれつつ、イングラムはデッキダウン。「東京マラソンデッキアップイベント」は平和に守られながら幕を閉じた。『THE NEXT GENERATION パトレイバー』は、これまでTVアニメ、OVA、コミック、小説、劇場版など幅広い展開を続けてきた『機動警察パトレイバー』シリーズ初の実写作品。初期OVAや劇場版1・2を手がけた押井総監督が新たな世代の"特車二課"の物語を全7章と長編劇場版を完全新作で構成。5月1日に公開される長編劇場版は、総監督である押井守氏が監督・脚本を務め、最新鋭4Kカメラで撮影された高精細映像と、日本映画初となるドルビーアトモスによるサラウンド音響で制作されている。1,000万人を人質に東京を蹂躙するテロリスト集団を相手に、特車二課の隊員たちが立ち向かっていく物語が描かれ、現実の国際政治上も緊張状態の続く東アジア情勢も背景に、日本映画の枠に収まらない壮大なスケールの作品に仕上がっている。(C)2015 HEADGEAR/「THE NEXT GENERATION –PATLABOR-」製作委員会
2015年02月23日1980年にNHK総合で放送されたTVアニメ「名作シリーズ」をもとに製作されながらも未公開となり、長らくお蔵入りしていた幻のアニメーション映画『劇場版 ニルスのふしぎな旅』が、1月31日より東京・渋谷アップリンクにて劇場公開されることが决定した。『ニルスのふしぎな旅』は、スウェーデンの作家セルマ・ラーゲルレーヴ氏の児童文学を原作としたTVアニメで、1980年1月~1981年3月までNHK総合で放送。妖精の魔法で体を小さくされてしまった少年ニルスが、ハムスターのキャロットとガチョウのモルテンとともに、渡り鳥の故郷ラップランドを目指す物語が描かれた。これをもとに1983年には劇場版のアニメーション映画も製作されたが、劇場公開されることなく長らくお蔵入り。約32年の時を経て、"幻の名作"が国内初の劇場公開となる。本作は、『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』や『THE NEXT GENERATION パトレイバー』で知られる押井守氏がタツノコプロから尊敬する鳥海永行氏に続く形でスタジオぴえろに移籍して演出した作品でもあり、押井監督は「この作品で鳥海永行氏に演出家として育ててもらった」と回想。なお本作のスタッフには、鳥海永行氏、案納正美氏、押井氏の3名が監督に名を連ねている。『劇場版 ニルスのふしぎな旅』は、1月31日に東京・渋谷アップリンクで開催される「トーキョーノーザンライツフェスティバル2015」内で国内初上映。上映期間は1月31日~2月6日まで。詳しい上映スケジュールは特設サイトまで。(C)学研教育ICT 1
2015年01月14日公開初日を迎えた、人気アニメ『機動警察パトレイバー』の実写プロジェクト『THE NEXT GENERATION ‐パトレイバー‐ 第7章』の初日舞台あいさつが10日、東京・新宿ピカデリーにて行われ、押井守総監督、泉野明役の真野恵里菜、後藤田継次役の筧利夫、シバシゲオ役の千葉繁が登壇した。『THE NEXT GENERATION-パトレイバー-』第7章の中で上映されるエピソード12「大いなる遺産」は、押井総監督自らがメガホンをとった物語。5月1日公開の長編映画『THE NEXT GENERATION パトレイバー 首都決戦』に繋がるエピソードとなり、押井総監督は「このエピソードだけでは完結しない部分が残されています。今回のエピソード12で疑問を並べて、答えは映画で見てねという小狡い仕掛けになっています(笑)」と自嘲した。また、このエピソード12「大いなる遺産」は、1993年に公開されたアニメーション映画『機動警察パトレイバー 2 the Movie -』の後日談でもあるため、アニメを見ている人ならピンとくる演出があり「やってはいけないこともやりました」と押井総監督。アニメ時代から出演している千葉以外は釈然としない様子だったが、途中で筧は「あれだ! たったひとつ、ここ変な話じゃないのって思った部分があった」と思わず声を上げていた。主演の真野は、ひとまず最終章の公開を迎えた感想を「最終章を迎えましたが、実感がわかずにフワフワしています。久しぶりに袖を通した隊員服ですが、若干ゆるくなっていたのがうれしいです。いま見返すと明は丸かったな」と撮影を通じてシェイプアップされた様子。千葉は自身の役どころについて「これまでのシバシゲオは、整備班班長として怒鳴りつけたりテンションが高いキャラでしたが、どっしりと構えて、間合いを取って、後藤田体調としゃべっているこれまでとは違った雰囲気になっています」と役どころを説明し、「演じていて楽しかった。そのあたりの雰囲気も見ていただけたらうれしいです」と伝えていた。続く筧は、「千葉さんとのしゃべるシーンを撮影した時は、長編版のレイバーに乗る敵の操縦者役が決まってなかったんです。で、僕が台本を読んだら、撮影スタッフのなかでピッタリの子がいたんで、押井さんにこの子でいいじゃないですか! って直談判をしたんですよ」と話すも、押井からは「覚えていません」とつれない一言。会場の笑いを誘っていた。最後に真野は「この章は、劇場版に繋がる大事な章になっています。スクリーンの隅々まで見て欲しいです。今年もまだまだ私たちは頑張りますので、みなさんも特車二課の隊員として応援よろしくお願いいたします」と5月の長編劇場版へと繋がるあいさつで締めくくった。
2015年01月10日先日、スカーレット・ヨハンソン主演でハリウッド実写映画化も決まった、日本が全世界に誇る伝説的コミック「攻殻機動隊」。このほど、かねてより発表されていたその完全新作長編の劇場版アニメが、『攻殻機動隊新劇場版』として初夏に公開されることが決定。特報映像とポスタービジュアル、さらに原作者の士郎正宗からファンに向けたコメントが到着した。西暦2029年、情報ネットワークとサイボーグ技術の発達により人々の意思が電脳に繋がれた世界。電脳犯罪を制圧するため組織された、全身義体のサイボーグ・草薙素子が率いる内務省直属の独立部隊、それが通称“攻殻機動隊”だ。超ウィザード級のハッカースキルを持つ彼女は、なぜ、戦い続けるのか。いま、“攻殻機動隊”の起源と“草薙素子”の出生の秘密が明かされる…。1989年に発表された漫画「攻殻機動隊」は、以来、映画・TVなどに映像化され、日本だけでなく世界中のファンから根強く愛されてきた。95年には、押井守監督による映画『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』が公開。その圧倒的な世界観と映像表現は、『マトリックス』のウォシャウスキー姉弟や『アバター』のジェームズ・キャメロンを始めとする世界中のクリエイターに影響を与え、後のSF映画にも革命を起こしたとされている。そして、原作誕生から25周年にあたる今年、完全新作の長編アニメーションとしてスクリーンに登場するのが本作だ。今回の特報映像とビジュアルは、これまでの“攻殻”の熱狂的ファンのみならず、“攻殻”を観たことがないという方にも、その作品世界が伝わる“原点”とも呼べるもの。本日1月8日(木)18:00より公式サイトにて解禁され、1月9日(金)には劇場でも上映される。4月より『攻殻機動隊ARISE』のTVシリーズの放送も決定。さらに、本作の主人公、草薙素子が作品の枠を超えて、新宿駅にて『劇場版 PSYCHO-PASS サイコパス』とのコラボも実現するというから、今後の展開からますます目が離せない。<原作者・士郎正宗コメント>『攻殻機動隊』は「最初から劇場用作品として制作されたもの」に限ると1作目『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』、2作目『イノセンス』、3作目『攻殻機動隊S.A.C. SOLID STATE SOCIETY 3D』に続いて、『攻殻機動隊 新劇場版』が4作目となる。25年前には『攻殻機動隊』というタイトルがこんなに長く生き延びて、遠いところまで旅をすることになるとは思わなかった。関係者諸氏に感謝すると共に、今回も既存作品同様、多くの方々に楽しんでいただける作品になることを祈っている。『攻殻機動隊 新劇場版』は初夏、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年01月08日アニメ作品を始め、映画や小説など様々な作品に影響を与えてきた、士郎正宗・原作のコミック「攻殻機動隊」。ハリウッドで映画化されるという情報が昨年から噂さされてきたが、このほど主人公にあたるキャラクターにスカーレット・ヨハンソンが正式キャスティングされたと、海外サイト「SCREEN RANT」が伝えている。日本ではTVアニメや劇場版作品などシリーズ化もされる人気作品とあって、その独特の世界観を愛するファン層はかなりコア。1995年に押井守によって製作された劇場版『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』は今なお愛され続けているだけに、ハリウッドでの映画化にネット上では賛否が巻き起こっている。そんな注目を集める同作でスカーレットが演じるのは、全身義体化した女性型サイボーグ・草薙素子にあたるキャラクターとなるよう。ハリウッド版として新解釈を加えて脚色され、主人公やその他のキャストの名前も変更されるようだが、詳細は現在のところ不明だ。ちなみに、草薙素子は「公安9課」と呼ばれる情報機関に属し、戦場での肉弾戦・心理戦に加え、高度なハッキング技術でネット上での情報戦などあらゆる戦術を使いこなし隊を導く戦士である一方、多くは語られない過去がありミステリアスな雰囲気をまとっているひとりの女性でもある。スカーレットはこれまでに、マーベル・コミック原作の映画『アベンジャーズ』(’12)でヒーローのひとり“ブラック・ウィドウ”を演じた経験があるが、同作ではそれ以上のアクションが見られるのでは…と期待の声も上がっている。さらに「攻殻機動隊」といえば、新時代を思わせる独特のコスチュームも魅力とあって、“セクシー女優”という冠がたびたび付いてまわるスカーレットがどんな着こなしを見せるのかにも注目だ。映画の製作は『シュレック』や『トランスフォーマー』などで知られるドリームワークスが手がけることになるよう。監督にはクリステン・スチュワート主演作『スノーホワイト』のルパート・サンダースが抜擢されているということだが、CM業界出身の監督とあって美しいビジュアルを押し出した作品になるのではないだろうか。(text:cinemacafe.net)
2015年01月06日2015年1月10日に公開される人気アニメ『機動警察パトレイバー』の実写プロジェクト『THE NEXT GENERATION ‐パトレイバー‐ 第7章』に、アニメシリーズでも人気の高いキャラクター・南雲しのぶ元隊長が出演することが明らかになった。第7章のエピソード12「大いなる遺産」は、押井守監督本人によって描かれる、1993年に公開されたアニメーション映画『機動警察パトレイバー2 the Movie』の後日譚。2015年5月1日に公開される『首都決戦』への布石となる、シリーズ中で最もシリアスな展開かつハードな内容になるという。本作では、『パトレイバー2 the movie』で登場した柘植行人が登場することがすでに発表されていたが、今回新たに南雲しのぶ元隊長も出演することが判明し、その場面写真も公開。アニメシリーズで南雲しのぶは、後藤喜一隊長率いる第二小隊とともに活躍していた特車二課第一小隊の隊長を務めていたが、不祥事を起こしたことで出世コースから外れて警視庁を辞職するという役柄だった。今回の実写版では、「UNRAR(The UN Relief Agency for Refugees=国連難民救済機関)」という組織に所属するという設定になり、公開された写真ではシルエットしか確認できないものの、戦場と思われる場所で南雲がある手紙を受け取る場面が描かれている。南雲のキャストについて、現段階では明かされていない。また、『第7章』2週目の入場者には、南雲しのぶのUNRARの名刺がプレゼントされることも明らかに(初週プレゼントは上海亭カード)。今までプレゼントされてきた名刺は、特車二課に電話がかけることができるというものだったが、今回は南雲のメールアドレスが記載されており、そこにメールを送ると南雲から返信を送られるという。『THE NEXT GENERATION パトレイバー』は、これまでTVアニメ、OVA、コミック、小説、劇場版など幅広い展開を続けてきた『機動警察パトレイバー』シリーズ初の実写作品。初期OVAや劇場版1・2を手がけた押井総監督が新たな世代の"特車二課"の物語を全7章と長編劇場版を完全新作で制作している。2015年1月10日からは、エピソード12「大いなる遺産」と「シリーズ総集編」で構成された『第7章』が、2015年5月1日からは『THE NEXT GENERATION パトレイバー 首都決戦』が公開される。(C)2014 HEADGEAR/「THE NEXT GENERATION –PATLABOR-」製作委員会
2014年12月26日『時をかける少女』『サマーウォーズ』『おおかみこどもの雨と雪』で知られる細田守監督の最新作『バケモノの子』が2015年7月に公開されることが先日発表され、大きな話題を呼んでいるが、このほど本作の特報映像が解禁。初の映像が公開された。人間界<渋谷>とバケモノ界<渋天街(じゅうてんがい)>という交わるはずのない2つの世界に生きる、ひとりぼっちの少年とひとりぼっちのバケモノ。ある日、少年は渋天街に迷い込み、バケモノ・熊徹(くまてつ)の弟子となり、九太(きゅうた)という名前を授けられる。その偶然の出会いが、想像を超えた冒険の始まりだったーー。自身が立ち上げたアニメーション映画制作会社「スタジオ地図」の第1回企画・制作作品である『おおかみこどもの雨と雪』(’12)が興収40億円突破の大ヒットを記録し、第36回日本アカデミー賞では、「最優秀アニメーション映画賞」を受賞した細田監督。前作『おおかみこどもの雨と雪』では“母と子”を描いたが、本作では“父と子”をテーマに「修行と冒険の物語」を描くといい、また舞台となる渋谷からは「一歩も出ません」と、本作でのこだりも先日の会見で明かしていた。そんな本作の初の映像となる、今回の特報。後に九太と名ずけられる少年が、大勢の人々が行き交う渋谷の大交差点でぽつんと佇む姿、そしてバケモノ・熊徹との出会いの瞬間が映し出される。声優はまだ未発表とあって、劇中のキャラクターたちの“声”は聞けないものの、映像のラストには九太と熊徹の謎のダンス(?)も収められており、摩訶不思議な世界の中、彼らがどんな物語を紡ぎだすのか?続報に注目が集まりそうだ。『バケモノの子』は2015年7月11日より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年12月15日『サマーウォーズ』『おおかみこどもの雨と雪』で知られる細田守監督の最新作『バケモノの子』が2015年7月に公開されることが発表された。12月11日(木)、東京・有楽町の東宝本社で行われた記者会見で発表された。すでにフランスでの公開も決定している。人間界<渋谷>とバケモノ界<渋天街(じゅうてんがい)>という交わるはずのない2つの世界に生きる、ひとりぼっちの少年とひとりぼっちのバケモノ。ある日、少年はバケモノの世界に迷い込み、バケモノ・熊徹(くまてつ)の弟子となり、九太(きゅうた)という名前を授けられる。その偶然の出会いが、想像を超えた冒険の始まりだった…。自身が立ち上げたアニメーション映画制作会社「スタジオ地図」の第1回企画・制作作品である『おおかみこどもの雨と雪』(’12)が興収40億円突破の大ヒットを記録し、第36回日本アカデミー賞では、「最優秀アニメーション映画賞」を受賞した細田監督。誰もが共感できる身近で普遍的なテーマ性と、「ファンタジックでありながらリアル」という相反する設定がミックスされた細田監督独自の世界観は、新作『バケモノの子』でさらにパワーアップする。前作『おおかみこどもの雨と雪』で問いかけた“新しい家族観”を継承し、孤独を抱えたバケモノと少年の出会いと冒険を活写する。以下、細田監督からのメッセージ「現代社会の変容とともに、家族観も変化するのは必然です。旧来の伝統的な家族観はもはや参考にならず、私たちは、家族の新しいあり方を模索しなければならない瀬戸際に立たされています。新しい子どもたちは何を道しるべに成長すればよいのか。また新しい大人である私たちは、子どもたちにどんな姿を見せ、何を手渡してあげられるのか。この映画を通して共に考えていけたらと思っています」。「『バケモノの子』は、ひとりぼっちの不幸な少年が、強いけれど身勝手な独り身のバケモノと出会い、想像を超えた冒険をする物語です。子どもたちは、バケモノとの修行と冒険が、心躍るおとぎ話になるように。若者たちには『自分は何者であるか』という彼らの時期の切実な問題に、寄り添い励ましてあげられるように、そして大人たちにとっては、少年とバケモノの唯一無二の絆を通じ、大きな充実感と幸福感が得られるように。エンターテインメントの作法に則り、あらゆる世代が楽しめる清々しい映画を目指します」。細田監督は1991年、東映動画(現・東映アニメーション)に入社し、アニメーター、演出家として活躍。『ONE PIECE THE MOVIE オマツリ男爵と秘密の島』(’05)などを監督した後、フリーランス第1作目『時をかける少女』(’06)を完成させた。同作は日本アカデミー賞の「最優秀アニメーション作品賞」や、仏アヌシー国際アニメーション映画祭の「長編部門特別賞」などを受賞し、国内でロングランヒットを記録。オリジナル脚本で臨んだ2009年公開の『サマーウォーズ』もスマッシュヒットを飛ばし、米アニー賞の「最優秀監督賞」にノミネートされた。『おおかみこどもの雨と雪』は世界90の国と地域で配給された。『バケモノの子』は2015年7月11日に公開。(text:cinemacafe.net)
2014年12月11日2015年5月1日より公開される人気アニメ『機動警察パトレイバー』の実写プロジェクト『THE NEXT GENERATION ‐パトレイバー‐長編劇場版(仮)』のタイトルが『THE NEXT GENERATION パトレイバー 首都決戦』に決定し、新たな特報映像が公開された。公開された特報映像では、「平和が日常になった我々の上空で、見えない脅威は、その時を待っていた」という不穏なナレーションとともに、熱光学迷彩を纏った武装ヘリ"グレイゴースト"の襲撃シーンで始まる。東京都庁が爆撃、街が襲撃されるという衝撃的な映像と「人質1,000万人」という不吉な赤い文字、そして不敵な笑みを浮かべる森カンナの演じる灰原零のグレイゴーストとイングラムの対峙。『首都決戦』というタイトルが、今までのコミカルさを一切排除した事態の深刻さを醸し出している。本作は、総監督である押井守氏が監督・脚本を務め、最新鋭4Kカメラで撮影された高精細映像と、日本映画初となるドルビーアトモスによるサラウンド音響で、2015年5月1日に公開。1,000万人を人質に東京を蹂躙するテロリスト集団を相手に、特車二課の隊員たちが立ち向かっていく物語で、現実の国際政治上も緊張状態の続く東アジア情勢も背景に、日本映画の枠に収まらない壮大なスケールの作品に仕上がっているという。『THE NEXT GENERATION パトレイバー』は、これまでTVアニメ、OVA、コミック、小説、劇場版など幅広い展開を続けてきた『機動警察パトレイバー』シリーズ初の実写作品。初期OVAや劇場版1・2を手がけた押井総監督が新たな世代の"特車二課"の物語を全7章と長編劇場版を完全新作で制作している。11月29日から、エピソード10「暴走!赤いレイバー」とエピソード11「THE LONG GOODBYE」の2話で構成された『第6章』が公開中。2015年1月10日から、エピソード12「大いなる遺産」と「シリーズ総集編」で構成された『第7章』が公開される。(C)2015 HEADGEAR/「THE NEXT GENERATION –PATLABOR-」製作委員会
2014年12月05日2015年1月10日より公開される人気アニメ『機動警察パトレイバー』の実写プロジェクト『THE NEXT GENERATION ‐パトレイバー‐ 第7章』のポスタービジュアルが公開された。第7章のポスタービジュアルでは「守るべきものはあるか?」というコピーとともに、2015年のゴールデンウィーク公開予定の『長編版』の主役になるという隊長の後藤田継次(筧利夫)とイングラムが全面に登場。不穏な雰囲気に包まれた背景には、「特車二課解体」「ベイブリッジ爆撃」といったワードに加え、「柘植行人」(アニメ映画『機動警察パトレイバー2 the Movie』で鍵となった人物名)や「Ultima Ratio.」(同作で出現した飛行船に書かれていた文字)、「正義の戦争」と「偽りの平和」(ともに同作で竹中直人演じる荒川茂樹の台詞)、さらに過去となったはずの「幻のクーデター」という言葉が書かれている。第7章のエピソード12「大いなる遺産」は、押井守監督本人によって描かれる『機動警察パトレイバー2 the Movie』の後日譚となっており、2015年GWに公開される『長編版』への布石となる、シリーズ中で最もシリアスな展開かつハードな内容になっているという。実際の物語では、病に倒れた警視総監の後継者人事が噂される中 、無用の長物といわれながら存続してきた特車二課の解体が遂に現実に。不穏な空気を察知した特車二課隊長・後藤田が、先代の隊長・後藤が特車二課の存続のために、警察内部に仕掛けた"遺産"を探り始め、かつて幻のクーデターを率い、現在は収監されている一人の男と対峙する。『THE NEXT GENERATION パトレイバー』は、これまでTVアニメ、OVA、コミック、小説、劇場版など幅広い展開を続けてきた『機動警察パトレイバー』シリーズ初の実写作品。初期OVAや劇場版1・2を手がけた押井総監督が新たな世代の"特車二課"の物語を全7章と長編劇場版を完全新作で制作している。11月29日からは、エピソード10「暴走!赤いレイバー」とエピソード11「THE LONG GOODBYE」の2話で構成された『第6章』が、2015年1月10日からは、エピソード12「大いなる遺産」と「シリーズ総集編」で構成された『第7章』が公開される。(C)2014 HEADGEAR/「THE NEXT GENERATION –PATLABOR-」製作委員会
2014年11月21日11月29日より公開される人気アニメ『機動警察パトレイバー』の実写プロジェクト『THE NEXT GENERATION ‐パトレイバー‐ 第6章』の場面カットが公開されるとともに、初日舞台あいさつの登壇者が発表された。『第6章』のエピソード11「THE LONG GOODBYE」は、同窓会に招かれた主人公・泉野明(真野恵里菜)の初恋を描いた物語。想いを寄せていた同級生の高遠航(大東俊介)からバスケットボールをパスされた泉野が、いつの間にか高校の制服姿になる回想シーンが劇中で登場するようで、その場面カットが公開されている。公開初日となる11月29日の舞台あいさつには、真野に加え、『第2章』の舞台あいさつ以来となる塩原佑馬役の福士誠治、『第6章』のエピソード10「暴走!赤いレイバー」を手がけた田口清隆監督、本プロジェクトの総監督・押井守氏の4名が登壇。特に真野は、いつもの隊員服とは打って変わって初々しい女子高生姿で舞台あいさつに臨むという。女子高生姿での舞台あいさつは、東京・新宿ピカデリーとMOVIX亀有の2カ所で開催され、チケットは11月22日から各劇場公式サイトにて販売される。『THE NEXT GENERATION パトレイバー』は、これまでTVアニメ、OVA、コミック、小説、劇場版など幅広い展開を続けてきた『機動警察パトレイバー』シリーズ初の実写作品。初期OVAや劇場版1・2を手がけた押井総監督が新たな世代の"特車二課"の物語を全7章と長編劇場版を完全新作で制作している。11月29日からは、エピソード10「暴走!赤いレイバー」とエピソード11「THE LONG GOODBYE」の2話で構成された『第6章』が公開される。(C)2014 HEADGEAR/「THE NEXT GENERATION –PATLABOR-」製作委員会
2014年11月19日11月29日に公開される人気アニメ『機動警察パトレイバー』の実写プロジェクト『THE NEXT GENERATION ‐パトレイバー- 第6章』の上映館が20館から50館に拡大されたことを記念して、本シリーズで人気の高いエピソード4「野良犬たちの午後」の地上波放送が決定した。『第3章』のひとつとして公開されたエピソード4「野良犬たちの午後」は、特車二課の生命線であるコンビニに買い出しに向かった泉野明がテロリストに遭遇し、籠城事件に発展する様を描いた、シリーズの中でも特に人気の高い物語。危機的状況でも貫かれる独特なゆるさやギャグセンス、そんな中で繰り広げられる激しいアクションなど、アニメ『機動警察パトレイバー』の空気感を巧みに実写に移し替えた内容となっている。本作で、太田莉菜の演じるカーシャが見せる銃剣術アクションは押井守総監督も惚れ込んでおり、2015年GWに公開される『長編劇場版(仮)』でカーシャのアクションシーンを盛り込んだという。地上波初となる本エピソードは、11月17日と18日25:35~26:05にTOKYO MX(前編・後編に分け、2夜連続)で、11月26日26:00~27:00にサンテレビで、11月28日25:15~26:15にKBS京都で放送される。『THE NEXT GENERATION パトレイバー』は、これまでTVアニメ、OVA、コミック、小説、劇場版など幅広い展開を続けてきた『機動警察パトレイバー』シリーズ初の実写作品。初期OVAや劇場版1・2を手がけた押井総監督が新たな世代の"特車二課"の物語を全7章と長編劇場版を完全新作で制作している。11月29日からは、エピソード10「暴走!赤いレイバー」とエピソード11「THE LONG GOODBYE」の2話で構成された『第6章』が公開される。(C)2014 HEADGEAR/「THE NEXT GENERATION –PATLABOR-」製作委員会
2014年11月12日「第27回東京国際映画祭」の特別招待作品『THE NEXT GENERATION ‐パトレイバー‐ 第6章/エピソード10:暴走!赤いレイバー』の上映終了後に、スペシャルプレゼンテーションとして2015年GWに公開される『THE NEXT GENERATION ‐パトレイバー‐ 長編劇場版(仮)』のフッテージ映像が上映された。公開された1分弱のフッテージ映像では、冒頭早々、2体同時にデッキアップされるイングラムが登場。そのイングラムと対峙するのは、水しぶきを上げて接近するメタリックな謎の戦闘ヘリで、激しい銃撃戦のすえに光学迷彩でステルス化するヘリと、片腕の大破したイングラムが37mmリボルバーカノンを構えるシーンが明らかに。また、同時に公開された3点の劇中写真では、並んだ2体のイングラム、『長編劇場版』新キャストの森カンナ演じるヘリのパイロット灰原零、そしてフッテージ映像でイングラムを攻撃した戦闘ヘリの全貌が公開されている。本作は、総監督である押井守氏が監督・脚本を務め、最新鋭4Kカメラで撮影された高精細映像と、日本映画初となるドルビーアトモスによるサラウンド音響で、2015年GWの後悔に向けて現在制作中。1,000万人を人質に東京を蹂躙するテロリスト集団を相手に、特車二課の隊員たちが立ち向かっていくというストーリーで、現実の国際政治上も緊張状態の続く東アジア情勢も背景に、日本映画の枠に収まらない壮大なスケールの作品になっている。『THE NEXT GENERATION パトレイバー』は、これまでTVアニメ、OVA、コミック、小説、劇場版など幅広い展開を続けてきた『機動警察パトレイバー』シリーズ初の実写作品。初期OVAや劇場版1・2を手がけた押井総監督が新たな世代の"特車二課"の物語を全7章と長編劇場版を完全新作で制作している。現在、エピソード8「遠距離狙撃2000」とエピソード9「クロコダイル・ダンジョン」の2話で構成された『第5章』が公開中。(C)2015 HEADGEAR/「THE NEXT GENERATION –PATLABOR-」製作委員会
2014年10月27日第27回東京国際映画祭が10月23日に東京・六本木ヒルズで開幕。オープニング作品『ベイマックス』を引っさげ来日したジョン・ラセター、日本語吹替えキャストの菅野美穂と小泉孝太郎、クロージング作品『寄生獣』の山崎貴監督、染谷将太、深津絵里、橋本愛、フェスティバル・ミューズの中谷美紀、スペシャル・アンバサダーに就任した人気グループ嵐らが駆けつけたファンの歓声を浴びていた。その他の写真今年は同映画祭のトレードマークであったグリーンカーペットが、レッドカーペットに改められ、最高賞の名称も東京サクラグランプリから“東京グランプリ”に変更されるなど、新たな方向性の模索が始まった。その主軸が日本のカルチャーを世界に発信する“アニメシフト”のプログラム構成だ。映画祭の先陣を切る『ベイマックス』はディズニー・アニメーション・スタジオの最新作。日本文化へのオマージュを捧げた冒険アドベンチャーは、同スタジオ史上初として日本がワールドプレミアの地に選ばれた。また、『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』を手がける庵野秀明氏のキャリアを総括する特集上映『庵野秀明の世界』も大きな目玉企画だ。特別招待作品には『アップルシード アルファ』『劇場版 進撃の巨人前編~紅蓮の弓矢~』、押井守監督の最新実写作『GARM WARS The Last Druid』、押井氏が総監督を務める『THE NEXT GENERATION パトレイバー/エピソード10:暴走!赤いレイバー』などが並ぶ。ディレクター・ジェネラルを務める椎名保氏は「国内外のクリエイターが東京を目指し出品し、国内外での評価とビジネス的成功をもたらし、映画祭のブランド力を上げる」ことを目標に掲げており、アニメーションへの注力にも積極的だ。それだけに今回の成否は、今後の東京国際映画祭にとって重要なターニングポイントとなりそうだ。期間中はコンペティション、特別招待作品など自主企画と提携企画を含めた約250本、ワールドプレミア32本、インターナショナルプレミア3本が上映される。第27回東京国際映画祭10月23日(木)から31日(金)まで会場:六本木ヒルズ(港区)、TOHOシネマズ 日本橋(中央区)ほか取材・文・写真:内田 涼
2014年10月23日1984年に公開されたアニメーション映画『うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー』のBlu-rayが、2015年1月21日に東宝より発売されることが決定した。価格は4,700円(税別)。本作は、高橋留美子原作の漫画『うる星やつら』劇場版オリジナル長編アニメーションの第2作。『攻殻機動隊』の監督を務めた押井守氏の出世作である本作が、ハイビジョン高画質のデジタルリマスター版でBlu-ray化される。音声は、日本語モノラル修復版(リニアPCM)、日本語モノラルオリジナル(リニアPCM)、日本語5.1chリミックス版(DTS-HD Master Audio)を用意。特典として、劇場予告編も収録される。『うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー』は、監督・脚本を押井氏、演出を西村純二氏、キャラクターデザインをやまざきかずお氏が担当。諸星あたるを古川登志夫、ラムを平野文、面堂終太郎を神谷明を豪華声優陣が名を連ねている。物語は、学園祭を翌日に控え、連日学校に泊まり込みで準備をしているあたるたちに、毎日同じことを繰り返しているのではないかと気づいたサクラが帰宅を命令。しかし、その時すでに友引町は異常事態に陥っており、真相究明委員会を結成したあたるたちが、面堂のハリアーで宇宙から見下ろすと、巨大なカメの上に存在する友引町の姿が。その日から町の様子は一変――あたるたちのサバイバル生活が描かれている。(C)高橋留美子/小学館発売・販売元:東宝
2014年10月22日10月18日より公開されている人気アニメ『機動警察パトレイバー』の実写化プロジェクト『THE NEXT GENERATION パトレイバー/第5章』より、エピソード9「クロコダイル・ダンジョン」の劇中映像が初公開された。エピソード9「クロコダイル・ダンジョン」は、禁断の地である埋立地に広がる地下迷宮に特車二課が潜る物語で、時価20億円の真珠を生み出す白ワニがいると聞きつけた整備班の数人が地下に潜り、行方不明になってしまう。彼らの探索を行う主人公・泉野明(真野恵里菜)たちが謎の部屋にたどり着くと、「特車二課賛江」と書かれた時計や「特2」マークのヤカン、「後藤」と書かれたウイスキーの瓶など特車二課ゆかりの物を多数発見。行方不明者を発見してメンバーが帰ろうとしたところ、真珠欲しさに地下に潜った塩原佑馬(福士誠治)が明やカーシャ(太田莉菜)らに悪魔のように囁き、特車二課メンバーを金の亡者に変えていく。実は特車二課が地下に潜るエピソードは、今回が初めてではなく、アニメシリーズ「地下迷宮事件」「ダンジョン再び」でも初代特車二課による地下探索が描かれていた。映像に登場する特車二課ゆかりの品々はそれらのエピソードにリンクしており、初代特車二課に関係するものが見られる。『THE NEXT GENERATION パトレイバー』は、これまでTVアニメ、OVA、コミック、小説、劇場版など幅広い展開を続けてきた『機動警察パトレイバー』シリーズ初の実写作品。初期OVAや劇場版1・2を手がけた押井守総監督が新たな世代の"特車二課"の物語を全7章と長編劇場版を完全新作で制作している。11月29日からは、エピソード10「暴走! 赤いレイバー」とエピソード11「THE LONG GOODBYE」の2話で構成された『第6章』が公開される。(C)2014 HEADGEAR/「THE NEXT GENERATION -PATLABOR-」製作委員会
2014年10月22日「ぴあ」調査による2014年10月17日、18日のぴあ映画初日満足度ランキングは、瑛太と松田龍平が主演した『まほろ駅前狂騒曲』がトップに輝いた。2位に深夜バラエティ番組の名物企画から始まった痛快コメディの第2弾『ゴッドタン キス我慢選手権 THE MOVIE2 サイキック・ラブ』が、3位に押井守が総監督を務める人気シリーズの実写版『THE NEXT GENERATION パトレイバー 第5章』が入った。その他の写真1位の『まほろ駅前狂騒曲』は、まほろで便利屋を営む多田(瑛太)と、居候の行天(松田)が、やっかいな依頼に悪戦苦闘する姿を描いた人間ドラマ。出口調査では「ふたりの掛け合いが好き。笑えて泣けて、ふたりの成長に胸が熱くなった」「多田と行天のコンビがいい。ふたりともマイペースで、そこから生まれる独特の間や沈黙が、台詞やストーリー展開を印象付けているように感じた」「多田が子どもと接することで次第に変化していく姿がよかった」「ほろりとさせられたかと思うとどんでん返しがあって、プロットが見事。身近に感じられるキャラクターたちもいい」などのコメントがあがり、20代から60代までの観客から支持を集めた。2位の『ゴッドタン…』は、あるシチュエーションに放り込まれた劇団ひとり(川島省吾)が、あらゆる事態にアドリブで対応していくコメディ。観客からは「テレビ版よりもスケールが大きくて、前作の映画版よりも笑いもスケールアップしていて満足。最後まで笑いっぱなしだった」「期待をこえる内容で、存分に笑わせてもらった。くだらない仕掛けが多くあって、笑いの要素がたくさんあるのがいい」「前作よりも出演者がありえないほど豪華でおもしろかった。劇団ひとりは主役にふさわしい演技で、物怖じしない姿が素晴らしい」などの声が寄せられた。(本ランキングは、10月17日(金)、18日(土)に公開された新作映画9本を対象に、ぴあ編集部による映画館前での出口調査によるもの)
2014年10月20日人気アニメ『機動警察パトレイバー』の実写化プロジェクトで、11月29日に公開される『THE NEXT GENERATION パトレイバー 第6章』の予告編が公開された。第6章は、エピソード10「暴走! 赤いレイバー」とエピソード11「THE LONG GOODBYE」の2話構成。エピソード10では、軍用レイバーが密輸される情報を得た明と佑馬は新潟へ向かい、軍用VS警察用、レイバー一騎打ちの火蓋が切って落とされる。これまでになくハードでシリアスな予告編では、新潟駅前を暴走する軍用レイバーに、爆発するパトカー、激しい銃撃戦、遂に勃発するレイバー戦の様子がダイジェストで描かれている。そして、エピソード11「ロンググッドバイ」で描かれるのは、真野恵里菜演じる明の初恋相手との再会。同窓会で過去に思いを伝えられなかった男に出会った明は、女子高生時代の淡い思い出が交錯する。初恋相手を演じる大東駿介に「まだいいだろ…」と甘い言葉をかけられた明は心を躍らせるものの、映像の最後で「可愛かったらレイバー乗ってないもん」とつぶやく横顔に悲しい恋の予感が残る。なお、エピソード10「暴走! 赤いレイバー」は、第27回東京国際映画祭の特別招待作品として上映されることも決定。TOHOシネマズ六本木のSCREEN8にて、10月24日に劇場公開に先がけて公開される。さらに第6章からは、上映館数を20スクリーンから50スクリーンに拡大されるという。『THE NEXT GENERATION パトレイバー』は、これまでTVアニメ、OVA、コミック、小説、劇場版など幅広い展開を続けてきた『機動警察パトレイバー』シリーズ初の実写作品。初期OVAや劇場版1・2を手がけた押井守総監督が新たな世代の"特車二課"の物語を全7章と長編劇場版を完全新作で制作している。10月18日からは、エピソード8「遠距離狙撃2000」とエピソード9「クロコダイル・ダンジョン」の2話で構成された『第5章』が公開される。(C)2014 HEADGEAR/「THE NEXT GENERATION -PATLABOR-」製作委員会
2014年10月17日『機動警察パトレイバー』の実写プロジェクト『THE NEXT GENERATION -パトレイバー-』より、本作の押井守総監督がホストを務めるトークショー第5回「マモルの部屋」が、10月30日に東京・新宿ピカデリーにて開催されることが明らかになった。アニメシリーズで篠原遊馬を演じた古川登志夫、泉野明役の冨永みーな、実写化シリーズでも同役で出演中のチバシゲオ役千葉繁の3人がゲストとして登場する。「マモルの部屋」は、『THE NEXT GENERATION -パトレイバー-』の各章公開と共に行われているトークショーで、「第1章」時はアニメシリーズから続くキャラクターチバシゲオを熱演している千葉繁氏、「第2章」時は『機動警察パトレイバー2 the Movie』のCGプロデューサーでもある宮下俊氏と『機動警察パトレイバー2 the Movie』のプロデューサー・石川光久氏、「第3章」時には『踊る大捜査線』シリーズの本広克行監督、「第4章」時は盟友・鈴木敏夫氏が登壇。『THE NEXT GENERATION -パトレイバー-』公開とともに開催される名物企画となっている。第5回に登場する古川登志夫と冨永みーなは、第3章のエピソード5「大怪獣現わる・前編」内にてラジオパーソナリティ役として出演。千葉繁を含めた3人は『うる星やつら』(1981年)への出演経験もあることから押井監督とは長い付き合いで、アニメシリーズ/実写化シリーズ双方の押井監督を知るベテラン声優3人が、裏話や『パトレイバー』制作秘話を語り尽くすという。詳細は、公式サイトまで。『THE NEXT GENERATION パトレイバー』は、これまでTVアニメ、OVA、コミック、小説、劇場版など幅広い展開を続けてきた『機動警察パトレイバー』シリーズ初の実写作品。初期OVAや劇場版1・2を手がけた押井総監督が新たな世代の"特車二課"の物語を全7章と長編劇場版を完全新作で制作している。10月18日からは、エピソード8「遠距離狙撃2000」とエピソード9「クロコダイル・ダンジョン」から構成された『第5章』が公開される。(C)2014 HEADGEAR/「THE NEXT GENERATION -PATLABOR-」製作委員会
2014年10月16日人気アニメ『機動警察パトレイバー』の実写化プロジェクトで、11月29日公開の『THE NEXT GENERATION パトレイバー 第6章』のポスタービジュアルと場面カットが公開された。第6章は、エピソード10「暴走! 赤いレイバー」とエピソード11「THE LONG GOODBYE」の2話構成。国内に秘密裏に持ち込まれ、テロリストに盗まれた旧ソ連製軍用レイバーRT99の暴走を止めるため、明と佑馬がイングラムで立ち向かうエピソード10「暴走! 赤いレイバー」の舞台は新潟で、赤いレイバーが新潟駅前を暴走する場面カットが公開されている。そしてポスターは、エピソード10の「暴走! 赤いレイバー」に焦点を当てており、主砲から咆哮をあげる軍用レイバーをイングラムが迎え撃つビジュアルに。夜間の道路に「軍用VS警察用」というコピーでレイバー戦を盛り上げるとともに、特車二課メンバーが登場していた従来のポスターと一転し、ハードで緊張感あふれるデザインとなっている。国内に秘密裏に持ち込まれ、テロリストに盗まれた旧ソ連製軍用レイバーRT99の暴走を止めるため、明と佑馬がイングラムで立ち向かう。舞台となるのは、RT99が密輸された新潟らしく、新潟駅前を暴走する赤いレイバーの場面写真も公開された。なお、エピソード10「暴走! 赤いレイバー」は、第27回東京国際映画祭の特別招待作品として上映されることも決定。TOHOシネマズ六本木のSCREEN8にて、10月24日に劇場公開に先がけて公開される。さらに第6章からは、上映館数を20スクリーンから50スクリーンに拡大されるという。『THE NEXT GENERATION パトレイバー』は、これまでTVアニメ、OVA、コミック、小説、劇場版など幅広い展開を続けてきた『機動警察パトレイバー』シリーズ初の実写作品。初期OVAや劇場版1・2を手がけた押井守総監督が新たな世代の"特車二課"の物語を全7章と長編劇場版を完全新作で制作している。10月18日からは、エピソード8「遠距離狙撃2000」とエピソード9「クロコダイル・ダンジョン」の2話で構成された『第5章』が公開される。(C)2014 HEADGEAR/「THE NEXT GENERATION -PATLABOR-」製作委員会
2014年10月10日8月8日から20日まで、西武池袋本店別館2階の西武ギャラリーで、「攻殻機動隊25th Anniversary攻殻機動隊 大原画展」が開催される。同原画展は、士郎正宗のコミック『攻殻機動隊』の生誕25周年を記念して開催されるもので、『攻殻機動隊』全シリーズから選りすぐった漫画原稿やアニメーション原画、セル画、資料など約300点が展示される。また、同原画展のためにデザインされたオリジナルグッズや、歴代の『攻殻機動隊』シリーズから様々なクリエーターが手掛けたイラストの版画が発売される。版画は全14種類で、価格は4万円から12万円。同原画展のための図録(2,000円)の販売も行われる。原画展開催にあたって士郎は、「よくこんな読みづらいマイナー系の非文系型マンガが25年も生き続けられたと思う。出版社を始めアニメやゲーム、映画、コミカライズ関係者の努力の賜物であろうと思う」とコメント。また、Production I.G代表取締役 石川光久、『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』監督の押井守など、作品関係者からのお祝いコメントも多数展示されている。合わせて、『ターミネーター』『タイタニック』『アバター』の監督としても知られるジェームズ・キャメロンからの「『攻殻機動隊』の映像表現は文学的ともいえる最高レベルに達した、真の意味での初めての大人向けアニメーション」との賛辞の言葉を綴った色紙の展示も興味深いところ。その他、S.A.C.の宣伝用に作製された「タチコマ」の模型展示など、入口から出口まで見どころ満載な内容だ。入場料は一般が800円、大学生・高校生が600円、中学生以下無料。また、特製缶バッジ付き入場料(1,200円)の用意もある。【イベント情報】「攻殻機動隊 大原画展」東京開催会場:西武池袋本店別館2階=西武ギャラリー住所:東京都豊島区南池袋1-28-1会期:8月8日から8月20日まで入場料:一般800円大高生600円大阪開催会場:阪神梅田本店8階催場住所:大阪府大阪市北区梅田1-13-13会期:8月27日から9月8日まで入場料:一般800円大高生600円
2014年08月07日人気アニメ『機動警察パトレイバー』の実写プロジェクトで、2014年4月5日に第1章が公開される映画『THE NEXT GENERATION ‐パトレイバー‐』の「全7章シリーズコンプリート前売り券」のビジュアル、特典内容が公開された。『THE NEXT GENERATION ‐パトレイバー‐』は、総監督と脚本に当時のアニメシリーズを手がけた押井守監督を迎え、シリーズ全12話(各話48分)を全7章に再構成して上映される。「全7章シリーズコンプリート前売り券」は全7章の通し券で、価格は11,000円、B3型の大判仕様。ビジュアルは本チケット用にデザインされたもので、メタリックな文字列をバックにした「イングラム」のスタイリッシュなポスターに仕上がっている。さらに、前売り券の特典となる「特二レプリカTシャツ」の詳細も判明し、劇中で特車二課のメンバーが着用しているTシャツをそのまま再現したデザインが公開されている。「全7章シリーズコンプリート前売り券」には、そのほかに2015年ゴールデンウィークに公開される長編劇場版の世界最速試写会への応募券も同梱されているという。前売り券は3月1日より全国の上映館にて販売がスタート。詳細は各上映劇場まで。本作の上映スケジュールは、第1章が4月5日、第2章が5月31日、第3章が7月12日、第4章が8月30日、第5章が10月18日、第6章が11月29日、第7章が2015年1月10日、そして2015年ゴールデンウィークに長編映画が公開される。キャストは主人公・泉野明役に真野恵里菜、塩原佑馬役に福士誠治、カーシャ役に太田莉菜、シバシゲオ役に千葉繁、後藤田継次役に筧利夫と豪華キャストが名を連ね、これまで培ってきた知見や技術、そして最新CG/VFX技術を駆使して新たな『パトレイバー』が描かれる。(C)2014 「THE NEXT GENERATION –PATLABOR-」製作委員会
2014年02月26日作曲家・佐村河内守(さむらごうち・まもる)の新作「ピアノ・ソナタ第2番」の完成発表会が、6月13日に東京・銀座のヤマハホールで行われた。「佐村河内守 作曲 ピアノ・ソナタ第1番&第2番 世界初演ツアー」の公演情報1963年、被爆二世として広島に生まれ、4歳から母親によるピアノの英才教育を受けた佐村河内守。35歳のときに両耳の聴力を完全に失うも、絶対音感だけを頼りに作曲活動を続け、「交響曲第1番《HIROSHIMA》」を完成。NHKなどで紹介されたのを契機に大反響を集め、CDセールスはオリコン総合チャート2位、17万枚以上を記録している。今回発表の新作は、東日本大震災の被災地に捧げる鎮魂の曲。だが「自分のような人間が曲を書く資格があるのか」と葛藤を重ねたという。「3.11の後、様々な人が被災地を励まそうと行動されましたが、私は勇気がなくて何も出来ませんでした。その後、私の交響曲が、被災地で“希望のシンフォニー”と呼ばれていると聞いた時も、最初は『何かの作り話だろう』と信じられませんでした。でも、CDがどこよりも一番売れているのが仙台だと知ったとき、素直に涙がでて、背中を押してもらうことができた」と作曲を決意したことを述べた。震災で母親を失った石巻の少女と交流を続け、彼女のために「レクイエム」を作曲した佐村河内。今年3月に石巻の湊小学校で初演された模様が、NHKスペシャルで取り上げられた。その「レクイエム」をさらに拡大・昇華させたのが「ピアノ・ソナタ第2番」。約30分の長大なピアノ曲は、超絶技巧が駆使され、祈りと悲哀に満ちた壮大な作品となった。作曲は非常に難航を極める。少しでも死者の痛みを知りたいと熱望し、寒さも厳しい今年2月に宮城県女川町で6時間も野営を続けた。「疲れ果てて明け方を迎えたとき、大きな鉄の扉が開いたように感じました。亡くなった方々の魂に『曲を書けよ』と許してもらえた気がしたんです。それから音符が次々と降りてくるようになりました。普通のレクイエムは、生者が死者を悼むものですが、この曲は逆。震災で亡くなった方には、ぶつけようのない怒り、苦しみがある。その思いを生者に知ってもらうことで魂が救われる、そんな曲にしたかった」という。自身が広島出身で被爆二世でもあることから「3.11を風化させてはいけない」という思いも強い。「私が子どもの頃は、8月6日には原爆のことが大きく取り上げられていましたが、それも年々少なくなり、風化していく危機感をずっと感じています」と切実に語る。佐村河内守の新曲「ピアノ・ソナタ第2番」収録したCDは、日本コロムビアより10月に発売予定。併せて、世界初演ツアーの開催も決定。チケットの一般発売は7月6日(土)10時より開始。また一般発売に先駆け、チケットぴあではインターネット先行を受付中。
2013年06月17日太平洋(パシフィック)の深海から突如出現し、地球を絶滅の危機に陥れる未知なる巨大生命体と、人類の英知を結集し生み出された人型巨大兵器“イェーガー”との壮絶な戦いを、ハリウッド最先端のVFXを駆使して描くSFスペクタクル超大作『パシフィック・リム』。このたび本作の待望の日本版予告編が遂に解禁となった。『パンズ・ラビリンス』など世界中で熱狂的な支持を集めるギレルモ・デル・トロ監督がメガホンを握る本作は、自身も「集大成」と語るほどの渾身の一作となっている。人気子役の芦田愛菜や菊地凜子が出演していることでも話題を呼んでいるが、全世界の本作に対する注目は想像以上に高いようだ。今月14日(金)に解禁となった海外版予告編は全世界を熱狂させ、YouTubeでの予告編映像再生回数はなんと4日間で驚異の400万回(12月17日時点)を記録し、海外版予告編を見た日本のファンの本作に関するツイートも、1日だけで1,470ツイートを突破(Yahooリアルタイム調べ/12月17日時点)したという。今回、解禁となった予告編では愛菜ちゃんや菊地さんら日本人キャストの姿を確認することができるばかりでなく、宮崎駿を始め高畑勲や押井守、大友克洋など多くの日本人クリエイターに敬意をもつ“ハリウッドNo.1の日本オタク”であるデル・トロ監督ならではの日本アニメや特撮文化を思わせる巨大兵器や生物も明らかとなっている。さらに「今日が人生最後の日かもしれない」、「今日こそ人類最後の戦いを終わらせるのだ!」と正体不明の生命体に立ち向かっていく彼らの姿が確認でき、本作への謎は深まるばかり。まずは驚異の再生回数を記録した予告編から、壮大な世界観が広がる本作を堪能してみては。『パシフィック・リム』は2013年夏、丸の内ピカデリーほか全国にて公開。※こちらの予告編はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY■関連作品:パシフィック・リム 2013年夏、丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2012 WARNER BROS.ENTERTAINMENT INC.AND LEGENDARY PICTURES FUNDING,LCC
2012年12月23日日本が誇る“Jカルチャー”を発信する英国最大規模のイベント「HYPER JAPAN」が、ロンドンのアールズコート(ブロンプトンホール)にて、「HYPER JAPAN 2012 Christmas」として11月23日~25日(現地時間)の3日間開催される。今年は、クエンティン・タランティーノ監督の映画『キル・ビルVol.1』(’03)で、出演・殺陣振付を担当し、一躍その名を世界に知らしめるきっかけとなった「かむゐ」のステージ&ワークショップが行われる。既成の枠にとらわれない表現方法で芝居、形式美、武術を融合した独自の立ち廻りパフォーマンスを確立した殺陣パフォーマンスグループだ。その直後には、サプライズゲストとして同じく同作に楽曲を提供した日本屈指のギタリスト・布袋寅泰が緊急参戦することも決定!刀技とJ-ROCKの迫力で、海外オーディエンスを大いに盛り上げてくれること必至だ。さらに、海外の若者に人気の“ジャパニメーション”と呼ばれる日本のハイクオリティなアニメーションを始め、アート、エンターテインメント、マンガの4部門で、高い評価を得た作品を鑑賞できる文化庁とのコラボレーションで開催される「文化庁メディア芸術祭」もまた、熱気にあふれたイベントになるだろう。今年は、ハリウッド映画にも影響を与えた押井守監督の『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』(’95)などで知られる制作会社「プロダクション I.G」の石川光久と、アニメ評論家の氷川竜介によるトークセッションが行われる。また、“食育”が叫ばれる日本の食文化を書籍、雑誌、ウェブ、イベントと多角的に紹介していく「Eat-Japan」の反応も気になるところ。今回は、ベスト・ブリティッシュ・ショコラティエ賞を受賞したウィリアム・カーリー氏が、和のテイストを取り入れたチョコレートのステージデモンストレーションを行う。さらに、海を越えても“ジャパニーズ・サケ”として愛される日本酒が20種以上も体験できる欧州最大規模の日本酒イベント「Eat-Japan SAKE EXPERIENCE 2012」も開催される。そのほか最新のテクノロジーから組木細工、版画、習字、着物などさまざまな日本の伝統文化がお披露目され、海外に“Jカルチャー”を発表する貴重な場となりそうだ。「HYPER JAPAN 2012 Christmas」日時:11月23日~25日(現地時間)会場:ロンドン・アールズコート(ブロンプトンホール)主催:クロスメディア社公式サイト:www.hyperjapan.co.uk/Facebook:::■関連作品:ももへの手紙 2012年4月21日より丸の内ルーブルほか全国にて公開© 2012『ももへの手紙』製作委員会
2012年11月23日「花は『こんなお母さんになりたい』という僕の憧れを形にした存在」―。『おおかみこどもの雨と雪』で自らが作り上げたヒロインを細田守監督はそんな言葉で表現する。『時をかける少女』『サマーウォーズ』と国内外で高い評価を得てきたが、本作に関しては「これまでとは違ったアプローチだった」とも。改めて作品に込めた想いを聞いた。その他の写真おおかみおとこの彼との間にふたりの子を授かるも、彼を失い母子3人となってしまった花。試行錯誤を繰り返しつつ子供たちと共に成長していく彼女の姿を描き出す。親となった友人の姿を見て「母親というのはすごくヒロイックな存在だと気づいた」と本作の着想を語る監督。自身に子育て経験はないが、まさにこの点こそが自らの体験や心情に基づいて作られた前2作との違いでもある。「元々、僕はヒーローに対する憧れがないんです。ひとりのヒーローが世界を救うなんてのは違うだろうって。これまでの作品の主人公にもそれは反映されてます。自分と地続きの日常に物語があったんです。逆に今回は体験しようがないことだからこそ思い切り理想と憧れを反映させましたね。それはまさしくヒーローものの作り方といえます」。経験がないからこそ感じたい。そんな想いは花の声を務めた宮崎あおいに対する「“母親”を演じようとしなくていい」という指示にも表れている。「あおいさんも子育て経験はないけれど、映画を通じて一緒に花の気持ちを新鮮に体験してほしかったんです」。人気スタイリストの伊賀大介が登場人物たちが着る服のスタイリングを手がけているのも新たな試みのひとつ。監督は「13年という長い年月を表現する上で多くの衣裳が必要でした。シーンごとの登場人物の気持ちを服で表したかった」とその意図を明かす。特に強い思い入れを持っているのが、花がデートで着る青いワンピース。「『美女と野獣』のベルもそうですが、青いワンピースの女性は素敵でしょ(笑)。映画の中で“お姫様”が着る服として伊賀さんにリクエストしました。あおいさんが実際に着たら? そりゃ似合うでしょ! ぜひ着ていただけたらうれしいですね(笑)」。その顔には母親のような(?)優しい笑みが浮かんでいた。『おおかみこどもの雨と雪』公開中取材・文・写真:黒豆直樹
2012年07月31日今年も大盛況のうちに幕を閉じたアジア最大級の国際短編映画祭「ショートショートフィルムフェスティバル & アジア」(以下SSFF & ASIA)。6月末に閉幕してから1か月と経っていないが、映画祭15周年という記念すべき年になる2013年に向けて、早くもビッグプロジェクトが動き出している。そのうちの一つが「フットボールプログラム」である。「スポーツの持つ力を映像を使ってより多くの人々に伝える」という共通した理念のもと、公益社団法人日本プロサッカーリーグ(以下Jリーグ)と数々のコラボレーション・プログラムを行ってきた「SSFF & ASIA」だが、今回新たな取り組みとして、Jリーグ開幕20周年を迎える2013年に向けて特別ショートフィルムを製作することが決定している。その記念すべき作品の監督に大抜擢されたのは、コロンビア大学大学院映画学科の卒業制作作品『タイディ・アップ(Tidy Up)』が本映画祭や「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭」、数々の海外映画祭で上映され、ハリウッドの映画祭では最優秀短編映画賞を受賞した、“MADE IN JAPAN”の国際派監督として注目を集める大川五月監督。過去に同映画祭で入選、受賞した監督を中心に公募で寄せられた企画の中から、Jリーグとショートショート実行委員会による厳しい選考を通過し、見事大抜擢となった。作品の詳細はまだ明かされていないが、Jリーグ20周年を象徴する「ホームタウン」、「身近にスポーツがあるライフスタイル」そして「海外」というテーマが課せられている中でどのような作品を作り上げるのか?早くも完成が待たれる。もう一つのビッグプロジェクトは、「SSFF & ASIA」と日本最大級の3D専門チャンネルを展開する「スカパー!」がタッグを組み、オリジナル作品として製作する“3Dショートフィルム”である。本映画祭では数年前から「3D部門」を立ち上げ、昨年の特別審査員には『スカイ・クロラ The Sky Crawlers』などで知られる巨匠・押井守監督が名を連ねるなど、映像業界からも大きな注目を集めており、2010年に3D専門チャンネル「スカチャン3D」を立ち上げたスカパー! はこの取り組みに賛同、2年にわたり本映画祭で上映された3Dショートフィルムを放送してきた。この2大組織が満を持して贈るビッグプロジェクトの切符を手にしたのは、「SSFF & ASIA 2009」でジャパン部門の優秀賞を受賞し、ウエンツ瑛士主演の映画『タイガーマスク』の公開を控える29歳の新鋭、落合賢監督。3Dならではの世界観をどう作品に生かすのか?世界へ羽ばたくチャンスを手にした若手監督たちの活躍が目覚しい「SSFF & ASIA」。8月1日(水)からは来年度の上映作品の公募もスタートするという。世界をアッと言わせる新しい才能に期待しつつ、2013年の6月の開催を楽しみに待つとしよう。特集「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア2012」特集「シネカフェくんのふらっと映画祭」■関連作品:ショートショート フィルムフェスティバル & アジア2012 [映画祭] 2012年6月15日から19日までラフォーレミュージアム原宿で、6月22日から24日まで表参道ヒルズ スペース オーほかにて開催タイガーマスク 2012年公開予定
2012年07月04日