モバイルアイアン・ジャパンは2月18日、パーソナルクラウドのセキュアな業務利用を実現する新製品「MobileIron Content Security Service(CSS)」を公開した。広がる「シャドーIT」問題に対処するソリューションで、一般的なパーソナルクラウドサービスを対象に、EMMプラットフォームとの密接な統合を通じてドキュメントレベルでのセキュリティを提供する。具体的には、セキュリティコントロールをデータストレージの方式と分離し、複数のコンテンツ・レポジトリーにわたってドキュメントレベルでセキュリティ管理できる。CSSは、従業員やIT部門を特定のコンテンツ・レポジトリーに制限せず、ドキュメントを新しいレポジトリーに移動させる必要もなく、パーソナルクラウドサービスに保存したドキュメントのセキュリティも確保する。このセキュリティ層とデータ層を切り離す技術は、同社が2014年に「Secure Virtual File Management System」として米国で特許を取得したもの。同社はまた、パーソナルクラウドのセキュアな業務利用を実現する第1段階のソリューションを2014年10月に公表し、MobileIronのMCM製品であるDocs@Workアプリケーションを通じてクラウド上で管理されたコンテンツ・レポジトリーへのネイティブ・アクセスを可能にしている。この第2段階のソリューションであるCSSは、「暗号化と鍵管理」「情報漏洩防止(DLP)コントロール」「セキュアな共有」「アクティビティ追跡」「EMM統合」の5つの中核的機能によってこれらのレポジトリーに保存されているドキュメントを保護。CSSは、仕事用のドキュメントが個人向けクラウドに保存される際にそれを暗号化し、企業が不正な使用を防ぐためのポリシーを設定できるようにしている。
2015年02月19日●2015年は一眼レフ復調の兆し!?2月6日、都内にてキヤノンのデジタルカメラ新製品発表会が行われた。今回発表されたのは、50.6メガの圧倒的高画素数を誇るフルサイズ機「EOS 5Ds」をはじめ、デジタルカメラだけでも同社史上最多数となる全13機種。加えて、EFレンズ1本と新しい映像ターミナル機器も発表され、タッチ&トライコーナーに体験機がずらりと並ぶ、異例といえる大規模の発表会となった。○2015年は一眼レフ復調の兆し!?ステージには、キヤノンマーケティングジャパン 代表取締役社長の川崎 正己氏が登壇。デジタルカメラの「国内市場動向と新製品導入の狙い」についてスピーチを行った。川崎氏によれば、2013年後半から2014年3月までは消費税増税前の駆け込み需要もあって好調に推移していたものの、4月(消費税増税後)以降の反動が長引き、2014年通年では181万台の出荷にとどまったとのこと。レンズ交換式カメラについては、2015年の国内出荷数は200万台に達する(対前年比約11%増)と見込む。その根拠として、川崎氏は「消費者の購入意欲および写真撮影の意欲が高いこと」を挙げる。同社の意識調査によれば、ユーザーの購入意向が製品保有率を上回っており、このことから、レンズ交換式カメラの国内市場は引き続き拡大するとみている。10月に発売された「EOS 7D Mark II」の販売がきわめて好調なことも、キヤノンが市場動向をポジティブに捉えられる理由のひとつであることは想像に難くない。「発売前には初代7D発売時のおよそ3倍のご予約をいただきました。これは歴代EOSで最多のオーダー数です。発売後も一眼レフの販売台数ランキングで常にトップ10に入るなど、20万円以上の高額モデルにもかかわらず大変好調に売れています」(川崎氏)。7D Mark IIの成功には、ジャンル別マーケィングも奏功したという。「EOSを使っている人が着実に増えている」と語る川崎氏。7D Mark IIに続き、今回発表された新製品もまた新たな写真ファン、新たなキヤノンファンを開拓するための大きなステップになると自信を見せた。一方、コンパクトカメラの国内出荷数は2014年の398万台から、2015年には350万台に減少すると予測。ただし「台数は減少しているものの、高付加価値モデルが伸びているため、平均単価は上昇している」(川崎氏)とも。実際に、昨年発売された1.0型センサーを持つ高級コンパクト「PowerShot G7 X」や光学65倍ズームのグリップ式モデルや光学30倍ズームのコンパクトモデルを擁する「PowerShot SX」シリーズの販売が好調とのことだ。キヤノンはコンパクトカメラ各カテゴリーおよび全体でナンバーワンのシェアを持ち、レンズ交換式一眼レフにおいても過半数のシェアを持っている。そんなキヤノンが虎視眈々と狙うのは、ミラーレス市場だ。昨年、同社は「ミラーレス機の新製品を発売していない」にも関わらず、前年以上のシェア率となった。今回の新製品「EOS M3」投入でさらにユーザー、流通への存在感を高め、ミラーレス市場の牽引役を担う構えだ。●デジタルカメラ高画素化の流れが一気に加速する○デジタルカメラ高画素化の流れが一気に加速する続いて登壇したのは、キヤノン株式会社 専務取締役 イメージコミュニケーション本部長 真栄田 雅也氏。新製品の特徴と技術について語った。我々が気になるのは、なんと言っても「EOS 5Ds」の50.6メガ(5,060万画素)という超高画素だろう。真栄田氏によれば、今回採用した35mmフルサイズCMOSセンサーでは、新微細化プロセスを導入したことで高画素と低ノイズ・広ダイナミックレンジを実現。CMOSセンサーにおけるマイクロレンズからフォトダイオードまでの距離を短くすることで集光効率を向上させ、常用最高感度ISO6400(拡張12800)を達成したという。また、「Dual DIGIC 6」の高速処理により、超高画素と最高約5コマ/秒の連写速度を両立しているという。超高画素ゆえ撮影に影響を及ぼしやすいカメラ内部の微小な振動ブレを抑えるため、「ミラー振動制御システム」も導入。ミラーアップ/ダウンを従来のバネではなくカムとギアで駆動制御している。これは7D Mark IIでも使用されている技術だ。筆者も5Dsの実機でシャッターを切ってみたが、フルサイズ機とは思えないほどの振動低減と静音化が実感できた。ピクチャースタイルには新項目「ディテール重視」が追加された。また、シャープネスに「強さ」のほか「細かさ」が設定できるようになり、「しきい値」まで設定できるなど神経の行き届いた撮影設定が行える。高画素を生かした1.3倍(約3,050万画素)と1.6倍(1,960万画素)の「クロップ撮影」にも対応。超高画素化の足回りが着実に確立されつつある印象を受けた。なお、真栄田氏は5Dsおよび5Ds Rは「あくまでEOS 5Dからの派生機であり、広告業界や風景写真に向けた特別なもの」と述べている。ただし、同時に「センサーや映像エンジンはまだまだ可能性を秘めており、ダウンサイジングにも挑戦中」とも述べていることから、ここ数年落ち着いていた高画素化の流れは、今後、クラスを超えて一気に加速する可能性がありそうだ。●発売とともに、お得なキャンペーンが目白押し○発売とともに、お得なキャンペーンが目白押し最後は、キヤノンマーケティングジャパン株式会社 取締役常務執行役員 イメージングシステムカンパニープレジデント 八木 耕一氏が登壇。新製品のプロモーションプランについて述べた。EOSシリーズでは、Kiss X8iと新カテゴリーである8000Dのユーザーの明確化や、ミラーレス機のEOS M3のデビューキャンペーン(25,000台限定のEVFキットがめちゃお得!)について説明。コンパクト機では、高倍率ズームにフォーカスした「ZOOM PARADISE! (ズームパラダイス!)」のキャッチフレーズと、キャッシュバックキャンペーンが発表された。なお、イメージキャラクターは引き続き、女優の能年玲奈さんが務める。また、新しい映像コミュニケーションとプロダクトネットワークを創出するキヤノンの新しいキーアイテム、コネクトステーション CS100も「SETでGET!」キャッシュバックキャンペーンを実施。今回発表されたものの中からNFCに対応する機種とセットで購入すると、キャッシュバックを受けられる。このほか、1.0型センサーを持つ本格派コンパクト「PowerShot G3 X」が開発中であることが発表された。G3 Xは、2月12日からパシフィコ横浜で開催される「CP+ 2015」に参考出品される。また、CP+ 2015では今回発表された全製品(G3 Xを除く)の実機を体験できるというから楽しみだ。会場にはタッチ&トライコーナーも併設。実機が展示され、その使用感を体験することができた。こちらの写真もぜひご覧いただきたい。
2015年02月07日●新製品を発表することになった背景サンディスクは1月28日、スマートフォン向けのUSBメモリー製品を日本市場に投入すると発表した。小誌では、来日した米SanDiskのリテール製品マーケティング担当バイスプレジデント ディネッシュ・バハール氏に話を伺う機会を得た。―― 新製品を発表することになった背景を教えてください。コンシューマー市場では写真や動画をモバイル機器(スマートデバイス)で記録するという動きがあります。実際に71%の写真がモバイル機器で撮影されている(※1)状況であり、2013年には、1日あたり14億枚もの写真がSNSにアップロードされているという調査結果(※2)もあります。スマートフォンやタブレット端末など、ユーザーが所有するモバイルデバイスの中には大量の写真データが保管されています。これをバックアップする、あるいは家族や仲間と共有する場合、「コンテンツの転送」という要素が重要になってきます。当社の調査結果では、82%のユーザーがコンテンツの転送を「とても重要」と考えており、主な理由として「安全または適切にバックアップしたい」「モバイル機器のメモリー不足を解消したい」ということを挙げています。その一方で、67%のユーザーがコンテンツの転送にストレスを感じているということがわかっています。つまり、モバイル機器を利用するユーザーの多くは、このようなデータを素早く、そして簡単に転送できるデバイスを望んでいるというわけです。※1: 出典 Worldwide Digital Image 2014-2018 Forecast: The Image Capture and Share Bible (IDC #246469, February 2014)。※2: 出典 Tony Daytona, Business Insider Oct 2013; Cooper Smith, Business Insider, Nov 2013; Sandisk。―― 今回発表された製品は、具体的にはどのようなものなのでしょうか?1つはiPhoneやiPadなど、iOS端末ユーザー向けの「サンディスクiXpand (アイ・エクスパンド) フラッシュドライブ」(以下、iXpand)です。一部小売店にて2月より先行販売を開始し、春頃には販売チャンネルをさらに拡大する予定です。この製品には2つのコネクタが装備されていることが大きな特徴となっています。1つは通常のPCでよく使われているUSBコネクタですが、これに加え、現在のiOS機器で使われているLightningコネクタが付いており、iOS 7.1以降が搭載されたiPhone/iPadに対応しています。主な機能はユーザーが撮影した写真や動画をiXpandにバックアップするといったシンプルなものです。ファイル単位でのコピーだけではなく、一括バックアップも可能です。また、自動バックアップ機能も備わっているので、この機能を有効にしておくと、iXpandを接続して通信許可をタップするだけで、撮影された写真がiXpandに保存されるため、簡単で確実、そして素早いバックアップ作業を実現することができます。また、他のデバイスやPCからコンテンツを受け取り、自身の端末で再生するといったケースがあると思いますが、iOSでは再生できるファイルの種類に制限があります。iXpand付属のアプリを使えば、標準的なAVI/WMV/MKVなど、一般的に普及しているフォーマットでありながらも、iOSでは再生できない動画ファイルをそのまま再生できます。iXpandは暗号化機能も備えていますので、バックアップしたファイルは、パスワードがなければ閲覧できないため、紛失リスクを考慮する必要があるビジネスユースでのニーズにも対応できるでしょう。なお、iXpandの暗号化ツールはWindows(XP以降)/Macintosh(MacOS 10.5以降)にも対応しています。もう1つは、Android端末向けの製品「サンディスク ウルトラ デュアル USB ドライブ 3.0」(以下、ウルトラ デュアル USB ドライブ 3.0)で、こちらは今年の4月から発売開始予定です。OTG(On the Go)対応のAndroidに本製品を接続すると、記憶領域として認識されるようになります。ウルトラ デュアル USB ドライブ 3.0には、通常のUSBコネクタに加えてMicro USBコネクタが用意されているので、変換ケーブルなどを使わずに、そのままAndroid端末への接続が可能です。また、ファイル管理を効率化する「サンディスク メモリーゾーン」アプリをGoogle Playマーケットで無償提供しています。従来製品からの強化点として、PC側がUSB 3.0に対応しより高速の転送が可能となったこと、Micro USB側が通常のコネクタよりも長くなったことで、厚いケースの上からでも取り付けが容易になっているということがあります。容量のラインアップとしては、iXpandもウルトラ デュアル USB ドライブ 3.0も、それぞれ16/32/64GBが用意されています。●ユーザーからの意見を製品開発に反映―― Micro USBコネクタを長くしたのは、ユーザーからのフィードバックによるものでしょうか?そうです。サンディスクは、常にユーザーからの建設的な意見を取り入れています。先述のように、「ケースの上からmicroUSBコネクタを挿入するのは難しい」というユーザーからの意見が製品開発に反映された結果です。日本では薄いエレガントなケースが好まれる傾向にあるようなので、あまり実感できないかもしれませんが、海外では好評です。―― モバイル機器について、日本市場の特異性があれば教えてください。日本市場のモバイルユーザーにとって、ストレージの容量不足は他国のユーザーよりも深刻なようです。世界のAndroid/iOSユーザーは、平均すると630枚の写真と24本の動画をモバイル機器に保存しているという調査結果(※3)があるのですが、日本のユーザーに限れば、写真と動画を合わせて平均1500本ものデータファイルが1台のモバイル機器に保存されているという状況です。つまり日本市場では、このようなファイルのバックアップに対する潜在ニーズと重要性が大きいと言えるでしょう。また、Android市場を見ると、世界では平均20%程度がOTG対応機器ですが、日本は4倍弱の76%がOTG対応となっており(※4)、ウルトラ デュアル USB ドライブ 3.0のような製品が活躍できる環境がすでに整っています。※3: 出典: Magisto Survey of 66,000 Android/iOS users. Jan 2015※4: 出典: サンディスク調べ(2015年1月23日現在)。―― iCloudやDropboxなど、クラウドストレージの存在をどのように捉えていますか?クラウドストレージは優れた対応策です。しかし、現時点ではいくつかの問題があると考えています。コンシューマー向けのクラウドストレージは、ある程度の容量を無料で利用できますが、無料の範囲を超えると月額利用料が必要となります。多くのユーザーにとって、これはやや割高に感じられることでしょう。それ以上に問題になるのは「ネットワークを使わなければならない」ということです。例えば、5人にサイズが400MBにもなる動画をシェアするシーンを考えてください。もし5人が同時に500MBのファイルにアクセスすれば、ネットワークの帯域圧迫となりますし、速度低下や、モバイル端末の場合は月間のデータ通信量制約といった問題が生じます。このような現状を踏まえると、物理的デバイスによるオフラインでのファイル共有は、速度と価格、そして「データが手元にある」という安心感など、まだまだユーザーメリットが大きいと思います。―― 最後に、これらの製品をリリースするサンディスクの強みを教えてください。当社はストレージの可能性を広げることを追求しています。そのために研究開発の投資を継続して行い、結果として5000以上の特許取得と数多くのアワードの受賞実績を有しています。また、15nmのフラッシュメモリを世界に先駆けて出荷しました。昨年は個人向け製品としては珍しい、10年保証の1TBのSSDや512GBのUSH-I対応SDXCカード、128GBのmicroSDXCを発表しました。このように、当社は常に高速・大容量の製品をタイムリーに提供し、一般ユーザーのみならず、カメラマンなどのプロフェッショナルからも信頼される業界のリーダーであり続けたいと考えています。―― 今後もユーザーの声を反映した製品開発に期待しています。今回はありがとうございました。
2015年02月06日ASUS JAPANは2日、2月13日発表とみられる新製品のティザーサイトを公開した。ティザーサイトでは、「FEEL THE BEAUTY」「LIVE THE POWER」のキャッチコピーの背景に、水墨画のような印象の山々が描かれ、発表までのカウントダウンが表示されている。同社はティザーサイトに掲載されている画像をヒントに、新製品を予想する直前企画も展開。期間は2015年2月13日15時までで、同社Facebookページの投稿コメント欄に回答することで、ASUS新製品が抽選で1名に当たるキャンペーンとなっている。
2015年02月05日ヴイエムウェアは2月3日、仮想化されたコンピューティング/ネットワーク/ストレージで構成されるハイブリッドクラウドを実現する新たな製品およびサービスを発表した。ストラテジックアライアンス本部長の名倉丈雄氏は、「現在、ユーザーが必要としてるものはOne Cloud,、Any Application。つまり、すべてのアプリケーションがどこに持っていっても動くことが求められている。これを実現するのが、インフラストラクチャを提供している側のミッション」と、同社が目指している方向性を説明した。同社は、仮想化されたコンピューティング、ネットワーク、ストレージから構成される「Software-Defined Data Center」、プライベートクラウドとvCloud Airで実現するハイブリッドクラウドを基盤として、「One Cloud,Any Application」を実現する。「One Cloud,、Any Application」の実現に向けて、「単一のプラットフォーム」「あらゆるアプリケーションをあらゆる場所で利用」「オープンな管理」の3つの柱が据えられている。今回、「単一のプラットフォーム」を実現する製品とサービスとして、ハイブリッドクラウドの基盤となる「VMware vSphere 6」、ハイパーバイザー統合型ストレージの最新版「VMware Virtual SAN 6」、ストレージに仮想マシンをネイティブに認識させることができる「VMware vSphere Virtual Volumes」、VMware NSXを活用したVMware vCloud Airハイブリッド ネットワーキング サービスが発表された。これらは2015年第1四半期に提供が開始される予定。同氏は、これらの製品とサービスによって、「これまで作れそうで作れなかった真のハイブリッドクラウドが構築できるようになる」と語った。VMware vCloud Airハイブリッド ネットワーキング サービスにより、ゲートウェイ・アプライアンスを通じて、パブリッククラウドであるVMware vCloud AirとVMware vSphereによって構築されたプライベートクラウドを単一かつ安全なネットワークで相互接続できるようになる。また、プライベートクラウドとvCloud Airに展開されている数百の仮想ネットワークを単一のWAN接続で維持することも可能になる。「あらゆるアプリケーションをあらゆる場所で利用」は「vSphere 6」「Virtual SAN 6」「クラウドネーティブのアプリケーション」で実現し、「オープンな管理」は「OpenStackとの統合」「Virtual Volumes」「vCloud Suite 6」で実現する。OpenStackについては、同日、OpenStackのコンポーネントをパッケージ化してテストまで行ったディストリビューション「VMware Integrated OpenStack」の提供を発表している。
2015年02月04日ドスパラは3日、ASUSTOR製NASの新製品を紹介する「ASUSTOR×WD NASイベント inドスパラ」の開催を発表した。会場は大阪・日本橋のドスパラなんば店の店頭特設ステージで、開催日時は2015年2月7日の13時からと16時から。イベントではASUSTOR製NASの新製品である「AS70シリーズ」と「AS51/50シリーズ」について紹介する。独自OS「ADM」での新機能に加えて、ASUSTORならではのオリジナル機能の解説や、「AS70シリーズ」を使ったHDMI 4K出力のデモなどを予定する。また、NASに最適なHDDとして「WD Red」シリーズの紹介や実機の展示も行う。イベント参加者にはノベルティグッズをプレゼントするほか、プレゼンテーションの終了時にはじゃんけん大会も開催するという。
2015年02月03日マカフィーは1月30日、次世代ファイアウォールおよびVPN/ファイアウォールの新製品「McAfee Next Generation Firewall 320X」の国内提供を発表した。同製品は、統合基盤をベースに、独自のアプリケーション制御、不正侵入防止システム、組込み型の仮想プライベートネットワーク、パケットインスペクションなどの保護機能を備える。また、高度な攻撃手法を検出・ブロックするための検知回避対策テクノロジーを搭載。セキュリティチェックを実施する前にあらゆるプロトコル層でネットワークトラフィックを可視化できるという。筐体は、耐衝撃性能と耐振動性能、防湿・防塵構造で耐久性を重視しており、司令拠点や装甲車両、採鉱・採石場、化学工場、電力施設といった過酷な温度条件下の利用に適している。なお、今回の追加で、マカフィーの次世代ファイアウォールおよびVPN/ファイアウォールの製品シリーズの全モデルが、日本国内で必要とされる認証や規制に適合した。
2015年02月02日アスクは29日、東京・秋葉原のTSUKUMO eX.パソコン館にて、NVIDIA×MSI 冬のGeForce新製品セッション」と題した店頭イベントを開催すると発表した。開催日時は1月31日の13時から14時と15時から16時。参加費は無料。イベントでは、NVIDIA製デスクトップ向けGPUの最新モデル「GeForce GTX 960」をはじめ、「GeForce GTX 960」を搭載したMSI製グラフィックスカードをいち早く紹介する。また、2月に発売予定の未発表モデル「MSI GTX960 GAMING 100ME」の先行展示も予定する。イベント終了時には豪華賞品があたるじゃんけん大会を行うほか、当日MSI製品を購入するとオリジナルのノベルティグッズがもらえるキャンペーンも開催する。イベントの詳細についてはアスクのWebサイトを参照してほしい。
2015年01月29日NTTソフトウェアは1月27日、セキュリティ対策製品「TrustBind(トラストバインド)」シリーズに、新たにデータ保護用の「TrustBind/Tokenization(トラストバインド/トークナイゼーション)」を追加し、4月1日より販売開始すると発表した。同製品は、機密情報などのデータを「トークン」に自動的に置き換えるというもの。機密情報とトークンの関連性を組織内のデータベースで管理することで、クラウドサービスのデータベースに機密情報そのものを保存することなく活用できる。トークンは、機密情報を第3者が容易に解読できないようにするのに有効。保存される機密情報ごとに都度ランダムに生成され、元データと一切の関連性を持たないため、元の機密情報を解読することは理論上できない。また、セールスフォース利用時にトークンのまま検索が可能となる。トークナイゼーションにより無作為なデータに置き換えられた情報であるトークンのままで、セールスフォースの既存機能にあわせて検索できる。これにより、ユーザのクラウドサービス利用勝手は変わらず、データを保護することが可能だ。さらに、TrustBind/Secure Gatewayと連携して動作するため、クラウドサービスへのアクセスログを収集できる。内部統制の監査要件へ対応、セキュリティインシデント発生時の追跡性確保、利用統計情報による業務分析、ほかシステムとのログ突合など、幅広い用途でのログを活用できる。価格は税別で、月額利用料が1000円(1ユーザIDあたり)。
2015年01月29日テクマトリックスは1月28日、コンタクトセンターCRMシステムの新製品「FastHelp5」と「FastHelp Pharmaceutical Edition(Pe)」を2月17日より販売すると発表した。FastHelpは、1996年よりリリースしているコンタクトセンターCRM。導入実績は国内トップクラスを誇り、オンプレミス、クラウドともに提供している。製品の特徴は「操作性」と「機能性」「俊敏性」「柔軟性」「拡張性」の5点。操作性では、やさしいユーザーインタフェースと数種類の画面配色デザインを用意し、タブレットにも対応を果たした。機能性はマルチチャネル(電話とEメール、Web、FAX)にデフォルトで対応するだけではなく、FAQ/テンプレートなどの回答支援機能やマルチテナント機能など、様々な機能を提供する。一方の俊敏性は、センター内や関連部門の関係者に確実なエスカレーションを実現できる。全社レベルでの迅速な情報共有を図るため、メッセージング機能やエスカレーション機能、ワークフロー機能などをサポートする。柔軟性は、顧客に合わせた柔軟なカスタマイズ開発を行っており、必要に応じて追加可能なオプション製品群を用意している。パッケージ製品として、短期導入も可能としており、CTI連携機能やトークスクリプト機能、アウトバウンド機能なども提供するという。拡張性の面では、利用者数の増加やセンターの増設に臨機応変に対応できるシステム構成となっている。SSO(シングルサインオン)連携機能やAP/DBサーバーの冗長化構成、データインポート・エクスポート機能など、他ツールや社内システムなどとの容易な連携・接続を実現する。FastHelp Pharmaceutical Edition(Pe)一方のFastHelp Pharmaceutical Edition(Pe)は、くすり相談室専用のCRMシステム。基本的にFastHelp5と同等の機能となっているが、複数の製薬会社向け拡張機能を用意している。例えば、患者やドクター、薬剤師といった顧客と、医療機関や薬局、卸などの施設情報、薬といった多岐にわたる医療関連情報の一元管理がコンタクトセンターCRMで実現できる。また、MR連携機能や、医療関連情報のメディカルデータベース情報を容易に取り込める連携機能も含めて提供していく。両製品ともにオンプレミスのライセンス販売開始は2月17日で、提供は4月1日から。クラウド版となる「FastCloud(ファストクラウド)」は2015年度第2四半期に提供開始を用意している。価格は最小構成で同時利用ユーザーが5人の場合、180万円からとなる。○コンタクトセンターからビジネスを強くするというコンセプトテクマトリックスは同日、記者会見を都内で行い、同社 執行役員 CRMソリューション事業部 事業部長の鈴木 猛司氏らが新製品の説明を行った。両製品のコンセプトは「コンタクトセンターからビジネスを強くする」。「かねてから、コンタクトセンターはコストセンターだった」と語り、コンタクトセンター運営の現状を語る。ただ、こうした状況を変えていかなければビジネスを前進させることができないとし、「これからはプロフィットセンターになっていかなければならないし、これからは踏み込んで、積極的にお客さまとの接点の場にしなければならない。言うことは簡単だが、実際にやっていくことは大変。顧客の事業強化に寄与していけるよう頑張りたい」と話した。また、製品の特徴について同事業部 副事業部長の岩元 利純氏が説明を行い、FastHelp5が現行製品から大幅な機能の見直しを行ったもので、単なるアップデートではなく、新製品のような位置付けで開発を行ったことを明らかにした。
2015年01月28日日本オラクルは1月15日、NASストレージの新製品「Oracle ZFS Storage ZS4-4」の発表会において、ストレージ製品全般の戦略について説明を行った。初めに、システム事業統括 プロダクト・マネジメント・オフィス 本部長 宮坂美樹氏が、「デジタルデータは爆発的に増加しているが、企業が抱えているすべてのデータが使われているとは限らない。80%のデータは90日を経過するとほとんどアクセスがないという調査結果も出ている。そうした状況を踏まえ、われわれはコストをできるかぎり抑えて、データを最適な場所に配置することを考えている」と、同社のストレージ製品におけるコンセプトを説明した。このコンセプトを実現するのが、フラッシュストレージ、ディスクストレージ、テープストレージから構成される「階層化ストレージ」となる。同社は、フラッシュストレージとして「Oracle FS1 Flash Storage System」、ディスクストレージとして「Oracle ZFS Storage Appliance」、テープストレージとして「StorageTek」というラインアップを持っている。同社は、全体の数%程度の比較的使用頻度の高いデータはフラッシュストレージに、次に全体の10数%の使用頻度の高いデータはディスクストレージに、残りのデータはテープストレージにといった具合に、データのアクセス頻度に応じてデータを自動管理することを推進している。2014年10月に発表された「Oracle FS1 Flash Storage System」は、国内で初めて研究機関に導入されたという。その導入目的は「頻繁にアクセスする研究データ、再現性のない実験データなどの一定期間保管が必要なデータを効率よく保管したい」といったものだった。この研究機関では、同製品とともにテープストレージを導入して、多数のファイルサーバのデータをディスクとテープにまとめて、使用頻度の低いデータをテープに保管することにより、全体的なディスク容量が減って消費電力も削減されたという。また、宮坂氏は米国で昨年12月に発表されたフロント・ポーチ・デジタルの買収について言及し、買収途中のため詳細は明らかにできないとしたうえで、「今後、4Kや8Kに対応した機器やコンテンツが増えることが見込まれるため、フロント・ポーチが持つ高解像度の各種データ、ストレージ管理ソリューションと当社のストレージ製品を統合することで、効率的かつ低コストなデータ保管を実現したい」とその狙いについて語った。システム事業統括 プロダクト・マネジメント・オフィス プロダクト・ビジネス推進部 山崎隆文氏からは、テープ・ストレージ製品の最新動向について説明が行われた。山崎氏は、コンテンツ管理、メディア&エンターテインメント、HPC/ビッグデータ、ヘルスケア、図書館、ビデオ監視といった分野でテープ・アーカイブの需要が高まっていると述べた。同社のテープ・ストレージの中で特徴的な製品としては、StorageTek T10000 T2カートリッジが紹介された。同製品はバリウム・フェライトというビット密度を上げることが可能な素材からできており、従来の素材であるメタルパーティクルよりも磁気が安定しているという。また同氏は、昨年、テープの規格「LTO」のロードマップに「LTO9」と「LTO10」が加わったことを挙げ、今後もテープストレージの進化は続くと語った。
2015年01月16日米Dellは1月6日(現地時間)、米・ラスベガスで開催中のCES 2015において、13.3型ノートPCにおいて底面積を世界最小に抑えた新製品「XPS 13」を発売した。第5世代のIntel Coreプロセッサを搭載しており、最大15時間のバッテリ駆動を可能としている。直販価格は799ドル~。 ※2015年1月同社調べXPS 13のサイズはW304×D200×H9~15mm、重量はタッチパネルなしの場合で1.18kg、タッチパネル付きの場合で1.26kg。ディスプレイのベゼル幅をわずか5.2mmとした狭額縁設計により、世界最小の底面積を実現。13.3型の製品でありながら11型クラスのサイズであると、同社はアピールしている。ディスプレイは、フルHD(1,920×1,080ドット)でノンタッチ、もしくはQHD+(3,200×1,800)でタッチ対応の2種類を用意している。ラインナップと主な仕様は、799.99ドルのモデルがIntel Core i3-5010U、4GBメモリ、128GB SSD、フルHD液晶。999.99ドルのモデルがIntel Core i5-5200U、8GBメモリ、128GB SSD、フルHD液晶。1,299.99ドルのモデルがIntel Core i5-5200U、8GBメモリ、128GB SSD、QHD+タッチ液晶。1,599.99ドルのモデルがIntel Core i7-5500U、8GBメモリ、256GB SSD、QHD+タッチ液晶。すべてOSはWindows 8.1を搭載している。同社はまた、4K解像度のディスプレイを搭載した「XPS 15」を近日中に米国で発売することも明らかにした。こちらの直販価格は2,349ドル~。
2015年01月07日ロクシタンの製品ロクシタンは自然豊かなプロヴァンス生まれ。地中海沿岸やプロヴァンスで育てられたオーガニックな植物を中心に主原料としている。同社が生産者や環境への尊敬の念を抱き原料をチョイスしているせいなのか、出来あがった製品はどれも自然の恵みが満ちている。植物療法の考え方に基づいて作られる製品は効能と感覚が融合する。使ってみて効果を感じることはもちろん、また使いたいと思わせる製品だ。シアといえばロクシタン同社には様々な人気シリーズが存在するが、「シアシリーズ」は特にファンが多い。他社でもシアバターを使った製品はあるのだが、同社の製品へのラブコールは計り知れない。もはや「シアといえばロクシタン」といっても過言ではない。シアの木は西アフリカのブルキナファソ地域に生えており、神秘の木とされ、女性だけが木に触れることができる。シアバターの別名はウィメンズゴールド。つまり女性の宝だ。シアの実から作られるシアバターは保湿効果が極めて高く、ヒトの肌になじみやすい脂肪酸を多く含み肌を柔らかく保つことができる。シアシリーズ新製品2015年1月15日、シアフェイスシリーズに待望の新製品が登場。ロクシタンオンラインショップでは2014年12月23日から2014年1月14日まで予約を受け付けている。新製品ラインナップ1月15日に以下の新製品が登場する。・シア エクストラクリーム ライト 50mlしっかり潤うのに驚くほど軽いテクスチャー。一度つけたら48時間も潤いが続く。・シア エクストラクリーム リッチ 50mlシア エクストラクリーム ライトよりもこっくりとリッチなテクスチャー。シア成分がより多く配合されている。・シア クレンジングオイル 200mlオイルクレンジング剤なのに乾燥せず、潤いを逃がさずメイクはしっかりと落とすことができる。【参考】・ロクシタンシアフェース・ロクシタンオンラインショップ
2014年12月26日ドスパラは18日、東京・秋葉原のドスパラパーツ館にて、ASUSの新製品を解説する「ASUS新製品~かゆいところまで教えます~徹底解説!」イベントを開催すると発表した。開催日時は2014年12月20日の12時から。イベントではゲーミングデバイスやマザーボードなど、ASUSの新製品について紹介。気になる"かゆいところ"まで徹底解説する。また、イベント参加者を対象に抽選会も予定する。
2014年12月18日ネクストジェンは、ボイスロギングソリューションの新製品となる「LA-6000」および「VoIS plus」(ヴォイス プラス)の開発に着手したと発表した。「LA-6000」は、中規模から大規模ネットワーク対応のボイスロガー(通話録音システム)「LA-5000」の上位機種となる製品で、LA-5000 の基本機能に加え、新たにVoIPの通話録音対応が可能となる予定だという。また、PBX やCTI との連携も視野に入れた開発を進めているという。「VoIS plus」 は、通話録音データを蓄積・再生するボイスストレージ製品「VoIS」の従来の機能に加え、録音音声に含まれる周辺雑音を低減して再生するクリアボイス機能の標準搭載と、音声認識によるテキスト化、通話内容解析、感情分析などの機能追加を行う予定。さらに、携帯電話各社が提供する携帯電話通話録音サービスへの対応も拡大を図っていく。いずれの製品も2015 年中頃の発売を目指している。
2014年12月18日Razerは11日、東京・秋葉原のソフマップ本館4階特設コーナーにて、同社のゲーミングデバイスChromaシリーズの新製品を紹介するイベントを開催すると発表した。開催日時は12月13日13時から14時。イベントでは、グラビアアイドルの吉田早希さんを司会に、Chromaシリーズの新製品紹介に加え、実際に手にとって体験できる。また来場者にはノベルティグッズをプレゼントするほか、景品が当たる抽選会も予定する。
2014年12月11日日本ヒューレット・パッカード(HP)は12月9日、ミッションクリティカル環境のワークロードに最適化したサーバ新製品「HP Integrity Superdome X」の提供を開始した。インテルXeonプロセッサE7 v2ファミリーを最大16CPU/240コア搭載可能で、メモリは最大16ソケット12TBまでサポートする。さまざまなRAS機能により、信頼性を一般的なx86サーバの20倍にまで高めた。最小構成価格(税別)は2,397万1000円から。HP Integrity Superdome Xは、"ワークロード特化型"を掲げるHPサーバ製品のなかでも、汎用Linuxが稼働するミッションクリティカル環境向けに提供するサーバプラットフォーム製品。同社ではミッションクリティカル環境を持続的成長が求められる既存のミッションクリティカル環境と、企業の成長のための原動力となる新しいミッションクリティカル環境の2つに分けて製品を展開する。前者の領域で展開するのがHP UX、HP NonStop、OpenVMSといった製品で、後者で展開するのが、今回のIntegrity Superdome Xとなる。HPサーバー事業統括本部 事業統括本部長の手島主税氏は、新しいミッションクリティカル環境について「ビッグデータ/HPC、公共/社会インフラ、異業種間融合/連携、メールやコラボレーションなど、企業の新たな成長のエンジンとなる世界であり、今後、ミッションクリティカル性が高まっていくと考えている。こうした環境を支えるプラットフォームには3つの要素が必要だ。それは、大量のデータ処理、解析を行うための『異次元の性能』、可用性を追求するための『圧倒的な信頼性』、さまざまなワークロードとアプリケーションを稼働させるための『オープン性』だ」とし、新製品がこれら特徴を備えた新しいプラットフォームであることを強調した。続いて、米HPでミッションクリティカルサーバ事業の責任者である、エンタープライズサーバービジネス バイスプレジデント 兼 ゼネラルマネージャ リック・ルイス(Ric Lewis)氏が登壇。HP Integrity Superdome Xの狙いと特徴を解説した。ルイス氏は、新製品の特徴のうちパフォーマンスについて、「ビジネストランザクションに耐える画期的なパフォーマンスを実現した。eコマース処理でのJavaのベンチマーク(SPECjbb 2013)ではProLiant DL580 Gen8と比較して4倍の性能差があった」と説明。また、信頼性については「エラー予測やフォールトトレラントなどの新しい機能により、一般的なx86サーバと比較して20倍の信頼性を実現した。ダウンタイムは60%削減できる」とした。さらに、汎用LinuxとOSSを稼働できるオープン性を持ちながら、競合のUNIX環境と比較して32%のTCO削減ができるなど、投資の保護と経済性を高める製品に仕上げたと強調した。発表会には、ハードウェアを共同開発したNECのITプラットフォーム事業部長、西村知泰氏が参加し、NEC/HP開発協業の取り組みを説明した。NECでは、1995年にHP UX領域で協業を開始し、以降、HP社製サーバのOEM、ハードウェア/OSの共同開発、NEC社製サーバの開発など、広範囲な協業関係を構築してきた。2013年7月には、HP-UXサーバだけでなく、Linuxサーバを対象としたエンタープライズサーバの製品技術、製品開発に関する包括的な協業関係に拡大。今回の製品発表は、その協業の成果だとした。「20年におよぶ両社の協業経験と実績を生かし、密なチームワークによって開発することができた。業界最高レベルの高拡張性Xeonプラットフォームとなっている。NECでは、2014年度第四半期にNEC社製品として出荷を開始する。適用分野としてはビッグデータ活用、大規模システム統合化仮想化基盤、科学技術計算を想定している」(西村氏)製品の機能詳細については、HPサーバー事業統括本部 HPサーバー製品統括本部 エンタープライズサーバー製品ビジネス開発部 部長の中井大士氏が解説した。パフォーマンスについては、4ソケットのHP ProLiant DL580 Gen8、8ソケットのHP Superdome X、16ソケットのSuperdome XをSPECjbb2013の測定したところ、ソケット数が倍になるとパフォーマンスが2.3倍、ソケット数が4倍でパフォーマンスが4.4倍と、"リニア以上"に向上するとの結果を示した。大規模データ分析でも、Superdome Xの240コアで、他社の640コアのサーバと同等の性能を実現しており、コアあたりの性能は約5倍に達すると説明した。信頼性については、障害検知から障害の封じ込め、原因自動分析、自動切り離し、自動リカバリなど、HPがミッションクリティカルな領域で蓄積してきた技術とノウハウを適用した。具体的には、HP Superdome 2 HP-UXで提供してきたような、メモリ保護機能「Double Device Data Correction」、OSと連携したメモリの障害復旧「HP Memory Quarantine」、OSと連携したコアの障害復旧「HP Advanced Error Recovery」、I/Oエラーの封じ込め「PCI Live Error Recovery」、物理パーティション「nPars」、セルフヒーリング・ファブリック、クロックの二重化(動的切り替え&ホットプラグ)、故障箇所(CPU、メモリ、ブレード)の自動切り離し、ファームウェアによる自己診断機能「Analysis Engine」などを提供する。国内展開としては、「ビッグデータ、HPC、基幹システムの3つのワークロードを中心として、新しいミッションクリティカルワークロードに向けて、パートナー、アプリケーション、ミドルウェア情報、検証情報などをWebや媒体などで紹介し、協業でのビジネスを推進する。オープンならではの柔軟性を生かし、新しいソリューション開発とパートナーエコシステムを拡大させる」とのこと。「HP プロアクティブケア アドバンスト」「HP データセンターケア」などのサポートサービスも提供する。
2014年12月10日ヤマハ発動機は8日、125ccスクーターの新製品「Mio(ミオ)125」を、12月からインドネシアに導入すると発表した。製造・販売は、インドネシアの同社グループ会社であるPT. Yamaha Indonesia Motor Manufacturingが行う。Mio125は、8月にベトナムで導入された女性向けスクーター「Nozza Grande」に搭載された次世代小型エンジン「BLUE CORE(ブルーコア)エンジン」をベースに加速性能を高めるなど、ターゲットである若年層のニーズに応えるテイストとした125ccスクーターの新製品。現行「Mio J」の115ccから排気量をアップさせつつ、同等の燃費性能と元気な走りを両立させている。そのほか、車両装備重量92kgという現行モデルと同等の軽量ボディ、機敏な走りを支える新設計の高剛性・軽量フレーム、軽快感のあるレイヤーイメージのボディデザイン、コミューターとしての利便性・収納性向上などの特長を備えている。価格は、1,398万ルピア(ジャカルタ店頭小売価格)。
2014年12月08日待ちに待った冬のボーナスシーズン! コスメ好きにとっては、狙っていた新製品や憧れコスメのお得なコフレをチェックして大人買いしたりと、至福の季節でもありますよね。長い休暇をじっくりと自分お手入れに費やす「おこもり美容」に励む人も多いのでは!? ところで、これだけ星の数ほどあるコスメの中から、自分の要求に適った製品を選ぶのはとても難しいこと。雑誌やクチコミで気になる製品はあるけれど、本当に価値ある品なのか? 美容部員さんや広告の謳い文句は魅力的に語りかけてくるけれど、どこまで信じて大丈夫なの? そんな時におすすめしたいのは、コスメの成分表示をチェックすること。日本では薬事法によって、化粧品の全ての内容成分を配合量の多い順に製品本体や箱に表示することが義務づけられています(医薬部外品では例外あり)。そう、コスメのボトルや箱の裏に細かく印字された、あの呪文のような成分名です! 「えー、でも化学名称は難しいし、わけわかんない…」ですよね。でも、覚えておくべきことはほんのわずか。ちょっとしたポイントをおさえておけば、ある程度はコスメの中身が見抜けるようになります。まず、製品のウリとなっている成分(わかりにくい場合は、店員さんにそれとなく聞いてみましょう)が、きちんと成分表の中核に位置するかどうか。基材(テクスチャーのベースとなるもの)の水分、油分より多くなることはないとしても、あまり微量では効果を疑いたくなるもの。次に、肌によろしくないとされる防腐剤の種類や配合濃度をチェック。防腐剤としてよく登場するパラベンやフェノキシエタノールが成分表示の中盤に来るようなら、要注意です。パラベンに至っては、長期間の使用による肌への悪影響が指摘されており、海外ではパラベンフリーをポリシーとするブランドも増えているようです。さらに、ナチュラルコスメをうたっているのに、成分表にはケミカルな原材料が大部分を占め、最後の方にちらりと植物エキス名称が申し訳程度に入っているといった場合、私だったらご遠慮します。逆に、基材となる「水」の代わりに、希少価値の高いハーバルウォーター(植物を蒸留して得られる水)を使っていたりすると、かなり高ポイント。同様に、油分も鉱物由来のグリセリンやセタノール、動物由来のラノリンよりは、肌への栄養価の高いシアバター(シア脂)やココナッツオイル(ココヤシ脂)、アルガンオイルなどがメインに登場するとうれしいですね。他に覚えておきたいのは、石油系の界面活性剤(スルホン酸ナトリウム、ラウリル硫酸アンモニウムなど)やアルコール(エタノールと表示)といった、肌への刺激になりやすいもの。ただし、これらのものは全てが害悪とは限らず、品質安定のために有効な場合もありますので、あくまで「高配合のものは避ける」くらいのスタンスがよさそうです。自分の肌に使うものだから、食べる物と同じように成分についての知識をもって、ある程度は自分で価値判断ができるようになりたいものですね。
2014年12月07日ウォッチガード・テクノロジー・ジャパンは12月4日、次世代ファイアウォール(NGFW)/統合脅威管理(UTM)の新製品「WatchGuard Firebox M400/M500」を発表した。同製品は企業が必要とするネットワーク帯域幅の急増や高速ネットワーク接続への要求、トラフィック暗号化などの課題に対応。最新型のIntel PentiumとCeleronプロセッサを搭載しており、全てのセキュリティ機能を有効にした場合のパフォーマンス比較で、スループットが他社ソリューション比最大61%の高速化を実現しているという。また、HTTPSでの暗号化されたトラフィックの検知スループットにおいても最大149%のパフォーマンス向上を達成。「ネットワークのパフォーマンスを損ねることなく、強固なセキュリティ対策が実現できる」(ウォッチガード)としている。価格はFirebox M400がハードウェア本体とLiveSecurityの1年間メーカー保守サポート付きで83万3600円~、M500が同様の構成で129万1200円~(いずれも税別)となる。○SSLトラフィックは安全だけどIT管理者には"敵"ウォッチガード・テクノロジー・ジャパンは都内で記者会見を開き、同社 マーケティングマネージャの堀江 徹氏とプリセールスエンジニアの正岡 剛氏が製品説明を行った。同製品は、従来モデルであるXTM 525やXTM 535/545と比較して約2倍のスループットとなる8.0Gbpsの性能を持つ。この性能向上は、第4世代インテルコアプロセッサの採用と、それに最適化されたOSの最新版「WatchGuard Fireware 11.9.4」によるものだ。特に暗号化通信のインスペクションやHTTPSの暗号化では「Intel QuickAssist Technology」を活用。これまではソフトウェアによる暗号化処理やインスペクションを行っていたが、ハードウェアでこれらの処理が行えるようになったため、大幅な処理速度の向上に繋がったという。なぜ暗号化処理が重要なのか。実は、2013年に起きた「スノーデン事件」が背景にあると堀江氏は語る。「NSAに在籍していたエドワード・スノーデン氏が『Dropboxのデータは政府が簡単に見られるし、GoogleやFacebookも通信を暗号化していない』と語ったことから、それら企業は急いでトラフィック暗号化に務めた。これは一般ユーザーにとって、データが守られるため喜ばしいこと」(堀江氏)ただしその一方でIT管理者にとって、暗号化されたトラフィックは"敵"となる。「セキュリティ的にいいことのように見えるが、トラフィックの中身が見えないということは、それを検査する必要が出てくる。そこで我々は、暗号化処理やトラフィック検査のための新製品を投入した」(堀江氏)「スマートフォンの利用でトラフィックがグローバルで増加している。当然、手軽に利用できるアプリも多様化しており、企業内ネットワークはアプリをどのようにコントロールするかが課題となっている。多くのトラフィックはSSLによる暗号化が行われており、最近ではSSLトラフィックが以前の2倍にまで伸びているとのアカマイ調査もある。SSLトラフィックの問題点は、中身が見えないことで、知らないうちにマルウェアを企業内へ引き入れてしまうこと。また、引き込んだあとのC&Cサーバーへの接続も見えないことがほとんどだし、P2P通信も暗号化されている。暗号化通信の検査は必須」(正岡氏)新製品は従来の2倍のスループットをたたき出すだけではなく、他社製品との比較でも軒並み好成績を挙げているという。競合製品の一つとは性能が近いものの、ウォッチガード製品の価格はわずか1/9となり「ROIが非常に高い」(堀江氏)。今回、「Firebox」と呼ばれる新名称に変わったが、XTMブランドは今後収束していく予定だという。
2014年12月04日タイププロジェクトは、1万5525字で78言語に対応した新製品「AXIS Font ProN (プロエヌ)」を発売した。同製品は、9354字を収録していた既存のAXIS Font Std(スタンダード)を1万5,525字に拡張し、日本語をはじめとする78言語に対応した欧文書体(イタリック体を含む)を包含したもの。AXIS Font Stdは明るくモダンなデザイン特性を持ち、7種類の太さ(ウエイト)と3種類の字幅(ベーシック、コンデンス、コンプレス)を組み合わせたファミリー構成のフォント。2003年にはAXIS Fontベーシックが、2008年には長体のコンデンス、コンプレスがグッドデザイン賞を受賞した。今回の「AXIS Font ProN」は、正体のAXIS Fontベーシック、長体のコンデンス、および超長体のコンプレスからなる、3種類の字幅(それぞれ1万5525字収録)で提供され、AXIS Fontベーシックでは7ウエイト、コンデンスでは6ウエイト、コンプレスでは5ウエイトからなる文字の太さのバリエーションにより、多彩な表現が可能となっている。特にAXIS Fontコンデンス、およびコンプレスは、タブレットやナビゲーションシステムなど、小さな画面に多くの情報を表示するデバイスに適しており、同製品により、印刷物やWebデザインでの使用はもとより、世界市場に向けたデバイスなどへの組み込みの要望に、より広く対応できるようになるとのことだ。また、同製品の提供形態はダウンロード版、CD-ROM版(セットのみ)、Webフォントの3種を展開。販売価格は1ウエイト(ダウンロード版のみ)が2万5,000円、ベーシック 7ウエイトセット(UL/EL/L/R/M/B/H)がダウンロード版15万7,500円・CD-ROM版:16万500円。コンデンス 6ウエイトセット (UL/EL/L/R/M/B)がダウンロード版13万5,000円・CD-ROM版13万8,000円、コンプレス 5ウエイトセット(UL/EL/L/R/M)がダウンロード版11万2,500円・CD-ROM版11万5,500円、18フォントセット(ベーシック+コンデンス+コンプレス)がダウンロード版37万円・CD-ROM版37万3,000円。AXIS Font Std登録ユーザーのアップグレード価格は1ウエイトあたり8,000円となっている。販売はタイププロジェクト オンラインショップもしくはアクシスWebページ、Monotype Webページにて。なお、対応言語は日本語と英語のほか、アイスランド語、アイルランド語、アス語、アフリカーンス語、アルバニア語、イタリア語、インドネシア語、ヴンジョ語、ウェールズ語、エストニア語、エンブ語、オック語、オランダ語、オロモ語、カーボベルデ・クレオール語、ガリシア語、カタロニア語、カレンジン語、カ ンバ語、キクユ語、グシイ語、グリーンランド語)、コーンウォール語、コンゴ・スワヒリ語、サンゴ語、サンバー語、サンブル語、ショナ語、ズールー語、スイスドイツ語、スウェーデン語、ス コットランド・ゲール語、スペイン語、スワヒリ語、セナ語、ソガ語、ソマリ語、タイタ語、チガ語 、ツワナ語、テソ語、デンマーク語、ドイツ語、トンガ語、ニャンコレ語、ノルウェー語ブークモールおよびニーノシュク、バスク語、ハワイ語、フィリピノ語、フィンランド語、フェロー語、 ブラジル・ポルトガル語、フランス語、ブルトン語、ベナ語、ベンバ語、ポルトガル語、マコンデ語 、マダガスカル語、マチャメ語、マレー語、マン島語、メル語、モーリシャス・クレオール語、ラテン語、ルオ語、ルクセンブルク語、ルヒヤ語、ルワンダ語、ルワ語、ルンディ語、レト・ロマンス語 、ロマンシュ語、ロンボ語、ワロン語、北ンデベレ語といった計78言語となっている。
2014年12月03日一般向けに発売も株式会社ストリームの子会社、株式会社エックスワンは12月1日より幹細胞コスメ「XLUXES(エックスリュークス)」の発売を開始した。株式会社エックスワンの商品は会員制で販売されているが「XLUXES」は一般の消費者もWEBから購入する事が出来る。商品名である「XLUXES」は、社名の頭文字とフランス語のLuxe(贅沢)を合わせ複数形にした造語だ。肌に最高の贅沢を提供するというコンセプトのもと考えられた造語であり、エイジングケアから若さを再生するリバースケアへと新しいジャンルを開拓していく。幹細胞コスメとはiPS細胞を使った再生医療技術を美容分野に応用した物が幹細胞コスメと呼ばれている。肌の再生因子が200種類以上含まれている「ヒト幹細胞培養液」は、ヒトの脂肪細胞から取り出した幹細胞を培養した物で、研究過程で生まれる副産物だ。肌を若返らせる幹細胞コスメは従来の表皮成分を補うだけのコスメとは異なり、表皮の奥にある真皮幹細胞に効果が及ぶ。この美容液を使用し「ヒト幹細胞培養液」を直接肌に浸透させる事で細胞機能を活性化、成長期には誰もが備えていた肌本来の機能を取り戻す事が出来る。そうする事で自らの力で肌にハリ、潤いを産み出させ、時間を巻き戻したような初々しい肌へと導いていく。(画像はプレスリリースより)【参考】・エックスワン、幹細胞コスメを新発売
2014年12月02日ユニットコムは28日、同社が運営する「iiyama PC」のWebサイトにて、11日に公開したPC新製品「雅」のティザーサイトを更新した。"国内の伝統や文化を取り入れた独自のデザインを創り上げる"というコンセプトで進む「雅」。今回の更新では、「Miyabi project」のケースデザインを手がけたYS designとデザインディレクターのインタビューが公開され、「PCのスピード感」と「和」という相反する要素が融合に至るまでの流れが明かされている。
2014年11月28日SteelSeriesはこのほど、同社のヘッドセット「Siberia」シリーズの新製品として、「SteelSeries Siberia Elite Prism」と「SteelSeries Siberia v3 Prism - Cool Grey」を日本国内向けに販売すると発表した。12月5日の発売を予定し、公式オンラインショップでの価格は「SteelSeries Siberia Elite Prism」が25,920円、「SteelSeries Siberia v3 Prism - Cool Grey」が17,280円。どちらの製品も本体に内蔵したLEDのイルミネーションを含む各種設定をカスタマイズ可能な"Prism"モデルとなる。グローバル市場向けには2014年10月に製品を発表している。○SteelSeries Siberia Elite Prismハイエンドモデル「SteelSeries Siberia Elite Prism」は、従来の「Siberia Elite」をベースに、マイクとサウンドカードをアップグレードした製品。7.1chサラウンドに対応するDolby HeadphoneとDolby Pro Logic IIx技術を搭載する。本体のイルミネーションは専用ユーティリティからカスタマイズできる。ヘッドホン周波数特性は16Hz~28,000Hz、マイクの周波数特性は100Hz~10,000Hz。インタフェースは3.5mm3極、3.5mm4極、USB。2mの延長ケーブルとUSBサウンドカードが付属する。○SteelSeries Siberia v3 Prism - Cool Grey「SteelSeries Siberia v3 Prism - Cool Grey」は、定番モデル「SteelSeries Siberia v3」のイルミネーション機能対応モデル。機器の設定や構成、マクロなどをクラウド上に保存できる「SteelSeries CloudSync」にも対応し、マイクノイズ抑制機能、自動マイク圧縮技術も備える。インタフェースはUSB。ヘッドホン周波数特性は20Hz~20,000Hz、マイクの周波数特性は50Hz~16,000Hz。
2014年11月24日カスペルスキーは11月20日、ITセキュリティ管理の強化と効率化を実現するための新製品「Kaspersky Systems Management」を同日より発売開始すると発表した。価格は最小構成の10クライアントで12万4,700円(税別)。「Kaspersky Systems Management」は、管理対象のWindows端末のぜい弱性情報を収集し、パッチが必要な端末を特定し適用することで、管理者の負担やパッチ未適用のリスクを大幅に軽減することが可能。インベントリ情報、アプリケーションのリモートインストール、ソフトウェアのライセンス管理、OSイメージの作成/配信、デスクトップ共有などの機能もあり、システム管理者による円滑なITサポート業務を実現する。「ぜい弱性パッチ管理」では、Kaspersky Security Center上のOSやアプリケーションに関するぜい弱性データベースを随時更新し、管理対象のWindows端末をスキャンしてぜい弱性を検知。ぜい弱性を持つ端末とぜい弱性の内容をリスト化し、必要なパッチを適用することができる。「OSイメージの作成と配信」では、セキュリティパッチやアプリケーションをインストールしたOSイメージを作成し、配信することが可能。システム管理者はOSのマスターイメージをWindows端末へ展開することが可能なため、セットアップの作業時間を大幅に短縮できる。また、ユーザーは最新のセキュリティ対策が適用された端末で作業を開始することができる。そのほか、「リモートデスクトップ共有」や「IT資産管理」などの機能も備えている。なお、「Kaspersky Systems Management」の各機能は、カスペルスキー製品の一元管理ツールであるKaspersky Security Centerから操作することができる。
2014年11月20日フィリップスは13日、液晶ディスプレイの新製品として、4K解像度に対応した40型「BDM4065UC/11」と、WQHD対応の27型「272P4APJKEB/11」、フルHD対応の23.8型「238C5QHSN/11」の3モデルを発表した。11月中旬より順次発売する。価格はオープン。○BDM4065UC/11「BDM4065UC/11」は、最大解像度が3,840×2,160ドット(4K)の40型ワイド液晶ディスプレイ。12月初旬より発売する。店頭予想価格は89,800円前後。VA方式の液晶パネルを採用し、7W+7Wの大型ステレオスピーカーを搭載。5系統の映像入力端子を備え、Display Port 1.2で接続することで3,840×2,160ドット/60Hzでの表示に対応する。複数の映像入力信号を1画面に出力するマルチ画面出力も可能だ。高速充電機能を含めたUSB 3.0ポート×4基も装備する。主な仕様は、解像度が3,840×2,160ドット(4K)、視野角が上下/左右ともに176度、輝度が300cd/平方メートル、コントラスト比が5,000:1(SmartContrast時:50,000,000:1)、応答速度(GTG)が8.5ms(SmartResponse時:3ms)。映像入力インタフェースは、HDMI×2(内1基はMHL対応)、D-sub×1、DisplayPort×2。本体サイズはW904×D213×H589mm、重量は約9.7kg。○272P4APJKEB/11「272P4APJKEB/11」は、2,560×1,440ドット(WQHD)解像度に対応した27型ワイドモデル。12月初旬より発売する。価格はオープン。IPS-AHVA方式の液晶パネルを採用し、AdobeRGBとsRGBの色域を100%カバー。フリッカーフリー機能、200万画素のWebカメラなどを備える。主な仕様は、解像度が2,560×1,440ドット(WQHD)、視野角が上下/左右ともに178度、輝度が350cd/平方メートル、コントラスト比が1,000:1(SmartContrast時:50,000,000:1)、応答速度が12ms(SmartResponse時:5ms)。映像入力インタフェースは、HDMI×2、DVI-DL×1、DisplayPort×2。3ポートのUSBハブ機能と2W+2Wのステレオスピーカーを搭載。スタンドのチルト角度は下5度/上20度、スイーベルが左右65度、150mmの高さ調節、ピボットが可能。本体サイズはW639×D242×H580mm、重量は約7.5kg。○238C5QHSN/11「238C5QHSN/11」は、1,920×1,080ドット(フルHD)解像度に対応した23.8型ワイドモデル。11月中旬より発売する。価格はオープン。AH-IPS方式の液晶パネルを採用し、独自技術「SmartImage」によって画面に表示されるコンテンツを分析して最適化。オフィス / 画像 / エンターテインメント / エコノミなどのモード選択時に、コントラスト / 彩度 / 鮮明度が動的に調整される。「SmartKolor」は、ディスプレイで表示される色の範囲を拡大する色拡張テクノロジー。PDFや書籍などの読みやすさを向上させる「SmartTxt」も搭載する。主な仕様は、解像度が1,920×1,080ドット(フルHD)、視野角が上下/左右ともに178度、輝度が250cd/平方メートル、コントラスト比が1,000:1(SmartContrast時:20,000,000:1)、応答速度が14ms(SmartResponse時:5ms)。映像入力インタフェースは、HDMI×2(内1基はMHL対応)、D-sub×1。2W+2Wのステレオスピーカーを搭載。スタンドのチルト角度は下5度/上20度。本体サイズはW533×D197×H414mm、重量は約3.8kg。
2014年11月13日エプソンは11月11日、ビジネスプロジェクタの新製品として、超短焦点レンズの搭載によって約83cm~89cmの距離から80型の大画面を投影可能な「EB-536WT」「EB-535W」「EB-530」の3製品と、持ち運びも考えたコンパクトモデル「EB-965H」「EB-950WH」「EB-940H」「EB-950WHV」の4製品を発表した。「EB-536WT」「EB-535W」「EB-530」の3製品は12月11日より販売を開始し、「EB-965H」「EB-950WH」「EB-940H」「EB-950WHV」は2015年2月下旬より販売を開始する。価格は全7製品オープンプライスとなっており、ダイレクトショップ参考価格は「EB-536WT」が208,000円(税抜)、「EB-535W」が158,000円(税抜)、「EB-530」が148,000円(税抜)、「EB-965H」が158,000円(税抜)、「EB-950WH」が148,000円(税抜)、「EB-940H」が138,000円(税抜)、「EB-950WHV」188,000円(税抜)となっている。発表会の冒頭、エプソン販売 取締役 販売推進本部長の鈴村文徳氏は、ビジネスプロジェクタ市場の概況を述べるとともに、エプソン製プロジェクタの代名詞ともいえる「全白、カラーともに明るい3LCD方式の採用」や、ユーザーの声に真摯に向き合ってきたことにより、2013年度まで19年連続国内シェアNo.1の評価を得ていると語った。「20年連続国内シェアNo.1の獲得を目指す」(鈴村氏)と意気込みも見せた。そして今回、文教用途はもちろん、小・中規模の会議やミーティングで使い勝手の良い7モデルを投入する。セイコーエプソン ビジュアルプロダクツ事業部 副事業部長の大寺篤は、新製品について解説。超短焦点レンズ搭載モデルは、従来製品が3,000ルーメンであったところを3,400ルーメンへと明るくしたほか、16Wのスピーカーを搭載した。例えば教室で使うとき、音声が後方まではっきり届くようになっている。また、約83cmという超短焦点レンズの搭載も大きい。文教においては教卓に設置、ビジネスにおいては会議テーブルの端に設置しても十分な大画面を投影でき、スペースを有効に活用することが可能だ。さらに、かねて評価を得てきた基本性能も強化され、電子黒板内蔵モデル「EB-536WT」ではPCレスの電子黒板機能に加え、新たに制御ツールバーとペンでプロジェクタ機能を操作できるようになった。最大50台までのタブレット端末を接続可能なうえ、全画面、2画面・4画面の分割投影によって、比較学習のサポートも万全だ。ユニークな機能としては、ビデオカメラと接続して鏡のように投影可能なミラーモードが挙げられる。必修科目となったダンスなどの授業で大いに役立つだろう。そして、簡単・機能充実モデルについても、3LCD方式を採用している。超短焦点レンズ搭載モデルと同様に、16Wのスピーカーやスマートデバイスとの連携強化が施されている。用途として持ち運ぶケースも多いことから、2.7kgと軽量なうえに、ソフトキャリングケースを付属させている。使い勝手を高める機能としては、PCを接続すると自動でプロジェクタの電源が入るオートパワーオンや、HDMI出力×2系統(うち1系統はMHL対応)の装備などが挙げられる。Androidを代表とするスマートデバイスとの親和性が向上しているのが特徴的だ。エプソン販売 VPMD部 部長の蟹澤啓明氏は、販売戦略を紹介。オフィス向けには、ワンランク上の明るさと使いやすさ、充実した機能、近距離からでも80型の大画面を投影できる点を訴求する。文教においては、電子黒板機能や、プロジェクタを設置する環境への対応力、教室内という空間でもはっきり見やすい明るさを備えている点を訴求し、今後1年で12,000台の販売を目指す。また、全白・カラーにおいて明るさが変わらない3LCD方式の採用を打ち出し、他の主要方式と比較して「最大3倍カラーが明るい」と訴求。発表会では、全白3,000ルーメンというカタログスペックのプロジェクタ×2台を用意し、実際にカラーでの色の再現性や明るさを見比べるデモを行った。3LCD方式を採用した「EB-950W」と、1チップDLP方式を採用した他社製品の比較だ。あくまで個人的な印象を述べると、3LCD方式の方が明るく、色のメリハリがあった。
2014年11月11日ユニットコムは11日、同社が運営する「iiyama PC」のWebサイトにて、新製品「雅」のティザーサイトをオープンした。ティザーサイトには、「パソコンに日本のエッセンスを。」というメッセージに加えて、「Case design Miyabi project」の表記、デスクトップPCのケースとみられる写真が公開されている。ユニットコムでは12月上旬の発売に向け、ティザーサイトで製品の詳細を順次公開していくという。
2014年11月11日ファイア・アイは11月10日、MacOS XおよびiOSの保護に対応した標的型攻撃対策製品を発表した。今回の対応は、アップル製品を利用する企業が増加していることを受けてのこと。米Forrester Researchのレポートによると、Apple製品を利用する企業の割合は約50%になるという。セキュリティリスクから防御する手段を提供する。MacOS X向けに、ネットワーク・セキュリティ脅威対策プラットフォームの「FireEye NXシリーズ」、フォレンジック分析の「FireEye AXシリーズ」を提供する。NXシリーズの「FireEye NX 7500」では、「FireEye Multi-vector Virtual Execution(MVX)」という仮想マシンベースの検知エンジンを搭載する。MVX検知エンジンは、OSXユーザーに対するゼロデイ攻撃とAPT攻撃の検知機能で、既知や未知の脅威を特定し、マルウェアのアウトバウンド通信を阻止できる。iOS向けの「FireEye Mobile Threat Prevention(モバイル脅威対策)」は、2014年中にApp Store内で提供する方針だ。iOS向けのMobile Threat Preventionは、 クラウドベースの分析機能により、iOSアプリへの振る舞い、コールバック、ライブ分析の詳細情報が得られるほか、脅威スコアを表示。各アプリ内の悪意ある振る舞いや不要な振る舞いの詳細を示して、エンドポイント機器の不正アクセスに関連した要因を検証できる。
2014年11月11日SAPジャパンは11月6日、ウェアラブル端末の利用を実現するためのAR(拡張現実)モバイルアプリケーションの新製品を提供開始した。新製品は、倉庫などでのピッキング作業の効率化を図るための「SAP AR Warehouse Picker」と保守保全作業を支援する「SAP AR Service Technician」の2製品。「SAP AR Warehouse Picker」は、倉庫作業者をターゲットにピッキング指示の受信や品物やロケーションのバーコードを読み取りピッキングの入力を行うための機能を提供し、ピッキングにかかる時間を最適化し、正確にする。また、倉庫で作業を行う際のスマートグラス経由のピッキング指示の受信およびバーコードスキャンや音声認識を使った端末へのデータ入力を通じてハンズフリーの作業を実現する。認証をシンプル化することにより、スマートグラスを通じてユーザー名、パスワード、その他の情報を入力する必要のないユーザーエクスペリエンスを提供する。保守・保全作業者向けの「SAP AR Service Technician」は、3D CADデータによる作業手順の参照や、音声メモの記録などの機能を提供することで、リアルタイムで現場にいる作業員に指示を出し、問題を解決する製品。保守保全現場のサービス担当者は、同製品により、作業対象機器の3Dモデルを表示し、作業手順のアニメーションにハンズフリーでアクセスが可能だ。また、現場で作業しているサービス担当者が、必要に応じて拠点や本部の専門スタッフを呼び出してビデオ通話を行う機能を提供し、リモートでサポートを得ることができる。これにより、専門スタッフや現場の作業者のリソースやスキルが最適化され、効率化とコスト削減に貢献する。そのほか、音声メモの録音および再生機能により、サービス担当者が他のスタッフからもアクセス可能な知識ベースを構築が可能。
2014年11月07日