毎日の生活の中でカジュアルに活躍する使い勝手にこだわったティーポット&ティーウォーマー。親しみやすいゆったりとしたフォルムでどんなシーンにも、どんな空間にもさりげなく溶け込んでいく「UNITEA」。しっかりと握ることができる大きなハンドルやミニマルな構造は、繊細なガラス茶器のイメージをカジュアルに変えます。併せて使えるポットウォーマーもティータイムをさらに快適に過ごせる便利なアイテムです。目でも楽しめる透明ポット透明なポットはドリンクを美しく見せ、茶葉がゆっくりと開く様子などをじっくりと眺めて愉しむことが できるのが魅力。工芸茶でいつもよりちょっぴり贅沢なティータイムはいかがですか?ジャンピングを促すゆったりフォルム茶葉をポットに入れてお湯を注ぐと、お湯の対流で茶葉が踊るようにジャンピングします。ぽってりとしたフォルムが特徴のポットは、広い空間の中でジャンピングしながらゆったりと茶葉が開くのでおいしいお茶を淹れる事ができますよ。こだわりの注ぎやすさすべての指でしっかりと握ることが出来るゆったりとしたハンドルは、大きな手でも小さな手でも、持つ位置を限定することのない、安定感のある使い心地です。また、フタとストレーナーが一体になっているので茶葉とお湯をポットに入れてそのままカップに注げます。ストレーナーは細かい茶葉が濾せて、フタはお茶を注ぐ時に傾けても落ちにくい構造。フィルターのフチにはシリコーンゴムパッキンも付いていて、液だれもしにくい親切設計です。UNITEA専用のティーウォーマーお茶を適温で長く愉しむことが出来る別売りのティーウォーマーもご用意。ステンレス製のメッシュから見える炎が美しく、ティーシーンを華やかに演出します。ご使用の際は、必ず平らなところに置いて、ティーポットが安定した状態でご使用ください。※付属と同じサイズのキャンドル以外の炎で直火にかけないでください。また、本体が熱い状態でテーブルなどに置きますと後が残る場合がございますので、鍋敷きなどをご使用ください。カジュアルに使える軽やかさが◎日常使いからおもてなしにまで毎日気軽に使えるのが魅力。シンプルなフォルムとクリアなガラスのポットはシーンを選ばず、いつでもあなたのティータイムのお供に。異素材の食器とも合わせやすく、テーブルコーデの幅が広がりそうですね。マルチに使えるシンプルポットシンプルなティーポットはお茶の時はもちろん、食卓でフレーバーウォーターの入れ物として使うのも◎。透明なので、中のレモンやハーブの鮮やかなカラーが際立ちテーブルを華やかに演出してくれそうです。選べる2サイズφ80 x H100 x W140 mm の460 mlと、φ80 x H125 x W150 mm の720 mlの2サイズ。家族の人数や、ライフスタイルに合わせてお選びいただけます。電子レンジOKポットは耐熱ガラスなので、蓋を外せば電子レンジで温めなおしも可能なのが嬉しいポイント。※加熱しすぎたり、空炊きにならないようにご注意ください。お手入れ簡単ストレーナーが一体型なのでパーツが少なくお手入れはとっても簡単。洗浄の際は、クレンザーやたわしの使用は避け、ステンレスの錆を予防するため、汚れや水分は早めに落とし、十分に乾燥させて収納してください。食洗器も使用可能なので日常使いしやすいのが特徴です。最後までご覧いただきましてありがとうございます。シンプルなフォルムと使い勝手の良さが特徴のUNITEA。ポットウォーマーがあれば適温のお茶が長く愉しめるので、お友達とのおしゃべりもついつい長引いちゃいそうですね。ガラスのポットは魅せる収納が◎。KINTOのキャニスターに紅茶やお菓子を入れて一緒に並べても素敵です。また、ポットとウォーマーのセットで贈り物にもおすすめです。
2020年06月01日壁は自分たちでペイントグラフィックデザイナーの吉本多一郎さんが暮らす家は、埼玉県入間市の平屋の米軍ハウスが並ぶ『ジョンソンタウン』と呼ばれる地区の中にある。吉本さんの家は米軍ハウスの作りはそのままに、新たに建て直された平成ハウスと呼ばれるロフト付きの平屋住宅だ。米軍ハウスと平成ハウス、外から見たところ違いはわからない。「見分けるポイントがあります。米軍ハウスは瓦屋根なのですが、平成ハウスは屋根の素材が軽量化されています。平成ハウスは床暖房など、設備が近代化されているのが魅力です」家を探していた時におもしろい物件があると教えてもらったのがジョンソンタウンに住むきっかけになったそう。「僕も妻もアメリカの匂いがする住まいが好みです。幸いここは妻の職場には近かったのですが、僕は家で仕事をすることが多いとはいえ、都内で打ち合わせや撮影等が週の半分以上ありますので、通えるかなと最初は不安でした。けれどもう約6年住んでます。慣れると平気なものですね(笑)」白い壁は友人にも手伝ってもらいながら自分たちで塗装したのだそう。「以前は集成材の合板そのままの色の、山小屋のような雰囲気の家でした。梁や階段はもともとの木の色を残し、バランスを考えながらペイントしていきました。柔らかな白にするため、白に少し黄色と赤を混ぜてオリジナルの色を作っています」もともとはモルタルの床だったが、まちちゃんが誕生してから、転んでも痛くないようにカーペットを敷いた。「玄関の部分だけカットして靴を脱ぐスペースを作りました」たっぷりとした天井高いっぱいまで伸びた存在感のあるグリーンは、ジョンソンタウン内にあったグリーンショップで購入。「ブラインドは以前の住人が残していってくれたものです。ありがたいです」アンティークのロッキングチェア。「僕は気に入ってるんですが、奥さんはあまり好きじゃないみたいです(笑)。後ろのシェルフは大塚家具。母が大塚家具のファンで引越し祝いにいただきました」吹き抜けからリビングを見下ろす。ダイニングテーブルは、足場板を使った多一郎さんのハンドメイド。左奥にあるのがアンティークの視力検査のセット。レザーのソファはACTUSで。このローテーブルも多一郎さんがDIYしたもの。仕事場はロフトにジョンソンタウンの家は、一軒づつ間取りが違うのだそう。「アメリカの住宅のように住人がDIYをしてもよいので、個性的な家が多いですね」吉本さんの住まいは、築10年の平屋。リビングに大きな吹き抜けがあり、ロフトの部屋を仕事場にしている。「今はネットがあるので、どこでも仕事ができます。都内から距離がある場所でも、住環境を優先できるのがありがたいです」1階から見上げると、ロフトに正方形の窓が……。窓の向こうが多一郎さんの仕事場だ。入り口にCAVE(洞窟)と書かれて部屋が多一郎さんの仕事場。低めのドアをくぐるようにして入る巣ごもり感がたまらない。中二階のCAVE内が吉本さんの仕事場。ソファは大正時代のアンティーク。抜群のコミュニティも魅力ジョンソンタウンの魅力は、緑豊かな美しい街並みにもある。「お隣との間の塀も物理的にありませんし、住人同士のお付き合いが親密で、とてもよいコミュニティが築けています。BBQをしたり一緒にキャンプに行ったり、DIYの手ほどきをしてもらったり。同業者も多く、世田谷に住んでいた時より、仕事の幅が広がっています」仕事の手を休めて、近くの公園に息抜きに行くこともおおいのだとか。「子どもと一緒にすぐに公園に行けるのも楽しいです。子育てには抜群の環境だと思います。近くの子どもたちがよく家の前の道で缶蹴りして遊んでます。うちに『缶ください〜』って突然来たり。最近、こういうおつきあい、なかなかないですよね。平屋の家に惹かれて住みはじめましたが、今はコミュニティがかけがえのないものになっています」キッチンの床はモルタルのままにして、カーペットを敷いた。裏口もある。「棚板は自分でつけました」ポーチでBBQを楽しむことも。お隣の家のと間に塀や仕切りはない。
2020年02月26日デレク・ジャーマンに憧れて東京の立川市で手仕事品を扱う店「H.works」を営む園部由貴さん。以前は駅近くのビルの一室で12年ほど店をしていたが、家を建てるのを機に、職住一体の暮らしに。駅からは遠くなったが、大きな通りから少し入り、畑などに囲まれた緑のある敷地に小さな家を建てゆったりとお客様を迎えている。「デレク・ジャーマンの家と庭がすごく大好きで、あんな家がいいなあというイメージがありました」。そう話す園部さん。デレク・ジャーマンとは、原子力発電所の近くの何も無いだだっぴろい土地に小屋を建て、庭造りをしながら暮らしていたイギリス人の映像作家だ。確かに、畑や大きな木が植わっている広い敷地にさりげなく建つ小さな家は、デレク・ジャーマンの家と通じるものがある。正面から見た1階の店部分。右奥がダイニングスペース。正面棚の裏がキッチンスペースに。店、ダイニング、キッチンを回遊できる動線となっている。吹き抜けからの見下ろし。奥のダイニングスペースは店ともキッチンともつながっている。扉をしめればプライベート空間に。限られた面積で使い勝手よく1階が店で、外から中が見えやすい木枠のガラスドアを開けて中に入る。建物は「家」だが、店としての入りにくさもなく、家と店の中間という絶妙な雰囲気を感じさせる。店には園部さん厳選の器や料理道具などが並べられている。決して広くはないが、見ごたえのある量とバラエティで展開されており、かゆいところに手が届くような品ばかり。奥にはキッチンとダイニングスペースが。ここは普段の食事にはもちろん作家さんを招いたり、出張カフェをしてもらったりするときにも使うという半プライベート空間。奥の階段前が玄関で、靴を脱いで2階へ。ここを扉で仕切り、将来的に小さな二世帯住宅としても使うことも考慮されているそう。2階はリビングと寝室のプライベートな空間。小さなキッチンもあるが、ここではお湯を沸かす程度だという。ご自身の使い方と器の寸法を熟知した園部さんが望んだコンパクトかつ収納力もあるキッチンスペース。道具類は見えるように扉などはつけなかった。ダイニングから見たキッチン。この小窓からお皿の出し入れもできる。キッチンは以前から愛用していたワゴンが収納できるよう大工さんにつくってもらった。ダイニング奥にある玄関スペース。食事の器、暮らしの器家の設計をお願いしたのは、国分寺の設計事務所「straight design lab」を営む建築家・東端桐子さん。「雑誌の狭小住宅特集で東端さんの手がけられた記事を見つけて、サイトを見たらすごく心にひっかかる部分があったんです。木も好きなんですが、素材によってはスチールのシャープな感じなんかも好きで。東端さんのご自宅の記事も拝見して色使いや使っている材質、細部のちょっとした工夫がまさに私が求めているイメージと重なったのでお願いしました」と園部さん。東端さん曰く、「色使いなどに関しては本当にスムーズに決めることができました。また、プランなどは園部さんが熟考されたスケッチをいただいたので、私は整える程度でしたね。特にキッチンまわりは完璧なスケッチでした」。「私の器選びの基準は、自分の心にぴたっとくるものかどうか。つくり手の思いや実際の使い勝手など、見た目以外のことも重要なので、作家さんとも対話を重ねています。家も器も似たようなところがあると思います。今の家はほんとうにちょうどいいもので、デザインも使い勝手も居心地もとても満足しています」。店へのアクセスは決してよくはないが、長居していく方も多いそう。少しずつ庭づくりも楽しんでいきたいと話す。2階のリビング。奥が寝室とクロゼット。寝室は屋根の形がそのまま現しの落ち着く空間。シンプルな白いタイル貼りの清潔感ある水周り。ところどころに使われているスチールのブラケットは、東端さんが家具製作をするご主人とつくる「SAT. PRODUCTS」のもの。
2020年02月10日アラサーで実家暮らしという人も、それほど少なくありません。しかし、ネットでは「実家暮らしってどうなの?」「独り立ちできてないの?」なんて意見も多く、ちょっぴり肩身が狭いのも事実。実際のところ、男性陣は「アラサーで実家暮らし」の女性のことをどう思っているのでしょうか?■ アラサーで実家暮らし、アリですまずは、「アラサーで実家暮らしは全然アリ」という男性の意見をご紹介します。「なんだか育ちがいいお嬢様っていう感じがしていいですよね」(27歳/会社員)「親と一緒だと、あまり夜遊び歩いたりしないでしょ?真面目っていうイメージ」(30歳/公務員)「親と仲がいいんだから、全然悪いことじゃないですよ」(32歳/営業)「実家暮らしアリ」派の男性は、実家暮らしのアラサー女性は「真面目で育ちがいい」というイメージを持っているようです。たしかに、実家暮らしで毎晩飲み歩いたり、男性を家に連れ込んだり……というのはあまり想像できませんよね。アラサー実家暮らしの女性は、「真面目で育ちがいい大和撫子」を意識して振る舞ってみると、男性ウケがよくなるでしょう。■ いやいや、ナシでしょ……いっぽうで、アラサー実家暮らしに手厳しい意見を言う男性も……。「甘えすぎ、自立してない感じ」(31歳/アパレル関係)「貯金とかせずに、給料を全部使ってしまうイメージがある。うちの姉がそうだから」(26歳/小売業)「家事ができなさそう」(27歳/流通)アラサー実家暮らしは、「結婚相手」としては、やや不利なイメージを持たれることもあるようです。「実家暮らし=身の回りのことを全部親にやってもらっている」という印象が強いのかもしれませんね。果たしてこのマイナスイメージをくつがえすためには、どうするべきなのでしょうか?■ こんな実家暮らしならアリですそこで、「アラサー実家暮らしNG」派の男性に、もう一歩踏み込んで「どんな実家暮らしなら許容範囲か?」を聞いてみました。「ご飯は自分で作るとか、洗濯は自分でするとかしてるならOKですよ」(30歳/IT関係)「なにか将来目的が合って、そのためにお金をためているから……とか」(29歳/メーカ勤務)「友人で『実家の老犬を最後まで自分で責任もってお世話したい』という子がいる。それなら実家暮らしも仕方がないな、って思いますね」(31歳/商品開発)「実家暮らしに理由がある」という人は「実家暮らしNG派」の男性にも受け入れてもらえる、ということですね。これといった理由がない人は、「実家暮らしでも、自立した生活をする」ことが大切。家事を親に任せず、自分でしてみましょう。職場に手作りのお弁当を持参するなどして、アピールをしてみるのもいいかもしれませんね。■ 絶対にダメ!というワケではないアラサー実家暮らしは男性に不評……というイメージがありますが、実際は意外と受け入れてもらえる、ということがわかりました。しかし、ただ理由もなく、親に家事を任せている実家暮らしの場合は、有無を言わさずNG。将来の結婚相手として魅力的なのは、「自立した女性」。とにもかくにも「自分のことは自分で」が基本、ということですね。(愛カツ編集部)presented by愛カツ ()
2020年01月31日いざ家を建てようとなった時、みなさん共通で悩むのはどんな設計の家にするか。2階建ての家にしたり、中古物件を購入してリノベーションしてみたりと選択肢がたくさんあります。うーんイマイチしっくりこないな……なんて方は、平屋を検討してみてはいかがでしょう?今回ご紹介するのは『ソラマド』の平屋。自由度の高いソラマドだからこそ理想的な暮らしを叶えることができますよ♪平屋の魅力って一体なに?一般的に平屋のイメージは2階がない分部屋が狭く、収納スペースなども少ない印象があるかもしれません。確かに部屋数は少ないですが、平屋には平屋の魅力があります!それはとにかく家族との距離が近くなること。階数や仕切りによって一人一人を隔てるものが少ないので、家族の声や気配がそばに感じられます。これまで『ソラマド』で平屋を建てた皆さまから、同様の声をたくさんお寄せいただきました。このほかにも平屋には魅力がたっぷり♪実際にお住まいの方の事例を見てみましょう!広々とした庭と家をつなぐ縁側付!四季を感じる平屋まずご紹介するのは熊本県にある約200坪のHさん邸。広々とした庭に建つ平屋と大きな樹が印象的です!どの部屋にいても庭を望むことができるようになっている、とても開放的な平屋。庭と部屋を縁側でつなぐことで、外と中の区切りがなく大きな空間として一体化しています。風通しもバツグンですよ♪また部屋や洗濯スペースも庭に面しているので、遊びまわるお子さんを感じながら家事や生活ができるのもポイントなのだとか。近い距離に庭があるので、日本の四季が移ろいゆくのを間近で感じながら生活できそうですね!▼四季を感じる平屋が気になる方はこちらをチェック♪あこがれの縁側で日本の四季を感じる暮らしを実現♪庭と平屋が一体化した「夢を叶えた家」ソラマドの家についてもっと知りたい!家の中なのにアウトドア?遊び心満載の平屋続いてはアウトドア好きのご家族が建てた平屋をご紹介します。こちらの写真はリビングからつながるデッキ。デッキの上はあえて屋根を作らないことで日を遮るものがなくなり、一日中外の光がたっぷりと差し込みます!「一見、ムダ?と思えることこそが大事」とご主人。そんなちょっとした遊び心が開放感のあふれる平屋を作り上げています。キッチンはダイニングテーブルと一体化しているコの字型。リビングはもちろん、外のデッキも見渡せる位置にあるので、家族を近くに感じることができます。またこちらのお宅は、個室のようにドアは作らずに間仕切りをし、天井を吹き抜けにしています。どこにいても空間はつながっているので、安心感があるとのことです。▼遊び心満載の平屋が気になる方はこちらをチェック♪心地よい風が吹き抜ける室内で、アウトドアのような日常を。四季が感じられるお家もっと事例を見てみたい!空だって家の一部!自由度の高い平屋最後にご紹介するのは「子どもたちにのびのびと育ってほしい!」「この家でたくさん思い出をつくってほしい!」という願いをこめて作られた平屋です。箱型の家の真ん中にはぽっかりとあいた大きな空間があります。屋根は開閉式になっていて、天気がいい日は屋根も窓も全部開けるのだとか。家がひとつになるのがお気に入りなんだそうです♪空が家の一部になっちゃうなんて夢がありますよね。なんとこのお宅では寝る場所すらも固定していないのだとか。家族みんながこの家という『箱』を自由に楽しんで生活しているようです。▼自由度の高い平屋が気になる方はこちらをチェック♪寝室の場所も固定しない!間取りにとらわれない自由な発想の家で、のびのびとした子育てを♪今回はソラマドで叶う平屋の事例をご紹介しました。どの家も風通しのよさや、光の差し込み方、家の中での自由度の高さなどが特徴としてありました。「平屋に憧れるけどどんな暮らしがしたいかな?」「平屋にはどんなメリットがあるの?」など、気になった方はぜひソラマドの公式ホームページをチェックしてみてくださいね♪ソラマドで家を建ててみたい!
2020年01月07日落ち着ける家を作りたい埼玉県入間市に、樹々の間に平屋の米軍住宅が並ぶ『ジョンソンタウン』と呼ばれる地区がある。広告やメディアの制作を行うクリエイティブディレクターの曽根原興史さんは、撮影の下見のためにここを訪れた際、いつかは住んでみたいと思ったそうだ。「とはいえ都内からは距離がありますし、妻はヘア&メイクなので、重いメイク道具持ってここから仕事場へ通うのは厳しいと反対するだろうと思っていました。ところが、以前住んでいた世田谷区の保育園問題で頭を悩ませていたのですが、ジョンソンタウンのすぐ側にある保育園には空きがあるとわかりました。さらに近所のスーパーマーケットや美味しい野菜が買える場所、自然豊かな環境などをリサーチして、ここに住むメリットを妻にプレゼンしました(笑)。めでたく採用となり、念願の米軍ハウス暮らしの夢が現実になりました」ジョンソンタウンの米軍ハウスは、賃貸でありながらリノベーションが可能なのも魅力なのだとか。「入居を決めた際、この家はちょうどリノベーションの途中でしたが、天井を抜いて欲しいというリクエストは間に合いました」そしてDIYで壁や扉を塗ったり、キッチンの扉を変えたり、好みの内装に仕上げていったそう。「この街の住人は、みなさん米軍ハウスが好きで住んでらっしゃる方ばかりなので、趣味が似ていることもあって、コミュニティの良さは抜群です。住民のカメラマンやロケバスの方と一緒に仕事をさせてもらっていますし、プロップ用にクルマを借りたり、大工仕事を手伝っていただいたりと、公私ともに仲良くさせていただいています」「アメリカのアンティークショップで、集合写真をたくさん買いました。その中に自分たちの写真をさりげなく混ぜています」リノベーションの際、天井を抜いた。「米軍住宅は、木造でも空間を広く取れる梁の構造になっています」曽根原さん一家は、興史さん、絵理子さん、7歳の翌太くん(登校中でこの日は不在)、2歳の百嶺ちゃんの4人家族。窓の向こうは以前のオーナーが増築した部分で、今はストックルームとして使っているそう。キッチンはリフォーム済みだったが、扉を曽根原さんの好みの木目のものに変えた。ドアをDIYでペイント。ペンキがところどころ剥がれてきて、いい感じの味が出ている。念願の平屋の米軍住宅。ファサードは以前の住人が増築している。庇に伸びたモッコウバラなど、植栽が素晴らしい。テラスには大きな屋根がかかっていて、アウトドアリビングとして気持ちよく過ごせるスペースになっている。玄関の扉はDIYでブルーにペイント。扉ののぞき窓のカーテンがかわいい。鍵は玄関入ってすぐの場所にとりつけたフックへ。仕事場の壁は自分でブルーにペイントひと部屋を曽根原さんの仕事場にしている。壁は自分でブルーにペイントしたのだそう。「漆喰にすることも考えたのですが、この時代のアメリカの住宅はペンキが似合うよとアドバイスいただきました。ペイントにして正解でした。ここで物撮りの撮影をする機会があるので、小物が映える色を選びました」米軍ハウスはDIYを楽しめる家でもあるのだとか。「DIYで家に手を入れるのが好きな方が向いていると思います。ありがたいことにDIYが得意な方が多く住んでらっしゃるので、いろいろと相談に乗っていただいてます」両袖のデスクに、レザーのイームズのアームシェルチェアを合わせて。「この事務所スペースも、前に住んでた方が増築しているようです」キャビネットの上の弾薬箱は小物の収納用に。「ミリタリーものには目がないです」横に長いデスクと、軍ものの折りたたみ式チェア。事務所スペースの外側には枕木が敷き詰めた。「枕木をネットで120本買い、自分で敷きました。引き取りに行って、運んで、敷いて……重労働でした(笑)」レンタルスタジオをリノベーション曽根原さんは、家から徒歩1〜2分、同じ『ジョンソンタウン』内にある撮影用のレンタルスタジオの運営もしている。「ここに越してきて5年が経った頃、以前もスタジオとして使われていたこの建物に空きが出まして、スタジオ経営に名乗りを上げました。内装デザインを新たに行ってリノベーションし、スタジオ『TACOMA』としてオープンさせました」日本の住宅は“センチ”を単位にして設計しているけれど、“インチ”を使うと、どこかしらアメリカらしい建物になるのだそう。「家具の制作や内装をお願いした『リクレイムドワークス』の岩田さんに、そんな重要なヒントをいただきました!」スタジオは撮影以外にも様々な使い方をしているのだそう。「ホームパーティをすることもあります。卓球台を持ち込むとかなり盛り上がります(笑)」「アメリカ西北部、ポートランドをイメージしてスタジオを作りました」「トラス構造は内部空間を広くとれることが特徴です。右側に見える柱2本は不要なのですが、スタジオとして空間を分けるために敢えて立てています」アメリカの古材で作ったダイニングテーブル。スツールで座ってちょうどいい高さにしている。トラス構造がよくわかる梁。壁を黄色に塗り分けた高さもインチで決めた。「バスルームはNY風のデザインにしました」
2019年12月30日平屋ならではの一体感に魅せられてこの鎌倉のお宅は、濵さんにとって3軒目の平屋の住まいなのだそう。1軒目が横浜市内の平屋、2軒目が鎌倉の賃貸の平屋、そしてここが3軒目。「すべてを見渡せるのが平屋の魅力です」約築60年の建物のリノベーションは建築家の宮田一彦さんにお願いした。「鎌倉の物件を探していた時にグーグルマップ上に『宮田一彦アトリエ』という案内が出てきたんです。検索するととても素敵なリノベーションを手掛けてらしたのですぐに連絡致しました。この物件の下見にも一緒に行っていただきました」約築60年の家は10cmほど傾いていたそうだがジャッキアップして直し、土台の下にコンクリートを流し込んで床下全体に土間を打ち、断熱材をしっかり入れた。底冷えのない暖かく過ごせる家にしてもらったのだそう。そして、以前のオーナーがリフォームでアルミサッシに替えたほとんどの窓を、木枠のものに交換。「6連の木枠の窓がオークションに出ていたのを見つけてリビングの窓を交換することができました。障子は新しく作っていただきました。建具も大部分をネットで見つけてます。トイレのドアは、もともとあった建具を移動して使いました」「キッチンの白いタイルは、宮田さんに昭和っぽくなりすぎるかもと心配されたのですが、おばあちゃんちのような台所を目指していたので狙い通りに仕上がりました(笑)」ひとつひとつの道具が美しい。ステンレスの天板によく似合う。リンゴ箱を重ねた棚の上に鍋敷きや鍋つかみなどを並べて。ガスコンロは壊れたらいつでも替えられるように独立型を選択。明るく眺めのいいキッチン。濵さんのお宅は目の前に一面の緑が広がり、周囲からの視線はまったく気にならない。キッチンの棚の下段はリンゴ箱にキャスターをDIYでつけた。引き出しにはプラスティックのケースも。「プラスティックは素材的に最初はどうかなと思ったのですが、使ってみるとそれほど違和感ありませんでした。左側のはFOUND MUJIで、右の棚の収納に使っているのは近くのケーキ屋さんが移転するときにいただきました」。真ん中のコールマンのクーラーボックスの中にはぬか床が!イメージは"おばあちゃんちの台所”キッチンは壁で少し囲って天井を下げ、独立した小部屋のようにした。「白い飾り気のないタイルを選んで、”おばあちゃんちの台所”を目指しました」最近はキッチンの天板とガスレンジが一体になっているものが多いが、あえて独立型を選択。”壊れても簡単に交換できる”を最優先にしたそう。「キッチンに棚を作っていただこうかとも思ったのですが、住みながら少しづつ変えていくのもいいかなと思い、リンゴ箱やワインの箱にキャスターをつけて引き出しを作って楽しんでいます」「天井ははがして状態を見てから、ラワン合板を貼ることに決めました。耐震補強のため、新しい柱や壁も追加しています」。テーブルの上のライトはイサムノグチ。正面奥が子ども部屋。本棚はリンゴ箱。「足りなくなったら同じサイズのものをいつでもネットで買い足せます」。上のロフトには漫画コーナーも。ミシンを載せたテーブルの下の柳行李には、趣味の裁縫に使う布地がぎっしり入ってるのだそう。「柳行李の収納力の高さには驚かされます」緑豊かな抜群の環境以前のオーナーが増築した部分も同時にリノベーションした。寝室や洗面バスルームは主に増築部分を使っている。洗濯物を乾かすためのドライルームも作った。「鎌倉は湿気が多いのと、僕らが共働きということもあって、洗濯物を干しながら乾かせる場所を造りたかったんです」濵さんの住まいは、道路から外階段を20段ほど上がった場所にある。緑たっぷりの庭と、庭の横の斜面も敷地の一部なのだそう。「手入れを怠るとどんどんジャングル化します(笑)。テラスにイスを出して外にいる時間が増えました。今まではアウトドア派ではなかったのですが、俄然興味が出てきました」洗面所は天窓をつけたので気持ちのいい明るさ。建具はネットオークションで。「鎌倉彫の手鏡は祖母が彫ったものです」庭で使うためのアウトドア用チェアがドラム缶の中に入っている。子ども用の小さな下駄箱がかわいい。寝室とウォークインクローゼットを仕切っているカーテンは、なんと布オムツをはいで作ったのだそう。透け感が美しい!外壁は杉無垢板の押縁仕上げと漆喰左官仕上げに。「吉村順三建築をイメージしました」。屋根はガルバリウム鋼板で葺き替えた。濵 邸設計宮田一彦(宮田一彦アトリエ)所在地神奈川県鎌倉市構造木造規模地上1階
2019年10月30日平屋にしたいこの周辺は一区画がゆったりと大きく、いわゆる住宅密集地とは違う雰囲気があったので気に入って購入したという伊藤邸の敷地は73坪。前面道路が広いのもポイントだったそうだ。広めの敷地が購入できたので平屋にしたいと思ったという伊藤さん。「今までずっとマンション暮らしだったこともあって、家族がいるかいないかがわかる空間で生活をしたいという気持ちがありました。たまたま広い土地を買うことができたので平屋にしたいという要望を出しました」道路側から見る。玄関部分以外はすべて壁柱によって2階に持ち上げられている。道路側より見る。敷地の東西の2辺には隣家の擁壁が迫る。敷地奥から見る。右端に道路が見える。壁柱で持ち上げるゼネコンに勤務する伊藤さんが設計を依頼したのはかつて会社の後輩だった齋藤隆太郎さん。「この実現した案は3つめのもので、2つめのものから高床式のような感じになって、丸柱だったのが最後にこのような壁柱になりました」と伊藤さんは説明する。壁柱というのは、2階レベルへと持ち上げた平屋を支えている1階部分の構造体のこと。丸柱だと前面道路から奥まで丸見えに近い状態になるため、防犯上の懸念から変更してもらったものという。手前のリビングからは光庭を介して向かいのダイニングが見える。リビングには南側の開口からもふんだんに光が入る。中央につくられた光庭伊藤邸は高床式ともいえるつくりのほかに、視線が多方向によく抜けるのも大きな特徴だ。これは伊藤さんからの家族の在・不在を確認できる「視線の抜け」についてのリクエストと、齋藤さんの「端から端まで抜けているような開放感へのこだわり」(伊藤さん)とがあいまって実現したもののようだ。中央の光庭を介して、リビングとダイニングとの間だけでなく、1・2階の間でも視線が抜けるが、この光庭を設けたのは齋藤さんからの提案だった。キッチンはリクエストでアイランド型に。洗い物をしながら空と緑が見える。リビングから見る。光庭が周囲の空間に十分な光をもたらす。左側にキッチンがある。伊藤さんはこの光庭を家の中心近くに配したつくりでは「誰がどこにいて何をやっているかがとてもわかりやすくて、リビングにいれば子どもが帰宅したときに階段のところで“ただいま” “お帰り”と声をかけ合って、それから自分たちの部屋のほうに移動してもずっとシースルーで見えますし、あるいはわたしがこちらでテレビを見ていても、むこうで家内と子どもが談笑しながらテレビを見ているとかというのも見ることがきるのでとても満足しています」と話す。さらに光庭の利点を続ける。「台所が北側にありますが、光庭からしっかり光が入るので明るいんですね。あとわたしが下でゴルフの練習しているときなどに飲み物がほしくなったらそこから声を出してドリンクを窓から落としてもらったり、あるいは玄関が回り込んだかたちになっていますが、上から見ると玄関前も丸見えですから防犯上もなかなか具合がいいなと」収納家具は造り付け。天井も木を使っているため全体的に柔らかな雰囲気にまとめられている。左奥は伊藤さんの書斎コーナー。切妻、片流れと異なる屋根の形の集合で伊藤邸はつくられている。リビングから光庭を正対して見る。ダイニング側から見る。ダイニングの背後には兄妹の部屋が並ぶ。1階の予想外の気持ちよさ壁柱で居住部分を2階に持ち上げたことでできた1階スペース。壁柱をうまく配置することで移動するごとに景色の変化が楽しめるのも魅力だ。伊藤さんはこの1階スペースが予想外に気持ちが良くて気に入っているという。「夏場でも風があちこちから吹いてくるので部屋の中にいるよりも涼しいんですね。だからわたしは下で本を読んだり、昼寝するのも気持ちが良くてとても気に入っています」2階の浴室。正面の窓からは道路が見える。造り付けの家具が階段部分の壁も兼ねる。1階部分には植栽が計7カ所配されている。この家では玄関部分だけが1階にある。存在感のある木の階段も印象的。1階の眺め。壁柱の向きや壁のくりぬき具合など、建築家がスタディを重ねたことがうかがえる。さらにまた予想外だったのは、玄関部分以外はすべて2階にあるので犬走りのような場所も含めて敷地がほぼ全面に近いかたちで有効活用できることだったという。こうして通常はその大半が建物で占められてしまう地上部分が大きく開放されて、ゴルフの練習をするときでも昼寝や読書をするときでも予想外の気持ちの良さをもたらすことに大きく寄与していることは間違いないだろう。敷地の奥側から見る。移動するごとに見える景色が変わるのが目に心地良い。手前が伊藤さんのゴルフの練習スペース。音が響くため、緑の網を2重にしている。通常は使われないことが多い敷地の奥の部分も活用されている。擁壁が心地の良い「囲われ感」を生んでいる。夏場でも涼しく、ベンチや椅子での読書が気持ちいいという。リビングから道路側を見る。主寝室はリビングの奥にある。伊藤邸設計齋藤隆太郎/DOG所在地千葉県松戸市構造RC造+木造規模地上2階延床面積144.00㎡
2019年09月23日築30年の団地で、あたたかな暮らし ご家族のお仕事の都合で、インド、中国などで暮らされてきたdongurinokoさん。去年、日本に戻ることになりご実家に近い場所で住まいを探した結果、この団地の1室が候補に。80㎡超の3LDKのお部屋です。「お年寄りがボランティアで見回りをされていたり、子どもたちにもよく声をかけてもらえたり、とてもあたたかい地域です。遊歩道が整備されていて、学校への道は信号もなく通えるんです。建物も、レトロな感じが味があって、気に入っています」 襖をはずし、隣の部屋とひとつづきにしているリビング・ダイニングはとても開放感があります。 本棚の前には大きなソファを置いて、家族団欒の空間に。 リビングで目をひくのは、このグリーンの収納棚。運ぶのが大変なので海外ではなるべく大きな買い物はしないように心がけていたそうですが、これだけはどうしても、と2年間悩んだ末に購入し、中国から持ち帰ったそう。とても印象的で、空間の要になっていますね。 ソファに座った時、目に入ってくるこの景色がお気に入り。植物もうまく配置して、心地よい空間を作っていらっしゃいます。 少しだけ手を加えて、暮らしやすさをつくる 築30年の団地、ちょっと現代の生活に合わない部分には少しだけ手を加えて、暮らしやすく工夫をされています。 実はソファのあるお部屋は、元和室。畳の上に、フロアタイルを敷いています。元々のフローリングより幅広の雰囲気の良いものを選びました。廊下やリビングも同じフロアタイルにしたことで、統一感がある空間になりました。 大きく印象的なフロアランプは、IKEAの照明のシェードを交換したもの。照明選びに迷っていた私、この方法には「なるほど」と膝を打ってしまいました。 こちらは、反対側にある畳のお部屋。夜は家族4人分の布団を敷いてみんなで寝ます。子どもたちは日本的な暮らし方ができることに大喜びだったそう。 キッチンはとても立派なものがついていましたが、インテリアにそぐわない黄色だったそう。マスキングテープを貼った上からシートを重ね、イメージに合う色に変更しました。 北欧の器が好きで、特に食卓では白の大皿をよく使います。 リビングの片隅には、彫金台。 ご自身のデザインされたアクセサリーを製作されています。 アートもたくさん飾られているdongurinokoさんのお部屋。こちらはハスの葉を使ってつくるワークショップで製作されたもの。 気持ちのよい空間を作るために心がけていることは、プラスチックやラベルのついたものなど、生活感のあるものは目に入らない場所にきっちりしまうこと。お部屋のあちこちには、インドや中国で手に入れた工芸品が飾られ、レトロな団地の雰囲気とうまくミックスされています。 グリーンとアジアのもの、和のものなどをうまく組み合わせて飾られているのがとても素敵でした。 こちらも、シェードだけ海外のものを利用したランプ。味があります。 団地のお部屋のレトロさも味わいに変えて、自分らしい空間を作ってらっしゃるdongurinokoさん。「本当に気に入ったもの」に囲まれた暮らしかたに、憧れを覚えてしまいました。 dongurinokoさんのInstagramアカウントはこちら出典: goodroom journal 記事提供元:リノベーション・デザイナーズ賃貸 goodroom(グッドルーム)デザイナーズ、リノベーションなど、おしゃれな賃貸サイト・アプリ「goodroom」を運営しています。インテリアや、ひとり暮らし、ふたり暮らしのアイディアなど、賃貸でも自分らしい暮らしを楽しむためのヒントをお届けします。 おしゃれ賃貸サイト・アプリ goodroom journal journal 暮らしの実例
2019年07月12日私たちはまわりを田んぼで囲まれた長閑な田舎に家を建てました。小さな平屋の家です。小さな家ですがこだわりをたくさん詰め込みました。今回は家の中で気に入っている場所をいくつかご紹介したいと思います。■ 1.「キッチンカウンターの腰壁」は鎧(よろい)張りに「キッチンカウンターの腰壁」は家の外壁などでよく使われる鎧(よろい)張りという張り方になっています。リビングダイニングから見たキッチン板の張り方によってできた凸凹感が独特の雰囲気を作り出します。また、凸凹に張られた板に影ができるところも気に入っています。照明や日の当たり方で影のでき方が異なり、板の色味も変わります。キッチンの腰壁は鎧張りキッチンカウンターの腰壁としては多分オンリーワンのデザインではないかと満足しています。我が家は対面式キッチンなので、キッチンカウンターの腰壁はリビングやダイニングから常に見えています。常にどこからでも見えているキッチンの腰壁このキッチンカウンターの腰壁は、お客さんからもよく珍しがられます。■ 2.「ダイニングテーブル」圧迫感を感じさせない長さ我が家のダイニングテーブルは長い方が1800mm、短い方が850mmです。家づくりを始めた当初からダイニングテーブルは長いものが欲しいと思っていました。長いテーブルだと友達が何人か来ても対応できますし、たくさん料理が並べられます。我が家のダイニングテーブルでも、我が家は小さな平屋の家です。長いデーブルを置くと、部屋全体が狭く見えてしまいそうでした。ですので、テーブルの脚が天版の内側に入っている方が圧迫感がなく、スッキリ見えると考えました。テーブルの脚が天板の内側にあるのでスッキリして見えますさらにダイニングテーブルの材質はダイニングの床材であるナラと同じか近いものを考えました。天板の色もなるべく明るいものを選びました。ダイニングテーブルは床材に近い材質を選びました窓からの日差しを浴びてより明るい食卓になっています。長いテーブルなので、家族だけの時もゆったりと座れてお皿もたくさん並べらるところが気に入っています。
2018年10月17日「平屋建て」というと、シニア世代の方がのんびり住んでいるイメージではないでしょうか?しかし、今はモダンな平屋建てが増え、子育て世代や若い夫婦からも人気です。そこで今回は〔セキスイハイム東海〕の高柳店長に、平屋建てにするメリットやデメリット、モデルルーム見学で抑えるべきチェックポイントなどを教えてもらいました。いま子育て世代からもブームの「平屋建て」――「平屋建て=シニア」のイメージでしたが、いまは子育て世代からも人気があるようですね。高柳店長(以下、高柳さん):はい。最近は20代や30代のご夫婦も、平屋建てのモデルルームにご来場いただいています。そういった若い方から人気を集める要因の一つは、ワンフロアで掃除や洗濯など家事を完結できるからだと思います。それに、子どもが小さいうちは2階を子供部屋として使っていたとしても、大きくなればおそらく出ていくでしょう。自分たちも、足腰が悪くなれば2階に上がらなくなる。そうなれば「最初から2階はいらないね」という若い人が多いのも実情なんです。――平屋の良さはわかりました!では、あえてデメリットも教えていただけますか。高柳さん:平屋建てには2つ欠点があります。まず1つ目は、平屋だと2階の部分を全部1階にもってくるので、土地の広さが必要になること。2つ目は、坪単価が高くなってしまうこと。――なぜ平屋だと坪単価が高くなるのでしょう?高柳さん:坪単価を上げる要因は、家の土台の基礎と屋根。この2つが多いほど坪単価は高くなります。たとえば、床面積が同じ30坪の家でも、総2階になれば、1階で15坪、2Fで15坪を合計するため、基礎も屋根も半分ですみます。それに対して、平屋は30坪分まるまる基礎も屋根も必要になります。分譲地で総2階の建物が多いのは、割安で建てられるからなんですよ。――どのくらい坪単価は違うのでしょうか。高柳さん:坪単価でいうと、平屋の方が坪10万~15万円ほど高くなります。でも、坪数を落とせるので総額はあまり変わらないんですよ。というのも、実際の広さで比較すると、同じ30坪でも平屋の方が+5坪ほど広くなります。2階建ての場合は、2Fの廊下やトイレ、階段スペースがいりますが、平屋の場合はいりませんよね。だから、2階建ての広さと同じ感覚で平屋を建てるのであれば、25~26坪くらいに落とせるんです。そうなってくると、総額は、平屋でも2階建てでもあまり変わらない。「平屋建ては坪単価が高いから……」といって、最初からあきらめてしまうのはもったいなんです。平屋を賢く使いこなすアイデア――平屋住宅派!という人のために、知っておくと便利なアイデアなどを教えてください。高柳さん:平屋建てだと、2階がない分、吹き抜けや屋根裏を有効活用ができます。たとえば、吹き抜けで視線を広く見せるのもひとつの手。2階建てだと、上に部屋を作らなければならない分、空間も限られますからね。高柳さん:床下から高さ1.4m以下なら「2階」ではなく「中二階」の扱いになります。これだと部屋として換算されないため、固定資産税の対象になりません。――なるほど!屋根裏部分を閉じてしまえば、ただのデッドスペース。そこを賢く使いこなすことで、お得感も出ますね。モデルルーム見学で気をつけたいこと――モデルルームの見学をすると、ただただ内装の雰囲気が素敵で、「こんな家に住んでみたい!」という強い憧れをもちます。非日常感溢れる空間に、テンションも上がりっぱなし。そんなモデルルーム・マジックに惑わされないためにも、見学時はどこを気をつけるべきなのでしょうか。高柳さん:「家造り」は「構造作り」とも言われるように、まずはその家がどういった構造なのかちゃんと知ったうえで、話を進めるようにしましょう。内装は後でも変えられますが、唯一変えられないのは、構造(中身の部分)なんです。たとえば、この内装飽きたな……と思えば、20年後にでも変えられます。しかし、柱をぶちぬくなど構造部分を変えようとすると、大掛かりな工事になり、莫大な費用が発生してしまいます。――「わー!素敵」で選んでしまったら、あとで大変なことになりますね。高柳さん:はい。モデルルームが少々遠い場所にあっても、実際に足を運んで、担当者に家の構造を確認し、しっかり把握しておくことが重要です。高柳さん:それから、メンテナンス性も大切です。最初は安く住めるようでも、10年ごとに外壁の塗替えが必要だったり、屋根のメンテンスが必要だったりします。初めは少しお金がかかりますが、メンテナンスフリーの外壁や屋根を使っておけば、長い目で見て安上がりになる場合も多いんですよ。モデルルームを見学するときは、屋根や外壁のメンテナンス費用についても質問するようにしましょう。――ちなみに、平屋だと、メンテナンス費用も高くなるのでしょうか?高柳さん:外壁の塗替えをする場合、平屋は2階建てと違い「足場」がいりません。そうなると外壁の塗り替え自体は安くできますが、問題は屋根なんです。平屋はもともと屋根の量が多いので、屋根のメンテナンスコストが高くなります。メンテナンス費用は、外壁が大体1回100~150万、屋根が1回200~300万かかると言われているんですよ。さらに、ソーラーパネルをつけるなら、屋根の上にパネルを乗せるのか、屋根とソーラーが一体型になっている建物なのか、知っておく必要があります。ソーラーがのっていると、さらにメンテナンス費用がかかりますからね。特にソーラーパネルをつける場合は、最初からメンテナンスが必要ない屋根を選ぶことをオススメします。――他に気をつけたいポイントはありますか?高柳さん:子育て世代なら、平屋でも部屋数は欲しい。その場合、2階の子供部屋や寝室がすべて1階に集まるので、部屋数はどうしても多くなります。そうなると、場合によっては、キッチンから洗面室が遠くなり、料理をしながら洗濯をするのが難しくなることも……。高柳さん:家事動線が悪い場合は、あえて壁を抜いて通路を作り、キッチンから洗面所へのワープゾーンを作る場合もあります。モデルルームを見学する際には、家事動線がスムーズなのかも確認すると良いでしょう。まとめいかがでしたでしょうか?高柳さんがいるのは、静岡県内の総合住宅展示場内で唯一の平屋モデルルーム。落ち着いた雰囲気、かつ愛犬家との生活環境を重視してつくられた「愛犬家住宅」仕様になっており、平屋に興味がある方はもちろん、ワンちゃんネコちゃんと快適に暮らしたい方にもぴったりです。家造りに興味がある方は、ぜひ足を運んで、参考にしてみてください。●取材協力:セキスイハイム東海浜松「平屋の家」展示場●住所:浜松市南区青屋町400(SBSマイホームセンター内)●TEL:053-469-5113●営業時間:10:00~17:30※定休日はHPをご確認ください。●写真・文安藤美紀
2018年10月03日私たちはまわりを田んぼで囲まれた長閑な田舎に家を建てました。小さな平屋の家です。小さな家ですがこだわりをたくさん詰めました。この連載では我が家の家づくりについて綴っていきたいと思います。今回は、酷暑が続いた夏の庭での過ごし方をご紹介いたします。■ 娘とお庭でプール遊び!庭でのフリースペースを活用今年の夏はお庭で娘とプール遊びをたくさんしました。お庭の中心には高さのあるケヤキがあります。そのケヤキのまわりはいろんな過ごし方ができるようにフリースペースとして空けています。庭の中心に敷かれた洗い出しの上にプールを設営そこにプールを設営しました。このフリースペースはタテヨコ5m程あり、洗い出しが敷かれているので、プールの底や子どもの足に泥が付くことがありません。我が家には縁側があります。縁側には軒をしっかり長く設けた屋根がありますので陰がつくられます。縁側の軒下でプール休憩ここで子どもは休憩したり、身体をタオルで拭いたり服に着替えたりします。家の中が濡れなくて済みます。リビングとダイニングの庭側には大きな窓があります。リビングダイニングからお庭を見るこの窓のおかげで、何か用事で家の中に入っている時でも外で遊ぶ子どもの様子が伺えて安心です。■ 涼しい朝はお庭でピクニック気分で朝食!朝が涼しい日は家族みんな集まってお庭で朝食をしました。家のダイニングで食べる朝食とは、また違った雰囲気になります。お庭で気持ちよく朝食ピクニックにでも行っている気分になって娘のテンションも高いです。この時でもケヤキのまわりに設けられた洗い出しのフリースペースにテーブルや椅子をセッティングします。ケヤキのまわりに敷かれた洗い出しがフリースペースキッチンからも縁側を通ってすぐにお庭に出られますので、キッチンから朝食や食器などをストレスなくお庭に運べます。キッチンからも窓を開ければずくにお庭に出られますなので、我が家ではお庭でランチしたりコーヒーしたりとお庭で過ごすことが多いです。いかがでしたか?我が家の夏の過ごし方をご紹介たしました。まだ暑い日が続いていますが、少しでも涼しい気持ちになってくれたら嬉しいです。
2018年09月14日我が家は、周りが田んぼに囲まれた長閑な田舎に家を建てました。小さな平屋の家です。小さな家ですがこだわりをたくさん詰めました。この連載では家づくりの記録やこだわりを綴って行きたいと思っています。今回は、こだわりって設けた窓についてのお話しです。■ 和室に窓を設けた大事な目的とは?和室には大きな窓があります。この窓からは田園風景が見えます。和室の窓は特注の大きいサイズ夏になると田んぼが緑一面になって気持ちがいいです。さらに毎年夏に近くの河川敷で開催される花火大会もこの窓から眺められます。和室から見る花火大会ただ和室の大きい窓にはもう一つ大事な目的がありました。それはキッチンからの眺望でした。我が家は対面型キッチンで正面には和室の大きい窓があります。キッチンから和室の窓を見る和室の向こうには田園風景が広がっています。せっかくなら、キッチンからでも田園風景が眺められたらと思いました。そのために和室の窓は通常よりも低い位置に取り付けました。窓の取り付け位置は通常より低めこうする事でキッチンから和室の窓に目を向けると田園風景だけが映ります。田んぼより上の景色は窓枠には入りません。夏は窓の向こうが一面の緑ですキッチンから見える田園風景のおかげで四季が感じられて料理中でも心が和みます。■ お風呂に窓を設置して、露天風呂気分を味わう旅館が好きで、毎日旅館のような空間で暮らせたら幸せだろうなと思っている私たち夫婦。お風呂は開放感のある露天風呂に入っている感覚が味わえたらと思いました。なので、お風呂に窓を取り付けました。取り付けた場所は、湯船につかった状態で景色が眺められる位置です。お風呂の窓は、位置にもこだわりました我が家があるのは田舎なので、近くに家や建物はありません。家のまわりは田んぼや畑、山しかありません。お風呂では毎日湯船につかって窓から田舎の景色を眺めています。しかも、開放感があります。引き違い窓にしたので窓を開ける事もできるんです。夕方のお風呂から見える景色窓を開けて網戸の状態にすれば外の音を聞きながら湯船につかれます。露天風呂の気分です。窓が曇っても網戸にすれば湯気が外に出ていくので大丈夫です。お風呂でも念願の旅館みたいな暮らしが送れています。
2018年08月26日理想の暮らしを求めて、家づくりだけでなく庭づくりにもこだわりました。そして今年、ようやく庭づくりが始められることになり、6月に完成しました。前回に続いて今回も我が家の庭づくりについてお話したいと思います。■ 植栽を列植して庭を囲みプライベート感を出す!庭では近所の目を気にする事なく過ごしたいと思いました。つまりプライベート感のある庭が理想だったのです。そこで植栽を列植させてお庭を囲みました。加工された石柱格子状に組まれた丸太樫の木と丸太を組み合わせて庭を囲むこのように庭は植栽で囲まれているので、柔らかく人の目線をそらしてくれます。プライベート感を出した庭植栽で囲んでいるので自然な雰囲気と開放感があります列植された植栽は樫の木です。樫の木は常緑樹なので、年中庭は緑で囲まれています。列植は常緑樹なので四季に関係なく庭は緑で囲まれています。庭を囲むものには無機質なものではなく植栽を選んでいます。ですので自然な雰囲気が出て、開放感もあって気持ち良く庭で過ごせています。■ 石を使って庭をデザイン私たちが憧れたのは石が使われた庭でした。石があると庭が締まって見えます。所々に石が配置された庭作庭家の武村和彦さんは元石材加工の職人さんで石を使った庭づくりが得意な方でした。いろんな石をたくさん使ってくれました盛られた土の上に置かれた石材砂利で川の流れを表現庭の中でも好きな眺め自然石や加工された石材、大きい石や小さめの石、砂利など庭のいろいろな場所に石を配置しました。最後に一番大事なのがリビングからの眺めを意識した庭のデザインです。リビングから庭を見る我が家のシンボルツリーとなるケヤキを中心にその他植栽や石の配置を決めました。和室からも庭が眺められるので、ここからの眺めも大事にしました。和室の雪見障子越しに見る庭とても満足のいく庭づくりができました。この庭が完成してから毎日心が和む暮らしが送れています。改めて家と庭はトータルで考えていくべきだと思いました。
2018年08月01日家づくりの時に思っていたことは、素敵な家は庭も素敵だということでした。それ以降、家づくりは家と庭をセットで考えるようにしていました。そして今年、ようやく庭づくりが始められることになり、6月に完成しました。2回にわたって、我が家の庭づくりの過程をご紹介いたします。■ 建築士の紹介で出会った庭づくりのプロ!今年6月に完成した庭庭づくりで一番大事なのは「誰に頼むか」だと思います。家づくりについては雑誌やネットなどでメーカーや設計事務所などたくさんの情報が出ています。でも庭のプロについては、まだまだ情報が少ないのです我が家の場合は、家を設計してくれた建築士さんから庭づくりのプロを紹介してもらいました。それが、作庭家の武村和彦さんという方でした。この方は、岡山県で造園武という会社の代表をされています。作庭家の武村さんに庭づくりをお願いしました作庭家の武村さんが手掛けた庭を実際にいくつか見せてもらい、この方に相談したいと思ったのです。■ 大きなケヤキを活かした暮らしやすい庭に!作庭家の武村さんにお願いしたのは、我が家の南側に位置するメインとなる庭です。南側の庭には我が家のシンボルツリーとなる大きなケヤキがあります。私たち夫婦がこだわったのは、この大きなケヤキを活かした庭にしたいということでした。リビングダイニングから見た以前の庭庭は約40坪あります。広いです。妻は庭がとても好きで植栽の知識もあります。ですので、庭の手入れは妻がほぼ一人でしています。今は年齢的にも体力的にもまだ大丈夫ですが、いつまで続けられるか正直なところ心配でした。約40坪ある以前の庭特に土が広範囲にあるので雑草取りが大変です。そこで、妻の負担を減らすため、今回の庭づくりでは雑草取りの範囲を減らしたいと考えていました。武村さんは広い範囲で洗い出しを敷いてくれました。大きなケヤキのまわりには広範囲の洗い出しこれで雑草取りの範囲が以前よりも大幅に減りました。コンクリートではなく洗い出しなので、汚れも目立ちにくいです。洗い出しにしてくれたところがシブくていいです。これなら手入れも掃き掃除ぐらいで済みます。以前よりもケヤキが目に入りやすくなりましたそしてシンボルツリーの大きなケヤキがとても目立っていて存在感があります。見た目にも風情があって気に入っています。この他にも庭づくりでこだわったところがたくさんありますので、次回ご紹介したいと思います。
2018年07月07日我が家は小さな平屋です。当然ですが、小さな家だと限られたスペースをいかに効率的に使うかがポイントになってきます。そこで、我が家で実践している例をもとに、スペースを有効に使うアイディアを2つご紹介します。■ 1.壁の中にテレビリビングにテレビボードを置くと、場所を取ってしまいスペースが狭くなります。そこで建築士はテレビボードは壁の中に入れることを考えてくれました。壁の中に入ったテレビボードテレビボードを壁の中に入れる。そんな事は考えもしませんでした。広々とした部屋になりましたこれならテレビボードを置かなくていいので、部屋が広く使えます。しかも、部屋全体に凸凹がなくスッキリして見えます。テレビボードが壁の中にあるので部屋がスッキリテレビボードは家具職人に造作してもらいました。部屋の雰囲気に合ったオリジナルのテレビボードが出来ました。テレビの回りはすべて収納棚になっています。■ 2.キッチンの背面収納を「家事デスク」に!我が家はキッチンの背面収納を「家事デスク」にしています。背面収納を家事デスクとして利用家事デスクのスペースを別に設けると建築面積が広がり建築費が膨らみ、財布事情が厳しくなります。そこで建築面積を広げなくても家事デスクが設けられるように、妻が考えました。通常、背面収納の高さはキッチンのカウンターと同じ高さだと思います。妻の提案は背面収納をデスクとして使えるように背面収納の高さを低くする事でした。キッチンのカウンターの高さより低く設計した背面収納背面収納の高さは、妻が座った時の高さに合わせて設計してもらいました。建築士さんは、こんな要望は初めてでビックリしていました。私も正直、完成するまで大丈夫かと心配でした。今でも妻が使っていて、使い勝手がいいととても評判がいいです。キッチンの真後ろに家事デスクを配置キッチンで立っている事が多い妻にとっては、とても便利な場所になっています。料理中、家事デスクに座ってコーヒーを飲んだりネットで調べものをしたりと、四六時中キッチンにいます。夫である私も、建築費用が抑えられて大変満足しています。
2018年06月20日我が家の玄関扉は内開きです。ほとんどの家が外開きだと思うのですがあえて我が家は内開きにしました。なぜ内開きにしたのか?その理由と我が家の玄関へのこだわりついてお話しいたします。■ 玄関へのこだわりはお客を気持ち良く迎え入れるためなぜ玄関を内開きをにしたかというと、お客さんを気持ち良く迎え入れるためです。おもてなしの意味を込めてです。玄関扉はあえて内開き玄関扉を引いて「いらっしゃい、どうぞ」と家の中に迎え入れる感じが旅館みたいで気に入っています。しかも、お客さんを後ろに下がらせなくて済みます。玄関扉は内開きでお客さんを迎え入れるまた私たち夫婦にとっても、玄関扉が内開きというのはとても便利です。家に入る時に玄関扉を引く必要がありません。玄関扉を押せばいいだけです。買い物袋やバッグなど手に荷物を持っている時は特に便利で楽です。■ 夜も格別!玄関扉の正面には坪庭が広がる玄関扉の正面には坪庭があります。玄関扉を押して我が家に入るとまず坪庭が迎えてくれます。玄関扉の正面には坪庭を配置私たち夫婦も毎朝この坪庭のおかげで気持ち良く出掛けられています。ちなみにこの坪庭は妻がつくりました。この坪庭の地面には照明が埋められています。夜仕事から帰るとライトアップされた坪庭が迎えてくれます。玄関に入るとホッとして仕事の疲れが取れます。夜の玄関朝の玄関も癒されますが、夜の玄関もまた幻想的な感じで気に入っています。朝と夜とでは玄関の雰囲気が違うので面白いです。■ 玄関に地窓を設けて、明るく爽やかな空間に!玄関は明るくて爽やかな空間にするために地窓を設けました。玄関の地窓で光を取り込むこの地窓が玄関に光を取り込んでくれます。なので玄関はいつでも明るくて気持ちが良いです。またこの地窓は引き違いの窓にしているので、窓を開けて網戸にすれば風を取り込むことができます。■ 玄関にはさりげなく一輪挿しカウンターも!玄関にはさりげなく一輪挿しカウンターも設けました。玄関に入るとすぐに一輪挿しが目に入ってくる位置にカウンターを設置しました。一輪挿しには四季のお花一輪だけのお花ですがとても癒されます。一輪挿しにはなるべく四季が感じられる花を挿しています。お花が変わると玄関の雰囲気も変わります。玄関は外開き、と決めつけずにこんな玄関もあるんだ、という参考にしていただけたら幸いです。
2018年06月06日2015年の春、まわりが田んぼに囲まれた田舎で小さな平屋を建てたhiraya2015です。hiraya2015としてインスタグラムに投稿していたことがきっかけで、こちらに記事を書かせていただくことになりました。家族は妻と保育園児の娘、猫ちゃん1匹です。念願の平屋でした。今回は我が家の自慢できるところを2つ、ご紹介します。※【旅館みたいな平屋暮らし】前回の記事を読む■ 駐車場の背景が最高!家づくりの際、車を守るためにも駐車場には屋根が絶対に必要だと思っていました。特に真夏や真冬は駐車場に屋根があるのとないのとでは快適さが全然違います。なので、カーポートは家づくり当初から計画に入れていましたが、結局はやめました。というのも、我が家の駐車場は背景が最高なんです。駐車場の背景に毎日癒されています駐車場に屋根ができることによって駐車場の景色が隠れてしまうのがもったいないと思いました。屋根か景色か迷いましたが、やはり眺めのほうを大事にしたいと思いました。駐車場の裏にある山は季節ごとに新緑や紅葉を楽しめます。我が家の駐車場は景色が最高毎日見る眺めですが、いつもこの眺めに癒されています。田園風景に囲まれた我が家我が家は田んぼに囲まれているので、夏から秋にかけては駐車場のまわりも一面緑です。駐車場の向こうは一面の緑結局は駐車場に屋根を設けなかったことで節約にも繋がりましたし、毎朝幸せな気分で仕事に出掛けられています。■ 花火が見える家もうひとつ、自慢できることは花火が自宅から楽しめること。我が家の近くにある河川敷では毎年夏になると花火大会が開催されます。迫力のある花火がたくさん打ち上げられます。大きい窓から見る花火は迫力があります家づくりが始まって建築士さんとすぐに考えたのが「花火が見える家」でした。花火を存分に楽しめるように窓は大きくとりました。さらに窓の木枠は部屋からは見えないように設計されているので、部屋からはガラス面しか見えません。夜空を彩る花火が額縁に入った絵画のように見えてきます。夜空を彩る花火を自宅で楽しめますこれが旅館ではなく自宅で楽しめます。花火を鑑賞する部屋は旅館みたいな暮らしをイメージして和室にしました。和室から見上げる花火花火大会の日は早めにお風呂を済ませて浴衣に着替えて和室に入り、ビールを片手に花火を見る。花火が終るとまたお風呂に入って寛いで花火の余韻に浸る。毎年、花火大会の日は和室が特等席になります。いかがでしたか。いま振り返って見ると、自分たちが大切にしたいことを優先して本当によかったと思っています。家づくりを検討中の方の参考になれば幸いです。※【旅館みたいな平屋暮らし】前回の記事を読む
2018年05月03日昨今、ゆったりと暮らしを楽しみたいたい人々に人気の、郊外での平屋住まい。頭上に広がる空の下、庭や縁側が内と外をむすび、フラットな空間には心地よい風が吹き抜けていきます。“ひとつ屋根の下に暮らす”という、家の原型のような平屋は、住まいに、そして暮らしに、本当に必要なものは何かを、そっと語りかけてきました。室内から室内、外庭へと気持ちよく視線が抜ける吾妻山(神奈川県中郡)の麓に咲く梅の花を眺めながらしばらく行くと、住宅街のなかに、緑に囲まれた一軒の平家が現れました。隣家への日照や通風を妨げることもなく、控えめな佇まいの小さな家。建てられた当時の趣を残す、築40年の平屋のお家におじゃまします。「この前、植えたチューリップの芽が出たよ」と2人のお子さんに発芽を知らせる、奥さんの優子さん。「何色を植えたんだっけ?」「ピンクだよ!」「きいろだよ!」など楽しそうな声が花壇から聞こえてきます。駐車場を兼ねた庭先には、優子さんが植えたローズマリーなどの草木が繁茂し、縁側の陽だまりにはカウチが置かれています。「ここは僕のお気に入りの場所です。これからの季節、ここでビールを飲むとうまいんですよ」とご主人の哲さん。藍染めののれんが風にそよぎ、風が通り抜ける気持ちの良い縁側。カウチに寝転び、グラスを傾ける至福の時間。さぞやおいしいことでしょう。カウチが置かれた縁側の先には、薪ストーブが鎮座しています。こちらは哲さんの愛用品で、休日などには庭に出し、近所の山で拾って来た薪をくべて焚くのだそう。縁側は日本の住宅文化において、外と内をつなぐ重要な空間として存在してきたと言われています。庭から家に出入りしたり、近所の方がここに来て、家の人と座って話をしたり、夏の夜には夜風を取り入れ涼をとるなど、その利用法はさまざま。先日、薪ストーブでピザを焼いてみんなで食べたのだそうです。子どもと一緒にピザを作り、それを哲さんが焼いて縁側に座って焼きたてのピザを頬張る。夏場にはテーブルを出して、みんなで素麺をすすることもあるのだとか。想像するだけで、楽しそうな笑顔が浮かんで来ます。工夫して楽しく上手に暮らす縁側から家の中へ上がると、障子を隔てて、10畳と6畳の2間が続き、リビングのような存在になっています。そしてその奥に4.5畳の部屋があり、ここは洋服などをしまう物置きに。窓が大きくとられ、すりガラス越しにやわらかな陽射しが差し込みます。ふたりで住む家を探しているとき、隣町の大磯、茅ヶ崎や辻堂などでもいくつかの家を内見し、数軒の平屋も見てまわったという哲さんと優子さん。どこも素敵だったけれど、なんとなく決め手に欠ける。もう少し探す範囲を広げてみようと、ここ、二宮町まで足を伸ばし、出会ったのがこの物件だったのだそう。「この家の中を見せてもらったら、天井が高くて開放感があって、部屋に差し込む光もきれいだなあと思いました」と優子さん。勝手口に作られていた井戸にも惹かれ、この家に即決したのだそうです。昔ながらの建築が取り入れられた居室。10畳の部屋の天井は「船底天井」になっています。船底天井は天井の中央部分が両端より高く船底のような形に造られており、部屋を広く見せる効果がある伝統的な造り。のびやかに天井高を高く、隣の居間は天井高を抑え落ち着いた雰囲気といった具合に部屋の性格によって変わっています。天井と障子との間には「欄間(らんま)」と呼ばれる開口部があり、これは採光や通風、換気、装飾などを目的に造ります。こちらのお家では彫刻が施された欄間もあります。ふすまや障子、引き戸をはめこむ溝の部分「鴨居(かもい)」の上に取り付けられる「長押(なげし)」は、柱と柱をつなぐ役割を果たすもので、長押と壁の間には隙間があります。哲さんは、ここに大きなカラビナを掛け、ザックを吊るしたり、ディスプレイラックとして物を飾ったりしています。長押に飾られた哲さんのお気に入りの物たち。本や古道具などをこうして飾ると、物としての魅力が引き立てられます。ここでは、コーナーに板を渡してちょっとした物置きスペースを作っていました。日本の伝統建築の造りを利用したグッドアイデアですね。築40年の建物なので、多少の傷みはあったけれど、室内灯のシェードを替えたくらいで、あとは入居したときのまま。もともとあったものは基本的に変えることなく、この家の雰囲気に合わせて、家具などを付け足していったのだそうです。各部屋のコーナーには古道具が並んでいます。これらは哲さんが鎌倉の道具屋さんやアンティークショップなどで見つけてきたものなのだそう。知人の作家さんの作品を、古道具屋さんで見つけてきた鉄カゴに入れ素敵にディスプレイしています。本棚の替わりに使っているのは脚立。道具に刻まれたキズやエイジング感が、部屋の古い趣にしんなりとなじんでいます。「この家の雰囲気、レトロすぎない質感が自分たちにはちょうど良いかなと思っています」と哲さん。「でも隙間風がすごいんですよ、ココ見てください」と、木戸や窓ガラスの隙間を見せてくれました。たしかに……隙間から冬の冷たい風が入ってくるとちょっと寒そう。昨今の家のように断熱材が使われているわけではないので「冬は本当に寒いし夏は暑い」のだそうです。でも、工夫次第でなんとかなる、と力強い。寒さが厳しいときは石油ストーブを点け、しっかり厚着をする。夏場は窓を全部あけて風の通りをよくして、蚊帳を垂らしてみんなで寝る。このアラジン社の石油ストーブは、引っ越しのお祝いにと、哲さんのおばあさまが贈ってくれた大切なものなのだそうです。哲さんと優子さんがこの家で暮らしはじめてから9年目を迎えます。その間に、2人の子が生まれ、現在は4人で暮らしています。お兄ちゃんがもう少し大きくなったら、こども部屋を作ってあげないと、と少し先の将来を考えつつ、いまは10畳の部屋で、家族みんなで雑魚寝をしているのだそう。平屋の良さは「家族間でコミュニケーションしやすいこと」と優子さんは言います。部屋のどこにいても姿が見えたり、声が聞こえたり、家族の気配を感じられる。そんなところが平屋の魅力のひとつなのだそう。哲さんも「家族を感じることができる」ことが魅力であり、なおかつ、家のなかで過ごしているときも、視線が水平方向に抜けて、伸びやかで開放的な空間体験が得られることが心地よいそうです。四季を身近に感じながら季節に応じて暮らす台所をのぞかせてもらうと、テーブルの上に大根が置いてありました。「近くの畑で採れたものです」と優子さん。近所の方から畑を借りて野菜の栽培をしているそうです。畑へ案内してもらいました。こどもたちが走り、「おかあさん、キンカン食べていい?」とお兄ちゃん。畑に1本植えられているキンカンの木から実をもぎって、口に入れます。最初は1区画からスタートし、いまでは、貸主の方がご高齢で畑仕事がきびしくなってきたため、優子さんがお手伝いをしているのだとか。できた野菜や果物はご近所さんや友達におすそ分け。畑からの帰り道、沈む夕陽が町をきれいに黄金色に染めていきます。家々からは生活の気配を伝える明かりがポツリ、ポツリと灯りはじめます。収穫したねぎを抱えて家につくと、磨りガラス越しに明かりが見えました。その明かりはとてもやわらかく、家路につくご近所さんたちにも安らぎを与えてくれることでしょう。家族がひとつ屋根の下に暮らすシンプルな平屋のお家。「砂壁がとこどころ崩れてきているので、今年は漆喰を塗ったりして、少しずつ手を入れていこうかと考えているんです」と優子さん。不都合があれば直して、足りないところは作り、足していく。その空間にいる時間を楽しめるように、豊かに感じられるように整えることが、きっと心地よい空間へとつながっていくのでしょう。家を少しコンパクトにしても、ひとりひとりの個室がなくても、そこから生まれる豊かさがあるのではないか、そんなことを感じさせてくれるお家でした。●ライター忍章子
2018年04月17日2015年の春、まわりが田んぼに囲まれた田舎で小さな平屋を建てたhiraya2015です。hiraya2015としてインスタグラムに投稿していたことがきっかけで、こちらに記事を書かせていただくことになりました。家族は妻と保育園児の娘、猫ちゃん1匹です。念願の平屋でした。毎日が旅館みたいに癒されています私たち夫婦は旅行が好きで、その中でも一番の楽しみが旅館でした。ホテルよりも断然、旅館派。和の空間と落ち着いた雰囲気が好きです。毎日旅館みたいな空間で暮らせたら幸せだろうな、と夫婦で話していました。※【旅館みたいな平屋暮らし】前回の記事を読む■ 家の雰囲気は床材で大きく変わる家づくりが始まってまず決めたのは床材。木の質感が味わえる無垢材に決めました。リビングダイニングの床はナラ材さらに旅館のような落ち着いた雰囲気を出すために、無垢材の中でもナラを選びました。ナラ材は木目が美しく、重厚感もあってとても満足しています。玄関からリビングダイニングまでの廊下ただ、ナラ材は価格が比較的高めなので、最も良く利用するところだけにしました。キッチン、リビングダイニング、玄関の廊下をナラ材に、その他の部屋は別の床材にしました。■ 障子を取り入れることで旅館のような雰囲気を演出旅館への憧れから、リビングダイニングの窓には障子を設けました。ここの窓は特注の大きいサイズなので、障子も大きいものを造作してもらいました。障子に囲まれた空間は心が和みます。障子を通しての光は柔らかくて気持ちがいいです障子は家の中から見ても、外から見ても趣があって気に入っています。障子と電球色の組み合わせ和室ももちろん障子にしました。雪見障子から紅葉したシダレモミジを見るこちらは雪見障子を選びました。畳に座った状態で眺める庭は格別です。雪見障子から見る雪化粧のお庭プライバシーが確保されたままで庭が眺められるのも大きなメリットです。雪の積もった庭を雪見障子越しに眺めたときは感動しました。雪見障子は普通の障子よりは費用が少しだけアップするので当初は考えていませんでした。ですが、インターネットや雑誌などで雪見障子を見て家づくりの終盤で雪見障子を取り入れることを決めました。雪見障子から新緑のシダレモミジ和室に座ったり寝転んだりお茶したりして庭の植栽を眺める。雪見障子のおかげで、リビングダイニングとはまた違った空間を味うことができています。※【旅館みたいな平屋暮らし】前回の記事を読む
2018年04月03日春からの暮らしに、ちょっぴり彩りを加えてみませんか?今日はいつもの暮らしに軽やかな彩りを加える、キッチンアイテムのお話です。便利グッズや100円ショップアイテムもいいけれど、こんな北欧生まれのキッチンアイテムがあるだけで気分があがりそう!毎日の家事がぐっと楽しくなる、キッチンアイテムの登場です。■RIG-TIG(リグティグ)のある暮らしRIG-TIG(リグティグ)は、デンマークのstelton社が手がける、キッチンウェアブランド。steltonの機能性やデザイン性はそのままに、日々の生活を楽しくするアイテムが揃っています。そんなリグティグのアイテムがいつものキッチンにあるだけで、なんだかキッチンに楽しげな風景が生まれます。<立体的な表情が楽しいポットホルダー>積み重なった四角い箱か、連なる矢印か。冷たく感じる幾何学模様がどこか温かく感じるのは、きっとその北欧カラーのせい。柔らかでいて耐熱性もあるシリコン製ポットホルダー(鍋つかみ)は、鍋つかみとしてはもちろんのこと、鍋敷きとしても使用可能なアイテム。でこぼこと影を生み出すその表面の表情が、いつもの食卓にアクセントを加えます。▼ご紹介した商品⇒ RIG-TIGポットホルダー鍋つかみ <ブレッド/バターケースは見せる収納という一面も>毎朝のように食べるパンやバターの指定席には、リグティグの人気者でもあるこちらを。ブレッドケースやバターケースは、シンプルな佇まいでありながら、竹素材のフタと北欧らしいニュアンスカラーのボディとの組み合わせが温かな雰囲気。買い置きパンの保存にはもちろんのこと、ストックのフードアイテムなど、出しっぱなしだと生活感が出てしまうものを入れる「とりあえずの収納箱」としても大活躍します。▼ご紹介した商品⇒ RIG-TIGブレッドケース ▼ご紹介した商品⇒ RIG-TIGバターケース <優しい雰囲気のペーパーホルダーで>北欧風のキッチンに似合うのは、天然木の表情が優しいこんなペーパーホルダー。生活感が出やすいキッチンにも、優しい雰囲気が漂います。▼ご紹介した商品⇒ RIG-TIGキッチンペーパーホルダー <調理ツールは機能性も◎>異なる3カラーの薄いチョッピングボード(まな板)が1つのスタンドにまとめられた、まな板セット。お肉用、野菜用・・・と色ごとに使い分けられるのが魅力です。にんにくなどの臭いが強いものや、お肉やお魚といった生ものを切る時は、まな板の上にさらにまな板を重ねてその上でカットすればOK。にんにくのみじん切りといった細々したものはそのままフライパンまでこぼさずに運べて、下のまな板の上では他の食材への臭い移りを気にすることなくその後の調理がスムーズに行えます。▼ご紹介した商品⇒ RIG-TIGチョッピングボードまな板 ドレッシングを作ったりお菓子を焼いたりと、あれこれ材料を混ぜ合わせたいクッキングシーンで活躍するのがこちらのミキシングボウル。外側のみマットな質感に仕上げられ、艶やかな質感の内側は計測目盛り付き。シンプルでモダンな佇まいはそのままに、機能性まできっちり考慮されたキッチンウェアです。▼ご紹介した商品⇒ RIG-TIGミキシングボウルS ▼ご紹介した商品⇒ RIG-TIGミキシングボウルM ▼ご紹介した商品⇒ RIG-TIGミキシングボウルL 春のキッチンを彩る、デンマーク生まれのキッチンウェアブランド「RIG-TIG(リグティグ)」。毎日の家事がきっと楽しくなる、そんなアイテムたちが揃いました。 食のはなし
2018年02月27日北欧暮らしのお正月北欧暮らしを目指す著者が、インテリアや雑貨、収納等について綴る人気ブログ「めがねとかもめと北欧暮らし。」では、2018年のお正月インテリアの様子が公開されました。北欧アイテムと日本の伝統がコラボ書籍化もされている同ブログの著者が紹介するのは、広々としたコンクリートの玄関土間に飾られたアイテム達。北欧ヴィンテージのキャビネットの上には、「中川政七商店」の鏡餅が。餅部分は天然の木で作られていて温かみが感じられます。また伊賀組み紐で作られた橙が彩りをプラス。そしてその横に添えられているのが、正月らしい千両。一輪挿しとして使われているのは、デンマークブランド「ローゼンダール」のキャニスターです。「オマジオ」のフロアベースに正月の草花を土間スペースでもう一つ目を引くのは、同じくデンマークブランド、ケーラー社「オマジオ」のフロアベースに飾られたお正月の草花。北欧ブランドとして有名な「オマジオ」ですが、千両、松、しだれ柳といった日本的な草花がとてもマッチしています。日本の伝統と北欧アイテムをうまく使った同ブログの正月インテリア、参考にしてみてはいかがでしょうか。(画像はブログ「めがねとかもめと北欧暮らし。」より)【参考】※「めがねとかもめと北欧暮らし。」オフィシャルブログ
2018年01月06日町家旅館とフレンチテイストのカフェが心地よい空間京都・四条河原町の「京都町家旅館&カフェ cinq(サンク)」は、1階はカフェ、2階は旅館というユニークなお店。120年の歴史ある町家旅館をリノベーションしているので、外観は町家ですが、店内はフレンチテイストのおしゃれな内装です。シンボリックな空間のお座敷は、窓を開けるとテラス気分を味わえるのが魅力。視界に入る照明の明るさや、音楽のセレクトからボリュームに至るまで、居心地よい空間作りがなされています。リノベーション旅館&カフェとしての実績は5軒目建物は120年前から旅館として使われていました。2009年にリノベーションを行い、旅館&カフェとしてオープン。店名の「cinq(サンク)」 はフランス語で「5」の意味で、運営会社が5軒目として立ち上げたことが由来となり名付けられました。1階のカフェは、肉料理メインの町家カフェとして、京都産食材を使用したメニューを提供。2階は女性・カップル限定の宿としてゲストをもてなしています。あったかいわらび餅と冷たいアイス、京都らしいコンビ「サンクのわらび餅アイス」は、あったかいわらび餅と冷たいアイスのハーモニーがおいしい新感覚スイーツ。吉野の本葛を使用したさっぱりわらび餅にバニラアイスが絡みます。京都らしく宇治抹茶をふんだんにふりかけ、自家製のラズベリーソースとぽん菓子がアクセントになっている一品。アイスにのっているお店のロゴマークは、もち米から作られた菓子「すり種」で、京都で創業120年の老舗種物屋から仕入れています。肉匠厳選のビーフステーキ!がっつり食べたい時におすすめ「肉匠厳選 ビーフステーキ(100g)」は、赤身の内モモ肉を使ったラウンドステーキ。シェフはお肉を極めた「肉匠」と呼ばれ、お店で提供するお肉の全てをセレクトしています。「脂っこくなくヘルシー」と女性にも人気です。カフェメニューといってもスイーツのみにとどまらず、ランチにもディナーにも幅広くしっかり対応しているところも魅力的です。居心地よい空間で多様なニーズに応えてくれるお店京都の観光名所群にほど近い場所にあり、土日は混雑するのでゆったりと過ごすには平日がおすすめ。フリーWi-Fi完備なので、自分に合った使い方を探せるお店です。カフェとしてカジュアルに利用するもよし、特別感のある旅館としてくつろぐのもよし。居心地よい空間で多様なニーズに応えてくれます。「京都町家旅館&カフェ cinq」 は、京都市営地下鉄東西線「京都市役所駅」から徒歩5分、阪急京都本線「河原町駅」から徒歩10分ほどの場所にあります。京都の繁華街にも近く、アクセスの良さも魅力的。旅館としてもカフェとしても心惹かれる素敵なお店に、足を運んでみませんか?スポット情報スポット名:京都町家旅館&カフェ Cinq住所:京都府京都市中京区海老屋町327電話番号:075-708-7948
2017年11月04日三つ編みじゃないの!? 三つ編みみたいな裏技アレンジ♪三つ編みみたいなスタイルだけど、よく見るとちょっと違うヘアアレンジ★トランプのスペードみたいに仕上がるのがポイント。ヘアゴムだけを使って作るスタイルです。ヘアピンも不要なので、お子様にも安全なヘアアレンジです♪手順を覚えたら簡単!髪の毛を結ぶだけのアレンジなので、ぜひお試しください。M’s Hairカナチャンのスペードポニーテールレシピ!① まず、トップの毛束を耳上の位置でヘアゴムを使って結び、ハーフアップにします。② ハーフアップにした毛束を持ち上げ、ダッカールで仮留めします。③ 耳横の髪を一段取って、ヘアゴムで結びます。専門的に言うと、アンダーセクションを上下に2等分し、上の部分を結んでいます。④ 仮留めを外し、①の毛束を2つに分けます。⑤ 分けた毛束の間に3つの毛束を通して、そのまま持ち上げてダッカールで仮留めします。⑥ 分けた2つの毛束と、残っている襟足の毛束をひとつにして結びます。⑦ 結び目の上の部分を横に引っ張って、ルーズに崩します。⑧ 仮留めを外して、④と同様に毛束を2つに分けます。⑨ 手順5~8と同様の手順で繰り返し編んでいきます。毛先まで編み終わったら完成です。編み目に飾りをたくさん付けて、かわいくアレンジ飾りをいっぱい付けても、かわいいスタイルです♪ロングでも、ミディアムでもできるスタイルです。ぜひ皆さんもお試しくださいね♪美容師/綴木香奈(M’s Hair)
2017年10月17日古の京都を現代で感じられる「十四春旅館」静かで心安らぐ空間の「十四春旅館」。朝昼には、庭に差し込むキラキラとした木漏れ日が美しく輝き、夕方からはライトアップで神秘的な雰囲気に。京都の中心地ではありますが、騒がしい日常から離れることができます。宿泊費用は1泊1名9,200円~で、ひとり旅にもピッタリ。いつもと違う京都旅行にしたい時、日々の忙しさを忘れてゆっくりと素敵な休日を過ごしたい時には絶好の旅館です。国の登録有形文化財にも指定京の歴史を感じることのできる「十四春旅館」。主屋と土蔵は、登録有形文化財に指定されています。土蔵は、貫禄のある鳥居風門構え。主屋は高塀造りの仕舞屋。内装には大きな1枚ガラスや寄木を使っており、町屋の伝統的な部分と近代的要素を融合した造りとなっています。また、お風呂には檜葉の木を使い、リラックスできる香りとまろやかなお湯が特徴です。ホテルとは違った和の趣があなたの日々の疲れを癒してくれるでしょう。京都を堪能! 朝食は京都のおばんざいを中心にいただく寝起きの体にも優しい京都のおばんざいをメインに、京野菜や焼魚、お味噌汁などを女将と若女将が手作りしています。朝食は、お部屋まで運んでくれるので、周りを気にせずゆっくりと京都の朝を堪能してください。美味しい朝ごはんで心も満たされたら、素敵な1日が始まるでしょう。(朝食は宿泊料金+2,300円)ゆったりとした空間の中で、静かに流れる京都の時間を堪能してください。スポット情報スポット名:京町屋の宿 十四春旅館住所:京都市下京区諏訪町通り松原下ル弁財天町326電話番号:TEL:075-341-5301 / FAX:075-341-5303
2017年05月07日神奈川の湯河原に位置する「The Ryokan Tokyo YUGAWARA(ザ リョカン トウキョウ 湯河原)」。は、「楽しい日本の入り口になるような旅館体験の提供」をコンセプトとした、日本の魅力を一度に味わえるニュータイプの旅館。外国人がイメージする“ザ・日本”を創出するだけでなく、日本人にも改めて本物の日本を感じてもらえる。そんな場所を目指している。本記事では、日本ならではのおもてなしが満載の「The Ryokan Tokyo YUGAWARA」がもつ魅力に迫る。日本人も“日本ファン”になる、気軽な旅館体験旅館としての和の雰囲気や 日本文化体験を充実させつつも、 食事と宿泊の分離提供といった合理的なサービスを導入。航空業界のLCCのように自由度が高く、食事も含めた好きなサービスを選択可能なので、宿泊客は安価ながらも快適な滞在ができる。そんな風に気軽に宿泊できることもあり、温泉旅行はもちろんのこと、バイク・自転車でのツーリング、釣り合宿、登山合宿など利用者の用途は多岐にわたる。伏見稲荷を思わせるエントランスエントランスから日本要素が満載。京都・伏見稲荷を思わせるゲートと枯山水の庭、漢字の提灯が宿泊客を出迎える。充実したレストランやバー2017年2月には“3時間は何も考えずくつろいで欲しい”をテーマにした温泉カフェ「Gensen Café(ゲンセンカフェ)」がオープンした。湯河原の大自然の山並みを見ながら100%源泉かけ流し天然温泉(室内温泉のみ)を楽しみ、好きな柄や帯や浴衣をまとい、そして風呂上がりには“人をダメにする”ソファ「ヨギボー(Yogibo)が全面導入されているカフェでゆったりとくつろぐ…。「Gensen Café」では、そんな究極の日帰りリラックスが楽しめる。また、日本らしい雰囲気が漂うバーでは日本酒の利き酒が楽しめる。のびのびした女子会も、お酒をたしなむ大人の時間も、丸一日ゆっくりできるのが嬉しい。浮世絵を楽しめる客室和室では、葛飾北斎の代表作である富嶽三十六景「神奈川沖浪裏」がデザインされ、部屋では躍動感たっぷりの伝統を味わえる。そのほか、120cm幅の広々としたドミトリーも用意。人数や予算に応じていろんな客室を楽しみたい。また、2017年8月からは、浴衣で和室にいながら芝生でクッションという、これまでにないフォトジェニックな和室が登場する。入口には富嶽三十六景が描かれた襖、床の間には掛け軸……視線を変えれば青々とした芝生がある。そんな斬新な空間には、Gensen Caféでも“人をダメにしている”ソファ「ヨギボー」の新型となるヨギボープロ(Yogibo Pro)が導入される。源泉かけ流しの天然温泉ここでは、古くから湯治場として栄えた湯河原の温泉を、100%源泉かけ流しで楽しめる。弱食塩泉・弱アルカリ性の、女性の肌に優しい理想的な泉質。また、品質にこだわったアメニティも充実している。旅の疲れを癒してくれる嬉しい場所だ。なお、館内には大浴場のほか、シャワーブースも用意。宗教上の理由や羞恥心で入浴できない宿泊客も、快適な滞在が楽しめる嬉しい設備が揃っている。コスプレ体験をしての写真スポット多数施設内には、観光名所の大きなフォトパネルが設置されている。さらにコスプレ体験なども用意されており、宿泊施設の中で日本プチ旅行に訪れたかのような気分になれる。その他、館内には、温泉気分をもっと盛り上げてくれる卓球台や、日本の伝統的な遊びを通じて文化を体験できる和玩具も用意。外国人観光客のみならず日本国内からの宿泊も、これまでの旅館とは一味違う楽しみを体験できるかもしれない。【詳細】The Ryokan Tokyo YUGAWARA住所:神奈川県足柄下郡湯河原町宮上742TEL:0465-63-3498客室:4人部屋×8室、6人部屋×3室、ドミトリー×1室14ベッド温泉:源泉かけ流し天然温泉 大浴場男女各1、シャワーブース4設備:レストラン、 バー、 多目的スペース、コスプレなど価格:和室2名1室利用1名5,800円~(朝食付き)、ドミトリー1名3,000円~アクセス:JR「湯河原」駅下車 箱根登山バス「藤木橋」より徒歩10分
2017年03月03日四季を楽しめる庭園でプチトリップ気分創業は昭和2年。日本の銭湯文化を今も引き継ぐ歴史ある地元民に愛されるタカラ湯。昭和13年に建てられたという現在の外観は、風格のある宮造り千鳥破風が圧倒的な存在感を放ちます。入口に飾られた七福神の彫刻も、細部にまで細かいあしらいが施されたこだわりの装飾です。四季を楽しむことができる立派な庭園タカラ湯では、お湯はもちろん、一風変わった名物で賑わいを見せています。それは、敷地内で四季を楽しむことができる立派な「庭園」です。湯あがりに一杯飲みながら、池に泳ぐ美しい鯉を眺めていると、まるで旅館に来たようなプチトリップ気分を味わえます。この庭園、現在の店主である松本康一さんの祖父である益平さんのアイデアで造られたもの。元々庭師であった益平さんから受け継いだ、手入れの行き届いた本格的なお庭は、これ目当てに遠方から来る銭湯ファンがいるのも納得。清潔感のある店内は、天井が7mもある開放的な空間。西洋風のお洒落な浴室には、壁にモダンな女性の絵が描かれたイタリア製のタイルを使用されています。湯船のシンボル的存在、親子ペンギンのオブジェは子供にも大人気。脱衣所には、マッサージ器や、休憩スペースもあるので長時間お風呂を楽しむことが出来ます。小中高生限定で入湯料が100円になるお湯フェスまたタカラ湯を含む足立区の銭湯では、「あだちのお湯フェス2016」を開催中! 8/31までやっている第一弾は、小中高生限定で入湯料が100円になるという学生に嬉しい企画。9/1~10/31まで開催する第二弾では、大人も参加できるスタンプラリーを実施予定(中学生以上が対象)。足立区内の銭湯の入浴一回につきスタンプを1個押してもらえます。10個集めると、入浴が1回無料になるので、区内のいろんな銭湯を巡るのも楽しいかも。店舗情報店名:タカラ湯TEL・予約:03-3881-2660住所:東京都足立区千住元町27-1アクセス:北千住駅 徒歩約20分 (JR常磐線・千代田線・日比谷線・東武伊勢崎線・東武線直通半蔵門線・つくばエクスプレス線)営業時間:15:00〜23:30定休日:定休日:金曜日価格帯:大人 460円(12才以上)小学生 180円(6才以上12才未満)乳幼児 80円(6才未満)
2016年08月18日ファスティング旅館で篠栗町の地方創生!株式会社コプラスは、福岡県糟屋郡篠栗町の地方創生プロジェクトとして「ファスティング旅館 若杉屋」を2016年8月2日にオープンすることを発表した。豊かな森林とお遍路の歴史を持つ篠栗町で行うファスティング(断食)は、メンタルを整える効果を高めた独自のプログラムが用意されており、既存の断食合宿などとは一線を画した効果が期待される。3つのプログラムで体内・心・脳のお手入れを!オリジナルの酵素ドリンクを摂りながらのファスティングでは、長年働き続けていた内臓を休めることができ、消化の負担をなくして代謝を上げることで、体を内側からケアしてくれる。森林セラピーでは、篠栗の森の自然を五感で感じながら、森林浴によるストレスホルモンの減少や自律神経を安定させる効果などにより、疲れた心を穏やかに浄化してくれる。お遍路メニューでは、お遍路体験や写経を通じて脳疲労回復効果を体感でき、瞑想で脳を整えることはストレス軽減やパフォーマンス向上につながると実証されていることから、大企業の社員研修にも取り入れられている。2016年10月31日までは、グランドオープン記念価格!木~日曜日の3泊4日プランと、火~木曜日・金~日曜日の2泊3日プランが用意されており、2016年10月31日までは通常価格よりも6,000円~8,000円安いグランドオープン記念価格で利用できる。若杉屋のウェブサイトから予約申し込みが可能だ。(画像はプレスリリースより)【参考】※株式会社コプラス プレスリリース/@Press※若杉屋ウェブサイト
2016年07月23日東京から約45分の非日常な宿でくつろぐ「伝統の温泉旅館は、ちょっと敷居が高いかも……」と思われがちですが、上質な温泉旅館にこだわりつつ、現代的な居心地のよさを感じさせるのが星野リゾートの「界」という温泉旅館ブランド。「界 熱海」は、東京から新幹線を利用して45分という抜群のアクセスで、一挙に非日常の宿と温泉で極上の時間を味わえます。「界 熱海」の源泉は、開湯1200年の日本三大古泉の一つ。元は江戸末期から続く歴史ある老舗旅館。緑に囲まれた門構えの奥、立派な設えの玄関で、にこやかな笑顔のスタッフが迎えてくれます。そして、客室に向かう前に、まずはロビーでウェルカムドリンクが出されて、ほっと一息。スタッフと交わす言葉で一気に和やかな気分に。和の伝統・本館と洋風の別館ここ「界 熱海」には、江戸時代からの伝統を引き次ぐ本館と、歴史を感じる洋館の別館ヴィラ・デル・ソルがあります。ヴィラ・デル・ソルの建物は、元は紀伊徳川家によって、明治32年(1899年)に建てられた日本初の西洋式図書館“南葵文庫”を移築したもの。明治時代の美しい洋館の佇まいが、美しいロビーやダイニングとなって今に残ります。ともに、相模湾の美しい眺めと潮騒の音に癒される部屋ですが、雰囲気は全く異なる和と洋の宿。かたや広々とした畳と濡れ縁に、檜の内風呂もある落ち着いた和のお部屋、かたや、さりげなく本格的なコルビジェの家具が置かれた明るくモダンな洋室。どちらに泊まっても、源泉かけ流しの豊かな湯を誇る「走り湯」「古々比の瀧(こごいのゆ)」という2つの湯殿を楽しみ、食は伊豆の海の幸を生かした和会席かフレンチを味わえます。東京からの距離の近さを忘れてしまう、非日常の時間を熱海で過ごしてみてはいかがでしょうか。取材・文/小野アムスデン道子店舗情報店名:星野リゾ—ト界 熱海TEL・予約:0570-073-011住所:静岡県熱海市伊豆山750-6アクセス:JR熱海駅よりタクシーで約5分
2016年06月08日星野リゾートの日本旅館「星のや 東京」が2016年7月20日(水)、東京・大手町にオープンする。「星のや東京」は18階建ての「塔の日本旅館」。庭と平屋木造という伝統的な横の展開ではなく、地下2階・地上17階建の縦の空間に旅館の要素を展開し、日本はもちろん、海外から訪れる旅行客にも“和のおもてなし”を体感してもらえる空間を演出する。日本旅館ならではの生活文化を、美しく切り取っている星野リゾートらしく、「星のや東京」の客室はすべて畳の間。日本の伝統的な建築様式を大切にしながら、現代的なアレンジを施している。日本伝統の和室「百合 / 桜」のクローゼットや障子には竹素材を採用。館内で最も広い「菊」は、各階の奥に位置する角部屋となっており、静かなひとときを部屋で楽しみたい人に最適な部屋だ。客室から畳の廊下が続くのは、24時間いつでも訪れることができる「お茶の間ラウンジ」。旅館到着直後にはお茶の飲み比べ、夕食後には日本酒と共に…。香ばしい薫りに包まれながら日本茶を楽しめる空間だ。また、「星のや 東京」近くで楽しめるアクティビティも充実。江戸の伝統工芸を体験するショートプログラムや古地図歩き、星のや専用船でも川下りなど、「EDO」を堪能し尽くせるラインナップが用意されている。【施設概要】星のや 東京オープン日:2016年7月20日(水)所在地:東京都千代田区大手町1-9-1客室数:84室価格:1泊1室 78,000円〜建築概要:地下3階、地上18階 高さ(最高) 90m面積:約12,000㎡施設概要:レストラン・スパ・カンファレンスルームなど予約受付中公式ウェブサイト:
2016年04月19日