2020年1月から2月に『デスノートTHE MUSICAL』がオール新キャストで上演される。死神リュークを演じる横田栄司に話を聞いた。【チケット情報はこちら】「名前を書かれた人間は死ぬ」という“死のノート”を巡る物語を描き、世界中で読まれる漫画「DEATH NOTE」(原作:大場つぐみ・漫画:小畑健)。このミュージカル版は、音楽をフランク・ワイルドホーン、音楽監督をジェイソン・ハウランド、そして演出を栗山民也という世界的コラボレーションによって2015年に初演された。それから再演、海外公演を経て、今回は3年ぶり、オール新キャストでの上演となる。名だたる演出家の作品に出演し、その中でも特に蜷川幸雄演出作品、シェイクスピア作品に多く出演してきた横田だが、本作に向けて「とてつもなく大きな不安と、それを超えるほどの楽しみと燃える気持ち、それがせめぎ合っているところです」と笑顔で語る。不安とは「ミュージカルに不慣れだということ」、楽しみとは「新しい時代に、新しい人たちと、新しい『デスノート THE MUSICAL』をつくること」だと言い、「これまでを超えるというよりは、これまでとはまた別のいいものにしたい。きっと栗山さんも前作をなぞるようなことはしないでしょうしね」と意気込んだ。物語については「まずやっぱり“名前を書くと人が死ぬ”というルールは衝撃的でした。それによって正義というものがわからなくなり、誰がヒーローなのか悪なのかもわからなくなる。そういう曖昧さが面白かったし、新しい怖さになっていた」と話し、「面白い構造だと思うんです。原作漫画は作者…つまり“人間”が描いているわけで。要は、“死神”も人間がつくりだしたものですよね。でも、この作品に描かれている“人間”の、秘めた暴力性、他者への接し方、距離感…そういうもののほうが悪魔(死神)的に感じる。逆に“死神”のほうはどこか人間的で。むしろ大きな力や既得権益に捉われない、自由で理想的な姿に見える。そこが薄気味悪い」と横田ならではの読み。そんな物語の中で、自身が演じる死神リュークは「退屈しのぎで人間を使って遊んでいる。シェイクスピア作品に出てくる貴族たちに似ているなと思いました。金持ちで、暇で、やることがない。それで誰かをいじめて楽しむ悪趣味な貴族。だけど僕は、リュークに対して“わかるよ”という気持ちがあるんですよ。自分はこんなふうには絶対になれない。だからそのぶん痛快にも感じる。“もっとやれ!”という気持ちになるときもあります(笑)。でも、お客さんにもそう思ってもらえたら嬉しい」。「これまでのリュークを汚したくない、だけど超えたい欲もある」と明かした横田の死神リューク、そして『デスノートTHE MUSICAL』を楽しみに待ちたい。『デスノートTHE MUSICAL』は1月20日(月)から2月9日(日)まで、東京・東京建物ブリリアホールにて。その後、静岡、大阪を巡演。取材・文:中川實穂
2019年11月06日ミュージカル『デスノート THE MUSICAL』に出演する、甲斐翔真・高橋颯の歌唱映像が16日、公開された。原作・大場つぐみ、作画・小畑健による大ヒット漫画『DEATH NOTE』をミュージカル化した『デスノート THE MUSICAL』。フランク・ワイルドホーンが音楽、栗山民也が演出を担当し、2015年に世界初演を迎えた。高校生の夜神月(村井良大・甲斐翔真)が、書き込むと人が死ぬ「デスノート」を手にしたことから、物語が展開していく。今回公開されたのは、月役の甲斐(Wキャスト)とエル役の高橋が歌う「ヤツの中へ」ミュージックビデオ。原作にもある、月とエルがテニスをしながらお互いの腹の内を探り合うシー ンでのビックナンバーとなっている。楽曲を手掛けるフランク・ワイルドホーンは、日本でも長く愛され続けている名作ミュージカル『ジキル&ハイド』や、『ボニー&クライド』『シラノ』『笑う男』『マタ・ハリ』 など数々の作品を手掛け、これまでにはホイットニー・ヒューストンなど名立たるアーティストにも楽曲を提供する。2015年の日本初演以降、韓国・台湾でも大ヒットを記録している日本発のオリジナルミュージカルが、 新キャストとして生まれ変わった姿を見せた。公演は東京建物 Brillia HALL(豊島区立芸術文化劇場)にて2020年1月20日〜2月9日。ほか静岡、大阪、福岡公演を予定している。(C)大場つぐみ・小畑健/集英社
2019年08月16日キャストを一新して来年1月に上演スタートする「デスノートTHE MUSICAL」より、ライトとエルのビジュアルが公開された。本作は、「週刊少年ジャンプ」で連載された「DEATH NOTE」を、ブロードウェイの作曲家フランク・ワイルドホーンと日本を代表する演出家・栗山民也がタッグを組んでミュージカル化。2015年の世界初演以降、日本のみならず韓国や台湾でも上演された本作が、今回はキャストを一新。来夏グランドオープン予定のHareza池袋にて、今年11月に先行オープンする東京建物 Brillia HALLのこけら落としシリーズとして上演する。主演のライトとエルを演じるのは、『ドクムシ』や舞台「弱虫ペダル」の村井良大と、全国オーディションの末、2416人の中から選ばれた甲斐翔真が夜神月(ライト)役をWキャストで。そしてソロアーティストとして活動する高橋颯がエルを演じる。そんな3人が写るビジュアルが公開。オール新キャストとなる本作の上演にますます期待高まる。撮影してみて村井さんは「重厚な雰囲気のセットの中、初めて夜神月に扮して撮影しました。世界観に集中し、スタッフの皆さまが創り出してくれたデスノートの世界に入り込んで、良い撮影ができたと思います」とコメントし、甲斐さんも「ビジュアル撮影で初めて夜神月になった時、僕の中で暴れまわりたい何かの感情が沸々と湧いてくる感覚がありました」と感じるものがあった様子。また高橋さんは「めちゃくちゃカッコよく撮れたと思います!」と満足げ。「撮影に向けてヘアメイクなどの作り出す世界観に負けないような役作りを心がけていたので、素敵に仕上がって嬉しいです。これから始まる本格的な稽古も頑張ります!」と改めて意気込んでいる。あらすじ成績優秀な高校生・夜神月は、ある日「このノートに名前を書かれた人間は40秒で死ぬ」と書かれた一冊のノートを拾う。それは、死神が退屈しのぎに地上に落とした“死のノート”(デスノート)であった。犯罪者を裁ききれない法律に限界を感じていたライトは、テレビで幼稚園に立てこもる誘拐犯の名前をデスノートに書いてみる。すると誘拐犯は突然、心臓発作で息絶えた。そしてライトはデスノートを使い、犯罪者の粛清を始めていく。世界中で犯罪者が不可解な死を遂げていく事件が相次ぐ中、インターネット上ではその犯人を「キラ」と呼び、称賛しはじめる。犯罪の数が激減する中、警察は犯人の手掛かりさえつかめないでいた。そこへ、これまであらゆる難事件を解決してきた謎の名探偵L(エル)が事件を解決すべく、捜査を開始する…。「デスノートTHE MUSICAL」は2020年1月、東京建物 Brillia HALL(豊島区立芸術文化劇場)にて上演。※ほか地方公演あり(cinemacafe.net)
2019年08月02日2020年にオール新キャストで上演される『デスノートTHE MUSICAL』。夜神月役はダブルキャストで、うち一名は全国オーディションで決定することになっており、先月末にはオーディション枠以外の新キャストが発表されていました。5月13日、ついにオーディションによって選ばれた夜神月役が決定。本人のコメントと共に、公演概要を詳しくご紹介します。オーディションで選ばれた新・夜神月役は「甲斐翔真」応募総数2416名の主役オーディションで、見事に夜神月役を射止めたのは「甲斐翔真(かいしょうま)」さん。2016年「仮面ライダーエグゼイド」でデビュー以降、話題のドラマや映画に立て続けに出演。オーディションでは、舞台未経験ながらも真っ直ぐでエネルギー溢れる歌声と演技を披露し高く評価され、今回の起用が決定しました。主な出演作・テレビドラマ『仮面ライダーエグゼイド』『ゼロ 一攫千金ゲーム』『電影少女-VIDEO GIRL MAI 2019』・映画『覚悟はいいかそこの女子。』『君は月夜に光り輝く』コメント “『デスノート THE MUSICAL』で初舞台を踏ませて頂きます。素晴らしいキャストの皆さんとご一緒させて頂けることを心より嬉しく、光栄に思うと同時に、この大きな舞台に立たせて頂く興奮と不安が、同時に押し寄せております。もともとミュージカルが大好きで、いつか自分も舞台に立ちたいと強く思っていたので、今作品のオーディションを絶対に決めたい!!と臨みました。プレッシャーもありますが、栗山さんのご指導のもと、とにかく公演に向けて日々鍛錬していきます。どうぞよろしくお願いいたします。”出典:『デスノートTHE MUSICAL』新キャスト発表!村井良大(夜神月役) ※ダブルキャスト「仮面ライダーディケイド」に出演し人気を博しブレイク。現在公演中の舞台『ピカソとアインシュタイン~星降る夜の奇跡~』でも主演を務め、6月・10月にも主演作品が控える。今注目される若手実力派俳優の一人。髙橋颯 (エル役)2018年9月よりソロシンガーとして活躍。透明感と優しさを合わせ持つ歌声で、本作が初舞台・初ミュージカル。吉柳咲良(弥 海砂役)「第41回ホリプロタレントスカウトキャラバンPURE GIRL2016」グランプリ受賞。2017年のミュージカル『ピーターパン』で、史上最年少タイの13歳で10代目ピーターパンを演じ、以後3年連続主役のピーターパンを務める。西田ひらり(夜神粧裕役)ダンス&ボーカルグループ「ONE CHANCE」で活躍し、津軽民謡で全国大会への出演経験を持つ。本作がミュージカル初出演となる。パク・ヘナ(死神 レム役)韓国ミュージカル界の歌姫と評され、映画「アナと雪の女王」では韓国版の劇中歌を担当。『デスノートTHE MUSICAL』の韓国版では初演、再演とレム役を演じている。横田栄司(死神 リューク役)舞台・映画・ドラマと幅広く活躍。蜷川幸雄演出のシェイクスピアシリーズに多数出演。演劇作品で欠かせないベテラン演技派俳優。主な出演作品に、舞台『ヘンリー五世』『ハムレット』『ヴェニスの商人』など。今井清隆(夜神総一郎役)劇団四季時代には『美女と野獣』の野獣役、『オペラ座の怪人』のファントム役などを演じる。退団後は数々の舞台に出演し、ミュージカル『レ・ミゼラブル』ではジャン・バルジャンを長年演じている。『デスノート THE MUSICAL』公演概要上演時期2020年1月※地方公演、海外公演あり(予定)会場豊島区立芸術文化劇場(新複合施設「Hareza (ハレザ) 池袋」2019年秋オープン)キャスト村井良大甲斐翔真髙橋颯吉柳咲良西田ひらりパク・ヘナ横田栄司今井清隆川口竜也/小原悠輝/金子大介/鎌田誠樹/上條駿/長尾哲平/廣瀬真平/藤田宏樹/本多釈人/松谷嵐/渡辺崇人/石丸椎菜/大内唯/コリ伽路/華花/濵平奈津美/妃白ゆあ/町屋美咲/湊陽奈/森莉那クリエイティブスタッフ音楽:フランク・ワイルドホーン演出:栗山民也歌詞:ジャック・マーフィー脚本:アイヴァン・メンチェル翻訳:徐賀世子訳詞:高橋亜子ほか(C)大場つぐみ・小畑健/集英社
2019年05月13日ミュージカル『デスノート THE MUSICAL』の新キャストが25日、明らかになった。原作・大場つぐみ、作画・小畑健による大ヒット漫画『DEATH NOTE』をミュージカル化した『デスノート THE MUSICAL』。フランク・ワイルドホーンが音楽、栗山民也が演出を担当し、2015年に世界初演を迎えた。高校生の夜神月が、書き込むと人が死ぬ「デスノート」を手にしたことから、物語が展開していく。2020年、オール新キャストで上演されることになった同作の、新・夜神月役(ダブルキャスト)には、若手実力派俳優の村井良大、新・エル役には、ソロシンガーとして活躍し、同作が初舞台・初ミュージカルとなる高橋颯が抜擢された。そのほか、弥海砂役には、ミュージカル『ピーターパン』で3年連続主役のピーターパンを演じる吉柳咲良、夜神粧裕役にダンス&ボーカルグループONE CHANCEで活躍、津軽民謡で全国大会への出演経験を持つ西田ひらり、レム役に韓国ミュージカル界の歌姫と評され、本作の韓国版で初演・再演とレム役を演じてきたパク・ヘナ、リューク役にシェイクスピア作品ほか数々の演劇作品で欠かせない存在の横田栄司、夜神総一郎役には、ミュージカル『レ・ミゼラブル』のジャン・バルジャンを長年演じる他、幅広い役柄で観客を魅了する今井清隆が決定。ベテラン演技派から注目株のフレッシュな次世代若手俳優まで、全く新しいキャストが揃った。そして、夜神月役のダブルキャストのうち1名は、現在進行中の全国オーディションにて決定する。残る1名の夜神月は一体誰になるのか。世界が東京に注目する2020年、『デスノート THE MUSICAL』が更なる進化を遂げる。○村井良大 コメントデスノートは世界に伝わるストーリーで、自分自身も作品の大ファンなので、このような世界中で愛される作品に自分が参加できること、月(ライト)役を演じさせて頂けることをとても光栄に思います。このチャレンジに屈することなく、漫画ファンやこれまで本作を観てくださっているファンの方にも納得して頂けるような自分らしい夜神月を演じたいです。この新キャストで創る新たな『デスノート THE MUSICAL』を打ち出せるように頑張ります。○高橋颯 コメントデスノートは以前から映画やアニメを見て好きな作品で、その中でも自分に一番近い存在だと感じていたエルが特に好きだったので、この役に決まった時は本当に嬉しかったです。エルは数々の名優の方々が演じてきて、この舞台のキーになる役なので、その大きな存在に自分自身がなることは楽しみでもあり、不安でもあります。エルと言えば髙橋颯と思ってもらえるように、歌でも皆さんを魅了できるように稽古を積んでいきたいと思います。そして今回、初めて本格的に演技と向き合うので、共演させて頂く皆様、そして演出の栗山さんから多くを学び、お客様に素晴らしい作品をお届けできるようにしたいです。○吉柳咲良 コメント今回、日本だけでなく世界的に人気のある“デスノート”という作品に出演させて頂ける事になり、とても嬉しく思います。はアイドルとしての陽の部分と両親を亡くし孤独に生きている陰の部分、そして月(ライト)に恋する乙女な部分、と色々な側面を持つキャラクターだと思っています。演出の栗山さんや他のキャストの方々から多くの事を学び、私にしか出来ないミサミサを表現していきたいです。○西田ひらり コメント今回、2020年1月から上演される『デスノート THE MUSICAL』に夜神粧裕役で出演することになりました。ミュージカルは私にとって新たな試みで不安もありますが、今は楽しみという気持ちの方が大きいです!この大好きな作品で粧裕ちゃんを演じられることは、とても誇りに思っています。たくさんの方に私の歌、演技を見ていただきたいです! 皆さんの期待以上のものをお届けできるよう、精一杯頑張ります。応援よろしくお願いします。○パク・ヘナ コメントありがたい事にも韓国で『デスノート THE MUSICAL』の初演、再演全てに参加しましたが、多くの観客の方が“レム”を愛してくださり、本当に幸せで楽しく公演しました。愛する“デスノート”の“レム”で、こうして日本の観客の皆さんに直接お会いする機会ができて、とても光栄です。日本の俳優の方々と日本語で公演するだけに、準備も沢山しなければならないし、とても緊張しますが、またそれだけに、とてもワクワクしています。一生懸命準備して、良い公演をお見せできるよう、最善を尽くします。○横田栄司 コメントすでに最高の評価を受けている作品に参加できる喜びとともに、なんとも言い難い恐怖を感じております。が、怖がっていても前に進めないことは承知しておりますので、新しい出会いを喜びと信じ、挑戦し訓練し稽古をして、新たに最高の『デスノート THE MUSICAL』をお届けできるよう、新人のつもりで頑張ります。皆様のご来場を心よりお待ちしております○今井清隆 コメント幕開けからグイグイと観客の心を掴んで離さないストーリー展開、そして素晴らしい楽曲!!今回初めて出演させて頂く事になり幸せを感じています! 私の役、夜神総一郎は、主人公、夜神月の父親であり、この事件を担当する警視総監でもあり、人の親としての心情と職務を遂行する切れる男の両面の葛藤を表現して行く難しい役所なので大変だとは思いますが、悩みながら、楽しみながら、役作りして行こうと思っています!ご期待下さいませ!(C)大場つぐみ・小畑健/集英社
2019年04月25日2020年1月に上演が決定した『デスノート THE MUSICAL』。過去上演のキャストや、最新情報などをご紹介します。新しいキャストで描かれる『デスノート THE MUSICAL』の上演に、いまから期待が高まりますね。2020年1月『デスノート THE MUSICAL』上演決定!2015年に世界的クリエイター陣のコラボレーションで実現したミュージカル『デスノート THE MUSICAL』。2020年1月に、オール新キャストでの上演と、主演を決めるオーディションの開催が決定しました。初演以来、熱狂的な作品ファンを生み出した、『デスノートTHE MUSICAL』通称“デスミュ”は、子どもから大人まで楽しめるエンターテインメント作品。2017年の再演では、日本国内を飛び出して海外公演(台中公演)でも大成功をおさめています。『デスノート』とは?「デスノート」は、2003年に集英社「週刊少年ジャンプ」に連載された、大場つぐみ原作の人気少年漫画。日本累計発行部数3,000万部を超え、2006年には映画「デスノート」が公開。その人気は日本にとどまらず、海外にも広がっています。『デスノート』ストーリー死神「リューク」が地上に落とした「デスノート」を拾った主人公・夜神月(やがみライト)は、自由に人の命を奪えるそのノートを使って、新しい世界をつくろうと企みます。次々に起こる不可解な事件の捜査を依頼された名探偵「L(エル)」が、ライトとの頭脳戦を繰り広げていく物語です。過去の『デスノートTHE MUSICAL』2015年に初上演された『デスノートTHE MUSICAL』は、主演・夜神月役をミュージカル俳優・浦井健治さんと柿澤勇人さんが務め、小池徹平さん、濱田めぐみさん、吉田鋼太郎さんなど、錚々たるキャストが集結しました。2017年には、韓国にてオール韓国キャストの『デスノートTHE MUSICAL』が上演。主演・夜神月役をミュージカル俳優のホン・グァンホさんが務め、L役をJYJのジュンスさんが演じて話題となりました。オール新キャスト&主演・夜神月はオーディションで決定!2020年1月に上演される『デスノートTHE MUSICAL』では、キャストを一新。主演・夜神月役は、プロ・アマを問わないオーディションで決定されます。2020年公演の『デスノートTHE MUSICAL』でも海外公演が予定されているのだそう。世界が東京に注目する2020年、オール新キャストで上演する“デスミュ”から、世界へ羽ばたける次世代スターが誕生します。『デスノート THE MUSICAL』概要上演時期2020年1月※地方公演、海外公演あり(予定)会場豊島区立芸術文化劇場(新複合施設「Hareza (ハレザ) 池袋」2019年秋オープン)クリエイティブスタッフ音楽:フランク・ワイルドホーン演出:栗山民也歌詞:ジャック・マーフィー脚本:アイヴァン・メンチェル翻訳:徐賀世子訳詞:高橋亜子ほか詳細(C)大場つぐみ・小畑健/集英社
2019年01月15日こんにちは、こじらせ美容オタク家のともです。結婚する前はこんなことに悩むとは思ってなかった…と“地味に旦那にイライラすることの上位”に入るのが“旦那の立ちション”。様式トイレしかない家が主流の現代、立って家のトイレで小便をされると、やはり飛び散ってしまい悪臭の原因にもなるし、見た目も汚くなってしまいます。そしてそれを新築でやられた日には“本当にやめて!!”と心から叫びたくなってしまうもの。確かに男性は男性の言い分があるでしょうが、妻側の切実な願いの一つ。そこで“旦那に座って小便をして欲しい”を叶える方法 を、リサーチしてみました。便座カバーやマットを使わない『立ってやると座ってやるより断然“汚れる”という意識がどうも希薄 のよう。そのためトイレの便座カバーとマットを外し、尿が便座についたらすぐ見えるようにした。 そしたら旦那もどれだけ尿が飛び跳ねていたのかを知ってびっくりしたみたい。その後座ってやろうとトライしてくれるようにはなった。やはり“不衛生”と実感させることが大事』(20代女性/一児のママ)便座カバーやマットを外すと“どれぐらい汚れているか”が可視化できるようになります。要はよく見えないから、そこまで尿が飛び散っているなんて実感できず、深刻に考えていなかったというワケ。カバーやマットを外すと、尿が一滴跳んだだけでも、目に映ることが可能に 。さすがに尿が飛び散っているのがハッキリ見えるトイレは嫌だ、と思うのが平均的な衛生観念を持つ成人男性。立ちションすることによって、自分がどれだけトイレを汚しているのか、というのをきちんと知ってもらうことも大切のようです。トイレ掃除は旦那の役割にする『旦那がトイレの大部分を汚している、と言っても過言でないので、トイレ掃除は旦那の役割にした。 そうすると、トイレ掃除するのが面倒なのか、座ってしてくれるようになった』(30代女性/パート・二児のママ)旦那がトイレを汚すなら“トイレ掃除を旦那の役割”にするのも効果的。自分で掃除しなきゃいけないとなると、“掃除したくないからなるべく汚さないようにしよう”と思ってくれる場合も。そして汚したら毎回、トイレ用の除菌シートを備え付けておいて、その都度拭いてもらうのもアリ。“毎回拭くのと、座るのどっちが楽か?” と、考えたら“座ってやった方が簡単だ”といつか気付いてくれることでしょう。「トイレは座って」と、トイレトレーニング『旦那がトイレに入る前は「座ってやってね」、と一声かけ、トイレの中にも“トイレは座って”と張り紙を貼っておいた 。そして座ってできた時には、大袈裟に褒めることを忘れない 。子供のトイトレと同じだが、何度も繰り返すうちに座ってやってくれるようになりました』(20代女性/育休中・一児のママ)まるで子供扱い、ですが、やはり子供から大人まで幅広く有効な策は“きちんと言い聞かせること”。毎日毎日「座ってやってね。約束よ。」と妻がお願いしてくれば、よっぽど頑固な男性でない限りは、座ってやろうと努力するのです。また、ちゃんと座ってできた時には「ありがとう! これでトイレ掃除が楽になるよ!」と尊敬の眼差しで褒めてあげることも重要。やはり見返りがないと努力も続かないので、“妻を喜ばせることができた”という満足感に充分浸らせてあげましょう。夫婦仲もよくなって一石二鳥。----------“トイレは座ってやるのが当たり前でしょ”のような態度で、座ってやることを強制させると逆効果。特に男気が強い人は、今までの自分のスタンスを意地でも変えたくなくなってきてしまいます。またやはり長年立って小をしてきた男性にとって座ることを続けるのは難しいこと。しかし子供ができると特に衛生管理というのも蔑ろにはできないもの です。家族のために、衛生管理のために、頑張って座ってくれたことに対して感謝をこめてお礼を言う、というのは基本のようです。●ライター/とも(こじらせ美容オタク家)●モデル/福永桃子・藤沢リキヤ
2018年05月04日世界最大級のオンラインストリーミングサービス・Netflixのオリジナル映画『Death Note/デスノート』が現在配信中だ。本作はご存じ、日本のマンガ界が誇る大場つぐみ(原作・原案)と小畑健(作画)による少年ジャンプの大人気コミック『デスノート』の待望のハリウッド実写映画版で、あの『HEROS/ヒーローズ』の「ヤッター!」という決めゼリフでおなじみのマシ・オカがプロデューサーを務めていることでも注目の一作。そんな本作で主人公ライト・ターナー役を演じる若手俳優のナット・ウルフは、日本版『デスノート』(06)の藤原竜也の演技力も参考にしたという。――アメリカでも原作は超有名だそうですが、そもそも本作に関わる前に『デスノート』の存在そのものはご存知でしたか?いや、知らなかったよ。ただ、僕の若いいとこや大親友が『デスノート』の超ファンでね。アニメや漫画などを全部知っていたと思うけれど、僕は観ていなくてね。でも今回、脚本を手にしてすごくよかったし、何よりも監督のアダム・ウィンガードのファンだったから興味を持てたよ。作品に出る前にチェックしておかなくてはと思って、『デスノート』の漫画やアニメをチェックした。ところがチラ見くらいのつもりが、結果的にドハマリしてしまってね(笑)。おかげで猛烈にファンになってしまったよ。――どこがよかったのですか?観る者に道徳観を問うところかな。何が正義であるか。あとはライトとLの頭脳戦だよね。原作ではそこが一番面白いと思ったところで、今回の作品でもそうだったよ。――日本版『デスノート』(06)も観たそうですね。藤原竜也さんの演技がすごかったでしょう?藤原さんもだけれど、ほかの人も素晴らしかったと思う。マンガアニメキャラを実写で演じることはすごく難しいことだし、僕はそのまま丸呑みにするよりトーンを参考にしたよ。――おっしゃるように本作は頭脳戦が見ものではありますが、共演者と敵対するキャラクターを演じる際、日本の撮影現場では本番中相手との距離を置く方もいるそうで、L役のラキース・スタンフィールドさんとは、どう過ごしていましたか?俳優が演技のためにすることって時に「そこまで?」と思うこともあるけれど、今回は自然な感じで最初の1カ月くらいお互いに距離を置いていたよ。もともと同じシーンが少なくて、撮影現場で一緒になることが少なかったからね。ちょうどダイナーでの直接対決のシーンが、始まって1カ月後くらいにあってね。そこでふたりとも溜めに溜めていたテンションを解放して、演技をぶつけ合ったかな。そこからグッと距離が近づいたかな。――ところでライトの行動って、ある意味では共感はしますよね? とても良くないことではありますが、「行け! 行け!」みたいなことも思ってしまう。そのあたりの価値観については、どう考えますか?僕もそこが面白いなと思っていて、良いことなのか悪いことなのかは、観ている人が考えることだよね。「行け! 行け!」と思うけれども、行き過ぎだろう、とかね。ライトは白黒でしか世界を見ていないけれど、世界はグレーでもっと複雑なことを知っていく。その道程が面白いと僕は思ったよ。ただ、微妙なところで彼は終わってしまうけれども(笑)。――さて、初来日だそうですが、『デスノート』が生まれた国という意味で、感じるものは?いろいろな場所にプロモーションに出かけたけれど、監督をはじめ一番楽しみにしていた場所こそ日本だったよ。『デスノート』は独特な発想の物語で、それこそが日本ならではと感じたかな。映画の元になっている物語の核でもある面白い方法で人の願いを実現するというテーマは、日本的な感覚で掘り下げているものだと思う。何が正義か、とかね。――神や悪魔などという構図は、もともとアメリカっぽいものなので、デスノがそちら側で映画化されることのほうが、より自然ではあるとも個人的には思いました。確かにね。ただ、この道徳観を問う物語は、どこの国に置き換えても通じるものだとは思うけれどね。何が正義でそうでないかというテーマは、アニメでも漫画でも映画でも強い作品としていきていくよね。だからこそ、今回の作品を多くの人に観てほしいよ。■プロフィールナット・ウルフ1994年12月17日生まれ。アメリカ、カリフォルニア州ロサンゼルス出身。2003年、オフ・ブロードウェイで子役として俳優デビューした後、2005年、母親のポリーが監督、脚本を務めた『The Naked Brothers Band: The Movie』で映画デビュー。以後、『ニューイヤーズ・イブ』(11)、『ハッピーエンドが書けるまで』(12)、『きっと、星のせいじゃない。』(14)などで着実にキャリアを積み、今後の活躍が嘱望される若手俳優のひとり。音楽活動も熱心で、弟のアレックス・ウルフと組み、ナット&アレックス・ウルフ名義で数々のシングルをリリース。現在はニューヨーク市に在住。
2017年12月01日旦那さんの誕生日、皆さんは何をプレゼントしていますか?わが家の旦那さんは、毎年「プレゼントは何が良い?」と聞いても「特にない」と言われるので、とっても困ります…(笑)。今回は、去年の旦那さんの誕生日の様子をご紹介したいと思います。生後4ヶ月のチッチを抱えながら、毎日家事と育児がやっとの私は、旦那さんに何をしてあげられるだろうか…と考えた結果!!チッチと私からのビデオメッセージを送ることにしました。そして、ただ送るだけでは面白くないのでここで一工夫。わが家は家にネットを繋いでいるので、スマホで取ったムービーをテレビへとばせる機能があるのです!(スマホによって機能が違うかもしれません)それを利用して、日付が変わった瞬間に…。旦那さんにとって、チッチが産まれて初めての誕生日。これはこれで良いプレゼントになったのかな…? と思いました。
2017年11月29日11月17日(金)今夜オンエアされる日本テレビ系「金曜ロードSHOW!」で昨年公開され大ヒットした『デスノート Light up the NEW world』がテレビ初放送される。今回は劇場公開時の本編を再編集し「特別版」としてのオンエアとなる。「そのノートに名前を書かれた人間は、死ぬ」という“デスノート”を天才高校生・夜神月が拾ったことから、“キラ”を名乗り新世界の実現ため世界中の犯罪者たちの名をノートに書いて殺害していく月と、世界的名探偵の“L”の対決を描いた原作コミックは、2006年に藤原竜也が“キラ”こと夜神月を、松山ケンイチが“L”を演じて映画化、大ヒットした。その続編となる今作はそれから10年を経た2016年が舞台。“デスノート”が人間界に再び現れ、謎の心臓麻痺で犯罪者たちが次々と死ぬ10年前の“キラ事件”と同様の事態が勃発。警視庁デスノート対策本部の特別捜査官・三島創、Lの後継者・竜崎が捜査に乗り出し、ある事件で1冊のデスノートを手に入れる。さらに、そのノートの持ち主・死神ベポが口にしたのは、「人間界に6冊のノートが存在する」という驚愕の事実だった――という物語が展開する。「デスノート対策本部」のデスノートを追う男・三島創には「あなたのことはそれほど」『関ヶ原』などの東出昌大、Lの後継者・竜崎には『ラストサムライ』『ディストラクション・ベイビーズ』などの池松壮亮、デスノートを制する男・紫苑優輝役には『帝一の國』『銀魂』などの菅田将暉、ノートの持ち主・死神ベポの声を「視覚探偵 日暮旅人」『不能犯』などの松坂桃李と超人気俳優が共演。女優として大きな成長を遂げた川栄李奈がデスノート所有者の1人を怪演、前作と同じ弥海砂役で戸田恵梨香、死神の声で中村獅童も出演。藤原さん演じる夜神月と松山さん演じるLの登場にも注目。さらに人気声優の沢城みゆきが死神の声を務めるなど、多方面から集結した豪華キャストが作品を盛り上げる。前作から10年を経てさらなる進化を遂げた金曜ロードSHOW!『デスノート Light up the NEW world 特別版』は11月17日(金)21時~日本テレビ系にて放送。(笠緒)
2017年11月17日東出昌大、池松壮亮、菅田将暉、戸田恵梨香、川栄李奈など、最旬の豪華キャストが集結し、昨年公開されたばかりの『デスノート Light up the NEW world』の特別版が、「金曜ロードSHOW!」でテレビ初放送されることになった。原作は、2003年から連載され、2006年に日本のメディア芸術100選マンガ部門に選ばれた大人気漫画。2006年の実写映画化は大きな反響を呼び、大ヒットを記録した。本作は、藤原竜也が“キラ”こと夜神月、松山ケンイチが世界的名探偵の“L”を演じた実写映画『デスノート』から10年後の世界を舞台に、完全オリジナルストーリーで製作された最新作。今回は、劇場公開時の本編を再編集した特別版として放送される。「そのノートに名前を書かれた人間は、死ぬ」という死神のノート“デスノート”が人間界に再び現れ、謎の心臓麻痺で犯罪者たちが次々と死ぬ10年前の“キラ事件”と同様の事態が勃発。警視庁デスノート対策本部の特別捜査官・三島創(東出昌大)、Lの後継者・竜崎(池松壮亮)が捜査に乗り出し、ある事件で1冊のデスノートを手に入れる。さらに、そのノートの持ち主・死神ベポ(声:松坂桃李)が口にしたのは、「人間界に6冊のノートが存在する」という驚愕の事実だった――。この映画のために書き下ろされた完全オリジナルストーリーは、誰もが予想しなかった衝撃のラストへと向かっていく。東出さん、池松さん、菅田さんら人気俳優が顔を揃え、現在引く手あまたの川栄さんがデスノート所有者の1人を怪演。さらに前作と同じ弥海砂役で戸田さんも出演したほか、藤原さん演じる夜神月と松山さん演じるLの登場にも要注目。死神の声は、前作から引き続き中村獅童、そして本作で新たに松坂桃李、沢城みゆきが務め、声の出演までも豪華キャストが集結した。今回のテレビ初放送に合わせ、三島役を演じた東出さんとメガホンをとった佐藤信介監督からコメントが到着。「ぼくが演じた三島創は、『デスノート』による無秩序な被害や悪を、警察官の立場から正義で封じ込めようとする熱血漢であり、お客さんの目線に一番近い存在だと思います」と東出さん。「完全オリジナル脚本なので、原作を好きな方も、一から知る物語になっていると思います。台本を初めて読んだとき、すべてが明らかになるクライマックスに興奮しました。今回のテレビ初放送で、多くの方に観てもらえることが、とても楽しみです」と喜びを表現する。佐藤監督は、本作を「さまざまなトライをした作品」とふり返り、「10年後の物語、登場人物たちの10年ぶりの集結、CGなど10年分の映像技術の飛躍…。10年の時を経て、再び息吹を吹き込まれた作品は、新しい解釈でデスノートの世界観を彩ったと思います」とコメント。「いまやデスノートは、アニメや映画や舞台、またアメリカでも実写化されるなど、様々な方面に世界を広げています。そうした中、テレビ初登場ということで、さらに劇場公開時のものから再編集された『デスノート Light up the NEW world』、また一味違った世界を楽しんでいただけると嬉しいです」。なお、月曜深夜放送の「映画天国」(関東ローカル)では11月14日(※13日深夜)に、藤原さん、松山さん、戸田さんら出演の『デスノート the Last name』(’06)が放送される。金曜ロードSHOW!『デスノート Light up the NEW world 特別版』は11月17日(金)21時~日本テレビ系にて放送。映画天国『デスノート the Last name』は11月14日(火)午前1時59分~(13日月曜深夜)は関東ローカルにて放送。(text:cinemacafe.net)
2017年10月27日9月2日に東京公演が開幕した『デスノート THE MUSICAL』。初日に先駆け1日には最終舞台稽古が公開されると同時に、夜神月役の浦井健治と柿澤勇人(ダブルキャスト)、L役の小池徹平の囲み取材が行われた。ミュージカル『デスノート』チケット情報名前を書かれた人間は40秒以内に死ぬという“死神のノート”を手に入れた青年が、正義の名の下社会の悪を粛清していく……という衝撃的な内容で世界的に大ヒットしたマンガ『DEATH NOTE』。このコミックを原作に2015年に日本で世界初演、その後2015年と2017年には韓国で現地キャストでも上演されたミュージカルの待望の再演である。今回のツアーは6月に富山で開幕し、7月に台湾、8月には大阪で上演。場数を踏んだカンパニーはすでにフルスロットル状態、公開舞台稽古も熱く研ぎ澄まされた演技と、大迫力の歌唱で、約3時間の上演時間を駆け抜けた。東京公演に向け、キャストは「いよいよ東京。成熟した状態でカンパニーが一丸となっている」(浦井)、「(舞台作品は東京が公演スタートの場合が多く)ツアーの最後が東京というのは初。初日なのに落ち着いた感じで、みんながドシンと構えている。積み重ねてきたいいものを東京公演にぶつけたい」(小池)と自信の表情。大阪公演では死神・リューク役の石井一孝が体調不良で休演したが、東京公演初日から復帰した。柿澤も「そういうアクシデントも経て、より団結した最高のカンパニーになりました」と話した。ちなみに公開舞台稽古での石井リュークは、石井らしい迫力のバズーカボイスとお茶目な芝居の中にも、背筋の凍るような冷たさも潜ませ、絶品の死神像。小池も「カズさんはどっしりしたお芝居されていたので、本当に安心。お客さまも(心配せず)楽しむことしか考えなくて大丈夫です」。日本発のオリジナルミュージカルとして大きく羽ばたきつつあるこの『デスノート THE MUSICAL』、囲み取材の場では早くも再々演の可能性についての話題も飛び出した。具体的な話は「まだ何も…」とのことだが、「自分たちが出演するかどうかは別として、多分ずっと続けていく、続いていく作品。再々演が必ずあると思う」(柿澤)、「(主催である)ホリプロの社長さんは、“ドーバー海峡を越えるという夢がある”と仰っていた。台湾でもあれだけの熱狂で迎え入れてもらったので、やっぱり日本オリジナルのミュージカルを(世界に)持って行って、認められたい。自分たちはその“橋渡し”。次の世代へ、どんどん進んでいって欲しい。そのために一公演一公演を大切に演じたい」(浦井)とそれぞれ話した。そんなカンパニーの熱い思いもこもった2017年版『デスノート THE MUSICAL』、お見逃しなく。公演は新国立劇場 中劇場にて、9月24日(日)まで上演。チケットは発売中。
2017年09月04日ハリウッド版「Death Note/デスノート」のNetflix全世界配信開始前日の8月24日(木)、ジャパンプレミアが開催!主演のナット・ウルフ、プロデューサーのマシ・オカら来日ゲストに加え、死神リュークに変身した「アンガールズ」田中卓志らが来場した。「週刊少年ジャンプ」で連載された人気マンガで、日本でも映画化、ドラマ化、舞台化されるなど、連載終了後のいまなお高い人気を誇る「デスノート」のハリウッド版。名前を書かれた人間に死をもたらす死神のデスノートを拾い、それを使って平和な世界を作るために粛清を始めたライトと、彼を追い詰めるLの戦いを描く。今回、来日したのはエル役のナット・ウルフ、L役のラキース・スタンフィールド、ヒロインのミア役のマーガレット・クアリー、アダム・ウィンガード監督、そして人気ドラマ「HEROS/ヒーローズ」でお馴染みで、今回はプロデューサーを務めるマシ・オカ。彼らがレッドカーペットに姿を見せると、観客は熱狂。歓声に煽られるようにラキースがカーペット上で飛んだり跳ねたりアクロバティックな動きを見せたかと思うと、ナットはミアをガッチリと抱擁。監督はスマホで撮影を始めるなど、やりたい放題!壇上でも、ラキースは“L”になりきって、しゃがんだまま挨拶し、なぜか突然、持参したおにぎりを食べ始め、ついにはラキースとナットがステージで格闘を始めるなど、奇抜な行動の連続で会場を笑いに包む。マシ・オカはプロデューサーとして、原作の「デスノート」を「日本の“宝”」と評し、ハリウッドでの映画化に当たり、脚本などは「全て、(原作者の)大場つぐみ先生に確認をとりました」と本作の生みの親である大場先生のお墨付きの作品になっていると強調する。ナットは「脚本を読んですぐに気に入ったし、アダムとの映画作り、ラキースやマーガレットとの共演も楽しみだったけど、さらに原作を読んで大ファンになったよ」と語る。ラキースは「Lが大好きになったし、ライトとのライバル関係を大切にした」とふり返り、日本のファンを前に改めて「この原作を生んでくれてありがとう!そして僕らにハリウッド版を作ることを許してくれてありがとう!」と感謝の思いを口にした。この日は、「デスノート」の大ファンだという「ベイビーレイズ JAPAN」がゲストで登場し、登壇陣に花束を贈呈。さらに、写真撮影を前に、衣装とメイクで死神リュークに完全になりきった「アンガールズ」の田中さんが乱入!日本のお笑い芸人のいきなりの登場に、来日キャストたちは、戸惑った様子だったが、田中さんは、自身のなりきり具合について「このクオリティを見てよ!次回作があったら出してほしい!ハリウッドデビューしたいんだよ!」とアピール。だが、監督は「きみのタイツ、セクシーだね」とスルー。劇中で、デスノートを使うマーガレットは、こんな死神が現れたら?との問いに「彼の名前をノートに書くわ」と即答し、会場は爆笑に包まれた。「Death Note/デスノート」はNetflixにて8月25日(金)より配信開始。(text:cinemacafe.net)
2017年08月24日「旦那と結婚が、私の人生の最大の汚点」「自分の生命保険で借金を返してほしい」ゾッとするような言葉が並ぶ「旦那デスノート」と言うサイトをご存知でしょうか? 日頃の夫への不満や「死んでほしい」と思うほどの苛立ちを吐き出すための場所として、話題になっています。このサイトで気持ちを吐き出してスッキリするという方法もありますが、実はこの方法は必ずプラスに働くとは限りません。■ストレスを吐き出してスッキリする人と倍増させる人まず、旦那デスノートなどを見ていると、スッキリする人もいれば、そうではない…むしろ憎悪が増しているのでは? と感じる人もいます。同じことをしているのに、なぜこんなに気持ちが違ってしまうのでしょうか。・愚痴と悪口をはき違えてしまう愚痴と悪口、どうしてもイコールで考えがちですが、スッキリ度合いからすれば、全く違ってくるのではないでしょうか。スッキリする人の多くは、愚痴を言っています。「夫が毎日帰ってくるのが遅いから片付けが遅くなる!」「夫が毎日帰ってくるのが遅い。仕事できない男だよね。しかも片付けもしないから生きてる価値があるのか」この場合、上が愚痴で下が悪口になります。このように、愚痴は現状に対する不満などをこぼすこと、悪口はその人を否定するような発言をすることかと思っています。そのため、悪口を言うとそれが耳に残り「ほら、使えない男」「やっぱりダメな男だ」と嫌悪感を膨らましていく結果になります。■上手に愚痴ろう!愚痴を吐き出すことは、とても大切です。気心知れた友人に話すと、当然気持ちもスッキリし他人の愚痴も聞ける心の余裕も手に入れられます。この時のポイントは「話してスッキリした!」と声に出して言うこと。ただひたすら愚痴をこぼし続けても、それが解消されるのは最終的に「自分自身」であるため「吐き出してスッキリしたよ、ありがとう」と笑顔で伝えることが大切です。また、愚痴を言った後こそ気分転換になる行動をとるようにしましょう。例えば、友人と食事中に愚痴を言い合った足でカラオケで発散するスポーツをする等、自分たちが口でスッキリしたあとに身体もスッキリさせると、心身ともにストレス発散の効果を発揮します。もちろん、これは一人でいるときも一緒で「書いてスッキリした!」と声に出して、好きなことをするようにしましょう。■ポジティブな気持ちをもつ対象を探す夫にイライラする人は、実はまだ気持ちがあるからこそなんです。相手への期待があるからこそ、その期待が裏切られた気持ちになりイライラしたり、過去の彼を思い出して「昔はこうじゃなかったのに」とイライラするのです。ハッキリ言えば、相手に何も求めず期待もしないことが一番手っ取り早いのですが、それでは下手をすれば仮面夫婦になる可能性も…。そうならないためにも、感情の矛先を別の人(物)に変えてみるのが一番です。ポイントは「子供」にならないことです。子供の場合、大きくなり自分を頼らなくなったときに苦しい思いをするため、できるだけ家族以外で探してください。ある友人は、最近になってあるアーティストのファンになりファンクラブに入りライブにも定期的に行くようになったそうです。そうなると、友人は「許される範囲なら、自分が楽しめるものを遠慮なく楽しむ」ようになり、細かい部分も気にならなくなっていったそうです。夫へのストレスを感じる妻の多くは、家族を大切にしすぎているのです。自分を犠牲にして、家族のためだけに自分の時間をささげているため、イライラした感情も敏感になりがちに。結婚していても、子供がいても自分の気持ちは自分のもの。もちろん、家族を傷つけるのはよくありませんが、家族もそして何よりも自分が笑っていられる環境を自分で見つけると、旦那デスノートに投稿するよりも楽しい毎日を送ることができるかもしれませんよ。
2017年08月19日日本のマンガ界が誇る、原作・大場つぐみと漫画・小畑健による大人気コミック「デスノート」を原作としたNetflixオリジナル映画 『Death Note/デスノート』。この度、原作者である2人から本作に対してコメントが到着。あわせて小畑氏が本作のために描き下ろしたイラストが公開された。藤原竜也×松山ケンイチによる実写映画を始め、窪田正孝主演のドラマや、東出昌大&池松壮亮&菅田将暉らで完全新作の続編映画が製作されている大人気漫画「デスノート」。物語は、ある男子高校生が“このノートに名前を書かれた人間は死ぬ”と書かれた1冊の「デスノート」を手に入れるところから物語が展開していく。今回のNetflixオリジナル映画では、『ザ・ゲスト』『サプライズ』で注目を浴びたアダム・ウィンガードが監督を務め、ナット・ウルフ(ライト・ターナー役)、キース・スタンフィールド(L役)、マーガレット・クアリー(ミア・サットン役)らが出演している。世界中から注目を集める本作だが、このほど原作者の2人から本作についてコメントが到着!「想像以上に面白かった」と話すのは大場氏。「隅々までクオリティーが高くとてもオシャレなこれぞハリウッドDEATH NOTEです」と絶賛し、「個人的な一番の感想はラストが気になる!続きは!?作って!?いい意味で原作を踏襲した部分と変えた部分があるのでファンはもちろん、幅広い人々に楽しんでもらえる作品だと思います」と生みの親である原作者の目にも新鮮で斬新な作品に映ったようだ。一方小畑氏は、「アダム・ウィンガード監督の映像美とスリリングな演出が見事でA級スリラー映画となっています。キャラクターたちが皆欲望に忠実で、こういうデスノートも描いてみたかったと思いました」と語り、「Netflixを通じて世界中で視聴できるとのことで、いままでデスノートを知らなかった海外の人にも楽しんでもらいたいです」とコメントしている。あわせて今回、小畑氏が本作のために新たに描き下ろしたイラストが、米サンディエゴで開催されたコミコンで解禁!イラストには「Don’t trust Ryurk. He is not your Pet. He is Not Your friend.(リュークを信じてはいけない。リュークは、ペットでも、ましてや友達ではない)」と衝撃のコピーが書かれ、死神リュークの大好物のリンゴを持った主人公ライト・ターナーに対して、デスノートを持ったリュークが怪しく忍び寄っている姿が描かれている。プロデューサーに名を連ねるマシ・オカは、「この映画は監督アダム・ウィンガード氏の構想のデスノートです。ご存知の日本版とは異なる所が多数ありますが、映像をご覧になって頂ければ監督さんのデスノートへの敬意と愛が感じられると思います」と自信を覗かせ、ウィンガード監督も「このストーリーは、クレイジーすぎてほとんどの製作会社は劇場作品として扱うことに二の足を踏んだだろうと思います。特に恐らく過激さを抑えようとしたでしょう。しかし、Netflixは僕たちに思う存分過激に撮らせてくれました」と妥協せず作り上げたことを明かしている。Netflixオリジナル映画 『Death Note/デスノート』は8月25日(金)よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング。(cinemacafe.net)
2017年08月10日こんにちは、佐原チハルです。夫婦仲はいいに越したことはありませんが、夫婦だって人間関係なのですから、「いつでもラブラブ!」とはいきません。夫婦間のストレスはいつの間にか溜まってしまうことも多く、“旦那デスノート”についても話題になりましたね。発散が難しいことも多い夫への怒りやストレス、ママたちはどのように解消しているのでしょうか。夫へのストレス発散方法について、ママたちに聞いてみました。●“匿名でSNSに書き込む”パターン『私はもっぱらTwitter。連絡なしで帰りが遅かったとか、子どものお迎えに行く担当の日だったのにドタキャンされたとか、前日の夜に「明日弁当作って欲しい」って言われたとか、何かあるたびに書いてる』(30代・4歳と2歳の子のママ)こちらのママさん、旦那デスノートを使ったことはないそうですが、使いたい気持ちはわかるとのこと。『「うちもよくある」とか「その気持ちわかる!」ってリプライが来ると、ちょっと気持ちが安らぐんですよね。仲間がいるな って思って安心する。ハートがついてるだけでも、励まされてる気持ちになる』以前実母さんに相談したところ、「たかがそれだけのことで」と言われてしまって以来、誰かに相談することは「ハードルが高い」と感じられるようになってしまったそう。それに“小さなストレス”は非常に頻繁にあるので、「いちいち相談するのも、それはそれで面倒だし……」とも感じてしまうそうです。そんなとき、気軽に書き込めて共感しあえるTwitterはとても便利で、日々の支えのように感じることもあるとのこと。ストレスをためないでいるには、都度小出しにしていくのが一番ですよね。共感を得られると心強くいられる気持ちは、筆者にもわかる気がします。1点注意しておきたいのは、投稿する際はできるだけ個人情報がわからないようにする 、ということです。多少のフェイクを入れるなどして、自分や家族の情報は守れるようにしましょうね。●“旦那のお母さんに相談する”パターンこの方法は、できるママ・できないママで大きくわかれるかもしれません。『うちは旦那のことであまりにストレスたまりまくったら、お義母さんに相談するようにしてる』(20代・3歳の子のママ)旦那さんのご実家は家族仲が良く、とても風通しの良い雰囲気なのだそう。旦那さんとお付き合いをしている段階から、こちらのママさんも「もう家族の一員」とばかりに親しくしてもらっていたそう。住んでいる場所は電車で1時間半以上と多少離れているにもかかわらず、半年に1度はママさんとお義母さんとで遊びに出かけることもあるくらいには仲がいいのだとか。『お義母さんに告げ口してお義母さんから言ってもらってどうにかする、ていう感じじゃなくて、「こう言う風に言わないとあの子わからないかも。面倒かけてごめんね」みたいにアドバイスをもらう 感じ』こちらのママさんもお義母さんも、キャリアも大切にした生活を送っている方です。生き方への指向性や、仕事をしながら育児をしている・してきた女性として、お義母さんには尊敬と共感を持っている部分も多いそう。『旦那のお義母さんに仲良くしてもらえるって、すごく心強い。相談してみても大丈夫そうなお義母さんだったら、一回してみたらってオススメしたい』とのことです。相談相手に誰を選ぶのか、選べるのかどうかは人によって大きな違いがあると思いますが、お義母さんのことは最初から選択肢から外してしまっていた、という人もいるかもしれませんね。「誰かにこのイライラについて話したい!相談したい!」となったときには、一度お義母さんに話してみるのも良いかもしれません。●“子どもが寝てから、夫を起こしてでも話し合いをする”パターン『ストレスはためないのが一番だし、問題が起きたら都度、すぐに対処するのが大事。だからうちは、気になることがあったら必ずその日中に伝えて、話し合いをするようにしています』(30代・4歳の子のママ)こちらのママさんは、育休後に復職予定でしたが、保育園が見つからずに退職する経験をされています。結果、“家事と育児はママ、仕事はパパ”という役割分担ができてしまい、家庭運営を協力して行うことが困難になってしまったそう。お子さんが幼稚園に入ったことをきっかけにパートタイムを始めたそうですが、育休・退職して以来の“分断”が尾を引いていて、今もまだ生活がうまくいっていないそう。『退職してしばらくしてから、夫は私の分も稼ぐためか忙しくなることが増えたし、“私は仕事もしていないんだし”って思うことが多くなって、育児とか家事のことで悩みがあったり、夫のことで「それはちょっとひどい、無責任だよ」って思うことがあったりしても、何だか言えなくなっちゃってました。でも夫婦なのに言いたいことが自由に言えないっておかしい ですよね。いろいろ言えなかったことを、すごく後悔しているんです。だから今は、できるだけ何でも我慢しないように、話すのを後回しにしないようにしています』仕事・家事・育児の分担をどうするのかは、ご夫婦によってそれぞれです。大切なのは“負担感が偏っていないかどうか”や“必要なコミュニケーションはとれているか”“双方に満足感はあるか”などなのだと思います。疲れている日や、内容が話しにくいときもある中、「必ずその日中に話す機会を作る」というのは難しいことだと思います。しかしそれを日々続けていくことで、パートナーシップはきっとより強いものとして再生できるのだろうなとも思いますし、見習いたい姿勢ですね。----------以上、いかがでしたでしょうか。SNSを使う方法、他の家族に相談する方法、本人に話す方法など、夫へのイライラを鎮める方法はさまざまでした。いずれにも共通しているのは、“一人で溜め込むことはしない”ということです。イライラを発散するのは、時には難しく感じられることもあります。溜め込む方がマシに思われることもあるかもしれません。けれど溜め込んだ怒りは、適切に発散しなければ爆発してしまって、いつか自分や周囲の人を傷つけてしまうかもしれません。皆さんもどうか、ご自分にあった発散方法を見つけてみたくださいね。●ライター/佐原チハル(フリーライター)●モデル/赤松侑里(さゆりちゃん)
2017年08月09日最近、ネット上で「旦那デスノート」なるものが流行っているらしいですね。夫婦関係に不満を持つ奥様方が「こんなふうに旦那がいなくなりますように」と書き込んでいるとか。怖くて覗きに行けずにいるのですが…、結婚後に旦那さんを嫌いになってしまったり、恋心が冷めてマンネリを感じたりする奥さんは少なくないようです。■結婚後、嫌いにならないためにでも、せっかく縁があって結婚したのですから、末長くラブラブで幸せを感じていたいものですよね。そこで、結婚後に旦那さんを嫌いにならないためには、どうすればいいのかを考えてみましょう。■多少の気持ちの波はご愛嬌?女性の体は、生理周期に合わせて4種類のホルモンの分泌量が変化しているそうです。ホルモンは幸せな気分やイライラ、不安など、メンタルの元気にも影響することがあるので、一時的に排他的な気持ちを生み出すことがあるでしょう。もとからホルモンのサイクルがあるのに加え、結婚後、妊娠・出産・育児と生活様式が変わると、それに適応するだけでも多少のストレスを感じます。さらに、妊娠期間中から産後にかけてのホルモンバランスの変化はめまぐるしく、気持ちにゆとりを持てなくなることも。そんな折、旦那さんに愛情表現をする余裕がなくなったり、素直に旦那さんの愛情を受け止められなくなったりする人もいます。何をしてもらっても、言われてもイライラ。もう愛情なんかないのかもしれないと感じることもあるでしょう。でも、そこでそう判断するのは時期尚早です。旦那さんのことを嫌いになっちゃったかもと思ったら、一度、客観的に自分の置かれた状況や体調を考え、一時的に余裕がないのかもしれないと旦那さんに相談してみましょう。彼も、原因がわからずに拒絶されたり、不機嫌な様子を見たりしていると不安になるはず。産後しばらくの距離感は独特なのです。■感謝の気持ちは言葉で表すさりげなく家事分担できている夫婦でも、やってもらって当たり前、やって当たり前の関係になってはいけません。お互いが大なり小なり労力と時間を割いているのですから、「ありがとう」を言い合える関係を築きませんか?感謝していても、言葉にしなければ伝わりません。伝わっていたとしても「ありがとう」と正面から言葉にしたほうが、旦那さんは喜びます。あなたも「ありがとう」と言われたらうれしくなるでしょう。たったこれだけで「ありがとう」?なんてことでも、よい言葉はどんどん表しましょう。すると、お互いに感謝と尊敬の気持ちが芽生え、常に相手のよいところに目が向きます。嫌いなところよりも、好きなところを探せるのです。■全部自分でやるのはNG結婚後、旦那さんに家事を教えたり、お願い事をしたりするのが面倒だからと、全て自分ひとりでこなしてしまうタイプの人は要注意。子どもが生まれ、転職・退職など生活が変化してく中で、いつか負担を感じる時が来るかもしれません。その時、今も昔もずっと自分だけがやってきた!旦那さんは何もしてくれなかったと、愛情が恨み節に変わるのです。旦那さんも、言ってもらえなければわからないことがたくさんあるでしょう。ヘタに手を出さないほうが、機嫌を損ねないかもと様子見していた可能性もあります。ですから、結婚初期の段階から、ある程度お願いする癖をつけましょう。やり方が多少違っても、命に関わることでないなら目をつぶってもいいではありませんか!自分と同じようにやってほしいなら、高圧的にならないよう、かわいらしくお願いするのです。尽くすのが好き!というタイプの人は、自分のキャパシティの限界を見過ごさないようにしましょう。■終わりに結婚後に旦那さんを嫌いになると、ひとつ屋根の下での生活が苦痛になります。ピリピリした空気の中で過ごすなんて、誰が好むでしょう。旦那さんを嫌いにならないよう、嫌いになりそうな要素をあらかじめ排除しておくのも、ひとつの手です。幸せな結婚生活を送れますように!ライタープロフィールsakiたまに毒舌なコラムニスト。一度ハマるとどっぷり浸かるB型アラサー。アロマとコーヒーと舞浜の某レジャースポットをこよなく愛しています。
2017年07月21日Netflixオリジナル映画『Death Note/デスノート』(8月25日全世界同時オンラインストリーミング開始)で、死神リュークのキービジュアルと予告編が30日、公開された。日本のマンガ界が誇る大場つぐみ(原作・原案)と小畑健(作画)による『少年ジャンプ』の人気コミック『デスノート』がハリウッドで実写映画化、この夏Netflixを通じて世界190カ国へ同時配信が開始される。『サプライズ』や『ザ・ゲスト』の気鋭アダム・ウィンガードが監督を務め、ハリウッド屈指のクリエイター陣による新たなドラマが展開される。また、主人公ライト・ターナー役を演じる主演ナット・ウルフをはじめ、L役のキース・スタンフィールド、マーガレット・クアリーらハリウッド期待の若手キャストに加え、死神リュークの声を名優ウィレム・デフォーが担当することも大きな話題となっている。物語は、ある日、偶然あるノートを手にした男子高校生ライト・ターナーが、そのノートに顔を思い浮かべながら名前を書いた人間を殺す力があることに気づき、神のような力の虜になった彼は、恐ろしい力を持つデスノートを利用して、生きるに値しないと思う人々を殺し始めていく。このたび公開されたハリウッド版死神リュークのキービジュアルは、原作コミックでの姿を彷彿とさせ、トレードマークとも言えるお馴染みのリンゴを手にしている。また、併せて公開された最新の予告編では、主人公ライトがデスノートを手にして、徐々に殺人者キラ(KIRA)と化していく様子や、それを追うミステリアスな名探偵L(エル)との壮絶な追跡劇がダイナミックに描かれている。
2017年06月30日日本マンガ界が誇る大場つぐみ(原作・原案)×小畑健(作画)による人気コミックをNetflixが実写映画化する『Death Note/デスノート』。このほど、死神リュークのクールなキービジュアルとともに、最新予告がお披露目となった。ある日、偶然1冊のノートを手にした男子高校生ライト・ターナー。そのノートに、顔を思い浮かべながら名前を書いた人間を殺す力があることに気づいた彼は、やがて神のような力の虜となる。恐ろしい力を持つデスノートを利用して、生きるに値しないと思う人々を殺し始めていき…。世界の映画祭を震撼させたシチュエーションスリラー『サプライズ』や、ダン・スティーヴンス主演『ザ・ゲスト』などを手がけ、レジェンダリー・ピクチャーズとワーナー・ブラザースによる「モンスターバース」の『ゴジラVSコング』(原題/2020年公開予定)でも、メガホンをとることが発表されている話題の気鋭アダム・ウィンガードが監督を務めた本作。ハリウッド屈指のクリエイター陣が集結し、日本でも映画、ドラマ、アニメ、舞台などで描かれてきた伝説的コミックを元に、新たな物語が展開する。主人公ライト・ターナー役を演じるのは、『きっと、星のせいじゃない。』『マイ・インターン』のナット・ウルフ。L役には、『ショート・ターム』のキース・スタンフィールド、ミア役に『ナイスガイズ!』のマーガレット・クアリーら、ハリウッド期待の若手キャストが集結。そして、名優ウィレム・デフォーが死神リュークの声を担当することも大きな話題を呼んでいる中、このたび解禁されたハリウッド版死神リュークのキービジュアルは、原作コミックでの姿を彷彿とさせる超絶クールなもの。もちろん、トレードマークともいえるお馴染みのリンゴを手にしている。また併せて公開された最新予告編では、主人公ライトがデスノートを手にして、徐々に殺人者キラ(KIRA)と化していく様子がより詳細に描かれ、「まだ足りない 世界を変えよう」とライトをそそのかすかのような、マーガレット演じるミアの存在も気にかかる。それを追うミステリアスな名探偵L(エル)との壮絶な追跡劇と駆け引きもダイナミックに描かれ、さらに期待が高まる映像となっている。Netflixオリジナル映画『Death Note/デスノート』は8月25日 (金) よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング開始。(text:cinemacafe.net)
2017年06月30日2015年に日本で世界初演の幕をあけ話題となった『デスノート THE MUSICAL』の待望の再演が、まもなく富山公演からスタートする。ブロードウェイで活躍するフランク・ワイルドホーンが音楽を手がけるなど世界トップレベルのクリエイターたちが制作、日本のほか韓国版も上演され、ワールドワイドな展開を見せているミュージカルだ。再演でも、主役の夜神月をWキャストで務める浦井健治と柿澤勇人、月を追い詰める探偵L役の小池徹平ら、当たり役だと好評を博したキャストたちが続投。初演を超える熱演に期待が高まる。6月中旬、その稽古場を取材した。『デスノート THE MUSICAL』チケット情報はこちら原作は言わずと知れた大ヒット漫画『DEATH NOTE』。名前を書かれた人間は40秒以内に死ぬ“死神のノート”を手に入れた高校生・夜神月が、正義の名の下、犯罪者たちを粛清していくという物語だ。この日は初の“通し稽古”(本番同様、冒頭から最後まで通して行う稽古)とのことで、稽古場にはピリッとした空気が流れている……かと思いきや、意外に和やかな雰囲気。些細な会話で俳優たちが笑い転げている。だが「はじめます」の声がかかるととたんに静かになり、熱を帯びたような空気になった。オープニングは、40秒からカウントダウンしていく時計の音と映像。この段階で映像が使われている稽古場というのも珍しいが、減っていく数字が不穏さを煽っていく。続いてシーンは月が通う高校の教室へ。現代日本の、ありふれた光景だ。月ら生徒たちと教師が、正義について議論している。ここで歌われる「正義はどこに」は作品を貫くテーマだ。「正義は社会の基準」という教師に対し、月は「正義は権力の道具でしかない」と反論する。のちに自らを正義と信じ暴走していく月の危うい信念が伝わると同時に、議論を尻目に携帯をいじっている同級生たちの姿なども興味深い。この日の月は浦井健治。落ち着いた声のトーンと余裕のある表情で月の頭脳明晰さが伝わってくるが、一方ですでに少し狂気をも感じる。そして物語が進むにつれ迫力は増していき、カッとした表情や焦り、怒りを隠した笑顔など、その細かい表現から目が離せない。L役の小池徹平も熱演だ。物を指先でつまむ独特の動作や前屈みの姿勢などが印象的な特異なキャラクターだが、こちらは抑えた演技の中で、確実にこの役柄を体現。死神レム役の濱田めぐみの情感のこもった歌、弥海砂を演じる唯月ふうかのアイドルっぷりなども相変わらずの安定感。そしてこの日の稽古場で何よりインパクトがあったのは、今回初参加で死神リュークを演じる石井一孝。うっすら死神メイクをしているとはいえ、その眼ヂカラ、大きな口、動きまで原作のイメージ通り! まるでCGのようだ。さらに迫力の歌声にも度肝を抜かれること間違いナシ。石井本人も楽しそうで、その姿がそのまま、月ら人間たちの行動を面白がるリュークそのものだった。カンパニー全体のまとまりやハーモニーもよく、総じて初演よりぐっと迫力が増している印象。公演は6月24日(土)に富山オーバード・ホールで開幕。台湾、大坂公演を経て、9月には東京・新国立劇場 中劇場で上演される。
2017年06月22日ゴジラとキングコングの戦いを描く映画『ゴジラVSコング』(2020年5月22日全米公開予定)の監督を、アメリカ版『デスノート』のアダム・ウィンガードが務めることが決定した。ザ・ハリウッド・レポーターが報じた。ウィンガード監督は、『サプライズ』や『ザ・ゲスト』などのスリラー映画を手掛け、最近では『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』(1999)のリブート版『ブレア・ウィッチ』(2016)を担当。また、Netflix製作の『デスノート』の制作が終了したばかりだ。レジェンダリー・エンターテイメントとワーナー・ブラザースが手掛ける同作の詳細は明らかになっていないものの、『GODZILLA ゴジラ』(2014)と『キングコング: 髑髏島の巨神』(2017)を掛け合わせた作品になり、ゴジラとキングコングが最も強いモンスターを決める戦いを繰り広げるストーリーになると言われている。「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズの脚本を手掛けるテリー・ロッシオが、ほか6人の脚本家たちと共に同作品のストーリーを作り上げていくことになる。『GODZILLA ゴジラ』の続編となる『ゴジラ:キング・オブ・ザ・モンスターズ』にはカイル・チャンドラー、ヴェラ・ファーミガ、チャールズ・ダンス、ミリー・ボビー・ブラウンらが出演することが決定しており、こちらも制作中。第1弾作品の監督を務めたギャレス・エドワードに引継ぎ、マイケル・ドゥハティが同作品の監督を務めることになっており、ドゥハティはザック・シールズとともに脚本も担当している。(C)BANG Media International
2017年06月02日2015年に日本でワールドプレミアとして上演された舞台『デスノート THE MUSICAL』が帰ってくる。2003年から連載漫画として人気を集め、その後、テレビアニメや映画でも大ヒット。ミュージカル版は演出を栗山民也、楽曲をブロードウェイの作曲家・フランク・ワイルドホーンが手掛けた意欲作だ。前回に引き続き出演する柿澤勇人、小池徹平に話を聞いた。「デスノート THE MUSICAL」チケット情報「最近、2.5次元の舞台がはやっていますが、この作品はそうではないと思っていて。時計の音の始まりは、デスノートを手にしたことで命が次々と消えていく緊迫感と生々しさがある。悲しくもあるけれど、心に突き刺さる舞台だと思います」と柿澤。彼が演じる大学生の夜神月(浦井健治とWキャスト)は、平凡な毎日を送っている。しかし、ノートに名前を書いた人間は死ぬ運命にある死神の「デスノート」を拾ったことから、退屈な毎日は消える。デスノートの効力を知り、月は、この世の悪を裁こうと犯罪者の名前を次々とノートに書き込んで殺していく。小池が扮するのは、殺人事件の捜査を始め、月を追い詰めていく名探偵L。「とにかく栗山さんの演出の仕方が面白い。キャストが皆、舞台上では同じ場所にいるのに、ちょっとした照明の変化で実は違う場所にいることが分かる。リアルタイムでいろんな物語が進行する。ワイルドホーンの美しい音楽とも相まってそのテンポやスピード感もすごいんです」と小池は話す。前回は、栗山から「現在の日本人を映す鏡であってほしい」と言われたそうだ。「渋谷のスクランブル交差点で皆、スマホを見ているシーンがある。物では満たされているけれど、心は満たされていない。月は頭もルックスもいいのに退屈していて、現代の若者の象徴なんです」と柿澤。一方、いつも猫背で椅子の上にしゃがみ込み、お菓子やコーヒーカップを数本の指でつまむ特異なキャラクターのL。「彼みたいに変な人は、僕は今まで見たことないです(笑)。常に何かを考えていて退屈さとも無縁の人。Lの人生を全うするつもりで演じていたので、現代の若者を意識したことはないですね。僕にも謎の人物です」と小池は笑う。「正義とは何か」というのも物語のテーマだ。「月は救世主キラとして世界の人々から支持を集め、凶悪犯を殺すことが正義だと信じていた。でもそれが本当の正義なのか、僕にも分からない。お客さんに持ち帰って考えてほしいですね」と柿澤。その言葉に小池も深くうなずき、「正義は自分の意思を貫いた月なのか、その月を倒そうとしたLなのか。お客さんはどっちに感情移入するんでしょうか。どちらの生き方が好きかとシンプルに考えるだけでも意味があると思います」と答えた。公演は、6月24日(土)・25日(日)富山・オーバード・ホールにて。その後、台湾・台中公演を経て、8月19日(土)から21日(月)まで大阪・梅田芸術劇場メインホール、9月2日(土)から24日(日)まで東京・新国立劇場 中劇場にて上演。大阪公演のチケットは5月13日(土)より、東京公演のチケットは5月20日(土)より一般発売開始。取材・文:米満ゆうこ
2017年04月27日大人気漫画「デスノート」を原作としたNetflixオリジナル映画『デスノート』が、8月25日(金)より全世界同時配信されることがこのほど決定。併せて、新たなドラマ予感させる本作の予告編と場面写真が到着した。原作は、日本のみならず海外でも絶大な人気を誇る、言わずと知れた大場つぐみ(原作・原案)と小畑健(作画)によるコミック「デスノート」。偶然にもあるノートを手にした男子高校生が、そのノートに顔を思い浮かべながら名前を書いた人間を殺す力があることに気づき、神のような力の虜になった彼は、その恐ろしい力を持つノートを利用して、生きるに値しないと思う人々を殺し始めていくというストーリー。今回本作の監督を務めるのは、『サプライズ』『V/H/S』『ザ・ゲスト』などを手掛ける、いまハリウッドで大きな期待を集めている注目の若手サスペンス・ホラー監督アダム・ウィンガード。また、脚本にはチャーリー・パルラパニデス、ヴラス・パルラパニデス、ジェレミー・スレイターなど一流クリエイターが名を連ねている。そしてキャストには、『きっと、星のせいじゃない。』のナット・ウルフがライト・ターナー役(夜神月)を演じるほか、『ショート・ターム』のキース・スタンフィールド、モデルで女優のマーガレット・クアリーなど、ハリウッドで熱い視線を浴びる若手スターが集結している。このほど解禁された予告編では、主人公ライト・ターナーが空から落ちてきたデスノートを手にする姿からスタート。また、映像の最後には死神・リュークと思われる怪しい影と、「さて、始めよう」の不気味な声も収録されている。緊迫感ある雰囲気と共に、新たに巻き起こるスリリングなドラマを垣間見ることができる映像となっている。ウィンガード監督は、「今回、このような素晴らしい俳優陣と組むことができて光栄に思います。原作者である大場つぐみさんと小畑健さんのオリジナリティあふれるストーリーを、全世界に届けられることを楽しみにしています」とコメントを寄せている。Netflixオリジナル映画『デスノート』は8月25日 (金) よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング開始。(cinemacafe.net)
2017年03月23日2015年に上演され、話題になった『デスノート THE MUSICAL』がこの秋、2年ぶりに再演される。原作は社会現象にもなった大ヒットマンガ『DEATH NOTE』。これを豪華キャストと世界レベルのクリエイターの手で制作し、韓国でも上演された日本発信の大作ミュージカルだ。再演も楽しみな中、3月4日・5日には、夜神月(やがみ らいと)役の浦井健治・柿澤勇人(Wキャスト)、L役の小池徹平らメインキャストが集結し、東京・TBS赤坂ACTシアターにて『デスノート THE CONCERT』を開催した。『デスノート THE MUSICAL』チケット情報『デスノート THE MUSICAL』は、個性の強いキャラクターになりきった俳優たちのビジュアル再現度の高さに加え、『ジキル&ハイド』などを手がけたフランク・ワイルドホーンによる楽曲の素晴らしさも人気の要因。その音楽の良さを存分に堪能できるコンサートとあって、チケットは即日完売。劇場には大勢のファンが詰め掛けた。開幕前のステージ上にはスポットライトに照らされた真っ赤なリンゴ。『デスノート』のスリリングでスタイリッシュな世界観が早くも伝わってくる。コンサートは荘厳なエンディング曲『レクイエム』からスタート、続けてテーマ曲とも言えるナンバー『デスノート』を、浦井と柿澤、ふたりのライトが歌い継ぐ。ともにミュージカル界を代表する実力派俳優だが、2年の経験を得てふたりとも、歌声がいっそう力強くなったようだ。その後、弥海砂を演じる唯月ふうかが可愛らしいナンバーで会場を盛り上げ、小池も『ゲームの始まり』でLの決意を高らかに歌い上げる。実際の舞台の衣裳・メイクではないものの、前かがみの姿勢や上目遣いの視線に、好評だった小池のLが蘇った。死神レム役の濱田めぐみは相変わらずの圧巻の歌声。特に海砂を見守る深い愛を歌い上げる『愚かな愛』は、劇場を感動の渦に包み込む。そんな懐かしいメンバーに加え、再演で死神リュークとして参加する石井一孝も、その迫力の歌声とユーモア溢れる存在感でアピール。MCでも「自分はリュークと顔が似ているからこの役が来たのかな」と笑わせた。さらに韓国版のリューク、カン・ホンソクも参戦。鬼気迫るパフォーマンスの後、一転して人柄の良さがにじむにこやかなトークで作品への愛を語った。ワイルドホーンによるメロディアスな音楽を、日本ミュージカル界屈指の歌唱力を持つメンバーが思いいれたっぷりに歌い、さらに実際の舞台では叶わないふたりのライトが同じステージに立つ姿も観られた、豪華なコンサート。新キャストの高橋果鈴(夜神粧裕役)、別所哲也(夜神総一郎役)のビデオメッセージも流され、秋の本公演への期待も大いに高まった。さらには9月に新国立劇場 中劇場で行われる東京公演に先駆け、7月に台湾公演(台中ツアー)が決定したことも発表に。ワールドワイドに展開する日本発の舞台『デスノート THE MUSICAL』に、引き続き注目だ。
2017年03月13日ミュージカル『デスノート THE MUSICAL』の楽曲によるスペシャルコンサート、『デスノート THE CONCERT』が4日、東京・TBS赤坂ACTシアターにて上演された。原作・大場つぐみ、作画・小畑健による大ヒット漫画『DEATH NOTE』をミュージカル化した『デスノート THE MUSICAL』。フランク・ワイルドホーンが音楽、栗山民也が演出を担当し、2015年4月に日本、6月に韓国で上演された。9月に日本版が新国立劇場中劇場で再演される予定だ。高校生の夜神月が、書き込むと人が死ぬ「デスノート」を手にしたことから、物語が展開していく。9月の再演に先駆けて行われたのが、『デスノート THE CONCERT』。夜神月役でWキャストを務める浦井健治&柿澤勇人、L役の小池徹平、弥海砂役の唯月ふうか、死神レム役の濱田めぐみといった初演キャスト陣、そして新たに死神リューク役を演じる石井一孝が集結した。さらに、韓国版でリューク役を演じたカン・ホンソクをスペシャルゲストに迎え、コンサートバージョンの『デスノート』が幕を開けた。荘厳なミサ曲を想起させるオーバーチュアによって始まった同公演、まずは主役の浦井ライトと、柿澤ライトがシルエットから登場し、パワーボイスをぶつけ合う。Wキャストのため、本公演では観ることのできない2人のデュエットが披露された。端麗、鋭利な浦井と、直球の情熱の柿澤のハーモニーに加え、ミサ役の唯月が歌に寄り添っていく。さらに、作中のラフな衣装とは違って、髪をまとめタイを締めたフォーマルな姿のL役・小池が現れ、力強い歌声を響かせた。また、こちらも死神姿とはまったく違うドレス姿のレム役・濱田と、スタイリッシュなリューク・石井が掛け合いを披露した。トークは、浦井と柿澤のWライトが小池を挟む形で展開。初演時エピソードなどを繰り広げた。また途中で石井が呼び込まれ、原作ソックリの"リューク顔"を見せると会場は笑いに包まれた。さらにゲストのカン・ホンソクがリューク役らしく怪奇の笑いを響かせて登場し、エネルギッシュな歌声を披露。唯月と濱田による"女子トーク"のコーナーで再び呼ばれたカンは、今回の日本滞在で寿司を堪能した話を語り、会場を盛り上げた。本公演を再現した演出も交えてのコンサートは、約80分で終幕へ。カーテンコールでは、今夏の台湾公演決定のニュースが発表された。コンサートの東京公演は終了し、大阪公演は梅田芸術劇場メインホールで3月11日に行われる。また、『デスノート THE MUSICAL』は東京・新国立劇場 中劇場にて9月2日~24日に上演される。
2017年03月07日福島県の小学校で30代の教師が児童4人に対して「デスノートに名前を書くぞ」と発言していたことが今月12日に発覚しました(デスノートは、原作:大場つぐみさん、作画:小畑健さんによる人気漫画で、そのノートに名前を書かれると死ぬ、という設定)。学校は不適切だと判断して、謝罪をしたようですが、この行為に違法性はなかったのか、解説してみたいと思います。*画像はイメージです:■相手が児童ならば脅迫罪が成立するという学説が有力デスノートに名前を書かれると死ぬという設定があるということですから、教師の児童に向けての発言は、生命に対し害を加える旨を告知したと言え、脅迫罪に該当しそうです。しかしながら、デスノートに名前を書くと本当に死ぬのか、ということになると、これは単なる架空の設定であって、そのようなことは現実ではありえないということになります。そうすると、客観的な脅迫行為が存在しないということになります。ところが、学説の中には、「一般人ならば恐怖心が生じない程度の害悪の告知であっても、相手が小心ないし迷信家であることを熟知して告知する場合は、脅迫罪が成立する」という説が有力だったりします。この説に立ちますと、児童が本当に死ぬかもしれないと思っていて、そのことを教師が熟知した上でこのような言動をしたというのであれば、脅迫罪が成立することになりますね。とはいえこの辺は、検察官のさじ加減一つでしょうね。もちろん、脅迫罪が成立しないとする学説もあります。 ■民事としては民事では、児童がデスノートに書かれると本当に死ぬかもしれないと思っていて、教師がそのことを熟知した上でこのような言動をしたというのであれば、児童たちの人格権を侵害したということで、不法行為が成立し、慰謝料の対象になるものと考えられます。 *著者:弁護士 小野智彦(浜松市出身。H11.4弁護士登録。銀座ウィザード法律事務所代表。手品、フルート演奏、手相鑑定、カメラ等と多趣味。手品の種明し訴訟原告代理人、ギミックコイン刑事裁判弁護人、雷句誠氏の漫画原稿の美術的価値を求めて小学館を提訴、等の代理人を務めた。エンターテイメント法、離婚、相続、交通事故、少年事件を得意とする)【画像】イメージです*しげぱぱ / PIXTA(ピクスタ)
2017年01月13日俳優・東出昌大(28)が主演を務め、シリーズ最終章となる映画『デスノート Light up the NEW world』(公開中)が、公開29日目で興行収入20億円・観客動員数150万人を突破したことが28日、わかった。先月29日に公開され、初週週末興行成績ランキングで1位を飾った本作は、公開から10日間で観客動員100万人を記録。11月14日時点で131万人を超え、『DEATH NOTE』(06)の約227万人、『DEATH NOTE the Last name』(06)の約419万人、スピンオフ作『L change the WorLd』(08)の約249万人を合わせると、シリーズの累計動員数は1,000万人に達した。日本のみならず世界中にファンを持つことから、日本含む70の国と地域でも配給が決定。11月3日公開のタイ、11月10日公開のシンガポールでは初登場新作映画1位になり、どちらの国も今年公開された邦画作品の中でナンバー1の興行成績を記録するなど、海外でも快進撃が続いている。最新作にして最後の舞台となるのは、夜神月(藤原竜也)とL(松山ケンイチ)の死から10年後の世界。6冊のノートの存在が判明し、ノート対策本部捜査官・三島創(東出昌大)、Lの遺伝子を継ぐ世界的名探偵・竜崎(池松壮亮)、キラ信奉者でサイバーテロリスト・紫苑優輝(菅田将暉)の3人がメインキャラクターとして登場、三つどもえの頭脳戦を繰り広げる。■映画『デスノート Light up the NEW world』興行収入(10月29日~11月27日)観客動員数:158万7,380人/興行収入:20億4,042万600円(C)大場つぐみ・小畑健/集英社(C)2016「DEATH NOTE」FILM PARTNERS
2016年11月28日『デスノート』『デスノート the Last name』(06年)、スピンオフ作『L change the WorLd』(08年)で大成功を収めた実写『デスノート』シリーズ。誕生から10年の時を経て、映画『デスノート Light up the NEW world』(10月29日公開)で、まさかの続編として復活を遂げる。果たして、その"最終ページ"には一体何が書き込まれたのか。マイナビニュースでは「独占スクープ 映画『デスノート』の最終ページ」と銘打ち、すべての作品を企画・プロデュースしてきた日本テレビ・佐藤貴博プロデューサーの「今だから語れる」証言を中心に、全20回にわたってその歴史を掘り下げていく。インタビューは合計約5時間、4万字近くにも及んだ。最終回となる第20回は、10年間シリーズと共に歩んできた佐藤プロデューサーからのラストメッセージ。○今だから"語れない"こと――今回、長時間お話しをうかがって、プロデューサーの仕事内容が多岐にわたることがよく分かりました。精神的な負担も相当なのでは?そうですね。映画事業部から今年6月にインターネット事業部へ異動になり、正直、ちょっとホッとしてしまった部分もあります。映画を作り続けることのプレッシャーって、こんなに大きかったんだと気付きました。映画を完成させるまでに、何度も心を折られそうになりますし、完成させても、そこからはビジネスとして成功に導かねばならないので、そのプレッシャーは日々重くなり、のしかかってくるんです。――そのプレッシャーはやはり、不安?うーん、そうですね、ずっと不安でいっぱいです。ほとんど自分の企画した映画を引っ張ってきているので、自分が諦めたら止まってしまうという恐怖。原作を預かり、多くのスタッフ・キャストに対して、絶対成立させなければならないというプレッシャーを抱えていつも走っています。本当にギリギリのところを渡っていることもあり、周りのスタッフに言えない心配事も山ほどあります。でも麻薬的というか、成功した時の喜びはその分大きくもあります。それこそ、『デスノート』後編の初日の大爆発は本当に幸せで、超満員の観客の拍手に何度も涙を流しました。一方で、『桐島、部活やめるってよ』(12年・以下桐島)のように興行的には大成功とは至らないけれど、評価される喜びというのも大きくあります。『桐島』は本当に沢山の映画賞をいただきましたが、それ以上に、いろんな人が『桐島』のことを熱く語ってくれること。あんなに自分の人生と重ね合わせて語ったり、映画が愛されていることを実感出来たことは、それまでは無かったので、本当に感動しました。メガヒット作品と反対の方向にある作品かもしれませんが、だからこそ、僕にとっての大きな看板となった作品でもあります。そして、神木隆之介、橋本愛、東出昌大、松岡茉優、大後寿々花、落合モトキ、太賀、清水くるみ、山本美月、藤井武美、浅香航大、鈴木伸之……あの作品で出逢った若き才能を本当に愛していますし、今でもつながっている大事な役者たちです。『デスノート』は……(藤原)竜也くん、松ケン(松山ケンイチ)、(戸田)恵梨香ちゃんについても話せること、まだまだありますよ。もちろん、話せないこともたくさんあります(笑)。○「映画事業部に戻りたいとは思わない」――1994年に入社されて、2003年に映画事業部に。映画と関わった13年を振り返っていかがですか。このタイミングというのも不思議ですね。本格的な映画プロデューサーデビュー作である『デスノート』に始まって、『デスノート』で一旦の区切りとなる。僕にとって大事な作品であり、縁深い作品なんでしょうね。今回の本ポスターのコピー「これですべてを終わらせる」は僕がつけたものですが、終わりというよりも、ケジメをつけることを意識したものです。昨今の日本で問題となっている事件や不祥事は、みなケジメをつけられない大人たちの問題のような気がして。ちゃんとケジメというか決着をつけようぜ! という宣言のつもりです。それだけの作品になったと自負しています。映画事業部で13年間。20本を越える映画を作ることができました。2年前に管理職になっていたので、一度は異動しなければならないことは感じていました。ただ、インターネット事業部というコンテンツに近い場所で、映画作りとは密接に関係している部署なので、相変わらず運がいいなあと思っています(笑)。テレビ局として放送と通信の垣根はどんどん無くなっていますし、コンテンツを楽しむ方法も動画配信だけでなく、いろんな進化が日々起こっています。「映画」というものは無くならないと思いますが、どうやって観られるのか? 楽しまれるのか? は大きく変わっていくでしょう。だから、この部署でしっかりと「未来」を見据えて、走っていきたいなあと思っています。「映画事業部に戻りたい」とは思っていません。「映画」自体の楽しみ方もドンドン変わっていくでしょうから、どこの部署ということではなく、自分で「映画」を引き寄せられるような仕事をしていきたいなあと考えています。いろいろと新しい仕掛けを狙っていきたいので、お楽しみに(笑)。○デスノートに人生を捧げた男の選択――さて、長時間のインタビューもそろそろ締めくくりたいと思います。公開前の心境としては?※2016年10月に取材僕はこういう展開を妄想しています。『君の名は。』が週末ランキング9週連続でトップになる。そして、10週目に『デスノートLNW』が公開となりますので、我々が『君の名は。』の10週連続トップを阻止します!! 東宝の川村元気プロデューサーを止めるのはこの僕、佐藤貴博プロデューサーだ! まぁ、「10週目に勝っても……」というツッコミは入ると思いますが(笑)。―― そうなることを願っています(笑)。最後に1つだけ。一人で部屋にいて、デスノートが降ってきたら。佐藤さんは、どうしますか?……書いてみると思います。たぶん、自分の名前を。――試しに?はい(笑)。――あんな映画を作っていて、使っちゃうんですか?いやあ10年間も「デスノート」のことを考え続けてきたので、いわば「デスノート」のトリコですよ(笑)。絶対、「デスノートを使う」という魅力に勝てないと思います。でも、誰かを犠牲にするわけにはいかないので、まあ自分の名前を書くかなと。「デスノート」の凄いところは、自分で死ぬタイミングを決められることでもあると思うんです。なかなか好きには死ねないですから。なので、自分で死ねることを決められるのであれば、それは使うでしょ。あっさり死ねる幸せというか。……なんか自殺志望者みたいですが、違いますよ(笑)。でも、こんなことを考えてしまう魔力が「デスノート」にはあるんです。デスノートって、本当に面白いですね。■プロフィール佐藤貴博(さとう・たかひろ)1970年4月26日生まれ。山梨県出身。1994年、日本テレビに入社。営業職を経て、2003年に念願の映画事業部に異動する。映画プロデューサーとして、『デスノート』シリーズ、『GANTZ』シリーズ、『桐島、部活やめるってよ』などヒット作話題作を数多く手がける。今年公開作品は、『デスノート Light up the NEW world』(10月29日公開)、『海賊とよばれた男』(12月10日公開)。
2016年11月11日現在公開中の『デスノート Light up the NEW world』。この度、11月9日(水)に栃木県・109シネマズ佐野にて、大ヒットファン感謝祭イベントが実施され、「デスノート対策本部」のデスノートを追う男・三島創役を演じた東出昌大が登壇した。伝説となった映画『デスノート』誕生から10年目となる今年、“正統な続編”として放たれた完全新作映画『デスノート Light up the NEW world』。10月29日に公開された本作は、初週週末興行成績ランキングでNo.1を獲得。そして公開からわずか10日間で観客動員100万人を突破し大ヒットとなっている。この日、来場者400人の前に登場したのは、東出さんと宣伝を陰ながら支えてきた“死神見習い”リューくん。登場するやいなや場内からは大歓声が巻き起こり、東出さんは「公開前の舞台挨拶はプレッシャーがあり、色々考えてしまっていたんです。でも、こうやって好調なスタートを切れて嬉しく、今日はお祭り気分で楽しくできたらと思っています」と挨拶。そして、イベントでは来場者から質問を募集。東出さんは「何でも答えます!(笑)」と意気込み、好きな“お笑い芸人”のモノマネや結婚生活について、全3問に回答。その内、子育てについての質問では、舞台から降り質問者のところまで出向いて耳元で答える姿も。そんな東出さんの神対応に場内は大興奮。質問者は「かっこよ過ぎて、あまり内容を覚えてない」とコメントし、東出さんは思わず照れ笑いしていた。さらにイベント終盤では、プロデューサーから本作で共演した「池松壮亮と菅田将暉、どっちが好き?」という質問が。東出さんは「なんですか!その質問」と笑いながら、「実は、高良健吾から遊ぼうと連絡がきて、仕事があったので断ったら2通目にあの2人と番宣頑張ってるなとメールが来ました(笑)あの2人は本当に面白いですね」とコメント。続けて「たくさん今回の映画に関する取材を受けましたが、本当にネタバレ要素が多くて大変でした。今日はもっと僕の役柄を広げてお話したいなと思いまして…実は三島はデスノートを使ってます」と暴露!突然の出来事に場内からは驚きを隠せない声が上がっていた。最後に東出さんは「僕はこの作品を見終えた後、正義ってなんだろうと考えました。安室さんの主題歌『Dear Diary』がとにかく素敵に包み込む、エンドロールの最後まで観ていただけたら幸いです。観終わった後も、周りの方々と“あれなんだっけ”“どうゆうことだっけ”と会話を楽しんでいただけたらと思います」とメッセージを送った。なお、本作は日本のほか70の国と地域で公開が決定しており、すでに今月3日からタイで公開され、初登場新作映画で第1位を獲得している。『デスノート Light up the NEW world』は全国にて公開中。(cinemacafe.net)
2016年11月10日『デスノート』『デスノート the Last name』(06年)、スピンオフ作『L change the WorLd』(08年)で大成功を収めた実写『デスノート』シリーズ。誕生から10年の時を経て、映画『デスノート Light up the NEW world』(10月29日公開)で、まさかの続編として復活を遂げる。果たして、その"最終ページ"には一体何が書き込まれたのか。マイナビニュースでは「独占スクープ 映画『デスノート』の最終ページ」と銘打ち、すべての作品を企画・プロデュースしてきた日本テレビ・佐藤貴博プロデューサーの「今だから語れる」証言を中心に、全20回にわたってその歴史を掘り下げていく。インタビューは合計約5時間、4万字近くにも及んだ。第19回は、東出昌大を俳優の道へと導いた"陰の恩人"が明らかに。○オーディションでは「迷わず」落としていた――東出昌大さんにお話をうかがったところ、佐藤さんを「恩師」とおっしゃっていました(2016年10月28日にインタビュー記事を掲載)。そんな「恩師」とは大げさな(笑)。映画『桐島、部活やめるってよ』(12年・以下『桐島』)という彼にとって人生のターニングポイントとなった作品をプロデュースしたのは事実ですが、『桐島』は僕にとっても大きくて大事な作品なので、彼のことを僕は同志だと思っていますよ。東出くんとの出会いは『桐島』オーディションのエントリーシートです。500人近い資料をまず僕が選別しました。さすがに吉田大八監督に何百人にも会ってもらうわけにもいかないので。100人以下に絞りましたが、実はその段階で東出くんを僕は落としています。高校生たちの生々しい青春を描きたいと思っていたので、当時現役高校生だった神木隆之介くんと橋本愛ちゃんを既に決めていました。その主演とヒロインに合わせて基本は10代、少し上でも22歳までで切ろうと思っていたので。その時、東出くんはもう23歳だったし、年齢よりさらに大人びて見えるアーティスト写真だったので、迷わずに落としてました(笑)。そんな足切りから東出くんを救ったのは、枝見洋子プロデューサーです。『桐島』の企画を僕に提案してきた若手Pで、僕について『桐島』でプロデューサーデビューをしようとしていたところでした。枝見は最初から東出くんに目をつけていたみたいで、僕にどうしても会って欲しいというので、そこまで言うならと繰り上げ当選させて、オーディションに呼びました。だから「恩師」というなら枝見Pじゃないですかね(笑)。そこからオーディションを重ねていくわけですが、僕の中でなかなかゴーサインを出せませんでした。都合6回くらい東出くんを呼んでいるはずです。ただし、東出くん以外にもイイと思える人間もいなかったのも事実で、悩みましたね。もうスケジュール的に決定しなければならない段階のオーディションが終わったところで、吉田大八監督が「佐藤さん、宏樹役は東出昌大しかいないでしょう。僕は彼と心中してもいいと思ってます」と覚悟の発言をされました。監督にそこまで言われたら、僕もノーとは言えません。その場で東出くんに決定の連絡を入れました。まあ、吉田監督はこの「心中発言」について、いつも「僕はそんなこと言ってません」と否定するんですけどね(笑)。○勝負作を任せる意味――先程、今回の起用のエピソードでもありましたが、舞台をご覧になって即決したと(連載第13回より)。今回は迷わなかったんですね。はい。東出くんが数々の経験を積んで、大きく飛躍しているのを感じましたし、何より今回の映画の役柄が彼にバッチリとはまっていたからです。松ケンもLという、松ケンにしか出来ない「役」に最高のタイミングで出逢う縁を持っていた。そしてLからスターになった。スターになる人は、そういった「ハマリ役」と出逢える運と縁を持った人なんだと思います。東出くんは『桐島』の宏樹役でデビューのきっかけを掴み、そしてまた更なる高みを目指すであろう今回の主役の座を射止めた。そしてこれは僕の中だけのことですが、僕の勝負作の主演を東出昌大に任せるというのは、とても意味あることなという思いもあり。とにかく、映画を観ていただければ、今回の主役が東出昌大でなければならなかった意味を分かっていただけると思います。久しぶりに一緒に仕事をして、彼の座長気質な一面も垣間見ることができました。デスノート対策チームに、池松くんを加えたメンバーで「反省会」という名の飲み会を毎晩開催していたそうです。その飲み会は常にホテルの東出くんの部屋だったそうで(笑)。毎日、自分の家に帰ることなく、仲間たちとずっと一緒にいられる地方ロケの醍醐味ですね。映画『桐島』も高知で1カ月ほどのオールロケ。キャストもスタッフも同じホテルに泊まり、もはや修学旅行のようでした(笑)。キャストはほぼ高校生役の若い俳優たち。まあ濃厚な時間を過ごしたんだと思います。東出くんはデビュー戦ですから、俳優としての経験が全く無い中での長期ロケ撮影でしたは、その時から彼の周りに人が集まっている感じでした。撮影を終えて、東京に戻ってからも、彼の家が「桐島メンバー」のたまり場だったそうです。そして今でもその関係性は続いているみたいですよ。愛されキャラで、みんなが集まるところの真ん中にいる人。それが東出昌大です。■プロフィール佐藤貴博(さとう・たかひろ)1970年4月26日生まれ。山梨県出身。1994年、日本テレビに入社。営業職を経て、2003年に念願の映画事業部に異動する。映画プロデューサーとして、『デスノート』シリーズ、『GANTZ』シリーズ、『桐島、部活やめるってよ』などヒット作話題作を数多く手がける。今年公開作品は、『デスノート Light up the NEW world』(10月29日公開)、『海賊とよばれた男』(12月10日公開)。(C)大場つぐみ・小畑健/集英社(C)2016「DEATH NOTE」FILM PARTNERS
2016年11月09日