運命の出会い、そして主人公メイビスという女性とは…?先日ウーマンエキサイトでも独占試写会を開催し、大反響を呼んだ『ヤング≒アダルト』。意外にも共感する人が多かった映画史上類まれなるイタイ女を演じる、シャーリーズ・セロンのインタビューをお届け!●出演のきっかけは?アカデミー賞の授賞式で、ジェイソン(・ライトマン:監督)にバッタリ出会ったの。その時に『マイレージ、マイライフ』がとてもよかった!と伝えたわ。あの映画はその年、私が一番好きだった映画だった。そしてその1ヵ月後に、また偶然レストランで会って、ジェイソンが「昨夜ある台本を読んで、それを次の映画にしようと思ってるんだ。君にピッタリの映画だから、一緒にやらないか」と誘ってくれたのよ。でも私は他の撮影でスケジュールが合わなかったの。ジェイソンとは、以前から一緒に仕事をしたいと思っていた監督だったから、せっかくのオファーを受けられないことにすごくがっかりしたわ。その後、撮影が延期になって帰ってきたことを聞きつけたジェイソンが電話をくれて、自分の映画にまだ興味があるかと聞いてくれた。私はすごく嬉しくて、「ぜひやらせてほしい」と答えたの。まさに運命よね。“映画の神様”にすごく感謝しているわ(笑)。●『ヤング≒アダルト』のどんな部分に興味を持ったのですか?初めて台本を読んだ時、ディアブロ(脚本)が描いた主人公は相当図太いなと思ったの。教訓は得ても、必ずしも生き方は変えない女性だったから。そこにとても人間らしいリアリティを感じたわ。●あなたが演じる主人公、メイビスはとても強烈なキャラクターです。演じることに不安はありませんでしたか?そうね。でもだからこそ私も、そして観ている人たちもリアリティを感じることができるんじゃないかしら。メイビスは間違いなく問題を抱えているし、大人の事情に立ち向かう手段を持ち合わせていない。精神的成長が止まっていて、ものごとの現実の姿を見つめ対処する洞察力に欠けているわ。●メイビスのことを誰かが「女王気取りのクソ女!」と呼ぶおもしろいセリフがありましたね。そうそう、あれは傑作よね!●メイビスは悲しくて孤独な女性だから時には苦しい時もある。彼女は内側に常に何かを抱えていて、爆発寸前のようですが…メイビスは本当にイヤな女なのよ。誰だって初めは、これほど性格の悪いキャラクターには共感できないと思う。ところが意外とそうじゃない。それがこの映画のすごいところなの。ジェイソンは、映画を見ることは、鏡を出して自分自身を見るようなものだって言っている。私もそう思うわ。私が一番感動する映画は、ストーリーの中に自分自身の姿を見つけることができる作品よ。私があこがれを抱くような偉大な人が登場する必要はない。もちろんそういう映画の方が見るのは楽だけど、欠点やあまり見たくない部分をあえて見せてくれるものが好きなの。だからきっと…メイビスは観客、特に女性に受け入れられるんだと思う。●ご自身がメイビスと共通していると思うのは、どんな部分ですか?あら、そんなことを言わせたいの(笑)たくさんあるわよ!メイビスの行動の多くは、とても好ましいとは言えないようなことだけど、私たちみんながその日を切り抜けるためにすることばかり。いかにもサバイバルモードよね。例えば、小さなウソや彼女が常に“隣の芝生”をうらやむ考え方、自分の人生はすばらしいと他人にはっきりと伝えるやり方などよ。こういったメイビスの言動は極端だけど、そこには多くの女性が思い当たる真実がある。もちろん孤独感もね。メイビスはとても孤独なの。彼女はそれを誰にも打ち明けないけれど。人は誰でも孤独を経験していると思う。だからこそ、この映画にはたくさんの人の心に響く要素が詰まっているんだわ。作品情報『 ヤング≒アダルト 』監督:ジェイソン・ライトマン出演:シャーリーズ・セロン、パットン・オズワルド他配給:パラマウント ピクチャーズ ジャパン(C) 2011 Paramount Pictures and Mercury Productions,LLC. All Rights Reserved.
2012年02月19日『TIME/タイム』より、主演ふたりのインタビューを連続でお届け。昨日のジャスティン・ティンバーレイクに続き、公開直前の本日は、大富豪シルビアを演じる、アマンダ・セイフライドに話をきいた!●『TIME/タイム』のどこに惹かれましたか?アンドリュー・ニコルが監督と脚本をつとめるということに惹かれたの。監督のように独創的なアイデアを持って、オリジナルの映画を創ることができる人は他にいないわ。監督が創りだした『TIME/タイム』の世界は現実が強調されたものなの。誰もが若さに固執していて、経済的・社会的な不平等を抱える現代社会が反映されている。私もその世界の一部になってみたいと思ったの。●あなたが演じたヒロイン、シルビアとはどんな人物ですか? シルビアは大富豪の娘で、膨大なを手にした人物なの。つまり、永遠に生きられる。仕事はしていないし、他にする事もない。本当は生きることを楽しみたいはずなのに、豪華な屋敷でギャンブルをしたり、パーティーを開いたり、とにかく退屈に生きていたの。このままじゃ生きている実感がないことを知っていてね。そんな彼女は、ウィル(ジャスティン・ティンバーレイク)と出会うことで解放されるの。を失うことを恐れ、本当に“生きている”という感覚を手に入れるのよ。●ハイヒールを履いてアクションをこなすのは大変だったのでは?楽しかったけど、とても大変だったわ。プラダやイヴ・サン・ローランのハイヒールを履いて撮影したんだけど、どれもヒールは少なくとも5インチ(約12.5cm)ぐらいあるの。撮影の2日目からジャスティンと全速力で走るシーンの撮影が始まったわ。もし彼と手をつないでいなかったら絶対にころんで顔を打っていたと思うわ。実際に脚をすりむいちゃったし。映画を観たら「どうして彼女は靴を脱いで、裸足で走らないのか?」って思うかもしれないわね(笑)。●あなたとジャスティンは息がぴったり合っていましたね。息がぴったりだったのは、互いに相手に敬意を抱いていたからだと思う。彼は才能があって、とってもクールだわ。私たちが一緒に楽しく過ごすことができたことが、スクリーンに反映されたんだと思う。一緒に息が切れるまで走ったり、痛みに耐えたり、クタクタになるようなアクションシーンをたくさん撮ったから、それも絆を深めてくれたはずよ。彼は共演者として最高の人物。彼ほどカリスマ性のある人には会ったことがないし、彼は今回が初主演作だけれど、作品を完全にコントロールしていたわ。●本作で特に気に入っているところはどこですか?シルビアとウィルがの人々からを盗んで、の人々に与えるところね。この作品のこういう部分が私はとても好きなの。シルビアはウィルと出会ったことがきっかけで、この世界の不公平に怒りを覚え、正しく改善したいと考えるようになるの。シルビアとウィルのように、ある人とある人が出会って理想を共有していくことは、素晴らしいことだと思うわ。●永遠に生きるとしたら、何をしますか?もし、本作のように百万年もがあったら誰かにあげるわ。永遠に生きるとしたら何かに感動することが難しくなるかもしれないもの。この世に限られた時間しか生きられないことが、私たちが精一杯生きる動機になっているんだと思うの。●人生最後の1日だとしたら、何をしますか?テーマパークへ行って羽を伸ばすわ。あとは、できるだけ長い時間を友達と過ごすわね。作品情報『 TIME/タイム 』すべての人間の成長が25歳でストップする近未来、世界を支配しているのは<時間>だった———。監督:アンドリュー・ニコル出演:ジャスティン・ティンバーレイク、アマンダ・セイフライド、キリアン・マーフィほか配給:20世紀フォックス映画2月17日(金)TOHOシネマズ 日劇ほか全国ロードショー!(C)2011 TWENTIETH CENTURY FOX
2012年02月17日全ての人類は25歳で成長が止まったら、あなたはどうする?!いよいよ今週末公開の映画、進化系アクション・サスペンス『TIME/タイム』より、主演ふたりのインタビューを連続でお届け。まずは、ウィルを演じるジャスティン・ティンバーレイクから。●『TIME/タイム』のどこに惹かれましたか?台本を読んですぐに、ストーリーやキャラクターに心を奪われたよ。何かの続編でも、リメイクでも、コミック原作でもない、素晴らしいオリジナル作品にワクワクしたんだ。この作品はきっと僕自身も楽しむことができるし、観客にも満足してもらえる作品になると確信して出演を決めたよ。●あなたが演じた主人公、ウィルについて聞かせて下さい。ウィルはで暮らすごく普通の若者で、毎朝目を覚ますとは残り23時間。あと1日しか生きられない生活を送っている。一体どうやって1日を過ごす?どう生き延びる?と、観客の想像をかき立てるような様々な出来事が描かれるんだ。●アクションシーンについて聞かせてください。アクションシーンの撮影は肉体的にも精神的にも大変だったけど、とても良い経験になったよ。それに、僕が子供の頃大好きだった『ランボー』、『リーサル・ウェポン』、『逃亡者』のように、登場人物のキャラクターやシチュエーションを丁寧に描くことで、よくある「アクション巨編」じゃない、観客が共感できる作品になったと思う。もちろん、高級車を猛スピードで運転しながら銃をぶっ放しても逮捕されないっていうのは、最高の気分だったけど(笑)。●本作で気に入っているところはどこですか?ウィルの活躍を通して本作の世界を体験することで、現代社会を見つめ直すことができるところだね。本作の世界は、裕福で永遠に生きることができる人たちが住むと、貧困層が住むに分かれているけれど、これは現代社会が反映されたものなんだ。そして、アンドリュー・ニコル監督がそんなテーマを、完璧なノンストップ・アクション・サスペンスとして創り上げたんだ。観たら色々と考えさせられて、語りたくなる作品だけど、観ている間は息をつく暇もないはずだよ。●撮影中の印象的だった出来事を教えてください。忘れることができない出来事はたくさんあるよ。ウィルの母親を演じたオリヴィア・ワイルドは、本当は僕より若いんだ。二人で母子を演じるのは驚きの体験だったね(笑) あと、僕は撮影が終わってしばらく経っても、ついつい自分の左腕を見るクセがついていた。ウィルを演じている間は常にを気にしなければいけなかったからね。監督がいかに完璧なビジョンを持って撮影していたかを表していると思うよ。●これから『TIME/タイム』を観る人たちに一言お願いします。『TIME/タイム』は強烈な映画で、観ているとハラハラして、そしてメッセージ性に溢れた作品だ。とにかく自分で体験して欲しいと思う。スクリーンで観る価値のある映画だよ。作品情報『 TIME/タイム 』すべての人間の成長が25歳でストップする近未来、世界を支配しているのは<時間>だった———。監督:アンドリュー・ニコル出演:ジャスティン・ティンバーレイク、アマンダ・セイフライド、キリアン・マーフィほか配給:20世紀フォックス映画2月17日(金)TOHOシネマズ 日劇ほか全国ロードショー!(C)2011 TWENTIETH CENTURY FOX
2012年02月16日2月25日(土)の公開に先駆けて、『トワイライト』シリーズの大ファンであるローラが、主人公ベラをイメージした純白のウェディングドレスを着用し女性限定試写会に登場し、“トワイライター”として熱く作品のことや恋のことを語った。●ウェディングドレスについてローラ:憧れの洋服なので今日着れてドキドキワクワク!自分の結婚式では、色は絶対白でこういうレースやパールが入ってる感じがいいな。でも10年先のことだからゆっくり考えよう!●『トワイライト』シリーズについて昨日妹が家にやってきた時に“お姉ちゃん明日『トワイライト』のイベントに出るんだよ”って言ったら死ぬほどびっくりしてた!●(作品の内容にちなんで)好きな人のために自分の何かを犠牲にできる?するよ!髪型を変えた方がいいって言われたら次の日に変えるし、好きな人に合わせたい。でもアフロが似合うって言われてもそれはやらないかな…。●バレンタインの思い出高校の時、3年間好きだった人がいたけどずっと言えなかったの。そしたら私の友達と付き合ってたの!次の日には吹っ切れたけど、そのとき後悔したから言った方がいいよ!●年下の男性に告白されたら?実は私も年上の人が好き。でも『トワイライト』でもジェイコブはベラの年下だけど頼りになるでしょ?年とかは関係なくその人が自分にとってどういう存在なのかを考えて、その人のことよーく見てみようよ!●最後に一言ベラとジェイコブの関係が前よりもすごいことになってるのね。ウェディングシーンもドキドキで観終わったら絶対ハッピーな気持ちになれるよ!女の子達みんなに観て欲しいな!作品情報 『トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーンPart1』 2月25日(土) 新宿ピカデリーほか全国ロードショー配給:角川映画
2012年02月15日いよいよ2月17日(金)より全国公開となる、『TIME/タイム』。斬新でスリリングな展開が大きな話題を集めている本作で、ハリウッド映画の日本語吹き替え版に初挑戦しているAkb48 篠田麻里子のコメントより、コメントが到着。<篠田麻里子>【全ての人間の成長が25歳で止まる】というのは、ちょっと羨ましくもあります。現実になる可能性もあるのかな、と思える世界です。でも実際に『TIME/タイム』の世界の設定が実現されてしまうと、時間に追われることになるので、意外に怖い世界になると思いました。吹替え収録はとても緊張して、何度も録り直しましたが、作品を邪魔しない声になっていると思います。ぜひ楽しみにしていてください。【全ての人間の成長は25歳で止まる】という作品のキーワードにちなみ、今最も輝く25歳である篠田麻里子が出演するTVスポットも全国TV局でオンエア中なので、こちらにもご注目を!作品情報『TIME/タイム』監督:アンドリュー・ニコル出演:ジャスティン・ティンバーレイク、アマンダ・セイフライド、キリアン・マーフィほか配給:20世紀フォックス映画2月17日(金)TOHOシネマズ 日劇他、全国ロードショー!(C)2011 TWENTIETH CENTURY FOX
2012年02月14日役所広司、小栗旬出演の映画『キツツキと雨』が11日(土)から公開されるのを前に、役所と小栗のふたりがインタビューに応じ、映画の撮影現場を舞台にした本作ならではのエピソードを語ってくれた。その他の写真『キツツキと雨』は、無骨な木こりの克彦(役所)と、ゾンビ映画撮影のために山村にやって来た気弱な新人監督・幸一(小栗)が偶然出会い、奇妙な友情が生まれる過程をコミカルに描いたヒューマン・ドラマだ。本作を手がけたのは『南極料理人』が話題を呼んだ新鋭・沖田修一監督。鋭い人物描写と、俳優の魅力を見事に引き出す演出が魅力の新鋭監督だが、役所は沖田監督を“懐かしいスタイルの映画監督”と評する。「沖田さんは現場でテストをして、“どうやって撮っていくか?”についてスタッフたちが監督を囲んで相談していくんです。とにかくたくさん“映像素材”を撮って、どのテイクが本番だったのかわからない撮影現場が主流になる中で、沖田監督は、ほしいカットとほしいお芝居のために時間を費やす。『こうやってしっかりと映画を撮っていこうとする人がまだいるんだ』と思いましたね」。さらに役所は「沖田監督は“わからない”ことは“わからない”と言うんです。それが沖田さんの正直で男らしいところ」という。映画監督は撮影現場の統括者。彼の下にスタッフとキャストが集い、監督の指示ひとつで動く。ちなみに本作の新人監督・幸一は、多くのキャスト・スタッフを前に“わからない”と言えずに悩む男だ。小栗は「僕も自分で監督したときに“わからない”って言えなくて苦しかったので、沖田さんが“わからない”と言い、悩んで撮影が止まっても『すいません』と言いながら自分を通そうとする姿はスゴいと思いましたね」と振り返り、「でも、監督がそう言えば言うほど、僕らは『監督のために何をすればいいんだろう?』と思いますし、役者もスタッフもいろんなことを試して映画が出来上がっていくので、役所さんが前におっしゃいましたけど、いい意味での “自主製作感”がある作品でした」と笑顔を見せる。映画はそこに関わる俳優やスタッフが1カットずつ悩んだり、試行錯誤しながら撮影されていく。本作に登場する新人監督の幸一も、いつの間にか映画の現場に巻き込まれてしまった木こりの克彦も、悩んだり立ち止まったりしながら“映画をつくる”行為を通して、友情を育み、自らを見つめなおしていく。ふたりが「撮影現場の空気感が作品に出ていた」と語る本作。そこにはこれまでの友情ドラマにはない“映画の撮影現場を舞台にした作品ならでは”の、人間ドラマが描かれているのではないだろうか。『キツツキと雨』2月11日(土) 角川シネマ有楽町ほか全国ロードショー
2012年02月10日全世界600万本の大ヒットゲーム、ハリウッドが待ち望んだ、世界的ベストセラーの完全映画化!『ドラゴンエイジ-ブラッドメイジの聖戦-』がいよいよ今週末11日(土)に公開。主人公のカ サンドラを声優として演じる栗山千明と、カサンドラと行動を共にするサークルメイジ(魔法使い)のガリアン役の谷原章介のインタビューをお届けする。<栗山千明インタビュー>●初めて本作に触れた時の印象、カサンドラについて感じたイメージについて教えて下さい。私は、声優さんのお仕事をあまりした事もないし、自分の声をそんな特徴的だとも思ったことがないので、主演として今作に起用されて正直驚きました。でも、映像を観た時にアニメーションという枠を超えて洋画のような映像だったので、だからこそ役者としての私にお話をいただいたのかなと納得しました。実際に台本で読んでカサンドラの役どころを知って、こんな芯の強い女性を担当させていただき、光栄に思いました。その反面、主演としてちゃんと務まるのかという不安もありましたね。また、カサンドラのイメージについてですが、キャラクター性はつかみやすかったですね。自分のプランもすぐ明確に出て、悩むことはありませんでした。ただ、声優としての経験と事実に自信がなかったので不安もありました。●完成した作品をご覧になっていかがでしたか?観ていてあっという間でした!ストーリーは事前に知っているのにハラハラドキドキしましたね。初見で観る方はすごく楽しめると思いますね。●谷原さん、GACKTさんの演技はご覧になっていかがでしたか?谷原さんはすごく男前なのに、あんなに三枚目のキャラクターが出来るというのは表現力の技術があるからこそだと思います。カサンドラのふてぶてしさと対極的になってバランスよくなっていたなと思います(笑)。GACKTさんの声も、本当にナイトコマンダーの声になっていて、GACKTさんだと言われないとわからないくらい、キャラクターのイメージにぴったりだなと思いました。普段からアーティストとして声のお仕事をしているだけあって、そういう技術がしっかりしていてすごいなと思いました。●ナイトコマンダーの思惑、大司教の次期ディヴァインになる為の策略など、人間ドラマの部分はいかがでしたか?実際の世界観とはかけ離れた世界とはいえ、人間たちは同じじゃないですか?権力争いをしたり、大事な人が亡くなってしまった時の悲しみとか。このストーリーを人間として共感が出来るし、すごくリアルだと思います。リアルな人間を描いているのに、その世界観はブラックファンタジーを描いていて、それが良いバランスで構成されている作品だと思います。<谷原章介インタビュー>●完成版の映画を改めて見て、今作の感想を聞かせてください。声を入れているときに映像を見ながら録音していたので、流れはある程度みていました。完成形をみて、すごく感動したのと、迫力があり、テンポ感がすごくよかったと思います。ストーリーがシンプルなので、観ている方に先が読めてしまうじゃないのかという懸念もあったのですが、画の迫力や曽利監督の演出もあいまってそんなことはまったく気にならず、台本を読んで一回仕事をしている僕も楽しむことができました。いざ完成すると、ここはこうしたいなというところがいくつか出てきたりもしましたね。●ガリアンの役を演じてみての感想をお聞かせ下さい。曽利監督とのお仕事が数年ぶりでまたご一緒できたのが本当に嬉しかったので、とても身がひきしまるといいますか、一層頑張ろうという気持ちで臨みました。今回の僕のガリアンという役はカサンドラを時にほぐしてあげて、時に引っ張ってあげるという両面があるので、うまくその2つの面を演じたいなとは思いつつも、やりすぎてしまってバラバラにならないように、1つのキャラクターの中で2つの色を使い分けて同居させることに気持ちを集中しました。なので「ここはもうちょっとふざけていいですかね」とか、「ここはしっかり固まった方がいいですかね」等とバランスは丁寧に監督と話し合いながらやったのでとても安心してできました。アクションのシーンでは、自分で動いてみないと出ない音もあるので、靴を脱いで動きながらやってみたりもしました。●2枚目と3枚目を両立しているガリアンという役。とてもイメージにぴったりだなと感じたのですが、谷原さん自身コミカルな役はいかがですか?ダークファンタジーの中でコミカルな要素を入れられる役というのはガリアンくらいしかいなかったので、映画を観られるお客様にいい意味で息抜きにもなってほしいですし、いい意味で他のハードなキャラクターとは違う人間らしい側面を出せる役なので楽しんでいただきたいなと思いますね。●パートナーであるカサンドラのような強い女性についてどう思われますか?頼りがいがありますよね。でも、ちょっと心配になったりします。ガリアンもそういうところがあると思うのですが、やっぱりあそこまで強くいるというのは逆にいうとその裏に弱さがあったり、ショックなことがあった反動でそうなっているのかなと思うんです。強さとかかたさというのは、もろさにつながると思うのでそういった意味では心配ではありますよね。作品情報『 ドラゴンエイジ‐ブラッドメイジの聖戦‐ 』2月11日全国ロードショー配給:TOブックス(c)2012 Dragon Age Project. All rights reserved by FUNimation / T.O Entertainment
2012年02月10日人里はなれた山村に暮らす木こりの男と、そこへ映画の撮影にやってきた映画監督のふれあいを描く、やさしくおかしくてホロリとさせるハートフルなヒューマン・ドラマ『キツツキと雨』。『南極料理人』から2年、沖田修一監督待望の新作にて、いつもおどおどして自信が持てない25歳の映画監督を演じる小栗旬のインタビューをお届けする。●脚本は沖田監督のオリジナルですが、最初に読んだ時の感想はいかがでしたか?おもしろいと思いましたね。ゾンビ映画の裏側が見えるっていうだけでおもしろいじゃないですか。よくそんなところに目を付けるなって。いざやってみるとすごく変わった話でしたけどね(笑)。●幸一という役柄をどう捉えていますか?沖田監督は『気にせず楽しんで』と言ってくれましたが、キャラクターはまるまる監督だと思います。すべて監督のクセなんです、爪を噛むのも、腕を噛むのも。確かに、幸一は気が弱いかもしれませんが、そこまでおどおどしてるわけではないんです。まわりのペースに対応しきれなくて、置いてかれているだけ。幸一のそういうところが見えればと思って演じていました。●役所さんとは今回が初共演となりますが。役所さんはとても素敵な方ですね。現場でいろいろな話をさせていただいても、すごくおもしろい。克彦さんの役柄も素敵なので、やってるうちにだんだんふたりがダブってきました。●幸一と克彦の関係性そのものも素敵ですね。幸一は、克彦さんと出会うことで少しずつ変わっていきます。そこに徐々に何かが生まれてくるんです。苦痛しか感じていなかった幸一に希望のようなものが芽生えるんですね。●役所さん、小栗さん共に自身で監督経験があるかと思いますが、今回新人監督を演じるにあたって、今回の作品に活かされたことや、参考になったことはありますか?映画の中で、幸一が逃げ出してしまうシーンがあります。その時の気持ちは、映画を撮影していた頃、自分が日々感じていたことでした。自分の希望で始めたことでしたが、いざやり始めてみたらとても大変で、明日は雨だったらいいのにと思ったり、誰もいない場所に行きたいなーと思った理、今回の役を演じるにあたって自分のことを思い出しました。●本作は第24回東京国際映画祭で「審査員特別賞」を受賞し、更にドバイ映画祭では日本映画初の3冠(最優秀男優賞、脚本賞、編集賞)に輝きました。海外で色んな方が見ることについてどう思われますか?すごく嬉しいです。綺麗な日本の風景だったり、ゆったりとした日本人独特の沖田監督に流れてる時間だと思うのですが、すごく日本らしい映画だなと思うので、そういうところで日本というものを感じてもらえたら嬉しいです。作品情報『キツツキと雨』配給:角川映画2012.2.11 sat 全国ロードショー(c)2011「キツツキと雨」製作委員会
2012年02月09日人里はなれた山村に暮らす木こりの男と、そこへ映画の撮影にやってきた映画監督のふれあいを描く、やさしくおかしくてホロリとさせるハートフルなヒューマン・ドラマ『キツツキと雨』。『南極料理人』から2年、沖田修一監督待望の新作にて、妻に先立たれて息子とふたりで生活する60歳の木こりを演じる役所広司のインタビューをお届けする。●脚本を読んだ最初の感想はどのようなものでしたか?映画作りのなかで、みんなが力を合わせていく過程がユーモアを交え描かれていて、ものすごく感動的な脚本だと思いました。映画作りのロマンがふんだんに盛り込まれているところもいいですよね。●克彦という役柄を演じるために、気を配っていたことは何ですか?ひとつには、子どもを持つ親としての思いです。克彦は自分の子どもには下手な愛情表現しかできないんですが、その分、違う青年に子どもへの思いを伝えていく。そういった親子のぶきっちょさがまず大事なんだろうなと。映画作りという夢の虜になっていく、どこかお祭りに参加しているような気分も出せればいいなと思いました。克彦にとって、それは今まで出会ったことのない、自分を燃やすような体験なんですね。●今回きこりの役でしたが、演じることで面白かった部分はありますか?映画の中で映画を作る小さな撮影隊なのですが、映画の中で映画を撮っているのか、本当に自分たちが、役者として芝居をしているのか…混ざり合う感覚というか、いい意味で曖昧に撮影した記憶があるので、思い出に残るような貴重な撮影体験になりました。●小栗さんとの共演はいかがでしたか?小栗くんというといつも颯爽としているイメージがありますが、今回は頼りない役柄を楽しんでやっていたんじゃないですか(笑)。●今作ではゾンビ映画の撮影シーンにも初挑戦していますが。ゾンビの扮装ができるのを楽しみにしていました(笑)。劇中劇として撮影する映画には非常にカルトな雰囲気がありますが、河原や草原にゾンビが出てくるだけで、スクリーンがちょっと魅力的になるんですね。そういうところが、沖田監督はとても上手いなと思いました。●本作には監督独特のユーモアがちりばめられていると思いますが、演じてみてどう感じましたか?これだけ面白い台本なので、役者として演じたときに、これよりも面白くなくなったらどうしよう?という不安はありました。ただこの克彦という役を演じている時は、面白いユーモアがあると思って行動するのではなく、普段生きている中で理由があってそのような行動をとっていると思ってやりました。きっとそれが、監督が狙っていることなんだろうなと思いました。作品情報『キツツキと雨』配給:角川映画2012.2.11 sat 全国ロードショー(c)2011「キツツキと雨」製作委員会
2012年02月08日映画『はやぶさ 遥かなる帰還』主演であり“プロジェクトマネージャー”の任にも就いている渡辺謙が映画の公開を前にインタビューに応じた。その他の写真映画は小惑星イトカワのサンプル採取という使命を背負い、苦難の道を辿りつつも奇跡の帰還を果たした「はやぶさ」のプロジェクトに携わった研究者たちの姿を描く。脚本作りの段階から本作に関わってきた渡辺。特に熱い人間ドラマの部分と緻密にデータを積み重ねていく科学者たちのテイストをいかに再現しながら、映画として成立させていくかという点は「せめぎ合い、かなり監督とも悩んだ部分でした」と振り返る。「芝居の部分だけを繋げた映像を見たとき『エンターテイメントになるのか?』という思いがあった」と当時の胸の内を明かすが、これらの要素があるとき融合する。結びつけたのは原点とも言えるはやぶさ、そして盲目のピアニスト・辻井伸行による音楽だった。「宇宙を旅するはやぶさの映像と辻井くんの音楽が入ったとき、鏡のように科学者たちの心根を反射して映し出してくれた。はやぶさの模型に手で触れ、録音してもらった脚本を耳で聞いて、イメージを膨らませてくれた。考えてみたらJAXAの人ですら実際に飛んでいるはやぶさを誰も見てないんです。でもひょっとしたら辻井くんにだけ見えたのかもしれないと思うんだよね。彼がはやぶさに魂を吹き込んでくれたんだなあ」と感慨深そうに語る。「リスクを取らなければ後悔する」というのは劇中、渡辺演じる山口が決断を迫られた際に口にするセリフである。そんな山口を渡辺は「温度は1300度くらいあるけど、赤くもないし音もしない炎を内に持つ男」と評するが、渡辺自身もまたリスクを恐れず、自らの内なる炎を燃やして歩み続けてきた人間である。「結局は、好奇心や冒険心が恐怖に勝つかなんだよね。これくらいのスピードで走ったらどんな景色が見えるのか?そういう冒険心があるからこそリスクが生まれる。それを乗り越えようという思いがあるならトライすればいいと思うんです」。同時に年齢を重ねる中で、社会との繋がりについても考えることが多くなったという。「40代の頃から考えてはいたんですが、さらに3月11日のことがあって『お前は何を見せるんだ?』ということが強く求められている気がするんです。仕事というのはやはり社会とかかわる一番太いパイプだと思いますが、大きく価値観が変わろうとしているいま、どう社会と繋がっていくのか?という問いが強く提示されていると思います」。『はやぶさ遥かなる帰還』2月11日(土) 公開取材・文・写真:黒豆直樹
2012年02月08日2012年2月4日(土)、映画『荒川アンダー ザ ブリッジ THE MOVIE』の初日舞台挨拶が行われた。満員の会場は映画を観終わった興奮に包まれており、その中を豪華出演者14名が登壇!初日を迎えた主役の林遣都は「荒川が20歳の1年を忘れられない年にしてくれました。気を緩めると泣いてしまいそうですが、監督に感謝の気持ちでいっぱいです。」とコメント。出演者との裏話を聞かれると「今日の再会を喜びすぎて、誰もスタッフさんの話を聞いていなかったんですが、僕は主役としてちゃんと聞いていました。」と答え、客席から笑いが沸き起こった。映画の撮影で中国から帰国できなかった小栗旬から、飯塚監督へ舞台挨拶直前にメールが届き、監督が代読。また、作品のキャッチフレーズ『宝物はきっと、ここにある』にちなんで、キャスト全員の宝物をフリップに書いて発表し、初日の舞台挨拶は盛り上がりをみせた。●キャスト全員の宝物市ノ宮行(リク)役/林 遣都:『家族』一番幸せになってくれればいいと思っています。ニノ役/桐谷美玲:『らんさん』実家で買っている犬のチワワです。今は一人暮らしなので、実家に帰るとらんさんと戯れています。星役/山田孝之:(空欄のパネルを見せて、客席に向かって)この中でこの字が見える人がいたら手をあげてください(と言うと、女性が一人手を上げ)これが見えたアンタは嘘つきだ。でもアンタロックだよ(と劇中のセリフを再現した)シスター役/城田優:『マリア』(どこら辺が?と司会に聞かれると隣の片瀬さんを見て)上から下まで全部です(笑)。マリア役/片瀬那奈:『荒川のみんなとメッシのサイン』どちらも大事なので選べませんでした(笑)。P子役/安倍なつみ:『ファミリー』家族だけでなく、メンバーや、ファンのみんななど、周囲の人みんなです。ジャクリーン役/有坂来瞳:『旦那と長洲力のサイン』那奈ちゃん(片瀬)と話をして、どっちも選べないよね~と話をして(笑)いつか力ラリアットをしてもらいたいです。ラストサムライ役/駿河太郎:『家族』ドラマではP子と結ばれなかったのですが、実生活では家族がいるので、家族ですね。キャストのみなさんに出会えたことが宝物です。(客席に向かって)あなたにとっての宝物を映画で見つけてください。ビリー役/平沼紀久:『友達』この世界中に何十億人といる中で、出会えたことが奇跡だと思うし、宝物です。鉄雄役/末岡拓人(子役):『家族』僕のことを一番知っていてくれるし、僕が映画に出たことを喜んでくれたからです。鉄郎役/益子雷翔(子役):『荒川アンダーザブリッジのジャージ』 撮影中、キャストやスタッフみんなが着ていたジャージです。監督が鉄郎の名前とイラストを書いてくれたので、宝物です。島崎役/井上和香:『手紙』誕生日に毎年両親がくれる手紙を、全て残しています。手紙を書かない時代だからこそ、すごく心に届いています。市ノ宮積(セキ)役/上川隆也:『健康』見たところ僕が一番年長者なので、この年になると何よりも健康が大事です。(司会の何かやられているのですか?の問いに)気遣いはしていません(笑)。飯塚 健監督:『荒川アンダーザブリッジのジャージ』 キャスト、スタッフ全員が撮影の時に着ていたお揃いのジャージで、サインをしてくれたり美術さんがどんどんカスタマイズしてくれたので、最後は近くのコンビニにも行けなくなりました(笑)。飯塚監督が代読した小栗旬のメール本文:今日は初日舞台挨拶に参加できず、非常に残念です。そして、今日お越しの皆さん、申し訳ない。登壇しているみんなもゴメンね。なぜだか私は今、中国にいて、なぜだか帰るに帰れなくなり、なぜだか気がつけば今もまだ、中国にいるのです。ですが、今回の撮影現場で人一倍、僕らの目で見てもたくましくなっていった林遣都さんが居れば鬼に金棒ですね。明日、素晴らしい舞台挨拶だったという日本からの報告を楽しみにしています。村長こと小栗旬。作品情報『荒川アンダー ザ ブリッジ THE MOVIE』配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント2月4日(土)より公開中(C)2012中村光/スクウェアエニックス・AUTBパートナーズ
2012年02月06日2AM、CNBLUEほか韓国トップアーティストが魅せる“トキメキ”のミュージックムービー『アコースティック』がいよいよ2月4日(土)より日本公開!劇中、音が武器となり音楽が消えてしまった30年後の未来で、音の研究をしている大学生をコミカルかつ瑞々しく演じ、日本デビューした人気K-POPグループ2AMのメンバーでもあるイム・スロンのインタビューをお届けする。●映画『アコースティック』への出演を決めた理由が「音楽が作品テーマという点に興味をひかれた」とのことですが、本作の見どころやお気に入りのシーンを教えてください。この作品には多くの歌手の方々が参加していますし、音楽をテーマにしているので、音楽に対しての色々な思いを興味深くみていただけるのではないかと思います。お気に入りのシーンは、僕の出演したエピソード(音が武器となり音楽が消えてしまう近未来の話)の中で、ある理由のために、自分が開発した機械を分解して彼女のところに戻るシーンがあるのですが、そこが好きなシーンです。●本作で映画初出演を果たしたイム・スロンさんですが、俳優としての面白さは?また俳優としてのご自身の魅力についてどう思いますか?俳優としての面白さは、自分自身の感情を表現する点ですね、音楽と同じです。演技の場合はキャラクターを通して見せることになるのですが基本的には音楽と同じだと思っています。自分の演技については、まだまだ至らない点があると思うので…少しずつ勉強しながら、学んでいくことが大事だと思っています。また演技というものは年を重ねることでわかってくることも多いのではないでしょうか。なぜならば、それは人生を表現するものだからです。人生を重ねることにより、色々なディテールを演技を通してお見せすることができるようになればいいなと考えています。●今後、映画やドラマをやるとしたら、どんな役に挑戦してみたいですか?ジャンルで言うと、フィルムノワール(犯罪映画)やミリタリー映画など男らしいキャラクターの役をやってみたいです。●日本の俳優さんや女優さんで共演してみたい方はいますか?最近チャン・ドンゴンさんと共演されたオダギリジョーさんの演技のスタイルが好きなので、もし一緒にお仕事する機会があれば非常に光栄だと思っています。●この作品では、音楽を通して夢や希望を求める若者たちの姿を描いていますが、イム・スロンさんご自身にとって「音楽」とはどういう存在ですか?いまの僕にとって、音楽は人生の一部になっていますし、音楽なしでは生きられないと思っています。それは皆さん同じなのではないでしょうか?今後も音楽と共にいきたいですね。●初めて「音楽」に触れたのはいつ頃ですか?また最近はどんな音楽を聞いていますか?高校1年生のころ、スティーヴィー・ワンダーさんの「レイトリー(Lately)」や「Ribbon In The Sky」などの曲を聴き感銘を受け、音楽の道を目指そうと考えました。最近は、移動中などにMr.Childrenさんの「しるし」という曲を聞いています。高校のときも聞いていたのですが、日本に来るようになって改めてよく聞くようになりました。●今年一年は仕事でどんなことにチャレンジしていきたいですか?まず日本において、映画の公開やCDの発売など、素晴らしい活気に満ちたスタートを切ることができました。これからも韓国と日本で音楽活動をしていきたいと思いますし、また映画やドラマでの演技もしていきたいです。また日本語がもっと流暢に話せるようになって、是非日本の映画やドラマにも出演してみたいです。作品情報『 アコースティック 』監督: ユ・サンホン出演:シン・セギョン、イム・スロン(2AM)、イ・ジョンヒョン(CNBLUE)、カン・ミンヒョク(CNBLUE)、ペク・ジニ2月4日(土)より K’s cinema、第七藝術劇場、シネマスコーレ他にてロードショー配給:シネマスコーレ&キノアイジャパン(C)TimeStory Group Co.,Ltd
2012年02月02日全世界で6500万部を売り上げた大ヒットミステリー小説を『ソーシャル・ネットワーク』のデヴィッド・フィンチャー監督が映画化した大注目作、『ドラゴン・タトゥーの女』。こちらの公開に先駆けて1月31日(火)に行われた記者会見に、2年ぶり3度目の来日となるデヴィッド・フィンチャー監督と、初主演にして本年度アカデミー賞では主演女優賞にノミネートされた、今回が初来日のルーニー・マーラが登壇した。●大ベストセラー、さらに一度映画化されている作品を取り上げた理由は?舞台もスウェーデン。スウェーデン版との違いは?デヴィッド・フィンチャー:スウェーデン版は一度しか観ていません。特に入念に観た訳ではないのですが、、強いて言うならば脚本がだいぶ違うと聞いています。何よりも自分が実際に原作を読んだときに感じたことを忠実に描くように心がけました。あえてスウェーデン版との違いをつくろうとして作った訳ではないんです。●リスベット役を引き受けた理由は?彼女のどこに共感したか。ルーニー・マーラ:原作を読んで好きになりました。読まれた方は皆さん彼女に共感を覚え好きになると思います。彼女をどのように演じたらいいかよく考えて、私はリスベットを演じことができる・理解できている、と思ったんです。彼女には色んなかたちで共感しました。人生の中で、周りに誤解される、のけものにされる、と感じることは誰にでもあることだと思います。特にその点で共感することができました。引き受けた理由は、若い女優にとってこのような役に巡り合えるのはめったにないことですし、これは大きなチャンスだと思ったからです。●リスベットのキャラクター造形について。デヴィッド・フィンチャー:特に足したことはありません。原作の中でかなり入念に描かれています。なので2作目、3作目も読んで創っていきました。映画ではキャラクターが何を考えているかを表現することが大事だと考えています。ただし原作すべてを映像にするのは難しいので、シチュエーションをいくつか選んで、その中でリスベットだったらどのように振舞うかを見せることで、観客にはそこから感じてもらえるようにしました。足したというよりも、引いて、排除していく作業でしたね。まるで砂金をふるいにかけてを金だけを残すように、彼女の光り輝く部分を残すようにしました。このようにヒントを提示していくのは、クリエイトというよりも解釈した、という方が近いかもしれませんね。ルーニー・マーラ:今回のキャラクターづくりはすべてコラボレーションでした。監督、衣装デザイナー、プロデューサー、全員と話をさせてもらって、衣装からアイテムまですべて決めていきました。原作からのイメージが基本です。●スウェーデンにこだわったのは、原作のどの部分に印象を受けて?またスウェーデンでの長期撮影の苦労は?デヴィッド・フィンチャー:他の街はまったく考えられませんでした。原作で描かれているように街がキャラクターにもたらすものはあまりにも大きい。それにとてもスウェーデンっぽい物語です。さらにはなんといっても原作がスウェーデン舞台にしていて、あれだけヒットされているんだから、映画も見習おうと思いました。ストックホルムというのは独特のデザインをもった街です。街のもつ雰囲気を作品に取り込むことができたと思っています。電車のシーンもそうですし、ラストシーンのミカエルのアパートの下にある石畳の道はとても美しいショットが撮れました。あとはなんといっても寒さですね。皆さんには作品を観ていても、スウェーデンの凍てつくような寒さを感じていただけるかと思います。●ダニエル・クレイグの起用、共演エピソードは?デヴィッド・フィンチャー:ダニエルは一番最初にキャスティングした男優。彼こそミカエルだと思いました。ボンド以前から彼のことを知っていて、いろんな役を演じられる才能豊かな俳優であることはもちろん知っていました。ミカエルの男らしさ、いろんな女性と友情関係を築けること、うまい聞き手であること、そしてウィットに富んでいることを重視して、それらを全部網羅しているのはダニエルしかいないと思い起用したわけです。ルーニー・マーラ:彼と一緒の仕事はアメイジングな経験でした。素晴らしい才能豊かな俳優であることは間違いないですが、それに忍耐強い人で、俳優としていろいろ教えてくれました。初めてのことにトライするのに、彼に勝る人はいません。ユーモアのセンスもあって、一緒にいて楽しい方でした。●ファッション・アイコンとしても注目されている今の気持ちは?ルーニー・マーラ:世間からそのように見られていることはあまり考えないようにしています。そのようなことに注意を払うことなく、自分なりの生き方を続けています。●次回作もフィンチャー監督が?デヴィッド・フィンチャー:まずはたくさんの人に観てもらわなければ2作品3作品と続けられません。すごく大勢の人に観てもらわないとね!(会場笑)作品情報『 ドラゴン・タトゥーの女 』監督:デヴィッド・フィンチャー(『セブン』『ソーシャル・ネットワーク』)出演:ダニエル・クレイグ(『007慰めの報酬』)/ルーニー・マーラ(『ソーシャル・ネットワーク』)配給:ソニー・ピクチャーズ2月10日(金)、TOHOシネマズ日劇ほか全国ロードショー!!
2012年02月01日ベン・スティラーとエディ・マーフィ初競演で贈るハイタワー・エンターテインメント映画『ペントハウス』の公開に先駆けて、物語の舞台であるNY・マンハッタンの超一等地にそびえ立つ超高級マンションの最上階“ペントハウス”にちなみ、都内イチ高い場所にあり1泊200万円以上という日本イチ高級な最上階“ペントハウス”にて、公開記念イベントを1月26日(木)に実施。タレント・モデルのローラが、最高級の空間にふさわしいゴージャスな衣裳で登場。●映画をご覧いただいていかがでしたか?すごい楽しくて、夜中4時位まで観てたよー。ホントにみたってば~!すごい面白かったよ。ホワホワホワーってなっちゃった!主人公のベン・スティラーもエディ・マーフィもカッコいいよ。知ってる?エディ・マーフィ!ベンは優しいところ、エディはちょっと悪いところが良かったよ。どっちとは選べないな。●映画にちなんで、本日のイベントは日本一高級(1泊200万円)で都内一高層なところにある部屋“ペントハウス”で行っていますが感想はいかがですか?すごい広くてびっくりしたー。富士山もスカイツリーも見えたよー。ウキウキ!1泊200万円もするのー?びっくり!!みんな知ってたの??●もしローラさんが演じるとしたら、劇中に出てくる大富豪と使用人どちらが良いですか?うーんドアマンとかやってみたいかな。「こんにちはー」とか言ってウフフッ。やっぱり大富豪にする、豪華な朝食を毎日食べたい!●『ペントハウス』には社会問題も出てきますが、今日本で問題になっている増税についてどう思いますか?日本の増税良くないねー。私の好きなパンも高くなっちゃうでしょ!ちょっとお家かえって考えてみるね。ウフフッ。●劇中でペントハウスに20億円が隠されていますが、ローラさんが20億円持っていたらどうされますか?島を買おうかな!あと猫のベッドとか、おいしくつくれるフライパン買ったり……あとでゆっくり考えてみる。●今日素敵なプレゼントがあります。ローラさん:えー!20億円くれるのかな??※ここで20億円の金塊……と同じ量の金塊チョコレートが登場わぁすごい!!本物??本物だよ、だってこれ重たいもん。あれ、こっちは軽いなぁ。なんだ偽物かぁ。騙されたー!チョコレートだ!!でも、運んできたボーイさんはエディ・マーフィそっくり!ウフフ●劇中でもトリックが出てきますからね。でも、チョコレートでも全部で10万円するんですよ。じゃあもらおう!!●本日はペントハウスの住人にふさわしいような豪華なアクセサリーを身に着けているとお伺いしましたが。ネックレス、これいくらだったっけ??8000万円くらいだった。(正確には8700万円)ネックレス、指輪、ブレスレット3点総額で1億円だって!ウフフ、嬉しい!●では最後に映画のみどころをお願いします。『ペントハウス』は笑いあり、アクションありでとても、楽しいです。ボーイフレンドや友達、家族と一緒に観に行ってね!OK!!ウフフ!『ペントハウス』の公開は2月3日より。作品情報『 ペントハウス 』監督:ブレット・ラトナー出演:ベン・スティラー、エディ・マーフィ他配給:東宝東和2月3日(金)よりTOHOシネマズ 有楽座 ほか全国ロードショー(c) 2011 Universal Studios. ALL RIGHTS RESERVED.
2012年01月26日3度のオスカー・ノミネートを積み重ねてきた実力派スター俳優と、2度のアカデミー賞監督賞に輝く名匠の、歴史的名作の誕生を予感させる待望の初顔合わせ。『J・エドガー』より、主演レオナルド・ディカプリオ&クリント・イーストウッド監督のインタビューをお届け。単なる伝記映画には興味がないと言い切るイーストウッドをここまで前のめりにさせ、その長きにわたる人生と謎に満ちた内面のすべてを演じたいとディカプリオに熱望させた伝説の男が、この垂涎の顔合わせを実現させた。<レオナルド・ディカプリオ インタビュー>●クリント・イーストウッド監督との仕事彼の映画作りには非の打ちどころがない。直感を信じているからね。自分の勘を大事にしているんだ。モニターの前に立って、僕らを見ながら、スクリーンを通して観た時にこれでいいかどうかを自分自身に問いかけているんだ。自分の感覚を信じているんだ。そんな人と一緒にいられるなんて、とても素晴らしいことだよ。フーバーはアメリカ人にとってとても重要な人物だ。それだけに、脚本家のダスティン・ランス・ブラックには、かなりのリサーチが要求されたよ。ランスは僕がフーバーをどう演じるか、アメリカ史の様々な時代とそこで起こった重要な出来事を通じて僕らがどんなトーンでこの作品を描き出すのか、どんなドラマを生み出すつもりなのか興味を持っていたね。クリントは僕らとチームを組んで、アイデアに耳を傾けて、一緒にこの映画を作ろうとしてくれたんだ。僕にとってこれがクリントとの初作品で、唯一のコラボレーションでもあるけれど、僕らの間には本当の信頼関係があったし、目標や意図を互いに共有し合って最高の映画作りを目指すことができた。僕が必要としている以上のすべてを彼は与えてくれたね。●FBIについてフーバーは強迫神経症気味なところがあって、部下たちの外見に対しても執拗なこだわりを持っていたんだ。FBI捜査官はこうであるべき、というね。髪の毛もフサフサで、背も高く、筋肉質で、ヒゲもきれいに剃っているべきで、いつもスーツ姿で、大卒以上でなければならない。それに喋り方も丁寧で、若手政治家のような部分を持ち合わせることを要求したんだ。そうやってアメリカ警察のイメージを一変させた。彼が作り出した捜査官たちが何をしていたのかは、現在でも謎に包まれている。彼らが実際に裏で何をしていたのかはわからないままだけど、彼らが偏在していたのは事実だ。どこにでも現れて、職務を遂行し、秘密裏に相手を調べ上げていた。フーバーは最も組織立っていて、効率的で、最高と言われた連邦警察と警察を作り出した男なんだ。●J・エドガーの母 アニー・フーバーについてジュディ・デンチが僕の母親役を演じているよ。まさにフーバーの人生に大きな影響力を与えた女性だ。彼の政治的決断も、野心にも、多大な影響を発揮した。彼の野心を煽った人物さ。堅実さと真面目さで失望と混乱の時代を生き抜いてきたんだよ。それにフーバーは常に母親の助言を求めていたし、母親は息子の政治意欲を駆り立てていたんだ。彼女はステージママに似ている部分があると思うね。ワシントンで暮らしていただけに、息子にはフーバーの名を有名にして、この街の権力を手に入れて欲しいと望んでいたんだ。<クリント・イーストウッド インタビュー>●J・エドガー・フーバーという人物を映画化するに至った経緯プロデューサーのブライアン・グレイザーが脚本を送ってきて、「これやるかい?」と尋ねられたんだ。プロデューサーのロバート・ロレンツが読んでみて、「フーバーを描いた興味深い脚本だ」と言うから、「フーバーだって?そりゃ面白い!」ということになったのさ。アイデアがとても興味深かった。だから私も脚本を読んでみたら、たちまち気に入ってね。翌日には、「気に入った、早速、やろう」と言ったんだよ。●『J・エドガー』はどのような作品か?20年代初頭のフーバーが捜査機関を設立するところから始まって、やがてそれがFBIという巨大組織になっていく。そして彼が70代になり、過去を振り返る様子を描いている。リンドバーグ事件をはじめ、歴史的に有名な事件の数々に対する彼の関わりを描いているんだよ。●フーバーという人物について彼が捜査機関を立ち上げたのは22歳という若さだった。我が身を振り返ってみると、22歳当時など、何も知らないも同然だったよ。フーバーはどうやっていたのだろうね?20年代の人々は若くして大人に成長していった。1919年、1918年という時代はね。フーバーは様々なことを成し遂げた。高い教育を受け、エリート集団のFBIを作り上げ、訓練していった――非常に才気ある人物だったんだ。●フーバーは、アメリカを影で操っていた独裁者か?フーバーはマスコミをうまく利用していた。それに政治家たちもね。政治家たちはフーバーをお払い箱にできなかったし、歴代の大統領たちは彼に秘密を握られていたんだ。リンドン・ジョンソンの隣人で、真偽のほどはわからないが、彼が副大統領になったのはフーバーのおかげだったらしい。フーバーはそう主張していたんだよ。そして、結果的に歴史が語る通り、最終的に彼は大統領になったんだ。●難役に挑戦し続けるレオナルド・ディカプリオとの初仕事について彼は非常に聡明で、型破りな役が好きなんだ。単なるスター俳優で満足しないんだよ。様々な役柄に挑んで、想像力を伸ばしている。これは尊敬すべきことだと思う。素晴らしいね。作品情報 『J・エドガー』 2012年1月28日(土)丸の内ピカデリー他全国ロードショー配給:ワーナー・ブラザース映画配給(C) 2011 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.
2012年01月25日2012年1月28日(土)の全国公開に先駆けて、1月14日(土)より先行上映中の『劇場版テンペスト3D』の舞台、沖縄にて、仲間由紀恵演じる主人公の真鶴/孫寧温に想いを寄せる薩摩藩士・浅倉雅博役の谷原章介と、寧温に何かと世話を焼くおばぁ役の平良とみが登壇し、舞台挨拶を行った。平良とみ映画を3Dで観ましたが、その迫力ったらもう、悲鳴を上げてしまいました。自分がオーッと出てきたので、年甲斐もなく大きな声で『ウオーッ』て。その驚きようは大変でした。こういうスケールの大きい、また、時代的な背景を映した映像、どれも素晴らしく、こんな映画に出していただいて、本当に役者をしていて良かったなと思います。ああいう激動の中にいても、女だてらに国を思う、真鶴の人間愛の強さに惹かれました。心の優しい人間の愛。人の命を、人を愛する心ですね。そして、どんな苦境があってもしたたかに生きていく根性があるところ。そういうところが一番いいところだと思います。私も60年芝居をしていますが、こんなスケールの大きい映画に出たことがないし、琉球と中国と日本本土をテーマにした歴史モノは初めてなんですよ。こういう映画に出していただいて、うれしいです。ずーっと芝居をしてきて、良かったなと思います。谷原章介東京はすごく寒かったんですけど、今日沖縄に来たらやっぱり暖かくていいですね。日差しが日光というよりはレーザー光線という感じ(笑)。沖縄の魅力は、気候の暖かさ、青い空と青い海と大地、あと(今日)劇場にいらしているような暖かい沖縄の皆さん。そして“沖縄そば”ですかね(笑)。大好きなので。今日はまだ食べていないんですけど、明日いっぱい食べに行こうかなと思っています。撮影時は、喜舎場朝薫役の塚本高史がすごくゲームが好きなので、撮影が終わった後、それぞれの部屋で、ネット上で一緒にゲームをやっていました、これ、別に沖縄じゃなくてもいいんじゃないか?って(笑)。僕はへたなので、塚本にやりたい放題やられてですね。でも、楽しかったです。僕が最初に真鶴・寧温と冒頭出会うシーンがあるんですが、沖縄の、琉球の空の美しさ、大地の美しさ、そして寧温という少女の志の高さ、美しさに心惹かれまして。それからずっと幕末を過ぎて思い続ける、そのきっかけとなるシーンが大好きなんです。それを見れば、なぜ浅倉が寧温を好きなのか分かると思います。琉球を舞台に、琉球人の視点で、仲間さん演じる真鶴・寧温がいかに女性として琉球を愛し、琉球の民を愛し、国をどう思って地に足をつけて踏ん張ったかっていう女の生き様が描かれている。この辰年にふさわしい作品。日本の中の龍のような沖縄から全国へと発信して、大ヒットしていただきたい。どうか皆さんのお力で、この作品を愛される作品にしてやってください。会場は熱狂に包まれ、沖縄に来たのは役10ヶ月ぶりという谷原章介と、“おばぁ”の愛称で愛されている平良とみをあたたかく迎えた。作品情報『劇場版テンペスト3D』出演:仲間由紀恵、谷原章介、塚本高史、高岡早紀、GACKT、奥田瑛二ほか配給:角川映画公開表記:2012年1月28日(土)丸の内ピカデリーほか全国ロードショー※沖縄先行大ヒット上映中(c)2011「劇場版テンペスト3D」製作委員会
2012年01月22日良い医師になりたいと願う真面目な研修医が突然、暗い情熱に駆られて暴走を始めたら…?オーランド・ブルーム製作・主演でおくる戦慄の医療サスペンス映画が、ついに1月21日(土)に公開!こちらに先駆けて2012年1月18日に、現役女医・西川史子と早稲田大学の"恋愛学"森川友義教授による、妄想恋愛トークショーが行われた。西川史子―医者である主人公がカルテを書き換えるという行為は?私はグッド・ドクターです(笑)。同じ医師の立場からしたら最低ですよね!―患者さんに恋をしてしまう主人公ですが。患者さんをそういう目で見たことがないので、あり得ないですね。医者と看護師さんとかはありますけど。私だったら、患者さんが治ってから偶然を装って「よく会いますね。」とかいう策略はあると思います。やっぱり良いガウンを着ている患者さんは特別な目で見てしまったりしますね。―結婚について結婚前は運命の人とか言っていましたけど、結婚すると不満ばかり…「結婚バブル」は弾けましたね(笑)。今後の目標は妊娠です。森川教授の恋愛学のお話を伺って、性格が体に出てしまうのは医療とも関わっていて面白いと思いました。本作は今までにないオーランド・ブルームの魅力が見られると思います。ちょっと怖いですが、楽しんで見て頂けると思います。森川友義教授私はグッド・ティーチャーでございます(笑)。性格って言うのは体のどこかに出てしまいます。例えば、指を観ると肉食か草食かわかるんですよ。人差し指より薬指が長い方は肉食な性格ですね。「結婚バブル」がはじけるのはだいたい1年半~2年くらいかかりますが、西川先生の「結婚バブル」もはじけていると聞いてびっくりしております。今後のご発展を楽しみにしております(笑)。ヒロイン役のライリー・キーオはプレスリーの孫娘でございます。プレスリーを思い浮かべながら本作を観て頂ければと思います。会場に詰めかけた100名の女性客を前に、辛口コメンテーターの代表である西川史子と、恋愛学のパイオニア・森川友義教授による絶妙な妄想恋愛トークショーは、大盛況のうちに終了した。作品情報『グッド・ドクター 禁断のカルテ』監督:ランス・デイリー出演:オーランド・ブルーム ライリー・キーオ J・K・シモンズ タラジ・P・ヘンソン マイケル・ペーニャ配給・宣伝:日活1/21(土)銀座シネパトスほか全国順次ロードショー(c)2010 Tesuco Holdings Limited. All Rights Reserved.
2012年01月20日過去3作品の全世界興行収入が25億ドルを超える大ヒットとなった『スパイダーマン』シリーズ。2012年、スタッフ・キャストを一新した新しいシリーズとして3Dで再始動する!新章となる映画がその名も『アメイジング・スパイダーマン』、こちらの公開に先駆け、新たなるピーター・パーカー役としてハリウッドで最も期待される若手俳優アンドリュー・ガーフィールドと、新ヒロインを演じるエマ・ストーンが、プロデューサー達とともに海外のどこよりも真っ先に、1月18日来日した。●新しいピーター・パーカー、グウェンを演じるにあたってプレッシャーは?アンドリュー・ガーフィールド:ハイ。かなり感じました。前の3部作は素晴らしかったと思いますし、スタン・リーの世界を忠実に表現していました。それに進化してきた歴史があります。僕は3歳のときからファンで、まず第一に“ファン”なんです。「スパイダーマン」にインスピレーションを受けました。それを継ぐ俳優としてとっても光栄に思っています。もちろんプレッシャーを感じますが、それは世界中のファン責任感を感じるからであって、健全なプレッシャーです。とてもポジティブなこと。それを思い出させてくれてありがとう。エマ・ストーン:私はラッキーでした。グウェンは以前ブライス・ダラス・ハワードが演じたような、ピーターとMJの間に割って入るグェンとまったく違う設定です。今回MJは登場しないですしね。キャラクターに対するプレッシャーは感じなかったのですが、まさに今この瞬間、感じています。こんなに国際的に注目される作品に出演するのは初めてだし。撮影に関しては、ベットルームで恋愛トークなど緊張するシーンもあるけれど、それはこれまでの作品でもあることだし、プレッシャーは感じませんでした。●本格的なアクションは初めて。感想は?アンドリュー・ガーフィールド:とても楽しみました。大きな挑戦であり、ラッキーな経験でしたね。フッテージ映像でもご覧になったと思うのですが監督からは実際にスタントをやってほしいと依頼がありました。スタントはアームスロングの素晴らしいスタントチームがサポートしてくれました。彼らはボンドシリーズなどを手掛けてきた伝説的なチームです。彼らを前にして、とても謙虚な気持ちになりました。トレーニングは4ヶ月間、毎日ヘトヘトになるほどやりました。ダブルのスタントがついてくれたのですが、彼らはそれぞれの得意分野があって、素晴らしいチャレンジングな体験になりました。それに蜘蛛に噛まれてからどういう動きになるのかを彼らと考えながらやっていく楽しみもありました。スタントは本当に大変だったけれど、彼らプロのチームがいたから可能になったんだと思います。●日本についてアンドリュー・ガーフィールド:しゃぶしゃぶを食べたらとても美味しかった。昨日ずっと取材を受けて、日本のジャーナリストはお世辞ではなくとても知的で、良い質問をたくさん受けたよ。取材でこんなに素敵な気持ちになった日は初めてです。映画を良いと言ってもらうためでないよ(笑)。今回はもう明日日本を出ますが、6月にまた来日したときはもっと長い滞在にしたいです。そのときは皆さんいろいろとアドバイスをください。エマ・ストーン:『アメイジング・スパイダーマン』のような大きな作品にかかわって、唯一フラストレーションを感じるのは、世界中の素敵な街に連れて行っていただけるのだけれど、滞在がわずか2~3日ということ。よってホテルの中ばかりで、今回もおそらく時間がなさそうです。でもまた日本には戻って来ることを約束します。それはただ日本という国を楽しむために。街をぶらぶら歩いて、たくさん食べつくしたいし、歴史・文化などこの奇跡的な素晴らしい国を楽しみたい。皆さんそのときもよろしくお願いしますね。作品情報『アメイジング・スパイダーマン』配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント6月30日(土)より、TOHOシネマズ日劇ほか世界最速3D公開(c) 2011 Columbia Pictures Industries, Inc. All Rights Reserved.
2012年01月19日2012年「絶対見たい映画ランキング」女性総合第7位に堂々ランクイン!1月17日に行われた映画『しあわせのパン』の、舞台挨拶つき“おもてなし”プレミア試写会にて、オーナー夫婦を演じた原田知世と大泉洋が何も知らずに訪れるお客様たちをサプライズでお出迎え。上映前の舞台挨拶に監督と共に登壇し、理想の“しあわせな”夫婦像などについて語った。何も知らずに来場したお客さんたちは、突然のことで戸惑う人も多かったが、嬉しいサプライズに、「かわいい~!」「初めて見た!」「顔小っちゃい!!」など興奮の様子。原田「たのしいですね!」大泉「ちょっとしたイタズラみたいですね!」と、劇中同様のお出迎えに、撮影を思い出して楽しんだ様子。<登壇者コメント>原田知世ようこそ、寒いなかお越しくださいました。月浦は本当に美しくて、月の光が洞爺湖に映って道がこっちに延びてきているように見えたとき、今までで一番美しくて。りえさんもこんな気持ちで見ていたのかなって。現場で気づくことがいっぱいありました。しあわせな夫婦生活の秘訣は、どの夫婦も同じではないから、自分達だけの距離感でお互いを思いやりながら積み重ねていくこと。結婚生活は長いですから。自分にとっての大切なもの、しあわせって何かなって考えてもらえる作品だと思います。たくさんの方に見ていただきたいです。大泉洋サプライズでのお出迎えということで楽しい雰囲気になるのかなと思っていたら、ただのドッキリみたいになってましたね(笑)。水縞くんは本当に素晴らしいと思う。優しいし、素晴らしい役をさせていただいて理想のだんなさまになれればと思うけど、いかんせん結婚してしまったので、ここから株があがっても。。もう少し早くこの役やっていればよかったです。(笑)。見終わった後優しい気持ちになれると思う。毎日頑張って生きていってる皆様に見て欲しい。八木優希北海道はキレイで歩いているだけで幸せな気分に。大泉さんは面白いこと、特に食べ物の話をしてくれた。原田さんは優しくていつも何かあったらすぐお話させてもらいに行っちゃってました。三島有紀子監督:今日は阪神淡路大震災から17年で。日常の1つ1つがいかに大切か伝えたいと思ってこの作品を作りました。夜空に輝く月のような原田さんと、実は細やかで繊細な大泉さんは水縞夫婦にぴったり。このメンバーで作った映画を見に来ていただけて本当に嬉しいです。作品情報『しあわせのパン』監督・脚本:三島有紀子出演:原田知世 大泉 洋森カンナ 平岡祐太/光石研 八木優希/中村嘉葎雄 渡辺美佐子 /中村靖日 池谷のぶえ 本多力 霧島れいか /大橋のぞみ(声の出演) あがた森魚 余貴美子配給:アスミック・エース1月21日(土)北海道先行 / 1月28日(土)全国ロードショー(C)2011『しあわせのパン』製作委員会
2012年01月18日洞爺湖のほとりにある小さなまち・月浦。パンカフェ[マーニ]を営むりえさんと水縞くんの夫婦と、さまざまな想いを抱いて店を訪れるお客さまたちの、春夏秋冬の物語『しあわせのパン』。こちらの作品より、主人公・りえさんを演じる原田知世のインタビューをお届け。●脚本を読んで三島有紀子監督がとても愛情を注いで、丁寧に、想いを込めて書かれた脚本であることが、セリフ一つ一つから伝わって来ました。物語以上に、じっくり温めて書いたというその想い、監督の真っ直ぐな気持ちが胸に響いて、印象的でした。●オール北海道ロケでもっとも心に残った情景は?洞爺湖は、雪景色も素晴らしかったのですが、月が特に印象的でした。ある日、月の光が一筋の道のように湖面に映っていて、それは今まで見たことのない神秘的な美しさでした。「二人が見上げた月は、こういう月だったんだろうな」と思いました。水縞夫妻は四季折々の景色を見ながら暮らしていて、そこからもりえさんはたくさん栄養をもらっているんだなあ、という気がします。●映画の見どころのひとつ、香りが漂って来そうなほど美味しそうな料理の中で、いちばんのお気に入り料理は?ちょっとつまみ食いさせてもらっただけで、ちゃんと食べたわけではないのですが、“根っこの冬野菜のポトフ”がすごく印象に残っています。最後にハーブを入れるのですが、その香りが忘れられないです。ダッチオーブンでずっとコトコト作るのですが、愛情が伝わってくる味でした。●夫婦役を演じた大泉洋さんについてムードメーカーというか、大泉さんが撮影現場に入ると、いつもみんなから笑顔がこぼれるんです。みんなを楽しくさせる天才だと思います。今回私たち(水縞夫妻)は、季節ごとにお客様をお迎えするということで、撮影現場に新しい役者さんが入ってくると、お誘いしてご飯一緒に行って。私が洞爺湖ロケに入った時も、大泉さんがいろいろなところに「ここおいしいんですよ!」と言って、わざわざ連れて行ってくれました。おかげで、みんなすぐに仲良くなれました。周りの人への気遣いも細やかで、あったかいハートを持った方ですね。東京で最初にお会いしたときもすごく楽しかったです。大泉さんの話にみんなが笑いっぱなしで、一緒にいて本当に楽しい方だと思いました。初めての顔合わせはみんな緊張しているので、その場の雰囲気を読んで、きっとすごく気を遣われたんだと思います。そんなところが大泉さんの優しいところですよね。●「しあわせ」の必須条件は?自分の大切な人たちがいてくれることです。うれしいことがあれば「伝えたい」と思うし、おいしいものを食べると「今度あの人を連れてきてあげよう」と思う。常に自分一人だけでは終わらなくて、気が付けば誰かのことを考えていることが多い。そのことに、最近気がつきました。歳を重ねてそんな気持ちがより強くなってきましたね。●交わす言葉は多くなくても、呼吸の合っている素敵な水縞夫婦。演じるにあたって、大泉さんと共に大切にしたポイントは?実は私は、芝居についてあまり共演者同士でお話することがないんです。今回も大泉さんとは、ほとんど芝居については話をしていないですね。二人の呼吸が合ってきたのは、大泉さんと一緒にいる時間が長かったこともありましたが、おそらく大泉さんが、無意識のうちに周りの空気やいろんなことを敏感に感じ取る力を持っている方だったからだと思います。役を演じる時に、それはとても大切なことだと思いますし、私も芝居をする時にはできるだけそうありたいと思っています。映画の最後の方で二人の大切なシーンがあるのですが、実は二人が向き合って芝居をするというのは唯一そこしかないんですよね。そのシーンは本当に少ないセリフしかないのですが、そこではお互い自然に、水縞くんとりえさんになれた気がします。何か心がすごく近づいて響き合う感覚があった、というか。うまく言葉では表現できませんが、すごく繊細で愛しいシーンになりました。●「好きな暮らしがしたい」という想いに沿って生きる二人、そして自分にできることをして生きる町の人々。そんな生き方をどう感じるか。とても素敵だと思います。実際に撮影で使わせていただいたカフェ(ゴーシュ)のご家族も、水縞夫婦のように東京から洞爺湖に移り住まれていました。街からちょっと離れているし、雪も大変だろうと思うけど、いつも家族の気持ちが一つになっている気がします。テレビもあえて置いていなかったり、できるだけシンプルにして、その中で家族が一緒に話したり、向き合う時間をすごく大切にしている。それはとても素敵だと思いました。でも、強い気持ちがないとなかなかやっていけないと思いますし、ご夫婦の思いにブレがない感じが素晴らしいと思います。きっと水縞くんとりえさんも、一人で月浦に来ていたら全然意味がなかったはずです。二人で来たからできること、というのがあって。何かを始めたり、違う場所で暮らしたりする場合には、その“場所”ということでなくて、“誰と一緒にいるか”ということもすごく大切だろうなあと思います。自分にとっての「好きな暮らし」は、家族や友達、大切な人たちが近くに元気でいてくれること。その人たちと共に生きて行くこと。それが幸せですね。だから逆に言うと、その人たちが全員で違う土地、知らない土地に行くのだったら喜んで行く。それが月浦のような自然の美しいところだったら最高だなと思います。今は東京で仕事をしているので東京で暮らしていますが、「ここじゃなきゃダメなんだ」という気持ちは私にはないかもしれないですね。●パンカフェ「マーニ」についておそらく、洞爺湖のあの場所、実際の土地自体にも力があるんだと思います。マーニに来た人たちは、まずはその自然の中に身を置いて、心がちょっとずつほどけていって、そこに温かいブランケットを掛けてもらうような優しさ、というか。大袈裟なものではないけれど、そっと見つめてもらったり、人から優しくされることで、弱っていた心が少しずつ回復していくんだろうなと思います。だから、人と土地と自然の全部が、マーニの持つ力だという気がします。初めて会った人たちだけど、「一人じゃないんだ」ということに気付かせてくれる…そういう気がします。マーニは、自分にとって大切なものがひとつだけみつかる場所なんでしょうね。●作品全体を通して、一番伝わってほしいこと誰かといることで見えてくるものもありますし、喜びも悲しみも一緒に、いろんなことを分け合いながら、誰かと一緒に生きて行くのはすごく素敵なことだなと思います。そして、また他の誰かにも分け合うことで、しあわせが繋がっていったらいいな。この映画を観てそんなふうに思いました。作品情報『しあわせのパン』監督・脚本:三島有紀子出演:原田知世 大泉洋 ほか配給:アスミック・エース1月21日(土)北海道先行ロードショー/1月28日(土)全国ロードショー(C)2011『しあわせのパン』製作委員会
2012年01月12日2012年1月18日(水)に、東京ディズニーシーの10年を網羅したブルーレイ/DVD『東京ディズニーシー マジカル 10 YEARS』が発売される。こちらを記念して、ナレーションを担当した山寺宏一&アヤカ・ウィルソンに、インタビューを行った。●実際、ナレーションを担当されて、いかがでしたか?感想を聞かせて下さい。山寺:アヤカちゃんと一緒にブースの中に入って収録しましたが、楽しくできました!ちゃんと東京ディズニーシーの魅力をご案内しながらも、お家で映像を観ながら感想を言いあっているような楽しい雰囲気も出せましたので、そういう意味でも楽しいナレーションになりました。今回の映像作品は東京ディズニーシーのショーをダイジェストで観られる貴重な映像になっているので、東京ディズニーシーの大ファンとしてうれしかったですね。アヤカ:山寺さんといえば声優さんの大ベテランでプロなので、最初はすごく緊張しました(笑)。でもアドバイスもお上手で、いろいろなお話をしてくださって、とてもリラックスできました。山寺さんのおかげで、楽しくナレーションの録音をすることができました!●山寺さんが教えてくれたアドバイスの中で一番役に立ったアドバイスは何でしょうか?山寺:いやいや、アドバイスなどはしていないですよ(笑)。「メディテレーニアンハーバーって、言いにくいよね?」くらいで(笑)。僕たち2人で一生懸命練習しました。アヤカ:そうですね(笑)。それと、わたしは発音がそれほど上手くはないので、“し”とかを言う時に、鼻から音が抜けないようにする方法とか、いろいろ教えていただきました。●一番気に入っているショーは何ですか?山寺:一番を選ぶことは難しいですね。アヤカちゃんは何かな? ほぼ観ているそうだけど。アヤカ:どのショーも大好きですが、まだ実際に観たことがない新しいショーのナレーションをしている時に、映像を観ながら収録していてポーっと見入っちゃってナレーションを忘れてしまい、注意されたりもしました(苦笑)。でも、それくらい自分がその場にいるかのような気持ちになれたので、たくさんの夢を与えてくれる映像作品だなあと思いました。山寺:僕は自分で声を演じたジーニーの「アラジンのホールニューワールド」も大好きですね。特に想い出に残っていて、実際に東京ディズニーシーで直接観たショーでもあります。その時に一緒に観ていた皆さんのうれしそうな顔を思い出すと、やはりジーンときますね。大好きな『アラジン』の世界が大きなハーバーのある海の中で繰り広げられるので、すごい迫力です! まだ実際に観ていないショーで挙げると、「ボンファイアーダンス」の盛り上がり方を観て感動しました! 実はジーニーとして声で参加はしていますが(笑)、まだ直接ショーを観に行けていないので、観たいですね。東京ディズニーシーには、じっくりと鑑賞して楽しむショーと、観ながら一緒に盛り上がるショー、両方がありますよね。●山寺さんの場合、ジーニー役など声優として参加しているので、ゆかりがありますよね。山寺:そうです! だから特に個人的な想い入れが強くて、最近はよく東京ディズニーシーのほうにおじゃますることが多いですね。もちろん東京ディズニーランドへも行きますし、これまで何回行ったかわからないですが、東京ディズニーシーの回数は増えましたね。●デートにおすすめのディズニーシーの楽しみ方を教えてください。アヤカ:デートで行ったことがないのでわからないから、そこは山寺さんにお願いしますね(笑)。山寺:いやいや(笑)。アヤカちゃんが想う「将来デートするならココ!」みたいな場所は?アヤカ:はい(笑)。たぶん手をつないで、プラプラと歩くような気がします。東京ディズニーシーは東京ディズニーランドと違って、地中海のイメージなのでロマンティックな雰囲気があるので、お散歩しているだけでもいろいろなことを感じることができますよね。アトラクションやショーを観る前に、ゆっくり歩いてぐるぐると回っている気がしますね。山寺:ショーも観てね(笑)!アカヤ:そうですよね(笑)!●ブルーレイとDVDの発売を楽しみにしている皆さんにメッセージをお願いします!アヤカ:今までに何度も東京ディズニーシーを訪れて、いろいろなショーを観てきた方々でも、今回の作品で新しい観方を発見すると思います。DVDならではのキャラクターのアップの映像や引きの映像など、いろいろな角度でショーを観られるので、改めて感激することがあって、いろいろな思い出がよみがえってくることも多いと思います。また、ショーを観たことがない方々は、楽しいショーがたくさんあることを知れるので、行きたくなると思います。多くの人に観ていただいて、少しでもショーの夢を身近に感じてもらえるようにナレーションを一生懸命頑張ったので、皆さんでぜひご覧ください!山寺:僕も同じ想いですね。本当に貴重な映像がいっぱいで、東京ディズニーシーに行かなければ観られなかったショーの数々がDVDになったので、ご家庭で手軽に繰り返しお楽しみいただけます! ショーの楽しみ方ガイドにもなっているので、行ったことがある方も行ったことがない人も、東京ディズニーシーに行ったら「今度はこういう風に楽しもう!」と思えるでしょう。きっとあなたの宝物になること間違いなしですよ!作品情報『東京ディズニーシー マジカル 10 YEARS レギュラーショー編』DVD『東京ディズニーシー マジカル 10 YEARS スペシャルイベント編』DVD『東京ディズニーシー マジカル 10 YEARS グランドコレクション』DVD『東京ディズニーシー マジカル 10 YEARS グランドコレクション』ブルーレイ2012年1月18日(水)ブルーレイ/DVD発売!東京ディズニーリゾート(R)では、2011年12月29日(木)より先行発売。 東京ディズニーリゾート DVD&ブルーレイ総合サイト (C)Disney
2012年01月11日板尾創路監督第二弾作品映画『月光ノ仮面』の公開に先駆け、ノベライズ小説が発売!こちらを記念して、1月5日(木)リブロ渋谷店にて板尾創路のサイン会が行われた。●映画の見どころを映画だけでなく小説にもなったことで、いろんな楽しみ方ができる作品になったと思います。表現の仕方も違うし、映画では語られていないことも小説では描かれているので全然別物として楽しんでいただけると思います。映画を観て、小説を読むとまた楽しいかなと。●そうそうたるキャストですね。浅野くんは僕のイメージにぴったり。石原さんもですが、ばっちりはまったと。本当に理想のキャストが揃いました。実はこの作品はクライマックスのシーンが最初に思い浮かんで、それを映像にしたいと思ったところから、前を考え始めたんです。落語の「粗忽長屋」がモチーフになっていますが、落語だけじゃなく、僕と石原さん、浅野くんの三角関係もありますし、見どころは多いと思います。●昭和初期が舞台ですが。昭和初期の街並みや雰囲気というか、まだ完成されてない空気が好きなんですよね。ドラマチックなことが起こりやすいというか、すごく創作意欲を掻き立てられる。予算はそんなにかけられないんですけど、時代背景を作りこんじゃって結構かかってしまったので、今回も三週間しか撮影期間に割けなくて。●監督業はいかがですか。脱獄王のときよりは要領がわかってきたので、だいぶ楽になりましたね。ただ、監督としての次回作の構想はまだまだですけど。予定がないときに次のことを考えられないたちなんです、僕(笑)。監督主演で脚本もやらせてもらってますし、テレビ局映画とかだと、この俳優を使ってくれとか、このホンで、という指示があったりすると思うんですけど、そういうところが一切ないので、今回は完全に僕のやりたい俳優さん、100%僕のやりたいことを実現できたかなと。吉本からも、一切何も制限はないです。予算と撮影期間だけは指示がありますけど。その範囲内であれば何でも。だからもうほぼ自主映画に近い環境なので、本当にありがたい中でやらせていただいてるなと。映画人として幸せだなと。●新年の抱負は。とりあえずは映画の成功ができれば、今年一年いいスタートを切れるのかなとは思ってますが、正直なところを言いますと、年末からまったく休みが取れていないので、2、3日でいいから休みをみらって、温泉でもいきたいかな、といのがささやかな望みですかね((笑)。●最後に本作のPRを。みなさんもぜひ映画館に足を運んでいただいたら嬉しいです。そうしたら僕のところにも多少は(お金が)入りますので(笑)僕のふところが潤ったらそのぶん作品でお返ししますので、投資やと思って。ぜひ観に来てください(笑)。サイン会では、来場者に「板尾創路」とプリントされた“名前シール”を板尾監督自身が手渡し。ファンとの交流を通して、映画にも手ごたえを感じていた。作品情報『月光ノ仮面』1月14日(土) 角川シネマ有楽町,シアターN渋谷他 全国ロードショー!
2012年01月08日『マイウェイ 12,000キロの真実』の日本全国公開を目前に控えた1月5日(木)、オダギリジョーと来日したチャン・ドンゴン、そしてカン・ジェギュ監督による、ヒット祈願イベントが行われた。オダギリジョー:何度も会見をやっているので何の発表?という感じですがあえて言うなら“新年の挨拶”と“ベルリン国際映画祭参加の発表会”です。チャン・ドンゴン:昨年この映画の紹介のために来日したのですが、新しい年を迎え新年の挨拶にこうして来られてうれしく思います。日本での公開直前ですのでみなさんにこの会見を通して映画の内容を知っていただきたいです。今日日本に来ましたが日本は韓国に比べて暖かいですね。私達はかなり強行軍でプロモーション活動を行っていて少し疲れていたのですが、日本に降りたったら日差しがきれいで元気になりました。カン・ジェギュ監督:皆さんと『マイウェイ』を通して新年にお会いできてうれしいです。みなさんにとって今年が健康でいい年でありますように。この映画は日本と韓国の青年が戦争を通して友情を取り戻していく様子が描かれています。日本と韓国の若者に見てほしいです。お互いがお互いをどう思っているのかを描いているので。新年はどうやって過ごしましたか?カン・ジェギュ監督:年末年始は隣の二人といっしょでした。釜山で舞台挨拶をしたんです。歴史とは何か?日韓両国の関係は?映画『マイウェイ』とは?といったことを考えていました。『マイウェイ』を通して今両国が抱えている問題や両国の新しい関係を考えられたことはとても意味のあることだったと思います。チャン・ドンゴン:新年は『マイウェイ』チームのみんなと過ごしました!カウントダウンのとき「ファイトー」と叫んだり(笑)。オダギリジョー:1人で年末年始を韓国で過ごすということで行く前はどんよりしていました…(笑)。でも行ってここにいるお二人やスタッフの皆さんとカウントダウンしながらカンパイしたりして楽しかったです。その後も飲み続けていたら初日の出を見ることができました。海外で初日の出というのは36年生きていて初めてで特別な1年にしなければと思いました。会見後は、美人書道家・木下真理子による書道パフォーマンス、そして干支の“辰(龍)”に3人で目入れを行い、映画のヒットを祈願した。作品情報『マイウェイ 12,000キロの真実』配給:CJ Entertainment Japan / 東映2012年1月14日(土)より全国ロードショー(c) 2011 CJ E&M CORPORATION & SK PLANET, ALL RIGHTS RESERVED
2012年01月07日残された時間=あなたの恋の魅力?映画『TIME/タイム』の公開に先駆けて、新しい恋をはじめるために残された時間・恋愛消費期限と恋のアドバイスを教えてくれる、「恋愛消費期限チェッカー」が登場。<チェック結果例>恋愛消費期限=120時間15分消費期限は迫っています。この残り時間では受け身ではどうにもならないので、自分からアタックしてすべき。少しでも可能性の高い相手に至急告白してください。アタックできる相手の職業・年齢:銀行員・32歳その結果に驚愕する人が続出中!さぁ、あなたの魅力はいつまで?さっそくチェックしてみよう。作品情報『TIME/タイム』監督:アンドリュー・ニコル出演:ジャスティン・ティンバーレイク、アマンダ・セイフライド、キリアン・マーフィほか配給:20世紀フォックス映画2012年2月17日(金)TOHOシネマズ 日劇ほか全国ロードショー!(C)2011 TWENTIETH CENTURY FOX 恋愛消費期限チェッカーはこちら
2011年12月30日スティーヴン・スピルバーグが製作総指揮を務め、『ナイトミュージアム』のショーン・レヴィ監督と組んだアクション・ドラマ『リアル・スティール』。こちらの主演をつとめるヒュー・ジャックマン(『X-メン』シリーズ)のインタビューをお届けする。(c)KaoriSuzuki●ショーン・レヴィ監督について「驚異的」だね。彼とは真の友人同士になれたけれど、この世界でそういうことはめったにないんだ。僕が本心から友達だと思える人の数は、おそらく片手で数えられる程度さ。彼はまるで神のようにどこにでも遍在するね。何が起こっているのかをプロデューサー的な視線からすべて把握しきっているよ。たとえば僕が俳優としての疑問や問題を抱いて彼のもとに行くと、彼はすでにその問題を把握している。僕は「どうしてそんなことまで考える時間があるんだろう?」と不思議でしょうがなかったね。全員について考え、全員からベストなものを引き出しているんだ。とても寛大で、しかもハードに仕事をこなす。彼はこの作品を別の次元に高めて、ハートに満ちた映画に仕上げている。彼についての賞賛ならいくらでも出てくるよ。実際のはなし、彼と組んだこの仕事が終わって寂しいんだ。ああいう人材は希少だからね。あそこまで有能に仕事をこなし、しかもあそこまで良いヤツっていうのは、なかなかいるもんじゃないよ。●ボクシング経験があるということですが、あのシュガー・レイ・レナードを相手にリングに立ってみていかがでしたか?面白かった。僕らが一緒になった初日には、メイキングの撮影クルーが来ていたんだ。元世界チャンピオンの彼が僕とスパーリングをして軽くボディをうつ・・・すごく痛かったよ! カメラがあったから、色々とサービスしてくれたんだね。彼は偉大な男さ、かなりの時間を一緒に過ごしたけれど、心から好感が持てた。●彼と多くの時間を共にした体験から何を学ぶことができましたか?セコンドについて彼が教えてくれたことには驚かされたよ。この映画で僕が演じるのはセコンドなんだ。ボクサーではなくね。ロボットたちを所有してコントロールして、勝ち進ませるのが仕事なんだから、つまりはセコンドさ。シュガー・レイ・レナードは夢中で僕に教えてくれた。ボクシングにおけるセコンドの重要性を僕がまったく理解できていないと言われたよ。相手はロボットかもしれないけれど、とにかくセコンドは彼らにとって堅固な支えであること、力の源であることが大切なんだ。シュガー・レイは試合の2~3週間前になると必ずアンジェロ・ダンディを雇っていた。なぜならアンジェロは試合中、シュガー・レイにどう語りかけるべきかをしっかりと心得ていたからなんだ。それを知らないセコンドは最悪だとシュガー・レイは言っていた。つまり僕はセコンドとして、ボクサーを鼓舞する瞬間、黙って見守る瞬間、言うべきことを語りかける瞬間を心得ている必要があったんだ。それはトレーニングで培われる精神的な準備ということだね。ボクサーとセコンドの絆はどんなことがあっても崩れてはいけない。そういうことについて僕はあまり考えていなかったんだ。だからとても助かった。彼はまた、ボクシングをすることで払わなければならない犠牲についてもオープンに教えてくれたよ。単なる肉体的な犠牲だけでなく私的な犠牲についてね。優れた世界チャンピオンになるという目標は簡単に達成できるものではない。その目標に向かう道のりの中で犠牲にしなければならないことはたくさんあるんだね。試合から6週間も離れると自分ひとりになりたくなるらしいんだ。あらゆるもの、あらゆる人たちを追いやってね。それをやられた方はもちろん傷つくことになる。●俳優として、このキャラクター、チャーリー・ケントンの人間性のどういった側面に惹かれましたか?自分にとってこの世は不公平にできていると考えるようになった人物を演じることに深い興味を持ったんだ。様々な部分で自分自身に失望して、自分のことを徹底的に卑下している。自分なんか何をやっても負け犬だと感じている彼が、今、もっとも嫌悪している世界で生計を立てている。屈辱を味わい失望した世界でね。ある時点から彼は自分を取り巻く世界に対して無反応になっていたんだ。彼の心の葛藤は演じ甲斐のあるパワフルなものだと思う。あらゆる意味で行き詰まりを感じている今の状況から抜け出ようとあえいでいるんだ。でも実は、自分を取り戻せるチャンスを得たということが一番パワフルなんだ。チャンスを得て彼は怯えるのさ。なぜなら、今では失うことの辛さを知っているからね。もしも失敗したら、その後どうやって生きていけばいいんだと考えてしまうんだ。(c)KaoriSuzuki●負け犬であるチャーリーに第2のチャンスが訪れるわけですが、第2のチャンスということをどのようにとらえて演じましたか?僕はチャーリーとは違った形だけれど、彼以上に負けるということを知っているよ。他人のためだけでなく自分自身のためにも成功したいという想いが強いからね。そういう部分を関連付けて演じたんだ。第2のチャンスの方が最初のチャンスよりもずっと恐ろしく感じるということを心から理解しているからね。失うものが大きい可能性があっても、僕は自分を鼓舞して「やる」と言うようにしている。それは恐怖心に負けたくないからなんだ・・・恐怖心に負けることの方が恐怖心そのものよりもずっと後味が悪いことを知っているから、僕はチャレンジする。だけど失敗したときに何を失うことになるのかも理解しているよ。チャーリーにとって、それは息子とロボットだった。よくよく見れば、みんな一度は見捨てられた者たちばかりさ。このストーリーの最も素晴らしいところは、チャーリーが自分自身を取り戻そうと挑戦することに心から恐れを感じるという部分だと思うんだ。映画の出だしでチャーリーは人生なんて最悪なものだ、うまくなんかいくものかと自分自身をあきらめている。世間を恨んでいるんだ。周囲のあらゆる人々に怒りを覚えている。周囲に当たって、自身を責めないようにしていたのさ。でも、自分を変えられるのは自分だけだということ、それが出来なければ人生はもっと苦しいものになるということに気づいてゆく。僕自身の人生がチャーリーほど失敗の連続だったとは言えないけど、失敗することへの恐怖心は身を持って知っているよ。●人生では安全な道を選ぶべきだと思いますか?いや、仕事では安全な道を選ばないように心掛けている。ちょうど僕はワンマンショーをやったところだけれど、それもかなり恐いものだった。舞台で1人歌って踊る僕だけのショーだからね。でも良い気持ちだったよ。確かにあのときより今の方がずっとホッとして気持ちいいけれどね。これまでで一番恐かったのはオーストラリア対ニュージーランドのラグビーの試合前に、生まれて初めて10万人の観衆の前で歌ったことかな。たったの1曲、国家を歌うだけで、もしも観衆からブーイングを受けて仕事がなくなってしまったらどうしようなんて考えて、前夜にパニックになってしまった。あれ以上の恐怖感は味わったことがないな。アカデミー賞でさえ、あれと比べたらそれほど恐くはなかった。経験をつめばつむだけ、恐怖心も減っていくものだと信じているんだ。いざやってみると自分で想像していたほど大変なことでもないということに気づくからね。そういう意味では、アカデミー賞の司会よりも、高校時代の試験の方がずっと恐ろしかったような気がするな。あの当時はその試験ですべてが決まってしまう、失敗したらおしまいだ、もうチャンスなんてないだろうと思い込んでいたからね。やはり経験があればあるだけ恐怖心はなくなるんだよ。(c)KaoriSuzuki●ご自身の人生において、勝つことと尊敬されること、どちらをより大切にしていますか?かなりの負けず嫌いだから、勝つにこしたことない。でも僕にとって一番大切なのは「試しにやってみること」なんだ。「試しにやってみる」とか「とりあえず、やってみよう」というのはオーストラリアではよく使う言い回しだよ。オーストラリアの人たちは、「本当の後悔はやらなかったことに対する後悔だけ、たとえ失敗しても、やってみたことに対して最終的に後悔なんかしないものだ」という信念を持っているんだ。だから、とにかくやってみる。自分にしても他人にしても、試しにやってみようという精神を僕は尊敬しているんだ。よかれ悪しかれ、うまくいくかどうか分からなくても、とにかくトライしてみる。そうやって突き詰めて考えれば、尊敬されることの方が、うまくいくかどうか、勝つか負けるかということよりも、大切だということになるね。作品情報『リアル・スティール』監督:ショーン・レヴィ出演:ヒュー・ジャックマン、ダコタ・ゴヨ、エヴァンジェリン・リリー、アンソニー・マッキー、ケヴィン・デュランド、カール・ユーン、オルガ・フォンダ大ヒット公開中!配給:ウォルト ディズニー スタジオ(C)DreamWorks II Distribution Co. LLC All Rights Reserved.
2011年12月29日世界で愛される1億部突破の人気ベストセラー、待望の映画化!『マジック・ツリーハウス』で、過去に失われた本を集める魔法の国キャメロットの魔法使い・モーガンの声を務める、真矢みきの独占インタビューをお届けする。●モーガンに共感するところ凛としているように周りからは見られているモーガン、また私でありますが、ちょっとおせっかいなところがあったり、先輩の魔法使いに「君はいつもやりすぎる」と言われ、結局はネズミに変えられてしまったり。私もおっちょこちょいなところとか、おせっかいなところがあるので、そういうところが似ているなと思いました。●北川さんと芦田さんの声優の演技について役にもよると思いますが、私の役どころで追求しなくてはいけないところがどちらかというとリアルと言うよりも、何というか人間界との違いというものを表現する事だったので特にそう思ったのですが、愛菜ちゃんはすごくリアルにキャラクターと一体となっていて、映像の世界の少女が本当に走って色々な探検している形に見えました。景子ちゃんはとにかく、本当に男の子が声優をやっていると思っていました!景子ちゃんとは仕事を何回かご一緒させて頂いているのですけれども、あんな声は聞いた事がないので、びっくりしました。そして、初めての声優のお仕事ということで更にびっくりしました。二人とも役にぴったりだったので、キャスティングをされる方って凄いなと思いました(笑)。●子供の頃の夢実は、本作にあてて言っている訳では決してないのですが、私は本当に魔法使いになりたかったんです。魔法使いというか、空を飛べたりだとかそういう事を真剣に考えていたので、今回疑似体験ができてとても楽しかったです。●本は好き?本は大好きです。子供の頃、猫が旅行する「ふうちゃんの大りょこう」という本だったかな…旅行ものが好きでした。見た事のない世界のお話とか、例えばアラビアのお話とか。だからやはり見た事のない国とかそういう絵本を読んでいました。※参考:「ふうちゃんの大りょこう」の内容は、小さい女の子のふうちゃんが、迷い猫を探して一人飛行機に乗ってNYまで行く大旅行の話。●『マジック・ツリーハウス』があったらどこに行きたい?行きたいところがあり過ぎて困りますね。宇宙も行ってみたいです。銀河系がどういう縦列になっているのかを一応は習ってはいますけれども、実際に間近で見てみたいです。昔から不思議な事が好きだったので、実際地球にある見た事のない国に行きたいし、もっと先を言っちゃうと銀河系ってどうなってるの?どこまでもあるの?とか、そういう事をずっと考えて天体を見上げたりします。あと、考古学の昔の物を発掘するとか、とにかく今見ることができない過去と未来とを追求するような事が好きです。もちろん現在も好きですが。●ウーマンエキサイト読者にメッセージ歴史に基づいた話が多く出てくるので、分かっている話でも映像化となるとまた楽しみ方も違うし、特にポンペイの話は、本当に街ってこうなっていたんじゃないかな、と。ある程度は大人ですから、活字とあとは残っている写真とかで記憶しているものですが、それがアニメと繋がって、歩いて街並みができて、山が噴火してって絶対に見る事が出来ない事をアニメはできるので、そういう部分で童心にかえれます。特に子どもの場合は本が好きになると思うんです。そして楽しみながら歴史が分かっていく事が2度美味しいというか(笑)。とにかく沢山いろいろな要素があり、難しく歴史をとらえない頭から始められるようなそんな良い映画です。ぜひ、お子さんとご一緒に、またお友達同士で観てみてください。真矢みき元宝塚歌劇団花組男役トップスター。独自のアイディアや自由な発想で異端性を発揮し宝塚の“革命児”と話題になる。退団後は女優としてドラマ、映画、舞台、CM等で活躍するほか、「理想の上司」「理想の母親」など、各種好感度調査等では常に上位にランクイン。幅広い層より絶大な人気を集める。2012年2月公開 映画『ウタヒメ』2012年3月21日(水)21:00~ TBS系スペシャルドラマ『伝説のホスピスナース(仮)』主演2012年4月~5月 パルコ劇場他 舞台『彼女の言うことには。』主演作品情報『 マジック・ツリーハウス 』監督:錦織 博原作:メアリー・ポープ・オズボーン「マジック・ツリーハウス」(メディアファクトリー刊)出演:北川景子 芦田愛菜(W主演)/山寺宏一 水樹奈々/真矢みき2012年1月7日(土)全国ロードショー(c)メアリー・ポープ・オズボーン/「マジック・ツリーハウス」製作委員会
2011年12月28日ロボット格闘技の世界で奇跡を起こそうとする親子の奮闘を描く、感動ドラマ『リアル・スティール』。この映画で息子マックス・ケントン役を熱演する、ダコタ・ゴヨ(『マイティ・ソー』)のインタビューをお届けする。(c)KaoriSuzuki●ヒュー・ジャックマンと共演した感想は?ヒューは最高だよ。本当に面白いね。彼と共演できるチャンスをもらえたなんて信じられなかった。本当に良い人だよ。それに映画ではとても強いんだ。身体を鍛え上げていたね。僕がボディに思い切りパンチしてもビクともしなかった。痛くもないし、感じてもいないんだ。まるでレンガの壁みたいだったな。●ダンスシーンは楽しみましたか?ダンスの経験は?今まで踊ったことなんてなかった。覚えるのに時間がかかったけど、それだけの価値はあったよ。自分にたいして頬笑みながらダンスを学んだ。教えてくれたのは振付師のアン・フレッチャー。色んな動きを教わったんだ。うまく踊れたかどうかは分からないけど、とにかく楽しかった。だから今でも踊っているんだ。●撮影であなたの後ろで踊っていたのは、別の人物ですか?あれは本物のロボットのアトムだよ。4体も本当のロボットが作られていたんだ。●ビデオゲームは好きですか?PS-3を持っている。「UFC Undisputed」とか、UFCシリーズをよくやるんだ。アクション人形ではあまり遊ばないな。今はやっぱりビデオゲームの方がずっと多いね。(c)KaoriSuzuki●スポーツは好きですか?うん、サッカーとホッケーをかなりやっているよ。僕の国カナダでは、ホッケーが一番盛んだね。●スポーツのひとつとしてボクシングをやってみたことは?ボクシングはやらないな。うちの地下はジムになっていて、お父さんと僕がトレーニングに使っているけど、ボクシングにはあまり興味がないんだ。●自分のロボットを欲しい?『リアル・スティール』に出ているのを1つ欲しいな。それなら絶対にアトムがいい。●ロボットのATOMは生きていると感じましたか?彼とのシーンはたくさんあったからね。高脚に乗った人たちとATOMだけということが多かったけど、ATOMの目を見ながら、その後ろに何があるんだろう、本物の人間がいるんじゃないだろうかって思ったりしたよ。だから、やっぱり彼は生きていると思う。そう感じたんだ。●この映画が公開されれば、あなたの生活が大きく変わるかもしれません。街にいても女の子たちからの視線を感じることになるでしょう。そのことについてどう思いますか?たしかに変わるだろうね。まるっきり違うものに。この役をやらなかったら絶対に経験できないだろうことだから、それもきっと良い経験になるはずだよ。作品情報『リアル・スティール』監督:ショーン・レヴィ出演:ヒュー・ジャックマン、ダコタ・ゴヨ、エヴァンジェリン・リリー、アンソニー・マッキー、ケヴィン・デュランド、カール・ユーン、オルガ・フォンダ大ヒット公開中!配給:ウォルト ディズニー スタジオ(C)DreamWorks II Distribution Co. LLC All Rights Reserved.
2011年12月27日年末年始イチオシ映画『ニューイヤーズ・イブ』。『プリティ・ウーマン』のゲイリー・マーシャル監督&超豪華キャストが贈るこの感動ドラマから、ジョシュ・デュアメル(『トランス・フォーマー』シリーズ)のインタビューが届いた。●ゲイリー・マーシャルについて人間の描き方がすばらしい監督だよ。ずっと出演したかった。●ゲイリーの作品への出演は初めて?今回が初めてだ。でも最高の監督だということは、俳優仲間から聞かされてた。ゲイリーが誰からも愛されるのは、撮影現場の空気をうまく作りだすからだよ。誰もが居心地いいと感じられる。そんな監督はめったにいない。●ゲイリーの作品が多くの人に支持される理由は?特別な力がある。人間そのものを深く理解してるんだ。面白いけど過剰にならないバランスをよく知ってる。誰でも彼の作品を見るとなぜか気分がよくなる。僕にはわからないけど特別な方法があるらしい。●寒さの中、タキシードだけで撮影した感想は?それほど苦労した記憶はないな。どうだったかな。寒い日もあったけど、撮影の日は季節はずれなほど暖かかった。外は雪が降ってたけどね。僕が着てたのは父親のタキシードなんだ。僕には少し大きくてくたびれてる。ネクタイも大きくてね。カッコ悪くても僕が一番演じたかった人物だ。勇気は必要だったけどね。●ニューイヤーズ・イブには何をしたい?ここ数年は妻のライブ先に一緒に行ってるんだ。ラスベガスとかね。僕はついて行ってるだけ。ラスベガスの流行りのクラブなんて僕の出番はない。残念ながらね。毎年ニューイヤーズ・イブはそんな感じだけど、たまには家でテレビを見て過ごしたい。もしくはどこか遠くへ行きたいな。普通の人みたいにね。●今までで最高のニューイヤーズ・イブは?大抵夜10時には眠ってしまって、2時に目を覚ますと全てが終わってる。それでも今までで最高だと思えるのは、4年前だったかな。妻と婚約したばかりでね、サン・ルカス岬でキャサリン・ハイグル夫妻と偶然一緒になったんだ。誘われて一緒にテキーラを飲みに行った。楽しいニューイヤーズ・イブだったよ。バンドが演奏をやめても客は残っていた。そこでキャサリンの夫がバンドのマイクを借りて彼女に歌を贈ったんだ。それからキャサリンが僕の妻をステージに上がらせた。そして2人はサブライムの「サンテリア」を披露した。最高にカッコよかったな。残ってた客も楽しんでたよ。キャサリンと顔を見合わせて、僕たちに何ができるかを考えた。シェイクスピアを演じても誰も喜ばない。ミュージシャンはどこでも演奏できるからいいよね。作品情報『ニューイヤーズ・イブ』監督:ゲイリー・マーシャル出演:ロバート・デ・ニーロ、ヒラリー・スワンク、ハル・ベリー、アシュトン・カッチャー、ジョン・ボン・ジョヴィ、ザック・エフロン、リー・ミシェル、サラ・ジェシカ・パーカー、ミシェル・ファイファー、キャサリン・ハイグル、ジェシカ・ビール、アビゲイル・ブレスリン、ジョシュ・デュアメル、セス・マイヤーズ、ティル・シュヴァイガー、ソフィア・ヴェルガラ、クリス・“リュダクリス”・ブリッジス、ヘクター・エリゾンド他12月23日(金)丸の内ピカデリー他 全国ロードショー(C) 2011 NEW LINE PRODUCTIONS, INC.
2011年12月23日涙・共感・感動率93%!この冬、全女性必見の感涙のラブストーリー『私だけのハッピー・エンディング』。ある日突然の”がん”宣告を受けるキャリアウーマン、マーリー・コーベット役を演じるケイト・ハドソンが、映画について語った。●『私だけのハッピー・エンディング』について この物語が大好き。こういう映画は長い間作られてこなかったと思う。脚本を読んだ後、20分間泣いた。監督と出逢って、これが自分の人生をあるがままに受け入れた、勇気ある人たちの物語なんだと気づいたの。監督と一緒に映画をつくり、笑って泣いて、誰もが共感できるような作品にしたいと思った。この映画の中には、人々が身につまされて自分を重ねることのできる場面がいくつもあるの。脚本を読むたび、演技をするたびに前回よりもさらに強く、何かが私の心を打ったわ。登場人物たちはイキイキとして、洗練されていながら、欠点も見えてくるし、マーリーの生き方を通して彼らが自分の問題とどう向き合うのかもわかってくる。父母との関係に悩むマーリーにも共感すると思うわ。 医師ジュリアンは、マーリーの病気をがんだと診断して、そして手の施しようがないことを告げるまで、一緒に苦悩の日々を経験するの。彼はとてもまっすぐで、病を告げられて傷つきやすくなっている彼女に対してとても親身になってくれて、文字通り彼女は彼の前では裸にならなければならないの。彼女が夜の街をさまよってナイトクラブに行くシーンがとても好き。そこにはジュリアンがいた。以前マーリーがこの場所のことを彼に話したことがあって何となく立ち寄ってみたのよ。2人は互いに話し始めて、お互いのことをよりよく知りあうようになる。とてもいいシーンだったわ。彼が初めてリラックスした姿を見せるの。医師としてじゃなく、ジュリアンという一人の人間として。ガエルとは初めて共演したけれど、彼の驚くほど情熱的な瞳に惹きつけられたわ。見てると、「何が起きてるの?」と思うくらいに惹きつけられてしまう。でもやわらかい視線なの。目の小さな恥をソフトに動かして笑うから、「もう勘弁して、たまらないわ」って言いたくなるのよ(笑)。作品情報『 私だけのハッピー・エンディング 』12/17(土)、新宿ピカデリーほか全国公開中(c) 2010 Earthbound Films, LLC
2011年12月19日凶悪犯殲滅のため、選び抜かれた≪元犯罪者≫悪(アク)を撃つのは7人の悪(ワル)!2011年冬、邦画史上最高のスーパーアクション・エンターテイメントが誕生。『ワイルド7』の公開を記念して、主演・瑛太のインタビューをご紹介。●オファーが来た時にどう思いましたか?羽住監督がアクションものを撮るということでお話をいただきました。原作もあると聞いたのですが、先入観を持って欲しくないとのことで読んで欲しくないと言われたんです。監督は「瑛太自身が自分で飛葉という役と向き合って、とにかく楽しんで」って言ってくれて。監督とは『銀色のシーズン』でご一緒したので、現場は絶対楽しいものになるという信頼もありましたし、『ワイルド7』もきっと楽しめるという期待値は高かったです。●飛葉という人物をどんな人物と捕らえて役作りをしていきましたか?まず台本を読んだときに、人物像というよりは7人の中でどの立位置にいるんだろうというのがすごく気になりました。飛葉は何か核心をついたことを言っているけれどどこか偏っていて、周りの人間とは違うと思っているし、自分の思想みたいなものをはっきり持っている人間じゃないかと。あと愛する人間を失ったことによる自責の念がすごく強いということは監督も話していて。僕が特にポイントにしたのは、7人全員犯罪者ではあるけれど、犯罪を犯してしまったことに対してや、実際ワイルド7という組織に入っていることですら、本当にこれでいいのかと感じていて、喪失感を一番大きく抱えている人間じゃないかと思います。自分ひとりで作っていくよりも7人の中での立ち位置でいかに一人一人のキャラクターの違いを出せるかを意識しました。●飛葉の悲しい過去についてどう思いますか?人生に後悔しない人なんていないと思うし、常に楽観的な人でも少なからず何か持っていると思うんです。飛葉は、そういう自分の闇の部分を人に言われてしまう状況下ではありますよね。そこに表現的にしがみついているようには見せないんだけど、飛葉自身もどこかで「ワイルド7」として生きていかなければいけないというか。だからこそ言えることや悟りみたいなものを感じているんじゃないかなと思っていて。自責の念を持っているというのは作品では描かれていますが、普段はそこまで強く意識していないんじゃないかなとも感じました。なので、飛葉自身、悲しい過去を背負っているという部分を強く意識することはなかったです。たまたま人との出会いによって表面に表れてしまったというか。●監督からのアドバイスは?特になかったんです。楽しんで、ということと、キャラクター設定くらいですね。最初の本読みの段階で、大体の飛葉としての幅は決まっていて、その幅を超えるかその中で納めていくのかという選択権はある程度現場に入る前に決まっていたという感じです。●アクションもすごくバイクシーンも多かったですが、特別な練習はしましかたか?しました。最初にアクションの先生に、自分の運転と大型バイクに乗って実際どれくらいタイヤを滑らせられるかなどを見極めるテストみたいなのをやって。実際に事故をおこしてしまったら撮影がとまってしまうので、監督にも見てもらって、ターンはこのくらいとか撮影的にカメラ位置を考えての見極めをしました。でもやっていくうちに、だんだんターンにしても練習していくから自分でも欲がでてくるし、ここはスタントの方じゃなくて自分でやってみたいとか思ったりしました(笑)。●演じてて怖かったなというシーンはありましたか?実際の弾着のシーンで、相手が撃ってくるときにどこに弾着のセットがされているかは現場にいたら分かるんですが、だんだん監督の演出で細かく言わなくなってきたんですね(笑)。そこはしょって行くしかないというか、時間も限られているし。その上で多分演出だと思うんですが、たまに想像以上に近かったり、大きかったり破片が飛んでくるというか。それがだんだん回数が多くなってきて、耳栓はもちろんしている時もあるんですけど、本当にかけらが飛んできたり、うるさすぎて耳がキーンってなったりとか、あれはリアルな反応を見るために監督がいたずらで仕掛けたんじゃないかなと思って、それがだんだん僕は怖くなっていきました(笑)。どこかで監督がある日、撮影も終盤近くなったころに別に瑛太が怪我したっていいからねって。そうだったんだ~と思いましたけど。撮影止まってもよかったならスタント使わなきゃいいのにって(笑)。●ダークヒーローを演じることや、アクションシーンなど新たなチャレンジが多かったと思い舞うが、特に印象的なことは?すごい凶悪犯罪者がいて、警察もどうすることもできなくて、じゃあヒーローに頼むしかないって言ったときに、僕が出てくるということはすごいチャレンジなんじゃないかなと思いますけど(笑)。やっぱり海老蔵さんみたいな人が出てきたらやっつけるんじゃないかって期待値は上がりますよね。そこで中心になっているのが僕で、本当に倒せるのかというかと客観的に思っている自分もいて。ものすごいバイクアクションができるのかといったらそうでもないですし、フィクションの中で、僕が本当の飛葉になれたらいいな、見えたらいいなっていうのはすごく思ったんですよね。僕自身も飛葉という人物を演じることがまずチャレンジではありましたし、やるんだったらちゃんと皆さんが期待するような、あいつならやっつけてくれるんじゃないかっていうキャラクターに見えていたらいいなというのはすごくありました。●深田恭子さんとの共演で新たな発見は?僕がヘルメットもつけずに深田さんを初めてバイクに乗せて車の間を走り抜けていくるシーンで、最初に感じをつかむために練習したんです。その時、「怖いーっ!こんなに飛ばすの?」て言っていたんですけど、僕も「でもこれぐらい飛ばさないとダメみたいだし、本番はもう少し速くなるかもしれないけど、掴まっていれば絶対大丈夫だから」って言っていて。それでいざ本番になったら、僕を掴んでいるテンションが全然違うんですよ。普通に柔らかくて。後で監督に聞いたら本番のときだけ一切顔が変わってなくて、怖さとかが表情に一切出てなかったって言っていて、すごいなと思いました。普段わりとおっとりしている方だから、本番になって目を合わせて芝居しているとこの人ユキなんだなという感じはすごく伝わってくるんですよね。敵対する意識と芯を持ってる感じとか。やっていて切り替えの早さと賢さをすごく感じました。●特に好きなシーンやセリフは?好きなシーンはラストシーンです。ラストシーンは撮影の終盤でみんなで集まるのも最後で、すごく景色もキレイで封鎖されていて、そこを何十往復もして何回も練習したり。往復で1キロくらいある。そこまで撮影で自由にバイク乗れることもないし、みんなでワイルド7でツーリングしてる気分になって楽しかったです。仕事を忘れてみんなで遊んでいる感じでしたね。●アクションも激しかったので日常的に気をつけていたことはありますか?ロケ地では控え室の近くにジムがあってみんなで筋トレしたりしました。あとケータリングで並んでいるご飯の量が普段より明らかに多くて、一杯食べていいんだなと思って。動くし飛葉という役は一杯食べるだろうなと決めていたので、普段の1.5倍以上は常に食べてました。お米も肉も野菜も。だから撮影を進めていくうちに革ジャンがきつくなっていった感じがありましたけど(笑)。●実際にアクションをやってみて拳銃一発撃つだけのことでも、スタッフみんなが良い意味での楽しい緊張感に包まれるんです。一発撃って芝居がダメだったとしても、もう一度やり直すためには時間と手間がかかるので、こちらとしてはすごくプレッシャーだったりするんですけど、でも心地よい緊張感がありました。アクションを魅せることを意識すると力が入りすぎたり、ぬるすぎると緊張感が失われたりするので、普段のお芝居にはない楽しい緊張感がありました。現場を進めていくうちにもっと出来たのにとか、こうしたいなとか、すごい悔しい気持ちが出てくるんですよね。うまくいかなかったなとか、飛葉だったらもっと冷静にいれたのにとか、普段のお芝居とは違う見せたいみたいな欲が出てくるから、反省点も多いというか。もっと素早く動きたいとかもっと柔軟に動きたいのに革ジャン硬いなとか、革ジャンに慣れていない自分がいたり。もっともっとやりたい気持ちが出てくるのは楽しいですね。●現場で影響を受けたこと7人が仲よしグループではないということが面白いと思いました。同じ空間で生活して、仕事をしてるんだけど、俳優としてもキャラクターとしても本当にバラバラで…。でもそこは監督とかプロデューサーの狙いでもありますし、例えば7人全員が20代だとまた違ったものになると思いますが、そこに椎名さんや宇梶さんがいることで、重みみたいなものもあったと思います。主演とかも意識してなかったです。●7人の絆を感じた瞬間は?各々が役に向き合うというか。コミュニケーションをとるシーンもそんなに多くなかったので、一人ひとりが流れを把握しながらも、どのシーンでそのキャラを見せていくかというのを皆が考えてるなというのをすごく感じていました。色濃くバラバラになっているというか。本当に、言葉でこうしよう、というはなかったです。それぞれ色々あったんだろうけど、今こうして一緒にいるという、仲よしグループではない良い距離間でできたんじゃないかな。それが絆なのか任務としてやっているだけなのか、というのは分かりませんが。●この作品の見所は?エンターテインメントとして、劇場に見に来て欲しいです。純粋に、ただバイクですごいな!とかワイルド7って強いなとか、本当にアクション映画として楽しんでもらえたら嬉しいです。作品情報『ワイルド7』監督:羽住英一郎出演:瑛太、椎名桔平、丸山隆平、阿部力、宇梶剛士、平山祐介、松本実、要潤、本仮屋ユイカ、吉田鋼太郎、深田恭子、中井貴一配給:ワーナー・ブラザース映画ワーナー・ブラザース映画(c)2011『ワイルド7』製作委員会
2011年12月12日