《娘に勧められて、古希を迎えてからインスタグラムを始めました!それから、長期入院している子どもたちに向けて歌などを配信しているボランティア団体に娘と参加して朗読をしました》2月18日付のインタビューでこう語ったのは、俳優の大和田獏(70)だ。昨年4月、愛妻・岡江久美子さん(享年63)を亡くした彼だが、現在放送中のドラマ『その女、ジルバ』(フジテレビ系)に第7話から出演することが発表された。岡江さんが亡くなってから初めての連ドラ出演となる。「大和田さんは昨年10月に古希を迎えましたが、そのタイミングで虫垂炎に見舞われました。俳優業は拘束時間が長いので、今年になってからようやく体力的に再開できるようになったそうです」(テレビ局関係者)大和田は『その女、ジルバ』番組公式HPのインタビューで、冒頭のように「ボランティアを始めた」と明かしたのだ。彼が参加したのは“小児がんと闘う子供に寄り添い、不安を軽減する”という役割を担う「ファシリティドッグ」とともに音楽を楽しむというイベントだった。愛娘・大和田美帆(37)とともに昨年11月と12月、2月連続で出演。美帆は楽しく歌い、大和田は絵本『にじいろのさかな』を朗読するなどしている。「実は美帆さんは’17年から『MI HOP STEP JUMP!!(通称・ミホステ)』という音楽会を不定期で開催しているんです。『子育て中の親御さんが、子供連れで音楽を楽しめる場所が作りたい』と思い、企画したそうです」(大和田家の知人)■ボランティアには亡き岡江さんへの思いも…今回のチャリティイベント主催団体『シャイン・オン!キッズ』の広報担当者は2人が関わることとなった経緯についてこう明かす。「私どもはコロナ禍のなか、オンラインのプログラムやワークショップを積極的に行っています。美帆さんは『ミホステ』を主宰されているだけでなく、ボランティアにも積極的です。お子さまもいらっしゃるし、病気のこともよく理解されています。そこで美帆さんに出演をオファーしました。当初は獏さんの出演は予定されていませんでしたが、美帆さんが誘ってくださったのだと思います。どちらの回も好評なので、これからもまた大和田さん親子とご一緒できればと思います」美帆は2月15日の「国際小児がんデー」にちなんで、ブログでボランティアを始めた理由について記している。1児のシングルマザーである彼女は、小児がんの子供たちの闘病生活を学んでいくなかで、「わが子もいつなるかわからない」と人ごとではないことを痛感したという。《母親のことでさえ辛かったですから。それが自分の子どものこととなると、どんな気持ちか、、、》(本人ブログより)そんな美帆に賛同したのが、父である大和田だった。「美帆さんからボランティアに誘われた獏さんは『子供たちの力になれるなら』と取り組むことにしました。子供たちに寄り添いたいという気持ちはもちろんのこと、そこには亡き岡江さんへの思いも原動力だといいます。岡江さんは新型コロナによる肺炎で突然亡くなりましたが、乳がんも患っていました。ですから獏さんは、小児がんの子供をサポートすることで、少しでも大病と闘う家族の励みになれればと願っているそうです」(前出・大和田家の知人)大和田は冒頭のインタビューで、《僕は朗読が好きで、いつか様々な場所に出向いて家族や子どもたちに物語を聞いてもらうような『お話おじさん』になりたいと思っていたんです》とも明かしている。「獏さんはボランティアで朗読したことが想像以上に楽しかったそうで、『これからも続けていきたいな』と意気込んでいました。天国の岡江さんに語りかけるように、心のこもった、“魂の朗読”を聞かせてくれることでしょう」(前出・大和田家の知人)■「今の父には“人のぬくもり”が大事だ」美帆が父をボランティアに誘ったのには、実はある考えがあったようだ。「獏さんは本来、岡江さんと一緒に古希という人生の大切な節目をお祝いするはずでした。そのため岡江さんを亡くして以降、物思いにふける時間も増えたといいます。ですが、美帆さんが勧めたインスタグラムでファンとの交流を重ねるにつれ、獏さんは次第に笑顔を取り戻していったそうです。そうして『今の父には“人のぬくもり”が大事だ』と感じた美帆さんは、『もっと外に出ようよ!』とボランティアに連れ出したようです」(前出・大和田家の知人)大和田親子のように、夫が妻を亡くしたショックから立ち直るため、子供が働きかけることは大切なことだという。心理カウンセラーの横山真香さんはこう話す。「妻に先立たれた男性は心にぽっかり穴があきます。その空洞を埋めるため、子供と時間を共有するのは有意義なこと。“悲しみに暮れる父を一人にさせない”という点においてもメリットがあります。お一人でもボランティアをしていた美帆さんが、獏さんを誘ったということも大事なポイントです。娘さんの優しさのおかげで『自分は一人じゃないんだ』と獏さんのなかで安心感が生まれたはずです」さらに横山さんは「新たなアクションを起こすことは心のケアにつながる」と強調する。「美帆さんはきっと、獏さんが憔悴し切っている姿を見ていられなかったのではないでしょうか。ボランティアに連れ出し、前向きになる過程を共有することでさらに親子の距離も縮まることでしょう。岡江さんのお葬式やお別れ会はまだ済んでいないとお聞きします。ですから、ボランティアを通して故人への思いを行動に移すことで、“いなくなった”事実を受け入れることができるかもしれません。そうすることで獏さんの気持ちも整理され、一区切りつけることもできるのではないでしょうか」大和田の新たな一歩を天国の岡江さんも見守っていることだろう。「女性自身」2021年3月16日号 掲載
2021年03月05日声優の梶裕貴と小野賢章が、和山やまの漫画『夢中さ、きみに。』を朗読するTHERMOS Presents 生朗読劇「夢中さ、きみに。」が3月7日(日)、YouTube Live にて特別生配信される。放送まであと6日となった本日、イベント特設サイトの公開とともに、本イベントの見どころや視聴者参加型キャンベーンの情報が公開された。『夢中さ、きみに。』は、中高一貫の男子校に通うミステリアスな高校2年生・林美良を中心にした4編と、中学時代にモテすぎた反動で“逆・高校デビュー”を果たした高校2年生・二階堂明を描く4編の、全8本の短編からなる作品集。今回の生朗読では、「二階堂編」をオリジナル脚本で生朗読する。「二階堂と話すと禿げる」「二階堂と目が合ってから具合が悪い」といわれるほど、背中を丸め、顔を隠すように覆う髪とメガネで、陰の雰囲気を放つ二階堂。そんな二階堂が席替えで後ろの席となり、憂鬱な目高だったが、ひょんなことから中学時代の二階堂の姿を知り、興味を持つ。本当の二階堂を垣間見ようとあれこれ仕掛ける目高と、それに思わず反応してしまう二階堂にほっこりしたり、クスッと笑えたり、男の友情だけでは語れない、多くの人に愛されるべき物語となっている。今回、生朗読劇の物語は3部構成で、1部は目高優一目線、2部は二階堂明目線、3部は2人の掛け合いを描いたオリジナル脚本となっており、原作ファンも原作とは違った楽しみ方もできるイベントだ。マンガでは、和山やまの描くイラストとセリフにより、男子高校生の日常が登場人物の何気ない一言で笑えるような絶妙な間が出来上がっているが、これが朗読劇になることで、何気ない日常を描くこの物語がどのように彩られていくのか。中屋敷法仁の脚本・演出や声優たちの個性にも注目してほしい。また、オンラインながら声優・視聴者ともに一体感を感じられるキャンベーンを実施。抽選で5名に、梶と小野のサインが入ったタンブラーが当たる。他にも豪華ブレゼントが盛りだくさんなので、奮って参加しよう。THERMOS Presents 生朗読劇「夢中さ、きみに。」開催日時:3月7日(日) 18:00〜開催場所:「THERMOS公式YouTubeチャンネル」より配信主催:サーモス株式会社特設サイト: 出演者:梶裕貴(目高優一役)、小野賢章(二階堂明役)MC:優木かな脚本・演出:中屋敷 法仁原作:和山やま『夢中さ、きみに。』(ビームコミックス / KADOKAWA 刊)<視聴者参加型キャンペーン>キャンペーン期間:3月2日(火) 10:00〜3月7日(日) 23:59応募方法:1.Twitter上でサーモス公式アカウントの@THERMOS_promoをフォロー2.ハッシュタグ「#サーモス生朗読劇」をつけて応援コメントをツイート
2021年03月02日『よろず占い処陰陽屋へようこそ』のオンラインリーディングライブが、3月7日(土)に2年ぶりに開催される。原作者・天野頌子先生完全書き下ろしストーリーを豪華声優陣が熱演。原作小説は、海外にも多くのファンを抱える人気シリーズで、累計発行部数は130万部を超える。今回の配信公演では、海外からのチケット購入も可能。キャストと世界中のファンが同じ時間を体験、共有するという、リアルタイム配信ならではの贅沢な楽しみ方を体感したい。公演ではメインとなるリーディングライブに加え、キャスト陣によるアフタートークも予定している。チケット販売中。◆メインキャストからコメントが到着!諏訪部順一(安倍祥明 役)本作の朗読イベントは過去にも行われたことがありましたが、今回はライブ配信での実施となります。国内はもとより一部の海外の方にもご覧いただけるそうなので、より一層頑張りたいと思います。今回披露するのは天野頌子先生書き下ろしの物語。陰陽屋シリーズファンのみなさまは特にお見逃しなく!松元惠(沢崎瞬太 役)陰陽屋は、読んだ方がどこかしら自分の身近に感じられる空気を持つ、元気を貰える魅力ある作品だと個人的に感じています。今回はご自宅に居たまま寛いで楽しんで頂けるなんて、陰陽屋らしくてピッタリで素敵な企画だなあと感動しました。そして何より、また皆様にこうして陰陽屋の物語をお届けできることが本当に嬉しいです。がんばります!小野友樹(高坂史尋 役)高坂史尋役、小野友樹です。前回の公演が約2年前と伺って驚きました…!今回はオンラインリーディングという形で、皆さんに朗読をお届けします。是非、楽しい時間を一緒に過ごしましょう。どうぞお楽しみに!遊佐浩二(山科春記 役)今回、「よろず占い処陰陽屋へようこそ」のリーディングライブに参加させていただくことになりました。こういう状況ですので、オンラインで無観客となりますがご自宅でじっくり楽しんでいただけることと思います。ただ、登場人物も限られる分セリフ量は多いと思います。緊張する舞台ですが精一杯努めさせていただきます。◆開催概要【イベント名】 「よろず占い処 陰陽屋と琥珀の瞳」オンラインリーディングライブ【日時】 3月7日(日)開演:17:00【出演】 諏訪部順一/松元惠/小野友樹/遊佐浩二/竹内想
2021年02月19日2005年7月にロンドン市内の地下鉄とバスで起きた同時爆破事件に着想を得た、KAATプロデュース公演初登場となる桐山知也のリーディング公演『ポルノグラフィ』が4月16日(金)より、KAAT神奈川県芸術劇場・中スタジオにて上演される。『ポルノグラフィ』は、英国有数の劇場で続々と作品を発表し、トニー賞やオリヴィエ賞等数々の賞を受賞しているイギリスの劇作家・サイモン・スティーヴンスがロンドンの同時爆破事件を題材に、7つのエピソードで構成した物語。当時、事件が起きたイギリス国内は、LIVE8やG8サミット開催で活気づいていた。さらにロンドンオリンピック開催が決定し、イギリス中が祝福ムードに。しかし、その翌日にロンドンの中心地で同時爆破テロが発生し、計52人の尊い命が犠牲となり、人々は悲しみくれたという。本作はロンドンオリンピック開催決定直後、活気づく都市で起こった事件の数日前と当日の様子を背景に、街の中で生活する人々に焦点を当て、孤独や閉塞感、狂気を静かにあぶり出していく。登場人物の多くは事件に直接関わりはないが、ロンドンで暮らす中で誰もが生きにくさを感じており、奇しくもコロナ禍を生きる私たちと同じような気持ちを抱えているのだ。演出の桐山は、白井晃、野村萬斎、蜷川幸雄、サイモン・マクバーニーらの演出作品に演出助手等として参加してきたほか、自身でもアーサー・ミラー作『彼らもまた、わが息子』、別役実『門』など傑作と名高い戯曲の演出を手がけてきた。本作の台本には「何人の俳優で演じても、この7つのエピソードをどのように上演しても構わない」という一文が入っており、自由度の高い本作を、上田桃子、内田淳子、小川ゲン、奥村佳恵、竪山隼太 那須凜、平原慎太郎、堀部圭亮とった個性豊かな実力派キャストがリーディング公演として届ける。チケットに関しては、KAme(かながわメンバーズ)先行が3月13日(土)よりスタート。一般発売は3月20日(土)より開始となる。
2021年02月12日同名小説を原作にした『朗読劇 #ある朝殺人犯になっていた』が1月29日(金)に開幕する。主演を務める須賀健太に話を聞いた。本作は、ネット化した現代の闇をユーモラスにミステリー仕立てに描いた藤井清美の小説を、藤井自身が戯曲化し演出する朗読劇。小説を読んだ須賀は「すごくスピード感のある作品で、一気に読みました。“SNS”という身近なものが題材なのもひとつの要因だと思いますが、共感できて、想像しやすくて、だからこそ引き込まれて。この感覚は舞台でも大切にできたらなと思っています」。ある朝目覚めてみると、自分が“ひき逃げ犯”だという噂がSNSに広がっていて――という事件に巻き込まれる主人公・浮気(うき)を演じる須賀は「他人事とは思えない。きっとどんな人でもどこかに共感できると思う」とこぼす。もし、浮気と同じ状況になったら「めちゃくちゃ怖いです。どうしようもないですよね。なにをしても火に油になりそうで……。僕はなにも言えなくなっちゃうと思います。そういう意味では浮気くんはすごい。状況を打破しようとしますから」。そんな、SNSで広まっていく噂と格闘する浮気の姿はひとつの見どころになりそうだが、本作は朗読劇なので、もちろんそれは主に声で表現される。全身を使った表現が印象的な須賀にとっては真逆のことにも思えるが、須賀自身も「僕は動きと感情をセットにして演じることが多いので、朗読劇には毎回“苦手なものに挑戦する”という感覚があります」と明かす。それでも挑み続けるのは、「そのぶん、新しい感覚をもらえるから。ページをめくりながら世界に入っていく感覚だったり、台本の文字と自分たちの声だけで世界と一体化していくような感覚は気持ちがいいんです。それと今作に関しては、映像を使ったり、動きのある演出もつくらしいので、そのあたりも面白くなりそうです」。楽しみにしているシーンのひとつは、芸人である浮気が相方と共に披露する「漫才」。「特に最初の『どうも~!〇〇です』のところは楽しみです!」と、すでに楽しそうに話してくれた。さらにもうひとつ語ったのは、「後半で気持ちを吐露するシーン」。「原作を読んでいて僕は、これを伝えたいがための作品なのではないかと思ったんです。その台詞は大切にしたいです」。公演は1月29日(金)から2月7日(日)まで東京・こくみん共済 coop ホール(全労済ホール)/スペース・ゼロにて上演。視覚障害や聴覚障害のある方を対象とした“手話同時通訳”“生音声”を組み込んだ生配信(2月6日13:00/18:00)も行われる。文:中川實穗
2021年01月22日・心に深く沁み渡る。・抑揚のある声の表現が相まって、感動。・聞き入ってしまった…。なんて素敵なの。今、ある動画で朗読されたエピソードが、人々の心を動かしています。駄菓子が買えない女の子に、店主のおばあさんが…?今からご紹介するのは、ある女性が30年以上前に体験したエピソードです。当時小学生だった女性がよく利用していたのは、学校から少し坂を下った場所にある、一軒の駄菓子店。無口なおばあさんが1人で切り盛りしている店でした。女性「おばちゃん、これちょうだい」おばあさん「…20円」そのおばあさんは小学生相手にも愛想が悪く、いつも店の奥に鎮座して、駄菓子の値段だけボソッとつぶやくのです。※写真はイメージ後日、友達と4人でその駄菓子店を訪れた女性。すると友達の1人が「お揃いでこのガムを買おう」といい出しました。価格は50円。30円しか持っていなかった女性は勇気を出してそのことを打ち明けるも、「足りない分を家に戻って取ってくる?」といわれて、会話が終了…。女手一つで働く母親を思うと、追加でお金をもらう気になれなかった女性は、その場に立ち尽くしました。友達が店の外に出ておしゃべりを始めた頃、店主であるおばあさんが次のように話しかけてきたといいます。「裏にあるラムネ瓶の箱、持ってきて」※写真はイメージ駄菓子の値段以外の日本語を発したことに驚きつつも、女性はうなずき、店の裏にあったラムネ瓶の箱を運びました。運び終えた後、おばあさんは「これで手をお拭き」と、20円が乗ったタオルを渡してきたのです。女性がためらっていると、おばあさんはそっとポケットに20円を入れてくれたといいます。帰り際、女性がふと店を振り返ると、そこには先程運んだラムネ瓶の箱を元の場所に戻す、おばあさんの姿がありました。※写真はイメージ申し訳なさとありがたさが心の中で交差する中、女性は坂を下り、その場を後にしたのです。ー30年の時が経って大人になった女性は、こんな言葉を耳にします。「『優しい』という字はニンベンに『憂う』と書く。人の憂いに気付く人を優しい人というのではないか」女性は、30年前、小学生の『憂い』に気付いてくれたおばあさんのことを、「本当の優しさを教えてくれた、最初の大人かもしれない」と思ったのでした。実はこの作品…?心をグッと掴まれるこの素敵なエピソード、実は…ウェブメディア『grape』が開催したエッセイコンテスト『grape Award 2020』に寄せられた1つである、『優しき山バア』という作品なのです。さらに、888本もの応募作品の中から選出された4本の受賞エッセイ作品を、声優である福山潤さん、石川由依さん、安齋由香里さん、寺田晴名さんがそれぞれ『grape Award 2020 受賞作品発表特番』で朗読してくれています!安齋さんが『優しき山バア』を朗読し終えた後、出演者が『駄菓子』にまつわるトークを繰り広げてくれました。福山さん:ちなみに、好きな駄菓子とかってあります?必ず食べてたとか。安齋さん:名前が思い出せないんですけど、えっと、なんか餅飴…?っていうんですかね。福山さん:あ!なんかあの、いっぱい入ってて爪楊枝で食べる!安齋さん:そうですそうです!あれがすっごい好きで。買いだめをしてました。寺田さん:私、なんか『ヤッターめん』っていうお菓子があって。当たり外れがあって。『50円引き』とか『100円引き』とかあったので、100円が出るとめちゃくちゃ嬉しくて!もうすごい買った憶えがあります。福山さん:駄菓子で100円分なんていったら結構な数買えますからね。石川さんはありますか?石川さん:私『きなこ棒』?なんか商品っていうかもう、そのままいっぱい置いてあって、食べて。そしたら爪楊枝の先に赤いのがついてると当たり!みたいな。あれを3回くらい連続で当てた記憶があります。福山さん:結構渋いのいきますね!石川さん:おいしいんですよねー!福山さん:僕は、駄菓子屋さんのアイスクリームで売っている、ゴム風船みたいなちょっと厚めのゴムにバニラアイスが入ってるやつ。当初何十円かなんかで買えたのを、先っぽをちょっと切って飲むんですけど。途中で破れたりして。手がもうバニラだらけみたいな。石川さん:大惨事!福山さん:その大惨事をみんなで楽しむっていう。で、最後のほうになると手で溶けてるので、最後キュッと(アイスが入り込んで)口の中がいっぱいになって。子供の口ってちっちゃいじゃないですか。大体何人かが鼻からバニラが出てる。それを近所の悪ガキたちと楽しむっていうのが僕の定番でしたね。…なんておちゃめなの!!!それぞれが持つ駄菓子エピソードに花を咲かせていました!このように、ここでしか聞けない4人の談笑が見れるのはもちろん、プロの声優による抑揚のある朗読や、作品自体には書かれていない裏話・作品を書いたきっかけなどを堪能できる豪華な動画になっています。音声だけでも楽しめる内容なので、作業や家事をしながら聞くのもおすすめです。興味がある人は、ぜひ下記のリンクから確認してみてくださいね。grape Award 2020 『心に響く』エッセイコンテスト[文・構成/grape編集部]
2021年01月04日声のプロフェッショナルが奏でるリーディングシェイクスピア『マクベス』が、11月27日に東京・サンシャイン劇場にて開幕した。深作健太が2016年から構成・演出を手がけてきた朗読劇シリーズのうち、『ハムレット』『ロミオとジュリエット』に続いて3作目のシェイクスピア悲劇となる本作。主君を倒してスコットランド王の座に就いたマクベスが暴政を働いた挙げ句、復讐に倒れるさまを描いたこの作品について、深作はパンフレットで「イギリスの演劇界では〈災いをもたらす〉と恐れられて来ました」とその“因縁”を紹介する。併せて新型コロナウイルス感染症の蔓延を示唆しつつ、「厄災の年の終わりに、あえて上演させていただきますからには、いっそ最高の〈厄落とし〉に出来たら」と願いを込めた。回替わりで登場する声優陣のうち、取材日だった初日のキャスティングは、神尾晋一郎、古賀葵、代永翼、増元拓也、竹内栄治、帆世雄一の組み合わせ。黒を基調とした衣装に身を包むキャスト陣の中で異彩を放っていたのは、マクベス役を務める神尾の金髪&白シャツ姿だ。舞台の上手・下手・中央の奥には、計3本の大きな十字架。轟く遠雷や吹きすさぶ風音、高まる心臓の鼓動など、これから展開される不穏なストーリーを予感させる音響をバックに、6人は「マク・ベス……」と暴君の名を呪詛のように唱え、ゆっくりと台本を開く──。神尾が立ち上げたマクベス像は、勇猛果敢にして小心者。妻と謀って先君を暗殺するも、王位の重圧に耐えきれず錯乱していく“業”の深さを緩急自在に表す。紅一点となる古賀はマクベス夫人のほか、マクダフ、バンクォー、イングランド将軍の息子役にも挑戦。夫をそそのかす媚態から一転し、命乞いする少年のひたむきな声色にいたるまで、見事な演じ分けで客席を魅了した。マクベスを取り巻く複数の登場人物に扮した代永・増元・竹内・帆世の4人はいずれも、気迫のこもった朗読で作品の世界観を支える。上演時間は100分ほど(休憩なし)。公演は12月6日(日)まで。チケットぴあでは現在、当日引換券を販売中。回替わりのキャストスケジュールは以下の通り。11月30日(月)19:00=中澤まさとも、徳井青空、置鮎龍太郎、濱野大輝、野島健児、汐谷文康12月2日(水)19:00=神尾晋一郎、吉岡茉祐、岸尾だいすけ、笠間淳、狩野翔、桑野晃輔12月3日(木)19:00=赤羽根健治、中村繪里子、岸尾だいすけ、濱野大輝、狩野翔、阪口大助12月4日(金)19:00=中島ヨシキ、工藤晴香、小野友樹、山中真尋、竹内栄治、汐谷文康12月5日(土)13:00=阿部敦、山崎はるか、代永翼、木島隆一、仲村宗悟、廣瀬大介12月6日(日)12:30=駒田航、石見舞菜香、石谷春貴、荻野晴朗、村田太志、市川蒼12月6日(日)18:00=駒田航、大原さやか、石谷春貴、笠間淳、中澤まさとも、榊原優希取材・文:岡山朋代
2020年11月30日コロナ禍で不安な気持ちやストレスを抱く人に向けて贈る、お休み前の大人向け朗読放送「深夜文学」。現在、flumpool・山村隆太が読み手となり『星の王子さま』を三回にわたって配信中だ。その第三夜が、11月22日、PIA LIVE STREAMにて公開された。【動画配信】深夜文学「星の王子さま」チケット情報サハラ砂漠に不時着したひとりぼっちの操縦士のぼくが、ちいさな星からやってきた王子くんとの出会いを描いた第一夜<ぼくと王子くんの出会いについて>。続く第二夜は、王子くんが星を飛び出して、ぼくに出会うまでの旅にまつわる話<王子くんの旅とキツネのひみつ>をお届けした。最終回となる第三夜は、王子くんの旅の続きと、ぼくとの別れを描く<王子くんとぼくのおはなし>を朗読する。第一夜と第二夜の物語をダイジェストで朗読して始まる第三夜。ぼくがサハラ砂漠に不時着して8日目、エンジンの修理の終わりが見え、王子くんとぼくの別れの日が近づいてくる。最後に王子くんがぼくに教えてくれたことは――。王子くんとぼくとの別れを描いた第三夜は、ちょっぴり切なさも漂うけれど、ポンと優しく背中を押してくれるような言葉が印象に残る。「だいじなものっていうのは、見えないんだ」「ひとっていうのは、1度や2度、気がゆるむけど、それがあぶないんだ」。忙しい日々、豊かな日常を過ごす中で、大人たちが忘れてしまった大切なこと。優しいけれど力強い『星の王子さま』の言葉たちが、言葉を大事に届ける山村の語りにより、より心にグサリと突き刺さる。最後には「人生の中で何度も何度も読み返せば、そのときの自分に大切なものを教えてくれるのが、この『星の王子さま』なんだと思います。これからもいろんな角度からこの作品を楽しんでいきたい」と語った。エンドロールでは、朗読の収録模様のオフショット映像も公開。慣れない朗読に苦戦している山村の様子を覗き見ることが出来る。PIA LIVE STREAMでは、『星の王子さま』の第一夜から第三夜を、11月29日(日)まで配信中。チケット発売中。
2020年11月24日コロナ禍で不安な気持ちやストレスを抱く人に向けて贈る、お休み前の大人向け・朗読放送「深夜文学」。flumpool・山村隆太が読み手となりお届けする第2弾『星の王子さま』の第二夜が、11月15日よりPIA LIVE STREAMにて配信中だ。【動画配信】深夜文学「星の王子さま」チケット情報サハラ砂漠に不時着したひとりぼっちの操縦士のぼくが、ちいさな星からやってきた王子くんとの出会いを描いた第一夜<ぼくと王子くんの出会いについて>。続く第二夜は、<王子くんの旅とキツネのひみつ>と題し、王子くんが星を飛び出して、ぼくに出会うまでの旅にまつわる話を贈る。王子くんは知らないこと、やるべきことを見つけに、いろんな星によってきた。星々での出会いや、旅のなかで出会ったキツネに教えてもらったひみつは、王子くんに自分の星においてきたバラの花のたいせつさを教えてくれた――。第一夜のぼくと王子くんとの出会いをダイジェストで朗読して幕を開ける第二夜。<王子くんの旅とキツネのひみつ>では、王子くんがさまざまな星を旅する中で出会ってきたさまざまな“いきもの”が登場。偉そうな王さま、みえっぱりな大人、のんだくれ、しごとにんげん、あかりつけ、ヘビ、バラなど、それぞれのいきものとの会話を、ときには太くどっしりとした声で、ときにはか細く優しい声で表現するなど、キャラクターによって声色を変えながら読み進める。胸に響く言葉の数々を、丁寧に、大事にしながら届ける姿勢は第一夜から変わらない。耳に心地良い、落ち着いた山村の声が、一日の疲れを癒してくれるようだ。灯りを落とした部屋で、温かいドリンクを片手にリラックスして視聴すれば、優しい眠りへと導かれるはず。「深夜文学」第一夜<ぼくと王子くんの出会いについて>、第二夜<王子くんの旅とキツネのひみつ>は、11月29日(日)までPIA LIVE STREAMにて配信中。第三夜<王子くんとぼくのおはなし>は、11月22日(日)夜10時配信。通常の視聴券の他、第一夜~第三夜の通し視聴券、グッズ付き視聴券なども販売中。
2020年11月18日flumpool・山村隆太による朗読配信『星の王子さま』の第一夜<ぼくと王子くんの出会いについて>が、PIA LIVE STREAMにて配信中だ。【動画配信】深夜文学「星の王子さま」チケット情報この朗読配信企画「深夜文学」は、コロナ禍で不安な気持ちやストレスを抱く人に向けて贈る「おやすみ前の大人向け・朗読放送」。さまざまなジャンルの出演者が文学作品の名作を朗読し、オンラインにて配信する企画だ。今回は、7月から8月にかけて行われた第一弾、石崎ひゅーいによる『銀河鉄道の夜』(宮沢賢治 著)に続く第二弾の配信で、『星の王子さま』を3夜にわたってお届けする。11月8日(日)に配信された第一夜は、<ぼくと王子くんの出会いについて>を朗読。ひとりぼっちだった操縦士のぼくは、ある日サハラ砂漠に不時着して、ちいさな星からやってきた王子くんに出会う。王子くんはどうして自分の星を出て、地球に降り立ち、ぼくに出会ったのか――。配信は夜10時にスタート。『星の王子さま』の言葉たちは、大人になって薄れてしまったことや、日々の忙しさで見えなくなってしまったものなどを、ふと気づかせてくれる。その一語一語を大切にしながら、聞き手に丁寧に届けるような山村の語りがじんわりと心に沁みる。優しい声と柔らかい口調も耳に心地よく、『星の王子さま』の世界観にぴったり。目を瞑ればさらにその世界がふわ~っと広がっていくようだ。視聴するうちにふっと肩の力が抜け、視聴後は心地良い眠りへといざなわれる。配信期間中は何度でも視聴可能なので、就寝前に流しながら、ゆっくりと落ち着きの時間を過ごしてほしい。「深夜文学」<ぼくと王子くんの出会いについて>は、11月29日(日)までPIA LIVE STREAMにて配信中。第二夜<王子くんの旅とキツネのひみつ>は11月15日(日)夜10時配信。通常の視聴券の他、第一夜~第三夜の通し視聴券、グッズ付き視聴券なども販売中。
2020年11月10日コロナ禍の中で誕生した、まったく新しい形の「おやすみ前の大人向け・朗読放送」。エンタテインメントの力で、不安な気持ちやストレスを抱える人たちに寄り添いたいという思いから生まれた企画だ。あらゆるジャンルの出演者が、名作文学作品を朗読し、オンラインにて配信。今年7月から8月にかけて配信された第一弾では、石崎ひゅーいが『銀河鉄道の夜(宮沢賢治 著)』を朗読したが、続く今回は、flumpoolのボーカル・山村隆太による『星の王子さま(サン=テグジュペリ 著)』の朗読をお届けする。【動画配信】深夜文学「星の王子さま」チケット情報ひとりぼっちの「ぼく」と「王子さま」が出会い、旅や会話を通して心を通わせていく物語は、世界中で愛される珠玉の名作。第一夜は11月8日(日)<ぼくと王子くんの出会いについて>、第二夜は11月15日(日)<王子くんの旅とキツネのひみつ>、第三夜は11月22日(日)<王子くんとぼくのおはなし>をPIA LIVE STREAMにて配信する。それぞれ22:00より開始、11月29日(日)23:59まで視聴可能。視聴券:1500円グッズ付き視聴券:3980円※1配信あたり通し視聴券:3980円グッズ付き通し視聴券:5980円<グッズは第一夜~第三夜同一>※数量限定で受付。グッズの発想は12月中旬を予定※視聴券は11月29日(日)18時まで販売グッズ付き視聴券は11月22日(日)22時まで販売
2020年11月06日第一線で活躍中の声優陣によるリーディング形式で、シェイクスピアの代表作『マクベス』が、11月26日(木)よりサンシャイン劇場にて上演されることが発表された。『マクベス』は、実在のスコットランド王マクベスをモデルにした、シェイクスピアの四大悲劇のひとつ。勇猛果敢な一面と小心な性格を持ち合わせた将軍マクベスは、妻と一緒に謀って主君を暗殺し、王位の座を得るが…。演出は映画監督や舞台演出家として活躍する深作健太が担当する。出演者は各公演6名ずつ日替わりで登場。主人公のマクベス役として、『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』で毒島メイソン理鶯の声を担当する神尾晋一郎、『テニスの王子様』のアニメやミュージカルにも出演経験のある豊永利行など、豪華声優陣が第1弾キャストとして発表された。今回の『マクベス』はただ座って読むスタイルの朗読劇ではなく、深作が声優の表現力を最大限引き出す演出で上演されるとのことだ。「声のプロフェッショナルが奏でるリーディングシェイクスピア『マクベス』」作:ウィリアム・シェイクスピア翻訳:平田綾子構成・演出:深作健太期間:2020年11月26日(木)~12月6日(日)会場:サンシャイン劇場出演:《第一弾発表公演》11月27日(金)19:00神尾晋一郎、古賀葵、代永翼、増元拓也、竹内栄治、帆世雄一11月29日(日)13:00豊永利行、安済知佳、中島ヨシキ、坂泰斗、矢野奨吾、堀江瞬11月29日(日)19:00豊永利行、諏訪彩花、中島ヨシキ、坂泰斗、矢野奨吾、堀江瞬12月4日(金)19:00中島ヨシキ、工藤晴香、小野友樹、山中真尋、竹内栄治、汐谷文康12月6日(日)12:30駒田航、石見舞菜香、石谷春貴、荻野晴朗、村田太志、市川蒼12月6日(日)18:00駒田航、大原さやか、石谷春貴、笠間淳、中澤まさとも、榊原優希
2020年10月30日声のプロフェッショナルが奏でる日本文学『吾輩は猫である ―はじまりの漱石―』が、10月27日に東京・紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYAにて開幕した。声のプロフェッショナルが奏でる日本文学「吾輩は猫である-はじまりの漱石-」の公演情報はこちら夏目漱石の処女作『吾輩は猫である』をベースに、小説家・漱石の誕生エピソードが友人・正岡子規や妻・鏡子らの視点を交えながら朗読劇のスタイルで描かれる。構成・演出は、これまで同シリーズを手がけてきた深作健太が続投。回替わりで登場する声優陣の化学反応に期待したい。取材日だった初日のキャスティングは、伊東健人・山崎はるか・笠間淳・中村繪里子の組み合わせ。伊東と山崎は白を、笠間と中村は黒を基調とする衣装に身を包んで登場した。透明な水がめの中でコポコポと湧き立つ水音や、セットに照らされる回転車輪の灯りなど小説家・漱石の“始まり”を予感させる演出をバックに、4人はゆっくりと台本を開く。「吾輩は、猫である。名(ニャ)前はまだ、ニャい」──。小説の有名な冒頭部分をアレンジした台本をもとに、第一声を発したのは<猫>役の山崎。飄々と人間を観察する小説に対して、チャーミングな<猫>像を立ち上げる。伊東は、繊細で神経質な<夏目金之助>を表情やジェスチャーをふんだんに盛り込みながら造形。“作家のすべてが表れる”という処女作において、なぜ人間でなく<猫>の視点を取り入れたのか──という理由が、説得力をもって明かされていく。その彼と丁々発止の夫婦喧嘩シーンを繰り広げていたのが、金之助の妻である<鏡子>役の中村。この他にも幅広い声色で、金之助の教え子をイメージした人物として小説に登場する<水島寒月>や猫のガールフレンド<三毛子>など複数の役を見事に演じ分けていた。金之助と友人関係にあった<正岡子規>に扮していた笠間は、子規の壮絶な生き様を緩急自在の朗読によって体現。本作の屋台骨として作品を支える力強さを覗かせていた。上演時間は100分ほど(休憩なし)。公演は11月1日(日)まで。チケットぴあでは現在、当日引換券を販売中。■回替わりのキャストスケジュール10/28(水)13:00=狩野翔、吉岡茉祐、三宅健太、工藤晴香10/29(木)13:00=関俊彦、安野希世乃、汐谷文康、青山吉能10/29(木)19:00=関俊彦、安野希世乃、西山宏太朗、大坪由佳10/30(金)19:00=高塚智人、安済知佳、神尾晋一郎、茅原実里10/31(土)13:00=中島ヨシキ、加藤英美里、逢坂良太、徳井青空10/31(土)19:00=駒田航、加藤英美里、逢坂良太、徳井青空11/1(日)12:30=緑川光、田中美海、神尾晋一郎、井澤詩織11/1(日)18:00=神尾晋一郎、田中美海、石谷春貴、井澤詩織取材・文:岡山朋代
2020年10月28日歴史短編小説を原作にした朗読劇『さらば黒き武士(もののふ)』が10月24日(土)に大阪・メイシアター中ホール、10月31日(土)に東京・浅草公会堂にて上演される。出演者の北村有起哉に話を聞いた。「朗読劇さらば黒き武士」の公演情報はこちら本作は、織田信長の生涯とその美学を、森蘭丸のモノローグ形式で綴る岡本さとるの小説を、岡本自身による上演台本、藤間勘十郎(宗家藤間流 八世宗家)の演出によって舞台に立ち上げる朗読劇。森蘭丸を山本一慶が、織田信長と実在したアフリカ人・弥助の二役を北村が、くノ一・村雨と読み人を如月蓮が演じる。日本舞踊 宗家藤間流・藤間勘十郎の演出で、生演奏の鳴物が入るなど、果たしてどのような朗読劇になるのか楽しみな本作。北村は「宗家(藤間)の座組なので、まともにやるはずはないと思っています(笑)。初めてご一緒した『怪談 牡丹燈籠』(’19)同様、今回も藤間ワールドになりそうです。でも、宗家がノリノリになってくれたほうが楽しいんですよ。今はまだ『一体どこへ行くの?』という段階ですが(笑)、そこが楽しみのひとつです」と明かし、朗読劇のイメージを超えるものになりそうだ。山本、如月とは「初共演です。でも敢えてバラバラの3人を集めたんだろうなと思いますし、だからこそどんな作品になるのか想像がつかない。僕は仕事でのこんな一期一会をいつも楽しみにしているんです。この出会いの先に何かがあればいいなとも思いますしね」と楽しんでいる様子だ。北村は信長と弥助の二役を演じるが「(それぞれのキャラが強いぶん)演じ分けをしすぎるとコントみたいになっちゃう可能性もある。“朗読劇”であることに集中して、言葉を大切に読んでいきたいです」と話し、「でも、山本くんも如月さんも“声をつくる”というような発声の仕方をされるので、ちょっと僕もやってみようかなと思っています」と、これまでにない北村の姿も観られそうだ。ドラマに映画に舞台にと演じ続けている北村。「僕はいろんなことをやってみたいんです。ミュージカルもやりたいし、活劇とかもやりたいし、歌舞伎もやってみたい。たまにマネージャーに『これ以上はスケジュールが無理ですよ』と言われくらい(笑)、もっとやりたい。きっと楽しいだろうなって思うから」と語るほどの芝居好きだが、その中でも舞台の魅力は「やっぱり“ライブ”ですよね。お客様と、劇場という空間で同じ時間を過ごすことは実はすごく特別なことだったんだというのは、このコロナ禍で改めて感じました。今舞台ができることを、本当に嬉しいと思っています」(取材・文 中川實穗)
2020年10月26日森山未來によるリーディングパフォーマンス『「見えない/見える」ことについての考察』が10月14日(水)〜11月6日(金)の期間に開催されることが決定した。本作は、2017年に東京芸術大学にて初演され、新しい表現のかたちを示したことで全4公演ながら話題を呼んだ作品。今回の公演は森山のソロパフォーマンスで初の全国ツアーとなり、全国7カ所38公演が実施される。俳優やダンサーとして第一線で活躍する森山が、<日常を失った世界に問う「本当に見えることとは」>という問いかけとともに、声と身体、光で感じる新感覚の朗読パフォーマンスを届ける。チケットは、本日9月12日(土)正午よりイープラスで最速先行の受付を開始する。ぜひ、森山の真骨頂を目の当たりにしてほしい。【公演紹介】私たちが本当に見ているものは何なのか。この問いの答えを見つけるとき、選び取ることの大切さに気づくことができるでしょう。パフォーマンス《見えない / 見える ことについての考察》は声と残像、そして森山未來の身体を通して私たちに語りかけてきます。《見えない / 見える ことについての考察》はノーベル文学賞作家ジョセフ・サラマーゴの『白の闇』という小説から着想を得たテキストのリーディングを中心としたパフォーマンスです。ある日人々が突然視力を失う、それはいわゆる「黒い闇」ではなく、ミルクのように圧倒的な白い闇なのです。人々はパニックに陥り、弱者と強者の立場が入れ替わるなどの混乱がおきます。最後は視力を取り戻すものの、この体験を通して彼らは、見えることと見えないことの境界をリセットし、不確かな現代の中で本当に見なければならないものについて再考するのです。この『白の闇』に、モーリス・ブランショ作の『白日の狂気』がメタテキストとして絡まってきます。これは強い光で視覚を失いそうになること、すべてが見えすぎることによってかえって見えなくなることを比喩的に語っています。明滅する光の残像の中に浮かび上がる森山未來の身体と、透徹した声で読まれる2つのテキストの響き合いは、未知のヴィジョンへと観客を誘っていきます。(初演時概要より引用/キュレーター・長谷川祐子)◆公演概要「見えない/見える」ことについての考察チケット購入URL: チケット販売期間:9月12 日(土)12:00〜イープラスにて最速先行受付開始公式HP: お問い合わせ:サンライズプロモーション東京 0570-00-3337(平日12:00-15:00)【公演日時・チケット料金】<横浜赤レンガ倉庫1号館3Fホール>10月14日(水)~10月18日(日)平日:6500円土日:7000円<サントミューゼ上田大スタジオ>10月21日(水)〜22日(木)平日:5500円<愛知県芸術劇場 小ホール>10月23日(金)〜10月25日(日)平日:6000円土日:6500円<あましんアルカイックホール・オクト>10月27日(火)〜10月29日(木)平日:5500円<フェニーチェ堺大スタジオ>10月30日(金)〜11月1日(日)平日:6000円土日:6500円<スカラエスパシオ>11月3日(祝・火)祝日:5500円<長崎市チトセピアホール>11月5日(木)〜6日(金)平日:5500円
2020年09月12日声のプロフェッショナルが奏でる日本文学「吾輩は猫である-はじまりの漱石-」が10月27日(火)より、東京・紀伊國屋サザンシアターTAKASHIMAYAにて上演されることが決定した。本公演は夏目漱石の代表作の一つである「吾輩は猫である」を、第一線で活躍している声優によるリーディング形式で上演する。演出は、映画監督、舞台演出家の深作健太。ただ座って読むだけのスタイルの朗読劇ではなく、作品を立体的に浮かび上がらせる演出で、声優の表現力を最大限に引き出す。第一弾情報として、10公演中6公演の出演キャストが発表。総勢17名の人気声優の中から、各公演4名ずつ、回替りで異なるキャストが登場する。キャスト先行、公式HP先行、ぴあ・いち早プレリザーブを9月17日(木)12:00から22日(火)23:59まで実施。■声のプロフェッショナルが奏でる日本文学「吾輩は猫である-はじまりの漱石-」作:夏目漱石構成・演出:深作健太10月27日(火)~11月1日(日)全10公演(予定)出演者:<第一弾発表公演>■10月29日(木)19:00開演関俊彦、安野希世乃、西山宏太朗、大坪由佳■10月30日(金)19:00開演高塚智人、安済知佳、神尾晋一郎、茅原実里■10月31日(土)13:00開演中島ヨシキ、加藤英美里、逢坂良太、徳井青空■10月31日(土)19:00開演駒田航、加藤英美里、逢坂良太、徳井青空■11月1日(日)12:30開演緑川光、田中美海、神尾晋一郎、井澤詩織■11月1日(日)18:00開演神尾晋一郎、田中美海、石谷春貴、井澤詩織
2020年09月11日グザヴィエ・ドランの最新作『マティアス&マキシム』に詩人・最果タヒが寄せた恋の痛みをうたった詩を、菅田将暉が朗読する特別映像が解禁された。今回の特別映像は、あるきっかけからキスをしたことで予想外の恋に落ちる主人公、マティアスとマキシムそれぞれの視点から紡がれたドラン監督による本編映像に、瑞々しくもリアルな作品で若者からの絶大な支持を得る最果タヒの詩を、「MIU404」も記憶に新しい時代の寵児・菅田将暉が読み上げるというスペシャルなコラボレーション。かねてからドラン監督のファンを公言してきた菅田さんは、以前雑誌のインタビューで「最近観て、これはすごいなと思ったのがグザヴィエ・ドラン。こんな感性の人がいるんだなって。10代で監督デビューして、自分で衣装も編集もやるし、主演の時もありますよね。衝撃でした」とドランとの出会いを語っていたことがある。そんな菅田さんが読み上げることにより、切なくも愛おしくてたまらない、触れてみたいけど近付けない、苦しみの中にも歓びがある愛の詩をよりドラマティックに感じられる映像となっている。『傷痕』作:最果タヒ―映画『マティアス&マキシム』に寄せてーすこしでも触れられたら裂けてしまいそうな傷口が、ぼくそのものだと気づいている?きみの前で、ぼくは、触れられたくてたまらなくなる。痛みが美しいだなんて言わない、ぼくはただ、きみを求めていた。血や、叫びが、ぼくから流れ出して、ぼくはそれでも、きみの掌に包まれたかった。傷口が、ひどくさみしい。誰よりもぼくを深く傷つけるひと、きみの手はあたたかいと、ぼくは早くきみに言いたい。菅田将暉、映画『マティアス&マキシム』へのコメント傷みに耐えられる心などある筈もなく果てしなく痛々しいでもその姿が最高に美しい人間には愛があるそう教えられた気がします『マティアス&マキシム』が9月25日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2020年09月09日広末涼子と葵わかなが朗読する、朗読とアニメーションを組み合わせたドラマ「リアルプリンセス」が放送決定。2人からコメントも到着した。童話「眠り姫」や「ラプンツェル」を、朗読とアニメーションを組み合わせた新しい手法で、いまを生きる女性たち(=リアルプリンセス)のドラマに生まれ変わらせる本作。第1回(8月21日)は、広末さんが朗読する「夢のあと」を放送。猫弁シリーズの大山淳子が、「眠り姫」をバリキャリ女子が真実の愛に気づく物語に仕上げる。また第2回(8月28日)は、葵さんが朗読し、「ナラタージュ」「ファーストラヴ」の島本理生が、「ラプンツェル」を仕立て直した「ラプンツェルの思い出」を放送。女子高生が、少女から大人へと成長する物語を描く。広末さんは「アニメーションで人間の表現できない世界観を、実写ではアニメでは伝えきれない感情部分を、それぞれが補って映像化できたらと期待しています。新しい技術と手法で眠り姫という皆さんに愛される童話が、現代的なドラマに姿を変えるリアルプリンセスご期待ください!」と新たな手法について語る。「『朗読ドラマ』という未知のジャンルにとてもワクワクしました!」と話す葵さんは、「現代版に置き換えられたプリンセスの役ということで、親しみのあるラプンツェルを演じることができたのもとても嬉しかったです。色んなものが混ざり合った『現在』のラプンツェル。楽しみにしていただけると嬉しいです!」とメッセージを寄せている。「第1回 眠り姫」 作:大山淳子「夢のあと」あらすじ何事にも準備を怠らない貴子は、受験、就職、結婚、そしてキャリアアップと思い通りの人生を歩んできた。唯一うまくいかなかった妊娠も、37歳にしてようやく念願が叶い、間もなく臨月を迎えようとしていたが…!?「第2回 ラプンツェル」 作:島本理生「ラプンツェルの思い出」あらすじ離島で暮らす女子高生の恵麻は、月に一週間だけ東京から島に来て美容室を開くキヨと出会う。周りにはいない大人な雰囲気に好意を抱きはじめる恵麻。あるとき、キヨからいずれ失明すると打ち明けられると「その前に君の裸を見たい」と言われ…。「リアルプリンセス」は8月21(金)、28日(金)22時45分~NHK総合テレビにて、42分版の総集編は9月8日(火)23時45分~NHK総合テレビにて放送。(cinemacafe.net)
2020年08月06日女優の桜井日奈子が、23日に東京・渋谷のPARCO劇場で上演される舞台『ラヴ・レターズ LOVE LETTERS』(開演18:30)で、朗読劇に初挑戦する。1990年8月19日の日本初演から、今年8月で日本上演30周年を迎える『ラヴ・レターズ』。舞台にはテーブルと二脚の椅子のみで、俳優と女優は2時間にわたって台本を読み上げる。派手な照明や音響、大掛かりな仕掛けもないシンプルな舞台は話題を呼び、これまで数々の名優が起用されることでも注目を集めている。今回、崎山つばさと共演する桜井。「初めて朗読劇に挑戦させていただきます」と明かし、「怖くて震えています」と吐露。「ですが、30年もの間多くの人に紡がれてきた作品に、参加させていただけることをとても光栄に思います」と役者としての喜びも胸に、「たった一回しかない本番を、しっかりと演じたいと思います」と意気込んでいる。そのほか、21日上演回(開演18:30)は木村達成と高柳明音、22日上演回(開演18:30)は古川雄大と前田亜季が出演する。
2020年08月04日女優の黒柳徹子が、朗読劇『ハロルドとモード』の主演を務めることが4日、明らかになった。生田斗真が恋人役となる。同作は1971年にアメリカで公開された映画『ハロルドとモード』の舞台化作で、ストレートプレイからドラマリーディング、ミュージカルと、キャストや上演形態を変え幾度となく上演されている名作。自分らしく生きる破天荒な79歳の女性・モード(黒柳)と、狂言自殺を繰り返す愛に飢えた19歳の少年・ハロルド(生田)という、真逆の死生観を持つ2人が、共通の趣味である“赤の他人のお葬式への参列”で出会い、愛を深めていく。今回は、これまでに数多くの舞台作品の脚本・翻訳・演出を手掛けてきたG2が新たに脚本を書き下ろし、朗読劇として上演する。長きにわたり海外コメディ・シリーズで主演を務めてきた黒柳が、朗読劇『ラヴ・レターズ』から1年ぶりの朗読劇に挑み、モードに恋する19歳のやんちゃな少年ハロルドを生田が演じる。黒柳と生田の2人は舞台初共演で、さらに趣里、浜田信也、相島一之、秋本奈緒美と豪華な顔ぶれで、型破りな2人の生き様と恋模様を描く。東京公演はEXシアター六本木にて9月28日~10月3日。大阪公演はシアター・ドラマシティにて10月14日〜15日。○上演台本・演出:G2 コメント原作を拝見してまず思ったことは「これはむしろ朗読劇のほうが面白く表現できる」ということです。ですから今回は「戯曲」というよりも「朗読劇の台本」を強く意識して書きました。コロナのこともあって「手軽に表現できる」オンライン朗読会が数多く発表されていますが、この作品に関してはプロフェッショナル達がガチで朗読劇に取り組む熱い姿勢で臨みたいと考えています。朗読劇の枠を越え、ビジュアル演出や生の音楽演奏などを駆使し、上質のエンターティンメントに仕上げます。本作は人間や人生についてピュアに感じることができる作品。そういう意味でも黒柳徹子さんと生田斗真くんは最高の顔合わせです。今の時代に失われがちな人間性や人と人との絆の大切さを、しっかりと表現して下さるでしょう。また、黒柳徹子さんの舞台と言えばやはり喜劇。やもすれば日本人にはとっつきにくいブラックな笑いを含む原作ですが、そこはあの手この手で、劇場にいらしたお客様に大いに笑って頂くべく数々の作戦をご用意しています。コロナでたまった鬱憤を晴らし、人間の素晴らしさを実感できる時間をお過ごし下さい。○黒柳徹子 コメント昨年は私にとって初めての経験となった朗読劇『ラヴ・レターズ』で、皆さまの想像力をいっぱいにさせる、素晴らしさを知りました。今年は、『ハロルドとモード』を朗読劇でやらせて頂きます。おもしろいお婆さんモードと、青年ハロルドとのラヴストーリーです。お相手のハロルド役を生田斗真さんがやってくださいます。今回の舞台での初共演を私はものすごく楽しみにしています。私が、『ハロルドとモード』の舞台を最初に見たのは1977年。モードを演じたのは、フランスの名優、ジャン=ルイ・バローの奥さんマドレーヌ・ルノーでした。その後、文学座の先輩でもあった長岡輝子さんの舞台も見ましたが、笑いと涙が交錯しとっても印象的でした。芝居が終わっても、私はずっと、泣いてたような気がします。その頃から、私は、モードの役を演じてみたいと思っていました。喜劇でも、最後には、泣く事もあるのです。ぜひ、いらして下さい、お待ちしています。○生田斗真 コメントこのエキセントリックな芝居を黒柳徹子さんと共に出来る事、とても楽しみにしております。しかも! 恋人役だなんて! 夢にも思わなかった出来事です。人生、本当に何が起きるか分からない楽しみがあります。黒柳さんは日本のエンターテイメントの基盤を作り上げてこられたお一人です。その人間力、人を惹きつける魅力の根底にあるものに少しでも触れられたら幸せです。僕自身、今年の春に新型コロナウィルス感染症の影響で出演中の舞台が中止を余儀なくされ、悔しい思いと楽しみにしていた皆さんへの申し訳なさでいっぱいになりました。なんとも言い難い気持ちで、この自粛期間を過ごしていた矢先に今回のお話を頂きました。ある意味リベンジだと思っています。使命感を持って精一杯努めます。皆さんもそろそろお芝居観たいですよね。僕も同じです。観たい!舞台に立ちたい!劇場でお客様と共に今まで溜め込んできた思いを共有出来れば嬉しく思います。皆様どうか呉々も健康には気をつけて。この秋、お互い元気で会いましょう。
2020年08月04日オンライン朗読劇『FAKE MOTION -卓球の王将-』のリハーサルが17日に行われ、森崎ウィン、板垣瑞生、ジャン海渡、弓木大和が登場した。同作は「卓球戦国時代と化した20××年の東京」を舞台に、高校生たちが激しいピンポンバトルを繰り広げる物語。EBiDAN所属の人気若手俳優が集結し、2020年4月期にドラマ第1弾が放送され、舞台版、及びドラマ第2弾の製作も決定している。今回配信のオンライン舞台では、連ドラで描かれなかった「恵比寿長門学園」「薩川大学付属渋谷高校」「都立八王子南工業高校」のアナザーストーリーが描かれ、この日は18日~19日に公演を予定している「都立八王子南工業高校」のストーリー『命の灯』のリハーサルが行われた。物語は、ドラマ版の1年前に遡る。西東京のトップ10にのし上がっていた近藤勇美(森崎)、土方歳鬼(板垣)、市村哲(ジャン)ら都立八王子南工業高校だったが、部長の近藤が国立秀英高校の芹沢飛鳥(弓木)により引き抜かれ、試合で対峙することになってしまう。さらに土方の過去の話も絡む中で、彼らの絆が感じられる物語が展開される。新型コロナウイルス感染防止のため、リハーサルは全員がフェイスシールドをつけ、演出上でも接触しないという対策のもと行われた。出演者であるジャンも「うちのグループ(SUPER★DRAGON)は全部触らないようにしてる」と、気を使っている様子だ。ドラマ版から出演していた3人に加え、朗読劇で登場した芹沢というキャラクターを演じた弓木は、その場でも最年少。「金にモノを言わせる、イヤミなお坊ちゃん」という役柄ながら、ついかわいさが出てしまったのか、演出・ドラマ第2弾監督の滝本憲吾から「全然金にモノ言わせてないやん!」とつっこまれてしまい、思わず森崎も「かわいい~!」と笑顔を見せる。また実際の感覚を掴むため、滝本監督の財布を小道具がわりに渡された弓木に、森崎は「本当にお金出していいから!」とアドバイス。弓木が滝本監督の財布から札をばらまくと周囲は爆笑し、監督は「出してもいいけど、もっとちゃんとじっくりお金を見せて! 千円札しか出してないし!」と演出を入れていた。芹沢が自己紹介をするシーンでは、監督の指示で演じる弓木がアドリブで"金持ちキャラ"のエピソードを足すことに。「マウンテンバイクを何台も買い占めた!」と叫ぶ弓木に、板垣は「マウンテンバイクなの!?」と爆笑し、監督からは「単なるチャリ好きやんけ!」とツッコミが飛ぶ。実際にどんなエピソードが飛び出すかは、本番のお楽しみ。もちろん、先輩たちもアドリブについては予告を受け、監督からの「本番ではここで何かの音を足すから、リアクションして。事前に何の音にするか、言っておいた方がいい?」という無茶振りに、板垣とジャンは「内緒で大丈夫です」と頼もしく答えていた。一方で、朗読劇ならではの難しさも感じているようで、特に熱のある掛け合いの多い森崎と板垣は「ここは間があった方がいい?」「俺が溜めすぎたかな」と細かい部分も調整しつつ、つい互いの顔を見てしまう。"オンライン朗読劇”という形式のため、基本は掛け合いでも正面を向いていなければいけないという演出に、気持ちの持っていき方も含め「結構難しいことやってる! みんなよくやってる」(森崎)、「なんでできたんですか!?」(板垣)と苦笑する2人だが、「超特急は最後の20ページをほぼ本番で仕上げた」と聞かされると、「すごいなあ!」と感嘆していた。ますます白熱する後半のシーンでは、後輩の弓木に先輩たちから演技のアドバイスも。板垣は「芹沢は、ここで勝てなかったら父親から認められないわけだから、熱量が上がるんだよ。自分がリアルにEBiDANで頑張っていかないといけない時や、ライブの時の気持ちを思い出して」と実際の状況に紐づけて感情を引き出すように声をかける。リハーサルの中で成長を見せる弓木に、監督からは「今良かったよ! 良くなってる」という言葉もあり、全員で協力しながら物語を作り上げていた。生配信は18日12時30分、14時30分、19日17時、19時30分からと計4回行われる。
2020年07月18日リーディングドラマ「シスター」が6月25日(木)から8月5日(水)まで、オンライン上演される事が決定した。【チケット情報はこちら】2013 年に鈴木勝秀が書き下ろし、篠井英介&千葉雅子のタッグでわずか 1回のみ上演されたリーディング公演『シスターズ』。2017年3月にはタイトルも『シスター』と改め4年ぶりに上演、以降、実に38組に及ぶ俳優たちが、姉と弟、もしくは姉と妹の、少し不思議で、少し怖くて、とてもやさしい物語に挑んできた。今年の4月から5月には、新宿角座にて、7回目の公演として新たに17カップルの『シスター』が生まれるはずだったが、このコロナ禍において、やむを得ず中止に。しかし、その新宿角座での公演に出演予定だった俳優たちを中心に、オンラインでのリメイク上演が決定。すべて新作・撮りおろし。さらに今回から、大嶋吾郎が『シスター』のために書き下ろした音楽が登場する。PIA LIVE STREAMにて配信。チケットは6月18日(木)午前10時発売開始。■リーディングドラマ「シスター」[第一回配信]6月25日(木)18:00~7月1日(水)23:59佐津川愛美・浅利陽介桑原裕子・村田 充佐藤真弓・陳内 将[第二回配信]7月2日(木)18:00~7月8日(水)23:59貴城けい・佐奈宏紀笠松はる・輝馬[第三回配信]7月9日(木)18:00~7月15日(水)23:59とよた真帆・伊万里 有木村花代・多和田任益村岡希美・近藤公園[第四回配信]7月16日(木)18:00~7月22日(水)23:59貴城けい・宇野結也高月彩良・佐藤永典小野妃香里・佐奈宏紀[第五回配信]7月23日(木・祝)18:00~7月29日(水)23:59彩乃かなみ・橋本真一宮 菜穂子・澤村國矢池田有希子・大山真志[第六回配信]7月30日(木)18:00~8月5日(水)23:59とよた真帆・陳内 将久世星佳・伊藤裕一篠井英介・菅原永二
2020年06月17日朗読劇『僕とあいつの関ヶ原』『俺とお前の夏の陣』が6月27日(土)に無観客ライブ配信を実施することが決定した。『僕とあいつの関ヶ原』は2014・2015・2016年に続き4度目、『俺とおまえの夏の陣』は2015・2016年に続き3度目となる上演。今の映像界を牽引している吉田恵里香が原作・脚本、中屋敷法仁が演出を務め、戦国武将の義・情・愛の熱い人間ドラマが俳優を通して語られる。出演者は、2016年版で大好評を博したキャストが再び出演、音楽は日本を代表するアコーディオン奏者桑山哲也を迎え、生の朗読に生演奏をするというこれまでとは違う新たな形で上演。さらに上演後には演出家とキャストによるアフタートークも予定。この配信はライブ動画配信サービス「PIA LIVE STREAM」を通じて実施される。■「僕とあいつの関ヶ原」6月27日(土)開場13:45開演14:00終演後アフタートーク出演:荒田至法/尾関陸/黒羽麻璃央/染谷俊之/松田凌■「俺とおまえの夏の陣」6月27日(土)開場18:45開演19:00終演後アフタートーク出演:須賀健太/染谷俊之/黒羽麻璃央/猪塚健太〇チケット種別『僕とあいつの関ヶ原』オンラインライブ視聴券3,500円『俺とおまえの夏の陣』オンラインライブ視聴券3,500円オンラインライブ/2演目セット視聴券6,500円
2020年06月11日俳優の山崎賢人が1日、自身のインスタグラムを更新。絵本を朗読する動画を公開した。夏木マリの発案で始まった絵本朗読バトン。これまでに土屋太鳳、二階堂ふみ、水川あさみ、戸田恵梨香、窪塚洋介、斎藤工が参加し、斎藤から山崎へとつながった。山崎は「斎藤工さんから絵本の朗読のバトンをもらいましたので読みたいと思います」と説明してから、『小さい白いにわとり』を朗読。ハッシュタグで「#好きな話」と説明した。山崎の動画に、「イケメンすぎる」「声が癒しです」「やばい嬉しい幸せ!!!!!」「優しい声で幸せな気持ちになりましたぁ」「読む声に癒されました」「最高すぎる」などと歓喜の声が続々。「腕の筋肉かっこいい!」「腕の筋肉もかっこよすぎやん」と腕の筋肉にも注目が集まっている。なお、山崎は高畑充希へとバトンをつなげた。
2020年06月01日2018年3月に演出・田尾下 哲にて上演され話題を呼んだ同シリーズの続編となる、朗読で描く海外名作シリーズ 音楽朗読劇「嵐が丘」。世界三大悲劇とされるエミリー・ブロンテの名作「嵐が丘」に各回4名、全11公演34名のキャストが挑む。上演に先駆け行われた稽古にて、キャスト4名からのコメントが届いた。【チケット情報はこちら】ヒースクリフ役を演じる駒田航は、出演について「愛ゆえに狂人と化したヒースクリフ。普段朗読では善人寄りの役柄を任せていただくことが多い分、とても演じるのが楽しみです」とコメント。「いかに彼の歪んだ愛情を表現できるかが作品内容を大きく左右すると考えています。一生懸命時代感や心情を捉えつつ、その日その日のキャストの方々と新鮮な言葉を紡ぎたいと思っておりますので、楽しんでいってもらえたら幸いです」と意気込みを語った。キャサリン/キャシーを演じるのは、高校生の頃から朗読が好きだったという村中知。「朗読は登場人物の感情も目線も動きも姿勢、全てを声だけで表現します。少ない音と己の声での表現は難易度高いと思います」とコメント。稽古をしてみて「課題は山積み」とするが、稽古場の空気にやる気が増幅したといい、「役者が音楽にのせて声のみで表現す『嵐が丘』。演劇や映像作品のように鮮明に世界を感じていただけたら、役者冥利に尽きます。嵐が丘に皆さんを招き入れられるよう精一杯努めます」と公演への意気込みを語った。ヒンドリー、ヘアトン、リントンの3役を演じる新田杏樹は、実際の稽古の感想として3役を演じ分ける難しさを感じたといい、「僕が演じるヘアトンとリントンのセリフが、同じ場面で結構早いテンポで入り乱れている部分がありまして…声優ならではだなぁと、我ながら思いました(笑)演じ分けをしっかりはっきり分かりやすくして、お客様に違和感なく届けられるように頑張りたいと思います」とコメント。声の違い、セリフや役の解釈の違いでガラッと作品の雰囲気が変わってくるのかなと思う、と作品へ真摯に向き合う姿を見せた。ヒースクリフ、またエドガー/ロックウッドの2パターンでの出演をする中澤まさともは、「古典文学の作品世界へ行き、生きることが出来る。その中でも特殊な作品として伝え聞いていた「嵐が丘」に出演できるということは、誉高く思います。素直に楽しみでいました」と出演への喜びを語る。また各公演回ごとにキャストが変わる今作について「ロックウッド氏の立ち居振る舞いは、キャストによって大いに変わるはずで楽しんでいただけると思います。どの空間でも発見することが多く面白さと難しさ共に味わって充実しています」と稽古への手ごたえを話した。公演は2月17日(月)から2月24日(月・祝)まで東京・TOKYO FMホールにて。チケットぴあでは各公演回前日までチケット発売中。
2020年02月14日「それでも、生きていく」「最高の離婚」「カルテット」「anone」など、ヒットドラマの脚本家として活躍する坂元裕二の朗読劇「坂元裕二 朗読劇2020」の公演が4月14日(火)から東京・よみうり大手町ホールにて、25日(土)・26日(日)に大阪・松下IMPホールにて上演されることが決定した。坂元裕二 朗読劇2020 「忘れえぬ 忘れえぬ」、「初恋」と「不倫」のチケット情報脚本家・坂元裕二が、今、書きたいものを書き、自ら演出する「坂元裕二 朗読劇2020」。今作は、書籍「往復書簡初恋と不倫」に収載の「不帰(かえらず)の初恋、海老名SA」、「カラシニコフ不倫海峡」の2作品に加え、本公演のために書き下ろした新作「忘れえぬ 忘れえぬ」の、計3作品を上演する。坂元の作品を表現するのは、男女2名の豪華俳優陣。東京公演では高橋一生×酒井若菜、林遣都×有村架純、風間俊介×松岡茉優の3組が、3作品を回がわりで上演。大阪公演では新作の「忘れえぬ 忘れえぬ」と、「不帰(かえらず)の初恋、海老名SA」の2作品を上演、風間×松岡ペアが出演する。上演に際して、坂元からのコメントも到着。「ただ往復する手紙による物語で、今回で三作目になります。これまでに多くの方に朗読していただきましたが、読み手が変わるたびに、声という個性によってその色合いだけではなく、物語そのものが変わって感じられるのが何よりの面白さです。言葉と声しかない最小限の空間に浸り、楽しんでいただければ幸いです」と上演への意気込みを語った。また、音楽は新進気鋭のアーティスト、諭吉佳作/menが担当することも発表。この公演のために書き下ろされた新曲が作品を彩る。 坂元裕二による繊細で観る人を魅了する男女の会話劇、上演を楽しみに待ちたい。公演は4月14日(火)から22日(水)まで、東京・よみうり大手町ホールにて、4月25日(土)・26日(日)大阪・松下IMPホールにて。チケットぴあでは3月上旬よりチケットの先行発売を実施。一般発売は東京公演が3月14日(土)10:00、大阪公演が3月22日(日)10:00より。
2020年02月12日第一線で活躍する声優たちがリーディング形式で披露するリーディングシェイクスピア「ロミオとジュリエット」。12月17日に開幕した本作は、回替わりでキャストが異なる、日毎の組み合わせでの化学反応も魅力だ。12月18日公演がメディア向けに公開。構成・演出を手がける深作健太が作り出す新しい「ロミジュリ」を観劇した。【チケット情報はこちら】18日公演は、汐谷文康、帆世雄一、岸尾だいすけ、大海将一郎、夏川椎菜、下田麻美が出演。ロミオ役は汐谷、ジュリエット役は夏川と、活躍の場を広げる若手声優のふたりが演じたことで、出会いのときめきや、愛し合った5日間を瑞々しく表現。純粋だからこそ際立つ悲劇を演じきった。ロミオの盟友・ベンヴォーリオ役には帆世。ふたりを出会わせたどこか気の良いベンヴォーリオ、そしてふたりを引き裂くキャピュレット家・ジュリエットの父も兼任し、年代の違うふたりの男を演じ分けた。キャピュレット側に立つ血気盛んな青年・ティボルト、ジュリエットを思うも不幸な最後を遂げるパリス伯爵を演じたのは舞台出演も多い大海。動と静、相反する役をより演劇的に表現した。ロミオとジュリエットの恋を手助けしてくれる神父、そしてヴェローナを治める大公は、数多くの作品で存在感ある演技を魅せるベテラン声優の岸尾が兼任。ラスト近く、神父と大公をひとり演じわけながらストーリーを展開するシーンは、目の前で声優が演じる朗読劇ならではの魅力をたっぷり味わうことができる。そして同公演回で誰よりも目を引いたのは、マーキューシオ、乳母、そしてストーリーテラーも兼任した下田。乳母とマーキューシオが同じ声優?と思うかもしれないが、下ネタを交えながらジュリエットを慈しむ乳母、そしてやんちゃで向こう見ずなトラブルメーカー・マーキューシオを演じる姿は同一人物か?と思わせるほど。開幕の口上、ナレーション的な役割もこなし、確かな存在感を見せ付けてくれた。公演は12月22日(日)まで東京・サンシャイン劇場にて。チケットぴあでは各公演前日23:59まで購入できる当日引換券を発売中。公演回ごとの出演者は下記。12月21日(土)13時公演:白井悠介、田丸篤志、岸尾だいすけ、市川太一、西明日香、西村ちなみ12月21日(土)19時公演:中澤まさとも、帆世雄一、笠間淳、市川太一、工藤晴香、福島潤12月22日(日)12時30分公演:駒田航、神尾晋一郎、松田健一郎、安田陸矢、吉岡茉祐、福島潤12月22日(日)18時公演:中島ヨシキ、古畑恵介、松田健一郎、安田陸矢、田中美海、井上麻里奈
2019年12月20日リーディングシェイクスピア「ロミオとジュリエット」が12月17日(火)より22日(日)まで東京・サンシャイン劇場にて上演される。「ロミオとジュリエット」は言わずとしれた劇作家ウィリアム・シェイクスピアの名作戯曲。その作品を第一線で活躍中の人気声優が回替わりで出演し、リーディング形式で上演する。本作の構成、演出を担当する深作健太、また一部の出演者から本公演に対する意気込みを聞いた。リーディングシェイクスピア「ロミオとジュリエット」のチケット情報<構成・演出 深作健太>活躍する素敵な声優さん達と、朗読劇を御一緒するようになって三年目。一月の『ハムレット』に続き、十二月はいよいよ『ロミジュリ』です。この公演で、初めてシェイクスピアに触れる、そんなお客様も多いかと思います。いま世界中で〈格差〉が意識され、国境の〈壁〉が甦ろうとしている時代。遠い海の向こうの物語としてではなく、僕たち自身の物語として、心の〈壁〉を壊し、〈橋〉を架ける、そんな公演になればと思います。<田中美海>切なくも激しいロミジュリの朗読を演じることができてとても嬉しいです。非常に劇的なお話しなので台詞の言い回しなど、情熱に溢れる舞台に出来たらいいなと思います。動きもかなり多くなるということで、頑張ります…!<中島ヨシキ>誰もが知る名作が、朗読という表現でどう生まれ変わるのか、とても楽しみです。ロミオを演じられることもなかなかない機会だと思うので、噛み締めながら大切に演じさせていただきます。<夏川椎菜>憧れのジュリエット……!演じられることがとても幸せです。普段は声のみでお届けする朗読劇ですが、今回は動きもたくさんついていて、感情の動きや、行動の動機が想像しやすくなっていると思います!多くの人に知られているロミオとジュリエットだからこそ、深作さんの解釈や演出を再現できるように努めていけたらなと思いますし、その中に自分なりのジュリエットの解釈も盛り込んで演じていければと思います。<野上翔>恐らく「名前を聞いたことがない」という方がいらっしゃらないであろう世界的な名作に、今回朗読劇という形で参加させていただけて大変光栄です。皆様の心に残る朗読劇になるよう誠心誠意努めてまいります。<八代拓>僕は以前からシェイクスピアの朗読劇をしてみたいと思っていましたので、今回の公演に出演できて本当に嬉しいです。言わずと知れた名作、たくさんの方が演じられてきたロミオという役、自分の中でしっかりと向き合いながら朗読劇を作っていけたらなと思っています。是非たくさんの方に聴きにきていただけたら嬉しいです!
2019年12月16日LDHに所属するアーティストや俳優、モデルなど総勢34人が出演する朗読劇『BOOK ACT』が、来年2月5日から東京・日本青年館ホール、2月18日から兵庫・兵庫県立芸術文化センターで開催されることが9日、分かった。同公演はオリジナルストーリーの『ヒーローよ安らかに眠れ』『もう一度君と踊りたい』、鈴木おさむの小説が原作の『芸人交換日記』の3つの作品を期間ごとに上演。日替わりでキャストを組み替えながら、全17公演を予定している。今回発表されたキャストには、EXILEをはじめ、GENERATIONSやTHE RAMPAGE、FANTASTICSといったJr.EXILE世代のメンバー、さらにはE-girlsや劇団EXILEなど、グループやジャンルの垣根を超えた豪華な面々が集結。まさにLDHのオールスターキャストによる公演となる。4人の男と1人の女の人間模様を描いた『ヒーローよ安らかに眠れ』には、EXILEの黒木啓司、NAOTO、白濱亜嵐、関口メンディーに加え、モデルの佐田真由美や俳優の天野浩成、勝矢が出演。また本作の劇中歌には、EXILEのATSUSHIが今回のために書き下ろしたオリジナルソングが起用される。『もう一度君と踊りたい』には、GENERATIONSの佐野玲於のほか、THE RAMAPGEやFANTASTICSのメンバーが出演。トップダンサーを目指す若者たちの葛藤や絆、友情を描いた感動ストーリー。GENERATIONSの数原龍友が劇中歌を務める。GENERATIONSの小森隼と中務裕太が出演する『芸人交換日記』では、E-girls、劇団EXILEのメンバーやDream Shizukaが共演。2013年に内村光良監督により映画化もされた名作を、LDHアーティストと俳優陣が入り乱れ演じる。これまでも総合エンタテインメントプロジェクト「HiGH&LOW」シリーズや「PRINCE OF LEGEND」シリーズで、多数のLDHアーティストや俳優らがドラマや映画に出演。絶大なインパクトで話題を集めた。来年はLDHの6年に一度の総合エンタテインメントの祭典「LDH PERFECT YEAR 2020」も開催。舞台を朗読劇に代え、”LDH流エンタテインメント”で新たな形の朗読劇を仕掛ける。チケット販売は、12月13日からオフィシャルファンクラブ「EXILE TRIBE FAMILY」「E.G.F.C.」「We are D.I」で先行販売がスタート。一般販売は2020年1月18日より開始される。■出演者一覧『もう一度君と踊りたい』(脚本・演出/鈴乃音)佐野玲於、関口メンディー、陣、RIKU、与那嶺瑠唯、山本彰吾、岩谷翔吾、浦川翔平、藤原樹、長谷川慎、鈴木昂秀、佐藤大樹、澤本夏輝、瀬口黎弥、堀夏喜、木村慧人『芸人交換日記』(脚本・演出/鈴木おさむ)小森隼、中務裕太、青柳翔、鈴木伸之、町田啓太、SWAY、佐藤寛太、佐藤晴美、坂東希、石井杏奈、山口乃々華、Dream Shizuka『ヒーローよ安らかに眠れ』(脚本・演出/鈴木おさむ)黒木啓司、NAOTO、白濱亜嵐、関口メンディー、天野浩成、勝矢、佐田真由美■脚本・演出の鈴木おさむ氏コメントただの朗読劇ではなく、読み手が必ず心を震わせながら読みすすめる、BOOK ACT。普段はなかなか見ること出来ない、LDHの人たちが様々な組み合わせでチームを作る。全ての作品を通して新たなエンターテイメントをお見せ出来ると思います。このために書き下ろす『ヒーローよ安らかに眠れ』は、みなさんと“考える”大人な物語。なにが正解か? この選択は間違っているのか? ヒーローたちの選択に、きっと、熱い涙を流していただけるはずです。そして、『芸人交換日記』は、1月に小森隼×芸人さんで上演しますが、ここでは、LDHの所属メンバー同士で、やることにより、新たな熱量と爆発が起きると思っています!■EXILE NAOTOコメントこの度LDH PERFECT YEAR2020の中の演目のひとつでもあるBOOK ACTに出演させて頂く事となりました。EXILE TRIBEの面々やLDH所属の役者、アーティストが織りなす様々なドラマを是非直接感じに来て頂けたら嬉しいです。個人的にも久しぶりの朗読劇でもありEXILE TRIBEメンバーと同じ舞台に立つのは中々ないチャンスですので楽しみにしております!■小森隼(GENERATIONS)コメント今回のBOOK ACTは、LDHキャストオンリーで繰り広げられるのですが、今までになかったような組み合わせでの朗読劇が観れるのが、何よりの見どころだと思います。そして同じ演目でも配役が変わる事によって、舞台の色が変わっていくと思います。自分の演目でさえ客席から観たいくらい、全部の組み合わせが楽しみです。毎公演、新しい形でチャレンジし続けているLDHの朗読劇ですが、今回のBOOK ACTは今までにない公演数、そしてキャストで繰り広げられます。僕自身も未知の部分への挑戦もあり、凄くワクワクしています!
2019年12月09日東京・有楽町マリオンの「コニカミノルタプラネタリア TOKYO」では、朗読型の生解説プラネタリウム「“きみと見た星の物語” 冬のダイヤモンド」の上演を、2019年12月21日(土)よりスタートする。“朗読型”の生解説プラネタリウムプラネタリウムといえば、解説員が季節の星々や星座にまつわる神話などを生解説するもの、という認識が恐らく一般的だが、本プログラム「“きみと見た星の物語” 冬のダイヤモンド」は、プラネタリウムの原点とも言えるその生解説に“朗読”の要素を取り入れた、新感覚のライブ・プラネタリウム作品となっている。毎公演、異なる若手俳優2人が出演毎公演で異なる若手俳優が2人生出演するため、その日その場でしか生まれない、ライブならではの掛け合いも見どころの一つ。文化庁芸術祭賞をはじめ数々の受賞歴のある劇団「音楽座ミュージカル」による演出サポートのもと、星空の生解説と朗読による新しいプラネタリウム体験が楽しめる。星の見つけ方や、星座にまつわる神話をじっくりと紹介上映中は、プラネタリウムを訪れる機会が多い3つのライフステージを辿りながら、季節の星の見つけ方や、星座にまつわる神話などをじっくりと紹介。生解説という“プラネタリウムらしさ”を追求しながらも、朗読や最新のデジタルシアターといった新しい要素を加えた本プログラムは、新感覚の星空が体験出来そうだ。開催概要朗読型生解説プラネタリウム「“きみと見た星の物語” 冬のダイヤモンド」期間:2019年12月21日(土)〜土日祝のみの公演 ※上演終了時期未定時間:約60分料金:大人(中学生以上)/2,000円、子ども/1,200(4歳以上)場所:コニカミノルタプラネタリア TOKYO DOME1(多目的デジタルドームシアター)※曜日、時節によって上映時間が異なる。詳細は公式WEBサイト(より。
2019年11月10日