タレントの北斗晶が11日に自身のアメブロを更新。次男・誠之介さんからリクエストされ張り切って作った料理を公開した。この日、北斗は「なんでもいいよ。の…次男が」と切り出し、誠之介さんから「この前、5時に無中で作ってたジャーマンポテトが食べたい!!」(原文ママ)とリクエストされたことを報告。「そう言われたら、母ちゃん張り切ります」とコメントし「メッチャ簡単だけどね」とつづった。続けて「その代わり、お味噌汁を次男に作ってもらいました」と明かしつつ「よく見たら ほうれん草が、根だけ切られてそのまま入ってる」と説明。「作ってくれただけ有難い なんでもOK」と述べ「ジャーマンポテトは、最後に粗挽きコショウをたっぷり振って出来上がり」と完成した料理の写真を公開した。一方で「1番人気は…この水餃子のマンドゥ」と好評だった料理の写真も公開。「もちろん冷凍食品だよ~」と補足し「お箸が止まらなくなって大変だった~」とお茶目にコメントした。最後に「食後はテレビを見ながらスキンシップ」と愛犬達とハグをする自身の姿を公開し「可愛いのよ~」とつづり、ブログを締めくくった。この投稿に読者からは「美味しそう」「真似します」「作り方教えて下さい!!」などのコメントが寄せられている。
2024年03月12日タレントの北斗晶が9日に自身のアメブロを更新。行列が出来ていた店で購入した品を明かした。この日、北斗は「昨日の夜は、広島ホームテレビのプロデューサーさんにお誘いいただき」「お好み焼きを食べに行きました!!」と堪能したお好み焼きの写真を公開。「お陰様でお好み焼きは食べられたから次は…やっぱり牡蠣」「牡蠣と言えば広島!!時期的にもギリギリ間に合いました~」と牡蠣も堪能したことを写真とともに明かした。続けて更新したブログでは「お次はパワースポット宮島に向かいました」と報告し「宮島に渡るフェリーに乗ったら10分くらいで到着しました」と説明。「私の指の先にはあの有名な厳島神社の大鳥居 美しいー」と述べ「外国人の方も多くこれからの宮島はインバウンドですごくなりそうですね~」とつづった。また「行列のできてた揚げもみじ饅頭を買って食べてみました」と購入品を手に笑顔を浮かべる自身の姿を公開。「もっともっとゆっくり回りたかったけど飛行機に間に合わなくなるので残念ながら、ここで宮島とはさよなら…」と述べ「厳島神社にお参りできなかったのは残念だけどまた、来ます!!絶対に…次は家族と来たいなー」とつづり、ブログを締めくくった。
2024年03月11日タレントの北斗晶が8日に自身のアメブロを更新。飛行機が遅延し、かなり焦ったことを明かした。この日、北斗は「雪の影響で少しばかり飛行機が遅れました」と説明しつつ「広島空港に無事到着」と報告。「今日は生放送なので、飛ばなかったらどうしよう~とかかなり焦りました」と明かした。続けて「空港に着いてからある方を迎えに行きその後は、少しだけ原爆ドームに寄ってもらいました」と原爆ドームを訪れたことを報告し「平和を願う事しか出来ませんが…」とコメント。「広島県民の皆さんが立ち上がって頑張って来た証でもありますね」と原爆ドームの写真を複数枚公開し「平和な世の中でありますように…」とつづり、ブログを締めくくった。
2024年03月09日タレントの北斗晶が5日に自身のアメブロを更新。ハワイで墓参りをしたことを報告した。この日、北斗は「家族と会社の皆んなとそれぞれ待ち合わせをして社員旅行も含めて大人数でHawaiiに行ってました」(原文ママ)とハワイを訪れていたことを報告し「私達がバンクーバーに行くよりも」「ちょうど真ん中くらいの位置にあるハワイで待ち合わせた方がいいので」と説明。「バンクーバー~ハワイって日本の国内線くらいの値段で来られる」といい「もちろん、1番の格安ですが」と補足した。続けて「Hawaiiと言えば友達のお墓参り」と墓参りをしたことを報告し「会えなくなってもう24年くらい経ちます」とコメント。「彼女のひとり娘も、大きくなり綺麗になり彼女にそっくりになってきました」といい「いつものように沢山の報告をしました」と明かし、夫でタレントの佐々木健介との2ショットを公開した。また「何よりも、私はすーちゃんに短い時間でも会えたので」と孫・寿々ちゃんについて述べ「ばーちゃんはすーちゃんと2回ほど水浴びをしました」と報告。「お風呂が大好きなすーちゃんはお水を怖がることなく反対に喜んでました」と明かし、水浴びを楽しむ自身と寿々ちゃんとの2ショットも公開した。最後に「少し長めの休暇でしたが何よりもドルが高過ぎて」と述べ「とてもじゃないけど、買い物とか楽しめません」とコメント。「何してたかと言うと…寝てました」と明かし「寝溜めしてきたので今日もすこぶる元気です」とつづり、ブログを締めくくった。この投稿に読者からは「ハワイいいですね」「素晴らしい休暇になりましたね」「良かったですね」などのコメントが寄せられている。
2024年03月06日6月14日(金) に公開される映画『ディア・ファミリー』に、松村北斗(SixTONES)が出演することが発表された。世界で17万人もの命を救ったIABP(大動脈内バルーンパンピング)バルーンカテーテルの誕生秘話を、主演に大泉洋を迎え、月川翔監督が実写化した本作。心臓病疾患を持っている娘の命を救うため人工心臓を学び始めた坪井宣政(大泉)、彼と出会う研究医・富岡進を松村が演じている。富岡は、寡黙で人とは距離を置く性格で、荒唐無稽な一家の挑戦を冷めた目で見ていたが、宣政の娘への愛情と絶対に諦めない強い心を目の当たりにし、陰ながら研究を手伝うことになる重要なキャラクター。実在したモデルがいるという難役に挑んだ松村は「この映画は実際にあった出来事を題材にしていることもあり、その説得力は凄まじいものでした。いくつもの優しさと愛情が描かれているこの作品の中で、僕の演じた富岡進はその難しさに心を苦しめ、それでも答えを導き出す強さを持った憧れの人物です」とコメントしている。さらに、筋金入りの“TEAM NACSファン”を公言している松村にとって、憧れの大泉との初共演が実現。「大泉洋さんとの共演は僕の夢のひとつでした。現場でご一緒する時間で、空想だった尊敬がはっきりと実感のある尊敬に変わりました。そんな座長がいるチームが作った作品は切実で愛情深いものです」と熱い想いを語っている。また、本作で初対面となった松村に対し月川監督は「この物語の主人公の無謀にも見える挑戦に対して、過度な期待を抱かせないように距離を置く態度や、衝動的に込み上げる熱い想いの表出など、繊細にキャラクターに息吹を吹き込んでくださいました。わずかな目の動きや息遣いに至るまで、劇場空間で見る価値のある表現が作品に刻まれていると思います」と撮影期間内に信頼感を築き上げていったことを明かした。■松村北斗 コメントこの映画は実際にあった出来事を題材にしていることもあり、その説得力は凄まじいものでした。いくつもの優しさと愛情が描かれているこの作品の中で、僕の演じた富岡進はその難しさに心を苦しめ、それでも答えを導き出す強さを持った憧れの人物です。そして、大泉洋さんとの共演は僕の夢のひとつでした。現場でご一緒する時間で、空想だった尊敬がはっきりと実感のある尊敬に変わりました。そんな座長がいるチームが作った作品は切実で愛情深いものです。多くの方に見て欲しいと思う作品に少しでも関われたことを本当に嬉しく思います。■月川翔監督 コメント松村北斗さんに演じていただいた富岡という役柄は、実在の医師をモデルにしています。この物語の主人公の無謀にも見える挑戦に対して、過度な期待を抱かせないように距離を置く態度や、衝動的に込み上げる熱い想いの表出など、繊細にキャラクターに息吹を吹き込んでくださいました。わずかな目の動きや息遣いに至るまで、劇場空間で見る価値のある表現が作品に刻まれていると思います。■大瀧亮プロデューサー コメントグループで躍動されている姿とひとりの俳優として活躍されている姿を様々なメディアで拝見してきましたが、富岡という人物が持つ客観的な冷静さと秘める熱さの振れ幅を松村さんなら体現してくださると思いオファーに至りました。撮影前にSixTONESのライブを拝見し、一瞬で大空間を魅了する華やかさに大感動したのも束の間、撮影現場での謙虚な居住まいと真摯な役との向き合いに、更に魅了されました。実在の人物がモデルということで、芝居のトーンを丁寧に監督と構築されていたのが印象的です。こんな人が実際にいたのだという事実と共にこの大事なキャラクターの行く末を映画館で体感していただきたいです。<作品情報>『ディア・ファミリー』6月14日(金) 公開公式サイト:「ディア・ファミリー」製作委員会
2024年02月29日「SixTONES」の松村北斗が、映画『ディア・ファミリー』で大泉洋と初共演することが分かった。本作は、世界で17万人もの命を救ったIABP(大動脈内バルーンパンピング)バルーンカテーテルの誕生秘話を、主演に大泉洋を迎え『君の膵臓をたべたい』の月川翔監督が実写化。大泉さんのほか、菅野美穂、福本莉子、川栄李奈、新井美羽の出演が発表されていた。『キリエのうた』『すずめの戸締まり』「ノッキンオン・ロックドドア」など、近年、役者としての活躍が目覚ましい松村さんが演じるのは、心臓疾患を抱える次女・佳美の命を救うために、人工心臓を学び始めた宣政(大泉さん)が訪れた、東京都市医科大学の日本心臓研究所で研究医をしていた富岡進。寡黙で人とは距離を置く性格で、荒唐無稽な一家の挑戦を冷めた目で見ていたが、宣政の娘への愛情と絶対に諦めない強い心を目の当たりにし、影ながら研究を手伝うことになる重要なキャラクターだ。初めての月川組で、実在したモデルがいるという難役に挑んだ松村さんは、「この映画は実際にあった出来事を題材にしていることもあり、その説得力は凄まじいものでした。いくつもの優しさと愛情が描かれているこの作品の中で、僕の演じた富岡進はその難しさに心を苦しめ、それでも答えを導き出す強さを持った憧れの人物です」とコメント。また、筋金入りの「TEAM NACS」ファンである松村さんは、「大泉洋さんとの共演は僕の夢の一つでした。現場でご一緒する時間で、空想だった尊敬がはっきりと実感のある尊敬に変わりました。そんな座長がいるチームが作った作品は切実で愛情深いものです」と話し、「多くの方に見て欲しいと思う作品に少しでも関われたことを本当に嬉しく思います」と語っている。松村さんとは、今作で初対面となった月川監督は「この物語の主人公の無謀にも見える挑戦に対して、過度な期待を抱かせないように距離を置く態度や、衝動的に込み上げる熱い想いの表出など、繊細にキャラクターに息吹を吹き込んでくださいました。わずかな目の動きや息遣いに至るまで、劇場空間で見る価値のある表現が作品に刻まれていると思います」と話している。『ディア・ファミリー』は6月14日(金)より全国東宝系にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:ディア・ファミリー 2024年6月14日より全国東宝系にて公開©2024「ディア・ファミリー」製作委員会
2024年02月29日タレントのクリス松村が28日に自身のアメブロを更新。ニュースで知り衝撃を受けたことについてつづった。この日、クリスは「強風…おさまりましたかね…」と切り出し「街灯が折れる・・・というニュースが衝撃でした」とコメント。「頑丈…なんて思い込みは怖いな…と」と思ったことを明かした。続けて「さて、リビングストンデージーなのですが・・・陽はあるのに・・・あれ以来、花が開かなくなりました」と説明し「不思議な花」とコメント。「フラストレーションが・・・ということで、新しい花の種をまきました」と報告し「来週ぐらいには…芽が出るといいな」とつづり、ブログを締めくくった。
2024年02月28日タレントの北斗晶が23日に自身のアメブロを更新。少し長めの休暇をとることを報告した。この日、北斗は「少し長めのお休みをいただきます」と報告し「と…言ってもリモートでの仕事はしますが」と補足。自身について「本当に働いてないと不安になる」といい「このクセは良くないね~」とつづった。続けて「流石に去年の暮に立てなくなって」と振り返り「皆さんの【働きすぎだ】とのご心配コメントも増えて、真面目に考えるようになりました」とコメント。「根性!!世代はこれがダメなところ」と述べ「休めない性格の人が多いから」とつづった。また「そんな私にピッタリの本をある友人が教えてくれました」「死ぬときに後悔すること」と友人から本を勧められたことを明かし「強烈なタイトルのようだけど深く心に刺さりました」とコメント。最後に「会いたい人に会う そして、疲れた体を少し労わってやり寝る」と述べつつ「そんな訳で、いつもよりも少ないブログ投稿 時差投稿が増えますが、よろしくお願い致します」とつづり、ブログを締めくくった。この投稿に読者からは「ゆっくり過ごしてください」「寿々ちゃんに会いに行かれるんですか?」「癒されて来て下さいね」「いっぱい楽しんで来て下さい」などのコメントが多数寄せられている。
2024年02月24日映画『夜明けのすべて』(公開中)が第74回ベルリン国際映画祭 フォーラム部門に正式招待され、インターナショナルプレミア上映を実施。松村北斗、上白石萌音、三宅唱監督が登場した。同作は瀬尾まいこ氏による同名小説の実写化作。月に1度、PMS(月経前症候群)でイライラが抑えられなくなる藤沢美紗(上白石)と、パニック障害を患い、様々なことをあきらめて、生きがいも気力も失っている山添が、職場の人たちの理解に支えられながら、友達でも恋人でもないけれど、どこか同志のような特別な気持ちが芽生えていく姿を描いている。カンヌ国際映画祭・ヴェネツィア国際映画祭と並ぶ世界三大映画祭のひとつとされ、現地時間2月15日~25日で開催中の第74回ベルリン国際映画祭。『夜明けのすべて』は新しい視点を含む大胆で革新的な作品を集め、強い個性や多様性のある物語に注目する【フォーラム部門】に選出され、21日夜にインターナショナルプレミア上映が行われ、オフィシャルレポートが届いた。○■第74回ベルリン国際映画祭『夜明けのすべて』オフィシャルレポートベルリン国際映画祭に初参加となる松村、上白石、自身の長編監督作品全てが同映画祭に招待されている三宅唱監督が舞台挨拶やQ&Aなどに登壇した。21日の昼間からそれぞれ現地でのメディア取材に応じた松村、上白石、三宅監督は、Zoo Palastにあるレッドカーペットを訪れた。シックで艶やかなジャケット衣裳を纏った松村はベルリンに到着した感想を聞かれ、「日本の東京の小さな街で撮影した映画なので、渡航してようやくこの(ベルリンの)街の風景を見て、やっと今世界に届いているんだと感動し始めています」とコメント。さらに、昨年声優として出演した『すずめの戸締まり』(22/新海誠監督)が第73回ベルリン国際映画祭に正式出品されており、今年で2年連続の招待となるのだが、昨年松村は参加できなかったため、「リベンジの気持ちもあります!」と意気込みを語った。エレガントな黒いドレス姿を披露した上白石は、「まさか、人生の中で参加できると思っていなかった場所に、自分が大好きで大切に思っている作品を通して来ることができたのは何より嬉しいです」と、世界三大映画祭の一つという大きな舞台に参加できる心境を嬉々として話した。そのまま、映画祭メイン会場のBerlinale Palastに移動した一同。煌びやかなネオンのロゴと映画祭のシンボルとなる熊のマーク、そしてミラーボールが照らす会場は多くの一般参加者たちで活気づいており、現地の空気感を肌で感じた様子だ。そしていよいよ迎えた、インターナショナルプレミア上映。会場は18世紀末に建造され、話題作のみが上映される劇場Delphi Filmpalastで、選出発表時のSNS反響を受けて、キャパの大きな劇場での上映実施が急遽決定した。上映会には、国籍・年齢・性別問わず多くの観客が足を運び、670席の会場が満席に。すでに熱気に満ちあふれる中行われた上映前舞台挨拶では、大きな拍手で迎えられながら順番に壇上に上がった三宅監督、松村、上白石。松村と上白石は冒頭、「Guten Abend(グーテン・アーベント)!=こんばんは」とドイツ語で会場に呼びかけ、続けて流ちょうな英語で挨拶。本編上映後には、会場中に大きな歓声と称賛の拍手が響き渡り、同席していた監督キャストらも拍手で讃えられた。熱気冷めやらぬ中、松村、上白石、三宅監督はそのままQ&Aに登壇し、時間が許す限り観客から寄せられた質問に回答した。PMSやパニック障害というそれぞれの“生きづらさ”抱えた男女を演じた松村と上白石。「これらのテーマに関心を持ったからこの映画に参加したのか」という質問に対して、「この映画を通して全てを知ることは不可能だけれど、一歩、半歩でもその症状に対して寄り添ってくれたらいいな、という思いは強く持ちながら演じていました」と松村、上白石は「まず初めにお聞きしたいんですが……」と切り出し、「日本では女性の生理の話を男性とはしづらいのですが、それはこちらも一緒ですか?」と問いかけた。会場から「そうでもない」という反応を受け、「日本もそうなるといいな、そういうきっかけにこの映画がなればいいな、と思っています」と満面の笑みで語るなどし、観客とのコミュニケ―ションを楽しみながら終始和やかな雰囲気でQ&Aが行われた。プレミア上映終了後の囲み取材では、映画を観た観客の反応について「想像以上だった」と振り返った3人。三宅監督は「上映後、お客さんから力強い拍手をいただき感激しましたし、2人のキャラクター(山添くんと藤沢さん)を友達みたいに愛して観てくれていたんだと感じました」と胸いっぱいの様子でコメント。松村は「この映画は、いろんな人の人生がそのまま映し出されている映画なのですが、人生のしんどいこともと笑えることも、お客さんが一緒になって感じてくれている空気が伝わってきました」と、上白石は「会場の反応が鮮やかで本当にびっくりしました」と振り返った。初めてベルリン国際映画祭に参加したと松村と上白石だが、「お客さんの観方がすごくプロだなと思い、大変心地よかったです」と松村、上白石は「国籍や人種が違う色々な方がいましたが、みんな同じところで笑ったり、張り詰めたりしていて、文化や言葉を超えた共通の何かがあるんだな、と感じました」と新鮮な体験をしみじみと噛み締めた。Q&Aの感想を聞かれると、「もっとこの映画のことを知りたいんだな、という質問ばかりで、さらにこの映画への自信が湧きました」と松村、上白石は「たくさん手が挙がっていて嬉しかったですし、本当にみんなに愛されている映画祭なんだと感じました」とコメントした。2019年の『きみの鳥はうたえる』(フォーラム部門)、一昨年の『ケイコ 目を澄ませて』(エンカウンターズ部門)に続き、監督作品が3回目のベルリン国際映画祭選出となる三宅監督だが、「過去2作より今作の方が、“日本”というものを客観的に見る経験になった気がします。この映画がPMSやパニック障害、あるいはそれ以外のいろんな苦しみを抱えながら生きている人たちの物語でありつつも、同時に登場人物たちは“日本”という目に見えない縛りの中で生きているな、ということを、海外の方の反応を見たからこそ感じた部分はありました」と新たな発見もあったという。また、本作でのベルリン国際映画祭参加だけでなく、第51回アニー賞で声優賞(映画部門)へのノミネートを果たすなど、世界中から評価されている松村だが「(国際的に評価されることを)まだ野望と掲げていい立場に自分はいない」と謙虚に今の心境を語った。
2024年02月22日歌手の小柳ルミ子が18日に自身のアメブロを更新。タレントの北斗晶との2ショットを公開した。この日、小柳は「TBS『熱狂マニアさん!』の収録」とバラエティ番組『熱狂マニアさん!』(TBS系)の収録に参加したことを報告。「北斗さんとも久し振りにお会いしました」と北斗と久しぶりに再会したことを明かし「骨折の事気遣って下さいました」とつづった。続けて、北斗から「ルミ子さんの『乱』が好きで何時も聞いてるんです」と言われたそうで「本当!?有難う」と返答したことを説明。「ルミ子さんと写真撮ったって両親に言ったら喜びます」とも言われたといい、北斗との2ショットを公開した。最後に、北斗の人柄について「礼儀正しくて温かい方でした」とコメント。「北斗さーん!!どうやったらブログの【いいね!】があんなに増えるのォー?」と不思議そうに述べ「伺えば良かった 教えてェー」とつづり、ブログを締めくくった。
2024年02月19日SixTONESの松村北斗と、女優の上白石萌音がNHK 連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』以来の再共演となり話題になっている映画『夜明けのすべて』(公開中)。9日に全国で公開されると、4日間で興行収入1億8,000万円突破のヒットスタートを切った。瀬尾まいこ氏による同名小説を実写化した同作は、月に1度PMS(月経前症候群)でイライラが抑えられなくなる藤沢さん(上白石)と、パニック障害を抱え、様々なことをあきらめて、生きがいも気力も失っている山添くん(松村)が、友達でも恋人でもないけれど、どこか同志のような絆で生きて行く姿を描いている。第74回ベルリン国際映画祭【フォーラム部門】 に正式出品が決定し、世界から注目を集めている本作で、今回は、W主演を務めた2人にインタビュー。再共演で発見した互いの新たな印象や、作品から学んだことなどについて話を聞いた。○松村北斗&上白石萌音『カムカムエヴリバディ』での共演は「前世?」――朝ドラ『カムカムエヴリバディ』以来の再共演のお二人ですが、再共演だからこそ…という部分はありましたか?松村:再共演だからよかったというのと、時間が空いていたからよかったというのと、どっちもあります。『カムカム』の時には、「いろんなことを背負って歩いていける人」というイメージがあったので、すごく頼りにできると勝手に思いながら、もうあの時は“安子ちゃん”だったじゃないですか。上白石:久々にそのイントネーション聞いたなあ(笑)松村:“安子ちゃん”だったから(笑)。そこから撮影まで時間があるうちに偶然テレビで見たりとかして、原作も読んでいたので、グラデーション的に「あっ、藤沢さんの人なんだよな」と思うようになっていきました。上白石:もちろん、1度命をかけた時代の2人をやったからこその、遠慮せずいける感じはありました。でも『カムカム』は昭和、今回は現代で、役柄も全く違いますし年齢も逆転してますし、全然違う人として対峙できた気持ちもして。「そっか。そういえば夫婦やってたな」みたいな。「前世?」ぐらいの気持ちです。また全然違う関係性をゼロから、違和感なく築けたのがとっても嬉しかったです。どっちもしっくりきて、どっちも心地よかったし、作品の中にちゃんと入れたんだなという感じがしました。――PMSやパニック障害について、お二人が今作を通して「勉強になった」と思うところはありましたか?松村:常識程度には知っていると思ってたけど、正直全然知らなかったというか、認識も間違ってるんじゃないか、ズレがあるんじゃないかなと思うぐらい改めて知ったことがたくさんありました。症状がどんなものか伝わっていても、それに苦しんでいる人の思いや生活には、色んな意味で誤解があるんじゃないかなと思いました。上白石:私もそれぞれの名前は知っていたんですが、イメージがそれぞれ一個ずつしかなかったなと。PMSイコールこれ、パニック障害イコールこれ、というイメージだったけど、実際は人によって全然違うんですよね。「こんなに幅があるんだ」と。自分はそうではないけど、そのかけらを持ってるという気付きもあったりして。名前が付いたものってそれだけで見てしまいがちですけど、本当はもっと奥行きと幅があるんだなと、見方が広がったなと思います。PMSとかパニック障害だけじゃなく、世の中のいろんなものがそうなんだろうなと思いました。――作中の2人は不安定な時にお互いを支え合うシーンが描かれていましたが、お二人は実際にそういう時はどうしますか?松村:不安定になること、ありますもんね。上白石:方法もいっぱいありますよね。私、この2人に「いいな」と思うのが「ここ(胸に)抱えていると、自分にとって良くないから言わせてもらうわ」みたいなスタンスがあるところです。相手にもよりますけど、何かあった時に「私がこう言ったから、こう思ってる?」と聞くと、楽になる。「そうだよ」と言われたら謝れるし、「違うよ」と言われたら「ああ、よかった」と思うし。溜めないことが大事ですね。言えなかったら文字にするのでもいいし。この2人は病気をうまいこと使っていて、たくましい。「いいよね。パニック障害だから、そういうことできて」みたいな会話もあるんですけど、それが言えてしまうことすらいいし、相手のことを気遣うのも大事ですけど、たまには自分のためにものを言うのも必要だなと思います。松村:僕は「しんどいことやネガティブなことが1回タンクにぱんぱんにならないと、いいことが訪れない」と思ってて。実際に昔、空手を練習しても練習しても全然上手くならなくて周りにも置いてかれる中で、頑張って続けたら、ある時、周囲をポンと抜かすぐらい急成長することがあったんです。だからしんどい時は「今、タンクをためている途中なんだ」と考えて、諦めてます。しんどくなり続けなきゃいけないんだな、みたいな。そしたらどっかでポンってなるかなと。苦しいけど、続けるしかないし。上白石:そうなんだよなあ~。松村:しんどいことって探しても来ないし、逆に来たってことは、今タンクをためるチャンスが来てるからだと思って頑張ってます。1回ボンと上がったらまた、タンクの貯蓄が始まるんですけど……「なんでなんだろうな、人生は」と思って毎日頑張ってます。2人:(笑)――お二人は空気感も似ているところがあるように思いますが、ご自身で共通点を感じるところはありますか?上白石:……あります。すごく共鳴したことがあったのを、急に思い出しました。撮影の合間に、山添くんの家の上で「急に人に知られていくことについてどう思うか」という話をしたことがあって、2人とも斜めから見ていたんです。「わーい!」ってなれない2人。松村:ありましたね。事の発端は、僕が朝ドラの時の話を始めて。『カムカム』放送15分前の自分と15分後の自分は何にも変わっていないのに、世間が急に「稔さん稔さん!」となった。1週間くらい経ったら、もう街中でも「稔さん!」みたいになっていて。俺は何も変わってないのに、稔さんという役が魅力的だったから「もしかして、すごい俳優さんなんじゃないか」という目を向けられ始めて。ある人は「彼はすごい芝居した」と言ってくれてしまったから「いや、俺、何も変わってないよ、まだ」と。自分の周りの人にとっての自分がすごく上に行っちゃって、怖くて怖くてしょうがない、という話をしました。上白石:それに対して怯えているのが一緒で、「めっちゃわかります!」と言って響き合ったのを、思い出しました。「怖いですよね」と。だから『カムカム』の放送中とかも、きっと同じ思いを抱えて過ごしてたんだろうな。撮影中は世間の反応もわからないまま撮っていたし、放送中は会う機会がなかったので、今になって(笑)。深夜みたいな暗さの感じの共鳴でしたね。○「丁寧な暮らし」「ジョークのきいた話もする」新たに発見した一面――逆に「こんな素敵な一面があったんだ」と驚くようなところはありましたか?上白石:びっくりしたのが、現場でみんなお弁当食べている時に、端っこで野菜をムシャムシャ食べてて……。松村:(笑)上白石:「それ、持ってきたんですか?」と聞いたら、朝起きて準備して「野菜が足りないな」と思ってお弁当箱に入れて持って来ていたそうで。あと、いつも水筒を持ってるんですよ。「ちゃんと生活してる人なんだ!」と思って、すごく尊敬しました。松村:そうですね、うん。丁寧でしたね。上白石:丁寧な暮らしが垣間見えました。私も水筒を持とうと思って、静かに真似しました。松村:寒かったですからね。温かいよもぎ茶を入れて……。上白石:よもぎ茶だったんだ…… ! レベル高っ! 素晴らしい。忙しいと犠牲になりがちなんですけど、そこを守ってる人なんだと、より尊敬が増した瞬間でした。松村:レタス類とサラダホウレンソウをよく持ってきていました。血液検査すると、鉄分が少ないんで。よもぎ茶も造血作用があって。上白石:血が基本的に足りてない?松村:血液検査したら、担当の方が「なんだこの数値!」とびっくりしてたので……。あと、山添くんを演じるために体重を落としていたので、それもあって野菜多めの食生活でした。おいしいお弁当を用意してもらえると、色々食べちゃうので。上白石:すごいと思います。プロです。――松村さんから見た上白石さんの新たな一面はどうでしたか?松村:逆にね? 実は『カムカム』の頃はそんなに長い期間一緒にいたわけでもなく、「できた方」「本当に素晴らしい方です」みたいな感じだったんですけど、けっこう……。上白石:なんだ!?松村:ジョークのきいた話もするし。上白石:つまんないやつだと思われてた!?松村:ふざけたことを言ったら引かれるかなと思ったら、むしろジョークの方が多かったりとか。ちょっとダークでウィットに富んだ会話なんかも出てきて。上白石:「やるじゃん」って?(笑)松村:初めて「人だ」と思いました。それまでは「女優さん」な感じだったんです。でも、上品でセンスのいいお笑いの方だなと思って面白くて。大笑いするようなジョークじゃないんですけど、ずっとくすくす笑えるような感じが面白かった。それがあって会話が増えた記憶もあります。会話の仕方がわかったというか。上白石:松村さんの話がよく練られているんです。1回練って練り尽くして、ラジオで話した話をもう1回してくれてるみたいな。悔しくて! 面白いから。松村:ありましたね(笑)。そう、いくつかラジオから降ろして会話をしてみたりしつつ……。上白石:あれは、(反応を見る)オーディションだったってことですよね(笑)――作中の2人は問題を抱えながらも、周りの人に見守られている部分があります。「こんな優しい世界であったら」と思わせられる作品ですが、お二人はどのように感じましたか?上白石:こうであってほしいですよね。松村:そうですね、すごく難しいけど。できる限り多くの人があたたかいと思うような社会であったらいいなという気もしました。上白石:2人も、外の人には失礼な態度をとってたりしていて。特に藤沢さんは人をいっぱい傷つけてきたし、ここに描かれてないだけで、優しい人たちも誰かを意図なく攻撃してるかもしれない。でも優しくなれる瞬間があったり、優しくなれる相手がいたりするのはいいことだなと思います。いつも優しくいるのは無理かもしれないけど、そういう時間が1日の中に何回でもあれば素敵だなと。誰一人傷つけず生きることは無理なので。――2人も最初は傷つけることもあったというか、山添くんが「PMSとパニック障害は違う」ということを言って、藤沢さんが「PMSの方が下ですよね」と返すシーンも印象的でした。2人:あ~。上白石:そういう部分は誰しもあるし、そうなっちゃう気持ちはわかりますもんね。松村:一瞬引っ込ませかけて言う感じが、自分で試写を見ても「いやなやつだなあ」と思いました(笑)。山添くんも最初はそんなことを言う人間だったわけですし、たくさんの人を困らせて苦しんできた。実はすごくたくさんの人が苦しんでるし、そこで涙を流してる人もいると思うと、この物語があたたかく捉えられる社会であってほしい、そんな街があってほしいと思うような作品だったと思います。上白石:傷つけてしまった人にも、「どうか優しい相手がいてほしい!」と思っちゃいます。松村:どこかで、プラマイになってますように。■松村北斗1995年6月18日生まれ、静岡県出身。SixTONESとして2020年1月CDデビュー。俳優として映画、ドラマなどでも幅広く活躍。主な出演作に、映画『坂道のアポロン』(18年)、『ホリック xxxHOLiC』(22年)、『すずめの戸締まり』(22年 ※声の出演)、『キリエのうた』(23年)、ドラマ『パーフェクトワールド』(19年)、『一億円のさようなら』(20年)、『レッドアイズ 監視捜査班』(21年)、連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』(21-22年)、『ノッキンオン・ロックドドア』(23/EX)などがある。ヘアメイク:福田純子(Nestation)、スタイリスト: Shohei Kashima(W)■上白石萌音1998年1月27日生まれ、鹿児島県出身。2011年第7回「東宝シンデレラ」オーディションで審査員特別賞を受賞し、同年にNHK大河ドラマ『江~姫たちの戦国~』でデビュー。14年、映画『舞妓はレディ』で主演に抜擢され、日本アカデミー賞新人俳優賞などを受賞。主な出演作に、映画『ちはやふる上の句/下の句/結び』(16年、18年)、『溺れるナイフ』(16年)、『君の名は。』(16年)、『羊と鋼の森』(18年)、ドラマ『ホクサイと飯さえあれば』(17年)、『恋はつづくよどこまでも』(20年)、『オー! マイ・ボス! 恋は別冊で』(21年)、大河ドラマ『青天を衝け』(21年)、連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』(21-22年)、舞台『千と千尋の神隠し』(22年~)、『ダデイ・ロング・レッグズ』(22年)などがある。ヘアメイク:山田佳苗、スタイリスト:嶋岡隆・北村梓(Office Shimarl)(C)瀬尾まいこ/2024「夜明けのすべて」製作委員会
2024年02月19日松村北斗(SixTONES)と上白石萌音がW主演した映画『夜明けのすべて』より、撮影現場の裏側を切り取ったメイキング写真が公開された。瀬尾まいこの同名小説を映画化した本作は、月に一度のPMSで自らの感情をコントロールできなくなる藤沢さんと、パニック障害を抱える山添くんという、職場の同僚として過ごす中で互いの“生きづらさ”を知ったふたりが支え合っていく日常の物語。原作の印象を変えずに映像化するため、監督・三宅唱と共同脚本の和田清人は、「これは働くことについての映画であり、現実に生きづらさを抱える人たちがユーモアや人とのつながりによってそれを乗り越えていく物語になる」という2つの柱を軸に脚本を開発。そして三宅監督は、松村さんと上白石さんに直接会い、小説が持つ魅力や相違点について話し合い、2人の意見も取り入れながら、脚本を完成させた。上白石さんは「三宅監督や松村さんとはいつもいろんな話をしていました。映画とは関係ない話をしてゲラゲラ笑いあったかと思えば、これから演じるシーンについて新しいアイディアが生まれたり。会話から生まれたものがたくさんある現場でした」と撮影をふり返っており、友達でも恋人でもない同志のような関係を紡ぐ山添くんと藤沢さんのやりとりについて、「このやりとりだと恋愛的な要素が出てきてしまうのでは」と率直な疑問をぶつける松村さんとそれに答える監督の姿もあったそうで、演技をめぐる会話を含めた全ての会話を大切にし、チーム全体が心を開いて臨めた現場があったからこそ、本作を特徴づける特別な関係性を描くことができた。さらに、山添くんと藤沢さんのこれから歩む道筋が見えてくる大事な局面となるシーンが撮影されたクランクアップの日のエピソードも公開。クランクイン前には「その日その日の俳優の状態や天気にも臨機応変に対応できる、ある種の懐の深さをもって臨みたいと思っていました」と語っていた三宅監督だが、その日は一度差し込んだ太陽の光をもう一度捉えようと撮影隊が待つことに。松村さんが呪文のようなものを唱えながら晴れを祈り始めると、一同がわっと盛り上がる場面が。「本当に奇跡のような美しい光が差し込んできました。山添くんが持っている何かが作用したんでしょうね」と監督がふり返るほどの素晴らしい仕上がりとなり、「自転車のシーン、山添くんにとっての変化の象徴で、美しすぎて理由もなく涙がボロボロ出た」と最も印象的なシーンとして挙げる観客も。メイキング写真では、クランクアップ時の様子や職場でくつろぎながら話す2人、ベランダから指ハートを送る上白石さんや、撮影の合間に笑顔でリラックスする松村さんの姿などが収められている。そして本日より、副音声コメンタリー上映が全国の上映劇場で実施されることが決定。映画本編に合わせて、松村さん、上白石さん、三宅監督による撮影時の裏話をはじめ、ここでしか聞くことができないエピソードに注目だ。『夜明けのすべて』は公開中。(シネマカフェ編集部)■関連作品:夜明けのすべて 2024年2月9日より全国にて公開©瀬尾まいこ/2024「夜明けのすべて」製作委員会
2024年02月16日本誌グラビアではハート形の風船に囲まれて、バレンタインデームードたっぷりのSixTONES・松村北斗(28)。主演映画『夜明けのすべて』では、パニック障害に悩む主人公を演じる。役柄との共通点や、松村自身が抱える「生きづらさ」って?PMS(月経前症候群)とパニック障害。周りからは理解されにくい「生きづらさ」を抱える主人公2人の関係を、優しく繊細に描く映画『夜明けのすべて』。主演の松村北斗は、本作に臨むにあたって、強く意識したことがあるという。「PMSやパニック障害を、作品の“うまみ”にしてはいけないと思いました。興味を引きやすいテーマですが、原作を読んだとき『素敵だな』と感じた世界観を崩したくなくて。物語の主軸は生きづらさではなくて、登場人物の関係性。2人にとっては、病気も人生の要素の一つなんです。ただ、気をつけようと思うほど、演じるのは難しくて。手探りで少しずつ形にしていきました」そんな松村が演じているのは、パニック障害が原因で生きがいも気力も失ってしまった青年、山添孝俊。彼は、自身と共通点が多い役柄だったそう。「山添くんも僕も、周りの人に勘違いされやすいタイプ。悪気はないのに、冷たいとか自分勝手だと思われてしまいがちです。僕も、自分なりに試行錯誤して生きているのですが、バランスが悪く伝わってしまうことも多くて。ただ、そういう経験が、今回の役作りでは助けになったと思います」そう、自身が抱える「生きづらさ」を明かしてくれた松村。自分の心を守るため、いつもどんな対処をしているのか。「大勢の人から言葉が返ってくる仕事なので、いろいろと考えてしまうときもあります。でも、自分を守れるのは自分だけ。心を壊さないように、意識的に隠している部分も。カニじゃなくてカニかまって言っておくみたいなことです(笑)。中学生のころから芸能界にいるから身についた生きるすべですね」劇中、山添くんは転職先で、もう一人の主人公、藤沢さんと出会う。第一印象はよくない2人だが、お互いの「生きづらさ」を知ることで少しずつ歩み寄っていく。実は松村にも、徐々に大切な存在になった人物がいるそう。「メンバーのジェシーです。出会ったころは、2人になると気まずいし、おもしろくないと思っていました(笑)。でも、同じグループになってから、彼の魅力にどんどん惹きつけられていって。今では、かけがえのない存在になりました」最後に、目前に迫ったバレンタインデーの思い出を聞くと、意外な答えが返ってきた。「ほとんどないですね。チョコも小学1年生のときに1つもらっただけなので。本命をもらってみたい気持ちもありますけど、たぶん実際はびっくりして、あたふたしちゃう気がします(笑)」
2024年02月15日SixTONESの松村北斗と女優の上白石萌音がW主演を務める、映画『夜明けのすべて』(公開中)の公開4日間の興行成績が、明らかになった。9日に全国222スクリーンで公開初日を迎えた同作。11日までの週末3日間で観客動員10万人(106,249人)、興行収入1億5,000万円(1億5,242万6,180円)を突破。12日までの公開4日間総累計では、観客動員13万人(13万835人)、興行収入1億8,000万円(1億8,620万6,120円)を記録し、ヒットスタートとなった。また、22日には「第7回ベルリン国際映画祭」の正式招待を記念して行われる「一夜限りの特別限定ダイジェスト付き上映」にて、映画祭に参加する松村や上白石、三宅唱監督の様子を収めた映像付きの上映会が行われる予定となっている。【編集部MEMO】映画『夜明けのすべて』は、瀬尾まいこ氏による同名小説の実写化作。月に一度、PMS(月経前症候群)でイライラが抑えられなくなる藤沢美紗(上白石)と、パニック障害を患い、様々なことをあきらめて、生きがいも気力も失っている山添が、職場の人たちの理解に支えられながら、友達でも恋人でもないけれど、どこか同志のような特別な気持ちが芽生えていく姿を描いている。NHK 連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』で夫婦役を演じた松村北斗と上白石萌音が、映画初共演でW主演を務める。(C)瀬尾まいこ/2024『夜明けのすべて』製作委員会
2024年02月14日タレントの北斗晶が13日に自身のアメブロを更新。可愛くて孫・寿々ちゃんに購入した品を公開した。この日、北斗は「本日も5時に夢中を見ていただきましてありがとうございました」と述べ「KOBOSUNAという新しいコーナーが出来て」と説明。「クロワッサンを、ボロボロこぼさずに食べる難しいコーナーでした」と明かし「視聴者の方からは面白かったとメッセージがとどいたので、この新コーナー確定になるとおもいます」とつづった。続けて「女の子の物を見るとなんでもすーちゃんに買いたくなります」と述べ「これは若い女の子が洗顔とかの時に」「つけるやつ…だと思う!!」とヘアバンドを着用した寿々ちゃんの姿を公開。最後に「可愛いから買ったけど。速攻で嫌がって取っちゃいました」と寿々ちゃんの様子を報告し、ブログを締めくくった。この投稿に読者からは「可愛いですね」「なんでも買ってあげたくなりますよね」「またつけてくれると良いですね」などのコメントが寄せられている。
2024年02月14日松村北斗(SixTONES)と上白石萌音が共演した、瀬尾まいこ原作映画『夜明けのすべて』が、4日間で動員数13万人、興行収入1億8620万円を突破したことが分かった。2月9日より全国222スクリーンで公開を迎えた本作。2月の第2週のFilmarks初日満足度ランキングで1位、Yahoo映画で☆4.5を獲得(2/13時点)。TOHOシネマズのアンケート調査(2/13AM8時時点)では90%以上の人が「非常に良かった」「良かった」を選択し、84%の人が本作を勧めたいと回答する高評価を得ている。また、SNSでの「今年もしくは生涯ベスト級。この映画で救われる人は多いはず」「優しくて暖かくて、寄り添ってくれる素敵な映画」「自然と涙が溢れた。今を生きる多くの人の胸に響く作品だと思う」といった口コミの公開も相まってか、各劇場では満席の回もあり、鑑賞層も幅広い世代にまで広がっているようだ。すでに、「第74回ベルリン国際映画祭」フォーラム部門に正式招待作品され、台湾・韓国・香港での上映も決定し、世界中からも注目を集めている本作。今月22日(木)には、ベルリン国際映画祭の正式招待を記念して行われる<一夜限りの特別限定ダイジェスト付き上映>として、同映画祭に参加する松村さんや上白石さん、監督・三宅唱の様子を映像に収め、劇場でしか観ることのできない映像付きの上映会が開催予定となっている。『夜明けのすべて』は公開中。(シネマカフェ編集部)■関連作品:夜明けのすべて 2024年2月9日より全国にて公開©瀬尾まいこ/2024「夜明けのすべて」製作委員会
2024年02月13日タレントの北斗晶が10日に自身のアメブロを更新。あまりの可愛さに箱買いした品を紹介した。この日、北斗は「お天気が良くて暖かいので東京に出る前に寿々と一緒に、お散歩」と切り出し「6ヶ月にもなるとずっしり重くなって更に体がしっかりしました!!」と孫・寿々ちゃんを抱っこする自身の姿を公開。「実家にあるこの黄色い花がとてもいい匂いでこの花はなんて花でしょうか!?」と写真とともに問いかけつつ「もう直ぐ春が来ますね」と述べ「今年の春は花粉が凄くないといいけど」とコメントした。続けて「花粉と言えばメイクのきどちゃんが持っててあまりの可愛さに速攻で楽天ポチッ」と段ボールに入った品の写真を公開し「すーちゃんがアンパンマンが好きなので鼻セレブのアンパンマンを箱買い」と説明。「鼻セレブだから柔らかいし分厚くなくて持ち歩きにぴったりの大きさなので買いだめしました~」と述べ「スーツケースの隙間に埋めて少しでも多く持って帰れるといいけど」とつづった。この投稿に読者からは「便利ですよね」「こんな可愛いやつあるんですね」「たくさん持ち帰れると良いですね」などのコメントが多数寄せられている。
2024年02月11日女優の上白石萌音が、10日に都内で行われた映画『夜明けのすべて』(公開中)の公開記念舞台挨拶に松村北斗、光石研、りょう、三宅唱監督とともに登壇した。同作は瀬尾まいこ氏による同名小説の実写化作。月に1度、PMS(月経前症候群)でイライラが抑えられなくなる藤沢美紗(上白石)と、パニック障害を患い、様々なことをあきらめて、生きがいも気力も失っている山添が、職場の人たちの理解に支えられながら、友達でも恋人でもないけれど、どこか同志のような特別な気持ちが芽生えていく姿を描いている。○■松村北斗、光石研の返しに爆笑「上手なことをおっしゃる(笑)」撮影を振り返った光石は「お二人(松村と上白石)が醸し出す空気が、現場の空気を作るような感じだったもんですから、邪魔しちゃいけないと思って。おとなしくおとなしくしてなるべく目立たないようにしていました」と話す。しかし、実際の撮影現場での姿は違ったようで、松村から「何をおっしゃいますか! お昼時間はもう話を回していたじゃないですか!」とツッコまれてしまう。上白石からも「栗田化学のみんなはプラネタリウムで使うように小さいライトを持っているんです。休憩中の光石さんが『よ~い』の声がかかったときに私の顔にライトをバンッて(当ててきて)……そういうことをしてケラケラ笑って『おかしいおかしい』といいながら(笑)」と“いたずら”を暴露されてしまい、光石はタジタジに。壇上で深々と頭を下げ、笑いを誘った。このエピソードを聞いた松村は「今のは2歳児とのエピソードではなく?(笑) 光石さんとのエピソードで間違いない?」と上白石に問いかける。これに光石が「62歳児です……」と返すと、「上手なことをおっしゃる(笑)」と笑いをこらえられずにいた。
2024年02月10日SixTONESの松村北斗が、10日に都内で行われた映画『夜明けのすべて』(公開中)の公開記念舞台挨拶に上白石萌音、光石研、りょう、三宅唱監督とともに登壇した。同作は瀬尾まいこ氏による同名小説の実写化作。月に1度、PMS(月経前症候群)でイライラが抑えられなくなる藤沢美紗(上白石)と、パニック障害を患い、様々なことをあきらめて、生きがいも気力も失っている山添が、職場の人たちの理解に支えられながら、友達でも恋人でもないけれど、どこか同志のような特別な気持ちが芽生えていく姿を描いている。○■松村北斗&上白石萌音に三宅唱監督からサプライズ!公開まで撮影・プロモーション活動に務めたW主演の松村と上白石に、三宅監督からサプライズで感謝の手紙が。「お2人へ。こんにちは。こういうサプライズの手紙で泣くと翌朝のニュースになったりもしますが、泣かせる気は一切ありませんので、笑顔もしくは完全な真顔でお聞きください。早速ですが、最近僕が新しく発見したことを報告しますと、上白石さんと松村さんがどういう人かを一言で言うなら、お二人とも“本気な人”であるということです。お二人の本気さは歯を食いしばって踏ん張るようなレベルよりももっと本気です。本気だからこそ丁寧にやるし、本気だからこそユーモアも忘れないし、その結果、柔らかくて穏やかな人になっているんだろうと僕からは見えていました。お二人とも瀬尾さんの書いた小説を大切に思うからこそ、悩んだことはたくさんおありかと思いますが、最後まで本気になることを恐れずに、また本気でい続けることを諦めずにいて、だからお二人とも最高にかっこいい俳優なんだなと思います。思えば、藤沢さんもいつも本気の人だし、山添くんもずっと本気の人でした。また、本編ではカットしてしまったシーンですが、藤沢さんのもとにタクシーで駆けつけるりょうさん演じるお母さんも本当に本気の顔をしていたし、光石さん演じる栗田社長も今はここにいない家族の位牌に本気で手を合わせていました。そんな皆さんのおかげでもうめちゃくちゃいい映画ができました。この手紙それぞれに書こうと思ったものの、2人セットになってしまってすみません。でもお二人のコンビネーションは最高でした。この映画の上白石萌音が素晴らしいのは、相手が松村北斗だったからであり、この映画の松村北斗が素晴らしいのは相手が上白石萌音だったからです。俳優というのは、俳優という仕事はなぜ美しいのか? その答えは自分1人で輝くのではなく、一緒にいる相手を輝かせ、相手と共に輝くことができるからだとお二人が教えてくれました。2人は周囲の俳優も輝かせ、僕らスタッフの仕事も輝かせ、そして映画を観る多くの人の生活も輝かせてくれるだろうと確信しています。素晴らしい仕事に改めて心から感謝と拍手です。ありがとうございました」この手紙を受け取った松村は「ありがとうございます。本当に……」と感動した様子で監督からの言葉をかみ締める。「映画ってこの1枚のスクリーンのもの。言葉をお借りするようですけど、それ以外のものまですべて本気な方。現場での人間関係であるとか、時間の有意義さであるとか、そういうものにもすべて本気で素敵な方だなと思います」と話す。さらに「三宅監督が1番本気で努力される方なのに、自分の努力を人の称賛のために上げてしまえる優しさは、映画監督と俳優として出会ったとかじゃなく、人として惚れている部分であり、人としてもらっていかなきゃいけない部分だなっていうのを改めて、この手紙で感じて本当にこの手紙に出会えてよかったです」と感謝を伝えていた。上白石も「ずるいですよね……」と感慨深げ。「監督と初めてお会いする前に、実はお手紙をいただいていたんです。もう何万字という卒論ぐらいの……その時から私は監督に心をつかまれっぱなしで、また今日もこうして言葉をいただいて、私は本当に監督がくださる言葉が好きで、素敵な言葉をお持ちということは、その心と器が素敵ということ。この映画に出会えてよかったですし、監督に出会えて良かったですし、監督のもと、皆さんと出会えて本当に幸せだなと思いました」とメッセージを送った。
2024年02月10日映画『夜明けのすべて』(公開中)の公開記念舞台挨拶が10日に都内で行われ、松村北斗、上白石萌音、光石研、りょう、三宅唱監督が登壇した。同作は瀬尾まいこ氏による同名小説の実写化作。月に1度、PMS(月経前症候群)でイライラが抑えられなくなる藤沢美紗(上白石)と、パニック障害を患い、様々なことをあきらめて、生きがいも気力も失っている山添が、職場の人たちの理解に支えられながら、友達でも恋人でもないけれど、どこか同志のような特別な気持ちが芽生えていく姿を描いている。○■松村北斗、上白石萌音からの感謝にまんざらでもない表情「いいんですよっ!」同作の内容にちなみ、「日々の生活の中で心がけている思いやり」について聞かれた松村。「本当に自己満足なんですが、仕事現場ってたくさんの人数がいて、みんなで一斉に移動していくってことがある」と話し始める。「例えばちょっとした段差がある時に、後ろの人が会話に熱中していたら気づかないんじゃないかと思って、『おぁ』と(言って)、膝を曲げて沈むようにしてます」と、わざとつまずくふりをしていると壇上で再現しながら話した。これには会場からも驚きの声が上がるが、松村は「普段グループでやっていて、他に5人いるので、誰にもケガしてほしくないということもありますし……」とメンバー愛からくる行動だということを明かしていた。しかし、ここまで撮影・プロモーションをともにしてきた上白石は、松村のこの行動に気が付いていなかったそうで、「私が全然察知できていなかった……」と反省した様子。これに松村は「いや、シームレスですから僕は。気づかない間に潜在(意識)の中に入っていきますから」とフォローする。改めて「松村さんに感謝です。私が転ばないでいられるのも……」と上白石から感謝を伝えられると、「とんでもないです! いいんですよっ!」とまんざらでもない表情を見せていた。また、松村は降壇時に階段を降りる際にも、しっかり“わざとつまずく”思いやりを披露。会場の笑いを誘っていた。
2024年02月10日NHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」、アニメーション映画『すずめの戸締まり』、『キリエのうた』ほか、「SixTONES」はもとより俳優としても近年ますます目覚ましい活躍を見せる松村北斗。その松村さんが、上白石萌音とダブル主演を務めた映画『夜明けのすべて』が、2月9日(金)に劇場公開を迎える。松村さんが本作で扮したのは、パニック障害を抱える会社員・山添くん。公開後、その高解像度の演技は観る者に浸透し、耳目を集めることだろう。本稿では、『夜明けのすべて』を中心に、俳優・松村北斗の魅力を紐解いてゆきたい。苦悩を「直には見せない」作品で輝いた表現力映画『夜明けのすべて』は、瀬尾まいこの同名小説を『ケイコ 目を澄ませて』の三宅唱監督が映画化したもの。本作の特長はいくつもあるが、ここでは「間接」と「生活」に注目したい。三宅監督の作品はあらゆる登場人物に“人生”がにじむのが魅力(本作でも各人に詳細なプロフィールを用意したという)。これは我々が他者と接する際もそうかと思うが、どういう人物でどんな生活を送っているのかがコミュニケーションの中で「伝わってくる(こちらが察していく)」つくりになっており、「観客にわからせる」目的の説明ゼリフや描写を排している。また、山添くんがパニック障害の発作を起こすシーンなど、ダイレクトに苦しみを伝える描写は作中で2回ほどに留められ、「山添くんが発症した日」というような回想シーンもない。これは先日、三宅監督が登壇したティーチインイベントで話していたことだが、「(現在と過去を行き来する構成で)温度や鮮度が失われ、苦しみが見えなくなる」のを避けるためだという。代わりに山添くんが同僚の藤沢さん(上白石萌音)に“その日”を淡々と話すという処理がなされ、非常にリアルだ。俳優演出においても、観客に“訴える”ような圧の強い説明的な芝居はまるで見受けられない。だが、松村さんの演技からは山添くんの懊悩や絶望が痛いほどに伝わってくる。いや、伝わるというよりも「香る」くらいのエレガントな味付けで、あまりにも自然。それが故に、藤沢さんとの交流を経て山添くんが日々に微かな希望を見出していく展開が静かな感動を呼ぶ。しかもそれはあくまで“結果”であり、最初からそこを目指して逆算していたわけではない――と違和感なく思わせてしまうのが絶妙。先述したイベント内で三宅監督は「松村さんと上白石さんでなければ自然で身近に感じられるような映画にならなかった」と語っていたが、「上手さ」という技巧を感じさせない点に、松村さんの卓越した感性と表現力が光る。「どこを切り取っても人生が乗っている」人物理解度先に述べたリアルな作風は、俳優においては「セリフに乗っかる」「強い芝居を中心に構築する」アプローチができない。特に山添くんは、自分がパニック障害であることを周囲に隠している人物。かつパニック障害と紐づいた倦怠感やローテンションは周囲(いわんや観客)に「やる気がない」という誤解も与えてしまい、その奥にある真実にまで到達できない他者もいる。だが本人の心身にはパニック障害と闘ってきた歴史が刻まれている。リアリティを重視し、そうした悩みや苦しみを「ダイレクトには見せない」方向にかじを切った本作は、人生の密度を見せなくても伝わるくらいに上げるという意味で――演じるうえで実に難易度が高い。例えばPMS(月経前症候群)の症状でイライラを爆発させてしまった藤沢さんへの「軽い会釈でやり過ごす」シーンや「お疲れ様です」の発声一つとっても山添くんのパーソナリティが見えてくるし、その彼が他者に心を開いていくグラデーションにまるで不純物が見えないのは、松村さんの役作りの強度がゆえだろう。映画の撮影は必ずしも順撮り(脚本の順番通りに撮影すること)ではないし、数週間~数か月かけて行われるものだ。瞬間ではなく常に質を落とさず一人の人物を演じ、「どこを切り取っても人生が乗っている」当たり前を芝居で見せるのは、万人ができることではない。しかも本作はそれをさらりとこなしているように見えないといけないわけで、『夜明けのすべて』は松村さんの比類なき才を堪能できる映画ともいえるだろう。アニメ界のアカデミー賞候補に日本人史上2人目の選出そして驚かされるのは、松村さんが決して「ナチュラル演技」のみ(それだけでも十分凄いのだが)の演者ではないということ。作品のテイストや演じる人物に応じて、表出方法をアジャストしている点も興味深い。例えば地上波ドラマには大なり小なり「型」が存在し、その枠に収まる芝居をするパターンが多いがそれもこなし、岩井俊二監督の映画『キリエのうた』では行方知れずの婚約者を探し続ける青年の“歳月”を心身に乗せて表現。抑えていた感情が溢れだしてしまうシーンがエモーショナルなのは、観る者がその人物が歩んできた人生を感じ取れるからだ。ただ「泣く」のではなく、「これまでの人生があって、様々な感情の蓄積があって、その帰結として泣いてしまう」を丁寧に積み上げた結果であり、この構築に手を抜かないからこそ、松村さんの芝居は深く響くのだろう。『すずめの戸締まり』では椅子に変えられてしまった青年という独自性の強いキャラクターに扮し、声のみに集約させる芝居においても演技力を発揮。アニメーションにおいては、画に合わせた“強い”芝居も必要になるものだ。それこそ本作は「日本を災厄から救う」物語なわけで、凄まじい熱量と描き込み、カメラワークが画面上で展開する。その中で生き抜き、使命を果たそうとする人物の“心”を声に乗せるということ。松村さんの演技は国内のみならず高く評価され、アニメ界のアカデミー賞と呼ばれるアニー賞でBest Voice Actingにノミネートを果たしている(日本人史上2人目。授賞式は、日本時間2月18日開催)。ちなみに、新海誠監督は『キリエのうた』撮影時に岩井監督から松村さんの魅力を聞き、『すずめの戸締まり』のオーディションに呼んだのだとか。こうしたエピソードからも、関わったクリエイターがほれ込む才能の持ち主であることがわかる。現在28歳の松村北斗、この先のキャリアでどんな人物の人生を生きてゆくのか、新作の発表を楽しみに待ちたい。(SYO)■関連作品:夜明けのすべて 2024年2月9日より全国にて公開©瀬尾まいこ/2024「夜明けのすべて」製作委員会
2024年02月08日SixTONESの松村北斗と女優の上白石萌音がW主演を務める、映画『夜明けのすべて』(公開中)のメイキング映像とメイキング写真が7日、公開された。○■松村北斗、三宅唱監督と共演者に信頼感「撮られている感覚がほとんどなかった」今回公開されたのは、8mmフィルムで撮影されたメイキング映像。あたたかいBGMとともに、山添くん(松村)と藤沢さん(上白石)の職場である栗田科学で出演者たちが仲睦まじく笑い合う風景や、松村と上白石らのオフショットの数々が映像を彩っている。山添くんと藤沢さんが働く栗田科学は、家庭用プラネタリウムや顕微鏡などの科学工作玩具の製造・販売を行う会社。社長の栗田和夫(光石研)は「無理なく、怪我なく、安全に」がモットーで社員の健康を第一に考えている。職場で山添くんがパニック障害の発作を起こしたり、藤沢さんがイライラを爆発させたりしてしまうが、社長をはじめ栗田科学の職員たちは優しく2人に寄り添う。芝居とはいえ実際に過換気症候群になるリスクを伴った発作のシーンについて松村は「練習から本番まで、発作を起こすシーンではつねにすぐ近くに医療監修の先生がいて、リアルに見えるかを確認しながら、同時に僕のケアをしてくれました。そこは、最初から三宅唱監督が気遣ってくれていましたね」と振り返る。さらに「まるで栗田科学にいるような、楽しくて居心地のよい現場でした。演じるみなさんも役そのままという感じで。多くのカットで、今撮られているなって感覚がほとんどなかったんです。おかげで芝居にだけ集中できました」と監督や他の役者と良いチームワークを築き山添くんを演じ切れたと話した。上白石も「演じるうえで悩んだり苦しかったりしたことはたくさんありましたけど、そういうものすべてをプラスのエネルギーに変えられる現場でした。全員が一個一個のシーンにこのうえなく愛情を注いでいる現場で、まだ終わりたくない、ずっとここにいたいと思いながら撮影していました。みんなで何かをつくるってこんなに楽しいんだ、と思い出させてもらった気がします」と撮影現場を回顧。撮影現場全体に漂うインクルーシブな雰囲気や意識、姿勢についても「三宅組はたしかに栗田科学でした」と断言した。メイキング映像には、松村と上白石が撮影の合間に公園で和気あいあいとはしゃぐ姿など、役ではないふたりの素顔も垣間見ることができる。さらに撮影現場の裏側をフィルムカメラで撮影したオフショットも解禁。絶妙な距離感で佇む松村と上白石はまさに山添くんと藤沢さんそのもの。2人でブランコを漕ぐ姿や、休憩中にくつろぐ松村、マフラーに包まる上白石など、それぞれのリラックスした表情も見どころとなっている。【編集部MEMO】映画『夜明けのすべて』は、瀬尾まいこ氏による同名小説の実写化作。月に一度、PMS(月経前症候群)でイライラが抑えられなくなる藤沢美紗(上白石)と、パニック障害を患い、様々なことをあきらめて、生きがいも気力も失っている山添が、職場の人たちの理解に支えられながら、友達でも恋人でもないけれど、どこか同志のような特別な気持ちが芽生えていく姿を描いている。NHK 連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』で夫婦役を演じた松村北斗と上白石萌音が、映画初共演でW主演を務める。(C)瀬尾まいこ/2024『夜明けのすべて』製作委員会
2024年02月07日タレントの北斗晶が6日に自身のアメブロを更新。宿泊するのも一苦労だった都内のホテルについてつづった。この日、北斗は「東京の景色は。」というタイトルでブログを更新。「昨日の雪で、車の通りや人通りの多い東京もあちこちに真っ白になってます」と報告し、雪が積もった東京の様子を写真で公開した。続けて「昨日は、東京に足止め 都内のホテルに宿泊しました」と明かし「ホテルも部屋が満室満室で宿泊するのも一苦労でした」とコメント。「カーテンを開けたら窓から見える景色が、既に寒々しい」と写真とともにつづった。また「今日も立て続けに3本の仕事と夜は楽しみにしていた友達の舞台があるので雪がもう降らないといいな」とコメント。「いつも働きすぎでは!?と体の心配をしてくださる皆様。おっしゃる通りでございます」と述べ「このマグロみたいな性格を治すのは」「長めの休みを取る事のみ 2月の終わりには長い休みをいただくつもりなので。今、休むために頑張ってる訳でございます」と説明した。最後に「それでは皆さん道が凍ってるかもしれないので外を歩く時はお気をつけて下さいね~」と呼びかけ「本日も宜しくお願い致します」とつづり、ブログを締めくくった。この投稿に読者からは「お疲れ様です」「滑らないように気を付けてくださいね」「お身体気をつけて下さい」などのコメントが寄せられている。
2024年02月07日SixTONESの松村北斗と女優の上白石萌音がW主演を務める、映画『夜明けのすべて』(2月9日公開)のイラスト版ビジュアルが5日、公開された。○■山添くんと藤沢さんを取り巻く人々がプラネタリウムのように描かれたビジュアル今回公開されたのは、イラストレーターの丹地陽子氏が手掛けた同作のイラスト版ビジュアル。絶妙な距離感で佇む山添くんと藤沢さん、そしてその周りには2人が働く栗田科学の人々、山添くんの恋人や前職の上司、藤沢さんの母親など、2人の日常を見守るキャラクターたちがまるでプラネタリウムの夜空の星のように映し出されており、柔らかなタッチと色合い、それぞれの表情に癒される優しいイラストに仕上がっている。作者の丹地氏は「映画を観て、私たちは一人ひとりがかけがえのない星だなというようなことを感じました」とコメントした。【編集部MEMO】映画『夜明けのすべて』は、瀬尾まいこ氏による同名小説の実写化作。月に一度、PMS(月経前症候群)でイライラが抑えられなくなる藤沢美紗(上白石)と、パニック障害を患い、様々なことをあきらめて、生きがいも気力も失っている山添が、職場の人たちの理解に支えられながら、友達でも恋人でもないけれど、どこか同志のような特別な気持ちが芽生えていく姿を描いている。NHK 連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』で夫婦役を演じた松村北斗と上白石萌音が、映画初共演でW主演を務める。(C)瀬尾まいこ/2024『夜明けのすべて』製作委員会
2024年02月05日タレントの北斗晶が3日に自身のアメブロを更新。寺での豆まきで申し訳なく思ったことを明かした。この日、北斗は「總持寺に来てくださった皆様そして、取材に来てくださった皆様、有難うございました」と切り出し「袴を履かせていただき。山口もえちゃん 熊切あさ美ちゃん アントキの猪木さん アントニオ小猪木さん まだまだ沢山の方とご一緒に節分会に参加させていただきました」(原文ママ)と集合ショットとともに報告。「全員で、豆まきの説明を受けたら御本堂に大移動」したといい「物凄い人が集まってくださいました」と説明した。続けて「豆まきの前にご祈祷していただき豆まき開始」と節分会の様子を公開し「遠くの方の方に豆が届かなかったので本当にもうしわけなく」とコメント。「ガッカリさせてしまってごめんね」と謝罪しつつ「【北斗さん~】と大きな声で呼んでくださった皆さま有難う御座いました」と感謝をつづった。また「最後のご挨拶をさせていただき猪木さんの1、2、3ダーで豆まきに参加された皆さまと心一つに今年の豆まきは終了させていただきました」と報告。最後に「皆さまの元に沢山の幸運が訪れますように」と述べ「福は内 有難うございました」と夫でタレントの佐々木健介との2ショットを複数枚公開し、ブログを締めくくった。この投稿に読者からは「お疲れ様でした」「袴似合ってますよ」「楽しそうですね」「たくさんの方がいらっしゃってたんですね」などのコメントが寄せられている。
2024年02月04日タレントの北斗晶が2日に自身のアメブロを更新。再びハマり出した美味しくて最高の品を紹介した。この日、北斗は「また、ハマり出した」というタイトルでブログを更新。「出来上がりの写真を撮るのを忘れてしまいましたが…また酒粕ハマってます」と商品の写真とともに紹介し「お味噌汁が出来上がったら最後の最後に酒粕を入れて食べると体も温まるし美味しいし最高~」とつづった。続けて「スーパーに行ったら赤鬼のお面が売ってたのですーちゃんに買っておきました」と孫・寿々ちゃんの為に買った品の写真を公開し「明日は、すーちゃん初めての節分なので写真だけでも撮りたいと思ってね」と購入した理由を説明。「明日は、神奈川県の鶴見にある總持寺の節分会で夫婦揃って豆まき」と報告し「来られる方は是非、来てくださいね~」と呼びかけ、ブログを締めくくった。
2024年02月03日SixTONESの松村北斗が、1日に都内で行われた映画『夜明けのすべて』(2月9日公開)の同僚参加限定試写イベントに上白石萌音、三宅唱監督とともに登壇した。同作は瀬尾まいこ氏による同名小説の実写化作。月に1度、PMS(月経前症候群)でイライラが抑えられなくなる藤沢美紗(上白石)と、パニック障害を患い、様々なことをあきらめて、生きがいも気力も失っている山添が、職場の人たちの理解に支えられながら、友達でも恋人でもないけれど、どこか同志のような特別な気持ちが芽生えていく姿を描いている。○■松村北斗、俳優業の後押ししてくれた出会い明かす「かなり影響が大きかった」今回の試写会では、「働くことに関する相談・質問」に登壇者陣が回答。「初対面の方とどのように距離を縮めますか?」という質問が寄せられると、松村は「僕ね、すごい下手くそなんですよ……人としゃべるのが下手くそ。苦手意識もある」と共感を示し、「朝ドラのときも机に1人でイヤホンして音楽聞いていたので……」と上白石と夫婦役で共演したNHK 連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』撮影当時を振り返った。これに上白石が「なんか違う思い出作ってる……そんなことなかったですよ!」と反論するも、松村は「覚えてないですか? じゃあ、もういなかったことになっている」とネガティブ発言で笑いを誘っていた。また、「自身に大きな変化を与えた人」について聞かれると、松村は「自分のもとからやっていたアイドルとお芝居を分け始めたときに、『パーフェクトワールド』というドラマに出演させていただいて、そこで出会った監督さん」と回答。「自分の中でお芝居の場って役者さんたちの畑で、アイドルがいっていい場所ではない思いがあって。でも、もちろん憧れもあるし、お話をいただいているから、“自分にできることを全力で”というつもりで臨んだ。そうしたら他の役者さんとなんら変わりない接し方、なんら変わりない指導でちゃんと怒ってくれた。『今のはお芝居じゃない』『今の芝居は良かった』とちゃんと言ってくれた」と振り返る。続けて、「自分がお芝居をがんばってもいいのかもなと、がんばることは自由なのかもしれないと思わせてくれた方。かなり影響が大きかったですし、(その出会いが)なかったらここまで来れなかったんじゃないかなと思います」としみじみと語った。
2024年02月01日タレントの北斗晶が1月31日に自身のアメブロを更新。孫・寿々ちゃんに購入した土産を公開した。この日、北斗は「とれたてっ!を観てくださった皆様有難うございました」と切り出し、情報番組『旬感LIVE とれたてっ!』(カンテレ・フジテレビ系)への出演を報告。「生放送が始まる前は、青木アナもスタッフさんも大変です」と同番組でMCを務めるフリーアナウンサーの青木源太について述べ「関西に来られて凄い頑張ってるなーと感心します」とつづった。続けて「私とモーリーさんは始まるまで、色んな話しをしてます」(原文ママ)と国際ジャーナリストでタレントのモーリー・ロバートソンとの2ショットを公開。「モーリーさんは色んなことを知ってるので話しを聞いてると凄く楽しいのよ~」(原文ママ)といい「スタッフの皆さんもいい方々でとても楽しく生放送をやらせていただきました」と明かした。また「番組内でやった南紀白浜が物凄くいいところで驚きでした~」と述べ「温泉に景色に食べ物にパンダに 行ってみたい所に私の中で急上昇」とコメント。「今日は新幹線に乗るまでに時間もあまりなかったので駅中でうどんをいただきました」と報告し「関西のうどんは本当に美味しいですね~」と堪能した料理の写真を公開した。最後に「新大阪の駅の売店でこんな可愛い靴下を見つけたのですーちゃんにお土産」と寿々ちゃんへの土産の写真も公開し「可愛いでしょう」とお気に入りの様子でコメント。「まだちょっと大きいかなー!?」と述べつつ「カナダで履く時にきっとピッタリになるかな~」と楽しみにしている様子でつづり、ブログを締めくくった。この投稿に読者からは「靴下、可愛いです」「履いて歩く姿見るの楽しみですね」「良いお土産ですね」などのコメントが寄せられている。
2024年02月01日タレントの北斗晶が28日に自身のアメブロを更新。物凄く美味しくて虜になった品を紹介した。この日、北斗は「今日の夕食は釜揚げうどん」と夕食のメニューを紹介し「この、半生うどんが物凄く美味しくて…」と調理中の様子を写真で公開。「はじめは先輩からいただいて食べたら、このうどんの美味しさにとりこになりました」と明かし「長芋とか、畑で取れた長ネギとか色々うどんに混ぜられる物を用意していただきました」とつづった。続けて「みんなは温玉とか入れたり、色々アレンジしてましたが…」と述べつつ「私はシンプルにうどんに麺つゆとすだちをかけて大葉とネギとけずりかまぼこ」と説明。「この食べ方が最高」とコメントし「色んな料理に使えるのでとっても便利なかまぼこです」と愛用している商品を紹介した。また「我が家の夕食に食べたうどんは…これ!!」とうどんの商品のパッケージ写真を公開し「物凄く美味しいうどんです」と絶賛。最後に「ご馳走様でした~」とつづり、ブログを締めくくった。この投稿に読者からは「お目が高い」「初めて知りました」「美味しそうですね」「食べてみたいです」などのコメントが寄せられている。
2024年01月29日タレントの北斗晶が27日に自身のアメブロを更新。並んで家族への土産を購入したことを明かした。この日、北斗は「教えてnewsライブ正義のミカタを観てくださった皆様有難うございました」と感謝を述べ「白熱する専門家の先生方の話を夢中になって聴き入ってしまいなんのコメントも出来ずで大反省中ですが」とコメント。「凄く勉強になりました」と述べ、全身ショットを公開した。続けて「昨日は宮古島 那覇 伊丹そして…久々に埼玉に帰れます」と説明し「なので~家族みんなが大好きなお土産を並んで買いました」と報告。「551の豚まんと焼売」を購入したことを写真とともに明かし「すーちゃんと花梅田鈴に会える~」と嬉しそうにつづり、ブログを締めくくった。
2024年01月27日