テレビドラマ、映画や舞台など幅広く活躍している俳優の安藤サクラさん。安藤さんのInstagramには、夫で同じく2世俳優の柄本佑さんがたびたび登場し、家庭的な写真を通して2人の仲のよさを見せています。そんな中、安藤さんのInstagramに投稿された柄本さんとの2ショット写真が「かっこいい!」と話題になりました。それぞれのソロショットもあれば、互いに寄り添い合ったり、じゃれ合ったりする様子を収めた1枚も。冬の京都で撮影された、表情豊かな夫婦写真の数々をご覧ください。※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 この投稿をInstagramで見る 安藤サクラ(@sakuraando)がシェアした投稿 これらの写真は、ファッション雑誌『BRUTUS』と人気ファッションブランド『ジル・サンダー』のコラボレーション企画として撮影されたもの。日常的でありながら、この2人ならではのムードを醸し出すポートレートの数々に、5万を超える『いいね』と多数のコメントが寄せられています。【ネットの声】・映画のワンシーンみたい!・なんですか…2人に漂うハイセンスな空気…かっこよすぎます。・空気感とか憧れます!2023年1月からテレビドラマ『ブラッシュアップライフ』(日本テレビ系)で主演を務め、同年6月公開予定の映画『怪物』に出演するなど、2023年も精力的に活動する安藤さん。夫婦水入らずのワンシーンにスタイリッシュさが感じられるのも、安藤さんと柄本さん夫妻の魅力の1つなのでしょう。[文・構成/grape編集部]
2023年01月10日2023年1月2日、俳優の安藤サクラさんが、夫で同じく俳優の柄本佑さんとツーショットを公開しました。Instagramに投稿されたのは、夫婦で並んで街を歩く2人の姿。「素敵すぎる!」」といった声が続出した、こちらの写真をご覧ください。※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 この投稿をInstagramで見る 安藤サクラ(@sakuraando)がシェアした投稿 2012年3月に結婚し、同年には結婚10周年を迎える、安藤さんと柄本さん。芸能界でもおしどり夫婦として知られる2人ですが、クールで落ち着いた雰囲気の写真からも、仲のよさがうかがえますね!投稿にはたくさんのコメントが寄せられていました。・控えめにいって、最高。大好きなご夫婦です。・かっこいい写真!年々、顔が似てきていると思うのは私だけでしょうか。・めっちゃお似合い。こんな夫婦に憧れます!・仲よしだから、お顔が似てくるのかな。自然体な2人の姿に、多くの人がほほ笑ましい気持ちになったことでしょう![文・構成/grape編集部]
2023年01月05日新幹線で仕事先の京都から東京へ帰ってきたのは、柄本佑(36)だった。本誌が彼を目撃したのは12月初旬。京都の仕事現場に連れていったのか、5歳になる愛娘の手を引いていた。「柄本さんの妻・安藤サクラさん(36)は、主演を務める1月スタートのドラマ『ブラッシュアップライフ』(日本テレビ系)で撮影の真っただ中。そのため、柄本さんが娘さんの面倒を見る時間が増えているようです。柄本さんも’24年のNHK大河ドラマ『光る君へ』で藤原道長を演じますから、夫婦の今後の育児スケジュール調整は大変でしょう」(芸能事務所スタッフ)安藤と柄本といえば、2世俳優同士の夫婦として知られており、家族も著名人ぞろい。そんな2人の間に生まれた娘は、赤ちゃんのころから母の“現場出勤”に同伴していた。「安藤さんは’18年に朝ドラ『まんぷく』でヒロインを務めましたが、まだ1歳にもなっていなかった娘さんをいつも撮影現場に連れてきていました。NHKは彼女をキャスティングするにあたり、局内にキッズルームを用意するほどの熱の入れようでした。娘さんは現場を“ハイハイ”して、スタッフや共演者たちにもかわいがられていましたよ。安藤さんは『まだなにもわからないと思うけれど、私の仕事を肌で感じてもらいたい』と話していました」(テレビ局関係者)そんな愛娘も成長し、現在は5歳になったが、いまも冒頭のシーンのように父の現場にも“出勤”するなど、両親の仕事を感じ続けているようだ。「仕事仲間たちは何度も親子と会っているうちに、『将来が楽しみだね』と口にし、“3世デビュー”を期待するようになったそうです。もちろん安藤さんと柄本さんが娘を俳優の道へ強制することはないでしょうが、“役者”という自分たちの仕事については知ってもらいたいと考えているようです」(前出・芸能事務所スタッフ)愛娘が見ているのは現場だけではない。最近では、安藤が世界の名作を一人芝居で演じた『おはなしのくに』(Eテレ)にハマっていたという。実は、安藤が俳優を志したのも、くしくも5歳のときだった。安藤の両親・奥田瑛二(72)と安藤和津(74)が本誌のインタビューに答えた記事には、こう記されている。《サクラさんは5歳で、父の舞台を見て、指をさしてこう言ったのだ。「ちゃくちゃん(サクラちゃん)あれになる!」。奥田さんの思いは複雑だった。「あちゃ~と思った。女優にはならないでくれ。お願いだからって」》(’18年10月16・23日号)しかし、その後も安藤は芝居の世界に覚醒していき、奥田は温かく見守っていくこととなった。生まれてから5歳になるまで両親の仕事を自然と見続け、俳優業のスーパーエリート教育を受けている安藤と柄本の愛娘。“W3世”女優が覚醒する日は近い!?
2022年12月26日完全ワンカット、生放送で贈るスペシャルドラマ「生ドラ!東京は24時」が2週連続で放送。この度、明日12月27日(火)深夜放送の第1夜「シンガロング!」で主演を務める鈴木保奈美と藤原丈一郎(なにわ男子)のコメントが到着した。本作の舞台は、深夜24時を過ぎた東京。日付が変わっても、この街は決して眠らない。そんな24時の東京に生きる市井の人の物語を、まさに「何が起こるかわからない」ワンカット生放送で届けるスペシャルドラマ。主演・勝地涼、ナビゲーター・八嶋智人が務めた第1弾放送後は、好評と期待の声が番組サイトやSNSなどに数多く寄せられ、そんな視聴者の声に後押しされ、今回の放送が決定した。今作では、年末特番の生放送中のテレビ局を舞台に、鈴木さん演じるプロデューサー、藤原さん演じるADが、次々に起こるトラブルに向き合い、生放送を成功させるべく奔走する物語。ナビゲーターは小手伸也が務める。オファー時をふり返り、鈴木さんは「“生放送ワンカット”、面白そうだなって思いました。このような仕事に就いている以上、“山があると登ってみたくなる”と言いますか、私の負けず嫌いが顔を出してしまいました」と喜び、藤原さんは「ドキドキしますが、出演者、スタッフ皆さんで一致団結して、一発勝負の“生ドラ”を成功させたいです。全員で“無事、終わってよかったね!”と言えることを祈りながらやります」と意気込む。お互いの印象については、鈴木さんが「すごく飲み込みが早く、運動神経のいい方だなぁと思いました。実は、藤原さんより私たちは1日早く本読みを始めて自己紹介も済ませていたんです。だから藤原さんがいらした時には完全にアウェーだったと思います。時間もないし、早く立ち稽古を始めたいんだけど、藤原さんのためにもう一度読み合わせしましょうか…なんて感じで…(笑)。でもすぐになじんでやってらしてすごいなと思いました」と語ると、藤原さんは「ありがとうございます!お稽古の初日、“え、もう皆さん、立ちますか?”と若干戸惑いました(笑)。2人の掛け合いが多いのですがとてもやりやすくしてくださったり、“ここで(カメラ)撮ってるよ”とか教えていただいたりして有難いです。限られたスケジュールの中でも、たくさんのことを学ばせていただいています」とコメント。そして放送へ向けて、「絶対楽しいと思います!サッカーのワールドカップで夜更かし癖はついていると思うので、その調子で24時になったらフジテレビをつけてご覧いただきたいです」 (鈴木さん)、「出演者もスタッフもハラハラしながら、視聴者の方もドキドキできると思います。僕たちの一致団結する姿を見ていただいて、僕らの頑張りを見て“ブラボー!”と言っていただけたらうれしいです」(藤原さん)と視聴者へメッセージを寄せた。また、放送終了後、出演者らが生放送をふり返る「生ドラ!東京は24時大反省会」を見逃し配信限定の特典映像として、12月29日(木)正午より「TVer」や「FOD」にて配信される。なお、第2夜「美大の駅伝」には、ジャニーズJr.「7 MEN 侍」が出演、ナビゲーターは筧利夫が務めることも決定した。第1夜「シンガロング!」あらすじ年末の24時過ぎ、東京・テレビ局のスタジオでは、視聴者がカラオケの点数を競い合うバラエティー番組「歌うま梁山泊」の生放送が行われていた。番組プロデューサー・吉田良子(鈴木保奈美)は長年情報番組のプロデューサーを務めていたが、番組スタッフの不祥事の責任をとらされ異動に。自分が望む仕事ではないと不満を抱えながらも「歌うま梁山泊」を担当して2年目を迎えていた。「生放送を成功させ、来年こそは情報番組に戻る!」と意気込んでいた吉田だったが、重要な仕事を担っていた番組ADが本番前日に消息を絶ってしまい、現場はてんやわんや。さらに、遅刻で現場に現れない出演者や、急に無理難題を言い出す出演者など次々とトラブルが勃発!さらに、一社提供のスポンサー企業の社長、エグゼグティブプロデューサーという肩書があるものの何もしてくれない吉田の上司、パワフルで破天荒なディレクターなどクセの強い人々がかき乱し、放送事故ギリギリの状態に。吉田は、消息を絶ったADの代わりに呼んだ、情報番組担当時代の部下で厚い信頼を寄せる井上拓海(藤原丈一郎)と共に、生放送を成功させるべく奔走する。火曜ACTION!「生ドラ!東京は24時」第1夜は12月27日(火)24時25分~、第2夜は2023年1月3日(火)24時40分~フジテレビにて放送(※関東ローカル)。(cinemacafe.net)
2022年12月26日映画『ippo』が、2023年1月7日(土)より順次、全国の劇場で公開される。監督は柄本佑。監督・柄本佑×脚本・加藤一浩の短編集俳優として活躍しながら、森山直太朗主演の短編映画『夜明け』の監督も務めている柄本佑。映画『ippo』は、柄本佑が2017年から2022年にかけて撮影した3本の短編をまとめた短編集だ。3本すべてが、劇作家・演出家の加藤一浩による演劇戯曲を原作としている。加藤一浩は、劇団「東京乾電池」に所属し、ユニット「曖昧なカンパニー」も主宰する人物。旧知の仲である柄本佑と加藤一浩のコラボレーションの積み重ねにより、映画『ippo』が誕生した。加瀬亮・柄本時生・高良健吾らが出演する3本ラインナップするのは、『ムーンライト下落合』『約束』『フランスにいる』の3本。『ムーンライト下落合』は、加瀬亮、宇野祥平が出演し、久しぶりに再会した友人同士の眠れぬ夜を描いた作品。『約束』は、渋川清彦、柄本時生出演で、お金に困っている兄弟の姿を映す。高良健吾、加藤一浩出演の『フランスにいる』では、フランスの田舎町で、一人旅をする日本人の男と、同じく日本人画家の出会いを描いた。<『ムーンライト下落合』あらすじ>肌寒さを感じる、ある春の深夜。東京・下落合にある長田のアパートに、友人の三上が泊まりにきている。久しぶりの再会だ。眠れぬ夜を過ごすふたりは、互いのいまを探り合うように会話を続ける。出演:加瀬亮、宇野祥平<『約束』あらすじ>梅雨どきのある日。昔ながらの団地の一角の広場に、ふたりの兄弟がいる。スーツ姿の兄と作業着姿の弟。ふたりはどうやらお金に困っている様子なのだが……。出演:渋川清彦、柄本時生、西村順乃介、西村廉乃介<『フランスにいる』あらすじ>フランスの、ある田舎町。一人旅をする日本人の男と、同じく日本人の画家。画家はいままさに、自分のアトリエで男の肖像画を描こうとしている。全編iPhoneで撮影された1本。出演:高良健吾、加藤一浩【詳細】映画『ippo』公開日:2023年1月7日(土)渋谷ユーロスペースにて公開 以降全国順次監督・脚色・編集:柄本佑脚本:加藤一浩エンディング曲:山口ともこ「知らない人の足音だ」
2022年11月12日女優の黒島結菜、俳優の柄本時生、渡邊圭祐が出演する、サントリー・ビアボールの新CM「ビアボールってなに?」編、「ビアボールつくってみる?」編が、12日より放送される。新CMは、黒島、柄本、渡邊の3人が、若者に人気のネオ居酒屋に集合。同商品を一足先に体験したことがある黒島が得意げな表情で注文し、初体験の2人は飲んだ瞬間に「うまっ」と声を上げてしまう。撮影では、監督から瓶の持ち方への細かな指示にも瞬時に対応した黒島。一方で、氷をグラスに入れるシーンでは「氷をぎっしり」というセリフを言いながらも、氷があまり入っていなかったためにはにかんでしまい、現場を和ませた。また、柄本もスタッフが笑ってしまうほどの俊敏な眉の動きを披露。しかし、自身は無意識だったといい、モニターを確認し、「ほんとだ! めっちゃ動いている!」と驚きの表情をみせた。■黒島結菜、柄本時生、渡邊圭祐インタビュー――CMでは、基本の「1:3」の飲み方でみなさん飲まれていましたが、「ビアボール」は、「軽め」「濃いめ」「ロック」など“自分好みにつくれる”ことが特長です。さて、サントリーがおすすめしている4つの飲み方のうち、“黒島さんが好きそうな飲み方”はどれでしょう?柄本:一番濃い飲み方、「ロック」。初めて共演した19歳に比べると、今日ずっと現場で見ていて「どっしり」具合が「ロック」を飲んでそうと思って(笑)。渡邊:「1:1」の割り方、2番目に濃く飲めるやつかなと。僕は「ロック」まではちょっと私……と一歩引くおしとやかさがあるのかなと思った。黒島:正解は……「ロック」! 「1:1」と「ロック」ですごく迷って。でもチャレンジって意味で「ロック」。普段から濃いめのお酒が好きなんですけど、これをロックで飲んだら、また面白いんじゃないかって。みなさんは?柄本:「1:7」がいい。「軽め」だな、僕は。渡邊:「1:1」ですね。最後だけ「ロック」という飲み方にしようかな? と。(ビアボールは)それができるんです。1本をみんなで楽しめるって最高ですよね。――CM撮影の感想を教えてください。黒島:ずっと楽しい撮影でした。現場の雰囲気が賑やかで居酒屋の雰囲気を味わえてよかったです。柄本:楽しかったです! 結菜ちゃんが今までで一番楽しかったって言っていて、嬉しかったです!渡邊:僕も同じく、すごく楽しかったです。新鮮な撮影だったな、居酒屋気分を味わえて楽しいですね。――黒島さんは柄本さん・渡邊さんとそれぞれドラマ・映画で共演経験があり、柄本さんと渡邊さんは今回が初共演となりましたが、CM撮影で共演された印象はいかがでしたか?柄本:まず驚いたのは、圭祐くんが(11月21日で)29歳なんですよ! 22歳くらいだと思って話してたので驚いて! 急に僕の中で親近感が湧きました。圭祐くんって呼んでるんですけど、心の中では「圭祐ちゃん」です。渡邊:柄本さんは、すごく壁のない方なのでガンガンいけちゃうんです。普段(初対面の方には)苗字呼びからスタートして、慣れてきたら皆さんが呼んでいる名前に移行していくんですが、一発目から「時生さん」と呼んでます。大好きです!黒島:ふたりとも初対面とは思えないですね(笑)。――「ビアボール」は炭酸水でつくる自由なビールという“新しい”商品ですが、今回のCM撮影を通して、みなさんお互いに「新しく発見した一面」はありますか?黒島:部活の話で意外だったのが、柄本さんが野球部で、渡邊くんがバスケットボール部だったこと。柄本:結菜ちゃんがバドミントン部だったことに一番驚いたよ! しかも結構強豪だった。圭祐くんの驚いた一面として、「ビアボール?」のセリフで、こんなに高い声を出してくれるんだって、すごく嬉しかった(笑)。照れてあんまりやってくれないのかなってイメージがあったから。渡邊:逆に言うと、時生さんはイメージ通りで新しい一面はありません(笑)。黒島さんは前回共演させていただいた時にすごく静かなイメージがあったんですけど、今日すっごく楽しそうにしていたから、こんなに明るい方だったんだ! と新しい発見です。――CMでは3人で楽しそうにビアボールを飲む姿が印象的でしたが、「ビアボールをおうちで飲むなら」誰と、どんなシーンで飲んでみたいですか?黒島:今日の撮影が本当に楽しかったので、こういう雰囲気でお友達といろいろな飲み方を試しながら飲めたら、楽しいかなと思いました!柄本:仲間と飲むのが楽しそうですよね。渡邊:家で友達とワイワイしながら、濃さを変えながら楽しみたいですね。――「ビアボール」は日本初の炭酸水でつくる自由なビールですが、最近「自分史上初!」として挑戦したことはありますか?柄本:友達4人組で劇団を作ってYouTubeで流したっていうのが史上初で楽しかったですね。渡邊:これまでの人生の中で、自分で目薬をさせたことがなかったんです。苦手だったのですが、撮影現場で使っていて、させるかも!? と思って、自分史上初、目薬を買いました。黒島:すごいな~みんな。これから挑戦してみたいことは、山の上でごはんを作ってみたい。いかに少ない道具でおいしいごはんを食べられるか挑戦してみたいです!――「ビアボール」を初めて飲んだ感想はいかがでしたか?黒島:すごくさっぱりしていて飲みやすかった。人によって好きなように飲めるからすごくいいなと思いました。柄本:僕はあんまりお酒が強くないので、濃さとか量を決めて飲めるのは助かりますね。自分の許容量で飲める感じが嬉しいですね。渡邊:スッキリさっぱりと飲めるなと思ったので、苦手な方でも調整して飲んでいただけるというのが「ビアボール」の良さかなと。もうちょっと刺激が欲しい方には、濃くつくって飲んでいただければかなりの満足感が味わえるので、素敵な飲み物だと思いました。――CMがOAされる11月は、渡邊さんが29歳のお誕生日を迎えます。渡邊さんは、20代のうちにやりたいことはありますか? 柄本さんから、30代の先輩として20代のうちに経験したほうがいいアドバイスはありますか?渡邊:親孝行らしい親孝行ができていないので、旅行をプレゼントしたりしたいです。感謝を伝えるためにやりたい。柄本:それじゃない(笑)? ……30代からのアドバイスか、20代どんだけ忙しくても一生働くくらいの気持ちで働く! とか。30代からはちょっと楽する方がいいかなと思うので、あと1年頑張って!――黒島さんは先輩方とも接する中で、どんな30代に憧れますか?黒島:20代で頑張って仕事をして、30代ではちゃんと自分の時間の余裕もあったり、ちゃんと自分のことを好きになれる時間があって、仕事も両立させている 30 代の方にはすごく憧れます。
2022年11月10日柄本佑が監督を務める3本の物語を集めた短編連作集『ippo』の予告編とメインビジュアルが公開された。『ケイコ 目を澄ませて』の三宅唱監督と、同作の編集も手掛けている大川景子が制作した今回の予告編。冒頭では、加瀬亮、宇野祥平、渋川清彦、柄本時生、加藤一浩、高良健吾といった、男ふたりの物語の出演者たちの味わい深い“いい顔”が、優雅な音楽にあわせて映し出される。アパートに泊まりにきた友人と過ごす一夜を切り取った『ムーンライト下落合』、とある団地の公園で兄弟が不思議な会話を繰り広げる『約束』、なかなか描こうとしない画家とそのモデルの男との間に流れる時間を描く『フランスにいる』といった、独特な物語の一部も覗くことができる。併せて公開されたメインビジュアルは、タイトルロゴも含め、『北風だったり、太陽だったり』『THE COCKPIT』の可児優がデザインを担当している。『ippo』は2023年1月7日(土)より渋谷ユーロスペースほか全国にて順次公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ippo 2023年1月7日より渋谷ユーロスペースほか全国にて順次公開©がらにぽん
2022年11月09日吉高由里子主演×作・大石静による2024年大河ドラマ「光る君へ」の新たなキャストとして、柄本佑が藤原道長役で出演することが明らかになった。本作は、平安中期にのちに世界最古の女性文学といわれる「源氏物語」を生み出した、紫式部の人生を描く物語。吉高さんとは「知らなくていいコト」で共演し話題となり、大河ドラマは「風林火山」「いだてん~東京オリムピック噺~」に続き3回目となる柄本さんが演じるのは、紫式部生涯のソウルメイト・藤原道長。兄の道隆、道兼の陰で、一見目立たないがどこか光るもののある青年貴族に成長し、やがて若くして政権の中心に躍り出ることに。娘たちを次々と天皇の后とし、続く代々の天皇の外戚となることで、頂点に上りつめていく。まひろ(紫式部)とは、幼いころに出会い、のちに「源氏物語」の執筆をバックアップ。互いの人生の輝き、喜び、そして苦しみをつぶさに見つめあうことになる。大石さんは「道長の女の心も男の心も惹きつける魅力を、柄本さんがどんなふうに表現してくれるか、楽しみでなりません」と期待し、「紫式部と藤原道長はツインソウルで、宿命のふたりです。ネタバレになってしまうので中身は内緒ですけど、希代の政治家・道長の唯一の弱点は、まひろ(紫式部)でした。彼女のこととなると、思わず軸がぶれてしまう生身の道長。そのあたりもスリリングに切なく、吉高さんと柄本さんに演じてもらいたいと思っています。最高のカップル、どうぞご期待ください」とコメントしている。大河ドラマ「光る君へ」は2024年1月、NHKにて放送予定。(cinemacafe.net)
2022年11月08日映画『イチケイのカラス』より、竹野内豊演じる入間みちおを取り巻く個性豊かなキャスト6人を発表。巨大な事件の全貌に迫る最新予告映像も公開された。TVドラマから2年後を描く本作。みちおの新たな勤務先である岡山地方裁判所秋名支部の右陪席で、みちおのやり方に抵抗し続ける裁判官・土井潤役で柄本時生、同じく秋名支部で働く左陪席で成績優秀な裁判官・赤城公子役で西野七瀬が新たに参加することが発表。さらに、みちおを裁判官の世界にスカウトした、<イチケイ:東京地裁第三支部第一刑事部>の部長裁判官・駒沢義男役の小日向文世、検事・井出伊織役の山崎育三郎、書記官・浜谷澪役の桜井ユキ、元事務官・一ノ瀬糸子役の水谷果穂がドラマに引き続き続投、まだまだみちおに振り回されていく。また今作では、新設定も。井出と糸子が結婚して岡山に。しかし、離婚の危機だという。そして、駒沢と坂間(黒木華)の新バディとして奔走する弁護士・月本(斎藤工)は、司法修習時代の教官と生徒という関係だということも判明。公開された映像では、そんな新たなキャストたちも登場。みちおと坂間、新バディの月本の3人が今回挑むのは、「イージス艦の衝突事故」と「大企業の秘密」という、国を揺るがしうる2つの巨大な闇。その背後には、史上最年少防衛大臣の鵜城(向井理)が立ちはだかっている様子。しかし、そんな国家権力などお構いなしに職権を発動しようとするみちおに、“みちお免疫”が無い土井と赤城はもちろん、井出も振り回され、コミカルな掛け合いが描かれたのもつかの間、事件の真相を求め奔走する坂間には命の危機が迫り、緊迫した展開に。イチケイらしさとともに、これまでにないスケールの事件を予感させる映像だ。『イチケイのカラス』は2023年1月13日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:イチケイのカラス 2023年1月13日より全国にて公開©︎浅見理都/講談社 ©︎2023映画「イチケイのカラス」製作委員会
2022年10月20日2023年1月13日(金)に公開される映画『イチケイのカラス』の新キャストと予告映像が公開された。講談社『モーニング』で連載された同名コミックを原作に、2021年4月期にフジテレビ系列月曜9時枠にて放送された連続ドラマ『イチケイのカラス』。東京地方裁判所第3支部第1刑事部<通称:イチケイ>を舞台に、1つ1つの事件に粘り強く向き合う、自由奔放で型破りな裁判官・入間みちお(竹野内豊)と、みちおとは対照的に超ロジカルなエリート裁判官・坂間千鶴(黒木華)、その他個性豊かイチケイメンバーの活躍がコミカル&ビターに描かれ、視聴者を魅了。日本の民放連続ドラマ史上初めて刑事裁判官を主人公にした新しい切り口と、真実をつかもうとする中で見える切ない人間ドラマが視聴者の心を掴み、平均世帯視聴率12.6%という令和“99”No.1の高視聴率とともに、内容面で高い評価を得た。劇場版のメガホンをとるのは、映画『コンフィデンスマンJP』シリーズはじめ、数々のヒット作を手掛けてきた田中亮監督。脚本は映画『プラチナデータ』やドラマ『絶対零度』シリーズを手掛ける浜田秀哉が担当し、ドラマから引き続きタッグを組む。“イチケイ”を去ってから2年後、岡山県瀬戸内に異動になったみちおは、史上最年少防衛大臣にまつわる傷害事件を担当。事件の背景にあった近海で起きたイージス艦の衝突事故を調べていくが、航海内容は全て国家機密。みちおは伝家の宝刀「職権発動」が通用しない難敵に挑んでいくこととなる。一方で、みちおと共に数々の事件を裁いてきた坂間は、裁判官の他職経験制度のもと、みちおの隣町で弁護士として働き、町を支える地元大企業に関わる事件を担当するが、そこにある疑惑が……。坂間の新バディとして共に事件に向き合う心優しき人権派弁護士の月本信吾役を斎藤工が、みちおの最大の難敵である最年少エリート防衛大臣・鵜城英二役を向井理が演じることが発表されたこともSNSでも大きく話題となった。新たに発表されたキャストは6名。みちおの新たな勤務先である岡山地方裁判所秋名支部の右陪席で、みちおのやり方に抵抗し続ける裁判官・土井潤役を柄本時生が、同じく岡山地方裁判所秋名支部で働く左陪席で理路整然とした語り口が持ち味の成績優秀な裁判官・赤城公子役を西野七瀬が演じ、映画から新たに“イチケイ”の型破りな世界に参戦。みちおの破天荒な行動に困惑しながらも、一緒に真実を追い求める。さらに、ドラマでおなじみの面々の続投も発表。入間みちおを裁判官の世界にスカウトした張本人であり、<イチケイ:東京地裁第三支部第一刑事部>の部長裁判官・駒沢義男役を小日向文世が、圧倒的にみちおに振り回され続けている検事の井出伊織役を山崎育三郎が、“イチケイ”で書記官として働く姉御肌の浜谷澪役を桜井ユキが、“イチケイ”の元事務官・一ノ瀬糸子役を水谷果穂が演じるなど、イチケイお馴染みのメンバーがドラマに引き続き続投する。そしてドラマから2年後を描く今作では、新設定も浮上。検事である井出とイチケイ事務官の糸子が、なんと結婚し、岡山に。しかし、既に離婚の危機?また、みちおの師匠である駒沢(小日向文世)と坂間の新バディとして奔走する月本(斎藤工)は、司法修習時代の教官と生徒という関係だということも判明。2年経って変わった‟イチケイ“メンバーの関係や、新たな登場人物たちとの関係にも注目だ。公開された予告は、「職権を発動します!」という、みちおの名台詞の一言から始まる。型破りな裁判官・みちおと弁護士経験中のエリート裁判官・坂間、そして坂間と新バディを組むことになる月本の3人が今回挑むのは、「イージス艦の衝突事故」と「大企業の秘密」という、国を揺るがしうる2つの巨大な闇。そしてその背後には、史上最年少防衛大臣の鵜城が立ちはだかる……。国家権力などお構いなしに「職権」を発動しようとするみちおに、「みちお免疫」が無い土井・赤城はもちろん、免疫があるはずの井出も振り回されるなど、“イチケイ”らしいコミカルな掛け合いが描かれたのもつかの間、事件の真相を求め奔走する坂間には命の危機が迫り、緊迫した展開に。「最後まで真実を追い求めるつもりです」と宣言するみちおは、真実にたどり着けるのか? “イチケイ”らしさとともに、今までにないスケールの事件を予感させる映像となっている。映画『イチケイのカラス』2023年1月13日(金)公開(c)浅見理都/講談社(c)2023 フジテレビジョン 東宝 研音 講談社 FNS27社
2022年10月20日松山ケンイチ、長澤まさみ初共演映画『ロストケア』の追加キャストとして、鈴鹿央士、坂井真紀、戸田菜穂、柄本明ら豪華俳優陣の出演が決定した。本作は、42人もの人間を殺めた連続殺人犯とその事件を担当する検事が取り調べを通じて対峙し、なぜ彼が大量殺人を犯したのかという真相に迫る社会派エンターテインメント作品。主人公の心優しい介護士・斯波宗典を演じる松山さん、斯波と対峙する検事・大友秀美を演じる長澤さん。本作で初共演を果たした2人の鬼気迫る対決は観る者を一気に本作の世界に引き込む。2019年に俳優デビューをしてから、『蜜蜂と遠雷』(19)や日曜劇場「ドラゴン桜」(21)など数々の映画・ドラマの話題作に出演し、まさに飛ぶ鳥を落とす勢いの若手実力派俳優・鈴鹿央士が演じるのは、長澤さんが演じる検事をサポートする検察事務官役の椎名幸太。長澤さんと共に、連続殺人犯を追い詰め、隠された事件の真相究明に奔走する役どころ。「松山さんと長澤さんのお芝居を特等席のような場所で見て感じることが出来て本当に幸せでした」とふり返り、「今回脚本を読んで自分の身に置き換えた時、沢山のことを考えさせられました」と明かす鈴鹿さん。「僕は数学が好きで、今回の役柄も数学的な知識を駆使して事件を解決に導く大事な役だったので、大切に演じようと思いました」とコメント。そして、演劇界はもとより、1979年に映画デビューをして以来40年以上もの間、数多くの映像作品に出演してきた名優・柄本明が今回演じるのは、松山さん演じる連続殺人犯・斯波宗典の父、斯波正作。周りからは心優しい青年として慕われていた男・斯波宗典が未曽有の連続殺人事件を起こした理由、そしてきっかけを、父は知っていたのか?連続殺人犯の父という役柄を圧巻の演技で魅せる。柄本さんは本作への参加について「前田監督から手紙まで頂いたので、やるしかないと思いました」と語り、「親子の役を演じて、あらためて松山さんに才能を感じました」と松山さんを賞賛した。そのほかにも、介護老人の娘として坂井真紀、戸田菜穂、ヘルパー役で峯村リエ、新人ヘルパー役で加藤菜津、坂井さん演じる仕事先の友人役にやす(ずん)、検事正役に岩谷健司、ケアセンター長役に井上肇、取り調べを受ける女性役で綾戸智恵、警部補役で梶原善、検事の母で藤田弓子の参加も発表、まさに世代を超えた実力派俳優陣が集結し、社会派エンターテインメントを作り上げている。『ロストケア』は2023年春、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ロストケア 2023年3月、全国にて公開予定©2023「ロストケア」製作委員会
2022年09月28日俳優・柄本佑が監督を務める短編連作集『ippo』の公開が決定した。本作は、劇作家・演出家の加藤一浩による3本の演劇戯曲を原作に、柄本監督が映画の息吹を与えた短編連作集。近年では「知らなくていいコト」「ドクターホワイト」『火口のふたり』『真夜中乙女戦争』などに出演、昨年は「アクターズ・ショート・フィルム」に加し、森山直太朗主演の短編『夜明け』を監督した柄本監督。実は、それ以前からすでに何本もの短編を自主製作で監督してきた。本作は、2017年から2022年のあいだに撮られた3本の短編がまとめられている。全ては、男ふたりの物語。まず、アパートで眠れぬ夜を過ごすふたりを描く『ムーンライト下落合』では、久々に再会する友人ふたりを加瀬亮と宇野祥平。お金に困っている様子の兄弟を描く『約束』では、兄弟を渋川清彦と柄本時生。全編iPhoneで撮影された『フランスにいる』では、画家とそのモデルを加藤さんと高良健吾が演じる。『約束』スタッフは、柄本さんが主演した『きみの鳥はうたえる』の四宮秀俊が全編撮影を担当。三宅唱監督や森岡龍監督が助監督で参加している作品も。俳優・スタッフは、柄本監督が一緒に映画を作りたい人々に声をかけ、小さなチームで丁寧に撮りあげた。『フランスにいる』<柄本佑コメント>映画が好きで、小学校の卒業文集に将来の夢「映画監督」と書きました。文中にはフェリーニの『道』が世界一面白い映画だと書き、文末には「誰もが感動して泣ける映画が撮りたいです」と、なんともアホな事を明言してました。そんな彼が映画を撮りました。タイトルは『ippo』といいます。この映画を実現に導いて下さった関係者の方々に本当に感謝です。そしてまだまだ撮りたいものが沢山あるので関わったからにはもう逃がしませんよ、とだけお伝えしておきます。では「誰もが感動して泣ける映画」をどうぞ。―柄本佑『ippo』は2023年1月7日(土)より渋谷ユーロスペースほか全国にて順次公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ippo 2023年1月7日より渋谷ユーロスペースほか全国にて順次公開©がらにぽん
2022年09月22日俳優の柄本佑とYouTuberグループ・くれいじーまぐねっとが出演する、カンロ・マロッシュの新WEBCM「変化を味わおう! マロッシュ」編が、21日に公開された。新WEBCMでは、柄本とくれいじーまぐねっとの3人が登場。柄本が“令和ギャル”の姿に変身し、スペシャルアドバイザーとして現れたくれいじーまぐねっとと一緒に「マロッシュダンス」を披露する。ダンスの振り付けは、TikTokで人気のクリエイター・ローカルカンピオーネが担当している。また、27日には、新WEBCM撮影の裏側を収めたメイキングムービーとインタビュー動画が公開される。
2022年06月21日柄本時生(32)と入来茉里さん(32)が離婚していたことを、6月1日に文春オンラインが報じた。2008年のドラマ共演をきっかけに、長らく友人関係を続けていた2人。だが2020年に柄本さんからのプロポーズによって突如、結婚することに。“交際0日婚”として、話題を呼んでいた。もともと友人関係だった男女が「互いをよく知っている」という理由から結婚へと向かうケースは、一定数あった。それに加えて今回のように、交際を経ずに“0日婚”に至る男女も増えているという。いい面も悪い面も知った仲なら、夫婦になってもわかり合える部分は多いのかもしれない。しかし恋愛ジャーナリストのおおしまりえ氏は「長年の友人関係をそのまま結婚相手にと選ぶと、失敗するケースもある」という。友達から結婚する場合、上手くいくケースといかないケースを分けるものはどこにあるのか。以下、語ってもらった――。■友達の延長で結婚すると難しい理由長らく友達関係を続けていると相手の良い部分はたくさん知っているわけで、「この人となら大丈夫かも」と思うことはよくあります。しかし友達という存在を突然として結婚相手に変えようと思うと、やや危険な面もあります。それは友達を異性として意識をしていない人にとって、その存在はどこまでいっても友達であり、恋愛対象にはなっていないことにあります。友達との恋愛や結婚を意識したときに、さらっと見方を切り替えられれば良いのですが、心はそう便利に切り替わりません。恋愛対象として見れないまま恋愛や結婚へと突き進んでしまうと、どんなに相手と気が合っていたとしても、その後の関係にはいろいろと難しさが出てくるものです。いちばん分かりやすいのは、男女の関係を持とうと思ったときでしょう。夫婦なら当然のことも、あくまでも友達という親しさの枠で相手を見ていると話は別。生理的に難しさを感じたり、しっくりこない感じを抱いたりする人もいます。もちろん、前提として夫婦のカタチに恋愛の要素をどの程度求めるかに正解はありません。異性と見られなくても、穏やかに生活できれば良しとする人もいるでしょう。それはそれで良いのですが、相手に異性としての側面をどこまで求めるかのスタンスが合っているかは確認の必要なところです。■友達としての「なんでも話せる」を過信しすぎない友達としての付き合いが長いと「何でも話せる」といったことを相手に感じ、信頼感を抱いた上で結婚相手に選ぶ人がいます。そもそも友達関係での「なんでも話せる」と夫婦関係における「なんでも話せる」は、深さや話すことの種類がまったく異なります。たとえば夫婦なら、お金のこと、お互いの将来の希望や子どものこと、普段の生活の些細なすれ違いや共有事項などは、話せたほうが良いでしょう。しか、友人関係では当然、こういった話題は必要ではないのでしません。夫婦になったらいきなりこうした話がフラットにできるかといえば、それは個々人の価値観やコミュニケーション力によります。「友達として何でも話せる」相手が「人生のパートナーとして何でも話せる」のかも確認していないと、結婚生活を進める際に違和感を抱くことが増えるのです。ちなみにこの話は、なにも長年の友人関係から結婚したケースにとどまりません。普通の恋愛から結婚したカップルでも意外と結婚後に話ができない相手だったと気づき、離婚するケースは一定数あるように思います。この場合は恋愛時期に気持ちが舞い上がり、そもそもお互いに真正面から話し合えるかの確認をせず結婚してしまっているといえます。友達関係から結婚するか決めるというのは人柄を知っている分、安心感があるものです。しかしあくまでも関係は“友達の延長ではなく別モノ”という意識が2人の中にないと、結婚生活が成立するかは不安が残ります。そうした不安要素を払拭するためにも、やはり友達から恋愛、結婚とステップアップをはかる際には、恋愛期間をある程度もうけたほうが安心といえるのです。(文:おおしまりえ)
2022年06月09日tricotが、5月28日21時よりYouTube生配信企画『tricot24時間生配信〜 #刻苦勉励 〜』を実施することが決定した。4月から予定していたEU・UKツアーが延期になり、先月は海外ファンに向けて時差を考慮し、朝4時に開演するライブを3週にわたって配信するなどの仰天な企画を遂行していたtricot。過去には各国を旅しながら海外で109公演を成功させてきたタフなバンドであるが、コロナ禍になって貧弱になってしまったとメンバーが認識し、本来の強靭なバンドに戻るために24時間生配信を行うことを決意したという。配信ではスーパーチャットの金額に応じて様々な企画を用意しており、練習から全て公開するリクエスト曲の演奏や複数の豪華ゲストも24時間のどこかで登場する。また縦軸企画として、配信の最後には“何か”を完成させることが発表された。『tricot24時間生配信〜 #刻苦勉励 〜』配信時間:5月28日(土) 21:00~5月29日(日) 21:00関連リンクtricot HP Twitter Instagram YouTube
2022年05月27日辻村深月さんによる原作小説『ハケンアニメ!』が、ついに実写映画化。ここでは、トウケイ動画の敏腕プロデューサー・行城理を演じる、柄本 佑さんにお話を伺いました。主人公・斎藤瞳が監督を務める『サウンドバック 奏の石』のチーフプロデューサーである行城理は、瞳らクリエイター陣の想いや状況などおかまいなしに、宣伝サイドやスポンサーの事情を一方的に押し付けてくる存在。この役を演じた柄本佑さんは、あえて行城とアニメーターたちとの違いを意識したという。「現場からはちょっと離れたところにいる人みたいに見えたらいいなって思って、衣装合わせのときに、わりとスタイリッシュでおしゃれな感じにしたいと思ったんです。小道具とかも、普通の時計じゃなくスマートウォッチ、だったりね。こういう大勢の人が携わってる現場って、みんなが必死こいてやっているところに、綺麗な格好してちょっといいプリンか何かを差し入れに持って急に現れる人がいるんですよね。誰って特定のイメージはないけれど、スタジオの前の控室みたいなところで軽口を叩いたりして、気がつくといなくなっている…みたいな。我々現場の人間の間では、誰なんだろうねって話題になる。スーツでおしゃれ、重要人物っぽいのだけれど、どうも役割が掴めない…。そういう身近さのない人物像をイメージしました」熱い想いを制作にぶつける瞳たちとは対照的に、アニメをビジネスの視点で語る行城の姿はうさんくさく、冷徹に映ることも。「僕の出演シーンはほぼほぼ“対瞳”でしたから、撮影では、シンプルにいかにして吉岡(里帆)さんをムキーッと腹立たしくさせるかっていうところに注力して、手を緩めずにやった感じです(笑)。行城が無断で進めたカップラーメンとのコラボに怒った瞳が部屋を出ていこうとする場面で、僕が、王子(千晴)の過去の失踪にかけて『あなたも失踪ですか?』って止めるでもなく声をかける。あそこはもともと違うセリフだったんですが、本番前に何回かリハーサルをやってみて、それぐらい言っちゃった方がムカつくかなと思って。監督にそれを提案したら、『いいですね~、ムカつきますね』と喜んでくださり採用されました。じつは、そこまで監督とは行城というキャラクターについて話したりしていなかったのですが、そこで考えていた方向性は一緒だったんだなってはっきりして。でも行城の言ってることって、間違ってはいないんですよね。世の中って、情熱があれば届くみたいな甘いもんじゃない。それはその通りで、ぐうの音も出ない。セリフが自然に説得力を持たせられるように書かれていましたから、わりとしっかりハッタリかましてました。そうやって撮影を進める中でちょっとずつ人物像ができていった感じです」ただ、行城が瞳の才能を買っていて、彼女のアニメに向ける情熱を肯定的に見ているのは確か。「そうなんです。いろんなことを言っているけれど、瞳さんが声優さんの演技に納得できずに何テイクも粘る場面とか、意外に喜んでるんじゃないかと思うんですね。こんな骨のあるやつもいたのかって、行城自身も、熱くさせられているというか。誰に対しても態度は変わらない人ではあるんでしょうが(笑)、あえてムカつく言い方をするのは彼なりに鼓舞しようとしてのことなのかもしれません」劇中では、放送時間帯がバッティングすることになった『サバク』と『リデル』が覇権を争う様が描かれていく。「この作品に限らずですけれど、作品の評価って果たして視聴率だけかというとそうじゃないですよね。瞳にしろ王子にしろ、結局そこじゃないところを一番大事にしているわけで。あくまでも視聴率は結果論であって、クリエイティブって、現場で生身の人たちがいて作り上げるもので、やっぱり自分が納得できるものを作るってことが大事だと思うんです」仕事に対して、どんな信念やこだわりを持って向き合っていくかを問われるのがこの作品。柄本さん自身の俳優としてのこだわりとはなんだろう。「逆に、こだわりみたいなものを持たないということですかね、僕としては。役者という何百年も歴史があって、何万人もいる中で、これっていう正解なんてわかるわけないんです。毎回、同じ作品も同じ役もないわけで、現場が始まってみるまで自分の役がどうなるかすらわからない。経験なんてなんの肥やしにもなんねーぞってことなんです。でも、いかんせん長く続けていると、現場の進め方とかを多少知っているものだから、わかったつもりになっちゃうことがあって、それが危ない。だから僕は、毎回現場に入るときには、できるだけ経験値もこだわりも持たずに、何もないところから、この現場での最適解をみんなで探していきたいと思っています」近年、自らが監督で自主映画も撮っているが、チームを指揮する立場として大事にしているのは「嘘をつかないこと」だとか。「目の前で行われたことに対して、何か違和感を覚えたら、その違和感に対して正直に、っていうことくらいですね。それは役者をやっているときも、そんなに変わらないかもしれないですけど」仕事を始める前から映画を観るのが大好きで、大好きな映画が作られている現場を見てみたいという好奇心で、俳優という世界に足を踏み入れた柄本さん。“好きを、つらぬけ。”は今作のキャッチコピーであるが、好きな気持ちが仕事への原動力になるのと同時に、仕事になれば、当初抱いていた好きな気持ちを持続することが難しいと感じることはないだろうか。「だから、っていうのもなんですが、僕の中で一番大事にしているのは、映画を映画館で観るっていうことかなと思います。どちらかというと、出るより観ることの方が仕事という意識が強いかもしれない。もちろん俳優が仕事ですけれど、いまだに自分の根本にあるのは、映画が好きで映画作りの仲間入りがしたかったっていう想い。その地盤が、今もこの仕事を続けさせてくれている気もするので、それをなおざりにするわけにはいかない。もちろん結婚して子供ができてっていう中で、漠然と役者さんっていう仕事を一生の仕事にしていくんだろうとは思いましたけれど、だからこそ、より“映画館で映画を観る自分”を大事にするようになった気がします」そんな柄本さんにとって人生を変えてくれた作品とは、デビュー作の映画『美しい夏キリシマ』。「あれがなければ、今自分がこうして出役をやっているかどうかもわからない。それはもう明確に。あの2か月間の撮影期間に映画作りに取り憑かれてしまったんですよね。あの作品のおかげであり、あの作品のせいでもある。むしろこっちをサボっちゃマズいという意識でいます」映画『ハケンアニメ!』新人アニメ監督・斎藤瞳を吉岡里帆、彼女を振り回すプロデューサー・行城理を柄本佑、天才監督・王子千晴を中村倫也、王子に振り回されるプロデューサー・有科香屋子を尾野真千子が演じる。この2組、覇権を取るのはどっち!?監督/吉野耕平脚本/政池洋佑出演/吉岡里帆、中村倫也、柄本佑、尾野真千子ほか5月20日より全国公開。©2022 映画「ハケンアニメ!」製作委員会えもと・たすく1986年12月16日生まれ、東京都出身。2003年にデビュー。声優参加した『犬王』が5月28日公開。来年の『シン・仮面ライダー』など公開予定作多数。6月には主演ドラマ『空白を満たしなさい』(NHK)も控える。ジャケット¥359,700タートルネックニット¥136,400(共にメゾン マルジェラ/マルジェラ ジャパンクライアントサービス TEL:0800・000・0261)その他はスタイリスト私物※『anan』2022年5月18日号より。写真・MELON(TRON)スタイリスト・林 道雄ヘア&メイク・星野加奈子インタビュー、文・望月リサ(by anan編集部)
2022年05月16日GAYLE(ゲイル)が、日本時間の4月26日7時よりTikTok LIVEを生配信することを発表した。GAYLEは、「おまえの犬以外の全員、消え失せて」という元カレに向けた痛烈なメッセージ曲「abcdefu」が若者からの共感を得て、全米チャートのグローバル200で1位にランクインした17歳のシンガーソングライター。カナダの音楽TV局MuchMusicが主催する企画"Intimate & Interactive"に参加することで今回の生配信が実現した。なお本プログラムは、日本のユーザーが視聴しやすい時間に合わせ、同日4月26日20時30分より再配信も決定している。"Intimate & Interactive"は、年に3、4回トップアーティストを招き、観客の前でライブを披露したりアーティストに質問できる機会を設けるファンとの交流型のイベント企画。過去には、プリンス、アラニス・モリセット、ノーダウト、アヴリル・ラヴィーン等が参加している。今回の配信では、大ヒット曲「abcdefu」を含む2曲のパフォーマンスと25分間のインタビュー時間を設ける予定となっている。<イベント情報>TikTok LIVE『GAYLE LIVE with MuchMusic "Intimate & Interactive"』生配信:2022年4月26日(火) 7:00再配信:2022年4月26日(火) 20:30TikTok LIVE『GAYLE LIVE with MuchMusic "Intimate & Interactive"』告知画像■視聴方法MuchMusic公式アカウントをフォローし、4月26日(火) 7:00(再配信:4月26日(火) 20:30)になったらプロフィールページのアイコンをタップするとLIVE配信をお楽しみいただけます。※閲覧に関わるインターネット通信費用はお客様のご負担となります。※インターネット回線やシステムのトラブルにより、配信映像や音声の乱れ、公演の一時中止・途中終了の可能性もございます。※本企画は全編英語での放送となりますMuchMusic公式アカウント:<リリース情報>GAYLE デビューEP『a study of the human experience volume one / ア・スタディ・オブ・ザ・ヒューマン・エクスペリエンス・ボリューム・ワン』発売中配信&購入リンク:「luv starved」MVGAYLE「abcdefu」MV(日本語字幕付き)GAYLE「ur just horny」MV(日本語字幕付き)関連リンクGAYLE オフィシャルサイト TikTok Instagram Twitter Facebook YouTube Music Japan
2022年04月25日柄本佑と藤野涼子が主演するNHKドラマ「あの胸が岬のように遠かった ~河野裕子と生きた青春~」の放送が決定した。最愛の妻が亡くなったあと、若いころに綴られた日記が見つかった。そこには、2人の男性の間で揺れ動く切ない恋心が、数々の短歌とともに瑞々しい筆致で綴られていた。夫は日記を頼りに、青春の日々を追想する心の旅に出ることに。本作は、日本を代表する高名な歌人のひとり、永田和宏が綴った実在の手記を基に、不器用な男性と一途に人を愛した女性の青春を描くラブストーリー。今回のドラマでは、永田さんを柄本佑、妻・河野裕子を藤野涼子が演じ、出会いから結婚までの2人の青春の日々を描く。また、柄本さんが青年期と老年期の永田さんを、一人二役で演じるのも見どころのひとつだ。柄本さんは「永田先生って超有名だし、河野さんという方も超有名な方ですけれど、知っていらっしゃる方はこんな裏が、ミステリーが残っていたのっていうふうに楽しんでいただけると思いますし、今回知るという方はああ何か歌を読んでみようかなという、歌の魅力みたいなものを非常に発揮されているドラマだと思います」と本作について語り、「永田先生と河野さんは本当に素敵な方だということは、このドラマを見たら伝わると思います」とコメント。本作について「ドラマとドキュメンタリーが合わさったような形」と説明した藤野さんは、「実際観てほしい青春のシーンがたくさんあるので、短歌を楽しみつつ、私たちの青春のシーンを楽しみつつ、そして永田さんのその時の言葉を聞いて、皆さんにより短歌の世界に浸って楽しんでいただければなって思います」とメッセージを寄せている。▼「あの胸が岬のように遠かった ~河野裕子と生きた青春~」あらすじ細胞生物学の権威で、宮中歌会始の選者を努める歌人・永田和宏は、妻であり同じく高名な歌人の河野裕子を12年前、ガンの闘病の末に亡くした。「たとへば君 ガサッと落葉すくふやうに私をさらつて行つてはくれぬか」河野裕子教科書にも掲載されてきたこの有名な歌は、若き日、煮え切らない態度の自分に対して河野さんが奮起を促した歌だと永田さん自身は解釈してきた。ところが河野さんの死後、実家の押し入れから、彼女が結婚前に綴っていた大量の日記が発見される。その記述によって、実は「ガサッと」の歌が生まれた時期、河野さんは2人の男性との恋心で苦しい葛藤の日々を送っていたことが明らかになっていく。「訊くことはつひになかつたほんたうに俺でよかつたのか訊けなかつたのだ」永田和宏「あの胸が岬のように遠かった ~河野裕子と生きた青春~」は6月6日(月)21時~BSプレミアムにて放送(BS4K同時)。(cinemacafe.net)
2022年04月22日俳優の松田翔太と柄本明、フリーアナウンサーの田中みな実が出演する、オープンハウスの新CM「伝授」編が、15日より放送される。新CMでは、前作に引き続き松田が後輩座敷童子、柄本が田中の家に住み着く先輩座敷童子として登場。昼寝をしている家主・田中の前で、松田が「戸建てを建てているんですよね」と柄本にたずねると、柄本は「オペンホウセ」と間違った読み方をしながらも、スマホの音声入力でホームページを開いて見せる。すると松田は「出んの!?」と驚いた表情で、自分も音声入力に挑戦するが田中が起きてしまい、勝手にスマホをいじったと勘違いされる。さらに一緒にスマホを触っていたはずの柄本に「だめですよ」とあっさりと裏切られてしまい、困惑した表情を浮かべる。
2022年04月14日若者を中心に支持を集める作家F氏の処女小説を映画化した『真夜中乙女戦争』が公開された。そこで、無気力な大学生“私”(永瀬廉)が出会い、退屈を破壊するための東京破壊計画=真夜中乙女戦争を首謀していく危険なカリスマ“黒服”を、柄本佑が演じている。『美しい夏キリシマ』での主演デビューから20年目を迎え、ますます精力的に、1作ごとに違った役柄で作品に観客を引き込む柄本にインタビュー。“私”と“黒服”の関係を語ってもらった。○■“私”に気に入られようと頑張っている男——昨年だけでもドラマ『天国と地獄〜サイコな2人〜』の陸や、映画『痛くない死に方』の河田先生、『先生、私の隣に座っていただけませんか?』の俊夫くんなど、本当にさまざまな役を魅力的に演じられてきましたが、今回の“黒服”はまた全く違う、サングラスの似合うヒール役ですね。役柄的にはカリスマ性のある役になっていますが、そのまま自分のことをカリスマだと捉えると、言っていることが言っていることですし、ただの詐欺師にもなりえると思いました。現場で理詰めで演じているわけではありませんが、今思ってみると“黒服”は、“私”に一目惚れしちゃった人なのかなと。——“私”に一目惚れ、ですか。最初に“私”が学校のベンチに座っていて、奥にカップルがいて、そのさらに奥に“黒服”が座っていて、カップルがいなくなって、“黒服”が“私”を見つける。あのとき、“私”という人物に一目惚れをしたことで、“私”に気に入られようと、あんなこともこんなことも言うし、かっこつけたりもしていったと。非常にシンボリックな役柄ではありますが、“黒服”は“黒服”なりに、“私”に気に入られようと頑張っている男なのかなと思います。——それがいつの間にか“黒服”に魅せられた常連が増えて。教祖的になっていくわけですが、本人は教祖と思ってもいないのかなと。気が付いたら周りに常連がいて、「じゃあ『真夜中乙女戦争』をしよう」となっていった。自分のことをカリスマなんて思い始めたらカリスマじゃなくなっていくと思うし、そういった対イチの関係を突き詰めていった男だと考えたほうが腑に落ちるなと。——今のお話を聞いて、“私”と“黒服”とのクライマックスのシーンが一気に蘇りました。“私”を演じた永瀬さんの印象はいかがでしたか?“私”の目が印象的でした。何か排他的な目をしているというか。いろいろ諦めというか、世の中への失望と絶望と、そうした目に、わざとでなく、自然となっていた感じがします。撮影以外のときは本当に明るく気さくな関西弁のお兄ちゃんなんです。いろんなお話をしました。でも1つスイッチが入ると、一気にそういう世界観が生まれる方だと感じました。あと、“黒服”が惚れるのもわかる、男も惚れさせる色気をお持ちの方だと思います。それから、そんなに年齢差を感じませんでした。King & Princeとしての現場って、すごくたくさんの方と関わっておられるだろうし、だからかそういった気遣いとかもすごくできて、しかも自然に気さくにできるんです。自分のほうがよっぽど子どもだと感じました(笑)■柄本佑1986年12月16日生まれ、東京都出身。2003年、映画『美しい夏キリシマ』の主人公役で映画デビュー。近年の主な出演作に大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』(19年)、ドラマ『心の傷を癒すということ』『知らなくていいコト』(20年)、『天国と地獄~サイコな2人~』(21年)、映画『ポルトの恋人たち 時の記憶』(17年)、『素敵なダイナマイトスキャンダル』『きみの鳥はうたえる』(18年)の3作品では第92回キネマ旬報ベスト・テンにて主演男優賞、中でも『きみの鳥はうたえる』では第73回毎日映画コンクールでも男優主演賞を受賞。他、映画『アルキメデスの大戦』『火口のふたり』(19年)、『先生、私の隣に座っていただけませんか?』(21年)など。映画『殺すな』(1月28日公開)、『ハケンアニメ!』(5月公開)、『川っぺりムコリッタ』(2022年公開)、『シン・仮面ライダー』(2023年公開)が控える。(C)2022『真夜中乙女戦争』製作委員会
2022年01月23日若者を中心に支持を集める作家Fの処女小説を映画化した『真夜中乙女戦争』が公開された。そこで、無気力な大学生“私”(永瀬廉)が出会い、退屈を破壊するための東京破壊計画=真夜中乙女戦争を首謀していく危険なカリスマ“黒服”を、柄本佑が演じている。本作に流れる「自分は何者であるのか」との問いに、柄本自身が直面したとき、この仕事を続けるためにも意識したこと、さらにはここ数年「イケメン」と呼ばれることが増えたことへの率直な感想も聞いた。○■生活者であるという地盤がないと、この仕事はできない——“黒服”は主人公“私”の前に現れる謎の人物ですが、青年期のモヤモヤの中にある“私”の気持ちは共感できますか?“私”が抱えているような悩みというか、「自分は何者であるのか」のようなことって、おそらく誰しもが抱くものだと思うんです。東京を爆破するうんぬんは映画なので置いておいても、そうした感覚は多くの方が分かるものかと。——キャンパスが舞台になっています。柄本さんは早稲田大学芸術学校卒業ですが、キャンパス生活でもそうしたことを感じましたか?僕の場合は、学校とか同級生とかキャンパスといった箱庭のような場所のなかで、自分の殻を破っていきたいと思っていたというより、学生じゃなくなったときに「自分は何者であるのか」と考えましたね。——すでにデビューはしていても、そう思われたんですか?映画の現場って圧倒的に刺激的だし、大人に囲まれているしすごく楽しくて、ちょっと退屈だなと感じることもある学校の授業とはやはり違いました。でも、いざ学校を卒業して仕事だけになったときに、学生だったからこそ自分をカテゴライズして、こちらの仕事も楽しくできていたのだと気づきました。カテゴリーがなくなったら、社会とのつながりみたいなものを感じられなくなったんです。——柄本さんのようにお仕事をされていても、社会とのつながりが感じられなかったのですか?何も仕事がない時間なんていくらでもありましたから。余裕で2カ月とか空いてました。そして、たまに同級生とかと街ですれ違ったりすると、スーツを着てたりして、自分はTシャツに短パンで。地に足がついていない不安を感じたというか。——どう脱却したのでしょう。18歳くらいから一人暮らしをしていたのですが、最初のうちはぐうたら生活をしていたんです。でも、ちゃんと生活者であるという地盤がないと、仕事もできないと感じました。部屋を掃除する、起きたら布団をたたむ、洗濯物もちゃんとして、洗い物をシンクに溜めない。そういったことを毎日やることで、社会とのつながりを取り戻していきました。——素晴らしい。耳が痛いです。(笑)。この仕事だけでは保てないような気がしたんです。ちゃんと地に足をつけて生きているということが、この仕事を支えてくれている感じがします。——なるほど。その通りですね。ちなみに、“黒服”が実にかっこよくて魅力的だったのですが、かっこいいとかイケメンとか騒がれることをご自身はどう感じていますか?それはあまりわかりませんね(苦笑)。“黒服”に限らず。でも、“黒服”としてはそう言っていただけるのはいいのかな? 実際かっこいい役だし、セリフも特徴的なことを言っているので、そういう風に言ってもらえることは作品にとっていいことかもしれません。まあ衣装とかメイクとか、いろんなもので作り上げてますから、作品のなかに生きてる“黒服”さんがかっこいいというのは正しいことなんじゃないでしょうか。ただ、僕個人としては別に……。——柄本さんがかっこいいと言われるのは照れますか?いやあ、うーん。「あざっす」って感じです。目を閉じて、「あざっす!」って(笑)○■映画ファンだからこそ思うこと——“私”や常連たちも集まっていた“黒服”のアジトも印象に残ります。“黒服”はあの場を、自分たちのための映画館としていました。柄本さんはシネフィルですが、ご自身でもああいった場は欲しいですか?僕は映画館に行きたいので、家にはいらないです。たぶんああいうスクリーンがあっても、どのみち家では映画を観ないと思います。本編で「映画って結局みんなで観るものだよな」と“黒服”も言ってましたが、本当にそうだと思うんです。映画ってやはりみんなで、名前も知らない人同士で暗闇でひとつの人生を観る。そこに面白いと思っている方もいれば、つまらないと思っている方もいて、寝ちゃっている方もいる。そういう空間が映画館じゃないかなと思うので。なので僕には必要ないです。——さまざまな役を演じていますが、オファーを受ける際に、雰囲気が似ないようにといったことは考えますか? それとも脚本が第一?脚本もありますが、僕の判断基準としては監督と共演者が大きいですね。たとえば高橋伴明監督や、根岸吉太郎監督などからのお声でしたら、正直脚本を読む前に「やります、やります! ワンシーンでもいいのでやります!」となりますし。逆にあまり存じ上げない監督だったとしても、岸部一徳さんとふたりのシーンがあったり、石橋蓮司さんとの共演シーンがあるならば、やはりやらないと。映画ファンで、こういう仕事も続けているのだったら、緊張もするし怖いけれど、そうした仕事は四の五の言わず、やらなければいけないと思います。柄本佑1986年12月16日生まれ、東京都出身。2003年、映画『美しい夏キリシマ』の主人公役で映画デビュー。近年の主な出演作に大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』(19年)、ドラマ『心の傷を癒すということ』『知らなくていいコト』(20年)、『天国と地獄~サイコな2人~』(21年)、映画『ポルトの恋人たち 時の記憶』(17年)、『素敵なダイナマイトスキャンダル』『きみの鳥はうたえる』(18年)の3作品では第92回キネマ旬報ベスト・テンにて主演男優賞、中でも『きみの鳥はうたえる』では第73回毎日映画コンクールでも男優主演賞を受賞。他、映画『アルキメデスの大戦』『火口のふたり』(19年)、『先生、私の隣に座っていただけませんか?』(21年)など。映画『殺すな』(1月28日公開)、『ハケンアニメ!』(5月公開)、『川っぺりムコリッタ』(2022年公開)、『シン・仮面ライダー』(2023年公開)が控える。(C)2022『真夜中乙女戦争』製作委員会
2022年01月22日フランス・イタリア合作アニメーション映画『シチリアを征服したクマ王国の物語』より、柄本佑演じる魔術師が登場する、日本語吹き替え版本編映像が公開された。柄本さんが本作で演じているのは、各地を旅する語り部ジェデオンと、魔術師デ・アンブロジスの2役。今回到着した映像は、魔術師デ・アンブロジスのシーン。シチリアの人々に悪政をしく大公へ星の預言を伝えるとともに、魔法が使える魔術師だが、横暴な大公のために使い尽くしてしまい、残された魔法は2回。残りは、自分の余生のために使いたいデ・アンブロジスだが…。冒頭、大公率いる人間軍との戦いにひと段落ついたものの、未だ行方不明の息子トニオの所在が分からず、クマの王レオンスの顔は晴れない。そして夜、ひとり群れから離れたレオンス王の元に魔術師が現れる。「魔術師がいれば大王になれます」と語る魔術師だったが、彼から返ってきたのは、「君の魔法を使えば行方不明者を探せるのか?」という言葉。意表をつかれた魔術師だったが、「簡単ですって!」と自信満々に返すも、それがトニオだと知ると、「子グマを見つけるために魔法を一回使うことはできませんってば」と突き放してしまう。そんな「できる」「できません」の押し問答を繰り広げるうちに、夜はふけていく。『シチリアを征服したクマ王国の物語』本編映像クマ軍団をなんとかしろと大公から責められ、保身のため、スパイのように近づく様は、人間の持つ狡い一面が現れている。しかし、息子を探したいという純粋な思いをぶつけてくるレオンスの頼みを断れないお人好しでもあり、どこか憎めないキャラクターだ。アニメーションのアフレコは2度目だという柄本さん。決まった時間の中に膨大なセリフを詰め込んでいく、実写演技とはまた違うことが要求されるアフレコでも、持ち前の深い洞察力で善と悪が同居する“人間”をアップテンポで表現し、クマと人間、アイデンティティや信念の違うものたちが共生することの難しさや、大切さを描いた本作のテーマに奥深さを与えた。『シチリアを征服したクマ王国の物語』は1月14日(金)より新宿武蔵野館・アップリンク吉祥寺ほか全国にて順次公開。(cinemacafe.net)■関連作品:シチリアを征服したクマ王国の物語 2022年1月14日より新宿武蔵野館・アップリンク吉祥寺ほか全国にて公開©2019 PRIMA LINEA PRODUCTIONS - PATHÉ FILMS - FRANCE 3 CINÉMA - INDIGO FILM
2022年01月07日2023年3月公開予定の『シン・仮面ライダー』に柄本佑が出演することが発表された。1971年『仮面ライダー』放送から50周年の記念日となる2021年4月3日に、製作及び2023年3月の公開が発表された『シン・仮面ライダー』。脚本・監督には、総監督を務めた『シン・エヴァンゲリオン劇場版』が興行収入102.8億円を記録する大ヒットを記録したことも記憶に新しい庵野秀明、主人公・本郷猛/仮面ライダーには池松壮亮、ヒロイン・緑川ルリ子には浜辺美波を迎え、1971年の『仮面ライダー』をベースに新たなオリジナル作品として描かれる。1972年1月1日19:30から放送された、『仮面ライダー』第40話『死斗!怪人スノーマン対二人のライダー』にて、初めて仮面ライダー1号と2号が揃い踏みした。『シン・仮面ライダー』で登場する仮面ライダー第2号は、本作でデザインを担当する前田真宏によるイメージ画のみ公開されていたが、記念すべき日から50年後の本日、一文字隼人/仮面ライダー第2号は柄本佑が演じることが明らかとなった。<柄本佑(一文字隼人/仮面ライダー第2号役)コメント>仮面ライダー第2号を、自分が、、、?決まった時の正直な感想です。そんな実感のないところから衣装を合わせたり、小道具を決めたりしていくうち、「なるほど仮面ライダー第2号をやるとはこういうことか」と段々実感が湧いてきて、かつ緊張も高まっていきました。準備をしながらとにかく感じるのはオリジナル仮面ライダーの美しさ、知的さ、カッコ良さです。撮影は、一筋縄ではいかない庵野監督のもと傑作オリジナル仮面ライダーを現代に生き返らせるプレッシャーと闘いながら進められました。自分でも想像のつかないカットがそこかしこに散りばめられています。ご期待いただければと思います。『シン・仮面ライダー』2023年3月公開脚本・監督:庵野秀明配給:東映
2022年01月01日Eveが12月24日19時よりYouTubeで生配信番組『Eveの日 生配信』を行う。『Eveの日 生配信』はEveのYouTube公式チャンネルの登録者数が300万人を突破したことを記念した番組で、アーカイブ配信の予定がない一夜限りのプログラムとなる。番組内では、「いのちの食べ方- Live Film Ver.」の初解禁や昨年のEveの日で開催されたMusic Video化企画で投票数1位となった「やどりぎ」のMVを公開するなど、盛りだくさんの内容を予定している。『Eveの日 生配信』<リリース情報>Eve デジタルシングル「藍才」配信中Eve「藍才」ジャケット配信リンク:関連リンクEve YouTube: Twitter: Instagram: TikTok:
2021年12月18日73歳となった現在も出演オファーが絶えない俳優・柄本明が、11月21日(日)放送の「情熱大陸」に登場。芝居を始めた動機を、しばしば“青春の誤解”と語り、「劇団東京乾電池」の座長を務めながら舞台に映画にテレビドラマにと第一線で走り続けている柄本さんが探る“人間”を演じることに迫る。1948年、東京都出身。映画好きの両親のもとに育ち、高校卒業後はサラリーマンとして働いた。しかし、入社2年目の暮れに知り合いに連れられて早稲田小劇場で観た舞台に衝撃を受け、芝居の世界に。アルバイトをしながら自由劇場などの舞台に立ち、28歳で「劇団東京乾電池」をベンガル、綾田俊樹と共に結成。旗揚げ公演は野次が飛ぶほど散々だったが、次第に「面白い」と評判を呼び、柄本さん自身、映画やテレビなどにも活躍の場を広げた。1998年、映画『カンゾー先生』で第22回日本アカデミー賞最優秀主演男優賞、2010年には『悪人』で第34回日本アカデミー賞最優秀助演男優賞を受賞。2011年には紫綬褒章を受章。2015年には第41回放送文化基金賞 番組部門「演技賞」受賞。2019年には旭日小綬章を受章している。そんな柄本さんが目下励んでいるのが、自身が主役を務める舞台「本日も休診」(原作:見川鯛山)の稽古。地域医療に生涯を捧げた医師・見川鯛山のエッセイ「田舎医者」シリーズが原作で、柄本さんが以前に読んで気に入り、自ら舞台化を提案したという。共演には、笹野高史、佐藤B作ら、自由劇場にいた頃からの古い仲間たちもいる。今年9月初め、下北沢にある「劇団東京乾電池」のアトリエ。挨拶を済ませるとそれ以上の会話はなく、演出を務める柄本さんが客席の真ん中に座り、独特の緊張感のなかで稽古が始まる。俳優達に演技の微調整を指示しながら、何度も見たであろう芝居に「アハハ!」と大きく笑い、稽古が終わるとすぐに稽古場から立ち去った。柄本さんが去ると、あたかもその場を支配していたかのように、一瞬にして空気が緩む。取材の中で、柄本さんから「人間だからね」という言葉がよく出たという。「演じること」と「人間」、俳優・柄本明のなかで、その2つはどのように結ばれているかに迫っていく。「情熱大陸」は11月21日(日)23時~TBS系にて放送。(text:cinemacafe.net)
2021年11月21日児童文学を原作とした、フランス・イタリア合作アニメーション映画『シチリアを征服したクマ王国の物語』の日本語吹き替え版に柄本佑、伊藤沙莉、リリー・フランキーが参加することが明らかになり、併せて日本版予告編も到着した。柄本さんが担当するのは、各地を旅する語り部ジェデオンと、魔術師デ・アンブロジスの2役。また、ジェデオンの弟子のアルメリーナと、劇中王様の息子トニオと行動を共にする勇敢で聡明なアルメリーナ(同名)、人間に攫われる幼少期のトニオの3役を伊藤さん。語り部ジェデオンとアルメリーナが洞窟で出会う老クマをリリーさんが演じることが決定。ほかにも、加藤虎ノ介が野心家のクマのサルペトル、堀内賢雄がクマの王様レオンス、寺島惇太がその息子トニオの青年期役で参加する。予告編では、トニオが行方不明となり、クマの王レオンスが仲間の助言を受けて人間の住む街を目指す様子が描かれる。しかし、人間とクマたちは衝突してしまい、次第に歯車が狂い始めてしまう。原作のディーノ・ブッツァーティの「小さなキャラクターで大きな風景を描く」手法にインスパイアされ、クマや人間の大群を俯瞰的に描きつつも、ダイナミックな動きでアニメーションならではの楽しさを与える本作。映像では、色彩の美しさも堪能することができる。『シチリアを征服したクマ王国の物語』日本版予告編日本公開に向けて、監督のロレンツォ・マトッティは「“アニメーションの国”で自分の作品が上映されるという感動に加えて、今回の配給をとても嬉しく思っています」とコメントを寄せている。▼キャストコメント柄本佑絵が可愛く、迫力もあって美しい映画でした。色彩もすごく楽しい。どのキャラクターもチャーミングです。語り部であるジェデオンと魔術師、ビジュアルも全然違う二人ですが、それぞれのビジュアルにあった、僕の声じゃないくらいの感じでやれたら楽しいかなと思っています。老若男女楽しんでいただける作品ですので、アート好きな方も、絵とか色彩を楽しんで!お子さんは絶対に色とキャラクターの可愛さでハマっていただけると思います。伊藤沙莉語り部のアシスタントをやっているアルメリーナはすごく素直な屈託のない女の子。一方物語の中でのアルメリーナはちょっと違う女性なので、そのちょっとした差が出せたらいいなと思いながら演じました。映画を見させていただいたときに、私にお声がけいただいた理由がすごくわかる声だったので(笑)そこをちゃんと全うできたらいいなって思います。意外と可愛い世界観の中に、人間の愚かさのような、芯をつくものが伝わってくる映画です。大人にもじんわり伝わるし、子供にも感じられるものがあるんじゃないかなと思いますので、目でも心でも楽しんでください。リリー・フランキー普遍的なものを描きながら、人間社会に入った動物たちのしわ寄せと言いますか、人間が起こしてる色々な環境に対する問題もバランスよく描かれているので、素晴らしいお話だなと思いました。何度やってもアフレコは難しいというか嫌な汗が出ますよね。やる度に声優さんってすごいなっていつも思います。僕は実写よりも先に、一番最初にやったのが、海外ものの吹き替えのアフレコだったので、そう考えると僕は声優出身だったんだなということも思い出しながら、成長していない自分にも毎回気づきますよね。『シチリアを征服したクマ王国の物語』は2022年1月14日(金)より新宿武蔵野館・アップリンク吉祥寺ほか全国にて順次公開。(cinemacafe.net)■関連作品:シチリアを征服したクマ王国の物語 2022年1月14日より新宿武蔵野館・アップリンク吉祥寺ほか全国にて公開©2019 PRIMA LINEA PRODUCTIONS - PATHÉ FILMS - FRANCE 3 CINÉMA - INDIGO FILM
2021年11月10日藤沢周平の時代小説「殺すな」が、中村梅雀、柄本佑、安藤サクラ共演で映像化。そして、来年のほぼ同時期に本作が劇場上映&TV放送される。裏店の長屋で筆づくりの内職をして糊口をしのぐ浪人・小谷善左エ門は、同じ長屋に住む船頭の吉蔵から、一緒に暮らすお峯の様子を見張るように頼まれていた。元は船宿の女将と抱え船頭だった2人は、密通のうえ駆け落ちしてここで隠れるように暮らし始めたものの、やがてお峯は退屈な日々に虚しさを感じ始める。気晴らしのため川向こうへと架かる橋を渡ってみたい…との思いに駆られるお峯と、居場所が露見することを危惧して「橋を渡るな」と厳命する吉蔵。すきま風が吹き始めた2人の様子を、善左エ門はかつての自分と、自らの手に掛けてしまった妻の姿に重ねあわせて見守っていたのだが――。原作は、様々な人間が行き交う江戸の橋を舞台に、市井の男女の喜怒哀楽の表情を瑞々しく描いた短篇集「橋ものがたり」の一篇。かつて妻を手に掛けたことを悔いる浪人と、同じ長屋に住む訳ありの若い男女と、3人それぞれの心模様を深い滋味と温かさをもって描いた作品。今回、かねてより映像化を望んでいた名匠・井上昭監督が映像化。梅雀さんが小谷善左エ門、柄本さんが吉蔵、安藤さんがお峯を演じるほか、中村玉緒(特別出演)、本田博太郎らが出演している。「ワンカットワンカット、しびれるような集中力と雰囲気、余韻が感じられる、まさに夢のような現場でした」と撮影をふり返った梅雀さんは、「この作品は普遍的な男女の愛を描いた物語です。そしてそれは現代社会にも通じるものであり、愛するものを失った者の苦痛、後悔、悲しさなど、いろんなものが凝縮されているとても深い人間ドラマだと思います。井上昭監督が丁寧に撮り上げ、私たち役者も心を込めて演じたこの作品、皆様にぜひご覧いただきたいと思います」とコメントしている。「殺すな」は2022年1月28日(金)全国のイオンシネマ89館にて劇場上映、2月1日(火)19時~時代劇専門チャンネルでTV初放送。(cinemacafe.net)
2021年10月28日10月27日に『「カク云ウボクモ」配信リリース記念!MUSIC VIDEO先行上映会』と題したYouTube生配信イベントが東京・代官山にある映画館シアターギルドで行われ、森山直太朗とスペシャルゲストの柄本佑、司会のクリス智子が登壇。そのオフィシャルレポートが到着した。「カク云ウボクモ」は、柄本主演で森山が兄弟役として出演した阪神・淡路大震災時に被災者の“心のケア”のパイオニアとして奮闘した精神科医の姿を描くヒューマンドラマ『心の傷を癒(いや)すということ』の映画『心の傷を癒すということ《劇場版》』の主題歌として、10月27日に配信リリースされた。自身の出演作に初めて書き下ろし楽曲を提供した森山が紡ぐ「カク云ウボクモ」は、ストーリーに寄り添う歌詞と美しいサウンド、心に染み入る優しい歌声に聴き入ってしまう楽曲となっている。このリリースを記念した今回のイベントで仲の良さを見せるふたりは、柄本が出演していた青春ドラマ『若者たち』の同名主題歌を森山が担当したことから続く縁だという。以降も共演しプライベートでも仲の良い柄本が、「カク云ウボクモ」のMusic Videoを森山の依頼で撮影。さらにMVは半年をかけて、「冬篇」と「春篇」の2バージョンが制作されたそうで、それらはなんとスマートフォンで撮影された。晴れて本イベントにてこの2本を初公開することとなった。柄本は「カク云ウボクモ」の撮影をするにあたって、「この曲を聴くと手の届く範囲の小さな幸せのことを思った。日常生きているなかで、僕が感じた光のきれいさ、花が咲いていることなどの一瞬のきらめきをそのときにカメラでまわしたものを編集して、この歌にのせれば、この曲を聴いた人たちも幸せになっていけば」という願いをMVに込めたと語った。森山は「(柄本)佑くんの日常や息づかいが感じられる作品なので、初公開できるこの日をずっと楽しみにしていた」と、披露する日が待ち遠しかったと語り、同作は森山から柄本に対する「恋文」なのだと明かした。さらに「ファミリーの雰囲気も似ている」と柄本に親しみを感じる森山が、しかし「その環境を選んだ自覚はないし、根っこは知っているけれどもっと奥の根っこは知らない」と自身が存在する意義、ルーツへの思いを吐露。そんな森山だけではなく「みんなあまりルーツを追求しないから、無意識で感じることや輪廻の共有を音楽で表現できればという想いで作りました」と楽曲の制作秘話を語った。そして「カク云ウボクモ ~冬~」のMVを公開。すっかりくつろいだ様子の森山、柄本、クリスの3人は、さっきまでいたソファからおりて地べたに座っている。MVを観ていた森山は「通り過ぎてしまいそうな景色をあえてカメラにおさめていて。感情は言葉にできないこと、でもみんなが知っているシーンでもあり、なんでもない時間や他愛のないひとときの積み重ねが人生。その心理がそこにあるから、この作品は柄本佑さんが最期に見る走馬灯だと思う。」と話し、会場の笑いを誘った。それを聞いた柄本は「編集の時から言ってましたよ」とクリスへ訴える。また「狙って撮るのではなく、みんな普遍的に感じるけれど生活に追われて見逃しそうなことを撮る、自分が撮りたいものを撮ることが普遍性につながる」と撮影時の意識を告白した。森山直太朗「カク云ウボクモ 〜冬〜」MVやがてあふれだす撮影秘話を語りだす柄本と森山は、冬篇のMVを再度流しながらのトークへ。YouTubeライブが初めてだという柄本も「副音声みたいだね」と楽しげだ。お互いに好きなシーンや印象的だったシーンを語り合い、あたたまっていく会場。「僕らの武器は長い時間をかけられること」とMVの締め切りがなかったことで「季節感を感じられる作品になった」と語る柄本。「カク云ウボクモ」の生歌唱も続いて「カク云ウボクモ ~春~」の初公開。森山は「春篇と冬篇のどっちが好きかと聞かれたら、50.5対49.5ぐらいの僅差で春が好き」と話し、柄本は「上に向かって手を伸ばす最初のシーンが好きだ」とし「春篇と冬篇と観てみると、観終わった後の余韻がちょっとずつ違う」と感想をのべた。MVの注目ポイントとして森山は「最後に佑くんが車に乗って頭を触るところがすごい好き」と告白しつつも、そのシーンについて「あとから聞いたんだけど、『チュルル チュルル』と歌うところを佑くんもつぶやいてくれるかな」と思っていたと語り、でも一見それがわからないため「よーくあのシーンを観るとかすかに『チュルル』みたいなことをやっている」と見どころをアドバイス。あまりにもさりげなく口ずさむシーンだけに一度観ても気づかなかったり、そのシーンを探したりしたい人は、この注目ポイントをじっくり観察してみるのもいいかもしれない。森山直太朗「カク云ウボクモ 〜春〜」MVそして柄本は歌手としても活動し、いきものがかりの水野良樹が主催する5人の作家、5人の歌い手、5人の音楽家がそれぞれ5つの歌と小説を生み出す「OTOGIBANASHI」という企画に参加したという話題へ。水野が作曲、重松清が小説(『星野先生の宿題』)と作詞、トオミヨウがアレンジャーを担当した楽曲「ステラ2021」を柄本が歌唱。10月27日から配信、10月28日から小説と楽曲を楽しめるCD付属の書籍が発売される。また森山は「カク云ウボクモ」の他にも、現在放送中のドラマ24『スナック キズツキ』のエンディングテーマ「それは白くて柔らかい」を担当し、上白石萌音が歌う12月28日開幕の『第100回全国高校サッカー選手権大会』の応援歌「懐かしい未来」の作詞作曲も務めている。さらに2020年より始動した公益社団法人 日本芸能実演家協議会による『JAPAN LIVE YELL project』において、リアレンジされた森山の楽曲「花」が起用され、自身も出演するWeb Movieが公開中だ。リリースが続く森山は「ぜひ情報をキャッチしてください。よろしくお願いします」とカメラ目線で伝言した。最後にイベントを締め括るのは「カク云ウボクモ」の生歌唱だ。ここで森山のライブではお馴染みのギタリスト・西海孝が登場。そこで「クリスさんの家でパジャマパーティしているような気分」というぐらいリラックスした森山から「せっかくなので」と、ラジオ番組での曲紹介のようにと曲振りを頼まれてクリスが紹介する。ソファに座りながらハンドマイクで歌う森山と、西海が奏でるアコースティックギターの音色が会場を染め上げていく。「人前でマイクで歌うのが久しぶりで。ちょっとマイクをまわしちゃった」とおどける森山。クリスからも「マイクさばきが素敵」と拍手が。続いて、「もう1曲どうですか?」と勧められ、「花」を歌唱。場内そしてYouTubeを通して視聴するファンひとりひとりにしっかりとその歌が届けられた。そばで森山の歌を聴いていた柄本は「贅沢なものを見せていただきました。幸せでした」と話し、クリスも「いい時間をありがとうございました」と述べた。それぞれが「名残惜しい」と口にするなか配信終了の時間となり、後ろ髪を引かれながら「さよならー!」と手を振る3人。2022年でデビュー20周年を迎える森山のこれからの幅広い活動がさらに楽しみになる一夜だった。取材・文:かわむらあみり<配信情報>「カク云ウボクモ」2021年10月27日(水) 配信リリース作詞・作曲:森山直太朗「カク云ウボクモ」配信ジャケット配信リンク:森山直太朗 太陽 / にっぽん百歌【富士山】関連リンク森山直太朗 オフィシャルサイト:森山直太朗 Twitter:森山直太朗スタッフ Twitter:森山直太朗 Facebook:森山直太朗 Instagram:森山直太朗 UNIVERSAL MUSIC オフィシャルサイト:
2021年10月28日菅田将暉主演『CUBE 一度入ったら、最後』がついに公開。この度、柄本時生が演じた「CUBE」の“最初の男”を映した冒頭映像と、特別キャラクタービジュアルが解禁された。今回、初解禁となったのは、<謎の部屋=CUBE>の脅威を即実感できる、危険が迫る死亡フラグ全開の“最初の男”を映し出した本編の冒頭映像。オリジナル版『CUBE』と同様に6人の男女に含まれない“最初の男”が登場し、たった1人でCUBE内を進んでいくシーンが映されている。謎の部屋「CUBE」の脅威を体感する“最初の男”のシーンによって、不穏すぎる「CUBE」を存分に鑑賞者も実感することができる、オリジナル版でも大人気のこの冒頭シーン。映像で、扉を開けて向こうの部屋からおそるおそる顔を覗かせるのは、柄本さん演じる囚人のような服を着た男。不安と緊張が入り混じった表情で周囲を警戒しながらゆっくりと白い部屋へと入ると、不穏な空気と閉塞感が漂うその部屋をまっすぐ進み、次の部屋への扉を開ける。次に男を待ち構えていた薄いオレンジ色の部屋は、先ほどの白い部屋とは違いどこか危険な雰囲気が漂っている。男はその部屋でも慎重な足どりで正面に向かって進んでいく。映像の背後からは不気味な音楽も流れ出す。ふと、部屋の中央で足を止めた男は正面にある正方形の扉の下に何かを発見。男が見つめる先には、点滅する謎の光。その光をじっくりと見つめていると、突然機械音のような大きな音がして…。謎は深まるばかりだが、四方を囲まれる閉塞感や不気味な音楽で、まさに「一度入ったら、最後」と思わせるようなCUBEの脅威を実感できる冒頭シーン。謎の光と大きな音の正体とは…。そしてこの「最初の男」の身に一体何があったのか…。さらに今回は、菅田さん演じたエンジニアの後藤ら、突如「CUBE」に閉じ込められた男女6人の特別キャラクタービジュアルも公開。謎の部屋「CUBE」の中に佇む6人の背景は、それぞれ異なる色のライトに染められているだけでなく、体の一部が何かの影響を受け歪んで見える不穏なビジュアルとなっている。『CUBE 一度入ったら、最後』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:CUBE 一度入ったら、最後 2021年10月22日より公開©2021「CUBE」製作委員会
2021年10月22日1997年に公開された、密室サスペンスの先駆けとして世界中でカルト的人気を誇る同名映画をリメイクする『CUBE 一度入ったら、最後』が、10月22日(金)から全国公開される。この度「謎の部屋=CUBE」の脅威を即実感できる死亡フラグ全開の“最初の男”を映し出した冒頭映像が初公開された。ヴィンチェンゾ・ナタリ初の公認リメイクとして、ナタリ本人もクリエイティブ・アドバイザーとして初めて日本映画に全面協力し、菅田将暉主演で贈る本作。杏や岡田将生、田代輝、斎藤工、吉田鋼太郎などのキャストが揃い、謎の立方体「CUBE」に閉じ込められた登場人物たちが決死の脱出を図る。解禁となった本編の冒頭映像では、オリジナル版『CUBE』と同様に6人の男女に含まれない“最初の男”が登場し、たったひとりでCUBE内を進んでいくシーンが映される。不穏すぎる「CUBE」を存分に鑑賞者も実感することができるオリジナル版でも人気の場面だ。この死亡フラグ全開の“最初の男”役を誰が演じるのか、本作でも大きな注目を浴びていたが、扉を開けて向こうの部屋からおそるおそる顔を覗かせたのは、柄本時生演じる囚人のような服を着た男。不安と緊張が入り混じった表情で周囲を警戒しながらゆっくりと白い部屋へと入ると、不穏な空気と閉塞感が漂うその部屋をまっすぐ進み、次の部屋への扉を開ける。次に男を待ち構えていた薄いオレンジ色の部屋は、先ほどの白い部屋とは違いどこか危険な雰囲気が漂っている。男はその部屋でも慎重な足どりで正面に向かって進んでいく。映像の背後からは不気味な音楽も。ふと、部屋の中央で足を止めた男は正面にある正方形の扉の下に何かを発見。見つめる先には点滅する謎の光。その光をじっくりと見つめていると、突然機械音のような大きな音とともに男の表情が一変し…。謎が深まるばかりだが、四方を囲まれる閉塞感や不気味な音楽で、まさに「一度入ったら、最後」と思わせるようなCUBEの脅威が伝わるだろう。さらに併せて菅田将暉が演じたエンジニアの後藤ら、突如「CUBE」に閉じ込められた男女6人の特別キャラクタービジュアルも公開されている。謎の部屋「CUBE」の中に佇む6人の背景は、それぞれ異なる色のライトに染められているだけでなく、体の一部が何かの影響を受け歪んで見える、これまた不穏なビジュアルだ。『CUBE 一度入ったら、最後』10月22日(金)公開
2021年10月22日