ネットリサーチ・アンケート調査を行うクロス・マーケティングは、全国20歳から69歳の男女1,200人を対象に、「消費動向」に関する調査を実施。調査の結果、値上げ後大幅に消費が減った「たばこの本数」が上昇傾向にあることなどがわかった。調査期間は10月16日から10月17日。同調査は、現在の消費者の「暮らしの状況」を、所得・消費・行動の観点で過去と比較し、景気動向判断の基礎資料を得ることを目的として、2009年2月から3カ月ごとに実施している。2012年からは、年2回、6カ月ごとに行い、定点調査としては今回で14回目となる。また、同社では、世の中全体の消費に対する意識や実態を把握するための指標として「消費動向DI(Diffusion Index)」を定義。商品購入・サービス利用、店舗・レジャー施設利用について、「増えた」の回答比率から「減った」の回答比率を差し引いた値となっている。消費動向DIのうち、「商品購入・サービス利用の推移」では、「プライベートブランド商品(スーパー・デパートなどが自ら企画生産して販売する独自のブランド商品)の購入頻度」が16.1ポイントでマイナスに。また同様に、「たばこの本数」では、値上げした2010年10月に大幅に消費が減った(-37.8ポイント)ものの、そこからは上昇傾向で、今回は-7.3ポイントとなった。飲食店関連では、「ファミリーレストラン」が前回調査の-20.3ポイントとから-15.3ポイントと5ポイント上昇し、調査開始以降最も高い結果となっている。そのほか、遊園地・テーマパーク、映画館、カラオケ、マンガ喫茶などの「レジャー施設の利用」は、震災後の自粛により落ち込んでいた2011年4月から、全般的に上昇傾向にあるという結果となった。なお、詳細な調査データは、同社ホームページからダウンロードすることができる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月12日ここ数年、お笑い芸人さんたちが中心のバラエティートーク番組が増え、番組内で業界用語や舞台用語を聞く機会が多くなりました。そういった業界用語の中には、一般人には少しわかりにくいものもあります。今回は、業界用語が頻出する芸人さんのトーク番組をより楽しくみるために役立つ、業界用語集をお届けします!■ア行●アテブリ歌っているフリや楽器を演奏しているフリをすることを指す。クチパクとも呼ばれており、最近ではこちらの方が有名。例)あなたの歌、全部アテブリだね!●暗転あんてんと読む。演劇などで場面転換をする際に舞台の照明を消し、暗闇で転換することを指す。反対に明転(めいてん)は舞台の照明をつけたまま場面転換を行うこと。例)家から外のシーンになるんでここ暗転ね!●板付き演劇などで舞台の幕が上がった際に、既に演者が舞台の決まった位置に立っている状態のこと。演者が舞台袖で待機していることは『陰板』という。例)最初は板付きでスタート!●インカム舞台のスタッフが舞台袖や調光室などと連絡をする際に使用する無線機のこと。別の業界では『売り上げ』を意味するので使う場合は注意が必要。例)あのスタッフ、インカム付けてないよ!●インサート人物や商品の静止画像のこと。インサートカットとも言う。例)登場の前にインサート入れますんで!■カ行●書き割り(かきわり)建物や風景などが描かれた大道具のこと。例)あの書き割り、早く片付けといて!●がなり客席から演出家が舞台上の役者に指示を出すために使うマイクのこと。がなりマイクとも言う。例)あの演出家、がなり持ってんのに大声出すからすごいうるさい!●上手(かみて)、下手(しもて)舞台の右左のことを指す言葉。上手は舞台に向かって右側 、下手は舞台に向かって左側のこと。例)○○さんは上手から登場して△△さんは下手から出てきてください。●完パケ撮影した映像などの編集がすべて終わり、放送できる状態、または納品できる状態のテープのこと。完成パッケージの略。例)完パケできたんで今月の仕事はおしまいです。●食い気味他の出演者や役者の演技や台詞が終わらないうちに、台詞をしゃべったり演技を始めること。例)さっきの台詞すごい食い気味だったよ!●ケータリング楽屋などで出されるお弁当や飲料などの飲食物のこと。例)今日のケータリングすごい豪華!●ゲネプロ本番と同じ形で行われる通し稽古のこと。Generalprobe(ゲネラールプローベ)というドイツ語を略した言葉。例)明日のゲネプロに間に合いません!■サ・タ行●仕出しエキストラのことを指す。仕出し弁当のごとく注文した数が手配できることからこう言われる。主に映画業界で使われる言葉。例)今日の撮影、仕出しどれくらい?●袖幕客席から舞台の両側の奥や端の部分が見えないように隠しある幕のこと。例)さっき袖幕に衣装引っ掛けたでしょ!●テレコ物事の順番が入れ替わってしまうこと、入れ違いになること。セリフの前後が入れ替わってしまったりすることも指す例)さっきのセリフ、テレコになってたよ!●撮って出しテレビなどで撮影されたものを無編集でそのまま放送すること。例)今日のニュースは撮って出しだったなぁ●緞帳(どんちょう)舞台と客席を仕切る大きな幕。例)緞帳(どんちょう)が降りきってないのにくしゃみしてしまった!■ナ・ハ行●抜く演者の中から特定の人物をアップにすること。主にテレビ業界で使われる。例)次のシーンは○○さんの抜きから入ります!●ハケる演者が舞台から出て行く、道具などをかたづけるという意味。例)では○○さんは下手からハケてください。●バミル演者の立ち位置やマイクなどを置く位置に、テープなどで目印をつけること。例)じゃあそこの位置でバミっておいて!●ばらす大道具などの舞台装置を取り除くことや現場の撤収や片付けを指す言葉。例)撮影終わったんでそればらしといてください!●ばれ飯演者やスタッフがそれぞれバラバラに食事を取ること。例)今日はばれ飯でお願いしまーす!●バーター「抱き合わせ」という意味。束を逆に読んだものと言われている。例)○○さんは今回△△さんのバーター出演でしょ?■マ・ヤ・ラ行●前ノリロケや撮影の前日から現地に宿泊すること。例)今度の撮影は前ノリでお願いします。●見切れるテレビ画面や舞台で本来写らない予定の人や物がはみ出て見えてしまうこと。例)○○さん、いま見切れてるんで引っ込んでください。●ロケハン撮影に適した場所を探しに行くこと。例)ロケハンで群馬まで行ってきました!これらの業界用語、舞台用語を知っていれば、芸人さんのトーク番組で「ん? これはどういう意味?」と頭をかしげることもなくなるでしょう!さらに例文を駆使すれば、あなたも今日から業界用語通になれるかも!?(高橋モータース@dcp)
2012年10月06日東京証券取引所が発表した8月のJ-REITの投資部門別売買動向によると、同月に最も多くJ-REITを買い越したのは、投資信託で、80億円の買越しとなり、次いで、銀行の42億円となりました。前月に続き、投資信託経由の投資資金や銀行による買いがJ-REIT市場を下支えしたとみられます。一方、同月に最も多くJ-REITを売り越したのは、個人投資家の102億円で、次いで、海外投資家の27億円となりました。個人投資家の売り越しの背景には、このところのJ-REIT市場の持ち直しを受けた、利益確定売りによるもののほか、最近続いた公募増資で取得した投資口の売却などがあるとみられます。また、J-REITの主要な投資部門のひとつである海外投資家は、世界的に株式市場が大きく下落した5月にJ-REITを大量に売り越しましたが、その後は、買い越しに転じる月もあるなど、動きの傾向を捉えることができない展開となりました。しかしながら、今月に入り、ECB(欧州中央銀行)やFRB(米連邦準備制度理事会)が相次いで景気を下支えるための政策対応を講じていることなどを考えると、リスク許容度の回復を背景に、再び、J-REITを買い越す傾向がみられると期待されます。(※文章中の金額は四捨五入した金額)足元のJ-REIT市場は、相対的に高い分配金利回りに加え、東京都心のオフィス空室率の低下といったオフィス市況の改善がみられたことなどにより、底堅い展開となっています。また、19日に発表された2012年基準地価(調査時点は7月1日)では、全国的に地価の下落幅が縮小しており、不動産市況が回復傾向となるなど、J-REIT市場には明るい話題が多く見受けられるようになりました。そうした中、海外投資家が本格的にJ-REITを買い越す動きがみられるようになれば、J-REITの価格上昇の追い風になると期待されます。(※上記は過去のものであり、将来を約束するものではありません。)(2012年9月21日 日興アセットマネジメント作成)●日興アセットマネジメントが提供する、マーケットの旬な話題が楽に読める「楽読」からの転載です。→「楽読」【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月21日HDI-Japanは同社が主催する「サポートポータル/問合せ窓口格付け」の、2012年度「旅行業界」の調査結果を発表した。まず、旅行業界サポートポータル格付け結果は、三ツ星がエイチ・アイ・エス、エクスペディアジャパン、クラブツーリズム、阪急交通社。二ツ星はANAセールス、エアーリンク(スカイゲート)、ジェイティービー、じゃらん、日本旅行、楽天トラベル。一ツ星は一休、近畿日本ツーリスト、トップツアーだった。Webページは、情報がみつけやすく利用者視点のサポートポータルが多く見られた。コンテンツも見やすく解決度合いも高くなっている。センターとの連携では、センタースタッフがほぼWeb内容を把握していて連携度はよいところと、センタースタッフがWebポータル内容を理解していないところとに分かれた。Web評価の低かったところは、セルフヘルプの選択肢、情報量が少なく、見つけにくく探しにくい傾向があるようだ。次に、旅行業界問合せ窓口格付けでは、近畿日本ツーリストが三ツ星。二ツ星は一休、エイチ・アイ・エス、クラブツーリズム、ジェイティービー、トップツアー、阪急交通社。一ツ星はANA セールス、エアーリンク(スカイゲート)、エクスペディアジャパン、じゃらん、日本旅行、楽天トラベルとなった。三ツ星となった近畿日本ツーリストは、「顧客に合わせた前向きな対応ができており、製品知識があり、迅速な対応ができている。礼儀正しく対応もできている」という評価を得た。評価としては、問合せ窓口が複数に分かれ、顧客が一カ所で旅行情報を収集できないと、顧客満足度は低くなるようだ。高評価のセンターでは、積極的な情報提供や支援ができ、丁寧で分かりやすく、安心感を与えることができている。また、自動音声応答の選択肢が多く階層が深いところは評価が低く、音声応答なく直ちに担当者につながるところは評価が高くなっている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月11日フルサイズイメージは、ペット業界求人サイト「PetJOB」をオープンした。「PetJOB」は、犬猫が大好きで、ペット業界に転職・就職したいという人を応援する求人情報サイト。全国の獣医師、トリマー、動物看護師、動物介護士、ペットホテル・ペットショップ店員、ドッグトレーナーなど動物にたずさわる求人情報を掲載する。正社員、アルバイト、新卒求人などさまざまな雇用形態を掲載し、地域、職種からだけでなく、「働きたい場所」からも求人情報を検索することができる。中小規模で展開するペット関連企業に向けた、1ヶ月5,000円からのリーズナブルな広告枠も用意する。求人情報だけではなく、姉妹サイトのペットのポータルサイト「PetC」で展開中の、ペット業界で働く人向けのおすすめコラムなども紹介する。今後は、ペット関連の資格やスクール情報などを展開し、ペット業界向けの総合サイトを目指すという。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月07日カーシェアリングの比較情報サイト「カーシェアリング比較360°」を運営するジェイティップスは、カーシェアリング主要8社の市場動向報告の2012年第2四半期版を公開した。この市場動向報告は、「カーシェアリング比較360°」のデータベースをもとに調査したもの。ステーション数は第1四半期より7.1%増加、車両台数も6.4%増加していることがわかった。第1四半期は前年の第4四半期との比較でステーション数17%増、車両台数22%増と大幅な伸びだったが、それに比べると今回の増加率は少ない。とはいえ、カーシェアリング市場は順調に成長していることが明らかとなった。今期の伸びがやや鈍化した要因としては、昭和シェル石油が運営する「まちのりくん」が事業撤退した影響がある。しかし、そうしたマイナス要因をカバーしてなお成長が続いていることはカーシェアリングの市場拡大が確かなものである証拠ともいえる。2012年はカーシェアリング会員20万人突破が確実と見られており、「カーシェアリング普及元年」とされている。ステーション数も500カ所突破が目前に迫り、今後の成長が期待されている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月22日ジーエフケー・ライフスタイルトラッキング・ジャパン(GfKジャパン)は、全国のGMS、ホームセンターおよび家電量販店における電動アシスト自転車の販売動向を発表した。2012年上半期の電動アシスト自転車販売は数量前年比17%増、金額は前年比20%増となった。前年の3~4月は、東日本大震災後、通勤・通学の手段として一気に需要が高まり、大幅な販売伸長を記録。この前年実績に対し、2012年上半期は各月ともに前年の販売台数をさらに上回る。販売が滞る1月も旧モデルの販売が堅調に推移し、前年同月比54%増という高い販売水準に至った。2012年上半期の特徴として、平均価格の上昇が挙げられる。これにより販売金額は前年同期比20%増となり、販売台数の伸びをしのぐ結果となった。金額ベースの伸長の背景には、バッテリーの大容量化に加え、規模は限定的であるが、高単価な幼児同乗可能モデルの販売増がある。2012年上半期における幼児同乗可能モデルの数量構成比は前年同期から8ポイント増の18%へ拡大した。商品数が増え、フレームカラーなど選択の幅が広がったこと、また、品質向上に加え、価格的にも購入しやすい商品が増えてきたことも、この成長に弾みをつけている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月17日市場調査・コンサルティング会社のシード・プランニングは、「2012年版健康保険組合の保健事業における最新動向調査」を発刊した。同書は、健康保険組合の最新動向を把握すべくアンケート調査を行い、75組合から得た回答を集計分析したもの。健康保険組合は、2008年4月の医療制度改革を受け、特定健診・特定保健指導の数値目標達成、高齢者医療制度への負担、増加する医療費の抑制施策など、状況は厳しさを増している。2010年度決算の経営収支が過去2番目となる4,154億円の大幅赤字となるなど、2010年度末時点で存在した1,458組合のうち8割弱が赤字となり、過去最多の415組合で保険料率を引き上げた。また、「保険者による健診・保健指導等に関する検討会」(2012年3月現在)のなかで2013年度からの新たな健診・保健指導の在り方について、服薬中の人や非肥満者で高リスク者への保健指導が議論されるなど、健康保険組合に求められる役割は疾病予防から疾病管理まで多岐にわたる。このような中、一部の健康保険組合では、自らが保有する健診データ、レセプトデータを分析し、生活習慣病の重症化を抑制する保健指導の実施や、未受診者、治療中断者への効果的な受診勧奨、ジェネリック医薬品利用促進などに活用することで医療費抑制につなげる施策に取り組む傾向がみられる。6割以上の組合がレセプトデータを分析しており、該当の46組合の内訳は組合内での分析が5割以上、事業者に委託して分析する組合は4割弱となる。レセプト分析に基づいて実施している施策では、「ジェネリック医薬品の利用促進通知」が6割以上で最も多い。保健事業予算割合の平均は、「特定健診」「各種検診/人間ドック」が6割を占めたほか、「特定保健指導」、「その他保健指導」が1割弱だった。今後の予算方向性については、組合の半数以上が「特定保健指導」の予算を強化する方向性であるほか、「特定健診」「ジェネリック利用促進」「レセプト分析・利活用」において予算強化の傾向がみられる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月12日社会保険労務士案内サイト「社労ネット」インターネットメディア事業を展開するアイティオール株式会社は、株式会社リブランディングとの共同事業で、社会保険労務士案内サイト「社労ネット」を開始しました。ウェブサイトの開発・運営はアイティオール、企画・販売はリブランディングが行います。社労ネットは、助成金、就業規則、雇用問題、解雇問題、厚生年金、社会保険等、労務のプロフェッショナルである社会保険労務士を案内するサイトで、社会保険労務士から発信する労務関係の情報提供も行います。サイトオープン時点では14名の参加から開始し、サービス開始にあたりまして、社労ネットに興味のある社会保険労務士を募集しています。
2010年12月24日