日本画家・アニメーション作家としてボーダレスに活躍する四宮義俊監督が、劇場長編アニメーション『A NEW DAWN(邦題未定)』で監督デビューを飾ることが解禁された。2025年に劇場公開される本作は、四宮監督がオリジナル脚本を手掛ける初の長編作品である。新海誠監督や片渕須直監督の作品に参加するなど、ジャンルを超えて様々な創作活動を行ってきた唯一無二の美術家である四宮監督。作品の舞台は、土地立ち退きの強制執行が迫る創業330年の花火工場・帯刀煙火店。そこで育った3人の若者たちと幻の花火「シュハリ」をめぐる2日間の物語を描く。さらに、本作は第77回カンヌ国際映画祭マルシェ・ドゥ・フィルムにて開催される「Animation Day」アヌシー・アニメーションショーケースに選出。5月19日(現地時間)には四宮監督が登壇し、メイキング映像の上映とプレゼンテーションを行う予定だ。制作はシンエイ動画との共同製作で、カンヌ国際映画祭「監督週間」に選出された7月19日公開『化け猫あんずちゃん』や、2023年アヌシー国際アニメーション映画祭クリスタル賞受賞作『リンダはチキンがたべたい!』(絶賛上映中)など世界の映画祭で脚光を浴びるフランスのアニメスタジオ「Miyu Productions」と「アスミック・エース」の日仏共同製作となる。アニメーション制作は「スタジオアウトリガー」が担当し、キャラクターデザインはうつした(南方研究所)、美術は馬島亮子、音楽は蓮沼執太と、豪華なメインスタッフが集結した。四宮義俊監督コメントこの映画は僕の一本目の長編映画です。企画を作り始めたのは2016年でした。月日が経つうちに、自分を取り巻く環境や景色も変わり、家族もできました。ある日、雑木林の隙間からあるはずのない『海』を子供が見つけ僕に問いかけました。凝視すれば何のことはないソーラーパネルの羅列でした。ネガティブに感じられ変わっていく日本の風景にいっとき新しい解釈を与えた次の世代の感性は僕にとってとても意味のあるものに感じられました。そしてその瞬間、この物語は駆動し始めました。当時はごく一部の事象を描いたものでしたが、時を経るごとに物語がリアリティを帯びていった様に思います。企画が始まってから8年目の今日みなさんに情報をお届けできることにちょっとした奇跡も感じています。完成まではまだまだ長い道のりですが、作りながら、また少しずつ皆さんに知っていってもらえると嬉しいです。『A NEW DAWN(邦題未定)』は2025年全国にて公開。(シネマカフェ編集部)
2024年04月24日アイドルグループ・FRUITS ZIPPERの櫻井優衣、鎮西寿々歌、松本かれんが13日、グランメッセ熊本で開催された『麻生専門学校グループ presents TGC 熊本 2024』に登場した。ヒョウ柄のワンピースと高めのツインテール姿で登場した櫻井は、首をかしげる“あざとポーズ”でファンを魅了した。昨年からランウェイの経験を積んだ松本は普段のかわいらしいイメージとは違った、黒のワンピースで登場。大人な表情でウォーキングを見せ、アイドルらしいぶりっ子ポーズで会場を沸かせた。鎮西は、黒のセットアップで登場し、ストライプのジャケットをなびかせて華麗にランウェイ。投げキッスも披露して会場は黄色い歓声に包まれた。『TGC』は「日本のガールズカルチャーを世界へ」をテーマに2005年8月から年2回開催。5年ぶり開催となる『TGC熊本2024』では、藤田ニコルがトップバッターで登場し、三吉彩花、みちょぱこと池田美優、新川優愛、などがランウェイに登場。MCはウエンツ瑛士、元日向坂46の影山優佳が務めた。
2024年04月14日タレントの小川菜摘が11日と12日に自身のアメブロを更新。タレントの榊原郁恵から貰った品で作った料理を公開した。11日のブログで、小川は自宅のテラスで花を育てていることを明かし「芽が出たり花が咲いたり実を付けたり それがとても嬉しい」と述べつつ、昨年2種類の紫陽花を植えたそうで「小さな蕾発見 どんな色の花が咲くんだろ」と楽しみにしている様子でコメント。「以前寄せ植えしたクレマチスも花が咲きました」と花の写真とともに報告し「水やりが楽しい」とつづった。12日には「スパムおにぎり」と題したブログを更新し「甘めの卵焼きを作って 五穀米に昆布を混ぜて」と調理工程の様子を写真とともに説明。「榊原郁恵さんに頂いためちゃくちゃ美味しい海苔で巻けば」と榊原から貰った品を使用したことを明かしつつ「大好き スパムおにぎり」と完成した料理の写真を公開し、ブログを締めくくった。
2024年04月13日タレントの北斗晶が4日に自身のアメブロを更新。タレントの榊原郁恵と夫でタレントの佐々木健介との3ショットを公開した。この日、北斗は「本日の2本目の収録は…大好きな榊原郁恵さんと」と収録で一緒だった榊原と佐々木との3ショットを公開。榊原について「いつもニコニコ スタッフの皆さんにも優しくて」と述べつつ「いるだけでスタジオがパッと花が咲いたように明るくなります」とつづった。続けて「私達にもいつも良くしてくださり尊敬する大先輩です」とコメント。榊原との収録の様子について「笑いが絶えません」と説明しつつ「春の花のような郁恵さん。本日は有難うございました」と感謝をつづった。この投稿に読者からは「皆さん素敵」「榊原郁恵さん、笑顔がチャーミング」「一緒にお仕事出来て良かったね」「お疲れ様です」などのコメントが寄せられている。
2024年04月05日俳優の中山優馬、元NMBメンバーでタレントの山田菜々、山田寿々が20日、京セラドーム大阪で開催された「KANSAI COLLECTION 2024 SPRING&SUMMER」にシークレットゲストとして出演。きょうだい初共演を果たした。まさかの3ショットに会場となった京セラドームは歓声とどよめき。女性デュオ「もにゅそで」のラップに乗せて浴衣姿でランウェイを歩き、トップでは真ん中の優馬が姉と妹の肩に手置いてポーズを決めた。優馬は「いままで共演してこなかったので初共演。僕ら関西出身なので関西コレクションさんに声をかけられたので、ぜひ3人で出たかった」と明かした。菜々は「今日は3人で出られると聞いて気合を入れてきた。ありがたい」といい、会場には親も駆けつけていることを紹介して「親孝行できてうれしい」とにっこり。寿々は「貴重な機会をいただけてうれしかった。緊張して何がなんだか分からない」ときょうだい揃ってのランウェイを振り返った。ステージ終了後、優馬がMCを務めるTikTok LIVEに、菜々と寿々がゲスト登場。再びきょうだい3人でトークを展開した。優馬が「自分でもこの3人で画面に映っているのが不思議」といい、「どうやった?」と2人に問いかけ。寿々は「大舞台での初共演で緊張していたから終わってほっとしている。(ランウェイ)でお兄ちゃんと何回かぶつかった(笑)」と照れ笑い。また、菜々は2021年3月末に当時所属していた芸能事務所を退所し、芸能生活引退を発表。優馬から「引退していたのになんで出ているの?」と聞かれると、「誘ってきたのそっちやん?」と苦笑いを浮かべた。TikTok LIVEではランウェイ前に“ゆる~く”円陣を組んだや、菜々がランウェイ後に足の親指がつってしまったことが明かされた。「KANSAI COLLECTION」(関西コレクション)は、2011年2月に大阪で誕生したファッションとエンターテインメントのイベント。26回目となる今回は、「I LOVE ENTERTAINMENT」をテーマに、ファッションショーやアーティストライブなどを展開する。撮影:蔦野裕
2024年03月20日女優の秋野暢子が23日に自身のアメブロを更新。大盛り上がりだった食事会でのタレントの榊原郁恵との2ショットを公開した。この日、秋野は「地元友達せっちゃんの号令で由美ちゃんと郁恵ちゃんと」「集り 祖師ヶ谷大蔵のチャイニーズレストラン『欣喜』で晩ごはん頂きました」と榊原らと食事をしたことを報告。「ワンちゃんの話、趣味の話、病に打ち勝つ心意気、話題は沢山。大盛り上がり」だったといい「最終的にやりたい事を見つける事が大切だねってことになりました。人生はこれからだ。楽しい楽しいご飯会となりました」と食事会の様子を振り返った。続けて「欣喜さんはやっぱり裏切らない美味しいお料理大満足」と述べつつ「郁恵ちゃんから娘の結婚お祝いを頂き。せっちゃんからはいつもの美味しいバナナにハンドクリームにリップクリーム。由美ちゃんからはご実家のカツオ節」を貰ったことを明かし「色々頂いちゃった!ありがたい!」と嬉しそうにコメントした。最後に「郁恵ちゃんも元気です」と食事会での集合ショットや榊原との2ショットを公開し「欣喜の美味しいお料理!」と堪能した料理の写真とともにブログを締めくくった。この投稿に読者からは「会食最高ですね」「素敵な時間」「美味しそうですね」などのコメントが寄せられている。
2024年02月24日“東MAX”ことお笑いコンビ・Take2の東貴博が30日に自身のアメブロを更新。タレントの榊原郁恵からの豪華な届け物を公開した。この日、東は「郁恵さんから豪華なマザーズバック!」(原文ママ)というタイトルでブログを更新し「我が家に大きな届け物 名前を見ると郁恵さんから」と高級ブランド『プラダ』の箱の写真とともに報告。「箱を開けるとうぉ~!!超スゲ~!」と興奮気味に述べ『プラダ』のバッグの写真も公開した。続けて「さすが芸能人ってこっちもか」とお茶目につづり「たっぷり入って軽くて使いやすい!しかもダープラ!!」と嬉しそうにコメント。「テンション爆上がり」だったといい「いつも何かと気にかけてくれる本当にありがたい 大事に使います!!」と述べ、ブログを締めくくった。
2024年01月31日タレントの渡辺裕太が19日に自身のアメブロを更新。母でタレントの榊原郁恵からの美味な差し入れを公開した。この日、渡辺は「幸せなことに、無事に舞台初日明けました!」と切り出し「今日まで準備してきてくださったスタッフさんに改めて感謝して、一ヶ月後の千秋楽まで共演者の皆さまと力を合わせて心を込めてお届けしていきます」と意気込みをコメント。「本日ご来場頂きましてありがとうございました」と感謝を述べ「明日からもお待ちしておりますね」とつづった。続けて「今日の楽屋のお供は、これがねぇ、美味しいんだぁ。ほっかほかで届くちまき」と写真とともに紹介し「感謝です。ありがとう。母からの差し入れでした」と榊原からの差し入れで貰ったことを説明。最後に「明日は寒かったり雨降ったり雪降ったり、、、色々と皆さまお気をつけてね!」と呼びかけ「ではまた明日」とつづり、ブログを締めくくった。この投稿に読者からは「お心遣いさすがですね」「心も身体もホッコリしますね」「美味しそう」「一番うれしいですね」などのコメントが寄せられている。
2024年01月20日2023年11月20日放送のバラエティ番組『何か“オモシロいコト”ないの?』(フジテレビ系)に、ゲスト出演したお笑いコンビ『オードリー』の春日俊彰さん。出演者全員でのゲーム中、ハプニングが発生して悲鳴が上がる事態となりました。増えてしまう、春日俊彰の『椅子破壊伝説』収録中、春日さんはほかの出演者と同じく、猫耳を付けて楽しくパーティーゲームに興じていました。しかし、俳優の黒島結菜さんの手番の時、ハプニングが発生。両手を交互に上下する『猫のポーズ』をしていただけにもかかわらず、春日さんの椅子が壊れ、床にひっくり返ってしまったのです!覚えのある状況に、「やだー!椅子がバラバラになった!」と叫ぶ春日さん。ほかの出演陣も「怖ーい!」「どういうこと?」「なんでこんなバラバラになる!?」などの悲鳴を上げ、美術チーフも焦る事態となりました。番組の説明によると、「『ドッキリ』でも演出でもなく、単なるハプニングである」とのこと。急きょ春日さん用に別の椅子が運ばれてくると、お笑いコンビ『シソンヌ』の長谷川忍さんが、次のようにツッコミます。ちょっと待ってよ、替わりの椅子がそれって…。ちょっと待ってよ!何か“オモシロいコト”ないの?ーより引用オレンジ色で統一されたセット内に運ばれたのは、パイプ椅子!ミスマッチ具合に、タレントの若槻千夏さんも声を上げました。ねえ!オレンジの(椅子を)持って来てよ!何か“オモシロいコト”ないの?ーより引用さらに、長谷川さんがこのように被せ、出演陣や視聴者の気持ちを代弁しています。「番組の世界観を大事にしてこい」っていったじゃないですか!何か“オモシロいコト”ないの?ーより引用2016年に出演したバラエティ番組『ヒルナンデス!』(日本テレビ系)で、耐久性のある椅子をアピールしようとした結果、弾みをつけて壊してしまい、人々に衝撃を与えた春日さん。その後、バラエティ番組『どうぶつピース!!』(テレビ東京系)に出演した際も、問題に回答しようと上体を反らした瞬間、椅子の座面部分が割れるというハプニングが発生しました。それらのエピソードに続くハプニングは、ネット上で話題となり、こんな声が相次いでいます。・椅子事件、再び。・破壊の才能を感じる。・たまたまテレビ番組を見ていたら、また春日さんが椅子を壊していて笑った。・ただ座っているだけで椅子が崩壊したよ!見事な粉砕っぷりだった!・1人だけパイプ椅子はウケる。世界観を返して。もはや、体格のいい春日さんを支えきれただけで、『すごい椅子』と呼べるかもしれません。この様子だと、春日さんの『破壊エピソード』はまだ増えるのではないでしょうか…![文・構成/grape編集部]
2023年11月21日俳優たちがスポーツやゲームといった様々なジャンルでバトルを繰り広げる『ACTORS☆LEAGUE』とは一味も二味も違う『あくたーず☆りーぐ』。唐橋 充、髙木 俊、寺山武志がプロデューサー、総合演出は小林顕作が務め、俳優たちが絵画、音楽、ファッション、食など、アートの名のもとに集結。よみうりランド、HANA・ BIYORIの様々なエリアを貸し切って“アートの祭典”を展開する。開催まで1ヶ月程度となったタイミングで、プロデューサー3名に意気込みやプロジェクトの詳細を伺った。本家との違いもありつつ、変わらない楽しさや青春を届けたい――まずは意気込みをお願いします。寺山今年は本家『ACTORS☆LEAGUE』にも携わらせていただきましたが、やっぱり規模感やゴージャス感がすごいなと思いました。それとはまた違ったカラーで、同じように楽しかったと思ってもらえるように頑張りたいです。髙木他の『ACTORS☆LEAGUE』との違いは戦わないこと。本当に笑顔があふれるものにしたいと思っています。今回屋外エリアもあり、天候にも左右されます。当日はハプニングも起きると思いますが、そこも含めて楽しんでいただけるようなものにしたいです。唐橋本家は俳優たちが戦って、流れる汗や涙に大感動をいただけるイベント。分家のこちらは休息場というか。『ACTORS☆LEAGUE』って、とても懐かしさや青春を体感できるんです。ではその最たるもののひとつ、文化祭をやったらどうだろうかと。のんびりと勝敗のないところで。――それぞれがプロデュースする企画についてもう少し詳しく知りたいです。唐橋私は「HANA・BIYORI」という生花がたくさん展示されていて、時折花びらが落ちてくるような素晴らしい空間で、50名強の俳優の皆さんにご提供いただいた作品の展示を行います。さらに、4つの空間に粘土を置き、お客様にも作品を作っていただこうかなと。粘土を一個置くだけでも作品になる実感、みんなと時間や空間を共有できているという喜びを感じていただきたいという気持ちがあって参加型アートにしました。豪華ゲスト陣と作品を作るワークショップもあります。外では3人でアイデアを出した巨大オブジェが皆様をお迎えするのと、ミニステージでのライブペイントなども予定しています。髙木フードエリアはキッチンカーなどいろいろご用意して、1日目と2日目で内容も変える予定。色々な食事が楽しめるようなエリアにしたいと思っています。俳優とのコラボメニューがあったり、料理の仕上げを俳優が行ったりということも考えています。俳優さんたちの素の部分が見られるスペースになるかもしれません。寺山僕が担当しているイベントはかなり即興性が試されるものになると思います。各コーナーで俳優さんがあたふたしてしまう可能性もありますが、俳優だから表現できる直感を活かしたアートが生まれたら大いに盛り上がると思います。各エリアに見所が盛りだくさんのプロジェクト――特に楽しみにしている企画や注目ポイントを教えてください。唐橋まずは参加いただいている豪華俳優陣ですよね。とんでもない数のスーパースターが集まりました。アートを見た後でご飯に舌鼓を打ち、イベントを見て笑って外に出ると素晴らしいイルミネーションが見られます。みんなが集まるとこんなすごいことができるんだと感じています。髙木縁日エリアもあって、そこで色々楽しむと福引券をもらえるようになっています。その券をJU-JUエリアの抽選会場に持ってきていただくと参加賞から豪華景品まで色々当たります。サプライズ的な景品が当たる可能性もあり、かなり楽しいコーナーになると思います。寺山僕は他のおふたりが担当するエリアが気になりますね。打ち合わせを経てこんなふうにブラッシュアップしているんだ、さすがだなと思いますし、完成に向かう道のりと仕上がりがとても気になっています。――プロデューサーとして、お互いに期待することはありますか?寺山唐橋さんは知識量、「ここは絶対譲れない」というこだわりポイントに対する姿勢が素晴らしいです。「アート」というイベントの軸を担っていただいており、負担がかなり大きいと思いますが、本当に楽しみにしています。しゅんりーさん(髙木)は料理上手なことを知っているので、絶対成功間違いなし。細かい部分まできっちり仕上げる職人的なスキルが遺憾無く発揮されたエリアになると思います。コメディ俳優の先輩でもあるので、どんなエッセンスを入れてくるのか。心配になるくらい盛り上がるんじゃないかと思っています。髙木本人は認めてくれませんが、唐橋さんは僕らのリーダー。会議ですごく引っ張ってくれています。アートに対するこだわりが本当に強く、妥協しなきゃいけない部分があっても、その分新しいことを提案してくれる。その発想力にアーティストなんだなと感じましたね。唐橋さんのエリアは試行錯誤を重ねてすごく楽しい空間になると思います。寺山くんが担当するイベントエリアは、実は一番大変なんじゃないかと思うんですが、寺山くんっていい意味で馬鹿(笑)。面白いアイデアをどんどん提案してくれます。寺山くんとはコンビのような舞台をずっとやらせてもらっていて、そこでも助けられていました。イベントエリアは見たことのないような楽しい空間になると思います。唐橋僕は友達が少ないんですが、『あくたーず☆りーぐ』のプロデュースを通して友人ができた気がしています。僕はひとつのアイデアからなかなか離れられず、予備のプランのなさに落ち込むんです。でもふたりが窓口になったり翻訳家になったりしてくれて、3人寄れば文殊の知恵じゃありませんが、3人でよかったなと思いますね。それぞれ得意なこと、良さを出してくれるので打ち合わせが本当に楽しいです。のんびり楽しめる、いい意味でドキドキしないイベント――まだ1回目の準備段階ですが、今後も続くとしたらやってみたいことはありますか?寺山今回は「平和とアート」でしたが、チャンスがあるなら「平和と笑い」とかでやってみたいですね。普段はキラキラしているかっこいい俳優さんたちにコントや漫才をやってもらいたい。「高野洸の無限一発ギャグ百選」とか。唐橋いいねぇ(笑)。寺山絶対やってくれないだろうけど(笑)。この3人でまたやれるなら、「笑い」というテーマも楽しそうだと思います。髙木今回はよみうりランドという場所と絡んで色々考えていますが、次にやるならまた新しい場所でも面白いなと思いました。場所が変わるだけで無限に色々なものを生み出せそうな気がします。――最後に、楽しみにしている皆さんへのメッセージをお願いします。唐橋本家との決定的な違いは、戦わない・休息場ということ。共通点はその場限りということです。2日間ありますが、メニューやイベント登壇者は違いますから、ぜひ楽しみに来てください。髙木唐橋さんが「休息」というキーワードを出してくれましたが、本当にそうです。『ACTORS☆LEAGUE』は皆さんドキドキしながら観たと思います。でもこのイベント、いい意味で1個もドキドキしません!心臓に優しいです。自分のペースで、自分なりの楽しみ方を見つけてほしいです。寺山しゅんりーさんのおっしゃった通り、楽しみ方はお客様次第。多発的に色々な仕掛けと驚きを交えながら、アートを通して楽しめる場所を作れるように打ち合わせを重ねています。楽しもうという気持ちは持ちつつ、ハードルはあまり上げずに来てください(笑)。唐橋それ大事(笑)!取材・文:吉田沙奈<公演情報>『あくたーず☆りーぐ アートフェスタ in よみうりランド』プロデューサー:唐橋 充、髙木 俊、寺山武志2023年11月18日(土)・19 日(日)会場:よみうりランド / HANA・BIYORI(よみうりランド隣接チケット情報:公式サイト:
2023年11月13日もちもち肌へと導く「蔵寿-coolage-」株式会社リシュブルーが、日本酒スキンケア商品「蔵寿-coolage-(クラージュ)」のパウチ型(化粧水・乳液)を、9月11日に発売した。「蔵寿-coolage-」は、“人は何歳であっても魅力的であり、輝ける”をブランドコンセプトに誕生したスキンケアブランドだ。17種類のアミノ酸成分が配合されており、肌が持っている本来の力を保ち、もちもち肌へと導く。また、フェルラ酸がメラニンの生成を抑制し、乾燥によってくすんでみえる肌にハリとツヤを与える。肌にのせると深呼吸したくなるようなグリーンティーの香りで、心もほぐれる商品となっている。「蔵寿-coolage-」パウチ型は2ml「蔵寿-coolage-」のボトル型の内容量は150mlだったが、今回発売されたパウチ型は2mlの使い切り仕様となっており、サウナ・温浴施設、宿泊施設などおいて販売することで、利用者の満足度を高める選択の1つにできる。外国人観光客数はコロナ前の水準に戻ることが予想される中で、日本文化を感じてもらえる水引をイメージした縁起良いデザインになっており、インバウンドへの訴求にもつなげられる。(画像はプレスリリースより)【参考】※蔵寿-coolage-
2023年09月19日榊原郁恵さん(64)。太陽のような明るさで家族や周囲を照らしてくれた渡辺徹さん(享年61)。だが、笑顔の陰には、病魔との闘いがあった。ときには無理なほどの節制を渡辺さんに求めたこともある。それは郁恵さんにとっても、つらいことだったに違いない。いま、渡辺さんは天国から「おれたち、頑張ったよな」と郁恵さんにほほ笑みかけているだろう。■郁恵さんが23歳のとき渡辺さんと初対面。2人は交際を重ね、結婚。家族に恵まれて2人の出会いは、郁恵さんが『ザ・トップテン』の司会をしているとき。渡辺さんは『約束』(82年)が大ヒットして、番組に登場したのだった。雑誌のインタビューなどで渡辺さんは、郁恵さんとの第一印象を『挨拶したのに、無視された』と、冗談交じりに回想している。「『適当にあしらわれた』なんて(笑)。でも、私は全然、そんなつもりがなくて、挨拶をされた記憶がないんです。司会進行の確認などをしていたので、気づかなかっただけなんだと思います。向こうは向こうで私の印象が悪かったようですが、反対に、私のほうも主人のことを“軽い人だな”って思っていました。歌がヒットしてたびたび番組にも来ましたが、そのたびに太ったりしていたので、最大限の嫌みとして『ずいぶん、丸くなりましたね』なんて言ってみたり」“軽い人”のイメージは、84年、ドラマ『風の中のあいつ』で共演したことで、プラスのイメージに反転した。「俳優仲間やスタッフにも分け隔てなく明るく接する様子を、私は一歩引いたところから見て“居心地のいい空間を作る人だな”って思うようになったんです」劇団出身の渡辺さんには現場マネージャーがついておらず、スタッフとも直接、スケジュールのやりとりをしているし、ファンとも気軽に交流を持ち、受け取ったお弁当をその場で食べていた。「これまで接したことがないタイプだったので、驚きもあり、惹かれていったんでしょうね」渡辺さんも、郁恵さんのことを気になり始めたのだろう。「ドラマ撮影の途中、私は舞台『ピーター・パン』の出演のために1カ月ほどお休みしたんです。そのときも『近くで撮影があったから、顔を出しに来たんだ』って、楽屋まで来てくれたりしました」渡辺さんからは電話番号を渡されていたため、郁恵さんはお礼の電話をしたかった。「でも、ホリプロは厳しく、都内で寮生活をしていたころから『親、きょうだい以外には自分の電話番号を伝えてはいけない』と言われていて(笑)。悩みながら、電話したんですが、ドラマの収録が終わるころには、毎日のように電話をするようになったと思います」有名人カップルであったが、隠れてデートすることはなかったという。「母と住む私の家に主人が来て、近場の公園や、レストランに行ったり。遠出といっても横浜ですが、主人が出演した映画のロケ地があって『おれはこういう芝居をしたんだ』という説明をされたことも。お付き合いしたてのころは、なんでも楽しいですからね。人間関係などを含め、私の世界を広げてくれるいい男友達という感覚だったんです。でも、私のほうが年上だし、25歳と、当時の結婚適齢期だったため、主人は最初から結婚を視野に入れて、覚悟してお付き合いを始めたそうです」結婚後、長男で俳優の渡辺裕太さん、次男と2人の子供に恵まれた。「主人はとっても優しい人なので、子供を猫っかわいがりすると思ったんですが、お父さんとしての出番はあまりなかったんです。私も主人も仕事が忙しく、同居している私の母が、子供たちの親代わりのように接してくれたんです。渡辺家にとっても、裕太は初孫。渡辺のお父さんはかちんこちんに緊張しながら、抱っこして、かわいがってくれて。あとになって主人に聞くと『おれがいろいろ子育てしたら、おじいちゃんとおばあちゃんの楽しみを奪っちゃうだろ』と話してくれました。『なにを都合のいいことを』なんて笑いましたが、きっと本心だったんでしょうね」幸せな家族の時間が流れたが、一方で渡辺さんが病気と向き合い、郁恵さんが伴走する日々でもあった。■病室で還暦を迎えた渡辺さんは息子たちから贈られた赤いブリーフに大喜び「主人が糖尿病になったのは、30歳くらいのとき。もともと太りやすい体質で、普通の量を食べても太ってしまうのに、お料理番組にレギュラー出演していたから、食べる量も多かったんですね。休みなく仕事をしていたから、本人は意識してなくてもかなりストレスがあっただろうし、周囲からの『痩せろ』という声に、いらだつこともあったと思います」「とにかく運動」と医師から指導されても、運動する時間がないし、時間があれば眠りたい。頑張って痩せても、地方公演で2〜3カ月巡業すると、後援会との夜のお付き合いがあるため、リバウンドしてしまう。「いまの私でも無理なほど、ぎりぎりのカロリー制限をした時期もありました。調味料に関しても、ほんのちょっとでも我慢。空腹をしのぐために、私がキャベツの千切りを山盛り出して『このまま食べて』と言ったときは、さすがに主人も怒って……。『そんな味気ないものを食べる悲しさがわかるのか』って。本当にそのとおりですよね」12年には虚血性心疾患、13年には膵炎、コロナ禍の21年には大動脈弁 狭窄症の手術を受けている。郁恵さんも万全な体調ではない渡辺さんを支えた。「21年に倒れたときは、病室で還暦を迎えました。コロナ禍ということもあり、私だけ許可をもらってお見舞いすることができたんです」その日、病院の最寄りの駅まできてくれた裕太さんから、子供たち2人のプレゼントを受け取った。「それを主人に渡して、包みを開けたら赤いブリーフが3枚入っていたんですね。すごい気の利いたプレゼントで、主人は大喜び。私は“私が顔を出すのがいちばんのプレゼント”だなんて、手ぶらで行ってしまっているのに(笑)」郁恵さんは渡辺さんの入院を、適切な治療で回復をし、仕事に復帰するための期間だと、前向きに捉えていた。「でも、主人にとっては、病院という特別な空間で、寂しいし、つらいと思うこともあったはず。時間があるので考え込んでしまい、仕事への不安を感じる瞬間もあったかもしれません。そんなときに、元気が出る赤いブリーフがすごくうれしかったはずです。主人の健康には気を使っていましたが、そうした心のケアの部分で、子供たちがフォローしてくれたんですね」何度も大病を乗り越えた渡辺さんだったが、近年は、長年の糖尿病が起因となって人工透析を受けていたという。「肉体的にも、心情的にもつらい治療です。お仕事によっては、スケジュール的にご迷惑をおかけすることも多々ありました。人工透析のことは、あえて公表することはしませんでした。仕事にも影響するし、どう受け止められるのかわからなかったためです。“だらしない生活をしていたから”と誤解されることもあるかもしれません。でも、主人は頑張っていたし、さまざまな病気に見舞われても現実を受け止め、最大限、ふんばって、治療に、仕事に意欲的でした」長期間、地方に行くときは、滞在先の医療機関で透析を受けることもあったという。「たぶん主人のことだから、行く先々で、気軽に患者の方ともお話ししたかもしれません。大勢の方が受けている人工透析の励みにもなったのではと思います」満身創痍でも、妻を愛し、家族を愛し、そして仲間や仕事を愛した渡辺さんは、11月28日、家族や親族に見守られ逝去した。棺の中には、山盛りのごはん、お気に入りのスーツや家族や親戚が書いた手紙をおさめた。「みんな、どんな手紙を書いたのかはわかりません。私は──。主人からは、よく『おれのことを愛しているのか』『本当に好きなのか』なんて言われることがありました。夫婦でベタベタする恥ずかしさもあって、私はそっけなかったのかもしれません。思い返してみれば、感謝の言葉をかけてくれるのはいつも主人で、照れもあった私からはなかなか口にすることはなかったんですね。でも……、主人と最期のお別れをするとき、思い浮かぶのは感謝の言葉以外、ありませんでした。『これまで、本当にありがとうね』と──」
2023年06月25日展覧会「佐藤健寿展 奇界/世界」が、2023年7月15日(土)から9月18日(月・祝)まで群馬県立館林美術館で開催される。写真家・佐藤健寿の展覧会これまで世界120カ国以上を巡り、“奇妙なもの”を撮り続けてきた写真家・佐藤健寿。佐藤の造語をタイトルとして出版された写真集『奇界遺産』3部作は、異例のベストセラーとなった。写真集『奇界遺産』『世界』の作品を中心に約200点展覧会「佐藤健寿展 奇界/世界」では、そんな佐藤の代表作『奇界遺産』と、過去20年にわたる旅を振り返る『世界』の2つの写真集の作品を中心に、200点あまりを紹介。多様な文化や建築、自然が生んだ奇景など、見る者に多くの驚きと発見を与えてきた作品を豊富に取り揃える。世界遺産・富岡製糸場を撮影した撮り下ろし作品また、佐藤が紹介する世界各地の多様な文化に関連した国立民族学博物館所蔵の民族資料も展示。さらに、映像作品の《WONDER/MICROCOSM》や《SATELLITE》、会場となる群馬において関心を持ったという世界遺産・富岡製糸場を捉えた撮り下ろし作品も交えながら、写真家・佐藤健寿の魅力に迫る。【詳細】展覧会「佐藤健寿展 奇界/世界」会期:2023年7月15日(土)~9月18日(月・祝)休館日:月曜日(ただし7月17日(月・祝)、8月14日(月)、9月18日(月・祝)は除く)、7月18日(火)開館時間:9:30~17:00(入館は16:30まで)会場:群馬県立館林美術館 展示室2~4観覧料:一般 830円(660)円、大高生 410(320)円※( )内は20名以上の団体割引料金。※中学生以下、障害者手帳等所持者とその介護者1名は無料。※群馬在住の65歳以上は平日のみ2割引。【問い合わせ先】群馬県立館林美術館TEL:0276-72-8188(代表)©KENJI SATO
2023年06月19日2023年5月12日、タレントで俳優の榊原郁恵さんが自身のInstagramを更新。2022年11月に亡くなった、夫で俳優の渡辺徹さんの誕生日をお祝いしたことを報告しました。榊原郁恵「渡辺家にとっては、大事件を起こした…」1987年に結婚をした渡辺さんと榊原さん。バラエティ番組でお互いのエピソードを話すなど、芸能界きってのおしどり夫婦として知られています。渡辺さんの62回目の誕生日である2023年5月12日に、榊原さんはお祝いの料理を作ったそうです。榊原さんが用意したのは、お赤飯とマヨネーズを添えたゆで卵、そして赤ウインナーでした。並べられた料理について、榊原さんは「渡辺家にとっては、大事件を起こした話題の赤ウインナー!!」とコメント。テレビ番組などで何度も披露された、赤ウインナーが食卓に並ばないことに怒った渡辺さんが家出をしたエピソードにちなんで紹介しました。手作りした料理を渡辺さんの遺影の前にお供えした榊原さん。「『ありがとう。でも、今じゃ無くて…もっと前に食べたかったなぁ!』そんな声が聞こえてきそう!」と、心境をつづっています。※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 この投稿をInstagramで見る 榊原郁恵(@sakakibara.ikue)がシェアした投稿 榊原さんの投稿には、多くのコメントが寄せられていました。・きっと喜んで思う存分食べていますね!・天国から見守っていますよ!・徹さんの写真と位牌を見て涙が出ました。郁恵ちゃんの優しさにも涙です。渡辺さんは、きっと榊原さんが心を込めて用意してくれた料理を喜んでいることでしょう。[文・構成/grape編集部]
2023年05月12日プロムジカ・コンティヌオ株式会社(所在地:豊島区池袋、代表取締役:圓谷 俊貴)が運営する古楽団体「プロムジカ使節団 <Promusica Baroque Academy>」の2023年度の年間スケジュールが決定しました。小規模公演ならではの、歌手・奏者の息づかいを感じていただける、魅力的なラインナップとなっております。是非主催公演、そして、出演協力の演奏会にお運びください!2023年度「プロムジカ使節団」年間スケジュール■音楽家兼代表取締役 圓谷 俊貴の挑戦プロムジカ・コンティヌオ株式会社は、国内外で活躍する若手プロ演奏家による古楽団体・プロムジカ使節団の運営、およびコロナ禍で需要が高かった録音・録画・動画編集・配信事業で実績を上げ、今年3期目に入りました。コロナが明けようとしている今、本来、やりたかった事業に邁進するにあたり、自らが現役チェンバロ奏者にして指揮者でもある代表取締役・圓谷 俊貴(35)が今後の展望を語ります。2023年1月《ロ短調ミサ》公演で指揮をする圓谷氏■ニッチな古楽がアフターコロナで跳躍するために古楽とは、クラシック音楽の中でもモーツァルトやベートーヴェンより古い時代のバロック音楽、ルネサンス音楽、中世音楽の総称です。多くは当時の楽器(古楽器、オリジナル楽器、ピリオド楽器などと言われています)を使って当時のスタイルで演奏されます。そもそも、市場規模4,237億円(2019年「ライブ・エンタテインメント白書」より)の日本の音楽シーンにおいて、クラシック音楽は7.5%のシェアしかありません。さらにコロナ禍により、2022年には2019年度の51.2%減という悲惨な状況でした。クラシックの中でもニッチな古楽業界が受けた打撃は想像を絶するものだったと言えるでしょう。そんな中で助成金を効率的に得て、音楽家が音楽で食べていくため、さらにアフターコロナに跳躍するための株式会社設立でした。圓谷「欧米では当たり前の“音楽家が演奏で収益を得て生活する”ことが日本ではまだまだできていません。教職や個人レッスン、アマチュア団体の指導など演奏外の活動で補うか、助成金を得るか。その助成金も赤字を前提としないともらえない。そういう現状を打破して演奏を中心とした音楽事業で収益を上げ、演奏者に還元できるシステムを構築することを目指し、覚悟を持って株式会社を立ち上げました。おかげさまで、私たちのオーケストラとしての活動実績はクレッシェンド(だんだん大きく)になっています」。2022年12月サントリーホール公演 集合写真■今年後半、そして2024年度に向けての展望圓谷「日本の古楽器オーケストラとして海外にもその名を知られ、高い評価を得ているBCJことバッハ・コレギウム・ジャパンと出会ったのは、私がまだ福島から東京藝術大学で声楽を学ぶために上京した18歳でした。その後、チェンバロに転向してからも、バッハをはじめヘンデルやヴィヴァルディといったバロック音楽が大好きで、今もそれが続いています。私たちの目指すところをすでに歩いているBCJを心から尊敬するとともに、私たちもまた、日本発のバロック音楽を世界に発信していけたらという思いを持っています」。「ゆがんだ真珠」を意味するバロック時代の音楽は、感情表現豊かで個性的な魅力にあふれています。プロムジカ使節団にも、バロック音楽やその時代の楽器の音色やタッチを愛し、優れたテクニックを持つ個性的な音楽家が集まっています。圓谷「会社とオーケストラの設立からこれまで、若くて才能あふれる演奏家を集め、演奏活動を通してファンを増やし、土台作りをしてきました。2023年度はさらに演奏のクオリティを上げていきたい。そして、数あるバロック作品の中で次の世代に伝えたいと思う作品を取り上げて、この時代、この空気、この奏者でなければできない、ワクワクするような演奏をお客様にお届けし、世界に向けて発信するために録音を残していきたいと考えています。2024年はバッハが「ヨハネ受難曲」の第1稿を作曲してからちょうど300年のメモリアルイヤーにあたります。そこに向けての企画も視野に入れつつ、歩みを進めていこうと思っています」。インタビューに応える代表<取材・構成 沢井 まみ>編集プロダクション勤務を経てフリーライターに。企業広報誌、教育分野を中心に取材記者として活躍。一方、20代から古楽のコンサートマネジメントを務め、古楽業界に幅広い人脈を持つ。オフィスサワイ代表。沢井 まみ■会社概要商号 : プロムジカ・コンティヌオ株式会社法人番号: 4010401157145代表者 : 代表取締役 圓谷 俊貴所在地 : 〒171-0022 東京都豊島区南池袋1-16-15 ダイヤゲート池袋4・5階設立 : 2020年12月11日事業内容: 音楽事務所資本金 : 1,000千円URL : 圓谷 俊貴 Toshiki Tsumuraya福島県古殿町出身。チェンバリスト・ピアニスト。2020年12月発足の古楽オーケストラ『プロムジカ使節団』Promusica Baroque Academyを主宰し通奏低音および指揮を務める。4歳よりピアノ・18歳より声楽・20歳よりチェンバロを学び、東京藝術大学音楽学部声楽科テノール専攻、同大学器楽科古楽チェンバロ専攻の2つの科で学び両科とも卒業。『ゴルドベルク変奏曲』リサイタル(郡山市立美術館主催、2020年)等のソロ活動に加え、通奏低音奏者としてバッハカンタータアンサンブル、N響メンバーによるアンサンブル、石田組等に参加するなど、日本各地で演奏活動を展開。《アンサンブル室町》メンバー、《オルケストル・アヴァン=ギャルド》理事及び通奏低音奏者。また、ピアニスト、コレペティートルとしても評価が高く、様々な歌手や奏者がその共演者に指名。第88回日本音楽コンクール木下賞《共演》受賞。声楽を鈴木 寛一、Gerd Turk、Rufus Muller、野々下 由香里、チェンバロを大塚 直哉、ピアノとフォルテピアノを小倉 貴久子、指揮法を根本 卓也の各氏に師事。合唱団 Collegium Vocale Purafonte 指揮者、Promusica Continuo Co., Ltd. 代表取締役。Twitter: @Tsmulan (個人)、@PBA_Promusica (プロムジカ使節団) 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年04月28日タレントで俳優の榊原郁恵さんが、2023年2月9日にInstagramを更新。2022年11月に亡くなった、夫であり俳優の渡辺徹さんとの『思い出の味』にまつわるエピソードを投稿しました。亡き夫・渡辺徹の遺影に供えられたのは?榊原さんにとって『思い出の味』になった食べ物は、ルームウェアなどを展開するブランド『ジェラートピケ』が運営するカフェのクレープ。渡辺さんが亡くなる前に2人で食べたことがあるそうで、これまでにも何度か写真をInstagramに投稿しています。同年12月21日の投稿では、クレープを持った榊原さんと渡辺さんが嬉しそうな表情を見せている、ツーショット写真を公開していました。※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 この投稿をInstagramで見る 榊原郁恵(@sakakibara.ikue)がシェアした投稿 2023年1月31日には、クレープの味が無性に恋しくなって1人で買いに行ったことを報告。クレープの写真を載せるとともに「おいしいから好きなのに、なんか『思い出のクレープ』になっちゃった」と語っていました。 この投稿をInstagramで見る 榊原郁恵(@sakakibara.ikue)がシェアした投稿 そして2023年2月、この『思い出の味』の投稿をきっかけに『ジェラートピケ』は、榊原さんにルームウェアをプレゼント。榊原さんは、もらったルームウェアを着た写真を投稿しました。 この投稿をInstagramで見る 榊原郁恵(@sakakibara.ikue)がシェアした投稿 《思い出の味》としてクレープをインスタにアップしてたらな・なんと…そのお店『ジェラートピケ』さんからお家で温かくゆっくりカラダを休めて下さいとあたたかルームウェア頂きましたsakakibara.ikueーより引用さらに、渡辺さんとの『思い出の味』であるクレープのディスプレイもプレゼントされたそうです。榊原さんは、ディスプレイを渡辺さんの遺影の横に供えた写真も公開。「温かい優しさに感謝です」とつづっていました。『ジェラートピケ』の粋な計らいに「素敵」といった声が寄せられています。・素敵な贈り物ですね。徹さんも喜んでいると思います。・ルームウェアとてもお似合いです!笑顔がかわいい!・温かくて優しいプレゼントに、涙が出そうです。ルームウェアをもらった榊原さんはきっと、身体も心も温まったことでしょう。渡辺さんも、素敵なプレゼントにほほえんでいるかもしれませんね。[文・構成/grape編集部]
2023年02月10日「不死鳥のような人ですから」12月5日夕方の会見で、11月28日に敗血症のため亡くなった夫・渡辺徹さん(享年61)について、そう語った榊原郁恵(63)。11月20日に入院後、急激な体調変化があったといい、郁恵は病院で医師に病状を説明されても、「あの人のことですから」と実感が湧かなかったという。幾度も病気と闘ってきた徹さん。普段と変わらない生活のなか、家族にも思いもよらないかたちでの逝去だったという。「ご夫婦でウチに来てくれたばかりだったのに……。体調が悪いようには全然見えませんでしたよ」そう驚きの声を漏らすのは、浅草の老舗洋食店「ヨシカミ」の店長。亡くなる2週間前の11月13日には、郁恵とともに「ヨシカミ」で食事。長男でタレントの渡辺裕太(33)が出演した落語会を見たあとのことだった。「ウチに来てくれたのは2回目だったので、『また息子さんの落語見に来られたんですか?』と聞いたら、『覚えててくれたんですか!?』とうれしそうに答えてくれました。サインをお願いしたらご夫婦で快く書いてくれて。テレビで見るままの、おしどり夫婦でしたね」元気な様子を見せていたなかでの突然のお別れに、驚く声は多い。「10月から11月にかけては舞台出演もこなしていたんですが……。舞台初日に取材に応じた際は、自身の体重に触れ、『最盛期が130キロ。今73キロくらい。すべては妻のおかげでございます』なんて、郁恵さんへの感謝を口にしていました」(スポーツ紙記者)徹さんの人生は、さまざまな病気に苦しんだ人生だった。そしてそれを支えてきたのが妻の郁恵だ。’84年のドラマでの共演をきっかけに交際し、’87年に結婚。「もともと徹さんのほうが郁恵さんのファンだったそうです」(前出・スポーツ紙記者)結婚4年目、徹さんが30歳のときに最初の大病を患うことになる。「当時は1日6食も食べていたそう。そんな食生活がたたり、’91年に急性糖尿病で緊急入院したのです」(前出・スポーツ紙記者)その後、急激なダイエットやリバウンドを何度も繰り返すことに。「郁恵さんは食事面のケアのほか、夜に2人で1時間ほどウオーキングをするのが習慣だと話していたこともあります」(芸能関係者)郁恵には、苦い記憶があった。自らの父の突然死だ。「郁恵さんのお父さんは53歳で亡くなっています。死因は心筋梗塞。ゴルフから帰ってきて、玄関先で倒れたまま帰らぬ人になったといいます。郁恵さんは当時21歳。お父さんの死に目には会えなかったようです。その経験があったから、徹さんの体もとても心配していたんです」(前出・芸能関係者)■夜中でトイレで嘔吐する徹さんの背中をさすって…ただ郁恵がいくら注意しても、徹さんは家庭外で暴飲暴食。そんな彼を郁恵の父と同じ病気が襲ったのは、’12年。「徹さんは50歳でした。心筋梗塞と診断され、6時間も手術を受けました」(前出・スポーツ紙記者)このとき、徹さんの異変に最初に気付いたのも郁恵。「顔色が悪いから病院に行ったら?」と言う妻に、徹さんは「自分の体は自分がいちばんわかってんだから」と言い返したそうだ。「その後も、やはり体調が悪い日が続いたそうです。『夜中にトイレで嘔吐していたら、郁恵が何も言わずに背中をさすってくれた』と、徹さんはのちに話しています。当時控えていた舞台に徹さんが意地でも出演しようとしていたのを、郁恵さんが関係者に『降板させます』と伝えたこともあったそう。それを知り徹さんは『勝手なことをするな』と反発したといいます」(前出・芸能関係者)そして、徹さんが病院を受診して心筋梗塞の診断を受けると、「郁恵さんは『しっかり治しましょうね』と毅然と振る舞い彼を安心させたそう」(前出・芸能関係者)以降も、翌’13年に膵炎で入院。’16年には慢性心不全。さらに昨年4月には大動脈弁狭窄症の手術を受けるなど病魔に襲われ続けた。今年初めには夫婦で新型コロナウイルスにも感染した。ただ近年の徹さんには、心境の変化があったようだ。2年半前の本誌取材で、こう話している。《結局、女房の言うとおりにするのが一番だと気づきました。昔は「もっと食べさせろ」「味が薄すぎる」なんて反抗したりしましたけど、家庭菜園まで始めてくれましたし》(’20年3月24・31日合併号)今年の10月20日配信のインタビュー(Yahoo!ニュース Voice)では、徹さんは郁恵への懺悔を口にしていた。妻が父を心筋梗塞で早くに亡くしたにもかかわらず、自分も心筋梗塞になってしまったことに触れ、「どれだけかわいそうなことをしてしまったんだろうと今になって思います。すごく反省しました」そして健康診断や検査にマメに行くようになったとも話している。「妻を安心させたいと考えていたのでしょう」(前出・芸能関係者)■SNS投稿していた夫婦の未来への期待徹さんは、11月19日、秋田大学の医療フォーラムにゲスト参加。当日の様子を広報担当者は、「当初はパネリストとして会場でご発言いただく予定だったんです。ただ当日の朝に、ご本人から『微熱があるみたいで』とお話があり、昨今のコロナ情勢もございましたので、念のため控室からお一人で配信での参加というかたちに変更しました。モニター越しではありますが、時折冗談も交えながらの、お元気な印象でした」19日のうちに秋田から帰京。20日に発熱、腹痛などの症状が出たため、病院で検査を受けると細菌性胃腸炎と診断され入院。その後、敗血症と診断されて治療を受けていたが、帰らぬ人となった。「郁恵さんのお父さんと同じ突然の逝去。ただ郁恵さんは、徹さんの最期を看取ることができたそうです。憔悴しながらも葬儀の準備などには気丈に対応していたといいます」(前出・スポーツ紙記者)昨年10月、34回目の結婚記念日に郁恵はインスタグラムを投稿。《これから先…ふたりにどんな事があるのかなぁ!皆さんこれからも宜しくお願いします》と綴り、徹さんから贈られた白い胡蝶蘭を公開。「一生を共にさせてください徹より」というメッセージも添えられていた。全霊で看病してきた31年。早すぎる死の無念は計り知れない――。
2022年12月06日11月28日に敗血症のため61歳で亡くなった俳優・渡辺徹さんの妻でタレントの榊原郁恵(63)と長男で俳優の渡辺裕太(33)が5日、都内で会見を行った。同日、都内で家族葬を執り行い、喪主は長男の裕太が務めたという。裕太は「本日は父・渡辺徹のことで皆さん集まっていただきましてありがとうございます。本日、家族葬にて葬儀・告別式を無事執り行うことができました」と報告し、「父を応援してくださった方、仲良くしてくださった方に対して本当に感謝申し上げたいと思います。ありがとうございました」と感謝した。郁恵は「本日は足元の悪い中、世の中はサッカーで盛り上がっている中、渡辺徹のことで皆さんにお集まりいただいたこと、家族としてはすごくうれしいです。渡辺徹を話題にしてもらって、渡辺徹のことを皆さんであーだこーだ言っていただけていることは、渡辺徹という人は偉大だったんだなと思うような瞬間だったので、皆さんにお集まりいただいたことをまずは感謝しております」と挨拶。「私たちにとっては思いもよらないことでしたので、どのようにしてこの事態を受け止め、どのようにして送ったらいいのか一生懸命考えて、最終的に家族葬となったことにより、諸先輩方やお世話になった方々やお仲間、後輩、私たち以上に愛してくださった方々、たくさんいらっしゃったと思いますが、私たちはそこまでフォローできる度量がなく、皆様に対して大変無礼をしてしまいました。この場をお借りして皆様にお詫びしたいです」と述べ、「でも裕太が喪主を務めてくれて無事に渡辺徹を見送ることができました。皆様が見守ってくださって感謝したいと思います。ありがとうございました」と感謝した。2人は笑顔も見せながら気丈に会見。郁恵は、棺の中に「山盛りのご飯」を入れたことを明かし、「もう制限ないからっていっぱい入れて」とにっこり。「あとは写真と、家族・親戚みんなにコメントを書いてもらって、一番高いスーツを入れてかっこよく、私と主人の出会いの花も入れて、最後は舞台のときに必ずかけていた坂東玉三郎さんからいただいたのれんをかけました」と明かした。渡辺徹さんは11月20日に発熱、腹痛等の症状が出たため都内の病院に受診したところ、細菌性胃腸炎と診断され入院。その後、敗血症と診断され、加療したが11月28日21時1分に亡くなった。
2022年12月05日社会学者であり、コメンテーターとしてメディアに出演している、古市憲寿さん。古市さんは、2022年11月15日にTwitterを更新し、スペイン・バルセロナでの様子を公開しました。脱出ゲームを終えた後の写真や、サグラダ・ファミリアの写真に加え、『海外旅行する人が準備しておくと便利なこと』などの情報を投稿。スペインの脱出ゲームで汚れた。でも楽しかった! pic.twitter.com/rf2U4km4Zz — 古市憲寿 (@poe1985) November 14, 2022 いくつかのツイートの中で、自身の若い頃の写真も投稿しており、反響を呼んでいます。14年前、若い。バルセロナの港のどこか。 pic.twitter.com/gUMUt7Lkar — 古市憲寿 (@poe1985) November 15, 2022 古市さんは14年前にもバルセロナを訪れており、その時に撮影された写真を公開。2022年現在の古市さんと比べて、少しあどけない様子が伝わってきますね!投稿には、さまざまなコメントが寄せられました。・やんちゃな雰囲気があって、かわいい。・まったく印象が違う、別人みたい…。・昔もいいけど、今もかっこいいよ!・髪型が若いけど、顔立ちは全然変わらないですね。メディアに出演している時の、臆することのない堂々たる姿勢とのギャップに、魅了された人が多かったようです![文・構成/grape編集部]
2022年11月19日2022年9月25日、埼玉県さいたま市にある多目的ホール『さいたまスーパーアリーナ』にて行われた総合格闘技イベント『超RIZIN』での、ある出来事が議論になっています。この日行われたのは、格闘家の朝倉未来(あさくら・みくる)選手と、アメリカの格闘家であるフロイド・メイウェザー選手による試合。試合前、メイウェザー選手に花束を贈呈するためリングに上がった、政治団体『ごぼうの党』の代表である奥野卓志氏は、無言で花束を床に投げ捨てたのです。目の前で花束を投げ捨てられたメイウェザー選手は、冷静に落ちた花束を拾い上げ、セコンドにそっと手渡しました。花束を投げ捨てられたメイウェザー対応に「かっこよすぎる」「ごめんなさい」メイウェザー選手がここで怒りをあらわにしたら、イベントそのものに支障が出ていた可能性もあったでしょう。ネットでは関係者を含む多くの人がメイウェザー選手の行動を称賛し、1人の日本人として謝罪の言葉を述べました。榊原信行CEO、メイウェザー選手への『花束投げつけ』に謝罪同日のイベント中にリングに上がった、『超RIZIN』の運営を行う、株式会社ドリームファクトリーワールドワイドのCEOである榊原信行さん。榊原さんはメイウェザー選手への『花束投げ捨て行為』について、このようにコメントをしました。「超RIZIN」に続いて行われた「RIZIN」の途中でリングに上がった榊原CEOは「本当に情けない、恥ずかしい行為を働いた人間がいます。リングの中は本当に神聖な場所だし、命を懸けて闘う選手たちに、どちらを応援する、どちらのファンだとか関係なく、礼節を持って対応するべきだとそう思っています。本当に品性下劣な男をこのリングに上げたことを、この場を借りておわびしたいと思います。すみませんでした。本当に悔しいです」と謝った。「残念なことに世界中で流れているので、日本人の恥をさらすことになったことは本当に悔しいし、2度とこういうことが起きないように全力でやります。許してください。すみません。本当に勘弁してください。ごめんなさい」と頭を下げた。サンケイスポーツーより引用写真は試合前の会見のもの今回の花束贈呈は、最前列で観戦できるプレミアチケット『超RIZIN NFT DIGITAL TICKET』の最高額落札者が担当する決まりになっていました。奥野氏はこのチケットを420万の最高額で落札し、メイウェザー選手への花束贈与の権利を手にしたのです。榊原さんはメイウェザー選手への対応を深く謝罪すると同時に、騒動を起こした奥野氏の行為を強い言葉で批判。「日本人の恥をさらすことになり、本当に悔しい」と思いをあらわにしました。今回の件に対し、榊原さん以外の多くの人からも、メイウェザー選手への謝罪の声が多数上がっています。次回、日本でリングに上がる時は、メイウェザー選手が心を曇らさずに試合を終えることを誰もが祈っているでしょう。[文・構成/grape編集部]
2022年09月26日漫画家で現代アーティストでもある、しりあがり寿による個展『焚書坑寿』が、渋谷のアートショップNADiff modernにて9月2日(金)から10月30日(日)まで開催されることが決定した。しりあがり寿は、1985年単行本『エレキな春』で漫画家としてデビューし、パロディを中心にした新しいタイプのギャグマンガ家として注目を浴び、その後は幻想的あるいは文学的な作品、新聞の風刺マンガやアンダーグラウンドマンガなど、様々なジャンルのマンガを手掛けている。その活動は、マンガだけにとどまらず、映像や絵画、インスタレーションなど多方面に広がり、海外の企画展への参加や、国内での個展開催など精力的に活動。近年では、“劣化”というキーワードのもと、板に描いた作品を燃やす「焼き絵」の作品制作に力を入れている。そして今回、「焼き絵」の新たなる側面、「焼き言葉」に挑戦し、初の「焼き言葉」だけの個展を渋谷のアートショップNADiff modernにて開催する。あらゆる言葉があふれている現代。本当に大切な言葉は何なのか。焼いても残った言葉たちが「焼き絵」になって並ぶ。時代を超え言葉が遺されてきた書物があふれている言葉の海、本屋ならではの展示となっている。しりあがり寿のゆるくユーモアにあふれた世界は、癒しをもたらしてくれるだけでなく、新たな気づきをあたえてくれ、日々忘れてしまっていたことを思い出させてくれ、忙しい日々に一息つかせてくれることだろう。会期初日である9月2日には店舗前スペースにて、しりあがり寿によるライブペインティングを開催。そして9月17日には文化村内特設会場にて、しりあがり寿と文学者の高橋源一郎が“言葉”について語るトークイベントも開催される。 ぜひこの機会に唯一無二のしりあがり寿ワールドを楽しみたい。【アーティストステートメント】最近言葉が多すぎませんか?SNSだけじゃないけど、デマや罵詈雑言からどこかで見たような薄っぺらな良い言葉まで。もうこうなったら、一度自分の頭の中の言葉を全部焼いたらどうだろう?しりあがり寿の、言葉を焼く焚書坑儒ならぬ、焚書坑寿だ。はたして燃えさかる炎を免れる言葉はあるだろうか!?……ゴゴゴゴボウボウぶすぶす……あるんだよね、けっこう。忘れたくない焼け残った言葉たち。自分の作品のセリフもあれば、子供の頃印象の残った言葉、どこかでなんだかひっかかった言葉。いろいろあれこれ。今回は、それを言葉の海の中、本屋さんに飾ってもらいます。しりあがり寿【開催概要】しりあがり寿展『焚書坑寿』期間:2022年9月2日(金)~2022年10月30日(日)時間:10時~19時会場:NADiff modern 店内入場料:無料特集ページ: 【イベント概要】オープニング企画 墨絵ライブペインティング日時:2022年9月2日(金) 18:00~(30分~1時間程度実施の予定)会場:NADiff modern店舗前スペース参加:無料しりあがり寿×高橋源一郎「言葉でいろいろ」トークイベント登壇者:しりあがり寿 / 高橋源一郎日時:2022年9月17日(土) 14:00~15:30(開場 13:30)定員:100名会場:渋谷Bunkamura 地下1階特設会場※NADiff modernにご来店ください。 スタッフが会場へご案内いたします。※トーク終了後には、 サイン会を実施します。 トークイベントにご参加の方で、 しりあがり寿氏または高橋源一郎氏の著書をナディッフモダンにてご購入された方が対象となります。 奮ってご参加下さい。※該当の書籍1冊購入でお二人のサインをお入れします。<トークイベント参加方法>イベント参加券:1500円(税込)イベント参加券購入方法:チケット販売サイトMY Bunkamuraにて8月24日(水)10:00より販売。お申し込みはこちら: 【作品販売について】NADiff modern店頭にて9月2日(金)10時より販売開始。アートのオンラインマーケットプレイス「OIL by 美術手帖」でも販売予定。※「OIL by 美術手帖」での販売は店頭販売から約1週間後を予定しています。 決定次第、NADiff modern公式インスタグラムにてお知らせいたします。
2022年08月24日戦争の極限下で異質な他者と出会い、人はどう変わるのか。古市憲寿さんによる、極上純愛小説『ヒノマル』。「この2年で、自由というのは脆いものだと痛感しました。ある出来事をきっかけに社会の空気はがらりと変わってしまうし、当たり前だと思っていた“自由”という権利すら、突然奪われてしまう。それが、またすぐに『いまはしょうがないか』と当たり前の形が変わって、いつの間にか窮屈さが増していくことだってあり得ますよね。そんなときに、社会の要請に従順に従うのか、徹底的に抗うのか。ただ、それ以外の第三の道というのはあるんじゃないのかなと思うんです」『ヒノマル』の舞台である戦時下と、コロナ禍にあるいまの状況に共通点を感じたという古市憲寿さん。「たとえば戦時下にも『不要不急』というスローガンがあったんです。そんな非常時だからこそ書けた物語かもしれません。戦争に対して、あるいはコロナウイルスに対してどう向き合うか。価値観が極端に対立していたり、親しい人同士でも本音と本音をぶつけ合えなかったり。そんなふうに疑心暗鬼になってギスギスした空気が蔓延する時代に、人と人はどうすれば信頼し合い、共に行動できるのかを考えたかったんです」主人公は、国家のために命を捧げたいと考えている軍国少年の新城勇二。ある日、中学の同級生で親友の小針啓介から〈魔女退治に行かないか?〉と誘われる。観音山公園内の洞窟に魔女が住んでいると噂があるのだ。探しに行くと、ひっそりとした洞窟に〈秘密の図書館〉を作っていた美しい女の子が現れて…。一ノ瀬涼子と名乗った彼女は、歴史学者の娘で、勇二より1学年上の高等女学校生。勇二は、「日本は負ける」と主張する涼子に反発を覚えながら、無意識に惹かれていく。だが、彼女は兄・優一の恋人だった。「聡明な兄と、国の教育のまま軍国少年になってしまった弟、リベラリストで自由奔放な女の子。いわゆる三角関係の物語なんですが、戦争中の物語なのでどうしても事件が起こるんです。兄が徴兵されたり、非国民呼ばわりされたり、空襲に怯えたり。極限状態で人はどうなるのか」第1稿のときの勇二は、国の勝利を疑いもしないような人間だったそう。書き直すうちに、内心では理知的な大人たちの言説を否定できなくなっていく“二重性”を、にじませるよう意識した。「勇二の正義感のゆらぎをどう書くかが、いちばん気を遣ったところですね。涼子は涼子で気ままに振る舞いすぎて、周囲とハレーションを起こしていますが、優一や勇二らとの交流を経て少し変わった部分もある。異質な他者との出会いによって人はどう変わるのか。それを見つめるのが大きなテーマでした」極限を苦悩しながら生きる若者たちの姿が描かれるが、読み心地は存外に明るい。「確かに重苦しい時代ですが、戦時中には戦時中なりの青春はあったと思うんです。たとえば、勇二らは勤労動員で軍需工場に行かされますが、夜中に涼子たちがいる女子寮に忍び込んだりします。実際にあったエピソードを参考にしたのですが、どんな大変な時代に生まれたとしても、楽しみ方はある。それは現代にもいえる話だと思います」本書には、機転が利いて要領よく立ち回れるような人物も多く登場するが、そんな人間でも時代の常識から完全に逃れるのは難しい。「ただそうした束縛を突破できる力があるとすれば、『自分や大切な人を守りたい。一緒に幸せになりたい』しかないのかなと。そんな思いを込めた作品です」シンプルだが力強いラストの一文まで、一気読み必至の大ロマンスだ。ふるいち・のりとし1985年、東京都生まれ。社会学者。同世代の視点からの新たな若者論『絶望の国の幸福な若者たち』で注目を浴びる。2018年に初小説『平成くん、さようなら』を発表し、コンスタントに作品を書き続けている。近著に『楽観論』など。『ヒノマル』物語は昭和18年、戦争の只中にある日本から始まる。大学生だった優一は学徒出陣で徴兵され、勇二らは勤労動員で駆り出される。重苦しい束縛をかいくぐり、青春を駆け抜ける彼らのたくましさが希望だ。文藝春秋2200円※『anan』2022年4月20日号より。写真・中島慶子(本)インタビュー、文・三浦天紗子(by anan編集部)
2022年04月19日ゲストは、アーティスト活動に加え映画・ドラマなどの録音参加など幅広く活動するフルーティスト・坂上領『NAOTOアコースティックコンサート with 榊原大 スペシャルゲスト坂上領』が2022年7月9日(土)にスターツおおたかの森ホール(千葉県流山市)にて上演されます。チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 ⼤剛)にて4月15日(金)10:00より発売開始です。カンフェティにて4月15日(金)10:00よりチケット発売! 公式ホームページ 常に時代をとらえて進化を続けるヴァイオリニストNAOTOとピアニスト榊原大のコンビによるアコースティックライブ。ゲストに坂上領(フルート)を迎え、贅沢なステージをお届けします。NAOTO プロフィール1973年、大阪府高槻市出身。第39,41回全日本学生音楽コンクール西日本大会で第3位、第42回に は同コンクール第2位、霧島国際音楽祭奨励賞を受賞。 東京藝術大学音楽学部附属音楽高校、東京藝術大学音楽学部器楽科卒業。クラシックからポップスまでジャンルにとらわれない音楽センス、ブリッジをしながらのアクロバティックな演奏など華麗なパフォーマンスで人気を博す。ドラマ「のだめカンタービレ」では、オーケストラの選考、吹き替え演奏、楽曲提供、そしてドラマに役者としてゲスト出演し、一躍注目を集めた。2005年に、EPICレコードよりメジャーデビュー。2017年には、自身のレーベルを立ち上げ、2021年デビュー15周年を記念して、東京・Bunkamuraオーチャードホールにて開催された「NAOTO 15th Anniversary Live -The New Black-」のライブDVDを、そして2022年に通算10枚目のCD「Get over it」を発売。他のアーティストからの信頼も厚く、近年では、宇都宮隆、大黒摩季、世良公則、谷村新司、AI、柚希礼音、押尾コータロー、DEPAPEPEなどと共演。2019年9月にポルノグラフィティのデビュー20周年東京ドーム公演に、シークレットゲストとして出演。SNS上で話題になりTwitterトレンドで世界第1位になる。Shick「ハイドロ5カスタムコンフォート」のスペシャルムービーに出演、250万回再生を突破した。作曲家として、NHK「スタジオパークからこんにちは」を始めとするテレビ番組やたくさんのCM、劇団TEAM NACSの主宰公演の音楽監督を担当。東日本大震災以降、福島県須賀川市の小中学校を定期的に訪問し、その活動が認められ2015年に須賀川市観光牡丹大使に就任。日本スープカレー協会広報宣伝担当理事、カレーマイスターの資格取得、ラジオパーソナリティー、TV朝日系列「関ジャム∞完全燃Show」「マツコの知らない世界」出演など、活動は多種多彩に渡る。ますます進化を続けるNAOTOにさらなる注目が集まっている。公演概要『NAOTOアコースティックコンサート with 榊原大 スペシャルゲスト坂上領』公演期間:2022年7月9日(土)13:30開場/14:00開演会場:スターツおおたかの森ホール(千葉県流山市おおたかの森北一丁目2番地の1)■出演者NAOTO(Vn)榊原 大(Pf)坂上 領(Fl)※榊原の「榊」は正しくは木へんに「神」■チケット料金全席指定5,000円(税込)※未就学児入場不可※車いす席については、スターツおおたかの森ホールにお問合せください。■主催スターツおおたかの森ホール指定管理者MORIHIBIKU共同企業体代表団体アクティオ株式会社 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年04月15日ザ・サウザンド キョウトは、“ハートのお寺”京都・正寿院とコラボレーションしたアフタヌーンティー「正寿院×ティーアンドバー アフタヌーンティー」を2022年5月9日(月)から7月15日(金)まで、ザ・サウザンド キョウト2F ティーアンドバーで開催する。“ハートのお寺”正寿院コラボの和風アフタヌーンティーザ・サウザンド キョウトが、京都人気の観光スポット・正寿院と初のコラボレーション。正寿院は、ハート形の猪目窓や花と日本をテーマにした天井画など、乙女心をくすぐるキュートなスポットが満載の寺院だ。“ハートのお寺”との愛称で呼ばれ、SNSなどでも話題を呼んでいる。“ハート型”猪目窓がスイーツに今回は、この正寿院で見られる初夏の風景などを着想源に、和テイストのアフタヌーンティーを展開。目玉となるのは、“ハート型”の猪目窓を表現した、ウェルカムデセール「猪目窓から見える正寿院」。ハートに切り抜かれたプレートの中には、アジサイなどをあしらい初夏の風景を表現した。また、ティースタンドには、抹茶・ほうじ茶・玄米茶などを使用した、和テイストのスイーツがずらり。ローズの香りをつけた抹茶生地で、フランボワーズコンフィを包んだ「抹茶とラズベリーのロールケーキ」や、黒豆茶のクレームを忍ばせた抹茶ムース、抹茶と和三盆糖を使用したボンボンショコラなどがラインナップする。アフタヌーンティーの定番スコーンは、プレーンと抹茶を用意。蜂蜜ソースと粒あんソースが添えられているので、自分好みにアレンジして楽しめそう。ドリンクは、和紅茶や日本伝統茶など、約20種類をフリーフローで味わえる。「叶紐&散華」のお土産付き来店者には、正寿院で縁日のみ授与されている縁起物「叶紐(かのうひも)」と「散華(さんげ)」のうれしいお土産付き。期間限定メニューなので、気になる人は早めにチェックしてみて。【詳細】「正寿院×ティーアンドバー アフタヌーンティー」1名 6,215円開催期間:2022年5月9日(月)~7月15日(金)1部 11:30~(14:30までの利用)、2部 15:30~(18:30までの利用)場所:ザ・サウザンド キョウト2F ティーアンドバー住所:京都府京都市下京区東塩小路町570番※1名~利用可能。2日前までに要予約。■メニュー<ウェルカムドリンク>夏蜜柑と煎茶のウェルカムドリンク<ウェルカムデセール>猪目窓から見える正寿院<スイーツ>抹茶とラズベリーのロールケーキ、ほうじ茶とパンプルムースのサヴァラン、玄米茶サンマルク、抹茶と黒豆茶のムースリーヌ、和紅茶とさくらんぼの最中サンド、抹茶と和三盆糖、煎茶と柑橘のジュレ<セイボリー>アスパラガスとカラートマトのキッシュ/サーモンサンドウィッチ/冷製バーニャカウダー<スコーン>スコーン(プレーン・抹茶<フリーフロードリンク>ドリップコーヒー・エスプレッソ・カフェラテ・和紅茶・和紅茶フレーバー・日本伝統茶・紅茶など20種以上【問い合わせ先】TEL:075-351-0700(レストラン総合受付 10:00~19:00)
2022年04月03日百寿者の、腸内フローラの秘密に迫る!2021年秋の調査によると、日本国内の100歳以上の高齢者(百寿者)は8万6510人。およそ88%が女性です。一方、日本人女性の死因の1位となっているのは大腸がん(男性では2位)。腸内フローラって一体何?大腸がんの原因には、がんの遺伝的要因、食事などの環境要因、腸内フローラ(腸内細菌叢)の3つが複雑に関わっているのですが、そこから健康・長寿の秘密を探ってみたいと思います。腸内フローラのはたらき腸内に細菌が棲みつくのは、エサが豊富で酸素が少なく、細菌にとって居心地のいいところだから。そして、一部の腸内細菌が作り出す酸には、腸内環境をキレイに整える働きがあります。中でも、短鎖脂肪酸と呼ばれる酸(特に酪酸)は、大腸が正常に働くためのエネルギー源にもなります。つまり、人間と腸内細菌は、「持ちつ持たれつ」の関係。健康・長寿のために、腸内環境は欠かせない要素といえそうです。百寿者の腸内フローラの特徴は?近年の研究で、百寿者の腸内フローラをメタゲノム解析したところ、若年者に比較して種レベルで減少する細菌・増加する細菌、それぞれ4種が明らかになり、減少する4種はすべて酪酸産生菌だったのです。これまでの報告では、一般的に腸内細菌は、高齢になるとビフィズス菌が減り、大腸菌が増えるとされていたのですが、百寿者の腸内細菌は、60歳時ぐらいのパターンを維持できているようなのです。なぜ、ビフィズス菌が減らないのか?その理由はまだ明らかにされていませんが、百寿者の腸管内はビフィズス菌によって炎症が起きにくい傾向があり、炎症が起こると減りやすい菌が生き残っているからではないかと考えられています。このように、健康長寿のメカニズムに腸内細菌あるいはその代謝物が関与する可能性が、少しずつ明らかになってきているのです。健康長寿に最も有効な菌は?主な有用菌(善玉菌)の種類と特徴 日経メディカル Online 2018年1月27日以前から善玉菌として広く知られている乳酸菌やビフィズス菌と、最近注目度が上がっている酪酸菌。どちらが、より健康長寿に作用しているのでしょうか?日本の中でも長寿者の多い地域と平均的な地域での比較研究の結果、ビフィズス菌の占有率に差はなく、酪酸菌に差があることがわかっています。酪酸菌が作る酸は、酪酸と酢酸。酢酸はビフィズス菌にも作れますが、酪酸を作れるのは酪酸菌だけなのです。これからの研究で、さらにこの関係性が明かされることを期待しましょう。腸内フローラに含まれている酪酸産生菌酪酸を産生する菌を、酪酸産生菌あるいは酪酸菌と呼び、腸内フローラの中にはいくつかの酪酸産生菌が含まれています。占有率の高い代表的な菌はフィーカリバクテリア菌、ロゼブリア菌、コプロコッカス菌で、特にフィーカリバクテリア菌は注目度が高く、最近では新型コロナウイルス感染症により入院治療を受けた症例でも、この菌が有意に減少することが見いだされています。腸内フローラをよい状態にするには?腸内フローラをよい状態にするには?健康長寿に大きな影響をもたらす腸内フローラ。その環境を良好に保つためにはどうすればいいのでしょうか?まずは、「腸年齢」のチェックです。腸年齢=(実年齢-10)+(以下で該当した項目数×3)と考えてください。・帝王切開で生まれた・都会で生まれて育った・母親と食べ物などの好みが違う・ここ2年間でインフルエンザにかかった・おならが臭い・コロコロとした便が多い・やわらかい便が多い・朝食後にトイレに行かない・大腸ポリープがあるといわれた・抗生物質や胃酸分泌抑制薬を飲むことが多い腸年齢が実年齢を大きく上回った人は、腸内フローラが荒れ気味ですので、生活習慣の見直しが必要です。まずは「食習慣」を振り返ってください。その際、何を食べるか、ということとともにいつ食べるかということが重要で、夜型の食生活は腸内フローラの酪酸産生菌の減少を引き起こしますから注意してください。腸を育てようヒトの腸内フローラは、生後3年ぐらいの間に個人ごとに定着するフローラが決まるとされていて、大人になってからでは、新たな種類の細菌が常在細菌として定着することは難しいとされています。だからこそ、それぞれの腸内に存在している腸内フローラを増殖させ、活性化させること、すなわち「腸活」が重要なのです。健康・長寿の必須条件である腸の健康。あなたの腸内フローラを、美しくたくましく育ててください。著者プロフィール内藤裕二(ないとう・ゆうじ)著者:内藤裕二京都府立医科大学大学院教授1983年、京都府立医科大学卒業。米国ルイジアナ州立大学客員教授を経て、2009年より京都府立医科大学准教授。明朗なキャラクターで、メディアでも活躍中。2021年より、現職。専門は消化器病学、消化器内視鏡学、抗加齢学、腸内細菌叢。著書には『すべての臨床医が知っておきたい腸内細菌叢』(羊土社)、『人生を変える賢い腸のつくり方』(ダイヤモンド社)など多数。書籍情報表紙タイトル:酪酸菌を増やせば健康・長寿になれる~今、話題の酪酸・酪酸菌のすべてが分かる!~著者:内藤裕二ページ数:149ページ価格:1,760円(10%税込)発行日:2022年2月7日ISBN:978-4-86667-356-1 amazon: 楽天: 目次はじめに第1章健康・長寿の要は腸だった!第2章酪酸・酪酸菌がもたらすメリット第3章今日から始めたい酪酸菌を増やす具体的習慣おわりに 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年02月18日JA全農は、産地直送通販サイト「JAタウン」に出店する「JAなんすん」で、「西浦みかん 寿太郎」の販売を開始しました。「西浦みかん 寿太郎」は、昭和50年に山田寿太郎氏により発見された「寿太郎温州」をブランド化した静岡県沼津市自慢のみかんで、糖度が高く、酸味と甘みのバランスが絶妙で濃厚な風味が特徴です。また、2020年11月18日には、農産物や食品などの特産品を地域ブランドとして守る農水省の保護制度「地理的表示(GI)保護制度」に温州ミカンでは初めて登録されました。毎年人気のブランドみかんを、この機会にぜひご購入ください。「西浦みかん 寿太郎」「西浦みかん 寿太郎」産地直送通販お取り寄せJAなんすん/柑橘/西浦みかん寿太郎|JAタウン : 出荷時期:2月中旬頃~また、ツイッターアカウント「JAタウン【公式】」では、西浦みかん「寿太郎」1箱(5kg)が1名様に当たるプレゼントキャンペーンを実施しています。【JAタウン】JAタウンは、全国農業協同組合連合会(JA全農)が運営する、ショッピングモールです。「おいしい日本と暮らそう。」をテーマに、「JAタウン」に出店する全国の農協(JA)などが、各産地で育まれた旬の農産物や特産品を、インターネットを通じてお客さまに直接お届けし、食を通じて豊かな暮らしの実現を目指しています。産地直送通販お取り寄せトップ|JAタウン : 【ツイッターアカウント「JAタウン【公式】」】「JAタウン【公式】」では、全国の産地の旬の農畜産物やお得なキャンペーンの情報を都度発信しています。 : 【ツイッタープレゼントキャンペーン概要】応募期間:令和4年1月28日(金)~2月4日(金)応募方法:「JAタウン【公式】」のツイートをフォロー&リツイート内容:西浦みかん「寿太郎」1箱(5kg)を1名様にプレゼント産地直送通販お取り寄せ|Twitterフォロー&リツイート キャンペーン(2022年1月28日3:00PM〜2022年2月4日2:59PM)JAタウン : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年01月28日社会学者としてだけでなく、TV番組の司会やコメンテーター、小説家など、活躍の場を拡げ続ける古市憲寿さん。その軽やかなフットワークのヒントを教えていただきました。社会学者で小説家、TVのコメンテーターとしても活躍する古市さんが注目を浴びるきっかけとなったのは、ちょうど10年前、26歳で刊行した著書『絶望の国の幸福な若者たち』(巻末には俳優の佐藤健さんとの対談を収録!)だった。ただし本人の感覚としては、人生を決定付けたターニングポイントは、大学生時代まで遡る。「大学3年生の1年間、ノルウェーに留学したんです。そこで学んだことを元に卒業論文を書いていた頃、大学院進学を勧められ、社会学を本格的に専攻することになった。キャリア形成という意味でも大きなポイントでしたが、あの1年で生き方、考え方自体がかなり変わりました」もともと留学を決めた理由は、「単純に就活したくなかっただけ(笑)。それで一番ゆっくりできそうな国を選びました」しかし留学当初は、後悔することも多かったそう。「初めての一人暮らしだし食事もそんなに美味しくないしいつも天気が悪いし、友達もすぐにはできないし。勝手に思い描いていたキラキラの留学生活とのギャップで、最初の1か月は鬱々としていました。でも、この気持ちって、過度に自分に期待しているから生まれるんだよなと気が付いたんです。“自分はもっとうまくできるはず”とか考えて縮こまらないで、今の自分にできることをやれればいいし、日常の中で楽しいと感じられる小さなことを拾い集めていけばいい。今はもう、自分に期待しないと割り切っているので、どんな大舞台に見える場所でも緊張せずに済むし、トラブルが起こっても一人で抱え込まず、あっさりと人に頼れる。自分に期待しないって、結構いいことずくめだと思うんです(笑)」それは、自己否定とは異なる。むしろ、適切な自己肯定だ。「自分の足りないところや、コンプレックスに感じるところを認識するのは大事だと思うんです。というのも、それが変えられないものだなと分かったら、肯定するしかないじゃないですか。ある種の絶望から、楽観は始まるんですよね。例えば“何をやっても長続きしない”と思っている人は、楽観的な見方をすれば“好奇心が旺盛”ですよね。自分の淡泊な顔が気にくわなくても、実はそれって誰に対しても威圧感を与えない顔かもしれない。太っている人って、優しそうに見えたりしますよね。全ては解釈次第で、どんなコンプレックスも、見方を変えれば必ずいいことだと思えるようになる。別に“新しい自分”を目指さなくても、今の自分のままでも自分を肯定できるはずなんです」8月に出した新著の題名は『楽観論』だが、100%の楽観を目指せと説いているわけではない。大前提として悲観や「諦め」はありつつ、「それでも」自分自身や世の中に対していいところを探す。そんな柔軟なバランスを提案している。「自分の能力を活かせる場所は、この世界のどこかに必ずある。気付いていないだけで、“ここ”がそうかもしれない。こんな時代だからこそ、日常生活の中に少しの楽観を取り入れてみてほしいです」Noritoshi Furuichi1985年、東京都生まれ。社会学者。慶應義塾大学SFC研究所上席所員。日本学術振興会「育志賞」受賞。小説家として芥川賞に2度ノミネート。最新の著書は『楽観論』(新潮新書)。※『anan』2021年9月22日号より。写真・井手野下貴弘ヘア&メイク・堤 紗也香取材、文・吉田大助撮影協力・BACKGROUNDS FACTORY(by anan編集部)
2021年09月18日過去のいじめ問題がきっかけとなり、ミュージシャンの小山田圭吾さんが、東京五輪開会式の楽曲担当を辞任することが発表されました。同件は、小山田さんが、障害のある同級生などにいじめを行っていたことを明かした、1990年代のインタビュー内容が拡散されたというもの。小山田さんが楽曲を担当する東京五輪には、障がい者スポーツの大会であるパラリンピックもあり、かついじめの内容も度を越えたものだったことから、批判の声が殺到しています。古市憲寿「そもそも『いじめ』という言葉がよくない」2021年7月19日、社会学者の古市憲寿さんが自身のTwitterを更新。内容に反響が上がっています。フォロワーに小山田さんの件について聞かれた古市さんは、自身の考えをこう明かしました。「いじめ」に関する報道に思うことはずっと一緒で(これまで何度も発言したり書いてきています)、そもそも「いじめ」という言葉がよくないと思うんです。刑法における暴行罪や傷害罪に当たるなら刑事事件になるべきで、学校空間を聖域にするべきではありません。@poe1985ーより引用古市さんはそもそも『いじめ』という言葉がよくないとした上で、「学校空間を聖域にするべきではない」と指摘。また、問題なのは『いじめから時間が経過してしまった場合』とし、「すべての被害者がすぐに告発できるわけではない。言葉にできるまでに10年、20年かかることがある」と被害者の心に寄り添いました。続けて、古市さんはこう持論を展開しています。当事者の問題であること、日本は法治国家であること、の二点が重要だと思います。私刑は許されないわけですから、当事者が告発したい場合に、それを支援する制度や社会のあり方は大事です。だけどそれを、それこそ「いじめ」のような形で加害者を糾弾するのは反対です。@poe1985ーより引用最後に、「当事者が告発をしたい場合に、それを支援する制度や社会のあり方が大切」と持論をつづっています。投稿には、ネット上でさまざまな声が寄せられました。・「『いじめ』という言葉がよくない」というのは本当に共感。その言葉があることで、いじめの実情が曖昧になっている気はする。・当事者が告発できる社会の構築っていうのは少し難しいのかも。もちろん実現するのが理想だけど…。・開会式の作曲家としてふさわしくないという批判は仕方がないと思う。けど古市さんのいうように、私刑にしていい、というわけでもない。ネット上では賛否が分かれた、古市さんのいじめに対する持論。いじめに関する問題を他人事として済まさず、正しい方法によって少しでも傷付く人を減らす努力が必要でしょう。[文・構成/grape編集部]
2021年07月20日音楽劇『イキヌクキセキ~十年目の願い~』の公開稽古が2日、神奈川・横浜のKAAT神奈川芸術劇場ホールで行われ、浜中文一が安寿ミラの言葉に照れ笑いを見せた。「東日本大震災」から10年。震災に関わった多くの人たちにエールを送るために、数々の作品を手がける演出家のモトイキシゲキ氏が現地で取材し、実際の出来事をもとに書き下ろした作品。震災で両親を失い、東京でダンサーになる夢を叶えようと故郷を離れていた鈴木大樹(屋良朝幸)は、同郷で「元気食堂」を営む木島晃(松平健)との出会いで、故郷へ帰ることに。吉澤元(浜中)ら同級生たちと再会し、常連客と絆を深めるうち、震災によって幻となっていた「高校の卒業式」を計画し始める。浜中演じる元の母親・淳子役を演じた安寿。稽古を振り返り「息子役の文ちゃん(浜中)が日に日にかわいくなって……もう、すごくかわいい。ちょっと目が合うと、手を振り返してくれるんです」と浜中とのエピソードを明かした。思わず照れ笑いを浮かべた浜中は「ヘラヘラするなって!(笑)」とキャスト陣にツッコまれながら「僕が手を振るのは失礼かなと思ったのですが、パッと目が合ったときに手を振ってくださったので、つい僕もうれしくて振り返していました……」と説明していた。『イキヌクキセキ~十年目の願い~』は、KAAT神奈川芸術劇場(7月2~11日)、大阪・COOL JAPAN PARK OSAKA WWホール(7月16日~18日)にて公演される。
2021年07月03日西麻布の隠れ家店で“関西割烹”を楽しむ特別な時間食材や器との相性で輝きを増す、計算されたコース料理日本酒は佐賀の地酒を中心に、常時14~15種西麻布の隠れ家店で“関西割烹”を楽しむ特別な時間西麻布の住宅街にひっそりと佇む小さな店お店があるのは根津美術館の交差点から5分ほど進んだ先。人通りもまばらな西麻布の住宅街の一角で、屋号の看板も小さく、ともすれば見落としてしまいそうな店構えが、デートにもぴったりな隠れ家の雰囲気を演出しています。目の前で繰り広げられる見事な職人技も楽しみのひとつカウンターを中心とした約10坪の店内は、天井が高く広々と感じられる居心地のいい空間で、接待や少し特別な日の食事などにもぴったりです。数寄屋風のインテリアに、あえてヨーロッパ風に設えた板張りの床も違和感なく調和しています。食材や器との相性で輝きを増す、計算されたコース料理ここで楽しめるのは、大阪で腕を磨いた店主の先崎真朗さんによる関西割烹。出身地である九州の食材をふんだんにつかったコース料理を提供しています。料理自体はいたってシンプルでありながら、食材の組み合わせや器のチョイスで華やかさも演出。ここからはコースの中の一例をご紹介します。コース料理:おまかせ 15,000円~まろやかな酸味が素材を引き立てる『毛蟹とウニの土佐酢和え』先付けの一例『毛蟹とウニの土佐酢和え』。酢に鰹出汁や柑橘を加えて仕立てる土佐酢と、旨み濃い旬の魚介が絶妙な相性です。甘みある野菜と蟹を出汁が包み込む『蟹真丈 蕪のみぞれ仕立て』伝統的な懐石のなかで、先崎さんが特にこだわるという『お椀』の一例。この日は松葉ガニの真丈と聖護院大根、椎茸、金時菜、めかぶを、蕪をおろしたみぞれで仕立てた逸品。上品な出汁の風味が活きた極上の味わいです。肉の旨みがダイレクトに伝わる『佐賀牛イチボの炭火焼き』焼き物の一例。この日は上質な佐賀牛を炭火でじっくりと焼き上げた『佐賀牛イチボの炭火焼き』でした。塩または出汁醤油で味わいます。日本酒は佐賀の地酒を中心に、常時14~15種料理に合わせる日本酒は、「鍋島」や「東鶴」を中心に充実のラインナップ日本酒は純米から大吟醸まで常時14~15種類が並びます。特に先崎さんの出身地である佐賀の地酒「鍋島」と「東鶴」は、充実のラインナップ。さりげない対話を通して好みのものを提供してくれるので、迷ったらオススメを聞いてみてください。黒子に徹しつつ適度な会話のなかからゲストの好みや要望を汲み取ってくれる【寿修】。大切な人との食事や、特別な日を過ごすのにぴったりのお店です。料理人プロフィール:先崎真朗さん1976年、佐賀県生まれ。調理師学校では西洋料理の道を希望するも、大阪・北新地の割烹【斗々屋】の料理に衝撃を受け日本料理へ転向。【斗々屋】に入店し9年間修業を積む。その後東京に移り和食店、寿司店などで腕を磨いた後、2010年に西麻布の閑静な住宅街に【寿修】を開店、ミシュラン2つ星を獲得する。※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報や営業時間は店舗にご確認ください寿修【エリア】西麻布【ジャンル】日本料理・懐石・会席【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】17000円【アクセス】表参道駅 徒歩10分
2021年04月10日