元乃木坂46で俳優の樋口日奈が、7月3日スタートのBSテレ東・DRAMA ADDICT『初恋不倫~この恋を初恋と呼んでいいですか~』(毎週水曜深0:00)で連ドラ初主演することがわかった。初の“人妻”役で『大人のリアル不倫ラブドラマ』に挑む。『Love Silky』(白泉社)にて連載されている、大人のリアルな恋心を描いた横馬場リョウ氏による同名電子コミックをドラマ化。樋口は、真面目な保育士として不倫とは縁遠い生活を送っていたが、ひょんなことから夫の不倫に気づいてしまい、さらに自身も隣人に恋心を抱いてしまう主人公・財前穂波を演じる。さらに主人公の穂波を囲む共演者たちも解禁。職場の同僚が初恋の人に似ていることから、その陰を追いかけ不倫におちいってしまう穂波の夫・財前俊一を演じるのは芳村宗治郎。恋に積極的で、既婚者にもかまわずアプローチする俊一の不倫相手・神志那環奈役を北村優衣が演じる。穂波の友人で、初恋の相手と長らく不倫関係を続けている独身女性・香真莉亜を演じるのは八木アリサ。そして、穂波の心を惑わすキーマンであり既婚者の隣人・時松千尋役に佐伯大地が起用された。今作では主人公の穂波を中心として、さまざまな登場人物の不倫模様が描かれるのも見どころのひとつ。不倫ドラマでありつつもどこか身近に感じ、登場人物の誰かに自分を重ねて共感できる、大人な青春群像劇となっている。原作の横馬場氏は「欲を捨て、ただただ今の自分に描けるものを精いっぱい描いていたら、ドラマ化というお話をいただきまさに青天の霹靂(へきれき)です。皆さん楽しんでいただければと望むばかりであります」とコメントを寄せている。■キャストコメント▼樋口日奈「初恋不倫」相反するような二つの言葉に原作・脚本を読み終え、「そういうことか…」と衝撃を受けました。誰しもに“絶対”なんてなくて、まだ知らない自分の感情があって、いつどんなタイミングであふれ出てしまうのかわからない、他人事ではなく私たちもそんな可能性を秘めているのだと気付かされてしまう恐怖さえありました。登場人物それぞれが葛藤と闘いながら、自分の道を進もうとする姿に心が締め付けられます。今回初めてドラマの主演を経験させていただきます。スタッフの皆さんとコミュニケーションを取りながら、そしてキャストの皆さんと心を通わせながらこの「初恋不倫」という激しい波に身を委ねて、撮影に励みたいと思います。私の演じる穂波のように、私自身もまだ知らない自分の一面に触れられるような気がして、今から放送まで楽しみです。皆さま、ぜひご覧ください!よろしくお願いいたします。▼芳村宗治郎僕は一度も不倫や浮気をしたことがないので、理解できるか不安でした。脚本をいただいて原作も読ませてもらい、だんだんと演じる俊一の人となりもみえ、人間らしいなと感じました。最初は不倫なんてただいけないことだという感想しかなかったのですが、そのキャラクターごとに感情移入していくとどうしようもなく、でも仕方ないなと思ってしまうのです。この作品で純粋な心を細かく演じていければと思っています。▼北村優衣神志那環奈役を演じさせていただきます、北村優衣です。原作を読んだときに、それぞれの夫婦や恋愛模様に「あぁ!もう!」ともどかしくなるも、先が気になってしまう、これぞ不倫漫画の醍醐味(だいごみ)だなと思いながら、楽しく読ませていただきました。その中でも環奈は、自分に正直で大胆で、とにかくかわいらしい姿に私もドキドキしてしまいました。そんな環奈のオファーをいただき、私に務まるか不安でしたが、私が持ってる最大限のかわいいを駆使して環奈の魅力をお届けし、俊一を、見てる皆さんをかき乱していけたらなと思います。毎週水曜24時は、皆さんにとって、見逃せない夜になりますように。▼八木アリサ「初恋不倫」で香真莉亜役を演じます、八木アリサです。自分にとっては大きなチャレンジになる役です。孤独、いたらなさ、嫉妬、寂しさ…どんよりとした感情に沈む日々になりそうですが、丁寧に演じていきたいです。波瀾万丈な展開をお楽しみに。▼佐伯大地インターネットやSNS が普及している令和では、恋愛も形がいろいろ変わって来ていると思います。そんな中でも時代にあらがうかのごとく、僕が演じる時松は少し変わり者ですが、変わり者なりにとってもまっすぐで、良くも悪くも自分に正直なので、僕もこの役に真摯に、正直に向き合っていこうと思います。人間誰しも、良い部分と悪い部分、欲望があって。だからこそ、人生って面白いと僕は思うので、大いに共感していただき、見た方のココロを楽しく、そして揺さぶるドラマになるように、一生懸命演じます。
2024年05月29日歌手の相川七瀬が16日に自身のアメブロを更新。会うことが夢だった俳優の水谷豊との2ショットを公開した。この日、相川は「TRFさん30周年のときの楽屋で夢のようなお写真を撮らせて頂きました」とダンス&ボーカルユニット・TRFのデビュー30周年記念ライブが開催された日に楽屋で撮った水谷との2ショットを公開。「よく、会えるとしたら誰に会いたいですか?と聞かれていつも水谷さんと答えて、ついに夢叶う」と嬉しそうにつづった。続けて「興奮しすぎて、もう」と述べ「今回の相棒もしっかり見ておりました そして、再放送もきっちり夕方見てます」と報告。ハッシュタグで「#水谷豊」「#杉下右京」「#相棒」とつづり、ブログを締めくくった。
2024年03月17日パニックサスペンス映画『新幹線大爆破』が、Netflix映画としてリブートされることが決定。併せて監督を樋口真嗣、主演を草彅剛が務めることが発表された。『新幹線大爆破』は、1975年に佐藤純彌監督がメガホンを取り、東映が製作した作品。その人気は海を越え、後に映画『スピード』(ヤン・デ・ボン監督)に影響を与えるなど、多くの映画人や鉄道ファンにも愛されている。樋口監督と草彅がタッグを組むのは、2006年に公開された映画『日本沈没』以来18年ぶり。樋口監督は元々原作のファンであり、本作では爆弾を抱えた新幹線の内外で起こる様々な危機を、最新のVFXと特撮を融合させ、新たな“新幹線大爆破”として創出する。■草彅剛 コメント樋口監督とは18年ぶりにタッグを組むのでとても楽しみです。世界をドキドキさせられる作品を作り上げたいと思います!前作の主演の高倉健さんの気持ちを受け継ぎ、全力で挑みます。■樋口真嗣監督 コメント子どもの頃からの憧れ、新幹線・超特急。かつては210キロを誇っていた最高時速も今では320キロ。高速化に比例した緊張感。そして複雑化し混沌とした閉塞感を孕んだ時代の“止まることのできない新幹線”が、まもなく出発します。犯人の要求は?交渉は?運行を管理する事業者の策は?人質となった乗客たちの運命は?その時、あなたならどうする?空前のスケール、ショッキングな展開をシャープに描きます。ご期待ください。■エグゼクティブ・プロデューサー 佐藤善宏(Netflix)コメント『新幹線』は日本の絶対的な信頼と安全性を象徴する世界中が認める鉄道インフラです。その一方で、その原則を逆手に取り危険性を最大限に表出したタイトル『新幹線大爆破』は日本が世界に誇る映画のひとつです。この安全性と危険性の極端な要素を融合させてしまった非現実性こそが、エンターテイメントの力を引き出す魅力的なコラボレーションの作品だったと言えます。そして、約半世紀の時を経て、この新たなリブート作品は、より洗練された安全性と新たな映像技術で描かれる危険性によりさらなるエンターテイメントの高みを目指せる作品になると確信しています。ただただ、純粋にオモシロい!と叫んで頂ける作品を日本のみならず世界のお客様にお届けできるようスタッフ・キャスト一同全力を尽くします。<作品情報>Netflix映画『新幹線大爆破』Netflixで配信予定
2024年02月29日パニック映画の金字塔『新幹線大爆破』がNetflix製作でリブートされることが分かった。主演は草彅剛、監督は樋口真嗣が務める。『新幹線大爆破』は1975年に佐藤純彌監督がメガホンを取り東映が製作したパニック・サスペンス映画で、その人気は海を超え、後に映画『スピード』(ヤン・デ・ボン監督)に影響を与えるなど、多くの映画人や鉄道ファンなどにも愛される作品。元々、原作映画のファンであった樋口監督が長年温め続けた本企画を、Netflixと共に映画化することが決定。『日本沈没』でもタッグを組んだ草彅さんを主演に迎え、爆弾を抱えた新幹線の内外で起こる様々な危機をめぐる人間等の攻防を描く。『シン・ゴジラ』『シン・ウルトラマン』などスペクタクルな映像と人間ドラマを融合させてきた樋口監督が、新幹線を舞台に最新のVFXと特撮を融合させ、新たな“新幹線大爆破”を創出する。主演 草彅剛 コメント樋口監督とは18年ぶりにタッグを組むのでとても楽しみです。世界をドキドキさせられる作品を作り上げたいと思います!前作の主演の高倉健さんの気持ちを受け継ぎ、全力で挑みます。監督 樋口真嗣 コメント子供の頃からの憧れ、新幹線・超特急。かつては210キロを誇っていた最高時速も今では320キロ。高速化に比例した緊張感。そして複雑化し混沌とした閉塞感を孕んだ時代の“止まることのできない新幹線”が、まもなく出発します。犯人の要求は?交渉は?運行を管理する事業者の策は?人質となった乗客たちの運命は?その時、あなたならどうする?空前のスケール、ショッキングな展開をシャープに描きます。ご期待ください。エグゼクティブ・プロデューサー 佐藤善宏 (Netflix)コメント『新幹線』は日本の絶対的な信頼と安全性を象徴する世界中が認める鉄道インフラです。その一方で、その原則を逆手に取り危険性を最大限に表出したタイトル『新幹線大爆破』は日本が世界に誇る映画の一つです。この安全性と危険性の極端な要素を融合させてしまった非現実性こそが、エンターテイメントの力を引き出す魅力的なコラボレーションの作品だったと言えます。そして、約半世紀の時を経て、この新たなリブート作品は、より洗練された安全性と新たな映像技術で描かれる危険性によりさらなるエンターテイメントの高みを目指せる作品になると確信しています。ただただ、純粋にオモシロい!と叫んで頂ける作品を日本のみならず世界のお客様にお届けできるようスタッフ・キャスト一同全力を尽くします。Netflix映画『新幹線大爆破』はNetflixにて世界配信予定。東映映画『新幹線大爆破』はNetflixにて配信中。(シネマカフェ編集部)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-
2024年02月29日2023年に大ヒットしたドラマ「体感予報」の主演俳優としてアジア中で一躍有名になった樋口幸平が、2月1日から5日までの5日間、韓国2024 F/Wソウルファッションウィークに登場し、その他のアジアヒットドラマの出演者たちと共に注目を浴びました。台湾俳優のナット・チェン(陳柏文)やタイの俳優ティティポン・センガイらもその一員としてファッションショーを華麗に彩りました。樋口幸平、ナット・チェン(陳柏文)、ティティポン・センガイ■「2024 F/Wソウルファッションウィーク」とは「2024 F/Wソウルファッションウィーク」は、アイドルグループ「NewJeans」が広報大使を務め、2024年秋・冬のファッショントレンドを先取りできるイベントとして、2月1日から5日までの5日間にわたって開催されました。2024 F/Wソウルファッションウィークでは、DDP(ドンデモプラザ)やソンス(聖水)S FACTORYで21のブランドファッションショーが行われました。さらに、68のブランドが参加し、約300名の韓国内外からのバイヤーが集まるトレードショーも開催されました。樋口幸平と、共に登場したアジアの俳優陣は、各国の代表的なドラマでの成功と俳優としての地位を示し、国際的なファッションイベントにおいても注目を集めました。アジア圏のトレンドセッターたちが一堂に会し、ソウルファッションウィークをより一層魅力的なものにしました。今後、これらの俳優たちの活躍が国際的な交流と文化の交差点での新たな潮流を牽引していくことが期待されています。人気俳優・樋口幸平 01■樋口幸平 プロフィール2000年11月30日生まれ、兵庫県出身。『Popteen』専属メンズモデルオーディション~2020Spring~」でグランプリを獲得。2022年「暴太郎戦隊ドンブラザーズ」(テレビ朝日系)で主演の桃井タロウ/ドンモモタロウ役を務める。2023年増子敦貴とW主演した「体感予報」(MBS)が日本のみならず中国を始めとしたアジアも大ヒット。特技はサッカーで趣味はサウナ、お笑い番組、映画観劇。公式X(旧Twitter): ■Tokyo Bay Films Entertainmentとは「EMPOWER JAPAN WITH ENTERTAINMENT」 - エンタメの力で日本の魅力を世界へ発信するを目指すインターナショナルなコンテンツをプロデュースする映像制作会社。積極的にアメリカ・ヨーロッパ・中国やアジア各国に向けてセールスできる作品のラインアップを準備し、世界に向けてジャパニーズエンターテインメントを発信します。今回、2024 F/Wソウルファッションウィークのキャスティングとして当社が携わっております。Tokyo Bay Films Entertainment株式会社URL : 設立 : 2019年1月11日代表取締役: ケイティー・ロン本店所在地: 東京都新宿区新宿業務内容 : コンテンツの企画&制作、海外配給・配信、ローカリゼーション事業 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年02月08日脂肪吸引と脂肪注入豊胸の技術指導機関として知られるTHE CLINIC(運営:医療法人社団THE CLINIC Institute、所在地:東京都港区、代表:大橋昌敬)では、美乳を形づくる「アンダーブーブ豊胸」をご提供しています。脂肪注入豊胸と海外で考案された形成外科テクニックを組み合わせることで、バスト全体のボリュームアップだけでなく、丸い膨らみのアンダーブーブ(下乳)やくっきりしたバージスライン(下乳の輪郭)の形成を可能にした豊胸術です。これまでにもたくさんの方々からご好評いただいてきた本施術がこの度、より検討いただきやすい価格でご提供できることになりました。公式サイト: 上向きバストのアンダーブーブ豊胸■「魅せる下乳」をつくるアンダーブーブ豊胸とは海外セレブのSNSを皮切りに、下乳にボリュームがある魅力的なバストへのニーズが高まってきたことを受け、THE CLINICではバージスラインがくっきりとした理想的な丸い上向きバストをデザインする「アンダーブーブ豊胸」を考案しました。小ぶりなバストの特徴として、バストトップからバージスラインまでの距離が短く下乳にボリュームがなかったり、多少あってもバージスラインがぼやけていたりすることがあげられます。脂肪注入豊胸なら形をデザインしつつ大きくすることが可能ですが、上向きバストに仕上げようと単純に下乳へたくさん脂肪を注入してしまうと、すし詰め状態になった脂肪が壊死して、しこりになってしまいます。こうしたリスクを回避し理想的なバストデザインに近づけられるのが、形成外科テクニックを組み合わせたアンダーブーブ豊胸です。小ぶりな胸と理想の胸の違い■アンダーブーブ豊胸の選べる2つの方法アンダーブーブ豊胸には2つの施術方法があります。ひとつは、バージスラインをくっきりさせる「スレッド法」。もうひとつは、下乳にたくさん脂肪を注入できるように、下乳の注入スペースを広げる「リゴトミー法」です。「スレッド法」は、コグ(棘)のついた医療用の溶ける糸を挿入して、注入した脂肪の重みをしっかり支え、くっきりしたバージスラインを表現することができます。一方の「リゴトミー法」は、下乳を支えている線維性物質を針で刺すことで切って緩めるという施術で、バージスラインの位置を下げることが可能です。バストトップからバージスラインまでの距離が5cm以下のケースでは、下乳に脂肪注入するスペースがほぼありませんが、位置を下げて距離を伸ばすことで下乳に十分な量の脂肪を注入でき、魅力的な膨らみをつくることができます。2つの方法をご用意することにより、もともとのバストの状態や仕上がりイメージに合わせて、より適した方法を選択することが可能です。もちろんカウンセリングではドクターがエコーも用いて診察し、ご希望を加味した形でより適した方法をご提案させていただきます。ドクターカウンセリングは無料ですので、お気軽にご相談ください。アンダーブーブ豊胸のスレッド法アンダーブーブ豊胸のリゴトミー法■51%OFFのお得なキャンペーンを実施中これまでにも多くの方からご好評いただいてきたアンダーブーブ豊胸ですが、さらに多くの方にご検討いただきやすいよう価格を改定。さらに一般価格の51%OFFで施術が受けられるお得なモニターキャンペーンもご用意しました。下乳を魅せるアンダーブーブファッションや、くっきりしたバージスラインに憧れのある方は、ぜひこの機会にご検討ください。【アンダーブーブ豊胸モニターキャンペーン概要】<モニター内容>アンダーブーブ豊胸リゴトミー法モニター:一般価格1,980,000円(2,178,000円)→モニター価格964,000円(税込 1,060,400円)アンダーブーブ豊胸スレッド法モニター :一般価格2,180,000円(2,398,000円)→モニター価格1,064,000円(税込 1,170,400円)<定員>先着5名様限定<応募条件>・原則として18歳以上の男女・施術前後に写真撮影可能な方(個人が特定できない状態でwebや資料として使用します)・施術後、アンケートにご協力いただける方(個人が特定できない状態でwebや資料として使用します)<お申込み方法>下記URLからお申込みください まずは無料ドクターカウンセリングをご希望の方はこちら 【THE CLINIC について】THE CLINICは、脂肪吸引、脂肪豊胸、脂肪注入によるエイジング治療など脂肪を活用する美容施術を提供している美容外科クリニックです。「整形美から自然美へ」をコンセプトに、人工物を使わないナチュラルな美しさを追求した治療をご提案しています。人生を美しく、より豊かにすることを目指し、美容施術を通じてゲストの皆さまがご満足いただけるよう、最適なサービスを提供いたします。【クリニック情報】THE CLINIC代表(総院長):大橋昌敬公式HP 公式Instagram 公式X(旧Twitter)豊胸 公式LINE 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年02月06日「10年ほど前、『相棒』(テレビ朝日系)で(水谷)豊と共演する機会がありました。ボクのほうが5つ年上なんだけど、豊からは『柴ちゃん』って呼ばれていてね。数十年ぶりの共演でしたが、不思議と呼吸は合わせられるんです。テンポや間の取り方は昔と変わっていても、芝居の根底にあるものは“やっぱり豊だな”って」こう語るのは、『男たちの旅路』で水谷豊と共演した柴俊夫さん。同ドラマシリーズの脚本を手掛けたのは、11月29日に死去した山田太一さんだ。「ボクが出演したのは30歳のとき。まだ若くて、渡された脚本に自分なりの解釈や、間を作ったりしたくなったのだけど、山田さんの本はリズムがあって崩すことができない。それを理解できたのは、もう少し経験を積んでからでした」主演を務めたのは、昭和を代表する銀幕スターの鶴田浩二さんだ。撮影現場に来るとプロデューサーが出迎えて、ピリピリした雰囲気になったという。「パート4まであるなか、ボクはパート2からの参加。事前にスタッフから『鶴田先生に挨拶してください』と促されて、ご挨拶に伺いました。ボクは鶴さんから目を離さずに『柴俊夫です』と挨拶すると、一言『知らねーなー』って(笑)。でも、後になってから『お前はギョロッとした目で睨みつけてきたな。忘れないよ』と笑われました」柴さんや水谷豊、桃井かおりなどは台本を持ちながら稽古に臨んでいた。「でも鶴さんは、稽古の段階でセリフが頭に入っているから本を持たない。ボクらが怒られることはありませんでしたが、申し訳ない気持ちになってしまいました」そんなスターに気軽に声をかけることはできず、撮影現場では水谷や桃井と3人で集まることが多かった。「即興芝居なんかもやって、お互い鍛えていました(笑)。たとえばかおりが女優、ボクがプロデューサー役になって、記者役の豊が新作映画出演に関してかぎまわったりするわけです」同ドラマの撮影方法も革新的だったという。「それまでのドラマはスタジオでの撮影がメーンでしたが、当時としては小型化されたカメラを採用し、大きな機材は車いすに積んで、ロケを多くしたんです」なかでも印象に残っているのは「釧路まで」の回。「約30時間かけてフェリーで移動して、極寒の中、撮影。北海道では若手3人組に五十嵐淳子ちゃんを加えた4人で、タクシーに乗って苫小牧のすし店で打ち上げしました。鶴さんは飛行機で帰りましたが、ボクらは、また30時間かけてフェリーで帰京。過酷なロケも、今となってはいい思い出です」
2023年12月17日樋口了一シンガーソングライターの樋口了一が、2023年12月9日(土)に所沢市のところざわサクラタウンのジャパンパビリオンで、30周年記念ライブ「樋口了一30th Anniversary Live〜たどり着いたらそこがスタート〜」を開催した。盟友のシンガーソングライター村上ゆき・古澤剛らと共に、デビュー曲「いまでも」や石川さゆりの35周年記念曲として書き下ろした「朝花」をセルフカバーで披露し、軽快なトークでも会場を沸かせた。他にも「1/6の夢旅人2002」や「手紙~親愛なる子供たちへ〜」、そして自身が主演を務める映画の主題歌「いまダンスをするのは誰だ?」など全18曲を披露。さらに人気テレビ番組『水曜どうでしょう』メンバーの藤村忠寿と嬉野雅道もトークで参加。大泉洋からのメッセージを紹介し、テーマ曲「1/6の夢旅人」の最新バージョン制作に言及するなど、終始笑いの絶えないトークが展開され、来場した約200人の観客と大いに盛り上がった。樋口了一は今年8月にアルバム「いまダンスをするのは誰だ?」をリリース。10月から公開されている映画「いまダンスをするのは誰だ?」で、若年性パーキンソン病と診断された主人公が人との出会いや「ダンス」を通じて自らの生き方を見つめ直していくストーリーを熱演している。自身もパーキンソン病患者である樋口が主演していることも大きな話題になり、10月から始まった同作品の上映館は現在も日本各地に広がりを見せている。樋口は「たくさんの方々に常に支えられてきた30年でした。今日もこうしてバックのメンバーやスタッフに支えられてステージに立てている」と話し、共に音楽活動を続けてきた仲間とファンに感謝の思いを伝えた。今回のライブは同時配信も行われ、12月16日までアーカイブ視聴もできる。樋口了一オフィシャルページより( )ニューアルバムいまダンスをするのは誰だ?樋口了一「いまダンスをするのは誰だ?」好評発売中TECG-251342,500円(税込)各種音楽配信サービスはこちら <収録内容>1.いまダンスをするのは誰だ?2.タコ公園3.笑う奴4.父として5.Return match6.光のランナー7.手紙〜親愛なる子供たちへ〜8.いまダンスをするのは誰だ?(Instrumental)映画「いまダンスをするのは誰だ?」●主演:樋口 了一●出演:小島 のぞみ山本 華菜乃塩谷 瞬IZAM吉満 寛人渋谷 哲平新井 康弘椿 鮒子むかい 誠一岡村 洋一森 恵美西田 聖志郎澤田 拓郎あべみほ静 恵一今安 琴奈杉本 彩●監督・脚本・原作:古新 舜(「あまのがわ」「ノー・ヴォイス」)●企画・原案:松野 幹孝公式サイト 公式twitter Twitter投稿 : 樋口了一「いまダンスをするのは誰だ?」Music Video樋口了一 / TAKUMI NOTE : RYOICHI HIGUCHI – 樋口 了一 オフィシャルサイト : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年12月11日1992年に26歳の若さで急逝した、歌手の尾崎豊さん。10代でデビューして以来、若者を中心に幅広い層から爆発的な人気を誇り、魂のこもった楽曲と歌声は社会現象を巻き起こしました。亡くなってもなお、多くの人の心と楽曲の中で生き続ける尾崎さんは、2023年12月1日でデビュー40周年。記念すべき40周年の節目を前に、株式会社ソニー・ミュージックエンタテインメントはYouTubeである企画を開始しました。40周年を記念し、尾崎豊のMVがYoutubeで公開!同年11月3日、同社はYouTubeチャンネルで、尾崎さんの代表曲である『15の夜』のMVを公開。この楽曲は尾崎さんのデビュー曲であり、自身の家出の経験を元にした楽曲です。尾崎さんは少年の複雑な想いや、青春時代の美しさを真っ直ぐに歌い上げ、多くの人の心をつかみました。公開されたMVには、大勢の観客の前でギターを抱え、高らかに歌い上げる尾崎さんの姿が映っています。「青春時代は、尾崎さんの楽曲とともにあった」という人は少なくありません。動画は公開されるやいなや、多くの人に再生され、「いつ聴いても、本当に素晴らしい歌声だ」「魂が震えた」といった声が寄せられています。同社によると、今後も尾崎さんの楽曲のMVを順次公開予定とのこと。令和の時代でも、尾崎さんの歌声はたくさんの人の心に響くことでしょう。[文・構成/grape編集部]
2023年11月04日「大学生の頃から演劇をやってきた大泉洋さんやTEAM NACSの皆さんと自分の演技を比べるのはおこがましいですが、ある意味私も仲間入りできましたかね(笑)」(樋口了一)樋口了一(右)古新舜監督(左)シンガーソングライターの樋口了一が初の主演を務めた映画「いまダンスをするのは誰だ?」の初日舞台挨拶が7日、新宿K’s cinemaにて開催され、主演の樋口了一と古新舜監督が登壇した。映画「いまダンスをするのは誰だ?」は、仕事一筋で家庭を顧みなかった主人公がある日、40代で若年性パーキンソン病と診断されたことで出会った人たちや、「ダンス」を通じて自らの生き方を見つめ直していくストーリーで、2009年に自身もパーキンソン病と診断された樋口了一が初の演技に挑戦した。映画公開の初日にあたり樋口は「これまでCDの発売日というもの数多く経験してきましたが、映画の初日というのはとても新鮮な気持ちです」とコメント。また、自身と同じパーキンソン病と診断される主人公を演じたことについて「歌も演技もどこか憑依する感じだったり、自分をさらけ出すという部分は共通しているなと思いました。長い撮影時間の中で、演技をするために(パーキンソン病の)薬を利かせている時間を調整することが大変でした」と語り、古新舜監督も「樋口さん自身の症状に無い部分の表現だったり、主人公をどう演じるかということを数多く話しながら撮影しました」と、撮影を振り返った。©2022いまダンフィルムパートナーズ樋口了一は、人気バラエティ番組の「水曜どうでしょう」のテーマソング「1/6の夢旅人2002」を歌っており、同番組の出演者とも親交があるが「大学生の頃から演劇をやってきた大泉洋さんやTEAM NACSの皆さんと自分の演技を比べるのはおこがましいですが、ある意味私も仲間入りできましたかね(笑)」と、観客の笑いを誘った。改めて今作への思いとして「私と同じ病気の方もいらっしゃいますが、そうでない方もこの映画のように人はいつでも再生することが出来ると思っています。何かの壁を乗り越えようと頑張った人のエンディングは、必ずハーピーエンドだということが伝わってくれることを願っています」と期待を込めた。■映画「いまダンスをするのは誰だ?」新宿K‘s cinemaにて公開中●主演・樋口 了一●出演・小島 のぞみ山本 華菜乃塩谷 瞬IZAM吉満 寛人渋谷 哲平新井 康弘椿 鮒子むかい 誠一岡村 洋一森 恵美西田 聖志郎澤田 拓郎あべみほ静 恵一今安 琴奈杉本 彩●監督・脚本・原作:古新 舜(「あまのがわ」「ノー・ヴォイス」)●企画・原案:松野 幹孝公式サイト ■樋口了一 デビュー30周年記念アルバム「いまダンスをするのは誰だ?」発売中TECG-251342,500円(税込)<収録内容>1.いまダンスをするのは誰だ?2.タコ公園3.笑う奴4.父として5.Return match6.光のランナー7.手紙〜親愛なる子供たちへ〜8.いまダンスをするのは誰だ?(Instrumental)各音楽配信サービスはこちら 樋口了一 / TAKUMI NOTE : RYOICHI HIGUCHI – 樋口 了一 オフィシャルサイト : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年10月07日樋口了一TV番組「水曜どうでしょう」のテーマソング『1/6の夢旅人2002』や「第51回 日本レコード大賞」優秀作品賞(2009年)を受賞した『手紙~親愛なる子供たちへ~』で知られるシンガーソングライター樋口了一の最新アルバム「いまダンスをするのは誰だ?」が本日発売を迎え、タイトルナンバーで自身初主演映画の主題歌『いまダンスをするのは誰だ?』のミュージックビデオが公開された。樋口了一「いまダンスをするのは誰だ?」Music Videoミュージックビデオは、樋口了一が初の主演俳優を務めた映画『いまダンスをするのは誰だ?』の古新舜 監督が制作。映画のシーンがふんだんに盛り込まれ、アップテンポで前向きなメッセージに溢れた作品だ。主演する樋口自身がパーキンソン病と向き合いながらも「諦めることを諦めたよ僕は今君とダンスがしたいんだ」と暗闇でモノローグを綴るシーンも印象的。若年性パーキンソン病と診断された主人公が人との出会いや「ダンス」を通じて自らの生き方を見つめ直していくストーリーとシンクロしたミュージックビデオになっている。樋口は「この曲は、80年代の空気感を孕んだものにしたいと思って作りました。僕と同世代の方にはどこか懐かしく感じられると思います。若い世代の方たちには80’の無防備で真っ直ぐなポジティビティを感じていただけたら嬉しいです。そして何より、この曲が主題歌の僕が主演する映画『いまダンスをするのは誰だ?』を是非観てください」と話した。ニューアルバムには様々な楽曲が収録されるが、2012年に発表した『了〜はじまりの風〜』以来11年ぶりの樋口了一の全てが注ぎ込まれた作品。全ての楽曲が映画「いまダンスをするのは誰だ?」と共鳴するように心に響く。「映画」に「音楽」に、そして樋口了一という人物にあらためて触れてもらいたい。樋口了一 ニューアルバム2023年8月16日 発売「いまダンスをするのは誰だ?」「いまダンスをするのは誰だ?」2023年8月16日発売TECG-251342,500円(税込)<収録内容>1.いまダンスをするのは誰だ?2.タコ公園3.笑う奴4.父として5.Return match6.光のランナー7.手紙〜親愛なる子供たちへ〜8.いまダンスをするのは誰だ?(Instrumental)各音楽配信サービスはこちら ■樋口了一 デビュー30周年記念アルバム「いまダンスをするのは誰だ?」リリース記念 インストアイベント10月7日(土)東京・タワーレコード新宿店 9F イベントスペースイベントの詳細はこちら 樋口了一 / TAKUMI NOTE : RYOICHI HIGUCHI – 樋口 了一 オフィシャルサイト : 映画「いまダンスをするのは誰だ?」「いまダンスをするのは誰だ?」10月7日(土) 新宿K‘s cinema他全国順次ロードショー●主演・樋口 了一●出演・小島 のぞみ山本 華菜乃塩谷 瞬IZAM吉満 寛人渋谷 哲平新井 康弘椿 鮒子むかい 誠一岡村 洋一森 恵美西田 聖志郎澤田 拓郎あべみほ静 恵一今安 琴奈杉本 彩●監督・脚本・原作:古新 舜(「あまのがわ」「ノー・ヴォイス」)●企画・原案:松野 幹孝©2022いまダンフィルムパートナーズ■水曜どうでしょうCARAVAN2023 9月16日(土)神奈川県・茅ヶ崎市 第一カッターきいろ公園(中央公園)9月17日(日)山梨県・身延町 身延町総合文化会館 芝生広場9月18日(月・祝)長野県・豊丘村 豊丘村役場 正面駐車場9月20日(水)富山県・小矢部市 三井アウトレットパーク北陸小矢部 P3特設会場いまダンスをするのは誰だ? | 古新舜監督の最新作・2023年秋口公開 : Twitter投稿 : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年08月16日樋口了一「水曜どうでしょう」のテーマソング「1/6の夢旅人2002」や、「第51回 日本レコード大賞」優秀作品賞(2009年)を受賞した「手紙~親愛なる子供たちへ~」で知られるシンガーソングライターの樋口了一が初の主演俳優を務めた映画『いまダンスをするのは誰だ?』(古新 舜監督)が、10月7日(土)より新宿K‘s cinema(他全国順次ロードショー)での公開が決定した。今作は、仕事一筋で家庭を顧みなかった主人公(樋口了一)がある日、40代で若年性パーキンソン病と診断されたことで出会った人たちや、「ダンス」を通じて自らの生き方を見つめ直していくストーリー。樋口自身も、「第51回 日本レコード大賞」優秀作品賞を賞した2006年頃からギターが弾きにくくなり声も出しづらくなるといった体の不調を感じ始め、その原因がパーキンソン病だと2009年診断されているが、現在も定期的にライブを行うなど、故郷の熊本を拠点に病気と闘いながら音楽活動を続けている。なお、パーキンソン病当事者が主演する映画は日本初となる。今回、自身初となる映画主演を務める樋口了一は、「難病の中年サラリーマンの、みっともなくてなりふりかまわない 真っ直ぐな気持ちを込めた人生というダンス」であるとコメント。また、樋口を役者として主演に起用した古新 舜(こにいしゅん)監督は、「生活のリアルな仕方や、仕事での苦労、自分との葛藤。パーキンソン病当事者の樋口さんだからこそ表現できる表情や心の声を臨場感あふれる演技で披露されています」と語った。樋口了一は、1993年のメジャーデビューから今年で30年という節目を迎え、現在も病気と闘いながら楽曲制作やライブ活動を継続的に行っており、来月の8月16日にはデビュー30周年を記念したニューアルバム「いまダンスをするのは誰だ?」を発売することが決定。また、9月9日より各地で開催される「どうでしょうキャラバン2023」(出演会場はHPをご確認ください)への参加も発表されている。映画『いまダンスをするのは誰だ?』映画『いまダンスをするのは誰だ?』10月7日(土) 新宿K‘s cinema他全国順次ロードショー●主演:樋口 了一●出演:小島 のぞみ山本 華菜乃塩谷 瞬IZAM吉満 寛人渋谷 哲平新井 康弘椿 鮒子むかい 誠一岡村 洋一森 恵美西田 聖志郎澤田 拓郎あべみほ静 恵一今安 琴奈杉本 彩●監督・脚本・原作:古新 舜(「あまのがわ」「ノー・ヴォイス」)●企画・原案:松野 幹孝公式サイト 公式twitter 公式FB 映画『いまダン』公式サイト 配給:アークエンタテインメント©2022いまダンフィルムパートナーズ樋口了一ニューアルバム発売決定アルバムタイトル「いまダンスをするのは誰だ?」2023年8月16日発売TECG-251342,500円(税込)<収録内容>1.いまダンスをするのは誰だ?2.タコ公園3.笑う奴4.父として5.Return match6.光のランナー7.手紙〜親愛なる子供たちへ〜8.いまダンスをするのは誰だ?(Instrumental)■樋口了一出演「どうでしょうキャラバン2023」*出演情報はHPをご確認ください 樋口了一 / LIFE and MUSIC : RYOICHI HIGUCHI – 樋口 了一 オフィシャルサイト : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年07月13日俳優の中村梅雀が主演を務める、テレビ東京のドラマシリーズ『今野敏サスペンス 機捜235』(2023年1月27日スタート 毎週金曜20:00~)が、『樋口顕』シリーズとクールを通してコラボすることが決定し、『今野敏サスペンス機捜235×強行犯係 樋口顕』と名前を変えて放送されることが16日、明らかになった。同作は警察小説の旗手・今野敏の『機捜235』を実写化した2時間ドラマシリーズで、これまでに第3弾まで放送されている。警視庁第二機動捜査隊の若手隊員・高丸卓也(平岡祐太)は、定年間際の男・縞長省一(中村梅雀)ことになりがっかりするが、思いがけない実力を秘めた縞長と共に、2人で事件を追っていくことになる。この度、“警察ミステリー界の巨匠”今野敏が手掛ける2大人気原作が、1つのドラマとなって金曜8時のドラマに登場することに。『機捜235』は月曜プレミア8でシリーズ第3弾まで放送され、主演の梅雀と共演の平岡の“機捜バディ”が好評を博し、その人気ぶりから満を持して初の連続ドラマ化となった。そして今回コラボが決定した『警視庁強行犯係 樋口顕』シリーズは、2003年のテレビドラマ化以降、シリーズ第12弾まで放送され、2021年に初の連ドラ化、今夏には同金曜8時のドラマ枠でSeason2も放送された。初回放送ではTwitterで東京地区のトレンド1位を獲得するなど、大好評を得てきたシリーズで、今回は主演の内藤剛志を始め、樋口班の 佐野岳、片山萌美、小松利昌といったおなじみの顔ぶれが集結し、機捜メンバーとの共演を果たす。初解禁となったメインビジュアルでは、大都会・東京を背景に街中を密行する縞長・高丸の機捜バディと、難事件を解決してきた樋口顕のコラボレーションを見せている。○内藤剛志 コメント・『強行犯係 樋口顕』が『機捜235』とコラボするという新たな試みですが、その話を聞いた時のご心境をお聞かせください。いよいよ来たな、というのが初めて話を伺った時の思いです。原作がどちらも今野敏先生ですし、『機捜235』で樋口の話が出てきたこともあるので、いつ『機捜235』に樋口が現れてもいいなと思っていました。楽しい現場になるだろうなと思っていたので、楽しみがまたひとつ増えるぞ、というのが一番最初の印象です。・台本を読んだ感想や、意気込みを教えてください。樋口を好きで見てくださる方も多いので、なるべく樋口のイメージを変えないように登場したいとは思いますが、今回は機捜のシマさんが主演ですので、そこにどういう風に参加していこうかな、というのは丁寧に考えたいと思っています。これまでも「記憶捜査」に出させていただいたり、他局でも自分が演じるキャラクターのまま他のドラマのワンシーンに出演する、ということはありましたが、今回のようにがっつり1クールにわたってコラボするのは初めてなので何が正解かまだわからない部分もあります。台本は「コンビ感」を強くしているイメージもあったり、一方で二人が「VS(バーサス)」に見えたり、色々な工夫がなされています。そこは監督と梅雀さんと少しずつどういうコンビにしていくのか考えながら、一番おもしろいもの、そしてできれば「見たことないわ!」「あ、こんなコンビもあるのか」という風にしていきたいと思っています。鋭意、いま頭の中で模索中です。・視聴者の皆さまへメッセージをお願いいたします。「機捜×樋口=大きい結果」になりたいので、できれば二つ並んだというだけではなくて、かけ合わせるとこんな風になるのか、というように予想不能なところにいければいいなと思っています。それぞれのファンがいらっしゃるので、そこもきちんと保ちながら、機捜ファンは樋口のほうへ、樋口のファンは機捜の方へ、という新しい流れが生まれるといいなと思います。梅雀さんとは同い年で仲良しなので、きっと良い空気感でやれると思います。そこはお客さんにも伝わると思っていますし期待してほしいです。僕たち自身も期待していますし、楽しみたいと思っています。○今野敏 コメントドラマ化はいつも楽しみにしているのですが、それがコラボとなればダブルで楽しみです。シリーズがさらなる広がりを見せてくれるでしょう。縞長と樋口警部の出会いにわくわくしています。(C)テレビ東京
2022年12月16日2022年10月31日に、惜しまれながらアイドルグループ『乃木坂46』を卒業した、樋口日奈(ひぐち・ひな)さん。卒業後は、持ち前の美貌とスタイルを生かし、モデルとしての活躍を開始しています。そんな樋口さんが、2022年11月6日にTwitterアカウントを開設したことを明らかにしました。樋口日奈です。お仕事のことや、日常の一コマを皆さんにお知らせできたらなぁと思っています今日からまた宜しくお願い致します pic.twitter.com/x9ugwYjZ3F — 樋口日奈&staff (@hina_and_staff) November 6, 2022 今後、スタッフとともにTwitterアカウントを稼働していくという、樋口さん。初投稿となる動画では、「これからお仕事のこととか、プライベートのことなどをつぶやいていきたい」とコメントしました。また、卒業セレモニーで『乃木坂46』のメンバーにもらったミカンについては、書かれたメッセージを一つひとつ読み、皮をむいて冷凍保存したことを報告。『乃木坂46』を卒業しても、樋口さんがメンバーのことを大切に想っていることが伝わりますね。Twitterアカウント開設の発表を受け、フォロワー数はまたたく間に5万人を超えるほどに!ファンから「今後も応援します!」「どんな投稿が見れるのかが楽しみ」といった声が寄せられました。今後、樋口さんはTwitterアカウントを通して、アイドル時代とはまた違った魅力を発信してくれるのでしょう![文・構成/grape編集部]
2022年11月06日アイドルグループ・乃木坂46の樋口日奈が、31日に東京国際フォーラム ホールAで開催された「樋口日奈 卒業セレモニー」で、ラストステージを飾った。2011年に乃木坂46の1期生として加入し、約11年にわたり選抜メンバーやアンダーメンバーとしてグループを牽引し続けた樋口。オーディション最終審査の映像と共に幕を開けた同イベントは、樋口がセンターを務める楽曲「My rule」からスタート。「感謝を胸に楽しみたい」と意気込みを語った樋口は、今回のセットリストを「今までの年表みたいなもの」と形容し、自身の乃木坂人生を時系列に沿って振り返るような選曲・構成で進行した。当時を振り返るVTRとメンバーとのトークを交えつつ、樋口の原点的楽曲である「左胸の勇気」で再開。続く「狼に口笛を」では5期生と共に、「やさしさとは」では、樋口が“同志”と表現する1期生の秋元真夏、齋藤飛鳥、2期生の鈴木絢音の4人で歌唱し、活動初期から苦楽を共にしてきた4人だからこその絆の深さをうかがわせた。さらに、アンダーメンバーを交えて「シークレットグラフィティー」を披露。「私に責任感を与えてくれた初センター曲」と紹介し、観客のハンドクラップのみをバックに歌い、会場の一体感を高めた。そして後半には、同じく卒業を発表している1期生・和田まあやが、出演予定はなかったがサプライズ登場し、「孤独兄弟」をパフォーマンス。曲中では、樋口が和田の優しさに触れたエピソードが初めて明かされるなど、終始笑顔と涙が入り混じったパフォーマンスで会場を感動の渦に巻き込んだ。そして、本編ラストには「これからも少しでも多くの人に元気や笑顔を与えられる、そんなきっかけの一部になれるように強く生きていきたい。最後は強い気持ち、強い意志を持ってこの大好きな乃木坂46から旅立ちたいと思います」と力強く話し、「きっかけ」で締めくくった。アンコールでは、メンバーカラーでグループカラーでもある紫色のドレスを身にまとい、「誰よりもそばにいたい」をソロ歌唱。最後に秋元からキャプテンへ、「ちまは優しさの塊みたいな人」「自分を犠牲にしてみんなを守ってきてくれたちまだから、これからはちま自身のことだけを考えて幸せになってほしい。それを約束して、次の道に進んでくれたらうれしいです。本当に11年間お疲れ様でした」と労いの言葉が贈られた。それを聞いた樋口も、「みんながいたから優しくなれたと思うし、乃木坂って本当に素敵な場所だなって、11年いても思うってすごいことだと思う。みんながいたから今の私がいます」と心の内を明かし、「乃木坂の詩」で乃木坂46での11年にわたるアイドル人生を締めくくった。最後の挨拶を終えると、客席には「ひなちま ありがとう」と記したメッセージカードを掲げるファンの姿。感極まった樋口は「幸せです。また会おうね!」と再会を約束し、万感の思いを胸にステージを後にした。
2022年11月01日31日に東京国際フォーラム ホールAで開催される、「乃木坂46 樋口日奈 卒業セレモニー」が、dTVで生配信される。同公演は、30thシングル「好きというのはロックだぜ!」の活動をもってグループからの卒業を発表している樋口のラストステージ。現役では齋藤飛鳥、和田まあやらと1期生の最年少組としてデビューし、今やグループを支える存在に成長した樋口の乃木坂46として最後のパフォーマンスとなる。また、11月5日(20:30~)にはリピート配信も決定。視聴チケットは3,000円で、販売期間は11月5日(20:30)まで。
2022年10月24日現在、新宿・紀伊國屋サザンシアターTAKASHIMAYAにて上演中のこまつ座『頭痛肩こり樋口一葉』。演出の栗山民也が初日を迎えて「もう何度も出会ってきたはずの劇が、そのたびにその時の時代の空気感で違って見えてきます」と言うように、こまつ座の旗揚げ作品として上演を重ねる本作は、いまの現代を生きる人々の目にはどう映るのか。観劇のみでも十分楽しめる本作だが、様々な視点から作品を読み解く場としてスペシャルトークショーが開催される。8月18日(木)13:00終演後は、麻上洋子名義で声優としても活躍し、現在では講談師としても活動中の一龍斎春水氏。21日(日)13:00終演後には、文芸評論家としてメディアでも活躍の明治大学文学部教授の伊藤氏貴氏が登壇予定だ。「奇跡の14カ月」といわれる短い期間に多くの名作を残した天才女流作家・樋口一葉の新たな魅力をみつける貴重な機会になるだろう。◆こまつ座『頭痛肩こり樋口一葉』スペシャルトークショー◆8月18日(木)13:00公演後一龍斎春水(麻上洋子)氏 (講談師・声優)声優として麻上洋子名義で活躍し「宇宙戦艦ヤマト」森雪役など多数。現在は講談師としても活躍半井桃水の元へ「闇桜」を届ける所から始まる「樋口一葉伝」を創作。8月21日(日)13:00公演後伊藤氏貴 氏 (明治大学文学部教授)大学で教壇に立つほかに、新聞での連載や高校生直木賞の企画など多岐に活動。「お金に嫌われた一葉でなければ、歴史に残る名作は生まれなかった」という視点から、貧困という環境ゆえに生まれた一葉の名作を読み解く。※スペシャルトークショーは、≪今こそ劇場へ行こう≫キャンペーンの一環として、開催日以外の『頭痛肩こり樋口一葉』、7月の『紙屋町さくらホテル』のチケットをお持ちの方も参加可能。
2022年08月18日24歳の若さで夭逝した明治の女流作家、樋口一葉とその家族や知人たち、6人の女性の切実な生きざまを明るく切なく描き出した井上ひさしの傑作評伝劇が再登場する。こまつ座の旗揚げ公演として1984年に初演され、幾度も再演を重ねた人気作は、2013年に栗山民也の新演出を迎えてさらにパワーアップ。栗山演出で3度目の上演となる今回は、貫地谷しほり、増子倭文江、熊谷真実、香寿たつき、瀬戸さおり、若村麻由美の、独自の個性と実力を携えた面々が結集し、あの世とこの世、その境界線の物語を鮮やかに綴る。初めて樋口一葉役に挑む貫地谷しほりと、2013年公演より一葉と心を交わす幽霊・花螢役を担っている若村麻由美に、稽古の感触、作品への思いを語ってもらった。花螢を演じるのは今回が最後・・・?――本作の上演は6年ぶり。夏子(樋口一葉)役の貫地谷さんは初参加、花螢役の若村さんは3回目の出演になりますね。貫地谷井上ひさしさんの作品はこれまでに二度やらせていただいたことがありますが、こまつ座公演は初めてです。ちょうど6年前に栗山さんと別の舞台のお仕事をしていた時に、次に演出されるこの作品のことを「面白いんだぞ〜」って自慢されていたんですよ(笑)。それに参加出来ることが本当に嬉しくて、今回はすごく楽しみにしていました。若村私は、もう一度井上ひさしさんの台詞を発することが出来る、もう一度花螢をやるチャンスが来た、うれしい!という気持ちと、正直すごく体力を必要とするので(笑)今回が最後かな、という気持ちがあります。私のお芝居経験の中では唯一と言ってもいい喜劇的な役で、とても大切にしてやってきたので、もう一度新たにチャレンジしたいなと。再演に向かうというよりは、今の自分が一から扉を開ける、そんな気持ちでやりたいなと思っています。――お稽古が始まって、あらためて感じる作品の印象や発見などはいかがですか?貫地谷本読みをやった時に、若村さんと熊谷真美さんは三度目ということで、すでに役が出来上がっている!と感じましたね。皆で読むとさらに、こんなに面白い話なんだ〜とあらためて思いましたし。若村さんがおっしゃるように、若村さんも熊谷さんも、今回初めてやるかのように真摯にトライしていらして、その姿勢がすごく素敵だなと感じました。……と同時に、身が引き締まる思いも(笑)。樋口一葉のことを調べてみると、とても貧乏で、日々の暮らしが切実に大変だったことを知りまして。面白おかしく感じられる台詞の裏にそのような生活苦があった、と栗山さんにお話を伺って、面白いけれど難しいな……というのが今の実感です。樋口一葉没後120年記念 東宝・こまつ座提携特別公演『頭痛肩こり樋口一葉』(2016年)より、前列右から)若村麻由美、永作博美、愛華みれ後列右から)熊谷真実、深谷美歩、三田和代若村おかげさまで6年も経つと、いろいろと忘れていて(笑)。そうだったっけ?みたいなことだらけで、かえってよかったなと思っています。なぞるみたいなことはしたくないし、演出家が、以前とは違う動きをつけてくださっている部分もあるので。人間の……ま、花螢は幽霊ですけど(笑)、人間の心理からの動き、生きている真実からの台詞を、栗山さんはひとり一人の役に対して細かく演出してくださいます。心から尊敬できる大好きな演出家です。樋口一葉は、タフな人じゃないと出来ない――花螢は、木村光一さん演出による1984年の初演から、長く同役を務めていらした新橋耐子さんの印象が強く、新橋さんご自身も非常にこの役を大切になさっていたと伺っています。若村さんは見事に引き継がれて、確実にご自身の花螢を息づかせていらっしゃいますね。若村新橋さんの花螢を2回拝見したことがあるんです。まさか自分にお話をいただく日がくるとは思わず大笑いして観ていましたが、のちにお話をいただいた時は本当にびっくりしましたね。まず思ったのが、あのようには出来ない!と。でもこまつ座さんからのお話では、栗山さんの演出で、メンバーも一新して新しい『頭痛肩こり〜』を作ろうとしていたけど、花螢が見つからず、ずっと上演出来なかったそうで……。貫地谷へえ〜!そうだったんですね。若村で、栗山さんが「何で思いつかなかったんだろう。いたよ、いた!」と。それで私に連絡をくださったそうなんです。その経緯を聞いて、何だかもうありがた過ぎて……。私にとっては恐ろしい挑戦でしたけれど、“いつか井上ひさしさんの作品をやらせていただきたい”と願っていたので最初にお声がけいただいたものがそういう経緯だったら、もうこれは清水の舞台から飛び降りるつもりでやらせていただくべきだ、そう思って挑みました。いざやってみたら、やっぱり役も、作品自体もものすごく手強いですね。1回目、小泉今日子さんが夏子役の時は、もう毎回必死!今日子さん始めメンバーにとても助けていただきました。2回目の永作博美さんの時は、1回目と同じメンバーの中に永作さんおひとりだけが新しく入られて、永作さんも大変タフな方で、また新しいものがそこに生まれて……。右から永作博美、若村麻由美/樋口一葉没後120年記念 東宝・こまつ座提携特別公演『頭痛肩こり樋口一葉』(2016年)より左から永作博美、若村麻由美/樋口一葉没後120年記念 東宝・こまつ座提携特別公演『頭痛肩こり樋口一葉』(2016年)より実は初回に、新橋さんがご覧になられて、楽屋に起こしになったんです。私はもう、わああ〜どうしよう!って(笑)。そうしたら「艶やかでした。お続けなさい」とおっしゃってくださって……。その時は胸がいっぱいで何も考えられなかったんですけど、続けるなかでもっと分かるものがある、という思いで言ってくださったのかなと。先輩の言葉はすごく支えになっています。それで今回です。おそらく貫地谷さんもタフな方だと思っています(笑)。樋口一葉は、タフな人じゃないと出来ないな、というのが私の勝手な印象ですね。若くして貧しい暮らしの中で、女性の自立が難しい世の中に対して、食べるため、生きるため、小説で戦いを挑んでいって……。私は夏子にしか見えない幽霊で、つねに死というものを考え続けている夏子の、心の内を引き受けている役どころでもあるので、夏子役を演じる人にものすごく愛情が湧くんです(笑)。幸せの代償として必死に生きる――おふたりともに以前にも栗山演出を経験されていますが、今、稽古場で実感されていることを教えてください。貫地谷私、栗山さんに「ちょっと一葉にしては元気過ぎるよ。やっぱり文学者なんだからね」って言われました。元気過ぎるらしいです(笑)。でもちょっとだけ入り口が見えたような気がしていますね。若村さん演じる花螢が出て来ることによって、夏子は自分の本当の気持ちを喋ることが出来るんだな、って。栗山さんのお話は、ほかの人に向けた言葉でも全部がヒントになるので、聞き逃さないようにしたいと思っています。若村若い頃から井上ひさしさんとお仕事をご一緒されていたからでしょうか、栗山さんの中に揺るぎのない作品の核があるんですよね。だから栗山さんから出て来る言葉が、すべて「そうだな!」と思えることばかりで。この舞台、演出的にすごく緻密な計算のうえに成り立っているテクニカルな作品なんです。オーケストラのスコアみたいに見えてくることもあって、音符の重なりがうまくいくと、とても心地よく観ていただける……といような感じで、ただ単に心情が描ければ伝わるというものでもなくて……。貫地谷そう、そうなんですよね〜本当に!ただ気持ちがあればいいわけじゃなく、もっと“見せる”構造になっているというか。若村たぶん演じる側の客観性ですよね。世阿弥の言うところの“離見の見”でしょうか。自分自身がやりながらも全体像が見えていて、いかにアンサンブルが上手くいっているかを理解しながら、心情に基づいて言葉を発する……熱量ですね。井上さんの作品はどれもそういう構造になっているように思います。こまつ座さんの違う作品を観に行くと、人間を深く描いた戯曲に感動するし、それを役者たちが真摯に演じていることにまた感動するんです。自分もそうありたいな、と思うんですね。貫地谷栗山さんが「井上さんは、“幸せの代償として必死に生きる”ということを書いているんだよ」とおっしゃっていて、まさに、必死に食らいついてやっていくしかないのかなと思っています。若村貫地谷さんは、もうすでに夏子、樋口一葉ですよ。今回は貫地谷さんがなさると聞いた時に、なるほど〜とすごく納得しました。楽しみですし、何の心配もない。不器用な私のほうがきっと迷惑をかけると……。貫地谷いやいや、いつもそうおっしゃいますけど(笑)、そんなこと絶対ないですよ!若村本当なんですよ〜。これまでも皆に助けられてやって来ているので、今回も早めに白状したほうがいいと思って(笑)。花螢がちょっと夏子に頼っているところがあるように、私も貫地谷さんに頼らせてもらって、すでに支えられている感がありますから。いいマスクを紹介してくれたり(笑)。貫地谷ああ〜、稽古で息が苦しくならないように(笑)。――座組の雰囲気の良さが伝わります(笑)。樋口一葉と彼女を取り巻く女性たちが懸命に生き抜くさまに、今回も存分に笑い、涙することになりそうです。今回集結した6名のキャスト。上段左から)増子倭文江、貫地谷しほり、瀬戸さおり下段左から)熊谷真実、若村麻由美、香寿たつき貫地谷今現在、本当に時代の変換期に来ていると感じるなかで、樋口一葉という人はとても早い段階で、なぜ女性は内助の功を求められるのか、なぜ男性と同等に働けないのか、といった疑問を抱いているんですね。まさに今、一葉が思い描いていた世界が開かれようとしている、その面白さも感じます。一葉は二十歳から小説を書き始めて、その時すでに一家を背負って、自分が頑張らなければ皆が死んでしまうかもしれないと思っていて。いろんな意味で死と隣り合わせな人だったんですよね。私は今年37歳になりますけど、二十歳の時なんて本当に子供だったなと。今こうして稽古を重ねて、彼女の生き様を私なりに受け止めて来ているので、明治の時代に樋口一葉はこんなことを考えていたんだ、ということを伝えられたらいいなと思っています。若村この女6人の物語には、人生で起こりうるあらゆる辛いことがたくさん詰まっているんですよね。それを笑いと涙で描けていることが、すごい。私、最後のシーンが大好きで……。貫地谷ああ〜私もです!若村毎回、ラストシーンでそれまでの苦労が報われる気がするんです(笑)。生きていくことはすごく大変だけど、よし、頑張ろう!って思わせてくれる。私たちはこうして先人から何かを受け取り、今生きていて、次の人に何かを渡していくんだなって。本当にいろいろなことを考えさせてくれる、いい作品です。最後に救われた気になるのは、やっぱり人間讃歌だからなのかなと思いますね。取材・文=上野紀子<公演情報>こまつ座第143回公演『頭痛肩こり樋口一葉』2022年8月5日(金)~2022年8月28日(日)会場:東京・紀伊國屋サザンシアターTAKASHIMAYA東京公演後、大阪、岡山、東京多摩公演あり。チケット情報:
2022年08月01日「OZAKI30 LAST STAGE 尾崎豊展」福岡実行委員会は、「OZAKI30 LAST STAGE 尾崎豊展」を、UNITEDLAB(ユナイテッドラボ:福岡市中央区大名)にて、2022年4月29日(金・祝)から5月15日(日)まで開催いたします。尾崎豊展 (C)Teruhisa Tajima,Isotope1992年4月25日。日本のロックシーンを代表するシンガーソングライター尾崎豊が26歳の若さでこの世を去りました。彼が生前に発表した作品は全部で71曲。自らの心の奥底に潜む感情や社会の矛盾などを綴った歌詞、力強さと繊細さを兼ね備えた歌声、骨太で親しみやすいサウンドメイクが多くの人々に愛され、なかでも「15の夜」、「I LOVE YOU」、「卒業」、「シェリー」といった名曲の数々は、昭和・平成・令和と3つの時代を飛び越えて歌い継がれています。尾崎とは一体どういう人間だったのか、尾崎が歩んできた26年の道のりは何だったのか、そして尾崎を失ってから人々は尾崎とどう向き合ってきたのか。「ひとつの区切り」として開催する本展は、没後30年を機に、尾崎の歩いた道、尾崎と歩いた道、これから尾崎と歩く道を見つめ直し、語り合うために企画されました。会場では生前愛用した楽器や創作ノート、学習机をはじめ、プライベート写真、レコーディング用の楽譜、ステージで使用したセットリストといった貴重な資料を多数展示。さらにライブ映像やパーソナルスタジオの再現なども加え、日本が生んだ唯一無二のシンガーソングライターの実像に迫ります。ただいま全国巡回中の本展は、東京、静岡会場での開催に続き、3か所目となる福岡会場にて、唯一無二、希代のミュージシャンが見た風景、歩んだ歴史、紡いだ言葉、名曲を生み出し、熱狂的なパフォーマンスを支えた楽器等の愛用の品々など、尾崎豊の魂とその根源に触れられる貴重な資料をご覧いただけるほか、会場となる昨年オープンしたばかりの最新ライブハウス「UNITEDLAB」(ユナイテッドラボ)だからこそ実現できる、魅せる、体感させる特別演出をお楽しみいただけます。■福岡会場みどころ1. 圧倒的な臨場感を体感できるライブステージ演出400インチLEDビジョン※画像はイメージです。実際のステージに設置された大迫力の400インチLEDビジョンで、当時の尾崎豊ステージを最前列でご体感いただけます。2. 福岡会場先行販売グッズ会場では、「CHARA FINE グラフ」や「オルゴール高級機」など、多数のオリジナルグッズを販売します。中でも注目のアイテムは、尾崎豊のアルバムのアートワークを担当してきた福岡県出身の田島照久氏が今回のためにデザインした、福岡会場より初登場の「OZAKI30 オリジナルピクチャーピック3点セット」(専用台紙付)。福岡会場から先行販売する商品など、見逃せないアイテムが満載です。CHARA FINE グラフ福岡会場先行販売「OZAKI30 オリジナルピクチャーピック3点セット」(専用台紙付)福岡会場先行販売「OZAKI30 オリジナルピクチャーピック3点セット」(専用台紙付)3. 福岡展限定記念品福岡会場では「福岡展限定ピック付き入場券」を、数量限定で販売します。福岡展オリジナルデザインのピックは、福岡会場でしか手に入れることができない記念品です。また、ご来場の皆様に「福岡展開催記念オリジナルステッカー」をプレゼントします。※「福岡展限定ピック付き入場券」は数量限定のため、無くなり次第販売を終了します。福岡展限定ピック開催記念オリジナルステッカー4. フォトスポット開設フォトスポットコーナーを開設しました。ご来場の記念にぜひ尾崎豊さんの巨大パネル前で撮影をお楽しみください。撮影用でギターもご準備しています。※展示会場内、SHOPコーナーは撮影禁止です。※フォトスポットコーナーは撮影できます。フォトスポットコーナー■展示内容と主な出展品1. 初期作品の数々を書き上げた学習机。その曲を作曲したピアノ。歌詞や日々の想いを書き溜めた多数のノート。ギター、ブルースハープ、財布や手帳といったプライベートアイテムも多数展示。「初期作品の数々を書き上げた学習机」「初期作品の数々を書き上げた学習机」「初期作品の数々を書き上げた学習机」「歌詞や日々の想いを書き溜めた多数のノート」「歌詞や日々の想いを書き溜めた多数のノート」「歌詞や日々の想いを書き溜めた多数のノート」Photo by Hiroshi Iwasaki「歌詞や日々の想いを書き溜めた多数のノート」2. 新たに、当時のレコーディングで使われた数々の資料や本人直筆の楽譜、歌詞の録音に使われた手書きメモの入った歌詞カード、ラストコンサートツアーとなったBirthツアーでステージモニターに貼られたセットリスト等も展示。最後のプライベートスタジオも再現します。「ともに闘い、パフォーマンスを支えたギター」Gibson ES-175Fender Telecaster YellowPhoto by Hiroshi IwasakiFender Telecaster YellowPhoto by Teruhisa Tajima3. 写真展示は、生きていた証しでもある「ライブ」に着目し、各コンサートツアーで記録された様々な場面を、未公開作品を含む合計100点以上の規模で余すことなく伝えます。「コンサートツアーで記録されたライブ写真」1985年 代々木オリンピックプールPhoto by Teruhisa Tajima1988年 東京ドームPhoto by Teruhisa Tajima1991年 名古屋国際会議場センチュリーホール コンサートツアーで記録されたライブ写真Photo by Teruhisa Tajima■ソニー・ミュージックより関連企画のお知らせ尾崎豊、生前最後の全国ツアー初出音源を収録したライブアルバム『LAST TOUR AROUND JAPAN YUTAKA OZAKI』好評発売中1991年に開催された、生前最後の全国ツアー『TOUR 1991 BIRTH』と、アリーナツアー『TOUR 1991 BIRTH ARENA TOUR 約束の日 THE DAY』の全56公演の中からベストテイクをセレクションしたCD2枚組。代表曲をほぼ完全網羅して収録。【初回生産限定盤】SRCL-12085~12086/5,500円(税込)[CD2枚組]※初回生産限定盤のみ、3方背スリーブ+フォトブック付豪華仕様【通常盤】SRCL-12088~12089/4,500円(税込)[CD2枚組]収録予定曲:「十七歳の地図」、「僕が僕であるために」、「卒業」、「I LOVE YOU」、「シェリー」、「15の夜」…and more!公式Twitter @official_ozaki 【展覧会開催概要】■展覧会名 :『OZAKI30 LAST STAGE 尾崎豊展』福岡会場■会期 :2022年4月29日(金・祝)~5月15日(日)■会場 :UNITEDLAB(ユナイテッドラボ)福岡市中央区大名1-3-36■開場時間 :10:00~19:00(最終入場は閉場の30分前まで)※最終日は17:00閉場■主催 :「OZAKI30 LAST STAGE 尾崎豊展」福岡実行委員会(シーズライブ/エフエム福岡)■後援 :福岡県、福岡市、CROSS FM、サガテレビ■企画制作 :「OZAKI30 LAST STAGE 尾崎豊展」実行委員会(朝日新聞社、松屋)■会場協力 :UNITEDLAB(ユナイテッドラボ)■協力 :ソニー・ミュージックレーベルズ、CCCメディアハウス、グッドグッドカンパニー■特別協力 :アイソトープ、カリントファクトリー■入場料・福岡展限定ピック付き入場券一般(大学生以上) 2,000円/中高生 1,000円/グッズ付き入場券 3,200円※福岡展限定オリジナルピック付き※数量限定の販売のため、無くなり次第通常入場券のみの販売となります。※グッズは『OZAKI30 LAST STAGE 尾崎豊展 オリジナル8cmシングルCD風アクリルスタンド』になります。・通常入場券一般(大学生以上) 2,000円/中高生 1,000円/小学生 500円/グッズ付き入場券 3,200円・音声ガイド 800円(※別途入場券が必要です)※未就学児無料。小学生以下は、保護者同伴でご入場ください。※ご来場前に必ず福岡会場公式サイトの注意事項をご確認ください。※混雑状況によっては、待ち時間や入場規制を行う場合がございます。※再入場はできません。※ベビーカーでのご入場はできません。グッズ付きチケットのグッズ『OZAKI30 LAST STAGE 尾崎豊展 オリジナル8cmシングルCD風アクリルスタンド』■チケット取扱い:3月12日(土)~5月15日(日)まで発売。チケットはローソンチケット(Lコード:88866)にて発売中・全国ローソン・ミニストップ設置のLoppi・インターネット予約: ※グッズ付きチケットのグッズは『OZAKI30 LAST STAGE 尾崎豊展 オリジナル8cmシングルCD風アクリルスタンド』になります。※グッズは引換券と交換で、会期中会場でのみお渡しします。※表示価格はすべて税込です。■会場:UNITEDLAB(ユナイテッドラボ) 福岡県福岡市中央区大名1-3-36会場アクセスはこちら 地下鉄空港線 天神駅 徒歩約11分、赤坂駅 徒歩約5分、西鉄福岡天神駅 徒歩約8分※お車でお越しの方は、近隣の駐車場をご利用ください。■公式サイト: 福岡会場公式サイト: Twitter : Facebook : Instagram : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年04月28日俳優の竹野内豊が出演する、森永乳業・PARMの新CM「食感も、結論、パルム。」編が、27日より放送される。昨年に引き続き、竹野内が敏腕部長として新CMに登場。部下が買ってきたアイスがテーブルに並べられ、社員たちが盛り上がっている中で竹野内はひとり「今日のアイスどうする問題」に直面し、PARMを食べる妄想にふける。しかしそんなことをしているうちに部下の1人がPARMを取ってしまい、竹野内は物悲しい表情を浮かべる。撮影では、監督と入念に打ち合わせを重ね、食べ方や持ち方にまでこだわっていた竹野内。撮影の合間にはアイスを剣に見立ててポーズを決めるなど、お茶目な姿も見せていた。■竹野内豊インタビュー――「この食感が、クセになる」というナレーションが入りますが、ご自身の癖になってるもの、ハマってるものは何かありますか?ちょっと前に野菜スープとかを作るのにハマった時期があって。体重を落とさなきゃいけなかったんで、一切油とかを抜いて、自分でスープを作って、クーラーボックスの中に入れて現場に持って行ってましたね。今のところコンソメ味とか、カレー味とかだから、もうちょっと色々バリエーションを増やしていきたいなと思います。あと、蕎麦もすごく好きで、意外と乾麺でも十分美味しく食べられるんですよね。ネギを刻んでささっと作って、よく食べたりしてます。――CMをご覧になる方へメッセージをお願いします。冬の寒い時期のアイスも最高ですが、これからどんどん気温が上がって暑くなっていくと、アイスが食べたくなる瞬間もあると思います。皆さまにもこのパルムならではの食感をぜひとも味わっていただきたいなと思っております。今回、パルムのパッケージもリニューアルしたのでぜひお買い求めいただき、ご覧いただければと思います。今年も、「結論、パルム。」はむっとでお願いいたします!
2022年04月26日2000年に放送を開始した、テレビドラマ『相棒』(テレビ朝日系)シリーズ。水谷豊さん演じる杉下右京の相棒を務める、冠城亘役の反町隆史さんは、2015年10月放送の『season14』第1話で初登場しました。約7年間、水谷さんの相棒を務めた反町さんは、2022年3月をもって『相棒』シリーズを卒業します。反町隆史のクランクアップ!水谷豊と力強いハグ2022年3月16日、『相棒』のTwitterアカウントが、水谷さんと反町さんのツーショットを投稿。反町さんがすべてのシーンを撮り終え、クランクアップを迎えたことをファンへ報告しました。ラストシーン撮影後、2人は力強いハグを交わしたようです。【 #相棒 クランクアップ✨】 #反町隆史 さん卒業「今日ほど水谷さんの顔を 見られなかった日はありません」7年という長きにわたり右京と共に数々の事件に挑んだ亘。彼のラストエピソードでありseason20の最終回SP前篇『冠城亘最後の事件』が今夜、幕を開ける。 #aibou #冠城亘ありがとう pic.twitter.com/CrJapHYHuc — 相棒 (@AibouNow) March 15, 2022 また、ラストシーン撮影後には、反町さんのクランクアップを祝うセレモニーが開催されました。セレモニーで、反町さんは『相棒』への想いをこのように語っています。その後、開催されたセレモニーで仲間からはなむけの言葉をもらった反町は「今日は“ついにこの日が来たな“という気持ちで朝を迎えました。最初の1年目は無我夢中でした。2年目も夢中でした。3年目、少し慣れてきました。そして4年目、5年目と続く中、皆さんと一緒に長くあり続ける冠城亘でいたいなと思うようになり、僕の中で“歴代最多出演の相棒”をひとつの目標としてやってきました」と目に光るものを浮かべてあいさつ。「冠城亘として立っていることが精一杯だった日もありましたが、水谷さんとたくさんの犯人と向き合い、たくさんの過酷な撮影に取り組み、7年間、無事完走できたことを本当にうれしく思っています。ただ、今日ほど水谷さんの顔を見られなかった日はありません。来シーズンから新しい相棒、そして新しい世界が広がる作品を一視聴者として応援していきたいと思います」と相棒チームに感謝した。サンケイスポーツーより引用また、水谷さんは、反町さんへ7年間の感謝を、途中、声を詰まらせながら伝えたそうです。セレモニー中、反町を隣で見守っていた水谷は「毎年7カ月間、日々撮影に向かうのはとても過酷。いろいろな気持ちを乗り越えて7年間、相棒として横にいてくれたソリに感謝しています」と愛称で呼び、途中で声を詰まらせる場面も。卒業という決断を下した後輩に「人間は岐路に立たされることがあります。『相棒』に残るか、卒業するか…。僕はどちらの道を選んでも俳優として理解できるし、人としてその道を尊重できると思っていました。それはやはりこれだけ長く一緒にやって来たことへの信頼と友情があるからこそです。その思いをこめて、ソリ、本当にありがとう」と愛情たっぷりのエールを送った。最後に2人は再度がっちりと握手を交わしていた。サンケイスポーツーより引用反町さんが無事、クランクアップを迎えたことに「ありがとう」「泣いてしまう」などの声が上がっています。・とうとう最後…。早いよ!7年間、毎回楽しみにしていました。大好きです、本当にありがとう!・写真を見て、涙がこぼれました。お互いに信頼し合っていたことがすごく伝わってきます。・クランクアップおめでとう!卒業はさびしいけど、これも反町さんが選択したことなんだよね。これからも応援しています。・7年間あっという間でしたね。最後まで、ファンとして見届けます。最終回、きっと泣いてしまうだろうな。『相棒 Season20』は、2022年3月16日に、最終回スペシャル前篇『冠城亘最後の事件―仇敵』が放送。同月23日に最終回を迎えます。反町さんが演じる冠城亘を、最後まで見届けたいですね![文・構成/grape編集部]
2022年03月16日劇団こまつ座作品のなかでも、長年にわたり人気を博している名作『頭痛肩こり樋口一葉』が2022年8月5日(金)より東京・紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYAで上演される。作家・劇作家の井上ひさしが座付作家として立ち上げ、『父と暮せば』『母と暮せば』『木の上の軍隊』のこまつ座「戦後 命の三部作」と言われる作品など井上ひさしに関係する舞台を専門に作り続けているこまつ座。本作は劇団の旗揚げ公演のために井上ひさしが書き上げ1984年に初演され、音楽劇としての魅力と女性6人の人生模様の切実さが観客の共感を呼んだ。22歳の若さで、自分自身に「法通妙心信女」という戒名をつけていた樋口一葉。井上ひさしは、この事実にこそ一葉の文学を解読する鍵があると次のように語っている。「あなた(樋口一葉)は生きながら死んでいたのですね。だからこそこの世がよく見えたのでしょう。つまり月はこの世とあの世の通い路。彼岸と此岸を連結する穴。その穴からあなたはこの現世を観察していたのです」。井上ひさしはこの“戒名事件”を劇の原動力として作品を書き上げたという。この「死」から「生」を見つめる物語を、前回、その存在感で舞台を彩った若村麻由美、熊谷真実のほか、新たに樋口一葉役にこまつ座初出演となる貫地谷しほりが決定。さらに、増子倭文江、香寿たつき、瀬戸さおりを迎え、栗山民也の演出で、樋口一葉生誕150周年となる2022年、6年ぶりの再演となる。「にごりえ」「たけくらべ」など樋口一葉の作品が全編に散りばめられる中で展開される、樋口一葉(夏子)と幽霊・花螢のユーモラスな交友、そしてたくましく生きる明治の女性たちの姿を主軸に描かれる、井上ひさし版樋口一葉像。近代化を推し進めたしわ寄せが女性にのしかかっていた明治時代に、筆の力をもって社会に挑んだ一葉から、頑張るすべての人へエールをおくる。東京公演終了後、9月には大阪、岡山と各地での上演も決定している。<キャスト&スタッフコメント>【栗山民也(演出)】また、会える私ごとですが、いろんな作品でいろんな稽古場に通い詰めていると、その作品ごとにいろんな時代や世界との、ワクワクする出会いが必ずあります。その熱い好奇心のために、ついつい多忙な毎日になってしまうのです。この作品の3度目の上演が今回決まった時一番に思ったことは、またあの人達に会うことができるということでした。そして決まったようにどこからかあの子供たちの無邪気な盆唄が聞こえ、屈託のない女たちのおしゃべりが賑やかに響いてくるのです。一つの家の皆の思いの積もった場所に、生者も死者も集い、しばしの時間をくつろぐ。こんな日本の大事な習慣に習い、わたしも亡くした大切な人とともに、この劇の鎮魂の時間を過ごそうと思っています。この劇はめちゃくちゃ面白いとともに、誰もが忘れてしまったいくつもの大事な記憶に必ず気づかされます。新しいメンバーが加わりました。また違った色彩と温度の新たな劇になるでしょう。皆で必死に探します。【樋口夏子(一葉)役:貫地谷しほり】今回このお話をいただいて嬉しくて飛び上がりました。何故なら以前演出家の栗山さんの別の舞台に出演していた時に「次は何をやられるんですか?」とお聞きしたら「頭痛肩こり樋口一葉だよ。面白いよ〜」と。「良いなぁ」と羨ましがったのが7年前。覚えていてくださったのかどうなのかは分かりませんが、また栗山さんの演出を受ける機会を頂けたこと、そして井上ひさしさんの世界に入っていけること、素晴らしい先輩方と同じ時間を過ごせることに今からワクワクが止まりません。井上ひさしさんの作品は『泣き虫なまいき石川啄木』『もとの黙阿弥』以来3度目になります。井上作品を愛している栗山さんの演出に食らいついて、精一杯生きたいと思います!【樋口多喜役:増子倭文江】2012年『闇に咲く花』から10年。本当に久しぶりにこまつ座の舞台に立ちます。『頭痛肩こり樋口一葉』は私の憧れの芝居。こまつ座の旗揚げ作品だし何度も何度も再演されて来た名作です。お話を頂いた瞬間シュッと背筋が伸びましたし嬉しかったです。女性だけの芝居ですが出て来る女たちがまあ逞しくて陽気。貧しいし不幸だし複雑な因縁に絡まれながら生きてるのになぜか明るいし面白い。死んでもなぜか生命力に溢れてる。やっぱり女って強いんだなぁってつくづく思います。井上先生の台詞はプレッシャーではありますがなにやら楽しげな共演者の方々。今からワクワクしています。【中野八重役:熊谷真実】まさか、また演じることができるなんて思っていませんでした。八重という役は一葉の同級生で、一時は幸せな結婚をしたにもかかわらず、冷たい夫の仕打ちで、最後は女郎に身を貶すという役柄です。最初台本をいただいた時、この大役をこなせるか不安でした、八重さんの台詞には樋口一葉さんの小説の中の主人公のセリフがたくさん出てきます。樋口一葉が描いた小説の中の主人公を繋ぎ合わせたかのような人物が八重さんなんですね。その重責。笑今回また八重さんと向き合えるなんて。栗山さんに沢山ダメ出ししていただきます。出演者の皆様も若村さん以外初めての方ばかり。きっと素晴らしい舞台になる事間違いありません、今から楽しみです!乞うご期待!【稲葉鑛役: 香寿たつき】こまつ座井上ひさし先生の作品に出演させて頂けます事、本当に念願が叶い嬉しさでいっぱいです。『頭痛肩こり樋口一葉』この作品が、こまつ座さんの旗揚げ作品だったと言う事、恥ずかしながら初めて知りました。そんな記念作品に、稲葉鑛という素敵な女性の役を演じさせて頂ける事、本当に幸せです。又、栗山民也さんの演出を受けさせて頂ける事、どんな魔法をかけてくださり、明治時代を力強く生き抜いた女性に、自分自身がどう変われるのか、とっても楽しみです。他の出演者の方々と一丸となって、観に来てくださる方々の期待に応えられるよう精一杯がんばります。どうぞよろしくお願い致します。【樋口邦子役:瀬戸さおり】今回『頭痛肩こり樋口一葉』に出演させていただけますこと、心から感謝しております。2020年『きらめく星座』で初めて井上ひさし先生の作品に出演させていただき、奇跡のような日々を皆さんと過ごし、また井上先生の描く人物を演じたい!と願っていたので、本当にうれしく思っております。『頭痛肩こり樋口一葉』はこまつ座さんの旗揚げ公演でもあり、今も皆さまに愛され続けている作品です。これまでこまつ座さんが大切に作り上げてきたこの作品を、尊敬する栗山民也さんを始め、魅力的なキャストの皆さん、スタッフの方々と、丁寧に作っていけたらと思っています。【花螢役:若村麻由美】天才 井上ひさしさんが生んだ、一葉の死想が引き寄せた幽霊「花螢」は、喜劇性もある難しい役です。生前の恨みを晴らそうと恨みの元を辿るうち、恨みの連鎖を断ち切る境地に至る。栗山民也さんが初演出の時「幽霊らしくない、生き生きとした幽霊を」と仰った通り、お人好しで早合点で縦横無尽に走り巡る演出は、これまでで一番体力的にハードな作品となりました。観た方から仕掛けはどうなってるの?とよく聞かれましたが、何もありません。全て自力!大好きな役ではありますが今回が最後かも…と覚悟して努めます。劇中歌もつい歌いたくなる名曲ばかり 。大好きなラストシーンは、明るくあたたかく笑いと涙で今を生きる人を励ましてくれます。魅力いっぱいの名作に三度も参加させていただけることをとても幸せに思います。公演概要こまつ座第143 回公演『頭痛肩こり樋口一葉 』作:井上ひさし演出:栗山民也【東京公演】2022年8月5日(金)~2022年8月28日(日) 紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA【全国公演】2022年9月2日(金)~11日(日) 大阪・新歌舞伎座2022年9月1日(火)岡山・津山文化センターチケットに関するお問い合せこまつ座TEL03-3862-5941
2022年02月22日中島健人“宗介”のフラッシュバック演技に「迫真!!」など賞賛の声集まる、赤楚衛二“樋口”との長時間ハグも話題…「彼女はキレイだった」3話「Sexy Zone」中島健人と小芝風花が初共演、W主演を務める「彼女はキレイだった」の3話が7月20日オンエア。中島さん演じる宗介と赤楚衛二演じる樋口との“長時間ハグ”が話題となるなか、パニックになる宗介を演じた中島さんの演技にも賞賛が集まっている。パク・ソジュン主演で話題となった韓国の大ヒットドラマ「彼女はキレイだった」をリメイク。子どもの頃の初恋相手と再会。でも冴えない太っちょの少年だった彼は最恐毒舌エリートに“大変身”。一方、子どもの頃は優等生美少女だったヒロインは今や“残念女子”で…2人の“すれ違う初恋”の行方を描く胸キュンラブストーリーとなる本作。子どもの頃に愛に救われ、今では世界30か国で発売されるファッション誌「ザ・モスト」日本版の副編集長兼クリエイティブディレクターへと成長した長谷部宗介に中島さん。子どもの頃は優秀な少女だったが、成長とともに自分に自信をなくしてしまった佐藤愛に小芝さん。「ザ・モスト」編集部で働くことになった愛を助け、支えていく編集部員の樋口拓也に赤楚さん。宗介には愛だと思われている桐山梨沙には佐久間由衣。「ザ・モスト」編集部員の里中純一に高橋優斗(HiHi Jets/ジャニーズJr.)、同じく編集部員の須田絵里花に宇垣美里。創刊から編集に携わってきた岡島唯子に片瀬那奈。「ザ・モスト」編集長の池沢蘭子にLiLiCoといったキャストが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。宗介が一流デザイナーとのコラボ企画を成立させ、編集部のメンバーはお祝いを兼ね焼肉へ行くことに。しかし食事会でアルコールが苦手な宗介が倒れてしまう。倒れた宗介を自宅まで送った愛は部屋に2人の思い出のパズルが飾ってあるのを見つける。そのパズルは1つだけピースが欠けていて、欠けたピースは愛が持っていたのだが、愛はそのピースを編集部のデスクの下に落としてしまう…というのが今回のストーリー。ピースを拾おうとする愛だが、よりにもよってピースが宗介の足元へ。愛の様子に気づいた赤楚は宗介をハグし続けて、ピースの存在を気づかれないようにフォローする…宗介と赤楚の“長時間ハグ”に「中島健人と赤楚衛二が10秒以上に渡っての濃厚なハグかましてた」「赤楚くんとの抱擁シーンでテンションぶち上がった」などの反応が。一方、樋口と知り合いになった梨沙は、宗介への想いを断ち切るため樋口に婚約者のふりをして宗介と会ってもらうよう頼む。しかし梨沙に会いに行く途中、交通事故現場を目撃した宗介は幼少期の記憶がフラッシュバックしてしまう。うずくまって震える宗介に気づき駆け寄って「大丈夫」と繰り返す愛に、子ども時代を思い出した宗介は思わず「愛…」とつぶやく。「雨の中で膝から崩れ落ちるシーンは迫真!!感情移入して泣けた」「雨でパニックになる宗介さんの演技最高やったよね?」「雨の中濡れてしゃがみこんでるところの演技がほんっっとに上手だっ」「愛ちゃんに子猫のような声で愛……って言うシーンが頭の中でエンドレスに流れてる」など、事故の記憶でパニックになる宗介を演じる中島さんの演技にも賞賛の声が上がっている。(笠緒)
2021年07月21日20代後半、芝居の稽古中に松重豊さんはある演出家から「色気のカケラもない」とダメ出しされた経験があるという。それ以降、「色気なんてなくてもいいやと思ってやってきました」と話す。「日常の中で自分自身に有機肥料を与えて育てていかなきゃ」「色気のことはよくわからないけれど、努力して身に付くものじゃないと思うんです。ただ、年齢を重ねるとともに、身につけるものとか関わる人、仕事に関しても、どんなものが自分に合うのかというのがわかってきますよね。肌に合わない人だなとか、作品だなと思ったら近づかないようになるし。そうして自分が常に居心地のいい空間にいることができるようになると、自然と気持ちに余裕が生まれる。もしかしたらそれが、はたからは大人の安心感みたいなものに感じられるのかもしれませんね」だからこそ日頃から意識しているのは「体が求めるものに正直にいたい」ということ。「寝たい時には寝る、お腹がすいたら自分の体が欲しているものを食べる。ただ、もう暴飲暴食する歳じゃないんで、この季節だから菜の花が食べたいなと思ったら、どこでどういう形で口にするのが一番幸せかを考えます。そうやって、日常の中で自分自身に有機肥料を与えて育てていかなきゃいけないと思うんです。とくに、スクリーンや舞台という場は、役者をはじめとして届けている人自身が作品にモロに出てくるものなので、やっぱり素材は磨いておかないとと思うんですよね」そう言いながら、「いまだに、お店で出されたものに、なんでもソースをかけたくなっちゃうんです。海外に行ってもソースやマヨネーズの味を欲してしまう自分は子供だなと思います」なんて告白も。理知的でありながら、どこかユーモアを感じさせる。俳優として人として譲れないものを伺うと、「逆に、どんな場面でもこれは譲れないということは作らないようにしている」との返答が。「ただ、できるものはできるし、できないものはできない。そこはもう正直にいます。無理はしないようにしているんです(笑)」まつしげ・ゆたか1963年生まれ、福岡県出身。4月開始のドラマ『今ここにある危機とぼくの好感度について』(NHK)に出演。今春、久米繊維とのコラボTシャツ〈mattige〉も発表。ジャケット¥44,000パンツ¥33,000(共にENGINEERD GARMENTS TEL:03・6419・1798)シャツ¥33,000(suzuki takayuki TEL:03・5846・9114)メガネ 参考商品(武田メガネ/武田メガネ 天神中央店 TEL:092・715・1188)サンダルはスタイリスト私物※『anan』2021年3月31日号より。写真・笠井爾示(KATT)スタイリスト・増井芳江ヘア&メイク・林 裕子取材、文・望月リサ撮影協力・AWABEES(by anan編集部)
2021年03月28日最新の豊胸術を独自開発株式会社インフィールの運営するクリニックビューティー恵比寿では、豊胸に特化した美容医療を受けることができる。同医院の院長である山川氏は、メスを使わず注射のみで行う「脂肪再生豊胸」を独自に開発した。既に、日本での特許に続き米国での特許取得が完了している。これまでの豊胸術は、安全性や術後の経過への不安から、豊胸に踏み切ることのできない女性も多かった。「脂肪再生豊胸」はバストに対してコンプレックスを抱える女性にとって、救世主となる次世代の豊胸術となるだろう。無料カウンセリング&モニター価格も新技術として注目される「脂肪再生豊胸」は、は脂肪再生豊胸溶液を注入することで、自身の脂肪細胞を活性化させる豊胸術だ。これまでの豊胸術には、シリコンバッグ、ヒアルロン酸、脂肪注入などがあったが、「脂肪再生豊胸」は体内の脂肪組織を増やす施術により、自然なバストを生み出すことに成功した。切開しないため術後の痛みへの不安がなく豊胸を受けることができ、10分という短時間で、体への負担も少ないことが特徴だ。現在、同医院ではモニター価格を設定し、無料のカウンセリングを行っている。施術方法への不安から、これまで豊胸を諦めていた人も、是非一度チェックしてみてほしい。
2021年02月22日朝方に氷点下を記録した東京。日は昇りきったとはいえ、寒風は厳しかったが、英国紳士然とたたずんでいたのは水谷豊(68)。本誌が新宿で『相棒 season19』(テレビ朝日系)のロケを目撃したのは1月中旬のことだった。「この日は屋外でのロケが続きましたが、水谷さんも反町さんも寒そうなそぶりすら見せませんでした。監督やスタッフとの打ち合わせは入念だったものの、撮影本番となると、ほとんどが一発OK。さすがの集中力です」(ドラマ制作関係者)すでに20周年を迎えている『相棒』の視聴率は好調を続けている。その人気を支えているのは水谷の作品作りに対するストイックな姿勢だという。「プライベートでも体幹を鍛えるためのトレーニングを続けているそうですし、主人公である杉下右京警部の若々しさを保つために、奥さんから“美顔器”を薦められれば、すぐに取り入れる柔軟性ももっています」(映像関係者)水谷の“美容アドバイザー”でもある妻・伊藤蘭(66)は、1月13日に66歳の誕生日を迎えた。水谷一家の知人は言う。「当日は水谷さん、蘭さん、そして一人娘で女優の趣里さん(30)のスケジュールもあったので、久しぶりに食事に出かけたと聞いています。蘭さんはイタリアンがお好きなのですが、その日は和食店で、鍋料理を一家水入らずで楽しんだそうです。水谷さんも上機嫌で、“今後やりたいこと”などについて語っていたとか」すでに“大御所俳優”である水谷が目指しているのは……。「水谷さんは、俳優としても監督としても実績を積み上げ続けているクリント・イーストウッド(90)に、強く影響を受けています。“お気に入り映画”として、イーストウッドが87歳のときに監督した作品『15時17分、パリ行き』を挙げていたこともありました。最近では『もっと演出の腕も磨きたい』と言っており、イーストウッドのように“俳優兼監督としてずっと活動を続けていくこと”が目指している理想なのだそうです。すでに2本、監督作品もありますが、今後も挑戦していくのだと思います」(前出・映像関係者)C・イーストウッドを目指すとなると90歳まで現役ということになる。「水谷さんは『オファーがある限り、俳優も続けていきたい』と言っていますからね。“90歳で杉下右京”ということもありえます。蘭さんの誕生会では、そんな話もしたことでしょう」(前出・知人)伊藤蘭、趣里という強力応援団がついている限り、“90歳まで右京”も夢ではないかも。「女性自身」2021年2月9日号 掲載
2021年01月29日庵野秀明×樋口真嗣のタッグで製作される映画『シン・ウルトラマン』の特報映像と特別ビジュアルが公開された。昭和41年(1966年)の放送開始以来、海外でも100を超える地域で放送され、今なお根強い人気を誇る日本を代表するヒーロー“ウルトラマン”がウルトラマン55周年記念作品『シン・ウルトラマン』として映画化。本作の企画・脚本を務めるのは、自身もウルトラマンシリーズのファンであることを公言する庵野秀明。監督は、『新世紀エヴァンゲリオン』をはじめ、数々の傑作を庵野と共に世に送り出してきた盟友・樋口真嗣。キャストには、主人公の【ウルトラマンになる男】には、『シン・ゴジラ』で僅かな出演ながら強烈な存在感を残し、『昼顔』『『麻雀放浪記2020』『8日で死んだ怪獣の12日の物語』など、正統派から怪役まで様々なキャラクターを演じ分ける斎藤工。主人公の相棒役に映画『マスカレード・ホテル』『コンフィデンスマンJP』と美しさ、華やかさ、そして演技力を兼ね備えた女優・長澤まさみ。そして、「MOZU」シリーズ、映画『散り椿』、『空母いぶき』など幅広い役柄を演じ切り、人気実力ともに日本映画界を代表する俳優・西島秀俊が重要な役どころを演じる。また、斎藤、長澤、西島と同じく、様々な脅威に立ち向かうメンバーの一員として、Hey! Say! JUMPの一員で、バラエティ・ドラマ・映画と多方面に活躍、映画『劇場版コード・ブルー—ドクターヘリ緊急救命―』での熱演が記憶に新しい有岡大貴、ドラマ『ラーメン大好き小泉さん』、映画『百瀬、こっちを向いて。』等数々の出演作でその独特の存在感を放つ早見あかり、舞台・テレビドラマ・映画とあらゆるジャンルで活躍する日本を代表する実力派俳優・田中哲司。その他、物語の鍵を握る役どころで、山本耕史、岩松了、嶋田久作、益岡徹、長塚圭史、山崎一、和田聰宏といった演技派・個性派キャストが総出演する。公開された特報映像では、巨大な生物が地球上に登場し、その危機に対応する緊迫した人類の状況が、登場人物たちの表情や行動で明らかに。そして、映像の最後には、ゆっくりと立ち上がるウルトラマンの姿も映し出されている。さらに、本作の特別ビジュアルが公開。ひとつ目のビジュアルには、謎めいた3点のアイテムが並び、その中央には「そんなに人間が好きになったのか、ウルトラマン。」という意味深な言葉が。ふたつ目のビジュアルでは、鬼気迫る目元がクローズアップされた斎藤、長澤、西島、有岡、早見の視線が何かを見据えている。新たに、映画公式Twitter【 @shin_ultraman() 】も開設となり、様々な言葉の意味を持ちうる「シン」の言葉を冠にした新たなプロジェクトが、ついに本格始動となる。『シン・ウルトラマン』2021年初夏公開
2021年01月29日『成井豊と梅棒のマリアージュ』の【plat d’ 梅棒】バージョンが12月22日に開幕、それに先駆け公開ゲネプロが行われた。演劇集団「キャラメルボックス」の成井豊が手掛ける【plat de 成井豊】と、ダンスエンタテインメント集団「梅棒」による【plat d’ 梅棒】という2バージョンが上演される本作。12月17日に開幕した【plat de 成井豊】に続き開幕した【plat d’ 梅棒】は4本のオムニバスとなっており、台詞を使わずダンスとヒットソングで物語を表現する梅棒お馴染みのスタイルの作品『BBW~ビッグ・ビューティフル・ウーマン~』『Y』『End ofF Story』、成井が作・演出を手掛けたストレートプレイ『CROSSROADS』が上演される。『CROSSROADS』以外の作品を演出するのは梅棒の遠山晶司。これまで梅棒作品は伊藤今人が総合演出を務めてきたため、一味違う「梅棒」が味わえる。なお、『Y』『End ofF Story』『CROSSROADS』は新作。1作目に上演される『BBW』は、恋をした女の子がきれいになりたくてダイエットに奮闘する物語。主人公の女の子をキャラメルボックスの筒井俊作が演じており、冒頭から、梅棒×キャラメルボックスの“マリアージュ”が楽しい。事前の稽古場取材では、普段はストレートプレイを行うキャラメルボックスの面々が「梅棒のダンスと格闘中」と明かしていたが、“梅棒節”とも言えるオーバー目な芝居と、キャラメルボックスならではの表現力が相まって、より豊かな世界が広がっているのを感じる。【plat de 成井豊】で主人公を演じた原田樹里が謎の役柄でちょこちょこと登場したり、同じくまっすぐな青年を演じた梅棒の野田裕貴が焼きそばを持って踊っているなど、2バージョン間のギャップも楽しい。2作目『Y』はなんと任侠もの。池田遼(「[少年王者舘/おしゃれ紳士」)が演じる女性と、梅棒の桜井竜彦が演じる男性を軸に、普段の梅棒のイメージとは一線を画す大人の世界が描かれる。3作目『CROSSROADS』は成井ならではのSFもの。普段は台詞を使わない梅棒メンバー(+正安寺悠㐀(DACTparty))が台詞を喋り合う姿は新鮮で、「こんな声だったのか」と感じるメンバーもいるほど。成井のストーリーは温かく、たった20分とは思えない時間が広がる。ラストの『End ofF Story』は、遠山が「生まれ変わっても会いたい人」というテーマで描いたという作品。キャラメルボックス阿部丈二が演じる老人の物語で、これまでの作品とも繋がっているようだ。その予感は、言葉を使わないからこそ広がる、梅棒ならではの表現となった。ぜひ両方堪能してほしい『成井豊と梅棒のマリアージュ』は12月27日(日)まで、東京・サンシャイン劇場にて上演。文:中川實穂
2020年12月25日『成井豊と梅棒のマリアージュ』の【plat de 成井豊】バージョンが12月17日に開幕、それに先駆け公開ゲネプロと囲み取材が行われ、取材には、作・演出を手掛ける成井、出演者の原田樹里、阿部丈二、野田裕貴、遠⼭晶司、天野⼀輝が出席した。演劇集団「キャラメルボックス」の成井豊が手掛ける【plat de 成井豊】と、ダンスエンタテインメント集団「梅棒」による【plat d’ 梅棒】という2バージョンが上演される本作。【plat de 成井豊】で上演される『彼女の空に雪が降るまで』は、約15分×7作の短編連作集で、キャラメルボックスの原田樹里が演じる主人公・雪の人生を軸に物語を描く。7作中6作が二人芝居となっている。自身にとって約2年ぶりのオリジナル新作の上演に際して成井は「かなりドキドキしています。自信はあるんですよ。リハーサルを見ても非常に面白くて、『いけるな』って自分では思ってるんです。でもこればっかりは蓋を開けてみないとわからないから。何歳になっても安心して初日は迎えられないですね。とにかく今は、お客様がすごく喜んでくれるんじゃないかっていう期待感と、若干の不安があります」とコメント。その全7作について、キャスト陣に1作だけオススメを選んで紹介してもらうと、それぞれ悩みつつも、阿部と原田は3作目『最後の春休み』。高校卒業後の春休みの出来事を描く本作を「今の(大人になった)自分では絶対味わうことのできない時間が流れているのが好きです」(阿部)「役者としても人としても愛嬌のあるおふたりが出ている。懐かしくて、切ないけどかわいい。ずっとニコニコしてお稽古を見ていました」(原田)。野田は6作目『花束』。「全作そうですが、この作品が特にキャラメルボックス感を感じます。呼応していくリズムや掛け合いに、ぐいぐい引き込まれます」。天野は最後の『最後の最後の1秒まで』。「それまでの一作一作が繋いできた力だったりとか、みんなの想いみたいなものをひとつにしてくれている感じがして、グッときます」。遠山は5作目『やっと君に追いついた』。「なんせ梅棒のメンバーがわちゃわちゃ出てくるので!キャラメルの皆さんと一緒につくっている感覚になれます」とそれぞれ語った。キャスト以外にも、オープニングダンスや、劇中のとあるシーンは梅棒が演出を手掛けるなど、新鮮な“マリアージュ”が堪能できる本作をぜひ劇場で楽しんで。【plat de 成井豊】バージョンは現在上演中。【plat d’ 梅棒】バージョンも12月22日(火)に開幕し、共に12月27日(日)まで、東京・サンシャイン劇場にて上演。文:中川實穂
2020年12月21日『成井豊と梅棒のマリアージュ』が、12月17日(木)に東京・サンシャイン劇場で開幕する。演劇集団「キャラメルボックス」の成井豊が手掛ける【plat de 成井豊】バージョンと、台詞を使わずダンスでストーリーを表現するダンスエンターテインメント集団「梅棒」による【plat d’ 梅棒】という2バージョンが上演される本作で、一足先に開幕を迎える【plat de 成井豊】の通し稽古を取材した。【plat de 成井豊】で上演される『彼女の空に雪が降るまで』は、成井にとって約2年ぶりのオリジナル新作で初の連作短編集。約15分×7作のストーリーで、「キャラメルボックス」原田樹里が演じる主人公・雪の人生を軸にした7つの出来事を描く。6作が二人芝居となり、原田×野田裕貴、筒井俊作×林貴⼦や、野田×石森美咲、原田×鍛治本⼤樹、阿部丈二×森めぐみと、組み合わせはさまざま。複数人が登場する1作には、「梅棒」の伊藤今⼈、遠⼭晶司、天野⼀輝、櫻井⻯彦も出演し、コラボレーション企画ならではの座組となっている。全編、15分間の出来事を15分間で描くという作品。セット転換はなく、小道具すらあまり出てこないシンプルな舞台なのだが、雪の両親の姿、雪の高校時代、20代の出来事など、その一作一作が「これで15分!」と驚くほど奥深く、豊かに描かれる。雪の父と母の最後の15分間は一組の夫婦の馴れ初めや今ある愛情が笑いも交えながら描かれ、雪と雪に恋をする和彦(野田)が出会う15分間の会話は「これは運命だ」と観客に予感させる何かがしっかりと伝わってきて、一作、一作、と進むにつれそのすべてが花束のように重なっていく。成井ならではの温かな世界観、「キャラメルボックス」ならではの全身から物語が届く芝居、さらに今回は「梅棒」らしいノンバーバルな芝居シーンも組み込まれ、「観たかったキャラメルボックス」、「観たことのないキャラメルボックス」、さらに「思わぬキャラメルボックス×梅棒」まで加わって、最高の“マリアージュ”が生まれていた。全編で使用される「SPIRAL LIFE」の楽曲も印象的。オープニングダンスは『ANOTHER DAY, ANOTHER NIGHT』に「梅棒」が振付し、成井の世界観を彩るダンスが披露されたが、「SPIRAL LIFE」ファンにも観てもらいたい心震えるダンスだ。一作目の『ラスト・フィフティーン・ミニッツ』は、「キャラメルボックス」や「梅棒」が出演したMrs. fictions『15 Minutes Made Anniversary』(’17/6団体が15分の作品を上演した企画公演)で上演された作品。当時の公演を観た人もぜひ注目を。【plat de 成井豊】バージョンは12月17日(木)から、【plat d’ 梅棒】バージョンは12月22日(火)から、共に12月27日(日)までサンシャイン劇場にて上演。12月17日(木)19:00公演はPIA LIVE STREAMでのライブ配信もあり。文:中川實穂
2020年12月17日